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平成23年度新規/拡充研究開発プロジェクト(案)概要

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平成23年度新規/拡充研究開発プロジェクト(案)概要
平成23年度新規/拡充研究開発プロジェクト(案)概要
環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト/アジアにおける先進的資源循環システム実証
~アジアにおける先進的自動車リサイクルシステム実証
アジアにおける先進的自動車リサイクルシステム実証
研究目的
①背景:経済発展が著しいアジアの国々においては、経済発展に伴う自
動車台数の急増及び廃棄物の最終処分場確保難、国際的な地球温暖
化防止対策への取り組み等から 使用済み自動車からの有価物の回
化防止対策への取り組み等から、使用済み自動車からの有価物の回
収・再利用、廃棄物の適正処理化が喫緊の課題となっており、経済性の
ある最適なリサイクルシステムを確立する技術の開発と導入が必要。
②目的:我が国の先進的な自動車リサイクル技術を、現地事情に即して
最適化させるシステムを確立するために必要な実証研究を行い、将来
の当該分野における事業化を後押しするとともに、対象国での廃棄物の
減容化、無害化、再資源化、ひいては地球温暖化防止に貢献する。
③必要性:廃棄物・リサイクル関連の規制強化等を背景として、アジアの
新興国を中心に拡大する海外市場で、わが国の優れた廃棄物処理・リ
サイクル技術・システム・インフラ需要を取り込むためには、海外現地に
おいて研究開発・実証を実施することが必要である。
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技術戦略マップ上の位置付け
3R分野の技術マップにおいて、「金属資源3R」(レアメタル・レアアー
ス)「その他の主要3R技術」(プラスチック、シュレッダ-ダスト、代替
フロン)に資する重要技術として位置づけられている
フロン)に資する重要技術として位置づけられている。
その他関連図表
最終処分場確保難
有価物は回収するものの・・・
有価物は回収するものの
現行の処理技術では対応困難
例.電子配線(ハーネス)
野焼き
研究内容概略
○研究開発課題
①有害物質の適正処理 有価物の高効率回収・再利用
①有害物質の適正処理、有価物の高効率回収・再利用
②資源・エネルギー事情や地球温暖化防止の観点からも、現地に適
合したリサイクルシステムの確立
○キーテクノロジー、ブレークスルーのポイント、オリジナリティ
①自動車破砕残さ(シ レッダ ダスト=ASR)のリサイクル 全部再
①自動車破砕残さ(シュレッダーダスト=ASR)のリサイクル、全部再
資源化、ハーネスの高効率・高度処理、及びそれらの最適化による使
用済み自動車由来廃棄物の高度再利用化
プロジェクトの規模
○事業費と研究開発期間
平成23年度事業費 総額5億円(予定)
平成23年~24年度(2年間)
GHG
不適切な処理→環境負荷
土壌汚染
(難燃・難分解性付着物が多く、
銅線と分離回収する処理コス
トが高い)
高効率・高度な解体・選別・分離技術、
経済的なリサイクルシステム
有価物の回収・再利用
地球温暖化
廃棄物の適正処理
平成23年度新規/拡充研究開発プロジェクト(案)概要
環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト/アジアにおける先進的資源循環システム実証
~中国等における高効率な下水汚泥の減容化・再資源化実証研究
中国等における高効率な下水汚泥の減容化 再資源化実証研究
研究目的
①背景:水質汚濁問題や住環境改善ニーズへの対応として、下水処理
施設の普及を進める発展途上国において、発生する下水汚泥の処理
処分の問題は 喫緊の課題とな ている 特に中国においては 急激
処分の問題は、喫緊の課題となっている。特に中国においては、急激
な下水処理場整備に伴い、発生した汚泥の不法投棄等の問題が生じ
ており、汚泥を減容化・再資源化する新たな技術が求められている。
②目的:本研究を通じて、より安価で効率的な下水汚泥処理システムを
開発し、中国の汚泥減容化・再資源化に貢献するとともに、中国等、
開発し、中国の汚泥減容化
再資源化に貢献するとともに、中国等、
新興国への普及を促進する。
③必要性:中国で発生する汚泥は、日本国内の汚泥とは性状が異なる
ため、国内技術をそのまま適用できない。我が国の技術を海外に普及
させるためには、現地の汚泥で実証を行い、我が国の技術の優位性を
アピールする必要がある。
研究内容概略
○研究開発課題
①中国の下水汚泥は 日本の下水汚泥に比べて無機物の含有量が
①中国の下水汚泥は、日本の下水汚泥に比べて無機物の含有量が
多く、熱量(カロリー)が低いという特徴がある。
②エネルギー事情や地球温暖化防止の観点から、現地に適合した
従来よりも高効率な技術が求められている。
○キーテクノロジー、ブレークスルーのポイント、オリジナリティ
○キーテクノロジー
ブレークスルーのポイント オリジナリティ
①未利用エネルギーの利用、熱効率の向上、無機物(砂分)に対する
耐久性向上、設備の効率的運転管理技術など
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技術戦略マップ上の位置付け
3R分野の技術マップにおいて、「最終処分量削減」「資源の有効利
用」に資する重要技術として位置づけられている。
その他関連図表
汚泥リサイクルのイメージ
写真:下水汚泥燃料の例
【中国の下水汚泥の場合】
・発生予測 :約 4000万t-ケーキ/年
(2015年)
・無機物割合 : 40%程度
乾燥・炭化・造粒
等の処理を行う
その他再資源化処
理を行った生成物
蒸気・生産物
プロジェクトの規模
○事業費と研究開発期間
平成23年度事業費 総額2億円(予定)
平成23年~25年度(3年間)
その他有効
利用施設
サーマルリサイクルまたは
資源として有効利用
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