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ベストワン キレイナ
革新的なパウダーレスインキの誕生 ベストワン キレイナ T&K TOKAは、スプレーパウダー散布なしで棒積みを可能とするインキ「ベストワンキ レイナ」を、次の理念に基づいて開発いたしました。 1.外的エネルギーに頼らない 2.既存設備の活用 3.コストをかけない スプレーパウダーおよびその散布装置は1960年代に発明され、それから50年余あたり前 のように使用されています。今日では、毎時15,000 枚を超える印刷機の高速化と両面印刷 機の普及、溶剤吸収性の遅い嵩高塗工紙やファンシーペーパーへの印刷など、ますますスプレー パウダー散布は不可欠とされています。 しかしながら散布量が増えるにつれて、印刷機周りのパウダー堆積、印刷品質の劣化、印刷物 へのボタ落ち増加といった問題は、今や看過できない状態にまできています。 キレイな印刷物、キレイな加工、キレイな機械、キレイな工場の実現のために 「ベストワン キレイナ」をぜひお試しください。 ◇ベストワン キレイナのパウダーレス印刷の原理◇ 『ベストワン キレイナ』のパウダーレスを可能とする新機構は、下記の新規原料の組み合 わせから構成されております。 ①特殊ビーズ 真球状のビーズが印刷直後に隙間を作り裏移りを防止。 従来のスプレーパウダーの役目を担います。 ②オリジナル特殊樹脂 印刷直後の溶剤離れを促進し、セット乾燥時間を短縮。 皮膜表面を「ベタベタ」から「サラサラ」な状態へ改質します。 ③特殊ワックス 印刷直後のインキ表面の滑り性を上げ、初期耐摩擦性を向上。 紙揃えを良くし、用紙積み替えの際の擦れを防止します。 ④乳化抑制ワニス 過乳化を防止し酸化重合乾燥を促進。 上記の①~③の新素材を効率よく機能させます。 記載のデータは、当社の試験方法による実測値であり、規格値ではありません。ご使用に際しては、貴社使用条件に適合するかを 必ずご確認願います。なお、本文中の用途はいかなる特許に抵触しないことを保証するものではありません。 製品改良のため、予告なく内容を変更することがあります。 製品使用の際は、必ず事前に安全データシート(SDS)をご一読願います。 ■「ベストワン キレイナ」一般性状表 製品名 タック値 フロー値 皮張り時間 ベストワン キレイナ 黄 M 5.5 38 8~12時間 ベストワン キレイナ 紅 M 6.5 37 10~15時間 ベストワン キレイナ 藍 M 7.0 37 10~15時間 ベストワン キレイナ 墨 M 7.0 37 10~15時間 ベストワン キレイナ 黄 L 4.5 40 8~12時間 ベストワン キレイナ 紅 L 5.5 39 10~15時間 ベストワン キレイナ 藍 L 6.0 39 10~15時間 ベストワン キレイナ 墨 L 6.0 39 10~15時間 【試験方法】 タック値:インコメーター 400rpm 循環水温30℃ フロ-値:スプレッドメーター 60秒後の拡がり直径 25℃ 皮張り時間:インキつぼ上皮張り時間(つぼ温度 35℃) ■ 印刷性能比較 [ベストワン キレイナと従来プロセスインキ] ベストワン キレイナ 従来プロセスインキ なし あり 一般コート紙 15~30分 30分~1時間 一般マット紙 30~45分 1~2時間 一般コート紙 4~6時間 8~12時間 一般マット紙 5~7時間 10~14時間 8~15時間 15時間以上 ◎ ○ 耐乳化性に優れる 標準 スプレーパウダー散布 セット乾燥時間 酸化重合乾燥時間 インキつぼ上皮張り時間 後加工適性(PP貼り加工など) 乳化適性 インキつぼからの出が良い 流動性・転移性 絵柄ゴースト減少 標準 紙揃え ◎ ○ 見当精度 ◎ ○ 静電気 ◎ ○ 用紙 棒積み適性 パウダーなし コート紙 ◎ マット紙 ○ アート紙 △~○ 嵩高塗工紙 △~○ アートポスト △~○ 上質紙 △~○ ― ※△~○=印刷条件により可否がある為 記載のデータは、当社の試験方法による実測値であり、規格値ではありません。ご使用に際しては、貴社使用条件に適合するかを 必ずご確認願います。なお、本文中の用途はいかなる特許に抵触しないことを保証するものではありません。 製品改良のため、予告なく内容を変更することがあります。 製品使用の際は、必ず事前に安全データシート(SDS)をご一読願います。 ■「ベストワン キレイナ」使用効果 1)環境面 キレイナ印刷現場を実現 2)印刷面 ザラツキの無いキレイナ印刷物を実現 上がり面印刷時のトラブルが減少し、印刷障害を削減 ボタ落ち(パウダー落ち)が無くなり、印刷物トラブルが改善 乾燥促進により断裁・製本までの待ち時間削減 PP貼り等の後加工適性が向上 3)コスト面 スプレーパウダーに起因するトラブルの減少、損紙削減 清掃時間削減 機械メンテナンス費用の削減 ■ パウダーレス印刷必要条件 1)印刷機のメンテナンス、温度・湿度管理の徹底 2)湿し水のコントロール → エッチ液濃度は必ず定量管理 3)適正な印刷濃度でコントロール 4)デリバリー部分の条件 → 5)ローラーや印圧の適正調整 ■ 紙降ろしファン・ジョガ・クサビ調整 → 真球ビーズの適正転移 製品ラインアップ ベストワン キレイナ :一般薄紙用、片面機・両面機兼用 ベストワン キレイナ アルポ:水なし印刷用、片面機・両面機兼用 ベストワン キレイナ カートン:カルトン用 ベストワン キレイナ GIGA:中間色、特練り用 ベストワン キレイナ OPニス ※注意点 ①ロングラン印刷或いは、過乳化などでインキが締まりガサツキが発生する場合、ブランケットを洗浄後、 再スタートして下さい。 ②適正濃度以上の濃度で印刷される場合、必ずスプレーパウダー散布をお願い致します。 ③他種インキとの混合使用は避けて下さい。 ④乾燥促進剤、乾燥抑制剤、皮膜強化剤などの助剤の添加は避けて下さい。 ⑤全ての印刷用紙にてパウダーレス印刷を保証するものではありません。 ご使用に際しては、貴社の使用条件に適合するか必ず御確認願います。 2014年8月 ★NLマーク:印刷インキ工業連合会が制定した『印刷インキに関する自主規制(NL規制)』に基づいて製造されたインキ。 ★植物油インキマーク:印刷インキ工業連合会が制定した「植物油インキマーク」使用許諾を得ています。 ★エコマーク:㈶日本環境協会のエコマーク商品の認定を得ています。 記載のデータは、当社の試験方法による実測値であり、規格値ではありません。ご使用に際しては、貴社使用条件に適合するかを 必ずご確認願います。なお、本文中の用途はいかなる特許に抵触しないことを保証するものではありません。 製品改良のため、予告なく内容を変更することがあります。 製品使用の際は、必ず事前に安全データシート(SDS)をご一読願います。