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4-5P【新春特集】真岡市制施行60年のその先へ② [1113KB pdfファイル]

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4-5P【新春特集】真岡市制施行60年のその先へ② [1113KB pdfファイル]
平成 27 年度
ー 真岡市が踏み出す「新たな一歩」ー
「真岡のいちごは日本一」という誇りを持って
いいやま
かつのり
飯山 克則 さん 有限会社イイヤマ農産 「スカイベリー」を作り始めて、3年目を迎えています。生産方法も
ほぼ確立してきました。冷たい空気に触れると色づきが悪くなるので、
換気の位置を工夫するなど、ハウス内の温度管理に気を付けています。
スカイベリーは病気に強く、甘味が強くて酸味が少なく、粒も大きくて形がきれいなことから、
栃木県として販売とPRに力を入れており、買い求めに来る人も、生産する農家も少しずつ増え
てきました。それでも作付面積は「とちおとめ」が断然主力ですし、今後もしばらくそれは続く
でしょう。また、夏場に実をつける「なつおとめ」の生産も始まって
います。作り方や収穫時期、生食・加工など用途もさまざまですが、
一年を通して真岡のいちごを提供していきたいと思っています。
生産者の高齢化や、後継者の育成、雇用の確保、資材の価格高騰な
ど、取り組むべき課題はたくさんあります。それでも「真岡のいちご
は日本一」という誇りを胸に、これからも頑張ります。
▲ 甘さいっぱいのスカイベリー
真岡を知り、真岡に対する愛着を持って
たかまつ
ゆ
き
こ
髙松 由紀子
地元に密着したお店を目指して
け ん じ
若色 謙二 さん Trattoria COCORO シェフ
お店がオープンして、一カ月あまりが経ちました。平日のランチや週
末の夜にたくさんの人が来てくださり、驚いています。周りの施設を見
に来た人が立ち寄ってくれたり、ここに来たお客さまがランチの待ち時
間に物産館や美術館を見たりと、周りに観光施設があることに魅力を感じています。
私は、ここを地元に密着したお店にしたいと思っています。シェフとして、テーブルでお客さ
んにあいさつや料理の説明をしたり、お見送りをすることが、私の理想です。使う食材も、野菜
は農家さんに直接会って仕入れ、真岡で採れた新鮮で安全なものを
使っています。食材の産地や仕入れ先は、自分しか分からないことで
すが、お客さまはそこを信頼して来てくれていることを忘れずに、私
はこれからも良い食材・料理を提供し続けていきたいと思っています。
接客や料理、雰囲気など、お客さまには良い状態で食事をしていただ
けるとうれしいですね。
▲ 木の温もりがあふれる店内
(5)広報もおか
つかもと
た か し
塚本 貴士 さん 芳賀通運株式会社 代表取締役社長 私たちは第5工業団地内に、2月から稼働する新たな物流拠点を建
設しています。物流は、さまざまな人や物が関わっているため、その
間の物流量のバランスを取るのは容易ではありません。工業団地内に
物流の拠点を置き、物流量を調整することは、地元の方々への物流の提供へとつながります。私
たちはそこを目指すことで、自らの価値を高め、顧客企業を支えていきたいと思っています。
北関東自動車道が開通し、真岡インターチェンジができたことで、那珂港、東京湾、日本海各
港湾へのアクセスが良くなりました。将来、成田空港も身近なものに
なるでしょう。真岡市は、それら大きな輸送拠点のほぼ中央に位置し
ていることから、物流における選択肢が大きく増加しました。また、
首都圏と東北をつなぐ位置にあることから、今後国内外を問わず、物
流の大きな拠点となることは間違いありません。これからの真岡市が
「物流の一大拠点としての価値を持つ」そんな希望を持っています。
▲ 新たな拠点整備が着々と進む
「まちなか保健室」ってこんなところ
い ざ わ
さん もおか観光コンシェルジュ 観光コンシェルジュに認定されて、一年になります。真岡の魅力を
伝えたいという熱意を持った 21 人の仲間と、真岡市の観光案内をし
ながら、研修会や現地視察などを実施して、日々勉強を重ねています。
また、真岡の歴史や文化財、魅力などを発見し、仲間と知識を共有しながら楽しく活動しています。
今後は、自分一人でも案内できるコースやスポットの数を増やし、案内を聞きに来てくれる人
の多様なニーズにもっと応えられるようにしたいです。またコンシェルジュの活動についても、
もっと多くの人に知ってもらえるように、PRの方法を考えていきた
いと思っています。私自身、コンシェルジュとして活動し、真岡の良
さをより深く理解したことで郷土愛が強くなり、価値ある所だと思う
ようになりました。そしてそれを誰かに伝えたい気持ちが強くなりま
した。同じ思いを持った仲間たちや、私たちの活動を支えてくれる人
たちに感謝をしながら、これからも真岡の魅力を発信していきます。 ▲ 観光ガイドに熱が入ります
わかいろ
「物流」から真岡の発展を考える
み
ち
こ
伊澤 三千子
さん まちなか保健室 健康相談員 私は以前、芳賀日赤病院で看護師として勤務していました。
平成 26 年 10 月、真岡駅東口にまちなか保健室が開所し、健康相談
員として、来室する方の健康相談や、健康チェックのお手伝いをして
います。ここに来る人の多くは、自分の健康に高い関心を持っています。若い頃から運動を継続
している人、生活の中で体を動かすことが習慣になっている人は、年齢を重ねても体が丈夫だな
と感じています。これからは、健康にあまり関心を持っていない人に、いかに興味を持ってもら
うかということを考えています。
まちなか保健室には、血圧や血管年齢、体脂肪などの簡易測定器があ
り、それらを使って気軽に自分の健康状態を知ることができます。散歩
がてら気軽に立ち寄って、お茶を飲みながらお友達と雑談できる「地
域の憩いの場所」として、多くの人に利用してもらいたいです。立ち
寄ったついでに自分の健康を考えるきっかけになると良いですね。
▲ お茶を飲みながらの談笑
総合型地域スポーツクラブの設立を目指して
はっとり
た か し
服部 隆志
真岡市総合型地域スポーツクラブ さん 設立準備委員
真岡市の総合型地域スポーツクラブ設立に向けて、準備委員の一人と
して活動しています。真岡の総合型クラブは、真岡市総合運動公園陸上
競技場を拠点として、陸上競技を基盤に、グラウンドゴルフをはじめと
したニュースポーツ等に取り組む、特色のあるクラブを目指しています。特に、陸上競技は、小学
校低学年や未就学児に対し、スポーツを始めるきっかけとなることを期待していますし、中学校や
高校と連携して部活動に協力し、各種スポーツ競技の基礎トレーニングに利用してもらえたりでき
ればいいなと思っています。また、各種スポーツで実績のある方を講師
として招いて教室を開くことや、障がいのある子どもたちを含め、誰も
が一緒に活動できるスポーツ教室の開催も考えています。総合型クラブ
で体験できるスポーツを増やしていく予定もありますが、まずは既存の
クラブや教室をより充実させ、イベントなどを通じて、幅広い年齢層の
▲ 拠点となる総合運動公園 人にクラブ設立に向けて魅力を発信していきたいと思っています。
平成 27 年 1 月号(4)
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