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学生・生徒総合保険(こども総合保険)

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学生・生徒総合保険(こども総合保険)
D14-41340 DIC110
D14-41340 DIC110
2010年1月1日以降始期用
学生・生徒総合保険(こども総合保険)
ご契約のしおり
ご契約者の皆様へ
この「ご契約のしおり」は学生・生徒総合保険(こども総合保険)についての
大切なことがらを記載したものです。ご一読のうえ、保険証券と共にご保存く
ださいますようお願いいたします(なお、ご契約者と被保険者(保険の対象と
なる方)が異なる場合は内容を被保険者にご説明いただきますようお願い申し
上げます。)。
もし、おわかりにくい点、お気づきの点がありましたら、ご遠慮なく代理店
または弊社にお問い合わせください。
また、添付の保険約款もあわせてご確認くださいますようお願いいたします。
事故受付
サービス
中!
待機
電話
心
安
お問い合わせ先
暮らしに関する無料電話
相談サービス
談から
るご相 ョンまで
す
関
健康に
メーシ
介護・ のインフォ
し
ら
暮
再生紙を使用しています。
0717-GJ05-07168-2009年8月作成
D14-41340
(4)
09.10 改定
(冊)
日動安心11
海上
0番
京
東
1 1 0
デイリー
サポート
「フリーダイヤル」
0120-119-110
「フリーダイヤル」
0120-285-110
Sユ
JYU/’09.9
150L/1C
東京海上日動のサービス体制なら安心です
〈東京海上日動のお客様向けサービス〉
東京海上日動安心110番(事故受付センター)
○受付時間:24時間365日
○ご連絡先:フリーダイヤル 0120-119-110 “事故は119番 ─110番”
(携帯電話・PHS・衛星電話からもご利用いただけます)
※ご連絡をいただく際には必ず証券番号をお手元にご用意ください。
●事故の受付・ご相談
事故のご連絡・ご相談をフリーダイヤルにて承ります。
いざというとき、全国どこからでもご利用いただけます。
デイリーサポート
暮らしに関する無料電話相談サービス
介護・健康に関するご相談から暮らしのインフォメーションまで、あなたのデイリーライフをバックアップ
します。お気軽にお電話ください。*1
●内容
①身の回りの法律に関するご相談*2
②身の回りの税金に関するご相談*2
③介護保険制度やケアプランについてのご相談、各種介護関連事業者のご案内等介護全般に関わるご相談
④看護師による健康についてのご相談
⑤公的年金等の社会保険に関するご相談*2
⑥グルメ・レジャー・冠婚葬祭等暮らしの様々な情報のご提供
⑦介護の仕方や介護保険制度、各種介護関連事業者等の介護に関する様々な情報のご提供
●受付時間
①③⑤ 平日午前9時〜午後5時 ② 平日午後2時〜午後4時 ④ 24時間365日
⑥ 平日午前10時〜午後4時
(※①②③⑤⑥は、いずれも土曜・日曜・祝祭日を除きます。)
●お問い合わせ
①②③⑤⑥ フリーダイヤル 0120 - 285 - 110
④ フリーダイヤル 0120 - 262 - 772
⑦ ホームページアドレス http://www.kaigonw.ne.jp/
*1 ご相談の対象は、保険期間中にご相談内容の事柄が発生しており、かつ現在に至るまで保険契約が継
続している場合で、ご契約者(法人は除きます。)、被保険者(保険の対象となる方をいい、法人は除
きます。
)
、またはご契約者もしくは被保険者の配偶者・同居の親族(以下相談対象者といいます。)
に日本国内で発生した身の回りの事象(事業活動等を除きます。)とし、相談対象者のうちのいずれ
かの方からの直接の相談に限ります。
*2 弁護士等のスケジュールとの関係でご回答までに時間を必要とする場合があります。
事故防止アシスト
保険のプロとして、事故・犯罪防止等のお役立ち情報をインターネットでご提供し、お客様に安心をお届け
します。
○内容:①エリア別事故マップ
②情報サイト「セイフティコンパス」
ご 自宅の近所やお子様の通学路、旅行ルート お客様の日常生活を、様々な事故・災害から
等、日本全国のお好みの地域を検索いただけれ
お守りするためのお役立ち情報をご提供しま
ば、事故が多発している交差点の事故傾向や通
す。著名人が語る体験談や危険度診断チェッ
行上の注意点に関する情報をご提供します。そ
ク等豊富な企画をご用意しています。
の他、各種情報をご用意しております。
○ご利用方法:事 故防止アシストは、東京海上日動のホームページ(http://www.tokiomarine-nichido.
co.jp/)を閲覧できる環境においてご提供します(ご利用にあたってはご契約者の皆様にお
渡しする本サービスのご案内文書に表示しているパスワード等が必要となります。)。
※各サービスは、弊社提携会社を通じてご提供いたします。
※サービスメニューは、予告なく変更となる場合があります。なお、一部の地域では、ご利用いただけないサー
ビスもありますので、あらかじめご了解ください。
※サービスのご利用にあたっては、提携会社の担当者が、「お名前」「証券番号」「ご連絡先」等を確認させてい
ただきますのでご了承願います。
子供総合 表紙2-3.indd 20
09.9.17 10:09:47 AM
◦ 目 次 ◦
Ⅰ クーリングオフについて 2
Ⅱ 学生・生徒総合保険(こども総合保険)の内容 3
Ⅲ ご契約の際のご注意 14 Ⅳ ご契約後のご注意 15
Ⅴ 事故が発生した場合におとりいただく手続き 16
〈こども総合保険普通保険約款および特約〉
18
◦こ の約款・特約に記載されている「午後12時」とは24時間表記で
いう24時をさします。
◦ 代理店の役割 ◦
弊社代理店は、弊社との委託契約に基づき、保険契約の締結・保険料の領
収・保険料領収証の交付・契約の管理業務等の代理業務を行っております。し
たがいまして、弊社代理店との間で有効に成立したご契約につきましては、弊
社と直接契約されたものとなります。
弊社代理店はご契約者のみなさまのご契約状況を常に承知いたしておりま
す。ご契約内容についてのご照会等は弊社代理店または弊社にお申し出くださ
い。
─1─
子供総合 しおり.indd 1
09.9.17 10:33:02 AM
Ⅰ クーリングオフについて
一定の条件を満たした場合、お申込みは撤回または解約(クーリングオフ)できます。
クーリングオフできる場合
保険期間が1年を超えるご契約の場合、ご契約のお申込み後であっても、ご契約
の申込日またはクーリングオフ説明書の受領日いずれか遅い日から8日を経過す
るまでであれば、ご契約の撤回・解約(クーリングオフ)を行うことができます。
・既に保険金をお支払いする事由が生じているにもかかわらず、知らずにクーリングオ
フをお申し出の場合は、そのお申し出の効力は生じないものとします。
郵 便 は が き
0 0 0 4
下記の保険契約を
クーリングオフします。
申込人住所
氏名
電話 自宅
勤務先
(
印
)
(
)
・申込日:
・保険種類:
・証券番号*1:
六
(領収証番号*2:
二
行
東京海上日動事務アウトソ シング㈱内
東京都千代田区大手町二
日本ビルヂング十三階
ご契約を申込まれた代理店では
クーリングオフのお申し出を受け
ることはできません。
-
東京海上日動火災保険株式会社
1 0 0
ク リングオフ受付係
上記期間内(8日を経過するまでの
消印有効)に、記入例をご参照の上、
右記のクーリングオフ受付係あてに
必ず郵送にてご通知ください。
〈記入例〉
クーリングオフの方法
・ご契約の営業店:
)
・ご契約の代理店:
*1 申込書控の右上に記載しております。
*2 保険料領収証の右上に記載しております。証券番号が不明の場合にご記入くだ
さい。
ご返金について
クーリングオフされた場合、既にお払込みになった保険料は、すみやかにご契
約者にお返しいたします。
また、代理店または弊社はクーリングオフによる損害賠償または違約金を一切
請求いたしません。
ご契約を解約される場合には、保険期間の開始日からご契約の解約日まで
の期間に相当する保険料を、日割りでお支払いいただく場合がございます。
クーリングオフできない場合
次のご契約はクーリングオフできませんので、ご注意ください。
・保険期間が1年以下のご契約(自動継続特約をセットした契約を含みます。
)
・営業または事業のためのご契約
・法人または法人でない社団・財団等が締結されたご契約
・金銭消費貸借契約その他の契約の債務の履行を担保するためのご契約(保険金請求権
に質権が設定されたご契約等)
・通信販売特約により申込まれたご契約
─2─
子供総合 しおり.indd 2
09.9.17 10:33:06 AM
Ⅱ 学生・生徒総合保険(こども総合保険)の内容
1.保険金お支払いの対象となる事故
学生・生徒総合保険(こども総合保険)は、被保険者(保険の対象となる方)が
「急激かつ偶然な外来の事故」によって被った「傷害」や、被保険者の扶養者が急
激かつ偶然な外来の事故によりケガをされ、死亡されたり重度後遺障害を被られた
場合の「育英費用」または日常生活における「賠償責任」等に対して保険金をお支
払いする保険です。
⇨普通保険約款第2章第1条(P.18)、第3章第1条(P.20)、第4章第1条(P.21)
● 用語のご説明 ●
1.
「急激かつ偶然な外来の事故(*1、2)
」とは、次のとおりです。
(1) 「急激」とは、いいかえれば突発的に発生することを意味します。傷害の原因
としての事故が緩慢に発生するのではなく、原因となった「事故」から結果とし
ての「傷害」までの過程が直接的で、時間的間隔のないことを意味します。
(2) 「偶然」とは、予知されない出来事をいいます。傷害保険でいう偶然とは、
「事
故の発生が偶然であるか」、「結果の発生が偶然であるか」
、
「原因、結果とも偶然
であるか」のいずれかであることを必要とします。
(3) 「外来」とは、傷害の原因が被保険者(保険の対象となる方)の身体の外から
の作用によることをいいます。
*1 「急激かつ偶然な外来」の条件を満たす事故には、例えば次のものがありま
す。
■日常生活でおきる事故 ■学校内や通学途上の事故
■スポーツや旅行の事故
●交通事故
●はしご等高い所からの墜落
●交通事故
●スキーによる骨折
●交通事故
●学校等で運動中の事故
●火災や爆発
●転倒
*2 職業病、テニス肩のような急激性、偶然性、外来性を欠くケースについて
は、保険金お支払いの対象となりませんのでご注意ください。
2.ここでいう「傷害」には、身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を偶然かつ一時
に吸入、吸収または摂取したときに急激に生じる中毒症状(継続的に吸入、吸収ま
たは摂取した結果生じる中毒症状を除きます。
)を含みます。さらに、細菌性食中
毒等担保特約をセットしたご契約の場合、細菌性食中毒およびウイルス性食中毒も
含みます。
(注)賠償責任保険金お支払いの対象となる事故については、上記とは異なりますの
で、2.補償の概要の⑦(P.7)をご確認ください。
─3─
子供総合 しおり.indd 3
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2.補償の概要
保険金は様々な組み合わせでご契約いただくことが可能です。ケガを被った
とき既に存在していたケガや病気の影響等により、ケガや病気の程度が加重さ
れた場合は、お支払いする保険金が削減されることがあります。詳しくは代理
店または弊社までお問い合わせください。
被保険者(保険の対象となる方)またはそのご家族が、既に他の保険で同種
の保険商品をご契約されている場合には、補償が重複し、保険料が無駄になる
場合があります。ご契約にあたっては補償内容を十分ご確認ください。
「ケガ」とは、急激かつ偶然な外来の事故によって身体に被った傷害をいいます(⑦賠
償責任保険金を除きます。)。
保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
傷 害
①死亡保険金
⇨普通保険約款
第2章第4条
(P.18)
第2章第9条
(P.19)
被保険者(保険の
対象となる方)が
事故によりケガを
され、事故の日か
らその日を含めて
180日 以 内 に 死
亡された場合(事
故により直ちに死
亡された場合を含
みます。)
②後遺障害保険金
⇨普通保険約款
第2章第5条
(P.19)
被保険者が事故に (後遺障害の程度に応じ
よりケガをされ、 て)死亡・後遺障害保険
事故の日からその 金額の3%〜100%
日 を 含 め て180 ※各保険年度ごとに合算
日以内に身体に後
して死亡・後遺障害保
遺障害が生じた場
険金額が限度となりま
合
す。
③入院保険金
⇨普通保険約款
第2章第7条
(P.19)
被保険者が事故に
よりケガをされ、
平常の業務に従事
することまたは平
常の生活ができな
くなり、かつ、事
故の日からその日
を 含 め て180日
以内に入院された
場合
死亡・後遺障害保
険金額の全額
※同一の保険年度に生じ
た事故による傷害に対
して既に支払った後遺
障害保険金がある場合
は、下記の額をお支払
いします。
お支払額=
死亡・後遺障害保険金額
−既に支払われた金額
入院した日数(実日数)×
入院保険金日額
※事故の日からその日を
含 め て180日 以 内 の
入院に限ります。
入院保険金が支払われ
る期間中、さらに別の
事故によりケガをされ
ても入院保険金は重複
してはお支払いできま
せん。
保険金を
お支払いしない
主な場合
①ご契約者、被保険者、
または被保険者の親
権者もしくは後見人や保険
金受取人の故意または重大
な過失によるケガ
②けんかや自殺・犯罪行為を
行うことによるケガ
③無免許運転、酒酔運転、麻
薬等を使用しての運転中に
生じた事故によるケガ
④脳疾患、疾病、心神喪失に
よるケガ
⑤妊娠、出産、流産によるケ
ガ
⑥外科的手術等の医療処置
(保険金が支払われるケガ
を治療する場合を除きま
す。)によるケガ
⑦地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波によるケガ
⑧戦争、内乱、暴動等による
*1
ケガ
⑨核燃料物質の有害な特性等
によるケガ
⑩ピッケル等の登山用具を使
用する山岳登はん、ボブス
レー、職務以外での航空機
操縦、スカイダイビング、
ハンググライダー搭乗等の
危険な運動中のケガ
⑪自動車等の乗用具による競
技、試運転、競技場でのフ
リー走行等を行っている間
のケガ
⑫むちうち症、腰痛等で医学
的他覚所見等のないもの
等
*1
「条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約」がセットされているため、テロ行為によるケガ、
損害賠償責任は除きます。
なお、「条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約」は、その規定にかかわらず、テロの危険
が高まった場合でも解除されません。
─4─
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保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
傷 害
④手術保険金
⇨普通保険約款
第2章第7条
(P.19)
被保険者が事故に (手術の種類に応
よりケガをされ、 じて)入院保険金
前記入院保険金が 日 額 の10倍、20倍 ま
支払われる場合に たは40倍
おいて、その治療 ※1事故につき事故の日
のため、事故の日
からその日を含めて
からその日を含め
180日 以 内 の 手 術 1
て180日 以 内 に
回に限ります。
病院または診療所
において所定の手
術を受けられた場
合
⑤通院保険金
⇨普通保険約款
第2章第8条
(P.19)
被保険者が事故に
よりケガをされ、
平常の業務に従事
することまたは平
常の生活に支障が
生じ、かつ、事故
の日からその日を
含 め て180日 以
内に通院(往診を
含みます。)によ
る医師の治療を受
けられた場合
保険金を
お支払いしない
主な場合
P.4の内容と同様
通院した日数(実日数)×
通院保険金日額
※事故の日からその日を
含 め て180日 以 内 の
通院で、かつ90日を
限度とします。
※平常の業務に従事する
ことまたは平常の生活
に支障がない程度にな
おった時以降の通院に
対しては、保険金はお
支払いできません。
※入院保険金と重複して
はお支払いできませ
ん。また、通院保険金
が支払われる期間中、
さらに別の事故により
ケガをされても通院保
険金は重複してはお支
払いできません。
─5─
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保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
育 英 費 用
⑥育英費用保険金 あらかじめ指定さ
⇨普通保険約款
れ た「 被 保 険 者
第3章第1条 (保険の対象とな
(P.20)
る方)の扶養者」
が事故によりケガ
をされ、事故の日
からその日を含め
て180日 以 内 に
死亡された(事故
により直ちに死亡
された場合を含み
ます。)または重
度後遺障害が生じ
たために、被保険
者が扶養者に扶養
されなくなった場
合
お支払いする
保険金
育英費用保険金額
の全額
※育英費用保険金をお支
払いしたとき、被保険
者が独立して生計を営
むようになったとき、
または、被保険者を扶
養する特定の個人がい
なくなったときには、
効力を失います。
※他の保険契約または共
済契約から保険金が支
払われた場合には、保
険金が差し引かれるこ
とがあります。
重度後遺障害の例
○両目が失明した
とき
○咀しゃくまたは
言語の機能を全
く廃したとき
○その他身体の著
しい障害により
終身常に介護を
要するとき 等
保険金を
お支払いしない
主な場合
①ご契約者、被保険者、
扶養者または保険金
受取人の故意または重大な
過失によるケガ
②扶養者がけんかや自殺・犯
罪行為を行うことによるケ
ガ
③扶養者の無免許運転、酒酔
運転、麻薬等を使用しての
運転中に生じた事故による
ケガ
④扶養者の脳疾患、疾病、心
神喪失によるケガ
⑤扶養者の妊娠、出産、流産
によるケガ
⑥扶養者に対する外科的手術
等の医療処置によるケガ
⑦地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波によるケガ
⑧戦争、内乱、暴動等による
*1
ケガ
⑨核燃料物質の有害な特性等
によるケガ
⑩扶養者が死亡、または重度
後遺障害の状態となったと
きに、被保険者を扶養して
いない場合
等
─6─
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保険金の種類
⑦賠償責任保険金
⇨普通保険約款
第4章第1条
(P.21)
保険金を
お支払いする
場合
賠 償 責 任*2
被保険者 *3(保険
の対象となる方)
が以下の偶然な事
故により他人にケ
ガをさせたり、他
人のもの *4(情報
機器等に記録され
た情報を含みま
す。)を壊したり
して損害を与え、
法律上の損害賠償
責任を負担するこ
とにより損害を被
った場合
⑴被保険者本人
(保険証券の被
保険者氏名欄に
記載の方)の居
住の用に供され
る 住 宅 *5 の 所
有・使用または
管理に起因する
偶然な事故
⑵被保険者*3の日
常生活(住宅 *5
以外の不動産の
所有、使用また
は管理を除きま
す。) に 起 因 す
る偶然な事故
お支払いする
保険金
損害賠償金の額
※1回の事故につ
き、賠償責任保険金額
を限度に損害賠償金を
お 支 払 い し ま す。 ま
た、損害の発生または
拡大の防止のために必
要とした費用、求償権
保全手続費用、緊急措
置 費 用、 協 力 義 務 費
用、訴訟費用等もお支
払いできることがあり
ます。
・情報機器等に記録され
た情報の損壊に起因す
る賠償責任について
は、500万 円 ま た は
賠償責任保険金額のい
ずれか低い額が支払限
度額となります。
・損害賠償金の全部また
は一部を承認しようと
するときは、あらかじ
め弊社にご相談くださ
い。
・他の保険契約または共
済契約から保険金が支
払われた場合には、保
険金が差し引かれるこ
とがあります。
*3賠償責任における被保険者は、被保
険者本人の他、以下の方々となりま
す。
①被保険者本人の親権者およびその他の
法定の監督義務者
②被保険者本人の配偶者
③被保険者本人もしくは親権者または被
保険者本人の配偶者と生計を共にする
同居の親族
④被保険者本人もしくは親権者または被
保険者本人の配偶者と生計を共にする
別居の未婚(これまでに婚姻歴がない
ことをいいます。)のお子様
・上記の続柄は損害の原因となった事故
発生の時におけるものをいいます。
保険金を
お支払いしない
主な場合
①ご契約者または被保
*3
険者 の故意による
損害賠償責任
②地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波による損害
賠償責任
③戦争、内乱、暴動等による
損害賠償責任*1
④核燃料物質の有害な特性等
による損害賠償責任
⑤職務(アルバイトおよびイ
ンターンシップを除きま
す。)の遂行に直接起因す
る損害賠償責任(仕事上の
損害賠償責任)
⑥世帯を同じくする親族に対
する損害賠償責任
⑦心神喪失中(泥酔中等)の
損害賠償責任
⑧自動車(ゴルフカートを含
み ま す。)、 原 動 機 付 自 転
車、航空機、船舶(モータ
ーボートを含みます。)お
よび銃器(空気銃を除きま
す。)等の所有、使用等に
起因する損害賠償責任
⑨被保険者 *3 と第三者との
間に損害賠償に関する約定
がある場合において、その
約定によって加重された損
害賠償責任
⑩被保険者 *3 または被保険
者 *3 の指図による暴行ま
たは殴打に起因する損害賠
償責任
⑪受託品を破損した場合の正
当な権利を有する者に対す
る損害賠償責任について
は、上記のほか、次ページ
の事由による損害賠償責任
については保険金をお支払
いできません。
*2
「賠償責任担保条項の一部変更に関する特約」
、
「受託品に係る賠償責任の一部変更に関する特約」
が自動的にセットされます。
*4*5は次ページをご覧ください。
─7─
子供総合 しおり.indd 7
09.9.17 10:33:07 AM
保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
⑦賠償責任保険金 *4受託品を破損した場合に負担
⇨普通保険約款
する損害賠償責任については、その受
第4章第1条
託品が次に掲げる間に損壊、紛失、ま
(P.21)
たは盗取された場合に限り、保険金を
(前ページの続き)
お支払いします。
①受託品が被保険者の居住の用に供される
住宅内に保管されている間
②受託品が被保険者によって日常生活上の
必要に応じて一時的に住宅外で管理され
ている間
賠 償 責 任*2
なお、受託品のうち、次の物は保険の対
象になりません。
●通貨、預貯金証書、株券、手形その他の
有価証券、印紙、切手、稿本、設計書、
図案、証書、帳簿その他これらに準ずる
物
●貴金属、宝石、書画、骨董、彫刻、美術
品その他これらに準ずる物
●自動車(被牽引車を含みます。)、原動機
付自転車、船舶(ヨット、モーターボー
トおよびボートを含みます。)、航空機お
よびこれらの付属品
●鉄砲、刀剣その他これらに準ずる物
●被保険者が次に掲げる運動等を行ってい
る間の当該運動等のための用具:ピッケ
ル等の登山用具を使用する山岳登はん、
ボブスレー、職務以外での航空機操縦、
スカイダイビング、ハンググライダー搭
乗等の危険な運動
●動物、植物等の生物
●建物(畳、建具その他の従物および電
気、ガス、暖房、冷房設備その他の付属
設備を含みます。)
●門、塀もしくは垣または物置、車庫その
他の付属建物
●公序良俗に反する物
等
保険金を
お支払いしない
主な場合
●けんかや自殺・犯罪
行為
●無免許運転、酒酔運転、
麻薬等を使用しての運転
中に生じた事故
●自然の消耗または性質に
よる蒸れ、かび、腐敗、
変色、さび、汗ぬれ、そ
の他これらに類似の事由
●屋根、扉、窓、通風筒等
から入る雨またはひょう
等
●受託品について、通常必
要とされる取扱い上の注
意に著しく反したこと、
または、本来の用途以外
に受託品を使用したこと
等
*5別荘等一時的に居住の用に供される住宅を含みます。
─8─
子供総合 しおり.indd 8
09.9.17 10:33:07 AM
⑧〜⑭については、特約をセットすることにより補償の対象となります。
保険金の種類
⑧学資費用保険金
⇨学業費用担保特約
(P.28)
⑨進学費用保険金
⇨学業費用担保特約
(P.28)
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
保険金を
お支払いしない
主な場合
あらかじめ指定さ 学資費用の実額
扶養者が扶養不能状態
れ た「 被 保 険 者 ※被保険者ご自身
となったときに、被保
(保険の対象とな が契約により定められ 険者を扶養していない場合の
*6
る方)の扶養者」
ほか、次に掲げるいずれかの
た支払対象期間中
に学資費用(授業料、 事由によるケガ
が急激かつ偶然な
施設設備費、実験費、 ①ご契約者、被保険者、扶養
外来の事故により
実習費、体育費、施設
ケガをされ、事故
者または保険金受取人の故
設備管理費等の学校に
の日からその日を
意または重大な過失
納付する費用で在学期 ②扶養者のけんかや自殺・犯
含 め て180日 以
間中に毎年必要な費
内に死亡された
罪行為
用 ) を 負 担 し た 場 合 ③扶養者の無免許運転、酒酔
(事故により直ち
に、支払対象期間中の
に死亡された場合
運転、麻薬等を使用しての
支払年度ごとに学資費
を含みます。)ま
運転中に生じた事故
用保険金額を限度とし ④扶養者の脳疾患、疾病、心
たは重度後遺障害
てお支払いします。
が生じたために、
神喪失
被保険者が扶養者
⑤扶養者の妊娠、出産、流産
に扶養されなくな
⑥扶養者に対する外科的手術
った(扶養不能状
等の医療処置
態)場合
⑦地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波
重度後遺障害の例
⑧戦争、内乱、暴動*8
⑨核燃料物質の有害な特性
○両目が失明した
等
とき
○咀しゃくまたは
*6支払対象期間とは扶養者
言語の機能を全 進学費用の実額
が扶養不能状態となった
く廃したとき
※被保険者ご自身が契約
日の翌日から学業費用を
○その他身体の著
により定められた支払
お支払いする期間の終期
しい障害により
対 象 期 間 中*6 に 進 学
*7
までをいいます。
終身常に介護を
費用 を負担した場
要するとき 等
合に、支払対象期間を
※弊社が保険金の
通じて進学費用保険金
お支払いにより
額を限度としてお支払
他人に対する権
いします。
利を代位する場
合は、求償権保 *7進学費用とは、進学
全手続費用等を
する学校に納付する
お支払いできる
費用のうち、入学金
場合がありま
や納付が義務づけら
す。
れている寄付金等の
※他の保険契約ま
学資費用以外の費用
たは共済契約か
をいいます。
ら保険金が支払
われた場合に
は、保険金が差
し引かれること
があります。
─9─
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保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
⑩借家人賠償責任保険 日本国内において
金
被保険者 *9(保険
⇨借家人賠償責任担保 の対象となる方)
特約(オールリスク) が、借用し、かつ
使用する保険証券
(P.32)
記載の借用戸室*10
を被保険者の責め
に帰すべき事由に
よる事故のため損
壊した場合におい
て、借用戸室の貸
主に対して法律上
の損害賠償責任を
負担することによ
り損害を被った場
合
お支払いする
保険金
損害賠償金の額
※1回の事故につ
き、借家人賠償責任保
険金額が限度となりま
す。また、求償権保全
手続費用、示談交渉費
用、協力義務費用、訴
訟費用等についてもお
支払いできることがあ
ります。
・損害賠償額の全部また
は一部を承認しようと
するときは、あらかじ
め弊社にご相談くださ
い。
・他の保険契約または共
済契約から保険金が支
払われた場合には、保
険金が差し引かれるこ
とがあります。
*9借用戸室の賃借名義
人が被保険者以外の
場合には、その賃借
名義人を含みます。
*10転居した場合は転居
先の借用戸室をいい
ます。
保険金を
お支払いしない
主な場合
①ご契約者または被保
*9
険者 の故意による
損害賠償責任
②地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波による損害
賠償責任
③戦争、内乱、暴動等による
損害賠償責任*8
④核燃料物質の有害な特性等
による損害賠償責任
⑤職務(アルバイトおよびイ
ンターンシップを除きま
す。)の遂行に直接起因す
る損害賠償責任(仕事上の
損害賠償責任)
⑥世帯を同じくする親族に対
する損害賠償責任
⑦心神喪失中(泥酔中等)の
損害賠償責任
⑧自動車(ゴルフカートを含
み ま す。)、 原 動 機 付 自 転
車、航空機、船舶(モータ
ーボートを含みます。)お
よび銃器(空気銃を除きま
す。)等の所有、使用等に
起因する損害賠償責任
⑨被保険者 *9 と第三者との
間に損害賠償に関する約定
がある場合において、その
約定によって加重された損
害賠償責任
⑩被保険者 *9 または被保険
者 *9 の指図による暴行ま
たは殴打に起因する損害賠
償責任
⑪借用戸室の改築・増築・取
りこわし等の工事に起因す
る損害賠償責任
⑫被保険者 *9 と借用戸室の
貸主との間に損害賠償に関
する約定がある場合におい
て、その約定によって加重
された損害賠償責任
⑬被保険者 *9 が借用戸室を
貸主に引き渡した後に発見
された借用戸室の損壊に起
因する損害賠償責任
等
─ 10 ─
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保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
⑪生活用動産保険金
日本国内において (保険価額(時価
⇨生活用動産担保特約 被保険者(保険の 額*12)によって定
(C)(P.36)
対象となる方)が めた)損害額*13
所有している生活 ※保険期間を通して生活
用動産保険金額が限度
用 動 産 *11が、 火
災・破裂・爆発・
となります。また、損
盗難等の偶然な事
害の発生または拡大の
故によって損害を
防止のために必要とし
受けた場合(建物
た費用をお支払いでき
外に持ち出してい
ることがあります。
る間も補償されま ・1回の事故ごとに損害
す。)
額のうち次の免責金額
(自己負担額)をご自
身で負担していただき
ます。
◦盗難の事故の場合
3万円
◦火災、落雷、破裂・
爆発の事故の場合
0円
◦その他の事故の場合
1万円
・他の保険契約または共
済契約から保険金が支
払われた場合には、保
険金が差し引かれるこ
とがあります。
*11以下のものは生活用動産に含まれま
せんのでご注意ください。
●通貨、有価証券、預貯金証書、定期
券、クレジットカード、プリペイドカ
ード、旅券、切手、貴金属、宝石、美
術品、義歯、義肢、眼鏡、コンタクト
レンズ、サーフボード、ウィンドサー
フィン、船舶、自動車(バイクを含み
ます。)、移動電話等の携帯式通信機
器、ノート型パソコン・ワープロ等の
携帯式電子事務機器およびこれらの付
属品*14、ラジコン模型、動植物 等
●親族が居住する建物内に所在する被保
険者の生活用動産
保険金を
お支払いしない
主な場合
①ご契約者または被保
険者や保険金受取人
の故意または重大な過失に
よる損害
②保険の対象の自然の消耗、
劣化等もしくは保険の対象
の性質による腐蝕、さび、
変色等の損害
③保険の対象が通常有する性
質や、性能の欠如およびそ
の欠如によって生じた損害
④紛失または置き忘れによっ
て生じた損害
⑤暴風雨、洪水等の風水災に
よって生じた損害
⑥保険の対象のすり傷等単な
る外観の損傷であって機能
に支障をきたさない損害
⑦地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波によって生
じた損害
⑧戦争、内乱、暴動等によっ
*8
て生じた損害
⑨核燃料物質の有害な特性等
によって生じた損害
⑩保険の対象の使用もしくは
管理を委託された者または
被保険者と同居する親族の
故意によって生じた損害
⑪保険の対象に対する修理、
調整の作業(点検・試運転
を含みます。)上の過失ま
たは技術の拙劣によって生
じた損害*15
⑫偶然な外来の事故に直接起
因しない電気的事故または
機械的事故によって生じた
損害*15
⑬詐欺または横領によって生
じた損害
等
*12同じものを新たに購入するのに必要な金額から使用による消耗分を控除して算出した金額
*13修理できる場合は修理費にもとづいて定めます。
*14一般団体契約においては、ノート型パソコン・ワープロ等の携帯式電子事務機器およびこれら
の付属品は生活用動産に含みます。
*15火災が発生した場合を除きます。
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保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
⑫救援者費用等保険金 被保険者(保険の ご契約者、被保険
⇨救援者費用等担保特 対象となる方)が 者または被保険者
約(B)(P.29)
以下の状態になっ の親族が負担した以下①
た場合
〜⑤の費用の額*16
①搭乗する航空機 ①捜索救助費用
または船舶が行 ②救援者(家族等)の現
地への交通費(1往復
方不明または遭
分の運賃で救援者2名
難したとき
分まで)。ただし、被
②急激かつ偶然な
保険者の生死が判明し
外来の事故によ
た後または被保険者の
って被保険者の
緊急な捜索もしくは救
生死が確認でき
助活動が終了した後に
ない場合または
現地に赴く救援者にか
緊急な捜索・救
かる費用は除きます。
助活動が必要な
ことが警察等に ③救援者の現地および現
地までの宿泊料(1名
より確認された
につき14日分を限度
とき
とし、救援者2名分ま
③被保険者の居住
で)。ただし、被保険
の用に供される
者の生死が判明した後
保険証券記載の
または被保険者の緊急
住宅(転居した
捜索もしくは救助活動
場合は転居先の
住宅とします。) が終了した後に現地に
赴く救援者にかかる費
外において被っ
用は除きます。
た急激かつ偶然
な外来の事故に ④ 現 地 か ら の 移 送 費 用
よ る ケ ガ の た (死亡もしくは治療を
継続中の被保険者を現
め、事故の日か
地から被保険者の住
らその日を含め
所、扶養者の生活の本
て180日 以 内
拠またはそれらの住所
に死亡(事故に
等の属する国の病院も
より直ちに死亡
しくは診療所へ移送す
された場合を含
るために必要とした費
み ま す。) ま た
用)
は継続して3日
以上入院された ⑤救援者の渡航手続費等
の諸雑費(国外におい
とき
ては20万円限度。国
内においては3万円限
度。)
保険金を
お支払いしない
主な場合
①ご契約者、被保険者
または保険金受取人
の故意または重大な過失に
よる事故
②けんかや自殺・犯罪行為に
よる事故
③無免許運転、酒酔運転、麻
薬等を使用しての運転中に
生じた事故
④地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波による事故
⑤ピッケル等の登山用具を使
用する山岳登はん、ボブス
レー、職務以外での航空機
操縦、スカイダイビング、
ハンググライダー搭乗等の
危険な運動中の事故
⑥被保険者の脳疾患、疾病、
心神喪失による事故
⑦被保険者の妊娠、出産、流
産による事故
⑧被保険者に対する外科的手
術等の医療処置(保険金が
支払われるケガを治療する
場合を除きます。)による
事故
⑨戦争、内乱、暴動等による
*8
事故
⑩核燃料物質の有害な特性等
による事故
⑪むちうち症、腰痛等で医学
的他覚所見のないもの 等
*16社会通念上妥当な額とします。
※各保険年度ごとに救援者費用等保険金額がお支払いの限度となりま
す。
・弊社が保険金のお支払いにより他人に対する権利を代位する場合は、
求償権保全手続費用等をお支払いできる場合があります。
・他の保険契約または共済契約から保険金が支払われた場合には、保険
金が差し引かれることがあります。
─ 12 ─
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保険金の種類
保険金を
お支払いする
場合
お支払いする
保険金
保険金を
お支払いしない
主な場合
⑬熱中症危険担保に関
する保険金
⇨熱中症危険担保特約
(P.55)
被保険者(保険の 傷害(P.4、P.5)
傷害(P.4、P.5)のお
対象となる方)が の以下の保険金と
支払いしない主な場合
熱中症(日射また 同様です。
と同様です。
は熱射による身体 〔死亡保険金〕〔後遺障害
の障害)になった 保険金〕〔入院保険金〕
場合
〔手術保険金〕〔通院保険
金〕
⑭特定感染症危険担保
に関する保険金
⇨特定感染症危険「後
遺障害保険金、入院
保険金および通院保
険金」担保特約
(P.39)
被保険者(保険の 傷害(P.4、P.5)の以下
対象となる方)が の保険金と同様です。
新規契約の保険責 〔後遺障害保険金〕〔入院
任開始日からその 保険金〕〔通院保険金〕
日 を 含 め て10日
が経過した後に、
特 定 感 染 症 *17を
発病し、以下の状
態になった場合
・発病の直接の結
果として発病の
日からその日を
含 め て180日
以内に後遺障害
が生じた場合
・発病の直接の結
果として発病の
日からその日を
含 め て180日
以内に入院され
た場合(法律に
よ り「 就 業 制
限」された場合
を含みます。)
・発病の直接の結
果として発病の
日からその日を
含 め て180日
以内に通院(往
診を含みます。)
による医師の治
療を受けられた
場合
①ご契約者、被保険者または
被保険者の親権者もしくは
後見人や保険金受取人の故
意または重大な過失によっ
て発病した特定感染症
②被保険者のけんかや自殺・
犯罪行為によって発病した
特定感染症
③地震もしくは噴火またはこ
れらによる津波によって発
病した特定感染症
④戦争、内乱、暴動等によっ
て発病した特定感染症*8
⑤核燃料物質の有害な特性等
によって発病した特定感染
症
⑥傷害(P.4、P.5)の規定に
より保険金をお支払いする
ケガに起因する特定感染症
⑦保険責任開始日からその日
を含めて10日以内に発病
した特定感染症(継続契約
は除きます。)
等
*17特定感染症とは、「感染症の予防及び
感染症の患者に対する医療に関する
法律」に規定する一類感染症、二類
感染症および三類感染症をいいます。
*8
「条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約」がセットされているため、テロ行為によるケガ、
損害賠償責任、損害、事故、特定感染症は除きます。
なお、「条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約」は、その規定にかかわらず、テロの危険
が高まった場合でも解除されません。
─ 13 ─
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Ⅲ ご契約の際のご注意
1.告知義務(ご契約時に代理店または弊社に重要な事項を申し出ていただく
義務)
:申込書等に★または☆が付された事項は、ご契約に関する重要な事
項(告知事項)です。
申込書等に★または☆が付された事項は、ご契約時に申込書等に正確に記載し
てください。これらの表示が事実と異なる場合やこれらに事実を記載しない場
合は、ご契約を解除することがあります。
ご契約を解除する場合、保険金をお支払いできないことがありますので、ご注
意ください(弊社の代理店には、告知受領権があります。)。
この保険の普通保険約款では告知事項は以下の事項となります(詳細は申込書
等をご確認ください。
)
。
①被保険者(保険の対象となる方)ご本人の生年月日
②被保険者ご本人がお仕事に従事している場合、そのお仕事の内容
③他の保険契約等*1を締結されている場合には、その内容(同時に申し込む契
約を含みます。
)
*1 「保険契約等」とは、こども総合保険、普通傷害保険、交通事故傷害保
険、ファミリー交通傷害保険、家族傷害保険、所得補償保険、積立型の
傷害保険等の保険契約または共済契約をいいます。なお、保険金ご請求
時に、他の保険契約等の内容について確認させていただくことがござい
ますので、あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
2.被保険者の範囲:被保険者は保険期間の満了する日において満23歳未満
の方、または、学校教育法に定める次の学校の学生および生徒(入学手続き
を終えた方を含みます。)に限ります。
・大学(大学院および短期大学を含みます。)の学生
・高等学校の生徒(高等専門学校の学生を含みます。)
・特別支援学校の高等部の生徒
・専修学校および各種学校の生徒
3.扶養者の指定・変更について:
原則として、扶養者とは、お子様(被保険者:保険の対象となる方)の親権者
であり*2、かつ、お子様の生活費および学業費用の全部または一部を継続的に
負担して、お子様の生計を主に支えている方でご契約時にご指定いただいた方
をいいます。また、お子様を扶養している方が変更となった場合は、扶養者の
変更手続きをおとりください。手続きがない場合には、保険金をお支払いでき
ないことがあります。
*2 お子様が成年に達した場合はこの限りではありません。
4.死亡保険金受取人の指定について
・死亡保険金受取人を指定する場合には、必ず被保険者の同意を得てください
(指定がない場合、死亡保険金は法定相続人にお支払いします。
)
。被保険者が満
15歳未満である場合、この同意は被保険者の法定代理人(親権者等)が代理し
て行うことが必要です。
・同意のないままにご契約をされた場合、保険契約は無効となります。
─ 14 ─
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5.責任開始期(保険の補償が開始される時期):保険責任は、保険期間(保
険のご契約期間)の初日の午後4時*3に開始します。
保険料は「初回保険料の口座振替に関する特約」等の特定の特約をセットした
場合を除き、ご契約またはご契約の変更と同時にお支払いください。また、保
険料お支払の際は、弊社所定の保険料領収証を発行いたしておりますので、お
確かめください。
保険期間が始まった後であっても、ご契約の代理店または弊社が保険料を
領収する前に生じた事故による損害等に対しては、保険金をお支払いしま
せん。
*3 申込書に異なる時刻が記載されている場合は、その時刻から開始します。
6.死亡・後遺障害保険金額、入院保険金日額、通院保険金日額等の設定につ
いてご注意いただくこと
ご契約の際、死亡・後遺障害保険金額、入院保険金日額、通院保険金日額等の
ご契約金額を制限させていただくことがありますので、あらかじめご了承くだ
さい。
Ⅳ ご契約後のご注意
1.保険証券:ご契約後、1か月以上経過しても保険証券が届かないときは、
お手数ながら弊社へご照会くださいますようお願いいたします。ご照会に際
しましては、領収証番号、保険の種類、保険期間(保険のご契約期間)およ
び代理店名をご連絡願います。
2.通知義務(ご契約後に契約内容に変更が生じた場合に代理店または弊社に
連絡していただく義務)等:申込書等に☆が付された事項は、ご契約に関す
る重要な事項です。
申込書等に☆が付された事項(通知事項)に内容の変更が生じた場合には、遅
滞なくご契約の代理店または弊社にご連絡ください。ご連絡がない場合は、お
支払いする保険金が削減されることがありますのでご注意ください。この保険
の普通保険約款では、通知事項は、以下の事項となります(詳細は申込書等を
ご確認ください。
)
。
※ご連絡いただいた内容によっては、保険料が変更になることがあります。な
お、この場合には、通知事項に内容の変更が生じた時以降の期間に対して算
出した保険料を請求または返還します。
●被保険者(保険の対象となる方)ご本人がお仕事に従事している場合、また
は新たにお仕事に従事する場合、そのお仕事の内容
なお、通知義務の対象ではありませんが、ご契約者の住所等を変更した場合も
ご契約の代理店または弊社までご連絡ください。
3.解約と解約返れい金:ご契約の解約は、ご契約の代理店または弊社までご
連絡ください。
・一定の条件を満たす場合には、被保険者からのお申し出によりご契約を解約で
きる制度があります。制度および手続きの詳細につきましては、ご契約の代理
店または弊社までお問い合わせください。また、本内容については、ご契約者
─ 15 ─
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から被保険者全員にご説明くださいますようお願い申し上げます。
・ご契約内容、解約の条件によっては、保険料を返還または未払い保険料を請求
させていただくことがあります。
・返還される保険料があっても、多くの場合、払い込まれた保険料の合計額より
少ない金額となりますので、ご契約はぜひ継続されることをご検討ください。
・分割払口座振替による保険契約を解約された場合、解約のお申し出日によって
は、金融機関への振替停止の事務手続きが間に合わず、保険料の振替が行われ
ることがあります。この場合は、振替月の翌月下旬までに、保険料振替口座に
弊社から直接返れいいたしますので、ご了承願います。
4.分割保険料をお支払いいただくときの注意点:第2回目以降の分割保険料
は、払込期日までにお支払いください。
・払込期日後1か月を経過した後も分割保険料のお支払いがない場合には、その
払込期日後に起きた事故による損害等に対しては、保険金をお支払いできなか
ったり、ご契約を解除させていただく場合があります。
5.育英費用担保条項が失効となる場合について
ご契約後、次の事由が生じた場合は、育英費用担保条項の効力が失われます。
また⑴の場合には、その保険年度における育英費用部分の保険料の返還はあり
ません。
⑴当社が育英費用保険金をお支払いした場合。
⑵被保険者(保険の対象となる方)が独立して生計を営むようになった場合。
⑶被保険者が特定の個人により扶養されなくなった場合。
Ⅴ 事故が発生した場合におとりいただく手続き
事故が発生した場合:事故が発生した場合には、30日以内にご契約の代理店
または弊社にご連絡ください。
●保険金のご請求にあたっては、約款に定める書類のほか、以下の書類または証拠を
ご提出いただく場合があります。
・交通事故証明書、事故発生場所の管理者の事故証明等の事故が発生したことまたは事故
状況等を証明する書類または証拠
・住民票、戸籍謄本等の被保険者(保険の対象となる方)または保険の対象であることを
確認するための書類または証拠
・レントゲン・MRI等の傷害または疾病の程度を証明する書類または証拠
・領収書等の被害が生じた物の価格を確認できる書類、被害が生じた物の写真および見積
書等の修理等に要する費用を確認できる書類または証拠
・他の保険契約等の保険金支払内容を記載した支払内訳書等、弊社が支払うべき保険金の
額を算出するための書類または証拠
●被保険者に保険金を請求できない事情があり、保険金の支払いを受けるべき被保険
者の代理人がいない場合は、被保険者の配偶者または3親等内のご親族(あわせて
「ご家族」といいます。
)のうち弊社所定の条件を満たす方が、被保険者の代理人と
して保険金を請求できる場合があります。詳細は、ご契約の代理店または弊社まで
お問い合わせください。本内容については、ご家族の皆様にご説明くださいますよ
うお願い申し上げます。
─ 16 ─
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●保険金請求権には、時効(3年)がありますのでご注意ください。
●賠償事故の場合、保険会社が被害者の方と示談交渉を行う「示談交渉サービス」は
ありませんので、被保険者ご自身が被害者の方と示談交渉を進めていただくことと
なります。ただし、損害賠償責任の全部または一部を承認しようとするときは、必
ず事前に弊社にご相談ください。弊社の承認がない場合、保険金を削減してお支払
いすることがありますので、ご注意ください。
● ご契約内容および事故報告内容の確認について ●
損害保険会社等の間では、傷害保険等について不正契約における事故招致の発生
を未然に防ぐとともに、保険金の適正かつ迅速・確実な支払を確保するため、契約
締結および事故発生の際、同一被保険者または同一事故に係る保険契約の状況や保
険金請求の状況について(社)日本損害保険協会に登録された契約情報等により確
認を行っております。
確認内容は、上記目的以外には用いません。ご不明の点は、弊社にお問い合わせ
ください。
─ 17 ─
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こども総合保険普通保険約款
④
被保険者が次のいずれかに該当する間に生じた事故
ア. 法令に定められた運転資格(*3)を持たないで自動車等を運転して
いる間
第1章 用語の定義条項
イ. 酒に酔った状態(*4)で自動車等を運転している間
ウ. 麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な
第1条(用語の定義)
運転ができないおそれがある状態で自動車等を運転している間
この約款において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
⑤
被保険者の脳疾患、疾病または心神喪失
理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等により
⑥
被保険者の妊娠、出産、早産または流産
認められる異常所見をいいます。
⑦
被保険者に対する外科的手術その他の医療処置。ただし、外科的手術
その他の医療処置によって生じた傷害が、当会社が保険金を支払うべ
用 語
定 義
医学的他覚所見
危険
傷害または損害の発生の可能性をいいます。
競技等
競技、競争、興行(*1)または試運転(*2)をいいます。
(*1) いずれもそのための練習を含みます。
(*2) 性能試験を目的とする運転または操縦をいいます。
⑧
被保険者に対する刑の執行
治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者
の身体に残された症状が将来においても回復できない機能
の重大な障害に至ったものまたは身体の一部の欠損をいい
ます。
⑨
戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これ
らに類似の事変または暴動(*5)
⑩
地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑪
核燃料物質(*6)もしくは核燃料物質によって汚染された物(*7)の放射
性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑫
⑨から⑪までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の
混乱に基づいて生じた事故
⑬
⑪以外の放射線照射または放射能汚染
後遺障害
告知事項
危険に関する重要な事項のうち、保険契約申込書の記載事
項とすることによって当会社が告知を求めたものをいいま
す。(*1)
(*1) 他の保険契約等に関する事項を含みます。
自動車等
自動車または原動機付自転車をいいます。
手術
治療を直接の目的として、メス等の器具を用いて患部また
は必要部位に切除、摘出等の処置を施すことをいいます。
乗用具
自動車等、モーターボート(*1)、ゴーカート、スノーモー
ビルその他これらに類するものをいいます。
(*1) 水上オートバイを含みます。
き傷害の治療によるものである場合には、保険金を支払います。
けい
⑵ 当会社は、被保険者が頸部症候群(*8)、腰痛その他の症状を訴えている場合
であっても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないものに対しては、
その症状の原因が何であるかにかかわらず、保険金を支払いません。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 運転する地における法令によるものをいいます。
(*4) アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいい
ます。
(*5) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。以下同様とします。
(*6) 使用済燃料を含みます。以下同様とします。
(*7) 原子核分裂生成物を含みます。以下同様とします。
(*8) いわゆる「むちうち症」をいいます。
他の保険契約等
この保険契約の全部または一部に対して支払責任が同じで
ある他の保険契約または共済契約をいいます。
治療
医師による治療をいいます。ただし、被保険者が医師であ
る場合は、被保険者以外の医師による治療をいいます。
通院
治療が必要な場合において、病院もしくは診療所に通い、
または往診により、治療を受けることをいいます。
通院保険金日額
保険証券記載の通院保険金日額をいいます。
入院
治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なた
め、病院または診療所に入り、常に医師の管理下において
治療に専念することをいいます。
入院保険金日額
保険証券記載の入院保険金日額をいいます。
被保険者
保険証券記載の被保険者をいいます。
保険期間
保険証券記載の保険期間をいいます。
保険金額
保険証券記載の保険金額をいいます。
① 被保険者が別表1に掲げる運動等を行っている間
未婚
これまでに婚姻歴がないことをいいます。
② 被保険者が次に掲げるいずれかに該当する間
ア. 乗用具を用いて競技等をしている間。ただし、下記ウ.に該当する
場合を除き、自動車等を用いて道路上で競技等をしている間につい
ては、保険金を支払います。
イ. 乗用具を用いて競技等を行うことを目的とする場所において、競
技等に準ずる方法または態様により乗用具を使用している間。ただ
し、下記ウ.に該当する場合を除き、道路上で競技等に準ずる方法ま
たは態様により自動車等を使用している間については、保険金を支
払います。
ウ. 法令による許可を受けて、一般の通行を制限し、道路を占有した
状態で、自動車等を用いて競技等をしている間または競技等に準ず
る方法もしくは態様により自動車等を使用している間
第3条(保険金を支払わない場合−その2)
当会社は、被保険者が下表のいずれかに該当する間に生じた事故によって被
った傷害に対しては、保険契約者があらかじめこれらの行為に対応する保険料
を支払っていない場合は、保険金を支払いません。
第2章 傷害担保条項
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、被保険者が日本国内または国外において急激かつ偶然な外来の事
故(*1)によってその身体に被った傷害に対して、この担保条項および第5章基
本条項の規定に従い保険金(*2)を支払います。
⑵ ⑴の傷害には、身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を偶然かつ一時に吸
入、吸収または摂取した場合に急激に生ずる中毒症状(*3)を含みます。ただ
し、細菌性食中毒およびウイルス性食中毒は含みません。
(*1) 以下この担保条項において「事故」といいます。
(*2) 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金または通院保険
金をいいます。以下この担保条項において同様とします。
(*3) 継続的に吸入、吸収または摂取した結果生ずる中毒症状を除きます。
第2条(保険金を支払わない場合−その1)
⑴ 当会社は、下表のいずれかに該当する事由によって生じた傷害に対しては、
保険金を支払いません。
①
保険契約者(*1)、被保険者または被保険者の親権者もしくは後見人の
故意または重大な過失
②
保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失。ただし、その
者が死亡保険金の一部の受取人である場合には、保険金を支払わない
のはその者が受け取るべき金額に限ります。
③
被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為
第4条(死亡保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直
接の結果として、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡した場
合は、保険金額の全額(*1)を死亡保険金として死亡保険金受取人に支払いま
す。
⑵ 第14条(死亡保険金受取人の変更)⑴または⑵の規定により被保険者の法
定相続人が死亡保険金受取人となる場合で、その者が2名以上であるときは、
当会社は、法定相続分の割合により死亡保険金を死亡保険金受取人に支払いま
す。
⑶ 第14条⑻の死亡保険金受取人が2名以上である場合は、当会社は、均等の
割合により死亡保険金を死亡保険金受取人に支払います。
(*1) 既に支払った後遺障害保険金がある場合は、保険金額から既に支払った
金額を控除した残額とします。
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第5条(後遺障害保険金の支払)
(*2) 1事故に基づく傷害に対して2以上の手術を受けた場合は、そのうち最
⑴ 当会社は、被保険者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直
接の結果として、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害が
生じた場合は、次の算式によって算出した額を後遺障害保険金として被保険者
に支払います。
保険金額 × 別表2に掲げる割合 = 後遺障害保険金の額
日を超えてなお治療を必要とする状態にある場合は、当会社は、事故の発生の
日からその日を含めて181日目における被保険者以外の医師の診断に基づき後
遺障害の程度を認定して、⑴のとおり算出した額を後遺障害保険金として支払
います。
⑶ 別表2に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害に対しては、当会社は、身体
の障害の程度に応じ、かつ、別表2に掲げる区分に準じ、後遺障害保険金の支
払額を決定します。ただし、別表2の1.⑶、⑷、2.⑶、4.⑷および5.
⑵に掲げる機能障害に至らない障害に対しては、後遺障害保険金を支払いませ
ん。
⑷ 同一事故により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、その各々
に対し⑴から⑶までの規定を適用し、その合計額を支払います。ただし、別表
2の7.から9.までに掲げる上肢(*1)または下肢(*2)の後遺障害に対して
は、1肢ごとの後遺障害保険金は保険金額の60%をもって限度とします。
⑸ 既に身体に障害のあった被保険者が第1条の傷害を被り、その直接の結果と
して新たな後遺障害が加わったことにより別表3のいずれかに該当した場合
は、加重された後の後遺障害の状態に対応する別表2に掲げる割合を適用し
て、後遺障害保険金を支払います。ただし、既存障害(*3)がこの保険契約に基
づく後遺障害保険金の支払を受けたものである場合は、次の割合により後遺障
害保険金を支払います。
加重された後の後遺障害
既存障害(*3)に
−
= 適用する割合
の状態に対応する割合
対応する割合
⑹ ⑴から⑸までの規定に基づいて、当会社が支払うべき後遺障害保険金の額
は、保険期間を通じ、保険金額をもって限度とします。
(*1) 腕および手をいいます。
(*2) 脚および足をいいます。
(*3) 既にあった身体の障害をいいます。
第6条(後遺障害保険金の追加支払)
当会社は、第5条(後遺障害保険金の支払)の後遺障害保険金を支払った場
合で、後遺障害保険金の支払事由となった第1条(保険金を支払う場合)の傷
害を被った日からその日を含めて180日を経過し、かつ、被保険者が生存して
いることを条件として、当会社が支払った後遺障害保険金に保険証券記載の倍
数を乗じた額を追加して被保険者に支払います。
第7条(入院保険金および手術保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直
接の結果として、平常の業務に従事することまたは平常の生活ができなくな
り、かつ、下表のいずれかに該当した場合は、その期間に対し、入院保険金を
被保険者に支払います。
① 入院した場合
② 別表4のいずれかに該当し、かつ、治療を受けた場合
⑵ ⑴の入院保険金は、次の算式によって算出した額とします。
⑴の表の①または
= 入院保険金の額
②に該当した日数
⑶ ⑴の期間には、臓器の移植に関する法律第6条(臓器の摘出)の規定によっ
て、同条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」との判定を受けた
後、その身体への処置がされた場合であって、その処置が同法附則第11条に
定める医療給付関係各法の規定に基づく医療の給付としてされたものとみなさ
れる処置(*1)であるときには、その処置日数を含みます。
⑷ 当会社は、いかなる場合においても、事故の発生の日からその日を含めて
180日を経過した後の期間に対しては、入院保険金を支払いません。
⑸ 被保険者が入院保険金の支払を受けられる期間中にさらに入院保険金の支払
を受けられる傷害を被った場合においても、当会社は、重複しては入院保険金
を支払いません。
⑹ 当会社は、入院保険金が支払われる場合に、被保険者が事故の発生の日から
その日を含めて180日以内に病院または診療所において、入院保険金を支払う
べき傷害の治療を直接の目的として別表5に掲げる手術を受けたときは、次の
算式によって算出した額を、手術保険金として被保険者に支払います。ただ
し、1事故に基づく傷害について、1回の手術に限ります。
入院保険金日額 ×
接の結果として、平常の業務に従事することまたは平常の生活に支障が生じ、
かつ、通院した場合は、次の算式によって算出した額を通院保険金として被保
険者に支払います。ただし、平常の業務に従事することまたは平常の生活に支
⑵ ⑴の規定にかかわらず、被保険者が事故の発生の日からその日を含めて180
入院保険金日額 ×
も高い倍率とします。
第8条(通院保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直
手術の種類に応じた
= 手術保険金の額
別表5に掲げる倍率(*2)
(*1) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれ
ば、医療の給付としてされたものとみなされる処置を含みます。
障がない程度に傷害がなおった時以降の通院に対しては、通院保険金を支払い
ません。
通院保険金日額 × 通院した日数(*1) = 通院保険金の額
⑵ 被保険者が通院しない場合においても、骨折等の傷害を被った部位を固定す
るために被保険者以外の医師の指示によりギプス等を常時装着した結果、平常
の業務に従事することまたは平常の生活に著しい支障が生じたときは、その日
数について、⑴の通院をしたものとみなします。
⑶ 当会社は、⑴および⑵の規定にかかわらず、第7条(入院保険金および手術
保険金の支払)の入院保険金が支払われるべき期間中の通院に対しては、通院
保険金を支払いません。
⑷ 当会社は、いかなる場合においても、事故の発生の日からその日を含めて
180日を経過した後の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
⑸ 被保険者が通院保険金の支払を受けられる期間中にさらに通院保険金の支払
を受けられる傷害を被った場合においても、当会社は、重複しては通院保険金
を支払いません。
(*1) 90日を限度とします。
第9条(死亡の推定)
被保険者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場合または遭
難した場合において、その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難
した日からその日を含めて30日を経過してもなお被保険者が発見されないと
きは、その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難した日に、被保
険者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害によって死亡したものと推定しま
す。
第10条(他の身体の障害または疾病の影響)
⑴ 被保険者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被った時既に存在してい
た身体の障害もしくは疾病の影響により、または同条の傷害を被った後にその
原因となった事故と関係なく発生した傷害もしくは疾病の影響により同条の傷
害が重大となった場合は、当会社は、その影響がなかったときに相当する金額
を支払います。
⑵ 正当な理由がなく被保険者が治療を怠ったことまたは保険契約者もしくは保
険金を受け取るべき者が治療をさせなかったことにより第1条の傷害が重大と
なった場合も、⑴と同様の方法で支払います。
第11条(職業または職務の変更に関する通知義務)
⑴ 保険契約締結の後、被保険者が保険証券記載の職業または職務を変更した場
合は、保険契約者または被保険者は、遅滞なく、その事実を当会社に通知しな
ければなりません。
⑵ 職業に就いていない被保険者が新たに職業に就いた場合または保険証券記載
の職業に就いていた被保険者がその職業をやめた場合も⑴と同様とします。
⑶ 保険契約者または被保険者が故意または重大な過失によって、遅滞なく⑴ま
たは⑵の規定による通知をしなかった場合において、変更後料率(*1)が変更前
料率(*2)よりも高いときは、当会社は、職業または職務の変更の事実(*3)があ
った後に生じた事故による傷害に対しては、変更前料率(*2)の変更後料率(*1)
に対する割合により、保険金を削減して支払います。
⑷ ⑶の規定は、当会社が、⑶の規定による保険金を削減して支払うべき事由の
原因があることを知った時から保険金を削減して支払うことについて被保険者
もしくは保険金を受け取るべき者に対する通知をしないで1か月を経過した場
合または職業または職務の変更の事実(*3)があった時から5年を経過した場合
には適用しません。
⑸ ⑶の規定は、職業または職務の変更の事実(*3)に基づかずに発生した傷害に
ついては適用しません。
⑹ ⑶の規定にかかわらず、職業または職務の変更の事実(*3)が生じ、この保険
契約の引受範囲(*4)を超えることとなった場合には、当会社は、保険契約者に
対する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。
⑺ ⑹の規定による解除が傷害の発生した後になされた場合であっても、第5章
基本条項第10条(保険契約解除の効力)の規定にかかわらず、職業または職
務の変更の事実(*3)が生じた時から解除がなされた時までに発生した事故によ
る傷害に対しては、当会社は、保険金を支払いません。この場合において、既
に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求することができま
す。
(*1) 変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。
(*3) ⑴または⑵の変更の事実をいいます。
(*4) 保険料を増額することにより保険契約を継続することができる範囲とし
て保険契約の締結の際に当会社が交付する書面等において定めたものをい
います。
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第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務の場
発生の日からその日を含めて181日目における被保険者以外の医師の診断に基
合)
⑴ 職業または職務の変更の事実(*1)がある場合において、保険料率を変更する
づき後遺障害の程度を認定します。
⑶ 別表2に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害に対しては、当会社は、身体
必要があるときは、当会社は、変更前料率(*2)と変更後料率(*3)との差に基づ
き、職業または職務の変更の事実(*1)が生じた時以降の期間(*4)に対し日割を
の障害の程度に応じ、かつ、別表2に掲げる区分に準じ、後遺障害の程度を認
定します。ただし、別表2の1.⑶、⑷、2.⑶、4.⑷および5.⑵に掲げる機
もって計算した保険料を返還または請求します。
⑵ 当会社は、保険契約者が⑴の規定による追加保険料の支払を怠った場合(*5)
能障害に至らない障害に対しては、後遺障害の認定を行いません。
⑷ 同一事故により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、その各々
は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除するこ
とができます。
に対し⑴から⑶までの規定を適用して認定した割合の合計が100%に達する場
合には、育英費用保険金を支払います。ただし、別表2の7.から9.までに掲
⑶ ⑴の規定による追加保険料を請求する場合において、⑵の規定によりこの保
険契約を解除できるときは、当会社は、職業または職務の変更の事実(*1)があ
げる上肢(*3)または下肢(*4)の後遺障害に対しては、1肢ごとの後遺障害の程
度の認定は60%をもって限度とします。
った後に生じた事故による傷害に対しては、変更前料率(*2)の変更後料率(*3)
に対する割合により、保険金を削減して支払います。
(*1) 第11条(職業または職務の変更に関する通知義務)⑴または⑵の変更
の事実をいいます。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。
(*3) 変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。
⑸ ⑴の表の②において、既に身体に障害のあった扶養者が⑴の傷害を被り、そ
の直接の結果として新たな後遺障害が加わったことにより別表3の1.、3.、
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、第11条⑴または⑵の変更
の事実が生じた時以降の期間をいいます。
(*5) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
4.または5.のいずれかに該当した場合は、加重された後の後遺障害の状態に
対応する別表2に掲げる割合を適用します。
(*1) 被保険者を扶養する者で保険証券記載の者をいいます。以下同様としま
す。
(*2) 以下この担保条項において「事故」といいます。
(*3) 腕および手をいいます。
(*4) 脚および足をいいます。
第2条(保険金を支払わない場合)
第13条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑴ 当会社は、第5章基本条項第15条(事故の通知)の規定による通知または
⑴ 当会社は、第2章傷害担保条項第2条(保険金を支払わない場合−その1)
⑴の表のいずれかに該当する事由によって生じた傷害の直接の結果として、扶
同章第16条(保険金の請求)の規定による請求を受けた場合は、傷害の程度
の認定その他保険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保険
養者が第1条(保険金を支払う場合)⑴の状態になった場合の損失に対して
は、育英費用保険金を支払いません。ただし、第2章傷害担保条項第2条(保
者または保険金を受け取るべき者に対し当会社の指定する医師が作成した被保
険者の診断書または死体検案書の提出を求めることができます。
険金を支払わない場合−その1)⑴の表は下表のとおり読み替えて適用しま
す。
⑵ ⑴の規定による診断または死体の検案(*1)のために必要とした費用(*2)は、
当会社が負担します。
(*1) 死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。以下同
様とします。
(*2) 収入の喪失を含みません。
第14条(死亡保険金受取人の変更)
⑴ 保険契約締結の際、保険契約者が死亡保険金受取人を定めなかった場合は、
被保険者の法定相続人を死亡保険金受取人とします。
⑵ 保険契約締結の後、被保険者が死亡するまでは、保険契約者は、死亡保険金
受取人を変更することができます。
⑶ ⑵の規定による死亡保険金受取人の変更を行う場合には、保険契約者は、そ
の事実を当会社に通知しなければなりません。
⑷ ⑶の規定による通知が当会社に到達した場合には、死亡保険金受取人の変更
は、保険契約者がその通知を発した時にその効力を生じたものとします。ただ
し、その通知が当会社に到達する前に当会社が変更前の死亡保険金受取人に保
険金を支払った場合は、その後に保険金の請求を受けても、当会社は、保険金
を支払いません。
⑸ 保険契約者は、⑵の死亡保険金受取人の変更を、法律上有効な遺言によって
行うことができます。
⑹ ⑸の規定による死亡保険金受取人の変更を行う場合には、遺言が効力を生じ
た後、保険契約者の法定相続人がその事実を当会社に通知しなければ、その変
更を当会社に対抗することができません。なお、その通知が当会社に到達する
前に当会社が変更前の死亡保険金受取人に保険金を支払った場合は、その後に
保険金の請求を受けても、当会社は、保険金を支払いません。
⑺ ⑵および⑸の規定により、死亡保険金受取人を被保険者の法定相続人以外の
者に変更する場合は、被保険者の同意がなければその効力は生じません。
⑻ 死亡保険金受取人が被保険者が死亡する前に死亡した場合は、その死亡した
死亡保険金受取人の死亡時の法定相続人(*1)を死亡保険金受取人とします。
⑼ 保険契約者は、死亡保険金以外の保険金について、その受取人を被保険者以
外の者に定め、または変更することはできません。
(*1) 法定相続人のうち死亡している者がある場合は、その者については、順
次の法定相続人とします。
第3章 育英費用担保条項
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、扶養者(*1)が急激かつ偶然な外来の事故(*2)によって、その身体
に傷害を被り、その直接の結果として、下表のいずれかに該当する状態になっ
た場合には、それによって扶養者に扶養されなくなることにより被保険者が被
る損失に対して、この担保条項および第5章基本条項の規定に従い育英費用保
険金を被保険者に支払います。
① 事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合
② 事故の発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害が生じ、その
後遺障害が別表2に掲げる区分において100%の割合に認定された場合
⑵ ⑴の表の②の規定にかかわらず、扶養者が事故の発生の日からその日を含め
て180日を超えてなお治療を必要とする状態にある場合は、当会社は、事故の
箇 所
① ⑴の表の①
読み替え前
読み替え後
保険契約者(*1)、被保険者または 保険契約者(*1)、被
被保険者の親権者もしくは後見人 保険者または扶養者
② ⑴の表の③か 被保険者
ら⑧まで
扶養者
⑵ 当会社は、扶養者が第1条(保険金を支払う場合)⑴の表の状態になった時
に、扶養者が被保険者を扶養していない場合には、育英費用保険金を支払いま
せん。
第3条(保険金の支払額)
当会社は、第1条(保険金を支払う場合)の規定に基づいて保険金を支払う
場合には、保険証券記載の育英費用保険金額を育英費用保険金として被保険者
に支払います。
第4条(死亡の推定)
扶養者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場合または遭難
した場合において、その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難し
た日からその日を含めて30日を経過してもなお扶養者が発見されないときは、
その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難した日に、扶養者が第
1条(保険金を支払う場合)の傷害によって死亡したものと推定します。
第5条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等がある場合において、それぞれの支払責任額(*1)の合計額
が、⑵に規定する支払限度額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保
険金として支払います。
① 他の保険契約等から保険金 この保険契約の支払責任額(*1)
が支払われていない場合
② 他の保険契約等から保険金 ⑵に規定する支払限度額から、他の保険契
が支払われた場合
約等から支払われた保険金の合計額を差し
引いた残額。ただし、この保険契約の支払
責任額(*1)を限度とします。
⑵ 支払限度額は、それぞれの保険契約または共済契約のうち最も保険金額の高
い保険契約または共済契約により、その契約において他の保険契約等がないも
のとした場合に支払われるべき保険金の額とします。
(*1) 他の保険契約等がないものとして算出した支払うべき保険金の額をいい
ます。
第6条(扶養者の変更)
保険契約締結の後、被保険者を扶養する者が変更になった場合に、保険契約
者または被保険者は書面をもってその事実を当会社に通知し、当会社がこれを
承認したときは、新たに保険証券に記載された扶養者について、この担保条項
を適用します。
第7条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑴ 当会社は、第5章基本条項第15条(事故の通知)の規定による通知または
同章第16条(保険金の請求)の規定による請求を受けた場合は、傷害の程度
の認定その他保険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保険
者または保険金を受け取るべき者に対し当会社の指定する医師が作成した扶養
者の診断書または死体検案書の提出を求めることができます。
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⑵ ⑴の規定による診断または死体の検案のために必要とした費用(*1)は、当会
社が負担します。
(*1) 収入の喪失を含みません。
償責任
第8条(担保条項の失効)
⑴ 保険契約締結の後、下表に掲げる事由のいずれかが生じた場合は、この担保
条項は効力を失います。
① 当会社が育英費用保険金を支払った場合
⑨ 航空機、船舶(*3)、車両(*3)または銃器(*4)の所有、使用または管理に
起因する損害賠償責任
(*1) 住宅の一部が専ら被保険者の職務の用に供される場合は、その部分を含
みます。
(*2) 財物の滅失、汚損または損傷をいいます。
② 被保険者が独立して生計を営むようになった場合
(*3) 原動力が専ら人力であるものを除きます。
(*4) 空気銃を除きます。
③ 被保険者が特定の個人により扶養されなくなった場合
⑵ 当会社は、⑴の表に基づいて保険料を返還する場合には、未経過期間に対し
日割をもって計算した保険料を返還します。
⑶ 保険期間が1年を超える保険契約の場合には、⑴の表の①の原因となった事
故が生じた日または⑴の表の②および③の事由について当会社がそれを知った
日の属する契約年度に対する保険料については、⑵の規定によることとし、そ
の後の年度に対する保険料は、当会社は、その全額を返還します。
第4章 賠償責任担保条項
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、第4条(被保険者およびその範囲)に規定する被保険者が、日本
国内または国外において生じた下表に掲げる偶然な事故(*1)のいずれかによ
り、他人の身体の障害(*2)または他人の財物の損壊(*3)について、法律上の損
害賠償責任を負担することによって被った損害に対して、この担保条項および
第5章基本条項の規定に従い、保険金を支払います。
① 住宅(*4)の所有、使用または管理に起因する偶然な事故
② 第4条に規定する被保険者の日常生活(*5)に起因する偶然な事故
(*1) 以下この担保条項において「事故」といいます。
(*2) 傷害、疾病、後遺障害または死亡をいいます。以下この担保条項におい
て同様とします。
(*3) 財物の滅失、汚損または損傷をいいます。
(*4) 本人(*6)の居住の用に供される住宅をいい、別荘等一時的に居住の用に
供される住宅を含みます。また、この住宅の敷地内(*7)の動産および不動
産を含みます。以下この担保条項において同様とします。
(*5) 住宅以外の不動産の所有、使用または管理を除きます。
(*6) 保険証券の本人欄に記載の者をいいます。以下同様とします。
(*7) 囲いの有無を問わず、連続した土地で、同一の者によって占有されてい
るものをいいます。また、公道、河川等が介在していても敷地内は中断さ
れることなく、これを連続した土地とみなします。
第2条(保険金を支払わない場合−その1)
当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって生じた損害に対しては、保
険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意
② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動
③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
④ 核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性、爆発性
その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑤ ②から④までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混
乱に基づいて生じた事故
⑥ ④以外の放射線照射または放射能汚染
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
第3条(保険金を支払わない場合−その2)
当会社は、被保険者が下表に掲げる損害賠償責任のいずれかを負担すること
によって被った損害に対しては、保険金を支払いません。
① 被保険者の職務遂行に直接起因する損害賠償責任
② 専ら被保険者の職務の用に供される動産または不動産(*1)の所有、使用
または管理に起因する損害賠償責任
③ 被保険者の使用人が被保険者の事業または業務に従事中に被った身体の
障害に起因する損害賠償責任。ただし、被保険者が家事使用人として使
用する者については、この規定は適用しません。
④ 被保険者と第三者との間に損害賠償に関する約定がある場合において、
その約定によって加重された損害賠償責任
⑤ 被保険者と世帯を同じくする親族に対する損害賠償責任
⑥ 被保険者が所有、使用または管理する財物の損壊(*2)について、その財
物について正当な権利を有する者に対して負担する損害賠償責任
⑦ 被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任
⑧ 被保険者または被保険者の指図による暴行または殴打に起因する損害賠
第4条(被保険者およびその範囲)
⑴ この担保条項における被保険者は、下表のいずれかの者とします。ただし、
責任無能力者は含まないものとします。
① 本人
② 親権者(*1)およびその他の法定の監督義務者
③ 本人の配偶者
④ 本人もしくはその親権者または本人の配偶者と生計を共にする同居の親
族
⑤ 本人もしくはその親権者または本人の配偶者と生計を共にする別居の未
婚の子
⑵ ⑴の本人と本人以外の被保険者との続柄は、損害の原因となった事故発生の
時におけるものをいいます。
(*1) 本人の親権者をいいます。
第5条(支払保険金の範囲)
当会社が支払う保険金の範囲は、下表に掲げるものに限ります。
① 被保険者が被害者に支払うべき損害賠償金
② 第1条(保険金を支払う場合)の事故が発生した場合において、被保険
者が第5章基本条項第15条(事故の通知)⑴の表の⑤に規定する第三
者に対する求償権の保全または行使その他損害の発生または拡大を防止
するために必要または有益であった費用
③ ②の損害の発生または拡大を防止するために必要または有益と認められ
る手段を講じた後において、被保険者に損害賠償責任がないと判明した
場合、被保険者が被害者のために支出した応急手当、護送その他緊急措
置に必要とした費用および支出についてあらかじめ当会社の書面による
同意を得た費用
④ 被保険者が当会社の書面による同意を得て支出した訴訟費用、弁護士報
酬または仲裁、和解もしくは調停に必要とした費用
⑤ 第7条(当会社による解決)に規定する当会社による損害賠償請求の解
決に協力するために被保険者が支出した費用
第6条(保険金の支払額)
当会社が支払うべき保険金の額は、下表の金額の合計額とします。
① 1回の事故について、第5条(支払保険金の範囲)の表の①の損害賠償
金が保険証券に記載された免責金額(*1)を超過する場合には、その超過
した額。ただし、1回の事故について、保険金額を支払の限度とします。
② 第5条の表の②から⑤までの費用についてはその全額。ただし、同条の
表の④の費用は、1回の事故について、同条の表の①の損害賠償金の額
が保険金額を超える場合は、保険金額の同条の表の①の損害賠償金に対
する割合によってこれを支払います。
(*1) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。
第7条(当会社による解決)
当会社は、必要と認めた場合は、被保険者に代わって自己の費用で被害者か
らの損害賠償請求の解決に当たることができます。この場合において、被保険
者は、当会社の求めに応じ、その遂行について当会社に協力しなければなりま
せん。
第8条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等がある場合において、それぞれの支払責任額(*1)の合計額
が、損害の額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支払
います。
① 他の保険契約等から保険金 この保険契約の支払責任額(*1)
が支払われていない場合
② 他の保険契約等から保険金 損害の額から、他の保険契約等から支払わ
が支払われた場合
れた保険金の合計額を差し引いた残額。た
だし、この保険契約の支払責任額(*1)を限
度とします。
⑵ ⑴の損害の額は、それぞれの保険契約または共済契約に免責金額(*2)の適用
がある場合には、そのうち最も低い免責金額(*2)を差し引いた額とします。
(*1) 他の保険契約等がないものとして算出した支払うべき保険金の額をいい
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ます。
妨げた場合または事実を告げないこともしくは事実と異なることを告げる
(*2) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。
第9条(先取特権)
⑴ 被害者は、被保険者の当会社に対する保険金請求権(*1)について先取特権を
有します。
⑵ 当会社は、下表のいずれかに該当する場合に、保険金の支払を行うものとし
ます。
① 被保険者が被害者に対してその損害の賠償をした後に、当会社から被保
ことを勧めた場合を含みます。
第3条(保険契約者の住所変更)
保険契約者が保険証券記載の住所または通知先を変更した場合は、保険契約
者は、遅滞なく、その事実を当会社に通知しなければなりません。
第4条(保険契約の無効)
下表に掲げる事実のいずれかがあった場合には、保険契約は無効とします。
険者に支払う場合。ただし、被保険者が賠償した金額を限度とします。
① 保険契約者が、保険金を不法に取得する目的または第三者に保険金を不
法に取得させる目的をもって保険契約を締結した場合
② 被保険者が被害者に対してその損害の賠償をする前に、被保険者の指図
により、当会社から直接、被害者に支払う場合
② 保険契約者以外の者を被保険者とする保険契約について死亡保険金受取
人を定める場合(*1)に、その被保険者の同意を得なかったとき。
③ 被保険者が被害者に対してその損害の賠償をする前に、被害者が⑴の先
取特権を行使したことにより、当会社から直接、被害者に支払う場合
④ 被保険者が被害者に対してその損害の賠償をする前に、当会社が被保険
者に保険金を支払うことを被害者が承諾したことにより、当会社から被
保険者に支払う場合。ただし、被害者が承諾した金額を限度とします。
⑶ 保険金請求権(*1)は、被害者以外の第三者に譲渡することはできません。ま
た、保険金請求権(*1)を質権の目的とし、または⑵の表の③の場合を除いて差
し押さえることはできません。ただし、⑵の表の①または④の規定により被保
険者が当会社に対して保険金の支払を請求することができる場合を除きます。
(*1) 第5条(支払保険金の範囲)の表の②から⑤までの費用に対する保険金
請求権を除きます。
付則−責任保険契約についての先取特権に関する特則
⑴ 第9条(先取特権)⑴および⑵の規定は、保険法の施行日以後に事故が発生
した場合に適用します。
⑵ 第9条⑶の規定は、保険法の施行日以後に保険金請求権(*1)の譲渡または保
険金請求権(*1)を目的とする質権の設定もしくは差押えがされた場合に適用し
ます。
(*1) 被保険者の法定相続人を死亡保険金受取人にする場合を除きます。
第5条(保険契約の失効)
保険契約締結の後、被保険者が死亡した場合には、保険契約は効力を失いま
す。
第6条(保険契約の取消し)
保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者の詐欺または強迫によ
って当会社が保険契約を締結した場合には、当会社は、保険契約者に対する書
面による通知をもって、この保険契約を取り消すことができます。
第7条(保険契約者による保険契約の解除)
保険契約者は、当会社に対する書面による通知をもって、この保険契約を解
除することができます。
第8条(重大事由による解除)
⑴ 当会社は、下表のいずれかに該当する事由がある場合には、保険契約者に対
する書面による通知をもって、この保険契約を解除することができます。
① 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、当会社にこの
保険契約に基づく保険金を支払わせることを目的として傷害、損失また
は損害を生じさせ、または生じさせようとしたこと。
② 被保険者または保険金を受け取るべき者が、この保険契約に基づく保険
金の請求について、詐欺を行い、または行おうとしたこと。
(*1) 保険法の施行日前に発生した事故に係るものを除きます。
第5章 基本条項
第1条(保険責任の始期および終期)
⑴ 当会社の保険責任は、保険期間の初日の午後4時(*1)に始まり、末日の午後
4時に終わります。
⑵ ⑴の時刻は、日本国の標準時によるものとします。
⑶ 当会社は、保険期間が始まった後でも、保険料領収前に生じた事故(*2)によ
る傷害、損失または損害に対しては、保険金を支払いません。
(*1) 保険証券にこれと異なる時刻が記載されている場合はその時刻としま
す。
(*2) 第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場合)⑴の事故、第3章育
英費用担保条項第1条(保険金を支払う場合)⑴の事故および第4章賠償
責任担保条項第1条(保険金を支払う場合)の事故をいいます。以下同様
とします。
第2条(告知義務)
⑴ 保険契約者または被保険者になる者は、保険契約締結の際、告知事項につい
て、当会社に事実を正確に告げなければなりません。
⑵ 当会社は、保険契約締結の際、保険契約者または被保険者が、告知事項につ
いて、故意または重大な過失によって事実を告げなかった場合または事実と異
なることを告げた場合は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この
保険契約を解除することができます。
⑶ ⑵の規定は、下表のいずれかに該当する場合には適用しません。
③ 他の保険契約等との重複によって、被保険者に係る保険金額、入院保険
金日額、通院保険金日額等の合計額が著しく過大となり、保険制度の目
的に反する状態がもたらされるおそれがあること。
④ ①から③までに掲げるもののほか、保険契約者、被保険者または保険金
を受け取るべき者が、①から③までの事由がある場合と同程度に当会社
のこれらの者に対する信頼を損ない、この保険契約の存続を困難とする
重大な事由を生じさせたこと。
⑵ ⑴の規定による解除が傷害、損失または損害の発生した後になされた場合で
あっても、第10条(保険契約解除の効力)の規定にかかわらず、⑴の表の①
から④までの事由が生じた時から解除がなされた時までに発生した傷害、損失
または損害に対しては、当会社は、保険金を支払いません。この場合におい
て、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求することが
できます。
第9条(被保険者による保険契約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者である場合において、下表のいずれかに該当
するときは、その被保険者は、保険契約者に対しこの保険契約(*1)を解除する
ことを求めることができます。
① この保険契約(*1)の被保険者となることについての同意をしていなかっ
た場合
② 保険契約者または保険金を受け取るべき者に、第8条(重大事由による
解除)⑴の表の①または②に該当する行為のいずれかがあった場合
① ⑵に規定する事実がなくなった場合
② 当会社が保険契約締結の際、⑵に規定する事実を知っていた場合または
過失によってこれを知らなかった場合(*1)
③ 保険契約者または被保険者が、この保険契約によって保険金を支払うべ
き傷害、損失または損害の原因となった事故が発生する前に、告知事項
について、書面をもって訂正を当会社に申し出て、当会社がこれを承認
した場合。なお、当会社が、訂正の申出を受けた場合において、その訂
正を申し出た事実が、保険契約締結の際に当会社に告げられていたとし
ても、当会社が保険契約を締結していたと認めるときに限り、これを承
認するものとします。
④ 当会社が、⑵の規定による解除の原因があることを知った時から1か月
を経過した場合または保険契約締結時から5年を経過した場合
⑷ ⑵の規定による解除が傷害、損失または損害の原因となる事故が発生した後
になされた場合であっても、第10条(保険契約解除の効力)の規定にかかわ
らず、当会社は、保険金を支払いません。この場合において、既に保険金を支
払っていたときは、当会社は、その返還を請求することができます。
⑸ ⑷の規定は、⑵に規定する事実に基づかずに発生した傷害、損失または損害
については適用しません。
(*1) 当会社のために保険契約の締結の代理を行う者が、事実を告げることを
③ 第8条⑴の表の③に規定する事由が生じた場合
④ ②および③のほか、保険契約者または保険金を受け取るべき者が、②お
よび③の場合と同程度に被保険者のこれらの者に対する信頼を損ない、
この保険契約(*1)の存続を困難とする重大な事由を生じさせた場合
⑤ 保険契約者と被保険者との間の親族関係の終了その他の事由により、こ
の保険契約(*1)の被保険者となることについて同意した事情に著しい変
更があった場合
⑵ 保険契約者は、⑴の表の①から⑤までの事由がある場合において被保険者か
ら⑴に規定する解除請求があったときは、当会社に対する通知をもって、この
保険契約(*1)を解除しなければなりません。
⑶ ⑴の表の①の事由のある場合は、その被保険者は、当会社に対する通知をも
って、この保険契約(*1)を解除することができます。ただし、健康保険証等、
被保険者であることを証する書類の提出があった場合に限ります。
⑷ ⑶の規定によりこの保険契約(*1)が解除された場合は、当会社は、遅滞な
く、保険契約者に対し、その事実を書面により通知するものとします。
(*1) その被保険者に係る部分に限ります。
第10条(保険契約解除の効力)
保険契約の解除は、将来に向かってのみその効力を生じます。
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第11条(保険料の返還または請求−告知義務等の場合)
⑴ 第2条(告知義務)⑴により告げられた内容が事実と異なる場合において、
保険料率を変更する必要があるときは、当会社は、変更前の保険料率と変更後
① 第2章傷害担保条項に基づく傷害を被った場合
ア. 傷害の原因となった事故の発生の日からその日を含めて30日以内
に事故発生の状況および傷害の程度を当会社に通知すること。この
の保険料率との差に基づき計算した保険料を返還または請求します。
⑵ 当会社は、保険契約者が⑴の規定による追加保険料の支払を怠った場合(*1)
場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求めたとき
または被保険者の診断書もしくは死体検案書の提出を求めたとき
は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除するこ
とができます。
は、これに応じなければなりません。
イ. 被保険者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場
⑶ ⑴の規定による追加保険料を請求する場合において、⑵の規定によりこの保
険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません。この場合にお
合または遭難した場合は、保険契約者または保険金を受け取るべき
者は、その航空機または船舶が行方不明になった日または遭難した
いて、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求すること
ができます。
⑷ 第2章傷害担保条項第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の
変更に関する通知義務の場合)⑴および⑴のほか、保険契約締結の後、保険契
約者が書面をもって保険契約の条件の変更を当会社に通知し、承認の請求を行
い、当会社がこれを承認する場合において、保険料を変更する必要があるとき
は、当会社は、変更前の保険料と変更後の保険料との差に基づき計算した、未
経過期間に対する保険料を返還または請求します。
⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対し
て、保険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生
日からその日を含めて30日以内に行方不明または遭難発生の状況を
当会社に書面により通知すること。
② 第3章育英費用担保条項に基づく傷害を被った場合
ア. 傷害の原因となった事故の発生の日からその日を含めて30日以内
に事故発生の状況および傷害の程度を当会社に通知すること。この
場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求めたとき
または扶養者の診断書もしくは死体検案書の提出を求めたときは、
これに応じなければなりません。
イ. 扶養者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場合
または遭難した場合は、保険契約者または保険金を受け取るべき者
は、その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難した日
じた事故による傷害、損失または損害に対しては、保険契約条件の変更の承認
の請求がなかったものとして、この保険契約に適用される普通保険約款および
特約に従い、保険金を支払います。
(*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
第12条(保険料の返還−無効または失効の場合)
からその日を含めて30日以内に行方不明または遭難発生の状況を当
会社に書面により通知すること。
③ 第4章賠償責任担保条項に基づく事故が発生した場合
事故発生の日時、場所、被害者の住所、氏名、事故の状況およびこれ
らの事項の証人となる者がある場合はその住所、氏名を事故の発生の日
⑴ 保険契約が無効の場合には、当会社は、保険料の全額を返還します。ただ
し、第4条(保険契約の無効)の表の①の規定により保険契約が無効となる場
からその日を含めて30日以内に、また、損害賠償の請求を受けた場合
は、その内容を、遅滞なく、当会社に通知すること。この場合におい
合には、保険料を返還しません。
⑵ 保険契約が失効となる場合には、当会社は、未経過期間に対し日割をもって
計算した保険料を返還します。ただし、第2章傷害担保条項第4条(死亡保険
金の支払)⑴の死亡保険金を支払うべき傷害によって被保険者が死亡した場合
には、保険料を返還しません。
第13条(保険料の返還−取消しの場合)
第6条(保険契約の取消し)の規定により、当会社が保険契約を取り消した
場合には、当会社は、保険料を返還しません。
第14条(保険料の返還−解除の場合)
⑴ 下表の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、当会社は、未経
過期間に対し日割をもって計算した保険料を返還します。
① 第2章傷害担保条項第11条(職業または職務の変更に関する通知義務)
⑹
② 第2章第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関
する通知義務の場合)⑵
③ 第2条(告知義務)⑵
④ 第8条(重大事由による解除)⑴
⑤ 第11条(保険料の返還または請求−告知義務等の場合)⑵
⑵ 第7条(保険契約者による保険契約の解除)の規定により、保険契約者が保
険契約を解除した場合には、当会社は、保険料から既経過期間に対し別表6に
掲げる短期料率によって計算した保険料を差し引いて、その残額を返還しま
す。
⑶ 第9条(被保険者による保険契約の解除請求)⑵の規定により、保険契約者
がこの保険契約(*1)を解除した場合には、当会社は、保険料から既経過期間に
対し別表6に掲げる短期料率によって計算した保険料を差し引いて、その残額
を返還します。
⑷ 第9条⑶の規定により、被保険者がこの保険契約(*1)を解除した場合には、
当会社は、保険料から既経過期間に対し別表6に掲げる短期料率によって計算
した保険料を差し引いて、その残額を保険契約者に返還します。
(*1) その被保険者に係る部分に限ります。
第15条(事故の通知)
⑴ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、事故による傷害、
損失または損害が発生したことを知った場合は、下表に掲げる事項を履行しな
ければなりません。
て、当会社が書面による通知を求めたときは、これに応じなければなり
ません。
④ 事故によって生じた損害の発生および拡大を防止するため、自己の費用
で必要な措置を講ずること。
⑤ 被保険者が第三者に対して損害賠償の請求権を有する場合は、その権利
の保全または行使について必要な手続を行うこと。
⑥ 損害賠償責任の全部または一部を承認しようとする場合は、あらかじめ
当会社の承認を得ること。ただし、応急手当、護送その他の緊急措置を
とることを妨げません。
⑦ 損害賠償に関する訴訟を提起しようとする場合または提起された場合
は、ただちに書面により当会社に通知すること。
⑧ 他の保険契約等の有無および内容(*1)について遅滞なく当会社に通知す
ること。
⑨ ①から⑧までのほか、当会社が特に必要とする書類または証拠となるも
のを求めた場合には、遅滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害
の調査に協力すること。
⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴
の表の①から⑨までに規定する義務に違反した場合は、当会社は、下表の金額
をそれぞれ控除して支払額を決定します。
① ⑴の表の①、②、③、⑦、⑧または⑨に違反した場合は、それによって
当会社が被った損害の額
② ⑴の表の④に違反した場合は、損害の発生または拡大を防止することが
できたと認められる額
③ ⑴の表の⑤に違反した場合は、第三者から損害の賠償を受けることによ
って取得することができたと認められる額
④ ⑴の表の⑥に違反した場合は、損害賠償責任がないと認められる額
(*1) 既に他の保険契約等から保険金の支払を受けた場合には、その事実を含
みます。
第16条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、下表に規定する時からそれぞれ発生し、こ
れを行使することができます。
① 死亡保険金については、被保険者が死亡した時
② 後遺障害保険金については、被保険者に後遺障害が生じた時または事故
の発生の日からその日を含めて180日を経過した時のいずれか早い時。
ただし、第2章傷害担保条項第6条(後遺障害保険金の追加支払)に規
定する追加して支払う後遺障害保険金については、後遺障害保険金の支
払が確定し、かつ第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場合)の
傷害を被ってからその日を含めて180日を経過した時とします。
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③ 入院保険金および手術保険金については、被保険者が平常の業務に従事
③ ⑴の表の③の事項のうち、後遺障害の内容およびその程度を確認するた
することもしくは平常の生活ができる程度になおった時、第2章傷害担
保条項第7条(入院保険金および手術保険金の支払)⑴の表の①および
めの、医療機関による診断、後遺障害の認定に係る専門機関による審査
等の結果の照会 120日
②のいずれにも該当しない程度になおった時または事故の発生の日から
その日を含めて180日を経過した時のいずれか早い時
④ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
④ 通院保険金については、被保険者が平常の業務に従事することもしくは
⑤ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
平常の生活に支障がない程度になおった時、通院保険金の支払われる日
数が90日に達した時または事故の発生の日からその日を含めて180日を
経過した時のいずれか早い時
⑤ 育英費用保険金については、扶養者が第3章育英費用担保条項第1条
(保険金を支払う場合)⑴に規定する状態になった時
⑥ 第4章賠償責任担保条項に基づく保険金については、被保険者が被害者
に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被保険者と被害
者との間で、判決が確定した時、または裁判上の和解、調停もしくは書
面による合意が成立した時
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
別表7に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりません。
⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってその事実を当会社に申し出て、当会社の承認を得た
うえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*1)
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*1)または
②以外の3親等内の親族
⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑸ 当会社は、事故の内容または傷害の程度等に応じ、保険契約者、被保険者ま
たは保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証
拠の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合
には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけ
ればなりません。
⑹ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑸の規定に違反した場合または⑵、⑶もしくは⑸の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 法律上の配偶者に限ります。
第17条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、
事故発生の状況、傷害、損失または損害発生の有無および被保険者また
は扶養者に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、傷害の程度または損
害の額、事故と傷害、損失または損害との関係、治療の経過および内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等の有無および内容、損害について
被保険者が有する損害賠償請求権その他の債権および既に取得したもの
の有無および内容等、当会社が支払うべき保険金の額を確定するために
確認が必要な事項
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*2)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*3) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
の他の専門機関による診断、鑑定等の結果の照会 90日
の事項の確認のための調査 60日
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*4)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第16条(保険金の請求) ⑵
および⑶の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*3) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*4) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第18条(時効)
保険金請求権は、第16条(保険金の請求)⑴に規定する時の翌日から起算
して3年を経過した場合は、時効によって消滅します。
第19条(代 位)
⑴ 損失または損害が生じたことにより保険契約者または被保険者が損害賠償請
求権その他の債権(*1)を取得した場合において、当会社がその損害に対して保
険金を支払ったときは、その債権は当会社に移転します。ただし、移転するの
は、下表の額を限度とします。
① 当会社が損害の額の全額を保 保険契約者または被保険者が取得した債
険金として支払った場合
権の全額
② ①以外の場合
保険契約者または被保険者が取得した債
権の額から、保険金が支払われていない
損害の額を差し引いた額
⑵ ⑴の表の②の場合において、当会社に移転せずに保険契約者または被保険者
が引き続き有する債権は、当会社に移転した債権よりも優先して弁済されるも
のとします。
⑶ 保険契約者および被保険者は、当会社が取得する⑴または⑵の債権の保全お
よび行使ならびにそのために当会社が必要とする証拠および書類の入手に協力
しなければなりません。このために必要な費用は、当会社の負担とします。
⑷ ⑴から⑶までの規定は第2章傷害担保条項、第3章育英費用担保条項および
これに付帯する特約には適用しません。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。
第20条(保険契約者の変更)
⑴ 保険契約締結の後、保険契約者は、当会社の承認を得て、この保険契約に適
用される普通保険約款および特約に関する権利および義務を第三者に移転させ
ることができます。
⑵ ⑴の規定による移転を行う場合には、保険契約者は書面をもってその事実を
当会社に申し出て、承認を請求しなければなりません。
⑶ 保険契約締結の後、保険契約者が死亡した場合は、その死亡した保険契約者
の死亡時の法定相続人にこの保険契約に適用される普通保険約款および特約に
関する権利および義務が移転するものとします。
第21条(保険契約者または死亡保険金受取人が複数の場合の取扱い)
⑴ この保険契約について、保険契約者または死亡保険金受取人が2名以上であ
る場合は、当会社は、代表者1名を定めることを求めることができます。この
場合において、代表者は他の保険契約者または死亡保険金受取人を代理するも
のとします。
⑵ ⑴の代表者が定まらない場合またはその所在が明らかでない場合には、保険
契約者または死亡保険金受取人の中の1名に対して行う当会社の行為は、他の
保険契約者または死亡保険金受取人に対しても効力を有するものとします。
⑶ 保険契約者が2名以上である場合には、各保険契約者は連帯してこの保険契
約に適用される普通保険約款および特約に関する義務を負うものとします。
第22条(契約内容の登録)
⑴ 当会社は、この保険契約締結の際(*1)、下表の事項を協会(*2)に登録するこ
とができるものとします。
① 保険契約者の氏名、住所および生年月日
② 被保険者の氏名、住所、生年月日および性別
③ 死亡保険金受取人の氏名
④ 保険金額、入院保険金日額、通院保険金日額および被保険者の同意の有
無
⑤ 保険期間
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⑥ 当会社名
⑵ 各損害保険会社は、⑴の規定により登録された被保険者について、他の保険
契約等の内容を調査するため、⑴の規定により登録された契約内容を協会(*2)
に照会し、その結果を保険契約の解除または保険金の支払について判断する際
の参考にすることができるものとします。
⑶ 各損害保険会社は、⑵の規定により照会した結果を、⑵に規定する保険契約
の解除または保険金の支払について判断する際の参考にすること以外に用いな
いものとします。
⑷ 協会(*2)および各損害保険会社は、⑴の登録内容または⑵の規定による照会
結果を、⑴の規定により登録された被保険者に係る保険契約の締結に関する権
限をその損害保険会社が与えた損害保険代理店および犯罪捜査等にあたる公的
機関からその損害保険会社が公開要請を受けた場合のその公的機関以外に公開
しないものとします。
⑸ 保険契約者または被保険者は、その本人に係る⑴の登録内容または⑵の規定
による照会結果について、当会社または協会(*2)に照会することができます。
(*1) この保険契約が継続契約である場合には、保険契約継続の場合としま
す。
(*2) 社団法人日本損害保険協会をいいます。
8.手指の障害
⑴ 1手の母指を指節間関節以上で失った場合 ⑵ 1手の母指の機能に著しい障害を残す場合 ⑶ 母指以外の1指を遠位指節間関節以上で失った場合 ⑷ 母指以外の1指の機能に著しい障害を残す場合 10%
⑵ 1足の第1の足指の機能に著しい障害を残す場合 8%
⑶ 第1の足指以外の1足指を遠位指節間関節以上で失った場合 5%
⑷ 第1の足指以外の1足指の機能に著しい障害を残す場合 3%
100%
10.その他身体の著しい障害により終身常に介護を必要とする場合 注1 7.から9.までの規定中「以上」とはその関節より心臓に近い部分をい
います。
注2 関節等の説明図
上 肩関節
肢
の
3 ひじ関節
大
関
節 手関節
定を適用します。
第24条(訴訟の提起)
この保険契約に関する訴訟については、日本国内における裁判所に提起する
ものとします。
第25条(準拠法)
この約款に規定のない事項については、日本国の法令に準拠します。
下
肢
の
3
大
関
節
別表1 第2章傷害担保条項第3条(保険金を支払わない場合−その2)の表の
①の運動等
山岳登はん(*1)、リュージュ、ボブスレー、スケルトン、航空機(*2)操縦(*
3)、スカイダイビング、ハンググライダー搭乗、超軽量動力機(*4)搭乗、ジャ
イロプレーン搭乗その他これらに類する危険な運動
足
100%
そ
そ
そ
100%
しくは3関節の機能を全く廃した場合
4.両脚(足関節以上をいう)を失った場合または両脚の3大関節中の2関節も
5%
5.外貌(顔面・頭部・頸部をいう)の醜状
ぼう
⑴ 外貌に著しい醜状を残す場合 15%
ぼう
はんこん
こん
⑵ 外貌に醜状(顔面においては直径2㎝の瘢痕、長さ3㎝の線状痕程度をい
う)を残す場合 3%
せき
40%
30%
15%
60%
⑵ 1腕または1脚の3大関節中の2関節または3関節の機能を全く廃した場
合 50%
⑶ 1腕または1脚の3大関節中の1関節の機能を全く廃した場合 ⑷ 1腕または1脚の機能に障害を残す場合 別表3 第2章傷害担保条項第5条(後遺障害保険金の支払)⑸および第3章育
2.両耳の聴力を全く失った場合
3.両腕(手関節以上をいう)を失った場合または両腕の3大関節中の2関節も
⑷ 歯に5本以上の欠損を生じた場合 6.脊柱の障害
せき
⑴ 脊柱に著しい変形または著しい運動障害を残す場合 せき
⑵ 脊柱に運動障害を残す場合 せき
⑶ 脊柱に変形を残す場合 7.腕(手関節以上をいう)、脚(足関節以上をいう)の障害
⑴ 1腕または1脚を失った場合 遠位指節間関節
20%
35%
15%
けい
第1の足指
英費用担保条項第1条(保険金を支払う場合)⑸の後遺障害
1.両眼が失明した場合
⑵ 咀しゃくまたは言語の機能に著しい障害を残す場合 そ
⑶ 咀しゃくまたは言語の機能に障害を残す場合 ぼう
遠位指節間関節
5%
4.咀しゃく、言語の障害
⑴ 咀しゃくまたは言語の機能を全く廃した場合 足関節
指節間関節
60%
きょう
⑶ 1眼の矯正視力が0.6以下となった場合 5%
さく
⑷ 1眼が視野狭窄(正常視野の角度の合計の60%以下となった場合をいう)
となった場合 5%
3.鼻の障害
⑴ 鼻の機能に著しい障害を残す場合 ひざ関節
指節間関節
(*4) モーターハンググライダー、マイクロライト機、ウルトラライト機等を
いい、パラシュート型超軽量動力機(*5)を除きます。
(*5) パラプレーン等をいいます。
80%
30%
柱
股関節
母 指
(*2) グライダーおよび飛行船を除きます。
(*3) 職務として操縦する場合を除きます。
⑵ 1耳の聴力を全く失った場合 ⑶ 1耳の聴力が50㎝以上では通常の話声を解せない場合 脊
手
(*1) ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するものを
いいます。
2.耳の障害
⑴ 両耳の聴力を全く失った場合 5%
9.足指の障害
⑴ 1足の第1の足指を指節間関節以上で失った場合 第23条(被保険者が複数の場合の約款の適用)
被保険者が2名以上である場合は、それぞれの被保険者ごとにこの約款の規
別表2 後遺障害保険金支払区分表
1.眼の障害
⑴ 両眼が失明した場合 ⑵ 1眼が失明した場合 20%
15%
8%
35%
5%
しくは3関節の機能を全く廃した場合
5.1腕を失ったかまたは3大関節中の2関節もしくは3関節の機能を全く廃
し、かつ、1脚を失ったかまたは3大関節中の2関節もしくは3関節の機能を
全く廃した場合
注1 3.および4.の規定中「手関節」および「足関節」については別表2
の注2の関節の説明図によります。
注2 3.および4.の規定中「以上」とはその関節より心臓に近い部分をい
います。
別表4 第2章傷害担保条項第7条(入院保険金および手術保険金の支払)⑴の
表の②の入院保険金を支払う状態
きょう
1.両眼の矯正視力が0.06以下になっていること
そ
2.咀しゃくまたは言語の機能を失っていること
3.両耳の聴力を失っていること
し
4.両上肢の手関節以上のすべての関節の機能を失っていること
し
5.1下肢の機能を失っていること
6.胸腹部臓器の障害のため身体の自由が主に摂食、洗面等の起居動作に限られ
─ 25 ─
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ていること
7.神経系統または精神の障害のため身体の自由が主に摂食、洗面等の起居動作
に限られていること
8.その他上記部位の合併障害等のため身体の自由が主に摂食、洗面等の起居動
作に限られていること
注1 4.の規定中「手関節」および「関節」については別表2の注2の関節
の説明図によります。
注2 4.の規定中「以上」とはその関節より心臓に近い部分をいいます。
別表5 第2章傷害担保条項第7条(入院保険金および手術保険金の支払)⑷の
手術
対 象 と な る 手 術
倍率
1.皮膚、皮下組織の手術(単なる皮膚縫合は除く。)
⑴ 植皮術、皮膚移植術、皮弁作成術、皮弁移動術、皮弁切断術、
遷延皮弁術(いずれも25cm2未満は除く。)
20
はんこんこうしゅく
⑵ 瘢痕拘縮形成術、顔面神経麻痺形成手術、動脈皮弁術、筋皮弁
術、遊離皮弁術、複合組織移植術、自家遊離複合組織移植術
けん
けんしょう
20
ばってい
2.手指、足指を含む筋、腱、腱鞘の手術(筋炎手術および抜釘術を
除く。)
けん
けん しょう
⑴ 筋、腱、腱 鞘 の観血手術(いずれも関節鏡下によるものを含
じん
10
⑶ 強膜移植術
20
15.ぶどう膜、眼房の手術
こう
⑴ 観血的前房・虹彩異物除去術
こう
ゆ
10
はく
⑵ 虹彩癒着剥離術、瞳孔形成術
10
こう
⑶ 虹彩離断術
10
こう
⑷ 緑内障観血手術(レーザーによる虹 彩切除術は13.⑵に該当
16.網膜の手術
はく
⑴ 網膜復位術(網膜剥離症手術)
20
⑵ 網膜光凝固術
20
⑶ 網膜冷凍凝固術
20
しょう し
17.水晶体、硝子体の手術
⑴ 白内障・水晶体観血手術
20
10
のを含む。)
10
ばってい
4.手指、足指を含む四肢骨の手術(抜釘術を除く。)
⑶ 硝子体異物除去術
20
18.外耳、中耳、内耳の手術
ろう
⑴ 耳後瘻孔閉鎖術、耳介形成手術、外耳道形成手術、外耳道造設
10
術
⑵ 観血的鼓膜・鼓室形成術
20
⑶ 乳突洞開放術、乳突削開術
10
⑷ 中耳根本手術
20
⑴ 四肢骨観血手術
10
⑸ 内耳観血手術
⑵ 骨移植術(四肢骨以外の骨を含む。)
20
19.鼻・副鼻腔の手術(抜釘術を除く。)
ばっ てい
5.手指、足指を含む四肢切断、離断、再接合の手術(抜 釘 術を除
く。)
⑴ 四肢切断術、離断術(骨、関節の離断に伴うもの)
20
⑵ 切断四肢再接合術(骨、関節の離断に伴うもの)
20
⑴ 鼻骨観血手術
10
⑵ 副鼻腔観血手術
20
いん
へんとう
こう
20.咽頭、扁桃、喉頭、気管の手術
⑴ 気管異物除去術(開胸術によるもの)
40
⑵ 喉頭形成術、気管形成術
40
10
21.内分泌器の手術
せん
せん
⑴ 甲状腺、副甲状腺の手術
20
20
22.顔面骨、顎関節の手術(抜釘術を除く。)
がく
がく
がく
がく
⑴ 頬骨・上顎骨・下顎骨・顎関節観血手術(顎関節鏡下によるも
のを含み、歯・歯肉の処置に伴うものは除く。)
20
23.胸部、食道、横隔膜の手術
かく
⑴ 胸郭形成術
40
けんこう
ろっ
ばってい
7.鎖骨、肩甲骨、肋骨、胸骨観血手術(抜釘術を除く。)
せき
けい
がく
ばってい
8.脊柱、骨盤の手術(頸椎、胸椎、腰椎、仙椎の手術を含み、抜釘
術は除く。)
せき
せき
せき
⑴ 脊柱・骨盤観血手術(脊椎固定術、体外式脊椎固定術を含む。)
がい
ばってい
9.頭蓋、脳の手術(抜釘術を除く。)
がい
⑴ 頭蓋骨観血手術(鼻骨および鼻中隔を除く。)
がい
せん
⑵ 頭蓋内観血手術(穿頭術を含む。)
40
せきずい
10.脊髄、神経の手術
⑴ 手指、足指を含む神経観血手術(形成術、移植術、切除術、減
ねん
はく
圧術、開放術、捻除術、縫合術、剥離術、移行術)
せきずい
⑵ 脊髄硬膜内外観血手術
20
40
のう
11.涙嚢、涙管の手術
のう
⑴ 涙嚢摘出術
10
ふん
⑵ 涙嚢鼻腔吻合術
10
⑶ 涙小管形成術
けん
20
ばってい
こう
6.指移植の手術
⑴ 指移植手術
のう
20
しょう し
10
せん
のう
⑵ 結膜嚢形成術
か
⑶ 眼窩ブローアウト(吹抜け)骨折手術
か
⑷ 眼窩骨折観血手術
か
⑸ 眼窩内異物除去術
20
20
⑵ 開胸術を伴う胸部手術(胸腔鏡下によるものを含み、胸壁膿瘍
けい
切開術を除く。)、食道手術(開胸術を伴わない頸部手術によるも
40
のを含む。)、横隔膜手術
⑶ 胸腔ドレナージ(持続的なドレナージをいう。)
10
24.心、脈管の手術
⑴ 観血的血管形成術(血液透析用シャント形成術を除く。)
20
⑵ 大動脈・大静脈・肺動脈・冠動脈手術(開胸または開腹術を伴
うもの)
40
40
⑷ その他開胸術を伴うもの
40
40
10
25.腹部の手術
⑴ 開腹術を伴うもの(腹腔鏡下によるものを含み、腹壁膿瘍切開
術を除く。)
20
⑵ 腹腔ドレナージ(持続的なドレナージをいう。)
10
20
26.尿路系、副腎、男子性器、女子性器の手術
ばってい
12.眼瞼、結膜、眼窩、涙腺の手術(抜釘術を除く。)
けん
⑴ 眼瞼下垂症手術
ばってい
⑶ 開心術
10
か
20
する。)
しょう し
ばってい
⑵ 人工骨頭挿入術、人工関節置換術
倍率
⑵ 硝子体観血手術(茎顕微鏡下によるものを含む。)
む。)
3.手指、足指を含む四肢関節、靭帯の手術(抜釘術を除く。)
じん
⑴ 四肢関節観血手術、靭帯観血手術(いずれも関節鏡下によるも
対 象 と な る 手 術
ろう
⑵ 強角膜瘻孔閉鎖術
10
10
13.眼球・眼筋の手術
⑴ 眼球内異物摘出術
20
⑵ レーザー・冷凍凝固による眼球手術
10
⑶ 眼球摘出術
40
じん
じん
じん う
ぼうこう
⑴ 腎臓・腎盂・尿管・膀胱観血手術(経尿道的操作によるものお
ぼうこう
40
よび膀胱内凝血除去術を除く。)
さく
てん
⑷ 眼球摘除および組織または義眼台充填術
40
⑸ 眼筋移植術
20
14.角膜・強膜の手術
⑴ 角膜移植術
20
⑵ 尿道狭窄観血手術、尿道異物摘出術、尿道形成手術(いずれも
経尿道的操作は除く。)
20
ろう
⑶ 尿瘻観血手術(経尿道的操作は除く。)
20
⑷ 陰茎切断術
こう
こう
40
のう
せん
⑸ 睾丸・副睾丸・精管・精索・精嚢・前立腺手術
20
⑹ 卵管・卵巣・子宮・子宮附属器手術(人工妊娠中絶術および経
ちつ
膣操作を除く。)
20
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対 象 と な る 手 術
ちつ
倍率
ろう
⑺ 膣腸瘻閉鎖術
20
保険金種類 責任
賠償
⑼ 膣壁形成術
費用
20
ちつ
育英
ちつ
⑻ 造膣術
注 保険金を請求する場合には、〇を付した書類のうち当会社が求めるものを提
出しなければなりません。
2.第3章育英費用担保条項、第4章賠償責任担保条項の場合
20
提出書類
⑽ 副腎摘出術
40
1.保険金請求書
○
○
⑾ その他開腹術を伴うもの
40
27.上記以外の手術
40
2.保険証券
○
○
3.当会社の定める傷害状況報告書
○
じん
⑴ 上記以外の開頭術
⑵ 上記以外の開胸術(胸壁膿瘍切開術を除く。)
ぼうこう
⑶ 上記以外の開腹術(腹壁膿瘍切開術および膀胱内凝血除去術を
40
4.当会社の定める事故状況報告書
40
5.公の機関(やむを得ない場合には、第三者)の事故証
明書
40
6.死亡診断書もしくは死体検案書または後遺障害の程度
除く。)
⑷ 上記以外の開心術
⑸ ファイバースコープまたは血管・バスケットカテーテル、バル
いん
こう
ーンカテーテルによる脳、咽頭、喉頭、食道、気管、気管支、心
10
臓、血管、胸・腹部臓器、尿管、膀胱、尿道の手術(検査および
割合(%)
10
15
25
35
10.被保険者の戸籍謄本
○
11.扶養者が死亡した時に、扶養者が被保険者を扶養して
いたことを証明する書類
○
12.委任を証する書類および委任を受けた者の印鑑証明書
(保険金の請求を第三者に委任する場合)
○
55
5か月まで 65
70
14.その他当会社が第5章基本条項第17条(保険金の支払
時期)⑴に定める必要な事項の確認を行うために欠くこ
75
80
85
とのできない書類または証拠として保険契約締結の際に
当会社が交付する書面等において定めたもの
○
○
○
○
注 保険金を請求する場合には、〇を付した書類のうち当会社が求めるものを提
90
95
11か月まで 1年まで ○
○
13.損害賠償金の支払または被害者の承諾があったことを
示す書類
45
8か月まで 9か月まで 10か月まで ○
9.被保険者の印鑑証明書
4か月まで 6か月まで 7か月まで ○
8.損害を証明する書類
処置は除く。)
2か月まで 3か月まで ○
7.示談書その他これに代わるべき書類
ぼうこう
別表6 短期料率表
短期料率は、年料率に下記割合を乗じたものとします。
既経過期間
7日まで 15日まで 1か月まで を証明する被保険者以外の医師の診断書
○
出しなければなりません。
100
別表7 保険金請求書類
1.第2章傷害担保条項の場合
通院
手術
・
入院
障害
後遺
死亡
保険金種類 提出書類
1.保険金請求書
○
○
○
○
2.保険証券
○
○
○
○
3.当会社の定める傷害状況報告書
○
○
○
○
4.公の機関(やむを得ない場合には、第
三者)の事故証明書
○
○
○
○
5.死亡診断書または死体検案書
○
○
○
○
○
○
○
○
○
6.後遺障害もしくは傷害の程度または手
術の内容を証明する被保険者以外の医師
の診断書
7.入院日数または通院日数を記載した病
院または診療所の証明書類
8.死亡保険金受取人(死亡保険金受取人
を定めなかった場合は、被保険者の法定
相続人)の印鑑証明書
○
9.被保険者の印鑑証明書
10.被保険者の戸籍謄本
○
11.法定相続人の戸籍謄本(死亡保険金受
取人を定めなかった場合)
○
12.委任を証する書類および委任を受けた
者の印鑑証明書(保険金の請求を第三者
に委任する場合)
○
○
○
○
13.その他当会社が第5章基本条項第17
条(保険金の支払時期)⑴に定める必要
な事項の確認を行うために欠くことので
きない書類または証拠として保険契約締
結の際に当会社が交付する書面等におい
て定めたもの
○
○
○
○
─ 27 ─
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特 約
箇 所
◇保険証券面の契約種類・特約欄に○印が付されている場合には以下の特約がそ
れぞれ適用されます。
学業費用担保特約
⑴ 当会社は、扶養者(*1)が急激かつ偶然な外来の事故(*2)によってその身体に
傷害を被り、その直接の結果として、下表のいずれかに該当する状態(*3)にな
った場合には、それによって扶養者に扶養されなくなることにより被保険者が
被る損害に対して、この特約および普通約款(*4)第5章基本条項の規定に従い
保険金(*5)を被保険者に支払います。
① 事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合
② 事故の発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害が生じ、その
後遺障害が普通約款別表2に掲げる区分において100%の割合に認定さ
れた場合
⑵ ⑴の表の②の規定にかかわらず、扶養者が事故の発生の日からその日を含め
て180日を超えてなお治療を必要とする状態にある場合は、当会社は、事故の
発生の日からその日を含めて181日目における被保険者以外の医師の診断に基
づき後遺障害の程度を認定します。
⑶ 普通約款別表2に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害に対しては、当会社
は、身体の障害にの程度に応じ、かつ、普通約款別表2に掲げる区分に準じ、
後遺障害の程度を認定します。ただし、普通約款別表2の1.⑶、⑷、2.
⑶、4.⑷および5.⑵に掲げる機能障害に至らない障害に対しては、後遺障
害の認定を行いません。
⑷ 同一事故により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、その各々
に対し⑴から⑶までの規定を適用して認定した割合の合計が100%に達する場
合には、後遺障害の認定割合を100%とみなします。ただし、普通約款別表2
の7.から9.までに掲げる上肢(*6)または下肢(*7)の後遺障害に対しては、
1肢ごとの後遺障害の程度の認定は60%をもって限度とします。
⑸ ⑴の表の②において、既に身体に障害のあった扶養者が⑴の傷害を被り、そ
の直接の結果として新たな後遺障害が加わったことにより普通約款別表3の
1.、3.、4.または5.のいずれかに該当した場合は、加重された後の後遺
障害の状態に対応する普通約款別表2に掲げる割合を適用します。
(*1) 被保険者を扶養する者で保険証券記載の者をいいます。以下この特約に
おいて同様とします。
(*2) 以下この特約において「事故」といいます。
(*3) 以下この特約において「扶養不能状態」といいます。
(*4) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*5) 学資費用保険金または進学費用保険金をいいます。以下この特約におい
て同様とします。
(*6) 腕および手をいいます。
(*7) 脚および足をいいます。
第2条(用語の定義)
この特約において、下表に掲げる用語の意味は、それぞれ次の定義に従いま
す。
定 義
① 支払対象期間
支払対象期間開始日(*1)から、支払対象期間終了日(*2)
までの期間をいいます。
② 支払年度
初年度については、支払対象期間開始日から1年以内に
到来する支払対象期間終了日の応当日までとし、次年度
以降については、支払対象期間終了日の応当日から1年
間をいいます。
(*1) 扶養者が扶養不能状態となった日の翌日をいいます。以下この特約にお
いて同様とします。
(*2) 保険証券記載の学業費用担保特約の終期をいいます。以下この特約にお
いて同様とします。
第3条(保険金を支払わない場合)
⑴ 当会社は、普通約款第2章傷害担保条項第2条(保険金を支払わない場合−
その1)⑴の表のいずれかに該当する事由によって生じた傷害の直接の結果と
して、扶養者が扶養不能状態になった場合の損害に対しては、保険金を支払い
ません。ただし、普通約款第2章第2条⑴の表は下表のとおり読み替えて適用
します。
箇 所
読み替え後
扶養者
ら⑧まで
⑴ 当会社は、扶養者が扶養不能状態となり、被保険者が支払対象期間中に発生
第1条(保険金を支払う場合)
① ⑴の表の①
読み替え前
⑵ 当会社は、扶養者が扶養不能状態になった時に、扶養者が被保険者を扶養し
ていない場合には、保険金を支払いません。
第4条(学資費用保険金の支払)
(略称:学業費用担保)
用 語
② ⑴の表の③か 被保険者
読み替え前
読み替え後
保険契約者(*1)、被保険者または 保険契約者(*1)、被
被保険者の親権者もしくは後見人 保険者または扶養者
した学資費用を負担したことによって被った損害に対して、学資費用保険金を
被保険者に支払います。
⑵ ⑴の学資費用は、被保険者が在学または進学する学校に納付する費用のう
ち、在学期間中に毎年必要となる費用(*1)をいいます。
⑶ 学資費用保険金の支払額は、支払対象期間中の各支払年度について、保険証
券記載の学資費用保険金額を限度とします。
(*1) 授業料、施設設備費、実験費、実習費、体育費、施設設備管理費等をい
います。
第5条(進学費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、扶養者が扶養不能状態となり、被保険者が支払対象期間中に発生
した進学費用を負担したことによって被った損害に対して、進学費用保険金を
被保険者に支払います。
⑵ ⑴の進学費用は、被保険者が進学する際に、進学する学校に納付する費用の
うち、第4条(学資費用保険金の支払)⑵の学資費用以外の費用(*1)をいいま
す。
⑶ 進学費用保険金の支払額は、支払対象期間を通じて保険証券記載の進学費用
保険金額を限度とします。
(*1) 入学金、納付が義務付けられている寄付金等をいいます。
第6条(死亡の推定)
扶養者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場合または遭難
した場合において、その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難し
た日からその日を含めて30日を経過してもなお扶養者が発見されないときは、
その航空機または船舶が行方不明となった日または遭難した日に、扶養者が第
1条(保険金を支払う場合)の傷害によって死亡したものと推定します。
第7条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等(*1)がある場合において、それぞれの支払責任額(*2)の合計
額が、⑵に規定する支払限度額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を
保険金として支払います。
① 他の保険契約等(*1)から保険 この保険契約の支払責任額(*2)
金が支払われていない場合
② 他の保険契約等(*1)から保険 ⑵に規定する支払限度額から、他の保険
金が支払われた場合
契約等(*1)から支払われた保険金の合計
額を差し引いた残額。ただし、この保険
契約の支払責任額(*2)を限度とします。
⑵ 支払限度額は、それぞれの保険契約または共済契約のうち最も保険金額の高
い保険契約または共済契約により、その契約において他の保険契約等(*1)がな
いものとした場合に支払われるべき保険金の額とします。
⑶ ⑴および⑵の規定は、学資費用保険金および進学費用保険金ごとに適用しま
す。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)⑴の損害に対して保険金を支払うべき他
の保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
第8条(事故の通知)
⑴ 扶養者が事故により傷害を被った場合は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者は、その原因となった事故の発生の日からその日を含めて
30日以内に事故発生の状況および傷害の程度を当会社に通知しなければなり
ません。この場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求めたと
きまたは扶養者の診断書もしくは死体検案書の提出を求めたときは、これに応
じなければなりません。
⑵ 扶養者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場合または遭難
した場合は、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、その航
空機または船舶が行方不明となった日または遭難した日からその日を含めて
30日以内に行方不明または遭難発生の状況を当会社に書面により通知しなけ
ればなりません。
⑶ ⑴の場合において、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
は、他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)について、遅滞なく当会社に通
知しなければなりません。
⑷ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、⑴から⑶までのほ
か、当会社が特に必要とする書類または証拠となるものを求めた場合には、遅
滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害の調査に協力しなければなりま
せん。
⑸ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴
から⑷までの規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明について知っ
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ている事実を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当
会社は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払いま
す。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)⑴の損害に対して保険金を支払うべき他
の保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第9条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、下表に規定する時からそれぞれ発生し、こ
れを行使することができます。
① 学資費用保険金については、第4条(学資費用保険金の支払)⑴の費用
を負担した時
② 進学費用保険金については、第5条(進学費用保険金の支払)⑴の費用
を負担した時
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を受けようとする場
合は、別表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりませ
ん。
⑶ 当会社は、事故の内容、損害の額または傷害の程度等に応じ、保険契約者、
被保険者または保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類
もしくは証拠の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがありま
す。この場合には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な
協力をしなければなりません。
⑷ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑶の規定に違反した場合または、⑵もしくは⑶の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第10条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑴ 当会社は、第8条(事故の通知)の規定による通知または第9条(保険金の
請求)の規定による請求を受けた場合は、傷害の程度もしくは損害の額の認定
またはその他保険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保険
者または保険金を受け取るべき者に対し当会社の指定する医師が作成した扶養
者の診断書または死体検案書の提出を求めることができます。
⑵ ⑴の規定による診断または死体の検案(*1)のために必要とした費用(*2)は、
当会社が負担します。
(*1) 死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*5)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第9条(保険金の請求)⑵の
規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 第1条(保険金を支払う場合)の損害に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*3) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*4) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*5) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第12条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第5章基本条項第15条(事故の通知)
② 第5章第16条(保険金の請求)
③ 第5章第17条(保険金の支払時期)
第13条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第5章基本条項第1条 保険料領収前に生じ 保険料領収前に、この特
(保険責任の始期およ た事故(*2)
約第1条(保険金を支払
び終期)⑶
う場合)に規定する事故
② 第5章第11条(保険料 保険料領収前に生じ 保険料領収前に、この特
の返還または請求−告 た事故
約第1条(保険金を支払
知義務等の場合)⑸
う場合)に規定する事故
③ 第5章第18条(時効) 第16条
(保険金の請 この特約第9条(保険金
求)⑴
の請求)⑴
第14条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
別表 保険金請求書類
1.保険金請求書
(*2) 収入の喪失を含みません。
第11条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
①
保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、
事故発生の状況、損害または傷害発生の有無および被保険者または扶養
者に該当する事実
②
保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③
保険金を算出するための確認に必要な事項として、損害の額または傷害
の程度、事故と損害または傷害との関係、治療の経過および内容
④
保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤
①から④までのほか、他の保険契約等(*2)の有無および内容、損害につ
いて被保険者が有する損害賠償請求権その他の債権および既に取得した
ものの有無および内容等、当会社が支払うべき保険金の額を確定するた
めに確認が必要な事項
2.保険証券
3.当会社の定める傷害状況報告書
4.公の機関(やむを得ない場合には、第三者)の事故証明書
5.死亡診断書もしくは死体検案書または後遺障害の程度を証明する被保険者以
外の医師の診断書
6.被保険者が学資費用もしくは進学費用を負担したことおよびその金額を証明
する書類
7.被保険者の印鑑証明書
8.被保険者の戸籍謄本
9.扶養者が死亡した時に、扶養者が被保険者を扶養していたことを証明する書
類
10.委任を証する書類および委任を受けた者の印鑑証明書(保険金の請求を第三
者に委任する場合)
11.その他当会社が第11条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の確認
を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締結の際に当
会社が交付する書面等において定めたもの
救援者費用等担保特約(B)
(略称:救援者費用等)
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*3)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*4) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
の他の専門機関による診断、鑑定等の結果の照会 90日
③ ⑴の表の③の事項のうち、後遺障害の内容およびその程度を確認するた
めの、医療機関による診断、後遺障害の認定に係る専門機関による審査
等の結果の照会 120日
④ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
⑤ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、被保険者が下表に掲げる場合のいずれかに該当したことにより、
保険契約者、被保険者または被保険者の親族が負担した費用に対して、この特
約および普通約款(*1)第5章基本条項の規定に従い、その費用の負担者に保険
金を支払います。
① 保険期間中に、被保険者が搭乗している航空機または船舶が行方不明に
なった場合または遭難した場合
② 保険期間中に、急激かつ偶然な外来の事故によって被保険者の生死が確
認できない場合または緊急な捜索もしくは救助活動を必要とする状態と
なったことが警察等の公的機関により確認された場合
③ 保険期間中に被保険者の居住の用に供される保険証券記載の住宅(*2)外
において被った普通約款第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場
合)の傷害を直接の原因として事故の発生の日からその日を含めて180
日以内に死亡した場合または継続して3日以上入院(*3)した場合
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
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します。
(*2) 転居した場合は転居先の住宅をいい、敷地を含みます。
(*3) 他の病院または診療所に移転した場合には、移転のために必要とした期
④ 移送費用
死亡した被保険者を現地(*3)から被保険者の住所等
(*4)に移送するために必要とした遺体輸送費用または治
療を継続中の被保険者を被保険者の住所等もしくは被保
険者の住所等の属する国の病院もしくは診療所へ移転す
るために必要とした移転費(*5)をいいます。ただし、被
保険者が払戻しを受けた帰宅のための運賃または被保険
者が負担することを予定していた帰宅のための運賃はこ
の費用の額から控除します。
⑤ 諸雑費
救援者(*2)の渡航手続費(*6)および救援者または被保
険者が現地において支出した交通費、電話料等通信費、
被保険者の遺体処理費等をいい、200,000円を限度とし
ます。ただし、これらの費用が、被保険者が日本国内に
おいて第1条の表のいずれかに該当したことにより発生
した場合は、30,000円を限度とします。
間は入院中とみなします。ただし、その移転について治療のため医師が必
要と認めた場合に限ります。
第2条(保険金を支払わない場合)
⑴ 当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって第1条(保険金を支払う場
合)の表に掲げる場合のいずれかに該当したことにより発生した費用に対して
は、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意または重大な過失
② 保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失。ただし、その者が保
険金の一部の受取人である場合には、保険金を支払わないのはその者が
受け取るべき金額に限ります。
③ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為
④ 被保険者が次のいずれかに該当する間に生じた事故
ア. 法令に定められた運転資格を持たないで自動車等(*2)を運転して
いる間
イ. 酒に酔った状態(*3)で自動車等を運転している間
ウ. 麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な
運転ができないおそれがある状態で自動車等を運転している間
⑤ 被保険者の脳疾患、疾病または心神喪失
⑥ 被保険者の妊娠、出産または流産
⑦ 被保険者に対する外科的手術その他の医療処置。ただし、外科的手術そ
の他の医療処置によって生じた傷害が、当会社が保険金を支払うべき傷
害の治療によるものである場合には、保険金を支払います。
⑧ 被保険者に対する刑の執行
⑨ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*4)
⑩ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑪ 核燃料物質(*5)もしくは核燃料物質(*5)によって汚染された物(*6)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑫ ⑨から⑪までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混
乱に基づいて生じた事故
⑬ ⑪以外の放射線照射または放射能汚染
⑭ 被保険者が普通約款別表1に掲げる運動等を行っている間に生じた事故
けい
⑵ 当会社は、被保険者が頸部症候群(*7)、腰痛その他の症状を訴えている場合
であっても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないものによって第1
条(保険金を支払う場合)の表の③の入院をしたことにより発生した費用に対
しては、その症状の原因が何であるかにかかわらず、保険金を支払いません。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 自動車または原動機付自転車をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*3) アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいい
ます。
(*4) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。
(*5) 使用済燃料を含みます。
(*6) 原子核分裂生成物を含みます。
(*7) いわゆる「むちうち症」をいいます。
第3条(費用の範囲)
第1条(保険金を支払う場合)の費用とは、下表に掲げるものをいいます。
① 捜索救助費用
遭難した被保険者を捜索(*1)する活動に必要とした費
用のうち、これらの活動に従事した者からの請求に基づ
いて支払った費用をいいます。
② 交通費
救援者(*2)の現地(*3)までの汽車、電車、船舶、航空
機等の1往復分の運賃をいい、救援者(*2)2名分を限度
とします。ただし、第1条の表の②の場合において、被
保険者の生死が判明した後または被保険者の緊急な捜索
(*1)もしくは救助活動が終了した後に現地(*3)に赴く救
援者(*2)にかかる費用は除きます。
③ 宿泊料
現地(*3)および現地(*3)までの行程における救援者
(*2)のホテル、旅館等の宿泊料をいい、救援者(*2)2名
分を限度とし、かつ、1名について14日分を限度とし
ます。ただし、第1条の表の②の場合において、被保険
者の生死が判明した後または被保険者の緊急な捜索(*1)
もしくは救助活動が終了した後に現地(*3)に赴く救援者
(*2)にかかる費用は除きます。
(*1) 捜索、救助または移送をいいます。
(*2) 被保険者の捜索(*1)、看護または事故処理を行うために現地(*3)へ赴く
被保険者の親族をいい、これらの者の代理人を含みます。
(*3) 事故発生地または被保険者の収容地をいいます。
(*4) 保険証券記載の被保険者の住所(*7)または扶養者の生活の本拠をいいま
す。以下この特約において同様とします。
(*5) 治療のため医師または職業看護師が付添うことを要する場合には、その
費用を含みます。
(*6) 旅券印紙代、査証料、予防接種料等をいいます。
(*7) 転居していた場合は転居先の住所をいいます。
第4条(保険金の支払額)
当会社は、第3条(費用の範囲)の費用のうち、社会通念上妥当と認められ
る部分についてのみ保険金を支払います。ただし、被保険者または保険金を受
け取るべき者が第三者から損害の賠償として支払を受けることができた場合に
は、その支払を受けた金額に対しては、保険金を支払いません。
第5条(支払保険金の限度)
当会社が支払うべき保険金の額は保険期間を通じ、保険金額(*1)をもって限
度とします。ただし、保険期間が1年を超える保険契約においては、契約年度
ごとに保険金額をもって限度とします。
(*1) 保険証券記載のこの特約の保険金額とします。以下この特約において同
様とします。
第6条(事故の通知)
⑴ 被保険者が第1条(保険金を支払う場合)の表に掲げる場合のいずれかに該
当したときは、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、第1
条の表に掲げる場合のいずれかに該当した日からその日を含めて30日以内に
下表に掲げる事項を当会社に通知しなければなりません。この場合において、
当会社が書面による通知を求めたときは、これに応じなければなりません。
① 第1条の表の①または②の場合は、行方不明もしくは遭難または事故発
生の状況
② 第1条の表の③の場合は、事故発生の状況および傷害の程度
⑵ ⑴の場合において、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
は、他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)について、遅滞なく当会社に通
知しなければなりません。
⑶ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、⑴または⑵のほ
か、当会社が特に必要とする書類または証拠となるものを求めた場合には、遅
滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害の調査に協力しなければなりま
せん。
⑷ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく
⑴、⑵または⑶の規定に違反した場合は、当会社は、それによって当会社が被
った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 第1条の費用に対して保険金を支払うべき他の保険契約または共済契約
をいいます。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第7条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、第1条(保険金を支払う場合)の費用を負
担した時から発生し、これを行使することができるものとします。
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
保険金請求書、保険証券および下表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを
提出しなければなりません。
① 被保険者が第1条の表に掲げる場合のいずれかに該当したことを証明す
る書類
② 保険金の支払を受けようとする第3条(費用の範囲)の表に掲げる費用
のそれぞれについて、その費用の支出明細書およびその支出を証明する
書類
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③ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
の他の専門機関による鑑定等の結果の照会 90日
④ その他当会社が第9条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の確
認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締結
の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってそのことについて当会社に申し出て、当会社の承認
を得たうえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*1)
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*1)または
②以外の3親等内の親族
⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*5)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第7条(保険金の請求)⑵お
よび⑶の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*3) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*4) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*5) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
⑸ 当会社は、事故の内容または費用の額等に応じ、保険契約者、被保険者また
は保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠
第10条(代 位)
⑴ 第1条(保険金を支払う場合)の費用について、保険契約者、被保険者また
の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合に
は、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけれ
は被保険者の親族が損害賠償請求権その他の債権(*1)を取得した場合におい
て、当会社がその費用に対して保険金を支払ったときは、その債権は当会社に
ばなりません。
⑹ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑸の規定に違反した場合または⑵、⑶もしくは⑸の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 法律上の配偶者に限ります。
第8条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
他の保険契約等(*1)がある場合において、それぞれの支払責任額(*2)の合計
移転します。ただし、移転するのは、下表の額を限度とします。
① 当会社が、保険契約者、 保険契約者、被保険者または被保険者の親族
被保険者または被保険者 が取得した債権の全額
の親族が負担した第1条
の費用全額を保険金とし
て支払った場合
② ①以外の場合
保険契約者、被保険者または被保険者の親族
が取得した債権の額から、保険金が支払われ
ていない保険契約者、被保険者または被保険
者の親族が負担した第1条の費用の額を差し
引いた額
額が、費用の額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支
払います。
① 他の保険契約等(*1)から保険 この保険契約の支払責任額(*2)
金が支払われていない場合
② 他の保険契約等(*1)から保険 費用の額から、他の保険契約等(*1)から
金が支払われた場合
支払われた保険金の合計額を差し引いた
残額。ただし、この保険契約の支払責任
額(*2)を限度とします。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
第9条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、
事故発生の状況、費用または傷害の発生の有無および被保険者に該当す
る事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、費用の額または傷害
の程度、事故と費用または傷害との関係、治療の経過および内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等(*2)の有無および内容、費用につ
いて保険契約者、被保険者または被保険者の親族が有する損害賠償請求
権その他の債権および既に取得したものの有無および内容等、当会社が
支払うべき保険金の額を確定するために確認が必要な事項
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*3)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
⑵ ⑴の表の②の場合において、当会社に移転せずに保険契約者、被保険者また
は被保険者の親族が引き続き有する債権は、当会社に移転した債権よりも優先
して弁済されるものとします。
⑶ 保険契約者、被保険者および保険金を受け取るべき者は、当会社が取得する
⑴または⑵の債権の保全および行使ならびにそのために当会社が必要とする証
拠および書類の入手に協力しなければなりません。このために必要な費用は、
当会社の負担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。
第11条(普通約款の適用除外)
普通約款第5章基本条項の下表の規定は適用しません。
① 第15条(事故の通知)
② 第16条(保険金の請求)
③ 第17条(保険金の支払時期)
④ 第19条(代位)
第12条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款第5章基本条項の規定を下表のとおり読み替
えて適用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第1条(保険 生じた事故(*2)
責任の始期お
よび終期)⑶
この特約第1条(保険金を支
払う場合)の表に掲げる場合
のいずれかに該当したこと
② 第1条⑶
費用
傷害、損失または損害
③ 第2条(告知 この保険契約によって保 この特約第1条(保険金を支
義務)⑶の表 険金を支払うべき傷害、 払う場合)の表に掲げる場合
の③
損失または損害の原因と のいずれかに該当する前
なった事故が発生する前
④ 第2条⑷
傷害、損失または損害の この特約第1条(保険金を支
原因となる事故が発生し 払う場合)の表に掲げる場合
た後
のいずれかに該当した後
⑤ 第2条⑸
発生した傷害、損失また 発生したこの特約第1条(保
は損害
険金を支払う場合)の費用
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*4) 180日
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箇 所
読み替え前
読み替え後
⑤ 被保険者が他人に対して損害賠償の請求権を有する場合において、第5
条(事故の通知)⑴の表の③または第9条(代位)⑶の規定により、そ
の権利の保全または行使に必要な手続をとるために必要または有益であ
⑥ 第8条(重大 傷害、損失または損害を この特約第1条(保険金を支
事由による解 生じさせ
除)⑴の表の
払う場合)の費用を生じさせ
①
⑦ 第8条⑵
傷害、損失または損害の この特約第1条(保険金を支
発生した
⑧ 第11条(保険 生じた事故
料の返還また
は請求−告知
払う場合)の費用の発生した
この特約第1条(保険金を支
払う場合)の表に掲げる場合
とします。
① 第3条(支払保険金の範囲)の表の①の損害賠償金の額が保険証券に記
載された免責金額(*1)を超過する場合には、その超過した額。ただし、
保険金額(*2)を限度とします。
のいずれかに該当したこと
義務等の場
合)⑸
⑨ 第11条⑸
った費用
第4条(保険金の支払額)
当会社が1回の事故について支払うべき保険金の額は、下表の金額の合計額
傷害、損失または損害
費用
⑩ 第18条
(時効) 第16条(保険金の請求) この特約第7条(保険金の請
⑴
求)⑴
第13条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
借家人賠償責任担保特約(オールリスク)
(略称:借家人賠償責任)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、日本国内において借用戸室(*1)が事故(*2)により損壊(*3)した場
合において、被保険者が借用戸室についてその貸主(*4)に対し、法律上の損害
賠償責任を負担することによって被った損害に対して、この特約および普通約
款(*5)第5章基本条項の規定に従い、保険金を支払います。
(*1) 被保険者(*6)の借用し、かつ、使用する保険証券記載の建物の戸室(*7)
をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) 被保険者の責めに帰すべき事由に起因する事故をいいます。以下この特
約において同様とします。
(*3) 滅失、汚損または損傷をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*4) 転貸人を含みます。以下この特約において同様とします。
(*5) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*6) 借用戸室の賃借名義人が被保険者以外の場合には、その賃借名義人を含
みます。以下この特約において同様とします。
(*7) 転居した場合は転居先の建物の戸室をいいます。
第2条(保険金を支払わない場合)
当会社は、被保険者が普通約款第4章賠償責任担保条項第2条(保険金を支
払わない場合−その1)および同章第3条(保険金を支払わない場合−その
2)に掲げる損害賠償責任(*1)のいずれかを負担することによって被った損害
② 第3条の表の②から⑤までの費用については、その全額。ただし、同条
の表の②および③の費用は、同条の表の①の損害賠償金の額が保険金額
(*2)を超える場合は、その保険金額の同条の表の①の損害賠償金の額に
対する割合によってこれを支払います。
(*1) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。
(*2) 保険証券記載の保険金額をいいます。
第5条(事故の通知)
⑴ 第1条(保険金を支払う場合)の事故が発生したことを知ったときは、保険
契約者または被保険者は、下表に掲げる事項を履行しなければなりません。
① 借用戸室の損壊の発生日時および場所、借用戸室の貸主の住所、氏名、
事故の状況、被害の程度ならびにこれらの事項の証人となる者がある場
合はその住所、氏名を、また、損害賠償の請求を受けた場合は、その内
容を、遅滞なく、当会社へ通知すること。この場合において、当会社が
書面による通知を求めたときは、これに応じなければなりません。
② 事故によって生じた損害の発生および拡大を防止するため、自己の費用
で必要な措置を講ずること。
③ 被保険者が第三者に対して損害賠償の請求権を有する場合は、その権利
の保全または行使について必要な手続を行うこと。
④ あらかじめ当会社の承認を得ないで、損害賠償の額を承認し、またはそ
の他の費用を支出しないこと。
⑤ 損害賠償に関する訴訟を提起しようとする場合または提起された場合
は、ただちに書面により当会社に通知すること。
⑥ 他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)について遅滞なく当会社に通
知すること。
⑦ ①から⑥までのほか、当会社が、特に必要とする書類または証拠となる
ものを求めた場合には、遅滞なく、これを提出し、その他当会社が行う
損害の調査に協力すること。
⑵ 保険契約者または被保険者が正当な理由がなく⑴の表の①から⑦までに規定
する義務に違反した場合は、当会社は、下表の金額をそれぞれ控除して支払額
を決定します。
のほか、下表に掲げる損害賠償責任のいずれかを負担することによって被った
損害に対しては、保険金を支払いません。
① ⑴の表の①、⑤、⑥または⑦に違反した場合は、それによって当会社が
被った損害の額
① 借用戸室の改築、増築、取りこわし等の工事に起因する損害賠償責任。
ただし、被保険者が自己の労力をもって行った仕事による場合について
は、この規定は適用しません。
② ⑴の表の②に違反した場合は、損害の発生または拡大を防止することが
できたと認められる額
② 被保険者と借用戸室の貸主との間に損害賠償に関する特別の約定がある
場合において、その約定によって加重された損害賠償責任
③ 被保険者が借用戸室を貸主に引き渡した後に発見された借用戸室の損壊
に起因する損害賠償責任
(*1) 第4章第3条の表の⑥に掲げる損害賠償責任を除きます。
第3条(支払保険金の範囲)
当会社が被保険者に支払う保険金の範囲は、下表に掲げるものに限ります。
① 被保険者が貸主に支払うべき損害賠償金。この損害賠償金については、
判決により支払を命ぜられた訴訟費用または判決日までの遅延損害金を
含み、また、損害賠償金を支払うことによって、被保険者が代位取得す
る物がある場合は、その価額をこれから差し引くものとします。
② 損害賠償責任の解決について、被保険者が当会社の書面による同意を得
て支出した訴訟費用、弁護士報酬または仲裁、和解もしくは調停に必要
とした費用
③ 損害賠償責任の解決について、被保険者が当会社の書面による同意を得
て支出した示談交渉に必要とした費用
④ 第6条(当会社による解決)に規定する当会社による損害賠償請求の解
決に協力するために被保険者が支出した費用
③ ⑴の表の③に違反した場合は、第三者から損害の賠償を受けることによ
って取得することができたと認められる額
④ ⑴の表の④に違反した場合は、損害賠償責任がないと認められる額
(*1) 第1条の損害に対して保険金を支払うべき他の保険契約または共済契約
をいいます。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第6条(当会社による解決)
当会社は、必要と認めた場合は、被保険者に代わって自己の費用で貸主から
の損害賠償請求の解決に当たることができます。この場合において、被保険者
は、当会社の求めに応じ、その遂行について当会社に協力しなければなりませ
ん。
第7条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、被保険者が貸主に対して負担する法律上の
損害賠償責任の額について、被保険者と貸主との間で、判決が確定した時、ま
たは裁判上の和解、調停もしくは書面による合意が成立した時から発生し、こ
れを行使することができるものとします。
⑵ 被保険者が保険金の支払を請求する場合は、保険金請求書、保険証券および
下表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりません。
① 当会社の定める事故状況報告書
② 示談書その他これに代わるべき書類
③ 損害を証明する書類
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④ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
第11条(普通約款の適用除外)
普通約款第5章基本条項の下表の規定は適用しません。
⑤ 損害賠償金の支払または貸主の承諾があったことを示す書類
① 第15条(事故の通知)
⑥ その他当会社が普通約款第5章基本条項第17条(保険金の支払時期)
⑴に定める必要な事項の確認を行うために欠くことのできない書類また
② 第16条(保険金の請求)
は証拠として保険契約締結の際に当会社が交付する書面等において定め
たもの
⑶ 当会社は、事故の内容または損害の額等に応じ、保険契約者または被保険者
に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠の提出または当会社が行う
調査への協力を求めることがあります。この場合には、当会社が求めた書類ま
たは証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなければなりません。
⑷ 保険契約者または被保険者が、正当な理由がなく⑶の規定に違反した場合ま
たは⑵もしくは⑶の書類に事実と異なる記載をし、もしくはその書類もしくは
証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社は、それによって当会社が被っ
た損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第8条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等(*1)がある場合において、それぞれの支払責任額(*2)の合計
額が、損害の額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支
払います。
この特約については、普通約款第5章基本条項を下表のとおり読み替えて適
用します。
箇 所
読み替え前
① 第1条(保険責任の 生じた事故(*2)
始期および終期)⑶
⑵ ⑴の損害の額は、それぞれの保険契約または共済契約に免責金額(*3)の適用
がある場合には、そのうち最も低い免責金額(*3)を差し引いた額とします。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)の損害に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
(*3) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。
第9条(代 位)
⑴ 損害が生じたことにより被保険者が損害賠償請求権その他の債権(*1)を取得
した場合において、当会社がその損害に対して保険金を支払ったときは、その
債権は当会社に移転します。ただし、移転するのは、下表の額を限度としま
す。
① 当会社が損害の額の全額を 被保険者が取得した債権の全額
保険金として支払った場合
被保険者が取得した債権の額から、保険金
が支払われていない損害の額を差し引いた
額
⑵ ⑴の表の②の場合において、当会社に移転せずに被保険者が引き続き有する
債権は、当会社に移転した債権よりも優先して弁済されるものとします。
⑶ 保険契約者および被保険者は、当会社が取得する⑴または⑵の債権の保全お
よび行使ならびにそのために当会社が必要とする証拠および書類の入手に協力
しなければなりません。このために必要な費用は、当会社の負担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。
第10条(先取特権)
⑴ 貸主は、被保険者の当会社に対する保険金請求権(*1)について先取特権を有
します。
⑵ 当会社は、下表のいずれかに該当する場合に、保険金の支払を行うものとし
ます。
① 被保険者が貸主に対してその損害の賠償をした後に、当会社から被保険
者に支払う場合。ただし、被保険者が賠償した金額を限度とします。
② 被保険者が貸主に対してその損害の賠償をする前に、被保険者の指図に
より、当会社から直接、貸主に支払う場合
③ 被保険者が貸主に対してその損害の賠償をする前に、貸主が⑴の先取特
権を行使したことにより、当会社から直接、貸主に支払う場合
④ 被保険者が貸主に対してその損害の賠償をする前に、当会社が被保険者
に保険金を支払うことを貸主が承諾したことにより、当会社から被保険
者に支払う場合。ただし、貸主が承諾した金額を限度とします。
⑶ 保険金請求権(*1)は、貸主以外の第三者に譲渡することはできません。ま
た、保険金請求権(*1)を質権の目的とし、または⑵の表の③の場合を除いて差
し押さえることはできません。ただし、⑵の表の①または④の規定により被保
険者が当会社に対して保険金の支払を請求することができる場合を除きます。
(*1) 第3条(支払保険金の範囲)の表の②から⑤までの費用に対する保険金
請求権を除きます。
生じたこの特約第1条
(保険金を支払う場合)
に規定する事故
③ 第17条(保険金の支 第16条(保険金の請求) この特約第7条(保険
払時期)
⑵および⑶の規定による 金の請求)⑵の規定に
手続を完了した日
よる手続を完了した日
第16条(保険金の請求) この特約第7条(保険
⑴
② 他の保険契約等(*1)から保険 損害の額から、他の保険契約等(*1)から
金が支払われた場合
支払われた保険金の合計額を差し引いた
残額。ただし、この保険契約の支払責任
額(*2)を限度とします。
読み替え後
生じたこの特約第1条
(保険金を支払う場合)
に規定する事故
② 第11条(保険料の返 生じた事故
還または請求−告知
義務等の場合)⑸
④ 第18条(時効)
① 他の保険契約等(*1)から保険 この保険契約の支払責任額(*2)
金が支払われていない場合
② ①以外の場合
③ 第19条(代位)
第12条(普通約款の読み替え)
金の請求)⑴
第13条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
付則−責任保険契約についての先取特権に関する特則
⑴ 第10条(先取特権)⑴および⑵の規定は、保険法の施行日以後に事故が発
生した場合に適用します。
⑵ 第10条⑶の規定は、保険法の施行日以後に保険金請求権(*1)の譲渡または
保険金請求権(*1)を目的とする質権の設定もしくは差押えがされた場合に適用
します。
(*1) 保険法の施行日前に発生した事故に係るものを除きます。
携行品損害担保特約(B)
(略称:携行品損害)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、事故(*1)によって、保険の対象について生じた損害に対して、こ
の特約および普通約款(*2)第5章基本条項の規定に従い、保険金を支払いま
す。
(*1) 偶然な事故をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(保険金を支払わない場合)
当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって生じた損害に対しては、保
険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意または重大な過失
② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失。ただし、その者
が保険金の一部の受取人である場合には、保険金を支払わないのはその
者が受け取るべき金額に限ります。
③ 被保険者と生計を共にする親族の故意。ただし、被保険者に保険金を取
得させる目的でなかった場合は、この規定は適用しません。
④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為
⑤ 被保険者が次のいずれかに該当する間に生じた事故
ア. 法令に定められた運転資格(*3)を持たないで自動車等(*4)を運転
している間
イ. 酒に酔った状態(*5)で自動車等を運転している間
ウ. 麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な
運転ができないおそれがある状態で自動車等を運転している間
⑥ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*6)
⑦ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑧ 核燃料物質(*7)もしくは核燃料物質(*7)によって汚染された物(*8)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑨ ⑥から⑧までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混
乱に基づいて生じた事故
⑩ ⑧以外の放射線照射または放射能汚染
⑪ 差し押え、徴発、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使。ただ
し、火災消防または避難に必要な処置としてなされた場合はこの規定は
適用しません。
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⑫ 保険の対象が通常有する性質や性能の欠如。ただし、保険契約者、被保
険者またはこれらの者に代わって保険の対象を管理する者が、相当の注
意をもってしても発見し得なかった場合を除きます。
⑬ 保険の対象の自然の消耗または性質によるさび、かび変色その他類似の
事由またはねずみ食い、虫食い等
⑭ 保険の対象のすり傷、掻き傷または塗料のはがれ等単なる外観の損傷で
あって保険の対象の機能に支障をきたさない損害
⑮ 偶然な外来の事故に直接起因しない保険の対象の電気的事故または機械
的事故。ただし、これらの事由によって発生した火災による損害を除き
ます。
⑯ 保険の対象である液体の流出。ただし、その結果として他の保険の対象
に生じた損害についてはこの規定は適用しません。
⑰ 保険の対象の置き忘れまたは紛失
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 運転する地における法令によるものをいいます。以下この特約において
同様とします。
(*4) 自動車もしくは原動機付自転車をいいます。以下この特約において同様
とします。
(*5) アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいい
ます。
(*6) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。以下この特約において同様とします。
(*7) 使用済燃料を含みます。
(*8) 原子核分裂生成物を含みます。
第3条(保険の対象およびその範囲)
⑴ 保険の対象は、被保険者の居住の用に供される保険証券記載の住宅(*1)外に
おいて、被保険者が携行している被保険者所有の身の回り品に限ります。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、下表に掲げる物は、保険の対象に含まれません。
た費用および保険契約者または被保険者が負担した第6条⑶の費用の合計額を
損害額とします。
⑺ 保険の対象の1個、1組または1対について損害額が100,000円を超える場
合は、当会社は、そのものの損害額を100,000円とみなします。ただし、保険
の対象が乗車券等または通貨等(*4)である場合において、保険の対象の損害額
の 合 計 が50,000円 を 超 え る と き は、 当 会 社 は、 そ れ ら の も の の 損 害 額 を
50,000円とみなします。
(*1) 以下この特約において「損害額」といいます。
(*2) その損害が生じた地および時における保険の対象の価額をいいます。以
下この特約において同様とします。
(*3) 格落損をいいます。
(*4) 通貨および小切手をいいます。
第5条(保険金の支払額)
⑴ 当会社が支払うべき保険金の額は、第4条(損害額の決定)の損害額から、
1回の事故について免責金額(*1)を差し引いた残額とします。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、当会社が支払う保険金の額は、保険期間を通じ、保
険金額(*2)をもって限度とします。ただし、保険期間が1年を超える保険契約
においては、契約年度ごとに保険金額をもって限度とします。
(*1) 支払保険金の計算にあたって損害額から差し引く金額をいいます。
(*2) 保険証券記載の保険金額をいいます。以下この特約において同様としま
す。
第6条(損害の発生)
⑴ 保険契約者または被保険者は、保険の対象について第1条(保険金を支払う
場合)の損害が発生したことを知った場合は、下表に掲げる事項を履行しなけ
ればなりません。
① 損害の発生および拡大の防止につとめること。
② 損害発生の日時、場所、損害状況、損害の程度およびこれらの事項につ
いて証人がある場合は、その者の住所、氏名をその原因となった事故の
発生の日からその日を含めて30日以内に当会社に通知すること。この
場合において、当会社が書面による通知を求めたときは、これに応じな
ければなりません。
① 株券、手形その他の有価証券、印紙、切手その他これらに準ずる物。た
だし、乗車券等(*2)ならびに通貨等(*3)については、保険の対象に含み
ます。
③ 損害が盗難によって生じた場合には、ただちに警察署へ届け出ること。
ただし、下記の場合にはこのほかに各々次の届出をただちに行うこと。
ア. 盗難にあった保険の対象が小切手の場合は、その小切手の振出人
(*1)および支払金融機関への届出
イ. 盗難にあった保険の対象が乗車券等の場合は、その運輸機関(*2)
または発行者への届出
② 預金証書または貯金証書(*4)、クレジットカード、旅券その他これらに
準ずる物
④ 他人から損害の賠償を受けることができる場合において、その権利の保
全または行使について必要な手続をとること。
③ 稿本、設計書、図案、帳簿その他これらに準ずる物
⑤ 他の保険契約等(*3)の有無および内容(*4)について遅滞なく当会社に通
知すること。
④ 船舶(*5)、自動車、原動機付自転車および自転車ならびにこれらの付属
品
⑤ 被保険者が普通約款別表1に掲げる運動等を行っている間のその運動等
のための用具
⑥ ①から⑤までのほか、当会社が特に必要とする書類または証拠となるも
のを求めた場合には、遅滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害
の調査に協力すること。
⑵ 保険契約者または被保険者が正当な理由がなく⑴の表に規定する義務に違反
⑥ 義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類する物
した場合は、当会社は、下表の金額を差し引いて保険金を支払います。
⑦ 動物、植物等の生物
① ⑴の表の①に違反した場合は、損害の発生または拡大を防止すること
⑧ その他保険証券記載の物
(*1) 敷地を含みます。
(*2) 鉄道、船舶および航空機の乗車船券(*6)ならびに航空券(*6)、宿泊券、
観光券および旅行券をいいます。以下この特約において同様とします。
(*3) 通貨および小切手をいいます。
(*4) 通帳および現金自動支払機用カードを含みます。
ができたと認められる額
② ⑴の表の②、③、⑤または⑥に違反した場合は、それによって当会社
が被った損害の額
③ ⑴の表の④に違反した場合は、他人から損害の賠償を受けることによ
って取得することができたと認められる額
(*5) ヨット、モーターボートおよびボートを含みます。
(*6) 定期券は除きます。
⑶ 当会社は、下表に掲げる費用を支払います。
第4条(損害額の決定)
⑴ 当会社が保険金を支払うべき損害の額(*1)は、保険価額(*2)によって定めま
す。
⑵ 保険の対象の損傷を修繕し得る場合においては、保険の対象を損害発生直前
の状態に復するに必要な修繕費をもって損害額とし、価値の下落(*3)は損害額
に含みません。
⑶ 保険の対象が1組または1対のものからなる場合において、その一部に損害
が生じたときは、その損害がその保険の対象全体の価値に及ぼす影響を考慮
し、⑴および⑵の規定によって損害額を決定します。
⑷ 第6条(損害の発生)⑶の費用を保険契約者または被保険者が負担した場合
は、その費用および⑴から⑶までの規定によって計算された額の合計額を損害
額とします。
⑸ ⑴から⑷までの規定によって計算された損害額が、その損害の生じた保険の
対象の保険価額を超える場合は、その保険価額をもって損害額とします。
⑹ ⑴から⑸までの規定にかかわらず、保険の対象が乗車券等の場合において
は、その乗車券等の経路および等級の範囲内で、事故の後に被保険者が支出し
①
⑴の表の①の損害の発生または拡大の防止のために必要とした費用の
うちで社会通念上必要または有益であったと認められるもの
②
⑴の表の④の手続のために必要な費用
(*1) 被保険者が振出人である場合を除きます。
(*2) 宿泊券の場合はその宿泊施設とします。
(*3) 第1条の損害に対して保険金を支払うべき他の保険契約または共済契約
をいいます。
(*4) 既に他の保険契約等(*3)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第7条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、第1条(保険金を支払う場合)の事故によ
る損害が発生した時から発生し、これを行使することができるものとします。
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
保険金請求書、保険証券および下表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを
提出しなければなりません。
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⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
① 当会社の定める事故状況報告書
② 警察署またはこれに代わるべき第三者の事故証明書。ただし、盗難によ
る損害の場合には、警察署の盗難届出証明書に限ります。
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*6)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
③ 保険の対象の損害の程度を証明する書類
④ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
⑤ その他当会社が第10条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第7条(保険金の請求)⑵の
規定による手続を完了した日をいいます。
確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締
結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
⑶ 当会社は、事故の内容または損害額等に応じ、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠の
提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合に
は、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけれ
ばなりません。
⑷ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑶の規定に違反した場合または⑵もしくは⑶の書類に事実と異なる記載をし、
もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社は、
それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第8条(被害物の調査)
保険の対象について損害が生じた場合は、当会社は、保険の対象および損害
の調査と関連して当会社が必要と認める事項を調査することができます。
第9条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等(*1)がある場合において、それぞれの支払責任額(*2)の合計
額が、損害額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支払
います。
(*2) 保険価額を含みます。
(*3) 第1条(保険金を支払う場合)の損害に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*4) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*5) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*6) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第11条(盗難品発見後の通知義務)
保険契約者または被保険者は、盗取された保険の対象を発見した場合または
回収した場合は、遅滞なく、その事実を当会社に通知しなければなりません。
第12条(残存物および盗難品の帰属)
⑴ 当会社が保険金を支払った場合は、保険の対象の残存物は、当会社がこれを
取得することの意思を表示しないかぎり、被保険者の所有に属するものとしま
す。
⑵ 盗取された保険の対象について、当会社が保険金を支払う前にその保険の対
象が回収された場合は、その回収物について盗難の損害は生じなかったものと
みなします。
⑶ ⑵の規定にかかわらず、乗車券等については払戻期間を過ぎて回収された場
合は損害が生じたものとみなします。また、払戻期間内に回収された場合であ
ってもその払戻額が損害額より小さいときは、その差額についても同様としま
① 他の保険契約等(*1)から保険 この保険契約の支払責任額(*2)
金が支払われていない場合
② 他の保険契約等(*1)から保険 損害額から、他の保険契約等(*1)から支
金が支払われた場合
払われた保険金の合計額を差し引いた残
額。ただし、この保険契約の支払責任額
(*2)を限度とします。
⑵ ⑴の損害額は、それぞれの保険契約または共済契約に免責金額(*3)の適用が
ある場合には、そのうち最も低い免責金額(*3)を差し引いた額とします。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)の損害に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
(*3) 支払保険金の計算にあたって損害額から差し引く金額をいいます。
第10条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、
事故発生の状況、損害発生の有無および被保険者に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、損害額(*2)、事故と
損害との関係
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等(*3)の有無および内容、損害につ
いて被保険者が有する損害賠償請求権その他の債権および既に取得した
ものの有無および内容等、当会社が支払うべき保険金の額を確定するた
めに確認が必要な事項
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*4)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*5) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、専門機関による鑑定等
の結果の照会 90日
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
す。
⑷ 盗取された保険の対象について、当会社が保険金を支払った場合は、その保
険の対象について被保険者が有する所有権その他の物権は支払った保険金の額
の保険価額(*1)に対する割合によって、当会社に移転します。ただし、被保険
者は、支払を受けた保険金に相当する額(*2)を当会社に支払って、その保険の
対象の所有権その他の物権を取得することができます。
⑸ ⑵または⑷のただし書に規定する場合においても、被保険者は、回収される
までの間に生じた保険の対象の損傷または汚損の損害に対して保険金を請求す
ることができます。この場合において、当会社が保険金を支払うべき損害額は
第4条(損害額の決定)の規定によって決定します。
(*1) 保険の対象が乗車券等の場合は損害額をいいます。
(*2) 第6条(損害の発生)⑶の表の①の費用に対する保険金に相当する額を
差し引いた残額とします。
第13条(代 位)
⑴ 損害が生じたことにより被保険者が損害賠償請求権その他の債権(*1)を取得
した場合において、当会社がその損害に対して保険金を支払ったときは、その
債権は当会社に移転します。ただし、移転するのは、下表の額を限度としま
す。
① 当会社が損害額の全額を保 被保険者が取得した債権の全額
険金として支払った場合
② ①以外の場合
被保険者が取得した債権の額から、保険金
が支払われていない損害額を差し引いた額
⑵ ⑴の表の②の場合において、当会社に移転せずに被保険者が引き続き有する
債権は、当会社に移転した債権よりも優先して弁済されるものとします。
⑶ 保険契約者および被保険者は、当会社が取得する⑴または⑵の債権の保全お
よび行使ならびにそのために当会社が必要とする証拠および書類の入手に協力
しなければなりません。このために必要な費用は、当会社の負担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。
第14条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第5章基本条項第15条(事故の通知)
② 第5章第16条(保険金の請求)
③ 第5章第17条(保険金の支払時期)
④ 第5章第19条(代位)
第15条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款第5章基本条項を下表のとおり読み替えて適
用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第1条(保険責任 保険料領収前に生 保険料領収前に生じた、この特
の 始 期 お よ び 終 じた事故(*2)
約 第 1 条( 保 険 金 を 支 払 う 場
期)⑶
合)の事故
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箇 所
読み替え前
③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
読み替え後
② 第11条(保険料の 保険料領収前に生 保険料領収前に生じた、この特
返還または請求− じた事故
告知義務等の場
約 第 1 条( 保 険 金 を 支 払 う 場
合)の事故
合)⑸
③ 第18条(時効)
第16条(保険金の こ の 特 約 第 7 条( 保 険 金 の 請
請求)⑴
求)⑴
第16条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
生活用動産担保特約(C)
(略称:生活用動産)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、日本国内においてすべての偶然な事故(*1)によって、保険の対象
について生じた損害に対して、この特約および普通約款(*2)第5章基本条項の
規定に従い、保険金を支払います。
(*1) 以下この特約において「事故」といいます。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(保険金を支払わない場合−その1)
当会社は、下表のいずれかに該当する損害に対しては、保険金を支払いませ
ん。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意または重大な過失によって生じた
損害
② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失によって生じた損
害。ただし、その者が保険金の一部の受取人である場合には、保険金を
支払わないのはその者が受け取るべき金額に限ります。
③ 保険の対象の使用もしくは管理を委託された者または被保険者と同居す
る親族の故意によって生じた損害。ただし、被保険者に保険金を取得さ
せる目的でなかった場合は、この規定は適用しません。
(*1) これらの事由によって発生した第1条(保険金を支払う場合)の事故が
延焼または拡大して生じた損害および発生原因のいかんを問わず、第1条
の事故がこれらの事由によって延焼または拡大して生じた損害を含みま
す。
(*2) 使用済燃料を含みます。
(*3) 原子核分裂生成物を含みます。
第4条(保険の対象)
⑴ この特約における保険の対象は、被保険者が所有する生活用動産に限りま
す。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、親族が居住する建物内に所在する被保険者の生活用
動産は、保険の対象に含まれません。ただし、賃貸借契約を締結して被保険者
が単独で居住している建物の戸室内の生活用動産については、この規定は適用
しません。
第5条(保険の対象の範囲)
第4条(保険の対象)の規定にかかわらず、下表に掲げる物は、保険の対象
に含まれません。
① 通貨、有価証券、預貯金証書(*1)、現金自動支払機用専用カード、印
紙、切手その他これらに準ずる物
② 定期券、クレジットカード、クーポン券、航空券、旅券その他これらに
準ずる物
③ 稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに準ずる物
④ 貴金属、宝玉、宝石および書画、骨とう、彫刻物その他これらに準ずる
美術品
⑤ 眼鏡、コンタクトレンズ、義歯、義肢その他これらに準ずる物
⑥ ハンググライダー、ウィンドサーフィン、パラセール、アクアラングそ
の他これらに準ずる物
⑦ 船舶(*2)、自動車、原動機付自転車およびこれらの付属品
⑧ 動物および植物
⑨ その他保険証券記載の物
④ 保険の対象の自然の消耗、摩滅、劣化もしくは保険の対象の性質による
腐蝕、さび、変色またはその他の自然の劣化消耗の損害およびこれらの
事由によって生じた損害
(*1) 通帳を含みます。
(*2) ヨット、モーターボートおよびボートを含みます。
第6条(損害額の決定)
⑤ 保険の対象が通常有する性質や性能の欠如およびその欠如によって生じ
た損害。ただし、保険契約者、被保険者またはこれらの者に代わって保
険の対象を管理する者が、相当の注意をもってしても、その欠如を発見
することができなかった場合には、その欠如によって保険の対象の他の
部分に生じた損害は除きます。
⑴ 当会社が保険金を支払うべき損害の額(*1)は、保険価額(*2)によって定めま
す。
⑥ 差押え、徴発、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使によって
生じた損害。ただし、火災消防または当会社の負担する危険からの避難
に必要な処置としてなされた場合は、この規定は適用しません。
⑦ 保険の対象に対する修理、調整の作業(*3)上の過失または技術の拙劣に
よって生じた損害。ただし、火災がこれらの事由によって発生した場合
は、その火災によって生じた損害については、この規定は適用しません。
⑧ 偶然な外来の事故に直接起因しない保険の対象の電気的事故または機械
的事故によって生じた損害。ただし、これらの事由によって火災が発生
した場合は、その火災によって生じた損害については、この規定は適用
しません。
⑨ 詐欺または横領によって生じた損害
⑵ 保険の対象の損傷を修理することができる場合は、下表に掲げる①の額から
②および③の合計額を差し引いた額を⑴にいう損害額とします。
① 保険の対象を損害発生直前の状態に復旧するために必要な修理費
② 修理に際し部分品を交換したために保険の対象全体として価額の増加を
生じた場合は、その増加額
③ 修理に伴って生じた残存物がある場合は、その価額
(*1) 以下この特約において「損害額」といいます。
(*2) その損害が生じた地および時における保険の対象の価額をいいます。以
下この特約において同様とします。
第7条(保険金の支払額)
当会社の支払う保険金の額は、第6条(損害額の決定)に規定する損害額か
ら1回の事故について保険証券記載の免責金額(*1)を差し引いた額とします。
ただし、保険金額(*2)を限度とし、保険金額が保険価額を超える場合は、保険
価額をもって限度とします。
(*1) 支払保険金の計算にあたって損害額から差し引く金額をいいます。
⑩ 紛失または置き忘れによって生じた損害
⑪ 台風、暴風、暴風雨、せん風、たつ巻、洪水、高潮、豪雨等の風水災に
よって生じた損害。ただし、火災によって生じた損害を除きます。
⑫ 保険の対象のすり傷、掻き傷または塗料のはがれ等単なる外観の損傷で
あって保険の対象の機能に支障をきたさない損害
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 点検または試運転を伴う場合には、これらを含みます。
第3条(保険金を支払わない場合−その2)
当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって生じた損害(*1)に対して
は、保険金を支払いません。
① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動
② 核燃料物質(*2)もしくは核燃料物質(*2)によって汚染された物(*3)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
(*2) 保険証券記載の保険金額をいいます。以下この特約において同様としま
す。
第8条(事故の通知)
⑴ 第1条(保険金を支払う場合)の事故が発生したことを知った場合は、保険
契約者または被保険者は、下表に掲げる事項を履行しなければなりません。
① 事故発生の日時、場所、損害状況、損害の程度およびこれらの事項につ
いて証人となる者がある場合はその者の住所、氏名を、遅滞なく、当会
社へ通知すること。この場合において、当会社が損害に関する報告書の
提出を求めたときは、これに応じなければなりません。
② 保険の対象が盗取された場合にあっては、遅滞なく、その事実を所轄警
察署に届け出ること。
③ 保険の対象を修繕する場合には、必要な応急の手当をほどこすほか、本
修繕については適当な修繕者の詳細な見積書を提出して承認を得ること。
④ 事故によって生じた損害の発生および拡大を防止するため、自己の費用
で必要な措置を講ずること。
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⑤ 被保険者が第三者に対して損害賠償の請求権を有する場合は、その権利
の保全または行使について必要な手続を行うこと。
⑥ あらかじめ当会社の承認を得ないで、損害賠償の額を承認し、またはそ
の他の費用を支出しないこと。
⑦ 損害賠償に関する訴訟を提起しようとする場合または提起された場合
は、ただちに当会社に通知すること。
⑧ 他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)について遅滞なく当会社に通
知すること。
⑨ ①から⑧までのほか、当会社が特に必要とする書類または証拠となるも
のを求めた場合には、遅滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害
の調査に協力すること。
⑵ 保険契約者または被保険者が正当な理由がなく⑴の表の①から⑨までに規定
する義務に違反した場合は、当会社は、下表の金額を差し引いて保険金を支払
います。
① ⑴の表の①、②、③、⑦、⑧または⑨に違反した場合は、それによって
当会社が被った損害の額
② ⑴の表の④に違反した場合は、損害の発生または拡大を防止することが
できたと認められる額
③ ⑴の表の⑤に違反した場合は、第三者から損害の賠償を受けることによ
って取得することができたと認められる額
④ ⑴の表の⑥に違反した場合は、損害賠償がないと認められる額
(*1) 第1条の損害に対して保険金を支払うべき他の保険契約または共済契約
をいいます。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第9条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、保険の対象に第1条(保険金を支払う場
合)の事故により損害が発生した時から発生し、これを行使することができま
す。
⑵ 被保険者が保険金の支払を受けようとする場合は、保険金請求書、保険証券
および下表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりませ
ん。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
(*3) 支払保険金の計算にあたって損害額から差し引く金額をいいます。
第12条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、
事故発生の状況、損害発生の有無および被保険者に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、損害額(*2)、事故と
損害との関係
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等(*3)の有無および内容、損害につ
いて被保険者が有する損害賠償請求権その他の債権および既に取得した
ものの有無および内容等、当会社が支払うべき保険金の額を確定するた
めに確認が必要な事項
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*4)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*5) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、専門機関による鑑定等
の結果の照会 90日
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*6)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
① 当会社の定める事故状況報告書
② 公の機関(*1)の事故証明書
③ 損害を証明する書類
④ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、委任を証する書類および委
任を受けた者の印鑑証明書
⑤ その他当会社が第12条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の
確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締
結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
⑶ 当会社は、事故の内容または損害額等に応じ、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠の
提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合に
は、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけれ
ばなりません。
⑷ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑶の規定に違反した場合または⑵もしくは⑶の書類に事実と異なる記載をし、
もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社は、
それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) やむを得ない場合には、第三者とします。
第10条(被害物の調査)
保険の対象について損害が生じた場合は、当会社は、保険の対象およびその
保管場所を調査することができます。
第11条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等(*1)がある場合において、それぞれの支払責任額(*2)の合計
額が、損害額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支払
います。
① 他の保険契約等(*1)から保険 この保険契約の支払責任額(*2)
金が支払われていない場合
② 他の保険契約等(*1)から保険 損害額から、他の保険契約等(*1)から支
金が支払われた場合
払われた保険金の合計額を差し引いた残
額。ただし、この保険契約の支払責任額
(*2)を限度とします。
⑵ ⑴の損害額は、それぞれの保険契約または共済契約に免責金額(*3)の適用が
ある場合には、そのうち最も低い免責金額(*3)を差し引いた額とします。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)の損害に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第9条(保険金の請求)⑵の
規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 保険価額を含みます。
(*3) 第1条(保険金を支払う場合)の損害に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*4) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*5) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*6) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第13条(損害防止費用)
⑴ 保険契約者または被保険者が、損害の発生または拡大を防止するために費用
を支出した場合、その費用のうち当会社が必要または有益であったと認めた費
用に限り、当会社は負担します。ただし、保険金額(*1)から第7条(保険金の
支払額)の保険金の額を差し引いた額を限度とします。
⑵ 第11条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)⑴の規定は、⑴の
規定による負担金を算出する場合にこれを準用します。この場合において、同
条⑴の規定中「損害額」とあるのは「それぞれの保険契約または共済契約の保
険金額の合計額(それぞれの保険契約または共済契約の保険金額の合計額が保
険価額を超える場合は、保険価額とします。)からそれぞれの保険契約または
共済契約によって支払われるべき保険金の合計額を差し引いた額または第13
条(損害防止費用)⑴に規定する当会社が負担する費用のいずれか低い額」と
読み替えるものとします。
(*1) 保険金額が保険価額を超える場合は、保険価額とします。
第14条(保険の対象の回収)
当会社が、保険の対象について生じた損害に対して保険金を支払った後、そ
の日を含めて1年以内にその保険の対象の全部または一部を回収した場合は、
被保険者は、既に受け取った保険金を当会社に払い戻したうえ、その返還を受
けることができます。ただし、回収されるまでの間に生じた保険の対象の汚損
または損傷の損害に対して、保険金の支払を請求することができます。
第15条(支払保険金の限度)
当会社が、この特約により保険金を支払った場合においても、保険金額は減
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額されません。ただし、保険期間中事故が2回以上生じても、当会社が支払う
保険金の額は、通算して保険金額をもって限度とします。
第16条(残存物についての当会社の権利)
⑴ 保険の対象が全損となった場合において、当会社が保険金額の全額を支払っ
たときは、当会社は、被保険者がその保険の対象に対して有する権利(*1)を取
得します。ただし、保険金額が保険価額に達しない場合には、当会社は、保険
金額の保険価額に対する割合によってその権利(*1)を取得します。
⑵ 保険の対象の一部が盗取された場合に、当会社が保険金額の一部を支払った
ときは、当会社は、保険金の保険価額に対する割合によって被保険者が盗取さ
れたものに対して有する権利(*1)を取得します。
⑶ ⑴または⑵の場合において、当会社がその権利(*1)を取得しないことの意思
を表示して保険金を支払ったときは、保険の対象は被保険者の所有に属しま
す。
(*1) 所有権その他の物権をいいます。
第17条(代 位)
⑴ 損害が生じたことにより被保険者が損害賠償請求権その他の債権(*1)を取得
した場合において、当会社がその損害に対して保険金を支払ったときは、その
債権は当会社に移転します。ただし、移転するのは、下表の額を限度としま
す。
① 当会社が損害額の全額を保 被保険者が取得した債権の全額
険金として支払った場合
② ①以外の場合
被保険者が取得した債権の額から、保険金
が支払われていない損害額を差し引いた額
⑵ ⑴の表の②の場合において、当会社に移転せずに被保険者が引き続き有する
債権は、当会社に移転した債権よりも優先して弁済されるものとします。
⑶ 保険契約者および被保険者は、当会社が取得する⑴または⑵の債権の保全お
よび行使ならびにそのために当会社が必要とする証拠および書類の入手に協力
しなければなりません。このために必要な費用は、当会社の負担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。
第18条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第5章 基本条項 第15条(事故の通知)
② 第5章 第16条(保険金の請求)
④ 第5章 第19条(代位)
第19条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて規定します。
読み替え前
③ ②において、使用する次の用語は、それぞれ次の定義に従って取り扱わ
れます。
ア. 大学等(*1)
被保険者の在籍する大学等(*1)をいいます。
イ. 正課中
授業(*2)を受けている間をいい、次に掲げる間を含みます。
ア 指導教員の指示に基づき、卒業論文研究または学位論文研究に
従事している間。ただし、専ら被保険者の私的生活にかかる場所
において、これらに従事している間を除きます。
イ 指導教員の指示に基づき、授業(*2)の準備もしくは後始末を行
っている間または授業(*2)を行う場所、大学等(*1)の図書館、資
料室もしくは語学学習施設において研究活動を行っている間
ウ. 学校行事
大学等(*1)の主催する入学式、オリエンテーション、卒業式等の
教育活動の一環としての各種学校行事をいいます。
エ. 学校施設
大学等(*1)が教育活動のために所有、使用または管理している施
設をいいます。ただし、寄宿舎を除きます。
オ. 課外活動
大学等(*1)の規則に則った所定の手続きにより大学等(*1)の認め
た学内学生団体の管理下で行う文化活動または体育活動をいいま
す。ただし、大学等(*1)が禁じた時間もしくは場所にいる間または
大学等(*1)が禁じた行為を行っている間を除きます。
(*1) 学校教育法に基づく大学(*3)、専修学校、各種学校をいいます。
(*2) 講義、実験、実習、演習または実技による授業をいいます。
(*3) 大学院および短期大学を含みます。
第3条(被保険者が学校に在籍しない場合の取扱い)
⑴ 当会社は、第1条(保険金を支払う場合)の傷害が発生した場合に被保険者
が学校教育法に基づく学校(*1)または児童福祉法に基づく保育所に在籍してい
③ 第5章 第17条(保険金の支払時期)
箇 所
② 被保険者が、大学等(*1)に在籍している場合は、次のいずれかに該当す
る間。
ア. 大学等(*1)の正課中および学校行事に参加している間
イ. 学校施設内にいる間。ただし、大学等(*1)が禁じた時間もしくは
場所にいる間または大学等(*1)が禁じた行為を行っている場合を除
きます。
ウ. 学校施設外で大学等(*1)に届け出た課外活動を行っている間
読み替え後
① 第5章 基本条項
保険料領収前に 保険料領収前にこの特約第
第1条(保険責任の始期 生じた事故(*2) 1 条( 保 険 金 を 支 払 う 場
および終期)⑶
合)に規定する事故
② 第5章 第18条(時効) 第16条(保険金 この特約第9条(保険金の
の請求)⑴
請求)⑴
第20条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
学校管理下外の倍額支払に関する特約
(略称:学校管理下外倍額)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、この特約により、被保険者が、被保険者の在籍する学校の管理下
外に、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場合)の傷害
を被った場合は普通約款第2章の規定により支払われる保険金を2倍にして支
払います。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(学校の管理下外の範囲)
この特約において学校の管理下外とは、被保険者が、下表に掲げる以外の間
にある場合をいいます。
① 被保険者が、学校教育法に基づく小学校、中学校、高等学校、中等教育
学校、高等専門学校、特別支援学校、幼稚園または児童福祉法に基づく
保育所に在籍している場合は、独立行政法人日本スポーツ振興センター
法の定める「学校の管理下」または「保育所の管理下」に該当する間。
ただし、通学は学校の管理下外に含まれます。
ないときには、この特約は適用されません。
⑵ 当会社は、⑴の場合には未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を返
還します。
⑶ 保険期間が1年を超える保険契約の場合で、被保険者が学校教育法に基づく
学校(*1)または児童福祉法に基づく保育所に在籍していないときには、当会社
がそれを知った日の属する契約年度に対する保険料については、⑵の規定によ
ることとし、その後の年度に対する保険料は、当会社は、その全額を返還しま
す。
(*1) 大学院、短期大学、専修学校および各種学校を含みます。
学校管理下中不担保特約
(略称:学校管理下中不担保)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、この特約により、被保険者が、被保険者の在籍する学校の管理下
にある間に、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場合)
の傷害を被った場合は、普通約款同章の規定により支払われる保険金を支払い
ません。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(学校の管理下の範囲)
⑴ この特約において学校の管理下とは、下表に掲げる間をいいます。
① 被保険者が、学校教育法に基づく小学校、中学校、高等学校、中等教育
学校、高等専門学校、特別支援学校、幼稚園または児童福祉法に基づく
保育所に在籍している場合は、独立行政法人日本スポーツ振興センター
法の定める「学校の管理下」または「保育所の管理下」に該当する間。
ただし、通学は管理下には該当しないものとします。
② 被保険者が、大学等に在籍している場合は、次のいずれかに該当する間。
ア. 大学等の正課中および学校行事に参加している間
イ. 学校施設内にいる間。ただし、大学等が禁じた時間もしくは場所
にいる間または大学等が禁じた行為を行っている場合を除きます。
ウ. 学校施設外で大学等に届け出た課外活動を行っている間
⑵ ⑴の表の②において、使用する下表の用語は、それぞれ次の定義に従って取
り扱われます。
用 語
① 大学等
定 義
被保険者の在籍する大学等(*1)をいいます。
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用 語
② 正課中
進学費用不担保特約
定 義
(略称:進学費用不担保)
授業(*2)を受けている間をいい、次に掲げる間を含みます。
ア. 指導教員の指示に基づき、卒業論文研究または学位論
文研究に従事している間。ただし、専ら被保険者の私的
当会社は、この特約により、学業費用担保特約およびその他の特約に規定す
る進学費用保険金を支払いません。
生活にかかる場所においてこれらに従事している間を除
きます。
イ. 指導教員の指示に基づき、授業(*2)の準備もしくは後
始末を行っている間または授業(*2)を行う場所、大学等
③ 学校行事
天災危険担保特約
(略称:天災危険担保)
第1条(保険金を支払う場合)
(*1)の図書館、資料室もしくは語学学習施設において研
究活動を行っている間
⑴ 当会社は、この特約により、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第2条(保険
金を支払わない場合−その1)⑴の表の⑩および⑫の規定にかかわらず、下表
大学等(*1)の主催する入学式、オリエンテーション、卒業式
に掲げる事由のいずれかによって生じた傷害に対しても、保険金を支払いま
す。
等の教育活動の一環としての各種学校行事をいいます。
④ 学校施設
大学等(*1)が教育活動のために所有、使用または管理してい
る施設をいいます。ただし、寄宿舎を除きます。
⑤ 課外活動
大学等(*1)の規則に則った所定の手続きにより大学等(*1)の
認めた学内学生団体の管理下で行う文化活動または体育活動
をいいます。ただし、大学等(*1)が禁じた時間もしくは場所
にいる間または大学等(*1)が禁じた行為を行っている間を除
きます。
(*1) 学校教育法に基づく大学(*3)、専修学校、各種学校をいいます。
(*2) 講義、実験、実習、演習または実技による授業をいいます。
(*3) 大学院および短期大学を含みます。
第3条(被保険者が学校に在籍しない場合の保険金の支払)
⑴ 当会社は、第1条(保険金を支払う場合)の傷害が発生した時に被保険者が
学校教育法に基づく学校(*1)または児童福祉法に基づく保育所に在籍していな
い場合には、未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を請求します。た
だし、被保険者がその追加保険料を支払わない場合には、次の算式によって保
険金を削減して支払います。
本特約を付帯した契約に
適用される保険料率
この保険契約
×
= 保険金の支払額
の支払責任額
本特約を付帯しない契約に
適用される保険料率
さらに、被保険者が職業または職務を有し、危険度の高い職業または職務に
従事している間に傷害を被った場合は、普通約款第2章傷害担保条項第12条
(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務の場合)
⑵および⑶の規定により保険金を支払います。
⑵ 保険期間が1年を超える保険契約の場合で、被保険者が学校教育法に基づく
学校(*1)または児童福祉法に基づく保育所に在籍していないときには、未経過
期間に対する保険料を請求します。ただし、被保険者がその追加保険料を支払
わない場合には、⑴の規定に従い保険金を削減して支払います。
(*1) 大学院、短期大学、専修学校および各種学校を含みます。
死亡保険金および後遺障害保険金のみの支払特約
(略称:死亡・後遺障害のみ)
当会社は、この特約により、こども総合保険普通保険約款第2章傷害担保条
項に規定する保険金については、死亡保険金および後遺障害保険金のみを支払
うものとします。
死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金
および手術保険金のみの支払特約
(略称:死亡・後遺、入院のみ)
当会社は、この特約により、こども総合保険普通保険約款第2章傷害担保条
項に規定する保険金については、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金お
よび手術保険金のみを支払うものとします。
育英費用不担保特約
① 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
② ①の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づい
て生じた事故
⑵ 育英費用不担保特約を付帯していない契約については、普通約款第3章育英
費用担保条項第2条(保険金を支払わない場合)⑴の規定にかかわらず、⑴の
表に掲げる事由のいずれかによって生じた傷害の直接の結果として、扶養者が
普通約款第3章第1条(保険金を支払う場合)⑴の状態になった場合の損失に
対しても、保険金を支払います。
⑶ 学業費用担保特約を付帯した契約については、学業費用担保特約第3条(保
険金を支払わない場合)⑴の規定にかかわらず、⑴の表に掲げる事由のいずれ
かによって生じた傷害の直接の結果として、扶養者が扶養不能状態になった場
合の損害に対しても、保険金を支払います。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(保険金の支払時期)
当会社は、普通約款第5章基本条項第17条(保険金の支払時期)⑵の表の
⑤の次に、⑥として次のとおり追加して適用します。
「 ⑥ 災害対策基本法に基づき設置された中央防災会議の専門調査会に
よって被害想定が報告された首都直下地震、東海地震、東南海・
南海地震またはこれらと同規模以上の損害が発生するものと見込
まれる地震等による災害の被災地域における⑴の表の①から⑤ま
での事項の確認のための調査 365日
」
特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険金
および通院保険金」担保特約
(略称:特定感染症(葬祭費用無)
)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、被保険者が保険期間中に特定感染症(*1)を発病した場合は、この
特約および普通約款(*2)の規定に従い保険金(*3)を支払います。
⑵ ⑴の発病の認定は、医師(*4)の診断によります。以下同様とします。
(*1) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(*5)第6条第
2項の一類感染症、同条第3項の二類感染症または同条第4項の三類感染
症をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*3) 後遺障害保険金、入院保険金または通院保険金をいいます。以下この特
約において同様とします。
(*4) 被保険者が医師である場合は、被保険者以外の医師をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*5) 以下この特約において「法」といいます。
第2条(保険金を支払わない場合−その1)
⑴ 当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって発病した特定感染症に対し
ては、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)、被保険者または被保険者の親権者もしくは後見人の故
(略称:育英費用不担保)
意または重大な過失
当会社は、この特約により、こども総合保険普通保険約款第3章育英費用担
保条項の規定により支払われる保険金を支払いません。
賠償責任不担保特約
② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失
③ 被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為
④ 被保険者に対する刑の執行
(略称:賠責不担保)
当会社は、この特約により、こども総合保険普通保険約款第4章賠償責任担
保条項の規定により支払われる保険金を支払いません。
⑤ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*3)
⑥ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑦ 核燃料物質(*4)もしくは核燃料物質(*4)によって汚染された物(*5)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
学資費用不担保特約
(略称:学資費用不担保)
当会社は、この特約により、学業費用担保特約およびその他の特約に規定す
る学資費用保険金を支払いません。
⑧ ⑤から⑦までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混
乱に基づいて生じた事故
⑨ ⑦以外の放射線照射または放射能汚染
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⑵ 当会社は、普通約款の規定に従い保険金を支払うべき傷害に起因する特定感
⑵ ⑴の入院保険金は、次の算式によって算出した額とします。
染症に対しては、保険金を支払いません。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。
(*4) 使用済燃料を含みます。
(*5) 原子核分裂生成物を含みます。
第3条(保険金を支払わない場合−その2)
⑴ 当会社は、保険責任開始日からその日を含めて10日以内に発病した特定感
染症に対しては、保険金を支払いません。
⑵ ⑴の規定は、この保険契約が継続契約(*1)である場合には、適用しません。
(*1) 普通約款およびこの特約に基づく保険契約の保険期間の末日またはその
保険契約が保険期間の末日前に解除されていた場合にはその解除日を保険
期間の初日とする保険契約をいいます。
第4条(後遺障害保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として発病の日
からその日を含めて180日以内に後遺障害(*1)が生じた場合は、次の算式によ
入院保険金日額(*2) ×
⑴の表の①または②
= 入院保険金の額
に該当した日数
⑶ 当会社は、被保険者に就業制限(*3)が課された場合は、⑴の表の①に該当し
たものとみなします。
⑷ 当会社は、いかなる場合においても、発病の日からその日を含めて180日を
経過した後の期間に対しては、入院保険金を支払いません。
⑸ 被保険者がこの特約または普通約款の規定による入院保険金の支払を受けら
れる期間中にさらに入院保険金の支払を受けられる特定感染症を発病した場合
においても、当会社は、重複しては入院保険金を支払いません。
(*1) 医師による治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、
病院または診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念すること
をいいます。
(*2) 保険証券記載の入院保険金日額をいいます。
(*3) 法第18条第2項の規定による就業制限をいいます。
第7条(通院保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として通院(*1)
した場合は、次の算式によって算出した額を通院保険金として被保険者に支払
います。
通院保険金日額(*2) × 通院した日数(*3) = 通院保険金の額
って算出した額を後遺障害保険金として被保険者に支払います。
保険金額(*2) × 普通約款別表2に掲げる割合 = 後遺障害保険金の額
⑵ 当会社は、⑴の規定にかかわらず、第6条(入院保険金の支払)または普通
約款の入院保険金が支払われるべき期間中の通院に対しては、通院保険金を支
⑵ ⑴の規定にかかわらず、被保険者が発病の日からその日を含めて180日を超
えてなお治療を必要とする状態にある場合は、当会社は、発病の日からその日
を含めて181日目における医師の診断に基づき後遺障害の程度を認定して、⑴
のとおり算出した額を後遺障害保険金として支払います。
⑶ 普通約款別表2に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害に対しては、身体の
障害の程度に応じ、かつ、普通約款別表2に掲げる区分に準じ、後遺障害保険
金の支払額を決定します。ただし、普通約款別表2の1.⑶、⑷、2.⑶、
4.⑷および5.⑵に掲げる機能障害に至らない障害に対しては、後遺障害保
険金を支払いません。
⑷ 同一の特定感染症の発病により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会
社は、その各々に対し⑴から⑶までの規定を適用し、その合計額を支払いま
す。ただし、普通約款別表2の7.から9.までに掲げる上肢(*3)または下肢
(*4)の後遺障害に対しては、1肢ごとの後遺障害保険金は保険金額の60%を
もって限度とします。
⑸ 既に身体に障害のあった被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果と
して新たな後遺障害が加わったことにより普通約款別表3のいずれかに該当し
た場合は、加重された後の後遺障害の状態に対応する普通約款別表2に掲げる
割合を適用して、後遺障害保険金を支払います。ただし、既存障害(*5)がこの
保険契約に基づく後遺障害保険金の支払を受けたものである場合は、次の割合
により後遺障害保険金を支払います。
払いません。
⑶ 当会社は、いかなる場合においても、発病の日からその日を含めて180日を
加重された後の後遺障害の
−
状態に対応する割合
既存障害(*5)に対応
=
する割合
経過した後の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
⑷ 被保険者がこの特約または普通約款の規定による通院保険金の支払を受けら
れる期間中にさらに通院保険金の支払を受けられる特定感染症を発病した場合
においても、当会社は、重複しては通院保険金を支払いません。
(*1) 医師による治療が必要な場合において、病院もしくは診療所に通い、ま
たは往診により、医師の治療を受けることをいいます。以下この特約にお
いて同様とします。
(*2) 保険証券記載の通院保険金日額をいいます。
(*3) 90日を限度とします。
第8条(普通約款の支払保険金に関する特則)
⑴ 普通約款の規定に基づき当会社が支払うべき死亡保険金の額は、保険金額か
ら普通約款第2章傷害担保条項第5条(後遺障害保険金の支払)および第4条
(後遺障害保険金の支払)の規定に基づき支払った後遺障害保険金の額を控除
した残額とします。
⑵ 普通約款の規定に基づき当会社が支払うべき後遺障害保険金の額は、保険期
間を通じ、保険金額から普通約款第2章第5条および第4条の規定に基づき支
払った後遺障害保険金の額を控除した残額をもって限度とします。
⑶ 被保険者がこの特約の規定による入院保険金の支払を受けられる期間中、新
たに普通約款第2章第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被ったとしても、
当会社は、普通約款に規定する入院保険金を支払いません。
適用する割合
⑹ この特約の規定に基づき当会社が支払うべき後遺障害保険金の額は、保険期
間を通じ、保険金額から普通約款第2章傷害担保条項第5条(後遺障害保険金
の支払)および⑴から⑸までの規定に基づき支払った後遺障害保険金の額を控
除した残額をもって限度とします。
(*1) 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残さ
れた症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至ったものま
たは身体の一部の欠損をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) 保険証券記載の保険金額をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*3) 腕および手をいいます。
(*4) 脚および足をいいます。
(*5) 既にあった身体の障害をいいます。
第5条(後遺障害保険金の追加支払)
当会社は、第4条(後遺障害保険金の支払)の後遺障害保険金を支払った場
合で、後遺障害保険金の支払事由となった第1条(保険金を支払う場合)の特
定感染症を発病した日からその日を含めて180日を経過し、かつ、被保険者が
生存していることを条件として、当会社が支払った後遺障害保険金に保険証券
記載の倍数を乗じた額を追加して被保険者に支払います。
第6条(入院保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として下表のい
ずれかに該当した場合は、その期間に対し、入院保険金を被保険者に支払いま
す。
① 入院(*1)した場合
⑷ 第6条(入院保険金の支払)の入院保険金が支払われるべき期間中の通院に
対しては、当会社は、普通約款に規定する通院保険金を支払いません。
⑸ 被保険者がこの特約の規定による通院保険金の支払を受けられる期間中、新
たに普通約款第2章第1条の傷害を被ったとしても、当会社は、普通約款に規
定する通院保険金を支払いません。
第9条(発病の通知)
⑴ 被保険者が特定感染症を発病した場合は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者は、その感染症を発病した日からその日を含めて30日以
内にその感染症の発病の状況および経過を当会社に通知しなければなりませ
ん。この場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求めたときま
たは被保険者の診断書もしくは死体検案書の提出を求めたときは、これに応じ
なければなりません。
⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴
の規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明について知っている事実
を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当会社は、そ
れによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第10条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、下表に規定する時から、それぞれ発生し、
これを行使することができるものとします。
① 後遺障害保険金については、被保険者に後遺障害が生じた時または発病
の日からその日を含めて180日を経過した時のいずれか早い時。ただ
し、第5条(後遺障害保険金の追加支払)に規定する追加して支払う後
遺障害保険金については、後遺障害保険金の支払が確定し、かつ発病の
日からその日を含めて180日を経過した時とします。
② 普通約款別表4のいずれかに該当し、かつ、医師の治療を受けた場合
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② 入院保険金については、被保険者が第6条(入院保険金の支払)⑴の表
の①および②のいずれにも該当しない程度になおった時または発病の日
からその日を含めて180日を経過した時のいずれか早い時
③ 通院保険金については、被保険者が第7条(通院保険金の支払)⑴に該
当しない程度になおった時、通院保険金の支払われる日数が90日に達
した時または発病の日からその日を含めて180日を経過した時のいずれ
か早い時
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
保険金請求書、保険証券および下表の書類のうち当会社が求めるものを提出し
なければなりません。
⑦ 第2章第8条(通院保険金の支払)
⑧ 第2章第9条(死亡の推定)
⑨ 第2章第11条(職業または職務の変更に関する通知義務)
⑩ 第2章第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関
する通知義務の場合)
⑪ 第2章第13条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑫ 第5章基本条項第15条(事故の通知)
⑬ 第5章第16条(保険金の請求)
第13条(普通約款の読み替え)
① 保険期間中に特定感染症を発病したこと、その感染症の程度またはその
感染症による後遺障害の程度を証明する医師の診断書
② 入院日数または通院日数を記載した病院または診療所の証明書類
③ 被保険者に就業制限(*1)が課されたことおよび就業制限日数を記載した
医師または公的機関の証明書
④ 被保険者の印鑑証明書
⑤ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
⑥ その他当会社が普通約款第5章基本条項第17条(保険金の支払時期)
⑴に定める必要な事項の確認を行うために欠くことのできない書類また
は証拠として保険契約締結の際に当会社が交付する書面等において定め
たもの
⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってそのことを当会社に申し出て、当会社の承認を得た
うえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第1章用語の定義条項第 傷害または損害の発生の 特定感染症の発病
1条(用語の定義)の表 可能性
の可能性
の危険
② 第 2 章 傷 害 担 保 条 項 第 被保険者が第1条(保険 特定感染症の発病
10条(他の身体の障害ま 金を支払う場合)の傷害 の
たは疾病の影響)⑴
を被った
③ 第2章第10条⑴
同条の傷害を被った
特定感染症の発病
の
④ 第2章第10条⑴
事故
特定感染症
⑤ 第2章第10条⑴
同条の傷害が重大となっ 特定感染症が重大
た場合
となった場合
⑥ 第2章第10条⑵
第1条の傷害が重大とな 特定感染症が重大
った場合
となった場合
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*2)
⑦ 第 5 章 基 本 条 項 第 1 条 生じた事故(*2)による傷 発病した特定感染
(保険責任の始期および 害、損失または損害
症
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
⑧ 第 5 章 第 2 条( 告 知 義 この保険契約によって保 特定感染症の発病
務)⑶の表の③
険金を支払うべき傷害、 の前に
終期)⑶
損失または損害の原因と
なった事故が発生する前
に
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*2)または
②以外の3親等内の親族
⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑸ 当会社は、事故の内容または特定感染症の程度等に応じ、保険契約者、被保
険者または保険金を受け取るべき者に対して、⑵の表に掲げるもの以外の書類
もしくは証拠の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがありま
す。この場合には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な
協力をしなければなりません。
⑹ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑸の規定に違反した場合または⑵、⑶もしくは⑸の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 法第18条第2項の規定による就業制限をいいます。
⑨ 第5章第2条⑷
傷害、損失または損害の 特定感染症が発病
原因となる事故が発生し した
た
⑩ 第5章第2条⑸
発生した傷害、損失また 発病した特定感染
は損害
症
⑪ 第5章第8条(重大事由 傷害、損失または損害を 特定感染症を発病
による解除)⑴の表の① 生じさせ
させ
⑫ 第5章第8条⑵
傷害、損失または損害の 特定感染症が発病
発生した
した
⑬ 第5章第8条⑵
発生した傷害、損失また 発病した特定感染
は損害
症
(*2) 法律上の配偶者に限ります。
第11条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑭ 第 5 章 第11条( 保 険 料 生じた事故による傷害、 発病した特定感染
の返還または請求−告知 損失または損害
症
義務等の場合)⑸
⑴ 当会社は、第9条(発病の通知)の規定による通知または第10条(保険金
の請求)の規定による請求を受けた場合は、特定感染症の程度の認定その他保
⑮ 第 5 章 第17条( 保 険 金 傷害、損失または損害発 特定感染症の発病
の支払時期)⑴の表の① 生の有無
の有無
険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保険者または保険金
を受け取るべき者に対し当会社の指定する医師が作成した被保険者の診断書ま
たは死体検案書の提出を求めることができます。
⑵ ⑴の規定による診断または死体の検案(*1)のために必要とした費用(*2)は、
当会社が負担します。
(*1) 死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。
(*2) 収入の喪失を含みません。
第12条(普通約款の適用除外)
この特約の規定が適用される場合には、普通約款の下表の規定は適用しませ
ん。
⑯ 第 5 章 第17条 ⑴ の 表 の 傷害の程度または損害の 特定感染症の程度
③
額、事故と傷害、損失ま
たは損害との関係
① 第2章傷害担保条項第2条(保険金を支払わない場合−その1)
② 第2章第3条(保険金を支払わない場合−その2)
③ 第2章第4条(死亡保険金の支払)
⑰ 第5章第17条(*1)
第16条(保険金の請求) こ の 特 約 第10条
⑵および⑶の規定によ (保険金の請求)
る手続
⑵および⑶の規定
による手続
⑱ 第5章第18条(時効)
第16条(保険金の請求) こ の 特 約 第10条
⑴
(保険金の請求)
⑴
第14条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
④ 第2章第5条(後遺障害保険金の支払)
⑤ 第2章第6条(後遺障害保険金の追加支払)
⑥ 第2章第7条(入院保険金および手術保険金の支払)
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特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険金、
通院保険金および葬祭費用保険金」担保特約
(*4)の後遺障害に対しては、1肢ごとの後遺障害保険金は保険金額の60%を
もって限度とします。
⑸ 既に身体に障害のあった被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果と
(略称:特定感染症(葬祭費用有)
)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、被保険者が保険期間中に特定感染症(*1)を発病した場合は、この
特約および普通約款(*2)の規定に従い保険金(*3)を支払います。
⑵ ⑴の発病の認定は、医師(*4)の診断によります。以下同様とします。
(*1) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(*5)第6条第
して新たな後遺障害が加わったことにより普通約款別表3のいずれかに該当し
た場合は、加重された後の後遺障害の状態に対応する普通約款別表2に掲げる
割合を適用して、後遺障害保険金を支払います。ただし、既存障害(*5)がこの
保険契約に基づく後遺障害保険金の支払を受けたものである場合は、次の割合
により後遺障害保険金を支払います。
2項の一類感染症、同条第3項の二類感染症または同条第4項の三類感染
症をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*3) 後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金または葬祭費用保険金をいい
ます。以下この特約において同様とします。
(*4) 被保険者が医師である場合は、被保険者以外の医師をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*5) 以下この特約において「法」といいます。
第2条(保険金を支払わない場合−その1)
⑴ 当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって発病した特定感染症に対し
ては、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)、被保険者または被保険者の親権者もしくは後見人の故
意または重大な過失
② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失
③ 被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為
④ 被保険者に対する刑の執行
⑤ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*3)
⑥ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑦ 核燃料物質(*4)もしくは核燃料物質(*4)によって汚染された物(*5)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑧ ⑤から⑦までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混
乱に基づいて生じた事故
加重された後の後遺障害
既存障害(*5)に
−
= 適用する割合
の状態に対応する割合
対応する割合
⑹ この特約の規定に基づき当会社が支払うべき後遺障害保険金の額は、保険期
間を通じ、保険金額から普通約款第2章傷害担保条項第5条(後遺障害保険金
の支払)および⑴から⑸までの規定に基づき支払った後遺障害保険金の額を控
除した残額をもって限度とします。
(*1) 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被保険者の身体に残さ
れた症状が将来においても回復できない機能の重大な障害に至ったものま
たは身体の一部の欠損をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) 保険証券記載の保険金額をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*3) 腕および手をいいます。
(*4) 脚および足をいいます。
(*5) 既にあった身体の障害をいいます。
第5条(後遺障害保険金の追加支払)
当会社は、第4条(後遺障害保険金の支払)の後遺障害保険金を支払った場
合で、後遺障害保険金の支払事由となった第1条(保険金を支払う場合)の特
定感染症を発病した日からその日を含めて180日を経過し、かつ、被保険者が
生存していることを条件として、当会社が支払った後遺障害保険金に保険証券
記載の倍数を乗じた額を追加して被保険者に支払います。
第6条(入院保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として下表のい
ずれかに該当した場合は、その期間に対し、入院保険金を被保険者に支払いま
す。
① 入院(*1)した場合
② 普通約款別表4のいずれかに該当し、かつ、医師の治療を受けた場合
⑨ ⑦以外の放射線照射または放射能汚染
⑵ 当会社は、普通約款の規定に従い保険金を支払うべき傷害に起因する特定感
染症に対しては、保険金を支払いません。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。
(*4) 使用済燃料を含みます。
(*5) 原子核分裂生成物を含みます。
第3条(保険金を支払わない場合−その2)
⑴ 当会社は、保険責任開始日からその日を含めて10日以内に発病した特定感
染症に対しては、保険金を支払いません。
⑵ ⑴の規定は、この保険契約が継続契約(*1)である場合には、適用しません。
(*1) 普通約款およびこの特約に基づく保険契約の保険期間の末日またはその
保険契約が保険期間の末日前に解除されていた場合にはその解除日を保険
⑵ ⑴の入院保険金は、次の算式によって算出した額とします。
入院保険金日額(*2) ×
⑴の表の①または②
= 入院保険金の額
に該当した日数
⑶ 当会社は、被保険者に就業制限(*3)が課された場合は、⑴の表の①に該当し
たものとみなします。
⑷ 当会社は、いかなる場合においても、発病の日からその日を含めて180日を
経過した後の期間に対しては、入院保険金を支払いません。
⑸ 被保険者がこの特約または普通約款の規定による入院保険金の支払を受けら
れる期間中にさらに入院保険金の支払を受けられる特定感染症を発病した場合
においても、当会社は、重複しては入院保険金を支払いません。
(*1) 医師による治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、
病院または診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念すること
をいいます。
(*2) 保険証券記載の入院保険金日額をいいます。
(*3) 法第18条第2項の規定による就業制限をいいます。
第7条(通院保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として通院(*1)
した場合は、次の算式によって算出した額を通院保険金として被保険者に支払
期間の初日とする保険契約をいいます。
第4条(後遺障害保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として発病の日
からその日を含めて180日以内に後遺障害(*1)が生じた場合は、次の算式によ
って算出した額を後遺障害保険金として被保険者に支払います。
保険金額(*2) × 普通約款別表2に掲げる割合 = 後遺障害保険金の額
⑵ ⑴の規定にかかわらず、被保険者が発病の日からその日を含めて180日を超
えてなお治療を必要とする状態にある場合は、当会社は、発病の日からその日
を含めて181日目における医師の診断に基づき後遺障害の程度を認定して、⑴
のとおり算出した額を後遺障害保険金として支払います。
⑶ 普通約款別表2に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害に対しては、身体の
障害の程度に応じ、かつ、普通約款別表2に掲げる区分に準じ、後遺障害保険
金の支払額を決定します。ただし、普通約款別表2の1.⑶、⑷、2.⑶、
4.⑷および5.⑵に掲げる機能障害に至らない障害に対しては、後遺障害保
険金を支払いません。
⑷ 同一の特定感染症の発病により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会
社は、その各々に対し⑴から⑶までの規定を適用し、その合計額を支払いま
す。ただし、普通約款別表2の7.から9.までに掲げる上肢(*3)または下肢
います。
通院保険金日額(*2) × 通院した日数(*3) = 通院保険金の額
⑵ 当会社は、⑴の規定にかかわらず、第6条(入院保険金の支払)または普
通約款の入院保険金が支払われるべき期間中の通院に対しては、通院保険金
を支払いません。
⑶ 当会社は、いかなる場合においても、発病の日からその日を含めて180日
を経過した後の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
⑷ 被保険者がこの特約または普通約款の規定による通院保険金の支払を受け
られる期間中にさらに通院保険金の支払を受けられる特定感染症を発病した
場合においても、当会社は、重複しては通院保険金を支払いません。
(*1) 医師による治療が必要な場合において、病院もしくは診療所に通い、ま
たは往診により、医師の治療を受けることをいいます。以下この特約にお
いて同様とします。
(*2) 保険証券記載の通院保険金日額をいいます。
(*3) 90日を限度とします。
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第8条(葬祭費用保険金の支払)
当会社は、被保険者が特定感染症を発病し、その直接の結果として発病の日
からその日を含めて180日以内に死亡したことにより保険契約者または被保険
者の親族が負担した葬祭費用に対して、300万円を限度としてその費用の負担
者に葬祭費用保険金を支払います。
第9条(普通約款の支払保険金に関する特則)
⑴ 普通約款の規定に基づき当会社が支払うべき死亡保険金の額は、保険金額か
ら普通約款第2章傷害担保条項第5条(後遺障害保険金の支払)および第4条
(後遺障害保険金の支払)の規定に基づき支払った後遺障害保険金の額を控除
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってそのことを当会社に申し出て、当会社の承認を得た
うえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*2)
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*2)または
②以外の3親等内の親族
した残額とします。
⑵ 普通約款の規定に基づき当会社が支払うべき後遺障害保険金の額は、保険期
間を通じ、保険金額から普通約款第2章第5条および第4条の規定に基づき支
払った後遺障害保険金の額を控除した残額をもって限度とします。
⑶ 被保険者がこの特約の規定による入院保険金の支払を受けられる期間中、新
たに普通約款第2章第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被ったとしても、
当会社は、普通約款に規定する入院保険金を支払いません。
⑷ 第6条(入院保険金の支払)の入院保険金が支払われるべき期間中の通院に
対しては、当会社は、普通約款に規定する通院保険金を支払いません。
⑸ 被保険者がこの特約の規定による通院保険金の支払を受けられる期間中、新
たに普通約款第2章第1条の傷害を被ったとしても、当会社は、普通約款に規
定する通院保険金を支払いません。
第10条(発病の通知)
⑴ 被保険者が特定感染症を発病した場合は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者は、その感染症を発病した日からその日を含めて30日以
内にその感染症の発病の状況および経過を当会社に通知しなければなりませ
ん。この場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求めたときま
たは被保険者の診断書もしくは死体検案書の提出を求めたときは、これに応じ
なければなりません。
⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴
の規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明について知っている事実
を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当会社は、そ
れによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第11条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、下表に規定する時から、それぞれ発生し、
これを行使することができるものとします。
① 後遺障害保険金については、被保険者に後遺障害が生じた時または発病
の日からその日を含めて180日を経過した時のいずれか早い時。ただ
し、第5条(後遺障害保険金の追加支払)に規定する追加して支払う後
遺障害保険金については、後遺障害保険金の支払が確定し、かつ発病の
日からその日を含めて180日を経過した時とします。
② 入院保険金については、被保険者が第6条(入院保険金の支払)⑴の表
の①および②のいずれにも該当しない程度になおった時または発病の日
からその日を含めて180日を経過した時のいずれか早い時
③ 通院保険金については、被保険者が第7条(通院保険金の支払)⑴に該
当しない程度になおった時、通院保険金の支払われる日数が90日に達
した時または発病の日からその日を含めて180日を経過した時のいずれ
か早い時
⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑸ 当会社は、事故の内容、費用の額または特定感染症の程度等に応じ、保険契
約者、被保険者または保険金を受け取るべき者に対して、⑵の表に掲げるもの
以外の書類もしくは証拠の提出または当会社が行う調査への協力を求めること
があります。この場合には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出
し、必要な協力をしなければなりません。
⑹ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑸の規定に違反した場合または⑵、⑶もしくは⑸の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 法第18条第2項の規定による就業制限をいいます。
(*2) 法律上の配偶者に限ります。
第12条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑴ 当会社は、第10条(発病の通知)の規定による通知または第11条(保険金
の請求)の規定による請求を受けた場合は、特定感染症の程度または費用の額
の認定その他保険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保険
者または保険金を受け取るべき者に対し当会社の指定する医師が作成した被保
険者の診断書または死体検案書の提出を求めることができます。
⑵ ⑴の規定による診断または死体の検案(*1)のために必要とした費用(*2)は、
当会社が負担します。
(*1) 死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。
(*2) 収入の喪失を含みません。
第13条(代 位)
⑴ 当会社が保険金を支払った場合であっても、被保険者またはその法定相続人
がその発病した特定感染症について第三者に対して有する損害賠償請求権は、
当会社に移転しません。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、第8条(葬祭費用保険金の支払)の費用について、
保険契約者または被保険者の親族が損害賠償請求権その他債権(*1)を取得した
場合において、当会社がその費用に対して保険金を支払ったときは、その債権
は当会社に移転します。ただし、移転するのは、下表の額を限度とします。
① 当会社が、保険契約者または被保険 保険契約者または被保険者の親族
者の親族が負担した第8条の費用全 が取得した債権の全額
額を保険金として支払った場合
② ①以外の場合
④ 葬祭費用保険金については、第8条(葬祭費用保険金の支払)の費用が
発生した時
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
保険金請求書、保険証券および下表の書類のうち当会社が求めるものを提出し
なければなりません。
① 保険期間中に特定感染症を発病したこと、その感染症の程度またはその
感染症による後遺障害の程度を証明する医師の診断書
② 入院日数または通院日数を記載した病院または診療所の証明書類
③ 被保険者に就業制限(*1)が課されたことおよび就業制限日数を記載した
医師または公的機関の証明書
④ 死亡診断書または死体検案書
⑤ 被保険者の戸籍謄本
⑥ 被保険者の印鑑証明書
保険契約者または被保険者の親族
が取得した債権の額から、保険金
が支払われていない保険契約者ま
たは被保険者の親族が負担した第
8条の費用の額を差し引いた額
⑶ ⑵の表の②において、当会社に移転せずに保険契約者または被保険者の親族
が引き続き有する債権は、当会社に移転した債権よりも優先して弁済されるも
のとします。
⑷ 保険契約者および保険金を受け取るべき者は、当会社が取得する⑵または⑶
の債権の保全および行使ならびにそのために当会社が必要とする証拠および書
類の入手に協力しなければなりません。このために必要な費用は、当会社の負
担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互間の求償権を含みます。
第14条(普通約款の適用除外)
この特約の規定が適用される場合には、普通約款の下表の規定は適用しませ
ん。
⑦ 葬祭費用の支出を証明する書類
① 第2章傷害担保条項第2条(保険金を支払わない場合−その1)
⑧ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
② 第2章第3条(保険金を支払わない場合−その2)
⑨ その他当会社が普通約款第5章基本条項第17条(保険金の支払時期)
⑴に定める必要な事項の確認を行うために欠くことのできない書類また
は証拠として保険契約締結の際に当会社が交付する書面等において定め
たもの
⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
③ 第2章第4条(死亡保険金の支払)
④ 第2章第5条(後遺障害保険金の支払)
⑤ 第2章第6条(後遺障害保険金の追加支払)
⑥ 第2章第7条(入院保険金および手術保険金の支払)
⑦ 第2章第8条(通院保険金の支払)
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長期保険特約
⑧ 第2章第9条(死亡の推定)
(略称:長期契約)
⑨ 第2章第11条(職業または職務の変更に関する通知義務)
⑩ 第2章第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関
する通知義務の場合)
⑪ 第2章第13条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
基に計算した額を返還します。ただし、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第4
条(死亡保険金の支払)⑴の死亡保険金を支払うべき傷害によって被保険者が
⑬ 第5章第16条(保険金の請求)
⑭ 第5章第19条(代位)
死亡した場合は、当会社は、下表の合計額を返還します。
第15条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
読み替え前
① 被保険者が死亡した日の属する保険年度の翌保険年度以降の期間に対応
する保険料
読み替え後
① 第1章用語の定義条項 傷害または損害の発生の 特定感染症の発病の
第1条(用語の定義) 可能性
可能性
の表の危険
② 第2章傷害担保条項第 被保険者が第1条(保険 特定感染症の発病の
10条( 他 の 身 体 の 障 金を支払う場合)の傷害
害または疾病の影響) を被った
⑴
③ 第2章第10条⑴
同条の傷害を被った
特定感染症の発病の
④ 第2章第10条⑴
事故
特定感染症
⑤ 第2章第10条⑴
同条の傷害が重大となっ 特定感染症が重大と
た場合
なった場合
⑥ 第2章第10条⑵
第1条の傷害が重大とな 特定感染症が重大と
った場合
なった場合
⑦ 第5章基本条項第1条 生じた事故(*2)による傷 発病した特定感染症
(保険責任の始期およ 害、損失または損害
び終期)⑶
⑧ 第5章第2条(告知義 この保険契約によって保 特定感染症の発病の
務)⑶の表の③
険金を支払うべき傷害、 前に
損失または損害の原因と
なった事故が発生する前
に
⑨ 第5章第2条⑷
傷害、損失または損害の 特定感染症が発病し
原因となる事故が発生し た
た
⑩ 第5章第2条⑸
発生した傷害、損失また 発病した特定感染症
は損害
⑪ 第5章第8条(重大事 傷害、損失または損害を 特定感染症を発病さ
由による解除)⑴の表 生じさせ
せ
の①
⑫ 第5章第8条⑵
傷害、損失または損害の 特定感染症が発病し
発生した
た
⑬ 第5章第8条⑵
発生した傷害、損失また 発病した特定感染症
は損害
⑭ 第5章第11条(保険料 生じた事故による傷害、 発病した特定感染症
の返還または請求−告 損失または損害
知義務等の場合)⑸
⑮ 第5章第17条(保険金 傷害、損失または損害発 特定感染症の発病の
の支払時期)⑴の表の 生の有無
有無
①
⑯ 第 5 章 第17条 ⑴ の 表 傷害の程度または損害の 特定感染症の程度
の③
額、事故と傷害、損失ま
たは損害との関係
⑰ 第5章第17条(*1)
この特約は、保険証券に記載された保険期間が1年を超える場合に適用しま
す。
第2条(保険料の返還−失効の場合)
⑴ 保険契約が失効となる場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険料を
⑫ 第5章基本条項第15条(事故の通知)
箇 所
第1条(適用契約の範囲)
第16条(保険金の請求) この特約第11条(保
⑵および⑶の規定による 険金の請求)⑵およ
手続
び⑶の規定による手
続
⑱ 第5章第18条(時効) 第16条(保険金の請求) この特約第11条(保
⑴
険金の請求)⑴
第16条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
② 被保険者が死亡した日の属する保険年度における死亡保険金を支払うべ
き事由に対応しない保険料の未経過期間分
⑵ 普通約款第3章育英費用担保条項または普通約款に付帯された学校管理下外
の倍額支払に関する特約が失効した場合には、当会社は、普通約款第3章また
は学校管理下外の倍額支払に関する特約の規定により計算した返れい金を保険
契約者に支払います。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第3条(保険料の返還−解除の場合)
下表の規定によりこの保険契約が解除された場合は、当会社は、未経過期間
に対応する保険料を基に計算した額を返還します。
① 普通約款第2章傷害担保条項第11条(職業または職務の変更に関する
通知義務)⑹
② 普通約款第2章第12条(保険料の返還または請求—職業または職務の
変更に関する通知義務の場合)⑵
③ 普通約款第5章基本条項第2条(告知義務)⑵
④ 普通約款第5章第7条(保険契約者による保険契約の解除)
⑤ 普通約款第5章第8条(重大事由による解除)⑵
⑥ 普通約款第5章第9条(被保険者による保険契約の解除請求)⑴
第4条(保険料の不変更−料率改定の場合)
保険期間の中途において、この保険契約に適用されている保険料率が改定さ
れた場合でも、当会社は、保険料を変更しません。
第5条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第5章基本条項第11条(保険料の返還または請求−告知義務等の場合)
⑴、⑵および⑶
② 第5章第12条(保険料の返還−無効または失効の場合)
③ 第5章第14条(保険料の返還−解除の場合)
第6条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款第2章傷害担保条項を下表のとおり読み替え
て適用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第4条(死亡保険金 既に支払った後遺障 その事故の発生した保険年
の支払)(*1)
害保険金がある場合 度と同一の保険年度に生じ
は
た事故による傷害に対し
て、既に支払った後遺障害
保険金がある場合は
② 第5条(後遺障害保 既存障害(*3)がこの 既存障害(*3)が、新たな後
険金の支払)⑸
保険契約に基づく後 遺障害の原因となった事故
遺障害保険金の支払 の発生した保険年度と同一
を受けたものである の保険年度に生じた事故に
場合は
よる傷害により、この保険
契約に基づく後遺障害保険
金の支払を受けたものであ
る場合は
③ 第5条⑹
保険期間を通じ
④ 第12条(保険料の返 日割をもって
還または請求−職業
または職務の変更に
関する通知義務の場
合)⑴
各保険年度ごとに
未経過料率係数によって
第7条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
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こども総合保険保険料分割払特約(一般用)
事 由
(略称:分割払(個人)
)
保険料の返還または請求方法
① 普通約款第5章基本条項第2条(告 変更前の保険料率と変更後の保険
第1条(保険料の分割払)
知義務)⑴により告げられた内容が 料率との差に基づき計算した保険
事実と異なる場合において、保険料 料を返還または請求します。
当会社は、この特約により、保険契約者が年額保険料(*1)を保険証券記載の
回数に分割(*2)して払い込むことを承認します。
(*1) この保険契約に定められた総保険料をいいます。以下この特約において
同様とします。
(*2) 年額保険料を保険証券記載の回数に分割した金額を「分割保険料」とい
います。以下この特約において同様とします。
第2条(分割保険料の払込み)
保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第1回分割保険料を払い込み、
第2回目以降の分割保険料については、払込期日(*1)に払い込まなければなり
ません。
(*1) 保険証券記載の払込期日をいいます。以下この特約において同様としま
す。
第3条(分割保険料領収前の事故)
保険期間が始まった後でも、当会社は、第2条(分割保険料の払込み)の第
1回分割保険料を領収する前に生じた事故による傷害、損失または損害に対し
ては、保険金を支払いません。
率を変更する必要があるとき
② 職業または職務の変更の事実(*1)が 変更前料率(*2)と変更後料率(*3)
ある場合において、保険料率を変更 との差に基づき、職業または職務
する必要があるとき
の変更の事実(*1)が生じた時以降
の期間(*4)に対し計算した保険料
を返還または請求します。
③ ①および②のほか、保険契約締結の 変更前の保険料と変更後の保険料
後、保険契約者が書面をもって保険 との差に基づき計算した保険料を
契約の条件の変更を当会社に通知 返還または請求します。
し、承認の請求を行い、当会社がこ
れを承認する場合において、保険料
を変更する必要があるとき
④ 保険契約が失効となる場合
未経過期間に対応する保険料と未
払込分割保険料(*5)との差額を返
還または請求します。ただし、普
第4条(分割保険料不払の場合の免責)
保険契約者が第2回目以降の分割保険料についてその分割保険料を払い込む
通約款第2章傷害担保条項第4条
(死亡保険金の支払)⑴の死亡保
べき払込期日後1か月を経過した後もその払込みを怠った場合は、当会社は、
その払込期日後に生じた事故による傷害、損失または損害に対しては、保険金
険金を支払うべき傷害によって被
保険者が死亡した場合は、死亡保
を支払いません。
第5条(追加保険料の払込み)
険金を支払うべき事由に対応しな
い保険料の未経過期間分を除き、
⑴ 当会社が第7条(保険料の返還または請求)の規定による追加保険料を請求
した場合は、保険契約者は、その全額を一時に払い込まなければなりません。
その保険金が支払われるべき被保
険者の保険料は返還しません。
⑵ 当会社は、保険契約者が第7条の表の①または②の規定による追加保険料の
支払を怠った場合(*1)は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この
⑤ 次に掲げるいずれかの規定により、 未経過期間に対応する保険料と未
保険契約を解除することができます。
⑶ 第7条の表の①の規定による追加保険料を請求する場合において、⑵の規定
この保険契約が解除となった場合
払込分割保険料(*5)との差額を返
ア. 第 5 条( 追 加 保 険 料 の 払 込 還または請求します。
によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません。
この場合において、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を
み)⑵
イ. 普通約款第2章第11条(職
請求することができます。
⑷ 第7条の表の②の規定による追加保険料を請求する場合において、⑵の規定
によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、職業または職務の変更の
事実(*2)があった後に生じた事故による傷害に対しては、変更前料率(*3)の変
更後料率(*4)に対する割合により、保険金を削減して支払います。
⑸ 第7条の表の③の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社
の請求に対して、保険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、その追加
保険料を領収する前に生じた事故による傷害、損失または損害に対して保険契
約条件の変更の承認の請求がなかったものとして、この保険契約に適用される
普通約款(*5)および特約に従い、保険金を支払います。
(*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
(*2) 普通約款第2章傷害担保条項第11条(職業または職務の変更に関する
通知義務)⑴または⑵の変更の事実をいいます。
(*3) 変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。
(*4) 変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。
(*5) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第6条(分割保険料不払の場合の保険契約の解除)
⑴ 当会社は、下表のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除するこ
とができます。
業または職務の変更に関する通
知義務)⑹
① 払込期日後1か月を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき分
割保険料の払込みがない場合
ウ. 普通約款第5章第2条⑵
エ. 普通約款第5章第7条(保険
契約者による保険契約の解除)
オ. 普通約款第5章第8条(重大
事由による解除)⑴
カ. 普通約款第5章第9条(被保
険者による保険契約の解除請
求)⑵
キ. 普通約款第5章第9条⑶
⑥ 第6条(分割保険料不払の場合の保 既に払い込まれた既経過期間に対
険契約の解除)⑴の規定により、こ 応する保険料は返還しません。
の保険契約が解除となった場合
(*1) 普通約款第2章第11条⑴または⑵の変更の事実をいいます。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。
(*3) 変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、普通約款第2章第11条⑴
または⑵の変更の事実が生じた時以降の期間をいいます。
(*5) 年額保険料から既に払い込まれた保険料の総額を差し引いた額をいいま
す。
こども総合保険保険料分割払特約
(略称:分割払(団体)
)
② 払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込み
がなく、かつ、その翌月の払込期日(*1)において、次回払込期日に払い
込まれるべき分割保険料の払込みがない場合
⑵ ⑴の規定による解除は、保険契約者に対する書面による通知をもって行い、
解除の効力は、下表の時から、それぞれ将来に向かってのみ生じます。
① ⑴の表の①による解除の場合は、その分割保険料を払い込むべき払込期
日
② ⑴の表の②による解除の場合は、次回払込期日
(*1) 以下この条において「次回払込期日」といいます。
第7条(保険料の返還または請求)
下表に掲げるいずれかの事由により保険料の返還または請求を行う場合に
は、当会社は、普通約款の保険料の返還または請求に関する規定にかかわら
ず、その事由ごとに下表のとおり保険料を返還または請求します。
第1条(保険料の分割払)
当会社は、この特約により、保険契約者が年額保険料(*1)を保険証券記載の
回数に分割(*2)して払い込むことを承認します。
(*1) この保険契約に定められた総保険料をいいます。以下この特約において
同様とします。
(*2) 年額保険料を保険証券記載の回数に分割した金額を「分割保険料」とい
います。以下この特約において同様とします。
第2条(分割保険料の払込み)
保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第1回分割保険料を払い込み、
第2回目以降の分割保険料については、払込期日(*1)に払い込まなければなり
ません。ただし、当会社が特に承認した場合(*2)には、保険契約締結の後、第
1回分割保険料を保険料相当額の集金手続を行いうる最初の集金日から10日
以内に払い込むことができます。
(*1) 保険証券記載の払込期日をいいます。以下この特約において同様としま
─ 45 ─
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す。
(*2) 一定した集金日の定めがあり、集金者が保険料相当額を集金する保険契
約についてのみ承認するものとします。
第3条(分割保険料領収前の事故)
保険期間が始まった後でも、当会社は、保険契約者が第2条(分割保険料の
事 由
契約の条件の変更を当会社に通知 返還または請求します。
し、承認の請求を行い、当会社がこ
れを承認する場合において、保険料
払込み)の規定に従い第1回分割保険料を払い込まない場合は、その分割保険
料を領収する前に生じた事故による傷害、損失または損害に対しては、保険金
を支払いません。
第4条(分割保険料不払の場合の免責)
を変更する必要があるとき
④ 保険契約が失効となる場合
保険契約者が第2回目以降の分割保険料についてその分割保険料を払い込む
べき払込期日後1か月を経過した後もその払込みを怠った場合は、当会社は、
(死亡保険金の支払)⑴の死亡保
険金を支払うべき傷害によって被
保険者が死亡した場合は、死亡保
険金を支払うべき事由に対応しな
い保険料の未経過期間分を除き、
その保険金が支払われるべき被保
支払を怠った場合(*1)は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この
保険契約を解除することができます。
険者の保険料は返還しません。
⑤ 次に掲げるいずれかの規定により、 未経過期間に対応する保険料と未
この保険契約が解除となった場合
払込分割保険料(*5)との差額を返
この場合において、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を
請求することができます。
ア. 第 5 条( 追 加 保 険 料 の 払 込 還または請求します。
み)⑵
⑷ 第7条の表の②の規定による追加保険料を請求する場合において、⑵の規定
によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、職業または職務の変更の
イ. 普通約款第2章第11条(職
業または職務の変更に関する通
事実(*2)があった後に生じた事故による傷害に対しては、変更前料率(*3)の変
更後料率(*4)に対する割合により、保険金を削減して支払います。
知義務)⑹
ウ. 普通約款第5章第2条⑵
⑸ 第7条の表の③の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社
の請求に対して、保険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、その追加
エ. 普通約款第5章第7条(保険
契約者による保険契約の解除)
保険料を領収する前に生じた事故による傷害、損失または損害に対して保険契
約条件の変更の承認の請求がなかったものとして、この保険契約に適用される
オ. 普通約款第5章第8条(重大
事由による解除)⑴
普通約款(*5)および特約に従い、保険金を支払います。
(*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
(*2) 普通約款第2章傷害担保条項第11条(職業または職務の変更に関する
通知義務)⑴または⑵の変更の事実をいいます。
(*3) 変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。
(*4) 変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。
(*5) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第6条(分割保険料不払の場合の保険契約の解除)
⑴ 当会社は、下表のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除するこ
とができます。
カ. 普通約款第5章第9条(被保
険者による保険契約の解除請
① 払込期日後1か月を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき分
割保険料の払込みがない場合
求)⑵
キ. 普通約款第5章第9条⑶
⑥ 第6条(分割保険料不払の場合の保 既に払い込まれた既経過期間に対
険契約の解除)⑴の規定により、こ 応する保険料は返還しません。
の保険契約が解除となった場合
(*1) 普通約款第2章第11条⑴または⑵の変更の事実をいいます。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。
(*3) 変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、普通約款第2章第11条⑴
または⑵の変更の事実が生じた時以降の期間をいいます。
(*5) 年額保険料から既に払い込まれた保険料の総額を差し引いた額をいいま
す。
② 払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込み
がなく、かつ、その翌月の払込期日(*1)において、次回払込期日に払い
込まれるべき分割保険料の払込みがない場合
⑵ ⑴の規定による解除は、保険契約者に対する書面による通知をもって行い、
解除の効力は、下表の時から、それぞれ将来に向かってのみ生じます。
① ⑴の表の①による解除の場合は、その分割保険料を払い込むべき払込期
日
② ⑴の表の②による解除の場合は、次回払込期日
(*1) 以下この条において「次回払込期日」といいます。
第7条(保険料の返還または請求)
下表に掲げるいずれかの事由により保険料の返還または請求を行う場合に
は、当会社は、普通約款の保険料の返還または請求に関する規定にかかわら
ず、その事由ごとに下表のとおり保険料を返還または請求します。
事 由
保険料の返還または請求方法
① 普通約款第5章基本条項第2条(告 変更前の保険料率と変更後の保険
知義務)⑴により告げられた内容が 料率との差に基づき計算した保険
事実と異なる場合において、保険料 料を返還または請求します。
率を変更する必要があるとき
② 職業または職務の変更の事実(*1)が 変更前料率(*2)と変更後料率(*3)
ある場合において、保険料率を変更 との差に基づき、職業または職務
する必要があるとき
の変更の事実(*1)が生じた時以降
の期間(*4)に対し計算した保険料
を返還または請求します。
未経過期間に対応する保険料と未
払込分割保険料(*5)との差額を返
還または請求します。ただし、普
通約款第2章傷害担保条項第4条
その払込期日後に生じた事故による傷害、損失または損害に対しては、保険金
を支払いません。
第5条(追加保険料の払込み)
⑴ 当会社が第7条(保険料の返還または請求)の規定による追加保険料を請求
した場合は、保険契約者は、その全額を一時に払い込まなければなりません。
⑵ 当会社は、保険契約者が第7条の表の①または②の規定による追加保険料の
⑶ 第7条の表の①の規定による追加保険料を請求する場合において、⑵の規定
によりこの保険契約を解除できるときは、当会社は、保険金を支払いません。
保険料の返還または請求方法
③ ①および②のほか、保険契約締結の 変更前の保険料と変更後の保険料
後、保険契約者が書面をもって保険 との差に基づき計算した保険料を
こども総合保険保険料支払に関する特約
(略称:一時払支払猶予)
第1条(保険料の払込み)
保険契約者は、この保険契約の保険料を、保険契約締結の後、保険料相当額
の集金手続を行いうる最初の集金日から10日以内に払い込むものとします。
第2条(保険料領収前の事故)
保険期間が始まった後でも、当会社は、保険契約者が第1条(保険料の払込
み)の規定に従い保険料を払い込まない場合は、その保険料を領収する前に生
じた事故による傷害、損失または損害に対しては、保険金を支払いません。
第3条(保険料不払の場合の保険契約の解除)
当会社は、保険契約者が第1条(保険料の払込み)の規定に従い保険料を払
い込まない場合は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契
約を解除することができます。
第4条(保険契約解除の効力)
第3条(保険料不払の場合の保険契約の解除)の規定による解除の効力は、
そ
保険期間の初日に遡及してその効力を生じます。
共同保険に関する特約
(略称:共同保険特約)
第1条(独立責任)
この保険契約は、保険証券記載の保険会社による共同保険契約であって、保
険証券記載の保険会社は、保険証券記載のそれぞれの保険金額または引受割合
に応じて、連帯することなく単独別個に、保険契約上の権利を有し、義務を負
います。
第2条(幹事保険会社の行う事項)
保険契約者が保険契約の締結に際しこの保険契約の幹事保険会社として指名
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した保険会社は、保険証券記載の全ての保険会社のために下表に掲げる事項を
行います。
⑶ ⑵の規定により、被保険者が初回保険料払込み前の事故による損害または傷
害に対して保険金の支払を受ける場合には、保険契約者は、その支払を受ける
前に、初回保険料を当会社に払い込まなければなりません。
① 保険契約申込書の受領ならびに保険証券等の発行および交付
(*1) 初回保険料払込期日後1か月を経過した日をいいます。以下この特約に
おいて同様とします。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
② 保険料の収納および受領または返戻
③ 保険契約の内容の変更の承認または保険契約の解除
します。
④ 保険契約上の規定に基づく告知または通知に係る書類等の受領およびそ
の告知または通知の承認
⑤ 保険金請求権等の譲渡の通知に係る書類等の受領およびその譲渡の承認
または保険金請求権等の上の質権の設定、譲渡もしくは消滅の通知に係
る書類等の受領およびその設定、譲渡もしくは消滅の承認
⑥ 保険契約に係る変更手続き完了のお知らせの発行および交付または保険
証券に対する裏書等
⑦ 保険の対象その他の保険契約に係る事項の調査
⑧ 事故発生もしくは損害発生の通知に係る書類等の受領または保険金請求
に関する書類等の受領
⑨ 損害の調査、損害の査定、保険金等の支払および保険証券記載の保険会
社の権利の保全
⑩ その他①から⑨までの事務または業務に付随する事項
第3条(幹事保険会社の行為の効果)
この保険契約に関し幹事保険会社が行った第2条(幹事保険会社の行う事
項)の表に掲げる事項は、保険証券記載の全ての保険会社がこれを行ったもの
とみなします。
第4条(保険契約者等の行為の効果)
この保険契約に関し保険契約者等が幹事保険会社に対して行った通知その他
の行為は、保険証券記載の全ての保険会社に対して行われたものとみなしま
す。
初回保険料の口座振替に関する特約(継続契約用)
(略称:初回保険料口座振替)
第1条(特約の適用)
⑴ この特約は、保険契約の締結の際に、当会社と保険契約者との間に、あらか
じめ初回保険料(*1)を口座振替の方法により払い込むことについて合意がある
場合に適用します。
⑵ この特約は、下表に規定する条件をいずれも満たしている場合に適用しま
す。
①
指定口座(*2)が、提携金融機関(*3)に、保険契約締結の時に設定されて
いること。
②
この保険契約の締結および保険契約者から当会社への当会社所定の損害
保険料口座振替依頼書の提出が、保険期間の初日の属する月の前月末日
までになされていること。
③
この保険契約が、当会社と締結していた傷害保険の継続契約(*4)である
こと。
(*1) この保険契約に保険料分割払特約が適用されている場合には第1回分割
保険料とします。以下この特約において同様とします。
(*2) 保険契約者の指定する口座をいいます。以下この特約において同様とし
ます。
(*3) 当会社と保険料の口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいいま
す。以下この特約において同様とします。
(*4) 当会社と締結していた保険契約と保険契約者が同一であり、かつ、その
保険契約の保険期間の末日(*5)を保険期間の初日とする契約をいいます。
(*5) その保険契約が午後12時に終了する場合には、その翌日とします。
第2条(初回保険料の払込み)
⑴ 初回保険料の払込みは、初回保険料払込期日(*1)に、指定口座から当会社の
口座に振り替えることによって行うものとします。
⑵ 初回保険料払込期日が提携金融機関の休業日に該当し、指定口座からの口座
振替による初回保険料の払込みがその休業日の翌営業日に行われた場合には、
当会社は、初回保険料払込期日に払込みがあったものとみなします。
⑶ 保険契約者は、初回保険料払込期日の前日までに初回保険料相当額を指定口
座に預け入れておかなければなりません。
(*1) 提携金融機関ごとに当会社の定める期日をいいます。以下この特約にお
いて同様とします。
第3条(初回保険料払込み前の事故)
⑴ 第2条(初回保険料の払込み)の規定による初回保険料の払込みが行われな
かった場合には、保険契約者は、初回保険料を初回保険料払込期日後1か月以
内に当会社の指定した場所に払い込まなければなりません。
⑵ 当会社は、保険契約者が払込期限(*1)までに初回保険料を払い込んだ場合に
は、普通約款(*2)およびこの保険契約に付帯された特約に定める保険料領収前
に生じた事故の取扱いに関する規定を適用しません。
第4条(解除−初回保険料不払の場合)
⑴ 当会社は、払込期限を経過した後も、初回保険料の払込みがない場合には、
この保険契約を解除することができます。
⑵ 当会社は、⑴の解除を行う場合には、保険契約者に対する書面によりその事
実を通知します。この場合の解除は、保険期間の初日から将来に向かってその
効力を生じます。
第5条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款およびこの保険契約に付帯された特約の規定を準用します。
疾病による学業費用担保特約
(略称:疾病学業費用担保)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、学業費用特約(*1)第1条(保険金を支払う場合)⑴の規定にかか
わらず、扶養者(*2)が疾病を発病し、その直接の結果として、死亡したことに
より被保険者を扶養できない状態(*3)となった場合には、それによって被保険
者が被る損害に対して、この特約、学業費用特約および普通約款(*4)第5章基
本条項の規定に従い保険金(*5)を被保険者に支払います。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、当会社が学業費用特約により保険金を支払うべき傷
害に起因する疾病に対しては保険金を支払いません。
⑶ ⑴の発病の認定は医師(*6)の診断によります。以下同様とします。
(*1) 学業費用担保特約をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) 被保険者を扶養する者で保険証券記載の者をいいます。以下この特約に
おいて同様とします。
(*3) 以下この特約において「扶養不能状態」といいます。
(*4) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*5) 学資費用保険金および進学費用保険金をいいます。以下この特約におい
て同様とします。
(*6) 扶養者が医師である場合は、扶養者以外の医師をいいます。以下この特
約において同様とします。
第2条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義に従います。
用 語
定 義
① 継続契約
疾病学業費用保険契約(*1)の保険期間の終了日(*2)を保険
期間の開始日とする疾病学業費用保険契約をいいます。
② 初年度契約
①の継続契約以外の疾病学業費用保険契約をいいます。
(*1) この特約を付帯した保険契約をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*2) その疾病学業費用保険契約が終了日前に解除されていた場合にはその解
除日をいいます。
第3条(保険期間と支払責任)
⑴ 当会社は、扶養者が保険期間中に扶養不能状態になった場合に限り、保険金
を支払います。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、この疾病学業費用保険契約が初年度契約である場合
において、扶養不能状態の原因となった疾病の発病が保険期間の開始時より前
であるときは、当会社は、保険金を支払いません。
⑶ ⑴の規定にかかわらず、この疾病学業費用保険契約が継続契約である場合に
おいて、扶養不能状態の原因となった疾病の発病が、この保険契約が継続され
てきた最初の保険契約の保険期間の開始時より前であるときは、当会社は、保
険金を支払いません。
第4条(保険金を支払わない場合)
⑴ 当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって発病した疾病の直接の結果
として、扶養者が扶養不能状態になった場合の損害に対しては、保険金を支払
いません。
① 保険契約者(*1)、被保険者または扶養者の故意または重大な過失
② 保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失
③ 扶養者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為
④ 扶養者の麻薬、あへん、大麻または覚せい剤、シンナー等の使用。ただ
し、治療を目的として医師が用いた場合は、保険金を支払います。
⑤ 扶養者の妊娠、出産、早産または流産
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⑥ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変もしくは暴動(*2)
⑦ 核燃料物質(*3)もしくは核燃料物質(*3)によって汚染された物(*4)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑧ ⑥および⑦の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱
に基づいて生じた事故
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が学業費用特約第9条(保険金
の請求)⑵の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 第1条(保険金を支払う場合)⑴の損害に対して保険金を支払うべき他
の保険契約または共済契約をいいます。
(*3) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
⑨ ⑦以外の放射線照射または放射能汚染
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。
(*3) 使用済燃料を含みます。
(*4) 原子核分裂生成物を含みます。
⑵ 当会社は、扶養者が扶養不能状態になった時に、扶養者が被保険者を扶養し
ていない場合には、保険金を支払いません。
第5条(学資費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、扶養者が扶養不能状態となり、被保険者が支払対象期間中に発生
した学資費用を負担したことによって被った損害に対して、疾病学資費用保険
(*4) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*5) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第8条(学業費用特約の適用除外)
学業費用特約第1条(保険金を支払う場合)、第3条(保険金を支払わない
場合)から第5条(進学費用保険金の支払)までおよび第11条(保険金の支
払時期)の規定は適用しません。
第9条(普通約款の読み替え)
⑴ この特約については、普通約款第5章基本条項第1条(保険責任の始期およ
び終期)⑶の規定を次のとおり読み替えて適用します。
「 ⑶ 保険期間が開始した場合においても、下表のいずれかに該当する扶養不
能状態については、当会社は、保険金を支払いません。
① この疾病学業費用保険契約の保険期間の開始時から、保険料を領収
した時までの期間中に発病した疾病による扶養不能状態
金を被保険者に支払います。
⑵ ⑴の学資費用は、被保険者が在学または進学する学校に納付する費用のう
② この疾病学業費用保険契約の保険期間の開始時から、保険料を領収
した時までの期間中に始まった扶養不能状態
ち、在学期間中に毎年必要となる費用(*1)をいいます。
⑶ 学資費用保険金の支払額は、支払対象期間中の各支払年度について、保険証
③ 扶養者が疾病を発病した時が、その発病した時の疾病学業費用保険
契約の保険期間の開始時から、その疾病学業費用保険契約の保険料
を領収した時までの期間中であった場合は、その発病によってその
疾病学業費用保険契約の継続契約の保険期間中に始まった扶養不能
状態
」
券記載の疾病学資費用保険金額を限度とします。
(*1) 授業料、施設設備費、実験費、実習費、体育費、施設設備管理費等をい
います。
第6条(進学費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、扶養者が扶養不能状態となり、被保険者が支払対象期間中に発生
した進学費用を負担したことによって被った損害に対して、疾病進学費用保険
金を被保険者に支払います。
⑵ ⑴の進学費用は、被保険者が進学する際に、進学する学校に納付する費用の
うち、第5条(学資費用保険金の支払)⑵の学資費用以外の費用(*1)をいいま
す。
⑶ 進学費用保険金の支払額は、支払対象期間を通じて保険証券記載の疾病進学
費用保険金額を限度とします。
(*1) 入学金、納付が義務付けられている寄付金等をいいます。
第7条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
⑵ この特約については、普通約款第5章第11条(保険料の返還または請求−
告知義務等の場合)⑸の規定を次のとおり読み替えて適用します。
「 ⑸ ⑷の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に
対して、保険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、下表のいずれ
かに該当する扶養不能状態については、保険契約条件の変更の承認の請求
がなかったものとして、この保険契約に適用される普通約款および特約に
従い、保険金を支払います。
① 追加保険料を領収した時までの期間中に発病した疾病による扶養不
能状態
② 追加保険料を領収した時までの期間中に始まった扶養不能状態
③ 扶養者が疾病を発病した時が、その疾病学業費用保険契約の追加保
険料を領収した時までの期間中であった場合は、その発病によって
その疾病学業費用保険契約の継続契約の保険期間中に始まった扶養
不能状態
」
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、疾病の原因、
疾病発病の状況、損害または疾病発病の有無および被保険者または扶養
者に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、損害の額、疾病発病
と損害との関係
第10条(学業費用特約の読み替え)
この特約については、学業費用特約の規定を下表のとおり読み替えて適用し
ます。
箇 所
読み替え前
読み替え後
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
① 第8条(事故の通 事故により傷害を被っ 扶養不能状態になった場合
知)⑴
た場合
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等(*2)の有無および内容等、当会社
が支払うべき保険金の額を確定するために確認が必要な事項
② 第8条⑴
その原因となった事故 扶養不能状態になった日
の発生の日
③ 第8条⑴
事故発生の状況および 疾病の内容
傷害の程度
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*3)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*4) 180日
④ 第9条(保険金の 第4条(学資費用保険 この特約第5条(学資費用
請求)⑴の表の① 金の支払)⑴
保険金の支払)⑴
⑤ 第9条⑴の表の②
第5条(進学費用保険 この特約第6条(進学費用
金の支払)⑴
保険金の支払)⑴
⑥ 別表の3.
当会社の定める傷害状 保険期間中に発病したこと
況報告書
および疾病の内容を証明す
る扶養者以外の医師の診断
書
⑦ 別表の11.
第11条(保険金の支払 この特約第7条(保険金の
時期)⑴
支払時期)⑴
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
の他の専門機関による鑑定等の結果の照会 90日
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*5)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
第11条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款および学業費用特約の規定を準用します。
第12条(告知義務に関する規定の追加)
この特約について、普通約款第5章基本条項第2条(告知義務)⑵の規定
は、下表のいずれかに該当する場合には適用しません。
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① この保険契約が初年度契約である場合において、この保険契約の保険期
用 語
間の開始時から起算して1年(保険期間が1年を超えるご契約の場合に
⑫ 継続契約
は2年となります。) 以内に、保険金の支払事由が生じなかったとき
の開始日とする医療費用保険契約をいいます。
② この保険契約が継続契約である場合において、この保険契約が継続され
てきた初年度契約の保険期間の開始時から起算して1年(保険期間が1
年を超えるご契約の場合には2年となります。) 以内に、保険金の支払
事由が生じなかったとき
医療費用担保特約(通院担保)
⑬ 初年度契約
継続契約以外の医療費用保険契約をいいます。
⑭ 先進医療
主務官庁が定める施設基準に適合する病院または診療所に
おいて行われる医療のうち、先進医療として主務官庁が定
めたものをいいます。
⑮ 特例退職被 健康保険組合、国家公務員共済組合、地方公務員等共済組
保険者制度 合または日本私立学校振興・共済事業団のうち、主務官庁
(略称:医療費用担保)
の認可を受けたものが、退職者について医療給付を実施す
る制度をいいます。
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、被保険者が身体障害(*1)を被り、その直接の結果として入院等
(*2)を開始(*3)した場合は、被保険者が日本国内での入院等により生じた費用
を負担したことによって被った損害に対して、この特約および普通約款(*4)第
5章基本条項の規定に従い保険金(*5)を支払います。
(*1) 傷害または疾病をいい、この場合の傷害には傷害の原因となった事故を
含みます。以下この特約において同様とします。
(*2) 入院または通院をいいます。以下この特約において同様とします。
(*3) 通院は、同一の身体障害を原因として最初に通院した日に開始されたも
のとします。以下この特約において同様とします。
(*4) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*5) 治療費用保険金、入院諸費用保険金および先進医療費用保険金をいいま
す。以下この特約において同様とします。
第2条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語
① 傷害
② 疾病
定 義
急激かつ偶然な外来の事故によって被った身体の傷害をい
い、この傷害には身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を
偶然かつ一時に吸入、吸収または摂取した場合に急激に生
ずる中毒症状(*1)を含みます。ただし、細菌性食中毒およ
びウイルス性食中毒は含みません。
傷害以外の身体の障害をいいます。
③ 身体障害を 下記に掲げる事由のいずれかの時をいいます。
被った時
ア. 傷害については、傷害の原因となった事故発生の時
イ. 疾病については、医師(*2)の診断による発病の時
④ 病院等
病院または診療所をいいます。
⑤ 入院
治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なた
め、病院等に入り、常に医師の管理下において治療に専念
することをいいます。
⑥ 治療
医師による治療をいいます。
⑦ ホームヘル 炊事、掃除、洗濯等の世話を行うことを職業とする者をい
パー
います。
⑧ 家事従事者
被保険者の家庭において炊事、掃除、洗濯等の家事を行う
親族(*3)の中で主たる者をいいます。
⑨ 公的医療保 次のいずれかの法律に基づく医療保険制度をいいます。
険制度
ア. 健康保険法
イ. 国民健康保険法
ウ. 国家公務員共済組合法
エ. 地方公務員等共済組合法
オ. 私立学校教職員共済法
カ. 船員保険法
ただし、被保険者が、入院中に後期高齢者医療制度(*4)に
定める医療を受ける資格を得た場合は、その入院に限り、
後期高齢者医療制度に基づく医療給付制度を含みます。
⑩ 労働者災害 次のいずれかの法律に基づく災害補償制度または法令によ
補償制度
定 義
医療費用保険契約(*5)の保険期間の終了日(*6)を保険期間
って定められた業務上の災害を補償する他の災害補償制度
をいいます。
ア. 労働者災害補償保険法
イ. 国家公務員災害補償法
ウ. 裁判官の災害補償に関する法律
エ. 地方公務員災害補償法
オ. 公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公
務災害補償に関する法律
⑪ 「 療 養 の 給 公的医療保険制度を定める法令に規定された「療養の給
付」等
付」に必要とする費用ならびに「療養費」、「家族療養費」、
「保険外併用療養費」、「入院時食事療養費」、「入院時生活
療養費」、「移送費」および「家族移送費」をいいます。
⑯ 通院
治療が必要な場合において、病院等に通い、または往診に
より、治療(*7)を受けることをいいます。
(*1) 継続的に吸入、吸収または摂取した結果生ずる中毒症状を除きます。
(*2) 被保険者が医師である場合は、被保険者以外の医師をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*3) 被保険者本人を含みます。
(*4) 高齢者の医療の確保に関する法律における後期高齢者医療制度をいいま
す。以下この特約において同様とします。
(*5) 医療費用保険普通保険約款に基づく保険契約または医療費用担保特約も
しくは医療費用担保特約(通院担保)を付帯した保険契約をいいます。以
下この特約において同様とします。
(*6) その医療費用保険契約が終了日前に解除されていた場合にはその解除日
とします。
(*7) 歯科疾病の治療を除きます。
第3条(保険金を支払わない場合−その1)
⑴ 被保険者の開始した入院等が、下表のいずれかの身体障害による入院等であ
る場合には、当会社は、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意または重大な過失によって被った
身体障害
② 保険金を受け取るべき者の故意または重大な過失によって被った身体障
害。ただし、その者が保険金の一部の受取人である場合には、保険金を
支払わないのはその者が受け取るべき金額に限ります。
③ 被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為によって被った身体障害
④ 被保険者の麻薬、あへん、大麻または覚醒剤等の使用によって被った身
体障害。ただし、治療を目的として医師が用いた場合は、この規定は適
用しません。
⑤ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*2)によって被った身体障害
⑥ 核燃料物質(*3)もしくは核燃料物質(*3)によって汚染された物(*4)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故によっ
て被った身体障害
⑦ ⑤もしくは⑥の身体障害の原因となった事由に随伴して生じた事故また
はこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故によって被った身体障
害
⑧ ⑥以外の放射線照射または放射能汚染によって被った身体障害
けい
⑨ 被保険者が頸部症候群(*5)、腰痛その他の症状を訴えている場合であっ
ても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの(*6)
⑵ 被保険者の開始した入院等が、下表のいずれかの傷害による入院等である場
合には、当会社は、保険金を支払いません。
① 被保険者が次のいずれかに該当する間に生じた事故によって被った傷害
ア. 法令に定められた運転資格を持たないで自動車等(*7)を運転して
いる間
イ. 酒に酔った状態(*8)で自動車等を運転している間
② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって被った傷害
③ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波に随伴して生じた事故または
これらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故によって被った傷害
⑶ 被保険者の開始した入院等が、下表のいずれかの入院等である場合には、当
会社は、保険金を支払いません。
① 被保険者の先天性異常による入院等
② 被保険者が精神病性障害、知的障害、人格障害、アルコール依存および
薬物依存等の精神障害(*9)を被り、これを原因として生じた入院等
③ 被保険者の妊娠または出産による入院等。ただし、「療養の給付」等の
支払の対象となる場合は、この規定は適用しません。
④ 被保険者の痔核、裂肛または痔瘻による入院等
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(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。以下この特約において同様とします。
(*3) 使用済燃料を含みます。
(*4) 原子核分裂生成物を含みます。
治療費用保険金の
被保険者が負担し
保険証券記載の
=
—
支払額
た一部負担金の額
免責金額(*2)
ただし、1回の入院または同一の身体障害を原因とする通院について、入院
等を開始した日からその日を含めて保険証券記載の治療費用保険金に関する支
払限度日数を経過した日の属する月の翌月1日以降の入院等により負担した一
部負担金は、治療費用保険金の支払の対象から除きます。
⑶ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が入院等の原因とな
った身体障害を被った時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であると
(*5) いわゆる「むちうち症」をいいます。
(*6) その症状の原因がいかなるものであっても保険金を支払いません。
(*7) 自動車または原動機付自転車をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*8) アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいい
ます。
(*9) 平成6年10月12日総務庁告示第75号に定められた分類項目中の分類番
号F00からF99に規定された内容に準拠します。
第4条(保険金を支払わない場合−その2)
被保険者の開始した入院等が、下表のいずれかに該当する傷害による入院等
である場合には、保険契約者があらかじめこれらの行為に対応する保険料を支
払っていないときは、当会社は、保険金を支払いません。
① 被保険者が別表1に掲げる運動等を行っている間に生じた事故によって
被った傷害
② 被保険者が次に掲げるいずれかに該当する間に生じた事故によって被っ
た傷害
ア. 乗用具を用いて競技等をしている間。ただし、下記ウ.に該当する
場合を除き、自動車等を用いて道路上で競技等をしている間につい
ては、保険金を支払います。
イ. 乗用具を用いて競技等を行うことを目的とする場所において、競
技等に準ずる方法または態様により乗用具を使用している間。ただ
し、下記ウ.に該当する場合を除き、道路上で競技等に準ずる方法ま
たは態様により自動車等を使用している間については、保険金を支
払います。
ウ. 法令による許可を受けて、一般の通行を制限し、道路を占有した
状態で、自動車等を用いて競技等をしている間または競技等に準ず
る方法もしくは態様により自動車等を使用している間
第5条(保険期間と支払責任の関係)
⑴ 当会社は、被保険者が保険期間(*1)中に入院等を開始した場合に限り、保険
金を支払います。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、被保険者の開始した入院等が下表のいずれかに該当
する場合は、当会社は、保険金を支払いません。
① この保険契約の保険期間の開始時から、保険料を領収した時までの期間
中に被った身体障害による入院等
② この保険契約の保険期間の開始時から、保険料を領収した時までの期間
中に開始された入院等
③ 被保険者が身体障害を被った時が、その身体障害を被った時の医療費用
保険契約の保険期間の開始時から、その医療費用保険契約の保険料を領
収した時までの期間中であった場合は、その身体障害によってその医療
費用保険契約の継続契約の保険期間中に開始された入院等
⑶ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が初年度契約である場合において、入
院等の原因となった身体障害を被った時が下表のいずれかに該当するときは、
当会社は、保険金を支払いません。
きは、当会社は、この保険契約の支払条件により算出された治療費用保険金の
額と、身体障害を被った時の保険契約の支払条件により算出された治療費用保
険金の額のうち、いずれか低い金額を支払います。
⑷ 下表のいずれかの給付等がある場合は、その額を被保険者が負担した一部負
担金の額から差し引くものとします。
① 公的医療保険制度を定める法令の規定により支払われるべき高額療養費
② 公的医療保険制度を定める法令の規定により、一部負担金を支払った被
保険者に対して、その支払った一部負担金に相当する額の範囲内で行わ
れるべき給付(*3)
③ 被保険者が負担した一部負担金について第三者により支払われた損害賠
償金
④ 被保険者が被った損害を補てんするために行われたその他の給付(*4)
(*1) 「療養の給付」等の支払の対象となる療養に必要とする費用について被
保険者が公的医療保険制度を定める法令の規定により負担した一部負担
金、一部負担金に相当する費用、入院時の食事療養に必要とした費用のう
ち食事療養標準負担額、入院時の生活療養における食事の提供である療養
に必要とした費用のうち生活療養標準負担額をいいます。以下この特約に
おいて同様とします。
(*2) 支払保険金の計算にあたって一部負担金の額から差し引く金額をいいま
す。
(*3) いわゆる「附加給付」をいいます。
(*4) 他の保険契約等(*5)により支払われた治療費用保険金に相当する保険金
を除きます。
(*5) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
第7条(入院諸費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が身体障害を被り、その直接の結果として入院を開始し
た場合は、免責入院日数(*1)を超えて日本国内で入院した場合に限り、被保険
者が日本国内での入院により、下表の費用を負担したことによって被った損害
に対して、入院諸費用保険金を被保険者に支払います。
① 病院等の承認を得て使用された場合のベッドまたは病室の使用料
② 被保険者が別表2に掲げるいずれかの状態に該当し、かつ医師が付添を
必要と認めた期間において、親族が被保険者の付添をした場合の次に掲
げる費用
ア. 親族付添費
イ. 交通費
ウ. 寝具等の使用料
③ 被保険者の家庭において次に掲げるいずれかの期間中に雇い入れたホー
ムヘルパーの雇入費用(*2)
ア. 医師が付添を必要と認めた期間
イ. 家事従事者である被保険者が入院している期間
④ 被保険者の療養に必要かつ有益な諸雑費
① 身体障害が傷害の場合には、保険期間の開始時より前
② 身体障害が疾病の場合には、保険期間の初日からその日を含めて60日
を経過した日の翌日の午前0時より前
⑷ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が継続契約である場合において、入院
等の原因となった身体障害を被った時が下表のいずれかに該当するときは、当
会社は、保険金を支払いません。
① 身体障害が傷害の場合には、この保険契約が継続されてきた最初の保険
契約の保険期間の開始時より前
② 身体障害が疾病の場合には、この保険契約が継続されてきた最初の保険
契約の保険期間の初日からその日を含めて60日を経過した日の翌日の
午前0時より前
(*1) 保険証券記載の保険期間をいいます。以下この特約において同様としま
す。
第6条(治療費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が身体障害を被り、その直接の結果として入院等を開始
した場合は、被保険者が日本国内での入院等により、一部負担金(*1)を負担し
たことによって被った損害に対して、治療費用保険金を被保険者に支払いま
す。
⑵ ⑴の治療費用保険金は、次の算式によって算出した額とします。
⑤ 入院のために必要とした病院等までの交通費、医師が必要と認めた転院
のために必要とした交通費、および退院のために必要とした病院等から
住居までの交通費。ただし、第8条(先進医療費用保険金の支払)⑴の
表の②に規定された交通費を除きます。
⑥ 被保険者が入院時の療養の給付と併せて受けた食事療養に必要とした費
用および生活療養における食事の提供である療養に必要とした費用
⑵ ⑴の表の①から④までおよび⑥の費用は、被保険者が、公的医療保険制度ま
たは労働者災害補償制度を利用した期間中に負担した費用に限ります。
⑶ ⑴の表の⑤の費用は、入院した期間の全部または一部において、公的医療保
険制度または労働者災害補償制度を利用した場合に限ります。
⑷ ⑴の表の費用に下表の費用が含まれる場合にはその費用を除きます。
① 「療養の給付」等の支払の対象となる費用
② 労働者災害補償制度の下で給付の対象となる費用
⑸ ⑴の表の②の費用および⑴の表の③の費用については、いずれも1日につい
て1名分の費用に限ります。
⑹ ⑴の表の②ア.の費用および⑴の表の④の費用の額は、主務官庁の認可を得た
所定の方法により計算された額とします。
⑺ 1回の入院について、入院を開始した日からその日を含めて保険証券記載の
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入院諸費用保険金に関する支払限度日数を経過した日の属する月の翌月1日以
降の入院により負担した⑴の表の費用は、入院諸費用保険金の支払の対象から
除きます。
⑻ 入院諸費用保険金の支払額は、1回の入院について、次の算式によって算出
した額をもって限度とします。
入院諸費用保険
金の支払限度額
保険証券記載の
=
「支払限度基礎日額」
① 他の保険契約等(*1)から保 この保険契約の支払責任額(*2)
険金が支払われていない場
合
② 他の保険契約等(*1)から保 「被保険者が負担した費用の額」から、他
険金が支払われた場合
×(入院日数 − 免責入院日数)
の保険契約等(*1)から支払われた保険金の
合計額を差し引いた残額。ただし、この保
険契約の支払責任額(*2)を限度とします。
⑼ ⑻の「入院日数」は、入院を開始した日から、その日を含めて保険証券記載
の入院諸費用保険金に関する支払限度日数を経過した日までの期間中の入院日
⑵ ⑴の規定は、治療費用保険金、入院諸費用保険金および先進医療費用保険金
ごとならびに入院および通院ごとに適用します。
数をいい、臓器の移植に関する法律第6条(臓器の摘出)の規定によって、同
条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」との判定を受けた後、その
⑶ ⑴ の「被保険者が負担した費用の額」は、被保険者が実際に負担した費用
(*3)の額から、第6条(治療費用保険金の支払)⑷の表、第7条(入院諸費用
身体への処置がされた場合であって、その処置が同法附則第11条に定める医
療給付関係各法の規定に基づく医療の給付としてされたものとみなされる処置
た身体障害を被った時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であるとき
は、当会社は、この保険契約の支払条件により算出された入院諸費用保険金の
保険金の支払)⑾の表または第8条(先進医療費用保険金の支払)⑸の表に規
定された給付等の額をそれぞれ控除した額をいい、それぞれの保険契約または
共済契約に免責金額(*4)の適用がある場合には、そのうち最も低い免責金額
(*4)をそれぞれ差し引いた額とします。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
額と、身体障害を被った時の保険契約の支払条件により算出された入院諸費用
保険金の額のうち、いずれか低い金額を支払います。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
⑾ 下表のいずれかの給付等がある場合は、その額を被保険者が負担した⑴に規
定された費用の額から差し引くものとします。
(*3) 第6条⑴の一部負担金、第7条⑴の表(*5)の費用または第8条⑴の表の
費用をいいます。
(*4) 支払保険金の計算にあたって一部負担金の額から差し引く金額をいいま
す。
(*5) 第7条⑴の表の②ア.および④については、重複する保険契約の数にかか
わらず、1日について同条⑹の額とします。
第10条(他の身体障害の影響)
⑴ 保険金支払の対象となっていない身体障害の影響によって、保険金を支払う
べき身体障害が重大となった場合は、当会社は、その影響がなかったときに相
当する損害の額を保険金として支払います。
(*3)であるときには、その処置日数を含みます。
⑽ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が入院の原因となっ
① 被保険者が負担した⑴に規定された費用について第三者により支払われ
た損害賠償金
② 被保険者が被った損害を補てんするために行われたその他の給付(*4)
(*1) 保険証券記載の免責入院日数をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*2) ホームヘルパーの紹介料および交通費を含みます。
(*3) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれ
ば、医療の給付としてされたものとみなされる処置を含みます。
(*4) 他の保険契約等(*5)により支払われた入院諸費用保険金に相当する保険
金を除きます。
(*5) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
第8条(先進医療費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が身体障害を被り、その直接の結果として入院等を開始
した場合は、被保険者が日本国内での入院等により、下表の費用を負担したこ
とによって被った損害に対して、先進医療費用保険金を被保険者に支払いま
す。
① 先進医療に必要とする費用。ただし、保険外併用療養費(*1)を除きます。
② 先進医療を受けるために必要とした医療機関までの交通費、医師が必要
と認めた医療機関への転院のために必要とした交通費、および退院のた
めに必要とした医療機関から住居までの交通費。
⑵ 1回の入院または同一の身体障害を原因とする通院について、入院等を開始
した日からその日を含めて保険証券記載の先進医療費用保険金に関する支払限
度日数を経過した日の属する月の翌月1日以降の入院等により負担した⑴の表
の費用は、先進医療費用保険金の支払の対象から除きます。
⑶ 先進医療費用保険金の支払額は、1回の入院または同一の身体障害を原因と
する通院について、保険証券記載の額をもって限度とします。
⑷ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が入院等の原因とな
った身体障害を被った時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であると
きは、当会社は、この保険契約の支払条件により算出された先進医療費用保険
金の額と、身体障害を被った時の保険契約の支払条件により算出された先進医
療費用保険金の額のうち、いずれか低い金額を支払います。
⑸ 下表のいずれかの給付等がある場合は、その額を被保険者が負担した⑴に規
定された費用の額から差し引くものとします。
① 被保険者が負担した⑴に規定された費用について第三者により支払われ
た損害賠償金
② 被保険者が被った損害を補てんするために行われたその他の給付(*2)
(*1) 保険外併用療養費に相当する家族療養費を含みます。
(*2) 他の保険契約等(*3)により支払われた先進医療費用保険金に相当する保
険金を除きます。
(*3) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
第9条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等(*1)がある場合において、保険金を支払うべき入院等の期間
が重複し、かつ、それぞれの支払責任額(*2)の合計額が「被保険者が負担した
費用の額」を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支払い
ます。
⑵ 正当な理由がなく被保険者が治療を怠ったことまたは保険契約者もしくは保
険金を受け取るべき者が治療をさせなかったことにより保険金を支払うべき身
体障害が重大となった場合も、⑴と同様の方法で支払います。
第11条(入院等の取扱い)
⑴ 入院が終了した後、被保険者が、その入院の原因となった身体障害によって
再入院した場合は、後の入院と前の入院とを合わせて1回の入院とみなしま
す。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、入院が終了した日からその日を含めて6か月を経過
した日の翌日以降に被保険者が再入院した場合は、後の入院は前の入院とは異
なった入院として取り扱います。この場合において、後の入院について保険金
を支払うべきときは、新たに免責金額(*1)、免責入院日数、支払限度日数およ
び支払限度額の規定を適用します。
⑶ 被保険者が、保険金を支払うべき入院中に、保険金を支払うべき他の身体障
害を被った場合は、当初の保険金を支払うべき入院とその後の保険金を支払う
べき他の身体障害による入院とを合わせて1回の入院とみなします。
⑷ 被保険者が、保険金支払の対象となっていない入院中に、保険金を支払うべ
き他の身体障害を被った場合は、その身体障害を被った時に入院したものとみ
なし、免責金額(*1)、免責入院日数、支払限度日数および支払限度額の規定を
適用します。
⑸ 同一の身体障害を原因として、通院日からその日を含めて6か月を経過した
日の翌日以降に被保険者が再度通院した場合は、後の通院は前の通院とは異な
る身体障害を原因とする通院とみなします。この場合において、後の通院につ
いて保険金を支払うべきときは、新たに免責金額(*1)、支払限度日数および支
払限度額の規定を適用します。
(*1) 支払保険金の計算にあたって一部負担金の額から差し引く金額をいいま
す。
第12条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
⑴ 保険契約締結の際に、当会社が特に必要と認めた場合は、事実の調査を行
い、また、被保険者に対して当会社の指定する医師の診断を求めることができ
ます。
⑵ 当会社は、第17条(入院等を開始した場合の通知)の規定による通知また
は第18条(保険金の請求)の規定による請求を受けた場合は、身体障害の程
度の認定その他保険金の支払にあたり必要な限度において、保険契約者、被保
険者または保険金を受け取るべき者に対し、当会社の指定する医師が作成した
被保険者の診断書または死体検案書の提出を求めることができます。
⑶ ⑵の規定による診断または死体の検案(*1)のために必要とした費用(*2)は、
当会社が負担します。
(*1) 死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。
(*2) 収入の喪失を含みません。
第13条(公的医療保険制度からの脱退および加入等に関する通知義務等)
⑴ 保険契約締結の後、被保険者が保険証券記載の公的医療保険制度から脱退し
て、他の公的医療保険制度に加入する場合、または、同一の公的医療保険制度
の下で、被保険者の地位の変更によって一部負担金の負担割合が変わる場合
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は、保険契約者または被保険者は、遅滞なく、その事実を当会社に通知しなけ
第17条(入院等を開始した場合の通知)
ればなりません。
⑵ 健康保険組合の被保険者、共済組合等(*1)の組合員等もしくはこれらの者の
⑴ 被保険者が入院等を開始した場合は、保険契約者、被保険者または保険金を
受け取るべき者は、被保険者が入院等を開始した日からその日を含めて30日
被扶養者が、特例退職被保険者制度の対象となる被保険者もしくは組合員等ま
たはこれらの者の被扶養者となった場合も⑴と同様とします。
以内に、身体障害の内容および入院等の状況等の詳細を当会社に通知しなけれ
ばなりません。この場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求
⑶ 保険契約者または被保険者が故意または重大な過失によって、遅滞なく⑴ま
たは⑵の規定による通知をしなかった場合において、変更後保険料(*2)が変更
めたときは、これに応じなければなりません。
⑵ ⑴の場合において、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
前保険料(*3)よりも高いときは、当会社は、下表のいずれかに該当する入院等
に対しては、変更前保険料(*3)の変更後保険料(*2)に対する割合により、保険
金を削減して支払います。
① ⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実が生じた後に被った身体
障害による入院等
② ⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実が生じた後に開始された
入院等
⑷ ⑶の規定は、当会社が、⑶の規定による保険金を削減して支払うべき事由の
原因があることを知った時から保険金を削減して支払うことについて被保険者
もしくは保険金を受け取るべき者に対する通知をしないで1か月を経過した場
合または⑴もしくは⑵の規定による通知の対象となる事実が生じた時から5年
を経過した場合には適用しません。
⑸ ⑶の規定は、⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実に基づかずに発
生した傷害については適用しません。
⑹ ⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実がある場合において、保険料
を変更する必要があるときは、当会社は、変更前保険料(*3)と変更後保険料
(*2)との差に基づき、⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実が生じた
時以降の期間(*4)に対し日割をもって計算した保険料を返還または請求しま
す。
⑺ 当会社は、保険契約者が⑹の規定による追加保険料の支払を怠った場合(*5)
は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除するこ
とができます。
⑻ ⑹の規定による追加保険料を請求する場合において、⑺の規定によりこの保
険契約を解除できるときは、当会社は、下表のいずれかに該当する入院等につ
いては、変更前保険料(*3)の変更後保険料(*2)に対する割合により、保険金を
削減して支払います。
① ⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実が生じた時から、追加保
険料を領収した時までの期間中に被った身体障害による入院等
② ⑴または⑵の規定による通知の対象となる事実が生じた時から、追加保
険料を領収した時までの期間中に開始された入院等
⑼ ⑶から⑻までの規定は治療費用保険金についてのみ適用します。
(*1) 第2条(用語の定義)の表の⑮に規定された共済組合または事業団をい
います。
(*2) 変更後の保険料をいいます。
(*3) 変更前の保険料をいいます。
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、⑴または⑵の規定による通
知の対象となる事実が生じた時以降の期間をいいます。
(*5) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
第14条(特約の無効および失効)
⑴ 保険契約締結の際、被保険者が、後期高齢者医療制度に定める医療を受ける
資格を得ていた場合には、この特約は無効とします。
⑵ 保険契約締結の後、被保険者が後期高齢者医療制度に定める医療を受ける資
格を得た場合には、この特約は効力を失います。
第15条(被保険者による特約の解除請求)
⑴ 被保険者が保険契約者以外の者である場合には、保険契約者との別段の合意
があるときを除き、その被保険者は、保険契約者に対しこの特約(*1)を解除す
ることを求めることができます。
⑵ 保険契約者は、被保険者から⑴に規定する解除請求があった場合は、当会社
に対する通知をもって、この特約(*1)を解除しなければなりません。
(*1) その被保険者に係る部分に限ります。
第16条(保険料の返還−解除の場合)
⑴ 下表の規定により、当会社が保険契約を解除した場合には、当会社は、未経
過期間に対し日割をもって計算した保険料を返還します。
① 第13条(公的医療保険制度からの脱退および加入等に関する通知義務
等)⑺
② 第20条(契約年齢の計算および誤りの処置)⑶
⑵ 第15条(被保険者による特約の解除請求)⑵の規定により、保険契約者が
この特約(*1)を解除した場合には、当会社は、保険料から既経過期間に対し普
通約款別表6に掲げる短期料率によって計算した保険料を差し引いて、その残
額を返還します。
(*1) その被保険者に係る部分に限ります。
は、他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)について、遅滞なく当会社に通
知しなければなりません。
⑶ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、⑴または⑵のほ
か、当会社が特に必要とする書類または証拠となるものを求めた場合には、遅
滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害の調査に協力しなければなりま
せん。
⑷ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑴、⑵もしくは⑶の規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明につい
て知っている事実を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合
は、当会社は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支
払います。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支払うべき他の
保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第18条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、下表のいずれか早い時から発生し、これを
行使することができるものとします。
① 入院等が終了した時
② 入院等が、第6条(治療費用保険金の支払)、第7条(入院諸費用保険
金の支払)または第8条(先進医療費用保険金の支払)に規定された支
払限度日数を超えて継続した場合は、支払限度日数を経過した日の属す
る月の末日の午後12時
③ 被保険者が、入院等を開始した日から支払限度日数を経過した日までの
入院または通院中に死亡した場合は、被保険者が死亡した時
⑵ 入院等が1か月以上継続する場合には、当会社は、被保険者または保険金を
受け取るべき者の申出によって、保険金の内払を行います。この場合、⑴の規
定にかかわらず、保険金請求権は、入院等の期間が1か月に達した時ごとに発
生し、これを行使することができるものとします。なお、この場合において保
険金請求権の対象となる入院等は、下表のとおりとします。
① その保険金請求権が発生した日 保険金請求権が発生した日までの入院
が月の末日にあたる場合
等
② ①以外の場合
保険金請求権が発生した日の前月の末
日までの入院等
⑶ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
⑷に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりません。
⑷ 当会社に提出する書類は、次のとおりとします。
①治療費用保険金を請求する場合
ア. 保険金請求書
イ. 保険証券
ウ. 当会社の定める入通院状況報告書
エ. 公の機関(*1)の事故証明書
オ. 被保険者の印鑑証明書
カ. 入院日、入院日数、通院日、通院日数および身体障害の内容を証明する
被保険者以外の医師の診断書および診療明細書
キ. 公的医療保険制度の下で、病院等に対して一部負担金を支払ったことを
示す病院等の領収書
ク. 当会社が被保険者の症状または治療内容等について医師に照会し説明を
求めることについての同意書
ケ. 被保険者が死亡した場合には、死亡診断書または死体検案書
コ. 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
サ. その他当会社が第19条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の
確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締
結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
②入院諸費用保険金を請求する場合
ア. 保険金請求書
イ. 保険証券
ウ. 当会社の定める入院状況報告書
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エ. 公の機関(*1)の事故証明書
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、身体障害の原
因、身体障害発生の状況、入院等の発生の有無および被保険者に該当す
る事実
オ. 被保険者の印鑑証明書
カ. 入院日、入院日数および身体障害の内容を証明する被保険者以外の医師
の診断書および診療明細書
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
キ. 公的医療保険制度または労働者災害補償制度を利用したことを示す書類
ク. 第7条(入院諸費用保険金の支払)⑴の表(*2)の費用を支払ったことを
示す領収書
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、身体障害の程度、身
体障害と入院等との関係、治療の経過および内容、一部負担金や費用の
額
ケ. 第7条⑴の表の②イ.および⑤の交通費を支払ったことを示す領収書
コ. 当会社が被保険者の症状または治療内容等について医師に照会し説明を
求めることについての同意書
サ. 被保険者が死亡した場合には、死亡診断書または死体検案書
シ. 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
ス. その他当会社が第19条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の
確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締
結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
③先進医療費用保険金を請求する場合
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等の有無および内容、入院等の原因
となった身体障害について被保険者が有する損害賠償請求権その他の債
権および既に取得したものの有無および内容等、当会社が支払うべき保
険金の額を確定するために確認が必要な事項
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*2)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
ア.
保険金請求書
イ.
保険証券
ウ.
当会社の定める入通院状況報告書
エ.
公の機関(*1)の事故証明書
オ.
被保険者の印鑑証明書
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
の他の専門機関による診断、鑑定等の結果の照会 90日
カ.
入院日、通院日および身体障害の内容を証明する被保険者以外の医師の
診断書および診療明細書
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
キ.
第8条(先進医療費用保険金の支払)⑴の表の①の費用を支払ったこと
を示す領収書
④ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
ク.
第8条⑴の表の②の交通費を支払ったことを示す領収書
ケ.
当会社が被保険者の症状または治療内容等について医師に照会し説明を
求めることについての同意書
コ.
被保険者が死亡した場合には、死亡診断書または死体検案書
サ.
保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
シ.
その他当会社が第19条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の
確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締
結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*3) 180日
⑸ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってその事実を当会社に申し出て、当会社の承認を得た
うえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*3)
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*3)または
②以外の3親等内の親族
⑹ ⑸の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑺ 当会社は、身体障害の内容および入院の状況等に応じ、保険契約者、被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して、⑷に掲げるもの以外の書類もしく
は証拠の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この
場合には、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をし
なければなりません。
⑻ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑺の規定に違反した場合または⑷、⑸もしくは⑺の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) やむを得ない場合には、第三者とします。
(*2) 第7条⑴の表の②ア.もしくはイ.、④および⑤を除きます。
(*3) 法律上の配偶者に限ります。
第19条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*4)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第18条(保険金の請求)⑶
および⑸の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*3) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*4) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第20条(契約年齢の計算および誤りの処置)
⑴ 契約年齢(*1)は、満年齢で計算します。
⑵ 保険契約申込書に記載された被保険者の契約年齢または生年月日に誤りがあ
った場合には、初めから実際の年齢に基づいて保険契約を締結したものとみな
します。この場合において、特約保険料(*2)が正しい契約年齢に基づいた特約
保険料(*2)と異なるときは、その差額を返還または請求します。
⑶ 当会社は、保険契約者が⑵の規定による追加保険料の支払を怠った場合(*3)
は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除するこ
とができます。
⑷ ⑵の規定による追加保険料を請求する場合において、⑶の規定によりこの保
険契約を解除できるときは、当会社は、下表のいずれかに該当する入院等につ
いては、誤った契約年齢に基づいた特約保険料(*2)の正しい契約年齢に基づい
た特約保険料(*2)に対する割合により、保険金を削減して支払います。
① 契約年齢を誤った保険契約の保険期間の開始時以降に被った身体障害に
よる入院等
② 契約年齢を誤った保険契約の保険期間の開始時以降に開始された入院等
(*1) この保険契約の保険期間の開始時における被保険者の年齢をいいます。
以下この特約において同様とします。
(*2) この特約に関する保険料をいいます。
(*3) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
第21条(保険契約の継続)
この保険契約が継続契約である場合には、被保険者の身体障害の発生の有無
については、告知事項とはしません。ただし、この保険契約の支払条件が、こ
の保険契約の継続前契約に比べて当会社の保険責任を加重するものである場合
には、これを告知事項とします。
第22条(普通約款の適用除外)
この特約の規定が適用される場合には、普通約款の下表の規定は適用しませ
ん。
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別表2 第7条(入院諸費用保険金の支払)⑴の表の②の状態
① 第5章基本条項第15条(事故の通知)
1.病状が重篤であって、絶対安静を必要とし、看護人の常時監視を必要とし、
② 第5章第16条(保険金の請求)
随時適切な処置を講ずる必要がある場合
2.病状は必ずしも重篤ではないが、手術のため術前または術後の一定期間にわ
③ 第5章第17条(保険金の支払時期)
たり、看護人の常時監視を必要とし、随時適切な処置を講ずる必要がある場合
3.病状から判断し、常態として次のいずれかに該当する場合
第23条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第1章用語の定義 傷害または損害の発生の この特約第1条(保険金
条項の表の危険
可能性
を支払う場合)⑴の身体
障害の発生の可能性
② 第5章基本条項第 傷害、損失または損害の 身体障害を被る前に
2条(告知義務) 原因となった事故が発生
⑶の表の③
する前に
4.被保険者の年齢、体質や病状等の影響により1.から3.までに準ずる状態
にあり、常時監視や介護が必要不可欠な場合
特定疾病等不担保特約
(略称:
(医療)特定疾病等不担保)
③ 第5章第2条⑷
傷害、損失または損害の 入院等を開始した後に
原因となった事故が発生
した後に
④ 第5章第2条⑸
発生した傷害、損失また 被った身体障害
は損害
⑤ 第5章第8条(重 傷害、損失または損害
大事由による解
除)⑴の表の①
⑴ 体位変換または床上起座が不可または不能であること。
⑵ 食事および用便について介助を必要とすること。
身体障害
⑥ 第5章第8条⑵
傷害、損失または損害の 身体障害を被った後に
発生した後に
⑦ 第5章第8条⑵
⑴の表の①から④までの
事由が生じた時から解除
がなされた時までに発生
した傷害、損失または損
害に対しては、
被保険者の開始した入院
等が、⑴の表の①から④
までの事由が生じた時か
ら解除がなされた時まで
の期間中に被った身体障
害による入院等またはそ
の期間中に開始された入
院等であるときには
⑧ 第5章第11条(保 そ の 支 払 を 怠 っ た と き その支払を怠り、かつ、
険料の返還または は、当会社は、追加保険 被保険者の開始した入院
第1条(特定疾病等不担保)
当会社は、この保険契約に医療費用担保特約または医療費用担保特約(通院
担保)が付帯されており、被保険者の開始した入院または通院が保険証券記載
の疾病および傷害による入院または通院である場合は、付帯されている同特約
の保険金を支払いません。
第2条(準用規定)
この特約に規定されていない事項については、この特約の趣旨に反しないか
ぎり、こども総合保険普通保険約款およびこれに付帯された特約の規定を準用
します。
入院諸費用保険金および先進医療費用保険金のみの支払特約
(略称:
(医療)入院諸費用・先進医療)
第1条(入院諸費用保険金および先進医療費用保険金のみの支払)
当会社は、この保険契約に医療費用担保特約または医療費用担保特約(通院
担保)が付帯されている場合には、付帯されている同特約第7条(入院諸費用
保険金の支払)に規定された入院諸費用保険金および第8条(先進医療費用保
険金の支払)に規定された先進医療費用保険金のみを支払うものとし、治療費
用保険金は支払いません。
第2条(準用規定)
この特約に規定されていない事項については、この特約の趣旨に反しないか
ぎり、こども総合保険普通保険約款およびこれに付帯された特約の規定を準用
します。
請求−告知義務等 料領収前に生じた事故に 等が、保険契約条件の変
の場合)⑸
よる傷害、損失または損 更を承認した保険契約の
害に対しては
保険期間の開始時以降に
被った身体障害による入
院等または開始された入
院等であるときは、当会
社は
⑨ 第5章第18条(時 第16条(保険金の請求) この特約第18条(保険金
効)
⑴
の請求)⑴または⑵
⑩ 第5章第19条(代 損失または損害が生じた
位)
入院等をした
第24条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
第25条(告知義務に関する規定の追加)
この特約について、普通約款第5章基本条項第2条(告知義務)⑵の規定
は、下表のいずれかに該当する場合には適用しません。
① この保険契約が初年度契約である場合において、この保険契約の保険期
間の開始時から起算して1年(保険期間が1年を超えるご契約の場合に
は2年となります。) 以内に、保険金の支払事由が生じなかったとき
② この保険契約が継続契約である場合において、この保険契約が継続され
てきた初年度契約の保険期間の開始時から起算して1年(保険期間が1
年を超えるご契約の場合には2年となります。) 以内に、保険金の支払
事由が生じなかったとき
別表1 第4条(保険金を支払わない場合−その2)の表①の運動等
山岳登はん(*1)、リュージュ、ボブスレー、スケルトン、航空機(*2)操縦
(*3)、スカイダイビング、ハンググライダー搭乗、超軽量動力機(*4)搭乗、ジ
ャイロプレーン搭乗その他これらに類する危険な運動
(*1) ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するものを
いいます。
(*2) グライダーおよび飛行船を除きます。
(*3) 職務として操縦する場合を除きます。
(*4) モーターハンググライダー、マイクロライト機、ウルトラライト機等を
いい、パラシュート型超軽量動力機(*5)を除きます。
(*5) パラプレーン等をいいます。
待機期間の不設定に関する特約
(略称:
(医療)待機期間不設定)
第1条(待機期間の不設定)
⑴ 当会社は、この保険契約に医療費用担保特約が付帯されている場合には、同
特約第5条(保険期間と支払責任の関係)⑶および⑷を次のように読み替えま
す。
「 ⑶ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が初年度契約である場合におい
て、入院の原因となった身体障害を被った時が、保険期間の開始時より前
であるとき、または、被保険者が出生した日からその日を含めて7日を経
過した日の翌日の午前0時より前であるときは、当会社は、保険金を支払
いません。
⑷ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が継続契約である場合において、
入院の原因となった身体障害を被った時が、この保険契約が継続されてき
た最初の保険契約の保険期間の開始時より前であるとき、または、被保険
者が出生した日からその日を含めて7日を経過した日の翌日の午前0時よ
り前であるときは、当会社は、保険金を支払いません。
」
⑵ 当会社は、この保険契約に医療費用担保特約(通院担保)が付帯されている
場合には、同特約第5条(保険期間と支払責任の関係)⑶および⑷を次のよう
に読み替えます。
「 ⑶ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が初年度契約である場合におい
て、入院等の原因となった身体障害を被った時が、保険期間の開始時より
前であるとき、または、被保険者が出生した日からその日を含めて7日を
経過した日の翌日の午前0時より前であるときは、当会社は、保険金を支
払いません。
⑷ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が継続契約である場合において、
入院等の原因となった身体障害を被った時が、この保険契約が継続されて
きた最初の保険契約の保険期間の開始時より前であるとき、または、被保
険者が出生した日からその日を含めて7日を経過した日の翌日の午前0時
より前であるときは、当会社は、保険金を支払いません。
」
第2条(準用規定)
この特約に規定されていない事項については、この特約の趣旨に反しないか
ぎり、こども総合保険普通保険約款およびこれに付帯された特約の規定を準用
します。
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入院諸費用保険金に係る免責金額方式への変更に関する特約
(略称:
(医療)免責金額方式)
(*3) 支払保険金の計算にあたって費用の額から差し引く金額をいいます。
(*4) 保険証券記載の入院諸費用保険金に関する支払限度日数をいいます。
(*5) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれ
第1条(入院諸費用保険金の支払)
⑴ 当会社は、この保険契約に医療費用特約(*1)が付帯されている場合には、医
療費用特約第7条(入院諸費用保険金の支払)の規定にかかわらず、被保険者
が身体障害を被り、その直接の結果として入院を開始したときは、被保険者が
日本国内での入院により、下表の費用を負担したことによって被った損害に対
して、入院諸費用保険金を被保険者に支払います。
① 病院等の承認を得て使用された場合のベッドまたは病室の使用料
② 被保険者が医療費用特約別表2に掲げるいずれかの状態に該当し、かつ
医師が付添を必要と認めた期間において、親族が被保険者の付添をした
場合の次に掲げる費用
ア. 親族付添費
イ. 交通費
ウ. 寝具等の使用料
③ 被保険者の家庭において次に掲げるいずれかの期間中に雇い入れたホー
ムヘルパーの雇入費用(*2)
ア. 医師が付添を必要と認めた期間
イ. 家事従事者である被保険者が入院している期間
④ 被保険者の療養に必要かつ有益な諸雑費
⑤ 入院のために必要とした病院等までの交通費、医師が必要と認めた転院
のために必要とした交通費および退院のために必要とした病院等から住
居までの交通費。ただし、医療費用特約第8条(先進医療費用保険金の
支払)⑴の表の②に規定された交通費を除きます。
⑥ 被保険者が入院時の療養の給付と併せて受けた食事療養に必要とした費
用および生活療養における食事の提供である療養に必要とした費用
⑵ ⑴の表の①から④までおよび⑥の費用は、被保険者が、公的医療保険制度ま
たは労働者災害補償制度を利用した期間中に負担した費用に限ります。
⑶ ⑴の表の⑤の費用は、入院した期間の全部または一部において、公的医療保
険制度または労働者災害補償制度を利用した場合に限ります。
⑷ ⑴の表の費用に下表の費用が含まれる場合にはその費用を除きます。
① 「療養の給付」等の支払の対象となる費用
② 労働者災害補償制度の下で給付の対象となる費用
⑸ ⑴の表の②の費用および⑴の表の③の費用については、いずれも1日につい
て1名分の費用に限ります。
⑹ ⑴の表の②ア.の費用および⑴の表の④の費用は、主務官庁の認可を得た所定
の方法で計算された額とします。
⑺ 入院諸費用保険金は、次の算式によって算出する額とします。
入院諸費用保険
被保険者が負担した
保険証券記載の
=
−
金の支払額
⑴の表の費用の合計額
免責金額(*3)
ただし、1回の入院について、入院を開始した日からその日を含めて支払限
度日数(*4)を経過した日の属する月の翌月1日以降の入院により負担した⑴の
表の費用は、入院諸費用保険金の支払の対象から除きます。
⑻ 入院諸費用保険金の支払額は、1回の入院について、次の算式によって算出
した額をもって限度とします。
入院諸費用保険
保険証券記載の
=
× 入院日数
金の支払限度額
「支払限度基礎日額」
⑼ ⑻の「入院日数」は、入院を開始した日から、その日を含めて支払限度日数
(*4)を経過した日までの期間中の入院日数をいい、臓器の移植に関する法律第
6条(臓器の摘出)の規定によって、同条第4項で定める医師により「脳死し
た者の身体」との判定を受けた後、その身体への処置がされた場合であって、
その処置が同法附則第11条に定める医療給付関係各法の規定に基づく医療の
給付としてされたものとみなされる処置(*5)であるときには、その処置日数を
含みます。
⑽ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が入院の原因となっ
た身体障害を被った時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であるとき
は、当会社は、この保険契約の支払条件により算出された入院諸費用保険金の
額と身体障害を被った時の保険契約の支払条件により算出された入院諸費用保
険金の額のうち、いずれか低い金額を支払います。
⑾ 下表のいずれかの給付等がある場合は、その額を被保険者が負担した⑴に規
定された費用の額から差し引くものとします。
① 被保険者が負担した⑴の表の費用について第三者により支払われた損害
賠償金
ば、医療の給付としてされたものとみなされる処置を含みます。
(*6) 他の保険契約等(*7)により支払われた入院諸費用保険金に相当する保険
金を除きます。
(*7) 医療費用特約第1条(保険金を支払う場合)の費用に対して保険金を支
払うべき他の保険契約または共済契約をいいます。
第2条(準用規定)
この特約に規定されていない事項については、この特約の趣旨に反しないか
ぎり、こども総合保険普通保険約款およびこれに付帯された特約の規定を準用
します。
細菌性食中毒等担保特約
(略称:細菌性食中毒等担保)
第1条(普通約款の読み替え)
当会社は、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場合)
⑵の規定を次のとおり読み替えて適用します。
「 ⑵ ⑴の傷害には、身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を偶然かつ一時に
吸入、吸収または摂取した場合に急激に生じる中毒症状(*3)を含みます。」
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(保険金を支払わない場合)
当会社は、この保険契約に特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険金お
よび通院保険金」担保特約または特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険
金、通院保険金および葬祭費用保険金」担保特約が付帯されている場合には、
その特約の規定に従い保険金を支払うべき特定感染症による中毒症状に対して
は、保険金を支払いません。
第3条(普通約款との関係)
この特約に規定していない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎ
り、普通約款の規定を準用します。
熱中症危険担保特約
(略称:熱中症危険担保)
⑴ 当会社は、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第1条(保険金を支払う場合)
⑴の規定にかかわらず、この特約により、保険期間中に被保険者が急激かつ外
来による日射または熱射によってその身体に障害を被った場合には、普通約款
第2章に規定する死亡保険金、後遺障害保険金(追加支払分を含みます。)、入
院保険金、手術保険金および通院保険金を支払います。
⑵ この特約が付帯された保険契約において、普通約款における傷害には日射ま
たは熱射による身体の障害を含むものとします。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
入院保険金および手術保険金支払日数延長特約(1,000日用)
(略称:入院日数延長1,000日)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、この特約により、被保険者が普通約款(*1)第2章傷害担保条項第
1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その傷害が事故の発生の日からそ
の日を含めて180日以内に普通約款第2章第7条(入院保険金および手術保険
金の支払)⑴に規定する入院保険金の支払事由に該当することとなった場合に
は、入院保険金を支払います。
⑵ 普通約款第2章第7条⑷の規定にかかわらず、当会社は、いかなる場合にお
いても、事故の発生の日からその日を含めて1,000日を経過した後の期間に対
しては、入院保険金を支払いません。
⑶ ⑴の入院保険金が支払われる場合において、当会社は、被保険者が事故の発
生の日からその日を含めて1,000日以内に普通約款第2章第7条⑹に規定する
手術を受けたときは、普通約款第2章第7条⑹の規定にかかわらず、手術保険
金を支払います。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
箇 所
読み替え後
1,000日
通院保険金対象期間延長特約(1,000日用)
② 被保険者が被った損害を補てんするために行われたその他の給付(*6)
(*1) 医療費用担保特約または医療費用担保特約(通院担保)をいいます。以
下この特約において同様とします。
(*2) ホームヘルパーの紹介料および交通費を含みます。
読み替え前
第5章基本条項第16条(保険金 180日
の請求)⑴の表の③
(略称:通院対象期間延長1,000日)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、この特約により、被保険者が普通約款(*1)第2章傷害担保条項第
1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その傷害が事故の発生の日からそ
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の日を含めて180日以内に普通約款第2章第8条(通院保険金の支払)⑴に規
定する通院保険金の支払事由に該当することとなった場合には、通院保険金を
支払います。
⑵ 普通約款第2章第8条⑷の規定にかかわらず、当会社は、いかなる場合にお
いても、事故の発生の日からその日を含めて1,000日を経過した後の期間に対
しては、通院保険金を支払いません。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(普通約款の読み替え)
箇 所
読み替え前
している間には該当しないものとします。
① 被保険者がPTA行事に参加するための所定の場所と自宅との通常の経
路を往復している間
(*1) 単位PTAまたはその単位PTAが所属している組織または構成員とな
読み替え後
っている組織をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(定 義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
1,000日
PTA活動中不担保特約(A)
(略称:PTA活動中不担保(A)
)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、この特約により、被保険者が、被保険者の所属するPTA(*1)の
管理下においてPTA行事に参加している間に、普通約款(*2)第2章傷害担保
条項第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被った場合は、普通約款同章の規
定により支払われる保険金を支払いません。
⑵ 被保険者がPTA行事に参加するための所定の場所と自宅との通常の経路を
往復している間は、⑴に規定するPTAの管理下におけるPTA行事に参加し
ている間には該当しないものとします。
(*1) 単位PTAまたはその単位PTAが所属している組織または構成員とな
っている組織をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(定 義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語
規定により支払われる保険金を支払いません。
⑵ 下表に掲げる間は、⑴に規定するPTAの管理下におけるPTA行事に参加
② 独立行政法人日本スポーツ振興センター法に定める「学校の管理下」ま
たは「保育所の管理下」に該当する間
この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
第5章基本条項第16条(保険金 180日
の請求)⑴の表の④
管理下においてPTA行事に参加している間に、普通約款(*2)第2章傷害担保
条項第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被った場合は、普通約款第2章の
定 義
① PTA
保護者と先生の会をいい、児童または生徒の健全な成
長をはかることを目的とし、保護者と教師が協力して
学校・保育所(*1)および家庭における教育に関し理解
を深め、その教育の振興につとめ、児童または生徒の
校外における生活の指導、地域における教育環境の改
善、充実をはかるため会員相互の学習、その他必要な
活動を行う団体をいいます。
② 単位PTA
学校・保育所単位のPTAをいいます。
③ PTAの管理下
PTAの指揮、監督および指導下をいいます。
④ PTA行事
日本国内においてPTAが企画もしくは立案し主催す
るまたは共催する行事でPTA総会、運営委員会等、
PTA会則(*2)に基づく手続を経て決定されたものを
いいます。
(*1) 学校教育法に規定する大学を除く学校および児童福祉法に規定する保育
所をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) 名称の如何を問いません。
第3条(被保険者が学校に在籍しない場合の保険金の支払)
⑴ 当会社は、第1条(保険金を支払う場合)の傷害が発生した時に被保険者が
学校・保育所に在籍していない場合には、未経過期間に対し日割をもって計算
用 語
保護者と先生の会をいい、児童または生徒の健全な成
長をはかることを目的とし、保護者と教師が協力して
学校・保育所(*1)および家庭における教育に関し理解
を深め、その教育の振興につとめ、児童または生徒の
校外における生活の指導、地域における教育環境の改
善、充実をはかるため会員相互の学習、その他必要な
活動を行う団体をいいます。
② 単位PTA
学校・保育所単位のPTAをいいます。
③ PTAの管理下
PTAの指揮、監督および指導下をいいます。
④ PTA行事
日本国内においてPTAが企画もしくは立案し主催す
るまたは共催する行事でPTA総会、運営委員会等、
PTA会則(*2)に基づく手続を経て決定されたものを
いいます。
(*1) 学校教育法に規定する大学を除く学校および児童福祉法に規定する保育
所をいいます。以下この特約において同様とします。
(*2) 名称の如何を問いません。
第3条(被保険者が学校に在籍しない場合の保険金の支払)
⑴ 当会社は、第1条(保険金を支払う場合)の傷害が発生した時に被保険者が
学校・保育所に在籍していない場合には、未経過期間に対し日割をもって計算
した保険料を請求します。ただし、被保険者がその追加保険料を支払わない場
合には、次の算式によって保険金を削減して支払います。
本特約を付帯した契約に
適用される保険料率
この保険契約の
×
= 保険金の支払額
支払責任額
本特約を付帯しない契約
に適用される保険料率
さらに、被保険者が職業または職務を有し、危険度の高い職業または職務に
従事している間に傷害を被った場合には、当会社は、普通約款第2章傷害担保
条項第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知
義務の場合)⑵および⑶の規定により保険金を支払います。
⑵ 保険期間が1年を超える保険契約の場合で、被保険者が学校・保育所に在籍
していない場合には、未経過期間に対する保険料を請求します。ただし、被保
険者がその追加保険料を支払わない場合には、当会社は、⑴の規定に従い保険
金を削減して支払います。
した保険料を請求します。ただし、被保険者がその追加保険料を支払わない場
合には、次の算式によって保険金を削減して支払います。
本特約を付帯した契約に
適用される保険料率
この保険契約の
×
= 保険金の支払額
支払責任額
本特約を付帯しない契約
に適用される保険料率
定 義
① PTA
子ども捜索費用保険金支払特約
(略称:子ども捜索費用)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、被保険者(*1)が、この特約の保険期間中に行方不明となったこと
により、保険契約者、親権者または被保険者の親族が負担したその捜索に関わ
さらに、被保険者が職業または職務を有し、危険度の高い職業または職務に
従事している間に傷害を被った場合には、当会社は、普通約款第2章傷害担保
条項第12条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知
義務の場合)⑵および⑶の規定により保険金を支払います。
⑵ 保険期間が1年を超える保険契約の場合で、被保険者が学校または保育所に
在籍していない場合には、未経過期間に対する保険料を請求します。ただし、
被保険者がその追加保険料を支払わない場合には、当会社は、⑴の規定に従い
保険金を削減して支払います。
PTA活動中不担保特約(B)
(略称:PTA活動中不担保(B)
)
第1条(保険金を支払う場合)
⑴ 当会社は、この特約により、被保険者が、被保険者の所属するPTA(*1)の
る費用を、この特約および普通約款(*2)の規定に従い、子ども捜索費用保険金
として、その費用の負担者に支払います。
⑵ ⑴の行方不明とは、被保険者の所在が明らかでなく、捜索願(*3)が親権者の
住所地または被保険者の所在が明らかでなくなった場所を管轄する警察署長宛
に提出され、かつ、受理された場合をいいます。
⑶ 当会社が⑴の保険金を支払うのは、保険金の支払事由の発生した日が、被保
険者が満8歳に達した日の翌日以降到来する保険期間の末日の午後4時までと
します。
(*1) 親権者またはその配偶者と同居し、かつ、扶養されている保険証券記載
の満9歳未満の被保険者をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*2) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*3) 「家出人発見活動要綱」(警察庁次長通達)に基づき、各都道府県の警察
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がその活動規定の中に定める「家出人の捜索願」をいいます。以下この特
約において同様とします。
第2条(保険金を支払わない場合)
る書類および委任を受けた者の印鑑証明書
⑴ 当会社は、保険契約者、親権者または保険金を受け取るべき者の故意または
重大な過失によって生じた費用に対しては、保険金を支払いません。
⑵ 当会社は、被保険者が第1条(保険金を支払う場合)⑵に規定する行方不明
となった場合には、親権者もしくはその配偶者が被保険者と同居していない場
合または親権者が被保険者を扶養していない場合には、子ども捜索費用保険金
を支払いません。
第3条(費用の範囲)
当会社が支払う捜索に関わる費用とは、保険契約者、親権者または親権者の
親族が、捜索願提出後180日以内に被保険者の捜索のために必要とした下表に
掲げる有益な費用のうち、社会通念上妥当と認められる範囲に限るものとしま
す。ただし、その被保険者のために要求された身代金またはその他これに準じ
る財物は含みません。
① ポスターまたはビラ等の作成もしくは新聞広告に関する費用
② 保険契約者、親権者または親権者の親族が被保険者の捜索を警察以外で
業として捜索を行う機関または個人に依頼した場合の費用
③ 捜索費に関連して発生した諸雑費。ただし、謝礼としての現金、小切
手、株式、手形その他の有価証券またはプリペイドカード、商品券、印
紙、切手その他これらに準ずるものの費用は除きます。
第4条(子ども捜索費用保険金の支払)
当会社は、第3条(費用の範囲)の費用のうち、社会通念上妥当と認められ
る金額をその費用の負担者に支払います。
第5条(支払保険金の限度)
当会社が支払うべき保険金の額は、保険期間を通じ、第3条(費用の範囲)
の表の②の費用については100万円、同条の表の③の費用については50万円
をそれぞれ限度とし、同条の表の①の費用と合計して300万円を限度とします。
第6条(費用の発生の通知)
⑴ 親権者または保険金を受け取るべき者は、被保険者が行方不明となり費用が
発生したことを知った場合には、下表の事項を履行しなければなりません。
① 捜索願を警察に提出した日からその日を含めて30日以内に行方不明の
状況を当会社に書面により通知すること。
② 当会社が、特に必要とする書類または証拠となる物を求めた場合には、
遅滞なく、これを提出すること。その他当会社が行う費用の調査に協力
すること。
③ 被保険者の捜索を警察以外の機関または個人に依頼する場合には、事前
に当会社の書面による同意を得ること。
④ 他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)について遅滞なく当会社に通
知すること。
⑤ ①から④までのほか、当会社が特に必要とする書類または証拠となるも
のを求めた場合には、遅滞なく、これを提出し、また当会社が行う損害
の調査に協力すること。
⑵ 親権者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴の表の①から⑤
までの規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明について知っている
事実を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)⑴の費用に対して保険金を支払うべき他
の保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金の支払を受けた場合には、その事実
を含みます。
第7条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、第1条(保険金を支払う場合)の費用を負
担した時から発生し、これを行使することができるものとします。
⑵ 親権者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、保
険金請求書、保険証券および下表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提
出しなければなりません。
① 当会社の定める行方不明状況報告書
② 捜索活動が行われたことを証明する書類
③ 被保険者の捜索に関わる費用の明細書およびその支払を証明する書類
④ 当会社が被保険者の行方不明状況について警察に照会し説明を求めるこ
とについての同意書
⑤ 親権者または保険金を受け取るべき者の印鑑証明書
⑥ 被保険者の戸籍謄本
⑦ 被保険者が行方不明となった時に、親権者が被保険者を扶養していたこ
とを証明する書類
⑧ 被保険者が行方不明となった時の住民票またはそれに準ずる書類
⑨ 保険金の請求を第三者に委任する場合には、保険金の請求の委任を証す
⑩ その他当会社が第9条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の確
認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締結
の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
⑶ 当会社は、事故の内容または費用の額等に応じ、保険契約者、親権者または
保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠の
提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合に
は、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけれ
ばなりません。
⑷ 保険契約者、親権者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく⑶
の規定に違反した場合または⑵もしくは⑶の書類に事実と異なる記載をし、も
しくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社は、そ
れによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第8条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
⑴ 他の保険契約等(*1)がある場合において、それぞれの支払責任額(*2)の合計
額が、費用の額を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支
払います。
① 他の保険契約等(*1)から保険 この保険契約の支払責任額(*2)
金が支払われていない場合
② 他の保険契約等(*1)から保険 費用の額から、他の保険契約等(*1)から
金が支払われた場合
支払われた保険金の合計額を差し引いた
残額。ただし、この保険契約の支払責任
額(*2)を限度とします。
⑵ ⑴の費用の額は、それぞれの保険契約または共済契約に被保険者の免責金額
(*3)の適用がある場合には、そのうち最も低い免責金額(*3)を差し引いた額と
します。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)⑴の費用に対して保険金を支払うべき他
の保険契約または共済契約をいいます。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した支払うべき保険金の額を
いいます。
(*3) 支払保険金の計算にあたって費用の額から差し引く金額をいいます。
第9条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、事故の原因、
事故発生の状況、費用発生の有無および被保険者に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、費用の額および事故
と費用との関係
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等(*2)の有無および内容、費用につ
いて保険契約者、親権者が有する損害賠償請求権その他の債権および既
に取得したものの有無および内容等、当会社が支払うべき保険金の額を
確定するために確認が必要な事項
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*3)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を保険契
約者、親権者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*4) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、専門機関による鑑定等
の結果の照会 90日
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から⑤まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から⑤までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、親権者または保
険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じな
かった場合(*5)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または⑵
の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、親権者または保険金
を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内に
おいて、日本国通貨をもって行うものとします。
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日本国内のみ担保特約(賠償責任担保条項用)
(*1) 保険契約者、親権者または保険金を受け取るべき者が第7条(保険金の
請求)⑵の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 第1条(保険金を支払う場合)⑴の費用に対して保険金を支払うべき他
の保険契約または共済契約をいいます。
(*3) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(略称:国内のみ賠償責任)
当会社は、この特約により、日本国内において生じた普通約款(*1)第4章賠
償責任担保条項第1条(保険金を支払う場合)の表に掲げる偶然な事故のいず
れかにより、法律上の損害賠償責任を負担することによって被った損害に限
(*4) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*5) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
り、普通約款同章の保険金を支払います。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
第10条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
します。
本人のみ担保特約(賠償責任担保条項用)
① 第2章傷害担保条項第2条(保険金を支払わない場合−その1)
(略称:本人のみ賠償責任)
② 第2章第3条(保険金を支払わない場合−その2)
③ 第5章基本条項第15条(事故の通知)
④ 第5章第16条(保険金の請求)
⑤ 第5章第17条(保険金の支払時期)
⑥ 第5章第19条(代位)
第11条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款第5章基本条項を下表のとおり読み替えて適
用します。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第1条(保険責任の始 事故(*2)による傷害、損 捜索に関わる費用
期および終期)⑶
失または損害
② 第2条(告知義務)⑶ この保険契約によって保 被保険者の行方不明
の表の③
険金を支払うべき傷害、 が発生する前に
損失または損害の原因と
なった事故が発生する前
に
③ 第2条⑷
傷害、損失または損害の 捜索に関わる費用の
原因となる事故が発生し 発生した後に
た後に
④ 第2条⑸
発生した傷害、損失また 発生した捜索に関わ
は損害
る費用
⑤ 第8条(重大事由によ 傷害、損失または損害を 捜索に関わる費用を
る解除)⑴の表の①
生じさせ
生じさせ
⑥ 第8条⑵
傷害、損失または損害の 捜索に関わる費用の
発生した
発生した
⑦ 第8条⑵
傷害、損失または損害に 捜索に関わる費用に
対しては
対しては
⑧ 第11条(保険料の返還 事故による傷害、損失ま 捜索に関わる費用
または請求−告知義務 たは損害
等の場合)⑸
⑨ 第18条(時効)
第16条(保険金の請求) この特約第7条(保
⑴
険金の請求)⑴
第12条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款の規定を準用します。
天災危険担保特約(傷害担保条項のみ)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、この特約により、こども総合保険普通保険約款第2章傷害担保条
項第2条(保険金を支払わない場合−その1)⑴の表の⑩および⑫の規定にか
かわらず、下表に掲げる事由のいずれかによって生じた傷害に対しても、保険
金を支払います。
① 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
② ①の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づい
て生じた事故
第2条(保険金の支払時期)
当会社は、こども総合保険普通保険約款第5章基本条項第17条(保険金の
支払時期)⑵の表の⑤の次に、⑥として次のとおり追加して適用します。
⑥
① 本人
② 親権者(*1) およびその他の法定の監督義務者
」
条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約
(略称:条件付戦争危険免責一部修正)
第1条(戦争危険等免責の一部修正)
⑴ 当会社は、この特約に従い、普通約款(*1)第2章傷害担保条項第2条(保険
金を支払わない場合−その1)⑴の表の⑨の規定を次のとおり読み替えて適用
します。
「 ⑨ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*5)。ただし、これらに該当するかどうかにかか
わらず、テロ行為(政治的、社会的、宗教的もしくは思想的な主義もしく
は主張を有する団体もしくは個人またはこれと連帯するものがその主義ま
たは主張に関して行う暴力的行動をいいます。)を除きます。
」
⑵ 当会社は、普通約款第2章第2条⑴の表の⑨以外の規定およびこの保険契約
に付帯された他の特約に、普通約款第2章第2条⑴の表の⑨と同じ規定がある
場合には、その規定についても⑴と同様に読み替えて適用します。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(この特約の解除)
当会社は、第1条(戦争危険等免責の一部修正)⑴により読み替えた普通約
款第2章傷害担保条項第2条(保険金を支払わない場合−その1)⑴の表の⑨
のただし書の危険が著しく増加しこの保険契約の引受範囲(*1)を超えることと
なった場合は、保険契約者に対する48時間以前の予告により、この特約を解
除することができます。
(*1) 保険契約を引き受けできる範囲として保険契約の締結の際に当会社が交
付する書面等において定めたものをいいます。
第3条(特約解除の効力)
第2条(この特約の解除)の規定により当会社がこの特約を解除する場合に
(略称:傷害のみ天災危険担保)
「
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、この特約により、普通約款(*1)第4章賠償責任担保条項第1条
(保険金を支払う場合)の表の②の規定中「第4条に規定する被保険者」とあ
るのを「本人(*6)」と読み替えて適用します。
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
第2条(被保険者およびその範囲)
当会社は、この特約により、普通約款第4章賠償責任担保条項第4条(被保
険者およびその範囲)⑴の規定を次のとおり読み替えて適用します。
「 ⑴ この担保条項における被保険者は、下表のいずれかの者とします。ただ
し、責任無能力者は含まないものとします。
災害対策基本法に基づき設置された中央防災会議の専門調査会に
よって被害想定が報告された首都直下地震、東海地震、東南海・
南海地震またはこれらと同規模以上の損害が発生するものと見込
まれる地震等による災害の被災地域における⑴の表の①から⑤ま
での事項の確認のための調査 365日
」
は、将来に向かってのみ第1条(戦争危険等免責の一部修正)⑴および⑵の読
み替えはなかったものとします。
入院・手術医療保険金支払特約
(略称:入院・手術医療)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、被保険者(*1)が被った身体障害(*2)に対して、この特約および普
通約款(*3)第1章用語の定義条項ならびに第5章基本条項の規定に従い、保険
金(*4)を支払います。
(*1) 保険証券記載の被保険者をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*2) 疾病をいいます。以下この特約において同様とします。
(*3) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*4) 入院医療保険金または手術医療保険金をいいます。以下この特約におい
て同様とします。
第2条(保険金を支払わない場合)
当会社は、下表に掲げる身体障害に対しては、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意または重大な過失によって被った
身体障害
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② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失によって被った身
体障害。ただし、その者が保険金の一部の受取人である場合には、保険
金を支払わないのはその者が受け取るべき金額に限ります。
用 語
制度
③ 被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為によって被った身体障害
被った身体障害。ただし、治療を目的として医師がこれらの物を用いた
場合を除きます。
オ. 私立学校教職員共済法
カ. 船員保険法
⑤ 被保険者のアルコール依存、薬物依存もしくは薬物乱用またはこれらに
キ. 高齢者の医療の確保に関する法律
⑧ 継続契約
⑥ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*3)によって被った身体障害
⑦ 核燃料物質(*4)もしくは核燃料物質(*4)によって汚染された物(*5)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故によっ
て被った身体障害
⑧ ⑥もしくは⑦の身体障害の原因となった事由に随伴して生じた事故また
はこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故によって被った身体障
害
⑨ ⑦以外の放射線照射または放射能汚染によって被った身体障害
けい
⑩ 被保険者が頸部症候群(*6)、腰痛その他の症状を訴えている場合であっ
ても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの(*7)
⑪ 被保険者の先天性異常
⑫ 被保険者の妊娠または出産。ただし、「療養の給付」等の支払の対象と
なる場合のその身体障害については、この規定は適用しません。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
支払特約付保険契約をいいます。
⑨ 初年度契約
⑧の継続契約以外の入院医療保険金等支払特約付保険契
約をいいます。
(*1) いずれもその日を含みます。
(*2) この特約を付帯した普通約款に基づく保険契約をいいます。以下この特
約において同様とします。
(*3) その入院医療保険金等支払特約付保険契約が終了日前に解除されていた
場合にはその解除日とします。
第4条(保険期間と支払責任の関係)
⑴ 当会社は、保険期間中に下表のいずれかに該当した場合にかぎり、保険金を
支払います。
① 入院医療保険金については、被保険者が第5条(入院医療保険金の支
払)⑴の入院を開始した場合
② 手術医療保険金については、被保険者が第6条(手術医療保険金の支
払)⑴の手術を受けた場合
定 義
被保険者が被った普通約款第2章傷害担保条項第1条
(保険金を支払う場合)の傷害以外の身体の障害をいい
ます。
保険証券記載の
× 入院した日数 = 入院医療保険金の額
入院医療保険金日額
(*5) 原子核分裂生成物を含みます。
(*6) いわゆる「むちうち症」をいいます。
(*7) その症状の原因が何であるかにかかわりません。
第3条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語
② 身体障害を被 医師の診断による疾病の発病の時
った時
③ 入院
医師による治療が必要な場合において、自宅等での治療
が困難なため、病院等に入り、常に医師の管理下におい
て治療に専念することをいいます。
④ 病院等
次のいずれかに該当するものをいいます。
ア. 医療法に定める日本国内にある病院または患者を
収容する施設を有する診療所。ただし、介護保険法
に定める介護療養型医療施設を除きます。
イ. 四肢における骨折、脱臼、捻挫または打撲に関し
施術を受けるため、当会社が特に認めた柔道整復師
法に定める施術所に収容された場合には、その施術
所
ウ. 上記ア.またはイ.の場合と同等と当会社が認めた日
本国外にある医療施設
⑤ 入院日数
入院医療保険金等支払特約付保険契約(*2)の保険期間の
終了日(*3)を保険期間の開始日とする入院医療保険金等
⑵ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が初年度契約である場合において、身
体障害を被った時が保険期間の開始時より前であるときは、当会社は、保険金
を支払いません。
⑶ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が継続契約である場合において、身体
障害を被った時がこの保険契約が継続されてきた初年度契約の保険期間の開始
時より前であるときは、当会社は、保険金を支払いません。
⑷ ⑵および⑶の規定にかかわらず、その身体障害に関する医師の治療が終了し
た日からその日を含めて2年を経過した日の翌日以降は、その身体障害はなか
ったものとみなし⑵および⑶の規定を適用します。
第5条(入院医療保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が身体障害を被り、その治療のために保険期間中に開始
した入院が保険証券記載の入院日数を超えて継続した場合は、その期間に対
し、入院医療保険金を被保険者に支払います。
ます。
(*4) 使用済燃料を含みます。
① 疾病
ア. 健康保険法
イ. 国民健康保険法
ウ. 国家公務員共済組合法
エ. 地方公務員等共済組合法
④ 被保険者の麻薬、あへん、大麻、覚せい剤、シンナー等の使用によって
よって被った身体障害。ただし、治療を目的として医師がこれらの物を
用いた場合を除きます。
定 義
⑦ 公的医療保険 次のいずれかの法律に基づく医療保険制度をいいます。
入院を開始した日から入院を終了した日(*1)までの期間
中の延日数をいいます。
⑥ 「療養の給付」 公的医療保険制度を定める法令に規定された「療養の給
等
付」に必要とする費用ならびに「療養費」、「家族療養
費」、「保険外併用療養費」、「入院時食事療養費」、「入院
時生活療養費」、「移送費」、および「家族移送費」をい
います。
⑵ ⑴の入院医療保険金は、次の算式によって算出した額とします。
⑶ ⑴の期間には、臓器の移植に関する法律第6条(臓器の摘出)の規定によっ
て、同条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」との判定を受けた
後、その身体への処置がされた場合であって、その処置が同法附則第11条に
定める医療給付関係各法の規定に基づく医療の給付としてされたものとみなさ
れる処置(*1)であるときには、その処置日数を含みます。
⑷ ⑵の入院医療保険金を支払う日数は、同一の身体障害について、保険証券記
載の支払限度日数を限度とします。
⑸ 被保険者が入院医療保険金の支払を受けられる期間中にさらに入院医療保険
金の支払を受けられる他の身体障害を被った場合においても、当会社は、重複
しては入院医療保険金を支払いません。
⑹ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が身体障害を被った
時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であるときは、当会社は、この
保険契約の支払条件により算出された入院医療保険金の額と、身体障害を被っ
た時の保険契約の支払条件により算出された入院医療保険金の額のうち、いず
れか低い金額を支払います。
(*1) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれ
ば、医療の給付としてされたものとみなされる処置を含みます。
第6条(手術医療保険金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が被った身体障害の治療を直接の目的として、保険期間
中に病院等において別表1に掲げる手術を受けた場合は、次の算式によって算
出した額を、手術医療保険金として被保険者に支払います。
保険証券記載の
手術の種類に応じた
×
= 医療手術保険金の額
手術医療保険金額
別表1に掲げる倍率(*1)
⑵ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が身体障害を被った
時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であるときは、当会社は、この
保険契約の支払条件により算出された手術医療保険金の額と、身体障害を被っ
た時の保険契約の支払条件により算出された手術医療保険金の額のうち、いず
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れか低い金額を支払います。
(*1) 同時に2以上の手術を受けた場合は、そのうち最も高い倍率とします。
第7条(身体障害の程度の決定)
⑴ 第2条(保険金を支払わない場合)の表、第4条(保険期間と支払責任の関
係)⑵もしくは⑶または第9条(保険責任の始期および終期)⑶もしくは⑷の
いずれかに該当する身体障害の影響によって、保険金を支払うべき身体障害の
程度が重大となった場合は、当会社は、その影響がなかったときに相当する身
体障害の程度により保険金を支払います。
⑵ 正当な理由がないのに、被保険者が治療を怠り、または、保険契約者もしく
は保険金を受け取るべき者(*1)が治療をさせなかったために、保険金を支払う
べき身体障害の程度が加重された場合も、⑴と同様の方法で支払います。
⑶ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(*1)の故意または重大
な過失によって、身体障害の程度が加重されたときも、⑴および⑵と同様の方
法で支払います。
(*1) 保険契約者または保険金を受け取るべき者が法人であるときは、その理
事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
第8条(身体障害の取扱い)
⑴ 身体障害に対する医師の治療が終了した後、その身体障害に対し医師の治療
が再び必要となった場合は、後の身体障害は前の身体障害と同一の身体障害と
みなし、第5条(入院医療保険金の支払)⑴から⑷までの規定を適用します。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、下表のいずれかに該当する場合には、後の身体障害
は前の身体障害とは異なった身体障害とみなします。
① 身体障害の治療のため入院した場合で、その入院が終了した日からその
日を含めて6か月を経過した日の翌日以降に再びその身体障害に関する
入院治療が必要となったとき
② 身体障害の治療のための入院をしなかった場合には、その身体障害に関
する治療が終了した日からその日を含めて6か月を経過した日の翌日以
降に再びその身体障害に関する入院治療が必要となったとき
第9条(保険責任の始期および終期)
⑴ 当会社の保険責任は、保険期間の初日(*1)の午後4時(*2)に始まり、末日の
午後4時に終わります。
⑵ ⑴の時刻は、日本国の標準時によるものとします。
⑶ 保険期間が始まった後でも、当会社は、下表のいずれかに該当する身体障害
については保険金を支払いません。
① この保険契約の保険期間の開始時から、保険料を領収した時までの期間
中に被った身体障害
② 被保険者が身体障害を被った時が、その身体障害を被った時の保険契約
の保険期間の開始時から保険料を領収した時までの期間中であったとき
は、その身体障害
⑷ 保険期間が始まった後でも、当会社は、この保険契約の保険期間の開始時か
ら、保険料を領収した時までの期間中に下表のいずれかに該当した場合は、そ
の保険金を支払いません。
① 入院医療保険金については、第5条(入院医療保険金の支払)⑴の入院
を開始した場合
② 手術医療保険金については、第6条(手術医療保険金の支払)⑴の手術
を受けた場合
(*1) この保険契約の締結後に被保険者に該当することとなる者がある場合に
は、その該当した日とします。
(*2) 保険証券にこれと異なる時刻が記載されている場合は、その時刻としま
す。
第10条(医師の診断の請求)
保険契約締結(*1)の際、当会社は、事実の調査を行い、また、被保険者に対
して当会社の指定する医師の診断を求めることができます。
(*1) この保険契約の異動による被保険者の追加を含みます。
第11条(身体障害を被った場合の通知)
⑴ 被保険者が第5条(入院医療保険金の支払)⑴の入院を開始した場合または
第6条(手術医療保険金の支払)⑴の手術を受けた場合は、保険契約者、被保
険者または保険金を受け取るべき者は、その入院または手術を受けた日からそ
の日を含めて30日以内に、身体障害の内容およびその程度、入院および手術
の状況等の詳細を当会社に通知しなければなりません。この場合において、当
会社が書面による通知もしくは説明を求めたときまたは被保険者の診断書もし
くは死体検案書の提出を求めたときは、これに応じなければなりません。
⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴
の規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明について知っている事実
を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当会社は、そ
れによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
第12条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、下表の時から、それぞれ発生し、これを行
使することができるものとします。
① 入院医療保険金については、被保険者が退院した時または同一の身体障
害にあたる入院日数の合計が支払限度日数に到達した時のいずれか早い
時
② 手術医療保険金については、第6条(手術医療保険金の支払)⑴に規定
する手術を受けた時
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
別表2に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりません。
⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってその事実を当会社に申し出て、当会社の承認を得た
うえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*1)
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*1)または
②以外の3親等内の親族
⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑸ 当会社は、身体障害の内容および程度等に応じ、保険契約者、被保険者また
は保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠
の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合に
は、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけれ
ばなりません。
⑹ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑸の規定に違反した場合または⑵、⑶もしくは⑸の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 法律上の配偶者に限ります。
第13条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、身体障害の原
因、身体障害発生の状況、保険金支払事由の発生の有無および被保険者
に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、身体障害の程度、身
体障害と保険金支払事由の関係、治療の経過および内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*2)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*3) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
の他の専門機関による診断、鑑定等の結果の照会 90日
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から④まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から④までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*4)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第12条(保険金の請求)⑵
および⑶の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*3) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
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(*4) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第14条(医師に対する説明等の要求)
被保険者の身体障害の症状および治療内容等について、当会社は、その診断
を行った医師または病院等に対して直接確認を行い説明を求めることができま
す。
第15条(契約年齢または性別の誤りの訂正)
⑴ この特約の保険料を被保険者の年齢に応じて算出する場合には、契約年齢
(*1)により計算します。
⑵ 保険契約申込書記載の被保険者の契約年齢または生年月日に誤りがあった場
合には、次の方法で処理します。
箇 所
⑤ 第5章第2条⑸
失または損害
除)⑴の表の①
⑦ 第5章第8条⑵
傷害、損失または 身体障害を被った
損害の発生した
⑧ 第5章第8条⑵
発生した傷害、損 被った身体障害またはこの特約
失または損害に対 第 5 条( 入 院 医 療 保 険 金 の 支
しては、
には、この特約は無効とします。
⑶ 保険契約申込書記載の被保険者の性別に誤りがあった場合には、初めから実
際の性別に基づいて保険契約を締結したものとみなします。
(*1) この保険契約の保険期間の初日における満年齢をいいます。以下この特
約において同様とします。
第16条(保険料の返還または請求−契約年齢または性別の誤りの訂正の場合)
⑴ 当会社は、保険契約者が第15条(契約年齢または性別の誤りの訂正)⑵の
表の②または⑶の規定により、初めから実際の年齢または性別に基づいて保険
契約を締結したものとみなす場合において、保険料が正しい契約年齢または性
別に基づいた保険料と異なるときは、その差額を返還または請求します。
⑵ 当会社は、保険契約者が⑴の規定による追加保険料の支払を怠った場合(*1)
は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除するこ
とができます。
⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できる場合で、下表のいずれかに該当す
るときは、当会社は、誤った契約年齢または性別に基づいた保険料の正しい契
約年齢または性別に基づいた保険料に対する割合により、保険金を削減して支
払います。
① 追加保険料の領収前に、身体障害を被った場合
② 次の各号のいずれかに該当した場合
ア. 入院医療保険金については、追加保険料の領収前に、第5条(入
院医療保険金の支払)第1項の入院を開始した場合
イ. 手術医療保険金については、追加保険料の領収前に、第6条(手
術医療保険金の支払)第1項の手術を受けた場合
(*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
第17条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第5章基本条項第1条(保険責任の始期および終期)
② 第5章第15条(事故の通知)
③ 第5章第16条(保険金の請求)
読み替え前
読み替え後
① 第1章用語の定義 傷害または損害の 身体障害の発生の可能性
条項第1条(用語 発生の可能性
の定義)の表の
「危険」
② 第5章基本条項第 保険契約締結の際、 保険契約締結(この保険契約の
異動による被保険者の追加を含
みます。以下同様とします。)
の際、
③ 第5章第2条⑶の この保険契約によ 被保険者がこの特約第1条(保
表の③
って保険金を支払 険金を支払う場合)の身体障害
うべき傷害、損失 を被る前に、
または損害の原因
となった事故が発
生する前に、
④ 第5章第2条⑷
傷害、損失または
損害の原因となる
事故が発生した後
に
⑨ 第5章第11条(保 生じた事故による 被った身体障害またはこの特約
険料の返還または 傷害、損失または 第 5 条( 入 院 医 療 保 険 金 の 支
請求−告知義務等 損害に対しては
払)⑴の入院を開始した身体障
の場合)⑸
害もしくは第6条(手術医療保
険金の支払)⑴の手術が行われ
た身体障害に対しては
⑩ 第5章第18条(時 第16条( 保 険 金 この特約第12条(保険金の請
効)
の請求)⑴
求)⑴
⑵ この特約がこども総合保険保険料分割払特約を付した保険契約に付帯される
場合には、こども総合保険保険料分割払特約を下表のとおり読み替えて適用し
ます。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第3条(分割保険 生じた事故による 被った身体障害またはこの特約
料領収前の事故) 傷害、損失または 第 5 条( 入 院 医 療 保 険 金 の 支
損害に対しては、 払)⑴の入院を開始した身体障
害もしくは第6条(手術医療保
険金の支払)⑴の手術が行われ
た身体障害に対しては、
② 第4条(分割保険 生じた事故による 被った身体障害またはこの特約
料不払の場合の免 傷害、損失または 第 5 条( 入 院 医 療 保 険 金 の 支
責)
損害に対しては、 払)⑴の入院を開始した身体障
害もしくは第6条(手術医療保
険金の支払)⑴の手術が行われ
た身体障害に対しては、
③ 第5条(追加保険 生じた事故による 被った身体障害またはこの特約
料の払込み)⑸
傷害、損失または 第 5 条( 入 院 医 療 保 険 金 の 支
損害に対して
払)⑴の入院を開始した身体障
害もしくは第6条(手術医療保
険金の支払)⑴の手術が行われ
⑶ この特約を付した保険契約に付帯された他の特約についても⑵と同様に読み
替えて適用します。
第19条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款およびこれに付帯された特約の規定を準用します。
第20条(告知義務に関する規定の追加)
この特約について、普通約款第5章基本条項第2条(告知義務)⑵の規定
は、下表のいずれかに該当する場合には適用しません。
第18条(普通約款等の読み替え)
⑴ この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
2条(告知義務)
払)⑴の入院を開始した身体障
害もしくは第6条(手術医療保
険金の支払)⑴の手術が行われ
た身体障害に対しては、
た身体障害に対して
④ 第5章第17条(保険金の支払時期)
箇 所
読み替え後
⑥ 第5章第8条(重 傷害、損失または 身体障害または身体障害の原因
大 事 由 に よ る 解 損害を生じさせ
となった事由を生じさせ
① 実際の契約年齢が、この保険契約の引受対象年齢の範囲外であった場合
② 実際の契約年齢が、この保険契約の引受対象年齢の範囲内であった場合
には、初めから実際の契約年齢に基づいて保険契約を締結したものとみ
なします。
読み替え前
発生した傷害、損 被った身体障害
この特約第5条(入院医療保険
金の支払)⑴の入院を開始した
後にまたは第6条(手術医療保
険金の支払)⑴の手術が行われ
た後に
① この保険契約が初年度契約である場合において、この保険契約の保険期
間の開始時から起算して1年(保険期間が1年を超えるご契約の場合に
は2年となります。) 以内に、保険金の支払事由が生じなかったとき
② この保険契約が継続契約である場合において、この保険契約が継続され
てきた初年度契約の保険期間の開始時から起算して1年(保険期間が1
年を超えるご契約の場合には2年となります。) 以内に、保険金の支払
事由が生じなかったとき
別表1 第6条(手術医療保険金の支払)の手術
対象となる手術(注)
§皮膚・乳房の手術
1.植皮術(25cm2未満は除く。)
2.乳房切断術
§筋骨の手術(抜釘術は除く。)
3.骨移植術
4.骨髄炎・骨結核手術(膿瘍の単なる切開は除く。)
倍率
2
2
2
2
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対象となる手術(注)
5.頭蓋骨観血手術(鼻骨・鼻中隔を除く。)
6.鼻骨観血手術(鼻中隔弯曲症手術を除く。)
7.上顎骨・下顎骨・顎関節観血手術(歯・歯肉の処置に伴うも
のを除く。)
8.脊椎・骨盤観血手術
9.鎖骨・肩胛骨・肋骨・胸骨観血手術
10.四肢切断術(手指・足指を除く。)
11.切断四肢再接合術(骨・関節の離断に伴うもの。)
12.四肢骨・四肢関節観血手術(手指・足指を除く。)
13.筋・腱・靱帯観血手術(手指・足指を除く。筋炎・結節腫・
粘液腫手術は除く。)
§呼吸器・胸部の手術
14.慢性副鼻腔炎根本手術
15.喉頭全摘除術
16.気管・気管支・肺・胸膜手術(開胸術を伴うもの。)
17.胸郭形成術
18.縦隔腫瘍摘出術
§循環器・脾の手術
19.観血的血管形成術(血液透析用外シャント形成術を除く。)
20.静脈瘤根本手術
21.大動脈・大静脈・肺動脈・冠動脈手術(開胸・開腹術を伴う
もの。)
22.心膜切開・縫合術
23.直視下心臓内手術
24.体内用ペースメーカー埋込術
25.脾摘除術
§消化器の手術
26.耳下腺腫瘍摘出術
27.顎下腺腫瘍摘出術
28.食道離断術
29.胃切除術
30.その他の胃・食道手術(開胸・開腹術を伴うもの。)
31.腹膜炎手術
32.肝臓・胆嚢・胆道・膵臓観血手術
33.ヘルニア根本手術
34.虫垂切除術・盲腸縫縮術
35.直腸脱根本手術
36.その他の腸・腸間膜手術(開腹術を伴うもの。)
37. 痔瘻・脱肛・痔核根本手術(根治を目的としたもので、処
置・単なる痔核のみの手術は除く。)
§尿・性器の手術
38.腎移植手術(受容者に限る。)
39.腎臓・腎盂・尿管・膀胱・観血手術(経尿道的操作は除く。)
40.尿道狭窄観血手術(経尿道的操作は除く。)
41.尿瘻閉鎖観血手術(経尿道的操作は除く。)
42.陰茎切断術
43.睾丸・副睾丸・精管・精索・精嚢・前立腺手術
44.陰嚢水腫根本手術
45.子宮広汎全摘除術(単純子宮全摘等の子宮全摘除術は除く。)
46.子宮頸管形成術・子宮頸管縫縮術
47.帝王切開娩出術
48.子宮外妊娠手術
49.子宮脱・膣脱手術
50.その他の子宮手術(子宮頸管ポリープ切除術・人工妊娠中絶
術を除く。)
51.卵管・卵巣観血手術(経膣的操作は除く。)
52.その他の卵管・卵巣手術
§内分泌器の手術
53.下垂体腫瘍摘除術
54.甲状腺手術
55.副腎全摘除術
§神経の手術
56.頭蓋内観血手術
57.神経観血手術(形成術・移植術・切除術・減圧術・開放術・
捻除術。)
58.観血的脊髄腫瘍摘出手術
59.脊髄硬膜内外観血手術
§感覚器・視器の手術
60.眼瞼下垂症手術
61.涙小管形成術
62.涙嚢鼻腔吻合術
63.結膜嚢形成術
64.角膜移植術
倍率
2
1
2
2
1
2
2
1
1
1
2
2
2
4
2
1
4
2
4
2
2
2
1
4
4
2
2
2
1
1
2
2
1
対象となる手術(注)
65.観血的前房・虹彩・硝子体・眼窩内異物除去術
66.虹彩前後癒着剥離術
67.緑内障観血手術
68.白内障・水晶体観血手術
69.硝子体観血手術
70.網膜剥離症手術
71. レーザー・冷凍凝固による眼球手術(施術の開始日から60
日の間に1回の給付を限度とする。)
72.眼球摘除術・組織充填術
73.眼窩腫瘍摘出術
74.眼筋移植術
§感覚器・聴器の手術
75.観血的鼓膜・鼓室形成術
76.乳様洞削開術
77.中耳根本手術
78.内耳観血手術
79.聴神経腫瘍摘出術
§悪性新生物の手術
80.悪性新生物根治手術
81. 悪性新生物温熱療法(施術の開始日から60日の間に1回の
給付を限度とする。)
82.その他の悪性新生物手術
§上記以外の手術
83.上記以外の開頭術
84.上記以外の開胸術
85.上記以外の開腹術
86. 衝撃波による体内結石破砕術(施術の開始日から60日の間
に1回の給付を限度とする。)
87.ファイバースコープまたは血管・バスケットカテーテルによ
る脳・喉頭・胸・腹部臓器手術(検査・処置は含まない。施術
の開始日から60日の間に1回の給付を限度とする。)
§新生物根治放射線照射
88.新生物根治放射線照射(5,000ラド以上の照射で、施術の開
始日から60日の間に1回の給付を限度とする。)
倍率
1
1
2
2
1
1
1
2
2
1
2
1
2
2
4
4
1
2
2
2
1
2
1
1
注 上表の「手術」とは、医師(被保険者が医師である場合は、被保険者以外の
医師をいいます。)が治療を直接の目的として、メスなどの器具を用いて患部
または必要部位に切除、摘出などの処置を施すことをいいます。
別表2 保険金請求書類
1.保険金請求書
4
2
2
2
4
2
1
4
1
1
2
2
2
2
1
4
2
2
2.保険証券
3.当会社の定める身体障害状況報告書
4.公の機関(やむを得ない場合には、第三者)の事故証明書
5.被保険者または保険金を受け取るべき者の印鑑証明書
6.医師の診断書(当会社の定める診断書に限ります。)
7.入院日数または通院日数を記載した病院等の証明書類
8.当会社が被保険者の症状・治療内容等について医師に照会し説明を求める
ことについての同意書
9.保険金の請求の委任を証する書類および委任を受けた者の印鑑証明書(保
険金の請求を第三者に委任する場合)
10.その他当会社が第13条(保険金の支払時期)⑴に定める必要な事項の確
認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険契約締結の際
に当会社が交付する書面等において定めたもの
注 保険金を請求するときには、上記書類のうち当会社が求めるものを提出しな
ければなりません。
メディカル総合保険特約
(略称:メディカル総合)
4
2
4
2
1
1
1
1
1
第1章 身体障害担保条項
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、被保険者(*1)が被った身体障害(*2)に対して、この特約および普
通約款(*3)第1章用語の定義条項ならびに第5章基本条項の規定に従い、保険
金(*4)を支払います。
(*1) 保険証券記載の被保険者をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*2) 疾病をいいます。以下この特約において同様とします。
(*3) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
─ 62 ─
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時が、この保険契約の保険期間の開始時より前であるときは、当会社は、この
保険契約の支払条件により算出された入院療養一時金の額と、身体障害を被っ
た時の保険契約の支払条件により算出された入院療養一時金の額のうち、いず
(*4) 入院療養一時金をいいます。以下この特約において同様とします。
第2条(保険金を支払わない場合)
当会社は、下表に掲げる身体障害に対しては、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)または被保険者の故意または重大な過失によって被った
身体障害
② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重大な過失によって被った身
体障害。ただし、その者が保険金の一部の受取人である場合には、保険
金を支払わないのはその者が受け取るべき金額に限ります。
③ 被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為によって被った身体障害
④ 被保険者の麻薬、あへん、大麻、覚せい剤、シンナー等の使用によって
被った身体障害。ただし、治療を目的として医師がこれらの物を用いた
場合を除きます。
⑤ 被保険者のアルコール依存、薬物依存もしくは薬物乱用またはこれらに
よって被った身体障害。ただし、治療を目的として医師がこれらの物を
用いた場合を除きます。
⑥ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これら
に類似の事変または暴動(*3)によって被った身体障害
⑦ 核燃料物質(*4)もしくは核燃料物質(*4)によって汚染された物(*5)の放
射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故によっ
て被った身体障害
⑧ ⑥もしくは⑦の身体障害の原因となった事由に随伴して生じた事故また
はこれに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故によって被った身体障害
⑨ ⑦以外の放射線照射または放射能汚染によって被った身体障害
けい
⑩ 被保険者が頸部症候群(*6)、腰痛その他の症状を訴えている場合であっ
ても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの(*7)
⑪ 被保険者の先天性異常
⑫ 被保険者の妊娠または出産。ただし、「療養の給付」等の支払の対象と
なる場合のその身体障害については、この規定は適用しません。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取締役または法人の業務を
執行するその他の機関をいいます。
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理事、取締役または
法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(*3) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいい
ます。
(*4) 使用済燃料を含みます。
(*5) 原子核分裂生成物を含みます。
(*6) いわゆる「むちうち症」をいいます。
(*7) その症状の原因が何であるかにかかわりません。
第3条(保険期間と支払責任の関係)
⑴ 当会社は、保険期間中に第4条(入院療養一時金の支払)⑴の診断が行われ
た場合に限り、保険金を支払います。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が初年度契約である場合において、身
体障害を被った時が保険期間の開始時より前であるときは、当会社は、保険金
を支払いません。
⑶ ⑴の規定にかかわらず、この保険契約が継続契約である場合において、身体
障害を被った時がこの保険契約が継続されてきた初年度契約の保険期間の開始
時より前であるときは、当会社は、保険金を支払いません。
⑷ ⑵および⑶の規定にかかわらず、その身体障害に関する医師の治療が終了し
た日からその日を含めて2年を経過した日の翌日以降は、その身体障害はなか
ったものとみなし⑵および⑶の規定を適用します。
第4条(入院療養一時金の支払)
⑴ 当会社は、被保険者が身体障害を被り、医師(*1)がその治療のために継続し
て保険証券記載の入院日数以上の入院が必要であると診断した場合には、保険
証券記載の入院療養一時金額の全額を入院療養一時金として被保険者に支払い
ます。
⑵ ⑴の入院日数には、臓器の移植に関する法律第6条(臓器の摘出)の規定に
よって、同条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」との判定を受け
た後、その身体への処置がされた場合であって、その処置が同法附則第11条
に定める医療給付関係各法の規定に基づく医療の給付としてされたものとみな
される処置(*2)であるときには、その処置日数を含みます。
⑶ 同一の身体障害に対する入院療養一時金は、保険期間(*3)を通じ、1回の支
払に限ります。
⑷ 被保険者が同時に2以上の身体障害を被った場合には、その加重された状態
に対して⑴および⑵の規定を適用します。ただし、第5条(身体障害の程度の
決定)の規定に該当する場合は、この規定は適用しません。
⑸ 既に身体障害を被っている被保険者が新たに身体障害を被った場合も、⑷と
同様とします。
⑹ この保険契約が継続契約である場合において、被保険者が身体障害を被った
れか低い金額を支払います。
(*1) 被保険者が医師である場合は、被保険者以外の医師をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*2) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の適用があれ
ば、医療の給付としてされたものとみなされる処置を含みます。
(*3) この保険契約が継続契約である場合には、この保険契約が継続されてき
た各保険契約の保険期間を含みます。
第5条(身体障害の程度の決定)
⑴ 第2条(保険金を支払わない場合)の表、第3条(保険期間と支払責任の関
係)⑵もしくは⑶または第2章基本条項第2条(保険責任の始期および終期)
⑶もしくは⑷のいずれかに該当する身体障害の影響によって、保険金を支払う
べき身体障害の程度が加重された場合は、当会社は、その影響がなかったとき
に相当する身体障害の程度により保険金を支払います。
⑵ 正当な理由がないのに、被保険者が治療を怠り、または、保険契約者もしく
は保険金を受け取るべき者(*1)が治療をさせなかったために、保険金を支払う
べき身体障害の程度が加重された場合も、⑴と同様の方法で支払います。
⑶ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(*1)の故意または重大
な過失によって、身体障害の程度が加重された場合も、⑴または⑵と同様の方
法で支払います。
(*1) 保険契約者または保険金を受け取るべき者が法人である場合は、その理
事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
第6条(身体障害の取扱い)
⑴ 身体障害に対する医師の治療が終了した後、その身体障害に対し医師の治療
が再び必要となった場合は、後の身体障害は前の身体障害と同一の身体障害と
みなし、第4条(入院療養一時金の支払)⑶の規定を適用します。
⑵ ⑴の規定にかかわらず、下表のいずれかに該当する場合には、後の身体障害
は前の身体障害とは異なった身体障害とみなします。
① 身体障害の治療のため入院した場合で、その入院が終了した日からその
日を含めて6か月を経過した日の翌日以降に再びその身体障害に関する
入院治療が必要となったとき
② 身体障害の治療のための入院をしなかった場合には、その身体障害に関
する治療が終了した日からその日を含めて6か月を経過した日の翌日以
降に再びその身体障害に関する入院治療が必要となったとき
第7条(医師の診断の取扱い)
被保険者が被った身体障害に対して医師の診断を受けることができない特別
な事情があり、被保険者または保険金を受け取るべき者がその事情を示す書類
その他所定の書類を提出し、当会社がこれを認めた場合には、当会社は、他の
客観的な所見をもって医師の診断に代えることを認めることがあります。
第2章 基本条項
第1条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語
① 疾病
定 義
被保険者が被った普通約款第2章傷害担保条項第1条
(保険金を支払う場合)の傷害以外の身体の障害をい
います。
② 身体障害を被っ 医師の診断による疾病の発病の時
た時
③ 入院
医師による治療が必要な場合において、自宅等での治
療が困難なため、病院等に入り、常に医師の管理下に
おいて治療に専念することをいいます。
④ 病院等
次のいずれかに該当するものをいいます。
ア. 医療法に定める日本国内にある病院または患者
を収容する施設を有する診察所。ただし、介護保
険法に定める介護療養型医療施設を除きます。
イ. 四肢における骨折、脱臼、捻挫または打撲に関
し施術を受けるため、当会社が特に認めた柔道整
復師法に定める施術所に収容された場合には、そ
の施術所
ウ. 上記ア.またはイ.の場合と同等と当会社が認めた
日本国外にある医療施設
⑤ 入院日数
入院を開始した日から入院を終了した日(*1)までの期
間中の延日数をいいます。
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用 語
定 義
② ①に規定する者がいない場合または①に規定する者に保険金を請求でき
⑥ 「 療 養 の 給 付 」 公的医療保険制度を定める法令に規定された「療養の
給付」に必要とする費用ならびに「療養費」、「家族療
等
養費」、「保険外併用療養費」、「入院時食事療養費」、
「入院時生活療養費」、「移送費」および「家族移送費」
をいいます。
⑦ 公的医療保険制 次のいずれかの法律に基づく医療保険制度をいいます。
ア. 健康保険法
度
イ. 国民健康保険法
ウ. 国家公務員共済組合法
エ. 地方公務員等共済組合法
オ. 私立学校教職員共済法
カ. 船員保険法
キ. 高齢者の医療の確保に関する法律
⑧ 継続契約
メディカル特約付保険契約(*2)の保険期間の終了日
(*3)を保険期間の開始日とするメディカル特約付保険
契約をいいます。
⑨ 初年度契約
⑧の継続契約以外のメディカル特約付保険契約をいい
ます。
(*1) いずれもその日を含みます。
(*2) この特約を付帯した普通約款に基づく保険契約をいいます。以下この特
約において同様とします。
(*3) そのメディカル特約付保険契約が終了日前に解除されていた場合にはそ
の解除日とします。
第2条(保険責任の始期および終期)
⑴ 当会社の保険責任は、保険期間の初日(*1)の午後4時(*2)に始まり、末日の
午後4時に終わります。
⑵ ⑴の時刻は、日本国の標準時によるものとします。
⑶ 保険期間が始まった後でも、当会社は、下表のいずれかに該当する身体障害
については保険金を支払いません。
① この保険契約の保険期間の開始時から、保険料を領収した時までの期間
中に被った身体障害
② 被保険者が身体障害を被った時が、その身体障害を被った時の保険契約
の保険期間の開始時から保険料を領収した時までの期間中であったとき
は、その身体障害
⑷ 保険期間が始まった後でも、当会社は、この保険契約の保険期間の開始時か
ら、保険料を領収した時までの期間中に第1章身体障害担保条項第4条(入院
療養一時金の支払)⑴の診断が行われた場合は、保険金を支払いません。
(*1) この保険契約の締結後に被保険者に該当することとなる者がある場合に
は、その該当した日とします。
(*2) 保険証券にこれと異なる時刻が記載されている場合は、その時刻としま
す。
第3条(医師の診断の請求)
保険契約締結(*1)の際、当会社は、事実の調査を行い、また、被保険者に対
して当会社の指定する医師の診断を求めることができます。
(*1) この保険契約の異動による被保険者の追加を含みます。
第4条(事故が発生した場合の通知)
⑴ 被保険者に事故(*1)が発生した場合は、保険契約者、被保険者または保険金
を受け取るべき者は、その事故が発生した日からその日を含めて30日以内に、
身体障害の内容およびその程度、入院の状況、費用の内容等の詳細を当会社に
通知しなければなりません。この場合において、当会社が書面による通知もし
くは説明を求めたときまたは被保険者の診断書もしくは死体検案書の提出を求
めたときは、これに応じなければなりません。
⑵ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく⑴
の規定に違反した場合、またはその通知もしくは説明について知っている事実
を告げなかった場合もしくは事実と異なることを告げた場合は、当会社は、そ
れによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 第1章身体障害担保条項第4条(入院療養一時金の支払)⑴の診断を受
けたことをいいます。以下この特約において同様とします。
第5条(保険金の請求)
⑴ 当会社に対する保険金請求権は、第1章身体障害担保条項第4条(入院療養
一時金の支払)⑴の診断がなされた時から発生し、これを行使することができ
るものとします。
⑵ 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険金の支払を請求する場合は、
別表に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりません。
⑶ 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、保険金の支払を
受けるべき被保険者の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいずれかがそ
の事情を示す書類をもってその事実を当会社に申し出て、当会社の承認を得た
うえで、被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶者(*1)
ない事情がある場合には、被保険者と同居または生計を共にする3親等
内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合または①および②に規定する者に
保険金を請求できない事情がある場合には、①以外の配偶者(*1)または
②以外の3親等内の親族
⑷ ⑶の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保
険金を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保
険金を支払いません。
⑸ 当会社は、身体障害の内容および程度等に応じ、保険契約者、被保険者また
は保険金を受け取るべき者に対して、⑵に掲げるもの以外の書類もしくは証拠
の提出または当会社が行う調査への協力を求めることがあります。この場合に
は、当会社が求めた書類または証拠を速やかに提出し、必要な協力をしなけれ
ばなりません。
⑹ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者が、正当な理由がなく
⑸の規定に違反した場合または⑵、⑶もしくは⑸の書類に事実と異なる記載を
し、もしくはその書類もしくは証拠を偽造しもしくは変造した場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し引いて保険金を支払います。
(*1) 法律上の配偶者に限ります。
第6条(保険金の支払時期)
⑴ 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて30日以内に、当会社が保険
金を支払うために必要な下表の事項の確認を終え、保険金を支払います。
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要な事項として、身体障害の原
因、身体障害発生の状況、保険金支払事由の発生の有無および被保険者
に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に必要な事項として、保険金が
支払われない事由としてこの保険契約において定める事由に該当する事
実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項として、身体障害の程度、身
体障害と保険金支払事由の関係、治療の経過および内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項として、この保険契約におい
て定める解除、無効、失効または取消しの事由に該当する事実の有無
⑵ ⑴の確認をするため、下表に掲げる特別な照会または調査が不可欠な場合に
は、⑴の規定にかかわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて下
表に掲げる日数(*2)を経過する日までに、保険金を支払います。この場合にお
いて、当会社は、確認が必要な事項およびその確認を終えるべき時期を被保険
者または保険金を受け取るべき者に対して通知するものとします。
① ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、警察、検察、消防その
他の公の機関による捜査結果または調査結果の照会(*3) 180日
② ⑴の表の①から④までの事項を確認するための、医療機関、検査機関そ
の他の専門機関による診断、鑑定等の結果の照会 90日
③ 災害救助法が適用された災害の被災地域における⑴の表の①から④まで
の事項の確認のための調査 60日
④ ⑴の表の①から④までの事項の確認を日本国内において行うための代替
的な手段がない場合の日本国外における調査 180日
⑶ ⑴および⑵に掲げる必要な事項の確認に際し、保険契約者、被保険者または
保険金を受け取るべき者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこれに応じ
なかった場合(*4)には、これにより確認が遅延した期間については、⑴または
⑵の期間に算入しないものとします。
⑷ ⑴または⑵の規定による保険金の支払は、保険契約者、被保険者または保険
金を受け取るべき者と当会社があらかじめ合意した場合を除いては、日本国内
において、日本国通貨をもって行うものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第5条(保険金の請求)⑵お
よび⑶の規定による手続を完了した日をいいます。
(*2) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。
(*3) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会を含みます。
(*4) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第7条(医師に対する説明等の要求)
被保険者の身体障害の症状および治療内容等について、当会社は、その診断
を行った医師または病院等に対して直接確認を行い説明を求めることができま
す。
第8条(契約年齢または性別の誤りの訂正)
⑴ この特約の保険料を被保険者の年齢に応じて算出する場合には、契約年齢
(*1)により計算します。
⑵ 保険契約申込書記載の被保険者の契約年齢または生年月日に誤りがあった場
合には、次の方法で処理します。
① 実際の契約年齢が、この保険契約の引受対象年齢の範囲外であった場合
には、この特約は無効とします。
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② 実際の契約年齢が、この保険契約の引受対象年齢の範囲内であった場合
には、初めから実際の契約年齢に基づいて保険契約を締結したものとみ
なします。
⑶ 保険契約申込書記載の被保険者の性別に誤りがあった場合には、初めから実
際の性別に基づいて保険契約を締結したものとみなします。
(*1) この保険契約の保険期間の初日における満年齢をいいます。以下この特
約において同様とします。
第9条(保険料の返還または請求−契約年齢または性別の誤りの訂正の場合)
⑴ 当会社は、保険契約者が第8条(契約年齢または性別の誤りの訂正)⑵②ま
たは⑶の規定により、初めから実際の年齢または性別に基づいて保険契約を締
結したものとみなす場合において、保険料が正しい契約年齢または性別に基づ
いた保険料と異なるときは、その差額を返還または請求します。
⑵ 当会社は、保険契約者が⑴の規定による追加保険料の支払を怠った場合(*1)
は、保険契約者に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除するこ
とができます。
⑶ ⑵の規定によりこの保険契約を解除できる場合で、下表のいずれかに該当す
るときは、当会社は、誤った契約年齢または性別に基づいた保険料の正しい契
約年齢または性別に基づいた保険料に対する割合により、保険金を削減して支
払います。
箇 所
読み替え後
⑵ この特約がこども総合保険保険料分割払特約を付した保険契約に付帯される
場合には、こども総合保険保険料分割払特約を下表のとおり読み替えて適用し
ます。
箇 所
読み替え前
読み替え後
① 第3条(分割保険 生じた事故による傷 被った身体障害またはこの特
料領収前の事故)
害、損失または損害 約第1章身体障害担保条項第
に対しては、
2 条( 入 院 療 養 一 時 金 の 支
払)⑴の診断が行われた身体
障害に対しては、
② 第4条(分割保険 生じた事故による傷 被った身体障害またはこの特
料不払の場合の免 害、損失または損害 約第1章身体障害担保条項第
責)
に対しては、
2 条( 入 院 療 養 一 時 金 の 支
払)⑴の診断が行われた身体
障害に対しては、
③ 第5条(追加保険 生じた事故による傷 被った身体障害またはこの特
料の払込み)⑸
① 追加保険料の領収前に、身体障害を被った場合
② 追加保険料の領収前に、第1章身体障害担保条項第4条(入院療養一時
金の支払)⑴の診断が行われた場合
(*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求をしたにもかかわらず相
当の期間内にその支払がなかった場合に限ります。
第10条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第5章基本条項第1条(保険責任の始期および終期)
② 第5章第15条(事故の通知)
⑶ この特約を付した保険契約に付帯された他の特約についても⑵と同様に読み
替えて適用します。
第12条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、
普通約款およびこれに付帯された特約の規定を準用します。
① この保険契約が初年度契約である場合において、この保険契約の保険期
間の開始時から起算して1年(保険期間が1年を超えるご契約の場合に
は2年となります。) 以内に、保険金の支払事由が生じなかったとき
読み替え後
② この保険契約が継続契約である場合において、この保険契約が継続され
てきた初年度契約の保険期間の開始時から起算して1年(保険期間が1
① 第1章用語の定義 傷害または損害の発 身体障害の発生の可能性
条項第1条(用語 生の可能性
の定義)の表の
「危険」
② 第5章基本条項第 保険契約締結の際、
2条(告知義務)
払)⑴の診断が行われた身体
障害に対して
は、下表のいずれかに該当する場合には適用しません。
④ 第5章第17条(保険金の支払時期)
第11条(普通約款等の読み替え)
⑴ この特約については、普通約款を下表のとおり読み替えて適用します。
読み替え前
害、損失または損害 約第1章身体障害担保条項第
に対して
2 条( 入 院 療 養 一 時 金 の 支
第13条(告知義務に関する規定の追加)
この特約について、普通約款第5章基本条項第2条(告知義務)⑵の規定
③ 第5章第16条(保険金の請求)
箇 所
読み替え前
⑩ 第5章第18条(時 第16条( 保 険 金 の この特約第2章基本条項第5
効)
請求)⑴
条(保険金の請求)⑴
年を超えるご契約の場合には2年となります。) 以内に、保険金の支払
事由が生じなかったとき
保険契約締結(この保険契約
の異動による被保険者の追加
を含みます。以下同様としま
す。)の際、
③ 第5章第2条⑶の この保険契約によっ 被保険者が身体障害を被る前
表の③
て保険金を支払うべ に、
き傷害、損失または
損害の原因となった
事故が発生する前に、
④ 第5章第2条⑷
傷害、損失または損 この特約第1章身体障害担保
害の原因となる事故 条項第4条(入院療養一時金
の支払)⑴の診断が行われた
が発生した後に
後に
⑤ 第5章第2条⑸
発生した傷害、損失 被った身体障害
または損害
⑥ 第5章第8条(重 傷害、損失または損 身体障害または身体障害の原
因となった事由を生じさせ
大 事 由 に よ る 解 害を生じさせ
除)⑴の表の①
⑦ 第5章第8条⑵
傷害、損失または損 身体障害を被った
害の発生した
⑧ 第5章第8条⑵
発生した傷害、損失 被った身体障害またはこの特
または損害に対して 約第1章身体障害担保条項第
4 条( 入 院 療 養 一 時 金 の 支
は、
払)⑴の診断が行われた身体
障害に対しては、
⑨ 第5章第11条(保 生じた事故による傷 被った身体障害またはこの特
険料の返還または 害、損失または損害 約第1章身体障害担保条項第
4 条( 入 院 療 養 一 時 金 の 支
請求ー告知義務等 に対しては
払)⑴の診断が行われた身体
の場合)⑸
障害に対しては
別表 保険金請求書類
1.保険金請求書
2.保険証券
3.当会社の定める身体障害状況報告書
4.公の機関(やむを得ない場合には、第三者)の事故証明書
5.被保険者または保険金を受け取るべき者の印鑑証明書
6.被保険者以外の医師の診断書(当会社の定める診断書に限ります。)
7.入院日数または通院日数を記載した病院等の証明書類
8.当会社が被保険者の症状・治療内容等について医師に照会し説明を求める
ことについての同意書
9.被保険者が死亡した場合には、死亡診断書または死体検案書
10.保険金の請求の委任を証する書類および委任を受けた者の印鑑証明書(保
険金の請求を第三者に委任する場合)
11.その他当会社が第2章基本条項第6条(保険金の支払時期)⑴に定める必
要な事項の確認を行うために欠くことのできない書類または証拠として保険
契約締結の際に当会社が交付する書面等において定めたもの
注 保険金を請求する場合には、上記書類のうち当会社が求めるものを提出しな
ければなりません。
賠償責任担保条項の一部変更に関する特約
(略称:賠責一部変更)
第1条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定義に従うものとし
ます。
用 語
① アルバイト
定 義
一時的、臨時的に収入を得るために行う仕事または勉
学と両立させる形で行う仕事をいいます。
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用 語
定 義
② インターンシッ 在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した企業
プ
等内での就業体験を行うことをいいます。ただし、各
種免許交付または資格付与の条件として法令に定めら
れている実習、実地修練、実技または就業等を除きま
す。
第2条(普通約款の読み替え)
⑴ 当会社は、普通約款(*1)第4章賠償責任担保条項第1条(保険金を支払う場
合)の規定中「財物の滅失、汚損または損傷をいいます。」とあるのは「財物
(情報機器等に記録された情報を含みます。以下この担保条項において同様と
します。)の滅失、汚損または損傷をいいます。」と読み替えて適用します。
⑵ 当会社は、普通約款第4章第3条(保険金を支払わない場合−その2)を次
のとおり読み替えて適用します。
「第3条(保険金を支払わない場合−その2)
当会社は、被保険者が下表に掲げる損害賠償責任のいずれかを負担するこ
とによって被った損害に対しては、保険金を支払いません。
① 被保険者の職務(*1)遂行に直接起因する損害賠償責任
② 専ら被保険者の職務の用に供される動産または不動産(*2)の所有、使用
または管理に起因する損害賠償責任
③ 被保険者の使用人が被保険者の事業または業務に従事中に被った身体の
障害に起因する損害賠償責任。ただし、被保険者が家事使用人として使
用する者については、この規定は適用しません。
④ 被保険者と第三者との間に損害賠償に関する約定がある場合において、
その約定によって加重された損害賠償責任
⑤ 被保険者と世帯を同じくする親族に対する損害賠償責任
(*1) 被保険者が管理する財物をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*2) 被保険者の居住の用に供される住宅(*3)をいい、敷地を含みます。以下
この特約において同様とします。
(*3) 転居した場合は転居先の住宅をいいます。
第2条(保険金を支払わない場合)
⑴ 当会社は、下表に掲げる事由のいずれかによって生じた受託品の損害に対し
ては、保険金を支払いません。
① 被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為
② 被保険者が次のいずれかに該当する間に生じた事故
ア. 法令に定められた運転資格(*1)を持たないで自動車等(*2)を運転
している間
イ. 酒に酔った状態(*3)で自動車等を運転している間
ウ. 麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正常な
運転ができないおそれがある状態で自動車等を運転している間
③ 被保険者に引き渡される以前から受託品に存在した、その受託品が通常
有する性質や性能の欠如
④ 差し押え、徴発、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使。ただ
し、火災消防または避難に必要な処置としてなされた場合はこの規定は
適用しません。
⑤ 受託品に生じた自然発火または自然爆発
⑥ 偶然な外来の事故に直接起因しない受託品の電気的事故または機械的事
故
⑦ 自然の消耗または性質による蒸れ、かび、腐敗、変色、さび、汗ぬれそ
の他これらに類似の事由
⑧ ねずみ食い、虫食いその他これらに類似の事由
⑥ 被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任
⑦ 被保険者または被保険者の指図による暴行または殴打に起因する損害賠
償責任
⑧ 航空機、船舶(*3)、車両(*3)または銃器(*4)の所有、使用または管理に
起因する損害賠償責任
⑨ 屋根、扉、窓、通風筒等から入る雨、雪またはひょうによる受託品の損
壊
⑵ 当会社は、被保険者が下表に掲げる損害賠償責任のいずれかを負担すること
によって被った損害に対しては、保険金を支払いません。
(*1) アルバイトおよびインターンシップを除きます。以下この担保条項にお
いて同様とします。
(*2) 住宅の一部が専ら被保険者の職務の用に供される場合は、その部分を含
① 被保険者と同居する親族に対する損害賠償責任
みます。
(*3) 原動力が専ら人力であるものを除きます。
③ 直接であると間接であるとを問わず、被保険者がその受託品を使用不能
にしたことに起因する損害賠償責任(*4)
(*4) 空気銃を除きます。
」
⑶ 当会社は、普通約款第4章第6条(保険金の支払額)の規定を次のとおり読
み替えて適用します。
「第6条(保険金の支払額)
当会社が支払うべき保険金の額は、下表の金額の合計額とします。
① 1回の事故について、第5条(支払保険金の範囲)の表の①の損害賠償
金が保険証券に記載された免責金額(*1)を超過する場合には、その超過
した額。ただし、1回の事故について、保険金額を支払の限度とします。
② 第5条の表の②から⑤までの費用についてはその全額。ただし、同条の
表の④の費用は、1回の事故について、同条の表の①の損害賠償金の額
が保険金額を超える場合は、保険金額の同条の表の①の損害賠償金に対
する割合によってこれを支払います。
③ ①のただし書の規定にかかわらず、情報機器等に記録された情報の滅
失、汚損または損傷について、法律上の損害賠償責任を負担することに
よって被った損害に対して支払うべき保険金の額は、1回の事故につい
て、保険証券記載の記録情報限度額または保険金額のいずれか低い額を
支払の限度とします。
(*1) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し引く金額をいいます。」
(*1) こども総合保険普通保険約款をいいます。以下この特約において同様と
します。
② 受託品が委託者に引き渡された後に発見された受託品の損壊に起因する
損害賠償責任
④ 受託品について、通常必要とされる取扱い上の注意に著しく反したこ
と、または、本来の用途以外に受託品を使用したことに起因する損害賠
償責任
(*1) 運転する地における法令によるものをいいます。
(*2) 自動車もしくは原動機付自転車をいいます。以下この特約において同様
とします。
(*3) アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいい
ます。
(*4) 収益減少に基づく賠償責任を含みます。
第3条(受託品の範囲)
この特約において保険金支払の対象となる受託品は、被保険者が受託した財
物のうち、下表に掲げるものを除いたものとします。
① 通貨、預貯金証書、株券、手形その他の有価証券、印紙、切手、稿本、
設計書、図案、証書、帳簿その他これらに準ずる物
② 貴金属、宝石、書画、骨董、彫刻、美術品その他これらに準ずる物
③ 自動車(*1)、原動機付自転車、船舶(*2)、航空機およびこれらの付属品
④ 銃砲、刀剣その他これらに準ずる物
⑤ 被保険者がこども総合保険普通保険約款別表1に掲げる運動等を行って
いる間の当該運動等のための用具
⑥ 動物、植物等の生物
受託品に係る賠償責任の一部変更に関する特約
⑦ 建物(*3)
(略称:受託品賠責一部変更)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、この特約により、受託品(*1)を損壊した場合にその受託品につき
正当な権利を有する者に対して負担する損害賠償責任については、その受託品
が第3条(受託品の範囲)に規定する受託品に該当し、かつ下表に掲げる間に
損壊し、または紛失し、もしくは盗取された場合に限り、保険金を支払いま
す。
① 受託品が住宅(*2)内に保管されている間
② 受託品が被保険者によって日常生活上の必要に応じて一時的に住宅外で
管理されている間
⑧ 門、塀もしくは垣または物置、車庫その他の付属建物
⑨ 公序良俗に反する物
⑩ その他保険証券記載の物
(*1) 被牽引車を含みます。
(*2) ヨット、モーターボートおよびボートを含みます。
(*3) 畳、建具その他の従物および電気、ガス、暖房、冷房設備その他の付属
設備を含みます。
第4条(支払保険金の範囲)
被害受託品について正当な権利を有する者に対して支払うべき損害賠償金に
ついては、保険事故の生じた地および時において、もし保険事故がなければ有
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したであろう被害受託品の価額を超えないものとします。
始期前発病不担保の期間に関する特約
(略称:始期前発病不担保の期間)
当会社は、保険金支払事由の原因となった身体障害を被った時が、支払責任
の開始する日(*1)より前である場合であっても、支払責任の開始する日(*1)か
らその日を含めて1年(保険期間が1年を超えるご契約の場合には2年となり
ます。) を経過した後に保険金支払事由が生じたときは、その保険金支払事由
は支払責任の開始する日(*1)より後に被った身体障害を原因とするものとみな
して取り扱います。
(*1) 保険期間開始後一定の期間内に発生した身体障害に対しては保険金を支
払わないことが規定されている場合は、その期間の終了日の翌日としま
す。
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特 約 正 式 名 称
略 称
特 約 正 式 名 称
掲載ページ
学 業 費 用 担 保 学業費用担保特約
救 援 者 費 用 等 救援者費用等担保特約(B)
借 家 人 賠 償 責 任 借家人賠償責任担保特約(オールリスク)
携
行
品
損
害 携行品損害担保特約(B)
生
活
用
動
産 生活用動産担保特約(C)
学 校 管 理 下 外 倍 額 学校管理下外の倍額支払に関する特約
学 校 管 理 下 中 不 担 保 学校管理下中不担保特約
死 亡 ・ 後 遺 障 害 の み 死亡保険金および後遺障害保険金のみの支払特約
死 亡 ・ 後 遺、 入 院 の み 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金および手術保険金のみの支払特約
育 英 費 用 不 担 保 育英費用不担保特約
賠
責
不
担
保 賠償責任不担保特約
学 資 費 用 不 担 保 学資費用不担保特約
進 学 費 用 不 担 保 進学費用不担保特約
天 災 危 険 担 保 天災危険担保特約
特 定 感 染 症 (葬祭費用無) 特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険金および通院保険金」担保特約
特 定 感 染 症 (葬祭費用有) 特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金および葬祭費用保険金」担保特約
長
期
契
約 長期保険特約
分 割 払 (個 人) こども総合保険保険料分割払特約(一般用)
分 割 払 (団 体) こども総合保険保険料分割払特約
一 時 払 支 払 猶 予 こども総合保険保険料支払に関する特約
共 同 保 険 特 約 共同保険に関する特約
初 回 保 険 料 口 座 振 替 初回保険料の口座振替に関する特約(継続契約用)
疾 病 学 業 費 用 担 保 疾病による学業費用担保特約
医 療 費 用 担 保 医療費用担保特約(通院担保)
(医療) 特 定 疾 病 等 不 担 保 特定疾病等不担保特約
(医療) 入院諸費用・先進医療 入院諸費用保険金および先進医療費用保険金のみの支払特約
(医療) 待 機 期 間 不 設 定 待機期間の不設定に関する特約
(医療) 免 責 金 額 方 式 入院諸費用保険金に係る免責金額方式への変更に関する特約
細 菌 性 食 中 毒 等 担 保 細菌性食中毒等担保特約
熱 中 症 危 険 担 保 熱中症危険担保特約
入 院 日 数 延 長1,000日 入院保険金および手術保険金支払日数延長特約(1,000日用)
通 院 対 象 期 間 延 長1,000日 通院保険金対象期間延長特約(1,000日用)
P T A 活 動 中 不 担 保 (A) PTA活動中不担保特約(A)
P T A 活 動 中 不 担 保 (B) PTA活動中不担保特約(B)
子 ど も 捜 索 費 用 子ども捜索費用保険金支払特約
傷 害 の み 天 災 危 険 担 保 天災危険担保特約(傷害担保条項のみ)
国 内 の み 賠 償 責 任 日本国内のみ担保特約(賠償責任担保条項用)
本 人 の み 賠 償 責 任 本人のみ担保特約(賠償責任担保条項用)
条件付戦争危険免責一部修正* 条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約
入 院 ・ 手 術 医 療 入院・手術医療保険金支払特約
メ デ ィ カ ル 総 合 メディカル総合保険特約
賠 責 一 部 変 更** 賠償責任担保条項の一部変更に関する特約
受 託 品 賠 責 一 部 変 更** 受託品に係る賠償責任の一部変更に関する特約
始 期 前 発 病 不 担 保 の 期 間 * 始期前発病不担保の期間に関する特約
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* 保険証券上に表示がない場合でも自動的にセットされます。
**賠償責任不担保特約がセットされている契約を除き、自動的にセットされます。
この「ご契約のしおり」は、既に販売を停止した特約も掲載されております。
子供総合 表紙2-3.indd 21
09.9.24 10:42:13 AM
D14-41340 DIC110
D14-41340 DIC110
2010年1月1日以降始期用
学生・生徒総合保険(こども総合保険)
ご契約のしおり
ご契約者の皆様へ
この「ご契約のしおり」は学生・生徒総合保険(こども総合保険)についての
大切なことがらを記載したものです。ご一読のうえ、保険証券と共にご保存く
ださいますようお願いいたします(なお、ご契約者と被保険者(保険の対象と
なる方)が異なる場合は内容を被保険者にご説明いただきますようお願い申し
上げます。)。
もし、おわかりにくい点、お気づきの点がありましたら、ご遠慮なく代理店
または弊社にお問い合わせください。
また、添付の保険約款もあわせてご確認くださいますようお願いいたします。
事故受付
サービス
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ら
暮
再生紙を使用しています。
0717-GJ05-07168-2009年8月作成
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09.10 改定
(冊)
日動安心11
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0番
京
東
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