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富山県のコブハクチョウで 高病原性鳥インフルエンザ疑い事例
南丹畜産情報 NO.31 平成22年12月発行 富山県のコブハクチョウで 高病原性鳥インフルエンザ疑い事例が確認されました 富山県高岡市の市営動物園で飼養されているコブハクチョウ2羽が死亡し、うち1羽に おいて簡易検査キットで陽性反応が認められました。 現在精密検査中ですが、仮に高病原性鳥インフルエンザと確定されても、ハクチョウは 家きんではないため、殺処分や移動制限は行われません。 また、公園周囲10km以内の家きん飼養農場において、異常がないことは確認されて います。 再度以下の予防対策の点検と引き続きの対策の徹底をお願いします。 予防対策を再度点検しましょう! 1 防鳥ネット(防鳥対策) 破損等は直ちに補修を! ・ 野鳥の侵入を防止するため鶏舎に2cm角以下の金網を張る。 ・ 飼料置き場にも防鳥ネットを張り野鳥等の侵入を防ぐ。 2 鶏 飲 用 水 の 消 毒 機器、消毒剤等の再点検を ・ 飲用水は水道水もしくは消毒したものを給与する。 3 人・車両による伝播防止 消毒槽の消毒薬は 定期的に交換を ・ 踏込み消毒槽の設置(逆性石けん、消石灰)、手指の消毒(消毒用アルコール)を徹底する。 ・ 鶏舎周辺を消毒する(消石灰の散布)。 4 野生動物による伝播防止 ネズミやハエ等の駆除対策をしっかりと ・ ネズミの侵入を防止するため、定期的なネズミ駆除、鶏舎の補修を行う。 ・ ハエ、蚊、ゴキブリ等衛生害虫の駆除を徹底する。 ・ 鶏舎周囲に金網フェンスを張り、イタチ類などの侵入を防ぐ。 5 異常発見時の早期通報 異常がある場合は直ちに連絡を 「いつもと様子が違う」「1日に複数死亡した」「何日か連続して死亡した」等 鶏やアヒル等に異常が認められた場合は下記まで御連絡ください。 その他、本病に対して御質問等がありましたらお気軽に当所へお尋ねください。 ◎緊急時は、家畜保健衛生所まで連絡してください。 (閉庁日や夜間も転送されます) 京都府南丹家畜保健衛生所 南丹市八木町木原北東庄18 TEL 0771-42-3308 (閉庁日・夜間も対応) FAX 0771-42-5117