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防犯パトロールマニュアル

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防犯パトロールマニュアル
パトロール従事者必読
平 成
25
年
10
月
防犯パトロールマニュアル
~自らの安全は自らで守る~
静岡県警察本部
生活安全企画課
はじめに
日本では、これまで「水と安全はタダ」と言われてきました。
しかし、その言葉の意味は過去のものとなっています。そして私たちの暮らしを脅
かす犯罪も戦後最多を記録した平成 14 年時の約 63,000 件と比べ大幅に減少してきて
はいますが、県民の犯罪に対する不安感は必ずしも改善したとはいえない状況です。
県内各地では、
「自分たちのまちは自分たちで守る」という思いで、地域における
絆を深め、安全な地域社会を実現するため、たくさんの地域の皆様方が自主的な防犯
活動に取組んでおります。
取組みの例として、防犯パトロール、子どもの見守り活動や、自転車盗被害抑止の
ための鍵掛けの広報活動、
高齢者の見守りや、
寸劇、
紙芝居を用いた広報活動など様々
な活動があります。
皆様方がパトロールをしている姿やその声掛けが、地域における見守りとなり、子
どもたちにも女性・高齢者にも安全で安心な真に犯罪の起きにくい社会づくりの実現
へと繋がっていきます。
このマニュアルは、県民の皆様による自主的な防犯パトロールが安全かつ効果的に
実施されますように参考資料として作成したものです。
目 次
第1 防犯パトロールってどんなことをするの・・・・・・・・・・・3
1 防犯パトロールの目的と種類について・・・・・・・・・・・3
2 基本的な心構えについて・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3 防犯パトロールの種類について・・・・・・・・・・・・・・4
4 防犯パトロールの服装や持ち物・・・・・・・・・・・・・・5
5 防犯パトロールの具体的活動要領・・・・・・・・・・・・・7
6 活動にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・10
第2 青色防犯パトロールの実施について・・・・・・・・・・・・11
第3 防犯パトロール車両を運転する際の注意点・・・・・・・・・12
第4 トラブル防止要領・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
第5 110 番通報する時のポイント・・・・・・・・・・・・・・・16
-2-
第1 防犯パトロール
防犯パトロールってどんなことをするの
パトロールってどんなことをするの・・
ってどんなことをするの・・?
・・?
1 防犯パトロール
防犯パトロールの
パトロールの目的と
目的と種類について
種類について
防犯活動の目的は、
○
犯罪・事故・災害の被害を未然に防止すること
○
地域住民の防犯意識を高めること
○
地域の連帯感を醸成して犯罪抑止機能を向上させること
○
危険箇所を点検して改善すること
などがあります。
その目的を達成するための活動として、
①
地域住民への被害の未然防止を目的とした声掛けや防犯指導
②
非行防止や子どもの被害防止を目的とした青少年などへの声掛け
③
犯罪や事故が発生しやすい危険な場所の点検や警察などへの情報提供
④
犯罪や事故を発見した際の警察などへの通報
⑤
不審者(車)などを発見した際の警察への通報
⑥
学校周辺や通学路のパトロール
⑦
迷子や傷病者などの救護を要する者を発見した際の警察等への通報と
一時的な保護
等があります。
みなさんが行なう防犯パトロールは、
犯罪企図者に対して大きな抑止力がある一
方で、法的な権限を有する警察官が行なうパトロールとは違いますので、犯罪や不
警察に
警察に通報
審者(車)を発見したときは、絶対に実力行使はしないで、
してくださ
い。
2 基本的な
基本的な心構えについて
心構えについて
防犯(ボランティア)パトロールは、
「自分たちのまちは自分たちで守る」とい
誰
う気持ちさえあれば
愛 我
る
する
にでもできます。地域の安全・安心のための、地域住民によ
次
実施するにあたっては、
◎ 気 楽 に!
負 肩肘張
◎ 気 長 に!
短期間
知
気
堂 胸 張
がまちを見守る活動ですので、
わず、
配
のことに
を
ょ
って行ないまし
部
の生活の一
楽
として気
ょ
に取り組みまし
増
輪
えて地域安全の
う。
長 続
では、パトロールの効果は実感できないものです。気
りの子どもや地域住民も
う。
意してください。
常
らず、日
々と
に
顔
ければ、やがて
環境
が広がり、
犯罪の起きにくい
見
がつくら
れていきます。
◎ 危 険 な く!
怪我
ょ
せっかくパトロールをしても、
事故にあったり
面 無理
危険な場
では
をせず、警察に通報しまし
-3-
継続 困難
をしたりしたのでは
う。
は
です
3 防犯パトロ
防犯パトロール
パトロールの
ールの種類について
種類について
防犯パトロールにも様々な活動方法が考えられます。
地域の実情や犯罪の発生実
態 即
ス イ 合
選び ょ
★ 徒歩による防犯パトロール
ブ
緊急 態
備 2人以 2~5人 程
度 小規模 班 チ ム
空 巣 侵入
宅
幼児 小
公園
ひ
街頭
じ
歩
帽 ジャ バ 腕章 スキ 統 服装 身 付 合
啓 チ シ 配布
注 喚
★ 自動車(青色回転灯)によるパトロール
中
団体 団体名 表示 ス ッカ 貼
付 両 2人以 程度 乗
巡回
に
して、みなさんの
タ
ルに
トラ
事
、警察等への通報に
ル防止や
で
は
(
き
などの
や
ー
犯罪が多発している住
学生の通学路や
等の住民が危険や不安を感
ては、
発
ン
ー・
ラ
などを
「防犯パトロール
した車
う。
上(
)
犯罪が多発している地域
ている場所などを
・タ
上
地
等(声掛け、性犯罪)
など
が
いてパトロールをします。
一的な
し、住民への
」等(青パト
に
え、
まし
)をつくり、犯罪が多発している地域
ったくりなどの
子・
った防犯パトロール方法を
意
は
を
に
け、場
によっ
起を行ないます。
)を
した
テ
ーを
車し、
犯罪が多発している地域などを
パト
ロールします。
★ 子どもの見守りパトロール
登下 間
児童公園
人
出来
子どもの
校時
帯に学校、
子どもたちは、地域の大
ことが
戒 当
信頼 得
ぼ 旗 ホイッス
の周辺や通学路の警
に
が守ってくれているという安心感、
、地域の絆も深まります。通学路では、の
り
たります。
感を
や
る
ルの活
用が効果的です。
★ ながらパトロール
愛犬 散歩 ジョギ グ 買 物
常
無理
の
や
ン
パトロールは、日
い
愛犬 散歩
合
リ ド
ー
れているので、地域の子ども・
ー
人 軽 加
が気
に参
飼 腕章 スキ 付
中 表示 ケ ス
犬
老人
に「パトロール
コミ ケ ショ
メリッ
てパトロールをする「ながら」
なくできるので、多くの
での「わんわんパトロール」は
もあれば、
ュニ
兼ね
などを
生活のなかで
することができます。
の
、
」と
などと
ンをとりやすいという
トがあります。
-4-
い主が
する
やタ
ー
を
ける場
もあります。
を連
(1) 服装
4 防犯パトロール
防犯パトロールの
パトロールの服装や
服装や持ち物
昼 夜間 問
合
防犯パトロールを実施する際には、
団体
で実施してください。
ょ
実施しまし
・
を
として活動する場
蛍光色 立 服装
統 服装
わず、
等の目
は、活動しやすい
つ
一的な
で
う。
そうすることで
告
犯罪を行なおうとする者や不審者に警
中
地域の皆さんにパトロール
身 交
みなさん自
を
を発すること
ピ
であることをア
ールすること
通事故などから守ること
につながります。
(2) 持ち物
▲ 懐中電灯・
懐中電灯・ペンライト
夜間
回避
懐中電灯ペ イ
照明具 携
ょ
パトロールの際は、実施効果を高め、
危険を
の
するために、
を
行しまし
ンラ
ト等
う。
▲ 防犯
防犯ブザー
ブザー・
ブザー・ホイッスル
仲間 身
じ
来
囲 知
携
ク 忘
自分や
の
ないときに周
を
に危険を感
に
らせるために
行しまし
したが
う。
出
チェッ
づくことが
などの
れずに。
▲ 携帯電話
携帯電話機
機
仲間 絡
ょ
との連
し
撃 近
ょ 電池残量
たときや、
犯行を目
急隊
や警察・救
手段
等への通報
携 電話 携
として、
帯
を
行しま
う。
▲ デジタルカメラ
中 覚 問題 写 撮影
説明
易
余 紛議
十 配
撮影
ょ
パトロール
に発
する際に安
には
分
した
箇所を
真
になります。 分な
意をして
をしまし
関係 関
プ イバシ
などしていれば、
を起こさないように
機
ラ
ー
う。
▲ メモ帳
メモ帳・筆記具
ょ
犯罪、
不審者を発見したときや危険箇所を発見したときに記録しまし
▲ パトロール
パトロール日誌
日誌
結
コ ス
中 付
引 継ぐ
パトロールの
ー
を
き
残
果については、必ず記録を
、パトロール
に
に気
間
残 次 人 注 項
しまし
いたことなどの記録を
層
ことでパトロールが一
-5-
ょ
う。
う。実施した時
し、
の
効果的なものになります。
に
や
意事
~ショートブレイク~
ショートブレイク~
割 窓理論=ブ ク ウイ ドウ理論
軽微
徹底
締
凶悪
出来
理論 簡単 説明
割 窓
人
じ
丈夫
数 増
理論
小
軽視
徹底
締
「
れ
ロー
な犯罪も
るとする
という
ン
ン
的に取り
」について
まることで
。
に
れた
を見た
含
犯罪を
めた犯罪を抑止
すると
が、
「この場所は防犯に
と感
、犯罪を起こしても大
発生
が
配慮
ではないかと考えるから犯罪
える
です。
さな犯罪でも
していない」
しないで
的に取り
凶悪
まることによって、
犯罪
をも防止できると考えられています。
米国 ヨ ク市 ジ リ 市長 理論 応
下鉄
落書
徹底
締 結 殺人 強
治 回復
げ
割 窓理論
ビジネス
ケ ス
知
東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾート
東京デ ズ リゾ
ク
ろ
ペ キ 塗 直 破損 修繕
次第頻繁
業
員
来客 ナ
功
ニュー
ー
きなどを
少し、
安
的に取り
ュ
アーニ
まった
に劇的な成果をあ
さらにこの「
活用される
では
れ
ー
日本でよく
果、
ン
の
用し、地
の
盗などの犯罪が大幅に減
」は、防犯上だけではなく、
においても
も少なくありません。
られているのは、
」
ニー
り
・
を
たとされています。
「
ィ
がこの
ートでは、パー
しや
だけでなく、
箇所の
のマ
内のささいな傷をお
を見つけ
ーも向上させることに成
-6-
そかにせず、
に行なうことで、従
しています。
巡回
環
5 防犯パトロール
防犯パトロールの
パトロールの具体的活動要領
境
犯罪の起こりやすい地域を
して犯罪の抑止を目指すか、
危険箇所を点検して
領 異
メ バ 間 共
改善を目指すか、パトロールの実施目的によってその活動要
「今
日のパトロールは○○を
重
」
点的にしよう ということを
切
た目的意識を持ったパトロールを行なうことが大
が
ン
なります。
ーの
で
通し
です。
別添
計画表
○ 犯罪の未然防止のための声掛けや子どもの被害防止のための防犯指導
間
元 署 交番
態 沿 間・ 選定
下
下
人
挨拶
嫌
相手
顔 覚
戒
遠ざ ょ
● 公園 遊び 異常
放課
遊
戒
夕
遊
早 帰宅 促 ょ
恐喝
イレ 植込 裏側
悪
光
ょ
●
人 両
人物
両
確
下 間 重
人 付
!
ょ
(
実施時
域の実
・場所は、地
に
った時
防犯パトロール
の警察
や
場所を
から地域の犯罪情報等を参考にして、地
してください。
犯罪を行なおうとする者は、現場を
ら
見します。
されたり、声を掛けられたりすることを
としては、
「見られている。
で犯罪者を
けまし
を
見した際に、住民や通行
か
います。
えられた。
」と警
するので、見せる活動
う。
などの
場に
はないか
後、子ども達が安心して
どもが
を参考としてください)
んでいたら、
べるよう、警
めの
場所となりやすいト
を
や
しまし
みの
や点検が必要です。
う。また、
など見通しの
暮れ時に子
や性犯罪などの被害
い場所にも目を
らせまし
う。
子どもに声を掛けている
不審
や不審車
・車
はないか
がいないかなど、子どもや地域の安全を
校時
帯は
点的なパトロールが必要です。車内から子どもに声を掛けたり、子
どもを
目の
かない場所へ連れて行ったりしている不審者を見かけたら、子ども
に「こんにちは
」などと声を掛けてみまし
う。
○ 非行防止を目的とした青少年などへの声掛け
次
為
注 聞
相手
名 名前 聞
ぬ ブ
公園 コ ビ 店先
加 ょ
青少年に対しては、
のような行
意してください。その際、少年達が
ください。
いくら
トラ
態度
然とした
意を
は、す
かない場
ぐ
に
注
で声を掛け
110
番
通報して
、
などを
くことは、のちのち少年達や保護者と思わ
ルとなることがありますので気をつけてください。
や
ン
えまし
あります。
●
●
●
●
毅
合
を見かけたら、
が子どもだからといって、
実力行使は絶対に止めてください。
また、少年達に学校
トに
登
保するために、
ニの
など、
少年のたまり場となっている場所をパトロールルー
飲酒 喫煙
2 人乗
放置
他
念 照
少年達が、
・
自転車などに
このまま
その
制
う。少年は、パトロールをしている姿を見せるだけでも抑
良 為
などの不
行
りしているとき
をしているとき
遭 可
為
すれば事故や犯罪の被害に
、社会通
に
適切
らして
う
でない行
-7-
能性があるとき
をしているとき
効果が
○ 犯罪や事故が発生しやすい危険な場所への点検や警察などへの通報
誘
切
皆さんの周りには、犯罪や事故などを
危険箇所を点検するのも防犯パトロールの大
●
灯 設置
暗 道 ひ
団
宅街
町並
● 廃屋 空 家
廃屋 空 家
良
ょ
● 落書
投棄
落書 投棄
割 窓
環境 悪化
防犯
の
い
路は、
チカ
家庭 門灯 灯
ンなどが発生するおそれがあります。
では、
各
が
を点
明
するだけで犯罪の起きにくい
みとなります。
まし
異常
、
き
などに
や
き
などは、犯罪の
り、不
はないか
温床
恐
少年のたまり場となる
放火
働
になりやすい場所です。また、
管理
れもあります。
された
者などに改善を
きかけ
う。
きや不法
きや
「
な活動の一つです。
い場所はないか
ったくりや
地などの住
るい
暗
が必要な
?
発する危険な場所はありませんか
れ
はないか
ゴミ 放置
モ
増加
された
、
」となって、その地域の
の
は犯罪の
放
低下 環境 悪化
早 措置
自転車等を
ラルが
っておくと、これらが地域の
し、
に繋がりますので、地域で
も
します。
めに
ょ
しまし
う。
○ 犯罪や事故を発見した際の警察などへの通報
遭遇 合 人任
積極 110番 119番
撃 間
メモ
犯罪現場や事故現場に
的に
した場
、
そして、目
は、
せにすることなく
通報してください。
した時
や状況等を
● 110番
しておいてください。
慌
通報の際は、
係員
てることなく
質問 順序 応
からの
に
よく
えて
ください。
●
表示
町名番
近
名 設 建物
標
交 標 支柱 表示
番号
交 信号 制御柱 表示
番号
電
NTT 電柱 表示
番号
教
● 境 携 電話 110番 合 他
合
他
常 話
住居
・
がなく、
くにある有
・
「
通
識」の
・
「
通
機の
・
を
地が分からない時は、
な施
や
に
などの目
してある
」に
力会社や
の「
してある
」に
してある
えてください。
県
での
帯
による
もありますが、その様な場
すので、通
通り通
の場
でも、
してください。
-8-
には、
部
ぐ
県の警察本
県警察から本県警察へす
合
に掛かる場
絡
に連
されま
○ 不審者に遭遇したら積極的な声掛けを
遭遇
度 尋問調
応
ょ
110番【 】
実際に不審者に
で、
にならないように対
そして、迷わず
●
●
●
をしまし
警察
う。
大きな声で「こんにちは」とあいさつ
何
離
短 説明
振 返 確認
自分たちは
者かを
不審者から
れた後も
く
り
って
極端 嫌
断念
ろ逃げ出 合
メモ 直
顔
に
を見られた」と思い犯行を
人相 服装 逃走
、
、
います。声をかけられたことで、犯罪者
することもあります。
また、不審者に声をかけたとこ
ずに、
態
然とした
へ通報してください。
犯罪者は声をかけられることを
は「
毅
したとき、あるいは声をかけられたときには、
した場
方向などを
して、
追
には、
捕
いかけて
絡
ちに警察に連
まえたりせ
ょ
しまし
う。
○ 迷子や傷病者などの救護を要する者を発見した際の通報と一時的な保護
負
無 確認
直 110番 119番
ょ
急隊員 到着 待 間 負
応急 処置
ょ
傷者の有
警察官や救
を
するとともに、 ちに
の
を
つ
、
傷者には
-9-
、
救護
通報をしまし
を施しまし
う。
う。
6 活動にあたって
活動にあたっての
にあたっての留意事項
■ 防犯知識を身につける
講習 加
知 身
ょ
ホ ムペ ジ エスピ
メ
チェック
新
傾
策 頭 入
ょ
警察などが行う防犯
また、警察の
最
ー
の犯罪発生
会に参
ー
して防犯
、
「
識を
ーくん安心
向や被害防止対
を
に
につけまし
う。
ール」などを
れておきまし
して、
う。
■ 声掛けは、肩肘を張らない挨拶から
ござ
嫌
人 悪
人以外
合
「おはよう
います」
「こんにちは」と声をかけられて
な気分になる
は
いことを考えている
ずです。地域のみなさんが声をかけ
いないは
うことにより、地域の
連帯感が生まれます。
■ 少年に対する時は、「健全育成の精神」を忘れずに
頭ご 怒 我 諭
優 接 ょ 寂
愛
人
待
忘
少年を
なしに
らず、
況の少年が、 情のある大
が子に
すように
からの声かけを
しく
しまし
っていることを
う。
しい状
れないでくださ
い。
■ 警察等への通報・連絡は早めに
明
ょ
早 早 ほ
直
らかに罪を犯そうとしている不審者を発見したときは、 ちに警察に通報し
まし
う。警察への通報が
ければ
い
拡
ど、被害の
挙 確率
大防止と検
の
は高
くなります。
■ プライバシーを尊重し、パトロールで知り得た情報は他言しない。
中
入
中
他人 知
誰
家庭 干渉
中 知 得 他人 プ イバシ 他
秘密
ょ
パトロール
は
に
には、地域の様々な情報が
られたくない情報も。 もが自分の
です。
パトロール
りまし
に
り
た
の
等には
ラ
ーは
に
されたくないもの
言することなく
は守
う。
■ 交通事故には気をつける。
夜間 夜光ベス 反射板
運
は
動し、
ってくるかもしれません。その
トや
立 服装 集団
十 注
ょ
をつけるなど、できるだけ目
交
転者から見えやすいように心がけ、
通事故に
■ パトロール後には仲間同士で情報交換を
終
結
共 認
可
出来
ただパトロールして
危険な場所の改善、
ロールが
通
分
ることになります。
- 10 -
で、
意しまし
交換
わりではなく、 果について情報
識でのパトロールが
つ
で行
う
をすることにより、
細
能になる等、より
やかなパト
第2 青色防犯パトロール
青色防犯パトロール活動
パトロール活動について
活動について
常
通
色回 灯 装備
色
、自動車に青
ていますが、警察に青
色
れば、青
色
青
転
を
走
して自動車を
団体
防犯パトロール
申請
出来
として
防犯パトロール活動を実施することが
証明書
し、
「
で
止され
受
」の発行を
け
ます。
定義
地域の
地域の防犯のため
防犯のため、
のため、自主的な
自主的な防犯パトロール
防犯パトロールを
パトロールを
行なう団体
なう団体が
団体が、その手段
その手段として
手段として、
として、青色回転灯を
青色回転灯を
装備した
装備した自動車
した自動車で
自動車で行なうパトロール
なうパトロールを
パトロールを行なう
防犯パトロール活動の
律 禁
行させることは、法
は、
となっています。
青色防犯パトロール活動の効果
夜間、青色が目立つ
犯罪抑止効果に最適
機動力があり広域な活動
申請の対象となる団体
が可能となります。
団体の区分
主な名称等
①県
自治体(県、市、町、教育委員会)
② 市町
県知事、警察本部若しくは警察署長又は市
③ 町長(以下「県知事等」とする。)から防犯活 地域安全推進協議会、少年警察ボランティア、地区防犯協
動の委嘱を受けた団体
会、自主防犯ボランティア等
県知事等から委嘱を受けた者により構成さ
④ れる団体
⑤ 地域安全活動を目的として設立された民法
公益法人
第34条の法人
⑥ 地域安全活動を目的として設立された特定
非営利活動促進法第10条第1項の法人 NPO法人
⑦ 地方自治法第260条の2第1項の市町長の
地縁による団体
認可を受けた地縁による団体
⑧ 上記①~⑦から防犯活動の委託を受けた
委託業者等(警備業者など)
者
青色防犯パトロールの実施方法
① 青色回転灯は、自動車の屋根に1個又は1体のみ装備することとし、マグネット等による着脱式が主流です。
② 自主防犯パトロールの実施時以外では、回転灯を点灯させないようにしましょう。(移動時のみは×)
③ 自動車の車体に団体の名称及び自主防犯パトロール中と記載されているマグネットシートを貼付ましょう。
④ 使用する回転灯は、光源が点滅するものではなく、回転式の構造でなければなりません。
⑤ 回転灯を点灯させて運転する際は、標章を自動車の後方から見えるように掲示しましょう。
⑥ パトロール実施中は、当該自動車に乗車する方のうち1人以上は、パトロール実施者証を携行するようにしましょう。
⑦ 申請したパトロール活動地域以外では、青色回転灯を点灯してはいけません。
⑧ パトロール実施者証所持者は、おおむね2年毎に青色防犯パトロール講習を受講するようにしましょう。
- 11 -
第3 防犯パトロール
防犯パトロール車両
パトロール車両を
車両を運転する
運転する際
する際の注意点
①
パトロール中は模範運転に心がけましょう。
運 中 常
装 交 規
転
等
②
は、
通法
人 運
模範運
に周りの
に
に従った
ょ
転に心がけまし
だろう運転はしない!
避
「
ろ
けるだ
ろ
う」
「止まってくれるだ
転
を
した車
つながりやすいので、
③
を
分
的な
転する場
意、自
に
ート
着
ルトの
う。
飛び出
う」
「
御 運
色回 灯 装備 両 運
合
十 注 制 努
は行なわず、
「かもしれない」と防
青
シ ベ
転を見られていることを意識し、
ろ
さないだ
ょ
予測運
転に心がけまし
は、意識が
予測運
う」等の
転
う。
転に
めてください。
心にゆとりを持った運転を。
交
原因
予 計画 準備 早
ょ
気持ちのあせりやいらだちは
間 余裕
心と時
出
に
④
に
通事故の
がもてるように
発するように心がけまし
め
の一つです。
的に
し、
め
う。
交差点では、必ず徐行または一時停止して左右の安全確認を。
交差
交
特 信号
交差
悪 交差
徐
停 同乗 携
確認
進
ょ
点は、最も
に
必ず
機のない
行または一時
してから
⑤
通事故が多発する場所です。
点、見通しが
止し、
行しまし
い
者と連
点では、
して安全を
う。
運転者は携帯電話を使用しない。
運 中 携
運
団体間
停
転
を
の
転する時は、
通報や
実に
⑥
電話
道 交 禁
携 電話 電源 切 ド イブモ ド
ょ
絡
合 同乗
出来
絡
ょ
帯
で連
車させて連
の使用は、
路
通法で
帯
を
るか
の
が必要な場
をしまし
車間距離を適正に
は、
止されています。防犯パトロール車
ラ
ー
にしまし
者にまかせ、それが
う。警察への
確
ないときは、
う。
事故を回避する運転を。
追突
間距離 十 漫 運
天候 面
態 十 慮 先 両 急停
停
間距離
運
ょ
重
無理 追 追 越
事故の多くは、車
状
を
分考
転しまし
の不
し、 行車
う。また、
が
分と
然
転によるものです。
車しても安全に
大事故につながりやすい
にしてはいけません。
- 12 -
車できる車
な
いつき
や路
の
を保持して
い
しは絶対
- 13 -
第4 トラブル防止要
トラブル防止要領
防止要領
トラブル
例1
車上ねらいが多発している駐車場に入り、パトロールをしていたら、不審者と間
違えられ、管理者などから抗議された。
☆
・
ブ 回避
トラ
ル
構
のための心
え
前 承諾 勝手 他人 駐
出来
十 注
前 説明 承諾 得
ょ
明示 服装 腕章 着
ょ
犯罪防止のためのパトロールでも、事
敷 入
管理
団体
などの
地に
・
所有者や
・
防犯(
トラブル
の
なしに
ることは
ませんので、
分に
者などに事
に
し、
を
)パトロール等と
した
、
に
の
車場
意してください。
ておきまし
を
う。
用しまし
う。
例2
違法駐車車両のフロントガラスに「駐車違反」と記載したチラシをテープで貼っ
たら、
「何の権限があってこんなことをした。
」などと抗議された。
☆
ブ 回避
構
駐 反 両
チ シ 貼
プ 剥
プ 糊 部 残
賠償問題 展 可
トラ
ル
車違
ー
が
車
のための心
え
出来
を発見しても、
ラ
等を
るなどのことは
がれなかったり、テー
の
の一
が
とになり
に発
する
ません。テ
損
ったりし、車を傷
反 両
能性がありますので、
違
車
するこ
は警察に通報
してください。
トラブル
例3
公園で高校生が喫煙していたので注意し、高校生からタバコを取り上げた。
☆
ブ 回避
喫煙
トラ
構
飲酒
バコ
げ
人 身 廃棄
ル
未成年者が
のための心
したり
未成年が所持するタ
得
して本
自
に
え
律 禁
することは法
を取り上
で
止されております。
しかし
合 説
ることはできませんので、
その場
は
させるようにしてもらうとともに、
警察に通報してく
ださい。
- 14 -
トラブル
例4
パトロール中、不審な人がいたので声をかけたら突然逃げ出したので、皆で追い
かけ、数人で肩を押さえて捕まえた。
☆
ブ 回避
トラ
ル
構
逃げ出
合 人相 着衣 逃走
のための心
え
行動が不審だったり、
できません。その場
強制
速
したからといって、
は、
、
、
的に取り抑えることは
方法などを
110番
やかに
通報
してください。
トラブル
例5
パトロール中、隣人から「隣の人を最近目にしない。雨戸も閉まったままだし、
変だ。
」との訴えを受けたので、確認するためにその家に入った。
☆
ブ 回避
トラ
ル
構
のための心
明
たとえ、不審点が
え
合
らかな場
他人
であっても、
無断 立 入
の住居内に
で
ち
る
ことはできません。おかしいと思ったら、警察に通報してください。
トラブル
例6
パトロール中、電柱に広告用のチラシを貼っていたので、剥すように注意したが
聞き入れず、そのチラシを剥がして破り捨てた。
☆
ブ 回避
構
相手 承諾 チ シ 破 捨
電柱 チ シ 看板 貼
トラ
ル
の
のための心
なしに
等に、 ラ
や
ラ
え
等を
り
などを
律 反
てることは法
違
となります。
110番
っている者を発見したら、
警察に通報してください。
- 15 -
などで、
第5 110番通報
110番通報する
番通報する時
する時のポイント
撃
事件・事故を目
ます。
手 説明
、気が動転して、上
110番 受理 信 令室
ゆ
説明
警察への
吸
を
おいて、
①
合
した場
する通
っくり要点を
指
に
合
できない場
次
では、
質問
のような
番 初
喧嘩 痴漢
最
「
容
に、通報内
」
「
呼
をしますので、一
してください。
事件ですか?事故ですか?
一
があると思い
質問
容 簡単 教
が「事件」なのか「事故」なのかを
交
」
「不審者」
「
通事故」などと通報の内
します。
を
に
えてくださ
い。
②
場所はどこですか?
若
質問
市区町名 立 建物 著名 標 教
通報の場所
しくは事件等の発生場所を
や目
③
つ
、
目
を
します。
えてください。
いつですか?
間 質問
今
1 間 前
判断 近隣 署及び
事件・事故等が発生した時
走
「たった
です」
「
しているかを
④
時
を
します。
くらい
し、
教
です」と
警察
人
えてください。犯
絡
警察官に連
逃
がどこまで
をします。
犯人の特徴や逃げた方向について教えてください。
男
人
ナ バ
【完
区別
身長 服装 特徴 教
逃走
逃走手段 バイク 徒歩
バイク
プレ 番号 教
ナ バ
部
変
】
女の
、おおよその年齢、
犯
の
方向や
ン
ー
ート
全な
ン
➄
、
(車、
も
などの
、
を
えてください。
)
、自動車・
合
等の場
えてください。
ーでなくても、一
だけでも大
参考になります。
被害の状況やけが人の有無について教えてください。
交
主に
人 無
急 レッカ 手配
通事故では、けが
ください。救
⑥
車や
の有
種 名 破損
や事故車の車
ー車の
氏名 電話番号 質問
通報者(あなた)の住所、
外部 漏
情報は、
に
・車
・
教
状況などを
えて
の必要性などを考えます。
あなたについて教えてください。
人
は、
、
等を
れることはありません。
- 16 -
名前 個
します。通報者の
等の
~参考~
参考~
間計画表
月
「○○月・防犯パトロール計画表」
日 曜
2
3
4
5
火
水
木
金
加希望
参
※
実施場所
実 施 時 間
1 月
○
午後○時○○分~○時○○分の間
午後○時○○分~○時○○分の間
午後○時○○分~○時○○分の間
午後○時○○分~○時○○分の間
午後○時○○分~○時○○分の間
○○1・2丁目地区
○
○
パトロール隊
パトロール隊
集合場所
責任者・電話
○○交番前
○○駅前商店街
○○商店街
○○交番前
○○交番前
○○交番前
○○交番前
○○1・2丁目地区
○○3・4丁目地区
当 責任 電話 絡 願
間計画表
関係 前 配付
継続
下
者は、
日の
この様な「月
ロールを
者に
連
を
」を作成し、
的に実施して
桜田太郎○○○○ー○○○○
山田一郎○○○○ー○○○○
田中花子○○○○ー○○○○
中村一郎○○○○ー○○○○
桜田太郎○○○○ー○○○○
います。
者に事
に
計画
するなどし、
的なパト
さい。
計画表
実施
「防犯パトロール実施計画表」
○
項
目
内
実 施 日 時
午
○月○○日
・
目地
駅前交番横
桜田太郎
(TEL○○○○ー○○○○)
ユ ホ ム 帽
ブザ
服装 携 品
※
間
後○時○○分の
○○○
責任者及び参加者
そ の
容
パトロール隊
パトロール隊
3 4丁 区
○○
場 所
・
○
~午
後○時○○分
実 施 地 域
集合
○
ニ
行
ー
・
・防犯
他
名
○○
スキ 運 靴 懐中電灯 携 電話
笛 メモ 筆 具
子・タ
ー・ 警
・
動
・
・
用紙・
・
記用
帯
等
他
計画表
この様な「実施
加 配付
」を作成し、参
下
パトロールを実施して
者に
さい。
- 17 -
計画
するなどし、事故のない
的な
結 絡メモ
実施
果連
「防犯パトロール実施結果メモ」
○
項
目
パトロール隊
パトロール隊
容
20
平成
午
年○月○日
~
後○時○○分
間
○時○○分の
1 2丁 区
実 施 場 所
○○
・
目地
加人員 桜 田 太 郎
公園
利
結
区
他 名
喫煙
寄
者・参
・ ○○
実 施
○
内
実 施 日 時
責任
○
内で高校生が
・ 自転車
果
○○
用の女性やお年
・ ○○地
注
していたので
ひ
りに、
意した。
注 喚
ったくりの
意を
起
の安全点検を実施
・
2丁
・ ○○
連
徊
絡 項
事
絡メモ
この様な連
交番
出 下
して
目○○
所に
を要
を作成し、パトロールの
等の警察官を通
して提
男 徘
は、 通りも少なく不審者な
が
3丁 番付近 街 灯 無 暗
区役 設置 請 予定
結
係 出 下
じ
係
出 依頼
ファックス 利
○○
○
(
地
していると、地域住民から情報があった。
・
※
番 付近 人
目○○
て防犯
への提
さい。
)
- 18 -
には、
する
路
も
いので、
○
。
果を生活安全
を
く、
に提
したり、
して
さい。
等を
用
Fly UP