真鯛のアマニ西京利休焼き

第４回アマニセミナー
プロ伝授！アマニ粒でおいしく健康に
真鯛のアマニ西京利休焼き
ローストアマニ粒 …5g
※アマニペースト…20g
醤油…小 1
だし…大 4
白味
…60g
砂糖…2g
淡口醤油…2g
（仕上げ用）
ローストアマニ粒 …適量
●アマニペースト
アマニ油…大 3
ローストアマニ粒 …15g
（1）アマニ西京味
を作ります。
利休焼きは本来はゴマを使って焼く料理のことです。ですから西京利休焼きといえば、ゴマ味
を使う
わけですが、ゴマに換えて ローストアマニ粒 を使うわけです。
ご家庭では、さきほどのアマニ野菜味 に比べると、もう一手間かかるお料理ですが、基本さえ憶え
ていただければ応用できます。鯛でなくてもいいですし、牛肉、鶏肉、豚肉の肩ロースなどでもできます。
（2）白身の魚 80 ∼ 90g にアマニ西京味
（3）魚グリルでゆっくり焼く。
をつけて、
半日寝かせます。
（4）仕上げに ローストアマニ粒 を振りかける。
このアマニ西京味
に魚をつけて半日寝かせます。味
づけはよくカーゼにくるみますが、ここではそ
れはせず簡単にします。
お料理が好きな方でしたら、夜のうちにつけておいて、朝、お弁当のおかずににさっと焼いて使えま
すし、朝つけておけば、晩ご飯でおいしく食べられます。
また、つけた魚をポリ袋に入れて冷凍すれば、使いたい時に出して簡単に調理できます。
この料理の大きなポイントは、火を入れることでアマニの苦味をむしろ引き出していることです。このかすかな苦味が、脂っこい魚でもおい
しくあっさりと仕上げてくれるのです。
味
は魚につけて焼くとこげやすいのですよね。それは味
が濃いからこげるわけですが、このようにサラサラとしたアマニ西京味
くらい
だとこげにくいです。
この魚は、十分火を通して焼いています。そうすると普通はパサパサになりがちなのが、アマニ西京味
によってしっとりとして、パサパサ
しにくくなります。
スーパーで買ってきた鶏肉を、パックのままアマニ油に 1 時間くらいつけておくと、鶏肉もやわらかくなります。
いかがですか、ほのかな苦味があることが分かりますか。大人になると味の嗜好の中に苦味というものが入ってきますが、その苦味をアマニ
で出すことで、普段のお料理も味わいが格段に深くなります。
レシピ監修 ハルヤマシタ東京 エグゼクティブオーナーシェフ 山下 春幸