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環境Field Report 2007
環境Field Report 2007 環境 Field Report 目 次 ■環境経営者からのメッセージ ------------------------------------ 2 ■事業活動との関わり ------------------------------------ 3 ■環境マネジメントシステム ・環境への取組み ・環境管理推進体制 ・環境マネジメントシステム監査 ・法的要求事項等の順守 ・環境コミュニケーション ・環境教育 ■環境目標と実績 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 4 5 5 6 6 6 ------------------------------------ 7 ■環境パフォーマンス ・電力使用量の削減 --------------------------------8 ・ガソリン使用量の削減 --------------------------------8 ・コピー用紙購入量の削減 --------------------------------- 9 ・廃棄物の再資源化/リサイクル推進-------------------------------9 ・グリーン調達の推進 --------------------------------- 10 ・環境ISO支援サービスの提供 --------------------------------- 10 ■社会貢献活動 ・清掃活動 ・集める活動 --------------------------------------------------------------- 11 12 ■環境会計 ------------------------------------ 13 ■環境活動推進項目 ------------------------------------ 14 (アンケート) 本報告書は、以下の対象範囲、期間における環境保全活動を中心にまとめております。 ・対象範囲 : 株式会社富士通エフサス (全事業所) エフサス・クリエ株式会社 (全事業所) 富士通ユニティ労働組合 (中央本部及び全支部) ・対象期間 : 2006年4月1日 ~ 2007年3月31日 1 環境経営者からのメッセージ -2006年度の環境活動を終えて- 当社は地球環境問題を経営上の重要課題と認識し、2000年3月 には世界標準であるISO14001の認証を取得し、主に省エネルギー活動 を推進し、「地球温暖化防止」に努めてまいりました。 2006年度の活動におきましても富士通グループ企業の統一目 標であります、「CO2排出量の削減」を目標に「電力使用量、コ ピー用紙の購入量、ガソリンの使用量」の削減、「紙リサイクルの 推進」を積極的に取組みました。 その結果、課題でありましたCO2の排出量は低燃費車導入やエ コ運転活動の推進によって大幅なガソリン使用量の削減が実現し、 目標比15%を越える削減を達成することが出来ました。電力使用量 株式会社富士通エフサス /コピー用紙の購入量につきましても達成することが出来ました。 電力使用量で見ますと夏場の「クールビズ活動」冬場の「ウォーム 環境担当役員 ビズ活動」が削減に寄与したと捉えています。また、コピー用紙に 経営執行役 河合 邦明 おきましても情報セキュリティを配慮した電子化による保管や会議 資料の配布削減に努めた結果だと考えます。しかし、本来業務の目標であります「ISO支援 サービス」につきましては大変残念ですが目標を達成することは出来ませんでした。 一方、本業と離れた「社会貢献活動」におきましては「事務所周辺地域の清掃」が活動の中心 ではありますが、地域の行政や住民の皆様方と一緒に「共に汗を流す活動」ができたと思います。 今後は「家庭でのエコ活動」「身近な自然の保護」および「集める活動」に目を向けて、一人 ひとりが環境改善を意識した積極的な活動を行なってまいります。 2007年度の環境活動は富士通グループの一員として新しく始まる「富士通グループ第五期 環境行動計画」に準ずるとともに新にITC(インフラテクノロジセンター)組織を加え推進致します。 また、環境における「法順守」を始めとする「コンプライアンス」や「社会的責任」を果たす 企業として「The FUJITSU Way」を基本に「地球にやさしい企業」を目指してまいります。 当社は ~お客様にとって一番の価値を共に創造する~ のスローガンもと、お客様のITイン フラの「安心・安全・安定」を担うリーディングカンパニーとして業界を始め、お客様やステー クホルダの皆様に期待され、お応えできる企業を目指して全社員が一丸となって「環境経営」を 実践していく所存でございます。 尚、「環境 Field Report」として発刊3年目となりますが、皆様からの忌憚のないご意見、ご 感想がいただければ幸いです。 グループ会社 株式会社富士通エフサス 株式会社富士通エフサス 情報サービス事業 情報サービス事業 エフサス・クリエ エフサスネットワーク ソリューションズ サポート事業 サポート事業 トータリゼータ エンジニアリング エフサス・ テクノ東海 エフサス・テクノ 2 テルシイ エフサス・ テクノ関西 エフサス・ 富士通 テクノ北陸 エフサス太陽 事業活動との関わり 当社では、資源やエネルギーを使用し、さまざまな形でお客様へ環境に配慮した商品・ サービスをご提供しています。このような環境に配慮した事業活動を通して、当社はもと よりお客様の環境負荷の継続的改善を図っています。 【当社の事業活動に関わる環境負荷は以下の通りです。】 INPUT INPUT 事業活動 事業活動 情報サービス 情報サービス ・システムの ・システムの 企画から運用 企画から運用 ・ソフト販売 ・ソフト販売 ・機器販売等 ・機器販売等 ・電力 ・ガソリン ・コピー用紙 ・オフィス用品 ・保守用部品等 ・工事用部材等 サポートサービス サポートサービス ・保守サービス ・保守サービス OUTPUT OUTPUT お客様に ・サービスの提供 ・製品の納入 廃棄物 ・紙ごみ ・廃棄部品 ・廃棄部材等 排気ガス ・一般事務管理等 ・一般事務管理等 環境への影響 ■地球資源の枯渇 ■地球温暖化 ■大気汚染 □騒音・振動 ■廃棄物増加 □熱帯雨林の減少 □オゾン層破壊 □土壌汚染 (■印は、当社の活動において特に関連が深い環境影響です) 環境活動のあゆみ 「地球温暖化ガスCO2を考慮」(2007年度~2009年度) CO2排出量の更なる削減 富士通第五期環境行動計画に準じた活動への取組み CO2を考慮(2005年度~2006年度) 社会貢献活動 富士通統合EMS参加 ビジネスの拡大 (2002年度~2004年度) 環境関連ビジネスの展開 すぐにできることから(1999年度~2001年度) 紙/電力の使用量削減 他 3 集める活動 環境マネジメントシステム 環境への取組み 当社は、1999年から全国のすべての拠点及び関連事業所を含めて環境保全活動を推進 し、国際規格であるISO14001の認証取得しました。 取組みの始めは、「身近にできること、無駄を見直す」ことを取りあげて開始しました。 2002年からは、省エネ・省資源などの他に「環境に配慮した商品」の提供を行いお客様の 環境活動との連携等を図りながら推進してきました。 また、富士通グループの『富士通統合EMS』に参加 継続的改善 した2005年度からは「地球温暖化防止」を中心テーマと してCO2削減に向けた活動を推進し2006年3月には新た に海外子会社を含めたグローバル統合認証を取得しました。 マネジメント 2007年度からは「富士通第5期環境行動計画」に レビュー 準じた環境活動を開始しました。 【認証範囲】 環境方針 計画 登録証番号 EC98J2005 D-48 【認証機関】 JACOおよびDNV 【関連事業所】 エフサス・クリエ株式会社(全事業所) 富士通ユニティ労働組合(中央本部及び全支部) 点検 実施 及 び 運用 環 境 方 針 当 社 は、富 士 通 グループの一 員 として、地 球 環 境 保 全 が人 類 共 通 の最 重 要 課 題 と認 識 し社 会 の発 展 に貢 献 するとともに、ITライフサイクル全 般 のサービスを提 供 す る企 業 として、環 境 の保 全 と改 善 に向 けた取 り組 みを継 続 的 に推 進 します。 1.地球にやさしい企業経営 ■ 循 環 型 社 会 の実 現 に向 けて、事 業 活 動 に伴 う環 境 への影 響 を最 小 限 に抑 え、 資 源 ・エネルギーの有 効 利 用 を促 進 し、地 球 温 暖 化 防 止 および環 境 汚 染 の予 防 に努 めます。 ■ 目 的 ・目 標 を明 確 にし、計 画 的 に環 境 施 策 を実 行 します。また定 期 的 に見 直 し を行 い、環 境 マネジメントシステムの継 続 的 な改 善 に努 めます。 ・CO2 排 出 量 の削 減 ・環 境 に配 慮 した商 品 やサービスの提 供 ・グリーン調 達 の推 進 2.企業責任の遂行と社会への貢献 ■ 環 境 に関 する法 規 制 ならびにその他 の同 意 事 項 を順 守 し環 境 保 全 に努 めます。 ■ 行 政 機 関 や環 境 団 体 に協 力 し、率 先 して社 外 の環 境 保 全 や社 会 貢 献 活 動 に 参 加 します。 3.環境意識の高揚 ■ 従 業 員 一 人 ひとりが、社 内 啓 発 活 動 や環 境 教 育 を通 して、環 境 に対 する意 識 高 揚 に努 めます。 - この環 境 方 針 はすべての社 員 に周 知 するとともに、社 外 にも開 示 します - 2007年 7月 改 訂 株 式 会 社 富 士 通 エフサス 代表取締役社長 4 環境マネジメントシステム 環境管理推進体制 当社では、環境マネジメントシステムを効果的に実施するために、下記の体制で環境 活動を運用しています。全社的な環境目標や環境マネジメントプログラム(実施計画・施 策)は環境担当役員を委員長とする「環境ISO推進協議会」にて検討し、効果的な運用 を図っています。 富士通株式会社 (最高経営層) 社長 前山 環境ISO推進協議会 (委員長 環境担当役員) 役割 ・活動計画・施策の検討 ・活動の推進・状況把握 淳次 環境担当役員 総括管理責任者 経営執行役 (事務局)情セ・ISO推進部 総務・人事部 河合邦明 内部環境監査員 地区 本部 … … … … … … 地区管理責任者 地区管理責任者 (9本部・地区) 「富士通統合EMS」 環境マネジメントシステム監査 内部監査 全国89ブロックを2回/年に分けて内部監査を実施しています。 前年度と比較して、不適合件数は減少しています。(151件/2005年度→137件/2006年度) これは、各推進ブロック内での環境活動が浸透し、且つ、環境マネジメントシステムが有効 に運用され、運用管理を含め、継続的な改善を図っていると捉えています。 外部審査 「富士通グループ統合審査」で7月から12月の間、全国37ブロックが受審しました。 その結果、重大な不適合および軽微な不適合はありませんでしたが、環境活動をより良く するための観察事項が4件(前年度11件)ありました。これについては是正処置等の対策を 実施し環境改善に役立てる活動や、継続的な運用を図っています。 5 環境マネジメントシステム 法的要求事項等の順守 当社に、適用される法的要求事項及びその他の要求事項等の順守を、定めた規定に従い 順守評価をしており、違反等はありませんでした。 法的要求事項 産業廃棄物処理に関しては、「廃棄物の処理および清掃 に関する法律」に準じた運用を行い適正処理をしていま す。産業廃棄物業者との契約、また、マニフェスト伝票 の発行とその後の伝票管理を実施しています。 (2006年度マニフェスト発行件数403件) その他の要求事項 同意するその他の要求事項として、「ビル管理会社」 からのごみの分別・廃棄物等の処理がありますが、ビ ル管理会社の細則に準じた活動を推進しています。 環境コミュニケーション 環境への取組み状況を「環境Field Report」にまとめ発行、その内容をホームページに 一般公開するとともに、外部からの苦情・要望・問い合わせについては窓口を開設し、 お客様の意見等を反映できる体制を整えています。また、顧客訪問時や当社主催の『環 境セミナー』開催時には「環境Field Report」を配布し、利害関係者とのコミュニケー ションを図っています。 (件) 外部コミュニケーション 12 11件 2006年度の実績 9 ・苦情はありませんでした。 ・要望は環境報告書の送付依頼がありました。 6 ・問い合わせは化学物質の使用調査アンケートなどが ありました。 3 環境教育 0 5件 4件 2004年 2005年 2006年 環境ISOの要求事項である「一般従業員教育」を従来の集合教育で実施していたも のを2004年度からはイントラネットを活用した e-learning化(自席で時間に制約 なく自由に受講)による環境活動教育の効率化を図っています。 2006年度は、約462名が受講しました。 『教育内容』 1.地球環境問題 2.環境ISOとは 3.環境関連法規制 4.事業活動と環境との関わり 5.私たちができること 6.富士通グループ統合EMS 本部別の受講者(%) 本社/サポ技/BM/サビ基 サービスビジネス 0% 29% 34% 東京/サポート統括 首都圏 東日本 関西 0% 5% 4% 2% 11% 1% 7% 7% 中部 西日本 エフサス・クリエ本社 テクノ4社 エフサス・ネッツ本社 6 環境目標と実績 2006年度は2005年度における組織変更よる移転等の関係で目標値の見直しを実施 しました。また、社会貢献活動では、今までの「共に汗を流す活動」のほかに2004年度 下期より、全社で「集める活動」として、ハート募金、書損じ葉書、使用済み切手、プルタ ブ等を収集し、植林活動や福祉機関への寄付等でボランティア活動を支援しています。 2006年度の目標と実績は以下の通りでした。 活動項目 CO2 排出量 の削減 グリーン調達 の推進 ISO支援 サービスの提供 評 価 ※ 目標 実績 排出するCO2を 2006年度末までに 5.0 % 削減 15.6 % 減 (目標比) ◎ 電力使用量の削減 総量 12,747 Mwh 総量 12,253 Mwh (3.9 % 減) ○ ガソリン使用量の削減 総量 651,388 ㍑ 総量 500,802 ㍑ (23.1 % 減) ◎ コピー用紙購入量の削減 総量 41,272 千枚 総量 39,354 千枚 (4.6 % 減) ○ リサイクル率 97.8 % ◎ 全社で排出するCO2を 2006年度末までに 2004年度比5.0 % 削減 廃棄物の再資源化 /リサイクル推進 2002年度比50%削減 または リサイクル率90%以上 2002年度比50%削減 または リサイクル率90%以上 グリーン調達率 2006年度末までに100% グリーン調達率 100 % の維持 グリーン調達率100% ○ 300社 364社 ◎ 15社 4社 × 環境セミナー開催による 顧客説明 ISO支援サービス の受注 1回以上/年/ブロック 社会貢献活動 へ参加 ・共に汗かく活動 ・集める活動 2006年度の目標と実績 中期目標 (2005~2006年度) 1回以上/年/ブロック 集める活動 集める活動 総廃棄量 : 346,929㎏ リサイクル量 : 339,579㎏ 廃棄物量 : 7,349㎏ 89/89ブロック (累計224回実施) 使用済切手 使用済カード 書損じ葉書 プルタブ ハート募金 評価※・・・・達成率 ◎:105%以上 ○:100~105% △:90%以上 ×:90%未満 7 ○ : 18 ㎏ : 8,427枚 : 962枚 : 38.4 ㎏ : 136,701円 環境パフォーマンス 電力使用量の削減 取組み内容 2006年度の実績 ◆節電意識啓発の推進 ・昼休み時間の照明の消灯、退社時の消灯 ・未使用時の電源断 ・液晶ディスプレイの導入推進 ◆クールビズおよびウォームビズ対応 ・空調機の適性温度設定 (夏季28℃ 冬季20℃) ◆エコパトロールによる日常の監視 ・ブロックで周期的に節電パトロールの実施 日頃からの節電意識の啓発を推進し、 右記の取組みを実施しました。パソコン の省エネタイプの導入、また、「クール ビズ・ウォームビズ対応」等の展開によ り目標を達成することができました。 電力使用量の推移 目標 12,747 (Mwh) 13,000 目標 11,782 実績 12,253 実績 11,028 各本部別の達成状況 11,000 評価 9,000 7,000 ◎ ◎ 本部名 本社 ○ ◎ ◎ ◎ ○ △ 運用 首都圏 東京 関西 中部 西日本 エフサス・クリエ サービス 東日本 評価※……達成率 ◎:105%以上 ○:100%以上 △:90%以上 ×:90%未満 2005年 2006年 (2005.1月組織変更により2006年度は目標値見直をしました。) ガソリン使用量の削減 取組み内容 2006年度の実績 エコドライブ活動の推進と環境に配慮し た低燃費車の積極的な導入を図り、目標を 大幅に達成することができました。 ◆エコドライブの推進 ・無駄なアイドリングストップ ・急発進、急停止の禁止 ・適正なタイヤ空気圧 ◆計画的な運行 ・エコドライブのポスター掲示 ◆低燃費車の導入推進 (3年間で300台/434台中) ガソリン使用量の推移 (リットル) 700,000 目標, 649,157 実績, 549,376 目標, 651,388 実績, 500,802 各本部別の達成状況 500,000 評価 300,000 本部名 対象外 対象外 対象外 ◎ ◎ 運用 サービス 首都圏 東日本 関西 本社 東京 ◎ ◎ 対象外 中部 西日本 エフサス・クリエ 評価※……達成率◎:105%以上 ○:100%以上 △:90%以上×:90%未満 100,000 2005年 2006年 (2005.1月組織変更により2006年度は目標値見直をしました。) 8 環境パフォーマンス コピー用紙購入量の削減 2006年度の実績 取組み内容 複合プリンタ導入及び部門専用プリンター の廃止や両面コピーなどの取組みを推進しま したが、大規模商談プロジェクトの全国展開 等により用紙の使用量が大幅に増加し目標を 達成することができませんでした。 ◆コピーの抑制 ・両面コピーの徹底 ・縮小コピーの励行(A4→B5など) ・Nup印刷(2㌻又は4㌻/枚) ◆社内メールの活用 ◆複合プリンタの導入による出力の効率化 コピー用紙購入量の推移 (千枚) 46,000 目標, 36,554 実績 40,919 目標 41,272 実績 39,354 34,000 評価 △ 本部名 本社 22,000 各本部別の達成状況 × △ ◎ △ ◎ 首都圏 運用 東京 東日本 サービス ◎ △ 関西 中部 西日本 エフサス・クリエ 評価※……達成率◎:105%以上○:100%以上 △:90%以上×:90%未満 10,000 2005年 2006年 (2005.1月組織変更により2006年度は目標値見直をしました。) 廃棄物の再資源化/リサイクル推進 2006年度の実績 取組み内容 ◆用紙の分別回収 ・使用済み用紙 ・新聞紙、雑誌 ・ダンボール ◆リサイクルの推進 ◆ISMS・個人情報保護対応 ・機密文書専用BOXまもるくん設置 ◆産廃物の適正処理 ・マニフェスト伝票の確実な管理 用紙類の分別回収を徹底しリサイクルの 推進を図りました。 その結果、リサイクル率97.8%を達成、 リサイクル量は339㌧を資源の有効活用に 回すことができました。 各本部別の達成状況 分別 評価 ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ◎ 本部名 本社 運用 サービス 東京 首都圏 東日本 関西 中部 西日本 エフサス・クリエ 評価※……達成率◎:105%以上○:100%以上 △:90%以上×:90%未満 9 環境パフォーマンス グリーン調達の推進 機器導入や製品の調達比率を2006年度末までに調達金額の100%達成(富士通 グループ目標)するために、購入の取引先においても環境マネジメントシステムの構築及 び製品アセスメントを設けて活動しています。また、今後は富士通グループ会社の第五期 グリーン調達基準に準拠した活動を推進します。 2006年度の実績 2006年度のグリーン調達率は目標の100%を達成することが出来ました。特に当 社の取引企業への環境マネジメントシステムや※FJEMS構築を支援し、7社の審査 (評価)を実施しました。 ※FJEMS:富士通の簡易環境マネジメントシステム 環境ISO支援サービスの提供 環境問題や環境保全に対する企業の取組みがますます活発になってきています。 当社では、このような企業に対して積極的に支援するために下記の内容で、環境セミナー 及び個別セミナーを開催させていただき、認証取得されるお客様や取得後の継続的な改善 に向けた支援サービスの提供を全面的にサポートし、お客様の環境活動に貢献しています。 2006年度の実績 【顧客説明】 環境セミナーと個別セミナーを開催し、364社のお客様に対してお客様へ当社の環境 活動をご説明し、環境意識の高揚を図って頂きました。特に個別説明活動は全国のフィールド 部門を中心に実施しました。 環境ISOの認証取得に関する問題点・疑問点・不安点などについての回答や、また、 今後の取組みへのポイントを説明しております。 【受注件数】 環境支援サービスの受注件数は残念ながら目標を達成することは出来ませんでした。 「環境ISO支援サービス」 「環境ISO支援サービス」 コンサルティングご紹介!! コンサルティングご紹介!! ・何から始めたらいいかわからない ・何から始めたらいいかわからない ・経営資源の無駄使いをしていませんか? ・経営資源の無駄使いをしていませんか? ・次の価値に繋がる、経済効果の高い ・次の価値に繋がる、経済効果の高い マネジメントシステム作り マネジメントシステム作り ISO認証審査とは ISO認証審査とは 認証審査ポイントご紹介!! 認証審査ポイントご紹介!! ・環境ISO認証取得のメリット ・環境ISO認証取得のメリット ・成功する推進体制とは ・成功する推進体制とは ・審査のポイントは? ・審査のポイントは? ・本審査料金体系など ・本審査料金体系など (環境セミナー受講風景) 10 社会貢献活動 「富士通グループ環境貢献賞」 環境保全活動における意識向上と、取組みの推進を図ることを目的に制定し、グループ 会社(国内・海外100社)が参画して年度における優秀な環境活動を表彰しています。 2006年度は個人表彰とグループ表彰を頂きました。 活動内容 【ボランティア部門】テーマ:NPO法人 棚田ネットワークにおける活動 受賞者 大門 正明殿 新潟・松之山の棚田存続活動を2004年5月より田植え、稲刈り等の労働ボランティアやネット ワークを活用しての広報活動が評価されました。 【Green Policy Solution部門】テーマ:環境ISO支援サービスの拡販活動 受賞者 情セ・ISO推進部 当社の環境活動のノウハウを商品化した「環境ISO支援サービス」を2000年10月よりお客様提供を 開始、多くのお客様から好評を頂き受注累計61件に繋がったことが評価されました。 (大門正明さんと表彰楯) 集める活動 【全社では、以下の活動を行っています】 (情セ・ISO 環境グループの皆さん) 捨ててしまえばタダのゴミですが、集めて送ればアフリカでの植林の力になります □使用済みカード(使用済みのテレカ・オレンジカード・JRのイオカードなど) 使用済テレカ15枚で、1本の木を植えることが出来ます □使用済み切手 使用済切手は約200gで1本の木を植えることが出来ます □書損じ葉書 書き損じハガキたった1枚で、3本もの苗木を育てること が出来ます 捨ててしまえばタダのゴミですが、プルタブは立派な資源です □プルタブ アルミ資源800Kgで、車椅子(アルミ製)1台が贈れます 地球環境保全の支援 □ハート募金 水質保全、植林、動物保護、リサイクルなどに役立てられています 11 社会貢献活動 全国各地でさまざまな環境保全活動に参加しています。 清掃活動/植林活動 『海外(マレーシア)における植林活動』 富士通グループのマレーシアにおける植林活動に参加 しました。外国の人々や地日本語学校の生徒さんと一緒 になって汗をかきました。熱帯地方の暑さはすごかった。 (環境ISO事務局) 『太陽の広場清掃活動 』 福井県武生市の太陽の広場におけるアウトドア施 設付近の清掃活動を実施しました 。(中部本部) 『一日一膳 公園清掃で心も体もリフレッシュ』 トヨタビジネス推進統括部では共に汗をかき体を 動かす活動として、始業前の時間を利用して「公 園のごみ拾い」を行いました。夏の終盤に気持ち 良い汗をかくことが出来ました。(中部本部) 『ラブアースクリーンアップ2006への参加 』 カーニープレイス博多ブロックは福岡市主催の一斉 清掃活動に参加して市内の最大の公園の大濠公園地 区を担当して参加者全員が心地よい汗をかいた一日 となりました。(西日本本部) 『環境にやさしい都市づくり 』 福山市全市一斉清掃に2006年度も富士通グ ループとして参加しました。この活動も10年 以上続いた活動です、今後も「一人ひとり の環境改善」を心掛け、息の長い活動にし たいと思います。(西日本本部) 12 環境会計 環境会計(平成18年度) 当社は平成11年度より環境保全活動を開始し、同時に「環境会計」を導入いたしました。 平成18年度の実績について公表いたします。 1.環境保全コスト及び環境保全に係る効果 (1) 環境保全コスト (単位:千円) 分 類 ① 主な取組の内容 平成18年度 平成17年度 費用額 費用額 0 8 27,801 42,917 7,970 6,553 845 874 7,603 7,515 環境推進活動費用(人件費) 57,600 57,600 環境教育に係る費用 11,651 8,918 345 415 0 245 113,815 125,045 生産・サービス活動に ①地球環境保全コスト 省エネルギー対策:照明区分け工事等 より生じる環境負荷を 抑制するための環境 ②資源循環コスト 廃棄物適正処理のための外部委託費用 保全コスト (事業エリア内コスト) 廃棄物の分別・保管のための費用(リサイクルボックス購入等) ② ISO14001審査・登録費用等 管理活動における環境保全コスト (管理活動コスト) 環境内部監査に係る費用 その他環境推進活動に係る費用 ③ 社会活動における環境保全コスト (社会活動コスト) 環境報告書作成等 環境保全コスト 合計 当社では平成18年度より環境報告書は冊子印刷はせず、ホームページでの掲載・開示と致しました。 (2) 環境保全効果 効果の内容 環境負荷指標 平成17年度 電力使用量削減(千Kwh) 2,544 3,220 (削減率) 17.9% 22.5% 紙使用量削減(千枚:A4用紙換算) 15,707 11,322 (削減率) 30.0% 21.7% 事業エリア内で生じる環境保全効果 (事業エリア内効果) ※電力・紙に関しては基準年度 (平成10年度)に対する削減量 平成18年度 当社では省エネルギー/省資源活動として電力及び紙の総使用量削減活動をしております。 平成18年度においても電力 17.9 %、紙 30.0 %削減(平成10年度比:それぞれ全社ベース)を達成しました。 (3) 環境保全対策に伴う経済効果 効果の内容 平成18年度 平成17年度 省エネルギー活動による費用削減 55,978 70,845 省資源活動による費用削減 94,244 67,931 環境内部教育による費用削減 11,651 14,309 161,873 153,085 環境保全対策に伴う経済効果 合計 ※電力・紙は基準年度(平成10年度)に対する経済効果 注記) 1.環境保全コスト及び環境保全に係る効果の分類については、「環境会計システムの確立に向けて」(環境省) の環境会計ガイドラインにもとづいております。 2.集計範囲…富士通サポートアンドサービス㈱ 及び エフサス・クリエ㈱ 全事業所ならびに富士通ユニティ労働組合 3.対象期間…平成18年4月1日~平成19年3月31日 以 上 13 環境活動推進項目 2007年度環境目標 環境目標 重点施策 1.地球温暖化防止 【CO2排出量の削減】 ・電力使用量の削減の推進 ・ガソリン使用量の削減の推進 ・コピー用紙購入量の削減の推進 ・廃棄物の再資源化/リサイクルの推進 ・CO2排出量を2007年度末 までに1.0%削減 (6,195ton以下) 2.ガバナンスおよびリスク強化 【グリーン調達の推進】 ・取引先評価基準の運用 ・環境に配慮している取引先からの グリーン調達率100%維持 ・FJEMS取得取引先の レベルアップを支援 3.本業における環境活動の推進 【本来業務における環境に有益な活動】 ・各推進ブロックで1件以上の 目標を掲げ活動を推進 ・ブロックにおいて具体的な施策項目 決定し推進 4.社会貢献活動の推進 【一人ひとりの環境改善】 ・社会貢献活動への参加 (汗をかき、体を使った活動) ・緑の募金/プルトップ、書損じ葉書、 使用済切手、プリペイドカード等の収集 ・社会貢献活動に各ブロック年間1回 以上の参加 ・集める活動の推進 「チーム・マイナス6%」運動 2006年度も政府が推進する、地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス 6%」へ当社は富士通グループの一員として積極的に参加し、地球温暖化防止に 向けて[地球にやさしい企業」を目指し協力しています。 2007年度も更なる活動推進を目指します。 【CoolBiz 14 バッチ】 株式会社富士通エフサス 情報セキュリティ・ISO推進部 行 (Fax番号:045-222-4323) アンケート 当社の 2007 年環境 Field Report をご覧いただき、誠にありがとうございました。 次回の環境 Field Report の参考にいたしたく存じますので、下記のアンケートにご記入の上、FAXにてご返 送いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。 該当箇所の □ に レ印を 付けて下さい。 Q1:当社の環境 Field Report をご覧になって、どのようにお感じになりましたか? □ 充実している □ 普通 □ 内容が薄い/わかりづらい Q2:当社の環境保全活動について、どのようにお感じになりましたか? □ 良くやっている □ 普通 □ あまり良くない Q3:当社の環境 Field Report の中で特に興味があった記事は何ですか? □ 環境経営者からのメッセージ □ 社会貢献活動 □ 事業活動との関わり □ 環境会計 □ 環境マネジメントシステム □ 環境活動推進項目 □ 環境目標と実績 □ 環境パフォーマンス Q4:当社の環境 Field Report をどのような立場でご覧になられましたか? □ Fsas のお客様 □ 企業の環境担当者 □ 調査機関 □ 環境保護団体 □ 投資家・株主 □ 企業の購買担当者 □ 行政機関 □ Fsas の近隣住民 □ 一般消費者 □ 報道機関 □ 学生 □ 富士通グループ関係者 □ その他( ) Q5:その他、ご意見/ご要望など、ご自由にご記入下さい。 ご協力ありがとうございました。差し支えがなければ下記もご記入ください。 お名前 : ご住所 :〒 男・女 ご職業(勤務先): ご連絡先:TEL 年齢 歳 役職: E-mail ※回収アンケートの個人情報は株式会社富士通エフサスの「個人情報保護ポリシー」に準拠し、情報の管理に細心の注意を払い、 環境に関するアンケート業務においてのみ利用します。 発行 発行責任者 2007 年 9月 経営執行役 河合 邦明 企画・編集 問い合わせ先 株式会社富士通エフサス 情報セキュリテイ・ISO推進部 Fsasホームページ TEL:045-222-4322 FAX:045-222-4323 E-mail:[email protected] http://jp.fujitsu.com/fsas/ ※ 当社はISO9001(1995年5月)とISO14001(2000年3月)の認証を取得しています。 表紙の写真は2006年度富士通環境貢献賞のフォトコンテストの作品より引用しました。