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第5回会議録要旨

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第5回会議録要旨
平成27年度「留辺蘂まちづくり協議会」(第 5 回)会議録要旨
◎
日 時
開催日時
平成27年10月 28 日(水) 18:00~20:26
◎
場 所
留辺蘂町公民館 1階 小ホール
◎
出席者
協議会:
15名(横田会長、笠原副会長、荒委員、生田委員、石田委員、
稲村委員、大江委員、菊池委員、坂口委員、菅波委員、
高橋純子委員、高橋澄枝委員、福浦委員、山梨委員、
山久委員)
北見市: 五十嵐留辺蘂自治区長
飯塚留辺蘂教育事務所長
安井留辺蘂総合支所 市民環境課長
菅原留辺蘂総合支所 建設課長
熊谷留辺蘂教育事務所 生涯学習課長
事務局: 赤間留辺蘂総合支所長
奥原留辺蘂総合支所 総務課長
片平留辺蘂総合支所 総務課地域振興係長
村田留辺蘂総合支所 総務課地域振興係
傍聴者: 1名
開
会
事務局
開
会(18:00)
(総務課長)
それでは、皆様お晩でございます。定刻の時間になりましたので、ただいまから、
第5回留辺蘂まちづくり協議会を開催いたします。
はじめに、まちづくり協議会委員1名の辞任に伴います後任委員に、山久 仁氏
が就任しましたので、五十嵐留辺蘂自治区長から委嘱状を交付させていただきま
す。
山久委員におかれましては、そのまま自席にてお待ちください。
【
事務局
(総務課長)
委 嘱 状 交 付 】
開催にあたりまして、横田会長から、ご挨拶をいただきます。
横田会長
お晩でございます。
山久委員については、途中からの参加ですけれども、どんどん発言をしていただ
ければと思います。
さて、10 月8日の北海道新聞に、部分排雪の関係で、北見市除雪連絡協議会総
会を開いたという記事が掲載をされておりました。
先般、広報の 12月号でも、除雪ついては取り上げられておりまして、今後、業
者ばかりでなくて、住民の皆さんにもお互いに協力関係をとってもらってというよ
うなことで、まだ雪は降っておりませんが、非常に重要な問題になりますので、皆
さんと改めて議論する場をもちたいと考えております。
今日の会議については、皆さんのご協力を得て、スムーズに終わりますように、
お願いを申し上げて挨拶といたします。よろしくお願いします。
事務局
それでは、これからの進行につきましては、横田会長にお願いいたします。
(総務課長)
横田会長
それでは、五十嵐自治区長から挨拶をいただきます。
五十嵐自治区長
皆さん、お晩でございます。寒くなったり、暖かくなったりで、風邪には十分気
を付けていただきたいと思います。
先日、17日の土曜日に東京るべしべ会がありまして、市長代理で行って来たの
ですけれども、集まった会員が31名、来賓が8名の39名で、総会兼懇親会とい
うことでした。
あちらも高齢化が進んでいまして、若い人は東京にはいっぱいいるのでしょうけ
れども、なかなか声かけもどうしていいのか分からないという話をしていました
し、高齢化が進んで、出席する人が段々減ってきたと話をされていました。
北見市には、他に常呂や端野の在京のふるさと会がありまして、昨年にはボーリ
ング大会を交流事業として行っているということで、段々在京の方は一体化になっ
てきたかなという感じはしてございました。
また、以前の会長が退任した後は、会長という方を選出しないで、昭和22年生
まれの方6~7人が中心になって世話人会というグループにより、会を運営してい
るということでした。
いろいろお話をさせていただいた中で、是非、故郷に 1 回戻って来てください、
帰って来てくださいというお願いをしましたし、北見市のふるさと納税が 12 月 1
日から返礼品ができるようになり、懐かしい食材も届くと思いますので、ふるさと
納税をお願いしますという、お話もさせていただいたところでございます。
以上、東京るべしべ会の報告はこれぐらいにいたしまして、本日は、前回に引き
続いて、留辺蘂総合支所として、自治区の懸案事業ということで抽出させていただ
いた事業につきまして、ご説明をさせていただきます。
今日は、建設課と教育事務所所管ということで、市民環境課で1つ追加が出てい
ますが、今後、答申づくりに向けたご協議をよろしくお願いします。
横田会長
それでは、会議に先立ちまして、委員の皆様に事務局から会議の成立について報
告をしていただきます。
報
告
【
会議の成立について 】
事務局
本日の出席委員数は、15名中、15名であります。
(地域振興係長)
北見市自治区設置条例第7条第3項の規定に基づき、半数以上の出席があります
ので、本日の会議が成立いたしますことをご報告申し上げます。
横田会長
本日の会議につきましては、概ね午後8時ごろを目途に終了したいと考えており
ますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします。
議事に入る前に、山久委員に自己紹介をしていただきたいと思います。
山久委員
議
題
横田会長
「 自己紹介 」
【 (1)留辺蘂自治区内事業の今後のあり方について 】
それでは、次第の2.議題等に入ります。
(1)留辺蘂自治区内事業の今後のあり方について、協議をします。
本日については、前回に引き続きまして、第8次実施計画に登載予定の留辺蘂自
治区懸案事業について、それぞれ担当課長から説明をいただいて協議することとい
たします。
各課長におかれましては、説明と質疑が終了した後、順次退席していただいても
結構です。
先ほど、自治区長が言いました市民環境課から、追加分の資料として皆さんのと
ころに配布されていますので、安井課長から説明をいただいて、質疑を行います。
安井市民環境課長
「
市民環境課長説明 」
●PFI 処分場契約期間延長に係る基礎資料作成委託事業
質疑・意見
横田会長
皆さんから質問等があればお願いします。
荒委員
処分場が予定よりも3分の1ということですが、主な理由は何ですか。
安井市民環境課長
最初、計画量を作成するにあたって、様々なものが入れられるような形態で、算
定したと思われるのですが、その後、分別なども進みプラスチックなどがリサイク
ルされるようになり、燃えないごみしか搬入されないような現状になったことによ
り、最初の計画量よりも、ぐっと搬入量が少なくなったということです。最初の計
画量が少し多すぎたのかもしれませんが、毎年計画量の30%ぐらいしか搬入され
ていないというのが現状です。
笠原副会長
確認ですが、PFI 施設としては、市内で唯一ですよね。それと、この15年間の
31 年度までの PFI でない場合とのコストの比較というのは、されているのです
か。
搬入量が少ないということで、更に 15 年以上、多分人口からいくと、もっと長
い期間利用可能かなと思うのですけれども、どうでしょうか。
五十嵐自治区長
PFI での方法については、旧留辺蘂町でコスト計算をして、PFI 方式とられたと
思います。
今後については、PFI での継続がいいのか、あるいは、業務委託していくのかと
いうことや、機器の延命が図れるのか、交換しなければならないかということを含
めて、調査をしてもらうということになっています。PFI を続けて行きたいですけ
れども、調査の結果違う場合もあるかもしれません。一般的には、PFI を続けた方
が安価だろうなと思います。
笠原副会長
この施設だけに限らず、山の水族館で黒字化になったことを、他の施設でも参考
にしていただき、効率的な行政を追求してもらいたいと思います。
五十嵐自治区長
公共施設に関しては、稲村委員が出ていただいている公共施設マネジメント基本
計画策定委員会で協議をされていると思いますけれども、非常に難しいと思いま
す。
効率だけで図っていきますと、ある数値をもっているいらないを判断することと
なってきますので、そうなると、いろいろな影響が出てくると思います。
行政側としては全て効率ではできませんので、数値だけが判断基準ではなく、最
低でも必要な施設を残すというようなことを協議しながら、住民サービスがどうあ
るべきかということを今後考えていくことになると思います。
大江委員
計画量でいくと半分以下ということで、例えば、下のゴムシートが劣化するなど
があって、際限なく延ばすわけにもいかないと思うのですが、物理的にいつ頃まで
使えるのですか。今のまま理屈としては倍延ばせますということなのですか。捨て
続けられるのは非常に素晴らしいことだと思うのですけど、その辺の見込みという
のはどうなのですか。私としては、1 日でも長く捨て続けられるようにしてほしい
と思っているのです。
安井市民環境課長
先ほど原因について聞かれたのですが、置戸町にしても、訓子府町にしても、留
辺蘂自治区にしても、人口が減少していますから、その影響が大きいと思われます。
このまま進みますと、これから30年、40年は満杯になるまで使えるのではな
いかということが言えます。
シートの劣化や機器の更新年限もありますから、仮に、この調査の結果、延長す
ることになっても、将来的に契約を延長できるかと言うと、そうではなく、5年ま
たは 10 年というスパンで協議を進めていく形になると思います。
大江委員
1日でも長く効力を発揮できるようにしてください。
坂口委員
行政が直営で行うよりも民間の方がコストが安くあがるのだということで、指定
管理者制度やPFIという形があるのだけれども、これは、15年の計画で4割し
か使われませんでしたと言ったら、ものすごく効率が悪く、民間だったら、倒産し
てしまいます。
今言ったように、荷物を計るような機械など、あと何十年使えるのかと言うと、
当然そんなに長く持つはずがないと思います。それなら、留辺蘂自治区、置戸町、
訓子府町だけではなく、北見自治区の埋めるごみも持って来て、15年という計画
の中で、100%になりましたという形が1番経済効率がいいはずだから、ただ延
長させればいいということではなく、本来1番効率のいい15年で100%使用す
るようなことも考えていただきたいと思います。
火葬場も北見自治区は北見の火葬場、留辺蘂自治区は留辺蘂としているのを、北
見市内の西からの留辺蘂寄りは留辺蘂の火葬場を使うようなことをしたら、北見の
火葬場が足りなくなるということもないと思います。
処分場については、3者の合意も必要と思うけれども、例えば、北見自治区の西
側の西三輪地区以降の埋め立てについては、留辺蘂に搬入するというような発想を
しながら、それこそ15年より少し延ばしてでも満杯になるような効率のいい計画
も考えられるのではないかなと思うのですけれども、その辺も考慮していただけれ
ばと思います。
五十嵐自治区長
確かに北見自治区のごみを搬入して埋めることが1番効率がいいのですけれど
も、旧留辺蘂町と置戸町、訓子府町が、合意のもとに行っているので、そこに北見
自治区のごみを埋めてしまうと、今度は、訓子府町と置戸町が、また新たな処分場
を設けなければならないのです。今のままでいけばまだ何年も使えるということ
が、新たな処分場も見つけなくてもいいということから、2町についても、なるべ
く延命でいきたいと考えています。
坂口委員
置戸町も訓子府町も人口が減ってきて、ごみの分別化により出る量が減ってくる
とのことですが、今後、富岡の処分場が駄目になれば、それこそ置戸町だ、訓子府
町だ、北見市だと言っていられないような状況がもう目に見えているのだから、中
核都市としての北見市が埋立場をどうするか、その時に置戸町や訓子府町も含めた
ものを考えていくという発想も必要ではないかと思います。
合併して10年経過し、北見自治区や留辺蘂自治区が合理的にするために合併し
たのだから、先ほどの火葬場のことではないけれど、北見自治区は北見の火葬場と
いう発想はやめて、このごみに関しても、もっと柔軟な考え方になってほしいと感
じました。
事務局
(総合支所長)
いろいろ意見をいただきましたけれども、基本的に旧町の考え方というのは、財
政的なことで、1番予算がかからない方式として実施した経過がございます。
当初木質や鉄なども一緒に埋める前提で、搬入量を計算した経過の説明をしまし
た。木類は相当溜まるのですけれども、そこは別処理に持って行っていることもあ
り、当初の計画よりは、埋め立てる量を減らしてきているというのが現状としてあ
ります。
それから、設備をつくる費用、それと、毎年ごみを搬入する処理量は、別枠でそ
れぞれ1市2町で負担をしているという状況がございます。当然整備した時には、
旧留辺蘂町としては、ごみの搬入量はいくら、訓子府町はいくら、置戸町はいくら
という状況できているという経過がございます。
それから、15年で埋め立てるという施設で運営していますから、処理量は4割
に減っていますけれども、単価的にも上がっておらず、人も抱えて処理していく中
で、現状3割しか入っていないということですから、当然会社としてはもう少し負
担してほしいという状況もあるとは思うのですけれども、そこは、当初の15年の
計画ということで、そのままの当初計画の単価で行っていただいています。
処理場としての費用は、当初見込んでいるよりは、毎年少ない状況で支払いをし
ているというのが現状です。
それから、施設を債務負担行為で毎年償還しているのですけれども、そこには交
付税措置も受けています。
今回提案させていただいているのは、あくまでも15年で埋め立てるという状況
の中で今まで進んできていますから、それを延ばしていくことによって、どれだけ
の経費がかかるか、今後どれだけの維持費がかかるかというところも含めて、専門
家へ委託するための予算として計上させていただいているものです。
それを受けて、当然1市2町と今後どういう体制で使っていくかという議論はさ
れると思いますので、今いただいた意見も含めて協議をさせていただければと思っ
ています。
大江委員
こういう処分場については、ここが駄目だったら次、あそこが駄目だったら次と
作るわけにはいかないのではないかと思うのです。
留辺蘂自治区に健全な形で存在し、これが1日でも長く存在することが、虎の子
として非常に有効な財産になっていると思います。それは延命としてダラダラ延ば
すということではなく、有効に延ばしていくのは、その虎の子を1日でも長生きさ
せるということと同じことだと思うので、むやみやたらと、早めに埋めてしまうみ
たいなことが仮にあったら残念だと思います。
笠原副会長
ごみの減量化と有効活用ということで、お伺いしたいのですけれども、不法投棄
などというのは、留辺蘂自治区としてはあまり聞いたことはないのですけれども、
どうなのでしょう。
事務局
(総合支所長)
毎年、不法投棄関係の調査があり、山の中の見えない所に、そういうものがあっ
た場合、警察にも通報している事例もありますから、全くないという状況ではない
です。
笠原副会長
監視施設みたいなものはないですよね。
横田会長
処理場を運営している会社も相当分別に力を入れています。木材から、靴から、
ストーブなど細かく分別しており、3分の1になったということは目に見えて分か
ります。
大江委員が言ったように、できるだけ公共施設としてこれを大事にしていくとい
うのも1つの手なので、今後も皆さんにも分別をお願いしたいと思います。
それでは、続きまして、建設課所管20の事業がありますので、菅原建設課長か
ら説明をお願いします。
菅原建設課長
「
建設課長説明 」
●オーバーレイ舗装整備事業
●河川改修事業
●留辺蘂町東4条通りオーバーレイ事業
●留辺蘂自治区河川土砂上げ事業
●留辺蘂自治区路面排水整備事業
●留辺蘂町国体通り道路整備事業
●留辺蘂町旭西1号通り・2号通り・3号通り整備事業
●留辺蘂町旭西4号通り道路整備事業
●都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業
●公園安全対策事業
●管理樹木安全対策事業
●市営住宅改善事業
●市営住宅建替事業(東町地区)
●道路維持作業用自動車更新事業
●留辺蘂町留辺蘂訓子府線道路整備事業
●留辺蘂町堤通り道路整備事業
●留辺蘂町営林署南通り道路整備事業
●市道二次改築事業
●街路灯LED化事業
●あさひ保育所2号・東通り、林団地1号通り整備事業
質疑・意見
横田会長
それでは、説明がありました項目について、皆さんから質問等があればお願いし
ます。
荒委員
20ページの市道二次改築事業について、どういう位置付けで行うのか、例えば、
都市計画との関係とか、先ず市民が生活するのに支障がない範囲で対応していくと
いうようなことで考えられているのか聞かせていただきたいと思います。
菅原建設課長
ある程度年数が経ったものにつきましては、オーバーレイなどで補修していくと
いう状況でございまして、都市計画としては、先ず単なる点数なのですけれどもカ
ルテを作って、その中で、交通量などで判断して、順位付けを決定しているわけで
ございます。
留辺蘂は古い道路がいっぱいありまして、全部できれば1番いいのですけれど、
なかなかできませんので、交通安全上、重要というものから行っていく形では考え
て順位付けはさせてもらっております。
荒委員
上町学園通りは排水などの面で、我慢をしてもらっているという現状ですが、そ
こは、計画に入っていて、何れ改築するということで、了解をしてもらっていると
思います。
今のように生活に支障がない範囲で、オーバーレイなどを当面続けていくという
方向なのか、それによっては、市民の意見も変わってくると思いますので、市の考
え方を聞かせていただきたいということです。
五十嵐自治区長
20ページの上町学園通りは、30年に調査設計を予定していますけれども、都
市計画決定された道路ということで、補助金をいただいて一時改修を行いました。
それを二次改修ということで、補助金のない単費で、地方債により進めていくので
すけれども、確かに、上町の自治会長からも危険だということを十分聞いています。
幅員が狭いので、どう整備していくかという課題にはなっているのですけれども、
役場道路側から調査を進めたいと考えているものです。
笠原副会長
何点かあるのですけれども、8ページの国体通りは既に今年度から行われていま
すが、歩道部分の街灯をできれば車道側でなく奥の方に移動できないかということ
です。冬の安全快適な道路網といった場合、冬期間の積雪寒冷期間において除雪に
支障があるようなので、元々樹木自体を切るという要望があったのですけれども、
街路灯についても、車道側でなく奥の方に設置することや電線を地下に埋設してい
るということなどから、来年度以降の工事の中で、できればしていただきたいと思
います。
歩道を改修する時に、半年間雪がある地域の場合、樹木があったら大変かなとい
う気がするのですが、そういう歩道の改修や車道の改修のモデルケースや改修する
時の方向性などを教えていただきたいと思います。
次に、12 ページの30年度からの温根湯東児童公園ですけれども、利用者数や
場所がどうなのかなということで、13ページにも関連しますが、温根湯の再生事
業がある程度目途がついたと思うので、この次は、温根湯のまち自体をどういう方
向性で整備していくのかと思っています。
また、21ページのLED化事業もすごくいいということですが、温根湯の中で
人が通っていないところで、街灯がたくさんついている所があり、その辺のコスト
の負担とか、将来的に温根湯の市街地の中をどう整備していくのかという方向性が
見えないと、今後公園を含めてどう整備していくのかいうことをお伺いしたいと思
います。
それから、15ページについては、確認ですけれども、今ある職員住宅を無くし
て、一般の公営住宅に切り替えるということでよろしいのでしょうか。事業自体は
評価しますが、留辺蘂の場合、商店街や駅周辺の方に集約化していくというまちづ
くりの基本方針などを持って、このような計画をされているのかということです。
直接出ていない部分で、先ほどの富岡のごみ処分場に行く道路について、冬場富
岡線が吹きだまりになることにより、そこに複数回出動することで、他の地域に回
れないようなこともあるようなので、防雪柵を設置するなどの除雪に対する体制の
作り方というものは、どこの所管になるのですか。
横田会長
7ページの排水整備事業ですけれども、ゲリラ豪雨の時、温根湯中学校前に、国
道などから水が集中して行くのです。
桝が小さいので、これを直さなければ解消できないということでしたが、住んで
いる方々から、ヘドロのにおいがする時もあるなど相当苦情がありますので、検討
していただきたいということです。
次に、12、13ページで、先ほど、笠原委員が言ったのですけれども、児童公
園の遊具の更新ですが、遊具の問題ではなくて、雑草がものすごく生えるのです。
私が自治会の会長の時に、2か月に1回ぐらいはブラシカッターで刈りました。そ
うすると、温根湯保育所や温根湯団地の人達も含めて、子ども達が相当使ってくれ
るのです。
雑草があるととてもじゃないけれども、子ども達が来ないというのがあるので、
遊具の整備ではなく、雑草をどうするかということを少し考えていただきたいと思
います。
また、13ページの剪定のことがありましたけれども、東児童公園の樹木はもの
すごく太い樹木で、専門家の話しによりますと、30mぐらいの強風があると、倒
れますということを言われています。隣が温中の校長、教頭住宅があるし、隣にも
家がありますので、もしかしたらつぶされるというふうなことも、今回の強風で、
改めて分かりましたので、検討していただければと思っています。
菅原建設課長
国体通りの歩道の件ですけれども、整備した時の歩道の路盤というのは30㎝し
かないのです。最近は50㎝で入れ替えて、凍上の影響を受けない北見市でも道路
改良の時には行っており、今回も、50㎝で路盤を入れ替えています。北見自治区
で1路線を試験的に行っているものですから、国体通りにもさせてもらっていま
す。
街路灯につきましては、道側に寄せてほしいということですけれども、寄せてし
まうと、車道が暗くなってしまうのです。街灯設置自体が車道側に建てた明るさの
計算をしているものですから、簡単に歩道側にというわけにはいかない状況にあり
ます。
架線についても、現在は地下ケーブルですけれども、今回対応させてもらってい
るのは、空中を飛ばして改善し直しています。今後も同じように地下配管ではなく
て、架空の空中配線になります。
児童公園の利用人数について、今は把握していないのが現状です。
LED化については、現在、温泉通りに設置していますが、ある程度結果が良け
れば他の所も検討させていただきたいと思います。
東町の住宅の建て替えにつきましては、まち協の要望等をいただきまして、28
年度から実施を予定しています。
防雪柵につきましては、設置するのであれば建設課所管になります。ただ、なか
なか防雪柵も難しく、付ければ簡単に雪が飛んでいくというものでもないです。費
用もかなり高く1mあたり4万円から5万円ぐらいします。
富里の山の中に少しありますけれど、これ以外北見市内でも付けておりません。
費用対効果があまり分からないのと、申請してすぐに付けれる事業ではないことか
ら、防雪柵の設置については検討しておりません。
温根湯中学校の桝ですけれども、溜まってから水を排水するから小さいのであっ
て、桝を2つぐらいつければ、今の桝で十分対応可能です。ただ、排水管が学校の
グランドの中にあるので、学校側と協議をしながらどこまでできるかということ
を、来年に向けて考えさせていただきたいと思います。
雑草につきましては、1年に1回程度は刈ってはいますけれども、再度検討させ
ていただきたいと思います。
また、公園の樹木の関係につきましては、記念樹木があるという状況の中で、様
子を見ながら対応策を考えていきたいと思っております。
笠原副会長
8ページの街路灯については、暗くなるというのであれば街路灯自体の更新も必
要と思うのですけれども、あくまでも暗いのであれば予算自体をもう少し増やして
もらって、是非実現していただきたいと思います。
次に、防雪柵は、市道でも吹きだまりができないことはあり得ないので、この地
域で生活するうえでのインフラとして、道路の安全性や快適性のため、是非設置す
べきではないかと思います。
菅原建設課長
除雪の関係ですが、ある程度時間をかけていけば開いていると認識しているもの
ですから、防雪柵がいい悪いとか、つけるつけないということではなく、現状の中
で対応しきれていると考えておりますので、なかなか予算を付けるということは難
しいという説明をさせていただいたところです。
五十嵐自治区長
除雪は、24時間通行できるようにすることは無理なことですので、時間的ロス
はありますが、利用時間に応じ街中を開けて、段々郊外へ進んでいくようになって
いると思います。防雪壁については、あれば雪がたまらないかというと、たまりま
す。常呂は防雪壁がありますが、道道などはすぐに止まります。相当風の計算や方
向などを見極めながら設置しないと、意味がないのです。
そういうことから、除雪回数を多くする方がいいのではないかと思います。常呂
や北見の郊外も雪が降っていなくても、風で吹きだまるのですけれども、街の中は
除雪に入らなくても、風の強い郊外だけ除雪入るなど、見極めながら建設課で指示
をするのか、業者の方が風の強さにより判断するのかということですので、非常に
除雪は難しいものです。
笠原副会長
毎年大体除雪費の補正予算を3~4回組んでいますが、除雪回数がその年によっ
て違ったとしても、費用的には大体年平均で大きな変動はよほどのことがない限り
はないと思います。
何回も補正を組まなければならないという当初予算の組み方が、積雪寒冷地とい
う地域特性を、あまり考慮していないのではないかという気がしています。
五十嵐自治区長
それは、財政上の問題で、毎年10回以上はあると思うのですが、10回分を組
めるかというとできないのです。前年度の決算後に余剰金が出てきて、それを財政
調整基金に積むのですが、その額をもって除雪の費用に必要があれば補正していく
という流れになります。
当初予算の時には、6回と決めて組んでおり、現金がないためそれ以上は組めな
いのです。
笠原副会長
人口減を目の前にしていて、道路整備も当然必要かもしれないですけれども、先
ず日常生活が安全に確保されると考えた場合に、予算の組み方がどうなのかと思っ
たのです。
五十嵐自治区長
冬が大事なのか、夏が大事なのかとか、オーバーレイなのか、道路を舗装してい
くのかなど、そういうことを考慮しながら予算を組んでいます。
今回要望もありましたけれども、政策的にやらせていただいているのは、温泉通
りなのです。それ以外の道路というのは地域からの要望による事業なので、地域で
はここを先に整備してほしいというのがあれば言ってほしいのです。
また、先ほど、除雪についても、もっとサービスをよくしたらいいのではないか
などありましたが、このまちづくり協議会で、優先事業について協議していただく
べきだと思います。
防雪壁は、難しいのですけれども、優先的に実施すべき事業というのであれば、
他の事業をやめるなど、そういうような協議をしていただきたいのです。
横田会長
私が先ほどの挨拶で申し上げたように、除雪については、留辺蘂自治区、常呂自
治区、端野自治区は不満は何もないのかなということです。今回初めて新聞に報道
されたことも含めて参考にして、道路については、生活するライフラインですから、
今後まち協で議論していくということで、進めさせていただきたいと思います。
坂口委員
15ページの東町の市営住宅建替事業がやっと予算化されるのかというのと同
時に、前回も言ったのだけども、留辺蘂自治区らしい事業って何かなと思います。
まち協で言っていたのは、留辺蘂自治区は65歳以上が45%を超え50%に近
いので、自治会で研修してきた美瑛町の高齢者福祉住宅みたいなものがあればいい
のではないかということです。
美瑛町は、長屋式で、住宅の前にも屋根がかかっていて、洗濯物はコインででき、
風呂も共同で500円程度で入れるようになっています。戸別に風呂や洗濯場も作
らなくても良く、特に、所得の少ない国民年金の一人住まいのお年寄り達が、安心
して住めるような、そういう特徴ある福祉高齢者住宅を考えることが、留辺蘂らし
い公営住宅になるのではないかと思います。
旭南団地の1階に高齢者が住んでいますけれども、交通アクセスが不便で、街に
出て来るのも大変だと聞いています。
一般の公営住宅を考えるのではなく、そういう特化した事業で、留辺蘂らしい、
高齢者が喜んで住んでくれるようなものを是非考えていただいたら有り難いと思
います。留辺蘂は自治区も自治会も発達しているし、見守りなんかも十分にできる
地域ですので、高齢化率が高い留辺蘂自治区として、それを是非参考にしていただ
きたいと思います。
横田会長
教育事務所について、5つの事業がありますので、先ず、総務課、給食センター
所管について飯塚教育事務所長から説明をいただいて、その後質疑を行います。
飯塚教育事務所長
「
教育事務所長説明 」
●留辺蘂小学校改築事業
●スクールバス整備事業
●給食センター改築事業
●給食センター改築に伴う備品購入事業
●給食配送車購入(更新)事業
質疑・意見
横田会長
それでは、飯塚教育事務所長より説明がありました。皆様からご質問があればお
願いします。
菊池委員
瑞穂のバスの件なのですけれども、今の路線バスを廃止して、地域の人がそれに
乗るということですか。
飯塚教育事務所長
瑞穂小中学校の統廃合に係る事前の打ち合わせでは、今の路線バス等を廃止し
て、スクールバスの住民利用をしたいというような要望がございました。これにつ
きましては、来年度以降、地域住民と地域交通の関係も含めて協議しながら進めて
いきたいと考えております。
菊池委員
特に通学は、今部さんの所まで行ってからくるわけですけれども、経費がそんな
にかからないのであれば、佐呂間町のような戸口ごとに送迎する方法の方がいいと
思います。佐呂間町の場合は、買い物に行く人達も学校の生徒も無料で、北見市と
遠軽町の病院に行く場合には、片道500円で、1,000 円あれば往復できるとい
うことになっています。
年寄りの人達は、戸口まで出て来るのは大変だから、行く時には要望を聞いて、
何をしにどこへ行くのかという方法をとっていただいた方が、より便利な対応で皆
が使いやすくなるのではないかと思います。是非できればお願いしたいと思いま
す。
また、スクールバスは、中型ですか。
飯塚教育事務所長
計画しているのは大型45人乗りのバスを予定しています。
菊池委員
大型だと燃料がくい過ぎるのではないですか。生徒が大体12~13人ぐらいで
すので、もう少し小さいバスにしてもいいのではないですか。
飯塚教育事務所長
それも含めて今後検討させていただきますけれども、実施計画については、大型
バスで要望することといたします。
また、乗降は戸口までということも、今後定員も含めて検討していきたいと考え
ています。
バスの有料化無料化につきましては、現在、厚和、温根湯間でスクールバスを利
用する方は、無料という形ですので、もしスクールバスに一般住民が混乗するとい
うようなことであれば、厚和線と同じように無料というようなことでは考えており
ます。
生田委員
これからまたPTAの方と打ち合わせもしてもらえると思っているのですけれ
ども、最終的に意見が反映されるまで要望を聞いてもらえるのがいつまでなのかと
いうことと、基本設計案を見ると、学校とプールの間が離れているのですけれども、
屋根みたいなものはついているのかなということをお聞きしたいと思います。
また、東側の道路はそんなに広くない道路で狭く、水はけも悪くて、大きな水た
まりができるというのもあるので、学校改築の時に道路も合わせて改良していただ
ければと思っています。
毎年環境整備などできれいにしても追いつかないぐらい落ち葉がひどいので、樹
木を植えるのでしたら、なるべく住民に迷惑がかからないような対応をしていただ
きたいのと、道道側の通学路の所ですが、今度新しい建物になると、北側が給食セ
ンターと運動場と児童館となるので、駐車場の方を歩いて行く所は、教職員から目
に届かないのではないかと思います。
最近不審者情報も出てきているので、学校と上手く対応していただき、下校時に
は、先生を立てるとか、見通しがいいようにしていただきたいと思いますので、よ
ろしくお願いします。
飯塚教育事務所長
PTAや学校の関係者の方とは、数回話をして平面図やレイアウトも含めて意見
をいただいて、一応了解を得ているとところですが、今後実施設計に合わせて意見
等があれば修正はしていきたいと考えています。
東側の道路につきましては、今回の実施計画には載っていないのですけれども、
建設課とも拡幅と排水の処理を含めて協議をしていきたいと考えております。
環境整備で落ち葉がひどいということだったのですけれども、道路拡幅によっ
て、白樺の木は伐採することになりますので、今後もし植栽する時には、なるべく
落ち葉のないものなどを考えて植栽を進めたいと考えております。
児童の出入口が職員室から見えづらいことについては、学校の現場に立って指導
するとか、今の時代テレビカメラ等もありますので、その設置も含めて検討してい
きたいと考えております。
横田会長
続きまして、生涯学習課、公民館及び青少年課所管の11事業について、熊谷課
長から説明をお願いします。
熊谷生涯学習課長
「
生涯学習課長説明 」
●留辺蘂町青少年会館陶芸窯更新事業
●エゾムラサキツツジ群落開放に係る防火用備品更新事業
●留辺蘂町体育館耐震診断・現況調査事業
●八方台スキー場人工降雪用ポンプ設備更新整備事業
●旭公園第一野球場改修事業
●八方台森林公園パークゴルフ場架橋改修事業
●休養施設ぱるむ畳修繕事業
●旭公園多目的グラウンド整備事業
●留辺蘂町公民館耐震診断・現況調査事業
●留辺蘂町公民館自動扉部品取替修繕事業
●留辺蘂児童館建設事業
質疑・意見
横田会長
ただいま、熊谷生涯学習課長から説明がありました。皆さんからご質問等があれ
ばお願いします。
菅波委員
先ほどの陸上競技場の全面芝生ということで、フィールドはなくなると思うので
すが、今までと同じ利用ができるということでいいですか。
熊谷生涯学習課長
現在、内側のフィールド内だけが芝生になっていまして、それをトラックも含め
て全面芝生化するか、あるいは、トラックを残した方がいいというような意見もご
ざいますことから、まだ検討中でございます。
何れにいたしましても、あまり使われていない施設をそのままということにはな
りませんので、整備を検討しているところです。
菅波委員
私は以前は利用していたのですが、この何年間は、競技場の外側も含め芝生が整
備されていなくて、運動できるような環境でなかったのです。そこに、ウオーキン
グする若い人や年齢が高い人が結構利用しているのです。
笠原副会長
トラックは400mありましたか。
熊谷生涯学習課長
はい。
大江委員
これには、勿論載っていないですし、市の施設ということでないので、ここで議
論していいか分かりませんけれども、あいりすパークゴルフ場は、パークゴルフク
ラブが中心になって管理運営を行っているのですけれども、管理している方が相当
ご高齢ということですので、何か方策を今から考えておいていただきたいと思いま
す。
ボランテア的なことで運営していくのはいいのですけれども、そろそろ限界にな
りつつあるということも、勘案していただきたいと思います。
荒委員
33ページの橋の関係でクラブハウスの前についても、利用している方の苦情を
聞くので、何かをひくなど、利用者が困らないようなことを是非考えていただきた
いことを要望しておきます。
笠原副会長
先ほどのグラウンドの関係ですけれども、ラグビーにしてもサッカーにしてもプ
ロを呼べるような整備をしてもらいたいと思います。
生田委員
体育館の横に芝生のグラウンドがありますが、現在はソフトボールとサッカーと
ラグビーを一緒に使っているので、照明をラグビーで使用している時は、ソフトの
使用には向かなかったり、サッカーは同時に使用できるなど、相互に使用していま
す。グラウンド整備について、ラグビー専用にするとか、照明も整備するとかして、
現在のグラウンドも上手く使用できるようにしてほしいと思います。ソフトの土の
部分がカラカラに乾燥しており、水はけも悪いなど、状態が良くないので、それも
合わせて整備していただければと思います。
大江委員
利用効率を上げるということで多目的にすることは、芝生を削ったりしてしまう
ので、本格的なスポーツに向かないことにするのが、本当にいいかどうか考えてい
ただきたいと思います。
山梨委員
29ページのエゾムラサキツツジの関係ですけれども、5月のつつじ祭りの時
に、観光客の方が、つつじ祭りはどこでやっているのですかと聞かれました。昔は
国道からもピンク色のツツジがよく見えたのですが、今は木が生い茂っていて、ツ
ツジの色づきまで見えないのです。
案内看板はあるのでしょうけれども、国道からわかるようにしたら、国道から見
えて行ってみようかという観光客の方も大勢いらっしゃると思います。
大江委員
以前、温根湯でも議論になったのですけれども、その時に専門的な知識がある方
に、つつじ山というのは別にツツジに適しているわけではないので、伐採すること
よって風の向きが変わったりするなど、調べてみないとどうなるかわからないとい
うような助言をされたことがありました。
横田会長
皆さんのご意見と要望等について、苦情を含めて、今、皆さんと議論をしていま
すけれども、細かいことについては、運営委員会で精査をさせていただいて、皆さ
んの要望をできるだけ答申に盛り込むという手続きをしたいと思います。
荒委員
子どもの貧困対策で、スクールソーシャルワーカーの設置を進めるというのが大
綱にも出ていたと思うのですけれども、いじめを含めて不登校や北見市の教育の状
況について、今日でなくて結構ですから、話をしていただきたいと思っています。
それから、保健福祉関係について、地域包括ケアや介護予防の支援金が、総合支
援事業に変わるなど、どうなっていくのかということを聞かせてほしいです。
横田会長
要支援1~2については、市の方に移行されることとなりますので、改めてまち
協で協議したいと思います。
また、皆さんの要望については、先ほど言いましたように、運営委員会で精査さ
せていただくことで、是非ご了解をいただきたいと思います。
次回の協議会からは、答申について協議をしたいと思います。答申案については、
これまでの議論を参考に、事務局で作成していただいて、委員の皆さんには、事業
の優先順位を考えておいていただきたいと思います。
その他
横田会長
奥原総務課長
その他として、総務課長から、JR関連について説明していただきます。
「
総務課長説明 」
●JR駅の廃止・無人化及び普通列車の減便について
質疑・意見
横田会長
この関係について、要望等があればお願いします。
坂口委員
確かに、バスでもそうだけど、汽車でも乗る人が少なくて大変だなと思いますが、
紋別市は、鉄道がないので、紋別空港を維持するために、航空券の補助をしている
と聞いていますので、そのような発想も北見市に必要ではないかと思います。
5ページに区間最大人員が出ていますが、北見市のバス無料化が、JR利用者を
減らす原因にもなっているのではないかと思います。
それなら、バスだけではなく、JRも無料化するような形で考えていかないと、
留辺蘂駅の無人化だけでなく、特急列車が停止しないとか、そのうち、石北本線自
体がなくなりますというような方向に向かうのが目に見えているようで、是非、紋
別市のような考え方も取り入れながら、JRも利用できるような方向で頑張ってほ
しいという要望をしておきたいと思います。
菅波委員
先日、北見の駅長が、会議所に説明に来られましたので、宗谷線や釧北線は石北
線より厳しい状況なのに、これほど厳しい対応をされていないのは何故なんだと聞
きましたら、留辺蘂については、相内と東相内はすでに無人化でわずか10㎞ぐら
いの留辺蘂が何故有人になっているのかというような意向があるようです。
また、無人になった場合、切符の販売や定期について、委託販売はできないのか
と聞いたのですが、それも相内、東相内ではしていないということでした。しかし、
委託販売されている所もあるようで、販売手数料は5%と決まっているという話し
をされていました。
私からは、留辺蘂駅が相内、東相内と違うのは、訓子府町、置戸町、陸別町の方々
が中間基地として、留辺蘂から札幌方面とか、北見方面への利用もあるので、費用
対効果ばかりではなく、公共的機関として責任あるでしょうと伝えたところです。
五十嵐自治区長
9 月25日に、先ほど報告しましたように要望したのですが、その後に減便とい
う話がありました。最初の無人化と金華駅の廃止の時は、鉄道の本数を減らしませ
ん、特急も止まりますので、今と何等変わらないという話だったのですが、今回こ
んな話しになって、我々も驚いています。
10月27日の期成会要望に、市長が会長ということで、行っていますけれども、
JRの回答は承知できるものではないのです。
無人化に対しては、今、JRが行っているサービスを同じように継続してほしい
ということで、要望をしています。
減便に対しては、1週間連日、利用している人がどういう用務で利用するのか、
毎日通勤に使っているのかなどを調べて、もしかしたら、前の列車に乗れるかどう
かとか、後の列車で間に合うかなど、そういうことも含めて調査します。
その中で、利用している人の利便性やサービスが低下しないような方法などを今
後検討していきたいと思っています。
大江委員
JRの中では相当昔から廃止の考えがあります。というのは、トンネルが2つあ
るのですが、遠軽町の向こうで廃止するか、遠軽町と留辺蘂の間で廃止するか、方
法はいろいろあるのですけれども、トンネルはJRでは改修できないということで
すから、北見市が交渉する時は、必ず廃止はないということを前提に交渉をしてい
ただきたいと思います。
五十嵐自治区長
そうです。存続ということが最終です。高速化まで要望していますけれど、存続
ということです。
大江委員
そこは必ず口に出して交渉してほしいと思います。
菅波委員
北見の駅長が、金華までで除雪費が200万円になっており、石北線は46億円
の赤字と言っていました。
横田会長
期成会会長の辻市長が中心になって動いているようですから、6ページにあるよ
うな具体的要望も含めて、行政側もJR側と十分に対応すると思います。
ただ、私達からすれば、留辺蘂駅を無人駅にするには忍びがたいなという思いも
あります。
菅波委員
1日のダイヤ全部で、美幌駅が361人の乗降で、留辺蘂駅は95人ですが、赤
字路線で500人未満の路線でいったら、宗谷線が少ないのです。
横田会長
この3つの具体的な要望内容は、重要なことですので、皆さんを含めて行政側と
話し合いをする必要性もありますし、どこかで具体的に問題提起をしないとならな
いと思います。
菅波委員
声を出すことが大事です。
横田会長
そうなのです。例えば、券販売については、車内で買えるとか、あるいは、どこ
か近くで販売できるかどうかということも含めて、いろいろな条件があると思いま
すから、少しこちらの方でも検討させてもらうということで、よろしくお願いしま
す。
その他、皆さんから何かありますか。
菅波委員
これは、市は関係ないのですが、温根湯から滝の湯までの間の道路が、かなり轍
になってるのですが、何とかならないかという要望です。
横田会長
それは、自治区長の方から国に要望としてお願いします。
皆さんから、その他も含めて、これからも聞きたいことが沢山あると思いますが、
これからのまち協については、答申に向けて議論をしていただかないとならないと
思っています。
それでは、事務局からお願いします。
事務局
今後のまちづくり協議会では、諮問事項であります「留辺蘂自治区内事業の今後
(地域振興係長)
のあり方について」の答申書の策定に向けてご協議いただくこととなっておりま
す。
本日、お手元に配布させていただいております文書のとおり、次回第6回は11
月5日(木)に、第7回は11月18日(水)に開催させていただく予定でおりま
す。
委員の皆様には、何かとご多忙の折誠に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い
いたします。
閉
会
横田会長
以上をもちまして、第5回留辺蘂まちづくり協議会を終了させていただきます。
本日は、長時間にわたってありがとうございました。
以上のとおり、まちづくり協議会(第5回)を終了した。
(20:26 終了)
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