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1 年次配当 - 名古屋学院大学

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1 年次配当 - 名古屋学院大学
(再)キリスト教概説//大宮
有博/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、キリスト教を学ぶことを通して、人間とは何か、人間がそこに生きている世界とはどの
ようなものなのか、ということを考えていただきたい。キリスト教がそれに拠っている聖書は、独自の
世界観、人間観を表しており、それに対して各自は(肯定、否定にかかわらず)
、様々な意見をもつで
あろうが、そのように「知り」
「考え」
「判断」するというプロセス自体を、自分自身が現実生活の中で
向き合う様々な出来事に対する姿勢を見つめ直す機会にしていただきたい。聖書はそのように取り組む
だけの価値があるからであり、それを理解するための方法や材料を提供するのがこの授業の目的である。
【学習到達目標】
キリスト教を単なる知識として理解するのではなく、聖書の学びを通して、自らが「生きる」ことにつ
いて考え、模索する力と姿勢を養う。
【履修上の注意】
1 回目の授業には必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 宗教とは何か
2 回 キリスト教を学ぶこと
3 回 聖書について
4 回 原初の物語
5 回 イスラエルの歴史(カナン定着まで)
6 回 イスラエルの歴史(王国の成立と滅亡)
7 回 イスラエルの歴史(ヘレニズム時代)
8 回 イエスの出現
9 回 新しい家族
10 回 5000 人の給食
11 回 見失われた羊
12 回 イエスと女性たち
13 回 十字架への道
14 回 残された弟子たち
15 回 まとめ及び試験
1
(再)キリスト教概説//髙見
伊三男/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教概説として、まず『聖書』における頂点である「新約聖書」について学んでいきます。
『聖
書』は、世界における永遠にわたるベストセラーです。また、西洋文化の基礎であるだけでなく、近年
はアジア、アフリカなどにも急増して読まれています。その『聖書』は、「旧約聖書」と「新約聖書」
から構成されています。
「新約聖書」は、世界の最大宗教であるキリスト教の正典(「新約聖書」と「旧約聖書」)中の正典で
す。その中の中心人物として、“イエス”と“パウロ”がよく挙げられます。イエスは神の(最愛の)
子・救い主(王)と呼ばれています。またパウロは、初代教会におけるイエスの最大の弟子さらには使
徒と言われています。そうしたイエスとパウロについて、
「新約聖書」における注目すべきトピックを
通して学んでいきます。彼らを学びつつ、私達は各自それぞれの人生の土台(岩なる土台)についての
重要なメッセージを与えられるでしょう。講義の 15 回のそれぞれのテーマとしては、下記のとおりで
す。
【学習到達目標】
「新約聖書」、特にその中の代表であるイエスとパウロなどを通して、各自の人生の岩なる土台につ
いて、言い換えれば、人生のまことの、確かさ、模範的友、永遠なる愛について、持続的な関心が与え
られることを目標とします。
その結果、大学のチャペルや各地の教会の礼拝にも、自由に出席できるようになって下さい。
【履修上の注意】
『聖書』(「新約聖書」+「旧約聖典」
)は、本講の教科書ですので、毎回必ず持参して下さい。
『聖書』その中心の「新約聖書」は、今からおよそ 2000 年以上も昔に記され伝えられてきた、歴史的・
世界的に代表的な“古典”です。古典であるがゆえに、昔の時代背景において生まれたものなので、現
代の私達には、理解しがたいことも多々あります。その一助として、DVD を使いますので楽しみにし
てください。
また、質問などありましたら、各授業の終わりなどに遠慮なく聞いてみて下さい。
【事前準備学習】
『聖書』の中の「新約聖書」に、多少なりとも読んで親しむようにしておいて下さい。特に、イエスに
ついての 4 つの「福音書」やパウロについての「使徒言行録」やその後続のパウロの 13 の手紙などを
読んでおくと、講義もより理解しやすくなるかと思います。
【教科書】
『聖書-新共同訳-(本学のキリスト教講義で共通のもの)』 日本聖書教会
上記の『聖書』は、本学におけるすべてのキリスト教講義において共通のものです。各自が毎回必ず持
参して下さい。
【参考書】
『聖書における愛-イエスの愛とパウロの愛』 高見伊三男 春風社 2011 年
上記の参考書は、講義の内容と da 伊部分重なりますが、特に新約聖書における、イエスの愛とパウロ
の愛に商店を当てています。
2
【評価方法】
平常点(30%)+試験[下記](60%)+チャペル[2 回](10%)=計 100 点
【講義テーマ】
1 回 聖書および新薬聖書の概要
2 回 KING OF KINGS (DVD:前編)の鑑賞
3 回 KING OF KINGS (DVD:後編)の鑑賞
4 回 イエスの降誕
5 回 イエスの教え
6 回 イエスの最初の弟子たち および弟子の心がまえ
7 回 イエスのいやし および奇跡
8 回 イエスの十字架
9 回 イエスの復活
10 回 イエスの昇天
11 回 パウロ-ローマ帝国に挑んだ男-(DVD:前編)の鑑賞
12 回 パウロ-ローマ帝国に挑んだ男-(DVD:後編)の鑑賞
13 回 パウロの回心
14 回 パウロの信仰、愛、希望
15 回 まとめおよび試験(レポート形式)
(再)キリスト教学//石田
聖実/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、イエスの死後、弟子たちの活動によって成立していったキリスト教がどのように歴史を
歩んできたかを学ぶ。キリスト教会は初期の迫害期を経てローマ帝国と結びつき、古代末期から中世の
ヨーロッパにおいて支配的存在になっていった。そこからルネサンスや宗教改革が生まれ、近代国家の
成立に至り、現代世界の枠組みを構成する大きな要素の一つであり続けている。すなわちキリスト教の
歴史を学ぶことは、我々が生きている現代の社会を理解することにつながるといえる。この授業では、
そのために歴史の中で社会がどのように変わってきたのか、そこにキリスト教がどのように影響してき
たのかを考察し、それをこれからの社会を考えていく上でのステップボードにできればと考えている。
【学習到達目標】
キリスト教会が誕生してから世界に広がっていく過程と、歴史の流れの中でどのような役割を果たして
きたのかを理解し、その意味を現代の我々がどのように捉え、活かしていけるかを考察する。
【履修上の注意】
1 回目の授業には、必ず出席すること。
【事前準備学習】
特になし。
【教科書】
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
3
【評価方法】
平常点・試験
【講義テーマ】
1 回 原始キリスト教会
2 回 パウロ
3 回 キリスト教会の広がりと迫害
4 回 ローマ帝国とキリスト教
5 回 古代地中海世界の終焉
6 回 中世という世界
7 回 十字軍
8 回 ルネサンスと宗教改革
9 回 国家と宗教
10 回 宗教改革と民衆文化
11 回 近代科学の誕生
12 回 革命と啓蒙
13 回 戦争の世紀
14 回 現代のキリスト教
15 回 まとめ及び試験
(再)キリスト教学//髙見
伊三男/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
キリスト教学として、
『聖書』における基礎である「旧約聖書」について学んでいきます。
『聖書』は、
世界における永遠にわたるベストセラーです。また、西洋文化の中核であるだけではなく、近年はアジ
ア、アフリカなどでも急増して読まれています。その『聖書』は、「旧約聖書」と「新約聖書」から構
成されています。
「旧約聖書」は、キリスト教(正典)やユダヤ教(正典)やイスラム教(啓典)といった、世界の代
表的な一神教において、それぞれに重視されています。
「旧約聖書」は、特にキリスト教においては、
「新
約聖書」(正典)に対して、予言と成就、待望と目標といった関係にあります。さまざまな関係におい
て、多様な人生が描写されていますが、全体的に破れ多い、身近な人間性が印象的です。
この講義では、そうした「旧約聖書」から人間性豊かな信仰者たちとその希望について見ていきます。
そうして、私達が「旧約聖書」から「新約聖書」へと導かれていかれることを願うものです。そうした
「旧約聖書」のすそ野から「新約聖書」の頂へと…。講義の 15 回のそれぞれのテーマとしては、下記
のとおりです。
【学習到達目標】
上記の講義概要のごとく、「旧約聖書」における、破れ多い、身近な、人間性豊かな信仰者たちを通し
て、彼らに私達が多少なりとも共感することができるのではないか。さらに、彼らの成就・目標として
の「新約聖書」へと導かれることを願います。ともかく、
「旧約聖書」の面白さをいくらかでも覚える
ようになりますよう。
4
【履修上の注意】
『聖書』(
「旧約聖書」+「新約聖書」)は、本講の教科書ですので、毎回必ず持参して下さい。
『聖書』やその基礎の「旧約聖書」は、今からおよそ 2000 年以上も昔に記され、伝えられてきた、
歴史的・世界的に代表的な“古典”です。古典であるがゆえに、昔の時代背景において生まれたものな
ので、現代の私たちには理解しがたいことも多々あります。その一助として、DVD を使いますので楽
しみにして下さい。
また、質問などがありましたら、各授業の終わりなどに遠慮なく聞いてみて下さい。
【事前準備学習】
『聖書』の中の「旧約聖書」に多少なりとも読んで親しむようにしておいて下さい。しかし、「旧約
聖書」は 39 巻もあって分厚いものなので、-最初から最後まで一気に読むと案外面白いものですが-、
その中から特に、講義で取り上げる「創世記」
「出エジプト記」
「サムエル記上・下」
「イザヤ書」
「ヨナ
書」「詩編」
「ヨブ記」などにはできるだけ目を通しておくと、より親しみが持てます。
【教科書】
『聖書-新共同訳-(本学のキリスト教講義で共通)』 日本聖書協会
上記の『聖書』は、本学におけるすべてのキリスト教の講義において共通のものです。各自が毎回必ず
持参して下さい。
【参考書】
『聖書の世界-総解説-』 木田・土岐 他 自由国民社
「旧約聖書」や「新約聖書」、すなわち、『聖書』を、考古学や芸術(美術・音楽)
、諸宗教関係史や論
争史、そして各書のダイジェストなどを通して、多角的または総括的に解説しています。
【評価方法】
平常点(30%)+試験[下記](60%)+チャペル[2 回](10%)=計 100 点
【講義テーマ】
1 回 聖書および旧約聖書の概要
2 回 天地創造(DVD:前編)の鑑賞
3 回 天地創造(DVD:後編)の鑑賞
4 回 天地の創造
5 回 アダムとエバ-最初の人間-
6 回 アブラハム-信仰の父ー
7 回 十戒(DVD:前編)の鑑賞
8 回 十戒(DVD:後編)の鑑賞
9 回 モーセ-旧約の律法の仲介-
10 回 ダビデ-旧約最大の王-
11 回 イザヤ-旧約最大の預言者-
12 回 ヨナ書
13 回 詩編
14 回 ヨブ記
15 回 まとめおよび試験(レポート形式)
5
(再)情報処理入門//程
(インストラクター4)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
6
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理入門//程
(インストラクター5)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
7
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理入門//程
(インストラクター1)①/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
8
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
9
14 回 Excel 基礎:
15 回 Excel 基礎:
Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
(再)情報処理入門//程
(インストラクター7)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代社会ではインターネットに多種多様な情報が流通している。どのような分野においても、情報を
最大限に活用することにより状況判断や問題解決などが行われている。このような高度情報化社会に適
応するための大学生の教養としては情報処理に関する知識と技能を習得することは必須である。
この講義は主にパソコンを用いた情報処理を行う際に必要とされる基礎知識と基本技法を習得する
ことを目的とする。とりわけ社会に通用する情報処理関連の資格試験レベルまでの知識と技能を習得す
ることを目指すのである。具体的にいうと講義内容はパソコンの仕組み・基本操作をはじめ、ワープロ
ソフトによる文書処理、表計算ソフトによるデータ処理、インターネットによる情報収集と情報発信、
情報倫理などから構成されている。講義では、紹介した知識・技法をより深く理解するために「実習」
という講義形式を導入する。つまり、パソコンを用いた例題実習という形式で講義を進むのである。
また本学では、すでに本学専用システム CCS により課題提出、教材ダウンロード、自学自習、小テ
スト等々が日常的に行われているため、ネットワークの利用に関する内容は講義の必修内容と位置づけ
る。特に講義では、毎回 CCS を利用することにより、CCS に慣れさせ、今後の大学生活に困らないよ
うにする。
【学習到達目標】
次のことを修得する。
◇パソコンおよび周辺装置に関する基礎知識と基本操作
◇MS-Word および MS-Excel の活用法
◇インターネットの利用法
◇本学専用ソフト CCS などの利用法
【履修上の注意】
全学必修の科目のため、クラス指定された時限・教室で履修すること。なお、同一時間帯に複数のク
ラスがインストラクタにより開講されるので、自分のクラスを間違えないようにすること。
毎回ノートパソコン一式(本体・AC アダプタ・マウス・LAN ケーブル)を持参すること。指定され
たクラスで毎回出席を採るので、遅刻をしないように。遅刻・欠席が続くと、CCS で警告を出す。
【事前準備学習】
講義の際に指示
【教科書】
『30 時間アカデミック
月
情報基礎
Word&Excel2010』 杉本くみ子・吉田栄子 実教出版 2011 年 10
【評価方法】
成績標記:合格(P)、不合格(D)、失格
評価項目:平常点・受講態度・小テスト・提出課題など
10
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス/周辺機器の利用法/Windows 基礎
2 回 Word 基礎: MS-Word(ワープロソフト)の仕組みと機能/文字入力の方法/キーボードの練
習
3 回 Word 基礎: 文書の入力と基本編集
4 回 Word 基礎: 表の作成と編集
5 回 Word 基礎: オブジェクトの作成と編集
6 回 Word 基礎: 様々なビジネス文書の作成法
7 回 Word 基礎: MS-Word による文書作成の総括(実践課題あり)
8 回 メールの利用法/インターネット実習/情報倫理
9 回 Excel 基礎: MS-Excel(表計算ソフト)の仕組み/データ入力
10 回 Excel 基礎: 簡単な計算(数式入力、セル参照など)
11 回 Excel 基礎: 様々な関数の活用法
12 回 Excel 基礎: セル編集と作表
13 回 Excel 基礎: グラフの作成と編集
14 回 Excel 基礎: Word 文書へのグラフ・表の貼り付け/複数シートの活用法/その他
15 回 Excel 基礎: Excel によるデータ処理の総括(実践課題あり)
入門中国語1//近藤
泉/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標として、1年次前半を終える
ようにする。
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
予習はできればしてほしいが、むしろそれ以上に、しっかりと復習をすることが求められる。ただし、
「練習問題」は必ずあらかじめ受講前にやっておくこと。
【教科書】
『ぼくのせんせい』 相原茂+郭雲輝 朝日出版社 2009
2006年版(「Live china 講師グループ+郭雲輝」著とされている。)でも可。
11
【参考書】
参考書は特にない。辞書は必要になるが、これについては授業中に説明する。
【評価方法】
平常点・小テスト・期末試験によって総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 発音1
声調と母音1
2 回 発音2
声調と母音2
3 回 発音3
子音1
4 回 発音4
子音2
5 回 発音5
子音3
6 回 発音6
発音の復習
7 回 挨拶、名前を言ったり尋ねたりする、など
8 回 「是」構文、「嗎」、疑問詞疑問文など 1
9 回 「是」構文、「嗎」、疑問詞疑問文など 2
10 回 復習
11 回 指示代詞、動詞述語文、形容詞述語文など 1
12 回 指示代詞、動詞述語文、形容詞述語文など 2
13 回 復習
14 回 「有」
「没有」、数字など
15 回 復習
入門中国語1//中田
昭一/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標として、1年次前半を終える
ようにする。
【履修上の注意】
学部の規則に基づき、出席回数が少ない場合は失格とするので、遅刻(複数回の遅刻は欠席にカウント
する)や欠席は極力しないように注意すること。
【事前準備学習】
この授業では音読を重視します。予習は特に必要ありませんが、毎日 5 分程度でよいので、テキストの
本文を音読する習慣をつけましょう。
12
【教科書】
『ぼくのせんせい』 相原茂 朝日出版社 2009
【評価方法】
平常点と試験
【講義テーマ】
1 回 発音:声調等
2 回 発音:そり舌音等
3 回 発音:鼻音等
4 回 発音のまとめ
5 回 人称代詞
6 回 名前の言い方
7 回 「是」「~である」
8 回 疑問文
9 回 動詞述語文 形容詞述語文
10 回 所有を表す表現
11 回 文末の「了」
12 回 曜日の言い方 時間詞
13 回 時刻の言い方、ここ、そこ、あそこ
14 回 文法事項のまとめ
15 回 授業総括および試験
入門中国語1//史
念/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標として、1年次前半を終える
ようにする。
【履修上の注意】
真面目に授業に出席して練習すること。
【事前準備学習】
予習と復習をきちんとすること。
【教科書】
『中国語会話入門』 史念
陶雪迎 漢和経済文化学院 2010
13
【評価方法】
出席率(50%)+平常点(50%)で総合評価します。
【講義テーマ】
1 回 中国語についての紹介
2 回 発音(1)
3 回 発音(2)
4 回 名前を聞く
5 回 これはなに。
6 回 これは美味しいですか。
7 回 あなたはどこへ行くのですか。
8 回 完了形について
9 回 動詞「在」について
10 回 動詞{有}について
11 回 数字および時間、曜日、月日について
12 回 現在進行形について
13 回 助動詞について
14 回 復習
15 回 予備
入門中国語2//近藤
泉/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
受講前の予習以上に、復習をしっかりとやることが求められる。ただし、「練習問題」については必ず
受講前にあらかじめやっておくこと。
【教科書】
『ぼくのせんせい』 相原茂+郭雲輝 朝日出版社 2009
2006年版(「Live china 講師グループ+郭雲輝」著とされている。)でも可。
14
【参考書】
辞書を用意し、毎回持ってくる。(辞書については授業中に説明する。)
【評価方法】
平常点・小テスト・期末試験によって総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 数詞、量詞など 1
2 回 数詞、量詞など 2
3 回 「了」、名詞述語文など
4 回 比較
5 回 復習
6 回 時間詞、曜日、数量補語、その他 1
7 回 時間詞、曜日、数量補語、その他 2
8 回 時刻など
9 回 「在」「離」「到」など
10 回 復習1
11 回 復習2
12 回 「了」
「過」(完了、経験)、「喜歓;」を使った文など 1
13 回 「了」
「過」(完了、経験)、「喜歓」を使った文など 2
14 回 「会」
「能」、動詞の重ね型、様態補語など
15 回 復習
入門中国語2//陳
秦銀/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年間中国語を学習した時点で中国語検定準4級のレベルに到達することを目標とする。教材の内容を
学ぶことを通して、単語の量を増やし、文法を理解した上で、中国語を活用できるようになること。
【履修上の注意】
予習と復習をしてほしい。
【事前準備学習】
教科書の準備をしてほしい。
【教科書】
『『楽しい中国語教室』』 趙
晴・陳
秦銀 郁文堂 2013
15
【参考書】
授業中指示する
【評価方法】
出席状況、授業中と授業後の勉強状況
試験成績
50%
50%
【講義テーマ】
1 回 前期の内容を復習する。
2 回 第7課 あなたは何を食べるのが好きですか。 本文 A 変化を表す「了」
3 回
本文 B 願望を表す「想」
4 回 第8課 私は店へ行って買い物をしました。
本文 A 連動文
5 回
本文 B 指示代名詞
6 回 第9課 この洋服はとてもいいですね。
本文 A 常用量詞
7 回
本文 B 量詞の使い方
8 回 第10課 あなたは中国語が本当に上手ですね。本文 A 程度補語
9 回
本文 B 強調文
10 回 第 11 課 私は今日バスケットクラブにいかないとだめです。
本文 A 助動詞「得」
11 回
本文 B
前置詞
12 回 第12課 あなたは運転できますか。
本文 A 「会・能・可以」の使い方
13 回
本文 B 比較形
14 回
自己紹介
15 回
復習
入門中国語2//王
暁星/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
○ 学生は、自分の出席を自分が管理して、全授業の3分の2以上出席するように。
【事前準備学習】
.
16
【教科書】
『話す中国語』 北京篇 1 朝日出版社
【評価方法】
試験: 70%、平常点: 30% → 総合的に評価する
試験は期末テスト、平常点は宿題・レポート・授業時の態度、質問への回答など
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
( 母音復習 )
2 回 第五課 単語と文法 ( 子音の復習 1 )
3 回 第五課 練習問題
( 子音の復習 2 )
4 回 第六課 単語と文法 ( ピンインの規則 )
5 回 第六課 練習問題 ( 挨拶言葉 )
6 回 リスニング ( 家族の呼び方 )
7 回 第七課 単語と文法 ( 発音の練習 )
8 回 第七課 練習問題( 数字 )
9 回 第八課 単語と文法
10 回 第八課 練習問題
11 回 リスニング ( 自己紹介 )
12 回 第九課 単語と文法
13 回 第九課 練習問題
14 回 第十課 文法のまとめ
15 回 リスニング、総復習
基礎中国語1//西脇
隆夫/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標として、1 年次前半を終える
ようにする。
【履修上の注意】
テキストを購入すること。
【事前準備学習】
前回学んだ点を復習しておくこと。
17
【教科書】
『一年生のころ』 相原茂ほか 朝日出版社 2007 年
最初の授業で指示する
【参考書】
授業中に指示する
【評価方法】
平常点と試験の成績
【講義テーマ】
1 回 授業の進め方と中国語について
2 回 発音(1)
声調
3 回 発音(2)
単母音
4 回 発音(3)
複母音
5 回 発音(4)
子音1
6 回 発音(5)
子音2
7 回 発音(6)
子音3
8 回 発音(7)
声母表
9 回 発音(8)
二音節語の声調
10 回 発音のまとめ
11 回 第 1 課 挨拶のしかた
12 回 第 2 課 別れのの表現
13 回 第 3 課 感謝のの表現
14 回 第 4 課 出会いの表現
15 回 まとめと試験
基礎中国語1//吉田
仁/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標として、1 年次前半を終える
ようにする。
【履修上の注意】
初回の授業開始時までに教科書を購入しておくこと。
18
【事前準備学習】
前回の授業内容によく目を通しておくこと。
【教科書】
『ゼロから学ぶ中国語―検定試験合格への道のり―』 周一川・郭海燕ほか 同学社 2012
【参考書】
『はじめての中国語学習辞典』 相原茂編著 朝日出版社 2002
電子辞書でも可。
【評価方法】
定期試験70%、授業参加度30%
【講義テーマ】
1 回 中国・中国語の概観
2 回 第1課 人称代名詞、名前の尋ね方と答え方、文末助詞「ne」
3 回 第1課の続き 第2課 「是」の文、文末助詞「ma」、副詞「也」
4 回 第2課の続き
5 回 第3課 指示代名詞、疑問詞代名詞、副詞「都」、「的」の用法(1)
6 回 第3課の続き 第4課 動詞の文、所有を表す「有」
、助動詞「想」、文末助詞「ba」
7 回 第4課の続き
8 回 第5課 助数詞(量詞)、「幾と多少」、家族構成の尋ね方と答え方、家族の呼び方
9 回 第5課の続き 第6課 形容詞の文、「不太~」と「太~了」、反復疑問文
10 回 第6課の続き
11 回 第7課 時刻の表現、指示代名詞、前置詞(1)、連動文(1)
12 回 第7課の続き 第8課 曜日の言い方、月・日の言い方、年齢の尋ね方と答え方、
「了」の用法
13 回 第8課の続き
14 回 総復習(1)
15 回 総復習(2)
基礎中国語1//史
念/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練
習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能
力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高
め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標として、1 年次前半を終える
ようにする。
19
【履修上の注意】
きちんと授業に出席して練習すること。
【事前準備学習】
予習と復習
【教科書】
『中国語会話入門』 史念
陶雪迎 漢和経済文化学院 2010
【参考書】
『特になし』
【評価方法】
出席率(50%)+平常点(50%)で総合評価します。
【講義テーマ】
1 回 中国語についての紹介
2 回 発音(1)
3 回 発音(2)
4 回 名前を聞く
5 回 これはなに。
6 回 これは美味しいですか。
7 回 あなたはどこへ行くのですか。
8 回 完了形について
9 回 動詞「在」について
10 回 動詞{有}について
11 回 数字および時間、曜日、月日について
12 回 現在進行形について
13 回 助動詞について
14 回 復習
15 回 予備
基礎中国語2//近藤
泉/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練習を十分に
行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高める
だけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深
められるようにもする。
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標とする。
20
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
予習をしておく。特に「ドリル」は必ず受講前にやっておく。ただし、復習は予習以上に重要で、必ず
しっかりとやっておくこと。
【教科書】
『表現する中国語』 楊凱栄・張麗群 白帝社 2005
特になし。
【参考書】
辞書が必要となるが、これについては授業中に説明する。
【評価方法】
授業態度、平常点、小テスト、期末試験などにより総合的に評価。
【講義テーマ】
1 回 経験の「过」 、比較の「比」、願望の「想」
2 回 「会」,結果補語・可能補語
3 回 復習
4 回 動作の進行の「在」
、選択疑問文、「可以」
5 回 復習
6 回 様態補語
7 回 「能」、主述述語文
8 回 復習
9 回 ここまでの復習
10 回 方向補語、「把」構文
11 回 存現文、受身の「被」
12 回 復習
13 回 能願動詞「得」、兼語文」
14 回 「再」
「要」「跟」
15 回 復習
基礎中国語2//西脇
隆夫/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練習を十分に
行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高める
だけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深
められるようにもする。
21
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
教科書を購入しておくこと。
【事前準備学習】
前回学んだ点を復習しておくこと。
【教科書】
『一年生のころ』 相原茂ほか 朝日出版社 2007年
最初の授業で指示する
【参考書】
授業中に指示する
【評価方法】
平常点と試験の成績
【講義テーマ】
1 回 発音の復習
2 回 第 5 課 時間副詞など
3 回 第 6 課 了の使い方
4 回 第 7 課 疑問代名詞など
5 回 第 8 課 前置詞など
6 回 第 9 課 助動詞の会など
7 回 第 10 課 動詞の有など
8 回 第1~10 課の補充とまとめ
9 回 第 11 課 年月日、曜日の表現
10 回 第 12 課 量詞
11 回 第 13 課 時間の表現と了の用法
12 回 第 14 課 助詞
13 回 第 15 課 給、可以、能の用法
14 回 第 16 課 進行態
15 回 第 11~16 課の補充とまとめ
基礎中国語2//吉田
仁/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
中国語の発音、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練習を十分に
行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高める
だけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深
められるようにもする。
22
【学習到達目標】
1年次終了の時点で中国語検定準4級以上のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
基礎中国語1を履修済みが望ましい。初回の授業開始時までに教科書を購入しておくこと。
【事前準備学習】
前回の授業の内容によく目をを通しておくこと。
【教科書】
『ゼロから学ぶ中国語―検定試験合格へのみちのり―』 周一川・郭海燕ほか 同学社 2012
【参考書】
『はじめての中国語辞典』 相原茂編著 朝日出版社 2002.2
電子辞書でも可。
【評価方法】
定期試験70%、授業参加度30%
【講義テーマ】
1 回 第9課 「yidianr」と「youdiar」、選択疑問文「haishi」、動詞の重ね方、金額の言い方
2 回 第9課の続き
3 回 第10課 存在を表す「有」と「在」、「的」の用法(2)、連動文(2)
4 回 第10課の続き
5 回 第11課 助動詞(2)、経験を表す「過」
、「(是)~的」の文
6 回 第11課の続き
7 回 第12課 現在進行形、時間量、比較の表現
8 回 第12課の続き
9 回 第13課 前置詞(2)、「zenme」と「zenmeyang」
10 回 第13課の続き
11 回 第14課 助動詞(3)、二重目的語を持つ動詞の文
12 回 第14課の続き
13 回 第15課 未来形:「快/要~了」、程度を表す助詞「得」の文
14 回 第15課の続き
15 回 総復習
時事中国語1//史
念/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年間中国語を学習した基礎のうえに立ち、中国の時事的な話題にも触れながら、さらに中国語の力を
高めていけるような授業を行う。具体的には、①どんな場面においても中国語で自分を表現したり、相
23
手と会話したりすることができるように練習する。②読む、書く、聞く、話すなどの練習によって、自
身をもって大いに中国語でコミュニケーションがとれるようにする。③さまざまな状況や場面に応じた
話題を提供し、その話題に応じた返答ができるように練習する。などである。
【学習到達目標】
①読む、書く、話すなどの練習によって、自然に中国語でコミュニケーションがとれるようにする。
②中国文化、日中文化に対する理解を深めると同時に、自信をもって中国人と会話できるように練習す
る。
【履修上の注意】
積極的に授業に参加し、練習すること。
【事前準備学習】
真面目に授業に出席すること。
予習と復習をきちんとすること。
【教科書】
『プリント』
【評価方法】
出席率と小テストで評価する。
【講義テーマ】
1 回 中国について
2 回 現代中国の社会について(1)
3 回 現代中国の社会について(2)
4 回 現代中国の社会について(3)
5 回 中国の経済について(1)
6 回 中国の経済について(2)
7 回 中国の経済について(3)
8 回 中国の政治について(1)
9 回 中国の政治について(2)
10 回 日本との関係について(1)
11 回 日本との関係について(2)
12 回 日本との関係について(3)
13 回 最近の出来事(1)
14 回 最近の出来事(2)
15 回 まとめ
時事中国語1//陳
秦銀/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年間中国語を学習した基礎のうえに立ち、中国の時事的な話題にも触れながら、さらに中国語の力を
24
高めていけるような授業を行う。具体的には、①どんな場面においても中国語で自分を表現したり、相
手と会話したりすることができるように練習する。②読む、書く、聞く、話すなどの練習によって、自
身をもって大いに中国語でコミュニケーションがとれるようにする。③さまざまな状況や場面に応じた
話題を提供し、その話題に応じた返答ができるように練習する。などである。
【学習到達目標】
①読む、書く、話すなどの練習によって、自然に中国語でコミュニケーションがとれるようにする。
②中国文化、日中文化に対する理解を深めると同時に、自信をもって中国人と会話できるように練習す
る。
【履修上の注意】
恥ずかしくなく、中国語でいっぱい会話しましょう。
【事前準備学習】
事前に予習と復習してほしいです。
【教科書】
『大学語文』 許
暁敏 隆美出版 2009 年
【参考書】
『時事中国語 2012』 三潴
正道・陳
【評価方法】
出席状況、授業中と授業後の勉強状況
試験成績
40%
祖蓓 朝日 2013
60%
【講義テーマ】
1 回 1 年目の内容を復習
2 回 肯定文と否定文、語気助詞
3 回 動態助詞“……了……了”
4 回 動詞述語文
5 回 主述述語文
6 回 連動文
7 回 伝聞の表現
8 回 時刻の表現
9 回 並列関係の文
10 回 動態助詞
11 回 逆接関係の文
12 回 副詞“才”
13 回 動詞の重ね方
14 回 助数詞
15 回 復習
25
時事中国語1//王
麗英/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年間中国語を学習した基礎のうえに立ち、中国の時事的な話題にも触れながら、さらに中国語の力を
高めていけるような授業を行う。具体的には、①どんな場面においても中国語で自分を表現したり、相
手と会話したりすることができるように練習する。②読む、書く、聞く、話すなどの練習によって、自
身をもって大いに中国語でコミュニケーションがとれるようにする。③さまざまな状況や場面に応じた
話題を提供し、その話題に応じた返答ができるように練習する。などである。
【学習到達目標】
①読む、書く、話すなどの練習によって、自然に中国語でコミュニケーションがとれるようにする。
②中国文化、日中文化に対する理解を深めると同時に、自信をもって中国人と会話できるように練習す
る。
【履修上の注意】
辞書を持参してください。積極的に質問するように。
【事前準備学習】
予習復習をすること。
【教科書】
『楽しい中国語講座』 董紅俊・王麗英 三恵社 2008 年
【評価方法】
試験70%,平常点30%
【講義テーマ】
1 回 お名前は?――名前の言い方・判断文
2 回 これは何ですか?――形容詞述語・動詞述語文
3 回 あなたは何人家族ですか。――いろいろな量詞
4 回 今は何時ですか。―――連動文・助詞の“了”
5 回 今日は何日ですか。―――助動詞“想”・
“要”・
“打算”など
6 回 私は踊れません。―――助動詞“会”・“能”
7 回 私は彼女にスカーフを一枚買いました。―――“的”構造
8 回 内モンゴル草原に行ったことがありますか。―――介詞“従”・
“離”
9 回 あなたは字を上手に書きますね。―――程度補語・結果補語
10 回 今日はすばらしい天気ですね。―――連体修飾語・方向補語
11 回 私はおなかが少し痛いです。―――動詞“譲”・介詞“把”
12 回 ここの生活に慣れましたか?―――介詞“被”
13 回 何してますか?―――動作の進行を表す“在”
14 回 もうすぐお正月ですね!―――いろいろな動詞
15 回 まとめ
26
時事中国語2//近藤
泉/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
これまでの基礎のうえに立ち、中国の時事的な話題にも触れながら、さらに中国語の力を高めていける
ような授業を行う。具体的には、①中国語の正確な発音を身につける。②語彙数を増やす。③文型を増
やす。④簡単な会話の練習をする。などである。また、中国語の能力を高めるだけではなく、中国の社
会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
必ず予習すること。また、それ以上に復習が大事なので、しっかりとやること。
【教科書】
『ぼくのせんせい』 相原茂+郭雲輝 朝日出版社 2009
2006年版のもの(「Live china 講師グループ+郭雲輝」著とされている。)でも可。
【評価方法】
平常点、小テスト、期末試験、などにより総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 第14課 「ちょっと」「少し」を表す言い方
2 回 第14課
「把」
3 回 第15課
動詞+「着」、受動文
4 回 第15課
「好像」
、復習
5 回 復習、テスト
6 回 会話練習 120ページ
7 回 会話練習 「ふれあい50」
8 回 会話練習 「ふれあい80」前半
9 回 会話練習 「ふれあい80」後半
10 回 復習
11 回 テスト
12 回 第16課 使役の動詞
13 回 第16課 「除了~以外」、練習問題
14 回 復習・テスト
15 回 期末テスト
27
時事中国語2//史
念/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
これまでの基礎のうえに立ち、中国の時事的な話題にも触れながら、さらに中国語の力を高めていける
ような授業を行う。具体的には、①中国語の正確な発音を身につける。②語彙数を増やす。③文型を増
やす。④簡単な会話の練習をする。などである。また、中国語の能力を高めるだけではなく、中国の社
会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
積極的に授業に参加し、練習すること。
【事前準備学習】
真面目に授業に出席すること。
予習と復習をきちんとすること。
【教科書】
『プリント』
【評価方法】
出席率と小テストで評価する。
【講義テーマ】
1 回 中国について
2 回 現代中国の社会について(1)
3 回 現代中国の社会について(2)
4 回 現代中国の社会について(3)
5 回 中国の経済について(1)
6 回 中国の経済について(2)
7 回 中国の経済について(3)
8 回 中国の政治について(1)
9 回 中国の政治について(2)
10 回 日本との関係について(1)
11 回 日本との関係について(2)
12 回 日本との関係について(3)
13 回 最近の出来事(1)
14 回 最近の出来事(2)
15 回 まとめ
28
時事中国語2//陳
秦銀/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
これまでの基礎のうえに立ち、中国の時事的な話題にも触れながら、さらに中国語の力を高めていける
ような授業を行う。具体的には、①中国語の正確な発音を身につける。②語彙数を増やす。③文型を増
やす。④簡単な会話の練習をする。などである。また、中国語の能力を高めるだけではなく、中国の社
会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深められるようにもする。
【学習到達目標】
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標とする。
【履修上の注意】
中国語検定試験4級の練習問題をやります。
【事前準備学習】
事前予習と復習してほしいです。
【教科書】
『大学語文』 許
【参考書】
『時事』 三潴
暁敏 隆美出版 2009 年
正道・陳
祖蓓 朝日 2012
【評価方法】
出席状況、授業中と授業後の勉強状況
試験成績
40%
60%
【講義テーマ】
1 回 婉曲に表現する助動詞
2 回 挨拶用語
3 回 選択疑問文
4 回 禁止を表す表現
5 回 将来式
6 回 構造助詞
7 回 得+程度補語
8 回 “把”の構文
9 回 二重目的語
10 回 条件関係の文
11 回 受動を表す表現
12 回 並列関係の文」
13 回 添加関係の文
14 回 目的関係の文
15 回 復習
29
応用中国語1//近藤
泉/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年間中国語を学習した基礎のうえに立ち、さらに中国語の力を高めていけるような授業を行う。
具体的には、
①どんな場面においても中国語で自分を表現したり、相手と会話したりすることができるように練習す
る。
②読む、書く、聞く、話すなどの練習によって、自身をもって大いに中国語でコミュニケーションがと
れるようにする。
③さまざまな状況や場面に応じた話題を提供し、その話題に応じた返答ができるように練習する。
などである。
【学習到達目標】
①話す・聞く・読む・書くなどの練習により、中国語で一定程度のコミュニケーションが取れるように
する。
②中国の文化・、社会に対する関心・理解を深める。
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標として学習してゆく。
【履修上の注意】
特になし。
【事前準備学習】
予習よりも復習がより大事です。ただし、「練習問題」は必ず予習しておいてください。
【教科書】
『ぼくのせんせい』 相原茂+郭雲輝 朝日出版社 2009
2006年版のもの(「Live china 講師グループ+郭雲輝」著とされている。)でも可。
【参考書】
授業時、プリントを配布する。
【評価方法】
平常点、小テスト、期末試験、などにより総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 9課
「できる」ことを表す助動詞
2 回 9課
様態補語、どのぐらいの時間(期間)したかを示す文
3 回 10課 願望の助動詞、連動文
4 回 10課 方向補語
5 回 11課 反復疑問文・選択疑問文
6 回 復習・テスト
7 回 12課 いくつかの介詞、結果補語
8 回 12課 復習
9 回 13課 可能補語、金額・値段の訊き方
30
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
復習・テスト
会話練習 42ページ
会話練習 68ページ
会話練習 94ページ
復習
期末テスト
応用中国語1//中田
昭一/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年間中国語を学習した基礎のうえに立ち、さらに中国語の力を高めていけるような授業を行う。
具体的には、
①どんな場面においても中国語で自分を表現したり、相手と会話したりすることができるように練習す
る。
②読む、書く、聞く、話すなどの練習によって、自身をもって大いに中国語でコミュニケーションがと
れるようにする。
③さまざまな状況や場面に応じた話題を提供し、その話題に応じた返答ができるように練習する。
などである。
【学習到達目標】
①読む、書く、話すなどの練習によって、自然に中国語でコミュニケーションがとれるようにする。
②中国文化、日中文化に対する理解を深めると同時に、自信をもって中国人と会話できるように練習す
る。
【履修上の注意】
学部の規則に基づき、出席回数が少ない場合は失格とするので、遅刻(複数回の遅刻は欠席にカウント
する)や欠席は極力しないように注意すること。
【事前準備学習】
この授業は音読を重視します。テキストの「一問三答」「ネホリハホリ」の箇所を音読する習慣をつけ
ましょう。
【教科書】
『訊くが勝ち』 相原茂 朝日出版社 2005
【評価方法】
平常点と試験
【講義テーマ】
1 回 あなたをもっと知りたくて
2 回 彼ってどう?
3 回 どこから来たの?
4 回 あなたの家へはどうやって行くの?
31
5 回 何年生まれ?
6 回 いつ帰る?
7 回 おいくつですか?
8 回 気になる数値
9 回 どうやってやるのか
10 回 誕生日はどうすごす?
11 回 週末の天気はどうですか?
12 回 最近どうしてる?
13 回 どんな髪型にしたいですか?
14 回 文法事項のまとめ
15 回 授業総括および試験
応用中国語1//吉田
仁/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年間中国語を学習した基礎のうえに立ち、さらに中国語の力を高めていけるような授業を行う。
具体的には、
①どんな場面においても中国語で自分を表現したり、相手と会話したりすることができるように練習す
る。
②読む、書く、聞く、話すなどの練習によって、自身をもって大いに中国語でコミュニケーションがと
れるようにする。
③さまざまな状況や場面に応じた話題を提供し、その話題に応じた返答ができるように練習する。
などである。
【学習到達目標】
①読む、書く、話すなどの練習によって、自然に中国語でコミュニケーションがとれるようにする。
②中国文化、日中文化に対する理解を深めると同時に、自信をもって中国人と会話できるように練習す
る。
【履修上の注意】
初回の授業開始時までに教科書を購入しておくこと。
【事前準備学習】
前回の授業の内容によく目を通しておくこと。
【教科書】
『中国語 つぎへの一歩』 尹
景春・竹島
毅 白水社 2011
【参考書】
『はじめての中国語学習辞典』 相原茂編著 朝日出版社 2002
電子辞書も可
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【評価方法】
定期試験70%、授業参加度30%
【講義テーマ】
1 回 1年の復習(1)
2 回 1年の復習(2)
3 回 第1課 「中国に行こう」
4 回 第1課続き、練習問題
5 回 第2課 「ジャスミン茶を飲もう」
6 回 第2課続き、練習問題
7 回 第3課 「友だちをつくろう!」
8 回 第3課続き、練習問題
9 回 第4課 「長城に登ろう!」
10 回 第4課続き、練習問題
11 回 第5課 「卓球を楽しもう!」
12 回 第5課続き、練習問題
13 回 第6課 「漢字を覚えよう!」
14 回 第6課続き、練習問題
15 回 総復習(学期の学習事項)・質疑応答
応用中国語2//陶
雪迎/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
これまでの基礎のうえに立ち、さらに中国語の力を高めていけるような授業を行う。具体的には、①中
国語の正確な発音を身につける。②語彙数を増やす。③文型を増やす。④簡単な会話の練習をする。
【学習到達目標】
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標とする。
【評価方法】
定期試験と平常点の総合評価です。
応用中国語2//吉田
仁/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
これまでの基礎のうえに立ち、さらに中国語の力を高めていけるような授業を行う。具体的には、①中
国語の正確な発音を身につける。②語彙数を増やす。③文型を増やす。④簡単な会話の練習をする。
【学習到達目標】
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標とする。
33
【履修上の注意】
応用中国語1を履修済みが望ましい。初回の授業開始時までに教科書を購入しておくこと。
【事前準備学習】
前回の授業の内容によく目を通しておくこと。
【教科書】
『中国語 つぎへの一歩』 尹
景春・竹島
【参考書】
『はじめての中国語学習辞典』 相原
電子辞書も可
毅 白水社 2011
茂編著 朝日出版社 2002
【評価方法】
定期試験70%、授業参加度30%
【講義テーマ】
1 回 第7課 「街を歩こう!」
2 回 第7課続き、練習問題
3 回 第8課 「中国映画を見よう!」
4 回 第8課続き、練習問題
5 回 第9課 「チャイナドレスを買おう!」
6 回 第9課続き、練習問題
7 回 第10課 「中華を食べよう!」
8 回 第10課続き、練習問題
9 回 第11課 「西遊記を読もう!」
10 回 第11課続き、練習問題
11 回 第12課 「春節を祝おう!」
12 回 第12課続き、練習問題
13 回 読解「メールを出そう」
14 回 “中国朋友”と話そう!(常用される表現の練習)
15 回 総復習(学期の学習事項)・質疑応答
応用中国語2//趙
晴/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
これまでの基礎のうえに立ち、さらに中国語の力を高めていけるような授業を行う。具体的には、①中
国語の正確な発音を身につける。②語彙数を増やす。③文型を増やす。④簡単な会話の練習をする。
【学習到達目標】
2年次終了の時点で中国語検定4級のレベルに到達することを目標とする。
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【履修上の注意】
①教室ルールを守ること。②中国語の辞書を持っていることが望ましい。
【事前準備学習】
予習復習すること。
【教科書】
『大学語文』 許暁敏 隆美出版
【評価方法】
定期試験と平常点の総合評価です。
【講義テーマ】
1 回 本文1
2 回 本文2
3 回 本文3
4 回 本文4
5 回 本文5
6 回 本文6
7 回 本文7
8 回 本文8
9 回 本文9
10 回 本文 10
11 回 本文 11
12 回 本文 12
13 回 復習
14 回 練習
15 回 まとめ及び試験
(再)日本語表現//小出
祥子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。
「日本語表現」
の
授業は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る
科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得
し、日本語検定
3級認定(合格)を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課して
います。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な
35
作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、三分間スピーチを
行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後の「自学自習」の勉強も必要です。また、NGU漢字検定のための漢字の読み・書
きの勉強も授業外に行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、
その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
「日本語検定」三級の修得を目指します。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教科書】
『日本語表現』 名古屋学院大学日本語表現部会
2013
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 2012
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
【講義テーマ】
1 回 漢字能力検定・敬語について①・練習問題
2 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語について②・練習問題
3 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・敬語テスト③・練習問題
4 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方①・練習問題
5 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の使い方②・練習問題
6 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・言葉の意味・練習問題
7 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記①・練習問題
8 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・漢字、表記②・練習問題
9 回 三分間スピーチ・前回確認テスト・慣用句、故事成語等・練習問題
10 回 三分間スピーチ・日本語検定受検に備えて、確認テスト
11 回 三分間スピーチ・文の組み立て
12 回 三分間スピーチ・文章を要約する
13 回 三分間スピーチ・テーマに沿って文章作成
14 回 三分間スピーチ・レポートの書き方
15 回 これまでの授業のまとめ・アチーブメントテスト
(再)日本語表現//玉田
沙織/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本語の正しい運用は、社会生活を豊かにします。本講義では、話す力と書く力の基礎を学び、大学生
36
活と、来たるべき社会人としての生活に有効な技能を身につけます。具体的には、文法・敬語・語彙・
漢字の学習をとおして、1.「日本語検定」3級の合格と、2.場に応じた文章作成能力の習得を目指
します。また、改まった場で話す能力を身につけるために、3.三分間スピーチの練習を行います。
【学習到達目標】
1.文法・敬語・語彙・漢字の正しい使い方を身につける。
2.場に応じて、主張を分かりやすく書けるようになる。他者の主張を踏まえる場合は、明確に、
自分のものと区別できるようになる。
3.改まった場において、主張を分かりやすく話せるようになる。
【履修上の注意】
日本語運用能力を高めるためには、ポイントを押さえた反復練習が大切です。授業の復習と CCS 自学
自習問題の活用をとおして、授業内容の定着を確認しましょう。特に、語彙力や漢字能力を養うために
も、教育学習センターでの NGU 漢字検定には積極的に取り組み、CCS 自学自習問題の活用も行いまし
ょう。
【事前準備学習】
前回講義の復習。
【教科書】
『日本語表現テキスト』 日本語表現部会 名古屋学院大学 2013 年
【参考書】
『日本語検定 公式 領域別問題集』 日本語検定委員会等 東京書籍 2008 年
『日本語検定 公式 練習問題集 3級改訂版』 日本語検定委員会 東京書籍 2012 年
この他、プリントを多数配布します。教科書、CCS 自学自習問題とともに復習テスト・小テストの範囲
となりますので、無くさないようにしましょう。
【評価方法】
100 点満点とし、復習テスト(7回)40%・中間テスト 20%・期末テスト 20%・スピーチ発表(1回)
10%・平常点 10%で換算する。平常点は授業への参加度に加えて「日本語検定」受検とその成績、CC
S 自学自習問題成果(PC からの解答履歴)、NGU 漢字検定の到達度を加味する。全学共通の単位取得
基礎条件は、5回未満の欠席(最大4回まで)と NGU 漢字検定の8教程修了です。本講義の単位取得
が「上級日本語表現」の履修条件となります。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、NGU 漢検判定テスト、スピーチの技法、自己紹介
2 回 「剽窃」について、語彙・言葉の意味
3 回 復習テスト1、漢字
4 回 復習テスト2、表記
5 回 復習テスト3、文法(1)呼応表現・意味の限定
6 回 復習テスト4、文法(2)ら抜き・さ入れ・れ足す言葉
7 回 復習テスト5、敬語(1)導入・尊敬語
8 回 復習テスト6、敬語(2)謙譲語ⅠⅡ
9 回 復習テスト7、敬語(3)丁寧語・美化語・間違えやすい敬語
37
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
語検対策―中間テストと解説・個別指導―
スピーチ発表1、文章表現法―正しい文構造、分かりやすい表現―
スピーチ発表2、レポ作成法(1)問いの見つけ方、資料の探し方
スピーチ発表3、レポ作成法(2)要約の仕方、構成の練り方
スピーチ発表4、レポ作成法(3)引用文・参考文献・注の扱い方
授業総括および期末テスト
日本語表現上級//玉田
沙織/春A(水 3)
・秋A(火 2・水 1)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせない。言語表現能力
の向上をはかるために、主に文章による表現の基礎を培う科目である。具体的には、レポート・小論文・
卒業論文など学術的な文章を書くための基礎的な内容を学習する。
【学習到達目標】
1.適切な表現・ことばを用いた正しく分かりやすい文を書けるようにする。
2.事実と意見、他人の意見と自分の意見を区別し、論理的な文章を書く力を身につける。
3.複数の資料を分析しつつ、正しく引用しながら大学教育で求められるレポート・小論文を書くことが
できる。
【履修上の注意】
1年次必修「日本語表現」の【単位が取得済み】の場合のみ、履修を認める。履修見込み(同時受講)
は認めない。
日本語検定【2級】の合格を目指す場合は、夏期集中講義として開講予定の「日本語表現上級」の登
録を推奨する。同名の講義であるため、単位が認定されるのは一方のみである。
日本語運用能力を高めるためには、主体的な取り組みが大切である。授業には積極的に参加し、疑問
点は遠慮せずに質問すること。基礎学力を養うために、CCS 自学自習問題も活用しよう。
【事前準備学習】
前回の復習。
【教科書】
プリントを使用する。
【参考書】
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
提出物 40%、小論文 20%、レポート 20%、復習テスト 20%。
単位取得基礎条件は、全学の基準と同様に5回未満の欠席(最大4回まで)。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
38
2 回 敬語に強くなる(1)
3 回 敬語に強くなる(2)
4 回 メールの達人になる
5 回 語順を整える・意味を一つにする
6 回 文を組み立てる
7 回 論証する
8 回 引用して意見を述べる
9 回 小論文を書く(準備)
10 回 小論文を書く(執筆)
11 回 小論文を書く(推敲)
12 回 レポートを書く(準備)
13 回 レポートを書く(執筆)
14 回 レポートを書く(推敲)
15 回 講評と復習テスト
日本語表現上級//玉田
沙織/集春(集中)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
39
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
日本語表現上級//川越
めぐみ/春A(火 3)・秋A(火 3)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の応用問題を必ず毎回やる
40
こと。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
日本語表現上級//川越
めぐみ/集春(集中)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本語検定二級受験者のために開講する授業です。日本語検定二級は、大学生・社会人を対象にしてい
ます。実社会に出ても十分に対応しうるような、実践的・総合的な国語能力の養成を目指します。毎回
の授業では、過去問を中心に、分野ごとの能力の習得を目指します。
【学習到達目標】
日本語検定二級の認定ないしは準認定獲得を目指します。
大学生・社会人として恥じない国語能力の習得を目指します。
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【履修上の注意】
通常の「日本語表現上級」の既履修者あるいは履修者は、この集中講義を履修できません。定員に余裕
のある場合は、受講しても構いませんが、単位取得はできません。もし受講する場合は、教員にその許
可を取ること。また、この授業は、日本語検定二級の取得を目指す授業ですから、検定の申し込みをす
ることが条件となります。受講しても、検定の申し込みがない場合は、単位取得はできません。開講期
間は八月終わりから九月当初の火曜日(1~4限)から金曜日(1~3限)の計 15 時間です。
【事前準備学習】
四日間の集中講義です。前回の授業を復習し、次の授業に備えてください。そのためにも、自学自習の
応用問題を必ず毎回やること。
【教科書】
その都度、プリントを用意します。
【参考書】
『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
『日本語検定公式各級別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 毎年度
図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。
【評価方法】
毎時間の小テストと平生点による総合評価。基本的には全出席が条件です。四回欠席した場合、失格と
します。
【講義テーマ】
1 回 日本語能力確認テスト(どの分野の能力が劣るかの確認テストをします)
2 回 過去問を中心にした「敬語(尊敬語)」の学習
3 回 過去問を中心にした「敬語(謙譲語)」の学習
4 回 2~3の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
5 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(ら抜き言葉・レタス言葉)」の学習
6 回 過去問を中心にした「言葉の使い方(さ入れ言葉・呼応の副詞)」の学習
7 回 5~6の授業のまとめ、応用問題。必修漢字の学習
8 回 ことわざ・慣用句の学習
9 回 過去問を中心にした「語彙の意味」の学習
10 回 過去問を中心にした「言葉の意味」の学習
11 回 9~10 の授業のまとめ、応用問題。慣用句・慣用表現の学習
12 回 ことわざ・四字熟語の学習
13 回 過去問を中心にした「漢字」の学習
14 回 過去問を中心にした「表記」の学習
15 回 日本語能力達成度確認テスト
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入門ドイツ語1//小出
八州男/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ドイツ語を読み書き話すために欠くことのできない基本的な文法知識を学びます。未知の外国語を学ぶ
ことは容易なことではありません。学生諸君の積極的な学習意欲と努力の積み重ねがどうしても必要で
す。ドイツ語それ自身は極めて厳密な文法構造を持った言語ですから、この言語を学ぶことは同時にま
たものごとを正確に精密に考える力を養うことにもつながります。言語学的には、ドイツ語は英語と同
様にゲルマン語に属する言語であり、両者の関係は歴史的に非常に深いと言えます。ドイツ語をはじめ
て学ぶ皆さんは、 名詞の性別や動詞の人称変化など見慣れない文法項目に驚きながらも、二つの言語
間に類似性を見出すことも多いと思います。一年後に、新しい言語に挑戦してよかったという充実した
達成感を持つことができるよう積極的で真剣な授業参加を希望します。
【学習到達目標】
ドイツ語の発音をしっかりと身に付けると共に、基本的な文法ルールの習得を目指します。ドイツ語検
定試験4級合格を目標とします。
【履修上の注意】
出席を重視します。
【事前準備学習】
語学は積み重ねが大切です。復習を忘れないようにして下さい。
【教科書】
『未定』
【評価方法】
期末試験60%+平常点40%
(平常点には授業態度も含みます)
【講義テーマ】
1 回 ドイツ語の言語学的位置づけ
2 回 つづりと発音
3 回 あいさつ
4 回 動詞の現在人称変化
5 回 sein,haben など重要動詞の現在人称変化
6 回 名詞の性・数・格
7 回 定冠詞と不定冠詞
8 回 格の使い方
9 回 疑問代名詞 wer,was の格変化
10 回 不規則動詞の現在人称変化
11 回 人称代名詞の3格と4格
12 回
非人称 es の使い方
13 回 動詞の命令形
14 回 冠詞類
15 回 まとめ、試験
43
入門ドイツ語2//小出
八州男/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
入門ドイツ語 1 を継続します。
【学習到達目標】
ドイツ語検定試験 4 級合格を目指します。
【履修上の注意】
出席を重視します。
【事前準備学習】
語学は積み重ねが大切です。復習を忘れないようにして下さい。
【教科書】
『未定』
未定
【評価方法】
定期試験 60%+平常点 40%
(平常点には授業態度を含みます)
【講義テーマ】
1 回 前置詞
2 回 話法の助動詞
3 回 未来の助動詞
4 回 従属の接続詞と副文
5 回 形容詞の格変化
6 回 zu 不定詞
7 回 動詞の3基本形
8 回 過去人称変化
9 回 現在完了形
10 回 分離動詞
11 回 形容詞・副詞の比較
12 回 関係代名詞
13 回 受動
14 回 接続法
15 回 まとめ・試験
44
基礎ドイツ語1//山本
淑雄/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
「入門ドイツ語」で学ぶ基本的な文法知識を反復練習しつつ、生き生きとした現代ドイツ語で書かれ
た、やさしく興味のもてる読み物を読んでいきます。言葉は単にコミュニケーションの手段であるばか
りではなく、同時に我々の日常的な考え方、感じ方をそれと意識できないほど深く規定しています。ド
イツ語を学ぶことは、単にドイツ語を話す人たちとの意志疎通をはかるばかりではなく、彼らの考え方、
感じ方を学ぶことでもあります。全く異質な文化背景をもった言語と積極的に取り組んでいく中で、
我々自身を相対化し見つめ直す手掛かりを得ることができればと思います。
言葉の学習に特別な近道はありません。まずは、テキストに出てくる基本的な語を繰り返し辞書で引
き、慣れ親しむことが大切です。復習、予習を一歩一歩確実にこなす中で、次第に新しい言葉に馴じん
でいくことができると思います。
【学習到達目標】
ドイツ語の基本的文法の習得と会話等への応用力の養成を目標とし、ドイツ語検定試験4級合格をめざ
します。
【履修上の注意】
語学は毎日の積み重ねが大切です。復習を忘れないように。また、はじめて学ぶ語学は最初が肝心です。
一度の欠席が命取りとなりますので、注意してください。私語厳禁。
【事前準備学習】
予習、復習を怠らないように。
【教科書】
『CD付き
はじめてのドイツ?使えるドイツ語表現(四訂版)』 河合節子
他 三修社 2013
【評価方法】
期末試験 60%、平常点 40%という配分、平常点には、授業態度(私語や居眠りはないか)、出席数、遅
刻、予習復習の有無などを基本に、小テスト、レポート等を加味する場合もあります。
【講義テーマ】
1 回 発音
2 回 あいさつ等の基本表現
3 回 人称代名詞と動詞の現在人称変化
4 回 sein と haben
5 回 名詞の性、定冠詞と不定冠詞
6 回 定冠詞と不定冠詞の格変化
7 回 複数形と格変化
8 回 不規則動詞の現在人称変化
9 回 定冠詞類と不定冠詞類
10 回 人称代名詞の格変化
11 回 命令形
12 回 前置詞と格支配
45
13 回 非人称主語 es と非人称動詞
14 回 話法の助動詞と未来形
15 回 まとめと試験
基礎ドイツ語2//山本
淑雄/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
「基礎ドイツ語1」を継続します。
【学習到達目標】
ドイツ語の基本的文法の習得と会話等への応用力の養成を目標とし、ドイツ語検定試験4級合格をめざ
します。
【履修上の注意】
語学は毎日の積み重ねが大切です。復習を忘れないように。また、はじめて学ぶ語学は最初が肝心です。
一度の欠席が命取りとなりますので、注意してください。
【事前準備学習】
予習、復習を欠かさないように。
【教科書】
『CD付き
はじめてのドイツ?使えるドイツ語表現(四訂版)』 河合節子
他 三修社 2013
【評価方法】
期末試験 60%、平常点 40%という配分、平常点には、授業態度(私語や居眠りはないか)、出席数、遅
刻、予習復習の有無などを基本に、小テスト、レポート等を加味する場合もあります。
【講義テーマ】
1 回 再帰代名詞と再帰動詞
2 回 定動詞の位置
3 回 分離動詞と非分離動詞
4 回 従属接続詞と副文
5 回 形容詞の用法
6 回 形容詞の格変化
7 回 形容詞の名詞化
8 回 基数と序数
9 回 zu 不定詞(句)
10 回 動詞の 3 基本形
11 回 過去人称変化
12 回 現在完了 1(haben 支配)
13 回 現在完了 2(sein 支配)
14 回 過去完了と未来完了
46
15 回 まとめと試験
時事ドイツ語1//山本
淑雄/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代ドイツについて書かれた平易なテキストを読みながら、時事的な語彙を習得し、ドイツの社会や文
化への関心を深めていきます。
【学習到達目標】
応用ドイツ語の学習とともに、一年後にドイツ語検定試験3級の合格をめざします。
【履修上の注意】
語学は毎日の積み重ねが何より大事です。予習・復習を怠らないように。最初は「基礎ドイツ語」の教
科書を継続して用います。忘れないように持参してください。私語厳禁。
【事前準備学習】
予習、復習を欠かさないように。
【教科書】
『CD付き
ドイツ語ネクスト・ステージ』 大薗正彦
他 三修社 2013
【評価方法】
期末試験 60%、平常点 40%という配分、平常点には、授業態度(私語や居眠りはないか)、出席数、遅
刻、予習復習の有無などを基本に、小テスト、レポート等を加味する場合もあります。
【講義テーマ】
1 回 動詞現在人称変化の復習
2 回 不規則動詞の復習
3 回 格変化の復習
4 回 完了形の復習
5 回 複合動詞のまとめ
6 回 形容詞と副詞の比較表現
7 回 主文と副文の関係
8 回 指示代名詞
9 回 不定代名詞
10 回 現在分詞と過去分詞
11 回 話法の助動詞と未来形の復習
12 回 定関係代名詞
13 回 不定関係代名詞と指示代名詞
14 回 関係副詞
15 回 まとめと試験
47
時事ドイツ語2//山本
淑雄/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代ドイツについて書かれた平易なテキストを読みながら、時事的な語彙を習得し、ドイツの社会や文
化への関心を深めていきます。
【学習到達目標】
応用ドイツ語の学習とともに、ドイツ語検定試験3級の合格をめざします。
【履修上の注意】
語学は毎日の積み重ねが何より大事です。予習・復習を怠らないように。
【事前準備学習】
予習、復習を欠かさないように。
【教科書】
『CD付き
ドイツ語ネクスト・ステージ』 大薗正彦
他 三修社 2013
【評価方法】
期末試験 60%、平常点 40%という配分、平常点には、授業態度(私語や居眠りはないか)、出席数、遅
刻、予習復習の有無などを基本に、小テスト、レポート等を加味する場合もあります。
【講義テーマ】
1 回 受動態
2 回 状態受動
3 回 様々な受動表現
4 回 接続法(第 1 式と第 2 式)の人称変化
5 回 接続法の時称
6 回 間接話法
7 回 非現実話法
8 回 外向的接続法
9 回 要求話法
10 回 時間表現の復習
11 回 使役動詞
12 回 知覚動詞
13 回 融合形
14 回 造語
15 回 まとめと試験
48
応用ドイツ語1//小出
八州男/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
一年で学んだ基礎知識をもとに、テーマ性のある楽しいドイツ語の文章を読んでいく。ドイツ語を読む
力を養いながら、ドイツ文化やドイツ的ユーモアについて学ぶ。
【学習到達目標】
二年次終了時点で、ドイツ語検定試験3級合格を目指す。
【履修上の注意】
出席を重視します。
【事前準備学習】
語学は積み重ねが大切です。復習を忘れないようにして下さい。
【教科書】
『未定』
【評価方法】
期末試験60パーセント+平常点40%
(平常点には授業態度も含みます)
【講義テーマ】
1 回 1年次の復習
2 回 In der Schule
3 回 Wie lange lebt eine Schildkrote?
4 回 Zerstreute Professoren
5 回 Ein geschickter Arzt
6 回 Ein Jurist
7 回 Deutchland
8 回 Beethoven bei Mozrt
9 回 Haydn und Mozart
10 回 Johann Wolfgang von Goethe
11 回 Friedrich Schiller
12 回 Das deutche Schulsystem
13 回 Die wahre Geschichte
14 回 DieHeinzelmannchen
15 回 まとめ・試験
応用ドイツ語2//小出
八州男/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
応用ドイツ語 1 を継続する。
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【学習到達目標】
2年次終了時点で、ドイツ語検定試験3級合格を目指す。
【履修上の注意】
出席を重視します。
【事前準備学習】
語学は積み重ねが大切です。復習を忘れないようにして下さい。
【教科書】
未定
【評価方法】
期末試験 60%+平常点 40%
(平常点には授業態度も含む)
【講義テーマ】
1 回 Etwas zum Lachen
2 回 Kannitverstan
3 回 Das Geschenk
4 回 Barbaroossa
5 回 Die Sintflut
6 回 Als Gauss noch Schuler war
7 回 Wie kraht der Hahn?
8 回 Das Madchen,das immer furzte
9 回 Die Prinzessin auf der Erbse
10 回 Doktor Zamenhof
11 回 Der Tee
12 回 Aus dem Leben eines Taugenichts
13 回 Das Kamel
14 回 Richard Wagener
15 回 まとめ・試験
入門フランス語1//鈴木
啓司/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
今や世は英語全盛の時代でフランス語はすっかり影が薄くなった感があるが、それでも、国際機関な
どでの第二共通語としての地位は保ち続けている。そんなフランス語に触れておくことは決して無駄で
はないであろう。本科目では、フランス語の綴りと発音、日常よく使う決まり文句、基本動詞の活用な
ど、基礎の基礎というべき知識を身につけてゆく。おりにふれ英語と比較しながら、言語の類似性、多
様性も感じてもらいたいと考えている。
【学習到達目標】
全員が少なくともフランス語の綴りを正確に発音できるようにする。フランス語学習のつまずきは、
50
まず綴りを読めないことに起因するからである。この第一関門を越えなければ、フランス語の学習は困
難を極めるものと思ってもらいたい。
【履修上の注意】
出席率70%に満たない者は原則として失格になるので、その点は注意されたし。
【事前準備学習】
心機一転、新たな外国語を学ぶという学習意欲を高めておいてほしい。要は気持ちの問題である。
【教科書】
『カジュアルにフランス語-改訂版-』 沼田、エディ他 朝日出版社 2009
【評価方法】
期末試験60%、平常点40%といった配分。平常点には、授業態度(私語、居眠りはないか)、出
席数、遅刻、予習復習の有無などがはいる。
【講義テーマ】
1 回 つづりの読み方/発音
2 回 あいさつの表現/お礼、おわびの表現
3 回 これまでのおさらい
4 回 名詞の性と数/冠詞
5 回 前回のおさらい
6 回 形容詞
7 回 形容詞のおさらい
8 回 第一群規則動詞
9 回 第一群規則動詞のおさらい
10 回 否定文と疑問文
11 回 否定文と疑問文のおさらい
12 回 指示形容詞、所有形容詞/命令文
13 回 指示形容詞、所有形容詞/命令文のおさらい
14 回 前期のまとめと復習
15 回 フランス語学習についての総評
入門フランス語2//鈴木
啓司/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
入門フランス語1の継続である。
【学習到達目標】
入門フランス語1での綴りの読みに加え、基本動詞の活用パターンを10個ほど覚える。
【履修上の注意】
出席率70%に満たない者は原則として失格になるので、その点は注意されたし。
51
【事前準備学習】
春学期の復習をできるだけしておくこと。
【教科書】
『カジュアルにフランス語-改訂版-』 沼田、エディ他 朝日出版社 2009
【評価方法】
期末試験60%、平常点40%といった配分。平常点には、授業態度(私語、居眠りはないか)、出席
数、遅刻、予習復習の有無などがはいる。
【講義テーマ】
1 回 動詞 aller と venir
2 回 動詞 aller と venir のおさらい
3 回 第二群規則動詞
4 回 第二群規則動詞のおさらい
5 回 疑問詞を使った疑問文
6 回 疑問詞を使った疑問文のおさらい
7 回 直接、間接目的語と強勢形
8 回 直接、間接目的語と強勢形のおさらい
9 回 動詞 vouloir, pouvoir, devoir
10 回 動詞 vouloir, pouvoir, devoir のおさらい
11 回 比較
12 回 比較のおさらい
13 回 複合過去
14 回 複合過去のおさらい
15 回 まとめと復習
基礎フランス語1//湯浅
康正/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
フランス語の発音、聞き取り、読み取り、文法の初歩を総合的に学習する。基本 500 語程度のフランス
語文が読み取れ、日常生活でのあいさつができ、旅行でよく使うことばが話せるようにする。
【学習到達目標】
入門フランス語1、2の学修とあわせて、実用フランス語検定5級(学習時間 50 時間以上)合格程度
のフランス語力
【履修上の注意】
1.フランス語のように大学で初めて学習する語学の授業では、遅刻、欠席は危険です。脱落に直結し
ています。
2.発音の練習は思い切って大きな声で、頭で理解するのではなく、口を動かして。
3.辞書を毎時間持参すること。
52
【事前準備学習】
前回学習したところ、次回学習するところに目を通しておくこと。
【教科書】
『コクリコ』 藤田尊潮 白水社 2010
【参考書】
『フラ語入門 わかりやすいにもホドがある!』 清岡智比古 白水社 2009
仏和辞典は必ず授業に持ってくること
【評価方法】
定期試験 60%
平常点 40%(出欠状況
10%
授業態度 10%
発音 20%)
【講義テーマ】
1 回 フランス語はどういうことばか。アルファベの発音
2 回 第1課
冠詞 un Voila ~
C'est ~
toi と moi
3 回 第1課
2 回目
4 回 Lecon 2 名詞の性と数 不定冠詞 C’est と Ce sont Il y a ~ 否定文
5 回 第 2 課 2 回目
6 回 第 3 課 定冠詞 主語人称代名詞「~は」と etre の現在形 形容詞
7 回 第 3 課 2 回目
8 回 第 4 課 部分冠詞 動詞 avoir の現在形 Est-ce que~?の疑問文
9 回 第 4 課 2 回目
10 回 第 5 課 -er 動詞の現在形 疑問文の作り方 前置詞 a と定冠詞の縮約
11 回 第 5 課 2 回目
12 回 第 6 課 所有形容詞 指示形容詞 疑問形容詞
13 回 第 6 課 2 回目
14 回 第 7 課 動詞 aller の現在形 疑問の副詞 ou
15 回 まとめ及び試験
基礎フランス語1//下村
武/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、フランス語の基礎的な「文法」の学習と日常的な「会話」の初歩を学びます。また語学
だけではなく、映像も授業に取り入れ、フランスやフランス語を話す人々とその文化に対する知識も深
めます。
「フランスを知りたい」
「フランスに行ってみたい」というみなさんの興味、関心に応えられるようフ
ランス旅行や日常で役立つ表現などをたくさん授業に取り入れます。日常生活における様々な場合を想
定しながら、フランス語のコミュニケーション能力を開発していきましょう。
【学習到達目標】
1 フランス語の基本的な文法事項を理解する
53
2 簡単なフランス語を読む、聞く、話す、書くことができるようになる
具体的には、フランス語であいさつができる、自己紹介ができる、家族について話せるようになる
3 フランスの文化やフランスの出来事に関心を持ち、広い視点を持てるようになる。
4 入門フランス語1、2の履修とあわせて、実用フランス語検定試験5級程度のフランス語能力を取
得する
【履修上の注意】
1 フランス語を勉強する意欲をもって授業に参加する
2 毎回辞書を忘れずに持参する
3 大きな声を出して積極的に発音する
4 わからないことは何でも質問する
5 授業中に解いた問題や、授業中に見た映像の感想を毎回授業後に提出する
【事前準備学習】
・教科書や授業中に配布したプリント、また授業中に解いた問題などを見直し復習すること
・授業中に疑問に思ったこと、関心を持ったことがらについて掘り下げ、図書館やインターネットなど
で調べておくこと
【教科書】
『なびふらんせ』 有富智世
ISBN 978-4-86095-802-2
定価 2500 円
他 長崎出版 2013
【評価方法】
定期試験 50%、小テスト 20%、出席コメントや授業の参加態度 30%を含め総合的に評価
【講義テーマ】
1 回 授業の説明と進め方/Lecon 0 あいさつ
2 回 Lecon 1 アルファベ、綴り字と発音、自分の名前を言う
3 回 Lecon 2 名詞の性、冠詞
4 回 Lecon 2 表現「これは何ですか」「?ください」
5 回 Lecon3 主語人称代名詞、動詞 etre (です、ます)と avoir (持っている)
6 回 Lecon 3 表現「私は?です」「私は?を持っています」
7 回 Lecon 4 第一群規則動詞
8 回 Lecon4 疑問文と答え方
9 回 Lecon4 表現「?が好きです」「?に住んでいます」
10 回 Lecon5 冠詞、部分冠詞
11 回 Lecon5 否定文、否定疑問文
12 回 Lecon5 表現「?があります」
13 回 Lecon6 形容詞
14 回 Lecon6 指示形容詞、所有形容詞
54
15 回 まとめおよび試験
基礎フランス語2//湯浅
康正/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
基礎フランス語1の継続です。
【学習到達目標】
入門フランス語1,2の学修とあわせて、実用フランス語検定5級(学習時間 50 時間以上)合格程度
のフランス語力
【履修上の注意】
1.フランス語のように大学で初めて学習する語学の授業では、遅刻、欠席は危険です。脱落に直結し
ています。
2.発音の練習は思い切って大きな声で、頭で理解するのではなく、口を動かして。
3.辞書を毎時間持参すること。
【事前準備学習】
前回学習したところ、次回学習するところに目を通しておくこと。
【教科書】
『コクリコ』 藤田尊潮 白水社 2010
【参考書】
『フラ語入門
【評価方法】
定期試験 60%
わかりやすいにもホドがある!』 清岡智比古 白水社 2009
平常点 40%(出欠状況 10%
授業態度 10%
発音 20%)
【講義テーマ】
1 回 第 8 課 動詞 venir の現在形 命令形 前置詞 de と定冠詞の縮約
2 回 第 8 課 2 回目
3 回 第 9 課 -ir 動詞の現在形 非人称構文
4 回 第 9 課 2 回目
5 回 第 10 課 動詞 vouloir の現在形 形容詞 nouveau の3つの形 関係代名詞 qui,que
6 回 第 10 課 2 回目
7 回 第 11 課 動詞 pouvoir の現在形 比較級と最上級
8 回 第 12 課 2 回目
9 回 第 12 課 動詞 faire の現在形 疑問代名詞
10 回 第 12 課 2 回目
11 回 第 13 課 動詞 prendre の現在形 人称代名詞:直接目的語と間接目的語 人称代名詞強勢形
12 回 第 13 課 2 回目
13 回 第 14 課 題名動詞 過去分詞の作り方
55
14 回 第 15 課 複合過去形
15 回 まとめ及び試験
基礎フランス語2//下村
複合過去形の用法
武/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業では、「基礎フランス語1」に続いて、フランス語の基礎的な「文法」の学習と日常的な「会
話」の初歩を学びます。また語学だけではなく、映像も授業に取り入れ、フランスやフランス語を話す
人々とその文化に対する知識も深めます。
「フランスを知りたい」
「フランスに行ってみたい」というみなさんの興味、関心に応えられるようフ
ランス旅行や日常で役立つ表現をたくさん授業に取り入れます。日常生活における様々な場合を想定し
ながら、フランス語のコミュニケーション能力を開発していきましょう。
【学習到達目標】
1 フランス語の基本的な文法事項を理解する
2 簡単なフランス語を読む、聞く、話す、書くことができるようになる
具体的には、フランス語の基本的な動詞の変化を理解できる、フランス語を使って近い未来や近い
過去(すること/したこと)を表現できる、時刻や天候を言えるようになる
3 フランスの文化やフランスの出来事に関心を持ち、広い視点を持てるようになる。
4 入門フランス語1、2の履修とあわせて、実用フランス語検定試験5級程度のフランス語能力を取
得する
【履修上の注意】
1 フランス語を勉強する意欲をもって授業に参加する
2 毎回辞書を忘れずに持参する
3 大きな声を出して積極的に発音する
4 わからないことは何でも質問する
5 授業中に解いた問題や、授業中に見た映像の感想を毎回授業後に提出する
【事前準備学習】
・教科書や授業中に配布したプリント、また授業中に解いた問題などを見直し復習すること
・授業中に疑問に思ったこと、関心を持ったことがらについて掘り下げ、図書館やインターネットなど
で調べておくこと
【教科書】
『なびふらんせ』 有富智世
ISBN 978-4-86095-802-2
定価 2500 円
他 長崎出版 2013
56
【評価方法】
定期試験 50%、小テスト 20%、出席コメントや授業の参加態度 30%を含め総合的に評価
【講義テーマ】
1 回 「基礎フランス語 1」の復習
2 回 Lecon7 動詞 aller (行く)と venir (来る)
3 回 Lecon7 前置詞の縮約と近接未来
4 回 Lecon7 表現「これから?します」「?したところです」
5 回 Lecon8 動詞 prendre (とる)と faire (する、つくる)
6 回 Lecon8 疑問代名詞
7 回 Lecon8 表現「私は?を注文します」
8 回 Lecon9 第二群規則動詞と partir 型動詞
9 回 Lecon9 疑問形容詞と非人称構文
10 回 Lecon9 天候・時刻を言う
11 回 Lecon10 助動詞 vouloir(?がほしい)pouvoir(?できる)savoir(?できる)devoir(?しなけれ
ばならない)
12 回 Lecon10 形容詞/副詞の比較級
13 回 Lecon10 表現「?がほしいのですが」「?したいのですが」
14 回 Lecon11 代名動詞、場所のたずね方・場所を表す語
15 回 まとめと試験
時事フランス語1//湯浅
康正/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
現代フランスについて書かれたやさしいテキストを読む。フランス語を読む力を養い, 現代フランスの
社会,文化を学ぶ。
【学習到達目標】
2年次終了時点で、実用フランス語検定試験4級合格程度のフランス語能力。成績優秀者は3級をめざ
せる力。現代フランスについてのいくらかの知識
【履修上の注意】
毎回、辞書を忘れず持参すること
【事前準備学習】
基礎フランス語 1 のテキストを復習しておくこと。
【教科書】
『新訂版・えすかるご 2』 藤田裕二 朝日出版社 2009
57
【参考書】
『フラ語入門
【評価方法】
定期試験 60%
わかりやすいにもホドがある!』 清岡智比古 白水社 2009
平常点 40%(出欠状況
10%
授業態度 10%
発音 20%)
【講義テーマ】
1 回 知っていますか? フランスについての基礎知識
2 回 Unite 1 フランス料理 地方料理 食生活の変化
3 回 Unite 1 2 回目
4 回 Unite 2 郵便・手紙 郵便局 手紙の書き方
5 回 Unite 2 2 回目
6 回 映像による現代フランス紹介
7 回 Unite 3 ホテル 部屋の種類 シャトー・ユースホステル
8 回 Unite 3 2 回目
9 回 Unite 4 ヴァカンス フランスの地方 ヴァカンスの歴史
10 回 Unite 4 2 回目
11 回 Unite 5 失業問題 失業率の推移 各国の失業率
12 回 Unite 5 2 回目
13 回 Unite 6 環境問題 原子力発電 フランスの主な環境問題
14 回 Unite 6 2 回目
15 回 まとめ及び試験
時事フランス語1//下村
武/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業では、現代のフランスについて書かれたテキストを読みながら、フランス語を読む力を養い、
現代フランスの社会、文化を学びます。基本的にはテキスト講読という形式で授業を行いますが、適宜
プリントを配布し現代フランスの社会や出来事について紹介します。
様々な場面を想定したテキストを使って、日常生活における表現や話題を勉強していきます。
【学習到達目標】
1 基本的なフランス語を読む、聞く、話す、書くことができるようになる
2 現代フランスの事情を理解することができる
3 フランスの文化やフランスの出来事に関心を持ち、広い視点を持てるようになる。
4 実用フランス語検定試験4級合格程度のフランス語能力を習得する
【履修上の注意】
1 フランス語を勉強する意欲をもって授業に参加する
2 毎回辞書を忘れずに持参する
3 大きな声を出して積極的に発音する
4 わからないことは何でも質問する
58
5 授業中に解いた問題や、授業中に見た映像の感想を毎回授業後に提出する
【事前準備学習】
・教科書や授業中に配布したプリント、また授業中に解いた問題などを見直し復習すること
・授業中に疑問に思ったこと、関心を持ったことがらについて掘り下げ、図書館やインターネットなど
で調べておくこと
【教科書】
『場面で学ぶフランス語』 高橋百代 三修社 2012
ISBN 978-4-384-23207-3
定価 2900 円
【評価方法】
定期試験 50%、小テスト 20%、出席コメントや授業の参加態度 30%を含め総合的に評価
【講義テーマ】
1 回 授業の進め方と説明 / Lecon 1 レストランにて
2 回 Lecon 1 テーブルでの話題
3 回 Lecon 1 複合過去の否定/目的補語人称代名詞
4 回 Lecon 2 交通機関と旅行
5 回 Lecon 2 旅行の計画
6 回 Lecon 2 中性代名詞
7 回 Lecon 3 身体と健康
8 回 Lecon 3 身体の部位を使った表現
9 回 Lecon 3 近接過去/代名動詞の複合過去/単純未来
10 回 Lecon 4 バカンス
11 回 Lecon 4 バカンス つづき
12 回 Lecon 4 半過去/大過去
13 回 Lecon 5 郵便局にて
14 回 Lecon 5 手紙/現在分詞/ジェロンディフ
15 回 まとめと試験
時事フランス語2//湯浅
康正/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
時事フランス1からの継続。現代フランスについて書かれたやさしいテキストを読む。フランス語を読
む力を養い, 現代フランスの社会,文化を学ぶ。
【学習到達目標】
2年次終了時点で、実用フランス語検定試験4級合格程度のフランス語能力。成績優秀者は3級をめざ
59
せる力。現代フランスについてのいくらかの知識
【履修上の注意】
毎回辞書を忘れずに持参すること。
【事前準備学習】
前回学習したところを見直し、予習としては、テキストのフランス語を和訳してみること。
【教科書】
『新訂版・えすかるご 2』 藤田裕二 朝日出版社 2009
【参考書】
『フラ語入門
【評価方法】
定期試験 60%
わかりやすいにもホドがある!』 清岡智比古 白水社 2009
平常点 40%(出欠状況
10%
授業態度 10%
発音 20%)
【講義テーマ】
1 回 Unite 7 礼儀作法 挨拶の仕方 テーブル・マナー
2 回 Unite 7 2 回目
3 回 映像による現代フランス紹介
4 回 Unite 8 ジャーナリズム 日刊紙 週刊誌
5 回 Unite 8 2 回目
6 回 Unite 9 教育制度 フランスの教育制度 グランド・ゼコール
7 回 Unite 9 2 回目
8 回 Unite 10 フランスから見た日本 日本とフランスの比較 街角に見る日本
9 回 Unite 10 2 回目
10 回 Unite 11 フランス語圏 フランス語が話されている国々 世界の言語
11 回 Unite 11 2 回目
12 回 Unite 12 文学・思想 フランス文学と思想の歴史
13 回 Unite 12 2 回目
14 回 重点項目の復習
15 回 まとめ及び試験
時事フランス語2//下村
武/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業では、「時事フランス語1」に続いて、現代のフランスについて書かれたテキストを読みなが
ら、フランス語を読む力を養い、現代フランスの社会や文化について学びます。基本的にはテキスト講
読という形式で授業を行いますが、適宜プリントを配布し現代フランスの社会や出来事について紹介し
ます。
様々な場面を想定したテキストを使って、日常生活における表現や話題を勉強していきます。
60
【学習到達目標】
1 基本的なフランス語を読む、聞く、話す、書くことができるようになる
2 現代フランスの事情を理解することができる
3 フランスの文化やフランスの出来事に関心を持ち、広い視点を持てるようになる。
4 実用フランス語検定試験4級合格程度のフランス語能力を習得する
【履修上の注意】
1 フランス語を勉強する意欲をもって授業に参加する
2 毎回辞書を忘れずに持参する
3 大きな声を出して積極的に発音する
4 わからないことは何でも質問する
5 授業中に解いた問題や、授業中に見た映像の感想を毎回授業後に提出する
【事前準備学習】
・教科書や授業中に配布したプリント、また授業中に解いた問題などを見直し復習すること
・授業中に疑問に思ったこと、関心を持ったことがらについて掘り下げ、図書館やインターネットなど
で調べておくこと
【教科書】
『場面で学ぶフランス語』 高橋百代
ISBN 978-4-384-23207-3
定価 2900 円
他 三修社 2012
【評価方法】
定期試験 50%、小テスト 20%、出席コメントや授業の参加態度 30%を含め総合的に評価
【講義テーマ】
1 回 「時事フランス語1」の復習
2 回 Lecon 6 生活と環境
3 回 Lecon 6 生活と環境 つづき
4 回 Lecon 6 比較級、最上級/受動態
5 回 Lecon 7 日常生活(1): 家族
6 回 Lecon 7 日常生活(1)つづき
7 回 Lecon 7 指示代名詞/関係代名詞
8 回 Lecon 8 日常生活(2): 週末の過ごし方
9 回 Lecon 8 日常生活(2): 週末の過ごし方 つづき
10 回 Lecon 8 疑問代名詞/関係代名詞
11 回 Lecon 9 将来の夢
12 回 Lecon 9 将来の夢 つづき
13 回 Lecon 9 条件法
14 回 Lecon 10 さまざまな感情
61
15 回 まとめと試験
応用フランス語1//鈴木
啓司/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
一年次に学んだ基礎知識をもとに、少し長めのまとまった文章を読んだり、初歩的な会話力を身につ
けていったりする。はっきり言って基礎学力もまだまだ足りない段階なので、一年次の学習内容の復習
や、文法の補足的学習を随時平行して行ってゆく。諸君も、この科目が一年次の学習内容を基盤に組み
立てられていることを肝に銘じて、自主的に復習に励んでおいて欲しい。
【学習到達目標】
あくまで理想だが、実用フランス語技能検定試験5級から4級(大学で2年間第二外国語として学べ
ば十分合格できるレベル)の実力を目指す。
【履修上の注意】
出席率70%未満の者は原則として失格となるので、その点は注意されたし。
【事前準備学習】
1年次の復習をできるだけしておくこと。それに尽きる。
【教科書】
『カジュアルにフランス語2-改訂版-』 沼田、エディ他 朝日出版社 2011
【評価方法】
期末試験60%、平常点40%といった配分。平常点には、授業態度(私語、居眠りはないか)、出
席数、遅刻、予習復習の有無などがはいる。
【講義テーマ】
1 回 複合過去
2 回 複合過去のおさらい
3 回 代名動詞
4 回 代名動詞のおさらい
5 回 中性代名詞
6 回 中性代名詞のおさらい
7 回 単純未来
8 回 単純未来のおさらい
9 回 半過去
10 回 半過去のおさらい
11 回 関係代名詞
12 回 関係代名詞のおさらい
13 回 長文読解
14 回 前期のまとめと復習
15 回 フランス語学習についての総評
62
応用フランス語2//鈴木
啓司/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
応用フランス語1の継続である。
【学習到達目標】
基本的に応用フランス語1の継続で、実用フランス語技能検定試験5級4級の実力を目指すが、学習
意欲のある者には3級(大学2年次修了で決して難しいレベルではない)も視野に入れて指導したい。
【履修上の注意】
応用フランス語1に同じ。
【事前準備学習】
春学期の復習をできるだけしておくこと。
【教科書】
『カジュアルにフランス語2-改訂版-』 沼田、エディ他 朝日出版社 2011
【評価方法】
期末試験60%、平常点40%といった配分。平常点には、授業態度(私語、居眠りはないか)、出
席数、遅刻、予習復習の有無などがはいる。
【講義テーマ】
1 回 直接話法と間接話法
2 回 直接話法と間接話法のおさらい
3 回 時、理由、条件を表す接続詞
4 回 時、理由、条件を表す接続詞のおさらい
5 回 条件法
6 回 条件法のおさらい
7 回 接続法
8 回 接続法のおさらい
9 回 現在分詞と過去分詞
10 回 現在分詞と過去分詞のおさらい
11 回 単純過去
12 回 単純過去のおさらい
13 回 長文読解
14 回 後期のまとめと復習
15 回 フランス語学習についての総評
63
入門スペイン語1//重松
由美/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
また、日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることか
ら、教育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心が高まっています。「スペイン語1」はスペイン
語の基礎を習得するクラスであり、スペイン語の発音に慣れ、基本的な挨拶表現と現在時制を用いた自
己表現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(現在形)を学ぶことを目的とします。特に口頭での練習問題を
繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べてくること。
【教科書】
『Encuentro con el mundo del espanol 1』 村上陽子ほか 朝日出版社 2012
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 アルファベット、発音、アクセント
2 回 あいさつとイントネーション
3 回 数字
4 回 名詞の性と数
5 回 冠詞
6 回 主格人称代名詞、SER 動詞
7 回 疑問文と否定文
8 回 時刻
9 回 指示形容詞、所有詞
10 回 日付と曜日
11 回 形容詞
12 回 接続詞
13 回 ESTAR 動詞:場所の表現
64
14 回 ESTAR 動詞:状態の表現
15 回 HAY の使い方
入門スペイン語2//重松
由美/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることから、教
育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心は高まっています。「スペイン語2」は、スペイン語の
基礎を習得するクラスであり、スペイン語の発音に慣れ、現在時制を用いた基本的な自己表現ができる
ようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(直説法現在不規則活用)を学ぶことを目的とします。特に口頭
での練習問題を繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べておくこと。
【教科書】
『Encuentro con el mundo del espanol 1』 村上陽子ほか 朝日出版社 2012
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 -ar 動詞の直説法現在
2 回 -er 動詞の直説法現在
3 回 -ir 動詞の直説法現在
4 回 直接目的語と間接目的語
5 回 疑問詞の用法
6 回 不規則活用動詞
7 回 conocer と saber
8 回 目的格人称代名詞
65
9 回 日付・曜日・時刻に関する表現
10 回 poder の直説法現在
11 回 querer の直説法現在
12 回 前置詞格人称代名詞
13 回 不定語と否定語、tener と ir の直説法現在
14 回 天候表現
15 回 まとめ及び試験
基礎スペイン語1//イラリオ
ロサリオ/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業ではリスニング‐オーラル、リスニング‐ビジュアル、コミュニケーションといった様々な活
動を実施する。
発音、つづり、ser, estar 動詞の活用などスペイン語の基礎を学ぶ。
【学習到達目標】
1.アルファベット、数詞を習得し、挨拶ができる。
2.動詞の活用(ser, estar)を習得。
【履修上の注意】
授業に毎回出席する。
【事前準備学習】
家で復習をする。
【教科書】
『Hola! Que tal?(やあ、元気?)』
朝日出版社
【参考書】
授業で案内
【評価方法】
1.試験
2.授業中の積極性、提出物
合計
60%
40%
100%
【講義テーマ】
1 回 レッスン 1.あいさつ
挨拶の練習
2 回 レッスン 1.あいさつ
アルファベット、スペルの練習
3 回 レッスン 2.飲み物の注文 名詞の性と数
4 回 レッスン 2.飲み物の注文 定冠詞、不定冠詞
5 回 レッスン 2.飲み物の注文 形容詞
66
6 回 復習 (1~2 課) レッスン 5.自己紹介
動詞 ser
職業
7 回 レッスン 5.自己紹介
特徴や性質を表わす形容詞
8 回 レッスン 5.自己紹介
国名、国籍
9 回 レッスン 6.時刻・曜日・日付・値段
曜日・月・時間
10 回 レッスン 6.時刻・曜日・日付・値段
指示形容詞
11 回 レッスン 7.場所の説明
動詞 estar 場所を表す前置詞
12 回 レッスン 7.場所の説明
動詞 haber (hay)
13 回 復習 (5~7課)
14 回 今までの復習
15 回 学んだスペイン語を会話に生かす方法まとめ
基礎スペイン語2//イラリオ
ロサリオ/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この授業ではリスニング‐オーラル、リスニング‐ビジュアル、コミュニケーションといった様々な活
動を実施する。
良く使う動詞の活用を学ぶ。
【学習到達目標】
1.新しい単語を使って簡単な会話の練習をしながら、スペイン語の知識を増やす。
2.現在形動詞の規則動詞、不規則動詞の活用を学ぶ。
【履修上の注意】
授業に毎回出席する
【事前準備学習】
家で復習をする
【教科書】
『Hola! Que tal?(やあ、元気?)』
朝日出版社
【参考書】
授業で案内
【評価方法】
1.試験
2.授業中の積極性、提出物
合計
100%
【講義テーマ】
1 回 レッスン 3. 学生生活
2 回 レッスン 3. 学生生活
60%
40%
主格人称代名詞 規則動詞の活用
規則動詞の活用 ~er, ~ir
67
~ar
3 回 レッスン 3. 学生生活 疑問文 :Que.?, Como.?, Donde?
4 回 レッスン 4. 1週間の行動
不規則動詞の活用 ~ar, ~er, ~ir
5 回 〃4〃前置詞(a,de,con)疑問詞 A quien?,De donde?Con quien?
6 回 復習 (3~4課)
レッスン 8. したいこと、なりたい職業
色、衣服
7 回 レッスン 8. したいこと、なりたい職業 動詞 querer の活用 動詞 querer の使い方
8 回 レッスン 9. 許可や依頼の表現 動詞 poder の活用 動詞 poder の使い方
9 回 レッスン 9. 許可や依頼の表現 動詞 poder の使い方
10 回 レッスン 10. 持ち物や家族のこと 動詞 tener の活用 動詞 tener の使い方
動詞 tener + que の使い方
11 回 レッスン 10. 持ち物や家族のこと
12 回 レッスン 10. 持ち物や家族のこと
疑問文 Cuantos …..?Que ….?
13 回 復習 (8~10課)
14 回 今までの復習
15 回 学んだスペイン語を会話に生かす方法まとめ
時事スペイン語1//重松
由美/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
また、日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることか
ら、教育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心が高まっています。「時事スペイン語1」は、過
去時制を用いた自己表現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(過去形)を学ぶことを目的とします。特に口頭での練習問題を
繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べておくこと。
【教科書】
『Encuentro con el mundo del espanol 2』 村上陽子ほか 朝日出版社 2012
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
68
【講義テーマ】
1 回 gustar 型動詞
2 回 所有形容詞(後置形)
3 回 所有代名詞
4 回 再帰動詞
5 回 再帰代名詞の位置
6 回 不定人称文
7 回 現在進行形
8 回 関係代名詞の que の用法
9 回 過去分詞
10 回 現在完了
11 回 過去分詞の形容詞的用法
12 回 点過去
13 回 ser と ir の点過去形
14 回 点過去と現在完了
15 回 まとめ及び試験 く
時事スペイン語2//重松
由美/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
スペイン語は、世界の数億人が日常的に使っている言語であり、スペイン以外にも中南米などで話され
ている国際語です。海外では、その実用性の高さから、スペイン語教育が急速に発展しています。
日本には約 6 万人の中南米出身者が住んでおり、ここ東海地方には多くの集住地域があることから、教
育や医療分野でのスペイン語習得に対する関心は高い。「時事スペイン語2」は、過去時制を用いてよ
り豊かな自己表現ができるようになることを目的とします。
【学習到達目標】
スペイン語の発音と基礎的な文法事項(直説法過去と接続法現在)を学ぶことを目的とします。特に口
頭での練習問題を繰り返し行い、基礎的な会話力を身に付けていく予定です。
【履修上の注意】
理解できない点は、授業中に積極的に質問してください。
ペアーワークには積極的に参加してください。
宿題は必ずやってきてください。
【事前準備学習】
次回の授業に出てくる単語の意味を調べておくこと。
【教科書】
『Encuentro con el mundo del espanol 2』 村上陽子ほか 朝日出版社 2012
69
【参考書】
『スペイン語ミニ辞典 西和・和西(改訂版)』 宮城昇編 白水社 2003
【評価方法】
期末テスト 60%、中間テスト 20%、授業態度 20%
【講義テーマ】
1 回 線過去
2 回 線過去と点過去
3 回 比較表現
4 回 最上級
5 回 過去分詞
6 回 未来表現
7 回 未来形不規則動詞
8 回 過去未来
9 回 過去未来不規則動詞
10 回 接続法現在形
11 回 接続法の独立用法
12 回 接続法の名詞節での用法
13 回 命令文
14 回 命令文と代名詞の位置
15 回 まとめ及び試験
応用スペイン語1//イラリオ
ロサリオ/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
現在形、未来形動詞を使って、読む、書く、聞く、会話をする等のスペイン語の知識や能力を広げる。
学生たちは、学習した表現を使って、趣味、スポーツ、職業等日常におけるシチュエーションについて
の会話や、学校、銀行、店などで情報を得るための会話ができるようにする。
【学習到達目標】
1.新しい単語と文法を習得すること。
2.買い物、健康、日常生活、祭事等について先生やクラスメートと簡単なコミュニケーションができ
る。
【履修上の注意】
授業に毎回出席する
【事前準備学習】
家で復習をする
70
【教科書】
『Hola! Que tal? 2 (やあ、元気?2)』
朝日出版社
【参考書】
授業で案内
【評価方法】
1.試験
2.授業中の積極性、提出物
合計
60%
40%
100%
【講義テーマ】
1 回 レッスン 1.移動に関する表現 動詞 ir の活用 動詞 ir a + 動詞の原形の使い方
2 回 レッスン 1.移動に関する表現 動詞 venir の 活用
3 回 〃1 〃表現 疑問詞 A donde?,Como?,Con quien?Cuando?時を表す副詞
4 回 レッスン 2.比較表現
比較級
5 回 レッスン 2.比較表現
最上級
6 回 レッスン 2.比較表現
形容詞、副詞 復習(1~2 課)
直接目的格人称代名詞
7 回 レッスン 3.贈り物
8 回 レッスン 3.贈り物
間接目的格人称代名詞
9 回 レッスン 3.贈り物
間接目的語と直接目的語を同時に使った文
10 回 レッスン 4.好み・趣味 動詞 Gustar の活用
動詞 Gustar の使い方
11 回 レッスン 4.好み・趣味 趣味・スポーツ
12 回 レッスン 4.好み・趣味 体の部位の名称
13 回 復習 (3~4課)
14 回 今までの復習
15 回 学んだスペイン語を会話に生かす方法まとめ
応用スペイン語2//イラリオ
ロサリオ/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
過去形動詞を使って、読む、書く、聞く、会話をする等のスペイン語の知識や能力を広げていく。
学習した表現を使って、興味、スポーツ、職業等日常におけるシチュエーションについての会話や、学
校、銀行、店などで情報を得るための会話ができるようにする。
【学習到達目標】
1.過去形動詞の規則動詞、不規則動詞の活用を学び、体験等の作文ができる。
2.これまでに学んだ現在形、未来形と過去形動詞を使って、買い物、健康、日常生活、祭事等につい
て先生やクラスメートと簡単なコミュニケーションが出来る。
【履修上の注意】
授業に毎回出席する
71
【事前準備学習】
家で復習をする
【教科書】
『Hola! Que tal? 2 (やあ、元気?2)』
朝日出版社
【参考書】
授業で案内
【評価方法】
1.試験
2.授業中の積極性、提出物
合計
100%
60%
40%
【講義テーマ】
1 回 レッスン 5. 日常の行為
再帰動詞の活用
2 回 レッスン 5. 日常の行為
再帰動詞の活用
3 回 レッスン 5. 日常の行為 時を表す副詞(句)
4 回 レッスン 6.経験
過去分詞 ~ar ~er ~ir
5 回 レッスン 6.経験
現在完了形
6 回 レッスン 6.経験 不定語、否定語
復習(5~6課)
規則動詞の直接法点過去~ar
7 回 レッスン 7.過去の出来事
8 回 レッスン 7.過去の出来事 規則動詞の直接法点過去 ~er, ~ir
9 回 レッスン 7.過去の出来事
不規則動詞の直接法点過去
10 回 レッスン 8. 子供のころ
規則動詞の直接法線過去 ~ar
11 回 レッスン 8. 子供のころ 規則動詞の直接法線過去 ~er、~ir
12 回 レッスン 8. 子供のころ
不規則動詞の直接法線過去
13 回 復習 (7~8課)
14 回 今までの復習 まとめと試験
15 回 学んだスペイン語を会話に生かす方法まとめ
入門韓国語1//金
ヂヨン/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
ハングルの創製原理と歴史を考察し、韓国語の言語的特徴と構造を日本語と比較しながら学習します。
文字の読み書きと基礎的な発音規則、挨拶などの簡単な会話を勉強します。
【学習到達目標】
1.ハングルが正確に読めるようになること
2.簡単な挨拶ができること
72
【履修上の注意】
席は指定席です。授業中の雑談、居眠り、携帯電話の使用を禁じます。
【事前準備学習】
韓国の人口、面積、宗教、主な都市などの基礎知識を調べてみましょう。
【教科書】
『韓国語入門』 金
ジョン 韓日文化研究所 2008
【評価方法】
小テスト(40%) 定期試験(40%) 授業態度(20%)
【講義テーマ】
1 回 ハングルと韓国語
2 回 基本母音
3 回 基本子音:牙音と舌音
4 回 基本子音:唇音と歯音
5 回 基本子音:激音と喉音
6 回 硬音(無気音)
7 回 基本子音・母音の復習
8 回 重母音
9 回 パッチムの種類
10 回 パッチムの読み方
11 回 パッチムの例外的読み方と復習
12 回 日本語のハングル表記法
13 回 発音規則
14 回 発音テスト
15 回 まとめ及び試験
入門韓国語2//金
ヂヨン/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
発音規則に沿った文章の読み方と綴り方の練習と、助詞の使い方や用言の語尾活用の基礎、さらに叙
法や待遇法などの基礎文法を勉強します。
【学習到達目標】
1.簡単な会話ができること
2.助詞を使って文を組み立てる程度の基礎文法が理解できること
【履修上の注意】
1.ハングル文字が読めること。
2.席は指定席です。授業中の雑談、居眠り、携帯電話の使用を禁じます。
73
【事前準備学習】
春学期の復習をしっかりしましょう。
【教科書】
『韓国語入門』 金
ジョン 韓日文化研究所 2008
【評価方法】
小テスト(40%) 定期試験(30%) 発音テスト(30%)
【講義テーマ】
1 回 発音復習:基本子音及び基本母音
2 回 発音復習:硬音及び重母音
3 回 発音復習:パッチム
4 回 文の綴り方と読み方
5 回 用言の基本形と現在形
6 回 格助詞
7 回 補助詞
8 回 叙述格助詞
9 回 丁寧語、非丁寧語、尊敬語
10 回 疑問文と否定文
11 回 勸誘文と命令文
12 回 丁寧語の非格式体
13 回 人稱代名詞及び自己紹介
14 回 発音テスト
15 回 まとめ及び試験
基礎韓国語1//金
ヂヨン/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
韓国のテレビドラマを観ながら、挨拶などの日常生活に必要な表現や決まり文句などを、まずは文字
から離れて耳と口で覚えていきます。大きい声で繰り返して発音することによって、頭の中で言葉を組
み立てるのではなく、自然に口から言葉が出てくるように練習します。その過程の中で、文字や文法に
対する知識も身につけていきます。また、ドラマを通して韓国人の慣習、文化、生活感覚に対する理解
を深めていきます。
【学習到達目標】
韓国の文化と生活習慣を理解し、日常生活に必要な色々な表現(挨拶、自己紹介、買い物など)がで
きるようになること。
【履修上の注意】
席は指定席です。授業中の雑談、居眠り、携帯電話の使用を禁じます。
74
【事前準備学習】
韓国の人口、面積、宗教、主な都市などの基礎知識を調べてみましょう。
【教科書】
『韓国語入門』 金
ジョン 韓日文化研究所 2008
【評価方法】
小テスト(50%) 定期試験(50%)
【講義テーマ】
1 回 挨拶の表現:こんにちは
2 回 挨拶の表現:はじめまして
3 回 挨拶の表現:行ってきます
4 回 挨拶の表現:お元気でしたか
5 回 お礼の表現:ありがとうございます
6 回 お詫びの表現:失礼しました
7 回 声をかけるとき:もしもし
8 回 返事の表現:はいといいえ
9 回 返事の表現:そうしましょう
10 回 確認の表現:なんですって?
11 回 疑問の表現:いつ会いますか?
12 回 疑問の表現:いくらですか?
13 回 自己紹介:私は日本人です
14 回 自己紹介:私は会社員です
15 回 まとめ及び試験
基礎韓国語2//金
ヂヨン/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
韓国のテレビドラマを観ながら、挨拶などの日常生活に必要な表現や決まり文句などを、まずは文字
から離れて耳と口で覚えていきます。大きい声で繰り返して発音することによって、頭の中で言葉を組
み立てるのではなく、自然に口から言葉が出てくるように練習します。その過程の中で、文字や文法に
対する知識も身につけていきます。また、ドラマを通して韓国人の慣習、文化、生活感覚に対する理解
を深めていきます。
【学習到達目標】
韓国の文化と生活習慣を理解し、日常生活に必要な色々な表現(挨拶、自己紹介、買い物など)がで
きるようになること。
【履修上の注意】
席は指定席です。授業中の雑談、居眠り、携帯電話の使用を禁じます。
75
【事前準備学習】
春学期の復習をしっかりしましょう。
【教科書】
『韓国語入門』 金
ジョン 韓日文化研究所 2008
【評価方法】
小テスト(50%) 定期試験(50%)
【講義テーマ】
1 回 否定の表現:~ではありません
2 回 否定の表現:~しません
3 回 不可の表現:~できません
4 回 願望の表現:~したいです
5 回 依頼の表現:名詞+ください
6 回 依頼の表現:~してください
7 回 勧誘の表現:~しましょう
8 回 許可を求めるの表現:~してもいいですか?
9 回 禁止の表現:~しないでください
10 回 好き嫌いの表現:~が好きです / 嫌いです
11 回 可能の表現:~することが出来ます
12 回 義務の表現:~しなければなりません
13 回 意図の表現:~しようと思います
14 回 推量の表現:~するようです
15 回 まとめ及び試験
手話//今村
彩子/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ろう・難聴者のコミュニケーション方法のひとつである手話を通して、ろう・難聴者との関わりを広げ
ていく。また、ろう・難聴者のドキュメンタリーの観賞を通して、ろう・難聴者のことを知る。
【学習到達目標】
ろう者との会話に興味をもち、自己紹介を話題に手話で会話ができる程度の力を目標とする。
【履修上の注意】
毎回、復習して授業に参加すること。実技のため、定員を20名までとする。定員を超えた場合は初回
の講義で試験を実地し、20名にする。
【事前準備学習】
なし
76
【教科書】
『新手話教室』 社会福祉法人全国手話研修センター 財団法人全日本ろうあ連盟出版局 2005 年
【評価方法】
レポート・授業態度・実技試験などの総合評価。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・名前を表してみよう
2 回 つたえあってみましょう
3 回 自己紹介1 名前を紹介しましょう
4 回 自己紹介2 家族を紹介しましょう
5 回 自己紹介3 趣味について話しましょう
6 回 自己紹介4 数字を使って話しましょう
7 回 自己紹介5 仕事について紹介しましょう
8 回 自己紹介6 あなたの家を紹介しましょう
9 回 総復習
10 回 1日のことを話しましょう
11 回 一ヶ月のことを話しましょう
12 回 一年のことを話しましょう
13 回 総復習
14 回 交流会
15 回 総括及び実技試験
手話上級//今村
彩子/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ろう・難聴者のコミュニケーション方法のひとつである手話を通して、ろう・難聴者との関わりを広げ
ていく。また、ろう・難聴者のドキュメンタリーの観賞を通して、様々な環境や年代のろう・難聴者の
こと、彼らの歴史的背景を知る。
【学習到達目標】
ろう者と会話をしようとする態度をもち、1日・1週間・1年の家族との身近な生活や体験を話題に手
話で会話ができる程度の力を目標とする。
【履修上の注意】
以前、本大学で受講した「手話」
「手話入門」
「手話1」の授業で、B 以上の成績を修めた学生を履修可
能とする。それ以外の学生は受講不可。実技のため、定員を20名までとする。定員を超えた場合は初
回の講義で試験を実地し、20名にする。
【事前準備学習】
手話入門で学んだことを復習しよう
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【教科書】
『手話教室 基礎』 社会福祉法人全国手話研修センター 財団全日本ろうあ連盟出版局 2007 年
【評価方法】
レポート・授業態度・実技試験などの総合評価。
【講義テーマ】
1 回 自己紹介1 名前と家族の紹介 基本文法 具体的表現Ⅰ
2 回 自己紹介2 趣味と仕事 基本文法 具体的表現Ⅱ
3 回 自己紹介3 数字 基本文法 置き換えの表現
4 回 1日に関する表現 基本文法 表情
5 回 1ヶ月に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅰ位置・方向を工夫して表現しましょう①
6 回 1年に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅱ位置・方向を工夫して表現しましょう②
7 回 季節に関する表現 基本文法 主語の明確化Ⅲ指差しを使って表現しましょう
8 回 都道府県・地名 基本文法 主語の明確化Ⅳ体の向きをかえて表現しましょう
9 回 基本文法 空間の活用Ⅰ左右・前後・上下の空間を活用して表現しましょう
10 回 基本文法 空間の活用Ⅱ指差しや視線を活用して表現しましょう
11 回 基本文法 同時性
12 回 基本文法 単語や文の代理的表現
13 回 基本文法のまとめ
14 回 総括及び実技試験
15 回 交流会
哲学//持田
辰郎/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
主に初めて哲学を学ぶひとのために哲学の諸問題と基礎知識を説明します。具体的には、
「哲学とは
何か」、
「形而上学とは何か」、
「個と普遍の問題」、
「確かさとは何か」という4つのテーマにそって、そ
れぞれ代表的な哲学者の意見の紹介を交えながら説明します。
まずは最初の3回で、私たちの知識や行動基準の「基礎を問うこと」の意味を考えます。私たちの日々
の行動や判断も、意識はしなくてもそれに基づいているはずです。そこでの焦点は「ものの世界」を越
えた「何か」ですが、そのことを第4回から第6回の授業で考えていきます。それによって、人間のあ
り方の図式が見えてきます。第7回から第10回では、真理をどこに求めるのか--こころの中か、世
界の現れか、はたまた「神」か--という問題を、過去の哲学者たちの考えを分類整理しながら紹介し
ます。第11回以降は、以上の議論を踏まえながら、とりわけ現代に生きる私たちの問題を取り上げま
す。「進歩」の意味をも考えていきます。
【学習到達目標】
私たちの日頃の何げない思考、行動、判断の中にも、
「良さ」、価値を求める人間の構造が隠されてい
ます。この授業は、普段明確には意識していない、その構造を意識化することを目標とします。また、
そのようなことを考えることによって、思考の柔軟性を身につけることをも目的としています。
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【履修上の注意】
特にありません。
【事前準備学習】
特にありません。これまで哲学について何も知らなくてもかまいませんが、それだけ授業自体が勝負で
す。
【教科書】
必要なものはすべてプリントで配付します。
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後の試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々と評価
します。細部については第1回授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、哲学という言葉
2 回 知識の基礎を問うこと
3 回 考えるときの「枠組み」
4 回 形而上学とは何か/論理実証主義
5 回 ブーバーより..
.「超越」を考えること
6 回 カントとパスカル.
..中間者としての人間
7 回 個と普遍の問題/プラトンのイデア論..
.言葉の限界と「イデア」
8 回 アリストテレスの「質料形相論」.
..ものの世界と「目的」
9 回 ソフィスト vs ソクラテス...倫理に普遍性があるか
10 回 神を語る言葉
11 回 確かさとは何か/見ることと言葉
12 回 「進歩」とは何か
13 回 自由と価値
14 回 まとめ
15 回 まとめおよび試験
哲学史//持田
辰郎/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
哲学を学ぶこととは単に「哲学史の知識を知る」ことではないのですが、「哲学する」ことを学ぶに
は、哲学史上の知識は必要です。この授業では、中世以降の西洋哲学史の流れに即し、各時代の主要な
哲学者、著作、そこでの主な問題、使われている諸概念等をできるだけ整理して紹介します。とりわけ、
各時代に特徴的な問題については、現代的に問い直して紹介したいと思います。そこでの主要な問題は
「宗教的なものの見方」と「科学的なものの見方」です。それぞれ、私たちの世界の見方、人間の捉え
方の一つです。その考察を通じて、自分で考える訓練をおこない、ひいては考え方そのものの多様性を
理解していただきたいと思います。
79
【学習到達目標】
哲学史の基礎知識を習得するとともに、多様な議論を理解することを通じて、思考の柔軟性を養うこと
を目標とする。
【履修上の注意】
特にありません。
【事前準備学習】
特にありません。これまで哲学について何も知らなくてもかまいませんが、それだけ授業自体が勝負で
す。
【教科書】
必要なものはすべてプリントで配付します。
【評価方法】
各回の授業の最後20分間で、その回の授業内容のレポートを提出してもらいます。一回の授業につき
8点満点、学期最後の試験を25点満点とし、すべて加算して60点以上C、70点以上B等々と評価
します。細部については第1回授業で説明します。
【講義テーマ】
1 回 成績評価方法、宗教と哲学
2 回 中世哲学の流れと初期教父時代の論争
3 回 アウグスチヌスと新プラトン主義
4 回 悪の問題
5 回 神の存在証明
6 回 神学とは何か
7 回 目的論的自然学
8 回 デカルトの懐疑
9 回 コギトと物体
10 回 心身問題
11 回 近代における心身問題の展開
12 回 本有観念の問題
13 回 カント
14 回 まとめ
15 回 まとめと試験
心理学概論//谷口
篤/春A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、テレビや雑誌などに取り上げられる「心理テスト」が「心理学」という学問と思っている
かもしれない。心理学は人の心を読んだり、人の心を繰ったりする事が出来ると思っているかもしれな
い。しかし、それは科学としての心理学とはほど遠いものである。心理学は文字通り心の学問である。
しかし、心理学以外の人文科学も「人間とは何か」を追求する学問であり、それぞれが独自のアプロー
80
チで人間の心に迫ろうとしている。科学としての現代心理学ワールドへみなさんを案内していきたい。
科学的な人間理解の方法に迫ろうとするのが心理学である。随時、簡単な実験・調査を自ら体験しなが
ら、現代心理学のおもしろさを実感してもらえればと思う。その体験の中から、心理学における科学的
な人間理解の方法、考え方を学び、人間理解をより深めてもらいたい。
【学習到達目標】
1.科学的な心の見方がわかる。
2.心理学の研究方法の基礎がわかる。
3.人間の知覚の仕組みと特徴を知る。
4.人間の学習や理解の仕組みがわかる。
5.人間の性格や人間関係の基礎的な見方を理解できる。
【履修上の注意】
コンピュータを使うことが多いので、パソコンを持ってくるように。
出席など平常点も評価に加味されます。欠席しないようにしてください。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次の時間の予告をしますので、テキストの該当箇所を読んでくるようにしてくださ
い。
【教科書】
『スーパーエッセンス心理学』 石田潤・谷口篤
【評価方法】
学期末テスト 75% +
編集 北大路書房 2004 年
平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 導入 心理学とは
2 回 心理学の研究方法
3 回 知覚心理学1 視覚の仕組み
4 回 知覚心理学2 錯視の特徴と仕組み
5 回 認知心理学1 記憶とは何か
6 回 認知心理学2 記憶の仕組み
7 回 認知心理学3 思考について
8 回 認知心理学4 思考にのエラー
9 回 性格心理学1 性格の理論
10 回 性格心理学2 性格検査
11 回 知能の心理学1 知能の理論
12 回 知能の心理学2 知能テスト
13 回 社会心理学1 人間関係
14 回 社会心理学2 印象
15 回 まとめ
81
心理学概論//谷口
篤/秋A(金 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
みなさんは、テレビや雑誌などに取り上げられる「心理テスト」が「心理学」という学問と思っている
かもしれない。心理学は人の心を読んだり、人の心を繰ったりする事が出来ると思っているかもしれな
い。しかし、それは科学としての心理学とはほど遠いものである。心理学は文字通り心の学問である。
しかし、心理学以外の人文科学も「人間とは何か」を追求する学問であり、それぞれが独自のアプロー
チで人間の心に迫ろうとしている。科学としての現代心理学ワールドへみなさんを案内していきたい。
科学的な人間理解の方法に迫ろうとするのが心理学である。随時、簡単な実験・調査を自ら体験しなが
ら、現代心理学のおもしろさを実感してもらいればと思う。その体験の中から、心理学における科学的
な人間理解の方法、考え方を学び、人間理解をより深めてもらいたい。
【学習到達目標】
1.科学的な心の見方がわかる。
2.心理学の研究方法の基礎がわかる。
3.人間の知覚の仕組みと特徴を知る。
4.人間の学習や理解の仕組みがわかる。
5.人間の性格や人間関係の基礎的な見方を理解できる。
【履修上の注意】
コンピュータを使うことが多いので、パソコンを持ってくるように。
出席など平常点も評価に加味されます。欠席しないようにしてください。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次の時間の予告をしますので、テキストの該当箇所を読んでくるようにしてくださ
い。
【教科書】
『スーパーエッセンス心理学』 石田潤・谷口篤
【評価方法】
学期末テスト 75% +
編集 北大路書房 2004 年
平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 導入 心理学とは
2 回 心理学の研究方法
3 回 知覚心理学1 視覚の仕組み
4 回 知覚心理学2 錯視の特徴と仕組み
5 回 認知心理学1 記憶とは何か
6 回 認知心理学2 記憶の仕組み
7 回 認知心理学3 思考について
8 回 認知心理学4 思考にのエラー
9 回 性格心理学1 性格の理論
10 回 性格心理学2 性格検査
11 回 知能の心理学1 知能の理論
82
12
13
14
15
回
回
回
回
知能の心理学2 知能テスト
社会心理学1 人間関係
社会心理学2 印象
まとめ
心理学概論//加藤
智宏/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
人に限らず、生き物には意識があります。この意識というものはなかなか形になって見えてきません。
その意識を何とかして目に見える形にしようとしているものが心理学です。
最近では、凶悪犯罪の増加や低年齢化がテレビや新聞などで騒がれています。その原因を探る上で、
心理学がしばしば登場してきます。犯罪と人の心の関係を探ることで動機を知ることや、今後の防犯活
動に役立てようとしているのでしょう。また癒しブームに見られるように、心の安らぎも心理学の研究
対象として必要なものになってきました。カウンセリングも徐々に社会に浸透し、学校や企業の中でも
専門部署を配置するようになって来ました。現代社会では、心理学というものが「心」「意識」への問
題を通じて関心をもたれるようになってきたのです。ただ先にも書きましたが、
「心」
「意識」というも
のを、手の平ですくいあげることはできません。そのため心理学では様々な手法を用いて「意識とはな
んなのか」「心とはなんなのか」を客観的に見つめていこうとしています。
上に述べた犯罪や心の癒しとの関わりだけでなく、心理学では意識を色々な角度から探ってきました。
目に見えないものを扱いながら、その方法は科学的な見地に基づいたものです。主観的な見解を排除し
客観的に意識というものを考えていくために物理学的な方法を用いて研究が進められています。
この講義では、これまで心理学で研究されてきた様々な成果を、出来る限り身近な事例を用い解読し
ていく予定です。
キーワードとして、知覚、認知、記憶、学習、社会、環境、発達、臨床、犯罪などを対象とした講義
を予定しています。
【学習到達目標】
日常生活の出来事に対して、心理学的な見方を取り入れていくことを目標とします。
【履修上の注意】
毎回配布するプリントを元に授業を進めていきます。
【事前準備学習】
特にありません。
一回ごとの授業に集中してください。
【教科書】
毎回資料を配布します。
【参考書】
特に指定しません。
希望があれば紹介します。
83
【評価方法】
期末に行う試験によって判断します。
【講義テーマ】
1 回 心理学の成り立ち
2 回 知覚の不思議 ~錯視と恒常性~
3 回 ゲシュタルト心理学 ~要素と全体~
4 回 学習と記憶
5 回 忘却と変容
6 回 発達心理学 ~ピアジェとエリクソン~
7 回 右脳と左脳
8 回 防衛機制と神経症
9 回 無意識とは?
10 回 心理療法
11 回 心理テスト
12 回 社会心理学 ~個人と集団~
13 回 応用心理学の紹介 ~犯罪心理学~
14 回 応用心理学の紹介 ~環境心理学~
15 回 総括
日本思想史//荻原
隆/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本の思想-その本質、および伝統と欧化-
この講義は二部構成とする。第一部(春学期)は日本の伝統の中核、日本人の精神の本質にあるも
のはなにかについて考察する。まず最初に日本的とか日本人好みと言われる場合のイメージについて考
えてみよう。次に丸山真男の日本ファシズム・軍国主義論を取り上げ、丸山が日本人の精神性について
どう考えていたかを見てみる。つづいて、日本の代表的な文学作品や国体思想および武士道について検
討する。あわせて、もともと外来思想であるが、日本の伝統の一部になった儒教や仏教についても考え
てみよう。最後に、日本の地理・環境・風土と民族の成り立ちの特質を検討し、津田左右吉の日本思想
史研究を手がかりとしながら、日本的で普遍的な原理を構想することが可能かどうか述べて見ようと思
う。
第二部(秋学期)は明治維新前後における日本近代思想の形成について考察する。まず、幕末維新期
における対外意識の形成とその問題を取り上げる。この期の日本の対外意識には国際関係における規範
という観念がある程度成立するものの、それがとくに東アジアに対しては長続きせず、力の論理に傾斜
してゆくが、それはなぜなのか論ずる。次に福沢・加藤らの明治啓蒙思想を取り上げ、啓蒙とはなにか、
そして彼らの天賦人権論・自然観・人間観・政治観などを従来の儒教的なそれとの差異と連続性という
観点から考察する。また、福沢の文明論を紹介し、西洋文明の光と影、国家と普遍的文明のはざまで彼
がどのように苦悩し、選択をなしたか考えてみる。続いて、自由民権運動を考察する。植木・中江・馬
場らのこの思想集団は明治啓蒙の天賦人権論を継承しつつ、自由権利のさらなる拡大をめざしたもので
あるが、その意義と問題について論ずる。一方、功利主義の立場から自由権利の問題を考えようとした
小野梓の思想の意味についても取り上げる。維新の改革もようやく一段落した明治二十年代になると、
84
徳富の平民主義、陸の国民主義、志賀や三宅らの国粋主義が出現してくる。これらは啓蒙や民権の思想
が抽象的・概念的性格を持つのに対し、より生産や生活、風土や歴史を重視するという特徴があるが、
こういう思想の意味について考えながら、幕末維新期の思想を全体として振り返っておく。
第一部(春学期)、第二部(秋学期)いずれを履修しても単位を認定する。
「講義・テーマ」はとりあ
えず第一部の15回分を示す。
【学習到達目標】
日本精神についてはとかく誤解が多いので、その本質についてよく認識理解するとともに、伝統と欧化
を巡って日本はいかなる形で普遍的文明に貢献できるかを考えてみる。
【履修上の注意】
授業は静粛・真剣に聴くこと。私語・遅刻・早退は厳禁。
【事前準備学習】
参考文献には一応目を通しておいてほしい。また、広く歴史・文学・哲学などの古典を読み、知識や教
養、論理的思考能力を養っておくことは必須。これらが不足していると、授業を理解できないし、面白
くもないはず。
【参考書】
『現代政治の思想と行動』 丸山真男 未来社 1962
『忠誠と反逆 : 転形期日本の精神史的位相』 丸山真男 筑摩書房 1992
『文学に現はれたる国民思想の研究 (全四巻)』 津田左右吉 岩波書店 1966
【評価方法】
小テスト30%、授業態度20%、試験50%を目安に総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 はじめに
2 回 日本的・日本人好みとは
3 回 同上(文学や芸術などを例に)
4 回 同上(丸山真男のファシズム論を読む)
5 回 同上(日本ファシズムの特徴と伝統の関連)
6 回 記紀・詩歌
7 回 王朝文学
8 回 国体思想・武士道
9 回 仏教・儒教
10 回 日本人の歴史的特性-風土と民族の成り立ち
11 回 同上(志賀重昂『日本景論』を読む)
12 回 同上(津田左右吉の業績を手がかりに)
13 回 日本的原理は可能か-伝統と欧化
14 回 日本的原理を未来に生かそう
15 回 授業の総括と試験
85
日本史//曽我
良成/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では中学・高校の「日本史」のように、あらゆる分野を古い時代から概観するのではなく、
男女・夫婦・家族の社会的役割という観点にしぼって日本の歴史を眺めることにします。
日本的な男女のあり方は、男性が上位に立ち、女性はそれを支えるというもののように思われがちで
すが、その男女のあり方は実は、かなり後の時代に政治的につくられたものなのです。戦国時代までの
日本の男女のあり方は、もっと別なものです。
これから私たちが生きていく社会には、どのような男女や家族のあり方が望ましいのかを考えるため、
固定観念にとらわれることのないように、まず歴史をふりかえってみましょう。
【学習到達目標】
あらゆる人々との「共生」の上に、現在の私たちの社会が成り立っていることを理解し、その一員とし
ての役割を果たしていく一人の人間としての意識がもてること。
【履修上の注意】
毎回、その週で学習したことをまとめる小レポートを課題として課します。
単に講義に出ているだけでは評価されませんので注意してください。
【事前準備学習】
次回のテーマに関係する部分の教科書を読んできてください。
急に人名が出てきても誰のことかわからない、ということのないようにしてください。
【教科書】
『日本女性史』
吉川弘文館
【評価方法】
試験 60% 授業まとめ・小レポート 40%
【講義テーマ】
1 回 どうして歴史なんて勉強しなくてはいけないの?
2 回 「原始女性は太陽だった」のか?
3 回 卑弥呼の謎を探る
4 回 男の王と女の王
5 回 律令法における女性の地位
6 回 女性の天皇に関する基礎知識
7 回 女帝の世紀
8 回 平安貴族社会と女性
9 回 二人の天皇に愛された女性
10 回 中世の社会と女性
11 回 戦国時代の政略結婚は悲劇的?
12 回 ルイス・フロイスの見た日本人
13 回 「かかあ天下」の本当の意味
14 回 「女工哀史」の世界
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15 回 まとめおよび試験
日本文化史//曽我
良成/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本の文化の歴史のなかで、とくに興味を引く点について解説をしたいと思います。高校時代の日本史
で文化というと、仏像や文学作品の名前を覚えることだったはずですが、この講義でいう文化とは、も
う少し広い範囲で考えて「日本人の営み」といった意味で考えています。私たちは日本人として、この
ような文化を引き継ぎ、そして次の世代へ渡していく役割を担っています。あまり難しく考えずに、
「文
化」を考えてみませんか?
【学習到達目標】
人間の営みとしての日本の文化が、どのように形成されてきて、どのように私たちに継承され、今の生
活に関わっているのかを、理解できるようになること。
【履修上の注意】
毎回講義終了時に、その講義をまとめる小レポートを提出してもらいます。
たんに出席しているだけでは意味がありません。
【事前準備学習】
次回講義分に関係する教科書の予習をしてきてください。
【教科書】
『日本女性史』
吉川弘文館
【評価方法】
試験 60%、講義時感想文・小レポート 40%
【講義テーマ】
1 回 「歴史」って何?「文化」って何?
2 回 日本人はどこから来たか?(1)北から
3 回 日本人はどこから来たか?(2)南から
4 回 文化の始まりとしての「戦争」
5 回 「万葉集」にあらわれた古代人の心
6 回 平安貴族の恋愛と結婚
7 回 鎌倉「新」仏教ってどこが新しいの?
8 回 朝市や行商のおばちゃん達は重要文化財
9 回 江戸時代の庶民女性
10 回 江戸時代の「悪女」
11 回 幕末動乱期の女性活動家
12 回 「良妻賢母」は、誰の良い妻?賢い母?
13 回 東海地方の歴史散歩(1)古墳
14 回 東海地方の歴史散歩(2)国宝建築
87
15 回 まとめおよび試験
日本文学//早川
厚一/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
治承から元暦にかけて戦われた源平合戦の前哨戦ともなった保元物語を扱う。皇位継承に絡んだ戦い
であったが、親子・兄弟があい分かれて戦うこととなる。皇室内では、実の兄弟の崇徳院と後白河天皇
が、藤原摂関家の内では、藤原忠実・頼長父子が、長男の忠通と対立し、平家は清盛と叔父忠正が、源
氏は源義朝と、その父為義と残りの兄弟が対立しというように、誠に不思議な戦いでもあった。前半は、
源為朝の奮戦ぶりが中心となろう。当時の武士、合戦の仕方、武器等多方面にわたり講義することとな
ろう。軍記物語は、また女・子供の文学でもあった。物語の後半で、崇徳院方についた為義は、後白河
天皇方についた嫡男義朝の手により斬首される。さらに義朝は、後白河天皇の命令により、幼い四人の
弟達を殺すこととなる。それらの死を、為義や四人の子供たちはどのように迎えようとしたのか。さら
に彼等の死を聞いた妻であり母である為義の北の方はどうしたのか。具体的に読み進めて行きたい。
【学習到達目標】
当時の文化・人々の考え等に思いを馳せ、作品を理解できるようになることを目指す。
【履修上の注意】
出席と毎回の小テストを重視します。その代わりに、学期末のテストとレポートはありません。欠席が
5回となったら失格となります。
【事前準備学習】
一つの作品を一年通して読んでいきますから、前回の内容を簡単におさらいしてください。授業の始
めに、前回の話のまとめを話しますから、自分がどの程度理解できているかを確認してください。
【教科書】
『『京図本保元物語』』 早川厚一他 和泉書院
【参考書】
図書館の指定図書コーナーに関連図書があります。
【評価方法】
毎回行う小テスト 50%と、 平常点 50%の総合評価です。具体的には、第一回目の授業で話しますから、
必ず出席すること。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・保元の乱について
2 回 保元物語概説・小テスト
3 回 合戦前哨戦「官軍手分けの事」
・小テスト
4 回 鎮西八郎為朝登場・小テスト
5 回 軍評定の事・小テスト
6 回 伊藤五・六、為朝に果敢に挑む・小テスト
88
7 回 為朝を恐れ、清盛退却・小テスト
8 回 小山田小三郎是行、為朝に果敢に挑む・小テスト
9 回 為朝に鎌田政清果敢に挑む・小テスト
10 回 大将同士の戦い、為朝対兄義朝との戦い・小テスト
11 回 為朝に大庭景能・金子家忠果敢に挑む・小テスト
12 回 崇徳院・左大臣頼長都落ちの事・小テスト
13 回 為義降参の事・小テスト
14 回 為義最期の事①・小テスト
15 回 これまでのまとめ
日本文学史//早川
厚一/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
治承から元暦にかけて戦われた源平合戦の前哨戦ともなった保元物語を扱う。皇位継承に絡んだ戦い
であったが、親子・兄弟があい分かれて戦うこととなる。皇室内では、実の兄弟の崇徳院と後白河天皇
が、藤原摂関家の内では、藤原忠実・頼長父子が、長男の忠通と対立し、平家は清盛と叔父忠正が、源
氏は源義朝と、その父為義と残りの兄弟が対立しというように、誠に不思議な戦いでもあった。前半は、
源為朝の奮戦ぶりが中心となろう。当時の武士、合戦の仕方、武器等多方面にわたり講義することとな
ろう。軍記物語は、また女・子供の文学でもあった。物語の後半で、崇徳院方についた為義は、後白河
天皇方についた嫡男義朝の手により斬首される。さらに義朝は、後白河天皇の命令により、幼い四人の
弟達を殺すこととなる。それらの死を、為義や四人の子供たちはどのように迎えようとしたのか。さら
に彼等の死を聞いた妻であり母である為義の北の方はどうしたのか。具体的に読み進めて行きたい。
【学習到達目標】
当時の文化・人々の考え等に思いを馳せ、作品を理解できるようになることを目指す。
【履修上の注意】
出席と毎回の小テストを重視します。その代わりに、学期末のテストとレポートはありません。欠席が
5回となったら失格となります。
【事前準備学習】
一つの作品を一年通して読んでいきますから、前回の内容を簡単におさらいしてください。授業の始
めに、前回の話のまとめを話しますから、自分がどの程度理解できているかを確認してください。
【教科書】
『『京図本保元物語』』 早川厚一他 和泉書院
【参考書】
図書館の指定図書コーナーに関連図書があります。
【評価方法】
毎回行う小テスト 50%と、 平常点 50%の総合評価です。具体的には、第一回目の授業で話しますから、
必ず出席すること。
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【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション・保元物語概説
2 回 武士はなぜ戦うのか・小テスト
3 回 為義最期の事②・小テスト
4 回 為義最期の事③、義朝の弟達最期・小テスト
5 回 義朝、幼少の弟たちを殺す事①・小テスト
6 回 義朝、幼少の弟たちを殺す事②・小テスト
7 回 為義の北の方自害の事・小テスト
8 回 左大臣頼長の死骸実検の事・小テスト
9 回 崇徳院崩御の事・小テスト
10 回 為朝鬼ヶ島に渡る事・小テスト
11 回 平家物語、清盛死去の場面を読む・小テスト
12 回 平家物語宇治川先陣を読む・小テスト
13 回 平家物語那須与一を読む・小テスト
14 回 平曲「宇治川先陣」を聴く・小テスト
15 回 これまでのまとめ
陶芸論//八木
三生/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在の社会において、芸術、美術の持つ役割、関心は大きくなっています。その反面接する機会は少
なくなっています。芸術というと、美術館等で鑑賞するものというような意識が多くの方にあります。
芸術、美術はそういうものだけでなく、もっと身近にもあり、気軽に触れあえるものなのです。そし
て自身の考え方そのものでもあります。やきもの(陶芸)を通して、芸術、生き方を皆さんと考え、伝
えることができればと考えています。
【学習到達目標】
芸術、美術に関心を持ち、考えることをしていただきたい、参考にしてもらいたい。そして人生を豊か
に、柔軟に生きていく基礎を築いて欲しい。
【履修上の注意】
講義の態度、平常点が重要となります。筆記試験も行います。
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
なし、毎回プリントを配布する。
【参考書】
一般的美術、芸術にかんするものを参考にしてください。
90
【評価方法】
平常点、授業態度等
【講義テーマ】
1 回 講義概要
2 回 創作と個性
3 回 芸術とデザイン
4 回 やきもの(土、制作技法)
5 回 やきもの実習(粘土による制作)可能性を考慮中です
6 回 やきもの焼成、作品返却
7 回 やきものと食 1
8 回 やきものと食 2
9 回 日本、型の文化
10 回 やきもの歴史、古代
11 回 やきもの歴史、中世
12 回 時代と芸術
13 回 芸術の鑑賞
14 回 芸術と生き方
15 回 まとめ及び試験
陶芸実習//八木
三生/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
やきものを実際にろくろを使ったり、ひもつくり等で制作して、焼成し、使ってみる。
体験することによってそのすばらしさ、楽しさ、魅力、苦労を実感してもらいたい。
そして、やきものを通して、様々な美術、芸術に興味を持ってもらいたい。またものつくりの楽しさ、
厳しさも感じてもらいたい。そうすることで仕事、生活の中に取り入れることが出来、うるおいや、楽
しさといった生活の幅が広がると思います。
【学習到達目標】
自分で制作する。ものつくりの楽しさ、厳しさを実感する。
【履修上の注意】
粘土を扱うので(特にろくろ)泥がついたり、汚れたりがつきものです。エプロンはありますが、靴と
かズボン、汚れてもいいものを用意してください。
基本は土ですので、乾燥すると取れやすくなります。
焼けた作品は持って帰れます。
尚制作する作品については進行速度等で変更することがあります。
【事前準備学習】
自分で作りたいものなど、お店や、家の焼き物をよく見ておくといいですね。美術雑誌のような作品は
なかなかできません。何事も初めは見よう見まねです、いきなり上手にはできません。まずは安心して
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粘土いじりを楽しんでください。
【教科書】
特に教科書は使いません。
【参考書】
陶芸館にある本等を使用します。
【評価方法】
出席して、制作をしてください。作品の良し悪しは評価の対象としません。平常点の評価です。
【講義テーマ】
1 回 土練り、カップつくり
2 回 プレートつくり、カップの絵付け
3 回 型を使った丼作り、プレート絵付け
4 回 仕上げ、釉薬かけ
一部ろくろ
5 回 茶碗つくり
一部ろくろ
6 回 茶碗の仕上げ
一部ろくろ
7 回 型おこし、釉掛け
一部ろくろ
8 回 焼けた自分の茶碗で抹茶を飲む
9 回 方形皿つくり
10 回 招き猫つくり ①
11 回 招き猫つくり ② - 仕上げ 12 回 絵付け、釉掛け
13 回 自由制作
14 回 自由制作 - 仕上げ 15 回 まとめ及び試験(レポート) 作品持ち帰り
国際政治学//増田
あゆみ/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的
な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際政治
学です。
本講座では、国際社会における様々な事象を、政治、経済、社会、法、時には心理的分析し、国際社
会の構造と動きについて学ぶことを目的とします。国家のみならず、国家以外の活動主体も研究対象に
なります。つまり、国家を超える国際的機関や、国境を超えて活動する企業や団体、個人も対象となり
ます。現在の国際社会の構造の理解と現状に見られる諸問題の分析を行うにあたり、日本に住む皆さん
の生活がどのように国際社会の諸問題と関係しているのかについても一緒に考えていきたいと思いま
す。本講座では、国際政治学の基本観念と原理を学んでから、戦後国際社会の構造とその変化について
を追っていきたいと思います。
92
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組の内容をより深く理解することができるようになること
【履修上の注意】
要点が書かれたプリントを配布しますが、講義内容を聞きながら、自分で、ノートをとることが必須と
なります
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
必要ならば授業中に提示
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%(レポートの評価)
【講義テーマ】
1 回 国際政治学とは:対象と方法
2 回 観念と原理(1) ナショナリズム、民族主義
3 回 (2)帝国主義
4 回 戦後国際社会(1)双極システム
5 回 (2)冷戦:米ソの対立
6 回 冷戦下の世界(1)ヨーロッパ
7 回 (2)アジア、日本
8 回 冷戦後の世界(1)ロシア
9 回 (2)EU
10 回 (3)ドイツ統一
11 回 (4)中国
12 回 軍縮・平和運動
13 回 NGOの活動
14 回 国際的機関の変化
15 回 戦争阻止のために
法学//玉木
満/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「法学」といわれると、あまり身近に感じないかもしれません。法を特に意識することなく日常生活
を送ることが多いからです。ところが「社会あるところ、法あり」という法諺があるように、社会生活
を送る上で法は欠かせません。私たちは社会生活を送る上で多かれ少なかれ様々なトラブル・紛争に遭
遇し、場合によっては、法によって紛争を処理する必要があるからです。
93
この授業では、商品を購入したり、携帯電話の契約したり、下宿をしたり、交通事故に遭ったりした
ときなど、法が「現れる」身近なできことや、裁判や事件など日頃新聞やテレビの中で見聞きする法律
についての話題を素材として、契約や不法行為といった法学の基礎知識や、民事手続、刑事手続といっ
た紛争処理手続、さらには 20 歳以上の一般市民が刑事事件に裁判員として参加する裁判員制度などを
紹介・説明しますので、法制度の基本を理解し、その概要を説明できるようにするという目的で受講を
してください。また、実際にはそれらの法制度やその運用などに関わって様々な議論があります。その
ような法的争点についての様々な考え方もできる限り紹介しますので、それらの理解を通じて法的な考
え方の基礎を習得し、公正で妥当な紛争処理のあり方を模索してみてください。
【学習到達目標】
①さまざまな法分野の基礎的な内容を理解し、説明できるようにすること。
②現代社会の諸問題を法律問題として再構成する法的な視点を養い、受講者各自が現代社会における
様々な法的問題に対して、より公正で満足のいく解決を探求できるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読めない・分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
【教科書】
『ポケット六法平成 25 年版』 江頭憲治郎ほか編 有斐閣 2012 年
『法の世界へ(第 5 版)
』 池田真朗ほか 有斐閣 2012 年
六法は他社のものでも構いませんが、最新のものを用意してください。古いものを使用する場合は、古
い六法に載っている法令と授業で説明する法令とが異なっているリスクを承知しつつ、各自で新しい法
令を図書館やインターネットで調べる必要があります。
【参考書】
参考書は初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、法律の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
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【講義テーマ】
1 回 日常生活における法──法を学ぶことの意味
2 回 紛争解決と法的な思考
3 回 日常生活における契約(1)──民法とはどんな法律か
4 回 日常生活における契約(2)──契約を結ぶとは、契約締結上のトラブル
5 回 日常生活における契約(3)──契約の代理、契約トラブルの処理
6 回 日常生活におけるアクシデントと法
7 回 家族生活と法(1)──婚姻、夫婦関係
8 回 家族生活と法(2)──親子、相続
9 回 消費生活と法
10 回 労働生活と法
11 回 犯罪と刑法
12 回 犯罪と刑事手続
13 回 裁判員制度
14 回 紛争解決と民事手続
15 回 まとめと試験
法学//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
「憲法とは何か」と皆さんが誰かに質問された時、もしかすると、こういう回答をするかもしれませ
ん。「憲法は法律の一つで国民が守らなければならないルール」と。しかし、これは間違いです。憲法
は法律でもなければ、国民が守らなければならないルールでもありません。それでは、「法律とは?」
と質問されたら。続けて、「じゃあ、条例とは?」と質問されたら。何かのルールとはわかるものの、
内容を正確に答えたり、他の法との関係を答えるのはなかなか難しいかもしれません。そこで、本講義
は、法の存在意義を検討することはもちろんのこと、日本の法にはどのようなものが存在するのか、そ
して、われわれのよく知る「法律」との関係はどのようなものなのかを理解してもらうことを目的とし
たいと思います。
言葉だけみると、難しく感じるかもしれませんが、単なる概念説明に終わるのではなく、様々な事例
を中心に講義を進めていきたいと思います。そして、皆さんが実際に何かの法的問題にぶつかった時に、
深く詳細にその事例を分析できるようになるための前提知識を提供したいと思います。
【学習到達目標】
①日本の法について、基礎的な知識を獲得することができるようになること。
②新聞やニュース番組で取り上げられる法律問題について理解できるようになること。
③法律科目がある国家試験などを受けるための基礎的知識や考え方を養うことができるようになるこ
と。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので参
加しない
で下さい。またできる限り、学生と教員との対話型の講義を行いたいと思います。参加者は使用してほ
しい事例などを
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積極的に提示して下さい。初回(必ず参加して下さい)にアンケートを実施しますので、考えておいて
下さい。
【事前準備学習】
毎日、法律の話が関わるニュースにふれて下さい。例えば、犯罪事件や裁判。
義務教育時、あるいは高校時に勉強した法律の部分を復習しておいて下さい。
【参考書】
配布プリントに記載するか、講義中に提示します。
【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 現代社会と法の関係(ガイダンスも含む)
2 回 六法とは何か
3 回 法の分類
4 回 憲法とは何か
5 回 法律とは何か:どのような法律が存在するか
6 回 法律とは何か:法律が作られる過程
7 回 命令とは何か
8 回 規則とは何か
9 回 条例とは何か
10 回 その他の法
11 回 国際法とは何か
12 回 具体的事例①から法律とその他の法との関係を考える
13 回 具体的事例②から法律とその他の法との関係を考える
14 回 具体的事例③から法律とその他の法との関係を考える
15 回 授業総括及び試験
日本国憲法//玉木
満/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日常生活を支えているルールのひとつに憲法があります。憲法は、私たち一人ひとりが社会の中で人間
として生きていくために必要な自由・権利を保障し、そしてそれらが脅かされないようにするための政
治のルールと国家の基本的なしくみについて定めた原理であり、歴史の中で獲得されてきた成果です。
この授業では、身近な話題や社会問題を手がかりに日本国憲法で保障されている自由や権利とはどのよ
うな内容で、どのように保障されているのかを裁判例やさまざまな憲法学説を紹介しながら説明します。
また、憲法上の自由や権利、そしてそれらを確保するための国家の基本的なしくみをめぐっては様々な
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議論が対立していることも珍しくはありません。それらの対立のポイントを説明しますので、受講生は
憲法上の自由や権利の保障の仕方やそのための国家のあり方を、具体的事例を通して考えるようにして
ください。
【学習到達目標】
①憲法の基礎的な知識を習得し、社会の中で日々起きているさまざまな憲法問題(それに関連した社会
問題や政治問題)の内容を理解して、憲法上の争点を説明できるようにすること。
②受講生自身が、具体的な憲法問題を手がかりに、個人の権利や自由のあり方と国家の役割を考えるら
れるようにすること。
【履修上の注意】
①事前に配布する教材や資料を読んだり、適宜課される課題に取り組むなど十分な予習・復習が必要で
す。十分な予習・復習をせずに単位の取得だけを目的とする学生は受講しないでください。なお、全授
業の 3 分の 2 以上出席する必要がありますので、6 回以上欠席した学生は、期末に行われる定期試験を
受けることができません。
②早退・遅刻は原則として認めません。また、授業中の私語は厳禁とします。他の受講学生の授業を受
ける利益を侵害することになり、また、授業妨害になる場合もありますので、厳しく注意します。
③携帯電話・スマートフォンなどの着信音を鳴らしてはなりません(授業中の通話も一切認めません)。
④授業時間中の教室の出入りを禁じます。ひとたび教室内に入ったら、授業が終わるまでは教室を出る
ことはできません。
【事前準備学習】
教科書を事前に読み、読むことができない・分からない言葉を分かるようにしておいて下さい。
【教科書】
『いちばんやさしい憲法入門(第4版)』 初宿正典ほか 有斐閣 2010年
【参考書】
※初回授業で紹介します。
【評価方法】
定期試験(60 点)+授業中に行われる小テストおよび授業の事前事後に出される小課題(40 点)をも
とに、憲法の基礎知識や法制度・手続の正確な理解、法的思考の習熟度により総合評価します。なお、
授業への出席は、原則として単位認定資料に含めません。また、6 回以上欠席した学生は、定期試験を
受けることができません。
【講義テーマ】
1 回 Introduction──憲法を学ぶ意味
2 回 茶髪を校則で禁止するのは違憲?!
3 回 外国人は愛知県知事になれるか?
4 回 離婚した女性は次に結婚するまで半年待たなきゃいけない?!
5 回 君が代を歌え?!──思想の自由と公教育
6 回 内閣総理大臣、靖国へ参拝に行く!
7 回 「わいせつな文書」を売ったら懲役?!
8 回 社会からの「排除」──「健康で文化的な最低限度の生活」とは
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9 回 「被告人を死刑に処する。」──死刑制度を考える
10 回 武器で平和を創る?──非武装平和主義の可能性
11 回 「ねじれ国会」──二院制の意義
12 回 首相の選び方──首相公選制と民主主義のかたち
13 回 憲法の番人──違憲審査制って何?
14 回 古くなったらポイ?──憲法改正を考える
15 回 まとめと試験
日本国憲法//榎澤
幸広/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
憲法は、民法や刑法に比べて、身近な存在ではないと感じている学生も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に身近ではないのでしょうか。例えば、「お前は国政について意見するな。したら逮捕す
るぞ。」と警察官に言われたらどうでしょう。また、
「お前の親は農民だから子どものお前も農民以外の
職は認めない。違う職に就いたら罰するぞ。」と役人に言われたらどうでしょう。そんな世の中は息苦
しいですよね。
実は、憲法に規定されている『人権』とは、普段は空気や水のような存在に感じてしまいがちですが、
今のような事例をふまえて、その存在意義をあらためて検討してみると、なくてはならない重要なもの
だということが理解できるのではないでしょうか。従って、本講義は、憲法上の『人権』について、歴
史的考察や現代的考察を行い、その重要性を再確認してみたいと思います。更に、様々な事例を中心に
日本国憲法を検討していくことによって、皆さんが、日本国憲法の知識と考え方を身につけられるよう
にすることを意図します。
【学習到達目標】
①新聞やテレビのニュースで扱われる憲法関連の事例を理解できるようになること。
②それらの事例をただ単に把握するだけではなく、自分なりの見解を含めた上で多角的に考察できるよ
うになること。
③日本国憲法が試験科目として必要とされる国家試験等を受験する予定の学生にとって、導入部分とし
ての知識や考え方を身に付けるようにすること。
【履修上の注意】
唯一つの履修条件として、授業中私語をする方は真面目に授業を受けている方の迷惑になりますので
参加しないで下さい。できる限り、学生と教員との対話型の講義を行っていきたいと思いますので、参
加者は使用してほしい事例などを積極的に提示して下さい(初回(必ず参加して下さい)にアンケート
を実施しますので、考えておいて下さい)。
【事前準備学習】
義務教育時、あるいは、高校時に学んだ「日本国憲法」の部分を復習しておいて下さい。あるいは戦後、
文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』を読んでおいて下さい。
【参考書】
授業中か、配布するプリントにて紹介致します。
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【評価方法】
履修者数などに応じて変更する場合があります。初回の状況で判断します。必ず出席して下さい。
①31 人~65 人:定期試験 70%と小テスト(レポートで実施する場合もあり)30%で評価 ②30 人未
満:小テストを毎回行い、小テストの受験回数 50%と内容 50%で評価 ③65 人を超える場合:定期試
験で評価。赤点(45 点~59 点)の者に対しては、授業中の小テストを9割以上受験している場合、補
助点を付加します。
【講義テーマ】
1 回 憲法とは何か(ガイダンスもかねて)
2 回 二つの事例を検討し憲法を組み立ててみる
3 回 日本国憲法の構造を確認する
4 回 憲法の歴史を考える:明治憲法との関係
5 回 憲法の歴史を考える:憲法 24 条から
6 回 日本国憲法の基本原理:国民主権
7 回 日本国憲法の基本原理:徹底的な平和主義
8 回 日本国憲法の基本原理:基本的人権の尊重
9 回 憲法 13 条と 14 条
10 回 人身の自由
11 回 自由権
12 回 社会権
13 回 統治機構:国会・内閣
14 回 統治機構:司法・違憲立法審査制
15 回 もう一度憲法とは何かを振り返る・試験
社会学//岡澤
憲一郎/春A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義のねらいは、社会学の基礎知識と理論を学ぶことによって、社会学的な思考方法を身につけて
もらうところにあります。
前半では、著名な社会学者たちをとり上げながら、具体的な事例をもとにして、社会的行為、社会関
係、家族、集団と組織、地域社会などの、社会学の基礎知識をわかりやすく説明していきます。後半で
は、社会学の巨匠として知られるドイツの社会学者ゲオルク・ジンメルの社会学的な理論を紹介します。
かれの理論をもとにすれば、現代社会のさまざまな局面が解読できることを知ってほしいとおもいます。
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
春学期(名古屋キャンパス)、月曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
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【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索―社会学と哲学―』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 成立期の社会学:コントとスペンサー
2 回 集団の学問としての社会学:ドイツの場合
3 回 集団の学問としての社会学:アメリカの場合
4 回 確立期の社会学:エミール・デュルケム
5 回 確立期の社会学:マックス・ウェーバー
6 回 社会的行為とさまざまな理念型
7 回 ゲオルク・ジンメルの社会学
8 回 相互作用の学問
9 回 社会学の対象としての社会化の諸形式
10 回 社交性の社会学
11 回 貨幣の社会学:貨幣とは何か
12 回 貨幣の社会学:象徴としての貨幣
13 回 宗教と現代社会
14 回 まとめ
15 回 社会学的思考方法
社会学//岡澤
憲一郎/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、宗教
と経済の関係にせまっていきます。
ウェーバーの有名な命題、すなわち近代資本主義の精神的エネルギーとなった「(近代)資本主義の
精神」、つまり「資本主義的エートス」が、プロテスタンティズムの現世内的禁欲に由来するという命
題をとり上げ、それをさらに歴史社会学的に展開していきます。世界のさまざまな宗教の経済倫理につ
いてもふれたいとおもいます。
【学習到達目標】
宗教と経済の関係を歴史社会学的に考察できる能力を獲得すること
【履修上の注意】
秋学期、月、4限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
100
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
【評価方法】
平常点及び授業態度(小テスト含む)40%、本試験60%
【講義テーマ】
1 回 ウェーバー社会学の対象と方法
2 回 ウェーバーの「中心的問題」:特殊近代西洋の資本主義
3 回 資本主義的エートス
4 回 ユダヤ教とイエス
5 回 イエスのエートス革命とパウロ
6 回 カトリック教会の発展
7 回 カトリックのエートス
8 回 修道士と禁欲のエートス
9 回 宗教改革の経済的影響
10 回 プロテスタンティズムの経済エートス
11 回 儒教と道教
12 回 ヒンドゥー教と仏教
13 回 イスラーム教とユダヤ教
14 回 プロテスタンティズムの世界史的な意義
15 回 まとめ及び試験
社会学//宮坂
清/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、前半(第 8 回まで)で、身近な事例を社会学的に読み解くことを通して基礎的な理論を身に
つけ、後半で、現代社会における個別のトピックを社会学の方法を用いて理解する。身近な社会現象が
どのようになりたっているかについて社会学のツールを用いて考えることにより、社会学的なものの見
方を身につける。映像メディアなどを用いたわかりやすい講義をめざす。
【学習到達目標】
親密性と公共性、相互行為、秩序と権力など、社会学の視角によって社会をまなざす方法を身につけ、
現代社会における諸問題を適切に理解することを目指す。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
教科書を購入し、目次をよく読み、内容構成を把握しておく。
【教科書】
『社会学』 長谷川公一ほか 有斐閣 2007
101
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 社会学の方法
3 回 親密性と公共性(1):「社会」の発見
4 回 親密性と公共性(2):ゲマインシャフトとゲゼルシャフト
5 回 相互行為と自己(1):個人形成と社会形成
6 回 相互行為と自己(2):役割期待・ドラマトゥルギー
7 回 社会秩序と権力(1):秩序維持のメカニズム
8 回 社会秩序と権力(2):権力と紛争
9 回 文化と再生産(1):消費社会と文化
10 回 文化と再生産(2):文化的再生産と逸脱
11 回 エスニシティと境界(1):移動の常態化と社会
12 回 エスニシティと境界(2):越境者として生きる
13 回 社会運動と社会構想(1):対抗文化から新しい社会運動へ
14 回 社会運動と社会構想(2):社会構想と価値
15 回 まとめ
宗教社会学//岡澤
憲一郎/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
社会科学の巨匠として知られるマックス・ウェーバーの宗教社会学的な研究を中心としながら、世界
のさまざまな宗教をとりあげ、宗教の経済倫理を明らかにしていきます。
【学習到達目標】
世界のさまざまな宗教について知識を深めること。
【履修上の注意】
春学期(名古屋キャンパス)、月曜、4限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『マックス・ウェーバーとエートス』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 1990
【評価方法】
平常点30%、小テスト10%、本試験60%
102
【講義テーマ】
1 回 はじめに-現代における宗教-
2 回 宗教倫理と現世 a.現世否定的禁欲
3 回 宗教倫理と現世 b.現世内的禁欲
4 回 宗教倫理と現世 c.現世順応
5 回 宗教倫理と現世 d.現世逃避
6 回 宗教倫理と現世 e.現世支配
7 回 宗教倫理と現世 f.現世志向性
8 回 ユダヤ教
9 回 ユダヤ教の神
10 回 預言と預言者
11 回 支配構造と非武装化-イスラエルのばあい-
12 回 カリスマとエートス
13 回 ユダヤ教の経済倫理
14 回 まとめ
15 回 質問及び試験
宗教社会学//岡澤
憲一郎/秋A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ゲオルク・ジンメルは社会学の創設者のひとりであり、生の哲学者としても知られています。ジンメ
ルは宗教をどのようにとらえたのだろうか。かれの宗教観をわかりやすく解説するとともに、21世紀
における宗教のあり方をさぐっていきます。
【学習到達目標】
社会学的思考を修得すること。
【履修上の注意】
秋学期(名古屋キャンパス)、月曜、3限の授業です。
【事前準備学習】
教科書をよく読んでおくこと。
【教科書】
『ゲオルク・ジンメルの思索-社会学と哲学-』 岡澤憲一郎 文化書房博文社 2004
【評価方法】
試験 60% 平常点 40%(授業態度 30%
小テスト 10%)
【講義テーマ】
1 回 ジンメルにとっての2つの課題
2 回 信頼と信仰
3 回 マルクスとの対決 宗教心
103
4 回 生と社会から宗教へ
5 回 生と宗教
6 回 社会学的な関係から宗教へ
7 回 社会集団の統一と神
8 回 神と人間の自由
9 回 宗教から社会へ
10 回 祭司層
11 回 キリスト教の神
12 回 21世紀へのメッセージ
13 回 信仰内容の幻想的性格
14 回 魂の救済
15 回 授業のまとめと試験
宗教社会学//宮坂
清/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は、社会学、なかでも宗教社会学の基礎を身につけ、現代社会における宗教をめぐる諸問題を適
切に理解することを目的とする。前半では新宗教やスピリチュアリティなど現代日本の宗教に関わる諸
問題を取り上げる。後半では世界に視野を広げ、特に南アジアにおける仏教とイスラームについて考察
する。映像資料を活用し、わかりやすい講義を目指す。
【学習到達目標】
「宗教」によって社会を読み解く方法を身につけ、現代社会における宗教をめぐる諸問題を適切に理解
する。
【履修上の注意】
講義内容を理解するだけでなく、問題意識をもちそれを展開する積極的な態度を求める。
【事前準備学習】
指示された参考書を読むことが望まれる。
【教科書】
特に指定しない。
【参考書】
『よくわかる宗教社会学』 櫻井義秀・三木英編著 ミネルヴァ書房 2007 年
【評価方法】
平常点(30%)、授業内レポート(70%)により評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:講義内容・評価方法について
2 回 社会学における宗教分析の視座(1):宗教と社会の関係
104
3 回 社会学における宗教分析の視座(2):世俗化論
4 回 現代日本の宗教(1):伝統宗教と新宗教
5 回 現代日本の宗教(2):新宗教の系譜
6 回 現代日本の宗教(3):スピリチュアリティの興隆
7 回 現代日本の宗教(4):伝統宗教の現代
8 回 現代日本の宗教(5):カルトの諸相
9 回 世界の宗教(1):宗教の世界地図
10 回 世界の宗教(2):インド仏教
11 回 世界の宗教(3):仏教の展開
12 回 世界の宗教(4):イスラーム
13 回 世界の宗教(5):南アジアのイスラーム
14 回 世界の宗教(6):先鋭化する宗教
15 回 まとめ
教育学//矢澤
雅/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育は、常識的なものの見方が広く流布している分野である。マスコミなどで流される教育報道の見
方が広く浸透していることがその大きな理由である。この授業ではこの常識的なものの見方を疑ってみ
ることで教育の常識的見方を越えて見えてくるものは何かということについて追究する。この授業にお
けるテーマは次の3つである。「教育問題」をどう見るか、
「幼児教育・家庭教育」をどう見るか、「近
代・現代学校」をどう見るか、である。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。「教育問題」に対する常識的な見方と社会学的見方を理解す
ること、
「幼児教育・家庭教育」の問題に対する常識的見方と社会学的見方を理解すること、
「近代・現
代学校」に対する常識的見方と社会学的見方を理解することなどである。このことによって、教育につ
いてのより科学的な見方を獲得することを目的とする。
【履修上の注意】
板書した文字をただノートに写すだけでなくノートのとり方を工夫すること
授業で紹介した参考図書を読んでみること
【事前準備学習】
授業の復習をして授業に臨むこと
【教科書】
『プリント教材』
【参考書】
『新版 教育の社会学』 苅谷剛彦他 有斐閣 2011
『教育学入門』 藤田英典 岩波書店
105
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象として授業態度を加味して評価する
15分以上の遅刻は欠席にする
【講義テーマ】
1 回 教育問題とは何か
2 回 教育病理をどう見るか
3 回 「学校に行かない子ども」をどう見るか
4 回 教育問題の社会学
5 回 子どもをよりよく育てることとは
6 回 早期教育の普及とその問題
7 回 育児産業の興隆とそれを支えるも
8 回 幼児教育の社会学
9 回 近代学校批判の見解
10 回 近代学校誕生以前の学校
11 回 ライフサイクル間関係行為としての教育
12 回 近代学校空間の特殊性
13 回 パノプティコン原理としての近代学校
14 回 近代における「子ども」の発明と「大人」の発明
15 回 授業総括及び試験
入門比較文化論//小松
照幸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代日本文化論の課題は、
(1)現代日本社会システムの特徴
(2)日本人の社会・文化的行動の理解です。
特に、グローバリゼーションの影響による日本人的思考と行動の背景にある
伝統的文化と価値観の変容を研究します。
①
社会システムの特性
②
思考と行動の日本文化的特性
③
日本と幾つかの国々との文化比較
分析視点としては
ー
ー
-
社会学的視点
比較文化心理的視点
比較文化的視点
【学習到達目標】
学習到達目標は
106
1.現代日本の社会システムの概要(政治、経済、社会、文化、宗教システムなど)を理解
すること
2.日本人の伝統的価値観と行動様式を説明できること
3.グローバリゼーションが、日本人の価値観と行動様式に及ぼす影響と多文化共生の課
題を理解すること
4.学習成果として最低、「講義記録」15ページ以上、「考察」4ページ以上 「研究報告書」
4ページ以上作成すること。
【履修上の注意】
1.「私語」は深刻な授業妨害であり、公式注意2回で成績は不可とする
2. 成績評価の対象は最低「講義記録」15 ページ以上、「考察」4ページ以上、そして
「研究報告書」
4ページ以上である
3.「講義記録」は毎週パソコン持参で作成すること(毎週)
4.「講義記録」の取り方は、①本日のテーマ②講義の要点③理解したこと④不明なこと
ー についてまとめること。
5.「考察」①授業後に調査研究し自分のことばでまとめたこと。調査対象は、授業で理
解出来なかった言葉、概念、論理、理論など。及び、より深い理解の為の調査研究
内容。
6.調査資料としては、図書館資料、インターネット検索、新聞、テレビなどの映像資料も
利用すること。
7.尚、ネット検索などで、他人の文章をまる写しした「研究報告」は「不可」とする。
8.「研究報告書」は、毎週の「考察」をまとめたものか、あるいは、新規の研究テーマの
調査研究成果とすること。その場合は、研究テーマに関する先生の許可を得ること。
9.この講義では、学ぶ気概(予習、復習)の無いものは成績評価は不可となる!
【事前準備学習】
1. 毎週の学習テーマの予習をして、授業に臨むこと。
2.
授業中は、講義内容をしっかり理解して「パソコン」で、分かり易い講義記録を作成
すること。 講義の内容で分からなかった「ことば」「概念」
「理論」についても、毎回
必ず記録しておくこと。
3.
講義の後、講義内容について解らなかったことを、必ず調査して「考察」に、その調
査結果と理解したことを、自分の言葉で書いておくこと。
4.
毎週の授業内容の理解程度が、合格、不合格の結果に直結するので、予習と復習
をしない者は、「不合格」になる可能性が高い。
【教科書】
テキスト、配布資料を用意します。
107
【参考書】
1. 独自に作成した、教科書に該当する「冊子」を配布します。
2. 「冊子」の作成代金として実費を徴収する予定です。冊子代金は 1000 円の予定
3. 受講生は、この「冊子」を必ず購入すること。
4. 「冊子」は、第 2 週以降に、授業で配布する予定です。
【評価方法】
1 「講義記録」ページ数と内容
2 「考察」ページ数と内容
3.「研究報告書」ページ数と内容
3 授業参加(態)度(発言など)
(20%)
(20%)
(50%)
(10%)
【講義テーマ】
1 回 講義案内1: 課題、宿題、試験
2 回 講義案内2: 講義記録、研究報告書の作成方法
3 回 日本研究とは何か:比較文化研究の視点
4 回 社会・文化・文化比較の意味
5 回 日本人論の検証:思考と行動の文化的特性
6 回 日本人論の検証:言語文化的特性
7 回 戦後の日本研究の略史
8 回 戦後の日本研究:多様な研究課題と視点
9 回 現代日本文化:主要な文化現象について
10 回 日本の教育文化:日米文化比較による構造特性
11 回 中間試験:講義記録、研究報告書の作成方法、CCSで提出
12 回 日本の教育文化:日米文化比較による価値観の相違
13 回 日本の家族文化:日米文化比較による基本概念の検証
14 回 日本の家族文化:日米文化比較による課題
15 回 日本人論、日本社会論:今後の展望
応用比較文化論//小松
照幸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
文化、社会、文化比較、自己理解、他者理解、自文化理解、異・他文化理解
比較文化とは、何と何を比較するのでしょうか?また、比較することにどんな意味と重要性があるの
でしょうか?この言葉を聞いて、皆さんがまず頭に浮かべるのは、西洋とアジア、日本とアメリカ、イ
ギリス、中国といったようなイメージでしょう。
確かに文化という概念は、あまりに茫洋としていて、比較対象となる具体的な文化事象はなかなか思
い浮かばないでしょう。現在、日本の大学では比較文化の講義が広く開講されていますが、講義の内容
は随分とまちまちです。その理由は、この分野の研究が新しい分野でひじょうに学際的(いろいろ学問
的アプローチが必要)な領域であり、政治学や経済学あるいは法学のように体系化できていないことに
よります。
108
比較文化研究の重要性は、世界がグローバリゼーション(国際化)の中にあり、われわれの無知により、
さまざまな人種的、社会的偏見から憎しみや殺人への道(戦争)に進むことから、なんとか共に生きる道
(共生)を探ることにあります。
この講義では、社会的価値観と社会的システムの文化的在り方の学習を通して、受講生が
(1) 「自己理解」 - 自分自身の価値観や行動パターンを知る
(2) 「他者理解」 - 対人関係における適切な距離感の学習
(3) 「自文化理解=日本の社会と文化」 - 社会と文化の構造を知る
(4) 「他・異文化理解」 ー 受講生が気を付けなければならないのは、異文化は必ずしも外国文
化だけに存在するわけで
はなく、われわれの心の中や日本文化の中にも存在するのです。究極の異文化は、自己自身であるとも
いえるでしょう。
この講義で具体的に扱うテーマは、皆さんの日常生活と密接に関わりのある家族文化、教育文化、文化
的価値観などを取り上げ、日本人的社会行動と社会システムが、異文化とどう相違するかについて比較
検討を加え、それらの望ましい方向をともに考えます。
【学習到達目標】
1. 「講義記録」
-
-
2.
「考察」
3.
「研究報告書」
4.
「授業での発言力」
講義要点の記録作成。(最低15ページ以上)
毎週、授業で分からなかったこと[ことば、理論、概念、文化論)の調査研
究成果としての「考察」。 (最低4ページ以上)
「考察」などを利用した調査研究の成果。
-
(最低4ページ以上)
建設的発言とその質的内容。 人前(クラス)で、堂々と自分
の意見が言えるようになること。
【履修上の注意】
1.「私語」は深刻な授業妨害であり、公式注意2回で成績は不可とする
2. 成績評価の対象は「講義記録」15 ページ以上と「研究報告書」4ページ以上である
3.「講義記録」は毎週パソコン持参で作成すること(毎週)
4.「講義記録」の形式は、①本日のテーマ②講義の要点③理解したこと④不明なこと
⑤授業後に調査研究し、自分のことばでまとめた「考察」
5.調査資料としては、図書館資料、インターネット検索、新聞、テレビなどの映像資料
も利用し、「考察」は自分で考え、自分の言葉でまとめること。ネット検索などで、
他人の文章をまる写しした「研究報告」は「不可」とする。
6.「研究報告書」は、毎週の「考察」をまとめたものか、あるいは、新規の研究テーマ
の調査研究成果とすること。
7.この講義では、学ぶ気概(予習、復習)の無いものは受講資格が無い!
【事前準備学習】
1. 毎週、パソコンを持参して「講義記録」作成の準備をしてくること
109
2.
毎週、予習と復習をすること。
3.
前回の講義で分からなかったことは、必ず、調査研究すること。
4.
成績評価の対象である、「3つの課題・宿題」のため、パソコンに
それぞれの回答・解釈を「ノート」に整理して、期末の成績評価の
準備を毎週しておくこと。
【教科書】
主教材は、授業で配布するプリントと図書館の指定図書です。
【参考書】
1. 教科書に該当する「冊子」を配布します。
2.
教科書用「冊子」は、実費代として、1000 円徴収する予定です。(教室で徴収予定)
3.
「冊子」配布は、新学期の授業開始後、2~3週間後の予定。
【評価方法】
1.講義記録
20%
2.考察
20%
3.研究報告書
50%
4.授業への参加度
10%
(発言と内容、出席など)
【講義テーマ】
1 回 受講の案内:課題、宿題、成績評価、学習方法
2 回 受講の案内:A.補足説明、講義記録、研究報告書 B.文化とは?文化比較の意味・目的、
3 回 世界の現状理解:グローバリゼーションと社会・文化との関係
4 回 文化と自己理解:自己とライフサイクル、無知・偏見・差別の意味
5 回 文化と心の関係性とは?文化と自己理解:文化と文明、人間心理と心の構造、アイデンティテイ
ー
6 回 文化と他者理解:文化の構造、自己と他者、タイポロジー
7 回 自文化理解:文化比較の前提としての日本社会・文化の理解
8 回 自文化理解:文化心理とは?日本人らしさとは?
9 回 中間試験:講義記録、研究報告書の作成方法、CCSで提出
10 回 自文化理解:日本文化論とは?社会と文化の理解
11 回 異文化理解:異文化・多文化とは?類似性と相違性の見方
12 回 異文化理解:日米文化比較、社会構造の相違点
13 回 異文化理解:教育文化比較
14 回 異文化理解:家族文化比較
15 回 期末試験:講義記録、研究報告書をCCSで提出
110
ボランティア学//水野他
(1)/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、ボランティアを実践だけでなく、活動そのものを様々な学術的観点から捉えての評価や議論が活
発となってきている。
そこで、本授業は、まずキリスト教学の視点からボランティアを捉えるとともに、社会学や経済学か
らのアプローチを学び、ボランティア活動の学術的な意義を理解することを目的とする。
また、
「福祉」だけではなく、
「国際交流」
「環境」
「まちづくり」など各分野を横断的にとらえ、他者
への理解、社会への関心を深めるとともに、それぞれの分野で活躍されているボランティアリーダーの
方々をゲストとして迎え、ボランティアの学び方・楽しみ方について学習する機会も持つ。
【学習到達目標】
ボランティアをさまざまな学術的視点から学ぶと共に、ボランティア実践者の生の声から、ボランティ
ア活動から得る、気づき・学びについて体感する。
【履修上の注意】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【事前準備学習】
毎授業中に小テストを実施するが、範囲は、当日のほかに前回までの授業内容を含んでいます。復習を
必ずしておくこと。
【評価方法】
小テスト(30%)、定期テスト(70%)の総合評価
【講義テーマ】
1 回 ボランティア学を学ぶ前に(水野)
2 回 キリスト教学とボランティア(葛井)
3 回 キリスト教学と善きサマリア人(葛井)
4 回 ボランティア理論-ボランティアの理念と歴史-(水野)
5 回 ボランティア理論-ボランティアの意義・目的-(水野)
6 回 ボランティア理論-非営利組織・NPO-(水野)
7 回 ボランティア理論-日本のNPO施策-(水野)
8 回 ボランティア理論-社会的企業-(水野)
9 回 ボランティア理論-ボランティアの活性化-(水野)
10 回 実践から学ぶボランティア-国際交流分野から-(水野)
11 回 実践から学ぶボランティア-環境分野から-(水野)
12 回 実践から学ぶボランティア-福祉分野から-(水野)
13 回 実践から学ぶボランティア-名学大の事例から-(水野)
14 回 ボランティアの新たな展開-NPO・社会起業家-(水野)
15 回 授業総括および試験
111
ボランティア実習//水野他
(2)/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
ボランティアなどの公共的な社会活動に参加し、体験を通じて人間関係のあり方を学ぶとともに、社会
に対する関心と人間関係形成に不可欠なルール意識を高め、社会の担い手側の視点を育むことを目的と
する。
この授業は、事前学習、中間学習、事後学習、実習(研修も含む)とからなる。
2013 年度は、特に、本学教育学習センター、学習支援センターと連携し、ピアサポート(学生同士で
の支援活動)の担い手育成を主目的とする。
【学習到達目標】
学習・実習を通じて、他者理解、社会への関心を深める。
ピアサポーターの任務と倫理を理解し、ピアサポーター個人の適性を高め、他のピアサポーターと連帯
する態度や技能など
ピアサポーターとしての基礎的な自薦能力を身につける。
【履修上の注意】
最初の講義で、ガイダンスの上、履修の意思を確認の上、受講者を決定します。
欠席した場合はこの授業を履修きなくなる場合があります。絶対に休まないように。
通常の講義の他に、ボランティア実習期間(合計 20 時間以上)があります。
無断欠席は厳禁であり、やむを得ない欠席の場合は、個別で補講あるいはレポートを課す場合がありま
す。
また、授業の性格上受講者を 30 名以下に限定します。
【事前準備学習】
前回までの復習や授業内で紹介する書籍・URL について予習をしておくことが望ましい。
【評価方法】
授業態度、実習での評価、実習レポート、成果報告会で発表内容の総合評価。試験は行わない。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーションおよび受講者の決定
2 回 ピササポート概論
3 回 講義&ワークショップ:キリスト教とピアサポート
4 回 ワークショップ:自己理解
5 回 ワークショップ:聞く練習
6 回 ワークショップ:対立の解消
7 回 ワークショップ:問題解決
8 回 ワークショップ:自己防衛
9 回 本学の学生支援の状況と課題
10 回 実習計画書の作成
112
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
実習に向けての事前指導
中間指導
成果発表会に向けて
成果発表会
事後指導
数学//宝島
格/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
数およびその計算は算数の初歩であり、大人であれば当たり前のように行えるものである。しかしそ
のプロセスをマニュアル的に書き出せと言われればうまくできない場合が多い。同様に、その扱ってい
る数そのものは一体何かと問われると答えることはなかなか難しい。
本講義では、数のいろいろな範囲について、その明確な意味を明らかにし、どのように「数」の概念
が拡大されてきたかを見るとともに、「無限」というものの扱い方についても考える。
特別な知識は必要でないが、数や数式の扱いにある程度慣れている方が望ましい。
【学習到達目標】
日常ごく常識的に用いている数およびその演算について、その無意識的な扱われ方を明示的に捉えな
おし、順序だてて説明することができるようになることが目標である。
【履修上の注意】
ほぼ毎回の授業で行う練習問題の出来具合によってつける平常点と、期末試験の出来具合とで成績評
価を行う。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、授業に出席しその内容を理解しようとする姿
勢が必要がある。
【事前準備学習】
特別な準備は必要ないが、日常ごく当然のこととして思考・行動していることを見つめなおすという
内容なので、心構えとして、論理的に筋の通ったものの考え方をすることに慣れておくことが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 無限小数とその計算
3 回 自然数とその計算
4 回 ひきざんと整数
5 回 群・加群
6 回 整数のかけざんと環
7 回 剰余系
8 回 有理数とわりざん・体
9 回 有理数の構成
10 回 拡大体の構成
113
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
実数
実数の構成と表示
無限小数表示と実数
無限と濃度
まとめおよび試験
数理科学//宝島
格/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
トポロジー(位相幾何学)は、図形の形状を問題にする学問である。そこでは、図形を曲げたり伸ば
したり縮めたりしても変わらない性質を探究する。
本講義では、イメージしやすい 2 次元の図形を中心に、ある条件下でどのような図形が考えられるの
か、2 つの図形が同じかどうかをどう判定するのか、といった問題について考える。与えられた条件を
満たすものとしてどのような可能性があるのかを全て網羅することは、一般になかなか難しい作業であ
るが、いろいろなアイデアによりそれが単純な作業に帰着できたり、意外に簡単な結論が得られたりす
ることがわかる。
特別な知識は必要ないが、抽象的な思考法に慣れている方が望ましい。
【学習到達目標】
「全ての可能性」を尽くすための手法を体験することで、その重要性と工夫の必要性を理解し、さら
に、例外を許さない丁寧な証明の重要性を理解すること。その結果として、具体的に曲面の同相判定が
できるようになること。
【履修上の注意】
ほぼ毎回の授業で行う練習問題の出来具合によってつける平常点と、期末試験の出来具合とで成績評
価を行う。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、授業に出席しその内容を理解しようとする姿
勢が必要がある。
【事前準備学習】
特別な準備は必要ないが、頭の中で図形を操作してその形を考える場合が多いので、立体的な図形を
想像したり絵に描いたりする練習をしておくことが望ましい。
【評価方法】
平常点 50%、期末試験 50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 1 次元トポロジーと不動点定理
3 回 トポロジー的球面
4 回 2 次元トポロジー
5 回 2 次元図形の展開
6 回 展開図からの図形の構成
7 回 展開図の扱い
114
8 回 曲面・閉曲面と展開図
9 回 オイラー数
10 回 展開図とオイラー数の計算
11 回 連結性と向き付け可能性
12 回 分類定理
13 回 分類定理の証明
14 回 3 次元多様体
15 回 まとめおよび試験
化学//梅本
和泰/春A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
現代人にとって、高血圧、糖尿病、心臓病および癌などの生活習慣病患者が急増している。飽食、運動
不足、ストレスと、とりわけ食生活が欧米化して、高カロリー食摂取による栄養過多が原因していると
考えられる。本稿では、高カロリー食品とは対照的な、軽視されてきた食物繊維やオリゴ糖など非栄養
素摂取の必要性と、若者に不足気味なビタミンとミネラルにスポットを当て、代謝上重要であることを
考える。栄養価の高い動物性たんぱく・脂質よりも、栄養価の低い魚介類や植物性たんぱく・脂質の方
が健康によい。糖質、脂質、たんぱく質など精製されたものより、粗製のものほどよいのである。この
ような認識に基づいて、食物の質と量が健康なからだを維持する上で、いかに重要であるかを考える。
次いで、栄養価の面ばかりでなく、食品の保存の面から発酵食品と食品添加物についても講義の対象と
する。
【学習到達目標】
健康な身体を維持する基本となるのは食生活である。そのためには、食物の質と量が重要である。飽
食を避け、適度な運動をして、喫煙を戒め、規則正しい生活習慣からストレスになりにくい体質をつく
ることの必要性をを認識する。
【履修上の注意】
「サイエンス」関連の新聞記事やTV番組などに関心を持って見聞を広めて欲しい。出席を重視す
る。授業中は「集中力」
、「やる気」
、
「根気」を心がけ、「私語」、「居眠り」、「遅刻」を慎むこと。当然
のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあとこれだけは憶えて欲しい簡単な
MinutePaper 課題を、翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえで履修するよう
に。授業は少し早めに終了するので、ノートPC持参するなりして、課題は授業時間内に提出するよう
努めて欲しい。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書の出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
115
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の基準は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 食物の質と量
2 回 栄養と栄養素
3 回 糖質―デンプンの代謝
4 回 糖質―食物繊維
5 回 脂質―動・植物性脂肪
6 回 脂質―脂肪の代謝
7 回 タンパク質―アミノ酸
8 回 タンパク質―補足効果
9 回 ビタミン
10 回 ミネラル
11 回 発酵食品
12 回 食品添加物の効用
13 回 食品添加物の問題点
14 回 医薬品と副作用
15 回 食と生活習慣病
化学//梅本
和泰/秋A(月 3)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
わが国は化石燃料の大半を海外に依存しているので、安定供給の確保が重要である。石油の有効利用
として、石油化学製品の原料としても、自動車の燃料としても需要の多い軽質油、すなわち直留ガソリ
ンの品質を高める技術としてのリホーミングのトリプルメリットについて述べる。また、低付加価値性
の重質油を高品質の軽質油に変換する技術、クラッキングについて説明する。
次に、エネルギー多消費型の素材型化学工業について、われわれの生活と深く係っている合成繊維、
プラスチック、合成ゴムを中心に述べる。一方、省資源・省エネルギー型ファインケミカルでは、素材
型化学工業と対比しながら、ファインケミカルの特徴について、医薬品、農薬、染料、香料および中性
洗剤の各業種にスポットを当てる。最後に、石油化学工業と深く係っている環境問題、すなわち大気圏、
成層圏および水圏について講義の対象とする。
【学習到達目標】
資源・エネルギーは、国の経済・社会の興亡に係わる重要課題である。とりわけ石油は、資源・エネ
ルギーの中心であり、海外に頼らなければならず、国際的にも非常に弱い立場にあるので、安定供給の
確保と有効利用が重要である。その一環として、資源・エネルギーの依存度を低くして付加価値の高い
機能性に優れた製品を生産することである。省資源・省エネルギーは環境への負荷の低減にもつながる
ことを認識して欲しい。
116
【履修上の注意】
資源・エネルギー・環境関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の動向を把握するよ
う心がけて欲しい。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確
認して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目
を示します。
【参考書】
『化学』 梅本和泰 アトリエ you 2011
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエ you 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条件は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 化石燃料と非化石燃料
2 回 化石燃料資源―石油
3 回 石油化学工業―石油の有効利用
4 回 石油化学工業―合成繊維
5 回 石油化学工業―プラスチック・合成ゴム
6 回 ファインケミカルの特徴
7 回 ファインケミカル―医薬品、農薬
8 回 ファインケミカル―染料、香料、中性洗剤
9 回 化学と環境―化石燃料
10 回 化学と環境―大気圏
11 回 化学と環境―成層圏
12 回 化学と環境―放射性物質
13 回 化学と環境―化学物質
14 回 化学と環境―水圏
15 回 化学と人間社会
117
環境科学//梅本
和泰/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
通年履修者は秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回は、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
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【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、MinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条件は、
平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 自然と人間
2 回 公害発生の原因―ロンドンの大災害
3 回 発生源で食い止める―四日市・川崎公害
4 回 ガソリン車の排気ガス
5 回 ディーゼル車の排気ガス
6 回 光化学オキシダント
7 回 酸性雨の発生原因
8 回 酸性雨による被害
9 回 酸性雨の抑制策
10 回 地球温暖化の原因―温室効果ガス
11 回 地球温暖化の影響
12 回 地球温暖化による各国の動向
13 回 地球温暖化の対策
14 回 オゾン層の破壊とフロンガス
15 回 オゾン層の破壊による動植物への影響
環境科学//梅本
和泰/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々は地球の大いなる恵のもとに人類として誕生以来、約400万年が経過した。この歴史の中で、
近年めざましく科学が発展したが、人間は太古の時代から環境の影響を受けると同時に、それに積極的
に働きかけることによって発達してきた。とりわけ化学工業は、19世紀のイギリスに端を発した産業
革命以来、はかり知れない利益をもたらしたけれども、環境にも甚大な影響を与えてきたのも周知の事
実である。
本講では、物質文明の中で、環境汚染の発生源と自然界へ及ぼす影響について考え、環境汚染を抑制
するには、いかに対処していくべきかを模索したい。我が国の公害が表面化して問題とされたのは、1
906年(明治39年)に提訴された足尾鉱毒事件が最初のものであろう。近年では、高度経済成長期
に有機水銀による水俣病,カドミウムによるイタイイタイ病,大気汚染による四日市および川崎喘息、
製紙工場からのヘドロ公害、めっき工場などからの六価クロム汚染、米ぬか油にPCBが混入したカネ
ミ油症事件、あざらし奇形児を出したサリドマイド薬禍、DDT,BHCなど有機塩素系農薬汚染など、
公害史に残る悲惨な事件が多発している。
こうした惨事は、廃棄物の不適切な処理や無制限な製品の生産と使用にほとんどが原因している。廃
棄物の投棄が自然界へどのような影響を及ぼすか、原料や製品が人体へどのように影響するかという面
119
はなおざりにされ、もっぱら新製品開発による利潤動機の面で動いていたように思われる。そして今、
非加熱血液製剤によるエイズ汚染で見るように、これまでと同じ動機で惨事が繰り返されていることを
深刻に受け止めなければならない。
一方、海外ではロンドンおよびロサンゼルススモッグ、石油タンカー座礁による海洋汚染、チェルノ
ブイリや福島第一原発事故による放射能汚染、ごみの焼却によるダイオキシン汚染、フロンなどハイテ
ク汚染、酸性雨および地球温暖化など国内と共通する加害と被害が多くあり、環境負荷の程度は局地的
なものから地球規模へと拡大している。講義・テーマに沿って授業を進めていく。
【学習到達目標】
被害を最小限に食い止めるには、いち早く原因を開示して対策を講じることであって、ばれなければ
よしとする「臭いものに蓋」をしたことが事態を一層深刻化させ、大きな社会問題になったことを認識
することが重要である。環境科学の履修を通して、美化運動への参加、廃品回収の協力、低燃費車への
関心など環境問題への意識を高め、日常の生活へ反映できれば目標は達成できたと考える。
【履修上の注意】
「環境」関連の新聞記事やTV番組などにも関心を持ち、国内外の環境問題の動向を把握するように。
通年履修者は、秋学期履修者の講義テーマ 1 回~15 回が、16 回~30 回に相当します。
出席を重視する。講義中は「集中力」、「やる気」、「根気」に心がけ、「私語」
、
「居眠り」、
「遅刻」を
慎むこと。当然のことながら「ノート」持参で授業に出席すること。毎回の授業のあと、これだけは憶
えて欲しい簡単な MinutePaper 課題を翌日の午後 10 時までに回答してもらうので、それを承知のうえ
で履修するように。
【事前準備学習】
毎回課題を課すが、各自提出した内容と提出締切後解答例とコメントを 1 週間掲示するので、必ず確認
して理解を深めること。定期試験にも役立ちます。また、次回の講義テーマを告げ、必要な予習項目を
示します。
【参考書】
『エネルギー文明のゆくえ』 梅本和泰 アトリエyou 2011
参考書は出版年が古くても問題ありません。その他必要に応じて指示します。
【評価方法】
定期試験の成績50%、CCSMinutePaper 課題の内容などの平常点50%とする。ただし、合格の条
件は、平常点を満たしていても、定期試験の成績を40%以上取得しなければならない。
【講義テーマ】
1 回 有害化学物質の環境へ及ぼす影響
2 回 自然破壊と R. カーソン
3 回 環境ホルモン
4 回 ごみ焼却とダイオキシン
5 回 食物連鎖による生物濃縮
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6 回 水俣病とイタイイタイ病
7 回 アスベストと中皮腫
8 回 たばこの煙
9 回 神経ガス
10 回 放射能と環境
11 回 原発の利点と問題点
12 回 省エネルギー―コ-ジェネレーション
13 回 再生エネルギー―水力、太陽光、風力
14 回 再生エネルギー―地熱、バイオマス
15 回 ごみ問題―4R 運動
地球科学//小林
記之/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
私たちの住む地球は太陽系に属する惑星であり、そして地球は今のところ生命の宿る唯一の星である。
私たち人間の活動範囲はどんどん広くなり、地球上のみならず宇宙にまで達し、宇宙開発事業も進んで
いる。近年では、私たち人間の住む地球の温暖化など、地球環境の急激な変化により、異常気象などに
よる自然災害が懸念されている。また、日本は繰り返し、地震や津波、火山噴火、風水害などの自然災
害を受けてきた。活動する「地球」での生活、特に日本列島に居住している限り、自然災害に遭遇する
確率はなくならない。自然災害や地球環境問題を正しく認識するには、その背景にある「地球」そのも
のに関した知識が必要不可欠である。正しい「地球科学」の基礎知識を持っていれば、自然災害による
被害を最小限に抑えるための行動がとれる可能性が高くなる。そこで、私たち人間が住むこの地球がど
のような姿をしているのか、また地球環境がどのように変化してきたのかを認識しましょう。
本講義では、地球と太陽系のその他の惑星との比較や、地球の成り立ちおよび地球の地層や地質につい
て学び、地学分野に関する観察などを通して、地球に対する総合的な見方や考え方を養います。地球科
学の発達にともなって、地球そのものの解明手段も精細なものになってきています。最近では、地震波
の研究、地磁気の研究、岩石鉱物の研究、地殻熱流量の研究といった研究が発展するにつれて、新しい
地球の活動像が見いだされてきました。地球科学の基礎的な講義にともなって、最新の情報をもりこみ、
これまでの地球科学史の変遷を講義したい。
【学習到達目標】
私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このよ
うに身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能
力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や
考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。
【履修上の注意】
自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授
業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをする
ことを楽しんでください。授業は 60%以上の出席とします。
121
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
プリント資料を配布します。
【参考書】
『基礎地球科学 第 2 版』 西村祐二郎 他 朝倉書店 2010
『ニューステージ新訂地学図表』 浜島書店 浜島書店 2013
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球科学とは
2 回 地球の形・内部構造
3 回 地球の表面構造
4 回 地殻とマントル
5 回 プレートとその動き
6 回 地震
7 回 火山
8 回 地殻の形成
9 回 地球史
10 回 大気の構造
11 回 大気の運動と天候
12 回 海洋と天候
13 回 地球環境
14 回 宇宙の構成
15 回 総括および試験
地球物理学//小林
記之/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
地球物理学は、地球や惑星の上で起きる様々な現象を、物理学を使って解明していくという分野です。
内容は極めて広く、身近な自然現象から、太陽系や惑星の進化や宇宙空間までを対象としています。20
世紀を通じて展開されてきた地球科学の発展と宇宙開発によって、地球物理学はその対象をこの地球だ
けではなく、地球をめぐる惑星間空間、太陽系の他の惑星、そして太陽系と銀河系空間の相互作用領域
にいたるまで広げました。また、地球物理学では、日々の天気の変化のメカニズムを理解し予測に役立
てる、あるいは、しばしば大きな被害をもたらすような地震現象の本質を理解し予測するために物理学
122
を用いて地球上でおこる様々な現象の理解をはかっています。私たち人間の住む地球上では地球温暖化
や巨大地震の発生、火山噴火、オゾンホール問題など、地球環境の急激な変化などによる自然災害が懸
念されています。人間の活動の規模や影響が非常に大きくなってきた現在、地球物理学の必要性は従来
にも増し大きくなりつつあります。近未来の人類に課された課題とも言える諸問題の解決には、よりよ
い地球そのものの理解が必要とされており、地球物理学のさらなる発展が必要不可欠です。地球(主とし
て固体地球)の性質がどのように理解されているのかを、講義します。地球内部の構造や地球表層で起き
る現象を、物理学を中心に科学的に捉えることによって、固体地球環境についての基礎的な事項につい
て最新の情報をもりこんだ講義を行いたいと思います。
【学習到達目標】
私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このよ
うに身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。
日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能
力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や
考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。
【履修上の注意】
自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授
業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをする
ことを楽しんでください。授業は 60%以上の出席とします。
【事前準備学習】
出席を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにし
てください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むよう
にしてください。また、TV やインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHK スペシャル
など)が多くありますので、積極的に観賞してください。
【教科書】
『なし』
プリントを配布します。
【参考書】
『地球をはかる (新版地学教育講座)』 藤井陽一郎 他 東海大学出版会 1994
『地震と火山 (新版地学教育講座)』 安藤雅孝 他 東海大学出版会 1996
【評価方法】
試験 70%、提出物・平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 地球の概要・形・大きさ
2 回 地球の重力・アイソスタシー
3 回 地磁気・古地磁気
4 回 プレートテクトニクス
5 回 地震の性質・メカニズム
6 回 地震にともなう自然現象
123
7 回 地震の分布と日本列島の地震
8 回 兵庫県南部沖地震と東北地方太平洋沖地震
9 回 地震の予知と防災
10 回 社会の防災力
11 回 火山の噴火
12 回 マグマと火成活動
13 回 火山の形と噴火の大きさ
14 回 火山噴火の防災
15 回 総括および試験
生物学//齋藤
久美子/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
生物学のテーマには膨大なものがあり、また近年の生物学、生命科学分野の科学技術は驚異的な速度で
発展している。ヒトとは何かという根源的なテーマはもちろん、今後の医療技術の進展が私たちにもた
らす未来、生命科学技術をめぐる倫理的な問題など、私たちの生活に身近にかかわる様々な問題に適切
に対処するためには、今後は理系・文系の別を問わず、生物学および生命科学の現状を一般の人々も理
解し、適切に対処するために、正確な知識と科学的なものの見方、考え方を身につける必要がある。
ただし、限られた講義回数でその全てに追いつき、教えきることは困難である。そこで、生物学の基礎
的な知識はもちろんのこと、将来の人生設計のためにも是非知っておかなければならないと考えられる
事項、これから医療技術に寄与し多くの人の人生に関わるかもしれない重要なテーマをなるべく優先的
に選び、10回までの講義内容とする。
11回からの4回は、学生がグループで自由に生物学、生命科学に関する好きなテーマについて選び、
発表を行う。10回までの講義で教わったことは生物学のほんの一部に過ぎず、ある意味ではここから
が本当の勉強の始まりである。学生自らが、自力で最先端の科学技術、正確な知識を調べる方法を身に
つけ、その内容を深く理解するばかりでなく、積極的に調べた内容について発表を行い仲間と一緒に問
題点を考え、活発に議論や討論を行うことができるまでに到達することを目標としている。
【学習到達目標】
・生命とはなにか、ヒトとは何かについて考える.
・生命科学分野、医療技術の発展が私たちにもたらす未来はどのようなものか、そして私たちはどのよ
うに対応していくのかという問題について考える.
・ヒトはヒトだけでは成り立たず、他の生物と共存して初めて生きていける存在である.生物の多様性、
共存と調和についても考える.
【履修上の注意】
・講義には、必ず毎回出席すること。
・レポートを提出してもらうことがあるので、講義の内容をよく聞いて重要な部分はしっかりとメモを
とること。
・学生による調査、発表および討論の回は、特に積極的な参加を期待する。
124
【事前準備学習】
・シラバスを読んで次回の講義内容をある程度予習し、わからない専門用語があれば予め意味を調べて
おくこと。
【教科書】
教科書は特に定めないが、キャンベル生物学、エッセンシャル生物学、ケイン生物学、ジョンソン生物
学、アメリカ大学生物学の教科書(ブルーバックス)、あるいは細胞の分子生物学 molecular biology o
f the Cell、といった教科書がたくさんあるので、是非いろいろな書籍を読んで各自の理解度に合った
ものを探してほしい。
【参考書】
教科書、参考書は特に定めないが、図書館にある生物学関連の書籍を一つだけでなくいろいろ読んでく
ださい。生命科学に関する分野、特にヒトの生殖技術や遺伝子、再生医療等に関する研究は、毎日のよ
うに目覚ましい発展を遂げているので、最先端の科学技術に追いつくためには日々の新聞記事やニュー
スにも目を光らせる必要がある。すでに基礎的な生物学、生命科学の知識があり、英語などの語学に自
信のある人は、講義である程度の知識をつけた後、自分が興味をもったテーマについて海外専門誌の原
著論文に是非挑戦してほしい。それが難しい場合は、ノーベル医学生理学賞のような最先端の科学技術
をわかりやすく解説した雑誌などが日本語でもいろいろ出ているので、図書館で探して読んでほしい。
【評価方法】
・評価は試験50%、平常点50%とする。
・平常点は、授業態度、随時提示するレポートの内容とグループでの発表・討論の内容などから総合的
に評価する。
【講義テーマ】
1 回 生物の生殖―ヒトの妊娠のしくみ、不妊症や不育症の主な原因と検査、一般不妊治療(人工授精
など)を学ぶ
2 回 受精―受精と発生の初期過程について理解する.高度不妊治療(体外受精・顕微授精)の実際に
ついても学ぶ.
3 回 分化、発生―生命の個の成り立ちを学ぶ.たった一つのヒトの受精卵が細胞分裂を繰り返して約
60兆個の細胞となり、様々な臓器、器官を形成し機能的に分化していくまでを追う.
4 回 遺伝子と遺伝子の発現、染色体異常―生命の設計図であるゲノム、遺伝子、DNA について学ぶ.
染色体の数や構造の異常に起因する主な疾患についても解説する.
5 回 がん―制御不能の細胞. 細胞のがん化が起こるメカニズムとがん細胞の特徴について学ぶ.
6 回 ホメオスタシス―恒常性の維持というしくみ. 自律神経系、内分泌系(ホルモン分泌)、免疫系
について学ぶ.
7 回 アポトーシス―プログラムされた細胞死が支える生命現象、免疫系における細胞の生と死につい
て学ぶ.
8 回 細胞の老化と生物時計―DNA 末端複製問題、テロメアの短縮が定めるヒトや動物の細胞の寿命に
ついて学ぶ.
9 回 iPS 細胞とは―拒絶反応のない再生医療の切り札とされる iPS 細胞について学ぶ.ヒト ES 細胞
やヒトクローン胚との違いについても解説する.
10 回 生物毒―有毒植物、毒をもつ生物の謎に迫る.
125
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
学生による調査、発表および討論①(グループごとの討議、調査、テーマ決定)
学生による調査、発表および討論②(全体での発表)
学生による調査、発表および討論③(発表に対する質疑応答など)
学生による調査、発表および討論④(全体での討論、ふりかえり)
まとめおよび試験
生態学//木村
光伸/春A・秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
21 世紀に入って人間の生存や文明社会持続の前提として、地球環境の保全が重要視されている。本講
義では①生物圏の動態や②個々の生物種の生活史を解明する科学的方法としての生態学を論じる。①で
は熱帯環境に見られる生物多様性など具体的な地域情報をベースに自然の構造を紹介し、②の観点では
主として霊長類などを素材として種の生活史に基礎づけられた生物群集のメカニズムや種内・種間の社
会的諸関係について紹介しつつ、論じる。教養として生物学を学びたい学生にもよくわかるように映像
教材などを活用して、生物的自然のあり方を理解してもらいたい。
【学習到達目標】
現代社会に生きる教養としての生物としての人のあり方についての知識を理解することを目標とする。
生物圏あるいは地球共生系の一員として生きる人間の知恵と責任をしっかり自覚できるように、生態学
的基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
すべての授業に参加することが前提である。遅刻は認めない。
授業中に実施する確認テストを真面目に提出する。
授業テーマに沿って指示される事前学習をしっかり準備して授業に臨むこと。
【事前準備学習】
あらかじめ指示された事項についての予習を行うこと。
【評価方法】
平常点(授業への参加 25%、小テスト 25%)、定期試験 50%
【講義テーマ】
1 回 生態学を学ぶということ
2 回 生態学は如何に形成されたか
3 回 自然とは何か
4 回 生物多様性を見る
5 回 生物多様性の原理(1)
6 回 生物多様性の原理(2)
7 回 共生する世界
8 回 種とは何か
9 回 生物進化と適応
10 回 霊長類を考える(1)
126
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
霊長類を考える(2)
霊長類としてのヒトの位置
生物群集としての里山
身近な自然を考えるために
生態学的理解と自然観
人類学//今村
薫/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、人類の起源と進化を題材に、環境と生物の関係を理解することを目指す。
ヒトでない何者かからヒトへの進化過程の研究は、いまだに最も変化と流動性に富む分野のひとつで
ある。ヒトの起源をめぐって、形質人類学、考古学、古生物学、地質学だけでなく、分子遺伝学、霊長
類学からのアプローチも盛んにおこなわれている。ヒトをヒトたらしめた決定的な要因は、直立二足歩
行であり、大脳の肥大化や手先の器用さ、さらに言語の使用は、すべて、直立二足歩行に付随したもの
である。
ヒトが、他の霊長類との共通の祖先から分岐して、独自の道を歩き始めたのは、おおよそ 500 万年前
というのが、形質人類学と分子遺伝学の一致した見解である。こうして、猿人が誕生し、さらに原人、
旧人を経て、現世の我々の直接の祖先にあたる新人へと進化した。しかし、原人以降のヒトの形態学的
変化は、わずかであり、生物学的には非常に小さい。つまり、われわれ人類は、文化によって驚異的に
生活環境が変化したが、人体そのものは、数百万年前からほぼ同じなのである。
現在、人類は、最も熱い熱帯から最も寒い極地方まで、また、過酷な乾燥帯にも、ヒマラヤの高地に
も、地球のあらゆる場所に住んでいる。何がそれを可能にさせたのかを、人類がその誕生の地アフリカ
から、世界中に拡散していった過程を追いながら考察する。
【学習到達目標】
人類の起源と進化を題材に、環境と生物の関係を理解することを目指す
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫してください。毎回出す課題は、丁寧な字で書くこと。内容だけでなく、講義
態度も提出された解答から評価します。
【事前準備学習】
身近な動物の観察や、人間の歩き方などの動きを考察してください。
【参考書】
『人間史をたどる』 片山一道・他 朝倉書店 2000 年
【評価方法】
中間テストとしてレポート一回提出。さらに期末テストとしてもう一度レポート課題を出します。これ
ら 2 回のレポートを必ず提出してください。また、毎回の講義で課題を出しますので、その課題の答案
の内容で平常点をつけます。
127
【講義テーマ】
1 回 ヒトの学名
2 回 進化論の背景
3 回 猿人、最初のヒト
4 回 直立二足歩行とはなにか
5 回 脳か、二足歩行か
6 回 狩猟仮説と採集仮説
7 回 原人の生活
8 回 アフリカからユーラシアへ
9 回 ビッグ・ゲイム・ハンター
10 回 花を愛でた旧人
11 回 新人の出現
12 回 イヴ仮設
13 回 多地域進化説
14 回 人類の課題
15 回 新人から現代人へ
健康の科学//藤墳
規明/春A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本国憲法の第二十五条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければ
ならない」と定めています。
この精神を十分に理解するとともに生命の尊厳を基盤とした個人の健康・保持増進のための日常的努
力が義務として要求されることを理解する必要があると考えられます。
そこで、この考えを具現するため、健康とは何か、その健康を守るための諸施策や個人の健康を保持
増進するための手立てを人文・社会科学的、自然科学的な学問研究から学び、生涯にわたって、身体的、
精神的、社会的に健全な健康観を形成する契機になることを目指しています。
具体的な講義内容は、講義テーマの項で示します。
【学習到達目標】
1.生命の尊厳を基盤とし、公共と調和した健康観を醸造する基礎を確立する。
2.上述の目標を達成するため、健康とは何かを人文・社会科学及び自然科学的な視点から多角的に理
解する。
3.生涯にわたって健康を保持増進するための知識を習得する。
【履修上の注意】
1.自主学習として、日常の生活場面で見聞する健康関連の情報を収集し、講義に望むことを期待しま
す。
128
【事前準備学習】
前回の授業で学習した内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
0
%
60
%
平常点
20
%
その他
レポート
2
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 健康に関する権利と義務
3 回 生命体の生と死
4 回 生命体の健康を維持するための装置
5 回 人間とは何か(人間の階層性)
6 回 発育発達・老化と健康
7 回 脳機能(知能と心)の健康
8 回 行動機能の健康
9 回 代謝系機能と健康
10 回 免疫・ホルモン系と健康
11 回 食生活と生活習慣病
12 回 運動と健康、
13 回 環境と健康
14 回 私の健康観
15 回 まとめ及び試験
健康の科学//藤墳
規明/秋A(木 1)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本国憲法の第二十五条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければ
ならない」と定めています。
この精神を十分に理解するとともに生命の尊厳を基盤とした個人の健康・保持増進のための日常的努
力が義務として要求されることを理解する必要があると考えられます。
そこで、この考えを具現するため、健康とは何か、その健康を守るための諸施策や個人の健康を保持
増進するための手立てを人文・社会科学的、自然科学的な学問研究から学び、生涯にわたって、身体的、
精神的、社会的に健全な健康観を形成する契機になることを目指しています。
具体的な講義内容は、講義テーマの項で示します。
【学習到達目標】
1.生命の尊厳を基盤とし、公共と調和した健康観を醸造する基礎を確立する。
2.上述の目標を達成するため、健康とは何かを人文・社会科学及び自然科学的な視点から多角的に理
129
解する。
3.生涯にわたって健康を保持増進するための知識を習得する。
【履修上の注意】
1.自主学習として、日常の生活場面で見聞する健康関連の情報を収集し、講義に望むことを期待しま
す。
【事前準備学習】
前回の授業の内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
0
%
60
%
平常点
20
%
その他
レポート
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 健康に関する権利と義務
3 回 生命体の生と死
4 回 生命体の健康を維持するための装置
5 回 人間とは何か(人間の階層性)
6 回 発育発達・老化と健康
7 回 脳機能(知能と心)の健康
8 回 行動機能の健康
9 回 代謝系機能と健康
10 回 免疫・ホルモン系と健康
11 回 食生活と生活習慣病
12 回 運動と健康、
13 回 環境と健康
14 回 私の健康観
15 回 まとめ及び試験
スポーツの科学//藤墳
規明/春A(木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の科目名は、「スポーツの科学」です。
「スポーツの科学とは何か」。「何を学ぶ
のか」との問いに答えるためには、
「スポーツ」とは何か、スポーツ活動の「主体である人
間」とは何か、さらに「科学」とは何かを吟味する必要があります。 しかし、この作業には膨
大な時間を必要とします。そこで、本講義では、科学とは、ある対象を解析しそこに潜む真
理や法則性を見つけ出す「方法論」とします。 これまで、人文・社会科学、自然科学的手法
を用いてスポーツとその活動を行う人間を理解するための研究が積み重ねられており、膨
大な知見が蓄積されています。 本講義では、それらの膨大な知見の中から、大学生が生
涯にわたってスポーツを「健康で文化的な」生活を送るために役立てるために必要な内容に
ついて解説し、スポーツ文化の享受者であり、スポーツを愛好する教養人を育てることを
130
2
ねらいとしています。
具体的には、講義題目に挙げた内容に沿い、正課体育やクラブ活動等で経験するス
ポーツ種目を具体例に取り上げ、スポーツを理解する科学的目を教授したい。
【学習到達目標】
1.スポーツ活動を生活の中に定着させ、健康で文化的な生活を営む意欲を醸造する。
2.上述の目標を達成するため、スポーツを人文・社会科学および自然科学的視点から
考察し、スポーツとはなにかを理解する。
3.安全で健康に有効なスポーツ活動を行うための基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
1.日常、「体験しているスポーツ」や「見るスポーツ」について、不思議に思うこと、調べ
てみたいこと等の問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませ、それを解決するた
めの自習意欲を希望する。
【事前準備学習】
前回の授業の内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
60
0%
%
平常点
20
%
その他
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 スポーツの分類学
3 回 スポーツの源流を辿ってみよう
4 回 スポーツ人口とジェンダー
5 回 スポーツの祭典オリンピック
6 回 プロスポーツ及びメディア
7 回 スポーツのルールと行政・管理
8 回 科学技術がスポーツを進化させる
9 回 スポーツ技術の解析と習得法
10 回 脳機能(知能・心)とスポーツ
11 回 スポーツ活動と体力・遺伝子
12 回 スポーツと疾病・障害・傷害予防
13 回 スポーツと栄養及び薬物
14 回 マイ生涯スポーツを見つけよう
15 回 まとめ及び試験
スポーツの科学//藤墳
規明/秋A(木 2)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義の科目名は、「スポーツの科学」です。
「スポーツの科学とは何か」。「何を学ぶ
131
レポート
2
のか」との問いに答えるためには、
「スポーツ」とは何か、スポーツ活動の「主体である人
間」とは何か、さらに「科学」とは何かを吟味する必要があります。 しかし、この作業には膨
大な時間を必要とします。そこで、本講義では、科学とは、ある対象を解析しそこに潜む真
理や法則性を見つけ出す「方法論」とします。 これまで、人文・社会科学、自然科学的手法
を用いてスポーツとその活動を行う人間を理解するための研究が積み重ねられており、膨
大な知見が蓄積されています。 本講義では、それらの膨大な知見の中から、大学生が生
涯にわたってスポーツを「健康で文化的な」生活を送るために役立てるために必要な内容に
ついて解説し、スポーツ文化の享受者であり、スポーツを愛好する教養人を育てることを
ねらいとしています。
具体的には、講義題目に挙げた内容に沿い、正課体育やクラブ活動等で経験するス
ポーツ種目を具体例に取り上げ、スポーツを理解する科学的目を教授したい。
【学習到達目標】
1.スポーツ活動を生活の中に定着させ、健康で文化的な生活を営む意欲を醸造する。
2.上述の目標を達成するため、スポーツを人文・社会科学および自然科学的視点から
考察し、スポーツとはなにかを理解する。
3.安全で健康に有効なスポーツ活動を行うための基礎知識を習得する。
【履修上の注意】
1.日常、「体験しているスポーツ」や「見るスポーツ」について、不思議に思うこと、調べ
てみたいこと等の問題意識を持ちながら受講し、講義の中でさらに疑問を膨らませ、それを解決するた
めの自習意欲を希望する。
【事前準備学習】
前回の授業内容を整理し、質問事項を準備する。
【評価方法】
試験
60
0%
%
平常点
20
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 スポーツの分類学
3 回 スポーツの源流を辿ってみよう
4 回 スポーツ人口とジェンダー
5 回 スポーツの祭典オリンピック
6 回 プロスポーツ及びメディア
7 回 スポーツのルールと行政・管理
8 回 科学技術がスポーツを進化させる
9 回 スポーツ技術の解析と習得法
10 回 脳機能(知能・心)とスポーツ
11 回 スポーツ活動と体力・遺伝子
12 回 スポーツと疾病・障害・傷害予防
13 回 スポーツと栄養及び薬物
14 回 マイ生涯スポーツを見つけよう
132
%
その他
レポート
2
15 回 まとめ及び試験
スポーツ初級A
バスケットボール//藤墳
規明/春A(水 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活を心がけ、体調を整えて授業に参加すること。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
133
スポーツ初級A
バスケットボール//藤墳
規明/春A(水 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活を心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
134
スポーツ初級A
卓球//坪田
暢允/春A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術①・②・③ つっつき
4 回 基本技術①・②・③・④ カット
5 回 基本技術①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
135
スポーツ初級A
卓球//米川
直樹/春A(月 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の心身の
気づきを深める。
【学習到達目標】
本授業では卓球を通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生涯
スポーツ」として定着しつつある卓球の楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消し、
なおかつ卓球を楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせた卓球の基礎的な技能の習得とル
ールにそった試合ができることもねらいである。さらに、スポーツを実践するなかで、スポーツおける
マナーやエチケットも学習する。
【履修上の注意】
種目:卓球 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる(1)卓球の歴史、用具の説明
2 回 ラケットとボールに慣れる(2))ラケットの扱い方
3 回 今の技術でシングルスゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&レシーブ(1)サーブを中心に
7 回 サービス&レシーブ(2)レシーブを中心に
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
136
スポーツ初級A
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
137
スポーツ初級A
テニス//坪田
暢允/春A(月 3・火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
138
スポーツ初級A
テニス//米川
直樹/春A(月 1・月 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の心身の
気づきを深める。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生
涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消
し、なおかつテニスを楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせたテニスの基礎的な技能の
習得とルールにそった試合ができることもねらいである。さらに、テニスは19世紀にイギリスの貴族
間で発祥し、以来「紳士・淑女」のスポーツとされマナーを大変重んじたスポーツとしても知られ、そ
のマナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる
2 回 ショートテニス(1)ラリー
3 回 ショートテニス(2)ミニゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&リターン
7 回 ボレー&スマッシュ
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
139
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級A
バレーボール//坪田
暢允/春A(月 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス、バレーボールの歴史、現在の日本、世界の状況など
2 回 基礎練習 オーバー、アンダーパス、スパイクに対するレシーブ技術
3 回 基礎練習 オーバー、アンダーパス、サーブに対するレシーブ
4 回 基礎練習 スパイク(オープン攻撃)、サーブ練習
5 回 基礎練習 スパイク(A・Bクイック、時間差)サーブ、
6 回 基礎練習 ブロッキング、サーブ、ゲーム
7 回 応用練習 フォーメーション 1、サーブレシーブに対する 1・5 システム
8 回 応用練習 フォーメーション 2、サーブレシーブに対する0・6システム
140
9 回 審判法、ゲーム
10 回 応用練習 スパイクのストレート・クロスの打ち分け方、ゲーム
11 回 応用練習 ブロッキングの移動方法、ゲーム
12 回 応用練習 スパイクに対するレシーブフォーメーション、ゲーム
13 回 応用練習 サーブの種類(カーブ、シュート、変化球、ジャンピング)ゲーム
14 回 応用練習 レシーブを上手にする方法とパスの応用(正面・横・後方向)
15 回 テスト(レシーブ、スパイク)
スポーツ初級B
バスケットボール//藤墳
規明/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい生活に心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
141
12
13
14
15
回
回
回
回
ゲーム(リバウンドの処理)
グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
グループごとに防御法を工夫したゲーム
まとめと実技テスト
スポーツ初級B
卓球//坪田
暢允/秋A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術①・②・③ つっつき
4 回 基本技術①・②・③・④ カット
5 回 基本技術①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
142
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
シングルゲーム
シングルゲーム
シングルゲーム
シングルゲーム
シングルゲーム
スポーツ初級B
卓球//米川
直樹/秋A(月 3)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々の活動力に影響する健康や体力の維持増進は、急激な社会生活の変化の中で極めて重要なことであ
る。本授業は、人間の生命や健康に関する科学に立脚して、健康の保持増進を図り、生活を豊かにし、
進んで将来の社会生活を充実させようとすることがねらいである。
また、近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多く
は生活習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事
をしている割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過
剰に摂取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病な
どを引き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必
要となる。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の
心身の気づきを深め、自主的・積極的に健康と体力を維持増進するために必要な実践能力を養うことが
できるようにすることである。
【学習到達目標】
本授業では卓球を通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生涯
スポーツ」として定着しつつある卓球の楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消し、
なおかつ卓球を楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせた卓球の基礎的な技能の習得とル
ールにそった試合ができることもねらいである。さらに、スポーツを実践するなかで、スポーツおける
マナーやエチケットも学習する。
【履修上の注意】
種目:卓球 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、卓球のもつおもしろさ、醍醐味、あ
るいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる(1)卓球の歴史、用具の説明
2 回 ラケットとボールに慣れる(2))ラケットの扱い方
3 回 今の技術でシングルスゲーム
4 回 フォアハンドストローク
143
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&レシーブ(1)サーブを中心に
7 回 サービス&レシーブ(2)レシーブを中心に
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ初級B
スキー//坪田他
/集秋/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
144
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ初級B
テニス//坪田
暢允/秋A(月 3・火 1・火 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
145
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ初級B
テニス//米川
直樹/秋A(月 1・月 2)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
我々の活動力に影響する健康や体力の維持増進は、急激な社会生活の変化の中で極めて重要なことであ
る。本授業は、人間の生命や健康に関する科学に立脚して、健康の保持増進を図り、生活を豊かにし、
進んで将来の社会生活を充実させようとすることがねらいである。
また、近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多く
は生活習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事
をしている割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過
剰に摂取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病な
どを引き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必
要となる。このことから、自ら主体的に運動実践することが重要であり、スポーツ実践を通して自己の
心身の気づきを深め、自主的・積極的に健康と体力を維持増進するために必要な実践能力を養うことが
できるようにすることである。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解し、さらには生涯を通じ楽しむことができる「生
涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学びことである。また、入学後の運動不足を解消
し、なおかつテニスを楽しむことができる技術、つまり自己の体力にあわせたテニスの基礎的な技能の
習得とルールにそった試合ができることもねらいである。さらに、テニスは19世紀にイギリスの貴族
間で発祥し、以来「紳士・淑女」のスポーツとされマナーを大変重んじたスポーツとしても知られ、そ
のマナーについても学ぶ。
【履修上の注意】
種目:テニス 【初心者クラス】
【事前準備学習】
日頃から、テレビ等のメディアで試合などを視聴することにより、テニスのもつおもしろさ、醍醐味、
あるいはルールやスキルを学習しておくことが望ましい。
146
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットとボールに慣れる
2 回 ショートテニス(1)ラリー
3 回 ショートテニス(2)ミニゲーム
4 回 フォアハンドストローク
5 回 バックハンドストローク
6 回 サービス&リターン
7 回 ボレー&スマッシュ
8 回 シングルスゲーム(1)学習した技術の活用
9 回 シングルスゲームの動き方&ゲーム(2)
10 回 シングルスゲーム(3)作戦
11 回 ダブルスの動き方とルール
12 回 ダブルスゲーム(1)作戦
13 回 ダブルスゲーム(2)パートナーを変えて
14 回 ダブルスゲーム(3)リーグ戦
15 回 授業のまとめ
スポーツ中級A
バドミントン//市野
聖治/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
・ スポーツ(バドミントン)の面白さをシングルスとダブルスにおけるゲームの戦略から学ぶ。
バトミントンの面白さは、ゲームの質的向上によって規定される。ゲームの質は、試しのゲームから
必然的に導き出される課題の解決によって向上される。
・ ストレスの多い社会において健康で活力ある生活を実現するために重要なスポーツの行い方につい
て学ぶ。
自然で楽な身体運動は、自律神経の調整に役立ち、インナーマッスルの意識によってパフォーマンス
も向上する。
【学習到達目標】
①スポーツ(バドミントン)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をは
かる。
②スポーツ(バドミントン)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につ
ける。
③スポーツ(バドミントン)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を
養う。
【履修上の注意】
・スポーツ(バドミントン)を行うのに適したウエアー、シューズを持参すること。
147
・発汗に対応する準備、タオルや着替えを用意すること。
【事前準備学習】
指定図書「脱・筋力主義スポーツ上達のコツ」を購読しておくこと。
【参考書】
『脱筋力主義
スポーツ上達のコツ』 市野聖治他 スキージャーナル 2009
【評価方法】
講義内容の理解、ゲーム成績、受講態度(出席)等から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 シングルスゲーム・ルールと戦略
3 回 シングルスゲーム・試しのゲーム①
4 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
5 回 シングルスゲーム・試しのゲーム②
6 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
7 回 シングルスゲーム・まとめ
8 回 ダブルスゲーム・ルールと戦略
9 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム①
10 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
11 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム②
12 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
13 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム③
14 回 試しのゲーム③からの必然的練習課題の解決
15 回 ダブルスゲーム まとめ
スポーツ中級A
卓球//坪田
暢允/春A(木 2)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの
種目は生涯にわたって友人や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツ中級A・B、3・4 の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
148
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術 ①・②・③ つっつき
4 回 基本技術 ①・②・③・④ カット
5 回 基本技術 ①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術 ①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術 ①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術 ①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルゲーム
12 回 シングルゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ中級A
スキー//坪田他
/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
149
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ中級A
テニス//坪田
暢允/春A(火 2)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
近年、比較的若い年代(10~20歳代)における成人病が多く報告されている。成人病の多くは生活
習慣病といわれ、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている。つまり高カロリーな食事をして
いる割にはそれを消費する運動量が少ない。つまり運動不足が主な原因であると考えられる。過剰に摂
取されたカロリーはすべて脂肪となって体内に蓄積され、動脈硬化、高血圧症、肥満、糖尿病などを引
き起こす原因となる。これらを予防・改善するには、定期的にカロリーを消費する身体活動が必要とな
る。今日では、これらの身体活動を疾病に対する薬の処方と同じく、運動処方という。
【学習到達目標】
本授業ではテニスを通じ健康とスポーツの関係を理解させ、さらには生涯を通じ楽しむことができる
「生涯スポーツ」として定着しつつあるテニスの楽しさを学び、今後の運動不足を解消しなおかつ楽し
むことができる一つの手段として習得してくれれば幸いである。またテニスは19世紀にイギリスの貴
族間で発祥し、以来「紳士」のスポーツとされマナーを大変重んじつスポーツとしても知られ、そのマ
ナーについても学ぶ。
150
【履修上の注意】
種目:テニス 【上級者クラス】
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 ラケットワーク(ラケットの使い方)
2 回 フォアハンドストローク
3 回 バックハンドストローク
4 回 ストローク、サービス
5 回 ボレー、サービス
6 回 サービス、ラリー
7 回 ダブルスフォーメーション(1)
8 回 ダブルスフォーメーション(2)
9 回 ダブルスフォーメーション(3)
10 回 ダブルスフォーメーション(4)
11 回 ダブルスフォーメーション(5)
12 回 ダブルスゲーム
13 回 ダブルスゲーム
14 回 ダブルスゲーム
15 回 ダブルスゲーム
スポーツ中級A
バレーボール//坪田
暢允/春A(月 2)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
151
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 実技テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ中級B
バドミントン//市野
聖治/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
・ スポーツ(バドミントン)の面白さをシングルスとダブルスにおけるゲームの戦略から学ぶ。
バトミントンの面白さは、ゲームの質的向上によって規定される。ゲームの質は、試しのゲームから
必然的に導き出される課題の解決によって向上される。
・ ストレスの多い社会において健康で活力ある生活を実現するために重要なスポーツの行い方につい
て学ぶ。
自然で楽な身体運動は、自律神経の調整に役立ち、インナーマッスルの意識によってパフォーマンス
も向上する。
152
【学習到達目標】
①スポーツ(バドミントン)の合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をは
かる。
②スポーツ(バドミントン)を通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につ
ける。
③スポーツ(バドミントン)における競争や協働の経験を通して、他者とのコミュニケーション能力を
養う。
【履修上の注意】
・スポーツ(バドミントン)を行うのに適したウエアー、シューズを持参すること。
・発汗に対応する準備、タオルや着替えを用意すること。
【事前準備学習】
指定図書「脱・筋力主義スポーツ上達のコツ」を購読しておくこと。
【参考書】
『脱筋力主義
スポーツ上達のコツ』 市野聖治他 スキージャーナル 2009
【評価方法】
講義内容の理解、ゲーム成績、受講態度(出席)等から総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 シングルスゲーム・ルールと戦略
3 回 シングルスゲーム・試しのゲーム①
4 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
5 回 シングルスゲーム・試しのゲーム②
6 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
7 回 シングルスゲーム・まとめ
8 回 ダブルスゲーム・ルールと戦略
9 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム①
10 回 試しのゲーム①からの必然的練習課題の解決
11 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム②
12 回 試しのゲーム②からの必然的練習課題の解決
13 回 ダブルスゲーム・試しのゲーム③
14 回 試しのゲーム③からの必然的練習課題の解決
15 回 ダブルスゲーム まとめ
スポーツ中級B
バスケットボール//藤墳
規明/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
153
いて身につけることは必要不可欠なことである。
スポーツは以下の種目群から選択することになっている。これらの種目は生涯にわたって友人や家族
と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
【学習到達目標】
スポーツの目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バスケットボール
【事前準備学習】
規則正しい日常生活に心がけ、体調を整えて授業に参加する。
【評価方法】
授業への参加回数と参加態度(70%)、技能の習熟度(30%)
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス 、健康安全に運動する方法
2 回 グルーピングとゲーム(ゲームの仕方)
3 回 シュートの基本とゲーム(審判法)
4 回 パスの基本とゲーム(審判法)
5 回 ドリブルの基本とゲーム(対人防御の基礎)
6 回 トラベリングの理解とゲーム(速攻の基礎)
7 回 パーソナルファールの理解とゲーム(対人防御)
8 回 バイオレーションの理解とゲーム(ゾーン防御)
9 回 対人防御に対する攻撃法の理解とゲーム
10 回 ゾーン防御に対する攻撃法の理解とゲーム
11 回 オフィシャルの役割の理解とゲーム
12 回 ゲーム(リバウンドの処理)
13 回 グループごとに攻撃法を工夫したゲーム
14 回 グループごとに防御法を工夫したゲーム
15 回 まとめと実技テスト
スポーツ中級B
卓球//坪田
暢允/秋A(木 2)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期にお
いて身についけることは必要不可欠なことである。
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2は以下の種目群から選択することになっている。これらの
種目は生涯にわたって友人や家族と楽しめるようなスポーツ種目である。積極的に取り組んでほしい。
154
【学習到達目標】
スポーツ中級A・B、3・4 の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:卓球
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 基本技術 ① フォアハンドストローク
2 回 基本技術 ①・② バックハンドストローク
3 回 基本技術 ①・②・③ つっつき
4 回 基本技術 ①・②・③・④ カット
5 回 基本技術 ①・②・③・④ サービス・レシーブ
6 回 基本技術 ①・②・③・④ スマッシュ
7 回 基本技術 ①・② ゲームのルール説明、シングルスゲーム
8 回 基本技術 ①・② ダブルスゲーム
9 回 基本技術 ①・② シングルス・ダブルスゲーム
10 回 シングルス・ダブルスゲーム
11 回 シングルスゲーム
12 回 シングルスゲーム
13 回 シングルゲーム
14 回 シングルゲーム
15 回 シングルゲーム
スポーツ中級B
スキー//坪田他
/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
155
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
スポーツ中級B
バレーボール//坪田
暢允/秋A(月 1)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
156
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 テスト(レシーブとスパイク)
スポーツ中級B
バレーボール//坪田
暢允/秋A(月 2)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
バレーボールは球技の中でも、最もポピュラーなスポーツとして国民に親しまれています。また、体
157
育の教材として中学・高校のカリキュラムに入っており、日本人なら必ずバレーボールを経験している
ことになります。
パレーボールは老若男女だれでも気軽に楽しむことのできるスポーツなので、大学の授業にも適して
いると思われます。それはレクリエーション的にも競技的にも楽しむことができるという点でも優れた
スポーツ種目の一つであることが認識されます。大学の授業ではゲームを中心に進めていくことにする
が、バレーボールをある程度できる学生が履修してくれると、スムースに展開していくものと思われる
ので、バレーボール経験者を望みます。コートは3面も使用できるので、多くの学生が履修してくれる
ことを望みます。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
種目:バレーボール
チームを組んで試合を進めていくので、欠席するとチームに迷惑がかかるので、欠席をしないこと。
【事前準備学習】
体調を整えて授業に出席すること。
【教科書】
特になし
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 バレーボールの歴史、日本・世界の現況、 オーバー、アンダーパス、レシーブ練習
2 回 パスとレシーブ、スパイク(オープン攻撃)、サーブ、ゲーム
3 回 パスとレシーブ、スパイク(A・Bクイック、時間差)、サーブ、ゲーム
4 回 パスとレシーブ、ブロッキング、サーブ、ゲームでの実践
5 回 パスとレシーブ、サーブレシーブ、ゲームでの実践
6 回 パスとレシーブ、スパイク、サーブ、ゲームでの実践
7 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
8 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
9 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
10 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
11 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
12 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
13 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
14 回 パス、レシーブ、スパイク、サーブ、ゲーム(リーグ戦形式)
15 回 テスト(レシーブとスパイク)
158
スポーツ上級A
スキー//坪田他
/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
159
スポーツ上級B
スキー//坪田他
/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
心身ともに健康に生きていくための実践方法を、発育発達の完成期にありしかも感性豊かな大学期に
おいて身についけることは必要不可欠なことである。
身体的に他の学生と一緒に運動することが困難な学生はガイダンス時に担当教員と相談すること。
自然に親しみながら、スキーの基礎的な理論と安全な滑走技術を身につける。
【学習到達目標】
スポーツ初級A・B、中級A・B、1・2の目的は次の3点に要約される。
①運動・スポーツの合理的な実践を通して、心身の調和のとれた発達と運動技能の習得をはかる。
②運動・スポーツを通してその楽しさや有意義さを体験し、自主的に運動する習慣を身につける。
③運動・スポーツにおける競争や協同の経験を通して、フェア・プレーの精神を身につける。
【履修上の注意】
<集中講義> 種目:スキー
【事前準備学習】
体調を整えて参加すること。
【評価方法】
「平常点」「授業態度」「実技試験」
【講義テーマ】
1 回 スキーの着・脱,歩行
2 回 平地歩行、斜め階段歩行、垂直歩行
3 回 直滑降、直滑降ハの字型停止
4 回 プルーク直滑降、プルーク片足過重(左右)
5 回 プルークでの滑降
6 回 リフト乗車の説明、プルーク滑降
7 回 プルーク過重のテクニック指導
8 回 プルーク過重での大回りターン
9 回 プルーク過重の小回りターン
10 回 プルークからパラレルターンの導入
11 回 谷足過重の方法
12 回 パラレルターンの緩斜面での練習
13 回 パラレルターンの中斜面の練習
14 回 パラレルターンのこぶ及び滑走距離の増大
15 回 パラレルターンの完成練習
160
教養特殊講義//今村
薫/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代社会で起きているさまざまな問題を、同時代人として理解することを目指す。
人類は、自然社会、農業社会を経て、17 世紀以来産業社会の時代に突入した。現在は産業による生産
がもっとも充実し、先進国においては多くの人々が豊かさを享受した。しかし、実はこの先進国の住人
は世界の人口の1割を満たすにすぎない。地球上の大多数の人々が貧困や飢餓に苦しんでいるというの
が真実である。また、現在は、先進国と途上国の区別を越えた、地球規模の問題として、温暖化、オゾ
ン層の破壊、大気汚染、環境ホルモンなどの環境問題が深刻化している。さらに、食糧自給率が3割し
かない日本においては、食糧問題も潜在的な脅威である。
この講義では、ゴミ問題、化学物質アレルギーなどの身近なトピックを取り上げ、現代の日本社会の
問題を提起したい。また、日本の問題は、環境、貿易、情報などによって必ず地球規模での問題に行き
着く。地球人として、どのように生きるべきかを、自然と人間の共存や人類社会の成立基盤について考
えることから掘り起こしていきたい。
文化人類学は、我々とは異なるロジックにしたがって生きている「他者」を理解することを通じて、
我々自身についてよりよく知ることを目指している。異なる文化を理解しようとするとき、我々は、こ
の日本文化によって形づくられた自分自身の姿を振り返らざるをえない。
個としての人間と、集団としての人類社会の全体を想定するならば、その両者の間に民族が存在し、
文化が存在し、また世界全体を覆うようなシステムが存在している。人間社会の行動パターン、自然資
源の利用、食文化、言語、宗教、民族といった概念を明らかにし、どのように、世界を認識し、文化を
理解するかを解いていく。
【学習到達目標】
現代社会で起きているさまざまな問題を、同時代人として理解することを目指す
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫してください。毎回講義の終わりに課題を出しますが、丁寧な字で書くこと。
内容だけでなく、講義への姿勢も、提出物から判断します。
【事前準備学習】
常日頃から、現代社会を相対化して見るようにしてください。
【評価方法】
期末試験 70%
平常点 30%(授業態度と課題提出)
【講義テーマ】
1 回 21 世紀の潮流
2 回 人口問題
3 回 肉食と食糧問題
4 回 大規模農業の問題点
5 回 農業とバイオ・テクノロジー
6 回 科学の進歩と人類文明
7 回 文化と経済
8 回 贈与交換
9 回 文化とは何か
161
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
食文化について
言語とは何か
日本語の特徴
宗教とは何か
民族とは何か
民族紛争について
教養特殊講義//増田
あゆみ/春A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、世界の多文化社会(さまざまな文化的背景をもつ人々が、一緒に生きる社会)で、人々は、
どのように生きてきたのかを、見ていくなかで、今の日本社会の中の多文化化を考えてみたいと思いま
す。
世界の移民国家や多民族国家の多文化共生に向けての試み、世界中で散在して生きる民族の生き方、お
よび交易都市にみる多文化共生の仕組みなどを、実際の国家の政策、民族を介して分析・考察をしてい
きます。最後に日本社会の多文化性、および、多文化共生を考察してみたいと思います。
【学習到達目標】
「多文化共生」について考える目を養う。
【履修上の注意】
講義に積極的に参加する姿勢が必要になります。レポート課題が数回あります。
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。必要時に資料を配布する。
【参考書】
必要時に提示する。
【評価方法】
試験およびレポート課題提出
【講義テーマ】
1 回 講義「多文化共生論」について
2 回 移民国家アメリカ::移民社会 について
3 回 移民・民族政策について
4 回 多文化主義国家オーストラリア
5 回 オーストラリアの多文化社会
6 回 多民族国家シンガポール・マレーシア
7 回 シンガポールの多民族社会
162
8 回 交易都市に見る民族融合:マラッカ
9 回 海外在住中華系の人々:華僑
10 回 海外在住日本人:日系人
11 回 日本社会の多文化性
12 回 愛知県の在住外国人社会
13 回 人種隔離政策:アパルトヘイト
14 回 「多文化共生」について
15 回 総括
教養特殊講義//増田
あゆみ/秋A(月 4)/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、普段、皆さんが、TVニュースで、目にしたり、聞いたりする世界の出来事を取り上げ、
その出来事の背景にある原因や本質を、一緒に考えていきたい。特に、人として尊厳をもって生きるこ
とができないことがどうして起こるのかということについてを真剣に考えてみたいと思います。
「人権:人が人として尊厳をもって自由に生きる権利」という言葉通して、国際社会の見方を説いてみ
たいと思います。
【学習到達目標】
国際時事ニュースの理解と、さまざまな出来事に接した時に考えることができる力を養うこと
【履修上の注意】
積極的に講義を聞き、参加する姿勢が必要。レポート課題が数回あります。
【事前準備学習】
前回までの講義の復習
【教科書】
用いない。レジュメを配布する。
【参考書】
『人権で世界を変える30の方法』 ヒューマンライツ・ナウ 合同出版 2009年
【評価方法】
試験および課題提出による評価
【講義テーマ】
1 回 講義「国際社会入門」について
2 回 児童労働について;子どもの人権
3 回 女性への偏見:女性の人権
4 回 戦争:最大規模の人権の侵害
5 回 民族虐殺:マイノリティの人権
6 回 開発と人権:住民の人権
163
7 回 貧困と人権:グローバル化と人権
8 回 軍事政権と人権
9 回 テロと反テロによる人権侵害
10 回 多国籍企業の活動と人権
11 回 「人権」:人権侵害とは?
12 回 政府と国際機関の取り組み
13 回 人権擁護運動について
14 回 人権を考えるとはどういうことか
15 回 総括
教職論//矢澤
雅/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教師とは何なのかという問いに対していろいろな答え方がある。教師をめぐる言説は巷にあふれてい
るといっていいかもしれない。この授業では、教師に関連する基本的理論および教師をと捉える視点を
提示し教師についての理解を深めることを目的とする。この授業を通して教職への適性を各自確認する
ことも意識的に考えてほしい。授業は、講義を主とするが、随時、参考資料の講読やビデオ鑑賞を行う。
【学習到達目標】
授業の到達目標は次のものである。教職の意義と役割について理解すること、戦前戦後の教員の歴史
について理解すること、教師の基本的・具体的資質について理解すること、現代公教育における教員の
使命を理解すること、教員の職務について理解すること、教員の力量形成とその支援について理解する
こと、教員養成制度の概要について理解することなどである。これらにより、教職への関心や意欲を高
めることを目的とする。
【履修上の注意】
板書の文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介する参考図書をできるだけ読んでみること
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『教職論』 岩田康之 学文社 2012 年
【参考書】
『教師とは : 教師の役割と専門性を深める』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
『教師をめざす : 教員養成・採用の道筋をさぐる』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
『教師として生きる : 教師の力量形成とその支援を考える』 日本教師教育学会 学文社 2002.10
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
164
【講義テーマ】
1 回 教職の意義と教員の役割、ビデオ
2 回 教師と生徒の関係
3 回 同僚教師との関係
4 回 戦前における教師
5 回 戦後における教師
6 回 3つの教師像
7 回 教師に求められる資質能力
8 回 公教育と教員の使命
9 回 学校教師という仕事
10 回 教員の職務内容
11 回 教員の身分と服務
12 回 進路選択に資することを目的とした活動(DVDの鑑賞または本学卒業生の教師との交流)
13 回 教員の研修と力量形成
14 回 教職への学び
15 回 授業総括及び試験
教育基礎論//矢澤
雅/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
授業は、人間形成を促す教育はどうあるべきかを常に問う形で進める。授業で触れる内容は、教育の
本質、教育の歴史と思想、学校の成立とその現代的課題、学習指導と生徒指導の在り方、教師の仕事、
生涯学習に関する事項についてである。受講生は、これらの知識を広く習得するとともに考察を深めて
ほしい。授業形態は、講義を主とするが、参考資料を随時配布し内容の理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は以下のものである。教育の理念および教育とは何かということについて理解す
ること、教育の歴史および教育思想に関する基礎的・基本的な知識や原理を理解すること、学ぶことの
意味と学力形成とは何かについて理解を深めること、教育評価の意味を理解すること、教職の意義とは
何かということについての認識を深めることなどである。それによって首尾一貫した教育観を構築する
ことを目的とする。
【履修上の注意】
板書の文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考図書をできるだけ読むこと
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『新版補訂版
やさしい教育原理』 田嶋一他 有斐閣 2011
165
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 教育とは何か
2 回 発達と教育の関係
3 回 学校教育の歴史
4 回 戦後日本の学校教育
5 回 コメニウスの教育思想
6 回 ルソーの教育思想
7 回 ペスタロッチの教育思想
8 回 ヘルバルトの教育思想
9 回 デューイの教育思想
10 回 学習することの意味と学習指導について
11 回 授業とは何か
12 回 学力と教育評価について
13 回 生徒指導について
14 回 教師の仕事について
15 回 授業総括及び試験
教育心理学概論1//谷口
篤/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育心理は心理学の諸理論を教育の現場に応用する科学である。学校教育を考える上で、教育心理学
に関するさまざまな知識や技術を習得し、それらを利用しながら教育に関わる現象を分析的に捉えるこ
とは重要である。また、近年、「不登校」、「いじめ」、「学級崩壊」といった学校をめぐる出来事が社会
問題化してきている。将来教職に携わる諸君にとって、これらの問題を自分自身の問題として真剣に捉
える必要がある。この授業では、教育心理学の基本的な用語や理論を正確に理解し、実際の教育現場を
イメージしながら自分の中に取り入れ、学校をめぐる問題を心理学的に考える基礎を養うことを主な目
的としている。
どのようにしたら効果的な学習は進められるか、生徒が意欲的に学習に取り組むためにはどのような
条件が必要となるのか、多様な反応をする生徒を個々に理解し、適切な反応をするには、何が必要であ
るのか。
また、学校教育は生徒一人ひとりの自己実現をはかるために、生徒を指導・援助し、豊かな人生を歩
む方向づけをすることを目指すものである。そのために教科指導は勿論、生徒の人間性の成長を促進す
る役割を担う。この講義では、学校教育に求められている人間性の成長について、その基礎知識や技術
の習得を目標とする。これらの教育現場における課題を念頭におきつつ、教育心理学1の内容としては、
主として、発達と学習の基礎的問題を取り上げる。
【学習到達目標】
教育における発達心理学の意義を理解すること。様々な発達の側面と、その理論、発達の原動力につい
て理解すること。
166
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次週の範囲の予告をするので、テキストの該当部分を読んでおくこと。
【教科書】
『学校で役立つ心理学』 谷口篤・田村隆宏 八千代出版 2011
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 教育心理学の意義
2 回 発達心理学の意義と一般原理
3 回 発達の理論1 認知発達
4 回 発達の理論2 精神分析理論
5 回 身体的発達と精神的発達
6 回 知覚の仕組みと発達
7 回 記憶の仕組みと発達
8 回 読み書き能力の発達とその仕組み
9 回 思考と知能の仕組みと発達 1 知能の発達
10 回 思考と知能の仕組みと発達 2 思考の発達
11 回 パーソナリティと情緒の仕組みと発達
12 回 社会性の仕組みと発達 友人関係
13 回 社会性の仕組みと発達2 親子関係
14 回 発達の障害と適応
15 回 まとめ
教育心理学概論2//谷口
篤/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
教育心理は心理学の諸理論を教育の現場に応用する科学である。学校教育を考える上で、教育心理学
に関するさまざまな知識や技術を習得し、それらを利用しながら教育に関わる現象を分析的に捉えるこ
とは重要である。また、近年、「不登校」、「いじめ」、「学級崩壊」といった学校をめぐる出来事が社会
問題化してきている。将来教職に携わる諸君にとって、これらの問題を自分自身の問題として真剣に捉
える必要がある。この授業では、教育心理学の基本的な用語や理論を正確に理解し、実際の教育現場を
イメージしながら自分の中に取り入れ、学校をめぐる問題を心理学的に考える基礎を養うことを主な目
的としている。
167
どのようにしたら効果的な学習は進められるか、生徒が意欲的に学習に取り組むためにはどのような
条件が必要となるのか、多様な反応をする生徒を個々に理解し、適切な反応をするには、何が必要であ
るのか。これらの教育現場における課題を念頭におきつつ、教育心理学2の内容としては、主として、
教育心理学1の内容をふまえ、教育の方法などの具体的問題を考えながら、学習における"時"の問題(レ
ディネス)、学習のプロセスで生じる意欲の形成と喪失の問題(モーティベイション)、学習者のもつ資
質の問題(パーソナリティとハンディキャップ)、教育の方法論の問題(人間関係のダイナミクッス)、
学習材料のもつさまざまな性質と学習者の反応の問題などについてできるだけ具体的に検討していく。
【学習到達目標】
様々な学習の理論と方法、授業の過程、勉学への動機付けの高め方教育評価の意義とその効果的利用法、
クラス作りなどについて理解出来るようにすることを通して、教育について考える態度を形成する。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
毎時間の終わりに、次週の範囲の予告をするので、テキストの該当部分を読んでおくこと。
【教科書】
『学校で役立つ心理学』 谷口篤・田村隆宏 八千代出版 2011
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 学習の理論と方法1 連合、条件付け
2 回 学習の理論と方法2 認知学習
3 回 学習の理論と方法3 社会的学資有
4 回 発達と学習の個人差
5 回 教授学習過程1 発見学習 有意味受容学習
6 回 教授学習過程2 プログラム学習 完全習得学習
7 回 学習と動機づけ
8 回 教育における評価の意義
9 回 教育における評価の実際
10 回 学級の中の人間関係1 友人関係の形成
11 回 学級の中の人間関係2 リーダーシップ
12 回 教師としてのキャリア形成
13 回 児童・生徒の適応と指導1 発達障害
14 回 児童・生徒の適応と指導2 適応障害
15 回 まとめ
168
教育制度論//矢澤
雅/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
学校教育に携わる者(小・中・高等学校の教員)にとって、教師と生徒あるいは生徒同士の人格的相
互交渉関係がどのような教育制度や教育法規の基盤の上で営まれているかという問題について考察を
深めることがこの授業の目的である。とりわけ、公教育の概念と歴史、現代の公教育制度の基本的原理
については重点を置いて説明する。また、学校の歴史的発展過程の特質についても詳しく説明する。さ
らに日本国憲法の教育規定の条文、教育基本法をはじめとして学校教育法などの教育法規について基本
的知識を獲得することをめざす。
【学習到達目標】
授業の到達目標は次のものである。公教育の意義について理解を深めること、学校体系と学制改革の
歴史について理解を深めること、日本国憲法及び教育基本法の教育規定について理解を深めること、学
校の設置と組織について理解を深めること、義務教育の意義と教育に中立性の意義について理解を深め
ること、学校運営制度について理解を深めること、教育行財政制度について理解を深めることなどであ
る。
【履修上の注意】
板書した文字をただ写すだけでなくノートのとり方を工夫すること
教育法規については『教育小六法』を携行し随時確認すること
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
【教科書】
『要説 教育制度
【参考書】
『教育小六法
三訂版』 森秀夫 学芸図書株式会社 2012 年
平成25年版』 浦野東洋一他編 学陽書房 2013 年
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 公教育と教育制度の意義
2 回 学校の発達の歴史
3 回 戦前の教育体制
4 回 戦後の教育体制
5 回 国際的教育宣言・条約の教育規定
6 回 日本国憲法の教育規定
7 回 教育基本法の規定
8 回 学校の設置と組織
9 回 義務教育の意義
10 回 教育の中立性
169
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
学校経営と学級経営
教育委員会制度
教育行政の意義
教育財政の意義
授業総括及び試験
特別活動論//犬塚
文雄/集春/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
特別活動は、子どもたちが学校生活の中で最も楽しみにしている教科外活動の代表であり、教育課程の
一領域として位置づけられている。本講では、この特別活動の重要性と困難性を、小集団演習を通して
体験的に深めていきたい。
【学習到達目標】
・特別活動の意義や指導法について、グループ検討を通して理解を深める。
・特別活動の 3 内容の現状と問題点について、グループ検討を通して理解を深め、併せて、活性化の具
体的な提案を行うことができる。
【履修上の注意】
特になし
【事前準備学習】
特になし
【参考書】
『新訂キーワードで拓く新しい特別活動』 日本特別活動学会監修 東洋館出版社 2010
【評価方法】
グループ検討レポート(50%)・学期末試験(50%)の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 子どもたちの今日的状況と特別活動
3 回 特別活動の目標と内容
4 回 特別活動の基本的性格(特質)
5 回 特別活動と総合との関連
6 回 特別活動と道徳との関連
7 回 特別活動とボランティア活動
8 回 望ましい集団活動の条件
9 回 学級活動・ホームルーム活動の現状と課題
10 回 生徒会活動の現状と課題
11 回 学校行事の現状と課題
12 回 特別活動の歴史
170
13 回 特別活動と生徒指導
14 回 特別活動の評価
15 回 特別活動の課題と展望
教育工学//谷口
篤/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
激しく変わる教育環境の中でメディア(特にコンピュータ)利用の研究・実践と授業デザインは教育方
法の中心的課題である。コミュニケーションとしての教授・学習過程の中で、教師主導の教材提示型の
メディアの利用ではなく、学習者が自ら学び、思考の道具として使えることが大切である。
「心理学か
らの新しい学びへの提案」
「コミュニケーションとしての教授・学習プロセス」
「学習・教授を支援する
メディア」「授業デザイン」を主なテーマとして講義は構成される。
(学習方法)講義を参考にしながら、個人とグループでテーマを見つけ一定期間調査研究する(個人研
究は期末レポート、グループ研究は授業デザインのプレゼンテーションとして発表)。講義は出来るだ
け自分の言葉でノートに書き取り、新たな資料を加えてワープロで編集して自分の学習の成果としてデ
ジタルファイルで保存できるようにする。保存した内容はコンピュータを使ったいろいろな様式で表現
して適宜発表できるように再編集する。
【学習到達目標】
1)教育方法学の一つとしての授業デザインの基本的概念と教育実践への応用のための理論と方法を理
解する。
2)メディアリテラシー(メディアに関する知識や技能)を高め、学習や教育の実践能力を養う。
3)メディアを利用した学習環境や授業設計の理論と方法を理解し実践する。
4)メディア〔特にコンピュータ〕を使ったいろいろな学習・教授方法を研究する。
【履修上の注意】
本講義はいろいろな学習体験(グループ学習、ネットワーク学習、メディア体験など)をしながら、実
践的に知識や技術を身につけていくことをねらいとしています。原則として、コンピュータの基礎的な
操作能力が要求されます。
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
インターネット社会について、認識を深めておいてほしい。
【評価方法】
試験 75% 平常点 25%で評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 学習と授業ーコミュニケーション理論の観点から
171
3 回 授業デザインの基礎
4 回 授業デザインの方法
5 回 学習を支援する方法には何があるか(1)-教育メディア概論
6 回 教授法とメディア
7 回 学習を支援する方法には何があるか(2)-コンピュータ
8 回 学習を支援する方法には何があるか(3)-マルチメディアとネットワーク
9 回 メディアリテラシー演習(1)
10 回 授業の中のメディアの役割(1) コミュニケーション理論の観点から
11 回 授業の中のメディアの役割(2)授業デザインの観点から
12 回 協調学習とインターネット
13 回 教科教育の特性とメディア利用
14 回 メディアリテラシー演習(2)-教科教育の特性とメディア利用<プレゼンテーション>
15 回 講義のまとめ
道徳教育論//葛井
義憲/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
教員である前に、責任のもてる、自律した人間でありたい。それも、相手を理解し、相手とともに歩
き、相手の「隠された能力」を少しでも引きだせる「奉仕者」としての人間でありたいと願う。その希
求を実現するためには、生徒一人ひとりを深く見つめ、その存在に寄り添って、耳を傾け、それらの存
在の人格形成、成長・発達に携わることが求められる。
教育の荒廃が語られ、社会から道徳がなくなったと言われだした。それ故、かかる現状からの脱出、
蘇生のためにも、道徳教育への期待はますます大きくなってゆくことだろう。また、教員の道徳への関
心の高さ、その実践力も一層強く問われてゆこう。
本講では、道徳に大きな関心を表わすむ林竹二、灰谷健次郎、谷昌恒などの書物、研究論文などを通
し、また、ボランティア活動記録、中学校学習指導要領、聖書などを参考資料として、道徳教育論の授
業をすすめ、受講者が道徳的指導力、実践力を身につけることを目指す。
各講義の後半で、受講者に「生きる意義、いのちの尊さ、正義、愛、平和、差別、悪、利他、エゴ」
などからテーマを選び、そのことについて発表する機会をも設ける。
【学習到達目標】
授業の到達目標は道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度など道徳性を養うことを目指す。テーマは「人
間の尊厳と役割」「他者への愛と責任」「人間のもつ悪と罪」
「公共性、正義、平和、真理の大事さ」な
どである。
【履修上の注意】
教職を目指す以上、出席は当然。また、他の人々の言葉に心を開いて聞くことを求める。
【事前準備学習】
ジャンルは問いませんが、教育に関する書物を少し読んでもらいたい。
【教科書】
プリントを配布する。
172
【参考書】
『林竹二著作集』 林竹二 筑摩書房 1983 年
『梅原猛の授業、道徳』 梅原猛 朝日新聞社 2003 年
『灰谷健次郎の発言』 灰谷健次郎 岩波書店 1999 年
『中学校学習指導要領』 文部科学省 国立印刷 2003 年
『教育力の原点』 谷昌恒 岩波書店 1996 年
その都度、指示する。
【評価方法】
試験60%
平常点30%、受講態度 10%。
【講義テーマ】
1 回 生きることの意味 1.人間が人間であることー他の存在の中でー
2 回 〃
2.私の生きる意義と役割に向かってー勇気と希望をもってー
3 回 〃
3.自律した私を目指してー誠実に実行し、結果に責任をもつー
4 回 生命に対する畏敬の念 ー各人各様の輝きー
5 回 傷つきやすく、やさしい存在 ー苦悩、悲しみを体験してー
6 回 相手の痛みに心を寄せてー谷昌恒の作品よりー
7 回 有限ないのちのすばらしさー谷昌恒の書物よりー
8 回 よりよく生きる人生を求めて ー人間の罪と悪を見つめてー
9 回 「大いなるもの」に赦され、愛されてー愛の自覚ー
10 回 愛あふれる家庭形成と信頼できる社会建設のために
11 回 学校における道徳教育の展開
1.指導計画案の作成
12 回 学校における道徳教育の展開
2.模擬授業の発表
13 回 よりよく生きる人生を求めて ー世界平和を求め、真理を愛する人としてー
14 回 道徳の意義を考える
15 回 総括及び試験
教育指導論1//立川
義政/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
生徒指導・進路指導は、児童生徒一人一人の人間形成の場としての学校において教科指導、道徳教育、
特別活動、総合的な学習の時間とともに教育目標を達成していく上で不可欠なものである。こうした教
科指導等を通した学習活動は、社会を担う有為な人間形成の育成を目指している。一方、生徒指導・進
路指導は、その時代に生きる社会環境の中で児童生徒一人一人の健全な成長と人格の形成を直接の目的
としている。従って、このような学習活動と生徒指導・進路指導は、学校教育を推進する上で深く関わ
っているのである。
更に、急速な社会環境の変化や情報化社会の多様な広がりの中で、生涯にわたっての自己形成と健全
なる人格の発達を進めていくには、児童生徒一人一人に自己指導力・自己統制力(規範意識)を育成し
ていく必要がある。この自己指導力・自己統制力の基底をなす規範意識を育成していくには、生徒指導・
進路指導の対応に関する方針や基準を教師集団がともに共通理解し、明確化するとともに児童生徒、保
護者等に周知し、毅然とした姿勢と粘り強い指導を展開していくことが必要である。
173
以上の考えについて、具体例を通して理解し、生徒指導・進路指導に対する考え方を確立することが
本授業の主たる目的である。
【学習到達目標】
○規範意識を育成することに関して、ピアジェとエリクソンの理論をもとに考察することで、自己形成
や健全なる人格の発達と教育活動とは極めて深く関わっていることを認識することができる。
○生徒指導・進路指導は、学校教育活動を円滑に推進させるための重要な教育活動であることを具体的
な実践事例を基に考え、その意義を認識することができる。
【履修上の注意】
講義ごとに講義内容に対する自分の考え、意見、疑問点、質問等を記述して提出する。
【事前準備学習】
学校教育で生じる生徒指導上の問題・課題に興味・関心を持ち、自分の意見や考えを持って授業に臨
むこと。
【教科書】
資料は作成して配布する。
【参考書】
『生きる力が育つ生徒指導と進路指導』 松田
『生徒指導提要』 文科省 教育図書 2010
文子・高橋
超
編著 北大路書房 2006
【評価方法】
課題レポート60%、授業毎に授業内容に対する自分の考えや意見等40%
【講義テーマ】
1 回 生徒指導・進路指導の意義と歴史(事例:藩校教育)
2 回 生徒指導・進路指導の教育的意義(事例:オランダの教育)
3 回 生徒指導・進路指導の課題とは(事例:教員評価)
4 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅰ(発達課題と成長)
5 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅱ(ピアジェとエリクソンの理論)
6 回 生徒指導と諸教育活動との関連性Ⅲ(事例:道徳性と道徳教育)
7 回 問題行動への対応(事例:いじめ)
8 回 問題行動への対応(事例:非行、暴力、器物破損等)
9 回 問題行動への対応(事例:不登校、ひきこもり)
10 回 生徒指導・進路指導の内容と領域、組織と計画(事例:体罰)
11 回 生徒指導・進路指導の進め方と今日的課題(事例:学力テスト)
12 回 教育相談の内容と領域、組織と計画(事例:モンスターペアレント)
13 回 教育相談の進め方と今日的課題(事例:迷惑メール)
14 回 新しい教育観と生徒指導・進路指導のアセスメント(事例:法制度)
15 回 新しい教育観と生徒指導・進路指導に対する自己の考えの発表
174
教育指導論2//谷口
篤/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は、教免法における「生徒指導、教育相談及び進路指導に関する科目」に該当するものであり、
教育相談について論じる。
今教育界で問題になっている不登校、いじめ、非行、学校崩壊といった領域の問題を直接考えなけれ
ばならない科目である。不登校、いじめ、非行、自殺など学校における生徒指導上の諸問題は、年々複
雑な様相を見せており、最近では、授業の成立しない学級が増加するなどの問題も発生している。社会
の急激な変化に伴い、人格形成の基礎となる家族構造の変化、家庭や地域の教育力の低下さらに少子化
の進行など、子ども達の意識や行動に、様々なゆがみや弱さが生じている。平成 20 年版の新学習指導
要領では、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力
などの育成を重視されています。従来ともすると学校における生徒指導、教育相談は、問題行動への対
処という消極的な側面のみ強調される傾向が見受けられた。生徒指導、教育相談、進路指導は、本来、
ひとり一人の児童生徒の望ましい人格形成を通して、自らの自己実現の力を育む積極的な側面を持ち、
「生きる力」を育む教育機能として、学校教育の重要な柱なのである。
「生きる力」を育て、
「個性の伸
長」をめざす教育改革の進行する学校教育のなかで、近い将来教壇に立つ諸君に、学校現場の現状と実
践的な課題をふまえて、学習を進めたい。諸君の積極的な参加を期待する。
教育相談は、教育相談の意義、教育相談の基本的な技法、学校での教育相談の進め方等を学習する。
特に、不登校、いじめ、非行等の子どもたちへの取り組みは、事例を挙げながら考えて行きたい。
【学習到達目標】
教育相談の意義と教育相談の実施に当たって留意すべきことについて具体的な事例を基に理解する。
【履修上の注意】
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をし
っかり持っていることが重要である。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
【評価方法】
試験 75%
平常点 25%
【講義テーマ】
1 回 はじめに:ガイダンス
2 回 学校における教育相談 教育相談の意義と役割
3 回 スクールカウンセラーの意義と役割
4 回 カウンセリングの技術と教育1 カウンセリングマインドを生かした教師の指導と教育
5 回 カウンセリングの技術と教育2 保護者との面談
6 回 青年期の発達と教育1 青年期の発達の理解
7 回 青年期の発達と教育2 発達の理解と心理テスト
8 回 生徒指導上の諸問題生徒指導上の諸問題の理解
9 回 不登校1 不登校の理解
10 回 不登校2 不登校の事例と対応
175
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
いじめ1 いじめの理解
いじめ2 いじめの事例と対応
非行・校内暴力 非行・校内暴力の理解と対応
外部専門機関外部相談専門機関の種類と連携
まとめ
基礎演習//小出
八州男/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑うこ
とになるかもしれません。たとえば、1 時間の授業は 50 分から 90 分になります。高校まではいつも一
緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を受
けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考え、
整理し、論理的に文章をまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応える
のが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部
にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学生生
活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大学で
の学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
?大学と高等学校まではとどのように違うのかが理解できている。
?大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
?本学の建学の精神と歴史が理解できている。
?名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
?大学内で仲間ができている。
?大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
積極的、自発的なゼミ参加を希望する。
出席を重視する。
【事前準備学習】
新聞を毎日読むこと。
【教科書】
『未定』
【評価方法】
平常点50%+期末試験50%
【講義テーマ】
1 回 大学とはどういうところか
176
2 回 大学生活の目標
3 回 自発性と自立
4 回 言葉と人間
5 回 講義について
6 回 読書について
7 回 情報の集め方
8 回 文献の読み方
9 回 レポートを書いてみる
10 回 論文のテーマを選ぶ
11 回 論文の展開と構成
12 回 日本を取り巻く環境ー政治
13 回 日本を取り巻く環境ー経済
14 回 日本を取り巻く環境ー文化
15 回 まとめおよび試験
基礎演習//山本
淑雄/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑うこ
とになるかもしれません。たとえば、1時間の授業は50分から90分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
え、整理し、論理的に文章にまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
内生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大学
での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校まではどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学内で仲間ができている。
・大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
無断欠席・私語厳禁!
【事前準備学習】
あらかじめテキストに目を通しておくように。
177
【評価方法】
平常点+レポート
【講義テーマ】
1 回 クラスに馴染むためのゲームをする。
2 回 大学生としての自覚を持ち、生活管理の大切さなどを知る。
3 回 本学の歴史と建学の精神を知る。
4 回 工夫したノートの取り方ができるようになる。
5 回 文章構成やキーセンテンスの把握を念頭に置いた本の読み方を知る。
6 回 要約の仕方を学ぶ。
7 回 留学経験者の体験談・留学への誘い。
8 回 レポート作成のしかたを学び、レポートの作成を始める。
9 回 情報収集のしかたを学び、レポート作成を始める。
10 回 レポートの体裁を整えるやり方を知り、引き続きレポート作成のグループ・ワークをする。
11 回 引用のしかたを学び、参考文献リストを作成、レポート作成を続ける。
12 回 予備日(レポート作成やゼミ交流などに使う。)
13 回 英語に親しむ。(*必要なければ、レポート作成やプレゼンテーション資料作成の時間などとす
る。)
14 回 ゼミ内発表会およびレポート提出。
15 回 ゼミ内発表会およびレポート提出(予備日)+総括
基礎演習//佐竹
眞明/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
【講義概要】大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づ
き、戸惑うことになるかもしれません。たとえば、1時間の授業は50分から90分になります。高校
まではいつも一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う
教室で授業を受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。
また、大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章にまとめることが求められるようにもな
ります。皆さんのそんな戸惑いに応えるのが基礎セミナーです。
大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいる
か、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学内生活を送るうえでの基本
的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大学での学習方法、レポートの
書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
【到達目標】
・大学と高等学校まではどのように違うのかが理解できている。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・本学の建学の精神と歴史が理解できている。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
・大学生としての学習スキルが身についている。
178
【履修上の注意】
遅刻厳禁。全授業の 3 分の 1 以上を欠席した場合、単位を認めない。入学時配布される『スタンダード
基礎セミナー【保存版】
』を毎回授業に持参すること。
【事前準備学習】
教科書 8 ページを読んでおいてください。
【教科書】
『スタンダード基礎セミナー【保存版】』 名古屋学院大学基礎セミナー検討会編
入学時配布されます。
2013
【参考書】
『新版 大学生の学習テクニック』 森靖雄 大月書店 2007
【評価方法】
平常点 30 点、レポート35点、発表35点。
【講義テーマ】
1 回 1回 4/10 クラスに馴染むためのゲームをする。
2 回 2回 4/17 大学生としての自覚を持ち、生活管理の大切さなどを知る。
3 回 3回 4/24 本学の歴史と建学の精神を知る。
4 回 4回 5/8 留学経験者の体験談・留学への誘い
5 回 5回 5/15 工夫したノートの取り方ができるようになる。
6 回 6回 5/22 文章構成やキーセンテンスの把握を念頭に置いた本の読み方を知る。
7 回 7回 5/29 要約の仕方を学ぶ。
(B1d)情報収集 レポ
8 回 8回 6/5 レポート・発表をグループか個人か決定 (B2a)レポート作成、
ート分量(1600字程度)
9 回 9回 6/12(B2b)レポートの体裁を整えるやり方、
(B2c)引用のしかたを学び、参考文献リストを
作成 課題 国際協力もしくは国際文化に関係する話題を1つ取り
10 回 10回 6/19 レポート作成。 上げて、それについて自分の思うところを述べなさい。
11 回 11回 6/26B2d B2e プレゼンテーション資料作成
12 回 12回 7/3 プレゼンテーション資料作成 (1枚スライド6枚の配布資料として、準備)
13 回 13回 7/10 ゼミ内発表会およびレポート提出 (発表1人分 10分)
14 回 14回 7/17 ゼミ内発表会およびレポート提出
15 回 15回 7/24 ゼミ内発表会およびレポート提出+総括
基礎演習//人見
泰弘/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
大学に入学し、大学の講義が始まると、皆さんは高校までの授業と大きく違うことに気づき、戸惑うこ
とになるかもしれません。たとえば、1時間の授業は50分から90分になります。高校まではいつも
一緒のクラスでほとんど同じ教室で学習していたのに、大学では、毎時間違う仲間と違う教室で授業を
受けることになります。授業も、先生によってかなり違ってきます。また、大学では、自分で調べ、考
179
え、整理し、論理的に文章にまとめることが求められるようにもなります。皆さんのそんな戸惑いに応
えるのが基礎セミナーです。大学生活をより有意義に送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、
学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設があり、どのように利用するかを知るとともに、学
内生活を送るうえでの基本的な心構え(ソーシャル・スチューデント・スキル)を養います。また、大学
での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などを身につけます。
【学習到達目標】
①大学と高等学校まではどのように違うのかが理解できている。
②大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
③本学の建学の精神と歴史が理解できている。
④名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行している。
⑤大学生としての学習スキルが身についている。
【履修上の注意】
基礎セミナーでは、学生は、個人・ペア・グループ単位で行動し、課題の推敲、資料検索やプレゼンテ
ーションなどに積極的に取り組むことが期待される。またこの授業は演習形式なので、遅刻や欠席には、
とくに注意すること。また、外部講師による講演会、学外実習などが企画されることもある。
【事前準備学習】
大学図書館、教育学習センター、国際センター、キャリアセンターといった大学施設の使い方を確認し
ておいてほしい。
【教科書】
授業中に資料などを配布する。
【参考書】
『「分かりやすい説明」の技術』 藤沢晃治 講談社ブルーバックス 2002
『理科系の作文技術』 木下是雄 中公新書 1984
『自分で調べる技術 : 市民のための調査入門』 宮内泰介 岩波アクティブ新書 2004
『本を読む本』 M. J. アドラー&C. V. ドーレン 講談社学術文庫 1997
『思考の整理学』 外山滋比古 ちくま文庫 1986
この他の文献や資料については、授業中に紹介する。
【評価方法】
基礎セミナーは、中間試験(30%)
、最終試験(50%)、平常点(20%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 班分けと予定の確認
3 回 グループワーク:新聞記事の活用
4 回 グループワーク:映像資料の活用
5 回 中間発表と討論
6 回 中間発表と討論の続き
7 回 中間発表の講評
8 回 資料検索の方法
180
9 回 資料検索の続き
10 回 発表と討論
11 回 発表と討論の続き
12 回 発表と討論の講評
13 回 報告書の作成準備
14 回 報告書の作成
15 回 まとめ及び試験
コンピュータ・コミュニケーション//原田
(インストラクター1)/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
1年次の必修科目「情報処理基礎」で学習した内容の上に、更に外国語学部の学生として必要な技能や
知識をつける。扱う範囲は、Microsoft Word,Microsoft Excel,Microsoft PowerPoint とし、在学中か
ら卒業後にかけて利用する可能性の高い技能と知識を学ぶ。
【学習到達目標】
Microsoft Word,Microsoft Excel,Microsoft PowerPoint について、社会で必要とされる技能の知識の
基本的な部分を身に付ける。
【履修上の注意】
毎回の作業結果が成績評価の要素となり、また授業回数の7割を目安として、これより出席回数が少な
い場合は失格とするので、欠席は極力しないように注意すること。
【事前準備学習】
課題が示された場合は、期日までに作成して提出すること。
【教科書】
*1年次に使用したテキストを継続して使う予定ですが、書名など確定次第、連絡を出します。
【評価方法】
平常の授業時の作業(課題と確認テスト)によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 Microsoft Word :表作成など
2 回 Microsoft Word :オブジェクト作成など
3 回 Microsoft Word :書式設定など
4 回 Microsoft Word :1回目から3回目までの復習
5 回 Microsoft Word :Word テスト
6 回 Microsoft Excel :基本関数など
7 回 Microsoft Excel :絶対参照など
8 回 Microsoft Excel :グラフ作成など
9 回 Microsoft Excel :グラフ作成の復習
10 回 Microsoft Excel :Excel テスト
181
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
Microsoft PorwePoint:スライド作成と編集(前半)
Microsoft PorwePoint:スライド作成と編集(後半)
Microsoft PorwePoint:発表スライド作成など
プレゼン発表、小テスト
プレゼン発表(最終)
日本語概論1//今仁
生美/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、日本語の諸問題を言語学の立場から、学生と教師が共に考え模索してゆくという方法
をとります。したがって、いわゆる「正解」といったものは、この授業では得られません。この講義の
目的は、問題解決に至る「試行錯誤」を通して、日本語のおもしろさを体得するということにあります。
日本語概論1では、まず、古代日本語の成立と背景について論じた後、中世の日本語について概観し、
その後、現代日本語を見ていきます。特に、日本語の助詞の成立とその働きを中心に、日本語に特有な
性質について学生と共に考えていきたいと思います。
授業中は、毎回、学生の意見を求めるので、単に座っているだけの学生には向きません。しかし、逆
に、授業というものを楽しんでみたい学生、あるいは、考えるというのはどういうことかを体験してみ
たい学生は受講してみてください。
【学習到達目標】
日本語に関する基礎知識を得て、日本語および日本の歴史についての本などを読めるようになるという
レベルを目標とします。
【履修上の注意】
私語厳禁です。なお、出席率が低い場合は試験を受ける資格を失うので注意してください。
【事前準備学習】
日本語に関する本あるいは日本の歴史(特に中世以前)に関する本を少なくとも一冊読んでおくことを
勧めます。
【教科書】
なし
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 遥かなる太古の世界(人への進化)
2 回 日本人はどこからやってきたのか
3 回 2 万年前の日本人の祖先(日本語の形成へ)
4 回 大和言葉と神話の世界
5 回 古代の大和言葉(基本語彙)
6 回 古代の大和言葉(語彙の形成方法)
182
7 回 古代の大和言葉(派生・変化)
8 回 アイヌ語
9 回 文字の誕生(世界編)
10 回 文字の誕生(中国編)
11 回 漢字を大和言葉に組み込む
12 回 ひらがなとカタカナの誕生と背景
13 回 講義内容のまとめ
14 回 期末試験期間
15 回 期末試験期間
日本語概論2//今仁
生美/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、日本語の諸問題を言語学の立場から、学生と教師が共に考え模索してゆくという方法
をとります。したがって、いわゆる「正解」といったものは、この授業では得られません。この講義の
目的は、問題解決に至る「試行錯誤」を通して、日本語のおもしろさを体得するということにあります。
日本語概論2では、中世の日本語の音や表現を見ることから始め、現代の日本語の特徴(特に日本語に
特有な言語特徴)を分析していきます。また、時間が許せば、日本語の否定表現や様相表現に関する問
題についても学生と共に考えてみたいと思います。
授業中は、毎回、学生の意見を求めるので、単に座っているだけの学生には向きません。しかし、逆
に、授業というものを楽しんでみたい学生、あるいは、考えるというのはどういうことかを体験してみ
たい学生は受講してみてください。
【学習到達目標】
日本語に関する基礎知識を得て、日本語および日本の歴史についての本などを読めるようになるという
レベルを目標とします。
【履修上の注意】
私語厳禁です。なお、出席率が低い場合は試験を受ける資格を失うので注意してください。
【事前準備学習】
日本語に関する本あるいは日本の歴史(特に中世以降)に関する本を少なくとも一冊読んでおくことを
勧めます。
【教科書】
なし
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 導入(古代と中世)
2 回 中世日本語を聴く(母音と子音の特徴)
183
3 回 中世日本語を聴く(源氏物語)
4 回 中世日本語の音声的特性(母音融合など)
5 回 中部地方の方言
6 回 現代の日本語へ(導入)
7 回 なわばり理論
8 回 敬語の成立と背景
9 回 実践!敬語の使い方
10 回 現代語あれこれ
11 回 現代語あれこれ(助詞)
12 回 現代語あれこれ(接続詞)
13 回 まとめ
14 回 期末試験期間
15 回 期末試験期間
日本語学1//今仁
生美/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義は、初級レベルの日本語学習者に日本語を教えるための能力を養成することを目的とします。
日本語学1では、まず、日本語についての歴史的な背景を解説し、また、その概論を行った上で、1.
音声、2.数詞、3.活用、4.格助詞の順序で講義を行っていきます。
この講義では学生の積極的な参加が求められます。日本語の教師になる場合、自ら日本語について深
く分析する能力がなければならないからです。すでに海外でも日本語の教師として働いている卒業生た
ちがいます。キャリアの一つの可能性としてチャレンジしてみてください。
【学習到達目標】
基本的な日本語の音や活用を留学生などに教えることができる能力を身につけることを目指します。
【履修上の注意】
私語厳禁です。なお、出席率が低い場合は試験を受ける資格を失うので注意してください。
【事前準備学習】
日本語に関する本を一冊でも読んでおくことを勧めます。
【教科書】
未定
【評価方法】
試験あるいはレポート 80%
平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 導入:日本語学と日本語教育について
2 回 日本語の音韻(母音、子音など)
3 回 日本語の音韻(連濁現象など)
184
4 回 日本語の音韻(英語の発音はなぜ難しいのか)
5 回 数詞
6 回 パターン練習(文型)
7 回 活用(形容詞・形容動詞)
8 回 活用(動詞・受身)
9 回 活用(動詞・可能)
10 回 活用(動詞・使役)
11 回 助詞
12 回 接続助詞
13 回 まとめ
14 回 期末試験期間
15 回 期末試験期間
日本語学2//赤楚
治之/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
春学期の「日本語学1」の続編である。「日本語学1」に引き続き、外国人に日本語を教えるという立
場から見た日本語文法(基礎)を学ぶことになる。日本語文法を規則として暗記し、その知識で教えよ
うとすれば、必ず答えられない多くの質問に出会うことになる。そのためにも、教授者が言語学的な分
析能力を養うことことが重要である。よって、この授業では、一方通行的な講義形式をとるものではな
く、学生の主体的参加によって授業が展開してゆく形式を採りたい。Readingassignment や Homewor
k が重要な役割を果たすので、受講者は積極的に challenge しないと Pass できない。取り扱うテーマは
次の3つである。
テンス
ボイス
人称
【学習到達目標】
到達目標は、日本語教員としての言語学的資質の養成です。外国人に日本語の文法的なことがらについ
て質問されたときに対応できるようになります。
【履修上の注意】
自分の「頭」で物事を考えることが要求されます。大学での「学び」に関心のあることが条件です。ま
た、CCS の電子講義板での議論に積極的に参加することも求められます。
【事前準備学習】
シラバスをよく読んでください。
【評価方法】
試験 70% 授業参加点 30%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:日本語学と言語学
185
2 回 テンス:ル形・タ形
3 回 テンス:従属節
4 回 テンス:特殊用法
5 回 ボイス:直接・間接
6 回 ボイス:動作主マーカー
7 回 ボイス:受動文の機能
8 回 ボイス:日英語の比較研究
9 回 人称:人称制限
10 回 人称:情報のなわばり
11 回 人称:あげる・もらう
12 回 数量詞詞遊離現象と C コマンド
13 回 格助詞の省略
14 回 2種類の自動詞
15 回 まとめ
ことばと論理//八亀
五三男/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「ことば」を研究する分野は「文学」,
「歴史」
,
「哲学」などに較べると、まだまだ馴染みが薄い。言語
を実用目的で学ぶ「語学」においては、国際語である英語が優先されるのであろう。しかしながら、言
語学的には全ての言語(英語であれ、中国語であれ、何語であっても)は同等と見なさなければならな
い:たとえ言語Aの使用人口が 10 億人で言語Bが 100 人だとしても、
「言語Aと言語Bは異なっている」
以上のことは言えない、また言ってはならない。この大原則を踏まえて講義を進めていく。前半は、
「こ
とば(言語)」とはどのような性質を持っているものなのか、
「ことば」を分析するにはどのような基準
を用いればよいのか、文法はどのような原理に基づいているのか、構造・比較・変種などの概念を中心
にその本質に迫りたい。後半では、具体的な言語に焦点を絞り、個々の言語が「ことば」としてどのよ
うな原理・論理の上に成り立っているのかを探っていく。日本語・漢字、ポ語・ラ語、デ語・ア語がそ
れぞれワンセットになっている。
【学習到達目標】
一般的に言語とはどのような特徴を持っているのか、どのようなメカニズムででき上がっているのか
を身に付ける。
【履修上の注意】
個々の言語についてかなり詳しい説明をしますので、言語的・文法的な現象に非常に興味のある学生だ
と得るものがたくさんあると思います。集中力を必要とします。
【事前準備学習】
ヨーロッパではどんな言語が話されているのか、もう一度復習しておいて下さい。
【教科書】
こちらで準備します。
186
【評価方法】
試験70%、平常点30%
【講義テーマ】
1 回 序
2 回 ことばの研究分野
3 回 文法の構造
4 回 ことばの構成
5 回 ことばの比較
6 回 ことばの変種
7 回 日本語の構造
8 回 漢字音訓の論理
9 回 ポルトガル語の論理
10 回 ラテン語の論理
11 回 デンマーク語の論理
12 回 アイスランド語の論理
13 回 格文法の考え方
14 回 ことばへの興味
15 回 まとめ及び試験
国際社会と日本//佐竹
眞明/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
日本は国際社会において、いわゆる先進工業国として、政府や民間団体(NGO)が発展途上国に対して、
協力援助を提供してきている。ただし、2011年の東日本大震災の後、途上国を含む諸外国政府や国
際 NGO が日本に対して、多くの援助を提供してくれた。本講義ではそうした状況を踏まえ、国際社会
の状況や日本と国際社会との関係を考える。特に国際協力のあり方について、考えていく。
まず、世界の現状を途上国の貧困、開発問題などに触れて、考える。そして、発展の目標、あるべき
発展のあり方を考える。その上で、日本政府による国際協力を、概要、環境、青年海外協力隊などを取
り上げつつ、検討する。その後、民間団体 NGO の活動について、概要・歴史、代表的団体やフェアト
レードなどを紹介して、検討する。最後に2011年の東日本大震災に対する国際的支援について、検
討し、日本と国際社会との関係を再考する。
以上のテーマを通じて、国際社会と日本との関係を検証し、私たちがどう関わっているか、考える。批
判的視点を養い、より公正で平等な社会を創る視点を養う。
【学習到達目標】
日本と国際社会との関係に関して、理解を深めること。
【履修上の注意】
全授業の 3 分の 1 以上欠席した場合、単位を認定しない。私語厳禁。遅刻厳禁。着席指定。
教材については、授業で指示する。資料も配布する。
187
【事前準備学習】
新聞の国際面を読んでください。
【参考書】
『徹底検証ニッポンの ODA』 村井吉敬 コモンズ 2006
『フェアトレード@ライフ』 藤原千尋 春秋社 2007
『脱「国際協力」 : 開発と平和構築を超えて』 越田清和他 新評論 2011
『NGO の発展の軌跡 : 国際協力 NGO の発展とその専門性』 重田博康 明石書店 2005
【評価方法】
平常点 30%、レポート70%。
【講義テーマ】
1 回 イントロ ガーナのそのこ
2 回 南北格差 世界が100人の村だったら
3 回 低開発とは インドの働く子どもたち
4 回 南北問題と私たち インドネシアのオランウータン
5 回 国際協力とは
6 回 日本の政府開発援助 概略
7 回 同 環境と住民移転問題
8 回 青年海外協力隊
9 回
同 続編
10 回 民間の国際協力 NGO 活動について
11 回
シャプラニールの活動
12 回
フェアトレード
13 回
同
14 回 日本も受ける支援 グローバル社会・協力の意味
15 回 まとめ
経済学入門//石﨑
程之/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
経済学は社会生活を行う上で学ぶべき必要がある学問である。
この講義では、国際社会で起きている問題、とりわけ発展途上国の問題を、経済学という分析ツールを
用いればどのような解決方法を示すことができるかを学んでいく。
途上国の現状は見聞したものでないと理解しにくい。そのため DVD などの視覚教材を用いて進める。
また、進捗具合を勘案して、外部講師などを招いた授業を行うことも予定している。
【学習到達目標】
1.経済学の基本概念が理解できるようになる。
2.経済学が分析ツールとしてどのように用いられているかが理解できるようになる。
188
2.経済学を用いて簡単な分析ができるようになる。
【履修上の注意】
1)とにかく授業に集中すること
2)復習をしっかりすること
3)私語厳禁
【事前準備学習】
参考文献をよく読んでください。
【教科書】
『『入門経済学‐第4版‐』』 J.E.スティグリッツ 東洋経済 2012
『『貧乏人の経済学』』 A.V.バナジー&E.デュフロ みすず書房 2012
『『テキスト国際開発論』
』 勝間靖 ミネルバ書房 2012
その他の参考資料については、適宜、授業中に指示する。
【評価方法】
期末テスト/レポート(80%)、平常点(出席、授業態度、授業への積極的な参加)(10%)、小テスト、
宿題(10%)で評価する。
期末テスト/レポートは授業内容を踏まえて解答/作成すること。授業内容を踏まえてないものについて
は合格としない。
詳細については、最初の授業(ガイダンス)で説明する。
【講義テーマ】
1 回 1 回 ガイダンス
2 回 2 回 経済学的な考え方
3 回 3 回 途上国の現状
4 回 4 回 飢餓
5 回 5 回 健康
6 回 6 回 教育
7 回 7 回 人口
8 回 8 回 保険
9 回 9 回 マイクロクレジット
10 回 10 回 マイクロクレジットの現状
11 回 11 回 貯蓄
12 回 12 回 起業
13 回 13 回 貧困層向けビジネス
14 回 14 回 政策
15 回 15 回 まとめおよび試験
189
インターンシップ1//十名
直喜/集春(集中)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを磨き、徹底遵守を日々心がける。
【事前準備学習】
業界・企業の事前調査を行っておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
190
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
企業実習7:インターンシップ先での業務実習
企業実習8:インターンシップ先での業務実習
企業実習9:インターンシップ先での業務実習
企業実習10:インターンシップ先での業務実習
事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ1//十名
直喜/集秋(集中)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを身に付け、励行できるようしておく。
【事前準備学習】
希望する産業・企業の研究を進めておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
191
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ2//十名
直喜/集春(集中)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを磨き、徹底遵守を日々心がける。
192
【事前準備学習】
業界・企業の事前調査を行っておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
インターンシップ2//十名
直喜/集秋(集中)/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
■インターンシッププログラム(社会実習/企業実習)
インターンシッププログラム(社会実習,企業実習)とは、企業や官公庁などで約2週間程度実際に就
業経験をすることにより、業界や仕事への理解を深めるプログラムで、就職に直結するものです(実施
時期については CCS 掲示版に掲載します)。ビジネス、行政、NPOなどの各分野から選択でき、実習
が有意義なものとなるように万全を期すために、実習プログラム以外に、事前学習・事後学習が用意さ
れており、その成果を教育的観点から確かなものとします。
事前学習とは、実習に先立って、実習の目的意識や学習目標を明確にして、実習が有意義なものとな
るように万全を期すためのプログラムです。プログラム概要説明、プログラムに挑む心構え、実習先等
に関する事前レポートの提出および報告やビジネスマナー講座が主な内容です。
実習期間中は、研修日誌の記録を義務づけ、 実習後には、実習を通じて喚起した問題意識、関心、
経験を今後の学習課題やライフプランにつなげていくことに重点を置いたインターンシッププログラ
ムの総括的な意味合いをもつ事後学習も実施します。事後学習の主な内容は、研修成果報告書の提出、
実習報告ディスカッションです。
■単位認定
事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容をもとに単位認定を行いますので、就業実習を
行っても、事前事後学習に欠席した学生には、単位認定ができなくなることに留意してください。
193
なお、この単位(社会実習、企業実習)は履修単位制限に含まれません。
【学習到達目標】
業界や仕事への理解を深める
【履修上の注意】
マナーを身に付け、励行できるようしておく。
【事前準備学習】
希望する産業・企業の研究を進めておく。
【評価方法】
実習企業の評価、事前事後学習での学習内容、各種提出レポートの内容
【講義テーマ】
1 回 回 事前学習1:実習先企業及びその業界の概要について調査した結果を報告する
2 回 事前学習2:勤務先で遭遇する様々な場面を想定し、その対応を考える
3 回 事前学習3:ビジネスマナーの基本について学ぶ(1)
4 回 事前学習4:ビジネスマナーの基本について学ぶ(2)
5 回 企業実習1:インターンシップ先での業務実習
6 回 企業実習2:インターンシップ先での業務実習
7 回 企業実習3:インターンシップ先での業務実習
8 回 企業実習4:インターンシップ先での業務実習
9 回 企業実習5:インターンシップ先での業務実習
10 回 企業実習6:インターンシップ先での業務実習
11 回 企業実習7:インターンシップ先での業務実習
12 回 企業実習8:インターンシップ先での業務実習
13 回 企業実習9:インターンシップ先での業務実習
14 回 企業実習10:インターンシップ先での業務実習
15 回 事後学習1;実習結果のまとめの報告、16 回 事後学習2:代表発表と総括
日米比較言語文化1//小松
照幸/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本語と英語の発想や社会・文化的コンテクストに関する
言語文化の比較研究。
研究方法は
、
① 辞書的意味
② 語源
194
③
④
類語
言語文化
の順です。
大変チャレンジングですが、楽しく深い勉強です。
【学習到達目標】
1.日本語と英語の発想や言語文化の相違点と深さをどれだけ理解できるかが重要です。
2.表面的な翻訳ではなく社会的、文化的、そして言語文化的相違点から言語文化を研究
すること。
3.両言語の直訳では、当該文化の言語表現としては意味を成さないことが良くあります。
ほんとうに深く分かるとは、どういうことかを学習目標とします。
4.日米語の調査、研究方法と、言語文化の比較研究方法による理解度が学習目標と
なります.
【履修上の注意】
1. 毎週、パソコンを持参して「講義記録」を作成すること。
2.
授業後、前回の講義内容で分からなかったことを、毎回、キチンと調査研究をして、
「考察」を作成しておくこと。
3.
各学期の中頃までには、「研究報告書」で調査・研究・作文する研究テーマの「ことば」を
決定しておくこと。
【事前準備学習】
1.毎週、予習と復習をすること
2.前回の講義で分からなかったことを、授業後必ず調べて、理解
したことを「考察」として、自分の言葉で書いておくこと。
3.わからなかった事とは、言葉、論理、概念、文化差などである
【教科書】
『プリント教材』
【参考書】
『単語の文化的意味』 森住 衛 三省堂 2004
『日中英 言語文化事典』 赤祖父 哲二 マクミラン テンゲージ ハウス 2000
『Dictionary of Word Origins』 John Ayto Bloomsbury 2001
『Japan's Cultural Code words』 Boye De Mente Tuttle 2004
195
この他、日本語と英語の『辞書』『類語辞典』『語源事典』」を使用すること。
【評価方法】
成績評価基準は、以下のとうりです。
1. 「講義記録」
2. 「「考察」
3. 「研究報告書(中間、期末)
」
4. 「授業での発言回数・内容」
20%
20%
50%
10%
【講義テーマ】
1 回 講義概要の案内
2 回 言語文化の意味と研究方法
3 回 日米語の比較
4 回 社会的属性とは?
5 回 社会的属性と年齢、立場、ジェンダー
6 回 「場」と公私、内外、丁寧語の言語文化解釈1
7 回 『場」と公私、内外、丁寧語の言語文化解釈2
8 回 受講生の研究発表(中間報告)
9 回 日・米語による自己紹介の言語文化比較
10 回 日米語による自己紹介の言語文化比較2
11 回 日・米語の語順の訓練1
12 回 日米語の語順訓練2
13 回 総合まとめ:研究レポート1
14 回 総合まとめ:研究レポート2
15 回 総合まとめ3:最終講評
ヨーロッパの芸術1//山本
淑雄/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
テーマ:ファウスト。悪魔に魂を売り渡し、この世の逸楽を味わい尽くしたあげく、地獄に堕ちた男、
ファウスト。彼は「魔術師ファウスト博士」と自称し、黒犬や美女の助手を連れ、魔術や錬金術を売り
物にドイツ各地を遍歴した。このファウスト伝説は、ルネサンス期のドイツに実在した人物に由来する。
伝説はヨーロッパの様々な作家を刺激し、まずはイギリスの劇作家マーローが『フォースタス博士』
(1
588)を書き、多くの芸術家が後に続いた。中でも、後世に多大なる影響を与えたのがドイツの詩人ゲ
ーテの戯曲『ファウスト』である。ゲーテがその生涯をかけて書き上げた『ファウスト』がヨーロッパ
の芸術に与えた影響は大きい。音楽の世界では、グノーの同名のオペラをはじめ、シューベルト、シュ
ーマン、リスト、そしてベルリオーズが『ファウスト』に基づく作品を残している。また絵画では、ロ
マン主義のドラクロアや表現主義のベックマンらが挿絵を描いている。しかしながら、ゲーテの戯曲は
伝説の単なる敷衍ではない。主人公ファウストは、悪魔メフィストフェレスと血の契約を結ぶものの、
伝説とは異なり、最後に魂は救済され、天上へと引き上げられる。悲劇と題された戯曲は二部からなる。
第一部はファウストとグレートヒェンの悲恋を主軸に展開し、第二部においてファウストは時空を超越
した神話的世界を遍歴する。伝説の魔術師の生涯は、詩人の手によって、近代的自我がたどるべき、壮
大な魂の遍歴に変わっている。とはいえ、遍歴の導師は悪魔である。ここに近代人が直面する「悪」の
196
問題が浮上する。この問題を中心にゲーテの『ファウスト』を読み解いていき、ヨーロッパ芸術の根幹
をなす人間観の認識を目標とする。
【学習到達目標】
ヨーロッパ芸術の根底をなす理念の理解をめざす。
【履修上の注意】
ヨーロッパの芸術を鑑賞する授業ではない。芸術の背景をなす思想の理解に重点をおいた講義である。
私語厳禁。
【事前準備学習】
テキストをあらかじめよく読んでおくように。
【教科書】
『ファウスト(上)』 ゲーテ(柴田翔
訳) 講談社学芸文庫
【評価方法】
レポート試験 70%+平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 ファウスト伝説
2 回 口上と前狂言
3 回 天上の序曲
4 回 ファウストの絶望
5 回 悪魔メフィストフェレス
6 回 アウェルバッハの酒場
7 回 魔女
8 回 グレートヒェン
9 回 悲恋
10 回 ワルプルギスの夜
11 回 子殺し
12 回 牢獄
13 回 グレートヒェンの死
14 回 愛と救済
15 回 まとめとレポート試験
ヨーロッパの芸術2//山本
淑雄/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
テーマ:ファウスト。悪魔に魂を売り渡し、この世の逸楽を味わい尽くしたあげく、地獄に堕ちた男、
ファウスト。彼は「魔術師ファウスト博士」と自称し、黒犬や美女の助手を連れ、魔術や錬金術を売り
物にドイツ各地を遍歴した。このファウスト伝説は、ルネサンス期のドイツに実在した人物に由来する。
伝説はヨーロッパの様々な作家を刺激し、まずはイギリスの劇作家マーローが『フォースタス博士』
(1
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588)を書き、多くの芸術家が後に続いた。中でも、後世に多大なる影響を与えたのがドイツの詩人ゲ
ーテの戯曲『ファウスト』である。ゲーテがその生涯をかけて書き上げた『ファウスト』がヨーロッパ
の芸術に与えた影響は大きい。音楽の世界では、グノーの同名のオペラをはじめ、シューベルト、シュ
ーマン、リスト、そしてベルリオーズが『ファウスト』に基づく作品を残している。また絵画では、ロ
マン主義のドラクロアや表現主義のベックマンらが挿絵を描いている。しかしながら、ゲーテの戯曲は
伝説の単なる敷衍ではない。主人公ファウストは、悪魔メフィストフェレスと血の契約を結ぶものの、
伝説とは異なり、最後に魂は救済され、天上へと引き上げられる。悲劇と題された戯曲は二部からなる。
第一部はファウストとグレートヒェンの悲恋を主軸に展開し、第二部においてファウストは時空を超越
した神話的世界を遍歴する。伝説の魔術師の生涯は、詩人の手によって、近代的自我がたどるべき、壮
大な魂の遍歴に変わっている。とはいえ、遍歴の導師は悪魔である。ここに近代人が直面する「悪」の
問題が浮上する。この問題を中心にゲーテの『ファウスト』を読み解いていき、ヨーロッパ芸術の根幹
をなす人間観の認識を目標とする。
【学習到達目標】
ヨーロッパ芸術の根底をなす理念の理解をめざす。
【履修上の注意】
ヨーロッパの芸術を鑑賞する授業ではない。芸術の背景をなす思想の理解に重点をおいた講義である。
私語厳禁。
【事前準備学習】
あらかじめテキストをよく読んでおくように。
【教科書】
『ファウスト(下)』 ゲーテ(柴田翔
訳) 講談社学芸文庫
【評価方法】
レポート試験 70%+平常点 30%
【講義テーマ】
1 回 ファウストの復活
2 回 魔術師ファウスト
3 回 仮面舞踏会
4 回 欲望の炎
5 回 ホムンクルス
6 回 火と水の戦い
7 回 火と水の結婚
8 回 ヘレナとの結婚
9 回 ヘレナとの別れ
10 回 戦争
11 回 バウキスとフィレモンの悲劇
12 回 ファウストの死と救済
13 回 愛と犠牲
14 回 ドイツ理想主義
15 回 まとめとレポート試験
198
ヨーロッパの文学1//湯浅
康正/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
1日に 44 回も日没が見える、小さな星に住む王子さまが、バラの花と仲たがいして旅にて、おかしな
人々の住む 6 つの星をまわり、地球にやってくる。
サン=テグジュペリの『星の王子さま』は、1943 年の出版以来、世界中で多くの言語に訳され、超ロ
ングセラーとして親しまれてきた。日本でも 16 種類をこえる翻訳がでており、たくさんの読者を獲得
している。作者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは古い貴族の家に生まれ、飛行機の実用化が
始まった時代にパイロットとして活躍し、第二次世界大戦のおり、連合軍の偵察飛行士としてコルシカ
島の基地から出撃し、消息を絶った。冒険的な飛行など自分の体験をふまえて、人間、自然、文明につ
いて深く考えた作品を残した。
この授業では、子どもの本と思われがちな『星の王子さま』をできるだけ詳しく読み、その深い隠さ
れた意味を考えていく。
【学習到達目標】
20 世紀ヨーロッパの文学作品のひとつを味わい、文学作品を深く読み込む喜びを知る。
【履修上の注意】
必ずテキストを購入すること。(別の版で、既にもっているものがあれば、それでもよい)
【事前準備学習】
テキストの授業で扱う部分をあらかじめ読んでおくこと。場所はその都度指示します。
【教科書】
『星の王子さま』 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 平凡社 2006 年
【参考書】
『サン=テグジュペリ』 稲垣直樹 清水書院 1992 年
『「星の王子さま」の誕生』 ナタリー・デ・ヴァリエール 創元社 2000 年
『「星の王子さま」物語』 稲垣直樹 平凡社 2011 年
【評価方法】
平常点(出席、小論文)30%
定期試験(レポート)70%
【講義テーマ】
1 回 作者、作品のあらまし。授業で何を学ぶか。
2 回 サン=テグジュペリの生涯とその時代
3 回 作品の生まれた背景
4 回 物語の構造、主人公の特徴
5 回 王子さまとの出会い、王子さまの星
6 回 王子さまの星、バラの花
199
7 回 星の住人たち1 王様、うぬぼれ屋
8 回 星の住人たち2 呑み助、実業家
9 回 星の住人たち3 点灯夫、地理学者
10 回 地球での旅
11 回 キツネが教えてくれたこと1
12 回 キツネが教えてくれたこと2
13 回 王子さまとの別れ
14 回 作品の意義
15 回 まとめ及び試験
ヨーロッパの文学2//湯浅
康正/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
フランスを代表する冒険小説、恋愛小説のひとつ、『赤と黒』を読む。
主人公のジュリアン・ソレルは 18 歳の少年。女の子にまちがわれるようなかわいい顔、抜群の記憶力、
やわらかく傷つきやすい、孤独な心をもつ。プライドが高く、誰にも馬鹿にされないように、いつも、
ほんとうの自分を隠している。19 世紀の身分社会、超「格差社会」で、地方の材木商の子に生まれ、大
きな野心をいだき、「キャリアアップ」をめざして日々たたかう。しかし、究極どこへ行きたいのか、
謎をはらむ。
彼が立ちむかった 1830 年代フランスの、変動する社会、出会った二人の女性、たえずゆれ動くジュリ
アンの心の内側が、生きいきと描かれている。
授業では、この小説のおもしろさを紹介する。また、二人のヒロインの人物像、ジュリアンと二人の女
性の関係のありかたに注目することで、小説で思想を表現するとは、どんなことか考えてみる。
この小説は映画になっている。作品の世界を目で理解するために、ときどきこの映画を鑑賞する。
【学習到達目標】
1.19 世紀小説の代表作を読み、おもしろさを知る。
2.小説で思想を表現するとはどんなことか考えてみる。
【履修上の注意】
分量の多いテキストを使うので、読み通す覚悟をもって受講すること。
【事前準備学習】
そのつど場所を指定するので、予習としてテキストを読んでおくこと。
【教科書】
『『赤と黒』(上)(下)』 スタンダール(野崎歓訳) 光文社古典新訳文庫 2007 年
【参考書】
『スタンダール』 鈴木昭一郎 清水書院 1991 年
『「赤と黒」の解剖』 松原雅典 朝日新聞社 1992 年
200
【評価方法】
1.期末のレポート
態度 10%
70%
2.ふだんの授業でときどき書く小論文
20%
3.出席状態、授業
【講義テーマ】
1 回 授業の目的、作者スタンダール、『赤と黒』についておおまかに説明
2 回 映画『赤と黒』の前半部分を鑑賞。ジュリアンの町に国王が来るまで
3 回 作品の社会的背景。フランス革命、王政復古について。スタンダールの生涯
4 回 物語全体のあらまし。その構造
5 回 小説のはじめ方。冒頭部分を細かくみる。小説を読むよろこびについて
6 回 Ⅰ部のあらすじ
7 回 ジュリアンとレナール夫人の関係のあり方、その意味
8 回 映画『赤と黒』の続きを鑑賞。映画のつくり方についての解説
9 回 Ⅱ部のあらすじ
10 回 ジュリアンとマチルドの関係のあり方、その意味
11 回 映画『赤と黒』の最後の部分を鑑賞。映画のまとめ
12 回 三角関係の思想的な意味について
13 回 結末の意味
14 回 作品の意義、文学史の中での位置づけ
15 回 まとめ及び試験
ヨーロッパの思想1//鈴木
啓司/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世はコンピューター社会と言われ、その技能が重宝される時代であるが、そうした役に立つ知識は他
所で学んでいただくことにして、本講義では、実用性を離れ、かような現代社会成立の背景となった西
洋哲学の一端に触れるゆとりの時間を持っていただこうと思う。
西洋哲学と言ってもその領域は実に広大で、そのすべてを網羅することは徒に散漫になるだけである。
そこで、その中でもアポリア(難問)と言われてきた定番のテーマに絞って話を進めてゆきたい。まず
春学期は「心身問題」を取りあげる。これは「心」と「身体」のあり様、関係を巡る思考である。君た
ちも目で見、手で触れられる体と、形のない心がどうつながっているのか、不思議に感じたことはない
だろうか。古来より現代まで、人間はその不思議についてあれこれと考えてきた。コンピューターとい
うものも、いわば人間の精神活動の具現化された一つのモデルである。そこには当然、心をどう捉える
かという思想が反映されている。この古くて新しい問題を、心身二元論の代表的哲学者デカルトを中心
に、古代ギリシア哲学から現代の認知科学まで辿ってゆきたい。その試みは必ずや現代社会の本質を理
解する一助となってくれるはずである。
【学習到達目標】
表面的なことでなく本質を深く考えることを知って欲しい。
【履修上の注意】
特にないが、内容はかなり抽象的なので、その点に留意しておくこと。
201
【事前準備学習】
とにかく一方的な受け身の姿勢ではなく、自ら考える気概を持って臨んでほしい。でなければ、この講
義はあなたにとって何の意味もありません。
【教科書】
なし
【参考書】
『心と身体の哲学』 スティ―ブン・プリ―スト著 ; 河野哲也[ほか]訳 勁草書房 1999.4
【評価方法】
レポート50%
平常点50%
【講義テーマ】
1 回 心身二元論 デカルト われ思う、ゆえにわれあり
2 回 心身二元論 デカルト 心と体の関係は
3 回 デカルト以前 古代ギリシア哲学
4 回 デカルト以前 中世ルネサンス
5 回 デカルト以後 スピノザ
6 回 デカルト以後 バークリー
7 回 デカルト以後 ヘーゲル
8 回 デカルト以後 フッサールなどなど
9 回 現代思想 ラッセル
10 回 現代思想 ヴィトゲンシュタイン
11 回 現代思想 ストローソンなどなど
12 回 認知科学、脳科学
13 回 日本の心身論
14 回 残されている課題
15 回 まとめと総評
ヨーロッパの思想2//鈴木
啓司/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
秋学期は「無限」のアポリアについて考える。有限なる存在である人間は、その限られた能力の範囲
内で懸命に無限に思いを馳せてきた。広大な宇宙を理解しようとする人間の学究心も、無限を手中に収
めようという野心の為せる業であろう。その試みは具体的に神学,哲学,数学の中に展開されてきたが、
未だ人間は無限を完全には捉えきれていないもようである。そもそも、有限なる人間が無限なる概念を
抱けること自体、一つの謎であろう。本講義ではこの無限を巡る思想の軌跡を古代ギリシア哲学から中
世の神学、現代の数学まで辿り直してみようと思う。特に後半は、集合論や数学基礎論の話をするが、
それはあくまで哲学的見地からのもので、数式は一切出てこないから安心すること。
哲学は身一つで誰でも始められる。君たちも受け身の姿勢に甘んじているのではなく、これら積年の
アポリア(難問)に解答者として挑戦してみてほしい。
202
【学習到達目標】
表面的なことで満足せず、深く考える態度を身につけて欲しい。
【履修上の注意】
春学期と同じく内容はかなり抽象的な部分もあるので、そのつもりで。
【事前準備学習】
春学期同様、自ら考える姿勢で臨むこと。それができない者は、受講しても無駄です。
【教科書】
なし
【参考書】
『無限』 A.W.ムーア 東京電機大学出版局 1996
【評価方法】
レポート50%
平常点50%
【講義テーマ】
1 回 無限のパラドクス
2 回 古代ギリシア思想 ゼノンのパラドクスを中心に
3 回 古代ギリシア思想 アリストテレス
4 回 中世とルネサンス 神の存在証明
5 回 微積分学
6 回 合理論者と経験論者
7 回 カント
8 回 カント以後
9 回 集合論の黎明期
10 回 カントールの集合論
11 回 集合論の展開
12 回 数学基礎論 ゲーデルまで
13 回 数学基礎論 ゲーデル以後
14 回 日常の無限
15 回 まとめと総評
地球環境論1//石川
輝海/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
我々人類は 500 万年間長い歴史の中で進化発展を重ねてきた。そして、先進国を中心に優れてた科学技
術に支えられたとても機能的な社会システムを作り上げた。その社会システムは我々のあらゆる欲望を
満たしてくれる。しかしそのために我々は地球上のあらゆる物を他の生物から取り上げ、人間だけのた
めに資源として利用する地球資源化技術を作り上げ、さらに発展しようとしている。しかし、地球は我々
だけの物ではなく、35 億年間一緒に進化してきた仲間である他の生物との共有物である。我々は地球上
203
で長い年月を掛けて繰り広げられた進化劇によって作り出されたエネルギーの流れと物質の循環とに
よって生命を得ている。こ原則は他の生物も同じであり、このことを忘れて我々は主人であるかのよう
に振るまい、すべての物を奪い、そして莫大な廃棄物と発熱を環境中に放出して、地球そのものを危な
くしている。我々は技術を駆使して公害技術を開発し、局所的な環境悪化の防止に成功したこともあっ
た。しかし、それは我々の社会システムのもつ矛盾を繰り延べにしているにすぎない。そして、将来起
こるかもしれない環境破壊の淵をさらに大きくしているように思える。人類は歴史上かつて経験したこ
とのない新たな、そして困難な危機に直面している。人類の活動によって地球環境が急速に変化しつつ
ある。地球環境問題は人類のあり方、人間社会のあり方そのものを問うものだけに、その解決には多く
の人々の問題に対する理解と自覚を必要とする。
【学習到達目標】
地球に生まれ、地球環境の変化と共に進化してきました。この地球の状態がどのようになっているか理
解しよう。環境の変化に感知する能力を養う。
【履修上の注意】
毎時間の授業内容を論理的に理解するように勤めよう。論理は前の授業から継続しています。継続して
受講してください。授業出席は60%以上とする。
【事前準備学習】
講義概要を読み、必要事項を調査研究する。
【参考書】
『気候が文明を変える』 安田喜憲 岩波科学ライブラリー 1993
『リサイクル幻想』 武田邦彦 文春新書 2000
『地球温暖化を防ぐ』 環境庁 NHKブックス
『燃料電池とは何か』 清水和夫・平田賢 NHKブックス
【評価方法】
授業内容の理解と期末テストによります。テスト 80%、授業内容の理解 20%。
【講義テーマ】
1 回 地球環境の持続、環境の回復
2 回 地球環境の反復メカニズム
3 回 生物圏への介入
4 回 生産活動による物質の流れ
5 回 地球の将来はどうなる
6 回 エネルギーを知る
7 回 エネルギー保存の法則
8 回 エネルギーの使用方法
9 回 エネルギーは劣化する
10 回 エネルギー効率を高める
11 回 エネルギーの利用方法
12 回 地球環境教育の方法
13 回 地球環境の維持
14 回 地球環境の重要性
204
15 回 地球環境の未来
地球環境論2//石川
輝海/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現在の地球環境の実状を考え、その解決策を模索する。地球間問題の複雑さは人間の理性を問われてい
るところにある。科学の統合的発展とその成果の社会的、政治的反映がはかられねばならない。人類全
体の健全な発展のために、当然と思うありとあらゆる事柄に対して、地球環境と調和するかどうかと言
う価値基準で見直しをしなければならない。一人一人が地球人として自覚の元に連帯するならば、あら
ゆる不合理をなくすることができる。それが実現できたときには現在よりもっと明るい、健全な社会が
誕生すると思う。きれいな空気、緑に覆われた野山、豊かな水をたたえた海、そしてその至る所ではぐ
くまれている数限りない生命、このような地球の素晴らしい自然と調和して生きることこそ、人類にと
って最も高度な生き方である。地球環境を認識したことは、人類がそういう生き方に向かって転換し始
めたことを意味する。
自然保護の最も進んでいる国、オーストラリアを紹介します。この国は国土の広さと人口の少なさで
有名である。200 年前に移民によって国が作られ、現在、170 カ国の人たちからなる多民族国家である。
多くの町は計画的に作られ自然環境の維持に配慮されています。商業地区、居住地区、公園、リザーブ
と呼ばれる緑地帯、国立公園などバランスよく配慮されています。
【学習到達目標】
地球環境は地球誕生以来変化し続けている。未来も変化するだろう。近来、人間が地球環境に関係して
いることを理解し、この地球を持続可能な状態にするにはどのような努力を我々がすべきか、地球規模
で理解しよう。出きるならば英文の参考書を読めるようにする。
【履修上の注意】
授業内容は継続しています。内容を論理的に理解するには授業を欠席しないことです。
【事前準備学習】
前回の授業を復習し、わからないことを調べ、問題点を知るように努める。
【参考書】
『技術と文明の歴史』 星野芳郎 岩波ジュニア新書 2000
『地球環境問題とは何か』 米本昌平 岩波新書
『ハイテク汚染』 吉田文和 岩波新書
【評価方法】
期末試験、80%。授業理解、20%
【講義テーマ】
1 回 省エネルギーについて、人間活動。
2 回 省エネルギー、エネルギーとは。
3 回 人間活動のエネルギー
4 回 省エネルギーの技術
205
5 回 自動車、家庭、発電所
6 回 生産とリサイクル
7 回 リサイクルの論理
8 回 省エネルギーとリサイクル
9 回 自然エネルギー、太陽光、水力、風力、地熱、潮汐
10 回 地球を持続させる論理
11 回 京都議定書
12 回 人口の増加と環境問題
13 回 未来に向けた方策
14 回 技術と社会
15 回 環境問題の解決策
生物資源論2//石﨑
程之/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世界には食料不足に苦しむ多くの人々がいる一方で、日本では米が余り減反政策が続けられ、食料自給
率が低下したのはなぜか。日本の農業は経営規模が小さく大型農業機械が使いづらく効率が悪い、欧米
のような規模の大きな効率のよい農業経営はなぜできないのか。なぜ、近年食の安全に関わる問題が多
発するのか。こういった農業に関わる疑問・関心は多岐にわたる。それを理解するためには、食料・農
業・農村の「実態に関する知識」と、その知識をもとに考えを進めるための「経済学的な理論」とが必
要である。この講義では荏開津 典生著「農業経済学」をサブ・テキストとして、これらの問題を解決
していく方法を勉強する。
生物資源論2では生物資源論1の続きを行う。
授業の進捗具合を勘案して、外部講師、学外見学などを授業に取り入れることもある。
【学習到達目標】
この講義を受けることによって、日本及び世界の農業が直面する問題点とその問題点の解決方法を理解
できるようになる。
【履修上の注意】
とにかく授業に集中すること
【事前準備学習】
日本や東南アジアの農業がどのように変わってきたかを、各自新聞などで情報収集すること
【参考書】
『農業経済学 (岩波テキストブックス)』 荏開津 典生著 岩波書店; 第 3 版 2008 年 9 月
【評価方法】
期末テスト+小テストに平常点(出席、授業中の態度、発表内容)を加味して評価。
小テストと平常点の割合は 10%。
206
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 農産物貿易と農業保護政策1(先進国の政策)
3 回 農産物貿易と農業保護政策2(途上国の政策)
4 回 世界の人口と食料1(1990 年以前)
5 回 世界の人口と食料2(1990 年以降)
6 回 食生活の成熟とフードシステム1
7 回 食生活の成熟とフードシステム2
8 回 農業の近代化農業の近代化1(日本)
9 回 農業の近代化農業の近代化2(東南アジア)
10 回 資源・環境と農業1(先進国)
11 回 資源・環境と農業2(途上国)
12 回 日本の農業と食料1(高度経済成長期)
13 回 日本の農業と食料2(高度経済成長期以降)
14 回 農業政策と農業経済学
15 回 まとめ及び試験
英語演習101Production//M.A.ダアノイ
/春A(火 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this course, you are expected to gain the basic skills required for practical speaking and l
istening activities, and to develop fluency for effective oral communication. Through various l
earning task in a small group of students, you will become confident enough to communicate
in English without being afraid of making mistakes. You will also learn essential skills for
English presentations, which are needed for activities in English 106/106 Project.
【学習到達目標】
By the end of the course, you are expected to be able have a grasp of basic communication
strategies: (1) to recognize familiar words and basic phrases concerning yourself; (2) to inter
act in a simple way; and (3) to describe where you live and people you know.
【履修上の注意】
Students are required to attend 14 classes out of 16.
It would help you a lot to have an electronic dictionary, writing notebook, a journal.
【事前準備学習】
Get your textbook ready,
ll also be hand-outs.
buy it from Maruzen in Tsubasa Building, ground floor.
Text book: Tell Me More: Effective Communication Strategies for Japanese Students
Author: Matthew Reesor, Mcmillan Language House.
207
You wi
【評価方法】
Overall Class Participation is important:
Oral tests, speaking and writing exercises, 50%.
Homework: Writing assignment 30%
Final Exam: 20%
【講義テーマ】
1 回 Orientation: course introdutcion; Activity 1:Getting to know each other
2 回 Learn to use longer utterances
3 回 Pair Work
4 回 Formulating Questios/Pair Activity: Interviewing
5 回 Learn to Answer Qs with Yes or No
6 回 Learn Attending Skills
7 回 Making use of verbal ques
8 回 Making use of non-verbal ques
9 回 Responding to body language
10 回 Learn to agree or disagree
11 回 Lear to give opinion
12 回 Learn to express with confidence
13 回 Useful presentation strategies
14 回 Using sureness phrases
15 回 Presentation 1: Read to give a strong opinion [students can choose a topic]
英語演習101Production//M.A.ダアノイ
/春A(木 1)/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this course, you are expected to gain the basic skills required for practical speaking and l
istening activities, and to develop fluency for effective oral communication. Through various l
earning task in a small group of students, you will become confident enough to communicate
in English without being afraid of making mistakes. You will also learn essential skills for
English presentations, which are needed for activities in English 106/106 Project.
【学習到達目標】
By the end of the course, you are expected to be able: (1) to recognize familiar words and b
asic phrases concerning yourself; (2) to interact in a simple way; and (3) to describe where y
ou live and people you know.
【履修上の注意】
Students are required to attend 14 classes out of 16.
It would help you a lot to have a dictionary, writing notebook, a journal
208
notebook.
【事前準備学習】
Bring yourself to each class!
mind to learn new things!
Get your textbook ready, your journal notebook, and an open
【教科書】
Text book: Tell Me More: Effective Communication Strategies for the Japanese Students
Author: Matthew Reesor, Macmillan Language House
Hand-out will also be distrubuted to students as supplemental materials.
【評価方法】
Class Participation is important: Oral tests, speaking and writing exercises, 50%.
Homework: Writing assignment 30%
Final Exam: 20%
【講義テーマ】
1 回 Orientation: course introdutcion; Activity 1: Getting to know each other
2 回 Using longer utterances in conversation
3 回 Pair activity
4 回 Formulating questions
5 回 Doing interviews: :Outdoor activity
6 回 Learning to answer Qs with yes or no
7 回 Learn attending skills
8 回 Verbal signs
9 回 Non-verbal signs
10 回 Agreeing and disagreeinig
11 回 Giving an opinion
12 回 Expressing confidence
13 回 Using sureness phrases
14 回 Presentation 1: Skit or Dialogue
15 回 Presentation 2: Power point
英語演習101Production//G.M.
マクレラン/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this class we will use structured communication activities to enhance competence in spea
king and listening.
Books will be handed out in class and the price is ¥2000.
【学習到達目標】
This class requires students to participate in communicative exercises and to help each other
to create a story for children. It is important that students participate fully in class activiti
es
209
【履修上の注意】
Please do some work at home before coming to class. Students should be prepared to speak
out and state their opinions in this class.
【事前準備学習】
As this class aims to ensure that students are able to commiunicate well in english, psrticip
ation is strongly advised and students who are tardy or absent will fail this course, even if
they pass the final test.
【教科書】
The teacher will distribute course materials to the students in the classroom at the beginnin
g of the course. The total price for the book is ¥2000
【評価方法】
Students will be evaluated on their class work and presentations. There will also be class te
sts. Students who attend class in body only will fail this course. Full participation and a de
sire to study will be taken into consideration
【講義テーマ】
1 回 what's in a name?
2 回 where do you live?
3 回 When is your birthday?
4 回 Prepare for presentation
5 回 Presentation:
6 回 what do you do in your free time?
7 回 can you dance?
8 回 think about international marriages
9 回 international marriages
10 回 how was your birthday?
11 回 sPrepare for second presentation
12 回 presentation on the pros and cons of international
13 回 what time do you get up?
14 回 how was your holiday?
15 回 Class tesxt
英語演習101Production//D
リンダ/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
This class will improve your reading skills in English-both intensive reading and extensive r
eading.
210
【学習到達目標】
We will read a book together and also read easy readers for homework.
【履修上の注意】
Please come to class on time with your homework book completely read and be ready to ans
wer questions. Bring class materials and a dictionary (ideally electronic) every week.
【事前準備学習】
The homework readings must be done well completely if you are to succeed in this class.
【教科書】
『The Wizard of Oz』 L. Frank Baum Oxford Bookworks Library 2000
【評価方法】
Classwork is 30%.
Homework is 40%.
Quizzes are 10% each.
【講義テーマ】
1 回 introduction
2 回 Easy Readers S
3 回 S book reports
4 回 In class Quiz #1 for Intensive reading chapters and 2
5 回 Easy Readers Level1
6 回 Easy Readers Level1 reports
7 回 Easy Readers book2 of level 1
8 回 Level 1 Book reports
9 回 In class Quiz #2 over chapters 3 and 4
10 回 Easy Readers Level2
11 回 Easy Readers Level2 reports
12 回 Level 1 or 2
13 回 Book Reports
14 回 Quiz #3 over chaper 5 and 6
15 回 interviews
英語演習102Production//M.A.ダアノイ
/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this course, you are expected to gain the basic skills required for practical speaking and l
istening activities, and to develop fluency for effective oral communication. Through various l
earning task in a small group of students, you will become confident enough to communicate
in English without being afraid of making mistakes. You will also learn essential skills for
English presentations, which are needed for activities in English 106/106 Project.
211
【学習到達目標】
By the end of the course, you are expected to be able: (1) to understand phrases and the hi
ghest frequency vocabulary related to areas of most immediate personal relevance; (2) to catc
h the main points in simple messages and announcements; (3) to handle short social exchan
ges; and (4) to describe your family, living conditions etc.
【履修上の注意】
Students are required to attend at least 14 sessions/classes out of 16 per semester. There a
re in-class writing exercises so regular class attendance is important. Students must always
bring a dictionary, the required text book, and two journal notebooks. 1 is for in-class writi
ng exercises and 1 for homework/assignments.
The goal of the course is to create activities that allow students to express personal, m
eaningful everyday life situations using English language as a tool of expression. There will
be pre-writing activites that include generating and organizing information as well as learni
ng basic language structures and expository skills development. By the end of the semester
students are expected to have an improved reading pace, and must be able to have basic e
ssay writing skills to prepare for more complex writing activities in the following semester.
【事前準備学習】
Get the textbook ready by the first or second week of the semester from Maruzen in Tsubas
a Building. Be ready to study outdoor three times per semester. It is refreshing and fun.
【教科書】
『Tell Me More! Effective Communication Strategies』Matthew Reespr Macmillan Language
House 2004
This book helps students when giving opinions in sharing experiences, ideas, when making s
uggestions, and giving opinions when reaching an agreement. Last year's class did very wel
l in composing thematic conversations by themselves in pairs and did awesome class present
ations.
【参考書】
This book provides a detailed structure of the conversation stages which helped students att
ain an improved level of communication skills in the last semester [SY 2011]. I would like
to use this again for this SY 2012.
【評価方法】
Students will be evaluated based on oral and written tests, in-class speaking and writing ex
ercises, assignments, active class participation, and final examination.
【講義テーマ】
1 回 Catching Up: Continue and Review Conversation Strategies
2 回 Unit 8: In Other Words:Learning to Approximate
3 回 Practice substituting one word for another
4 回 Unit 9: Word Coinage/Make it Up!
212
5 回 Practice: Inventing words to overcome language gaps
6 回 Unit 10: Describe it!
7 回 Phrasing exercises: Using Prases to communicate what could also be described
8 回 Speaking test: Role-playing
9 回 Unit 11: Rephrasing or saying an utterance a different way to overcome a language g
ap
10 回 Rephrase! Use it in your own dialog!
11 回 Unit 12: Using all skills review
12 回 Writing a dialog workshop
13 回 Presentation 1: Skit or Dialogue
14 回 Presentation 2: Power point
15 回 Evaluaition and Feedback
英語演習102Production//G.M.
マクレラン/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this class we will use structured communication activities to enhance competence in spea
king and listening.
【学習到達目標】
The aim of this course is to enhance creative as well as critical thinking. Students will have
the opportunity to practice essay writing as well as doing structures book work
【履修上の注意】
This class requires students to participate in communicative exercises and to help each other
to create a story for children. It is important that students participate fully in class activiti
es.
【事前準備学習】
students will be asked to make skts and small presentations in this final part of the course.
【教科書】
『Everyday English』 Gerry Mclellan MGS Publications 2011
Teacher will provide books in class. Cost is ¥2000
【評価方法】
Students will be evaluated on their final story and presentation. There will also be class tes
ts. Students who attend class in body only will fail this course. Full participation and a desi
re to study will be taken into consideration
213
【講義テーマ】
1 回 free time activities
2 回 free time activities
3 回 holidays
4 回 holidays
5 回 what are you going to do?
6 回 what are you going to do?
7 回 how can I get to the train station?
8 回 how can I get to the train station
9 回 how do you make that?
10 回 do you think it will rain?
11 回 what's your
12 回 what's your father like?
13 回 are you taller than your father?
14 回 a good restaurant?
15 回 a good restaurant
英語演習102Production//D
リンダ/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
This class will continue to improve reading skills in English - both intensive reading and ex
tensive reading.
【学習到達目標】
We will read a book together and also students read easy readers for homework.
【履修上の注意】
Please come to class on time with your homework book completely read and be ready to ans
wer questions. Bring class materials and a dictionary (ideally electronic) every week.
【事前準備学習】
The intensive reading textbook must be read carefully and vocabulary prepared before each
class.
【教科書】
『A Christmas Carol』 Charles Dickens Penguin Readers Level2
【評価方法】
Classwork is 30%. Homework is 30%.
Qiz one and two are 10% each.
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Easy reader Level one
214
Final Quiz is 20%.
3 回 Level one reports
4 回 Qiz over A Christmas Carol chapter one
5 回 Easy reader Level two
6 回 Level two reports
7 回 Level two second book
8 回 Second book reports
9 回 Quiz two over A Christmas Carol
10 回 Level two or three
11 回 Two or three books continued in class
12 回 Level three books report
13 回 Preparation for Last Quiz
14 回 Last Quiz over A Christmas Carol
15 回 Interviews
英語演習103Communication//野々山
富士江/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this course, you are expected to develop basic skills for practical writing, listening and re
ading activities, and strategies for effective and accurate reading and writing communication.
Through various learning tasks in a small group of students, you will learn how to explai
n texts you read and how to write in various types of English genres.
【学習到達目標】
By the end of the course you are expected to be able: (1) to understand familiar names, wor
ds and very simple sentences, for example, on notices and posters or in catalogues; (2) to wr
ite a short, simple dialogue to express daily lives; (3) to write your opinion.
【履修上の注意】
Students are required a lot of assignments in class and outside of class.
hould be submitted at the end of the class.
Each assignment s
【事前準備学習】
Review some useful phrases you learned in the previous class. You will be tested about the
m every week.
You also need to read the textbook before the class.
【教科書】
『Messages from the Globe』 Miwako Yamashina/ Mitsuru Yokoyama/ Yasuko Okino HEIN
LE CENGAGE Learning 2011
You have to get the textbook and bring it to the first class.
【評価方法】
Quizzes・・・30%
Tests・・・30%
Participation・・・10%
215
Listening Assginments・・・ 30%
【講義テーマ】
1 回 Listening and Writing: Telling your hope
Reading: A Disappearing World Part 1
2 回 Listening and Writing: Comparison
Reading: A Disappearing World Part 2
3 回 Listening and Writing: Asking someone's opinion
Reading: Review
4 回 Listening and Writing: Experience
Reading: Mt. Kilimanjaro Part 1
5 回 Listening and Writing: Time expression
Reading: Mr. Kilimanjaro Part 2
6 回 Listening and Writing: Showing some doubts
Reading:
Review
7 回 Listening and Writing: Giving someone a call
Reading: Cambodia Animal Rescue pa
rt1
8 回 Listening and Writing: How to use "say"
Reading: Cambodia Animal Rescue
part 2
9 回 Listening and Writing: Ordering at a restaurant
Reading: Review
10 回 Listening and Writing: Present perfect
Reading: Orangutan Language Par
t 1
11 回 Listening and Writing: Giving some options
Reading:
Orangutan Language
Part 2
12 回 Listening and Writing: How to use "help + verb" Reading:
Review
13 回 Listening and Writing: Conditional (be to)
Reading: Cupid the Dolphin Part
1
14 回 Listening and Writing: Passive Voice
Reading: Cupid the Dolphin Par
t 2
15 回 Listening and Writing: Review
Reading: Review
英語演習103Communication//石川
純子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
コミュニケーションに役立つ基礎的知識を拡充し、多くのドリル活動を通じて英語表現の習得および英
語の4技能(聴解力、文法力、語彙力、読解力)を高めることを目的とする。音声を聞いた後、出てき
た英文を何度も繰り返し読むことで、実際に語学留学をしたり、海外旅行をする際に役にたつ表現を習
得する。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、コミュニケーション能力の向上と異文化理解を
深める。TOEIC600 点獲得を目標とする。
【履修上の注意】
ペアワークや role-playing などに積極的に取り組むこと。日常の生活の中で、自主的にテレヒ、ラジオ
などを活用して、英語に接する機会を多くすること。Unit ごとに習得した表現を自分で使えるようにす
る為に復習をすること。辞書を必ず持参すること。
216
【事前準備学習】
必ず復習をすること。次回の授業範囲を予習し、わからない単語を調べておくこと。
【教科書】
『Enjoy Your Trip-Key English for Travel Overseas』 柴垣哲夫/Willoam A. O'Donnell センゲー
ジラーニング(株) 2012 年 1 月 20 日
【評価方法】
授業態度、テストの成績を総合的に評価する。
Unit ごとの role-playing も評価の対象とする。
小テスト,role-playing(平常点も含む)40%+定期テスト 60%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Traveling on Airlines (Vocabulary, Dialog)
3 回 Traveling on Airlines (Usage, Grammar)
4 回 Going through Immigration (Vocabulary, Dialog)
5 回 Going through Immigration (Usage, Grammar)
6 回 Meeting a Host Family (Vocabulary, Dialog)
7 回 Meeting a Host Family(Usage, Grammar)
8 回 Ordering in East-food Restauran (Vocabulary, Dia
9 回 Ordering in East-food Restaurants(Usage, Grammar)
10 回 Shopping (Vocabulary, Dialog)
11 回 Shopping (Usage, Grammar)
12 回 Buying Gifts in Department Stores (Vocabulary)
13 回 Buying Gifts in Department Stores (Usage, Grammar)
14 回 Paying with Traveler's Checks
15 回 授業総括及び試験
英語演習104Communication//野々山
富士江/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
In this course, you are expected to develop basic skills for practical writing, listening and re
ading activities, and strategies for effective and accurate reading and writing communication.
Through various learning tasks in a small group of students, you will learn how to explai
n texts you read and how to write in various types of English genres.
【学習到達目標】
By the end of the course you are expected to be able: (1) to understand very simple sentenc
esby listening or reading; (2) to write a short, simple dialogue to express daily lives; (3) to
write your opinion in simple sentences; (4) to be aware of the importance of preservation of
the earth; (5) to discover Japanese culuture and western culture.
217
【履修上の注意】
Students are required a lot of assignments in class and outside of class.
hould be submitted at the end of the class.
Each assignment s
【事前準備学習】
Review some useful phrases you learned in the previous class. You will be tested about the
m every week.
You also need to read the textbook before the class.
【教科書】
『Messages from the Globe』 Miwako Yamashina/ Mitsuru Yokoyama/ Yasuko Okino HEIN
LE CENGAGE Learning 2011
You have to get the textbook and bring it to the first class.
【評価方法】
Quizzes・・・30%
Tests・・・30%
Participation・・・10%
Listening and Reading Assginments・・・ 30%
【講義テーマ】
1 回 Listening and Writing: Subject "it"
2 回 Listening and Writing: Subject and verb
3 回 Listening and Writing: Perfect Tense 1
4 回 Listening and Writing: Perfect Tense 2
5 回 Listening and Writing: Perfect Tense 3
6 回 Listening and Writing: To Infinitive
7 回 Listening and Writing: To Infinitive + It...to
8 回 Listening and Writing: Relative Pronoun 1
9 回 Listening and Writing: Relative Pronoun 2
10 回 Listening and Writing: Present perfect
11 回 Listening and Writing: Conditional: Wish
12 回 Listening and Writing: Review 1
13 回 Listening and Writing: Review 2
14 回 Listening and Writing: Short Essay
15 回 Listening and Writing: Review
英語演習104Communication//石川
Reading: Cupid the Dolphin Part 3
Reading: Saving the Pandas 1
Reading: Review
Reading: Saving the Pandas Part 2
Reading: Saving the Pands Part 3
Reading:
Review
Reading: Healthy Sweets
Reading: Boxes on TV
Reading: White Day
Reading: Holes in Coins
Reading: Trips to Parks
Reading: Manholes
Reading: Sticks in ears
Reading: Reading Aloud
Reading: Review
純子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
コミュニケーションに役立つ基礎的知識を拡充し、多くのドリル活動を通じて英語表現の習得および英
語の4技能(聴解力、文法力、語彙力、読解力)を高めることを目的とする。音声を聞いた後、出てき
た英文を何度も繰り返し読むことで、実際に語学留学をしたり、海外旅行をする際に役にたつ表現を習
得する。
218
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、コミュニケーション能力の向上と異文化理解を
深める。TOEIC600 点獲得を目標とする。
【履修上の注意】
ペアワークや role-playing などに積極的に取り組むこと。日常の生活の中で、自主的にテレヒ、ラジオ
などを活用して、英語に接する機会を多くすること。Unit ごとに習得した表現を自分で使えるようにす
る為に復習をすること。必ず辞書を持参すること。
【事前準備学習】
必ず復習をすること。次回の授業範囲を予習し、わからない単語を調べておくこと。
【教科書】
『Enjoy Your Trip-Key English for Travel Overseas』 柴垣哲夫/Willoam A. O'Donnell センゲー
ジラーニング(株) 2012 年 1 月 20 日
【評価方法】
授業態度、テストの成績を総合的に評価する。
Unit ごとの role-playing も評価の対象とする。
小テスト,role-playing(平常点も含む)40%+定期テスト 60%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Choosing a Hotel (Vocabulary, Dialog)
3 回 Choosing a Hotel (Usage, Grammar)
4 回 Making Hotel Reservation (Vocabulary, Dialog)
5 回 Making Hotel Reservation (Usage, Grammar)
6 回 Making Friends Abroad (Vocabulary, Dialog)
7 回 Making Friends Abroad (Usage, Grammar)
8 回 Cooking Together (Vocabulary, Dialog)
9 回 Cooking Together(Usage, Grammar)
10 回 Reserving Tables at Restaurants (Vocabulary)
11 回 Reserving Tables at Restaurants (Usage, Grammar)
12 回 Maling a Package (Vocabulary, DIalog)
13 回 Staying Healthy Abroad (Usage, Grammar)
14 回 Spending Time while in Transit
15 回 授業総括及び試験
(再)英語演習105Communication//T.J.
当
ファロン/春A/1 単位/1 年次配
【講義概要】
In this course, you are expected to develop general and practical English skills through a
219
series of project-based activities, such as selecting a topic of your interest, collecting necessa
ry information, giving oral presentation and writing English essays. Integrating four skills (i.
e., speaking, listening, writing and reading) that you learn in other English courses, you will
develop your ability to find problems and solutions through project-based research activities.
At the end of the semester, you will be required to submit an essay summarizing your rese
arch as well as to give oral presentations about what you investigated. Through the stages o
f researching to presenting, you will develop your problem-solving ability and discussion and
presentation skills, which are indispensable for the professional workplace.
「プロジェクト」では受講生自らが興味関心のあるトピックを選び、情報収集を行い、英語での発表や
レポートの作成を行うことを通して、総合的かつ実践的な英語力を身につけることを目標とする。
他の英語教科で学習した英語の知識・スキルを用い、英語の4技能(スピーキング、リスニング、ラ
イティング、リーディング)を統合したプロジェクト活動に取り組むことで、問題発見及び解決能力を
身につける。
学期末には自分の課題についてのプレゼンテーションを行うとともにエッセイをまとめて提出する。
「調査→発表」のプロセスを通じて、社会において必要とされる問題解決能力および英語ディスカッシ
ョン・発表スキルを身につける。
【学習到達目標】
-自分の身近なことから興味のあるトピックを選び、計画を立てるプロセスを理解する。
-図書館、インターネットなどを利用し調査する方法を学ぶ。
-様々なトピックについてディスカッションを行うためのスキルを身につける。
-調査した内容についてパワーポイントなどを使い、聴衆にわかりやすく発表する方法を学ぶ。
-調査・発表した内容をレポートにまとめる方法について学ぶ。
【履修上の注意】
Students must have all homework finished before class. Failure to do so will result in a de
merit.
Students are expected to arrive to class on time. Two unexcused late entries will result in
an absence. Five absences will result in failure of the course.
【事前準備学習】
Find an English novel to bring to class for reading/speaking exercises.
【評価方法】
Vocabulary tests & Class participation: 30%,
Writing projects: 20%,
【講義テーマ】
1 回 Course introduction
2 回 Personal Profiles (Present simple)
3 回 Performers (Adv. of frequency)
4 回 Dealing w/ Difficulties (Suggestions)
5 回 Hurricane Hunters (Present continuous)
6 回 Mongolian Farm (Present simple vs. cont.)
7 回 Taking Messages
220
Final exam: 50%
8 回 The History of Writing (Past simple)
9 回 Movie Quiz (Past simple question form)
10 回 Agreeing & Disagreeing
11 回 American Icons
12 回 Facing the Lion (Past continuous)
13 回 Pirates!! (Past simple vs. past continuous)
14 回 Review
15 回 Conclusion and examination
(再)英語演習106Communication//T.J.
当
ファロン/秋A/1 単位/1 年次配
【講義概要】
In this course, you are expected to develop general and practical English skills through a se
ries of project-based activities, such as selecting a topic of your interest, collecting necessary
information, giving oral presentation and writing English essays. Integrating four skills (i.e.,
speaking, listening, writing and reading) that you learn in other English courses, you will de
velop your ability to find problems and solutions through project-based research activities. At
the end of the semester, you will be required to submit an essay summarizing your researc
h as well as to give oral presentations about what you investigated. Through the stages of r
esearching to presenting, you will develop your problem-solving ability and discussion and pr
esentation skills, which are indispensable for the professional workplace.
「プロジェクト」では受講生自らが興味関心のあるトピックを選び、情報収集を行い、英語での発表や
レポートの作成を行うことを通して、総合的かつ実践的な英語力を身につけることを目標とする。
他の英語教科で学習した英語の知識・スキルを用い、英語の4技能(スピーキング、リスニング、ラ
イティング、リーディング)を統合したプロジェクト活動に取り組むことで、問題発見及び解決能力を
身につける。
学期末には自分の課題についてのプレゼンテーションを行うとともにエッセイをまとめて提出する。
「調査→発表」のプロセスを通じて、社会において必要とされる問題解決能力および英語ディスカッシ
ョン・発表スキルを身につける。
【学習到達目標】
-自分の身近なことから興味のあるトピックを選び、計画を立てるプロセスを理解する。
-図書館、インターネットなどを利用し調査する方法を学ぶ。
-様々なトピックについてディスカッションを行うためのスキルを身につける。
-調査した内容についてパワーポイントなどを使い、聴衆にわかりやすく発表する方法を学ぶ。
-調査・発表した内容をレポートにまとめる方法について学ぶ。
【履修上の注意】
Students must have all homework finished before class. Failure to do so will result in a de
merit.
Students are expected to arrive to class on time. Two unexcused late entries will result in
221
an absence.
Five absences will result in failure of the course.
【事前準備学習】
Find an English novel to bring to class for reading/speaking exercises.
【評価方法】
Vocabulary tests & Class participation: 30%, Writing projects: 20%, Final exam: 50%
【講義テーマ】
1 回 Getting reacquainted
2 回 Extreme Animals (Comparative adjectives)
3 回 Extreme Earth (Superlative adjectives)
4 回 Explore Southern Africa & the Amazon
5 回 Survival Trek (Must & mustn’t)
6 回 Expedition Food (Countable/uncountable)
7 回 Asking permission
8 回 New Zealand Adventure & Writing a country profile
9 回 Crime scene (Present perfect)
10 回 Health (Present perfect: ever & never)
11 回 Asking for Advice
12 回 Archaeology in Ireland
13 回 Futurama (Will & 1st conditional)
14 回 Review
15 回 Conclusion and examination
英語演習107Comprehension//原口
智子/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この科目は、コンピューターを使用し、英語のリスニング力の向上を目的としています。
主に、ディクテーションを通して、自分の聞き取りにくい英語の音を明確にさせ、基本的な英語聴解力
の向上、英語の発音の上達を目指します。ディクテーションを多数こなすと同時に、これまで身に付け
た英語の基本的な語彙、文法力を身につけ、さらなる英語力を身につけます。さらに、TOEIC のリス
ニング問題を通して、リスニングセクションの問題形式をしっかりと理解し、目標点をクリアすること
ができるように訓練していきます。
【学習到達目標】
TOEIC に頻出する語彙力、文法力を身につけ、TOEIC600 点以上を目標とする。
【履修上の注意】
欠席は4回で不可となり、自動的に単位が出ないので、注意してください。(遅刻2回で欠席1回分と
なります。)
222
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
『毎日 1 分
(課題用)
TOEIC TEST 英単語 600 点クリア』 原田健作 中経出版 2012
【評価方法】
試験 60%、平常点 40%
試験は、期末試験の結果から評価する。 平常点は、課題や随時行う暗唱テストから判断して評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:教材説明、履修上の注意
2 回 母音①(短母音)
3 回 母音②(長母音)
4 回 母音③(二重母音)
5 回 子音①(破裂音)
6 回 子音②(摩擦音)
7 回 子音③(破擦音・鼻音・流音)
8 回 子音④(子音連鎖)
9 回 あいさつ
10 回 親子の会話
11 回 友達同士の会話
12 回 会社での会話
13 回 キャンパスでの会話
14 回 見知らぬ人との会話
15 回 まとめ及び定期試験
英語演習108Comprehension//原口
智子/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
この科目は、コンピューターを使用し、英語のリスニング力の向上を目的としています。
主に、ディクテーションを通して、自分の聞き取りにくい英語の音を明確にさせ、基本的な英語聴解力
の向上、英語の発音の上達を目指します。ディクテーションを多数こなすと同時に、これまで身に付け
た英語の基本的な語彙、文法力を身につけ、さらなる英語力を身につけます。さらに、TOEIC のリス
ニング問題を通して、リスニングセクションの問題形式をしっかりと理解し、目標点をクリアすること
ができるように訓練していきます。
【学習到達目標】
TOEIC に頻出する語彙力、文法力を身につけ、TOEIC600 点以上を目標とする。
【履修上の注意】
欠席は4回で不可となり、自動的に単位が出ないので、注意してください。(遅刻2回で欠席1回分と
223
なります。)
【事前準備学習】
特になし
【教科書】
『毎日 1 分
(課題用)
TOEIC TEST 英単語 600 点クリア』 原田健作 中経出版 2012
【評価方法】
試験 60%、平常点 40%
試験は、期末試験の結果から評価する。 平常点は、課題や随時行う暗唱テストから判断して評価する。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:教材説明、履修上の注意
2 回 カタカナ
3 回 短縮
4 回 母音
5 回 子音
6 回 数字
7 回 連結
8 回 脱落
9 回 口語短縮
10 回 変化
11 回 強勢
12 回 道案内
13 回 空港
14 回 乗り物
15 回 まとめ及び定期試験
英語演習109Comprehension//高橋
美由紀/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、グローバル社会に通用できる人材を育成する為に、国際共通語としての英語におけるコミ
ュニケーション能力の育成を目的としています。
教材は、コミュニカティブアプローチに視点をおいたテキストを使用したいと思います。そして、同じ
テーマを、Listening、Conversation、 Duet、 Language check、 Ensemble、 Solo 等、いろ
いろな活動を通して行います。
224
【学習到達目標】
入学時よりも、英語コミュニケーション能力を向上させること、つまり、個々人の英語の四技能(聴く、
話す、読む、書く)の能力を向上させることを目標とします。
【履修上の注意】
辞書が必要です。必ず授業中は持参して下さい。
テキストの CD を予習/復習として毎日5分は聴いて下さい。
授業には課題を忘れずに行って臨んで下さい。
【事前準備学習】
中学校、高等学校の英語教育で受けた内容を復習しておいて下さい。
とりわけ、語彙や文法などについては、習った教科書をもう一度見て、確認しておいて下さい。
【教科書】
『English Firsthand 1
ongman
(2010)』 Marc Helgesen, Steven Brown, and John Wiltshier peason l
【評価方法】
授業態度 20%
試験 60%
出席 10%
課題レポート 10%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 It's nice to meet you.
3 回 It's nice to meet you.
4 回 Who are they talking about?
5 回 Who are they talking about?
6 回 When do you start?
7 回 When do you start?
8 回 Where does this go?
9 回 Where does this go?
10 回 How do I get there?
11 回 How do I get there?
12 回 What happened?
13 回 What happened?
14 回 Review
15 回 まとめおよび試験
225
英語演習109Comprehension//R.J.
キング/春A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
The overall purpose of this course is to exercise and improve the skills that students have a
cquired through the standard junior high and high school education. While there is a text r
equired for this course, the readings compose only a part of the classroom education. Depen
ding on the students’ level, this course will be more focused upon speaking and the learning
experience. In class, discussions in both Japanese and English will be held to analyze lang
uage learning, not for linguistic purposes, but for the sole purpose of obtaining your own per
sonal language learning style. In each class, students will be required to participate and acti
vely volunteer personal experiences and thoughts on current events, which can be seen as a
major part of conversation.
【学習到達目標】
After attending this class for a semester and actively participating in class discussion, stude
nts should be more comfortable in English conversation and should have a better grasp of h
ow they can learn languages.
【履修上の注意】
Due to the nature of this class students should be prepared to speak. While perfect gramm
ar and pronunciation are not necessary, the effort to speak is essential for this class
【事前準備学習】
i'll tell students later if necessary.
【教科書】
More True Stories
【評価方法】
A majority of the evaluation will be participation in class during the semester.
will be a short in-class exam and interview
【講義テーマ】
1 回 Introduction and explanation
2 回 Language learning, Chapter 1
3 回 Language learning (con’t) Chapter 2
4 回 Cultural differences, Chapter 3
5 回 Descriptive explanations, Chapter 4
6 回 English pronunciation, Chapter 5
7 回 Active listening and correction, Chapter 6
8 回 Storytelling, Chapter 7
9 回 Mid-term Review
10 回 Current events, Chapter 8
11 回 English in the news, Chapter 9
226
Also there
12
13
14
15
回
回
回
回
English Media, Chapter 10
Advertising, Chapter 11
Class closing and review
Interview and writing exam
英語演習110Comprehension//高橋
美由紀/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義では、グローバル社会に通用できる人材を育成する為に、国際共通語としての英語におけるコミ
ュニケーション能力の育成を目的としています。
教材は、コミュニカティブアプローチに視点をおいたテキストを使用したいと思います。そして、同じ
テーマを、Listening、Conversation、 Duet、 Language check、 Ensemble、 Solo 等、いろ
いろな活動を通して行います。
【学習到達目標】
入学時よりも、英語コミュニケーション能力を向上させること、つまり、個々人の英語の四技能(聴く、
話す、読む、書く)の能力を向上させることを目標とします。
【履修上の注意】
辞書が必要です。必ず授業中は持参して下さい。
テキストの CD を予習/復習として毎日5分は聴いて下さい。
授業には課題を忘れずに行って臨んで下さい。
【事前準備学習】
中学校、高等学校の英語教育で受けた内容を復習しておいて下さい。
とりわけ、語彙や文法などについては、習った教科書をもう一度見て、確認しておいて下さい。
【教科書】
『English Firsthand 1
ongman
(2010)』 Marc Helgesen, Steven Brown, and John Wiltshier peason l
【評価方法】
授業態度 20%
試験 60%
出席 10%
227
課題レポート
10%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 I'd love that job.
3 回 I'd love that job.
4 回 What's playing?
5 回 What's playing?
6 回 What are you going to do?
7 回 What are you going to do?
8 回 How much is this?
9 回 How much is this?
10 回 How do you make it?
11 回 How do you make it?
12 回 Listen to the music
13 回 Listen to the music
14 回 Review
15 回 総括および試験
英語演習110Comprehension//R.J.
キング/秋A/1 単位/1 年次配当
【講義概要】
The overall purpose of this course is to exercise and improve the skills that students have a
cquired through the standard junior high and high school education. While there is a text r
equired for this course, the readings compose only a part of the classroom education. Depen
ding on the students’ level, this course will be more focused upon speaking and the learning
experience. In class, discussions in both Japanese and English will be held to analyze lang
uage learning, not for linguistic purposes, but for the sole purpose of obtaining your own per
sonal language learning style. In each class, students will be required to participate and acti
vely volunteer personal experiences and thoughts on current events, which can be seen as a
major part of conversation.
This class is a continuation of the previous semester, but it is not necessary to take bot
h semesters.
【学習到達目標】
After attending this class for a semester and actively participating in class discussion, stude
nts should be more comfortable in English conversation and should have a better grasp of h
ow they can learn languages.
【履修上の注意】
Due to the nature of this class students should be prepared to speak. While perfect gramm
ar and pronunciation are not necessary, the effort to speak is essential for this class
228
【事前準備学習】
i'll tell students later if necessary.
【教科書】
More True
Stories
【評価方法】
A majority of the evaluation will be participation in class during the semester.
will be a short in-class exam and interview
Also there
【講義テーマ】
1 回 Introduction and explanation
2 回 Language learning, Chapter 12
3 回 Language learning (con’t) Chapter 13
4 回 Personal experiences, Chapter 14
5 回 Descriptive explanations, Chapter 15
6 回 English pronunciation, Chapter 16
7 回 speaking strategies, Chapter 17
8 回 Cultural differences, Chapter 18
9 回 Mid-term Review
10 回 Current events, Chapter 8
11 回 English in the news, Chapter 9
12 回 English Media, Chapter 10
13 回 Publicizing, Chapter 11
14 回 Class closing and review
15 回 Interview and writing exam
英語演習201Production//M.A.ダアノイ
/春A(火 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
This course is a communication course for young adult learners in intermediate levels. The
syllabus is organized using different themes. In reading and discussion of each theme, stud
ents will be able to learn the basic steps in writing、 speak up, and listen to their classmat
es' opinion.
【学習到達目標】
To enahnce students' language skills, particulary in speaking and writing. Students are re
quired to attend 14 sessions out of 16. A dictionary is a MUST, a journal and an assignme
nt notebooks.
【履修上の注意】
The basis for students' evaluation are: in-class essay writing output, regular submission of
homeworks, tests, regular attendance to ensure class participation, and final examination in
229
the form of powerpoint presentation.
By the end of the semester, students must submit
a writing portfolio based on weekly homework.
【事前準備学習】
Please always bring your electronic dictionary、journal notebook, and your text book.
【教科書】
『Basic Steps to Academic Writing』 Matthew A. Taylor & David E. Kluge CENGAGE Learn
ing 2012
『From paragraphs to essays』
The book introduces writing in a step by step process, each stage allowing students to practi
ce.
【参考書】
Learning to write is a process. The book uses the concept, CUBING, or looking at any topi
cs in descriptive, comparative, narrative, summary, analysis, and persuasive. This hepls stu
dents learn the process of writing from prewriting, organizing, writing, and evaluating, and,
rewriting.
【評価方法】
Speaking and writing tests, in-class writing exercises, assignments, and
nal exam day.
【講義テーマ】
1 回 Orientation: course introduction
2 回 What is communication?
3 回 Basic steps in writing
4 回 Writing workshop 1: Making outline
5 回 Types of Paragraphs: paragraphing
6 回 Writing workshop 2: Desciptive paragraph
7 回 Comparison and Contrast paragraph
8 回 Writing workshop 3: process, compare, contrast
9 回 Creative writing
10 回 Writing workshop 4: narratives
11 回 Analysis Paragraph: Analyzing information
12 回 Writing workshop 5: Survey, interview, analyze
13 回 Cause and Effect paragraph
14 回 Writing workshop 6: Explain
15 回 Persuasive paragraph: Argue
230
presntation on thefi
英語演習201Production//M.A.ダアノイ
/春A(木 2)/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
This course is a communication course for young adult learners in intermediate levels. The
syllabus is organized using different themes. In reading and discussion of each theme, stud
ents will be able to learn the basic steps in writing, speak up, and listen to their classmate
s' opinion. In class, the writing exercises will be maximized for students to learn both writi
ng structure and enable to express themselves or to communicate in writing.
【学習到達目標】
To enahnce students' language skills, particulary in speaking and writing. Students are requi
red to attend 14 sessions out of 16. A dictionary is a MUST, a journal and an assignment
notebooks.
【履修上の注意】
The basis for students' evaluation are: in-class essay writing output, regular submission of
homeworks, tests, regular attendance to ensure class participation, and final presentation. A
complete writing portfolio of all homework should be submitted by the 15th week.
【事前準備学習】
Please bring your text book, a journal notebook, and an electronic dictionary.
ring yourself with an open mind to learn new things in class!
Most of all, b
【教科書】
『Basic Steps to Academic Writing』 Matthew A. Taylor & David E. Kluge CENGAGE Learn
ing 2012
『From paragraphs to essays』
The book introduces writing in a step by step process, each stage allowing students to practi
ce.
【参考書】
Learning to write is a process. The book uses the concept, CUBING, or looking at any topi
cs in descriptive, comparative, narrative, summary, analysis, and persuasive. This hepls stu
dents learn the process of writing from prewriting, organizing, writing, and evaluating, and,
rewriting.
【評価方法】
Tests, in-class writing exercises, assignments, and examination.
【講義テーマ】
1 回 Orientation: course introduction
2 回 What is communication?
3 回 Basic steps in writing
4 回 Writing workshop 1: Making outline
5 回 Types of Paragraphs: paragraphing
231
6 回 Writing workshop 2: Desciptive paragraph
7 回 Comparison and Contrast paragraph
8 回 Writing workshop 3: process, compare, contrast
9 回 Creative writing
10 回 Writing workshop 4: narratives
11 回 Analysis Paragraph: Analyzing information
12 回 Writing workshop 5: Survey, interview, analyze
13 回 Cause and Effect paragraph
14 回 Writing workshop 6: Explain
15 回 Persuasive paragraph: Argue
英語演習201Production//G.M.
マクレラン/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
In this class students will learn about various occupations and famous people from around t
he world. They will be asked to write essays and give presentation. Students will learn abou
t various jobs and they will make small skits. Participation is essential and the material is
for students with a good command of English.
【学習到達目標】
This class requires students to participate in communicative exercises and to help each other
to create presentations. It is important that students participate fully in class activities. ST
udents will learn about different kinds of jobs and they will focus on the language needed fo
r each particular occupation.
【履修上の注意】
Please be sure to be in class on time and to do any homework activities. Students will be c
ontinually assessed.
【事前準備学習】
Students will need to buy the textbook, Speaking of Work from the bookstore before the clas
s begins and homework will be required.
【教科書】
『Speaking of Work』 Gerald Mclellan Nan'Un Do 2010
The teacher will distribute course materials to the students in the classroom at the beginnin
g of the course. The total price is 2000 yen.
【評価方法】
Students will be evaluated on their final presentation. There will also be class tests. Student
s who attend class in body only will fail this course. Full participation and a desire to study
will be taken into consideration
232
【講義テーマ】
1 回 jobs and personalities
2 回 presentation
3 回 medicine
4 回 presentation
5 回 education
6 回 presentatin
7 回 government
8 回 presentation
9 回 hospitality industry
10 回 presentation
11 回 travel and tourism
12 回 presentation
13 回 restaurant business
14 回 presentation
15 回 test
英語演習201Production//D
リンダ/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
This is a class to improve your speaking and writing. You will produce papers using resear
ch on the internet and also live research and present your findings in an oral poster session
s.
【学習到達目標】
We will practice writing, research and speaking in English.
【履修上の注意】
Please come to class on time with all your materials and a dictionary (ideally electronic - no
t a cell phone dictionary). Students unprepared who must leave class will be marked partia
lly absent.
【事前準備学習】
Be sure to print print out your research papers and written papers before coming to class.
【教科書】
『Write Right』 L.
【評価方法】
Classwork is 30%.
Donar Perceptia
Homework is 30%.
Press 2010
Paper and Speech are 40%.
【講義テーマ】
1 回 Introduction
233
2 回 Live research (survey)
3 回 Live research paper
4 回 Live research (observation)
5 回 Observation paper
6 回 Live research (interview)
7 回 Interview paper
8 回 Internet research
9 回 Proper Quotation
10 回 Internet paper
11 回 Rewrite
12 回 Poster Planning
13 回 Poster Presentations
14 回 Final Paper
15 回 Interviews
英語演習202Production//M.A.ダアノイ
/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
This course is a communication course which focuses on improving students' speaking, readi
ng, and writing skills. It is a sequel of the first semester's course that will now focus on e
ssay writing. Pre-writing exercises include reading and discussion which could enhance and
provide initial input to students' writing themes. At the end of the course, students will be
able to write complex essays on topics that are relevant to their daily life.
At the end of the second semester, students are encouraged to come up with a project, for e
xample, a photo-essay book of their own, which is a collection of the edited paragraphs and
essays they have written all through out the 2 semesters. It is an exciting project for stude
nts in the previous year, and might interest you too!
【学習到達目標】
For the second semester, we move from paragraph writing to essay writing. And, take anot
her step up for an improved reading speed, and be more engaged in class discussion.
Students are required to attend 14 sessions with maximum absence of 4 out of 16 sessions.
Always bring a dictionary, two notebooks: 1 for your journal and 1 for your class writing
activities.
【履修上の注意】
The basis for students' evaluation are:
s participation, and examination.
in-class essay writing output, assignments, tests, clas
Aside from the textbook, there will be extra reading materials and audiovisuals to enhance s
tudents' skills.
234
【事前準備学習】
It's helpful for you to always write your homework and read your assignments before comin
g to class. Just keep an open mind and come to class with the readiness to learn somethin
g new and practice the once previously learned.
【教科書】
『Basic Steps to Academic Writing』 Matthew A. Taylor &David E. Kluge CENGAGE Learn
ing 2012
『From paragraphs to essays』
This is a continuation of the first semester. The same book will be used beginning with the
basic steps in essay writing. The process is clearly detailed and models are provided for st
udents to use.
【参考書】
Students will be assigned extra reading assigments for discussion.
to do extra research to supplement coursework.
You are also encouraged
【評価方法】
4 short tests, participation in regular in-class writing and workshops, assignments, attendanc
e, and final examination. Optional for willing students to collect extra points: Photo essay
book project.
【講義テーマ】
1 回 Orientation: Class Rules, Syllabus, Goal-setting
2 回 Pre-writing: Communication Styles across cultures
3 回 Reveiw Essay Writing: basic steps
4 回 Perfect pet: changing a paragraph into an essay
5 回 Domestic violence: Analysis Essay
6 回 Writing workshop: Expanding the sub-topics
7 回 Presentation 1: Analyze a problem of your choice [ex. Language; Bullying, etc.]
8 回 Outdoor Learning: Problem-Solution Topic
9 回 Organizing Your Problem-Solution Essay
10 回 Cause and Effect Essay: How to Explain Something
11 回 Persuasive Essay Writing: Arguing
12 回 Debate: Make a position
13 回 Writing Anecdotes in an essay
14 回 Combining approaches in essay writing
15 回 Final Presentation and submission of essay portfolio
英語演習202Production//G.M.
マクレラン/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
In this class we will use structured communication activities to enhance competence in spea
235
king and listening.
Students will be expected to share opinions and to give a presentation in English.
【学習到達目標】
The aim of this course is to enhance creative as well as critical thinking. Students will hav
e opportunities to practice everyday English by following structured conversation exercises.
【履修上の注意】
This class requires students to participate in communicative exercises and to help each other
to create a story for children. It is important that students participate fully in class activiti
es.
【事前準備学習】
Please be sure to be in class on time and to do any homework activities. Students will be c
ontinually assessed.
【教科書】
『Speaking of Work』 Gerry Mclellan なぬんど 2010
Teacher will provide books in class. Cost is ¥2000
【評価方法】
Students will be evaluated on their final presentation. There will also be class tests. Student
s who attend class in body only will fail this course. Full participation and a desire to study
will be taken into consideration
【講義テーマ】
1 回 Banking and economics
2 回 presentation
3 回 civil engineering
4 回 presentation
5 回 electrical and mechanical engineering
6 回 presentation
7 回 computer industry
8 回 presentation
9 回 fashion and design
10 回 presentation
11 回 art and entertainment
12 回 presentation
13 回 future of employment
14 回 applications and interviews
15 回 test
236
英語演習202Production//D
リンダ/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
This ia a class to improve your speaking and writing. You will produce one long research p
aper and present it to the class.
【学習到達目標】
We will practice writng, research and speaking in English.
【履修上の注意】
Please come to class on time with all your materials and a dictionary (ideally electronic).
tudents unprepared who must leave class will be marked partially absent.
【事前準備学習】
Be sure to have your print outs and written papers ready for class.
【教科書】
『Write Right!』 Linda Donan Perceptia Press 2010
【評価方法】
Classwork is 30%. homework is 20%.
Long Paper and Speech are 50%.
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 Choosing a Topic
3 回 Gathering Materials
4 回 Chooseing 4 Subtopics
5 回 Writing paragraph One
6 回 Searching first Topic
7 回 Writing paragraph two
8 回 Searching Second topic
9 回 Writing paragraphy three
10 回 Searching third topic
11 回 Writing paragraph four
12 回 Final paragraph
13 回 Bibliography
14 回 Presentation Speeches
15 回 Interviews
237
S
英語演習203Communication//井上
真紀/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は、1年次に受講した英語演習103/104 Communication Skills 1,2 の成果を生か
し、与えられた場面に相応しい英語表現を理解し、表出できるようになることを目的とする。具体的に
は、視聴覚教材(VTR やテープ)を使って、様々な場面で使用される表現を学び、また表現できるよう
練習する。その際、聞き手又は読者となる人が、自分とどのような関係を持ち、話す内容が相手にどの
ような影響を与えるかを考慮できるようにする。又、日本語表現とは異なる、英語での意志疎通の方法
(例:断る、あやまる、感謝する、依頼する)を学ぶ。
【学習到達目標】
コトバ化(英語で表現)された現象を正しく理解し、現象を的確にコトバ化(英語で表現)できる能力
を形成することを目標とする。さまざまな場面設定において使われる英語表現と語彙を学習し、それら
を使って自由に自己表現できるようにする。
【履修上の注意】
必ず辞書を持参し、講義中に頻繁に使い、積極的に語彙を増やす努力をすること。
積極的に英語を口にする努力をすること。
【事前準備学習】
毎回の講義で学んだ英単語を次週までに完全に覚えてくること。(ユニットが終わるごとに単語テスト
があります。
)
それぞれの講義の話題について、スピーチのアウトラインをワークシートに記入してくること。
【教科書】
『Breakthrough』 Miles Craven MACMILLAN 2008
【評価方法】
平常点・授業態度 20%、小テスト
試験(Speaking & Written) 60%
20%、
【講義テーマ】
1 回 Course Introduction
2 回 Self-introduction
3 回 Unit 1 Lifestyles : Simple present / Adversbs of frequency
4 回 Unit 1 Lifestyles:
Everyday activities
5 回 Unit 2 Leisure: Simple present and present continuous
6 回 Unit 2 Leisure: Sports and leisure activities
7 回 Unit 3 Getting along: Making requests / Asking for permission
8 回 Unit 3 Getting along: Phrasal verbs
9 回 Unit 4 Interests: Simple past / Time expressions
10 回 Unit 4 Interests: Hobbies and interests
11 回 Unit 5 Telling a story : Simple past and past continuous
238
12
13
14
15
回
回
回
回
Unit 5 Telling a story: Adjectives of emotion
Unit 6 Celebrations: Future plans and decisions
まとめ 及び Speaking Test
まとめ 及び Written Test
英語演習203Communication//石川
純子/春A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は、1年次に受講した英語演習103/104 Communication Skills 1,2 に引き続き、コ
ミュニケーションに役立つ基礎的知識を拡充し、多くのタスク活動を通じて英語表現の習得および英語
の4技能(聴解力、文法力、語彙力、読解力)を高め、TOEIC テストのスコアを向上させることを目
的とする。TOEIC の試験形式に準拠した問題をときながら、文法などから得た知識を実際のコミュニ
ケーション活動で使いこなすことに重点をおく。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、コミュニケーション能力の向上と異文化理解を
深める。TOEIC600 点獲得を目標とする。
【履修上の注意】
ペアワークや role-playing などに積極的に取り組むこと。日常の生活の中で、自主的にテレヒ、ラジオ
などを活用して、英語に接する機会を多くすること。Unit ごとに習得した表現を自分で使えるようにす
る為に復習をすること。必ず辞書を持参すること。
【事前準備学習】
必ず復習をすること。次回の授業範囲を予習し、わからない単語を調べておくこと。
【教科書】
『A New Threshold for the TOEIC Test Listening』 倉田誠 / Todd Thorpe/ 藤倉なおこ (株) 成
美堂 2012 年 9 月 25 日
【評価方法】
授業態度、テストの成績を総合的に評価する。
Unit ごとの role-playing も評価の対象とする。
小テスト,role-playing(平常点も含む)40%+定期テスト 60%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 greenhouse と green house などの発音
3 回 live と leave などの発音
4 回 bet と bat などの発音
5 回 letと late などの発音
6 回 law と late などの発音
7 回 Review Unit (1)
239
8 回 bag と bug などの発音
9 回 luck と lock などの発音
10 回 heart と hurt などの発音
11 回 pack と back などの発音
12 回 hair と fair などの発音
13 回 Review Unit (2)
14 回 読解演習
15 回 授業総括及び試験 bet
英語演習204Communication//井上
真紀/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は、1年次に受講した英語演習103/104 Communication Skills 1,2 の成果を生か
し、与えられた場面に相応しい英語表現を理解し、表出できるようになることを目的とする。具体的に
は、視聴覚教材(VTR やテープ)を使って、様々な場面で使用される表現を学び、また表現できるよう
練習する。その際、聞き手又は読者となる人が、自分とどのような関係を持ち、話す内容が相手にどの
ような影響を与えるかを考慮できるようにする。又、日本語表現とは異なる、英語での意志疎通の方法
(例:断る、あやまる、感謝する、依頼する)を学ぶ。
【学習到達目標】
コトバ化(英語で表現)された現象を正しく理解し、現象を的確にコトバ化(英語で表現)できる能力
を形成することを目標とする。さまざまな場面設定において使われる英語表現と語彙を学習し、それら
を使って自由に自己表現できるようにする。
【履修上の注意】
必ず辞書を持参し、講義中に頻繁に使い、積極的に語彙を増やす努力をすること。
積極的に英語を口にする努力をすること。
【事前準備学習】
毎回の講義で学んだ英単語を次週までに完全に覚えてくること。(ユニットが終わるごとに単語テスト
があります。
)
それぞれの講義の話題について、スピーチのアウトラインをワークシートに記入してくること。
【教科書】
『Breakthrough』 Miles Craven MACMILLAN 2008
【評価方法】
平常点・授業態度 20%、小テスト
試験(Speaking & Written) 60%
20%、
240
【講義テーマ】
1 回 Course Introduction
2 回 Speech about summer
3 回 Unit 7 Food and drink : Countable and uncountable nouns
4 回 Unit 7 Food and drink: Food and drink / much vs. many / some vs. any
5 回 Unit 8 Rules: Obligation / Possibility
6 回 Unit 8 Rules: Travel
7 回 Unit 9 Experiences : Present perfect
8 回 Unit 9 Experiences : Adventurous activities / Adjectives to describe experiences
9 回 Unit 10 : Health : Advice and suggestions
10 回 Unit 10 : Health : Health problems and remedies
11 回 Unit 11:
Comparisons : Comparatives and superlatives
12 回 Unit 11 : Comparisons : Adjectives to describe people
13 回 Unit 12 : The modern world : Present perfect
14 回 まとめ 及び Speaking Test
15 回 まとめ 及び Written Test
英語演習204Communication//石川
純子/秋A/1 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は、1年次に受講した英語演習103/104 Communication Skills 1,2 に引き続き、コ
ミュニケーションに役立つ基礎的知識を拡充し、多くのタスク活動を通じて英語表現の習得および英語
の4技能(聴解力、文法力、語彙力、読解力)を高め、TOEIC テストのスコアを向上させることを目
的とする。TOEIC の試験形式に準拠した問題をときながら、文法などから得た知識を実際のコミュニ
ケーション活動で使いこなすことに重点をおく。
【学習到達目標】
英語の基礎的な能力をより確かなものにするとともに、コミュニケーション能力の向上と異文化理解を
深める。TOEIC600 点獲得を目標とする。
【履修上の注意】
ペアワークや role-playing などに積極的に取り組むこと。日常の生活の中で、自主的にテレヒ、ラジオ
などを活用して、英語に接する機会を多くすること。Unit ごとに習得した表現を自分で使えるようにす
る為に復習をすること。必ず辞書を持参すること。
【事前準備学習】
必ず復習をすること。次回の授業範囲を予習し、わからない単語を調べておくこと。
【教科書】
『A New Threshold for the TOEIC Test Listening』 倉田誠 / Todd Thorpe/ 藤倉なおこ (株) 成
美堂 2012 年 9 月 25 日
241
【評価方法】
授業態度、テストの成績を総合的に評価する。
Unit ごとの role-playing も評価の対象とする。
小テスト,role-playing(平常点も含む)40%+定期テスト 60%
【講義テーマ】
1 回 Introduction
2 回 cars と cards などの発音
3 回 show と sew などの発音
4 回 sin と thin などの発音
5 回 vest と best などの発音
6 回 light と right などの発音
7 回 Review Unit (3)
8 回 bear と bare などの発音
9 回 meet you, send you, miss you などの発音
10 回 keep on, cover up, sign up などの発音
11 回 make it up, get it in などの発音
12 回 pick him up, push her in などの発音
13 回 Review Unit (2)
14 回 読解演習
15 回 授業総括及び試験 bet
演習(3年)//小出
八州男/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
異文化、異言語の中での人間
【指導方針概要】
人の個性やアイデンテイテイーは、その人が生まれ育った言語・文化的土壌を抜きにしては考えられな
い。言語や文化的背景を全く異にする環境の中に人が移り住む時、どの様な点に異和を感じ、どの様な
点に新鮮な驚きを感じるのか、適応、不適応様々な体験的資料を読みながら、我々日本人の精神や感性
の”根”にあるものが一体何であるのかを改めて素朴に問いなおしてみたい。
2年間の成績等を中心に選考を行なう。
【テキスト】
教室にて配布する。
【学生に対する希望事項】
好奇心旺盛な人を歓迎する。(変わり者、オタク大歓迎)
242
演習(3年)//湯浅
康正/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
フランスを知ろう!!
【指導方針概要】
フランスはファッション、料理、映画、美術、音楽、スポーツ、美しい街並みなどで、おなじみの国。
独特の魅力と存在感を持ち、国際政治の中でも発言力が強い。社会福祉が充実していて、暮らしやすい
といわれる。意外に日本と似ているところもあるし、独自の悩みもかかえている。
そういうフランスの現代文化と、その歴史を学ぶ。幸福に暮らすのがうまいフランス人の生活のしか
た、ものの考え方、感じ方などを検討する。みんなで本を読み、各自興味のあるテーマについて調べ、
個人やグループで発表する。本の内容を整理し、まとめる技術、発表の技術も身につける。また、フラ
ンスについて学ぶことで、日本と日本文化についても考えが深まるように進めていく。フランスの現在
を伝える映像資料も多く使う。
【テキスト】
『それでも住みたいフランス』 飛幡祐規 新潮社 2007 年
『デパートを発明した夫婦』 鹿島茂 講談社 1991 年
【学生に対する希望事項】
フランス語は履修してなくてもかまいません。フランスに興味をもち、ゼミを楽しくするために、みん
なでいっしょにがんばれる、意欲ある学生のみなさんに来ていただきたい。
演習(3年)//R.T.
ダナヒュー/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
演習(3年)//新多
了/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
「第2言語習得」と実践的活用法-どうすれば英語がもっと上手くなるか?
【指導方針概要】
皆さんは、中学校から10年以上英語を勉強し続けているのに、なぜなかなか英語が自由に使えるよう
にならないのか、疑問に思ったことはありませんか?例えば、英語を勉強していて次のようなことを考
えたことはありませんか?
-毎日1時間、ひたすら英語を聞き続けるだけで、ある日突然英語が話せるようになるだろうか?
-留学をすれば、自動的に英語がぺらぺらになるだろうか?
-文法を勉強しなくても、英語が上手になるだろうか?
243
-最初はすごく英語の勉強をするやる気があったのに、どうして段々となくなってしまうのだろうか?
-性格の違いによって、外国語の上達に差は出るのだろうか?
これらの身近な(かつ難しい)問いに答えようと様々な角度から研究を行ってきたのが「第2言語習得」
と呼ばれる分野です。
この授業では、なぜ第2言語(私たちにとっての英語)習得は難しいのか、どうすればもっと効果的に
学習を進めていくことができるかについて、一緒に考えていきます。具体的には以下の内容を取り扱い
ます。
(1)第2言語習得論の中心テーマを理解し、発表を行う。
(2)興味を持った理論に基づき、外国語学習に関する調査を行う。
英語の教員を目指している人はもちろん、どうやって英語を学習すればもっと英語を使えるようになる
か知りたい人にお勧めします。
【テキスト】
『第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法』 村野井仁 大修館書店 2006
『外国語学習の科学』 白井恭弘 岩波新書 2008
『「フォーカス・オン・フォーム」を取り入れた新しい英語教育』 和泉伸一 大修館書店 2009
その他必要な資料はすべて授業で配布します。
【学生に対する希望事項】
以下の項目に1つ以上当てはまる人をお待ちしています。
-どうすれば英語がもっと使えるようになるか、真剣に考えている人
-短期・中期・長期留学へ行った(行く予定の)人
-留学に行ってある程度英語力はアップしたけれど、さらにうまくなる方法を知りたい人
-将来、英語の先生になりたい人
-「応用言語学概論」「応用言語学講義2」「社会言語学」「英語科教授法」のうち一つ以上を履修し、
内容に興味、関心を持った人
演習(3年)//W.J.
ハロフスキ-/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
英語で俳句を作ろう!
Writing English Haiku
【指導方針概要】
In this seminar, students will write haiku in English.
For most classes, we will go somewhere near the
campus (for example, Shirotori Garden) and write
244
haiku. Students will be expected to write at least
one haiku per class, so at the end of the two year
seminar, each student should have a book of about 50
haiku. This book of 50 or more haiku is what will be
accepted as meeting the requirements for graduation.
【テキスト】
No text
【学生に対する希望事項】
This seminar is for students who like to
be outside and write haiku in English.
演習(3年)//今仁
生美/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
ことばの世界
【指導方針概要】
このゼミでは、個人の独創性を育てることを目的とします。ことばの世界を通して、自分で問題を探り
出し、その問題の核心をつかむ訓練を行ないます。最初は、ディベートの練習を行います。この練習を
通して、就職時の面接など社会で役に立つ力をつけます。その後、卒論の作成を行いつつ、プレゼンの
力をつけていきます。ここでは主題のつかみ方や論文をどのように作成すればよいか、また人の心をつ
かむプレゼン方法とはどのようなものかを学びます。なお、今仁ゼミでは、とにかく皆で仲良く楽しく、
ということを第一の目標としています。
【テキスト】
必要なときはこちらで配布します。
【学生に対する希望事項】
このゼミは、やる気のない学生には向きません。でも、大学生活でまだ何も充実したものをつかめなか
ったと思っている人は来てください。ゼミのモットーは「楽しく」「相手を思い遣る」です。興味のあ
る人は見学してみてください。生まれて初めてものすごく考えた、と言ってみたい人はぜひどうぞ。
演習(3年)//赤楚
治之/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
ことばとコミュニケーション(日本語と英語)
【指導方針概要】
演習(ゼミ)はみなさんがこれまで受けてきた「教育」の総まとめにあたるもので、積極的に取り組
245
むことで、社会人基礎力を鍛えることにしましょう。
僕のゼミでは、考えることと自分の考えを人にうまく伝えることに重点を置いています。それは、卒
業研究の重視につながっています。卒業研究には、自分独自の視点・問題の切り口・まとめ方とそれを
効率的に読み手(聞き手)に伝える表現力が必要となります。その過程で訓練される論理的思考力や表
現力は、社会人となってから求められる力なのです。ゼミを将来役立つ「力」を養うコースとして考え
て下さい。
ペアワーク、グループでの作業(ブレーンストーミング+発表)、ディベートなどを通して、創造的
であることや論理的思考のトレーニングに時間をあてます。どちらも、講義形式の授業ではなく、みな
さんの活動を中心に授業を展開する予定です。創造性や論理的思考は、いわゆる受験勉強型の「勉強」
では養うことはできません。自主的な「学び」によって、大学卒業する学士レベル「脳力」を鍛えまし
ょう。
3 年次 1 月から 4 年次春学期にかけて、卒業テーマを各学生が決定してゆくことになります。テーマ
は研究のすべてと言っても過言ではありません。本当に自分が面白いと思えるテーマに出会えるまでゼ
ミ担当者と議論を重ねます。
4 年次夏休みは、テーマに沿った卒業研究の中心となる部分に取り組みます。同時に論文の第 1 次アウ
トラインも考えます。 4 年次秋学期は、中間発表と卒論の執筆にあてます。
【テキスト】
開講時に指示します。
【学生に対する希望事項】
ことば、コミュニケーションという広いテーマなので、言語学、英語学習、言語的・非言語的コミュニ
ケーション、あるいは広義でのコミュニケーション、などなど、に関心のある人たちなら OK です。た
だし、自分の研究をまとめることになるので、自主的に自らのテーマに取り組む「情熱」があることが
大前提です。ゼミ合宿も予定に入れます。ゼミは教員一人で作る授業ではありません。みなさんと一緒
に作ってゆくものですから、いっしょに楽しいゼミを作って行きたいと思います。
選考方法としては書類選考ですが、場合によって面接あるいは課題レポートが課せられることもあり
ます。
演習(3年)//原田
寿美子/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
現代中国社会と中国語
【指導方針概要】
このゼミでは次のことをします。
A 中国と中国語について知る
①映画やドラマなどの映像資料を見て、中国の社会の状況や、それがどのように中国語として表現さ
れるかを理解します。
中国では、今、面白くて良質の映画やドラマが、大型の資金投入や政府のバックアップも得て、数多
246
く生まれています。この内から良質の分かりやすいものをいくつか選んで、説明しながら字幕を作るよ
うな感覚で訳していきます。(訳は、基本的に教員の方で説明しながら訳していきますが、希望する人
には、訳を担当してもらうことがあります。)これによって次のようなことができるようになります。
ことばの面では、生活上のいろいろな場面や、それに結び付いた中国語の使い方が分かるようになり、
言わば「生き物としてのことば」が実感できるようになります。
中国の社会を知るという点では、留学等でもなかなか目にする機会の無い、中国社会の万華鏡のよう
な多様な面白さを見ることができ、また現代以前の中国についても知ることができます。
最近は特に時代考証が生かされた歴史物も次々と作成されており、歴史の教科書などで知っているで
きごとが実際にはどのようなことだったかがよく分かるようになってきています。今の中国で作られる
歴史物も、現代の中国の人のものの考え方を理解する助けになります。
②ゼミでは、中国について知りたいことを、どのように調べるかの練習をします。ものを調べる時に、
ネット上の情報を使うのは、今では普通のことですが、中国のことについては、中国語のウェブサイト
を利用することで、日本語のサイトのみを見るのと比較にならないほど多くの情報を得ることができま
す。
ゼミでは「中日翻訳機能」等を利用して、広範囲の情報に手軽に触れ、これをプレゼンやワードのフ
ァイル等にまとめることも取り入れます。
また、その際には、文字情報のみでなく、画像・動画・音声等も適切な方法で利用します。
上の①②のようなことをいっしょにやっているうちに、自然に自分が卒論テーマにしたいことが見え
て来ますし、資料も自然に集まりますから、「卒論が書けるだろうか?」と心配しなくても、ゼミに普
通に出席していれば大丈夫です。
B 卒業研究をまとめる
ゼミは、卒業研究のテーマを決めて、それについて調べ、人に理解できるように発表したりまとめた
りするということをする貴重なチャンスです。
(ここに書いた「A」や「B」をすることで結果として
語学力が上がると思いますが、ゼミは「語学の練習」そのものが直接目的ではありません。
)
世の中では、実は、このような「調べたり、まとめたり、それを人にうまく伝える力」の方が、単に
「外国語ができる」ことよりは基本的に必要とされます。皆さんの持っている中国語力や中国その他の
国についての知識を生かして、よい卒業研究ができるように指導します。
最後のまとめは、たいていの人がワードのファイルの形にまとめています。このゼミでは、上記のよ
うなことをしますから、ワードのファイルでも、できるだけ画像やリンクの利用、またテーマによって
は、音楽や動画ファイルの利用によって、視覚的にも見やすく、分かり易くまとめるようにしていきま
す。
*最後に、就職活動に関することで、ゼミ内でバックアップできることについてはできるだけのことを
しますが、ゼミや他の授業や活動に力を入れることが、皆さんの就活力にもつながっていくので、いろ
いろなことに力を尽くすことをおすすめします。
247
【テキスト】
特定のものは使いません。
【学生に対する希望事項】
普段の成績の良し悪しにかかわらず、一番上の「指導方針概要」に興味のある人の応募を望みます。
中国語ができればゼミ内容はやり易いですが、中国語に自信が無くてもそれなりにできます。
演習(3年)//八亀
五三男/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
ことばの比較
【指導方針概要】
英語と、各自が1,2年生で選択した外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語などのヨーロッパ
の言語)とを比較、分析し、自分なりの文法を作り上げることを目標とします。原則として名詞、動詞、
語彙、語順などの文法現象に中心を置き、他言語との比較により英語の特徴をさらに深く理解できるよ
うになることを目指します。英語以外の外国語の知識をもう一度自分で整理し直してみるのも楽しいで
はありませんか。これが原則ですが、別の言語に興味があればそれを選択しても構いません。
【学生に対する希望事項】
全回出席が当然だと考えて下さい。授業中は自分の意見をしっかり述べて下さい。言語そのものの構造
に興味がある学生の参加を希望します。
演習(3年)//黄
名時/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
中国のことばと伝統文化への具体的アプローチ&異文化間コミュニケーション
中国の歴史・社会・文化などに対する理解を深めながら、中国語を学んでいきます。中国文化と接する
ことで、日本の伝統文化を振り返り、異文化間コミュニケーションの可能性を探り、実践力を身につけ
ます。
【指導方針概要】
中国語を学ぶとき、中国から単に言葉だけを切り取ることはできません。その歴史・社会・文化など
中国をトータルに捉えるなかで中国語をものにしてもらいたいと思います。そして、日本を振り返り、
日本の伝統文化を見つめなおしてほしいですね。これが黄ゼミの主眼です。。
このゼミではこれまで、「華僑華人の伝統文化」「アメリカの中国語教育事情とチャイナタウン」「北
京語の実勢」などの講義や、中国トレンディ・ドラマの映像観賞(中国語の聴解力養成)、中国語検定
試験の「傾向と対策」指導(過去問などで解き方を習得)
、中国語作文の基礎トレーニング、およびパ
ソコンを使った中国の社会・生活についての情報収集など、さまざまな角度から中国の言語・文化にア
プローチしてきました。授業では、中国の文化と社会に対する理解を深める中で日本の伝統文化を振り
248
返り、異文化とは何か、異文化間コミュニケーションはどのようにして発展できるのかについて考える
機会を作ります。講義以外に、ゼミ生が自ら中国の言語文化や異文化間交流について調査をし、その成
果を演習形式で発表していきます。教室ではインターネットのほか適宜 DVD 教材も利用する予定です。
なお、2012 年度の春学期のゼミ授業は、各自パソコンによるテーマ別資料調査と情報の収集・整理
のほか、ゼミ生の要望にしたがって中国の最新事情を紹介した DVD 映像の観賞も行いました。秋学期
のゼミ授業では各自収集した資料やデータに基づき、それぞれ自分の研究構想の発表もしくは卒論の中
間報告をしてもらいました。ゼミ卒業生と現ゼミ生の卒論題目および研究テーマは下記の通りです。
2011 年 3 月と 2012 年 3 月卒業の黄ゼミ受講生「卒業論文題目」一覧:
○「20 代の日本人と中国人における結婚観比較」
○「日本のブライダル企業は中国の花嫁たちに受け入れられるか」
○「伸び続ける中国経済に日本経済はどう戦っていくべきか」
○「日本人と中国人の飲酒事情」
○「中国人の海外旅行事情」
○「中国のペットに対する意識」
○「日中の教育事情」
○「中華菓子について」
○「中国茶について」
○「中国世界遺産‘麗江’」
○「台湾の歴史と日本の関係」
○「尖閣諸島問題」
○「C-POP アジアドラマ事情」
○「諸葛亮」
○「中国の人口問題」
○「中国の漫画・アニメ市場から見る日中関係」
○「中国ペット事情 ~犬や猫が愛されている理由~」
○「中国と日本の結婚観」
2012 年度春学期の黄ゼミ受講生の「研究テーマ」一覧:
○「日中米間のペット事情と動物愛護センターの比較」
○「日中生活習慣の違い」
○「日本と中国の音楽事情」
○「中国のインターネット事情」
○「日中の教育事情」
○「日中の国民性の違い」
○「日中のスポーツ精神」
○「日中ティーンエイジャーの違い」
○「中国の歴史的建造物」
○「中国のホテル事情」
○「中国の生活事情-日本との比較-」
○「中国北方と南方(台湾)の普通話の違い」
○「中国経済成長の光と影」
○「三国志」
○「中国人と日本人の美容に対する意識の違い」
249
○「中国のファッション雑誌事情」
○「日中米の結婚式・披露宴」
○「中国の年中行事」
【テキスト】
(関係資料や参考文献は随時提示し、配布する)
『中国の暮らしと文化を知るための 40 章』 東洋文化研究会 明石書店
『中国への日本人の貢献』 段躍中 日本僑報社
『中国留学・教育用語の手引き』 澤谷敏行 関西学院大学出版会
『民族の世界史5 漢民族と中国社会』 橋本萬太郎 山川出版社
『中国の衝撃』 溝口雄三 東京大学出版会
【学生に対する希望事項】
スポーツ・音楽・ファッション・映画など、やわらかい分野から政治・歴史まで、あらゆる分野で自
分の興味のあるテーマを早くみつけ、自己の視点で中国・中国文化をとらえてほしいと思います。
アットホームな雰囲気のなかで毎回の授業を楽しく活気のあるものにしていきたいと考えています。
ゼミ懇親会を開く時には、大学院 国際文化協力専攻・黄ゼミほか受講生たち(中国・ミャンマー・タ
イの外国人留学生)との親睦を深めるために、合同の交流会の開催を予定しています。
演習(3年)//米山
雅浩/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
アメリカの短編小説の精読と研究(または翻訳)
【指導方針概要】
アメリカの短編小説を丁寧に読み、さまざまな角度から議論し、簡単な研究報告を書く。このような
作業を何回か行ったうえで、4年生の秋学期から卒業論文の指導を始めます。このゼミでは卒業論文と
して、次のいずれかを選んでもらいます。(1)授業で扱った作家をひとり選び、その作家と作品について
研究論文を書く、(2)授業で扱った作品を3つ程度選び、それぞれについて研究報告を書く、(3) 授業で
扱った作品を2作選び、翻訳する。
アメリカの短編小説をさまざまな角度から議論するためには、アメリカの歴史や文化・風俗に関する
理解が欠かせません。このゼミではアメリカ研究にも多くの時間を割くことになります。また、教室で
のほとんど全ての作業は、グループで行うようにします。それによって、客観的な視点と協調性(=就
職に必要なヒューマン・スキル)の完成をめざします。
なお、4年生の春学期を中心に、有名な小説を原作とした映画を、2年間で3本ほどゼミの時間に上
映します。
【テキスト】
日本の教科書会社が出版した、注釈つきの教材を使用します。
【学生に対する希望事項】
ゼミは単なる必修科目ではありません。教室内外での学習だけに止まらない、学生のさまざまな主体
的な協力によって、ゼミは成り立ちます。役割分担が必要であり、それを学生同士で決められないとき
は、ゼミ教員が決めます。それに同意のうえで、このゼミに応募してください。
250
また、目に余るほど不勉強な学生には、ゼミといえど「不可」や「失格」評価を下します。
演習(3年)//P.D.
マグラス/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
Children's Literature
【指導方針概要】
Children's literature is one of the best ways to learn English. In this seminar we will re
ad some children's books and talk about the English we find there and also about the social
issues in each work. Students will prepare for each class by reading and making discussion
questions. At least half of the class will be in group discussion.
We may work towards translating certain books or composing children's works of our own.
【テキスト】
Most of the class material will be printed and handed out.
【学生に対する希望事項】
If you are really interested in English and the societies it is spoken in you may enjoy this c
lass. You must prepare for each class.
演習(3年)//樋口
勇夫/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
中国語とその周辺言語
【指導方針概要】
このゼミで学ぶことは、大まかに言うと以下の二つであるが、1.を主とし、2.を従とする。
1.一、二年生で学んだ中国語(“普通話”)を更に磨き、就職後に必要とされるプレゼン(口頭発表)能力
を高める。
2.中国南方方言の一種である広東語、および、漢字文化圏の他言語である韓国語・ベトナム語などの
基礎を学ぶ。
1.のうち中国語(“普通話”)については、①ニュース等の音声を聞いてリスニング力を鍛えながら、
②最新の流行語を含む単語の量を増やし、③翻訳の技術を磨き、④シャドーイング練習して中国語を話
す筋肉を鍛え、⑤内容的にも、世の中の出来事に関する知識を身に付ける。
プレゼン(口頭発表)については、各ニュースに関連する内容について調べ、プレゼンを行なう。
2.の広東語・韓国語・ベトナム語については、折に触れ、既知の中国語(“普通話”)や日本漢字音と
比較し、対応法則を確認しながら、将来、必要になった時を見据えて、基礎を体験しておく。
以上のほか、希望があれば、音声を視覚的に表示するソフトで声調・母音・子音などを表示し、例え
ば、中国人と自分の発音の違いを目で見て比較し、矯正に役立てることなども取り入れる。
251
【テキスト】
プリントなどを配布する。
【学生に対する希望事項】
「語学が好きで、外国語を勉強すること自体が楽しい。
」という人は、向いていると思います。
演習(3年)//近藤
泉/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
日中関係(非常に広い意味における日中関係)
【指導方針概要】
このゼミは、大衆文化・ビジネス・報道・外交・世論その他様々な面における日中関係に関わるテー
マを扱う。
中国における日本の大衆文化――ファッション、飲食、音楽、テレビドラマ、(アニメ・漫画につ
いては「日本の大衆文化と中国」の授業で多く扱うので、多く扱うことはない。
)その他――、観光旅
行先としての日本、日本についてのテレビ報道、アンケート調査の結果から見た中国人の対日意識、日
本製品を中国相手に売る方法、その他、広い意味で日中関係に関わる様々な時事的な事柄をテーマとし
て取り上げる。
講義〔たとえば三回ほど〕の後や、参考図書を読んでもらったりネット上で調べてもらったりした後に、
グループワークでグループとしての意見をまとめたり立案してもらったりする(もちろん皆の前で発表
する。)ことにも時間をできるだけ割く。意見を述べたり討論することのトレーニングを行うことも、
この演習の重要な目的の一つである。
もちろん、卒論制作のための準備や発表などにもかなりの時間を割く。
卒業論文のテーマは、中国ないし日中関係などに何らかの意味で関わるものであれば何でもよい。
なお、毎回の授業90分のうち、35分は就職活動対策に割く。(就職活動で企業に提出する自己紹介
書やエントリーシートを書く練習が現在そのなかで最も中心的な部分になっている。今後、面接の練習
その他にも力を入れていきたいと考えている。
)そのため、残念ながら、一般的な意味での授業時間が
かなり短くなってしまっているが、これは欠くことのできない必須の時間であると考えている。(お互
いに意見を言い合ったり、グループで作業したりする練習の時間にもなっている。)
【テキスト】
随時指示する。
【学生に対する希望事項】
積極的に自分の意見を述べる事を望む。(むろん私が授業中に述べることに異を唱えてくれることを
も含め、大いに歓迎。人の言うこと、何かに書いてあることをそのままうのみにしない方がいい。)様々
な事に対してできるだけ疑問を抱き、それについて真摯に考えてゆこうとする態度を持ってほしい。教
員や発表担当者にはできるだけ質問をしてほしい。(むろん教員や発表担当者の見方が絶対に正しいと
は限らないことは言うまでもないが。)質問が出ると、場合によってはそれをもとに討論を行うことも
でき、しばしば授業が盛り上がり充実したものとなる。
中国語力はむろんある方がより望ましく、特に速読力があることが望ましいが、必須ではない。何よ
りもまず、中国の文化・社会や日中関係について関心のある学生、中国の文化・社会や日中関係につい
252
て学び、考えたい、議論したい、という意欲のある学生に来てもらいたい。アットホームな楽しい(!)
雰囲気の中で、皆が熱心に学び考え討論してゆく―――そういったゼミにしたいと考えている。
演習(3年)//西脇
隆夫/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
中国少数民族の言語と文化
【指導方針概要】
この演習では、中国の少数民族の文化について、その言語を学びながら理解を深めることを目的とし
ています。
3年の春学期では、先ず中国に居住する 55 の少数民族について基礎的な知識を学んでから、主に西
北中国の諸民族の言語と文化を学ぶ予定です。
3年の秋学期では、西南中国の諸民族の言語と文化について学習する予定です。
4年時では、各自がそれぞれ関心のあるテーマを選んで関連する資料について報告を行い、卒論を完
成できるようにします。
【テキスト】
『多民族国家 中国』 王柯 岩波書店 2005年
その他はプリントで配布
【学生に対する希望事項】
1.中国語を履修を履修していること。2.毎時間、中国語とは異なる言語についてその初歩を習得する
ための訓練を行うため、参加者はその訓練に耐えられることが望ましい。
演習(3年)//P.R.
モロウ/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
Seminar in Sociolinguistics. Sociolinguistics includes many topics such as language and gen
der, bilingualism, dialects, conversation analysis, language and education, English as an inter
national language, and others. We will choose one of these topics, or some other sociolingui
stic topic to explore each semester.
【指導方針概要】
In this seminar we will explore together some topics in the area of sociolinguistics. At the
beginning of each semester we will choose a new topic together, so the choice of topic will d
epend on students' interests. I will provide readings about the topics and students will take
turns making short presentations. There will be some group discussion and/or class discussi
on every week. Students will write a research paper on a topic of their choice at the end o
f the seminar.
253
【テキスト】
No textbook.
Copies of reading material will be provided.
【学生に対する希望事項】
One purpose of this seminar is to help students develop and improve their English skills. T
he course will be entirely in English. There will be discussion every week and many readin
g assignments. Only students who are willing and able to participate in English should tak
e this seminar.
演習(3年)//鈴木
啓司/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
自分が選んだテーマ、題材で、400字詰め40枚(一応の目安)の卒業論文を作成する。
【指導方針概要】
卒論のテーマはまったく(誇張でもなんでもなく)自由である。とにかく自分の力で、興味の持続でき
る題材を見つけてほしい。要は、対象への取り組み方であって、印象、感想といった独りよがりの表面
的な日常態度に留まらず、とことん考え抜いて、読み手を自分の意見に同調させるような文章を書いて
ほしい。そのために必要な論理と資料の扱いについて指導してゆきたいと思っている。
【学生に対する希望事項】
印象、感想に留まらず、人の意見に流されず、自分で論理的に考える力の大切さを理解し、それを身に
つけてほしい。それと、当ゼミ希望者はある程度自分でやりたいテーマがすでにあるほうが望ましい。
ほかのゼミの掲げるテーマについてゆけず、自由課題だから何とかなるだろうという心づもりでは、当
ゼミは結局厳しく居心地の悪いものとなるだろう。私は「考えること」に真摯でない者には我慢ならな
いのだ。
演習(3年)//中田
昭一/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
中国に関する総合的研究
【指導方針概要】
中国の政治、経済、社会、歴史およびサブカルチャーについて調査・研究を行う。言語、文学につい
ては指導しかねるので、他のゼミを選択してほしい。
3年次では、我々が中国を深く理解するうえで有益と思われる文献を輪読し、議論を通じて論理的思
考能力を養成する。また、中国に関する基礎的知識に欠ける学生が意外に多いことを考慮し、折りに触
れて最新の動向を中心に、中国事情について紹介する。
4年次では、3年次の指導方針を基本的に継承するのに加えて、調査・研究の方法、卒業論文のまと
め方について解説・アドバイスする。秋学期には、各々の研究テーマに関して研究発表を行う。
254
【テキスト】
未定
輪読用の文献は開講時に全員で決定する。
【学生に対する希望事項】
指導方針にも書いておいたように、言語・文学以外であれば、どのような研究テーマであっても参加
が可能である。中国語の能力は重視しない。できれば議論が好きで、中国に限らず社会問題全般に強い
関心をもつ学生に受講してほしい。小人数授業なので、やむを得ず欠席する時は必ず連絡すること。
演習(3年)//山本
淑雄/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
ロマンと夢
【指導方針概要】
人間はなぜか物語を求める。世界各地には古来より作者不詳の神話や、伝説、童話が伝わっている。
それらは民族の遺産であり、古の人々が抱いた様々なイメージとともに人類普遍の魂の元型を教えてく
れる。そこでは神々や悪魔、英雄、妖精や精霊などが活躍し、自然と密着していた頃の人間のファンタ
ジーが生き生きと表出している。また物語は特定の作者によって詩や劇として綿々と紡がれ、やがて最
も自由な文学である小説(ロマン)が生まれた。さらにロマンの伝統は、時代とともに形を変えながら、
現代のマスメディアの中で映画の中に、また漫画やアニメの中にも生き続けている。こうした物語の構
造はどこか夢に似ていないだろうか。これらを念頭に置きながら、この演習では「なぜ人は物語を必要
とするのか」を考えてゆく。
【テキスト】
『グリム童話上・下』(池内
紀訳、ちくま文庫)
【学生に対する希望事項】
過酷な現実に負けないで夢を忘れず、ロマンを追い求める人が望ましい。
演習(3年)//矢澤
雅/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
現代社会は大きな変動期に直面していると言われている。その大きなうねりが学校教育にも押し寄せて
いる。21 世紀はどのような学校が求められるのであろうか。本ゼミはこの課題について探究する。
【指導方針概要】
選択したテキストを講読することを中心に進める。
【テキスト】
『学校のパラダイム転換』 高橋勝 川島書店 2004
255
【学生に対する希望事項】
教育に関心のある人が望ましい。
演習(3年)//佐竹
眞明/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
日本社会で暮らす外国人について、理解を深め、ともに生きることの大切さを考えます。また、日本に
よる国際協力についても理解を深め、望ましい協力のあり方を考えていきます。
【指導方針概要】
ゼミは専門のテーマについて、理解を深め、みんなで意見を交換して、自分の思考を鍛える場です。2
012年度を例に具体的に説明します。春学期は共同通信社取材班著『ニッポンに生きる―在日外国人
は今』という本をみんなで読んでいます。身近に暮らしている外国人、外国人と関わりを持つ日本人に
ついてのルポ風の本です。ゼミ生で分担し、本から毎回5つほど短いエッセイをとりあげ、2人がレジ
ュメ発表。その後、発表者がみんなに考えてほしいトピックを示し、全体かグループで討論します。グ
ループ討論では、最後に各グループが何を話したか報告します。教員も適宜質問に答えたり、コメント
して、みんなの理解を助けます。そして、フィールド・ワークとして、7月に名古屋市内で外国人の子
どもたちに勉強を教えに行きます。それから、日本の国際協力についても学ぶため、青年海外協力隊に
ついて学び、実際に元協力隊員にゼミに来ていただき、お話を伺いました。
秋学期はまず国際協力に関して、ワークショップを行う予定です。そして、12,1 月には 4 年生の卒業
論文発表、3 年生のゼミ論文発表を行います。3年生は卒業論文の基礎固め、準備論文となるゼミ論文
(6000 字)を学期末に提出していただきます。4年生になって急に論文を書くのではなく、3年次に
文を書く要領を学び始めてほしいからです。ゼミ論を書くと、4年の就活の際、自分はこうした研究を
していると、企業にアピールでき、有利です。大学院進学にも役立ちます。そして、4年時にはゼミ論
文の基礎の上に卒業論文(12000 字)に取り組み、終了時に提出します。
2013年度の内容はまだ具体的に確定していませんが、12年度のゼミ内容を参考にしてください。
ゼミ生からの希望があれば、フィリピンや東南アジアについて学ぶというテーマを入れる可能性もあり
ます。ただし、春学期~11月まで学習、12・1月に卒論・ゼミ論発表というパターンは同じです。
なお、ゼミは3・4年生が一緒に参加します。少し学習が進んでいる4年生から3年生が刺激や指導
を受けることができるからです。また、春学期、秋学期にコンパを開いて、親睦にも努めています。
【テキスト】
まだ、確定していません。2011年度は佐竹眞明編著『在日外国人と多文化共生-地域コミュニティ
の視点から』明石書店、2011年。12年度は指導方針に記した『ニッポンに生きる―在日外国人は
今』です。授業開始時までに連絡します。
【学生に対する希望事項】
ゼミはみんなで本を読んだり、ワークショップに取り組んだりします。また、ゲスト・スピーカーに来
ていただいたり、フィールド・ワークに出かけたりします。なので、積極的にテーマや活動に取り組ん
でほしいと思います。そして、出席が肝心です。毎回毎回授業で考え、自分の意見を言ってみる。その
意味で一生懸命ゼミに取り組んでくれる人に来てほしいと願っています。
256
演習(3年)//石﨑
程之/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
国際協力、農村開発を主なテーマとして取り組む。
3年生については4年時に作成する卒業論文にむけて、各自のテーマを決める作業を行い、論文の書き
方、調査方法などについても学ぶ。
4年生については3年生から進めている卒論を仕上げる。
講師は 2010 年まで国際協力機構(JICA)の専門家として途上国の現場で国際協力を行ってきた。学問
的なバックグランドは農業経済学と開発経済学である。
「国際協力」
「農村開発」などのキーワードに興味のある学生に参加してもらいたい。
積極性があり、向上心のある学生を歓迎します。
【指導方針概要】
ゼミでの指導は卒論を中心に行う。
卒論指導は以下の方法で進める。
①「国際協力」、
「農村開発」を行うに際して、基礎となる考え方・手法を習得するために、テキストや
資料などを読み込む。
②1つのテーマについて、ゼミ生全員で討議する。(例えば、青年海外協力隊に参加した場合に、どの
ような視点で異文化と接するか、開発に携わるかなど)
③過去の卒論など、卒論を書く際の参考になる図書、資料を読み、他のメンバーに紹介する。
④各自でテーマと研究計画を決めて、それらに従って調べてもらい、発表してもらう。
アレンジが可能であれば、国際協力の現場で働く人を招いて話を聞く機会を設けたい。
----------------------------------------------------------------------学生の皆さんの希望があれば、就職に関する相談や語学学習に関する相談もゼミに中で受け付けます。
【テキスト】
授業中に適宜知らせる。
【学生に対する希望事項】
自分が将来何をしたいか、そのために大学で何を学びたいかを真剣に考えて参加して下さい。
ゼミには毎回出席し、積極的に討議に参加して下さい。
演習(3年)//市川
新剛/通年/4 単位/3 年次配当
【主題】
バイリンガルを知ろう!
【指導方針概要】
「バイリンガルは特別な人」または「バイリンガルってかっこいい!」と思っている人が多いかもしれ
ません。
257
でも実際のところ、世界中にバイリンガルはたくさんいますし、日本も例外ではありません。
そんな地球上の至るところに居るバイリンガル。
しかし、私達はバイリンガルについてどれほどの事を知っているのでしょうか。
本演習では、そんなバイリンガルについて心理的、教育的、社会的と多面的に分析し、バイリンガルの
真相に迫りたいと思います。
演習内容は、バイリンガルに関するテーマについて調査し、それを発表したり、これまでに行なわれた
調査を追体験してみたり、バイリンガルのための教授法を考えたり、といったことに取り組んでもらう
予定です。
バイリンガリズムは第二言語習得と密接な関係にあります。第二言語習得や外国語教育(日本語教育も
含む)に興味のある方には特に有益な内容だと思います。
【テキスト】
最初の授業で指定する
【学生に対する希望事項】
以下のような学生を希望します。
1. 「応用言語学概論」を履修し、内容に興味がある学生
2. 将来、英語または日本語を教える仕事をしたいと考えている学生
演習(4年)//治村
輝夫/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
英詩入門
【指導方針概要】
イギリスの詩人の作品を読みます。一年目は英詩そのものに親しむことを目的として、比較的短く、や
さしい作品を読む予定です。シェイクスピア、ヘリック、バーンズ、テニソンはか、ルネッサンスから
現代までの詩人の作品にできるだけ多く接します。さまざまな主題や詩形の詩を読むことによって、各
時代に好まれた主題やその扱い方をたどります。英詩に接するのは初めてである事を前提として、詩を
理解し鑑賞するための基礎知識も学習します・韻律や詩形、詩法、ジャンル、歴史等についてはそのつ
ど説明し、より深く鑑賞できるように指導します。
【テキスト】
教室で指示します。
【学生に対する希望事項】
小説などの散文と違って、詩には独特の規則があります。そのため、最初は表面の意味を取るだけでも
258
難しいかもしれません。わかるまで何度も何度も繰り返して読むことが必要です。辞書をこまめに引き、
意味を考え、把握する習慣を身につけてください。
演習(4年)//小出
八州男/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
異文化、異言語の中での人間
【指導方針概要】
人の個性やアイデンテイテイーは、その人が生まれ育った言語・文化的土壌を抜きにしては考えられな
い。言語や文化的背景を全く異にする環境の中に人が移り住む時、どの様な点に異和を感じ、どの様な
点に新鮮な驚きを感じるのか、適応、不適応様々な体験的資料を読みながら、我々日本人の精神や感性
の”根”にあるものが一体何であるのかを改めて素朴に問いなおしてみたい。
2年間の成績等を中心に選考を行なう。
【テキスト】
教室にて配布する。
【学生に対する希望事項】
好奇心旺盛な人を歓迎する。(変わり者、オタク大歓迎)
演習(4年)//湯浅
康正/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
フランスを知ろう!!
【指導方針概要】
フランスはファッション、料理、映画、美術、音楽、スポーツ、美しい街並みなどで、おなじみの国。
独特の魅力と存在感を持ち、国際政治の中でも発言力が強い。社会福祉が充実していて、暮らしやすい
といわれる。意外に日本と似ているところもあるし、独自の悩みもかかえている。
そういうフランスの現代文化と、その歴史を学ぶ。幸福に暮らすのがうまいフランス人の生活のしか
た、ものの考え方、感じ方などを検討する。みんなで本を読み、各自興味のあるテーマについて調べ、
個人やグループで発表する。本の内容を整理し、まとめる技術、発表の技術も身につける。また、フラ
ンスについて学ぶことで、日本と日本文化についても考えが深まるように進めていく。フランスの現在
を伝える映像資料も多く使う。
【テキスト】
『それでも住みたいフランス』 飛幡祐規 新潮社 2007 年
『デパートを発明した夫婦』 鹿島茂 講談社 1991 年
259
【学生に対する希望事項】
フランス語は履修してなくてもかまいません。フランスに興味をもち、ゼミを楽しくするために、みん
なでいっしょにがんばれる、意欲ある学生のみなさんに来ていただきたい。
演習(4年)//R.T.
ダナヒュー/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
演習(4年)//新多
了/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
演習(4年)//W.J.
ハロフスキ-/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
英語で俳句を作ろう!
Writing English Haiku
【指導方針概要】
In this seminar, students will write haiku in English.
For most classes, we will go somewhere near the
campus (for example, Shirotori Garden) and write
haiku. Students will be expected to write at least
one haiku per class, so at the end of the two year
seminar, each student should have a book of about 50
haiku. This book of 50 or more haiku is what will be
accepted as meeting the requirements for graduation.
【テキスト】
No text
【学生に対する希望事項】
This seminar is for students who like to
be outside and write haiku in English.
260
演習(4年)//今仁
生美/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
ことばの世界
【指導方針概要】
このゼミでは、個人の独創性を育てることを目的とします。ことばの世界を通して、自分で問題を探り
出し、その問題の核心をつかむ訓練を行ないます。最初は、ディベートの練習を行います。この練習を
通して、就職時の面接など社会で役に立つ力をつけます。その後、卒論の作成を行いつつ、プレゼンの
力をつけていきます。ここでは主題のつかみ方や論文をどのように作成すればよいか、また人の心をつ
かむプレゼン方法とはどのようなものかを学びます。なお、今仁ゼミでは、とにかく皆で仲良く楽しく、
ということを第一の目標としています。
【テキスト】
必要なときはこちらで配布します。
【学生に対する希望事項】
このゼミは、やる気のない学生には向きません。でも、大学生活でまだ何も充実したものをつかめなか
ったと思っている人は来てください。ゼミのモットーは「楽しく」「相手を思い遣る」です。興味のあ
る人は見学してみてください。生まれて初めてものすごく考えた、と言ってみたい人はぜひどうぞ。
演習(4年)//赤楚
治之/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
ことばとコミュニケーション(日本語と英語)
【指導方針概要】
演習(ゼミ)はみなさんがこれまで受けてきた「教育」の総まとめにあたるもので、積極的に取り組
むことで、社会人基礎力を鍛えることにしましょう。
僕のゼミでは、考えることと自分の考えを人にうまく伝えることに重点を置いています。それは、卒
業研究の重視につながっています。卒業研究には、自分独自の視点・問題の切り口・まとめ方とそれを
効率的に読み手(聞き手)に伝える表現力が必要となります。その過程で訓練される論理的思考力や表
現力は、社会人となってから求められる力なのです。ゼミを将来役立つ「力」を養うコースとして考え
て下さい。
ペアワーク、グループでの作業(ブレーンストーミング+発表)、ディベートなどを通して、創造的
であることや論理的思考のトレーニングに時間をあてます。どちらも、講義形式の授業ではなく、みな
さんの活動を中心に授業を展開する予定です。創造性や論理的思考は、いわゆる受験勉強型の「勉強」
では養うことはできません。自主的な「学び」によって、大学卒業する学士レベル「脳力」を鍛えまし
ょう。
3 年次 1 月から 4 年次春学期にかけて、卒業テーマを各学生が決定してゆくことになります。テーマ
は研究のすべてと言っても過言ではありません。本当に自分が面白いと思えるテーマに出会えるまでゼ
ミ担当者と議論を重ねます。
261
4 年次夏休みは、テーマに沿った卒業研究の中心となる部分に取り組みます。同時に論文の第 1 次アウ
トラインも考えます。 4 年次秋学期は、中間発表と卒論の執筆にあてます。
【テキスト】
開講時に指示します。
【学生に対する希望事項】
ことば、コミュニケーションという広いテーマなので、言語学、英語学習、言語的・非言語的コミュニ
ケーション、あるいは広義でのコミュニケーション、などなど、に関心のある人たちなら OK です。た
だし、自分の研究をまとめることになるので、自主的に自らのテーマに取り組む「情熱」があることが
大前提です。ゼミ合宿も予定に入れます。ゼミは教員一人で作る授業ではありません。みなさんと一緒
に作ってゆくものですから、いっしょに楽しいゼミを作って行きたいと思います。
選考方法としては書類選考ですが、場合によって面接あるいは課題レポートが課せられることもあり
ます。
演習(4年)//原田
寿美子/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
現代中国社会と中国語
【指導方針概要】
このゼミでは次のことをします。
A 中国と中国語について知る
①映画やドラマなどの映像資料を見て、中国の社会の状況や、それがどのように中国語として表現さ
れるかを理解します。
中国では、今、面白くて良質の映画やドラマが、大型の資金投入や政府のバックアップも得て、数多
く生まれています。この内から良質の分かりやすいものをいくつか選んで、説明しながら字幕を作るよ
うな感覚で訳していきます。(訳は、基本的に教員の方で説明しながら訳していきますが、希望する人
には、訳を担当してもらうことがあります。)これによって次のようなことができるようになります。
ことばの面では、生活上のいろいろな場面や、それに結び付いた中国語の使い方が分かるようになり、
言わば「生き物としてのことば」が実感できるようになります。
中国の社会を知るという点では、留学等でもなかなか目にする機会の無い、中国社会の万華鏡のよう
な多様な面白さを見ることができ、また現代以前の中国についても知ることができます。
最近は特に時代考証が生かされた歴史物も次々と作成されており、歴史の教科書などで知っているで
きごとが実際にはどのようなことだったかがよく分かるようになってきています。今の中国で作られる
歴史物も、現代の中国の人のものの考え方を理解する助けになります。
②ゼミでは、中国について知りたいことを、どのように調べるかの練習をします。ものを調べる時に、
262
ネット上の情報を使うのは、今では普通のことですが、中国のことについては、中国語のウェブサイト
を利用することで、日本語のサイトのみを見るのと比較にならないほど多くの情報を得ることができま
す。
ゼミでは「中日翻訳機能」等を利用して、広範囲の情報に手軽に触れ、これをプレゼンやワードのフ
ァイル等にまとめることも取り入れます。
また、その際には、文字情報のみでなく、画像・動画・音声等も適切な方法で利用します。
上の①②のようなことをいっしょにやっているうちに、自然に自分が卒論テーマにしたいことが見え
て来ますし、資料も自然に集まりますから、「卒論が書けるだろうか?」と心配しなくても、ゼミに普
通に出席していれば大丈夫です。
B 卒業研究をまとめる
ゼミは、卒業研究のテーマを決めて、それについて調べ、人に理解できるように発表したりまとめた
りするということをする貴重なチャンスです。
(ここに書いた「A」や「B」をすることで結果として
語学力が上がると思いますが、ゼミは「語学の練習」そのものが直接目的ではありません。
)
世の中では、実は、このような「調べたり、まとめたり、それを人にうまく伝える力」の方が、単に
「外国語ができる」ことよりは基本的に必要とされます。皆さんの持っている中国語力や中国その他の
国についての知識を生かして、よい卒業研究ができるように指導します。
最後のまとめは、たいていの人がワードのファイルの形にまとめています。このゼミでは、上記のよ
うなことをしますから、ワードのファイルでも、できるだけ画像やリンクの利用、またテーマによって
は、音楽や動画ファイルの利用によって、視覚的にも見やすく、分かり易くまとめるようにしていきま
す。
*最後に、就職活動に関することで、ゼミ内でバックアップできることについてはできるだけのことを
しますが、ゼミや他の授業や活動に力を入れることが、皆さんの就活力にもつながっていくので、いろ
いろなことに力を尽くすことをおすすめします。
【テキスト】
特定のものは使いません。
【学生に対する希望事項】
普段の成績の良し悪しにかかわらず、一番上の「指導方針概要」に興味のある人の応募を望みます。
中国語ができればゼミ内容はやり易いですが、中国語に自信が無くてもそれなりにできます。
演習(4年)//八亀
五三男/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
ことばの比較
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【指導方針概要】
英語と、各自が1,2年生で選択した外国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語などのヨーロッパ
の言語)とを比較、分析し、自分なりの文法を作り上げることを目標とします。原則として名詞、動詞、
語彙、語順などの文法現象に中心を置き、他言語との比較により英語の特徴をさらに深く理解できるよ
うになることを目指します。英語以外の外国語の知識をもう一度自分で整理し直してみるのも楽しいで
はありませんか。これが原則ですが、別の言語に興味があればそれを選択しても構いません。
【学生に対する希望事項】
全回出席が当然だと考えて下さい。授業中は自分の意見をしっかり述べて下さい。言語そのものの構造
に興味がある学生の参加を希望します。
演習(4年)//黄
名時/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
中国のことばと伝統文化への具体的アプローチ&異文化間コミュニケーション
中国の歴史・社会・文化などに対する理解を深めながら、中国語を学んでいきます。中国文化と接する
ことで、日本の伝統文化を振り返り、異文化間コミュニケーションの可能性を探り、実践力を身につけ
ます。
【指導方針概要】
中国語を学ぶとき、中国から単に言葉だけを切り取ることはできません。その歴史・社会・文化など
中国をトータルに捉えるなかで中国語をものにしてもらいたいと思います。そして、日本を振り返り、
日本の伝統文化を見つめなおしてほしいですね。これが黄ゼミの主眼です。。
このゼミではこれまで、「華僑華人の伝統文化」「アメリカの中国語教育事情とチャイナタウン」「北
京語の実勢」などの講義や、中国トレンディ・ドラマの映像観賞(中国語の聴解力養成)、中国語検定
試験の「傾向と対策」指導(過去問などで解き方を習得)
、中国語作文の基礎トレーニング、およびパ
ソコンを使った中国の社会・生活についての情報収集など、さまざまな角度から中国の言語・文化にア
プローチしてきました。授業では、中国の文化と社会に対する理解を深める中で日本の伝統文化を振り
返り、異文化とは何か、異文化間コミュニケーションはどのようにして発展できるのかについて考える
機会を作ります。講義以外に、ゼミ生が自ら中国の言語文化や異文化間交流について調査をし、その成
果を演習形式で発表していきます。教室ではインターネットのほか適宜 DVD 教材も利用する予定です。
なお、2012 年度の春学期のゼミ授業は、各自パソコンによるテーマ別資料調査と情報の収集・整理
のほか、ゼミ生の要望にしたがって中国の最新事情を紹介した DVD 映像の観賞も行いました。秋学期
のゼミ授業では各自収集した資料やデータに基づき、それぞれ自分の研究構想の発表もしくは卒論の中
間報告をしてもらいました。ゼミ卒業生と現ゼミ生の卒論題目および研究テーマは下記の通りです。
2011 年 3 月と 2012 年 3 月卒業の黄ゼミ受講生「卒業論文題目」一覧:
○「20 代の日本人と中国人における結婚観比較」
○「日本のブライダル企業は中国の花嫁たちに受け入れられるか」
○「伸び続ける中国経済に日本経済はどう戦っていくべきか」
○「日本人と中国人の飲酒事情」
○「中国人の海外旅行事情」
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○「中国のペットに対する意識」
○「日中の教育事情」
○「中華菓子について」
○「中国茶について」
○「中国世界遺産‘麗江’」
○「台湾の歴史と日本の関係」
○「尖閣諸島問題」
○「C-POP アジアドラマ事情」
○「諸葛亮」
○「中国の人口問題」
○「中国の漫画・アニメ市場から見る日中関係」
○「中国ペット事情 ~犬や猫が愛されている理由~」
○「中国と日本の結婚観」
2012 年度春学期の黄ゼミ受講生の「研究テーマ」一覧:
○「日中米間のペット事情と動物愛護センターの比較」
○「日中生活習慣の違い」
○「日本と中国の音楽事情」
○「中国のインターネット事情」
○「日中の教育事情」
○「日中の国民性の違い」
○「日中のスポーツ精神」
○「日中ティーンエイジャーの違い」
○「中国の歴史的建造物」
○「中国のホテル事情」
○「中国の生活事情-日本との比較-」
○「中国北方と南方(台湾)の普通話の違い」
○「中国経済成長の光と影」
○「三国志」
○「中国人と日本人の美容に対する意識の違い」
○「中国のファッション雑誌事情」
○「日中米の結婚式・披露宴」
○「中国の年中行事」
【テキスト】
(関係資料や参考文献は随時提示し、配布する)
『中国の暮らしと文化を知るための 40 章』 東洋文化研究会 明石書店
『中国への日本人の貢献』 段躍中 日本僑報社
『中国留学・教育用語の手引き』 澤谷敏行 関西学院大学出版会
『民族の世界史5 漢民族と中国社会』 橋本萬太郎 山川出版社
『中国の衝撃』 溝口雄三 東京大学出版会
【学生に対する希望事項】
スポーツ・音楽・ファッション・映画など、やわらかい分野から政治・歴史まで、あらゆる分野で自
分の興味のあるテーマを早くみつけ、自己の視点で中国・中国文化をとらえてほしいと思います。
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アットホームな雰囲気のなかで毎回の授業を楽しく活気のあるものにしていきたいと考えています。
ゼミ懇親会を開く時には、大学院 国際文化協力専攻・黄ゼミほか受講生たち(中国・ミャンマー・タ
イの外国人留学生)との親睦を深めるために、合同の交流会の開催を予定しています。
演習(4年)//米山
雅浩/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
アメリカの短編小説の精読と研究(または翻訳)
【指導方針概要】
アメリカの短編小説を丁寧に読み、さまざまな角度から議論し、簡単な研究報告を書く。このような
作業を何回か行ったうえで、4年生の秋学期から卒業論文の指導を始めます。このゼミでは卒業論文と
して、次のいずれかを選んでもらいます。(1)授業で扱った作家をひとり選び、その作家と作品について
研究論文を書く、(2)授業で扱った作品を3つ程度選び、それぞれについて研究報告を書く、(3) 授業で
扱った作品を2作選び、翻訳する。
アメリカの短編小説をさまざまな角度から議論するためには、アメリカの歴史や文化・風俗に関する
理解が欠かせません。このゼミではアメリカ研究にも多くの時間を割くことになります。また、教室で
のほとんど全ての作業は、グループで行うようにします。それによって、客観的な視点と協調性(=就
職に必要なヒューマン・スキル)の完成をめざします。
なお、4年生の春学期を中心に、有名な小説を原作とした映画を、2年間で3本ほどゼミの時間に上
映します。
【テキスト】
日本の教科書会社が出版した、注釈つきの教材を使用します。
【学生に対する希望事項】
ゼミは単なる必修科目ではありません。教室内外での学習だけに止まらない、学生のさまざまな主体
的な協力によって、ゼミは成り立ちます。役割分担が必要であり、それを学生同士で決められないとき
は、ゼミ教員が決めます。それに同意のうえで、このゼミに応募してください。
また、目に余るほど不勉強な学生には、ゼミといえど「不可」や「失格」評価を下します。
演習(4年)//佐々木
みゆき/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
考え、体験する「応用言語学」
【指導方針概要】
このゼミでは、応用言語学の中でも、特にみなさんに身近な「第二言語習得論」と「外国語教育論」を
中心に、今「応用言語学」で一番ホットなトピックを選び、最終的には「研究テーマを体験する」卒業
論文を書くことをめざしています。
「学習者参加型」の新しい研究方法を使って、
「ワクワクするような
発見」ができるよう、自分の目で見て、考える訓練をします。又、社会に出た時役立つようなプレゼン
266
の技術を身につける訓練もします。
具体的には以下のように授業をすすめます。
1、「土台のしっかりした卒論」を書くために、応用言語学の基礎知識や用語を学ぶ。
2、ゼミ生全体で一つの大きな研究テーマを選び、背景知識を学び、仲間と一緒に実験を「体験」する。
その際自分が考えた事、感じた事を記録する。自分の成果と仲間の成果を比較する。
3、2で得られた「結果」が「なぜそうなったのか」、
「自分の感じた事は他の人と同じか、違うか、な
ぜそうなのか」を考え、仲間と議論する。
4、研究の結果をまとめる過程で、自分の英語学習や、将来やってみたいこと(例:語学教育、異文化
間コミュニケーション)への有意義な示唆を探る。
【テキスト】
その都度、指示します。
【学生に対する希望事項】
下の4つのどれかを満たしている人を希望します。
(「応用言語学概論」を履修したことがなくても、歓
迎します。)
1、「応用言語学概論」のクラスを履修し、内容がおもしろいと思えた人。
2、英語教育や日本語教育に興味がある人。
3、現在または将来中期・長期留学に行く予定がある人。
4、ゼミ生全員のための行事(コンパや旅行など)を積極的に計画・実施できる人。
演習(4年)//P.D.
マグラス/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
Children's Literature
【指導方針概要】
Children's literature is one of the best ways to learn English. In this seminar we will re
ad some children's books and talk about the English we find there and also about the social
issues in each work. Students will prepare for each class by reading and making discussion
questions. At least half of the class will be in group discussion.
We may work towards translating certain books or composing children's works of our own.
【テキスト】
Most of the class material will be printed and handed out.
【学生に対する希望事項】
If you are really interested in English and the societies it is spoken in you may enjoy this c
lass. You must prepare for each class.
267
演習(4年)//樋口
勇夫/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
中国語とその周辺言語
【指導方針概要】
このゼミで学ぶことは、大まかに言うと以下の二つであるが、1.を主とし、2.を従とする。
1.一、二年生で学んだ中国語(“普通話”)を更に磨き、就職後に必要とされるプレゼン(口頭発表)能力
を高める。
2.中国南方方言の一種である広東語、および、漢字文化圏の他言語である韓国語・ベトナム語などの
基礎を学ぶ。
1.のうち中国語(“普通話”)については、①ニュース等の音声を聞いてリスニング力を鍛えながら、
②最新の流行語を含む単語の量を増やし、③翻訳の技術を磨き、④シャドーイング練習して中国語を話
す筋肉を鍛え、⑤内容的にも、世の中の出来事に関する知識を身に付ける。
プレゼン(口頭発表)については、各ニュースに関連する内容について調べ、プレゼンを行なう。
2.の広東語・韓国語・ベトナム語については、折に触れ、既知の中国語(“普通話”)や日本漢字音と
比較し、対応法則を確認しながら、将来、必要になった時を見据えて、基礎を体験しておく。
以上のほか、希望があれば、音声を視覚的に表示するソフトで声調・母音・子音などを表示し、例え
ば、中国人と自分の発音の違いを目で見て比較し、矯正に役立てることなども取り入れる。
【テキスト】
プリントなどを配布する。
【学生に対する希望事項】
「語学が好きで、外国語を勉強すること自体が楽しい。
」という人は、向いていると思います。
演習(4年)//近藤
泉/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
日中関係(非常に広い意味における日中関係)
【指導方針概要】
このゼミは、大衆文化・ビジネス・報道・外交・世論その他様々な面における日中関係に関わるテー
マを扱う。
中国における日本の大衆文化――ファッション、飲食、音楽、テレビドラマ、(アニメ・漫画につ
いては「日本の大衆文化と中国」の授業で多く扱うので、多く扱うことはない。
)その他――、観光旅
行先としての日本、日本についてのテレビ報道、アンケート調査の結果から見た中国人の対日意識、日
本製品を中国相手に売る方法、その他、広い意味で日中関係に関わる様々な時事的な事柄をテーマとし
て取り上げる。
講義〔たとえば三回ほど〕の後や、参考図書を読んでもらったりネット上で調べてもらったりした後に、
グループワークでグループとしての意見をまとめたり立案してもらったりする(もちろん皆の前で発表
する。)ことにも時間をできるだけ割く。意見を述べたり討論することのトレーニングを行うことも、
268
この演習の重要な目的の一つである。
もちろん、卒論制作のための準備や発表などにもかなりの時間を割く。
卒業論文のテーマは、中国ないし日中関係などに何らかの意味で関わるものであれば何でもよい。
なお、毎回の授業90分のうち、35分は就職活動対策に割く。(就職活動で企業に提出する自己紹介
書やエントリーシートを書く練習が現在そのなかで最も中心的な部分になっている。今後、面接の練習
その他にも力を入れていきたいと考えている。
)そのため、残念ながら、一般的な意味での授業時間が
かなり短くなってしまっているが、これは欠くことのできない必須の時間であると考えている。(お互
いに意見を言い合ったり、グループで作業したりする練習の時間にもなっている。)
【テキスト】
随時指示する。
【学生に対する希望事項】
積極的に自分の意見を述べる事を望む。(むろん私が授業中に述べることに異を唱えてくれることを
も含め、大いに歓迎。人の言うこと、何かに書いてあることをそのままうのみにしない方がいい。)様々
な事に対してできるだけ疑問を抱き、それについて真摯に考えてゆこうとする態度を持ってほしい。教
員や発表担当者にはできるだけ質問をしてほしい。(むろん教員や発表担当者の見方が絶対に正しいと
は限らないことは言うまでもないが。)質問が出ると、場合によってはそれをもとに討論を行うことも
でき、しばしば授業が盛り上がり充実したものとなる。
中国語力はむろんある方がより望ましく、特に速読力があることが望ましいが、必須ではない。何よ
りもまず、中国の文化・社会や日中関係について関心のある学生、中国の文化・社会や日中関係につい
て学び、考えたい、議論したい、という意欲のある学生に来てもらいたい。アットホームな楽しい(!)
雰囲気の中で、皆が熱心に学び考え討論してゆく―――そういったゼミにしたいと考えている。
演習(4年)//西脇
隆夫/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
中国少数民族の言語と文化
【指導方針概要】
この演習では、中国の少数民族の文化について、その言語を学びながら理解を深めることを目的とし
ています。
3年の春学期では、先ず中国に居住する 55 の少数民族について基礎的な知識を学んでから、主に西
北中国の諸民族の言語と文化を学ぶ予定です。
3年の秋学期では、西南中国の諸民族の言語と文化について学習する予定です。
4年時では、各自がそれぞれ関心のあるテーマを選んで関連する資料について報告を行い、卒論を完
成できるようにします。
【テキスト】
『多民族国家 中国』 王柯 岩波書店 2005年
その他はプリントで配布
269
【学生に対する希望事項】
1.中国語を履修を履修していること。2.毎時間、中国語とは異なる言語についてその初歩を習得する
ための訓練を行うため、参加者はその訓練に耐えられることが望ましい。
演習(4年)//P.R.
モロウ/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
Seminar in Sociolinguistics. Sociolinguistics includes many topics such as language and gen
der, bilingualism, dialects, conversation analysis, language and education, English as an inter
national language, and others. We will choose one of these topics, or some other sociolingui
stic topic to explore each semester.
【指導方針概要】
In this seminar we will explore together some topics in the area of sociolinguistics. At the
beginning of each semester we will choose a new topic together, so the choice of topic will d
epend on students' interests. I will provide readings about the topics and students will take
turns making short presentations. There will be some group discussion and/or class discussi
on every week. Students will write a research paper on a topic of their choice at the end o
f the seminar.
【テキスト】
No textbook.
Copies of reading material will be provided.
【学生に対する希望事項】
One purpose of this seminar is to help students develop and improve their English skills. T
he course will be entirely in English. There will be discussion every week and many readin
g assignments. Only students who are willing and able to participate in English should tak
e this seminar.
演習(4年)//鈴木
啓司/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
自分が選んだテーマ、題材で、400字詰め40枚(一応の目安)の卒業論文を作成する。
【指導方針概要】
卒論のテーマはまったく(誇張でもなんでもなく)自由である。とにかく自分の力で、興味の持続でき
る題材を見つけてほしい。要は、対象への取り組み方であって、印象、感想といった独りよがりの表面
的な日常態度に留まらず、とことん考え抜いて、読み手を自分の意見に同調させるような文章を書いて
ほしい。そのために必要な論理と資料の扱いについて指導してゆきたいと思っている。
270
【学生に対する希望事項】
印象、感想に留まらず、人の意見に流されず、自分で論理的に考える力の大切さを理解し、それを身に
つけてほしい。それと、当ゼミ希望者はある程度自分でやりたいテーマがすでにあるほうが望ましい。
ほかのゼミの掲げるテーマについてゆけず、自由課題だから何とかなるだろうという心づもりでは、当
ゼミは結局厳しく居心地の悪いものとなるだろう。私は「考えること」に真摯でない者には我慢ならな
いのだ。
演習(4年)//中田
昭一/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
中国に関する総合的研究
【指導方針概要】
中国の政治、経済、社会、歴史およびサブカルチャーについて調査・研究を行う。言語、文学につい
ては指導しかねるので、他のゼミを選択してほしい。
3年次では、我々が中国を深く理解するうえで有益と思われる文献を輪読し、議論を通じて論理的思
考能力を養成する。また、中国に関する基礎的知識に欠ける学生が意外に多いことを考慮し、折りに触
れて最新の動向を中心に、中国事情について紹介する。
4年次では、3年次の指導方針を基本的に継承するのに加えて、調査・研究の方法、卒業論文のまと
め方について解説・アドバイスする。秋学期には、各々の研究テーマに関して研究発表を行う。
【テキスト】
未定
輪読用の文献は開講時に全員で決定する。
【学生に対する希望事項】
指導方針にも書いておいたように、言語・文学以外であれば、どのような研究テーマであっても参加
が可能である。中国語の能力は重視しない。できれば議論が好きで、中国に限らず社会問題全般に強い
関心をもつ学生に受講してほしい。小人数授業なので、やむを得ず欠席する時は必ず連絡すること。
演習(4年)//山本
淑雄/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
ロマンと夢
【指導方針概要】
人間はなぜか物語を求める。世界各地には古来より作者不詳の神話や、伝説、童話が伝わっている。
それらは民族の遺産であり、古の人々が抱いた様々なイメージとともに人類普遍の魂の元型を教えてく
れる。そこでは神々や悪魔、英雄、妖精や精霊などが活躍し、自然と密着していた頃の人間のファンタ
ジーが生き生きと表出している。また物語は特定の作者によって詩や劇として綿々と紡がれ、やがて最
も自由な文学である小説(ロマン)が生まれた。さらにロマンの伝統は、時代とともに形を変えながら、
271
現代のマスメディアの中で映画の中に、また漫画やアニメの中にも生き続けている。こうした物語の構
造はどこか夢に似ていないだろうか。これらを念頭に置きながら、この演習では「なぜ人は物語を必要
とするのか」を考えてゆく。
【テキスト】
『グリム童話上・下』(池内
紀訳、ちくま文庫)
【学生に対する希望事項】
過酷な現実に負けないで夢を忘れず、ロマンを追い求める人が望ましい。
演習(4年)//矢澤
雅/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
現代社会は大きな変動期に直面していると言われている。その大きなうねりが学校教育にも押し寄せて
いる。21 世紀はどのような学校が求められるのであろうか。本ゼミはこの課題について探究する。
【指導方針概要】
選択したテキストを講読することを中心に進める。
【テキスト】
『学校のパラダイム転換』 高橋勝 川島書店 2004
【学生に対する希望事項】
教育に関心のある人が望ましい。
演習(4年)//佐竹
眞明/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
日本社会で暮らす外国人について、理解を深め、ともに生きることの大切さを考えます。また、日本に
よる国際協力についても理解を深め、望ましい協力のあり方を考えていきます。
【指導方針概要】
ゼミは専門のテーマについて、理解を深め、みんなで意見を交換して、自分の思考を鍛える場です。2
012年度を例に具体的に説明します。春学期は共同通信社取材班著『ニッポンに生きる―在日外国人
は今』という本をみんなで読んでいます。身近に暮らしている外国人、外国人と関わりを持つ日本人に
ついてのルポ風の本です。ゼミ生で分担し、本から毎回5つほど短いエッセイをとりあげ、2人がレジ
ュメ発表。その後、発表者がみんなに考えてほしいトピックを示し、全体かグループで討論します。グ
ループ討論では、最後に各グループが何を話したか報告します。教員も適宜質問に答えたり、コメント
して、みんなの理解を助けます。そして、フィールド・ワークとして、7月に名古屋市内で外国人の子
どもたちに勉強を教えに行きます。それから、日本の国際協力についても学ぶため、青年海外協力隊に
ついて学び、実際に元協力隊員にゼミに来ていただき、お話を伺いました。
272
秋学期はまず国際協力に関して、ワークショップを行う予定です。そして、12,1 月には 4 年生の卒業
論文発表、3 年生のゼミ論文発表を行います。3年生は卒業論文の基礎固め、準備論文となるゼミ論文
(6000 字)を学期末に提出していただきます。4年生になって急に論文を書くのではなく、3年次に
文を書く要領を学び始めてほしいからです。ゼミ論を書くと、4年の就活の際、自分はこうした研究を
していると、企業にアピールでき、有利です。大学院進学にも役立ちます。そして、4年時にはゼミ論
文の基礎の上に卒業論文(12000 字)に取り組み、終了時に提出します。
2013年度の内容はまだ具体的に確定していませんが、12年度のゼミ内容を参考にしてください。
ゼミ生からの希望があれば、フィリピンや東南アジアについて学ぶというテーマを入れる可能性もあり
ます。ただし、春学期~11月まで学習、12・1月に卒論・ゼミ論発表というパターンは同じです。
なお、ゼミは3・4年生が一緒に参加します。少し学習が進んでいる4年生から3年生が刺激や指導
を受けることができるからです。また、春学期、秋学期にコンパを開いて、親睦にも努めています。
【テキスト】
まだ、確定していません。2011年度は佐竹眞明編著『在日外国人と多文化共生-地域コミュニティ
の視点から』明石書店、2011年。12年度は指導方針に記した『ニッポンに生きる―在日外国人は
今』です。授業開始時までに連絡します。
【学生に対する希望事項】
ゼミはみんなで本を読んだり、ワークショップに取り組んだりします。また、ゲスト・スピーカーに来
ていただいたり、フィールド・ワークに出かけたりします。なので、積極的にテーマや活動に取り組ん
でほしいと思います。そして、出席が肝心です。毎回毎回授業で考え、自分の意見を言ってみる。その
意味で一生懸命ゼミに取り組んでくれる人に来てほしいと願っています。
演習(4年)//石﨑
程之/通年/4 単位/4 年次配当
【主題】
国際協力、農村開発を主なテーマとして取り組む。
3年生については4年時に作成する卒業論文にむけて、各自のテーマを決める作業を行い、論文の書き
方、調査方法などについても学ぶ。
4年生については3年生から進めている卒論を仕上げる。
講師は 2010 年まで国際協力機構(JICA)の専門家として途上国の現場で国際協力を行ってきた。学問
的なバックグランドは農業経済学と開発経済学である。
「国際協力」
「農村開発」などのキーワードに興味のある学生に参加してもらいたい。
積極性があり、向上心のある学生を歓迎します。
【指導方針概要】
ゼミでの指導は卒論を中心に行う。
卒論指導は以下の方法で進める。
①「国際協力」、
「農村開発」を行うに際して、基礎となる考え方・手法を習得するために、テキストや
資料などを読み込む。
②1つのテーマについて、ゼミ生全員で討議する。(例えば、青年海外協力隊に参加した場合に、どの
ような視点で異文化と接するか、開発に携わるかなど)
273
③過去の卒論など、卒論を書く際の参考になる図書、資料を読み、他のメンバーに紹介する。
④各自でテーマと研究計画を決めて、それらに従って調べてもらい、発表してもらう。
アレンジが可能であれば、国際協力の現場で働く人を招いて話を聞く機会を設けたい。
----------------------------------------------------------------------学生の皆さんの希望があれば、就職に関する相談や語学学習に関する相談もゼミに中で受け付けます。
【テキスト】
授業中に適宜知らせる。
【学生に対する希望事項】
自分が将来何をしたいか、そのために大学で何を学びたいかを真剣に考えて参加して下さい。
ゼミには毎回出席し、積極的に討議に参加して下さい。
国際関係論//石﨑
程之/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
この講義では日本と他国との関係を近年、国際社会で起こった時事問題を題材にして理解する。
理解を深めるために適宜 DVD などの映像資料を活用する。
また、進捗具合によっては外部講師による講義などを授業に取り入れることもある。
【学習到達目標】
1.日本とほかの国との関係を理解できるようになる。
2.現在、世界で起こっている事象を背景を含めて理解できるようになる。
3.学習者自身が今後の世界についての見通しを持つことができるようになる。
【履修上の注意】
この授業は必修科目です。単位を取得しないと卒業できません。
成績は期末テストで評価しますので、授業に出席して、授業に集中してください。
【事前準備学習】
ある国と別の国の関係がどのように変化してきたか、その変化はどのような要因によって起こっている
かを、ニュース、新聞記事などから読み取る練習をしてください。いろいろなことが見えてきますよ。
【教科書】
特に指定しない。
必要な資料については授業で配布する。
【参考書】
『現代の国際政治』 高橋和夫 放送大学教育振興会 2008
他に参考となる書物がある場合、適宜、授業中に指示する。
【評価方法】
期末テスト(80%)、小テスト・レポート(10%))、平常点(出席、授業中の発言、授業態度など)
(1
274
0%)で評価する。
テストについては、授業中の説明を踏まえたうえで各自の考えを述べたものを高く評価する。
詳細については、最初の授業(ガイダンス)で説明する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 世界の中の日本
3 回 中東戦略
4 回 アフガニスタンの混迷(ソ連介入まで)
5 回 アフガニスタンの混迷(ソ連介入から 9.11 まで)
6 回 アフガニスタンの混迷(9.11 以降)
7 回 アフガニスタンの現状
8 回 アジアの新興国の政治的台頭(インド)
9 回 アジアの新興国の政治的台頭(中国)
10 回 アジアの新興国と日本との関係
11 回 ヨーロッパにおける分離と統合(EU の成立)
12 回 ヨーロッパにおける分離と統合(地域の独立)
13 回 ヨーロッパの現状
14 回 新しいエネルギーがもたらす地政学的な変化
15 回 まとめ
異文化コミュニケーション論//R.T.
ダナヒュー/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
Terms
Intercultural communication involves communication between one individual member or sm
all group from one culture and that of another on an interpersonal level. International com
munication generally involves nation-to-nation communication such as with telecommunicatio
ns or the United Nations. Cross-cultural generally refers to the comparing of different cultur
es for academic or training purposes. The term international studies refers to these various
subfields in combination.
Background
Whatever term is used culture and communication are believed inseparable: Both have a c
ode of rules that must be followed to be considered a native. Knowledge of these codes enab
les a second-language learner to become bicultural or bilingual. At the very least,intercultur
al or cross-cultural training can help a visitor abroad make his or her trip a satisfying one
whether for business, study,or pleasure. And for that reason the field of intercultural com
munication was born.
Course Description
The course focuses on culture and communication, particularly factors of communication t
hat influence intercultural relations. Practice is made in cultural analysis of related images
275
and codes as found in the mass media, such as newspaper journalism,film,and advertising.
Other case studies are made in application to develop the principles of intercultural commu
nication. The ultimate purpose is to enhance one's discourse competence for using English.
【学習到達目標】
Major Objectives:
Demonstrate basic concepts and principles of intercultural communication;
Broaden knowledge of culture, Japanese, American, etc.;
Increase perceptual skill and cultural awareness
【履修上の注意】
The "Class Code" of the Department of English is enforced, so please be sure to honor it. In
particular, cell phones are prohibited from use during class; so having a electronic dictionar
y is recommended. Please note also that this syllabus is tentative and the instructor reserve
s right to make changes.
【事前準備学習】
No prerequisites 条件 other than being prepared for rigorous study and having a deep intere
st in culture and the world. Without serious intention and strong interest, then the student
should go elsewhere; not here!.
【教科書】
電子辞書 recommended;
Text(s) to be announced in class;
【参考書】
None required
【評価方法】
Participation and assignments 50%; Tests 50%
【講義テーマ】
1 回 Orientation; Culture exercises
2 回 Outstanding Japanese Internationalists
3 回 Japanese Internationalism: Case Study
4 回 Culture Basics
5 回 Culture and Linguistic Determinism
6 回 Cultural Impacts on Perception
7 回 Culture Imaging: Antecedents
8 回 Culture Imaging: Reinventions and Reinforcements
9 回 Application: Tobata Incident in New York
10 回 Cross-Perceptions of the Tobata Incident
11 回 Gender Style of Communication
12 回 Ethnic Style of Communication
13 回 Cultural Style of Communication
276
14 回 Culture and Communication: Critical Incidents
15 回 Consolidation and Exam
文化マネジメント論//人見
泰弘/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
人が他者とさまざまな社会関係を取り結ぶとき、そこにひとつの文化を持った社会が存在する。ところ
で、私たちはどのように社会関係を取り結んでいるのだろうか。どのように他者と社会を形成している
のだろうか。
この授業は、日常生活で私たちが経験する社会現象(アイデンティティやコミュニケーション、ネット
ワーク、権力や逸脱など)がなぜ発生するのかを考えながら、私たちの社会の成り立ちについて考える。
学生は、社会現象のしくみを理解することで、自分たちがどのように日常生活を「営んでいる」のかを
考える。
なお、この授業では毎回、テーマに関連する小課題に取り組む時間を設ける。単位取得のためには欠か
せない作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほしい。
授業の構成や進め方、課題や成績評価などは、初回のガイダンスで説明する。受講する学生は、必ずこ
のガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①学生が、身近な社会現象のメカニズムを説明することができる。
②学生が、社会のさまざまな「当たり前」を疑えるようになる。
【履修上の注意】
国際文化理解系の必修科目として、社会科学的な思考法を鍛えるための事例を幅広く扱う。なお、外部
講師による講演会、学外実習などが企画されることもある。
【事前準備学習】
日頃から新聞やニュースなどを見ながら、社会でおきているさまざまな問題について見聞きしておいて
ほしい。
【教科書】
授業は、パワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
文化マネジメント論は、最終試験(50%)、中間試験(30%)、平常点(20%)の総合点によって評価す
る。
277
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 社会科学の思考法
3 回 自己と社会:「自分探し」の時代
4 回 自己と社会:現代人の人間関係
5 回 相互行為と社会:印象操作
6 回 相互行為と社会:感情管理
7 回 相互行為と社会:つながりの効用
8 回 まとめ及び中間試験
9 回 社会秩序への挑戦:予言の実現
10 回 社会秩序への挑戦:不満のしくみ
11 回 社会秩序への挑戦:社会的ジレンマ
12 回 社会秩序への挑戦:権力のメカニズム
13 回 社会秩序への挑戦:ルールと逸脱
14 回 日常性をめぐる諸問題
15 回 まとめ及び試験
多文化社会論//佐竹
眞明/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
1980 年代後半から、日本で生活する外国人(日本国籍を持たない人々)が増えてきた。近年、不況や
東日本大震災の影響があって、若干数は減ったが、日本には 200 万を超える外国籍者が生活している。
外国籍者の増加に伴い、日本社会は多文化社会となってきた。そうした状況において、異なった文化的
背景を持った人々の文化を尊重し、権利を保障し、共に生きるという「多文化共生」という理念・施策
が重要になってきた。本講義においては、そうした多文化社会の現状、成立の歴史・背景を考える。特
に、オールドカマーと呼ばれる在日コリアン、ニューカマーと呼ばれる日系ブラジル人、フィリピン人
を取り上げる。さらに、多文化共生という理念の誕生背景、経緯、定義、現状を検討していく。
本講義では、講義の最後に随時、小課題を提示し、受講者が回答する機会を設けるつもりである。単位
取得のためには欠かせない作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほ
しい。なお、講義の進め方や詳細については、初回のガイダンスの時に説明する。受講者は、必ずガイ
ダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①受講生は日本における外国人の概況について、説明できる。
②受講生は在日外国人に対する差別や人権の蹂躙について、説明できる。
③受講生は多文化共生とは何かを理解し、その実現のため、何が必要か、説明できる。
278
【履修上の注意】
継続的に授業に出席すること。
総授業回数の 3 分の 2 以上を出席すること。
私語・遅刻厳禁
【事前準備学習】
日ごろから在日外国人に関する新聞記事、ニュースを確認してほしい。
教科書を入手し、まえがきを読んでおいてほしい。
【教科書】
『在日外国人と多文化共生-地域コミュニティの視点から』 佐竹眞明編著 明石書店 2011
授業前に丸善で購入し、授業に持参のこと。
【参考書】
『在日外国人』 田中宏 岩波書店 1995
『ニッポンに生きる 在日外国人は今』 共同通信取材班 現代人文社 2011
『顔の見えない定住化』 梶田孝道他 名古屋大学出版会 2005
『フィリピン―日本国際結婚』 佐竹眞明・メアリーアンジェリン・ダアノイ めこん 2006
『多文化共生のためのテキストブック』 松尾知明 明石書店 2011
いずれも図書館にあります。
【評価方法】
平常点30%、コメントペーパー・小テスト20%、試験 50%。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 日本で生活する外国籍者 ①概要 統計 在留資格 http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan531.pdf
3 回 ②東日本大震災と外国人 http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060307_2.html
4 回 在日コリアン ①歴史
5 回 ②歴史の続き
6 回 地方公務員採用などにおける国籍条項を中心に
7 回 日系ブラジル人① 1990 年代~「一時帰国」
8 回 ② 雇用問題と現状
9 回 在日フィリピン人 ①概要、日本への移住労働
10 回
②国際結婚
11 回
③フィリピン人の権利・就労状況・自己実現
12 回 多文化共生 ①背景・経緯 国:総務省 多文化共生報告、定義 財界、地方自治体
13 回
②多文化共生は可能か(参政権・国籍条項・法律・部局・いじめ問題)
14 回
③同(実践事例 医療通訳など) まとめ
15 回 まとめおよび試験
279
日本文化論//曽我
良成/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「日本文化」というと、寺院建築や歴史的な美術品を思い浮かべてしまいがちですが、日本人である私
たちの「暮らし」すべてが「日本文化」なのです。
本講義では、もちろん教科書的な「日本文化」も扱いますが、もう少し身近な「日本文化」について、
特にその歴史的背景を中心に説明をしていきます。
国際文化協力学科の科目ですので、近隣の諸国の文化との比較も行いながら「日本文化」の特徴につい
て理解を深めたいと思います。
【学習到達目標】
東アジア世界における「日本文化」の特質とともに、日本内部における各地の文化の違いやその発生過
程を知ることにより、日本文化について理解を深めることができる。
【履修上の注意】
日本文化について理解するために、時代を遡って歴史的な部分の説明も行うが、高校時代に「日本史」
を履修していなくても理解できるように、平易に説明を行うので不安に思う必要はありません。
【事前準備学習】
次回講義に向けての課題を毎週設定しますので、
それについて調べてきてください。
【評価方法】
平常点(平常点・授業参加・小レポート)70%、試験・レポート 30%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 「日本」とは?、「文化」とは?
3 回 外国人が見た日本文化(1)「通信使と宣教師」
4 回 外国人が見た日本文化(2)「お雇い外国人」
5 回 日本文化における「東と西」(1)食生活
6 回 日本文化における「東と西」(2)社会的慣習
7 回 日本文化における「東と西」(3)歴史的背景
8 回 日本人は健康・病気とどう取り組んできたか(1)前近代
9 回 日本人は健康・病気とどう取り組んできたか(2)近代以降
10 回 「花より男子」から考える日本文化と東アジア(1)日本と韓国の文化的類似点
11 回 「花より男子」から考える日本文化と東アジア(2)日本と韓国の文化的相違点
12 回 現代日本文化の底流にある伝統文化(1)芸術的観点から
13 回 現代日本文化の底流にある伝統文化(2)民族的観点から
14 回 大学生が生まれた頃 90 年代の「日本文化」
15 回 まとめと試験
280
比較文化・社会論1//鈴木
啓司/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
西洋近代科学の支配力にはすさまじいものがある。今日、ほぼ全世界規模でその影響の拡がりを見る
思いがするのは、多くの人が感じていることであろう。だが、それがもたらした自然破壊その他の弊害
から、西洋的世界観を見直す機運が出てきていることも事実である。科学といえど、世界のものの見方
の一つなのである。ただ、その場合、やみくもに代替物として東洋思想を推奨するのもいかがなものか。
西洋近代科学はある意味偏向した世界観かもしれないが、われわれ日本人もその恩恵に大いに浴してい
ることは認めなければならないし、また、その発展にも現代において少なからず寄与してきたことと思
う。やはり、そこには強烈な普遍性があるのだ。その彼方と此方の文明の共通性と相違点を、哲学、論
理、言語の三つの視点から、科学(と言えば西洋近代科学のことである)的世界観を分析することで探
ってゆき、もって今日の国際社会、テクノロジー社会の中で生きてゆく指針を見出したいと考える。併
せて、このような西洋近代科学の中で英国および英語が果たしてきた役割も、コンピューター文明隆盛、
それに伴う英語第一主義とのつながりで論じてゆきたい。
【学習到達目標】
文化の表面的な類似、相違ではなく、その根底にある人間性の本質のようなものを探ろうとして欲しい。
【履修上の注意】
内容はかなり哲学的、抽象的なので、そのつもりで。
【事前準備学習】
受け身一方の姿勢でなく、自ら考える気概を持って臨んでほしい。
【評価方法】
基本的には期末の提出レポートが最重視されるが、出席回数、受講態度も大いに評価に反映させる。
【講義テーマ】
1 回 第一部 文化としての科学
2 回 アリストテレスの哲学
3 回 17世紀科学革命 ガリレオ
4 回 17世紀科学革命 デカルト
5 回 17世紀科学革命 ニュートン
6 回 17世紀科学革命 ライプニッツ
7 回 17世紀科学革命 ベーコン
8 回 17世紀から今日まで
9 回 第二部 科学哲学/科学を考える
10 回 論理実証主義
11 回 ポパーの反証主義
12 回 クワインの全体論
13 回 クーンのパラダイム論
14 回 実在論と反実在論
15 回 まとめと総評
281
比較文化・社会論2//湯浅
康正/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
男と女の関係、性意識、結婚、家族、親子の関係。こういう切り口で歴史をたどりながらヨーロッパの
社会とその変化を、日本との比較のなかで理解していく。
若い男女が出会い、恋愛が生まれ、結婚をし、子どもをつくり、核家族を中心に生活がいとなまれてい
く。子どもが成長し、次の世代の核家族が生まれる。人間の本能に近いこのサイクルのありようは、時
代や地域をこえて不変であるような錯覚をいだきがちだが、実は、時代により大きく変容しているし、
地域文化にも深くかかわっている。
西欧の中世では、結婚は家系を維持し家業を続け、財産を保全していくための仕組みと考えられており、
人々の情緒的満足は家の外の地域社会でえられていた。こどもは家族構成員としては軽視され、捨てら
れたり、里子にだされたりすることも多かった。
18 世紀にはじまる近代産業社会の発生と時を同じくして<近代家族>が発生し、恋愛結婚、専業主婦、
子どもの養育を中心にすえた核家族という現代の家族のかたちが生まれたのである。
そして現在、特に西欧における婚外子、事実婚の急増、未婚率、離婚率の上昇にみられるように、近代
家族のありかたも変質しつつある。男女の共同性はそれぞれの文化の中で、どこへ行くのであろうか?
半年にわたり、これらの問題を考察し、異文化理解のひとつのてがかりとしたい
【学習到達目標】
比較文化論の視点から見た、日本と西欧の男女関係、家族の歴史について、特に近代家族の発生につい
て、基本的な理解を得る。
【履修上の注意】
毎回配布するレジュメを綴じて授業にもってくること。
【事前準備学習】
新聞を読み、家族に関する記事に注目しておくこと。
【教科書】
『なし』
毎回レジュメを配布します。
【参考書】
『結婚の比較文化』 小檜山ルイ他 勁草書房 2001 年
『家族と結婚の歴史』 関口裕子他 森話社 2000 年
『<妻>の歴史』 マリリン・ヤーロム 慶應義塾大学出版会 2006 年
【評価方法】
定期試験(70%)
授業態度(30%)-出席状況、口頭発表の態度
【講義テーマ】
1 回 科目の説明 全体の 見とおし
2 回 ヨーロッパ古代の男と女
3 回 日本古代の男と女
282
4 回 ヨーロッパ中世の男と女
5 回 日本中世の男と女
6 回 近代家族誕生の大きな見とおし
7 回 私生活、プライバシーの発生 子ども 母性
8 回 恋愛結婚の誕生 ロマンチック・ラブ・イデオロギー
9 回 主婦の誕生
10 回 日本近世の家族 イエの発生
11 回 日本近代の家族 イエ制度と近代家族
12 回 近代家族の土台のゆるぎ 近代家族の変質
13 回 日本における家族の危機
14 回 欧米における家族の危機
15 回 まとめ及び試験
ジェンダー文化論//人見
泰弘/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
「男性は外で仕事をし、女性は家庭を守る」「男性はたくましく、女性は優しく」というような性別に
もとづく役割分業を聞くことがある。ところで、こうした性にもとづく役割分業は、それ自体「正しく」、
「当たり前」のことなのだろうか。
この授業では、学生が、性に基づく役割分業を再考するジェンダーの社会学を学ぶ。まず、ジェンダー
という視点について検討したのち、専業主婦や家事・育児・介護、生殖医療、グローバル化といった社
会現象について、ジェンダーの視点から解読する。最後に、まとめとふりかえりを行う。
なお、この授業では毎回、テーマに関連する小課題に取り組む時間を設ける。単位取得のためには欠か
せない作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほしい。
授業の構成や進め方、課題や成績評価などは、初回のガイダンスで説明する。受講する学生は、必ずこ
のガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①学生が、ジェンダーの視点から家族や労働、医療やグローバル化について解読できる。
②学生が、ジェンダーの問題について自分なりの解決策を提案できる。
③学生が、性にまつわるさまざまな「当たり前」を疑えるようになる。
【履修上の注意】
「ジェンダー文化論」では、学生が、個別学習に加えて、ペアやグループ単位で取り組む協同学習に取
り組む機会がある。
関連科目として、外国語学部開講科目「国際人権論」などがあるので、ジェンダーに関する知識を深め
るために併せて履修することができる。なお、外部講師による講演会、学外実習などが企画されること
もある。
283
【事前準備学習】
国連婦人の地位委員会(CSW)や Women Watch などの国際機関の他に、男女共同参画局や国立女性
教育会館などの国内機関のウェブサイトを見て、性をめぐるさまざまな問題にふれておいてほしい。ま
た新聞やニュースなどを見ながら、さまざまな性にまつわる問題について確認しておいて欲しい。
【教科書】
授業は、パワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
『ジェンダーで学ぶ社会学 新版』 伊藤公雄・牟田和恵編 世界思想社 2006
『女性のデータブック 第四版』 井上輝子・江原由美子編 有斐閣 2005
『女性学・男性学―ジェンダー論入門』 伊藤公雄・樹村みのり・国信潤子 有斐閣 2002
『21 世紀家族へ 第三版 ―家族の戦後体制の見かた・超えかた』 落合恵美子 有斐閣 2004
この他の資料は、授業中に紹介する。
【評価方法】
ジェンダー文化論は、最終試験(50%)、中間試験(30%)、平常点(20%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 ジェンダー研究の視点:「女らしさ」と「男らしさ」
3 回 家族と労働:専業主婦の誕生
4 回 家族と労働:核家族化
5 回 家族と労働:結婚・出産・育児
6 回 家族と労働:高齢化と介護
7 回 まとめ及び中間試験
8 回 教育とジェンダー:学校・カリキュラム・進路
9 回 医療とジェンダー:生殖と医療技術
10 回 ジェンダーと暴力:性暴力と性の商品化
11 回 ジェンダーと暴力:戦争と女性兵士
12 回 グローバル化とジェンダー:越境する母親
13 回 グローバル化とジェンダー:開発援助と女性
14 回 ジェンダー研究の現代的課題
15 回 まとめ及び試験
社会言語学//P.R.
モロウ/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
Sociolinguists study the relationship between social factors and language use. They are inter
ested in questions such as the following: (1) How does language influence culture? Or,h
ow does culture influence language? (2) How is a dialect different from a language? (3)
How is politeness expressed through language? (4) Are some dialects or languages better
284
than other dialects or languages? (5) Do men and women use language differently? If s
o,why? (6) Do people from different social classes speak differently? If so,in what way
s? In this course we will discuss these questions and other such questions.
【学習到達目標】
Each class will include a lecture on the topic and students will be given a worksheet or assi
gnment based on the content of the lecture and reading.
【履修上の注意】
This course will be taught in English. Readings will be in English and Japanese. Students
need good listening skills and should expect to spend time outside class to complete the ass
ignments.
【事前準備学習】
There is no prerequisite for this course, but because the course is taught in English, student
s need to have good listening and reading skills.
【教科書】
No textbook. Teacher will provide handouts.
【参考書】
No reference book.
【評価方法】
Grading will be based on class performance, quizzes and assignments.
make-up assignment each time they are absent from class.
【講義テーマ】
1 回 Language and dialect
2 回 Accent, register, communicative competence
3 回 Language and culture
4 回 Bilingualism
5 回 Language shift and language death
6 回 Code-switching
7 回 Language and social class
8 回 Language and social network
9 回 Standardization
10 回 Language and gender
11 回 Women's language
12 回 Language reform
13 回 Language and education, Deficit theory
14 回 Language differences in the classroom
15 回 Bilingual education
285
Students must do a
言語文化相関論//小出
八州男/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
ドイツでは都会でも、通りに面した窓辺からじっと外の光景を見つめている人、街角でゆっくりショッ
ピングを楽しむ風景、歩道にまで店開きしたカフェテラスでの語らい、公園のベンチでのんびりと過ご
す老人などによく出くわします。さらにドイツ人が一ヶ月近く休暇をとりバカンスを楽しむゆとりなど
を考え合わせると、彼らの生活リズムが、私達とは異なっていることを実感させられます。教会の鐘の
音すら、せかせかした現代人の生活に警鐘を鳴らしているように響き、時が緩やかに流れていた牧歌的
時代へのノスタルジアを呼び起こします。同じ人間が暮らしているのですが、ドイツ人と日本人の時間
に対する考え方の違いが、伝統、生き方、世界観などの相異を生み出してきました。このドイツ人の時
間感覚のゆるやかさ、生活感覚の手堅さこそがドイツ文化の本質的な部分を形作っていえるといえます。
本講義は、主に現代ドイツの姿を「変わるドイツ」と「変わらぬドイツ」という観点から分析し、ドイ
ツ人の生き方や文化について考えます。異文化としてのドイツの実情を知ることによって、日本人であ
る私たち自身の自己認識を深めることができればと思います。
【学習到達目標】
異文化としてのドイツ文化の理解を通じ、日本人である我々自身の自己認識を深めることをを目指す。
【履修上の注意】
出席を重視します。
【事前準備学習】
ドイツについて事前に調べておいて下さい。
【教科書】
『使用せず』
使用せず
【評価方法】
定期試験 50%+平常点 50%
講義内容の理解度を測るため、適宜感想文を書いて出してもらいます。
【講義テーマ】
1 回 合理的に生きる
2 回 法こそ全て
3 回 「訴訟天国ドイツ」
4 回 「閉店法」の不思議
5 回 休暇こそわが命
6 回 当世ドイツの恋愛・結婚事情
7 回 質実剛健
8 回 ビールとワイン
9 回 鍵ー個人主義成立のヒント
10 回 ドイツ製品の秘密
286
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
伝統と革新
教授は親方、学生は徒弟
シュタイナー学校
やっぱり違う日本とドイツ
まとめ・試験
国際協力論//石﨑
程之/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、発展途上国の経済や社会が先進国とどのように異なり、またどのような問題を抱えてい
るのか、そして途上国の社会や経済に対してどのような国際協力が有効かを考える。
この講義は 3 つのパートで構成される。まず、ミレニアム開発目標にいたる途上国援助の潮流について
考察する。第 2 に、援助の担い手、すなわち ODA と NGO、加えて近年新しい担い手として注目を浴
びている社会企業家や途上国での BOP ビジネスを対象とする。次に国際協力のなかで重要なトピック
(貧困、飢餓、ジェンダーなど)について学ぶ。最後に、各国の事例を紹介する。
授業の進捗具合によって、外部講師、外部施設への見学を授業へ組み込むことがある。
【学習到達目標】
この講義を受けることによって、途上国の経済や社会、人々の抱える問題を深く理解するとともに、我々
ができる協力とは何かを自分自身で考えられるようになることを目指してほしい。
【履修上の注意】
とにかく授業に集中すること
【事前準備学習】
国際協力に関する文献、情報を収集して、各自で国際協力に関する興味を明確にしておくこと
【教科書】
授業中に配布もしくは適宜指示する
【評価方法】
期末テストに加えて、小テスト(レポート)と平常点(出席状況、授業中の態度、発表内容)で評価す
る。
小テストおよび平常点の配点は 10%。期末テストで 50%以上の得点のないものは不可となるので、真
面目に取り組むこと。
【講義テーマ】
1 回 授業ガイダンス(援助について考える)
2 回 ミレニアム開発目標
3 回 援助の潮流(1990 年代まで)
4 回 援助の潮流(1990 年代以降)
5 回 援助の担い手 1)日本の ODA
6 回 援助の担い手 2)ODA におけるスキーム
287
7 回 援助の担い手 3)NGO およびその他の担い手
8 回 貧困と貧困指標
9 回 ジェンダー
10 回 飢餓と食糧安全保障
11 回 平和構築
12 回 各国の事例研究 1)東ティモールの農村開発
13 回 各国の事例研究 2)インドの農村開発
14 回 各国の事例研究 3)日本の発展
15 回 まとめ
国際協力実践論//石﨑
程之/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
国際協力は、政府開発援助(ODA)と非政府機関(NGO)が行うものがある。本実習は ODA や NGO
が行う協力を実際に自分たちの目で見て確かめることを目的としている。
本講義は 8 月中旬頃にかけて行われる「スタディツアー」と連動して行われる。本年の実習先はタイで
ある。詳細については春学期最初の授業で案内する。
本講義では実習先であるタイの社会、経済および訪問先の JICA(国際協力機構)
、NGO、民間企業な
どについて事前に調べ、事前に調べたことをもとに関係者にインタビューし、帰国後報告書にまとめる。
この一連の過程を授業で行う。
例年、大学祭やオープンキャンパスで報告会を行っている。この報告会の準備も行う。
スタディツアーの行き先は途上国であり、日本と比べて生活環境は厳しい。きちんと自己管理ができる
履修者を望む。
なお、国際協力実習において、事前・事後学習として必要性が高ければ、外部講師を招いて講義を行て
もらうことがある。
【学習到達目標】
①学生が、自分の目で確かめ、自分の耳で聞いて、国際協力の現場を実感する。
②学生が、自分ができる国際協力の形を考える。
③学生が、日本とは違う社会のあることを知り、日本との関わりや国際社会に生きる人間としての責任
を考える。
【履修上の注意】
①この「国際協力実習」もしくは「国際協力実践論」は石﨑先生ご担当の「国際協力実習」もしくは「N
GO/NPO 実践論」とセットになっている。必ず両方の科目を履修すること。
②夏休みに行われるスタディツアーに必ず参加すること。この授業は参加者限定である。
③途上国への研修旅行を行うため、安全面や健康面に関して自己管理のできる者の履修を望む。できな
い場合は、履修を取り消すことがありうる。
④国際文化協力学科が設定する報告会(大学祭、オープンキャンパスなど)で必ず報告すること。
【事前準備学習】
外務省やタイ大使館、ASEAN に加えて、JICA などのホームページをみて、タイ社会や日タイ関係、
日本の国際協力について学習しておいてほしい。
288
【教科書】
授業中に適宜指示する。
【参考書】
授業中に適宜指示する。
【評価方法】
平常点、発表内容、研修旅行での行動の総合点に基づいて評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 成果報告:歴史と文化
3 回 成果報告:経済発展
4 回 成果報告:都市問題
5 回 成果報告:国際協力
6 回 成果報告:NGO の活動
7 回 成果報告会
8 回 報告書作成の準備
9 回 報告書草稿の作成
10 回 報告書草稿の検討
11 回 最終報告書の作成
12 回 最終報告書の検討
13 回 最終報告書の完成
14 回 ふりかえり
15 回 まとめ及び試験
国際文化交流論//高橋
晃子/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
国際関係を文化を切り口に考察する。
はじめに、国と国との交わりなかで、文化はどのように変化するのかを、歴史的かつ理論的に振り返り、
文化の変遷についての理解を深める。特に諸外国との交流を通じてはぐくまれた、日本文化のありよう
について、諸外国との具体的な交流を事例に考察する。
次に文化の変化に関する理論的な流れを考察する。
また、現在の日本が直面する諸外国との文化面での摩擦について、内外での諸課題を取り上げて紹介す
る。
【学習到達目標】
文化の変化のメカニズムを知ることで、諸外国との交流は、自国の文化にどのように変化をもたらすの
かを理解する。講義の内容を身近な問題と関連付けて積極的に考察してもらいたい。
289
【履修上の注意】
受講者数にもよるが、可能であればグループ発表を行う予定。受講生は、協調性を持ち、積極的な態度
で、課題に取り組んでいただきたい。
【事前準備学習】
高校時の日本史の教科書(なければ中学時の教科書でも可)を素読し、特に諸外国との文化的なかかわ
りについての記述に目を通しておくこと。
【教科書】
特に教科書の指定はない。随時資料を配布する。参考すべき書物については授業内で紹介したい。
【評価方法】
講期末テスト(またはレポート)及び講義への参加姿勢により評価する。
講義への参加姿勢とは、講義内での姿勢等をいい、期末テストの点数にプラスアルファするためのもの
である。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション 国際文化交流論とは~何を学ぶのか
2 回 文化を介した国際関係~歴史的考察
3 回 文化としての国際関係~日本の経験
4 回 文化論 その1 文化進化論
5 回 文化論 その2 文化変容論
6 回 文化論 その3 文化触変論 はじめに
7 回 文化触変論 歴史的考察~日本の体験
8 回 文化触変論 事例研究
9 回 日本文化論~日本の新平衡
10 回 日本文化論~在住外国人問題
11 回 日本の国際文化交流 歴史的考察
12 回 日本の国際文化交流 現在の課題~新たな世界との関わり方
13 回 事例発表
14 回 ふりかえり~多文化共生社会とは
15 回 まとめおよび試験(もしくはレポート提出)
国際移民論//人見
泰弘/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世界各地には、国境を越えて移動する数多くの国際移民がいる。彼らはなぜ、どのようにして国境を越
えていったのか。
この授業では、学生が、国際移民の「移動」のメカニズムを考える。前半では、第二次大戦前後の国際
移動の歴史と戦後の国際移動の形態の多様化について検討する。後半では、国際移動を形づくるさまざ
まな社会制度に焦点を当てる。最後には、まとめとふりかえりを行う。なお、移動後の国際移民の「居
住」については、後期の「民族文化論」で取り上げる。
290
この授業では毎回、テーマに関連する小課題に取り組む時間を設ける。単位取得のためには欠かせない
作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほしい。
授業の構成や進め方、課題や成績評価などは、初回のガイダンスで説明する。受講する学生は、必ずこ
のガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①学生が、国際移動の歴史を説明できる。
②学生が、国際移動の形態の違いを説明できる。
③学生が、国際移動のメカニズムを説明できる。
【履修上の注意】
前期「国際移民論」では国際移民の「移動」の局面を扱い、後期「民族文化論」では国際移民の「居住」
の局面を扱う。それぞれは独立した授業内容とするが、互いに関連した内容を扱うので、興味がある学
生は併せて履修してほしい。なお、外部講師による講演会、学外実習などが企画されることもある。
【事前準備学習】
国際移住機関(IOM)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、経済協力開発機構(OECD)などのホ
ームページを見て、国際移動に関連する情報にふれておいてほしい。また新聞やニュースなどを見なが
ら、世界各地で国際移民が直面するさまざまな課題について見聞きしておいてほしい。
【教科書】
授業は、パワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
『国際移民の時代 第四版』 S. カースルズ&M.J. ミラー 名古屋大学出版会 2011
『移住・移民の世界地図』 Russell King ほか 丸善出版 2011
『Beyond A Border』 Peter Kivisto and Thomas Faist Pine Forge Press 2010
この他の文献や資料については、授業中に紹介する。
【評価方法】
国際移民論は、最終試験(50%)、中間試験(30%)、平常点(20%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 国際移動の歴史と展開:第二次大戦前の国際移動
3 回 国際移動の歴史と展開:第二次大戦後の国際移動
4 回 多様化する国際移動:難民・国内避難民
5 回 多様化する国際移動:非合法移民
6 回 多様化する国際移動:高技能移民
7 回 多様化する国際移動:女性移民
8 回 多様化する国際移動:還流移民
9 回 多様化する国際移動:ディアスポラ
291
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
国際移動をめぐる社会制度:欧州の地域統合と人の移動
国際移動をめぐる社会制度:北米の地域統合と人の移動
国際移動をめぐる社会制度:世界都市と国際移動
国際移動の社会学
国際移動論の現代的課題
まとめ及び試験
民族文化政策論//人見
泰弘/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世界各地では、数多くの人々が国境を越えて移動している。彼らはその後、どのように社会に受け入れ
られていくのだろうか。
この授業では、学生が、国際移民の移住形態を考える。まず、国際移民にまつわる基礎概念を検討した
のち、移民の受け入れ社会への編入経路について、経済的側面や社会文化的側面、教育的側面などから
検討する。続いて、最近の移民統合をめぐる諸問題を議論する。最後には、まとめとふりかえりを行う。
なお、国際移民の「移動」については、前期「国際移民論」で取り上げる。
この授業では毎回、テーマに関連する小課題に取り組む時間を設ける。単位取得のためには欠かせない
作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほしい。
授業の構成や進め方、課題や成績評価などは、初回のガイダンスで説明する。受講する学生は、必ずこ
のガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①学生が、国際移民がどのような経路で社会に編入するのかを説明できる。
②学生が、なぜ国際移民の編入経路が多様化するのかを説明できる。
③学生が、国際移民の社会統合をめぐる諸問題を説明できる。
【履修上の注意】
前期「国際移民論」では国際移民の「移動」の局面を扱い、後期「民族文化論」では国際移民の「居住」
の局面を扱う。それぞれは独立した授業内容とするが、互いに関連した内容を扱うので、興味がある学
生は併せて履修してほしい。なお、外部講師による講演会、学外実習などが企画されることもある。
【事前準備学習】
国際移住機関(IOM)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、経済協力開発機構(OECD)などのホ
ームページを見て、国際移民に関連する情報にふれておいてほしい。また新聞やニュースなどを見なが
ら、世界各地で国際移民が直面するさまざまな課題について見聞きしておいてほしい。
【教科書】
授業は、パワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
292
【参考書】
『国際移民の時代 第四版』 S. カースルズ&M.J. ミラー 名古屋大学出版会 2011
『移住・移民の世界地図』 Russell King ほか 丸善出版 2011
『Beyond A Border』 Peter Kivisto and Thomas Faist Pine Forge Press 2010
『日本に生きる移民たちの宗教生活』 三木英・櫻井義秀編 ミネルヴァ書房 2012
この他の文献は授業中に紹介する。
【評価方法】
民族文化論は、最終試験(50%)、中間試験(30%)、平常点(20%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 国際社会学の基礎概念:人種
3 回 国際社会学の基礎概念:エスニシティ
4 回 国際社会学の基礎概念:ナショナリズム
5 回 編入経路の多様化:国際移民と労働市場
6 回 編入経路の多様化:国際移民と市民権制度
7 回 編入経路の多様化:国際移民と家族形成
8 回 編入経路の多様化:国際移民と宗教文化
9 回 編入経路の多様化:国際移民と教育制度
10 回 編入経路の多様化:国際移民とメディア
11 回 移民統合をめぐる諸問題:人種差別の現代的展開
12 回 移民統合をめぐる諸問題:安全保障化する移民問題
13 回 移民統合をめぐる諸問題:移民統合の社会学
14 回 移民統合の現代的課題
15 回 まとめ及び試験
観光文化論//森
正己/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
世界はグローバル化して、ヒト・モノ・カネや情報の動きがボーダレスになっています。人々が広く
地球上を移動する現代は、観光文化もグローバルになり、人々の交流によって更に進化していきます。
この授業では、アジアをはじめ、欧米各国の国際観光を概観し、日本の観光を対比的に考察しながら「観
光文化」について理解を深め、併せて、観光概念や観光形態の歴史的変化についても学びます。また、
人の国際移動である移民や留学、国際協力についても観光の視点から捉えます。
日本は「観光立国」を成長戦略の一つとして、官民挙げてその推進に取り組んでいます。
「モノづく
り立国」として大きな経済成長を成し遂げてきた我が国の歴史的背景から、サービス産業、とりわけ観
光とその経済効果には大きな関心を寄せてきませんでした。少子高齢化で定住人口が減少する中、その
対策として観光振興による交流人口増加で経済や地域の活性化を図ろうとしています。特にアジアで成
長が著しい、新たな富裕層による観光ビックバンの取り込みは大いに注目されています。本授業では、
日本の観光政策にも触れながら、21世紀のリーディング産業である「観光」の経済効果や地域に及ぼ
す影響を概観し、観光資源や観光文化を国際競争力の観点から考察するとともに、真のグローバル化や
多文化共生に対する議論も深めます。また、新しい観光として注目される世界遺産観光(ヘリテージツ
293
ーリズム)やメディカルツーリズム、スポーツツーリズムといったニューツーリズムなどの今日的な課
題についても取り上げます。
【学習到達目標】
各種観光統計だけでは読み取れない人の観察の積み重ねによる「観光文化」全般の理解を目標とする。
また、実務的な旅行産業の分類である、
「外国(海外)旅行」
「訪日旅行」と「世界の観光」の現状や仕
組みについても理解する。
【履修上の注意】
観光に関する新聞記事や各種報道、文献などで情報を収集し、観光と観光文化に対する理解を深めて
下さい。
【事前準備学習】
講義に関わる部分は、事前に教材に目を通して準備学習しておいて下さい。理解の度合いが格段に違
ってきます。
【教科書】
『観光立国ニッポン』 森
【参考書】
『観光人類学の挑戦
正己 一粒社 2013.4
「新しい地球」の生き方』 山下晋司 講談社 2009.1
【評価方法】
平常点(小レポート、授業態度)50%
定期試験 50%
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 地球規模の人の移動
3 回 グローバル化と国際移動?ー国際観光と移民のグローバル化
4 回 グローバル化と国際移動?ー留学のグローバル化と国際(観光)協力
5 回 観光立国宣言
6 回 日本からの外国旅行と世界の国際観光
7 回 日本人外国旅行の主要訪問国と主要国の国際観光?ーアジア編
8 回 日本人外国旅行の主要訪問国と主要国の国際観光?ー北米・欧州・太平洋編
9 回 日本の国際観光と世界の外国旅行
10 回 世界の外国旅行とニッポン観光
11 回 MICEーニッポンの国際観光力
12 回 ニューツーリズム?ーメディカルツーリズム、スポーツツーリズム
13 回 ニューツーリズム?ーヘリテージツーリズム、ロングステイ
14 回 真の観光立国ニッポン
15 回 まとめ及び試験
294
メディア文化論//清水
良郎/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
広告ビジネスの観点から、メディアの現状と動向、メディア文化の発展について講義する。メディアビ
ジネスの現場を見学し立体的な理解を図る
【学習到達目標】
・現代社会におけるメディアの状況と今後の動向の理解
・ビジネス現場におけるメディアの重要性の理解
・広告ビジネスをとおした現代メディアの現状と問題点の理解、およびその議論
・インターネットを中心とする新時代メディアの学習とコミュニケーション戦略立案
・メディアをベースとしたコミュニケーション力の養成
【履修上の注意】
他の受講生の迷惑となる行為は厳重に対応する
【事前準備学習】
広告ビジネスの観点からからメディア文化に深くアプローチします。テレビや新聞、インターネット、
その他ポスター等の広告に興味を持って講義に臨んでください。
【教科書】
適宜、プリントを用意する
【評価方法】
・平常点:20%
・筆記試験:50%
・メディア開発に関するレポート:15%
・媒体社見学レポート:15%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:メディアとは何か?
2 回 広告とメディアビジネス:概要と実際
3 回 テレビメディアの現状とビジネスの実際
4 回 講義1,2,3回の理解度確認筆記テスト及びまとめ
5 回 テレビメディアと新時代動画メディアの勃興について
6 回 テレビメディアと視聴率について
7 回 テレビメディアとセントラルメディアバイイングについて
8 回 講義5,6,7回の理解度確認筆記テスト及びまとめ
9 回 テレビCMの種類とメディアプランニングについて
10 回 新聞メディアの現状と今後の動向について
11 回 ラジオおよび雑誌メディアの現状と今後の動向について
12 回 講義9,10,11回の理解度確認筆記テスト及びまとめ
13 回 インターネットメディアの現状と今後、およびメディアプランニングについて
14 回 新聞社見学
15 回 新聞社見学と広告の実制作
295
現代欧米文化・社会論//山本
淑雄/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
現在ヨーロッパでは EU(ヨーロッパ連合)による経済的統合が進み、世界の注目をあびている。半世
紀にわたる歴史を経て、現時点で加盟国は 27 ヶ国に及び、今後もその数は増え続ける見通しである。
超国家機構により平和と繁栄を追求しようとする EU の仕組みは、もともと第二次世界大戦後の西欧諸
国の経済復興を目的としてつくられた。そして、そこには 20 世紀における二つの大戦で敗戦国となっ
たドイツの歴史が大きく関わっている。この講義では、ほぼヨーロッパの中心に位置するドイツの文化
および社会事情を通して現代欧米社会を考察してゆく。
【学習到達目標】
ドイツを中心にすえて現代欧米文化社会事情を理解する。
【履修上の注意】
私語厳禁。
【事前準備学習】
あらかじめテキストをよく読んでおくように。
【教科書】
『新ドイツの街角から―ドイツ文化事情』 高橋
憲 郁文堂
【評価方法】
レポート試験 60%+平常点 40%
【講義テーマ】
1 回 新生ドイツの新しい風
2 回 ベルリンの歴史
3 回 ドイツ的合理性
4 回 ドイツ魂
5 回 ドイツのマスコミ
6 回 ドイツ家庭事情
7 回 ドイツの大学
8 回 二つのドイツ
9 回 ドイツを変えた「68 年世代」
10 回 ドイツの食文化
11 回 ドイツの街道と都市
12 回 ルードヴィヒⅡ世とバイエルン
13 回 オーストリア事情
14 回 ドイツとヨーロッパの課題
15 回 まとめとレポート試験
296
現代アジア文化・社会論//佐竹
眞明/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
東南アジアの隣国、フィリピン共和国を取り上げる。
近年、フィリピンは比較的安定した政権の下、経済成長を遂げている。東南アジアの中でも最も高い経
済成長率を示し、日本企業の進出も加速している。また、世界で 3 番目に大きな英語人口を抱える国と
して、日本や韓国などからもフィリピンに英語の学習のため、留学する学生も増加している。
そして、歴史的にも最も近い東南アジアの国として、日本との関係も深い。では、フィリピンとはどの
ような国なのか。
本講義では、フィリピンの歴史的背景を踏まえつつ、現代フィリピンの社会・文化理解に努める(理解)。
文化の諸様相を検討し、適宜日本とも比べていく(比較)
。
日本との関係にも触れ、楽しく授業を進めていきたい(日比関係)。
受講生にはフィリピンに興味を持ってもらい、フィリピンがどのような国なのか、理解してほしい。
また本講義では、随時各講義の最後に小課題を提示し、受講者が回答する機会を設けるつもりである。
単位取得のためには欠かせない作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考え
てほしい。なお、講義の進め方や詳細については、初回のガイダンスの時に説明する。受講者は、必ず
ガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①受講生はフィリピンの歴史・社会・文化などを説明できる。
②受講生はフィリピンと日本の社会文化とについて、比較し、異同などを説明できる。
③受講生は日本とフィリピンとのつながりを説明できる。
【履修上の注意】
継続的に授業に出席すること。
総授業回数の 3 分の 2 以上を出席すること。
私語・遅刻厳禁
座席指定。
【事前準備学習】
日本アセアンセンターや外務省のウェブサイトなどを見て、フィリピンの情報にふれておいてほしい。
また日頃から、フィリピンに関する新聞記事やニュースなどを確認しておいてほしい。教科書を入手し、
「はじめに」を読んでおいて下さい。
【教科書】
『現代フィリピンを知るための61章』 大野拓司 明石書店 2011
授業前に丸善で購入のこと。
297
【参考書】
『ジェンダーの政治経済学 フィリピンにおける女性と性的分業』 エリザベス・ウイ・エヴィオータ
(佐竹・稲垣訳) 明石書店 2000
『物語フィリピンの歴史』 鈴木静夫 中公新書 1997
『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」たち』 水谷竹秀 集英社 2011
『フィリピンと日本の戦後関係』 リディア・ユー・ホセ(佐竹眞明他訳) 明石書店 2011
『フィリピンの地場産業ともう一つの発展論』 佐竹眞明 明石書店 1998
『イラスト会話ブック フィリピン』JTB 2006 出口雅子『フィリピンと出会おう』国土社、2002
はおすすめ
【評価方法】
平常点30、コメントペーパー20、レポート50。
【講義テーマ】
1 回 4/9 1.イントロダクション(授業紹介・自己紹介)
2 回 4/16 フィリピンの概要
3 回 4/23 2.フィリピンの文化社会 画像から見るフィリピン①パキアオはなぜ助けるのか
4 回 5/7 ②ライアン・ラモス:フィリピン・ドリーム 若者と格差社会
5 回 5/14 ③シャリーン:エリート芸能界への衝撃とアメリカ
6 回 5/21 3.文化社会①文化的価値観
7 回 5/28 ②教育と言葉
8 回 6/4 留学体験
9 回 6/11 歴史を振り返ろう①スペイン時代 ②アメリカ時代
10 回 6/18 ③日本占領
11 回 6/25 ④戦後
12 回 7/2 文化社会①ジェンダー 1
13 回 7/9 ②ジェンダー 2
14 回 7/16 フィリピンと日本との関係
15 回 7/23 予備 まとめ
異文化人権論//人見
泰弘/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
私たちの暮らす社会では、すべての人々が平等であることが望ましいと言われている。ところが、決し
て平等な立場に置かれない人々が、社会には数多くいる。
この授業では、学生が、グローバル化時代における人権問題の構図と人権保護のあり方について考える。
まず人権保護の歴史とその国内的・国際的な保護のしくみを概観する。続いて、生命・女性・子ども・
先住民といったトピックごとに、問題の所在と解決策を具体的に考える。最後に、授業のまとめとふり
かえりを行う。
なお、この授業では毎回、テーマに関連する小課題に取り組む時間を設ける。単位取得のためには欠か
せない作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほしい。
298
授業の構成や進め方、課題や成績評価などは、初回のガイダンスで説明する。受講する学生は、必ずこ
のガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①学生が、何が人権問題となっているのかを具体的に説明できる。
②学生が、人権保護の国内的・国際的な取り組みを説明できる。
③学生が、人権問題の解決策を提案することができる。
【履修上の注意】
関連科目には、NGU 教養スタンダード「人権と社会」のほか、外国語学部開講科目「ジェンダー文化
論」などがある。人権問題について深く考えるために、併せて履修することができる。なお、外部講師
による講演会、学外実習などが企画されることもある。
【事前準備学習】
国際連合(UN)や国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、国際労働機関(ILO)、国連難民高等弁務官
事務所(UNHCR)、国連児童基金(UNICEF)などの国際機関の他に、アムネスティ・インターナシ
ョナルやヒューマン・ライツ・ウォッチなどの国際 NGO のウェブサイトを見て、さまざまな人権問題
について確認しておいてほしい。また日頃から新聞やニュースなどを見ながら、国内外で発生するさま
ざまな人権問題を確認しておいてほしい。
【教科書】
授業は、パワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
国際人権論は、最終試験(50%)、中間試験(30%)、平常点(20%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 国際人権保護の枠組み:人権保護の歴史と理念
3 回 国際人権保護の枠組み:国際的な人権保護制度
4 回 国際人権保護の枠組み:地域的な人権保護制度
5 回 国際人権保護の枠組み:国際刑事裁判所
6 回 国際人権保護の枠組み:国際人権 NGO
7 回 多様な人権問題:人間存在の保護
8 回 多様な人権問題:女性・子供の保護
9 回 多様な人権問題:先住民の保護
10 回 多様な人権問題:移民・難民・避難民の保護
11 回 多様な人権問題:武力紛争からの保護
12 回 多様な人権問題:労働者の保護
13 回 多様な人権問題:開発と人権保護
299
14 回 国際人権の現代的課題
15 回 まとめ及び試験
NPO・NGO論//佐竹
眞明/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
国際協力に関わる非政府団体 NGO、非営利団体NPOを検討する。
海外協力のみならず、日本社会の国際化を踏まえ、在日外国人と関わる NGO NPO も取り上げる。
講義においてはまず、NGO とは何か、定義、概要を検討し、海外や日本における歴史を振り返る。日
本における NGO の歴史に関しては、戦前から現在まで振り返る。また、1990 年代後半に成立した NP
O 法に触れ、NPO についても検証する。
さらに、具体的な活動として、フェアトレードを取り上げる。また、NPONGO 関係者をゲストに迎え、
お話を伺う。その後、国際協力活動の原理的考察を経て、日本社会の国際化に取り組む活動を検討する。
こうして、国際協力、国内協力両面にまたがり、市民・社会運動としての NGO,NPO を検討する。
【学習到達目標】
NGO、NPO活動に関して理解を深める。国際協力、国内協力に取り組む市民・社会運動の意義を把
握する。
【履修上の注意】
全体の3分の1以上を欠席した場合、単位を認定しない。遅刻厳禁。
【事前準備学習】
日ごろから、国際協力にかかわる民間団体の活動や、ボランティア活動について、新聞記事やニュース
を確認すること。
【参考書】
『学び・未来・NGO』 池住義憲他 新評論 2001
『国家・社会変革・NGO』 藤岡美恵子他 新評論 2005
『フェアトレード@Lifeーお買い物でイイコトしよう』 藤原千尋 文芸春秋社 2007
『NPO,NGO とは何か』 坂田哲 中央経済社 2005
『NGO 発展の軌跡』 重田康博 明石書店 2006
その他、適宜紹介します。
【評価方法】
平常点 30、コメントペーパー20%、学年末レポート50%
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション 国際協力と国内協力:民間の立場から(開発教育)
2 回 NGOとは 用語の説明 概要 /http://www.janic.org/
3 回 NGO の歴史 海外・日本の戦前期 http://www.jocs.or.jp
4 回 同 日本 1960-70 年代 社会運動、人権 PARC amnesty Hurights Osaka
5 回 同 日本 1970 年代末‐80 年代 難民支援:援助から自立へ(ベトナム JVC JCNC
300
6 回 同日本 1990年代 政府との関係 www.japanplatform.org/
7 回 NPOとは 1998 年 NPO 法 NPO の定義
8 回 フェアトレード活動 理念・歴史 歴史的状況
9 回 同 日本の状況
10 回 フェアトレードと医療に取り組む NPO NGO ゲスト
11 回 フェアトレード 状況と検討事項
12 回 国際協力 NGONPO に関する原理的考察 開発をどう考えるか ネパリバザーロ DVD
13 回 日本社会の国際化と NPO NGO 多文化共生センターの活動を中心に
14 回 同 ピナット武蔵野 在日外国人の活動 春日井愛知フィリピン人の会 ブラジル友の会
15 回 まとめ 国際協力と国内協力
NPO・NGO実践論//人見
泰弘/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
国際協力実習は、学生が異文化を理解しながら、日本の国際協力の現場を学ぶための授業である。実際
にアジア諸国を訪問し、現地で活動する NGO や国際機関でインタビューや作業体験を行う。
本年は、タイをフィールドに夏季休暇中(8月中旬に2週間程度)、スタディツアーを行う予定である。
「国際協力実習1」は、そのための事前学習を行う。授業では、学生が個人ないしはペアおよびグルー
プで協同して事前学習に取り組み、海外フィールドワークのための準備を行う。また後期「国際協力実
習2」
(石崎先生担当)では、研修成果の発表会と報告書作成を行う。この2科目は一連のものなので、
履修する場合は必ずその科目も登録すること。詳細は初回に連絡するので、履修希望者は必ず出席する
こと。
なお、「国際協力実習」は、海外でのフィールドワークを行う体験型の授業である。異国での生活は、
日本とはかなり異なるとともに、現地では集団行動が求められる。自己管理が充分にできなければ、履
修は難しい。
【学習到達目標】
①学生が、タイの政治・経済・社会・文化・国際関係について説明できる。
②学生が、日本と異なる国の現状を理解し、国際社会を生きる「国際人」としての責任を考えることが
できる。
【履修上の注意】
「国際協力実習1」を履修する場合は、後期「国際協力実習2」(石崎先生担当)も併せて履修するこ
と。スタディツアーは 8 月中旬を予定している。国際協力実習は、
「事前学習」
「現地学習」
「事後学習」
に、1年間かけて取り組むプログラムである。
また「国際協力実習」は、海外でのフィールドワークを行う体験型の授業である。異国での生活は日本
とはかなり異なるとともに、現地では集団行動が求められる。自己管理が充分にできることが履修の条
件である。
301
【事前準備学習】
外務省やタイ大使館、アセアン、JICA などのホームページを見て、事前に現地の情報を確認しておい
てほしい。
【教科書】
授業中に適宜指示する。
【参考書】
授業中に紹介する。
【評価方法】
事前学習(リサーチやプレゼンを含む)及び実習への取り組みから総合的に評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス(実習概要など)
2 回 タイの基礎知識① 歴史と文化
3 回 タイの基礎知識② 政治と経済
4 回 タイの基礎知識③ 国際社会との関係
5 回 事前学習① 文化と生活:王室制度と仏教
6 回 事前学習② 文化と生活:生活習慣と食文化
7 回 事前学習③ 経済発展の功罪:商品経済の浸透と農村開発
8 回 事前学習④ 経済発展の功罪:都市スラム問題
9 回 事前学習⑤ 日本の国際協力:政府開発援助
10 回 事前学習⑥ 日本の国際協力:JICA のプロジェクト
11 回 事前学習⑦ 日本の国際協力:NGO の取り組み
12 回 実習説明① スタディツアーの事前準備
13 回 実習説明② スタディツアーの事前準備の続き
14 回 実習説明③ スタディツアーの事前準備の続き
15 回 まとめとふりかえり
国際企業論//石﨑
程之/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
今期は二部構成で行う。
第一部は我が国の企業を対象として、グルーバリゼーションによってどのような変化が引き起こされ
ているかを概観し、その変化を引き起こした要因及び変化への対応方法を考察する。
第二部は、近年注目を集めている BOP(Bottom of the Pyramid;底辺層)を対象としたビジネスに
ついて考察する。
これまでビジネスの顧客と考えられなかった途上国の貧困層を対象にして果敢にビジネスを挑み、市場
を開拓している企業が現れている。この BOP ビジネスの意義、BOP ビジネスを行うためのイノベーシ
ョンなどを考察し、BOP ビジネスにどのような可能性があるかを考察することとしたい。
302
【学習到達目標】
1.日本企業を取り巻くビジネス環境の変化要因と変化の方向を理解する。
2.それら変化にたいしてどのように企業が対応しているかを理解する。
3.途上国と我が国などの先進国との違いがビジネスに及ぼす影響を理解する。
4.途上国でビジネスを行うための工夫を理解する。
5.途上国でのビジネスが、途上国の社会開発や貧困削減に貢献できることを理解する。
【履修上の注意】
1.とにかく授業に集中すること。
2.途上国でのビジネスを対象にするので、「国際協力論」を学んだ後に履修することが望ましい。
【事前準備学習】
日本企業の海外進出、BOP ビジネス、社会企業家について情報収集を行うこと。
【教科書】
『変貌するアジアと日本の選択』 和田幸子・他 昭和堂 2012
【参考書】
『ネクストマーケット(増補改訂版)』 C.K.プラハラード 英治出版 2010
【評価方法】
期末テスト/レポート(80%)、平常点;出席、授業態度など(10%)、小テスト/宿題(10%)で評価する。
期末テスト/レポートは授業を踏まえた内容であること。
詳細については、最初の授業(ガイダンス)で説明する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 日本企業を取り巻くビジネス環境の変化
3 回 グルーバリゼーション下の繊維産業とイノベーション
4 回 巨大化する新興国の鉄鋼業と日本企業の対応
5 回 流動化する IT 人材
6 回 インドにおけるダイヤモンド産業の発展
7 回 途上国の貧困層を取り込む BOP ビジネス
8 回 BOP ビジネスの現状
9 回 BOP ビジネスにおけるイノベーション
10 回 BOP ビジネスの発展を支える制度
11 回 BOP ビジネスの事例研究1;ヒンドスタンユニリーバ
12 回 BOP ビジネスの事例研究2:キーバ
13 回 BOP ビジネスの事例研究3;東ティモールの一村一品運動
14 回 BOP ビジネスと国際協力(NGO との比較)
15 回 まとめ
303
国際機構論//高橋
晃子/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
国際機構の機能と役割について考察する。
はじめに、国際社会の基本的なアクターである国家と国際機構の関係について学ぶ。
そのうえで、世界が直面する個別の課題ごとに、どのような国際機構が存在し、いかなる取り組みをし
ているのかを検討する。
最後に現在の国際情勢のなかで、国際機構の抱える課題と国際機構に期待される役割、日本の果たすべ
き役割について考察する。
【学習到達目標】
学期末に試験を行う。受講者数によってはレポート提出の場合もある。国際機構の在りようについて、
各自が興味を持つテーマ(経済、環境、開発問題等々)に応じて、積極的な興味と何からの問題意識を
もって臨むこと。
【履修上の注意】
新聞の国際面には毎日眼を通すこと。そこには毎日いずれかの国際機構が登場し、世界の政治経済体制
の動向に密接にかかわっていることがわかるはずである。毎日これらに目を通し、時事問題としての関
心を持ち、講義へ積極的に参加するきっかけとして欲しい。
【事前準備学習】
特に指定の図書等はないが、国際関係のニュースには関心をもって触れておくこと。
【教科書】
教科書として購入を指定するものはないが、折に触れ、参考となる書籍などは紹介する。授業で必要な
資料は配布する。
【評価方法】
講期末テスト(またはレポート)及び講義への参加姿勢により評価する。
講義への参加姿勢とは、講義内での姿勢等をいい、期末テストの点数にプラスアルファするためのもの
である。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション 国際機構論とは~何を学ぶのか
2 回 国際機構の変遷と現状
3 回 国際機構と国家
4 回 国際機構と安全保障
5 回 国際機構と核不拡散
6 回 国際機構と人権
7 回 国際機構と開発問題
8 回 国際機構と社会・保健
9 回 国際機構と環境
10 回 国際機構とグローバル経済
11 回 国際機構と NGO
12 回 国際機構にまつわる時事問題の検討
304
13 回 国際機構の役割と諸課題
14 回 国際機構と日本の役割
15 回 まとめおよび試験(もしくはレポート提出)
アジア地域研究1//人見
泰弘/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
さまざまな文化を持つアジア諸国は、第二次大戦後に急激な経済発展を遂げてきた。ところで、アジア
諸国は、いかにして急激な発展を遂げてきたのだろうか。
この授業では、学生がアジア諸国の政治経済的な発展の過程を考える。まず、政治経済的発展を捉える
ための視点を学ぶ。そして、東アジアや東南アジアの政治経済を国別・地域別に検討し、アジア地域の
多様性と共通性を考える。最後に、まとめとふりかえりを行う。
この授業では毎回、テーマに関連する小課題に取り組む時間を設ける。単位取得のためには欠かせない
作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えてほしい。
授業の構成や進め方、課題や成績評価などは、初回のガイダンスで説明する。受講する学生は、必ずこ
のガイダンスに出席すること。
【学習到達目標】
①学生が、アジア諸国の政治経済的な発展を説明できる
②学生が、アジア諸国の政治経済的な多様性と共通性を説明できる。
【履修上の注意】
「アジア地域研究1」は、アジア各国・地域の政治経済を扱う。関連科目として、
「アジア地域研究2」
のほかに、「オセアニア地域研究1・2」などがあるので、興味のある学生は併せて履修することがで
きる。なお、外部講師による講演会、学外実習などが企画されることもある。
【事前準備学習】
日本アセアンセンターや各国の大使館、及び外務省のウェブサイトなどを見て、アジア諸国の情報にふ
れておいてほしい。またアジア諸国で起きる問題やニュースについて、新聞やテレビの報道などで確認
しておいてほしい。
【教科書】
授業は、パワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
授業中に紹介する
305
【評価方法】
「アジア地域研究1」は、最終試験(50%)、中間試験(30%)、平常点(20%)の総合点によって評価
する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 政治経済学の基礎:政治と経済の論理
3 回 政治経済学の基礎:国際関係
4 回 東アジア:韓国
5 回 東アジア:中国
6 回 東アジア:台湾
7 回 東南アジア島嶼部:インドネシア
8 回 東南アジア島嶼部:フィリピン
9 回 東南アジア半島部:マレーシア
10 回 東南アジア半島部:シンガポール
11 回 東南アジア半島部:タイ
12 回 東南アジア半島部:ベトナム
13 回 東南アジア半島部:ビルマ/ミャンマー
14 回 アジアの地域統合:アセアン
15 回 まとめ及び試験
アジア地域研究2//佐竹
眞明/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
近年、フィリピンは比較的安定した政権の下、経済成長を遂げている。東南アジアの中でも最も高い経
済成長率を示し、日本企業の進出も加速している。歴史的にも最も近い東南アジアの国として、日本と
の関係も深い。では、フィリピンとはどのような国なのか。
本講義では、フィリピンの歴史的背景を踏まえつつ、フィリピンの社会、経済、政治、文化などを論じ
る。加えて、日本とフィリピンとの関係を歴史的に振り返り、日本への移民、日本人との国際結婚など
に焦点をあてて、論じていく。受講生にはフィリピンに興味を持ってもらい、フィリピンがどのような
国なのか、理解してほしい。
また本講義では、各講義の最後に小課題を提示し、受講者が回答する機会を設けるつもりである。単
位取得のためには欠かせない作業となるので、継続的にクラスに参加できないと履修は難しいと考えて
ほしい。なお、講義の進め方や詳細については、初回のガイダンスの時に説明する。受講者は、必ずガ
イダンスに出席すること。
【学習到達目標】
学習の到達目標
①受講生はフィリピンの歴史・社会・経済・文化などを説明できる。
②受講生はフィリピンの開発問題や社会問題などを説明できる。
③受講生は日本とフィリピンとのつながりを説明できる。
306
【履修上の注意】
継続的に授業に出席すること。
総授業回数の 3 分の 2 以上を出席すること。
教科書を入手すること。
私語・遅刻厳禁
【事前準備学習】
日本アセアンセンターや外務省のウェブサイトなどを見て、フィリピンの情報にふれておいてほしい。
また日頃から、フィリピンに関する新聞記事やニュースなどを確認しておいてほしい。
教科書を入手し、「はじめに」のページを読んでおいてください。
【教科書】
『現代フィリピンを知るための 61 章【第 2 版】
』 大野拓司・寺田勇文編 明石書店 2009
講義はパワーポイントのハンドアウトなどを使用する。
【参考書】
『物語フィリピンの歴史』 鈴木静夫 中央公論社(新書) 1997
『フィリピンの地場産業ともう一つの発展論』 佐竹眞明 明石書店 1998
『フィリピン―日本国際結婚』 佐竹眞明・メアリアンジェリン・ダアノイ めこん 2006
『フィリピンと日本の戦後関係』 リディア・ユー・ホセ(佐竹他訳) 明石書店 2011
『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」たち』 水谷竹秀 集英社 2011
その他、授業中に紹介する。
【評価方法】
本講義は、最終試験(50%)、中間試験(20%)、平常点(30%)の総合点によって評価する。
【講義テーマ】
1 回 ガイダンス
2 回 フィリピンの基礎知識
3 回 フィリピンの歴史背景:スペイン・アメリカ統治
4 回 フィリピンの歴史背景:日本占領
5 回 フィリピンの歴史背景:戦後
6 回 フィリピンの社会構造:文化的価値観
7 回 フィリピンの社会構造:教育と言葉 (中間試験)
8 回 フィリピンの経済:所得格差(富裕層と貧困層)
9 回 フィリピンの経済:民衆経済 市場とモール
10 回 フィリピンの経済:地場産業の挑戦
11 回 フィリピンの経済:海外移住労働と送金
12 回 日本とフィリピンの関係:戦前・戦後の日比関係
13 回 日本とフィリピンの関係:日本への移住労働
14 回 日本とフィリピンの関係:日比国際結婚
15 回 まとめ
試験
307
オセアニア地域研究1//中原
聖乃/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
この授業では広くオセアニア全体を知ることを目標とします。オセアニアは太平洋とオーストラリアや
ニュージーランドを指しますが、ハワイ、グアムまではわかっても、バヌアツやキリバスなど知らない
国が多いと思います。しかし、私たちが知らないからといって、私たちの今の暮らしや日本の過去の歴
史と無関係なわけではありません。そこで、この授業ではオセアニアと日本とのつながりを考えながら、
オセアニアの歴史、経済、社会などを講義していきます。講義は楽しくすすめていきますが、世界のあ
り様についても、しっかりと考えてもらいたいと思います。
【学習到達目標】
オセアニアの歴史や暮らしを通して世界のメカニズムを知る。
【履修上の注意】
積極的に授業に参加すること。授業内容は若干変更する場合もある。
【事前準備学習】
毎回、次回の予習内容を発表する。
【教科書】
教科書はなし。レジュメは用意しないので、ノートをきちんと取ること。ビデオなどの視覚教材を用い
る。
【評価方法】
平常点30点。テスト70点。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション オセアニアを旅しよう!
2 回 地球儀でオセアニアの地理を知る
3 回 地名からわかるオセアニアの歴史
4 回 オセアニア移動史―カヌーと航海技術
5 回 海に沈む国―サンゴ礁のくらしと海面上昇
6 回 ココナッツとヨーロッパの産業革命
7 回 「クリスマス島~宇宙基地から塩田まで」―小島嶼国の国家戦略
8 回 島じまの安全保障?クラ交易・ラリックラタック交易・サウェイ交易
9 回 「南国の楽園」の自殺―急激な近代化とつながりの喪失
10 回 レアメタルの影響をうけるニューカレドニア
11 回 創造されたハワイイメージ
12 回 ニュージーランドの環境思想
13 回 太平洋をめぐる三つの捕鯨―ミクロネシア・西洋・日本
14 回 まとめ
15 回 期末試験
308
オセアニア地域研究2//中原
聖乃/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
この授業ではオセアニアにある小さな島国マーシャル諸島を中心に学習します。マーシャル諸島を知っ
ている人はほとんどいないと思います。しかし、私たちが知らないからといって、私たちの今の暮らし
や日本の過去の歴史と無関係なわけではありません。そこで、この授業ではマーシャル諸島と日本との
つながりを考えながら、マーシャル諸島の歴史、経済、社会などを講義していきます。講義は楽しくす
すめていきますが、世界のあり様についても、しっかりと考えてもらいたいと思います。
【学習到達目標】
マーシャル諸島を通して世界のあり方を知る。
【履修上の注意】
積極的に授業に参加すること。
【事前準備学習】
授業の終わりに次回の講義予習を説明する。
【教科書】
『放射能難民から生活圏再生へ: マーシャルからフクシマへの伝言』 中原聖乃 法律文化社 2012
レジュメは用意しないので、きちんとノートを取ること。ビデオなどの視覚教材。
【参考書】
『核時代のマーシャル諸島』 中原・竹峰 凱風社 2012
【評価方法】
平常点30点。レポート70点。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 負の文化遺産 ビキニ環礁核実験場跡地
3 回 生活 サンゴ礁で暮らす大変さ
4 回 親族関係と土地 土地をどのように使って生活しているのか
5 回 ソーシャルセキュリティー
6 回 核実験と国連
7 回 核実験による被害 被爆・人体実験・避難生活
8 回 『ハーフライフ』 映画鑑賞
9 回 補償金問題 ―ポストコロニアル
10 回 反核団体とのかかわり ―NGO 活動
11 回 個人商店からみる生活の変化 ―社会保障システムの変化
12 回 再定住計画 ―開発か?伝統を守るのか?
13 回 『再定住計画』 映像鑑賞
309
14 回 まとめ
15 回 期末試験
英語学概論//赤楚
治之/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
このコースの主な目的は、「英語」とはどのような言葉であるのかを理解するです。つまり、みなさん
が中学・高校で学んできた英語という言語はどのようなものであるのかを客観的に眺めてみることにな
ります。これは「教養ある英語の話し手」になるためにも重要です。そのために、最低限必要な知識(常
識)を学習することになります。content 科目ですが、できる限り学生の活動が中心となるような授業
展開を目指したいと思っています。授業では、テキスト『英語についての 23 話』の中から、
「英語」を
捉えるために重要であると思われる個所を選び、精読することになります。その背景となる情報に関し
ては授業の中で随時取り上げます。興味のある話題について自分で調べ学習をすることが望ましいと考
えています。また、最近は精読の基礎となる文法の知識が不安定が学生が多いことから、文法問題も授
業の中で高校英語の復習として取り上げます。
【学習到達目標】
到達目標は、英語や言語一般に関する基本的教養を身に付けることと、英文の構造に基づいた理解(読
解力)の重要さを知ることができます。
【履修上の注意】
大学生だから勉強したいという学生を対象にしています。
【事前準備学習】
シラバスをよく読んでください。
【教科書】
『英語についての 26 章』(英宝社
2013 年)
【参考書】
図書館(2階)の指定図書コーナーにみなさんの参考になる図書が置いてあります。その中のいくつか
を授業中に紹介しますが、自分でも興味のあるものを進んで読んでみましょう。
【評価方法】
試験 80% 平常点 20%
【講義テーマ】
1 回 英語学イントロダクション
2 回 The Study of Language :入門
3 回 The Study of Language:基礎
4 回 The Study of Language:応用
5 回 The Study of Language 発展
6 回 British English and American English:入門
310
7 回 British English and American English:基礎
8 回 British English and American English:応用
9 回 British English and American English:発展
10 回 English as a World Language:入門
11 回 English as a World Language:基礎
12 回 English as a World Language:応用
13 回 English as a World Language:発展
14 回 英語の歴史
15 回 まとめ
英語音声学//城
哲哉/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
英語音声の特徴と機能について理解を深め、その知識が「英語らしい」発音の習得にどう生かせるかを
口頭練習を通して学習する。同時に、日本語話者として英語を習得する際の問題点に着目し、日本語と
英語の比較を通してその原因と克服法を探る。アメリカ英語の音声特徴を中心として、(1)母音・子
音、
(2)連続音声での音声変化、
(3)プロソディ(強勢、リズム、イントネーション)の順で学習を
進める。
【学習到達目標】
英語音声学の基礎を養い、その知識を活用して「英語らしい」発音能力を身につける。
【履修上の注意】
理論的な解説をまず行い、残りの時間を発音や聴き取りなどの口頭練習に当てる。従って一方的な講義
と言うより実習的な性格が強く、受講生の積極的な参加が必須となる。また授業外での発音練習を付属
の CD 教材を使ってお願いする。
【事前準備学習】
最初の授業で詳細な授業予定表を配布する予定。毎回の授業内容に関して、しっかりと予習を行い、理
解できない点については積極的に質問してほしい。
【教科書】
『入門英語音声学』 服部範子 著 研究社 2012
【評価方法】
学期中に行う実技テスト(20%)と筆記試験(80%)により行う。
S: 英語音声の諸特徴をよく理解し、英語らしさを十分に備えた音声表現ができる。
A: 英語音声の諸特徴をよく理解し、英語らしさを備えた音声表現ができる。
B: 英語音声の知識を活用し、英語の発音に向上が見られる。
C: 英語音声に対する基本的な知識をもつ。
D: C のレベルに達していない。
311
【講義テーマ】
1 回 音声器官と音の分類
2 回 母音(強母音と弱母音、短母音)
3 回 母音(二重母音、三重母音)
4 回 母音(弱母音、半弱母音)
5 回 子音(閉鎖音、摩擦音)
6 回 子音(破擦音、鼻音、側面音、半母音)
7 回 音節、子音の結合
8 回 語間の音連続、音の脱落
9 回 音の同化
10 回 語アクセント、複合語アクセント
11 回 文アクセント、強形と弱形
12 回 リズム
13 回 イントネーションの機能と構造
14 回 スペリングと発音
15 回 総括および試験
英米文学概論//治村
輝夫/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
アメリカの詩と小説を読む。小説については 20 世紀の作家の短編小説を主として選ぶ予定。毎回、取
り上げる作品の時代と文化背景についての解説を交えながら、作品を読み進めていく。取り扱う作品と
その周辺問題を起点として、文学の主要概念に言及する。
毎回の講義のテーマについては、第1回目の授業時に資料を配付する。
【学習到達目標】
作品を読むことを通して、文学理解の基礎的事項を学習する。
【履修上の注意】
毎週短編小説や詩を読んでもらい、内容についての小テストを行う。そのために、積極的参加が要求
される。
また、私語対策として、座席を固定する。講義を妨害する人がいれば、名指しで注意する。小テスト
は始業時に行われることが多いので、遅刻すると、単位取得に不利となる。
【事前準備学習】
課題の小説は必ず読んでおくこと。また、要約は事前に行っておくことを勧める。
【教科書】
なし
【評価方法】
毎回の小テスト、定期試験
312
【講義テーマ】
1 回 コースガイド、文学の諸形式(小説、詩、劇)
2 回 小説について
3 回 詩について
4 回 劇について
5 回 ギ・ド・モッパッサン
6 回 アーネスト・ヘミングウェイ
7 回 ウィリアム・フォークナー
8 回 ジョン・スタインベック
9 回 エミリー・ディキンソン
10 回 ロバート・フロスト
11 回 リング・ラードナー
12 回 テネシー・ウィリアムズ
13 回 ユージン・オニール
14 回 復習
15 回 まとめと試験
米文学史//P.D.
マグラス/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
American Literature The understanding of American history and American literature has cha
nged greatly in the last thirty years.How should we understand the coming of the European
explorers/settlers to America? What should we emphasize in the interaction between the E
uropeans and the Native Americans? What patterns and themes emerge in American histor
y and American literature as a result of this interaction? Is there any theory of culture wh
ich can help us to understand individual works of American literature? What precious gift
can we get from reading works of minority literature? In this course we will take up some o
f the these questions. The emphasis in the course will be on reading and class discussion.
Students must come to class prepared to discuss the day's material.
【学習到達目標】
The aim of the course is to acquire some familiarity with the patterns of American literatur
e. These include the violent encounter between European settlers and Native Americans and
the ongoing marginalization of minority groups.
【履修上の注意】
Literature is like a telegram from the heart of a culture. It takes some time to unfold the
meaning. Students should be ready to spend time in preparing to understand and discuss t
he works we will read.
【事前準備学習】
You can prepare yourself by reading some summaries of American literary history.
313
【教科書】
Printed material will be distributed
【評価方法】
Students will be graded on their homework, participation in class, and on several short essa
ys assigned during the semester.
【講義テーマ】
1 回 European Discovery of America
2 回 Interaction with Native Americans
3 回 Silko’s “The Return of the Buffalo”
4 回 Puritan Influences
5 回 Puritan Influences
6 回 Hawthorne’s Puritans
7 回 The Scarlet Letter
8 回 Hester’s Gift
9 回 Rich’s “Immigrants: Take Note”
10 回 Minority Discourse
11 回 Lucille Clifton and American History
12 回 David Mura and American History
13 回 Estelle Ishiko: Internment Stories
14 回 Student Presentations
15 回 Student Presentations
米国研究//S.E.
クアシャ/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
In this class, students will learn about United States culture, geography, modern history, an
d economics. It is our course goal to explore the reasons why the United States became the
leading economic power in the world and examine the challenges it faces to maintain that p
osition. A look at the education system, multiculturalism, and consumerism will help student
s better understand the United States. In addition to the above topics, we will also learn ab
out both the music and entertainment/movie industries.
【学習到達目標】
All classes will consist of small group discussions. Students will be expected to talk about
topics with their classmates and the teacher.
We will also occasionally use group presentations to give students an opportunity to expres
s their opinions and share ideas.
【履修上の注意】
Students should take notes from the powerpoint presentations used during class.
314
【事前準備学習】
Review class notes for vocabulary and from the handouts given in class.
【教科書】
プリントを配る
【参考書】
All About the USA: A Cultural Reader
ISBN: 978-0-13-240628-4
2nd Edition
【評価方法】
毎回の授業努力と態度(60%)、試験/Group Discussion(40%)
【講義テーマ】
1 回 Course introduction
2 回 Regional Economies: Major industries and the top three metro areas
3 回 The immigrant experience / An analysis of U.S. education
4 回 Vocabulary bingo game / Group discussion and summary
5 回 What is the American dream?
6 回 Early American music / from blues to jazz and then on to R&B
7 回 Understanding the Native American Odyssey
8 回 Vocabulary review / Group discussion and summary
9 回 Regional Foods in the United States
10 回 Fast food nation / Examining U.S. culture and its eating habits
11 回 Music: R&B to rock n' roll / Understanding the movie industry
12 回 The power of IT and Silicon Valley
13 回 Top tourist spots in the U.S.A.
14 回 Review of classroom topics & test preparation
15 回 Group discussion final exam; 3-4 students per group
英語学講義1//赤楚
治之/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代の言語理論をリードしてきた Noam Chomsky の生成文法(Generative Gramma
r)の基本を学ぶことになります。生成文法とは、人間が言語(母語)を使う際に用いている(無意識
の)知識を解明しようとする科学的試みです。つまり、私たちは言葉を話し、理解することができます
が、そのために様々な知識が必要です。その様々な知識の中で、もっとも重要であると考えられる「文
を作り出すシステム(=syntax(統語論))」を探っていくというのが生成文法であるわけです。その生
成文法の基本的な考え方を学ぶことがこの講義の目的になります。英語学講義1では、生成文法におけ
る言語観、母語話者の持つ言語能力を押さえた上で、「統語構造」について学ぶ予定です。なお、授業
にメリハリをつけるために、語学スキル的な要素を(部分的に)取り込みます。
315
【学習到達目標】
現代の理論言語学の土台である生成文法の基本的考え方がわかるようになります。スキル的には、和文
英訳の基礎力が身につきます。
【履修上の注意】
ヒトの高度認知活動である言語に興味のあることが条件です。ヒトの高度認知活動である言語に興味の
あることが条件です。生成文法は文法という名がついていますが、いわゆる学校文法(外国語学習のた
めの文法)とは全く異質のもので、生成文法を学んだからといって英語がよくわかるようになるという
ことではありません。
「人間とは何か?」
「ヒトにとって言語とは何か?」を知りたい、知的好奇心のあ
る学生でないとついてくることはできません。なお、毎回出席はとりますが、すべて出席したからとい
って、このコースの単位が保証されるわけではないことは言うまでもありません。
【事前準備学習】
シラバスをよく読んでください。
【教科書】
『文法から攻める英作文のための15章』 山内・他 英宝社 2006年
1章から6章までを扱います。
【評価方法】
平常点 20 点 課題 20 点
テスト 60 点
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション:理論言語学の考え方
2 回 言語能力
3 回 言語能力と統語論
4 回 名詞句
5 回 動詞句
6 回 句構造規則:入門
7 回 句構造規則:基礎
8 回 句構造規則:名詞句
9 回 句構造規則:動詞句
10 回 句構造規則と樹形図
11 回 文法性の判断と非文の概念
12 回 C コマンド
13 回 否定極性項目と C コマンド
14 回 回帰性
15 回 まとめ
316
英語学講義2//赤楚
治之/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代の言語理論をリードしてきた Noam Chomsky の生成文法(Generative Gramma
r)の基本を学ぶことになります。生成文法とは、人間が言語(母語)を使う際に用いている(無意識
の)知識を解明しようとする科学的試みです。つまり、私たちは言葉を話し、理解することができます
が、そのために様々な知識が必要です。その様々な知識の中で、もっとも重要であると考えられる「文
を作り出すシステム(=syntax(統語論))」を探っていくというのが生成文法であるわけです。その生
成文法の基本的な考え方を学ぶことがこの講義の目的になります。英語学講義2では春学期の講義1に
引き続いて、
「移動現象」ならびに「制約」について学んでいく予定です。なお、授業にメリハリをつ
けるために、語学スキル的な要素を(部分的に)取り込みます。
【学習到達目標】
生成文法における移動と制約の考え方が理解できます。スキル的には、和文英訳する基礎力が身につき
ます。
【履修上の注意】
生成文法は文法という名が付けられていますが、生成文法はいわゆる学校文法(外国語学習のための文
法)とは全く異質のもので、生成文法を学んだからと言って英語の文法がよく理解できるようになるも
のではありません。履修者はその点にくれぐれも気をつけてください。つまり、本当に、「人間とは何
か?」、
「ヒトにとって言語とは何か?」を知りたい学生(知的好奇心のある学生)でないと、ついてく
ることができません。なお、座席を指定し、毎回出席をとりますが、すべて出席したからといって、こ
のコースの単位が保証されるわけではないことに注意してください。
【事前準備学習】
シラバスをよく読んでください。
【教科書】
『文法から攻める英作文のための 15 章』 山内・他 英宝社 2006年
7章、8章、9章、10章、11章、15章を扱います。
【参考書】
図書館 2 階の指定図書コーナーに足を運んでください。
【評価方法】
平常点 25%
試験 75%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション:生成文法の考え方と UG
2 回 講義1の復習:句構造規則
3 回 補文構造と補文標識
4 回 階層性
5 回 句構造規則の限界:不変化詞
6 回 句構造規則の限界:話題化
7 回 変換規則の導入
317
8 回 変換規則:深層構造と表層構造
9 回 文法のモデル:Aspects モデル
10 回 時制
11 回 Affix Hopping
12 回 移動規則:Wh 移動
13 回 移動と制約
14 回 文法の全体像と UG
15 回 まとめ
英語意味論//今仁
生美/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代の言語学のうち意味論を取り上げます。まず、意味論の歴史から入り、意味の研究
がどのような形で行われてきたかを見ます。その後、現代の意味論の基礎を学び、現在活発に研究され
ているさまざまな諸問題を論じます。
授業は、諸問題を学生の皆さんと一緒に考えていくという形態を取ります。毎回皆さんの意見を求め
ますので、単に座っているだけの学生には向きません。でも、「考える」ということを体感してみたい
学生はぜひ受講してみてください。
【学習到達目標】
意味論の基礎を理解し、かつ、自然言語処理などの応用分野に関しても自分のアイデアを展開できると
いうレベルを目標とします。
【履修上の注意】
私語厳禁です。なお、出席率が低い場合は試験を受ける資格を失うので注意してください。
【事前準備学習】
ことばに関する本(たとえば言語の成り立ちや人工知能についての本)を少なくとも一冊読んでおくこ
とを勧めます。
【評価方法】
平常点20%、レポート80%
【講義テーマ】
1 回 導入(「意味」が分かるとは)
2 回 宇宙の始まりから人間へ
3 回 自然の中の法則と脳の進化
4 回 豊臣秀吉と曾呂利新左右衛門(関数とは何か)
5 回 「記号」とは一体何なのか
6 回 実在論 vs. 唯名論
7 回 解釈学・図像学
8 回 部分と全体はどんな関係にあるのか
9 回 中日ドラゴンズと隠れミッキー
318
10
11
12
13
14
15
回
回
回
回
回
回
ゲシュタルトの法則
頭の中の計算
属性・関数・集合
「白い鳥」の意味が分かるとは
意味論の最前線
まとめ及び期末試験
英語語用論//今仁
生美/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この講義では、現代の言語学のうち語用論を取り上げ、そこで活発に研究されているさまざまな諸問
題を論じます。語用論は、自然言語そのものを研究対象とし、言語がもつメカニズムを解明しつつある
だけでなく、現在では AI やエキスパートシステムなどにも応用され、その研究の射程を広げつつあり
ます。こういった背景をもつ語用論の世界から、具体的な問題を言語学の立場から取り上げていく予定
です。特に、機械翻訳(ユーザーとコンピュータとの対話を目的としたもの)を行う際に生じる諸問題
について学生と共に考えていきたいと思います。講義内容としては、まず、語用論の理論的基礎を学び、
その後、具体的な問題を掘り下げていきます。
授業中は、毎回、学生の意見を求めるので、単に座っているだけの学生には向きません。しかし、逆
に、授業というものを楽しんでみたい学生は受講してみてください。
【学習到達目標】
語用論の基礎を理解し、かつ、自然言語処理などの応用分野に関しても自分のアイデアを展開できると
いうレベルを目標とします。
【履修上の注意】
私語厳禁です。なお、出席率が低い場合は試験を受ける資格を失うので注意してください。
【事前準備学習】
ことばに関する本(たとえば認知言語学の本)を少なくとも一冊読んでおくことを勧めます。
【評価方法】
平常点20%、レポート試験80%
【講義テーマ】
1 回 導入(語用論とは何か)
2 回 アフォーダンス
3 回 フレーム問題・ボイド
4 回 図と地
5 回 スキャニング
6 回 カテゴリー
7 回 プロトタイプ
8 回 アスペクト
319
9 回 事態
10 回 言語行為(オースティン、サール)
11 回 言語行為(グライス、関連性理論)
12 回 メタファー
13 回 推論・前提
14 回 語用論最前線
15 回 まとめ及び期末試験
応用言語学特講1//W.J.
ハロフスキ-/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
All living things communicate, but human language seems to be different from what other li
ving things use to communicate. In this class we try to understand how human language is
different from the communication systems of other living things, and how it evolved, by watc
hing various videos of plants and insects and other animals communicating. Most classes wil
l consist of watching a video, and then answering questions about the content of the video.
【学習到達目標】
The objective of this class is to help students develop some understanding of the different ki
nds of communication systems used by humans and other living things, and how these syste
ms may have evolved.
【履修上の注意】
Active participation (for which regular attendance is necessary) is
required for receiving a good grade.
【事前準備学習】
Students must come to every class prepared to learn!
【教科書】
No text.
【評価方法】
Grades will be based on weekly tests (for which it will be necessary to attend class every w
eek).
【講義テーマ】
1 回 Course introduction
2 回 Language and communication
3 回 How plants communicate
4 回 Insect communication
5 回 Communicating information
6 回 Bird communication
320
7 回 Birds that immitate
8 回 Bird brain
9 回 Squirrel communivation
10 回 Chimpanzee communication
11 回 Bonobo communication
12 回 Chimpanzee mother-baby communication
13 回 Bonobo mother-baby communication
14 回 Cimpanzees and bonobos communication
15 回 Final interviews
応用言語学特講2//W.J.
ハロフスキ-/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
HUMAN COMMUNICATION AND LANGUAGE. This class is intended to give students the
opportunity to study (and wonder) about language and communication by viewing videos abo
ut different forms of human communication/language systems, and then trying to decide wh
ether these systems are really language or not.During each class period students will first w
atch a video concerning some aspect of human communication/language (for about 60 minut
es), and then write their opinions and thoughts about what they saw on the video (about
30 minutes each class). In this way each class will consist of watching, listening,thinking,
and writing.Since the objective of each class is to get students to watch-listen-think-write a
bout language andcommunication, attendance is mandatory. Students must come to each cla
ss on time, and watch-listen-think-write. Grades will be based on attendance and participa
tion and watching-listening-thinking-writing in class, and so there will be no final test.
【学習到達目標】
Communication Awareness and Language Awareness are the goals of this class.
【履修上の注意】
Regular attendance and participation are necessary for receiving credit for this class.
【事前準備学習】
Students must come to every class prepared to learn!
【教科書】
No text
【評価方法】
Grades will be based on class attendance, participation
and weekly tests.
【講義テーマ】
1 回 Course Introduction
321
2 回 Victor
3 回 Wild Child
4 回 Wild Girl
5 回 Nell
6 回 Blind and Deaf
7 回 H.K.
8 回 Helen in Japan
9 回 Sign Language
10 回 Deaf Culture
11 回 Implants
12 回 JSL
13 回 ASL
14 回 SLA
15 回 Interviews
キャリアデザイン1a//安藤
りか/春A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義に,あなたはどのようなイメージを持っていますか?「キャリアデザイン?あぁ,就職について
何かやる授業?」と思っている人もいることでしょう。しかし,それは“半分正解”で“半分ハズレ”
です。ここで“半分正解”というのは,“たしかに本講義では就職のことも多く取り上げる”という意
味です。そして“半分ハズレ”というのは,“しかし本講義で取り上げるのはそれだけではない”とい
う意味です。
つまり,本講義は,もっと広い,
“職業生活も含めた人生全般の道のり”(これが,「キャリア」とい
う言葉の本来の意味合いなのです)について考えたり,それにかかわる知識情報について理解を深めた
りするためのものなのです。“人生全般”という意味では,あなたも生まれて以来,少なくとも既に 18
年以上のキャリアを歩んでいるといえます。あなたはどんな高校生活を送ってきましたか?家族や友達
とはどのようにつきあってきましたか?休日は何をしていましたか?部活は?趣味は?アルバイト
は?…それらの歩みの全てがあなたが今までに作ってきたキャリアなのです。あなたは,今までの自分
のキャリアが気に入っていますか?それとも気に入らないですか?また,それを続けていきたいです
か?それとも変えていきたいですか?
本講義は,あなたが充実した大学生活を送り,また,卒業後は一人前の社会人としてスムーズに第一
歩を踏み出すことができるように,それに必要な基礎的資質やスキルを養うことを目的としています。
そのために,本講義では,最初にあなたの“今”を見つめることからスタートし,大学 4 年間の過ごし
方や 3 年生後半以降の就職活動,そして就職後の長い人生(85 歳まで生きるとすると,なんと 65 年あ
ります!)にまで,考えるテーマを徐々に広げていきます。また,その際には,自分 1 人でじっくりと
考えることに加え,同じ学科で学ぶ仲間からもサポートを得られるように(そして,あなたも仲間をサ
ポートしてあげられるように)グループワークやゲームを行う予定です。さらに,授業の進行状況によ
っては,先輩によるミニ講演の実施やテレビドラマの DVD 鑑賞なども検討しています。
講義だからといって身構える必要はありません。リラックスして,自分と素直に向き合いつつ,周囲
の人の意見も聴いてみましょう。そして講義中に気づいたことや感じたこと,知ったことを,講義が終
わった後でも,友達や家族との話題にしてみてください。そんな一見小さなことの積み重ねも,“ちりも
積もれば山となる”で,あなたのより良いキャリア形成につながっていくのです。今のキャリアが気に
322
入っている人はますます気に入るキャリアになるように,今のキャリアが気に入らない人はもっと気に
入るキャリアになるように,ぜひ本講義でそのきっかけをつかんでください。
【学習到達目標】
①「キャリア」に関する基本的事項を理解している。
②コミュニケーションにおける「自己開示」や「傾聴」の重要性を理解し,それらの資質向上に向けて
努力することができる。
③「大学4年間のキャリア形成」について主体的な問題意識を持ち,それを解決のための行動につなげ
ることができる。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。それだけでも見えてくる世界が変わりますよ。
【事前準備学習】
上記の【講義概要】でも触れたように,本講義の中で感じたことや知ったことを,「講義の中だけの
こと」に留めないで,「講義の外でも」友達や家族との話題にするよう努めてください。そのような日
常生活の中での取り組みがあってこそ,本講義の効果は発揮されるのです。某テレビドラマ風に言えば,
「キャリアは講義室で起きてるんじゃない,現場(=あなたの日常生活)で起きているんだ!」です。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 大学 4 年間のキャリア形成①(本学で学ぶ意義を考える)
3 回 大学 4 年間のキャリア形成②(先輩の例を参考にして考える)
4 回 自己分析(現在の自分像を知る)
5 回 他己分析(他者から見た自分像を知る)
6 回 相互理解を深める(価値観の多様性を知る)
7 回 他者の考えを聴く(傾聴のコツを身につける)
8 回 自分の考えを伝える(自己表現のコツを身につける)
9 回 就職活動とキャリア形成①(就職活動の現状を知る)
10 回 就職活動とキャリア形成②(4 年生の先輩による座談会と質疑応答)
11 回 就職後のキャリア形成①(職業人としての生き方を考える)
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12
13
14
15
回
回
回
回
就職後のキャリア形成②(卒業生ゲストによるミニ講演と質疑応答)
就職後のキャリア形成③(就職後のライフサイクルを考える)
ミニ目標の設定(提出)
総括および試験
キャリアデザイン1b//安藤
りか/秋A/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自分
の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,春学期
の「キャリアデザイン 1a」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づくステップ
として,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
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【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【参考書】
講義内で必要に応じて提示します。
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
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キャリアデザイン2a//江利川
良枝/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
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受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2a//安藤
りか/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
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2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
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た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2a//丹山
美香/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,現代社会において「働くこと」に関して様々な観点からの理解を深めながら,あなたが自
分の人生をデザインするための基本的な姿勢を身につけることを目的としています。本講義では,201
2 年度の「キャリアデザイン 1a・1b」で学んだ諸点を踏まえて,“一人前の社会人”にさらに一歩近づ
くステップとして,とくに「働くこと」について考えます。
近年,「働くこと」のあり方が変化してきているといわれます。まず,そこへの入口である就職活動
が様変わりしました。以前は一般的であった大学が就職先を紹介してくれるという慣習はほとんどなく
なり,「エントリー制」が普及した現在では,大学の仲介に頼ることなく,学生一人ひとりが自力で企
業にアプローチしなくてはならなくなりました。また,働き方も変わりしました。正社員だけではなく
て,アルバイトや派遣などの非正社員として働く人も増えました。その中には自ら望んで非正社員を続
けていく人もいれば,会社の都合等によりやむを得ず非正社員になっている人もいます。さらに,最初
に就職した企業で定年まで働かず,何度か転職する人も増える傾向にあります。加えて,男女の役割も
329
変わってきました。仕事だけに没頭するのではなく,積極的に育児に関わる男性「イクメン」が脚光を
浴びているのはその象徴のひとつといえるでしょう。このように「働くこと」の姿が多様にある中,あ
なたはどのように働いていきたいですか?また,どのように働くべきなのでしょうか?あるいは,“実
は働きたくない”とか…。
本講義では,最初に「なぜ働くのか?」の意味を考えます。「そりゃ,お金を稼ぐためでしょ」と思
う人もいるかもしれませんが(もちろん,それも重要なことですが),これは古代ギリシア時代から様々
な領域の専門家がずっと論議してきた人類の一大問題であり,そうそうすぐに断言できることではない
のです。つまり,なかなか「100%お金のためだけに働くんだ!」とは割り切れない,でも,
「やりがい」
だけを追い求めてしまっても生活できない…。その狭間にあってあなたはどのように働くのか?この難
題に関心を向けつつ,あなたの「働くこと」の現時点でのイメージの明確化を試みます。次に,本講義
では,現代社会における多様な働き方について数回にわたり学びます。たとえば,正社員とフリーター・
アルバイトなどの非正社員では何がどう同じで,何がどう違うのでしょうか。働く上で,男性であるか
女性であるかは何か関係するのでしょうか,関係しないのでしょうか。また,そのような多様な働き方
の多くを提供している企業はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。それらについての理解
を深めた上で,あなたがどのように働いていきたいのか?という現時点でのビジョンを思い描いてみま
しょう。
【学習到達目標】
①現代社会における多様な「働き方」の現状を理解し,それに対する自分なりの見解を持っている。
②企業のしくみやそこで働くにあたり必要になる資質について理解している。
③キャリアを能動的に形成していこうとする“構え”を身につけている。
【履修上の注意】
“一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求
めます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については,他の
受講生の学ぶ意欲を削ぐものであるため,厳しく指導します。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨みましょう。どうしても苦手な人は,せめて“ニコッと笑顔をみせる”“相手の
話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
日ごろから「働くこと」に関して,積極的に情報収集することに努めてください。たとえば,就活を経
験している(した)先輩の話,親御さんの仕事の話,マスコミ報道などは有益な情報になりえます。ま
た,地下鉄の中でたまたま聞こえてきた,リクルート姿の就活生達のオシャベリの内容なども検討材料
に取り入れてみるなどの工夫をすると,より楽しくキャリアについて学べるでしょう。
330
【教科書】
『自分で動く就職(2013 年版)』 雇用開発センター 雇用開発センター 2012
【評価方法】
①試験 50%,②課題提出状況 20%, ③平常点 30%を総合的に判断し評価します。ただし,①について
は,得点が平均点の半分未満であった場合は,②③の状況に関わらず,不合格とします。また,③につ
いては,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(キャリアとは何か?)
2 回 「働く意味」を考える(やりがいのため? v.s. お金のため?)
3 回 「お金の意味」を考える(ライフイベント表を手掛かりに)
4 回 「働き方」を考える①(雇用されて働く, 起業して働く)
5 回 「働き方」を考える②(正規で働く,非正規で働く)
6 回 「働き方」を考える③(1つの企業で働く,転職して働く)
7 回 「働き方」を考える④(男性の働き方,女性の働き方)
8 回 「企業のしくみ」を知る①(業界と職務)
9 回 「企業のしくみ」を知る②(企業組織)
10 回 「会社員」とは何か①(イメージする会社員,現実の会社員)
11 回 「会社員」とは何か②(望ましい会社員,望ましくない会社員)
12 回 「憧れの働き方」を考える①(憧れの人物の人生を探る)
13 回 「憧れの働き方」を考える①(結果のプレゼンテーション:前半)
14 回 「憧れの働き方」を考える②(結果のプレゼンテーション:後半)
15 回 総括および試験
キャリアデザイン2b//江利川
良枝/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
331
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
332
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン2b//安藤
りか/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
333
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
334
キャリアデザイン2b//丹山
美香/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
本講義は,3 年次から始まる就職活動で求められる「筆記試験」および「面接・グループディスカッ
ション」にスムーズに対応できるための基礎的能力を養うことを目的としています。それらに関するよ
り実践的な内容は 3 年次の「キャリアデザイン 3a,3b」で学ぶことになっていますが,本講義はそこに
行く前のいわばウォーミングアップ編として,受講生同士のコミュニケーションを深めながら,なるべ
く楽しく進めていくことを予定しています。
「就職超氷河期」「就活ウツ」「ブラック企業」
「内定取り消し」等々,最近の大学生の就活をめぐっ
てはなんだか気が滅入ってしまうような言葉が付される場合が多々あります。あなたもテレビのニュー
スで「100 社に応募しましたが,全部落ちました」などと答えている就活生の映像を見たことがありま
せんか?そういうのを見て,「僕/私もあんなふうに就活で苦労するのかなぁ…」
,「就職できなかった
らどうしよう…」と早くも不安に思っている人もいるかもしれません。
例年,日本中で大学を卒業する学生は約 55 万人います。それに対して,国内の企業は約 420 万社。
非常に大雑把にいえば,卒業する大学生の 7 倍を上回る数の企業があるのですから,企業を選ばなけれ
ば,あなたもどこかには就職できるはずです。
しかし,あなたが「こんな仕事がしたい」,
「これぐらいのお給料がほしい」,
「こんな雰囲気の会社が
いい」,
「場所は○○がいい」…と思ったとき,就職の入り口はだんだん絞られてきます。つまり,あな
たが企業の「選抜」の対象になってくるということです。そして,その選抜のために,企業は筆記試験
(国語・数学中心)と面接&グループディスカッションを用いることが一般的です。あなたがどれだけ
魅力的な人物で,すぐれたスキルを持っていたとしても,とにかくこの 2 種を突破しなくては希望の仕
事に就ける可能性が減ってしまうのです。ちなみに,どうして企業がこれらの課題を就活生に課してい
るかというと,けっきょく,就職後に必要になるからです。たとえば,お釣りの計算もできない営業マ
ンから商品を買いたいと思うお客さんはいないでしょう?
文系学部が中心の本学では,筆記試験に数学があると聞いただけで“ビビってしまう”人が少なくあ
りません(もしかして,あなたもそうですか?)。でも,心配ご無用。
“備えあれば憂いなし”というで
はありませんか。オリンピック選手だっていきなり本番に臨むわけではなくて,その前の地道なトレー
ニングを重ねているのです。
さぁ,本講義で「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」対策の第一歩を踏み出してみま
しょう。国語・数学に苦手意識を持つ人の受講を歓迎します。
【学習到達目標】
①「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」で求められる能力を理解している。
②「筆記試験」と「面接&グループディスカッション」に苦手意識を持つことなく取り組める。
③ チームの課題を達成するための個人の責任と役割の重要性を認識している。
【履修上の注意】
一人前の大人”として周囲の人達と調和して過ごせるようになるための基本的態度として,以下を求め
ます。
①時間の厳守
②受講態度の“3ナイ”
(しゃべらナイ,居眠りしナイ,内職しナイ)
:とくに,私語については厳しく
指導します。私語は「他の受講生の学ぶ意欲と権利を奪う行為」であることを自覚してください。
335
③グループワークにおける積極性:グループワークの際の発言や意見のとりまとめ,プレゼンテーショ
ンなどには積極的に臨んでください。そういうことがどうしても苦手な人は,
“ニコッと笑顔をみせる”
“相手の話に相づちを打つ”だけでもしてみましょう。
【事前準備学習】
グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜かず,積極的に取り
組んでください。グループ毎に事前準備課題を提示する予定です。「誰かがやってくれる」と手を抜か
ず,積極的に取り組んでください。
【評価方法】
①グループワークへの参加態度 50%,,②提出物(含:小テスト)50%を総合的に判断し評価します。
ただし,受講に不適切な態度(私語,遅刻,授業途中の退室,飲食,ケータイ,グループワークの際の
非協力的態度等)があり,注意をされても改善がみられない場合は,減点の対象とします。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション(主体的なキャリア形成)
2 回 就職活動の基礎知識①(筆記テストの概要)
3 回 グループによるプレゼンテーション①(コミュニケーションゲーム&役割分担)
4 回 グループによるプレゼンテーション②(漢字・語句)
5 回 グループによるプレゼンテーション③(文章理解)
6 回 グループによるプレゼンテーション④(計算)
7 回 グループによるプレゼンテーション⑤(図形)
8 回 グループによるプレゼンテーション⑥(判断推理)
9 回 就職活動の基礎知識②(面接&グループディスカッションの概要)
10 回 自己分析
11 回 面接に必要なマナー
12 回 ロールプレイ(面接)
13 回 ロールプレイ(グループディスカッション)
14 回 ミニ目標の設定
15 回 総括
キャリアデザイン3a//十名
(インストラクター4)/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、そして学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するために、1 年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行なっています。また、
進路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充
実させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
336
この「キャリアデザイン 3a・b」は 3 年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1 年次春・秋
学期「キャリアデザイン 1a・b」、2 年次春・秋学期「キャリアデザイン 2a・b」に続き、社会人として
必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につけるとともに、
エントリーシートの書き方や SPI 対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれています。
特にキャリアデザイン 3a では、就職活動において大多数の企業で課せられる「筆記試験対策(特に S
PI2 対策)」を中心に講義を展開していきます。講義では、非言語(数学的)分野と言語(国語的)分野
を学んでいきます。非言語(数学的)分野と聞くと、苦手意識を覚える方も多いかと思いますが、基本
から分かりやすく丁寧に指導をしますので、安心して講義に出席してください。
【学習到達目標】
就職活動において大多数の企業で必須である筆記試験対策(SPI2 など)を中心に学習し、就職活動に
おける筆記試験を通過できる知識習得を目標とします。
【履修上の注意】
毎回の講義時に小テストを実施致します。出欠は小テストの提出/未提出にてとりますので、必ず小テス
トは提出するようにしてください。また、教科書の内容に沿って講義展開をしていくため、教科書は必
ず購入するようにしてください。講義については非言語分野中心に実施をしていきますが、言語分野も
毎回の小テストで答案練習をするなど対策をしていきます。
分からない部分はなるべく早めに解決しましょう。講義前でも講義後でも担当講師に何でも質問してく
ださい。
※講義カリキュラムは都合により前後する場合があります。
※テキスト名は変更になる可能性があります。
【事前準備学習】
具体的な就職活動は 12 月より始まります。就職活動に向けて、キャリアデザイン 2b までに学習した
内容をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
このキャリアデザイン 3a では筆記試験対策を中心に学んでいきます。事前の学習は特段必要ありま
せんが、授業で学んだ内容を復習することが必要不可欠です。分からないことは必ずそのままにせず、
講義前でも講義後でも構いませんので、講師まで気軽に質問をしてください。
【教科書】
『キャリアデザイン 3a (非言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
『キャリアデザイン 3a (言語分野)』 TAC 株式会社 TAC 株式会社 2013 年
【評価方法】
評価は平常点、授業態度、期末試験を総合的に評価して判定します。特に平常点は小テスト提出が大き
なウェイトを占めていますので、必ず提出するようにしてください。
【講義テーマ】
1 回 授業概要説明及び模擬試験
2 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅰ (言語分野)反意語、同意語
3 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅱ (言語分野)同音異義語
4 回 (非言語分野)数学の基礎Ⅲ (言語分野)外来語
5 回 (非言語分野)2 種類の切手を購入したときの合計金額 (言語分野)四字熟語
6 回 (非言語分野)リンゴとバナナを比率で購入しよう「比・比の文章題」 (言語分野)故事成語
337
7 回 (非言語分野)クラスの男子と女子の人数を考える「x と y を使った計算」 (言語分野)ことわ
ざ
8 回 (非言語分野)算数のクイズ「ブラックボックス」 (言語分野)二語の関係 前半
9 回 (非言語分野)駅から学校までの距離は何 m だろうか 「PERT 法・物流」 (言語分野)二語
の関係 後半
10 回 (非言語分野)食塩水の濃度を求めてみる「速さ・濃度」 (言語分野)敬語
11 回 (非言語分野)グラフを考える「グラフと領域」 (言語分野)複数の意味
12 回 総まとめⅠ (これまでの全体像を再確認)
13 回 総まとめⅡ (弱点を克服する)
14 回 総まとめⅢ (本番形式で問題を解いてみる)
15 回 授業総括及び試験
キャリアデザイン3b//十名
(インストラクター4)/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
就職活動には学生として学んできたものだけでなく、社会に直結した実践的な知識の習得とさらなるス
テップアップが必要です。また、一人ひとりの個性や適性にあった進路があり、学生の個性に応じた就
職支援が求められます。名古屋学院大学では、社会のニーズに応え、かつ、学年の立場に立った進路・
就職指導を徹底するため、1年次から始まる早期の進路指導教育プログラムを行っています。また、進
路・就職指導も重要な教育の一環として位置づけ、積極的にカリキュラムに取り入れながら内容を充実
させています。そのひとつが「キャリアデザイン」です。
この「キャリアデザイン3a・b」は3年生向け進路・就職支援のための最終講座です。1年次春・
秋学期「キャリアデザイン1a・b」、2年次春・秋学期「キャリアデザイン2a・b」に続き、社会
人として必要な就職に関する基礎知識および経済・社会・国際・法律などの一般教養知識を身につける
とともに、エントリーシートの書き方やSPI対策など、就職活動に直結した実践的な内容が含まれて
います。
特にキャリアデザイン3bでは、社会人として自立できる基盤と精神力を身につけ、自分のキャリア全
体を考えられる人材を育てることを目的とします。単なる就職活動に必要なテクニックを身につけるの
ではなく、学生自身で就職活動を行っていける基盤づくりをめざします。
具体的には以下の4点の強化を軸に指導を行います。
1.
【学習到達目標】
就職活動に実際に必要な知識、表現力を習得する。具体的には、社会人として必要と言われている会話
力、文章力、思考力を磨くことから始め、社会で必要とされる人材となるための「働く意味」を考えさ
せることを目標とします。
【履修上の注意】
本講義本講義の評価は平常点(授業態度、出欠情報など)の比重が高く、グループワークでの発言内容
も重要視されます。出欠はカードリーダーに学生証を通す方法ではなく、グループワーク時に出欠を講
師が確認します。必要に応じて学生証の提示を求めますので、忘れないようにしてください。座席は指
定席となります。また、期末テストはないので、追試は実施しません。授業は、ほぼ教科書の内容に沿
って行われるため、テキストの購入が必須となります。
338
【事前準備学習】
具体的な就職活動は実際に12月から始まります。その活動をスムーズに始めるためには、キャリア
3aまでに学習した内容をしっかりと自分の中で整理することが重要となります。特に夏季休暇中のS
PIを含めた準備やインターンシップへの参加、キャリアセンターが実施するイベントなどへの積極的
な参加が望まれます。また、社会の情勢にも興味を持つなどの意識を持って就職活動に臨んで下さい。
講義の中で提出してもらう「自己PR」や「大学時代に打ち込んだこと」は、今までの実体験が豊かで
ないと、しっかりした内容が書けませんので三年生の夏までの自分磨きを積極的に体験していただきた
いと思います。また、わからないことがあれば講師に質問して下さい。もちろん、講座後でも構いませ
ん。
【教科書】
『キャリアデザイン
3b』 オリジナルテキスト
2013
【評価方法】
平常点、提出書類、小テストなどを総合的に評価して判定します。グループワークの時間を設けますの
で、
その中での積極的な発言も重要視することにします。
【講義テーマ】
1 回 就職活動本番に向けて - キャリアセンターを活用しよう
2 回 就職活動本番に向けて- 社会の仕組みと働く意味を考える
3 回 仕事について考える
4 回 自己分析
5 回 履歴書を書く ― 自己PRを完成させる
6 回 履歴書を書く - 大学時代に打ち込んだことを完成させる
7 回 企業研究の基礎
8 回 企業研究実践編
9 回 12月の活動開始を前に
10 回 エントリーシートを書く
11 回 面接対策 基礎
12 回 面接対策 実践 - グループディスカッション 対策と実践
13 回 面接対策 実践 - 集団面接対策
14 回 面接対策 実践 - 個人面接対策
15 回 就職活動の総括
英米文学講義1//P.D.
マグラス/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
This course will give you a basic understanding of the background of British and American
Literature. Historical and cultural factors will be presented, then those same factors will be
traced in modern literature of the English speaking world. We will look at Greek and Juda
ic sources that have deeply influenced British and American literature. Since this course will
339
be taught in English, there will also be language learning features to the class such as dict
ation and listening drills.
【学習到達目標】
The basic purpose of the class is to give you some idea of the cultural forces behind British
and American literaure. By the end of the course you should be able to explain some parts
of the flow of Greek and Judaic literature into the literatures of English-speaking people.
【履修上の注意】
You can prepare yourself for the course by reading some articles or books on the background
of British and American literature.
【事前準備学習】
Any reading you do on the background of European culture will help you prepare for the cla
ss. In particular the background of the Bible as well as the history of Greek tragedy will he
lp you in the course.
【教科書】
Printed and listening materials will be distributed.
【評価方法】
Your grade will be based on the quality of your homework and your contribution to the clas
s.
【講義テーマ】
1 回 Monotheism vs Polytheism
2 回 Monotheism and the Judaic World
3 回 Obedience and the Story of Job
4 回 Polytheism and the Greek World
5 回 Know Yourself: the Story of Oedipus
6 回 Obedience and the Story of Antigone
7 回 The Suffering Servant: Another Look at Job
8 回 George Eliot and the Biblical Tradition
9 回 Affirmative Mysticism: Dante and His Love
10 回 T.S. Eliot and Dante
11 回 Magic Prison: Emily Dickinson
12 回 Alternative Vision: Hawthorne's Feminism
13 回 Christian Exiles: James Baldwin
14 回 Christian Exiles: Richard Wright
15 回 Review
340
英米文学講義2//P.D.
マグラス/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
In this course we will look at the ethical side of British and American literature, paying att
ention once again to the Judae-Christians background and the Greek tradition. What is the
relation between literature and ethics? What writers are most deep;y involved in the ethical
tradition? How is minority literature connected to the ethical tradition? These are some of t
he questions we will look into.
【学習到達目標】
The purpose of this course is to gain an understanding of how literature in England and A
merica has been a tool for shaping ethical consciousness.
【履修上の注意】
Students can get ahead by reading translations of some of the authors or works mentioned
below. A deeper familiarity with some of the works would be very helpful.
【事前準備学習】
Reading some articles on the difference between the medieval spirit and the arrival of mode
rnity with the Enlightenment will help you to understand the most important turning point
of the period.
【教科書】
Printed materials will be distributed
【評価方法】
Students will take regular quizzes on the work we have covered. The grade will be based
mostly on these quizzes as well as the vigor of the student's class participation.
【講義テーマ】
1 回 Literature and Morality
2 回 Poetic Justice
3 回 Dickens and the lives of others
4 回 The moral vision of George Eliot
5 回 E M Forster and expanding moral vision
6 回 Virginia Woolf vs human egocentrism
7 回 Graham Greene and the sadness of God
8 回 American visions: Harthorne's alternative vision
9 回 Walt Whitman and the ethics of brotherly love
10 回 Standing alone: Richard Wright's Native Son
11 回 Standing alone: James Baldwin's work
12 回 Standing alone: Toni Morrison's Beloved
13 回 Asian America: Maxine Kingston
14 回 Asian America: Hisaye Yamamoto
15 回 Review
341
社会教育論//松本
浩司/春A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
本科目は、教職課程科目における「教科又は教職に関する科目」です。本科目では、文献やフィールド
ワークを通して、学校外で行われる多様な教育・学習の姿を知り、学校教育における教育・学習の在り
方を見つめ直すことを目指します。
「見渡すとこの世には学びが満ち溢れている」―この言葉がこの科
目のキャッチフレーズです。(ちなみに、この言葉は、映画「ラブ・アクチュアリー」の「見渡すとこ
の世には愛が満ち溢れている」のオマージュです。人が関わり合うところに、愛と同じくらい、学びが
生まれるということを伝えたいのです。)
授業においては、主体的な調べ学習や、個人およびグループのワークを積極的に行います。また、授
業外の課題としても、主体的な調べ学習を課すことがあります。従って、受講生は、インターネットを
用いた図書館の蔵書検索や資料収集ができる必要があります。これらの技能に不安のある人は、この授
業を履修する前に、関係する授業や図書館などが行う各種のガイダンスに参加することを強く勧めます。
なお、フィールドワークを行う場所については、原則として受講生各自が見つけてくる必要がありま
す。担当教員は斡旋しません。
【学習到達目標】
1.社会教育および生涯学習の概念と理論を理解する。
2.社会教育および生涯学習のさまざまな姿を理解する。
3.フィールドワークを通して、社会教育および生涯学習の実際を理解する。
4.以上を踏まえて、学校教育における教育・学習の在り方を相対化して見つめ直すことができる。
【履修上の注意】
1.授業は、教科書に沿って進めます。受講生は、あらかじめ指定された教科書の該当部分を予習した
うえで、事前に配付される「予習ワーク」に取り組んで、授業に臨んでください。ここで言う「予習」
とは、
(1)分からない言葉にマークし、その意味を辞書・辞典で調べる、
(2)筆者の主張として大事
だと思う箇所に線を引く、(3)よくわからない箇所にマークし、その疑問を書き入れる、ことです。
2.受講に際し、「ポートフォリオ」に使用するA4タテ版2穴フラットファイル(色は自由)を1冊
購入し、持参してください。また、ポートフォリオに綴じられるように、ノートはA4版のルーズリー
フを推奨します。ポートフォリオは、毎回持参してください。このことについては、第1回目の授業で
詳しく説明します。
3.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任におい
て行ってください。授業担当者は一切関知しません。
4.この授業のポリシーは学生が主体的に学習することです。したがって、わからないことは、まず自
分で考え、続いて自分で調べ、さらにチームメンバー・クラスメイトと相談して、それでもわからない
ことは、グループワーク中の教員巡回時(離席して教員を呼んでも構わない)や授業後に担当教員へ質
問してください。わからないことをあいまいのままにしておかないでください。また、学生が主体の授
業ですから、教員が講義する時間は限られています。それで物足りない学生については、授業後に聴き
に来てください。時間の許す限り答えます。
5.授業を妨害する行為(特に教員やクラスメイトを侮辱・中傷する行為)は認めません。単位不認定
など、厳正な処置を講じます。
342
6.学校教員の専門性は、日々の実践に対する内省と絶え間ない学習によって培われるものです。その
ような態度について、本科目において明示的に評価することはしませんが、授業での学習における様々
な局面で求められることになりますし、成績にも反映されるものと考えています。
【事前準備学習】
履修上の注意1を参照。
【教科書】
『生涯学習論―大人のための教育入門』 久田邦明 現代書館 2010
【参考書】
『生涯学習の基礎』 倉内史郎・鈴木眞理編 学文社 1998
『レポートの組み立て方(ちくま学芸文庫)』 木下是雄 筑摩書房 1994
その他は、必要に応じて、授業中に適宜紹介します。
【評価方法】
論述式の筆記試験(100%)によります。なお、フィールドワークの報告書を提出した者に限り、筆
記試験の受験資格を与えます。他者によるノート・メモ(複写含む)を除いて、持ち込みを許可します。
なお、試験問題は、第 1 回目の授業で発表されます。
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 生涯学習から見た学校教育の特質(pp.5-26)
3 回 「生涯学習」概念の意義(pp.26-38)
4 回 生涯学習と学校教育の違い(pp.38-52)
5 回 若者の居場所づくり(pp.53-75)
6 回 通過儀礼の意義(pp.75-98)
7 回 若者の就労支援(pp.99-117)
8 回 地域社会に子どもの居場所をつくる(pp.118-128)、「世間話」の力(pp.129-140)
9 回 子どものための防犯活動から見る大人の役割(pp.141-149)、子どもが地域での体験学習を行う意
義
10 回 子ども会の社会的役割(pp.158-165)、高齢者が活躍する地域社会(pp.165-175)
11 回 「コミュニケーションとしての教育」の創造―教科書の確認―(pp.176-248)
12 回 「コミュニケーションとしての教育」の創造―社会教育のビジョンを創る―
13 回 「コミュニケーションとしての教育」の創造―ビジョンを批評し合う―
14 回 フィールドワーク
15 回 まとめ・試験
実践福祉論//手嶋
雅史/集春/2 単位/1 年次配当
【講義概要】
新学習指導要領では、総合的な学習の時間をはじめ、各教科・領域において福祉に関する内容が重視さ
れている。また、文部科学省調査で LD・ADHD・高機能自閉症により学習や生活について特別な支援
343
が必要な児童生徒は約6%程度通常の学級に在籍し、さらに特殊教育・特別支援教育が必要な児童生徒
は全体の約8.5~9.5%と推計している。そうした背景のもと障害者基本法改正において発達障害
や難病が障害に含まれることとなった。これからの教員志望者にとって、「健常児生徒への福祉教育」
だけでなく「特別支援児生徒への福祉支援」についても基礎的な理解は不可欠といえる。実践福祉論で
は、学生自身が福祉の課題を身近な問題としてとらえなおし、実際に自分はどのような役割を果たせる
かを考える事をテーマとする。
講義は「介護等体験」に必要な視点や基本理念、概念、制度、政策、サービス内容などを概観し、障害
者権利条約等の時代を背景に、高齢者・児・障害者をめぐる環境(家族・地域・教育・労働・保健・医
療・住宅など)の現状を明らかにしていく。主としてパワーポイントを利用した講義と演習・小グルー
プでのディスカッションなど学生が体験や共感を通じて学ぶことができるように構成する。
【学習到達目標】
初級レベル(障害・介護ヘルパー3級レベルの知識)の福祉用語の理解をもって障害児(者)・老人福
祉分野に関する入門書ならびに新聞雑誌の関連記事の趣旨が理解できる水準に到達すること
【履修上の注意】
教員免許取得希望者は介護等体験に出かける前にこの授業を履修する必要がある。
準備学習:各自の課題やテーマを予め整理しておくこと。授業後は気付きをキーワードとして書き出し
ておくこと。
【事前準備学習】
教職を履修するにあたり、介護等体験の意味やねらいを整理しておくこと。
【教科書】
指定しません
【参考書】
指定しません
【評価方法】
試験70%(テスト持ち込みはコピー禁止)
平常点30%
【講義テーマ】
1 回 実践福祉論を学ぶにあたって
実践福祉論受講のガイダンス
2 回 基本的視点の整理
福祉の概念を理解するのに必要な視点について学ぶ
3 回 ノーマライゼーションの理念
4 回 福祉の史的展開 世紀転換期の動向と課題を含めて
5 回 日本の福祉基礎構造改革
介護保険・自立支援法を中心に
等
6 回 福祉需要の把握方法とその具体的内容
7 回 障害者の抱える問題
8 回 高齢社会の抱える問題
9 回 児童の福祉課題
10 回 障害者福祉の役割と意義 スウェーデンの脱施設化から
11 回 障害者の生活支援サービス 雇用・就労におけるジョブコーチ制度に学ぶ住宅生活環境への対応
を中心に 等
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14
15
回
回
回
回
現代社会の福祉問題
社会実態を過去数年の関連記事から読み取る
ボランティアを通じて ヘンリーランドワースに学ぶ
福祉実践演習
障害者からの相談(ロールプレイにて体験)
まとめ及び試験
教育問題特別研究//矢澤
他/集秋/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
教育に関わる問題は、教員をめざす学生のみならずすべての人々にとっていつの時代においても多く
の関心を集めてきた。なぜならば、教育は次の世代の人間を育てる人類に共通の普遍的な活動であるか
らである。しかし教育は他方において、我々の社会生活に深く関わる分野であるから社会情勢の影響を
常に受けるばかりでなく社会の要請に対応していかなくてはならないという側面もある。教育は、人間
を育てる活動であると同時に次の社会、ひいては未来永劫に続くであろう世界を創る営みであるのだが
こうした教育には固有の問題が存在し、我々は現在に至るまでその解決に不断の努力を継続してきた。
今日、子供たちを取り巻く社会環境は大きく変化しつつある、我々はすでに大人になってしまってい
るので、二度とそのような環境で育つことは無く、子供たちが現在どのように考え、そのことが将来の
我々の社会にどのような影響をもたらすのか知ることは難しい。しかしそれでもなお、特に教員を目指
す学生はそれらの変化に目を向け、あるべき教育活動はどのようなものであるのかを考えていかなくて
はならない。
この授業では、教育に関わる問題を取り上げ、その根底にある教育の基本的な事項を解説していく。
このことによって、併せて各都道府県、政令指定都市の教員採用試験の準備を行う。特に、教員採用試
験の仕組みや合格への道筋も解説し、これから教員試験に臨む学生に有益な情報を提供したい。また、
教育に関するニュースなど、さまざまな問題について随時取り上げて、その背景を説明していく。
【学習到達目標】
教育に関わる普遍的問題や時事的問題を取り上げ、その根底にある教育の基本的な原理や原則及び知
識事項についての理解を深める。併せて教員採用試験のための基礎的知識について習得する。
【履修上の注意】
教員を目指す学生はぜひ受講してほしい
【事前準備学習】
事前に指示された事柄については必ずやっておくようにしてください
【教科書】
『プリント教材他』
最初の授業時に指示する
【参考書】
最初の授業時に指示する
【評価方法】
テスト(70%)と平常点(30%)により評価する。出席が8割に満たない者は失格とする。15分以上の遅
345
刻は認めない。
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、教育原理・教育史(1)教育の目的・思想、学習指導、西洋教育史(古代
~近世)
2 回 教育原理・教育史(2)人権・同和教育、生徒指導、西洋教育史(近代~現代)
3 回 教育原理・教育史(3)生涯学習、学校・学級経営、日本教育史(古代~近世)
4 回 教育原理・教育史(4)特別活動、道徳教育、日本教育史(近代~現代)
5 回 一般教養(1)人文科学分野
6 回 一般教養(2)社会科学分野
7 回 一般教養(3)自然科学分野
8 回 一般教養(4)時事問題他
9 回 教育心理(1)発達と教育の基礎
10 回 教育心理(2)教授学習過程、学級集団
11 回 教育心理(3)障害児の心理と教育相談
12 回 教育法規・教育時事(1)教育基本法、学校教育法
13 回 教育法規・教育時事(2)教育職員免許法、教育公務員特例法
14 回 教育法規・教育時事(3)中央教育審議会答申等
15 回 教育法規・教育時事(4)学習指導要領、授業総括
教育課程論//矢澤
雅/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は人間形成を促す教育課程はどのようなものかということについて探究することが主題で
ある。教育課程の問題は、学校教育において、児童・生徒に何を教え何を学ばせるかという問題につい
て研究することであるが、その問題はつきつめると子どものニーズと社会の要求の2つの要素をどのよ
うに統一していくかという問題になる。この授業では、そのような視点から教育課程について考えると
ともに基礎的・基本的事項についての理解を深めることをめざす。
【学習到達目標】
この授業では、わが国の戦前と戦後の教育課程の歩みを理解すること、学習指導要領の役割と性格に
ついて理解すること、教育課程編成の基本的原則について理解すること、教育課程の評価について理解
すること、教育課程の今日的課題について理解することなどを目標とする。
【履修上の注意】
板書の文字をノートにただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した図書について可能な限り読んでみること
【事前準備学習】
教科書を使って予習をすること
【教科書】
『第3版 新しい時代の教育課程』 田中耕治他著 有斐閣アルマ 2011 年
346
『中学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 ぎょうせい 2008 年
『高等学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 東山書房 2009 年
【参考書】
『中学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2008 年
『高等学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2009 年
【評価方法】
試験の結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席にする
【講義テーマ】
1 回 教育課程(カリキュラム)の意義
2 回 近代日本の教育課程
3 回 戦後「新教育」のカリキュラム改革
4 回 系統性重視の教育課程
5 回 「新しい学力観」と教育課程
6 回 「生きる力」と教育課程
7 回 教育課程と学習指導要領の関係
8 回 教育課程における分化と統合(総合的な学習の時間)
9 回 教育課程編成の原則(教育内容の選択)
10 回 教育課程編成の原則(教育内容の組織)
11 回 単元構成と教材研究
12 回 教育課程評価とは何か
13 回 社会システムと教育課程
14 回 教育課程の今日的課題
15 回 授業総括および試験
英語科教育法1//柳
善和/春B/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
この科目は英語科教員免許状取得のための必修科目である。
この授業では、中学校・高等学校での授業の方法について、その理論から実践まで具体的に習得する
ことを目的にしている。
前半では、実際の授業を支える理論的な枠組みと実際の授業をするための計画作り、をねらいとして、
次の項目を扱う。
①教授法の概要と歴史
②日本の英語教育の枠組み
②授業の組み立て方の基本
③実際の授業の VTR 視聴
④授業の具体的な進め方。
後半では、次のような手順に従って模擬授業を受講者全員にやってもらう。
347
①指定された教材について教材研究を行う。
②模擬授業を行う。あるいは他の学生が行う模擬授業に参加する。
③授業の評価を行う。
模擬授業を行う場合には、前半の講義の内容に従って、授業内容を「Warm-up」
「新教材の導入」
「前
時の復習」「ドリル」「本文の説明」などに分けて一人 10~15 分で行う。模擬授業の日程は 5 月初めの
授業時(受講者確定後)に配布し必要があれば調整する。
なお、英語科教員になるために一定レベル以上の英語能力が必要であり、この授業でもそのレベルの
英語能力があることを単位取得の条件とする。講義期間中に 3 回の英語の試験を実施し、一定レベルに
達しない受講生については不合格となることがある。具体的な内容については、最初の授業時に詳しく
説明する。
【学習到達目標】
中学校・高等学校での授業の方法について、その理論的な背景を理解し、実際に模擬授業を行いその理
論が反映された授業を計画し実行することができること。
【履修上の注意】
教職課程以外の学生も履修できるが、授業の到達目標が高く、また課題なども多いのでその旨了解して
履修すること。
【事前準備学習】
英語の能力を高めるように各自で努力すること。特に、実用英検、TOEIC、TOEFL などを受験し、常
に英語学習を意識的に行うこと。
【教科書】
授業でその都度指示する。
【参考書】
授業でその都度指示する。
【評価方法】
次の内容によって評価する。
(1)レポート
①「中学校の英語授業の細案作成」(教材は最初の講義で配布)
②「自分の模擬授業の計画及び自己評価」
(2)模擬授業の内容
①準備段階での授業細案の作成
②模擬授業の実演(15 分程度)
(3)毎週模擬授業を観察して提出する「授業レポート」
(4)授業への参加度
(5)英語試験(3 回実施する)の結果で一定レベルに達しない場合には不合格になる。
348
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 英語教授法の流れ(1)文法訳読法から Oral Approach まで
3 回 英語教授法の流れ(2)Communicative Approach
4 回 英語教育をめぐる制度論(1)学習指導要領
5 回 英語教育をめぐる制度論(2)日本の英語教育をめぐる状況
6 回 英語教育をめぐる制度論(3)小学校英語教育の導入
7 回 授業の組み立て方(基礎)授業の流れ
8 回 授業の組み立て方(実践)(1)Warm-up
9 回 授業の組み立て方(実践)(2)新教材の提示
10 回 授業の組み立て方(実践)(3)ドリルの方法
11 回 授業の組み立て方(実践)(4)本文の説明
12 回 授業の組み立て方(実践)(5)発問の方法
13 回 模擬授業(1)Warm-up①授業の始め方
14 回 模擬授業(2)Warm-up②授業で使えるゲームなど
15 回 模擬授業(3)新教材の導入①一般動詞の疑問文
16 回 模擬授業(4)新教材の導入②受動態の導入
17 回 模擬授業(5)新教材の導入③最上級の導入
18 回 模擬授業(6)新教材の導入④現在完了形の導入
19 回 模擬授業(7)ドリルの方法①道案内
20 回 模擬授業(8) ドリルの方法②Show and Tell
21 回 模擬授業(9)本文の説明①対話文(中 2 の教材)
22 回 模擬授業(10)本文の説明②説明文(中 3 の教材)
23 回 模擬授業(11)本文の説明③物語文(中 3 の教材)
24 回 模擬授業(12)本文の説明④説明文(高校英語Ⅰの教材)
25 回 模擬授業(13)本文の説明⑤説明文(高校英語Ⅱの教材)
26 回 模擬授業(14)Oral Communication の授業①(高校 OCⅠの授業)
27 回 模擬授業(15)Oral Communication の授業②(高校 OCⅡの授業)
28 回 模擬授業のまとめ
29 回 期末試験期間
30 回 期末試験期間
英語科教育法2//柳
善和/春B/4 単位/2 年次配当
【講義概要】
この科目は中学校の英語科教員免許状取得のための必修科目である。また、高等学校の英語科教員免
許状だけを取得する場合には選択科目として単位を取得することができる。
この授業では、実際の英語教材(検定教科書など)を用いて、その内容を検討し、教材研究の方法や
授業での利用・展開の方法を学習する。
授業で扱うのは次のような内容である。
(1)検定教科書(中学校及び高等学校)の利用や展開
①教材研究の方法
②発問の作成および授業での利用方法
349
③教科書の題材の問題(異文化理解、言語について、環境問題など)
(2)テストの方法・評価論
(3)四技能の指導
(4)学習者論
(5)学習方略論
いずれも、授業では何回か課題が出され、それをもとにして授業を進める。
また、授業では積極的に発言することが求められ、授業への参加度は評価に反映される。
【学習到達目標】
この授業では、まず、実際の英語教材(検定教科書など)を用いて、その内容を検討し、教材研究の
方法や授業での利用・展開の方法を学習する。さらに、実際の授業で必要な英語力を習得できるように
する。
【履修上の注意】
教職課程以外の学生も履修できるが、学習到達目標が高く、また課題もほぼ毎回課されるなど、授業の
負担が大きいのでその旨了解して履修すること。
【事前準備学習】
英語能力を高めるように常に努力すること。英語科教育法 1 とは異なり、英語能力試験を課すことはな
いが、授業を履修していく中で必要な英語能力が無ければ履修は難しい。
【教科書】
授業でその都度指示する。
【参考書】
授業でその都度指示する。
【評価方法】
この授業の評価方法は次の通りである。
(1)授業で出される課題
(2)授業への参加度
(3)小テスト
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション
2 回 教材研究の方法(中学校教科書による)
3 回 発問の作成(中学校教科書による)
4 回 発問の利用方法(中学校教科書による)
5 回 教材研究の方法(高等学校教科書による)
6 回 発問の作成(高等学校教科書による)
7 回 発問の利用方法(高等学校教科書による)
8 回 評価論①(テストの理論的枠組み)
9 回 評価論②(テスト作成の実際)
10 回 学習方略の考え方
11 回 学習者の特性①年齢・発達段階
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回
回
回
回
学習者の特性②性格による違い
学習者の特性③学習方法による違い
教科書の題材の研究①(異文化理解:中学校教科書による)
教科書の題材の研究②(異文化理解:高等学校教科書による)
教科書の題材の研究③(ことばの理解:中学校教科書による)
教科書の題材の研究④(ことばの理解:高等学校教科書による)
四技能の指導①(英語能力の構造)
四技能の指導②(リスニングの指導)
四技能の指導③(リスニングの教材)
四技能の指導④(スピーキングの指導)
四技能の指導⑤(スピーキングの教材)
四技能の指導⑥(スピーキングの実際)
四技能の指導⑥(Debate の指導)
四技能の指導⑦(リーディングの指導)
四技能の指導⑧(リーディングの教材)
四技能の指導⑨(ライティングの指導)
四技能の指導⑩(ライティングの教材)
期末試験期間
期末試験期間
教育方法論//矢澤
雅/秋A/2 単位/3 年次配当
【講義概要】
教育方法は、生徒や学習者の気持ちを察しながら、人間形成的意図をもって彼らの生活や学習に働き
かける実践活動であると考えられている。その実践活動は、人間形成の観点から一定の目的を立て、そ
こにいたる道を熟慮し、どれか一つの道を選択する。目的地にいたる道は一つだけではない。どの道を
選択するか意思決定するする際にその背後には合理的根拠がなければならない。ここに教育方法の理論
が位置づいている。この授業では、教育方法の実践活動の背後にある理論について理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。近代・現代の教育方法理論について理解を深めること、生徒
理解と指導の関係について理解すること、カリキュラム編成について理解すること、単元構成や教材研
究について理解すること、学習指導と人格形成の関係について理解を深めること、教育技術や教育メデ
ィアについて理解を深めること、情報機器の操作について理解を深めること、学習集団の活用について
理解を深めることなどである。
【履修上の注意】
板書した文字をただ写すだけでなくノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考図書をできるだけ読むこと
【事前準備学習】
テキストを使って予習すること
351
【教科書】
『教育の方法と技術』 平沢茂 図書文化社 2009
【参考書】
『教育方法の探究』 天野正輝著 晃洋書房 1995.8
『教育方法学』 井上弘著 協同出版 1978.4
【評価方法】
試験結果を主要な評価対象とし授業態度を加味して評価する
15 分以上の遅刻は欠席とする
【講義テーマ】
1 回 教育方法に関わる諸概念
2 回 ヘルバルトの教育的教授論
3 回 デューイの経験主義的教授論
4 回 ブルーナーの構造重視の教授論
5 回 教師と生徒との教育的関係
6 回 生徒理解と指導の関係
7 回 カリキュラム編成(教育内容の選択について)
8 回 カリキュラム編成(教育内容の配列とその系統性について)
9 回 単元構成について
10 回 教材と教材研究の方法
11 回 学習指導の目標と学力観および人格形成の契機
12 回 教師の指導技術
13 回 教育メディアとその活用
14 回 情報機器の操作(パワーポイントの操作法)
15 回 授業総括及び試験
教育実習事前事後指導//矢澤
他/集春/1 単位/4 年次配当
【講義概要】
平成元年に改正された教育職員免許法施行規則の第6条備考8に「教育実習の単位数には、教育実習
に係わる事前及び事後の指導の1単位を含むものとする。
」とある。この改正にともない教育実習事前
事後指導は、単位認定の対象として必修の授業となり出席が義務づけられることになった。
①、教育実習事前指導
事前指導は、これまでに受講した教職課程の科目の授業内容を、直前に迫った教育実習を想定して総
括するという性格のものである。教育実習は、学生個々人が実習校の教育活動に参加するという形をと
るが、教育実習校への派遣は、大学の責任の下で行われる。したがって大学は、個々の実習生が所期の
目的を達成できるように、できるかぎりの準備を行うばかりでなく、実習校の学校運営に支障を来たす
ことなく、また指導に当たる教員に必要以上の負担をかけることのないように、さらに実習の対象とな
る生徒諸君の学習活動に遅滞や混乱を引き起こすことがないように細かな配慮をしなければならない。
このような目的で開講されるのが事前指導である。
<事前指導の内容>
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・第 1 日目(09:10~16:45)
教育実習の歴史とその意義、教育実習に関する VTR の視聴とその検討(一般編)、教育実習に関する
VTR の視聴とその検討(教科編)、特別活動の内容とその指導、生徒指導の進め方
・第 2 日目(09:10~16:45)
免許教科別指導(学習指導案の作成指導)、マイクロ・ティーチング、全体指導、諸注意
<直前指導の内容>(15:00~18:00)
全般的心構え、観察・参加・本実習の要点、学習指導のあり方、本学のキリスト教主義、具体的注意
②、教育実習事後指導
原則的には、教育実習そして教員採用試験が終わり、やがて教育職員として就職することを前提にし
て行われるものである。つまり学生の身分から、一人前の教員になっていくための心構えを養うための
授業である。ここでは教育実習という貴重な体験をふまえて、教育とは何か、教員はどうあるべきかを
突き詰めていくことが目的になる。そういう意味で事後指導は教育研究という性格を持つものであり、
単なる教育実習反省会以上の重みのある内容を設定して行われる。
<事後指導の内容>(15:30~18:20)
教育実習事後指導の意義、教育実習の体験発表とアンケート調査(3年次生も参加)、3年次生と4
年次生の間での質疑応答、教育実習を参観した教員の評価
【学習到達目標】
この授業では、教育実習前においては、学習指導及び生徒指導の基礎的・基本的知識と技能を再確認
しその不十分な点を補充するとともに教育実習に臨む心構えを確立することをめざす。また、教育実習
終了後には、その経験を反省し学んだことを相互に共有し将来の教職への礎を築くことを目的とする。
【履修上の注意】
教育実習事前指導、教育実習直前指導のいずれかを欠席した人は教育実習に行くことはできません。
また、教育実習事後指導に欠席した人は教育実習の単位が出ませんので注意してください。
【事前準備学習】
教育実習事前指導・直前指導の前までに大学で学んだ教職課程関連科目の内容を復習しておくこと
教育実習事後指導の前までに自分の教育実習で学んだことや反省点をまとめておくこと
【教科書】
『教職課程ハンドブック』 名古屋学院大学教職課程委員会
【参考書】
『教職課程ハンドブックに掲載』
【評価方法】
受講態度、学習意欲を中心として教育実習校の評価等を含めての総合評価
【講義テーマ】
1 回 教育実習事前指導:教育実習事前指導の意義
2 回 教育実習事前指導:教育実習に関する VTR の視聴とその検討(1)・(2)
3 回 教育実習事前指導:特別活動の内容とその指導、生徒指導の進め方
4 回 教育実習事前指導:学習指導案の作成指導、マイクロ・ティーチング、全体指導、諸注意
5 回 教育実習直前指導:全般的心構え、観察・参加・本実習の要点
353
6 回 教育実習直前指導:学習指導のあり方、本学のキリスト教主義、具体的な注意
7 回 教育実習事後指導:教育実習事後指導の意義、教育実習の体験発表とアンケート調査
8 回 教育実習事後指導:3年次生と4年次生の間での質疑応答、教員の評価
9 回
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10 回
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11 回
-
12 回
-
13 回
-
14 回
-
15 回
-
教育実習A//矢澤
他/集春/2 単位/4 年次配当
【講義概要】
教育実習は、学生諸君がこれまで大学で学んできた一般教養、専門教養、教職教養の成果を実習校で
の教育活動に参加することによって、とりわけ実際に教壇に立って授業を行う本実習によって実証研究
することが目的である。将来教員として生きようとする学生諸君にとって、教育実習は、教師の仕事の
難しさや責任の重大さを自覚し、生徒の純粋さや教育のすばらしさを実感し、自分の知識や力量の不足
を痛感するなどの経験を通して新たな研究への関心と意欲を生む貴重な機会となる。
さて、教育実習は観察、参加、本実習に分けられる。観察においては、観察項目は多岐にわたるが、
ただ単に漫然と眺めているのではなく、授業の導入の仕方はどうか、発問の仕方と生徒の反応はどうか、
板書をどう工夫しているかなど、あらかじめ観点を定めて観察する必要がある。参加は、指導教諭の教
育活動に助手的な立場で参加し、指導教諭の教育的意図を推測し生徒に対する教員のかかわり方を内側
から理解することが目的であり、実際に授業をする準備段階としての実践的認識を深めることがねらい
である。本実習は、実際に授業を担当する段階であるが、ここで忘れてならないことは、この授業は実
習生にとっては練習であるという側面もあるかもしれないが、生徒は成長途上のかけがえのない存在だ
という事実である。それ故、教材研究を徹底して行うとともに自己の持つ力量のすべてを出しきって真
剣に取り組むことが重要である。本実習の準備に当たっては、免許教科の授業だけでなく、他教科の実
習生や教員の授業を見ることも大切である。
教育実習は、大学の教室で授業を受けるのとは違い、これまで経験したことのない出来事が待ち受け
ている。それ故、不安と期待が錯綜していることであろう。しかし、真剣に取り組めば取り組むほど得
る内容も大きく精神的財産となるので精一杯がんばってほしい。
ところで、高等学校での教育実習を希望する者は、出身高等学校で教育実習を受け入れてもらうよう
に事前に許可を得なければならない。なお、高等学校免許状取得のための教育実習の単位数は、事前・
事後指導の1単位を含めて3単位であり実習期間は2週間である。
また、多くの県では、教育実習を受け入れるに当たって、原則として実習を行う年度の教員採用試験
を受験することを前提にしている。実習生としての心がまえができていれば、すでに教員になることを
心に決めており、その実現のために教員採用試験に向けて着々と準備をしているはずだ、との考えがあ
るからであろう。
【学習到達目標】
この教育実習の経験を通して、教員の使命とは何か、生徒の個性を理解するとはどのようなことか、
生徒の成長・発達を支援するとはどのようなことか、また自分の教師としての適性の有無はどうかとい
354
うことなどについて主体的に理解することを目標とする。
【履修上の注意】
教育実習事前・直前指導において詳しく説明する
【事前準備学習】
教育実習において自分が担当する単元について事前に十分に勉強をしておくこと
学習指導要領の「総則」、
「担当教科」、
「総合的な学習の時間」、
「特別活動」の箇所を事前によく読ん
でおくこと
また、これらの「学習指導要領解説」についても事前によく読んでおくこと
【参考書】
『『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』およびハンドブックに記載してある参考書』
【評価方法】
教育実習校の成績報告を踏まえて教職課程委員会の議を経て決定する
【講義テーマ】
1 回 観察(学校の教育目標、教職員の組織と職務等々)
2 回 観察(生徒数と学級編成、諸規則等々)
3 回 観察(学級目標、学級経営、生徒の活動の様子等々)
4 回 観察(教師の授業の様子、指導計画の立て方等々)
5 回 観察(クラブ活動・部活動等々)
6 回 観察・参加(学級経営への参加等々)
7 回 観察・参加(授業への参加等々)
8 回 観察・参加(授業への参加等々)
9 回 観察・参加(生徒指導への参加等々)
10 回 観察・参加(部活動、生徒会活動への参加等々)
11 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
12 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
13 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
14 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
15 回 観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
教育実習B//矢澤
他/集春/4 単位/4 年次配当
【講義概要】
教育実習Bは、中学校免許状を取得しようとする者あるいは中学校免許状と高等学校免許状をあわせ
て取得しようとする者が選択するかもくである。高等学校免許状のみの取得を希望する者は教育実習A
を選択すること。
教育実習は、学生諸君がこれまで大学で学んできた一般教養、専門教養、教職教養の成果を実習校で
の教育活動に参加することによって、とりわけ実際に教壇に立って授業を行う本実習によって実証研究
することが目的である。将来教員として生きようとする学生諸君にとって、教育実習は、教師の仕事の
355
難しさや責任の重大さを自覚し、生徒の純粋さに触れ教育のすばらしさを実感し、自分の知識や力量の
不足を痛感するという経験を通して新たな研究への関心と意欲を生む貴重な機会となるであろう。
さて、教育実習は観察、参加、本実習に分けられる。観察においては、観察項目は多岐にわたるが、
ただ漫然と眺めているのではなく、授業の導入の仕方はどうか、発問の仕方と生徒の反応はどうか、板
書をどう工夫しているかなど、あらかじめ観点を定めて観察することが大切である。参加は、指導教諭
の教育活動に助手的な立場で参加し、指導教諭の教育的意図を推測し生徒に対する教員のかかわり方を
内側から理解することが目的であり、実際に授業をする準備段階としての実践的認識を深めることがね
らいである。本実習は、実際に授業を担当することであるが、ここで忘れてならないことは、授業を受
ける生徒は成長途上のかけがえのない存在であるという事実である。それ故、教材研究を徹底して行う
とともに1時間の授業の一こま一こまをゆるがせにせず、自己の持つ力量のすべてを出しきって真剣に
取り組むことが重要である。本実習の準備に当たっては、免許教科の授業だけでなく、できるだけ多く
の教員の授業を見ることも大切である。
教育実習は、大学の教室で授業を受けるのとは違い、これまでに経験したことのない出来事が待ち受
けている。それ故、不安と期待が錯綜していることであろう。しかし、真剣に取り組めば取り組むほど
得る内容も大きく精神的財産となることは間違いないので精一杯がんばってほしい。
なお、中学校免許状取得のための教育実習の単位数は、事前・事後指導の1単位を含めて5単位であ
り実習期間は3週間ないし4週間である。
また、多くの県では、教育実習を受け入れるに当たって、原則として実習を行う年度の教員採用試験
を受験することを前提としている。教育実習に真剣に取り組むという心がまえができていれば、すでに
教員になることを心に決めており、その実現のために教員採用試験に向けて着々と準備をしているはず
だ、との考えがあるからであろう。
【学習到達目標】
この教育実習の経験を通して、教員の使命とは何か、生徒の個性を理解するとはどのようなことか、
生徒の成長・発達を支援するとはどのようなことか、また自分の教師としての適性の有無はどうかとい
うことなどについて主体的に理解することを目標とする。
【履修上の注意】
教育実習事前、直前指導において詳しく説明する
【事前準備学習】
教育実習において自分が担当する単元について事前に十分に勉強をしておくこと
学習指導要領の「総則」、
「担当教科」、
「総合的な学習の時間」、
「特別活動」及び「道徳」の箇所を事
前によく読んでおくこと
また、これらの「学習指導要領解説」についても事前によく読んでおくこと
【参考書】
『『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』およびハンドブックに記載されている参考書』
【評価方法】
教育実習校の評価を踏まえて教職課程委員会において決定する。
【講義テーマ】
1 回 第 1・2 回:観察(学校の教育目標、教職員の組織と職務等々)
2 回 第 3・4 回:観察(生徒数と学級編成、諸規則等々)
356
3 回 第 5・6 回:観察(学級目標、学級経営、生徒の活動の様子等々)
4 回 第 7・8 回:観察(教師の授業の様子、指導計画の立て方等々)
5 回 第 9・10 回:観察(クラブ活動・部活動等々)
6 回 第 11・12 回:観察・参加(学級経営への参加等々)
7 回 第 13・14 回:観察・参加(授業への参加等々)
8 回 第 15・16 回:観察・参加(授業への参加等々)
9 回 第 17・18 回:観察・参加(生徒指導への参加等々)
10 回 第 19・20 回:観察・参加(部活動、生徒会活動への参加等々)
11 回 第 21・22 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
12 回 第 23・24 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
13 回 第 25・26 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
14 回 第 27・28 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
15 回 第 29・30 回:観察・参加・本実習(観察・参加を継続しつつ教壇に立って授業をする)
日本語学3//藤森
秀美/春A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
外国人に日本語を教えるための文法を学びます。
日本語学3では、主に初級前半の文型を扱います。この授業では文法知識を深めるというより、文法項
目をいかに教えるかに重点を置きます。日本語を母語話である日本人が教える際には、学習者の立場に
なって、その難しさを予測することが必要です。また、学習者の質問に答えたり、誤りを適切に訂正し
たりすることが求められます。ただ授業を聞くのではなく、自分が教師として教えるならどう教えるか
という気持ちで授業を受けてください。
授業中、意見を求めることもあります。また、グループで話し合いをすることもあります。積極的に
授業に参加してください。授業を受けたら、毎回復習してください。翌週の授業の始めに小テストを行
います。(追試はしません)
【学習到達目標】
日本語の初級テキスト(前半)で扱われている文法項目について自分で説明できるようになる。
【履修上の注意】
初回の授業時に、授業の進め方、評価方法、クラスルールについて説明します。初回欠席した学生は受
講の意思がないものとみなします。また、初回に、日本語文法のテスト(成績評価には関係しません)
とアンケートを行います。それにより、授業内容を変更する場合があります。
【事前準備学習】
この授業でどんなことを学びたいか、考えておいてください。
【教科書】
プリントを配布しますので、各自ファイルしてください。失くした場合、再配布しません。
【参考書】
授業中に関連のある図書、教科書などを紹介します。
357
【評価方法】
1.試験 60%
2.平常点 40%
1.は 15 回目に行う試験、2.は授業への貢献度、小テストの点数をもとに算出する。
【講義テーマ】
1 回 日本語を外国人に教えるとは
2 回 文字の指導
3 回 発音の指導
4 回 あいさつのことば・数詞
5 回 動詞文
6 回 時に関することばと動詞の時制
7 回 形容詞
8 回 こ・そ・あ
9 回 て形
10 回 ~ている
11 回 て形を使う文型
12 回 普通形
13 回 名詞修飾
14 回 文型導入
15 回 まとめ及び試験
日本語学4//藤森
秀美/秋A/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
外国人に日本語を教えるための文法を学びます。
日本語学4では、主に初級後半の文型を扱います。この授業では文法知識を深めるというより、文法項
目をいかに教えるかに重点を置きます。日本語を母語話である日本人が教える際には、学習者の立場に
なって、その難しさを予測することが必要です。また、学習者の質問に答えたり、誤りを適切に訂正し
たりすることが求められます。ただ授業を聞くのではなく、自分が教師として教えるならどう教えるか
という気持ちで授業を受けてください。
授業中、意見を求めることもあります。また、グループで話し合いをすることもあります。積極的に
授業に参加してください。授業を受けたら、毎回復習してください。翌週の授業の始めに小テストを行
います。(追試はしません)
【学習到達目標】
日本語の初級テキストで扱われている文法項目について自分で説明できるようになる。
【履修上の注意】
初回の授業時に、授業の進め方、評価方法、クラスルールについて説明します。初回欠席した学生は受
講の意思がないものとみなします。また、初回に、日本語文法のテスト(成績評価には関係しません)
とアンケートを行います。それにより、授業内容を変更する場合があります。
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【事前準備学習】
この授業でどんなことを学びたいか、考えておいてください。
【教科書】
プリントを配布しますので、各自ファイルしてください。失くした場合、再配布しません。
【参考書】
授業中に関連のある図書、教科書などを紹介します。
【評価方法】
1.試験 60%
2.平常点 40%
1.は 15 回目に行う試験、2.は授業への貢献度、小テストの点数をもとに算出する。
【講義テーマ】
1 回 日本語を外国人に教えるとは
2 回 品詞
3 回 動詞
4 回 自動詞と他動詞
5 回 ~ている・~てある・~ておく
6 回 使役
7 回 直接受身
8 回 間接受身
9 回 使役受身
10 回 敬語表現
11 回 尊敬語
12 回 謙譲語
13 回 受給表現(物)
14 回 受給表現(行為)
15 回 まとめ及び試験
日本語教授法1//稲葉
みどり/集春/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は日本語教育に必要な基本的知識を構築する目的で以下の点を学習する。
(1)
【学習到達目標】
日本語教育に関する基礎知識を構築し、日本語教育実習やボランティア活動に役立てる。特に日本語の
初級の指導を中心に学習する。
【履修上の注意】
授業の都合上、座席を指定することがある。
忌引き以外は理由の如何にかかわらず欠席と扱う。
359
(例 就職活動、資格講座等の場合の不在は欠席と扱う)
準備学習は、「日本語教師になるのに必要なこと」考えておく。初日に発表。
【事前準備学習】
受講の動機、自己 PR、教育実習の感想などを考えておきましょう。授業の最初に聞きます。
【教科書】
特に使用しない
【参考書】
『雑誌「月刊日本語」』
必要な資料等は適宜配付する
視聴覚教材 日本語教授法に関するもの
【評価方法】
試験 30% 平常点 70%(授業態度 30%、 発表・課題等
*課題は発表と同時に聞く態度も評価に加える。
40%)
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 日本語教育の現状と動向/日本語教師の仕事と職場
3 回 日本語教師の役割・求められる条件
4 回 初級の教え方(1)発音・会話の指導
5 回 初級の教え方(2)文字・読解の指導
6 回 初級の教え方(3)文法の指導
7 回 初級の教え方(4)ドリル・基本練習の方法
8 回 初級の教え方(5)タスク・発展練習の方法
9 回 誤用分析とフィードバック
10 回 日本語能力試験・日本留学試験の概要
11 回 第二言語習得と日本語教育
12 回 日本語教科書の分析
13 回 課題発表とまとめ
14 回 期末試験
15 回 教授法のビデオ/質問/情報提供等
日本語教授法2//米勢
治子/集春/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
日本には多くの日本語を母語としない人々が住んでいます。これらの人々はどのような経緯で入国し、
どのような状況で生活しているのでしょうか。彼らの抱える様々な問題と、受け入れ側である私たちの
態度について検証し、それらの人々と日本語教育との関わりについて考えます。
授業は、意見交換によって問題への関心を深めることに重点をおいて進めます。
360
【学習到達目標】
多様な日本語学習者の背景と彼らの日本語学習の状況を理解する。
【履修上の注意】
出席率 60%以上と修了試験を受けることを条件とします(再試験はありません)
。
初日のオリエンテーションには必ず出席してください。
【事前準備学習】
集中講義初日までにテキスト『公開講座 多文化共生論』を読んでおくこと(必須)。その上で、外国
人に関わる情勢に関心を持ち、新聞やテレビなどから情報を収集しておくこと。
【教科書】
『公開講座 多文化共生論』 米勢治子ほか編,山脇啓造ほか著 ひつじ書房 2011
プリント配付
【参考書】
『移住労働者とその家族のための言語政策生活者のための日本語教育』 春原憲一郎(編) ひつじ書房
2009
【評価方法】
試験
40%
平常点
60%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、国境を越えた人の移動
2 回 人の移動がもたらす変容
3 回 日本の外国人受け入れ状況1 国
4 回 日本の外国人受け入れ状況2 地域
5 回 マイノリティーの抱える問題1 生活者の視点
6 回 マイノリティーの抱える問題2 労働者の視点
7 回 外国人集住地域の状況
8 回 日本語教育の受け入れ状況
9 回 諸外国の状況
10 回 移民法を考える
11 回 日本語学習者の多様性1 学習環境
12 回 日本語学習者の多様性2 学習内容
13 回 外国人児童生徒の抱える問題1 受入状況
14 回 外国人児童生徒の抱える問題2 言語発達
15 回 まとめおよび試験
日本語教授法3//稲葉
みどり/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
この授業は日本語教育に必要な基本的知識を構築する目的で以下の点を学習する。
361
(1)
【学習到達目標】
日本語教育に関する応用知識を構築し、日本語教育実習やボランティア活動に役立てる。特に日本語の
中・上級の指導を中心に学習する。
【履修上の注意】
授業の都合上、座席を指定することがある。
忌引き以外は理由の如何にかかわらず欠席と扱う。
(例 就職活動、資格講座等の場合の不在は欠席と扱う)
準備学習は「日本語学習で取り上げたい生教材(新聞、雑誌記事、ラベル等)を探しておこう」です。
課題として教材作成をする予定です。
【事前準備学習】
この授業を履修した動機を考えておきましょう。授業の始めに聞きます。
【教科書】
特に使用しない
【参考書】
必要な資料等は適宜配付する
視聴覚教材 日本語教授法に関するもの
【評価方法】
試験 30% 平常点 70%(授業態度 30%、 発表・課題等
*課題は発表と同時に聞く態度も評価に加える。
40%)
【講義テーマ】
1 回 イントロダクション
2 回 日本語教授法Ⅰの復習
3 回 中級レベルの教育内容
4 回 中級の教科書・教材研究
5 回 中級の会話指導
6 回 コミュニケーション能力を育てる指導
7 回 ニュース番組を使った聴解指導
8 回 読本を使った読解指導
9 回 教授法のビデオ
10 回 新聞記事等を使った読解指導
11 回 テレビドラマを使った総合的指導
12 回 課題発表
13 回 日本語教育能力試験の準備講義
14 回 授業総括、及び、筆記試験
15 回 教授法のビデオ/日本語学習者の発表風/質問/情報提供等
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日本語教授法4//米勢
治子/集秋/2 単位/2 年次配当
【講義概要】
自らの言語学習観を振り返りながら、これまで一般的に行われてきた日本語教育だけではなく、近年注
目されてきた地域日本語教育で行われている教授法を紹介することによって、新たな日本語教師像を構
築します。そして、日本語習得を促進するための具体的な方法について考えます。
【学習到達目標】
言語学習とは何かを理解し、模擬教室活動を行うことによって、日本語習得を支援する力を養う。
【履修上の注意】
出席率 3 分の 2 以上、発表すること、修了試験を受けることを単位認定の条件とします(再試験はあり
ません)。
初日のオリエンテーションには、必ず出席してください。履修生の人数によって授業内容を変更するこ
とがあります。
グループ活動が中心となりますので、授業を欠席するとグループ全体に迷惑がかかります。
【重要】最終日は5限まで授業があり、午前は発表準備のためのグループ活動を行います。他の予定を
入れないこと。
【事前準備学習】
集中講義開始までに、テキスト『外国人と対話しよう! にほんごボランティア手帖』(オレンジ本)
を読み、授業に臨むこと(第1章と第2章は必須)。
『外国人と対話しよう! すぐに使える活動ネタ集』(グリーン本)のほうは、授業に入ってから使用
しますので、事前に読んでおく必要はありません(読んでおくほうが望ましい)
。
【教科書】
『外国人と対話しよう! すぐに使える活動ネタ集』 米勢治子編・著 吉田聖子著 凡人社 2011
『外国人と対話しよう! にほんごボランティア手帖』 御舘久里恵ほか著 凡人社 2010
配付プリント
【参考書】
『日本語教育学を学ぶ人のために』 青木直子ほか編 世界思想社 2001
『外国語学習の科学』 白井恭弘著 岩波新書 2008
【評価方法】
レポート・試験
50%
平常点
50%
【講義テーマ】
1 回 オリエンテーション、言語習得・学習・教育
2 回 言語学習観
3 回 教授法概説1 伝統的な教授法
4 回 教授法概説2 言語活動と教授法
5 回 教授法概説3 教授法の変遷
6 回 直接法とは何か
363
7 回 コミュニケーションとは何か
8 回 話題シラバスに基づいた活動
9 回 教室活動の方法1 学習項目
10 回 教室活動の方法2 理解と発話を促すもの
11 回 教室活動の方法3 授業構成と教案
12 回 教室活動の実際1 模擬活動準備
13 回 教室活動の実際2 シミュレーション
14 回 教室活動の実際3 フィードバック
15 回 まとめおよび試験
日本語教育実習//今仁
生美/集春・集秋/1 単位/3 年次配当
【講義概要】
<履修に際する注意事項>
日本語教員養成プログラムの教育実習は、春学期と秋学期の両方に渡って行われます。ただし、受講
者は、実習を春学期か秋学期に行います(両学期とも行うことはありません)。各受講者がどちらの学
期に教育実習をするのかは4月のガイダンスで発表しますので、必ず出席してください。
教育実習の内容は、主に、留学生の会話補助です。より詳しくは、①授業内容の補助(たとえば会話
の授業では留学生の会話パートナーなど)、②学習に遅れが出ている留学生のサポート、③教材作りの
補助などになります。
このような授業内容を通して、受講者は、日本語教育の現場で、日本語教育の実践的な方法を学ぶこ
とが可能となります。
【学習到達目標】
日本語を実際に教える際にどういった工夫が必要かについて、自分で考え、判断できるというレベルを
目標とします。
【履修上の注意】
必ずガイダンスに出席してください。ガイダンスの日時は、実習の日時と異なりますので注意してくだ
さい。
【事前準備学習】
自分が実習中に用いたいと思う材料(例:写真や手作りのすごろくなど)を用意しておいてください。
具体的な詳細は実習前に説明します。
【教科書】
なし
【評価方法】
平常点80%、実習報告書20%
【講義テーマ】
1 回 会話実習(10週)
364
2 回 実習ガイダンス(3回:1週目、2週目、5週目)
3 回 -4 回 -5 回 -6 回 -7 回 -8 回 -9 回 -10 回 -11 回 -12 回 -13 回 -14 回 -15 回 --
365
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