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9.観光交流都市推進プラン

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9.観光交流都市推進プラン
9.観光交流都市推進プラン
観光振興の持つ地域創造力を活かし、経済や雇用への波及効果を狙うとともに、まちの美化、
市民のわがまちを愛する心の醸成など、観光を通じた総合的なまちづくりを推進し、魅力ある
目
観光交流都市を創造する。
チャレンジ指標「ともに目指そう値」
標
観光入込客数
海外から神戸への外国人旅行者
宿泊率
コンベンション開催件数
ボランティアガイドの案内数
オンリーワンを
目指した展開
3,000 万人
50 万人
30%
200 件
200,000 人
①ウォーターフロントへの集客力の向上
②国内外の客船誘致
③みなとと旧居留地などとの回遊性の向上
④水際線の回遊性の向上
⑤六甲芸術村構想の推進
⑥夜景観光の再評価・発信
⑦温泉を活用した癒しの観光地づくり
⑧エコツーリズム推進モデル事業
⑨魅力ある観光資源の創造・活用
⑩震災経験の発信
滞在型観光の振興
①体験型観光の振興
②コンベンションの振興
③神戸医療産業都市構想との連携
④点在する観光資源のネットワーク強化
⑤神戸空港を活かした観光振興
⑥文化芸術を活かした観光の振興
重
神戸の魅力の発信
①観光コンベンション誘致体制の強化
②神戸フィルムオフィスの充実強化など映像を活かした情報発信
③在京マスメディアなどへのプロモーションによる全国への情報発信
④ICTを活用した情報発信
⑤国内外の人的ネットワークの構築
⑥海外向け情報発信の戦略的展開
⑦イベントの魅力向上と効果的発信
点
事
業
東アジアに重点をおいた
国際観光への取り組み
Welcome to KOBE
「神戸観光おもてなし戦略」
①重点的・戦略的なPR・誘致活動
②外国人旅行者の受入体制の整備
①美しいまちづくり
②「神戸学検定」等の推進
③観光案内機能の強化
④観光ボランティアガイドとの連携
⑤タクシーマナーの向上
⑥観光客への安全・安心の提供
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観光交流都市推進プラン
【背
景】
■観光を取り巻く状況~21 世紀のリーディング産業として期待される観光、都市間競争の高まり~
観光は、関連産業の裾野が広く、国や地方の経済、人々の雇用、地域の活性化に大きな影響を及ぼ
すものであり、21 世紀のリーディング産業として期待されている。
また、世界観光機関(WTO)によると、平成 12 年(2000 年)における全世界の外国旅行者数は
6億 9,700 万人(平成 14 年(2002 年)速報値は、約7億 1,500 万人)であるが、平成 22 年(2010
年)には 10 億人に、平成 32 年(2020 年)には 16 億人になると予想されている。特に、経済発展
の著しい東アジアについては、爆発的な増加が見込まれている。そこで、国においては、国際観光の
促進という観点から、平成 15 年(2003 年)7月に「観光立国行動計画」を策定し、国をあげての観
光振興に取り組んでいる。
一方、国内の各都市においては、観光振興を通じて、都市の活性化、新しい地域文化の創造など、
地域振興に取り組んでおり、厳しい都市間競争が繰り広げられている。
さらに、成熟社会を迎えるなかで、自分の時間をより豊かに過ごすことへの人々の関心が高まり、
体験型観光、保養、癒し、レクリエーション、文化・芸術鑑賞等、観光目的の多様化とともに、個人・
小グループでの旅行など旅行形態の多様化が進んでいる。また、急速な高齢化の進展に伴い、比較的、
時間と消費能力にゆとりがある中高年層の旅行活動が活発になり、すべての人に優しいユニバーサル
デザインのまちづくりの重要性も高まっている。また、情報技術が進展する中で、インターネットや
携帯情報端末による観光情報の入手など、情報の発信・入手媒体の多様化が進んでいる。
■神戸観光の現状~観光入込客数は比較的順調であるが、日帰りが多く消費額も減少~
平成 16 年の神戸への観光入込客数は 2,812 万人と、既に震災前の水準を回復し、
「ポートピア’
81」、
「アーバンリゾートフェア神戸’93」の開催された年を除くと過去最高となり、順調に推移し
ている。しかし、「神戸ルミナリエ」を除くと、震災前の 95%にとどまっている。地域別では、六
甲・摩耶、神戸港などが減少している一方、旧居留地等の市街地が伸びている。また、観光客の動向
としては、震災前に比べ、近距離及び日帰りの観光客が増え、観光消費額も減少している。一方で、
リピーター率が 9 割強であり、再来訪意向も 100%近いのが特徴である。
■神戸観光の方向性~民・学・産と行政の連携強化による観光振興~
神戸市においては、16 年2月に、「人が集い、交流し、魅力あふれる観光交流都市」の実現を目
指し、「神戸観光アクションプラン」を策定した。
現在、「観光監」のもと、全庁的に観光への取り組みを進めている。今後は、①観光資源の魅力向
上、②マーケティング及び戦略的なシティセールス、③国際観光の振興、④ホスピタリティ(おもて
なし)の向上といった課題について、民・学・産と行政の緊密な連携を高め、それぞれの知恵やノウ
ハウを活かして、総力をあげて観光振興に取り組んでいく必要がある。
【目
標】
観光振興の持つ地域創造力を活かし、経済や雇用への波及効果を狙うとともに、まちの美化、市
民のわがまちを愛する心の醸成など、観光を通じた総合的なまちづくりを推進し、魅力ある観光交
流都市を創造する。
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■チャレンジ指標
観光交流都市推進プランの全般的な成果を把握する指標として「観光入込客数」を位置づける。ま
た、観光交流都市推進の重点分野として、今後、大幅な伸びが期待できる国際観光に関する指標(「海
外から神戸への外国人旅行者」)や経済や雇用への波及効果を狙った滞在型観光やコンベンションに
関する指標(「宿泊率」
、
「コンベンション開催件数」)を設定する。さらに、観光交流都市としての長
期的な発展の基礎となる市民のおもてなしの取り組みの指標として、「ボランティアガイドの案内件
数」を位置づける。
指標項目
策定値
ともに目指そう値
観光入込客数(年間)
2,812 万人
3,000 万人
海外から神戸への外国人旅行者(年間)
36 万人
50 万人
宿泊率
24%
30%
コンベンション開催件数(年間)
168 件
200 件
ボランティアガイドの案内数(年間)
86,113 人
200,000 人
<平成 21 年3月変更>
【各主体に期待される主な役割】
観光交流都市を推進していくためには、関連産業や行政の取り組みだけでなく、市民一人ひとりの
日常的なくらしの中での取り組みも重要であり、民・学・産と行政の総力をあげた取り組みが必要で
ある。それぞれの主体がその特性に応じて、美しいまちづくりやホスピタリティにあふれた観光客へ
の対応、さらには神戸の魅力の内外への発信などを行うことが期待されるとともに、多様な主体によ
る取り組みと連携が不可欠であり、行政は各主体との連携や支援を行うとともに、国や他都市と連携
した施策展開を進める。
市民・NPO ・美しいまちづくりへの参画
・来訪者を温かく迎えるおもてなしの実践
・観光ボランティアガイドとしての活動とその育成
・神戸の魅力の発信
大 学
・人材育成、研究
・留学生・研修生の受入などの国際交流
企業等
行
政
・美しいまちづくりへの参画
・観光資源の創造
・ホスピタリティあふれる接客
・神戸の魅力の発信、誘致活動、集客
・市民、NPO、事業者、報道機関、教育機関などとの連携や支援
・行政組織間の連携、他都市や領事館などとの連携による施策展開
【重点事業】
(1)オンリーワンを目指した展開
神戸観光のオンリーワンとして、ウォーターフロントと六甲有馬リゾート、震災経験の発信を位置
づけ、重点的に推進する。
ウォーターフロントについては、みなとまち神戸を象徴する空間として整備し、エンターティメン
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トあふれる空間とするとともに、旧居留地等との一体感を演出することで集客力を高める。
六甲有馬については、保養、癒し、芸術、レクリエーション、エコロジーをテーマに、滞在型リゾ
ートとして振興する。
震災を知らない世代、震災経験のない都市等に震災の経験を発信する。
■主な事業
事
業 名
①ウォーターフロントへの
集客力の向上
事
業
内
容
国産1・2号上屋を文化交流拠点として整備するとともに、花火大
会、サンバフェスタなどウォーターフロントでの集客イベントの開催、
(産業振興局、みなと総局) レストラン船やホテルシップの係留、新港西地区の民間活力を活用し
た再開発など、みなとの賑わいづくりに取り組む。
②国内外の客船誘致
旅客船バースの再配置(中突堤へのシフト)とともに、客船の入出
(産業振興局、みなと総局) 港情報などの積極的発信により、市民や観光客が客船を身近に親しむ
ことができる空間づくりを行い、国内外の客船誘致を推進する。
③みなとと旧居留地などと
の回遊性の向上
みなとと旧居留地など市街地との回遊性を高めるため、都心からみ
なとへのアクセス向上を図るとともに、段差解消などのバリアフリー
(産業振興局、建設局、都 化や、案内サインの整備など、ウォーターフロントへ市民・観光客を
市計画総局、みなと総局) 誘う仕掛けづくりを行う。
④水際線の回遊性の向上
ハーバーランド、中突堤、メリケンパーク、新港突堤西地区、HA
(建設局、都市計画総局、 T神戸など地区ごとに個性的な整備を図るとともに、各地区の相互連
みなと総局)
携や水際線のプロムナード化を進めることにより、東西の連続性、回
遊性の向上を図る。
⑤六甲芸術村構想の推進
(産業振興局)
遊休保養所などを芸術文化活動の拠点として有効活用を図ること
で、六甲山の豊かな自然の中で音楽や美術などの滞在型の活動ができ
るようソフト開発を行うとともに、六甲山ならではの芸術文化活動へ
の取り組みの情報発信を行うなど、山上の事業者やNPO・市民団体、
行政が力を合わせて六甲芸術村構想を推進する。
⑥夜景観光の再評価・発信
摩耶山・掬星台を星のふりそそぐ、夜景の美しい観光スポットとし
(産業振興局、建設局、都 て再整備するとともに、夜景観光のプロモーションを中心に、トータ
市計画総局)
⑦温泉を活用した癒しの観
ルの戦略づくりを行い、夜景観光の再評価・発信を行う。
多彩な泉質と自然に恵まれた温泉療養にふさわしい有馬温泉を全国
光地づくり
に発信するとともに、温泉療養滞在プログラムを策定するなど、温泉
(産業振興局)
そのものの魅力を活用した癒しの観光地づくりを行う。また、将来に
わたって安定的な湯量を確保していくため、新規泉源の開発を含めた
検討を行っていく。
⑧エコツーリズム推進モデ
ル事業
六甲摩耶・有馬地区において、自然ガイドツアーのガイド資格制度
の創設やガイドラインの策定、環境保全のための公共交通機関の利用
(環境局、産業振興局、建 促進など、山上の事業者やNPO・市民団体、行政が協働して、エコ
設局、交通局)
⑨魅力ある観光資源の創
造・活用
ツーリズムを振興することにより、観光振興と環境の調和を図る。
舞子砲台跡など、世界一の明石海峡大橋周辺の観光資源の整備や、
兵庫運河、兵庫・長田南部などの産業施設、伝統的建造物群保存地区
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(企画調整局、産業振興局、 の北野・山本地区のまち並みなどの文化的・歴史的資源の活用など、
区、教育委員会)
既存の資源を活かした観光振興を図る。
⑩震災経験の発信
震災学習交流センター、人と未来防災センター、神戸長田コンベン
(産業振興局、教育委員会) ション協議会などと連携し、教育旅行生などに震災学習の機会を提供
するなど、震災の経験を発信する。
(2)神戸の魅力の発信
神戸の魅力を映像、メディア、ホームページ、人的ネットワークを使って戦略的に発信する。
■主な事業
事
業 名
①観光コンベンション誘致体
制の強化
(産業振興局)
事
業
内
容
市と観光コンベンション協会の関係部門を集約し、
「観光コンベン
ションビューロー」を創設し、民間事業者との密接な連携のもと、
観光振興、コンベンション誘致を一層推進する。
<平成 22 年 3 月追加>
②神戸フィルムオフィスの充
神戸フィルムオフィスによる映像制作プロジェクトの誘致、ロケ
実強化など映像を活かした の支援活動を強化することにより、神戸のシティセールスの推進、
情報発信
映像による誘客を図る。
(産業振興局)
③在京マスメディアなどへの
神戸ブランド、観光、文化など神戸の魅力や産業情報について、
プロモーションによる全国 在京マスメディアを中心にプロモーション活動を展開することによ
への情報発信
り、東京を拠点にした全国への情報発信力の強化を図る。
(企画調整局、産業振興局等)
④ICTを活用した情報発信
ICTを活用し、いつでも・どこでも・誰でも、簡単に神戸の観
(企画調整局、市民参画推進 光情報を入手できるように、ホームページの多言語化、ブロードバ
局、産業振興局)
ンド化、ユニバーサルデザイン化を推進するとともに、携帯情報端
末を活用した新時代の観光情報システムの充実を図る。
⑤国内外の人的ネットワーク
の構築
神戸大使、観光特使、首都圏の神戸関係者、在神留学生、華僑ネ
ットワークなど、国内外の人的ネットワークを活かした口コミなど
(市長室、企画調整局、産業 による神戸観光の魅力発信を推進する。
振興局)
⑥海外向け情報発信の戦略的
展開
(市長室、産業振興局)
海外向けシティセールスにおいて、神戸市を総合的に紹介する効
果的セールスツールを開発するとともに、姉妹都市をはじめこれま
で培ってきた海外諸都市とのネットワークを活用し、発信機能の強
化を図る。
⑦イベントの魅力向上と効果
的発信
「神戸まつり」など既存のイベントの魅力を向上させるとともに、
神戸らしさや季節感を強調した情報発信を強化する。(主なイベン
(市民参画推進局、産業振興 ト:神戸ルミナリエ、ジャズストリート、インフィオラータ神戸、
局、みなと総局、区等)
神戸ファッションフェスティバル、みなとこうべ海上花火大会等)
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(3)滞在型観光の振興
健康、保養、癒し、体験、学習などニーズに応じた多様なプランを選択できる神戸の観光資源の充
実とネットワーク強化により、集客力を高め、滞在型観光を振興する。
■主な事業
事
業 名
①体験型観光の振興
(産業振興局等)
②コンベンションの振興
事
業
内
容
神戸ブランド体験(地場産業のものづくり等)
、滞在型自然体験、農
業体験、海洋体験などの体験型観光の振興を図る。
国内外のコンベンションや各種芸術文化コンクールの誘致を推進す
(市民参画推進局、産業振 るとともに、神戸国際展示場3号館を建設し(供用開始:平成 18 年
興局)
5月、展示面積 4,000 ㎡)、国内外から滞在型の集客が期待できるコ
ンベンションの振興を図る。
また、アジアからの需要が拡大しているインセンティブツアーを中
心に MICE 誘致に本格的に取り組む。
<平成 22 年 3 月変更>
③神戸医療産業都市構想と
の連携
※MICE とは、企業などの会議(ミーティング)、企業の行う報奨・研修旅行(イ
ンセンティブツアー)、国際会議(コンベンション)、展示会・見本市(エキシ
ビジョン・イベント)の頭文字をとったもの。
産業観光・体験学習として医療産業都市構想の施設見学を実施する
とともに、ウォーキングイベント「こうべ健康ウォーク」を開催する。
(企画調整局、産業振興局) また、PETなどの医療機器を活用した健診事業と観光との連携や「神
戸医療機器開発センター」をはじめとする中核施設との連携による学
会の誘致など、医療産業都市構想と連携した滞在型観光の振興を図る。
④点在する観光資源のネッ
歴史や物語を活かした観光コースの充実とともに、神戸学遊パスポ
トワーク強化
ートや周遊パスポートによる回遊性の向上、シティループの運行経路
(産業振興局、区、交通局
の拡充検討など、点在する観光資源のネットワークの強化を図る。
等)
⑤神戸空港を活かした観光
振興
利便性が高い神戸空港を活用した観光キャンペーン、空港島におけ
るにぎわいづくり、世界一の明石海峡大橋に沈む夕日の美しい空港と
(平成 18 年2
(産業振興局、みなと総局) してのPRなど、神戸空港を活かした観光振興を図る。
月 16 日開港)
⑥文化芸術を活かした観光
の振興
文化ホールや博物館などの芸術文化事業を通して、質の高い様々な
芸術文化との出会い、または鑑賞・体感する時間を提供することによ
(市民参画推進局、産業振 り、新たな感動、安らぎ、心の豊かさを演出し、滞在型観光の振興を
興局、教育委員会)
図る。
(4)東アジアに重点をおいた国際観光への取り組み
中国の訪日団体観光旅行の解禁等により増大する東アジアの外国人旅行者の戦略的誘致に取り組
む一方、旅行者の立場に立った多言語表記など外国人観光客の受入体制を整える。
99
■主な事業
事
業
名
①重点的・戦略的なPR・
事
業
内
容
東アジア(韓国・台湾・中国・香港)を重点ターゲットとし、海外
エージェント、マスコミ招請など、それぞれのニーズに応じた戦略的
誘致活動
(産業振興局、みなと総局) な誘致活動を展開する。
また、国のビジット・ジャパン・キャンペーンとも連携して、京阪
神などの広域連携による外客誘致を推進する。
②外国人旅行者の受入体制
外国人旅行者を対象に、観光施設・ホテル等の特典をつけたウエル
カムカードを発行するなど、ホスピタリティの向上を図るとともに、
の整備
(市長室、産業振興局、建 観光関連施設や案内サインの多言語化を推進するなど、外国人旅行者
設局、都市計画総局)
の受入体制を整備する。
(5)Welcome to KOBE「神戸観光おもてなし戦略」
神戸市民のわがまちを愛する心をはぐくむとともに、市民、事業者が観光客を温かく迎える風土を
形成する。
■主な事業
事
業 名
①美しいまちづくり
事
業
内
容
地域、NPO、企業、行政が連携、協働して、ごみや落書きのない
(市民参画推進局、環境局、 ホスピタリティあふれる美しいまちづくりに取り組んでいく。また、
産業振興局、建設局、都 緑化、飾花にも重点的に取り組んでいく。
市計画総局、教育委員会、
区)
②「神戸学検定」等の推進
(産業振興局)
市民一人ひとりが、自分たちのまちを見つめ直し、誇りをもち、観
光客を温かくお迎えできるように、観光関連業界と連携して、地域に
おけるおもてなしリーダーともなる人材を養成するため、「神戸学検
定」等を推進する。
③観光案内機能の強化
(産業振興局)
④観光ボランティアガイド
との連携
外国人対応など、観光案内所の案内機能の充実を図るとともに、ま
ちかど観光ステーションでの情報提供の充実を図る。
観光情報の提供、おもてなし研修会の開催などボランティアガイド
団体の活動、団体相互のネットワーク化を支援し、ボランティアガイ
(市民参画推進局、産業振 ドによるホスピタリティあふれるおもてなしを充実させていく。
興局、区等)
⑤タクシーマナーの向上
(産業振興局)
タクシー業界、観光関連業界団体、国・県などと連携して、研修会・
モニター調査などタクシーマナーの向上に向けた取り組みを推進す
る。
⑥観光客への安全・安心の
提供
観光地のユニバーサルデザイン化、自律移動支援プロジェクトの推
進、集客施設へのAED(自動体外式除細動器)の導入などにより、
(危機管理室、企画調整局、 すべての人にやさしく、安全で安心な観光交流都市づくりを推進する。
保健福祉局、建設局、消
防局、交通局等)
100
【観光交流都市推進プラン概念図】
人が集い、交流し、魅力あふれる観光交流都市
2010年の観光入込客数の目標=3,000万人
重点的推進
オンリーワンを
目指した展開
・ウォーターフロント
・六甲有馬リゾート
・震災経験の発信
神戸の
滞在型
東アジアに
魅力の
観光の
重点をおいた
発信
振興
国際観光への
「神戸観光
取り組み
おもてなし戦略」
Welcome to
KOBE
神戸観光アクションプラン
「基本コンセプト:おしゃれな街」「豊富な観光資源、トータルな魅力、アーバンリゾート」「情報発信の強化」
<アクションプログラム>
①魅力ある都市型観光資源の創造、②情報発信、戦略的なシティセールス、③温かいおもてなし、観光客
にやさしいまち、④多様化する観光ニーズへの対応、⑤国際観光の振興、⑥広域観光の推進、⑦六甲有
馬観光特区、⑧コンベンションの振興、⑨神戸空港を活用した観光振興、⑩地区別アクションプログラム
大 学
市 民
企業等
・人材育成、研究
・美しいまちづくり
・観光商品の開発
・留学生・研修生の受入
・魅力発信
・魅力発信、誘致活動
・温かく迎えるおもてなし
・ホスピタリティあふれる接客
などの国際交流
行
政
・市民、NPO、事業者、教育機関等との連携・支援
101
・国、県、他都市との連携
Fly UP