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在シドニー日本人高齢者 - 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団

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在シドニー日本人高齢者 - 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団
公益財団法人
2014年度
在宅医療助成
(後期)
勇美記念財団
一般公募「在宅医療研究への助成」
「在シドニー日本人高齢者、高齢化に関する意識・ニーズ調査と日本語での情
報提供」
研究完了報告書
研究者 渡辺百合子 (リハビリテーション科医師)
Sacred Heart Rehabilitation Service, St. Vincent’ s Hospital, Sydney,
NSW, Australia
共同研究者
本田一馬 (正看護師, シドニー日本人看護師会)
Gosford Hospital, Gosford, NSW, Australia
提出年月日
2016 年 2 月 19 日
1.
はじめに
外 務 省 は 毎 年 、 海 外 在 留 邦 人 数 調 査 統 計 (長 期 滞 在 者 と 永 住 者 )を 発 表 し て い る 。
オ ー ス ト ラ リ ア は 3 番 目 に 海 外 在 留 邦 人 が 多 い 国 で( 1 位:ア メ リ カ 合 衆 国 、2
位:中 国 )そ の 数 は 年 々 増 加 し て い る( 8 万 1 ,9 8 1 人;平 成 2 6 年 要 約 版 に
よ る )。 オ ー ス ト ラ リ ア 在 留 邦 人 届 の 3 7 . 6 % は シ ド ニ ー 総 領 事 館 に 届 出 さ れ
ている。
オ ー ス ト ラ リ ア は 多 民 族 多 文 化 の 国 で 国 勢 調 査( 2 0 1 1 年 )に よ る と 4 人 に 1
人 は オ ー ス ト ラ リ ア 以 外 の 国 で 生 ま れ て い る 。 日 本 生 ま れ は (オ ー ス ト ラ リ ア 全
体 で )約 3 万 5 千 人 で ( 2 5 0 国 以 上 の 中 で ) 3 2 位 で あ る 。 2 0 0 6 年 の 国 勢
調 査 と 比 べ て 数 は 増 え て い る ( 2 0 0 6 年 : 約 3 万 人 )。 家 庭 で 話 す 言 語 と し て
日 本 語 を 話 す 人 は( オ ー ス ト ラ リ ア )全 体 の 0 .2 % で あ る が 、今 後 オ ー ス ト ラ
リアで高齢期を迎える日本人数は増加していく可能性がある。
ニ ュ ー ヨ ー ク 日 本 人 会 は 2 0 0 6 年 に「 高 齢 者 問 題 に 対 す る 意 識 調 査 」を 実 施 し
ている
(対 象 5 0 歳 以 上 )。回 答 者 の 3 8 % が 6 5 歳 以 上 、ま た 6 5 歳 以 上 女 性
の 4 4 % が 独 り 暮 ら し で あ っ た 。回 答 者 の 半 分 が 日 本 語 の ほ う が 話 し や す い と 答
えている。自分で身の回りの世話ができなくなったとき、半数以上の人(57.
3 % )が 家 族 に よ る 介 護 も し く は 在 宅 ケ ア を 利 用 し な が ら 自 宅 で 生 活 を し た い と
回答している。
オ ー ス ト ラ リ ア に お け る 日 本 人 高 齢 者 に 関 す る 研 究・調 査 は ほ と ん ど 行 わ れ て い
な い 。マ イ ノ リ テ ィ ー の 日 本 人 高 齢 者 が 在 宅 で 医 療・看 護・福 祉 サ ー ビ ス を 対 等
に 受 け る こ と が で き る た め に 、ま ず は 日 本 人 高 齢 化 の 実 態 、意 識・ニ ー ズ 調 査 が
必要である。また日本語で医療に関する情報を提供する必要がある。
2.
研究の目的
(1)
シ ド ニ ー /New South Wales (NSW)州 在 住 日 本 人( 6 0 歳 以 上 )の 実
態 (生 活 状 態 、健 康・活 動 レ ベ ル 、言 語 )、老 後 に 対 す る 意 識 、ニ ー ズ を
知 る こ と (以 下 : ア ン ケ ー ト 調 査 )
(2)
シ ド ニ ー /NSW 州 在 住 日 本 人 を 対 象 に 高 齢 者 医 療 、 看 護 、 福 祉 に つ
いて日本語で情報を提供するセミナー並びにワークショップの開催
2 / 31
3.
研究方法
(1)アンケート調査
A) 質 問 票:ニ ュ ー ヨ ー ク 日 本 人 会 の ア ン ケ ー ト 内 容 を 基 に 日 本 語 で 作
成。健康、日常生活動作に関する質問も加えた。質問は合計31 項
目( 全 6 ペ ー ジ )、最 後 に 自 由 に コ メ ン ト を 記 入 で き る 欄 を 設 け た 。
B) 対 象 者:シ ド ニ ー 地 区 ま た は N S W 州 に 在 住 す る 6 0 歳 以 上 の 日 本
人 を 対 象 と し た 。た だ 日 本 人 高 齢 者 人 口 を 正 確 に 把 握 し て い る 団 体
や 機 関 が な い た め( 総 領 事 館 除 く )以 下 の 団 体 に 調 査 協 力 の お 願 い
のチラシ配布、また広告を掲載していただいた。

日 系 の か か り つ け 医 ( General Practitioners: GPs)

日豪プレス

JENTA

Japan Club of Sydney コ ミ ュ ニ テ ィ ー ネ ッ ト
ま た 日 本 人 高 齢 者 医 療・福 祉 セ ミ ナ ー 開 催 時 に 参 加 者 に ア ン ケ ー ト
調査協力をお願いした。
C) 方 法 : ア ン ケ ー ト 調 査 は す べ て 郵 送 と し た 。ア ン ケ ー ト 調 査 に 協 力
( 返 送 )し て い た だ い た 方 で 希 望 さ れ る 方 に 2 0 ド ル の ギ フ ト 券 を
謝 礼 と し て 後 日 郵 送 し た( ア ン ケ ー ト 返 送 時 に 名 前 と 連 絡 先 を 記 入
し て も ら う 必 要 が あ り 、個 人 が 特 定 さ れ る の で 、希 望 者 の み と し た )
D) 当 研 究 者 が 勤 務 す る St Vincent’ s
病院の倫理委員会に研究プロ
ト コ ー ル を 提 出 し 承 認 を え た 。情 報 は 本 研 究 以 外 に は 使 用 さ れ な い
ことを対象者に伝え収集された。
E) 解 析 : エ ク セ ル を 用 い て 記 述 的 解 析
3 / 31
( 2 ) 高 齢 者 医 療 ・ 福 祉 セ ミ ナ ー /ワ ー ク シ ョ ッ プ
A-1)
内 容:第 1 回 は「 日 本 の 高 齢 者 医 療 福 祉 の 現 状 を 知 る 」を テ ー マ
に日本の現状を紹介し、在豪日本人の現状と今後についてセミナーを
開 催 し た ( 平 成 2 7 年 3 月 2 7 日 )。 参 加 申 し 込 み 多 数 だ っ た た め 、 同
内 容 で 追 加 セ ミ ナ ー を 開 催 し た ( 4 月 1 1 日 )。 第 2 回 は 「 オ ー ス ト ラ
リ ア の 医 療 制 度 を 知 る (パ ブ リ ッ ク 編 )」 を テ ー マ に 平 成 2 7 年 9 月 2
6日に開催した。
講師・講演内容:
第1回セミナーはシドニー留学経験もあり、現在国立精神神経医療研
究センター勤務の早乙女先生に講演をお願いした。
(追加セミナーは当
研 究 者 、 渡 辺 が か わ り に 講 演 )。 在 豪 日 本 人 の 現 状 と 今 後 に つ い て は 、
シドニーで高齢者介護事業を運営している沼田氏にお願いした。
(資料
1、 2 、 3 、 4 : プ ロ グ ラ ム 並 び に フ ィ ー ド バ ッ ク
第1回セミナー
参加者に配布)
講演タイトル

「日本の医療保険システムと高齢者医療の現状」

「在豪日本人の現状とこれから考えるべきこと」

「在豪邦人コミュニティーサポートの必要性と今後の活動につい
て」
A-2)第 2 回 セ ミ ナ ー は「 オ ー ス ト ラ リ ア の 医 療 制 度 」に つ い て 当 研 究
者の渡辺が、
「 実 際 の 入 院 、退 院 ま で の 流 れ 」を 作 業 療 法 士・ケ ー ス マ
ネージャーの徳能氏に、
「 医 療 通 訳 の 利 用 の 仕 方 」を 医 療 通 訳 士 の 松 本
氏に講演をお願いした。
( 資 料 5 、6:プ ロ グ ラ ム 並 び に フ ィ ー ド バ ッ
ク
参加者に配布)
第2回セミナー
講演タイトル

「 オ ー ス ト ラ リ ア の 医 療 制 度 ( 利 用 者 の 立 場 か ら )」

「もしケガや病気で入院したらー実際の例・退院までの流れ」

「医療通訳の利用のしかた」
A-3) ワ ー ク シ ョ ッ プ は 「 オ ー ス ト ラ リ ア の 医 療 制 度 ( パ ブ リ ッ ク 編 )
について学ぶ」について当研究者の渡辺が、セミナーでカバー仕切れ
なかった部分をより具体的に実際の医療現場での事例を用いながら行
4 / 31
った。
( 資 料 7 、8:プ ロ グ ラ ム 並 び に フ ィ ー ド バ ッ ク
ワークショップ

参加者に配布)
講演タイトル
「オーストラリアの医療制度(パブリック編)について学ぶ」
B)参 加 者:シ ド ニ ー 地 区 ま た は N S W 州 に 在 住 す る 日 本 人 を 対 象( 6
0 歳 以 上 の 方 優 先 )。
C)日 時 : 第 1 回 セ ミ ナ ー は 3 月 2 7 日 ( 金 ) に St Vincent’ s 病 院 の
セミナールームで開催。追加セミナーは4月11日(土)にコミュニ
テ ィ ー セ ン タ ー で 開 催 。第 2 回 セ ミ ナ ー( 9 月 2 6 日 )、そ し て ワ ー ク
シ ョ ッ プ( 1 1 月 4 日 )も 同 様 に コ ミ ュ ニ テ ィ ー セ ン タ ー で 開 催 し た 。
D)フ ィ ー ド バ ッ ク 用 紙 : 参 加 者 に は セ ミ ナ ー 並 び に ワ ー ク シ ョ ッ プ 終
了後フィードバック用紙への記入をお願いし、アンケート調査へ協力
も お 願 い し た ( 第 1 回 セ ミ ナ ー 時 の み )。( 資 料 2 、 4 、 6 、 8 )
4. 結 果
(1)
アンケート調査
2015年3月―5月にかけてアンケート調査に対して問い合わせがあった
方にアンケート用紙を郵送(あるいはセミナー時に手渡し)した。82名の
方からアンケートの結果を回収し、エクセルを用いて記述的に解析した。
回答者の属性について
回 答 者 の 年 齢 は 中 央 値 が 6 9 歳 、 平 均 値 が 7 0 . 5 歳 で あ っ た (6 0 歳 ~ 8 5
歳 )。 8 2 名 中 、 1 4 名 ( 1 7 . 1 % ) は 8 0 歳 以 上 で あ っ た 。
年齢
平均値
70.5 歳
中央値
69 歳
5 / 31
回 答 者 の 性 別 は 、 男 性 が 2 6 名 (31.70%),女 性 が 5 6 名 (68.3%)で あ っ た 。
対象者の性別
男性 26名
31.70%
女性 56名
68.3%
31.70%
68.30%
合計 = 82
回答者の出生国は、
「 日 本 」が 7 9 名 と 最 も 多 く 、次 に「 その他 」が 2 名 、
「オー
ストラリア」が1名であった。
対象者の出生国
90
80
70
79
60
50
3: 出生国
40
合計= 82
30
20
10
0
日本
1
2
オーストラリア
その他(中国)
オ ー ス ト ラ リ ア で の ビ ザ の 種 類 に 関 し て 伺 っ た と こ ろ 、「 オ ー ス ト ラ の 永 住 権 保
持」が71名
(86.6%)と最も多かった。
6 / 31
オーストラリアでのビザの種類
オーストラリア国籍(市民権保
9
11%
永住権保持
71
86.6%
長期滞在ビザ
2
2.4%
その他
0
0%
合計
82
100%
持)
住居地域に関しては、回答者すべてがシドニー行政地区にすんでおり、その中で
Northern Sydney( ノ ー ザ ン シ ド ニ ー )地 区 に 住 ん で い る 人 が も っ と も 多 か っ た( 61
名 , 74.4%)
対象者の住居地域
ノーザンシドニー
61
74.4%
サウスイースタンシドニー
9
11.0%
シドニー
4
4.9%
ウエスタンシドニー
2
2.4%
サウスウエスタンシドニー
1
1.2%
ネピアン・ブルーマウンテン
1
1.2%
イラワラ
1
1.2%
セントラルコースト
1
1.2%
無回答
2
2.4%
合計
82
100%
オーストラリア滞在年数を伺ったところ以下のとおりであった。
「30年以上」と答えた者が31名(37.8%)と最も多かった。
オーストラリア滞在年数
10 年 未 満
8
9.8%
10 年 か ら 19 年
13
15.9%
20 年 か ら 29 年
30
36.6%
30 年 以 上
31
37.8%
合計
82
100%
7 / 31
オ ー ス ト ラ リ ア に 移 り 住 む よ う に な っ た 理 由 は 以 下 の 通 り で あ っ た 。「 結 婚 ( 配 偶
者 、 パ ー ト ナ ー ) と と も に 」 が 2 5 名 ( 3 0 . 5 % ) で 最 も 多 か っ た 。「 成 人 し
た子どもから移住を誘われた」と14名(17.1%)が回答した。
オーストラアに移り住むようになった理由
仕事のため
18
22.0%
留学(学校)のため
1
1.2%
結婚(配偶者、パートナ
25
30.5%
親の移住とともに
0
0%
成人した子どもから移住
14
17.1%
12
14.6%
その他
12
14.6%
合計
82
100%
ー)とともに
を誘われた
( 定 年 )退 職 後 、余 暇 を 過
ごすため
住 居 形 態 を 伺 っ た と こ ろ 以 下 の 通 り で あ っ た 。 少 な く と も 6 4 名( 78% )の 回 答 者
は 個 人 で 所 有 し て い る 家( 一 戸 建 て 、あ る い は ア パ ー ト )に 住 ん で い た 。
「高齢者用
施 設 ( ホ ス テ ル ・ ナ ー シ ン グ ホ ー ム )」 は 0 名 ( 0 % ) で あ っ た 。
現在の住居形態
一戸建て
(賃貸)
3
3.7%
一戸建て
(所有)
37
45.1%
ユニット(アパート)賃貸
9
11.0%
ユニット(アパート)所有
27
32.9%
グラニーハウス
2
2.4%
ボーディングハウス・シェ
0
0%
2
2.4%
0
0%
ア
リタイアメントビレッジ
(インディペンデント
ビング
リ
ユニット)
高 齢 者 用 施 設( ホ ス テ ル・ナ
ーシングホーム)
8 / 31
その他
2
2.4%
合計
82
100%
また回答者のうち14名が一人暮らしであった。
普 段 話 し や す い 言 語 を 伺 っ た と こ ろ 「 日 本 語 」 が 5 5 名 ( 67.1% ) で 最 も 多 か っ
た。
普段話しやすい言語は?
日本語
55
6 7.1%
英語
1
1.2%
日本語と英語の併用
19
2 3.2%
その他
1
1.2%
無回答
6
7.3%
合計
82
100%
英語のレベルを伺ったところ以下の通りであった。半分以上の回答者が日常生活
会話レベルあるいは、ほとんど英語が話せないレベルであった。
英語はおおよそどのレベルですか?
ネイティブと同じレベル
7
8.5%
日常生活には支障なくビ
26
31.7%
20
24.4%
19
23.2%
ほとんど話せない
4
4.9%
無回答
6
7.3%
合計
82
100%
ジネスでも使えるが、法
律・医療に関するコミュ
ニケーションは難しい
日常生活に支障はない
が、ビジネスは難しい
挨拶など簡単な日常会話
程度
9 / 31
現 在 の 主 な 就 業 状 況 に 関 す る 設 問 の 回 答 は 以 下 の 通 り で あ る 。「 退 職 ( 定 年 退 職
含 む )」 が 3 1 名 ( 37.8% ) で 最 も 多 か っ た 。 こ れ は ア ン ケ ー ト 対 象 者 を 6 0 歳
以上としていることによると思われる。
現在の主な就業状況
フルタイム
4
4.9%
パートタイム
8
9.8%
フリーランス
1
1.2%
自営業
8
9.8%
家事専業
20
24.4%
休職中(健康上の理由含
0
0%
求職中
0
0%
退職(定年退職含む)
31
37.8%
その他
4
4.9%
無回答
6
7.3%
合計
82
100%
む)
収 入 に 関 し て は 4 1 名 が 日 本 か ら 公 的 年 金 を 受 給 し て お り 、2 2 名 が オ ー ス ト ラ
リアの老年年金を受給していた。
健康状態に関する設問
健康状態に関する設問の結果は以下の通りである。
( 健 康 ま た は 身 体 的 理 由 に よ り )階 段 1 0 段 登 っ た り 、4 0 0 メ ー ト ル 歩 く こ と
は 難 し い と 感 じ ま す か と い う 設 問 に 、「 い い え 」 と 回 答 し た 者 が 多 か っ た 。
(健康または身体的理由により)階段10段のぼったり、400メ
ートル歩くことは難しいと感じますか?
はい
8
9.8%
いいえ
74
90.2%
合計
82
100%
10 / 31
し か し 6 割 以 上 の 回 答 者 が 筋 力 低 下 、バ ラ ン ス 低 下 を 実 感 し た こ と が あ る と 答 え
ていた。
筋力低下、バランス低下を実感したことがありますか?
はい
52
63.4%
いいえ
30
36.6%
合計
82
100%
15名が過去12カ月以内に転倒したことがあると回答した。
過 去 12 ヶ 月 、 転 倒 し た こ と は あ り ま す か ?
はい
15
18.3%
いいえ
67
81.7%
合計
82
100%
慢 性 疾 患 に 関 す る 設 問 に 関 す る は 3 7 名( 45.1% )が 少 な く と も 1 つ の 慢 性 疾 患
をもっていると回答した。
慢性疾患を持っていますか?(高血圧、糖尿病、関節症、脳卒中、
パーキンソン病、心臓疾患、肺疾患、精神疾患など)
はい
37
45.1%
いいえ
45
54.9%
合計
82
100%
半数以上の回答者が現在、医師から処方された薬を飲んでいた。
現在、医師から処方された薬を飲んでいますか?
いいえ
37
45.1%
は い : 1 〜5 種 類
42
51.2%
は い : 1 〜5 種 類 以 上
3
3.6%
合計
82
100%
11 / 31
過 去 1 2 カ 月 の 入 院 歴( 救 急 外 来 の み の 受 診 、日 帰 り 手 術 は 除 く )に 関 す る 設 問
の結果は以下の通りである。
過 去 12 ヶ 月 、 病 院 に 入 院 し た こ と が あ り ま す か ? ( 救 急 外 来 の み
の受診、日帰り手術は除く)
はい
9
11.0%
いいえ
72
87.8%
無回答
1
1.2%
合計
82
100%
約 4 人 に 1 人 が 過 去 1 2 カ 月 中 、 3 カ 月 以 上 続 く 痛 み( 関 節 痛 、腰 痛 な ど )が あ
る(もしくは、あった)と回答した。
過 去 12 ヶ 月 中 、 3 ヶ 月 以 上 は 続 く 痛 み ( 関 節 痛 、 腰 痛 な ど ) が あ り
ますか?
はい
21
25.6%
いいえ
58
70.7%
無回答
3
3.7%
合計
82
100%
現 在 の 身 の 回 り の 世 話 で 援 助 が 必 要 か ど う か と い う 設 問 に 対 し 、一 人 の み 、援 助
が必要であると回答していた。
現在、自分の身の回りの世話で援助が必要ですか(シャワー、着替
えなど?
はい
1
1.2%
いいえ
78
95.1%
無回答
3
3.7%
合計
82
100%
現 在 の 家 事・日 常 生 活 に 対 し て 援 助 が 必 要 か ? と い う 設 問 に 対 し 、ほ と ん ど の 人
が援助は必要でないと回答していた。
12 / 31
現在、家事・日常生活(掃除、買い物、食事の準備、洗濯など)で
援助が必要ですか?
はい
8
9.8%
いいえ
71
86.6%
無回答
3
3.7%
合計
82
100%
(‘ 援 助 が 必 要 ’と 回 答 さ れ た 方 へ )、誰 に 援 助 が 必 要 で す か ? と い う 設 問 の 結 果
は 以 下 の 通 り で あ る (○ は い く つ で も 可 )。 8 名 の 方 か ら 回 答 を 得 た 。
( “援助が必要”と回答された方へ)誰に援助をしてもらってい
ま す か ? (○ は い く つ で も 可 )
配偶者・パートナー
3
子供
1
兄弟・姉妹
0
友人
0
市域の団体や政府による
3
サービス
その他
3
合計
8
も し 、自 分 の 身 の 回 り の 世 話 が で き な く な っ た 時 に 誰 に お 世 話 を し て も ら い た い
か ? と い う 設 問 に た い し て の 結 果 は 以 下 の 通 り で あ る (○ は い く つ で も 可 )。「 介
護・福祉専門家」が53名と最も多かった。
もし、自分の身の回りの世話ができなくなった時、誰にお世話をしてもらい
たいですか?
(○はいくつでも可)
配偶者・パートナー
30
子供
23
兄弟・姉妹
0
友人
3
介護・福祉専門家
53
誰でもいい・わからない
7
その他
1
無回答
5
13 / 31
もし、自分で身の回りのことができなくなった時、どのようなケアを希望する
か ? と い う 設 問 に 対 し 結 果 は 以 下 の 通 り で あ る 。「 在 宅 ケ ア ( 訪 問 看 護 含 む ) を
利 用 し な が ら 在 宅 で 生 活 し た い 」 が 3 2 名 ( 39.0% ) と 最 も 多 か っ た 。
もし、自分で身の回りのことができなくなった時、下記のどれを一
番に希望されますか? (○は一つ)
家族による自宅での介護
8
9.8%
在宅ケア(訪問看護含む)
32
39.0%
14
17.1%
27
32.9%
その他
0
0%
無回答
1
1.2%
合計
82
100%
を利用しながら在宅で生
活したい
高齢者用施設(ホステル・
ナ ー シ ン グ ホ ー ム )に い く
オーストラリアに日系の
高 齢 者 施 設 が あ れ ば 、そ こ
に行きたい
将来・老後に関する設問
対象者の将来・老後に関する設問の結果は以下の通りである。
どこで老後を過ごそうと考えていますか?もしくは計画していますか?という
設 問 に 対 す る 結 果 は 以 下 の 通 り で あ る 。長 年 オ ー ス ト ラ リ ア に 住 ん で い て も「 決
め て い な い ・ わ か ら な い 」 と 回 答 し た 人 が 2 5 名 ( 30.5%) い た 。
どこで老後を過ごそうと考えていますか(計画していますか)?
日本
12
14.6%
オーストラリア
45
54.9%
決めていない・わからない
25
30.5%
その他
0
0%
合計
82
100%
14 / 31
( 上 記 設 問 で“ 日 本 ”と 答 え た 1 2 名 へ )日 本 に 帰 国 さ れ る 理 由 は な ん で す か ?
と い う 問 い に 対 し て 、「 言 葉 」 と 「 食 事 」 が 大 き な 理 由 と な っ て い た 。
(前 設 問 で “ 日 本 ” と 答 え た 方 へ )日 本 に 帰 国 さ れ る 理 由 は な ん で す
か? (○はいくつでも)
日本に親がいるから(介護
0
を含む)
日本に家族・親戚がいるか
5
ら
日本に住居があるから
4
日 本 に 職( 収 入 源 )が あ る か
0
ら
言 葉( コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン )
6
食事
7
日本の高齢者施設に入居し
3
たいから
日本で死を迎えたいから
1
お墓の問題
2
子供のため
1
その他
1
12名が回答
日 本 で 迎 え る 老 後 に 対 し て 不 安 は あ り ま す か と い う 設 問 に 対 し 、2 8 名 が「 不 安
がある」と答えていた。
ま た 老 後 を「 オ ー ス ト ラ リ ア 」と 回 答 さ れ た 4 5 名 は「 オ ー ス ト ラ リ ア で 老 後 を
迎 え る に あ た っ て 不 安 は あ り ま す か ? 」と い う 設 問 に 対 し 以 下 の よ う に 回 答 し た 。
やはり「言葉」と「食事」が不安因子となっていた。
15 / 31
(老 後 を “ オ ー ス ト ラ リ ア ” と 回 答 さ れ た 方 へ )オ ー ス ト ラ リ ア で 老
後を迎えるにあたって不安がありますか?(○はいくつでも可)
言 葉( コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン )
31
食事
28
家・住むところ
7
収入・経済状態
12
日 本 に い る 両 親( 家 族 )の 介
0
護・お世話
オーストラリアの医療・介
19
護制度、手続きがわからな
い
自分の身の回りの世話がで
22
きなくなる
自分で判断ができなくなっ
10
た時に頼る人がいない
頼れる家族・友人がいない
4
孤独
5
その他
1
45名が回答
オ ー ス ト ラ リ ア で 老 後 を 迎 え る 時 、ま た は 援 助 が 必 要 に な っ た 時 、希 望 さ れ る こ
と は な ん で す か ? と い う 設 問 に 対 し 7 1 名 か ら 以 下 の よ う な 回 答 を 得 た (○ は い
く つ で も 可 )。
オーストラリアで老後を迎える時、または援助が必要になった時、
希望されることはなんですか?(○はいくつでも可)
話し相手(誰でもいい)
16
日本語ができる話し相手
34
銀 行 、年 金 、保 険 な ど の 手 続
20
きのお手伝い
身体介助(英語)
10
身体介助(日本語)
42
家事援助(英語)
10
家事援助(日本語)
30
16 / 31
日本食の宅配サービス
34
医療・看護サービス(日本
48
語)
日本人のためのデイサービ
31
ス( 高 齢 者 同 士 の 交 流・娯 楽
の場)
オーストラリアの高齢者サ
24
ービスを受けるためのお手
伝い(手続きなど)
オーストラリアの高齢者施
12
設への入居のお手伝い
日本人向けの高齢者施設
31
その他
1
無回答
11
最後に自由記述方式で下記のような意見が得られた
ご意見があればご自由にお書きください

日本式のサービス、日本語のほうが理解しやすい

英語は今は不自由しないが、この先しゃべれなくなるという不安

日本語で相談できる窓口がほしい

日本語のできる医師、看護師による往診希望

日本語で日本人の体質にあう医療サービスを受けたい

英語力不足なので、日常のちょっとした事への(英語の)援助がほしい(適
正な値段で)

10-20 年 後 に 日 本 人 向 け の 高 齢 者 施 設 が 必 要

家族にばかり負担をかけることはできないので、いろいろなサービス運営を
期待
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
アンケートを記入しながらいろいろ実感し、自分なりに準備、努力をしたい

オーストラリアは治安、気候、物価、住居など住むのにはよいところ

近くに日本人のよい一般開業医がいて相談できる状態が希望

配偶者が介護者。もし配偶者が入院でもすることになったら心配、不安。
(2)セミナー・ワークショップ
フィードバック
参加者にはセミナー並びにワークショップ終了後フィードバック用紙へ
の 記 入 を お 願 い し た 。( 資 料 2 ,4 ,6 ,8 )
第 1 回 セ ミ ナ ー で は( 3 月 2 7 日 と 4 月 1 1 日 合 わ せ て )8 0 名 以 上 の 参
加者があり、活発に質疑応答がなされた。フィードバック(資料2、4)
で は 「 す ご く 良 か っ た 」「 様 々 な 現 状 を よ く 理 解 で き 、 と て も 勉 強 に な っ
た」
「 内 容 が 充 実 し て お り 、知 り た か っ た こ と が よ く わ か っ た 」
「こういっ
た 情 報 が 今 ま で な か っ た の で 良 か っ た 」「 オ ー ス ト ラ リ ア で 利 用 出 来 る 施
設 ・ 団 体 な ど が 知 り た い 」「 プ ラ イ ベ ー ト 医 療 保 険 な ど の 選 択 肢 が 知 り た
い 」 な ど の コ メ ン ト が 多 数 寄 せ ら れ た 。( 資 料 9 : セ ミ ナ ー 時 の 写 真 )
第 2 回 セ ミ ナ ー で は( 9 月 2 6 日 )約 9 0 名 の 参 加 者 が あ り 、第 1 回 セ ミ
ナ ー 同 様 に 活 発 に 質 疑 応 答 が な さ れ た 。フ ィ ー ド バ ッ ク( 資 料 6 )で は「 と
ても興味のある内容で、複雑な医療システムについての理解が深まった」
「 具 体 的 な 事 例 が あ り 分 か り や す か っ た 」「 大 変 有 意 義 な セ ミ ナ ー で 、 良
い 内 容 で し た 」「 オ ー ス ト ラ リ ア の 医 療 制 度 に 対 し て わ か ら な い こ と が 多
か っ た の で 、 と て も 興 味 の あ る 内 容 で し た 」「 こ ち ら の 老 人 ホ ー ム に つ い
て も っ と 知 り た い 」「 プ ラ イ ベ ー ト 医 療 ・ 保 険 に 関 し て 教 え て 欲 し い 」 な
ど の コ メ ン ト が 多 数 寄 せ ら れ た 。( 資 料 1 0 : セ ミ ナ ー 時 の 写 真 )
1 1 月 4 日 に 開 催 さ れ た ワ ー ク シ ョ ッ プ で は 1 2 名 の 方 々 が 参 加 さ れ 、第
2回セミナーでカバーできなかった部分をより詳しく事例を踏まえなが
ら 少 人 数 で 説 明 す る こ と に よ り 有 意 義 な 時 間 と な っ た 。第 1 回 と 第 2 回 セ
ミ ナ ー 同 様 に 活 発 な 質 疑 応 答 が な さ れ た 。フ ィ ー ド バ ッ ク( 資 料 8 )で は
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参 加 者 全 員 が オ ー ス ト ラ リ ア の 医 療 制 度( パ ブ リ ッ ク 編 )の 理 解 を 深 め る
こ と が で き た と 答 え た 。そ し て ワ ー ク シ ョ ッ プ の 内 容 に つ い て も「 大 変 満
足 」、も し く は「 満 足 」と い う 答 え だ っ た 。
( 資 料 1 1:セ ミ ナ ー 時 の 写 真 )
5.
まとめ
( 1 )ア ン ケ ー ト 調 査
今 回 の ア ン ケ ー ト 調 査 で 、8 2 名 の シ ド ニ ー 在 住 日 本 人 の 協 力 を 得 る こ と
が で き た 。対 象 者 の 平 均 年 齢 は 7 0 .5 歳 で 、8 2 名 の う ち 1 4 名 は 一 人
暮 ら し と い う 状 況 で あ っ た 。大 部 分 の 回 答 者( 7 4 .4 % )は オ ー ス ト ラ
リ ア 在 住 歴 が 2 0 年 を 超 え て い た が 、多 く の 人 が 英 語 は 得 意 で は な い と 答
えていた。
「 言 葉 ( コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 )」 や 「 食 事 」 が オ ー ス ト ラ リ ア で の 老
後に対する大きな不安要素であることがわかった。
慢 性 疾 患 の 既 往 、ま た 筋 力・バ ラ ン ス 低 下 を 実 感 し な が ら も あ る 程 度 自 立
した日常生活を送っていることがわかった。
シ ド ニ ー 在 住 日 本 人 高 齢 者 の 身 体 機 能 、自 立 度 を 維 持 す る た め 、さ ら な る
データー(信頼性が高い評価用紙を使用した面接によるデーター収集な
ど )、 ま た 転 倒 防 止 プ ロ グ ラ ム な ど 「 予 防 」 に 焦 点 を あ て た 日 本 語 に よ る
介入性のプログラムが必要である。
(2)セミナー・ワークショップ
予 想 以 上 の 参 加 者 で 、関 心 の 高 さ が 明 ら か に な っ た 。セ ミ ナ ー と ワ ー ク シ
ョップに対するポジテイブなフィードバックまた今後のセミナーに対す
る リ ク エ ス ト な ど が 参 加 者 か ら 多 数 寄 せ ら れ た 。こ れ か ら も 日 本 語 に よ る
定期的なセミナー、ワークショップが必要であると思われた。
6.
謝辞
本研究にご協力いただきました在シドニー邦人の皆さまに心からお礼申
し上げます。本研究は公益財団法人
成によるものである。
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在宅医療助成
勇美記念財団の助
7.感想
貴財団の助成で「アンケート調査」そして「セミナー・ワークショップ」
を行うことができ、大変感謝しております。
オ ー ス ト ラ リ ア は 3 番 目 に 海 外 在 留 邦 人 が 多 い 国 に も か か わ ら ず 、こ れ ま
で 6 0 歳 以 上 の 長 期 滞 在 者 を 対 象 と し た 調 査 は ほ と ん ど な く 、今 回 の 調 査
で貴重な基本データーが得られました。
「 結 婚 」だ け で な く 、
「定年後の余
暇 」あ る い は「 成 人 し た 子 供 か ら 移 住 を 誘 わ れ た 」な ど 、い わ ゆ る 戦 後 の
「 戦 争 花 嫁 」と 異 な り 、あ る 程 度 年 を と っ て か ら の 移 住 組 の 存 在 も 明 ら か
に な り 、滞 在 年 数 に 関 係 な く 英 語 を 苦 手 と す る 人 が 多 い こ と も わ か り ま し
た 。介 助 が 必 要 に な っ た と き は「 在 宅 」を 希 望 す る 人 が 多 く 、
「言葉」
「食
事 」が 大 き な 不 安 要 因 に な っ て お り 、そ の た め「 や は り 老 後 は 日 本 で 」と
考えている人も少なくありませんでした。
ア ン ケ ー ト に 協 力 し て い た だ い た 方 は 、あ る 程 度 自 立 し て 日 常 生 活 を 送 っ
て い る 人 が 多 く 、自 立 度 を 維 持 す る た め に も 早 期 に 日 本 語 で の 予 防 プ ロ グ
ラムが必要と考えています。
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資 料 1: セ ミ ナ ー プ ロ グ ラ ム
(3月27日分)
日本人高齢者医療・福祉セミナー
第1回:日本の高齢者医療福祉の現状を知る
日時:2015年3月27日(金)
Seminar room, Sacred Heart Health Service
St Vincent’ s
Hospital
プログラム
13:45
開場
14:00 –14:10
ご挨拶
St Vincent’ s Hospital
渡辺
14:10 –14:40
日本の医療保険システムと
国立精神神経医療研究セン
高齢者医療の現状
ター
早乙女
14:40 –15:10
在豪日本人の現状とこれから考える
創生会インターナショナル
べきこと
沼田
15:10 –15:30
休憩
15:30 –15:50
在豪邦人コミュニティーサポートの
創生会インターナショナル
必要性と今後の活動について
沼田
質 疑 応 答 、フィ ー ドバ ッ ク 用 紙 記入 ,
シドニー日本人看護師会
ご挨拶
本田
15:50 –16:00
国立精神神経医療研究センター
早 乙 女:リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 科 医 師 。身 体 障 害 リ ハ ビ
リテーションに携わる
創生会インターナショナル
沼 田:在 豪 歴 2 3 年 。2 0 1 3 年 に 創 生 会 イ ン タ ー ナ シ ョ
ナルを立ち上げ、シドニーで家事代行・高齢者介護事業を運営している
このセミナーは公益財団法人
在宅医療助成
います
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勇美記念財団の助成を受けて
資料2:セミナーフィードバック用紙
第1回:日本の高齢者医療福祉の現状を知る
(2015年3月27日)
本日はお忙し中、日本人高齢者医療・福祉セミナーに参加していただきありがとうご
ざいます。今後も在豪日本人の皆様へ医療・社会福祉について日本語で情報を提供し
ていきたいと考えております。
セミナー改善のために役立たせていただきたいとおもいますので、少しお時間をいた
だいてこのアンケートにご回答いただきますようお願いします。
1.
本日のセミナーの内容はいかがでしたか?
2.
セミナーの開催日時、時間、場所はどうでしたか?
3.
今後うけてみたい高齢者医療福祉セミナーがありましたら、具体的内容を教え
て下さい。
4.
次回、セミナー開催時にお知らせを希望される方はご連絡先をお願いします。
(お 名 前 、 ご 住 所 ま た は メ ー ル ア ド レ ス )
お知らせ
シ ド ニ ー・N S W 州 在 住 日 本 人 6 0 才 以 上 を 対 象 に 郵 送 に よ る「 高 齢 化 に 関 す る 意 識 、
ニーズ」 アンケート調査を実施いたします。
( St Vincent's Hospital, 渡 辺 )。な お 、
アンケートご回答いただきました皆様にはアンケート用紙返却確認後20ドルのギフ
トカードを差し上げます。お気軽に渡辺までお問い合わせください。
今回ご記入いただきました個人情報は高齢者医療に関するセミナー案内、アンケート
調査依頼のみに使用させていただきます。ご協力いただきありがとうございました。
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資 料 3: セ ミ ナ ー プ ロ グ ラ ム ( 4 月 1 1 日 、 追 加 セ ミ ナ ー 分 )
日本人高齢者医療・福祉セミナー
第1回:日本の高齢者医療福祉の現状を知る
日時:2015年4月11日(土)
Extension Room, Dougherty Community Centre
7 Victor Street, Chatswood NSW
プログラム
13:45
開場
14:00 –14:10
ご挨拶
シドニー日本人看護師会
本田
14:10 –14:40
14:40 –15:10
日本の医療保険システムと
St Vincent’ s Hospital
高齢者医療の現状*
渡辺
在豪日本人の現状とこれから考えるべ
創生会インターナショナル
きこと
沼田
15:10 –15:30
休憩
15:30 –15:50
在豪邦人コミュニティーサポートの必
創生会インターナショナル
要性と今後の活動について
沼田
質疑応答、フィードバック用紙記入,
シドニー日本人看護師会
ご挨拶
本田
15:50 –16:00
*先 日 、 国 立 精 神 神 経 医 療 研 究 セ ン タ ー の 早 乙 女 先 生 が 講 演 さ れ た ス ラ イ ド を 用 い て 、
渡辺がかわりに発表
国立精神神経医療研究センター
早 乙 女:リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 科 医 師 。身 体 障 害 リ ハ ビ
リテーションに携わる
St Vincent’ s Hospital 渡 辺 : リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 科 医 師
創生会インターナショナル
沼 田:在 豪 歴 2 3 年 。2 0 1 3 年 に 創 生 会 イ ン タ ー ナ シ ョ
ナルを立ち上げ、シドニーで家事代行・高齢者介護事業を運営している
このセミナーは公益財団法人
在宅医療助成
います
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勇美記念財団の助成を受けて
資 料 4: セ ミ ナ ー フ ィ ー ド バ ッ ク 用 紙 ( 4 月 1 1 日 、 追 加 セ ミ ナ ー 分 )
第 1回 :日 本 の高 齢 者 医 療 福 祉 の現 状 を知 る (2015年 4月 11日 )
本 日 はお忙 し中 、日 本 人 高 齢 者 医 療 ・福 祉 セミナーに参 加 していただきありがとうございます。
今 後 も在 豪 日 本 人 の皆 様 へ医 療 ・社 会 福 祉 について日 本 語 で情 報 を提 供 していきたいと考 え
ております。セミナー改 善 のために役 立 たせていただきたいとおもいますので、少 しお時 間 をいた
だいてこのアンケートにご回 答 いただきますようお願 いします。
1.本 日 のセミナーの内 容 はいかがでしたか?
2.セミナーの開 催 日 時 、時 間 、場 所 はどうでしたか?
3.今 後 うけてみたい高 齢 者 医 療 福 祉 セミナーがありましたら、具 体 的 内 容 を教 えて下 さい 。
4.次 回 、セミナー開 催 時 にお知 らせを希 望 される方 はご連 絡 先 をお願 いします。
(お名 前 、ご住 所 またはメールアドレス)
お知 らせ
シドニー・NSW州 在 住 日 本 人 60才 以 上 を対 象 に郵 送 による「高 齢 化 に関 する意 識 、ニーズ」
アンケート調 査 を実 施 いたします。(St Vincent's Hospital, 渡 辺 )。なお、アンケートご回 答 いた
だきました皆 様 にはアンケート用 紙 返 却 確 認 後 20ドルのギフトカードを差 し上 げます。お気 軽 に
渡 辺 までお問 い合 わせください。
(Mobile) 0456 219 340 (Email)
[email protected]
今 回 ご記 入 いただきました個 人 情 報 は高 齢 者 医 療 に関 するセミナー案 内 、アンケート調 査 依 頼
のみに使 用 させていただきます。 ご協 力 いただきありがとうございました。
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資料5:セミナープログラム
9月26日
日本人高齢者医療・福祉セミナー
第2回:オーストラリアの医療制度を知る
日時:2015年9月26日(土)
Dougherty Community Centre, 7 Victor Street
Chatswood, NSW
セミナープログラム
12:30
開場
13:00 – 13:05
開会のご挨拶
シドニー日本人看護師
会
本田
13:05 – 13:25
在豪邦人コミュニティーサポ
創生会インターナショ
ート
ナル
沼田
13:25 – 13:30
質疑応答
13:30 – 13:50
オーストラリアの医療制度(利
リハビリテーション
用者の立場から)パブリック編
科医師
13:50 – 14:00
質疑応答
14:00 – 14:15
休憩
14:15 – 14:30
渡辺
“もしケガや病気で入院した
作 業 療 法 士 /ケ ー ス
ら”
マネージャー
実 際 の 例・退 院 ま で の 流 れ
徳能
14:30 – 14:40
質疑応答
14:40 – 14:50
オーストラリアで医療通訳を利
医療通訳・翻訳者
用する
松本
14:50 – 14:55
質疑応答
14:55 – 15:00
質疑応答、フィードバック用紙
記 入 ,閉 会 の ご 挨 拶
このセミナーは公益財団法人
在宅医療助成
います
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シドニー日本人看護
師会
本田
勇美記念財団の助成を受けて
資料6:セミナーフィードバック用紙
第2回:オーストラリアの医療制度を知る
(2015年9月26日 土曜日)
本日はお忙し中、日本人高齢者医療・福祉セミナーに参加していただきありがとうご
ざいます。今後も在豪日本人の皆様へ医療・社会福祉について日本語で情報を提供し
ていきたいと考えております。
セミナー改善のために役立たせていただきたいとおもいますので、少しお時間をいた
だいてこのアンケートにご回答いただきますようお願いします。
1.
本日のセミナーの内容はいかがでしたか?
2.
今回のセミナーをどこで知りましたか?
3.
セミナーの開催日時、時間、場所はどうでしたか?
4.
今後うけてみたい高齢者医療福祉セミナーがありましたら、具体的内容を教えて
下さい。
5.
次回、セミナー開催時にお知らせを希望される方はご連絡先をお願いします。
(お 名 前 、 ご 住 所 ま た は メ ー ル ア ド レ ス )
今回ご記入いただきました個人情報は高齢者医療に関するセミナー案内のみに使用さ
せていただきます。
ご協力いただきありがとうございました。
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資料7:ワークショップのお知らせ
「オーストラリアの医療制度(パブリック編)について学ぶ」
ワークショップのご案内
9 月 2 6 日 に オ ー ス ト ラ リ ア の 医 療 制 度( パ ブ リ ッ ク 編 )に つ い て の セ ミ ナ ー を 開 催 し
ましたが、非常に複雑かつ大きなテーマであるオーストラリアの医療制度についての
理 解 を さ ら に 深 め る た め 、 少 人 数 の ワ ー ク シ ョ ッ プ を 開 催 致 し ま す 。「 こ う い う 場 合 に
は ど こ に 相 談 し た ら い い の ? 」、
「こういったケースではどういった選択肢があるの?」
と い っ た 、セ ミ ナ ー で は カ バ ー し き れ な か っ た 皆 様 か ら の 具 体 的 な 疑 問 に 、実 際 の 医 療
現 場 で 働 く 関 係 者 が 皆 様 と 一 緒 に 考 え ま す 。セ ミ ナ ー に 参 加 さ れ た 方 で 、さ ら に 詳 し く
お知りになりたい方、また前回のセミナーに参加できなかった方は是非この機会をご
利用ください。
開催日時: 2015年11月14日(土)
午後2時30分から午後3時30分(午後2時15分開場)
会 場 : Dougherty Community Centre, 7 Victor Street, Chatswood NSW
定員: 各セッション10名(申込み先着順)
お 申 込 み ・ お 問 い 合 わ せ 先 : 電 話 : 0456-219-340
資料は前回セミナーと同じ資料を用います。
このセミナーは公益財団法人
在宅医療助成
います
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勇美記念財団の助成を受けて
資料8:ワークショップフィードバック用紙
「オーストラリアの医療制度(パブリック編)について学ぶ」
(2015年11月14日)
本日はお忙し中、日本人高齢者医療・福祉ワークショップに参加していただきありがとうご
ざいます。ワークショップ改善のために役立たせていただきたいとおもいますので、少しお
時間をいただいてこのアンケートにご回答いただきますようお願いします。
質問1
本ワークショップはオーストラリアの医療制度(パブリック編)の理解を深めるこ
とを目的として開催しましたが、皆様のお役に立つものでしたか?
4.役に立った
質問2
2 .あ ま り 役 に 立 た な
1.役に立たなか
かった
った
今回のワークショップの内容についてあなたの満足度を教えて下さい
4.大変満足
質問3
3 .ま あ 役 に 立 っ た
3.満足
2.ふつう
1.不満
今回のワークショップの講演時間(1時間)についてあなたの満足の程度を教えて
下さい
3.丁度よかった
質問4
2.短かった
1.長かった
このワークショップ参加の理由(きっかけ)をおしえてください。以下の当てはま
るものに○をつけてください。(○はいくつでも可)
1 .先 日 の セ ミ ナ ー に 参
2 .先 日 の セ ミ ナ ー で わ か
3 .個 人 的 な 質 問 を し た か
加できなかった
らないところがあった
った
4.大人数より少人数の
5 .医 療 の し く み が わ か ら
6.近い将来が心配
ほうがいい
な く て 困 っ て い る( 身 近 に
困っている人がいる)
7.その他
今後うけてみたいワークショップ、コメントなどありましたら、以下に御記載ください。
今回ご記入いただきました個人情報は高齢者医療に関するセミナー・ワークショップ案内の
みに使用させていただきます。ご協力いただきありがとうございました。
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資料9
第1回高齢者医療・福祉セミナーの模様
3月27日
第1回高齢者医療・福祉追加セミナーの模様
4月11日
29 / 31
資料10
第 2 回高齢者医療・福祉セミナーの模様
9月26日
30 / 31
資料11
第 2 回高齢者医療・福祉ワークショップの模様
11月14日
31 / 31
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