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○ 対面協議(事務レベル)の結果 特区名:西条農業革新都市総合特区 実施日:平成24年5月15日(火)、場所:永田町合同庁舎 1階共用第2会議室 農林水産省経営局農地政策課長、同課経営専門官、同課課長補佐、同課総務係長、同課企画係長、大臣官房政策課首席企画官、同課課長補佐、同課計画係長 協議参加者:国側 西条市産業経済部長兼農業革新都市推進局長、企画情報部農業革新都市推進室推進係長、住友化学株式会社CSR推進室 :地方側 提案事項 論点 国側の見解 ①本規制に係る見解について ○国有農地は国が長期保有・運用すべき不動産では なく、制度上もそのようになっており、加えて、事業仕 分けにおいても、国有農地は有利な価格で売却を進 めることとされていることから、売却が国の方針。 ○現時点で、現行法制度や事業仕分けに反してまで 営農目的での貸付けを可能とする特例法を制定する 必要性を説明することは以下の理由から困難。 ・市の計画である当面3年間の試験研究目的の貸付 には何ら支障がないこと ・現時点で本件農地は塩害で営農が困難な状態で将 来的にも営農が可能かどうか現時点では不明であり、 仮に営農が不可能と判明した場合には、新たに特例 を設けてもその特例は活用されないこと ・仮に営農目的での長期貸付けを行える特例を設けて も現時点では本件農地は営農が困難なので、その特 例は当面3年間は活用されないことが明らかであるこ と ○以上から、試験研究を行った後、本件農地が営農 可能となるか否かの状況を見極めた上でなお必要で 整理番号950 あれば、その時に改めて本規制緩和(特例法の制定) 国有農地における営農目的 ●国有農地における賃貸借 を求めていただきたい。 での長期貸付 での営農利用を許可 ○なお、西条市の農業施策上、当該国有農地を生産 法人等に売り払うのではなく、一般企業に長期営農目 的で貸し付けることがより適当と考え、将来、営農目的 で企業に本件農地を貸し付ける保証を現時点で求め るのであれば、県の合理化法人や、市の円滑化団体 が国有農地を買い取り、企業に長期営農目的で貸し 付けることが現行制度上も可能。 ②試験研究目的の貸付けに係る確認事項 ○一時貸付の期間については売却を前提としており 明確な定めはない。(実際の運用上は1年契約。農地 法上、期間終了前に双方から異議がなければ自動更 新。) ○試験研究の範囲は特に定めていない。マーケットイ ンの検証も試験研究の内容と整理され、当該試験研 究が、「貸付を受けようとする法人の主たる業務の運 営に欠くことのできない試験研究のために行われる」 ものであれば問題はないが、そもそも現時点で営農が 困難である当該国有農地でそのような研究ができると 整理することは困難と思料。 ○河原津干拓地での塩害調査については、平成25年 度までに調査結果を示すこととしている。 地方側の考え方 ○営農目的での試験研究を進めていきたい。 ○営農というゴールありきで事業を行いたいため、営 農としての長期貸付を認めていただきたい。 ○企業が試験研究に投資するためには、その後営農 ができるという見通しが必要である。 ○事業仕分けでは、国有農地の利用効率改善という 観点から売却方針が打ち出されたものであり、本件賃 貸借は必ずしも方針には反しないと考える。 協議の結果 ・協議の結果を踏まえ、地方側から 今後の協議の必要性等を示してい ただき、今後の方向性について確認 することとなった。 平成22年10月27日 事業仕分け評価結果 WGの評価結果 枠組みのあり方(主体・区分経理) 統合。食料に関する新たな特別会計に再編 (食料安定供給特別会計・ 漁船再保険及び漁業共済保険特別会計・ 農業共済再保険特別会計) 経営基盤強化勘定は廃止 特別会計の廃止(国の関与を廃止) 1名 特別会計(一部勘定)の廃止(国以外の主体に移管) 1名 特別会計(一部勘定)の廃止(一般会計に統合) 7名 他の特別会計との一部勘定の統合 5名 (注:重複あり) 財産と借金のあり方(有形固定資産) 経営基盤強化勘定の国有農地、 備蓄倉庫など一般会計に移管 有利な価格で売却を図る ◎具体的な資産名:農業経営基盤強化勘定における国有農地 米管理勘定における政府備蓄庫 一般会計に移管 10名 とりまとめ内容 (特別会計の財産と借金のあり方(資産(金融資産・流動資産))) 経営基盤強化勘定における国有農地や米管理勘定における政府備蓄庫などは、でき るだけ有利な価格で売却すること。