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PA500 ユーザマニュアル - Unitech Japan Home

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PA500 ユーザマニュアル - Unitech Japan Home
unitech
PA500 Enterprise PDA
ユーザマニュアル
Rev. A
はじめに
本マニュアルについて
本マニュアルは PA500 Enterprise PDA のインストール、操作および保守について説明して
います。
本書のいかなる部分も Unitech 社もしくはユニテック・ジャパンの文書による承諾なしに電
子的、機械的のいずれかを問わず複写することはできません。本書の内容についてはお断り
なしに改訂することがあります。
© Copyright 2007 unitech Electronics Co., Ltd. およびユニテック・ジャパン(株)版権所
有。
ユニテック・ジャパンの Web サイトアドレス : http:\\www.unitech-japan.co.jp
Bluetooth は Bluetooth SIG の登録商標です。
Microsoft、Windows と ActiveSync は Microsoft Corporation の商標もし
くは登録商標のいずれかです。本マニュアルで使用している他の商品
名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
ご注意
本ユニットにはバッテリパックとバックアップバッテリがあります。unitech PA500 は長期
の保管によってバッテリが放電したために電源が入らないことがあります。
このような場合、DC 入力のついている USB 充電ケーブルに PA500 を接続するか、または
unitech PA500 USB クレードルに PA500 を置き、それぞれ AC アダプタ (5V/3A) を接続して
バックアップバッテリを完全に充電するために 16 時間以上充電してください。
バックアップバッテリは外部電源あるいはメインバッテリ ( メインバッテリが電源を入れら
れる容量が残っている場合 ) により充電できます。メインバッテリが完全に充電されている
場合、メインバッテリがバックアップバッテリを完全に充電するためには PA500 の使用を
16 時間控えて下さい。
バックアップバッテリによってバックアップされるデータは、バッテリが PA500 に装着さ
れていない場合は約 1 時間です。従って、バックアップバッテリによってデータが保護され
なくなることを防ぐには、メインのバッテリパックを外したまま、あるいは外部電源を接続
しないで PA500 を放置しないで下さい。
バッテリ充電についての注意
リチゥムイオンバッテリパックを充電する場合は常に充電する温度環境に注意を払うことが
極めて重要です。常温で、あるいはやや低い温度で充電すると最も効率的です。仕様上の
0°C から 50°C の範囲で充電することが基本です。指定された範囲外でのバッテリ充電は、
バッテリに損傷を与え、充電可能な回数が少なくなることがあります。
iii
保管と安全についての注意
充電したリチゥムイオンバッテリは使わなくても数ヶ月間は容量が残っていますが、容量は
内部抵抗によって段々と減っていきます。この場合、使用する前にバッテリを充電する必要
があります。リチゥムイオンバッテリは、-20°C から 60°C の間で保存することができます
が、高温ではより早く容量が減ります。室温にてバッテリを保存されることをお勧めいたし
ます。
RoHS 対応について
本デバイスは、電子製品と電子部品で使用されている有害物質を
最大限規制する EU( ヨーロッパ諸国連合 ) の RoHS (Reduction Of
Hazardous Substances) 規制に対応しています。
iv
目 次
目 次
本マニュアルについて
iii
ご注意 ........................................................................ iii
バッテリ充電についての注意 ................................................... iii
保管と安全についての注意 ...................................................... iv
RoHS 対応について ............................................................. iv
第1章
はじめに
1
PA500 の概要 .................................................................... 1
特徴 ........................................................................... 1
パッケージの内容 .............................................................. 2
PA500 の使い方 ................................................................. 3
前面 ........................................................................... 3
背面 ........................................................................... 4
PA500 のセットアップ .......................................................... 5
バッテリの取り付け ............................................................. 5
PA500 の充電 ................................................................... 6
PA500 の電源を入れる ........................................................... 8
第2章
ハードウェアの使い方
キーパッドの使い方 ............................................................
スタイラスの使い方 ...........................................................
SDIO/MMC スロットの使い方 ...................................................
レーザスキャナの使い方 ......................................................
コマンドインターフェース ....................................................
Today スクリーン ..............................................................
スタートメニュー ..............................................................
ナビゲーションバー ............................................................
コマンドバー ..................................................................
ポップアップメニュー ..........................................................
通知 ..........................................................................
第3章
接続
9
9
10
11
12
14
14
17
17
18
19
19
21
PA500 と PC を接続する ...................................................... 21
Microsoft ActiveSync のインストール ........................................... 21
PA500 とコンピュータの接続 ................................................... 22
v
ActiveSync の使い方 .......................................................... 24
コンピュータとの同期情報 ...................................................... 24
ファイルの交換に ActiveSync を使用する ......................................... 26
同期のオプション .............................................................. 27
第4章
無線通信
28
無線通信の管理 ................................................................ 28
ワイヤレスマネージャの使い方 .................................................. 28
接続について .................................................................. 29
ビーム機能 ....................................................................
赤外線接続 ....................................................................
Bluetooth 接続 ................................................................
Wi-Fi 接続 ....................................................................
29
30
30
34
インターネットへの接続 ...................................................... 35
第5章
プログラムの管理
36
プログラムの実行 ............................................................. 36
バーコードスキャナプログラムの使い方 ..................................... 37
Scan2Key ...................................................................... 37
Scanner Settings( スキャナ設定 ) ............................................... 38
第6章
PA500 のカストマイズ
設定の変更 .....................................................................
メインとバックアップバッテリステータスのチェック .......................
バッテリの使用時間を延ばす .................................................
バックライト設定の調整 ......................................................
PA500 の再セットアップ .....................................................
41
41
42
43
44
45
ウォームブート ................................................................ 45
クリアブート .................................................................. 46
コールドブート ................................................................ 47
Flash ROM ファイルの表示 ....................................................
プログラムを PA500 に追加する ..............................................
プログラムをスタートメニューに追加する ...................................
プログラムの削除 .............................................................
Appendix A
システム仕様
vi
47
47
48
52
53
第 1章
はじめに
PA500 の概要
PA500 Enterprise PDA をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。PA500 はデータ収集
とリアルタイム処理の必要なお客様のためにコンパクトで頑丈なポータブルターミナルとして設計さ
れています。
頑丈な設計
unitech の PA500 Enterprise PDA は、頑丈に設計されたコンパクトなモバイルコンピュータです。
使い方が簡単
本ユニットは、タッチパネル付きカラーディスプレィ、4 方向の矢印キーと決定キー、そして 6 つの
アプリケーションキーを備えています。PA500 は速やかかつ正確なデータ収集用にレーザバーコード
スキャナを内蔵しているモデルがあります。また、赤外線インターフェース、Bluetooth そして無線
LAN を内蔵しており、コンピュータおよび通信ネットワークを通した情報交換が可能です。
特徴
パワフルなシステム
•
•
Microsoft Windows Mobile 5.0 オペレー
ティングシステム
Intel PXA270 CPU 520 MHz
システムメモリ
•
•
64 MB SDRAM
64 MB Flash ROM
ディスプレィ
•
•
3.5 インチ QVGA LCD、タッチパネル
320 x 240 分解能
バーコードスキャナ
•
•
Symbol SE950
日立 HD6433657W バーコードデコーダ
拡張スロット
•
SDIO/MMC スロット
無線接続
•
•
•
802.11b/g ダイバシティアンテナ
Bluetooth
赤外線ポート
通信
•
•
•
•
802.11b/g
Bluetooth
赤外線
USB ホストおよびクライアント
バッテリ使用時間
•
•
•
通常使用 : 4 時間
充電時間 : 3.5 時間
バックアップバッテリ : 1 時間
ユーザフレンドリインターフェース
•
•
アプリケーション起動用とオンスクリー
ンキーボード表示用の特殊キー
バーコードスキャン用キー
1
パッケージの内容
箱を開けたら、PA500 と以下のアクセサリがあることを確認して下さい。
PA500 ターミナル
電源アダプタ *
スタイラス
USB 充電ケーブル
スタイラスストラップ
USB クレードル ( オプション )
CD-ROM
クイックリファレンス
バッテリパック
イヤフォン
携帯ケース
* 電源アダプタのレセプタクルはクリップ式になっており、各国の状況に応じて交換すること
ができます。
不足または破損がありましたら代理店に御連絡下さい。
2
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第 1章
はじめに
PA500 の使い方
以下のセクションは PA500 の主要コンポーネントと特徴について説明しています。
前面
No.
コンポーネント
説明
1.
バーコードレーザ
スキャナ
バーコードラベルの情報を読み、データを取り込みます。
2.
ステータス表示
バッテリ充電とバーコード読み取りステータスを表示します。
・ 緑 - バッテリは完全に充電。PA500 はバッテリ電源で動作
中、あるいはバーコード読み取りがエラーなしに行われた。
・ 赤 - バッテリは充電中。バーコードスキャナは起動され、読
み取り中。
3.
SDIO/MMC スロット
SD (Secure Digital)、MMC (Multimedia Card) または SDIO
(Secure Digital Input Output) カードが使用できます。メモリ
を追加することができます。追加のアプリケーションをインス
トール、あるいはファイル保存用として使用します。データの
バックアップとしても使用することができます。
4.
電源ボタン
PA500 の電源がオフの場合、このボタンを押すと電源が入りま
す。
もしくは、PA500 の電源が入っている場合、電源を切るために
はこのボタンを 2 秒間以上押し続けます。
5.
LCD タッチスクリーン
アプリケーションとデータを表示します。タッチパネルはスタ
イラスまたは指に反応します。
6.
キーパッド
ソフトウェアキーボードボタン、ナビゲーションキー、
Microsoft Outlook Mobile プログラムを起動するためのアプリ
ケーションボタンがあります。
7.
マイク
音声を記録するときの入力になります。
8.
9.
左スキャナトリガキー
バーコードレーザスキャナを起動するときに押します。
ストラップ取り付け穴
スタイラス紛失防止用ストラップを取り付ける穴です。
3
背面
No.
4
コンポーネント
説明
10.
スピーカー
音声を聞きます。スピーカーフォンを使う場合、音声
はここから出ます。
11.
バッテリ取り付けラッチ
PA500 の右側にスライドさせ、しっかりと押さえます。
バッテリを下に引くと外れます。
12.
リセットボタン
PA500をリセットするときにスタイラスの先端をこの穴
に差し込みます。
13.
メインバッテリ
取り外し可能、充電可能な 3.7 V, 2200 mAh バッテリ
パックです。
14.
ユニバーサルコネクタ
USB 充電ケーブルを接続します。ケーブルの反対側は
コンピュータの USB ポートと AC アダプタに接続しま
す。このケーブルによりバッテリの充電と ActiveSync
通信を行うことができます。
クレードルなどの周辺機器ハードウェアと接続するた
めにも使用することができます。
15.
イヤフォンジャック
イヤフォンジャックのゴムカバーをめくり、イヤフォ
ンやヘッドフォンなどのプラグをイヤフォンジャック
に差し込みます。
16.
17.
右スキャナトリガキー
バーコードレーザスキャナを起動するために押します。
赤外線 (IR) ポート
他の赤外線が利用可能な機器とデータを送受信するた
めに赤外線を使用します。
18.
スタイラス
スタイラスを使用するには、ホルダーからスタイラス
を抜き、ペンや鉛筆と同じように持ちます。
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第 1章
はじめに
PA500 のセットアップ
PA500 を初めて使う場合、以下のセットアップを行います。
•
•
•
バッテリパックの取り付け
バッテリの充電
PA500 の電源を入れる
バッテリの取り付け
警告 !
バッテリパックを正しく扱わないと焼損などを引き起こす危険性がありま
す。バッテリパックを分解、押しつぶす、穴をあける、端子のショート、
あるいは火や水中へ投棄してはいけません。バッテリパックを開けたり修
理してはいけません。使用済みのバッテリは所定の回収拠点にお渡し下さ
い。
バックアップバッテリは PA500 に組み込まれており、バッテリパックを外した場合やバッテリが完
全に放電した場合にデータが失われることを防ぎます。このバックアップバッテリは最大 60 分間
データ保護をサポートします。
ノート :
内部のバックアップバッテリを充電するためにはメインバッテリと同時に少なくとも
3.5 時間以上充電する必要があります。 1.
バッテリパックがバッテリ収容部の形と合うことを確かめてバッテリパックをPA500の背面に
置きます。
2.
バッテリパックを PA500 背面の上の方にスライドします。バッテリパックはクリック音と共に
ラッチで本体に固定します。
5
PA500 の充電
初めて使用する場合、PA500 を 16 時間以上充電する必要があります。その後で、バッテリの完全充
電を日々行います。USB 充電ケーブルまたはクレードルを使用して PA500 を充電します。
注意 !
ノート :
AC アダプタなし、そしてバックアップバッテリを完全に充電しないで最初
に PA500 を使用した場合、RAM メモリに保存されたデータが失われるかも
しれません。
入力したデータは内蔵のバックアップバッテリが十分に充電されるまでは正しく保存
されないことがあります。
USB 充電ケーブルを使用してバッテリを充電 :
6
1.
必要であれば、AC アダプタにクリッププラグを取り付けます。交換可能なクリッププラグを
クリック音が鳴りロックされるまで AC アダプタでスライドします。
2.
USB 充電ケーブルのコネクタボタンを押したまま PA500 に差し込みます。(1)
3.
AC アダプタのケーブルを USB 充電ケーブルの電源ジャックに差し込みます。(2)
4.
AC アダプタをコンセントに差し込みます。(3)
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第 1章
はじめに
クレードルを使用してバッテリを充電 :
1.
AC アダプタのケーブルをクレードルの電源ジャックに差し込みます。
2.
AC アダプタをコンセントに差し込みます。
3.
PA500 がクレードルにしっかりと納まるまでスライドします。
PA500 の底部とクレードルが並んだときに接続が正しく行われ、そして PA500 の LED インジ
ケータが赤く点灯します。
充電中の LED ステータス :
– 赤点灯 : 充電中
– 緑点灯 : 充電完了
通常の使用でバッテリ電圧が低くなった場合、電圧低下
または極めて低下
のステータ
スを示すアイコンが PA500 のスクリーンに表示されます。いずれの場合でも、ActiveSync を
実行してバックアップデータを取り、速やかに PA500 を充電して下さい。
バッテリが電圧低下の状態になった場合、PA500 はスリープモードに入り、バッテリが極め
て電圧低下の状態になった場合、深いスリープモードに入ります。この場合、PA500 の内部
メモリデータを失わないようにするためには約 72 時間以内に充電が必要です。
7
PA500 の電源を入れる
最初に 16 時間 PA500 を充電した後、PA500 の使用を始めることができます。ディスプレィの補正、
システムのタイムゾーンの設定、そして基本的なスタイラスの使用法の学習を行って PA500 の使用
を開始することができます。
1.
フロントパネルの 電源 ボタン
ノート :
を押して PA500 の電源を入れます。
PA500 のスクリーンは保護プラスチックフィルムが貼られて出荷されます。タブを
引っ張って剥がすことができます。 unitech PA500 ウェルカムスクリーンが現れます。Windows Mobile スクリーンがその後に現れ
ます。
2.
PA500 タッチスクリーンの補正
最初に PA500 の電源を入れたとき、もしくはシステムのリセットを行ったときに自動的に補
正スクリーンが現れます。このスクリーンは、スタート → 設定 → システム タブ → 画面を
タップすることによっていつでも行うことができます。
PA500 はスクリーン上の位置を順にタップすることによって補正するように求めます。ていね
いに、そして確実にタップします。
3.
タイムゾーン、日付と時刻の設定
タイムゾーンのドロップダウンメニューから時差を選択して、次へをタップします。
4.
画面の指示に従ってセットアップをして下さい。セットアップウイザードはポップアップメ
ニューの使い方のヒントを表示し、PA500 のアクセスを制限するロックパスワードの指定を
行います。
PA500 のセットアップの後で、コンピュータと PA500 間の情報の同期を行うために ActiveSync
パートナーシップを作成します。詳細については、21 ページの PA500 と PC を接続する をご
覧下さい。
8
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第 2章
ハードウェアの使い方
キーパッドの使い方
PA500 キーパッドは、ナビゲーションキー、特定のアプリケーションを起動するための特殊キーとオ
ンスクリーンキーボードを表示する 6 つのキーを持っています。
No.
コンポーネント
アイ
コン
説明
1.
ソフトウエアキー
ボードボタン
オンスクリーンキーボードを立ち上げるために押します。
2.
メモボタン
メモを開くために押します。メモは、電話番号、図、アイデ
ア、メモを簡単に書くことができます。メモは書き込みある
いは録音することができます。
3.
Enter ボタン
メニューオプションにアクセスし、選択を確認するためにナ
ビゲーションキーの真ん中にある Enter ボタンを押します。
4.
ナビゲーション
ボタン
メニューオプションをナビゲートするために、上、下、左と
右矢印キーを使用します。
5.
6.
Email ボタン
Microsoft Outlook Express を立ち上げます。
Today ボタン
Today スクリーンに表示される内容と情報をカストマイズし
ます。
7.
予定表ボタン
予定表を起動するために押します。予定表は予定や約束、あ
るいは日付と時間に関係したイベントを管理します。
8.
仕事ボタン
重要度や緊急度を基にして何をしなければならないかを優先
付けし管理します。
9
スタイラスの使い方
注意 !
10
PA500 のスタイラス以外のものをスクリーンで使用しないで下さい。スタ
イラスとして他のものを使用すると回復できない障害を引き起こすかもし
れません。
1.
矢印の方向にスタイラスをスライドします。そしてホルダーからスタイラスを抜くために引
き上げます。
2.
スタイラスを鉛筆のように持ちます。
3.
メニューから選択を行うために、選択するものの上にスタイラスの先端を軽くタップします。
4.
フォームのフィールドにデータを書くためには、スタイラスを使って文字や数字を書きます。
軽い筆圧で書きます。
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第 2章
ハードウェアの使い方
SDIO/MMC スロットの使い方
PA500 にはデータのバックアップ、ファイルやデータの交換に使用する SD、SDIO および MMC カー
ド用の拡張スロットがあります。
メモリカードの挿入方法 :
1.
PA500 をしっかりと持ち、SDIO/MMC スロット
のゴムカバーを持ち上げます。
2.
システムサウンドが聞こえるまでカードをスロットに押し下げます。これはカードが正しく
スロットに装着されたことを示すシグナルです。
カードはスロットから突き出ていないときにしっかりと入っています。
メモリカードの外し方 :
1.
PA500 をしっかりと持ちます。そしてカードの上部を押します。スロットを今一度押すとカー
ドが飛び出します。カードが抜けたことを示すシステムサウンドが鳴ります。
2.
スロットからカードをていねいに抜きます。
11
レーザスキャナの使い方
PA500 はすぐれた性能で主要なバーコードラベルを読み取るレーザスキャナを内蔵しています。
ノート :
スキャナを使用するためには読み取りソフトウエアを実行しなければなりません。こ
れはユーザアプリケーション、もしくは Scanner Settings などの内蔵ユーティリ
ティです。
バーコードのスキャン方法 :
1.
Scanner Settings アプリケーションを起動します。
a. スタート → 設定をタップします。
b. システムタブで、Scanner をダブルタップします。
Scanner Control Panel スクリーンで、バーコードシンボルの有効または無効、データ送信
オプションのセット、磁気カードまたは近接リーダオプションの設定、そして電源管理オ
プション等を設定することができます。
12
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第 2章
ハードウェアの使い方
c. Test タブをタップします。
2.
PA500 の左右いずれかのスキャナトリガキーを押します。
3.
選択したバーコードラベルにレーザを当てます。スキャンしたバーコードデータがスクリー
ンに表示されます。
4.
Scanner Control Panel スクリーンで ok をタップして終了します。
13
コマンドインターフェース
以下のセクションは PA500 のコマンドインターフェースを説明しています。
Today スクリーン
毎日最初に電源を入れたとき、あるいはある指定した時間ごとに Today スクリーンが現れます。これ
は重要事項をひと目で見ることができます。
Today スクリーンを表示する方法 :
他のスクリーンを表示している場合、以下のいずれかを行います :
•
•
14
スタート → Today をタップ
PA500 フロントパネルの Today ボタンを押します。
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第 2章
ハードウェアの使い方
ある一定時間後に Today スクリーンを表示させる方法 :
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
個人用タブで Today をタップします。
15
16
3.
アイテムタブで、“[Today] 画面の表示 ” チェックボックスを選択します。
4.
表示までの時間をセットするにはチェックボックスのドロップダウンボックスから選択しま
す。
5.
ok をタップします。
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第 2章
ハードウェアの使い方
スタートメニュー
スタートメニューは、アクティブなプログラムのリストそしてプログラム、設定とヘルプスクリーン
を見るためのオプションを表示します。
ナビゲーションバー
ナビゲーションバーはスクリーンの上部にあります。システムアラームとリマインダーの通知アイコン、そして
接続、バッテリ充電とボリュームコントロールのステータスアイコンを表示します。
ステータスアイコン
以下の表は PA500 で見られるステータスアイコンについて説明しています。
ステータス
アイコン
説明
すべてのサウンドをオン・オフする。
Bluetooth 無線がオンになっている。
メインバッテリが充電中であることを示す。PA500 は充電ケーブルまたはク
レードルに接続されている。
メインバッテリが完全に充電されている。
メインバッテリの電圧が低下し、充電する必要があることを示している。
メインバッテリの電圧が極めて低下している。PA500 の使用をやめてすぐに充
電する必要がある。
バックアップバッテリの電圧が極めて低下している。PA500 の使用をやめてす
ぐに充電する必要がある。
PA500 がコンピュータと同期している。
無線 LAN と Bluetooth 接続が行われている。
ステータスアイコンの詳しい説明については、スタート → ヘルプをタップして下さい。
17
コマンドバー
プログラムのタスクを実行するためにスクリーン下部のコマンドバーを使用します。
コマンドバーは、メニューの名前、ボタン、そして入力選択ボタンを含んでいます。
18
•
現在のプログラムで新しい項目を作成するには、新規をタップします。
•
PA500 で通知またはイメージファイルを表示するには表示をタップします。
•
ボタンの名前を見るには、ボタン上をスタイラスで押さえます。スタイラスを放すとコマンドは実行されま
せん。
•
ソフトウェアキーボードを表示するには、入力選択ボタン
押します。
を押すか、ソフトウェアキーボードボタンを
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第 2章
ハードウェアの使い方
ポップアップメニュー
ポップアップメニューは項目をすばやく選択することができます。ポップアップメニューの操作はプ
ログラムによって異なります。
ポップアップメニューの表示方法 :
1.
実行したい項目の上でスタイラスをタップしたままにします。
2.
メニューが現れたときに、スタイラスを上げ、以下のいずれかを行います :
– 実行したい動作をタップ
– 実行せずにメニューを閉じるためにメニュー以外をタップ
通知
PA500 は、何かを行ったとき、あるいはメッセージを受け取ったとき様々な方法で知らせます。例え
ば、予定表の約束、仕事の締め切りを設定、データまたはメッセージの受信、あるいは時計でアラー
ムを設定した場合、以下の方法のいずれかで通知を受けます。
•
スクリーンにメッセージボックスが現れます。
19
•
指定したサウンドで知らせます。
PA500 の通知タイプと音を選択する方法 :
20
1.
スタート → 設定をタップ
2.
個人用タブで、音と通知を選択します。
3.
サウンドタブで、通知したいイベントの種類を選択します。
4.
通知タブで、希望する通知の方法を選択します。ここで選択したオプションは PA500 全体に適
用されます。
5.
ok をタップします。
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第 3章
接続
PA500 と PC を接続する
Microsoft ActiveSync のインストール
PA500 と PC 間でデータを交換するには、PA500, Microsoft ActiveSync をコンピュータにインストール
しなければなりません。PA500 に付属の USB 充電ケーブルもしくはクレードルを使って PA500 とコ
ンピュータを接続します。
ノート :
PA500 Enterprise PDA は ActiveSync バージョン 4.2 以降が必要です。
システムインストールの必要条件
•
•
•
•
•
•
•
Microsoft Windows 2000 SP4、Server® 2003 SP1、Server 2003 SP1 for titanium-based
systems、Server 2003 Standard x64 Edition、XP® Media Center Edition、XP Professional x64
Edition、XP SP1、XP SP2、XP Tablet Edition
Microsoft Outlook® 2000、Microsoft Outlook XP、または Microsoft Outlook® 2003 ( 推奨 )
Microsoft Outlook Office Mobile との同期を必要とする場合
Microsoft Office 2000、Microsoft Office XP または Microsoft Office 2003 for Microsoft Office
Mobile® synchronization
Microsoft Internet Explorer 6.0 または Internet Explorer Mobile favorites synchronization
Microsoft Systems Management Server 2.0
7MB 以上の空き容量のあるハードディスクドライブ ( 実際に必要な容量は選択した機能とユー
ザの現在のシステム設定による )
USB port、Bluetooth あるいは赤外線接続
Microsoft ActiveSync をコンピュータにインストールする方法 :
1.
スタートアップで実行しているプログラムを含め開いているプログラムを閉じ、そしてウィ
ルススキャンプログラムを無効にします。
2.
Microsoft のダウンロードページ http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx から ActiveSync ソ
フトウエアをダウンロードします。
3.
ダウンロードしたファイルをさがし、それをダブルクリックします。
4.
インストールウイザードが始まります。
スクリーンの指示に従って Microsoft ActiveSync をインストールします。
ActiveSync をインストールした後コンピュータを再起動します。ActiveSync アイコンがコン
ピュータのシステムトレイ ( スクリーンの右下 ) に現れ、ActiveSync ウイザードが現れます。
ActiveSync の詳しい使い方については、ActiveSync を起動して、ヘルプ → Microsoft
ActiveSync ヘルプをご覧下さい。
21
PA500 とコンピュータの接続
1.
ActiveSync をインストールした後で、USB 充電ケーブルを PA500 に接続します。必要なら AC
アダプタを接続します。
2.
USB 充電ケーブルの反対側をコンピュータの USB ポートに接続します。
3.
PA500 の電源を入れます。
4.
ActiveSync は自動的にスタートし、PA500 を認識し、USB ポートを設定します。新しいパー
トナーシップ設定ウイザードが自動的にスタートします。
ノート :
ActiveSync が自動的にスタートしない場合、スタート → プログラム → Microsoft
ActiveSync をクリックします。
接続を検出できないことを示すメッセージが現れた場合、キャンセルボタンをクリッ
クし、通信設定をマニュアルで行います。
5.
22
スクリーンの指示に従って下さい。
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第 3章
6.
設定が終了したら、ActiveSync ウインドウが現れます。そして PA500 のナビゲーションバーに
データ接続アイコン
7.
接続
が現れます。
同期は初期化され、そして周期的に実行もしくは接続時に実行等の選択に従って、USB 充電
ケーブル、赤外線、あるいは Bluetooth 接続によって行われます。
ノート :
コンピュータは複数の Enterprise PDA とパートナーシップを作成することができま
す。また、PA500 は二つのコンピュータとパートナーシップを作成することができま
す。
23
ActiveSync の使い方
PA500 とコンピュータ間の情報の同期を取るために ActiveSync を使用することができますので、
PA500 を常に最新の情報に更新することができます。
コンピュータとの同期情報
ActiveSync は PA500 とコンピュータ間の以下の接続オプションをサポートしています。
•
•
•
USB 接続 - USB 充電ケーブルを使用。この接続はコンピュータと ActiveSync パートナーシッ
プを作成したときに確立します。
赤外線接続 - ケーブルやアダプタが不要ですので複数のターミナルを切り替えて使う場合に便
利です。
Bluetooth 接続 - コンピュータに Bluetooth アダプタもしくはアクセスポイントがある場合に
のみ使えます。
USB ActiveSync 接続のセットアップ方法 :
1.
コンピュータで ActiveSync を開きます。
2.
ファイル → 接続の設定をクリックします。
3.
“USB 接続を有効にする ” チェックボックスを選択します。
4.
OK をクリックします。
5.
PA500 で ActiveSync を開きます。
6.
メニュー → 接続をタップします。
7.
“ 次の接続方法ですべての PC を同期する ” チェックボックスを選択します。
8.
USB を選択します。
9.
ok をタップします。
10. USB 充電ケーブルを使用して PA500 とコンピュータを接続します。同期は自動的に始まりま
す。
赤外線で ActiveSync 接続する方法 :
24
1.
コンピュータの赤外線ポートを設定します。方法についてはコンピュータの説明書をご覧下
さい。
2.
コンピュータの IR ポートの準備ができたら、コンピュータで ActiveSync を開きます。
3.
ファイル → 接続の設定をクリックします。
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第 3章
4.
“ 以下のいずれかの接続を有効にする ” リストで赤外線ポート (IR) を選択します。
5.
OK をクリックします。
6.
PA500 の IR ポートをコンピュータの IR ポートに向けます。
7.
PA500 で ActiveSync を開きます。
8.
メニュー → 赤外線から接続をタップします。
接続
Bluetooth で ActiveSync 接続する方法 :
PA500 は Bluetooth 無線を内蔵しており、Bluetooth アダプタもしくはアクセスポイントを接続してい
るコンピュータと情報の同期を行うことができます。Bluetooth 無線はその接続範囲にある場合にコン
ピュータと通信することができます。
1.
コンピュータで Bluetooth 接続を設定します。その方法については Windows オンラインヘル
プをご覧下さい。
2.
Bluetooth がコンピュータでオンになっており、他のデバイスから見えるようになっており、
そしてその範囲内にあることを確かめて下さい。
3.
PA500 が PC に見えるようにするために スタート → 設定 → 接続タブ → Bluetooth を開きま
す。
4.
モードタブで、“Bluetooth をオンにする ” と “ このデバイスを他のデバイスでも表示できるよう
にする ” チェックボックスを選択します。
5.
ok をタップします。
6.
PA500 で、スタート → プログラム → ActiveSync をタップします。
7.
メニュー → Bluetooth から接続をタップします。
認証が必要な場合、パスキーの入力スクリーンが現れます。英数文字のパスキー
(PIN コード ) をタイプします。そして 次へをタップし、コンピュータで同じパスキーを入力し
ます。パスキーを使用したくない場合、次へをタップします。
25
ファイルの交換に ActiveSync を使用する
PA500 とコンピュータ間の情報の交換に ActiveSync を使用することができます。一方で変更された情
報は他方の情報には影響しません。PA500 とコンピュータ双方の情報を自動的に更新したい場合、情
報を同期させます。
PA500 に二種類の情報をコピーすることができます。これらはファイルと Pocket Access Windows
CE Store 情報です。
以下の手順はファイルのコピーについてのみ適用します。Pocket Access Windows CE Store 情報のコ
ピー方法については、コンピュータの ActiveSync ヘルプをご覧下さい。
ノート :
コンピュータで作成したファイルは ActiveSync で変換されるので、これらは PA500
上で表示したり、編集したりすることができます。逆も同様です。
ファイルのコピー方法 :
1.
PA500 をコンピュータに接続します。
2.
コンピュータの ActiveSync で、エクスプローラをクリックします。
Windows エクスプローラは PA500 のモバイルデバイスウインドウを開きます。
3.
PA500 またはコンピュータでコピーしたいファイルを見つけます。
4.
以下のいずれかを実行します。
– PA500 にファイルをコピーするには、ファイルを右クリックし、そしてコピーをクリック
します。PA500 のコピー先フォルダにカーソルを移動し、右クリックし、そして 貼り付け
をクリックします。
26
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第 3章
接続
– コンピュータにファイルをコピーするには、ファイルを右クリックし、そしてコピーをク
リックします。コンピュータのコピー先フォルダにカーソルを移動し、右クリック、そし
て貼り付けをクリックします。
同期のオプション
標準では、ActiveSync は連絡先、予定表、メッセージ (Outlook E-Mail)、仕事とお気に入り (Internet
Explorer Mobile 用 ) の情報のみを同期します。どの情報タイプを同期するかを選択することができま
す。同期させる情報の大きさもコントロールすることができます。例えば、予定表を同期する場合、
日付の範囲の指定と特定のカテゴリーのみの予定を ActiveSync にセットすることができます。また、
過去二週間の仕事の予定などです。
ノート :
ActiveSync は予定表と連絡先のサブフォルダの同期はサポートしていません。
同期する情報のタイプを選択 :
ノート :
例えば、Word 文書などのファイルを同期する場合、ActiveSync はこれらのファイル
を変換する必要があります。変換されたファイルは元のファイルのすべての情報を含
んでいないかもしれません。 1.
PA500 とコンピュータを接続します。
2.
ツール → オプションをクリックします。
3.
同期したい情報のタイプを選択します。
4.
使用可能であれば、設定をクリックして希望するオプションを選択します。
5.
各情報のタイプについてステップ 2 と 3 を繰り返します。
27
第 4章
無線通信
無線通信の管理
ワイヤレスマネージャの使い方
ワイヤレスマネージャは PA500 の無線機能の容易な操作を提供します。このプログラムは PA500 に
内蔵されている無線機能をオン・オフすることができ、また WiFi 無線 LAN と Bluetooth 設定をここ
で行うことができます。
ワイヤレスマネージャを開く :
以下を実行します :
•
Today スクリーンで、ワイヤレスマネージャをタップします。
ワイヤレスマネー
ジャを起動する
•
•
ナビゲーションバーで、データ接続アイコン
をタップし、接続ドロップダウンボックスか
らワイヤレスマネージャを選択します。
スタート → 設定 → 接続 タブ → ワイヤレスマネージャ
無線機能を有効にする方法
Wi-Fi と Bluetooth 機能をオン・オフするためにワイヤレスマネージャを使用することができます。 一
つづつまたは全てを同時に操作することができます。
•
•
•
28
両方の無線機能をオンにするには、ワイヤレスマネージャを開き、すべて → 完了をタップし
ます。
ワイヤレスマネージャで Bluetooth をオンにするには Bluetooth → 完了をタップします。
ワイヤレスマネージャで Wi-Fi をオンにするには Wi-Fi → 完了をタップします。
第 4章
無線通信
接続について
他のモバイルデバイスとの情報交換、コンピュータ、ネットワークまたはインターネットとの接続に
PA500 を使用することができます。以下のオプションがあります。
•
•
他の IR または Bluetooth の使用可能なデバイスとファイルを交換するために赤外線センサー
または Bluetooth 機能を使用します。
メールを使用して e-mail の送信と受信、そして Internet Explorer Mobile を使用して Web ページ
を見るために WiFi 接続を使用します。
ビーム機能
Microsoft Windows Mobile プログラム ( メールを除く ) と画像とビデオで、赤外線または Bluetooth のい
ずれかを使用してファイルを交換することができます。
ノート :
ファイルエクスプローラのスクリーンからもファイルのビーム ( フォルダではなく )
をすることができます。これをするには、送信したい項目をタップしたまま、ポップ
アップメニューからファイルをビームするをタップします。
他の IR または Bluetooth の使用可能なデバイスとファイルの交換を始める前に先ずビーム機能を使用
可能にする必要があります。
ビーム機能を使用可能にする方法 :
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
接続タブで、ビームをタップします。
3.
“ すべての着信ビームを受信する ” チェックボックスをタップします。
4.
ok をタップします。
29
赤外線接続
赤外線を使用して、PA500 と他の赤外線が使用可能なデバイスとの間で短距離のファイル交換を行う
ことができます。
IR 接続を使用してファイルを交換する方法 :
1.
ファイル交換をする PA500 と他のデバイスの赤外線機能がオンになっていることを確認しま
す。
2.
送信したい項目を作成したプログラムに切り替え、リスト中の項目を探します。
3.
PA500 の赤外線ポートと 赤外線の使用可能なデバイスを対向させます。この間に障害物が無
く、距離は短くします。
4.
項目をタップしたまま、ポップアップメニューの ビーム [ 項目のタイプ ] をタップします。
5.
ファイルを送信したいデバイスをタップします。
IR 接続によりファイルを受信する方法 :
1.
PA500 の赤外線ポートと 赤外線の使用可能なデバイスを対向させます。この間に障害物が無
く、距離は短くします。
2.
他の赤外線の使用可能なデバイスの所有者がファイルを PA500 に送信します。
3.
データ受信中の呼び出しに はいをタップします。
Bluetooth 接続
PA500 はパーソナルエリアネットワーク (PAN) として Bluetooth の使用可能なデバイスと接続すること
ができます。接続したら、他の Bluetooth の使用可能なデバイスとの間でファイルの送受信、接続し
た Bluetooth の使用可能なデバイスが使えるサービスを探して使用することができます。
Bluetooth 接続のセット方法 :
1.
Bluetooth 機能を使用可能にします。
ワイヤレスマネージャと 設定 → 接続 の下の Bluetooth オプションの選択を使用して PA500
の Bluetooth 接続をオンにする二つのオプションがあります。Bluetooth 接続は Today スク
リーンのワイヤレスマネージャのセクションでオンとして表示されます。
– ワイヤレスマネージャを使用して Bluetooth をオンにするには、28 ページの " ワイヤレスマ
ネージャの使い方 " をご覧下さい。
– 設定オプションを使用して Bluetooth をオンにする。
a. スタート → 設定をタップします。
b. 接続タブで Bluetooth をタップします。
30
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第 4章
無線通信
c. モードタブで、すべてのチェックボックスを選択します。
2.
ok をタップします。
ノート :
3.
PA500 を長時間使用したい場合は Bluetooth 機能をオフにします。 Bluetooth パートナーシップの作成
情報を交換するためには他の Blurtooth が使用可能なデバイスとパートナーシップを作成する
必要があります。
a. Bluetooth 設定スクリーンで、デバイスタブをタップします。
31
b. 新しいパートナーシップをタップします。PA500 は PAN で Bluetooth の使用可能なデバイス
を探し、デバイスリストに表示します。
c. リスト中のデバイス名をタップし、次へをタップします。
パスコードを使用したい場合、英数のパスキーをタイプし、次へをタップし、デバイスと
同じパスキーを入力します。
パスキーはセキュリティを強化のために使用されることを推奨します。パスキーは 1 から
16 文字の英数文字でなければなりません。
パスキーを使いたくない場合、次へをタップします。
32
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第 4章
無線通信
d. パートナーシップ設定のスクリーンで、デバイス名をタイプし、Bluetooth パートナー
シップについて有効にしたいサービスのタイプを選択します。
e. 完了をタップします。
f. Bluetooth スクリーンで、COM ポートタブをタップします。
g. デバイスを接続するには、新しい発信ポートをタップします。
h. 他のデバイスを PA500 に接続するには、新しい着信ポートをタップします。
i. 追加したいデバイスを選択して、次へをタップします。
j. リストから COM ポート番号を選択します。
k. Bluetooth パートナーシップについて割り当てる COM ポートの “ セキュリティで保護され
た接続 ” チェックボックスを選択します。
l. 完了をタップします。
m. ok をタップします。
Bluetooth を通してファイルを送信する方法 :
1.
送信したい項目を作成したプログラムに切り替え、リスト中の項目を探します。
2.
以下の一つを実行します。
– 項目をタップしたまま、ポップアップメニューの仕事をビームする をタップします。
– 画像とビデオを使用して、使用可能な動作を表示するポップアップメニューを出すために
サムネイルをタップしたまま、次に ビームをタップします。
– ファイルエクスプローラを使用して、項目をタップしたまま ( フォルダでなく )、ポップアッ
プメニューでファイルをビームするを選択します。
3.
Bluetooth デバイスを選択して、次にタップして送信をタップします。
4.
ok をタップします。
Bluetooth を通してファイルを受信する方法 :
1.
Bluetooth 機能をオンにします。
2.
他のデバイスの所有者が情報を送信します。PA500 は自動的に受信します。
3.
Bluetooth の呼び出しに、はいをタップします。
Bluetooth の詳しい使い方については、スタート → ヘルプをタップします。
33
Wi-Fi 接続
Windows Mobile は TCP/IP プロトコルをサポートしていますので、ユーザはモデムまたは無線 LAN に
よって容易にインターネットに接続することができます。Wi-Fi ネットワークの見かけと操作は
Ethernet ネットワークと似ています。違いは各種ノード間の接続が有線接続に代えて無線となってい
るだけです。これは現在 Ethernet で運用している既存のアプリケーションのすべてが特別な無線ネッ
トワークソフトウェアを使うことなしに WLAN を使うすべてが働くことを意味しています。
PA500 内蔵の Wi-Fi で、既存の無線ネットワークのアクセスポイントもしくはホットスポットをス
キャンすることができます。無線ネットワークのアクセスポイントまたはホットスポットはオフィス
や家庭、あるいは空港、レストラン、喫茶店、ホテル、地下鉄の駅あるいは大学構内等の公共的な場
所にあります。Wi-Fi ネットワークを使用して、コンピュータに接続し、インターネットにアクセス
し、e-mail やファィルの送受信をすることができます。
無線ネットワークは、ネットワークが検出された場合、もしくはマニュアルで設定情報を入力するこ
とによって追加することができます。あるエリアの Wi-Fi アクセスは、無線サービスプロバイダから
サービス契約を別途購入する必要があるかもしれません。詳細については Wi-Fi サービスプロバイダ
にお問い合わせ下さい。
ノート :
このステップを行う前に、以下を行わなければなりません。
• コンピュータに TCP/IP がインストールされていることを確認して下さい。
• 皆様の作業場所のネットワークシステムとリモートアクセスサーバーが TCP/IP を
サポートしていることをご確認下さい。
• リモートアクセスのアカウントがあることをご確認下さい。無線アクセスの設定
•
をネットワーク管理者に相談して下さい。
先ず赤外線、USB、あるいは Bluetooth 接続を使用して PA500 と ActiveSync のパー
トナーシップを確立します。
無線ネットワーク接続 :
ノート :
1.
これらのステップを行う前に、認証の情報が必要かどうかを確認します。 無線接続をオンにする
PA500 の無線接続 をオンにする二つのオプション - ワイヤレスマネージャまたは 設定 → 接
続の下のネットワークカードオプションを使用する - があります。オンにしたら、Wi-Fi 接続
は Today スクリーンのワイヤレスマネージャのセクションでオンとして表示されます。
– ワイヤレスマネージャにより Wi-Fi 接続をオンにするには、28 ページの " ワイヤレスマネー
ジャの使い方 " をご覧下さい。
– 設定オプションを使用して Wi-Fi 接続をオンにするには、以下の様に行います。
a. スタート → 設定をタップします。
b. 接続タブで、ネットワークカードをタップします。
34
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第 4章
無線通信
c. ワイヤレスタブをタップします。
d. ネットワークがすでに検出されていたら、ネットワーク名をタップしたままにして、接続
をタップします。
無い場合は。新しい設定の追加をタップしてスクリーンの指示に従います。
e. アクセスするネットワークのドロップダウンメニューで、以下のネットワーク接続オプ
ションから選択します。
— 利用可能なすべて
— アクセスポイントのみ
— コンピュータからコンピュータへのみ
f. 終了したら、OK をタップします。
無線ネットワーク接続の設定を確認するには、スタート → 設定 → 接続 タブ → ネット
ワークカードをタップします。無線ネットワーク設定の方法についての詳細はスタート →
ヘルプをタップして下さい。
無線ネットワークへの接続方法 :
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
接続タブで、WiFi をタップします。
3.
ワイヤレスタブをタップします。
4.
コマンドバーで接続をタップします。
5.
無線ネットワークに接続したら、“ 利用可能 ” が表示されます。
6.
接続をタップします。
無線ネットワークへの接続方法についての詳細な情報は、スタート → ヘルプをタップして下さい。
インターネットへの接続
PA500 の無線設定を行った後で、インターネットにアクセスするために使用するネットワーク設定、
オフィスネットワークへの設定、そしてイントラネット URL の設定を行うことができます。
これらのネットワーク設定が終わったら、インターネットとイントラネットサイトを見るために
Internet Explorer Mobile を使用します。
以下の手順を実行することについての詳細については、障害のあるスクリーンからヘルプをタップし
て下さい。
35
第 5章
プログラムの管理
プログラムの実行
PA500 は個人と作業に関連した情報の両方を管理するために各種の PDA と無線通信プログラムをサ
ポートしています。
プログラムを開く方法 :
36
•
スタートメニューからプログラム名をタップします。
•
スタート → プログラムをタップし、そしてプログラムのアイコンをタップします。
どのプログラムをスタートメニューに表示するかを選択することができます。方法について
は 48 ページの " プログラムをスタートメニューに追加する " をご覧下さい。
第 5章
プログラムの管理
バーコードスキャナプログラムの使い方
Scan2Key
Scan2Key アプリケーションは、スキャナポートからの入力をキーパッドバッファへ転送し、スキャ
ナの入力をフルキーボード入力として扱います。Scan2Key を使用すると、スキャンしたデータは
Word Mobile の様なスキャナポートについて取り扱いのないアプリケーションに直接入力することが
できます。
Scan2Key を開く :
1.
スタート → プログラムをタップ
2.
Scan2Key をタップ。Scan2Key は Today スクリーンの右下にアイコンとして現れます。
注 : Scan2Key アイコンが無い場合は 49 ページの PA500 のファイルエクスプローラを使用し
てスタートメニューにプログラムを追加する方法 : を使用してアイコンをコピーして下さい。
37
Scan2Key を終了する :
1.
Today スクリーンで、Scan2Key アイコンをタップしたままにして、ポップアップメニューで
Exit をタップします。Quit Scan2Key ダイアローグボックスが現れます。
2.
はいをタップします。
スキャナの設定
他のアプリケーションで標準のバーコードシンボル設定を変更する必要がある場合、Scanner Control
Panel は標準のバーコード設定を変更することができます。Scanner Control Panel はスキャンした後
のデータの区切り文字を付け、設定を保存することができます。
標準のバーコードシンボルを見る方法 :
38
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
システムタブで、Scanner Settings をタップします。
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第 5章
プログラムの管理
標準のバーコードシンボルを見る方法 :
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
システムタブで、Scanner Settings をタップします。
3.
Settings タブで、Barcode Symbologies の前のプラス記号をタップして表示を拡張し、バー
コードシンボルのリストを表示します。
以下の表はバーコードシンボルの標準設定をリストしています。
シンボル
有効 /
無効
Bookland EAN YES
Codabar(NW7) YES
チェック文字
/ 桁 検証
—
YES
チェック文
字 / 桁送信
—
YES
先頭文字 / 先頭桁送信 その他
桁送信
—
—
—
YES
—
CLSI フォーマット ,
3 - 48 データ長
2 チェックデジット ,
Code 11
YES
—
YES
—
—
Code 128
YES
—
—
—
—
1 - 64 データ長
Code 32
(Pharmacy
Code)
Code 39
YES
—
—
—
YES
末尾桁送信
YES
YES
YES
YES
YES
フル ASCII,
1 - 48 データ長
ファンクションコー
ド,
0 - 48 データ長, 二重
ラベルデコード ,
二重ラベルセパレー
タ
Code 93
YES
—
—
—
—
Delta Code
EAN 128
YES
YES
YES
—
YES
—
—
—
—
—
EAN 13
EAN 8
YES
YES
—
—
YES
YES
—
—
YES
YES
1 - 48 データ長
—
コード ID,
フィールドセパレー
タ送信
—
—
39
シンボル
Interleaved
2 of 5
Label Code
IV&V
MSI/Plessey
有効 /
無効
YES
チェック文字 チェック文 先頭桁
/ 桁 検証
字 / 桁送信 送信
YES
YES
—
先頭桁送信 その他
—
固定長 ,
スタートまたはス
トップデジットサプ
レスしない ,
YES
—
YES
—
—
YES
—
YES
—
—
YES
YES
YES
—
—
10 - 64 データ長
—
チェックデジットダ
ブルモジュール 10,
1 - 16 データ長
固定長 ,
Standard 2
of 5/Toshiba
(China Postal
Code) Group
Telepen
YES
—
—
—
—
標準文字セット
UPC A
UPC E
YES
YES
—
—
YES
YES
—
—
YES
YES
ゼロ拡張 , NSC
UPC/EAN
Group
—
—
—
—
—
4 - 48 データ長
サプリメント 2, サプ
リメント 5,
サプリメントの前に
スペース挿入 ,
サプリメント必須 ,
アドオンコードトラ
イレベル
40
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第 6章
PA500 のカストマイズ
設定の変更
皆様の使い方に合わせて PA500 の設定を変更することができます。バックライト、自動電源オフタ
イマー、システムボリューム、CPU 速度等の設定を変更します。
設定の方法 :
スタート → 設定をタップします。
41
メインとバックアップバッテリステータスのチェック
メインとバックアップバッテリの両方の電圧レベルを表示します。消費電力を少なくするためには、
自動オフの機能と CPU の処理速度の設定を行うことができます。
メインとバックアップバッテリの状態をチェック :
1.
スタート → 設定をタップ
2.
システムタブで、Power をタップします。
3.
以下のいずれかを実行します :
– PA500 にプラグ
またはバッテリ
アイコンが現れたら、電源設定のスクリーンを立ち
上げるためにアイコンをダブルタップします。
– スタート > 設定 > システムタブ > Power をタップします。
4.
Battery タブはメインとバックアップバッテリの状態を示します。これらは 4 種類のステータ
スアイコン、Good 、Low 、と Very Low
あるいは があり、メインバッテリとバック
アップバッテリの状態を示すために Today スクリーンの上部に現れます。バッテリステータ
スアイコンの詳細については、17 ページをご覧下さい。
ノート :
42
メインバッテリ電圧低下 (Low)
が表示されたらメインバッテリの充電が必要です。
ス
データが失われることの無いように、電圧極めて低下 (Very Low)
または
テータスアイコンが表示されたら PA500 のバッテリを交換するか充電をします。充電
しても両方のアイコンが表示される場合には、ユニテック・ジャパンのサービスセン
ターにお問い合わせ下さい。
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第 6章
PA500 のカストマイズ
バッテリの使用時間を延ばす
以下の一つを行って PA500 のバッテリ使用時間を延ばすことができます。
•
•
自動電源設定の変更
バックライトの使用を少なくする
自動電源設定の変更方法 :
PA500 はタスクが無い場合、もしくはすべてのタスクが入力待ちになっている場合、アイドルモード
に入ります。標準設定では、PA500 は 3 分間アイドルになり、外部電源が供給されていない場合自動
的にオフになります。電源ボタンを押すと PA500 は自動オフになった時点と同じポイントに戻りま
す。
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
システムタブで、Power をタップします。
3.
Advanced タブをタップします。
4.
“On battery power turn off device if not used for” チェックボックスをタップし、バッテリ電源
で使用中に PA500 をオフにするまでの時間を変更します。
この機能は、PA500 に外部電源を供給している場合、あるいはクレードルに置かれた場合に
働きます。Advanced タブで、“On external power turn off device if not used for” チェックボック
スをタップし、外部電源モードで使用しているときに PA500 をオフにする時間を変更します。
43
バックライト設定の調整
LCD バックライトの消費電力は大きいので、必要でなければバックライトをオフにして下さい。
バックライト設定の調整方法 :
1.
スタート → 設定をタップします。
2.
システムタブで、バックライトをタップします。
3.
バッテリタブで、以下のいずれかを実行します。
– “ バックライトを消すまでのアイドル時間 ” チェックボックスをタップし、バッテリ電源
モードで実行中にバックライトをオフにするまでの時間を変更します。
– “ ボタンを押したときまたは画面をタップしたときにバックライトをつける ” チェックボッ
クスをタップします。
4.
外部電源タブで、以下のいずれかを実行します。
– “ バックライトを消すまでのアイドル時間 ” チェックボックスをタップし、外部電源モード
で実行中にバックライトを消すまでの時間を変更します。
44
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第 6章
PA500 のカストマイズ
– “ ボタンを押したときまたは画面をタップしたときにバックライトをつける ” チェックボッ
クスをタップします。
5.
ok をタップします。
PA500 の再セットアップ
PA500 オペレーティングシステムの応答が停止あるいはシステムが動作しなくなったとき、PA500 を
三つの方法でリセットすることができます。場合によって、ウォームブート、クリーンブートあるい
はコールドブートを実行することができます。
ウォームブート
PA500 がフリーズした場合、ウォームブートを実行することができます ( 例 , PA500 がスクリーンのボ
タンに反応しなくなった場合 )。
ウォームブートを行う方法 :
ウォームブートまたはソフトリセットは、コンピュータでリブートするのと似て、PA500 をフレッ
シュスタートします。これは PA500 を再スタートし、メモリ配置を調整します。すべてのレコード
と入力 ( エントリー ) はウォームブートの後でも保持されています。開かれているプログラムで保存
されたデータは失われる場合があります。
1.
ホルダーからスタイラスを外します。
45
2.
PA500 の背面にあるリセットボタンをスタイラスの先端で軽く押します。
クリアブート
クリアブートはブートプロセスに問題が無かったかどうかをテストするためにオペレーティングシス
テムを読み込み、診断テストを実行します。Flash Storage フォルダーのファイルは消去されます。
クリアブートの実行方法 :
46
1.
左右のスキャナトリガボタンを押したままにします。
2.
スキャナのトリガボタンを押したままにして、PA500 の背面にあるリセットボタンをスタイラ
スの先端でていねいに押します。
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第 6章
PA500 のカストマイズ
コールドブート
コールドブートは PA500 を初期状態に戻します。すべてのレコードと入力を消去し、追加したプロ
グラムをすべて消去し、そして PA500 を初期設定の状態に戻します。問題を解決するためにウォー
ムブートを試みる前にコールドブートを行わないで下さい。次回 ActiveSync を行うときに、コン
ピュータと以前に同期したデータを復元することができます。あるいはバックアップした記憶メディ
アからデータを復元することができます。
ノート :
コールドブートを行う場合、日付と時刻の設定は保持されません。表示フォーマッ
ト、数値、等の設定は工場出荷時の標準値に復元されます。
コールドブートの実行方法 :
1.
電源ボタンを押したままにします。
2.
電源ボタンを押したまま、PA500 の背面にあるリセットボタンをスタイラスの先でていねいに
押します。
Flash ROM ファイルの表示
Flash ROM はプログラムとデータファイル用の再書き込み可能なメモリです。この機能のメリットは
Flash ROM に保存されたファイルとプログラムが PA500 の電源状態に影響されないということです。
Flash メモリのファイルにアクセスする方法 :
1.
PA500 をコンピュータに接続します。22 ページをご覧下さい。
2.
コンピュータで、マイコンピュータ → モバイルデバイス → Flash Storage を選択します。
PA500 の Flash メモリにファイルを転送する方法 :
1.
PA500 をコンピュータに接続します。22 ページをご覧下さい。
2.
コンピュータで、マイコンピュータ → モバイルデバイス → Flash Storageをクリックします。
3.
保存したいファイルを選択します。
4.
ファイル → 保存そして Flash Storage を選択します。
プログラムを PA500 に追加する
工場出荷時に PA500 に組み込まれたプログラムは、Flash ROM に保存されています。このプログラ
ムは削除することができません。また Flash ROM の内容は誤って消されることもありません。工場
出荷後に PA500 に追加するソフトウエアプログラムとデータファイルは RAM( ランダムアクセスメ
モリ ) に保存することができます。
ActiveSync を使用してプログラムを追加 :
PA500 にプログラムをインストールする前に、まずコンピュータに必要なソフトウェアをインストー
ルする必要があります。
1.
どのバージョンのソフトウエアをインストールすればよいかを知るためにデバイスとプロ
セッサのタイプを調べます。
a. スタート → 設定をタップします。
b. システムタブで、バージョン情報をタップします。
c. バージョンタブで、プロセッサ情報のメモを作ります。
2.
コンピュータにプログラムをダウンロードします。( あるいはコンピュータにプログラムの
入っている CD またはディスケットを挿入します。)
47
*.xip、*.exe または *.zip ファイル、Setup.exe ファイル、あるいは各種のデバイスタイプもし
くはプロセッサ用に複数のバージョンのファイルがあります。Windows Mobile と PA500 のデ
バイスタイプにあったプログラムを選択します。
ノート :
インストールの方法をお読み下さい。Read Me ファイルまたはプログラムに添付され
ている説明書をご覧下さい。多くのプログラムはそれぞれのインストール方法があり
ます。 3.
PA500 とコンピュータを接続します。
4.
*.exe ファイルをダブルクリックします。
– ファイルがインストーラの場合、インストールウイザードが始まります。スクリーンの説
明に従って下さい。ソフトウェアがコンピュータにインストールされたら、インストーラ
は自動的にソフトウェアを PA500 に転送します。
– ファイルがインストーラではない場合、プログラムは有効だがコンピュータのタイプが異
なるというメッセージを見ることがあります。PA500 からこのファイルを削除する必要が
あります。Read Me ファイるまたは説明書にプログラムのインストール方法が書かれてな
かったら、ActiveSync のエクスプローラボタンを使ってプログラムファイルを PA500 のプ
ログラムフォルダにコピーします。ActiveSync を使用してファイルをコピーすることにつ
いての詳細は、 24 ページをご覧下さい。
5.
インストールが終わったら、スタート → プログラムをタップし、プログラムアイコンをタッ
プして起動します。
PA500 に *.cab ファイルをインストールする場合、デスクトップで ActiveSync を開き、エク
スプローラボタンをクリックします。アプリケーションが PA500 にインストールされます。
インターネットからプログラムを追加する方法 :
1.
どのバージョンのソフトウエアをインストールすればよいかを知るためにデバイスとプロ
セッサのタイプを調べます。方法については前のセクションをご覧下さい。
2.
Internet Explorer Mobile を使用してインターネットから直接 PA500 にプログラムをダウンロー
ドします。
ノート :
インストールの説明書をお読み下さい。プログラムに添付される Read Me ファイルま
たは説明書をご覧下さい。多くのプログラムはそれぞれのインストール方法がありま
す。
3.
*.xip または *.exe 等のファイルをタップします。インストールウイザードが始まります。
4.
スクリーンの指示に従って下さい。
プログラムをスタートメニューに追加する
どのプログラムアイコンをメニューに表示するかを使用頻度によって選択することができます。
設定を使用してスタートメニューにプログラムを追加する方法 :
1.
48
スタート → 設定をタップします。
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第 6章
2.
個人タブでメニューをタップします。
3.
追加したいプログラムのチェックボックスを選択します。
PA500 のカストマイズ
プログラムがリストに無い場合、ファイルエクスプローラを使ってプログラムをスタートメ
ニューフォルダに移すか、コンピュータの ActiveSync を使ってプログラムのショートカット
を作り、スタートメニューにショートカットを置きます。
4.
ok をタップします。
PA500 のファイルエクスプローラを使用してスタートメニューにプログラムを追加す
る方法 :
1.
スタート → プログラム → ファイルエクスプローラをタップします。
2.
マイデバイスアイコンをタップします (標準ではMy Documentのラベルが付いているフォルダ
リストをタップ、そして PA500 のすべてのフォルダのリストを見るためにマイデバイスを
タップします )。
49
50
3.
Windows | スタートメニュー | プログラムのパスを開きます。
4.
メニューに追加したいプログラムをタップしたままポップアップメニューの切り取りをタッ
プします。
5.
Windows | スタートメニューのパスを開きます。
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6.
スクリーンのブランクエリアをタップしたまま、ポップアップメニューの貼り付けをタップ
します。
7.
ファイルが移動します。
8.
プログラムはスタートメニューに表示されます。
コンピュータの ActiveSync を使用してスタートメニューにプログラムを追加する方
法:
1.
コンピュータの ActiveSync で、PA500 のファイルを表示してプログラムを探すために エクス
プローラをクリックします。
2.
プログラムを右クリックし、そしてショートカットの作成をクリックします。
3.
モバイルデバイス | Windows | スタートメニューのパスを開きます。
4.
ショートカットをスタートメニューフォルダに移動します。ショートカットはスタートメ
ニューに現れます。
ActiveSync の使い方についての詳細は、コンピュータの ActiveSync ヘルプをご覧下さい。
51
プログラムの削除
インストールしたプログラムしか削除することができません。PA500 に内蔵しているプログラムは削
除することはできません。
設定を使用してプログラムを削除する方法 :
1.
スタート → 設定をタップ
2.
システムタブで、プログラムの削除をタップします。
3.
削除したいプログラムをタップします。
4.
削除をタップします。
PA500 のファイルエクスプローラを使用してプログラムを削除する方法 :
プログラムがインストールしたプログラムのリストに現れない場合、プログラムを探すために PA500
のファイルエクスプローラを使用します。
52
1.
スタート → プログラム → ファイルエクスプローラをタップします。
2.
マイデバイスアイコンをタップします (標準ではMy Documentのラベルが付いているフォルダ
リストをタップ、そして PA500 のすべてのフォルダのリストを見るためにマイデバイスを
タップします )。
3.
Windows | スタートメニュー | プログラムのパスを開きます。
4.
削除したいプログラムをタップしたままにしてポップアップメニューで削除をタップします。
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Appendix A
Appendix A
システム仕様
CPU/ メモリ
入力 / 出力
CPU
Intel PXA270 CPU、520 MHz
メモリ
• SDRAM: 64 MB
• Flash ROM: 64 MB
入力デバイス
• タッチスクリーン
• スタイラス
• コントロールボタン
• 英数ソフトウエアキーボード
• バーコードスキャナ
コントロール
クイックラウンチ
ホットキー
• ナビゲーションキー
• ソフトウェアキーボードボタン
• Email ボタン
• Today ボタン
• 予定表ボタン
• 仕事ボタン
• メモボタン
オーディオ
• 内蔵スピーカー
• 3.5 mm ステレオイヤホンジャック
• マイク
ディスプレィ
• 3.5" QVGA LCD タッチパネルと EL バックライト
• 320 x 240 分解能
LED インジケータ
二色 ( 緑 / 赤 ) 、バーコード読み取り表示
スキャンエンジン
• 光源 : 可視レーザダイオード (VLD) 650 nm
• 最小プリントコントラスト:25%アブソリュー
トダーク / ライト(650 nm 時)
• 消費電力 : 65 mA @5 V
インターフェース
• USB ポート
• SDIO/MMC スロット
無線接続
• Bluetooth
バージョン : 1.1 と 1.2
ピーク出力電力 : 2 ±2 dBm
周波数帯 : 2400-2483.5 MHz
動作チャンネル : 79 チャンネル
変調 : GFSK
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入力 / 出力
無線接続
• WLAN (802.11b)
802.11b 低電力 (3.96 mW ディープスリープモー
ド)
ピーク出力:18 ± 2 dBm
周波数帯:2400-2483.5 MHz
動作チャンネル:11 チャンネル
変調タイプ:
CCK (1Mbps)
DBPSK (2Mbps)
DQPSK (5.5/11Mbps)
• WLAN (802.11g)
802.11g 低電力 (3.96 mW ディープスリープモー
ド)
ピーク出力:15 ± 2 dBm
周波数帯:2400-2483.5 MHz
作動チャンネル:11 チャンネル
変調タイプ:OFDM (6~54Mbps)
• シリアル赤外線ポート
電源
メインバッテリ
標準バッテリ : 3.7 V, 2200 mAh
バッテリ使用時間
4 時間
バッテリ充電時間
• 3.5 時間、AC アダプタ使用時
• 3.5 時間、クレードル使用時
バックアップ
バッテリ
メインバッテリ取り外し時 1 時間データを保持
電源管理
• PA500 で必要なすべての電圧出力を供給
• メモリー内容を、自動シャットダウン後 72 時間
保存
• 標準バッテリーで 4 時間動作
操作時の動作:
a. バーコードスキャン
b. バーコードデータを無線 LAN でホストに送
信
c. 5 秒ごとに 1 と 2 を繰り返し
• メインバッテリー残量を 3 段階で表示
• バックアップバッテリー残量を 3 段階で表示
• 充電 3.5 時間
• バックアップバッテリー充電時間 16 時間
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Appendix A
バーコードスキャナ
バーコードスキャナ
Symbol SE950
シンボル
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•
•
•
•
•
OS とソフトウェア
プログラミングツー
ル
システム仕様
Bookland EAN
Codabar
Code 11
Code 128
Code 32 (Pharmacy Code)
Code 39
Code 93
Delta Code
EAN 128
EAN 13
EAN 8
Interleaved 2 of 5
Label Code IV & V
MSI/Plessy
Standard 2 of 5/Toshiba (China Postal Code)
group
Telpen
UPC A
UPC E
UPC/EAN group
OS
Microsoft Windows Mobile 5.0
言語サポート
• 英語
• 日本語
• 簡体中国語
• 繁体中国語
寸法と環境
寸法
長さ : 126 mm
幅 : 76 mm
高さ : 23 mm
重量
220 g
温度
動作時 : 0° から 50°C
保存時 : -20° から 60°C
湿度
動作時 / 保存時 : 5% から 95% RH
振動
動作時 / 保存時 : 2g, 10 - 500 Hz
衝撃
動作時 : 10 g
保存時 : 15 g
落下
120 cm, 大きな損傷がないこと
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