Comments
Description
Transcript
秋田しんせい ディスクロジャー H27/表4・表紙 H27 黄色
は じ め に 日ごろ、みなさまには格別のご愛顧をいただき、厚くお礼申し上げます。 JA秋田しんせいは、情報開示を通じて経営の透明性を高め、当JAに対するご理解を一層深めて いただくために、平成2 6年度の事業内容に関するディスクロージャー誌『Disclosure2 0 1 5』を作成い たしました。 本誌は、主な事業の内容や組合の組織概要、経営の内容などについて、より多くの方にご理解いた だけるようわかりやすく編集しております。 みなさまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読いただきますよう お願い申し上げます。 JA秋田しんせいは、社会の発展と豊かな暮らしの実現に向け、「JAバンク」の一員として、よ り一層の「信頼」と「安心」の提供につとめてまいります。 今後とも一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。 平成2 7年7月 秋田しんせい農業協同組合 ※本誌は、農業協同組合法第5 4条の3に基づいて作成したディスクロージャー誌です。 JAのプロフィール(平成27年3月現在) ○設 立 平成9年4月 ○組 合 員 数 2 1, 1 3 5人 ○本店所在地 秋田県由利本荘市 ○役 員 数 3 5人 ○出 資 金 5 9億4 1百万円 ○職 員 数 5 8 2人 ○総 資 産 1, 4 1 2億7 3百万円 ○支 店 数 1 5支店 ○単体自己資本比率 1 6. 5 8% 目 あ い さ つ ……………………………… 1 1.経 営 理 念 ………………………… 2 2.経 営 方 針 ………………………… 2 3.経 営 管 理 体 制 ………………………… 3 4.事業の概況(平成2 6年度) …………… 4 5.事業活動のトピックス (平成2 6年度)… 8 6.農 業 振 興 活 動 ………………………… 9 7.地 域 貢 献 情 報 ………………………… 9 8.リスク管理の状況 ……………………… 1 0 9.自己資本の状況 ………………………… 1 4 1 0.主な事業の内容 主な事業の内容 ……………………… 1 5 系統セーフティネット(貯金者保 護の取り組み) ………………………… 2 1 【経 営 資 料】 Ⅰ 決 算 の 状 況 1.貸 借 対 照 表 ……………………… 2 2 2.損 益 計 算 書 ……………………… 2 3 3.注 記 表 ……………………… 2 4 4.剰余金処分計算書 …………………… 4 0 5.部門別損益計算書 …………………… 4 0 Ⅱ 損 益 の 状 況 1.最近の5事業年度の主要な 次 内国為替取扱実績 ………………… 4 9 有価証券に関する指標 …………… 4 9 有価証券等の時価情報等 ………… 5 0 2.共 済 取 扱 実 績 長期共済新契約高・長期共済保有高 … 5 1 医療系共済の入院共済金額保有高 … 5 1 介護共済の介護共済金額保有高 … 5 1 年金共済の年金保有高 …………… 5 2 短期共済新契約高 ………………… 5 2 3.農業関連事業取扱実績 買取購買品 (生産資材) 取扱実績 … 5 3 受託販売品取扱実績 ……………… 5 3 農業倉庫事業取扱実績 …………… 5 3 利用事業取扱実績 ………………… 5 4 加工事業取扱実績 ………………… 5 4 4.生活その他事業取扱実績 買取購買品 (生活物資) 取扱実績 … 5 4 旅行事業取扱実績 ………………… 5 5 福祉・介護保険事業取扱実績 …… 5 5 農業経営事業取扱実績 …………… 5 5 5.指 導 事 業 ……………………… 5 5 Ⅳ 経 営 諸 指 標 1.利 益 率 ……………………… 5 6 2.貯貸率・貯証率 ……………………… 5 6 経営指標 ………………………………… 4 2 3.職員一人当たり指標 ………………… 5 6 2.利 益 総 括 表 ……………………… 4 2 4.一店舗当たり指標 …………………… 5 6 3.資金運用収支の内訳 ………………… 4 3 4.受取・支払利息の増減額 …………… 4 3 Ⅲ 事 業 の 概 況 1.信 用 事 業 貯金に関する指標 ………………… 4 4 貸出金等に関する指標 …………… 4 4 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項 ……… 5 7 2.自己資本の充実度に関する事項 …… 5 9 3.信用リスクに関する事項 …………… 6 0 4.信用リスク削減手法に関する事項 … 6 3 5.派生商品取引及び長期決済期間取 引の取引相手のリスクに関する事項 … 6 4 6.証券化エクスポージャーに関する 事項 ……………………………………… 6 4 7.出資その他これに類するエクスポ ージャーに関する事項 ………………… 6 4 オペレーショナル・リスクに関 する事項 ……………………………… 9 6 出資その他これに類するエクス ポージャーに関する事項 …………… 9 7 金利リスクに関する事項 ………… 9 7 Ⅶ 財務諸表の正確性等にかかる確認 …… 9 8 8.金利リスクに関する事項 …………… 6 5 Ⅵ 連 結 情 報 1.グループの概況 【J A の 概 要】 1.機 構 図 ………………………… 9 9 グループの事業系統図 …………… 6 6 2.役員構成(役員一覧) …………………1 0 0 子会社等の状況 …………………… 6 6 3.組 合 員 数 …………………………1 0 0 連結事業概況(平成2 6年度) …… 6 6 4.組合員組織の状況 ………………………1 0 0 最近5年間の連結事業年度の 5.特定信用事業代理業者の状況 …………1 0 0 主要な経営指標 ……………………… 6 8 6.地 区 一 覧 …………………………1 0 1 連結貸借対照表 …………………… 6 9 7.沿 革 ・ あ ゆ み …………………………1 0 1 連結損益計算書 …………………… 7 0 8.店舗等のご案内 …………………………1 0 2 連結キャッシュ・フロー計算書 … 7 1 連結注記表 ………………………… 7 2 連結剰余金計算書 ………………… 8 8 連結事業年度のリスク管理債権 の状況 ………………………………… 8 8 連結事業年度の事業別経常収益等 … 8 8 2.連結自己資本の充実の状況 自己資本の構成に関する事項 …… 9 0 自己資本の充実度に関する事項 … 9 2 信用リスクに関する事項 ………… 9 3 信用リスク削減手法に関する 事項 …………………………………… 9 6 派生商品取引及び長期決済期間 取引の取引相手のリスクに関する 事項 …………………………………… 9 6 証券化エクスポージャーに関す る事項 ………………………………… 9 6 法定開示項目掲載ページ一覧 ………………1 0 3 あ い さ つ 組合員のみなさまには、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 平成2 6年度は、政府の規制改革会議が中央会制度の廃止などの農協改革を提 言し、それを受けた政府は岩盤にドリルを打ち込むべく、改革断行国会と銘 打って国会に農協法改正案を提出しました。政府が進める農協改革は農業現場 の実態にそぐわず、自主・自立、相互扶助を理念とする協同組合の存在意義を 否定するものであり、JAがこれまで果たしてきた農業振興や役割を無視し、 JA組織の解体を意図したものといわざるを得ず、到底受け入れることができ ません。 当初、安倍総理は瑞穂の国の資本主義を掲げ、 「田園風景があってこそ、麗 しい日本であり、市場主義の中で、伝統、文化、地域が重んじられる、瑞穂の国にふさわしい経済のあり方 を考えていきたい」と述べておりましたが、現在は新自由主義的傾向が一段と強まり、TPPを成長戦略の 中心に据え、早期妥結を目指して交渉が進められてきました。一方で都市と地方の格差が広がる中、政府は 重要な施策として地方創生を掲げているものの、特に地方において少子高齢化と人口減少が顕著に進んでい る現状に加え、さらに農協改革やTPPが追い打ちをかけ、地方の衰退がますます加速していくのではない かと危惧しております。 さて、平成2 6年度の管内農業は、米の作況指数が1 0 4となりましたが、米の消費減退と過剰在庫により2 6 年産米の価格は前年から3, 0 0 0円も下がり、過去に例のない低い水準に落ち込みました。農家経営にとって 非常に厳しい価格であり、農家の資金繰りに支障を来たさないよう県内でいち早くJA独自の「つなぎ資 金」を準備し、支援してまいりました。農産物については春の低温と夏の長雨・日照不足による野菜の収量 減や花きの価格低迷により販売高が計画より落ち込みましたが、畜産については市場平均価格が6 0万円を超 える月もあり、全国的な子牛不足の中で「義平福号」産子の評価が上がっているのを実感しております。 こうした中で、地域の高齢化の現状を踏まえ、上浜地区に小規模多機能型居宅介護事業所「ふれあいの里 しお風」を開所いたしました。また、かねてから要望のあった東部地区カントリーエレベーターの建設につ いて、国の補助金が採択されたことに伴い、平成2 8年6月の完成に向け、進めてまいります。今後とも、JA は地域総合サービス業として、地域のつながりを大切にしながら、JA経営及び事業を運営してまいります。 平成2 7年度は、第7次中期総合3か年経営計画の初年度であります。JAは地域農業と地域社会を基盤と する組織であり、地域の食と農、暮らしを守り、豊かな農業と地域を次の世代に引き継ぐ役割を果たしてい かなければなりません。農業所得の向上と地域の活性化の実現を図るためにも、JAの強みである総合力を 生かした事業運営と地域の環境変化に対応した事業体制の整備を進めていく必要があります。組合員・地域 から信頼され、必要とされるJAを目指し、主体的な自己改革と確実な実践に役職員一丸となって取り組ん でまいりますので、尚一層のご理解とご協力をお願い申し上げあいさつといたします。 平 成2 7年 7 月 秋田しんせい農業協同組合 代表理事組合長 畠 山 勝 一 1 1.経 営 理 念 1.私たちは、農を通じて生命(いのち)の尊さを未来に伝えます 1.私たちは、働くことに自信と誇りを持ち組合員・地域社会に貢献します 1.私たちは、心のつながりを大切にしお互いの信頼関係を築きます 2.経 営 方 針 世界経済は欧州経済のデフレ懸念や中国の景気減速、原油価格急落による資源国の通貨安に加え、米国の 利上げ観測による新興国や途上国からの資金流出のリスクを抱え、経済のグローバル化や新自由主義的経済 政策により社会にひずみや格差を生むなど社会的混乱を引き起こし、混迷の度を深めております。 日本においては、昨年1 2月の衆議院選挙で政権与党が圧勝し政権基盤を固めた政府は、成長戦略の柱に位 置付ける農業の抜本改革に意欲を示しております。特に政府が進める農協改革はJAグループの組織解体に つながりかねず、協同組合の相互扶助の理念を否定するものであり、断じて容認することはできません。T PP交渉も予断を許さない状況が続いており、今年はJAグループにとってまさに正念場の年と捉えていま す。 農業を取り巻く状況を見ても、平成2 6年産の米概算金は過去に例のない低水準に落ち込んだうえ、米の直 接支払交付金は半額となり、さらに円安の進行が飼料や肥料価格の高騰をもたらし、農家経営はかつてない 厳しい状況下にあります。 こうした中で、JA秋田しんせいは持続的に発展できる農業の実現や安全・安心な農畜産物の提供、経営 の健全性を高めJAの信頼性向上に取り組み、JAがより身近な存在となるよう「第6次中期総合3か年経 営計画」の実践に取り組んでまいりました。 平成2 7年度は「第7次中期総合3か年経営計画」の策定初年度であります。JAは地域農業と地域社会を 基盤とする組織であり、環境変化に対応した事業体制の整備と事業運営にあたり、JAの強みである総合力 を活かして農業所得の向上と地域の活性化の実現を図っていかなければなりません。先人から受け継いでき た協同組合理念にもとづく相互扶助の精神とJAが果たしてきた社会的・経済的役割の重要性に鑑み、盤石 な財務基盤の確立と組合員や利用者、地域に信頼される経営と事業の改革に取り組んでまいります。 [基本目標] 1.担い手や多様な農業者の参画による地域農業の持続的な発展 新農政等、変化する農業情勢に対応し、安心して営農継続できる環境整備と地域農業の発展に向け、 担い手経営体及び多様な農業者が参画し、農地の集積とフル活用を図り、農業・農村・農地の維持と農 業所得の向上に取り組みます。 2.組合員・地域社会の構造変化に対応した活力ある地域づくり JAは地域に欠かすことのできない社会的基盤として、組合員・地域住民が必要とする総合サービス の提供と協同活動を通して地域社会と文化に貢献し、地域の活性化に取り組みます。 3.JA経営の健全性・信頼性を高める財務基盤の強化 組織基盤の拡充、自己資本の増強、人材育成、施設整備、教育活動の充実によるJA経営の健全性の 向上と法令等遵守態勢、利用者保護等管理態勢、リスク管理態勢を強化し、信頼されるJA経営の実現 に取り組みます。 2 3.経営管理体制(コーポレートガバナンス) ◇経 営 執 行 体 制(平成27年7月現在) 当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」の決定事項 を遵守しつつ、総代会において選出された理事2 8名(常勤理事4名、非常勤理事2 4名)により構成される 「理事会」が重要な業務執行の決定や、理事の職務の執行にかかる相互監督を行っています。 また、総代会で選任された監事7名(常勤監事1名、非常勤監事6名)が理事会の決定や理事の業務執行 全般を監査しています。 信用事業については、専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合法第3 0条に規定する常勤監事及び員 外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。 ◇ガバナンス体制(平成27年7月現在) 3 4.事業の概況(平成2 6年度) 平成2 6年度は「第6次中期総合3か年経営計画」の最 終年度にあたり、JA秋田しんせいの経営理念のもと、 3つの基本方針の総仕上げとして、経営計画の達成に向 けて事業を進めてまいりました。 業務体制につきましては、JAの強みである総合力を 生かし、担い手支援に機能や資源を統合した新たな専門 部署として「担い手戦略室」を設置いたしました。担い 手への営農経営支援や金融支援を強化し、農業所得の向 上を図ってまいります。 営農・購買事業につきましては、米は消費減退と過剰 在庫により価格は過去最低水準に下落し、農林産物は野 第1 8回通常総代会 菜の収量減や花きの価格低迷により、2 6年産米と農林産 物の販売高は経営計画未達となりました。畜産物は子牛の販売頭数は計画を下回ったものの高単価で推移し、 畜産物の販売高は経営計画を達成することができました。購買事業は、特に肥料・農業機械の供給高が大き く落ち込み、経営計画未達となりました。 福祉・介護保険事業につきましては、新規介護事業所の開所等による利用者の減少や稼働率の低下により、 通所介護や短期入所介護の取扱高が落ち込み、経営計画未達となりました。 信用・共済事業につきましては、デフレ脱却を目指す日本銀行の金融緩和政策による超低金利の運用環境 の中、有価証券の売却による信用収益の確保、LAを中心にふれあいパートナー、サポート職員の推進による 推進総合目標の達成が付加収入の確保に結び付き、経営計画を上回る事業総利益を達成することができました。 一方、地域貢献としてJAさがみとの「災害時相互支援協定」の締結、 「地域の魅力応援定期貯金」によ る観光支援金、園児を対象とした交通安全教室、小学校への出前授業による食農教育、秋田県立大学本荘キャ ンパスの「朝食プロジェクト」への参加、ふくちゃん朝市、税務・年金相談等の活動を展開し、より良い地 域づくりと組合員・利用者・地域から信頼される組織づくりを目指して、積極的に取り組んでまいりました。 その結果、事業総利益では4 2億5 8百万円となり計画対比1 0 1. 8%と目標を上回る数値を確保し、当期剰余金 では3億3 6百万円を計上することができました。また、経営の健全性を示す指標においては、自己資本比率 1 6. 5 8%、固定比率1 6 4. 9%、不良債権比率1. 3 3%となるなど財務基盤の強化・安定を図ることができました。 以下、各事業の概況について記述します。 ◇信 用 事 業 組合員・地域住民のみなさまより安心してご利用いただける地域密着型金融機関として、農業・生活の ニーズに対応したメインバンクとしての機能強化と各種サービスの提供に努めてまいりました。また、本年 度は、接遇の向上を目的に、組合員・利用者へのCS(お客様満足度)改善に向けた取り組みを全支店で展 開するとともに、1 2月には、組合員・利用者のご理解のもと施設整備計画に沿い、本荘支店を新店舗にリ ニューアルオープンしました。 貯金については、地域貢献型定期貯金「ふるさと夢紀行 地域の魅力応援定期」を取り扱い、総額6 5億7 6 百万円の0. 0 1%相当額を由利地域観光推進機構へ観光支援金として寄付することができました。また、年金 セミナーや各支店での年金相談会を開催したほか、JA秋田おばことの連携により相互の年金友の会の会員 がご利用できる優待利用提携施設のご案内を継続実施しました。このほか、グラウンドゴルフ大会やパーク ゴルフ大会等のイベントを開催し会員相互の親睦を深めていただきました。その結果、新たに年金口座 2, 0 9 6口座を当JAへご指定いただき、年金受給者数は1 5, 1 7 4人、年間受給総額は1 3 4億2 3百万円となりまし た。その他、㈱ジェイエイ秋田しんせいサービスとの連携により、ガソリンの4円割引等を特典としたJA カードの発行も累計約8, 0 0 0枚の実績となりました。その結果、貯金等の年度末残高は1, 2 7 3億8 5百万円とな り、計画対比1 0 0. 8%、前年対比1 0 0. 7%となりました。 貸出金については、農業金融機関としての役割を果たすため、農業・担い手のニーズを把握し、最適な金 融サービスの提供に努めてきました。また、米価下落対策では、両市の協力のもとJA独自資金を創設し、 県の資金と併せて、合計2 4 3件、1億8 2百万円の資金対応をしました。農業資金をはじめ、住宅ローンや自 動車ローンを重点に取り組んだ結果、総額4 1億6 0百万円の資金対応となりました。その内、農業資金は、J Aバンク利子助成や独自の近代化資金保証料助成を実施し、実行件数2 0 2件、実行金額で4億6 7百万円とな 4 りました。しかしながら、貸出金全体では大口資金の償還等もあり、年度末残高は3 5 4億8 6百万円で、計画 対比9 6. 4%、前年対比9 5. 0%となりました。 また、JAバンク地域貢献活動として、子供の農業や食、自然環境、それらにかかわる金融や経済活動な どに対する理解に寄与することを願って、管内小学校の5年生へ「農業とわたくしたちのくらし」の教材本 を贈呈させていただきました。 ◇共 済 事 業 組合員・利用者のみなさまへ「安心」と「満足」を届け、既加入者に対する「3Q訪問活動」の実践と未 加入者への「はじまる活動」の2つの活動を柱として展開してまいりました。これは、平成2 5年度に実施し た共済事業体制強化プロジェクトによる課題を受け、アフターサービス満足度の向上を目指し、全役職員が 訪問活動を行う事でLAをサポートするという方針の変更が2つの活動の基礎となりました。 3Q訪問活動では、1 2, 1 9 6世帯のお客様へ「加入内容説明」と「保障点検活動」を実施し、はじまる活動 では9 3 9世帯の未加入者のみなさまとの接点強化を図りました。 その結果、共済推進実績は計画対比1 0 6. 0%となり、生命・医療・こども・介護・建物更生共済等の長期 共済の今年度加入件数は、6, 1 5 0件と前年対比で1 3 0. 4%と大きく伸びました。特に、介護共済については、 積極的な提案活動の結果、加入件数は5 3 3件と前年の約3. 2倍となりました。長期保有契約高は満期や解約等 による減少が約4 6 7億円、新契約等による増加が約2 7 6億円となり、年度末保有高は4, 7 9 3億2 2百万円で計画 対比9 9. 7%、前年対比9 6. 1%となりました。 短期共済では、窓口によるカウンターセールスや郵送によるご契約案内に加え、電話によるご案内を行い ながら、家庭用自動車共済への切り替え、車両付帯等のグレ−ドアップに取り組み、短期共済掛金合計は1 6 億7 4百万円となり、計画対比1 0 2. 0%、前年対比1 0 2. 3%となりました。契約台数では、自動車共済が2 6, 9 3 7 台、自賠責共済が1 3, 0 5 8台となりました。 ご契約者のみなさまにお支払いしました本年度の長期共済及び短期共済を併せた共済金は、5, 8 8 4件、総 額2 1億9 5百万円となり、また年間2, 2 9 4件の自動車事故発生に対し、迅速な対応と解決にあたりました。 また、地域貢献活動として、超神ネイガーによる交通安全教室を管内5か所の幼稚園・保育園で実施した ほか、管内小学校に交通安全ジャンパーと帽子を贈呈し、警察署と連携し交通安全教室を開催しました。 ◇農 業 関 連 事 業 【購 買 事 業】 平成2 6年4月の消費税増税の影響で、流通業界では業績の落ち込みによる倒産や規模縮小が進み、需要期 のトラック不足が依然として深刻な問題となっております。当JAでは資材提供に支障がないよう、業者か らの早期仕入、組合員への早期配達による物流の確保に取り組んでまいりました。しかし、前年度の消費税 増税前の駆け込み需要の影響による供給の減少が想定以上となり、肥料で計画対比8 2. 5%、農薬で9 0. 7%、 農業機械で6 8. 0%、その他生産資材で8 8. 7%となりました。 農業機械においては、昨年1 1月末に西部農機センターを象潟農機センターに集約し、新たな西部農機セン ターとして西部エリア内の修理・推進体制を再編しました。また、中央部農機センター内に格納整備工場を 設け集中した格納整備体制を図りました。 購買事業全体の供給実績は、3 6億2 1百万円となり、計画対比8 3. 2%、前年対比6 4. 2%となりました。 【販 売 事 業】 ① 米穀・大豆 稲作の播種作業は、全体的に例年よりやや遅い進捗となっておりましたが、好天に恵まれたことから耕 起作業は順調に進み、例年よりも早い田植え作業となりました。また、全体的に田植後の活着についても 良好でした。 6月中旬以降は日照時間が少なかったものの草丈は長めで茎数過剰の傾向でした。7月上旬から8月上 旬にかけては好天に恵まれ気温が高く、平年に比べて日照時間が多く経過しました。7月下旬の穂肥診断 では、草丈・茎数・葉色ともほぼ平年並みとなり、穂肥についても順調に行えた圃場が多く見られました。 8月中旬以降は一転して日照不足の影響で登熟は緩慢となり心配されましたが、9月以降の気温は平年並 みだったものの日照時間が多く登熟は進みました。 病害虫及び気象被害では、一部の地区でアワヨトウの発生が見られ防除対応しましたが、防除が遅れた 圃場では葉がすべて食害されたものもありました。また、8月1 1日の強風の影響により一部で白穂や褐変 籾の発生が見られました。 5 米の集荷量は、民間流通米で1, 1 5 2, 2 2 9袋となり、計画対比1 0 0. 2%、前年対比1 0 6. 3%、水稲種子は計 画対比1 0 2. 6%、前年対比1 0 9. 3%の実績となりました。 大豆については好天に恵まれ、播種作業も順調に進みました。また、全体的に出芽が良好で、播種後も 好天が続いたため生育が旺盛となりました。その後も全体的に良好な生育となりましたが、局地的な大雨 で畝間に水がたまった圃場や、雑草が繁茂し生育不良となった圃場も一部で見られました。収穫作業につ いても好天が続いたため、平均反収は1 0 8. 7㎏と比較的高く、合格品以上の比率は9 9. 3%と良い結果とな りました。 ② 農林産物 アスパラガスについては、春芽のピークとなる5月中旬から下旬にかけて肌寒い日が続いて数量は減退 しました。夏芽は、順調に出荷量が伸びたものの、お盆前後の長雨・日照不足により低調となりましたが、 高単価の影響により販売額で計画対比7 8. 8%、前年対比1 0 3. 6%となりました。 りんどう・菊類については、好天の影響により採花時期が早まり、出荷本数・販売額ともに前年を上回 りましたが、単価は計画を大きく下回りました。 菌床しいたけについては、計画以上の出荷数量と高単価の影響により販売額で計画対比2 1 0. 5%、前年 対比2 2 9. 4%と大幅な伸びとなりました。 野菜の販売額は、4億7 4百万円で計画対比8 7. 7%、前年対比1 0 9. 3%、花き類は3億6 9百万円で計画対 比8 4. 2%、前年対比1 0 3. 6%、菌茸類は1億6 3百万円で計画対比1 7 2. 5%、前年対比1 8 7. 0%、農林産物全 体では1 1億7 1百万円となり、計画対比9 6. 0%、前年対比1 1 4. 5%となりました。 ③ 畜 産 物 和牛子牛は、全国的な飼養頭数の減少により子牛生産頭数が不足し、近年まれな高値で取引されました。 あきた総合家畜市場では評価の高まってきた「義平福号」産子が上場全体の3 5%を占める中、9月以降の 去勢価格が6 0万円台で推移し、1 1月以降は市場総平均価格も6 0万円をたびたび超え、年間総平均価格は 5 8 0千円/頭となりました。管内の年間平均販売価格は5 8 8千円/頭と前年を4 9千円上回りました。 肥育牛は、枝肉相場が1 1月頃から上昇して、平均売買価格は9 4 2千円/頭となり前年を5 5千円上回りま した。 牛乳は、酪農家の和牛への切り替え等により飼養頭数が減少したことなどから、2, 3 6 2. 7トンの販売で 前年対比9 4. 4%の実績となりました。 肉豚は、PEDの発生により全国的に出荷頭数が減少したことから、平均販売価格3 8千円/頭と前年を 7千円上回る結果となりました。 比内地鶏は販売数量で前年対比9 4. 4%の実績となりました。 販売額は、子牛が8億8 9百万円で計画対比1 0 2. 6%、前年対比9 5. 0%、肥育牛が1億8 8百万円で計画対 比1 2 0. 3%、前年対比1 0 4. 7%、牛乳が2億4 1百万円で計画対比1 0 1. 2%、前年対比9 6. 8%、肉豚は1 5百万 円で計画対比1 3 9. 0%、前年対比1 0 3. 1%、比内地鶏が7 2百万円で計画対比1 0 7. 3%、前年対比9 3. 8%とな り、畜産物全体では1 6億3 2百万円で計画対比1 1 1. 8%、前年対比9 7. 1%の実績となりました。 【農業倉庫事業】 期末における米の在庫数量は4 0 5, 7 1 6袋となり、管内の合計標準収容力に対しく3 1. 8%となりました。農 業倉庫事業の総利益は1億9 7百万円で計画対比1 1 8. 6%、前年対比1 2 5. 2%の実績となりました。 【加 工 事 業】 ペレット堆肥製造については、消費税増税前の駆け込み需要の影響により、4月以降の散布が少なかった ことで、2, 1 1 3. 4トンの出荷数量となり、6 5百万円の販売金額で、計画対比8 5. 2%、前年対比8 8. 2%の実績 となりました。 加工事業全体では、3 9百万円の事業総利益となり、計画対比7 9. 4%、前年対比8 9. 6%の実績となりました。 【利 用 事 業】 カントリーエレベーターの利用実績は1 0 7. 2%となり、事業総利益は2億6 4百万円で計画対比1 0 8. 3%、前 年対比1 1 3. 7%の実績となりました。 水稲種子温湯消毒の処理量は2 9 4. 1トンで計画対比9 5. 2%、前年対比9 4. 5%の実績となりました。 利用事業全体では、3億2 3百万円の事業総利益となり、計画対比1 0 2. 4%、前年対比1 1 3. 6%の実績となり ました。 【営農指導事業】 平成2 5年1 2月、農林水産省は「農地中間管理機構の創設」や「経営安定対策の見直し」 「日本型直接支払 の創設」などを柱とする『農林水産業・地域の活力創造プラン』を決定し、平成2 6年度より農業・農村政策 が開始されましたが、当JAでは新農政をフル活用し、農家組合員及び地域全体の所得確保を最大限図るこ とを課題と捉え、行政等関係機関と連携し「経営安定対策」の加入推進、交付金申請について支援してまい 6 りました。交付実績については、米の直接支払交付金(7, 5 0 0円定額/1 0a)が、7, 4 7 0 で5億6 0百万円、 水田活用の直接支払交付金は産地交付金を含み9億1 0百万円で、畑作物の直接支払交付金も含めた経営所得 安定対策による総額は1 5億7 7百万円となりました。 また、2 6年産米については消費の減少と在庫の増大により米価は過去最低水準となり、行政及び関係機関 はもとより、JA内においても各部署間での連携を図り、経営・運転資金融資の対応や法人を中心とした経 営相談や複合作物の導入等による農業所得確保対策の協議など、再生産確保に向けた支援をいたしました。 担い手の育成については、行政等関係機関の協力を得て「集落営農組織担い手検討会」を開催し、組織の 再編や今後の方向性を検討しました。その中で、法人化に前向きな組織に対しては検討会の実施支援を強化 し、あらたに3つの法人が設立されました。今後は、 「JA地域営農ビジョン」の実践と併せ、地域の中心的 経営体となるよう組織の強化並びに複合化作物等の導入による経営基盤強化等を推進、支援してまいります。 集落営農を対象とした経理支援は、平成2 6年度より新たに実施した記帳代行業務の中で5 1組織を対象に経 理受託し、また、全1 1 1集落営農組織に対し経理研修会を実施しました。 今後も引き続き各集落営農組織並びに農業生産法人における担い手検討会の開催に重点をおき、専門部署 である「担い手戦略室」と強固な連携を図り、担い手育成を充実強化してまいります。 ◇生 活 関 連 事 業 【福祉・介護保険事業】 福祉事業については、高齢化社会が進展する中で各地区において行政受託事業のデイサービス・配食サー ビス、助けあい活動としてミニデイサービスや声かけ活動、介護保険以外の高齢者生活支援事業・福祉用具 レンタル及び販売事業を継続し、高齢者が住み慣れた地域で、生きがいを持って安心して暮らせるよう福祉 活動に取り組みました。 通所介護事業は、ふれあい泉の里が平成2 6年7月に開所1 0周年を迎えました。一方、管内に特別養護老人 ホーム等が相次いで開所したことにより、利用者累計は8, 5 4 3名、1日当たりの平均利用者も2 3. 8名と前年 より減少しました。 福祉用具貸与事業についても、特別養護老人ホーム等の開所による影響を払拭できず、その結果、利用件 数は2, 7 3 4件と前年を5 9件下回りました。 訪問介護事業は、利用者1人当たりの利用時間の増加によりサービス提供時間が延べ7, 5 2 5時間となり、 前年より4 9時間増加しました。 居宅介護支援事業は、利用者累計で2, 0 2 7名となり前年より2 6 9名減少となりました。 短期入所生活介護受託事業は、希望者が絶えない状況でありましたが、介護要員等の関係から利用者への サービスの低下等を避けるため、利用制限を行わさせていただきました。その結果、利用者累計は9, 5 3 9名 となり平均稼働率は8 7. 1%となりました。 また、地域貢献事業として、旧上浜支所跡地に「小規模多機能型居宅介護事業所」 (ふれあいの里しお風) を平成2 6年1 2月に開所しました。在宅でも切れ目のないサービス提供に努めました。 福祉・介護保険事業全体では2億2百万円の事業総利益となり、計画対比8 4. 5%、前年対比8 8. 6%の実績 となりました。 【生活指導事業】 生活指導事業においては、平成2 5年度に引き続きJA生活文化活動として総合学習活動「JA女性大学」 4名の参加をいただきました。 を2コースで開催し、延べ4 2 また、食農教育の一環として地域の児童を対象とした「あぐりスクール」は1 8名の児童が参加し、県立西 目高等学校の協力により西目高校実習田での田植え・稲刈り体験活動を実施することができました。 さらには、新たな取り組みとして、にかほ市の百生倶楽部の方々のご指導を仰ぎ、西目小学生・中学生・高 校生が連携、協力して「かかしづくり」を行い、西目高校実習田やJR西目駅前等に設置・展示いたしました。 女性部事業においては、 「JA秋田おばこ女性部との交流」を実施したほか、 「JAと女性部との対話会」 を各支店あるいはエリア単位に開催して1 5 4名の参加をいただき、JA事業や女性部活動などに対し貴重な 意見をいただくことができました。今後はいただいた意見をどのように反映できるか、あるいは新たな取り 組みや活動をどのように展開するかなど、引き続き対話を交わし活性化に努めてまいります。 【旅 行 事 業】 はとバスとの合同企画旅行も2年目となり、東京都内を「はとバスで行く!」旅行も定着してまいりまし た。今年度は7コースを設定し、2 4 5名のご参加をいただきました。 取扱実績は、利用件数4 2 9件、利用者数2, 5 0 4名、取扱金額7 0百万円となり、計画対比7 6. 5%、前年対比 7 3. 9%となりました。 7 5.事業活動のトピックス(平成2 6年度) 4日 JA秋田しんせい女性部第1 7回通常総会 1 6日 TPPから食料・農業・環境を守る秋田県民総決起集会 1日 JA秋田しんせい独自資金「稲作収入緊急支援資金」を創設 3日 第8回JA秋田しんせい組合長杯グラウンドゴルフ大会 2 7日 第16回JA秋田しんせい組合長杯ゲートボール大会 8日 JAあぐりスクール(閉校式) 1 5日 JA東京あおば農業祭に出店 ∼1 6日 2 1日 2 4日 JA秋田しんせい女性大学(開講式) JAあぐりスクール(開校式) 1日 5日 8日 小規模多機能型居宅介護事業所「ふれあいの里しお風」開所 JAさがみ(神奈川県) と災害時相互支援協定を締結 本荘支店リニューアルオープン 2 8日 2 9日 第1 7回肉用牛研修会 JA秋田しんせい女性大学(閉講式) 1 4日 2 7日 2 8日 JA秋田しんせい女性部祭(燦燦の集い) 平成2 6年度第2回集落座談会 ∼3月1 0日 JA秋田しんせい農政集会 1 7日 2 0日 安全・安心な農産物づくり推進協議会 JA教育文化活動研究会 3・5日 由利本荘市、にかほ市教育委員会へ交通安全 ジャンパーと帽子を贈呈 2 7日 第1 7回通常総代会 1 6日 ふくちゃん朝市開催 7月∼11月 毎週水曜日組合病院正面玄関にて 2 2日 2 9日 台風11号被害対策本部及び集中豪雨被害緊急対策本部の設置 平成2 6年度第1回集落座談会 ∼9月1 2日 6日 JAまつり2 0 1 4∼実感!みんなが満足№1∼ 8 6.農 業 振 興 活 動 ◇安全・安心な農畜産物の提供と環境にやさしい資源循環型農業の展開 当JAでは、消費者のみなさまに安全・安心な農畜産物を届けるために、生産履歴記帳による生産工程管 理や、持続可能な農業を目指すGAP手法を取り入れた記帳啓蒙に取り組んでおります。 また、平成2 7年度は、地域営農ビジョンの実践2年度目として「資源循環型農業づくり戦略」の更なる推 進と拡充を図りながら、担い手経営体と多様な農業者による農地のフル活用及び、担い手経営体と一体と なった生産販売戦略を構築し、管内全体の農畜産物の付加価値やブランド力をさらに高め、農家の所得向上 を図ってまいります。 資源循環型農業づくり戦略の概要 ◇次代に地域農業を継承するための担い手経営体への支援 担い手経営体を核にした多様な農業者による地域農業振興及び地域・農業の継続性に向けた取り組みを強 化し、活力ある農業・地域の将来像を明確にします。 また、新たな農業政策(経営所得安定対策)への政策要求、提言により「農業者の所得増大」 、 「食料自給 率・自給力向上」を図ってまいります。 7.地 域 貢 献 情 報 当JAは、由利本荘市・にかほ市を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員となっ て、相互扶助を共通の理念として運営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。 当JAの資金は、その大半が組合員のみなさま等からお預りした貯金を源泉としています。また、資金を 必要とする組合員のみなさまや地方公共団体などにもご利用いただいております。 さらに、当JAは由利本荘市の指定金融機関として、公金を対象とした収納・支払事務の責任を果たして おります。 ◇地域からの資金調達の状況 地域のみなさまからお預りした貯金・定期積金等の残高は、平成2 6年度末において1, 2 7 3億8 5百万円と なっております。また、当JAを受取口座としてご指定いただいております年金受給振込総額は、1 3 4億2 3 百万円となりました。県下統一商品のほか、オリジナル商品を開発し、金利面や特典によってみなさまにご 満足いただけるよう心がけております。 9 ◇地域への資金供給の状況 地域のみなさまへの貸出金の残高は、平成2 6年度末において3 5 4億8 6百万円となっております。供給先の 内訳は、組合員等への資金供給1 8 9億2 0百万円、地方公共団体への資金供給1 4 9億2 3百万円、その他1 6億4 2百 万円です。 また、各支店に農業資金対応に特化した「担い手金融リーダー」を配置し、担い手の相談窓口としての機 能強化に努めるとともに、県下統一ローンのほかJAオリジナル商品等を用意し、地域住民のみなさまの生 活向上に貢献できるよう努めております。 ◇文化的・社会的貢献に関する事項 信用事業においては、地域貢献型定期貯金「ふるさと夢紀行 地域の魅力応援定期」を企画販売し、取扱 総額の0. 0 1%相当額を由利地域観光推進機構へ観光支援金として寄付することができました。またJAバン ク地域貢献活動として、管内小学校の5年生へ「農業とわたくしたちのくらし」の教材本を贈呈するなど、 地域密着型金融機関として地域へのサービスの提供に努めました。 共済事業においては、地域貢献活動として、超神ネイガーによる交通安全教室を管内5か所の幼稚園・保 育園で実施したほか、管内小学校に交通安全ジャンパーと帽子を贈呈し、警察署と連携し交通安全教室を開 催しました。 生活指導事業においては、多様化する生活様式に対応した総合学習活動と地域に貢献する生活文化活動を 展開するための「女性大学」や食農教育の一環である「あぐりスクール」等を開催しています。 また、平成2 6年1 2月に当JAと神奈川県藤沢市にあるJAさがみとの間で、組合員の営農や地域住民の生 活、組合の事業運営に多大な影響を及ぼす大規模災害などが発生した場合の応急対策や復旧・復興に係る相 互支援を行う「災害時相互支援協定」を締結しました。 8.リスク管理の状況 ◇リスク管理体制 組合員・利用者のみなさまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経営を確保し、 信頼性を高めていくことが重要です。 このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく、認識すべきリスク の種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本的な体系を整備しています。 また、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理体制の充実・強化 に努めています。 ① 信用リスク管理 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。 ) の価値が減少 ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。 当JAは、個別の重要案件または大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また 通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し、各支店と連携を図りながら与信審査を行って います。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担 保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。 貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良 債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定 の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当要領」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全 化に努めています。 10 ② 市場リスク管理 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により資産・負債(オ フ・バランスを含む。 ) の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損 失を被るリスクのことです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金利変 動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利または期間のミスマッチが存在している中で金利が変動 することにより、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券 等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、 収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視 したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔 軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価 証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で 構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、 理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスク ヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかど うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③ 流動性リスク管理 流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難にな る、または通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金 繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格で の取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動 性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置 づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行ってい ます。 ④ オペレーショナル・リスク管理 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切であること、 または外生的な事象による損失を被るリスクのことです。 当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク 以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程におい て、損失を被るリスクと定義しています。事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続にかかる 各種規程を理事会等で定め、その有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事故・事務 ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して理事会等に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応 及び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。 ⑤ 事務リスク管理 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機関が損 失を被るリスクのことです。 当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアル及び 事務リスク管理規程を整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。 また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重 点的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。 11 ⑥ システムリスク管理 システムリスクとは、コンピューターシステムのダウンまたは誤作動等、システムの不備に伴い金融機 関が損失を被るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されることにより金融機関が損失を被るリス クのことです。 当JAでは、コンピューターシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、シス テムの万一の災害・障害等に備え、「情報システム設備保守防災要領」 、 「電算システム障害危機管理マ ニュアル(信用事業編) 」 「不測事態対応計画書」を策定しています。 〔リスク管理体制図〕 ◇法 令 遵 守 体 制 〔コンプライアンス基本方針〕 利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい批判に鑑みれば、 組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の高い経営を行うことがますます重要 になっています。 このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、この徹底こそが 不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、コンプライアンスを重視した 経営に取り組みます。 12 〔コンプライアンス運営態勢〕 コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行 うため、代表理事組合長を委員長とするコンプライア ンス委員会を設置するとともに、コンプライアンスの 推進を行うため、本店室・部・支店・営農センター・ 事業所にコンプライアンス担当者を配置しています。 基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コ ンプライアンス・マニュアル」を策定し、研修会を行 い全役職員に徹底しています。 毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、 実効ある推進に努めるとともに、統括部署を設置し、 その進捗管理を行っています。 また、組合員・利用者のみなさまの声を真摯に捉え、 前向きに事業に反映するため、苦情・相談等の専門窓 口を設置しています。 〔コンプライアンス運営態勢図〕 ○金融ADR制度への対応 ① 信用共済事業に係る苦情処理措置の内容 当JAでは、信用共済事業に係る苦情処理措置と して、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、そ の内容をホームページ・チラシ等で公表するととも に、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅 速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。 当JAの苦情等受付窓口は、本店信用共済部(電話:0 1 8 4 ‐ 2 7 ‐ 1 6 6 5) 、本店企画管理部総合リスク対策 課(電話:0 1 8 4 ‐ 2 7 ‐ 1 6 6 1)及び各支店・営農センターに設置しています。 (受付時間:午前9時∼午後5時)※金融機関の休業日を除く。 ② 紛争解決措置の内容 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。 ・信用事業 仙台弁護士会紛争解決支援センター(電話:0 2 2 ‐ 2 2 3 ‐ 1 0 0 5) ①の窓口または秋田県JAバンク相談所(電話:0 1 8 ‐ 8 6 4 ‐ 2 0 3 0)にお申し出ください。 ・共済事業 一般社団法人 日本共済協会共済相談所(電話:0 3 ‐ 5 3 6 8 ‐ 5 7 5 7) 1) 一般財団法人 自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部0 3 ‐ 5 2 9 6 ‐ 5 0 3 公益財団法人 日弁連交通事故相談センター(電話:本部0 3 ‐ 3 5 8 1 ‐ 4 7 2 4) 公益財団法人 交通事故紛争処理センター(電話:東京本部0 3 ‐ 3 3 4 6 ‐ 1 7 5 6) 最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせください。 ※尚、信用共済事業以外の苦情処理措置として、苦情等受付窓口を本店営農生活部(電話:0 1 8 4 ‐ 2 7 ‐ 1 6 0 1) 、本店企画管理部総合リスク対策課(電話:0 1 8 4 ‐ 2 7 ‐ 1 6 6 1)及び各営農センター・事業所に設 置しています。 ◇内 部 監 査 体 制 当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務の 遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じて業務運 営の適切性の維持・改善に努めています。 また、内部監査は、JAの本店・支店・営農センターのすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画 に基づき実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期 的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事会 に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報告 し、速やかに適切な措置を講じています。 13 9.自己資本の状況 ◇自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤の 強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及び業務の効率 化等に取り組んだ結果、平成2 7年3月末における自己資本比率は、1 6. 5 8%となりました。 ◇経営の健全性の確保と自己資本の充実 当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。 ○普通出資による資本調達額 項 目 内 発行主体 秋田しんせい農業協同組合 資本調達手段の種類 普通出資 コア資本に係る基礎項目に算入した額 5 9億4 1百万円(前年度6 0億2 5百万円) 容 当JAは、 「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出して、 当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資 本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 また、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各種リスクを個別の方法で質的または 量的に評価し、リスクを総体的に捉え、自己資本と比較・対照し、自己資本充実度を評価することにより、 経営の健全性維持・強化を図っております。 14 1 0.主な事業の内容 主な事業の内容 当JAは地域金融機関として、組合員をはじめ多くの地域住民のみなさまにご利用いただいております。 JAは、さまざまな事業部門をもった総合的な事業体です。以下に主な事業の内容についてご案内いたしま すので、身近な金融機関としてお気軽にご利用ください。 信 用 事 業 信用事業は、銀行と同じように貯金、貸出、為替などの業務を行っています。組合員をはじめ利用者の暮 らしの向上と地域社会の発展に役立つ事業をすすめ、利用者のニーズに合った金融機能サービスの提供に努 め、地域のみなさまの期待と信頼に応えております。 貯 金 業 務 組合員はもちろん、地域の方々や事業者のみなさまからの貯金をお預かりしております。普通貯金、当座 貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期間・金額にあわせてご利用いただいており ます。 【主な貯金商品】 種 類 期 間 特 徴 普通貯金と定期貯金が1冊の通帳でご利用になれます。公共料金などの自動支 払いや給与・年金などの自動受け取り、さらにお預入定期貯金の9 0%、最高3 0 0 万円(1, 0 0 0円未満切捨て)までの自動融資がご利用になれ、大変便利です。 総 合 口 座 普 通 貯 金 同 上 いつでも出し入れができ、自動支払い・自動受け取りもご利用になれます。 キャッシュカードと合わせて、お財布がわりにご利用ください。 貯 金 同 上 お利息は付きませんが、いつでも出し入れができ、貯金保険制度において「全 額保護の対象」となります。無利息という点を除いて、商品内容は普通貯金と 同じです。 同 上 代金などのお支払いを手形や小切手でできる貯金です。お利息は付きませんが、 お取引上のお支払いや代金決済に最適です。 上 お預入れ・お引き出し自由で、お預入残高に応じて段階的にお得な利率となり ます。また、普通貯金との間でスウィング(貯金振替)サービスもご利用いた だけます。 【総合貯蓄通帳】 総合口座と貯蓄貯金の両口座を一冊の通帳、一枚のカードに取りまとめ、総合 口座(定期貯金、普通貯金、自動融資)の便利さと貯蓄貯金の有利さが一冊の 通帳になったお得な口座です。 決 当 貯 済 用 座 貯 蓄 貯 金 金 出し入れ自由 同 期 日 指 定 定 期 最長預入期間3年 (据置1年) お預入期間は最長3年ですが、1年経過後は1か月前までに満期日をご指定い ただければ、必要なときにお引き出しできます。元金の一部(1万円以上)の お引き出しもできますので、便利にご利用いただけます。 ス ー パ ー 定 期 1・2・3・6か月 1・2・3・4・5・7・ 1 0年 お預入金額は1円以上でご利用いただけます。1か月超1 0年未満のご都合のよ い日を満期日とする満期日指定方式もご利用いただけます。単利型と、期間3 年以上には複利型があります。 大 口 定 期 貯 金 変動金利型定期貯金 譲 渡 性 貯 金 同 上 1・2・3年 7日以上5年以内で 満期日指定 お預入金額は1, 0 0 0万円以上でご利用いただける定期貯金です。スーパー定期 と同様、満期日指定方式もご利用いただけます。 6か月ごとに適用金利が変動します。金利上昇時には高利回りが期待できます。 指名債権譲渡方式により譲渡が可能な貯金です。お預入金額は、1, 0 0 0万円以 上でご利用いただけます。 積 立 定 期 貯 金 エンドレス型:定めなし 満期型:6か月以上10年以下 計画的にいつでも積み立てできる定期貯金です。お預入金額は1回あたり1円 (据え置き期間 以上です。 1か月以上3年以下) 定 6か月以上1 2 0か月以内 積立開始時の利回りを適用し、積立期間・積立金額は自由にお選びいただけま す。将来の計画の実現に備えた資金づくりに最適な積立商品です。 入金は自由 税金納付のための貯金です。お引き出しは原則として納税時のみで、納税のた めのお引き出しは非課税です。 期 積 金 納 税 準 備 貯 金 通 知 貯 金 据置7日 7日間以上で短期の資金運用には最適です。 15 種 類 期 間 特 徴 一 般 財 形 貯 金 積立期間3年以上 給与から天引きで積み立てる貯金です。お預入れは1口ごとの期日指定定期貯 金とし、ご解約のお申し入れがない限り最長預入期限に元利合計額で継続預入 をいたします。 財 形 年 金 貯 金 積立期間5年以上 給与から天引きで積み立て、6 0才以降に年金としてお受け取りになれる貯金で す。財形住宅貯金と合わせ5 5 0万円まで非課税ですが、目的外の払い戻しは課 税されます。 財 形 住 宅 貯 金 貸 出 業 同 給与から天引きで積み立て、マイホームを実現するための貯金です。財形年金 貯金と合わせ5 5 0万円まで非課税ですが、目的外の払い戻しは課税されます。 上 務 組合員をはじめ、地域のみなさまの暮らしや、農業等に必要な資金をご融資しております。また、地方公 共団体などへもご融資し、地域経済の質的向上・発展に貢献しています。さらに、 「国の教育ローン」など 日本政策金融公庫の融資お申し込みのお取り次ぎもしております。 【主な貸出商品】 種 類 農業近代化資金 (制 度 資 金) アグリマイティー資金 アグリアシストローン 営 農 ロ ー ン 住 宅 ロ ー ン 期 間 固定金利型 1 5年以内 融資金額 資 金 の お 使 い み ち 等 1, 8 0 0万円以内 農業経営の近代化をめざす方にご利用いただけます。利子補 給制度による低利の借入が可能です。法人は、ご融資期間20 年以内で2億円までご利用いただけます。 変動金利型・固定金利型 農業経営の安定や生産性の向上をめざす農業者・農業団体等 事業費の範囲内 1 0年以内 の方にご利用いただけます。 変動金利型 1 0年以内 7 0 0万円以内 農業機械の購入、格納整備、点検、修理をされる方に、簡単 な手続きでご利用いただけます。 1年ごとの更新 3 0 0万円以内 秋田県農業信用基金協会の保証による営農口座です。満20才 以上7 5才以下の方にご利用いただけます。 変動金利型・固定金利型 ・金利選択型 5, 0 0 0万円以内 3 5年以内 住宅の購入・新築・増改築・他金融機関からの借換および宅 地の購入などにご利用いただけます。 JA住宅ローン とくとくプラン 金利選択型 3 5年以内 5, 0 0 0万円以内 賃貸住宅ローン 変動金利型・固定金利型 3 0年以内 4億円以内 賃貸住宅の新築・増改築および住宅関連設備などにご利用い ただけます。 ワイドリフォームローン 変動金利型 2 0年以内 1, 5 0 0万円以内 住宅の増改築または模様替え・下水工事・車庫・造園工事な どにご利用いただけます。火災等のお見舞金付き商品です。 キャンパスローン 変動金利型・固定金利型 1 5年以内 7 0 0万円以内 就学子弟の入学金・授業料・学費および生活資金などにご利 用いただけます。据置期間は在学期間+卒業後3か月以内で 据置期間を含め最長1 5年以内でご利用いただけます。 オ ー ト ロ ー ン 変動金利型・固定金利型 1, 0 0 0万円以内 1 0年以内 固定期間終了後も金利引き下げされる商品です。 自動車の購入・車検・運転免許取得・除雪機などにご利用い ただけます。無償でロードサービスが付いている商品です。 セレクトローンワイド 固定金利型 7年以内 2 0 0万円以内 ショッピング・レジャーなど生活資金全般にご利用いただけ ます。 フリーローン「自由自在」 固定金利型 7年以内 3 0 0万円以内 使いみちが自由です。クレジット等のおまとめもできます。 JAスマートカードローン 2年ごとの更新 1 0万円以上 3 0 0万円以内 使いみちが自由な毎月返済型のカードローンです。 16 その他の業務・サービス 全国のJA・農林中央金庫の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫など、当JAの窓口を通して全国のど この金融機関へでも、お振込みや手形・小切手等の取り立てが安全・確実・迅速にできる国内為替のほか、 給与・年金等の各種自動受け取り、公共料金・クレジット等の各種自動支払いなどの口座振替サービスを取 り扱っています。 【主 な 内 容】 種 類 特 徴 ネ ッ ト バ ン ク 窓口やATMに行かなくても、ご自宅やお勤め先などのインターネットに接続されているパソコン・携帯 電話からお取引が可能です。平日・休日を問わず、残高照会や振込・振替などの各種サービスが24時間い つでもお気軽にご利用いただけます。 自動支払い・自動受け取り 毎月の公共料金・クレジットカードのご利用代金などの自動支払い、給与・年金などの自動受け取りが簡 単な手続きでご利用になれます。 キャッシュサービス カード1枚で現金のお預入れ、お引出し、残高照会ができます。平日は8時から21時まで、土・日・祝日 は9時から1 9時までご利用になれます。 (一部の店舗およびATMコーナーでは取り扱い時間が異なります。 ) 振込・送金・取立 お振込や手形・小切手の取り立て等、全国のJAはもちろん他金融機関へも安全・確実・迅速に行えます。 自動集金サービス 学費、駐車料、新聞代などご指定の口座から引落しを行うとともに、お客様の取引先の指定貯金口座に自 動的にお振り込みいたします。 定時自動送金サービス 授業料、家賃、仕送りなど一定金額を毎月一定日にご指定の口座から引き落し、ご指定の受取先に自動的 にお振り込みいたします。 国債の窓口販売 国が発行する信用力の高い国債には、割引国債の他、長期国債(1 0年)や中期利付国債(2年、5年) 、 個人向け国債(変動1 0年、固定5年)があります。利子のお支払いは年2回となっています。 JA移動金融店舗車 JA移動金融店舗車『ふれあいちょきんぎょ号』がみなさまの地域を巡回し、貯金の入出金等に対応いたします。 三菱UFJニコス㈱と提携し、より幅広いサービスをご利用いただけます。国内外を問わず、ショッピン J A カ ー ド グやレジャーのご利用の他、携帯電話や公共料金のお支払いができます。さらに、JAや提携先カード会 JAカード(一体型) 社のCD・ATMでキャッシングサービスもご利用いただけます。ICキャッシュカードとクレジットカ ードが1枚になったJAカード(一体型)もあります。 主 な 手 数 料 ※手数料は消費税込みの金額です。 1.貯金関連手数料 ATM利用手数料(1回につき) (平成2 7年7月現在) カ ー ド の 種 類 県内JAキャッシュカード 他県JAキャッシュカード お 取 引 全てのお取引(注1) お引出し お預入れ(注2) 時 間 帯 各ATMの営業時間(曜日・時間外問わず) 平 他金融機関キャッシュカード お引出し(注3) 土 三 菱 東 京 U F J 銀 行 キ ャ ッ シ ュ カ ー ド お引出し(注3) 秋 田 あ っ た か ネ ッ ト キ ャ ッ シ ュ カ ー ド(注4) お引出し 日 平 平 土 平 J A カ ー ド 提 携 ク レ ジ ッ ト カ ー ド キャッシング 土 日 手 数 料 無 料 各ATMの営業時間(曜日・時間外問わず) 無 8:0 0∼8:4 5 8:4 5∼1 8:0 0 1 8:0 0∼2 1:0 0 9:0 0∼1 4:0 0 曜 日 1 4:0 0∼1 7:0 0 曜 日 ・ 祝 日 9:0 0∼1 7:0 0 日 8:4 5∼1 8:0 0 平日時間外・土曜日・日曜日・祝日 日 8:4 5∼1 8:0 0 曜 日 9:0 0∼1 4:0 0 平日/土曜日時間外・日曜日/祝日終日 8:0 0∼8:4 5 日 8:4 5∼1 8:0 0 1 8:0 0∼2 1:0 0 9:0 0∼1 4:0 0 曜 日 1 4:0 0∼1 9:0 0 曜 日 ・ 祝 日 9:0 0∼1 9:0 0 2 1 6円 1 0 8円 2 1 6円 1 0 8円 2 1 6円 2 1 6円 無 料 1 0 8円 無 料 無 料 1 0 8円 1 0 8円 無 料 1 0 8円 無 料 1 0 8円 1 0 8円 日 料 ※稼動時間はATMにより異なります。 ※他金融機関と共同設置のATMにおいては、お取引や時間帯により利用手数料がかかります。 ※他県JAキャッシュカードにおける土曜日・日曜日・祝日・年末のご利用時間は9:00∼1 7:0 0となります。 (注1) 「お振込み」は、別途所定の振込手数料がかかります。 (注2) 「お振込み」 ・「お振替え」は、お取引できません。 (注3) 「お預入れ」 ・「お振込み」 ・「お振替え」は、お取引できません。 (注4) 「秋田あったかネット」加盟店(秋田銀行・秋田信用金庫・羽後信用金庫・秋田県信用組合・JAバンク秋田)どうしの利 用手数料です。JAバンクのキャッシュカードでは、他加盟4金融機関のATMでの「お振込み」はご利用できません。 17 セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM利用手数料(1回につき) カ ー ド の 種 類 お 取 引 時 間 平 日 お預入れ J A キ ャ ッ シ ュ カ ー ド お引出し 土 曜 日 日曜日・祝日・年末 帯 8:0 0∼8:4 5 8:4 5∼1 8:0 0 1 8:0 0∼2 1:0 0 9:0 0∼1 4:0 0 1 4:0 0∼1 7:0 0 9:0 0∼1 7:0 0 手 数 料 1 0 8円 無 料 1 0 8円 無 料 1 0 8円 1 0 8円 ※セブン銀行ATM設置店により営業時間が異なります。 ※イーネットATMはファミリーマート等のコンビニエンスストアに設置されています。 ※コンビニエンスストア等の一部の店舗においては、ATMが設置されていない場合、金融機関が直接ATMを設置している場合、 他ATM運営会社のATMが設置されている場合があります。「イーネットATMマーク」 「ローソンATMマーク」をご確認のう え、ご利用ください。 ゆうちょ銀行ATM利用手数料(1回につき) カ ー ド の 種 類 お 取 引 時 平 日 土曜日・日曜日・ 祝 日 ・ 年 末 お預入れ お引出し J A キ ャ ッ シ ュ カ ー ド 間 帯 8:0 0∼2 1:0 0 手 数 料 無 9:0 0∼1 7:0 0 料 ※ゆうちょ銀行ATM設置店により営業時間が異なります。 I J 小 自 残 取 通 I J 各種発行手数料 種 キ A C ャ ッ カ 切 宛 己 履 類 カ ー ド ド(一体型) 帳 手 帳 明 書 細 表 ュ ー 手 切 小 証 歴 高 引 シ 明 内 初回発行時 初回発行及び5年毎更新時 1冊(5 0枚)につき 1枚につき 1通につき 1枚につき 容 手 数 料 無 料 無 料 8 6 4円 2 1 6円 2 1 6円 4円 5 内 1冊・1通につき 1枚につき 1枚につき 容 手 数 料 5 4 0円 9 7 2円 5 9 1円 再発行手数料(破損・紛失等) C 種 帳 キ A 類 証 書 カ ー ド ド(一体型) ・ ャ ッ カ シ ュ ー 両替手数料 種 3 0 0枚以下 3 0 1枚∼5 0 0枚 5 0 1枚∼1, 0 0 0枚 1, 0 0 0枚超 類 手 数 料 無 料 2 1 6円 3 2 4円 5 4 0円 内 容 ・ご両替後または、ご両替前のいずれか多い方の枚 数とさせていただきます。 ・お預入れは無料です。 (事業者・法人は除く。 ) 2.為替関連手数料 振込手数料(1件につき) お 当 J 振 A 込 本 J A 系 統 金 他 金 融 先 ・ 扱 い 別 支 融 機 機 店 電信・文書 関 電信・文書 電 信 文 書 関 お 振 込 1万円以上3万円未満 3万円以上 1万円以上3万円未満 3万円以上 1万円未満 1万円以上3万円未満 3万円以上 1万円未満 1万円以上3万円未満 3万円以上 金 額 手 窓 口 1 0 8円 3 2 4円 1 0 8円 3 2 4円 4 3 2円 5 4 0円 7 5 6円 3 2 4円 4 3 2円 6 4 8円 数 料 A T M 無 料 無 料 無 料 2 1 6円 3 2 4円 4 3 2円 6 4 8円 2 1 6円 3 2 4円 5 4 0円 ※ATMでのお振込は、県内JAキャッシュカードだけのご利用となります。 ※ATMでのお振込は、平日1 5:0 0以降及び土曜・日曜・祝日は予約扱いとなります。 ※視覚障がい及びその他の障がいをお持ちのお客様に対する窓口での振込手数料をATMでの振込手数料と同一といたします。 18 定時自動送金サービス手数料(1回の取引につき) お 振 当 J A 本 ・ 支 店 当 J J A 他 A 本 系 ・ 統 金 込 同 一 支 金 融 店 融 先 店 他 あ 店 機 機 内 関 関 あ て あ て あ 送 金額にかかわらず 1万円未満 1万円以上3万円未満 3万円以上 1万円未満 1万円以上3万円未満 3万円以上 て て 金 額 手 数 料 5 4円 5 4円 1 6 2円 3 7 8円 4 8 6円 5 9 4円 8 1 0円 ※表示手数料は、振込手数料と取扱手数料を合計した金額です。 JAネットバンク利用手数料(1件につき) ご 利 用 金 手 当JA本・支店あて 無 料 無 料 無 料 額 1万円未満 1万円以上3万円未満 3万円以上 数 JA系統金融機関あて 無 料 無 料 2 1 6円 代金取立・送金手数料(1通・1件につき) 代金取立・送金小切手による送金 料 他金融機関あて 3 2 4円 4 3 2円 6 4 8円 J 他 A 系 金 統 融 金 融 機 関 機 関 普 あ て て あ 手 通 数 扱 至 料 急 扱 4 3 2円 6 4 8円 8 6 4円 その他諸手数料 種 金 渡 立 送 不 取 情 類 ・ 振 手 手 込 形 形 報 組 返 組 戻 却 戻 示 開 内 1件につき 1件につき 1件につき 1件につき 容 手 数 料 6 4 8円 6 4 8円 6 4 8円 2 1 6円 3.融資関連手数料 取扱手数料(1件につき) J 種 A 事 類 取 務 対 象 商 品 住宅ローン関連商品(リフォームローンを含む) 受 領 時 期 融資実行時 手 数 料 1 6, 2 0 0円 金利選択手数料(1件につき) 種 金 類 利 扱 対 選 択 象 商 品 受 領 時 期 特約期間を選択する都度 (借入時選択不要) 住宅ローン関連商品(リフォームローンを含む) 手 数 料 5, 4 0 0円 一部繰上返済手数料(1件につき) 対 象 商 品 住宅ローン関連商品(リフォームローンを含む) 内 期間にかかわらず 容 手 数 料 無 料 全額繰上返済手数料(1件につき) ○平成1 9年4月1日以降申込み後実行されたもの 対 象 商 品 受 住 宅 ロ ー ン 関 連 商 品 (リ フ ォ ー ム ロ ー ン を 含 む) 領 時 期 繰上償還時 内 容 融資日より3年未満 融資日より3年以上5年未満 融資日より5年以上7年未満 融資日より7年以上 手 数 料 3 2, 4 0 0円 2 1, 6 0 0円 1 0, 8 0 0円 5, 4 0 0円 ○平成1 9年3月3 1日まで申込みされたもの 対 象 商 品 J A 住 宅 ロ ー ン J A 賃 貸 住 宅 ロ ー ン JA長期固定金利型住宅ローン(あんしん計画) J A リ フ ォ ー ム ロ ー ン 住まい る い ち ば ん プ ラ ス 2 0 0 % 借 換 住 宅 ロ ー ン 残 ロ 受 領 時 繰上償還時 期 内 容 期間にかかわらず 手 数 料 3, 2 4 0円 各種発行手数料 対 高 ー 象 商 証 ン カ 品 明 ー 書 ド 内 1通につき 1枚につき(再発行時) 容 手 数 料 2 1 6円 5 9 1円 19 共 済 事 業 組合員・利用者のみなさまをはじめ、地域社会に住むみなさまの暮らしのパートナーであり続けるために、 JA共済は、 「ひと・いえ・くるま」の総合保障を通じて、一人ひとりの人生設計を一生涯サポートします。 【主な共済商品】 長 期 共 済 医 療 共 済 病気やケガによる入院、手術を幅広く保障します。がんの治療や先進医療を受けたときにも備えられるの で安心です。ご希望にあわせて保障期間や共済掛金払込期間等を選ぶことができます。 が ん 共 済 がんと闘うための安心を一生涯にわたって手厚く保障します。すべてのがんのほか、脳腫瘍も対象として います。 介 護 共 済 一生涯にわたって幅広い要介護状態に備えられ、不安の高まる高齢期も安心です。「介護共済金」は一時 金としてお受取りいただけるので、まとまった資金が必要となる初期費用などにも役立てられます。 終 身 共 済 万一のとき、大きな出費にも手厚い「一時金」と、残された家族の暮らしを支える「生活保障年金」をお 受取りいただけます。医療共済をセットすれば入院・手術はもちろん先進医療まで幅広い保障を確保でき ます。多彩な特約で保障内容を自由に設計できるプランをご用意しています。 養 老 生 命 共 済 万一のときの保障と、将来の資金づくりを両立させたプランです。医療共済をセットすれば入院・手術は もちろん先進医療まで幅広い保障を確保できます。 こ ど も 共 済 すてっぷ・にじ・えがお お子さまの教育資金の準備に最適なプランです。共済契約者(親)が万一のときは、満期まで毎年養育年 金をお受取りになれるプランもあります。 ○学資金型 ○入学祝金型 建 物 更 生 共 済 む て き 予定利率変動型年金共済 ラ イ フ ロ ー ド 火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。また満期共済金は、建物の新築・増改 築や家財の買替資金としてご活用いただけます。 ご契約後6年目以降、その時の経済状況等に合わせ予定利率を毎年見直しますので年金額のアップが期待 できます。さらに最低保証予定利率も設定されていますので、安心です。 短 期 共 済 家庭用自動車共済 ク ル マ ス タ − お車の保障のほかご自身やご家族、同乗者の損害を幅広く保障する傷害保障と対人、対物賠償の保障が自 動セットされています。また、大切なお車の事故による破損や、盗難や災害などによる損害を幅広く保障 し、掛金割引制度も充実しています。 営農・経済事業 ●安価で品質のよい資材・商品 農業生産に必要な資材と生活に必要な商品等を計画的な大量購入・流通経費の削減により組合員・利用者 のみなさまに安価で品質の良い資材・商品を安定的に供給する購買事業を行っております。 ●安全・安心な農畜産物 組合員農家が丹精込めて生産した農畜産物を共同で有利に販売する販売事業、組合員農家経営の向上のた めの営農指導や地域の生産体制の構造改革への指導・提案による担い手の育成、地域の生産基盤拡大、効率 的な農用地利用等による地域社会の活性化に貢献する農業づくりを目指した営農指導事業に取り組んでおり ます。 ●健康づくり 消費・健康・文化・福祉など組合員農家や地域社会の生活改善向上を目指す生活指導や高齢化の急激な進 展に対応できる相談機能を強化した福祉活動等の生活福祉事業を行っております。 ●利用事業・加工事業 カントリーエレベーター、野菜・花き供給育苗センター、水稲種子温湯消毒施設など組合員農家の過剰投 資の抑制等を目指した利用事業、ペレット堆肥製造施設など地場産農産物の付加価値を高め農業収益の増大 を目的とした加工事業に取り組んでおります。 20 系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み) 当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制 度(農水産業協同組合貯金保険制度) 」との2重のセーフティネットで守られています。 ◇「JAバンクシステム」の仕組み JAバンクは、全国のJA・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名称です。 組合員・利用者のみなさまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総 力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバンクシステム」を運営しています。 「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つの柱としています。 ◇「破綻未然防止システム」の機能 「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。再編強化法 (農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、 「JAバ ンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しい JAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。 また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善指導を行います。 ◇「一体的な事業推進」の実施 良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営シス テムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。 ◇貯 金 保 険 制 度 貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護 し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信 金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様の制度です。 21 【経 営 資 料】 Ⅰ 決 算 の 状 況 1.貸 借 対 照 表 (単位:千円) 科 目 (資 産 の 部) 1.信 用 事 業 資 産 現 金 預 金 系 統 預 金 系 統 外 預 金 有 価 証 券 国 債 地 方 債 政 府 保 証 債 社 債 受 益 証 券 貸 出 金 その他の信用事業資産 未 収 収 益 そ の 他 の 資 産 貸 倒 引 当 金 2.共 済 事 業 資 産 共 済 貸 付 金 共 済 未 収 利 息 その他の共済事業資産 3.経 済 事 業 資 産 経済事業未収金 経 済 受 託 債 権 棚 卸 資 産 購 買 品 加 工 品 諸 材 料 その他の棚卸資産 その他の経済事業資産 貸 倒 引 当 金 4.雑 資 産 う ち 貸 倒 引 当 金 5.固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 構 築 物 機 械 装 置 土 地 リ ー ス 資 産 その他の有形固定資産 減 価 償 却 累 計 額 無 形 固 定 資 産 6.外 部 出 資 外 部 出 資 系 統 出 資 系 統 外 出 資 子 会 社 等 出 資 外部出資等損失引当金 7.繰 延 税 金 資 産 資 産 の 部 合 計 22 平成2 6年度 平成2 5年度 (平成2 7年3月3 1日) (平成2 6年3月3 1日) 12 2, 0 5 4, 6 5 0 1, 05 3, 1 2 7 12 0, 5 64, 5 0 4 696, 4 90 7 2, 6 6 2, 6 4 4 72, 6 4 7, 2 8 0 1 5, 3 6 4 1 3, 04 9, 3 6 0 6, 42 8, 3 1 4 2 3 2, 1 0 9 1, 70, 92 2, 025 70, 88 7, 673 34, 352 11, 8 0 0, 52 0 7, 2 3 2, 06 8 1 0 0, 6 1 6 3 1 3, 3 3 7 3, 9 9 5, 8 5 0 1, 0 7 9, 7 5 0 3 5, 4 8 6, 1 3 7 1 2 9, 1 5 1 1 0 9, 7 8 5 19, 3 6 6 △ 3 2 5, 7 7 1 43, 0 0 1 3 2, 8 8 9 2 9 1 9, 8 2 0 4, 7 0 7, 0 0 1 1, 6 9 5, 6 6 2 1, 4 8 0, 1 6 4 9 8 4, 6 7 5 9 5 8, 9 8 4 5, 5 4 8 2, 1 1 1 18, 0 3 0 5 7 1, 0 9 3 △ 2 4, 5 9 5 2 2 2, 2 9 2 △ 83 6, 2 4 8, 6 2 4 6, 2 2 5, 1 5 1 9, 2 6 7, 7 5 1 1, 5 5 8, 8 5 8 1, 9 9 2, 7 7 6 2, 99 3, 9 71 2 9, 7 78 8 8 2, 8 9 9 △ 10, 5 0 0, 8 8 2 2 3, 4 7 2 7, 9 9 7, 4 8 2 8, 0 0 9, 2 9 6 7, 4 3 9, 4 8 3 4 3 9, 9 1 3 12 9, 9 0 0 △ 1 1, 8 1 4 − 1 4 1, 2 7 3, 0 5 3 6 8 6, 2 2 7 3, 2 6 0, 5 5 8 5 2 1, 0 5 0 3 7, 34 1, 3 28 1 3 9, 4 7 5 1 1 8, 1 1 4 2 1, 3 6 1 △ 33 5, 3 36 4 2, 0 52 37, 22 8 3 28 4, 49 5 4, 96 3, 06 7 2, 0 89, 8 5 6 1, 56 0, 0 73 8 17, 83 3 7 93, 01 7 4, 92 3 1, 63 2 18, 25 9 5 1 8, 5 6 8 △ 23, 2 64 16 9, 5 32 △ 11 3 6, 2 46, 54 2 6, 21 0, 6 93 9, 18 0, 6 77 1, 56 3, 7 04 7 1, 98 8, 3 0 3, 0 0 1, 4 72 2 9, 7 78 9 1 5, 0 2 0 △ 10, 4 6 8, 2 6 6 3 5, 8 48 7, 98 7, 3 42 7, 9 96, 79 1 7, 4 39, 48 3 4 27, 40 8 1 29, 90 0 △ 9, 4 4 9 38, 2 1 3 1 4 0, 0 1 1, 25 5 科 目 平成2 6年度 平成2 5年度 (平成2 7年3月3 1日) (平成2 6年3月3 1日) (負 債 の 部) 1.信 用 事 業 負 債 貯 金 127, 98 7, 5 2 4 1 2 4, 1 55, 59 6 12 7, 156, 087 12 3, 187, 722 譲 渡 性 貯 金 借 入 金 その他の信用事業負債 未 払 費 用 そ の 他 の 負 債 2.共 済 事 業 負 債 共 済 借 入 金 共 済 資 金 共 済 未 払 利 息 未経過共済付加収入 共 済 未 払 費 用 その他の共済事業負債 3.経 済 事 業 負 債 経済事業未払金 経 済 受 託 債 務 その他の経済事業負債 4.雑 負 債 未 払 法 人 税 等 3, 23 0, 12 0 11 7, 0 8 3 4 84, 7 2 4 216, 8 1 2 267, 9 1 2 687, 0 1 3 3 2, 88 9 3 07, 1 5 5 2 91 3 41, 9 1 6 2 50 4, 5 10 78 0, 2 36 28 9, 39 0 3 9 5, 3 14 9 5, 53 1 4 0 1, 76 2 9 0, 5 54 3, 2 06, 411 1 69, 126 592, 827 197, 184 395, 643 820, 502 37, 228 42 1, 252 328 358, 733 226 2, 733 7 05, 043 3 24, 826 2 7 7, 085 1 03, 132 3 80, 007 41, 596 2 4, 70 9 2 86, 4 9 8 7 11, 4 1 1 1 0 5, 96 5 551, 7 7 2 4 5, 23 4 4, 1 33 4, 30 6 91, 69 4 4 32, 3 7 4 13 1, 0 92, 01 8 29, 176 30 9, 234 82 3, 025 1 13, 476 655, 496 39, 752 3, 247 11, 052 − 433, 072 13 0, 3 17, 739 リ ー ス 債 務 その他の負債 5.諸 引 当 金 賞 与 引 当 金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 睡眠貯金払戻損失引当金 ポイント引当金 6.繰 延 税 金 負 債 7.再評価に係る繰延税金負債 負 債 の 部 合 計 (純 資 産 の 部) 1.組 合 員 資 本 8, 6 6 8, 6 62 出 資 金 5, 9 41, 8 1 5 利 益 剰 余 金 2, 84 1, 86 7 利 益 準 備 金 1, 86 0, 00 0 その他利益剰余金 98 1, 86 7 環境整備積立金 200, 00 0 リスク管理積立金 33 0, 0 00 当期未処分剰余金 45 1, 8 67 (うち当期 剰 余 金) (3 3 6, 2 37) 処 分 未 済 持 分 △ 1 1 5, 0 20 △ 2.評 価 ・ 換 算 差 額 等 1, 5 1 2, 3 72 その他有価証券評価差額金 7 66, 7 3 2 土地再評価差額金 74 5, 64 0 純 資 産 の 部 合 計 1 0, 18 1, 0 34 負債及び純資産の部合計 1 41, 2 7 3, 05 3 8, 4 54, 049 6, 025, 170 2, 5 31, 209 1, 7 60, 000 7 71, 209 000 2 00, 1 30, 000 4 41, 209 (3 38, 471) 102, 330 1, 2 39, 467 489, 035 7 50, 432 9, 693, 516 14 0, 0 11, 255 2.損 益 計 算 書 (単位:千円) 平成2 6年度 科 1.事 目 自:平成2 6年4月1日 自:平成2 5年4月1日 至:平成2 7年3月3 1日 至:平成2 6年3月3 1日 業 総 利 益 信 用 事 業 収 益 資 金 運 用 収 益 (う ち 預 金 利 息)( (う ち 有 価 証 券 利 息)( (う ち 貸 出 金 利 息)( (うちその他受入利息)( 役 務 取 引 等 収 益 その他 事 業 直 接 収 益 そ の 他 経 常 収 益 信 用 事 業 費 用 資 金 調 達 費 用 (う ち 貯 金 利 息)( (うち給付補填備金繰入)( (うち譲渡性貯金利息)( (う ち 借 入 金 利 息)( 役 務 取 引 等 費 用 その他 事 業 直 接 費 用 そ の 他 経 常 費 用 (うち貸倒引当金戻入益) (うち貸倒引当金繰入額)( (う ち 貸 出 金 償 却)( 信 用 事 業 総 利 益 共 済 事 業 収 益 共 済 付 加 収 入 共 済 貸 付 金 利 息 そ の 他 の 収 益 共 済 事 業 費 用 共 済 借 入 金 利 息 共 済 推 進 費 共 済 保 全 費 そ の 他 の 費 用 共 済 事 業 総 利 益 購 買 事 業 収 益 購 買 品 供 給 高 修 理 サ ー ビ ス 料 そ の 他 の 収 益 購 買 事 業 費 用 購 買 品 供 給 原 価 購 買 供 給 費 修 理 サ ー ビ ス 費 そ の 他 の 費 用 (うち貸倒引当金戻入益) (うち貸倒引当金繰入額)( 購 買 事 業 総 利 益 販 売 事 業 収 益 販 売 手 数 料 そ の 他 の 収 益 販 売 事 業 費 用 販 売 費 そ の 他 の 費 用 (うち貸倒引当金戻入益)(△ 販 売 事 業 総 利 益 農業倉庫事業収益 農業倉庫事業費用 農業倉庫事業総利益 平成2 5年度 4, 2 5 8, 5 2 9 1, 8 0 6, 5 6 1 1, 5 0 2, 2 8 0 47 7, 4 5 0)( 1 6 7, 2 1 3)( 7 9 8, 9 4 2)( 5 8, 6 7 3)( 70, 8 3 9 2 0 1, 9 3 2 31, 5 0 9 3 3 8, 3 4 6 18 2, 0 9 5 17 0, 4 4 4)( 1, 5 2 6)( 7, 9 0 7)( 2, 2 1 6)( 68, 0 8 3 − 88, 1 6 7 − (△ 2, 6 1 3) 3 9 3)( 1, 4 6 8, 2 1 4 1, 0 8 1, 5 4 3 1, 0 2 5, 4 9 9 87 6 55, 1 6 7 8 1, 1 2 4 87 6 6 4, 4 2 9 1 3, 8 7 5 1, 9 4 3 0 0 0, 4 1 8 1, 3, 8 8 5, 0 7 6 3, 6 2 1, 3 7 1 12 1, 5 1 2 14 2, 1 9 2 3, 3 1 2, 6 2 2 3, 1 6 7, 7 9 7 1 2 8, 3 7 9 6 9, 6 7 6, 7 7 0 − (△ 1, 6 7 9) 5 7 2, 4 5 3 4 8 4, 2 6 6 3 1 7, 1 7 4 16 7, 0 9 1 4 5, 8 0 5 7, 6 5 3 38, 1 5 1 1 9 2)(△ 4 3 8, 4 6 0 20 6, 9 2 2 9, 8 8 0 1 9 7, 0 4 2 平成2 6年度 科 目 4, 305, 8 34 加 工 事 業 収 益 加 工 事 業 費 用 1, 66 1, 945 加 工 事 業 総 利 益 1, 51 3, 145 46 3, 092) 利 用 事 業 収 益 16 0, 863) 利 用 事 業 費 用 85 7, 304) 利 用 事 業 総 利 益 福祉・介護保険事業収益 3 1, 88 5) 6 8, 80 7 福祉・介護保険事業費用 福祉・介護保険事業総利益 5 6, 88 4 その他事業収益 2 3, 10 8 その他事業費用 2 57, 5 4 2 その他事業総利益 1 62, 6 9 0 指 導 事 業 収 入 149, 7 8 9) 1, 33 6) 指 導 事 業 支 出 8, 28 1) 指導事業収支差額 3, 28 1) 2.事 業 管 理 費 6 1, 61 6 人 件 費 業 務 費 1 4 諸 税 負 担 金 3 3, 22 0 施 設 費 4 0, 79 0) その他事業管理費 − 4) 事 業 利 益 1, 40 4, 4 03 3.事 業 外 収 益 1, 0 2 8, 60 1 受 取 雑 利 息 受取出資配当金 9 9 0, 16 2 98 2 賃 貸 料 償却債権取立益 3 7, 45 5 雑 収 入 67, 1 2 1 外部出資等損失引当金戻入益 98 2 51, 2 0 0 4.事 業 外 費 用 寄 付 金 13, 6 7 2 外部出資等損失引当金繰入額 1, 2 6 6 96 1, 4 79 賃貸施設にかかる関連費用 貸倒引当金戻入益 5, 9 26, 47 0 貸倒引当金繰入額 5, 6 32, 61 4 1 24, 26 4 雑 損 失 1 69, 59 1 経 常 利 益 5, 12 1, 0 76 5.特 別 利 益 固定資産処分益 4, 96 7, 6 07 14 0, 1 64 一 般 補 助 金 9, 42 5 受 取 保 険 金 3, 87 9 その他の特別利益 別 損 失 2, 02 4) 6.特 固定資産処分損 − 80 5, 3 94 固定資産圧縮損 4 6 2, 02 3 減 損 損 失 2 9 9, 59 7 固定資産解体費用 その他の特別損失 1 6 2, 42 5 45, 4 5 6 税 引 前 当 期 利 益 6, 4 1 7 法人税、住民税及び事業税 39, 0 3 9 法 人 税 等 調 整 額 4, 75 3) 7.法 人 税 等 合 計 期 剰 余 金 4 1 6, 56 7 当 1 68, 5 2 1 当 期 首 繰 越 剰 余 金 11, 23 1 土地再評価差額金取崩額 1 57, 28 9 当 期 未 処 分 剰 余 金 自:平成2 6年4月1日 自:平成2 5年4月1日 至:平成2 7年3月3 1日 至:平成2 6年3月3 1日 △ 平成2 5年度 △ 6 9, 0 1 9 2 9, 7 87 3 9, 232 5 9 3, 85 5 2 70, 5 3 9 3 2 3, 3 15 2 63, 4 2 9 6 0, 85 3 2 02, 5 7 6 17 4, 4 35 154, 9 0 6 19, 5 28 1 07, 0 1 1 1 0 9, 7 25 2, 7 1 3 3, 9 76, 0 7 4 2, 64 9, 8 49 4 43, 8 0 1 1 42, 1 00 72 0, 388 19, 93 4 28 2, 45 4 29 4, 74 3 3, 2 2 3 11 1, 2 98 1 30, 515 3, 4 34 46, 271 − 80, 21 5 2 73 2, 3 65 7 6, 56 2 29 − 1, 0 4 5 4 96, 9 8 2 6 3, 7 3 4 2, 99 0 4 5, 6 0 7 1 4, 65 2 48 4 8 5, 7 2 5 23, 59 0 45, 6 0 7 5, 2 99 10, 8 28 40 0 47 4, 99 1 1 1 4, 71 0 24, 04 3 13 8, 75 3 33 6, 23 7 1 11, 6 3 0 3, 9 9 9 6 7 4 5 1, 8 △ 78, 198 34, 44 7 43, 750 5 59, 588 2 74, 997 2 84, 591 29 2, 863 64, 439 22 8, 423 1 36, 085 129, 825 6, 259 10 7, 346 1 09, 671 2, 324 4, 029, 808 2, 7 35, 220 4 54, 850 1 25, 81 5 6 98, 889 15, 032 2 76, 026 2 76, 286 3, 956 1 10, 798 1 32, 3 90 3, 638 25, 393 1 10 82, 252 181 − 81, 802 − 1 267 47 0, 061 79, 608 11, 001 62, 041 6, 525 4 0 11 2, 459 14, 929 041 62, 5, 846 28, 650 993 4 37, 210 64, 221 34, 517 98, 738 3 38, 471 99, 525 3, 212 44 1, 209 23 3.注 記 表 【平成2 6年度 注記表】 Ⅰ 重要な会計方針に係る事項に関する注記 1 次に掲げるものの評価基準及び評価方法 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券………………償却原価法(定額法) 子会社株式等………………………移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの…………………期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定) 時価のないもの…………………移動平均法による原価法 ① ② ③ 棚卸資産の評価基準及び評価方法 購 買 品…………………………売価還元法による低価法 加 工 品…………………………売価還元法による低価法 諸 材 料…………………………最終仕入原価法 その他の棚卸資産 人工授精に係る製品・肥育豚…個別法による原価法 貯 蔵 品………………………最終仕入原価法 ① ② ③ ④ 2 固定資産の減価償却の方法 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成1 0年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 また、取得価額1 0万円以上2 0万円未満の少額減価償却資産については、 法人税法の規定に基づき、 3年間で均等償却を行っています。 無形固定資産 定額法を採用しています。 なお、自社利用ソフトウェアについては、当JAにおける利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。 リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。 3 引当金の計上基準 貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当要領に則り、次のとおり計上しています。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。 )に係る債権及びそれと同等の状況にあ る債務者(以下「実質破綻先」という。 )に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込 額を控除し、その残額を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。 ) に係る債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・ フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引当てています。なお、 債権残高が5, 00 0千円以下の債権については貸倒実績率に基づき計上しています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。 この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第5 7条の9により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産査定規程に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を 監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。 賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。 退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末に発生している と認められる額を計上しています。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によってい ます。 ② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法に より按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしています。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法により費用処理しています。 ! " 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。 外部出資等損失引当金 当JAの外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証券の評価と同様の方法により、株 式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と認められる額を計上しています。 24 # 睡眠貯金払戻損失引当金 利益計上した睡眠貯金について貯金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見 込額を計上しています。 $ ポイント引当金 組合員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき顧客に付与したポイントの使用による費用発生に備えるため、年度末において 将来発生すると見込まれる額を計上しています。 4 リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引 を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 5 消費税及び地方消費税の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5年間で均等償却を行っています。 6 記載金額の端数処理等 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示しています。 Ⅱ 会計方針の変更に関する注記 1 退職給付に関する会計基準等の適用 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第2 6号平成2 4年5月1 7日。以下、 「退職給付会計基準」という。 )及び「退職給付に関す る会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第2 5号平成2 4年5月1 7日)が平成2 6年4月1日以後開始する事業年度の期首から適用 されることになったことに伴い、当事業年度よりこれらの会計基準等を適用しています。 これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期間に近似した年数 に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更し ました。 退職給付会計基準等の適用については、当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を、 数理計算上の差異として認識しています。 Ⅲ 貸借対照表に関する注記 1 有形固定資産に係る圧縮記帳額 国庫補助金、工事負担金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は5, 7 21, 04 0千円であり、その内訳は、次の とおりです。 建 物 2, 3 11, 7 7 6千円 構 築 物 88 9, 591千円 機械装置 2, 03 5, 1 56千円 車両運搬具 5 6, 70 5千円 工具器具備品 9 8, 4 9 0千円 土 地 32 9, 31 9千円 2 担保に供している資産 定期預金6, 9 93, 6 8 4千円を為替決済の担保に、有価証券4, 0 0 0千円を指定金融機関等の事務取扱に係る担保に、それぞれ供しています。 3 子会社等に対する金銭債権及び金銭債務 子会社等に対する金銭債権の総額 子会社等に対する金銭債務の総額 4 役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務 理事及び監事に対する金銭債権の総額 5 3 7 3, 4 8 1千円 6 4 7, 6 5 2千円 3 6, 2 2 4千円 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 貸出金のうち、破綻先債権額は8, 7 2 1千円、延滞債権額は3 72, 8 8 0千円です。 なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまた は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と いう。)のうち、法人税法施行令(昭和4 0年政令第9 7号)第9 6条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定す る事由が生じている貸出金です。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 貸出金のうち、3か月以上延滞債権額は8 9, 6 6 8千円です。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延 滞債権に該当しないものです。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権に該当する債権はありません。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶 予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないもの です。 破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は4 71, 27 1千円です。 なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。 25 6 土地の再評価に関する法律に基づく再評価 「土地の再評価に関する法律」 (平成1 0年3月3 1日公布法律第3 4号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基づ き、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負 債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。 ① 再評価を行った年月日……平成1 2年3月3 1日 ② 再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額……8 6 8, 14 9千円 ③ 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成1 0年3月3 1日公布政令第1 1 9号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方 税法第341条第1 0号の土地課税台帳または同条第1 1号の土地補充課税台帳に登録されている価額(固定資産税評価額)に合理的な 調整を行い算出しています。 Ⅳ 損益計算書に関する注記 1 子会社等との取引高の総額 2 子会社等との取引による収益総額 うち事業取引高 うち事業取引以外の取引高 1 8 4, 4 9 5千円 5 5, 5 2 8千円 1 2 8, 9 6 6千円 子会社等との取引による費用総額 うち事業取引高 うち事業取引以外の取引高 2 0 3, 4 6 5千円 1 2 7, 3 8 9千円 7 6, 0 7 6千円 減損損失に関する注記 資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要 当JAは、信用・共済店舗及び生産資材店舗を一般資産としてグルーピングしています。 また、カントリーエレベーター・ライスセンター及び農機センター等については利用エリアに基づき各営農センターに寄与する共 用資産としてグルーピングしています。 本店・共同利用施設等については独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの 生成に寄与していることから、当JA全体に寄与する共用資産と認識しています。 当事業年度に減損損失を計上した固定資産は、以下のとおりです。 場 所 仁賀保支店裏倉庫跡地 象 潟 駅 前 倉 庫 跡 地 旧 家 畜 市 場 駐 車 場 旧 石 沢 支 店 跡 地 旧 上 郷 支 店 跡 地 旧 内 越 支 店 旧亀田給油センター跡地 用 遊 遊 遊 遊 遊 遊 遊 休 休 休 休 休 休 休 資 資 資 資 資 資 資 途 産 産 産 産 産 産 産 種 土 土 土 土 土 土 土 類 地 地 地 地 地 地 地 業 業 業 業 業 業 業 そ 務 務 務 務 務 務 務 外 外 外 外 外 外 外 の 固 固 固 固 固 固 固 定 定 定 定 定 定 定 他 資 資 資 資 資 資 資 産 産 産 産 産 産 産 減損損失の認識に至った経緯 業務外固定資産は、遊休資産として早期処分対象であることから、処分可能価額で評価しその差額を減損損失として認識しました。 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳は次のとおりです。 (単位:千円) 場 所 ! 仁賀保支店裏倉庫跡地 象 潟 駅 前 倉 庫 跡 地 旧 家 畜 市 場 駐 車 場 旧 石 沢 支 店 跡 地 旧 上 郷 支 店 跡 地 旧 内 越 支 店 旧亀田給油センター跡地 合 計 特別損失計上額 1, 41 8 2, 57 9 3 0 5 49 3 17 8 23 9 8 5 5, 2 9 9 内 土 地 1, 41 8 2, 57 9 30 5 49 3 17 8 23 9 85 5, 29 9 訳 建 物 そ の 他 − − − − − − − − − − − − − − − − 回収可能価額の算定方法 資産の回収可能価額には、正味売却価額を採用し、その時価は固定資産税評価額に基づき算定しています。 Ⅴ 金融商品に関する注記 1 金融商品の状況に関する事項 金融商品に対する取組方針 当JAは農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央 金庫へ預けているほか、国債、地方債、政府保証債及び社債などの有価証券による運用を行っています。 26 金融商品の内容及びそのリスク 当JAが保有する金融資産は、主として当JA管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不 履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。 また、有価証券は、主に債券、投資信託であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発 行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。 金融商品に係るリスク管理体制 信用リスクの管理 当JAは、個別の重要案件または大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また通常の貸出取引について は、本店に融資審査部門を設置し各支店との連携を図りながら、 与信審査を行っています。 審査にあたっては、 取引先のキャッシュ・ フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取 引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を 作成・実践し資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当要領」に 基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 ② 市場リスクの管理 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化 を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分 析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポートフォリオの状 況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常 的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基 づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行ってい るかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当JAで保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当JAにおいて主要なリスク変数である金 利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入 金です。 当JAでは、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動 額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0. 21%上昇したものと想定した 場合には、経済価値が2 7 9, 8 7 6千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算しています。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し た上で、運用方針などの策定の際に検討を行っています。 ① ! 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価 額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条 件によった場合、当該価額が異なることもあります。 2 金融商品の時価に関する事項 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表に含めずに に記載しています。 預金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 貸出金(※1) 貸倒引当金(※2) 貸倒引当金控除後 経済事業未収金 貸倒引当金(※3) 貸倒引当金控除後 経済受託債権(※4) 資 産 貯金 負 債 貸借対照表計上額 7 2, 6 6 2, 64 4 △ △ 計 計 4, 02 0 13, 0 4 5, 34 0 35, 5 05, 00 7 3 25, 61 8 35, 1 79, 38 8 1, 6 95, 66 2 1 3, 48 1 1, 6 82, 18 1 1, 4 75, 19 1 12 4, 0 48, 76 7 12 7, 3 85, 7 17 1 2 7, 38 5, 7 17 時 価 72, 61 8, 6 71 (単位:千円) 差 △ 額 43, 97 3 4, 1 20 13, 04 5, 3 40 10 0 − 36, 6 9 7, 76 1 1, 51 8, 3 72 1, 6 8 2, 18 1 1, 4 7 5, 19 1 1 25, 5 2 3, 26 6 1 27, 4 7 0, 23 7 1 27, 4 7 0, 23 7 − − 1, 47 4, 4 99 8 4, 519 8 4, 519 (※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金1 8, 86 9千円を含めています。 (※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※4)経済受託債権に対応する一般貸倒引当金については、重要性が乏しいため貸借対照表計上額から直接減額しています。 27 金融商品の時価の算定方法 【資 産】 ① 預 金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた 現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ② 有価証券 債券は取引金融機関等から提示された価額によっています。また、投資信託については、公表されている基準価格によっていま す。 ③ 貸 出 金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額 としています。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としています。 ⑤ 経済受託債権 経済受託債権については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額から貸倒引当金を控 除した額を時価に代わる金額としています。 【負 債】 ① 貯 金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性貯金については、 期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現 在価値を時価に代わる金額として算定しています。 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは の金融商品の時価情報には含まれていま せん。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 外部出資(※1) 8, 00 9, 29 6 外部出資等損失引当金 △ 1 1, 81 4 損失引当金控除後 7, 99 7, 48 2 (※1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象としていません。 ! 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 7 2, 6 6 2, 6 4 4 − − − − − − − − − − 4, 000 − − − − − 11, 99 4, 750 貸出金(※1、2) 5, 3 3 6, 0 1 9 3, 2 76, 1 97 3, 0 1 1, 98 5 2, 6 98, 5 4 5 2, 41 2, 4 9 0 18, 28 9, 438 経済事業未収金(※3) 1, 6 4 2, 9 6 5 − − − − − 経済受託債権 4 8 0, 1 6 4 1, − − − − − 8 1, 1 2 1, 7 9 4 3, 27 6, 1 97 3, 0 1 1, 9 8 5 2, 6 98, 5 4 5 2, 41 2, 4 90 3 0, 2 88, 188 預金 5 年 超 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち 満期があるもの 合 計 (※1)貸出金のうち、当座貸越9 9 7, 2 3 6千円については「1年以内」に含めています。 (※2)貸出金のうち、3か月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等4 6 1, 46 0千円は償還の予定が見込まれないた め、含めていません。 (※3)経済事業未収金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等5 2, 6 97千円は償還の予定が見込まれないため、 含めていません。 " 有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 貯金(※1) 合 計 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 9 9, 0 65, 2 8 5 8, 86 6, 9 87 1 1, 3 2 7, 7 98 3, 8 70, 79 1 4, 24 8, 5 58 6, 295 9 9, 0 65, 2 8 5 8, 8 66, 9 87 1 1, 3 2 7, 79 8 3, 8 70, 7 9 1 4, 24 8, 5 5 8 6, 295 (※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 28 5 年 超 Ⅵ 有価証券に関する注記 有価証券の時価及び評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。 ① 満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上 額を超えないもの 時 価 評 価 差 額(※) 債 4, 02 0 4, 1 20 10 0 小 計 4, 02 0 4, 1 20 10 0 4, 02 0 4, 1 20 10 0 合 ② 貸借対照表計上額 政 府 保 証 計 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 取得原価又は償却原価 国 地 貸借対照表計上額が取 得原価又は償却原価を 超えるもの 方 社 評 価 差 額(※) 債 5, 6 8 1, 52 8 6, 42 8, 3 14 債 1, 1 0 5, 36 2 1, 13 2, 4 09 2 7, 046 債 3, 6 0 4, 70 1 3, 79 7, 0 15 1 92, 313 7 46, 785 政 府 保 証 債 2 0 0, 21 6 20 9, 6 01 9, 384 受 券 1, 0 0 0, 00 0 1, 07 9, 7 50 7 9, 750 計 11, 5 9 1, 80 9 1 2, 64 7, 0 89 債 99, 892 9 9, 7 00 △ 192 1, 165 益 証 小 地 貸借対照表計上額が取 得原価又は償却原価を 超えないもの 貸借対照表計上額 方 1, 055, 279 社 債 2 0 0, 000 1 9 8, 8 35 △ 政 府 保 証 債 10 0, 000 9 9, 7 16 △ 284 小 計 3 9 9, 892 3 9 8, 2 51 △ 1, 641 1 1, 99 1, 702 1 3, 04 5, 3 40 合 計 1, 0 53, 637 (※)上記評価差額から繰延税金負債2 8 6, 9 0 5千円を差し引いた額7 66, 7 3 2千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含まれています。 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。 当事業年度中に売却したその他有価証券 当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。 (単位:千円) 種 ! 類 売 却 額 売 却 益 売 却 損 国 債 1, 7 6 2, 4 7 7 1 7 8, 69 7 − 政 府 保 証 債 4 7 3, 2 5 2 2 3, 23 4 − 合 計 2, 2 3 5, 7 2 9 2 0 1, 93 2 − 当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券 当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券はありません。 29 Ⅶ 退職給付に関する注記 1 退職給付に関する事項 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。 また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度及 びJA全共連との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用しています。 ! " # $ 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 期末における退職給付債務 2, 8 67, 2 6 8千円 1 20, 7 7 8千円 43, 0 0 9千円 1 55, 3 8 9千円 △ 3 54, 8 0 0千円 2, 8 31, 6 4 4千円 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 特定退職共済制度への拠出金 確定給付企業年金制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 2, 3 31, 2 2 3千円 24, 8 8 8千円 △ 3, 5 7 9千円 9 9, 0 5 2千円 8 2, 4 2 8千円 △ 2 86, 6 5 9千円 2, 2 47, 3 5 3千円 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 退職給付債務 2, 8 31, 6 4 4千円 年金資産 退職金共済制度(全国農林漁業団体共済会) △ 1, 7 36, 4 9 2千円 確定給付企業年金制度(JA全共連) △ 5 1 0, 86 0千円 未積立退職給付債務 5 8 4, 29 0千円 未認識過去勤務費用 5 1, 47 7千円 未認識数理計算上の差異 △ 8 3, 99 5千円 貸借対照表計上額純額 5 5 1, 77 2千円 退職給付引当金 5 5 1, 77 2千円 退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 合計 △ △ 12 0, 77 8千円 4 3, 00 9千円 2 4, 88 8千円 1 8, 22 9千円 1 1, 23 1千円 1 4 5, 89 6千円 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。 債券 6 1. 9% 年金保険投資 13. 1% 一般勘定 22. 7% 現金及び預金 2. 3% 合計 10 0. 0% 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現在 及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。 % 2 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 長期期待運用収益率(全国農林漁業団体共済会) 長期期待運用収益率(JA全共連) 0. 98% 0. 95% 1. 25% 特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組 合法等を廃止する等の法律附則第5 7条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用にあてるため拠出 した特例業務負担金3 6, 3 4 7千円を含めて計上しています。 なお、同組合より示された平成2 7年3月現在における平成4 4年3月までの特例業務負担金の将来見込額は5 35, 9 7 3千円となっています。 30 Ⅷ 税効果会計に関する注記 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳は次のとおりです。 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 6 1, 4 6 5千円 貸出金等有税償却額 4 7, 4 3 7千円 退職給付引当金 1 50, 2 4 7千円 賞与引当金 28, 8 5 4千円 未払事業税 7, 0 1 0千円 未払費用等損金不算入額 4, 3 8 0千円 役員退職慰労引当金 1 2, 3 1 7千円 減損損失 4 8, 7 0 8千円 外部出資等損失引当金 3, 2 1 6千円 その他 7, 0 8 6千円 繰延税金資産小計 3 70, 7 2 6千円 評価性引当額 △ 1 75, 4 1 5千円 繰延税金資産合計(A) 1 95, 3 1 0千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △ 2 86, 9 0 5千円 その他 △ 9 9千円 繰延税金負債合計(B) △ 2 87, 0 0 5千円 繰延税金資産の純額(A)+(B) △ 9 1, 6 9 4千円 2 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因は次のとおりです。 法定実効税率 2 7. 1 8% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 2. 6 9% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 2. 8 9% 住民税均等割等 1. 4 4% 税額控除 △ 1. 4 0% 評価性引当額の増減 1. 7 3% 税率変更による期末繰延税金資産の増減 0. 0 8% その他 0. 3 8% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 2 9. 2 1% 3 税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額 「地方法人税」(平成2 6年法律第1 1号)が平成2 6年3月3 1日に公布されたことに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用 した法定実効税率は、前事業年度の2 7. 1 8%から2 7. 2 3%に変更されました。その結果、繰延税金負債が1 6 8千円、再評価に係る繰延税 金負債が79 3千円それぞれ増加し、土地再評価差額金が7 9 3千円、その他有価証券評価差額金が5 2 6千円それぞれ減少し、法人税等調整 額が3 58千円減少しています。 31 【平成2 5年度 注記表】 Ⅰ 重要な会計方針に係る事項に関する注記 1 次に掲げるものの評価基準及び評価方法 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券………………償却原価法(定額法) 子会社株式等………………………移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの…………………期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定) 時価のないもの…………………移動平均法による原価法 ① ② ③ 棚卸資産の評価基準及び評価方法 購 買 品…………………………売価還元法による低価法 加 工 品…………………………売価還元法による低価法 諸 材 料…………………………最終仕入原価法 その他の棚卸資産 人工授精に係る製品・肥育豚…個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) 貯 蔵 品………………………最終仕入原価法 ① ② ③ ④ 2 固定資産の減価償却の方法 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成1 0年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 また、取得価額1 0万円以上2 0万円未満の少額減価償却資産については、 法人税法の規定に基づき、 3年間で均等償却を行っています。 無形固定資産 定額法を採用しています。 なお、自社利用ソフトウェアについては、当JAにおける利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。 リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。 3 引当金の計上基準 貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当要領に則り、次のとおり計上しています。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。 )に係る債権及びそれと同等の状況にあ る債務者(以下「実質破綻先」という。 ) に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額 を控除し、その残額を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。 ) に係る債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・ フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引当てています。なお、 債権残高が5, 00 0千円以下の債権については貸倒実績率に基づき計上しています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。 この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第5 7条の9により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産査定規程に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を 監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。 賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。 退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末に発生している と認められる額を計上しています。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によってい ます。 ② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法に より按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしています。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法により費用処理しています。 ! " 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。 外部出資等損失引当金 当JAの外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証券の評価と同様の方法により、株 式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と認められる額を計上しています。 32 # 睡眠貯金払戻損失引当金 利益計上した睡眠貯金について貯金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見 込額を計上しています。 $ ポイント引当金 組合員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき顧客に付与したポイントの使用による費用発生に備えるため、年度末において 将来発生すると見込まれる額を計上しています。 4 リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引 を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 5 消費税及び地方消費税の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5年間で均等償却を行っています。 6 記載金額の端数処理等 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示しています。 Ⅱ 貸借対照表に関する注記 1 有形固定資産に係る圧縮記帳額 国庫補助金、工事負担金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は5, 6 97, 77 8千円であり、その内訳は、次の とおりです。 建 物 2, 2 8 2, 1 0 0千円 構 築 物 89 1, 604千円 機械装置 2, 0 4 0, 9 0 3千円 車両運搬具 5 6, 70 5千円 工具器具備品 9 7, 1 45千円 土 地 32 9, 31 9千円 2 担保に供している資産 定期預金6, 993, 6 8 4千円を為替決済の担保に、有価証券4, 0 0 0千円を指定金融機関等の事務取扱に係る担保に、それぞれ供しています。 3 子会社等に対する金銭債権・債務 子会社等に対する金銭債権の総額 子会社等に対する金銭債務の総額 4 1 3 3, 4 0 2千円 5 1 4, 7 9 9千円 役員との間の取引による役員に対する金銭債権・債務 理事及び監事に対する金銭債権の総額 5 4 0, 4 4 1千円 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 貸出金のうち、破綻先債権額は1 0, 3 8 6千円、延滞債権額は3 5 2, 0 4 6千円です。 なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまた は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と いう。)のうち、法人税法施行令(昭和4 0年政令第9 7号)第9 6条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定す る事由が生じている貸出金です。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 貸出金のうち、3か月以上延滞債権額は6 5, 6 0 1千円です。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延 滞債権に該当しないものです。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権に該当する債権はありません。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶 予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないもの です。 破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は4 2 8, 03 4千円です。 なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。 6 土地の再評価に関する法律に基づく再評価 「土地の再評価に関する法律」 (平成1 0年3月3 1日公布法律第3 4号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基 づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として 負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。 ① 再評価を行った年月日……平成1 2年3月3 1日 ② 再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額……7 9 2, 5 56千円 ③ 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成1 0年3月3 1日公布政令第1 1 9号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方 税法第341条第1 0号の土地課税台帳または同条第1 1号の土地補充課税台帳に登録されている価額(固定資産税評価額)に合理的な 調整を行い算出しています。 33 Ⅲ 損益計算書に関する注記 1 子会社等との取引高の総額 1 9 0, 2 7 0千円 6 0, 1 5 4千円 1 3 0, 1 1 5千円 子会社等との取引による費用総額 うち事業取引高 うち事業取引以外の取引高 2 8 2, 1 4 7千円 2 0 4, 4 3 0千円 7 7, 7 1 7千円 子会社等との取引による収益総額 うち事業取引高 うち事業取引以外の取引高 2 減損損失に関する注記 資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要 当JAは、信用・共済店舗及び生産資材店舗を一般資産としてグルーピングしています。 また、カントリーエレベーター・ライスセンター及び農機センター等については利用エリアに基づき各営農センターに寄与する共 用資産としてグルーピングしています。 本店・共同利用施設等については独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの 生成に寄与していることから、当JA全体に寄与する共用資産と認識しています。 当事業年度に減損損失を計上した固定資産は、以下のとおりです。 仁 象 旧 旧 旧 旧 亀 場 所 賀保支店裏倉庫跡 潟 駅 前 倉 庫 跡 家 畜 市 場 駐 車 石 沢 支 店 跡 上 郷 支 店 跡 内 越 支 田 給 油 セ ン タ 地 地 場 地 地 店 ー 用 遊 遊 遊 遊 遊 遊 遊 休 休 休 休 休 休 休 資 資 資 資 資 資 資 途 産 産 産 産 産 産 産 種 土 土 土 土 土 土 土 類 地 地 地 地 地 地 地 そ 務 務 務 務 務 務 務 業 業 業 業 業 業 業 外 外 外 外 外 外 外 の 固 固 固 固 固 固 固 定 定 定 定 定 定 定 他 資 資 資 資 資 資 資 産 産 産 産 産 産 産 減損損失の認識に至った経緯 業務外固定資産は、遊休資産として早期処分対象であることから、処分可能価額で評価しその差額を減損損失として認識しました。 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳は次のとおりです。 (単位:千円) 場 仁 象 旧 旧 旧 旧 亀 合 ! 所 賀保支店裏倉庫跡 潟 駅 前 倉 庫 跡 家 畜 市 場 駐 車 石 沢 支 店 跡 上 郷 支 店 跡 内 越 支 田 給 油 セ ン タ 特別損失計上額 地 地 場 地 地 店 ー 計 1, 41 8 2, 99 3 3 3 4 4 9 6 2 7 9 23 9 8 6 5, 84 6 内 土 地 1, 41 8 2, 9 93 33 4 49 6 27 9 23 9 86 5, 84 6 訳 建 物 − − − − − − − − そ の 他 − − − − − − − − 回収可能価額の算定方法 資産の回収可能価額には、正味売却価額を採用し、その時価は固定資産税評価額に基づき算定しています。 Ⅳ 金融商品に関する注記 1 金融商品の状況に関する事項 金融商品に対する取組方針 当JAは農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央 金庫へ預けているほか、国債、政府保証債及び社債などの有価証券による運用を行っています。 金融商品の内容及びそのリスク 当JAが保有する金融資産は、主として当JA管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不 履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。 また、有価証券は、主に債券、投資信託であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発 行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。 金融商品に係るリスク管理体制 信用リスクの管理 当JAは、個別の重要案件または大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また通常の貸出取引について は、本店に融資審査部門を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。 貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収 方針を作成・実践し資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当要 領」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 ① 34 ② 市場リスクの管理 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化 を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分 析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポートフォリオの状 況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常 的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基 づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行ってい るかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当JAで保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当JAにおいて主要なリスク変数である金 利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入 金です。 当JAでは、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動 額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0. 21%上昇したものと想定した 場合には、経済価値が2 7 5, 3 7 1千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算しています。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し た上で、運用方針などの策定の際に検討を行っています。 ! 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価 額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条 件によった場合、当該価額が異なることもあります。 2 金融商品の時価に関する事項 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表に含めずに に記載しています。 貸借対照表計上額 預金 7 0, 9 2 2, 02 5 時 (単位:千円) 価 差 額 70, 86 2, 6 17 △ 59, 40 8 4, 02 2 4, 0 16 △ 11, 7 9 6, 49 7 11, 79 6, 4 97 − 3 8, 64 5, 3 14 1, 615, 385 − 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 貸出金(※1) 5 37, 3 6 5, 10 4 貸倒引当金(※2) △ 貸倒引当金控除後 3 3 5, 17 5 37, 0 2 9, 92 8 経済事業未収金 2, 0 8 9, 85 6 貸倒引当金(※3) △ 1 0, 86 0 貸倒引当金控除後 2, 0 7 8, 99 5 2, 07 8, 9 95 経済受託債権(※4) 1, 5 5 4, 83 1 1, 55 4, 8 31 − 1 23, 3 8 6, 30 1 1 2 4, 94 2, 2 72 1, 555, 970 1 26, 3 9 4, 13 3 1 2 6, 41 1, 4 37 1 7, 304 1 26, 3 94, 1 3 3 12 6, 4 11, 4 3 7 1 7, 304 資 産 計 債 計 貯金等(※5) 負 (※1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員貸付(厚生貸付金)2 3, 77 5千円を含めています。 (※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※4)経済受託債権に対応する一般貸倒引当金については、重要性が乏しいため貸借対照表計上額から直接減額しています。 (※5)貯金等には、譲渡性貯金3, 2 0 6, 4 1 1千円を含めています。 35 金融商品の時価の算定方法 【資 産】 ① 預 金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた 現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ② 有価証券 取引金融機関等から提示された価額によっています。 ③ 貸 出 金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額 としています。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としています。 ⑤ 経済受託債権 経済受託債権については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額から貸倒引当金を控除 した額を時価に代わる金額としています。 【負 債】 ① 貯 金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性貯金については、 期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現 在価値を時価に代わる金額として算定しています。 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは の金融商品の時価情報には含まれていま せん。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 外部出資(※1) 7, 99 6, 79 1 外部出資等損失引当金 △ 9, 44 9 損失引当金控除後 7, 98 7, 34 2 (※1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象としていません。 ! 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 7 0, 9 2 2, 0 2 5 − − − − − − − − − − 4, 000 − − − 1 80, 0 0 0 270, 0 00 1 0, 60 6, 050 貸出金(※1、2) 5, 3 6 3, 8 3 6 3, 45 4, 18 9 3, 0 86, 3 6 7 2, 7 72, 4 3 4 2, 513, 5 04 1 9, 68 7, 498 経済事業未収金(※3) 0 4 4, 3 9 6 2, − − − − − 預金 5 年 超 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち 満期があるもの 経済受託債権 合 計 1, 5 6 0, 0 7 3 − − − − − 7 9, 8 9 0, 3 3 2 3, 45 4, 1 89 3, 0 8 6, 3 6 7 2, 9 52, 4 3 4 2, 78 3, 5 04 3 0, 2 97, 548 (※1)貸出金のうち、当座貸越9 5 7, 8 1 6千円については「1年以内」に含めています。 (※2)貸出金のうち、3か月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等4 6 3, 49 6千円は償還の予定が見込まれないた め、含めていません。 (※3)経済事業未収金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等4 5, 4 59千円は償還の予定が見込まれないため、 含めていません。 " 有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 貯金等(※1) 合 計 1年超2年以内 2年超3年以内 4年超5年以内 5 年 超 9 8, 7 30, 3 1 0 9, 85 4, 2 30 9, 3 3 2, 6 26 3, 9 30, 95 4 4, 54 4, 8 54 1, 156 9 8, 7 30, 3 1 0 9, 85 4, 23 0 9, 3 32, 6 2 6 3, 9 30, 9 5 4 4, 544, 8 54 1, 156 (※1)貯金等のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 36 3年超4年以内 Ⅴ 有価証券に関する注記 有価証券の時価及び評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。 ① 満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上 額を超えないもの 時 価 評 価 差 額 債 4, 0 2 2 4, 01 6 △ 5 小 計 4, 0 2 2 4, 01 6 △ 5 4, 0 2 2 4, 01 6 △ 5 合 ② 貸借対照表計上額 政 府 保 証 計 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 貸借対照表計上額が取 得原価又は償却原価を 超えるもの 貸借対照表計上額が取得原価 又は償却原価を超えないもの 合 類 国 債 地 方 債 政 府 保 証 債 社 債 受 益 証 券 小 計 社 債 小 計 計 取得原価又は償却原価 6, 6 7 0, 23 3 9 9, 99 0 6 5 0, 26 1 2, 4 0 6, 77 1 5 0 0, 00 0 1 0, 3 2 7, 25 6 7 97, 6 7 3 7 97, 6 7 3 11, 1 24, 9 3 0 貸借対照表計上額 7, 23 2, 0 68 10 0, 6 16 68 2, 2 04 2, 46 5, 7 34 52 1, 0 50 11, 0 01, 6 7 2 79 4, 8 2 4 79 4, 8 2 4 11, 7 9 6, 4 9 7 評 価 差 額(※) 5 61, 83 4 62 5 3 1, 94 3 5 8, 96 2 2 1, 05 0 67 4, 416 △ 2, 849 △ 2, 849 67 1, 567 (※)上記評価差額から繰延税金負債1 8 2, 5 3 1千円を差し引いた額4 89, 0 3 5千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含まれています。 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。 当事業年度中に売却したその他有価証券 当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 国 却 額 売 却 益 売 却 損 債 59 7, 7 2 9 43, 6 0 0 − 債 1 0 0, 0 4 9 1 4 9 − 政 府 保 証 債 2 5 2, 8 5 3 13, 1 3 4 − 合 計 95 0, 6 3 1 56, 8 8 4 − 地 ! 売 方 当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券 当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券はありません。 37 Ⅵ 退職給付に関する注記 1 退職給付に関する事項 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。 また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度及 びJA全共連との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用しています。 ! 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 特定退職共済制度への拠出金 確定給付企業年金制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 2, 3 32, 2 8 0千円 24, 7 8 9千円 △ 6, 3 1 1千円 9 6, 9 0 2千円 8 4, 8 4 2千円 △ 2 01, 2 7 9千円 2, 3 31, 2 3 3千円 退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 合計 # % 3, 0 00, 7 1 6千円 1 25, 9 8 4千円 45, 0 1 0千円 △ 2 8, 9 1 6千円 △ 2 75, 5 2 6千円 2, 8 67, 2 6 8千円 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 退職給付債務 2, 8 67, 2 6 8千円 年金資産 退職金共済制度(全国農林漁業団体共済会) △ 1, 8 47, 1 6 9千円 確定給付企業年金制度(JA全共連) △ 4 84, 05 3千円 未積立退職給付債務 5 36, 04 4千円 未認識過去勤務費用 62, 70 8千円 未認識数理計算上の差異 5 6, 74 3千円 貸借対照表計上額純額 6 55, 49 6千円 退職給付引当金 6 55, 49 6千円 " $ 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 期末における退職給付債務 △ △ 1 25, 98 4千円 45, 01 0千円 24, 78 9千円 9, 54 7千円 1 1, 23 1千円 1 44, 52 0千円 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。 債券 6 5. 8% 年金保険投資 1 1. 9% 一般勘定 2 0. 7% 現金及び預金 1. 6% 合計 1 0 0. 0% 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現在 及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。 2 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 長期期待運用収益率(全国農林漁業団体共済会) 長期期待運用収益率(JA全共連) 数理計算上の差異の処理年数 過去勤務費用の処理年数 1. 5 0% 1. 0 0% 1. 2 5% 1 0年 1 0年 特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組 合法等を廃止する等の法律附則第5 7条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用にあてるため拠出 した特例業務負担金3 7, 1 9 9千円を含めて計上しています。 なお、同組合より示された平成2 6年3月現在における平成4 4年3月までの特例業務負担金の将来見込額は5 63, 5 8 7千円となっています。 38 Ⅶ 税効果会計に関する注記 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳は次のとおりです。 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 6 1, 6 2 0千円 貸出金等有税償却額 4 3, 6 1 0千円 退職給付引当金 1 78, 1 6 4千円 賞与引当金 30, 8 4 3千円 未払事業税 3, 6 8 2千円 未払費用等損金不算入額 4, 6 3 7千円 役員退職慰労引当金 1 0, 8 0 4千円 減損損失 4 7, 4 3 9千円 外部出資等損失引当金 2, 5 6 8千円 その他 4, 3 6 3千円 繰延税金資産小計 3 87, 7 3 3千円 評価性引当額 △ 1 66, 8 8 8千円 繰延税金資産合計 2 20, 8 4 5千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △ 1 82, 5 3 1千円 その他 △ 9 9千円 繰延税金負債合計 △ 1 82, 6 3 1千円 繰延税金資産の純額 + 38, 2 1 3千円 & ' & ' 2 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因は次のとおりです。 法定実効税率 2 8. 96% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 2. 8 1% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 3. 6 7% 住民税均等割等 1. 5 7% 税額控除 △ 1. 1 9% 評価性引当額の増減 △ 7. 1 3% 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 0. 8 8% その他 0. 3 5% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 2 2. 5 8% 3 税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額 「所得税法等の一部を改正する法律」 (平成2 6年法律第1 0号)が平成2 6年3月3 1日に公布され、平成2 6年4月1日以後に開始する事 業年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税 率は、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については前事業年度の2 8. 9 6%から2 7. 1 8%に変更されま した。 その結果、繰延税金資産が3, 8 4 0千円減少し、法人税等調整額が3, 8 40千円増加しています。 39 4.剰余金処分計算書 科 目 1 当 期 未 処 分 剰 余 金 2 任 意 積 立 金 取 崩 額 計 3 剰 余 金 処 分 額 利 益 準 備 金 任 意 積 立 金 環 境 整 備 積 立 金 リ ス ク 管 理 積 立 金 出 資 配 当 金 普通出資に対する配当金 後配出資に対する配当金 事 業 分 量 配 当 金 4 次 期 繰 越 剰 余 金 平 成 26 年 度 451, 867, 29 9 − 451, 867, 299 349, 115, 777 90, 000, 000 230, 000, 000 − 00 230, 000, 0 29, 115, 777 29, 115, 777 − − 102, 751, 522 平 (単位:円) 成 25 年 度 441, 209, 177 − 441, 209, 177 329, 578, 997 100, 000, 000 200, 000, 000 − 200, 000, 000 29, 578, 997 29, 578, 997 − − 111, 630, 180 (注)1.普通出資に対する配当金の割合は、次のとおりです。 平成26年度 0. 5% 平成25年度 0. 5% 2.任意積立金における目的積立金の種類及び積立目的、積立目標額、取崩基準等は以下のとおりです。 種 類 リ ス ク 管 理 積 立 金 積 立 目 的 貸出金及び有価証券運用のリスク負担、会計諸制度適用に関するリスクに充てるための積立 積 立 目 標 額 1, 000, 000, 000円 取 崩 基 準 目的の範囲内でリスクが発生したときに取り崩すものとし、理事会の議決を経るものとする。 当 期 末 残 高 330, 000, 000円 3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善の事業の費用に充てるための繰越額が含まれています。 平成26年度 17, 000千円 平成25年度 17, 000千円 5.部門別損益計算書 【平成2 6年度 部門別損益計算書】 (単位:千円) 区 分 合 計 信 用 事 業 共 済 事 業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等 事 業 収 益 ① 8, 672, 122 1, 806, 561 1, 081, 543 5, 239, 140 441, 113 103, 764 事 業 費 用 ② 4, 413, 593 338, 346 81, 124 3, 668, 635 226, 123 99, 362 事業総利益(① − ②) ③ 4, 258, 529 1, 468, 214 1, 000, 418 1, 570, 504 214, 990 4, 402 事 業 管 理 費 ④ 3, 976, 074 1, 132, 539 767, 345 1, 393, 547 315, 929 366, 714 (うち減価償却費) ⑤ ( 313, 734) ( 59, 534) ( 23, 545) ( 202, 957) ( 17, 889) ( 9, 809) (う ち 人 件 費)⑤′( 2, 649, 849) ( 627, 598) ( 633, 760) ( 854, 033) ( 245, 450) ( 289, 008) うち共通管理費 ⑥ 178, 569 127, 265 184, 226 41, 505 40, 521 △ 572, 086 (うち減価償却費) ⑦ ( 9, 178) ( 6, 667) ( 10, 862) ( 2, 645) ( 2, 162) (△ 31, 514) (うち人件費) ⑦′ ( 83, 647) ( 60, 197) ( 92, 622) ( 21, 227) ( 20, 100) (△ 277, 793) 事業利益(③−④) ⑧ 282, 454 335, 676 233, 074 176, 956 △ 100, 939 △ 362, 312 事 業 外 収 益 ⑨ 294, 743 80, 781 57, 285 94, 129 45, 262 17, 286 うち共通分 ⑩ 72, 738 52, 746 86, 881 21, 164 17, 236 △ 250, 765 事 業 外 費 用 ⑪ 80, 215 23, 300 16, 888 27, 765 6, 771 5, 491 うち共通分 ⑫ 23, 300 16, 888 27, 765 6, 771 5, 491 △ 80, 215 経常利益(⑧+⑨−⑪) ⑬ 496, 982 393, 157 273, 471 243, 320 △ 62, 449 △ 350, 517 特 別 利 益 ⑭ 63, 734 18, 335 13, 299 22, 262 5, 344 4, 494 うち共通分 ⑮ 18, 335 13, 299 21, 893 5, 344 4, 325 △ 63, 196 特 別 損 失 ⑯ 85, 725 24, 873 18, 039 29, 697 7, 248 5, 868 うち共通分 ⑰ 24, 873 18, 039 29, 697 7, 248 5, 868 △ 85, 725 税引前当期利益 474, 991 386, 619 268, 731 235, 886 △ 64, 353 △ 351, 891 ⑱ (⑬ + ⑭ − ⑯) 営農指導事業分配賦額 ⑲ 104, 610 85, 293 108, 165 53, 823 △ 351, 891 営農指導事業分配賦後 税 引 前 当 期 利 益 ⑳ 474, 991 282, 009 183, 438 127, 721 △ 118, 176 (⑱−⑲) ※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分 40 (注)1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準は、次のとおりです。 共通管理費等………(人頭割+人件費を除いた事業管理費割+事業総利益割)の平均値 営農指導事業………(均等割+事業総利益割)の平均値 2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 区 分 共 通 管 理 費 等 営 農 指 導 事 業 信 用 事 業 31. 2 29. 7 共 済 事 業 22. 2 24. 2 農業関連事業 32. 2 30. 8 生活その他事業 7. 3 1 5. 3 営農指導事業 7. 1 【平成2 5年度 部門別損益計算書】 (単位:%) 合 計 1 00. 0 100. 0 (単位:千円) 区 分 合 計 信 用 事 業 共 済 事 業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等 事 業 収 益 ① 10, 421, 645 1, 661, 945 1, 028, 601 7, 194, 803 432, 696 103, 599 事 業 費 用 ② 6, 115, 810 257, 542 67, 121 5, 487, 210 205, 277 98, 660 事業総利益(① − ②) ③ 4, 305, 834 1, 404, 403 961, 479 1, 707, 592 227, 419 4, 939 事 業 管 理 費 ④ 4, 029, 808 1, 216, 974 731, 748 1, 427, 926 306, 402 346, 758 (うち減価償却費) ⑤ ( 307, 601) ( 47, 289) ( 23, 442) ( 209, 728) ( 16, 684) ( 10, 458) (う ち 人 件 費)⑤′( 2, 735, 220) ( 715, 089) ( 604, 290) ( 903, 025) ( 242, 443) ( 270, 373) うち共通管理費 ⑥ 189, 930 123, 723 175, 963 37, 116 35, 748 △ 562, 480 (うち減価償却費) ⑦ ( 9, 753) ( 6, 567) ( 11, 646) ( 2, 713) ( 2, 083) (△ 32, 762) (うち人件費) ⑦′ ( 94, 584) ( 60, 806) ( 92, 344) ( 20, 119) ( 17, 899) (△ 285, 752) 事業利益(③−④) ⑧ 276, 026 187, 430 229, 731 279, 667 △ 78, 983 △ 341, 819 事 業 外 収 益 ⑨ 276, 286 82, 232 52, 748 102, 523 21, 917 16, 867 うち共通分 ⑩ 78, 601 52, 748 94, 013 21, 864 16, 856 △ 264, 082 事 業 外 費 用 ⑪ 82, 252 24, 283 16, 267 29, 553 6, 953 5, 196 うち共通分 ⑫ 24, 265 16, 267 29, 553 6, 942 5, 196 △ 82, 223 経常利益(⑧+⑨−⑪) ⑬ 470, 061 245, 379 266, 212 352, 637 △ 64, 019 △ 330, 148 特 別 利 益 ⑭ 79, 608 23, 391 15, 690 28, 808 6, 708 5, 012 うち共通分 ⑮ 23, 390 15, 690 28, 542 6, 708 5, 012 △ 79, 342 特 別 損 失 ⑯ 112, 459 33, 153 22, 238 40, 458 9, 508 7, 103 うち共通分 ⑰ 33, 153 22, 238 40, 456 9, 508 7, 103 △ 112, 459 税引前当期利益 437, 210 235, 617 259, 664 340, 987 △ 66, 819 △ 332, 239 ⑱ (⑬ + ⑭ − ⑯) 営農指導事業分配賦額 ⑲ 95, 684 78, 604 106, 744 51, 207 △ 332, 239 営農指導事業分配賦後 税 引 前 当 期 利 益 ⑳ 437, 210 139, 933 181, 060 234, 243 △ 118, 026 (⑱−⑲) ※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分 (注)1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準は、次のとおりです。 共通管理費等………(人頭割+人件費を除いた事業管理費割+事業総利益割)の平均値 営農指導事業………(均等割+事業総利益割)の平均値 2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 区 分 共 通 管 理 費 等 営 農 指 導 事 業 信 用 事 業 33. 8 28. 8 共 済 事 業 22. 0 23. 7 農業関連事業 31. 3 32. 1 生活その他事業 6. 6 1 5. 4 営農指導事業 6. 3 (単位:%) 合 計 1 00. 0 100. 0 41 Ⅱ 損 益 の 状 況 1.最近の5事業年度の主要な経営指標 (単位:千円、口、人、%) 項 経 目 平成26年度 平成25年度 平成24年度 平成23年度 平成22年度 常 収 益(事業収益) 8, 672, 122 10, 421, 645 9, 368, 213 9, 316, 051 9, 291, 141 信 用 事 業 収 益 1, 806, 561 1, 661, 945 1, 682, 230 1, 920, 884 1, 857, 784 共 済 事 業 収 益 1, 081, 543 1, 028, 601 1, 064, 781 1, 082, 403 1, 140, 818 農 業 関 連 事 業 収 益 5, 239, 140 7, 194, 803 6, 120, 007 5, 865, 909 5, 939, 832 生活その他事業収益 4 41, 113 432, 696 3 93, 819 332, 027 2 30, 099 営 農 指 導 事 業 収 益 経 常 当 利 期 剰 出 余 資 (出 資 口 1 03, 764 103, 599 1 07, 374 114, 828 1 22, 608 益 4 96, 982 4 70, 061 295, 45 3 300, 3 03 239, 977 金 336, 237 338, 471 1 90, 741 140, 788 2 51, 164 金 5, 941, 815 6, 025, 170 6, 094, 260 6, 176, 900 6, 247, 280 1, 188, 363)( 1, 205, 034)( 1, 218, 852)( 1, 235, 380)( 1, 249, 4 56) 数) ( 純 資 産 額 10, 181, 034 9, 693, 516 9, 469, 184 9, 059, 012 8, 800, 455 総 資 産 額 141, 273, 053 140, 011, 255 136, 869, 225 134, 261, 351 131, 636, 255 貯 金 等 残 高 127, 385, 717 1 26, 394, 133 123, 160, 868 1, 335, 354 12 118, 500, 286 貸 出 金 残 高 35, 486, 137 37, 341, 328 39, 331, 946 4 4, 663, 725 45, 458, 022 高 有 1 3, 049, 360 11, 800, 520 9, 090, 731 8, 232, 823 6, 956, 946 余 金 配 当 金 額 2 9, 115 29, 578 29, 948 3 0, 360 30, 637 出 資 配 当 金 額 29, 115 2 9, 578 29, 948 30, 360 30, 637 事業利用分量配当額 − − − − − 数 582 5 89 611 6 14 613 単 体 自 己 資 本 比 率 16. 58 1 7. 63 16. 94 1 6. 79 16. 99 剰 価 証 職 券 残 員 (注)1.経常収益は、各事業収益の合計額を表しています。 2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。 3.信託業務の取り扱いは行っていません。 4.「単体自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」 (平成18年金融庁・農 水省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成24年度以前は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自 己資本比率を記載しています。 2.利 益 総 括 表 (単位:千円、%) 項 資 役 そ 信 (信 目 金 務 取 の 他 用 用 業 (事 業 用 引 信 事 事 42 運 事 等 用 業 粗 業 粗 粗 粗 利 支 収 事 業 平 成 26 年 度 収 増 1, 350, 454 △ △ 減 30, 269 支 2, 756 7, 191 収 支 145, 273 46, 757 98, 516 8, 214 1, 46 1, 404, 403 63, 811 利 利 平 成 25 年 度 1, 320, 184 益 益 率) 利 益 益 率) ( 1. 18) ( 4, 258, 529 ( 2. 96) 1. 15) 4, 305, 834 ( 3. 01) ( 4, 4 35 0. 03) △ (△ 47, 305 0. 05) 3.資金運用収支の内訳 (単位:千円、%) 項 資 金 運 う う 資 総 平 目 用 ち ち 勘 定 預 有 価 成 26 年 度 平 平均残高 利 12 3, 327, 5 78 1, 502, 280 息 利 回 成 2 5 年 度 平均残高 利 1. 21 121, 324, 479 1, 513, 145 息 利 回 1. 24 金 7 4, 838, 582 477, 450 0. 63 73, 132, 477 463, 092 0. 63 証 券 1 1, 476, 891 167, 213 1. 45 9, 850, 940 160, 863 1. 63 う ち 貸 出 金 3 7, 012, 104 798, 942 2. 15 38, 341, 061 8 57, 304 2. 23 金 調 達 勘 定 1 31, 018, 020 182, 095 0. 13 129, 912, 164 162, 690 0. 12 うち貯金・定期積金 1 30, 875, 1 76 17 9, 878 0. 13 129, 701, 100 1 59, 408 0. 12 142, 843 2, 216 1. 55 211, 064 3, 281 1. 55 う ち 借 入 金 資 金 利 ざ や 0. 36 0. 33 (注)1.総資金利ざや=資金運用利回−資金調達原価率(資金調達利回+経費率) 2.資金運用勘定の利息欄の預金には、農林中金から預金施設奨励金等の奨励金が含まれています。 4.受取・支払利息の増減額 (単位:千円) 項 目 受 取 う う ち う 息 預 有 ち 支 価 貸 払 △ 金 証 出 7, 166 6, 350 △ 58, 361 2 8, 310 21, 216 △ 8 2, 243 息 19, 404 △ 1 6, 680 2 0, 844 △ 1 5, 838 う ち 利 △ 14, 357 券 金 10, 865 平 成25年 度 増 減 額 う ち 貯 金 ・ 定 期 積 金 う 差 利 ち 平 成26年 度 増 減 額 譲 ち 渡 借 性 貯 入 金 △ 374 金 △ 1, 065 △ 1, 569 727 引 △ 3 0, 269 △ 1 1, 629 (注)1.増減額は前年度対比です。 2.受取利息の預金には、農林中金からの預金施設奨励金等の奨励金が含まれています。 43 Ⅲ 事 業 の 概 況 1.信 用 事 業 貯金に関する指標 ① 科目別貯金平均残高 種 (単位:千円、%) 類 平 成 2 6 年 度 平 成 25 年 度 増 流 動 性 貯 金 5 0, 943, 878 ( 38. 9) 51, 397, 218 ( 39. 6) △ 定 期 性 貯 金 70, 524, 494 ( 53. 9) 68, 287, 364 ( 52. 7) そ の 他 の 貯 金 計 譲 渡 性 貯 合 金 計 減 453, 340 2, 237, 130 172, 87 6 ( 0. 1) 117, 037 ( 0. 1) 5 5, 839 1 21, 641, 249 ( 9 2. 9) 119, 801, 620 ( 92. 4) 1, 839, 62 9 9, 233, 927 ( 7. 1) 9, 899, 480 ( 1 30, 875, 176 ( 100. 0) 129, 701, 100 ( 7. 6) △ 100. 0) 665, 553 1, 174, 076 (注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金 2.定期性貯金=定期貯金+定期積金 3.( )内は構成比です。 ② 定期貯金残高 種 定 (単位:千円、%) 類 期 貯 平 成 2 6 年 度 平 成 25 年 度 増 減 金 7 0, 366, 021 ( 100. 0) 68, 630, 045 ( 100. 0) 1, 735, 976 うち固定金利定期 70, 352, 311 ( 100. 0) 68, 616, 029 ( 100. 0) 1, 736, 282 うち変動金利定期 13, 71 0 ( 0. 0) 1 4, 016 ( 0. 0) △ 306 (注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金 2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金 3.( )内は構成比です。 貸出金等に関する指標 ① 科目別貸出金平均残高 種 (単位:千円、%) 類 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 手 形 貸 付 1 76, 154 ( 0. 5) 1 81, 254 ( 証 書 貸 付 35, 811, 700 ( 96. 7) 37, 165, 255 ( 当 座 貸 越 1, 024, 249 ( 2. 8) 994, 550 ( 引 手 割 合 (注)( 形 計 − ( −) − ( 3 7, 012, 104 ( 100. 0) 38, 341, 061 ( 29, 699 −) − 10 0. 0) △ 1, 328, 957 (単位:千円、%) 平 金 利 貸 出 動 金 利 貸 出 (注)( 44 類 定 合 2. 6) )内は構成比です。 種 変 減 5, 100 96. 9) △ 1, 353, 555 ② 貸出金の金利条件別内訳残高 固 増 0. 5) △ 計 )内は構成比です。 成 26 年 度 26, 918, 033 ( 75. 9) 平 成 25 年 度 28, 186, 419 ( 8, 568, 10 4 ( 24. 1) 9, 154, 909 ( 3 5, 486, 137 ( 100. 0) 3 7, 341, 328 ( 増 減 75. 5) △ 1, 268, 386 24. 5) △ 586, 805 100. 0) △ 1, 855, 191 ③ 貸出金の担保別内訳残高 種 貯 (単位:千円) 類 金 ・ 有 定 期 価 積 金 証 動 不 動 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 増 減 等 2 97, 701 318, 156 △ 20, 4 55 券 − − − 産 − − − 産 − − 物 1 05, 654 107, 129 403, 355 425, 285 △ 21, 930 農 業 信 用 基 金 協 会 保 証 5, 908, 480 6, 331, 821 △ 423, 341 そ の 他 担 保 小 そ 計 の 他 保 小 計 合 計 信 証 用 − △ 1, 475 9, 244, 953 8, 482, 639 762, 3 14 15, 153, 433 14, 460 14, 8 338, 973 1 9, 929, 349 22, 101, 583 △ 2, 172, 234 35, 486, 137 37, 341, 328 △ 1, 855, 191 ④ 債務保証見返額の担保別内訳残高 該当する取引はありません。 ⑤ 貸出金の使途別内訳残高 種 類 (単位:千円、%) 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 増 減 設 備 資 金 13, 814, 46 0 ( 38. 9) 13, 664, 304 ( 36. 6) 運 転 資 金 2 1, 671, 677 ( 61. 1) 23, 677, 024 ( 63. 4) △ 2, 005, 347 35, 486, 137 ( 100. 0) 37, 341, 328 ( 100. 0) △ 1, 855, 191 合 計 (注)( 150, 156 )内は構成比です。 ⑥ 貸出金の業種別残高 種 類 農 林 (単位:千円、%) 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 増 業 1, 050, 477 ( 3. 0) 1, 119, 619 ( 3. 0) △ 減 69, 142 業 9, 207 ( 0. 0) 9, 612 ( 0. 0) △ 405 水 産 業 1, 371 ( 0. 0) 2, 480 ( 0. 0) △ 1, 109 製 造 業 724, 984 ( 2. 0) 7 11, 569 ( 1. 9) 13, 415 業 2 5, 702 ( 0. 1) 1 3, 50 0 ( 0. 0) 1 2, 202 産 業 3 20, 704 ( 0. 9) 238, 546 ( 0. 6) 82, 158 3 2, 58 9 ( 0. 1) 35, 125 ( 212, 572 ( 0. 6) 2 04, 306 ( 鉱 建 設 ・ 不 動 電気・ガス・熱供給・水道業 0. 1) △ 2, 536 0. 6) 8, 266 運 輸 ・ 通 信 業 金 融 ・ 保 険 業 1, 889, 000 ( 5. 3) 1, 889, 000 ( 5. 1) − 卸売・小売・サービス業・飲食業 2, 176, 716 ( 6. 1) 1, 845, 154 ( 4. 9) 331, 562 体 13, 034, 232 ( 36. 7) 14, 778, 901 ( 人 238, 758 ( 0. 7) 255, 564 ( 他 1 5, 769, 825 ( 44. 5) 16, 237, 952 ( 35, 48 6, 137 ( 100. 0) 37, 341, 328 ( 地 方 非 公 営 そ 共 利 団 法 の 合 (注)( 計 39. 6) △ 1, 744, 669 0. 7) △ 16, 806 43. 5) △ 468, 127 100. 0) △ 1, 855, 191 )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。 45 ⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 1)営農類型別 種 類 農 穀 野 果 菜 樹 ・ ・ 工 樹 芸 園 園 農 平 成 25 年 度 増 減 業 3, 358, 562 3, 588, 217 △ 229, 6 5 5 作 390, 038 427, 259 △ 37, 221 芸 6, 160 8, 353 △ 2, 193 業 1, 800 2, 400 △ 600 △ 物 2, 457 2, 760 60, 363 57, 102 3, 261 鶏 ・ 養 養 そ 農 平 成 26 年 度 養 豚 ・ 肉 牛 ・ 酪 農 養 作 (単位:千円) 業 の 他 関 連 農 団 合 体 3 0 3 卵 − − − 蚕 − − − 業 2, 897, 744 3, 090, 343 等 − − 3, 358, 562 3, 588, 217 計 △ 192, 599 − △ 229, 655 (注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金 や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。 なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。 2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従 となる農業者等が含まれています。 3.「農業関連団体等」には、JAや全農とその子会社等が含まれています。 2)資金種類別 〔貸 出 金〕 (単位:千円) 種 プ 農 類 ロ パ 業 ー 制 度 農 業 近 代 化 そ の 他 制 度 合 平 成2 6年 度 資 金 資 平 成 25 年 度 2, 449, 335 2, 536, 507 増 減 △ 87, 1 7 2 金 9 09, 227 1, 051, 710 △ 142, 483 資 金 442, 281 446, 020 △ 3, 739 資 金 計 466, 946 605, 690 △ 138, 7 4 4 3, 358, 562 3, 588, 217 △ 655 229, (注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。 2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を 行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資 金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金などが該当し ます。 〔受託貸付金〕 種 (単位:千円) 類 平 成 26 年 度 日 本 政 策 金 融 公 庫 資 金 そ の 合 他 計 1 04, 083 平 成2 5年 度 145, 246 減 41, 163 13, 000 23, 880 △ 10, 8 8 0 1 17, 083 169, 126 △ 52, 043 (注)日本政策金融公庫資金は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。 46 増 △ ⑧ リスク管理債権の状況 区 破 (単位:千円) 分 綻 減 10, 386 額 3 72, 881 352, 046 20, 835 3 か 月 以 上 延 滞 債 権 額 8 9, 668 65, 601 24, 067 貸 出 条 債 件 権 増 8, 722 滞 債 平 成 25 年 度 額 延 先 平 成 26 年 度 権 緩 和 債 合 権 額 計 △ 1, 6 6 4 − − − 471, 271 428, 034 43, 2 37 (注)1.「破綻先債権」は、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本また は利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部 分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令第96号第1項第3号のイからホま でに掲げる事由または同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。 2.「延滞債権」は、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ること を目的として利息の支払を猶予したもの以外のものに該当する貸出金です。 3.「3か月以上延滞債権」は、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金 で、破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金です。 4.「貸出条件緩和債権」は、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払 猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞 債権及び3か月以上延滞債権に該当しない貸出金です。 ⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況 債 権 区 分 債 権 額 (単位:千円) 保 担 保 全 保 証 額 引 当 合 計 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 235, 558 33, 089 20, 709 170, 948 2 24, 746 危 権 147, 227 5 2, 941 42, 720 4 1, 789 1 37, 450 権 89, 668 − 5 5, 930 301 56, 231 472, 453 86, 030 119, 359 213, 038 418, 427 険 要 管 債 理 債 小 正 計 常 合 債 権 計 35, 081, 543 35, 553, 996 (注)上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」 (平成10年法律第132号)第6条に基づき、 債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。なお、当JAは同法の対象とは なっていませんが、参考として同法の定める基準に従い、債権額を掲載しております。 ① 破産更生債権及びこれらに準ずる債権:法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれ らに準ずる債権 ② 危 険 債 権:経営破綻の状態にはないが、財政状況の悪化等により元本及び利息の回収ができない可能性の高 い債権 ③ 要管理債権:3か月以上延滞貸出債権及び貸出条件緩和貸出債権 ④ 正 常 債 権:上記以外の債権 ⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 該当する取引はありません。 47 【開示基準別の債権の分類・保全状況図】 〈自己査定債務者区分〉 〈金融再生法債権区分〉 対象債権 () *) + 〈リスク管理債権〉 信用事業総与信 信用事 その他 業以外 貸 出 金 の債権 の与信 破 実 破 綻 念 先 先 先 破産更生債権及び これらに準ずる債権 危 険 債 権 理 先 要管理債権 要注意先 信用事業総与信 信用事 その他 業以外 貸 出 金 の債権 の与信 綻 破 懸 質 綻 要 管 その他要注意先 常 先 正 正 ●破 綻 先 法的・形式的な経営破綻の事実が 発生している債務者 ●実質破綻先 法的・形式的な経営破綻の事実は 発生していないものの、深刻な経営 難の状態にあり、再建の見通しがな い状況にあると認められる等実質的 に経営破綻に陥っている債務者 ●破綻懸念先 現状経営破綻の状況にはないが、 経営難の状態にあり、経営改善計画 等の進捗状況が芳しくなく、今後経 営破綻に陥る可能性が大きいと認め られる債務者 ●要 管 理 先 要注意先の債務者のうち当該債務 者の債権の全部または一部が次に掲 げる要管理先債権である債務者 3か月以上延滞債権 元金または利息の支払いが、約 定支払日の翌日を起算日として3 か月以上延滞している貸出債権 貸出条件緩和債権 経済的困難に陥った債務者の再 建または支援を図り、当該債権の 回収を促進すること等を目的に、 債務者に有利な一定の譲歩を与え る約定条件の改定等を行った貸出 債権 ●その他の要注意先 要管理先以外の要注意先に属する 債務者 ●正 常 先 業況が良好、 かつ、 財務内容にも特 段の問題がないと認められる債務者 常 信用事業総与信 信用事 その他 業以外 貸 出 金 の債権 の与信 破綻先債権 延 滞 債 権 3か月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 債 権 ●破綻先債権 元本または利息の支払いの遅延が 相当期間継続していることその他の 事由により元本または利息の取立て または弁済の見込みがないものとし て未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以 下「未収利息不計上貸出金」 という。 ) のうち、法人税法施行令第9 6条第1 項第3号のイからホまでに掲げる事 由または同項第4号に規定する事由 が生じている貸出金 ●延 滞 債 権 未収利息不計上貸出金であって、 破綻先債権及び債務者の経営再建ま たは支援を図ることを目的として利 息の支払いを猶予した貸出金以外の 貸出金 ●3か月以上延滞債権 元本または利息の支払いが約定支 払日の翌日から3か月以上遅延して いる貸出金(破綻先債権及び延滞債 権を除く。 ) ●貸出条件緩和債権 債務者の経営再建等を図ることを 目的として、金利の減免、利息の支 払猶予、元本の返済猶予、債権放棄 その他の債務者に有利となる取決め を行った貸出金(破綻先債権、延滞 債権及び3か月以上延滞債権を除 く。 ) ●破産更生債権及びこれらに準ずる 債権 破産手続開始、更生手続開始、再 生手続開始の申立て等の事由により 経営破綻に陥っている債務者に対す る債権及びこれらに準ずる債権 ●危 険 債 権 債務者が経営破綻の状態には至っ ていないが、財政状態及び経営成績 が悪化し、契約に従った債権の元本 の回収及び利息の受取りができない 可能性の高い債権 ●要管理債権 3か月以上延滞債権及び貸出条件 緩和債権(経済的困難に陥った債務 者の再建または支援を図り、当該債 権の回収を促進すること等を目的に、 債務者に有利な一定の譲歩を与える 約定条件の改定等を行った貸出債 権) ●正 常 債 権 債務者の財政状態及び経営成績に 特に問題がないものとして、同項第 1号から第3号までに掲げる債権以 外のものに区分される債権 , - ⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 平 区 分 期首残高 成 期 中 増 加 額 2 6 年 (単位:千円) 度 期 中 減 少 額 目的使用 そ の 他 平 期末残高 期首残高 成 25 年 度 期 中 減 少 額 期 中 増 加 額 目的使用 そ の 他 期末残高 一般貸倒引当金 13 2, 0 0 1 1 2 4, 7 2 2 − 1 3 2, 00 1 12 4, 722 1 4 0, 18 5 13 2, 0 01 − 14 0, 18 5 13 2, 001 個別貸倒引当金 22 6, 71 2 2 2 5, 7 27 1 2, 4 3 8 21 4, 2 73 2 25, 72 7 291, 87 6 22 6, 7 12 2 5, 7 1 9 2 66, 15 7 22 6, 712 3 58, 71 3 3 5 0, 4 50 1 2, 4 3 8 3 46, 274 3 50, 4 50 4 32, 0 6 2 35 8, 71 3 2 5, 7 19 4 0 6, 3 43 358, 713 合 計 ⑫ 貸出金償却の額 項 貸 48 (単位:千円) 目 出 金 償 平 成2 6年 度 却 393 平 成 25 年 度 4 内国為替取扱実績 種 送 金 代 振 取 雑 込 立 成 26 年 度 向 被 仕 向 2 36, 232 294, 343 88, 073, 785 113, 769, 338 1 6 5 3, 787 2, 051 2, 522 1, 689 416 8 00, 801 3, 033, 238, 770 296, 037 88, 878, 373 116, 804, 805 為 仕 件 金 件 金 件 金 件 金 為 替 替 為 替 合 ! 平 類 ・ 金 (単位:件、千円) 計 数 額 数 額 数 額 数 額 平 成 25 年 度 向 被 仕 向 219, 346 289, 157 88, 395, 711 113, 794, 228 1 7 5 2, 096 14, 088 2, 387 1, 503 706, 034 3, 148, 557 221, 750 290, 665 89, 103, 841 116, 956, 873 仕 有価証券に関する指標 ① 種類別有価証券平均残高 種 国 地 政 金 短 社 株 そ 方 保 融 府 証 期 の 合 (単位:千円) 類 社 他 の 証 計 平 成2 6年 度 6, 040, 773 486, 775 4 62, 665 − − 3, 519, 003 − 9 67, 673 11, 476, 891 債 債 債 債 債 債 式 券 平 成 25 年 度 6, 697, 866 99, 968 669, 186 − − 2, 036, 145 − 347, 773 9, 850, 940 増 △ 減 657, 092 06 386, 8 206, 520 − − 1, 482, 857 − 619, 9 00 1, 625, 951 △ (注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。 ② 商品有価証券種類別平均残高 該当する取引はありません。 ③ 有価証券残存期間別残高 種 類 平 成 26 年 度 国 債 地 方 債 政 府 保 証 債 金 融 債 短 期 社 債 社 債 株 式 その他の証券 平 成 25 年 度 国 債 地 方 債 政 府 保 証 債 金 融 債 短 期 社 債 社 債 株 式 その他の証券 (単位:千円) 5 年 超 7年以下 7 年 超 10年以下 期間の定め のないもの 1年以下 1 年 超 3年以下 3 年 超 5年以下 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 208, 589 6, 219, 725 − 1 03, 293 1, 128, 816 − 2 13, 621 99, 716 − − − − − − 2 08, 527 1, 872, 787 1, 914, 536 − − − − 1, 079, 750 − − − − − − − − − 6, 428, 314 1, 232, 109 3 13, 337 − − 3, 995, 850 − 1, 079, 750 − − − − − − − − − − − − − − − − − − 477, 237 − − − − − 411 − 204, 657 7, 027, − 1 00, 616 − − 208, 989 − − − − − − − − 1, 828, 286 1, 432, 272 − − − − 5 21, 050 − − − − − − − − − 7, 23 2, 068 1 00, 616 6 8 6, 227 − − 3, 26 0, 558 − 5 2 1, 050 10 年 超 合 計 49 有価証券等の時価情報等 ① 有価証券の時価情報等 保 売 満 有 区 買 期 そ 有 目 の 合 平 分 目 保 取得価額 成 26 時 年 価 度 平 評価損益 取得価額 成 25 時 年 価 度 評価損益 的 − − − − − − 的 4, 020 4, 120 100 4, 022 4, 016 △5 他 計 (単位:千円) 1 1, 991, 702 13, 045, 340 1, 053, 637 11, 124, 930 11, 796, 497 671, 567 11, 995, 722 13, 049, 460 1, 053, 737 11, 128, 952 11, 800, 513 671, 561 (注)1.時価は期末日における市場価格等によっています。 2.取得価額は取得原価または償却原価によっています。 3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。 5.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としております。 ② 金銭の信託の時価情報等 該当する取引はありません。 ③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引 該当する取引はありません。 50 2.共 済 取 扱 実 績 長期共済新契約高・長期共済保有高 種 類 生 命 総 合 共 済 終 身 共 済 定 期 生 命 共 済 養 老 生 命 共 済 うちこども共済 医 療 共 済 が ん 共 済 定 期 医 療 共 済 介 護 共 済 年 金 共 済 建 物 更 生 共 済 合 計 平 成 2 6 新契約高 8, 0 4 4, 1 3 8 4 3, 0 0 0 4, 6 5 5, 6 3 5 7 8 6, 4 7 8 2 8 3, 8 0 0 − − 2, 7 2 3 1 3 − 1 4, 5 3 1, 9 7 0 2 7, 6 9 1, 2 6 7 (単位:千円) 年 度 保 有 高 1 3 6, 3 2 0, 4 9 5 1, 3 9 8, 9 0 0 1 3 0, 8 9 2, 0 8 2 2 5, 3 0 1, 5 1 6 2, 2 7 6, 4 0 0 7 0 0, 5 0 0 4, 9 9 5, 7 0 0 2 0 1, 2 6 0 2 6 8, 0 0 0 2 0 2, 2 6 9, 3 0 0 4 7 9, 3 2 2, 6 3 9 平 成 2 5 新契約高 5, 6 9 1, 6 0 7 2 2, 0 0 0 4, 5 6 2, 5 4 8 8 3 4, 8 2 1 2 8 8, 5 0 0 − − 7 0, 9 5 1 − 9, 9 3 4, 9 2 0 2 0, 5 7 0, 5 2 7 年 度 保 有 高 1 4 0, 1 8 4, 2 4 2 1, 6 0 9, 4 0 0 1 4 1, 4 1 2, 2 2 4 2 5, 6 4 6, 0 3 7 2, 3 1 0, 2 5 0 7 6 2, 0 0 0 5, 6 4 4, 9 0 0 7 0, 9 5 1 2 6 8, 0 0 0 2 0 6, 0 8 3, 7 1 0 9 8, 3 4 5, 6 7 8 4 (注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加 された定期特約金額等を含む) 、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。 医療系共済の入院共済金額保有高 種 類 医 療 が ん 定 期 医 合 共 共 療 共 済 済 済 計 平 成 2 6 年 度 新契約高 保 有 高 1 0, 4 8 0 5 3, 7 4 6 1, 3 9 8 1 0, 9 3 0 5 3 5, 9 5 7 1 1, 9 3 1 7 0, 6 3 3 (単位:千円) 平 成 2 5 年 度 新契約高 保 有 高 7, 8 5 4 4 3, 7 6 7 1, 2 2 3 1 0, 2 1 5 5 3 6, 5 2 6 9, 1 3 1 6 0, 5 0 8 (注)金額は、入院共済金額を表示しています。 介護共済の介護共済金額保有高 種 介 合 類 護 共 済 計 平 成 2 6 年 度 新契約高 保 有 高 7 7 6, 1 9 0 1, 0 4 7, 0 2 6 7 7 6, 1 9 0 1, 0 4 7, 0 2 6 (単位:千円) 平 成 2 5 年 度 新契約高 保 有 高 3 1 0, 5 3 6 3 1 0, 5 3 6 3 1 0, 5 3 6 3 1 0, 5 3 6 (注)金額は、介護共済金額を表示しています。 51 年金共済の年金保有高 種 年 年 合 類 金 金 開 開 始 始 前 後 計 (単位:千円) 平 成 2 6 年 度 新契約高 保 有 高 5 9, 3 5 7 7 3 0, 4 2 3 − 4 0 4, 7 7 0 5 9, 3 5 7 1, 1 3 5, 1 9 3 平 成 2 5 年 度 新契約高 保 有 高 3 6, 1 4 4 7 4 6, 7 8 2 − 3 8 4, 7 4 4 3 6, 1 4 4 1, 1 3 1, 5 2 7 (注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。 短期共済新契約高 種 類 火 災 共 済 自 動 車 共 済 傷 害 共 済 団 体 定 期 生 命 共 済 定 額 定 期 生 命 共 済 賠 償 責 任 共 済 自 賠 責 共 済 合 計 (単位:千円) 平 成 2 6 年 度 金 額 掛 金 2 2, 7 1 2, 7 1 0 2 8, 1 4 9 1, 2 8 4, 0 2 1 1 9 6, 1 2 8, 0 0 0 1 6, 7 7 5 − − 9 2, 0 0 0 6 0 1 2, 6 1 3 3 4 2, 4 0 1 1, 6 7 4, 5 6 2 (注)1.金額は、保障金額を表示しています。 2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。 52 平 成 2 5 年 度 金 額 掛 金 0 2 7 2 2, 5 9 7, 7 7 0 2 6, 1, 2 4 4, 9 5 2 1 8 3, 8 1 5, 0 0 0 1 5, 9 9 1 − − 9 2, 0 0 0 5 9 6 2, 5 2 0 3 4 6, 1 7 4 1, 6 3 6, 2 6 3 3.農業関連事業取扱実績 買取購買品(生産資材)取扱実績 種 (単位:千円) 平 類 供 肥 飼 成 26 年 度 給 高 料 880, 505 手 平 数 料 供 121, 004 成 25 年 度 給 高 手 1, 126, 207 数 料 162, 852 料 216, 912 13, 456 267, 148 15, 213 農 業 機 械 707, 630 121, 644 1, 673, 485 246, 338 包 装 資 材 156, 215 22, 320 149, 107 21, 966 保 温 資 材 110, 021 13, 971 178, 61 7 23, 548 建 築 資 材 2, 868 381 3, 313 458 農 薬 828, 769 102, 220 1, 348, 924 126, 354 家 畜 91, 058 1, 126 169, 553 1, 940 預 託 家 そ の 合 畜 2 8, 274 279 23, 531 232 他 5 41, 078 53, 022 627, 586 63, 366 3, 563, 334 449, 427 5, 567, 476 662, 271 計 受託販売品取扱実績 種 (単位:千円) 平 類 販 米 麦 ・ 豆 ・ 雑 野 果 花 き ・ 林 特 花 産 用 畜 ・ そ の 産 合 成 26 年 度 売 高 手 平 数 料 販 6, 274, 330 283, 622 穀 5 1, 960 菜 474, 740 売 高 益 2, 336 29, 931 1, 343 7, 195 434, 175 6, 560 実 1 5, 747 238 11, 102 167 3 69, 673 5, 552 356, 862 5, 359 物 163, 474 2, 456 87, 397 1, 314 他 1 47, 785 23 133, 668 12 物 1, 632, 487 15, 749 1, 681, 928 16, 340 9, 130, 196 317, 174 10, 612, 519 299, 597 (単位:千円) 目 平 成 25 年 度 料 1 54, 474 117, 93 4 荷 役 料 18, 371 19, 136 料 32, 550 34 9 30, 益 1, 526 1, 101 検 査 の 手 他 数 の 収 計 料 検 そ 査 の 費 他 の 計 差 平 管 材 用 成 26 年 度 保 そ 費 数 料 268, 499 農業倉庫事業取扱実績 収 手 7, 877, 456 木 計 項 成 25 年 度 引 費 2 06, 922 168, 521 費 − − 用 1, 613 935 用 8, 267 1 0, 29 6 9, 880 11, 231 197, 042 157, 289 53 利用事業取扱実績 (単位:千円) 項 目 平 カントリーエレベーター ラ イ ス セ ン タ ー 水 稲 種 子 セ ン タ ー 益 292, 129 19, 023 18, 175 7, 604 3 4, 317 菌床椎茸培養センター 34, 618 35, 27 7 施 10, 894 11, 964 設 132, 431 1 41, 15 0 産 12, 861 1 3, 874 設 湯 セ ・ ン 機 消 そ タ 械 毒 利 用 施 5, 467 5, 09 4 計 593, 855 559, 588 カントリーエレベーター 6 9, 30 1 59, 370 ラ タ ー 10, 007 8, 87 2 水 稲 種 子 セ ン タ ー 4, 787 4, 694 ー 26, 770 26, 611 菌床椎茸培養センター 20, 927 24, 58 5 育 施 温 の イ 苗 設 湯 ス セ セ ・ 他 ン ン 機 消 タ 械 毒 利 用 施 畜 そ の 4, 429 4, 042 設 121, 892 133, 170 産 11, 872 12, 696 他 549 953 270, 539 274, 997 323, 315 284, 591 計 差 3 34, 020 8, 809 苗 畜 用 引 加工事業取扱実績 (単位:千円) 項 目 平 缶 収 益 ペ レ ッ そ ト 堆 の 缶 用 ペ そ レ ッ ト 堆 の 平 成 25 年 度 931 66 0 肥 65, 143 73, 811 他 2, 945 3, 726 69, 019 7 8, 198 詰 660 414 肥 26, 985 3 1, 175 他 計 差 成 26 年 度 詰 計 費 成 25 年 度 35, 728 温 費 平 ー 育 収 成 26 年 度 引 2, 140 2, 857 29, 787 3 4, 447 39, 232 43, 750 4.生活その他事業取扱実績 買取購買品(生活物資)取扱実績 種 主 そ 供 食 他 の 合 54 類 計 (単位:千円) 平 成 26 年 度 給 高 手 数 料 5 8, 036 4, 146 − − 58, 036 4, 146 供 平 成 2 5 年 度 給 高 手 数 料 65, 096 4, 284 4 1 1 5 65, 138 4, 28 旅行事業取扱実績 (単位:千円) 項 国 内 企 手 画 配 目 旅 旅 行 行 旅 旅 行 行 平 成 26 年 度 30, 395 40, 074 70, 469 − − − 70, 469 平 成 25 年 度 41, 235 45, 260 8 6, 495 7, 734 1, 175 8, 910 95, 405 平 成 26 年 度 7, 035 6, 511 21, 572 856 77, 548 85, 068 33, 055 28, 553 3, 226 263, 429 6, 610 5, 583 7, 586 420 6, 370 14, 072 18, 401 754 1, 053 53 60, 8 202, 576 平 成 2 5 年 度 8, 255 7, 602 22, 043 − 91, 499 93, 583 33, 572 32, 077 4, 229 292, 863 7, 432 6, 084 7, 150 − 7, 671 1 4, 967 1 8, 738 648 1, 744 64, 439 228, 42 3 計 海 外 企 手 画 配 計 合 計 福祉・介護保険事業取扱実績 項 収 益 費 用 配 行 訪 地 通 短 福 居 そ 配 行 訪 地 通 短 福 居 そ 差 目 食 サ ー ビ 政 デ イ サ ー ビ 問 介 域 密 着 型 介 所 介 期 入 所 生 活 介 祉 用 具 貸 宅 介 護 支 の 計 食 サ ー ビ 政 デ イ サ ー ビ 問 介 域 密 着 型 介 所 介 期 入 所 生 活 介 祉 用 具 貸 宅 介 護 支 の 計 引 (単位:千円) ス ス 護 護 護 護 与 援 他 ス ス 護 護 護 護 与 援 他 農業経営事業取扱実績 項 目 法第11条の31第1項第3号の事業 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 経営規模(単位:頭) 当期販売高(単位:千円) 経営規模(単位:頭) 当期販売高(単位:千円) 2, 520 93, 416 2, 210 70, 516 5.指 導 事 業 (単位:千円) 項 収 支 入 出 差 賦 指 導 実 営 生 教 目 課 事 業 補 助 費 収 計 農 改 善 活 文 化 育 情 報 計 引 平 金 金 入 費 費 費 △ 成 26 年 度 6 9, 993 23, 524 13, 493 107, 011 58, 557 5, 267 45, 901 109, 725 2, 713 平 △ 成 25 年 度 70, 749 23, 006 13, 590 107, 346 56, 452 5, 662 4 7, 556 109, 671 2 4 2, 3 55 Ⅳ 経 営 諸 指 標 1.利 益 率 (単位:%) 項 総 資 目 資 産 本 総 資 資 本 経 経 産 当 常 常 当 期 期 利 益 利 純 純 平 成 26 年 度 利 増 減 率 0. 34 0. 32 0. 0 2 率 5. 37 5. 20 0. 17 益 率 0. 23 0. 23 3. 63 3. 74 益 利 平 成 25 年 度 益 率 0. 00 △ 0. 11 (注)1.総 資 産 経 常 利 益 率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 2.資 本 経 常 利 益 率=経常利益/純資産勘定平均残高×100 3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 4.資 本 当 期 純 利 益 率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100 2.貯貸率・貯証率 (単位:%) 項 目 貯 貸 率 貯 証 率 期 期 中 中 平 成 25 年 度 増 減 末 27. 85 29. 54 △ 1. 69 平 均 28. 28 29. 56 △ 1. 28 末 10. 24 9. 33 0. 91 平 均 8. 76 7. 59 1. 1 7 期 期 平 成 26 年 度 (注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100 2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100 3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100 4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100 3.職員一人当たり指標 (単位:千円) 項 目 信 用 事 業 共 済 事 業 経 済 事 業 貯 金 残 高 平 成 26 年 度 218, 875 平 成 25 年 度 増 214, 591 減 4, 284 貸 出 金 残 高 60, 972 63, 397 △ 2, 425 長期共済保有高 823, 578 846, 087 △ 22, 509 購買品供給高 6, 222 9, 563 △ 3, 340 販売品取扱高 1 5, 687 18, 017 △ 2, 330 4.一店舗当たり指標 (単位:千円) 項 目 増 減 残 高 7, 493, 277 7, 434, 94 9 2, 087, 419 2, 196, 548 △ 109, 128 事 業 長期共済保有高 29, 957, 664 31, 146, 604 △ 1, 188, 939 事 業 購買品供給高 201, 187 296, 453 △ 95, 266 用 事 業 共 済 経 済 金 平 成 25 年 度 貸 出 金 残 高 信 貯 平 成 26 年 度 58, 328 (注)店舗数は、各事業を実施している店舗数(平成26年度:信用事業17店舗、共済事業16店舗、経済事業18店舗、平 成25年度:信用事業17店舗、共済事業16店舗、経済事業19店舗)としています。 56 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項 (単位:千円) 平成26年度 項 目 平成25年度 経 過 措 置に よる不算入額 経 過 措 置に よる不算入額 コア資本に係る基礎項目(1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額 うち、出資金及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 8, 639, 546 8, 424, 470 5, 941, 815 6, 025, 170 − − 2, 841, 867 2, 531, 209 うち、外部流出予定額(△) △ 29, 115 △ 29, 578 うち、処分未済持分の額(△) △ 115, 020 △ 102, 330 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 124, 722 132, 001 124, 722 132, 001 − − − − うち、回転出資金の額 − − うち、上記以外に該当するものの額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − − 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調 達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − − 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに 相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 477, 095 532, 577 9, 241, 365 9, 089, 048 コア資本に係る基礎項目の額(イ) コア資本に係る調整項目(2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除 く。)の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、 のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 3, 416 13, 664 − − 3, 416 13, 664 − 26, 105 − − − 26, 105 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 − − − − 適格引当金不足額 − − − − 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 − − − − 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 − − − − 前払年金費用の額 − − − − 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 − − − − 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 − − − − 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 − − − − 特定項目に係る十パーセント基準超過額 − − − − うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 − − − − うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産 に関連するものの額 − − − − うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 − − − − 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 − − − − うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 − − − − うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産 に関連するものの額 − − − − うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 − − − − コア資本に係る調整項目の額(ロ) 3, 416 − 57 平成26年度 項 目 平成25年度 経 過 措 置に よる不算入額 経 過 措 置に よる不算入額 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) 9, 237, 948 9, 089, 048 4 8, 230, 999 43, 974, 804 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 △ 6, 763, 280 △10, 723, 648 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシン グ・ライツに係るものを除く。) 13, 664 2 6, 105 うち、繰延税金資産 − − うち、前払年金費用 − − △ 7, 954, 959 △11, 933, 258 1, 178, 014 1, 183, 504 − − 7, 454, 174 7, 553, 160 − − リスク・アセット等(3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額 うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 − − リスク・アセット等の額の合計額(ニ) 55, 685, 174 51, 527, 965 16. 58% 17. 63% 自己資本比率 自己資本比率((ハ)/(ニ)) (注)1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づ き算出しています。 2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信 用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用して います。 3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。 58 2.自己資本の充実度に関する事項 ① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 区 分 我が国の中央政府及び中央 銀行向け 我が国の地方公共団体向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け (単位:千円) 平 成 2 6 年 度 平 成 2 5 年 度 エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額 エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額 の 期 末 残 高 b=a×4% の 期 末 残 高 b=a×4% a a 6, 7 0 1, 0 6 0 − − 7, 1 9 0, 9 1 1 − − 1 4, 2 4 4, 9 4 8 8 8 3, 0 1 8 2, 3 0 7, 7 9 2 − 8 8, 3 0 1 2 0 0, 3 2 4 − 3, 5 3 2 8, 0 1 2 1 4, 8 8 2, 8 8 0 1, 0 2 1, 8 1 5 2, 5 1 8, 6 2 0 − 8 8, 2 0 2 2 0 0, 3 1 9 − 3, 5 2 8 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商 品取引業者向け 法人等向け 4 2 2, 6 0 3 2 0, 0 3 0 8 0 1 3 2 3, 0 4 6 2 0, 0 3 2 8, 0 1 2 8 0 1 7 2, 6 7 3, 5 8 8 1 4, 5 3 4, 7 1 7 5 8 1, 3 8 8 7 0, 9 3 2, 8 7 9 1 4, 1 8 6, 5 7 5 5 6 7, 4 6 3 1, 3 4 4, 0 2 9 9 6 6, 1 9 7 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 三月以上延滞等 6, 3 1 7, 7 5 5 7, 0 1 9, 6 3 1 − 3 9 5, 9 6 9 3, 8 6 3, 6 0 7 2, 4 3 7, 1 2 5 − 3 7 3, 2 0 5 3 8, 6 4 7 1 5 4, 5 4 4 9 7, 4 8 5 − 1 4, 9 2 8 6 5 3, 8 4 4 6, 6 1 3, 8 8 7 6, 6 2 6, 3 9 4 − 6 3 9, 1 9 8 4, 1 3 5, 0 5 4 2, 2 9 7, 3 0 8 − 2 5, 5 6 7 1 6 5, 4 0 2 9 1, 8 9 2 − 信用保証協会等保証付 共済約款貸付 出資等 他の金融機関等の対象資本 調達手段 特定項目のうち調達項目に 算入されないもの 5, 9 2 8, 0 2 5 3 3, 1 8 0 1, 9 4 3, 6 0 6 5 7 4, 9 6 2 − 1, 9 3 1, 7 9 2 2 2, 9 9 8 − 7 7, 2 7 1 3 2 3, 3 7 3 6, 3 5 0, 1 0 4 3 7, 5 5 7 1 1, 9 3 1, 1 0 3 5 4, 7 6 1 6 1 8, 0 2 1 − 1, 9 2 1, 6 5 2 1 4, 1 9 0 2 4, 7 2 0 − 7 6, 8 6 6 7, 9 5 4, 9 5 9 1 9, 8 8 7, 3 9 9 7 9 5, 4 9 5 7, 9 5 5, 5 0 5 1 9, 8 8 8, 7 6 3 7 9 5, 5 5 0 − − − − − − 複数の資産を裏付とする資産 (所謂ファンド)のうち、個々 の資産の把握が困難な資産 − − − − − − 証券化 − − − − − − 経過措置によりリスク・アセット の額に算入・不算入となるもの − △ 6, 7 6 3, 2 8 0 △ 上記以外 標準的手法を適用するエクス ポージャー別計 1 1, 2 1 0, 0 2 5 1 0, 1 1 6, 6 1 6 1 3 9, 3 8 0, 1 9 3 4 8, 2 3 0, 9 9 9 2 7 0, 5 3 1 4 0 4, 6 6 4 − △1 0, 7 2 3, 6 4 8 △ 4 2 8, 9 4 5 1 1, 0 8 7, 8 6 7 1 0, 3 4 8, 5 6 0 4 1 3, 9 4 2 1, 9 2 9, 2 3 9 1 3 8, 4 4 9, 7 9 0 4 3, 9 7 4, 8 0 4 1, 7 5 8, 9 9 2 CVAリスク相当額÷8% 中央清算機関関連エクスポージャー 信用リスク・アセットの額の合計額 − − − − − − − − − − − − 1 3 9, 3 8 0, 1 9 3 4 8, 2 3 0, 9 9 9 1, 9 2 9, 2 3 9 1 3 8, 4 4 9, 7 9 0 4 3, 9 7 4, 8 0 4 1, 7 5 8, 9 9 2 オペレーショナル・リスク相 オペレーショナル・リスク相 オペレーショナル・リスクに対する 当額を8%で除して 得 た 額 所要自己資本額 当額を8%で除して 得 た 額 所要自己資本額 b=a×4% b=a×4% 所 要 自 己 資 本 の 額 a a <基 礎 的 手 法> 7, 4 5 4, 1 7 4 2 9 8, 1 6 6 7, 5 5 3, 1 6 0 3 0 2, 1 2 6 リスク・アセット等(分母) 計 所要自己資本額 リスク・アセット等(分母) 計 所要自己資本額 b=a×4% a b=a×4% a 所 要 自 己 資 本 額 計 5 5, 6 8 5, 1 7 4 2, 2 2 7, 4 0 6 5 1, 5 2 7, 9 6 5 2, 0 6 1, 1 1 8 (注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載して います。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券 等が該当します。 3.「三月以上延滞等」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及 び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、 「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが1 50%になったエクスポージャー のことです。 4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 5.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化 し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 6.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に係る 調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)及び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入 したもの、不算入としたものが該当します。 7.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際 開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる 保証またはクレジットデリバティブの免責額が含まれます。 8.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)> (粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額 ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 59 3.信用リスクに関する事項 ① 標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出 しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定にあたり使用す る格付等は次のとおりです。 リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使 用し、非依頼格付は使用しないこととしています。 適 格 格 付 機 関 株式会社格付投資情報センター(R&I) 株式会社日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。 リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・スコア は、主に以下のとおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 カントリー・リスク・スコア 金融機関向けエクスポージャー − 日本貿易保険 法人等向けエクスポージャー(長期) R&I、JCR、Moody’s、S&P、Fitch − 法人等向けエクスポージャー(短期) R&I、JCR、Moody’s、S&P、Fitch − 60 ② 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクスポー ジャーの期末残高 (単位:千円) 平 区 分 成 26 年 度 成 25 年 度 信用リスクに関するエ 三 月 以 上 延 滞 信用リスクに関するエ 三月以上延滞 クスポージャーの残高 うち貸出金等 う ち 債 券 エクスポージャー クスポージャーの残高 うち貸出金等 う ち 債 券 エクスポージャー 法 農 業 174, 395 174, 395 − − 174, 821 174, 821 − − 林 業 − − − − − − − − 水 産 業 − − − − − − − − 製 造 業 − − − − − − − − 業 − − − − − − − − 建設・不動産業 700, 936 − 700, 936 − 500, 420 − 500, 420 − 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − − − − − 運輸・通信業 1, 725, 940 − 1, 725, 940 − 1, 536, 941 − 1, 536, 941 − 金融・保険業 76, 262, 714 1, 889, 269 1, 687, 337 − 74, 664, 378 1, 889, 815 1, 826, 120 − 卸売・小売・飲食・サービス業 − 鉱 人 1, 003, 223 1, 003, 223 − 日本国政府・地方公共団体 19, 890, 946 12, 982, 398 6, 908, 548 上 記 以 外 個 そ の 89, 329 − 人 19, 581, 317 19, 517, 251 8, 098, 625 − 他 11, 942, 091 − − 業 種 別 残 高 計 139, 380, 193 35, 655, 868 11, 022, 762 1 平 年 以 下 72, 650, 505 1, 976, 918 − − − 21, 509, 440 14, 718, 401 6, 791, 039 − − 839, 476 8, 099, 446 839, 476 102, 654 − − 395, 969 19, 792, 702 19, 736, 451 − 323, 373 − − 395, 969138, 449, 790 37, 461, 620 10, 654, 521 − 11, 332, 162 − 323, 373 − 72, 936, 279 2, 003, 400 − − 1, 846, 148 1, 846, 148 − 2, 668, 663 2, 668, 663 − 2, 893, 550 2, 442, 791 450, 759 3, 013, 022 2, 812, 916 200, 106 2, 558, 944 2, 558, 944 − 1年超 3 年 以 下 3, 778, 566 1, 778, 565 3年超 5 年 以 下 5年超 7 年 以 下 7年超10年 以 下 7, 596, 811 5, 274, 981 2, 321, 829 8, 388, 530 6, 068, 939 2, 319, 590 超 28, 619, 469 20, 118, 643 8, 500, 826 29, 475, 123 21, 590, 950 7, 884, 172 10 年 期限の定めのないもの 21, 053, 153 1, 025, 179 − 残 存 期 間 別 残 高 計 139, 380, 193 35, 655, 868 11, 022, 762 20, 351, 213 950, 444 − 138, 449, 790 37, 461, 620 10, 654, 521 (注)1.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。 2.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャー に該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 3.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート ・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間及び融資枠の範囲でお客様のご 請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可 能残高も含めています。 4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞し ているエクスポ−ジャーをいいます。 5.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 61 ③ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 平 区 分 期首残高 成 26 (単位:千円) 年 度 平 期 中 減 少 額 期 中 増 加 額 目的使用 期末残高 そ の 他 期首残高 成 25 年 度 期 中 減 少 額 期 中 増 加 額 目的使用 期末残高 そ の 他 一般貸倒引当金 13 2, 00 1 1 2 4, 7 22 − 1 32, 0 0 1 1 24, 7 2 2 1 40, 18 5 1 32, 0 0 1 − 14 0, 1 85 1 3 2, 001 個別貸倒引当金 22 6, 7 1 2 2 2 5, 72 7 1 2, 4 3 8 2 14, 2 7 3 2 25, 7 2 7 2 91, 87 6 22 6, 7 12 2 5, 7 19 2 6 6, 1 57 2 26, 712 ④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 平 区 分 26 年 度 期中減少額 期 中 増加額 目的使用 その他 期 首 残 高 (単位:千円) 平 期 末 残 高 貸出金 償 却 期 首 残 高 成 2 5 年 期中減少額 期 中 増加額 目的使用 その他 度 期 末 残 高 貸出金 償 却 農 業 − − − − − − − − − − − − 林 業 − − − − − − − − − − − − 法 水 産 業 − − − − − − − − − − − − 製 造 業 − − − − − − − − − − − − 鉱 人 業 − − − − − − − − − − − − 建設・不動産業 − − − − − − − − − − − − 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − − − − − − − − − 運輸・通信業 − 231 − − 231 − − − − − − − 金融・保険業 − − − − − − − − − − − − 卸売・小売・飲食・サービス業 279 25 260 19 25 − − 279 − − 279 − − − − − − − − − − − − − 上 記 個 業 成 以 外 人 種 別 計 226, 433 225, 471 12, 178 214, 254 225, 471 393 291, 876 226, 433 25, 719 266, 157 226, 433 4 226, 712 225, 727 12, 438 214, 273 225, 727 393 291, 876 226, 712 25, 719 266, 157 226, 712 4 (注)当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。 ⑤ 信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1 2 5 0%を適用する残高 区 分 リ ス ク ・ウ エ イ ト 0 % リ スク ・ ウ エ イ ト 2 % リ スク ・ ウ エ イ ト 4 % リ スク ・ ウ エ イ ト1 0% リ スク ・ ウ エ イ ト2 0% 信用リスク リ ス ク ・ウ エ イ ト35% 削 減 効 果 リ ス ク ・ウ エ イ ト50% 勘案後残高 リ ス ク ・ウ エ イ ト75% リスク・ウエイト100% リスク・ウエイト150% リスク・ウエイト200% リスク・ウエイト250% そ の 他 リ ス ク ・ ウ エ イ ト1250% 計 平 格付あり − − − − 400, 720 − 1 00, 080 − − − − − − − 500, 800 成 26 年 格付なし 2 3, 258, 913 − − 8, 635, 868 72, 791, 773 6, 963, 264 2, 281, 725 3, 793, 875 1 4, 178, 308 8, 167, 343 − − − − 140, 071, 071 度 計 23, 25 8, 913 − − 8, 63 5, 868 73, 19 2, 493 6, 963, 264 2, 381, 805 3, 793, 875 178, 308 14, 8, 167, 343 − − − − 140, 571, 872 平 格付あり − − − − − − − − − − − − − − − (単位:千円) 成 25 年 格付なし 2 4, 316, 775 − − 9, 073, 018 7 1, 053, 294 6, 563, 598 1, 843, 112 4, 445, 599 2 2, 143, 391 2 20, 608 − − − − 139, 659, 400 度 計 24, 31 6, 775 − − 9, 07 3, 018 294 71, 053, 6, 563, 598 1, 843, 112 4, 445, 599 22, 143, 391 220, 608 − − − − 139, 659, 400 (注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャー に該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「格付けあり」には原エクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付な し」には原エクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。 なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。 3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウ エイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・ウエイトを算入したものについても集計の 対象としています。 4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバテ ィブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウエイト1250%を適用したエクス ポージャーがあります。 62 4.信用リスク削減手法に関する事項 ① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エ クスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーの リスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセッ ト額を軽減する方法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。 信用リスク削減手法として、 「適格金融資産担保」 「 、保証」 「 、貸出金と自組合貯金の相殺」 を適用しています。 適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手または取 引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、 適格金融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。 保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の 地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開 発銀行、及び金融機関または第一種金融商品取引業者、これら以外の主体で長期格付を付与しているもの を適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権の リスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用しています。 貸出金と自組合貯金の相殺については、①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類 する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有してい ること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定 することができること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と 自組合貯金の相殺後の額が、監視及び管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下に ある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としています。 担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直しを行ってい ます。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。 ② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 区 分 地方公共団体 金 融 機 構 向 け 我が国の政府 関 係 機 関 向 け 地 方 三 公 社 向 け 金 融 機 関 向 け 及 び 第一種金融商品取引業者向け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン 不動産取得等事業向け 三 月 以 上 延 滞 等 証 券 化 中 央 清 算 機 関 関 連 上 記 以 外 合 計 平 成 26 年 適格金融資産担保 保 − − − (単位:千円) 度 証 − 3 04, 549 3 22, 449 平 成 25 年 適格金融資産担保 保 − − − 度 証 1 39, 788 515, 421 222, 884 − − − − − 1 28, 514 − − − − − − 1 28, 514 − 2, 166, 885 − − 3 3 − − 3, 12 7 2, 797, 045 − 139, 688 − − − − − − 139, 688 − 1, 777, 587 4 57 − 599 − − 2, 360 2, 659, 101 (注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なも のとしては貸出金や有価証券等が該当します。 2.「三月以上延滞等」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債務者に 係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリス ク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。 3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエク スポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポー ジャーのことです。 4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外 の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。 63 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 ① 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘 定の株式または出資として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社及び関連会 社株式、②その他有価証券、③系統及び系統外出資に区分して管理しています。 ① 子会社及び関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率 的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析 の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。 ② その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握 及びコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポー トフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するAL M委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で 決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘ ッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が適切な執行を行っているかど うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③ 系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議 を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。 なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①子会社及び関連会社 については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券について は時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、 「その他有価証券評価差額金」として純資 産の部に計上しています。③系統及び系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外 部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨 記載することとしています。 ② 出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 区 分 上 非 合 上 平 成 貸借対照表計上額 2 6 年 (単位:千円) 度 平 成 時価評価額 貸借対照表計上額 2 5 年 度 時価評価額 場 − − − − 場 7, 9 9 7, 4 8 2 7, 9 9 7, 4 8 2 7, 9 8 7, 3 4 2 7, 9 8 7, 3 4 2 計 7, 9 9 7, 4 8 2 7, 9 9 7, 4 8 2 7, 9 8 7, 3 4 2 7, 9 8 7, 3 4 2 (注) 「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。 64 ③ 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 該当する取引はありません。 ④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額 (保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等) 該当する取引はありません。 ⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 (子会社・関連会社株式の評価損益等) 該当する取引はありません。 8.金利リスクに関する事項 ① 金利リスクの算定方法の概要 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利または期間のミスマッチが存 在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。 当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情 報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロー ルに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。 ・保有期間1年間(2 4 0営業日) 、観測期間5年(5年前応答日を含む)で計測される金利変動の1パー センタイル値と9 9パーセンタイル値により金利リスク量を算出しています。 ・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される 要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過 去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現在高から差し引いた残高、③現在高の5 0%相当 額のうち、最小の額を上限とし、0∼5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2. 5年)リスク量を 算定しています。 ・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△) 算出した金利リスク量は経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会及び理事会に報告して 承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。 ② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 区 分 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 (単位:千円) 平 成2 6年 度 △ 5 6 1, 0 2 1 平 成2 5年 度 △ 8 1 9, 2 7 1 65 Ⅵ 連 結 情 報 1.グループの概況 グループの事業系統図 JA秋田しんせいのグループは、当JA、子会社2社、関連会社1社で構成されています。 このうち、当年度及び前年度において連結自己資本比率を算出する対象となる連結子会社、関連会社は3 社です。 JA 秋田しんせい農業協同組合 本店 15支店 4営農センター 子会社 生活購買店舗業務 ㈱ジェイエイ秋田しんせいサービス (Aコープ・給油所ほか) ㈱ジェイエイゆり葬祭センター 葬祭関連業務 関連会社 家畜市場 あきた総合家畜市場㈱ 子会社等の状況 名 称 (単位:千円、%) 主たる事務所の 所 在 地 事業の内容 設立年月日 株 式 会 社 ジ ェ イ エ イ 由利本荘市 生活購買店舗業務 平成1 3年9月1 0日 秋 田 し ん せ い サ ー ビ ス 埋田字小館8 1−1 6 (Aコープ・給油所他) 株 式 会 社 ジ ェ イ エ イ 由利本荘市 ゆ り 葬 祭 セ ン タ ー 一番堰2 0 0−1 葬 祭 関 連 業 務 平成6年6月1日 あ き た 総 合 家 畜 市 場 由利本荘市 家 株 式 会 社 大谷字大谷17番地1 畜 市 場 平成2 2年1 2月1 6日 資 本 金 他の子会社 当JA議決 等の議決権 権 比 率 比 率 1 0 0, 0 0 0 1 0 0. 0 1 0 0. 0 3 6, 9 0 0 7 0. 1 7 0. 1 1 2, 0 0 0 3 3. 3 3 3. 3 連結事業概況(平成2 6年度) ① 事業の概況 平成2 6年度の当JAの連結決算は、子会社2社、関連会社1社が連結の対象となり、平成2 7年3月末 の個別財務諸表を基準とし決算を実施いたしました。 連結決算の内容は、連結経常収益7 0億9 4百万円(前年対比5 4百万円増) 、連結当期剰余金3億9 9百万 円(前年対比3百万円増) 、連結純資産1 0 8億6 7百万円(前年対比4億4 6百万円増) 、連結総資産1 4 2 1億2 1百万円(前年対比1 1億4 9百万円増)で、連結自己資本比率は1 6. 7 8%(前年対比0. 8 7ポイント減)とな りました。 ② 連結子会社等の事業概況 【株式会社ジェイエイ秋田しんせいサービス】 第4次中期総合3か年経営計画の最終年度となった平成2 6年度は、1 7年振りに消費税が5%から8% に引上げられ、前半は、消費増税反動による個人消費の落ち込み、急激な円安による輸入物価の上昇等 により国内総生産(GDP)も4月から2期連続のマイナスを記録しました。夏から後半にかけては天 候不順、米価の大幅下落、OPECの減産見送り等に伴う原油価格の下落など、経済情勢の変化が大き 66 い厳しい環境下での一年となりました。 そうした中、JAと連携した各種サービスの提供やIT活用によるネット灯油宅配注文、コンプライ アンス・接客力・事務効率アップのための各種研修会を実施しました。商品研修や催事企画のための各 事業部門プロジェクトの設置など、基本方針に揚げた三大革新「事業」 「組織」 「職場風土」の総仕上げ に取り組みました。 Aコープ・食材事業では、惣菜に対する消費者ニーズの高まりに対応するために子吉店・前郷店の一 部を改修して惣菜部門を強化し、買い物代行の一環として全店で電話注文サービス・買い物お届けサー ビスを実施し1, 6 3 0件の9, 5 0 0千円の実績を上げることが出来ました。販売戦略の強化の一環では、あき た総合家畜市場で人気の「煮込みホルモン」のオリジナル商品化に取り組み、約8, 5 0 0パックを販売し ました。 給油事業では、統一したあいさつと接客、クリンリネスの徹底に力を入れ顧客の固定化と来店頻度向 上に努めました。その結果、秋田県JA−SS連絡会主催のイメージアップコンテストでは鮎川・大内 SSが最優秀賞を受賞したほか3SSが上位入賞しました。 自動車事業では、各部門と連携した展示会等を開催し車検・点検の早期予約を呼びかけました。春期 展示会では部門を横断した社員プロジェクトチームを設置し、新企画によるイベントを開催して集客に 努めるとともに、農機展示会への出店や仁賀保・大内・矢島地区でのミニ地域展示会も開催しました。 LPガス事業では、5月から導入したCP(輸出国の港で渡される価格)連動価格が功を奏し、原油 価格の下落に伴い小売価格は値下がりしましたが、手数料は前年を上回る確保が出来ました。また、 オール電化住宅の普及や高齢化による顧客の減少対策として、販売数量の確保を目的に引き続き燃料転 換の推進に取り組みました。 商品売上高では消費増税反動が大きく響き計画に対して5億5 0百万円減の6 7億5 0百万円、計画対比 9 2. 5%となりましたが、営業利益では6 2百万円、当期純利益は3 9百万円と当初計画、前年実績を大きく 上回ることが出来ました。 【株式会社ジェイエイゆり葬祭センター】 会社設立より2 6年、株式会社化より2 0年目を迎えた本年、JA、連合会ならびにお取引業者のご協力 により、施行件数が5 0 0件を超えるに至りました。 また、今年度は第5次3か年経営計画の最終年度にあたり、経営基盤の強化のため1 2月に「虹のホー ルしらゆき」を開設し、 「虹のホールゆり」と2か所体制でのホール運営となりました。また、地域に 密着した関係づくりをめざして、JA女性大学での葬祭マナー研修会の開催やカルチャー教室として短 歌教室を開始しました。さらに、にかほ市における営業強化のため、モニター員を導入し情報交換を図 りました。 6%(当社調べ) 葬祭取扱件数は、5 0 7件で計画対比9 6. 0%、前年対比1 0 4. 1%で、管内のシェアは、 3 5. で前年3 3. 6%と比べ、2ポイント増加しました。うち、 「虹のホールゆり」の利用件数は、 9 6件で計画対比 1 0 0. 0%、前年対比1 0 4. 3%、 「虹のホールしらゆき」の利用件数は、 1 4件で計画対比8 7. 5%となりました。 葬祭売上高は、4億8 4百万円で計画対比9 8. 6%、前年対比1 0 3. 2%となりました。 売上総利益は、原価の圧縮に努めた結果、2億3 9百万円で計画対比9 9. 9%、前年対比1 0 4. 2%となり ました。 販売費および一般管理費は、新ホールの建設に伴い減価償却費、事務委託費、印刷消耗品費が増加し た結果、2億9百万円で計画対比9 1. 9%、前年対比1 0 8. 7%となり、その結果、営業利益は、2 9百万円 で計画対比2 5 3. 2%、前年対比8 1. 0%となりました。 経常利益は、2 3百万円で計画対比2 0 6. 7%、前年対比6 5. 1%の結果となり、当期純利益は1 5百万円で 計画対比2 0 4. 9%、前年対比6 8. 3%で前年実績を下回ったものの、計画を達成することができました。 【あきた総合家畜市場株式会社】 最近の畜産情勢は、担い手不足及び東日本大震災等の影響による、畜産農家戸数及び頭数の減少によ り生産基盤の弱体化が進んでおります。このため、素牛が供給不足となり、肉用子牛の市場価格が高騰 し繁殖経営にとっては、大変喜ばしい限りですが、その一方で肥育農家は配合飼料価格の高止まりなど の影響を受け、厳しい経営環境となっています。 国際情勢はEPA協定が発効されるに伴い、牛肉関税はセーフガードと組み合わせながら段階的に引 67 き下げられることとなり、国産牛肉価格への影響が心配されます。これに加え、TPP交渉の重要5品 目についても予断を許さず、畜産経営体の減少が懸念されるところであります。 このような中、あきた総合家畜市場は全国的な肉用牛素牛不足もあり子牛価格は高値安定で推移し、 過去最高の価格で取引されました。 また、家畜市場運営協議会を4回、購買者意見交換会を3回実施し、市場に対する意見・要望等を伺 い市場施設及び運営等の改善、整備を図ってまいりました。 その結果、市場全体の販売額は2 6億5 9百万円(子牛2 3億7 7百万円・総合2億8 2百万円)となり、売上 総利益は9 6百万円で、計画額8 9百万円(計画対比1 0 7. 7%)を上回り、税引後の当期純利益1 6百万円を 計上することができました。 最近5年間の連結事業年度の主要な経営指標 平成26年度 連 結 経 常 収 益(事業収益) 連 連 信 用 事 業 収 益 共 済 事 業 収 平成25年度 (単位:千円) 平成24年度 平成23年度 平成22年度 7, 094, 610 7, 040, 147 6, 995, 978 7, 120, 835 7, 031, 163 1, 802, 0 37 1, 657, 749 1, 677, 761 1, 916, 585 1, 852, 976 益 1, 081, 6 94 1, 028, 793 1, 064, 915 1, 082, 5 59 1, 141, 064 農 業 関 連 事 業 収 益 2, 022, 014 2, 172, 331 2, 112, 871 2, 054, 389 2, 158, 232 そ の 他 事 業 収 益 2, 188, 865 2, 181, 274 2, 140, 431 2, 067, 302 1, 878, 891 602, 7 27 572, 615 419, 796 433, 578 354, 179 結 結 経 当 常 期 剰 利 余 益 金 399, 847 396, 226 262, 548 211, 899 3 14, 431 連 結 純 資 産 額 10, 867, 115 1 0, 420, 173 10, 042, 752 9, 553, 388 9, 216, 087 連 結 総 資 産 額 142, 121, 544 140, 971, 989 137, 697, 631 135, 084, 715 132, 259, 928 連 結 自 己 資 本 比 率 1 6. 78% 17. 65% 16. 99% 16. 71% 1 6. 79% (注)「連結自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」 (平成18年金融庁・農水 省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成24年度以前は旧告示(バーゼルⅡ)に基づく連結自己資本 比率を記載しております。 68 連結貸借対照表 (単位:千円) 科 (資 産 の 部) (負 金 1 2 3, 57 5, 820 1 2 2, 7 22, 249 金 3, 23 0, 120 3, 2 06, 411 金 11 7, 0 8 3 1 69, 126 その他の信用事業負債 4 84, 6 4 9 59 2, 770 74 1, 75 1 金 72, 6 4 7, 2 8 0 7 0, 8 8 7, 67 3 金 18, 0 1 3 3 6, 87 5 券 1 3, 0 4 9, 3 6 0 1 1, 8 0 0, 52 0 用 216, 7 3 7 19 7, 127 債 6, 4 2 8, 3 1 4 7, 2 3 2, 06 8 そ の 他 の 負 債 267, 9 1 2 39 5, 643 債 1, 2 3 2, 1 0 9 1 0 0, 6 1 6 2.共 済 事 業 負 債 686, 8 4 9 82 0, 311 債 31 3, 3 3 7 6 8 6, 2 2 7 金 3 2, 88 9 37, 228 債 3, 9 9 5, 8 5 0 3, 2 6 0, 5 5 8 4 21, 252 券 1, 0 7 9, 7 5 0 5 2 1, 0 5 0 金 3 5, 1 2 1, 3 8 9 37, 2 1 7, 1 5 8 1 2 6, 9 7 2 1 3 8, 2 9 2 10 7, 6 7 5 1 1 6, 9 9 7 受 統 統 預 外 預 価 証 方 府 保 証 益 証 貸 出 その他の信用事業資産 未 収 収 益 そ の 他 の 資 産 貸 倒 引 当 金 19, 2 9 7 △ 2.共 済 事 業 資 産 共 済 入 未 払 共 費 済 共 借 済 入 金 30 7, 1 55 共 済 未 払 利 息 資 2 9 1 328 未経過共済付加収入 3 4 1, 7 52 3 58, 542 226 2 1, 2 9 4 3.経 済 事 業 負 債 1, 27 5, 8 71 1, 33 9, 736 33 4, 9 1 5 経済事業未払金 7 13, 60 9 883, 373 経 済 受 託 債 務 3 9 5, 3 14 2 77, 085 その他の経済事業負債 43, 0 0 1 4 2, 0 5 2 3 28 その他の共済事業資産 9, 8 2 0 4, 4 9 5 3.経 済 事 業 資 産 5, 1 8 3, 5 3 9 5, 5 66, 9 2 1 形 1, 3 8 2 1, 1 7 6 経済事業未収金 1, 9 8 7, 6 5 5 2, 5 05, 9 5 9 経 済 受 託 債 権 1, 4 8 0, 1 6 4 1, 5 60, 0 7 3 棚 産 1, 1 6 9, 6 3 3 1, 0 09, 0 2 1 資 借 貯 2, 733 3 7, 2 2 8 卸 性 2 5 0 2 9 1 手 渡 4, 5 10 3 2, 8 8 9 取 付 △ 譲 共 済 未 払 費 用 金 受 貸 3 2 4, 5 3 8 貯 その他の共済事業負債 共 済 未 収 利 息 購 買 品 1, 1 3 7, 8 6 0 9 76, 4 4 6 加 工 品 5, 5 4 8 4, 9 2 3 諸 材 料 2, 1 1 1 1, 6 3 2 1 66, 9 4 7 17 9, 278 債 5 36, 5 0 9 44 9, 072 未 払 法 人 税 等 1 1 0, 83 9 55, 948 4.雑 負 リ 務 3 4, 8 22 29, 176 そ の 他 の 負 債 3 90, 84 8 3 63, 947 金 8 60, 61 7 8 19, 064 金 1 3 2, 7 55 1 39, 368 退職給付に係る負債 6 51, 9 6 0 606, 109 役員退職慰労引当金 5 5, 53 5 48, 703 5.諸 ー ス 引 賞 与 債 当 引 当 睡眠貯金払戻損失引当金 4, 1 33 3, 247 ポイント引当金 1 6, 23 2 21, 636 その他の棚卸資産 2 24, 1 1 26, 01 8 6.繰 延 税 金 負 債 54, 53 2 − その他の経済事業資産 5 7 1, 0 9 3 5 1 8, 5 6 8 7.再評価に係る繰延税金負債 4 32, 3 7 4 43 3, 072 13 1, 2 54, 42 8 13 0, 5 51, 815 本 9, 3 0 4, 06 8 9, 0 24, 063 金 5, 9 4 1, 79 5 6, 0 25, 150 貸 倒 4.雑 引 当 資 金 定 △ 産 う ち 貸 倒 引 当 金 5.固 資 2 6, 3 9 0 △ 2 4 2, 4 0 1 △ 産 有 形 固 定 資 産 83 △ 2 7, 8 7 8 負 債 の 部 合 計 1 7 3, 2 6 3 (純 資 産 の 部) 1 13 7, 0 4 0, 2 2 1 6, 79 4, 8 07 1.組 合 出 6, 9 9 8, 2 3 9 6, 73 5, 9 23 物 9, 8 4 0, 5 7 3 9, 51 7, 3 66 利 物 1, 6 8 8, 9 3 3 置 資 資 余 金 3, 4 7 7, 29 3 3, 1 01, 243 金 1, 8 6 0, 94 2 1, 7 60, 942 1, 66 2, 4 94 その他利益剰余金 1, 6 16, 35 0 1, 3 40, 301 2, 1 0 0, 6 1 3 2, 09 2, 4 35 環境整備積立金 0 200, 00 20 0, 000 地 3, 11 1, 4 82 3, 11 8, 9 83 リスク管 理 積 立 金 3 30, 00 0 1 30, 000 産 3 9, 8 10 2 9, 7 78 セルフスタンド建設積立金 1 00, 0 0 0 10 0, 000 その他の有形固定資産 1, 3 0 0, 2 6 9 1, 3 13, 0 3 7 別 途 積 立 金 43 5, 0 00 3 9 0, 000 減 価 償 却 累 計 額 △ 11, 0 8 3, 4 4 2 △ 10, 9 98, 1 7 1 当期未処分剰余金 55 1, 3 50 5 2 0, 301 無 形 固 定 資 産 4 1, 9 8 1 58, 8 8 3 資 7, 8 8 6, 9 7 0 7, 8 71, 2 4 1 資 7, 8 9 8, 7 8 4 7, 8 80, 6 9 0 2.評 価 ・ 換 算 差 額 等 構 機 築 械 装 土 リ 6.外 ー ス 部 外 系 資 出 部 資 7, 4 3 9, 4 8 3 7, 4 39, 4 8 3 資 44 0, 0 6 4 4 27, 5 5 9 子 会 社 等 出 資 19, 2 3 6 13, 6 4 8 系 統 出 統 出 外 出 外部出資等損失引当金 7.繰 延 税 金 資 産 8.繰 延 資 資 産 の 部 合 計 産 △ 利 員 備 建 1 2 6, 6 90, 557 7 0, 9 2 4, 54 8 社 12 7, 40 7, 673 1, 0 8 4, 7 8 6 政 部) 7 2, 6 6 5, 2 9 4 有 の 金 系 債 1.信 用 事 業 負 債 金 地 12 0, 4 8 7, 35 7 平成2 5年度 (平成2 7年3月3 1日) (平成2 6年3月3 1日) 預 国 12 1, 7 2 3, 2 6 3 平成2 6年度 目 現 系 科 (平成2 7年3月3 1日) (平成2 6年3月3 1日) 1.信 用 事 業 資 産 平成2 5年度 平成2 6年度 目 益 益 剰 準 (うち当期剰余金)( 処 分 未 済 持 分 3 9 6, 226) △ 102, 330 1, 3 26, 452 その他有価証券評価差額金 7 66, 7 3 2 48 9, 035 土地再評価差額金 74 5, 64 0 7 50, 432 2 3, 66 3 86, 985 退職給付に係る調整累計額 3.少 数 株 主 持 分 − 36, 3 4 5 2, 1 4 5 − 1 4 2, 1 2 1, 5 4 4 1 4 0, 9 7 1, 98 9 △ 1 1 5, 02 0 1, 4 8 8, 70 8 9, 4 4 9 1 1, 8 1 4 39 9, 8 47)( △ △ 74, 33 8 69, 657 純 資 産 の 部 合 計 1 0, 86 7, 1 15 1 0, 4 20, 173 負債及び純資産の部合計 1 42, 1 2 1, 54 4 14 0, 9 71, 989 69 連結損益計算書 (単位:千円) 平成2 5年度 平成2 6年度 科 1.事 70 目 自:平成2 6年4月1日 自:平成2 5年4月1日 至:平成2 7年3月3 1日 至:平成2 6年3月3 1日 業 総 利 益 5, 6 9 5, 4 4 0 信 用 事 業 収 益 1, 8 0 2, 0 3 7 資 金 運 用 収 益 1, 4 9 8, 4 7 8 (う ち 預 金 利 息)( 4 7 7, 4 5 0)( (うち有価証券利息)( 1 6 7, 2 1 3)( (うち貸出金利 息)( 79 5, 1 4 1)( (うちその他受入利息)( 5 8, 6 7 3)( 役 務 取 引 等 収 益 70, 8 3 9 その他事 業 直 接 収 益 20 1, 9 3 2 そ の 他 経 常 収 益 30, 7 8 6 信 用 事 業 費 用 3 4 0, 2 6 5 資 金 調 達 費 用 18 1, 9 4 4 (う ち 貯 金 利 息 )( 17 0, 2 9 3)( (うち給付補填備金繰入)( 1, 5 2 6)( (うち譲渡性貯金利息)( 7, 9 0 7)( (うち借入金利息)( 2, 2 1 6)( 役 務 取 引 等 費 用 68, 0 8 3 その他事 業 直 接 費 用 − そ の 他 経 常 費 用 90, 2 3 7 (うち貸倒引当金戻入益) − (△ (うち貸倒引当金繰入額)( 6, 4 6 7) (うち貸出金償 却)( 39 3)( 信用事業総利益 1, 4 6 1, 7 7 1 共 済 事 業 収 益 1, 0 8 1, 6 9 4 共 済 付 加 収 入 1, 0 2 5, 6 5 0 共 済 貸 付 金 利 息 87 6 そ の 他 の 収 益 55, 1 6 7 共 済 事 業 費 用 8 0, 5 8 1 共 済 借 入 金 利 息 87 6 共 済 推 進 費 6 3, 8 8 7 共 済 保 全 費 1 3, 8 7 5 そ の 他 の 費 用 1, 9 4 2 0 0 1, 1 1 2 共済事業総利益 1, 購 買 事 業 収 益 1 1, 1 1 3, 2 4 9 購 買 品 供 給 高 10, 6 1 7, 5 8 4 修 理 サ ー ビ ス 料 31 8, 3 2 6 そ の 他 の 収 益 17 7, 3 3 7 購 買 事 業 費 用 9, 1 2 0, 2 7 9 購 買 品 供 給 原 価 8, 8 1 6, 4 7 6 購 買 供 給 費 2 1 5, 2 8 3 修 理 サ ー ビ ス 費 36, 6 1 8 そ の 他 の 費 用 51, 9 0 1 (うち貸倒引当金戻入益) − (△ (うち貸倒引当金繰入額)( 1, 3 9 0) 購買事業総利益 1, 9 9 2, 9 6 9 販 売 事 業 収 益 4 8 4, 2 6 1 販 売 手 数 料 31 7, 1 7 0 そ の 他 の 収 益 16 7, 0 9 1 販 売 事 業 費 用 4 5, 7 0 7 販 売 費 7, 6 5 3 そ の 他 の 費 用 38, 0 5 3 (うち貸倒引当金戻入益)(△ 1 9 2)(△ 販売事業総利益 4 3 8, 5 5 4 農業倉庫事業収益 20 6, 9 2 2 農業倉庫事業費用 9, 8 6 4 農業倉庫事業総利益 1 9 7, 0 5 8 平成2 5年度 平成2 6年度 科 目 5, 73 5, 1 87 加 工 事 業 収 益 1, 65 7, 7 49 加 工 事 業 費 用 1, 50 9, 6 74 加工事業総利益 利 用 事 業 収 益 463, 0 9 2) 利 用 事 業 費 用 16 0, 86 3) 利用事業総利益 85 3, 83 3) 3 1, 88 5) 福祉・介護保険事業収益 福祉・介護保険事業費用 6 8, 80 7 5 6, 88 4 福祉・介護保険事業総利益 2 2, 38 3 その他事業収益 その他事業費用 2 6 0, 17 5 1 6 2, 55 8 その他事業総利益 14 9, 65 8) 指 導 事 業 収 入 1, 33 6) 指 導 事 業 支 出 8, 28 1) 指導事業収支差額 3, 28 1) 2.事 業 管 理 費 6 1, 61 6 人 件 費 14 業 務 費 3 5, 98 5 諸 税 負 担 金 37, 35 8) 施 設 費 その他事業管理費 − 4) 事 業 利 益 1, 3 9 7, 57 4 3.事 業 外 収 益 1, 0 2 8, 79 3 受 取 雑 利 息 9 9 0, 35 4 受取出資配当金 98 2 賃 貸 料 償却債権取立益 3 7, 45 5 雑 収 入 6 6, 70 0 外部出資等損失引当金戻入益 98 2 5 0, 79 0 4.事 業 外 費 用 寄 付 金 1 3, 67 2 外部出資等損失引当金繰入額 1, 25 4 賃貸施設に係る関連費用 96 2, 0 93 貸倒引当金戻入益 1 3, 88 7, 1 81 貸倒引当金繰入額 1 3, 35 7, 9 63 雑 損 失 32 4, 0 82 経 常 利 益 20 5, 1 35 別 利 益 1 1, 66 6, 3 78 5.特 固定資産処分益 1 1, 35 1, 6 72 9 62 一 般 補 助 金 22 8, 3 6, 4 33 受 取 保 険 金 4 9, 3 10 その他の特別利益 2, 06 3) 6.特 別 損 失 − 固定資産処分損 2, 2 2 0, 80 2 固定資産圧縮損 減 損 損 失 4 6 2, 01 9 固定資産解体費用 2 9 9, 59 3 その他の特別損失 1 6 2, 42 5 税金等 調 整 前 当 期 利 益 4 4, 51 7 6, 41 7 法人税、住民税及び事業税 3 8, 10 0 法 人 税 等 調 整 額 4, 75 3) 7.法 人 税 等 合 計 4 1 7, 50 1 少数株主損益調整前当期利益 1 6 8, 52 1 8.少 数 株 主 利 益 1 1, 21 1 1 5 7, 31 0 当 期 剰 余 金 自:平成2 6年4月1日 自:平成2 5年4月1日 至:平成2 7年3月3 1日 至:平成2 6年3月3 1日 △ △ 6 6, 5 55 2 8, 7 71 3 7, 784 5 9 3, 848 2 6 7, 198 3 2 6, 649 2 63, 4 2 9 5 8, 07 5 2 05, 3 5 4 1 92, 0 7 5 1 55, 5 7 1 3 6, 5 03 1 07, 0 1 1 1 09, 3 2 9 2, 3 1 7 5, 2 70, 9 5 7 3, 5 1 5, 73 9 4 9 8, 4 65 1 6 0, 1 77 1, 0 63, 9 6 6 32, 6 0 8 4 24, 4 8 3 202, 7 4 2 3, 1 2 6 1 11, 2 9 8 2 9, 7 6 5 3, 4 34 5 5, 1 17 − 24, 49 7 36 5 2, 3 65 1 6, 07 1 2, 56 0 − 8, 2 5 6 6 0 2, 7 2 7 6 3, 7 3 4 2, 9 9 0 4 5, 6 0 7 1 4, 6 5 2 484 8 6, 0 33 2 3, 8 99 0 7 4 5, 6 5, 2 9 9 10, 8 2 8 40 0 5 80, 4 2 8 150, 3 0 0 25, 6 0 0 175, 9 0 0 4 04, 5 2 8 4, 6 8 1 399, 8 4 7 △ 75, 439 33, 529 41, 909 5 59, 570 2 72, 265 2 87, 304 292, 863 62, 036 230, 826 152, 335 130, 465 21, 869 107, 346 109, 352 2, 005 5, 325, 290 3 3, 6 13, 95 5 07, 623 1 46, 315 1, 0 30, 333 27, 064 4 09, 897 1 82, 194 3, 874 1 10, 798 31, 440 3, 638 32, 332 110 19, 476 240 − 18, 102 − 1 1, 131 57 2, 615 79, 646 11, 039 62, 041 6, 525 4 0 1 13, 018 15, 488 62, 041 5, 846 28, 650 993 53 9, 243 96, 778 39, 390 13 6, 169 403, 074 6, 847 396, 226 連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円) 科 目 平成2 6年度 平成2 5年度 自:平成2 6年4月1日 至:平成2 7年3月3 1日 自:平成2 5年4月1日 至:平成2 6年3月3 1日 1.事業活動によるキャッシュ・フロー 科 目 未経過共済付加収入の純増額 5 8 0, 4 2 8 53 9, 24 3 減 42 9, 9 0 8 41 9, 8 46 (経済事業活動による資産及び負債の増減) 償 却 費 平成2 5年度 自:平成2 5年4月1日 至:平成2 6年3月3 1日 △ その他の共済事業負債の純増額 税金等調整前当期利益 価 平成2 6年度 自:平成2 6年4月1日 至:平成2 7年3月3 1日 1 6, 79 0 失 5, 2 9 9 5, 84 6 受取手形及び経済事業未収金の純増額 5 18, 0 9 8 固 定 資 産 除 却 損 2 3, 8 9 9 15, 4 88 経済受託債権の純増額 7 9, 90 8 減 損 損 △ 1, 8 01 9, 856 1, 212 △ 9 50, 496 1, 3 98, 618 貸倒引当金の増加額 △ 11, 8 9 4 △ 71, 18 6 棚 卸 資 産 の 純 増 額 △ 16 0, 6 11 賞与引当金の増加額 △ 6, 6 1 3 △ 2, 1 51 その他の経済事業資産の純増額 △ 5 2, 52 5 退職給付に係る負債の増加額 △ △ 1 6 9, 7 63 103, 244 1 1 8, 2 29 4, 403 △ 1 2, 33 0 101, 228 △ 4 9, 64 2 10 6, 1 1 9 △ 11 1, 9 49 経済事業未払金の 純 増 額 役員退職慰労引当金の増加額 6, 8 3 2 △ 15, 3 78 経済受託債務の純増額 外部出資等損失引当金の増加額 2, 3 6 5 △ 11 0 その他の経済事業負債の純増額 睡眠貯金払戻損失引当金の増減額 8 8 6 △ ポイント引当金の 増 減 額 △ 5, 4 0 3 信用事業資金運用収益 △ 1, 5 0 3, 6 5 9 △ 3, 40 1 雑 資 産 の 純 増 額 1, 51 5, 08 1 雑 負 債 の 純 増 額 1, 5 1 2, 7 6 6 1, 53 0, 58 1 消費税(未払金)の増減額 信用事業資金調達費用 1 8 1, 9 4 4 16 2, 55 8 消費税(未収金)の増減額 信用事業調達によ る 支 出 △ 1 6 2, 4 8 0 △ 20 8, 28 7 共 済 貸 付 金 利 息 △ 8 7 6 △ 982 小 共済貸付金利息による収入 9 1 3 1, 05 1 出資配当金の受取額 8 7 6 98 2 購 買 決 済 奨 励 金 共済借入金利息による支出 △ 9 1 3 △ 1, 0 5 1 購買決済奨励金の 受 取 額 購 買 未 収 金 利 息 △ 1, 7 9 1 △ 1, 44 3 そ の 他 受 取 雑 利 息 0 1, 52 その他雑利息の受取額 △ 10, 8 5 1 9, 94 3 法 人 税 等 の 支 払 額 9, 3 56 事業活動によるキャッシュ・フロー 買 貸 越 利 息 1, 7 3 7 購買貸越利息の受取額 販 売 自 賄 資 金 利 息 1 0, 12 5 △ 販売自賄資金利息の受取額 預 託 家 畜 利 息 △ 25, 0 3 9 △ 2 2, 0 0 1 △ 預託家畜利息の受取額 1, 1 3 8 △ 1, 2 67 持分法による投資損益 △ 5, 5 88 △ 5, 1 8 5 固定資産の売却による収入 (信用事業活動による資産及び負債の増減) 外部出資による支出 その他の信用事業資産の純増額 金 の 純 増 額 1, 98 1, 3 29 外部出資の評価損益の調整 4, 1 0 0, 00 0 投資活動によるキャッシュ・フロー 2, 0 7 1 1 5, 0 98 8 7 7, 2 8 0 3, 2 68, 35 6 △ 2, 4 1 6 110, 798 △ 2, 39 1 △ 807 △ 92, 8 92 3, 160 △ 851 △ 1 02, 648 8 33 859 2, 5 84, 68 5 △ 2, 90 5, 7 48 3, 104 2, 580, 641 △ 3, 6 26, 139 5, 000 固定資産の取得による支出 貯 11 1, 2 98 △ 1 10, 798 95 0, 631 補助金の受入によ る 収 入 △ 2, 6 83, 226 △ − 51, 46 2 2, 0 9 5, 7 6 9 1 1 1, 298 2, 2 35, 72 9 10, 2 75 1, 0 0 0, 0 0 0 2, 6 7 7, 57 7 △ 有価証券の売却による収入 △ △ − 有価証券の償還による収入 △ 額 3 3, 725 1, 0 4 7 58 0 増 △ 1, 2 51 19 6, 7 5 1 純 2, 1 5 4 1 5, 85 8 有価証券の取得による支出 △ の 94, 983 2.投資活動によるキャッシュ・フロー △ 金 △ 2 6, 04 6 有 価 証 券 関 係 損 益 貸 出 金 の 純 増 額 352, 672 1 7, 1 4 5 19, 9 13 固 定 資 産 売 却 損 益 預 △ 計 受 取 出 資 配 当 金 共 済 借 入 金 利 息 購 3 23, 716 2, 94 9 (その他の資産及び負債の増減) 信用事業運用によ る 収 入 購買未収金利息の 受 取 額 450, 604 △ 4 5, 60 7 △ 7 4 4, 5 70 △ 12, 5 05 △ 1, 3 7 8, 49 5 6 2, 041 △ 2, 99 0 5 14, 618 11, 051 △ 1, 700 △ 3, 110, 283 △ 601 − 3, 450 3.財務活動によるキャッシュ・フロー ファイナンス・リース債務の返済による支出 △ 4, 38 6 借 入 金 の 純 増 額 △ 5 2, 0 4 3 94, 1 12 出資の払戻による支出 △ 8 8, 44 5 △ 76, 805 その他の信用事業負債の純増額 △ 12 7, 4 4 3 17 8, 4 76 出資配当金の支払額 △ 29, 5 7 8 △ 29, 948 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 1 2 2, 41 0 △ 1 07, 355 4, 3 3 9 2, 0 95 4.現金及び現金同等物に係る換算差額 (共済事業活動による資産及び負債の増減) 共済貸付金の純増額 − − その他の共済事業資産の純増額 △ 5, 3 2 5 △ 3, 8 67 5.現金及び現金同等物の増減額 1, 0 83, 77 9 共済借入金の純増額 △ 4, 3 3 9 △ 2, 09 5 6.現金及び現金同等物の期首残高 1 0, 17 2, 3 49 1 0, 8 09, 347 共 済 資 金 の 純 増 額 △ 11 4, 0 9 7 △ 2 49, 6 2 8 7.現金及び現金同等物の期末残高 1 1, 25 6, 1 29 1 0, 1 72, 349 △ 6 36, 997 71 連結注記表等 【平成2 6年度 連結注記表】 Ⅰ 連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記 1 連結の範囲に関する事項 連結される子会社・子法人等………3社 株式会社ジェイエイ秋田しんせいサービス 株式会社ジェイエイゆり葬祭センター あきた総合家畜市場株式会社 2 持分法の適用に関する事項 持分法適用の関連会社………………1社 あきた総合家畜市場株式会社 3 連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項 連結されるすべての子会社及び子法人等の事業年度末は、連結決算日と一致しております。 4 のれんの償却方法及び償却期間 該当する事項はありません。 5 剰余金処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成しております。 6 連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲 現金及び現金同等物の資金の範囲 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」 中の当座預金、普通預金及び通知預金となっています。 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 現金及び預金勘定 7 3, 7 5 0, 0 8 0千円 定期性預金等 △6 2, 4 9 3, 9 5 1千円 現金及び現金同等物 1 1, 2 5 6, 1 2 9千円 Ⅱ 重要な会計方針に係る事項に関する注記 1 次に掲げるものの評価基準及び評価方法 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券………………償却原価法(定額法) 子会社株式等………………………移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの…………………期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定) 時価のないもの…………………移動平均法による原価法 ① ② ③ 棚卸資産の評価基準及び評価方法 購 買 品…………………………JA:売価還元法による低価法 ㈱ジェイエイ秋田しんせいサービス:売価還元法による低価法と最終仕入原価法 ㈱ジェイエイゆり葬祭センター:最終仕入原価法 ② 加 工 品…………………………売価還元法による低価法 ③ 諸 材 料…………………………最終仕入原価法 ④ その他の棚卸資産 人工受精に係る製品・肥育豚…個別法による原価法 貯 蔵 品………………………最終仕入原価法 ① 2 ! 72 固定資産の減価償却の方法 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成1 0年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 また、取得価額1 0万円以上2 0万円未満の少額減価償却資産については、 法人税法の規定に基づき、 3年間で均等償却を行っています。 無形固定資産 定額法を採用しています。 なお、自社利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。 リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。 3 引当金の計上基準 貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当要領に則り、次のとおり計上しています。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。 ) に係る債権及びそれと同等の状況にある 債務者(以下「実質破綻先」という。 ) に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を 控除し、その残額を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。 ) に係る債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・ フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引当てています。なお、 債権残高が5, 0 0 0千円以下の債権については貸倒実績率に基づき計上しています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。 この基準に基づき、当期は租税特別措置法第5 7条の9により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産査定規程に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を 監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。 ! 賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。 退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末に発生している と認められる額を計上しています。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によってい ます。 ② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法に より按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしています。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法により費用処理しています。 未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部における評価・換算差額等の退 職給付に係る調整累計額に計上しております。 " # 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。 外部出資等損失引当金 当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証券の評価と同様の方法により、株 式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と認められる額を計上しています。 $ 睡眠貯金払戻損失引当金 利益計上した睡眠貯金について貯金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見 込額を計上しています。 % ポイント引当金 組合員や会員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき、顧客に付与したポイントの使用による費用及び売上値引きの発生に備 えるため、年度末において将来発生すると見込まれる額を計上しています。 4 リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引 を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 5 消費税及び地方消費税の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5年間で均等償却を行っています。 6 記載金額の端数処理等 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示しています。 Ⅲ 会計方針の変更に関する注記 1 退職給付に関する会計基準等の適用 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第2 6号平成2 4年5月1 7日。以下、 「退職給付会計基準」という。 )及び「退職給付に関 する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第2 5号平成2 4年5月1 7日)が平成2 6年4月1日以後開始する事業年度の期首から適 用されることになったことに伴い、当事業年度よりこれらの会計基準等を適用しています。 これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、割引率の決定方法について、職員の平均残存勤務期間に近似した年数 に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更し ました。 退職給付会計基準等の適用については、当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を、 数理計算上の差異として認識しています。 73 Ⅳ 連結貸借対照表に関する注記 1 有形固定資産に係る圧縮記帳額 国庫補助金、工事負担金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は5, 7 23, 13 3千円であり、その内訳は、次の とおりです。 建 物 2, 3 1 1, 7 7 6千円 構 築 物 889, 59 1千円 機械装置 2, 0 37, 24 9千円 車両運搬具 5 6, 7 0 5千円 工具器具備品 9 8, 4 9 0千円 土 地 3 2 9, 31 9千円 2 担保に供している資産 定期預金6, 9 93, 6 8 4千円を為替決済の担保に、有価証券4, 0 00千円を指定金融機関等の事務取扱に係る担保に、それぞれ供しています。 3 役員との間の取引による役員に対する金銭債権及び金銭債務 理事及び監事に対する金銭債権の総額 4 3 7, 4 5 0千円 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 貸出金のうち、破綻先債権額は8, 7 2 1千円、延滞債権額は3 72, 88 0千円です。 なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまた は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と いう。)のうち、法人税法施行令(昭和4 0年政令第9 7号)第9 6条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定す る事由が生じている貸出金です。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 貸出金のうち、3か月以上延滞債権額は8 9, 6 6 8千円です。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延 滞債権に該当しないものです。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権に該当する債権はありません。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶 予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないもの です。 破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は4 71, 27 1千円です。 なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。 5 土地の再評価に関する法律に基づく再評価 「土地の再評価に関する法律」 (平成1 0年3月3 1日公布法律第3 4号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基づ き、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負 債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。 ① 再評価を行った年月日……平成1 2年3月3 1日 ② 再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額……8 6 8, 1 49千円 ③ 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成1 0年3月3 1日公布政令第1 1 9号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方 税法第341条第1 0号の土地課税台帳または同条第1 1号の土地補充課税台帳に登録されている価額(固定資産税評価額)に合理的な 調整を行い算出しています。 Ⅴ 連結損益計算書に関する注記 1 減損会計に関する注記 資産をグループ化した方法の概要及び減損損失を認識した資産又は資産グループの概要 当組合は、信用・共済店舗及び生産資材店舗を一般資産としてグルーピングしています。 また、カントリーエレベーター・ライスセンター及び農機センター等については利用エリアに基づき各営農センターに寄与する共 用資産としてグルーピングしています。 本店・共同利用施設等については独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの 生成に寄与していることから、当組合全体に寄与する共用資産と認識しています。 当事業年度に減損損失を計上した固定資産は、以下のとおりです。 仁 象 旧 旧 旧 旧 旧 場 所 賀 保 支 店 裏 倉 庫 跡 潟 駅 前 倉 庫 跡 家 畜 市 場 駐 車 石 沢 支 店 跡 上 郷 支 店 跡 内 越 支 亀田給油センタ ー 跡 地 地 場 地 地 店 地 用 遊 遊 遊 遊 遊 遊 遊 休 休 休 休 休 休 休 資 資 資 資 資 資 資 途 産 産 産 産 産 産 産 種 土 土 土 土 土 土 土 類 地 地 地 地 地 地 地 業 業 業 業 業 業 業 そ 務 務 務 務 務 務 務 外 外 外 外 外 外 外 の 固 固 固 固 固 固 固 定 定 定 定 定 定 定 他 資 資 資 資 資 資 資 産 産 産 産 産 産 産 減損損失の認識に至った経緯 業務外固定資産は、遊休資産として早期処分対象であることから処分可能価額で評価し、その差額を減損損失として認識しました。 74 ! 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳は次のとおりです。 (単位:千円) 場 仁 象 旧 旧 旧 旧 旧 " 所 賀 保 支 店 裏 倉 庫 跡 潟 駅 前 倉 庫 跡 家 畜 市 場 駐 車 石 沢 支 店 跡 上 郷 支 店 跡 内 越 支 亀田給油センタ ー 跡 合 計 特別損失計上額 地 地 場 地 地 店 地 1, 418 2, 579 3 05 4 93 1 78 239 8 5 5, 2 99 土 内 地 1, 4 18 2, 5 79 3 05 4 93 1 78 2 39 85 5, 2 9 9 建 訳 そ 物 − − − − − − − − の 他 − − − − − − − − 回収可能価額の算定方法 資産の回収可能価額には、正味売却価額を採用し、その時価は固定資産税評価額に基づき算定しています。 Ⅵ 金融商品に関する注記 1 金融商品の状況に関する事項 金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央 金庫へ預けているほか、国債、政府保証債及び社債などの有価証券による運用を行っています。 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不 履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。 また、有価証券は、主に債券、投資信託であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発 行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。 ! 金融商品に係るリスク管理体制 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件または大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また通常の貸出取引について は、本店に融資審査部門を設置し各支店との連携を図りながら、 与信審査を行っています。 審査にあたっては、 取引先のキャッシュ・ フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取 引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を 作成・実践し資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当要領」に 基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 ② 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化 を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分 析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状 況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常 的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基 づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引にについてはリスク管理部門が適切な執行を行って いるかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当JAにおいて主要なリスク変数である金利 リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、貯金及び借入金です。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額 を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0. 21%上昇したものと想定した場 合には、経済価値が2 7 9, 8 7 6千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算しています。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し た上で、運用方針などの策定の際に検討を行っています。 ① " 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価 額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条 件によった場合、当該価額が異なることもあります。 75 2 金融商品の時価に関する事項 金融商品の連結貸借対照表計上額及び時価等 当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表に含めずに に記載しています。 連結貸借対照表計上額 預金 7 2, 6 6 5, 2 9 4 時 (単位:千円) 価 72, 62 1, 3 20 差 △ 額 43, 973 有価証券 満期保有目的の債券 その他の有価証券 貸出金(※1) 4, 0 2 0 4, 1 20 100 13, 0 4 5, 3 4 0 13, 04 5, 3 40 − 3 6, 31 2, 9 10 1, 518, 372 − 35, 1 2 1, 3 8 9 貸倒引当金(※2) △ 貸倒引当金控除後 32 6, 85 1 34, 7 9 4, 53 7 経済事業未収金 1, 9 8 7, 65 5 貸倒引当金(※3) △ 1 5, 27 6 貸倒引当金控除後 1, 9 7 2, 37 9 1, 97 2, 3 79 経済受託債権(※4) 1, 4 8 0, 16 4 1, 48 0, 1 64 − 1 23, 9 6 1, 73 6 1 2 5, 43 6, 2 36 1, 474, 499 1 26, 8 0 5, 94 1 4 60 1 2 6, 89 0, 8 4, 519 1 2 6, 8 05, 9 4 1 1 26, 89 0, 4 60 8 4, 519 資 産 計 負 債 計 貯金 (※1)貸出金には、連結貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金1 8, 8 69千円を含めています。 (※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※4)経済受託債権に対応する一般貸倒引当金については、重要性が乏しいため連結貸借対照表計上額から直接減額しています。 金融商品の時価の算定方法 【資 産】 ① 預 金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた 現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ② 有価証券 債券は取引金融機関等から提示された価額によっています。また、 投資信託については、 公表されている基準価格によっています。 ③ 貸 出 金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額 としています。 ④ 経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金 額としています。 ⑤ 経済受託債権 経済受託債権については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額から貸倒引当金を控除 した額を時価に代わる金額としています。 【負 債】 ① 貯 金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性貯金については、 期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現 在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ! 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは の金融商品の時価情報には含まれていま せん。 (単位:千円) 連結貸借対照表計上額 外部出資(※1) 外部出資等損失引当金 損失引当金控除後 7, 8 98, 7 8 4 △ 1 1, 8 1 4 7, 8 86, 9 7 0 (※1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象としていません。 76 " 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預金 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 − − − − 72, 6 6 5, 2 9 4 5 年 超 − 有価証券 満期保有目的の債券 4, 000 その他有価証券のうち 満期があるもの − − − − − 11, 9 9 4, 750 貸出金(※1,2) 5, 3 3 6, 0 1 9 3, 2 66, 877 3, 0 1 1, 9 85 2, 6 98, 54 5 2, 41 2, 4 90 1 7, 9 3 4, 00 9 経済事業未収金(※3) 1, 9 34, 95 8 − − − − − 経済受託債権 1, 4 80, 16 4 − − − − − 8 1, 4 16, 43 6 3, 26 6, 8 7 7 3, 011, 9 85 2, 69 8, 54 5 2, 41 2, 4 90 2 9, 9 3 2, 759 合 計 (※1)貸出金のうち、当座貸越9 9 7, 2 3 6千円については「1年以内」に含めています。 (※2)貸出金のうち、3か月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等4 6 1, 46 0千円は償還の予定が見込まれないた め、含めていません。 (※3)経済事業未収金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等5 2, 6 97千円は償還の予定が見込まれないため、 含めていません。 # 有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 貯金(※1) 合 計 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 9 8, 4 85, 50 9 8, 86 6, 9 8 7 11, 327, 7 98 3, 87 0, 79 1 4, 24 8, 5 58 5 年 超 6, 295 9 8, 4 85, 50 9 6, 9 87 8, 86 1 1, 3 2 7, 7 98 3, 8 70, 791 4, 2 4 8, 55 8 6, 295 (※1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 Ⅶ 有価証券に関する注記 有価証券の時価及び評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。 ① 満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 時価が連結貸借対照表上額を 超 え な い も の 時 価 評 価 差 額(※) 政府保証債 4, 0 2 0 4, 1 2 0 100 小 4, 0 2 0 4, 1 2 0 100 4, 0 2 0 4, 1 2 0 100 合 ② 連結貸借対照表計上額 計 計 その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、 貸借対照表計上額及びこれらのの差額については、 次のとおりです。 (単位:千円) 種 連結貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原価を 超 え る も の 連結貸借対照表計上額が取得原 価又は償却原価を超えないもの 合 類 国 債 地 方 債 社 債 政府保証債 受益証券 小 計 地 方 債 社 債 政府保証債 小 計 計 取得原価又は償却原価 5, 6 8 1, 5 2 8 1, 1 0 5, 3 6 2 3, 6 0 4, 7 0 1 2 0 0, 2 1 6 1, 0 0 0, 0 0 0 5 91, 8 0 9 11, 99, 8 9 2 2 00, 0 0 0 1 00, 0 0 0 3 99, 8 9 2 11, 9 91, 7 0 2 連結貸借対照表計上額 6, 42 8, 3 14 1, 13 2, 4 09 3, 79 7, 0 15 20 9, 6 01 1, 07 9, 7 50 12, 6 4 7, 08 9 9 9, 70 0 19 8, 83 5 9 9, 71 6 39 8, 25 1 13, 0 4 5, 34 0 △ △ △ △ 評 価 差 額(※) 7 46, 78 5 2 7, 04 6 1 92, 31 3 9, 38 4 7 9, 75 0 1, 05 5, 279 192 1, 165 284 1, 641 1, 05 3, 637 (※)上記評価差額から繰延税金負債2 8 6, 9 0 5千円を差し引いた額7 6 6, 73 2千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含まれています。 ! 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。 当事業年度中に売却したその他有価証券 当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。 (単位:千円) " 種 類 国 債 1, 7 6 2, 4 7 7 17 8, 6 9 7 − 政 府 保 証 債 4 7 3, 2 5 2 23, 2 3 4 − 2, 2 3 5, 7 2 9 2 0 1, 9 3 2 − 合 計 売 却 額 売 却 益 売 却 損 当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券 当事業年度中において、保有目的が変更になった有価証券はありません。 77 Ⅷ 退職給付に関する注記 1 退職給付に関する事項 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。 また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度及 びJA全共連との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用しています。 ! " 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 特定退職共済制度への拠出金 確定給付企業年金制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 2, 4 05, 5 5 6千円 25, 6 5 1千円 △ 3, 5 7 9千円 1 13, 9 4 6千円 8 2, 4 2 8千円 △ 2 94, 1 7 8千円 2, 3 29, 8 2 5千円 退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 合計 $ & 3, 0 10, 6 8 2千円 1 37, 0 4 7千円 43, 0 0 9千円 1 55, 3 8 9千円 △ 3 64, 3 4 1千円 2, 9 81, 7 8 5千円 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 退職給付債務 2, 9 81, 7 8 5千円 年金資産 退職金共済制度(全国農林漁業団体共済会) △ 1, 8 18, 9 6 4千円 確定給付企業年金制度(JA全共連) △ 5 10, 8 6 0千円 未積立退職給付債務 6 51, 9 6 0千円 未認識過去勤務債務 51, 4 7 7千円 未認識数理計算上の差異 △ 8 3, 9 9 5千円 退職給付に係る調整の累計額 3 2, 5 1 8千円 連結貸借対照表計上額純額 6 51, 9 6 0千円 退職給付に係る負債 6 51, 9 6 0千円 # % 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 期末における退職給付債務 △ △ 1 37, 0 4 7千円 43, 0 0 9千円 25, 6 5 1千円 1 8, 2 2 9千円 1 1, 2 3 1千円 1 61, 4 0 3千円 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。 債券 6 2. 5% 年金保険投資 1 3. 3% 一般勘定 2 1. 9% 現金及び預金 2. 3% 合計 1 0 0. 0% 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現在 及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。 2 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 長期期待運用収益率(全国農林漁業団体共済会) 長期期待運用収益率(JA全共連) 0. 9 8% 0. 9 5% 1. 2 5% 特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組 合法等を廃止する等の法律附則第5 7条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用にあてるため拠出 した特例業務負担金3 6, 3 4 7千円を含めて計上しています。 なお、同組合より示された平成2 7年3月現在における平成4 4年3月までの特例業務負担金の将来見込額は5 35, 9 7 3千円となっています。 78 Ⅸ 税効果会計に関する注記 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳は次のとおりです。 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 6 1, 9 8 1千円 貸出金等有税償却額 4 7, 4 3 7千円 退職給付に係る負債 1 72, 4 6 7千円 賞与引当金 38, 0 1 6千円 未払事業税 8, 6 7 0千円 未払費用等損金不算入額 8, 5 3 4千円 役員退職慰労引当金 1 5, 8 6 1千円 減損損失 4 8, 7 0 8千円 外部出資等損失引当金 3, 2 1 6千円 その他 34, 3 2 1千円 繰延税金資産小計 4 39, 2 1 5千円 評価性引当額 △ 1 78, 6 3 9千円 繰延税金資産合計(A) 2 60, 5 7 5千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △ 2 86, 9 0 5千円 その他 △ 2 8, 2 0 3千円 繰延税金負債合計(B) △ 3 15, 1 0 8千円 繰延税金資産の純額(A)+(B) △ 5 4, 5 3 2千円 2 法定実効税率と法人税等負担率との差異 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因は次のとおりです。 法定実効税率 2 7. 1 8% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 2. 2 6% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 2. 3 6% 住民税均等割等 1. 2 9% 税額控除 △ 1. 1 4% 評価性引当額の増減 1. 4 7% 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 0. 0 8% その他 1. 5 3% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 3 0. 3 1% 3 税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額 「地方法人税」 (平成2 6年法律第1 1号)が平成2 6年3月3 1日に公布されたことに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用し た法定実効税率は、前事業年度の2 7. 1 8%から2 7. 23%に変更されました。その結果、繰延税金負債が4 8千円、再評価に係る繰延税金負 債が79 3千円それぞれ増加し、土地再評価差額金が7 9 3千円、その他有価証券評価差額金が5 2 6千円それぞれ減少し、法人税等調整額が 47 8千円減少しています。 79 【平成2 5年度 連結注記表】 Ⅰ 連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記 1 連結の範囲に関する事項 連結される子会社・子法人等………3社 株式会社ジェイエイ秋田しんせいサービス 株式会社ジェイエイゆり葬祭センター あきた総合家畜市場株式会社 2 持分法の適用に関する事項 持分法適用の関連会社………………1社 あきた総合家畜市場株式会社 3 連結される子会社及び子法人等の事業年度に関する事項 連結されるすべての子会社及び子法人等の事業年度末は、連結決算日と一致しております。 4 のれんの償却方法及び償却期間 該当する事項はありません。 5 剰余金処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成しております。 6 連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲 現金及び現金同等物の資金の範囲 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、 「現金」及び「預金」 中の当座預金、普通預金及び通知預金となっています。 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 現金及び預金勘定 7 1, 6 6 6, 3 0 0千円 定期性預金等 △6 1, 4 9 3, 9 5 1千円 現金及び現金同等物 1 0, 1 7 2, 3 4 9千円 Ⅱ 重要な会計方針に係る事項に関する注記 1 次に掲げるものの評価基準及び評価方法 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券………………償却原価法(定額法) 子会社株式等………………………移動平均法による原価法 その他の有価証券 時価のあるもの…………………期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定) 時価のないもの…………………移動平均法による原価法 ① ② ③ 棚卸資産の評価基準及び評価方法 購 買 品…………………………JA:売価還元法による低価法 ㈱ジェイエイ秋田しんせいサービス:売価還元法による低価法と最終仕入原価法 ㈱ジェイエイゆり葬祭センター:最終仕入原価法 ② 加 工 品…………………………売価還元法による低価法 ③ 諸 材 料…………………………最終仕入原価法 ④ その他の棚卸資産 人工受精に係る製品・肥育豚…個別法による原価法(連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) 貯 蔵 品………………………最終仕入原価法 ① 2 ! 80 固定資産の減価償却の方法 有形固定資産(リース資産を除く) 定率法(ただし、平成1 0年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)は定額法)を採用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 また、取得価額1 0万円以上2 0万円未満の少額減価償却資産については、 法人税法の規定に基づき、 3年間で均等償却を行っています。 無形固定資産 定額法を採用しています。 なお、自社利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。 リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。 3 引当金の計上基準 貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当要領に則り、次のとおり計上しています。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。 ) に係る債権及びそれと同等の状況にある 債務者(以下「実質破綻先」という。 )に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額 を控除し、その残額を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。 ) に係る債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・ フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引当てています。なお、 債権残高が5, 0 0 0千円以下の債権については貸倒実績率に基づき計上しています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。 この基準に基づき、当期は租税特別措置法第5 7条の9により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産査定規程に基づき、融資担当部署等が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を 監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。 ! 賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上しています。 退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末に発生している と認められる額を計上しています。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によってい ます。 ② 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法に より按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしています。 過去勤務費用は、その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(1 0年)による定額法により費用処理しています。 未認識数理計算上の差異および未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部における評価・換算差額等の退 職給付に係る調整累計額に計上しております。 " # 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しています。 外部出資等損失引当金 当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証券の評価と同様の方法により、株 式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と認められる額を計上しています。 $ 睡眠貯金払戻損失引当金 利益計上した睡眠貯金について貯金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見 込額を計上しています。 % ポイント引当金 組合員や会員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき、顧客に付与したポイントの使用による費用及び売上値引きの発生に備 えるため、年度末において将来発生すると見込まれる額を計上しています。 4 リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引 を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 5 消費税及び地方消費税の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5年間で均等償却を行っています。 6 記載金額の端数処理等 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示しています。 Ⅲ 連結貸借対照表に関する注記 1 有形固定資産に係る圧縮記帳額 国庫補助金、工事負担金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は5, 6 99, 87 1千円であり、その内訳は、次の とおりです。 建 物 2, 2 8 2, 1 0 0千円 構 築 物 891, 6 0 4千円 機械装置 2, 0 42, 99 6千円 車両運搬具 5 6, 7 0 5千円 工具器具備品 9 7, 1 45千円 土 地 3 2 9, 319千円 2 担保に供している資産 定期預金6, 9 93, 68 4千円を為替決済の担保に、有価証券4, 0 00千円を指定金融機関等の事務取扱に係る担保に、それぞれ供しています。 3 役員に対する金銭債権の総額 理事及び監事に対する金銭債権の総額 4 0, 7 8 6千円 81 4 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 貸出金のうち、破綻先債権額は1 0, 3 8 6千円、延滞債権額は3 52, 0 4 6千円です。 なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまた は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と いう。 )のうち、法人税法施行令(昭和4 0年政令第9 7号)第9 6条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定す る事由が生じている貸出金です。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の 支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 貸出金のうち、3か月以上延滞債権額は6 5, 6 0 1千円です。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延 滞債権に該当しないものです。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権に該当する債権はありません。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、 利息の支払猶予、 元本の返済猶予、 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないものです。 破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は4 2 8, 03 4千円です。 なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。 5 土地の再評価に関する法律に基づく再評価 「土地の再評価に関する法律」 (平成1 0年3月3 1日公布法律第3 4号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」に基 づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額については当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として 負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しています。 ① 再評価を行った年月日……平成1 2年3月3 1日 ② 再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評価後の帳簿価額の合計額を下回る金額……7 9 2, 5 56千円 ③ 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成1 0年3月3 1日公布政令第1 1 9号)第2条第3号に定める、当該事業用土地について地方 税法第341条第1 0号の土地課税台帳または同条第1 1号の土地補充課税台帳に登録されている価額(固定資産税評価額)に合理的な 調整を行い算出しています。 Ⅳ 連結損益計算書に関する注記 1 減損会計に関する注記 グルーピングの方法と共用資産の概要 当組合は、信用・共済店舗及び生産資材店舗を一般資産としてグルーピングしています。 また、カントリーエレベーター・ライスセンター及び農機センター等については利用エリアに基づき各営農センターに寄与する共 用資産としてグルーピングしています。 本店・共同利用施設等については独立したキャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの 生成に寄与していることから、当JA全体に寄与する共用資産と認識しています。 当事業年度に減損損失を計上した固定資産は、以下のとおりです。 仁 象 旧 旧 旧 旧 亀 ! 場 賀 保 支 潟 駅 家 畜 石 沢 上 郷 内 田 給 店 裏 前 倉 市 場 支 支 越 油 セ 用 遊 遊 遊 遊 遊 遊 遊 休 休 休 休 休 休 休 資 資 資 資 資 資 資 途 産 産 産 産 産 産 産 種 土 土 土 土 土 土 土 類 地 地 地 地 地 地 地 業 業 業 業 業 業 業 そ 務 務 務 務 務 務 務 外 外 外 外 外 外 外 の 固 固 固 固 固 固 固 定 定 定 定 定 定 定 他 資 資 資 資 資 資 資 産 産 産 産 産 産 産 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳 減損損失の金額について、特別損失に計上した金額と主な固定資産の種類毎の減損損失の内訳は次のとおりです。 (単位:千円) 仁 象 旧 旧 旧 旧 亀 82 地 地 場 地 地 店 ー 減損損失の認識に至った経緯 業務外固定資産は、遊休資産として早期処分対象であることから処分可能価額で評価し、その差額を減損損失として認識しました。 場 " 所 倉 庫 跡 庫 跡 駐 車 店 跡 店 跡 支 ン タ 賀 保 支 潟 駅 家 畜 石 沢 上 郷 内 田 給 合 所 店 裏 前 倉 市 場 支 支 越 油 セ 倉 庫 跡 庫 跡 駐 車 店 跡 店 跡 支 ン タ 計 特別損失計上額 地 地 場 地 地 店 ー 1, 4 1 8 2, 9 9 3 3 3 4 4 9 6 2 7 9 23 9 8 6 5, 8 4 6 土 内 地 1, 4 18 2, 9 93 3 34 4 96 2 79 2 39 86 5, 8 46 建 訳 そ 物 − − − − − − − − 回収可能価額の算定方法 資産の回収可能価額には、正味売却価額を採用し、その時価は固定資産税評価額に基づき算定しています。 の 他 − − − − − − − − Ⅴ 金融商品に関する注記 1 金融商品の状況に関する事項 金融商品に対する取組方針 当JAは農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中央 金庫へ預けているほか、国債、政府保証債及び社債などの有価証券による運用を行っています。 金融商品の内容及びそのリスク 当JAが保有する金融資産は、主として当JA管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約不 履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。 また、有価証券は、主に債券、投資信託であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発 行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。 営業債権である経済事業未収金は、組合員等の信用リスクに晒されています。 ! 金融商品に係るリスク管理体制 信用リスクの管理 当JAは、個別の重要案件または大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また通常の貸出取引について は、本店に融資審査部門を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッ シュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。 貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収 方針を作成・実践し資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当要 領」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 ② 市場リスクの管理 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化 を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分 析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポートフォリオの状 況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常 的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基 づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行ってい るかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当JAで保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当JAにおいて主要なリスク変数である金利 リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、 貸出金、 貯金及び借入金です。 当JAでは、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額 を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0. 21%上昇したものと想定した場 合には、経済価値が2 7 5, 3 7 1千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算しています。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。 また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握し た上で、運用方針などの策定の際に検討を行っています。 ① " 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価 額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条 件によった場合、当該価額が異なることもあります。 83 2 金融商品の時価に関する事項 金融商品の連結貸借対照表計上額及び時価等 当年度末における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表に含めずに に記載しています。 連結貸借対照表計上額 預金 70, 9 2 4, 54 8 時 (単位:千円) 価 差 額 70, 86 5, 1 40 △ 59, 4 08 4, 02 2 4, 0 16 △ 11, 7 9 6, 49 7 11, 79 6, 4 97 − 3 8, 4 96, 94 7 1, 615, 385 − 有価証券 満期保有目的の債券 その他の有価証券 貸出金(※1) 5 37, 2 1 7, 15 8 貸倒引当金(※2) △ 貸倒引当金控除後 3 3 5, 5 96 36, 88 1, 5 62 経済事業未収金 2, 50 5, 9 59 貸倒引当金(※3) △ 3 2, 0 37 貸倒引当金控除後 2, 49 0, 4 84 2, 4 90, 48 4 経済受託債権(※4) 1, 56 0, 0 73 1, 5 60, 07 3 − 1 23, 65 7, 1 89 1 2 5, 2 13, 16 0 1, 555, 970 1 25, 92 8, 6 61 5 1 2 5, 9 45, 96 17, 304 1 2 5, 92 8, 6 61 1 25, 9 4 5, 96 5 17, 304 資 産 計 債 計 貯金等(※5) 負 (※1)貸出金には、連結貸借対照表上雑資産に計上している職員貸付(厚生貸付金)2 3, 7 75千円を含めています。 (※2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 (※4)経済受託債権に対応する一般貸倒引当金については、重要性が乏しいため連結貸借対照表計上額から直接減額しています。 (※5)貯金等には、譲渡性貯金3, 2 0 6, 4 1 1千円を含めています。 金融商品の時価の算定方法 【資 産】 ① 預 金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた 現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ② 有価証券 取引金融機関等から提示された価額によっています。 ③ 貸 出 金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限 り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Li bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額 としています。 ④ 経済受託債権 経済受託債権については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額から貸倒引当金を控除 した額を時価に代わる金額としています。 【負 債】 ① 貯 金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性貯金については、 期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現 在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ! 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは の金融商品の時価情報には含まれていま せん。 (単位:千円) 連結貸借対照表計上額 外部出資(※1) 外部出資等損失引当金 損失引当金控除後 7, 88 0, 6 90 △ 9, 4 49 7, 87 1, 2 41 (※1)外部出資は、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象としていません。 84 " 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預金 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 70, 9 2 4, 5 4 8 − − − − 5 年 超 − − − − − − 4, 000 − − − 180, 00 0 27 0, 0 00 1 0, 6 0 6, 050 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち 満期があるもの 貸出金(※1,2) 5, 3 6 3, 8 3 6 3, 4 54, 189 3, 0 7 2, 3 87 2, 7 72, 43 4 2, 51 3, 5 04 1 9, 5 7 7, 309 経済事業未収金(※3) 2, 4 6 0, 5 0 0 − − − − − 経済受託債権 1, 5 6 0, 0 7 3 − − − − − 8 0, 3 0 8, 9 5 9 3, 4 54, 1 8 9 3, 07 2, 3 87 2, 9 52, 43 4 2, 78 3, 5 04 3 0, 1 8 7, 359 合 計 (※1)貸出金のうち、当座貸越9 5 7, 8 1 6千円については「1年以内」に含めています。 (※2)貸出金のうち、3か月以上延滞が生じている債権・期限の利益を喪失した債権等4 6 3, 49 6千円は償還の予定が見込まれないた め、含めていません。 (※3)経済事業未収金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等4 5, 4 59千円は償還の予定が見込まれないため、 含めていません。 # 有利子負債の決算日後の返済予定額 (単位:千円) 1年以内 貯金等(※1) 合 計 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 9 8, 2 6 4, 8 3 8 9, 8 54, 2 3 0 9, 33 2, 6 26 3, 9 30, 95 4 4, 54 4, 8 54 5 年 超 1, 156 8, 2 6 4, 8 3 8 9 9, 8 54, 2 3 0 9, 332, 6 26 3, 93 0, 954 4, 54 4, 8 54 1, 156 (※1)貯金等のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 Ⅵ 有価証券に関する注記 有価証券の時価及び評価差額に関する事項 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。 ① 満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 時価が連結貸借対照表上額を 超 え な い も の 連結貸借対照表計上額 時 価 評 価 差 額 政府保証債 4, 0 2 2 4, 0 1 6 △ 5 小 4, 0 2 2 4, 0 1 6 △ 5 4, 0 2 2 4, 0 1 6 △ 5 合 計 計 ② その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、連結貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおり です。 (単位:千円) 種 類 取得原価又は償却原価 連結貸借対照表計上額 債 6, 6 70, 2 3 3 7, 2 3 2, 06 8 5 61, 83 4 地 方 債 99, 9 9 0 10 0, 61 6 62 5 国 連結貸借対照表計上額が 取得原価又は償却原価を 超 え る も の 連結貸借対照表計上額が取得原 価又は償却原価を超えないもの 政府保証債 評 価 差 額(※) 6 50, 2 6 1 68 2, 20 4 3 1, 94 3 債 2, 4 06, 7 7 1 2, 4 6 5, 73 4 5 8, 96 2 受益証券 5 00, 0 0 0 52 1, 05 0 2 1, 05 0 67 4, 416 社 小 計 10, 3 27, 2 56 1 1, 0 0 1, 67 2 社 債 79 7, 6 73 7 9 4, 82 4 △ 小 計 79 7, 6 73 7 9 4, 82 4 △ 1 1, 12 4, 9 30 1 1, 7 9 6, 49 7 合 計 2, 849 2, 849 67 1, 567 (※)上記評価差額から繰延税金負債1 8 2, 5 3 1千円を差し引いた額4 8 9, 03 5千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含まれています。 ! 当年度中に売却した満期保有目的の債券 当年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。 当年度中に売却したその他有価証券 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 国 債 5 9 7, 7 2 9 43, 6 0 0 − 債 1 0 0, 0 4 9 1 4 9 − 政 府 保 証 債 2 5 2, 8 5 3 13, 1 3 4 − 合 95 0, 6 3 1 56, 8 8 4 − 地 " 方 計 売 却 額 売 却 益 売 却 損 当年度中において、保有目的が変更となった有価証券 当年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。 85 Ⅶ 退職給付に関する注記 1 退職給付制度の概要等 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。 また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため、全国農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度及 びJA全共連との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用しています。 ! " # $ % 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 期末における退職給付債務 3, 1 33, 5 9 2千円 1 41, 3 0 2千円 45, 0 1 0千円 △ 2 8, 9 1 6千円 △ 2 80, 3 0 6千円 3, 0 10, 6 8 2千円 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 特定退職共済制度への拠出金 確定給付企業年金制度への拠出金 退職給付の支払額 期末における年金資産 2, 3 94, 6 1 3千円 24, 7 8 9千円 △ 6, 3 1 1千円 1 09, 8 3 2千円 8 4, 8 4 2千円 △ 2 03, 1 9 2千円 2, 4 04, 5 7 3千円 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 退職給付債務 3, 0 10, 6 8 2千円 年金資産 退職金共済制度(全国農林漁業団体共済会) △ 1, 9 20, 5 1 9千円 確定給付企業年金制度(JA全共連) △ 4 8 4, 05 3千円 未積立退職給付債務 6 0 6, 10 9千円 未認識過去勤務債務 6 2, 70 8千円 未認識数理計算上の差異 5 6, 74 3千円 退職給付に係る調整の累計額 △ 1 1 9, 45 2千円 連結貸借対照表計上額純額 6 0 6, 10 9千円 退職給付に係る負債 6 0 6, 10 9千円 退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 過去勤務債務の費用処理額 合計 △ △ 14 1, 30 2千円 4 5, 01 0千円 2 4, 78 9千円 9, 54 7千円 1 1, 23 1千円 1 5 9, 83 8千円 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。 債券 6 6. 2% 年金保険投資 12. 0% 一般勘定 20. 2% 現金及び預金 1. 6% 合計 10 0. 0% 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する多様な資産からの現在 及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。 & 2 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 長期期待運用収益率(全国農林漁業団体共済会) 長期期待運用収益率(JA全共連) 数理計算上の差異の処理年数 過去勤務費用の処理年数 1. 50% 1. 00% 1. 25% 1 0年 1 0年 特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組 合法等を廃止する等の法律附則第5 7条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用にあてるため拠出 した特例業務負担金3 7, 1 9 9千円を含めて計上しています。 なお、同組合より示された平成2 6年3月現在における平成4 4年3月までの特例業務負担金の将来見込額は5 6 3, 5 87千円となっています。 86 Ⅷ 税効果会計に関する注記 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳は次のとおりです。 繰延税金資産 貸倒引当金超過額 6 2, 4 0 5千円 貸出金等有税償却額 4 3, 6 1 0千円 退職給付に係る負債 1 63, 9 2 7千円 賞与引当金 37, 8 8 0千円 未払事業税 4, 4 5 3千円 未払費用等損金不算入額 5, 4 3 7千円 役員退職慰労引当金 1 3, 2 3 7千円 減損損失 4 7, 4 3 9千円 外部出資等損失引当金 2, 5 6 8千円 その他 26, 1 6 1千円 繰延税金資産小計 4 07, 1 2 0千円 評価性引当額 △ 1 69, 3 2 1千円 繰延税金資産合計 2 37, 7 9 8千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △ 1 82, 5 3 1千円 その他 △ 1 8, 9 2 1千円 繰延税金負債合計 △ 2 01, 4 5 3千円 繰延税金資産の純額 + 36, 3 4 5千円 ' ( ' ( 2 法定実効税率と法人税等負担率との差異 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因は次のとおりです。 法定実効税率 2 8. 9 6% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 2. 3 9% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 2. 9 8% 住民税均等割等 1. 3 9% 税額控除 △ 0. 9 6% 評価性引当額の増減 △ 5. 3 0% 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 0. 8 7% その他 0. 8 8% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 2 5. 2 5% 3 税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額 「所得税法等の一部を改正する法律」 (平成2 6年法律第1 0号)が平成2 6年3月3 1日に公布され、平成2 6年4月1日以後に開始する事業 年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。 これに伴い、 繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、 平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については前事業年度の2 8. 9 6%から2 7. 1 8%に変更されました。 その結果、繰延税金資産が4, 6 82千円減少し、法人税等調整額が4, 6 82千円増加しています。 87 ) 連結剰余金計算書 (単位:千円) 科 目 (資 本 剰 余 金 の 部) 1 資 本 剰 余 金 期 首 残 2 資 本 剰 余 金 増 加 3 資 本 剰 余 金 減 少 4 資 本 剰 余 金 期 末 残 (利 益 剰 余 金 の 部) 1 利 益 剰 余 金 期 首 残 2 利 益 剰 余 金 増 加 う ち 当 期 剰 余 3 利 益 剰 余 金 減 少 う ち 支 払 配 当 4 利 益 剰 余 金 期 末 残 * 平 成 26 年 度 平 成 25 年 度 高 高 高 高 − − − − − − − − 高 高 金 高 金 高 3, 101, 243 405, 628 39 9, 847 29, 578 29, 578 3, 477, 293 2, 730, 214 400, 977 396, 226 2 9, 9 48 29, 9 48 3, 101, 243 連結事業年度のリスク管理債権残高の状況 破 延 3 貸 区 綻 先 債 滞 債 か 月 以 上 延 滞 出 条 件 緩 和 合 分 権 権 債 権 債 権 計 (単位:千円) 平 成 26 年 度 8, 722 372, 881 8 9, 668 − 471, 271 額 額 額 額 平 成 25 年 度 10, 386 352, 046 65, 601 − 428, 034 増 △ 減 1, 664 20, 835 24, 067 − 43, 238 (注)1.破綻先債権 元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまた は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金をいいます。 2.延 滞 債 権 未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息 の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。 3.3か月以上延滞債権 元金または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している貸出金で、破綻先債権及び延滞債権 に該当しないものをいいます。 4.貸出条件緩和債権 債務者の再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放 棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に 該当しないものをいいます。 + 連結事業年度の事業別経常収益等 事 業 区 分 項 信 用 事 業 共 済 事 業 農 業 関 連 事 業 そ の 他 計 事 業 事 経 資 事 経 資 事 経 資 事 経 資 事 経 資 (単位:千円) 目 業 常 産 業 常 産 業 常 産 業 常 産 業 常 産 収 利 の 収 利 の 収 利 の 収 利 の 収 利 の 益 益 額 益 益 額 益 益 額 益 益 額 益 益 額 平 △ 成 26 年 度 1, 802, 037 3 63, 668 1 21, 723, 263 1, 081, 694 767 257, 4 3, 001 2, 022, 014 1 75, 069 4, 714, 286 2, 188, 865 193, 777 15, 640, 994 7, 094, 610 6 02, 727 142, 121, 544 (注)連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。 88 平 △ 成 25 年 度 1, 657, 749 214, 841 120, 487, 357 1, 028, 793 251, 396 4 2, 052 2, 17 2, 331 280, 018 4, 918, 847 2, 181, 274 173, 640 1 5, 523, 733 7, 040, 147 5 72, 615 140, 971, 989 2.連結自己資本の充実の状況 ◇連結自己資本比率の状況 平成2 7年3月末における連結自己資本比率は、1 6. 7 8%となりました。 連結自己資本は、組合員の普通出資によっています。 ○普通出資による資本調達額 項 目 内 発行主体 秋田しんせい農業協同組合 資本調達手段の種類 普通出資 コア資本に係る基礎項目に算入した額 5 9億4 1百万円(前年度6 0億2 5百万円) 容 当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JAを中心に信用リスク やオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、 内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 89 自己資本の構成に関する事項 (単位:千円) 平成26年度 項 目 平成25年度 経 過 措 置に よる不算入額 経 過 措 置に よる不算入額 コア資本に係る基礎項目(1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額 うち、出資金及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 9, 274, 952 8, 994, 484 5, 941, 795 6, 025, 150 − − 3, 477, 293 3, 101, 243 うち、外部流出予定額(△) △ 2 9, 115 △ 29, 578 うち、処分未済持分の額(△) △ 1 15, 020 △ 102, 330 コア資本に算入される評価・換算差額等 △ 4, 732 − うち、退職給付に係るものの額 △ 4, 732 − − − 1 24, 159 1 32, 706 1 24, 159 1 32, 706 コア資本に係る調整後少数株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 − − − − うち、回転出資金の額 − − うち、上記以外に該当するものの額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − − 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調 達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − − 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに 相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 477, 095 5 32, 577 少数株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額(イ) 66, 904 6 9, 657 9, 938, 379 9, 729, 425 コア資本に係る調整項目(2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除 く。)の額の合計額 うち、のれんに係るもの(のれん相当差額を含む)の額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 6, 110 24, 440 − − 6, 110 24, 440 − 42, 878 − − − 42, 878 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 − − − − 適格引当金不足額 − − − − 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 − − − − 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 − − − − 退職給付に係る資産の額 − − − − 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 − − − − 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 − − − − 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 − − − − 特定項目に係る十パーセント基準超過額 − − − − うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 − − − − うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産 に関連するものの額 − − − − うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 − − − − − − − − うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 − − − − うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産 に関連するものの額 − − − − − − − − 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額(ロ) 90 6, 110 − 平成26年度 項 目 平成25年度 経 過 措 置に よる不算入額 経 過 措 置に よる不算入額 自己資本 自己資本の額((イ)−(ロ)) (ハ) 9, 932, 269 9, 729, 425 49, 041, 234 44, 888, 059 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 △ 6, 752, 505 △10, 706, 874 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシン グ・ライツに係るものを除く。) 24, 440 42, 878 うち、繰延税金資産 − − うち、退職給付に係る資産 − − △ 7, 954, 959 △11, 933, 258 1, 178, 014 1, 183, 504 − − 10, 145, 404 10, 221, 648 − − リスク・アセット等(3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの額 うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 − − リスク・アセット等の額の合計額(ニ) 59, 186, 639 55, 109, 707 16. 78% 17. 65% 連結自己資本比率 連結自己資本比率((ハ)/(ニ)) (注)1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づ き算出しています。 2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信 用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用して います。 3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。 91 自己資本の充実度に関する事項 ① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 区 分 我が国の中央政府及び中央 銀行向け 我が国の地方公共団体向け 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け (単位:千円) 平 成 2 6 年 度 平 成 2 5 年 度 エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額 エクスポージャー リスク・アセット額 所要自己資本額 の 期 末 残 高 b=a×4% の 期 末 残 高 b=a×4% a a 6, 7 0 1, 0 6 0 − − 7, 1 9 0, 9 1 1 − − 1 4, 2 4 4, 9 4 8 8 8 3, 0 1 8 2, 3 0 7, 7 9 2 − 8 8, 3 0 1 2 0 0, 3 2 4 − 3, 5 3 2 8, 0 1 2 1 4, 8 8 2, 8 8 0 1, 0 2 1, 8 1 5 2, 5 1 8, 6 2 0 − 8 8, 2 0 2 2 0 0, 3 1 9 − 3, 5 2 8 地方三公社向け 金融機関及び第一種金融商 品取引業者向け 法人等向け 4 2 2, 6 0 3 2 0, 0 3 0 8 0 1 3 2 3, 0 4 6 2 0, 0 3 2 8, 0 1 2 8 0 1 7 2, 6 7 6, 2 3 7 1 4, 5 3 5, 2 4 7 5 8 1, 4 0 9 7 0, 9 3 5, 4 0 2 1 4, 1 8 7, 0 8 0 5 6 7, 4 8 3 9 7 9, 2 8 0 6 0 1, 4 4 8 2 4, 0 5 7 5 2 9, 6 7 4 5 1 5, 0 2 9 2 0, 6 0 1 中小企業等向け及び個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 三月以上延滞等 信用保証協会等保証付 共済約款貸付 出資等 6, 3 1 7, 7 5 5 7, 0 1 9, 6 3 1 − 3 9 5, 9 6 9 5, 9 2 8, 0 2 5 3 3, 1 8 0 1, 8 3 3, 0 9 4 3, 8 6 3, 6 0 7 2, 4 3 7, 1 2 5 − 3 7 3, 2 0 5 5 7 4, 9 6 2 − 1, 8 2 1, 2 8 0 1 5 4, 5 4 4 9 7, 4 8 5 − 4, 9 2 8 1 2 2, 9 9 8 − 7 2, 8 5 1 6, 6 1 3, 8 8 7 6, 6 2 6, 3 9 4 − 3 2 3, 3 7 3 6, 3 5 0, 1 0 4 3 7, 5 5 7 1, 8 1 5, 0 0 0 4, 1 3 5, 0 5 4 2, 2 9 7, 3 0 8 − 3 5 4, 7 6 1 6 1 8, 0 2 1 − 1 6 5, 4 0 2 9 1, 8 9 2 − 1 4, 1 9 0 2 4, 7 2 0 − 1, 8 0 5, 5 5 1 7 2, 2 2 2 7, 9 5 4, 9 5 9 1 9, 8 8 7, 3 9 9 7 9 5, 4 9 5 7, 9 5 5, 5 0 5 1 9, 8 8 8, 7 6 3 7 9 5, 5 5 0 − − − − − − 複数の資産を裏付とする資産 (所謂ファンド)のうち、個々 の資産の把握が困難な資産 − − − − − − 証券化 − − − − − − 経過措置によりリスク・アセット の額に算入・不算入となるもの − △ 6, 7 6 3, 2 8 0 △ 他の金融機関等の対象資本 調達手段 特定項目のうち調達項目に 算入されないもの 上記以外 標準的手法を適用するエクス ポージャー別計 1 2, 5 1 5, 8 7 4 1 1, 4 0 1, 5 8 2 1 4 0, 2 1 3, 4 3 0 4 9, 0 4 1, 2 3 4 2 7 0, 5 3 1 4 5 6, 0 6 3 − △1 0, 7 2 3, 6 4 8 △ 4 2 8, 9 4 5 1 2, 2 6 9, 3 7 5 1 1, 5 0 1, 5 8 0 4 6 0, 0 6 3 1, 9 6 1, 6 4 9 1 3 9, 3 9 3, 5 5 1 4 4, 8 8 8, 0 5 9 1, 7 9 5, 5 2 2 CVAリスク相当額÷8% 中央清算機関関連エクスポージャー 信用リスク・アセットの額の合計額 − − − − − − − − − − − − 1 4 0, 2 1 3, 4 3 0 4 9, 0 4 1, 2 3 4 1, 9 6 1, 6 4 9 1 3 9, 3 9 3, 5 5 1 4 4, 8 8 8, 0 5 9 1, 7 9 5, 5 2 2 オペレーショナル・リスク相 オペレーショナル・リスク相 オペレーショナル・リスクに対する 当額を8%で除して 得 た 額 所要自己資本額 当額を8%で除して 得 た 額 所要自己資本額 b=a×4% b=a×4% 所 要 自 己 資 本 の 額 a a <基 礎 的 手 法> 1 0, 1 4 5, 4 0 4 4 0 5, 8 1 6 1 0, 2 2 1, 6 4 8 4 0 8, 8 6 5 リスク・アセット等(分母) 計 所要自己資本額 リスク・アセット等(分母) 計 所要自己資本額 b=a×4% a b=a×4% a 所 要 自 己 資 本 額 計 5 9, 1 8 6, 6 3 9 2, 3 6 7, 4 6 5 5 5, 1 0 9, 7 0 7 2, 2 0 4, 3 8 8 (注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載して います。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券 等が該当します。 3.「三月以上延滞等」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー 及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、 「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャ ーのことです。 4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 5.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化 し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 6.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本調達手段、コア資本に係る 調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)及び土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入 したもの、不算入としたものが該当します。 7.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際 開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる 保証またはクレジットデリバティブの免責額が含まれます。 8.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)> (粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額 ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 92 信用リスクに関する事項 ① リスク管理の方法及び手続の概要 当連結グループでは、JA以外で与信を行っていないため、連結グループにおける信用リスク管理の 方針及び手続等は定めていません。JAの信用リスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開 示内容(P.1 0)をご参照ください。 ② 標準的手法に関する事項 連結自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出してい ます。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定にあたり使用する格付 等は次のとおりです。 リスク・ウエイトの判定にあたり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使 用し、非依頼格付は使用しないこととしています。 適 格 格 付 機 関 株式会社格付投資情報センター(R&I) 株式会社日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。 リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・スコア は、主に以下のとおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 カントリー・リスク・スコア 金融機関向けエクスポージャー − 日本貿易保険 法人等向けエクスポージャー(長期) R&I、JCR、Moody’s、S&P、Fitch − 法人等向けエクスポージャー(短期) R&I、JCR、Moody’s、S&P、Fitch − 93 ③ 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクスポー ジャーの期末残高 (単位:千円) 平 区 分 成 26 年 度 成 25 年 度 信 用リスクに 関 す る 三 月 以 上 延 滞 信 用リスクに 関 す る 三月以上延滞 エクスポージャーの残高 うち貸出金等 う ち 債 券 エクスポージャー エクスポージャーの残高 うち貸出金等 う ち 債 券 エクスポージャー 法 農 業 174, 395 174, 395 − − 174, 821 174, 821 − − 林 業 − − − − − − − − 水 産 業 − − − − − − − − 製 造 業 − − − − − − − − 業 − − − − − − − − 建設・不動産業 700, 936 − 700, 936 − 500, 420 − 500, 420 − 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − − − − − 運輸・通信業 1, 725, 940 − 1, 725, 940 − 1, 536, 941 − 1, 536, 941 − 金融・保険業 76, 262, 714 1, 889, 269 1, 687, 337 − 74, 664, 378 1, 889, 815 1, 826, 120 − 卸売・小売・飲食・サービス業 − 鉱 人 638, 475 638, 475 − 日本国政府・地方公共団体 19, 890, 946 12, 982, 398 6, 908, 548 上 記 以 外 個 そ の 89, 329 − 人 19, 581, 317 19, 517, 251 8, 098, 625 − 他 13, 140, 078 − − 業 種 別 残 高 計 140, 213, 430 35, 291, 119 11, 022, 762 1 平 年 以 下 72, 650, 505 1, 976, 918 − − − 21, 509, 440 14, 718, 401 6, 791, 039 − − 715, 306 8, 099, 446 715, 306 102, 654 − − 395, 969 19, 792, 702 19, 736, 451 − 323, 373 − − 395, 969139, 393, 551 37, 337, 451 10, 654, 521 − 12, 400, 093 − 323, 373 − 72, 936, 279 2, 003, 400 − − 1, 832, 168 1, 832, 168 − − 2, 893, 550 2, 442, 791 450, 759 200, 106 2, 558, 944 2, 558, 944 − 1年超 3 年 以 下 3, 769, 246 1, 769, 245 3年超 5 年 以 下 2, 668, 663 2, 668, 663 5年超 7 年 以 下 3, 013, 022 2, 812, 916 7年超10年 以 下 7, 596, 811 5, 274, 981 2, 321, 829 8, 388, 530 6, 068, 939 2, 319, 590 超 28, 264, 041 19, 763, 215 8, 500, 826 29, 364, 933 21, 480, 761 7, 884, 172 10 年 期限の定めのないもの 22, 251, 139 1, 025, 179 − 残 存 期 間 別 残 高 計 140, 213, 430 35, 291, 119 11, 022, 762 21, 419, 143 950, 444 − 139, 393, 551 37, 337, 451 10, 654, 521 (注)1.当連結グループでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しておりま す。 2.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャー に該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 3.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・ エクスポージャーを含んでいます。 「コミットメント」とは、契約した期間及び融資枠の範囲でお客様のご請 求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。 「貸出金等」にはコミットメントの融資可能 残高も含めています。 4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞し ているエクスポ−ジャーをいいます。 5.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 94 ④ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 平 区 分 期首残高 成 2 6 (単位:千円) 年 度 平 期 中 減 少 額 期 中 増 加 額 目的使用 期末残高 そ の 他 期首残高 成 25 年 度 期 中 減 少 額 期 中 増 加 額 目的使用 期末残高 そ の 他 一般貸倒引当金 132, 2 8 5 12 4, 1 6 9 − 13 2, 2 85 1 2 4, 1 6 9 1 40, 22 0 1 32, 2 8 5 − 14 0, 2 20 1 32, 285 個別貸倒引当金 23 0, 6 2 1 2 26, 8 4 3 1 2, 43 8 21 8, 1 83 2 2 6, 8 4 3 2 93, 87 2 23 0, 6 21 2 5, 7 19 2 6 8, 1 53 2 30, 621 ⑤ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 平 区 分 26 年 度 期中減少額 期 中 増加額 目的使用 その他 期 首 残 高 (単位:千円) 平 期 末 残 高 貸出金 償 却 期 首 残 高 成 25 年 期中減少額 期 中 増加額 目的使用 その他 度 期 末 残 高 貸出金 償 却 農 業 − − − − − − − − − − − − 林 業 − − − − − − − − − − − − 法 水 産 業 − − − − − − − − − − − − 製 造 業 − − − − − − − − − − − − 鉱 人 業 − − − − − − − − − − − − 建設・不動産業 − − − − − − − − − − − − 電気・ガス・熱供給・水道業 − − − − − − − − − − − − 運輸・通信業 − 231 − − 231 − − − − − − − 金融・保険業 − − − − − − − − − − − − 卸売・小売・飲食・サービス業 279 25 260 19 25 − − 279 − − 279 − − − − − − − − − − − − − 上 記 個 業 成 以 外 人 種 別 計 230, 342 226, 587 12, 178 218, 164 226, 587 393 293, 872 230, 342 25, 719 268, 153 230, 342 4 230, 621 226, 843 12, 438 218, 183 226, 843 393 293, 872 230, 621 25, 719 268, 153 230, 621 4 (注)当連結グループでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。 ⑥ 信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1 2 5 0%を適用する残高 区 分 リ スク ・ ウ エ イ ト 0 % リスク・ウエイト2% リスク・ウエイト4% リ ス ク ・ ウ エ イ ト1 0% リ ス ク ・ ウ エ イ ト2 0% 信用リスク リ ス ク ・ウ エ イ ト35% 削 減 効 果 リ ス ク ・ウ エ イ ト50% 勘案後残高 リ ス ク ・ウ エ イ ト75% リスク・ウエイト100% リスク・ウエイト150% リスク・ウエイト200% リスク・ウエイト250% そ の 他 リ ス ク ・ ウ エ イ ト1250% 計 平 格付あり − − − − 4 00, 720 − 1 00, 080 − − − − − − − 500, 800 成 26 年 格付なし 2 3, 290, 572 − − 8, 635, 868 72, 794, 422 6, 963, 264 2, 281, 725 3, 793, 875 1 4, 988, 013 8, 167, 343 − − − − 140, 915, 085 度 計 23, 290, 572 − − 8, 635, 868 73, 195, 142 6, 963, 264 2, 381, 805 3, 793, 875 988, 013 14, 8, 167, 343 − − − − 141, 415, 885 平 格付あり − − − − − − − − − − − − − − − (単位:千円) 成 25 年 格付なし 2 4, 362, 037 − − 9, 073, 018 7 1, 055, 818 6, 563, 598 1, 843, 112 4, 445, 599 2 3, 056, 141 2 20, 608 − − − − 140, 619, 935 度 計 24, 362, 037 − − 9, 073, 018 818 71, 055, 6, 563, 598 1, 843, 112 4, 445, 599 23, 056, 141 220, 608 − − − − 140, 619, 935 (注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポージャー に該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「格付けあり」には原エクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、 「格付 なし」には原エクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。 なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。 3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリスク・ウ エイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・ウエイトを算入したものについても集計の 対象としています。 4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバ ティブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウエイト1250%を適用したエク スポージャーがあります。 95 信用リスク削減手法に関する事項 ① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 連結自己資本比率の算出にあたって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」において定め ています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、JAのリスク管理の方針及び手続に準じ て行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.6 3)をご 参照ください。 ② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 区 分 地方公共団体 金 融 機 構 向 け 我が国の政府 関 係 機 関 向 け 地 方 三 公 社 向 け 金融機関向け及び第一種金融 商 品 取 引 業 者 向 け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン 不動産取得等事業向け 三 月 以 上 延 滞 等 証 券 化 中 央 清 算 機 関 関 連 上 記 以 外 合 計 平 成 26 年 適格金融資産担保 保 − − − (単位:千円) 度 証 − 3 04, 549 3 22, 449 平 成 25 年 適格金融資産担保 保 − − − 度 証 1 39, 788 515, 421 2 22, 884 − − − − − 1 28, 514 − − − − − − 1 28, 514 − 2, 166, 885 − − 3 3 − − 3, 127 2, 797, 045 − 139, 688 − − − − − − 139, 688 − 1, 777, 5 87 4 57 − 599 − − 2, 360 01 2, 659, 1 (注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なもの としては貸出金や有価証券等が該当します。 2.「三月以上延滞等」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債務者に係 るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、 「法人等向け」等においてリスク・ ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。 3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエク スポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポー ジャーのことです。 4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外 の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 オペレーショナル・リスクに関する事項 ① オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAのリスク管理及びそ の手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体 の開示内容(P.1 1)をご参照ください。 96 出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 ① 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 連結グループにかかる出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理は、子会社にお いてはJAのリスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク管理の方針及 び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.6 4)をご参照ください。 ② 出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 区 分 上 非 上 合 平 成 2 6 連結貸借対照表計上額 年 (単位:千円) 度 平 成 2 5 時価評価額 連結貸借対照表計上額 年 度 時価評価額 場 − − − − 場 7, 8 8 6, 9 7 0 7, 8 8 6, 9 7 0 7, 8 7 1, 2 4 1 7, 8 7 1, 2 4 1 計 7, 8 8 6, 9 7 0 7, 8 8 6, 9 7 0 7, 8 7 1, 2 4 1 7, 8 7 1, 2 4 1 (注) 「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは連結貸借対照表計上額の合計額です。 ③ 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 該当する取引はありません。 ④ 連結貸借対照表で認識され、連結損益計算書で認識されない評価損益の額 (保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等) 該当する取引はありません。 ⑤ 連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額 (子会社・関連会社株式の評価損益等) 該当する取引はありません。 ) 金利リスクに関する事項 ① 金利リスクの算定方法の概要 連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法により行ってい ます。JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容(P.6 5)をご参照ください。 ② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 区 分 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 (単位:千円) 平 成2 6年 度 △ 5 6 1, 0 2 1 平 成2 5年 度 △ 8 1 9, 2 7 1 97 Ⅶ 財務諸表の正確性等にかかる確認 確 1 認 書 私は、当JAの平成26年4月1日から平成27年3月31日までの事業年度にか かるディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべ ての重要な点において、農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されてい ることを確認いたしました。 2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備さ れ、有効に機能していることを確認しております。 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が 整備されております。 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効 性を検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されており ます。 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。 平 成27年 7 月24日 秋田しんせい農業協同組合 代表理事組合長 98 【JAの概要】 1.機 構 図 (平成2 7年7月現在) 99 2.役員構成(役員一覧) (平成27年7月現在) 役 職 代表理事組合長 代表理事副組合長 代表理事専務 常 務 理 事 常 務 理 事 代表理事会長 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 畠 武 今 高 佐 阿 小 清 鈴 佐 今 加 氏 山 田 野 橋 藤 部 松 橋 木 藤 野 藤 名 勝 吉 正 一 二 樹 徹 良 雄 一 広 男 春 夫 司 茂 和 栄 一 久 利 良 役 理 理 理 理 理 理 理 理 理 理 理 理 職 事 事 事 事 事 事 事 事 事 事 事 事 畠 佐 佐 金 小 佐 鈴 相 小 横 鈴 佐 氏 山 藤 藤 子 松 々木 木 田 林 山 木 藤 名 与 邦 民 忠 多 甚 勝 喜 一 幸 雄 徹 彦 悦 一 弘 豊 代和 久 勉 役 職 氏 理 事 新 田 理 事 今 野 理 事 小 川 理 事 佐 藤 代 表 監 事 加 藤 常 勤 監 事 佐 藤 監 事 工 藤 監 事 佐 藤 監 事 須 藤 監 事 木 内 員 外 監 事 岸 野 名 豊 勝 孝 冶 子 子 實 龍 一 俊 一 守 富 栄 長之助 忠 一 芳 夫 3.組 合 員 数 (単位:人、団体) 区 分 正 組 平 成 26 年 度 合 個 法 平 成2 5年 度 増 減 員 1 2, 215 12, 585 △ 370 人 1 2, 183 12, 558 △ 3 75 人 32 27 5 員 8, 920 8, 805 115 個 人 8, 221 8, 099 法 人 6 99 706 △ 7 計 2 1, 135 21, 390 △ 255 准 組 合 合 122 4.組合員組織の状況 (単位:人、団体) 組 織 名 構成員数 支部長代表者連絡会 4 50 組 織 名 組 構成員数 織 名 構成員数 会 1 7 和 牛 改 良 部 会 340 集落営農組織連絡協議会 1, 949 (108組織) ア ス パ ラ ガ ス 部 会 139 由 利 牛 肥 育 部 会 19 酪 ね ぎ 部 青 年 部 253 馬 鈴 薯 部 会 5 会 15 女 性 部 1, 280 農 産 物 部 会 104 酪農ヘルパー利用組合 15 稲 作 連 絡 協 議 会 10 り ん ど う 部 会 40 比内地鶏生産部会 9 大 豆 連 絡 協 議 会 10 菊 会 4 5 E り ん ご 部 会 52 鉢 物 部 会 7 青 き の こ 部 会 25 バ ラ 部 会 3 ミ ニ ト マ ト 部 会 138 トルコギキョウ部会 17 いんげん・えんどう部会 133 ダ 部 リ ア 5.特定信用事業代理業者の状況 該当する事項はありません。 100 部 会 5 農 部 T 会 71 会 118 農業生産法人連絡協議会 24 和 27 色 牛 部 申 青 告 年 部 6.地 区 一 覧 【由利本荘市・にかほ市一円の区域】 本荘・由利地域は、秋田県の南西部に位置し、西に日本海、 南に鳥海山を擁し、その海と山がもたらす穏やかな気候と子 吉川を本流とする清らかな河川に恵まれた緑豊かな地域です。 平成1 7年3月に誕生した由利本荘市(本荘、岩城、大内、 東由利、由利、矢島、鳥海、西目) 、同年1 0月に誕生したに かほ市(仁賀保、金浦、象潟)の二市の行政区からなり、農 業においても、それぞれ地域の特性を活かした産地づくりが 進んでおります。 7.沿 革 ・ あ ゆ み 平成9年4月 本荘由利地区内11JAが合併、秋田し んせい農業協同組合誕生 8月 由利畜連包括承継 10月 釜ヶ台農業倉庫竣工 12月 野菜種苗供給センター竣工 平成10年3月 JA秋田しんせい象潟町ねむの丘店開店 11月 高齢者助け合い組織設立 平成11年10月 金浦町生産資材店舗移転 11月 矢島町生産資材店舗移転 平成12年3月 北部グリーンセンター開店 4月 訪問介護サービスを開始 5月 本所事務所竣工・移転 平成13年8月 西部地区カントリーエレベーター竣工 平成14年4月 Aコープ事業を㈱ジェイエイ秋田しん せいサービスへ事業移管 8∼9月 支所統廃合を実施、36支所6出張所体 制から11総合支店6支店9出張所体制 に再編 平成18年3月 9月 西部地区カントリーエレベーター増設 工事竣工 平成20年3月 岩城農業倉庫竣工 6月 平成22年3月 1 1月 肥育豚舎竣工 1 2月 あきた総合家畜市場株式会社設立 平成23年1 0月 岩城支店・金浦支店リニューアルオー プン 1 2月 由利組合総合病院内に短期入所生活介 護事業所『ふれあいゆりの里』開所 平成24年2月 エリア体制がスタート。管内4エリア 体制とし、基幹支店・営農センター等 を配置。 3月 あきた総合家畜市場竣工 1 0月 石沢支店・内越支店・上郷支店を集約 1 1月 象潟生産資材センター新店舗移転・営 業開始 移動金融店舗車『ふれあいちょきん ぎょ号』営業開始 10月 給油事業を㈱ジェイエイ秋田しんせい サービスへ事業移管 平成25年8月 生活購買事業(LPG・自動車・耐久資 材)を㈱ジェイエイ秋田しんせいサー ビスへ事業移管 平成15年11月 農機具センター管内5事業所へ集約 平成16年3月 本荘市生産資材センター新装開店 7月 平成17年2月 3月 デイサービスセンター『ふれあい泉の 里』開所 ペレット堆肥製造施設・水稲種子温湯 消毒施設竣工 仁賀保花き集荷所竣工 9月 10月 総合ポイント制度スタート 9月 鳥海町総合支店改修工事竣工・移転 本荘市総合支店改修工事竣工・移転 由利自動車総合センター事業移管 平成19年10月 9月 平成15年8月 本店に住宅ローンセンター設置 にかほ市と防災協定締結 由利本荘市と防災協定締結 1 0月 西目支店リニューアルオープン 1 2月 キク種苗供給センター開設 平成26年1 2月 小規模多機能型居宅介護事業所『ふれ あいの里しお風』開所 1 2月 JAさがみ(神奈川県)と災害時相互 支援協定を締結 1 2月 本荘支店リニューアルオープン 大内菌床培養センター竣工 由利本荘市指定金融機関に指定 101 8.店舗等のご案内 (平成27年7月現在) 店舗及び事務所名 本 本 東 荘 西 利 支 目 本 荘 組 合 大 支 住 0184‐27‐1665 − 店 由利本荘市小人町101−1 0184‐22‐4054 1台 由利本荘市東由利老方字四ツ眼58 0184‐69‐2221 1台 店 由利本荘市西目町沼田字新道下1−14 0184‐33‐2150 1台 由利本荘市荒町字塒台1−1 0184‐22‐2323 1台 支 店 病 院 支 店 由利本荘市川口字家後38 0184‐24‐3705 2台 店 由利本荘市大内三川字三川40 0184‐65‐2011 − 店 由利本荘市岩城内道川字新鶴潟50 0184‐73‐2111 − 支 店 由利本荘市小栗山字小栗山41−2 0184‐67‐2121 − 支 支 大 内 所 店 央 城 川 ATM設置状況 由利本荘市荒町字塒台1−1 中 内 岩 上 支 由 電話番号 店 矢 島 支 店 由利本荘市矢島町七日町字羽坂21−13 0184‐55‐4711 1台 由 利 支 店 由利本荘市森子字明法下152 0184‐53‐3221 1台 鳥 海 支 店 由利本荘市鳥海町下川内字鐙ヶ平183−1 0184‐57‐2111 1台 笹 子 支 店 由利本荘市鳥海町上笹子字堺台109−1 0184‐59‐2041 1台 象 潟 支 店 にかほ市象潟町字家の後146 0184‐43‐4300 1台 店 にかほ市平沢字清水3−25 0184‐35‐2443 1台 店 にかほ市金浦字十二林196−5 0184‐38‐2005 1台 由利本荘市尾崎17 0184‐23‐7230 − 仁 賀 金 保 浦 支 支 由 利 本 荘市 役 所 出 張 所 ○土曜日・日曜日・休業時におけるキャッシュカードの紛失・盗難の場合は、 集中監視センターへご連絡ください。 電話 0 1 2 0 ‐ 4 1 1 1 8 0(2 4時間受付) 金融店舗外ATMコーナー 設 由 利 置 1台 デイサービスセンターふれあい泉の里 由利本荘市三条字前田76 1台 ジェイエイ秋田しんせいサービス本店 由利本荘市埋田字小館81−16 1台 マ ッ ク ス バ リ ュ 本 荘 中 央 店 由利本荘市岩渕下18 1台 マ ッ ク ス バ リ ュ 川 口 店 由利本荘市川口字八幡前196 1台 イオンスーパーセンター本荘店 由利本荘市石脇字田中138 1台 A 1台 由利本荘市東由利老方字畑田38−1 1台 A 店 由利本荘市矢島町七日町字熊之堂131−1 1台 由利本荘市岩城内道川字井戸ノ沢84−94 1台 百 館 にかほ市平沢字宮田37−1 1台 ー にかほ市象潟町小滝字前谷地21 1台 102 や し ま 店 ファミリーマート由利本荘岩城店 上 プ ち 庁 由利本荘市大内三川字三川38 ー う 本 A コ ー プ ひ が し ゆ り 店 コ お 所 ATM設置台数 1台 お 役 所 由利本荘市岩谷町字西越36 プ 市 住 由利本荘市尾崎17 ー 荘 所 総合交流ターミナルぽぽろっこ コ 本 場 彩 郷 給 油 セ ン タ 法定開示項目掲載ページ一覧 組合単体開示項目 農業協同組合施行規則第2 0 4条関係 開 示 項 目 ページ ●概況及び組織に関する事項 9 9 ○業務の運営の組織 1 0 0 ○理事及び監事の氏名及び役職 1 0 2 ○事務所の名称及び所在地 1 0 0 ○特定信用事業代理業者に関する事項 ●主要な業務の内容 1 5∼2 1 ○主要な業務の内容 ●主要な業務に関する事項 4∼7 ○直近の事業年度における事業の概況 ○直近の5事業年度における主要な業務の状況 4 2 ・経常収益(事業の区分ごとの事業収益及びそ の合計) 4 2 ・経常利益又は経常損失 4 2 ・当期剰余金又は当期損失金 4 2 ・出資金及び出資口数 4 2 ・純資産額 4 2 ・総資産額 4 2 ・貯金等残高 4 2 ・貸出金残高 4 2 ・有価証券残高 4 2 ・剰余金の配当の金額 4 2 ・職員数 4 2 ・単体自己資本比率 ○直近の2事業年度における事業の状況 ◇主要な業務の状況を示す指標 4 2 ・事業粗収益及び事業粗利益率 4 2 ・資金運用収支、役務取引等収支及びその他 事業収支 4 3 ・資金運用勘定及び資金調達勘定の平均残高、 利息、利回り及び総資金利ざや 4 3 ・受取利息及び支払利息の増減 5 6 ・総資産経常利益率及び資本経常利益率 5 6 ・総資産当期純利益率及び資本当期純利益率 ◇貯金に関する指標 4 4 ・流動性貯金、定期性貯金、譲渡性貯金その 他の貯金の平均残高 4 4 ・固定金利定期貯金、変動金利定期貯金及び その他の区分ごとの定期貯金の残高 ◇貸出金等に関する指標 4 4 ・手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手 形の平均残高 4 4 ・固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金 の残高 4 5 ・担保の種類別(貯金等、有価証券、動産、 不動産その他担保物、農業信用基金協会保 開 示 項 目 ページ 証、その他保証及び信用の区分をいう。 ) の 貸出金残高及び債務保証見返額 ・使途別(設備資金及び運転資金の区分をい 4 5 う。 ) の貸出金残高 ・主要な農業関係の貸出実績 4 6 ・業種別の貸出金残高及び当該貸出金残高の 4 5 貸出金の総額に対する割合 ・貯貸率の期末値及び期中平均値 5 6 ◇有価証券に関する指標 ・商品有価証券の種類別(商品国債、商品地 4 9 方債、商品政府保証債及びその他の商品有 価証券の区分をいう。 )の平均残高 ・有価証券の種類別(国債、地方債、短期社 4 9 債、社債、株式、外国債券及び外国株式そ の他の証券の区分をいう。次号において同 じ。 ) の残存期間別の残高 ・有価証券の種類別の平均残高 4 9 ・貯証率の期末値及び期中平均値 5 6 ●業務の運営に関する事項 2 ○リスク管理の体制 1 0∼1 1 2∼1 3 ○法令遵守の体制 1 3 ○苦情処理措置及び紛争解決措置の内容 ●組合の直近の2事業年度における財産の状況 2 2∼4 0 ○貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書 又は損失金処理計算書 ○貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計 額 4 7 ・破綻先債権に該当する貸出金 4 7 ・延滞債権に該当する貸出金 4 7 ・3か月以上延滞債権に該当する貸出金 4 7 ・貸出条件緩和債権に該当する貸出金 4 7 ○元本補てん契約のある信託に係る貸出金のうち 破綻先債権、延滞債権、3か月以上延滞債権及 び貸出条件緩和債権に該当するものの額ならび にその合計額 14、 57∼58 ○自己資本の充実の状況 ○次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、 時価及び評価損益 5 0 ・有価証券 5 0 ・金銭の信託 5 0 ・デリバティブ取引 5 0 ・金融等デリバティブ取引 5 0 ・有価証券店頭デリバティブ取引 4 8、 6 2 ○貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 4 8 ○貸出金償却の額 連結(組合及び子会社等)に関する開示項目 農業協同組合施行規則第2 0 5条関係 開 示 項 目 ●組合及びその子会社等の概況 ○組合及びその子会社等の主要な事業の内容及び 組織の構成 ○組合の子会社等に関する事項 ・名称 ・主たる営業所又は事務所の所在地 ・資本金又は出資金 ・事業の内容 ・設立年月日 ・組合が有する子会社等の議決権の総株主、総 社員又は総出資者の議決権に占める割合 ・組合の1の子会社等以外の子会社等が有する 当該1の子会社等の議決権の総株主、総社員 又は総出資者の議決権に占める割合 ●組合及びその子会社等の主要な業務につき連結し たもの ○直近の事業年度における事業の概況 ○直近の5連結会計年度における主要な業務の状 況 ページ 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 開 示 項 目 ・経常収益(事業の区分ごとの事業収益及びそ の合計) ・経常利益又は経常損失 ・当期利益又は当期損失 ・純資産額 ・総資産額 ・連結自己資本比率 ●直近の2連結会計年度における財産の状況につき 連結したもの ○貸借対照表、損益計算書及び剰余金計算書 ○貸出金のうち次に掲げるものの額およびその合 計額 ・破綻先債権に該当する貸出金 ・延滞債権に該当する貸出金 ・3か月以上延滞債権に該当する貸出金 ・貸出条件緩和債権に該当する貸出金 ○自己資本の充実の状況 ○事業の種類ごとの事業収益の額、経常利益又は 経常損失の額及び資産の額として算出したもの ページ 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 9∼8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 9∼9 1 8 8 103 自己資本の充実の状況に関する開示項目 開 示 項 目 ページ ●単体における事業年度の開示事項 ○定性的開示事項 1 4 ・自己資本調達手段の概要 1 4 ・組合の自己資本の充実度に関する評価方法の 概要 ・信用リスクに関する事項 10、 60∼62 ・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方 6 3 針及び手続の概要 ・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相 6 4 手のリスクに関するリスク管理の方針及び手 続の概要 ・証券化エクスポージャーに関する事項 6 4 ・オペレーショナル・リスクに関する事項 1 1 6 4∼6 5 ・出資その他これに類するエクスポージャーに 関するリスク管理の方針及び手続の概要 ・金利リスクに関する事項 6 5 ○定量的開示事項 ・自己資本の構成に関する事項 5 7∼5 8 ・自己資本の充実度に関する事項 5 9 ・信用リスクに関する事項 6 0∼6 2 ・信用リスク削減手法に関する事項 6 3 ・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相 6 4 手のリスクに関する事項 ・証券化エクスポージャーに関する事項 6 4 ・出資その他これに類するエクスポージャーに 6 4∼6 5 関する事項 ・金利リスクに関して組合が内部管理上使用し 6 5 た金利ショックに対する損益又は経済的価値 の増減額 104 開 示 項 目 ●連結における事業年度の開示事項 ○定性的開示事項 ・連結の範囲に関する事項 ・自己資本調達手段の概要 ・連結グループの自己資本の充実度に関する評 価方法の概要 ・信用リスクに関する事項 ・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方 針及び手続の概要 ・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相 手のリスクに関するリスク管理の方針及び手 続の概要 ・証券化エクスポージャーに関する事項 ・オペレーショナル・リスクに関する事項 ・出資その他これに類するエクスポージャーに 関するリスク管理の方針及び手続の概要 ・金利リスクに関する事項 ○定量的開示事項 ・自己資本の構成に関する事項 ・自己資本の充実度に関する事項 ・信用リスクに関する事項 ・信用リスク削減手法に関する事項 ・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相 手のリスクに関する事項 ・証券化エクスポージャーに関する事項 ・出資その他これに類するエクスポージャーに 関する事項 ・金利リスクに関して連結グループが内部管理 上使用した金利ショックに対する損益又は経 済的価値の増減額 ページ 6 6 8 9∼9 1 9 2 9 3∼9 5 9 6 9 6 9 6 9 6 9 7 9 7 8 9∼9 1 9 2 9 3∼9 5 9 6 9 6 9 6 9 6 9 7 秋田しんせい農業協同組合 〒015‐8538 秋田県由利本荘市荒町字塒台1‐1 TEL0184‐27‐1661 FAX0184‐27‐1662 http : //www.akita-shinsei.or.jp/