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V8
四街道市
情報化推進計画 ( 平 成 24・ 25 年 度 )( 案 )
計 画 期 間 : 平 成 24・ 25 年 度
平成
年
月
四 街道市
目 次
目 次
第5章
目
次
第1節
情 報 化 の 具 体 的 な 施 策 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 41
基本目標1
魅 力 あ る ま ち づ く り の た め の 情 報 化 . .. .. .. . .. .. .. . .. 44
第 1 項 コ ン テ ン ツ の 充 実 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 44
第 2 項 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 活 性 化 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 46
第1章
基 本 的 な 考 え 方 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 1
第1節
計 画 の 趣 旨 . .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 2
第2節
計 画 の 位 置 づ け . . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 3
第3節
計 画 の 期 間 . .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 3
第 3 項 学 習 環 境 の 情 報 化 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 48
第2節
行 政 サ ー ビ ス 向 上 の た め の 情 報 化 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 49
第 2 項 安 心 な 暮 ら し を 支 え る 情 報 化 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 52
第3節
第2章
基本目標 2
第 1 項 便 利 で 質 の 高 い 行 政 サ ー ビ ス の 提 供 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 49
基本目標 3
効 率 的 な 行 政 運 営 の た め の 情 報 化 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 55
情 報 化 に 関 す る 動 向 .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 5
第 1 項 行 政 事 務 の 効 率 化 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 55
第1節
国 の 動 向 . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 6
第 2 項 基 幹 シ ス テ ム の 最 適 化 . . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 58
第2節
電 子 自 治 体 の 動 向 .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. . 8
第3節
千 葉 県 の 動 向 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 12
第4節
東 日 本 大 震 災 後 の 取 り 組 み . .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 14
第 1 項 情 報 リ テ ラ シ ー 向 上 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 63
第 1 項 ソ ー シ ャ ル メ デ ィ ア サ ー ビ ス の 活 用 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 14
第 2 項 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 . . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 65
第 3 項 個 別 業 務 シ ス テ ム の 整 備 .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 60
第4節
基本目標 4
人 材 育 成 ・ 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 63
第 2 項 通 信 手 段 の 確 保 .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 14
第 3 項 行 政 情 報 の 提 供 方 法 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 15
第6章
情 報 化 推 進 の た め の 留 意 事 項 . .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 67
第 4 項 緊 急 地 震 速 報 . . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 16
第1節
電 子 自 治 体 推 進 体 制 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 68
第 5 項 被 災 者 支 援 シ ス テ ム .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 16
第2節
進 行 管 理 と シ ス テ ム の 適 正 化 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 68
第3節
調 達 ガ イ ド ラ イ ン の 整 備 . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 69
本 市 の 情 報 化 の 現 状 と 課 題 . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 17
第4節
業 務 継 続 計 画 の 策 定 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 69
第1節
情 報 化 推 進 計 画 の 策 定 状 況 . .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 18
第5節
ク ラ ウ ド コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ 等 の 活 用 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 70
第2節
情 報 化 推 進 計 画 ( 平 成 22・23 年 度 ) の 取 り 組 み 状 況 . .. .. . .. .. .. . .. 19
第6節
環 境 へ の 配 慮 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 70
第3節
住 民 情 報 シ ス テ ム ( 基 幹 シ ス テ ム ) .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 22
第4節
庁 内 情 報 シ ス テ ム ( イ ン ト ラ ネ ッ ト ) .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 24
第5節
I T を 活 用 し た 行 政 サ ー ビ ス . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 26
第1節
市 民 意 見 . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 72
第6節
情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 30
第2節
四 街 道 市 情 報 化 推 進 委 員 会 名 簿 . . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 73
第7節
緊 急 時 の 対 策 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 32
第3節
市 の 取 り 組 み 経 過 .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 74
第8節
教 育 の 情 報 化 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 34
第4節
国 の I T 施 策 経 過 .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 80
第3章
第4章
情 報 化 施 策 の 基 本 目 標 .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 37
第1節
基本目標1
魅 力 あ る ま ち づ く り の た め の 情 報 化 . .. .. .. . .. .. .. . .. 38
第2節
基本目標2
行 政 サ ー ビ ス 向 上 の た め の 情 報 化 . . .. .. .. . .. .. .. . .. 38
第3節
基本目標3
効 率 的 な 行 政 運 営 の た め の 情 報 化 . . .. .. .. . .. .. .. . .. 39
第4節
基本目標4
人 材 育 成 ・ 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 . . .. .. .. . .. .. .. . .. 39
第7章
資
料 . .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. .. .. . .. 71
第 1 章 基本的な考え方
第 1 章 基本的な考え方
第 1章
第 1節
基本的な考え方
計 画 の趣 旨
近 年 、インターネッ ト1に代 表 される 情 報 通 信 技 術 ( IT2)の進 歩 は、社 会 経 済 に
おいても飛 躍 的 に進 展 し、市 民 生 活 や経 済 活 動 に 大 きな影 響 を 与 えています。
とりわ け携 帯 電 話 は、 コ ンピュ ータの機 能 を併 せ持 つ「 スマートフ ォン 3 」が 普 及 し、
ツ イ ッ タ ー
フ ェ イ ス ブ ッ ク
Twitter4 や Facebook 5 と い っ た ソー シ ャル メ デ ィ ア サ ー ビス 6 が 身 近 に 利 用 され 、 若
者 を中 心 として、様 々な形 態 で活 用 されていま す。
特 に、東 日 本 大 震 災 では、これらの新 たなメディアサービスが情 報 伝 達 に活 用
され、災 害 等 における通 信 手 段 のひとつと して も注 目 されていま す。
第 1章 基 本 的 な 考 え 方
行 政 分 野 においては、高 度 情 報 通 信 ネットワー ク社 会 推 進 戦 略 本 部 ( IT 戦 略
本 部 ) より「 新 たな情 報 通 信 技 術 戦 略 ( 平 成 22 年 (2010 年 )5 月 )」が公 表 され、
国 民 本 位 の電 子 行 政 実 現 のための各 種 施 策 が掲 げられています。
第 1節
また、総 務 省 においては、行 政 事 務 の効 率 化 を図 るため、自 治 体 の新 たな情
計画の趣旨
報 基 盤 として、クラウドコ ンピューティング7の技 術 を活 用 した「自 治 体 クラウド」の取
第 2節
り組 みが進 められています。
計画の位置づけ
さらに、東 日 本 大 震 災 を踏 まえ、大 規 模 災 害 時 における情 報 システムの在 り方
第 3節
や業 務 の継 続 性 についての議 論 がなされており、課 題 も山 積 しています。
計画の期間
本 市 においては、平 成 13 年 度 より、電 子 市 役 所 の構 築 を目 指 した取 り組 みを
開 始 し、基 礎 的 な情 報 基 盤 を整 備 すると共 に、2 年 ごとに計 画 の策 定 を行 い、各
種 施 策 の実 現 に向 けた取 り組 みを推 進 してきまし た。
今 後 におきましても、国 の IT戦 略 である国 民 本 位 の電 子 行 政 の実 現 に向 けた
取 り組 みや、クラウドコ ンピューティングの活 用 によるシステムの集 約 化 、東 日 本 大
震 災 の教 訓 を踏 まえた災 害 等 の有 事 への対 策 及 び各 種 課 題 に対 しては、目 的
達 成 のための手 段 として情 報 化 を取 り入 れ、質 の高 い行 政 サービスの提 供 と効 率
1
2
3
4
5
6
7
1
インターネット:パソコンを通 信 回 線 につなぎ、接 続 業 者 (プロバイダ)を通 して、世 界 中 の接 続 されたコンピュータ
から、希 望 する情 報 を引 き出 したり、送 ったりすることができる通 信 網 のこと。
IT(Information Technology):情 報 通 信 技 術 。文 字 、音 声 、映 像 等 の大 容 量 情 報 をコンピュータにより高 速 処
理 ・大 量 蓄 積 する技 術 や大 容 量 のデータを高 速 に通 信 するための技 術 。
スマ ートフォン:コンピュ ータの 機 能 を持 ち合 わせた多 機 能 携 帯 電 話 のこ と。
Twitt er( ツイッ ター) : インターネッ ト上 で 140 文 字 以 内 の「 つぶやき (ツイ ート)」を投 稿 し、それを閲 覧 し たり、不 特
定 多 数 の人 とコ ミュニケーションしたりできるサービス(お互 いの承 認 不 要 )。
Facebook(フェイスブック):インターネット上 において実 生 活 で交 流 している 友 人 や同 僚 等 とのコミュ ニケーションに
主 眼 を置 いたコ ミュニケーションサービス(実 名 登 録 で承 認 必 須 )。
ソーシャルメディアサービス:インターネット上 で提 供 されるサービスのうち、利 用 者 同 士 が積 極 的 な参 加 により形 成
されるメディアで、情 報 交 換 等 のコミュニケーシ ョンをサービスの主 眼 としたサービスの総 称 。
クラウ ドコンピューテ ィング:パソコ ン内 のソフトウ ェ アを活 用 せずに、イン ターネット 等 のネッ ト ワークを通 じて アプ リケー
ション等 のサービスを受 ける方 式 。
2
第 1 章 基本的な考え方
的 な行 政 運 営 を行 う必 要 がありま す。
このため、現 在 の情 報 化 を取 り巻 く環 境 や本 市 の状 況 を踏 まえ、新 たに計 画 を
策 定 する ものです。
第 2節
計 画 の位 置 づけ
本 計 画 は、四 街 道 市 情 報 化 推 進 計 画 (平 成 22・23 年 度 )を引 き継 ぐ計 画 とし、
「四 街 道 市 総 合 計 画 」・「四 街 道 市 前 期 基 本 計 画 」を 上 位 計 画 に位 置 づけ、他
の計 画 や各 種 施 策 との整 合 性 及 び連 携 を図 り、本 市 の情 報 化 に関 する最 上 位
計 画 として位 置 づけます。
第 3節
計 画 の期 間
情 報 化 の計 画 は、情 報 通 信 技 術 の進 展 や社 会 動 向 の変 化 を中 ・長 期 的 に予
測 することが困 難 なことから、社 会 情 勢 の変 化 に的 確 に対 応 するため、平 成 24・
25 年 度 の 2 ヵ年 を計 画 期 間 とします。
◎ 計画の位置づけ
四街道市総合計画(平成17年6月) 20年間
平成16年∼36年
四街道市前期基本計画(平成17年6月)10年間
平成16年∼26年
上位計画
行財政改革推進計画や市の各種施策・計画
連携
・
整合性
15
18
20
22
3
11
2
2
2
・ 年度︶
18
19
・ 年度︶
・ 年度︶
・ 年度︶
16
17
20
21
22
23
四街道市情報化推進計画
︵
平成 ・ 年度︶
四街道市情報化推進計画︵平成
平成 年 月
四街道市情報化推進計画︵平成
平成 年 月
四街道市情報化推進計画︵平成
平成 年 月
四街道市情報化推進計画︵平成
平成 年 月
四街道市情報化計画
平成 年 月
14
IT国家戦略
24
25
新情報通信技術戦略
(平成22年5月)
対応
社会情勢の
変化
業務改善・行
政サービスの
向上
四街道市情報化計画を基礎として2年ごとに前計画を引き継ぐ計画として策定
3
4
第 2 章 情報化に関する動向
第 2 章 情報化に関する動向
第 2章
第 1節
情 報 化 に 関す る 動 向
国 の動 向
国 は、 世 界 規 模 で進 展 する 情 報 化 を推 進 する ため 、平 成 13 年 (2001 年 ) 1 月 に「 高 度
情 報 通 信 ネッ トワーク社 会 形 成 基 本 法 ( IT基 本 法 8)」を施 行 し、これに基 づき内 閣 総 理
大 臣 を本 部 長 とす る「高 度 情 報 通 信 ネッ ト ワ ーク 社 会 推 進 戦 略 本 部 ( I T 戦 略 本 部 ) 」 を設
置 し て、「 IT 基 本 戦 略 」を基 に 日 本 が 5 年 以 内 に世 界 最 先 端 の IT国 家 と なる ことを目 指 し
た「 e-J apa n 戦 略 ( 平 成 13 年 (2001 年 )1 月 )」を 策 定 しました。
第2章
平 成 18 年 (2006 年 )1 月 には 、ブロ ードバン ド 9 の 基 盤 が整 備 され 、 ITの 利 用 環 境 が 世
情報化に関する動向
界 最 高 水 準 に 達 し たこと か ら 、 「い つ で も 、 ど こで も、 誰 でも 」 I T の 恩 恵 を 実 感 で きる 社 会 の
実 現 に 向 けた「 IT 新 改 革 戦 略 」を決 定 しました。
こ の 結 果 、 情 報 通 信 は 飛 躍 的 に 進 展 し まし たが 、 技 術 が 優 先 傾 向 に あ っ た こ と か ら 、 平
成 21 年 (2009 年 )7 月 に、 人 間 中 心 のデジタル 技 術 を 水 や 空 気 の よう に使 える デジタ ル社
第 1節
国の動向
第 2節
電子自治体の動向
会 を目 指 した「i- Jap an 戦 略 2015( 平 成 21 年 (2009 年 )7 月 )」を策 定 し ました。
さ ら に 、 これ ま での I T戦 略 の延 長 線 上 に 位 置 する もの では なく、 政 府 主 導 の 社 会 か ら 新
たな 国 民 主 権 の 社 会 を 確 立 する ため 、 ① 国 民 本 位 の電 子 行 政 の 実 現 、 ② 地 域 の 絆 の 再
第 3節
生 、 ③新 市 場 の創 出 と国 際 展 開 、の 3 つの重 点 戦 略 に絞 り込 んだ「新 たな 情 報 通 信 技 術
千葉県の動向
戦 略 ( 新 IT戦 略 )(平 成 2 2 年 (2010 年 ) 5 月 )」を策 定 しました。
第 4節
平 成 22 年 ( 2010 年 ) 6 月 には 、この戦 略 の実 現 に 向 けて 、各 府 省 が具 体 的 に取 り組 む
東日本大震災後の取り組み
施 策 を 短 期 ( 2010 年 、 2011 年 ) 、 中 期 ( 2012 年 、 2013 年 ) 、 長 期 ( 2014 年 ) ご と に 区
切 り、 明 確 化 し た「 新 たな情 報 通 信 技 術 戦 略 工 程 表 (平 成 22 年 (2010 年 ) 6 月 )」も発 表
しています。
こ の重 点 戦 略 に は、「国 民 本 位 の電 子 行 政 の実 現 」として、平 成 25 年 ( 2013 年 )までに
コ ン ビ ニ エ ンス ス ト ア・行 政 機 関 に 設 置 する キ オ ス ク端 末 1 0 を利 用 した 証 明 書 交 付 サ ー ビ ス
等 の 普 及 促 進 や 、 国 民 I D 制 度 の 導 入 等 の 具 体 的 な 取 り 組 み が 示 さ れ てい る ほ か 、 ク ラ ウ
ドコンピューティング技 術 を活 用 した情 報 システムの統 合 ・集 約 化 を推 進 し、情 報 化 施 策
を強 力 に 推 し進 め て行 く方 針 が 示 されました。
8
9
10
5
IT 基 本 法 (高 度 情 報 通 信 ネット ワーク社 会 形 成 基 本 法 ): 2001 年 1 月 に 施 行 された 法 律 で 国 として高 度 情 報 通 信 ネ
ット ワーク社 会 の 形 成 に 関 する施 策 を迅 速 かつ重 点 的 に推 進 するた めの基 本 方 針 を定 めた 法 律 。
ブ ロードバン ド: 大 容 量 データを双 方 向 で伝 送 する高 速 な通 信 回 線 。
キオス ク端 末 :公 共 機 関 やコン ビニエ ンスストア 等 に設 置 される、液 晶 画 面 に 情 報 を表 示 す る情 報 案 内 端 末 。
6
第 2 章 情報化に関する動向
第 2 章 情報化に関する動向
第 2節
◎ 新たな情報通信技術戦略(3 本の重点戦略)
電 子 自 治 体 の動 向
①「国 民 主 権 」の観 点 から政 府 内 で情 報 通 信 技 術 革 命 を徹 底 し、国 民 本 位 の電 子 行 政 を実 現
平 成 1 2年 ( 2000 年 )7 月 に 自 治 大 臣 (旧 自 治 省 ) を 本 部 長 と する 「IT 革 命 に対 応
②情 報 通 信 技 術 の徹 底 的 な利 活 用 により地 域 の絆 を再 生
し た地 方 公 共 団 体 にお ける 情 報 化 推 進 本 部 」 が設 置 され 、「 IT 革 命 に 対 応 し た 地 方
③新 市 場 の創 出 と国 際 展 開
公 共 団 体 における 情 報 化 施 策 等 の 推 進 に関 する 指 針 ( 平 成 12 年 (2000 年 )8 月 )」
と これに基 づく「地 域 IT推 進 の ため の自 治 省 アク ションプラ ン」を 策 定 し ました。
◎ 新たな情報通信技術戦略(電子行政実現のための具体的な取り組み)
情報通信技術を活用した行政刷新
・これまでの情報通信技術投資の総括とそれを教訓とした行政刷新
平 成 15 年 (2003 年 ) 8 月 に は、 世 界 一 便 利 で効 率 的 な電 子 行 政 を実 現 する ため
・行政サービスのオンライン1 1 利用に関する計画の策定
・行政ポータル1 2 の抜本的改革と行政サービスへのアクセス向上
の「 電 子 自 治 体 推 進 指 針 」 を、平 成 19 年 (2007 年 )3 月 には「 IT新 改 革 戦 略 」が展
・国民ID制度の導入と国民による行政監視の仕組みの整備
開 する 中 、 新 し い 情 報 通 信 技 術 や サー ビ ス モデル が急 速 に進 展 し ている 状 況 等 を 踏
・政府の情報システムの統合・集約化
まえ た「新 電 子 自 治 体 推 進 指 針 」を 策 定 しました。
この 指 針 で は、利 用 者 の視 点 に 立 った電 子 自 治 体 の構 築 を基 本 事 項 と して、利 便
・全国共通の電子行政サービスの実現
性 向 上 の実 感 や住 民 の満 足 度 向 上 を目 標 とし て掲 げています。
・「国と地方の協議の場」の活用
オープンガバメント1 3 等の確立
さら に、総 務 省 で は、平 成 22 年 (2010 年 )7 月 に 大 臣 を 本 部 長 とし、地 方 自 治 体
・行政情報の公開、提供と国民の政治決定への参加等の推進
業 務 に対 して、行 政 コストを大 幅 に圧 縮 して業 務 の標 準 化 の進 展 を図 り、住 民 本 位
・行政機関が保有する情報の活用
の 電 子 自 治 体 を確 立 する ことを 目 的 に 、「自 治 体 クラウ ド推 進 本 部 」を設 置 しました。
す でに、6 道 府 県 78 市 町 村 が 参 加 する「 自 治 体 ク ラウ ド 開 発 実 証 事 業 」が開 始 さ
◎ IT国家戦略のあゆみ
れ、効 率 的 な電 子 自 治 体 の基 盤 構 築 の実 現 と便 利 な行 政 サービスの実 現 に向 けた
国民主導の社会への転換
いつでも、どこでも、誰でも
ITの恩恵を実感できる社会
の実現
i-Japan戦略2015
H21.7
IT新改革戦略
H18.1
IT基盤整備
e-Japan戦略Ⅱ
H15.7
e-Japan戦略
H13.1
「e-Japan重点
計画-2002」
H14.6
「e-Japan重点
計画-2003」
H15.8
戦略Ⅱ加速化
パッケージ
H16.2
「e-Japan重点
計画2004」
H16.6
IT政策パッケージ
H17.2
で 、 住 民 情 報 の安 全 性 確 保 及 び 災 害 発 生 後 の 円 滑 な 行 政 サ ービ ス の 提 供 を 行 う 有
効 な手 段 としても注 目 され ています。
工程表作成
H22.6
IT新改革戦略
政策パッケージ
H19.4
IT利用・活用重視
また、 自 治 体 クラ ウ ドや AS P 1 4 ・S aaS 1 5 サー ビスは 、東 日 本 大 震 災 後 に多 く の自 治 体
新IT戦略
H22.5
国民本位の電子行政
IT基本法
IT戦略本部設置
検 証 が行 わ れています。
「重点計画2008」
H20.8
「重点計画2007」
H19.7
「重点計画2006」
H18.7
世界最先端
の評価・検証
全 国 共 通 の 電 子 行 政 サー ビスの 実 現 とし て、 自 治 体 の 相 互 連 携 や 庁 内 の バックオ
フ ィス 16 連 携 を 行 う 共 通 基 盤 が 検 討 さ れ て おり 、 その 標 準 的 な 仕 様 とし て「 地 域 情 報
プラットフォーム標 準 仕 様 書 」(財 団 法 人 全 国 地 域 情 報 化 推 進 協 会 策 定 )が位 置 づ
けら れて います 。
「 地 域 情 報 プラ ット フォ ー ム標 準 仕 様 書 」 は 、 情 報 シ ステ ム間 の連 携 に 必 要 な インタ
フェース17を標 準 化 する共 通 ルールを定 めているほか、自 治 体 間 や、電 気 ・ガス事 業
「e-Japan重点
計画」
H13.3
者 との 連 携 も 視 野 に入 れてお り、効 率 的 な 事 務 と情 報 シス テ ムの適 正 化 に よ る 、経 費
総務省の情報通信政策
H13(2001年)
H15(2003年)
H16(2004年)
削 減 の効 果 が 期 待 され ています。
総務省のu-Japan政策
H17(2005年)
H18(2006年)
H19(2007年)
H21(2009年)
H22(2010年)
新 たな行 政 サ ービ スの取 り組 みとして、平 成 22 年 2 月 に住 民 基 本 台 帳 カ ード( 住
14
15
11
12
13
オ ン ラ イ ン : イ ン タ ー ネ ッ ト 等 の 通 信 回 線 を 使 っ て 、 ネ ッ ト ワ ー ク に 接 続 さ れ て い る 状 態 の こ と。
行 政 ポー タル:イ ンター ネッ ト上 の 行 政 の 手 続 き 等 を1 ヵ 所 で 行 うこと ができる総 合 窓 口 。
オープ ンガバ メント :インターネットを活 用 して積 極 的 な 政 府 情 報 の公 開 や、行 政 への市 民 参 加 を促 進 する 取 り組 み。
7
16
17
ASP (Applicat ion Serv ic e P rov ider):インターネット を介 して ビジネス用 のアプリ ケーショ ンを 顧 客 に提 供 する 事 業 者 。
SaaS(So ftware as a Serv ice) :ASP と同 様 の仕 組 みであるが、顧 客 は機 能 単 位 で必 要 な機 能 を選 択 し利 用 すること
ができる。
バッ クオフィス :対 外 的 な顧 客 対 応 等 を行 う事 務 とは別 に、財 務 事 務 や人 事 給 与 等 の事 務 管 理 部 門 事 務 のこ と。
インタフェース:互 いに情 報 をやり取 りする 際 に接 する部 分 のこと。
8
第 2 章 情報化に関する動向
第 2 章 情報化に関する動向
基 カ ード ) 1 8 を 利 用 して 、住 民 票 の 写 し や 印 鑑 登 録 証 明 書 を コ ン ビ ニエ ン ス ス ト ア で取
総合行政ネットワーク
総合行政ネットワーク(LGWAN)を通じて、ASP・SaaS サービス事業者の業務サービス
得 する ことが できる「コンビニ交 付 サー ビス」が、東 京 都 渋 谷 区 、東 京 都 三 鷹 市 及 び
(LGWAN)2 2 性能実証
データをバックアップする際に、容量の大きなデータを送信し性能テストを行う。
千 葉 県 市 川 市 で 開 始 さ れ ま し た。 こ の 取 り組 み は 、 国 の I T 戦 略 に お い て も 電 子 行 政
新規自治体の参加実証
自治体が自治体クラウドに参加表明した場合に、容易に業務アプリケーションを追加で
実 現 のひとつとして位 置 づ けられ ており、平 成 23 年 4 月 現 在 では、 41 市 区 町 村 が 今
きることを確認する。
後 、サ ービ スを開 始 する予 定 です。
市町村バックアップ実証
住 基 カ ー ドに つ い て は、 こ れ ま で 他 の自 治 体 へ 住 所 を移 し た場 合 には 、 使 用 する こ
災害時の業務に必要なデータの市町村バックアップを行い必要最小限の業務の継続
を検証する。
と ができないなど の課 題 が あ りましたが、 平 成 21 年 7 月 に「住 民 基 本 台 帳 法 の 一 部 を
ASP・SaaS サ ービス全国利
改 正 する法 律 」 が公 布 ( 平 成 24 年 7 月 までに施 行 )され、 他 へ 住 所 を 移 し た場 合 でも
用実証
証する。
引 き 続 き 住 基 カ ード の使 用 が 可 能 と なる ほか、 外 国 人 住 民 の 利 便 の 増 進 と 行 政 の 合
基幹システム 2 3 を含む多数
市町村の業務の中枢を担う基幹システムを始め、自治体業務をクラウドによって構築
理 化 を目 的 として、外 国 人 住 民 も法 の適 用 対 象 に 加 える ことが予 定 され ていま す。
業務のクラウド利用実証
し、利用できることを実証する。
データセンター間バックアッ
災害等により都道府県域データセンターが利用不能に陥った際でもデータの復旧が可
プ実証
能なように、都道府県域データセンターにあるバックアップサーバのデータを他の都道
◎ 自治体クラウドのイメージ
現行運用
A市
府県域データセンターにバックアップを行う。
自治体クラウド運用
A市
自治体クラウドの全国展開を見据え、全国自治体により ASP・SaaS サービスの利用を検
事務共通化運用実証
クラウドサーバA
市町村で業務アプリケーション及び業務サービスを共同利用するため、業務を見直し
同一情報システムに合わせ業務を行う。
県越えの業務サービス共同
ASP・SaaS サービスを利用した業務サービスの共同利用を促進させるため、県を越え市
化実証
町村で情報システムを共同利用する実証を行う。
A市所有アプリケーション
※ 自 治 体 ク ラウド開 発 実 証 事 業 には北 海 道 、京 都 府 、佐 賀 県 ・ 宮 崎 県 ・大 分 県 ・ 徳 島 県 6 道 府 県 78
B市
B市
市 町 村 が参 加
共通アプリケーション
クラウドサーバB
◎ 共同化の取り組み事例
B市所有アプリケーション
C市
団 体
内 容
山形県置賜広域行政事務
昭和 46 年から置賜広域行政事務組合(米沢市、長井市、南陽市、高畠町、川西町、
組合
小国町、白鷹町、飯豊町の3市5町)が窓口となり電算業務処理の委託を開始し、平成
C市
21 年(2009 年)4 月に長井市を皮切りに共同アウトソーシング 2 4 開始
共通アプリケーション
C市所有アプリケーション
住民記録、税、国保、介護、福祉、財務会計、上下水道、人事給与(12 業務)を共同ア
ウトソーシング
◎ 自治体クラウド開発実証事業項目
神奈川県町村会
開発実証項目
神奈川県内14町村(葉山町 寒川町・大磯町・二宮町・中井町・大井町・松田町・山北
内 容
町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町・愛川町・清川村)が住民記録、印鑑登録、外
19
仮想化 効果実証
仮想化等の技術により障害発生時の切換えを検証する。
国人登録、選挙、住民税、法人住民税、固定資産税、軽自動車税、国保資格、国保賦
仮想化等の技術によるサーバ2 0 数の削減を検証する。
課、国民年金、宛名・住登外管理、収納管理、滞納管理、後期高齢者医療、介護保
仮想化等の技術を用い、リソース2 1 や台数を容易に拡張できることを確認する。
18
19
20
21
住 民 基 本 台 帳 カ ー ド: 住 所 地 の 自 治 体 で 交 付 が 受 け ら れるセ キュ リティ に優 れた ICカー ドで、公 的 な身 分 証 明 の ほか 、
公 的 個 人 認 証 サービスの電 子 証 明 書 の格 納 等 にも用 いられている。
仮 想 化 : サ ー バ等 の ハー ドウェ ア内 の リソ ース ( C PU 、メモ リ 、デ ィ スク) を 、物 理 的 な 構 成 にとら われ ず に 、あた か も複 数
のコ ンピュー タが存 在 するかのよう に論 理 的 に統 合 ・分 割 できる 技 術 。
サ ー バ : イ ン タ ー ネ ッ ト や L A N 等 の ネ ッ ト ワ ー ク を 通 じ て 受 け た 要 求 に 応 じ て 、 自 身 の 機 能 や 何 ら か の サ ー ビス を 返 す 役
割 を持 っ たシ ステム。
リ ソ ー ス : ソ フ ト ウ ェ ア や ハ ー ド ウ ェ ア を 動 作 さ せ る の に 必 要 な C P U の 能 力 、 メ モ リ 容 量 、ハ ー ド デ ィ ス ク の 容 量 等 。
9
険、住基ネットの 17 業務を全団体が共同利用
22
23
24
総 合 行 政 ネッ ト ワーク( LGWAN): 地 方 公 共 団 体 を相 互 に接 続 する 行 政 専 用 の ネット ワーク。
基 幹 システム :住 民 情 報 、税 等 の サ ービスの 中 核 となる重 要 な 業 務 を処 理 するた めに用 いられている シス テム 。
アウト ソーシ ング: 業 務 や機 能 の 一 部 又 は 全 部 を 、得 意 とする外 部 の企 業 等 に委 託 すること。
10
第 2 章 情報化に関する動向
第 2 章 情報化に関する動向
第 3節
千 葉 県 の動 向
◎ 地域情報プラットフォーム標準仕様書の体系
千 葉 県 で は、I T 化 社 会 の 進 展 に 対 応 した取 り組 みとして、 平 成 12 年 (2000 年 ) 12
業務モデル標準
サービス協調技術標準
地域情報プラットフォーム標準仕様書
自治体及び民間が提供する地域情報サービスの連携
に必要な業務アプリユニットのインタフェース仕様
サービス連携を支える基盤アプリの諸要件・プロト
コル等を取り決めた仕様
・自治体業務アプリケーションユニット標準仕様
・防災業務アプリケーションユニット標準仕様
・アーキテクチャ標準仕様
・プラットフォーム通信標準仕様
月 に 概 ね 10 年 間 を 見 通 し た情 報 化 の 基 本 的 な指 針 として、「 千 葉 県 情 報 化 構 想 」 を
策 定 し、 情 報 化 に よる豊 かな暮 らしの実 現 等 、 5 つの 施 策 の方 向 を掲 げました。
平 成 16 年 (2004 年 ) 2 月 には 、情 報 化 を一 元 的 に推 進 する 3 年 間 の実 施 計 画 と
して「 千 葉 県 情 報 化 推 進 アク ションプログ ラ ム」を、 平 成 19 年 (2007 年 ) 3 月 に は、 IT
GISを活用した業務ユニット、アプリケーションを構築するための共通仕様
を身 近 に感 じられる社 会 の実 現 を目 指 した「 ちばIT利 活 用 推 進 プラン」を策 定 しまし
・GIS共通サービス標準仕様
た。
各種システム製品等の地域情報PF準拠及び相互接続を確認する仕様
平 成 22 年 (2010 年 ) 3 月 には、 今 後 3 年 間 で取 り組 むべき 課 題 を明 らかに し、その
・地域情報プラットフォーム準拠確認及び相互接続確認仕様
解 決 に向 けての 取 り 組 み を 整 理 し た 、「 ちば IT利 活 用 戦 略 」を策 定 し まし た。 「ちば I T
仕様に準拠したサービス基盤、および業務アプリケーションを導入する調達者向けに必要な事項をとりまとめ
たもの(指針)
・地域情報プラットフォームガイドライン
利 活 用 戦 略 」では、これまでの状 況 を踏 まえ、 ITを政 策 実 現 のためのツールとして位
置 付 け 、 「 輝 け! ち ば 元 気 プ ラ ン 」 の 推 進 に向 け て I T を 効 果 的 に 利 活 用 す る と 共 に 、
その他
県 内 の各 地 域 における住 みやすさや利 便 性 の向 上 、地 域 活 性 化 のためのITの取 り
・地域情報プラットフォーム基本説明書
・地域情報プラットフォーム標準仕様運用規則
組 み を支 援 する ことが戦 略 の大 きなねら いとなっ ていま す。
参考
・地域情報プラットフォームガイドライン 技術解説 要約
・地域情報プラットフォームにおけるGIS共通サービス基本提案書
また、千 葉 県 が主 体 となり、産 ・ 学 ・ 官 ・民 が協 力 連 携 してITの利 活 用 を推 進 し、
活 力 あ る地 域 社 会 の実 現 と住 民 福 祉 の向 上 を図 る 目 的 で、 平 成 15 年 (2003 年 )4
◎ コンビニ交付サービスイメージ
月 に「 千 葉 県 地 域 IT化 推 進 協 議 会 」 を設 置 し ています。
コンビニのキオスク
端末を活用するこ
とで効率的に提供
どこでも証明等を受
け取ることが可能
住 民
コンビニ
平 成 15 年 (2003 年 ) 9 月 に は、 県 及 び県 内 市 町 村 が連 携 ・ 協 力 し、 電 子 自 治 体
のサ ー ビ スを 県 民 が 幅 広 く 受 けら れる 共 同 利 用 の 仕 組 みを 構 築 す る ことを 目 的 に 「 千
地方公共
団体
住民基本台帳カードの利用
葉 県 電 子 自 治 体 共 同 運 営 協 議 会 準 備 会 」を立 ち上 げ、 平 成 16 年 (2004 年 )5 月 に
「千 葉 県 電 子 自 治 体 共 同 運 営 協 議 会 」を設 立 し ています。
①証明書の申請
②申請書情報の送信
「 千 葉 県 電 子 自 治 体 共 同 運 営 協 議 会 」 で運 用 する システ ムは 、 当 面 、電 子 調 達 シ
ス テム と 電 子 申 請 シ ス テム と さ れ 、 運 用 経 費 は 、 シ ス テ ム ご と に 経 費 を 算 出 し 、 利 用 す
通信の安全対策
る団 体 間 で、負 担 割 合 を算 出 し運 用 さ れています 。
キオスク端末
③証明書情報の送信
④手数料の納付
偽造防止対策の実施
普通紙の利用
証明書交付センター
交付サーバ
⑤証明書の印刷
取り忘れ対策
なお 、両 システムは 、平 成 23 年 度 より、新 たなシス テムに 更 新 され 、ASPサ ービ スを
活 用 した運 用 方 法 に変 更 しています 。
証明書発
行サーバ
従業員等を介さず交付
1件ごと
手数料
11
運用経費
12
第 2 章 情報化に関する動向
第 2 章 情報化に関する動向
第 4節
◎ ちばIT利活用戦略<施策推進のためのIT利活用>
第1節 「輝け!ちば元気プラン」の推進ツールとしてのIT利活用
東 日 本 大 震 災 後 の取 り組 み
第 1項
ソーシャルメディアサービスの活 用
総 務 省 で は 、 ソ ー シ ャ ル メデ ィ ア サ ー ビ ス が 、東 日 本 大 震 災 後 に 多 く の 自 治 体 で
Ⅰ 「輝け!ちば元気プラン」の目標実現のためのIT利活用
1 安全で豊かな暮らしの実現
2 千葉の暮らしを担う子どもの育成
3 経済の活性化と交流基盤の整備
利 用 され ている ものの、課 題 も 多 いこ とから 、平 成 23 年 (2011 年 ) 4 月 に「 国 、地 方
公 共 団 体 等 公 共 機 関 に お ける 民 間 ソ ー シ ャ ル メ デ ィ ア を活 用 し た情 報 発 信 に つ い
Ⅱ ITの利活用を推進するための組織能力の向上
1 推進体制の強化・充実
2 IT人材の育成
ての 指 針 」を 通 知 し ました 。
Ⅲ 利便性が高く効率的な電子自治体の推進
1 県民利便性の向上
2 行政事務の効率化
3 電子自治体基盤の整備
4 クラウド・コンピューティング
指針項目
なりすまし等 の防 止
内容
アカ ウント25運 用 者
・公 的 機 関 が運 用 していることを証 明
の明 示
・可 能 な限 り、認 証 アカ ウントを取 得
Ⅳ 情報セキュリティ対策等の推進
1 情報通信利用に関する不安の除去
2 県庁のセキュリティ対策強化
3 災害への対応・業務継続計画(BCP)の策定
・ソーシャルメディアを利 用 する機 関 のWe bサイト
内 において、ソーシャルメディアのサービス名 と、
そのサービスにお けるアカ ウント名 を明 記 し運 用
第2節 県内の地域IT化の支援
を行 っている旨 を表 示 した URL26を記 載
なりすましが発 生 し
1 格差是正に向けての情報通信基盤の整備・活用
2 地上デジタル放送完全移行への取組と対応
3 産学官民連携による地域課題の解決に向けたITの利活用の推進
て い る こ と を発 見 し
・ソーシャルメディアを利 用 してい ない場 合 には、ソ
ーシャルメディアを利 用 していない旨 の告 知
た場 合
・信 用 できる機 関 やメディア を通 じ、なりすましアカ
その他 の注 意
・ U R L ( ド メ イ ン ) を わ か ら なく す る、 U R L 短 縮 サ ー
ウントが存 在 することの注 意 喚 起
◎ 千葉県電子自治体共同運営協議会(平成
会員数
23 年 4 月 現 在 )
ビスは、原 則 使 用 しない。
千 葉 県 及 び 54 市 町 村
・ 公 共 機 関 の ア カ ウ ン ト に お い て、 第 三 者 ア カ ウ ン
電 子 調 達 システム利 用 (予 定 )団 体 数
43 団 体 (本 市
参加)
トの投 稿 の引 用 や、第 三 者 が管 理 又 は運 用 す
電 子 申 請 システム利 用 (予 定 )団 体 数
21 団 体 (本 市
平 成 23 年 度 より不 参 加 )
るページへのリンクを掲 載 の際 は、内 容 の信 頼
性 を慎 重 に検 討
千葉県市町村
データセンター
アカウント運 用 ポリ
・アカウン ト運 用 ポリシーの策 定
シーの策 定 と明 示
・アカウン ト運 用 ポリシーの掲 載
・情 報 発 信 用 途 の場 合 は、 その旨 をアカ ウント運 用 ポリシーに明 示
第 2項
電子申請
システム
電子調達
システム
通 信 手 段 の確 保
通 信 事 業 各 社 及 び 総 務 省 では 、 東 日 本 大 震 災 の 際 に、 通 信 手 段 を確 保 するた
共
同
利
用
め 、次 の 取 り組 みを行 い ました。
25
26
13
アカウン ト: インタ ーネットのサービス を利 用 するこ とができる利 用 資 格 のこと。
URL(uni fo rm re sou rce lo cat or ): ウェブサイ トの住 所 のこ と。
14
第 2 章 情報化に関する動向
第 2 章 情報化に関する動向
第 4項
緊急地震速報
緊 急 地 震 速 報 は 、気 象 庁 が平 成 19 年 (2007 年 )10 月 1 日 よ り開 始 し、 テレビ 、
項 目
内 容
災 害 用 伝 言 サービ
通 信 事 業 各 社 は、固 定 電 話 =災 害 用 伝 言 ダイヤル( 171)、携 帯 電 話
ラジオや携 帯 電 話 等 によって放 送 ・配 信 され、地 震 の発 生 直 後 に、観 測 データを
スの提 供
=災 害 用 伝 言 板 、インターネット=災 害 用 ブロードバンド伝 言 板
解 析 して震 源 や地 震 の規 模 ( マグ ニチュード) を推 定 し、これに基 づいて各 地 での
(Web171)を提 供 。
主 要 動 の 到 達 時 刻 や震 度 を 予 想 し て知 らせます。
特 設 公 衆 電 話 の
避 難 所 等 に ポ ー タ ブ ル 衛 星 装 置 等 を活 用 し た 特 設 公 衆 電 話 ( 無 料 ) を
・
テレビや ラジオに よる放 送
設置等
約 2,300 台 設 置 。NTT 東 日 本 は震 災 後 、東 日 本 全 域 の公 衆 電 話 を
・
携 帯 電 話 による配 信
無料化。
・
防 災 行 政 無 線 に よる放 送 (全 国 瞬 時 警 報 シス テム( J-AL ERT 3 3 ))
衛 星 携 帯 電 話 の
総 務 省 では、地 方 公 共 団 体 の要 請 を受 け、地 震 の影 響 を受 けにくい、
貸与
衛 星 携 帯 電 話 約 340 台 を貸 与 。
移 動 通 信 機 器 の
総 務 省 は、地 方 公 共 団 体 等 からの要 請 を受 け、約 1 ,77 0 台 の MCA 無
27
貸与
線
アマチュア無 線 の
総 務 省 では、社 団 法 人 日 本 アマチュア無 線 連 盟 に対 し、災 害 時 にお
活用
ける通 信 の確 保 について協 力 を要 請 し、 同 社 団 においては、非 常 通 信
第 5項
地 震 や台 風 等 の 災 害 発 生 時 に お ける 自 治 体 の 業 務 を支 援 す る「被 災 者 支 援 シ
ステム」が、阪 神 ・淡 路 大 震 災 を経 験 した兵 庫 県 西 宮 市 にお いて開 発 が行 われ 、
や簡 易 無 線 の移 動 通 信 機 器 を貸 与 。
平 成 17 年 (2005 年 )に( 財 ) 地 方 自 治 情 報 セ ンター (L ASD EC)において、 全 国 の
地 方 公 共 団 体 に無 償 で公 開 ・ 提 供 されて います。
ま た、 東 日 本 大 震 災 後 には 、 地 方 公 共 団 体 の みなら ず 、広 く事 業 者 等 に利 用 を
等 を行 い 、避 難 所 情 報 等 を収 集 すると共 に、アマチュア無 線 機 3 00 台
促 進 する ため 、オー プンソース 3 4 化 も実 施 されています。
を被 災 地 に貸 与 。
第 3項
被 災 者 支 援 シス テム
行 政 情 報 の提 供 方 法
( 財 ) 地 方 自 治 情 報 セン タ ー ( LASD EC) 2 8 は 、 東 日 本 大 震 災 後 に 、 住 民 が 注 目
す る 重 要 情 報 を 誰 も が 見 る こ と が で き る 形 式 に す る た め 、 具 体 的 な方 法 に つ い て 、
次 の とおり 示 しました。
項 目
国 民 へ発 信 する重 要
情 報 の フ ァ イ ル形 式
内 容
29
・ アップロード するファイルは PDF だけではなく、誰 もが見 ることがで
き、小 容 量 な「 HTML 30形 式 (テキスト)」のフ ァイルも公 開 する。
・ 紙 資 料 のスキャンフ ァ イルは PDF ではなく、誰 もが見 ることができて、
再 利 用 が容 易 な「 JPEG 31形 式 (静 止 画 像 データ) 」とする。
・ 表 形 式 データのファイルは、容 量 が大 きくなる Exc el 形 式 ではなく、
どのソフトでも開 くことができる「 CSV 形 式 32」とする。
震 災 関 連 情 報 の提
内 閣 広 報 官 より各 府 省 に被 災 地 での情 報 収 集 手 段 として、携 帯 電
供方法
話 の重 要 性 が増 すと考 えられることから、速 やかに携 帯 電 話 向 けの
ホームページを用 意 すること 。
27
28
29
30
31
32
MCA 無 線 :一 定 数 の周 波 数 を多 数 の利 用 者 が共 同 で利 用 する MCA方 式 を採 用 した業 務 用 無 線 。
( 財 ) 地 方 自 治 情 報 セ ン タ ー ( L A S D EC ) : 総 務 省 の 外 郭 団 体 で 地 方 自 治 体 の コ ン ピ ュ ー タ の 有 効 利 用 を 促 進 す る 目
的 で設 立 した財 団 法 人 。
アップ ロード: ネット ワークを 通 じて 、コンピュータに保 存 されてい るデータをサーバに 転 送 するこ と。
HT ML ( Hy p e rT ex t M a rk u p L a n gu ag e) : イ ンター ネッ ト 上 で 公 開 され て いる 文 書 を 記 述 する ため の言 語 。
JPEG(Jo in t P ho to graph ic Experts Group): 静 止 画 像 データの 圧 縮 方 式 の ファイル。
CS V 形 式 : データをカンマ(,)や、ス ペース 、tab 等 で区 切 って 並 べたテ キストの 形 式 。
15
33
34
J-ALERT: 消 防 庁 が整 備 した全 国 瞬 時 警 報 システムの通 称 。気 象 庁 から送 信 される気 象 関 係 情 報 や、内 閣 官 房 か
ら 送 信 される 有 事 関 係 情 報 を、人 工 衛 星 を 利 用 して 送 信 し、市 町 村 の 防 災 行 政 無 線 を自 動 起 動 するシ ステ ム。
オ ープ ンソ ー ス: ソ フト ウェ アの元 と なる コ ードを 無 償 で 公 開 し、誰 で も自 由 にそ のソフ トウェ アを 改 良 して 、 再 配 布 で き る
ようにすること。
16
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3章
本市の情報化の現状と課題
第 1節
情 報 化 推 進 計 画 の策 定 状 況
本 市 で は、 平 成 13 年 度 より、I T 革 命 に対 応 した電 子 市 役 所 の 構 築 を目 指 した
取 り 組 み を開 始 し 、 併 せ て、 平 成 1 4 ・ 15 年 度 を 対 象 と す る 「 四 街 道 市 情 報 化 計
画 」を策 定 し ました。
こ の 計 画 は 、 本 市 の 情 報 化 が 大 幅 に 遅 れ てい た 現 状 の 課 題 を解 決 す る た め の
取 り組 みと 、庁 内 及 び 出 先 機 関 等 の 組 織 を横 断 する ネッ トワ ーク等 の 情 報 基 盤 整
備 、ア ナ ロ グ 的 な行 政 事 務 から電 子 化 され た情 報 を効 率 的 に活 用 する ことに より 、
第3章 本市の情報化の現状と課題
事 務 改 善 を 図 り、 行 政 全 体 の サー ビ スの 質 を 向 上 さ せる ための 具 体 的 な取 り組 み
について明 記 した本 市 で最 初 の情 報 化 計 画 です 。
こ れ 以 降 、 この 計 画 を基 礎 とし て 、 本 市 を 取 り 巻 く 社 会 環 境 に合 わ せ 、 2 年 ご と
に新 たな情 報 化 の 計 画 を策 定 してき ました。
この間 、本 市 が目 指 す情 報 化 の推 進 は、単 に情 報 化 を行 うことを目 的 とせず、
第 1節
情報化推進計画の策定状況
行 政 事 務 の効 率 化 、業 務 改 善 に資 する もの であり、各 種 行 政 サー ビスの向 上 に
情 報 化 がその 手 段 のひ とつとして効 果 を 発 揮 するための ものとしてい ます。
第 2節
今 後 は 、 計 画 の 進 捗 状 況 を 適 切 に 管 理 し 、導 入 に お け る 費 用 対 効 果 の検 証 、
情 報 化 推 進 計 画 ( 平 成 22・23 年 度 ) の 取 り 組 み 状 況
導 入 形 態 の 適 正 化 及 び 運 用 に お け る 総 体 的 な コ ス ト を 十 分 に 検 証 す る ため の 指
針 や 組 織 体 制 を整 備 する必 要 が あります 。
第 3節
住民情報システム(基幹システム)
第4節
庁内情報システム(イントラネット)
平成
14年
第5節
ITを活用した行政サービス
四街道市情報化計画
(平成14年3月)
平成
15年
平成
16年
平成
17年
平成
18年
平成
19年
平成
20年
平成
21年
平成
22年
平成
23年
平成
24年
平成
25年
14・15年度対象
第6節
情報セキュリティ対策
四街道市情報化推進計画(平成16・17年度)
(平成15年11月)
16・17年度対象
第7節
緊急時の対策
第8節
教育の情報化
四街道市情報化推進計画(平成18・19年度)
(平成18年2月)
18・19年度対象
四街道市情報化推進計画(平成20・21年度)
(平成20年2月)
20・21年度対象
四街道市情報化推進計画(平成22・23年度)
(平成22年2月)
22・23年度対象
17
18
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 2節
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
情 報 化 推 進 計 画 (平 成 22・23 年 度 )の取 り組 み状 況
事業名
計画事項
実施状況
1-2-4 生涯学習情報システムの導入
実
施
調 査 ・ 検 討
1-3-1 自動交付機の設置
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
1-3-2 収納チャネルの拡大
一
部
実
施
完
1-3-3 消防・救急無線のデジタル化
一
部
実
施
一
部
実
施
1-4-1 電子申請システムの利用拡大
実
施
一
部
実
施
1-4-2 電子調達システムの利用拡大
一
部
実
施
完
1-4-3 申告手続きのオンライン化
一
部
実
施
一
部
実
施
1-4-4 電子機器利用による選挙システムの導入
一
部
実
施
一
部
実
施
2-1-1 財務会計システムの再構築
実
施
完
2-1-2 文書管理システムの導入
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
2-1-3 統合型地理情報システム(GIS)の導入
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
2-1-4 行政評価システムの導入
調 査 ・ 検 討
完
了
2-1-5 文書交換システムの利用拡大
調 査 ・ 検 討
完
了
2-2-1 レガシーシステムの見直し(業務・システム最適化)
実
施
実
施
事 業 ( 行 政 評 価 シ ス テ ム の 導 入 、文 書 交 換 シス テ ム の 利 用 拡 大 ) と な り ま す 。 完 了
2-2-2 住民記録オンラインシステムの見直し
実
施
完
了
した事 業 は、 職 員 ( EXCE L 等 ) で対 応 したものが 1 事 業 、 国 の 事 業 が終 了 したもの
2-2-3 税収納オンラインシステムの見直し
実
施
完
が 1 事 業 となります。
2-3-1 業務系システムの基盤整備
一
部
実
施
一
概 ね計 画 どおりに進 捗 し、完 了 した事 業 も多 く、一 定 の成 果 を上 げているものも
2-3-2 総合福祉システムの導入
一
部
実
施
見
あ りま すが 、 他 事 業 との 調 整 が必 要 な事 業 や財 政 的 な課 題 で 見 送 っ た事 業 は 、 再
2-3-3 人事給与システムの導入
一
部
実
施
調 査 ・ 検 討
度 、効 果 を検 証 すると共 に、長 期 に渡 り検 討 が続 いている事 業 は、その課 題 等 を
2-3-4 建築行政共用データシステムの導入
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
分 析 した上 で、 社 会 情 勢 の 変 化 に合 わ せ見 直 しを行 い ます。
2-3-5 消防業務支援システムの導入
実
施
実
2-3-6 下水道受益者負担金システムの再構築
実
施
調 査 ・ 検 討
3-1-1 教員用パソコン等機器の整備
実
施
実
施
3-1-2 校内 LAN 及び情報機器の整備
実
施
実
施
施
見
情 報 化 推 進 計 画 ( 平 成 22・23 年 度 )は、 これま での課 題 等 を整 理 した 上 で、 本
計 画 に 反 映 することが重 要 となるため、計 画 事 業 の 取 り組 み状 況 をまとめました。
情 報 化 推 進 計 画 (平 成 22・23 年 度 )の事 業 数 は、全 42 事 業 となります。
実 施 事 業 につい ては、 23 事 業 の うち、 完 了 した事 業 が 10 事 業 ( うちボラ ンティア
の活 用 と支 援 は組 織 の見 直 しに より 終 了 ) 、実 施 事 業 が 9 事 業 、一 部 実 施 事 業 が
1事 業 ( 電 子 申 請 システム の利 用 拡 大 ) 、調 査 ・ 検 討 にとどまった事 業 が 3 事 業 (生
涯 学 習 情 報 シ ス テムの 導 入 、 下 水 道 受 益 者 負 担 シス テ ムの再 構 築 、 教 育 ウ ェ ブサ
イトの充 実 )となります。調 査 ・検 討 のうち財 政 的 な課 題 から次 年 度 以 降 に事 業 を
見 送 ったも のが 1 事 業 、 他 事 業 との調 整 が 必 要 なもの が 2 事 業 となります。
一 部 実 施 事 業 につ いては 、10 事 業 のう ち、完 了 し た事 業 が 2 事 業 、一 部 実 施 が
5 事 業 、見 直 しが 2 事 業 (総 合 福 祉 シス テムの 導 入 、 校 務 支 援 シス テムの整 備 ) 、
調 査 ・検 討 にとどまった事 業 が 1 事 業 (人 事 給 与 システムの導 入 ) となります。調
査 ・検 討 の 1 事 業 は 、財 政 的 な課 題 から次 年 度 以 降 に事 業 を見 送 っ ています。
調 査 ・検 討 については、9 事 業 のうち、 調 査 ・検 討 が 7 事 業 、 完 了 し た事 業 が 2
◎ 事業別実施状況一覧
事業名
計画事項
実施状況
了
了
了
了
部
実
直
施
し
施
1-1-1 ウェブサイトの見直し
実
施
完
了
3-1-3 校務支援システムの整備
一
1-1-2 携帯コンテンツの見直し
実
施
完
了
3-2-1 ボランティアの活用と支援
実
施
完
1-1-3 動画チャンネルの整備
実
施
実
施
3-2-2 教育ウェブサイトの充実
実
施
調 査 ・ 検 討
1-1-4 地図情報システムの拡大
実
施
完
了
3-2-3 学校・家庭との連携強化
実
施
完
了
1-1-5 地域文化のデジタル化
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
4-1-1 情報セキュリティの強化
実
施
実
施
1-1-6 デジタルサイネージの設置
実
施
完
了
4-1-2 情報セキュリティ監査の検討
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
1-2-1 コミュニケーションコンテンツの見直し
一
施
一
施
4-2-1 情報セキュリティ強化のための人材育成
実
施
実
施
1-2-2 図書予約システムの導入
調 査 ・ 検 討
調 査 ・ 検 討
4-2-2 電子自治体構築のための人材育成
実
施
実
施
1-2-3 施設予約システムの再構築
実
完
4-2-3 情報化教育の技術向上
実
施
実
施
部
実
施
部
実
了
※
19
赤色は、完了事業
20
部
実
直
し
了
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3節
◎ 実施状況内訳
計画事項
住 民 情 報 システム(基 幹 システム)
実施状況
実施
23
一部実施
10
調 査 ・検 討
9
了
10
実
施
9
れ る 大 量 一 括 処 理 を可 能 と す る 大 型 の コ ンピ ュ ー タ を導 入 し 、 住 民 情 報 や 税 情 報
施
1
を はじめ とする窓 口 業 務 に 関 係 する 7 業 務 の 基 幹 シス テムを稼 動 し 、窓 口 サー ビス
調 査 ・ 検 討
3
の 迅 速 化 と各 種 業 務 の 効 率 化 を図 ってきました。
見
し
0
完
了
2
実
施
0
施
5
調 査 ・ 検 討
1
見
し
2
完
了
2
実
施
0
施
0
上 し、安 定 稼 動 による信 頼 度 も高 まっていることから、汎 用 コンピュータからサーバ
調 査 ・ 検 討
7
へ 移 行 する「 ダウンサイジング 3 8 」の 取 り組 みが進 んでい ます。
一
一
一
見
合計
本 市 にお ける電 算 処 理 は、 昭 和 58 年 (1983 年 ) 1 月 に汎 用 コ ンピュー タ 3 5 と 呼 ば
完
42
部
実
直
部
実
直
部
実
直
し
し か し、 汎 用 コ ンピュ ータ で 稼 動 する 基 幹 シ ステ ム は、 レガ シー シス テム 3 6 と呼 ばれ、
度 重 なる法 改 正 や新 制 度 への対 応 等 に より、プログラ ムが複 雑 となり 、システム改
修 に 多 大 な費 用 が生 じてい ます。
ま た、平 成 22 年 ( 2010 年 ) 5 月 に は、 複 数 の 窓 口 で行 っていた届 出 や申 請 とい
っ た手 続 き を 、 ひ とつ の 窓 口 に 集 約 し た「 総 合 窓 口 ( ワ ン ストッ プサ ー ビ ス 37 ) 」が 開
設 され 、 窓 口 事 務 の 効 率 化 と サ ー ビ ス 向 上 を 図 る た め に も 、 業 務 間 連 携 の 容 易 な
情 報 システム の導 入 が不 可 欠 な状 況 です 。
一 方 で、近 年 では、サーバと呼 ば れる小 型 で低 価 格 のコンピュー タの 性 能 が 向
0
−
こ のよう な中 、本 市 においては 、平 成 23 年 (2011 年 )3 月 に、 レガシーシステム全
42
体 の見 直 しを行 い、費 用 対 効 果 を検 証 した上 で、汎 用 コンピュータのダウンサイジ
ン グ を 実 施 し 、 併 せ て基 幹 シ ス テ ムを サ ー バ で 稼 動 す る オ ー プ ン シ ス テ ム 3 9 ( オ ー プ
◎ 実施状況別件数
実施状況
件 数
ン 化 )に 移 行 して、よ り一 層 の 行 政 サー ビスの向 上 を目 指 し ています。
完了
14
実施
一部実施
9
6
調 査 ・検 討
見直し
11
2
今 後 は、 住 民 基 本 台 帳 法 の一 部 改 正 への対 応 、国 民 ID 制 度 の導 入 やコ ンビ
合計
ニ エ ン ス ス ト ア での 各 種 証 明 書 発 行 に お ける 課 題 等 を整 理 す ると 共 に 、 情 報 シ ス テ
42
ム の効 率 的 な運 用 を図 る ため 、自 治 体 クラウドの 活 用 に ついても検 討 します 。
◎ 計画に変更が生じた事業
事業名
基 幹 システムのほか、 各 担 当 課 で運 用 する個 別 業 務 システムのサーバについて
理由等
は 、 情 報 セ キ ュ リ テ ィ に 配 慮 し た 適 正 な 管 理 を 行 う ため 、 市 サ ー バ室 に 集 約 し 一 括
1-2-4 生涯学習情報システムの導入
市民活動情報サイトの活用について調整
1-4-1 電子申請システムの利用拡大
システム利用を終了し、ホームページ機能で運用(予約)
2-1-4 行政評価システムの導入
事務改善により対応(完了)
2-1-5 文書交換システムの利用拡大
国の事業が終了(完了)
盤 を整 備 し、個 別 業 務 システムを含 めた情 報 システム全 体 の相 互 連 携 について、
2-3-2 総合福祉システムの導入
個別業務システム全体の最適化の中で検討
検 討 する必 要 が あり ます。
2-3-3 人事給与システムの導入
財政状況により未実施
2-3-6 下水道受益者負担金システムの再構築
財政状況により未実施
3-1-3 校務支援システムの整備
教育情報ネットワーク全体の最適化の中で検討
管 理 を 行 ってい ます 。こ のう ち 13 業 務 のシステムに つい ては、 基 幹 シス テムの オープ
ン 化 と 併 せ て、仮 想 化 の技 術 に よりサ ーバを集 約 し ていま す。
今 後 は、地 域 情 報 プラットフォームに準 拠 した庁 内 情 報 システム全 体 の共 通 基
35
36
3-2-2 教育ウェブサイトの充実
ホームページの運用方針整備中
37
38
39
21
汎 用 コンピュータ: 企 業 の 基 幹 の 業 務 や科 学 技 術 計 算 等 、広 い 範 囲 の 仕 事 ができるように設 計 されて いる大 型 コ
ンピュータ。
レ ガ シ ー シ ス テ ム : 汎 用 コ ン ピ ュ ー タ 等 を 使 っ た 大 規 模 シ ス テ ム 。 時 代 遅 れ とな っ た 古 い シ ス テ ム 。
ワンス トップサ ービス:1 カ所 の窓 口 で必 要 な各 種 行 政 手 続 きを すべて 受 けられるサービス。
ダウ ンサ イジン グ: コ ンピュ ー タの 小 型 化 。
オ ー プ ン シ ス テ ム : 様 々 な メ ー カ ー の コ ン ピ ュ ー タ を 同 一 の ネ ッ ト ワ ー ク に 接 続 で き る よ う に 、共 通 の 仕 様 に 準 拠 し て い
る コ ンピュ ー タシステム 。
22
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 4節
汎用コンピュータのダウンサイジング(オープン化)
サーバ仮想化
汎用コンピュータ
住民記録
税収納
国民健康
保険
印鑑登録
介護保険 年金資格
庁 内 の 情 報 化 につ いては 、平 成 13 年 度 に イント ラネット 4 0 基 盤 整 備 事 業 を実 施
基幹システム
し 、庁 内 のネ ット ワー ク整 備 と 関 係 する 出 先 機 関 等 を高 速 な光 回 線 で接 続 し て、 市
・住民記録システム
・印鑑登録システム
・外国人登録システム
・税収納システム
・国民健康保険システム
・国民年金システム
・介護保険システム
・後期高齢者システム
基幹システム
第1段階
の 基 礎 的 な情 報 基 盤 となる「 四 街 道 市 イン トラ ネット」を 整 備 し ました。
イント ラネ ッ ト導 入 以 前 は、繰 り返 し行 わ れて いる 事 務 が 効 率 的 に 活 用 でき ない、
又 は、 紙 媒 体 で の 通 知 ・ 依 頼 を 行 う た め 印 刷 する 時 間 に 労 力 が割 か れ 、 非 効 率 で
迅 速 性 に乏 しい などの課 題 が あ りました。
個別業務システム集約
ダウンサイジング
(オープン化)
紙 中 心 の事 務 から ITを活 用 した事 務 にするためには、職 員 のIT化 への理 解 と
・国保遡及賦課システム
・住民税公的年金特別徴収システム
・土地課税標準額計算システム
・乳幼児医療費助成システム
・保育料システム
・学童保育システム
・児童手当システム
・子ども手当システム
・児童扶養手当システム
・滞納管理システム
・法人市民税システム
・申告支援システム
・障害者自立支援システム
外国人
登録
個別業務システム
サーバ集約(仮想化)
庁 内 情 報 システム(イントラネット)
意 識 向 上 を 図 り、 業 務 改 善 を 繰 り 返 し検 討 し な が ら 情 報 化 を 推 進 して き ま し た 。 現
在 で は 、 繰 り 返 し 行 われ る 事 務 は ファ イル 共 有 サ ー バを設 置 し 、すべ ての書 類 が 年
度 別 ・ 所 属 別 に管 理 され ています。
通 知 ・ 依 頼 事 務 は、グループウェア41を 導 入 し、迅 速 な対 応 が 可 能 となる ほか、
電 子 メ ー ル42 機 能 や 公 用 車 ・ 会 議 室 ・ 備 品 等 の 設 備 予 約 機 能 等 を 利 用 し、 効 率
第2段階
的 な事 務 が行 われ ています。
例 規 集 は、係 長 以 上 の職 員 に配 布 され、膨 大 な量 の例 規 集 の加 除 作 業 が必
システムの最適化
地域情報プラットフォーム標準仕様
連携強化
要 となっていましたが、例 規 検 索 システムを導 入 したことにより、誰 もが効 率 的 に例
規 を確 認 することができるようになり ました。 また、 平 成 23 年 (2011 年 ) 4 月 より、 シス
テム の安 定 稼 動 を 図 るため、 運 用 方 法 を ASP サー ビスに 変 更 してい ます。
職 員 の 休 暇 ・時 間 外 勤 務 、 旅 行 命 令 等 の勤 務 状 況 に つい ては、平 成 17 年 度
に 庶 務 事 務 支 援 システム (消 防 を除 く) を導 入 し、 平 成 21 年 度 には、昭 和 61 年
( 1986 年 ) か ら 稼 動 し て い る 基 幹 シ ス テ ム の 財 務 会 計 シ ス テ ム を 段 階 的 ( 予 算 編
◎ 個別業務システムサーバ
システ ム 名
成 ・予 算 執 行 管 理 ・決 算 管 理 )に庁 内 情 報 システムへ移 行 して、職 員 が自 席 の パ
担当課
ソコンから勤 務 状 況 及 び財 務 状 況 を確 認 することができます。これと併 せ 、イントラ
戸 籍 シ ステ ム
窓口サービス課
土 地 家 屋 現 況 管 理 システム
課税課
家 屋 評 価 システム
課税課
生 活 保 護 システム
社会福祉課
建 築 確 認 システム
建築課
その 他 、平 成 22 年 度 に ホー ムページのコ ンテンツ 4 3 を簡 易 的 に 作 成 する ことがで
人 事 記 録 システム
人事課
きる C MS( Contents Ma nag ement S yst em) 4 4 を 見 直 し、 インター ネット経 由 で安 定
期 日 前 ・不 在 者 投 票 システム
選挙管理委員会事務局
当 日 投 票 システム
選挙管理委員会事務局
ネ ット内 の 共 通 基 盤 として電 子 決 裁 基 盤 も整 備 しまし た。
また、文 書 管 理 シス テムに ついては、 平 成 22 年 (2010 年 )12 月 に 自 治 体 クラウ ド
開 発 実 証 事 業 と 並 行 し て 行 わ れ てい る 、 地 方 公 共 団 体 向 け文 書 管 理 サ ー ビ ス の
「 全 国 利 用 実 証 」に参 加 し、 導 入 に向 けた調 査 ・ 検 討 を進 めてい ます 。
的 に 利 用 できる AS P サービ スを活 用 したシステムに変 更 しています 。
40
41
42
43
44
23
イント ラネット: インターネット標 準 の 技 術 を 用 いて構 築 された 企 業 内 ネット ワーク。
グループウ ェア:コンピュ ータを使 い社 内 の 情 報 を共 有 しコミュニ ケーショ ンを 円 滑 にするシステム 。
電 子 メー ル:コ ンピュ ー タネット ワー クを 通 じて 文 字 メッ セージを 交 換 するシステム 。
コ ンテン ツ: 電 子 化 され た 素 材 の こ と 。
CMS(Cont ents Management System): ホームページの提 供 情 報 を一 元 的 に保 存 ・ 管 理 し、難 しい作 成 言 語 を
必 要 と せず、簡 易 な操 作 でコンテ ンツを編 集 できるソ フトウェア。
24
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 5節
また、 各 種 情 報 と 地 図 を 重 ね 合 わせ 台 帳 等 を管 理 するこ とが できる 簡 易 G IS 4 5 の
ITを活 用 した行 政 サービス
地 図 台 帳 支 援 サービ ス に ついても、A SP サービ スを活 用 し た利 用 を行 っ ており、 ゴミ
市 ホ ーム ペ ー ジの運 営 は 、 市 民 が 身 近 に 利 用 する情 報 メデ ィ ア として 、重 要 な 位
集 積 所 管 理 、 カー ブミ ラ ー管 理 、防 犯 灯 管 理 及 び災 害 履 歴 管 理 等 の 業 務 に 活 用
置 づ けとなります。
し ています。
しかし、これまでは必 ずしも市 民 ニーズに合 致 した運 用 がされず、見 にくい、情 報
AS P サー ビス は、 国 が推 進 している クラウ ドコンピュ ーティ ングと 同 様 の 考 え方 で、
が 探 しにくい とい った課 題 があ りまし た。
I T 資 産 を保 有 せずに、ネ ット ワークを通 じてアプリ ケー ションを提 供 するサ ービス であ
この ため、運 用 における課 題 を抽 出 し 、市 ホームページの運 用 方 針 (ルール) を
り 、経 費 の 削 減 や運 用 管 理 の負 担 軽 減 等 の 観 点 から 、近 年 では、 多 くの自 治 体 で
策 定 した上 で、 平 成 23 年 (2011 年 ) 3 月 に 、す べての 人 が利 用 できる ユニバー サル
活 用 が進 んでい ます。
デ ザイ ン 4 6 を目 指 したホームペ ージにリ ニュ ーアルしまし た。
今 後 は 、イント ラネッ ト基 盤 が、 構 築 から 10 年 を経 過 する ことから 、管 理 運 用 面 の
こ れ まで 見 に く いと いった課 題 に は、 グロー バル ナビゲ ーショ ン47 の 設 定 や統 一 し
負 担 軽 減 と 運 用 経 費 の 削 減 を 目 的 とし て、 サー バ機 器 の 更 改 に 合 わ せて、 イント ラ
たレ イアウ ト・配 色 を 行 い 、探 しに くいと いった課 題 に は 、グ ロー バルナ ビゲー ション ご
ネ ッ ト の基 本 的 な設 計 の 見 直 しを 行 う と共 に、 自 治 体 クラウ ド や A SP サー ビ ス の活
と に 「 よ く あ る 質 問 」 ( FAQ ) 等 を 設 置 し 、 情 報 へ の 入 口 を 増 や す と 共 に 、 シ ソ ー ラ ス
用 に つい て検 討 します。
検 索 48 機 能 の 追 加 や
この情 報 を見 た人 が
グローバルナビ
ゲーション設定
多言語対応
ユニバーサルデザイン
次 にどのような情 報 を
◎ 内部情報システム構成
見 た か を 表 示 す る レコ
メ ン ド 機 能 49 を 追 加 し 、
動画配信
WWW/DNS
見 つけやすさの向 上
インターネット
ウイルス管理
を 図 りました。
ASPサービス業者A
そのほか、市 内 公
WEB(HP)
プロキシ
共 施 設 等 を案 内 する
CMS
ASPサービス業者B
地図台帳支援サービス
及 び 電 子 アン ケート 機 能 等 を導 入 し て利 便 性 の 向 上 を図 り ました。
DNS
ま た、 庁 内 で 運 用 し て い たウ ェ ブ ( W EB ) サ ー バ 5 1 を ク ラ ウ ド コ ン ピュ ーテ ィ ン グ と 同
ASPサービス業者C
秘書システム
例規検索
様 の 方 法 である ASP サー ビスに 変 更 し、 24 時 間 安 定 した稼 動 と緊 急 時 の対 応 を
バックアップ
指紋認証
兼 ね 備 え た運 用 が可 能 となりまし た。
ホスティングサービス
メール
今 後 は、市 の歴 史 や文 化 財 等 、市 の魅 力 を紹 介 するコンテンツを充 実 させ、歴
施設予約 DB
グループウェア
財務・庶務 AP1
財務・庶務 AP2
シ
ス
テ
ム
連
携
レコメンド機能
上 げ ・拡 大 を行 う ウ ェ ブ アクセ シビリ ティ 5 0 ソフト 、 英 ・ 中 ・韓 に 対 応 し た外 国 語 ペー ジ
動画配信
ファイル共有/ドメイン
携帯サイト充実
地 図 機 能 、文 字 読 み
メールマガジン
認証連携
アクセシビリティ
対応
史 や 文 化 財 等 のデ ジタ ル 化 に よる 継 承 を図 り 、 郷 土 に 対 する 愛 着 を 感 じ て も らう 環
施設予約 WEB
境 づ くりを行 いま す。
施設予約 AP
携帯電話変換
財務・庶務 DB
46
記憶媒体の持ち出し制限
<暗号化>
47
48
49
50
45
GIS(G eog rap hi c In fo rm ati on Sy ste m):地 理 情 報 システム。 地 図 デ ータ上 に様 々な 情 報 を 重 ね合 わせて 表 示 ・ 編
集 した り、検 索 ・ 分 析 した りするシ ステ ム。
25
51
ユニバーサルデザイン:文 化 ・言 語 ・国 籍 等 の違 いや老 若 男 女 といっ た差 異 、障 害 の如 何 を問 わずに利 用 できる 製
品 や施 設 等 。
グローバ ルナビ ゲー ショ ン: Web ペ ージ 内 の各 ページ に共 通 して 設 置 され る 各 コ ンテンツを 案 内 する ためのメ ニュ ー 。
シソーラス検 索 :ひとつの検 索 語 に対 し同 じ意 味 でも表 記 が異 なるものも一 度 に検 索 する 方 法 。
レコメンド機 能 :利 用 者 の好 みを分 析 し、利 用 者 ごとに興 味 のありそうな情 報 を表 示 させる 機 能 。
ウェ ブアク セシ ビ リテ ィ:高 齢 者 の 方 、障 がい 者 の方 、心 身 の 機 能 に 制 約 がある 方 が、 ホー ムペ ージで 提 供 されてい
る情 報 に問 題 なく通 信 し利 用 できること。
ウ ェ ブ ( W E B ) サ ー バ : ホ ー ム ペ ー ジ の デ ー タ を I n t e r n e t E x p l o r e r 等 の ウ ェ ブ ブ ラウ ザ に 情 報 を 送 信 す る コ ン ピ ュ ー
タ。
26
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
市 のイベント・行 事 等 を動 画 で配 信 する「四 街 道 動 画 チャンネル」は、例 年 行 事
メール マガジ ン53 「y oめーる」 (よめーる )は 、電 子 メ ールを活 用 して不 審 者 情 報 、
に 加 え、平 成 22 年 度 に 実 施 した市 民 の関 心 が 高 い「 事 業 仕 分 け 」 や、「ゆめ半 島
審 議 会 等 会 議 開 催 情 報 、 子 育 て 知 恵 袋 及 び 災 害 情 報 等 の 行 政 情 報 を配 信 し て
千 葉 国 体 銃 剣 道 競 技 会 」の 模 様 を配 信 しました。
い ます。 登 録 者 は、 年 々増 加 傾 向 に あ りまし たが、 東 日 本 大 震 災 や 東 京 電 力 福 島
今 後 は、情 報 化 の進 展 に伴 い動 画 配 信 方 法 の多 様 化 への対 応 や動 画 を閲 覧
第 1 原 発 事 故 に 伴 う計 画 停 電 等 の情 報 を配 信 したことによ り、認 知 度 がアップし、
す る 対 象 を パソ コ ン の ほ か、 ス マー ト フ ォ ン 等 の 携 帯 端 末 等 も 含 め た 配 信 方 法 を 検
登 録 者 は 3 倍 に増 加 し ました。
討 しま す。
今 後 も メ ール マガジン「 y o め ーる」 の 重 要 性 を認 識 し 、 配 信 す る情 報 の 充 実 を図
り 、併 せて 安 定 した運 用 方 法 につ いて検 討 しま す。
地 域 の活 動 を支 援 する取 り 組 みと し て、 市 民 各 種 団 体 等 の 活 動 を 広 く 周 知 する
「 市 民 活 動 情 報 サ イ ト」 を運 営 し て き ま し た 。 今 後 も 、 こ の サ イ ト の 充 実 を 図 り 、 利 用
市 政 だ よ り や ホ ー ム ペ ー ジの ほ か 、 よ り 身 近 な 場 所 で 行 政 情 報 を 提 供 す る た め 、
価 値 を高 めるため、生 涯 学 習 関 連 施 設 を利 用 する団 体 等 の登 録 を促 進 し、市 民
平 成 22 年 (2010 年 )3 月 に JR 四 街 道 駅 、四 街 道 総 合 公 園 体 育 館 、 文 化 セ ンタ
の 学 習 活 動 を支 援 する生 涯 学 習 機 能 を備 え た運 用 方 法 を検 討 します。
ー にデ ジタル サイネージ 5 4 ( 電 子 看 板 )を設 置 しまし た。 また、 市 民 に身 近 に 感 じても
また、 I T 活 用 に よる地 域 活 性 化 のひと つと して、 ソーシャル メデ ィアサー ビス は、多
ら う ため、平 成 22 年 (2010 年 ) 4 月 1 日 ∼5 月 31 日 までに愛 称 を募 集 し、「 でじな
く の 人 材 の 発 掘 や関 係 者 と の 連 携 ・ 協 働 を 実 現 す る こ と か ら 、 利 用 し て いる 市 民 や
び くん」 に決 定 しま した。
地 域 の 活 動 団 体 と 協 力 し 、 地 域 活 動 の 支 援 や 行 政 と 市 民 、 市 民 相 互 の 新 た なコ
東 日 本 大 震 災 の 際 には 、 災 害 情 報 に 画 面 を 切 り 替 え 、 災 害 時 の 情 報 提 供 メ デ
ミュ ニケ ーションツ ールとして利 用 できる よう 市 民 と協 働 して進 めま す。
ィ アとし ても 活 用 しました 。 今 後 は 、 行 政 情 報 の ほ か、 地 域 を 支 援 す る取 り組 みへの
活 用 に つい ても検 討 します 。
行 政 事 務 の オン ライ ン化 の 取 り組 みにつ いては 、 平 成 19 年 度 よ り開 始 した 、 千
葉 県 電 子 自 治 体 共 同 運 営 協 議 会 が運 営 する「ちば電 子 申 請 ・届 出 システム」の
利 用 率 が低 下 していること から、平 成 22 年 度 末 までに 利 用 を終 了 し、 再 度 、 電 子
申 請 の あり方 につい て検 討 します。
現 在 は、システムを導 入 せずに、市 ホームページ上 から簡 易 的 に申 請 の予 約 を
受 け付 ける「電 子 申 請 (予 約 )」の 運 用 を行 っています。
市 内 スポーツ施 設 と文 化 センター会
議 室 等 の予 約 を電 子 的 に行 う、施 設
予 約 システム は、 導 入 から 7 年 が 経 過
納 税 や 各 種 料 金 の納 入 に ついては、 平 成 17 年 度 より軽 自 動 車 税 の納 税 をコ ン
し、 運 用 に おける 諸 課 題 の 解 決 及 び利
ビ ニエ ン ス ス ト ア で 取 り 扱 い を開 始 し た ほか 、 平 成 19 年 度 に は固 定 資 産 税 ・都 市
用 者 の 操 作 性 ・利 便 性 向 上 を 行 う ため 、
計 画 税 、 市 ・ 県 民 税 、 国 民 健 康 保 険 税 、介 護 保 険 料 、 水 道 料 金 、 下 水 道 使 用 料
平 成 22 年 度 に新 たなシス テムに変 更
を 開 始 し 、平 成 20 年 度 には、 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 料 の 取 り扱 いを開 始 して利 便
し ました。
性 の 向 上 を図 り ました。
さ らに 、平 成 2 3 年 度 よ り、 広 く普 及 し てい る携 帯 電 話 を使 って税 金 、 各 種 保 険
運 用 方 法 も庁 内 運 用 からホスティン
52
グサービス に変 更 し、夜 間 の保 守 時
料 、 水 道 料 金 、下 水 道 使 用 料 等 を電 子 決 済 す る こ と が で き る 「 モ バイ ル レ ジサ ー ビ
間 以 外 は安 定 した運 用 が可 能 となりま
ス 5 5 」を開 始 し、い つでもど こでも 2 4 時 間 365 日 、携 帯 電 話 による 支 払 いが可 能 と
した。今 後 は、図 書 館 の行 政 サービス
なり ました。
向 上 の ため、 これまで運 用 し ている 図 書 蔵 書 検 索 のほか 、インタ ーネ ッ ト上 から 図 書
53
の 予 約 を行 うことが できる 図 書 予 約 システムの整 備 を進 めま す。
54
55
52
ホスティ ングサ ービ ス: デ ー タセン ター 等 の 場 所 で 所 有 してい る 事 業 者 のサー バ等 を 借 りる サービ ス。
27
メールマガジ ン:電 子 メ ールを利 用 して発 行 される 雑 誌 ・ 記 事 ・ 情 報 。
デジ タルサ イネージ: 電 子 看 板 。屋 外 や交 通 機 関 、店 頭 、公 共 施 設 等 、あらゆる 場 所 で、ネット ワークに接 続 した デ
ィ スプレイ端 末 を 使 って情 報 を発 信 する システム。
モバイ ルレジ サービス:株 式 会 社 NTT データが提 供 する携 帯 専 用 アプ リを使 用 し、支 払 請 求 書 のバーコ ードを携 帯
電 話 のカメラで 撮 影 する ことで、WEB バンキングを 利 用 した支 払 いができるサービス。
28
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
◎
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 6節
ITを活用した行政サービスイメージ
ホスティングサービス
施設予約システム
アクセシビリ
ティソフト
DB
AP
情 報 セキュリティ対 策 には、不 正 アクセス56対 策 、脆 弱 性 対 策 、コンピュータウイ
ASPサービス
市ホームページ(WEB)
CMS
各種システム
ル ス 5 7 対 策 、 情 報 漏 え い対 策 及 び 利 用 す る 側 の 情 報 リ テ ラ シ ー 5 8 向 上 対 策 等 が あ
電子調達
り ますが 、どれ もI Tを活 用 する 上 で重 要 な対 策 となります。
本 市 で は、 毎 年 、 ( 財 )地 方 自 治 情 報 セ ン タ ー が 無 料 で 実 施 する 情 報 セ キ ュリ テ
地図案内
市民活動情報サイト
携帯変換
ィ遠 隔 診 断 とウェブ上 で動 作 するアプリケーションのウェブ健 康 診 断 を実 施 し、脆
住 民
電子申請
予約
WEB
情 報 セキュリティ対 策
弱 性 の有 無 や不 正 アクセスの可 能 性 等 、専 門 的 な観 点 から診 断 を実 施 して、 保
公式HP
例規検索
守 業 者 と 対 策 を 講 じてきま した。
多言語
コ ンピュー タウ イル ス対 策 としては 、接 続 す るすべ てのサ ーバ及 び パソコ ンに ウイル
安定稼動
災害等の対応
ス 対 策 ソフ ト を 導 入 し 、 サ ー バに よ る 一 括 管 理 下 で コ ン ピ ュ ー タ ウ イ ル ス の 脅 威 か ら
保 護 す る と 共 に 、 各 種 プ ロ グ ラ ム の 脆 弱 性 対 策 を適 用 す る など 、 常 に 全 て の パ ソコ
ン が 一 定 の 情 報 セ キュ リテ ィ を 保 持 でき る よ う管 理 し てい ま す。 ま た、 パソ コ ンの 不 正
利 用 を 防 止 す る た め 、 本 人 確 認 方 法 は 指 紋 認 証 を 採 用 し 、 パソ コ ン を 使 用 す る 際
図書蔵書検索
動画配信
には様 々な制 限 を加 え、どこの部 署 に おいても統 一 した設 定 により、操 作 が行 える
メールマガジン
よ うに してい ます。 これと 併 せ て、個 人 情 報 等 の 機 密 情 報 の取 り 扱 い につ いては 、フ
ァ イル のパスワ ード保 護 を徹 底 し、情 報 を 持 ち出 す 際 には、 所 属 長 の許 可 を得 た上
図書館
市役所
市民端末
で、 暗 号 化 対 策 を実 施 しています。
平 成 16 年 (2004 年 ) 2 月 に は、本 市 全 体 の 情 報 セ キュリ ティ方 針 を定 め た「四 街
道 市 情 報 セ キュリ ティポリシー」を策 定 し 、平 成 18 年 (2006 年 ) 3 月 に は、「四 街 道
市 情 報 セキュリティ対 策 基 準 」を定 め、本 市 全 体 の情 報 セキュリティに対 する方 針
を 示 しました。
今 後 は 、シ ス テ ム ご と に 管 理 方 法 等 を 記 載 し た 実 施 手 順 の 策 定 を 行 い 、 更 に 情
報 セ キュリ ティを強 化 する必 要 があります 。
でじなびくん
コンビニ収納
モバイルレジ
職 員 のモラル及 び知 識 向 上 を図 るため、(財 )地 方 自 治 情 報 センターが無 料 で
行 う 情 報 セ キュリ ティe− ラー ニング 5 9 研 修 を 活 用 して、平 成 22 ・23 年 度 の 2 年 間 で
全 職 員 が 情 報 セキュリティ研 修 を受 講 しています。
情 報 漏 え い 事 例 は 、 人 的 要 素 が 高 く 職 員 の モラ ル 不 足 が 大 き な要 因 と な っ てい
る ため、今 後 も継 続 して 研 修 を実 施 すると共 に 、ITの最 新 動 向 を把 握 し 、適 切 な
行政情報
取得
納付
対 策 を行 うこ とが できる情 報 管 理 部 門 の人 材 育 成 も実 施 します 。
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59
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不 正 アクセ ス:正 規 の アクセス権 を 持 っていな い者 が、不 正 な 手 段 に よってアクセス権 を取 得 し、ネット ワークを通 じて
コ ンピュ ー タを 利 用 する こ と。
コンピュー タウ イルス: 他 人 のコンピュー タに勝 手 に入 り込 んで 被 害 をも たらす 不 正 プログラム。
情 報 リテ ラシー:コンピュー タやネッ トワー クを活 用 して情 報 やデ ー タを扱 うため の知 識 や能 力 。
e −ラーニング:イン ターネット等 情 報 通 信 を 利 用 して パソコンで学 習 を 行 う形 態 。
30
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 7節
◎ 情報セキュリティ対策
ウイルス
FireWall
緊 急 時 の対 策
基 幹 システム及 びイントラネットで運 用 する情 報 システムのデータについては、業
ウイルス管理
務 終 了 後 に バ ッ ク ア ッ プ 処 理 を 実 施 し て い ます 。 月 末 に は 、 サ ー バ 全 体 の バ ッ ク ア
WWW/DNS
不正侵入監視
ッ プ処 理 を 行 い、 この バック アッ プデ ータを 有 事 の 際 に活 用 で きる よう 安 全 な場 所 で
インターネット
保 管 する デ ータ保 全 の措 置 を とっています 。
メール等のコンピュータ
ウイルスを駆除
今 後 は、更 に システム障 害 や災 害 時 の迅 速 な復 旧 を目 指 すため、バックアップ
方 法 の 高 速 化 及 び ネ ッ ト ワ ー ク経 由 で の 遠 隔 バ ッ ク ア ッ プ サ ー ビ ス に つ い て も 検 討
ウェブ健康診断
し ます。
指紋認証
電 源 の対 策 としては、停 電 となった場 合 も、市 役 所 本 庁 舎 の 総 合 窓 口 フロアや
指紋認証管理
サ ー バ室 の 電 気 系 統 を 自 家 発 電 装 置 に 接 続 し て お り 、 住 民 情 報 を 管 理 す る 基 幹
情報セキュリティ診断
ウイルス管理
シス テムの 長 時 間 停 止 を防 止 する 措 置 を講 じてい ます。
ま た、 災 害 や シ ステ ム障 害 等 に対 応 する ため、 情 報 シ ス テムに お ける緊 急 時 の 対
応 と して、「四 街 道 市 緊 急 時 対 応 マニュ アル」を整 備 しています 。
サーバとパソコンのコンピュー
タウイルスを駆除
こ れは、 情 報 管 理 部 門 が所 管 する システムを 対 象 として、 緊 急 時 に お ける対 応 に
ついて明 記 したもので、職 員 の参 集 条 件 、役 割 分 担 、システム保 守 業 者 との連 絡
方 法 及 び事 前 のサポート 体 制 協 議 等 が盛 り込 まれ てい ます。
指紋認証
記憶媒体の持ち出し制限
<暗号化>
一 方 、 大 震 災 規 模 の災 害 等 が発 生 し た場 合 に は、 行 政 の機 能 を喪 失 する こ と も
セキュリティポリシー遵守
e−ラーニング研修実施
想 定 されることから、今 後 は、自 治 体 が相 互 に支 援 し合 うことができる自 治 体 間 の
連 携 も視 野 に入 れ た 関 係 作 りも重 要 な対 策 の ひとつと なります。
また、東 日 本 大 震 災 の教 訓 を生 かし 、 災 害 等 の有 事 に際 して、業 務 システムの
受 けるダメージを最 小 限 にとどめ、業 務 を継 続 するための手 段 も講 ずる必 要 があり
ま す 。 これ に は 、 業 務 継 続 計 画 ( B CP ) 6 0 を 策 定 す る こ とが 不 可 欠 で あ り、 防 災 担 当
課 を中 心 とし て、全 庁 的 な取 り組 み を進 めています 。
ま た 、 消 防 庁 が 整 備 し た 全 国 瞬 時 警 報 シ ス テ ム( J- AL ERT ) は 、 ミ サ イ ル 発 射 情
報 、 地 震 ・ 津 波 情 報 等 の 緊 急 情 報 等 、 対 処 に 時 間 的 余 裕 のな い 事 態 が 発 生 し た
場 合 に 、 通 信 衛 星 ( 地 域 衛 星 通 信 ネ ッ ト ワ ーク 6 1 ) を 用 い て消 防 庁 から 情 報 を 送 信
し 、 市 町 村 の 防 災 行 政 無 線 を自 動 起 動 し て 、 住 民 に 緊 急 情 報 を 瞬 時 に 伝 達 す る
こ と が でき る も の で す。 全 国 の 市 区 町 村 で整 備 が 進 め ら れ 、 本 市 にお い ては 、 平 成
21 年 (2009 年 ) 4 月 より接 続 を 開 始 し 、平 成 23 年 (2011 年 ) 3 月 には総 合 行 政 ネ
ッ トワ ーク(LG WA N)を利 用 した運 用 に変 更 してい ます。
60
61
31
業 務 継 続 計 画 ( B C P ) : 災 害 や 事 故 等 の 予 期 せ ぬ 出 来 事 の 発 生 に よ り、 事 業 活 動 を 継 続 又 は 早 期 に 復 す る た め
に事 前 に策 定 される行 動 計 画 のこと。
地 域 衛 星 通 信 ネッ トワーク:赤 道 上 空 約 3万 6千 km を、地 球 の 自 転 速 度 と同 じ速 度 で周 回 する衛 星 (静 止 衛 星 )
を 介 して 、音 声 、データあるいは映 像 の伝 送 を行 うシステム 。
32
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
第 8節
◎ 緊急時のシステム保全対策
教 育 の情 報 化
教 育 の情 報 化 につ いては、平 成 20 年 (2008 年 )8 月 に教 育 専 用 のネット ワーク
各種システム
テープ等保管
データセンター
と して、教 育 委 員 会 及 び市 内 小 ・ 中 学 校 17 校 を接 続 する「教 育 情 報 ネ ット ワーク」
を 構 築 しました。
こ れ まで 学 校 ご とに設 置 し ていたサ ー バを、 民 間 の デ ー タ セン ター を利 用 し て、 一
バックアップ
括 管 理 することにより、利 便 性 の向 上 及 び運 用 管 理 の負 担 軽 減 を図 ると共 に、市
遠隔地保管
内 小 ・ 中 学 校 のすべての児 童 ・ 生 徒 の学 習 環 境 を統 一 する ことが できました。
無停電電源装置
校 内 L AN の整 備 については、 平 成 18 年 度 に中 学 校 5 校 を、平 成 21 年 度 に
小 学 校 12 校 の 整 備 が完 了 してい ます。
総合窓口
自家発電装置
校 内 L AN のネット ワークは、一 般 的 な事 務 や児 童 ・ 生 徒 の学 習 指 導 、教 育 活 動
等 の校 務 を行 う教 員 用 のネットワークと、 ITを活 用 した情 報 教 育 を行 う児 童 ・生 徒
用 の ネットワ ークとを 分 離 し、 安 全 な学 習 環 境 を整 備 してい ます 。
教 員 の事 務 の効 率 化 については 、 概 ねひ とり 1 台 パソコ ンの 整 備 を完 了 し 、フ ァ
イ ル 共 有 サ ー バを 設 置 し て、 学 校 内 で 共 通 的 に 使 用 する 書 類 の 共 有 化 を図 り まし
◎ 電子媒体を活用した災害情報等の発信方法
た。
また、平 成 21年 度 には、学 校 内 の行 事 内 容 や会 議 、職 員 の予 定 等 を管 理 し、
教 員 相 互 のコミ ュニケーショ ンを 円 滑 に するグループウェアを導 入 し、校 内 の 共 通
事 務 を迅 速 かつ効 率 的 に行 えるよう 整 備 しまし た。
災害情報
---------------------------------------------
他 に も、 保 護 者 と の 連 携 強 化 とし て 、保 護 者 連 絡 メ ール を導 入 し 、 児 童 ・生 徒 に
係 る 事 務 連 絡 や安 心 安 全 の ための緊 急 事 項 等 の連 絡 を行 っ ていま す。
一 方 で 、 教 育 の 情 報 化 に つ い て は 、 市 が 保 有 す る サ ー バ等 を 民 間 の デ ー タ セ ン
市ホームページ
緊急情報専用ページ
タ ー に 設 置 する ハウ ジン グ 6 2 で の 運 用 を 行 っ てい ま すが 、 今 後 は 、 自 治 体 ク ラ ウ ド や
A S P サー ビス を活 用 した運 用 方 法 を検 討 し 、システム の集 約 化 と経 費 の削 減 を図 り
ま す。
デジタルサイネージ
「でじなびくん」
災害情報発信
防災行政無線
(J-ALERT)
また、 学 校 内 で利 用 す るパソコ ンの OS に 格 差 が 生 じている ことから、学 校 ごとに
パソコン を更 新 する 等 、計 画 的 に整 備 する必 要 が あります。
災害情報発信
メールマガジン「yoめーる」
(災害情報)
62
33
ハウジ ング:自 社 で 保 有 するサーバ等 の機 器 をデータセンターに設 置 して、当 該 事 業 者 から稼 動 に必 要 な場 所 と
電 源 等 設 備 の提 供 を受 ける サービス 。
34
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
◎ 教育情報ネットワーク構成図
第 3 章 本市の情報化の現状と課題
◎
電子市役所全体図
イントラネット
インターネット
データセンター
■グループウェア
■庶務事務支援システム
インターネット
■CMS
学校内(校内LAN)
■財務会計システム
■市長へのメール
■秘書システム
■施設予約システム
■各種申請書ダウンロード
■例規検索システム
■議会中継、動画配信
■電子申請(予約)
■動画配信システム
■電子調達
■施設マップ
■指紋認証基盤
■例規検索システム
■外国語ページ
■電子決裁基盤
■議会会議録検索システム
■電子アンケート
■ファイル共有
■図書蔵書検索システム
■よくある質問
■アクセシビリティソフト
■暗号化
■電子調達
教員用
自治体
文書交換システム・公的個人認証
■地図台帳支援サービス
総合行政ネットワーク
LGWAN
児童・生徒用
基幹システム
コンピュータ教室用
市区町村
■住民記録
四街道中
旭中
千代田中
四街道西中
四街道北中
四街道小
旭小
南小
中央小
都道府県
氏名・住所・性別・生年月日の4情報
■税収納
住民基本台帳
ネットワーク
■印鑑登録
■国民健康保険
■介護保険
■年金資格
国国
■外国人登録
大日小
八木原小
四和小
山梨小
みそら小
栗山小
和良比小
吉岡小
第二庁舎
特殊法人
個別業務サーバ
35
でじなびくん
36
災
害
情
報
----------
庁
省
各省庁間の接続
霞ヶ関WAN
第 4 章 情報化施策の基本目標
第 4 章 情報化施策の基本目標
第 4章
情報化施策の基本目標
本 計 画 は 、す べての 市 民 が ITの 恩 恵 を 享 受 できる環 境 をつ くり、 魅 力 あるまちづ くり、地
域 の活 性 化 及 び市 民 への利 便 性 向 上 等 を目 的 とし、地 域 の課 題 解 決 や業 務 改 善 の手
段 と してITを活 用 した推 進 計 画 とします。
この ため、 次 の基 本 目 標 を掲 げ 、計 画 を推 進 していきます。
第 1節
第4章 情報化施策の基本目標
基 本 目 標 1 魅 力 あるまちづくりのための情 報 化
魅 力 あ るま ち づ くり は、 行 政 と市 民 が 情 報 を共 有 し合 い、 協 働 し て取 り 組 む ことに よ
り、 元 気 な地 域 を再 生 し、 子 ど もから高 齢 者 までの 多 くの 市 民 が、 まちや地 域 への誇 り
と 愛 着 を持 つき っかけにも なります。
市 民 が 愛 着 や 誇 り を 持 つ こ と に よ り 、 人 と 人 を つ な げ、 様 々 な 関 係 者 と の 連 携 や協
働 を実 現 し、 地 域 活 動 での 絆 も深 め ます。
第 1節
基本目標 1
魅力あるまちづくりのための情報化
そこで、 市 民 が愛 着 や誇 りを持 ち続 ける ことができる、市 の魅 力 あふれるコンテンツ
を 整 備 する と共 に 、 市 の 歴 史 や 文 化 財 、 地 域 イ ベ ン ト や 伝 統 ある 行 事 を デ ジタ ル化 し
第 2節
基本目標 2
行政サービス向上のための情報化
て後 世 に継 承 します。
また、 I T 活 用 に よる市 民 との協 働 ・ 市 民 活 動 の支 援 や、地 域 づ くりに おける各 種 団
第 3節
基本目標 3
効率的な行政運営のための情報化
第 4節
基本目標 4
人材育成・情報セキュリティ対策
体 等 との ネット ワー クの強 化 を図 り、 更 なる地 域 コミュ ニティの活 性 化 を進 めます。
第 2節
基 本 目 標 2 行 政 サービス向 上 のための情 報 化
市 役 所 の 届 出 ・ 申 請 等 の 業 務 については 、平 成 22 年 ( 2010 年 ) 5 月 に 総 合 窓 口
( ワン スト ップサ ービ ス)を 設 置 し、市 民 の 利 便 性 向 上 を図 りまし た。
一 方 で、行 政 手 続 は、市 民 が市 役 所 や公 共 機 関 等 に 出 向 く必 要 があ ります。
ITの最 大 の 利 点 は、行 政 手 続 を窓 口 に来 庁 せずとも、 いつでも、どこでも、誰 でも
手 続 きを行 う こと を可 能 と し、 市 民 の誰 もが便 利 だと 感 じる ことにあります 。
この ため 、各 種 行 政 手 続 き や予 約 事 務 について は、 制 度 上 の課 題 を 整 理 した 上 で 、
イ ン タ ー ネ ッ ト 等 を 活 用 した オ ン ラ イ ン 化 を 実 施 し 、 質 の 高 い 行 政 サ ー ビ ス の提 供 に よ
る 市 民 の満 足 度 向 上 を 図 りま す。
また、 東 日 本 大 震 災 を 教 訓 とし て、 災 害 時 にお ける通 信 手 段 の 確 保 や 市 民 へ の迅
速 な情 報 提 供 は非 常 に重 要 となることから、消 防 分 野 において安 心 ・安 全 な環 境 を
整 備 すると共 に 、気 象 情 報 ・ 災 害 情 報 等 を迅 速 に 市 民 へ提 供 する ための 環 境 も整
備 します 。
37
38
第 4 章 情報化施策の基本目標
第 3節
基 本 目 標 3 効 率 的 な行 政 運 営 のための情 報 化
多 様 化 ・ 複 雑 化 す る 市 民 ニ ー ズ に 応 え て 行 政 サ ー ビ ス を 的 確 に対 応 す る た め に は 、
現 在 の 市 の事 務 事 業 や組 織 、業 務 の 進 め 方 等 の 改 善 を図 る必 要 があ り ます。
また、 依 然 と して厳 しい財 政 状 況 や定 員 管 理 の 適 正 化 に より、 限 られ た予 算 と 人 員
を最 大 限 活 用 し、効 率 的 な行 政 を運 営 する 必 要 が あ ります。
こ の た め に は 、 業 務 プロ セ ス を 見 直 し 、 業 務 改 革 ( B PR ) の 最 適 化 を 図 る 手 段 の ひ
とつとして、 IT を有 効 に活 用 し ます。 単 に情 報 化 を推 進 するだ けではなく、 業 務 プロ セ
ス を 改 善 し た上 で 、 I T を活 用 する こと とし、 併 せ て 限 ら れ た財 源 の中 で 最 大 限 発 揮 で
きるよう費 用 対 効 果 の検 証 も行 い ます。
また、情 報 システムは、情 報 を共 有 し、組 織 横 断 的 に 業 務 連 携 することにより、業
務 改 革 を 促 進 し 、 効 率 的 な 行 政 運 営 を可 能 と す る ため 、 情 報 シス テ ム が 連 携 す る 共
通 的 な 基 盤 を整 備 し ます。
さ ら に 、 情 報 シス テム等 の 導 入 に 当 た っ ては 、 コ ス ト 削 減 の ほ か、 2 4 時 間 安 定 的 な
稼 動 を目 的 とし て、 自 治 体 クラウ ド や A SP・ SaaS サー ビ スの 活 用 を 優 先 して 検 討 し 、
効 率 的 な行 政 運 営 のための 情 報 化 を 推 進 します。
第 4節
基 本 目 標 4 人 材 育 成 ・情 報 セキュリティ対 策
電 子 市 役 所 の構 築 は、職 員 のIT化 への理 解 と意 識 向 上 を図 り、業 務 改 善 を繰 り
返 し 検 討 し ながら推 進 する こと で最 大 限 の 効 果 を発 揮 できるもの です 。
一 方 で、職 員 の 情 報 化 への活 用 意 識 に格 差 があることや情 報 化 に関 する充 分 な
知 識 を有 する職 員 が少 ない など の課 題 もあ ります。
このため、 職 員 の情 報 化 に対 する意 識 の啓 発 や情 報 リテラシーの向 上 を図 ると共
に、 情 報 管 理 部 門 についても、 専 門 的 な人 材 を育 成 します。
また、 電 子 市 役 所 を進 める中 で 最 も重 要 なこ とは 、市 民 への 信 頼 を失 うこと がないよ
う、 情 報 管 理 の徹 底 を図 り、 内 部 で の情 報 漏 えい を防 止 する ことに あります。
こ の た め 、 情 報 セキ ュ リ テ ィ の重 要 性 に 鑑 み 、 職 員 へ の 情 報 セ キ ュ リ ティ 研 修 を 繰 り
返 し実 施 する と共 に、四 街 道 市 情 報 セキュリティポリシーの遵 守 徹 底 を図 り、情 報 セ
キュリ ティ対 策 の 向 上 に 努 め ます。
39
40
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5章
情報化の具体的な施策
基本目標・事業名
区分
第 1 節 基本目標1 魅力あるまちづくりのための情報化
第 1 項 コンテンツの充実
1-1-1 動画配信サービスの拡充
継続
1-1-2 地域文化のデジタル化
継続
1-1-3 e-モニタ(電子アンケート)の活用
新規
第 2 項 地域コミュニティの活性化
第5章 情報化の具体的な施策
1-2-1 コミュニケーションツールの活用
継続
1-2-2 市民活動及び地域づくり支援に関する情報化
新規
1-2-3 教育ウェブサイトの充実
継続
1-2-4 デジタルサイネージの活用
新規
第 3 項 学習環境の情報化
第 1節
基本目標1
魅力あるまちづくりのための情報化
第 2節
基本目標 2
行政サービス向上のための情報化
1-3-1 市内小・中学校パソコン等情報機器の整備
継続
1-3-2 教育情報ネットワークの再構築
継続
第 2 節 基本目標2 行政サービス向上のための情報化
第 1 項 便利で質の高い行政サービスの提供
2-1-1 電子申請システムの見直し
第 3節
第 4節
基本目標 3
基本目標 4
効率的な行政運営のための情報化
人材育成・情報セキュリティ対策
継続
2-1-2 図書予約システムの導入
継続
2-1-3 地方税ポータルシステム(eLTAX)の検討
継続
2-1-4 各種証明書(住民票・印鑑証明等)交付サービスの充実
継続
2-1-5 電子機器利用による選挙システムの導入
継続
第 2 項 安心な暮らしを支える情報化
2-2-1 メールを活用した災害情報の配信
新規
2-2-2 消防・救急無線のデジタル化
継続
2-2-3 消防業務支援システムの導入
継続
2-2-4 災害用衛星携帯電話の導入
新規
2-2-5 災害時要援護者避難支援システムの導入
新規
第 3 節 基本目標 3 効率的な行政運営のための情報化
第 1 項 行政事務の効率化
41
3-1-1 文書管理システムの導入
継続
3-1-2 統合型地理情報システム(GIS)の検討
継続
3-1-3 人事給与システムの導入
継続
3-1-4 グループウェアの再構築
新規
42
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 1節
基 本 目 標 1 魅 力 あるまちづくりのための情 報 化
3-1-5 イントラネット基本設計の見直し
新規
3-1-6 イントラネット機器の更改
新規
第 1項
3-2-1 基幹システム全体の最適化
新規
事
3-2-2 住民基本台帳法の一部改正への対応
新規
3-2-3 住民基本台帳ネットワークシステム機器の更改
新規
コンテンツの充 実
第 2 項 基幹システムの最適化
担
業
当
部
名
1-1-1 動 画 配 信 サービスの拡 充
署
情報推進課
第 3 項 個別業務システムの整備
□新
規
■継
続
これまで市 ホームページやデジタルサイネージ「でじな びくん」において、市 の
3-3-1 個別業務システムの基盤整備
新規
3-3-2 下水道受益者負担金システムの再構築
継続
行 事 ・ イベント( 国 体 ・ 事 業 仕 分 け ) 等 を動 画 で紹 介 し てきました が、 今 後 も 、 市
の魅 力 を高 め、市 民 が更 に市 への愛 着 や誇 りを持 つきっかけにもなるため、継
事
業
内
容
続 して整 備 を行 います。
3-3-3 建築行政共用データベースシステムの導入
継続
3-3-4 健康管理システムの導入
新規
また、携 帯 端 末 (スマートフォン等 )の普 及 が進 んでおり、これらを対 象 とした
3-3-5 滞納管理システムの改修
新規
動 画 配 信 を行 うことにより、若 者 を含 めた多 くの市 民 に提 供 することが可 能 とな
3-3-6 生活保護システムの再構築
新規
るため、動 画 の配 信 方 法 についても検 討 します。
平 成 24 年 度
第 4 節 基本目標 4 人材育成・情報セキュリティ対策
平 成 25 年 度
実施
第 1 項 情報リテラシー向上
4-1-1 電子自治体構築のための人材育成
継続
4-1-2 情報化教育の技術向上
継続
4-1-3 市民の情報リテラシー向上
新規
計
画
状
況
実施
指 標 ・ 目 標 値
指
動 画 制 作 数 =6
標
・
目
標
値
モバイル配 信 数 =3
第 2 項 情報セキュリティ対策
4-2-1 情報セキュリティの確保
継続
4-2-2 情報セキュリティ強化のための人材育成
継続
4-2-3 情報セキュリティ診断の実施
新規
事
担
業
当
部
名
1-1-2 地 域 文 化 のデジタル化
署
社会教育課
基本目標1
魅力あるまちづくりの
ための情報化
業
内
容
基本目標3
効率的な行政運営の
ための情報化
本 市 においても、 市 固 有 の文 化 財 のデ ジタル 化 を進 めると共 に、 ウェブサイト
を通 じて全 国 に紹 介 することにより、市 民 の本 市 への関 心 を高 め、文 化 財 資 料
の効 果 的 な活 用 を図 ることができるこ とから、 市 ホームページ上 でのデジタル化
1 行政事務の効率化
2 基幹システムの最適化
3 個別業務システムの整備
を 進 め ま す。
1 情報リテラシー向上
2 情報セキュリティ対策
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
情報化の推進のための留意事項
電子自治体推進体制
進行管理とシステムの適正化
調達ガイドラインの整備
業務継続計画の策定
クラウドコンピューティング等の活用
環境への配慮
43
続
み に つ い て 推 進 し て い る と こ ろ で す。
基本目標4
人材育成・
情報セキュリティ対策
第1節
第2節
第3節
第4節
第5節
第6節
■継
承 する「デジタル・アーカイブ40」が国 内 外 で注 目 され、総 務 省 でもこの取 り組
事
1 便利で質の高い行政サービスの提供
2 安心な暮らしを支える情報化
規
デジタル技 術 やネットワーク技 術 を活 用 して、文 化 財 等 を電 子 的 に保 存 ・継
1 コンテンツの充実
2 地域コミュニティの活性化
3 学習環境の情報化
基本目標2
行政サービス向上のため
の情報化
□新
画
状
実施
況
指 標 ・ 目 標 値
コンテンツ数 =10
44
指
標
・
目
標
値
コンテンツ数 =20
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 2項
事
業
名
1 - 1 - 3 e - モ ニ タ ( 電 子 ア ンケ ー ト ) の 活 用
署
秘書広報課
■新
規
□継
続
事
担
当
部
地 域 コミュニティの活 性 化
平 成 23 年 (201 1 年 )4 月 に市 ホームページのリニューアルと併 せて、ウェブ上
担
業
当
部
名
1-2-1 コミュニケーションツールの活 用
署
秘 書 広 報 課 ・情 報 推 進 課
内
■継
続
発 信 、観 光 案 内 及 び市 民 との対 話 等 、幅 広 い活 用 が期 待 できるものです。ま
こ の アンケ ート 機 能 (e-モ ニタ ) は、 モ ニタと して 登 録 され た方 を 対 象 に 、行 政
業
規
ソーシャルメディアサービスは、少 ない 予 算 で行 政 情 報 の周 知 、地 域 の情 報
で 行 う 登 録 制 の ア ン ケ ー ト機 能 ( e - モ ニ タ ) を 導 入 し ま し た 。
事
□新
容
た、東 日 本 大 震 災 においてもソーシャルメディアサービスが活 用 されたことから、
が 提 供 す る 課 題 に 対 し、 ア ン ケ ー ト 方 式 に よ り 回 答 で き る も の で す 。
本 市 においても、この機 能 を活 用 して、市 政 への参 加 を促 進 し、市 民 の声 を
事
業
内
容
災 害 における新 たな情 報 通 信 手 段 としても期 待 されてい ます。
今 後 、ソーシャルメディアを利 用 して いる市 民 や地 域 の活 動 団 体 と協 力 し、
広 く集 め 、市 政 に反 映 できるよう実 施 します。
平 成 24 年 度
地 域 活 動 の支 援 や行 政 と市 民 、市 民 相 互 の新 たなコミュニケーションツールと
平 成 25 年 度
して利 用 できるよう市 民 と協 働 して進 め ます。
実施
実施
平 成 24 年 度
計
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
実施
計
実 施 案 件 =3
平 成 25 年 度
画
状
運用
況
指 標 ・ 目 標 値
実 施 案 件 =6
事
担
業
当
部
指
標
名
1-2-2 市 民 活 動 及 び地 域 づくり支 援 に関 する情 報 化
署
政 策 推 進 課 ・社 会 教 育 課
・
目
■新
標
規
値
□継
続
市 民 活 動 団 体 の活 動 を広 く周 知 するため、「市 民 活 動 情 報 サイト」を運 営 し
てい ますが、 より利 用 価 値 の高 いサ イト に見 直 す中 で、生 涯 学 習 関 連 施 設 を利
用 する団 体 等 の登 録 を促 進 して、市 民 の学 習 活 動 も支 援 できるようにします。
また、市 民 活 動 団 体 の周 知 と共 に、地 域 づくりの拠 点 となる「みんなで地 域 づく
事
業
内
容
りセンター」の活 動 と連 携 し 、地 域 づくり情 報 の発 信 ・収 集 を行 い、市 民 ・団 体
間 の ネ ッ ト ワ ー ク づ く り と し て 活 用 し 、 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 活 性 化 を 図 り ま す。
さらに、本 市 にお ける 地 域 づくり に関 し、福 祉 、環 境 、教 育 、文 化 等 の各 主
体 との連 携 等 、地 域 課 題 解 決 に向 けたネットワークを支 援 するシステム構 築 に
ついても検 討 します。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
運用
計
画
状
況
運用
指 標 ・ 目 標 値
登 録 団 体 数 =200 団 体
45
46
指
標
・
目
標
値
登 録 団 体 数 =250 団 体
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 3項
事
業
名
1-2-3 教 育 ウェ ブサ イトの 充 実
署
教 育 総 務 課 、学 校 教 育 課
□新
規
■継
続
事
担
当
部
学 習 環 境 の情 報 化
教 育 委 員 会 のホームペー ジを運 営 しています が、より 見 やす く利 用 し やすい
業
名
担 当 部 署
業
内
画
状
規
■継
続
学校教育課
また、市 内 小 ・中 学 校 17 校 のホームページを開 設 し 、それぞれの学 校 より情
度 に校 務 用 パソコンを整 備 し、校 務 に関 する事 務 の効 率 化 が図 ら れるよう にな
報 を発 信 していますが、 必 ずしも保 護 者 や地 域 住 民 が求 める情 報 を十 分 に提
り ま し た 。 ま た 、 児 童 ・ 生 徒 用 の 校 内 L A N は、 平 成 1 8 年 度 に 中 学 校 の 構 築 、
容
事 業 内 容
供 さ れ て い ない 場 合 も あ り ます 。
計
□新
平 成 20 年 度 に構 築 した教 育 情 報 ネットワークをもとに、平 成 21 年 度 ・23 年
ホ ー ム ペ ー ジ と す る た め 、 見 直 し を 図 り ま す。
事
1-3-1 市 内 小 ・中 学 校 パソコン等 情 報 機 器 の整 備
平 成 21 年 度 に小 学 校 の構 築 を完 了 し、 情 報 基 盤 の整 備 が進 みました。
今 後 は、「( 学 校 用 )ホームページ運 用 指 針 ( 仮 称 )」を整 備 し、各 学 校 の情
今 後 は、IT 教 育 の学 習 環 境 を更 に改 善 し、適 正 なネ ットワーク環 境 を維 持
報 伝 達 ツールとして、保 護 者 や地 域 住 民 に活 用 していただけるよう、内 容 の充
管 理 す る と共 に 、 学 校 内 の パ ソ コ ン の O S を 統 一 す る た め 、 計 画 的 に パ ソ コ ン 等
実 と情 報 の更 新 を適 切 に実 施 するよう指 導 ・助 言 していきます。
の整 備 を実 施 します。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
平 成 24 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
一部実施
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
平 成 25 年 度
計 画 状 況
値
指 標 ・ 目 標 値
運用
指
標
・
目
標
値
方針決定
事
担
業
当
部
名
1-2-4 デジ タル サイネ ージの活 用
署
情報推進課
■新
規
□継
続
事
業
名
担 当 部 署
これまで行 政 情 報 、行 事 ・イベント情 報 、市 内 グル メ情 報 及 び施 設 案 内 等 を
1-3-2 教 育 情 報 ネットワークの再 構 築
□新
規
■継
続
学校教育課
これまでに、教 育 情 報 ネットワーク構 築 の一 部 として 、校 務 の効 率 化 と情 報 の
配 信 し て き た も の の、 市 民 に デ ジ タ ル サ イ ネ ー ジ 「 で じ な び く ん」 が 浸 透 し て い な い
共 有 化 のため、 教 員 用 パソ コン の整 備 やグループ ウェ アの導 入 等 を実 施 して き
状 況 もあります。 今 後 は、 より利 用 価 値 の高 いメニューを追 加 し、市 民 ニーズに
ま し た。
事
業
内
容
合 うコンテンツを整 備 すると共 に、 市 内 グルメ情 報 等 の地 域 を支 援 する取 り組 み
今 後 は、 IT教 育 の学 習 環 境 の更 なる向 上 や校 務 を 支 援 するシステム整 備 の
事 業 内 容
を拡 大 し、地 域 活 性 化 が 担 える媒 体 としても活 用 します。
検 討 にとどまらず、 情 報 システム全 体 の見 直 しを念 頭 に置 き、 運 用 するシステム
また、運 用 経 費 の一 部 を 広 告 収 入 でカバーし、市 の新 たな財 源 を確 保 する
の活 用 のあり方 や、ASP サービス・ 自 治 体 ク ラウドとい った新 たな教 育 情 報 ネット
ことも検 討 します。
ワーク全 体 の運 用 方 法 も 含 め、効 果 的 なシステム等 の再 構 築 について検 討 しま
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
す。
実施
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
計 画 状 況
年 間 タッチ数 =25 万 件
47
年 間 タッチ数 =28 万 件
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
指 標 ・ 目 標 値
48
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 2節
第 5 章 情報化の具体的な施策
基 本 目 標 2 行 政 サービス向 上 のための情 報 化
第 1項
事
便 利 で 質 の高 い行 政 サービス の提 供
業
名
2 - 1 - 1 電 子 申 請 シ ス テ ム の見 直 し
署
情報推進課
事
□新
規
■継
続
担
業
当
部
名
2-1-3 地 方 税 ポータルシステム(eLTAX)の検 討
署
課税課
□新
規
■継
続
国 税 の 電 子 申 告 は 、 電 子 申 告 シ ス テ ム( e − T a x ) が 運 用 さ れ て お り 、 地 方 税 の
担
当
部
電 子 申 告 については、「 地 方 税 電 子 化 協 議 会 」による地 方 税 ポータルシステム
行 政 手 続 のオ ンライン利 用 促 進 を図 るため、市 で は平 成 19年 ( 200 7 年 )7月
より千 葉 県 電 子 自 治 体 共 同 運 営 協 議 会 で共 同 運 用 する「ちば電 子 申 請 ・届
(eLTAX エルタック ス)が開 始 されたところです。これまで地 方 税 の申 告 等 の手 続 き
事
業
内
容
出 システム」 を利 用 してい ましたが、これまでの利 用 実 績 を勘 案 し、平 成 2 2 年 度
より、一 つの窓 口 から手 続 きができるようになりました。
末 に利 用 を終 了 しました。現 在 は、市 ホームページのリニューアルと併 せて、 電
事
業
内
は、各 地 方 公 共 団 体 で行 う 必 要 がありま したが、共 同 でシステムを運 営 するこ とに
本 市 においても、納 税 者 の利 便 性 向 上 及 び申 告 事 務 の効 率 化 を図 るため、
容
子 申 請 (予 約 )サービスとし て試 行 運 用 を行 っています。
地 方 税 ポータルシステムを活 用 した、電 子 申 告 につい て検 討 します。
今 後 は、これまでのシステム利 用 における課 題 を洗 い出 し、電 子 申 請 サ ービ
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
一部実施
一部実施
スが 真 に市 民 の利 便 性 向 上 が図 られ るよう、新 たな電 子 申 請 サービスの位 置 づ
け に つ い て 再 検 討 し ま す。
計
計
画
状
況
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
値
2-1-4 各 種 証 明 書 ( 住 民 票 ・印 鑑 証 明 等 )交 付 サービ
事
方針決定
担
業
当
部
名
2 - 1 - 2 図 書 予 約 シ ス テ ム の導 入
署
図書館
□新
□新
名
規
■継
続
スの充 実
担
事
業
規
■継
当
部
署
続
窓 口 サ ー ビ ス課
これまで、市 民 への利 便 性 向 上 を図 るため、窓 口 以 外 の場 所 において各 種
証 明 書 (住 民 票 ・印 鑑 証 明 等 )の交 付 サ ービスが受 けられる、自 動 交 付 機 の設
置 について検 討 を行 ってきました。
図 書 館 の情 報 化 については、バーコードを使 用 した貸 出 ・返 却 の管 理 システ
事
業
内
容
ムやインターネットから蔵 書 を検 索 で きる蔵 書 検 索 システムを 導 入 し、図 書 館 事
事
業
内
容
付 利 用 が で き る よ う 示 さ れ て い る こ と 、 か つ 、 情 報 資 産 を 保 有 せ ず にA S P サ ー ビ
務 の効 率 化 と行 政 サービ スを図 ってきました。
ス等 の活 用 が進 む 状 況 も踏 まえ 、コン ビニエンスストアでの各 種 証 明 サービスの
今 後 は、イン ターネットによ り 24 時 間 予 約 ができる図 書 予 約 システム を導 入 し
利 用 について、調 査 ・検 討 を行 います。
図 書 館 サービスの向 上 を図 ります。
平 成 24 年 度
画
状
況
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
平 成 25 年 度
実施
計
しかしながら、国 のIT戦 略 において、コンビニエン ススト アで各 種 証 明 書 の交
運用
計
指 標 ・ 目 標 値
予 約 数 =20,000件
49
指
標
・
目
標
値
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
予 約 数 =40,000件
50
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 2項
事
業
名
2 - 1 - 5 電 子 機 器 利 用 に よ る選 挙 シ ス テ ム の 導 入
署
選挙管理委員会事務局
□新
規
■継
続
事
担
当
部
安 心 な 暮 らしを支 える情 報 化
平 成 13 年 (2001 年 )1 月 に期 日 前 投 票 受 付 システムを導 入 し、平 成 23 年
担
業
当
部
名
2-2-1 メールを活 用 した災 害 情 報 の配 信
署
自 治 防 災 課 、情 報 推 進 課
(2011 年 )4 月 には期 日 前 投 票 受 付 システムの更 新 及 び当 日 投 票 受 付 システ
事
業
内
容
■新
規
□継
続
平 成 22 年 度 には、新 たな CMS を導 入 し、AS P サービスによる運 用 を開 始 し
ムを導 入 して、各 選 挙 における投 票 受 付 事 務 の迅 速 化 が図 られています。
ま し た が 、 メ ー ル マ ガ ジ ン 「 y o め ー る」 に つ い て は、 A S P サ ー ビ ス の 選 定 が 遅 れ 、
今 後 は、選 挙 時 における選 挙 人 名 簿 の迅 速 な調 製 を図 るため、選 挙 人 名
庁 内 サ ーバで の運 用 を行 っ てい ます。 「 yo め ーる」 は、 東 日 本 大 震 災 に伴 う各
簿 管 理 システムの導 入 を行 い ます。
種 情 報 発 信 に役 立 っ たもの の、更 に 情 報 提 供 の充 実 を図 るた め、 地 震 速 報 や
事
平 成 24 年 度
業
内
容
気 象 情 報 等 のサービス提 供 について検 討 すると共 に、安 定 稼 動 に向 けて、AS P
平 成 25 年 度
サービスでの運 用 方 法 を検 討 します。
実施
運用
また、 災 害 等 に回 線 混 雑 の影 響 を受 けずに、特 定 エリアへ一 斉 配 信 するこ と
計
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
ができる、携 帯 電 話 事 業 者 の緊 急 速 報 メールについ ても検 討 します。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
況
運用
指 標 ・ 目 標 値
登 録 者 数 =4,000 件
事
担
業
当
部
名
2-2-2 消 防 ・救 急 無 線 のデジタル化
署
消防署
指
標
・
目
標
値
登 録 者 数 =4,500 件
□新
規
■継
続
消 防 ・救 急 無 線 については、災 害 時 における消 防 活 動 上 の重 要 な情 報 伝 達
手 段 として、これまでアナログ通 信 方 式 による音 声 主 体 の運 用 が行 われてきまし
たが、大 規 模 災 害 の対 応 力 及 び応 援 体 制 の確 立 、個 人 情 報 保 護 等 の理 由
か ら 電 波 法 関 係 審 査 基 準 の 一 部 改 正 が な さ れ 、 平 成 2 8年 ( 2 0 1 6 年 ) 5 月 ま で
事
業
内
容
にデジタル 通 信 方 式 へと移 行 す る必 要 があ ります 。 消 防 ・救 急 無 線 デジタル 通
信 機 器 の導 入 については、千 葉 県 市 町 村 消 防 救 急 無 線 設 備 整 備 管 理 協 議
会 で県 域 レ ベル での整 備 が決 定 して おり、平 成 25年 度 運 用 開 始 を目 途 に順
次 整 備 します。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
運用
況
指 標 ・ 目 標 値
51
52
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
事
担
業
当
部
名
2-2-3 消 防 業 務 支 援 システムの導 入
署
消防本部総務課
□新
規
■継
続
第 5 章 情報化の具体的な施策
事
担
業
当
部
名
2-2-5 災 害 時 要 援 護 者 避 難 支 援 システムの導 入
署
自 治 防 災 課 、高 齢 者 支 援 課 、障 害 者 支 援 課
消 防 業 務 支 援 システムは、消 防 本 部 庁 舎 及 び各 分 署 を光 ファイバ 接 続 によ
内
□継
を 支 援 す る 体 制 作 り を 進 め て い ま す。
この制 度 は、災 害 時 要 援 護 者 名 簿 を登 録 することで、市 と地 域 が災 害 時 に
服 等 貸 与 品 の管 理 、救 急 事 案 及 び統 計 の管 理 、救 急 講 習 会 の管 理 、防 火
支 援 を必 要 とする方 の情 報 を予 め共 有 することで、日 頃 の見 守 りや、災 害 時 の
事
業
内
容
支 援 のため に備 えるものです。
容
防 水 利 情 報 の管 理 システムを導 入 し、指 令 システムとの連 携 を図 ることにより、
これらの情 報 を一 元 的 に管 理 し、災 害 時 の必 要 なときにすぐに利 用 できるク
災 害 時 の現 場 活 動 部 隊 へ素 早 く情 報 を送 信 し、よ り効 果 的 な 現 場 活 動 を行
ラウドコン ピューティングを活 用 したシステム の導 入 を行 います。
えます。また、システムを構 成 するサーバ及 び端 末 機 器 は平 成 17年 に整 備 し、
平 成 24 年 度
すでに6年 が経 過 しており、情 報 処 理 能 力 の低 下 及 び情 報 セキュリティ面 にお
いても危 険 性 の増 大 が考 えられることから更 新 整 備 を図 ります。
画
状
平 成 25 年 度
一部実施
一部実施
計
画
状
運用
況
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
消 防 水 利 登 録 数 =1,452 件
事
担
業
当
部
名
2-2-4 災 害 用 衛 星 携 帯 電 話 の導 入
署
消防本部警防課
■新
規
□継
続
東 日 本 大 震 災 に係 る緊 急 消 防 援 助 隊 として岩 手 県 に出 動 した際 、 携 帯 電
話 の基 地 局 が被 災 して携 帯 電 話 が不 通 となり、更 に山 間 部 のため消 防 無 線 も
交 信 ができない状 態 が発 生 しました。
事
業
内
容
このことを教 訓 として、市 内 で同 様 の災 害 が発 生 した 場 合 の緊 急 消 防 援 助
隊 等 の受 援 時 や、他 市 町 村 への災 害 支 援 活 動 時 の通 信 手 段 を確 保 するた
め、衛 星 携 帯 電 話 の導 入 を行 います。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
運用
況
指 標 ・ 目 標 値
53
指
標
・
目
平 成 25 年 度
実施
平 成 24 年 度
指 標 ・ 目 標 値
計
続
を目 的 としています。現 段 階 での内 容 として、消 防 職 員 ・消 防 団 員 の管 理 、被
対 象 物 ・危 険 物 施 設 の管 理 を行 っていま す。今 後 は消 火 栓 ・ 防 火 水 槽 等 の消
業
規
災 害 時 に支 援 を要 する方 の管 理 を行 うため、市 と地 域 が協 同 してこ れらの方
りネットワーク 化 し、消 防 業 務 における事 務 の効 率 化 、情 報 の共 有 化 を図 ること
事
■新
標
値
54
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 3節
第 5 章 情報化の具体的な施策
基 本 目 標 3 効 率 的 な行 政 運 営 のための情 報 化
第 1項
事
行 政 事 務 の効 率 化
業
事
名
3 - 1 - 1 文 書 管 理 シ ス テ ム の導 入
署
総務課
□新
規
■継
担
続
業
当
部
名
3-1-3 人 事 給 与 システム の導 入
署
人事課
□新
規
■継
続
外 部 委 託 している給 与 データ作 成 事 務 について、情 報 セキュリティに配 慮 し
担
当
部
た職 員 の人 事 管 理 及 び 給 与 データを一 括 管 理 で きる人 事 給 与 シ ステム の導
文 書 管 理 は、ボックスファイリングを中 心 に、文 書 引 継 ぎ事 務 や 文 書 目 録 作 成
入 について検 討 します。庶 務 事 務 支 援 システムの整 備 状 況 、運 用 経 過 を踏 ま
事 務 を行 うため、 EXCEL(VBA)を活 用 した電 子 化 を図 っています。
事
業
内
容
今 後 は、より効 率 的 な事 務 を行 うため、文 書 発 生 時 から保 存 ・ 廃 棄 までの一
事
業
内
容
え、委 託 からの切 り替 えに伴 う事 務 負 担 の増 加 と、 システム導 入 によるセキュリ
ティ強 化 及 び経 費 削 減 等 を比 較 検 討 した上 で 、財 務 会 計 システム と連 携 可 能
元 管 理 や情 報 公 開 手 続 等 を行 う ことができる文 書 管 理 システムの導 入 について
な拡 張 性 のあるシ ステムの選 定 を行 い、給 与 計 算 、支 給 処 理 を一 元 化 し、事
検 討 し ま す 。 ま た 、 平 成 2 2 年 度 に 自 治 体 ク ラ ウ ド 開 発 実 証 事 業 と 並 行 し て行 わ れ
務 の効 率 化 を 目 指 します。
た文 書 管 理 サ ービスの「全 国 利 用 実 証 」に参 加 し、自 治 体 クラ ウドも視 野 に入 れ
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
た検 討 を進 めていきます。
計
画
状
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
計
画
指
標
・
目
標
名
3-1-2 統 合 型 地 理 情 報 システム( GIS)の検 討
署
情 報 推 進 課 (全 所 属 )
□新
規
■継
当
部
業
名
3-1-4 グループウェアの再 構 築
当
部
署
情報推進課
業
内
容
容
規
□継
続
応 じ て 、 こ の 方 針 の 見 直 し も 適 宜 行 っ て い き ま す。
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
指
標
・
目
標
計
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
実施
指
標
・
目
標
値
方針決定
値
63
64
55
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
平 成 24 年 度
指 標 ・ 目 標 値
バ 機 器 の更 新 は行 ったもの の、システムの更 新 は 1 度 も行 われておらず、ウェブ
平 成 24 年 度
用 対 効 果 を勘 案 した上 で統 合 型 GIS の導 入 を図 ると 共 に、社 会 情 勢 の変 化 に
況
■新
テム全 体 を見 直 し、ASP サービス等 での運 用 方 法 を検 討 します。
行 い、統 合 型 G IS 導 入 ・運 用 方 針 の策 定 を進 め ていま す。方 針 決 定 後 は、費
状
値
このため、 情 報 セキュリティの危 険 回 避 及 び情 報 化 の進 展 度 に合 わせ、シス
会 専 門 部 会 に GIS 検 討 部 会 を設 置 し、統 合 型 GIS 導 入 における調 査 ・ 検 討 を
画
標
システム 63の欠 点 である対 象 ウェ ブブラウザ 64が、古 い ままとなってい ます。
このような課 題 を解 決 するため、庁 内 の関 係 部 署 を中 心 に情 報 化 推 進 委 員
計
目
等 の機 能 により、多 用 途 に事 務 を支 援 してきました。しかし、この 10 年 間 、サー
事
題 が懸 念 されます。
内
・
い 、文 書 の通 知 ・ 依 頼 、 備 品 予 約 、公 用 車 予 約 、会 議 室 予 約 及 び電 子 メール
本 市 では、固 定 資 産 税 業 務 で個 別 型 G IS を利 用 していますが、今 後 、他 の
業
標
平 成 1 3 年 度 に 導 入 し た グ ル ー プ ウ ェ ア は、 行 政 事 務 の 中 心 的 な 役 割 を 担
業 務 でも G IS を導 入 する場 合 に、システムの重 複 投 資 や業 務 非 効 率 化 等 の問
事
指
続
担
担
指 標 ・ 目 標 値
値
事
業
況
況
指 標 ・ 目 標 値
事
状
ウ ェ ブ シ ス テ ム : パ ソ コ ン 側 に 必 要 な プ ロ グ ラ ム を 必 要 と せ ず 、 ウ ェ ブ ブ ラウ ザ を 用 い て サ ー バ と 通 信 す る シ ス テ ム
ウェ ブブラ ウザ:イン ターネット等 を 閲 覧 する ためのソフト 。
56
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 2項
事
業
名
3-1-5 イントラネット基 本 設 計 の見 直 し
署
情報推進課
■新
規
□継
基 幹 シス テムの最 適 化
続
事
担
当
部
担
業
当
部
名
3-2-1 基 幹 システム全 体 の最 適 化
署
情 報 推 進 課 (基 幹 システム 利 用 部 署 )
庁 内 情 報 基 盤 ( イントラネット)は、すでに 10 年 以 上 が経 過 しており、この間 、
容
の向 上 を図 るため、 各 業 務 単 位 で現 状 事 務 処 理 の「見 える化 」を行 い、基 幹 シ
事
の切 り替 えを行 っています。
業
内
容
ステム全 体 の最 適 化 を目 指 します。
イントラネットは、当 初 に設 計 したシ ステム構 成 等 の基 本 的 な設 計 に差 異 が
また、災 害 発 生 時 の業 務 継 続 性 の確 保 及 びデータ保 全 対 策 の強 化 のため
生 じていることから、25年 度 のサーバ 機 器 の更 改 に合 わせて、情 報 システム全
に、自 治 体 クラウドも視 野 に入 れた、より可 用 性 の高 いシステムへの更 新 につい
体 を整 理 すると共 に、 基 本 的 な設 計 を見 直 します。
ても検 討 します。
また、見 直 しの際 は、災 害 時 を想 定 した運 用 方 法 についても検 討 します。
平 成 24 年 度
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
調 査 ・検 討
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
計
続
ータの ダウンサイジングを実 施 しま した。今 後 も、更 なるコスト削 減 及 び事 務 効 率
定 稼 動 を 行 う ため 、 AS P サービ スやホ スティングサ ービスを活 用 し、 外 部 運 用 へ
内
□継
のうち約 50%強 を占 めていたハ ードウェ ア経 費 の削 減 を図 るため、汎 用 コン ピュ
を行 って きました。また、市 民 サービスに関 わ るシ ステムについて は、 24時 間 安
業
規
住 民 情 報 の処 理 を行 う基 幹 システムについては、平 成 22 年 度 に全 体 コスト
情 報 セキュリティの強 化 やサ ーバ 機 器 更 改 等 を行 い、運 用 シ ステム の維 持 管 理
事
■新
実施
指
標
・
目
計
標
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
値
方針決定
事
事
担
業
当
部
名
3-1-6 イントラネット機 器 の更 改
署
情報推進課
■新
規
□継
続
担
業
当
部
名
3-2-2 住 民 基 本 台 帳 法 の一 部 改 正 への対 応
署
情 報 推 進 課 、窓 口 サービス課 ほか
■新
規
□継
続
現 在 の住 基 カードの運 用 では、他 の市 区 町 村 へ転 出 すると住 基 カ ードが失
効 し、あらためて転 入 先 の市 区 町 村 で、交 付 申 請 の手 続 きを行 う必 要 がありま
イントラネットで運 用 するサーバ等 機 器 は、セキュリティ上 の安 全 性 の確 保 及
す。また、外 国 人 は、「外 国 人 登 録 法 」に基 づい て把 握 されており、外 国 人 住 民
び各 種 行 政 サ ービスの安 定 的 な運 用 を行 うため、概 ね 5 年 を目 処 に定 期 的 に
の居 住 実 態 や世 帯 情 報 が十 分 に把 握 されておらず、行 政 のサービスも行 き届
更 改 を行 います。
事
事
業
内
容
業
内
容
き に く い 等 の 課 題 が あ り ま す 。 こ の よ う な課 題 の 解 決 に 向 け て 、 平 成 2 1 年 7 月 に
このため、平 成 19・20 年 度 に更 改 したサーバ及 びパソコン等 機 器 について
「住 民 基 本 台 帳 法 の一 部 を改 正 する法 律 」 が公 布 され、公 布 から 3 年 以 内 の
は、平 成 25 年 度 に 5 年 が 経 過 するこ とから、運 用 するソフトウェアの見 直 しを図
政 令 で定 める日 までに施 行 される予 定 です。
ると共 に、費 用 対 効 果 を検 証 した上 で、適 切 な機 器 を選 定 して更 改 を行 いま
このため、一 部 改 正 に向 けて、関 連 する基 幹 システムの改 修 を行 い、適 切 な
す。
制 度 移 行 が行 われるよう対 応 を図 ります。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
平 成 24 年 度
調 査 ・検 討
計
画
状
実施
実施
況
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
計
画
状
運用
況
指 標 ・ 目 標 値
方針決定
57
平 成 25 年 度
58
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 3項
事
担
業
当
部
名
3-2-3 住 民 基 本 台 帳 ネットワーク システム機 器 の更 改
署
情 報 推 進 課 、窓 口 サービス課
■新
規
□継
個 別 業 務 シス テムの整 備
続
事
住 民 基 本 台 帳 ネットワークシステム(住 基 ネット) については、 住 民 基 本 台 帳
担
業
当
部
名
3 - 3 - 1 個 別 業 務 シ ス テ ム の基 盤 整 備
署
情 報 推 進 課 (全 所 属 )
法 に基 づき、住 民 の利 便 の増 進 と国 及 び地 方 公 共 団 体 の行 政 の合 理 化 に資
内
容
一 方 で、各 システム間 又 は住 民 記 録 等 の基 幹 システムとのデータ連 携 にお
事
業
内
容
器 更 改 を行 う標 準 更 改 期 間 が設 定 されています。
今 後 は、一 層 の事 務 効 率 の向 上 を図 るため、個 別 業 務 システムと基 幹 シ ス
ットの継 続 的 な安 定 稼 動 の 確 保 に努 めます。
テ ム と の 総 合 的 な シ ス テ ム整 備 と 横 断 的 な デ ー タ 連 携 を 可 能 と す る 基 盤 を 整 備
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
画
状
いては、総 合 的 ・体 系 的 な システムの 整 備 が図 られて いないため、横 断 的 なデ
ータ連 携 が行 われてい ない現 状 にあ ります。
本 市 では、平 成 25年 度 に6年 目 を迎 えるため、機 器 更 改 を実 施 し、住 基 ネ
計
します。
実施
況
指 標 ・ 目 標 値
続
の強 化 とシステムの継 続 した安 定 稼 働 を図 っています。
具 合 や故 障 時 に交 換 部 品 が調 達 で きない等 の状 況 は、回 避 すべきリスクであ
り、定 期 的 な機 器 更 改 は必 要 不 可 欠 となるため、 6年 周 期 に て全 国 一 斉 に機
□継
は、各 サーバ等 をサーバ室 に集 約 して一 括 管 理 を行 い、情 報 セキュリティ対 策
テムとして、平 成 18年 度 から稼 動 しています。住 基 ネットの運 用 上 、機 器 の不
業
規
各 所 管 課 の 個 別 業 務 シ ステム や独 立 したシステム( ス タン ドアロン) について
するため、住 民 基 本 台 帳 をネットワーク化 し、全 国 共 通 の本 人 確 認 がで きるシス
事
■新
指
標
・
目
標
値
計
画
状
況
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
一部実施
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
方針決定
方針決定
事
担
業
当
部
名
3-3-2 下 水 道 受 益 者 負 担 金 システムの再 構 築
署
下水道課
□新
規
■継
続
下 水 道 受 益 者 負 担 金 システムは、職 員 が開 発 した簡 易 なシステムにより運
用 していますが、過 去 の賦 課 状 況 については紙 台 帳 で管 理 していることから、
照 会 や確 認 等 に時 間 を要 してい る状 況 です。
事
業
内
容
また 、 今 後 は新 規 の賦 課 区 域 も 想 定 され て お り、 正 確 かつ 効 率 的 な業 務 の
執 行 が 望 ま れ ま す。
このため、 専 用 のパッケージシステムの導 入 等 も含 めて、新 たなシステムの再
構 築 を行 います。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
59
画
状
況
運用
指 標 ・ 目 標 値
60
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
事
担
業
当
部
名
3-3-3 建 築 行 政 共 用 データベースシステムの導 入
署
建築課
□新
規
■継
続
第 5 章 情報化の具体的な施策
事
担
業
当
部
名
3-3-5 滞 納 管 理 システムの改 修
署
こども保 育 課
内
容
齢 者 医 療 保 険 料 、保 育 所 保 育 料 についての滞 納 管 理 等 の事 務 が集 約 される
こととなります。
業
内
容
るデータベー スシステムである「 建 築 行 政 共 用 データベースシステム」 を一 般 財
しかし、保 育 所 保 育 料 については、滞 納 管 理 システムを未 導 入 であり、徴 収
建 築 行 政 情 報 セ ンターが構 築 し、平 成 22年 度 から稼 働 しています。
一 元 化 のネ ックとなるこ とか ら、すでに稼 動 してい る滞 納 管 理 システムの 改 修 を
今 後 、建 築 行 政 に関 わる者 の中 での迅 速 な情 報 共 有 を図 り、効 果 的 かつ効
実 施 し、 保 育 所 保 育 料 の滞 納 者 も含 め た滞 納 者 の一 元 化 を図 ります。
率 的 な建 築 行 政 を推 進 す るため、導 入 に向 けて準 備 します。
平 成 24 年 度
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
平 成 25 年 度
実施
調 査 ・検 討
画
状
計
実施
画
名
標
・
目
標
3-3-4 健 康 管 理 システムの導 入
■新
規
□継
標
・
目
標
値
業
名
3 - 3 - 6 生 活 保 護 シ ス テ ム の再 構 築
署
社会福祉課
■新
規
□継
続
続
当
部
健康増進課
生 活 保 護 システムは、生 活 保 護 業 務 の面 接 相 談 から保 護 決 定 までの処 理 の
電 算 化 を図 り、 過 大 化 す る事 務 処 理 の円 滑 か つ効 率 化 を 図 る目 的 で導 入 しま
現 在 、母 子 保 健 データ(予 防 接 種 記 録 や健 診 記 録 等 )と成 人 保 健 データ
(各 種 健 診 の通 知 対 象 ・受 診 結 果 等 )は、それぞれ別 のシステムを導 入 又 は構
した。 しかし、 近 年 、その事 務 内 容 は更 に 複 雑 多 岐 に渡 るようになり、 各 種 新 規
事
業
内
容
築 して、市 民 の健 康 管 理 のために活 用 して きました。導 入 後 、各 種 制 度 改 正 に
の様 式 や統 計 事 務 に係 る新 たな報 告 書 の作 成 等 の事 務 事 業 が発 生 し、現 シ
伴 うシステム改 修 を図 りなが ら、20 年 が経 過 しています。
ステムでは対 応 困 難 となっ ています。
事 業 内 容
そのため 、これらに対 応 した新 たなシステム を検 討 しま す。
このため、これまでの課 題 を整 理 した上 で、効 率 的 な事 務 を行 うため、総 合
的 に住 民 情 報 を管 理 することができる健 康 管 理 システム を導 入 します。
平 成 24 年 度
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
実施
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
実施
計
画
状
況
指 標 ・ 目 標 値
計 画 状 況
指
値
担
担 当 部 署
運用
況
指 標 ・ 目 標 値
指
事
業
状
況
指 標 ・ 目 標 値
事
続
対 する国 民 の信 頼 回 復 及 び建 築 行 政 における対 応 の迅 速 化 を図 るため 、建
団法人
計
□継
本 市 では、公 金 徴 収 一 元 化 を検 討 しており、市 ・県 民 税 、国 保 税 、後 期 高
事
業
規
構 造 計 算 書 偽 装 問 題 を契 機 に大 きく揺 らいでいる住 宅 ・建 築 物 の安 全 性 に
築 士 、建 築 士 事 務 所 等 の登 録 情 報 及 び住 宅 ・建 築 物 のストック情 報 等 に関 す
事
■新
指 標 ・ 目 標 値
指
標
・
目
標
値
方針決定
61
62
指
標
・
目
標
値
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 4節
第 5 章 情報化の具体的な施策
基 本 目 標 4 人 材 育 成 ・情 報 セキュリティ対 策
第 1項
事
情 報 リ テ ラシー向 上
業
事
名
4-1-1 電 子 自 治 体 構 築 のための人 材 育 成
署
情報推進課
□新
規
■継
続
担
業
当
部
名
4 - 1 - 3 市 民 の 情 報 リ テ ラ シ ー向 上
署
情報推進課
■新
規
□継
続
これまで電 子 自 治 体 を推 進 してきましたが、一 方 で、 それらを利 用 で きる市 民
担
当
部
と、利 用 できない市 民 の格 差 が広 がる懸 念 が生 じ ています。
今 後 もユニバーサルデザインを目 指 したコンテ ンツ作 りを 推 進 し、全 職 員 が 2
このため、 各 公 共 施 設 に設 置 しているパソコンに操 作 支 援 のマニュアルを整
年 に 1 度 、アク セシビリティ 研 修 を受 講 します。
備 すると共 に、市 のホームページ上 で提 供 する 電 子 行 政 サービスを操 作 対 象 と
事
業
内
容
さらに、運 用 するシ ステム操 作 研 修 を実 施 し、職 員 の知 識 向 上 を図 ると共
事
業
内
容
したパソコン研 修 会 を定 期 的 に実 施 します。この研 修 会 の講 師 は、市 内 関 係 団
に、 研 修 を通 じて、 各 種 施 策 を達 成 する手 段 と して情 報 化 を活 用 で きる人 材 を
体 やボランティア市 民 を募 集 して、市 民 相 互 に支 援 できる体 制 を確 立 します。
育 成 します。
また、メールマガジン等 の登 録 支 援 等 について、操 作 を支 援 することができる
また、情 報 管 理 部 門 の職 員 につい ては、 各 種 情 報 施 策 研 修 に参 加 し、情 報
市 内 協 力 店 等 も募 集 します。
管 理 部 門 を担 う人 材 を育 成 します。
平 成 24 年 度
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
実施
指
受 講 者 =250 人
担
業
当
部
実施
計
画
状
況
実施
指 標 ・ 目 標 値
名
4-1-2 情 報 化 教 育 の技 術 向 上
署
学校教育課
標
・ 目
標
値
研 修 参 加 数 =100人
受 講 者 =250 人
□新
規
■継
続
各 学 校 において 、コンピュータやその他 の情 報 機 器 を有 効 に 活 用 して、 魅 力
ある授 業 展 開 ができる教 員 を増 やすための研 修 を実 施 します。
また、 市 主 催 の研 修 会 として、 コンピュータを 活 用 した校 務 の遂 行 、授 業 での
事
業
内
容
活 用 、情 報 セキュリティに関 する内 容 等 の研 修 を実 施 します。
特 に 、教 育 情 報 ネットワーク のシステム 全 体 像 、グループ ウェ アの運 用 や活 用
に あ た っ て の ル ー ル に つ い て は、 こ れ ま で 以 上 に 周 知 と 活 用 を 図 る た め の 研 修 を
実 施 します。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
指
標
・ 目
標
値
況
指 標 ・ 目 標 値
事
平 成 25 年 度
況
実施
指 標 ・ 目 標 値
研 修 参 加 数 =100人
63
指
標
・ 目
標
値
研 修 参 加 数 =100人
64
研 修 参 加 数 =100人
第 5 章 情報化の具体的な施策
第 2項
第 5 章 情報化の具体的な施策
情 報 セ キュリ ティ対 策
事
事
業
名
4-2-1 情 報 セキュリティの確 保
署
情報推進課
□新
規
■継
担
担
当
部
業
名
4-2-3 情 報 セキュリティ診 断 の実 施
署
情報推進課
当
部
内
容
診 断 とウェ ブ上 で動 作 す るアプ リケ ーションのウェブ 健 康 診 断 を実 施 し、 ウェブ
上 の脆 弱 性 の有 無 や不 正 アクセスの可 能 性 等 、専 門 的 な観 点 から診 断 を実
施 してきました。
業
内
容
今 後 は、各 部 署 が保 有 する個 々のシ ステムに応 じた 情 報 セキュリティに関 す
今 後 も、不 正 侵 入 を防 止 し、適 正 な運 用 を図 る ため継 続 してセキュリティ診
断 を実 施 します。
また、情 報 セキュリティについては、内 部 管 理 の徹 底 が重 要 であり、情 報 セキ
また、 脆 弱 性 が発 見 され た場 合 には、保 守 業 者 と適 切 な対 応 を図 り、日 々の
ュリティ監 査 の実 施 に向 けた 各 種 管 理 方 法 の見 直 しも図 ります。
平 成 24 年 度
状
実施
指
担
当
部
標
・ 目
標
値
実 施 手 順 =5 事 業
名
4-2-2 情 報 セキュリティ強 化 のための人 材 育 成
署
情報推進課
□新
規
■継
画
状
実施
況
指 標 ・ 目 標 値
指
セキュリティ事 故 = ゼロ
セキュリティ事 故 = ゼロ
続
本 市 で は研 修 の目 的 と体 制 等 を情 報 セキュリティ研 修 要 綱 として策 定 し、 具
体 的 な研 修 内 容 、期 間 、 対 象 者 等 を情 報 セキュリティ研 修 計 画 書 として策 定 し
た上 で、情 報 セキュリティ研 修 を実 施 してい ます。
平 成 2 2 年 度 よ り ( 財 ) 地 方 自 治 情 報 セ ン タ ー の e - ラ ー ニ ン グ に よ る研 修 を 活
事
業
内
容
用 し、 2 カ 年 で 全 職 員 を 対 象 に 、 研 修 を 実 施 し て き ま し た 。
今 後 も繰 り返 し情 報 セキュリティの重 要 性 を広 く周 知 する必 要 があり、実 務
的 な事 例 を取 り上 げたフォローアップ研 修 等 を実 施 し、情 報 セキュリティ強 化 の
基 礎 とな る人 材 を育 成 します。
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
実施
計
画
状
況
実施
指 標 ・ 目 標 値
情 報 セキュリティ研 修 25 0 人
フォローアップ研 修
65
40 人
指
標
・ 目
平 成 25 年 度
実施
計
方針決定
業
平 成 24 年 度
況
指 標 ・ 目 標 値
事
運 用 においても、適 切 な措 置 を講 じます。
平 成 25 年 度
調 査 ・検 討
画
続
本 市 の情 報 セキュリティについては、「四 街 道 市 情 報 セキュリティポリシー」 を
る実 施 手 順 を整 備 し、 更 なるセキュリティの強 化 を図 ります。
計
□継
策 定 し、これに基 づき、 基 本 方 針 や対 策 基 準 を定 め、 情 報 セキュリティ全 体 の
事
業
規
毎 年 、(財 )地 方 自 治 情 報 センターが無 料 で実 施 する情 報 セキュリティ遠 隔
対 策 を行 ってきました。
事
■新
続
標
値
情 報 セキュリティ研 修 25 0 人
フォローアップ研 修
40 人
66
標
・ 目
標
値
第 6 章 情報化推進のための留意事項
第 6 章 情報化推進のための留意事項
第6章
第 1節
情報化推進のための留意事項
電子自治体推進体制
本 市 の情 報 化 推 進 体 制 については、庁 内 横 断 的 な組 織 である「四 街 道 市
情 報 化 推 進 委 員 会 」を本 計 画 の中 心 的 な推 進 組 織 として位 置 づけ、全 庁
的 な合 意 を図 りながら計 画 を推 進 します。
また、情 報 化 推 進 委 員 会 会 長 である経 営 企 画 部 長 を本 市 の総 合 的 な情
報 化 を推 進 する最 高 情 報 責 任 者 ( CIO)として位 置 づけます。
全 庁 に係 る重 要 な事 業 を計 画 する場 合 は、委 員 会 の下 部 組 織 である幹 事
会 において具 体 的 な検 討 や調 査 を行 います。
第6章 情報化推進のための留意事項
専 門 的 な部 門 間 における事 業 の計 画 については、幹 事 会 に専 門 部 会 を設
置 して具 体 的 な検 討 や調 査 を行 います。
また、情 報 施 策 にあたっては、地 域 に対 する課 題 を共 有 し、市 民 ・各 種 団
体 等 と行 政 とが一 体 となって課 題 の解 決 を図 る必 要 があるため、市 民 意 見 を
聴 取 しながら進 めます。
第1節
電 子自 治 体 推 進 体 制
経営企画部長
最高情報責任者(CIO)
第2節
進 行管 理 と シ ス テ ム の 適 正 化
全庁的な情報化推進部署
全庁的な計画の企画・推進
政 策 調整担当
政 策 調整担当
業 務継 続 計 画 の 策 定
政 策 調整担当
調 達ガ イ ド ラ イ ン の 整 備
政 策 調整担当
第4節
政 策 調整担当
第3節
情報推進課
情報化推進委員会
市民等
情報化への意見・提言
専門的な分野の具体的な検討
幹事会
第5 節
クラ ウ ドコ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ等 の 活 用
第6 節
環境 へ の配 慮
専門部会
専門部会
第 2節
進 行 管 理 とシス テムの適 正 化
本 計 画 については、計 画 の着 実 な実 施 を行 うため、情 報 管 理 部 門 におい
て、定 期 的 に計 画 の進 捗 状 況 を調 査 し、適 正 な進 捗 管 理 に努 めます。
また、事 業 の実 施 に 当 たっては、本 計 画 を基 本 方 針 (Plan)として、各 担 当
課 が 実 施 ( Do )し 、計 画 し た内 容 がどの ように 実 施 されたかを 検 証 (Check) し、
67
68
第 6 章 情報化推進のための留意事項
第 6 章 情報化推進のための留意事項
情 報 化 推 進 の水 準 を高 めるための事 後 評 価 による改 善 (Action)を確 立 して
第 5節
進 行 管 理 を行 います。
クラウ ドコ ンピューティング 等 の活 用
さらに、情 報 管 理 部 門 において、情 報 システムの導 入 状 況 を把 握 し、総 合
これまで庁 内 の情 報 システムは、情 報 管 理 部 門 がサーバや関 連 機 器 等 の備
的 な視 野 に立 って情 報 システムの適 正 化 を図 ります。
品 を購 入 し、市 のサーバ室 において運 用 管 理 を行 っています。
このため、機 器 等 の 修 繕 、システム上 の トラ ブル 等 の 対 応 及 び通 常 の定 期 保
第 3節
守 は、情 報 管 理 部 門 の職 員 が対 応 しており、運 用 システムの増 加 と共 に、それ
調 達 ガイドラインの整 備
らの運 用 管 理 についての負 担 が増 大 しています。
また、大 規 模 災 害 が発 生 した場 合 には、行 政 の機 能 を失 い、長 期 に渡 り、
情 報 シ ステ ムが 稼 動 できないことも予 想 されます。
これまで本 市 では、情 報 システムの調 達 に当 たっては、業 務 ごとに検 討 が進
このため、新 たに導 入 するシステムや既 存 システムの見 直 しを行 う際 には、長
められ、全 庁 的 な情 報 システムのあり方 を検 討 した上 で、情 報 システム等 の調
期 的 な視 野 に立 ち、安 定 した稼 動 と継 続 した運 用 が可 能 な自 治 体 クラウドや
達 が行 われている状 況 にはありませんでした。
ASP・SaaS サービスでの運 用 形 態 を検 討 した上 でシステムの導 入 を進 めます。
このため、情 報 管 理 部 門 が、システム全 体 とIT予 算 を把 握 し、適 正 なシステ
ムの調 達 を図 るための仕 様 書 ・要 件 定 義 書 の標 準 化 や企 画 から調 達 、運 用
また、情 報 システムのデータについては、有 事 の際 に活 用 できるよう安 全 な場
に至 るまでの一 連 のプロセスの手 順 等 を定 めた「調 達 ガイドライン」を整 備 しま
所 で保 管 するデータ保 全 の措 置 をとっていますが、更 にシステム障 害 や災 害 時
す。
の迅 速 な復 旧 を目 指 すため、遠 隔 バックアップサービスについても検 討 します。
さらに、災 害 における自 治 体 間 での相 互 支 援 協 定 等 を検 討 し、災 害 時 に必
要 な機 能 を相 互 に支 援 し、行 政 機 能 を維 持 できる体 制 を構 築 します。
第 4節
業 務 継 続 計 画 の策 定
第 6節
環 境 への配 慮
本 市 の行 政 サービスは、情 報 システムの稼 動 が欠 かせない 状 況 となっており、
ITが環 境 に与 える影 響 には、IT機 器 を製 造 する段 階 での資 源 ・エネルギー
システム障 害 や大 規 模 停 電 ・災 害 等 により、情 報 システムが長 期 間 停 止 した
消 費 やIT機 器 を使 用 する時 の電 力 消 費 によるCO2排 出 といったマイナスの
場 合 は、業 務 や行 政 サービスに多 大 な支 障 が生 じる可 能 性 があります。
影 響 があります。
総 務 省 では、地 震 やそれに派 生 する火 災 及 び水 害 等 の二 次 被 害 等 により、
一 方 で、ITを活 用 することで、生 産 ・流 通 ・消 費 の経 済 活 動 の効 率 化 やペ
情 報 システムに障 害 が発 生 した場 合 であっても、地 方 公 共 団 体 業 務 の中 断
ーパーレス化
を防 止 し、また、それを早 期 に復 旧 することを目 的 として、平 成 20 年 (2008
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を進 めることにより、CO2排 出 削 減 に貢 献 することができます。
平 成 19 年 (2007 年 )4 月 に総 務 省 は、IT を利 用 する企 業 ・団 体 等 を対 象
年 )8 月 に、「地 方 公 共 団 体 における ICT 部 門 の業 務 継 続 計 画 ( BCP)策 定
としたガイドブック「ICT を環 境 にやさしく活 用 するために」を作 成 し、環 境 に配
に関 するガイドライン」 を公 表 しています。
慮 したITの活 用 を推 進 しています。
今 後 は、このガイドラインに基 づき、大 規 模 な災 害 や事 故 等 により、情 報 シス
このガイドブックの中 で、「マイナスの影 響 」を抑 え「プラスの効 果 」を高 めるた
テム等 の被 害 があっても、できるだけ業 務 を中 断 させずに、あるいは中 断 し たと
めの工 夫 として、IT機 器 を選 定 するための目 安 が紹 介 されています。
しても早 急 に復 旧 するための業 務 継 続 計 画 ( BCP)を策 定 します。
また、すでに策 定 している、緊 急 時 の適 切 な対 応 を定 めた「緊 急 時 対 応 マ
本 市 で もここに 記 載 され ている「国 際 エネ ルギース タープロ グラ ム」 や「 PC グリ
ニュアル」に基 づき、緊 急 時 を想 定 した訓 練 を実 施 し、迅 速 な対 応 を日 頃 から
ーンラベル」の基 準 を採 用 し、ITを選 定 する基 準 として仕 様 書 等 に明 記 し、
身 につけます。
環 境 に配 慮 したITの導 入 を行 います。
また、ITを使 用 しないときには電 源 をオフにし、又 は節 電 モードにすることで
端 末 の消 費 電 力 を削 減 します。
さらに、IT製 品 の素 材 は、廃 棄 を抑 え、再 使 用 を行 い、再 使 用 できないもの
は素 材 として再 利 用 できるものとし、環 境 に配 慮 した製 品 を選 定 基 準 としま
す。
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I CT(I nformat ion and Commu n icat ion T ec hnolo gy ):I T と同 様 の意 味 。総 務 省 では、IC T の名 称 を推 進 している 。
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ペーパー レス化 : 社 内 の 文 書 、書 類 、帳 票 類 を 電 子 化 してパソ コ ン等 で閲 覧 できる ようにすること。
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第 7 章 資料
第7章 資
料
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