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CAD 図面取り扱いガイドブック - 一般社団法人 日本建設業連合会

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CAD 図面取り扱いガイドブック - 一般社団法人 日本建設業連合会
CAD 図面取り扱いガイドブック
<CAD 製図基準(案)での運用について>
第2版
2002 年 10 月
(社)日本土木工業協会
CALS/EC 特別委員会
CALS/EC 部会
図面情報標準化ワーキンググループ
∼ 目 次 ∼
1
はじめに ...................................................................... 1
2
CAD 図面取り扱いフローチャート ................................................. 2
3
前提条件 ...................................................................... 3
4
事前協議項目の解説 ............................................................ 4
4-1
尺度 ...................................................................... 4
4-2
CAD データ中の文字 ......................................................... 5
4-3
CAD データ交換フォーマット ................................................. 5
4-3-1 竣工時納品図面のフォーマット .......................................... 6
4-3-2 工事中に図面をやりとりするときのフォーマット .......................... 6
ファイル名 ................................................................ 7
4-5
レイヤ名 .................................................................. 9
4-6
線色 ..................................................................... 10
5
4-4
図面取り扱いの実際 ........................................................... 12
5-1
準備事項 ................................................................. 12
5-1-1 ソフト・ハード ....................................................... 12
5-1-2 現場内サーバのフォルダ構成 ........................................... 13
5-2
図面の受領 ............................................................... 14
5-2-1 図面データ受領 ....................................................... 14
5-2-2 ファイル名、レイヤ名 ................................................. 15
5-2-3 自社 CAD 形式への変換 ................................................. 15
5-2-4 変換したデータのチェック ............................................. 15
5-3
事前協議 ................................................................. 16
5-3-1 CAD 協議担当者の決定 .................................................. 16
5-3-2 データ交換方法の決定 ................................................. 16
5-3-3 CAD ソフト、朱書きソフトの確認 ........................................ 16
5-3-4 設計に疑義が生じた場合の責任分担 ..................................... 17
5-3-5 施工中のやり取りの方法について ....................................... 17
5-3-6 ファイルの命名規則 ................................................... 17
5-4
設計照査 ................................................................. 17
5-5
設計変更 ................................................................. 17
5-5-1 設計変更の手順 ....................................................... 17
5-5-2 変更・承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理 ................... 19
5-6
納品 ..................................................................... 21
5-6-1 納品図面の確認 ....................................................... 21
5-6-2 図面番号 ............................................................. 22
5-6-3 納品フォーマット ..................................................... 23
5-6-4 図面管理ファイル ..................................................... 23
5-6-5 電子媒体 ............................................................. 23
6
おわりに ..................................................................... 24
7
付録 ......................................................................... 25
7-1
事前協議事項チェックシート ............................................... 25
7-1-1 発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案) ................... 25
7-1-2 作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案) ............... 27
7-2
特殊文字・拡張文字 ....................................................... 28
7-3
図面の種類 ............................................................... 30
7-4
朱書きソフト ............................................................. 40
7-5
SXF フォーマットの概要 .................................................... 42
7-6
用語解説 ................................................................. 45
7-7
参考文献、URL ............................................................ 47
1 はじめに
「CAD 製図基準(案)」は、国土交通省が平成 12 年 3 月に策定し、平成 13 年 2 月と同年 8
月に一部改訂が行われ、その後平成 14 年 7 月に更に一部改訂・追加が行われた。適用範囲
は「設計業務および土木工事において CAD データを納品する際に適用する」となされてい
る。
本書は、施工業者の現場作業所において、この「CAD 製図基準(案)」に則って CAD 図面の
受領、照査、変更、作成、保管、納品に関わる運用管理等のガイドブックとなることを目
的として作成されている。
本書で取り上げた基準、要領、解説書等を以下に示す。
CAD 製図基準(案) <平成 14 年 7 月 国土交通省>
工事完成図書の電子納品要領(案)
<平成 13 年 8 月 国土交通省>
現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]
<平成 13 年 3 月 国土交通省>
「工事完成図書の電子納品要領(案)」解説書
<平成 13 年 2 月 (社)日本土木工業協会 CALS/EC 特別委員会
CALS/EC 部会 文書情報標準化ワーキンググループ>
「工事完成図書の電子納品要領(案)」手引き書
<平成 14 年 6 月 (社)日本土木工業協会 CALS/EC 特別委員会
CALS/EC 部会 現場情報化ワーキンググループ>
「現場における電子情報蓄積・管理実践ガイド」
<平成 12 年 10 月 (社)日本土木工業協会 CALS/EC 特別委員会
CALS/EC 部会 現場情報化ワーキンググループ>
当ガイドブックは平成 14 年 1 月に初版を発行し、平成 14 年 7 月の CAD 製図基準(案)
の改訂に伴い加筆訂正を行って第 2 版としたものである。
1
2 CAD 図面取り扱いフローチャート
実際の CAD 図面の取り扱い手順は以下のフロー図のとおりである。本書は、図面の受領から
納品までをこの流れにそって解説している。
1.準備事項
3.事前協議
2.図面の受領 P14∼P15
① パソコン、LAN整備
① 図面の受領
① CAD協議担当者選任
SXF形式のCAD図面をCD-Rにて
入手
② 作業所内サーバ構築
受発注者双方の担当者を決める
② 受領図面チェック
(ファイル名、レイヤ名)
共有フォルダ構成を決める
② データ交換方法の決定
CAD製図基準(案)に準拠してい
るか
③ LAN−インターネット
接続
施工途中における連絡手段
③ ファイル変換→自社
CADへ
全職員のPCから利用可能に
する
P16∼P17
③ CADソフト、朱書きソフト
の確認
SXF形式から自社利用CAD形式
へ変換
双方で同一ソフト利用が望ましい
④ 設計に疑義が生じた
場合の責任分担取り決め
④ 変換ファイルのチェック
(変換ミスがないか)
コンバータの変換ミスがないか
⑤ 図面ファイル交換
方法決定
⑤ 作業所サーバへ保管
(受領図面、変換図面)
5.現場での図面の流れ
①全体図面のフロー P14
②設計変更 P17∼P21
4.設計照査
P17
① 全体図面のフロー
① CADデータ交換
電子納品ソフト
などで作成
納品P21
納品媒体
② レイヤ名チェック
コピー
DRA W ING S
発注時媒体
DRA W ING F
変換
変換
変換
設計図
納品図
発注図
設計変更・
追加図面
旧 版
発注図
6.納品
P21∼P23
完成構造物に
関する図面
承認図
完成図
監督員が指
示した図面
① 納品図面の確認
旧 版
施工図
発注図、完成図の確認
ファイル名・図
面番号の付替
② 図面フォーマット変換
自社CAD形式からSXF形式へ変換
③ 図面管理情報ファイルの
作成
② 変更・承諾図面の管理手順
管理情報XMLファイルの作成
設計変更図面は発注者から
提供されるのが原則
ファイル名の改定履歴が進む
<例>C 1K K002 1.xy z
当初発注図面から
C 1K K001 0.xy z
C 1K K002 0.xy z
‥‥‥
設計図
発注図
発注図面にないものは新規に
作成
。
る
す
面と重複しないように連番を付
ける
<例> C 1 K K038 0-1.xy z
協議中に何度か修正する
ことを考えて枝番を振る
<例> C 1 K K002 0-1.xy z
注
発
は
名
ル
イ
フ
新規図面
最新版のウイルス対策ソフトで
チェック
協議開始
発 注者
受注者の変更図を
使うことも有りうる
承認図
協議 終了
旧 版
変更された
図面の旧版
はこちらに
移す
協議中
承認図はこちら
旧 版
完成図
納品時には発注図フォルダはD R AW I N GS へ
承認図フォルダは監督員の指示を仰いで
D R AW I NG F へ
完成図フォルダはD R AW I NG F へ
④ ウイルスチェック
⑤ 電子納品媒体作成
(発注者と打合せ)
打合せ中に修正が入ると
枝番を変更する
<例>C 1 K K002 0-1.xy z
→C 1 K K002 0-2.xy z
CD-Rに納品ファイルを書き込む
施工図
完了
P20 図-3
図−1
CAD 図面取り扱いフローチャート
2
3 前提条件
本書は現場で発注図面の受け取りから竣工時納品までのあいだで図面を扱う場面を想定
して、「CAD 製図基準(案)」をどのように適用するかを解説するものである。しかし、発注
者・受注者側での IT スキルやハード、ソフト、ネットワーク等のインフラの状況により様々
な状況が考えられ、すべてを解説することはできないために、ここでは以下に示すような
条件を想定して解説を進める。
利用者
:土工協会員会社の現場担当職員
発注図
:発注図は SXF(P21)形式のものが CD-R で入手できる。
CAD 市場 :SXF(P21)対応の CAD がいくつか販売されているが、各メーカ相互のテス
トは十分には行われていない。
IT スキル :受注者現場では一般的なオフィスソフトは使えるが、本格的に CAD が使
える職員はいない。発注者監督員も同様である。
連絡手段 :発注者、受注者間の図面のやりとりは主として電子メールで行う。
サーバ
:現場内は LAN が敷設され、ファイルサーバ機が設置されている。図面類
はそのサーバ内の決められたフォルダで管理されている。発注者側事務
所でも同様の環境ができている。
発注図の提供形態は本書の利用に際して重要なひとつのポイントになる。紙図面で提供
された場合は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]
」
により、従来通り紙図面での納品となる。SXF(P21)フォーマットでないものは協議対象と
なっているが、
「CAD 製図基準(案)」に則って作られていないものは修正に多大の工数を要
するので電子納品としないほうが良い。逆に「CAD 製図基準(案)
」に則って作図されてい
るが、ファイル形式が SXF(P21)でなくても受注者側 CAD で読み込める形式のものなら変換
に要する工数はあまりかからないので受け入れることも可能であり、変換後は本書を利用
して作業を進めることができる。なお、平成 14 年度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合
においては、受発注者で協議の上フォーマットを決定することができるとなっている。
受発注者間の連絡手段として ASP1を使用する場合も比較的多いと思われるが、この場合、
フォルダのアクセス制限を適切に設定することでメールの場合と同じに扱うことができる。
しかし、それでは ASP という仕組みの有効利用の面からあまり得策でないこともあり、今
後の研究課題と考えている。
1
(Application Service Provider) ビジネス用のアプリケーションソフトやファイル管理サービスをインターネット等の通信回
線を通じてレンタルする事業者のこと。ユーザは web ブラウザを使うだけでそれらの機能が利用できる。建設 CALS/EC で
は受発注者間の情報共有サーバとしての利用が期待されている。
3
4 事前協議項目の解説
4-1
尺度
「設計業務共通仕様書」で尺度が明確にされている図面は、その尺度に従って作図する。
また、尺度が「1:200∼1:500、適宜」などと表現されているときには、1:100 や 1:200,1:500
などの 1×10n、2×10n、5×10n で表される尺度をなるべく利用することとされており、1.5
×10n、2.5×10 n、3×10n、4×10n、6×10n の利用も許している。また、 2 倍する尺度に
ついても記述されているが、こちらは、写真操作で拡大縮小することを考慮したものであ
るため、なるべく利用しない方がよい。
発注者と協議が必要になるのは、1枚の図面に尺度の異なる構造物を複数作図する場合
や、縦横の尺度が異なる図面を作図する時であるが、発注者へ提出する CAD 図面が SXF 形
式であるならば、作図の方法は問題にならないので、それぞれの CAD 固有の作図方法で対
応すればよいことになる。これは、SXF 形式が尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図
形に対応していることによる。
図面尺度は、尺度の異なる図形や縦横の尺度が異なる図形に対しては、図面上にそれぞ
れの尺度を記載したうえで、代表的な尺度を1つ記入する。また代表的な尺度の選択の困
難なものに対しては、図面表題欄に「図示」と記載し、図面管理項目の図面尺度欄に「ZUSHI」
と半角英数にて記載する。
縦横尺度の異なる異尺度図面
尺度の異なる図形が存在する異尺度図面
S=1/10
縦 S=1/100 横 S=1/1000
S=1/20
工事名
図面名
工事名
○○××工事
縦断面図(1)
年月日 平成14年○○日○○日
尺度 1:1000 図面番号 50 葉の内3
年月日 平成14年○○月○○日
尺度 1:10 図面番号 50葉の内 5
会社名 ○○建設株式会社
事務所名
○○××工事
図面名
小構造物構造図(1)
会社名
○○建設株式会社
事務所名 ○○××作業所
○○××作業所
代表的な尺度として、代表構造物の尺度を図面表題欄
代表的な尺度として、縦断距離を示す尺度の図面表題欄
の尺度に 1:10 と記入。
の尺度に 1:1000 (又は、V=1:100
尺度が断定できない場合は、図示と記入しても良い。
尺度が断定できない場合は、図示と記入する。
図―2
異尺度図面の例
4
H=1:1000) と記入
4-2
CAD データ中の文字
日本工業規格(JIS)の中に、日本語文字コード2を定めた「JIS X 0208」という規格があ
アスキー
る。この規格はASCIIコードを拡張して日本語を扱えるようにしたもので、日本の漢字コ
ード体系の基本となっている。言い換えれば、「JIS X 0208」で規定されている文字は、
日本国内標準仕様の全ての端末で読むことができる。
「CAD 製図基準(案)」では、「JIS X 0208」で規定されている文字のうち、使用可能な文
字を制限している。
「JIS X 0208」は、多くの空き領域を持っており、その領域に独自に割り当てられた文
字は、再現性が保証されないため、基本的に電子データの交換で用いるべきではない。し
かし、マイクロソフト社は、自社のパソコン OS である Microsoft Windows 系が用いるシ
フト JIS において、
「JIS X 0208 附属書 1「シフト符号化表現」」をベースとして、その空
き領域に対し独自の拡張を施している。
使用不可能な文字の代表例として NEC 特殊文字、NEC 選定 IBM 拡張文字などが挙げられ
る。NEC 特殊文字、NEC 選定 IBM 拡張文字は機種依存文字と呼ばれている。
機種依存文字は、特定機種のみに存在する文字のことで、他機種では文字バケが生じる
など、表示不可能となる。NEC 特殊文字、NEC 選定 IBM 拡張文字以外にも、68 文字、オア
シス文字、果ては MSX 文字や Macintosh 文字など、機種に依存する文字は多数存在してい
る。
(7-2 特殊文字・拡張文字参照)
特殊文字・拡張文字の中には、一般的な文字も見受けられるが、同体異文字(データと
しては別の文字)であるため、注意を要する。
地名など、「JIS X 0208」で規定されていない文字が必要となった場合は、代替文字や
平仮名表記または直線の組み合わせによる文字作図にするなど、発注者と協議する。
4-3
CAD データ交換フォーマット
平成 14 年 7 月改定の「CAD 製図基準(案)」において CAD データ交換フォーマットは原則
として SXF(P21)形式と定められた。したがって、電子納品の際の CAD データフォーマット
は選択の余地はないが、解説には工事中のデータ交換はこれに拘束されず、受発注者協議
となっており、工事着手前にこれを決定しておく必要がある。
CAD データ交換フォーマットの例としては表−1に示すものがある。
2
文字コード(character code):符号化文字集合(coded character set)ともいわれ、コンピュータにて文字を扱う上で、それ
ぞれの文字に対して番号を付けたもの。詳しくは 7-3 用語解説に掲載。
5
表−1
フォーマット
SXF (P21)
CAD データ交換フォーマットの例
拡張子
P21
特
徴
国際標準に準拠した電子納品時の正式なフォーマット
である。対応できる CAD も増えており、異なる CAD 間で
のデータ交換上問題も少ないと言われている。
ファイルサイズが大きく、入出力に時間がかかる。図面
によっては極端に大きくなることもある。
SXF (SFC)
SFC
上記の簡易形式である。データ表現機能は P21 形式と全
く同じだが、ファイルサイズが小さくなるので日常のデ
ータ交換には P21 形式より適している。
AutoCAD 独自
DWG
最近は AutoCAD 以外の CAD でも入出力でき、高機能 CAD
では変換精度もかなりよくなっている。
AutoCAD 互換
DXF
従来から異なる CAD のデータ交換でよく使われている
が、問題も多い。
JW_CAD 独自
JWC, JWW
多くの利用者が使っているが、データの精度、含まれる
図形要素、永続性などに不安がある。
4-3-1
竣工時納品図面のフォーマット
納品時のフォーマットは SXF(P21)と定められている。このフォーマットは「CAD デー
タ交換標準開発コンソーシアム」で平成 12 年 8 月に Ver1.0 が開発されたもので、その
後「建設情報標準化委員会
CAD データ交換標準小委員会」に引き継がれ現在 Ver2.0 に
なっている。詳細は、
「7-5
SXF フォーマットの概要」で解説している。
数十年以上にわたる土木構造物のライフサイクルの長さから、納品するフォーマット
としては永続性が重視され、国際標準に準拠している SXF(P21)形式が指定された。
ただし、平成 14 年度に限ってやむを得ない場合は、受発注者の協議によって他のフォ
ーマットを使用できることになっているので、sfc や dwg など次善のものを選択する。
4-3-2
工事中に図面をやりとりするときのフォーマット
ここでは発注者が CAD ソフトを直接扱うか、朱書きソフト3 を使って指示のみを行うか
によって考え方が変わる。
(1) 発注者が CAD ソフトを直接扱う場合
この場合、発注者と受注者が使用する CAD ソフトおよびバージョンの違いにより以下
3
CAD データの閲覧や印刷が行え、閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱書き)を加筆できるソフト。元の
CAD データは変更できず、朱書き部分のみのデータを保存して交換する。従来、紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを
記入していた作業を電子化するソフトと考えると分かりやすい。CAD データ以外のデータが閲覧できるものもある。
6
の3つの場合がある。
ア) 同一 CAD ソフトの同一バージョンを使う場合
データ交換上の問題点は発生しない。
イ) 同一 CAD ソフトだが、バージョンが異なる場合
同一 CAD ソフトであってもバージョンが違うとデータ交換でトラブルが発生するこ
ともある。大きくバージョンが違わなければ、低いバージョンのフォーマットで保存
できる場合が多いので、低いバージョンに合わせてデータ交換するとよい。
ウ) CAD ソフトが異なる場合
双方のソフトで共通に読み書きできるフォーマットを選ぶ必要がある。このとき、
SFC を使用すればデータ交換は確実であるが、交換できる図形要素や機能に制限がある
ので、できれば dwg や dxf のほうが望ましい。
しかし、異なる CAD ソフトの場合は往々にしてうまくデータ交換できないことがあ
るので、実際の図面データを使って事前に交換実験をして正しくデータ交換できるか
確かめておく必要がある。事前協議では実験の内容、うまく行かなかった場合の次善
の交換フォーマットなどを決めておくとよい。
(2) 朱書きソフトを使って指示のみを行う場合
この場合は、受注者側は比較的自由にフォーマットを選ぶことができるので、使い慣
れた CAD フォーマットを使うことができる。逆に扱うフォーマットによって朱書きソフ
トを選択することになる。
また、一般的に朱書きソフトは CAD ソフトより操作が容易で価格も安いので、発注者
のみでなく、施工者側でも CAD に不慣れな職員でも利用しやすい。
4-4
ファイル名
「CAD 製図基準(案)」では、ファイル名を見て図面に何が描かれているのか、何回改訂
されているのかが判断できるように、命名規則が決められている。
・ ライフサイクル
施工者の立場から見れば、基本的に図面ファイルの受領から納品まで、ライフサ
7
イクルは施工を表す「C」となっている図面を扱うことになる。
・ 整理番号
「CAD 製図基準(案)」では、整理番号の付番方法については、監督員と協議すると
なっているが、整理番号は図面受領時にはすでに付番されているので、これを使用する
こととなる。
・ 図面種類
図面の種類(平面図、位置図など)をアルファベット2文字で表現する。
「CAD 製図基
準(案)」に工種別のファイル名一覧が記述されているが、それ以外の図面を作成す
る場合、監督員と協議して図面種類が判断できるような名前を付ける必要がある。
なお、工種については H14.7 の改訂で 10 工種が追加され 14 工種となったが、更
に順次追加され 2004 年までにはほぼ全工種が網羅される予定である。
・ 図面番号
納品時においては、ファイル名の図面番号は図面表題欄の図面番号と一致させる
とともに、1 からの連番であると規定されている。よって、納品時には、ファイル名
の変更と図面表題欄の図面番号の書き換えを行う。
・ 改訂履歴
発注図を受領した時の改訂番号は「0」となっており、図面が改訂されると数字が
1増える(10 回目の改訂が行われた場合、改訂番号は9→Aとし、以降アルファベッ
ト順に変化させる)。また、竣工時の納品に際しては、この改訂番号をZとし、施工
段階ではそれ以上改訂されないファイルとして納品する。
この他、施工協議途中に受発注者間で図面のやりとりを行う場合の履歴管理のた
めの命名規定がないので、協議中図面の改訂履歴が分かるように、協議の対象とな
る図面を協議用の別フォルダで管理し、ファイル名に枝番をつけて管理するなど、
監督員と協議しておく(施工中の図面ファイルの流れについては、
「5-5 設計変更」
の部分を参照のこと)
。
8
協議対象図面
協議中(協議用フォルダ)
C○○○○○○0.拡張子
協議完了
C○○○○○○0−00.拡張子
C○○○○○○0−01.拡張子
C○○○○○○0−02.拡張子
・・・
C○○○○○○0−0n.拡張子
C○○○○○○1.拡張子
図−3
枝番を使用した施工協議中のファイルの履歴管理(例)
発注時および納品時のファイル名は「CAD 製図基準(案)」に規定されているようなアル
ファベット 8 文字で内容がわかりにくくなっている。
これは、
長期保存を確実にするため、
CD-R のフォーマットを ISO9660 レベル1にしているための制限である。施工中に扱う場合
は分かりやすいファイル名にして扱うことも可能であるが、納品時に機械的にこの形式の
ファイル名に変換できるようにしておかなければならない。また、納品時には前述したよ
うにファイル名の図面番号は 1 からの連番につけ直すこととなるが、施工中は改定履歴を
除く発注時のファイル名を保持し、1枚の図面の変更状況が遡及できるようにしておく。
4-5
レイヤ名
基本的には「CAD 製図基準(案)」を基に、レイヤ4ごとの作図を行うことになる。つまり
修正を行ったレイヤについて、責任主体の表示を D(設計)から C(施工)へと変更が必要
となる。また、注意を要す点としては、施工協議途中に受発注者間でやりとりされる、指
示事項などの作業レイヤの取り扱いが挙げられる。
同一レイヤにおいて受発注者が共に作業を行う場合、作業レイヤを分けて、段階などの
区別ができるように、管理する。作業レイヤを複数作成すること、増大する作業レイヤの
作成方法などを予め発注者と協議する必要がある。
作業レイヤは納品図面では削除しておく必要がある。削除忘れを防ぐために、作業レイ
ヤを使っての協議が完了し、協議中フォルダから発注図フォルダまたは承認図フォルダ
(P21 図-10 参照)に格納する時点で作業レイヤは削除しておく。
4
画層をレイヤと呼び、CAD ではよく使われる。画層は手書き製図の透明なトレーシングペーパーに該当し、全ての図形は
画層上に描かれ、CAD は複数枚の画層に描いた図形を重ねて表示する。
9
受注時
施工時
D−○○○−○○○
納品時
D−○○○−○○○
●
C−○○○−W O R K
D−○○○−○○○
●
C−○○○−○○○
C−○○○−○○○
注)「C-○○○-WORK」は作業レイヤ(例)を示す。
図−4
図面中のレイヤ管理(例)
一枚の図面に、平面・縦断・構造図等複数の図を描く場合は、代表的な図面情報を記載し、
それぞれ図に即したレイヤ名をつけ管理する。
ファイル名同様、レイヤ名も発注者と協議し、どのファイルに該当し、図面オブジェクト・
作図要素は、どれを使うか予め決めて作業する必要がある。
“その他の構造物”の-STRnのように使われるnは所定の番号を入力する。基本的には連番
記入するが、発注者との協議の上で決定する必要がある。
4-6
線色
「CAD 製図基準(案)」のレイヤ名一覧にない線を使用する場合は、監督員と協議が必要
となり、その線の色も協議をして決定する必要がある。この時に「CAD 製図基準(案)」に
は色についての考え方が記述されていないので、表−2を参考にして協議を行う。
表−2
レイヤ名一覧から推測した基本的な線色の付け方
オブジェクト
線色
主構造物
赤
寸法、文字
白
図枠など
黄
その他
赤
表−2は CAD の背景が黒で作図するときを想定した色の案であり、他の線色と区別しに
くい色は採用しないように注意する必要がある。
参考に、
「CAD 製図基準(案)」の「付属資料 2.レイヤ名一覧 2-1 道路詳細設計」から「(3)
縦断図」
、
「(4)標準横断図及び横断図」を以下に示す。
10
表−3 縦断図
レイヤ名
責任
図面
作図要素
主体 オブジェクト
S
D
C
M
-TTL
-FRAM
-LINE
-TXT
-BAND
-BGD
-CRST
-BRG
-HTXT
-BMK
-HTXT
-STR
-STR 1
-STR 2
-STR 3
-STR 4
-STR n
-DIM
-TXT
-HTXT
レイヤに含まれる内容
外枠
タイトル枠
区切り線、罫線
文字列
縦断図の帯 (文字を含む)
現況地物
主な横断構造物
ボーリング柱状図
旗上げ
構造物基準線
旗上げ
主構造物外形線(計画高線)
構造物 1 (トンネル)
構造物 2 (橋梁)
構造物 3 (擁壁、特殊法面、ブロック積み)
構造物 4 (測道)
構造物 n (その他の構造物等)
寸法線、寸法値
文字列
旗上げ
線色
黄
黄
白
白
白
白
白
白
白
黄
白
赤
赤
赤
赤
赤
赤
白
白
白
線種
実線
一点鎖線
実線
表−4 標準横断図及び横断図
レイヤ名
責任
図面
作図要素
主体 オブジェクト
S
D
C
M
-TTL
-FRAM
-LINE
-TXT
-BGD
-HTXT
-BMK
-ROW
-HTXT
-STR
-STR 1
-STR 2
-STR 3
-STR n
-DIM
-TXT
-HTXT
-MTR
-DCR
-FRAM
-TXT
-MTXT
-HCH 1
-HCH 2
-HCH n
レイヤに含まれる内容
外枠
タイトル枠、凡例図枠
区切り線、罫線
文字列
現況地物 (現況地盤線)
旗上げ
構造物基準線(中心線、DL、ML等)
用地境界(幅杭)
旗上げ
主構造物(法線)外形線
構造物 1 (橋梁)
構造物 2 (測道)
構造物 3 (用排水構造物)
構造物 n (その他の構造物等)
寸法線、寸法値
文字列
旗上げ
材料表タイトル
材料表図枠
文字列
数量表示文字列
ハッチ部 1(路床部分)
ハッチ部 2(舗装部分)
ハッチ部 n
11
線色
黄
黄
白
白
白
白
黄
白
白
赤
赤
赤
水
赤
白
白
白
白
白
白
白
白
橙
任意
線種
実線
一点鎖線
実線
印刷時の注意事項
CAD 図面をプロッタやプリンタで印刷するときには、白黒図面で印刷する設定を行わな
いと線色によっては、グレーで印刷されることがあるので、黒色で印刷するように設定す
る 。 AutoCAD LT で は 、 印 刷 時 に 「 印 刷 ス タ イ ル テ ー ブ ル ( ペ ン 割 り 当 て )」 を
「monochrome.ctb」に設定すると黒色で印刷できる(図−5参照)
。
印刷スタイルを変更する
図−5
AutoCAD LT での印刷設定の例
5 図面取り扱いの実際
5-1
準備事項
5-1-1
ソフト・ハード
第3章の前提条件の下、以下の機器を準備する。
ソフト
ハード
:
CAD ソフト(2次元、交換フォーマット入出力機能付属)
:
朱書きソフト
:
パソコン(CPU=700MHz、メモリ=256MB、HDD=6GB 以上を推奨)
:
:
:
:
:
:
:
:
:
ディスプレイ(17 インチ以上を推奨)
プリンタ(A3 版 ※ カラー出力が望ましい)
スキャナ(A4 版 ※ A3 版が望ましい)
CD-R ドライブ(12 倍速以上、書込保証機能付属を推奨)
MO ドライブ(640MB 以上を推奨)
LAN 設備(TCP/IP プロトコル)
ルータ(インターネット接続用)
共有サーバ(ファイルサーバ、プリンタサーバなど)
大容量 HDD(20GB 以上を推奨、共有サーバに装備)
12
5-1-2
現場内サーバのフォルダ構成
設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため
には以下のフォルダ構成が良いのではないかと考える。
├─設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)
│ ├─発注図フォルダ:当初発注図、設計変更図、全て納品
│ │ └─旧版フォルダ:設計変更で旧版となった図面
| |
全て納品
│ ├─承認図フォルダ:承認を得た図面、一部納品
│ │ └─旧版フォルダ:
| └―施工図フォルダ:協力業者用等施工のみに使う図面
├─協議中フォルダ:設計変更・承認作業中の図面
│ ├─協議中フォルダ 1:
│ ├─協議中フォルダ 2:
| ├─協議中フォルダ 3:
| |
……………………
| └─協議中フォルダ mn:
├─納品図フォルダ(納品の前段階、自社 CAD フォーマット
| |
の図面)
| ├─発注図フォルダ
| └―完成図フォルダ
└─納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに
|
した図面データ)
├─DRAWINGF フォルダ:完成図および承認図の中で監督員
|
と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)
└─DRAWINGS フォルダ:発注図およびその旧版フォルダ内
の図面全て(5-6-1(1)参照)
図−6
現場内サーバのフォルダ構成
現場内サーバのフォルダ構成は、上図を参考に、現場にて扱いやすい(フォルダ内の
ファイルが把握しやすい)よう構築する。このフォルダによる図面の受領から納品まで
の大まかな流れは図−7のようになる。なお、図面の変更・追加時の詳細な流れは「5-5
設計変更」に詳述する。
現場において注意すべき点は、設計変更等における更新図面の取り扱い方法である。
以下の2とおりの方法を参考に、現場独自の更新方法をあらかじめ決め、周知徹底して
おくとよい。
(1) サーバ内の共有フォルダに置かれているファイルを直接使用する方法
サーバ内の協議中フォルダ等の、共有フォルダに置かれているファイルを直接使用し
て更新作業を行えば、複数人による同一ファイルの同時更新を防止することができる。
しかし、更新時にファイル名変更作業を忘れた場合、旧履歴ファイルを削除してしまい、
更新段階が分からなくなってしまうこともあるので注意を要する。
13
(2) 端末でファイルを更新する方法
サーバ内の協議中フォルダ等の、共有フォルダに置かれているファイルを端末にコピ
ーし、ファイル名更新後、そのファイルを使用して作業を行う。作業終了後、所定フォ
ルダ内へ更新ファイルを Upload する。この場合、同一更新で異なる作業を行っている
場合があるため、現場内で確認しておく必要がある。
電子納品ソフト
などで作成
納品P21
納品媒体
コピー
DRAWINGS
発注時媒体
変換
DRAWINGF
変換
設計図
変換
納品図
発注図
旧 版
設計変更・
追加図面
発注図
完成構造物に
関する図面
承認図
監督員が指
示した図面
完成図
旧 版
施工図
ファイル名・図
面番号の付替
図−7
5-2
全体図面フロー図
図面の受領
電子納品対象工事の場合、発注図を CAD データで入手する必要がある。入手する CAD デ
ータの形式には様々な種類があるが、ここでは国際標準準拠の CAD データ交換フォーマッ
トである SXF(P21)形式のデータを入手できるものとし、受領時の手順に沿って記述する。
5-2-1
図面データ受領
発注者から、SXF(P21)形式のデータが収められた CD-R を入手したら、
「図-6 現場内
サーバのフォルダ構成」の、納品用フォルダの中の DRAWINGS フォルダに全ファイルをコ
ピーし、原図として保存する。CD-R はバックアップとして大切に保管する。基本的に原
14
図は直接修正しないので、DRAWINGS フォルダは読み取り専用としておく。受領した図面
の過不足などをチェックするためにも、図面データの受領時に図面管理ファイルもあわ
せて受領する。ただし、発注者側から提供されない場合も考えられるので、その場合に
は発注者に図面管理項目(図面管理ファイルに記述する事項)を問い合わせ、施工者側
で図面管理ファイルを作成することになる。
5-2-2
ファイル名、レイヤ名
受領したデータが、
「CAD 製図基準(案)」に準拠したファイル名、レイヤ名となってい
るかどうかをチェックする必要がある。受領時のファイル名は「C○○○○○○0.拡張子」
(ライフサイクル:C(施工)
、改訂履歴番号:0)となっているはずなので、その部分を
チェックするとともに、CAD 図面の表題欄につけられている図面番号をみて、欠落してい
る図面がないか、また図面管理ファイルなどをみて、図面の種類を表す記号が間違って
いないかなどもチェックする。レイヤ名、レイヤ構成についてもチェックする方が望ま
しいが、1ファイルずつチェックするとなると膨大な労力が必要となるので、施工中に
「CAD 製図基準(案)
」と異なるレイヤ名、レイヤ構成があった場合にその都度変更でき
るよう事前に監督員と協議し、納品時にトラブルにならないようにしておく必要がある。
なお、現在 SXF(P21)形式ファイルを対象として、レイヤや線色などをチェックするソ
フトが民間会社や国交省で整備されようとしているので、近い将来これを使ってチェッ
クすることとなるであろう。
5-2-3
自社 CAD 形式への変換
受領した SXF(P21)形式のデータでは取り扱いが不便なので、自社 CAD 形式のデータに
変換する。SXF(P21)形式から自社 CAD 形式への変換は、複数ファイルを一括変換できる
機能があれば、すべての SXF(P21)形式ファイルを自社 CAD 形式へ変換して発注図フォル
ダに収めておく。施工中はこの発注図フォルダ内のデータを使用する。
5-2-4
変換したデータのチェック
SXF(P21)形式対応の CAD であっても、異なる CAD 間での交換テストが十分行われてい
ない現状を考慮し、自社 CAD で扱える形式に変換した場合に、正確に変換できているか
どうかを利用者側でチェックする必要がある。
チェック方法としては、無償配布されている SXF ブラウザなどを使って発注者から入
手した SXF(P21)形式のファイルを閲覧・印刷し、さらに変換後の自社 CAD 形式のデータ
を全数印刷して、文字バケや線・図形の欠落、変形など、原図と比較しながら目視で行
う。
15
5-3
事前協議
5-3-1
CAD 協議担当者の決定
CAD 図面作成に関する協議項目は4章に示すように専門的な項目が多いので、工事期間
中、発注者との協議を行うために専任の担当者を定める。担当者はある程度 CAD 製図が
できること、かつ、
「CAD 製図基準(案)」および「工事完成図書の電子納品要領(案)」を
理解していることが必要である。
5-3-2
データ交換方法の決定
基本的なデータの交換方法は文書と同じで「電子メールを利用」する場合と「情報共
有サーバ」を利用する方法の 2 種類があり、どちらを利用するかを選定する。いずれの
場合も電子メールの利用は必須であり、データ送受信を行うメールアドレスを確認する。
メールアドレスには個人アドレス5、代表アドレス6、メーリングリスト7等が考えられ
るが、データの一元性を確保する必要性から、1カ所に絞ることが望ましい。CAD データ
はファイル容量が大きくなる場合があるので、添付ファイルの最大容量を定めておく。
また、データの破損等に備えて受領したデータのバックアップ方法等を定めておくこ
とも重要である。
詳細は「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]」
または「工事完成図書の電子納品要領(案)手引き書」を参照のこと。
5-3-3
CAD ソフト、朱書きソフトの確認
CAD ソフトは発注者、受注者がデータを交換できることを前提に選定する。データ交換
に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照のこと。
CAD 図面の承認/確認を電子的に行うには、SXF ブラウザや朱書きソフトを利用する方
法がある。SXF ブラウザは、SXF(P21,SFC)専用ブラウザであり、JACIC のホームページ
(http://www.cals.jacic.or.jp/)からダウンロードすることができる。
朱書きソフトは、現時点では種類が少なく、また、ソフト間のファイルの互換性がな
いため、使用する場合には発注者、受注者間でソフトを統一する必要がある。なお、SXF
ブラウザや朱書きソフトは CAD ソフトがなくても CAD 図面を閲覧できるので、データ交
5
個人が通常使うアドレスである。工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送るときに相手を選ぶ時に困る場合がある。ま
た、その人が不在の場合に他の人が代われない欠点もある。
6
発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決め、すべての連絡をこのアドレスで行う。組織内では、メール担当を決
め、来たメールを担当者に振り分け転送する場合と、メールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定に
する場合がある。前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる。後者はその機能を持つプロバイダを選ぶ必要
があり、自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である。
7
同報転送の代表アドレス方式と同じだが、送られたメールに番号を付け、サーバに保存する機能があり、後で取り出すこ
とも可能である。メーリングリストでも保存機能がないシステムもある。メーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる
プロバイダを選ぶ必要がある。
16
換に利用しない場合でも、現場で導入しておくと便利なツールである。
5-3-4
設計に疑義が生じた場合の責任分担
設計照査等において設計図に修正の必要が生じた場合について協議を行っておく。設
計時の疑義が生じるケースとしては、発注図が現地や設計にそぐわないケースや CAD 図
面が「CAD 製図基準(案)」に基づいて作図されていないケース等が想定される。発注者側
が修正を行うのか、受注者側が修正するのかの責任分担を明確にしておく必要がある。
5-3-5
施工中のやり取りの方法について
施工中のデータ受け渡しの際には、受発注者間で取り扱い可能なデータ形式を選定す
る(データ形式に関しては「4-3 CAD データ交換フォーマット」を参照)
。実際に施工中
の図面のやり取りをする場面としては、データの変更/修正や新規図面作成の場合があ
り、
「工事打合せ簿」に添付ファイルとして送受信するケースが多いと考えられる。電子
メールを利用して何回も送受信を繰り返すと最新版が分からなくなる恐れがあるため、
ファイル名の命名規則をあらかじめ定めておく。
5-3-6
ファイルの命名規則
メール等で送受信する際のファイルの名称には作成履歴がわかるように命名規則を定
めておくと後の整理が容易になる。事前協議で命名規則を決めた場合には、その命名規
則に従ってファイル名をつける。
(命名規則の決め方については「4-4 ファイル名」を参
照)
。
メールでやりとりした添付ファイルは、必要に応じてファイルサーバ等で管理を行う。
ファイルサーバを利用した管理方法については「5-5-2 変更・承認図面の現場サーバの
フォルダを使った管理」に詳述する。
5-4
設計照査
設計照査では設計図や数量の照査に加え、入手した CAD データの確認を行う。CAD デー
タの確認項目はファイル名やレイヤ構成等、受領時に行う確認項目と同様であるが、設計
照査の段階では、より詳細なチェックを行う。
なお、当ガイドでは通常紙図面で行う本来の設計上の照査に関しては省略する。
5-5
設計変更
5-5-1
設計変更の手順
ここでは、工事金額の変更を伴う設計変更のみでなく、金額変更を伴わない施工承認
として扱う図面の変更・追加も含めてその際の図面の流れを解説する。一般的なフロー
は以下のようになる。
17
変更・承認事由の発生
現場で図面
が作れるか
NO
YES
図面の変更・作成
設計部門に依頼
協議書・承諾願と共に図面を提出し打合せを行う
YES
OK?
NO
変更
変更図面を入手
協議or承諾
承諾
*受注者が作成
することもある
承認図面を保管
監督員の指示
があれば
DRAWINGFへ
DRAWINGSへ
図−8
設計変更のフロー
受注者から発注者へ図面を提出して打合せを行う場合としては以下のものが考えられ
る。
設計図面と現地が異なる場合に現地に合うよう設計図面を変更してもらう
より良い施工法や構造物形状を提案し設計図面を変更してもらう
設計図面には示されていない詳細部分の図面を作成し承認してもらう
指定以外の仮設計画を作成し承認してもらう
その他
いずれの場合でも現場で図面が作成できる場合と、本支店等の技術部門に依頼する場
合があるが、あくまで図面は現場で主体的に管理しなければならない。
打合せの結果、設計変更が認められた場合、本来は発注者から「CAD 製図基準(案)」に
基づいた図面が提供されることになり、発注図として扱う。しかし、現場施工を中断さ
18
せないために受注者が作成した図面を正式変更図面として使用する場合もあり、納品時
には DRAWINGS フォルダに入れる図面となる。したがって、図面作成にあたっては「CAD
製図基準(案)」を熟知して作成する必要がある。
図面の変更が承認されても、金額変更、すなわち設計変更として処理されるかどうか
が工期の終わり近くになって決定される場合も少なからずあり、このような場合の図面
の管理も考慮しておかなければならない。
承認願いの図面あるいは変更協議で変更が認められず承認扱いになった図面は受注者
が作成した図面が正本となり、納品時には監督員の指示のあるもののみを DRAWINGF フォ
ルダに入れることになる。納品図面は「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成されている必
要があるので、結局、受注者側で作成する図面も明らかに納品の必要がないものを除い
ては「CAD 製図基準(案)」に基づいて作成する必要がある。
5-5-2
変更・承認図面の現場内サーバのフォルダを使った管理
設計変更や承認願いの業務で使用する図面をフォルダを用いて効率的に管理するため
現場内サーバのフォルダ構成(5-1-2 参照)にしたがって説明すると以下のようになる。
├─設計図フォルダ(工事で使う図面は全部ここに入れる)
│ ├─発注図フォルダ:当初発注図、設計変更図、全て納品
│ │ └─旧版フォルダ:設計変更で旧版となった図面
| |
全て納品
│ ├─承認図フォルダ:承認を得た図面、一部納品
│ │ └─旧版フォルダ:
| └―施工図フォルダ:協力業者用等施工のみに使う図面
├─協議中フォルダ:設計変更・承認作業中の図面
│ ├─協議中フォルダ 1:
│ ├─協議中フォルダ 2:
| ├─協議中フォルダ 3:
| | ……………………
| └─協議中フォルダ mn:
├─納品用フォルダ(納品の前段階、自社 CAD フォーマット
| |
の図面)
| ├─発注図フォルダ
| └―完成図フォルダ
├─納品用 P21 フォルダ(納品用に SXF(P21)フォーマットに
| |
した図面データ)
├─DRAWINGF フォルダ:完成図および承認図の中で監督員
|
と協議して決めた図面(5-6-1(2)参照)
└─DRAWINGS フォルダ:発注図およびその旧版フォルダ内
の図面全て(5-6-1(1)参照)
図−9
現場内サーバのフォルダ構成
(1) 新しい協議フォルダの作成
協議中フォルダの中に新規のフォルダを作成し、一連のやりとりの準備をする。一般
的には設計変更や施工承認の打合せは非公式に監督員と下打ち合わせをすることが多
19
く、ある程度煮詰まった時点で正式書類として「工事打合せ簿」を付けて発注者に提出
することが多い。したがって、この時点では工事打合せ簿提出に至かどうかは未定であ
る。
(2) 図面ファイルのコピー・作成
まず設計変更や承認を受ける図面を新しく作ったフォルダにコピーする。このとき、
協議中に何度か修正を求められることがあるので、最初に”-01”などの枝番をつける
(図-10 の A)。なお、打合せ中に修正が入るたびに枝番を更新していく(図-10 の B)。
発注図面にないものは新規に図面を作成することになるが、あとで納品対象となるこ
とが考えられるので、発注者と協議して正規名称に準じたファイル名(例えば C0KK3800)
を付け、さらに枝番を付したものにする(図-10 の C)
。
(3) 工事打合せ簿の提出
下打ち合わせがある程度煮詰まった段階で、工事打合せ簿、数量計算書などと共に図
面データを提出する。
「現場における電子情報蓄積・管理実践ガイド」によれば、工事
打合せ簿は別のフォルダで管理されているので、このときに図面ファイルも打合せ簿フ
ォルダにコピーする。
工事打合せ簿提出後に図面の変更が行われる場合があり、従来は「図面の差替え」で
対応している。電子メールでは監督員に入替をお願いするしかないので、くれぐれも間
違いのないように、分かり易いメールを送付することが肝要である。また、打合せ簿フ
ォルダのほうの図面更新作業も忘れてはいけない。
(4) 協議・承認願の終了
ア) 変更協議で変更が認められた場合
正式には元図のファイル名の更新履歴が1進んだものが発注者から提供され、これ
を発注図フォルダに入れ、旧版図面は発注図の旧版フォルダに移動する。
発注図フォルダは施工時に参照する最新版図面の置き場とするためここに入れるが、
納品時には旧版も DRAWINGS フォルダに格納する必要があるため、直下に旧版サブフォ
ルダを作成して保存する。
イ) 施工承認が認められた場合、変更協議が[承諾]で終了した場合
施工承認となった図面は承認図フォルダに格納する。ここでも該当する旧版図面が
ある場合は、直下の旧版フォルダに保存するが、承認図面の旧版は納品の必要はない。
承認図は監督員が必要と認めたものだけを納品することになっているので、工事の最
後あるいは適当な時期にどの図面を納品するか指示を貰う。
ウ) 設計変更協議が決定しない場合
設計変更協議において、変更点自体は承認されても最終的に設計変更として認める
か施工承認として扱うかの決定が遅れる場合がある。このような場合でも工事を進め
20
る必用があるので、一旦、承認図フォルダに入れ、設計変更が確定した場合はその時
点で発注図フォルダに移動させる。
設計変更図面は発注者から
提供されるのが原則 (D)
ファイル名の改定履歴が進む
<例>C1KK0021.XYZ
当初発注図面から
C1KK0010.XYZ
C1KK0020.XYZ
‥‥‥
設計図
発注図
協議中に何度か修正すること
を考えて枝番を振る (A)
<例> C1KK0020-01.XYZ
変更された
図面の旧版
はこちらに
移す
承認図
旧 版
施工図
図−10
5-6
承認図、未決はこちら
発注者
未決が設計変
更になったら
新規図面
協議開始
協議終了
受注者の変更図を
使うことも有りうる
旧 版
発注図面にないものは新規に
作成する。ファイル名は発注図
面と重複しないように連番を付
ける (C)
<例> C1KK0380-01.XYZ
協議中
(発注者と打合せ)
打合せ中に修正が入ると
枝番を変更する(B)
<例>C1KK0020-01.XYZ
→C1KK0020-02.XYZ
・発注図フォルダは納品時にはDRAWINGSへ
・承認図フォルダは監督員の指示を仰いでRAWINGFへ
・完成図フォルダは納品時にDRAWINGFへ
現場サーバのフォルダを使った設計変更時の図面管理
納品
「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従い、CAD データは DRAWINGS フォルダと
DRAWINGF フォルダに収め、それぞれに図面管理ファイルを作成して納品する。
納品に際しては、(1)ファイル名の改訂履歴を Z に変更。(2)変更等により図面に増減が
あった場合、図面表題欄の図面番号書き換え及びファイル名の図面番号の変更。(3)自社
CAD 形式から納品用 SXF(P21)形式への変換。(4)施工中にファイル名を、使用しやすいも
のに変更して作業をしていた場合、元に戻す。
これらの作業はいったん納品準備フォルダに図面を格納し、そこで作業を行い、完了後
DRAWINGS フォルダと DRAWINGF フォルダに収める。
5-6-1
納品図面の確認
(1) DRAWINGS(発注図面)フォルダに収めるデータ
発注者から受領したすべてのデータを格納する。具体的には以下のファイルを格納す
ることになる。
ア) 着工時に受領した CD-R に収められているデータ
イ) 施工途中に変更があり、改訂履歴番号が増えたデータ(履歴番号の異なる図面全てを格
納する)
ウ) 施工途中に新規に追加された図面データ
21
(2) DRAWINGF(完成図面)フォルダに収めるデータ
DRAWINGF フォルダに収める図面データは、発注者との協議によるが、基本的には完成
図面、つまり最終的に出来上がったものを表す図面データを格納する。内容に変更がな
い図面については改訂履歴番号を 0→Z に変え、改訂履歴のあるものについては、最新
版の図面(履歴番号のいちばん大きい図面)の履歴番号を Z に変えて DRAWINGF フォル
ダに格納することになる。
5-6-2
図面番号
ファイル名 5∼7 桁目の図面番号は、施工途中では発注時の図面番号を保持し、新規に
追加になった図面や発注図が2枚に分割された図面などがある場合は、それらの図面につ
ける図面番号は、発注者と協議して決める。一方、納品時にはファイル名の図面番号と図
面表題欄の図面番号とは一致させ、かつ、1 からの連番に変更することから、発注時と納
品時では図面番号が異なる。よって、1枚の図面の変更履歴を遡及できるようにするため
に、別途、図面改訂履歴簿や図面管理簿などを作成して管理する必要がある。図面改訂履
歴簿と図面管理簿の例を以下に示す。
表−5 図面改訂履歴簿(例)
ファイル名
No. 年月日
事由
…
011
1
0
RB
012
9
0
RB
123
拡張子 支保工詳細図(1)
008
発注図
0
拡張子 支保工詳細図(2)
009
発注図¥旧版
0
拡張子 支保工詳細図(2)
−
発注図
…
…
…
…
…
0
RB
011
2
拡張子 支保工詳細図(1)
008
発注図
修正 C
0
RB
123
1
拡張子 支保工詳細図(2)
−
発注図
…
…
−
承認図
…
…
…
…
…
…
…
…
…
拡張子 支保工詳細図(3)
…
…
…
…
…
…
…
0
…
126
…
…
…
…
…
RB
…
…
0
…
…
修正 C
22 yy/mm/dd ○○支保工変更 追加 C
…
…
yy/mm/dd ○○支保工変更
…
…
15
…
…
14
追加 C
格納
フォルダ
…
…
RB
発注時図
面番号
…
…
0
図面名
…
…
修正 C
8 yy/mm/dd ○○支保工変更 削除 C
…
…
…
…
…
…
7
CAD 図面
処理 ライフ 整理 図面 図面 改訂
サイク
拡張子
番号 種類 番号 履歴
ル
注1)格納フォルダ内の若い改訂履歴ファイルは、それぞれの旧版フォルダに移動する
ことを前提として管理する。
Ex. No.7 で、
「C0RB0110.拡張子」は「C0RB0111.拡張子」格納時に「発注図¥旧
版」に移動する。
注2)ファイル名の図面番号は、追加図面を除き 発注時に受領したファイル名の図面番
号と同一であり、最後まで変わることはない。
Ex. No.7、14 の「011」
注3)追加図面のファイル名の図面番号は、発注者と協議して決定する。
Ex. No.9 の「123」
、No.22 の「126」
22
表−6 図面管理簿(例)
区分
CAD 図面
納品時
図面番号 発注図 発注時
図面名
承認図 図面番号
ファイル名
ライフ 整理 図面 発注時 改訂
サイクル 番号 種類 図面番号 履歴
拡張子
備考
…
…
…
…
…
C
0
RB
011
2
拡張子 ○○の修正
支保工詳細図(2)
C
0
RB
123
1
拡張子 ○○に伴う新規追加
011
承認図
−
支保工詳細図(3)
C
0
RB
126
0
拡張子 ○○の施工承認
…
…
…
…
…
…
…
…
…
支保工詳細図(1)
−
…
…
…
8
発注図
…
…
発注図
…
…
…
009
010
注1)承認図を完成時に納品するか否かは、発注者との協議事項である。
納品しないのであれば、本表には記載しない。
注2)納品時に、CAD 図面の図面番号とファイル名の図面番号は一致させ、かつ、1 から
の連番(表中の納品時図面番号)にそれぞれ変更する。
注3)納品時に、ファイル名の改訂履歴を「Z」に変えて、DRAWINGF フォルダに格納する。...
5-6-3
納品フォーマット
受領した CAD データのフォーマット(SXF(P21)形式)で納品する。ただし、平成 14 年
度に限り SXF(P21)での納品が困難な場合、受発注者で協議して納品フォーマットを決定
することが出来る。
5-6-4
図面管理ファイル
納品する DRAWINGS フォルダ、DRAWINGF フォルダそれぞれに図面管理ファイルを作成す
る必要がある。図面管理ファイルには図面名称、図面ファイル名、図面を作成したソフ
ト名などの他、場所情報や基準点情報なども含まれる。この図面管理ファイルは XML 形
式で記述することになっているが、市販の電子納品ソフトなどを使えば簡単に作成する
ことができる。
5-6-5
電子媒体
ウイルスチェックをすませた後、電子媒体の作成を行う。納品のための電子媒体は、
受発注者の機器整備状況により協議が必要であるが、CD-R もしくは MO が妥当である。し
かしながら当面は電子認証の面から CD-R で納品することとなる。
23
6 おわりに
今回「CAD 製図基準(案)
」の改訂に伴い、本ガイドブックも改訂し、第 2 版とすること
となりました。今回の「CAD 製図基準(案)
」改訂におけるポイントは、新たに 10 工種の基
準が追加されたことと、いままでは規定が無く、受発注者双方で協議となっていた CAD デ
ータ交換フォーマットが、SXF(P21)と明記されたことです。本ガイドブックの第 1 版を作
成中は SXF(P21)形式に対応した CAD ソフトもなく、ある程度想像を交えながらの記述もせ
ざるを得ない状況でしたが、今では多くの CAD が SXF(P21)に対応できるようになってきま
した。それに伴い、ガイドブックの内容も一部変更・追記しました。
電子納品は今やっと始まったばかりで、受発注者共に手探りの状態です。今後本格的に
運用が始まれば、様々な問題が発生してくるであろう事は想像に難くありません。本ガイ
ドブックは、
「CAD 製図基準(案)」に則って常に CAD 図面を運用管理するための、最新のガ
イドブックとなるように改訂を行っていく所存です。
最後に、本書は、図面情報標準化 WG の OB を含めたメンバー、メンバー各社内で協力い
ただいた方など、多くの方々のご協力を得てできあがったものです。本紙面を借りて、ご
協力いただいた皆様に深く感謝いたします。
図面情報標準化 WG 取り扱いガイド SWG(敬称略)
楠
達夫((株)間組)
中山
亮(東洋建設(株))
樋浦 祥人(東洋建設(株))
村井 重雄 (西松建設(株))
吉田 隆也(勝村建設(株))
商標について
・ AutoCAD、AutoCAD LT は米国オートデスク社およびその他の国における商標、登録商
標です。
・ Windows は、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における
登録商標です。
・その他の製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
※無断で転載することを禁じます
本書に関する問い合わせ先:
(社)日本土木工業協会 mailto:[email protected]
http://www.dokokyo.or.jp/
http://cals.dokokyo.com/
24
7 付録
7-1
事前協議事項チェックシート
7-1-1
発注者との CAD に関する協議事項チェックシート(案)
協議項目
協議内容
決定事項
CAD協 議 担 当 者 の 選 任
(ガ )3.4
受発注者双方で担当者を選任し窓口を決める発注者:監督員、受注者:主任とする
受発注者連絡手段の決定
(電子メール、情報共有サーバ)
(ガ )4
双方で利用可能な手段を採用する
設計に疑義が生じたときの責任分担
(発注者または受注者どちらが修正する
か)
電子メールを利用する
メールアドレス
監 督 員 : [email protected] 工 事 主 任 : [email protected]
発 注 図 面 が 「 CAD製 図 基 準 (案 )」 に 基 づ い て
発注者とする.
作図されていない場合の取り扱いについて
施工中の図面ファイルの受け渡し方法
( CAD図 面 の 交 換 フ ォ ー マ ッ ト )
(ガ )4.1.2
双方で利用可能なフォーマットを選択する
AutoCAD LT 2000の DWG形 式 で 受 け 渡 し を 行 う
CADソ フ ト 、 朱 書 き ソ フ ト の 決 定
(ガ )3.2
(ガ )4.1.2
CADソ フ ト が 双 方 で 利 用 可 能 な こ と か ら CAD
ソフトのみで行うようにする
○○○を利用する
設計変更の手順
(ガ )4.1.2
設 計 変 更 時 の CAD図 面 の 流 れ に つ い て
発議者が変更図面を作成し発注者の承認を受ける
設計変更
(ガ )4.1.2
変更図面の発行方法について
発 注 者 か ら F D ま た は MO,CD-Rに て 受 注 者 へ 渡 す
施工承諾
(ガ )4.1.2
承諾図面の取り扱いについて
受注者からメールにより発注者へ送付する、発注者
から承諾されたならば、受注者が承諾図として保管
する
(ガ )4.1.2
(ガ )4.2.2
協 議 途 中 の CAD図 面 フ ァ イ ル 名 の 付 け 方 で ,
最新版のファイルが識別できる方法を決め
る
ファイル名の付け方
図面番号
追加修正した図面の図面番号とファイル名
について
受発注者間で打ち合わせ後,納品直前に番号を振り
直す
完成図面の選別手順
どの時点で決めるか
検査前に協議により決定する
SXF、独自形式かを決める
S X F (P 2 1 )形 式 と す る
納品時の電子媒体を決定する
納品全体の媒体に従う
CAD図 面 納 品 フ ォ ー マ ッ ト
納品時の媒体
(図 )1-8
25
協議項目
協議内容
決定事項
その他の詳細項目
図面の大きさ
(図 )1-2 -1
標 準 ( A 1) 以 外 の 紙 を 使 う か
全 て A1に 統 一 す る
異尺度機能を使うか
(図 )1-3
1枚の図面に複数図を作図するとき、異尺
度機能を使うか
双 方 の CADが 対 応 し て い る の で 使 う
縦横異尺度を使うか
(図 )1-3
JIS に 無 い 文 字 、 単 位 記 号 を ど う す る か
受 注 者 の CADが 対 応 し て い な い の で 使 わ な い 。 縦 の 長
さは横尺度に合わせて調整する
特殊文字
(図 )1-5 -1
具体事例が出たときに再協議する
基準にない図面種類のファイル名
(図 )1-9
具体事例が出たときに再協議する
基準にないレイヤ名
(図 )1-1 0
具体事例が出たときに再協議する
線色
(図 )2-1 -2(2 )5)
(図 )2-2 -2(4 )
(図 )2-3 -2(2 )5)
(図 )2-5 -3 等
具体事例が出たときに再協議する
線の太さ
工種ごとに発生する協議項目
極太、太、細線以外の線の太さ
(図 )2-1 -1
(図 )2-4 -1
(図 )2-5 -3(3 )
等
凡例
図 : CAD製 図 基 準 ( 案 )
ガ:現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編]
26
具体事例が出たときに再協議する
7-1-2
作業所での CAD 図面取り扱いに関するチェックシート(案)
項目
現場内LANの構築
ファイルサーバ共有フォルダ構成
着手前
検討内容
決定事項
ファイルサーバを中心としたネットワークを
構築し、各自のPCからメールの送受信が行 社外の業者へ依頼する
えるようにする
いつまでにフォルダ構成をきめるか
工事着手前に保存用、作業用フォルダを決める
CAD図面ファイルの形式が自社CADで読み込めるか
発注図面の入手
入手した図面のファイル形式,属性情報ファ を調べ、読み込めないときには本支店へ相談す
(図面ファイル形式、属性情報ファイル
イルのチェックをする
る。属性情報が提供されないときには、監督員へ
の有無)
入手出来ないかを問い合わせる
図面の保管方法
(最新版管理)
最新版と旧版の管理方法及び,担当者を決め 主任がファイルサーバの設計図フォルダの発注図
る
フォルダにて管理する
設計図面の照査
(ファイル名、レイヤ名のチェック)
発注図面が「CAD製図基準(案)」に準拠し
SXFブラウザを利用して図面をチェックする
た図面になっているかを確認する
CAD図面フォーマット変換
(自社CADへの変換とチェック)
チェック用図面はSXFブラウザで印刷する
発注図面が自社CADの形式でないときには変換プロ
グラムで変換し、変換ミスがないかを確認する
本支店へ依頼するときの手順
作業所で対応できないときの手順を決める
双方の担当者を決め,最新版のCAD図面をメールに
て本社設計部へ送付する
作業所内で変更するときの手順
作業所で対応するときの手順を決める
保存用フォルダから作業用フォルダへ最新版の発
注図をコピーし、作業する
図面の変更
設計変更の時には、設計図フォルダの発注図フォ
ルダへ発注者から渡された変更図面を保存し、旧
設計変更と施工承諾の図面の管理方法を決め
版のファイルは,旧版フォルダへ移動する.
図面を変更するときのファイルの管理方法
る
施工承諾の時は、設計図フォルダの承認図フォル
ダへ発注者へ提出した図面のコピーを保存する
発注図面フォルダの内容
−
契約変更後のCAD図面ファイルも含める
完成図面フォルダの内容
−
監督員と協議して決めた完成図面
属性情報(xml)ファイルの作成
−
電子納品用ソフトを利用して作成する
ウィルスチェック方法
−
ウィルス対策ソフト「****」のパターンファ
イル「****」を利用してチェックする
納品
27
7-2
特殊文字・拡張文字
NEC 特殊文字(
「JIS X 0208」シフト JIS)
:8740∼879C
①
⑪
Ⅰ
㍉
㎜
㍻
≒
②
⑫
Ⅱ
㌔
㎝
〝
≡
③
⑬
Ⅲ
㌢
㎞
〟
∫
④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩
⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳
Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ
㍍ ㌘ ㌧ ㌃ ㌶ ㍑ ㍗ ㌍ ㌦ ㌣ ㌫ ㍊ ㌻
㎎ ㎏ ㏄ ㎡
№ ㏍ ℡ ㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨ ㈱ ㈲ ㈹ ㍾ ㍽ ㍼
∮ ∑ √ ⊥ ∠ ∟ ⊿ ∵ ∩ ∪
NEC 選定 IBM 拡張文字(
「JIS X 0208」シフト JIS
纊
伀
偂
匇
埈
甯
弡
褜
伃
傔
匤
埇
寘
弴
鍈
伹
僴
卲
﨏
寬
彧
銈
佖
僘
厓
塚
尞
德
蓜
侒
兊
厲
增
岦
俉
侊
兤
叝
墲
岺
炻
侚
冝
﨎
夋
峵
昱
侔
冾
咜
奓
崧
棈
俍
凬
咊
奛
嵓
鋹
偀
刕
咩
奝
﨑
曻
倢
劜
哿
奣
嵂
NEC 選定 IBM 拡張文字(
「JIS X 0208」シフト JIS
忞
摠
晳
﨓
沆
渼
凞
恝
撝
暙
楨
汯
溿
燁
悅
擎
暠
﨔
泚
澈
燾
悊
敎
暲
榘
洄
澵
犱
惞
昀
暿
槢
涇
濵
惕
昕
曺
樰
浯
瀅
愠
昂
朎
橫
涖
瀇
惲
昉
朗
橆
涬
瀨
愑
昮
杦
橳
淏
炅
愷
昞
枻
橾
淸
炫
愰
昤
桒
櫢
淲
焏
NEC 選定 IBM 拡張文字(
「JIS X 0208」シフト JIS
犾
瑢
硤
絈
蒴
諟
都
猤
璉
硺
絜
蕓
諸
鄕
猪
璟
礰
綷
蕙
諶
鄧
獷
甁
礼
綠
蕫
譓
釚
玽
畯
神
緖
﨟
譿
珉
皂
祥
繒
薰
賰
珖
皜
禔
罇
蘒
賴
珣
皞
福
羡
﨡
贒
珒
皛
禛
羽
蠇
赶
琇
皦
竑
茁
裵
﨣
珵
益
竧
荢
訒
軏
NEC 選定 IBM 拡張文字(
「JIS X 0208」シフト JIS
釗
鈹
鋻
閒
飼
鶴
釞
鉧
﨨
隆
餧
鸙
釭
銧
錞
﨩
館
黑
釮
鉷
鋿
隝
馞
釤
鉸
錝
隯
驎
釥
鋧
錂
霳
髙
鈆
鋗
鍰
霻
髜
鈐
鋙
鍗
靃
魵
鈊
鋐
鎤
靍
魲
鈺
﨧
鏆
靏
鮏
鉀
鋕
鏞
靑
鮱
NEC 選定 IBM 拡張文字(
「JIS X 0208」シフト JIS
ⅰ
ⅱ
ⅲ
ⅳ
ⅴ
ⅵ
ⅶ
ⅷ
ⅸ
28
ⅹ
¬
89 区)
:ED40∼ED9E
彅
俿
劦
喆
妤
嵭
丨
倞
勀
坙
妺
嶸
仡
偆
勛
坥
孖
嶹
仼
偰
匀
垬
寀
巐
90 区)
:ED9F∼EDFC
憘
晥
柀
櫤
淼
焄
戓
晗
栁
毖
渹
煜
抦
晙
桄
氿
湜
煆
揵
晴
棏
汜
渧
煇
91 区)
:EE40∼EE9E
琦
睆
靖
荿
訷
﨤
琪
劯
竫
菇
詹
逸
琩
砡
箞
菶
誧
遧
琮
硎
精
葈
誾
郞
92 区)
:EE9F∼EEEC
鈼
鋠
鏸
靕
鮻
鉎
鋓
鐱
顗
鰀
鉙
錥
鑅
顥
鵰
鉑
錡
鑈
飯
鵫
93 区)
:EEEF∼EEFC
¦
'
"
NEC 選定 IBM 拡張文字(
「JIS X 0208」シフト JIS コードを超えた範囲)
:FA40∼FC4B
ⅰ
Ⅵ
鍈
伹
僴
卲
﨏
寬
彧
抦
晙
桄
氿
湜
煆
琇
皦
竑
茁
裵
﨣
釥
鋧
錂
霳
髙
ⅱ
Ⅶ
銈
佖
僘
厓
塚
尞
德
揵
晴
棏
汜
渧
煇
珵
益
竧
荢
訒
軏
鈆
鋗
鍰
霻
髜
ⅲ
Ⅷ
蓜
侒
兊
厲
增
岦
忞
摠
晳
﨓
沆
渼
凞
琦
睆
靖
荿
訷
﨤
鈐
鋙
鍗
靃
魵
ⅳ
Ⅸ
俉
侊
兤
叝
墲
岺
恝
撝
暙
楨
汯
溿
燁
琪
劯
竫
菇
詹
逸
鈊
鋐
鎤
靍
魲
ⅴ
Ⅹ
炻
侚
冝
﨎
夋
峵
悅
擎
暠
﨔
泚
澈
燾
琩
砡
箞
菶
誧
遧
鈺
﨧
鏆
靏
鮏
ⅵ
¬
昱
侔
冾
咜
奓
崧
悊
敎
暲
榘
洄
澵
犱
琮
硎
精
葈
誾
郞
鉀
鋕
鏞
靑
鮱
ⅶ
¦
棈
俍
凬
咊
奛
嵓
惞
昀
暿
槢
涇
濵
犾
瑢
硤
絈
蒴
諟
都
鈼
鋠
鏸
靕
鮻
ⅷ
'
鋹
偀
刕
咩
奝
﨑
惕
昕
曺
樰
浯
瀅
猤
璉
硺
絜
蕓
諸
鄕
鉎
鋓
鐱
顗
鰀
ⅸ
"
曻
倢
劜
哿
奣
嵂
愠
昂
朎
橫
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猪
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礰
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蕙
諶
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鉙
錥
鑅
顥
鵰
29
ⅹ
㈱
彅
俿
劦
喆
妤
嵭
惲
昉
朗
橆
涬
瀨
獷
甁
礼
綠
蕫
譓
釚
鉑
錡
鑈
飯
鵫
Ⅰ
№
丨
倞
勀
坙
妺
嶸
愑
昮
杦
橳
淏
炅
玽
畯
神
緖
﨟
譿
釗
鈹
鋻
閒
飼
鶴
Ⅱ
℡
仡
偆
勛
坥
孖
嶹
愷
昞
枻
橾
淸
炫
珉
皂
祥
繒
薰
賰
釞
鉧
﨨
隆
餧
鸙
Ⅲ
∵
仼
偰
匀
垬
寀
巐
愰
昤
桒
櫢
淲
焏
珖
皜
禔
罇
蘒
賴
釭
銧
錞
﨩
館
黑
Ⅳ
纊
伀
偂
匇
埈
甯
弡
憘
晥
柀
櫤
淼
焄
珣
皞
福
羡
﨡
贒
釮
鉷
鋿
隝
馞
Ⅴ
褜
伃
傔
匤
埇
寘
弴
戓
晗
栁
毖
渹
煜
珒
皛
禛
羽
蠇
赶
釤
鉸
錝
隯
驎
7-3
図面の種類
図面名順
図面名
図面種類
工種
セグメント一般図
General view of Segment ring
GS
5-2 シールドトンネル詳細設計
セグメント配筋図
Reinforcement of Segment ring
RS
5-2 シールドトンネル詳細設計
セグメント配置図
Layout of segment Ring
LR
5-2 シールドトンネル詳細設計
位置図
LoCation
LC
2-1 道路詳細設計
位置図
LoCation
LC
2-2 平面交差点詳細設計
位置図
LoCation
LC
2-3 立体交差点詳細設計
位置図
LoCation
LC
2-5 電線共同溝詳細設計
位置図
LoCation
LC
3-1 橋梁詳細設計
位置図
LoCation
LC
4-1 樋門・樋管設計
位置図
LoCation
LC
4-2 築堤・護岸詳細設計
位置図
LoCation
LC
5-1 山岳トンネル詳細設計
位置図
LoCation
LC
5-2 シールドトンネル詳細設計
位置図
LoCation
LC
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
位置図
LoCation
LC
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
位置図
LoCation
LC
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
位置図
LoCation
LC
9-1 管路詳細設計
一般縦断図
ProFile
PF
2-4 共同溝詳細設計
一般図
General View
GV
3-1 橋梁詳細設計
一般図
General View
GV
4-1 樋門・樋管設計
一般平面図
PLan
PL
2-4 共同溝詳細設計
応力図
Stress Table
ST
3-1 橋梁詳細設計
横げた図(構造図)
Cross Beam
CB
3-1 橋梁詳細設計
横構図(構造図)
LaTeral bracing
LT
3-1 橋梁詳細設計
横断(面)図
Cross Section
CS
4-2 築堤・護岸詳細設計
横断図
Cross Section
CS
2-1 道路詳細設計
横断図
Cross Section
CS
2-2 平面交差点詳細設計
横断図
Cross Section
CS
2-3 立体交差点詳細設計
横断図
Cross Section
CS
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
横断図
Cross Section
CS
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
横断図
Cross Section
CS
9-1 管路詳細設計
仮設横断図
Temporally Cross section
TC
2-4 共同溝詳細設計
仮設工詳細図
Temporally Structure
TS
5-2 シールドトンネル詳細設計
仮設構造図
Temporally Structure
TS
2-4 共同溝詳細設計
仮設図
Temporally Structure
TS
4-1 樋門・樋管設計
仮設図
Temporally Structure
TS
4-2 築堤・護岸詳細設計
30
図面名
図面種類
工種
仮設図
Temporally Structure
TS
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
仮設図
Temporally Structure
TS
9-1 管路詳細設計
仮設全体縦断図
Temporally pRofile
TF
2-4 共同溝詳細設計
仮設全体平面図
Temporally pLlan
TL
2-4 共同溝詳細設計
各種構造図
View of Super Structure
VS
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
各種付属物設計図
Accessory Structure
AS
2-4 共同溝詳細設計
管理用施設図
Adminiser Facility
AF
4-1 樋門・樋管設計
管路部構造図
Pipe Structure
PS
2-5 電線共同溝詳細設計
基礎工一般図
General view of Foundation
GF
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
基礎構造一般図
General view of Foundation
GF
3-1 橋梁詳細設計
基礎配筋図(構造図)
Reinforcement of arrangement of Fo RF
3-1 橋梁詳細設計
橋脚構造一般図
General view of Pier
GP
3-1 橋梁詳細設計
橋脚配筋図(構造図)
Reinforcement of arrangement of Pi RP
3-1 橋梁詳細設計
橋台構造一般図
General view of Abutment
GA
3-1 橋梁詳細設計
橋台配筋図(構造図)
Reinforcement of arrangement of Ab RA
3-1 橋梁詳細設計
掘削横断図
Cross Section of Excavation
CE
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
系統図
Systematic Location
SL
9-1 管路詳細設計
継手詳細図
JoiNt
JN
2-4 共同溝詳細設計
検査路図(構造図)
Inspection Way
IW
3-1 橋梁詳細設計
護岸工標準図
Reinforcement Structure
RS
4-1 樋門・樋管設計
坑門工一般図
general View of Portal
VP
5-1 山岳トンネル詳細設計
坑門工構造詳細図
Reinforcement of Portal
RP
5-1 山岳トンネル詳細設計
構造一般図
Genera l view of Super Structure
GS
4-1 樋門・樋管設計
構造一般図(上部工)
Genera l view of Super Structure
GS
3-1 橋梁詳細設計
構造詳細図
View of Super Structure
VS
4-2 築堤・護岸詳細設計
構造図
View of Super Structure
VS
4-1 樋門・樋管設計
構造図
View of Super Structure
VS
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
構造図
View of Super Structure
VS
9-1 管路詳細設計
構造図(一般部,特殊部,換気口部)
View of Super Structure
VS
2-4 共同溝詳細設計
構造物詳細図
Detail of Structure
DS
5-2 シールドトンネル詳細設計
高欄防護柵図 (構造図)
Hand Rail
HR
3-1 橋梁詳細設計
支承図(構造図)
BeaRing
BR
3-1 橋梁詳細設計
支保工詳細図
Rock Bolt
RB
5-1 山岳トンネル詳細設計
施工計画図
Construction Planning
CP
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
施工要領図
Working Plans
WP
3-1 橋梁詳細設計
遮音壁図(構造図)
Noise Barrier
NB
3-1 橋梁詳細設計
主げた図(構造図)
Main Girder
MG
3-1 橋梁詳細設計
31
図面名
図面種類
工種
主構図(構造図)
Main Member
MM
3-1 橋梁詳細設計
縦断(面)図
ProFile
PF
4-2 築堤・護岸詳細設計
縦断図
ProFile
PF
2-1 道路詳細設計
縦断図
ProFile
PF
2-2 平面交差点詳細設計
縦断図
ProFile
PF
2-3 立体交差点詳細設計
縦断図
ProFile
PF
2-5 電線共同溝詳細設計
縦断図
ProFile
PF
5-1 山岳トンネル詳細設計
縦断図
ProFile
PF
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
縦断図
ProFile
PF
9-1 管路詳細設計
小構造物図
Little Structure
LS
2-1 道路詳細設計
小構造物図
Little Structure
LS
2-2 平面交差点詳細設計
小構造物図
Little Structure
LS
2-3 立体交差点詳細設計
床組図(構造図)
Floor Beam
FB
3-1 橋梁詳細設計
床板図(構造図)
Slab
SL
3-1 橋梁詳細設計
詳細図
Detailed Plan
DP
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
詳細図
Details Structure
DS
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
伸縮装置図(構造図)
Expantion Joint
EJ
3-1 橋梁詳細設計
水替え工法図
Diversion Work
DW
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
製作キャンバー図
CaMber
CM
3-1 橋梁詳細設計
線形図
Alignments
AL
3-1 橋梁詳細設計
全体一般図
General View
GV
5-2 シールドトンネル詳細設計
全体図
Total Plan
TP
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
打設順序図
Lift Schedule
LS
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
堆砂地横断図
Cross Section of Reservoir
CR
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
対傾構図(構造図)
LittleStructure
SW
3-1 橋梁詳細設計
地質縦断図
Geological proFile
GF
5-1 山岳トンネル詳細設計
地質縦断図
Geological proFile
GF
5-2 シールドトンネル詳細設計
地質平面図
Geological Plan
GP
5-1 山岳トンネル詳細設計
堤体横断面図
Dam pRofile
DR
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
堤体下流面図
Dam Down streem corss section
DD
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
堤体上流面図
Dam Up streem corss section
DU
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
堤体標準横断図
Dam Standard profile
DS
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
堤体平面図
Dam Plan
DP
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
展開図
DeVelopment
DV
4-2 築堤・護岸詳細設計
土工横断図
Earth Work
EW
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
土工図
Earth Work
EW
4-1 樋門・樋管設計
土工図
Earth Work
EW
4-2 築堤・護岸詳細設計
32
図面名
図面種類
工種
土積図
Mass Curve
MC
2-1 道路詳細設計
道路線形図
Alignments of Road
AR
5-2 シールドトンネル詳細設計
特殊部構造図
General view of Super Structure
GS
2-5 電線共同溝詳細設計
二次覆工配筋図
Reinforcement of inner Lining
RL
5-2 シールドトンネル詳細設計
排水系統図
Drainage
DP
5-1 山岳トンネル詳細設計
排水系統図
Drainage
DP
5-2 シールドトンネル詳細設計
排水工詳細図
Drainage Facilities
DF
5-1 山岳トンネル詳細設計
排水工詳細図
Drainage Facilities
DF
5-2 シールドトンネル詳細設計
排水設備詳細図
Drainage Facilities
DF
2-4 共同溝詳細設計
排水装置図(構造図)
DRainage
DR
3-1 橋梁詳細設計
配筋図
Reinforcing Bar
RB
2-5 電線共同溝詳細設計
配筋図
Reinforcing Bar
RB
4-1 樋門・樋管設計
配筋図
Reinforcing Bar
RB
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
配筋図(一般部,特殊部,換気口部) Reinforcement Arrangement
RA
2-4 共同溝詳細設計
配置図
Arrangement
AR
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
標準横断図
Cross Section
CS
5-2 シールドトンネル詳細設計
標準横断図
Standard cross Section
SS
2-1 道路詳細設計
標準横断図
Standard cross Section
SS
2-2 平面交差点詳細設計
標準横断図
Standard cross Section
SS
2-3 立体交差点詳細設計
標準横断図
Standard cross Section
SS
2-4 共同溝詳細設計
標準横断図
Standard cross Section
SS
2-5 電線共同溝詳細設計
標準図
Standard Structure
SS
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
標準断面図
Standard cross Section
SS
4-2 築堤・護岸詳細設計
標準断面図
Standard cross Section
SS
5-1 山岳トンネル詳細設計
標準断面図
Standard cross Section
SS
5-2 シールドトンネル詳細設計
標準断面図
Standard Cross Section
SS
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
付属構造物詳細図
Additional Structure
AS
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
付帯構造物図
Additional Structure
AS
4-1 樋門・樋管設計
付帯構造物図
Additional Structure
AS
4-2 築堤・護岸詳細設計
付帯構造物図
Additional Structure
AS
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
付帯設備図
Additional Equipment
AE
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
平面図
PLan
PL
2-1 道路詳細設計
平面図
PLan
PL
2-2 平面交差点詳細設計
平面図
PLan
PL
2-3 立体交差点詳細設計
平面図
PLan
PL
2-5 電線共同溝詳細設計
平面図
PLan
PL
4-1 樋門・樋管設計
平面図
PLan
PL
4-2 築堤・護岸詳細設計
33
図面名
図面種類
工種
平面図
PLan
PL
5-1 山岳トンネル詳細設計
平面図
Plan
PL
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
平面図
PLan
PL
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
平面図
PLan
PL
9-1 管路詳細設計
舗装工詳細図
PaVement
PV
5-1 山岳トンネル詳細設計
舗装工詳細図
PaVement
PV
5-2 シールドトンネル詳細設計
防水工詳細図
WaterProofing
WP
2-4 共同溝詳細設計
防水工等図
WaterProofing
WP
5-1 山岳トンネル詳細設計
本体工補強鉄筋図
Reinforcement Structure
RS
5-1 山岳トンネル詳細設計
埋設平面図
Present
PR
2-5 電線共同溝詳細設計
用排水系統図
Drainage
DP
2-1 道路詳細設計
立坑位置図
Location of Shaft
LS
5-2 シールドトンネル詳細設計
立坑仮設構造物一般図
General view of Temporally structu
GT
5-2 シールドトンネル詳細設計
立坑仮設構造物詳細図
Detail of Temporally structure for s DT
5-2 シールドトンネル詳細設計
立坑構造一般図
Structure of sHaft
SH
5-2 シールドトンネル詳細設計
立坑構造詳細図
Detail of sHaft
DH
5-2 シールドトンネル詳細設計
立坑全体一般図
general View of Shaft
VS
5-2 シールドトンネル詳細設計
立坑配筋図
Reinforcement of sHaft
RH
5-2 シールドトンネル詳細設計
34
図面種類(アルファベット)順
図面種類
図面名
工種
AE
付帯設備図
Additional Equipment
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
AF
管理用施設図
Adminiser Facility
4-1 樋門・樋管設計
AL
線形図
Alignments
3-1 橋梁詳細設計
AR
道路線形図
Alignments of Road
5-2 シールドトンネル詳細設計
AR
配置図
Arrangement
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
AS
各種付属物設計図
Accessory Structure
2-4 共同溝詳細設計
AS
付属構造物詳細図
Additional Structure
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
AS
付帯構造物図
Additional Structure
4-1 樋門・樋管設計
AS
付帯構造物図
Additional Structure
4-2 築堤・護岸詳細設計
AS
付帯構造物図
Additional Structure
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
BR
支承図(構造図)
BeaRing
3-1 橋梁詳細設計
CB
横げた図(構造図)
Cross Beam
3-1 橋梁詳細設計
CE
掘削横断図
Cross Section of Excavation
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
CM
製作キャンバー図
CaMber
3-1 橋梁詳細設計
CP
施工計画図
Construction Planning
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
CR
堆砂地横断図
Cross Section of Reservoir
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
CS
横断(面)図
Cross Section
4-2 築堤・護岸詳細設計
CS
横断図
Cross Section
2-1 道路詳細設計
CS
横断図
Cross Section
2-2 平面交差点詳細設計
CS
横断図
Cross Section
2-3 立体交差点詳細設計
CS
横断図
Cross Section
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
CS
横断図
Cross Section
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
CS
横断図
Cross Section
9-1 管路詳細設計
CS
標準横断図
Cross Section
5-2 シールドトンネル詳細設計
DD
堤体下流面図
Dam Down streem corss section
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
DF
排水工詳細図
Drainage Facilities
5-1 山岳トンネル詳細設計
DF
排水工詳細図
Drainage Facilities
5-2 シールドトンネル詳細設計
DF
排水設備詳細図
Drainage Facilities
2-4 共同溝詳細設計
DH
立坑構造詳細図
Detail of sHaft
5-2 シールドトンネル詳細設計
DP
詳細図
Detailed Plan
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
DP
堤体平面図
Dam Plan
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
DP
排水系統図
Drainage
5-1 山岳トンネル詳細設計
DP
排水系統図
Drainage
5-2 シールドトンネル詳細設計
DP
用排水系統図
Drainage
2-1 道路詳細設計
DR
堤体横断面図
Dam pRofile
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
35
図面種類
図面名
工種
DR
排水装置図(構造図)
DRainage
3-1 橋梁詳細設計
DS
構造物詳細図
Detail of Structure
5-2 シールドトンネル詳細設計
DS
詳細図
Details Structure
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
DS
堤体標準横断図
Dam Standard profile
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
DT
立坑仮設構造物詳細図
Detail of Temporally structure for s 5-2
DU
堤体上流面図
Dam Up streem corss section
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
DV
展開図
DeVelopment
4-2 築堤・護岸詳細設計
DW
水替え工法図
Diversion Work
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
EJ
伸縮装置図(構造図)
Expantion Joint
3-1 橋梁詳細設計
EW
土工横断図
Earth Work
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
EW
土工図
Earth Work
4-1 樋門・樋管設計
EW
土工図
Earth Work
4-2 築堤・護岸詳細設計
FB
床組図(構造図)
Floor Beam
3-1 橋梁詳細設計
GA
橋台構造一般図
General view of Abutment
3-1 橋梁詳細設計
GF
基礎工一般図
General view of Foundation
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
GF
基礎構造一般図
General view of Foundation
3-1 橋梁詳細設計
GF
地質縦断図
Geological proFile
5-1 山岳トンネル詳細設計
GF
地質縦断図
Geological proFile
5-2 シールドトンネル詳細設計
GP
橋脚構造一般図
General view of Pier
3-1 橋梁詳細設計
GP
地質平面図
Geological Plan
5-1 山岳トンネル詳細設計
GS
セグメント一般図
General view of Segment ring
5-2 シールドトンネル詳細設計
GS
構造一般図
Genera l view of Super Structure
4-1 樋門・樋管設計
GS
構造一般図(上部工)
Genera l view of Super Structure
3-1 橋梁詳細設計
GS
特殊部構造図
General view of Super Structure
2-5 電線共同溝詳細設計
GT
立坑仮設構造物一般図
General view of Temporally structu
5-2 シールドトンネル詳細設計
GV
一般図
General View
3-1 橋梁詳細設計
GV
一般図
General View
4-1 樋門・樋管設計
GV
全体一般図
General View
5-2 シールドトンネル詳細設計
HR
高欄防護柵図 (構造図)
Hand Rail
3-1 橋梁詳細設計
IW
検査路図(構造図)
Inspection Way
3-1 橋梁詳細設計
JN
継手詳細図
JoiNt
2-4 共同溝詳細設計
LC
位置図
LoCation
2-1 道路詳細設計
LC
位置図
LoCation
2-2 平面交差点詳細設計
LC
位置図
LoCation
2-3 立体交差点詳細設計
LC
位置図
LoCation
2-5 電線共同溝詳細設計
LC
位置図
LoCation
3-1 橋梁詳細設計
LC
位置図
LoCation
4-1 樋門・樋管設計
36
シールドトンネル詳細設計
図面種類
図面名
工種
LC
位置図
LoCation
4-2 築堤・護岸詳細設計
LC
位置図
LoCation
5-1 山岳トンネル詳細設計
LC
位置図
LoCation
5-2 シールドトンネル詳細設計
LC
位置図
LoCation
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
LC
位置図
LoCation
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
LC
位置図
LoCation
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
LC
位置図
LoCation
9-1 管路詳細設計
LR
セグメント配置図
Layout of segment Ring
5-2 シールドトンネル詳細設計
LS
小構造物図
Little Structure
2-1 道路詳細設計
LS
小構造物図
Little Structure
2-2 平面交差点詳細設計
LS
小構造物図
Little Structure
2-3 立体交差点詳細設計
LS
打設順序図
Lift Schedule
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
LS
立坑位置図
Location of Shaft
5-2 シールドトンネル詳細設計
LT
横構図(構造図)
LaTeral bracing
3-1 橋梁詳細設計
MC
土積図
Mass Curve
2-1 道路詳細設計
MG
主げた図(構造図)
Main Girder
3-1 橋梁詳細設計
MM
主構図(構造図)
Main Member
3-1 橋梁詳細設計
NB
遮音壁図(構造図)
Noise Barrier
3-1 橋梁詳細設計
PF
一般縦断図
ProFile
2-4 共同溝詳細設計
PF
縦断(面)図
ProFile
4-2 築堤・護岸詳細設計
PF
縦断図
ProFile
2-1 道路詳細設計
PF
縦断図
ProFile
2-2 平面交差点詳細設計
PF
縦断図
ProFile
2-3 立体交差点詳細設計
PF
縦断図
ProFile
2-5 電線共同溝詳細設計
PF
縦断図
ProFile
5-1 山岳トンネル詳細設計
PF
縦断図
ProFile
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
PF
縦断図
ProFile
9-1 管路詳細設計
PL
一般平面図
PLan
2-4 共同溝詳細設計
PL
平面図
PLan
2-1 道路詳細設計
PL
平面図
PLan
2-2 平面交差点詳細設計
PL
平面図
PLan
2-3 立体交差点詳細設計
PL
平面図
PLan
2-5 電線共同溝詳細設計
PL
平面図
PLan
4-1 樋門・樋管設計
PL
平面図
PLan
4-2 築堤・護岸詳細設計
PL
平面図
PLan
5-1 山岳トンネル詳細設計
PL
平面図
Plan
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
PL
平面図
PLan
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
37
図面種類
図面名
工種
PL
平面図
PLan
9-1 管路詳細設計
PR
埋設平面図
Present
2-5 電線共同溝詳細設計
PS
管路部構造図
Pipe Structure
2-5 電線共同溝詳細設計
PV
舗装工詳細図
PaVement
5-1 山岳トンネル詳細設計
PV
舗装工詳細図
PaVement
5-2 シールドトンネル詳細設計
RA
橋台配筋図(構造図)
Reinforcement of arrangement of A 3-1
RA
配筋図(一般部,特殊部,換気口部) Reinforcement Arrangement
2-4 共同溝詳細設計
RB
支保工詳細図
Rock Bolt
5-1 山岳トンネル詳細設計
RB
配筋図
Reinforcing Bar
2-5 電線共同溝詳細設計
RB
配筋図
Reinforcing Bar
4-1 樋門・樋管設計
RB
配筋図
Reinforcing Bar
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
RF
基礎配筋図(構造図)
Reinforcement of arrangement of F 3-1
RH
立坑配筋図
Reinforcement of sHaft
5-2 シールドトンネル詳細設計
RL
二次覆工配筋図
Reinforcement of inner Lining
5-2 シールドトンネル詳細設計
RP
橋脚配筋図(構造図)
Reinforcement of arrangement of P 3-1
RP
坑門工構造詳細図
Reinforcement of Portal
5-1 山岳トンネル詳細設計
RS
セグメント配筋図
Reinforcement of Segment ring
5-2 シールドトンネル詳細設計
RS
護岸工標準図
Reinforcement Structure
4-1 樋門・樋管設計
RS
本体工補強鉄筋図
Reinforcement Structure
5-1 山岳トンネル詳細設計
SH
立坑構造一般図
Structure of sHaft
5-2 シールドトンネル詳細設計
SL
系統図
Systematic Location
9-1 管路詳細設計
SL
床板図(構造図)
Slab
3-1 橋梁詳細設計
SS
標準横断図
Standard cross Section
2-1 道路詳細設計
SS
標準横断図
Standard cross Section
2-2 平面交差点詳細設計
SS
標準横断図
Standard cross Section
2-3 立体交差点詳細設計
SS
標準横断図
Standard cross Section
2-4 共同溝詳細設計
SS
標準横断図
Standard cross Section
2-5 電線共同溝詳細設計
SS
標準図
Standard Structure
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
SS
標準断面図
Standard cross Section
4-2 築堤・護岸詳細設計
SS
標準断面図
Standard cross Section
5-1 山岳トンネル詳細設計
SS
標準断面図
Standard cross Section
5-2 シールドトンネル詳細設計
SS
標準断面図
Standard Cross Section
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
ST
応力図
Stress Table
3-1 橋梁詳細設計
SW
対傾構図(構造図)
LittleStructure
3-1 橋梁詳細設計
TC
仮設横断図
Temporally Cross section
2-4 共同溝詳細設計
TF
仮設全体縦断図
Temporally pRofile
2-4 共同溝詳細設計
TL
仮設全体平面図
Temporally pLlan
2-4 共同溝詳細設計
38
橋梁詳細設計
橋梁詳細設計
橋梁詳細設計
図面種類
図面名
工種
TP
全体図
Total Plan
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
TS
仮設工詳細図
Temporally Structure
5-2 シールドトンネル詳細設計
TS
仮設構造図
Temporally Structure
2-4 共同溝詳細設計
TS
仮設図
Temporally Structure
4-1 樋門・樋管設計
TS
仮設図
Temporally Structure
4-2 築堤・護岸詳細設計
TS
仮設図
Temporally Structure
6-1 離岸堤・人工リーフ詳細設計
TS
仮設図
Temporally Structure
9-1 管路詳細設計
VP
坑門工一般図
general View of Portal
5-1 山岳トンネル詳細設計
VS
各種構造図
View of Super Structure
8-1 重力式コンクリートダム詳細設計
VS
構造詳細図
View of Super Structure
4-2 築堤・護岸詳細設計
VS
構造図
View of Super Structure
4-1 樋門・樋管設計
VS
構造図
View of Super Structure
7-1 砂防ダム及び床固工詳細設計
VS
構造図
View of Super Structure
9-1 管路詳細設計
VS
構造図(一般部,特殊部,換気口部) View of Super Structure
2-4 共同溝詳細設計
VS
立坑全体一般図
general View of Shaft
5-2 シールドトンネル詳細設計
WP
施工要領図
Working Plans
3-1 橋梁詳細設計
WP
防水工詳細図
WaterProofing
2-4 共同溝詳細設計
WP
防水工等図
WaterProofing
5-1 山岳トンネル詳細設計
出典:(社)建設コンサルタンツ協会
39
7-4
朱書きソフト
CadWe’ll 朱書きビューワ
ダイテック
評価項目
Voloview2
Autodesk
ファイル読み込み
・CAD データ以外に、文書、ワープロ、表計算、パワーポイン
・対応ファイル(動作保証)は AutoCAD2002 以降。
ト等読み込みのできるファイル数が多いため、図面以外のデー
・各種ラスターデータの読み込みが可能である。
タの修正、閲覧にも利用できる。
朱書き編集
・文字は編集可能。図形は拡大、縮小、線種、色、矢印等の変
・簡易作図機能を有するため、変形等は自由にできる。
更は可能であるが、図形の変形はできない。
朱書き保存
データ交換
・保存形式はdxfであり汎用性は高い。ただし、保存されるの
・保存形式は dvw,dwm の2種類であり、汎用性は低いが、閲覧
は朱書き部分だけである。
するための無償ビューワが用意されている。
・XML 形式のエクスポートにより AutoCAD 等と情報交換が可能。
・元図は絶対パスで参照され、朱書き部分だけが保存される。
・元図も読み込まれ、朱書き部分と共に保存される。
・ファイル交換する送り側と受け側はネットワーク上でファイル
・上書き保存を行うと、元図ファイルの拡張子が変わるので注
共有する環境が必要である。
意が必要である。
・元図の場所(パス)を変えた場合、場所の再設定が必要である。
ファイル送信
・送信機能があり、作成したファイルを添付ファイルとして送 ・送信機能があり、作成した朱書きファイルを添付ファイルとし
信できる。
て送信できる。
ファイル確認
・受け取ったファイルは以下のソフトで閲覧できる。
-CadWe'll 土木
-CadWe'll 朱書きビューワ
-ザ・ビューワ(無償ソフト)
特徴
・読み込んだファイルの部分コピー、貼り付け機能があるため、・簡易作図機能を有するため、作図を伴う詳細な指示を行う場合
に適する。
施工計画書作成ツールとして利用できる。
・距離や面積の計測機能を有する。
・OCF 検定認証ソフト
価格
18,000 円
(オンライン販売
www.daitec.co.jp)
・受け取ったファイルは以下のソフトで一覧できる。
-AutoCAD2002(LT)
-Voloview2
-Voloview Express2(無償ソフト)
-dxf の読み込み可能な CAD
30,000 円 (オンライン販売 www.autodesk.co.jp)
40
SXF ブラウザ Ver.2.1.1
JACIC
評価項目
V-nas Viewer(2.00β)
川田テクノシステム
ファイル読み込み ・SXF(P21,SFC)ファイル
・読み込み可能ファイルの拡張子は以下のとおり
-red,bfo,tfo,p21,sfc,dwg.dxf,jwc
朱書き機能
なし
連続線、スプライン、楕円、引出線、吹出線、文字入力
朱書き編集
不可
変形不可(移動、コピーは可能)
朱書き保存
不可
・保存形式は当ソフト独自の朱書きファイル形式(拡張子は
red)である。
データ交換
不可
・元図も読み込まれ、朱書き部分と共に保存される。
・朱書き部分は新規のレイヤーに書き込まれる。
ファイル送信
なし
ファイル添付による送信機能あり
・閲覧専用のため、データ保存機能はない。
当ソフトで保存した朱書きファイル(拡張子 red)を開くこと
のできるソフトは現状では当ビューワソフトのみである。
ファイル確認
特徴
・SXF(P21,SFC)ファイル専用の無償閲覧ソフト。
・朱書き機能はない。
・フィーチャー要素確認機能を有する。
・読み込んだファイルのエラーログ表示機能を有する。
・無償ソフトの中では朱書き機能が最も多い。
・距離や面積の計測機能を有する。
ダウンロード先
http://www.cad.jacic.or.jp/
http://www.kts.co.jp/
41
7-5
SXF フォーマットの概要
(1) STEP AP202 と SXF の関係
STEP は ISO 10303 として国際規格になっているもので、製品データの記述とデータ交換方式に
ついて定めたものである。多くの分冊で構成されており、特定産業分野別に分かれた 200 番台の
分冊を通称 AP(Application Protocol)と呼んでいる。この他に共通の図形の表し方などを定め
た 100 番台、50 番台の分冊、ファイル形式など実際のデータ表現形式を定めた 20 番台の分冊が
ある。AP202 は「関連付けを持った製図表現」(Associative Draughing)と題されており、3 次元
図形の 2 次元製図表現の規格である。規格書は数百ページにおよぶ膨大なもので、CAD ソフトウ
ェアへの実装が困難なことから、10 種類の実装区分(CC:Conformance class)を設けている。
建設 CALS/EC の推進には CAD 図面データの流通が必須であり、また、WTO で定めた非関税障壁
に関する協定を守るために国際規格に準拠しなければならないことから、国内 CAD にも実装でき
る STEP 規格に準拠したデータ交換仕様として SXF の開発が 1998 年に開始された。当初は JACIC
が事務局となり、学識経験者、発注者、受注者、IT ベンダなど 100 社以上で構成された「CAD デ
ータ交換標準開発コンソーシアム(SCADEC)」によりレベル 1,2 のバージョン 1.0 が開発され、コ
ンソーシアムは解散した。その後、開発成果は JACIC 標準部に引き継がれ、仕様の維持・更新が
行われ現在はバージョン 2.0 になっている。
SXF(Scadec eXchange Format)は STEP AP202(CC2)のサブセットとなっている。
(2) SXF のレベルとバージョン
SXF フォーマットには 4 つのレベル(表-7 参照)が考えられており、レベル1,2が開発済み
である。
CAD 製図基準(案)には納品フォーマットとして SXF(P21)を指定しているのみで、レベルやバー
ジョンの指定はないが、多くの CAD ソフトウェア会社がレベル2を実装していることから、実運
用ではレベル2バージョン 2.0 で納品することになると思われる。
表-7
レベル
SXF レベル概要
内
容
レベル1
画面(紙)上で図面表示を正確に再現できるレベル。線や文字が正しく表示されるが、異尺度混
在や寸法などといった構造要素は持たない。
レベル2
2 次元 CAD 製図データの要求を十分満たし、再利用時の使い勝手が確保されるレ
ベル。レベル 1 に加えて寸法、引出し線、ハッチングといった構造的な要素をも
ち、異尺度の図を含むことができる。
レベル3
STEP/AP202 の機能のうちレベル 2 までで実現されていない、複雑な寸法や曲線、
ビューの概念などを取り込んだ 2 次元製図情報の最高レベル。策定中。
レベル4
STEP/AP202 にこだわらず、電子納品に必要な属性情報や構造を取り込むレベル。
図形が「窓」や「柱」といった属性を持ち、「自動数量拾い」が可能な機能が含
まれる予定。策定中。
42
(3) SXF 仕様の SFC 形式と P21 形式
STEP には CAD ソフトウェアが扱うデータ形式がいくつか用意されており、P21 形式はテキスト
形式の一般ファイルとして扱えるものである。この他にソフトウェアが直接データベースとやり
取りする形式や、ほぼ仕様が固まってきた XML 形式などもある。SFC は SETP が定めている形式で
はなく、SXF が扱うデータを簡略に表現したものである。図-12 に線分 1 本の例を示すが、これに
より P21 形式が重いデータであることがわかると思う。
◆◆ SFC 形式の場合
/*
#490 = line_feature('12','8','1','4','10.00000','20.00000','20.00000','20.00000')
*/
◆◆ P21 形式の場合
#10 = PRE_DEFINED_COLOUR('green');
#20 = PRE_DEFINED_CURVE_FONT('continuous');
#420 = DIRECTION('',(1.0,0.0));
#430 = VECTOR('',#420,10.0);
#440 = CARTESIAN_POINT('',(10.0,20.0));
#450 = LINE('',#440,#430);
#460 = TRIMMED_CURVE('',#450,(PARAMETER_VALUE(0.)),(PARAMETER_VALUE(1.)),.T.,.PARAMETER.);
#470 = CURVE_STYLE('',#20,POSITIVE_LENGTH_MEASURE(0.15),#10);
#480 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((#470));
#490 = (ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE()ANNOTATION_OCCURRENCE()
DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE()GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM()
REPRESENTATION_ITEM('')STYLED_ITEM((#480),#460));
図 -12
SFC 形式と P21 形式の比較
(4) SXF の作図要素
レベル 2 の SXF データを構成する要素は大別すると表-8 に示す 3 種類でものがある。
表-8
分類
図面構造
SXF レベル 2 の図面データ要素
基本図形
構造図形
説明
部品やグループといっ 線や文字など単純な図形 部品やグループといっ
た図面構造を構成する の要素
た図面構造を構成する
要素
要素
要素名
用紙、
部分図、
作図グループ、
作図部品
点マーカ、
線分、折れ線、
円、円弧、
楕円、楕円弧、
文字、
自由曲線
シンボル、
寸法、
引出し線、バルーン、
複合曲線、
ハッチング
作図要素の配置関係をわかりやすく図示したものが図-13 である。
43
2次元CADデータの図面構造
全要素は図面構造の上に乗る
・分解方法:フィーチャ
作図部品
作図グループ
部分図
用紙
線分
2500
文字
寸法
図-13
SCADEC データモデル概要(CAD 交換コンソーシアム資料から引用)
図面構造要素は一般にはなじみが薄いと思われるので以下に少し解説する。
用紙:文字通り図面用紙をイメージしたもの。左下隅が原点の用紙座標を持つ。
部分図:用紙上に配置され、X,Y 方向独立に拡大縮小でき、回転もできる。部分図上
に作図することで構造物を実寸法で作図することができる。複数の部分
図を使えば同一図面内に尺度の異なる図を実寸法で作図することがで
きる。
作図グループ:複数の基本図形や構造図形を一まとめにして扱うもの。
作図部品:作図グループと同様だが、拡大・縮小・回転でき、一度定義したものを
何度でも配置できる。
(5) ラスタ図と等高線
バージョン 1.0 の開発後、関係者への意見徴収で実用化に当たってラスタ図が使えること、ま
た、等高線の高さ情報が伝わることへの要望が非常に高いことが分かった。STEP AP202 ではその
ような属性を付与する仕組みがないが、SXF 実用化への重要なポイントと考え、STEP 規格違反に
ならないよう運用規則で対応することになった。
ラスタ図:配置できるラスタ図は1枚だけ。外枠にあたる長方形の折れ線図形を作図グループ
としてデータに含め、これとラスタ図のファイル名を関連付ける。
等高線:等高線を折れ線で作図し、作図グループとして定義し、これに高さ情報をもたせる。
上記の操作は SXF 仕様を実装している CAD ソフトウェアが行うので、利用者が特に意識するこ
とはない。
44
7-6
用語解説
「SXF 仕様」
SXF は、Scadec data eXchange Format の略で、SXF 仕様は、CAD データ交換標準開
発コンソーシアム(SCADEC)の開発した CAD データ交換仕様のことである。
SXF 仕様に基づくファイル形式には、次の 2 種類がある。
STEP ファイル(拡張子:p21)
STEP のルールに準拠したファイル形式であり、国際的に通用する。
正式な納品用フォーマットとされているが、現状では対応 CAD が普及してい
ない。また、ファイルのサイズが大きく、入出力に時間が掛かる。
フィーチャコメントファイル(拡張子:sfc)
コメントの形で書かれた、STEP ファイルの簡易ファイル形式で、STEP ファイ
ル形式での交換を補うもの。
比較的多くの CAD が扱え、交換上の問題は少ないといわれている。
「個人アドレス」
個人が通常使うアドレスである。工事の担当ごとに担当者が違うとメールを送ると
きに相手を選ぶ時に困る場合がある。また、その人が不在の場合に他の人が代われな
い欠点もある。
【関連用語】代表アドレス、メーリングリスト
「朱書きソフト」
CAD データの閲覧や印刷が行え、閲覧した図面に簡単な図形やコメント(いわゆる朱
書き)を加筆できるソフト。元の CAD データは変更できず、朱書き部分のみのデータ
を保存して交換する。従来、紙図面に赤鉛筆で修正指示やコメントを記入していた作
業を電子化するソフトと考えると分かりやすい。CAD データ以外のデータが閲覧できる
ものもある。
「代表アドレス」
発注者あるいは受注者が代表となるアドレスを決め、すべての連絡をこのアドレス
で行う。組織内では、メール担当を決め、来たメールを担当者に振り分け転送する場
合と、メールサーバで関係者全員に同じメールを自動的に転送する設定にする場合が
ある。前者はメール担当者の負荷が大きくなり責任が重くなる。後者はその機能を持
つプロバイダを選ぶ必要があり、自社メールサーバを持つ場合でも設定が必要である。
【関連用語】個人アドレス、メーリングリスト
「ファイルと拡張子」
ファイルには拡張子が付いている。拡張子は通常、
“ドット+半角英数 3 文字”とさ
45
れており、AutoCAD LT であれば“.dwg”
、ワープロソフトの Word であれば“.doc”
、表
計算ソフトの Excel であれば“.xls”となっている。
「フォント」
フォントは、文字をコンピュータにて表示、印刷するための文字の形。
CAD においては、大きさを自由に拡大、縮小することが必要であることから、ベクタ
ーフォントまたは TrueType フォントが用いられる。
「メーリングリスト」
同報転送の代表アドレス方式と同じだが、送られたメールに番号を付け、サーバに
保存する機能があり、後で取り出すことも可能である。メーリングリストでも保存機
能がないシステムもある。メーリングリストのサーバソフトが必要なので利用できる
プロバイダを選ぶ必要がある。
【関連用語】個人アドレス、代表アドレス
「文字コード」
文字コード(character code)は、符号化文字集合(coded character set)ともい
われ、コンピュータにて文字を扱う上で、それぞれの文字に対して番号を付けたもの
のことをいう。
ASCII、JIS、シフト JIS、unicode など、様々な文字コードが存在するが、コンピュ
ータ間にてデータを受け渡す場合には、同一文字コードを使用しないと文字バケを起
こす。
それぞれの国、団体では、ASCII コードとの互換性を考慮し、自国の言語を扱うこと
ができる文字コード(JIS、シフト JIS など)へ独自に拡張している。
以下に、様々な OS にて使用されている文字コードの例を挙げる。
BeOS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・unicode
DOS 系(DOS、OS/2、Windows など)
・・・・・・シフト JIS の独自拡張
Java・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・unicode
Mac 系(漢字 Talk、MacOS など)
・・・・・・・・シフト JIS の独自拡張
UNIX 系(BSD、Linux、SystemV など)
・・・・・EUC-JP やシフト JIS など
「レイヤ」
画層をレイヤと呼び、CAD ではよく使われる。画層は手書き製図の透明なトレーシン
グペーパーに該当し、すべての図形は画層上に描かれ、CAD は複数枚の画層に描いた図
形を重ねて表示する。
46
7-7
参考文献、URL
文献
:
URL :
使って覚える土木 CAD 入門(山海堂)
国土交通省「電子納品に関する要領・基準」
http://www.nilim.go.jp/japanese/denshi/calsec.htm
:
社団法人日本土木工業協会
http://cals.dokokyo.com/
:
日経 BP 社(KenPLATZ)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/
:
オートデスク社
http://www.autodesk.co.jp/
:
ダイテック
http://www.daitec.co.jp/
:
川田テクノシステム
http://www.kts.co.jp/
:
ビッグバン
http://www.bigvan.co.jp/
:
社団法人土木学会
http://www.jsce.or.jp/
:
JACIC(CAD データ交換標準開発コンソーシアム)
http://www.cad.jacic.or.jp/
:
JH 試験研究所(建設 CALS について)
http://www.jhri.jhnet.go.jp/Cals
:
(株)山海堂
http://www.sankaido.co.jp/
:
(株)秀和システム
http://www.shuwasystem.co.jp/
:
(株)大成出版社
http://www.taisei-shuppan.co.jp/
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