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HP Remote Graphics ソフトウェア バージョン4.2 インストールガイド

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HP Remote Graphics ソフトウェア バージョン4.2 インストールガイド
HP Remote Graphics Software
インストール ガイド
Version 4.2
Receiver のイ ン ス ト ール
HP Remote Graphics Software Sender に接続す る すべてのシ ス テ ム で、 HP Remote
Graphics Software Receiver の イ ン ス ト ールが必要 と な り ます。
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RGS Receiver for Windows のイ ン ス ト ール
RGS Receiver for Windows を イ ン ス ト ールす る には管理者権限を持つア カ ウ ン ト に
ロ グ イ ン し 、 以下の手順を実行 し ます。
1. CD-ROM ド ラ イ ブに HP Remote Graphics Software CD を挿入 し 、 win32¥receiver
デ ィ レ ク ト リ に移動 し ます。
2. Setup.exe を ダブル ク リ ッ ク す る か選択 し て、 イ ン ス ト ー ラ を起動 し ます。
3. 画面に表示 さ れ る 指示に従い ます。
イ ン ス ト ー ラ は Programs フ ォ ルダに HP Remote Graphics と い う メ ニ ュ ー項目フ ォ ル
ダ を追加 し ます。 こ の フ ォ ルダには次の 2 つの項目があ り ます。
• Receiver
•
Receiver -directory
自動イ ン ス ト ール
複数のシ ス テ ム に RGS Receiver for Windows を イ ン ス ト ールす る 場合は、 『HP
Remote Graphics User's Guide』 の 「Creating Unattended Installers」 を参照 し て く だ さ
い。
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RGS Receiver for Linux のイ ン ス ト ール
* RedHat Linux 環境での Remote Graphics のご利用は、 日本 HP のサポー ト 対象外
と な り ますので予めご了承 く だ さ い。
以下の手順に従っ て、 イ ン ス ト ールを開始 し ます。
1. root で ロ グ イ ン し ます。
2. HP Remote Graphics Software CD を挿入 し ます。 CD が自動でマ ウ ン ト さ れない場
合、 手動でマ ウ ン ト し ます。
3. CD のマ ウ ン ト ポ イ ン ト (通常は /mnt/cdrom) に移動 し 、 さ ら に lin32/receiver
デ ィ レ ク ト リ に移動 し ます。
4. 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
./install.sh
注記 : remote audio がイ ン ス ト ール さ れてい る場合に HP Remote Graphics
Software が、 対応する Sender か ら remote audio のサポー ト を受ける には、 特定の
remote audio サポー ト ユーテ ィ リ テ ィ を使用で き る こ と が必要です。 こ の ソ フ ト
ウ ェ ア (ALSA サウ ン ド ラ イ ブ ラ リ と JACK-Audio-Connection-Kit ラ イ ブ ラ リ がベース
) は install.sh ス ク リ プ ト の一部 と し て組み込まれ、 イ ン ス ト ール さ れてい る必要が
あ り ます。 イ ン ス ト ールス ク リ プ ト では、 HP または Red Hat Enterprise Linux ( リ
リ ース 4 以降 ) が提供する ALSA サウ ン ド ラ イ ブ ラ リ のセ ッ ト がすでにプ ラ ッ ト
フ ォ ーム上に存在 し ている こ と を前提 と し ています。 JACK-Audio-Connection-Kit だ
けがイ ン ス ト ール中に ビル ド さ れますが、 ALSA サウ ン ド ラ イ ブ ラ リ のサポー ト が
必要です。
注記 : hp_rgs_4_audiosupport.tar.gz に格納 さ れている フ ァ イルは、 RPM パ ッ ケー
ジの生成用に ビル ド し て構成する こ と がで き ます。 詳細は、 ス ク リ プ ト
rgs_audio_support を参照 し て く だ さ い。
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5. Receiver が /opt/hpremote/rgreceiver に イ ン ス ト ール さ れ ます。 Receiver を起動す
る には、 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
/opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh
Receiver を directory モー ド で起動す る には、 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
/opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh -directory
6. PATH 環境変数に /opt/hpremote/rgreceiver デ ィ レ ク ト リ を追加 し ます (任意)。
7. Receiver の イ ン ス ト ールを完了す る には、 『HP Remote Graphics User's Guide』 の
「Installing & Enabling Remote Audio」 を参照 し て く だ さ い。
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RGS Receiver for HP-UX のイ ン ス ト ール
以下の手順に従っ て、 イ ン ス ト ールを開始 し ます。
1. root で ロ グ イ ン し ます。
2. HP Remote Graphics Software CD を挿入 し 、 CD を マ ウ ン ト し ます。
3. CD のマ ウ ン ト ポ イ ン ト (通常は /mnt/cdrom) に移動 し 、 さ ら に hpux-pa/receiver
デ ィ レ ク ト リ に移動 し ます。
4. 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
./install.sh
5. Receiver が /opt/hpremote/rgreceiver に イ ン ス ト ール さ れ ます。 Receiver を起動す
る には、 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
/opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh
Receiver を directory モー ド で起動す る には、 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
/opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh -directory
6. PATH 環境変数に /opt/hpremote/rgreceiver デ ィ レ ク ト リ を追加 し ます (任意)。
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Sender のイ ン ス ト ール
RGS Sender for Windows、 RGS Sender for Linux、 RGS Sender for HP-UX は、 以降に記
述 し た各プ ラ ッ ト フ ォ ーム用の手順に従えば、 簡単に イ ン ス ト ールで き ます。
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RGS Sender for Windows のイ ン ス ト ール
RGS Sender for Windows を イ ン ス ト ールする には管理者権限を 持つア カ ウ ン ト にロ グ
イ ン し 、 以下の手順を 実行し ま す。
1. CD-ROM ド ラ イ ブに HP Remote Graphics Software CD を挿入 し 、 win32¥sender
デ ィ レ ク ト リ に移動 し ます。
2. Setup.exe を ダブル ク リ ッ ク す る か選択 し て、 イ ン ス ト ー ラ を起動 し ます。
3. 画面に表示 さ れ る 指示に従い ます。
注記 : イ ン ス ト ール中に Remote Graphics Diagnostic ツールが実行 さ れ、 設定に共
通の問題点 ( た と えば、 Windows XP フ ァ イ アウ ォ ールの設定、 ゲス ト ア カ ウ ン ト
のセキ ュ リ テ ィ ポ リ シー、 RDP の相互運用性、 簡易ロ グ イ ン設定 ) を検出 し ます。
潜在的な問題を検出 し た と き、 ツールは、 ウ ィ ン ド ウ を表示するのみです。 イ ン ス
ト ール後はいつで も 、 ツールを実行 し て イ ン ス ト ールの問題点を調べ ら れます。 詳
細は、 ユーテ ィ リ テ ィ を参照 し て く だ さ い。
4. イ ン ス ト ールが完了す る と 、 シ ス テ ム を再起動す る よ う 求め ら れ ます。 シ ス テ
ム を再起動す る か問われた ら yes で答え て く だ さ い。
Sender は Windows のサービ ス と し てイ ン ス ト ールさ れま す。 機能のう ちのいく つ
かを 有効にする ためにサービ ス であ る こ と が必要です ( たと えば、 Ctrl-Alt-Del
キ ーを 送信する 機能、 ロ ッ ク し た画面を 見る 機能など です )。 さ ら に、 Sender を
サービ ス と し てイ ン ス ト ールする こ と で、 Microsoft Windows シス テム が再起動し
たと き はいつでも 自動的に Sender も 起動さ れま す。
注記 : OpenGL ア プ リ ケーシ ョ ン を有効にする方法は、 『HP Remote Graphics
User's Guide』 の 「Enabling OpenGL Applications」 を参照 し て く だ さ い。
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注記 : remote audio を有効にする方法は 『HP Remote Graphics User's Guide』 の
「Installing & Enabling Remote Audio」 を参照 し て く だ さ い。
RGS Sender のイ ン ス ト ール と Remote Desktop
RGS Sender for Windows を Microsoft Remote Desktop を使用 し て イ ン ス ト ールす る こ
と はサポー ト さ れてい ません。 実行 し よ う と し て も 、 イ ン ス ト ールプ ロ セ ス がエ
ラ ー メ ッ セージ を出力 し 、 停止 し ます。 RGS Sender を HP Blade Workstation に イ ン
ス ト ールす る には、 ( ブー ト BIOS か ら ) iLO リ モー ト コ ン ソ ールを Setup モー ド で
使用 し て く だ さ い。
自動イ ン ス ト ール
複数のシ ス テ ム に Windows RGS Sender を イ ン ス ト ールす る 場合は、 『HP Remote
Graphics User's Guide』 の 「Creating Unattended Installers」 を参照 し て く だ さ い。
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RGS Sender for Linux のイ ン ス ト ール
* RedHat Linux 環境での Remote Graphics のご利用は、 日本 HP のサポー ト 対象外
と な り ますので予めご了承 く だ さ い。
Linux Sender のイ ン ス ト ール
1.
root で ロ グ イ ン し ます。
2.
HP Remote Graphics Software CD を挿入 し ます。 CD が自動でマ ウ ン ト さ れない
場合、 手動でマ ウ ン ト し ます。
3.
CD のマ ウ ン ト ポ イ ン ト (通常は /mnt/cdrom) に移動 し 、 さ ら に lin32/sender
デ ィ レ ク ト リ に移動 し ます。
4.
以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
./install.sh
5.
Sender が /opt/hpremote/rgsender に イ ン ス ト ール さ れ ます。
6.
X サーバ設定フ ァ イ ルに "rge" 拡張を追加 し ます。 XFree86 X サーバについて
は、 /etc/X11/XF86Config、 /etc/X11/XF86Config-4 ま たは適切な XF86Config フ ァ
イ ルを編集 し て く だ さ い。 X.Org X サーバでは xorg.conf フ ァ イ ルを編集 し て く
だ さ い。 こ の フ ァ イ ルの Modules セ ク シ ョ ンに下記の行を追加 し て く だ さ い。
Load "rge"
7.
Module セ ク シ ョ ンは次の よ う にな り ます。
Section "Module"
...
Load "rge"
...
EndSection
8. Sender は /opt/hpremote/rgsender に イ ン ス ト ール さ れ ます。 XF86Config ま たは
xorg.conf フ ァ イ ルが適切に修正 さ れていれば、 シ ス テ ム ま たは X サーバが再起
動す る と 自動的に起動 さ れ ます。
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9.
Linux Sender は、 認証のために PAM (Pluggable Authentication Module) を使用 し
ます。 IGNOME Desktop Manager ま たは KDE Desktop Manager を ご使用の場合
は、 フ ァ イ ル /etc/pam.d/gdm、 /etc/pam.d/kde、 /etc/pam.d/xdm に手作業で次の行
を追加 し て く だ さ い。
session
optional
pam_rg.so
10. その他のデス ク ト ッ プ マネージ ャ ( た と えば Enlightement) を ご使用の場合は、
それが使用 し てい る PAM 設定フ ァ イ ルに、 同様の修正を し て く だ さ い。 詳細
情報については、 Linux お よ びデス ク ト ッ プ マネージ ャ の ド キ ュ メ ン ト を参照
し て く だ さ い。
11. PAM シ ス テ ムが、 カ ス タ マ イ ズ さ れた PAM 認証モジ ュ ールを使用す る よ う 設
定 さ れてい る 場合は、 RGS Sender が使用す る PAM モジ ュ ールを手作業で設定
す る こ と が必要な場合があ り ます。 PAM の設定については、 Linux の ド キ ュ メ
ン ト を参照 し て く だ さ い。 "libpam_custom.1" と い う 名前のカ ス タ ム PAM モ
ジ ュ ールを ご使用の場合、 RGS Sender が使用す る PAM 認証モジ ュ ールを指定
す る ために PAM 設定フ ァ イ ル "/etc/pam.d/rgsender" の修正が必要な場合があ り
ます。 た と えば、 フ ァ イ ル "/etc/pam.d/rgsender" に、 次の情報を追加す る 必要が
あ り ます。
auth optional /lib/security/pam_custom.1
12. RedHat Linux のデフ ォ ル ト 設定では /etc/hosts フ ァ イ ルのループバ ッ ク イ ン タ
フ ェ ース に対 し てマシ ン名をバ イ ン ド し ます。 RGS Sender は、 こ の設定では、
リ モー ト 接続がで き ません。 次の よ う に /etc/hosts フ ァ イ ルを修正 し て、 マシ ン
名を適切な IP ア ド レ ス にバ イ ン ド し ます。
127.0.0.1
88.1.89.122
localhost
blade2
localhost.localdomain
blade2.bigmoney.com
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RGS Sender for HP-UX のイ ン ス ト ール
HP-UX Sender のイ ン ス ト ール
1. root で ロ グ イ ン し ます。
2. HP Remote Graphics Software CD を挿入 し 、 CD を マ ウ ン ト し ます。
3. CD のマ ウ ン ト ポ イ ン ト (通常は /mnt/cdrom) に移動 し 、 さ ら に hpux-pa/sender
デ ィ レ ク ト リ に移動 し ます。
4. 以下の コ マ ン ド を実行 し ます。
./install.sh
5. Sender は /opt/hpremote/rgsender に イ ン ス ト ール さ れ、 シ ス テ ム ま たは X サーバ
が再起動す る と 自動的に起動 さ れ ます。
6. HP-UX Sender は、 認証のために PAM (Pluggable Authentication Module) を使用 し
ます。 フ ァ イ ル /etc/pam.conf に次の行を追加 し て く だ さ い。
gdm
session optional /usr/lib/security/libpam_rg.1
dtlogin session optional /usr/lib/security/libpam_rg.1
7. PAM シ ス テ ムが、 カ ス タ マ イ ズ さ れた PAM 認証モジ ュ ールを使用す る よ う 設
定 さ れてい る 場合は、 RGS Sender が使用す る PAM モジ ュ ールを手作業で設定す
る こ と が必要な場合があ り ます。 PAM の設定については、 常に HP-UX の ド
キ ュ メ ン ト を参照 し て く だ さ い。 "libpam_custom.1" と い う 名前のカ ス タ ム PAM
モジ ュ ールを ご使用の場合、 RGS Sender が使用す る PAM 認証モジ ュ ールを指定
す る ために PAM 設定フ ァ イ ル "/etc/pam.conf" の修正が必要な場合があ り ます。
た と えば、 フ ァ イ ル "/etc/pam.conf" に、 次の情報を追加す る 必要があ り ます。
rgsender auth optional /usr/lib/security/libpam_custom.1
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注記 : シ ス テムには、 2002 年 12 月版以降の X サーバ パ ッ チが必要です。 HP-UX
11.0 には X サーバ パ ッ チ PHSS_26637 ( またはそれ以降 ) が必要です。 HP-UX
11.11 には X サーバ パ ッ チ PHSS_26638 ( ま たはそれ以降 ) が必要です。
適切な 3D OpenGL 操作のためには、 2004 年 9 月版の OpenGL パ ッ チ
PHSS_30882 ( ま たはそれ以降 ) が必要です。
HP Remote Graphics Software は HP-UX 10.20 ま たは HP-UX 11i V2 をサポー ト し て
いません。 PA-RISC 2.0 アーキテ ク チ ャ のみをサポー ト し ています。
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本書で取り扱っているコンピュータ ソフトウェアは機密情報であり、所持、使用
および複製はHPの許諾を得る必要があります。FAR 12.211および12.212に合致し
て、商用コンピュータソフトウェア、コンピュータソフトウェア文書類、および商
用品目の技術データは、ベンダの標準商用使用許諾条件に基づき、米国政府より使
用許諾されます。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。Hewlett-Packard
Company製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービス
の保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加する
ものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中
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ださい。
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