Comments
Description
Transcript
だから
導 Linux 入 起動短 縮 USB トール インス 起 ライブ 動 GUI え 入れ換 Windows indows ユーザー も トップ デスク 改良 トップ 省電力 ー ストリ グ ミン トリ ディス ション ビュー の アプリ ド ビル Andr oid改 ル カーネ 22 デスク 自動操 作 造 Linux マシン ック 低スペ PC 知育 Linux ビックリ ビ ックリ ! だ から だから る き で アプリ 導入 ル ファイ ム システ インス トール Mac再 生 国際化 日本語 入力 開発環 境 操作の 自動化 HDDの 高速化 作 削 データ 除 nux 小型Li ボード ル カーネ 最適化 ﹁ロッテビックリマン伝説 ﹂︵中部・近畿エリア発売中、北海道・東北・中四国・九州エリア / 発売予定︶ ﹁ロッテビックリマン伝説 ﹂︵関東・甲信越エリア / 発売予定︶のシールを使用 遠隔操 ド クラウ 構築 6 5 9 24 い 凄 こと Web ー サーバ マルチ ブート 情報共 有 50 選 ー サーバ 構築 RAID 全文検 索 ル トラブ 対策 ビッグ データ 9 匿名 シー プロキ 導入設 ルータ 定 ー改造 Linuxだとこんなこともできる といった凄いこと を50種集めました。初中級者が凄いと感じるものだ けでなく、上級者にも役立つ内容になっています。手 順も紹介していますので、ぜひ試してみてください。 (森側 真一、手嶋 透、高橋 秀和、ライター 高橋 正和、鷲澤 正英、福田 和宏、須藤 健一、Shigeki Hosaka、ターボシステムズ 川田 剛史、レッドハッ ト 中井 悦治) USB ー メモリ ブログ ー サーバ 周辺機 器 24 ナル オリジ OS アップ デート スキャ ネット セキュ ナー ワーク リティ 23 Linux導入 ARM など色々な CPU で使える Linux は当初、CPU アーキテクチャーとして米 Intel 社の IA- 32 だけを対象に開発されました。その後、他のプラットフォームに も 移植され、現在では 各種アーキテクチャー上で 動作します (表) 。 これが可能なのは、Linux カーネルが 3 つの層で構成され、ア ーキテクチャーに依存した処理を吸収しているからです(図)。最 上位層で「read」や「write」など基本関数を実装している「シス テムコールインタフェース」と中間層の「カーネルコード」は、対応 プロセッサすべてで共通です。アーキテクチャーに依存したコー ド(ブート、 メモリー 管理など)は 最 下 位 層 だけです。BSP (Board Support Package)と呼ばれています。この BSP の実装 によってLinuxが複数プラットフォームに対応できるわけです*1。 老舗の「Debian」は、多くのアーキテクチャーに対応している Linuxディストリビューションの1つです。最新のDebianは、2013 年 5 月 14 日にリリースされた Debian 7 . 0 Wheezy のアップデー ト版のバージョン 7 . 1。対応プラットフォームは、i 386(i 486 以降 の x 86)、AMD 64、PowerPC、SPARC、ARM、MIPS、S 390、 IA- 64 などがあります。 ちなみに ARM 版では、CD/DVD からではなく、ネットブート インストーラーなどから実行します。 ています。続けて、ドメイン名を設定します。 5 ユーザーアカウントの設定 ルートのパスワードを設定します(2 回入力) 。その後、一般ユーザー アカウントを作成。作成したアカウントのユーザー名を設定します。そ の際、デフォルトではファーストネームが設定されています。次いで、作 成したアカウントのパスワードを設定します(2 回入力) 。 6 ディスクのパーティショニング パーティショニングの方法を選択します。ここではガイドに従ったパ ーティショニングとして「ガイド - ディスク全体を使う」を選択します。 まずパーティショニングするディスクを選びます。そのディスク内の データはすべて失われますので注意が必要です。次いで、 パーティション の分割の方法を選択します。ここでは 「すべてのファイルを1つのパーテ ィションに(初心者ユーザには推奨)」を選択します。設定したパーティ ションとマウントポイントを確認し、 「パーティショニングの終了とディ スクへの変更の書き込み」を選び、 「続ける」をクリック。「はい」を選択 して書き込みます。 7 パッケージマネジャーの設定 他のDVDは使わないので検査は実施しません。 「いいえ」 にチェックを 入れます。ネットワークミラーも使わないので「いいえ」を選びます。パ ッケージの利用調査に参加する場合は「はい」をチェックします。 1 インストールイメージを入手 ここではDebian 7.1のインストール手順を紹介します。対象とする マシンはノートPC「ThinkPad-T60」です。 インストールイメージは、CD/DVDのISOイメージのほか、ネットワ ークインストール用のブートイメージなどが提供されています。プラッ トフォームの環境に合わせて選択します。Debian 7.1のインストール用 イメージファイル「debian-7.1.0-i386-DVD-1.iso」は「DEBIAN JP Project」のサイトからダウンロードできます。イメージファイルをライ ティングソフトなどでDVDに焼き、DVDドライブに入れて電源を入れ るとインストールメニュー画面になります。 8 ソフトウェアの選択とインストール デフォルトでは「Debian デスクトップ環境」 「プリンタサーバ」 「ノー トPC」 「標準システムユーティリティ」が選択されている状態です。こ こで「SSH サーバ」を追加してインストールします。 9 ハードディスクへの GRUB ブートローダーの インストール GRUB ブートローダーをマスターブートレコードにインストールしま す。 「はい」を選択します。 10 インストールの完了 2 インストール方法の選択 ブートメニューでインストール方法を選択します(写真)。ここでは、 「Install」を選択します。 これで完了しました。システム時間をUTCに設定する場合は 「はい」 を 選択。インストールメディアをCD/DVDドライブから取り出して再起動 します。再起動後の GRUB ブートローダー画面で OS を選択します。 3 言語や場所の選択 インストール中に使用する言語を選択します。「Japanese - 日本語」 を選択してEnterキーを押します。場所は「日本」を選択し、キーボード も「日本」を選択します。 4 ネットワークの設定 * 1 ARMプロセッサでは、Windowsも 「Windows RT」 で対応しています。 ただしWindows RTでは、IAアーキテクチャー用のWindows向けに作られた アプリケーションが動作しません。動作にはアプリケーションの再コンパイルが 必要ですが、 ソースコードが非公開であるため困難です。Linuxではアプリケー ションがオープンソースで提供されているため、対応可能になります。 プライマリーネットワークインタフェースを選択し、ネットワークを 設定します。ホスト名を入力します。デフォルトでは「debian」になっ 表 Linuxが対応するCPUアーキテクチャー DEC Alpha、ARM、AVR32、Blackfin、C6x、 ETRAX CRIS、FR-V、H8/300、Itanium、M32R、 M68000、MicroBlaze、MIPS、MN103、OpenRISC、 PA-RISC、PowerPC、S390、S+core、SuperH、 SPARC、TILE64、Unicore32、x86、Xtensa 24 2013.10 Nikkei Linux Board Support Package Windows RT Debian アーキテクチャーに 依存しない アーキテクチャーに 依存 Linuxカーネル システムコール インタフェース カーネルコード BSP(Board Su pport Package) 図 Linuxカーネルの3層構造 写真 Debianのインストーラー