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SymantecTM AntiVirus Corporate Edition

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SymantecTM AntiVirus Corporate Edition
Sym_兵庫県事例_A4ペラ 05.3.8 4:02 PM ページ 1
SymantecTM AntiVirus Corporate Edition
導入事例 兵庫県 様
迅速かつ確実な定義ファイルの更新
大規模クライアントのセキュリティ対策にSymantecTM AntiVirus Corporate Editionを導入
“情報セキュリティ先進県ひょうご”の実現を目指す兵庫県。全県的な情報セキュリティ対策を推進すると
ともに、情報セキュリティの人材育成の一環としてカーネギーメロン大学情報大学院日本校の開設を進め
ている。庁内の情報セキュリティ対策としては、情報セキュリティ監査を実施しリスクマネジメントサイクル
を確立してきたが、その中で電子県庁の基盤となる1万2,000台のクライアントPCにおけるセキュリティ対策
兵庫県
戦後最大規模の被害をもたらした阪神・淡路
大震災から10年、創造的復興をテーマに県
民と行政のパートナーシップに基づく協働の
取り組みで復興を成し遂げた。その経験を
踏まえ、IT政策の中でも安全・安心システム
の高度化にも注力する。
にSymantec AntiVirus Corporate Editionを導入している。
情報交流社会“ひょうご”の実現を目標に「ひょうごIT新戦略」
を推進
兵庫県は、総延長約1,400km、1.8Gbpsを誇る全国最大規模の「兵庫情報ハイウェイ」の構築を中核と
した県域の情報化を進める「ひょうごIT戦略」を2001年度から3年間にわたり推進してきた。2004年2月に
は、それを受けた「ひょうごIT新戦略」を策定し、情報交流社会“ひょうご”の実現を目標に情報基盤の多
様な利用や活用を重点的に推進している。
「ひょうごIT新戦略」は、
「コミュニティの情報化」
「産業の情報化」
「自治体の情報化」をITの重点活用分野
として、
「情報社会の人づくり」
「情報の安全環境づくり」をITの利用環境の整備として掲げている。県域を
超えた情報交流を推進するため、岡山、鳥取、京都、滋賀、福井など他府県との情報ハイウェイの相互
接続や、ADSLの利用環境を全県259地域(交換局)へ拡大する「ブロードバンド100%整備プログラム」
といった情報基盤のさらなる整備を推進する一方、ITを活用した次代を担う創造性豊かな人材育成のた
めの施策、安全で安心してITを利用できる信頼性・利便性の高い情報利用環境づくりを進めている。そ
の中にあって、情報の安全環境づくりとして重点を置いているのが、
“情報セキュリティ先進県ひょうご”の
実現を目指した、庁内はもとより全県的な情報セキュリティ対策の推進である。
「阪神・淡路大震災から10年、県民生活の安全・安心の確保を県政の柱として特に力を入れてきました。
それを情報社会に置き換えれば情報セキュリティの整備が重要な課題となります。行政や民間が、それぞ
れの部門で情報システムの信頼性・安全性の確保や情報の安全な管理、利用を図るとともに、各部門が
連携した全県的な対策の推進やカーネギーメロン大学情報大学院日本校の設置など、情報セキュリティ
の人材育成に取り組み、情報セキュリティ先進県ひょうごの実現をめざそうというものです」
(企画管理部
教育・情報局長 長棟健二氏)
。
1万2,000台のクライアントにSymantec AntiVirus Corporate Editionを導入
兵庫県では90年代末からPCの一人1台環境づくりを進め、2001年に県下のすべ
ての地方機関と本庁を結ぶ県庁WANの整備を開始し、現在ではクライアント数
1万2,000台の行政ネットワークを構築している。その中で、県庁では数年にわた
り全サーバ、全クライアントへの侵入テストを含む情報セキュリティ監査を実施
し、リスクマネジメントサイクルを確立してきた。
しかし、クライアント数が増加していくにしたがい、ウイルス対策ソフトの定義ファ
イルの更新をユーザー任せにしておくとセキュリティレベルを高く保つことが出来
兵庫県企画管理部教育・情報局
電子県庁課課長補佐
(ネットワーク利用調整担当)
津川 誠司氏
なくなってきた。
「新種・亜種を含めウイルスが次々と蔓延する中で定義ファイル
を迅速かつ確実に更新していくためにはプッシュ型更新の仕組みが必須となりま
した。そこで、2001年に当時としてはプッシュ型定義ファイル配布という点で最も優れていたため導入に
踏み切りました」
。企画管理部教育・情報局電子県庁課課長補佐(ネットワーク利用調整担当)
の津川誠
司氏は、Symantec AntiVirus Corporate Editionの導入経緯をこう語る。
Symantec AntiVirus Corporate Editionのプッシュ型更新手法「VDTM(Virus Definition Transfer
Method)
」は、大規模なネットワークにおいて、階層化されたサーバ/クライアントの上位から下位の階層
に向けて、マルチスレッドで複数同時に効率のよい確実な更新を実現する。兵庫県では専用のサーバを
立てプッシュ配信で定義ファイルの更新を行っている。新種のウイルス感染拡大などの情報を入手した
時は1日数度プッシュ配信することもあるという。
Symantec AntiVirus Corporate Edition
>Symantec AntiVirus Corporate
Editionは、高いウイルス検出機能、
自動更新機能、未知のウイルスを検出
する機能、そして優れた管理機能を
備えており、企業の情報資産を最新の
ウイルスから保護します。最新版の
ウイルス定義ファイルは、Symantec
Security Responseから迅速に提供。
サーバ/クライアントに対して共通の
定義ファイルを使用し、
アップデート機構
の自動化し、最新のウイルスにも迅速
かつ効率良く対処することが可能です。
Sym_兵庫県事例_A4ペラ 05.3.8 4:02 PM ページ 2
単独庁舎
パソコングループウェア
接続装置
浜坂
平成15年4月∼全面運用
本庁及び地方庁舎約170拠点
PC約12,000台
豊岡
村岡
八鹿
和田山
兵庫情報ハイウェイ
(27アクセスポイント)
朝来
佐用
LAN
山崎
上郡
柏原
福崎
社
三木
龍野
総合庁舎
パソコングループウェア
接続装置
篠山
西脇
姫路 加古川
明石
公共端末
三田
宝塚
西宮 伊丹
神戸
西神戸
西宮
AntiVirus Co
antec
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Sym
県庁WAN
eE
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導入事例 兵庫県 様
it i o
n
SSC:
管理コンソール
カーネギーメロン大学
情報大学院日本校
情報セキュリティ分野のリーダー養成を目的
とし、情報セキュリティ技術や情報技術の管
理および政策を総合的に学ぶカリキュラムを
SAV一次サーバ
設置。履修期間
(1年4ヶ月)
修了者には、カー
・定義ファイル配信
・警告管理
本庁
パソコングループウェア(電子メール・電子掲示板)
ネギーメロン大学情報工学修士−情報セ
キュリティの学位が与えられる。神戸ハーバー
ランドセンタービルにて2005年9月に授業開
接続装置
LAN
洲本
始予定。
各種サーバ
(グループウェア・WEB等)
インターネット
公共端末
LAN
公共端末
スパイウェア対策に向けて新バージョンを導入、Symantec Client Securityも視野に
「私物パソコンがネットワークに接続された際も、常設の管理されたクライアントPCへの被害は免れまし
た」
と強制更新によるウイルス対策の確実性を実感する津川氏だが、現在の課題はリスクマネジメントサ
カーネギーメロン大学
カーネギーメロン大学
(ペンシルベニア州ピッツバーグ市)
情報大学院日本校
(神戸ハーバーランドセンタービル17F)
イクルの次の段階としての個人情報漏えい対策の確立だという。
最新バージョンのSymantec AntiVirus Corporate Editionでは、スパイウェアやアドウェア、不正アクセ
スやハッキングの原因となり得るダイヤラーあるいはリモートアクセスツールなど、新たな脅威に対するプ
ログラム検出機能を持っている。現在、新バージョンの評価中で、まもなく導入される予定となっている。
「悪質なスパイウェアは個人情報漏えいの脅威となるため、早急な対策が必要。機能に期待しています」
(津川氏)
と語る。
シマンテックには、クライアントセキュリティ対策製品としてウイルス対策に加えクライアントファイアウォー
ルとIDSを備えたSymantec Client Securityを用意しているがこの製品については、
「現在のクライアン
トセキュリティ対策製品に満足していますが、新たな脅威への対策という観点からも、将来予定されてい
るクライアントPCの入れ替え時には、導入を検討したいと考えています」
(津川氏)
と今後を展望する。
情報セキュリティの人材育成の一環としてカーネギーメロン大学情報大学院日本校を開設
“情報セキュリティ先進県ひょうごの実現”に向けて、県庁においては情報セキュ
リティ監査によるリスクマネジメントサイクルを構築する一方、市町への技術支援
や職員に対する情報セキュリティ講習などを積極的に展開。自治体および全県
的な情報セキュリティ対策を推進している。その中で情報セキュリティの人材育
成の一環として、コンピュータサイエンス分野で権威ある米国カーネギーメロン大
学の情報大学院日本校を設置し、情報セキュリティの高等教育を展開していく。
「全国的にも情報セキュリティの人材が不足していることを踏まえ、情報セキュリ
兵庫県企画管理部
教育・情報局
情報セキュリティ課長
ティの高等教育機関を設置しようという結論を得て、コンピュータの世界でトップ
多田 昌史氏
レベルのカーネギーメロン大学情報大学院日本校を開校し、今年の9月から授業
開始するものです」
(長棟氏)
情報セキュリティに特化した高等教育機関を自治体の旗振りで設置することにより、情報セキュリティ分
野のエキスパートを育成することを基盤に、情報セキュリティ研究機関の集積、あるいは情報セキュリティ
ベンチャーの起業といった産業育成につなげていこうというものだ。
「企業も人材も関心を持って集まってくるためには、世界最高水準の教育機関を設置することが大切と考
え、米国ピッツバーグ本校の情報工学系と公共政策系の科目のいいところ取りした学際的なカリキュラム
を準備。情報セキュリティ先進県の実現と情報セキュリティ産業の育成の起爆剤にしたいと考えています」
(企画管理部教育・情報局情報セキュリティ課長 多田昌史氏)
。
株式会社シマンテック
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1
渋谷インフォスタワー17F
お問い合わせ先
コーポレートカスタマーサービスセンター
電話受付時間:月∼金 10:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日・年末年始を除く)
電話:03-3476-1426
FAX:03-3476-1159
*Symantec、SymantecロゴはSymantec Corporationの登録商標です。その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
*製品の仕様・価格は、都合により予告なしに変更することがあります。本カタログの記載内容は、2005年3月現在のものです。
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CSHYOGO-na-001
www.symantec.co.jp
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