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新たなシカ管理に向けて

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新たなシカ管理に向けて
ISBN 978-4-905304-31-9
ISBN 978-4-905304-31-9
農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
「林業被害軽減のためのシカ個体数管理技術の開発」研究成果集
農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
「林業被害軽減のためのシカ個体数管理技術の開発」研究成果集
新たなシカ管理に向けて
新たなシカ管理に向けて
九州のシカ密度分布図
デコイを探査する野生ジカ
囲いワナ内のシカを
ライフル銃で狙撃する
九州のシカ密度分布図
デコイを探査する野生ジカ
囲いワナ内のシカを
ライフル銃で狙撃する
編集者:近藤洋史 (森林総合研究所九州支所)
八代田千鶴(森林総合研究所関西支所)
松浦友紀子(森林総合研究所北海道支所)
編集者:近藤洋史
(森林総合研究所九州支所)
小泉
透
(森林総合研究所)
八代田千鶴(森林総合研究所関西支所)
松浦友紀子(森林総合研究所北海道支所)
独立行政法人
森林総合研究所
小泉
透 (森林総合研究所)
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1番地
独立行政法人 森林総合研究所
編集・発行〒305-8687
:研究コーディネータ(
生物多様性・森林被害研究担当)
茨城県つくば市松の里1番地
発行日
:2014年2月1日
問い合わせ先:編集刊行係
編集・発行 :研究コーディネータ(生物多様性・森林被害研究担当)
:029-829-8135
発行日電話 :2014年2月1日
e-mail:[email protected]
問い合わせ先:編集刊行係
電話 :029-829-8135
*本誌掲載内容の無断転載を禁じます。
e-mail:[email protected]
<この印刷物は、印刷用の紙にリサイクルできます。>
*本誌掲載内容の無断転載を禁じます。
<この印刷物は、印刷用の紙にリサイクルできます。>
shika-hyo-cs6.indd
1
森林総合研究所
3
12(森林
発
6)
森林総合研究所
3
12(森林
発
6)
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コル
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
【新たなシカ管理のための計画技術】
シカのたくさんいる場所はどこだ?
-広域空間スケールにおけるシカの生息密度分布-・・・・・・
2
剥皮被害木からシカのインパクトを調べる・・・・・・・・・・
4
【新たなシカ管理のための捕獲システム】
視覚、聴覚刺激を利用したシカの誘引・・・・・・・・・・・・
6
シカの行動を制御して効率よく捕獲する・・・・・・・・・・・
8
ール
の
性
用の
コル
ールの
( イデ ク ラ
の ナ
リー ー)でシカの
コル
ールを
法(
、EIA法)に
ま
。 の
の で
関
(図1)、 用 ナ
リー
る 用性
ま
。
、
く
、シカを
する人道性を
できるこ
ラ リー
、
、
の
ーのシカに
るEIA法に
に
ま
森林用囲いわなと銃器を組み合わせたシカ捕獲法・・・・・・・ 10
図1
ナ
リー
ー
EIA法
で
の
関性
森林用ドロップネットで効率よくシカを捕獲する・・・・・・・ 12
る
:
狙撃法で
:森林用
シカ
ネ
に
シカ
に
シカ
の野生 物では、
の
・
までに
の
こで、
に
を
で
、
きに
コル
ール、LDH、CKを
こ 、
10
合で
に
は
ませ で
(図 )。
、
に
を行
く
、
内
の
で
ば
の
性は
る
ま
。
の
紙
ーカー
物を
合
するこ
性
に、
の
用
する
性を
を
苦痛ストレスの定量測定による捕獲手段の評価手法の開発・・・ 16
人道性
の
【新たなシカ管理のための評価手法】
シカ捕獲の効果を評価する・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
の
る
の
性
合 多く、
ます。
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
-0.2
-0.4
-0.6
-0.8
-1
図
の
の関
・
する人道性の
は、
くは
く
ませ 。
本研究では、シカを
できま
。この 法の
に
、
、
に
する者
の人道性に
に じ
を
くは
するこ
を
すこ に つ
ます。
の
する
は、
断に
する
・
分
物
い
行わ
法を
法の
に
ます。
市
に
17 17
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2
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はじ
に
による
な
し
な
な
の
な
の
による
下
に
による
なるの
より
の
の
に
上の
に
に
数の
な
に
な
に
るた
り
平成22
る
)
し
した
の
発
に
な
のた
数
のた
の
るよ
に
発
数
捕
な
なる
な
に
発の3
数
のた
るた
に
要
り
る
る
る
し
数
に捕
り
に
の
数
るた
発し
な
た
に
な
の
の
により
に
る
の
した
時
発
の
数の
間
により
の
のた
し
のた
GISの
な
時間
率よ
した
捕
に
なるPDCA
のみ
した
所
発し
に
の
した
安
し
捕
にし
し
の
(Act)
数
し
る
る
の
わ
る
に
し
発し
み
成
のた
の
し
発
分
数
しな
に捕
発
発
発
の
発
数
り
の
の
発
たな
発
他分
の捕
な捕
の
(Check)
る
たな
要な
の
(Do)
より
に
の捕
の
に
による
数
の
(Plan)
の
25
の
し
し
の
た
(
のた
その
捕
し
な
のよ
し
る
た
時に
安
し
な
の
り
な
より
な
た
た
した数
の
し上
平成26
2
所
1
1
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1
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シカの
シカの
く
いる 所は こ
く
所は こ
ールに いる
るシカの生
密度分布
ールに
るシカの生 密度分布
研究担当者:森林総合研究所九州支所
森林総合研究所
研究担当者:森林総合研究所九州支所
森林総合研究所
近藤洋史
小泉
透
近藤洋史
小泉 透
研究の イ
研究の イ法を用い
を
に
年度のシカ生
法を用い 密度分布 を
に
県
い
ールのシカ生 密度分布の
年度のシカ生
密度分布
県 い
ールのシカ生 密度分布の
研究の
い
研究の
近年、シカに い
る森林被害
いる
、 道 県ではシカ
の近年、シカに
の
る
を
る森林被害 法を
いる
、 道 県ではシカ
います。多くの
では、法を のる に
い
年の をを
の
の
を
する 法 では、 きまの
、
者
います。多くの
に
い
年の いる
を
でき
いこ
多く
きま
。シカ
この
を
する 法
きま
、
者
いる
に、
く い生 できいるの
すこ
でき
いこ を多く
きま ば、
。シカこでこの
に
ば
い を を すこ
に せるでき、ば、い人こで
で
に、
く い生
いるの
に を行 こ ばできます。
い を
に せる
、
い人 で
を行 こ
、
、、
所
、
所
できます。
研究内容
1 研究内容法を用い
密度分布
1こ までの生法を用い
を
に
では、地図
に すシ
を
に
ル ークの
き
所の生 密度を
す 法に用い
きま
(図1)。
こ に
までの生 査
密度分布
では、地図
すシ
ル ークの
こ
い い 密度を
所では、シ
ークを きま
すこ
でき
き に、 査 査 所の生
す 法ル用い
(図1)。
いこ 、、に査
こにシカル の
いるの
い いまい、
所では、シ
ークをに分布
すこ
でき
を
すこ
はできませ
で
。
こで、地
で
用
いる
い
、 に
まい、 こにシカ
の
に分布
いるの
法を
用す
ば、
査地
のデータを
に
く
る
を すこ はできませ で
。 こで、地
で 用
いる
にシカ生
地 を
できます。
法を 密度を
用す ば、 査地 のデータを
にいくこ
く る
ま
。
のにシカ生 密度を
い 法を 用
シカ生地密度分布を図2に
を
いくこ
できます。
の
い 法を
用
シカ生
密度分布を図2に
年度のシカ生 密度分布の
シカの生年度のシカ生
密度分布の に密度分布の
る生 密度 査は、
2
ま
。
に
で密度
に
査年
で密度
年度のシ
査年
い
、
県内 にをる生の密度 クに分
、
の
シカの生
密度分布の
査は、
査を
合
、
県内に
い
い
、いる県内
をます。
の の クに分
、
の
る
、
の分布
を
でき
、県
ルでの
査を
いる 合
ます。 の
、
県内に い
カ生 密度分布を
するこ
は
で
。
こで、
県を 年度のシ、
る 、
の分布
を
でき 、県
ルでの
害
の
、
年度のシカ生
カ生 密度分布を
するこ
はを で
。 こで、
県を 密度の 、
分布を害す
を の
、をの分布 、を 年度のシカ生
ま
(図3)。
密度の
分布を す
を
、 の分布
を
ま
(図3)。
2
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ールのシカ生
密度分布
、 道 県 シカ生 密度 査を行
いる
、シカ生
の
き
県 で
する い
生じ います。ま 、
図2 図3
、県
で、シカ生 密度の い地
います。
、図2 図3では、
県のシカ生 密度分布の
、
のシカの
を
するこ は
で
。 こで、九州地 のシ
カの生
いる県 をま い
のシカ生 密度分布を
ま
(図4)。この図に
、
ールでシカ生 密度の
を
するこ
、こ まで
に近県 の
の 、
の
を
するこ
できる
わ ます。
図1
図3
シカの ークを 用
1999年度
県シカ生
県の2005年度
シカ生 密度分布の
図2
密度分布
2007年度に
い 法に る
1999年度
県シカ生
る
図4
の
用
密度分布
九州地
の
シカ生
はシカの生
密度分布
を す
・
シカ生 密度
を
するこ に
、関係する
に
ます。ま 、シカ生 密度
は、被害の発生
ー
の
に
森林所 者に
、
の
す。シカ生 密度は、
に
ますので、
こ
です。
で
を
するこ
すいシカ密度の い
性を
する
で
に
タリ
容
所を
用で
いく
3
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3
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被害
被害
シカのイ
シカのイ
研究担当者: 野県林 総合
野県林 総合
研究担当者: 野県林
野県林
ター
田
ター
小田
小
ク を
ク を
研究の イ
研究の被害はシカ密度
イ
い
く る
、
で被害 い の
被害はシカ密度
く るる
性
くシカ密度
ルの
、は
で被害
の
る
性
くシカ密度
ルの
研究の は い
研究の
いの
シカに る 林
被害は、
の
で被害を
る
る
にできる
にできる
、被害
に
、 林 いの 合は被害は、
に る き の
問 です。被害
を
るに
シカに
る
で被害を
、被害
は、
被害の発生
、シカ密度
の被害発生の関係、
に
、
い 合は
に る き 問
です。被害
を
るに
被害
立
に
す
を
にするこ
です。ま
、
に
は、
被害の発生
、シカ密度
の被害発生の関係、
、シカ密度 被害
ルの関係を
被害 立 シカの
に
す をを
にするこ
です。ま
、
に
にでき シカの
ば、 の 所に
シカの
こ
す
き被害
の
を
、シカ密度 被害
ルの関係を
を ば、
るこの できます。
にでき
所に
シカの
こ
す き被害
の
を
るこ
研究内容
1 研究内容
被害の
できます。
1 野県のシカ
被害の 被害は、シカ 生 する
4
地 で
生を
に
被害(被害は、シカ
こす を
) する
発生
いま
1)。ま
野県のシカ
生
地 で(
生を
シカのに
害は、 こす
物
すい3 1)。ま
6月に多
被害(
を い ) 発生
いま
(
く発生
いま
の
は、
シカの
害は、 。物 被害に
い る 林 の
すい3の 6月に多
ではカラ
では る 林
害での
く の
行
いま
く発生
いま 、。
被害に
の
は、
( 1)。 の
、カラ
に
ではカラ
、
では 林では、被害
害で
く に
行
いま
する( 1)。
を
る
るこ 林では、被害
わ
ま
。
の
、カラ
に
に
する
を被害を
る
わ
ま
。
る るこ シカ生
の関係
シカ生 被害を
密度
く るる
の
害
(図1)。
シカ生
の関係いま
は、密度
の 林く る
に
性害 く、
林
の で被
シカ生
の
いま
(図1)。
害
ルの の 林
る
ま性 (く、
2)。ま 林、 のに で被
る
は、
に
の
、ササ る
の 害 、 ま
林
害 性 ルの
( の2)。ま
、の に性 る
で被害、ササ
ルのの 害 、
にできるこ の わ林 ま の ( 性
3)。
性
の
シカの で被害 性は、
でにできるこ
く の
ルの
わ の立ま サイ( 3)。 、
すいこ
ま の立
(図2)。シカ密度の
シカの い立
性は、
で く の
サイ
、
多 をい立
査する
の
のシカ
クシー
を
すいこ
ま
(図2)。シカ密度の、
は のシカ
法での生 密度クシー
。、
多 行を 査を
査する 、の 査
をま
行
査を
、
査
は
法での生 密度
ま
。
4
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4
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数
カ
1
9. 4-16 . 0c m
5-11
30-6 0c m
4. 2 -2 6 . 2 c m
10-2 1
30-50c m
2 2 . 2 -2 7. 8c m
1-4
50-150c m
8. 4-17. 2 c m
0-10
0-80c m
4. 5-8. 5c m
5-7
5-2 0c m
の
査
の
(c m
1
(
害
野県
カ
)
2
3
に け
林
(a)
の
の
(b)
カ
カ
・1
1
0
1
0
1
14
5
6
U
p<0.10
害05
p < 0.
U
3 カ に け
2
0
17
13
0
1
1
0
5
14
被害 の
p < 0. 05
)
カ
1
2.18
3.42
2
3
0
3.92
7
13
4.45
・
U
の
p<0.10
6.78
8
7.15
9
7.27
10
8.04
11
5.80
被害
)
の 12
の
1
用
2.18
30-6 0c m
10-2 1
30-50c m
2 2 . 2 -2 7. 8c m
1-4
50-150c m
8. 4-17. 2 c m
0-10
0-80c m
4. 5-8. 5c m
5-7
5-2 0c m
食害
16
14
12
10
8
6
4
2
0
図1
6
7
4.90
5
(10 査地
の
数
数
3
・
U
(10 査地
(c)
カ
63
の
5-11
4. 2 -2 6 . 2 c m
な
新
2
16
14
12
10
8
6
44
22
00
4
6
食害
8
の10
な
な
新
新
22
16
14
の9.56
図2
12
10
8
6.78
6
を 7.15
用
査は、 4
用 7.27で、ま
法2
、被害
を
するこ0
の
44
66
88
の
被害発
10
10
9.02
・
7
な
新
林
数
カ
4
林
(b)
カ
2
・
)
9. 4-16 . 0c m
図1
数
( 野県
(c)
2
カ
(a)
数
の 3.42
のシカ
害 で
でき いカ シカ
2
8
所 に生3.92 する地
で
の生
査
でい
3
9
い地 で生
を
に 用できます。 用 の
4
4.45
10
8.04
8
10
、 査 の
を
すくする
に、
の2 い 4 を 6
の
9.02
5
を 4.90 るこ 11
ます。
被害
被害林分の
いでは、 じカ
6ラ
5.80
の被害で
、 12
する林 9.56
、被害発生 図2の
年
を の
、
林
被害発
を
合わせるこ
です。
の
用
・
5
の
のシカ
を 用
査は、
害 で
でき いカ シカ
所 に生 する地 で
用
で、ま
法
の生
査
でい
い地 で生
を
、被害
を
するこ に 用できます。 用 の
、 査 の
を
すくする
に、
の い
を
の
を
るこ
ます。
被害
被害林分の
いでは、 じカ
ラ
の被害で 、
する林 、被害発生
の
年
を
、
を
合わせるこ
です。
5
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5
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、
、
を 用
を 用
研究担当者:
州
田
研究担当者:
州
田
シカの
シカの
研究の イ
研究のジカを
イ
する
すい する
所にシカを
ジカを
シカの行すい 性を
用
所にシカを
シカの行
性を 用
研究の
い
研究の
い
に
のに
を
の
を
ジカの分布 の
の
に
生に ジカの分布
被害を の います。この の 被害
に
の
に
を
す
ジカを
生に
被害を
います。この
被害
こ
です。
こで本研究では、
の
に
を
す ジカを つ
法の 発をです。 こで本研究では、
、シカに
る
こ
つ
を
。
法の 発を
、シカに
る
を
、
、
林
の1つ
林
の1つ
にシカを
を用い
にシカを
を用い
、
を行、
する
を行
する 法
法
。
研究内容
1 研究内容
シカの
(デコイ)で
性の 物で るシカに、
の
シカの
(デコイ)で
1
査行 性の 物で
行 をるシカに、
せるこ
査行 できま 行 。ま
を 、デコイを
せるこ
の できま 行 。ま
を発 、デコイを
せるこ
所に するシカの
を く
の
行 を発
せるこ
所に するシカの
を く
6
いるこ を
せ、
探
で、デコイ
所にシカを
の
いるこ を
せ、 するこ
探
(
)
するこ
で、デコイ
で
で、デコイ
所にシカを
するこ
でき
、デコイの
用は
( こ)
するこ
で、デコイ
で
ま
。
でき こ
、デコイの 用は
ま
。
デコイに
探査行
を
す野生ジカ
のデコイの
で
する野生ジカ
デコイに
探査行
を
す野生ジカ
のデコイの
で
する野生ジカ
6
shika-p01-16-cs6.indd
6
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様
:立
(
のデコイ
:
; :
ジカの
立
つの
せ
)
のデコイを
きの
(Agonised call)で
の ジカは、 つの
発 を ます。Rutting whistle( の
き )の
は ジカです。
、Agonised call (
: る
き )の
は
内に
する ジカです。
の
を
White noise
を
、 ジカは
を す デコイを
。本研究では、
を
ジカの
を 用 ま
。
ま
100
80
60
AC
40
20
5
AC
に
0
発
を内
の
せ
い人
の
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112131415
数
デコイ
で
物で
るシカは、
を
、
ます。
、
物を
シカ
です。本研究では
、シカ
シカを
するこ に
ま
。
の 所
する 所を
すい
の い 所で
するこ は、
の人
を
い
、
0.6
9.0
の
た
15
9.0 の
た
人
果
に
の
に人
の
用
を
する
ジカ
・
林地内で用いる 合、
い
地で行
地で行
合、林
す る
ジカの
を用いる 法は、
にの
500mです。人
を用いる 法は、
リ
の 、
はでませ 。
です。ま
ます。
です。ま 、
囲の 生
、林地に
く
囲は
いる
7
7
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7
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18:52:20
シカの行 を
シカの行 を
く
く
する
する
研究担当者:森林総合研究所関西支所 八代田千鶴
森林総合研究所
小泉
透
研究担当者:森林総合研究所関西支所
八代田千鶴
森林総合研究所
小泉 透
研究の イ
研究の イに るシカの行
銃の 用 に るシカの行
日 に
を
する
銃の 用シカを銃
日 に
に
を に狙撃
する
シカを銃
に
に狙撃
研究の
い
研究の
い
近年、
にシカの
、
ラ を
にラ を
に
物被害
で く
の
害 近年、
い
林 被害
います。この
にシカの地で
、
物被害被害を
で くする の
に、シカの
い
を
の
布 シカ
い
の
害 い
林 被害
地で
います。この
被害を
する
の
きま
。
の 法は き
に、シカの
い
を
の、こ
布 シカ
い コ
の
る の、 こにで
できるわ
では
ませ
。ま
、林
では生
きま
。
、こ
の 法は き コ
シカの生
地
いるので、被害の
には
る では生
る
、 こにで
できるわ では
ませ 。まに 、林
、こ まで
を担
き には者の には る する
です。
シカの生 ます
地
いるので、被害の
こで、シカに
います。
ます る被害
、こ までの を担
き い 者の の
は 発を
する
です。
こで、シカに る被害
研究内容
1 研究内容
法の 発
1銃の 用法の
8
の
い
の 発を
います。
日 まで)シカを
する
に、
に 銃の 用
に 日じ (日
所に じ人
じ
に
の する
を く に、を
日 まで)シカを
、 に じに 所に
る じ人 を じ用 にシカの行
に
の を くを をま
。 の
、
にシカの
を を するこ
できま
(
1)。
、
に る
用
シカの行
を
ま
ま 。、この
法では、
シカの
集
するこ
い
の
、
にシカの
を
するこ
できま
(
1)。
ます(図1)。この
に
ま 、この 法では、 法を用い 、 シカのに
集 シカを銃
するこ
い
に狙撃する
狙撃法を
発
、
人
で
く
するこ
に
ます(図1)。この
法を用い 、
に
シカを銃 に
ま
。この
法は、
の
囲内での
に るこ に 、
に狙撃する
狙撃法を 発 、 人 で
く
するこ
地
シカの 法は、
に
いる
います。 に るこ
ま
。この
の 囲内での
、
地
シカの
に
いる
います。
に
する
い に
では、シカを
発 に
き せる
で
する
す。 い
は、シカの
の
では、シカをる 発 に
き物 せる い 合
で
に
用でき
く
合に
く
ます(図
)。
、イ
シシの
す。
は、シカの
る
の
物
い 合
の野生
物
くる
(
)、
ま
に
用でき く
合に く
ます(図 )。
、イ は
シシの
ます。 の野生
の
、
を
きは、この
所を
るこ
物
くる (
)、
ま
は
です。人の
を
まいますので、
は
に立
ます。 の
、
を
きは、この
所を
るこ
い
の
です。
です。人の
を
まいますので、
は
に立
い
の
発日 (日
です。
8
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8
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1
を い
に る
のシカの
(9:50)
、26分 (10:16)に野生のシカ
発
に
な
6/15
16
17
のシカ
18
数
19
20
21
22
23
開
25
26
数
の
果 の
成果の
24
27
に集
シカの
に
食 の
た
シシ
・
シカの行 を
する
に る 密狙撃を
合わせ
法を
に い
い
(
こ
は、
法に銃
わ を用い
に る被害
の
に
ラ
森林
き
を
に
の40
を
でいきます。
ま
、
50 )を
合わせ 、
。この
法に銃
林での
ま
。
地 での
9
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9
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18:52:22
林
林
な
な
たシカ
たシカ
研究担当者:森林総合研究所北海道支所
研究担当者:森林総合研究所北海道支所
松浦友紀子
松浦友紀子
研究の イ
研究の
囲いわイ 銃 を
合わせる
シカを
囲いわ
銃 を する
合わせる
法する
シカを
法
研究の
い
研究の
い
に
シカの学
に
に
て
に
て
に
シカの学
に にて
に
て
に
な個体数
に
な個体数
な
のため
数
シカ 減
に
のため
数 の シカ 減
に
シカの
に
て
た
の
シカの
に
て たな
た
な
な
数の
な
数の
なに
な
なに
て
て
た
研究内容
1 研究内容
森林用囲いわ の
に囲いわ
を
1 森林内に
森林用囲いわ
の
する 法を
ま
。す わ 、立
を 用するこ に囲いわ
で支 を を
、ま 法を
立
をつま
ワイ わ
ーにカラ
森林内に
する
。す
、立
ナでネ
を
るこ
で、
を容
ま
(図1)。
を 用するこ で支 を
、ま 立
をつ
ワイ ーにカラ
を
するこ
を
、
で
に
せる
を
ー
ナでネ
を
るこ で、
を容
ま
(図1)。
用 まを 。 、
を
するこ
で
に
せる
を
ー
銃 に
る
用 ま
。
なに
シカに
て
の
た
銃 に る
の 果
な の発 に シカに な ての 個体
て
た た な
なに
の
の 果 なな の発 に 個体 な の 個体
てた
たの な な
に
に
たの
な
個体
た学
の
な
に
た
た に
て
学
たの
に
に
学
たの
た
て
な
た
に
た
た
て 学
たの に
わ て
サイ のな
囲 100m
わ
サイ のの なの
た
た
個体
個体の
な
100m
の なの
個体
に係る 個体の くな ます 、1 当
1分 度で
シカ
て
に係る に
く
ます なの
、1 当
1分に 度で
シカ
に
なの
に
て
囲
10
た
わ のた
( わ
1)、
の
( 1)、
10
1
shika-p01-16-cs6.indd
10
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図1
立 にワイ
囲いわ 。
ー
カラ
ナを
用
図
図
1
囲いわ
な
なの
いわ で
内に
シカ。
に
た
に
100m
、銃 を用い に
銃器による止刺し
その他
1
2
け 発 成
の 果
。
1
た の
めて
た
、囲
発砲成功率
(捕殺数/発砲数)
1頭当たりの
平均捕殺所要時間
わな周囲長100m以下
75%
1分56秒
わな周囲長100m以上
76.5%
2分52秒
追込み+麻酔+安楽殺*
-
20分37秒
麻酔+安楽殺**
-
29分51秒
で
に小
ー に い
100m
** い ま に囲い 内で
銃を用い
100m
を 用。
用
に
100m
* 囲いわ
の
囲い の のシカをライフルで狙撃する様子。
立を 用
、わ の
撃
に る
に行
。
で
の
の
に
3
に
1
の
。わ
。
サイ
な
は
囲
・
わ
でシカの行 を
る
、行
(囲い
銃 に る
は
で 先 に
するこ
の き
シカに い
するこ で、
つ
地 での
法
で、
)
こ
法
狙撃
用
物は
を
に
するこ
で
、ま
の る
の
に つ
ます。発
所
で るこ
、銃の 用
ます。
いる
ます。囲いわ
、
を
ます。 くに
、
を
いる
11
11
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11
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森林用
ネ
森林用くシカをネ
くシカを
で
で
する
する
研究担当者:森林総合研究所関西支所
史
林
ター
、野
研究担当者:森林総合研究所関西支所
史
森林
林
ター
、野
友
西
森林支
森林総合研究所
小泉 透
支
友
西
森林総合研究所
小泉 透
研究の イ
研究の イ
イ
でシカを
イ
は 9 でシカを
、
は 9 日、
は4人で
は4人で 日
研究の
研究の
シカの
、
、
する
する
は 20kg
は 20kg
い
い
・
を
く
・
を
く
分布
るにつ
、森林・林 に
るシカの
に
きま
を
分布 。多くの
るにつ でシカ
、森林・林 に
被害はい
。
、銃
を用いる 法は
る
に こ に
きま ませ
。多くの
でシカ
を
する
人、銃 を用いる
に
います。
被害はい く、
こ に ターの
ませ 。
法は
総合研究所では、被害
で、
する
く、
ターのき いる森林・林
人
にの
います。
を せ 、 にで
できる
を の発 ま
総合研究所では、被害
き いる森林・林
で、 。
を
せ 、
にで
研究内容
研究内容
被害
で林
できる
を
発 ま
被害
き
います 、
被害
き
ターに
います 、
こで、森林
ターに
こで、森林
。
シカを
できる
に
用でき、
シカを
できる
、森林の で い すい
の
いわ を
被害
で林 で
、森林の
で 発
い ま
すい 。
で
に 用でき、
の いわ を 発 ま
。
・
を く本 の
は 9
、
は 20kg、4人い ば
日 は1日、
は4人で
・
を く本日でできます。
の
は 9
、
は 20kg、4人い ば
日 は1日、
は4人で 日でできます。
ワナ1 を
せ
合の1日
は0.60
ま
。こ
まで
の
(
1日
)
ワナ1のをる わせ
合の1日
は0.60 0.40 ま
。こ
いこ
分
ま
。
まで
の る わ
の
(
1日
0.40 )
いこ
分
ま
。
ワナを
ままで の
く い
の
ワナを
ままでで、
の
く い
の
で、
12
を
・
を
・
い、シカ
の
・
の いの
い、シカ
・
の い
物を
できます。
物を
できます。
12
1
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12
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18:52:25
小
、
、
容
森林用
ネ
を
発
(1)ネ
(
(
狙
の
サイ は10×10m、
・
を く本 の
は 20kg、
は 9
、
は4人で1日、
は4人
で 日。
)立 を支
するこ で い
の支
を
する
を
。
)
の ワナの1.5 の
を
。
を
(1)
( )
(
こ
で
カ ラを
するシカを
を
す。
)
はネ
、シカを
、
で
の
で
に
い。
る
(1)人 、
、
地 近くに
、
銃
くく ワナ
い 所
で
する。
( )
の
ネ
を
に
する。
( )林道
道
ば、
行を
害
い
に
、
の
用
。
の
この
用
・
法は、 い
するこ に
、
は 分に
でき いるこ を
1カ所
のワナを
できるシ
を
に
ます。
に
に
の
(
する 、
ます
)するこ
に
の
い
、 用
です。
用
13
1
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13
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18:52:26
シカ
シカ
の
の
研究担当者:九州
森林総合研究所
研究担当者:九州
を
を
する
する
研究
小泉 透
研究
森林総合研究所
小泉 透
研究の イ
研究の
シカ イの
性
シカ
の
性
を
するこ の
の
性
を
するこ の
研究の
い
研究の
い
シカに る森林被害の
に
、
性
性
シカの
地で行わ
います。
、 こで、 の
シカに る森林被害の
に
、
シカの
シカの
被害
るの 、
シカの
地で行わ
います。
、 こで、 の
るの 、
するので
ば、 のく いの
を
シカの
被害
るの 、
シカの
ま
いませ 。こ
の
を
に
るの 、
するので
ば、 のく いの
を
の い
法を 発するこ
できる
ます。
ま
いませ 。こ
の
を
に
の い
法を 発するこ
できる
ます。
を
する
の
にシカを
する 、
を
する
の
被害は の
す
にシカを
する 、
するの
の
は
被害は の
す
するこ で、
するの
の
は
するこ で、
研究内容
1. 研究内容
の
( 法)
撃 度の
の ま林でシカの
(
法)
(図1)。この集
九州
1.
を3
い 所で2011年4 10月に
リ
の
を い 20カ
九州
林でシカの 撃 度の
い 所で2011年4 10月に
所に
を20本 つ
、5月
年3月まで 害の 行
を 月
を3
ま
(図1)。この集
リ
の
を い 20カ
ま
。ま 、
地 のシカの
を
カ ラで
ま
。
所に
を20本 つ
、5月
年3月まで 害の 行
を 月
の 害
シカの
度を2010 2011年(
)、2011 2012年(
ま
。ま 、
地 のシカの
を
カ ラで
ま
。
)、2012 2013年(
)で
ま
。
の 害
シカの
度を2010 2011年(
)、2011 2012年(
)、2012 2013年(
)で
ま
。
図1 ライ
で囲
14
図1 ライ
で囲
サ
囲
サ
囲
に
集
に
集
るシカの
リ
るシカの
リ
撃
図2
2
の
害
(2010年)
図2
2
の
害
(2010年)
(1km2)。
撃
(1km2)。
14
1
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2. シカに
る
害
集
ま
リ (図3
(図3a)、
を行わ
では
の被害は
に被害は
に
ま
の
)では、
の
には
(図3
は
害本
は
3. シカの
の
る
に
は
で
る
図4 シカの
(C)
の月
リ
の
)
(1km2)を す。
10月にシカ
に
いま
の
度は 1/5に
ま
(図4b
(図4c)
に
る
度は い
度は く
ませ で
。
用
(b)
度の
に
いこ
ます。シカの
にい るこ
に
すこ
(図3b
)。
(図3c)。 リ
の サ
する
は5
(a)
。
害を
度の
リ (図4
)では、
(図4 印)(図4a)、
)。
に 度は
ま
ままで
。 リ
では 年を じ
シカの
できま
い を
ま
ま
に
本の
(
の
<0.56kmは集
す。
集
の
に
の
(b)
害を
に
65
じ
のの、
印)。
(a)
図3
にす
に
る
は
で
る
す。
(
の
の月
<0.56kmは集
(c)
の
)
リ (1km2)を
す。
・
を
するこ で、
の 害
シカの
度を
せるこ
害 の
は1年 度で
ま
、シカの
度は、 の
ま
。こ
のこ は、
るシカの
被害の 小は
を
ます。ま 、 の いは 所
に
る で
を
する
に
を
く
に行 には、 の地 の 性を
です。ま 、
は、 の
を
、
を の
ます。
15
1
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15
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の
に る
の
苦痛ストレスの定量測定による捕獲手段の
の
に 発る
る
の
の
の
法のに
法の 発
発
法の
評価手法の開発
研究担当者:
用生物
研究担当者:
用生物
研究担当者:岐阜大学応用生物科学部
研究担当者:
用生物
鈴木正嗣
研究の イ
研究の
イ
研究のポイント
研究の
イ
に関わる
人道性
の
の 法を
に関わる
人道性
の
の 法を
法を
法に 人道性
る 人道性の
の
を
捕獲に関わる「人道性検証」のための手法を提示
に関わる
の
法に
る
人道性
の
の
を
物
に
の 人道性
人道
に関わる
各捕獲手法における「人道性向上」のための留意を喚起
法に
る
の
の
を
物
に
の 人道
人道
に関わる
動物愛護に向けての「人道的配慮」に関わる説明責任
物
に
の
に関わる
研究の
い
研究の
い
研究のねらい
研究の
い
物
物に い は、
ーカーの
に る
研究 発 物に
、 い
物のは、
に
で人道 に
を行
物
物に
い
は、 を
ーカーの
に る
る
物
ーカーの
実験動物や産業動物においては,各種ストレスマーカーの定量によるスト
性 研究
は、野生
物の
分の
研究 発
発 います。この
、 物の
物の
を
に
で人道
を行
、
を
に
で人道
を行
レス評価研究が発展し,動物の苦痛を客観的に捉えた上で人道的配慮を行う
に 性
つついます。この
ます 、
ジカ(
、シカ
)に 分の
性
います。この
は、野生
物の
分の は、
は、野生
物の
必要性が定着しています。このような配慮は,野生動物の捕獲や殺処分の際
法
は
いの
です。 こで本研究では、
にの
つつ
ます
、 い ジカ(
ジカ(
、シカ
)に
は、
に
つつ
ます
、
、シカ
)に
は、
にも求められつつありますが,ニホンジカ(以下,シカと表記)に対しては,
シカの
分に
る人道性の
を行
の
つ
の
法
は
い いの
いの
です。 こで本研究では、
こで本研究では、
の
法
は
い
です。
その具体的方法や基準は示されていないのが実情です。そこで本研究では,
コ
法の
発
を
ま
。
シカの
分に
る人道性の
を行
の
つ
シカの
分に
る人道性の
を行
の
つ
シカの捕獲や殺処分における人道的性の評価と検証を行うための「簡便かつ
コ
法の 発
発 を
を
ま
。
コ
法の
ま
。
低コストな手法の開発」を目的としました。
研究内容
研究内容
1 研究内容
シカで 用 人道性
ーカーの
( 人道性
)に る ーカーの
に
を狙撃
1 シカで
シカで 用
用
人道性
ーカーの
1.シカで有用な人道性評価マーカーの選択
1
き「平穏な状態(採食中)にある時に頭部を狙撃され即死した個体」と「巻
に
子
の)に
の で、
(
)に をる
る に
に でを狙撃
を狙撃
(
コル に
度
生
性 で
ま
。 の
の で、
、
き
に ール 子
子
の
を
でを
の
で、
き
の
を
き狩りにより勢子からの追跡を受けた後で射殺された個体」との間で,血清
コル ール
ール 度
度、
水
コル
ール
度
生
性
を LDH)、ク
ま
。 の
の ナー
、
コル
生
性
を
ま
。
、
コルチゾール濃度と各種血液生化学性状値を比較しました。その結果,血清
(
、CK)
、
き
の
で
に
いこ
ま
コル
ール 度、
度、
水
LDH)、ク
ナー (
コル
ール
水
LDH)、ク
ナー
コルチゾール濃度,乳酸脱水素酵素値(以下,LDH),クレアチンキナーゼ値
1)。こ
の で
の
くは
人道性を
(
、CK) の、
、 き
き は、
の
で
に いこ
いこ
ま
(
(
、CK)
の
に
ま
(
(以下,CK)が,巻き狩り個体の方で有意に高いことが確認されました(表
する
で
用
ーカーに
る
ます。
1)。こ
の
は、
の の
の
くは
人道性を
1)。こ
の
は、
の
くは
人道性を
1)。これらの測定値は,捕殺の際の精神的もしくは身体的な人道性を評価
する で
で 用
用
ーカーに る
る
ます。
する
ーカーに
ます。
する上で有用なマーカーになると考えられます。
1
狙撃
き
で
コル
ール、LDH、CKの
頭部
撃個体
巻き
狩
測定項目
狙
1 頭部狙撃個体と巻き狩り個体で測定された血清コルチゾール,LDH,CKの数値
狙撃
き
で
コル
ール、LDH、CKの
表1
1
狙撃
き
で
コル
ール、LDH、CKの
り個体
例数
平均±標準偏差
例数
平均±標準偏差
血清コルチゾール
17
1.83±1.49
11
5.21±2.56
LDH
12
912.83±209.79
7
2,244.42±769.07
CK
14
236.21±144.58
8
1,808.38±643.82
16
16
16
1
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コル
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
【新たなシカ管理のための計画技術】
シカのたくさんいる場所はどこだ?
-広域空間スケールにおけるシカの生息密度分布-・・・・・・
2
剥皮被害木からシカのインパクトを調べる・・・・・・・・・・
4
【新たなシカ管理のための捕獲システム】
視覚、聴覚刺激を利用したシカの誘引・・・・・・・・・・・・
6
シカの行動を制御して効率よく捕獲する・・・・・・・・・・・
8
ール
の
性
用の
コル
ールの
( イデ ク ラ
の ナ
リー ー)でシカの
コル
ールを
法(
、EIA法)に
ま
。 の
の で
関
(図1)、 用 ナ
リー
る 用性
ま
。
、
く
、シカを
する人道性を
できるこ
ラ リー
、
、
の
ーのシカに
るEIA法に
に
ま
森林用囲いわなと銃器を組み合わせたシカ捕獲法・・・・・・・ 10
図1
ナ
リー
ー
EIA法
で
の
関性
森林用ドロップネットで効率よくシカを捕獲する・・・・・・・ 12
る
:
狙撃法で
:森林用
シカ
ネ
に
シカ
に
シカ
の野生 物では、
の
・
までに
の
こで、
に
を
で
、
きに
コル
ール、LDH、CKを
こ 、
10
合で
に
は
ませ で
(図 )。
、
に
を行
く
、
内
の
で
ば
の
性は
る
ま
。
の
紙
ーカー
物を
合
するこ
性
に、
の
用
する
性を
を
苦痛ストレスの定量測定による捕獲手段の評価手法の開発・・・ 16
人道性
の
【新たなシカ管理のための評価手法】
シカ捕獲の効果を評価する・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
の
る
の
性
合 多く、
ます。
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
-0.2
-0.4
-0.6
-0.8
-1
図
の
の関
・
する人道性の
は、
くは
く
ませ 。
本研究では、シカを
できま
。この 法の
に
、
、
に
する者
の人道性に
に じ
を
くは
するこ
を
すこ に つ
ます。
の
する
は、
断に
する
・
分
物
い
行わ
法を
法の
に
ます。
市
に
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ISBN 978-4-905304-31-9
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農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
「林業被害軽減のためのシカ個体数管理技術の開発」研究成果集
農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
「林業被害軽減のためのシカ個体数管理技術の開発」研究成果集
新たなシカ管理に向けて
新たなシカ管理に向けて
九州のシカ密度分布図
デコイを探査する野生ジカ
囲いワナ内のシカを
ライフル銃で狙撃する
九州のシカ密度分布図
デコイを探査する野生ジカ
囲いワナ内のシカを
ライフル銃で狙撃する
編集者:近藤洋史 (森林総合研究所九州支所)
八代田千鶴(森林総合研究所関西支所)
松浦友紀子(森林総合研究所北海道支所)
編集者:近藤洋史
(森林総合研究所九州支所)
小泉
透
(森林総合研究所)
八代田千鶴(森林総合研究所関西支所)
松浦友紀子(森林総合研究所北海道支所)
独立行政法人
森林総合研究所
小泉
透 (森林総合研究所)
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1番地
独立行政法人 森林総合研究所
編集・発行〒305-8687
:研究コーディネータ(
生物多様性・森林被害研究担当)
茨城県つくば市松の里1番地
発行日
:2014年2月1日
問い合わせ先:編集刊行係
編集・発行 :研究コーディネータ(生物多様性・森林被害研究担当)
:029-829-8135
発行日電話 :2014年2月1日
e-mail:[email protected]
問い合わせ先:編集刊行係
電話 :029-829-8135
*本誌掲載内容の無断転載を禁じます。
e-mail:[email protected]
<この印刷物は、印刷用の紙にリサイクルできます。>
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1
森林総合研究所
3
12(森林
発
6)
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