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ファイバチャネルタイプ用

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ファイバチャネルタイプ用
ディスクアレイ
P3AM-2542-01
セットアップガイド
(ファイバチャネルタイプ用)
本書は、 (ファイバチャネルタイプ)の設置から運用までの流れを示しています。
セットアップの流れ
本装置をご使用になる前に、添付の
『安全上の
ご注意』を必ずご確認ください。
安全上のご注意
1
2
3
4
事前準備と設置場所の確保
設置
ケーブルの接続
装置の設定
(事前準備)
5
6
7
8
装置の設定
(基本設定)
各種設定
サーバとの接続
運用と保守
本ガイドに記載されている会社名、製品名、サービス名は、一般に各社の商標または登録商標です。Copyright 2008 FUJITSU LIMITED
本書の最新版や本装置に関する最新の情報は http://storage-system.fujitsu.com/jp/products/diskarray/eternus2000/ で公開されています。
STEP
事前準備と設置場所の確保
■ 準備する
事前に以下のものを準備・確認してください。
●IPアドレス
(本装置用、保守員PC用)/サブネットマスク ● スイッチングハブなどのネットワーク機器
●Webブラウザ ● Java Runtime Environment 5.0(Update 11 以降)、
(Microsoft® Internet Explorer 6.0以降、Mozilla Firefox™ 1.5.0.10以降、 または Java Runtime Environment 6.0
(Update 3 以降)
またはNetscape 7.1以降)
本装置に添付の以下のマニュアルを必ず準備してください。マニュアルは紙または製品CDなどで提供されます。
●『取扱説明書』 ●『ETERNUSmgr インストールガイド』
●『安全上のご注意』 ●『ETERNUSmgr ユーザーガイド 導入編』
●『梱包物の確認』 ●『ETERNUSmgr ユーザーガイド 設定/保守編』
●『サーバ接続ガイド
(ファイバチャネル接続用)
』
取扱説明書
「4.1 準備」
■ 設置場所を確保する
設置場所のスペース
電源コンセントの確認
本装置を搭載するラックのサービスエリアに従って、設置スペー
必要な電源コンセントの形状と数を確認してください。
スを確保してください。
設置場所の条件
周囲環境条件
『安全上のご注意』の
「設置について」に記載されている条件をす
べて満たす場所に設置してください。
温度5~35℃
湿度20~80%RH
・取扱説明書「3.1 準備」
・安全上のご注意
■ 梱包物を確認する
『梱包物の確認』をご覧になり、梱包物がすべてそろっていることを確認してください。
梱包物の確認
モデル50
モデル100
モデル200
STEP
設置
ラックにラックマウントキットを取り付けて、本装置を設置します。
1. 搭載するラックに合わせて、ブラケットの寸法を調整します。
重要
2. ブラケットをラックに取り付けます。本装置のサイズは2U
は、ドライブエンクロージャに貼り付けてある
「DE_No. ラベル」の番号の順に、コントローラーエ
です。
ンクロージャの上に搭載してください。
3. 本装置をラックに搭載します。
DE_No. ラベルは、以下の位置に貼付されています。
本装置をラックに搭載したり、ラックから取り
重要
ドライブエンクロージャを複数台搭載する場合
ドライブエンクロージャ前面の 右端 外したりする場合は、担当営業員または担当
保守員に連絡してください。
ドライブエンクロージャ後面の 電源ユニット ︵PSU#0︶ の下 DE_No.ラベル 4. 本装置をラックに固定します。
DE_No.ラベル 取扱説明書
「3.2 ラックへの搭載」
STEP
ケーブルの接続
本装置背面のコネクターに各ケーブルを接続します。
重要
●モデル100以上の場合、各エンクロージャ間をminiSASケーブル
(ドライブエンクロージャ用)で接続します。コントローラエン
クロージャとドライブエンクロージャ1、ドライブエンクロージャの1と2、2と3、…のように順に接続してください。ドライブエ
ンクロージャの番号は
「DE_NO. ラベル」で確認できます。
●ケーブルはストレスが加わらないように接続してください。
ポイント
ケーブルの管理を容易にし、ケーブルの接続ミスなどを防止するため、各ケーブルにはラベルを貼り付け、接続元や接続先を記
入してください。
装置背面
miniSASケーブル(ドライブエンクロージャ用)(IN側) ドライブ エンクロージャ ₂
miniSASケーブル(ドライブエンクロージャ用)(OUT側) ドライブエンクロージャを接続する場合に使用するminiSASケーブル
には、IN側とOUT側の向きがあります。
取扱説明書
「4.2.5 miniSASケーブル
(ドライブエンクロージャ用)の接続」
ドライブ エンクロージャ ₁
ファイバチャネルケーブル 取扱説明書
「4.2.2 ファイバチャネルケーブルの接続(ファイバチャネルタイプ)」
コントローラー エンクロージャ LANケーブル(カテゴリ₅対応ツイストペアケーブル)(運用管理用) 取扱説明書
「4.2.1 LANケーブル
(カテゴリ5対応ツイストペアケーブル)
(運用管理用)の接続」
STEP
電源コード 電源コードはリリースタイで
抜けないように固定してください。
取扱説明書
「4.2.6 電源コードの接続」
装置の設定(事前準備)
本装置を設定する前に、準備作業を行います。
1. IPアドレス/サブネットマスクをNetwork Settingシールに記入します。
2. Network Settingシールを、本装置上部後面ラベルホルダー内のプレートに貼り付けます。
3. 設定用PCと本装置をLANケーブル
(カテゴリ5対応ツイストペアケーブル)
(運用管理用)
で接続します。
4. 設定用PCのネットワーク設定を行います。
IPアドレス:192.168.1.2
ドライブ エンクロージャ ₅
サブネットマスク:255.255.255.0
5. Webブラウザの設定を、プロキシサーバ、キャッシュ
(インターネット一時
ドライブ エンクロージャ ₄
ファイル)を使用しない設定にします。
6. 本装置の電源を投入します。
重要
はじめての電源投入時、出荷時のボリュームフォーマットが実行さ
れる場合がありますが、そのまま本装置の設定作業を継続でき
ドライブ エンクロージャ ₃
電源スイッチ ドライブ エンクロージャ ₂
ます。
ドライブ エンクロージャ ₁
取扱説明書
「4.4 本装置の設定」
コントローラー エンクロージャ STEP
装置の設定(基本設定)
本装置に組み込まれている設定/保守プログラムで、本装置の基本的な設定を行います。
基本的な設定はEasy Settingで簡単に行えます。
1. 設定用PCでWebブラウザを起動し、Webブラウザのアドレ
4. ログオンすると、Easy SettingウィザードのGUIDE画面が表
スバーに以下のどちらかのURLを入力します。
http://192.168.1.1/
示されます。
https://192.168.1.1/
2. タイトル画面が表示されるので、
「ETERNUS」の部分をクリッ
クします。
3. ログオン画面が表示されたら、以下のユーザー名とパス
ワードを入力して、[Ok] ボタンをクリックします。
User name
(ユーザー名):root
Password
(パスワード):root
(初期設定)
取扱説明書
「4.4.1 基本設定」
ネットワーク環境設定
装置が外部とネットワーク通信を行うための環境を設定しま
す。STEP4でNetwork Settingシールに記入したIPアドレスやサ
ブネットマスクなどの必要な項目を設定してください。
設定後、一度ログオフします。設定用PCからLANケーブル
(カ
テゴリ5対応ツイストペアケーブル)(運用管理用)
を取り外し、
お客様のネットワークに接続してください。その後、ネットワー
クに接続されているPCでWebブラウザを起動し、設定したIP
アドレスで再ログオンします。
装置環境設定
日付や時刻など装置運用に必要な各種環境を設定します。
●日付時刻の設定
工場出荷時に設定されています。実際の日付や時刻と一致していない場合は、正しく設定してください。
●接続トポロジーの設定
工場出荷時には、
「FC-AL Connection」に設定されています。ファイバチャネルスイッチを接続する場合は、
「Fabric Connection」に
変更してください。
「Fabric Connection」に変更した場合、ホスト接続に関する詳細な設定が必要です。
●転送速度の設定
接続先のサーバまたはファイバチャネルスイッチに合わせて転送速度(4GB, 2GB, 1GB)を設定してください。
ETERNUSmgr ユーザーガイド 設定/保守編
「第6章 ホスト接続設定」
ホットスペアディスク登録
ディスクドライブ故障時に備え、ホットスペアディスクを登録します。
RAID グループ作成
RAIDグループ
(装置内でRAIDを構成するディスクドライブのグループ)を作成
します。RAIDレベルの設定もここで行えます。
ボリューム作成
ボリューム
(RAIDグループ内のディスクドライブの領域)
を設定します。
ホストアフィニティ作成
ホストが認識するLUN (Logical Unit Number)と装置内のボリュームを対応さ
せるホストアフィニティグループを設定します。
ポイント
工場出荷時にホットスペアディス
ク、RAIDグループ、ボリューム、お
よびホストアフィニティグループ
が設定されています。
工場出荷時の設定を変更する場
合は、
『ETERNUSmgr ユーザーガ
イド 設定/保守編』を参照して
設定を行ってください。
STEP
各種設定
1 ETERNUSmgr のインストールと設定
ETERNUSmgrを使用すると、本装置の状態監視を行うことが
できます。ETERNUSmgr をインストールして、状態確認や必要
重要
な設定を行ってください。
ETERNUSmgrの 導入は 必須で はありませんが、
ETERNUSmgrを 使 用し な い 場 合 は、別 の 方 法
(ETERNUS SF Storage Cruiserなどを使用)で必ず
取扱説明書
「4.5 ETERNUSmgrのインストールと設定」
装置の監視が行われるようにしてください。
2 保守のための設定
必要に応じて、運用開始後の保守を円滑に行うための設定を
行います。
本装置とPRIMERGYを接続して、
サーバ監視ツール
「ServerView」
による監視を行う場合は、本装置からサーバへSNMPトラップ
を送信するための設定が必要です。
リモート通報サービスを運用する場合は、本装置の故障をリ
モートサポートセンターに通知するための設定が必要です。
ポイント
●リモート通報サービスをご利用いただくと、トラ
ブルの早期発見が可能となり、短時間でトラブ
ルを解決できます。
● リ モ ート 通 報 サ ー ビ ス は、有 償 サ ー ビ ス
「SupportDesk Standard」をご契約いただくこ
とで利用することができます。
取扱説明書
「4.6 保守のための設定」
STEP
サーバとの接続
サーバと接続するために必要な設定を行います。接続するサーバのOSやファイバチャネルカード、ファイバチャネルスイッチを確認の
うえ、各種ドライバのインストールやファイバチャネルスイッチの設定などを行ってください。
・取扱説明書「4.7 サーバと接続するための設定」
・ETERNUS8000, ETERNUS4000, ETERNUS2000 ディスクアレイ サーバ接続ガイド
(ファイバチャネル接続用)
(CDマニュアル)
‐Solaris Operating System編
‐Linux編
‐HP-UX編
‐ファイバチャネルスイッチ設定編
‐AIX編
‐VMware® ESX Server編
‐Windows®編
これでセットアップが終了しました。運用を開始できます。
STEP
運用と保守
運用開始後の保守について説明します。
装置の状態確認
定期交換部品
定期的に本装置のLEDや、設定保守プログラムの状態表示機能
バッテリーユニットおよび増設バッテリーユニットは、高温の環境
を使用して、本装置の状態を確認してください。
下で使用すると交換周期が短くなります。
データのバックアップ
周囲温度が25°Cの場合の交換周期は約3年ですが、10°C上昇
すると約半分
(1年6か月程度)
になります。
万一の状態に備え、重要なデータについては、定期的にテープ装
置などにバックアップをとるようにしてください。
無償修理
保証書に記載された内容に従い、無償修理を行っています。
保守サポート期間
保守サポート期間は、お客様が本装置を購入後5年間です。
SupportDesk Standard
(有償サービス)
「SupportDesk Standard」
のご契約をお勧めします。
このサービスをご契約いただくと、
「ハードウェア異常のリモート
通報」
「
、定期点検」
「
、ハードウェア/ソフトウェアの問題解決支
援」、および「お客様専用ホームページでの運用支援情報の提供」
などのサービスを受けることができます。
ETERNUS2000 モデル50, 100, 200 ディスクアレイ セットアップガイド
(ファイバチャネルタイプ用)
P3AM-2542-01
発行日 2008年12月
発行責任 富士通株式会社
Printed in Japan
このマニュアルは再生紙を使用しています。
●本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。
●本書の内容は、細心の注意を払って制作致しましたが、本書中の誤字、情報の
抜け、本書情報の使用に起因する運用結果に関しましては、責任を負いかね
ますので予めご了承願います。
●本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の
権利の侵害については、当社はその責任を負いません。
●無断転載を禁じます。
●乱丁、落丁はお取り替え致します。
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