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フラッシュメモリデュプリケータ用 PC-Link 操作ガイド

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フラッシュメモリデュプリケータ用 PC-Link 操作ガイド
フラッシュデュプリケータ用
PC-Link(LV07B)操作ガイド
目次
1.はじめに
2.PC-Link のインストール手順
2-1 PC-Link ドライバーのインストール
2-2 PC-Link ソフトウェアのインストール
3.PC-Link の操作方法
3-1 PC-Link の基本操作
3-2 デュプリケーター名の変更方法
3-3 ログ情報の確認方法
3-4 デバイス情報の収集方法
4 iSeculog ソフト(改竄判定ソフト)の使い方
4-1 iSeculog ソフトウェアのインストール
4-2 iSeculog の使い方
V1.02.5
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P1
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P1
P3
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P5
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1.はじめに
PC-Link は PC を利用して、デュプリケーターの作業を監視するためのツールです。
PC-Link を通して、フラッシュメモリデュプリケーターの各ポートの状態、例えばコピーの進捗、チェ
ックの結果を PC のスクリーンで表示し手軽に把握することが出来ます。
また稼働記録を Log 情報としてテキストファイルで PC に取り出すことが可能です。さらに取り出さ
れて Log 情報が改竄されていないかをチェックする機能も有しています。
デュプリケーターの対応機種は以下の通りです。
*DSC-9**シリーズ (マイクロ SD/SD カードコピー機)
*MSC-9***シリーズ (マイクロ SD カードコピー機)
*UBC-9***シリーズ (USB メモリコピー機)
*CFC-9***シリーズ (CF カードコピー機)
推奨 PC 環境
*OS
Windows 10 / 8.1 / 8 / 7 / Vista
*CPU
2GHz 以上
*HDD
200MB 以上
PC-Link のインストールは、最初にドライバーソフトのインストールを行い、次にソフトウェアのイン
ストールを行います。
2.
PC-Link のインストール手順
2-1
PC-Link ドライバーのインストール
① PC-Link のインストール用 CD をパソコンのドライブに入れ、マイコンピュターからディス
クを聞くと、以下のファイルが表示されます。(下図)
②
ここで PL2303_Prolific_DriveInstaller(.exe)のアイコンをダブルクリックしインストール
を開始します。
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③ ドライバーのインストール開始画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。
④ ドライバーのインストールが始まります。
⑤ 以下の画面が表示されたら、
「完了」をクリックします。これで PC-Link のドライバーのイン
ストールが終了します。
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2-2
PC-Link ソフトウェアのインストール
① PC-Link のインストール用 CD をパソコンのドライブに入れ、マイコンピュターからディスクを聞
くと、以下のファイルが表示されます。(下図)
ここで PC のディスクトップに PC-LINK というフォルダを作成し、このフォルダの中に以下の 2 個の
ファイルをコピーします。
Intelligent-PCLink-v1.02.5.exe
LV07Z-1.02.2.exe
これにより、PC-LINK ファオルダ内には PC-Link のアイコンが作成されます。(下図)このアイコン
をダブルクリックすることにより PC-Link を起動することが出来ます。
なお、LV07Z-1.02.2.exe は、改竄判定ソフトであり第4項で説明します。
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3.PC-Link の操作方法
3-1
PC-Link の基本操作
① デュプリケーターとパソコンを USB 接続します。
デュプリケータの本体背面にある USB ポート(タイプ B)とパソコンの USB ポート(タイプ A)
を付属の USB ケーブルで接続します。
② PC-Link のアイコンをダブルクリックし、実行します。
③ PC-Link が起動すると、下記のような画面が表示されます。
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デュプリケーターの電源を入れると、しばらくしてデュプリケーターと PC と接続され、液晶の部分が
点灯します。
④ この状態で、デュプリケーターの画像をクリックするとデュプリケータモニターが現れます。
デュプリケータモニターの起動直後は、スタンバイ画面が表示されます。
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コピーを実行すると、下図のようなモニター画面になります。
(実行中の表示)
ログの最大データ
を示します。
実行中は青色
の表示となり
ます。
同様にコンペアを実行すると、下図のようなモニター画面になります。
(実行中の表示)
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コピー及びコンペア終了時の表示。
(下図)
(結果の表示)
青: 作業中(スクリーンメッセージ:作業の状況、メモリの容量、コピーしたデータの量)
緑: 成功(スクリーンメッセージ:作業の状況、メモリの容量、コピーしたデータ量)
赤: 失敗(スクリーンメッセージ:作業の状況、メモリの容量、コピーしたデータ量)
⑤ メモリのヨウリョウチェックを行った場合の表示。
(実行後の表示)
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青: 作業中(スクリーンメッセージ: 作業状況、ディスク容量)
緑: 成功(スクリーンメッセージ: 作業状況、メモリ使用容量、ディスク容量)
赤: 失敗(スクリーンメッセージ:作業状況、メモリ使用容量、ディスク容量)
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メディアチェック H3 と H5。
メモリの容量チェック H3 を実行中の表示。
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⑦ メモリの書込み/読込み時のスピードチェックを実行中の表示。
結果表示
青: 検査中(スクリーンメッセージ: 書き込み/読み込みスピード、フラッシュメモリの容量、検査した
データの量)
緑: 成功(スクリーンメッセージ: 書き込み/読み込みスピード)
赤: 失敗(スクリーンメッセージ: 検査結果)
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3-2 デュプリケーター名の変更方法
最初にデュプリケーターを接続したときに名称をお使いのデュプリケーターに合わせて変更す
ることをお勧めします。
(デュプリケーター名は任意に変更出来ます)
デュプリケータモニターの「Machine」をクリックすると「Change Nickname」が現れるので、こ
れをクリックします。
②「Change Nickname」のダイアログボックスで任意のデュプリケーター名を入れ、「OK」をクリ
ックすると、設定が保存されます。
以降は、新しく設定された型名が表示されます。
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3-3 ログ情報の確認方法
【対象機種】
USB-9xxG, CFC-9xxG, DSC-9xxG, MSC-9xxG, HDC-ITxxxG, HDC-CT600G
(型番末尾に G が付くモデル)
① デュプリケーターのモニターの「Log Data」をクリックすると、
「Open Log Window」が表示され
ます。
② 「Open Log Window」をクリックすると、デュプリケーターの Log 情報が表示されます。
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③
Log データをテキストファイルに保存する方法。
「File」をクリックし、
「Save To Txt File」を選択します。
下図に示す[Report]画面が表示されます。
ここで「Start Date」と「End Date」を指定するとログデータが表示されます。
この状態で「Save File」をクリックすると保存先を指定する画面が現れますので、ファイル名を
入力することでテキストファイルを保存することが出来ます。
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3-4 デバイス情報の収集方法
デュプリケータモニターの「Action」をクリックすると「Get Info」が現れるので、これをクリック
します。
「Get Info」をクリックすると、以下の画面が現れます。ここで「Set Append File」をクリックすると、
デバイス情報を保存するファイルを指定できます。ただし、テキストファイルである必要があります。
次に、
「Get Device Info.」をクリックします。
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「Get Device Info.」をクリックすると下図に示すデバイス情報が表示されます。
なお、表示内容は、デバイスの種類(SD カード,USB メモリー,CF カード)により変わります。
下図は、CF カードの場合の表示例です。
デバイスの容量
デバイスの種類
デバイスのシリアル番号
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iSeculog ソフト(改竄判定ソフト)の使い方
iSeculog ソフトは、フラッシュデュプリケータから取出したログ情報が改竄されていないかを判定す
るソフトウエアです。判定対象となるログ情報ファイルは、フラッシュデュプリケータ本体から吸い上
げたログファイルや、PL-Link を使用して PC 内に吸い上げたログファイル(3.3 項参照)です。
4.1 iSeculog ソフトウェアのインストール
① PC-Link のインストール用 CD をパソコンのドライブに入れ、マイコンピュターからディス
クを聞くと、以下のファイルが表示されます。(下図)
ここで PC のデスクトップに PC-LINK というフォルダを作成し、このフォルダの中に LV07Z-1.02.2.exe
をコピーします。
これにより iSeculog のアイコンが作成されます。これをダブルクリックすることにより iSeculog を起
動することが出来ます。
4.2 iSeculog の使い方
iSeculog アイコンをダブルクリックすると、iSeculog が起動して下記の画面が表示されます。
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次に、
「Select File」をクリックし「log 情報ファイル」を指定します。
「Select File」をクリックすると下記の画面が表示されるので、ここで Log 情報ファイルを指定し「開
く」をクリックします。
iSeculog ソフトウエアーは、直ちに改竄チェックを行い、改ざんがなければ下図の画面となります。
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もし、Log 情報ファイルに何らかの変更が加えられていると、下図のような画面となります。
以上
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製品の取り 扱い ・ 修理に 関す る ご 相談窓 口
株式会社 創朋 0 3 -5 8 12 -2 15 3
受付時間: 平日 10: 00 ~ 19: 00( 休業日を 除く )
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