Comments
Description
Transcript
山大病院だより(24年8月号)
ン ョ シ ー ゲ ビ 開催 ナ ア リ in 山大 報 告 キャ この度、 月 日と 8 月 日、共 6 22 時 か ら、医 心 館 食 堂 にて、医 学 18 山 大﹂を 開 催 い た し ま し in 名の学 生・研 修 医 医療人育成センター 原田唯成 借りして心より御礼申し上げます。 口大 学 生 協 の 皆 様には、こ の 場 を お 仁 会、会 場 設 営 等 でご 協 力 頂いた 山 援をいただきました医学部同窓会 霜 り ま す。最 後にな り ま し た が、ご 後 ま た 次 回、秋に開 催 を 計 画 し てお した。 聞けるのが良かった﹂など大変好評で りました﹂﹁いろいろな科のお話しを し て生 活 スタイルな ど 大 変 参 考にな も 参 考 に な り ま し た﹂﹁同 じ 女 性 と いた こ とに端 的に答 え て 頂 き、と て 参加者のアンケートでも ﹁心配して した。 話 を さ れている 姿 が と ても 印 象 的 で 皆 さ ん と て も にこ や か に楽 し そ う に 作った ス ライ ド や ポ ス ターを 背 に、 忙 な 先 生 方 が、講 座 ご とに工 夫 し て 盛 況 でし た。日 常 診 療に追 わ れて多 こ えにくいほ ど 熱 気にあ ふ れ、大 変 が 集い、普 通 の 大 き さ の 声 で は、聞 両日で計 いうのは初めての試みでした。 入 局 後 のコース な ど を 説 明 す る、と た 学 生 や 研 修 医に、診 療 科の魅 力 や 会し、テーブルを囲んで、興味を持っ 別 に 開 催 さ れ ていま し た が、一同 に た。こ れま で各 診 療 科の説 明 会 は 個 ショ ン の紹 介のイベント﹁キャリ アナビゲー 生・研 修 医 を 対 象にし た 進 路 や 教 室 に 6 1 2 5 2012.08 山 口 大 学 医 学 部 附 属 病 院 で 働 く 人 々 を 、情 報 で 結 ぶ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ・ ペ ー パ ー No. 206 特集 日、大 規 模 災 害にお け る 災 害 対 ホットなニュースをご紹介。 月 山大病院 NEWS 応 力 の 向 上 を 図 る た め、県 災 害 対 策 本 部 山口県大規模災害図上訓練・救助機関等 合同実働訓練に参加して 先進救急医療センター 山口大学医学部附属病院 笠岡俊志 山口県統括DMAT 来 る べき 大 規 模 災 害 に 備 え、 消 防・警 察・自 衛 隊 等 と 県 内DMATチーム との 連 携 を 強 化 す る 目 的 で実 働 訓 練 が 実 施 さ れま し た 。 の 応 急 対 応に係 る 図 上 訓 練 と、災 害 現 場 における救助救急機関の連携に係る実働 山口大学病院をはじめ県内DMAT チームが訓 訓練を並行して実施しました。 ま た が る 小 野 田・楠 企 業 団 地 で 行 わ れ、 実 働 訓 練 は、山 陽 小 野 田 市 と 宇 部 市に 場 投 入 な ど 大 変 有 意 義 な 訓 練 を 経 験 で き ま し た。 の 設 営 お よ び 傷 病 者 の 搬 入・搬 出、 DMATの 現 練に参加し、DMAT現場本部の設置、現場救護所 置 さ れ、 月 医 学 部に ﹁山口県 地 域 医 療 支 援 センター﹂が 設 こ と を 目 的 と し て、県 地 域 医 療 推 進 室 と 本 学 こ の た び、山口県 内 の 医 師 不 足 を 解 消 す る 日 に 開 設 式 が 行 わ れ ま し た。 災害現場における救助・搬送・医療の連携は重症 人が お り、山口大 学 は 医 師 の キャリ ア 形 成 支 援 や のキャリア形成支援を行うことを目的とし て こ の セ ンターは、医 師 不 足 の 公 的 医 療 機 関 等 ます。 傷 病 者の救 命に不 可 欠 であ り、関 係 機 関の緊 密 な 分に南海トラフを震源とす 参 加 し、当 院 か ら は ド クターヘリ お よ び 時 への 医 師 の 効 率 的 な 配 置 や、配 置 さ れ る 医 師 午前 情報発信の業務を担います。 域 医 療 推 進 室 長 が 就 任 さ れ、山口大 学 医 学 部 セ ンター長には、県 健 康 福 祉 部 の 岡 紳 爾 地 強 を 記 録 し、最 山口大学DMAT隊員 し、県 東 部 で 最 大 震 度 るマグニ チュード 9. 0 の巨 大 地 震 が 発 生 大4メートル程度の津波が到達し たとの 月に災害派遣 EMIS、トリアージ、衛星電話等聞き慣れない言 不 足 は 重 大 な 課 題 で す。セ ンターが 医 師 不 足 医学部生 副 知 事、丸 本 学 長 を は じ め 学 内 外 関 係 者 ほ か 開 設 式には、山口県 知 事 代 理 と し て 岡 田 実 葉 ば か り で し た が、何 と か 修 了 す る こ と が で き、 人 が 出 席 し、丸 本 学 長 か ら﹁医 師 晴れて日本DMAT隊員となることができまし た。 医療チーム研修に参加しました。 の教授と准教授が専任医師として従事します。 奥谷信也 型救助︵ロープレスキュー︶、航空救助が実 施されました。 な お 今 回 の 訓 練 は、災 害 現 場 にお け る 対 応 力 や 即 応 力 を 養成し、また、関係機関相互の ﹁顔 の 見 え る 関 係﹂ の構築を図 る た め、事 前 に 訓 練 シ ナ リ オ 等 を 明 ら か に し な い発 災 ブ ラ イ ン ド 型 の 実 践 的 訓 練 を、関 係機関合同で行ったものです。 当 院DMATチ ー ム は、 DMAT本 部 の 役 割 を 務 め、 DMAT本 部 隊 長 の 当 院 笠 岡 准 教 授 の 指 示 の も と、参 加 し た県内 のDMATチームは、 真剣に取り組んでいました。 山口大学医学部附属病院に DMAT本 部 の 運 営 を 行いま し た。ブライ ンド 訓 今 回 の 訓 練 で は 、山 口 大 学 D M A T は 、主 に した。 が あ り、副 知 事 か ら 学 長へ看 板 が 贈 呈 さ れ ま 解 消 の 基 盤 と な る よ うに期 待 し ま す﹂と 挨 拶 の今までの活動と今後 れ、学 生 か ら﹁私 た ち オフセミナーが開催さ 開 設 式 後には キック 練 という こ と も あ り、訓 練 開 始 直 後 は 本 部 運 営 が 上 手 く 機 能 し ま せ ん で し た が、時 間 が 経つにつれ、 私 は 初 め て の 実 働 訓 練 と い う こ と も あ り、 円滑に機能させることができました。 EMIS・衛星電話等使用方法、活動記録等、様々 レ ゼ ン 発 表 も 行 わ れ、 の 目 標﹂ につ い て の プ けていました。 回 ド クターヘリ 日 ︵土︶ 時から、医学部第 参加者は真剣に耳を傾 な 問 題 点・改 善 点 が 見つか り ま し た の で、実 際に ます。 月 人が参加しました。 後のドクターヘリ運航に活かし てほし 当日は、岡病院長から ﹁事例報告を今 救急病院等を対象に開催しています。 と し て お り、毎 年、県 内 の 消 防 機 関 や 今後の円滑な運航に活かすことを目的 等を行い、ドクターヘリへの理解を深め 及び本院医師それぞれの立場から評価 過去の出動事例について担当消防機関 こ の 事 例 報 告 会 は、ド クターヘリ の 約 及び救急指定病院などから、合わせ て 事例報告会を開催し、県内の消防機関 講 義 室において、第 イベント・レポート 様々な出来事をご紹介します。 頃 か ら 準 備・訓 練 等 を 積 み 重 ね ていき たいと 思い 災 害 が 発 生 し た 時には 素 早 く 活 動 で き る よ う、日 板垣智恵子看護師長およ び川村和美看護師長が、社団 法人山口県病院協会から、県 内 の 病 院に従 事 す る 勤 務 成 績の優秀な方を表彰する﹁病 院 優 良 従 業 員﹂を 受 賞 さ れ、 月 日、病院長室において い。 ﹂ と の 挨 拶、笠 岡 准 教 授によ る 実 績 報 告 が あった 後、萩 市 消 防 本 部 か ら ﹁二 次 ラン デブー方 式 を 用いた 多 発 外 傷 事 例﹂ 、山口市 消 ターヘリ 搬 送 を 行った 心 肺 停 止 事 例﹂ について 傷 事 例﹂ 、宇 部・山 陽 小 野 田 消 防 局 か ら ﹁ド ク 防本部から ﹁現場直近でランデブーした交通外 月 病 院 の 敷 地 内 を 全 面 禁 煙 と し た こ とに伴い、 日、ま た 長、川村看護師長両人に表彰 月 日までの禁煙週間 * に合わせて、 院内の吸い殻やゴミなどを拾い集めました。 バーを中心とした教職員らが参加し、学部内・ め医学部附属病院労働安全衛生委員会メン ナースからドクターヘ の最 後には、フライト なされました。報告会 で活発な意見交換が れた後、参加者との間 報告があり、担当医師らからコメントが述べら 本院では、今後も医療機関として、患者の皆 リと救急隊との情報 日、岡 病 院 長、花 田 看 護 部 長 を は じ 健康福祉功労者看護職員﹂と さ ま を は じ め と し て 本 院 に来 院 さ れ る 全 て の 月 し て知事表彰を受賞された 長 か ら、 月 日に ﹁山 口 県 あわせて、倉田町恵看護師 ことについての報告がありま 共有の大切さについて * 日 本 で は、 日から 月 います。 年︵平 成 年︶よ り、 月 日 ま での一週 間 を 禁 煙 週 間 と し て 告会となりました。 とって大変有意義な報 報告があり、参加者に 方 の 健 康 に配 慮 し、禁 煙 活 動・禁 煙 運 動 を 推 した。 また、この席には花田看護 部長、阿部事務部長も同席し 受賞を祝いました。 願いいたします。 進 し て まいり ま す の で、ご 理 解・ご 協 力 を お 毎年吸い殻クリーン作戦を実施しています。 月 日 す る 旨 の 祝 辞 が 述 べら れ ま 今後のさらなる活躍を期待 世 界 禁 煙 デーで あ る 月 か ら 医 学 部・附 属 3 状と記念品が手渡され、永年 年 15 の 功 労に対 す る 敬 意 並 びに 本 院 で は、平 成 3 7 まつわる方々を紹介します。 小さかった頃、 なりたかった職業は 医者 私は、今年の 想定で、生き埋め救助、がれき救助、都市 総 務 課 企 画・評 価 係 連 携 を 促 す 合 同 実 働 訓 練の定 期 的 な 開 催 が 望 ま れ 10 DMATチームが訓練に参加しました。 医療チーム︵DMAT︶など約 県のほか、県警や消防、自衛隊、災害派遣 「地域医療支援センター」 開設式 第 3 回ドクターヘリ事例報告会を開催 から 22 ひと 7 70 7 90 ところで、 犬派?ねこ派 犬派 趣味は 読書 受賞者の倉田看護師長,板垣看護師長,川村看護師長 (前列右から) を囲んで記念撮影 岡病院長から板垣看護師 伝達式が行われました。 28 好きなスポーツは 卓球。 中・高・大と やっていました。 平成 人 大規模災害に備えた合同訓練に参加しました。 新人研修医︵医科︶に インタビュー 12 1 お名前は 病院優良従業員表彰を受賞 24 年度 6 した。 31 仕事をしている中で、 楽しいこと ︵うれしいこと︶ は 患者さんにありがとう って言ってもらえると やっぱりうれしいです。 反対に、 苦しいこと︵辛いこと︶ は ありますか? 世界禁煙デーにあわせて 吸い殻クリーン作戦を実施しました 戦を実施しました 6 6 性別は 男 2 6 0 ? 研修中だと 、 ケ月で 科が変わるので なれるまでが大変です。 さいごに⋮ どんな医師を 目指されていますか 31 31 17 血液型は 56 ? 患者さんから頼りに されるよう日々精進 していきたいと思います。 5 5 型 O 15 8 12 2 4 6 A 4 5 6 1 9 9 2 ! 地元自慢を おねがいします♪ 夏は海水浴、冬はミカン 狩りできます! 6 6 出身地は 6 A Q A Q A Q A Q Q ? ? ? ? 6 1 山口県周防大島 6 2 3 ? ? ? Q A Q A ? 佐々木征弘 A Q A Q A Q A Q A Q PICK UP コラム 地域医療だより 平さんの棚田「見た人に頑張る力を」 上関・祝島 地域医療推進学講座の中村です。 今回のテーマは、棚田 です。山口県は棚田王国で、 日本の棚田百選にも 選ばれた油谷町の棚田や、萩市見島の棚田などが有名です。 また、棚田は 癒し系の風物として日本全国で静かなブームを呼んでいます。 しかし、 これ らの通常の棚田とは違い、異彩を放っているのが 平さんの棚田 です。見 た人に元気を与える硬派な棚田です。平さんの棚田の凄いところは、 その規 模や石垣の正確さや美しさのハード面もさることながら注目すべきは 人 にあります。 理由を集約しますと以下の 3 点です。 ①親子 3 代で島の原野の中に棚田を築き上げたこと、 ②重機を一切使用し ていないこと、③孫の代(現在の平万次さん)には稲作を止め、棚田を島の 原野(自然)に戻すように初代亀次郎さんから遺言されていることです。稲 島の原野の中に忽然と現れる平さん の 棚 田(石 垣 6 段、高 さ計 38 メート ル)。 「天空の棚田」 とか、 「城壁」などと も呼ばれて全国から沢山の方々が見 に来られます。港からは徒歩で一時間 と少し掛かります。 作の時代は終わると予見されていたようです。万次さんのお子さんたちは 既に島を出られており、 農業を継ぐ当てもないため、 この棚田が 幻の棚田 となるのは時間の問題といわれています (平万次さんは昨年で引退を宣告 平 万 次さんと筆 者(右)。平さん は 79 歳ですが、まだまだお元気です。 道端でいろいろな話をしてくれまし た。戦時中は戦艦大和の主砲の発 射訓練がこの海域でされていたら しく、それを島の上から見ていたそ うです。 しておられましたが、 もう一年は稲作を頑張るそうです) 【地域医療推進学講座、中村浩士】 写真の棚田を重機を用いず、 人力だけで作るにはどうすれば 問題 山頂の石切り場で適切な石を選別し、 ひとつずつ斜面を滑ら 答え よいでしょうか?石は重く、下から上へ持ち上げることは出来ません。 せて目的の部位に組み入れることで石垣を組んでいったそうです。 び このた 地域医療教育研修センターの 愛称「白翔館」の看板が新たに 設置されました。 すぐ使える 豆 知識 コーナー ハーブを使ったまめまめ情報 < 新米ママさん必見?の巻 > ●使用ハーブ→ジャーマンカモミール ★おむつかぶれ… カモミールティーをガーゼに湿らせて ふいてあげてください。 ★夜泣き…… 入浴時、沐浴剤としてカモミールティー適量を 混ぜてみてください。 ※キク科のアレルギーのある人は合わない場合があります by おむつかぶれ&夜泣きで育児疲労だった編集者Mまま♪ 患者相談対応研修 SCHEDULE ●日 時 8 月 10 日 (金)17:15 ∼ 18:30 ●場 所 第三講義室 ●対象者 コメディカル職員、事務職員 「山口から世界へ!」世界をリードする最先端の研究を わかりやすく地域へ紹介!! 「医進!前進!∼山口大学医学部研究室探訪∼」 ご意見・ご要望をお待ちしています!! 新年号からリニューアルした本誌「山大病院だより」 。 今後、ますます充実した誌面にしたいと考えておりますので、 読者である皆さまからの活発なご意見・ご要望をお待ちしています。 ○こんな情報を取り上げてほしい ○こんな特典があれば嬉しい ○このコーナーが面白かった/面白くなかった etc. ご意見・ご要望は こちらへ コーチング研修 ●日 時 9 月 25 日 (火)9:00 ∼ 17:00 ●場 所 基礎研究棟カンファレンス室 ●対象者 コメディカル職員 放 送 日 毎週水・土・日曜日 11:45∼12:00、20:00∼20:15 ※放送時間は、変更される場合があります。 放 送 局 山口ケーブルビジョン (ケーブルTV) 上記時間帯にて、絶賛放送中!! ● 編集担当 (総務課・総務係:H.N・M.A) 編集 後記 梅雨も明け、暑い夏がやってきましたね∼。 皆さん、夏バテには注意しましょうね♪ さて、今号はいかがでしたでしょうか ?? まだまだ充実した誌面とは言えないかもしれませんが、 今後も色々な情報を追加できればなぁ、と思っております。 皆さんからも、 「こんな情報が欲しい!」 とか「この人を誌面で紹 介してあげて !! 」等ありましたら、総務課総務係までご一報 ください♪(・∀・)b では、また 2 ヶ月後の本紙で∼♪(・∀・) /