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「各地活動レポート」ができました!
日本フットパス協会会員 2012 活動レポート 2012 年 11 月 3 日 日本フットパス協会 会員名 □ 黒松内町フットパスボランティア 最近の活動状況 今年度は、白井川・赤井川地区に本町で5番目となるコース「白井川・赤井川コー ス」を整備し、9月15日と16日に新規コースのお披露目イベントを行い、黒松内 町内外から延べ147名参加いただきました。 道の駅くろまつないを起点にアンジュ・ド・フロマージュで折り返す約10km の コースを放牧されている牛や丘から一望できる田園風景、間近に見える熱郛川などを 眺めながら歩きました。 本町の美しい田園風景が楽しめると大変好評でした。 □ 2013 年の計画 1 全国組織、町内外の各種活動団体との協力・ 連携によるフットパスの普及啓発活動と地域 資源を活用した都市と農村の交流イベントの 実施。 2 自然や景観を楽しみながら歩ける満足度の高 いフットパスコースの整備。 3 フットパスコースや地域資源をより詳細に紹 介するための案内看板等の整備。 4 本場イギリスや道内外の先進地視察研修、学習 会実施による人材の育成。 □ 課題 1 ボランティアスタッフの高齢化 2 地域の魅力向上(フットパスコースの魅力向上) 会員名 □ エコ・ネットワーク代表 小川 巌 最近の活動状況 ・2012 年 4 月 1 日より「全道フットパス・ネットワーク準備会」を「フットパス・ネッ トワーク北海道(FNH) 」とし、当面は北海道内のフットパスの広報、啓発、自治体への 協力の他フットパスの選定等を行う予定。 【北海道内】 ・1992 年から続いている北海道新聞文化センター主催「エコ・ウォーキング」を春と秋 に開催した(春と秋各 15 回)。 ・札幌市内のフットパスを初夏と秋の 2 回、計 10 回・約 120kmを歩くイベントを開催 した(さっぽろ一周ウォーク)。 ・5 月 25~27 日の 3 日間で羽幌町・天売島のフットパス歩きを開催した。 ・6 月 9、10 日の 2 日間で「第 15 回全道フットパスの集い in 東十勝」を開催した。100 名を超える参加者とともに音更町や豊頃町のフットパスを歩いた。 ・7 月 21、22 日の 2 日間で「フットパス祭り in ニセコ」を開催した。当日はニセコ町 長、黒松内町長、小川巌の鼎談も開催した。 ・10 月 13、14 日の 2 日間で「第 16 回全道フットパスの集い in あさひかわ」を開催し た。200 名を超す参加者とともに旭川市内の合計 6 コースを 2 日間に分けて歩いた。 ・読売新聞北海道版にて毎週金曜日に北海道内のフットパスの紹介記事(「てくてく」) の執筆(2011 年 4 月~継続中)。 ・その他北海道内各地のフットパス、フットパス適地を歩いた。また北海道内でのフッ トパス講演、レクチャー、セミナーを多数実施した。 【日本国内】 ・3 月 31~4 月 3 日の 4 日間で奈良の古道と熊野古道・大峯奥駈道を歩いた。 ・10 月 19 日に㈶日本交通公社の研修会にて北海道の事例等を発表した。 ・10 月 19~23 日の 5 日間で九州オルレと宇城フットパスを歩いた。 【海外】 ・3 月の 6 日間で韓国・済州島オルレを歩いた。 ・5 月の 8 日間で英国・コッツウォルズウェイを歩いた。 □ 2013 年の計画 ・第 17 回(豊頃町・浦幌町)、第 18 回(上富良野町)全道フットパスの集い(17 回 5 月、18 回 9 月) ・北海道内のフットパスのガイドブックの発売(4 月発売予定) ・かんじきウォーク(2 月~3 月 全 10 回) ・第 4 回ワールドウォーク 韓国・済州島オルレを歩く PT.2(3 月) ・熊野古道・伊勢路ウォーク(4 月) ・第 12 回英国フットパスを歩く in 北アイルランド(6 月) ・第 5 回ワールドウォーク ドイツを歩く(10 月の予定) ・第 3 回道東ウォーク(7 月) ・エコ・ウォーキング(春と秋各 15 回) ・さっぽろ~ニセコ・ロングトレイルウォーク【仮称】(初夏と秋に計 10 回の予定) □ 課題 ・フットパスを歩く年齢層の高年齢化。若年層の取り込み。 ・今年度はマンパワーの不足から FNH の活動があまり出来なかった。来年度は北海道内 のフットパスコースのマップ化または WEB 掲載を目指す。近年、北海道内ではフットパ スとは呼べないような「道」をフットパスと呼び、本来あるフットパスの評価・評判を 落とす事例が出始めている。FNH では今後、 「FNH 推奨コース(仮称) 」などを設け、本来 のフットパスを広げていく予定。 □ その他 ・すでに北海道内では 40 を超える自治体でフットパスや山道等の作成・策定・整備が進 んでいるが、1 市町村内で完結するコースが多い。今後は市町村をまたぐロングトレイ ル(ウェイ)化を推進していく。 会員名 □ 山形県長井市 最近の活動状況 *5 月:白つつじマラソン(フットパスウォークの部) *5 月:かわまちづくり推進協議会全体会を開催 ・フットパスの整備などが盛り込まれている「かわまちづくり計画」(平成 21 年度~24 年度)を平成 26 年度まで延長して取り組む。 ・フットパスウォークのイベントを開催し利用を促進していく。 *5 月:最上川アルクセッション・花ウォーク 「白つつじ公園をめぐり最上川舟運の なごりを感じるまちあるき」 *7 月:最上川アルクセッション「川風そよぐ トロッコ道、絶景八ヶ森トレッキング」 *9 月:最上川アルクセッション「梅花藻探し て究極の裏道を歩こう」 *9 月:最上川アルクセッション「黒獅子のお 出ましを間近で見られるででんこコース」 *11 月:第 1 回ながいフットパスウォーク ~かわとまちを散策しよう~を開催予定 その他、JR東日本の「旅市」で「まちあるき 観光」を随時募集している。 □ 2013 年の計画 国交省の社会資本整備総合交付金事業を活用し、まちなかのフットパスの一部で 市道の石畳舗装に着手するほか、観光交流拠点施設「かわと道の駅」や河川緑地公 園の整備を予定している。市内観光・フットパス散策の駐車場・拠点と位置付け、 情報集約、発信の場としていくことで交流による活性化を目指す。 イベント等は継続実施。 □ 課題 ウォーキングルートとしては市民に利用されているが、「フットパスとしての活 用」となると認知不足の感がある。外部からの観光客は増えつつあり、ながい黒獅 子の里案内人というガイド団体が活躍している。商業者との連携により活性化へつ なげていきたい。 河川敷のルートでは除草などの維持管理が課題である。 □ その他 昼食は芋煮、おにぎりをご用意いたします。 散策時のお飲み物は各自ご持参ください。 雨天時は雨具のご準備をお願いします。 ながい黒獅子の里案内人 のガイドを聞きながらの 散策です♪ 全コースとも中央地区公民館がゴール地点、 昼食会場となります♪ ●申込み方法:氏名・年齢・性別・住所・電話番号・ご希望のコ A コース:健脚コース 白川橋周辺から最上川河川緑地公園 までの河川敷を歩く長距離コース ースをメールまたはお電話で、下記までご連絡ください。 ●申込みとお問い合わせ先:長井市まち・住まい整備課 〒993-8601 長井市ままの上 5 番 1 号 ℡0238-87-0863(直通) fax0238-84-5969 E-mail:[email protected] ※申込締切:11 月 7 日(水) B コース:トロッコ道コース トロッコ道と小出河川敷を歩く 歴史探索コース C コース:らくらくコース 小出河川敷をぐるっと一周。 植物観察コース 会員名 □ 特定非営利活動法人 最近の活動状況 最上川リバーツーリズムネットワーク(山形県) 今年度は、最上川の支流である置賜野川の水源地域(長井市)を 中心にした活動を精力的に展開した。 事業名:大正大学フィールドワークの受入れ 開催日:平成 24 年 7 月 24 日~7 月 27 日 内 容:7 月 24 日から 3 泊 4 日の日程で、大正大学人間学部 1~2 年生 30 名が長井市へフィールドワー クに訪れた。今年で 4 回目となるフィールドワークは、大正大学人間学部 1 年生の必修科目と なっており、実際に長井市を訪れ「まちづくり」をテーマに多様な視点から学習する。最上川 リバーツーリズムネットワークでは、①熊野山トレッキング②ながい百秋湖カヌーツーリング ③中心市街地活性化の 3 メニューを用意し、里山、水源、まちを歩きながら学習支援した。 事業名:水生生物調査研修会 内 開催日:平成 24 年 7 月 31 日 容:長井市理科教育センターからの依頼により、小学校教諭を対象とした水生生物調査研修会を開 催し、代表理事である佐藤五郎氏が講師を務めた。川での正しい遊び方や水生生物についての 講義を行った後、実際に、野川渓谷を散策しながら、水生生物の調査を行った。 事業名:旅客船による三淵渓谷参拝と長井ダム百秋湖の自然観察 開催日:平成 24 年 10 月 6 日~8 日 内 乗船者:432 名 容:全天候型屋形船で長井ダム百秋湖畔の自然観察を行った。国直轄ダムとしては初めてとなる舟 による運航を実現。1 度に 24 名の一般客を乗せ、1 日 6 便運航し 3 日間満席となった。乗船者 からは、長井の桜、つつじ、あやめなど四季折々に運航して欲しい等、好評な反響があった。 事業名:ながい百秋湖まつり 内 開催日:平成 24 年 10 月 28 日 容:百秋湖の名の通り、長井ダム水源地域にとって一番美しい紅葉の季節に、景観や自然の魅力を 流域で暮らす市民に満喫していただくこと、水資源の大切さを再認識してもらうことを目的と して実施。内容は、①三洋道トレッキング②ながい百秋湖カヌー体験③長井ダム見学会④ワー クショップネイチャークラフト⑤SFJO による JAZZ 演奏が行われた。昼には、山形名物の「い も煮」が振る舞われ、季節ならではの景色と旬な食材を楽しむイベントとなった。 □ 2013 年の計画 現在、当法人の活動拠点としている野川まなび館周辺には、自然が豊富なことから昆虫採集にや ってくる子供や山菜採りに訪れるお年寄りの方など幅広い多くの方が訪れる。一度訪れた方からは、 「景観が素晴らしい」 「また違う季節に見てみたい」などの声が寄せられ、リピート率も高い。来年 度は、さらに自然環境を活用したワークショップや環境学習、屋外イベントの開催に力を入れると共に、 トレッキングやカヌーツーリング等の体験メニューを充実させていく。特に、長井ダム百秋湖を眺めな がらのフットパスウォークを取り入れたい。 □ 課題 幅広い年代の方が訪れる自然環境ではあるものの、若年層の参加が少ないのが現状である。若年層の 参加が少ない理由として、効果的な広報ができていないことが考えられる。当法人もインターネットに よる情報発信を行っているが、若年層の目を引くような情報発信と企画を考案していく必要性がある。 山形県川西町 活動状況報告(2012 年) 主な活動内容 1.花ウォーク ・「ひめさゆりウォーク~新緑の丘に自生するヒメサユリに出会う」 日時:6月16日 内容:里山に咲くヒメサユリを鑑賞することを目的に、国指定古墳が179基ある丘を散策するコ ース。 参加人数:65名 主催:JR東日本、川西町 協力:川西町観光協会、古墳と里山を守る会、川西あるこう会 歩行距離:12km ・「ダリヤウォーク~芸術の花を腹いっぱい鑑賞!川西まちあるきウォーク」 日時:10月14日 内容:650種10万本のダリヤが咲く『川西ダリヤ園』を楽しむことをテーマに、旅行作家イザ ベラバードが「東洋のアルカディア」と称した日本原風景を楽しむとともに、宿場町の歴史感 じる川西町のまちなかをガイドと散策します。 参加人数:23名 主催:JR東日本、川西町 協力:川西町観光協会 歩行距離:7km 2.地元高校生によるまちあるき ・「置農高校生と井上ひさしの故郷をめぐる~たまげたまちなかあるき~」 日時:10月28日 内容:作家の井上ひさし先生が少年期を過ごした川西町を、当時の思い出とともに地元県立置賜農 業高校生がご案内します。 参加人数:10名 主催:JR東日本、えきまちネットこまつ 協力:川西町観光協会 歩行距離:5km 会員名 □ いばらき森林クラブ那珂支部 最近の活動状況 1.3 年前から造成していました静古徳古道(茨城県那珂市瓜連)がほぼ完成しました (全長約 5.5 キロ)。コース周辺には白鳥飛来地の古徳沼・常陸二宮の静神社や桜田烈士 の斉藤監物のお墓もあり自然と歴史が楽しめる林間のウォーキングコースです コース(以後・散策路)には手作りの案内看板や道標そしてベンチも設置しています ので安心して歩いて頂けると思います。駐車場もトイレも大丈夫です。 電車の方はJR水郡線瓜連駅から約 2 キロ、散策路と合わせ 10 キロの手軽なウォーク だと思います。是非一度皆様で歩いてコース改善のご指導をお願いいたします。 2.10 月 17 日から 21 日までの 5 日間那珂市立図書館で今までの森林作業や 8 回の歩く 会の活動記録の写真展を開催しました。 □ 2013 年の計画 1.現在約 5.5 キロの散策路を 8 キロに延長し、より楽しめるコース設定にする。 同時に案内看板や道標の設置個所を増やしより安全に歩けるようにする。 2.現在コース内にある古徳城址が放置され荒廃しているため、5 層の土塁周辺の の討幕や下草を処理する。見通しを確保し城跡から瓜連し甲斐が見えるように 一部地権者の同意を得て間伐を実施します。白鳥飛来地の古徳沼と合わせ散策路 の目玉(?)としたい。 □ 課題 1.5 月の静峰公園の八重桜や白鳥飛来の時期は散策を歩きに来られる方が多いのです がそれ以外の時期はまだまだ少なく、この散策路をもっと多くの方に知っていただく ようにしたい。 □ その他 ※静古徳古道を歩きたいと思われる方は連絡をいただければ案内をさせていただきます 宜しくお願い致します。 ※過去 1 年間で 8 回実施しました「古道を歩く会」は毎回植物、野鳥、写真撮影、歩き の講師の先生の説明を聞きながら歩きました。 会員名 □ 行方市役所商工観光課 最近の活動状況 行方市観光協会が平成22年度から団体会員として加入しています。また今回から行 方市としても自治体会員として加入いたしました。 行方市のフットパスの取り組みとして、市内6箇所のコースを策定しました。明日皆 さんに歩いていただくコースの中でも武田の里コースは道案内の看板が整備されたモデ ルコースになっています。 コース策定に合わせてパンフレットの作成を行いました。パンフレットにはコースの 距離、所要時間以外にも消費カロリーも掲載するようにしました。また、希望者には万 歩計の貸し出しも行えるようにしています。 昨年の11月水戸市泉町商店街の皆さんを対象としたモニターツアーを実施しました が、あいにくの悪天候によりフットパス体験はコースを省略したものになってしまいま した。また、今年7月水戸市の文化デザイナーが学院の生徒を対象としたモニターツア ーを実施しました。夏の大変暑い日でしたが生徒たちは「行方ののんびりした雰囲気が よかった」と楽しんでくれました。 麻生陣屋コース、武田の里コース、玉造ふれあいコースは行方市へ始めて来た方が気 軽にフットパスを体験できるようなコースの詳細版のパンフレットの作成を行いまし た。今後は他のコースでも詳細版のパンフレットを作成していく予定です。 今後は全国大会をきっかけに、フットパスによるまちづくり、なめがたフットパスを 全国へ発信していきます。 □ 2013 年の計画 今後は、他のコースでも道案内の看板を整備していく予定です。また、モニター ツアーでのアンケート調査も実施しコースの管理状況、トイレの確保、コースの距離な どアンケート調査で指摘された問題点を改善し、魅力あるコースになるよう。努力して いきます。この全国大会をきっかけに、フットパスによるまちづくり、なめがたフット パスを全国へ発信していきます。 会員名 □ 東京カートグラフィック株式会社 最近の活動状況 約200年前の江戸時代後期に初めて日本の国土全体を測った伊能忠敬は、「伊能図」 と呼ばれる地図を残した。伊能図は大図・中図・小図から成り、統一された当時の日本 の姿を残す貴重な資料である。復元した実物大の伊能図を床展示する「完全復元伊能図 全国巡回フロア展」も全国各地で開催され好評である。 当社では最近まで4年がかりで大図(縮尺1/36,000)に書かれている測線(実際に測 量して歩いた海岸線と主要街道)を現在の国土地理院1/25,000地形図を背景地図として 全国のデータ化を行い、ようやく完成した。 1/25000 地形図に伊能大図を重ね合わて透過 □ 1/25000 地形図にデータ化 2013 年の計画 上記「伊能大図全国データベース」を多くの皆さんに知ってもらい「伊能忠敬の 歩いた道をたどる旅」の企画とともに①明治以降埋め立てされた現在の海岸線との比 較資料として②旧街道を知ることにより、歴史的景観の保存や全国まちおこし・村おこ しの資料として使われることを計画している。 □ 課題 □ その他 今回は他の予定と重なり、どうしても参加できなくて申し訳ありません。いつか皆様 に成果を見て頂けると幸いです。興味のある方は是非連絡してください。 お待ちしています。 日本フットパス協会会員 れきしこかいどうだん 歴史古街道団 当団は、日本各地に今も残る「歴史の道」、「生活の道」の無限大の価値 を現地に立って学び、現代人の幸福な生活のために活かすことを目的に 活動する市民団体です。複数の研究会に所属するメンバーや、主婦、学 者など様々な会員約200人が、毎月の3~4回の活動(古道ウォーキン グ、歴史ロマン推理ウォーキング、学習講演会など)を楽しんでいます。 2004年に発足以来、東京の多摩丘陵が拠点ですが、活動範囲は、関 東全域、ひいては全国まで広がっています。「道」が長大なる長さを持っ て日本全国につながっていることの不思議に日々感動しております。 ■今年2012年から来年にかけての抱負 フットパス協会には昨年入会致しました。お陰さまで我々が追 い求めている「道」の価値と、日本フットパス協会が求めている 「道でつなぐ地域の輪」「ありのままの地域の風景や小径を楽し む」考え方に相通ずるものがあると思っています。 今後は、歴史古道の価値を全国に探し求め、そこに眠る歴史ロ マンに大いに関心を持ってフットパスしてみたいと思います。 ★ホームページ=歴史古街道団の名で索引 http://rekkodan.a.la9.jp/ 会員名 □ 町田市 最近の活動状況 2011年度は小野路地区に道標や注意看板を設置してフットパスコースの整備を実 施しました。2012年度は相原地区のフットパスコースについて整備をする予定です。 現在は、現地調査を行い、どの地点に道標を立てるか検討を行っているところです。 □ 2013 年の計画 2013年度は一旦、道標整備などのハード整備を休止し、現状の課題について整理 をするとともに、今後どのような事業を行っていくのか、大まかな方針や具体的な施策 についてあわせて検討していきます。 □ 課題 フットパスガイドを片手に歩く人は増えてきており、その魅力は伝わりつつあります。 しかし、フットパスの理念の一つである、地域の住民がその魅力を発見し、まちづくり に関わっていくというところまでには、まだ至っていません。 □ その他 会員名 □ (有)横浜マリンアンドサプライ 最近の活動状況 (有)横浜マリンアンドサプライは現在自然保護団体ウラヤマアンリミテッドの協賛 会員として、月々の活動に参加しています。 自然保護団体ウラヤマアンリミテッドは、都市近郊の自然を守るために、まずは野に 出て、自然の現状を把握することを目的として多くの会員とともにトレッキングなどの 自然活動を実施しています。 これまでにも多くの企業、個人からの寄付を募り、ウラヤマ自然保護基金を設立し 自然保護の基金の管理も行っております。 □ その他 日本フットパス協会との接点も多いと思われますのでぜひ今後両団体の協力体制を整 え、 一緒に活動ができることを考えております。 協会の皆様の一層のご指導を得て日本の都市近郊の自然を残しながら、充実した自然活 動ができるよう活動していきたいと考えております。 会員名 □ 甲州市・勝沼文化研究所(勝沼フットパスの会) 最近の活動状況:甲州市全域へと広がるフットパス 甲州市では地域の活性化を目指し、 フットパスの普及に取り組んでいます。 勝沼地域で始まった取り組みが、市内 全域へと広がりつつあります。塩山地 域では観光ボランティアガイドの会の 皆さんが、武田史跡や桃源郷を結ぶ既 存のコースをさらに拡充しようと、市 街地周辺のあまり知られていなかった 新しいルートづくりに取り組む市民ボランティア 地域資源をつなげる新しいルート作り に取り組んでいます。市内にある県立産業短大の学生さんと一緒に歩いたりするなど、 若い人の視点も生かしながら、マップを制作していくことになっています。 □ 2013 年の計画:国民文化祭でフットパスツアー 来年山梨県で開かれる国民文化祭 では、フットパスが主要テーマの一 つです。初の通年開催で行われます が、勝沼フットパスの会では、毎月 第一日曜日に開かれる「かつぬま朝 市」に併せて「フットパス・朝市と ワイナリーめぐり」を実施します。 朝市を楽しむと同時に、会場を起点 ワイン産業発祥の歴史コースは人気が高い に、ワインの歴史、勝沼宿、寺町の 3コースを月替わりで巡ることになっています。会員がガイドを務め、ゆっくりと 勝沼の特徴的なエリアを歩きます。通常も行っているツアーですが、国文祭の関連 イベントとしてより多くの皆さんに参加してもらおうと、会員は張り切っています。 □ 課題:行政と市民の協働により普及活動に取り組む フットパスという言葉や活動の意義について、まだまだ知らない人が多いため、市行 政とフットパスに関わる団体の皆さんがよりよい協働関係を持つ中で、普及活動を通じ て地域の活性化に取り組んでいくことが大切であると考えています。 □ その他:市内フットパスのコースとマップ作りへ 以上のように甲州市では、市民ボランティアの皆さんの活動をもとに、新しいコ ース設定やマップ作りを進めています。将来的には、市内のあちらこちらのコース をマップ片手に歩く人が、四季を通じて絶えないような光景を思い描きながら、 一歩一歩着実に活動を積み重ねていきたいと念じています。 会員名 □ ふっとぱすをつくる会 最近の活動状況 * およそ月一回散策会を開催している。 * 2012 年 * 6月 5 月 19 日 「フットパスセミナー2012」に 2 名を派遣、参加。 大豆倶楽部を発足し、試みで第一回大豆づくり 市の農業体験の家の畑を借り、有志 10 名で無農薬大豆作りに挑戦中。 現在は刈り取りが済み、豆に仕上げるため乾燥に挑戦中。 また、大豆畑の中の空き地に無農薬の大根、ニンジン、蕪など大泉フッ トパス祭りのために作っている。 * 11 月 11 日「大泉フットパス祭り」を広く会員以外にも呼びかけ開催予定。 午前--大泉の町屋地区のフットパスコースで散策会。その後、オーガニ ックコンサートを開くアルパというハープの演奏者をお呼びしてのコン サートを開催予定。 午後--カフェや、レストランや食事どころ、地元の商店などのわかる詳 しいマップを配り、地域のお店の布あそび展、造り酒屋でのフットパス スケッチ展などを自由に散策して楽しんでもらう。 昼食希望者には産直市場を開くおばちゃんたちの手づくり「おばちゃん の会の弁当」を販売し食べてもらうことも計画。 コンサートの演奏者には無農薬野菜や、大豆をお礼の一部として送る 今回のイベントでは新聞等でのイベント開催のお知らせ、NHK 甲府放送 局でのイベント PR に出演し広く広報を行う。 地域での楽しいイベントの一つとなるように地域の人たちとの協力を 試みている。 □ 2013 年の計画 * 大豆倶楽部で作った無農薬大豆で味噌作り体験をする試み。 * このような試みでさらに地域の人たちとの結びつきを強める企画を検討。 * 昨年完成したフットパスコースマップの補完ページをつくるためのデータ の蓄積を試みる。 * □ さらに広く、フットパスを歩く楽しみや、活動の様子を発信していきたい。 課題 集落のフットパスは地域の人たちが毎日歩いている場所なので、多くの地元 の人は、なんでいまさらフットパスを歩くの?という気持ちが強い。どうす れば フットパスを歩くということの楽しみ、活動を理解してもらえるか、 賛同してもらえるかがこれからの課題である。 □ その他 特になし 会員名 □ つなぐ「まちミュー」友の会 (やまなしフットパスリンク) 最近の活動状況 いよいよ国民文化祭が来年1月からスタートします。 現在、やまなしフットパスリンクは 総力を上げて、来年1年間、すべての祝祭日を中心に 年間通して県下全市町村でフットパスツアーが実施される体制づくりをしている所で す。これまでに20のコンシエルジュチームが誕生しました。 このパスコンシエルさんたちがガイドさんといっしょに ツアーを盛り上げていきます。 さて、どうなりますか。 詳細報告は やまなしフットパスリンクホームページをご覧ください。 やまなしフットパスリンク公式サイト http://www.footpathlink.net/index.html 会員名 □ 最近の活動状況 旧国鉄中央線の廃線再生を始めて今年で6年、今年年初には国土交通省の「手づくり郷 土(ふるさと)賞」を受賞しました。また、24 年度は当会の活動が文化庁から「文化財 建造物の管理活用事業」委託を請け、より公的なプロジェクトとしての評価を高めてい ます。 毎年、春と秋の数日間限定の特別一 般公開は、新記録を更新、今秋はさ らに入場者の増加が見込まれるが、 現地は満員状態のため、究極ビジョ ンである「トンネルフットパス構想」 の実現化が急務です。 □ 2013 年の計画 「産業遺産の活用を提言 します。 」 フットパスの従来の定義 に加え、駅と次の駅間を 電車に乗らずに廃線を歩 いてパス【pass・通過】 するという構想を描いて いますが、今年からマス コミ・地元自治体へ公式 に提言として公表するこ とにしました。 □ 課題 フットパス実現には、7・8号トンネルの地権者である地元自治体の協力が不可欠ですが、 7 号所有者である名古屋市の市長自ら今年 11 月中旬に来訪が決まり、構想実現に向けて 一歩づつ動き出すことを期待しています。 会員名 □ 鳥取市鹿野往来交流館「童里夢」 最近の活動状況 今年度の事業として、NPO法人みどりのゆび事務局長 神谷由紀子氏(日本フットパス 協会理事)をお招きし、10 月 13 日(土)にフットパスについて講演会を開催した。 また、翌日 10 月 14 日(日)に鹿野町城主亀井玆矩公が朱印船貿易で通ったであろうル ートをウォーキングする大会を開催した。 ありのままの風景を歴史と重ね合わせウォーキングをしてもらうことにより観光客拡大 とフットパスに触れる機会を設けた。 □ 2013 年の計画 各種ウォーキングマップ作成を念頭におき、歴史を背景としたウォーキング大会を 企画することで、鳥取市西部地域のありのままの風景を感じていただき観光振興に つなげたいと考えている。 □ 課題 フットパスという言葉が一人歩きし、フットパスの概念・フットパスとは何かを理解し 浸透できていないと感じる。継続とマップ作成を通し地道な活動が必要だと感じている。 □ その他 特に無し 会員名 □ (有)ゆうま ぶどうの樹ほっこり農園 最近の活動状況 はじめまして。つい先日、協会に入会させていただくことになりました、ぶどうの樹 ほ っこり農園と申します。 ぶどうの樹 ほっこり農園がある、福岡県遠賀郡岡垣町は、北に玄海灘、南に孔大寺山 系。海からの潮風をよける三里松原を臨む、田園風景の広がる小さな町です。 今年の 4 月には、海沿いにある湯川山の中腹あたりまで続いている桜を見ながら、お寺 を三箇所めぐり、成田山不動寺までの道を歩く新入社員研修を試験的に行いました。 このときは、全くこの土地を知らない方々でしたが、ルールを決めて歩くゲーム方式に しましたので、地元の方々とのふれあいも少しできました。 11 月には、吉木区の神社やお城跡、城下町跡などをめぐり 2 時間ほどかけて歩く予定で す。吉木区フットパスは、外部の皆さんがあるくのではなく、地元の子どもたちとおじ いちゃん・おばあちゃん、育成会・子ども会などが中心となります。 地元の宝を、地元のみなさんがもっと誇れ、語れる町づくりのイベントになるよう活動 づくりをしています。今回は、地元の宝を発見することも目指すところにありますが、 子どもが知っている抜け道や、危険箇所などを大人が知る事と、地図を読む力をつける、 写真を見て判断をする、子どもたちの力で出来るだけチャレンジする冒険活動も付け加 えています。 □ 2013 年の計画 まだまだ、はじめたばかりなので、これから歩く場所を見つけにいき、2014 年の 4 月からは、年間を通しての計画が出来るようにしていきます。 □ 課題 フットパスをほっこり農園のスタッフが、参加者様へ安全に行えるように基盤をつくら ないといけません。 □ その他 まだまだ、はじまったばかりです。皆様の取り組まれているフットパスを参考にまちづ くりも行っていきたいと考えています。宜しくお願い致します。 会員名 □ 特定非営利活動法人 美里 NPO ホールディングス 最近の活動状況 ・ 昨年度より、美里町商工会、美里町雇用促進協議会と恊働で、「美里フットパス」事 業を展開中。 ・ 美里町商工会は、特産品およびフットパス関連グッズの開発、モニターツアーの開催、 縁側カフェの創出など、ソフト面を担当している。 ・ 美里町雇用促進協議会は、主にガイド養成などの人材育成事業を担当。 ・ 当 NPO は、美里町地域振興協議会事務局として、直接フットパスコースについての調 査、コース選定、マップ作り等を行っている。 ・ 現在 10 コースを選定し、マップおよび道標等を作成中で、2月までには完成の予定。 ・ おおむね月に1回、モニターツアーとしてフットパスウォーキングを行っており、熊 本市、福岡市から1回あたり 20 名〜30 名程度の参加がある。 ・ 情報発信については、関わっているメンバーすべてがFacebookを活用し、美里フット パス(www.facebook.com/misatofp)ページを立ち上げて、コース調査やモニターツ アーなどの様子を随時掲載している。 ・ 本年度より美里町も行政会員として、協会に参加の意向があり、町ぐるみでフットパ スを推進している。 ・ 福岡県岡垣町のほっこり農園、熊本県菊池市のきらり水源村、鹿児島県姶良市のくす のき自然館については、九州で活動する仲間であり、協会に団体会員として参加して いる。 ・ 九州内の他地域にも情報が拡散しており、視察や具体的なコースづくりの相談が複数 きている。①宮崎県北部地域4町(五ヶ瀬、日之影、美郷、高千穂) 、②宮崎県綾町、 ③鹿児島県与論町等 ・ たくさんの地域にコースを選定しているため、集落ごとの協力が不可欠であるが、 □ 2013 年の計画 ・ 現在主体的に活動している美里町商工会および美里町地域振興協議会の二つのグル ープを一つにまとめ、美里町フットパス協会(仮称)を設立予定。 ・ 当 NPO は事務局として活動する。 ・ 現在作成中のフットパスマップ(10 コース)を販売予定。 ・ 関連グッズ(タオル、スタンプブック、マップケース、バインダーなど)を制作し販 売予定。 ・ フットパスガイド(現在6名程度)を登録し、ガイドの要請があれば、協会で受付を 行う予定。(料金は検討中) ・ 定期的(月に2回程度)のフットパスウォーキングを行いながら、周知広報を行う。 ・ フットパスの普及のため、町外からの要請について積極的に関わる。 ・ 様々な団体、学校と連携して、イベントをいくつか計画中。 □ 課題 ・ 来年度運営のための資金 ・ ガイドの養成 ・ たくさんの地域にコースを選定しているため、集落ごとの協力が不可欠であるが、大 変積極的なところと、そうでないところの差が大きい。 □ その他 会員名 □ 特定非営利活動法人 くすの木自然館 最近の活動状況 現在、いくつかのコースを作成。ただし広報には至っておりません。 当館が所在している姶良市の観光協会へ呼びかけ、他実施団体への視察を予定している 他、行政との協働でコースを利用したイベントを行うことが出来るよう、呼びかけてい ます。 □ 2013 年の計画 複数コースの作成、及びコースのマップ起こしを計画しています。 また、募集型イベントの開催に向けて準備を進めていきたいと考えています。 □ 課題 地域企業や商店、農産加工を行う団体などとの提携が主な課題となっています。 □ その他