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創刊号 - 特定非営利活動法人 あずまし家

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創刊号 - 特定非営利活動法人 あずまし家
創刊号
発行日:2015 年 6 月 4 日
創刊号の表紙を飾っていた
だくのは、「まる商なはは」
メンバーの佐々木あおいさ
んによる『自画像』と、昨年
「Aoi」としてデビューした
1st ピ ア ノ ソ ロ ア ル バ ム
『 the Polar Star in the
Heart』のジャケット写真で
す。ジャケット写真にはご本
人の刺繍が使われています。
Aoi 1st Piano Solo ミニアルバム
『the Polar Star in the Heart』
1,500 円 ぜひお買い上げください!
お問い合わせは「まる商なはは」まで。
苦労の種類と深さ
メンバーさんたちとお話ししていて、どうもメンバーさんも私も苦労の構造が普通と違う
のではないかと思いました。具体的には、どんなことで苦労を感じるか(苦労の種類)は普
通と同じでも、そのことでする苦労の深さを普通より妙に大きくしてしまっているように思
います。
ものをなくすことで、苦労(困難)を感じます。たとえば、大切な時計をなくし落ち込み、
買いなおして貧乏になる。友人と言い争って友人をなくし、孤独感を味わう。そんなことを
通して自信をなくし、何とも言えない徒労感を感じる。こういうことは、きっと多くの人に
あることと想像します。でも普通(多くの場合)そのことを、うまく忘れてしまったり、経
験として蓄積し次にもっと楽に切り抜けられるように活用しているようにお見受けします。
しかしどうも我々は、それらのことを相当長い期間七転八倒し続け、考え続けてもっと混
迷を深め、避けようとしてもっと大きな何かに自分からぶち当たっていき、傷口を大きくし
てしまいます。これが、障害の特徴なのか、障害によって二次的に発生するものなのか、は
たまた持って生まれた個性なのか・・・。いずれにしても、あずまし家は私も含めメンバー
もスタッフもそうした特徴を持ち合わせている人が多い気がします。
できれば、私たちもそれを改善し、解決し、かっこよく生きたいです。そんなことにつな
がりそうな勉強もしていますが、苦労はまだ続いて(続けて)います。なのでまずは、そん
な不器用で、せっかちで、パワフルで、無気力で、ごつごつして、つるっとしている、そん
な訳の分からない自分たち自身を隠さずにいても、自分も他人も排除しなくて済む、そんな
場所作ろうとし続けています。
時々そうなってきている気がしますが、そうとは思えない出来事もまたおこり、そしてま
たやり直す、そんな日々です。どうぞ見守ってください。
代表理事 越田伸哉
––
今回はグループホーム入居 3 年目の
Aさん(男性)です
―エルムに来た経緯を教えてもらえますか?
「兄貴に勧められて病院に4年ぐらい入院していた。
入院中に体験で一泊した。合格してエルムに入った」
―グループホームに入ったのは誰かに勧められて入っ
たんですか?
「いや、自分で決めてグループホームに入った」
―他にもグループホームは見学に行ったの?
「いや、行ってない」
―エルムを選んだ理由はなんだったんですか?
「他の入居者が優しかった。皆おとなしい。そういう
ところがいい。皆優しいところがある」
―エルムに入って大変だったことはなんですか?
「冬。デイケアに通うのが大変。あと熱が出て夜中に
病院に行ったこともあった。あのときは大変だったな
あ」
―楽しかったことはなんですか?
「レクでしょ。プリンスホテルのバイキングが楽しか
った」
―印象に残っていることはなんですか?
「1回入院した。その時世話人が石鹸や肌着を買って
きてくれた。入院したことは嫌ではなかった」
―Aさんの1週間の様子を教えてください。
「月・火・金は病院のデイケア、水曜はなはは(地域
活動支援センター)、木曜は隔週で訪問看護が来る。土
日はあまり人には言えないけれどパチンコしたりして
います」
―趣味はありますか?
「趣味?ないなあ。病院にお世話になることが多い。
腰とか皮膚の。腰のリハビリに行ったりしている」
―最後にインタビューを受けた感想などはあります
か?
「たまに聞かれたのでびっくりしました。人間だから
聞かれたらやっぱりドキドキするな」
なはは&ほくほく
移転して半年経ちました
「まる商なはは」
「相談室ほくほく」が
移転して半年が経ちました。
地下鉄南北線「澄川駅」から徒歩4分。
より便利になった
「なはは」「ほくほく」に
ぜひお越しください!
〒005-0003
札幌市南区澄川3条1丁目5-3
センタービル1階
まる商なはは・相談室ほくほく
大変申し訳ありませんが、専用の駐車場はご用意
しておりません。お車でお越しの際は、お近くの
有料駐車場をご利用ください。
なははの設備の一部をご紹介!
●パソコン
パソコン教室で使うほか、
空いている時は自由に
インターネット等を使えます。
●二段ベッド
疲れた時、体調の悪い時、
いつでも休めます。
●テレビ
52 型の大きなテレビです。
DVD 鑑賞や Wii のほか、
サッカーの試合等を
みんなで観戦することも。
最近のあずまし家
● まる商なはは ホットケーキパーティ
4月5日(日)
、9人が集まってお昼にホットケーキパーティを
行いました。談笑しながら思い思いのトッピングで食べ、満腹に
なった後は、DVD『アナと雪の女王』をみんなでわいわい鑑賞。
楽しい日曜日を過ごしました。
● シフォン亭ほやほや 花見
5/3、花見に行ってきました。
天神山緑地、さくらは終わっていました
けど、本当に気持ちのいい公園でした。
F さんの作った卵焼き絶品!!
「いもや」さんの焼き芋最高!!
みんなで過ごすいい時間でした。
いもや:平岸 2 条 15 丁目 5-22
TEL011-300-8888
研修参加
● 1 月 28 日
相談室ほくほくスタッフ 西岡 参加
「人財育成」と「スキルアップ」キックオフ研修
「障害」
「障害者問題」のとらえ方、その意味づけの問題は、
NPO 法人「あずまし家」では、
活動方針にご賛同頂ける賛助会員を
問題提供者によって構築される政治的な営みであるという命
募集しております。同封の郵便振替
題を出発点としつつ、
「障害」概念の変遷や、とりわけ隔離に
用紙にてお申込みください。
反対する身体障害者連盟の活動に端を発する「社会モデル」
の理論を中心に聴講。
(他、グループワーク)
● 3 月 31 日
◆寄付金振込先◆
●郵便振替 口座番号
会計担当スタッフ 佐々木 参加
02760-8-97561
●加入者名
NPOのための年度末講座
この講座では毎年行う年度末事務の一連の流れに加え、所
特定非営利活動法人あずまし家
轄庁と法務局の諸手続きを教えていただきました。NPO
法人では毎年『事業報告等』を提出することが義務付けら
れています。私自身、NPO法人の事務を去年 5 月から始
めて年度末事務をするのは初めてで不安でしたが、定款・
▼ご寄付いただいた方々▼
岩谷様、大橋様、川島様、三島様
登記簿謄本とNPOの参考書を使い解りやすく解説してい
ただきました。今後の事務処理に役立てていきたいと
思います。
編集・発行者:NPO法人あずまし家
〒005-0003 札幌市南区澄川 3 条 1 丁目 5-3 センタービル1階
電話/011-807-8249(まる商なはは)
URL/http://www.azumasiya.org/
FAX/011-825-0223
E-mail/[email protected]
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