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深海探査ロボット 江戸っ子1号
深海探査ロボット 江戸っ子1号 目次 ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ひがしんの役員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ひがしんのスローガン・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ひがしんと地域社会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ひがしんの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 総代会制度について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ひがしんの取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 中小企業の経営の改善及び 地域の活性化のための取組みの状況・・・・ 14 企業支援活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 地域の皆さまとともに〔CSR 活動〕・・・・ 18 トピックス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 これからのひがしん・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 ひがしんの経営内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 〔健全性と収益力について〕 平成 24 年度における事業の概況 ・・・・・・ 24 業務のご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 商品のご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 主な手数料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 資料編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 店舗一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 ひがしんのネットワーク・・・・・・・・・・・・・・ 74 ひがしんの歩み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 ディスクロージャー開示項目・・・・・・・・・・ 77 ●主な事業の内容 1. 預金及び定期積金の受入れ 2. 資金の貸付及び手形の割引 3. 為替取引 4. 債務の保証又は手形の引受け 5. 有価証券の売買又は有価証券関連デリバティブ取引 6. 有価証券の貸付 7. 国債証券、地方債証券若しくは政府保証債券の引受け 及び国債証券等の募集の取扱い 8. 金銭債権の取得又は譲渡 9. 日本銀行、株式会社日本政策金融公庫等の代理業務 10. 国、地方公共団体、会社等の金銭の収納その他金銭に 係る事務の取扱い 11. 有価証券、貴金属その他の物品の保護預り 12. 両替 13. 金融先物取引等 14. 金の取扱い 15. 保険商品等の募集 16. 地方債又は社債その他の債券の募集又は管理の受託 17. 担保付社債信託法により行う担保付社債信託業務 18. スポーツ振興くじ(toto)の払戻し ごあいさつ 平素は格別のご愛顧、お引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、平成 24 年度の日本経済は、東日本大震災からの復興需要 により年度前半は回復に向けた動きが見られましたが、欧州の金融 危機や円高の進行により、年末にかけて底割れが懸念される状況と なりました。その後、新政権が誕生し、様々な経済対策と金融緩和 政策が打ち出され、大幅な株高と円安への転換が進み明るいムード が出始めてまいりましたが、地域経済においては、未だ景気の回復 を実感できない状況にあります。 このような経済情勢のもと、平成 24 年度の金庫経営につきまし ては、当金庫が抱える経営課題に対し、より踏み込んだ対応を行っ てまいりました。具体的には本部主導型から営業店主導型の経営へ 澁谷理事長 の転換を図り、営業店サポート体制強化による業務効率化を推進す る組織改革を行いました。 また、お客さまの利便性と経営効率の向上を図るため、船堀支店の店舗種類の変更や、お花茶屋支店を「エコ店舗」と してリニューアルオープンするなど店舗・出張所の見直しを行いました。 地域密着型金融の推進につきましては、 「産・学・官」との連携強化により、深海探査ロボット「江戸っ子 1 号」の開発・ 実用化に向けた取り組みを行ってまいりました。その取り組みが認められ、関東財務局より「平成 24 年度の地域密着型 金融推進に関する取り組みに対する顕彰」を受けるなど着実な成果をあげることができました。 業績面につきましては、預金は期中に販売した「スカイツリー完成記念定期預金」や「懸賞金付定期預金」の販売によ り順調に推移しましたが、貸出金は、経済情勢を反映し、資金需要の低迷から残高は減少いたしました。有価証券につ きましては、国債等の優良資産を中心に運用を行い、高い収益を確保することができました。 そうしたことから、信金中央金庫を引受人とした優先出資を消却するとともに、繰延税金資産も 19 億円まで減少させ、 金庫体質を盤石なものとすることができました。また、最重要課題である不良債権比率については、プロジェクトチー ムを強化して取り組んでおります。厳しい経済環境の中、堅実経営を進めた結果、当期純利益につきまして昨年を上回 る決算が出来ました。 平成 25 年度につきましては、「中小企業金融円滑化法」の期限は終了いたしましたが、中小企業支援については、従 来と変わらぬ姿勢で引き続き経営改善支援に取り組んでまいります。さらに、新成長分野への進出や海外展開支援等を 通じて、地域の持続的発展を目指してまいります。 一方、内部体制につきましては、営業店の業務体制を抜本的に見直し、従来の集金を中心とした業務からオーダービ ジネスを業務の主軸とした「新営業体制」の構築に取り組み、 「ひがしんブランド」実現のため 4 つの経営課題でありま す①収益力の強化②不良債権比率の改善③事業の選択と集中④人材の活用と育成について、より具体的に、スピード感 をもって取り組むとともに、3 つのスローガンを引き続き実現してまいります。 東日本大震災の復興への支援につきましては、ボランティア活動や育英資金の寄贈、被災地への旅行を企画するなど の支援を実施してまいりましたが、平成 25 年度も引き続き被災地の復興支援を行ってまいります。 今後とも、お客さま第一の姿勢を貫き、信金のモットーであります「フェイス・トゥ・フェイス」 「ドア・トゥ・ドア」の 活動を通して、縁を深め、お客さまや地域と一体となった経営を目指してまいります。 引き続き、皆さまのご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。 平成 25 年 7 月 理 事 長 Higashin 2013 1 ひがしんの役員 ひがしんの役員 ●役員一覧 理 事 長 澁谷 哲一 常勤理事 東海枝 実 理 事 三塚 正昭 専務理事 相野 常勤理事 御子柴 達 理 事 西田 孝博 対馬 新一 常勤理事 岩本 孝宏 理 事 積田 喜一 吉田 誠 理 事 藤田 忠義 岸田 康宏 常勤監事 山澤 修 監 事 阪本 和男 監 事 久保 友吉 常務理事 常務理事 山田 益世 常勤理事 常務理事 中田 清史 常勤理事 常務理事 藤澤 裕之 (平成 25 年 7 月 1 日現在) 2 Higashin 2013 ひがしんのスローガン ひ が し ん の ス ロ ー ガ ン ヒューマニティあふれる 地域を創る信用金庫 金融商品の高度化、IT 技術の目覚しい進歩など、凄まじい勢いで環境は変 化しています。効率化を追求する時代のなかで、おざなりにされてしまって いる人と人の関係。そのなかで私たち《ひがしん》は、Heart to Heart を スローガンに掲げています。これからも、温かな地域コミュニティを創り、 地域社会や地域経済の活性化などに積極的に取り組んでいきます。 地域金融機関としての 使命を果たす信用金庫 私たち日本人が自然と培ってきた人縁・地縁。まさに Face to Face が 私たちの基盤にあります。向こう三軒両隣、共に協力して相互に扶助し合う。 その精神が信用金庫にはあります。地域経済や地域社会の活性化は、私たち 地域金融機関である信用金庫の発展にも繋がるものです。地元から地域から 共に手をとりあって、よりよい地域を創りあげます。 地域とのつながりを大切にしながら 明日をかなえる信用金庫 ひがしんは、笑顔あふれる街づくり、暖かく元気あふれるコミュニティづ くりを積極的に応援します。そのためには、地域のなかで一番身近な金融機 関となるために、お客様とのパートナーシップを大切にいたします。 《ひがし ん》は、金融に関する街のドクターであり、街のコーディネーターでもあり ます。いつでも、どこでも《ひがしん》は地域とともに Smile to Smile で 歩んでいきます。 Higashin 2013 3 ひがしんと地域社会 ひ が し ん と 地 域 社 会 ∼縁 あたたかく - 人へ・街へ∼ 地域経済活性化、地域社会活性化への取組みについて 当金庫は、東京都の東部地域から、埼玉県南東部さらに千葉県北総部を事業区域としています。信用金庫は会員 制度による協同組織金融機関です。会員の中から選出された総代による総代会を最高意思決定機関としている、地 域のお取引先の意思を尊重した地域金融機関です。地元のお客さまからお預かりした大切な資金(預金積金)は、地 元で資金を必要とするお客さまに融資を行い、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員とし 1. 預金積金に関する事項 (地域からの資金調達状況) 当金庫ではお客さまの生活設計や資産の形成、企業の事業活動などに必要なお金をお預か りするため、新商品の開発やサービスの一層の充実に向けて努力しており、各種の預金商品 をご用意しております。詳細につきましては 28 ページをご覧ください。 地 域 の お 客 さ ま ・ 会 員 の 皆 さ ま 預金積金残高 1,570,550 百万円 会員数 133,875 人 出資金残高 25,968 百万円 東京東信用金庫 出資金 2. 今期決算に関する事項 健全経営や運用努力に徹した結果、業務純益 は引き続き都内信金トップクラスの 111 億円を 計上することができました。 また、金庫体質健全化に向け、不良債権等の 個別貸倒引当金繰入 42 億円を実施し、更に貸 出金帳簿から引き離す部分直接償却も 29 億円 実施しております。 その結果、最終の当期純利益は 50 億 94 百万 円を計上し、自己資本の充実に向けることがで きました。 預金積金 有価証券等運用残高 748,239 百万円 3. 貸出金以外の運用に関する事項 貸出金以外の運用は、流動性資金の確保を考慮して運用しております。主なものは預け金 4,078 億円(無利息を除く) 、有価証券 3,395 億円となっております。 なお、有価証券のうち、時価のあるものについては、時価が著しく下落した時は回復する見 込みがあると認められる場合を除き、評価差額を当期の損失として減損処理しております。 4 Higashin 2013 て地元の中小企業者や住民との強い絆とネットワークを形成し、地域経済の持続的発展に努めております。また、 貸出金や預金、為替といった金融機関の本業以外にも、地域社会や地域経済の活性化が信用金庫そのものの繁栄に も繋がると考え、さまざまな地域活性化の活動にも取組んでおります。 4. 貸出金(運用)に関する事項 (地域への資金供給の状況) お客さまからお預け頂いた預金積金につきましては、お客さまの幅広い融資のご要望にお 応えし、地元中小企業の健全な発展や豊かな暮らしのお手伝いをすることを使命と考え、円 滑な資金の供給を行い、お客さまや地域社会への還元をしております。実績として中小企業 等に対し、設備資金に 2,665 億円、運転資金に 4,112 億円、地方公共団体に対し 29 億円 をご融資しております。 また、個人のお客さまには 2,051 億円をご融資しております。なお、当金庫で取扱ってい る商品につきましては 28 ページをご覧ください。 貸出金残高 886,008 百万円 預金積金に占める貸出金の割合 56.41% 体制について 職員数:1,488 人 店舗数:68 店舗 12 出張所 店舗外 ATM コーナー:17ヵ所(平成 25 年 7 月 1 日現在) 5. 文化的・社会的貢献に関する事項 当金庫は、金融業務を通じた経済的な貢献だ けではなく、地域活性化のお手伝いや福祉活動、 地域活動への参加を通して、地域金融機関とし ての社会的責任を果たしていきたいと考えます。 詳細につきましては 18 ページ、19 ページをご 覧ください。 支援サービス 貸出金 6. 取引先への支援等 (地域との繋がり) 地域経済の活性化が、地域社会の活性化に繋がり、また、「しんきん」の基盤充実に結びつ いていくものと理解しております。厳しい経営環境のなか中小企業が築き上げてきた技術や ノウハウを更に育てていくためにも、行政や大学などいわゆる「産学官」との連携によって 地域での総合力を発揮してまいります。 また、ひがしんわいわい倶楽部やひがしんビジネスクラブ「オーロラ」、ひがしんレディー スクラブ「レインボー」 、ひがしん若手経営者の会「ラパン」等の活動を通じて会員相互の親 睦を図っております。詳細につきましては 18、19 ページをご覧ください。 経営改善支援の取組みについては 15 ページをご覧ください。 地 域 の お 客 さ ま ・ 会 員 の 皆 さ ま Higashin 2013 5 ひ が し ん と 地 域 社 会 ひがしんの概要 ひがしんの概要 庫章(シンボルマーク)の紹介 庫章の楕円は、地域社会と東京東信用金庫を表 す二つの円が重なり一体化して、ふくよかに広 がる様を、日本の伝統的な「和」の形で表して います。右寄りの白い円は「東」の方位で、万 物をはぐくむ陽光が地平から昇る姿を示し、成 長や繁栄を表現しています。 本庫章は、指で OK するサインに似ているため 「グッドマーク」と呼ばれます。 ひがしんの めざす 信用金庫像 あたたかくー人へ・街へ ○ヒューマニティあふれる地域を創る信用金庫 ホーム・オウンド・バンク (地域・生活との密着) お客様の一番身近な存在に ○地域とのつながりを大切にしながら明日をかなえる信用金庫 縁からつながる地域の輪 ○地域金融機関としての使命を果たす信用金庫 内部管理基本方針 当金庫は、信用金庫法及び信用金庫法施行規則に基づき、当金庫の業務の健全性・適切性を確保するための態勢 の整備に係る基本方針を以下のとおり定めました。 1. 理事及び職員等の職務の執行が法令及び定款に適合す 6. 監事の職務を補助すべき職員の理事からの独立性に関 する事項 ることを確保するための体制 2. 理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 7. 理事及び職員等が監事に報告するための体制その他の 監事への報告に関する体制 3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 4. 理事の職務の執行が効率的に行われることを確保する 8. その他監事の監査が実効的に行われることを確保する ための体制 ための体制 5. 監事がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた 9. 当金庫及びその子会社等における業務の適正を確保す るための体制 場合における当該職員に関する事項 東京東信用金庫行動綱領 信用金庫の社会的使命と 公共性の自覚と責任 質の高い金融等サービスの提 供と地域社会発展への貢献 法令やルールの厳格な遵守 地域社会とのコミュニケー ション 従業員の人権の尊重等 環境問題への取組み 社会貢献活動への取組み 反社会的勢力との関係遮断 6 Higashin 2013 信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を常に自覚し、責任ある健全な業務運営の 遂行に努める。 経済活動を支えるインフラとしての機能はもとより、創意と工夫を活かし、お客さ まの二ズに応えるとともに、セキュリティレベルの向上や災害時の業務継続確保な どお客さまの利益の適切な保護にも十分配慮した質の高い金融および非金融サビス の提供等を通じて、地域経済・地域社会の発展に貢献する。 あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとることのない、誠 実かつ公正な業務運営を遂行する。 経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュ二 ケションの充実を図る。 従業員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保する。 資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融 サビスを提供するなど、環境問題に積極的に取組む。 信用金庫が社会の中においてこそ存続・発展し得る存在であることを自覚し、社会 とともに歩む「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動に取組む。 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除し、関係 遮断を徹底する。 ●概 要 ●営業地区 【名 称】 東京東信用金庫 【所 在 地】(本店)東京都墨田区東向島2-36-10 電話 03(3611)0131(代) (本部)東京都墨田区両国4- 35 - 9 電話 03(5610)1111(代) 【設 立】 昭和 20 年 12 月 15 日 【出 資 金】 25,968 百万円 【預金積金】 1,570,550 百万円 【貸 出 金】 886,008 百万円 【職 員 数】 1,488 人 【店 舗 数】 68 店舗 12 出張所 店舗外 ATM コーナー 17ヵ所 ※ 【東京都】 区の存する地域 【埼玉県】 草加市 八潮市 三郷市 越谷市 川口市 春日部市 (旧庄和町を除く) 吉川市 北 飾郡松伏町 【千葉県】 松戸市 市川市 鎌ヶ谷市 船橋市 柏市 野田市 流山市 浦安市 八千代市 習志野市 佐倉市 成田市(旧下総町、旧大栄町を除く) 千葉市 我孫子市 四街道市 八街市 印西市 白井市 富里市 印旛郡 (※平成 25 年 7 月 1 日現在) ●組織図 総代会 監事会 理事会 常務会 コンプライアンス 委 員 会 預金保険法対策 委 員 会 個人情報管理 委 員 会 危 機 管 理 委 員 会 リス ク 管 理 委 員 会 部 長 会 システムリスク 対策委員会 理事長 融資審査会 A L M 委員会 金利決定 委 員 会 資金運用 検 討 会 専務理事 常務理事 常勤役員会 常勤理事 リ ス ク 管 理 本 部 経 営 企 画 室 監 査 部 コ ン プ ラ イ ア ン ス 部 企 主 情 監 与 コ ン 報 信 プ ラ 画 計 査 管 監 イ ア 理 査 ン 担 担 担 担 担 ス 担 当 当 当 当 当 当 リ 秘 ス 総 営 管 務 業 理 本 本 本 部 部 部 総 人 地 書 管 理 務 事 支 部 室 部 部 部 ク 域 援 お 客 様 サ ポ ー ト 部 営 業 推 進 部 広 リ 秘 総 会 人 人 シ 地 保 ラ 海 中 小 ニ イ 外 ス 企 材 ア 域 険 フ 業 業 報 ク 書 務 員 事 サ 支 窓 プ 務 応 開 援 ポ 管 セ 発 ー 援 販 ラ 支 ン 担 理 担 担 担 担 ン 援 タ ト 担 担 担 担 担 担 ー 担 担 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 審 与 査 管 部 部 信 理 資 金 国 際 本 部 管 資 理 証 部 部 事 務 本 部 国 シ 事 ス 金 際 テ 務 ム 券 部 企 営 業 コ 審 代 融 与 管 管 資 証 国 コ ン 務 ー 業 業 理 資 信 理 理 ピ 企 ル 査 金 券 際 ュ 支 推 画 セ 業 企 管 回 法 ー ・ ン 援 進 推 タ 務 画 理 収 務 タ 担 担 担 担 進 ー ー 担 担 担 担 担 担 担 担 担 担 部 部 情 情 事 事 事 事 報 報 務 務 務 務 サ 処 ェ 企 管 集 ポ チ 理 ッ 画 理 中 ー ク ト 担 担 担 担 担 担 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 当 営業店 (平成25年7月1日現在) Higashin 2013 7 ひ が し ん の 概 要 総代会制度について 総代会制度について 1. 総代会制度 ■総代会の仕組み (図解) 信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神 を基本理念に、会員一人一人の意見を最大の価値とする 協同組織金融機関です。したがって、会員は出資口数に 関係なく、一人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金 庫の経営に参加することとなります。しかし、当金庫で は、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能 です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、 充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度 を採用しております。 (右「図解」参照) この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の 選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。し たがって、総代会は、総会と同様に、会員一人一人の意 見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正 な手続により選任された総代により運営されます。 また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常 の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーショ ンを大切にし、さまざまな経営改善に取組んでおります。 2. 総代とその選任方法 (1)総代の任期・定数 ・総代の任期は 2 年です。 ・総代の定数は、120 人以上 350 人以内で、会員数に 応じて各選任区域ごとに定められております。 (2)総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の 経営に反映する重要な役割を担っております。 そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注)に 基づき、次の 3 つの手続を経て選任されます。(右「フ ロー図」参照) ①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。 ②その総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。 ③その総代候補者を理事長が総代に委嘱する(異議が あれば申立てる)。 (注)総代候補者選考基準 ①資格要件 ・当金庫の会員である方 ②適格要件 ・総代として相応しい見識を有している方 ・良識をもって正しい判断ができる方 ・地域における信望が厚く、総代として相応しい方 ・地域での居住年数が長く、人縁関係が深い方 ・行動力があり、積極的な方 ・人格、識見に優れ、当金庫の発展に寄与できる方 ・金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との緊密な取引関係を有す る方 会 員 ②選考基準に基づき 総代候補者を選考 ①理事会の議決に基 づき理事長が選考 委 員を委 嘱し、選 考委員の氏名を店 頭掲示 ③ 理 事 長は、総 代 候 補者氏名を店頭掲 示し、所定の手続を 経て、会員の代表と して総代を委嘱 総 代 会 理事会 会員の総意を適正に 反映するための制度 決算に関する事項、理 事・監事の選任等重要 事項の決定 総 代 ■総代が選任されるまでの手続きについて (フロー図) 下記フロー図は当金庫定款 当金庫の地区を10区の選任区域に分け、 に定める総代選任手続きに 各選任区域ごとに総代の定数を定める。 基づいて作成しております。 ① 選総 考代 委候 員補 の者 選 任 ② 総 代 候 補 者 の 選 考 ③ 総 代 の 選 任 理事会の議決により、選任区域ごとに会員の うちから選考委員を委嘱 選考委員の氏名を店頭に掲示 選考委員が総代候補者を選考 総代候補者の氏名を、 2週間金庫の事務所に 店頭掲示 理事長に報告 左記掲示について 電子広告により公告 《異議申出期間(公告後2週間以内)》 会員から異議がない場合または選 任区域の会員数の1/3未満の会員 から異議の申出があった総代候補者 選任区域の会員数の1/3 以上の会員から異議の申 出があった総代候補者 当該総代候補者が選任区域 の総代定数の1/2以上 当該総代候補者が選任区域 の総代定数の1/2未満 、 いずれか選択 他の候補者を選考 上記②以下の手続きを経て 理事長が総代に委嘱 8 Higashin 2013 総 代 候補者 選考委員 欠員(選考を行わない) 総代の氏名を金庫の事務所の 店頭に1週間掲示 総 代 会 制 度 に つ い て 3. 通常総代会の決議事項等 第 68 期通常総代会において、次の事項が付議され、 それぞれ原案のとおり承認可決されました。 ①報告事項 第 68 期(平成 24 年 4 月 1 日∼平成 25 年 3 月 31 日) 業務報告書、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件 ②決議事項 第一号議案 剰余金処分案承認の件 第二号議案 役員賞与支給の件 第三号議案 定款一部変更の件 第四号議案 理事の退職慰労金支出の件 第五号議案 会員除名の件 第 68 期通常総代会(平成 25 年 6 月 21 日開催) ●総代名簿(敬称略・順不同・総代数 191 人 平成 25 年 7 月 18 日現在) 選任区域 人 数 1区 21 人 一松紀行 佐原義連 渡邊龍一 内山 満 篠崎賢吾 真田礼子 遠藤勝久 清水三郎 髙橋伸昭 大久保保 長岡信玄 荻野 明 白田一夫 加藤伝三郎 藤本眞治 川合創記男 松山 光 菊地義弘 丸山宏充 小島義文 村瀬重光 2区 14 人 秋山正雄 深澤和章 大塚一郎 福島昌一 大橋淑男 牧口増夫 岡本郁雄 間中辰男 清水 浩 石川 勲 津村 勇 富田康義 西村 清 樋口修一 伊藤三千男 西村寿郎 岩崎 彰 橋本 勇 大堀雅義 岡本 毅 加藤健次郎 小林 久 田中 久 19 人 石原九二一 中村秀二 上野博文 3区 長谷川友一 星山忠夫 前川一豊 丸山文人 山下正重 由田由松 石川貞夫 槇野利光 石毛平二郎 南 猛 井上義人 嶋村 誠 笛吹佳宣 森屋和浩 岡村謙蔵 坂田登貴子 杉原 宏 武山正幸 弦巻幸榮 飯森浩司 上野吉光 大塚精一 小澤敬治 加藤明男 加藤 肇 川久保順文 木内輝男 小林清三郎 柴田 透 早川 淳 鈴木五郎 宮崎幸夫 関口彪一 山縣常浩 髙田昭仁 髙橋一郎 田中喜久男 長島資生 野口邦雄 長谷部尅彦 阿部利夫 佐久間梅吉 竹内善衛 石井昭造 佐久間幸一 田邊 茂 井村 壽 佐藤節男 西野安雄 岩楯康好 島宮萬喜 平田善信 宇田川日出海 靱江重和 金久保豊 金澤隆登 小島信二 白子 一 細野輝明 鈴木梅吉 森 寛頼 鈴木幸雄 森 幸男 高橋俊三 髙橋幸雄 吉野 征夫 田島 治 秋元 実 田中章恵 石田 孝 田辺徳夫 加藤正弘 田邊正樹 桐田進弘 谷口勝亮 越塚金一 谷口博昭 古清水貞夫 土谷英一 佐々木栄作 中川照詞 佐藤慈敞 鹿野吉雄 中川滝治郎 名取和弘 野崎理弘 野島英二 橋場之廣 橋本豊之 長谷川信行 本多達麿 牧田盛市郎 真利子伊知郎 丸山 学 宮崎鎭雄 横川 清 氏 名 山本一博 4区 14 人 5区 21 人 6区 27 人 7区 29 人 山之内豊治 8区 19 人 浅井俊保 丹保達二 矢崎敏央 飯泉一雄 中村孝明 植木 勝 西野孝義 宇都野紘 藤田武男 小倉幸雄 牧 稔 小竹 功 谷古宇松夫 指田隆次 山上博愛 高橋秀行 山口博之 髙柳剛通 山 曻吉 9区 20 人 石川善満 周郷紀男 相馬榮作 板橋良夫 鈴木誠二 吉村典久 海老原衡治 瀬川隆昭 遠田孝男 曽我明哲 金子 明 德田 衛 川崎昭介 豊田好実 神田憲雄 長島弘昌 木下 博 森脇義夫 坂巻勝彦 渡邉幸一 7人 北岡正宏 小林利明 佐藤一二三 髙山俊達 綱島昭寛 横沢とも子 赤尾由美 10 区 Higashin 2013 9 ひがしんの取組み コンプライアンス(法令等遵守)態勢について ひがしんの取組み コンプライアンスとは、「あらゆる法令やルールを厳 格に遵守し、社会的規範に反することの無いよう常に誠 実かつ公正な企業活動を遂行する」ことをいいます。 私ども信用金庫がその社会的使命を果たし、会員や利 用者の皆さまの多様な二一ズに応え、きめ細かなサービ スを提供し、社会の信頼を得ていくためには、金庫の役 職員一人ひとりが高い倫理観と使命感を持って行動しな ければなりません。経営者は経営理念に基づく適正な業 務運営を第一とし、その積極的取組みにより金庫の発展 に努める責任を負っています。 当金庫はこれらを実践すべく、理事長を委員長とする 「コンプライアンス委員会」を、また下部機関として「コ ンプライアンス作業部会」を設置し、コンプライアンス 態勢の強化を図っております。 統括部署であるコンプライアンス部は、本部各部室お よび全営業店に コンプライアンス担当者 を任命し、モ ニタリング(監視)体制と報告体制を整備しております。 また、「コンプライアンス・マニュアル」および「行動 綱領」等内部管理規程の整備に努め、職員研修の充実等 によりコンプライアンスの推進に努めています。 平成 23 年度から新たにスタートした「 地域密着型金 融推進 3 ヵ年計画『ひがしんブランド』の共生!」に おいても、コンプライアンス態勢の強化を掲げており、 3 ヵ年計画の最終年度にあたる平成 25 年度も引き続き コンプライアンス態勢の強化を図ってまいります。 理事会 指示等 報告・審議 コンプライアンス委員会 常務会 報告 報告・審議 指示等 指示等 報告・審議 統括部門 コンプライアンス部 コンプライアンス作業部会 報告 報告 指示等 本部コンプライアンス担当者 報告 外部専門家(弁護士等) 相談 指示等 (相談・訴訟委任等) 営業店コンプライアンス担当者 利益相反管理方針の概要 当金庫は、信用金庫法および金融商品取引法等を踏まえ、お客さまとの取引にあたり、本方針および当金庫が定める 庫内規則に基づき、お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理(以下「利益相反管理」といいます。) し、もってお客さまの利益を保護するとともに、お客さまからの信頼を向上させるため、次の事項を遵守いたします。 ①対象取引を行う部門とお客さまとの取引を行う 1. 当金庫は、当金庫および東武ビジネスサービス株式会 部門を分離する方法 社、信用メンテナンス株式会社(以下、総称して「当 ②対象取引またはお客さまとの取引の条件または 金庫等」といいます。 )がお客さまと行う取引を対象と 方法を変更する方法 して利益相反管理を行います。 ③対象取引またはお客さまとの取引を中止する方法 2. 当金庫は、以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。 (1)次に掲げる取引のうち、お客さまの利益が不当に ④対象取引に伴い、お客さまとの利益が不当に害 害されるおそれのある取引 されるおそれがあることについて、お客さまに ①当金庫等が契約等に基づく関係を有するお客さ 適切に開示する方法 まと行う取引 4. 当金庫は、営業部門から独立した管理部署の設置およ ②当金庫等が契約等に基づく関係を有するお客さ び責任者の配置を行い、利益相反のおそれのある取引 まと対立または競合する相手と行う取引 の特定および利益相反管理を一元的に行います。 ③当金庫等が契約等に基づく関係を有するお客さ また、当金庫は、利益相反管理について定められた まから得た情報を不当に利用して行う取引 法令および庫内規則等を遵守するため、役職員等を対 (2)①から③のほかお客さまの利益が不当に害される 象に教育・研修等を行います。 おそれのある取引 5. 当金庫は、利益相反管理態勢の適切性および有効性に 3. 当金庫は、利益相反管理の対象となる取引について、 ついて定期的に検証します。 次に掲げる方法その他の方法を選択し、またはこれら を組み合わせることにより管理します。 10 Higashin 2013 顧客保護等管理態勢の強化について ・ 当金庫は、法令やルールを厳格に遵守し、社会規範に則り、誠実かつ公正な業務運営を遂行し、お客さまの正当 な利益の保護や利便性の向上に向けて継続的な取組みを行なっています。 ・ お客さまへの説明を要する全ての取引や商品について、その理解や経験・資産の状況等に応じた適切な情報提供と 商品説明を行ないます。 ・ お客さまの情報については、適切かつ適法な手段で取得し、情報の流出・紛失等の防止のための必要かつ適切な措 置を講じています。 ・ 当金庫における個人情報保護の基本方針や個人情報の利用目的等については、「プライバシーポリシー(個人情報 保護宣言)」に取りまとめて、店頭掲示及びホームページにて公表しております。 〔苦情処理措置〕 当金庫は、お客様からの苦情のお申し出に公正かつ的確に対応するため業務運営体制・内部規則を整備し、その内 容をホームページ、パンフレット等で公表しています。 苦情は、当金庫営業日(9 時∼ 17 時)に営業店(電話番号は 72 ∼ 73 ページ参照)またはコンプライアンス部(電 話:03-5610-1110)にお申し出ください。 証券業務に関する苦情は、当金庫が加入する日本証券業協会から苦情の解決業務等の委託を受けた「特定非営利活 動法人証券・金融商品あっせん相談センター(ADR FINMAC) 」 (電話:0120-64-5005)でも受け付けています。 〔紛争解決措置〕 当金庫は、紛争解決のため、当金庫営業日に上記コンプライアンス部または全国しんきん相談所(9 時∼ 17 時、 電話:03-3517-5825)にお申し出があれば、東京弁護士会(電話:03-3581-0031)、第一東京弁護士会(電話: 03-3595-8588)、第二東京弁護士会(電話:03-3581-2249)の仲裁センター等にお取次ぎいたします。 また、お客様から各弁護士会に直接お申し出いただくことも可能です。なお、前記弁護士会の仲裁センター等は、 東京都以外の各地のお客様にもご利用いただけます。その際には、お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士 会を利用する方法もあります。例えば、東京以外の弁護士会において東京の弁護士会とテレビ会議システム等を用 いる方法 ( 現地調停 ) や、東京以外の弁護士会に案件を移す方法 ( 移管調停 ) があります。ご利用いただける弁護士 会については、あらかじめ前記「東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会、全国しんきん相談所また は当金庫コンプライアンス部」にお尋ねください。 このほかに証券業務に関する紛争は、当金庫が加入する日本証券業協会から紛争の解決のあっせん等の委託を受 けた上記「特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター(ADR FINMAC)」でも受け付けています。 反社会的勢力への取組みについて 当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断するた め、 「反社会的勢力に対する基本方針」を定め、これを遵守しています。 反社会的勢力に対する基本方針 1. 基本的な考え方 私ども東京東信用金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力と の関係を遮断するため、以下のとおり「反社会的勢力に対する基本方針」を定め、これを遵守します。 2. 具体的な行動指針 (1)当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、不当要求に対しては断固として拒絶します。 (2)当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解 決に努めます。 (3)当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・異例な取引および便宜供与は行いません。 (4)当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追放運動推進センター、弁護士などの外部 専門機関と緊密な連携関係を構築します。 (5)当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、断固 たる態度で対応します。 当金庫では、平成 22 年 4 月 1 日から、反社会的勢力との取引を未然に防止するため、融資取引においては、 契約締結前に「反社会的勢力排除に関する同意書」の取入れを、また、預金取引においては、預金規定、当座 勘定規定、貸金庫規定等に「反社会的勢力排除条項」を導入しております。 Higashin 2013 11 ひがしんの取組み 金融 ADR 制度への対応 リスク管理態勢について ひがしんの取組み 大口貸出先や要注意先などの特定案件についても厳正な 審査を行うとともに、自己査定チェック体制により、不 良債権の発生防止と資産の健全化を図っております。 システムリスクについては、システムリスク対策委員 会の設置や、災害や障害に備えた 「危機管理計画 (コンティ ンジェンシープラン)」の策定により、システムの十分性 の確保等及び不測の事態に対応できるよう万全の体制を 構築しております。 個人情報保護についても関係法令等を遵守し、関連規 程の策定、安全管理体制の整備を図る等、個人情報の適 切かつ安全な取扱いを徹底しております。 このような内部リスク管理態勢に加えて、外部監査と して会計監査人(監査法人)の監査を受けております。 今後も当金庫はより健全で責任ある経営の実践を目指 し、リスク管理態勢を構築してまいります。 金融の自由化・国際化の一層の進展や金融技術の革新 などにより、取扱い業務や金融サービスが多様化する中 で、金融機関の抱えるリスクはますます複雑化、多様化 しております。 当金庫は、リスク管理を経営の重要課題として位置づ け、BIS 規制(バーゼル II)に対応した統合的なリスク管 理態勢を構築し、種々のリスクの正確な把握、適切な管 理・運営を通じ、経営の健全性の維持と適正な収益確保 に努めております。 リスク管理については、経営陣によって構成された「リ スク管理委員会」を設置し、様々なリスク情報に基づき、 リスク管理状況に関する分析・検討を行っており、「ALM (資産・負債の総合管理)委員会」では、資産・負債の適 切な管理に努めております。 与信管理体制については、「融資審査会」を設置して、 ●リスク管理体系図 最終意思決定機関 監査法人 監事会 理事会 (外部監査) 常務会 融資審査会 ALM委員会 リスク管理委員会 事務局 審査部 事務局 経営企画室 事務局 リスク管理部 システムリスク対策委員会 事務局 システム部 資金運用検討会 金利決定委員会 リスク管理作業部会 事務局 資金証券部 事務局 経営企画室 事務局 リスク管理部 リスク管理部 監 査 部 ︵ 内 部 監 査 ︶ 信用リスク 市場リスク 流動性リスク オペレーショナル・リスク 対象リスク 与信管理部 資金証券部 資金証券部 リスク管理部 担当部門 経営企画室 審 査 部 管 理 部 資金証券部 経営企画室 国 際 部 経営企画室 営業推進部 本部各部室 関連部門 本部各部室・営業店・ (連結対象子会社) 12 Higashin 2013 業務部門 当金庫では、リスクを「信用リスク」、 「市場リスク」、 「流動性リスク」、 「オペレーショナル・リスク」のカテゴリー に分類し、各担当部門及び各関連部門が、各リスクを適切に管理し、健全性の確保と安定した収益の確保に努めて います。 ●市場リスク 市場リスクとは、金利、為替、株価等の様々な市場の リスク・ファクターの変動により、資産・負債及びオフバ ランス取引の価値が変動し損失を被るリスク、さらに資 産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリス クをいいます。主な市場リスクは、金利リスク、為替リ スク及び価格変動リスクの 3 つのリスクからなります。 当金庫は、各種リスクを識別、評価、モニタリング、 コントロールすることにより、経営の健全性を確保し、 経営資源の適切な配分を通じてリスクに見合った安定収 益の確保を図っています。 接的、間接的な事象により損失を被るリスクのことをい い、リスクの内容として、事務リスク・システムリスク・ 風評リスク・法務リスク(コンプライアンス) ・人的リスク・ 有形資産リスクがあります。 ・事務リスク 当金庫の役職員等が正確な事務を怠る、あるいは、事 故・不正等を起こすことにより、当金庫が損失を被るリ スクをいいます。 事務リスク管理においては、常に事務リスク発生の危 険度を把握し、規程等の整備・指導を図るとともに、厳 正な事務管理に努めています。 ・システムリスク コンピューターシステムの障害又は誤作動、システム の不備、不正利用等により当金庫が損失を被るリスクを いいます。 システムリスク管理においては、経営方針、経営計画 に従い、当金庫の情報資産保護の管理体制を整備し、適 切なシステムリスク管理の運営を図っています。 ・風評リスク 当金庫の資産の健全性や収益力、自己資本などのリス ク耐久力、規模、成長性、利便性などが劣化し、安心度、 親密度が損なわれることにより、当金庫の評判が低下す るリスクをいいます。 ●流動性リスク 流動性リスクとは、当金庫の財務内容の悪化等により ・法務リスク 必要な資金が確保できなくなる場合や、市場の混乱等に 当金庫が法令等に違反(コンプライアンス違反)し、 より市場において取引が出来なくなること等により、損 行政処分やお取引先等からの訴訟により、損害賠償等を 被るリスクのことをいいます。 失を被るリスクのことをいいます。 当金庫は、市場流動性の状況を適切に把握し対応する とともに、当金庫の資金調達、運用構造に即した適切か ・人的リスク 人事運営上の不公平・不公正及び差別的行為(セクシュ つ安定的な資金繰り体制を構築しています。 アルハラスメント等)から生じる損失・損害をいいます。 ●オペレーショナル・リスク オペレーショナル・リスクとは、当金庫の不適切な事 ・有形資産リスク 務手続き・事務処理、役職員等の不正行為若しくはシス 災害その他の事象から生じる有形資産の毀損・損害の テムの不具合や不備又はテロや地震、犯罪など外部の直 ことをいいます。 非常時の業務継続態勢について 当金庫では、社会的信用の上に成り立つ金融機関として、大規模災害や事故等 「不測の事態」 の発生により、 本部機構・ 事務センター・営業店等が重大な被害を被り、業務遂行が果たせなくなった場合、当金庫の社会的責任は重大であり、 業務遂行を速やかに、かつ効果的に復旧させる必要があることから、各種業務の中断の範囲や罹災期間を極小化して、 迅速に必要な業務を継続させるため、非常時の業務継続態勢を網羅した「危機管理計画」を策定し、非常時でも必要 な金融サービスが提供できるよう態勢を整えております。 Higashin 2013 13 ひがしんの取組み ●信用リスク 信用リスクとは、信用供与先(お取引先企業・個人) の財務状況の悪化等により、資産(貸出金、有価証券等) の価値の減少、あるいは消失することで、当金庫が損失 を被るリスクのことをいいます。 当金庫は、信用リスクに関する管理諸規程等に従い、 貸出金について個別案件ごとの与信審査、与信限度額、 信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応な ど、与信管理に関する体制を整備し、信用リスクの管理 に努めています。また、有価証券発行体の信用リスク及 びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関 しては、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管 理しています。 中小企業の経営の改善及び 地域の活性化のための取組みの状況 1. 中小企業の経営支援に関する取組み方針 ○当金庫は、地域の発展とお客さまの繁栄をめざし、次の 3 項目を柱に地域金融機関として地域経済の活性化 に積極的に取組んでおります。 また、平成 25 年 3 月末をもって「中小企業金融円滑化法」の期限が到来しましたが、当金庫の中小企業支 援の取組みについては何ら変わるものではなく、お客さまに応じたコンサルティング機能をより一層発揮し、 経営支援に取組んでまいります。 ①顧客企業に対するコンサルティング機能の発揮 創業・新事業、成長段階、経営改善、事業再生、事業承継等といった企業のライフステージ等に応じたそれ ぞれの局面で必要とされる支援強化に取組みます。 ②地域の面的再生への積極的な参画 金融サービス、情報の活用により、地域の活性化に協力するとともに、利用者の満足度の向上に努め、地 域の面的再生に向けた取組みに積極的に参画します。 ③地域や利用者に対する積極的な情報発信 当金庫の主要な取組み等に関して、地域や利用者に対し、積極的に情報発信してまいります。 2. 中小企業の経営支援に関する態勢整備の状況 中小企業の経営の改善及び 地域の活性化のための取組みの状況 ○当金庫は、お客様サポート部に中小企業応援センター担当、企業支援担当、海外業務支援担当を設置し、中 小企業支援、産学官連携、海外展開を推進、さらに地域支援部では、お客さまの組織化による地域の活性化 を推進しています。 ①首都圏東部地区中小企業応援センター事業の推進 ・中小企業応援センターを運営し、地域の中小企業の経営相談や技術相談、公的支援策の案内などを実施 ・中小企業の海外進出支援として、JETRO、中小企業基盤整備機構、信金中央金庫との連携によるセミナー の開催や相談業務の実施 ・ 「見える化」を図る中小企業者に対し、知的資産経営報告書等の作成支援 ・新技術開発を行う中小企業者へのものづくり相談支援の実施 ②東京海洋大学、芝浦工業大学、千葉商科大学等との連携強化 ・東京海洋大学、芝浦工業大学による技術相談に加え、平成 24 年度からは千葉商科大学と連携した「経営 診断実習」を実施 ③ TKC 東・東京会との連携による取引先企業への支援強化 ・本部企業支援担当者、営業店職員、TKC 東・東京会所属の税理士が企業訪問し、経営改善計画書策定支援等を実施 3. 中小企業の経営支援に関する取組み状況 ○当金庫は、企業のライフステージ等に応じた支援強化に取組んでおります。 ①創業・新規事業開拓の支援 ・中小企業応援センター事業として、アドバイザーによる窓口支援、アドバイザーの要請に基づく専門家派遣の実施 ・地域との産学官連携活動の実施(「江戸っ子 1 号」プロジェクト等) ②成長段階における支援 ・ 《ひがしんビジネスフェア》の開催によるビジネスマッチングを活用した支援 ・中小企業の海外進出支援 ③経営改善・事業再生・業種転換等の支援 ・経営改善が必要な取引先企業への支援 経営改善支援機能強化によるランクアップ先の推進及び経営改善計画書の策定支援とフォローアップの実施 TKC 東・東京会との連携による取引先企業への支援強化 ・中小企業再生支援協議会及びその他外部機関の活用推進 ・再生手法の活用による再生支援の検討 4. 地域の活性化に関する取組み状況 ○当金庫は、地域に密着した顧客の組織化推進による多様なサービスの向上に取組んでおります。 ・ひがしんビジネスクラブオーロラ(事業主の会) ・ひがしんわいわい倶楽部(年金受給者『当金庫受給口座指定者』の会) ・ひがしんレディースクラブ「レインボー」 (女性の会) ・ひがしん若手経営者の会「ラパン」 14 Higashin 2013 企業支援活動 経営改善支援の取組み実績 業績の回復に苦慮されているお取引先に対し資金面での支援は勿論、財務内容や業績についての分析を行い、そ の結果に基づいた経営改善へのアドバイスをするなど、より親身なご支援を心がけております。 具体的には、本部に「企業支援担当」を設け、経営改善のお手伝いをしております。 ●経営改善支援の取組み実績(平成 24 年 4 月∼ 25 年 3 月) 正常先 うちその他要注意先 要注意先 うち要管理先 破綻懸念先 実質破綻先 破綻先 合 計 (単位:先) 期初 うち 経営改善支援 ランク 再生計画 (α)のうち (α)のうち (α)のうち 債務者数 経営改善支援 取組み率 アップ率 策定率 期末に債務者区 期末に債務者区 再生計画を (A) 取組み先数 =(α)/(A) =(β)/(α) =(δ)/(α) 分がランクアッ 分が変化しな 策定した先数 (α) (δ) プした先数(β) かった先数(γ) 14,306 0 0 0 ー ー 4,614 151 131 109 3.3% 72.2% 7 4.6% 116 0 0 0 ー ー 0 ー 1,356 13 7 12 1.0% 92.3% 1 7.7% 876 0 0 0 ー ー 0 ー 455 0 0 0 ー ー 0 ー 21,723 164 138 0.8% 73.8% 8 4.9% 121 (注)・期初債務者数及び債務者区分は 24 年 4 月当初時点で整理しています。 ・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含みません。 ・βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載しています。 なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβには含んでいません。 ・期初の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」にランクアップした場合はβに含めています。 ・期初に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については(仮に選定時の債務者区分が期初の債務者区分と 異なっていたとしても)期初の債務者区分に従って整理しています。 ・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含んでいません。 ・γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載しています。 ・みなし正常先については正常先の債務者数に計上しています。 ・ 「再生計画を策定した先数δ」=「中小企業再生支援協議会の再生計画策定先」+「RCC の支援決定先」+「金融機関独自の再生計画策定先」 企業再生支援の具体的な取組み 平成 24 年度の支援先企業 164 先を選定。企業の現状分析に基づいた改善提案を実施し 8 先のランクアップを実 現しました。 また、外部機関との連携強化を図り、再生支援に取組みました。 ・TKC 東・東京会との連携により、20 先に対して経営改善計画書の策定を支援。 ・中小企業再生支援協議会への事前相談 12 先を実施。うち 4 先が再生計画を策定。 ・官民一体の再生ファンド「とうきょう中小企業支援ファンド」へ 50 百万円を出資。 ●創業・新事業支援融資の実績 平成 22 年度 件数 金額 134 713 平成 23 年度 件数 金額 118 690 (単位:百万円) 平成 24 年度 件数 金額 121 599 金融円滑化に向けた取組み状況 当金庫では、地域の中小企業や個人事業主のお客さま及び住宅ローン等の住宅資金をご利用いただいている個人のお客 さまからのご相談に際し、状況をきめ細く把握して、他の金融機関等との連携を図りながら、ご返済条件の変更等に関す るご相談や円滑な資金供給を一層強化するため、「金融円滑化のための基本方針」を定め、態勢整備を行っています。 【営業店の態勢】全営業店に「金融円滑化相談窓口」を設置し、ご融資全般のご相談をお受けしております。 「取次窓口」 を、与信管理部に 「相談窓口」 を設置し、ご相談をお受けしております。 【本 部 の 態 勢 】本部コンプライアンス部に 当金庫の金融円滑化に向けた取組みの実施状況については、金融円滑化法終了後もホームページで 開示しております。 金融円滑化相談・苦情受付窓口 全営業店 :「金融円滑化相談窓口」 受付時間 平日 9:00 ∼ 15:00 本部 お電話の場合 平日 9:00 ∼ 17:00 (取次窓口)コンプライアンス部 0120-331-615 受付時間 平日 9:00 ∼ 17:00 メールアドレス :[email protected] (相談窓口)与信管理部 受付時間 平日 9:00 ∼ 17:00 Higashin 2013 15 企 業 支 援 活 動 経済産業局長が取引先事業所を視察 産学官 連携事業と ビジネスマッチング 1. 産学官連携活動 ●江戸っ子 1 号プロジェクト 江戸っ子 1 号プロジェクトは下町の中小企業が中心になり、深海 8,000 メートルまで潜水し、海底の試料採取 と三次元の画像撮影を目的としたプロジェクトです。中小企業と当金庫が提携している東京海洋大学、芝浦工業大 学、海洋研究開発機構が技術面を、当金庫が事務局となりプロジェクト全体の運営を行っております。平成 24 年 1 月に正式に調印式が行われ、11 月には江の島沖の試験潜水に成功、平成 25 年度には千葉県房総半島沖の水深 8,000 メートルの深海に挑みます。また、すみだ産学官連携クラ ブのプロジェクトで開発しました小型電気自動車《HOKUSAI》は 様々な展示会に出展したり、子供たちの環境教育の題材として注 目を浴びています。 中小企業応援センター(ひがしんハロープラザ内)と小型電気自動車 HOKUSAI Ⅲ 16 Higashin 2013 新江の島水族館のプール内で実験する江戸っ子 1 号 2. 中小企業応援センター事業 平成 20、21 年度に地域力連携拠点事業、平 成 22 年度には中小企業応援センター事業を関東 経済産業局より受託し、主に新事業展開、創業、 ものづくり、事業承継、IT 活用、知的資産経営 などの経営課題解決に取り組んできました。平 成 23 年度、平成 24 年度は「中小企業支援ネッ トワーク強化事業」 の支援機関として、ネットワー クアドバイザーによる経営課題解決のための相 談拠点として地域の皆様の経営サポート活動を 行ってきました。これからも、相談態勢の更な る充実を図ってまいります。 と ぴ っく す 3. 大学との連携強化 平成 17 年 10 月、東京海洋大学と東京東信用 金庫は産学の包括協定を締結しました。この協 定締結は国立大学と信用金庫との全国で初めて の提携となりました。また、平成 20 年 12 月に は芝浦工業大学と、さらに、平成 21 年 7 月に は千葉商科大学と産学の連携協定を締結しまし た。平成 18 年から実施してきた東京海洋大学 との定例の技術相談会は、平成 20 年 5 月から 関東経済産業局の委託事業である地域力連携拠 点事業・中小企業応援センターに統合されまし た。さらに、平成 23 年度からは独自に首都圏 東部地区中小企業応援センターを運営し、地域 の中小企業の経営相談や技術相談、公的支援策 の案内などを行っています。 江戸っ子 1 号プロジェクトや、すみだ産学官連携 クラブとの取り組みが、「組織として産学官連携を継 続的かつ積極的に取り組んでいる」と高く評価いただ き、財務省関東財務局より顕彰されました。 2012 年度関東財務局管内では当金庫を含め 3 機関 (都内金融機関は当金庫のみ)が選出されました。 4. ひがしんビジネスフェアの開催 平成 24 年 11 月、第 12 回目となる《ひがしんビジネスフェア 2012》を両国国技館で開催しました。一般来場者 やブース展示関係者、取引先などを合わせると来場者は 8,000 名近い人数となりました。今回も全国の信用金庫か ら数多くの事業所に出展していただきました。また、このビジネスフェア以外でも各支店で営業担当者が積極的に 地域の事業所のマッチングを応援する活動をしています。ひがしんビジネスフェアでのマッチングも合わせて 1 年 間に 600 件以上の実績をあげています。 来場者でにぎわうビジネスフェア会場(両国国技館) Higashin 2013 17 企 業 支 援 活 動 地域の皆さまとともに〔CSR 活動〕 ひがしんでは、協同組織の金融機関として、地域貢献をより一層推進するため、さまざまな活動を行っております。 各種災害義援金の募金活動や交通安全運動への参加など諸活動を通じて、地域の皆さまとのふれあいの場を大切 にしながら地域社会の発展と繁栄に少しでも貢献できればと願っております。 ●ひがしん経営報告会 東京東信用金庫では、平成 16 年から毎年「ひがしん経営報 告会」を開催しております。 例年、多くのお客さまにご参加いただいており、当金庫の財 務内容や地域貢献の取組みなどについて、報告しております。 更に平成 24 年 12 月には、当金庫の総代を対象に「総代経 営報告会」を開催し、平成 24 年度の仮決算の状況について報 告いたしました。 今後も金庫の経営内容について積極的に開示し、地域のお客 さまとの信頼関係をより強いものにしたいと考えております。 経営報告会 ●ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」 お取引先企業経営者を会員として構成されており、経営勉強 会や講演会、異業種交流会や懇親会などを通して、経営情報の 収集や人脈形成等を図り、会員企業の繁栄に役立てることを目 的として、平成 4 年 7 月に発会しました。 平成 25 年 3 月末現在、68 支部 1,618 社の会員で構成され ています。 地 域 の 皆 さ ま と と も に ︹ C S R オーロラ会員大会 活 動 ︺ ●ひがしん若手経営者の会「ラパン」 加入資格 45 歳以下の若手経営者・後継者で構成されており、 次世代の企業経営を担う経営者相互の交流と、経済・経営に関 する啓発、情報交換を通じて、新しい経営のあり方を学ぶとと もに会員企業相互のビジネスマッチング、問題解決の場を提供 することを目的に、平成 20 年 12 月に発会しました。 平成 25 年 3 月末現在、257 名の会員で構成されています。 ラパン会員大会 ●ひがしんレディースクラブ「レインボー」 女性を会員として構成されており、文化・教養・趣味などの 文化事業や旅行、各種見学会、スポーツ競技会などを通じて、 会員の個性を発揮し、創造性を高め、会員相互の交流と親睦を 図ることを目的に、平成 20 年 9 月に発会しました。 平成 25 年 3 月末現在、797 名の会員で構成されています。 レインボー日帰りツアー 18 Higashin 2013 ●ひがしんわいわい倶楽部 年金をお受取りになっているお客さまが、健康で豊かな楽し い暮らしを続けて下さることを願い、平成 7 年 4 月に誕生し ました。 全店から多数の方が参加する恒例の一泊旅行「ひがしんわい わいツアー」や観劇会の企画、健康介護相談付き団体傷害保険、 交通事故見舞金制度の運営など、高齢者のお役に立つよう多彩 な事業を行い、倶楽部の輪を広めております。 平成 25 年 3 月末現在、47,365 名の会員で構成されています。 ひがしんわいわいツアー ●内外情勢調査会 社団法人内外情勢調査会は時事通信社を母体として創設され た公益法人です。昭和 59 年 9 月に当金庫の顧客を会員として 墨田支部が結成されました。 年間 10 回、著名な講師を迎えて、政治・経済・経営・文化・ 健康等々、幅広いジャンルの講演を聞き、昼食の合間は出席者 の相互の情報交換や懇談の場として、有意義な時間をお過ごし いただいております。 地 域 の 皆 さ ま と と も に ︹ C S R 内外情勢調査会講演会 活 動 ︺ ●チャリティー「朝顔市・野菜市」 及び「ひがしんチャリティーゴルフ大会」の開催 恒例となっているチャリティー「朝顔市・野菜市」 (本店みの り会、ビジネスクラブ「オーロラ」本店支部共催)では、その 売上金から毎年、車椅子を墨田社会福祉協議会へ寄贈していま す。また、 毎年春に開催される取引先約 1,000 名が参加する 「ひ がしんチャリティーゴルフ大会」では、チャリティーによる募 金を東日本大震災による震災孤児・遺児の支援として東北 3 県 の関係機関及び墨田区、江東区、江戸川区、千葉県の地元福祉 団体に寄贈しております。 本店朝市 ●東日本大震災被災地での ボランティア活動 全国信用金庫協会・信金中央金庫が被災地のボラ ンティアセンターと連携し、信用金庫職員のボラ ンティア活動をサポートしています。 平成 24 年度も当金庫は、10 月 8 日(月)∼ 12 日(金)の日程で、文化体育会の職員 13 名が宮城 県南三陸町でのボランティア活動に参加しました。 被災地では、人家の跡地に堆積した瓦礫を撤去 して基礎を掘り起こす作業を行いました。 Higashin 2013 19 トピックス ●一年の歩み 平成 24 年 4月 2日 ∼ 5 月 28 日 5 月 15 日 5 月 22 日 5 月 25 日 6月 5日 6 月 13 日 6 月 26 日 7月 9日 7 月 24 日 7 月 26 日 7 月 26 日 8月 5日 ∼7日 9月 5日 9 月 13 日 9 月 18 日 ∼ 19 日 9 月 26 日 ト ピ ッ ク ス 10 月 4 日 ∼ 10 日 10 月 15 日 10 月 16 日 11 月 8 日 11 月 13 日 ∼ 21 日 11 月 20 日 12 月 4 日 12 月 12 日 第 14 回ひがしんチャリティーゴルフ大会開催 (於:芳賀カントリークラブ・江戸崎カントリー倶楽部 参加者 826 名) スカイツリー周辺に休憩用ベンチを寄贈 東京スカイツリータウン・ソラマチ出張所をオープン ひがしん若手経営者の会「ラパン」、「はましん経営塾(浜松信用金庫)」と交流会 を開催(参加者 19 名) 地域活性化フォーラムインちば開催(来場者 400 名) ひがしんレディースクラブ「レインボー」日帰り旅行「相田みつを美術館と劇団 四季鑑賞」実施(参加者 124 名) 浄財金を墨田区・江東区・江戸川区・千葉県に寄贈 墨田区と東京東信用金庫が「健康つくり推進に向けた包括的連携に関する協定」 を締結 ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」学生向け企業説明会開催 (参加企業 5 社・参加生徒 40 名) ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」東京スカイツリータウン・ソラマチへベン チを寄贈 ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」理事総会開催(於:第一ホテル両国) ひがしんレディースクラブ「レインボー」1 泊旅行実施 (スパリゾートハワイアンズ 参加者 2 班 総勢 60 名) ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」墨田地区による、スカイツリー周辺のボラ ンティア清掃開始 第 4 回ひがしんレディースクラブ「レインボー」会員大会開催 (於:帝国ホテル 参加者 295 名) ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」会員と家族のイベント「大相撲 9 月場所観戦」実施 (於:両国国技館 参加者 1,390 名) ひがしんレディースクラブ「レインボー」日帰り旅行「綾小路きみまろ爆笑ライ ブと巾着田曼珠沙華観賞ツアー」実施(参加者 252 名) 東京スカイツリーと日本の展望ツアー「 ぱしふぃっくびぃーなす で巡るひが しんチャータークルーズの旅」実施(参加者 425 名) 船堀支店オープン(二之江支店船堀出張所から変更) ひがしん若手経営者の会「ラパン」実業セミナー開催(於:北千住 東京芸術センター) ひがしんビジネスフェア 2012 開催 (於:両国国技館 出店ブース 195 来場者 8,000 名) ひがしんわいわい倶楽部日帰りツアー「東京スカイツリーに登ってみよう 昭和 歌謡レヴュー観賞」実施(参加者 305 名) ひがしん若手経営者の会「ラパン」実業セミナー開催 (於:市川行政センター I Link ルーム) 総代経営報告会を開催(於:東武ホテルレバント東京 参加者 134 名) ひがしん若手経営者の会「ラパン」第 4 回会員大会開催 (於:帝国ホテル 参加者 280 名) チャリティーゴルフ 船堀支店オープン 総代経営報告会 平成 25 年 1 月 21 日 ひがしんレディースクラブ「レインボー」第 5 回教養セミナー開催 (講演:女優 石井苗子様 於:帝国ホテル 参加者 176 名) 2 月 5 日 都立橘高校インターンシップ受け入れ(生徒 2 名) ∼ 7 日 本部・ハロープラザ・事務センター・砂町銀座視察 2 月 12 日 第 15 回ひがしんわいわいツアー「日本三名泉のひとつ下呂温泉「水明館」に泊 ∼ 3 月 16 日 まる飛騨高山の旅」実施(参加者 16 班 2,698 名) 3 月 6 日 ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」20 周年会員大会開催 (記念講演:金澤翔子先生 於:ホテルニューオータニ 参加者 1,400 名) 3 月 7 日 平成 24 年度優良企業表彰式で当金庫取引先 6 社が受賞。東京都信用金庫協会・ しんきん協議会連合会主催(於:東京ドームホテル) 優良企業表彰式 ☆当金庫お取引先受賞企業名(敬称略) 取引店名 企業名 表彰内容 本 所 支 店 鈴木興産株式会社 優秀賞 綾 瀬 支 店 東信工業株式会社 審査員特別賞 葛 飾 支 店 太田鍍金工業株式会社 特別奨励賞 八 広 支 店 三洋試験機工業株式会社 特別奨励賞 高 砂 支 店 二幸削進工業株式会社 特別奨励賞 店 日本橋梁工業株式会社 特別奨励賞 本 3 月 25 日 お花茶屋支店新店舗オープン(当日来店者 600 名) お花茶屋支店新店舗オープン 20 Higashin 2013 これからのひがしん 事業の展望 平成 25 年度は、 地域密着型金融推進 3ヵ年計画『ひがしんブ ランド』の共生 ! の最終年度となります。当金庫は、お客様一人ひ とりの悩みや課題に対応した『オーダービジネス』と『ひがしんコ ミュニティーの創造』により地域密着型金融の推進を図ってまいり ます。 さらに、コンプライアンス態勢の強化や収益・リスク管理態勢の 充実を図るとともに、相談・苦情体制の充実や災害等の非常時の業 務の継続性の確保など、基本を重視した経営姿勢で管理態勢の強化 に努めてまいります。 また、「中小企業金融円滑化法」が平成 25 年 3 月末で終了いたし ましたが引き続き、お客さまと一体となって真摯に且つ積極的に経 営改善支援等に取り組んでまいります。 以上を踏まえ、平成 25 年度事業計画の経営方針及び、主要課題 に基づき事業を展開してまいります。 《平成 25 年度 事業計画 主要計数目標》 [1] 預金年間平残 1 兆 5,841 億円 [2] 貸出金年間平残 8,908 億円 [3] 業務純益 72 億円 ○地域密着型金融の実践による非価格競争力強化 ○先数の増加による融資基盤の強化と融資量の拡大 ○総代会・4 つの会の組織拡大による取引基盤の拡充 ○収益源の多角化(役務収益等の増加) ○リスク管理に留意した余資運用力の強化 ○自己資本の強化 不良債権比率の改善 ○不良債権プロジェクトチームの体制強化 ○破綻先・実質破綻先を本部へ移管集中 ○「有担保債権」のサービサーへの売却促進 ○債権管理システムの定着化推進 ○取引先の本業支援強化とランクアップへの支援強化 ○ローンレビューの徹底による不良債権の発生防止 事業の選択と集中(お客さま視点の徹底) ○新営業体制の定着化による重層管理の徹底 ○融資推進と年金推進による経営基盤強化 ○投資仕分委員会による投資計画の選択と集中 ○コンサルタント活用による経費の削減 ○営業店主導型経営と本部による営業店サポート強化 ○営業店事務の本部集中の推進 ○店舗戦略の見直しによる経営効率の向上 ○ディスクローズの拡充 ○ CSR の推進と利用者利便性の向上 平成 25 年度は、 地域密着型金融推進 3ヵ年計画の最終年 度を迎えるにあたり、金庫の最重点課題である「収益力の強化」 「不良債権比率の改善」 「事業の選択と集中」 「人材の育成と活用」 の 4 つの経営課題に全役職員一丸となって取り組み、名実とも に地域活性化のハブ(中心)となるため、確固たる経営基盤を 構築していきます。 人材の育成と活用(内部管理態勢の強化) ○ダイバーシティ推進による職員能力とモラール向上 ○コンプライアンスの徹底 ○顧客感動満足度向上にむけた現場力の強化 ○人材育成プログラムに基づく職員教育の実施 ○高経験職員の活用による組織の活性化 東京東信用金庫が対処すべき課題 当金庫を取り巻く環境として、中小企業数の減少と企業の資金需 要の低下から貸出金の維持・確保に向けた金融機関同士の競争は激 化しており、低金利政策の影響と相俟って金融機関の貸出金の量と 利回りの低下傾向が続き収益力の低下に直面しております。 こうした背景とさらに、お取引先の業績不振等による「不良債権 の増加」 、 「経費の増大」 、オーダービジネスを展開するうえでの「人 材の育成」等々、取り組まなければならない経営課題を抱えています。 上記金庫の喫緊の課題に対して全役職員一丸となって取り組み、 事業計画の達成に努めてまいります。 ○ワークライフバランスの推進 ○人事制度と評価制度の見直し ○リスク管理態勢の充実 ○ガバナンスの強化 ○ BCP の確保 Higashin 2013 21 これからのひがしん 《平成 25 年度 経営方針・主要課題》 (1)収益力の強化 (2)不良債権比率の改善 (3)事業の選択と集中(お客さま視点の徹底) (4)人材の育成と活用(内部管理態勢の強化) 収益力の強化 ひがしんの経営内容 〔健全性と収益力について〕 自己資本比率について ひがしんの自己資本比率は、10.52%となりました。信用金庫の規制基準である 4.00%を大きく上回っ ており、お客さまに安心していただける体力を保持しております。 自己資本比率の推移 平成24年度 平成22年度 10.11% 平成23年度 10.52% 10.52% 平成23年3月期 平成24年3月期 平成25年3月期 国内基準 4.00% 自己資本の額(88,634 百万円) 自己資本比率 = × 100 = 10.52% リスク・アセット総額(842,212 百万円) ※平成 18 年度以降の自己資本比率は、BIS 規制(バーゼルII)対応にて算出しております。 ※自己資本比率とは、 出資金や内部留保などの自己資本の額を貸出金など各種の資産をリスク・ウェイトによって調整したもの(リスク・アセット)の合計で割ったものです。またリスク・ ウェイトは、自己資本比率の算出にあたって、法で定められた資産ごとの掛け目です。 ※ BIS 規制(バーゼルII)では、自己資本比率を計算するに際しての「分母」には、従来からの信用リスク・アセットの額に加えて、新たにオペレーショナル・リスク相当額を 8% で除 した額を計上することになりました。 オペレーショナル・リスクとは、システム障害や事務ミス等により損失を被るリスクのことであり、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては、①基礎的手法②粗利益配 分手法③先進的計測手法の 3 つの手法がありますが、当金庫では、基礎的手法を採用し、1 年間の粗利益に 15% を乗じた額の直近 3 年間の平均値をオペレーショナル・リスク相当 額としています。 また、信用リスクの算出にあたっても、BIS 規制(バーゼルII)では、①標準的手法②基礎的内部格付手法③先進的内部格付手法の 3 つの手法から選択することとなりましたが、当 金庫では、標準的手法を採用しております。 ※当金庫は、 「自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成 24 年金融庁告示第 56 号) 」に基づき算出しております。 ひ が し ん の 経 営 内 容 ︹ 健 全 性 と 収 益 力 に つ い て ︺ 金融再生法開示債権の保全状況について 金融再生法開示債権とは、一般に言われる不良債権額のことです。 この不良債権は、破産更生債権、危険債権、要管理債権の 3 つに区分されており、それぞれのリスクに見合った担保・保証及び 貸倒引当金により、保全が図られております。 この不良債権のすべてがすぐに損失となるわけではなく、再生に向け再建途上にある債権も含まれており、必ずしも 100% 保全 となるわけではありません。 ただ、理想としては、100% に近い保全が最もリスクを回避することができ、当金庫は、93.6% と相応の高い保全が図られて おりますので、安心してお取引いただけます。 金融再生法開示債権の保全状況の推移 22 Higashin 2013 平成22年度 94.2% 平成23年度 93.1% 平成24年度 93.6% 平成23年3月期 平成24年3月期 平成25年3月期 業務純益について 都内信用金庫の中でもトップクラスです。 業務純益は 111 億円となり、都内信用金庫の中でもトップ クラスでした。これは、地域密着型金融推進「3 ヵ年計画」を 着実に実施し、経営効率などに重点を置いた結果です。 業務純益の推移 111億円 113億円 111億円 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ※「業務純益」は、業務収益から業務費用(金銭の信託運用見合費用を除く) を差引いたもので、基本的な業務にかかわる利益です。また業務純益は、金 融機関の根本的な収益力を表わす大切なものです。 業務純益 (平成24年度) (単位:百万円) 業務収益 33,444 業務費用 22,254 (うち金銭信託見合費用) ー 業務純益 11,190 貸出金について 小口貸出に徹し、リスクを分散しています。 ひがしんは「常に地域の中小企業と住民の皆さまの繁栄にご 奉仕する」ことをモットーとして、堅実にして積極的な融資方 針のもとに、地域の金融機関として、幅広いお客さまの多様な 金融ニーズに、迅速・確実にお応えするよう、鋭意努めており ます。 地域のより多くの皆さまへ円滑に資金をご提供するため、大 口融資を避け小口融資に重点を置き、特定の業種や顧客に偏る ことなく、常に適正な運用に心掛けております。 また、ご融資に際しては、お客さまの信用状況や事業計画、 あるいはご返済計画を幅広くお客さまとご相談させていただ き、必要に応じて、担保や保証人または信用保証協会の保証な どをいただき、健全な融資姿勢を貫いております。 右記グラフに示すとおり、300 万円未満の融資ご利用先で 55.1%となっております。 ひがしんは、多くのお客さまに融資をご利用いただくためこれ からも小口融資に重点を置いた貸出を積極的かつ、スピーディー に対応してまいります。 併せて、融資の大口化や特定業種偏重化を回避することによ り、貸倒れなどのリスクの分散化を図っております。 貸出金の業種別残高構成(平成24年度) その他 2.0% 個人 23.2% 運輸業・郵便業 3.3% 建設業 11.1% 卸売業・小売業 11.3% 製造業 13.8% 不動産業 22.0% サービス業関係 13.3% 一先当たりの貸出金額・階層別分布 1,000万円未満 15.7% 3,000万円未満 17.9% 1億円未満 8.6% 300万円未満 55.1% 3億円未満 2.1% 3億円以上 0.6% 繰延税金資産について 平成 24 年度の繰延税金資産は 19 億 47 百万円の計上となり、前年度比 36 億 89 百万円減少しました。 繰延税金資産の推移 平成22年度 84億83百万円 平成23年度 平成24年度 56億36百万円 19億47百万円 Higashin 2013 23 ひ が し ん の 経 営 内 容 ︹ 健 全 性 と 収 益 力 に つ い て ︺ 平成 24 年度における事業の概況 ①事業方針 ③業績 平成 24 年度は、 地域密着型金融推進 3 ヵ年計画『ひがし んブランド』の共生 ! の中間年度にあたり、「ひがしん」の取り 巻く環境を見据え、金庫の喫緊の課題に対し「事業の選択と集 中」を図るとともに、地域密着型金融を推進することで経営理 念である「縁 あたたかく人へ・街へ」の実現を「お客さまと 協働して創り上げる」ことを目指し、下記の経営方針および事 業計画主要課題を掲げ、事業を展開してまいりました。 ●預金・積金 《平成 24 年度 経営方針》 (1)より実効性の高い地域密着型金融への深化 預金・積金は、超低金利や金融商品の多様化等の影響があり ましたが、『懸賞金付定期預金ひがしんジャンボ花火』や『懸賞 金付定期預金ひがしんジャンボだんらん』の発売や『退職金定期 預金ひがしん「輝(かがやき)」』や『東京スカイツリー完成記念 定期預金』の発売等により預金・積金期末残高は 1 兆 5,705 億 円となり、前期末対比 208 億円の増加となりました。 科目別残高内訳では、当座預金は 438 億円、普通預金は 4,960 億円、定期預金は 8,905 億円、定期積金は 1,010 億円となりました。 (2)融資基盤の強化と不良債権撲滅への経営資源の集中 預金・積金残高推移 (3)CS と ES の好循環を育む活力ある組織の構築と人材育成 2,000,000 (4) 「ひがしんコミュニティ」の情報発信力強化 (5)コンプライアンス態勢の強化 (単位:百万円) 1,540,565 1,549,689 1,570,550 平成22年度 平成23年度 平成24年度 1,500,000 平成 24 年度事業計画主要計数目標 〔1〕預金年間平残 1 兆 5,741 億円 1,000,000 〔2〕貸出金年間平残 9,006 億円 〔3〕業務純益 80 億円 500,000 平成 24 年度事業計画主要計数実績 〔1〕預金年間平残 1 兆 5,689 億円 0 〔2〕貸出金年間平残 8,863 億円 〔3〕業務純益 111 億円 年初に掲げました、事業計画主要計数目標は、預金年間平残 99.66%、貸出金年間平残 98.41% とほぼ計画通り目標を達成 しております。業務純益につきましては、138.75% と目標を 大幅に上回ることができました。 平成24年度預金科目別残高内訳 その他 465 別段・納税準備預金 7,768 通知預金 4,944 ②金融経済環境 平 成 24 年 度 に お け る 事 業 の 概 況 平成 24 年度の日本経済は、震災復興需要による回復の兆し が見えつつも、欧州金融危機や円高により経済の下押し圧力が 強まり総じて停滞感の強い状況のまま推移しました。しかし、 新政権が 12 月に誕生し、アベノミクス効果により、円安、株 高となり明るい兆しも見えつつあります。 また、5 月に地元墨田区に世界一高い電波塔『東京スカイツ リー』が開業し、地域経済においては、大きな経済効果をもた らしております。 しかしながら、地域経済全般においては、構造問題である国 内産業の空洞化に加え、少子高齢化による販売不振がデフレ圧 力につながり、景気回復感を得られない状況から中小企業の活 力が低下し、一段と厳しさを強めています。 (単位:百万円) 貯蓄預金 25,822 当座預金 43,889 定期積金 101,064 定期預金 890,517 普通預金 496,077 ●貸出金 貸出金については、引続き、リテールミニ戦略に特化した推 進を図って参りました。 特に個人向け資金については、低利変動金利型住宅ローン『ひ がしんドリーム』を積極的に販売しました。また、新商品であ る『地域活性化ローン(雅)』や『フリーローン・マイライフ』 を販売しました。 事業所向け資金につきましては、新商品である『地域活性化 ローン(粋)』を販売致しました。 又、前年度に引き続き「事業サポートローン」等を販売しまし たが、依然として資金需要が弱く、貸出金残高は、8,860 億円 となり前期末対比 152 億円の大幅な減少となりました。 科目別残高内訳では、割引手形 174 億円、手形貸付 289 億円、 証書貸付 8,193 億円、当座貸越 202 億円となりました。 なお、部分直接償却を 29 億円実施しております。 貸出金残高の推移 (単位:百万円) 1,500,000 1,000,000 909,003 901,254 886,008 平成22年度 平成23年度 平成24年度 500,000 0 24 Higashin 2013 平成24年度貸出金科目別残高内訳 当座貸越 20,266 (単位:百万円) 割引手形 17,409 以上の結果、税引前当期純利益は 7,870 百万円、税効果会 計による法人税等調整額 2,070 百万円計上後の当期純利益は 5,094 百万円となりました。 手形貸付 28,964 経常利益の推移 (単位:百万円) 8,069 8,000 7,000 証書貸付 819,367 6,206 6,000 5,000 4,000 ●有価証券 有価証券は、欧州の財政危機に端を発した国際市場の混乱や 長期金利の低下等、厳しい投資環境の中、リスク管理に配慮し た余資運用を進め、安定的な収益確保に努めてまいりました。 その結果、期末残高は 3,395 億円となりました。このうち、 国債、地方債、社債を合わせた期末残高は 3,034 億円、株式の 期末残高は 15 億円、その他の証券の期末残高は 345 億円とな り、その他の証券には、外国証券 299 億円が含まれております。 平成24年度保有有価証券期末残高内訳 株式 1,546 その他の証券 34,520 (うち外国証券 29,913) (単位:百万円) 地方債 16,468 3,856 3,000 2,000 1,000 0 平成22年度 税引前当期純利益の推移 国債 147,046 平成24年度 (単位:百万円) 7,870 8,000 7,000 社債 139,918 平成23年度 6,034 6,000 5,000 4,628 4,000 3,000 ●総資産 総資産(債務保証見返を除く)の期末残高は 1 兆 6,923 億 円となりました。このうち、税効果会計による繰延税金資産は 19 億円の計上となりました。 ●純資産 2,000 1,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 純資産の期末残高は、944 億円となりました。このうち、出 資金の期末残高 259 億円(平成 24 年度に消却した優先出資金 20 億円を含む。) 、利益剰余金は 540 億円、当期未処分剰余金 は 66 億円の計上となりました。 ●内国為替 内国為替取扱高は 2 兆 2,915 億円となりました。 ●外国為替 外国為替取扱高は 1 億 67 百万ドルとなりました。 ●損益状況 平成 24 年度の経常収益は 35,612 百万円となりました。一 方経常費用が 27,542 百万円となりましたので、経常利益は 8,069 百万円となりました。 特別損失は 198 百万円となりました。 貸出金償却を 142 百万円、貸倒引当金繰入を 3,409 百万円 実施いたしました。 Higashin 2013 25 平 成 24 年 度 に お け る 事 業 の 概 況 業務のご案内 ●預金業務 お客さまの生活設計や資産の形成、企業の事業活動な どに必要なお金をお預かりするため、いろいろな預金商 品をご用意しております。 毎月一定額を積み立てて、ライフサイクルプランを実 現する「スーパー積金」をはじめ、まとまった資金を有 利に運用する「スーパー定期」、 「スーパー定期 300」 、 「大 口定期預金」など、目的にあわせてご利用下さい。 預金窓口 ●融資業務 融資窓口 ご家庭や個人向けの各種ローンをはじめ、事業に欠か せない設備資金や運転資金までお客さまのニーズに広く お応えしております。 また、(株)日本政策金融公庫をはじめ、政府系公庫、 信金中央金庫などの代理貸付、都、県、市、区などの制 度融資を取り扱っております。 特に個人向けには、ひがしんプラン選択型住宅ローン 《ニューだんらん》を、リフォーム・教育・自家用車購入 などライフプランに必要な資金には個人ローンを、また、 事業資金には「さくせす行進曲」をはじめ多くのローン 商品をご用意しております。 ●証券業務 お客さまの投資運用の多様化にお応えするため、各種商品を取り揃えております。 公共債の募集の取り扱い及び売買、投資信託の窓口販売、証券仲介業務などの サービスをお客さまへ提供させていただいております。安全で換金性の高い個人 向け国債は金融市場で果たす役割が重要視され、ニーズも高まっております。 ひがしんは、地域のお客さまへ証券業務を通じて、的確な情報とサービスの提 供を続けてまいります。 ●外国為替・国際業務 証券業務 平成 6 年 5 月より直接海外の銀行と取引を行っており、お客さまの国際取引を サポートしております。 輸出金融、輸入金融、外国送金、外貨預金など、外国為替・国際取引にかかわるお客さまの幅広いニーズにお応え しております。 海外のコルレス提携先も平成 25 年 3 月 31 日現在で、9 通貨 58 行となっております。 ●サービス業務 1. 毎月決まった日に決まった金額を自動でお振込できる 定額自動振込 2. 電話で振込・振替・残高照会などができるテレホン バンキング 3. インターネットを利用して振込・振替・残高照会等が 行なえるインターネットバンキング 4. お振込のご入金をファクシミリへご連絡したり、残高・ 取引明細照会ができるアンサーサービス 業 務 の ご 案 内 営業活動 26 Higashin 2013 ●相談業務 ひがしんハロープラザは、年金のご相談から個人ローンや資産 形成のご相談まで、幅広い相談業務の窓口となっております。また、 法人・個人テレホンバンキングやインターネットバンキングなど、 IT 業務の中核にもなっています。 主な業務は次のとおりです。 1. 住宅・教育・車購入などのローンのご相談業務 2. 年金の受取りなどに関するご相談業務 3. 保険に関するご相談業務 4. インターネットバンキング・FB・HB に関するご相談業務 住所:東京都墨田区両国 4-31-16 電話:03(3633)5505 フリーダイヤル 0120-363-324 ハロープラザ ●保険業務 ひがしんは、保険業務を通じて、地域のお客さまの幅広いニーズにお応えしております。取扱保険商品としては、 ゆとりあるセカンドライフを実現するための資産形成商品である「個人年金保険」、万が一の保障を一生涯ご準備い ただける「終身保険」 「一時払終身保険」、お子様の将来の教育資金を確保するための「学資保険」等の生命保険商品や、 当金庫の住宅ローンをご利用いただく方に対しての「長期火災保険・しんきんグッドすまいる」、「債務返済支援保険・ しんきんグッドサポート」や、「積立傷害保険・セーフティ」 「傷害保険」等の損害保険商品、また、病気やケガへ備 える医療保険・がん保険のお取り扱いを行なっております。 ●内国為替業務 お客さまの、振込及び手形・小切手の取立など、為替サービスを充実させております。全国の信用金庫をはじめ、 銀行、ゆうちょ銀行、信用組合、労働金庫、農業協同組合などと為替オンラインを結んでおりますので、早く正確 に届きます。 さらには給与振込や各種支払代金の自動振替、総合振込等、金融機関の持っている機能をフルに発揮した総合的 な機能サービスを揃えております。 ●オンラインシステム 金庫自営のオンラインシステムを採用しております。 お客さまの大切な預金にかかわる事務処理をはじめ、 融資データの処理や ATM による入出金、各種の照会・ 振込、及び資金移動取引、デビットカード取引などの業 務をスピーディーに処理しています。 また、平日の 8:45 ∼ 18:00 の時間帯では全国どこ の信用金庫からでもキャッシュカードでの入出金に手数 料がかからない、 《しんきんゼロネットサービス》が皆 さまをお待ちしております。 ATM コーナー ●でんさいサービス 手形に代わる新たな決済手段である「でんさい」を取り扱っております。「でんさい」は印紙税が不要で、ペーパー レスのため、紛失・盗難の心配がないなど、多くのメリットがあります。 ひがしんは、インターネットあるいは店頭にて「発生記録」、「譲渡記録」等のでんさいサービスをお取り扱いし、 さらに、でんさい割引も取り扱っております。なお、でんさいサービスの手数料については、当金庫ホームページ に掲載しております。 Higashin 2013 27 業 務 の ご 案 内 商品のご案内 ●商品利用にあたっての留意事項 金融機関の商品には、変動金利商品のようにお客さまの予想に反して、金利が上下したり、中途の ご解約により金利が変更になる商品もございます。 ご利用に際しましては、 当金庫の窓口や営業係に、 これら商品に関するご質問を何なりとお申し出ください。 マイライフ ビジネスライフ 豊かな暮らしの設計にご利用ください 事業資金等の運用にご利用ください 普通預金・スーパー普通預金 出し入れ自由な財布代わりに 普通預金・スーパー普通預金 出し入れ自由な財布代わりに 無利息型普通預金 ペイオフ対応は万全 総合口座 一冊の通帳が暮らしの家計簿に 当座預金 商取引の小切手・手形に安全で便利 貯蓄預金 家計向きのストック資金に 通知預金 まとまった資金の短期運用に スーパー定期 300 万円未満のお金を有利に運用 納税準備預金「おさむくん」 税金の納付資金にご利用いただく スーパー定期 300 300 万円以上 1000 万円未満を、更に 有利に運用 スーパー定期 300 万円未満の余裕資金を有利に運用 大口定期 1000 万円以上の運用に最適 スーパー定期 300 300 万円以上 1000 万円未満を有効に 運用 期日指定定期預金 300 万円未満で 1 年以上のお金の運用に 大口定期 1000 万円以上をさらに有利に運用 スーパー積金 コツコツ積んで大きな貯え スーパー積金 計画的な資産づくりに、年間型と自由型 ひがしんあしすと 掛込 6 カ月以後融資限度額までローン が利用できます ひがしん外貨普通預金 リスク商品ですが、上手な資産運用に 外国為替 外貨両替・海外送金・輸出入取引に インターネットバンキング 携帯電話やパソコンで資金移動ができ ます 定期預金 ペイオフ対応は万全 定期預金 無利息型普通預金 定期積金 財形預金 一般財形預金 ライフサイクルに必要な資金 財形住宅預金 住宅資金として役立ちます 財形年金預金 老後の生活設計に ファームバンキング 事務所から資金移動ができます 内国為替 全国どこでもスピーディーに振込・送金・ 取立 ひがしんオーナーズ キャッシュカード 普通預金専用・当座預金専用 国債の取扱い 資産の安定運用に 金の取扱い 長期にわたって資産を保全 投資信託の取扱い 各種投資信託のご相談、お申し込み ひがしんの融資 カードローン ATM でご利用になれます ・ひがしんカードローン さくせす行進曲 part1 ビジネスのパワーアシスト たすかるよ∼ うっかりに おおだすかり します たうん行進曲 目的に応じてご利用いただけます ・カーライフプラン ・リフォームローン ・教育ローン 福祉ローン 介護が必要な高齢者・心身障害者のた めにご利用になれます ・福祉プラン 長期・短期の借入、手形割引など迅速 に対応 制度融資 各種取扱っております 代理貸付 長期資金に最適 共済制度 個人向けご融資 住宅ローン 3 つのタイプをご用意しました ・ニューふぁみりー行進曲 ・ニューだんらん ・住まいるプラン 事業の発展にご活用ください 中小企業退職金共済 従業員の退職金の準備に 中小企業倒産防止共済 取引先倒産の場合の資金手当に 小規模企業共済 経営者の退職金準備のために 総合振込サービス 買掛金の支払い、給与振込などに最適 その他のサービス toto(サッカーくじ) の取り扱い 当選券の払戻業務 でんさいサービス 新たな決済手段としてご利用ください でんさい割引もご利用できます 商品のご案内 ひがしんあしすと 条件となる定期積金を 6 カ月以上遅滞 なく掛込まれた方がご利用になれます ひがしんさぽーたー 定期積金または給与振込のお取引のあ る方がご利用になれます 年金担保融資 健全な暮らしに役立ちます 自動受け取り 給与、年金、株式配当など直接ご入金 自動支払い 公共料金、各種保険料、国民年金など のお支払いに 1. 当金庫は、お客さまの資産運用目的、知識、経験、財産の状況及び当 該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適正な情 報の提供と商品説明をいたします。 歳入金・公金収納 国税や公金などの収納取扱い 2. 金融商品の選択・購入は、お客さまご自身の判断によってお決めい ただきます。その際、当金庫は、お客さまに適正な判断をしていた だくために、当該金融商品の重要事項について説明をいたします。 しんきん VISA・JCB カード サインひとつで食事やお買物ができます メールオーダーサービス 公共料金の支払等ご利用の手続は郵送で ひがしん キャッシュサービス 当金庫本支店及び全国の金融機関等で 使えます ひがしんキャッシュカードでお買物の デビットカードサービス 支払ができ、代金は即時に口座から引 落されます 貸金庫 28 Higashin 2013 貴重品を安全に保管します 金融商品に係る勧誘方針について 当金庫は、「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の 販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘の適正の確保を図ること とします。 3. 当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客さまに対し事実と異な る説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修等を通じて役職 員の知識の向上に努めます。 4. 当金庫は、お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘 は行いません。ただし、事前にお客さまからのご了解をいただいて いる場合を除きます。 5. 金融商品の販売等に係る勧誘についてご意見やお気づきの点等がご ざいましたら、窓口までお問い合わせください。 主な手数料 (平成 25 年 7 月 1 日現在) ※下記の手数料等には消費税が含まれています。 ●為替手数料 ●その他の手数料 当金庫あて 項 目 窓口扱い 電信 文書 3 万円未満 210 円 315 円 630 円 630 円 3 万円以上 420 円 525 円 840 円 840 円 うち会員 210 円 315 円 630 円 630 円 ∼ 8:00 8:45 現金による 振込 ∼ 8:45 ATM 扱い 同一店舗 本支店 他金融機関あて 17:00 3 万円 210 円 210 円 525 円 未満 3 万円 以上 420 円 420 円 735 円 10 万円 以下 3 万円 105 円 105 円 420 円 未満 3 万円 無 料 無 料 420 円 未満 キャッシュカード ATM 出金 3 万円 無 料 無 料 630 円 による振込 ご利用日・ 以上 (注 1、2) ご利用時間 うち 無 料 無 料 420 円 会員 ホーム バンキング・ インターネット バンキング 3 万円未満 無 料 無 料 420 円 3 万円以上 無 料 無 料 630 円 うち会員 無 料 無 料 420 円 3 万円未満 210 円 210 円 630 円 3 万円以上 420 円 420 円 840 円 うち会員 210 円 210 円 630 円 ●送金・代金取立手数料等 1 件につき 630 円 1 件につき 840 円 1 通につき 210 円 普通扱い 1 通につき 630 円 至急扱い 1 通につき 840 円 1 通につき 630 円 (ただし、630 円を 超える時は実費) 1 通につき 210 円 1 通につき 630 円 不渡手形 返却 1 通につき 210 円 他 所 当 所 他 所 (当金庫本支店 扱いを含む) 630 円 1冊 (25 枚綴り) 525 円 為替 手形帳 マル専 口座 マル専手形用紙代 1 枚につき 525 円 マル専口座開設料 1 口座ごと 3,150 円 署名鑑 登録料 新規登録時 5,250 円 変更時 3,150 円 1 通につき 630 円 振込・ 送金組戻 1 件につき 630 円 依頼返却 1 件につき 1,050 円 ホームユース基本手数料 月額 1,050 円 パソコン基本手数料 月額 3,150 円 基本手数料 月額 735 円 アンサー サービス (ただし、照会サービスのみの契約及びホームバンキング契約 の場合は除く) 基本手数料 年額 テレホン (振替・振込契約の場合) バンキング 振替 1,260 円 無料 手数料 個 基本 人 手数料 法 基本 人 手数料 しんきん 自動集金 サービス 無料 オンライン基本料 月額 2,100 円 オンライン基 本料& 月額 データ伝送基本料 3,150 円 自動集金サービスの 種類 月額基本 手数料 振替手数料 (請求1件あたり) Eメール方式 1,575 円 157 円 その他(Eメール以外) 1,050 円 の方式 157 円 残高証明書 1 通につき 525 円 その他証明書 1 通につき 525 円 証明書等 (発行印のあるもの、ただし、住宅ローン関係は除く) の発行 取引履歴 1ヶ月分1口座につき 105 円 (税務署等公共機関の調査に伴う取引履歴の発行は、実費とし て用紙発行1枚につき 31 円。) 開示を依頼する情報 氏名、住所、生年月日、電話番号、 電子メールアドレス、勤務先情報、 所得額、家族情報、口座番号、 取引番号 手数料 左記一括 取引残高(科目、口座番号、残高) 取引履歴(取引明細) 個人情報 開示 不渡報告・取引停止報告に関する情報 上記以外の情報 525 円 525 円 1 ヶ月分 1口座につき 105 円 1件につき 525 円 1項目ごと 1,050 円 主な手数料 取立手形 組戻 1冊 (25 枚綴り) ホーム バンキング (当金庫本支店 扱いを含む) 署名鑑印刷あり 当 所 525 円 5,250 円 無 料 無 料 420 円 取立手形 店頭提示 1冊 (25 枚綴り) 1 件につき うち会員 他 所 署名鑑印刷なし 異議申立 事務 無 料 無 料 630 円 代金取立 945 円 無 料 無 料 420 円 (当金庫本支店 扱いを含む) 1冊 (50 枚綴り) 525 円 3 万円以上 当 所 署名鑑印刷あり 1 枚につき 3 万円未満 普通扱い 他行あて (送金小切手) 電信扱い 840 円 自己宛 小切手発行 (注1)他信用金庫・提携金融機関のキャッシュカードを利用して振込みする 場合は、振込手数料のほかにご利用日・ご利用時間に応じてATM利用 手数料がかかります。 (注2)ATM振込みで会員扱いとなるのは、出資加入店発行のキャッシュカー ドを当金庫本支店でご利用いただいた場合です。 (注3) 平成22年6月18日施行された利息制限法の改正により、当金庫以外の提 携ATMを利用する場合に、ATM画面や利用明細票に表示されるATM利 用手数料と、 実際にお客さまにご負担いただく手数料が相違 (お客さまに ご負担いただくATM利用手数料が少なくなる。 ) する場合があります。 送金 当座預金 バンキング 定額自動 送金 約束 手形帳 インターネット テレホン バンキング 1冊 (50 枚綴り) 小切手帳 3 万円 以上 315 円 315 円 630 円 10 万円 以下 署名鑑印刷なし (注 1)郵送の場合、上記手数料合計に郵送料として 420 円を いただきます。 (注 2)上記の手数料のほかに別途調査費用を要した場合は、実 費をいただく場合があります。 (注 3)当庫が開示しないことを決定した場合でも、所定の手数 料をいただきます。 Higashin 2013 29 ●両替手数料 出資証券(切替は除く) 1 通につき 1,050 円 無 料 切替発行(ダブルストライプ カードへの切替は 無料) 1 枚につき 1,050 円 51 枚以上 両替カードが必要となります。 円貨 両替 1 枚∼ 50 枚 105 円 51 枚∼ 500 枚 315 円 501 枚∼ 1,000枚 525 円 1,001枚∼ 2,000枚 2,001 枚 以上 1,050 円 千枚ごとに 525 円加算する。 1.12 月 15 日 ∼ 1 月 10 日 間のお年玉用新券への 50 枚以下の両替(休日の場合 は翌営業日) 2. 汚損紙幣・汚損硬貨の交換 3. 記念硬貨の交換 4. 両替機で両替できない 50 枚 以 下 の 1 円・ 5 円 硬 貨 及び二千円札の両替 5. 両替機未設置店舗での 50 枚以下の両替 1 枚につき 1,050 円 切替発行 1 枚につき 1,050 円 ※ 1. お取扱い枚数は、お受取り枚数・お引渡し枚数のいずれか枚 数の多い方とさせていただきます。 1 枚につき 1,050 円 2. 1 円・5円硬貨は100枚単位(包装硬貨2本)でのお取扱いと なります。 1 枚につき 1,050 円 3. 預金口座入金後、 金種を指定し、 直ちに払い出すなど実質的 に両替となる場合も手数料をいただきます。 IC 専用型㱻併用型の切替 1 回につき 525 円 再発行(注 1) 1 枚につき 1,050 円 IC 専用型㱻併用型の切替 1 回につき 525 円 カード 株式払込金 払込金受入証明書の発行 保管取扱 払込みがあったことを証する 無 料 払込額 ×(3.15/1,000) 1 通につき 525 円 1 ヶ月 1 口座 書類㱺取引履歴明細書 105 円 諸学校費用・家賃・法人インター 1 件につき ネットバンキング利用等 52 円 預金口座 振替 納入通知書を発行する場合 (口座振替手数料含む) 総合振込・給与振込依頼書の 発行 基本手数料 1 件につき 63 円 1 枚につき 105 円 年 額 63,000 円 袋鍵再交付 実 費 投入口鍵紛失 実 費 取扱手数料 保護預り 手数料 金お預り証書 主な手数料 金売買 無 料 新規発行 払込金保管証明書の発行 夜間金庫 1 枚∼ 50 枚 1,050 円 1 枚につき 公共債・ 投信窓販 公共債口座管理・投信口座管理 業務 振込依頼 書の発行 6,300 円 (注)1 円・5 円硬貨は、100 枚単位(包装硬貨 2 本)でのお 取扱いとなります。 新規発行 キャッ シュ 再発行 IC カード 更新(5 年毎) イースト カード 年額 右記の場合は無料 カード(キャッシュカード・ロー ンカード・ダブルストラ イプカード・貸金庫カー ド・イーストカード・両 1 枚につき 替カード・法人および個 人インターネットバン キングお客さまカード) 両替カード発行 (中途解約はできません。 ) 窓口・営業係扱い ローン カード 1,050 円 両替機利用 再発行 通帳・証書 1 冊・ 1 通につき 売買 1 回ごと 2,100 円 年額 1,050 円 ●融資関係手数料 当 所 (当金庫本支店扱いを含む) 1 通につき 取立手形 提示料 普通扱い 1 通につき (割引手形・ 他 所 担保手形) 至急扱い 1 通につき 割引手形 期日前買戻 使用料金 1g 当たり・ 月額 1.05 円 金地金 取扱 (現物) 手数料 金地金 (現物) 1 本ごと 売買 1 本ごと 6,300 円 6,300 円 不渡手形 当 所 (当金庫本支店扱いを含む) 1 通につき 返却料 (割引手形・ 1 通につき 担保手形) 他 所 210 円 依頼返却 (割引手形・ 担保手形) 他所手形 信用調査 1 通につき 興信所調査・電話料・ 文書照会郵便料金 Higashin 2013 630 円 1,050 円 実 費 一部繰上返済 期間短縮 5,250 円 固定金利期間特約型の 一部繰上返済 期間短縮 21,000 円 固定金利期間特約型の 全額繰上返済 完 済 31,500 円 固定金利期間特約設定 5,250 円 住宅ローン 条件変更 返済額減額 5,250 円 および 割賦返済 住宅ローン固定金利期間特約型 繰上返済金額 融資の返済 (特約期間 10 年)の繰上返済手数料 × 1.05% 条件変更 最低手数料 (期間1年 (一部繰上返済、全額繰上返済、 31,500 円 超の融資) 期間短縮の有無にかかわらず) 当初貸出日より 3 年以内 5,250 円 当初貸出日より 5 年以内 4,200 円 当初貸出日より 7 年以内 3,150 円 当初貸出日より 7 年超 無 料 変更(他の住宅ローンへの変更) 不動産 極度額の変更 担保取扱 (代理業務 根抵当権の譲渡 含む) (根)抵当権の抹消 (一部・全部抹消) (注 1)イーストカード再発行の場合、別途しんきんカードから再発行手数料 ・貸金庫手数料 貸金庫手数料については、お取引店にお尋ね下さい。 の請求がありますのでご注意ください。 30 840 円 210 円 (根)抵当権設定 引出 手数料 630 円 1 通につき 期日前完済 基本料金 210 円 5,250 円 52,500 円 31,500 円 42,000 円 10,500 円 資 料 編 財務諸表〔単体〕········································································ 32 経営に関する指標〔単体〕······················································· 40 自己資本の充実の状況〔単体〕·············································· 53 ひがしんグループの状況〔連結〕·········································· 61 財務諸表〔連結〕········································································ 61 自己資本の充実の状況〔連結〕·············································· 64 ※本資料に掲載している計数は、単位未満を切り捨てて表示しております。 両国本部 本店 Higashin 2013 31 財務諸表〔単体〕 貸借対照表〔資産の部〕 科 目 (単位:百万円) 66期(平成23年3月末) 67期(平成24年3月末) 68期(平成25年3月末) (資産の部) 現金 預け金 20,862 22,059 388,198 408,739 コールローン 207 82 65 買入金銭債権 700 616 512 商品有価証券 53 58 90 商品国債 53 58 90 0 296,470 311,757 339,500 82,325 124,883 147,046 5,100 1,999 16,468 社債 169,106 140,598 139,918 株式 1,758 1,267 1,546 38,179 43,007 34,520 商品地方債 有価証券 国債 地方債 その他の証券 貸出金 909,003 901,254 886,008 割引手形 17,287 18,500 17,409 手形貸付 32,364 31,581 28,964 証書貸付 837,182 830,034 819,367 当座貸越 22,168 21,137 20,266 695 673 601 外国他店預け 259 212 249 買入外国為替 109 136 131 外国為替 取立外国為替 その他資産 未決済為替貸 信金中金出資金 325 324 220 10,738 10,267 9,883 340 365 393 5,848 5,848 5,848 前払費用 57 86 37 未収収益 3,673 3,120 2,654 金融派生商品 11 16 5 その他の資産 807 829 943 35,914 35,651 35,102 有形固定資産 建物 8,730 8,549 8,336 土地 23,873 23,961 23,830 1,203 981 建設仮勘定 1,385 33 1 その他の有形固定資産 1,925 1,903 1,952 無形固定資産 5,780 6,614 6,072 ソフトウェア 4,630 5,478 4,943 4 3 1 リース資産 リース資産 その他の無形固定資産 1,146 1,133 1,127 繰延税金資産 8,483 5,636 1,947 債務保証見返 貸倒引当金 (うち個別貸倒引当金) 資産の部合計 32 16,168 379,680 Higashin 2013 7,320 6,258 4,590 △ 19,131 △ 18,565 △ 18,198 (△ 13,507) (△ 12,856) (△ 13,289) 1,652,085 1,669,364 1,696,975 貸借対照表〔負債及び純資産の部〕 科 目 (負債の部) 預金積金 当座預金 普通預金 貯蓄預金 通知預金 定期預金 定期積金 その他の預金 借用金 借入金 コールマネー その他負債 未決済為替借 未払費用 給付補填備金 未払法人税等 前受収益 払戻未済金 職員預り金 金融派生商品 リース債務 資産除去債務 その他の負債 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 偶発損失引当金 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 出資金 普通出資金 優先出資金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 特別積立金 (優先出資消却準備積立金) 当期未処分剰余金 処分未済持分 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 (単位:百万円) 66期(平成23年3月末) 67期(平成24年3月末) 68期(平成25年3月末) 1,540,565 38,193 447,521 28,875 2,621 897,235 116,583 9,535 5,000 5,000 582 8,589 378 2,082 464 568 861 46 788 10 4 343 3,039 717 26 470 450 105 761 1,758 7,320 1,566,346 1,549,689 39,010 478,052 27,600 2,708 883,462 110,056 8,799 4,865 4,865 492 13,706 491 2,101 381 41 438 84 797 16 1,215 350 7,786 707 26 534 316 64 786 1,580 6,258 1,579,027 1,570,550 43,889 496,077 25,822 4,944 890,517 101,064 8,234 9,460 9,460 13,687 578 2,362 268 674 388 137 789 5 1,008 357 7,116 700 25 597 335 170 790 1,633 4,590 1,602,541 26,187 24,147 2,040 2,040 2,040 51,596 12,846 38,750 33,998 (2,856) 4,752 △2 79,821 2,004 0 3,913 5,918 85,739 1,652,085 26,103 24,063 2,040 2,040 2,040 54,269 13,146 41,123 35,298 (3,264) 5,825 △2 82,410 3,835 0 4,090 7,926 90,337 1,669,364 25,968 23,928 2,040 2,040 2,040 54,039 13,546 40,493 33,826 () 6,667 △2 82,044 8,161 4,227 12,389 94,434 1,696,975 (※)優先出資(引受先:信金中央金庫)4,080 百万円につきましては、平成 24 年 10 月 19 日に信金中央金庫より買入し、同日に特別積立金(優先出資消却準 備積立金)及び期中利益により消却しました。ただし、 「協同組織金融機関の優先出資に関する法律」に定める規定に従い「優先出資金」及び「資本準備金」 として表示しております。 Higashin 2013 33 損益計算書 科 目 経常収益 38,056 36,507 35,612 資金運用収益 32,299 31,505 29,313 貸出金利息 23,114 21,899 20,756 預け金利息 3,770 4,704 4,000 コールローン利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 役務取引等収益 0 0 0 5,256 4,734 4,392 158 167 163 2,811 2,742 2,670 受入為替手数料 1,276 1,297 1,329 その他の役務収益 1,534 1,444 1,341 その他業務収益 2,279 659 1,460 65 60 57 0 国債等債券売却益 1,637 405 1,276 国債等債券償還益 448 141 30 外国為替売買益 商品有価証券売買益 その他の業務収益 126 52 95 その他経常収益 667 1,600 2,167 1,099 1,425 301 314 280 償却債権取立益 株式等売却益 その他の経常収益 365 186 461 34,200 30,301 27,542 資金調達費用 1,638 1,133 1,052 預金利息 1,281 845 762 給付補填備金繰入額 232 186 149 借用金利息 116 68 94 経常費用 コールマネー利息 4 3 0 その他の支払利息 4 29 46 1,325 1,319 1,340 役務取引等費用 支払為替手数料 386 378 373 その他の役務費用 939 940 967 1,836 50 14 0 0 国債等債券売却損 1,095 2 国債等債券償還損 295 9 8 国債等債券償却 440 4 38 6 経費 20,256 21,141 20,716 人件費 12,818 13,007 12,701 物件費 6,979 7,640 7,503 458 493 512 その他経常費用 9,143 6,656 4,417 貸倒引当金繰入額 7,597 5,680 3,409 貸出金償却 193 194 142 株式等売却損 767 273 65 11 その他業務費用 商品有価証券売買損 その他の業務費用 税金 株式等償却 その他資産償却 その他の経常費用 34 (単位:百万円) 66期(22.4.1∼23.3.31) 67期(23.4.1∼24.3.31) 68期(24.4.1∼25.3.31) Higashin 2013 3 4 4 569 503 796 (単位:百万円) 科 目 66期(22.4.1∼23.3.31) 67期(23.4.1∼24.3.31) 68期(24.4.1∼25.3.31) 経常利益 特別利益 固定資産処分益 償却債権取立益 特別損失 固定資産処分損 減損損失 その他の特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 繰越金(当期首残高) 優先出資消却準備積立金取崩額 自己優先出資消却額 土地再評価差額金取崩額 当期未処分剰余金 3,856 6,206 8,069 1,242 0 1,242 470 54 88 327 4,628 574 1,376 1,950 2,677 2,074 4,752 0 171 169 2 6,034 36 2,265 2,302 3,732 2,093 5,825 198 76 122 7,870 706 2,070 2,776 5,094 2,169 3,672 △ 4,131 △ 137 6,667 (※)自己優先出資消却額には、みなし配当 51,933,369 円が含まれております。 剰余金処分計算書 (単位:円) 科 目 66期(22.4.1∼23.3.31) 67期(23.4.1∼24.3.31) 68期(24.4.1∼25.3.31) 当期未処分剰余金 繰越金(当期首残高) 当期純利益 優先出資消却準備積立金取崩額 自己優先出資消却額 土地再評価差額金取崩額 剰余金処分額 利益準備金 普通出資に対する配当金 (配当率) 優先出資に対する配当金 (配当率) 特別積立金 (優先出資消却準備積立金) 繰越金(当期末残高) 4,752,229,965 5,825,311,600 6,667,100,701 2,074,533,960 2,677,696,005 2,659,146,767 300,000,000 965,306,767 (年 4.0%の割合) 93,840,000 (年 2.3%の割合) 1,300,000,000 (408,000,000) 2,093,083,198 2,093,083,198 3,732,228,402 3,655,623,410 400,000,000 961,783,410 (年 4.0%の割合) 93,840,000 (年 2.3%の割合) 2,200,000,000 (408,000,000) 2,169,688,190 2,169,688,190 5,094,456,205 3,672,000,000 △ 4,131,933,369 △ 137,110,325 4,556,651,123 600,000,000 956,651,123 (年 4.0%の割合) 3,000,000,000 () 2,110,449,578 (※)自己優先出資消却額には、みなし配当 51,933,369 円が含まれております。 会計監査人の監査について 貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第 38 条の 2 第 3 項の規定に基づき、東邦監査法 人の監査を受けております。 平成 24 年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、「財務諸表」という。)の適正性、 及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。 平成 25 年 6 月 24 日 東 京 東 信 用 金 庫 理 事 長 Higashin 2013 35 財務諸表〔単体〕に関する注記 <貸借対照表の注記> 13. 役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与 の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 (注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 14. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退 職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。ま た、数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。 2. 優先出資(引受先:信金中央金庫)4,080 百万円につきましては、平成 24 年 10 月 19 日に信金中央金庫より買入し、同日に特別積立金(優先出資消 数理計算上の差異 各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年 却準備積立金)及び期中利益により消却しました。ただし、「協同組織金融 機関の優先出資に関する法律」に定める規定に従い「優先出資金」及び「資 数(11 年∼ 13 年)による定額法により按分した額 をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しており ます。 本準備金」として表示しております。 3. 商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定) により行っております。 4. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原 また、当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総 価法(定額法) 、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動 の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退 平均法による原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場価 格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、ただし、 時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法に よる原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の 評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占め る当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ① 制度全体の積立状況に関する事項(平成 24 年 3 月 31 日現在) 年金資産の額 1,386,363 百万円 年金財政計算上の給付債務の額 1,645,902 百万円 差引額 △259,538 百万円 ② 制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成 24 年 3 月分) 1.6227% ③ 補足説明 上 記 ① の 差 引 額 の 主 な 要 因 は、 年 金 財 政 計 算 上 の 過 去 勤 務 債 務 残 高 240,975 百万円、繰越不足金 18,562 百万円であります。本制度における 過去勤務債務の償却方法は期間 16 年 10 ヵ月の元利均等償却であり、当金 庫は、当事業年度の財務諸表上、特別掛金 317 百万円を費用処理しており ます。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額 に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合と は一致しません。 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に 対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると 認められる額を計上しております。 睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの払 戻請求による支払いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失 見込額を計上しております。 偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の 負担金支払見込額を計上しております。 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうちリース取引開始日が平成 20 合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産 5. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として 運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 6. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 7. 有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、 「建物」については定額法、 「その他の有形固定資産」については定率法を採用しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 15 年∼ 50 年 その他 5年∼ 15 年 (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) 当金庫は、法人税法の改正に伴い、当事業年度より、平成 24 年 4 月 1 日 以後に取得した有形固定資産については、改正後の法人税法に基づく減価償 却の方法に変更しております。 これにより、従来の方法に比べて、当事業年度の経常利益及び税引前当期純 利益は、それぞれ 8 百万円増加しております。 15. 8. 無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却してお ります。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用 可能期間(主として 5 年∼ 10 年)に基づいて償却しております。 16. 9. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形 固定資産」中のリース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額 法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残 価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零とし ております。 10. 外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場による円換算額を付してお ります。 11. 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上して おります。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、 「破 綻先」という。 )に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実 質破綻先」という。 )に係る債権については、以下のなお書きに記載されて いる直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収 可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻 の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者 (以 下、 「破綻懸念先」という。 )に係る債権については、債権額から、担保の処 分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債 務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した 貸倒実績率等に基づき計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、与信管理部(営業関連部署) が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部(資産監査部署)が査定 結果を監査しております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債 権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し た残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 66,840 百万円であります。 12. 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるため、職員に対する賞与の支給 見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 36 Higashin 2013 17. 18. 19. 20. 21. 22. 年 4 月 1 日前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借 取引に準じた会計処理によっております。 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法 は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の 取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号。 )に規定する 繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建 金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及 び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権 債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認す ることによりヘッジの有効性を評価しております。 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 貸出金のうち、破綻先債権額は 4,302 百万円、延滞債権額は 80,299 百万 円であります 。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続している ことその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないもの として未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以 下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同 項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務 者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金 以外の貸出金であります。 貸出金のうち、3 ヵ月以上延滞債権額は−百万円であります。 なお、3 ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日か ら 3 ヵ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない ものであります。 23. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 4,410 百万円であります。 繰延税金負債合計 繰延税金資産(負債)の純額 31. 有形固定資産の減価償却累計額 3,163 百万円 1,947 百万円 21,437 百万円 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的 32. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等の一部については、所 として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の 債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 ヵ 33. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する 有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 月以上延滞債権に該当しないものであります。 24. 破綻先債権額、延滞債権額、3 ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額 の合計額は 89,013 百万円であります。 なお、21. から 24. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 25. 手形割引は、 「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監 金銭債権総額 30 百万円 34. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する 金銭債務総額 −百万円 35. 子会社等の株式又は出資金の総額 60 百万円 36. 子会社等に対する金銭債権総額 582 百万円 査上の取扱い」 (日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基 37. 子会社等に対する金銭債務総額 178 百万円 づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形、 38. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保という方 法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、17,409 百万円であります。 26. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 有価証券(歳入代理店担保) 694 百万円 預け金 10,000 百万円 担保資産に対応する債務 預 金 775 百万円 借用金 9,460 百万円 上記のほか、為替決済、外為円決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金 等の代用として、有価証券 45,627 百万円 、 預け金 32,000 百万円を差し 入れております。 また、その他の資産には保証金は 221 百万円及び敷金は 289 百万円が含ま れております。 27. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基 づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に 係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、 これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上してお ります。 再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日 同法律第3条第 3 項に定める再評価の方法 不動産鑑定士による鑑定評価によっております。 同法律第 10 条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における 時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 △ 6,658 百万円 28. 出資 1 口当たりの純資産額 197 円 34 銭 29. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融 資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない 限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これ らの契約に係る融資未実行残高は、96,546 百万円であります。このうち契 約残存期間が1年以内のものが 10,020 百万円であります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、 融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影 響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、 金融情勢の変化、 債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受 けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けら れております。 また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほ か、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把 握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 30. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ以下 のとおりであります。 繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 その他有価証券評価差額 その他 繰延税金資産小計 17,338 百万円 −百万円 1,640 百万円 18,978 百万円 評価性引当額 △13,867 百万円 繰延税金資産合計 5,110 百万円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 3,153 百万円 その他 9 百万円 当金庫は、預金業務、融資業務、および市場運用業務などの金融業務 を行っております。このため、金利変動等による不利な影響が生じな いように、資産及び負債の総合的管理(ALM)をしております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する 貸出金です。また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、 満期保有目的、事業推進目的で保有しております。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場 価格の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに 晒されております。また、変動金利の預金については、金利の変動リ スクに晒されております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫は、信用リスクに関する管理諸規定に従い、貸出金について、 個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保 の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営 しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか審査部により行われ、また、 定期的にリスク管理委員会や理事会を開催し、審議・報告を行って おります。 さらに、与信管理の状況については、与信管理部がチェックしてお ります。 有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンター パーティーリスクに関しては、資金証券部において、信用情報や時 価の把握を定期的に行うことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ)金利リスクの管理 当金庫は、ALM によって金利の変動リスクを管理しております。 ALM 委員会において決定された ALM に関する方針に基づき、 実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っています。 日常的には経営企画室において金融資産及び負債の金利や期間 を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモ ニタリングを行い、適宜 ALM 委員会に報告しております。 (ⅱ)為替リスクの管理 当金庫は、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理し ており、通貨スワップを利用し、振当処理を行っております。 (ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、ALM 委員会の 方針に基づき、理事会の監督の下、市場リスク管理要領に従い 行われております。 このうち、資金証券部では、市場運用商品の購入を行っており、 事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを 通じて、価格変動リスクの軽減を図っております。 総務部で保有している株式の多くは、事業推進目的で保有してい るものであり、取引先の市場環境や財務状況などをモニタリング しています。 これらの情報は資金証券部を通じ、理事会及び ALM 委員会にお いて定期的に報告されております。 (ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、 事務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立してお Higashin 2013 37 ります。 (ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 当金庫において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を 受ける主たる金融商品は、 「預け金」、 「有価証券」のうち債券、 「貸 (注 1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金及び預入期間 90 日以内の短期の預け金については、 時価が帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価として 出金」、 「預金積金」であります。 当金庫では、これらの金融資産及び金融負債について、保有期間 おります。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごと 1 年、過去 5 年の観測期間で計測される 99 パセンタイル値を に元利金の合計額を新規に預け入れする際に使用する利率で割り引い た現在価値を時価に代わる金額として記載しております。又、仕組預 用いた経済価値の変動額を市場リスク量とし、金利の変動リスク の管理にあたっての定量的分析に利用しております。 当該変動額の算定にあたっては、対象の金融資産及び金融負債 を固定金利群と変動金利群に分けて、それぞれ金利期日に応じ 株式は、取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提 て適切な期間に残高を分解し、期間ごとの金利変動幅を用いて 示された価格によっております。投資信託は、公表されている基準価 格によっております。 おります。 なお、平成 25 年 3 月 31 日現在、金利以外の全てのリスク変数 が一定であると仮定した場合の 99 パセンタイル値を用いた経 済価値は、2,676 百万円減少するものと把握しております。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提とし ており、金利とその他のリスク変数との相関を考慮しておりま せん。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合に は、算定額を超える影響が生じる可能性があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、ALM を通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手 段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などに よって、流動性リスクを管理しております。 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない 場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算 定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件 等によった場合、当該価額が異なることもあります。 なお、一部の金融商品については、簡便な計算により算出した時価に 代わる金額を含めて開示しております。 39. 金融商品の時価等に関する事項 平成 25 年 3 月 31 日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、 次のとおりであります(時価等の算定方法については(注 1)参照) 。なお、 時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含 めておりません((注 2)参照) 。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:百万円) 貸借対照表 計上額 時 価 差 額 (1)預け金 408,739 407,875 △ 863 (2)有価証券(* 1) 338,605 338,461 △ 144 売買目的有価証券 なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、40. 及び 41. に記載しております。 (3)貸出金 貸出金は、以下の①∼④の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引 当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出結果 を時価に代わる金額として記載しております。 ①残存期間が短期間(90 日以内)のものは、時価は貸借対照表中の貸 出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下「貸出金 計上額」という。)と近似していることから、当該貸出金計上額 ②①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額 ③担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていな いものについては、貸出金計上額 ④①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分ご とに、元利金の合計額を市場金利(LIBOR、SWAP)で割り引いた 価額 (4)破産更生債権等 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・ フローの見積りが困難な債権については、貸出金計上額から、貸出金 に対応する個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出結 果を時価に代わる金額として記載しております。 金融負債 (1)預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額) を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ご とに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算 定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用す る利率を用いております。なお、残存期間が短期(90 日以内)のもの 及び変動金利のものは、時価が帳簿価額と近似していることから、当 該帳簿価額を時価としております。 (注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表 計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりま せん。 (単位:百万円) 90 90 ー 5,283 5,138 △ 144 その他有価証券 333,231 333,231 ー (3)貸出金(* 2) 801,406 817,532 事業債(* 1) △ 4,881 △ 4,881 子会社・子法人等株式(* 2) 796,524 812,651 満期保有目的の債券 貸倒引当金(* 3) (4)破産更生債権等(* 2) 貸倒引当金(* 3) 金融資産計 (1)預金積金 金融負債計 16,126 84,602 84,602 △ 13,194 △ 13,194 71,407 71,407 ー 1,615,277 1,630,396 15,118 Higashin 2013 区 分 非上場株式(店頭売買株式を除く)(* 2) 合 計 1,570,550 1,571,110 560 1,570,550 1,571,110 560 貸借対照表計上額 314 組合出資金(* 3) (* 1)有価証券には、商品有価証券を含めております。 (* 2)貸出金の「時価」には、「簡便な計算により算出した時価に代わる 金額」を記載しております。 (* 3)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除して おります。 ※貸借対照表計上額及び時価には、貸借対照表日までの未払利息、又は、 前受収益が控除されています。 38 け金については、発行体から提示された価格によっております。 (2)有価証券 60 561 50 985 (* 1)事業債のうち、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困 難と認められるものについては、時価開示の対象とはしておりま せん。 (* 2)子会社・子法人等株式及び非上場株式については、市場価格がなく、 時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示 の対象とはしておりません。 (* 3)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握するこ とが極めて困難と認められるもので構成されているものについて は、時価開示の対象とはしておりません。 (注 3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:百万円) 1 年超 5 年以内 1 年以内 預け金 有価証券 満期保有目的の債権 その他有価証券のう ち満期があるもの 貸出金(※) 合 計 5 年超 10 年以内 その他有価証券 種 類 10 年超 356,739 52,000 ー ー 11,534 62,625 248,921 10,264 300 1,000 1,983 2,000 11,234 61,625 246,938 8,264 635,912 154,137 72,644 3,684 1,004,185 268,762 321,565 13,948 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えるもの を除いております。 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えないもの (単位:百万円) 預金積金(※) 1,442,730 1 年超 5 年以内 5 年超 10 年以内 127,815 10 年超 時価が貸借 対照表計上 額を超えな いもの 合 計 国 債 147,046 140,055 6,990 地方債 16,468 16,046 422 社 債 129,325 126,022 3,302 20,829 19,970 858 11,763 314,503 302,739 株 式 91 93 △1 債 券 9,979 10,188 △ 209 国 債 ー ー ー 地方債 ー ー ー 社 債 9,979 10,188 △ 209 合 計 差 額 (百万円) ー ー ー 地方債 ー ー ー 社 債 300 302 2 その他 500 500 ー 小 計 800 802 2 国 債 ー ー ー 地方債 ー ー ー 社 債 ー ー ー その他 4,483 4,336 △ 146 小 計 4,483 4,336 △ 146 5,283 5,138 △ 144 8,894 △ 237 19,177 △ 448 333,231 321,916 11,314 売却額(百万円) 0 国 債 8,657 18,728 (注)貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づく時価 により計上したものであります。 41. 当事業年度中に売却したその他有価証券 満期保有目的の債券 時価が貸借 対照表計上 額を超える もの 10,715 小 計 当事業年度の損益に含まれた 評価差額(百万円) 貸借対照表 時 価 計上額(百万円) (百万円) 189 282,125 ー ※預金積金のうち、要求払預金は「1 年以内」に含めて開示しております。 40. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これ らには、「国債」「地方債」「社債」「株式」「その他の証券」のほか、「商品有 価証券」が含まれております。以下、41. まで同様であります。 売買目的有価証券 種 類 643 292,840 その他 1 売買目的有価証券 833 債 券 小 計 (注4)預金積金の決算日後の償還予定額 差 額 (百万円) 株 式 その他 ※貸出金及び破産更正債権等のうち、延滞債権及び部分直接償却未償却残高 1 年以内 貸借対照表 取得原価 計上額(百万円) (百万円) 売却益の合計額 (百万円) 売却損の合計額 (百万円) 株 式 585 15 63 債 券 23,358 1,276 ー 国 債 23,358 1,276 ー 地方債 ー ー ー 社 債 ー ー ー その他 合 計 5,149 265 ー 29,093 1,556 63 42. 有担保の消費貸借契約(債権貸借取引)により貸し付けている有価証券が、 「国 債」に合計 5,369 百万円含まれております。 43. 表示方法の変更 前事業年度において「その他資産」の「その他の資産」に含めていた「金融 商品等差入担保金」および「その他負債」の「その他の負債」に含めていた「金 融商品等受入担保金」は、 「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」 (内 閣府令第 11 号平成 25 年 3 月 28 日)により改正された「信用金庫法施行 規則」(昭和 57 年大蔵省令第 15 号)別紙様式を適用し、当事業年度より 独立掲記しております。 <損益計算書の注記> 1. 2. 3. 4. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 自己優先出資消却額には、みなし配当 51,933 千円が含まれております。 子会社との取引による収益総額 122,238 千円 子会社との取引による費用総額 558,195 千円 出資 1 口当たり当期純利益金額 10 円 59 銭 Higashin 2013 39 経営に関する指標〔単体〕 主な経営指標の推移 (単位:利益は千円、口数は百万口、残高は百万円) 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 経常収益 40,508,927 38,084,609 38,056,791 36,507,850 35,612,144 経常利益 2,253,133 2,953,955 3,856,054 6,206,526 8,069,566 当期純利益 2,227,350 2,313,986 2,677,696 3,732,228 5,094,456 普通出資総額 24,242 24,191 24,147 24,063 23,928 優先出資総額 2,040 2,040 2,040 2,040 2,040 普通出資総口数 484 483 482 481 478 優先出資総口数 12 12 12 12 純資産額 72,032 83,179 85,739 90,337 94,434 総資産額 1,619,207 1,643,777 1,652,085 1,663,106 1,696,975 預金積金残高 1,514,715 1,531,135 1,540,565 1,549,689 1,570,550 貸出金残高 942,456 924,364 909,003 901,254 886,008 有価証券残高 303,230 325,366 296,470 311,757 339,500 単体自己資本比率 9.83% 10.04% 10.11% 10.52% 10.52% 出資に対する配当金 2.0 円 2.0 円 2.0 円 2.0 円 2.0 円 会員数 137,420 人 136,634 人 135,502 人 134,559 人 133,875 人 役員数 18 人 18 人 18 人 18 人 19 人 13 人 13 人 13 人 12 人 13 人 職員数 1,479 人 1,512 人 1,512 人 1,501 人 1,488 人 男子 1,091 人 1,076 人 1,066 人 1,046 人 1,027 人 女子 388 人 436 人 446 人 455 人 461 人 (出資1口当たり) うち常勤役員 (注)1.[単体自己資本比率]は、信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照 らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成 18 年金融庁告示第 21 号)に基づき算出しております。なお、当 金庫は国内基準を採用しております。(総資産額は債務保証見返を除く) 2.当金庫は、「自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成 24 年金融庁告示第 56 号)」に基づき算出しております。 業務粗利益・業務純益・役務取引の状況 (単位:千円・%) 平成22年度 平成24年度 資金運用収益 32,299,613 31,505,585 29,313,584 資金調達費用 1,638,665 1,133,446 1,052,953 30,660,948 30,372,139 28,260,630 役務取引等収益 2,811,062 2,742,005 2,670,926 役務取引等費用 1,325,551 1,319,125 1,340,751 1,485,510 1,422,880 1,330,175 その他業務収益 2,279,033 659,793 1,460,301 その他業務費用 1,836,707 50,881 14,924 資金運用収支 役務取引等収支 その他業務収支 業務粗利益 業務粗利益率 業務純益 (注)1.業務粗利益率=業務粗利益 資金運用勘定平均残高╳ 100 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 40 平成23年度 Higashin 2013 442,326 608,911 1,445,377 32,588,786 32,403,931 31,036,183 2.05 2.01 1.91 11,197,245 11,373,337 11,190,151 資金運用 ・ 調達勘定平均残高、利息、利回り 資金運用勘定 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 資金調達勘定 うち預金積金 うち借用金 うちコールマネー 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平成22年度 1,589,464 32,299,613 2.03 913,328 23,114,059 2.53 338,577 3,770,419 1.11 4 7 0.16 50 613 1.20 329,970 5,255,662 1.59 1,544,980 1,638,665 0.10 1,537,105 1,513,428 0.09 6,506 116,013 1.78 606 4,326 0.71 (単位:平均残高 ・ 百万円、利息 ・ 千円、利回り ・%) 平成23年度 1,612,330 31,505,585 1.95 900,066 21,899,429 2.43 404,077 4,704,469 1.16 3 3 0.10 49 648 1.32 300,843 4,733,644 1.57 1,564,954 1,133,446 0.07 1,558,054 1,032,346 0.07 4,879 68,323 1.40 527 3,665 0.70 平成24年度 1,627,612 29,313,584 1.80 886,344 20,756,599 2.34 427,790 4,000,973 0.94 6 7 0.12 82 1,167 1.42 306,316 4,391,720 1.43 1,578,872 1,052,953 0.07 1,568,979 911,488 0.06 7,906 94,975 1.20 77 488 0.63 (平成 22 年度 1,358 百万円、 平成 23 年度 1,601 百万円、 平成 24 年度 1,796 百万円) をそれぞれ控除しております。 (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 その他業務利益の内訳 (単位:千円) 平成22年度 その他業務収益 平成23年度 平成24年度 2,279,033 659,793 1,460,301 65,681 60,782 57,632 262 うち国債等債券売却益 1,637,287 405,494 1,276,073 うち国債等債券償還益 448,885 141,509 30,872 うちその他の業務収益 126,916 52,006 95,722 1,836,707 50,881 14,924 136 507 1,095,004 2,761 うち国債等債券償還損 295,757 9,756 8,114 うち国債等債券償却 440,962 うち外国為替売買益 うち商品有価証券売買益 その他業務費用 うち商品有価証券売買損 うち国債等債券売却損 うちその他の業務費用 その他業務利益 4,983 38,227 6,302 442,326 608,911 1,445,377 Higashin 2013 41 経費の内訳 (単位:千円) 平成22年度 人件費 報酬給与手当 退職給付費用 その他 物件費 事務費 うち旅費・交通費 うち通信費 うち事務機械賃借料 うち事務委託費 固定資産費 うち土地建物賃借料 うち保全管理費 事業費 うち広告宣伝費 うち交際費・寄贈費・諸会費 人事厚生費 減価償却費 預金保険料 税 金 合 計 平成23年度 平成24年度 12,818,562 12,812,348 12,701,248 10,411,141 359,611 2,047,810 6,979,811 2,311,458 11,966 225,384 360,386 988,183 1,597,439 359,703 893,477 483,797 202,411 227,934 79,591 1,258,548 1,248,976 458,376 20,256,750 10,411,019 356,618 2,044,711 7,640,593 2,483,976 12,771 231,491 351,066 1,126,479 1,626,976 351,012 923,300 466,191 211,505 201,509 89,083 1,720,862 1,253,502 493,057 20,945,998 10,229,694 356,310 2,115,244 7,503,125 2,166,481 12,787 218,770 210,435 1,072,696 1,712,999 364,696 1,002,765 504,613 253,833 191,153 94,313 1,976,184 1,048,532 512,214 20,716,589 利鞘 (単位:%) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 資金運用利回 2.03 1.95 1.80 資金調達原価率 1.41 1.41 1.37 総資金利鞘 0.61 0.54 0.43 利益率 (単位:%) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 総資産経常利益率 0.23 0.37 0.48 総資産当期純利益率 0.16 0.22 0.30 (注)総資産経常(当期純)利益率=経常(当期純)利益 総資産(債務保証見返を除く)平均残高╳ 100 受取利息・支払利息の増減 (単位:千円) 平成23年度 収支額 受取利息 純増減 収支額 純増減 31,505,585 △794,028 29,313,584 △2,192,001 うち貸出金 21,899,429 △1,214,630 20,756,599 △1,142,830 うち預け金 △703,496 4,704,469 934,050 4,000,973 うちコールローン 3 △4 7 4 うち商品有価証券 648 35 1,167 519 うち有価証券 支払利息 うち預金積金 うち借用金 うちコールマネー 4,733,644 △522,018 4,391,720 △341,924 1,133,446 △505,219 1,052,953 △80,493 1,032,346 △481,082 911,488 △120,858 68,323 △47,690 94,975 26,652 3,665 △661 488 △3,177 (注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 42 平成24年度 Higashin 2013 預金・譲渡性預金平均残高 (単位:百万円) 平成22年度 流動性預金 うち有利息預金 平成23年度 512,067 平成24年度 533,772 549,167 426,504 445,146 459,105 1,020,106 1,018,583 1,013,381 うち固定金利定期預金 1,019,682 1,018,214 1,013,049 うち変動金利定期預金 424 369 332 4,932 5,699 6,432 1,537,105 1,558,054 1,568,979 1,537,105 1,558,054 1,568,979 定期性預金 その他 計 譲渡性預金 合 計 (注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金+定期積金 固定金利定期預金:預入時に満期までの利率が確定する定期預金 変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金 3.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 定期預金残高 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 定期預金 897,235 883,462 890,517 固定金利定期預金 896,336 882,698 889,842 変動金利定期預金 395 357 315 その他 504 407 359 預金者別預金残高 (単位:百万円・%) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 個人 1,229,182( 79.7) 1,230,876( 79.4) 1,235,614( 78.6) 法人 246,903( 16.0) 253,093( 16.3) 261,151( 16.6) 金融機関 40,852( 2.6) 42,984( 2.8) 46,033( 2.9) 公金 23,628( 1.5) 22,737( 1.5) 27,752( 1.7) 合 計 1,540,565(100.0) 1,549,689(100.0) 1,570,550(100.0) (注)( )内は構成比 財形貯蓄残高 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 一般財形 1,243 1,334 1,435 住宅財形 94 77 68 財形年金 合 計 123 101 96 1,461 1,513 1,599 Higashin 2013 43 預金科目別残高 (単位:百万円・%) 平成22年度 当座預金 普通預金 貯蓄預金 38,193( 平成23年度 2.5) 447,521( 29.0) 28,875( 1.9) 39,010( 平成24年度 2.5) 478,052( 30.9) 43,889( 2.7) 496,077( 31.5) 27,600( 1.8) 25,822( 1.6) 通知預金 2,621( 0.2) 2,708( 0.2) 4,945( 0.3) 別段・納税準備預金 8,994( 0.6) 8,345( 0.5) 7,769( 0.4) 定期預金 897,235( 58.2) 883,462( 57.0) 890,517( 56.7) 定期積金 116,583( 7.6) 110,056( 7.1) 101,065( 6.4) 540( 0.0) 454( 0.0) 466( 0.0) その他 合計 1,540,565(100.0) 会員 会員外 1,549,689(100.0) 1,570,550(100.0) 560,580( 36.4) 564,863( 36.5) 575,424( 35.6) 979,985( 63.6) 984,826( 63.5) 995,126( 63.4) (注)( )内は構成比 貸出金科目別平均残高 (単位:百万円・%) 平成22年度 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 合計 平成23年度 17,319( 1.9) 32,397( 3.6) 838,531( 92.2) 21,225( 2.3) 909,473(100.0) 平成24年度 16,619( 1.9) 31,969( 3.6) 827,118( 92.3) 20,060( 2.2) 15,663( 1.7) 29,766( 3.3) 821,789( 92.7) 19,124( 2.1) 895,767(100.0) 886,344(100.0) 平成23年度 平成24年度 (注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。( )内は構成比 貸出金金利区分別残高 (単位:百万円) 平成22年度 貸出金残高 909,003 901,254 886,008 うち変動金利 526,471 524,076 517,667 うち固定金利 382,532 377,177 368,341 貸出金担保別残高内訳 (単位:百万円) 平成22年度 当金庫預金積金 有価証券 動産 不動産 その他 44 平成23年度 平成24年度 39,905 37,791 35,101 177 184 197 316,533 341,642 340,703 信用保証協会・信用保険 220,751 218,982 200,883 保証 115,256 123,468 134,040 信用 216,378 179,184 175,082 貸出金合計 909,003 901,254 886,008 Higashin 2013 債務保証見返の担保別残高内訳 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 当金庫預金積金 平成24年度 163 127 129 有価証券 動産 不動産 6,747 5,670 4,098 その他 157 152 68 信用保証協会・信用保険 保証 信用 352 406 293 7,420 6,357 4,590 債務保証見返合計 貸出金科目別残高 (単位:百万円・%) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 割引手形 17,287( 1.9) 18,500( 2.1) 17,409( 1.9) 手形貸付 32,364( 3.6) 31,581( 3.5) 28,964( 3.3) 証書貸付 837,182( 92.1) 当座貸越 22,168( 合 計 830,034( 92.1) 2.4) 21,137( 909,003(100.0) 819,367( 92.5) 2.3) 901,254(100.0) 20,266( 2.3) 886,008(100.0) (注)( )内は構成比 消費者ローン・住宅ローン残高 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 個人ローン 8,208 7,502 6,224 カードローン 4,790 4,699 4,338 159,677 165,720 171,542 住宅ローン 貸出金使途別残高内訳 (単位:百万円・%) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 設備資金 446,495( 49.1) 445,376( 49.4) 448,841( 50.7) 運転資金 462,507( 50.9) 455,877( 50.6) 437,167( 49.3) 合 計 909,003(100.0) 901,254(100.0) 886,008(100.0) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 (注)( )内は構成比 貸出金償却額 (単位:千円) 貸出金償却額 193,156 194,631 142,016 貸倒引当金の内訳 (単位:百万円) 平成23年度 期首残高 一般貸倒引当金 5,624 期末残高 5,709 平成24年度 増減額 期首残高 85 5,709 期末残高 増減額 4,908 △ 801 個別貸倒引当金 13,507 12,856 △ 651 12,856 13,289 433 合 計 19,131 18,565 △ 566 18,565 18,198 △ 367 Higashin 2013 45 貸出金業種別残高内訳 (単位:百万円・%) 平成23年度 貸出先数 製造業 農業、林業 平成24年度 貸出金残高 5,168 貸出先数 129,837( 14.4) 49 1,922( 貸出金残高 4,869 0.2) 43 122,302( 13.8) 1,721( 0.2) 漁業 5 126( 0.0) 4 117( 0.0) 鉱業、採石業、砂利採取業 7 578( 0.0) 5 499( 0.1) 102,509( 11.3) 3,993 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 4,146 98,479( 11.1) 0 0( 0.0) 0 0( 0.0) 情報通信業 279 5,856( 0.6) 263 5,527( 0.6) 運輸業、郵便業 884 29,911( 3.3) 842 29,109( 3.3) 卸売業、小売業 4,338 107,756( 11.9) 4,131 金融・保険業 不動産業 65 3,797( 2,384 0.4) 69 179,025( 19.8) 2,645 100,096( 11.3) 6,569( 0.7) 195,284( 22.0) 物品賃貸業 220 9,104( 1.0) 194 8,278( 0.9) 学術研究、専門・技術サービス業 360 6,100( 0.6) 350 5,547( 0.6) 宿泊業 43 8,664( 0.9) 41 7,604( 0.9) 飲食業 2,103 22,197( 2.4) 2,031 20,782( 2.4) 671 31,371( 3.4) 659 31,151( 3.5) 生活関連サービス業、娯楽業 教育、学習支援業 医療・福祉 その他のサービス 小 計 地方公共団体 71 823( 0.0) 66 751( 0.1) 529 15,838( 1.7) 523 15,923( 1.8) 1,499 29,920( 3.3) 1,534 28,081( 3.2) 685,342( 76.0) 22,262 22,821 5 2,714( 0.3) 5 677,829( 76.5) 2,999( 0.3) 個人(住宅・消費・納税資金等) 35,477 213,197( 23.6) 33,397 205,180( 23.2) 合 計 58,303 901,254(100.0) 55,664 886,008(100.0) (注)1.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 2. ( )内は構成比 役職員1人当り預金残高及び貸出金残高 (単位:百万円) 平成22年度 預金 貸出金 平成23年度 平成24年度 1,010 1,024 1,046 596 595 590 1店舗当り預金残高及び貸出金残高 (単位:百万円) 平成22年度 46 平成23年度 平成24年度 預金 19,257 19,371 19,632 貸出金 11,362 11,265 11,075 Higashin 2013 代理貸付の残高内訳 (単位:百万円) 平成22年度 信金中央金庫 平成23年度 6,535 ㈱日本政策金融公庫(国民生活事業) 住宅金融支援機構 平成24年度 5,513 3,947 140 118 100 12,478 11,020 9,152 ㈱日本政策金融公庫(中小企業営一事業) 福祉医療機構 年金資金運用基金 78 61 56 854 831 768 勤労者退職金共済機構 中小企業基盤整備機構 385 379 349 20,472 17,924 14,374 合 計 (注)1.平成 19 年 4 月 1 日に住宅金融公庫は、独立行政法人住宅金融支援機構が権利及び義務を承継しております。 2.平成 20 年 10 月 1 日に㈱日本政策金融公庫は、国民生活金融公庫・中小企業金融公庫の権利及び義務を承継しております。 預貸率 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 貸出金(A) 909,003 901,254 886,008 預 金(B) 1,540,565 1,549,689 1,570,550 59.00% 58.16% 56.41% 59.41% 57.77% 56.49% 預貸率 (A) / (B) 100 期中平均 (注)1.預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 預証率 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 有価証券(A) 296,470 311,757 339,500 預 金(B) 1,540,565 1,549,689 1,570,550 19.24% 20.12% 21.62% 21.47% 19.31% 19.52% 預証率 (A)/(B) 100 期中平均 (注)1.預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 商品有価証券平均残高 (単位:百万円) 平成22年度 商品国債 平成23年度 50 平成24年度 49 82 商品地方債 0 商品政府保証債 その他の商品有価証券 50 49 82 合 計 Higashin 2013 47 保有有価証券期末残高・平均残高 (単位:百万円) 平成22年度 期末残高 国債 平成23年度 平均残高 期末残高 平成24年度 平均残高 期末残高 平均残高 82,325 83,860 124,883 100,353 147,046 128,515 5,100 13,649 1,999 2,985 16,468 6,833 社債 169,106 184,500 140,598 153,079 139,918 135,802 株式 1,758 2,039 1,267 1,701 1,546 1,037 33,049 39,371 37,831 37,696 29,913 31,568 5,130 6,672 5,175 5,025 4,607 2,558 地方債 外国証券 その他の証券 貸付有価証券 合 計 296,470 330,094 311,757 300,843 339,500 306,316 保有有価証券残存期間別残高 平成 23 年度 (単位:百万円) 1年以下 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 期間の定めの ないもの 合 計 国債 0 4 0 15,801 109,077 0 0 124,883 地方債 0 102 0 1,061 836 0 0 1,999 社債 22,569 19,919 17,561 15,634 63,929 983 0 140,598 株式 0 0 0 0 0 0 1,267 1,267 3,606 6,828 4,189 11,278 4,928 7,000 0 37,831 0 0 23 0 0 0 5,151 5,175 外国証券 その他の証券 平成 24 年度 (単位:百万円) 1年以下 国債 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 期間の定めの ないもの 合 計 0 4 0 32,176 109,663 5,202 0 147,046 100 0 0 1,296 15,071 0 0 16,468 社債 10,133 21,328 26,226 40,636 40,564 1,028 0 139,918 株式 0 0 0 0 0 0 1,546 1,546 1,299 7,357 7,708 4,653 4,859 4,033 0 29,913 0 0 47 0 0 0 4,559 4,607 地方債 外国証券 その他の証券 保有有価証券平均利回り (単位:%) 平成22年度 48 平成23年度 国債 1.24 地方債 社債 有価証券 Higashin 2013 平成24年度 1.23 1.15 1.37 1.37 0.98 1.78 1.83 1.69 1.59 1.57 1.43 有価証券の時価情報 1. 売買目的有価証券 (単位:百万円) 平成23年度 貸借対照表計上額 売買目的有価証券 平成24年度 当期の損益に含まれた評価差額 58 貸借対照表計上額 0 当期の損益に含まれた評価差額 90 0 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの 種 類 時価が貸借対 照表計上額を 超えるもの 時価が貸借対 照表計上額を 超えないもの (単位:百万円) 平成23年度 貸借対照表計上額 時 価 平成24年度 差 額 貸借対照表計上額 時 価 差 額 国 債 地方債 短期社債 社 債 400 405 5 300 302 2 その他 4,681 4,708 27 500 500 小 計 5,081 5,113 32 800 802 2 国 債 地方債 短期社債 社 債 その他 5,780 5,398 △ 382 4,483 4,336 △ 146 小 計 5,780 5,398 △ 382 4,483 4,336 △ 146 10,861 10,512 △ 349 5,283 5,138 △ 144 合 計 (注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 3. 子会社・子法人等株式および関連法人等株式 該当する株式はありません。 4. その他有価証券 種 類 株 式 債 券 貸借対照表計 上額が取得原 価を超えるも の 貸借対照表計 上額が取得原 価を超えない もの (単位:百万円) 平成23年度 貸借対照表計上額 420 取得原価 平成24年度 差 額 302 貸借対照表計上額 117 833 取得原価 差 額 643 189 234,653 228,872 5,780 292,840 282,125 10,715 国 債 124,883 121,221 3,661 147,046 140,055 6,990 地方債 1,999 1,898 101 16,468 16,046 422 短期社債 107,770 105,752 2,017 129,325 126,022 3,302 その他 社 債 17,261 16,777 483 20,829 19,970 858 小 計 252,335 245,953 6,382 314,503 302,739 11,763 株 式 225 240 △ 15 91 93 △1 債 券 31,957 32,624 △ 666 9,979 10,188 △ 209 国 債 地方債 短期社債 31,957 32,624 △ 666 9,979 10,188 △ 209 15,229 15,610 △ 381 8,657 8,894 △ 237 47,412 48,475 △ 1,063 18,728 19,177 △ 448 299,748 294,429 5,318 333,231 321,916 11,314 社 債 その他 小 計 合 計 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は、本表には含めておりません。 Higashin 2013 49 5. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 内 容 (単位:百万円) 平成23年度 平成24年度 その他有価証券(事業債) 471 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 その他有価証券(未公開株式) その他有価証券(投資事業有限責任組合) 合計 314 60 60 562 561 54 50 1,147 985 金銭の信託 該当する金銭の信託はありません。 内国為替取扱高 (単位:残高・百万円、件数・千件) 平成22年度 送金・振込 仕向為替取扱高 平成24年度 代金取立 送金・振込 代金取立 108,616 988,776 108,478 985,176 115,794 1,792 65 1,803 14 1,782 14 1,169,730 23,734 1,129,417 37,644 1,158,874 31,716 2,361 23 2,285 23 2,161 15 2,180,117 132,350 2,118,193 146,122 2,411,050 147,510 4,153 88 4,088 37 3,943 29 件数 取扱高合計 送金・振込 1,010,387 件数 被仕向為替取扱高 平成23年度 代金取立 件数合計 外国為替取扱高 (単位:千米ドル) 平成22年度 貿易取引取扱高 平成23年度 143,440 貿易外取引取扱高 合 計 平成24年度 140,061 129,234 94,882 91,889 37,899 238,323 231,950 167,133 外貨建資産・負債残高 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 資産 1,485 1,248 667 負債 1,121 947 465 公共債引受額・窓販実績・ディーリング実績 平成22年度 引受額 50 (単位:百万円) 平成23年度 窓販実績 ディーリ ング実績 引受額 平成24年度 窓販実績 ディーリ ング実績 引受額 窓販実績 ディーリ ング実績 国債 918 1,189 1,166 1,913 624 912 地方債 150 180 政府保証債 1,179 1,120 1,413 合 計 1,179 918 1,189 1,120 1,316 1,913 1,413 804 912 Higashin 2013 オフバランス取引の状況 (単位:百万円) 平成23年3月末 想定元本額 金利スワップ 先物外国為替取引 平成24年3月末 想定元本額 平成25年3月末 想定元本額 1,393 1,160 565 オプション取引 その他の金融派生商品 1,393 1,160 565 合 計 オプション・先物取引情報 金融先物取引、金融等デリバティブ取引、先物外国為替取引、有価証券店頭デリバティブ取引、有価証券指数等先物取引、有価証券 オプション取引、有価証券先物取引等、信用金庫法施行規則第 102 条の第 1 項第 5 号に掲げる取引はありません。 報酬体系について 1. 対象役員 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象役員」は、常勤理事及び常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職務執 行の対価として支払う「基本報酬」及び「賞与」、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支払う「退職慰労金」で構 成されております。 (1)報酬体系の概要 【基本報酬及び賞与】 非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額 を決定しております。 そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を、各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘案し、 当金庫の理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額及び賞与額につきましては、監事の協議により決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。 なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として決定方法・支払時期等の事項を規程で定めております。 (2)平成 24 年度における対象役員に対する報酬等の支払総額 区 分 (単位:百万円) 支払総額 対象役員に対する報酬等 273 (注)1. 対象役員に該当する理事は 12 名、監事は 2 名です(期中退任者および期中に理事を退任し、監事に就任した者を含む) 。 2. 上記の内訳は、 「基本報酬」202 百万円、 「賞与」25 百万円、「退職慰労金」46 百万円となっております。 なお、 「賞与」は当年度中に支払った賞与のうち当年度に帰属する部分の金額(過年度に繰り入れた引当金分を除く)と当年度に繰り入れた役員賞与引 当金の合計額です。 「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入れた引当金分を除く)と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。 3. 使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。 (3)その他 「信用金庫法施行規則第 132 条第 1 項第 6 号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の 状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」 (平成 24 年 3 月 29 日付金融庁告示第 22 号)第 3 条 第 1 項第 3 号及び第 5 号並び第 2 項第 3 号及び第 5 号に該当する事項はありませんでした。 2. 対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員、当金庫の主要な連結子法人等の 役職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与え る者をいいます。 なお、平成 24 年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。 (注)1. 対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。 2.「主要な連結子法人等」とは、当金庫の連結子法人等のうち、当金庫の連結総資産に対して 2%以上の資産を有する会社等をいいます。 3.「同等額」は、平成 24 年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。 4. 平成 24 年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。 Higashin 2013 51 Ⅰ . 金融再生法に基づく開示債権 金融再生法に基づき開示された債権であり、貸出金のほか債務保証見返、未収利息、仮払金、貸付有価証券、および外国為替を含 んだ債権です。 ○金融再生法開示債権 (単位:百万円) 区 分 平成23年度 平成24年度 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 38,257 36,890 危険債権 51,288 48,569 4,913 4,410 要管理債権 正常債権 814,382 801,818 合 計 908,842 891,689 (注)1.「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、民事再生等の事由により、経営破綻に陥っている債務者に対する債権、およびこれ らに準ずる債権です。 2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収および利息の受取 りができない可能性の高い債権です。 3.「要管理債権」とは、「3ヵ月以上延滞債権」および「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。 4.「正常債権」とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がない債権であり「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」、 「危険債権」、 「要管理債権」 以外の債権をいいます。 ○金融再生法開示債権保全状況 区 分 (単位:百万円) 平成23年度 金融再生法上の不良債権(A) 平成24年度 94,459 89,871 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 38,257 36,890 危険債権 51,288 48,569 要管理債権 保全額(B) 4,913 4,410 87,955 84,155 貸倒引当金(C) 13,566 13,986 担保・保証付等(D) 74,388 70,169 保全率(B) /(A) (%) 93.1% 93.6% 担保・保証等控除後債権に対する引当率 (C)/( (A)−(D)) (%) 67.6% 71.0% (注)貸倒引当金は個別貸倒引当金および要管理債権に対して計上している一般貸倒引当金の合計額です。 Ⅱ . リスク管理債権 リスク管理債権とは信用金庫法により定められた開示すべき債権(貸出金)の金額です。自己査定により資産査定した不良債権は、 すべて「償却引当基準」に基づいた方法で引当を完了しました。なおこの結果は監査法人の承認を得ています。 ■リスク管理債権に対する担保・保証および引当金の引当・保全状況 ○破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証および引当金の引当・保全状況 区 分 (単位:百万円) 平成23年度 破綻先債権額(A) 平成24年度 6,124 4,302 延滞債権額(B) 82,535 80,299 合 計(C)=(A)+(B) 88,659 84,602 担保・保証額(D) 70,904 66,815 回収に懸念がある債権額(E)=(C) −(D) 17,754 17,786 個別貸倒引当金(F) 12,708 13,194 71.6% 74.2% 同引当率(G)=(F)/(E) (%) ○ 3 ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する担保・保証および引当金の引当・保全状況 区 分 3 ヵ月以上延滞債権額(H) 平成24年度 2 0 貸出条件緩和債権額(I) 4,910 4,410 合 計(J)=(H)+(I) 4,913 4,410 担保・保証額(K) 2,710 2,620 回収に管理を要する債権額(L)=(J) −(K) 2,202 1,790 貸倒引当金(M) 同引当率(N)=(M)/(L) (%) 52 平成23年度 (単位:百万円) Higashin 2013 775 696 35.2% 38.9% 自己資本の充実の状況〔単体〕 Ⅰ.単体における事業年度の開示事項 ※本開示は、平成 18 年度以降適用されている自己資本比率規制(バーゼルⅡ)に対応しております。 (1)自己資本の構成に関する事項 自己資本は、主に基本的項目(Tier 1)と補完的項目(Tier 2)で構成されています。自己資本額のうち、当金庫が積み立て ているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客さまからお預かりしている出資金が該当します。 (単位:百万円) 項 目 平成23年度 平成24年度 (自己資本) 出資金 26,103 25,968 2,040 資本準備金 2,040 2,040 利益準備金 13,546 14,146 非累積的永久優先出資 項 目 平成23年度 平成24年度 基本的項目からの控除分を除 く、自己資本控除とされる証 券化エクスポージャー及び信 用補完機能を持つ I/Oストリッ プス(告示第247条を準用す る場合を含む。 ) 控除項目不算入額(△) 89,204 88,634 資産(オン・バランス)項目 779,686 776,286 オフ・バランス取引等項目 5,247 4,722 62,743 61,204 (控除項目)計(D) 特別積立金 37,498 36,826 2,169 2,110 処分未済持分(△) 2 2 その他有価証券の評価差損(△) 81,354 81,088 自己資本額(C)−(D)=(E) 繰越金(当期末残高) 〔基本的項目〕計(A) (リスク・アセット等) 土地の再評価額と再評価の直前 の帳簿価額の差額の45%相当額 2,552 一般貸倒引当金 5,709 4,908 信用リスク・アセット調整額 告示第14条第1項第3号に 掲げるもの オペレーショナル・リスク相当 額調整額 告 示 第14条 第1項 第4号 及 び第5号に掲げるもの 847,678 842,212 9.59% 9.62% 10.52% 10.52% 負債性資本調達手段等 2,637 オペレーショナル・リスク相当 額を8%で除して得た額 リスク・アセット等計 (F) 補完的項目不算入額(△) 411 〔補完的項目〕計(B) 7,850 7,546 89,204 88,634 Tier 1比率(A/F) 自己資本総額(A) + (B)=(C) 自己資本比率(E/F) (注) 1.信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当 であるかどうかを判断するための基準(平成 18 年金融庁告示第 21 号)に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 2.当金庫は、「自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成 24 年金融庁告示第 56 号)」に基づき算出しております。 Higashin 2013 53 (2)自己資本の充実度に関する事項 自己資本の充実度に関しましては、自己資本比率はもちろんのことTier 1比率の状況についても、国内基準である4%を上 回っており、経営の健全性・安全性を充分保っております。また、当金庫は各エクスポージャーが一分野に集中することなく、 リスク分散が図られていると評価しております。 一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる収益に よる資本の積上げを第一義的な施策として考えております。尚、収支計画については、貸出金計画に基づいた利息収入や市場 環境を踏まえた運用収益など、足元の状況を十分に踏まえて策定されております。 (単位:百万円) 平成23年度 リスク・アセット 平成24年度 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 イ)信用リスク・アセット、所要自己資本の額合計 784,934 31,397 781,008 31,240 ①標準的手法が適用されるポートフォリ オごとのエクスポージャー 784,898 31,395 780,982 31,239 (ⅰ)ソブリン向け 7,038 281 947 37 (ⅱ)金融機関向け 176,640 7,065 163,441 6,537 19,721 788 26,455 1,058 (ⅳ)中小企業・個人向け 112,374 4,494 114,185 4,567 (ⅴ)抵当権付住宅ローン 39,948 1,597 39,962 1,598 191,411 7,656 203,616 8,144 20,626 825 17,096 683 217,138 8,685 215,275 8,611 (ⅲ)法人等向け (ⅵ)不動産取得等事業向け (ⅶ)三月以上延滞等 (ⅷ)その他 ②証券化エクスポージャー ロ)オペレーショナル・リスク ハ)単体総所要自己資本額【イ)+ロ)】 35 1 26 1 62,743 2,509 61,204 2,448 847,678 33,907 842,212 33,688 (注)1.所要自己資本額=リスク・アセット×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政府以 外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの) 、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保 証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、 「金 融機関向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが 150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては、当金庫は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)× 15% ÷8% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 7.信用リスク・アセット相当額の算出にあたっては、当金庫は標準的手法を採用しています。 (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫では、信用リス クを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「クレジットポ リシー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。 信用リスクの評価につきましては、当金庫では、企業信用格付制度並びに自己査定を実施しております。また、信用リスク計 量化システムの構築により、信用VaRを算出しております。 当金庫では、一連の信用リスク管理の状況については、リスク管理委員会等で協議検討を行うとともに、必要に応じて常務会、 理事会といった経営陣に対し報告する態勢を整備しております。 貸倒引当金は、「自己査定基準」及び「償却・引当基準」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を 基に算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 54 Higashin 2013 イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 地域別・業種別・残存期間別 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャー期末残高 エクスポー ジャー区分 貸出金、 コミットメント及び その他デリバティブ取引 以外のオフバランス取引 債券・出資等 三月以上延滞 エクスポージャー デリバティブ取引 地域区分 業種区分 期間区分 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 国内 1,645,946 1,681,663 国外 地域別合計 製造業 農業、林業 523,206 529,617 273,655 298,285 12 11 20,626 17,094 30,053 37,699 29,451 1,684,319 1,711,717 523,206 529,617 311,354 327,736 12 11 20,626 17,094 38,372 71,127 68,542 59,196 58,143 11,930 10,398 2,950 1,737 1,616 1,428 1,616 1,428 漁業 113 107 113 107 1 1 鉱業、採石業、砂利採取業 538 467 538 467 43,387 43,319 43,099 43,231 287 88 2,334 1,655 2,989 11,292 2,989 11,292 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業、郵便業 卸売業、小売業 4,413 3,948 2,293 2,262 2,120 1,686 58 35 20,261 23,701 14,607 14,663 5,653 9,038 197 221 51,954 50,958 47,352 45,825 4,589 5,129 12 3 2,207 2,005 金融・保険業 540,474 542,324 3,435 6,151 151,903 125,686 7 3 不動産業 163,212 177,763 161,444 177,106 1,768 657 5,573 4,904 物品賃貸業 5,829 5,562 5,829 5,562 178 78 学術研究、専門・技術サービス業 3,087 2,871 2,927 2,711 160 160 88 72 宿泊業 7,701 6,665 7,701 6,665 269 114 飲食業 11,143 10,803 11,143 10,803 1,004 961 生活関連サービス業、娯楽業 25,373 25,217 25,345 25,017 27 200 302 564 339 308 339 308 3 3 教育、学習支援業 医療、福祉 4,738 4,878 4,738 4,878 その他のサービス 18,696 17,739 18,615 17,636 81 103 584 494 国・地方公共団体等 130,800 160,038 125,562 159,656 個人(住宅・消費・納税資金等) 112,867 106,646 112,867 106,646 4,871 4,239 その他 463,651 447,131 4,279 3,641 1,684,319 1,711,717 523,206 529,617 311,354 327,736 12 11 20,626 17,094 85,292 79,362 26,051 11,450 12 11 業種別合計 1年以下 347,926 363,223 1年超3年以下 111,716 103,677 31,260 30,202 26,455 28,364 3年超5年以下 411,957 435,226 385,353 401,775 21,603 33,450 89,233 109,772 15,608 11,995 42,624 74,776 227,855 229,852 1,316 3,803 174,538 164,049 12,395 12,475 4,245 2,367 8,149 10,108 483,234 457,489 128 110 11,929 5,537 1,684,319 1,711,717 523,206 529,617 311,354 327,736 12 11 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 (注) 1.信用リスク削減手法適用後の信用リスクエクスポージャー残高を記載しております。 2.「 三月以上延滞エクスポージャー 」 とは、元本または利息の支払が約定日の翌日から 3 ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 Higashin 2013 55 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 平成23年度 当期増加額 5,624 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 5,709 その他 5,624 製造業 5,709 平成24年度 5,709 4,908 5,709 4,908 平成23年度 13,507 12,856 6,247 7,260 12,856 平成24年度 12,856 13,289 3,775 9,080 13,289 平成23年度 19,131 18,565 6,247 12,884 18,565 平成24年度 18,565 18,198 3,775 14,789 18,198 ハ.業種別個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 業 種 期末残高 期首残高 (単位:百万円) 当期増加額 当期減少額 期末残高 貸出金償却 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 3,709 2,595 2,595 2,897 3,709 2,595 2,595 2,897 2,139 862 農業、林業 漁業 2 2 2 2 2 2 2 2 鉱業、採石業、砂利採取業 2,776 2,774 2,774 2,641 2,776 2,774 2,774 2,641 659 426 105 92 92 86 105 92 92 86 18 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業、郵便業 418 419 419 407 418 419 419 407 254 139 卸売業、小売業 1,347 1,841 1,841 1,803 1,347 1,841 1,841 1,803 746 304 金融・保険業 不動産業 物品賃貸業 学術研究、専門・技術サービス業 55 55 6 55 55 6 1,202 1,243 1,243 1,840 1,202 1,243 1,243 1,840 410 399 458 464 464 516 458 464 464 516 51 44 72 48 48 46 72 48 48 46 宿泊業 134 131 131 94 134 131 131 94 飲食業 482 445 445 552 482 445 445 552 22 30 生活関連サービス業、娯楽業 221 423 423 339 221 423 423 339 261 250 教育、学習支援業 12 14 14 14 12 14 14 14 医療、福祉 32 37 37 21 32 37 37 21 620 441 341 341 304 441 341 341 304 135 185 2,088 1,921 1,921 1,713 2,088 1,921 1,921 1,713 198 320 13,507 12,856 12,856 13,289 13,507 12,856 12,856 13,289 5,499 2,982 その他のサービス 国・地方公共団体等 個人(住宅・消費・納税資金等) その他 業種別合計 (注) 1.当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。 2.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 56 Higashin 2013 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等(オンバランス) 告示で定める リスク・ウェイト区分(%) (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成23年度 格付適用有り 平成24年度 格付適用無し 格付適用有り 格付適用無し 0% 284,992 298,441 10% 67,195 67,997 20% 53,322 389,379 52,510 413,086 35% 118,914 118,751 50% 16,558 13,031 21,081 10,136 177,150 349,669 100% 75% 12,352 533,915 13,255 347,946 150% 5,869 159 5,265 自己資本控除 合 計 82,233 1,590,449 87,006 1,611,294 (注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。 3.上記のうち、リスク・ウェイト区分に分類することが困難な「投資信託」は除いてあります。 4.当金庫は標準的手法を採用しており、保有する資産の一部(有価証券等)について、以下の 4 社をリスク・ウェイトの判定に使用しています。 ① 格付投資情報センター(R & I) ② 日本格付研究所(JCR) ③ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S & P) ④ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody'S) (4)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が 適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 15,383 14,525 182,120 165,993 (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 当金庫では、お客さまの外国為替等に係るリスクヘッジにお応えすること、また、当金庫の市場リスクの適切な管理を行う ことを目的に派生商品取引を取扱っております。 具体的な派生商品取引は、主に通貨関連取引としての先物外国為替取引であります。 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になることにより損 失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。 市場リスクへの対応は、派生商品取引により受けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺されるような形で管 理をしております。 また、信用リスクへの対応として、お客さまとの取引については、総与信取引における保全枠との一体的な管理により与信 判断を行うことでリスクを限定しており、適切な保全措置を講じております。 そのため、当該取引に対する個別担保による保全や引当の算定は、特段、行っておりません。 また、長期決済期間取引は該当ありません。 (単位:百万円) 与信相当額の算出に用いる方式 グロス再構築コストの額 平成23年度 平成24年度 カレント・エクスポージャー方式 カレント・エクスポージャー方式 16 5 (注)1.グロス再構築コストの額は、お客さまの外国為替取引に係る為替先物予約の額のみを記載しております。 2.グロス再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。 Higashin 2013 57 (単位:百万円) 担保による信用リスク削減手法の 効果を勘案する前の与信相当額 平成23年度 ①派生商品取引合計 担保による信用リスク削減手法の 効果を勘案した後の与信相当額 平成24年度 平成23年度 平成24年度 27 10 27 10 27 10 27 10 (ⅱ)金利関連取引 (ⅲ)金関連取引 (ⅰ)外国為替関連取引 (ⅳ)株式関連取引 (ⅴ)貴金属(金を除く)関連取引 (ⅵ)その他コモディティ関連取引 (ⅶ)クレジット・デリバティブ 27 10 27 10 ②長期決済期間取引 合 計 (単位:百万円) プロテクションの購入 平成23年度 与信相当額算出の対象となるクレ ジット・デリバティブの想定元本額 プロテクションの提供 平成24年度 平成23年度 平成24年度 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 当金庫における証券化取引の役割としては、投資家並びにオリジネーターがあります。投資業務については、有価証券投資 の一環として捉え、リスクの認識については、市場動向、裏付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与する格付情報等 により把握するとともに、必要に応じてALM委員会、資金運用検討会に諮り、適切なリスク管理に努めております。 また、証券化商品への投資は、有価証券にかかる投資方針の中で定める「有価証券等運用基準」に基づき、投資対象を一定 の信用力を有するものとするなど、適正な運用・管理を行っております。 なお、当金庫は、再証券化商品への投資残高はありません。 イ.投資家の場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項) ① 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別内訳 (単位:百万円) 平成23年度 平成24年度 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 4,824 7,854 799 7,042 3,137 381 299 299 証券化エクスポージャーの額 (ⅰ)生命保険基金債権 (ⅱ)金融機関債券 (ⅲ)金融機関劣後ローン ② 保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 告示で定めるリスク・ウェイト区分 (%) エクスポージャー残高 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 20% 3,658 4,314 29 34 50% 100% 1,099 3,157 43 126 350% 自己資本控除 合 計 4,757 7,472 73 160 (注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% 58 (単位:百万円) 所要自己資本の額 Higashin 2013 ③ 証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 (単位:百万円) 信用リスク・アセットの額 平成23年度 平成24年度 経過措置適用の証券化エクスポージャー (注)経過措置とは、自己資本比率告示附則第 15 条において、平成 18 年 3 月末において保有する証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額について、 当該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に限り、平成 26 年 6 月 30 日までの間、当該証券化エクスポージャーの原資産に対して新告示を適 用した場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額のうち、いずれか大きい額を上限とすることができること。 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 イ . リスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫では、オペレーショナル・リスクを「内部プロセス・人・システムが不適切であることもしくは機能しないこと、ま たは外生的事象が生起することから当金庫に生じる損失にかかるリスク」と定義しています。 当金庫は、オペレーショナル・リスクについて、事務リスク、システムリスク、法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、 風評リスクの各リスクを含む幅広いリスクと考え、管理体制や管理方法等を定め、確実にリスクを認識し、評価しております。 当該リスクに関しましては、リスク管理委員会等におきまして、協議・検討するとともに、必要に応じて経営陣による、理 事会等において、報告する態勢を整備しております。 ロ.オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 (8)出資等エクスポージャーに関する事項 上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価及び最大予想損失(Value at Risk)によるリスク計測によって把握するとともに、当金庫の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠の遵守状 況を、担当役員に報告するとともに、定期的にALM委員会等へ報告しております。 一方、非上場株式、子会社・関連会社株式、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関しては、当金庫が 定める「有価証券等運用基準」に基づいた適正な運用・管理を行っております。また、リスクの状況は、財務諸表や運用報告 を基にした評価による定期的なモニタリングを実施するとともに、その状況については、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適 切なリスク管理に努めております。 なお、 当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「適用規則(金融商品時価会計)」及び日本公認会計士協会の「金 融商品会計に関する実務指針」に従った、適切な処理を行っております。 イ.貸借対照表計上額及び時価 区 分 (単位:百万円) 平成23年度 貸借対照表計上額 平成24年度 時 価 貸借対照表計上額 時 価 上場株式等 1,138 1,138 1,443 1,443 非上場株式等 6,542 6,542 621 621 合 計 7,680 7,680 2,065 2,065 (注)1.有価証券勘定のうち、証券投資信託及び信金中央金庫優先出資を除くその他の証券に区分される出資等エクスポージャーは除いてあります。 2.その他資産勘定等に出資として計上している非上場の出資は、非上場株式等に計上してあります。 Higashin 2013 59 ロ.上記イのうち出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 平成23年度 平成24年度 売 却 益 38 15 売 却 損 211 63 償 却 ハ.上記イのうち貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 平成23年度 (単位:百万円) 平成24年度 評価損益 △ 101 10 ニ.上記イのうち貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 平成23年度 (単位:百万円) 平成24年度 評価損益 (9)金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 運 用 勘 定 区分 調 達 勘 定 金利リスク量 平成23年度 区分 平成24年度 金利リスク量 平成23年度 平成24年度 貸出金 2,219 1,004 定期性預金 3,217 899 有価証券等 2,828 2,780 要求性預金 1,536 418 預け金 905 255 41 66 その他 23 20 4,794 1,383 5,977 4,060 1,182 2,676 運用勘定合計 銀行勘定の 金利リスク その他 調達勘定合計 (注)1.銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショッ クにより発生するリスク量を見るものです。 当金庫では、金利ショックをパーセンタイル値(保有期間 1 年(240 営業日)、最低 5 年の観測期間で計測される金利変動の1パーセント値と 99 パー セント値)として銀行勘定の金利リスクを算出しております。 管理態勢としては、有価証券は「GPS 計算方式」、 預貸金は「マチュリティーラダー計算方式」の分析手法を利用し、月次(前月末基準)で金利リスクを算出 し、ALM 委員会で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣に報告を行うなど、資産・負債の最適化にむけた、リスク・コントロールに努めております。 2.当金庫では、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求性預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する 預金を「コア預金」と定義し,要求性預金の額の 50%相当額を 0 ∼ 5 年の期間に均等に振り分けて(平均 2.5 年)金利リスク量を算定しております。 3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 銀行勘定の金利リスク=運用勘定の金利リスク量−調達勘定の金利リスク量 (単位:百万円) 平成23年度 60 平成24年度 運用勘定の金利リスク量 5,977 4,060 △調達勘定の金利リスク量 4,794 1,383 =銀行勘定の金利リスク 1,182 2,676 Higashin 2013 ひがしんグループの状況〔連結〕 関連会社の概況 会社名 所在地 設立年月日 資本金 当金庫の 議決権比率 業務内容 事業概要 東武ビジネス サービス株式会社 東京都墨田区 本所4 18 6 平成2年 4月2日 3千万円 100% 各種計算・ 事務代行 東京東信金の預金・融資・為替業務の各 種計算・記帳・保管・管理業務を行って いる。 信用メンテナンス 東京都墨田区 昭和62年 3千万円 株式会社 東向島2 36 10 6月27日 100% 不動産管理 東京東信金に自社物件の賃貸及び不動産 管理業務を行っている。 連結貸借対照表 ○負債及び純資産の部 ○資産の部 科 目 (資産の部) 現金及び預け金 買入手形及びコールローン 買現先勘定 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 金銭の信託 商品有価証券 有価証券 貸出金 外国為替 その他資産 有形固定資産 建物 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア のれん リース資産 その他の無形固定資産 繰延税金資産 再評価に係る繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金(△) その他の引当金(△) 資産の部合計 平成23年度 平成24年度 409,062 82 616 58 311,697 900,888 673 10,020 36,284 9,132 23,961 1,203 33 1,953 6,677 5,478 3 1,196 5,636 6,258 18,569 430,799 65 512 90 339,440 885,680 601 9,635 35,693 8,887 23,830 981 1 1,993 6,135 4,943 1 1,190 1,947 4,590 18,201 1,669,387 1,696,990 科 目 (負債の部) 預金積金 譲渡性預金 借用金 売渡手形及びコールマネー 売現先勘定 債券貸借取引受入担保金 コマーシャル・ペーパー 外国為替 その他負債 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 偶発損失引当金 その他の引当金 特別法上の引当金 繰延税金負債 再評価に係る繰延税金負債 負ののれん 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 出資金 優先出資申込証拠金 資本剰余金 利益剰余金 処分未済持分(△) 自己優先出資(△) 自己優先出資申込証拠金 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 為替換算調整勘定 評価・換算差額等合計 新株予約権 少数株主持分 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 (単位:百万円) 平成23年度 平成24年度 1,549,521 4,865 492 13,821 707 29 537 323 64 786 1,580 6,258 1,578,988 1,570,383 9,460 13,782 700 30 599 341 170 790 1,633 4,590 1,602,482 26,100 2,040 54,334 2 82,472 3,835 0 4,090 7,926 90,399 1,669,387 25,964 2,040 54,116 2 82,118 8,161 4,227 12,389 94,508 1,696,990 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てております。 2.連結財務諸表の注記は単体との差額が僅少であるため、単体財務諸表の注記に準じており、掲載を省略しております。連結財務諸表の注記をご覧になり たい方は、当金庫ホームページをご覧いただくか、窓口にお尋ねください。 Higashin 2013 61 連結損益計算書 科 目 (単位:千円) 平成23年度 平成24年度 経常収益 36,511,001 35,590,637 資金運用収益 31,496,308 29,302,219 貸出金利息 21,890,151 20,748,234 預け金利息 4,704,469 4,000,973 3 7 4,734,292 4,389,887 167,390 163,116 買入手形利息及びコールローン利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 役務取引等収益 2,636,977 2,556,350 その他業務収益 659,793 1,460,301 その他経常収益 1,717,922 2,271,766 貸倒引当金戻入益 償却債権取立益 その他の経常収益 経常費用 資金調達費用 1,425,535 618,316 846,230 30,283,151 27,497,635 1,133,392 1,052,902 預金利息 845,438 762,411 給付補填備金繰入額 186,852 149,025 譲渡性預金利息 借用金利息 売渡手形利息及びコールマネー利息 コマーシャル・ペーパー利息 その他の支払利息 68,323 94,975 3,665 488 29,111 46,001 役務取引等費用 1,319,125 1,340,751 その他業務費用 50,881 14,924 20,608,044 20,365,801 7,171,708 4,723,256 経費 その他経常費用 貸出金償却 貸倒引当金繰入額 194,631 142,016 5,680,621 3,409,078 その他の経常費用 1,296,455 1,172,161 経常利益 6,227,850 8,093,002 特別利益 29 固定資産処分益 29 負ののれん発生益 その他の特別利益 特別損失 171,948 198,600 固定資産処分損 169,592 76,502 2,356 122,097 6,055,931 7,894,401 49,442 717,815 減損損失 その他の特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 2,265,630 2,070,351 法人税等合計 2,315,073 2,788,167 少数株主損益調整前当期純利益 3,740,858 5,106,234 少数株主利益 当期純利益 (注)記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。 62 1,099,606 Higashin 2013 3,740,858 5,106,234 連結剰余金計算書 (単位:千円) 科 目 平成23年度 (資本剰余金の部) 資本剰余金期首残高 資本剰余金増加高 増資による優先出資の発行 自己優先出資処分差益 その他 資本剰余金減少高 配当金 自己優先出資消却額 自己優先出資処分差損 その他 資本剰余金期末残高 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 その他 利益剰余金減少高 当期純損失 配当金 自己優先出資消却額 その他 利益剰余金期末残高 平成24年度 2,040,000 2,040,000 2,040,000 2,040,000 51,652,775 54,334,619 3,740,858 5,106,234 3,740,858 1,059,014 1,059,014 54,334,619 5,106,234 5,324,535 1,055,491 4,131,933 137,110 54,116,318 主要な連結経営指標 (単位:百万円) 平成20年度 連結経常収益 40,485 平成21年度 38,069 平成22年度 38,134 平成23年度 平成24年度 36,511 35,590 連結経常利益 2,268 2,960 3,863 6,227 8,093 連結当期純利益 2,234 2,327 2,677 3,740 5,106 連結純資産額 72,071 83,232 85,792 90,399 94,508 連結総資産額 1,619,213 1,643,816 1,652,141 1,663,128 1,696,990 9.84% 10.04% 10.11% 10.51% 10.53% 連結自己資本比率 (注)1. 「連結自己資本比率」は、信用金庫法第 89 条 1 項において準用する銀行法第 14 条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資 本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成 18 年金融庁告示第 21 号)に基づき算出しております。なお、当金庫グループは、 国内基準を採用しております。(連結総資産は、債務保証見返を除く) 当金庫は、「自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成 24 年金融庁告示第 56 号)」に基づき算出しております。 2.平成 18 年度以降の連結自己資本比率は、BIS 規制(バーゼルⅡ)対応にて算出しております。 連結リスク管理債権 (単位:百万円) 平成23年度 破綻先債権 延滞債権 3ヵ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 合 計 平成24年度 6,124 82,535 2 4,910 93,571 4,302 80,299 0 4,410 89,013 事業の種類別セグメント情報 連結会社は信用金庫業務以外に、不動産の保守管理業等を営んでおりますが、それらの事業に占める割合が僅少であるため、事業の 種類別セグメント情報は記載しておりません。 Higashin 2013 63 自己資本の充実の状況〔連結〕 Ⅱ.連結における事業年度の開示事項 ※自己資本比率告示第 6 条第 1 項第 2 号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控除となる非連結子会社等)のうち、規制上の所要 自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額。 該当はありません。 ※本開示は、平成 18 年度以降適用されている自己資本比率規制(バーゼルⅡ)に対応しております。 (1)自己資本の構成に関する事項 自己資本は、主に基本的項目(Tier 1)と補完的項目(Tier 2)で構成されています。自己資本額のうち、当金庫が積み立 てているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客さまからお預かりしている出資金が該当します。 (単位:百万円) 項 目 平成23年度 平成24年度 (自己資本) 出資金 26,100 25,964 2,040 資本剰余金 2,040 2,040 利益剰余金 53,275 53,156 処分未済持分(△) 2 2 その他有価証券の評価差損(△) 81,413 81,158 非累積的永久優先出資及び 非累積的永久優先株 〔基本的項目〕計(A) 土地の再評価額と再評価の直前 の帳簿価額の差額の45%相当額 2,552 一般貸倒引当金 5,709 負債性資本調達手段等 平成23年度 平成24年度 基本的項目からの控除分を除 く、自己資本控除とされる証 券化エクスポージャー及び信 用補完機能を持つ I/Oストリッ プス(告示第247条を準用す る場合を含む。 ) 控除項目不算入額(△) 89,274 88,705 資産(オン・バランス)項目 779,711 776,304 オフ・バランス取引等項目 5,247 4,722 64,393 61,026 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当 額調整額 849,352 842,052 9.58% 9.63% 10.51% 10.53% (控除項目)計(D) 自己資本額(C)−(D)=(E) (リスク・アセット等) 2,637 4,908 告示第5条第1項第3号に 掲げるもの 告示第5条第1項第4号及び 第5号に掲げるもの 補完的項目不算入額(△) 400 〔補完的項目〕計(B) 7,860 7,546 89,274 88,705 自己資本総額(A) + (B)=(C) 項 目 オペレーショナル・リスク相当 額を8%で除して得た額 リスク・アセット等計 (F) Tier 1比率(A/F) 自己資本比率(E/F) (注) 1.信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当 であるかどうかを判断するための基準(平成 18 年金融庁告示第 21 号)に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 2.当金庫は、「自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成 24 年金融庁告示第 56 号)」に基づき算出しております。 64 Higashin 2013 (2)自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成23年度 リスク・アセット 平成24年度 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 イ)信用リスク・アセット、所要自己資本の額合計 784,959 31,398 781,026 31,241 ①標準的手法が適用されるポートフォリ オごとのエクスポージャー 784,923 31,396 781,000 31,240 (ⅰ)ソブリン向け 7,038 281 947 37 (ⅱ)金融機関向け 176,640 7,065 163,441 6,537 (ⅲ)法人等向け 19,355 774 26,127 1,045 (ⅳ)中小企業・個人向け 112,374 4,494 114,185 4,567 (ⅴ)抵当権付住宅ローン 39,948 1,597 39,962 1,598 191,411 7,656 203,616 8,144 20,626 825 17,096 683 217,528 8,701 215,622 8,624 (ⅵ)不動産取得等事業向け (ⅶ)三月以上延滞等 (ⅷ)その他 ②証券化エクスポージャー ロ)オペレーショナル・リスク ハ)連結総所要自己資本額【イ)+ロ)】 35 1 26 1 64,393 2,575 61,026 2,441 849,352 33,974 842,052 33,682 (注)1.所要自己資本額=リスク・アセット×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政府以 外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの) 、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保 証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、 「金 融機関向け」、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが 150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては、当金庫は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)× 15% ÷8% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% 7.信用リスク・アセット相当額の算出にあたっては、当金庫は標準的手法を採用しています。 ̶ 自己資本比率規制【BIS 規制(バーゼルⅡ) 】̶ 自己資本比率規制【BIS規制(バーゼルⅡ)】とは、金融機関が抱える様々なリスクを金融機関自らが明確にし、 その明確にしたリスクを適切に管理し、自己資本に見合った健全な経営を金融機関に求めるものです。 自己資本比率規制は、第1の柱(最低所要自己資本比率)、第2の柱(金融機関の自己管理と監督上の検証)、第3 の柱(市場規律)の3つの柱で構成されています。 第 1 の柱 第 2 の柱 第 3 の柱 (最低所要自己資本比率) (金融機関の自己管理と監督上の検証) (市場規律) 第 1 の柱では最低所要自己資本比 率を定めており、自己資本比率を算 出するにあたり、分母となるリスク・ アセットの計測が精緻化されていま す。具体的には信用リスク・アセッ トの額(貸倒れのリスク)の計測の 精緻化に加え、オペレーショナル・ リスク(事務リスク、システムリス ク等相当額)の計測が、自己資本比 率の算出に導入されています。 第 2 の柱では、第 1 の柱で対象と なっていないリスクも含め、金融機 関自らがリスクを適切に管理し、リ スクに見合った適正な自己資本を維 持する「自己管理型」のリスク管理 による、自己資本の充実への取組み が求められております。また、金融 機関が自発的に創意工夫をしたリス ク管理の方法について、金融当局が 検証・評価を行い、必要に応じて適 切な監督上の措置を講ずることとさ れています。 第 3 の柱では、第 1 の柱及び第 2 の柱の内容について、開示の充実を 通じて市場規律の実効性を高めるこ ととされています。定量的開示項目 及び定性的開示項目等、具体的な開 示項目とその内容が定義され、地域 金融機関においても主要行と同じ内 容での、詳細な情報開示が求められ ております。 また開示における主要行との差異 は、半期開示か四半期開示かの頻度 の違いのみであります。 計算式 自己資本の額 =自己資本比率 信用リスク・アセット オペレーショナル・ + リスク相当額を8% の額の合計額 で除した額 ※自己資本の充実の状況につきましては単体 53 ページ∼ 60 ページ、連結 64 ページ∼ 70 ページをご覧下さい。 Higashin 2013 65 (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 地域別・業種別・残存期間別 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャー期末残高 エクスポー ジャー区分 貸出金、 コミットメント及び その他デリバティブ取引 以外のオフバランス取引 債券・出資等 三月以上延滞 エクスポージャー デリバティブ取引 地域区分 業種区分 期間区分 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 国内 1,645,971 1,681,681 国外 地域別合計 製造業 農業、林業 漁業 鉱業、採石業、砂利採取業 522,841 529,289 273,595 298,225 12 11 20,626 17,094 30,053 37,699 29,451 1,684,344 1,711,735 38,372 522,841 529,289 311,294 327,676 12 11 20,626 17,094 71,127 68,542 59,196 58,143 11,930 10,398 2,950 1,737 1,616 1,428 1,616 1,428 113 107 113 107 1 1 538 467 538 467 43,387 43,319 43,099 43,231 287 88 2,334 1,655 電気・ガス・熱供給・水道業 2,989 11,292 2,989 11,292 情報通信業 4,413 3,948 2,293 2,262 2,120 1,686 58 35 20,261 23,701 14,607 14,663 5,653 9,038 197 221 建設業 運輸業、郵便業 卸売業、小売業 51,954 50,958 47,352 45,825 4,589 5,129 12 3 2,207 2,005 金融・保険業 540,474 542,325 3,435 6,151 151,903 125,686 7 3 不動産業 162,817 177,404 161,079 176,777 1,738 627 5,573 4,904 物品賃貸業 5,829 5,562 5,829 5,562 178 78 学術研究、専門・技術サービス業 3,087 2,871 2,927 2,711 160 160 88 72 宿泊業 7,701 6,665 7,701 6,665 269 114 飲食業 11,143 10,803 11,143 10,803 1,004 961 生活関連サービス業、娯楽業 25,373 25,217 25,345 25,017 27 200 302 564 教育、学習支援業 339 308 339 308 3 3 4,738 4,878 4,738 4,878 その他のサービス 18,666 17,709 18,615 17,636 51 73 584 494 国・地方公共団体等 130,800 160,038 125,562 159,656 個人(住宅・消費・納税資金等) 112,867 106,646 112,867 106,646 4,871 4,239 464,101 447,538 4,279 3,641 1,684,344 1,711,735 522,841 529,289 311,294 327,676 12 11 20,626 17,094 医療、福祉 その他 業種別合計 1年以下 347,926 363,223 85,292 79,362 26,051 11,450 12 11 1年超3年以下 111,716 103,677 31,260 30,202 26,455 28,364 3年超5年以下 411,957 435,000 385,353 401,549 21,603 33,450 5年超7年以下 88,977 109,772 15,352 11,995 42,624 74,776 227,855 229,852 1,316 3,803 174,538 164,049 12,286 12,373 4,136 2,264 8,149 10,108 483,624 457,836 128 110 11,869 5,477 1,684,344 1,711,735 522,841 529,289 311,294 327,676 12 11 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 (注) 1.信用リスク削減手法適用後の信用リスクエクスポージャー残高を記載しております。 2.「 三月以上延滞エクスポージャー 」 とは、元本または利息の支払が約定日の翌日から 3 ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 66 Higashin 2013 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 (単位:百万円) 当期減少額 当期増加額 目的使用 その他 平成23年度 5,624 5,709 5,624 5,709 平成24年度 5,709 4,908 5,709 4,908 平成23年度 13,510 12,859 6,247 7,263 12,859 平成24年度 12,859 13,293 3,775 9,083 13,293 平成23年度 19,135 18,568 6,247 12,888 18,568 平成24年度 18,568 18,201 3,775 14,792 18,201 ハ.業種別個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 業 種 製造業 期末残高 期首残高 (単位:百万円) 当期増加額 当期減少額 期末残高 貸出金償却 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 3,709 2,595 2,595 2,897 3,709 2,595 2,595 2,897 2,139 862 農業、林業 漁業 2 2 2 2 2 2 2 2 鉱業、採石業、砂利採取業 2,776 2,774 2,774 2,641 2,776 2,774 2,774 2,641 659 426 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 105 92 92 86 105 92 92 86 18 運輸業、郵便業 418 419 419 407 418 419 419 407 254 139 卸売業、小売業 1,347 1,841 1,841 1,803 1,347 1,841 1,841 1,803 746 304 金融・保険業 不動産業 物品賃貸業 学術研究、専門・技術サービス業 55 55 6 55 55 6 1,202 1,243 1,243 1,840 1,202 1,243 1,243 1,840 410 399 458 464 464 516 458 464 464 516 51 44 72 48 48 46 72 48 48 46 宿泊業 137 134 134 97 137 134 134 97 飲食業 482 445 445 552 482 445 445 552 22 30 生活関連サービス業、娯楽業 221 423 423 339 221 423 423 339 261 250 教育、学習支援業 12 14 14 14 12 14 14 14 医療、福祉 32 37 37 21 32 37 37 21 620 441 341 341 304 441 341 341 304 135 185 2,088 1,921 1,921 1,713 2,088 1,921 1,921 1,713 198 320 13,510 12,859 12,859 13,293 13,510 12,859 12,859 13,293 5,499 2,982 その他のサービス 国・地方公共団体等 個人(住宅・消費・納税資金等) その他 業種別合計 (注) 1.当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。 2.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 Higashin 2013 67 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等(オンバランス) 告示で定める リスク・ウェイト区分(%) (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成23年度 格付適用有り 平成24年度 格付適用無し 格付適用有り 格付適用無し 0% 284,992 298,442 10% 67,195 67,997 20% 53,322 389,379 52,510 413,087 35% 118,914 118,751 50% 16,558 13,031 21,081 10,136 75% 177,150 349,669 100% 12,352 533,940 13,255 347,964 150% 5,869 159 5,265 自己資本控除 合 計 82,233 1,590,474 87,006 1,611,312 (注) 1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。 3.上記のうち、リスク・ウェイト区分に分類することが困難な「投資信託」は除いてあります。 4.当金庫は標準的手法を採用しており、保有する資産の一部(有価証券等)について、以下の 4 社をリスク・ウェイトの判定に使用しています。 ① 格付投資情報センター(R & I) ② 日本格付研究所(JCR) ③ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S & P) ④ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody'S) (4)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ (単位:百万円) 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度 15,383 14,525 182,120 165,993 信用リスク削減手法が 適用されたエクスポージャー (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 (単位:百万円) 与信相当額の算出に用いる方式 平成23年度 平成24年度 カレント・エクスポージャー方式 カレント・エクスポージャー方式 グロス再構築コストの額 16 5 (注)1.グロス再構築コストの額は、お客さまの外国為替取引に係る為替先物予約の額のみを記載しております。 2.グロス再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。 (単位:百万円) 担保による信用リスク削減手法の 効果を勘案する前の与信相当額 平成23年度 ①派生商品取引合計 平成24年度 平成23年度 平成24年度 27 10 27 10 27 10 27 10 (ⅱ)金利関連取引 (ⅲ)金関連取引 (ⅳ)株式関連取引 (ⅴ)貴金属(金を除く)関連取引 (ⅵ)その他コモディティ関連取引 (ⅶ)クレジット・デリバティブ (ⅰ)外国為替関連取引 ②長期決済期間取引 合 計 68 担保による信用リスク削減手法の 効果を勘案した後の与信相当額 Higashin 2013 27 10 27 10 (単位:百万円) プロテクションの購入 平成23年度 プロテクションの提供 平成24年度 与信相当額算出の対象となるクレ ジット・デリバティブの想定元本額 平成23年度 平成24年度 (6)証券化エクスポージャーに関する事項 イ.投資家の場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項) ① 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別内訳 平成23年度 (単位:百万円) 平成24年度 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 4,824 7,854 799 7,042 3,137 381 299 299 証券化エクスポージャーの額 (ⅰ)生命保険基金債権 (ⅱ)金融機関債券 (ⅲ)金融機関劣後ローン ② 保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 エクスポージャー残高 告示で定めるリスク・ウェイト区分 (%) 平成23年度 (単位:百万円) 所要自己資本の額 平成24年度 平成23年度 平成24年度 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 20% 3,658 4,314 29 34 50% 100% 1,099 3,157 43 126 350% 自己資本控除 合 計 4,757 7,472 73 160 (注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高 リスク・ウェイト 4% ③ 証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 (単位:百万円) 信用リスク・アセットの額 平成23年度 平成24年度 経過措置適用の証券化エクスポージャー (注)経過措置とは、自己資本比率告示附則第 15 条において、平成 18 年 3 月末において保有する証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額について、 当該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に限り、平成 26 年 6 月 30 日までの間、当該証券化エクスポージャーの原資産に対して新告示を適 用した場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額のうち、いずれか大きい額を上限とすることができること。 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 イ . リスク管理の方針及び手続きの概要 P59単体と同じです。 ロ.オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 (8)出資等エクスポージャーに関する事項 イ.連結貸借対照表計上額及び時価 区 分 (単位:百万円) 平成23年度 連結貸借対照表計上額 平成24年度 時 価 連結貸借対照表計上額 時 価 上場株式等 1,138 1,138 1,443 1,443 非上場株式等 6,482 6,482 621 621 合 計 7,620 7,620 2,065 2,065 (注)1.有価証券勘定のうち、証券投資信託及び信金中央金庫優先出資を除くその他の証券に区分される出資等エクスポージャーは除いてあります。 2.その他資産勘定等に出資として計上している非上場の出資は、非上場株式等に計上してあります。 Higashin 2013 69 ロ.上記イのうち、株式等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 平成23年度 平成24年度 売 却 益 38 15 売 却 損 211 63 償 却 ハ.上記イのうち、連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額 平成23年度 平成24年度 評価損益 △ 101 10 ニ.上記イのうち、連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額 平成23年度 (単位:百万円) 平成24年度 評価損益 (9)金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 運 用 勘 定 区分 (単位:百万円) 調 達 勘 定 金利リスク量 平成23年度 区分 平成24年度 金利リスク量 平成23年度 平成24年度 貸出金 2,215 1,003 定期性預金 3,217 899 有価証券等 2,828 2,780 要求性預金 1,536 418 預け金 905 255 その他 23 20 5,973 4,059 1,178 2,675 運用勘定合計 銀行勘定の 金利リスク その他 調達勘定合計 41 66 4,794 1,383 (注)1.銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショッ クにより発生するリスク量を見るものです。 当金庫では、金利ショックをパーセンタイル値(保有期間 1 年(240 営業日)、最低 5 年の観測期間で計測される金利変動の1パーセント値と 99 パー セント値)として銀行勘定の金利リスクを算出しております。 管理態勢としては、有価証券は「GPS 計算方式」、 預貸金は「マチュリティーラダー計算方式」の分析手法を利用し、月次(前月末基準)で金利リスクを算出 し、ALM 委員会で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣に報告を行うなど、資産・負債の最適化にむけた、リスク・コントロールに努めております。 2.当金庫では、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求性預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する 預金を「コア預金」と定義し、要求性預金の額の 50%相当額を 0 ∼ 5 年の期間に均等に振り分けて(平均 2.5 年)金利リスク量を算定しております。 3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 銀行勘定の金利リスク=運用勘定の金利リスク量−調達勘定の金利リスク量 (単位:百万円) 平成23年度 70 平成24年度 運用勘定の金利リスク量 5,973 4,059 △調達勘定の金利リスク量 4,794 1,383 =銀行勘定の金利リスク 1,178 2,675 Higashin 2013 用語の解説 用 語 解 説 1 リスク・アセット リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、リスクの大きさに応じて掛け目を乗 じ、再評価した資産金額。 2 所要自己資本額 各々のリスク・アセット 4%(規制上必要とされる資本、国内基準行は 4%)。 3 エクスポージャー リスクに晒されている資産のこと。具体的には、貸出金、外国為替取引、デリバティブ 取引と有価証券などの投資資産が該当します。 4 オペレーショナル・リスク 金庫の業務における不適切な処理等で生じる事象により損失を受けるリスクのこと。具 体的には、不適切な事務処理により生じる事務リスク、システムの誤作動により生じる システム・リスク、風説の流布や誹謗中傷などにより企業イメージを毀損する風評リス ク、裁判などにより賠償責任を負うなどの法務リスク、その他人材の流出や事故などに より人材を逸失する人的リスクなどが含まれます。 5 基礎的手法 オペレーショナル・リスク相当額の算出方法の一つ。 1年間の粗利益 15%の直近 3 年間の平均値 6 Tier 1(基本的項目) 自己資本比率規制の中で使われる概念。自己資本の中の基本的項目であり、出資金・資 本剰余金・利益剰余金などから構成される。 7 Tier 2(補完的項目) 自己資本比率規制の中で使われる概念。自己資本の中の補完的項目であり、一般貸倒引 当金・土地再評価差額金の 45%相当額・負債性資本調達手段などから構成される。 8 信用リスク 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失をうけるリスク。 9 リスク・ウェイト 債権の危険度を表す指標。自己資本比率規制で総資産を算出する際に、保有資産ごとに 分類して用いる。 10 ALM ALM(Asset Liability Management)は、資産・負債の総合管理といい、主に金融機 関において活用されるバランスシートのリスク管理方法。 11 適格格付機関 バーゼルⅡにおいて、金融機関がリスクを算出するに当たって、用いることができる格 付けを付与する格付機関のこと。金融庁長官は、適格性の基準に照らして適格と認めら れる格付機関を適格格付機関に定めている。 12 市場リスク 金利・為替・株式などの相場が変動することにより、金融商品の時価が変動し、損失を 受けるリスク。 13 証券化エクスポージャー 金融機関が保有するローン債権や企業が保有する不動産など、それらの資産価値を裏付 けに証券として組み替え、第三者に売却して流動化する資産。 14 VaR Value at Risk(バリュー・アット・リスク)将来の特定の期間内に、ある一定の確率 の範囲内でポートフォリオの現在価値がどの程度まで損失を被るかを、過去のある一定 期間毎のデータをもとに、理論的に算出された値。 15 コア預金 明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される預金のうち、引き 出されることなく長期間金融機関に滞留する預金のこと。 具体的には、①過去 5 年間の最低残高、②過去 5 年間の最大年間流出量を現在残高か ら差し引いた残高、または、③現在残高の 50%のうち最小の額を上限とし、満期は 5 年以内(平均 2.5 年)として金融機関が独自に定める。 16 金利ショック 金利の変化のことで、上下 200 ベーシス・ポイントの平行移動や 99 パーセンタイル 値といった算出方法がある。 17 パーセンタイル値 計測値を順番に並べたうちのパーセント目の値。99 パーセンタイル値は 99 パーセン ト目の値。 18 金利リスク 市場における一般的な金利水準の変動に伴って当該金融資産の経済価値が変動するリ スクのことをいう。 19 アウトライヤー規制 銀行勘定における金利リスク量が自己資本(Tier 1 と Tier 2 の合計額)に対して 20%を超える経済価値の低下が生じる銀行をアウトライヤー銀行といい、当局の早期 警戒制度の中でモニタリングを行う。 20 BPV Basis Point Value(ベーシス・ポイント・バリュー)金利リスク指標の 1 つで、すべ ての期間の金利が 1 ベーシス・ポイント(0.01%)変化した場合における現在価値の 変化額を表す。 21 GPS Grid Point Sensitivity(グリッド・ポイント・センシティビティ)金利リスク指標の 1つで、一定期間毎の金利が 1 ベーシス・ポイント(0.01%)変化した場合における 現在価値の変化額を表す。 Higashin 2013 71 はサンデーバンキング実施店舗 は貸金庫設置店舗 店舗一覧 はtoto(トト)取扱い店舗 店番号 墨田区 001 003 江東区 004 007 019 101 110 123 126 005 039 104 125 141 143 150 162 支店名 本 部 事務センター 本 店 本店向島出張所 隅田支店 隅田支店堤通出張所 吾嬬支店 本所支店 押上支店 両国支店 駒形支店 錦糸町支店 八広支店 亀戸支店 大島支店 深川支店 深川支店牡丹出張所 住吉支店 江東中央支店 深川北支店 東砂支店 森下駅前支店 森下駅前支店 三ッ目通り出張所 江戸川区 飾区 足立区 台東区 荒川区 北区 板橋区 練馬区 千代田区 新宿区 72 Higashin 2013 009 016 018 062 063 064 066 106 112 117 146 164 169 006 021 119 144 010 011 020 035 114 122 008 105 107 136 023 109 128 012 013 111 115 103 113 江戸川支店 南小岩支店 鎌田支店 西小岩支店 東小岩支店 北小岩支店 鹿骨支店 小岩支店 篠崎支店 新小岩支店 西駅前支店 西駅前支店中 西出張所 西駅前支店西 西出張所 二之江支店 船堀支店 飾支店 金町支店 金町支店水元出張所 高砂支店 お花茶屋支店 足立支店 綾瀬支店 花畑支店 五反野支店 竹の塚支店 東和支店 入谷支店 かっぱ橋支店 浅草支店 三筋支店 荒川支店 尾久支店 町屋支店 滝野川支店 板橋支店 大和町支店 江古田支店 神田支店 四谷支店 郵便番号 住 所 電話番号 130-8545 130-0004 131-8701 131-0033 131-0031 131-0034 131-0046 130-0011 131-0044 130-8545 130-0005 130-0012 131-0041 136-0071 136-0072 135-0042 135-0046 135-0002 136-0073 135-0022 136-0074 135-0004 135-0004 132-0021 133-0056 132-0013 133-0057 133-0052 133-0051 133-0073 133-0056 133-0061 133-0044 134-0083 134-0083 134-0088 134-0015 134-0091 124-0011 125-0041 125-0032 125-0054 125-0063 121-0814 120-0005 121-0061 120-0015 121-0064 120-0003 110-0013 110-0015 111-0031 111-0055 116-0002 116-0012 116-0001 114-0023 173-0032 173-0012 176-0005 101-0048 160-0004 東京都墨田区両国4-35-9 東京都墨田区本所4-18-6 東京都墨田区東向島2-36-10 東京都墨田区向島5-33-5 東京都墨田区墨田3-41-12 東京都墨田区堤通2-7-39 東京都墨田区京島3-68-8 東京都墨田区石原4-18-5 東京都墨田区文花1-7-4 東京都墨田区両国4-35-9 東京都墨田区東駒形3-19-8 東京都墨田区太平3-3-8 東京都墨田区八広1-32-7 東京都江東区亀戸5-14-2 東京都江東区大島5-34-17 東京都江東区木場2-19-15 東京都江東区牡丹3-19-11 東京都江東区住吉1-15-14 東京都江東区北砂4-7-41 東京都江東区三好3-11-11 東京都江東区東砂4-17-13 東京都江東区森下2-1-3 東京都江東区森下4-11-6 東京都江戸川区中央1-2-6 東京都江戸川区南小岩2-18-9 東京都江戸川区江戸川1-29-12 東京都江戸川区西小岩1-21-10 東京都江戸川区東小岩6-18-18 東京都江戸川区北小岩2-8-21 東京都江戸川区鹿骨1-54-1 東京都江戸川区南小岩7-12-3 東京都江戸川区篠崎町4-1-18 東京都江戸川区本一色1-13-7 東京都江戸川区中 西5-20-16 東京都江戸川区中 西8-5-2 東京都江戸川区西 西3-22-16 東京都江戸川区西瑞江5-10 東京都江戸川区船堀3-13-13 東京都 飾区四つ木2-6-7 東京都 飾区東金町1-20-12 東京都 飾区水元4-2-3 東京都 飾区高砂3-12-1 東京都 飾区白鳥1-2-7 東京都足立区六月1-22-21 東京都足立区綾瀬4-7-12 東京都足立区花畑4-2-13 東京都足立区足立3-9-7 東京都足立区保木間1-20-3 東京都足立区東和5-3-22 東京都台東区入谷2-26-1 東京都台東区東上野6-30-8 東京都台東区千束4-36-11 東京都台東区三筋2-15-15 東京都荒川区荒川4-25-9 東京都荒川区東尾久4-4-15 東京都荒川区町屋3-31-14 東京都北区滝野川1-48-1 東京都板橋区大谷口上町90-4 東京都板橋区大和町20-4 東京都練馬区旭丘1-27-9 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル1階 東京都新宿区四谷1-19-2 03-5610-1111 03-3621-5731 03-3611-0131 03-3624-2131 03-3611-3177 03-3610-0411 03-3611-4141 03-3623-7111 03-3613-1241 03-3621-5611 03-3624-0511 03-3622-2131 03-3616-0181 03-3683-2161 03-3638-8871 03-3641-9176 03-5245-3511 03-3633-5551 03-3645-9211 03-3630-1311 03-3646-3611 03-3631-3171 03-3635-7771 03-3652-6166 03-3672-2141 03-3678-7611 03-3650-0111 03-3657-1121 03-3657-4106 03-3676-4001 03-3657-2175 03-3670-4101 03-3655-2661 03-3689-3531 03-3877-3751 03-3686-5011 03-3687-1261 03-3686-5711 03-3691-8511 03-3609-5511 03-5660-1021 03-3672-4011 03-3697-6101 03-3883-1311 03-3605-4141 03-3858-1851 03-3889-9211 03-3884-0411 03-3629-1511 03-3876-1241 03-3842-3921 03-3872-8126 03-5820-9711 03- 3806-6801 03-3894-4131 03-3895-9671 03-3917-8131 03-3972-7171 03-3962-0141 03-3952-1236 03-5256-1100 03-3359-8631 千葉県 店番号 支店名 郵便番号 015 120 松戸支店 ときわ平支店 ときわ平支店高柳出張所 市川支店 市川南支店 本八幡支店 南行徳支店 船橋支店 船橋支店北口出張所 津田沼支店 馬込支店 三咲支店 三咲支店金杉出張所 八千代支店 鎌ヶ谷支店 臼井支店 草加支店 草加支店旭町出張所 大袋支店 大袋支店北越谷出張所 271-0064 270-2261 270-2203 272-0834 272-0033 272-0023 272-0143 273-0005 273-0005 274-0824 273-0855 274-0812 273-0853 276-0045 273-0107 285-0837 340-0052 340-0053 343-0032 343-0026 065 069 118 149 041 043 049 051 045 046 048 014 埼玉県 017 住 所 電話番号 千葉県松戸市上本郷893-2 千葉県松戸市常盤平3-1-1 千葉県松戸市六高台9-11 千葉県市川市国分1-17-11 千葉県市川市市川南3-1-20 千葉県市川市南八幡4-8-10 千葉県市川市相之川4-9-3 千葉県船橋市本町2-3-8 千葉県船橋市本町6-6-1 千葉県船橋市前原東4-17-3 千葉県船橋市馬込西2-18-14 千葉県船橋市三咲2-8-15 千葉県船橋市金杉7-2-1 千葉県八千代市大和田833 千葉県鎌ケ谷市新鎌ヶ谷1-11-12 千葉県佐倉市王子台1-28-1 埼玉県草加市金明町283-5 埼玉県草加市旭町6-2-15 埼玉県越谷市袋山1362 埼玉県越谷市北越谷2-41-11 ●店舗外ATMコーナー 047-364-3101 047-385-1211 047-386-2231 047-373-8411 047-323-1535 047-378-3561 047-356-7811 047-431-2111 047-424-2611 047-475-2121 047-438-5151 047-448-8491 047-447-3121 047-484-2111 047-444-2411 043-487-3017 048-931-1541 048-944-0321 048-975-6111 048-976-4441 振り込め詐欺未然防止への取組み 墨田区役所出張所 橘銀座出張所 本所出張所 東京スカイツリータウン・ソラマチ出張所 東陽出張所 潮見出張所 北砂出張所 東新小岩出張所 金町一丁目出張所 青戸出張所 町屋西出張所 マークスタワー出張所 大久保出張所 西友薬円台店出張所 高根出張所 塚田駅出張所 臼井ショッピングセンター出張所 東京都墨田区吾妻橋1-23-20 墨田区役所内1階 東京都墨田区京島3-49-1 東京都墨田区本所4-18-6 ひがしん事務センター際 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ1階 東京都江東区東陽5-26-1 小川マンション1階 東京都江東区潮見2-6-1 潮見駅前プラザ一番街 東京都江東区北砂3-28-1 東京都 飾区東新小岩6-2-4 第1ハイツカトレア1階 東京都 飾区金町1-19-8 東京都 飾区青戸3-34-4 サンライズハイツ1階 東京都荒川区町屋4-35-8 ミニストップ町屋4丁目店内 東京都荒川区荒川7-46-1-203 マークスタワー町屋2階 千葉県習志野市大久保1-18-9 ライズインハウス1階 千葉県船橋市薬円台6-6-7 西友船橋薬円台店内 千葉県船橋市習志野台1-1-3 ジャスコ高根木戸店1階 千葉県船橋市前貝塚町564 千葉県佐倉市王子台1-23 イオン臼井店1階 平成20年6月21日から 「犯罪利用預 金口座等に係る資金による被害回復 分配金の支払等に関する法律」 (振り 込め詐欺被害者救済法)が施行され ました。 この法律により、振り込め詐欺の被 害に遭われた場合、 その 「不正利用口 座」 に1,000円以上の残高があれば、 被害回復分配金が支払われます。 お問合わせ窓口 事務部事務企画担当 電話番号:03-3621-3522 受付時間:平日 9:00∼17:00 ●ひがしんテレホンサービス 国技館 江戸東京博物館 JR両国駅 清澄通り お電話一本で簡単、 安心、 スピーディーに残高照会などができます。 所 在 東京都墨田区両国4-31-16 (ひがしんみどりビル内) 電 話 03-3631-3080 ご利用時間 平日 9:45∼16:00 利用申込書は、窓口または営業係にご請求ください。 自転車置場 パチンコ 不二家 パチンコ P 薬ヒグチ サンクス セブンイレブン ●ひがしんハロープラザ (中小企業応援センター) グッドプランの相談室 【年金、 保険、 相続、 ものづくり、 事業継承、 IT活用、 新事業展開等】 所 在 東京都墨田区両国4-31-16 電 話 03-3633-5505 フリーダイヤル 0120-363-324 ご相談時間 平日 10:00∼18:00 (12:00∼13:00は除く) ひがしん両国本部 両国支店 ひがしんハロープラザ みずほ銀行 国道14号 京葉道路 ●信用金庫代理業者 株式会社エフアンドエム 東 京 本 社 東京都中央区京橋1-2-5 京橋TDビル TEL 03-6225-3009 Higashin 2013 73 ひがしんのネットワーク サービスの輪が広がる、充実の店舗網。 97 の拠点(68 店舗 12 出張所 17 店舗外 ATM コーナー)(平成 25 年 7 月 1 日現在) ※店舗外 ATM コーナーについては 73 ページを参照下さい。 大袋 京浜東北線 高 崎 線 ・ 宇 都 宮 線 北越谷 東武伊勢崎線 大袋支店 大袋支店 北越谷出張所 草加支店 武蔵野線 東川口 埼 京 線 草加支店 旭町出張所 草加 埼玉高速鉄道 竹の塚 大師前 都営三田線 板橋本町 熊野前 大和町支店 線 川 荒 中板橋 電 都 大山 尾久支店 滝野川支店 東武東上線 板橋支店 尾久 王子 日 暮 里・ 舎人 ライ ナー 赤羽 滝野川 五 支 町屋支店 町屋 南千住 荒川支店 池袋 山手線 江古田支店 西武池袋線 三河島 西日暮里 三ノ輪 日暮里 四谷支店 総武線 入谷 つくばエクスプレス 江古田 四ッ谷 中央線 上野 鐘ヶ淵 隅田支店 堤通出張所 南千住 東向島 線 京成立石 磐 常 浅草橋 秋葉原 入谷 曳舟 浅草支店 都営新宿線 東武伊勢崎線 入谷支店 四ツ木 本店 つくばエクスプレス 三ノ輪 本店向島出張所 業平橋 東 亀 戸 線 京成曳舟 押上 神田 京成押上線 八広支店 半蔵門線 押上支店 銀座線 都営浅草線 駒形支店 吾嬬支店 小村井 東西線 東京 三筋支店 本所支店 都営大江戸線 亀戸支店 蔵前 両国 錦糸町支店 亀戸 本部 ・ 浅草橋 日比 谷 両国支店 ひがしん ハロープラザ 線 平井 新小岩 錦糸町 新小岩支店 都営新宿線 銀座線 森下駅前支店 森下 住吉支店 大島 住吉 半蔵門線 三越前 森下駅前支店 三ツ目通り出張所 深川北支店 Higashin 2013 三越前 神田支店 浅草 銀座線 総武線 八広 武 かっぱ橋支店 74 都営大江戸線 蔵前 隅田支店 大島支店 江戸川支店 都営大江戸線 ● 通帳・キャッシュカードの紛失・盗難時の連絡先 ●紛失や盗難にあった場合、直ちにお取引店舗へご連絡ください。 (03)3626 2431 受付時間 ATM監視センター ●当金庫が営業時間外の場合、右記電話番号へご連絡ください。 ●当金庫と同時に最寄の警察へも、お届けください。 午前 7 時 45 分∼午前 8 時 45 分 午後 5 時∼午後 9 時 平 日 土・日曜日/祝日 午前 7 時 45 分∼午後 7 時 ※ただし、1月1日∼3日は、ご利用できません。 本店、本部・ 支店・ サンデーバンキング実施店舗 出張所 千代田線 常磐線 金町支店 水元出張所 花畑支店 新松戸 北松戸 松戸 竹の塚支店 松戸支店 金町支店 金町 足立支店 綾瀬支店 新京成電鉄 上本郷 東和支店 ときわ平支店 高柳出張所 常盤平 ときわ平支店 京成金町 新鎌ヶ谷 鎌ヶ谷支店 五反野 反野 店 線 北総 綾瀬 鎌ヶ谷 三咲支店 京成高砂 三咲 北千住 京成臼井 お花茶屋 京成電鉄本線 高砂支店 臼井支店 青砥 お花茶屋支店 堀切 鐘ヶ淵 三咲支店 滝不動 金杉出張所 京成立石 東向島 京成電鉄本線 曳舟 四ツ木 八広 馬込沢 勝田台 高根木戸 馬込支店 北習志野 東武野田線 京成曳舟 業平橋 押上 浅草 八千代支店 道 鉄 京成大和田 速 高 葉 津田沼 支店 東 本所 吾妻橋 前原 小村井 船橋支店 北口出張所 両国 新小岩 亀戸 小岩 市川 錦糸町 本八幡 京成大久保 下総中山 篠崎 西船橋 船橋 津田沼 瑞江 行徳 森下 船堀 住吉 船橋支店 江東中央支店 京成津田沼 北小岩支店 西小岩支店 東砂支店 南行徳 総武線 南行徳支店 深川支店 京成船橋 一之江 大島 都営浅草線 日比谷線 線 六実 市川支店 小岩 本八幡 市川 西駅前支店 西 西出張所 本八幡支店 浦安 小岩支店 東陽町 東小岩 支店 市川南支店 京葉線 深川支店 牡丹出張所 西駅前支店 中 西出張所 南小岩支店 篠崎 篠崎支店 舞浜 月島 潮見 瑞江 鹿骨支店 新木場 鎌田支店 一之江 船堀 都営新宿線 船堀支店 二之江支店 Higashin 2013 75 ひがしんの歩み 大 正 11. 1. 30 産業組合法により有限責任亀戸町信用組合 設立 昭 和 2. 7. 14 産業組合法により有限責任吾嬬町信用組合 設立 5. 8. 18 産業組合法により有限責任寺島町信用組合 設立 18. 7. 28 市街地信用組合法により亀戸町・吾嬬町信 用組合組織変更 8. 7 市街地信用組合法により寺島町信用組合組 織変更 20. 12. 15 寺島町、吾嬬町及び亀戸町の三信用組合合 併、東武信用組合誕生 初代組合長 真田千秋就任 25. 4. 1 中小企業等協同組合法により改組 26. 10. 20 信用金庫法により東武信用金庫と改組 28. 3. 27 昭和 27 年度 優良金融機関店舗として大 蔵大臣及び日銀総裁より表彰を受く 6. 25 第2代理事長 高野義武就任 29. 6. 15 内国為替業務取扱開始 10. 1 本店新築 33. 4. 7 金庫旗制定 37. 9. 22 預金 100 億円達成 40. 12. 23 日本銀行と当座取引開始 41. 7. 18 日本銀行と歳入代理店契約締結 7. 28 日本銀行と国債代理店契約締結 43. 6. 15 事務センター設立 11. 5 第3代理事長 長谷川達郎就任 44. 12. 24 東京銀行と業務提携 46. 7. 1 普通預金オンライン稼動 49. 9. 17 融資オンライン稼動 10. 31 預金 1,000 億円達成 50. 2. 6 東京手形交換所準社員銀行として直接交換 加盟 51. 6. 1 CI 戦略実施・新金庫章制定 53. 2. 23 両替商業務取扱開始 57. 12. 2 新本店落成 58. 5. 25 国債等の窓口販売業務取扱開始 59. 9. 3 外国為替業務取扱開始 60. 3. 1 市場金利連動型預金取扱開始 61. 5. 23 第4代理事長 長部矩隨就任 平 成 1. 5. 23 第5代理事長 中澤 靖就任 8. 14 渉外ハンディー端末機導入 3. 10. 1 東武しんきん大学発足 女子渉外制度の導入 4. 5. 6 第3次オンライン稼動 7. 14 東武ビジネスクラブ「オーロラ」発会 「新生・東武信用金庫」誕生 5. 4. 5 三光信用金庫と合併、 12. 28 預金 5,000 億円達成 6. 4. 1 本部 LAN システム導入 5. 10 海外コルレス業務開始 8. 25 金庫初の私募債受託 7. 2. 1 第1回懸賞金付き定期預金「東武ジャンボ」 発売 76 Higashin 2013 7. 5. 6 5. 15 8. 3. 25 7. 8 10. 1 12. 2 9. 3. 28 10. 3. 5 7. 24 12. 14 11. 1. 4 11. 29 12. 3. 6 9. 18 13. 3. 5 7. 3 14. 6. 17 9. 17 15. 7. 22 16. 5. 10 ∼ 6. 17 6. 28 17. 10. 25 18. 4. 3 18. 7. 20 19. 10. 9 20. 5. 21 20. 5. 30 20. 9. 24 20. 11. 11 20. 12. 4 20. 12. 10 21. 1. 29 21. 3. 30 21. 7. 15 21. 11. 11 22. 11. 11 23. 10. 17 23. 11. 10 23. 12. 13 24. 3. 14 24. 5. 22 24. 10. 9 24. 10. 15 25. 3. 25 小岩信用金庫との電算機共営化スタート ATM による為替振込開始 東武信用金庫五十年史発刊 テレマーケティング開始 WAN 電子メールシステム稼動 クイックコールサービス開始 メールオーダーサービス開始 東武信用金庫、中央信用金庫、協和信用金 庫及び大東信用金庫の四金庫との、 「平成 11 年1月合併」基本協定書調印 合併契約書調印 新金庫名称「東京東信用金庫」決定 合併認可 「東京東信用金庫」発足 当せん金付証票(宝くじ)の販売事務取扱開始 デビットカード・サービスの取扱開始 ひがしん本部 両国支店ビルへ移転 スポーツ振興くじ「toto」払戻業務開始 第 6 代理事長 髙橋久雄 就任 船橋信用金庫の事業譲受 永代信用組合の事業譲受 小岩信用金庫と合併「新生・東京東信用金庫」 誕生 四金庫合併 5 周年記念ハワイ旅行実施 (参加者:15 班 延べ 2,000 名) 第 7 代理事長 長谷川圭志 就任 東京海洋大学と産学連携に関する協定を締結 町屋支店マークスタワー出張所オープン 大阪東信用金庫と業務提携 「ひがしんビジネスフェア 2007」開催 10 周年を記念し佐倉市へ 山林を寄付 ハロープラザに首都圏東部地区「地域力連 携拠点」を開設 ひがしんレディースクラブ「レインボー」発足 ひがしんビジネスフェアー 2008 を開催 (於:両国国技館) 芝浦工業大学と産学連携協定調印 ひがしん塾「ラパン」発足 ひがしん誕生 10 周年「感謝の集い」開催 2/3、2/5(於:東京宝塚劇場) ひがしん誕生 10 周年記念誌発刊 千葉商科大学と産学連携協定調印 ひがしんビジネスフェア 2009 を開催 (於:両国国技館) ひがしんビジネスフェア 2010 を開催 (於:両国国技館) 第 8 代理事長 澁谷哲一就任 ひがしんビジネスフェアー 2011 を開催 (於:両国国技館) 船橋支店塚田駅出張所オープン 臼井支店臼井ショッピングセンター出張所 オープン 押上支店東京スカイツリータウン・ソラマチ 出張所オープン 向島支店を有人出張所本店向島出張所に変更 二之江支店船堀出張所を一般店舗船堀支店に 変更 お花茶屋支店新築オープン ディスクロージャー開示項目 単体ベースのディスクロージャー項目 1. 金庫の概要及び組織に関する事項 (1)事業の組織 …………………………………………………… 7 ①金銭の信託………………………………………………… 50 ②有価証券の時価情報………………………………… 49、50 (2)理事・監事の氏名及び役職名 ……………………………… 2 ③オプション・先物取引情報……………………………… 51 (3)事務所の名称及び所在地 …………………………… 72、73 (5)貸出金償却額 ……………………………………………… 45 2. 主な事業の内容………………………………………………… 27 (6)貸倒引当金の内訳 ………………………………………… 45 3. 金庫の主要な事業に関する事項 (7)金融再生法開示債権額 …………………………………… 52 (1)直近の事業年度における事業の概況 ……………… 24、25 (8)会計監査人の監査を受けている旨 ……………………… 35 (2)直近の5事業年度における主要な事業の状況 ………… 40 (9)財務諸表の適正性及び作成に係る内部監査の有効性を確認 ①経常収益 ②経常利益 ③当期純利益 ④出資総額及び出 した旨の代表者署名 ……………………………………… 35 資総口数 ⑤純資産額 ⑥総資産額 ⑦預金積金残高 ⑧貸 出金残高 ⑨有価証券残高 ⑩単体自己資本比率 ⑪出資に 連結ベースのディスクロージャー項目 対する配当金 ⑫職員数 1. 金庫及びその子会社等の概況に関する事項 (3)直近の事業年度における事業の状況 ①主要な業務の状況を示す指標 業務粗利益及び業務粗利益率…………………………… 40 資金運用収支、役務取引等収支、及びその他業務収支 …………… 40 資金運用勘定並びに資金調達勘定の 平均残高、利息、利回り及び利鞘………………… 41、42 経費の内訳、受取利息及び支払利息の増減…………… 42 (1)子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成 ………… 61 (2)子会社の状況 ……………………………………………… 61 2. 金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項 (1)事業の概況 ………………………………………………… 61 (2)直近の5事業年度における主要な連結経営指標 ……… 63 3. 金庫及びその子会社等の財産の状況 (1)連結貸借対照表、連結損益計算書及び 総資産経常利益率 ………………………………………… 42 連結剰余金処分計算書 …………………………… 61 ∼ 63 総資産当期純利益率……………………………………… 42 (2)連結リスク管理債権 ……………………………………… 63 ②預金に関する指標 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金等の平均残高… 43 (3)連結自己資本の充実の状況(バーゼルⅡ)……… 64 ∼ 70 4. 事業の種類別セグメント情報………………………………… 63 定期預金残高……………………………………………… 43 ③貸出金に関する指標 その他の項目 貸出金科目別平均残高…………………………………… 44 ひがしんの新しい顔…………………………………………………… 3 貸出金金利区分別残高(変動金利・固定金利) ……… 44 営業地区………………………………………………………………… 7 貸出金および債務保証見返額の担保別内訳……… 44、45 総代会制度について…………………………………………………… 8 貸出金使途別残高内訳…………………………………… 45 総代名簿………………………………………………………………… 9 貸出金業種別残高内訳…………………………………… 46 ひがしんと地域社会…………………………………………………4、5 預貸率……………………………………………………… 47 これからのひがしん………………………………………………… 21 ④有価証券に関する指標 企業支援活動………………………………………………… 15 ∼ 17 預証率……………………………………………………… 47 金融円滑化に向けた取組み状況…………………………………… 15 商品有価証券平均残高…………………………………… 47 業務純益について…………………………………………………… 23 保有有価証券期末残高・平均残高……………………… 48 貸出金について……………………………………………………… 23 保有有価証券残存期間別残高…………………………… 48 繰延税金資産について……………………………………………… 23 4. 金庫の事業運営に関する事項 地域の皆さまとともに(CSR 活動)……………………… 18 ∼ 20 (1)内部管理基本方針 …………………………………………… 6 1 年の歩み …………………………………………………………… 20 (2)東京東信用金庫行動綱領 …………………………………… 6 業務のご案内…………………………………………………… 26、27 (3)コンプライアンス態勢について ………………………… 10 商品のご案内………………………………………………………… 28 (4)利益相反管理方針の概要 ………………………………… 10 その他業務利益の内訳……………………………………………… 41 (5)顧客保護等管理態勢の強化について …………………… 11 預金者別預金残高…………………………………………………… 43 (6)金融 ADR 制度への対応 …………………………………… 11 財形貯蓄残高………………………………………………………… 43 (7)中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための 預金科目別残高……………………………………………………… 44 取組の状況 ………………………………………………… 14 貸出金科目別残高…………………………………………………… 45 (8)金融商品に係る勧誘方針について ……………………… 28 消費者ローン・住宅ローン残高…………………………………… 45 (9)反社会的勢力への取組みについて ……………………… 11 役職員 1 人当り預金残高及び貸出金残高 ……………………… 46 (10)非常時の業務継続態勢について ………………………… 13 1 店舗当り預金残高及び貸出金残高 ……………………………… 46 (11)リスク管理態勢について …………………………… 12、13 代理貸付の残高内訳………………………………………………… 47 5. 金庫の直近の事業年度における財産の状況 保有有価証券平均利回り…………………………………………… 48 (1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書 …32 ∼39 内国為替取扱高・外国為替取扱高………………………………… 50 (2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 …… 52 外貨建資産・負債残高……………………………………………… 50 ①破綻先債権に該当する貸出金 公共債引受額・窓販実績・ディーリング実績 …………………… 50 ②延滞債権に該当する貸出金 報酬体系について…………………………………………………… 51 ③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金 リスク管理債権に対する担保・保証および引当状況…………… 52 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金 ひがしんの歩み……………………………………………………… 76 (3)自己資本の充実の状況(バーゼルⅡ)…………… 53 ∼ 60 (4)次に掲げるものに関する取得価額または契約価額、時価及び 評価損益 Higashin 2013 77 平成 24 年度ディスクロージャー http://www.higashin.co.jp 本店:東京都墨田区東向島 2-36-10 Tel.03-3611-0131(代) 本部:東京都墨田区両国 4-35- 9 Tel.03-5610-1111(代) 表紙イラスト:海洋研究開発機構