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ON YOUR SIDE REPORT 2009
京都中央信用金庫の現況 2008年(平成20年)4月1日から2009年(平成21年)3月31日まで 地 域 の み な さ ま か ら 最 も 信 頼 さ れ る 金 融 機 関 とし て 平素は京都中央信用金庫に格別のご愛顧、お引き立てを賜り、 心より御礼申しあげます。 への円滑な資金供給を図るため、政府が昨年10月より実施している さて、平成20年度は、 9月以降の世界的な不況と急激な円高の 「原材料価格高騰対応等緊急保証制度」については全店をあげて 影 響から景 気を牽引してきた輸 出が低 迷し、企 業 業 績の悪 化が 積極的に取り組みました。 設備投資抑制や人員削減を加速させ、雇用不安が個人消費にも このような取組みの結果、平成21年度3月末の預金は前期より 波及するなど日本経済は内外需ともに総崩れの厳しい状況が続き 621億円増加し3兆6,332億円に、 貸出金は386億円増加し2兆1,536億円 ました。地元京都におきましては、念願の観光客数5,000万人を となりました。また、本業での資金運用収支は25億円増加の551億円 突破し、観光が堅調に推移したものの、需要の落ち込みが幅広い と順調に推移しました。一方、金融危機の影響による株式・債券価格等 業種に影響を与え、業績の低迷を招いています。 の下落を受けて減損処理を行ったこと等により、当期純利益は前期 こうした状況下、地域と運命共同体である当金庫は、地域経済の よりも減少しましたが、厳しい環境にもかかわらず63億円の黒字を確 活性化を側面から支援していくことが信用金庫の使命であると捉え、 保することができました。 「地域密着型金融」を経営の根幹としてみなさまとの共存共栄を 1 としてさまざまな施策を実施しました。たとえば、中小企業者のみなさま これからも地域のみなさまとともに歩み続ける所存でございますので、 実現するため尽力してまいりました。第13次長期3カ年経営計画の 今 後とも当 金 庫に変わらぬご支 援、ご愛 顧を賜りますよう心より 最終年度であった平成20年度は「地域から最も信頼される金融機関」 お願い申しあげます。 平成21年6月 I N D E X ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 社是・主要な事業の内容・倫理綱領・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 経営施策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 CSRへの取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 D 理事長 A T サークル会員との親睦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 金融サービスへの取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 IT関連サービスへの取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 店舗ネットワーク・この一年の歩み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 A 平成20年度事業概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 損益計算書・剰余金処分計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 財務諸表に関する注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 連結決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 連結財務諸表に関する作成方針・注記・・・・・・・・・・・・・・・・・29 経理・経営内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 資金調達・運用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 不良債権について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 資金運用と証券業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 国際業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 統合的リスク管理態勢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 コンプライアンス(法令等遵守)の取組み・・・・・・・・・・・・・・53 お客様目線に立った取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 創業・新事業参入を積極的に支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 事業再生の取組みについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59 総代会制度について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 商品ラインアップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 各種取扱手数料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69 自己資本の充実の状況等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70 役員・執行役員・本部・営業店組織図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 関連会社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 店舗およびATMコーナーのご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89 店舗網・営業地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 開示項目一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94 2 社 是 一、社会的公共機関として地域社会の発展に寄与するとともに、経営の健全性を確保する 一、常に親切丁寧を旨として正々堂々の営業活動を展開し、顧客の繁栄に奉仕する 一、有為な人材の開発育成に積極的に取り組み、 かつ職員および家族の福利を増進する “ 3つのS ”と“ 2つのC” 2つのC 3つのS 庫章の中心の赤は、信用金庫の頭文字“S” を図案化したもので、Service、Speed、Smile を表しています。藍色の輪は明るい窓口を表し、 外側の金地の輪は〈中信〉の「中」を形づくっ たものです。 SERVICE SPEED SMILE Consultation,Cultureという2つの“ C ”の 姿勢をデザインパターンで表現。店頭ウインドー・ シャッター・パンフレット等に使用しています。 緑は当金庫のシンボルカラーで、青は清潔さ、 さわやかさを表しています。 地域社会の繁栄に奉仕いたします。 CONSULTATION 当金庫は、地域社会のみなさまのよりよい暮らしのために、 ご融資、 ご預金、 その他の業務を通じてサービスに徹します。 お客様のニーズにあった仕事をいたします。 CULTURE 当金庫は、いつもお客様との心のふれあいを大切にし、 素早くニーズにお応えできるよう努力しています。 お客様に役立つ情報を提供いたします。 当金庫は、 お客様のどのようなご相談にもお答えし、役立つ 情報提供ができる金融機関を目指します。 地域の人と文化を育てます。 当金庫は、お客様の心豊かな暮らしを実現するため、地域 に根ざす金融機関として、地域の人と文化を育てるお手 伝いをさせていただきます。 人材の育成に努力いたします。 当金庫は、職員を大切にし、笑顔でみなさまのお役に立つ 職員を育てることに積極的に取り組んでいます。 金庫の主要な事業の内容 倫理綱領 当金庫は、経営の自己責任原則を徹底するとともに、法令等を遵守することが経営の重要課題であるとの認識のもと、 より堅固な企業倫理を構築するため、 当金庫の倫理綱領を制定し、経営トップ自ら率先垂範して取り組み、全役職員が日常の業務遂行において実践に努めております。 1.社会的使命と公共性の自覚と責任 5.職員の人権の尊重 わたしたちは、信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を常に自覚し、経営の 健全性を確保します。 職員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい職場環境を確保します。 2.質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献 わたしたちは、資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保 全に寄与する金融サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組みます。 わたしたちは、創意と工夫を活かした質の高い金融サービスを通じて地域社会の 発展に寄与します。 3.法令やルールの厳格な遵守 わたしたちは、 あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとる ことない、正々堂々の営業活動を行います。 4.地域社会とのコミュニケーション わたしたちは、ディスクロージャーをもって適時・適切、 かつ公正な開示を行うとと もに広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。 3 6.環境問題への取り組み 7.社会貢献活動への取り組み わたしたちは、社会と共に歩む「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動 に取り組みます。 8.反社会的勢力の排除 わたしたちは、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や団体はこれを 断固として排除します。 京 都 中 央 信 用 金 庫 の プ ロフィー ル お客様のご預金について (地域からの資金調達の状況) お客様への貸出について (地域への資金供給の状況) 当 金 庫が 地 域 のみなさまや 企 業からお預かりしているご預 金は、 平成21年3月期で3兆6,332億円になりました。大切な財産を安全・ 確 実に運 用いただけるよう、当 金 庫ではお客 様それぞれのご要 望に 沿った預金を各種とり揃えています。 当金庫では、お客様からお預かりしているご預金を、地域のみなさまの 発 展や日々の 暮らしのお役に立つよう、幅 広いニーズにお応えして ご融資することで、地域社会へ還元しています。 平成21年3月期の当金庫の貸出金残高は2兆1,536億円で、預金 残高に占める貸出金残高の割合(預貸率)は59.27%です。 詳しくは、P13∼とP36∼ほかをご覧ください。 経 営 施 策 詳しくは、P13とP38∼をご覧ください。 京都中央信用金庫 預 金 お客様 /会員 会員数/258,767人 出資金/230億円 出資金 (平成21年3月期) 本店所在地/京都市下京区四条通 室町東入函谷鉾町91番地 創 立/昭和15年6月18日 預 金 残 高/36,332億円 貸出金残高/21,536億円 職 員 数/2,475人 店 舗 数/124店舗 貸出金 お客様 /会員 支援 サービス (平成21年3月期) 資金の運用について (貸出以外の運用に関する状況) 資金の運用にあたって、平成20年度は、 有価証券等の運用においては信用動向に 充分留意し健全かつ安定的な収益力を高め るように努めてまいりました。 詳しくは、P43∼をご覧ください。 平成21年3月期決算概況 について 業務純益134億円、経常利益69億円、 当期純利益63億円となりました。 詳しくは、P33∼ほかをご覧ください。 自己資本比率について 自己資本比率は、金融機関の健全性を示 す基準となる水準(国内基準4%) を大きく 上回る10.62%となりました。 詳しくは、P70∼をご覧ください。 地域の再生と活性化を使命としてとらえ、 金融の円滑化を推進。 中小企業をはじめベンチャー企業等の育成にも力を入れています。 当金庫は、京都市および京都府・滋賀県・大阪府・奈良県の一部を 営業地区として、地域の中小企業や個人のみなさまの繁栄を共通 理念に経営する協同組織の金融機関です。 地域のお客様からお預かりした大切なご預金は、地域経済や事業の 継続的な発展のために、ベンチャー企業を含む資金を必要とされてい るお客様にご融資しています。 また、広範な店舗網を活かして地域に密着した強いネットワークを 形成し、お客様のご要望に沿った商品・サービスを提供して、 より良い 暮らしのためのお手伝いをしています。 さらに、国際文化観光都市京都をはじめとして地域の自然・景観・ 伝統文化等を守り伝えるための人材の育成や支援活動にも積極的に 取り組み、金融機能だけでなく多方面から地域の発展を支えています。 「つねにお客 様の側に いて肩を並べ、声を掛け合 いながら、同じ夢や目標に 向かって歩む良きパートナ ーでありたい」そんな思い を込めて、当金庫からお客 様へお届けするメッセージ、 それが「ON YOUR SIDE」です。お客様に「京 都中央信用金庫が近くにあってうれしい」と思っていただきたい。そして私 たちも常に「お客様の近くでお役に立てることがうれしい」と実感できるよ うでありたい。そんな二つの決意をキャッチコピー「一緒がうれしい」で表 現しています。いつの時代にあってもお客様本位の変わらぬ姿勢で、最高 のお客様満足を実現すること。 「ON YOUR SIDE∼一緒がうれしい∼」 を胸に、私たちはさらなる努力を続けます。 シリーズ 広告 「いま、語りか けたい 言 葉たち」 オ ン ユ ア サ イド お客様との約束『ON YOUR SIDE ∼一緒がうれしい∼』のCS キャン ペ ーンを 実施。広告コミュ ニケーション第2 弾「いま、語りか けたい言葉たち」 シリーズを展開中 です。 「第28回(平 成20年 度 )信 用 金 庫 P Rコンクー ル」ポスター部門 優秀賞受賞。 4 明 日 へ と 、 結 ぶ 道 。 5 西陣支店 府庁前西出張所(ATM) 環境への取組みとその効果を 表示するインフォメーションボード 京都中央信用金庫のCSR(企業の社会的責任)への取組み 信用金庫は、全国規模で営業を展開する都市銀行等と違い、営業地区を限定されています。 したがって、地域の発展なくしては信用金庫の発展は望めません。 当金庫では、金融機関業務を通じて地域の繁栄に奉仕するのはもちろんのこと、 京都議定書発効の地に位置する金融機関として、環境問題にも積極的に取り組み、 地域への感謝を込めてさまざまな社会貢献活動を継続的に行っています。 地域への感謝を込めて新しい社会貢献活動に積極的に取り組んでいます C S R へ の 取 組 み 環境に配慮したATMブース「西陣支店 府庁前西出張所」の設置 ● 太陽光発電システムと地中熱空調換気システムを併用し、二酸化炭素(CO2)の 排出量を削減する環境配慮型ATMブース「西陣支店 府庁前西出張所」を1月30日 にオープンしました。 両システムを併用した金融機関の出張所は全国でも初めてで、太陽光発電システム で消費電力の一部を賄う一方、地中熱を利用した省電力の空調システムを導入するこ とで、空調と照明によるCO2排出量を年間で従来の約5トンから1 トン程度に減らすこと ができる見込みです。 太陽光発電システム用のソーラー設備 地域の美術文化の向上のために「中信美術館」開館 ● 地域の美術文化向上のために平成13年より開設していた「中信御池 ギャラリー」を閉館し、京都府庁正門西100メートルの地に、 2月18日、 「中 信美術館」を開館、より多くの方々に美術に親しんでいただくこととなりま した。地上3階地下1階の南欧風の建物に展示室のほか多目的ホールや 茶室、談話室を備えています。 館内の展示風景 「中信美術館」正面 中小企業診断士による「経営相談コーナー」開設 ● 4月1日、中小企業診断士の資格を持つ職員が中小企業のお客様の経営に関する ご相談をお伺いする「経営相談コーナー」を開設しました。場所は本店ビル2階、 ご相談時間は午前9時から午後3時まで、相談は無料です。 「みやこユニバーサルデザイン奨励賞」受賞 「経営相談コーナー」 ● 平成20年12月、京都市より「みやこユニバーサルデザイン奨励賞」を受賞しました。 これは、当金庫が平成19年7月より「AED (自動体外式除細動器)」の店舗への 順次設置、 また同年12月には、 「来客用車椅子」 「耳マーク表示板」 「簡易筆談器」 「振動式呼び出し器」、 「コミュニケーションボード」などの福祉関連機器の全店設 置、チラシ・パンフレット等の印刷物へのFAX番号掲載など「人にやさしい店舗づく り」を推進していることから、 「すべての人にやさしく心が通じ合える取組みであり、 “心 のユニバーサルデザイン”である」として表彰を受けたものです。 「みやこユニバーサルデザイン奨励賞」受賞 「源氏物語千年紀」記念通帳ケース ● 「源氏物語」誕生から一千年。記念事業「源氏物語千年紀」への協力 のよびかけに、当 金 庫は記 念ロゴ、キャラクターを配した和 装 柄の記 念 通帳ケースを作成し、 ご好評をいただきました。 「源氏物語千年紀」 記念通帳ケース 「次世代育成支援対策推進法」に基づく認定取得 ● 職員の仕事と子育ての両立支援に対する積極的な取組みが評価され、京都労働 局より平成21年1月23日に次世代育成支援対策推進法に基づく認定を受けました。 くるみんマークは、少子化の改善 を推進する厚生労働省が次世代 育 成 支 援 対 策 推 進 法( 次 世 代 法)に基づき、 「子育て支援に積 極 的な企 業・団 体」に交 付して いるマークです。 6 明 る い 未 来 へ 、 続 く 道 。 7 阪神高速道路8号京都線 地域で活躍できる人材の育成をはじめ、美術文化や伝統芸能、 年中行事へのかかわりを通じて地域文化の育成と振興を担います。 地域の人材を育成しています 財団法人 中信育英会《昭和56年2月設立》 中信杯全京都学童軟式野球選手権大会に協賛《平成元年より》 財団指定の11大学に在学する、学力優秀、品行方正でありながら 経済的事由で修学が困難な学生を奨学援護するため、当金庫創立 40周年を記念して設立。社会へ貢献できる人材の育成に寄与してい ます。これまで458人の卒業生が巣立ち、 さまざまな方面で活躍してい ます。また、奨学生間のコミュニケーションをはかる機関誌『悠々』 を発行。 京都府下の小学生が友情と 夢を胸に、真夏のグランドで熱戦 をくりひろげる「中信杯全京都学 童軟式野球選手権大会」ととも に平成19年からは春季大会にも 協賛、明日をになう小学生の育 成に協力しています。 金融教育《平成19年より》 金融教育を通して地域の子どもたちの成長に役立ちたいと、平成19 年1月、上京区にオープンした「京都まなびの街生き方探究館」内の「フ ァイナンスパーク」に模擬店舗の出店協賛をしています。ここでは京都 市内の中学生たちが経済活動の学習を体験。 また、 この施設で学習する中学生 たちの事前学習の一環として、当金 庫職員が講師となり、 「金融にかかわ る話」をテーマに学校への出前授業 を行っています。 昨年8月には、京都文化博物館で 開催された、京都府金融広報委員会 中学校での出前授業 主催の「金融教育サミット」に参加し、 当金庫の子どもたちへの金融教育の 取組みを発表しました。 C S R へ の 取 組 み 学生・社会人のインターンシップ実習生を受け入れ 当金庫では、毎年、 インターンシップ実習生として大学生を受け入れ、 接遇研修や営業店での実習を通じて、金融機関の仕事を体験してい ただいています。 昨年は、大学生のほか、行政より京田辺市の職員2名を実習生とし て受け入れ、金融サービス業を体験いただきました。 また、関連会社である中信興 産株式会社でも、京都市内の支 援学校高等部の生徒を、 ビルク リーニング作業の職場実習生と して受け入れ、卒業後は同社で 採用しました。 行政からの実習生 全店で「こども110番のいえ」活動実施《平成18年より》 京都府警察本部などの協力を得て、本店を含む全店舗で 「こども110番のいえ」活動を実施し、地域の子どもたちを 犯罪から守る活動を展開しています。 地域の文化を大切に育みます 財団法人 中信美術奨励基金《昭和62年4月設立》 茂山一門による「中信宵山狂言会」を開催しています。平成20年は、 歴史と伝統のある京都の美術文化向上に寄与するため、当金庫預 金量1兆円達成を記念して設立。京都を基盤に活躍する芸術家3人 に毎年「京都美術文化賞」 (賞牌と賞金200万円) を贈呈し、受賞記 念展を開催しています。第21回の受賞者は、木村秀樹氏(版画)、 秋山 陽氏(陶芸)、松本ヒデオ氏(陶芸)でした。また、京都の美術文 化についてさまざまな角度から考察する冊子『美術京都』を発行。 祇園囃子の聞こえるなか、 「萩大名」 「濯ぎ川」を約300人のお客様に お楽しみいただきました。 「祇園祭」へのかかわり《昭和50年より》 当金庫は本店が祇園祭の鉾町にあることから、企業町衆として祇 園祭のムードを側面から盛り上げるため、 さまざまな催しを開催しています。 江州音頭フェスティバル京都大会 への参加《昭和56年より》 「びわ湖の水への感謝」を込めて 開催されている「江州音頭フェスティ バル京都大会」に当金庫は第1回か ら参加し、水資源の大切さを訴え、環 境問題に取り組んでいます。 揃いの浴衣姿の参加者たち 浴衣で営業《昭和50年より》 京都の近代化遺産「近代洋風建築」での営業 本店が和装の町「室町」に移 転した翌年の昭和50年より、祇園 祭の期間中に職員が浴衣を着用 して営業しており、いまや祇園祭 の風物詩として定着しています。 浴衣で営業 中信宵山狂言会《平成元年より》 祇園祭宵山の時期に合わせて、 平成元年より本店ロビーでコンサ ート等を開催し、お客様にお楽し みいただいています。平成8年から は伝統芸能・狂言への理解を深 めていただくために大蔵流狂言・ 中信宵山狂言会 当金庫の「丸太町支店」 「東五条支店」は、文化庁が定義する近代 化遺産の一つ、近代洋風建築です。どちらも大正末期から昭和初期に かけてつくられた古典主義に則った当時の代表的な銀行建築の様式を 備えている建造物。金融機関の合併による統廃 合などで近年次々姿を消していくなかで、当金庫 は、保存するだけ ではなく、営 業を 続けながら町 の 大切な歴史遺産 として 次 世 代 へ 伝えていきたいと 考えています。 丸太町支店 東五条支店 8 街 の 元 気 が 、 通 う 道 。 9 明治の洋風建築が点在する三条通 社会福祉活動をはじめ、環境問題への取組みや 中小企業支援活動を通じて、地域社会へ貢献します。 社会福祉活動に協力しています 善意金を寄託《昭和48年より》 鴨川クリーンキャンペーンへの参加《昭和57年より》 毎年、 「チャリティーオープンゴルフ大会」を開催し、参加していただ いたお客様から寄せられた善意金を財団法人京都新聞社会福祉事 業団に寄託しています。平成20年度までの寄託は36回で、累計金額 40, 331, 041円になります。 また、役職員の善意を集め「緑 の募金運動」 (社団法人京都モ デルフォレスト協会)、 「歳末たす けあい運動」 (財団法人京都新 聞社会福祉事業団)に寄託し、 社会福祉活動に協力しています。 当金庫では、 「小さな親切運動」京都府本部の活動に協力していま す。昨年は、 10月19日、活動の一つ「鴨川クリーンキャンペーン」が行 われ、役職員と家族ら約200人が 参加しました。鴨川の河川敷のゴ ミを拾い集めることで、一人ひとり が京都の美化を考え、環境問題 やゴミ問題について見つめなおす 機会となっています。 C S R へ の 取 組 み 昭和48年から続く「中信チャリティーオープンゴルフ大会」 環境問題への取組み 環境保全型ローン商品 京都議定書発効の地・京都に本店を置く金融機関として当金庫では、 地球環境保全推進のため、独自の商品づくりに取り組み、環境保全 型ローン商品として提供しています。一般のお客様には、 エコライフ実 現を応援する「オール電化住宅ローン(関西電力との提携)」および「グ ッドエネルギー住宅ローン(大阪ガスとの提携)」 「京都府産木材認証 制度」への対応を。また、中小企業者の方には、環境配慮型経営を応 援する「中信エコビジネスローン」をご用意しています。 した「エコマーク認定品」。使用済みユニフォームは回収の後、再利用 するなど環境問題に取り組んでいます。 独自のリサイクルシステム《平成9年より》 京都地区の金融機関や全国の信用金庫業界に先駆けて平成9年 より独自のリサイクルシステムを導入。本支店から出る保管切れの書類 や伝票などを回収してトイレットペーパーやティッシュペーパーに再生し、 お客様への粗品や当金庫内での消耗品として利用しています。 また、女子職員のユニフォームの素材はペットボトル再生樹脂を使用 環境に配慮したさまざまな取組み 地球温暖化対策条例を受けて、環境配 慮型ATMブースの設置、 エコカーへの切り 替え、空調設備の改修、関連会社ビルの 屋上緑化等さまざまな取組みをしています。 屋上緑化 地域の中小企業を支援しています 中信ビジネスフェア ビジネス情報の提供、異業種交流、 ビジネスマッチングを目的と するサークル・中信サクセスクラブでは、異業種商品技術展示 交流会として平成元年より毎年「大商談会」を開催しています。 平成17年からは複合イベント「中信ビジネスフェア」へとグレード アップ。平成20年は、 200を超える企業・団体のブース出展に加え、 「産学公連携コーナー」、 「特別セミナー」、 「中信学生デザイン コンテスト」などを行い、約7, 700人の来場者で賑わいました。 産学公連携支援 当金庫では、京都府・滋賀県・大阪府下の11大学および2公 的機関と業務提携しています。お取引先が抱えておられる技術 的な課題や販路拡大等の悩みに対して、提携大学・提携機関 への橋渡しをしたり、経営情報等をご提供することで、お取引先 の問題解決のお手伝いを行っています。 ビジネスフェア2008で開催した「中信学生デザインコンテスト」 中信ビジネスフェア2008 10 そ の 夢 の 、 通 り 道 。 11 「京の台所」錦市場 お客様のニーズに応じた多彩なサークル活動を企画。 こころ通わす社交の場としてご好評をいただいています。 ※サークル会員数は平成21年3月末現在 中信経済講演会(会員数2,581名) 京税中信クラブ(会員数349名) ●発足 昭和30年5月 企業経営者を中心に国際化・ 情報化時代における役立つ 情報をタイムリーに提供します。 元 N H K 解 説 委 員で経 済 評 論家の廣 嘉夫氏を講師に 招き、経済の動向をお話しい ただきました。 ●発足 昭和52年1 1月 近畿税理士会支部所属の 税理士有志との相互信頼を 基盤とし、会員並びに関与先 企業の経済発展に寄与する ことを目的として、各種例会や 研究会等を開催しています。 中信味覚の会(会員数1,943名) 南座顔見世観劇会(会員数55名) ●発足 昭和53年12月 京の年中行事の掉尾を飾る伝統行事をお楽しみいただきます。 ●発足 昭和42年8月 女性を対象に、有名ホテルや 料亭などで食事会を実施。一 流 の 味 覚を存 分に楽しんで いただけます。平成20年9月 には第150回を記 念し、 「京 都 吉 兆 嵐 山 本 店」との共 同 企画を開催しました。 サ ー ク ル 会 員 と の 親 睦 中信サクセスクラブ(会員数1,260名) ●発足 平成元年8月 ビジネスチャンスの場の提供として、大商談会や、サクセス ビジネスサイトの運営を行っています。 中信禅サークル(会員数586名) ●発足 昭和46年4月 座 禅と法 話を通じて自己 再 発見の場を提供します。 平 成20年4月には第100回 記念例会を天龍寺で開催 。 法 堂 天 井「 雲 龍 図 」 (加山 又造筆) を特別拝観しました。 中信レディースオープンゴルフ大会 ●発足 平成16年10月 お取引先の女性を対象に、会員相互の親睦を図っています。 中信経営者倶楽部(会員数641名) 中信チャリティーオープンゴルフ大会 ●発足 昭和48年6月 お取引先との親睦を図ることを目的とし、チャリティー善意金 は財団法人 京都新聞社会福祉事業団に寄託しています。 ●発足 昭和54年12月 お取引先の企業経営者との緊密な連携により、当金庫と会 員の相互発展と繁栄を目的としています。平成20年度は、 政治評論家の三宅久之氏、株式会社加賀屋会長の小田 禎彦氏をお招きして、 2回の例会を開催いたしました。 中信観劇会(会員数193,739名) 中信みやび会(会員数173名) ●発足 昭和48年4月 女 性 経 営 者 及び経 営 者 夫 人を対 象に、各 種のイベント を通じて知 性と教 養を高め、 会員相 互の親 睦を図ってい ます。平成20年度は、女性ハ ーブ研究家のベニシア・スタ ンリー・スミス氏の講演会と、 劇 団 四 季による「 赤 毛 のア ン」、宝塚歌劇の雪組公演の 観劇を行いました。 ●発足 昭和57年1月〈旧・中信シルバーサークル「年輪」〉 年金受給口座を当金庫に指定または予約された方を対象に、 健やかで実りある人生をエンジョイする機会を提供します。 中信青年経営者倶楽部(会員数297名) ●発足 昭和59年7月 次 代を担う若 手 経 営 者の自 己啓発と情報交換の場を作り、 新しい時代の企業経営に役 立てていただきます。平成20 年度は、 3回の例会と研修旅 行、親睦ボーリング大会等を 開催いたしました。 ※サークルへのご入会については最寄店舗までお問い合わせください。 12 時代の求める金融サービスをご提案。 いつもお客様のそばで、豊かな暮らしをサポートします。 金 融 サ ー ビ ス へ の 取 組 み 資産の有効活用を目的とした、 商品をお届けしています。 懸賞金付き定期預金「プレゼント」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10万円を1口として1本の懸賞金抽選 権を付け、抽選で懸賞金が当たる定期預 金「プレゼント」を販売しています。 プレミアム預金「お得ですよ」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ATM、テレホンバンキング、モバイル& インターネットバンキングで定 期 預 金をお 預け入れいただきますと、店頭表示金利よ りもお得な定 期 預 金 金 利を付けさせてい ただきます。 年末特別定期預金 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 個人の方を対象に、新たな資金で定期預金をお預け入れいただ いた場合、特別金利をお付けする「年末特別定期預金」を発売し ました。 ※「年末特別定期預金」のお取扱いは、終了いたしました。 ちゅうしんえんまん定期預金 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 定年退職準備の方に、特別金利をお付けする「ちゅうしんえんまん 定期預金《ファーストステージ》」と、退職金を受取られてから1年 以内の方に特別金利をお付けする「ちゅう しんえんまん定期預金《セカンドステージ》」 を販売しています。 「ちゅうしんえんまん定期預金《セカンド ステージ》」は、 さらに預入期間・金額によ り、ポイントをお付けし、定 期 預 金 初 回 満 期日経過後に、 「旅行券」または「商品券」 をプレゼントします。 ( 一 部、定 期 預 金 初 回満期日前にお渡しする場合があります) 13 ︰ 年金受給者のお客様へ 、お誕生日プレゼント ︰ や各種サービスをお届けしています。 ︰ ︰ ︰ ︰ 年金受給“お誕生日プレゼント” ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ 年金を当金庫で受給いただいている方 ︰ に、日頃のお取引の感 謝を込めて「お誕 ︰ ︰ 生日お祝いプレゼント」をお届けいたします。 ︰ 平成21年度は「エコバスタオル」をご用意 ︰ しました。 ︰ ︰ ︰ ︰ ︰ インターネット年金受取予約・年金相談受付 ︰ “e・ねんきん” ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ ︰ 24時 間インターネットから年 金の受 取 ︰ 予約や相談の受付ができるサービスを行 ︰ っています。年金相談は当金庫の社会保 ︰ 険労務士が平日9時から17時の間でお客 ︰ 様ご指定の時間帯に電話でご回答します。 ︰ また、年金受取予約の申込をいただきまし ︰ たお客様には、年金情報冊子や「健康習 ︰ ︰ 慣ツボ押しセット」を進呈しています。 ︰ ︰ ︰ パーソナルニーズにお応えできる様々な ︰ タイプのローンや商品をご用意。 ︰ ︰ ︰ 住宅ローン ︰ ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ 平成20年4月より金利引下げ幅を一部拡大し、好評取扱中。取 ︰ 扱期間中にお申込みいただいたお客様を対象に、変動金利型であ ︰ れば基準金利から全期間年▲1.0%、固定金利選択型(2年、3年、 ︰ 5年、10年)であれば、当初特約期間は基準金利から最大年▲1.5%、 ︰ 特約期間終了後の全期間は最大年▲0.8%の金利で取扱いしてお ︰ ります。また、地球環境に配慮した一定のエコ関連資金であれば、さ ︰ ︰ らにお得な金利でご利用いただけます。 ︰ ︰ 超長期固定金利型住宅ローン ︰ 「ホッとすまいる超固定」 ︰ ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ 低金利時代のお客様ニーズにマッチし ︰ た固定金利期間が最長35年間の住宅ロ ︰ ーン商品を好評発売中。毎月のご返済額 ︰ は最後まで変わらず、将来の金利上昇に ︰ 伴うご返済負担増加の心配はありません。 ︰ なお、本商品は取扱総額、取扱期間を限 ︰ 定しており、当金庫所定のご利用条件を ︰ ︰ 満たすお客様が対象となっております。 ︰ ︰ お客様のライフプランにあった資産運用を ︰ ︰ ご提案いたします。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ 「三大疾病保障(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)」に、万が一入院 ︰ ︰ 投資信託 や失業となっても最長3カ月間のローン返 ︰ 済を保障する「入院保障」 「失業保障」を ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 加え、 3つの保障・3つの安心でお客様を ︰ 投資信託で資産運用を始めてみませんか?当金庫ではお客様のニ サポートします。本商品のご利用には、当 ︰ ーズに合わせた投資信託プランをご提案いたします。小さな資金から 金庫の住宅ローンの新規お借入時の適 ︰ 大きな資金まで、お客様の将来の資産形成にご活用ください。 用金利に通常年0.3%の上乗せが必要と ︰ なりますが、年0.15%の上乗せでご利用い ︰ ︰ ただけます。 ︰ 個人年金保険 ※平成21年9月30日お申込受付分まで ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ ︰ 個人年金保険でお客様のセカンドライフに確かなゆとりを。当金庫 新型カードローン ︰ では「受け取りたい(年金)」「ふやしたい(運用)」「のこしたい(保障)」 「京都ちゅうしんきゃっする」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ のニーズにお応えするさまざまなタイプの商品(定額年金保険・変額 ︰ 年金保険)をご用意しております。 いざという時にカードでサッと引き出せる「京都ちゅうしんきゃっする」 ︰ を取扱中。当金庫とのお取引のない方やパート、アルバイトの方もご ︰ 利用対象としており、電話・インターネット・FAX・郵送でのお申込みが ︰ 万が一に備える保険も、 でき、 スピーディな審査で即日回答。 (平日 ︰ お客様本位でご提案しています。 15:00までにお申込みの場合) ︰ また、土・日曜日 (9:00∼17:00年末年始・ ︰ ︰ 祝日・振替休日除く) もお電話でのお申込 がん・医療保険 ︰ みが可能です。 ︰ ご利用限度額は10万円∼50万円で、全 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ 病気などで入院・手術をすると予想外の 国の信用金庫やコンビニまたは提携金融 ︰ 機関のATMでご利用いただける、便利な ︰ 費用負担がかかりますが、がん・医療保険 カードローンです。 ︰ の加入があれば費用等の心配をせずに治 ︰ 療に専念することができます。当金庫では ︰ 万が一に備え、お客様のニーズに合った e-Tax(国税電子申告・納税システム) ︰ 商品を用意しています。詳しくは、販売窓 利用者向け金利引下げ 口までお問い合わせください。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ ︰ 国税庁等が推奨する「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」 ︰ ご利用のお客様に対して、当金庫事業性融資商品「中信ビジネス ︰ カードローン」 (信用保証協会保証付き)の金利引下げを実施して ︰ 普通傷害保険 おります。 「中信ビジネスカードローン」は事業資金全般(旧債振替 ︰ 「シニアクラブ」 資金は不可)にご利用でき、 ご契約の貸越限度額(最高2,000万円) ︰ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ の範囲内で繰り返しご利用いただけます。 ︰ 当金庫で年金をお受取り、ならびにお受 ︰ 取りのご予約をいただいているお客様専 ︰ 用の傷害保険として、健康診断不要、国 ご入学おめでとうローン ︰ 内外を問わず、さまざまなケガを24時間補 償 。保 険 期 間1年の自動 継 続で加 入い ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ︰ ︰ ただけます。 例年ご好評をいただいている「ご入学おめでとうローン」を平成20 ︰ 年度も期間限定で発売いたしました。変動金利型に加え、低金利時 ︰ 代に人気のある固定金利型を前回に引き続きラインアップ。さらに ︰ 今 回から、一 定の条 件を満たしたリピーターの方を対 象に、よりお ︰ ︰ 得な金利でご利用いただきました。 ︰ ※本商品は平成21年4月30日で取扱を終了いたしました。 ︰ ︰ 三大疾病保障特約(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中) 入院、失業保障特約付住宅ローン 金 融 サ ー ビ ス へ の 取 組 み 商品のご利用に際してのご留意いただく事項 1.預金・ローンなどの商品につきましては、金利変動ルールなどそれぞれの商品の特色を店頭でお尋ねいただくなどよくご確認のうえ、 ご利用ください。 2.ローンのご返済につきましては、 ご契約上の規定、 ご返済方法(返済日、返済金額など)、 ご利用限度額、現在のご利用額などにご留意ください。 3.各商品紹介については、平成21年6月現在の内容であり、各商品の現時点での詳細につきましては、窓口までお問い合わせいただきますよう、 よろしくお願いいたします。 4.ローンのお申込に際しましては、当金庫所定の審査をさせていただきます。審査結果によってはご希望に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。 14 や さ し さ へ 、 近 い 道 。 15 東海道 西の起終点近くにある東山支店 お電話やインターネットを利用した便利なサービスがさらに充実。 新サービスを導入しました。 お客様の利便性と安全性を第一にサービスを拡充しています 「中信モバイル&インターネットバンキングサービス」、 「中信テレホンバンキングサービス」をご用意しています。 お客様の利便性を考え、パソコン、携帯電話、一般のお電話とサービスご利用の手段は3つ。 組み合わせてご利用いただければさらに便利です。 インターネットバンキング テレホンバンキング パソコンでインターネットをご利用なら、ホームページから残高・入出 金明細照会、振込・振替、定期預金預入、振込・振替照会、公共料金 自動引落申込、住所変更、税金・各種料金支払、資料請求ができます。 ご自宅のお電話やお手持ちの携帯電話 から残高・入出金明細照会、振込・振替、定 期預金預入・払戻、振込・振替照会、公共 料金自動引落申込、住所変更、通帳・キャッ シュカード等の紛失受付、各種届出事項変更、 手形・小切手帳発行、資料請求ができます。 モバイルバンキング 携帯電話をご利用ならiモード、 EZweb、 Yahoo!ケータイで残高・ 入出金明細照会、振込・振替、定期預金預入、振込・振替照会、税金・ 各種料金支払、資料請求ができます。 I T 関 連 サ ー ビ ス へ の 取 組 み インターネットで24時間いつでもローンの仮申込ができます 住宅ローンはもちろん事業性資金の仮申込までインターネットで事前にできるので、 窓口でお客様をお待たせすることなくスムーズにお手続きいただけます。 http://www.chushin.co.jp ① ホームページで仮申込 お申し込みの流れについて ①お客様がホームページ上で必要事項を入力。 ②お取引希望店からお客様にご連絡。詳しい内容を お伺いいたします。 ③お客様にご来店いただき、正式にお申し込みいただきます。 ② 支店からお電話 お客様 ③ ご来店・正式申込 CHUSHIN 当金庫 各支店 インターネットで税金の払込みができます 「中信モバイル&インターネットバンキングサービス」をご契約いただいたお客様は、国税庁の 「e-Tax」システムと連携して税金の払込みを電子的に行っていただくことができます。 ネット口座振替受付サービス 口座振替のお申込が、インターネットや携帯電話画面から行える サービスです。キャッシュカード発行済みの普通預金(総合口座を含む) 口座をお持ちの個人のお客様の口座を引落し口座にご指定いただけ ます。 当金庫が提携しているネット口座振替受付サービス対応企業への 口座振替申込の際に、当金庫キャッシュカード暗証番号等を利用して 収納企業のインターネットサイトや携帯電話画面等から手続きを行っ ていただくことができます。 携帯電話で、 どこでも簡単電子マネーEdyチャージ 携帯電話からの操作により、 キャッシュカード発行済の普通預金(総 合口座を含む)から出金し、プリペイド型電子マネー「Edy (エディ)」 を携帯電話へチャージ(入金)するサービスです。チャージした「Edy」 は、全国のEdy加盟店でご利用(商品の購入等)ができます。 ※サービスのご利用にはあらかじめ電子マネ ー「Edy」アプリの初期設定が必要です。 16 ご 一 緒 に 、 歩 む 道 。 17 伝統的建造物群保存地区の産寧坂(三年坂) みなさまのお役に立つためにさまざまな活動を展開しています。 店舗ネットワークを充実、 さらに「近くて便利な金融機関」へ ●ますます便利になる滋賀県内ネットワーク 2009年5月26日オープン 草津駅前支店 2009年8月14日オープン予定 ます。 「南草津支店」と「草津駅前支店」は共に駅前に位置し、全自動貸 金庫の営業時間を17時まで延長するなど、お客様が利用しやすい店舗とし ております。 今後も滋賀県南部地域、大阪府北東部地域、および奈良県北部地域 への店舗ネットワークの充 実に努め、 「近くて便利な 金融機関」として、地域の みなさまのご要 望にお応 えし、ご満 足いただけるよ う最 高 の 金 融サービスを 提供してまいります。 南草津支店 店 舗 ネ ッ ト ワ ー ク ・ こ の 一 年 の 歩 み 店舗外ATMコーナー新設 南草津支店オープン 当金庫では、平成20年6月イズミヤ堅田店出張所、 9月京阪枚方市駅 平成21年5月26日に、JR琵琶湖線南草津駅西口ロータリー前に「南草 津支店」をオープンしました。また、 8月14日にはJR琵琶湖線草津駅東口前 に「草津駅前支店」をオープンする予定であり、 さらに滋賀県内での店舗ネ ットワークを充実させます。 草津市は人口が増加する滋賀県にあっても、人口増加率が高く、昨年2 月には新名神高速道路(草津田上ICー亀山JCT間)が開通するなど、今後 も発展が見込める地域であります。特に、JR南草津駅西側を中心とした南 草津地域においては、平成11年度より同駅西側で野路西部土地区画整 理事業による新たな街づくりが進められており、今後の発展が期待されてい 出張所、 ピエリ守山出張所、 10月近鉄名店街みやこみち出張所、 11月フォ レオ大津一里山出張所、 イオンモール草津出張所、アル・プラザ堅田出張 所、 12月JR山城青谷駅前出張所、祇園出張所、平成21年1月府庁前西 出張所、 3月ユニチカファミリーセンター出張所、 マツモト新丸太町店出張所、 5月ドラッグユタカ千代川店出張所の店舗外ATMをそれぞれ新設し、平成 21年5月末現在、店舗内125カ所442台、店舗外165カ所220台、合計2 90カ所662台のネットワークとなりました。 今後も、商業施設等への設置により、 「近くて便利な金融機関」として最 良の金融サービスをご提供できるよう、 ネットワークの充実に努めてまいります。 4 月 5 月 6 月 7 月 ●パートタイマーの正職員への登用制度を導入 ●モバイル&インターネットバンキングおよびATMで取扱 う定期預金の優遇金利を一部引上げ ●中信懸賞金付き定期預金「プレゼント」発売(4月・10月) ●「中信ベンチャー・投資ファンド3号投資事業有限 責任組合」を設立 ●中信禅サークル例会(4月・7月・11月) ●店舗外ATM亀岡駅前支店JR亀岡駅出張所開設 ●「第37回中信杯全京都学童軟式野球春季大会」決勝戦・ 表彰式 ●中信観劇会 ●中信青年経営者倶楽部例会(4月・9月・1月) ●ATMでの一般定期預金通帳、休日の定期性預金 預入取引の取扱開始 R ○ ●フィッシング詐欺対策サービス「RSAF r audAc t i on 」 を導入 ●「第37回中信杯全京都学童軟式野球春季大会 写真展」開催 ●中信経済講演会(5月・9月・1月) ●フィッシング対策ツール「PH I SHCUT (フィッシュカット)」 を導入 ●「第36回中信チャリティーオープンゴルフ大会」開催 ●「しんきん携帯電子マネーチャージサービス」取扱開始 ●常務理事 平林幸子 専務理事に、理事 常務理事に就任 ●専務理事 奥田誠 退任 ●中信味覚の会例会(6月・9月・2月) ●理事長 布垣豊 社団法人全国信用金庫協会副会長、 社団法人近畿地区信用金庫協会会長に就任 ●店舗外ATM石山支店イズミヤ堅田店出張所開設 ●e−Tax (国税電子申告・納税システム)利用者に 対する金利優遇を開始 ●「第36回中信チャリティーオープンゴルフ大会」の 善意金を財団法人京都新聞社会福祉事業団へ寄託 ●通常総代会開催 ●執行役員 白波瀬誠、田澤秀幸、川勝哲夫 理事に、 福嶋洋、小川博也、首藤晃弘、一村秀和 執行役員に 就任 ●ディスクロージャー誌『京都中央信用金庫の現況 ON YOURS I DEREPORT2008』を発行 ●「三大疾病・入院・失業保障」特約付住宅ローンの 上乗せ金利優遇キャンペーン実施 ●「ネット口座振替受付サービス」取扱開始 7 月 ●京税中信クラブ総会・懇親会(7月・11月・1月) ●京田辺市職員をインターンシップとして受入れ(7月・9月) ●「源氏物語千年紀」記念通帳ケースを配付(12/30 まで) ●理事長 布垣豊「京都市美術館友の会」会長に就任 ●中信宵山狂言会開催 ●中信経営者倶楽部講演会・懇親会(7月・1月) ●懸賞金付き定期預金《プレゼント》シリーズ公開抽選 会(7月・1月) ●四半期ディスクロージャー『京都中央信用金庫の 現況 ONYOURS I DEREPORT2008. 6』をホーム ページ掲載 8 月 ●「第40回中信杯全京都学童軟式野球選手権大会」 決勝戦・表彰式 ●中信ミニカードローン“デラックスプラン”取扱開始 9 月 ●店舗外ATM枚方支店京阪枚方市駅出張所開設 ●「中信ロシア美術紀行」実施 ●店舗外ATM草津支店ピエリ守山出張所開設 ●預金残高3兆6千億円突破 10 月 11 月 ●パートタイマーを職員登用 ●高齢者雇用機会の拡大に係る非常勤嘱託職員制度 を導入 ●育児休職制度を見直し (時間外勤務・休日勤務免除 の期間を小学校に就学する前日までに延長) ●平成20年度「ご入学おめでとうローン」取扱開始 (4/30まで) ●中信みやび会例会開催(10月・3月) ●店舗外ATM 八条口支店近鉄名店街みやこみち 出張所開設 ●「第5回中信レディースオープンゴルフ大会」開催 ●楽天株式会社と業務提携 ●複合イベント「中信ビジネスフェア2008」開催 ●「中信学生デザインコンテスト」開催 ●小さな親切運動「鴨川クリーンキャンペーン」に参加 ●振り込め詐欺未然防止に対し京都府南警察署長 より感謝状 ●英文年次報告書『ANNUAL REPORT2008』を ホームページ掲載 ●理事 吉本宗明、安谷謙二 常務理事に就任 ●理事長 布垣豊「旭日小綬章」受章 ●「年末特別定期預金」発売(12/30まで) ●映像配信システム導入 11 月 ●店舗外ATM瀬田支店フォレオ大津一里山出張所開設 ●店舗外ATM瀬田支店イオンモール草津出張所開設 ●店舗外ATM石山支店アル・プラザ堅田出張所開設 ●理事 西村隆治 退任 12 月 ●本店ビルにクリスマスイルミネーション点灯 ●上半期ディスクロージャー誌『京都中央信用金庫の 現況 ONYOURS I DEREPORT2008. 9』発行 ●みやこユニバーサルデザイン賞一般部門で「奨励賞」 受賞 ●アフラック「がん保険」 「一時払三大疾病保障保険」 取扱開始 ●預入期間2年・3年の「ATM定期預金」優遇金利幅 を拡大(3/31まで) ●「歳末ふれあい募金」を財団法人京都新聞社会福祉 事業団へ寄託 ●店舗外ATM 城陽支店JR山城青谷駅前出張所開設 ●南座顔見世観劇会 ●店舗外ATM 東山支店祇園出張所開設 2009年(平成21年) 1 月 ●個人年金保険「グッドニュースⅡ」 「ファイブテン」等 取扱開始 ●前進座初春観劇会 ●「第24回中信いで湯の旅」実施(1月∼3月45班) ●次世代育成支援対策推進法に基づく認定を取得 ●“環境配慮型”店舗外ATM 西陣支店府庁前西 出張所開設 ●四半期ディスクロージャー『京都中央信用金庫の 現況 ON YOUR S I DE REPORT2008. 12』をホー ムページ掲載 ●理事 阪本憲雄 退任 2 月 ●共栄火災海上保険「普通傷害保険“シニアクラブ”」 取扱開始 ●「ONYOURS I DE 特別定期預金」発売(2/27まで) ●「中信美術館」開館 3 月 ●店舗外ATM木幡支店ユニチカファミリーセンター 出張所開設 ●店舗外ATM常盤東支店マツモト新丸太町店出張所開設 ●しんきん携帯電子マネーチャージサービスでKDD I携帯 電話の取扱開始 ※2008年4月∼2009年3月 18 ON YOUR SIDE REPORT 2 0 09 D A T A 平成20年度事業概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 損益計算書・剰余金処分計算書・・・・・・・・・・・23 財務諸表に関する注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 連結決算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 連結財務諸表に関する作成方針・注記・・・・・29 経理・経営内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 資金調達・運用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 不良債権について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 資金運用と証券業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 国際業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 統合的リスク管理態勢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 コンプライアンス(法令等遵守)の取組み・・・53 お客様目線に立った取組み・・・・・・・・・・・・・・・56 創業・新事業参入を積極的に支援・・・・・・・・・58 事業再生の取組みについて・・・・・・・・・・・・・・・59 総代会制度について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 商品ラインアップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 各種取扱手数料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69 ・ ・70 自己資本の充実の状況等について・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 役員・執行役員・本部・営業店組織図・ ・ ・ ・ ・ ・ ・87 関連会社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 店舗およびATMコーナーのご案内・・・・・・・・・89 店舗網・営業地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 開示項目一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94 19 京都中央信用金庫 十条ビル 巨大なキューブのようにも見える現代的な外観の建物の十条ビル。 十条支店と第二文書センター、研修施設が入る (平成15年11月完成) 「平成20年度事業概要」 第13次長期3カ年経営計画(平成18年度∼20年度)の最終年として、当金庫は平成20年度も地域の みなさまとの共存共栄のために「地域密着型金融」を経営の根幹として積極的にさまざまな取組みを行って まいりました。 ■店舗施策 経営計画に「お客様の利便性向上」を掲げる当金庫では、みなさまの「近くて便利な金融機関」として 最良の金融サービスを提供するため、商業施設や駅前等に13カ所の店舗外ATMコーナーを新設いたし ました。 ■金融商品・サービス 11月から12月にかけて「年末特別定期預金」を、平成21年2月には「ON YOUR SIDE 特別定期 預金」を発売し、大好評のうちに完売いたしました。また、同年2月より、当金庫で年金を受給いただいてい るお客様ならびに受給を予約いただいているお客様を対象に、健康診断不要、国内外を問わずさまざまな ケガを補償する普通傷害保険「シニアクラブ」の取扱いを開始するなど、お客様のニーズに合った商品・ サービスの充実に努めました。 ■CSRへの取組み 二酸化炭素(CO2)の排出量削減の取組みの一環として、平成21年1月、当金庫初の環境配慮型ATM ブース「西陣支店 府庁前西出張所」を設置いたしました。また、多くの方々に美術に親しんでいただき たいと、平成21年2月に「中信美術館」を開館するなど、地域のみなさまへの感謝を込め美術文化支援 活動にも取り組んでまいりました。 従業員が意欲を持って働くことができる職場づくりにも努め、 「パートタイマーの職員登用」 「高齢者 雇用機会の拡大に係る非常勤嘱託職員制度」を導入。また、職員の仕事と子育ての両立支援に対する 積極的な取組みが評価され、京都労働局より次世代育成支援対策推進法に基づく認定を受けました。 ■業績について 当期の預金は個人預金の伸びが堅調で、おかげさまで9月末には預金量が3兆6千億円を突破し、期末 残高は前期より621億円増の3兆6, 332億円となりました。貸出金については、 「原材料価格高騰対応等 緊急保証制度」を中心に積極的に地元中小企業者のみなさまへの円滑な資金供給に努め、期末残高は 前期より386億円増加し2兆1, 536億円となりました。 損益状況については、本業における資金運用収支は前期より25億円増の551億円と順調に推移し ました。世界的な金融市場混乱の影響から有価証券の下落を受けたことにより適正な減損処理、償却・ 引当を行った結果、業務純益が134億円、経常利益が69億円、当期純利益が63億円となりました。自己 資本比率は前期より0.2%上昇し、金融機関の健全性を示す基準となる水準(国内基準4%)を大きく 上回る10. 62%となりました。 また、子会社を含めた当期の連結総資産は3兆9, 045億円、連結純資産は1, 646億円、連結当期純 利益は63億円となりました。 今後も経営の健全性向上に努め、お客様からのご信頼にお応えしてまいりますとともに、地域金融機関 として地域の発展・繁栄により一層貢献できるよう努めてまいります。 20 中信の業績をご報告します。 経理・経営内容をあらわす指標 貸借対照表 (資産の部) 現金 預け金 コールローン 買入金銭債権 金銭の信託 商品有価証券 商品国債 商品地方債 有価証券 国債 地方債 短期社債 社債 株式 その他の証券 貸出金 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 外国為替 外国他店預け 買入外国為替 取立外国為替 その他資産 未決済為替貸 信金中金出資金 前払費用 未収収益 金融派生商品 その他の資産 有形固定資産 建物 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金 (うち個別貸倒引当金) 資産の部合計 21 第68期 第69期 平成20年3月31日現在 平成21年3月31日現在 53,450 757,148 1,165 5,575 1,500 1,453 1,315 138 822,814 417,449 9,843 − 256,648 13,713 125,160 2,114,995 24,562 144,409 1,861,680 84,343 549 283 248 17 18,026 595 6,814 1 7,689 − 2,925 49,785 6,174 41,296 − 89 2,225 2,976 2,467 508 17,115 11,615 △ 24,101 (△ 15,845) 3,834,071 (単位:百万円) 57,075 772,033 1,172 4,845 1,345 754 514 239 824,580 383,248 14,011 4,999 317,092 7,831 97,397 2,153,682 18,658 135,060 1,911,766 88,196 271 157 100 13 25,840 501 6,814 2 9,863 1,737 6,921 51,350 6,031 40,744 1,233 1,169 2,170 2,898 1,761 1,137 16,867 10,438 △ 18,385 (△ 11,150) 3,904,770 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA (負債の部) 預金積金 当座預金 普通預金 貯蓄預金 通知預金 定期預金 定期積金 その他の預金 借用金 借入金 コールマネー 外国為替 売渡外国為替 未払外国為替 その他負債 未決済為替借 未払費用 給付補てん備金 未払法人税等 前受収益 払戻未済金 払戻未済持分 職員預り金 金融派生商品 リース債務 その他の負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 預金払戻損失引当金 偶発損失引当金 懸賞金支払引当金 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 出資金 普通出資金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 特別積立金 当期未処分剰余金 処分未済持分 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 第68期 第69期 平成20年3月31日現在 平成21年3月31日現在 3,571,148 74,736 1,011,414 46,603 43,948 2,131,188 137,942 125,314 28,002 28,002 23,204 10 3 6 21,922 530 5,264 247 9,687 1,437 81 82 2,253 201 − 2,134 13,960 769 378 106 − 5,645 11,615 3,676,763 3,633,292 74,647 1,045,817 45,176 22,694 2,223,673 127,417 93,865 43,001 43,001 15,542 7 0 6 18,823 447 6,259 362 4,472 1,384 126 76 2,466 − 2,096 1,131 13,837 715 350 191 285 5,492 10,438 3,741,977 23,268 23,268 130,007 17,100 112,907 96,919 15,987 − 153,275 △ 3,643 △ 12 7,687 4,031 157,307 3,834,071 23,032 23,032 135,380 18,700 116,680 109,619 7,061 △0 158,412 △ 3,143 △3 7,527 4,380 162,793 3,904,770 (単位:百万円) 22 経理・経営内容をあらわす指標 損益計算書 第68期 平成19年4月1日から 平成20年3月31日まで (単位:千円) 平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで 経常収益 80,164,693 資金運用収益 68,910,494 70,346,503 貸出金利息 50,156,517 50,848,475 預け金利息 5,246,330 7,311,896 コールローン利息 82,342,860 266,536 137,214 有価証券利息配当金 9,008,298 9,775,749 その他の受入利息 4,232,810 2,273,166 役務取引等収益 6,318,743 5,841,853 受入為替手数料 2,759,452 2,660,893 その他の役務収益 3,559,291 3,180,959 その他業務収益 3,446,160 5,121,563 138,821 112,157 外国為替売買益 商品有価証券売買益 国債等債券売却益 12,091 10,479 2,300,273 4,365,026 金融派生商品収益 − 24,090 その他の業務収益 994,974 609,809 その他経常収益 1,489,295 1,032,940 株式等売却益 1,020,852 731,991 金銭の信託運用益 788 46 その他の経常収益 467,653 300,903 経常費用 69,664,644 75,377,079 資金調達費用 16,383,537 15,243,879 預金利息 14,737,187 13,943,322 140,594 194,361 346,060 337,596 1,127,260 674,009 給付補てん備金繰入額 借用金利息 コールマネー利息 債券貸借取引支払利息 その他の支払利息 役務取引等費用 支払為替手数料 − 662 32,435 93,926 5,428,877 5,139,711 806,943 798,954 その他の役務費用 4,621,933 4,340,756 その他業務費用 2,432,759 9,002,151 国債等債券売却損 1,623,768 2,751,807 国債等債券償還損 337,040 307,943 − 5,651,124 217,645 − 国債等債券償却 金融派生商品費用 その他の業務費用 254,305 291,275 経費 36,805,673 38,883,158 人件費 20,295,889 21,056,397 物件費 15,979,531 17,309,841 税金 530,251 516,919 その他経常費用 8,613,796 7,108,178 貸出金償却 4,616,409 5,058,757 株式等売却損 2,790,744 1,609,199 株式等償却 1 119,713 金銭の信託運用損 187,619 155,652 その他の経常費用 1,019,021 164,855 10,500,049 6,965,781 経常利益 (業務純益) 23 第69期 (17,972,849) (13,424,241) THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 第68期 平成19年4月1日から 平成20年3月31日まで 第69期 (単位:千円) 平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで 特別利益 13,247,594 5,064,239 貸倒引当金戻入益 11,435,433 4,235,984 償却債権取立益 1,812,160 828,255 特別損失 1,490,672 1,150,000 固定資産処分損 174,227 168,312 減損損失 270,042 967,538 その他の特別損失 税引前当期純利益 1,046,403 14,150 22,256,971 10,880,019 9,749,443 4,637,815 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 △ 2,873,673 △ 133,960 当期純利益 15,381,201 6,376,165 前期繰越金 518,795 524,549 土地再評価差額金取崩額 当期未処分剰余金 剰余金処分計算書 87,980 160,300 15,987,976 7,061,015 第68期 平成19年4月1日から 平成20年3月31日まで 第69期 (単位:千円) 平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで 当期未処分剰余金 15,987,976 7,061,015 剰余金処分額 15,463,427 6,551,633 利益準備金 1,600,000 700,000 (年5%) 1,163,427 (年5%) 1,151,633 12,700,000 4,700,000 524,549 509,381 普通出資に対する配当金 特別積立金 次期繰越金 当金庫の財務諸表については、信用金庫法第38条の2第3項に基づき、京都監査法人の監査を受けた結果、同監査法人より適法意見が 表明されております。 【謄本】平成20年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、 「財務諸表」という。)の適正性、及び財務諸表 作成に係る内部監査の有効性を確認しております。 平成21年6月22日 京都中央信用金庫 理事長 布垣 豊 印 24 平成21年3月期 財務諸表に関する注記 なお、特別掛金の額は、あらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の 額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一 致しません。 貸借対照表 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)によ り行っております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定 額法)、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原 価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づ く時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについて は移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有 価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 (追加情報) 変動利付国債の時価については、従来、市場価格をもって貸借対照表計上額とし ておりましたが、昨今の市場環境を踏まえた検討の結果、市場価格を時価とみなせ ない状態にあると判断し、当事業年度末においては、合理的に算定された価額をも って貸借対照表計上額としております。これにより、市場価格をもって貸借対照表 価額とした場合に比べ、「有価証券」は7,041百万円増加、「繰延税金資産」は2,199 百万円減少、「その他有価証券評価差額金」は4,842百万円増加しております。 変動利付国債の合理的に算定された価額は、「金融資産の時価の算定に関する実務 上の取扱い」(実務対応報告第25号平成20年10月28日)のQ3のAのなお書きの規 定に基づき、証券会社が算出している「理論価格」を当金庫の変動利付国債の理論価 額としております。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ れている有価証券の評価は、時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1 日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用してお ります。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物 その他 7. 8. 9. 10. 11. 25 9年∼50年 2年∼20年 無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却しております。 なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間(5年) に基づいて償却しております。 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産の 減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価 額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、 それ以外のものは零としております。 (会計方針の変更) 所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方 法に準じた会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会 計基準第13号平成19年3月30日)及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企 業会計基準適用指針第16号同前)が平成20年4月1日以後開始する事業年度から適 用されることになったことに伴い、当事業年度から同会計基準及び適用指針を適用 しております。 これにより、従来の方法に比べ、「有形固定資産」中のリース資産は1,233百万円、 建設仮勘定は829百万円、「その他負債」中のリース債務は2,096百万円増加し、資 金調達費用は59百万円増加し、経費は151百万円減少し、経常利益及び税引前当 期純利益はそれぞれ91百万円増加しております。 12. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する 退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められる額 を計上しております。 13. 預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの払戻請求によ る支払いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上して おります。 14. 偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金 支払見込額を計上しております。 15. (会計方針の変更) 懸賞金支払引当金は、懸賞金付定期預金(プレゼントシリーズ) に係る懸賞金の支 払いについては、従来、支払時の費用としておりましたが、その支払の額を合理的 に見積もることができるようになったため、及び期間損益計算の適正化のため、当 事業年度末より将来の懸賞金支払見込額を計上する方法に変更しております。 なお、この変更により、従来の方法に比べ経費は285百万円増加し、経常利益及 び税引前当期純利益がそれぞれ同額減少しております。 16. 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年4月 1日前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会 計処理によっております。 17. 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀 行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本 公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号。)に規定する繰延ヘッジによってお ります。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リ スクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段 とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジショ ン相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。 18. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、有形固 定資産に係る控除対象外消費税等はその他の資産に計上し、5年間で均等償却を行 っております。 19. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 127百万円 20. 子会社等の株式又は出資金の総額 569百万円 21. 子会社等に対する金銭債権総額 5,610百万円 22. 子会社等に対する金銭債務総額 8,098百万円 23. 有形固定資産の減価償却累計額 25,796百万円 24. 有形固定資産の圧縮記帳額 1,249百万円 25. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等については、所有権移転外フ ァイナンス・リース契約により使用しております。 26. 貸出金のうち、破綻先債権額は5,105百万円、延滞債権額は111,096百万円であ ります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収 利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上 貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令97号)第96条第1項第3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金 であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の 経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出 金であります。 27. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は該当ありません。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ 月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 28. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は11,305百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有 利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に 該当しないものであります。 29. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計 額は127,507百万円であります。 なお、26.から29.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 30. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しておりま す。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保とい う方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は18,759百万 円であります。 31. 担保に供している資産は次のとおりであります。 外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しておりま す。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」 という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」と いう。)に係る債権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能 見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。上 記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績 率等に基づき計上しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、 営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果 を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不 能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は、16,076百万円であり ます。 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付 債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算 上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。 数理計算上の差異 各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌 期から費用処理 当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型 厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に 計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理 しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当 金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項(平成20年3月31日現在) 年金資産の額 1,345,817百万円 年金財政計算上の給付債務の額 1,638,798百万円 差引額 △292,981百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成20年3月31日現在) 2.0586% ③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高264,186百 万円及び繰越不足金28,795百万円であります。本制度における過去勤務債務の償 却方法は期間19年の元利均等償却であり、当金庫は、当期の財務諸表上、特別掛金 253百万円を費用処理しております。 担保に供している資産 有価証券 46,902百万円 預け金 0百万円 担保資産に対応する債務 預金 6,245百万円 上記のほか、為替決済、外為円決済等の取引の担保あるいは、債券先物委託証拠金 等の代用として、有価証券1,165百万円、預け金110,000百万円を差し入れてお ります。 また、その他の資産のうち保証金は503百万円であります。 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 32. 33. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業 用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を 「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土 地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成10年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平 成10年3月31日公布政令第119号) 第2条第4号に定める地価税の課税価 格の計算の基礎となる土地の価額を 算定するために国税庁長官が定めて 公表した方法に基づいて、(奥行価 格補正、側方路線影響加算等)合理 的な調整を行って算出 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の 合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 11,142百万円 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特 約付借入金28,000百万円が含まれております。 34. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)に よる社債に対する当金庫の保証債務の額は600百万円であります。 35. 出資1口当たりの純資産額 353円40銭 36. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、 「国債」、「地方債」、「短期社債」、「社債」、「株式」、「その他の証券」が 含まれております。 以下、39.まで同様であります。 売買目的有価証券 貸借対照表計上額 売買目的有価証券 当事業年度の損益に含まれた評価差額 754百万円 11百万円 満期保有目的の債券で時価のあるもの 貸借対照表計上額 国 債 地方債 短期社債 社 債 その他 合 計 27,498 − − 109,829 42,366 179,694 時 価 (単位:百万円) 差 額 27,852 − − 109,541 39,612 177,005 353 − − △288 △2,754 △2,689 うち益 353 − − 375 144 873 うち損 − − − 663 2,899 3,562 (注)1.時価は、当事業年度末における市場価格等に基づいております。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。 3.満期保有目的で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価 に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込がある と認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表価額とす るとともに、評価差額を当事業年度の損失として処理(以下「減損処理」と いう。)しております。 当事業年度における減損処理額は、1,000百万円(うち、その他1,000 百万円)であります。 また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、当事業年度末 における時価の取得原価に比べて50%以上下落した銘柄について一律に 減損処理するとともに、30%以上50%未満の銘柄について過去の一定 期間の時価の推移や発行会社の業績の推移・信用度を考慮の上、時価の 回復が認められないと判断される銘柄を減損処理しております。 その他有価証券で時価のあるもの 取得原価 株 式 債 券 国 債 地方債 短期社債 社 債 その他 合 計 8,168 579,707 354,640 14,039 4,999 206,028 58,970 646,845 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 評価差額 7,206 △962 581,323 1,615 355,749 1,109 14,011 △27 4,999 0 206,562 534 53,744 △5,225 642,273 △4,572 うち益 992 2,585 1,720 12 0 852 135 3,713 うち損 1,954 969 611 40 − 317 5,361 8,285 (注)1.貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づく時価により計上し たものであります。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。 3.その他の有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べ て著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込があると認められないも のについては、当該時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当事 業年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)しております。 当事業年度における減損処理額は、4,755百万円(うち、株式108百万円、投資 信託2,806百万円、その他1,840百万円)であります。 また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、当事業年度末における 時価の取得原価に比べて50%以上下落した銘柄について一律に減損処理するとと もに、30%以上50%未満の銘柄について過去の一定期間の時価の推移や発行会社 の業績の推移・信用度を考慮の上、時価の回復が認められないと判断される銘柄を 減損処理しております。 (追加情報) 変動利付国債の時価については、従来、市場価格をもって貸借対照表計上額とし ておりましたが、昨今の市場環境を踏まえた検討の結果、市場価格を時価とみなせ ない状態にあると判断し、当事業年度末においては、合理的に算定された価額をも って貸借対照表計上額としております。これにより、市場価格をもって貸借対照表 価額とした場合に比べ、「有価証券」は7,041百万円増加、「繰延税金資産」は 2,199百万円減少、「その他有価証券評価差額金」は4,842百万円増加しておりま す。 変動利付国債の合理的に算定された価額は、「金融資産の時価算定に関する実務 上の取扱い」(実務対応報告第25号平成20年10月28日)のQ3のAのなお書きの規 定に基づき、証券会社が算出している「理論価格」を当金庫の変動利付国債の理論価 額としております。 37. 当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。 売却額 その他有価証券 売却益の合計額 480,592百万円 5,097百万円 売却損の合計額 4,667百万円 38. 時価評価されていない主な有価証券の内容及び貸借対照表計上額は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 内 容 金 額 満期保有目的の債券 社債 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式等 子会社・子法人等株式 関連法人等株式 その他 その他有価証券 非上場株式 700 88 7 474 1,341 39. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予 定額は次のとおりであります。 (単位:百万円) 1年以内 債 券 国 債 地方債 短期社債 社 債 その他 合 計 48,362 17,993 2,250 4,999 23,118 15,369 63,731 1年超5年以内 5年超10年以内 383,989 183,795 5,061 − 195,132 40,828 424,817 169,642 102,976 6,700 − 59,965 24,404 194,047 10年超 117,356 78,482 − − 38,874 1,643 119,000 40. 運用目的の金銭の信託は次のとおりであります。 貸借対照表計上額 運用目的の金銭の信託 当事業年度の損益に含まれた評価差額 1,345百万円 0百万円 41. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行 の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の 限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資 未実行残高は、514,124百万円であります。このうち原契約期間が1年以内のも の(又は任意の時期に無条件で取消可能なもの)が454,420百万円であります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資 未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与える ものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及び その他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契 約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時 において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的 に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の 見直し、与信保全上の措置等を講じております。 42. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ以下のとお りであります。 繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 7,548百万円 退職給付引当金損金算入限度額超過額 3,959 その他 6,795 繰延税金資産小計 18,303 評価性引当額 △1,424 繰延税金資産合計 16,878 繰延税金負債 繰延ヘッジ損益 △11 繰延税金負債合計 △11 繰延税金資産の純額 16,867百万円 損益計算書 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 子会社との取引による収益総額 74,973千円 子会社との取引による費用総額 2,247,355千円 3. 出資1口当たりの当期純利益金額 13円75銭 4. 当事業年度に固定資産減損損失を認識したものについては次の通りです。 (1)減損損失を認識した資産又は資産グループ 京都府内 主な用途 営業資産 3ヵ所 種類 土地、建物、その他の有形固定資産 リース資産 賃貸資産 7ヵ所 種類 土地、建物 (2)減損損失の認識に至った経緯 上記資産は、地価の下落及び営業キャッシュ・フローの低下により、資産グルー プの帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失として特別損失に計上しています。 (3)減損損失の金額と種類毎の内訳 土地 953百万円 建物 5百万円 その他の有形固定資産 1百万円 リース資産 ※賃貸借処理によるものです 6百万円 計 967百万円 (4)減損損失を認識した資産グループの概要とグルーピングの方法 固定資産減損会計の適用にあたっての資産のグルーピングは、各営業店舗単位 としております。ただし、母店との相互補完関係が強い出張所、個人特化型店舗、 店舗外ATMは母店と一体化したグルーピングを行っています。 賃貸資産・遊休資産については、個別資産としてグルーピングを行っています。 (5)回収可能価額の算定方法 原則として路線価を基とした時価評価額より処分費用見込額を控除した正味売 却価額を使用しています。ただし、一部の資産については、外部機関による不 動産鑑定価格より処分費用見込額を控除したものを正味売却価額としています。 26 連結決算 連結貸借対照表 (資産の部) 現金及び預け金 買入手形及びコールローン 買入金銭債権 金銭の信託 商品有価証券 有価証券 貸出金 外国為替 その他資産 有形固定資産 建物 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金 投資損失引当金 資産の部合計 (単位:百万円) 平成20年3月31日現在 平成21年3月31日現在 810,600 1,165 5,575 1,500 1,453 822,944 2,114,810 549 19,345 50,487 6,239 41,906 ― 89 2,251 2,977 2,467 509 18,268 11,615 △ 27,306 △ 11 3,833,976 829,112 1,172 4,845 1,345 754 824,806 2,153,516 271 27,379 52,049 6,092 41,355 1,239 1,169 2,192 2,901 1,763 1,137 18,294 10,438 △ 22,281 △ 14 3,904,592 連結損益計算書 27 経常収益 資金運用収益 貸出金利息 預け金利息 買入手形利息及びコールローン利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 役務取引等収益 その他業務収益 その他経常収益 経常費用 資金調達費用 預金利息 給付補てん備金繰入額 借用金利息 売渡手形利息及びコールマネー利息 債券貸借取引支払利息 その他の支払利息 役務取引等費用 その他業務費用 経費 その他経常費用 貸倒引当金繰入額 その他の経常費用 経常利益 特別利益 固定資産処分益 貸倒引当金戻入益 償却債権取立益 その他の特別利益 特別損失 固定資産処分損 減損損失 その他の特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 (単位:千円) 平成19年4月1日から 平成20年3月31日まで 平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで 81,056,098 68,900,094 50,154,783 5,246,334 266,536 8,999,629 4,232,810 6,330,137 4,328,971 1,496,895 69,733,301 16,364,621 14,718,271 140,594 346,060 1,127,260 ― 32,435 4,752,601 3,861,929 36,111,264 8,642,884 ― 8,642,884 11,322,796 13,872,834 541 12,052,461 1,814,369 5,461 1,514,949 174,776 270,042 1,070,130 23,680,682 10,156,101 △ 2,627,308 843,001 15,308,887 83,271,041 70,333,731 50,843,769 7,311,899 137,214 9,767,680 2,273,166 5,887,719 5,988,421 1,061,169 76,135,954 15,217,042 13,916,278 194,361 337,596 674,009 662 94,133 4,481,557 10,460,386 38,855,799 7,121,168 ― 7,121,168 7,135,086 5,070,690 ― 4,236,194 834,495 ― 1,152,598 168,867 967,538 16,193 11,053,178 4,979,757 △ 381,271 123,845 6,330,847 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA (単位:百万円) (負債の部) 預金積金 借用金 売渡手形及びコールマネー 外国為替 その他負債 賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 預金払戻損失引当金 偶発損失引当金 懸賞金支払引当金 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 出資金 利益剰余金 処分未済持分 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 少数株主持分 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 平成20年3月31日現在 平成21年3月31日現在 3,563,946 28,002 23,204 10 27,270 10 14,020 798 378 106 ― 5,645 11,615 3,675,008 3,625,808 43,001 15,542 7 24,211 10 13,885 751 350 191 285 5,492 10,438 3,739,975 23,268 131,674 △ 550 154,392 △ 3,639 △ 12 7,687 4,036 538 158,967 3,833,976 23,032 137,124 △ 550 159,606 △ 3,147 △3 7,527 4,376 632 164,616 3,904,592 連結剰余金計算書 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 土地再評価差額金取崩額 その他 利益剰余金減少高 配当金 その他 利益剰余金期末残高 (単位:千円) 平成19年4月1日から 平成20年3月31日まで 平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで 116,739,499 16,925,211 15,308,887 87,980 1,528,343 1,990,065 1,049,204 940,861 131,674,645 131,674,645 6,491,194 6,330,847 160,300 46 1,041,001 1,040,852 148 137,124,838 事業の種類別セグメント情報 連結会社は信用金庫業務以外に一部で信用保証業等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少である ため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。 28 平成21年3月期 連結財務諸表に関する作成方針・注記 権については、下記直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回 収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。上記以外の債権については、過去 の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。すべ ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署 から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引 当を行っております。 また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保 の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額とし て債権額から直接減額しており、その金額は、16,076百万円であります。 連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績等 を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性 を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。 連結財務諸表の作成方針 1. 連結の範囲に関する事項 (1)連結される子会社及び子法人等 8社 主要な会社名 株式会社 中央ビジネス・サービス 中信総合サービス 株式会社 他6社 なお、中信ベンチャー・投資ファンド3号投資事業有限責任組合は、設立により当連 結会計年度から連結しております。 (2)非連結の子会社及び子法人等 該当ありません 2. 持分法の適用に関する事項 (1)持分法適用の非連結の子会社及び子法人等、関連法人等 3社 主要な会社名 中信コンピューターアンドコミュニケーション 株式会社 他2社 (2)持分法非適用の非連結の子会社及び子法人等、関連法人等 該当ありません 3. 11. 投資損失引当金は、投資に対する損失に備えるため、有価証券の発行会社の財政状態等を 勘案して必要と認められる額を計上しております。 12. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のう ち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 13. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債 務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異 の費用処理方法は以下のとおりであります。 数理計算上の差異 各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の 年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生 の翌連結会計年度から費用処理 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、複数事業主(信用金庫等)により設立 された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫並びに連結され る子会社及び子法人等の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない ため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の掛金等に占める当金庫並 びに連結される子会社及び子法人等の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりで あります。 ①制度全体の積立状況に関する事項(平成20年3月31日現在) 年金資産の額 1,345,817百万円 年金財政計算上の給付債務の額 1,638,798百万円 差引額 △292,981百万円 ②制度全体に占める当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の掛金拠出割合(平成 20年3月31日現在) 2.0676% ③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高264,186百万円及 び繰越不足金28,795百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間 19年の元利均等償却であり、当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、当連結会 計年度の財務諸表上、特別掛金254百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、あらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗 じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫並びに連結される子会社及び子法人等 の実際の負担割合とは一致しません。 14. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰 労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認められる額を計上し ております。 15. 預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの払戻請求による支払 いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。 16. 偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見 込額を計上しております。 17. (会計方針の変更) 懸賞金支払引当金は、懸賞金付定期預金(プレゼントシリーズ)に係る懸賞金の支払い については、従来、支払時の費用としておりましたが、その支払の額を合理的に見積もる ことができるようになったため、及び期間損益計算の適正化のため、当連結会計年度末よ り将来の懸賞金支払見込額を計上する方法に変更しております。 なお、この変更により、従来の方法に比べ経費は285百万円増加し、経常利益及び税 金等調整前当期純利益がそれぞれ同額減少しております。 18. 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の所有権移転外ファイナンス・リース取引の うち、リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する連結会計年度に属するものにつ いては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 19. 当金庫の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、 「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公 認会計士協会業種別監査委員会報告第25号。)に規定する繰延ヘッジによっております。 ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する 目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象であ る外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確 認することによりヘッジの有効性を評価しております。 20. 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜 方式によっております。ただし、有形固定資産に係る控除対象外消費税等はその他の資産 に計上し、5年間で均等償却を行っております。 21. 当金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 127百万円 22. 有形固定資産の減価償却累計額 26,079百万円 23. 有形固定資産の圧縮記帳額 1,249百万円 24. 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等については、所有権移転外ファ イナンス・リース契約により使用しております。 25. 貸出金のうち、破綻先債権額は5,105百万円、延滞債権額は111,096百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他 の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上し なかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。) のうち、法人税法施行令(昭和40年政令97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲 げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再 建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 26. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は該当ありません。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以 上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 27. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は11,305百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金 利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決 連結される子会社及び子法人等の事業年度等に関する事項 (1)連結される子会社及び子法人等の決算日は次のとおりであります。 7月末日 1社 12月末日 1社 3月末日 6社 (2)7月末日を決算日とする連結される子会社等は、1月末日現在で実施した仮決算に基づ く財務諸表により、また、3月末日を決算日とする連結される子会社等のうち1社は、 9月末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表により、また、その他の連結される 子会社及び子法人等は、それぞれの決算日の財務諸表により連結しております。連結 決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整を行って おります。 4. 連結される子会社及び子法人等の資産及び負債の評価に関する事項 連結される子会社及び子法人等の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を 採用しております。 5. 剰余金処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した剰余金処分に基づいて作成して おります。 連結貸借対照表注記 29 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)により行っ ております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有 価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原 価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価 法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、 全部純資産直入法により処理しております。 (追加情報) 変動利付国債の時価については、従来、市場価格をもって貸借対照表計上額としており ましたが、昨今の市場環境を踏まえた検討の結果、市場価格を時価とみなせない状態にあ ると判断し、当連結会計年度末においては、合理的に算定された価額をもって連結貸借対 照表計上額としております。これにより、市場価格をもって連結貸借対照表価額とした場 合に比べ、「有価証券」は7,041百万円増加、「繰延税金資産」は2,199百万円減少、「そ の他有価証券評価差額金」は4,842百万円増加しております。 変動利付国債の合理的に算定された価額は、「金融資産の時価の算定に関する実務上の 取扱い」(実務対応報告第25号平成20年10月28日)のQ3のAのなお書きの規定に基づき、 証券会社が算出している「理論価格」を当金庫の変動利付国債の理論価額としております。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されてい る有価証券の評価は、時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 当金庫の有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月 1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物 9年∼50年 その他 2年∼20年 連結される子会社及び子法人等の有形固定資産については、資産の法定耐用年数に基づき、 主として定率法により償却しております。 7. 無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却しております。なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、当金庫並びに連結される子会社及び子法人等で定 める利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。 8. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産の減価償 却は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価額については、 リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零 としております。 (会計方針の変更) 所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方法に準 じた会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13 号平成19年3月30日)及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適 用指針第16号同前)が平成20年4月1日以後開始する連結会計年度から適用されることに なったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。 これにより、従来の方法に比べ、「有形固定資産」中のリース資産は1,239百万円、建 設仮勘定は829百万円、「その他負債」中のリース債務は2,102百万円増加し、資金調達 費用は59百万円増加し、経費は151百万円減少し、経常利益及び税金等調整前当期純利 益はそれぞれ91百万円増加しております。 9. 当金庫の外貨建資産・負債は、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付してお ります。 10. 当金庫の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しており ます。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。) に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであ ります。 28. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 127,507百万円であります。 なお、25.から28.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 29. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。 これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保という方法で自 由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は18,759百万円であります。 30. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 有価証券 46,902百万円 預け金 0百万円 担保資産に対応する債務 預金 6,245百万円 上記のほか、為替決済、外為円決済等の取引の担保あるいは、債券先物委託証拠金等の代 用として、有価証券1,165百万円、預け金110,000百万円を差し入れております。 また、その他の資産のうち保証金は503百万円であります。 31. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当金庫の 事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再 評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価 差額金」として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成10年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年 3月31日公布政令第119号)第2条第4号に 定める地価税の課税価格の計算の基礎となる 土地の価額を算定するために国税庁長官が定 めて公表した方法に基づいて、(奥行価格補正、 側方路線影響加算等)合理的な調整を行って 算出 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合 計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 11,142百万円 32. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借 入金28,000百万円が含まれております。 33. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社 債に対する当金庫の保証債務の額は600百万円であります。 34. 出資1口当たりの純資産額 364円69銭 35. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国 債」、「地方債」、「短期社債」、「社債」、「株式」、「その他の証券」が含まれてお ります。 以下、38.まで同様であります。 額としておりましたが、昨今の市場環境を踏まえた検討の結果、市場価格を時価 とみなせない状態にあると判断し、当連結会計年度末においては、合理的に算定 された価額をもって連結貸借対照表計上額としております。これにより、市場価 格をもって連結貸借対照表価額とした場合に比べ、「有価証券」は7,041百万円増 加、「繰延税金資産」は2,199百万円減少、「その他有価証券評価差額金」は4,842 百万円増加しております。 変動利付国債の合理的に算定された価額は、「金融資産の時価算定に関する実務 上の取扱い」(実務対応報告第25号平成20年10月28日)のQ3のAのなお書きの 規定に基づき、証券会社が算出している「理論価格」を当金庫の変動利付国債の理 論価額としております。 36. その他有価証券 37. 38. 39. (単位:百万円) うち損 差 額 うち益 353 353 − 地方債 − − − − − 短期社債 − − − − − 社 債 109,829 109,541 △288 375 663 その他 42,366 39,612 △2,754 144 2,899 合 計 179,694 177,005 △2,689 873 3,562 (注)1.時価は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。 3.満期保有目的で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて 著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込があると認められないも のについては、当該時価をもって連結貸借対照表価額とするとともに、評価差額 を当連結会計年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)しております。 当連結会計年度における減損処理額は、1,000百万円(うち、その他1,000百 万円)であります。 また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、当連結会計年度末に おける時価の取得原価に比べて50%以上下落した銘柄について一律に減損処理す るとともに、30%以上50%未満の銘柄について過去の一定期間の時価の推移や 発行会社の業績の推移・信用度を考慮の上、時価の回復が認められないと判断さ れる銘柄を減損処理しております。 その他有価証券で時価のあるもの 連結貸借対照表計上額 取得原価 株 式 8,172 7,210 (単位:百万円) 評価差額 うち益 うち損 △962 992 1,954 債 券 579,707 581,323 1,615 2,585 969 国 債 354,640 355,749 1,109 1,720 611 地方債 14,039 14,011 △27 12 40 短期社債 4,999 4,999 0 0 − 社 債 206,028 206,562 534 852 317 その他 59,169 53,876 △5,293 135 5,428 合 計 647,049 642,410 △4,639 3,713 8,352 (注)1.連結貸借対照表計上額は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価 により計上したものであります。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。 3.その他の有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比 べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込があると認められな いものについては、当該時価をもって連結貸借対照表価額とするとともに、評価 差額を当連結会計年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)しております。 当連結会計年度における減損処理額は、4,755百万円(うち、株式108百万円、 投資信託2,806百万円、その他1,840百万円)であります。 また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、当連結会計年度末に おける時価の取得原価に比べて50%以上下落した銘柄について一律に減損処理す るとともに、30%以上50%未満の銘柄について過去の一定期間の時価の推移や 発行会社の業績の推移・信用度を考慮の上、時価の回復が認められないと判断さ れる銘柄を減損処理しております。 (追加情報) 変動利付国債の時価については、従来、市場価格をもって連結貸借対照表計上 5,097百万円 4,667百万円 時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額は、次のとおりであ ります。 (単位:百万円) 内 容 金額 700 1,707 その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は 次のとおりであります。 (単位:百万円) 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 債 券 48,362 383,989 169,642 117,356 国 債 17,993 183,795 102,976 78,482 地方債 2,250 5,061 6,700 − 短期社債 4,999 − − − 社 債 23,118 195,132 59,965 38,874 その他 15,369 40,828 24,404 1,643 合 計 63,731 424,817 194,047 119,000 運用目的の金銭の信託は次のとおりであります。 連結貸借対照表計上額 運用目的の金銭の信託 1,345百万円 当連結会計年度の損益に 含まれた評価差額 0百万円 40. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し 出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資 金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、 514,124百万円であります。このうち原契約期間が1年以内のもの(又は任意の時期に無 条件で取消可能なもの)が454,420百万円であります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行 残高そのものが必ずしも当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の将来のキャッシュ・ フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、 債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫並びに連結される子会社及び子法 人等が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条 項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保 を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把 握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 41. 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。 退職給付債務 △20,010 百万円 年金資産(時価) 4,874 未積立退職給付債務 △15,135 会計基準変更時差異の未処理額 − 未認識数理計算上の差異 1,249 未認識過去勤務債務(債務の減額) − 連結貸借対照表計上額の純額 △13,885 前払年金費用 − 退職給付引当金 △13,885 連結貸借対照表計上額 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 754百万円 11百万円 満期保有目的の債券で時価のあるもの 連結貸借対照表計上額 時 価 国 債 27,498 27,852 480,592百万円 満期保有目的の債券 社債 その他有価証券 非上場株式 売買目的有価証券 売買目的有価証券 当連結会計年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額 連結損益計算書注記 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 出資1口当たりの当期純利益金額 13円98銭 3. 当連結会計年度に固定資産減損損失を認識したものについては次の通りです。 (1)減損損失を認識した資産又は資産グループ 京都府内 主な用途 営業資産 3ヵ所 種類 土地、建物、その他の有形固定資産 リース資産 賃貸資産 7ヵ所 種類 土地、建物 (2)減損損失の認識に至った経緯 上記資産は、地価の下落及び営業キャッシュ・フローの低下により、資産グループの 帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失として特別損失に計上しています。 (3)減損損失の金額と種類毎の内訳 土地 953百万円 建物 5百万円 その他の有形固定資産 1百万円 リース資産 ※賃貸借処理によるものです 6百万円 計 967百万円 (4)減損損失を認識した資産グループの概要とグルーピングの方法 固定資産減損会計の適用にあたっての資産のグルーピングは、各営業店舗単位として おります。ただし、母店との相互補完関係が強い出張所、個人特化型店舗、店舗外A TMは母店と一体化したグルーピングを行っています。 賃貸資産・遊休資産については、個別資産としてグルーピングを行っています。 (5)回収可能価額の算定方法 原則として路線価を基とした時価評価額より処分費用見込額を控除した正味売却価額 を使用しています。ただし、一部の資産については、外部機関による不動産鑑定価格 より処分費用見込額を控除したものを正味売却価額としています。 30 経理・経営内容 預金・貸出金残高 (単位:百万円) 預金残高 平成20年3月期 3,571,148 平成21年3月期 3,633,292 貸出金残高 平成20年3月期 2,114,995 平成21年3月期 2,153,682 平成20年3月期 23,268 260,650 平成21年3月期 23,032 258,767 平成20年3月期 0.28 0.41 平成21年3月期 0.18 0.16 (単位:百万円) 出資金・会員数 (単位:百万円、人) 出 資 金 会 員 数 総資産利益率 (単位:%) 総資産経常利益率 総資産当期純利益率 (注) 総資産経常(当期純)利益率= 経常(当期純)利益 総資産(除く債務保証見返)平均残高 ×100 預貸率 (単位:%) 平成20年3月期 59.22 60.32 期末預貸率 期中平均預貸率 (注)1. 預貸率 = 貸出金 預金積金+譲渡性預金 ×100 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 31 平成21年3月期 59.27 59.99 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 預証率 (単位:%) 期末預証率 期中平均預証率 (注)1. 預証率 = 有価証券 預金積金+譲渡性預金 平成20年3月期 23.04 22.58 平成21年3月期 22.69 23.88 平成20年3月期 17,972 平成21年3月期 13,424 ×100 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 業務純益 (単位:百万円) 業務純益 業務粗利益 (単位:千円) 資金運用収支 資金運用収益 資金調達費用 役務取引等収支 役務取引等収益 役務取引等費用 その他の業務収支 その他業務収益 その他業務費用 業務粗利益 業務粗利益率 平成20年3月期 平成21年3月期 52,540,737 68,910,494 16,369,756 889,866 6,318,743 5,428,877 1,013,400 3,446,160 2,432,759 54,444,004 1.50% 55,108,921 70,346,503 15,237,581 702,141 5,841,853 5,139,711 △3,880,588 5,121,563 9,002,151 51,930,475 1.40% (注)1. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成20年3月期13,781千円、平成21年3月期6,298千円)を控除して表示しております。 2. 業務粗利益率= 業務粗利益 資金運用勘定平均残高 ×100 3. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 総資金利鞘 (単位:%) 資金運用利回り 資金調達原価率 総資金利鞘 平成20年3月期 1.90 1.50 0.40 平成21年3月期 1.90 1.48 0.42 (注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 32 経理・経営内容 資金運用収支の内訳 (単位:百万円) 平成20年3月期 平均残高 利息 3,611,957 68,910 2,090,565 50,156 689,861 5,246 34,865 266 637 6 782,666 9,001 3,517,333 16,369 3,465,699 14,877 29,997 346 資金運用勘定 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 資金調達勘定 うち預金積金 うち借用金 利回り 1.90% 2.39% 0.76% 0.76% 1.07% 1.15% 0.46% 0.42% 1.15% 平成21年3月期 平均残高 利息 3,695,783 70,346 2,135,596 50,848 681,001 7,311 15,035 137 1,122 10 850,352 9,765 3,614,191 15,237 3,559,802 14,137 32,240 337 利回り 1.90% 2.38% 1.07% 0.91% 0.93% 1.14% 0.42% 0.39% 1.04% (注)1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成20年3月期16,202百万円、平成21年3月期17,182百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額 の平均残高(平成20年3月期2,995百万円、平成21年3月期1,499百万円)及び利息(平成20年3月期13,781千円、平成21年3月期6,298千円)を それぞれ控除して表示しております。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 最近5年間の主な経営指標の推移 (単位:百万円) 経常収益 業務純益 経常利益 当期純利益 出資総額 出資総口数(百万口) 純資産額 総資産額 預金積金残高 貸出金残高 有価証券残高 単体自己資本比率 出資に対する配当金(円) (出資1口当たり) 職員数 平成17年3月期 64,744 24,217 13,954 10,520 23,873 477 121,727 3,457,932 3,240,820 1,959,401 658,238 11.15% 1,193,475,395 ( 2円50銭) 2,331人 平成18年3月期 68,591 15,948 15,132 13,585 23,709 474 127,995 3,545,670 3,322,019 2,007,472 683,250 11.03% 1,184,530,362 ( 2円50銭) 2,320人 平成19年3月期 70,328 15,134 13,397 14,929 23,432 468 146,415 3,689,699 3,441,789 2,083,088 701,067 10.45% 1,171,629,300 ( 2円50銭) 2,308人 平成20年3月期 80,164 17,972 10,500 15,381 23,268 465 157,307 3,834,071 3,571,148 2,114,995 822,814 10.42% 1,163,427,853 ( 2円50銭) 2,371人 平成21年3月期 82,342 13,424 6,965 6,376 23,032 460 162,793 3,904,770 3,633,292 2,153,682 824,580 10.62% 1,151,633,303 ( 2円50銭) 2,475人 (注)単体自己資本比率は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の 充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 連結による最近5年間の主な経営指標の推移 (単位:百万円) 連結経常収益 連結経常利益 連 結 当 期 純 利益 連結純資産額 連結総資産額 連 結自己資本比率 平成17年3月期 66,119 13,760 10,522 120,464 3,456,612 11.07% 平成18年3月期 69,610 15,859 13,532 127,263 3,543,864 10.99% 平成19年3月期 71,278 14,324 14,965 146,590 3,688,372 10.45% 平成20年3月期 81,053 11,322 15,308 158,967 3,833,976 10.55% 平成21年3月期 83,271 7,135 6,330 164,616 3,904,592 10.77% (注)連結自己資本比率は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及びその子会社等がその保有する資産等に 照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国 内基準を採用しております。 33 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA その他業務収支の内訳 (単位:千円) その他業務収益 うち外国為替売買益 うち商品有価証券売買益 うち国債等債券売却益 うち金融派生商品収益 その他業務費用 うち国債等債券売却損 うち国債等債券償還損 うち金融派生商品費用 その他業務収支 平成20年3月期 3,446,160 138,821 12,091 2,300,273 − 2,432,759 1,623,768 337,040 217,645 1,013,400 平成21年3月期 5,121,563 112,157 10,479 4,365,026 24,090 9,002,151 2,751,807 307,943 − △3,880,588 経費の内訳 (単位:千円) 人 件 費 報酬給料手当 退職給付費用 その他 物 件 費 事務費 うち旅費・交通費 うち通信費 うち事務機械賃借料 うち事務委託費 固定資産費 うち土地建物賃借料 うち保全管理費 事業費 うち広告宣伝費 うち交際費・寄贈費・諸会費 人事厚生費 減価償却費 無形固定資産償却 その他 税 金 合 計 平成20年3月期 20,295,889 16,284,512 2,114,455 1,896,922 15,979,531 7,203,443 38,585 715,666 1,596,955 3,607,304 2,347,364 333,064 1,663,239 1,540,583 1,179,803 313,958 281,445 1,042,732 898,041 2,665,920 530,251 36,805,673 平成21年3月期 21,056,397 16,752,708 2,192,234 2,111,455 17,309,841 7,720,689 36,486 719,652 1,579,723 4,029,454 2,253,355 371,978 1,547,066 2,079,441 1,633,538 400,852 292,125 1,251,650 925,160 2,787,419 516,919 38,883,158 受取利息・支払利息の状況 (単位:千円) 受取利息 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 支払利息 うち預金積金 うち借用金 うちコールマネー うち債券貸借取引支払 平成20年3月期 残高による増減 利率による増減 2,577,614 5,307,743 1,244,502 3,173,308 △185,714 1,993,787 137,746 △4,719 △817 2,035 997,579 776,556 574,620 5,131,353 529,606 5,236,840 △45,988 2,006 196,396 △25,657 − − 純増減 7,885,357 4,417,810 1,808,072 133,026 1,217 1,774,135 5,705,973 5,766,446 △43,982 170,739 − 平成21年3月期 純増減 残高による増減 利率による増減 1,595,566 △159,557 1,436,008 1,072,183 △380,225 691,957 △95,132 2,160,697 2,065,565 △180,962 51,640 △129,321 4,530 △877 3,652 777,294 △13,496 763,798 408,525 △1,548,184 △1,139,658 373,725 △1,113,823 △740,098 23,488 △31,951 △8,463 △39,477 △413,773 △453,250 662 − 662 (注)1. 残高及び利率の増減要因が重なる部分については、両者の増減割合に応じて按分しております。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 34 資金調達・運用 本支店別の預金・貸出金残高及び預貸率一覧表 (単位:百万円) 店 名 本 部 ・ 本 店 市 場 支 店 堀 川 支 店 四 条 支 店 三 条 支 店 九 条 支 店 東 山 支 店 山 科 支 店 百 万 遍 支 店 円 町 支 店 西 陣 支 店 太 秦 支 店 十 条 支 店 北 烏 丸 支 店 西 五 条 支 店 上 鳥 羽 支 店 紫 野 支 店 桂 支 店 伏 見 支 店 西 院 支 店 嵐 山 支 店 御 池 支 店 向 日 町 支 店★ 長 岡 支 店 花 園 支 店 西 京 極 支 店 東 五 条 支 店 金 閣 寺 支 店 醍 醐 支 店 高 槻 支 店 丸 太 町 支 店 賀 茂 支 店 梅 津 支 店 駅 前 支 店 樫 原 支 店 山 科 中 支 店 洛 西 支 店 石 田 支 店 岩 倉 支 店 竹 田 支 店 久 世 支 店 西 小 倉 支 店 壬 生 支 店 下 鳥 羽 支 店 大 手 筋 支 店 吉 祥 院 支 店 市場支店丹波口出張所 城 陽 支 店 亀 岡 支 店 今 里 支 店 北 野 支 店 修 学 院 支 店★ 下 津 林 支 店 西 御 池 支 店 西 野 山 支 店 田 辺 支 店 八 幡 支 店 嵯 峨 野 支 店 八 条 口 支 店 千 丸 支 店 大 宮 寺ノ内 支 店 木 津 支 店 久 御 山 支 店 35 預 金 381,683 61,434 42,669 41,965 55,078 31,053 43,349 53,095 33,559 54,239 46,662 45,236 29,552 35,705 27,956 31,670 34,417 32,658 26,578 50,152 35,424 32,576 21,812 61,019 31,741 16,703 30,040 33,522 32,187 18,925 30,096 32,544 39,786 40,429 29,685 34,683 28,350 26,444 43,153 44,515 35,766 47,933 29,267 25,850 36,053 29,454 6,207 47,742 23,673 31,681 33,402 14,722 19,671 17,752 32,970 18,943 36,798 19,170 15,994 20,621 22,386 20,939 23,568 貸出金 156,698 46,733 31,026 43,064 47,888 19,337 24,374 33,734 14,433 24,144 27,964 50,229 20,577 20,497 28,823 18,814 18,629 19,061 18,579 42,360 16,594 19,613 5,025 36,038 12,386 10,277 15,138 22,208 19,610 15,792 13,398 29,369 20,300 35,251 18,561 26,836 11,049 27,473 27,104 34,016 27,947 28,132 22,718 20,040 21,867 29,074 2,258 27,081 16,652 26,167 13,553 5,237 13,898 10,609 15,781 14,286 19,664 9,946 7,530 11,635 8,613 10,097 23,490 預貸率(%) 41.05 76.07 72.71 102.61 86.94 62.27 56.22 63.53 43.00 44.51 59.93 111.03 69.62 57.40 103.10 59.40 54.12 58.36 69.90 84.46 46.84 60.20 23.04 59.06 39.02 61.52 50.39 66.24 60.92 83.44 44.51 90.24 51.02 87.19 62.52 77.37 38.97 103.88 62.81 76.41 78.13 58.68 77.62 77.52 60.65 98.70 36.38 56.72 70.34 82.59 40.57 35.57 70.65 59.76 47.86 75.41 53.43 51.88 47.08 56.42 38.47 48.22 99.66 店 名 預 金 北 白 川 支 店★ 13,996 亀 岡 駅 前 支 店 26,188 大 将 軍 支 店 21,626 野 支 店 23,791 二 軒 茶 屋 支 店 12,946 紫野支店鷹峯出張所 6,652 淀 支 店 33,158 大 久 保 支 店 41,178 久 津 川 支 店 20,755 下 鴨 支 店 28,013 南 山 科 支 店 25,932 常 盤 支 店 22,743 西 野 支 店 17,852 久 我 支 店 35,082 岡 崎 支 店 20,271 西 八 条 支 店 18,721 桃 山 支 店 18,924 石 山 支 店 12,572 瀬 田 支 店 17,162 桂 坂 支 店 19,666 久御山支店ジャスコ久御山出張所 3,287 稲 荷 支 店 23,949 藤 森 支 店 23,600 東 寺 支 店 23,761 出 町 支 店 17,841 桂 駅 前 支 店 20,089 竹 田 南 支 店 26,374 御 陵 支 店 18,206 一 乗 寺 支 店 22,679 六 地 蔵 支 店 24,272 東 向 日 支 店 33,886 常 盤 東 支 店 18,214 向 島 支 店 31,229 上 堀 川 支 店★ 15,182 久御山中央支店 16,116 上 桂 支 店 25,526 錦 林 支 店 11,936 田 辺 駅 前 支 店 25,599 木 幡 支 店 23,146 墨 染 支 店 14,055 富 野 荘 支 店 26,311 泉 涌 寺 支 店 15,655 宇 治 支 店 34,967 加 茂 町 支 店 19,126 黄 檗 支 店 14,813 小 倉 支 店 30,057 寺 田 支 店 25,052 井 手 支 店 13,218 三 室 戸 支 店 29,000 精 華 支 店 14,045 宇 治 田 原 支 店 12,884 加茂町支店和束出張所 7,850 井手支店棚倉出張所 7,602 橋 本 支 店 9,694 山 田 川 支 店 8,247 神 明 支 店★ 20,943 大 宮 支 店 21,764 草 津 支 店 14,743 枚 方 支 店 7,829 精華支店イオン奈良登美ヶ丘出張所 2,494 松 井 山 手 支 店 7,858 総 合 3,633,292 ★の店舗は個人特化型店舗です。 貸出金 2,504 14,269 13,425 13,920 6,470 2,081 12,121 25,243 15,984 8,639 14,665 13,500 11,758 31,699 11,647 9,326 10,174 9,791 17,151 8,393 600 9,434 10,357 13,455 13,986 11,696 13,531 8,181 16,900 9,042 24,981 7,875 26,270 2,106 13,109 13,896 7,627 17,424 10,381 5,511 7,293 3,657 17,313 4,521 5,585 10,495 6,941 6,597 9,798 6,851 6,405 581 888 5,180 3,720 3,025 11,876 14,639 21,144 4,068 4,647 2,153,682 預貸率(%) 17.89 54.48 62.07 58.51 49.97 31.28 36.55 61.30 77.01 30.84 56.55 59.35 65.86 90.35 57.45 49.81 53.76 77.88 99.93 42.67 18.26 39.39 43.88 56.62 78.39 58.22 51.30 44.93 74.52 37.25 73.72 43.23 84.12 13.87 81.34 54.44 63.90 68.06 44.85 39.21 27.72 23.36 49.51 23.64 37.70 34.91 27.70 49.91 33.78 48.77 49.71 7.40 11.69 53.44 45.10 14.44 54.56 99.29 270.04 163.10 59.14 59.27 (平成21年3月期) THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 資金調達 平成20年度の預金実績 総預金の期末残高は3兆6,332億円を計上しました。 個人預金の伸びが堅調で残高は、2兆8,208億円(年間増加額1,386億円)となり、 うちスーパー定期は、1兆3,762億円(年間増加額972億円)となりました。 預金科目別残高 (単位:億円、%) 当座預金 普通預金 貯蓄預金 通知預金 定期預金 定期積金 その他 合 計 平成20年3月期 747 (2.09) 10,114 (28.32) 466 (1.31) 439 (1.23) 21,311 (59.68) 1,379 (3.86) 1,253 (3.51) 35,711 (100.00) 平成21年3月期 746 (2.05) 10,458 (28.78) 451 (1.24) 226 (0.62) 22,236 (61.20) 1,274 (3.50) 938 (2.58) 36,332 (100.00) 平成20年3月期 26,821 (75.11) 6,769 (18.95) 409 (1.15) 1,710 (4.79) 35,711 (100.00) 平成21年3月期 平成18年3月期 28,208 (77.63) 6,269 (17.25) 507 (1.39) 1,348 (3.71) 36,332 (100.00) (注)外貨預金は「その他」に含んでいます。 預金者別預金残高 (単位:億円、%) 個人預金 法人預金 公金預金 金融機関預金 合 計 (注)譲渡性預金は含みません。 預金積金及び譲渡性預金期中平均残高 (単位:億円) 流動性預金 定期性預金 その他 計 譲渡性預金 合 計 平成20年3月期 11,544 22,235 877 34,656 ー 34,656 平成21年3月期 11,771 23,129 697 35,598 ー 35,598 (注)1. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金+別段預金+納税準備預金 2. 定期性預金=定期預金+定期積金 3. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 定期預金残高の内訳 (単位:億円) 固定金利定期預金 変動金利定期預金 合 計 平成20年3月期 21,310 1 21,311 平成21年3月期 22,235 0 22,236 (注)1. 固定金利定期預金 : 預入時に満期日までの利率が確定する定期預金。内訳は固定自由金利定期預金、規制金利定期預金、MMCです。 2. 変動金利定期預金 : 預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金。 36 資金調達・運用 財形貯蓄残高・件数 平成21年3月期 (単位:百万円、件) 一般財形預金 4,791 6,290 残高 件数 財形住宅預金 621 351 財形年金預金 948 494 キャッシュカード発行枚数 (単位:枚) 平成18年3月期 平成21年3月期 1,989,466 平成20年3月期 1,980,052 キャッシュカード発行枚数 公共料金自動支払い口座数 公共料金自動支払い口座数 37 NHK 102,242 平成21年3月期 (単位:件) 水道 156,290 ガス 162,135 電気 207,173 電話 245,571 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 資金運用 貸出運用についての考え方 “ON YOUR SIDE(一緒がうれしい)”のキャッチコピーのもと、お客様の立場に立った相談業務をはじめとして、地元中 小企業者の方々の事業活動や個人のお客様の消費ニーズに積極的にお応えすることを基本姿勢として、地域のみなさまに 質の高い金融サービスを提供し、地域社会の発展とお客様の繁栄に寄与することをモットーに取り組んでいます。 全体の貸出運営は、小口金融、住宅ローンを中心に、 リスク管理体制の充実・強化のもと、バランスのとれたポートフォリオ の構築により、資産内容の純化に努めています。 平成20年度貸出金実績 世界的な金融危機が地元経済にも影響を及ぼすなど、例年にない厳しい経済環境下ではありましたが、積極的に地元中小企 業への支援活動を展開した結果、前年度に引き続き順調に推移しました。貸出金全体では前年度比386億円増加し、期末残 高で2兆1,536億円となりました。 内訳としましては、事業性資金については前年度に引き続き好調に推移し513億円の増加、期末残高では1兆1,803億円 となりました。消費性資金については住宅着工戸数の減少を背景とした、住宅融資の減少などが影響し、126億円の減少、 期末残高は9,733億円となりました。 貸出金科目別残高 (単位:億円) 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 計 平成20年3月期 245 1,444 18,616 843 21,149 平成18年3月期 平成21年3月期 186 1,350 19,117 881 21,536 平成20年3月期 239 1,425 18,416 824 20,905 平成21年3月期 232 1,463 18,802 858 21,355 平成20年3月期 495 9 5,020 3,302 8,031 4,286 2 21,149 平成21年3月期 483 4 5,260 3,510 7,994 4,279 3 21,536 平成20年3月期 10 37 46 0 21 116 平成21年3月期 8 21 39 − 34 104 (注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 貸出金科目別期中平均残高 (単位:億円) 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 計 (注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 貸出金担保別内訳 (単位:億円) 預金積金 有価証券 不 動 産 信用保証協会・信用保険 保 証 信 用 そ の 他 計 債務保証見返の担保別内訳 (単位:億円) 預金積金 不 動 産 信用保険 保 証 信 用 合 計 38 資金調達・運用 貸出金業種別内訳 (単位:百万円、%) 平成20年3月期 先数 残高 (構成比) 平成21年3月期 先数 残高 (構成比) 業 4,138 167,969 (7.94) 3,855 169,401 (7.86) 農 業 86 2,094 (0.10) 75 2,117 (0.09) 林 業 5 133 (0.01) 4 36 (0.00) 漁 業 0 0 (0.00) 0 0 (0.00) 鉱 業 8 2,310 (0.11) 8 1,414 (0.06) 業 4,128 117,629 (5.56) 4,047 122,989 (5.71) 電 気・ ガ ス ・ 水 道 業 4 115 (0.01) 4 72 (0.00) 情 報 通 信 業 192 5,467 (0.26) 171 5,366 (0.24) 運 輸 業 327 19,029 (0.90) 317 19,974 (0.92) 卸 売 業 2,005 97,283 (4.60) 1,879 100,225 (4.65) 小 売 業 2,620 68,917 (3.26) 2,480 70,741 (3.28) 金 融・保 険 業 47 13,640 (0.64) 50 13,616 (0.63) 製 造 建 設 業 3,802 383,768 (18.15) 3,945 408,655 (18.97) サ ー ビ ス 業 5,557 199,752 (9.44) 5,257 206,461 (9.58) 地方公共団体 21 46,345 (2.19) 21 54,184 (2.51) 166,932 990,537 (46.83) 161,213 978,423 (45.43) 189,872 2,114,995(100.00) 183,326 2,153,682(100.00) 不 動 産 個 人 計 中小企業等に対する貸出金 (単位:百万円) 総貸出金残高 うち中小企業等貸出金残高 平成20年3月期 2,114,995 2,032,803 平成21年3月期 2,153,682 2,060,443 (注)中小企業等とは、資本の額又は出資の総額が3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5千万円)以下の法人たる事業者又は常用す る従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス業は100人)以下の事業者及び個人であります。 事業性貸出金使途別残高 (単位:億円、%) 運転資金 設備資金 計 平成20年3月期 5,897 (52.23) 5,392 (47.76) 11,290 (100.00) 平成21年3月期 6,288 (53.27) 5,514 (46.72) 11,803 (100.00) 平成20年3月期 148,210 29,325 369,872件 平成21年3月期 144,276 28,927 354,931件 カードローンの状況 (単位:百万円) 契約金額 貸越金額 契約件数 39 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 一般消費者に対する融資状況 ●件数 (単位:件) 住宅ローン件数 カードローン貸越件数 消費者ローン件数 平成20年3月期 60,297 99,232 47,722 平成21年3月期 59,671 94,256 45,736 平成20年3月期 916,106 29,325 40,560 平成21年3月期 906,812 28,927 37,596 平成20年3月期 6,130 9,469 5,550 21,149 平成21年3月期 6,761 8,651 6,124 21,536 ●残高 (単位:百万円) 住宅ローン残高 カードローン貸越残高 消費者ローン残高 貸出金固定・変動金利別残高の内訳 (単位:億円) 固定金利 変動金利 そ の 他 計 貸倒引当金の内訳 (単位:百万円) 期首残高 当期増加額 当期減少額 目的使用 その他 期末残高 平成20年3月期 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 23,229 15,878 39,107 8,256 15,845 24,101 19 3,551 3,570 23,210 12,326 35,537 8,256 15,845 24,101 平成21年3月期 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 8,256 15,845 24,101 7,235 11,150 18,385 − 1,480 1,480 8,256 14,364 22,621 7,235 11,150 18,385 貸出金償却額 (単位:千円) 貸出金償却額 平成20年3月期 4,616,409 平成21年3月期 5,058,757 平成20年3月期 1,092 82 27 12 15 1,230 平成21年3月期 966 74 23 10 13 1,088 代理貸付の内訳 (単位:億円) (独)住宅金融支援機構 (独)福祉医療機構 信金中央金庫 (株)日本政策金融公庫(国民生活事業) そ の 他 合 計 (注)「その他」とは株式会社日本政策金融公庫(中小企業事業)、株式会社日本政策金融公庫(農林水産事業)、独立行政法人雇用・能力開発機構、独 立行政法人中小企業基盤整備機構、独立行政法人勤労者退職金共済機構(中小企業退職金共済事業本部・建設業退職金共済事業本部)。 なお、平成20年10月(株)日本政策金融公庫(国民生活事業)は国民生活金融公庫より、 (株)日本政策金融公庫(中小企業事業)は中小企業金 融公庫より、 (株)日本政策金融公庫(農林水産事業)は農林漁業金融公庫より移行。 40 不良債権について 自 己 査 定 と 償 却・引 当 当金庫では、資産の健全性を確保するため、金融検査マニュアルに則した基準を定め、保有資産を個別に精査する「自己査定」と不良 債権を適正に処理する「償却・引当」を厳正に実施しています。 自己査定では、与信先を財務状況、資金繰り、収益力等により、返済能力を判定し、その状況等に応じて、 「正常先」 「要注意先」 「破綻 懸念先」 「実質破綻先」 「破綻先」の5つに区分します。次に個々の債権について回収の危険性または価値の毀損(きそん)の危険性の 度合いに応じて、 「非分類」 「Ⅱ分類」 「Ⅲ分類」 「Ⅳ分類」の4つに区分しています。償却・引当については規程等を完備し、債務者区分・ 分類区分に応じてすべての不良債権に対して適正な処理を行っております。 自己査定、開示債権の関係および保全の状況(単体ベース) (単位:億円) 金融再生法による開示 自 己 査 定 非分類 破綻先 51 10 Ⅱ分類 Ⅲ分類 40 − 実質破綻先 49 11 37 − 破綻懸念先1,062 323 424 314 リスク管 理 債 権 (貸出金及びその他の債権) Ⅳ分類 ※ 0 0 債権区分 (貸出金) 21年3月期 債権区分 破綻先債権 破産更生債権および これらに準ずる債権 危険債権 100 0 100.00% 748 110 80.81% 3ヵ月以上延滞債権 − 貸出条件緩和債権 113 37 10 42.88% 886 122 78.97% 113 3,613 15,353 合計 保全率 1,110 1,062 小計 正常先 15,353 当金庫の 貸倒引当金 51 101 要管理債権 1,531 担保・保証等による 回収見込み額 21年3月期 延滞債権 要注意先 5,144 保 全 状 況 1,276 小計 1,275 正常債権 20,384 17,075 61 84.07% 合計 21,661 17,961 183 83.77% 21,661 ※Ⅳ分類査定額65億円は、償却済でありオフバランス化しています。 【用語の説明】 自己査定 開 示 債 権 41 不 良 債 権 正 常 債 権 破綻先 法的、形式的な経営破綻の事実が発生している先 実質破綻先 法的、形式的な経営破綻の事実は発生していないが、深刻な 経営難の状態にあり、実質的に経営破綻に陥っている先 破綻懸念先 現状、経営破綻の状況にはないが経営難の状態にあり、経営 改善計画等の進捗状況が思わしくなく、今後、経営破綻に陥 る可能性が高いと認められる先(支援継続中の先を含む) 要注意先 正常先 業況が低調ないしは不安定な先または財務内容に 問題がある先など今後の管理に注意を要する先 業況が良好であり、かつ、財務内容にも特段の問題 がない先 金融再生法(貸出金及びその他の債権) 破産更生債権 およびこれらに 準ずる債権 リスク管理債権(貸出金) 破綻先債権 延滞債権 危険債権 要管理債権 正常債権 自己査定における「破綻先」 自己査定における「破綻先」、 「実質破綻先」 自己査定における「破綻懸念先」 自己査定における「実質破綻先」、 「破綻懸念先」 i. 元金、利息の支払いが3ヵ月以上延滞している貸出金 3ヵ月以上延滞債権 ii. 金利の減免、元本返済猶予等条件の緩和を行っている貸出金 貸出条件緩和債権 自己査定における「正常先」、要管理債権以外の 「要注意先」 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 不良債権の開示 不良債権については、金融再生法に基づく「金融再生法開示債権」と、信用金庫法に基づく「リスク管理債権」の開示が義務付けられ ています。金融再生法開示債権は債務保証見返など貸出金以外の債権も対象としているのに対し、 リスク管理債権は貸出金のみを対象 としているのが相違点です。 平成21年3月期は、景気の急速・深刻な悪化による倒産事象の影響もありましたが、事業計画を策定し明確なビジョンをもって経営に 当たられる取引先の増加も見られ、全体として不良債権比率は20年3月期6.62%から21年3月期5.89%へと減少しました。 当金庫は不良債権に対する担保・保証・引当金を合わせた保全率78.97%を確保しており、引き続き十分な引当水準となっています。 十分な引当を行い経営の健全性を確保しつつ、地域の発展・支援に貢献することが当金庫の使命であると考えております。 金融再生法開示債権および引当・保全状況 (金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第6条、7条で定めている開示基準) (単位:億円) 開示残高(A) 区 分 金融再生法上の不良債権 破産更生債権 およびこれらに 準ずる債権 危険債権 要管理債権 正常債権 合計 比率 担保・保証等による 回収見込み額(B) 貸倒引当金(C) 保全率 ※1 平成20年3月期 1,409 6.62% 970 185 82.02% 42.26% 平成21年3月期 886 122 78.97% 31.25% 1,276 5.89% 平成20年3月期 82 0.39% 81 0 100.00% 100.00% 平成21年3月期 101 0.47% 100 0 100.00% 100.00% 平成20年3月期 1,115 5.24% 791 157 85.12% 48.74% 平成21年3月期 1,062 4.91% 748 110 80.81% 35.20% 平成20年3月期 211 0.99% 96 27 58.70% 23.79% 平成21年3月期 113 0.52% 37 10 42.88% 14.43% 平成20年3月期 19,877 93.38% 16,626 55 83.92% 1.69% 平成21年3月期 20,384 94.11% 17,075 61 84.07% 1.86% 平成20年3月期 21,287 100.00% 17,597 240 83.79% 6.52% 平成21年3月期 21,661 100.00% 17,961 183 83.77% 4.96% リスク管理債権の引当・保全状況 (信用金庫法第89条で定めている開示基準) 平成21年3月期連結決算ベースでのリスク管理債権も同額となっています。 開示残高(A) 区 分 破綻先債権 延滞債権 3ヵ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 リスク管理債権合計 引当率 ※2 ((B)+(C))/(A) (C)/((A)−(B)) 比率※3 (単位:億円) 担保・保証等による 回収見込み額(B) 貸倒引当金(C) 保全率 ※1 引当率 ※2 ((B)+(C))/(A) (C)/((A)−(B)) 平成20年3月期 38 0.18% 37 0 100.00% 100.00% 平成21年3月期 51 0.24% 50 0 100.00% 100.00% 平成20年3月期 1,158 5.48% 834 157 85.68% 48.75% 平成21年3月期 1,110 5.16% 796 110 81.65% 35.20% 平成20年3月期 ― 0.00% ― ― ― ― 平成21年3月期 ― 0.00% ― ― ― ― 平成20年3月期 211 1.00% 96 27 58.70% 23.79% 平成21年3月期 113 0.52% 37 10 42.88% 14.43% 平成20年3月期 1,408 6.66% 969 185 82.01% 42.26% 平成21年3月期 1,275 5.92% 884 121 78.94% 31.24% ※1.保全率は、債権総額に対するカバー率を示しており、下記により算出されます。 保全率=(担保・保証等による回収可能見込み額+回収不能に備え用意している貸倒引当金)÷債権額 ※2.引当率とは、無担保残高に対する引当率を示しています。 ※3.リスク管理債権の比率は、貸出金全体に占める比率を示しています。 42 資金運用と証券業務 平成20年度の資金運用と証券業務の実績 わが国経済は、年度前半、原油等資源高の流れが続き企業収益の圧迫と個人消費の低迷が懸念されました。後半は米国 投資銀行の破綻から金融危機が深刻化し、世界経済の減速と円高進行を背景とした輸出の減少により、雇用環境悪化をと もない経済全体にわたり急速に落ち込むこととなりました。 日本株については、日経平均株価は6月に14,601円の年度高値をつけました。その後9月から2月にかけて世界的な 金融不安から経済が悪化したことや円高進行により7,000円を割り込む場面もありました。3月には各国の協調体制から 落着きを取り戻し8,000円台で終了しました。 金利動向は資源高によるインフレ懸念が高まり長期金利は6月には1.9%近くまで上昇しました。しかし、金融危機を受 け各国が協調利下げするなど金融緩和姿勢を鮮明にし日本銀行も二度にわたり金利を引き下げたため、長期金利も一時 1.1%台まで低下しました。経済に対する過度な悲観論も後退し3月には1.3%台に戻す展開となりました。 為替市場は4月以降ドルが底堅く推移し8月には110円台半ばまでの円安となりましたが、その後の金融不安や米自動 車大手の救済問題等で一時87円前半まで円高が進行しました。年明け以降は、米新大統領の財政金融政策への期待もあ り98円台に戻す展開となりました。 このような環境の下、有価証券等の運用においては信用動向に充分留意し健全かつ安定的な収益力を高めるように努 めてまいりました。 証券業務における営業店の窓口を通じたお客様との公共債の売買高は14,189百万円となりました。 資金の運用状況 (単位:億円) 短期資金(現金を除く) 金銭の信託 商品有価証券 有価証券 合 計 平成20年3月期 7,638 15 14 8,228 15,896 平成21年3月期 7,780 13 7 8,245 16,047 平成20年3月期 3,951 82 ー 2,198 163 1,180 250 7,826 平成21年3月期 4,041 113 9 2,966 108 1,027 234 8,503 平成19年度 31 50 81 平成20年度 44 58 102 保有有価証券の種類別の平均残高 (単位:億円) 国 債 地方債 短期社債 社 債 株 式 外国証券 その他の証券 合 計 公共債の引受額 (単位:億円) 地方債 政府保証債 合 計 43 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 公共債の窓口販売実績 (単位:億円) 公共債窓口販売実績 平成19年度 145 平成20年度 104 平成19年度 平成20年度 52 0 53 1 (注)個人向け国債の販売実績も含まれています。 公共債ディ−リングの取扱実績 (単位:億円) 国 債 地方債 デリバティブ取引時価情報 平成20年3月期、平成21年3月期現在の金利・株式の上場先物取引の売建、買建残高はありません。債券先物取引、金利 スワップ取引についても残高はありません。通貨スワップ取引、為替予約取引については、下記の通りです。 ●通貨関連取引 店頭通貨スワップ 売建 店頭 為替予約 買建 合 計 (単位:百万円) 平成20年3月期 契約額等 (うち1年超) 時価 評価損益 ー ー ー ー 539 ー 29 29 582 ー △25 △25 ー ー 4 4 平成21年3月期 契約額等 (うち1年超) 時価 評価損益 ー ー ー ー 428 ー △8 △8 427 ー 9 9 ー ー 0 0 (注)1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。 なお、 「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」 (日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に基づき、 ヘッジ会計を適用している通貨スワップ取引等については、上記記載から除いております。 2. 時価の算定 割引現在価値等により算定しております。 上場オプションの取扱状況 平成20年3月期、平成21年3月期の金利、債券、株式の上場オプション取引の売建、買建残高はありません。上場されて いない選択権付債券売買取引の残高もありません。 商品有価証券の期中平均残高 (単位:億円) 商品国債 商品地方債 平成20年3月期 4 1 平成21年3月期 9 1 44 資金運用と証券業務 有価証券の評価損益の状況 ●売買目的有価証券 (単位:百万円) 平成20年3月期 貸借対照表計上額 株 式 債 券 国 債 地方債 社 債 その他 合 計 ― 1,453 1,315 138 ― ― 1,453 平成21年3月期 当期の損益に含まれた評価差額 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 ― 754 514 239 ― ― 754 ― 13 11 2 ― ― 13 ― 11 7 3 ― ― 11 (注)1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2. 上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 ●満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成20年3月期 国 債 地方債 短期社債 社 債 その他 合 計 貸借対照表計上額 時 価 41,495 3,499 ― 118,813 63,053 226,861 40,597 3,496 ― 119,341 61,860 225,295 差 額 △897 △2 ― 527 △1,193 △1,566 うち益 60 ― ― 804 170 1,035 うち損 958 2 ― 276 1,363 2,601 (単位:百万円) 平成21年3月期 国 債 地方債 短期社債 社 債 その他 合 計 貸借対照表計上額 時 価 27,498 ― ― 109,829 42,366 179,694 27,852 ― ― 109,541 39,612 177,005 差 額 353 ― ― △288 △2,754 △2,689 うち益 353 ― ― 375 144 873 (注)1. 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2. 「うち益」 「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳です。 3. 上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 4. 平成21年3月末の変動利付国債の時価については、 「金融資産の時価の算定に関する実務上の取扱い」 (企業会計基準委員会実務対応報告第25号平成20年10月28日)に基づき、合理的に算定された価額によっております。 ●子会社および関連会社株式で時価のあるものは該当ありません。 45 うち損 ― ― ― 663 2,899 3,562 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA ●その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成20年3月期 取得原価 10,481 523,098 380,359 6,282 ― 136,457 65,042 598,622 株 式 債 券 うち国 債 うち地方債 うち短期社債 うち社 債 その他 合 計 貸借対照表計上額 13,058 519,483 375,954 6,343 ― 137,184 60,735 593,276 評価差額 2,577 △3,615 △4,404 61 ― 727 △4,307 △5,345 うち益 3,087 3,343 2,376 62 ― 904 449 6,879 うち損 509 6,958 6,781 0 ― 177 4,757 12,225 (単位:百万円) 平成21年3月期 取得原価 8,168 579,707 354,640 14,039 4,999 206,028 58,970 646,845 株 式 債 券 うち国 債 うち地方債 うち短期社債 うち社 債 その他 合 計 貸借対照表計上額 7,206 581,323 355,749 14,011 4,999 206,562 53,744 642,273 評価差額 △962 1,615 1,109 △27 0 534 △5,225 △4,572 うち益 992 2,585 1,720 12 0 852 135 3,713 うち損 1,954 969 611 40 − 317 5,361 8,285 (注)1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります 2. 「うち益」 3. 上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 「金融資産の時価の算定に関する実務上の取扱い」 4. 平成21年3月末の変動利付国債の時価については、 (企業会計基準委員会実務対応報告第25号平成20年10月28日)に基づき、合理的に算定された価額によっております。 ●運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 運用目的の金銭の信託 平成20年3月期 平成21年3月期 1,500 1,345 当期の損益に含まれた評価差額 0 0 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 46 資金運用と証券業務 有価証券の売却状況 (単位:百万円) 平成20年度 売却益の合計 売却額 480,592 売却損の合計 4,667 5,097 (注)国外外債も含まれています。 時価のない有価証券の主な内容および貸借対照表計上額 (単位:百万円) 平成20年3月期 平成21年3月期 650 88 7 362 1,570 700 88 7 474 1,341 満期保有目的の債券 私募債 子会社・子法人等株式 関連法人等株式 その他 その他有価証券 非上場株式 有価証券の残存期間別残高 (単位:百万円) 平成20年3月期 国 債 地方債 短期社債 社 債 株 式 外国証券 その他の証券 1年以下 33,015 3,997 ― 30,532 ― 2,993 ― 1年超3年以下 96,172 2,802 ― 82,051 ― 43,414 384 3年超5年以下 118,293 743 ― 78,629 ― 24,734 728 5年超7年以下 5,217 16 ― 16,494 ― 10,862 1,075 国 債 地方債 短期社債 社 債 株 式 外国証券 その他の証券 1年以下 17,993 2,247 4,999 23,113 ― 15,369 284 1年超3年以下 103,624 69 ― 82,320 ― 26,336 314 3年超5年以下 79,593 4,986 ― 112,268 ― 14,466 781 5年超7年以下 7,500 1,226 ― 33,944 ― 8,817 2,885 7年超10年以下 81,846 2,300 ― 14,495 ― 20,619 5,537 10年超 82,904 ― ― 34,445 ― 1,908 0 期間の定めなし ― ― ― ― 13,713 0 12,901 合 計 417,449 9,843 ― 256,648 13,713 104,533 20,627 10年超 77,407 ― ― 38,874 ― 1,640 ― 期間の定めなし ― ― ― ― 7,831 0 8,701 合 計 381,527 13,998 4,999 316,240 7,831 82,113 15,151 平成21年3月期 7年超10年以下 95,408 5,468 ― 25,717 ― 15,482 2,183 金融派生商品および先物外国為替取引 (単位:百万円) 平成20年3月期 想定元本額 与信相当額 金利及び通貨スワップ 先物外国為替取引 金利及び通貨オプション その他金融派生商品 合 計 47 1,714 106,823 ― 390 108,928 28 1,807 ― 23 1,859 平成21年3月期 想定元本額 与信相当額 637 74,093 ― 370 75,102 22 2,523 ― 22 2,568 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 国際業務 平成20年度の外国為替の取扱実績 外国為替業務につきましては、外国為替取扱店(全3カ店)を拠点に積極的な業務展開を図りました。 しかし、貿易取引の取扱高は229百万米ドルと前年比10.3%減少しました。また、資本取引につきましても、 低金利のもと米ドルや豪ドル、ユーロ建の個人向外貨預金の取扱増加に取り組みました。 貿易取引での輸出・輸入の取扱状況 (単位:千米ドル) 平成19年度 108,576 146,953 255,529 輸出為替 輸入為替 合 計 平成20年度 99,056 130,125 229,181 海外との取引の状況 全世界に42行のネットワーク(コルレス網)があります。お客様のニーズに応えられるよう海外ネットワークの拡大に努め ています。 ●中信のコルレス網 (本店所在地別のコルレス契約先銀行数) コルレス契約先銀行数 アジア 15行 (平成21年3月期) 欧州 14行 北米 7行 日本 4行 オセアニア 2行 外貨建資産残高 インパクトローン、輸入ユーザンス、外国証券、預け金、コールローン等の外貨資金の運用残高を下の表に示しました。 (単位:千米ドル) 外貨建資産残高 平成20年3月期 287,332 平成21年3月期 247,493 48 その他 職員1人当たりの生産性 (単位:百万円) 職員1人当たりの預金残高 職員1人当たりの貸出金残高 平成20年3月期 1,506 892 平成21年3月期 1,467 870 平成20年3月期 29,993 17,839 124ヵ店 平成21年3月期 30,501 18,162 124ヵ店 1店舗当たりの生産性 (単位:百万円) 1店舗当たりの預金残高 1店舗当たりの貸出金残高 店舗数 内出張所 6ヵ所 内出張所 6ヵ所 手数料の収支 ●役務取引等収益 (単位:百万円) 平成20年3月期 2,759 3,559 6,318 受入為替手数料 その他の役務収益 合 計 平成21年3月期 2,660 3,180 5,841 ●役務取引等費用 (単位:百万円) 平成20年3月期 806 4,621 5,428 支払為替手数料 その他の役務費用 合 計 平成21年3月期 798 4,340 5,139 内国為替取扱実績 (単位:百万円) 仕向金額 被仕向金額 合 計 平成20年度上期 2,531,001 2,643,103 5,174,104 平成20年度下期 2,242,529 2,288,971 4,531,500 (単位:件) 仕向件数 被仕向件数 合 計 平成20年度上期 2,026,901 3,117,025 5,143,926 平成20年度下期 1,997,433 3,239,820 5,237,253 預り資産残高の推移 (単位:百万円/件) 投資信託 個人年金保険 個人年金保険(件) 外貨預金(中信オープン外貨定期) 公 共 債 平成20年3月期 33,880 18,273 5,363 5,154 109,030 平成21年3月期 23,504 19,282 5,566 5,784 115,836 平成20年3月期 1,550 820 2,370 平成21年3月期 1,592 883 2,475 ※)個人年金保険は取扱い開始以降の累計です。 ※)投信・外貨・公共債はそれぞれ期末の残高です。 職員数の推移 (単位:人) 男 性 女 性 合 計 職員の平均年齢および平均勤続年数 (平成21年3月期) 平均年齢 平均勤続年数 49 男 性 42歳11ヵ月 16年5ヵ月 女 性 31歳10ヵ月 9年3ヵ月 総平均 39歳0ヵ月 13年10ヵ月 統合的リスク管理態勢 統合的リスク管理とは、金融機関が直面する各種リスクに関して、自己資本比率の算定に含まれないリスク(与信 集中リスク、銀行勘定の金利リスク等)も含めて、それぞれのリスク区分毎に評価したリスクを総体的に捉え、金融機 関の経営体力(自己資本)と対比することによって自己管理型のリスク管理を行うことをいいます。 当金庫では、管理すべきリスクを、リスクの要因別に「信用リスク」 「市場リスク」 「流動性リスク」 「オペレーショ ナル・リスク」に分類し、各々の担当部署が各リスクの特性に応じ適切に管理するほか、 リスクを全体として捉え統合 的に管理するリスク管理統括部署を設置、組織横断的にリスク管理の調整を行い、経営体力に見合ったリスクコント ロールにより健全性の確保と安定収益の確保に努めています。 統合的リスク管理態勢 総代会 外部監査人 監事会 内部監査部門 理事会 統合的リスク管理態勢 リスク管理委員会(事務局 リスク統括部) (リスク管理統括部署) ALM委員会(事務局 経営企画部) (リスク区分) (リスク管理担当部署) 信用リスク 市場リスク 流動性リスク 与信監査部 経営企画部 経営企画部 審査部 市場営業部 市場営業部 個人融資部 事務集中第一部 事務管理部 <システムリスク管理> システム部 法務部 人事部 管財部 経営企画部 広報部 市場営業部 本部各部室 <事務リスク管理> <その他のオペリスク管理> 債権管理部 (業務・営業部門) オペレーショナル ・リスク 営業店 関係会社等 50 信用リスク 信用リスクとは、お取引先企業・個人の業況の悪化等により、貸出金の回収が不能となったり、 利息の徴求が不能となるリスクのことで、金融機関がさらされるリスクの中で最も重要かつ基本 的なリスクです。 当金庫では貸出資産の健全性の維持・向上を図るため、適時適切な貸出資産の査定を実施 するとともに、担当部署では債権モニタリングや融資監査の実施等により信用リスクの管理を 行っています。 また、組織面では営業推進部門・審査部門・与信監査部門をそれぞれ独立させ、部門間に おける相互牽制を実施しています。 さらに、信用リスク計量化システムにより信用リスクの評価を反映した、金利プライシング・ 融資方針の策定・ポートフォリオリスク管理等、より高度なリスク管理体制整備に取り組み、厳 格な貸出審査・中間管理体制の強化を行っています。その上で、自己責任に基づく厳正な資産 査定を実施し、適切な償却・引当を行い、貸出資産の健全性確保および不良債権の発生未然防止 に努めています。 市場リスク 市場リスクとは、金利・為替など市場価格の変動によって将来の収益が変動するリスクのこ とで、一定の市場変化に対する損益の影響度合いを常に管理・把握することが重要です。 当 金 庫では、個 々 の 取 引を 市 場 実 勢 価 格で 時 価 評 価し、また、株 価が下 落したケ ースや 金利が変動したケースをいくつか想定し、その時の含み損益の変動額を定期的に経営陣に 正確かつ迅速に報告し、 リスク状況の適切な把握と判断の材料としています。 また、限度額等の遵守状況やリスク状況は、市場営業部から独立した経営企画部内のミドル オフィスが一元的に把握し、バリューアットリスクによるリスク量を算出しており、時価評価に よる損益状況、残高や金利感応度等も管理する体制をとっています。 限度額の設定、リスク・損益状況の報告手続きやリスク・損失の限度額等を超過した場合の 対応は各種規程に明文化されており、適切にリスクをコントロールし予期せぬ大きな損失の 発生を防止する体制を整えています。 流動性リスク 流 動 性リスクとは市 場 の 混 乱 等により通 常 の 取 引が不 能となることで損 失を 被ったり、 風評等で資金繰りに支障をきたすリスクのことです。 当金庫では市場運用は流動性に主眼を置き、個々の取引先の信用状況や市場流動性 の 状況を適切に把握するとともに即日資金化できる資産を一定額確保しています。 オペレーショナル・リスク 事務リスク 事務リスクとは、事務上のミスや不正により損失を受けるリスクのことです。 当金庫では事務処理にかかる内部事務規程を整備し、正確かつ厳正な事務処理を通じて、 お客様に信頼していただけるよう努めています。 また、事務リスク管理については、内部事務規程に基づき監査部・事務管理部が本支店に 対し定例的に臨店検査・指導を実施する一方、本支店にも店内検査の定期的実施を義務づける など内部牽制の強化により、事故の未然防止に向け万全の体制をとっています。 システムリスク システムリスクとは、コンピュータシステムの障害、不正利用あるいは自然災害などにより 損失を受けるリスクのことです。 コンピュータシステムは金融機関にとって必要不可欠なものであり、安全かつ有効に機能 させることが重要です。当金庫では顧客データの二重化および外部への分散保管、オンライン システムの各種機器・通信回線等の二重化を実施しています。 また、システムリスクを管理するシステム部では、安全対策規程を制定した上で、システム の企画・開発管理、障害対策を含めた運用管理、さらに顧客情報を保護するためのセキュリティ 管理などを推進し、安全かつ信頼性の高いシステム機能維持に万全を期しています。 51 その他のオペレーショナル・リスク 法務リスク 法務リスクとは、当金庫の経営やお客様とのお取引等において、法令や金庫内規程等に 違反する行為並びにその恐れのある行為(コンプライアンス違反行為)が発生し、当金庫の信用 失墜や法的な責任追及を受けることにより損失を被るリスクのことです。 当金庫では、社是、経営方針、法令等遵守方針、コンプライアンス・マニュアル等に基づき、 法令等遵守態勢の整備を行い、各種業務における法務リスクの検証と適切な管理により、 当金庫の損害の未然防止、極小化を図り、信用の維持・確保に努めています。 人的リスク 人的リスクとは役職員が当金庫の信用失墜につながる行為等の他、人事運営上の不公平・ 不公正(報酬・手当・解雇等の問題) ・差別的行為により役職員の生産性が低下することで 当金庫が損失を被るリスクのことです。 当金庫は、各種人事関連規程を整備し、差別的行為に対しては通報窓口を設置し、公正な 人事運営に努めるとともに、教育・研修や職場指導等により、的確な管理を行っております。 有形資産リスク 有形資産リスクとは、当金庫が保有する有形資産が自然災害等によって毀損し、損失を被る リスクのことです。 当金庫では、有形資産リスクに対応した適切な管理態勢の整備とリスクの軽減に向けた 取組みを進めております。 風評リスク 風評リスクとは、噂や憶測、評判といったあいまいな情報等による誤解・誤認・拡大解釈など により当金庫の社会的信用が悪化し、経営上の損失を被るリスクのことです。 当金庫では、役職員が適時適切にお客様への説明責任を果たすとともに、常日頃から日常 業務や社会貢献活動を通じて地域のみなさまとの信頼関係の構築に努め、風評が発生しにく い環境づくりを行っています。また、インターネット等風評が伝達される媒体のモニタリング を実施するなど、当金庫の評判に影響を及ぼすと思われる事項についての情報を正確に把握、 原因を究明し、迅速・的確に風評リスクを回避するために万全の方策を講じる危機管理体制 を確立しています。 関連会社に係るリスク 関連会社に係るリスクとは、関連会社の経営内容が悪化したり、関連会社に当金庫の付随・ 周辺業務を委託することに起因して、当金庫が不測の損失を被るリスクのことです。 当金庫では、法令等に抵触しない範囲で、関連会社の経営内容や資産管理状況等の把握を 行い、関連会社経営の健全性維持に努めるとともに、業務執行状況をチェックすべく当金庫 監査部などが定期的に立入監査を行い、当金庫が不測の損失を被ることのないよう管理・指導 に努めています。 今後とも、より健全な資産・負債のバランス、収益体質の維持・管理体制の充実に努めてまいります。 52 コンプライアンス(法令等遵守)の取組み コンプライアンス(法令等遵守)とは コンプライアンス(法令等遵守)とは、法令やルールを厳格に遵守することはもとより、社会的規範を全うすることをいいます。 私ども信用金庫は、地域金融機関として、中小企業の発展とみなさまの生活向上や地域社会の繁栄に奉仕するという高い 社会的使命を担っています。 金庫の役職員一人ひとりは高い倫理観と使命感をもって、 この社会的責任と公共性を常に自覚し、日頃より責任ある健全な 金庫運営に努めています。 このため、あらゆる法令や社会的ルールの遵守に努め、社会的規範に決してもとることのない公正な業務運営に心掛けてい ます。 当金庫のコンプライアンス態勢は 当金庫では、今日まで法令諸規制のみならず社会的ルールにも準拠した経営と業務活動に努め、創意と工夫を生かしたき め細かな金融サービスを提供してまいりました。 コンプライアンス態勢についても、法令等遵守方針を策定し、企業倫理確立のための「倫理綱領」、役職員が守るべき 「行動規範」、金融商品販売に係る「勧誘方針」の制定並びに関連内部規程の整備に努め、さらにはコンプライアンス委員会や 担当部署の活動、役職員研修の充実等により、 コンプライアンスの推進に日々努めております。 これからも実践プログラムやコンプライアンス・マニュアルの見直し、あるいは内部監査、監事、監査法人などによる厳正な チェックにより、さらなるコンプライアンス態勢の整備・強化に努め、役職員一人ひとりに法令等遵守精神の一層の徹底を図っ てまいります。 コンプライアンス・内部監査体制 理事会 上程・報告 賞罰委員会 事務局:人事部 コンプライアンス 違反上程 相談室(主管) 事務管理部・ 審査部(副管) (反社会的勢力対応) 苦情等相談 情報提供 モニタリング・ 指示等 コンプライ アンス情報 指示等 コンプライアンス委員会 事務局:法務部 上程・報告 事務管理部 (本人確認・ 疑わしい取引対応) 監事会 報告・指示等 指示等 コンプライアンス統括部署: 法務部 コンプライアンス統括管理者: 法務部担当役員 情報 共有 助言 顧問弁護士 顧問司法書士 モニタリング・指示等 コンプライアンス情報の報告 全 部 室 店 コンプライアンス責任者:各部室店長 コンプライアンス担当者:次 席 者 53 内部監査部門: 監査部 情報 共有 外部 監査 1.プライバシー・ポリシー[個人情報保護方針]について 当金庫は、高度情報通信社会における個人情報保護の重要性を認識し、お客様からの信頼を第一と考えています。お客様に 個人情報を安心してご提供いただくため、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)その他の関係法令および 規範等を遵守し、個人情報の保護に努めます。 (当金庫のプライバシー・ポリシー全文につきましては、当金庫ホームページを ご覧ください) お問い合わせ窓口 ◎プライバシー・ポリシー[個人情報保護方針]についてのお尋ね 京都中央信用金庫 相談室 電話番号 075-223-8236(通話料有料) 受付時間 9:00∼17:00(月∼金曜日、ただし当金庫休業日を除く) [ホームページURL]http://www.chushin.co.jp 2.金融商品に係る勧誘方針について 当金庫がお客様に対して金融商品を勧誘する場合には、下記の「金融商品に係る勧誘方針」によることとしています。 内 容 当金庫は、 「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘の適正の確保 を図ることとします。 1. 当金庫は、お客様の知識、経験、財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適正な情 報の提供と商品説明をいたします。 2. 金融商品の選択・購入は、お客様ご自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫は、お客様に適正な判断を していただくために、当該金融商品の重要事項について説明をいたします。 3. 当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客様に対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修等を 通じて役職員の知識の向上に努めます。 4. 当金庫は、お客様にとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。 5. 金融商品の販売等に係る勧誘についてご意見やお気づきの点等がございましたら、お近くの窓口または、下記相談窓口 までお問い合わせください。 (注)当金庫は、確定拠出年金運営管理機関として、確定拠出年金法上の「企業型年金に係る運営管理業務のうち運用の方法の選定および加入者 等に対する提示の業務」および「個人型年金に係る運営管理機関の指定もしくは変更」に関しても本勧誘方針を準用いたします。 お問い合わせ窓口 ◎金融商品に関する苦情・ご相談その他ご不明の点は、下記までお問い合わせください。 京都中央信用金庫 相談室 電話番号 075-223-8236(通話料有料) 受付時間 9:00∼17:00(月∼金曜日、ただし当金庫休業日を除く) [ホームページURL]http://www.chushin.co.jp 3.保険募集指針について 当金庫は、以下の「保険募集指針」に基づき、適正な保険募集に努めてまいります。 内 容 1. 当金庫は、保険業法をはじめとする関係法令等を遵守いたします。 2. 当金庫は、お客様に引受保険会社名をお知らせするとともに、保険契約を引受け、保険金等をお支払いするのは保険会社 であること、その他引受保険会社が破綻した場合等の保険契約に係る下記リスクについてお客様に適切な説明を行います。 保険契約に係るリスクについて (1)保険商品は預金等ではありません(預金保険制度の対象外です)。また、解約返戻金や保険金が払込保険料の合計額を下回る場合があります。 (2)保険契約を引受け、保険金等をお支払いするのは保険会社となります。 (3)引受保険会社の業務もしくは財産の状況の変化によっては、ご契約時の保険金額等が減額される場合があります(詳細につきましては、 お申込みの際にお渡しする「重要事項説明書」 「ご契約のしおり」等をご参照ください)。 54 3. 当金庫は、取扱い保険商品の中からお客様が自主的に商品をお選びいただけるように情報を提供いたします。 4. 当金庫は、法令上の特例措置に基づき、以下の保険商品については、 「当金庫から事業性資金の融資を受けている法人・ その代表者・個人事業主等である当金庫の会員の方」 「当金庫から事業性資金の融資を受けている会社等に勤務されてい るお客様」を保険契約者とする保険募集を行う場合には、以下の保険金等の額を限度としてお取扱いさせていただきます。 ※詳細は、該当商品の募集を行わせていただく際にご説明をさせていただきます。 一部保険商品における法令上の販売制限について 当金庫の取扱商品のうち、 「個人年金保険・住宅関連の長期火災保険」を除いた保険商品につきましては、ご加入いた だけるお客様の範囲や保険金その他の給付金の額等に制限が課せられています。 (1)当金庫に融資の申込みをされている期間中は、お客様および密接関係者の方(お客様が法人の場合はその代表者、お客様が 法人代表者で法人の事業性資金の融資申込みをされている場合はその法人)には、制限の課せられている保険商品をお取扱い することができません(ただし、当金庫の会員の方はお取扱可能です)。 (2)保険契約者・被保険者になる方が下記①または②のいずれかに該当する場合には、制限の課せられている保険商品を原則として お取扱いすることができません(ただし、当金庫の会員の方はお取扱可能です)。 ①当金庫から事業性資金の融資(手形割引を含みます)を受けている法人・その代表者・個人事業主の方(以下、総称して「融資先 法人等」といいます) ②従業員数が20名以下の「融資先法人等」に勤務されている方・役員の方 (3)当金庫は、個人年金保険を除く生命保険商品・傷害保険を除く第三分野の保険商品(医療保険等)については、 「上記①または②に 該当する当金庫の会員の方」 「従業員数が21名以上の融資先法人等に勤務されている従業員・役員の方」を保険契約者とする 保険募集を行う場合、保険契約者1名様あたりの通算の保険金その他の給付金の額を以下の金額に制限させていただきます。 ☆個人年金を除く生命保険商品・・・保険契約者1名様あたりの保険金その他の給付金の額の合計について、1,000万円を限度。 ☆傷害保険を除く第三分野の保険商品・・・保険契約者1名様あたり、以下のそれぞれ給付金毎に定められた上限金額を限度。 給付金等の種類 (1)診断等給付金 (下記(4)除く) (2)入院給付金 (3)手術給付金 (4)診断等給付金 (年金形式) 保険事故等の内容 疾病診断または要介護状態 給付金等の上限額 1つの保険事故につき、疾病診断・要介護状態のそれぞれにつき 100万円 ・特定疾病(注)の治療 のための入院 ・上記以外の入院 ・特定疾病(注)の治療 人が手術を受けたこと(ケガを除く) の手術 ・上記以外の手術 疾病診断または要介護状態、かつ、 その後の所定の時期における被保険 月額換算5万円 者の生存 人が入院したこと(ケガを除く) 日額1万円 ※ただし、左記をあわせて 合計1万円以下 日額5千円 1手術40万円 ※ただし、左記をあわせて 合計40万円以下 手術20万円 (注) 「特定疾病」とは、悪性新生物(がん)、心臓疾患、脳血管疾患のうち、少なくともいずれか1つ以上の疾病を含む10個を超えない範囲内の 疾病であって、保険約款に定めているものをいいます。 5. 当金庫は、法令等に反する行為によりお客様に損害を与えてしまった場合には、募集代理店として販売責任を負います。 6. 当金庫は、ご契約いただいた保険契約に関し、ご契約内容や各種手続き方法に関するご照会、お客様からの苦情・ ご相談へのご対応等の契約締結後の業務にも適切に対応いたします。 なお、ご相談・照会・お手続きの内容によりましては、引受保険会社所定のご連絡窓口へご案内、または保険会社と連携し てご対応させていただくこともございます。 7. 当金庫は、保険募集時の面談内容等を記録し、保険期間が終了するまで適切に管理いたします。また、お客様から寄せら れた苦情・ご相談の内容を記録し、適切に管理いたします。 お問い合わせ窓口 ◎保険契約に関する苦情・ご相談その他ご不明の点は、下記までお問い合わせください。 京都中央信用金庫 相談室 電話番号 075-223-8236(通話料有料) 受付時間 9:00∼17:00(月∼金曜日、ただし当金庫休業日を除く) [ホームページURL]http://www.chushin.co.jp 55 4.預金保険制度について 預金保険制度とは、金融機関が預金保険料を預金保険機構に支払い、万が一、金融機関が破たんした場合には、預金保険機構 が一定額の保険金を支払うことにより預金者を保護する制度です。 預金保険で保護される範囲は、下図のとおりです。 預金等の分類 預 金 保 険 の 対 象 預 金 等 保護の範囲 決済用預金 当座預金・利息のつかない普通預金等 一般預金等 利息のつく普通預金・定期預金・ 定期積金・元本補てんのある 金銭信託(ビッグなど)等 預金保険の 対象外預金等 外貨預金、元本補てんのない 金銭信託(ヒットなど)、金銭債 (保護預り専用商品以外のもの)等 全額保護 合算して元本1,000万円までとその利息等を保護 1,000万円を超える部分は、破たん金融機関の財産の状況 に応じて支払われます(一部カットされることがあります) 保護対象外 破たん金融機関の財産の状況に応じて支払われます (一部カットされることがあります) (注)金融機関が合併を行ったり、営業(事業)の全てを譲り受けた場合には、その後1年間に限り、保護される預金等金額の範囲は、全額保護される 預金を除き「預金者1人当たり1,000万円×合併等に関わった金融機関の数」による金額になります(例えば、2行合併の場合は、2,000万円)。 定期積金の給付補てん金、金銭信託における収益の分配等も利息と同様保護されます。 お客様目線に立った取組み 平成19年12月、当金庫は「顧客保護等管理方針」を策定し、同時に「顧客サポート課」を新設するなど、お客様目線に立っ た取組みを一層推進するための体制を整備しました。 今後とも、お客様に対する商品・サービスの説明においては、各商品の説明マニュアルに従い、原則として所定の書面を使用・ お渡しして説明を行います。また、お客様からの苦情やご意見については、顧客サポート課において情報を一元的に管理し、 関連する各部署において情報を共有して対応いたします。また、お客様の利益の保護を徹底するため、利益相反事象の適切 な管理に努めます。 顧客保護等管理方針 1. 当金庫は、顧客保護等管理に係る基本方針を以下のとおりとし、役職員に周知徹底します。 1)お客さまとの取引に関しては、お客さまが当金庫の商品やサービス等を自らの意思に基づいて選択・ 活用していただけるよう商品知識の習得に努め、正確かつ適切な情報を提供するとともに、お客さ まに理解し納得していただけるよう法令等に基づいた適切な勧誘・説明を行います。 2)お客さまからのご相談や苦情には、真摯な姿勢で適切かつ十分に対応するとともに、お客さまの満 足向上にむけて、お客さまの視点に立った業務のあり方を検討し改善に努めます。 3)お客さまに関する情報は、法令等に従って適切に取得するとともに、不正なアクセスや流出等を防 止するため、必要かつ適切な措置を講じることにより安全に管理します。 4)お客さまとの取引に関連して、当金庫の業務を外部(当金庫以外)に委託する場合は、その業務を適 切に遂行できる能力を有するものに委託先を限定するとともに、お客さまの情報その他の利益を保 護するために、定期的または必要に応じてモニタリングを実施するなど委託先を適切に管理します。 「当金庫で取引されている方および今後取引を検討されている方」をいいます。 ○本方針の「お客さま」とは、 ○本方針の「取引」とは、 「与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)、預金等の受入、商品の 販売、仲介、募集等、お客さまと当金庫との間で業として行われる全ての取引」をいいます。 2. 当金庫は、顧客保護等管理に関し必要に応じた内部管理規程を制定するとともに、組織体制を整備し、 お客さまの視点に立った業務運営が確保できるよう、たゆまぬ改善活動に努めます。 56 利益相反管理方針の概要 当金庫は、信用金庫法および金融商品取引法等を踏まえ、お客さまとの取引にあたり、本方針および当 金庫が定める庫内規程に基づき、お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理(以下 「利益相反管理」という。 )し、当金庫の業務において、お客さまの利益を保護するとともに、お客さまか らの信頼を向上させるため、次の事項を遵守いたします。 1. 当金庫は、当金庫および中信ベンチャーキャピタル株式会社、中信総合リース株式会社(以下、総称し て「当金庫等」といいます。 )がお客さまと行う取引を対象として利益相反管理を行います。 2. 当金庫は、以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。 (1)次に掲げる取引のうち、お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引 ①当金庫等が契約等に基づく関係を有するお客さまと行う取引 ②当金庫等が契約等に基づく関係を有するお客さまと対立または競合する相手と行う取引 ③当金庫等が契約等に基づく関係を有するお客さまから得た情報を不当に利用して行う取引 (2)①から③のほかお客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引 3. 当金庫は、利益相反管理の対象となる取引について、次に掲げる方法その他の方法を選択し、またこれ らを組み合わせることにより管理します。 ①対象取引を行う部門とお客さまとの取引を行う部門を分離する方法 ②対象取引またはお客さまとの取引の条件または方法を変更する方法 ③対象取引またはお客さまとの取引を中止する方法 ④対象取引に伴い、お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて、お客さまに適切に 開示する方法 ⑤その他適切な方法 4. 当金庫は、営業部門から独立した管理部署の設置及び責任者の配置を行い、利益相反のおそれのある取 引の特定および利益相反管理を一元的に行います。 また、当金庫は、利益相反管理について定められた法令及び庫内規程等を遵守するため、役職員等を 対象に教育・研修等を行います。 そのため、全役職員に教育・研修を定期的に実施し、利益相反の防止に努めます。 5. 当金庫は、利益相反管理態勢の適切性および有効性について定期的に検証します。 理 事 会 ◎顧客保護等管理担当役員 顧客保護等管理委員会 事務局:法務部 顧客保護等管理統括部署: 法務部 顧客説明管理 主管部署: 法務部 報告・連携・協議等 顧客サポート等管理 主管部署: 相談室 ※顧客サポート課を新設 顧客情報統括管理 主管部署: 外部委託管理 主管部署: 利益相反管理 主管部署: 法務部 経営企画部 法務部 モニタリング・報告等 本部各部署 ◎顧客説明管理責任者、顧客サポート等管理責任者、 顧客情報管理責任者、外部委託管理責任者、利益相反管理責任者の配置 営 業 店 平成21年6月1日現在 57 創業・新事業参入を積極的に支援 ●中信ベンチャーローン 研究開発資金、事業展開に必要な運転資金・設備資金、新事業開始にともなう起業家創業資金としてご利用いただけます。 ご融資金額は1企業1億円以内(無担保扱いは2,000万円以内)、ご融資期間は運転資金7年以内、設備資金10年以内と しています。 ●国や地方公共団体との連携による中小企業支援施策の活用 中小企業新事業活動促進法のほか、京都独自の評価事業である目利き委員会Aランク、バリュークリエーション支援制度 (オスカー認定)といった中小企業の事業評価システムの認定取得へ向けて、個別に相談・アドバイスを行っております。 また、中小企業地域資源活用プログラム、創援隊、縁むすびといった国、地方公共団体の支援施策と積極的に連携しており ます。 ●再チャレンジ信用保証制度の活用 地域における開業率のアップや再チャレンジを可能とする柔軟で多様な社会の仕組みの構築のため、一度事業を廃業され た方が、再起業される際の必要資金をご融資する制度です。 ●ベンチャー・ファンドによる支援 当金庫の関連会社である中信ベンチャーキャピタル㈱が、平成15年12月に設立しました「中信ベンチャー・投資ファンド 1号投資事業有限責任組合」 (総額2億円)、及び平成17年8月に設立しました「中信ベンチャー・投資ファンド2号投資事 業有限責任組合」 (総額3億円)、更に昨年(平成20年)4月に組成しました「中信ベンチャー・投資ファンド3号投資事業 有限責任組合」 (総額5億円)を通じて、現在まで32社の将来有望な地元企業に対し、幅広く投資活動を展開しています。 この3号ファンドでは、従来から対象にしていますベンチャー企業向投資に加え、中小企業経営者の事業承継に対応する“バ イアウト投資”にも積極的に取り組み、事業支援を推進していく方針であります。 ●中信ベンチャーキャピタル(株)による支援 当金庫の関連会社である、中信ベンチャーキャピタル㈱では地元企業の成長・発展に貢献することを第一の使命として、 株式公開を目指される先に段階的な投資と的確なコンサルティングを図りつつ、積極的な企業支援を行っています。これ までに56社に対し、12億円弱の出資を実施し、内8社が株式公開を果たされています。 58 事業再生の取組みについて 当金庫は地元中小零細企業のみなさまの繁栄と共に歩んでまいりました。しかし、一方ではさまざまな経営課題を抱え困難 に直面しておられる企業もあり、当金庫は経営者のみなさまと一緒に膝を突き合わせながら問題解決に取り組み、その結果多 くの企業が経営課題を克服されています。 米国の金融問題を発端として景気は急速にかげりを見せ、地元経済にも影響がおよび中小零細企業の業況は一段と厳しい 状態となっています。 今後も引続きさらなる地域密着型金融の推進に鋭意努力し、地域金融機関として取引先支援の強化に取り組み、地域の再 生に一層貢献してまいります。 経営改善支援への取組み 当金庫では平成15年度から本部と営業店が一体となって経営改善に向けた取組みを行っています。現在まで延べ2,414 先のお取引先と密接な面談を行い、経営改善の取組みについてサポートを行っています。 事業再生を果たす際に資金面のニーズは不可欠であり、事業計画上必要と認められる資金は行政による中小企業再生融資 制度を積極的に活用して、地元経済の活力の維持や向上に寄与されている企業への支援を京都信用保証協会と協調のもと で取り組んでいます。 今年度は35企業に3,931百万円の取扱いを行い、本制度の発足した平成17年度以降累計で129先16,394百万円の 再生資金のニーズにお応えしています。 外部専門家の活用による取組み 金融問題を発端とした景気の減速は、中小零細企業の業況において一段と厳しく、中小零細企業の抱える課題は一層複雑・ 高度化しています。 課題を抱える中小零細企業が経営改善を果たす上で大切なことは、各企業が有する貴重な経営資源をどのように活かし事 業の継続を行うかという具体的で実現可能性が高い事業計画書を作成できるかどうかにかかっています。 当金庫はこうした経営課題の克服のために、専門家による分析と改善策の策定が不可欠であると言う観点から、中小企業 再生協議会の活用のほか外部コンサルタントと提携し、サポートを必要とする企業へ紹介しています。 中小企業再生支援協議会の活用は今年度11企業の計画策定支援を行い、同協議会による事業計画書作成のサポート企業 は累計48先となっています。 外部コンサルタントの活用は、今年度8企業へ紹介を行い、これまで累計31企業の経営者のみなさまがコンサルタントの 協力を得ながら経営改善に努められています。 各種ファンドの活用、企業再生スキームの活用 地域経済・社会に貢献している企業で事業継続が見込める過剰債務企業に対して、事業再生の一環として事業再生ファンド の活用や整理回収機構の企業再生スキームを活用した事業再生の支援をしています。 今年度は再生ファンドを活用し、3企業の事業再生に取り組んでいます。 信用保証制度の適切な活用も踏まえたDIPファイナンスの活用 取引先の中には過剰債務の状態に陥り自主的な経営改善だけでは事業再生が困難な企業もあります。しかしながら、地域 経済・社会に貢献し、法的整理・私的整理手続による事業再生が見込まれる企業には、中小企業再生支援協議会と連携しなが らDIPファイナンスや信用保証制度を活用した資金支援を行っています。 59 総代会制度について 信用金庫は会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機関 です。従って、会員は(株式組織の銀行などと異なり)出資口数に関係なく、各々1個の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に 参加することとなります。しかし、当金庫では会員数が25万人を超えることから、総会の開催は事実上不可能であり、そこで会員の総 意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。 この総代会は、決算や取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。従って、総代会は総会 と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続きにより選任された総代で構成・運 営されます。 また、当金庫では総代会に限定することなく、日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざま な経営改善に取り組んでおります。 総代会は、会員一人ひとりの意見を適正に反映するための開かれた制度です。 会 員 選考委員 総代候補者 2 選考基準に基づき 総代候補者を選考 委 嘱 し 、 選 考 委 員 の 氏 名 を 店 頭 掲 示 1 理 事 会 の 決 議 に 基 づ き 選 考 委 員 を 理 事 会 代 表 と し て 総 代 を 委 嘱 所 定 の 手 続 を 経 て 、 会 員 の 3 総 代 候 補 者 氏 名 を 店 頭 掲 示 し 、 総 代 会 会員の総意を適正に 反映するための制度 総 代 決算に関する事項、理事・監事の選任等重要事項の決定 60 総代とその選任方法 1. 総代の任期・定数 任 期 : 3 年 定 数 : 150人以上200人以内で、会員数に応じて各選任区域(11区)毎に定めています。 なお、平成21年5月末現在の総代数は181人で、会員数は258, 612人です。 2. 総代の選任方法 総 代は会 員 の 代 表として、会 員 一 人ひとりの 意 見を 当 金 庫 の 経 営に反 映する重 要 な 役割を 担っています。総 代 の 選考は、総代候補者選考基準(※)に基づき、次の手続きを経て選任されます。 (※)総代候補者選考基準 1 資格要件 ○ 2 適格要件 ○ ●当金庫の会員であること ●総代就任日において80歳に達していない方 ●行動力があり、積極的な方 ●地域における信望が厚く、総代として相応しい見識・人格・ 品位を有している方 ●良識をもって正しい判断ができる方 ●当金庫の発展に継続して寄与できる方 ●金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との緊密な取引関係を 有する方 ●地元各界・各業種において先導的役割を担い、地域の発展と 繁栄に貢献している方 ●地域の事情に明るく、人縁関係が深い方 ●社会福祉や社会奉仕等、社会的貢献度が高い方 総代が選任されるまでの手続について 地区を11区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める。 1 理事会の決議により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱 総代候補者 選考委員の 選任 選考委員の氏名を店頭に掲示 2 選考委員が総代候補者を選考 理事長に報告 総代候補者の氏名を、 1週間店頭掲示 左記掲示について京都新聞に公告 総代候補者の 選考 異議申出期間(公告後2週間以内) 3 総代の選任 ●会員から異議がない場合 または ●異議の申出が選任区域の会員数の 1 3 に達しない場合 ●異議の申出が選任区域の会員数の 1 3 に達した場合 当該総代候補者の数が選任区域の 1 総代定数の 2 以上 当該総代候補者の数が選任区域の 1 総代定数の 2 未満 a b いずれか選択 a 他の候補者を選考 b 欠員(選考を行わない) 2 以下の手続を経て) (上記 総代に委嘱 61 総代の氏名を店頭に1週間掲示 総代会の目的事項 平成21年6月22日開催の第69期通常総代会において、次の事項が付議され、各議案とも原案どおり承認されました。 1. 報告事項 第69期(平成20年4月1日から平成21年3月31日まで)業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件 2. 決議事項 第1号議案 剰余金処分案承認の件 第2号議案 会員除名の件 第3号議案 定款第4条(事務所の所在地)別表2変更の件 第4号議案 理事選任の件 第5号議案 退任理事に対する退職慰労金贈呈の件 総代の氏名 選 任 区 域 第 1 区 京都市北区・上京区 人 数 氏 名 19名 岡 冨 前 森 本 文 家 幹 田 下 久 男 夫 茂 治 倉 長 増 吉 田 義 宥 嶋 秀 樹 田 あけみ 田 達 生 田 永 増 冷 中 良 一 田 健 夫 田 巌 泉 貴実子 藤 西 松 渡 堂 稔 村 延 井 昭 部 田 一 山 好 男 條 道 弘 村 伊佐雄 浅 精 一 一 亀 小 中 澤 信三郎 井 邦 彦 林 幹 男 川 清 川 順 介 上 絹 佐 平 吉 田 昇 川 治 野 喜一郎 井 義 久 田 和 男 大 橋 進 城 守 国 鈴 鹿 且 森 壽 之 礪 波 修 良 堀 井 喜三郎 憲 村 田 和 哉 夫 第 2 区 京都市左京区・東山区 23名 石 岡 九 田 湯 第 3 区 京都市中京区 13名 市 田 ひろみ 猪 田 浩 史 宇 津 克 美 浦 田 正 宗 小 澤 淳 二 北 尾 宗 一 久保田 勇 續 木 創 富 田 順 一 中 井 敏 雄 藤 本 惠一郎 古 川 元 夫 吉 村 公 一 第 4 区 京都市山科区・滋賀県大津市・ 草津市・守山市・栗東市・湖南市・ 野洲市 13名 石 橋 武 夫 上 原 恵 美 皆 藤 昌 雄 河 内 誠 一 川 口 裕 史 川 端 章 裕 佐 伯 希 彦 迫 田 博 久 下 邑 隆 出 竿 賢 治 西 村 裕 服 部 繁 和 堀 場 厚 第 5 区 京都市下京区 11名 大 石 力 金 森 健 祐 日 下 晟 杉 岡 誠 三 鈴 木 幸 雄 橋 信 昭 寺 西 保 男 西 村 多 市 林 良 介 早 瀬 善 男 田 光 寿 第 6 区 京都市南区・向日市・長岡京市・ 京都府乙訓郡・大阪府三島郡・ 高槻市・茨木市・摂津市 23名 荒 粂 竹 久 山 京都市右京区 15名 内 田 治 佐 竹 賢 昭 白 潟 康 郎 田 中 弘 一 田 中 田鶴子 津 田 純 一 徳 岡 孝 二 奈 佐 隆 司 西 村 義 行 堀 越 秀 郎 松 尾 正 治 村 田 完 次 山 下 義 一 米 川 安 宜 渡 夫 第 7 区 木 五郎 田 昌 宏 中 重 晴 森 晃 一 中 隆 輝 介 修 俊 正 明 伊 岸 谷 藤 藤 良 本 健 口 忠 井 久 和 治 一 嗣 木 坂 西 山 大 澤 玉 藤 下 宗 昭 田 米三郎 畑 義 昭 内 和 生 橋 一 井 隆 井 晟 井 良 郎 寧 義 雄 木 志 林 山 大 三 土 藤 村 信 村 雅 勝 下 幸 藪 久 木 善 居 森 信 一 之 一 男 京都市伏見区 22名 第 9 区 宇治市・城陽市 14名 青 山 雄 二 井 上 勝 正 小 田 尚 筧 哲 男 川 本 八 郎 上 林 春 松 栗 山 淳 次 小 山 茂 樹 橋 莞 爾 蔦 川 清一郎 服 部 善 郎 藤 田 稔 明 松 井 宏 之 山 本 康 弘 第10区 八幡市・京田辺市・木津川市・京都府久世郡・ 綴喜郡・相楽郡・大阪府枚方市・交野市・ 寝屋川市・奈良県奈良市・生駒市 13名 片 岡 博 正 黒 坂 行 男 田 中 進 田 邊 宗 一 中 川 之助 仲 南 嘉之輔 西 井 良 壽 西 出 浩 林 泰 福 井 正 典 南 惠美子 村 田 秀太郎 安 井 保 15名 藤 謙 達 正 井 田 宇 城 邦 英 齋 藤 茂 中 井 俊 将 安 井 洋 和多田久太朗 第 8 区 京都市西京区・亀岡市・南丹市 (但し、美山町を除く) ・ 京都府船井郡京丹波町 (但し、旧和知町を除く) 伊 伊 藤 田 達 夫 泉 和 子 本 能 交 崎 虎一郎 辻 紀 彦 岡 野 益 巳 城守茂右衛門 玉 置 辰 次 山 田 幸 雄 磯 小 竹 中 水 第11区 村 三 郎 谷 眞由美 上 一 郎 村 陽 谷 幸 正 池 小 塚 宮 四 也 斗 久 雄 雄 則 皓 正 赤 畠 貞 宏 奥 村 幸 江 奥 村 正 文 桂 紹 源 木 下 信 也 近 藤 永太郎 佐 藤 喬 清 水 義 夫 中 村 圭 二 野 本 要 林 研 志 古 川 三 細 見 吉 郎 山 下 麗 雄 山 本 勝 幸 平成21年5月末現在(敬称略・五十音順) ※総代の選任区域については総代選任規程第3条に基づいています。 62 多彩なニーズにお応えする充実したラインアップで一層 主な預金 (平成21年5月末現在) 種 類 特 色 当座預金 小切手・手形等で事業資金の支払の決済や、公共料金等の自動支払にご利用いただけます。 一冊の通帳で「普通預金」 「定期預金」がセットでき、定期預金をセットすると自動融資が受けられます。このほか 総合口座 カードローンなど貯める、使う、借りるが1冊で利用できて便利です。 普通預金 公共料金等の自動支払および給与、年金、配当金、公社債元利金等の自動受取ができ、かつ出し入れ自由な預金です。 公共料金等の自動支払および給与、年金、配当金、公社債元利金等の自動受取ができ、かつ出し入れ自由な無利息の 無利息型普通預金 預金です。 預金保険制度により全額保護されます。 普通預金と同様、出し入れ自由な預金です。 金利は、残高に応じて金利を4段階に設定します。残高が10万円以上であれば普通預金よりお得です。 貯蓄預金 ※1 給与・年金・配当金等の自動受取口座としてのご利用はできません。 ※2 公共料金・クレジット代金等の自動支払い口座としてのご利用はできません。 7日間の据置期間後は、いつでも払戻し可能な預金です。 通知預金 (払戻しの2日前までに通知が必要です) 納税準備預金 税金の納付準備にご利用いただくための預金で、利息に税金がかかりません。 (注)ただし、払い出し目的により課税されることがあります。 自由金利型定期預金(大口定期預金) 1,000万円以上の大口資金の運用に最適の商品です。 スーパー定期 期日指定定期預金 積立定期預金 スーパー積金(定期積金)各種コース プレミアム預金「お得ですよ」 財形預金 100円からお預け入れいただけ、 「単利型」はお預け入れ期間を1カ月から5年まで自由にお選びいただけます。 個人のお客さまは「複利型」 (お預け入れ期間は3年以上5年まで)もご利用いただけます。 1年複利で運用します。預入期間は最長3年まで。1年たてば全額または一部お引き出しが可能です。 (1カ月前まで にお引き出し日をご指定ください) あらかじめ一定の契約期間を定め、その積立期間中は自由に積立てすることができ、期日にはそれまでの積立金額を まとめてお受取りいただけます。 定額積立コース(1年、2年、3年、4年、5年) 期日指定コース(6カ月から60カ月) スリーステップコース(毎年積立額を増加するものです) ボーナス併用コース 〈弾(はずみ)〉 ATM、テレホンバンキング・モバイル&インターネットバンキングで定期預金をお預け入れいただきますと、店頭表示金 利よりもお得な定期預金金利を付けさせていただきます。 フリータイプ(一般財形預金) ・・・ 毎月のお給料や賞与から積立ご希望額を天引にてお預かりいたします。 (非課税の特典が受けられます) 年 金タイプ(財形年金預金) ・・・ 積立金は満60歳以降、3カ月ごとに指定口座へ年金としてお振り込みいたします。 住 宅タイプ(財形住宅預金) ・・・ 住宅取得資金を積み立てることを目的としたタイプ。住宅資金に充当することで非課税の特典が受けられます。 主なサービス・商品 (平成21年5月末現在) 種 類 特 色 投資信託 ご購入いただけ、便利な自動引落しで投信自動積立をご利用いただければ長期的な資産形成ができます。 (主な取 お客様の資金運用にお応えすべく、 リスク・リターンの異なる多様な商品を揃えております。投資信託は1万円から 扱い投資信託はP66の通りです) 金融商品仲介業務 信託契約代理店業務 お客様の証券投資ニーズに合わせ、外債等の幅広い商品提供や資産の運用に関するご相談、情報提供を行います。 みなさまの幅広いニーズにお応えするため、土地信託・公益信託・企業年金信託・特定贈与信託・特定金銭信託を お取り扱いいたしております。 メールオーダーサービス 「定期積金」 「公共料金自動支払」 「住所変更届」 「京都ちゅうしんきゃっする」 「テレホンバンキング・モバイル イン キャッシュカード・キャッシングサービス (ATMコーナーにより取扱時間が異なる場合があります)また、ゆうちょ銀行や他金融機関のATM・コンビニATM ターネットバンキング」のお申し込みが、郵送で簡単にできる大変便利なサービスです。 当金庫のキャッシュカードは、年末年始を含めて1年中いつでも午前7時30分から午後9時までご利用いただけます。 でもご利用いただけます。なお、当金庫ATMコーナーでは各種キャッシングサービスのご利用もできます。 年金自動受取 63 当金庫で年金の自動受取をされますと、 「中信年金お誕生日プレゼント」や「中信いで湯の旅」 「観劇会」のご案内を させていただきます。フリーダイヤルによる「健康・医療・介護」の無料相談サービスもご利用いただけます。 便利になりました。 主なサービス・商品 種 類 インターネット年金受取予約・相談申込受付 「e・ねんきん」 インターネットローン仮申込 「e・YOYAKU」 しんきん携帯電子マネーチャージサービス (平成21年5月末現在) 特 色 インターネットで年金の受取予約や相談の受付を開始いたしました。年金相談については、当金庫の社会保険労務士 がお客様ご指定の時間帯に電話でご回答します。 インターネットで24時間いつでも、京都ちゅうしんきゃっする(カードローン)、住宅ローン、マイカーローン、教育ロー ンなどの仮申込ができます。お忙しい方でも時間を気にせずにお申し込みが可能です。 当金庫ホームページ「http://www.chushin.co.jp」からお申込みください。 携帯電話からの操作により、キャッシュカード発行済の普通預金(総合口座を含む)から出金しプリペイド型電子マネー「Edy(エデ ィ)」を携帯電話へチャージ(入金)するサービスです。なお、チャージした「Edy」は、全国のEdy加盟店でご利用(商品の購入等) ができます。 当金庫の普通預金(総合口座) ・貯蓄預金のキャッシュカードをお持ちの個人のお客様ならどなたでもキャッシュカードがそのまま デビットカードサービス ショッピングにご利用いただけます。普通預金・貯蓄預金残高の範囲で便利なキャッシュレスショッピングがお楽しみいただけます。 テレホンバンキングサービス カード紛失受付、住所変更等各種届出事項変更受付等を、自動音声やオペレーターの案内により簡単にお手続きい 電話により残高照会、入出金明細照会、振込・振替、定期預金預入・払戻の他、公共料金自動振替申込、通帳・キャッシュ ただけます。個人の方はもちろん、法人の方もご利用いただけます。 モバイル&インターネットバンキングサービス 携帯電話やインターネットで残高照会・入出金明細照会、振込・振替、定期預金の作成が24時間簡単にできます。 また、 〈Pay-easy〉 (ペイジー)マークのある納付書の料金払込みも可能です。インターネットからは、公共料金自動 振替、住所変更も24時間お申込みいただけます。 インターネットデータ伝送サービス 当金庫ホームページから総合振込・給与振込の振込依頼、口座振替の請求依頼等をいただくもので、インターネット 接続環境があれば、専用端末機やソフトを使用せずにご利用いただけます。 まとまったお振込みに大変便利です。モバイル インターネットバンキングサービスと併せてご利用ください。 自動送金サービス あらかじめ金額の決まっているお振込みを毎月のご指定日に自動的に行います。 エレクトロニック・バンキングサービス 取引照会」が簡単にできます。 集金代行サービス 手間のかかる集金業務から解放します。公共料金の口座振替のように自動的に売掛金等を回収するサービスです。 個人年金保険(生命保険商品) パソコンや各種専用端末機をご利用いただくことで事務所やご家庭にいながらにして「振込・振替」や「口座の残高・ 定額個人年金保険・変額個人年金保険の販売業務を取り扱いしています。ゆとりあるセカンドライフへの備えとして 手元資金を有効にご活用いただけます。(詳しくはP66をご覧ください) がん・医療保険(生命保険商品) 万が一の病気やケガに備えるために、お客様のニーズに合った商品を用意しております。 長期火災保険(損害保険商品) 住宅ローンをご利用いただく方に対して、長期火災保険を募集しています。 (詳しくはP66をご覧ください) 普通傷害保険「シニアクラブ」 年金受給者、年金予約者様専用商品として普通傷害保険「シニアクラブ」の取り扱いを行っております。 確定拠出年金〈企業型〉 「中信401Kジョイントプラン」 確定拠出年金〈個人型〉 東京海上日動火災保険株式会社と提携し、企業が抱える退職金・年金問題解決をトータルサポート。 「シンプル」 ・ 「ロー コスト」 ・ 「自在」 ・ 「信頼」の4つの特徴で、企業および従業員双方にとってメリットあふれるコンサルティングを行います。 自営業者の方やサラリーマンの方で一定の条件を満たす方は誰でもご加入いただけます。お客様ご自身で資産運用 を行い、税制優遇を受けながら、老後の生活資金を充実させることができます。企業型の確定拠出年金制度の資格喪 失時の、年金資産の移換手続きも受付けております。 64 主なローン (平成21年5月末現在) 種 類 ご利用金額 特色・お使いみち 住宅ローン(変動金利型) 5,000万円以内 住宅の購入・新築・増改築・住宅用土地・マンションのご購入にご利用いた 35年以内 だけます。一定のエコ関連資金にお得な金利がご利用いただけます。 住宅ローン(固定金利選択型) 5,000万円以内 自由に何度でも「固定金利」 「変動金利」の選択が可能な住宅ローンです。 35年以内 一定のエコ関連資金にお得な金利がご利用いただけます。 住宅ローン「安心トライアングル」 ― 住宅ローン(超長期固定金利型) 5,000万円以内 ∼ホッとすまいる超固定∼ 長期固定金利型住宅ローン 「フラット35」 返済期間 当金庫の各種住宅ローンに「三大疾病保障」 「入院保障」 「失業保障」の 3つの安心をプラスできます。 ― 当金庫独自の長期固定金利型住宅ローン。最長35年間の固定金利が 35年以内 ご利用いただけます。 次のいずれかの短い方 100万円以上 8,000万円以内 住宅金融支援機構と提携した最長35年間の長期固定金利型住宅ローン ○ 1 15年以上35年以内 2 完済時年齢が80歳と ○ です。 なるまでの年数 リフォームプラン「ラッキーすまいる」 1,000万円以内 ご自宅の増改築、 リフォームに最適な無担保、無保証人型のローンです。 15年以内 パーソナルローン「マイライフ」 500万円以内 ライフプランづくりをより豊かにするための多目的ローンです。 8年以内 パーソナルローン「シルバーライフ」 100万円以内 ライフプランづくりをより豊かにするための多目的ローンです。 5年以内 マイカーローン 500万円以内 新車・中古車の購入、車検・修理・免許取得費用としてご利用ください。 8年以内 教育ローン 500万円以内 学校納付金をはじめ、その他の教育関連資金としてご利用ください。 10年以内 フリーローン 100万円以内 お使いみちが自由な証書貸付型のローン。インターネット・FAXでの 5年以内 仮審査申込をしていただければ、ご来店は1回でOKです。 新型カードローン「京都ちゅうしんきゃっする」 10万円∼50万円 来店不要型のカードローン。電話・インターネット・FAX・郵送でお申込 3年(原則自動更新) みが可能です。 (定額返済方式) カードローン 10万円型、30万円型、 必要な時、いつでも繰返しご利用いただけます。 (随時返済方式) 50万円型、70万円型 ミニカードローン 10万円型、30万円型、 当金庫の住宅ローンをご利用いただいている方専用のプランをご用意 3年(自動更新) 50万円型、100万円型 エコビジネスローン 1,500万円以内 ベンチャーローン 1億円以内(1企業) 研究開発資金として、事業展開に必要な運転資金・設備資金・新事業 運転資金:7年以内 ※無担保扱いは 開始にともなう起業家創業資金にご利用いただけます。 設備資金:10年以内 2,000万円以内(1企業) 1年(自動更新) 必要な時、いつでも繰返しご利用いただけます。 (随時返済方式) しております。 地球環境保全に有効なガスコ−ジェネレーションシステムや事業用エコ 10年以内 カーの購入資金にご利用いただけます。 主な国際業務 65 (平成21年5月末現在) 種 類 特 色 貿易 輸出手形の買取・取立、輸入信用状の発行、輸入手形決済等のほか貿易取引全般にわたりご利用いただけます。 外国送金 電信送金、送金小切手、いずれのお取扱いもいたします。外国からの送金のお受取りや、外貨小切手、送金領収書の お取立てもご利用いただけます。 外貨預金 お持ちいただいた円貨を米ドルやユーロ等に交換のうえ、外貨でお預けいただける預金です。 外貨預金の種類・・・定期預金、普通預金、中信オープン外貨定期預金 インパクトローン(外貨建融資) 米ドルやスイスフラン・ユーロ建でお借り入れいただくもので、資金調達の多様化が可能です。 中信Web外為サービス 当金庫のホームページから外国送金(仕向送金)、輸入信用状開設・条件変更の依頼をいただくもので、インターネット の接続環境があれば専用端末機やソフトを使用せずにご利用いただけます。 個人年金保険(生命保険商品) 損害保険商品の販売業務 取扱商品は「定額個人年金保険」 「変額個人年金保険」の2種類で、 出張所を含む全営業店で損害保険商品を取り扱っております。 出張所を含む全営業店で取り扱っております。 住宅ローンをご利用いただく方に対しては長期火災保険(期間1 当金庫では、上記「個人年金保険」をはじめとして「投資信託」 年以上)の募集業務を行っております。また、年金受給者、年金予 や「 国債 」などの 金融商品の窓口販売を取り扱っており、幅広く 約者様には普通傷害保険「シニアクラブ」を提供しております。 金融サービスの提供を行っております。 当金庫が保険販売取引をしている損害保険会社は、東京海上 当金庫が保険販売取引をしている生命保険会社は、日本生命 日動火災保険株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社 保険相互会社、フコクしんらい生命保険株式会社、住友生命保険相 損害保険ジャパン、ニッセイ同和損害保険株式会社、共栄火災海上 互会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、T&Dフィナンシ 保険株式会社の5社です。 ャル生命保険株式会社、東京海上日動フィナンシャル生命保険株 式会社、三井住友海上メットライフ生命保険株式会社の7社です。 がん・医療保険(生命保険商品) 「がん保険」 「医療保険」を出張所を含む全営業店で取り扱って おります。当金庫が保険販売取引をしている生命保険会社は、東 京海上日動あんしん生命保険株式会社、三井住友海上きらめき生 命保険株式会社、アメリカンファミリー生命保険会社の3社です。 ●主な取扱い投資信託一覧表 株式投資信託 債券型 ニッセイ/パトナム・インカムオープン(ニッセイアセットマネジメント) ニッセイ/パトナム・毎月分配インカムオープン(ニッセイアセットマネジメント) DIAM高格付インカム・オープン(毎月決算コース) 〈愛称 ハッピークローバー〉 (DIAMアセットマネジメント) 世界のサイフ(日興アセットマネジメント) 株式型 しんきんインデックスファンド225 (しんきんアセットマネジメント投信) しんきんトピックスオープン (しんきんアセットマネジメント投信) しんきん好配当利回り株ファンド (しんきんアセットマネジメント投信) ニッセイ日本勝ち組ファンド(3カ月決算型)(ニッセイアセットマネジメント) ダイワ・バリュー株・オープン〈愛称 底力〉 (大和証券投資信託委託) 損保ジャパン・グリーン・オープン〈愛称 ぶなの森〉 (損保ジャパン・アセットマネジメント) しんきん世界好配当利回り株ファンド(毎月決算型)(しんきんアセットマネジメント投信) しんきんSRIファンド(しんきんアセットマネジメント投信) 京都・滋賀インデックスファンド〈愛称 京(みやこ)ファンド〉 (野村アセットマネジメント) バランス型 しんきん3資産ファンド(毎月決算型) (しんきんアセットマネジメント投信) ─ 国内株式・外国債券・国内不動産投資信託の組合せ型 しんきんグローバル6資産ファンド(毎月決算型) (しんきんアセットマネジメント投信) ダイワ資産分散インカムオープン(奇数月決算型)〈愛称 D・51〉(大和証券投資信託委託) ─ 国内の株式・債券・不動産投資信託 外国の株式・債券・不動産投資信託の組合せ型 DIAM世界3資産オープン(毎月決算型)〈愛称 ハッピーハーモニー〉(DIAMアセットマネジメント) ─ 外国株式・外国債券・外国不動産投資信託の組合せ型 不動産型 三井住友・グローバル・リート・オープン(3カ月決算型)〈愛称 世界ビル紀行〉(三井住友アセットマネジメント) 三井住友・グローバル・リート・オープン〈愛称 世界の大家さん〉 (三井住友アセットマネジメント) しんきんJリートオープン(毎月決算型)(しんきんアセットマネジメント投信) (平成21年5月末現在) 66 投資信託に関するリスクや手数料のご案内 ・投資信託は預金、保険契約ではありません。 ・投資信託は預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。 ・当金庫が取り扱う投資信託は投資者保護基金の対象ではありません。 ・当金庫(登録金融機関)は販売会社であり、投資信託の設定・運用は各運用会社(投資信託委託会社)が行います。 ・投資信託は元本および利回り保証はありません。 ・投資信託のご購入時には、買付時の1口あたりの基準価額(買付金額)に、最大3.15%(税込)の申込手数料、約定口数を 乗じて得た額をご負担いただきます。換金時には、換金時の基準価額に最大0.3%の信託財産留保額が必要となります。 また、これらの手数料とは別に投資信託の純資産総額の最大年約1.7%(税込)を信託報酬として、信託財産を通じてご負 担いただきます。その他詳細につきましては、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)等をご覧ください。なお、投資 信託に関する手数料の合計は、お申込金額、保有期間等により異なりますので表示することはできません。 ・投資信託は、組入有価証券等の価格下落や組入有価証券等の発行者の信用状況の悪化等の影響により、基準価額が下落 し、元本欠損が生ずることがあります。また、外貨建て資産に投資する場合には、為替相場の変動等の影響により、基準価 額が下落し、元本欠損が生ずることがあります。 ・投資信託の運用による利益および損失は、 ご購入されたお客様に帰属します。 ・ファンドによっては、換金期間、お取扱いできない日や大口の換金について制限がある場合があります。また、金融商品取 引所等の取引停止などやむを得ない事情があるときは、 ご換金の申込受付を中止すること等があり、残存口数がファンド所 定の口数を下回った場合等には、信託期間の途中で信託が終了(償還)されることがあります。 ・投資信託の取得のお申込に関しては、クーリングオフ(書面による解除)の適用はありません。 ・投資信託をご購入にあたっては、あらかじめ最新の「投資信託説明書(交付目論見書)」および「目論見書補完書面」等で 必ず内容をご確認のうえ、 ご自身でご判断ください。 「投資信託説明書(交付目論見書)」および「目論見書補完書面」等は、 当金庫の本支店等にご用意しております。 ・個人のお客様の取り扱いは、原則20歳以上の方に限らせていただきます。 ・当資料は金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。 商号等 京都中央信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第53号 加入協会 日本証券業協会 ご質問は当金庫最寄りの店舗あるいは下記フリーダイヤルにてお問合せください。 TEL 0120−201−959 (平日9 : 00∼17 : 00) (注)フリーダイヤルは当金庫営業地区(京都市及びその近郊、大津市、高槻市他)のみ可能です。 外貨預金に関するリスクや手数料のご案内 ・外貨預金には為替変動リスクがあります。為替相場変動により、お受取の外貨元利金を円換算すると、当初外貨預金作成 時の払い込み円貨額を下回る(円ベースで元本割れ)リスクがあります。 ・円を外貨にする際(預入時)および外貨を円にする際(引出時)は手数料(例えば、 1米ドルあたり1円、 1ユーロあたり1円50 銭、 1豪ドルあたり2円、 1英ポンドあたり4円)がかかります(お預入れおよびお引出しの際は、手数料を含んだ為替相場であ る当金庫所定のTTSレート(預入時)、 TTBレート(引出時)をそれぞれ適用します。当金庫の1通貨あたりの片道の最大 手数料は4円です)。したがって、為替相場の変動がない場合でも、往復の為替手数料(例えば、 1米ドルあたり2円、 1ユーロ あたり3円、 1豪ドルあたり4円、 1英ポンドあたり8円、当金庫の1通貨あたりの往復の最大手数料は8円です)がかかるため、 お受取りの外貨の円換算額が当初外貨預金作成時の払込円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。 上記以外の通貨におけるTTSレートとTTBレートの差は窓口までお問合せください。 ・外貨預金には信用リスクがあります。当金庫の信用状況によっては、お客様が損失を被るリスクがあります。 ・外貨預金には流動性リスクがあります。外国為替市場において外国為替取引が行われない場合等に、お預入れや払戻しに 応じられないリスクがあります。 ・外貨預金は、預金保険の対象外です。 ・詳しくは窓口までお問い合わせください。 67 生命保険に関するリスクや手数料のご案内 ・生命保険は預金ではありませんので元本保証はありません。 ・生命保険は商品により、契約時費用ならびに解約時の解約控除が必要となり、据置期間中は保険関係費用、資産運用関係 費用、年金管理費などの手数料がかかる場合がありますので、詳細は各商品のパンフレットをご覧ください。 ・生命保険は預金ではありませんので、株価や債券価格の下落、市場金利や為替の変動により、資産残高、解約返戻金額は 払込の保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。 ・生命保険は、預金保険制度ならびに投資者保護基金の対象ではありません。 ・ご契約中の生命保険を解約、一部解約した場合、返戻金が元本を下回ることがあります。 ・生命保険は、引受保険会社が保険の引受を行う生命保険の商品であり、預金ではありません。京都中央信用金庫は、募集 代理店として、契約の媒介を行いますが、契約の相手方は、京都中央信用金庫ではなく、引受保険会社となります。 ・引受保険会社が破たんした場合には、生命保険契約者保護機構により保護の措置が図られますが、 ご契約の際にお約束した 死亡給付金額・年金原資額等が削減され、その結果、死亡給付金額・年金原資額が元本を下回る場合もあります。 ・生命保険にご契約いただくか否かが、当金庫におけるお客さまの他のお取引に影響を及ぼすことは一切ありません。 ・京都中央信用金庫では借り入れられた資金(他の金融機関での借入を含む)を前提とした生命保険のお申込はお断りして いますのでご了承ください。 ・法令上の規制により、お客さまのお勤め先や、 ご融資の申込み状況等によっては、生命保険をお申込いただけない場合が あります。 ・詳しくは商品ごとの「パンフレット」等をご覧いただくとともに「契約締結前交付書面(契約概要・注意喚起情報)」をご契 約前に必ずお読みいただき、内容を十分にご理解ください。また、ご契約の際には、 「ご契約のしおり・約款」 (変額年金保 険の場合は、 これに加え「特別勘定のしおり」)を必ずご覧ください。 ・ご加入の検討にあたっては、販売資格を持つ当金庫の募集人にご相談ください。 68 各種取扱手数料 ●ATMのご案内 ※手数料には所定の消費税が含まれています。 取 扱 業 務 平 日 土 曜 日 日曜・祝日 取扱手数料等*(1件につき) (1月1日∼1月3日を含む) 中信 普通預金(総合口座・カードローン)貯蓄預金 しんきんネット 7:30∼21:00 ご クレジットカード等 ※1 (VISA、JCB、三菱UFJニコス、Diners、UC、AMEX、Orico、AEON、Nissen、GE、プロミス、 出 ポケットカード、クレディセゾン、アイフル、楽天、オリックス・クレジット、イズミヤ、ジャックス、京阪カード) キ MICS:都銀、地銀、信託、第二地銀、信組、農協、労金、信漁連、イオン銀行 ※2 ャ 金 8:00∼21:00 9:00∼17:00 ゆうちょ銀行 ※3 ッ シ 生保提携(住友生命)※4 8:00∼21:00 8:00∼20:00 ュ 7:30∼21:00 普通預金(総合口座・カードローン)貯蓄預金 中 サ 7:30∼15:00 お取扱いできません 当座預金 信 ー 7:30∼21:00 定期積金・積立定期預金・定期預金 ※5(元利継続型) ご ビ クレジットカード等(VISA、JCB、UC、三菱UFJニコス、Diners)※1 7:30∼21:00 ス 入 しんきんネット 金 第二地方銀行・信用組合・労働金庫 ※2 8:00∼21:00 9:00∼17:00 ゆうちょ銀行 ※3 8:45∼19:00 お取扱いできません 8:00∼21:00 生保提携(住友生命)※4 ※現金によるお振込みは10万円までです。平日7:30∼17:00までお取扱い いたします。ただし、お取扱いできないATMもあります。 ッシュカードでもお振込みいただけます。ただし、他の金 お振り込み ◇他の金融機関のキャ 融機関のキャッシュカードの場合、お取扱いできない時間帯、1日あたりの振 (電信扱い) 込限度額があります。詳しくは、お取引の金融機関にお問い合わせください。 ◇キャッシュカードでお振込みの場合、振込手数料の他に出金に係る取扱手数 料が必要です。 お 客 様 へ は105円 通常 105円 平日 土曜 8:00∼8:45、 18:00以降 日・祝日 終 日 は210円 通常 105円 平日 土曜 8:00∼8:45、 18:00以降 日・祝日 終日 14:00以降 は210円 出金口座《中信普通(貯蓄)預金キャッシュカード》から、入金 口座《中信各口座通帳》への振替入金もご利用いただけます。 ※硬貨による入出金のお取扱時間 平日7:30∼17:00 − 通常 105円 平日 土曜 7:30∼8:45、 18:00以降 日・祝日 終 日 は105円 平日 土曜 8:00∼8:45、 18:00以降 日・祝日 終 日 は210円 通常105円 18:00以降は210円 8:00∼20:00 − − お 振 込 先 当金庫同一店あて 現 金 扱 い 当金庫本支店あて 他行あて 当金庫同一店あて キャッシュカード扱い 当金庫本支店あて 他行あて 振 込 手 数 料 7:30∼21:00 3万円未満 105円 105円 420円 無 料 105円 315円 3万円以上 315円 315円 630円 無 料 210円 525円 ●暗証番号は、他人に知られないよう、十分ご注意ください。特に暗証番号を記載したメモや、暗証番号を推測される手掛かりとなるようなものは、キャッシュカードと一緒に保管しないでください。 また、キャッシュカードの利用明細書は必ずお持ち帰りください。 ●金庫職員が店舗外や電話等でカードの暗証番号をおたずねすることはありません。 ●キャッシュカードの紛失や盗難の場合には、ただちにお取引金融機関にご連絡ください。現金自動支払機は、窓口の業務取扱時間外などでも稼働しているものがありますので、ご注意ください。 ●「全国キャッシュサービス(MICS)」および「しんきんネットキャッシュサービス」をご利用の場合、 「1日あたりの現金支出限度額」が設けられております。詳しくは、直接お取引金融機関にご照会ください。 ●17:00以降のお振込みの手続きはキャッシュカードでのお取扱いとなります。また、一部のATMでは現金でのお振込みはお取扱いいたしておりません。 ●当金庫のキャッシュカードの1口座ごとのご利用限度額は1日あたり200万円、1カ月あたり500万円までです。 【ご利用内容①カードによる現金のお引出し(提携金融機関でのお引出し、デビットカードのご利用 も含みます)②カードによるお振込み③カードによる他の預金「定期預金、定期積金、積立定期預金は除きます」 (お通帳)へのお振替え】 ●その他の手数料 自動音声 当金庫宛 3万円未満 3万円以上 同一店宛 無料 無料 約束手形 手形帳料金 本支店宛 105円 210円 為替手形 手形帳料金 210円 315円 同一店宛 105円 105円 当座小切手 小切手帳料金 本支店宛 105円 315円 他行庫宛 テレホン バンキング オペレーター 当金庫宛 他行庫宛 モバイル& インターネット バンキング 当金庫宛 現金扱い ATM ☆ 420円 630円 同一店宛 無料 無料 本支店宛 105円 210円 他行庫宛 当金庫宛 210円 315円 同一店宛 105円 315円 本支店宛 105円 315円 420円 630円 同一店宛 無料 無料 本支店宛 105円 210円 315円 525円 他行庫宛 キャッシュ カード扱い 当金庫宛 他行庫宛 当金庫宛 EBサービス 他行庫宛 当金庫宛 窓口 他行庫宛 同一店宛 無料 無料 本支店宛 105円 315円 電信・文書 420円 630円 同一店宛 210円 420円 本支店宛 315円 525円 電信・文書 630円 840円 他行庫宛 給与振込手数料 振込組戻料 手 同一地区 他地区 当金庫本支店 1通につき 420円 他行券 1通につき 840円 不渡手形返却料 1通につき 840円 取立手形組戻料 1通につき 840円 取立手形店頭呈示料 1通につき 840円 の 区 分 手 数 料 額 1冊(50枚)につき 2,100円 1冊(署名判印刷付50枚)につき 2,100円 1冊(50枚)につき 1,050円 1冊(署名判印刷付50枚)につき 1,050円 初回登録時のみ 5,250円 口座開設手数料 割賦販売通知書1枚につき 3,150円 手形用紙代 1枚につき 525円 発行手数料 ご依頼1枚につき 525円 1件につき 210円 キャッシュカード (ローンカードを含む) (紛失等で旧カードを 1枚につき 持参されていない場合) 1,050円 普通預金通帳等 各種通帳 1冊につき 1,050円 貯蓄預金 スウィングサービス 取扱手数料※ 1回につき 105円 残高証明 残高証明書 1通につき 210円 取引履歴 明細表 1依頼につき 自己宛小切手 口座振替手数料 再発行 1件につき 105円 1通につき 210円 料 マル専当座 1件につき 630円 当金庫本支店・他行券 数 約束手形・為替手形 当座小切手・署名判登録料 ☆ATMでの時間外、ならびに日曜日・祝日のお振込みにつきましては、105円を追加させていただきます。 そ の 他 7:30∼8:45、 18:00以降 日・祝日 終 日 クレジットカードの種類によりお取扱いが異なります。詳しくはクレジットカード会社へお問い合わせください。年始(1月1日∼1月3日)のお取扱いはできません。 ◎ATMでの振込みは振込手数料の他に上記取扱手数料欄(*)に準じて 出金の時間外手数料等が必要です。 年始(1月1日∼1月3日)および日曜日を除く5月3日∼5月5日はお取扱いできません。 ◎同一店とは振込手続をされるATMの設置店(母店)と振込先口座の本支 年始(1月1日∼1月3日)はお取扱いできません。 店が同一の場合をいいます。 生保提携(住友生命)は祝日および年末・年始(12月31日∼1月3日)はお取扱いできません。なお、日曜日と祝日が重なる場合は、当該日・振替休日共にお取扱いできません。 プレゼント定期預金の取扱要項につきましては窓口またはホームページにてご確認ください。未成年者口座のお取扱いはできません。 (平成21年5月末現在) 取扱区分 代 金 取 立 平日 土曜 中信の各口座へのご入金は、現金・振替のどちらもOK 15:00以降 翌営業日扱い ただし、予約取引につき翌営業日扱い ●為替手数料 振 込 手 数 料 日・祝日 終 日 は105円 210円 7:30∼21:00 暗証番号変更・限度額引き下げ(キャッシュカード) ※1 ATMによりお取扱業務・時間が ※2 ※3 上記と異なる場合もあります。 ※4 ※5 7:30∼8:45、 18:00以降 7:30∼8:45、 14:00以降 7:30∼21:00 通帳記入(ただし、中信の通帳のみお取扱いいたします) 1月1日∼1月3日は 日祝扱いとなります 平日 土曜 315円 氏名、住所、生年月日、電話番号、 勤務先情報の開示 左記一括 1,050円 上記以外の顧客情報の開示 1項目につき 1,050円 ※定額振替方式の場合は、手数料をいただきません。 お取扱枚数 円貨両替手数料 (お持込み・ お持帰りの合計 枚数の多い方) (注)○同一地区とは受付店舗と代金取立手形・小切手の支払地が同じ地区を指します。 ○京都・大阪は同一地区とみなします。 ○窓口入金分の手数料については同一地区は無料、他地区他行券は840円(当金庫本支店分は420円)となります。 ○手数料額を超える実費を要する場合は、その実費をいただきます。 ○旅館・クーポン券等は、1枚あたりの金額となります。 硬貨入金手数料 お取扱枚数 両替機 利用手数料 1∼100枚 無 料 101∼1000枚 315円 1001∼2000枚 630円 2001枚以上 1000枚毎に315円加算 1∼500枚 無 料 501∼1000枚 315円 1001∼2000枚 630円 2001枚以上 1000枚毎に315円加算 年額(専用カード1枚につき)18,900円 ●ローン関係手数料 変 一部繰上返済手数料 動 条件変更手数料 金 利 型 繰上完済手数料 住 (お客様のご都合 宅 ロ により一括でご返済 ー される場合) ン カ ー ド ロ ー ン 69 1回につき 5,250円 1回につき 5,250円 お借り入れ後3年以内 10,500円 お借り入れ後3年超5年以内 7,350円 お借り入れ後5年超7年以内 5,250円 お借り入れ後7年超10年以内 3,150円 お借り入れ後10年超 無料 ワイド・ビジネス・ トータルワイド カード発行 1枚につき 1,050円 手数料 固定金利選択手数料 固 変動金利期間中 定 金 一部繰上返済手数料 固定金利期間中 利 選 変動金利期間中 択 条件変更手数料 固定金利期間中 型 ・ 固 定 金 利 繰上完済手数料 変動金利期間中 型 (お客様のご都合に 住 宅 より一括でご返済さ ロ れる場合) ー ン 固定金利期間中 1回につき 1回につき 1回につき 5,250円 5,250円 21,000円 1回につき 5,250円 お借り入れ後3年以内 10,500円 お借り入れ後3年超5年以内 7,350円 お借り入れ後5年超7年以内 5,250円 お借り入れ後7年超10年以内 3,150円 お借り入れ後10年超 無料 お借り入れの期間 31,500円 にかかわらず一律 ・事業ローン関係手数料 マ ン シ ョ ン ア パ ー ト ロ ー ン 固 定 金 利 選 択 型 固定金利選択手数料 1回につき 一部繰上返済手数料 固定金利期間中 1回につき 繰上完済手数料 (お客様のご都合に より一括でご返済さ れる場合) 固定金利期間中 5,250円 21,000円 お借り入れの期間 31,500円 にかかわらず一律 自己資本の充実の状況等について〈定量的な開示事項・単体〉 自己資本の構成に関する事項 (単位:百万円) 項目 基本的項目(A) 平成20年3月期 23,268 出資金 うち非累積的永久優先出資 優先出資申込証拠金 資本準備金 その他資本剰余金 利益準備金 特別積立金 次期繰越金 その他 処分未済持分 自己優先出資 自己優先出資申込証拠金 その他有価証券の評価差損 営業権相当額 のれん相当額 企業結合により計上される無形固定資産相当額 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 自己資本総額(C) 控除項目計(D) 自己資本額(E) ― ― ― ― △ 3,533 189,045 1,703,093 11,628 98,343 1,813,065 △3,533 ― 194,995 1,724,272 10,431 101,279 1,835,983 8.18% 8.56% 10.42% 10.62% 18,700 109,619 524 ― ― ― ― △ 3,643 ― ― ― ― 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額 一般貸倒引当金 負債性資本調達手段等 負債性資本調達手段 期限付劣後債務及び期限付優先出資 補完的項目不算入額 計(B) (A)+(B) 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの 期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる 保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額 基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー 及び信用補完機能を持つI/Oストリップス(告示第247条を準用する場合を含む。) 控除項目不算入額 計(D) (C)−(D) 資産(オン・バランス項目) オフ・バランス取引等項目 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 リスク・アセット等計(F) (A) 単体Tier1比率 ×100 (F) (E) 単体自己資本比率 ×100 (F) ― ― ― ― ― ― 計(A) 補完的項目(B) 平成21年3月期 23,032 ― ― ― ― 19,400 114,319 509 ― △0 ― ― ― ― ― ― ― 157,261 5,858 7,235 24,640 ― 24,640 ― 37,734 194,995 3,533 ― ― 148,468 6,000 8,256 26,320 ― 26,320 ― 40,576 189,045 3,533 ― (注)信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当か どうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。 平成21年3月期については、自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成20年金融庁告示第79号)に基づき、 「その他有価証券の評価差損」を基本 的項目から控除しておりません。なお、 「その他有価証券の評価差損」の額(3,143百万円)を控除して計算した場合には、自己資本比率は10.44%となり ます。 70 自己資本の充実の状況等について〈定量的な開示事項・単体〉 自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成20年3月期 リスク・アセット 所要自己資本額 イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー ( i )ソブリン向け (ii )金融機関向け (iii)法人等向け (iv)中小企業等・個人向け (v )抵当権付住宅ローン (vi)不動産取得等事業向け (vii)三月以上延滞等 (viii)出資等 (ix)上記以外 ②証券化エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) 平成21年3月期 リスク・アセット 所要自己資本額 1,714,721 1,714,721 30,421 197,210 472,405 513,476 106,562 272,989 6,664 24,996 89,993 68,588 68,588 1,216 7,888 18,896 20,539 4,262 10,919 266 999 3,599 1,734,704 1,734,704 22,754 191,972 496,355 512,578 108,654 292,479 6,376 19,003 84,530 69,388 69,388 910 7,678 19,854 20,503 4,346 11,699 255 760 3,381 98,343 1,813,065 3,933 72,522 101,279 1,835,983 4,051 73,439 ― ― ― ― (注)1.所要自己資本の額=リスクアセット×4% 2.「 エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、地方公営企業等金融機構、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、 外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共 同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4.「 三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、 「金融 機関向け」、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法〉 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 71 ÷8% THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 〈地域別、業種別及び残存期間別〉 平成20年3月期 エクスポージャー 区分 地域区分 業種区分 期間区分 国内 国外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及びその他の デリバティブ以外のオフ・バランス取引 3,731,827 106,235 3,838,062 197,773 3,184 150 2,125,276 2,351 160,133 16,325 8,411 21,896 185,413 1,096,635 401,185 259,241 476,586 832,131 176,641 3,838,062 689,353 686,812 438,453 149,752 254,868 1,308,495 310,327 3,838,062 2,351 160,133 225 6,412 21,495 185,320 14,419 400,656 257,036 46,345 832,131 10,230 2,125,276 328,739 97,347 198,590 117,329 137,524 1,189,310 56,433 2,125,276 ― ― 2,125,276 185,180 3,184 150 ― 債 券 680,963 104,476 785,439 12,575 預け金 757,148 ― 757,148 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 16,099 1,998 ― 78 323,396 450 599 430,241 757,148 ― ― ― ― ― ― 0 785,439 71,266 224,386 220,863 32,394 117,343 119,185 0 785,439 デリバティブ取引 757,148 285,515 365,000 19,000 ― ― ― 87,632 757,148 150 1,708 1,859 18 ― ― ― ― ― ― ― ― 13 1,671 ― 4 ― ― 150 1,859 1,830 三月以上延滞 エクスポージャー 6,842 ― 6,842 460 6 ― ― ― 881 ― 25 330 738 ― 1,235 1,391 ― 1,770 ― 6,842 ― ― 28 ― ― ― 1,859 平成21年3月期 地域区分 業種区分 期間区分 エクスポージャー 区分 国内 国外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及びその他の デリバティブ以外のオフ・バランス取引 3,838,192 84,640 3,922,832 210,190 3,220 43 ― 1,451 164,773 58,881 17,326 23,433 192,271 954,407 426,141 262,895 588,475 824,940 194,378 3,922,832 623,526 495,210 605,978 141,776 383,142 1,316,323 356,874 3,922,832 2,164,449 59 2,164,508 185,067 3,220 43 ― 1,451 164,773 189 6,236 22,434 189,091 14,698 425,691 262,295 54,184 824,940 10,189 2,164,508 316,758 107,619 155,526 90,133 241,018 1,198,400 55,051 2,164,508 債 券 717,520 82,113 799,633 25,120 ― ― ― ― ― 58,692 11,089 999 3,177 165,214 450 598 534,291 ― 0 799,633 63,922 212,591 211,452 51,620 142,124 117,922 0 799,633 預け金 772,033 ― 772,033 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 772,033 ― ― ― ― ― 772,033 240,300 175,000 239,000 ― ― ― 117,733 772,033 デリバティブ取引 100 2,468 2,568 2 ― ― ― ― ― 0 ― ― 2 2,461 ― 1 ― ― 100 2,568 2,545 ― ― 22 ― ― ― 2,568 三月以上延滞 エクスポージャー 7,006 ― 7,006 864 0 ― ― ― 1,005 ― 0 207 484 ― 1,288 1,085 ― 2,070 ― 7,006 (注)1.オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除く。 2.「 三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 72 自己資本の充実の状況等について〈定量的な開示事項・単体〉 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 その他 期首残高 当期増加額 期末残高 平成20年3月期 23,229 8,256 19 23,210 平成21年3月期 8,256 7,235 ― 8,256 7,235 平成20年3月期 15,878 15,845 3,551 12,326 15,845 平成21年3月期 15,845 11,150 1,480 14,364 11,150 平成20年3月期 39,107 24,101 3,570 35,537 24,101 平成21年3月期 24,101 18,385 1,480 22,621 18,385 8,256 (注)当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 平成20年3月期 業種名 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業・小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 合計 期首残高 当期増加額 2,231 ― 1 ― ― 972 ― 0 261 2,630 17 4,001 5,305 ― 454 15,878 1,929 ― ― ― ― 1,216 ― 21 268 2,705 20 5,777 3,442 ― 463 15,845 個別貸倒引当金 当期減少額 目的使用 1,084 ― ― ― ― 93 ― ― ― 610 ― 350 1,393 ― 18 3,551 貸出金償却 その他 1,146 ― 1 ― ― 878 ― 0 261 2,020 17 3,651 3,912 ― 435 12,326 期末残高 1,929 ― ― ― ― 1,216 ― 21 268 2,705 20 5,777 3,442 ― 463 15,845 1,107 ― ― ― ― 331 ― 33 299 1,066 ― 540 1,097 ― 139 4,616 平成21年3月期 業種名 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業・小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 合計 期首残高 当期増加額 1,929 ― ― ― ― 1,216 ― 21 268 2,705 20 5,777 3,442 ― 463 15,845 1,923 0 ― ― ― 1,265 ― 6 187 2,235 9 2,830 2,243 ― 448 11,150 個別貸倒引当金 当期減少額 目的使用 328 ― ― ― ― 185 ― 10 19 354 ― 231 337 ― 12 1,480 貸出金償却 その他 1,600 ― ― ― ― 1,031 ― 11 248 2,350 20 5,546 3,104 ― 451 14,364 期末残高 1,923 0 ― ― ― 1,265 ― 6 187 2,235 9 2,830 2,243 ― 448 11,150 890 ― ― ― 781 533 ― 10 56 1,146 ― 592 1,019 ― 27 5,058 (注)当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 350% 自己資本控除 合計 73 (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成20年3月期 格付有り 格付無し ― ― 71,905 ― 18,363 ― 6,638 ― ― ― 96,908 (注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスクウェイトに区分しています。 594,415 324,493 850,679 308,248 1,284 720,637 951,848 3,724 ― ― 3,755,331 エクスポージャーの額 平成21年3月期 格付有り 格付無し ― ― 100,309 ― 46,787 ― 10,179 ― ― ― 157,276 842,292 207,073 848,794 310,454 2,007 664,184 887,360 3,388 ― ― 3,765,556 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 平成20年3月期 ポートフォリオ 適格金融資産担保 信用リスク削減手法 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 保 証 50,830 4,472 ― 31,617 11,845 1,101 1,650 143 クレジット・デリバティブ 56,635 20,671 4,609 18,933 12,360 10 ― 49 ― ― ― ― ― ― ― ― 平成21年3月期 ポートフォリオ 適格金融資産担保 信用リスク削減手法 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 保 証 50,814 5,300 ― 19,160 23,561 1,197 1,498 94 クレジット・デリバティブ 63,660 30,093 2,320 383 30,824 ― ― 39 ― ― ― ― ― ― ― ― (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 平成20年3月期 与信相当額の算出に用いる方式 (単位:百万円) 平成21年3月期 カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式 739 1,842 グロス再構築コストの額 担保による信用リスク削減手法の 効 果を勘 案する前 の 与 信 相 当 額 平成20年3月期 平成21年3月期 担保による信用リスク削減手法の 効 果を勘 案した後 の 与 信 相 当 額 平成20年3月期 平成21年3月期 ①派生商品取引合計 ( i )外国為替関連取引 (ii)金利関連取引 (iii)株式関連取引 ②長期決済期間取引 1,859 1,807 28 23 ― 2,568 2,523 22 22 ― 1,859 1,807 28 23 ― 2,568 2,523 22 22 ― 合計 1,859 2,568 1,859 2,568 (注)グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額はありません。 担保の種類別の額 平成20年3月期 平成21年3月期 担保はありません 担保はありません 証券化エクスポージャーに関する事項 オリジネーター、投資家の場合とも残高はありません。 74 自己資本の充実の状況等について〈定量的な開示事項・単体〉 銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 イ.出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 (単位:百万円) 売買目的有価証券 区 分 上場株式等 非上場株式等 合計 貸借対照表 計上額 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 当期の損益に含 まれた評価差額 ― ― ― ― ― ― その他有価証券で時価のあるもの 評価差額 取得原価 貸借対照表 うち益 (償却原価) 計上額 10,481 8,168 ― ― 10,481 8,168 ― ― ― ― ― ― 13,058 7,206 ― ― 13,058 7,206 2,577 △962 ― ― 2,577 △962 その他有価証券で 時価のないもの うち損 貸借対照表計上額 3,087 509 992 1,954 ― ― ― ― 3,087 509 992 1,954 ― ― 7,655 7,716 7,655 7,716 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 ロ.子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等 区 分 子会社・子法人等株式 関連法人等株式 合計 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 時価 88 88 7 7 95 95 ― ― ― ― ― ― 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 差額 うち益 うち損 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― (注)時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 ハ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 売却額 出資等エクスポージャー 平成20年3月期 平成21年3月期 14,187 7,505 売却益 売却損 1,012 731 2,790 1,604 株式等償却 0 119 銀行勘定における金利リスクに関して内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の増減額 (単位:百万円) 区 分 運 用 勘 定 金利リスク量 平成20年3月期 平成21年3月期 貸出金 有価証券等 預け金 その他 運用勘定合計 34,382 20,443 6,889 6 61,721 41,745 21,877 7,208 5 70,836 銀行勘定の金利リスク 32,526 40,435 区 分 定期性預金 要求払預金 その他 調達勘定合計 調 達 勘 定 金利リスク量 平成20年3月期 平成21年3月期 11,924 14,464 2,806 29,195 13,402 14,631 2,367 30,400 (注) 1. 銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショック により発生するリスク量を見るものです。当金庫では、金利ショックを「保有期間1年、最低5年の観測期間で計測される金利変動の1パーセンタイル値と 99パーセンタイル値によって計算される経済価値の低下額」として銀行勘定の金利リスク量を算出しております。 2. 要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、引き出されることなく長期間金融 機関に滞留する預金をコア預金と定義し、当金庫では、普通預金等の額の50%相当額を0∼5年の期間に均等に振り分けて(平均2.5年)、 リスク量を算定 しています。 3. 銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算出します。銀行勘定の金利リスク=運用勘定の金利リスク量− 調達勘定の金利リスク量 75 自己資本の充実の状況等について〈定性的な開示事項・単体〉 自己資本調達手段の概要 自己資本は、主に基本的項目(Tier1)と補完的項目(Tier2)で構成されています。平成20年度末の自己資本額のうち、当 金庫が積み立てているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客様からお預りしている出資金、補完的項目では信金中 央金庫から借入している期限付劣後ローンが該当します。 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 自己資本の充実度に関しまして、自己資本比率はもちろんのことTier1比率の状況についても、国内基準である4%を上 回っており、経営の健全性・安全性を充分保っております。また、当金庫は、各エクスポージャーが一分野に集中することなく、 リスク分散が図られていると評価しております。 一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益 による資本の積み上げを第一義的な施策として考えております。なお、収支計画については、貸出金計画に基づいた利息収 入や市場環境を踏まえた運用収益など、足元の状況を十分に踏まえた上で策定された極めて実現性の高いものであります。 信用リスクに関する事項 イ. リスク管理の方針及び手続の概要 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化等により、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫では、信用リス クを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、与信業務の基本的な理念・指針・規範等を明示した「クレジット ポリシー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。 信用リスクの評価につきましては、当金庫では、厳格な自己査定を実施しております。そして、より精緻な信用リスクの計量 化に向け準備を進めております。 信用リスクの管理の状況については、 リスク管理委員会やALM委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会等、 経営陣への報告体制を整備しております。 貸倒引当金は、 「資産査定規程」及び「償却引当規程」等に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実 績率を基に算定するとともに、その結果については、監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。 ロ. リスク・ウェイトの判定に適用する適格格付機関等の名称 リスク・ウェイトとは、自己資本比率を算出する際の分母であるリスク・アセット額を求めるために使用する資産の種類毎 の掛け目のことです。 当金庫は標準的手法を採用しており、 リスク・ウェイトの判定には、適格格付機関の格付け(信用評価)区分毎に定められ たリスク・ウェイトを使用し、以下の4つの適格格付機関を採用しています。 なお、エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使分けは行っておりません。 ・株式会社格付投資情報センター(R&I) ・株式会社日本格付研究所(JCR) ・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's) ・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S&P) 76 自己資本の充実の状況等について〈定性的な開示事項・単体〉 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 当金庫は、 リスク管理の観点から、取引先の倒産や財務状況の悪化等により受ける損失(信用リスク)を軽減するために、 取引先によっては、不動産等担保や信用保証協会保証による保全措置を講じております。ただし、これはあくまでも補完的措 置であり、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、さまざまな角度から判断を行っております。 また、判断の結果、担保又は保証が必要な場合には、お客様への十分な説明とご理解をいただいた上でご契約いただく等、 適切な取扱いに努めております。 バーゼルⅡにおける信用リスク削減手法として、当金庫が扱う担保には預金積金があり、担保に関する手続については、 金庫が定める「事務規程」等により、適切な事務取扱いを行っております。 一方、当金庫が扱う保証には、適格格付機関が付与している格付により信用度を判定する社団法人しんきん保証基金が あります。 また、お客様が期限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において、預金相殺等をする場合がありますが、金 庫が定める「事務規程」等により、適切な取扱いに努めております。 なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることな く分散されております。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 当金庫では、お客様の外国為替等に係るリスクヘッジにお応えすること、また、当金庫の市場リスクの適切な管理を行うこ とを目的に派生商品取引を取り扱っております。具体的な派生商品取引は、為替先物予約取引、有価証券(債券、株式)関連 取引として債券先物取引、株価指数先物取引があります。 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になることにより 損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。市場リスクへの対応は、派生商品取引により受けるリスクと 保有する資産・負債が受けるリスクが相殺されるような形で管理をしております。 また、信用リスクへの対応として、お客様との取引については、総与信取引における保全枠との一体的な管理により与信判断 を行うことでリスクを限定しており、適切な保全措置を講じております。そのため、当該取引に対する個別担保による保全や 引当の算定は、特段、行っておりません。 その他、有価証券関連取引については、有価証券に係る投資方針の中で定めている投資枠内での取引に限定するとともに、 万一、取引相手に対して担保の追加提供をする必要が生じたとしても、提供可能な資産を十分保有しており、全く心配ありま せん。以上により、当該取引に係る市場リスク及び信用リスク、双方とも適切なリスク管理に努めております。 なお、 リスク管理態勢の次なるステップとして、金庫全体のリスク許容限度内で配賦されたリスク資本による統合リスク管理 については、現在、その態勢構築を目指し準備を進めております。 また、長期決済期間取引は該当ありません。 証券化エクスポージャーに関する事項 当金庫は、証券化取引を行っておりません。 オペレーショナル・リスクに関する事項 イ.リスク管理の方針及び手続きの概要 オペレーショナル・リスクは、業務運営上、可能な限り回避すべきリスクであり、当金庫では「オペレーショナル・リスク管 理方針」を踏まえ、組織体制、管理の仕組みを整備するとともに、定期的に収集したデータの分析・評価を行い、 リスクの 顕現化の未然防止及び発生時の影響度の極小化に努めています。 特に、事務リスク管理については、本部・営業店が一体となり、厳正な「事務規程集」の整備、その遵守を心掛けることは もちろんのこと、日頃の事務指導や研修体制の強化、さらには牽制機能としての事務検証等に取り組み、事務品質の向上 に努めております。 システムリスクについては、 「システムリスク管理規程」に基づき、管理すべきリスクの所在、種類等を明確にし、定期的 な点検検査、さらにはシステム監査を実施し、安定した業務遂行ができるよう、多様化かつ複雑化するリスクに対して、管 理態勢の強化に努めております。 その他のリスクについては、 「相談室」における苦情に対する適切な処理、顧客情報及び情報セキュリティ体制の整備、さら には各種リスク商品等に対する説明態勢の整備など、顧客保護の観点を重要視した管理態勢の整備に努めております。 当面、バーゼルⅡ対応としてオペレーショナル・リスク相当額の算定は、基礎的手法にて行いますが、さらなる高度化を 目指しリスクデータの蓄積をしております。現状、一連のオペレーショナル・リスクに関連するリスクの状況については、 リスク管理委員会をはじめ、各種委員会にて定期的に協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会、常務会、役員会と いった経営陣に対する報告態勢を整備しております。 77 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA ロ. オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャー に関するリスク管理の方針及び手続の概要 上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認職については、時価評価及び最大予想損失額(VaR) によるリスク計測によって把握するとともに、当金庫の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠、損失限度枠の 遵守状況を、リスク管理担当役員に報告するとともに、ストレステストなど複合的なリスクの分析を実施し、定期的にALM 委員会へ報告しています。 一方、非上場株式、子会社・関連会社、政策投資株式、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資に関しては、当 金庫が定める「事務規程」等に基づいた適正な運用・管理を行っております。また、 リスクの状況は、財務諸表や運用報告を 基にした評価による定期的なモニタリングを実施するとともに、その状況については、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適切 なリスク管理に努めております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な 処理を行っております。 銀行勘定における金利リスクに関する事項 イ. リスク管理の方針及び手続の概要 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金庫 においては、双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。 具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク(BPV)の計測や、金利更改を勘案した期間 収益シミュレーションによる収益への影響度、さらには新商品等の導入による影響など、ALMシステムや証券システムに より定期的に計測を行い、ALM委員会で協議検討をするとともに、必要に応じて経営陣へ報告を行うなど、資産・負債の 最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。 ロ. 内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要 金利リスク算定の前堤は、以下の定義に基づいて算定しております。 ・計測手法 預貸金は「金利ラダー計算方式」、有価証券は「GPS計算方式」 ・コア預金 対象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等) 算定方法:①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現残高から差引いた残高、③現残高の50%相当 額、以上3つのうち最小の額を上限 満期:5年以内(平均2. 5年) ・金利感応資産・負債 預貸金、有価証券、預け金、その他の金利・期間を有する資産・負債 ・金利ショック幅 99パーセンタイル又は1パーセンタイル値 ・リスク計測の頻度 月次(前月末基準) 78 自己資本の充実の状況等について〈定量的な開示事項・連結〉 自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控除となる 非連結子会社等)のうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額 該当ありません。 自己資本の構成に関する事項 (単位:百万円) 項目 基本的項目(A) 補完的項目(B) 自己資本総額(C) 控除項目計(D) 出資金 うち非累積的永久優先出資 優先出資申込証拠金 資本剰余金 利益剰余金 処分未済持分 自己優先出資 自己優先出資申込証拠金 その他有価証券の評価差損 為替換算調整勘定 新株予約権 連結子法人等の少数株主持分 営業権相当額 のれん相当額 企業結合により計上される無形固定資産相当額 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 平成21年3月期 23,268 23,032 130,624 △ 550 136,086 △ 550 ― ― ― ― ― ― ― ― △ 3,639 ― ― ― ― ― ― ― 538 632 計(A) 150,242 159,201 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額 一般貸倒引当金 負債性資本調達手段等 負債性資本調達手段 期限付劣後債務及び期限付優先出資 補完的項目不算入額 計(B) 6,000 9,278 26,320 5,858 8,563 24,640 26,320 24,640 41,599 191,841 3,533 39,062 198,264 3,533 ― ― △ 3,533 △ 3,533 191,841 1,706,208 11,628 99,091 1,816,928 198,264 1,728,023 10,273 101,931 1,840,228 8.26% 8.65% 10.55% 10.77% ― ― ― ― (A)+(B) 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの 期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの 連結の範囲に含まれないものに対する額の50%相当額 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は クレジット・デリバティブの免責額に係る控除額 基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー 及び信用補完機能を持つI/Oストリップス(告示第247条を準用する場合を含む。) 控除項目不算入額 計(D) 自己資本額(E) (C)−(D) 資産(オン・バランス項目) オフ・バランス取引等項目 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 リスク・アセット等計(F) (A) 連結Tier1比率 ×100 (F) 連結自己資本比率 平成20年3月期 (E) ×100 (F) ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― (注)信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かど うかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。 平成21年3月期については、自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成20年金融庁告示第79号)に基づき、 「その他有価証券の評価差損」を基本 的項目から控除しておりません。なお、 「その他有価証券の評価差損」の額(3,147百万円)を控除して計算した場合には、連結自己資本比率は10.60%と なります。 79 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成20年3月期 リスク・アセット 所要自己資本額 イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー ( i )ソブリン向け (ii )金融機関向け (iii)法人等向け (iv)中小企業等・個人向け (v )抵当権付住宅ローン (vi)不動産取得等事業向け (vii)三月以上延滞等 (viii)出資等 (ix)上記以外 ②証券化エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.連結総所要自己資本額(イ+ロ) 平成21年3月期 リスク・アセット 所要自己資本額 1,717,837 1,717,837 30,421 197,211 472,405 513,476 106,562 272,989 6,664 24,996 93,108 68,713 68,713 1,216 7,888 18,896 20,539 4,262 10,919 266 999 3,724 1,738,296 1,738,296 22,754 191,972 496,209 512,578 108,654 292,479 6,376 19,003 88,267 69,531 69,531 910 7,678 19,848 20,503 4,346 11,699 255 760 3,530 99,091 1,816,928 3,963 72,677 101,931 1,840,228 4,077 73,609 ― ― ― ― (注)1.所要自己資本の額=信用リスクアセットの額×4% 2.「 エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、地方公営企業等金融機構、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、 外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共 同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4.「 三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、 「金融 機関向け」、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナル・リスクは、当金庫は基礎的手法を使用しています。 〈オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法〉 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 ÷8% 6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% 80 自己資本の充実の状況等について 〈定量的な開示事項・連結〉 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 〈地域別、業種別及び残存期間別〉 平成20年3月期 エクスポージャー 地域区分 区分 業種区分 期間区分 国内 国外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及びその他の デリバティブ以外のオフ・バランス取引 3,734,944 106,235 3,841,179 197,773 3,184 150 2,125,091 ― ― 2,351 160,133 16,325 8,411 21,896 185,413 1,096,637 401,185 259,056 476,586 832,131 179,942 3,841,179 689,333 686,773 438,415 149,713 254,817 1,308,495 313,629 3,841,179 2,351 160,133 225 6,412 21,495 185,320 14,419 400,656 256,851 46,345 832,131 10,230 2,125,091 328,720 97,309 198,552 117,290 137,473 1,189,310 56,433 2,125,091 ― 2,125,091 185,180 3,184 150 債 券 680,963 104,476 785,439 12,575 ― ― ― ― ― 16,099 1,998 ― 78 323,396 450 599 430,241 ― 0 785,439 71,266 224,386 220,863 32,394 117,343 119,185 0 785,439 預け金 757,150 ― 757,150 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 757,150 ― ― ― ― ― 757,150 285,515 365,000 19,000 ― ― ― 87,634 757,150 デリバティブ取引 150 1,708 1,859 18 ― ― ― ― ― ― ― ― 13 1,671 ― 三月以上延滞 エクスポージャー 6,842 ― 6,842 460 6 ― ― ― 881 ― 25 330 738 ― 4 1,235 1,391 ― ― 1,770 150 1,859 1,830 ― ― 6,842 ― ― 28 ― ― ― 1,859 平成21年3月期 エクスポージャー 地域区分 区分 業種区分 期間区分 国内 国外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 1年以下 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及びその他の デリバティブ以外のオフ・バランス取引 3,841,924 84,640 3,926,564 210,190 3,220 43 ― 1,451 164,773 58,881 17,326 23,433 192,271 954,410 426,141 262,729 588,475 824,940 198,274 3,926,564 623,507 495,171 605,940 141,737 383,111 1,316,323 360,772 3,926,564 2,164,283 59 2,164,342 185,067 3,220 43 ― 1,451 164,773 189 6,236 22,434 189,091 14,698 425,691 262,129 54,184 824,940 10,189 2,164,342 316,739 107,580 155,488 90,094 240,986 1,198,400 55,051 2,164,342 債 券 717,520 82,113 799,633 25,120 ― ― ― ― ― 58,692 11,089 999 3,177 165,214 450 598 534,291 ― 0 799,633 63,922 212,591 211,452 51,620 142,124 117,922 0 799,633 預け金 772,036 ― 772,036 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 772,036 ― ― ― ― ― 772,036 240,300 175,000 239,000 ― ― ― 117,735 772,036 デリバティブ取引 100 2,468 2,568 2 ― ― ― ― ― 0 ― ― 2 2,461 ― 1 ― ― 100 2,568 2,545 ― ― 22 ― ― ― 2,568 三月以上延滞 エクスポージャー 7,006 ― 7,006 864 0 ― ― ― 1,005 ― 0 207 484 ― 1,288 1,085 ― 2,070 ― 7,006 (注)1.オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除く。 2.「 三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 81 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 その他 期末残高 9,278 期首残高 当期増加額 平成20年3月期 24,315 9,278 19 24,295 平成21年3月期 9,278 8,563 ― 9,278 8,563 平成20年3月期 18,710 18,027 4,115 14,595 18,027 平成21年3月期 18,027 13,717 1,982 16,044 13,717 平成20年3月期 43,025 27,306 4,134 38,891 27,306 平成21年3月期 27,306 22,281 1,982 25,323 22,281 (注)当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 平成20年3月期 貸出金償却 個別貸倒引当金 業種名 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 合計 期首残高 当期増加額 2,231 ― 1 ― ― 972 ― 0 261 2,630 17 4,001 5,339 ― 3,253 18,710 1,929 ― ― ― ― 1,216 ― 21 268 2,705 20 5,777 3,465 ― 2,623 18,027 期首残高 当期増加額 1,929 ― ― ― ― 1,216 ― 21 268 2,705 20 5,777 3,465 ― 2,623 18,027 1,923 0 ― ― ― 1,265 ― 6 187 2,235 9 2,830 2,266 ― 2,993 13,717 当期減少額 目的使用 その他 1,084 ― ― ― ― 93 ― ― ― 610 ― 350 1,393 ― 582 4,115 1,146 ― 1 ― ― 878 ― 0 261 2,020 17 3,651 3,945 ― 2,670 14,595 期末残高 1,929 ― ― ― ― 1,216 ― 21 268 2,705 20 5,777 3,465 ― 2,623 18,027 1,107 ― ― ― ― 331 ― 33 299 1,066 ― 540 1,097 ― 139 4,616 平成21年3月期 貸出金償却 個別貸倒引当金 業種名 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 合計 当期減少額 目的使用 その他 328 ― ― ― ― 185 ― 10 19 354 ― 231 337 ― 514 1,982 1,600 ― ― ― ― 1,031 ― 11 248 2,350 20 5,546 3,127 ― 2,108 16,044 期末残高 1,923 0 ― ― ― 1,265 ― 6 187 2,235 9 2,830 2,266 ― 2,993 13,717 890 ― ― ― 781 533 ― 10 56 1,146 ― 592 1,019 ― 27 5,058 (注)当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 350% 自己資本控除 合計 (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成20年3月期 格付有り 格付無し ― ― 71,905 ― 18,363 ― 6,638 ― ― ― 96,908 (注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスクウェイトに区分しています。 594,415 324,493 850,681 308,248 1,284 720,637 954,963 3,724 ― ― 3,758,448 エクスポージャーの額 平成21年3月期 格付有り 格付無し ― ― 100,309 ― 46,787 ― 10,179 ― ― ― 157,276 842,272 207,073 848,797 310,454 2,007 664,184 891,109 3,388 ― ― 3,769,288 82 自己資本の充実の状況等について 〈定量的な開示事項・連結〉 信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 平成20年3月期 ポートフォリオ 信用リスク削減手法 適格金融資産担保 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 保 証 50,830 4,472 ― 31,617 11,845 1,101 1,650 143 クレジット・デリバティブ 56,635 20,671 4,609 18,933 12,360 10 ― 49 ― ― ― ― ― ― ― ― 平成21年3月期 ポートフォリオ 信用リスク削減手法 適格金融資産担保 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 保 証 50,814 5,300 ― 19,160 23,561 1,197 1,498 94 クレジット・デリバティブ 63,660 30,093 2,320 383 30,824 ― ― 39 ― ― ― ― ― ― ― ― (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 与信相当額の算出に用いる方式 (単位:百万円) 平成21年3月期 平成20年3月期 カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式 739 1,842 グロス再構築コストの額 担保による信用リスク削減手法の 効 果を勘 案する前 の 与 信 相 当 額 平成21年3月期 平成20年3月期 担保による信用リスク削減手法の 効 果を勘 案した後 の 与 信 相 当 額 平成21年3月期 平成20年3月期 ①派生商品取引合計 ( i )外国為替関連取引 (ii)金利関連取引 (iii)株式関連取引 ②長期決済期間取引 1,859 1,807 28 23 ― 2,568 2,523 22 22 ― 1,859 1,807 28 23 ― 2,568 2,523 22 22 ― 合計 1,859 2,568 1,859 2,568 (注)グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額はありません。 担保の種類別の額 平成20年3月期 平成21年3月期 担保はありません 担保はありません 証券化エクスポージャーに関する事項 オリジネーター、投資家の場合とも残高はありません。 83 THE KYOTO CHUO SHINKIN BANK DATA 銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 イ.出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 (単位:百万円) 売買目的有価証券 区 分 上場株式等 非上場株式等 合計 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 貸借対照表 計上額 当期の損益に含 まれた評価差額 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― その他有価証券で時価のあるもの 評価差額 取得原価 貸借対照表 うち益 (償却原価) 計上額 10,485 8,172 ― ― 10,485 8,172 13,061 7,210 ― ― 13,061 7,210 2,576 △962 ― ― 2,576 △962 その他有価証券で 時価のないもの うち損 3,087 992 ― ― 3,087 992 貸借対照表計上額 510 1,954 ― ― 510 1,954 ― ― 7,655 7,716 7,655 7,716 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 ロ.子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等 区 分 子会社・子法人等株式 関連法人等株式 合計 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 平成20年3月期 平成21年3月期 差額 時価 うち益 うち損 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 270 293 270 293 (注)時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 ハ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単位:百万円) 売却額 出資等エクスポージャー 平成20年3月期 平成21年3月期 14,194 7,505 売却益 売却損 1,012 731 2,793 1,604 株式等償却 0 119 銀行勘定における金利リスクに関して内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の増減額 (単位:百万円) 区 分 運 用 勘 定 金利リスク量 平成20年3月期 平成21年3月期 貸出金 有価証券等 預け金 その他 運用勘定合計 34,373 20,443 6,889 6 61,713 41,738 21,877 7,208 5 70,829 銀行勘定の金利リスク 32,551 40,458 区 分 定期性預金 要求払預金 その他 調達勘定合計 調 達 勘 定 金利リスク量 平成20年3月期 平成21年3月期 11,896 14,458 2,806 29,161 13,378 14,625 2,367 30,370 (注) 1. 銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショック により発生するリスク量を見るものです。当金庫では、金利ショックを「保有期間1年、最低5年の観測期間で計測される金利変動の1パーセンタイル値と 99パーセンタイル値によって計算される経済価値の低下額」として銀行勘定の金利リスク量を算出しております。 2. 要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、引き出されることなく長期間金融 機関に滞留する預金をコア預金と定義し、当金庫では、普通預金等の額の50%相当額を0∼5年の期間に均等に振り分けて(平均2.5年)、 リスク量を算定 しています。 3. 銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算出します。銀行勘定の金利リスク=運用勘定の金利リスク量− 調達勘定の金利リスク量 84 自己資本の充実の状況等について 〈定性的な開示事項・連結〉 連結の範囲に関する事項 イ. 自己資本比率告示第3条に規定する連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集団(以下、 「連結グループ」という。) に属する会社と連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき連結の範 囲に含まれる会社との相違点 該当ありません。 ロ. 連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容 連結子会社の数 7社 主要な連結子会社の名称 主要な業務の内容 株式会社中央ビジネス・サービス 中信総合サービス株式会社 中信興産株式会社 中信ローン保証株式会社 中信ナイスカード株式会社 用度品・事務用機器の調達・管理 現金等の輸送等 建物管理・清掃業 信用保証業 クレジットカード取扱業 ハ. 自己資本比率告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称 及び主要な業務の内容 該当ありません。 ニ. 自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社の数並びに主要な会社の名称及 び主要な業務の内容 該当ありません。 ホ. 信用金庫法(昭和26年法律第238号。以下この号において「法」という)第54条の21第1項第1号に掲げる会社のうち 同号イに掲げる業務を専ら営むもの及び同項第2号に掲げる会社であって、連結グル ープに属していない会社の数並び に主要な会社の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。 へ. 連結グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限等の概要 該当ありません。 上記以外は、 「定性的な開示事項・単体」と同様です。 85 自己資本の充実の状況等について 用語について ○基本的項目(Tier1) 自己資本比率規制 の中で使われる概念です。自己 資本の中の基本的項目であり、出資金・利益準備金・ 特別積立金などから構成されています。 ○補完的項目(Tier2) 自己資本比率規制 の中で使われる概念です。自己 資本の中の補完的項目であり、一般貸倒引当金、土 地再評価差額の45%相当額、負債性資本調達手段 等などから構成されています。 ○リスク・アセット リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、リ スクの大きさに応じて掛け目を乗じ、再評価した資 産金額のことです。 ○Tier1比率 基本的項目の額÷リスク・アセットの総額(信用リスク、 オペレーショナル・リスクの各リスク・アセットの総額) ○単体自己資本比率 単体自己資本額÷リスク・アセットの総額(信用リスク、 オペレーショナル・リスクの各リスク・アセットの総額) ○信用リスク削減手法 信用リスクを軽減するための措置をいい、具体的に は預金担保や有価証券担保、保証などが該当します。 ただし、バーゼルⅡにおける信用リスク削減手法とし ては、告示に定める適格金融資産担保( 現金、自金 庫預金、国債等)、同保証(国、地方公共団体等)、自 金庫預金と貸出金の相殺等をいいます。 ○適格金融資産担保 適格金融資産担保とは、信用リスク削減手法により 削減できる項目の一つであり、その内訳は次の通り です。 1)現金及び自金庫預金 2)金 3)日本国政府もしくは日本の地方公共団体が発 行する円建ての債券等 4)適格格付機関が格付を付与している債券で次 のもの 中央政府・銀行・日本 の地方公共団体及び政 府関係機関が発行した債券で、適格格付機関 により付与された格付に対応する信用リスク 区分が所定以上であるもの等 ○クレジット・デリバティブ ○オペレーショナル・リスク 金庫の業務上において不適切な処理等で生じる事 象により損失を受けるリスクのことです。具体的には、 不適切な事務処理により生じる事務リスク、システ ムの誤作動等により生じるシステムリスク、風説の 流布や誹謗中傷などにより企業イメージを損なう風 評リスク、裁判等により賠償責任を負うなどの法務 リスク、その他人材の流出や事故などにより人材を 逸失する人的リスクなどが含まれます。 ○信用リスク 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫 が損失を受けるリスクをいいます。 ○オフ・バランス取引 貸借対照表に計上されない取引のことです。外国為 替予約取引や債務保証・コミットメントなどが該当し ます。 ○デリバティブ取引(派生商品取引) 有価証券や通貨、金といった金融資産( 原資産 )の 取引から派生し、原資産の現物価格によってその価 格が決定される商品を指します。具体的には、先物、 先渡、スワップ、オプション等が挙げられます。 ○リスク・ウェイト 自己資本比率を算出する際の分母であるリスク・アセッ ト額を求めるために使用する資産 の 種類毎 の掛け 目のことです。 貸付債権や社債などの信用リスクをスワップやオプショ ンの形式で売買する取引です。 ○カレントエクスポージャー方式 派生商品取引の取引先の倒産時における損失予想 額を算出する方式です。契約時から現在までのマー ケット変動などを考慮して、現在と同等のデリバティ ブ契約を再度構築するのに必要なコスト金額(再構 築コスト)と、そのコスト金額の将来変動見込額(ア ドオン)を合算したものを損失予想額(与信相当額) としています。 ○与信相当額 再構築コスト+アドオン( 評価時点以降に発生する 可能性のある潜在的なリスク) ○証券化エクスポージャー 金融機関が保有するローン債権や企業が保有する 不動産など、それらの資産価値を裏付けに証券とし て組み替え、第三者に売却して流動化をする資産を いいます。 ○金利リスク 市 場 にお け る 一 般 的 な 金 利 水 準 の 変 動 に 伴って 当該金融資産の価値が変動するリスクのことをいい ます。 ○金利ショック 金利の変化(衝撃)のことで、上下200ベーシス・ポ イントの平行移動や1パーセンタイル値と99パーセ ンタイル値といった算出方法があります。 86 役 員 理 事 長(代表理事) 理 副 理 事 長(代表理事) 常勤監事 専 務 理 事(代表理事) ※常 勤 監 事 専 務 理 事(代表理事) 事 監 事 監 事 ※は信用金庫法第32条第5項に定める 員外監事 執行役員 (役員・執行役員は平成21年6月22日現在) 本部組織図 秘 書 室 監 査 部 与 信 法 書 与 与 談 室 相 談 課 顧 客 サ ポ ート 課 務 部 法 査 信 信 企 監 課 部 監 相 秘 画 査 務 課 課 課 コンプライアンス委員会 顧客保護等管理委員会 リ ス ク 統 括 リ ス ク 管 理 課 部 リス ク 管 理 委 員 会 経 営 企 A 総 代 会 監 事 会 理 事 会 常 務 会 監 事 会 事 務 局 画 L 経 主 部 M 委 員 営 企 計 会 事 部 人 研 事 修 課 課 総 務 部 総 務 課 管 財 部 管 財 務 管 理 部 事 事 務 務 企 指 画 導 課 課 シ ス テ ム 部 シ ス テ ム 課 事 務 集 中 第 一 部 事 務 集 中 第 一 課 事 務 集 中 第 二 課 事 務 集 中 第 二 部 債 権 書 類 管 理 課 不 動 産 調 査 課 広 広 報 課 サ ー ク ル 課 C S R 推 進 課 報 部 営 業 推 進 第 一 部 営 営 営 年 営 業 推 進 第 二 部 ダ イ レ クト 営 業 課 オ ート コ ー ル 課 資 産 営 業 部 資 証 産 券 営 営 業 業 課 課 市 場 営 業 部 資 国 市 金 際 場 運 営 事 用 業 務 課 課 課 部 審 審 審 代 事 査 査 査 理 業 第 第 第 業 支 一 二 三 務 援 課 課 課 課 課 査 業 業 業 金 企 開 指 推 画 発 導 進 課 課 課 課 債 権 管 理 部 債 権 管 理 第 一 課 債 権 管 理 第 二 課 個 人 融 資 部 個 人 融 資 課 住 宅 課 ロ ー ン 事 務 課 宅 セ 各 ン タ 種 委 ー 員 会 出 渉 外 課 渉 外 係 営 業 課 営 業 係 融 資 課 融 資 係 本 店 営 業 部 外 国 為 替 課 課 事 住 87 課 課 人 審 営業店組織図 画 外 国 為 替 係 支 店 張 所 渉 外 係 営 業 係 融 資 係 外 国 為 替 係 (外為店のみ) (本部組織図・営業店組織図は平成21年5月末現在) 関連会社 (平成21年5月末現在) 株式会社中央ビジネス・サービス 中信総合リース株式会社 京都中央信用金庫の用度品の調達・管理、印刷・ 製版業務、廃棄文書のリサイクル、保存文書の整 理・管理業務を主とし、さらに京都中央信用金庫 役職員の福利厚生に関する業務を行っている。 事務、医療、建設、工業、商業、その他の各種営 業の用に供する機械、器具、設備等の動産リース 業務を行っている。 京都市伏見区中島外山町8 〒612-8455 電話(075)603-0251 1,000万円 100% 昭和58年7月1日 代表取締役社長 1. 印刷、製版及びその企画、製本業務 2. 用度品の調達並びに管理業務 3. 事務用機器及び事務用品の調達、管理 4. 保存文書の整理・管理業務 0% 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91 〒600-8009 電話(075)255-5573 3,000万円 10% 昭和59年10月15日 代表取締役社長 吉本 宗明 1. 事務、医療、建設、工業、商業、その他の各種営業 の用に供する機械、器具、設備等の動産リース 2. 1に関連する融資または債務保証業務 4.5% 中信ベンチャーキャピタル株式会社 中信総合サービス株式会社 京都中央信用金庫の文書等の運送業務、現金等の 精査・整理業務等を行っている。 京都市南区東九条南河辺町35-2 〒601-8034 電話(075)662-0228 4,000万円 100% 昭和61年2月13日 代表取締役会長 三角 浩史 代表取締役社長 安野 正曠 1. 現金等の精査・整理業務 2. ダイレクトメール等の発送業務 3. 貨物自動車による運送業務 4. 保存文書の整理・管理業務 5. 諸建物・財産品などの警備保全に関する業務 0% 中信興産株式会社 京都中央信用金庫の事業用不動産の保守・管理、 清掃業務等に関する業務を行っている。 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91 〒600-8009 電話(075)361-3771 3,000万円 100% 平成4年5月18日 代表取締役会長 河原 宣夫 1. 事業用不動産の保守・管理と清掃業務 2. 貸ガレージ業務 0% 株式公開を目指す企業への投資業務を行い、地元 の有望企業の発展・育成を図っている。 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91 〒600-8009 電話(075)223-8292 2,000万円 20% 昭和60年2月16日 代表取締役社長 安谷 謙二 1. 株式公開を目指す企業への投資 2. 企業経営に関する各種情報サービス、株式公開の支援 など企業成長のための総合的サポート 15% 中信コンピューターアンド コミュニケーション株式会社 企業におけるIT投資やシステム導入に対応した、 コンピュータのソフトウェア開発及び販売、総合 情報サービス業務を行っている。 京都市下京区烏丸通七条西入ル中居町113 〒600-8219 電話(075)353-4630 5,000万円 10% 平成3年4月1日 代表取締役社長 住岡 伸樹 1. コンピュータのソフトウェアの開発および販売 2. コンピュータシステムを活用した総合情報サービス 3. パーソナルコンピュータ、 オフィスコンピュータ等の 事務用機器の販売 4. OAコンサルティングサービス 40% 中信ナイスカード株式会社 クレジットカードに関する取扱業務を行い、 金融サービス機能の充実を図っている。 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91 〒600-8009 電話(075)223-8043 2,000万円 10% 平成9年1月20日 代表取締役会長 上野 肇一 クレジットカードの取扱いに関する業務 65% 中信ベンチャー・投資ファンド1号 投資事業有限責任組合 出資総額 2億円 当金庫出資比率 85% 設立年月日 平成15年12月18日 中信ベンチャー・投資ファンド2号 投資事業有限責任組合 出資総額 3億円 当金庫出資比率 83.3% 設立年月日 平成17年8月8日 中信ベンチャー・投資ファンド3号 投資事業有限責任組合 出資総額 1億5,000万円 当金庫出資比率 90% 設立年月日 平成20年4月4日 中信ローン保証株式会社 京都中央信用金庫の取扱う住宅ローン、消費者金 融に係る信用保証業務及び信用調査業務を行って いる。 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91 〒600-8009 電話(075)223-8237 1,000万円 10% 昭和61年6月7日 代表取締役会長 大木 邦男 1. 住宅金融・消費者金融にかかる信用保証業務および 信用調査業務 2. 1に関連する不動産担保の調査鑑定並びに不動産 担保に関連する担保権の設定、管理等事務代行業務 50% 所在地 資本金 当金庫出資比率 設立年月日 代表者 主な業務内容 関連会社出資比率 88 店舗およびATMコーナーのご案内(平成21年6月19日現在)★の店舗は個人特化型店舗です。 本 店 京都市下京区四条通烏丸西入ル TEL(075)223-2525 FAX(075)255-2793 北 区 北 烏 丸 支 店 北大路通烏丸交差点西入ル北側 紫 北山通上野街道角 野 支 店 金 閣 寺 支 店 衣笠わら天神前 賀 店 御薗橋通大宮西入ル 大 将 軍 支 店 北野白梅町下ル西側 紫 野 支 店 鷹 峯 出 張 所 鷹峯藤林町6 ★上 堀 川 支 店 堀川通北山角 茂 支 TEL(075)491-1221 FAX(075)491-1226 TEL(075)491-1170 FAX(075)493-3481 TEL(075)461-8111 FAX(075)464-4881 TEL(075)492-9211 FAX(075)493-3291 TEL(075)464-1171 FAX(075)464-1781 TEL(075)493-6421 FAX(075)493-6420 TEL(075)493-1071 FAX(075)491-4518 上 京 区 西 陣 支 店 堀川中立売角 北 野 支 店 北野天満宮南100m 大宮寺ノ内支店 大宮通寺ノ内下ル 出 河原町通今出川上ル東側 町 支 店 TEL(075)431-4311 FAX(075)414-2301 TEL(075)463-4311 FAX(075)461-4711 TEL(075)414-2311 FAX(075)431-2198 TEL(075)211-4101 FAX(075)256-1658 左 京 区 百 万 遍 支 店 田中飛鳥井町 グレースたなか前 岩 叡電岩倉駅北 倉 支 店 ★修 学 院 支 店 白川通北山交差点南 ★北 白 川 支 店 北白川東久保田町23 二軒茶屋支店 鞍馬街道二軒茶屋バス停北 下 鴨 支 店 北大路通下鴨東本町バス停前 岡 崎 支 店 丸太町通岡崎道西入ル 一 乗 寺 支 店 白川通曼殊院道交差点角 錦 市バス錦林車庫北100m東側 林 支 店 TEL(075)781-6131 FAX(075)722-6391 TEL(075)701-9111 FAX(075)701-9116 TEL(075)722-7761 FAX(075)722-7765 TEL(075)712-3811 FAX(075)712-3816 TEL(075)741-1301 FAX(075)741-1306 TEL(075)702-2121 FAX(075)702-4500 TEL(075)752-1881 FAX(075)752-1991 TEL(075)701-1121 FAX(075)781-9451 TEL(075)761-1291 FAX(075)751-2048 中 京 区 三 条 支 店 千本通三条角 円 町 支 店 西大路通太子道下ル 御 池 支 店 京都市役所前 丸 太 町 支 店 丸太町通河原町西入ル 壬 四条通中新道西入ル北側 生 支 店 西 御 池 支 店 御池通堀川東入ル 千 丸太町通千本西入ル 丸 支 店 TEL(075)801-3161 FAX(075)801-3160 TEL(075)802-2161 FAX(075)801-0471 TEL(075)231-6141 FAX(075)256-4681 TEL(075)211-2301 FAX(075)256-4721 TEL(075)842-1701 FAX(075)801-1921 TEL(075)211-1351 FAX(075)211-4354 TEL(075)811-1212 FAX(075)812-0056 東 山 区 東 山 支 店 三条通東大路角 東 五 条 支 店 五条大橋東入ル北側 泉 涌 寺 支 店 東大路泉涌寺道交差点上ル東側 TEL(075)761-4171 FAX(075)771-3231 TEL(075)531-0141 FAX(075)541-1491 TEL(075)531-5200 FAX(075)531-5327 山 科 区 山 科 支 店 山科駅前 ラクト山科C棟1階 山 科 中 支 店 国道1号線外環状西・北側 西 野 山 支 店 大石神社バス停前 南 山 科 支 店 地下鉄東西線小野駅1番出口南 西 野 支 店 渋谷街道六兵ヱ池西 御 陵 支 店 地下鉄東西線御陵駅1番出口横 TEL(075)581-8101 FAX(075)581-2061 TEL(075)594-6711 FAX(075)501-6652 TEL(075)501-6331 FAX(075)501-6698 TEL(075)571-1331 FAX(075)572-3535 TEL(075)501-8111 FAX(075)502-5225 TEL(075)593-2222 FAX(075)501-8840 下 京 区 市 89 場 支 店 七条通千本西入ル TEL(075)311-6227 FAX(075)321-4144 堀 川 支 店 堀川通四条角 四 条 支 店 四条通御幸町西入ル 駅 前 支 店 烏丸通七条下ル 市 場 支 店 丹波口出張所 JR丹波口駅前通南 西 八 条 支 店 西大路通八条上ル西側 大 大宮通五条下ル西側 宮 支 店 個 人 融 資 部 四条通烏丸西入ル 本店2階 住 宅センター 四条通烏丸西入ル 本店2階 TEL(075)241-2111 FAX(075)255-5631 TEL(075)211-6141 FAX(075)255-2781 TEL(075)361-2181 FAX(075)341-5761 TEL(075)343-5411 FAX(075)343-5414 TEL(075)312-1711 FAX(075)312-1750 TEL(075)341-5311 FAX(075)343-5278 TEL(075)223-2525 FAX(075)255-1680 TEL(075)223-8284 FAX(075)256-9650 南 区 九 条 支 店 九条通羅城門バス停前 十 条 支 店 十条通竹田街道西入ル 上 鳥 羽 支 店 久世橋通京阪国道角 久 久世殿城町427-1 世 支 店 吉 祥 院 支 店 九条通 野大路角 八 条 口 支 店 京都駅八条口 アバンティビル1階 野 支 店 八条通 野大路角 東 寺 支 店 九条大宮東入ル北側 事 務センター 十条通新町東入ル南側 太 京福太秦広隆寺駅前 TEL(075)681-8341 FAX(075)661-4491 TEL(075)681-3711 FAX(075)671-3928 TEL(075)681-4451 FAX(075)661-4531 TEL(075)934-1321 FAX(075)934-6892 TEL(075)681-8571 FAX(075)661-4181 TEL(075)681-2121 FAX(075)691-9822 TEL(075)321-7111 FAX(075)321-7211 TEL(075)672-2111 FAX(075)672-5171 TEL(075)681-4611 FAX(075)681-2178 右 京 区 秦 支 店 西 五 条 支 店 西大路通五条下ル 西 院 支 店 四条通西大路西入ル 嵐 山 支 店 JR嵯峨嵐山駅前通 花 園 支 店 花園木辻南町(丸太町通) 西 京 極 支 店 西京極スポーツセンター前 梅 梅津徳丸町(西浦町バス停前) 津 支 店 嵯 峨 野 支 店 三条通帷子ノ辻西200m 常 太秦中筋町(開日町バス停前) 盤 支 店 常 盤 東 支 店 新丸太町(常盤)太秦映画村道バス停前 桂 店 桂平和台町バス停前 TEL(075)871-4111 FAX(075)881-1882 TEL(075)312-9131 FAX(075)312-9138 TEL(075)311-7191 FAX(075)321-4106 TEL(075)861-1531 FAX(075)882-5483 TEL(075)463-5231 FAX(075)464-3941 TEL(075)312-4991 FAX(075)321-4185 TEL(075)881-8131 FAX(075)881-1520 TEL(075)872-6331 FAX(075)881-2062 TEL(075)864-3111 FAX(075)864-3311 TEL(075)861-3141 FAX(075)861-6752 西 京 区 支 樫 原 支 店 樫原史跡公園バス停前 洛 西 支 店 洛西ニュータウン新林商店街内 下 津 林 支 店 下津林南大般若町44 桂 桂坂センターゾーン内 坂 支 店 桂 駅 前 支 店 阪急桂駅東口前 上 桂 支 店 阪急上桂駅西200m 伏 見 支 店 竹田街道丹波橋下ル 醍 醐 支 店 外環状線醍醐高畑交差点角 石 田 支 店 外環状線石田交差点南 竹 田 支 店 竹田街道竹田久保町交差点南 TEL(075)391-5111 FAX(075)392-8887 TEL(075)392-6551 FAX(075)392-8920 TEL(075)331-1301 FAX(075)331-8384 TEL(075)391-6541 FAX(075)391-6559 TEL(075)333-6001 FAX(075)333-2277 TEL(075)381-2193 FAX(075)381-9155 TEL(075)391-3351 FAX(075)381-2473 伏 見 区 下 鳥 羽 支 店 国道1号線赤池交差点東 大 手 筋 支 店 大手筋通竹田街道角 淀 納所町バス停前 支 店 TEL(075)621-3355 FAX(075)621-3357 TEL(075)571-7373 FAX(075)571-7383 TEL(075)572-6501 FAX(075)572-6506 TEL(075)642-7711 FAX(075)643-8006 TEL(075)623-1011 FAX(075)601-6041 TEL(075)621-8008 FAX(075)602-9201 TEL(075)632-2591 FAX(075)632-2596 久 我 支 店 久我神川消防出張所前 桃 山 支 店 御香宮神社前 稲 荷 支 店 JR稲荷駅北100m本町通沿 藤 森 支 店 独立行政法人国立病院機構京都医療センター北西入ル 竹 田 南 支 店 竹田城南宮道バス停前 向 島 支 店 向島ニュータウン6街区1棟107 墨 染 支 店 京阪墨染駅東1筋南 TEL(075)921-5711 FAX(075)921-5571 TEL(075)611-1211 FAX(075)602-1511 TEL(075)641-6361 FAX(075)641-5150 TEL(075)641-7165 FAX(075)641-5127 TEL(075)641-8111 FAX(075)641-3541 TEL(075)622-8401 FAX(075)602-7634 TEL(075)645-1301 FAX(075)645-1501 小倉町南浦43-9(西小倉中学校東) 大 久 保 支 店 旧国道24号線広野交差点角 六 地 蔵 支 店 JR奈良線六地蔵駅北200m 木 幡 支 店 京阪木幡駅東100m南側 宇 治 支 店 JR宇治駅前 黄 檗 支 店 宇治病院前 小 倉 支 店 近鉄小倉駅西北300m 三 室 戸 支 店 ★神 明 支 店 京阪三室戸駅東50m 京阪宇治バス城南荘バス停前 TEL(0774)20-1301 FAX(0774)20-1305 TEL(0774)44-2525 FAX(0774)44-2777 TEL(0774)32-2222 FAX(0774)33-2959 TEL(0774)33-3741 FAX(0774)33-3791 TEL(0774)22-2156 FAX(0774)21-4914 TEL(0774)32-0123 FAX(0774)33-2647 TEL(0774)23-1800 FAX(0774)24-0933 TEL(0774)23-6403 FAX(0774)23-0645 TEL(0774)24-2433 FAX(0774)24-2037 城 陽 市 城 陽 支 店 旧国道24号線城陽市役所北200m東側 久 津 川 支 店 近鉄久津川駅東100m 富 野 荘 支 店 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【1】自己資本の構成に関する事項・・・・・・・・・・・・・70 【6】派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手 のリスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 【2】自己資本の充実度に関する事項・・・・・・・・・・・71 【7】証券化エクスポージャーに関する事項・・・・・・83 【3】信用リスクに関する事項(証券化エクスポージ ャーを除く)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72・73 【8】銀行勘定における出資等又は株式等エクスポー ジャーに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 【4】信用リスク削減手法に関する事項・・・・・・・・・74 【9】銀行勘定における金利リスクに関して内部管理上 使用した金利ショックに対する損益又は経済的価 値の増減額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 【5】派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手 のリスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74 【6】証券化エクスポージャーに関する事項・・・・・・74 【7】銀行勘定における出資等又は株式等エクスポー ジャーに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75 【8】銀行勘定における金利リスクに関して内部管理上 使用した金利ショックに対する損益又は経済的価 値の増減額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75 〈定性的な開示事項・単体〉 【1】自己資本調達手段の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・76 【2】自己資本の充実度に関する評価方法の概要・・76 【3】信用リスクに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・76 【4】信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針 及び手続の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 【5】派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手 のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の 概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 【6】証券化エクスポージャーに関する事項・・・・・・77 【7】オペレーショナル・リスクに関する事項・・77・78 【8】銀行勘定における出資その他これに類するエク スポージャー又は株式等エクスポージャーに関 するリスク管理の方針及び手続の概要・・・・78 【9】銀行勘定における金利リスクに関する事項・・78 〈定量的な開示事項・連結〉 【1】自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハま でに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控 除となる非連結子会社等)のうち、規制上の所 要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資 本を下回った額の総額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 【2】自己資本の構成に関する事項・・・・・・・・・・・・・79 【3】自己資本の充実度に関する事項・・・・・・・・・・・80 【4】信用リスクに関する事項(証券化エクスポージ ャーを除く)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81・82 【5】信用リスク削減手法に関する事項・・・・・・・・・83 95 〈定性的な開示事項・連結〉 連結の範囲に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85 「ON YOUR SIDE REPORT 2009」京都中央信用金庫の現況 本誌は信用金庫法第89条で準用する銀行法第21条に基づいて作成したディスクロージャー資料です 発行 平成21年6月 京都中央信用金庫 〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91番地 TEL(075)223-2525(代) インターネットホームページアドレス http://www.chushin.co.jp/ FAX 0120-201-580(フリーダイヤル 当金庫営業エリアのみ) 96 Cert no. SGS-COC-002935 環境にやさしい大豆油インキを 使用しています。 表紙:京都中央信用金庫 本店