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ON YOUR SIDE REPORT 2008.9
ON YOUR SIDE REPORT2008.9 京都中央信用金庫の現況 2008年度上半期(2008年4月1日∼9月30日) における経営情報を開示いたします。 理事長 1 ON YOUR SIDE R E P O R T 当金庫は、京都市および京都府・滋賀県・大阪府・奈良県の一部を営業地区として、 地域の中小企業や個人のみなさまの繁栄を共通理念に経営する協同組織の金融機関です。 地域のお客様からお預かりしたご預金は、地域経済や事業の継続的な発展のために、 資金を必要とされているお客様に、 ご融資しています。 また、広範な店舗網を活かして地域に密着した強いネットワークを形成し、 お客様のご要望に沿った商品・サービスを提供して、 より良い暮らしのためのお手伝いをしています。 さらに、国際文化観光都市京都の自然・景観・伝統文化等を守り伝えるための人材の育成や支援活動にも積極的に取り組み、 金融機能だけでなく多方面から地域の発展を支えています。 京 都 預 金 お客様 中 央 信 用 の プ ロ フ ィ ー 本店所在地/京都市下京区四条通 室町東入函谷鉾町91番地 創 立/昭和15年6月18日 預 金 残 高/36,118億円 貸出金残高/21,357億円 職 員 数/2,520人 店 舗 数/124店舗 出資金 庫 京都中央信用金庫 会員数 259,741人 出資金 231億円 会員 金 (平成20年9月30日現在) ル 貸出金 お客様 会員 支援サービス (平成20年9月30日現在) 地域社会への貢献 信用金庫は、全国規模で営業を展開する都市銀行等と違い、営業地区を限定されています。 したがって、地域の発展なくしては信用金庫の発展は望めません。 当金庫では、本業の金融機関業務を通じて地域の繁栄に奉仕することはもちろん、 持続可能な社会の実現に向けた環境問題への取組み、年齢、性別、障がいの有無などにかかわらず誰にでも利用しやすい 親しみやすい金融機関を目指した多面的なバリアフリー化、金融教育への支援等を通じた将来を担う世代の育成、 地域の美術文化への支援活動に積極的に取り組み、着実に推進してまいりました。 当金庫は、 これからも地域社会のさらなる発展に貢献するため尽力してまいります。 ■「金融教育サミット」に出展 ■「源氏物語千年紀」記念通帳ケース 今年は「源氏物語」誕生から一千年。記念 京都文化博物館で開催された、京都府金融広報委員会主催の 事業「源氏物語千年紀」への協力の呼び 「金融教育サミット」に出展し、 「京都市ファイナンスパーク」や「出前授業」 かけに、当金庫は記念ロゴ、 キャラクターを 等の写真パネルを展示し、当金庫の子どもたちへの金融教育への 配した雅びな和装柄の記念通帳ケースを 取組みを発表しました。 作成し、 ご好評いただきました。 ■学生、社会人の インターンシップ実習生を受入れ 当金庫では、毎年、 インターンシップ実習生として大学生を受け入れ、 接遇研修や営業店での実習を通じて、 金融機関の仕事を体験していただい ています。今年は大学生29名のほか、 行政より京田辺市の職員2名を実習 生として受け入れ、金融サービス業を 体験いただきました。 オ ン ユ ア サ イ ド 平成17年4月、 『ON YOUR SIDE ∼一緒がうれしい∼』を宣言いたしました。 みなさまと向き合う関係から隣り合う関係へ。身近な距離で声を掛け合い ながらともに考え、 ともに喜び、明日へ夢へと進んでゆく。そして、みなさまに とっても、 もちろんわたしたちにとっても、一緒がうれしい、 そういいあえるおつき あいをしてまいりたいと思います。京都中央信用金庫は、みなさまのご信頼に 一層お応えしてまいります。 2 ON YOUR SIDE R E P O R T 地 域 貢 献 地域の人と文化を育てるお手伝いをしています。 ■地域の人を育てる 財団法人 中信育英会《昭和56年2月設立》 中信杯全京都学童軟式野球選手権大会協賛《平成元年より》 京都府内の当財団指定 京都府下の小学生が、友情と夢を胸に、春と夏に熱戦をくりひろげる 1 0 大 学および 滋 賀 大 学 に 「中信杯全京都学童軟式野球選手権大会」に当金庫は協賛してい 在学する、学力優秀、品行方正 ます。大会終了後、球児たちの熱戦の様子と、 さわやかな感動を伝える でありながら経 済 的 事 由で 写真展を開催しました。 修学が困難な学生を奨学援護 するため、当金庫創立40周年 を記念して設立。現在の奨学 生は59名で、社会へ貢献でき る人材の育成に寄与しています。また、奨学生間のコミュニケーション を図るため、機関誌『悠々』を発行しています。これまで440名の卒業 生が巣立ち、 さまざまな方面で活躍しています。 ■社会福祉活動に協力 鴨川クリーンキャンペーンへの参加《昭和57年より》 AEDと福祉関連機器を設置《平成19年より》 当金庫では、 「小さな親切運動」京都府本部の活動に協力してい 昨年7月より、突然の心停止への対応に有効な医療機器であるAED ます。本年10月19日、活動のひとつ「鴨川クリーンキャンペーン」が 行われ、役職員と家族ら約210名が参加しました。 (自動体外式除細動器) を各店に順次設置しており、55台を設置済。 また、 昨年12月より 「来客用車椅子」 「耳マーク表示板」 「簡易筆談器」 鴨川の河川敷を歩きながらゴミを拾い 「振動式呼び出し器」を、今年3月には「コミュニケーションボード」を 集めることで、一人ひとりが京都の美化 それぞれ全店に設置したほか、聴覚に不安をお持ちのお客様が気軽に を考え、環境問題やゴミ問題について見 お問い合わせいただけるようにチラシ・パンフレット等の印刷物には つめ直す機会となっており、年々参加者 FAX番号を掲載するなど、 「人にやさしい店舗づくり」を進めています。 が増えています。 善意金を寄託《昭和48年より》 毎年「中信チャリティーオープンゴルフ大会」を開催し、参加してい ただいたお客様から寄せられた善意金を財団法人京都新聞社会 「耳マーク表示板」 (左) と 「簡易筆談器」 (右) 福祉事業団に寄託しています。平成20年度までの寄託は36回で、 累計金額40,331,041円になります。 また、役職員の善意を集め「緑の募金運動」 (社団法人 京都モデル フォレスト協会)、「歳末たすけあい運動」 (財団法人 京都新聞社会 福祉事業団)に寄託し、社会福祉活動に協力しています。 「来客用車椅子」 (手前) と「AED」 (奥) 「振動式呼び出し器」 ■地域の文化を育てる 財団法人 中信美術奨励基金《昭和62年4月設立》 「祇園祭」へのかかわり《昭和50年より》 歴史と伝統ある京都の美術文化向上に寄与するため、当金庫 当金庫は、本店が祇園祭 預金量1兆円達成を記念して設立 。京都を基盤に活動する美術 の鉾町にあることから、祇園 作家3名に毎年「京都美術文化賞」 (賞牌と賞金200万円) を贈呈し、 祭への関心を高めるため宵山 受賞記念展を開催しています。第21回の受賞者は、木村秀樹氏(版画)、 の時期に合わせて、本店ロビ 秋山陽氏(陶芸)、松本ヒデオ氏(陶芸)。 ーで、 「中信宵山狂言会」を また、京都の美術文化 開催しています。平成20年度 についてさまざまな角度 は7月13日に開催し、茂山社 から考察する冊子『美術 中による狂言「濯ぎ川(すすぎがわ)」 「萩大名(はぎだいみょう)」を 京都』を発行しています。 約300名のお客様にお楽しみいただきました。 また、祇園祭のムードを一層盛り上げるため、 本店が現在の地に移転した翌年の昭和50年 から職員が浴衣を着用して営業し、祇園祭の 風物として楽しみにされています。 3 ON YOUR SIDE R E P O R T トピ ッ ク ス 時代の変化に対応し、 ニーズに応じた商品をご提案いたします。 ■「三大疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中) ・入院・失業 保障特約付住宅ローン」キャンペーン実施 住宅ローンをお借入されるお客様にとっての“安心”がより一層身近に感じられ、 ご利用いただきやすくするため、 「三大疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中) ・入院・失業保障特約付住宅ローン」 (商品名:安心トライアング ル)の上乗せ金利優遇キャンペーンを平成20年7月1日から平成21年3月31日の期間限定で実施しております。 本商品のご利用は、当金庫住宅ローンの新規お借入時の適用金利に通常年0.3%の上乗せが必要とな りますが、 キャンペーン期間中は半分の年0.15%の上乗せでご利用いただけます。 ■“しんきん携帯電子マネーチャージサービス”取扱開始 「お試し電子マネーEdyチャージご利用キャンペーン」実施 携帯電話で、 どこでも簡単電子マネーEdyチャージができる“しんきん携帯電子マネーチャージサービス”を 平成20年5月26日に取扱開始しました。現在、 [特典1] キャンペーン期間中Edyチャージ手数料が無料(通常手数料 チャージ1回に付き52円)、 [特典2] キャンペーン期間中にサービスをご利用いただき、2カ月連続して、1回10,000円分 以上のEdyチャージされた方の中から抽選で電子マネー「Edy」5,000円分をプレゼントする「お試し電子マネー Edyチャージご利用キャンペーン」を平成20年5月26日から平成20年12月31日の期間限定で実施しております。 商品のご利用に際してご留意いただく事項 1. 商品につきましては、金利変動ルールなど商品の特色を店頭でお尋ねいただくなど、 よくご確認のうえ、 ご利用ください。 2. ローンのご返済につきましては、 ご契約上の規定、 ご返済方法(返済日、返済金額など)、 ご利用限度額、現在のご利用額などにご留意ください。 3. 各商品紹介については、平成20年9月現在の内容であり、現時点での詳細につきましては、窓口までお問い合わせいただきますよう、 よろしくお願いいたします。 4. ローンの申込みに際しましては、当金庫所定の審査をさせていただきます。審査結果によってはご希望に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。 ATMのネットワークがさらに充実。地域のみなさまの暮らしを、 さらに便利にサポートします。 当金庫の店舗網は2府(京都府・大阪府)、2県(滋賀県・奈良県)にわたる124店舗を有し、 店舗外キャッシュコーナーは、平成20年4月JR亀岡駅出張所、6月イズミヤ堅田店出張所、9月 京阪枚方市駅出張所、 ピエリ守山出張所をそれぞれ新設し、平成20年9月末現在で158カ所と なりました。 今後も京都と経済圏を一つにする滋賀県南部地域、大阪府北東部地域、奈良県北部地域 への店舗ネットワークおよび営業体制の拡充に努め、 「近くて便利な金融機関」として地域の みなさまにご満足いただける金融サービスを提供してまいります。 京阪枚方市駅キャッシュコーナー 環 境 問 題 へ の さ ま ざ ま な 取 組 み 当金庫では、京都地区の金融機関や全国の信用金庫業界に ては、 エコ対策リフォーム資金のローン金利を優遇など、CO2削減 先駆けて平成9年より独自のリサイクルシステムを導入。本支店か にむけてさまざまな取組みをしています。 ら出る保管切れの書類や伝票などを回収してトイレットペーパーや ボックスティッシュに再生し、 お客様への粗品や当金庫での消耗品 4 として利用しています。この取組みは「第4回信用金庫社会貢献賞 奨励賞」を受賞しました。また、女子職員のユニフォームの素材は、 ペットボトル再生樹脂を使用した「エコマーク認定品」。使用済 ユニフォームは回収し、再利用しています。 さらに、地球温暖化対策条例を受けて、 エコカーへの切り替え、 空調設備の改修、関連会社ビルの屋上緑化等を、お客さまに対し 書類や伝票を回収してできた製品 ビルの屋上緑化 4 創業・新事業参入を積極的に支援 ●中信ベンチャーローン 研究開発資金、事業展開に必要な運転資金・設備資金、新事業開始にともなう起業家創業資金と してご利用いただけます。ご融資金額は1企業1億円以内(無担保扱は2,000万円以内)、 ご融資 期間は運転資金7年以内、設備資金10年以内としています。 ●産学公連携支援 当金庫では、京都府、滋賀県、大阪府下11大学および2公的機関と業務提携 を締結しております。ご融資の相談のみならず、お客様の事業における技術 的問題や販路拡大等の課題に対して、提携大学・提携機関との産学公ネット ワークを活用し、問題解決のお手伝いを行っております。 取組みの一環として、京都の伝統文化に育まれた学生の斬新で創造的なデザ インを発掘し、産学連携を通じてビジネスマッチングの機会を提供するため、 「中信ビジネスフェア2008」において「中信学生デザインコンテスト」を 開催しました。 「中信学生デザインコンテスト」 ●国や地方公共団体との連携による中小企業支援施策の活用 中小企業新事業活動促進法のほか、京都独自の評価事業である目利き委員会Aランク、バリュークリエーション支援制度 (オスカー認定)といった中小企業の事業評価システムの認定取得へ向けて、個別に相談・アドバイスを行っております。 また、中小企業地域資源活用プログラム、創援隊、縁むすびといった国、地方公共団体の支援施策と積極的に連携しております。 平成20年5月からスタートした中小企業庁の地域力連携拠点事業においても、連携拠点のパートナーとして中小企業支援を 実施しております。 ●再チャレンジ信用保証制度の活用 地域における開業率のアップや再チャレンジを可能とする柔軟で多様な社会の仕組みの構築のため、一度事業を廃業され た方が、再起業される際の必要資金をご融資する制度です。 ●ベンチャー・ファンドによる支援 当金庫の関連会社である、中信ベンチャーキャピタル㈱が平成15年12月に組成しました「中信ベンチャー・投資ファンド 1号投資事業有限責任組合」、および平成17年8月に設立しました「中信ベンチャー・投資ファンド2号投資事業有限責任組合」 さらに平成20年4月に設立しました「中信ベンチャー・投資ファンド3号投資事業有限責任組合」を通じて、現在まで32社の 地元企業に対し、業種を限定せず幅広く投資活動を展開しています。 当金庫の関連会社である、中信ベンチャーキャピタル㈱では地元企業の成長・発展に貢献することを第一の使命として、 株式公開を目指される先に段階的な投資と的確なコンサルティングを図りつつ、積極的な企業支援を行っています。これまで に56社に対し、12億円弱の出資を実施し、内8社が株式公開を果たされています。 5 事業再生への支援 ∼事業再生の取組みについて∼ 当金庫は地元中小零細企業のみなさまの繁栄と共に歩んでまいりました。しかし、一方ではさまざまな経営課題を抱え困難に 直面しておられる企業もあるため、経営者のみなさまと一緒に膝を突き合わせながら問題解決に取り組んでいます。その 結果、多くの企業が経営課題を克服し発展を遂げておられます。 アメリカの金融問題を発端として景気は急速に陰りを見せ、地元経済にも影響が及んでおり、中小零細企業の業況は一段と 厳しい状態となっています。今後も引続きさらなる地域密着型金融の推進に鋭意努力し、地域金融機関として取引先支援 の強化に取り組み、地域の面的再生に一層貢献してまいります。 ●経営改善支援への取組み 当金庫では平成15年度から本部と営業店が一体となって経営改善に向けた取組みを行っております。現在まで延べ 2,179先のお取引先と密接な面談を行い、経営改善をサポートしてまいりました。 事業再生を果たす際に資金面のニーズへの対応は不可欠です。事業計画上必要と認められる資金については行政による 中小企業再生支援融資制度を積極的に活用しており、地元経済の活力の維持や向上に寄与されている企業への支援を 京都信用保証協会と協調のもとで取り組んでいます。今年度は12企業に1,115百万円の取扱いを行い、本制度が発足 した平成17年度以降累計で106先13,578百万円の再生資金のニーズにお応えしています。 ●外部専門家の活用による取組み 世界同時不況や原材料高など金融問題を発端とした景気の減速は中小零細企業の業況を一段と厳しいものにしており、 中小零細企業の抱える課題は一層複雑・高度化しています。課題を抱える企業が経営改善を果たす上で大切なことは、 各企業が有する貴重な経営資源をどのように活かして事業の継続を行うかという具体的で実現可能性が極めて高い 事業計画を持っていただくことであります。 当金庫ではこうした課題の克服には専門家による分析と改善策の策定が不可欠という観点から、中小企業再生協議会の 活用のほか外部コンサルタントと提携しサポートを必要とする企業へ紹介しています。 中小企業再生支援協議会については、今年度は5企業の計画策定支援を行っており、これにより同協議会による事業計 画書作成のサポートは累計43先となっています。 外部コンサルタントの活用については、今年度4企業へ紹介を行い、これまで累計27企業の経営者のみなさまがコンサ ルタントの協力を得ながら経営改善に努めておられます。 ●各種ファンドの活用、企業再生スキームの活用 地域経済・社会に貢献している企業で事業継続が見込める過剰債務企業に対して、事業再生の一環として事業再生 ファンドの活用や整理回収機構の企業再生スキームを活用した事業再生の支援をしています。今年度は再生ファン ドを活用し、現在2企業の事業再生に取り組んでいます。 ●信用保証制度の適切な活用も踏まえたDIPファイナンスの活用 過剰債務の状態に陥り自主的な経営改善だけでは事業再生が困難な企業で、地域経済・社会に貢献しており、法的整理・ 私的整理手続による事業再生が見込まれる企業に対しては、中小企業再生支援協議会と連携しながらDIPファイナンスや 信用保証制度を活用した資金支援を行います。 6 事業者のみなさまへの主な商品とサークル ●e−Tax(国税電子申告・納税システム)利用者向け金利優遇 国税庁等が推奨する「e−Tax(国税電子申告・納税システム)」利用のお客様に対して、当金庫事業性融資商品「中信ビジ ネスカードローン」 (信用保証協会保証付き)の金利優遇を実施しております。 当金庫所定の確認資料をご提出いただければ年2.225%(平成20年11月17日現在・変動金利型・当金庫新長期プライ ムレート△0.7%)の優遇金利がご利用いただけます。 (信用保証協会の保証が必須で、別途保証料が必要となります) なお、 「中信ビジネスカードローン」は事業資金全般(旧債振替資金は不可)にご利用でき、ご契約の貸越限度額(最高 2,000万円・信用保証協会保証の場合)の範囲内で繰り返しご利用いただけます。 ●M&A仲介業務 信金キャピタル株式会社、株式会社日本M&Aセンター、株式会社TDBフュージョンと業務 提携を行い、後継者問題や事業展開でお悩みの企業に、M&Aによる解決のお手伝いを行っ ております。 ●ビジネスマッチング業務 中小企業者のさまざまな経営課題やニーズに応えるため、事業者と事業者の橋渡し役として 活動しております。 ●株式会社日本総合研究所との提携 日本有数の総合シンクタンクである株式会社日本総合研究所とコンサルティング業務に関する提携をしており、同社に紹介 することで専門家による相談、情報提供を受けるなどでさまざまな経営課題の解決を図っていただけます。 ●中信サクセスクラブ ビジネス情報の提供、異業種交流、ビジネスマッチングを趣旨として 平成元年8月発足。異業種商品技術展示交流会としての大商談会は 20回目となり、今年も「中信ビジネスフェア2008」として2日間に わたり開催しました。来場者は7,690名で、セミナー、楽天セミナー、 中信学生デザインコンテスト、産学公連携展示などで賑わいました。 昨年度よりコンサルティング会社と提携し、 ビジネス情報の提供、イン ターネットを使ったWeb検索システムなどを導入。今まで以上に広く 経営情報を提供していく予定です。 「中信ビジネスフェア2008」のテープカット 地元企業の最新技術や商品が並ぶ大商談会 ●中信経営者倶楽部 講演会、視察旅行などを通じた企業経営者との緊密な連携により、相互の発展と繁栄を図ります。 ●中信青年経営者倶楽部 セミナー、研修旅行、交流イベントなどの開催により、次代を担う青年経営者の自己啓発と情報交換の場を提供、会員 企業の繁栄を目指します。 ●京税中信クラブ 近畿税理士会支部所属の税理士有志と連携し、会員並びに関与先企業の発展と親睦を図っています。 7 預金・貸出金の状況 預金・積金については、個人のお客様の年金受給口座、給与振込口座の推進ならびに、定期預金等の獲得と、法人 のお客様の定期預金等の吸収に努めた結果、3兆6,118億9百万円と前年同期比969億97百万円、2.75%の 増加となり、3兆6,000億円台になりました。 また、貸出金については、住宅ローンなどの消費性資金は減少となりましたが、事業性資金は地元中小企業者の資金 需要に積極的に応えた結果、順調に推移し、全体で2兆1,357億54百万円と前年同期比232億88百万円、1.10% の増加となりました。 (単位:百万円) 平成19年9月30日現在 平成20年9月30日現在 預金積金 3,514,812 3,611,809 96,997 貸 出 金 2,112,466 2,135,754 23,288 増 減 ●貸出金の業種別内訳 (単位:百万円/%) 平成19年9月30日現在 構成比 平成20年9月30日現在 構成比 業 177,853 8.41 168,835 7.90 農 業 2,469 0.11 2,303 0.10 林 業 148 0.00 253 0.01 漁 業 0 0.00 0 0.00 業 1,432 0.06 2,247 0.10 業 115,500 5.46 117,092 5.48 製 造 鉱 建 設 126 0.00 107 0.00 業 6,198 0.29 5,132 0.24 電 気・ガ ス・水 道 業 情 報 通 信 運 輸 業 18,865 0.89 19,553 0.91 卸 売 業 102,741 4.86 97,538 4.56 小 売 業 68,763 3.25 68,656 3.21 14,250 0.67 14,449 0.67 業 373,121 17.66 395,318 18.51 業 202,862 9.60 206,216 9.65 地 方 公 共 団 体 28,784 1.36 53,442 2.50 金 融 ・ 保 険 業 不 サ 動 ー ビ 産 ス 個 人 999,346 47.30 984,607 46.10 合 計 2,112,466 100.00 2,135,754 100.00 ※業種区分は「日本標準産業分類」に基づいています。 8 貸借対照表 (単位:百万円) (資産の部) 現金・預け金 平成19年9月30日現在 平成20年9月30日現在 増 減 816,777 835,834 19,057 コールローン 1,219 1,160 △ 59 買入金銭債権 5,132 5,178 45 金銭の信託 2,907 1,448 △ 1,458 商品有価証券 501 1,335 833 774,561 808,748 34,187 2,112,466 2,135,754 23,288 405 392 △ 13 その他資産 19,233 20,884 1,650 有形固定資産 47,762 51,518 3,756 無形固定資産 3,269 2,812 △ 456 繰延税金資産 12,108 17,339 5,231 債務保証見返 11,759 10,873 △ 886 貸倒引当金 △ 38,722 △ 24,828 13,894 (うち個別貸倒引当金) △ 15,735 △ 15,840 △ 105 △0 − 0 3,769,383 3,868,454 99,071 有価証券 貸出金 外国為替 投資損失引当金 資産の部合計 (単位:百万円) (負債の部) 預金積金 平成19年9月30日現在 平成20年9月30日現在 増 減 3,514,812 3,611,809 96,997 借用金 30,002 28,002 △ 2,000 コールマネー 23,918 19,987 △ 3,930 9 9 △0 その他負債 17,195 17,893 697 賞与引当金 60 外国為替 651 712 役員賞与引当金 7 8 0 退職給付引当金 13,999 13,973 △ 25 役員退職慰労引当金 700 659 △ 41 預金払戻損失引当金 127 361 234 − 232 232 5,686 5,645 △ 40 偶発損失引当金 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 11,759 10,873 △ 886 3,618,870 3,710,168 91,298 (純資産の部) 出資金 23,348 23,196 △ 151 利益剰余金 119,881 131,404 11,523 会員勘定合計 143,229 154,601 11,371 △ 477 △ 3,969 △ 3,492 △ 18 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 △ 15 △ 33 土地再評価差額金 7,776 7,687 △ 88 評価・換算差額等合計 7,283 3,684 △ 3,598 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 9 150,512 158,285 7,772 3,769,383 3,868,454 99,071 損益の状況 厳しい環境下で経営努力を重ねる地元中小企業に潤沢な資金供給に努めた結果、本業での資金収支は前年同期比 10億円の増加となったものの、世界的に金融市場が混乱している中、市場運用の手段として保有している株式なら びに債券にも影響を受け、財務内容の健全性を確保すべく評価損の計上および償却の実施を行いました。また、 不良債権の査定も厳格に行った結果、金融機関の本業にかかる利益を示す業務利益は、51億円と前年同期比△36億円、 41.0%の減少となりました。経常利益についても、33億円と前年同期比△44億円、57.1%の減少、当期純利益に ついては、25億円と前年同期比△27億円、52.0%の減少となりました。 (単位:百万円) 平成19年9月期 平成20年9月期 増 減 業 務 純 益 8,798 5,183 △ 3,614 経 常 利 益 7,724 3,312 △ 4,411 益 5,343 2,560 △ 2,782 当 期 純 利 ●業務純益 10,000 (単位:百万円) ●経常利益 (単位:百万円) ●当期純利益 (単位:百万円) 8,798 7,724 8,000 5,183 6,000 5,343 3,312 4,000 2,560 2,000 0 平成19年 9月期 平成20年 9月期 平成19年 9月期 平成20年 9月期 平成19年 9月期 平成20年 9月期 ●損益計算書 (単位:百万円) 科 目 平成19年4月1日から 平成19年9月30日まで 平成20年4月1日から 平成20年9月30日まで 増 減 経常収益 38,949 41,126 2,176 資金運用収益 34,121 35,687 1,565 (うち貸出金利息) 24,682 25,421 739 (うち有価証券利息配当金) 4,462 4,972 510 役務取引等収益 3,362 3,081 △ 280 その他業務収益 969 1,654 685 その他経常収益 496 702 206 31,225 37,813 6,588 資金調達費用 7,905 8,439 534 (うち預金利息) 7,104 7,802 698 役務取引等費用 2,729 2,582 △ 147 その他業務費用 1,195 4,837 3,641 17,991 18,840 848 1,404 3,114 1,710 経常費用 経費 その他経常費用 経常利益 7,724 3,312 △ 4,411 (業務純益) (8,798) (5,183) (△ 3,614) 特別利益 1,328 特別損失 446 963 76 △ 887 8,088 3,682 △ 4,405 法人税、住民税及び事業税 2,007 1,188 △ 819 737 △ 65 △ 803 5,343 2,560 △ 2,782 当期純利益 経常費用とは、預金利息や経費な どから構成され、一般企業の売上 原価に相当するものです。 △ 881 税引前当期純利益 法人税等調整額 経常収益とは、貸出金利息や役務 取引等による収益などから構成され、 一般企業の売上高に相当するも のです。 当期純利益とは、当金庫が上半期 中に得た純利益で、経常利益から 特別利益・特別損失を加減算し、 税金などを差し引いたものです。 10 有価証券の時価情報 (単位:百万円) 平成20年9月30日現在 貸借対照表計上額 その他有価証券 評価差額 うち益 うち損 599,100 △5,776 3,852 9,629 株 式 10,353 949 1,804 855 債 券 533,066 △879 1,934 2,813 そ の 他 55,680 △5,846 113 5,959 (単位:百万円) 平成20年9月30日現在 貸借対照表計上額 満期保有目的の有価証券 評価差額 うち益 うち損 3,177 209,552 △2,610 567 券 147,974 3 495 491 そ の 他 61,578 △2,614 71 2,685 子会社・関連会社株式 95 − − − 債 ※)平成20年9月末の「評価差額」及び「含み損益」は、平成20年9月末の帳簿価額(償却原価法適用後、減損処理後)と時価との 差額を計上しています。 ※)上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 ※)平成20年9月末の変動利付国債の時価については、 「金融資産の時価の算定に関する実務上の取扱い」 (企業会計基準委員会 実務対応報告第25号平成20年10月28日)に基づき、合理的に算定された価額によっています。 預り資産残高の推移 (単位:百万円/件) 平成19年9月期 平成20年9月期 託 41,592 31,159 個 人 年 金 保 険 17,979 18,921 個人年金保険(件) 5,309 5,494 オープン外貨定期預金 3,942 5,058 106,003 114,922 投 公 資 信 共 債 ※)個人年金保険は取扱い開始以降の累計です。 ※)投資信託・オープン外貨定期預金・公共債はそれぞれ期末の残高です。 11 不良債権の開示 経済情勢悪化の影響から、前年比100億円の不良債権額が増加しましたが、新規のお取引先を増やすことができた ことなどにより、正常債権が112億円増加しております。当金庫は厳格な自己査定を実施し不良債権に対する充分な引当を 行っており、地域に密着したさまざまな金融サービスを提供できる体質を堅持しています。 Ⅰ. 平成20年9月末における自己査定と開示債権の状況(単体ベース) 自己査定 総与信 非分類 53 破 綻 先 (単位:億円) 金融再生法による開示 Ⅱ分類 12 Ⅲ分類 40 − 実質破綻先 42 12 30 − 破綻懸念先 1,085 253 509 323 0 0 破産更生債権 及びこれらに 準ずる債権 95 危険債権 1,085 要管理債権 要注意先 正 常 先 3,836 16,467 1,261 202 2,575 16,467 21,485 合 計 リスク管理債権 Ⅳ分類 小 計 1,384 正常債権 20,101 合 21,485 計 破綻先債権 52 延滞債権 1,127 3カ月以 上 延滞債権 貸出条件 緩和債権 計 − 202 1,383 ※)上記開示額は、平成20年9月末を基準日として自己査定を行い、 この結果に基づき算出しています。 同年4月1日から9月末までに倒産・不渡り等、及び業況悪化により債務者区分の引下げがあった債務者についてすべて開示しています。 ※)上半期での必要償却・引当額は、9月末時点の債権残高にて算出しています。 ただし、 「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」のうち、無価値と認められる部分(=Ⅳ分類)を直接償却し減額して開示しています。 (Ⅳ分類 ・直接償却相当額は11億円です。) Ⅱ. 開示債権と保全の状況 (単位:億円) 開示残高(A) 区 分 破産更生債権及び これらに準ずる債権 担保・保証による 回収見込み額(B) 平成20年9月末 引当金残高(C) 担保・保証(B)+引当金(C) =保全額(D) 保全率 D/A 95 95 0 95 100.00% 危険債権 1,085 762 157 920 84.73% 要管理債権 202 66 26 92 45.69% 小 計 1,384 923 184 1,108 80.07% 正常債権 20,101 16,738 62 16,800 83.58% 合 計 21,485 17,661 247 17,908 83.35% 不良債権に対する保全率 = 保全額 1, 108億円 債権額 1, 384億円 = 80.07% Ⅲ. 平成19年9月末との開示債権比較 (単位:億円) 金融再生法による 開示残高 平成19年9月末 破産更生債権及び これらに準ずる債権 78 0.37% 95 0.44% 17 1,046 4.92% 1,085 5.05% 39 要 管 理 債 権 159 0.75% 202 0.94% 43 小 計 1,284 6.04% 1,384 6.44% 100 19,989 93.96% 20,101 93.56% 112 21,485 100.00% 212 危 正 険 常 債 債 権 権 合 計 構成比(%) 21,273 100.00% 平成20年9月末 構成比(%) 増 減 12 自己資本の充実の状況等について <定量的な開示事項・単体> ●自己資本の構成に関する事項 (単位:百万円) 項 目 平成19年9月期 出資金 うち非累積的永久優先出資 優先出資申込証拠金 資本準備金 その他資本剰余金 平成20年9月期 23,348 23,196 ― ― ― ― ― ― ― ― 利益準備金 17,700 18,700 特別積立金 101,619 109,619 次期繰越金 561 3,084 ― ― ― ― ― ― ― ― △ 477 △ 3,969 ― ― ― ― ― ― ― ― 142,752 150,631 その他 処分未済持分 自己優先出資 自己優先出資申込証拠金 その他有価証券の評価差損 営業権相当額 のれん相当額 企業結合により計上される無形固定資産相当額 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 〔基本的項目〕計(A) 6,058 6,000 一般貸倒引当金 22,986 8,987 負債性資本調達手段等 28,200 24,640 負債性資本調達手段 ― ― 28,200 24,640 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額 期限付劣後債務及び期限付優先出資 補完的項目不算入額 〔補完的項目〕計(B) 自己資本総額(C) (A)+(B) 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの 期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの 非同時決裁取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は クレジット・デリバティブの免責額に係る控除額 基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー及び 信用補完機能を持つI/0ストリップス(告示第247条を準用する場合を含む。) 控除項目不算入額 (控除項目)計(D) 自己資本額(E) (C)−(D) △11,698 ― 45,545 39,627 188,297 190,259 3,533 3,533 ― ― ― ― ― ― ― ― △ 3,533 △ 3,533 ― ― ― 188,297 190,259 (リスク・アセット等) 1,697,504 1,728,277 オフ・バランス取引等項目 11,327 10,924 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 97,225 98,343 1,806,057 1,837,545 資産(オン・バランス項目) リスク・アセット等計(F) 単体Tier1比率(A/F) 単体自己資本比率(E/F) 7.90% 8.19% 10.42% 10.35% (注)信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の 充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 ●自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 項 目 リスク・アセット 平成20年9月期 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 イ.信用リスク・アセット・所要自己資本の額合計 1,708,832 68,353 1,739,201 69,568 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー 1,708,832 68,353 1,739,201 69,568 28,019 1,120 30,520 1,220 ( ii )金融機関向け 204,923 8,196 202,776 8,111 ( iii )法人等向け 458,407 18,336 483,057 19,322 ( iv )中小企業等・個人向け 519,755 20,790 509,973 20,398 ( v )抵当権付住宅ローン 104,163 4,166 110,143 4,405 ( vi )不動産取得等事業向け 262,458 10,498 279,776 11,191 291 ( i )ソブリン向け 9,436 377 7,281 (viii)出資等 31,256 1,250 22,554 902 ( ix )上記以外 90,411 3,616 93,117 3,724 ( vii )三月以上延滞等 ②証券化エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) 13 平成19年9月期 ― ― ― ― 97,225 3,889 98,343 3,933 1,806,057 72,242 1,837,545 73,501 (注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2.「 エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の 中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、 欧州共同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4.「 三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリ ン向け」、 「金融機関向け」、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 5.オペレーショナル・リスクについて当金庫は基礎的手法を使用しています。算定方法は次のとおりです。 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計)×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% ●信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 エクスポージャー区分 地域区分 業種区分 期間区分 国内 国外 地域別合計 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及び その他のデリバティブ以外 のオフ・バランス取引 債券 預け金 三月以上延滞 エクスポージャー デリバティブ取引 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 3,678,186 3,791,819 2,123,100 680,442 764,792 2,145,312 602,088 ― 16 121,832 97,759 ― 3,800,018 3,890,808 2,123,100 2,145,329 723,920 778,201 764,792 121,832 98,988 952 141 ― ― 1,150 ― ― 783,867 952 1,292 10,243 8,923 783,867 10,243 8,923 197,680 203,135 195,908 185,317 1,771 17,816 ― ― ― 0 1,135 1,007 農業 3,616 3,393 3,616 3,393 ― ― ― ― ― ― 8 0 林業 166 267 166 267 ― ― ― ― ― ― ― ― 漁業 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 1,475 2,286 1,475 2,286 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 0 1,369 1,275 ― ― 製造業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 158,461 159,438 158,461 158,998 ― 5,211 33,844 214 198 4,997 33,645 ― ― ― ― 7,121 12,913 7,121 6,029 ― 6,883 ― ― ― ― 72 23 21,460 22,097 21,460 22,081 ― ― ― ― ― ― 356 194 卸売業、小売業 191,553 187,163 191,462 184,971 91 2,187 ― ― ― 4 1,195 1,424 金融・保険業 989,103 997,509 15,047 15,228 208,135 197,096 764,792 783,867 945 1,143 ― 6 不動産業 389,921 412,458 389,471 411,969 450 450 ― ― ― ― 2,411 1,269 各種サービス 261,118 262,901 261,118 262,235 ― 595 ― ― ― 2 1,506 1,796 国・地方公共団体等 514,041 572,968 28,784 53,442 485,257 519,525 ― ― ― ― ― ― 個人 838,430 829,396 838,430 829,396 ― ― ― ― ― ― 2,187 1,925 220,656 191,033 10,360 9,513 23,218 0 ― ― 7 141 ― ― 778,201 764,792 783,867 952 1,292 10,243 8,923 43,913 362,232 201,083 952 1,270 その他 業種別合計 2,145,329 723,920 342,759 343,258 54,694 817,488 89,922 107,083 173,791 184,925 365,000 525,000 ― ― 412,061 191,124 187,746 259,497 220,315 14,000 4,000 ― ― 142,848 145,193 129,538 105,437 13,258 39,734 ― ― ― 21 239,488 322,888 131,551 161,345 107,936 161,543 ― ― ― ― 1,295,988 1,312,862 1,181,247 3,800,018 3,890,808 2,123,100 1年以下 760,769 589,610 1年超3年以下 628,714 3年超5年以下 464,621 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 1,185,092 114,741 127,770 ― ― ― ― 56,956 55,365 0 0 23,559 53,783 ― ― 3,800,018 3,890,808 2,123,100 2,145,329 723,920 778,201 764,792 783,867 952 1,292 267,586 290,702 (注)1.オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除きます。 2.「 三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエク スポージャーです。 14 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 (単位:百万円) 当期減少額 当期増加額 期末残高 その他 目的使用 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 一般貸倒引当金 23,229 8,256 7,035 8,987 ― ― 7,278 8,256 22,986 8,987 個別貸倒引当金 15,878 15,845 12,069 15,840 94 245 12,117 15,599 15,735 15,840 合計 39,107 24,101 19,105 24,828 94 245 19,396 23,856 38,722 24,828 (注)当金庫は、国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しています。 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 期首残高 当期減少額 当期増加額 目的使用 貸出金償却 期末残高 その他 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 2,231 1,929 1,522 2,046 ― 37 1,520 1,891 2,233 2,046 166 85 農業 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 林業 1 ― ― ― ― ― 1 ― ― ― ― ― 漁業 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 鉱業 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 972 1,216 941 1,232 20 38 857 1,178 1,036 1,232 123 305 ― 製造業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 情報通信業 0 21 4 24 ― ― 0 21 4 24 33 ― 261 268 193 238 ― ― 203 268 251 238 9 36 2,630 2,705 2,001 2,722 27 12 2,213 2,692 2,392 2,722 188 376 17 20 13 12 ― ― 11 20 19 12 ― ― 不動産業 4,001 5,777 3,406 5,609 9 134 3,050 5,642 4,348 5,609 17 151 各種サービス業 5,305 3,442 3,590 3,412 23 19 3,892 3,422 4,980 3,412 196 140 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 個人 454 463 393 542 13 2 366 461 468 542 56 32 合計 15,878 15,845 12,069 15,840 94 245 12,117 15,599 15,735 15,840 793 1,128 運輸業 卸売業・小売業 金融・保険業 国・地方公共団体等 (注)当金庫は、国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しています。 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定める リスク・ウェイト 区分(%) (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成19年9月期 格付有り 平成20年9月期 格付無し 格付無し 0% ― 516,966 ― 10% ― 298,351 ― 329,590 20% 902,038 69,448 104,080 879,201 35% ― 301,593 ― 318,489 50% 14,840 1,476 15,268 1,651 75% ― 732,308 ― 742,598 100% 30,567 927,062 5,175 940,123 150% ― 5,364 450 3,792 350% ― ― ― ― 自己資本控除 ― ― ― ― 947,446 2,852,572 124,975 3,765,832 合計 (注)1.格付は、適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 15 格付有り 550,385 ●信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ (単位:百万円) 適格金融資産担保 保証 クレジット・デリバティブ 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 53,014 54,824 55,540 59,684 ― ― 4,840 5,038 16,987 24,909 ― ― ― ― 6,938 3,538 ― ― ③法人等向け 32,547 21,713 19,203 368 ― ― ④中小企業等・個人向け 12,738 25,115 12,331 30,797 ― ― ⑤抵当権付住宅ローン 1,068 1,077 14 19 ― ― ⑥不動産取得等事業向け 1,669 1,620 ― ― ― ― 149 258 65 50 ― ― 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ⑦三月以上延滞等 (注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 ●派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 与信相当額の算出に用いる方式 (単位:百万円) 平成19年9月期 平成20年9月期 カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式 258 60 担保による信用リスク削減手法の 担保による信用リスク削減手法の グロス再構築コストの額 効 果を 勘 案する前 の 与 信 相 当 額 効 果を 勘 案した後 の 与 信 相 当 額 平成20年9月期 平成19年9月期 平成20年9月期 平成19年9月期 ①派生商品取引合計 1,135 1,292 1,135 1,292 ( i )外国為替関連取引 1,083 1,247 1,083 1,247 51 21 51 21 ― ― ― ― 1,135 1,292 1,135 1,292 (ii)金利関連取引 ②長期決済期間取引 合計 (注)グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額 はありません。 担保の種類別の額 平成19年9月期 平成20年9月期 担保はありません 担保はありません ●証券化エクスポージャーに関する事項 オリジネーター、投資家の場合とも残高はありません。 16 ●銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 イ.出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 (単位:百万円) その他有価証券で 時価のないもの等 その他有価証券で時価のあるもの 貸借対照表 計上額 取得原価 上場株式等 非上場株式等 合計 評価差額 うち益 貸借対照表 計上額 うち損 平成19年9月期 15,700 21,603 5,903 6,329 426 平成20年9月期 8,863 9,812 949 1,804 855 ― ― 平成19年9月期 ― ― ― ― ― 7,906 平成20年9月期 ― ― ― ― ― 7,636 平成19年9月期 15,700 21,603 5,903 6,329 426 7,906 平成20年9月期 8,863 9,812 949 1,804 855 7,636 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 ロ.子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等 貸借対照表 計上額 子会社・子法人等株式 関連法人等株式 合計 (単位:百万円) 時価 評価差額 うち益 うち損 平成19年9月期 88 ― ― ― ― 平成20年9月期 88 ― ― ― ― 平成19年9月期 7 ― ― ― ― 平成20年9月期 7 ― ― ― ― 平成19年9月期 95 ― ― ― ― 平成20年9月期 95 ― ― ― ― (注)時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 ハ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 売却額 出資等エクスポージャー (単位:百万円) 売却益 売却損 株式等償却 平成19年9月期 3,881 371 574 ― 平成20年9月期 6,400 697 1,063 ― ●銀行勘定における金利リスクに関して内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の増減額 (単位:百万円) 運 用 勘 定 区 分 調 達 勘 定 金利リスク量 平成19年9月期 区 分 平成20年9月期 金利リスク量 平成19年9月期 平成20年9月期 貸出金 30,936 37,485 定期性預金 11,559 11,382 有価証券等 18,384 23,047 要求払預金 14,614 14,518 預け金 7,493 9,001 その他 10 8 運用勘定合計 56,825 69,543 銀行勘定の金利リスク 27,673 41,289 その他 調達勘定合計 2,977 2,352 29,151 28,253 (注) 1. 銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等) が、金利ショックにより発生するリスク量を見るものです。当金庫では、金利ショックを「保有期間1年、最低5年の観測期間で計測される 金利変動の1パーセンタイル値と99パーセンタイル値によって計算される経済価値の低下額」として銀行勘定の金利リスク量を算出して おります。 2. 要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、引き出される ことなく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金と定義し、当金庫では、普通預金等の額の50%相当額を0∼5年の期間に均等に振り 分けて(平均2.5年)、 リスク量を算定しています。 3. 銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算出します。銀行勘定の金利リスク=運用勘定 の金利リスク量−調達勘定の金利リスク量 17 (平成20年9月末現在) 18 京都中央信用金庫 〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91番地 TEL.075-223-2525(代) インターネットホームページアドレス http://www.chushin.co.jp/ FAX.0120-201-580(フリーダイヤル 当金庫営業エリアのみ) Cert no. SGS-COC-2935 2008年11月 環境にやさしい大豆油インキを使用しています。