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10面 - 富山県保険医協会
診療室の壁に置かれた油絵 は以来数十年に渡り、ほと 山となりました。 とって、実に久しぶりの登 になってしまっていた私に しさにかまけて山とは疎遠 院してからというものは忙 光を拝んだのを最後に、開 三十年前白山頂上で御来 そんな叔父が私の開院祝い の絵を描き続けていました。 トに車で出かけては生涯山 断ちがたく、様々のスポッ りましたが、山への思いは して障がいを持つこととな 山男でした。不幸にも若く 剣に登っていた筋金入りの 高連峰、はるか眼下に上高 どり着きました。前方に穂 近い状態で何とか頂上にた くり。ほとんど限界走行に 皆さんの健脚ぶりにはびっ 者の班に入ったのですが、 べくもない快晴。 一番年長 登山当日はこれ以上望む よい思い出話ができた上高地 焼岳は下から見上げるとは ンを着込み手袋もしました。 周辺は結構寒く、すぐダウ とか。 べないから残っているのだ 毒があったりして動物が食 なってきて、せっかくの景 した。次第に足や腰が痛く れがどっと出て結構大変で 聞いて、協会の山歩き会に のパスの列は 二時間待ちと ました。個人で来ている人 色も淀み 一つない水面も、 参加してほんとによかった 射水市・歯科 ただ散策しただけではわ 肩車と休みなく家族サービ るかにそびえ立っており、 スしていた 三十代のお父さ と実感。帰りのパスでは小 かな合間に風呂に入り、冷 んがぐったり倒れ込むよう さい子供にだっこ、おんぶ、 えた体も温まってリフレッ に寝ていました。参加され ている自分が悲しい。わず 自由行動となりました。私 シュ。 たみなさんは翌日は十分休 なんとも思わなくなってき 協会がお願いしていたガ たちは明神橋まで歩き、そ 集合場所のパスターミナ からない 事を教えてくれた イドさんの説明を受けなが こで弁当を食べます。遠足 ルでは十五分ほど待って予 ガイドさんと河童橋で別れ、 ら、木道を歩きます。あれ かし明神橋までの四キロ弱 気分は久しぶりでした。し 登山組は結構大変そうだな が熊の爪痕と教えてくれた と思いました。 り、冬に川底になった所と そうじゃない所では植物の 丈の長さや種類が境界線の ように違っていたり、きれ いに実ったおいしそうにみ える赤い実は、苦かったり 長いウオーミングアップ もあ っという聞に終わり、 てもらいました。見上げる よじ登って記念写真を撮っ 登山口に到着しました。広 ゆる歩いて行きました。途 と煙を吐く焼岳北峰が目前 中から険しい登りになり、 木の根が露出しているとこ に迫り、もう 一息です。噴 葉樹からの木漏れ陽を浴び ろをまたぎながら進みまし 火口を間近で覗き、硫黄臭 ながら、細い登山道をゆる た。大木がある少し平坦な の強い煙にむせながら山の 一時間弱の休憩を取った 背の昼食地点に着きました。 がうまい。きつい登りが続 後、下山しました。迎えの したプロテインウォーター き、さらに進んでいくと森 パスが停留している場所ま 場所で最初の小休憩。持参 林限界を超え、背丈の短い がら下りました。楽しかっ でつづら折りの道を落ち葉 焼岳は南峰と北峰があり、 た登山も終わり、心地よい を踏みしめ、余韻に浸りな 南峰は危険だということで 疲労感とともに帰宅の途に 草花が出迎えながら焼岳が 登れません。稜線のすぐ下 つきました。 姿を現しました。 に大きな岩があり、そこに ようなもので、 およそ法律とい 理が試される。 (S・M) どうしたいいか。医の倫 せざるを得ない。 たいので、同意書にサイン 人(患者)は職にとどまり 含まれることは当然だ。本 い。﹂脅迫する側に国家が 私の医学的知識を使用しな 民の自由を侵害するために の下であっても、人権や市 ある。﹁私は、たとえ 脅迫 ジュネーブ宣言にはこう 規定はない。 だ。しかし拒否しても罰則 回答義務がある﹂との答弁 では﹁照会を受けた団体は 報の照会だろう。法案審議 ﹁適性評価﹂による患者情 に関わりが出てくるのは、 秘密保護法で広く医療側 うには欠陥だらけだ。 , ︽ a 4 h配 川 町 内 ド違反を取締る LMV日 を示さずスピ l 炉 札 山 たらいいのだろ '払えぺ うか。制限速度 私たちはこの 、ーヲ ふ作ル U 法律をどう守つ 事でしょう。 て火曜日からがんばられた 季)て、よい思い昌宏持っ 一つない晴天に恵まれまし わっていく山景色を堪能し ました。 約のパスに乗ることができ たが、朝早いせいか大正池 協会の山歩き会は 二回目 は登りが多く、帰りには疲 こんにちは射水市の嶋歯 直 科クリニックの嶋です。雲 毅 正 則 焼岳登山と上高地ウォlキング これ以上望むべくもない快晴 んど意識されることもない かつて私には、高校で美 に 一枚の絵を贈 ってくれま 地を見下ろしたとき、私自 滑川市・歯科 まま、私の診療の日常の風 術教員をしていた敬愛すべ した。上高地大正池の背景 身診療を退いてしまった昨 景に浸っていました。 き叔父がおりました。八年 に映える焼岳を描いた四号 治 前に他界しましたが、黒部 青空 l こ映えています 梓川沿いから見上げる奥穂高岳と酒沢力一ル 中 イ 今、す っかり忘れていた油 プ 予どもだちも元気です スの若いグル こちらは上高地コ 谷 サイズの小さな油絵です。 絵のことに気付きました。 それを描いていた時の叔父 の気持ちが急にジンワリと 伝わってくるような気がし 焼岳からの山々が素晴らしい で、今回も夫婦で参加しま 1 本 て、懐かしさとともに何故 かしら少しうれしい気持ち ニングで、かつて難儀した 富 山市・内科 旧道安房峠を散策すること した。ところが、登山口ま にもなって来ました。ハプ もできて、私にとっては実 一般 覚で、角度を変えながら変 山が始まっているような感 しも苦にならず、すでに登 ほど歩いたでしょうか。少 うに見られました。 三キロ 穂高の峰々がパノラマのよ うっすらと 雪をいただいた で、紅葉で飾られた山聞に した。これが不幸中の幸い 下車して歩くことになりま パスが通れないため途中で 車両が路肩に駐車しており、 に味わい深い秋の紅葉の 一 でパスで行くはずが、 日となりました。 噴煙立上る焼岳北峰の山頂直下 硫黄臭が強<触ると岩が熱い 背景は穂高達峰へのルート 。森林限界を超えだ先のピー クが西穂高岳、その右が奥穂高岳。それらの左│こ槍の 穂先が見える。上高地はまるで箱庭のよう芝っ定。 写真の北峰鞍部から山頂へは一人がやっと通れる難所 を通過しなければ左よらず、長蛇の列であっ定。 大 ゑ 岡 当 鳥 長 10/13 ダムができる以前から冬の 旧道の安房峠最高地点、で記念写真。ここから長い 7 フブローチを歩くこと l こなった。 2013年 12月 15日(10 ) とやま保険医新聞 第 357号(毎月 l回発行)