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EIZO グリーン調達基準 (RC02
EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 EIZO グリーン調達基準 2016 年 7 月 1/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 目次 環境基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 2 目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3 適用範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 4 EIZO グリーン調達要件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 5 含有を禁止する化学物質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 6 環境関連調査および当社指定の調査フォーマットについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 6.1 環境情報調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 6.2 化学物質調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 6.3 含有化学物質分析データ提出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 7 仕入先様における社内管理について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 7.1 EIZO グリーン調達基準に関する教育および社内周知 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 7.2 禁止物質含有部品の識別管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 8 書類・データの提出先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 改訂履歴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2/13 12 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 環境基本方針 EIZO グループは、製品が環境に与える影響が大きいことを認識し、環境は製品品質の一部であるという考え に基づき製品開発を進めてきました。すなわち、各国の高い環境要求および当社独自の環境水準に適合する 製品を開発し 全世界に共通仕様として提供してきました。これからも、地球環境の保全が人類共通の課題であ ることを認識し、あらゆる企業活動の側面で継続的に環境保全活動を行います。 1. 企業活動および製品に求められる環境法令、基準およびその他社会環境保全要求等については、常に 把握し順守する。また、それらの要求事項および企業活動・製品による環境影響を的確に捉え、環境目 的・目標を定めるとともに、定期的に見直しを行い、環境マネジメントシステムとパフォーマンスの継続的な 改善を図る。 2. 開発・設計の段階では、省資源、省エネルギー、リサイクルおよび有害物質の削減を考慮し、環境適合水 準の向上を図る。 3. 企業活動においては、省エネルギーや省資源に十分配慮する。また、発生する廃棄物は適切に処理する とともにその削減に努める。ユーザーから廃棄される使用済み製品については、積極的に回収・リサイク ルを推進する。 4. 海外の拠点および関連企業等との情報ネットワークにより環境関連情報を的確に入手する。また、当社の 取り組み状況を適切に提供、開示していくことで、情報の共有化を図り、共同して環境保全活動に取り組 む。 5. 全社員に対し環境問題に関する教育や啓蒙活動を行い、環境に関する意識の向上を図るとともに、全員 参加であらゆる資源、エネルギーの有効活用に心掛け、地球環境の保全に取り組む。 3/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 1. はじめに EIZO 株式会社では、地球環境保全のため環境基本方針に基づいた事業活動を行ない、循環型経済社会の構 築を目指し、環境に配慮した製品作りに取り組んでいます。 環境保全活動の維持、向上を図り、社会、顧客の要望に応えるため、また、世界各国で目まぐるしく変化する環 境法規制・規格への迅速な対応を図り、社会的責任を果たすために、資材調達活動の指針として「グリーン調 達基準」を作成しています。 EIZO 株式会社では、従来の品質、価格、納期、サービス、技術力等に加え、環境負荷低減、環境保全活動に 積極的な仕入先様とのお取引を優先し、また、必要な品質、機能、経済的合理性に加え、環境に配慮された製 品、部品、材料(梱包仕様含む)を優先的に採用します。 環境に配慮した製品提供の推進は、EIZO 株式会社だけで成しえられるものではなく、仕入先様のご理解とご協 力なくして進めることは不可能です。仕入先様と共同で推進したく、本運用が有効となるように社会的背景と主 旨をご理解の上、環境負荷低減活動、並びに継続的維持改善の推進を強くお願いします。 2. 目的 環境保全活動に積極的な仕入先様とのお取引を優先し、環境負荷の少ない製品、部品、材料を積極的に採用 し、EIZO 株式会社の事業活動に伴う環境負荷の低減を図ると共に、環境に配慮した製品の市場拡大に貢献す ることを目的とします。 3. 適用範囲 本基準は、EIZO株式会社が設計・製造する製品又は設計委託、製造委託し販売する製品、及び完成品を購入 して販売する製品に使用する全ての電気・電子部品、機構部品、材料(テープ、はんだ、接着剤、塗料などの副 資材を含む)に適用します。 4. EIZO グリーン調達要件 EIZO グリーン調達では、以下に記す 3 点の要求に対応いただくことを要件としています。 ① 「EIZO サプライヤー行動規範」(下記 URL 参照)の「環境保全」に定める要求を遵守いただき、別途依頼 する「CSR に関する取り組み状況調査書」を提出いただく http://www.eizo.co.jp/company/csr_promise/supplier/ ② 当社へ納入頂く個別の部品(サブアッセンブリー品を含む)、材料、及び製品購入する部材に、本基準で 定めた含有禁止化学物質を含まないこと ③ 部品、材料、及び製品購入する部材における環境情報と化学物質について当社指定の調査フォーマット (EIZO MIS ファイル及び JAMP AIS ファイル)により回答いただくこと *JAMP: アーティクルマネジメント推進協議会 http://www.jamp-info.com/ ②、③の詳細については第 5 章以降で記述致します。 4/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 5.含有を禁止する化学物質 当社に納入頂く全ての部品において、国内外の各種法令により定められた禁止物質の含有を禁止しています。 禁止物質関連法令を表 1 に、含有禁止物質を表 2-1 に示します。 【表 1】 禁止物質関連法令 制定地域 法 令 全地域 モントリオール議定書の付属書の A,B,C,E 記載の物質 全地域 POPs(残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約)付属書 A,B,C 記載の化学物質 日本 「化学物質の審査および製造などの規制に関する法律」(化審法)の第 1 種特定化学物質 日本 「労働安全衛生法」の製造禁止物質 日本 「毒物・劇物取締法」の特定毒物 日本 「核物質および原子炉の規制に関する法律」 (原子炉等規制法)の核物質 欧州 「電機電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限」 (RoHS 指令 2011/65/EU)の禁止物質 「化学物質の登録、評価、認可及び制限(REACH)に関する欧州議会及び理事会規則」 欧州 (REACH 規則 No.1907/2006) Annex XVII による禁止物質 欧州 「電池・蓄電池およびそれらの廃棄物に関する欧州議会・理事会指令」(2006/66/EC)の禁止物質 欧州 「包装および包装廃棄物に関する欧州議会および理事会指令」(94/62/EC)の重金属規制 ドイツ 「化学品禁止則」の禁止物質 ドイツ 「日用品規則」の禁止物質(人の皮膚または口腔に恒常的に接触する用途のみ対象) ドイツ 「ProdSG 法」に基づく GS マーク(AfPS GS 2014:01 PAK) デンマーク ホルマリン法令 カリフォルニア プロポジション 65 【表 2-1】 含有禁止物質 No. 物質名 1 アスベスト類 2 特定アミンを生成するアゾ染料・顔料 3 カドミウム及びその化合物 4 六価クロム化合物 5 鉛及びその化合物 6 水銀及びその化合物 オゾン層破壊物質 (モントリオール議定書 Annex A, B, C, E) 7 基準値 意図的使用禁止 意図的使用禁止かつ 30ppm 以下 (人の皮膚または口腔に恒常的に 接触する繊維・革製品のみ対象) 主な関連法規 REACH Annex XVII REACH Annex XVII ドイツ化学品禁止則 ドイツ日用品規則 RoHS 指令 100ppm 以下 *1 *2 REACH Annex XVII 1000ppm 以下 *1 *2 RoHS 指令 皮革製品は 3ppm 未満 REACH Annex XVII RoHS 指令 1000ppm 以下 *1 *2 REACH Annex XVII (PVC 外部ケーブル 300ppm 未満) プロポジション 65 1000ppm 未満 *1 *2 RoHS 指令 意図的使用禁止 モントリオール議定書 REACH Annex XVII 化審法、POPs 8 パーフルオロオクタンスルホン酸 およびその塩 (PFOS) 意図的使用禁止 かつ 1000ppm 未満 被覆材の場合は 1μg/m2 未満 (特定用途のフォトレジストおよび コーティング剤に適用除外あり) 9 ポリ臭化ビフェニール類(PBB類) 1000ppm 以下 *2 10 ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDE類) 1000ppm 以下 *2 11 ポリ塩化ビフェニル類(PCB 類) ポリ塩化ターフェニル類(PCT 類) 50ppm 以下 5/13 RoHS 指令 REACH Annex XVII 化審法、POPs RoHS 指令 REACH Annex XVII 化審法、POPs REACH Annex XVII 化審法、POPs EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 No. 物質名 基準値 主な関連法規 REACH Annex XVII POPs 12 短鎖型塩化パラフィン (C10-C13) 意図的使用禁止 13 トリブチルスズ類 (TBT類) トリフェニルスズ類 (TPT類) 14 ビス(トリブチルスズ)=オキシド(TBTO) 15 16 17 ポリ塩化ナフタレン (塩素数が3以上) ジメチルフマレート (DMF) 放射性物質 18 ホルムアルデヒド 19 20 21 22 23 24 REACH Annex XVII 化審法 化審法 REACH Annex XVII 原子炉等規制法 ドイツ化学品禁止則 ホルマリン法令 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 意図的使用禁止 化審法 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 化審法 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法 化審法 意図的使用禁止 化審法 32 33 34 35 36 ヘキサクロロベンゼン アルドリン ディルドリン エンドリン DDT クロルデン N,N’-ジトリル-パラ-フェニレンジアミン、N-トリ ル-N’-キシリル-パラ-フェニレンジアミン 又は N,N’-ジキシリル-パラ-フェニレンジアミン 2,4,6-トリ-ターシャリ-ブチルフェノール トキサフェン マイレックス ケルセン又はジコホル ヘキサクロロブタ-1,3-ジエン 2-(2H-1,2,3-ベンゾトリアゾール-2-イル) -4,6-ジ-tert-ブチルフェノール ペンタクロロベンゼン α-ヘキサクロロシクロヘキサン β-ヘキサクロロシクロヘキサン γ-ヘキサクロロシクロヘキサン又はリンデン クロルデコン 意図的使用禁止 かつ 1000ppm 以下(スズ含有濃度) 意図的使用禁止 かつ 1000ppm 以下(スズ含有濃度) 意図的使用禁止 1000ppm 以下 意図的使用禁止 気中濃度 0.1ppm 以下 (木材製品、繊維製品のみ対象) 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 化審法、POPs 37 ジブチルスズ化合物 (DBT) 38 ジオクチルスズ化合物 (DOT) 39 エンドスルファン又はベンゾエピン 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 意図的使用禁止 かつ 1000ppm 以下(スズ含有濃度) 意図的使用禁止 かつ 1000ppm 以下(スズ含有濃度) ただし、以下の用途のみを対象 ・皮膚に接触することを意図した繊 維製アーティクル ・壁および床の被覆材 ・2 液室温硬化モールドキット 意図的使用禁止 40 ヘキサブロモシクロドデカン (HBCDD) 意図的使用禁止 41 ・外装部の樹脂および塗装に対し 特定多環芳香族炭化水素 (PAH) GS カテゴリ 3 の基準値以下 対象物質および基準値の詳細は【表 2-2】を参 ・リモコン外装部の樹脂および塗 照 装は GS カテゴリ 2 の基準値以下 25 26 27 28 29 30 31 REACH Annex XVII REACH Annex XVII REACH Annex XVII 化審法、POPs 化審法、POPs REACH Annex XIV REACH Annex XVII GS マーク *1: 包装材は、カドミウム、六価クロム、鉛、水銀の重金属含有量の合計を均質材料重量比で 100ppm 未満とします。 *2: RoHS 指令適用除外項目:RoHS 指令では指令制定時の技術水準を考慮し適用除外項目が定められています。 除外項目の詳細は以下の指令本文を参照ください(下記指令以降に追加された除外項目も有効)。 ただし、除外項目で満了日が設定されているものは、満了日の 1 年前までに必要な対応を完了願います。 ・RoHS 指令:http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32011L0065&from=EN 6/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 【表 2-2】REACH および GS マークにおける PAH に関する要求(おもちゃのみに関連するカテゴリは省略) パラメータ REACH Annex XVII 人の皮膚また は口腔と直接 長時間あるい は短時間反復 的に接触する ゴムまたはプ ラスチック <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 - GS カテゴリ 1 GS カテゴリ 2 GS カテゴリ 3 口の中で使われる ことが意図された 物質、おもちゃに 使われ、長時間 (30 秒以上)皮膚 に触れることが意 図されている物質 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 < 0.2 カテゴリ 1 に当て はまらない物質 で、一定の時間 (30 秒以上)、ま たは繰り返し短時 間皮膚に触れる 物質 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 < 0.5 カテゴリ 1 およ び 2 に当ては まらない物質 で、一定の時 間(30 秒未 満)皮膚に触 れる物質 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 ベンゾ(a)ピレン mg/kg ベンゾ(e)ピレン mg/kg ベンゾ(a)アントラセン mg/kg ベンゾ(b)フルオランテン mg/kg ベンゾ(j)フルオランテン mg/kg ベンゾ(k)フルオランテン mg/kg クリセン mg/kg ジベンゾ(a,h)アントラセン mg/kg ベンゾ(ghi)ペリレン mg/kg インデノ(1,2,3-cd)ピレン mg/kg アセナフチレン、アセナフテン、 フルオレン、フィナントレン、ピレン、 合計<1 合計< 10 合計< 50 アントラセン、フルオランテン mg/kg ナフタレン mg/kg <1 合計<2 合計< 10 合計 18 PAH mg/kg <1 < 10 < 50 REACH Annex XVII PAH:http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32013R1272&from=EN GS マーク PAH:http://www.baua.de/de/Produktsicherheit/Marktueberwachung/pdf/AfPS-GS-2014-01-PAK-EN.pdf 注: GS カテゴリ 1,2,3 の区分は EIZO 製品の状態での区分のため、部品としてどのカテゴリに該当するか不明 な場合は、当社開発部門の各担当者までお問い合わせください。また、PAH 基準適合証明のため、ISO17025 認定機関による材料分析データ提出をお願いする場合があります。 6.環境関連調査および当社指定の調査フォーマットについて 部品、材料、及び製品購入する部材の環境情報と化学物質は下記のフォーマットによる調査をお願いします。 6.1 環境情報調査 EIZO MIS ツール Ver.1.3 を使用し調査します。本ツールを使用し作成する EIZO MIS ファイルは、環境に関す る各国の法令禁止物質の非含有宣言、さらに当社に関係する環境規格要求への適合宣言および必要情報の ご提供を目的とします。 当社での部品、材料の採用段階において当社品目番号毎に下記表 3 の内容を確認して頂き、確認結果を EIZO MIS ファイルに記入し電子データでご提出して頂きます。但し、シリーズ部品などで当社の一つの納入仕 様書に複数の部品を取り交わす場合は、1 つのデータファイルに最大 100 品目まで纏めて提出頂くことが可能 です。 6.1.1 調査項目 EIZO MISファイルの調査項目の詳細は表3を参照ください。MISツールの操作方法やファイルへの記入方法等 についてはEIZO株式会社Webページに掲載する「EIZO MISファイル/JAMP AISファイル記入マニュアル (RC02-063*)」をご確認ください。(http://www.eizo.co.jp/company/csr_environment/product/green/) 7/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 【表 3】 EIZO MIS ファイルの調査項目 項目 EIZO 環境要求 法令含有 禁止物質 EPEAT (カドミウム・ 六価クロム) EPEAT (鉛) REACH 規則 (SVHC) 赤リン 25g 以上のプラス チック部品に 関する情報 LCD モジュール の水銀ランプに 関する情報 対象品目・適合条件 ■対象品目:全ての納入品目 ■適合条件:本基準 6.1.2 項参照 ■対象品目:全ての納入品目 ■適合条件:【表 2-1】含有禁止物質の基準に対応していること。 ■対象品目:全ての納入品目 ■適合条件:均一物質中でカドミウム含有が 50ppm 以下のこと。 均一物質中で六価クロム含有が 500ppm 以下のこと。 上記いずれの要項も閾値以外は RoHS 指令に同じ。 RoHS 指令除外項目の適用あり。 ■対象品目:全ての納入品目 ■適合条件:対象品目の総重量を基準として鉛含有が 50ppm 以下のこ と。ただし、RoHS 指令除外項目の適用なし。 回答方法 以下より選択 ・適合 ・不適合 以下より選択 ・適合 ・不適合 以下より選択 ・保証します ・実測確認しました ・保証・確認不可 以下より選択 ・保証します ・実測確認しました ・保証・確認不可 以下より選択 ■対象品目:全ての納入品目 ・非含有 ■対象物質:SVHC 169 物質(2016 年 6 月公開分まで)詳細は下記リス ・1000ppm 以下で ト参照。 含有 http://echa.europa.eu/web/guest/candidate-list-table ■判定条件:SVHC の含有状況を対象品目の総重量あたりの含有率に ・1000ppm 以上で 含有 より、非含有/1000ppm 以下/1000ppm 超に分類。 ■対象品目:全ての納入品目(ただし樹脂を含まない品目は”対象外 以下より選択 (樹脂なし)”を選択) ・非含有 ■判定条件:樹脂中への意図的な含有・非含有の状況を明らかにする ・含有 こと。 ・対象外(樹脂なし) 対象品目について ■対象品目:①または②のいずれかの納入品目 ①25g 以上の構造用プラスチック部品(筐体、シャーシ等) 報告情報を記載 ②LCD モジュール中の 25g 以上のプラスチック部品 ■報告情報:材料の種類、ブランド、型番、難燃剤/可塑剤の名称・ CAS#、GreenScreen ベンチマーク、材料表示 ■対象品目:LCD モジュール 対象品目について ■報告情報:水銀蛍光ランプの型番、 報告情報を記載 水銀含有量(最大、平均、最小)、管長、本数、液晶モジュ ールの型番、インチサイズ、方式、モジュールメーカー名 6.1.2 追加要求 - 「EIZO 環境要求」 「EIZO 環境要求」は、EIZO 株式会社の製品が取得する環境規格に応じて、部品を 7 つのカテゴリに分類し、カ テゴリ毎に化学物質の禁止や材料表示などの要件を個別に追加・設定したものです。当社に納入頂く全ての部 品においては、「EIZO 環境要求」に適合することが必要です。 【表 4-1】 EIZO 環境要求:「LCD モジュール」 番号 要求内容 25g 以上のプラスチック部品にハロゲンを含むポリマーおよび有機ハロゲン化合物を含有していない。 1 ただし、特性改善のための 0.5%以下のフッ素添加物を除く。 25g 以上のプラスチック部品にリスクフレーズ R40, R45, R46, R48, R50, R51, R53, R60, R61 およびこれらの 2 任意の組み合せの物質を含有しない。 プラスチック部品の金属化または金属部品のインサートを行なっていない。ただし、一般工具で切断破砕な 3 どにより容易に金属を分離できるインサートを除く。 8/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 25g を超えるプラスチック部品のノンハロゲン系難燃剤は GreenScreen 評価に基づくベンチマークの値を MIS ファイルに記載する。ベンチマーク 2 以上の難燃剤のリストは http://tcodevelopment.com/ に公開さ 4 れている最新の TCO Certified Accepted Substance List を参照。ベンチマークが決定していない難燃剤に ついては U(Unspecified)を記載する。 25g 以上のプラスチック部品は ISO 11469 および ISO 1043-1,-2,-3,-4 に従って材料表示する。光学部品 5 のように技術的に困難な場合は表示不要とするが、導光板についてはモジュール上にラベルなどにより表 示する。 バックライトの水銀ランプはダメージを与えないよう容易に分離できること。ランプ取り外しを複雑にする接着 6 や溶接は使用しない。また、ランプの取り外し方法の説明書(図と英文)を別途提出する。 7 特定フタル酸エステル(DEHP、BBP、DBP、DIBP)を含有しない。 参考 URL: リスクフレーズ http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2004:216:0003:0310:EN:PDF GreenScreen http://tcodevelopment.com/news/greenscreen-for-safer-chemicals-faq/ 【表 4-2】 EIZO 環境要求:「25g 以上のプラスチック部品」 番号 要求内容 1 リサイクル可能な材料である。 2 ISO 11469 および ISO 1043-1,-2,-3,-4 に従って材料表示する。但し、技術的に困難な場合を除く。 ハロゲンを含むポリマーおよび有機ハロゲン化合物を含有していない。ただし、特性改善のための 0.5%以 3 下のフッ素添加物を除く。 リスクフレーズ R40, R45, R46, R48, R50, R51, R53, R60, R61 およびこれらの任意の組み合せの物質を含 4 有しない。 5 IARC レベル 1 および 2A の物質を含有しない。 25g を超えるプラスチック部品のノンハロゲン系難燃剤は GreenScreen 評価に基づくベンチマークの値を MIS ファイルに記載する。ベンチマーク 2 以上の難燃剤のリストは http://tcodevelopment.com/ に公開さ 6 れている最新の TCO Certified Accepted Substance List を参照。ベンチマークが決定していない難燃剤に ついては U(Unspecified)を記載する。 7 特定フタル酸エステル(DEHP、BBP、DBP、DIBP)を含有しない。 参考 URL: リスクフレーズ http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2004:216:0003:0310:EN:PDF IARC 対象物質 http://monographs.iarc.fr/ENG/Classification/index.php GreenScreen http://tcodevelopment.com/news/greenscreen-for-safer-chemicals-faq/ 【表 4-3】 EIZO 環境要求:「プリント基板」 番号 1 要求内容 特定フタル酸エステル(DEHP、BBP、DBP、DIBP)を含有しない。 【表 4-4】 EIZO 環境要求:「一般電気・機構部品」 番号 要求内容 1 特定フタル酸エステル(DEHP、BBP、DBP、DIBP)を含有しない。 2 金属材料はリサイクル可能な材料である。(本項は板金部品等の単体金属部品のみが対象) 【表 4-5】 EIZO 環境要求:「印刷物」 番号 1 要求内容 取扱説明書(セットアップガイド等の添付物を含む)の紙は無塩素漂白されている。 【表 4-6】 EIZO 環境要求:「梱包材」 (仕入先様より EIZO に部品を納入する場合のみに使用する目的とするものは対象外) 番号 要求内容 1 梱包材用プラスチック部品は、包装材指令(94/62/EC)又は SPI コードに従った材料表示を行なっている。 2 梱包材用プラスチック部品は、ISO11469 に従った材料表示を行なっている。 9/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 3 梱包材に使われている紙(段ボールを除く)およびプラスチック製部品には資源有効利用促進法に基づく材 料表示がなされている。 4 梱包材は、単一材料又は容易に単一材料に分離可能で、かつリサイクル可能な材料を使用している。 5 紙、厚紙、箱は、少なくとも 70%以上の古紙を使用している。 6 梱包材用プラスチック部品中にハロゲンを含むポリマーまたは有機ハロゲン化合物を含有していない。 【表 4-7】 EIZO 環境要求:「電池」 番号 1 2 要求内容 電源のために使用される蓄電池は少なくとも 500 回充電できる。 [国内]小型充電式電池は電池工業会小型充電式電池の識別表示ガイドラインに従ってラベル付けされて いる。 6.2 化学物質調査 JAMP(*) AIS ツール Ver.4.1c を使用し調査します。 AIS は、アーティクル(部品や成形品等の別称)が含有する化学物質等の情報を適切に管理し、サプライチェーンに おける円滑な化学物質情報開示・伝達の仕組みを普及させることを目的として、アーティクルマネジメント推進協議会 (JAMP)が推進する化学物質調査フォーマットであり、当社ではこれにより作成したデータを AIS ファイルと呼びます。 当社での部品、材料の採用段階において当社品目番号毎に下記表 6 の内容を確認し、材料構成、及び化学 物質使用量を JAMP AIS ファイルに基づいてご記入の上、電子データでご提出ください。 記入方法やツールの操作方法等についてはEIZO株式会社Webページに掲載する「EIZO MISファイル/JAMP AISファイル記入マニュアル(RC02-063)」、及びJAMP Webサイトをご確認ください。 (EIZO株式会社 ホームページ http://www.eizo.co.jp/company/csr_environment/product/green/) (JAMP ホームページ http://www.jamp-info.com/) 【表 5】 含有管理物質の対象となる法令および業界基準 JAMP コード JP01 JP02 JP03 EU01 EU02 EU03 EU04 EU05 EU06 0T01 IA01 IA02 管理対象基準 化審法 [第 1 種特定化学物質] 安衛法 [製造禁止物質] 毒劇物法 [特定毒物] RoHS 指令 ELV 指令 CLP [付属書 IV Table 3.2 CMR-Cat.1,2] REACH Annex XVII [制限対象物質、除:CLP 付属書 IV Table 3.2 CMR-Cat.1,2] REACH 規則 [認可対象候補物質] POPs 規則 Annex I ESIS PBT [PBT 判定基準該当部分] GADSL IEC 62474 備考 旧 67/548/EEC 旧 76/769/EEC 高懸念物質 SVHC 本調査の対象化学物質は、本基準における表 2 の禁止物質を含め、JAMP が規定する「管理対象物質」です。 具体的には http://www.jamp-info.com/list を参照ください。 10/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 6.3 含有化学物質分析データ提出 RoHS 指令の規制対象物質の含有濃度が規制値以下であることを証明するため、IEC62321 の規定に基づき測 定された分析データを定期的に作成願います。当社からの要請があった場合には提出をお願い致します。 7.仕入先様における社内管理について 7.1 EIZO グリーン調達基準に関する教育および社内周知 仕入先様には、社内環境教育を行うと共に、EIZO グリーン調達基準の最新版を維持保管、周知徹底をお願い 致します。 7.2 禁止物質含有部品の識別管理 仕入先様において当社に納入する製品または部品について RoHS 不適合など禁止物質含有に関する不適合 が発生した場合、不適合品の混入防止の識別管理を確実に行ってください。また、当社に納入済みの製品また は部品に不適合のあることが判明した場合は、すみやかに当社に通知いただき双方協議の上適切な対応をと るものと致します。 8.書類・データの提出先 納入製品、部品毎のEIZO MISファイル、及びJAMP AISファイルは、当社の指定期日までに、当社開発部門の 各担当者宛てに電子データ(MISはExcelファイル、AISは生成したxmlファイル)でご提出ください。含有化学物 質分析データの提出方法については、別途依頼時に案内致します。 仕入先様が、当該部品の最終製造者又は組立メーカーである場合は、仕入先様自らが当該部品および当該部 品の設計、製造または組立について提出書類に記入のうえ、ご回答ください。尚、仕入先様が商社あるいは代 理店の形態である場合は、最終製造者または組立メーカーに提出書類の記入をご依頼いただくか、又は仕入 先様の責任において調査・回答いただいても結構です。 ご提出いただいた内容、その他の資料及び情報は、当社の環境に対する取り組みを広く認知していただく為に 外部に公開する場合がございます。但し、当該公開は、前記目的の為に必要な場合に限り、かつ、仕入先様名が 特定されることのないよう配慮致します。 11/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 改訂履歴 版 A 改訂日 2004 年 5 月 1 日 B 2004 年 5 月 25 日 C D 2004 年 6 月 28 日 2004 年 7 月 20 日 E 2006 年 3 月 7 日 F 2006 年 11 月 10 日 G H J 2007 年 1 月 19 日 2008 年 1 月 22 日 2008 年 3 月 28 日 K 2008 年 9 月 1 日 L 2010 年 6 月 18 日 M 2012 年 12 月 10 日 N 2013 年 4 月 1 日 P 2014 年 10 月 1 日 主な改訂内容 ・制定。 ・「環境への取り組み調査」の誤記修正。 ・「はんだ付け条件書」の説明文変更。 ・「環境基本方針」」変更。 ・「はんだ付け条件書」に信頼性項目ページを追加。 ・閾値判定を RoHS に整合。 ・RoHS 除外項目例を追記。 ・JGP フォーマット画面の記載を変更。 ・「はんだ付け条件書」にフローはんだ付け条件を追加。 ・「環境への取り組み調査」から、「使用禁止物質不使用証明書」お よび「使用禁止物質全廃計画書」を削除。 ・「化学物質調査書」の作成手順内容を変更。 ・PFOS 対応追加。 ・「はんだ付け条件書」に吸湿特性を追加。 ・ EPEAT 対 応 を 考 慮 し 、 「 Information for TCO’03 」 を 改 訂 し 「Material Information」に変更。 ・「環境への取り組み調査」の改訂。 ・ 「 JGP + MI ( Material Information ) 」 を 「 AIS + MIS ( Material Information Sheet)」に変更したことによる全面改訂。 ・タイトルを「EIZO グリーン調達基準」に変更。記入フォーム類(フ ァイル類)中の「ナナオ」を「EIZO」に変更。 ・含有禁止物質に DBT および DOT を追加。 ・【表 2】を【表 2-1】とし、基準値を一部改訂。 ・【表 2-2】「RoHS 適用除外項目」を追加。 ・環境への取り組み調査書を E 版から F 版に改訂し、5-1-3 項に おいて、再提出依頼の時期を「2 年に 1 回」から「必要に応じて」 に変更。 ・MIS ファイル Ver.1.0 を Ver.1.1 に改訂。 ・AIS ファイル Ver.3.1 を Ver.4.0 に改訂。 ・MIS/AIS の提出時期を「指定期日まで」に変更。 ・MIS/AIS 関連のダウンロードページアドレスを変更。 ・【表 3】MIS ファイルの調査項目の EU RoHS および SVHC の内容 を一部変更。 ・リスクフレーズ関連、HBCDD、PAH の含有禁止を一部追加し、 IARC レベル 2B を禁止対象から削除。以上に伴い【表 5.1】~ 【表 5.7】の内容を変更。 ・はんだ付け条件書を削除(ただし、運用は継続する) ・社名変更(株式会社ナナオ ⇒ EIZO 株式会社) ・文書番号を変更。 RD-053N ⇒ RC02-053P ・EIZO MIS ファイル Version 変更。 Ver.1.1 ⇒ Ver.1.2 ・EIZO AIS ファイル Version 変更。 Ver.4.0 ⇒ Ver.4.1a ・禁止物質 DBT および DOT の基準値に「(スズ含有濃度)」追加。 ・DBT の適用除外項目の記載削除(2015.1.1 失効のため)。 ・【表 2-2】RoHS 指令除外項目の 16 および 40 に関する失効追記。 ・EPEAT(鉛)の対象品目を「ユーザーが容易に触れる箇所を持つ 一部の部品」から「全ての納入品目」に変更。 ・SVHC 対象物質変更。 84 物質 ⇒ 155 物質 ・表 6 において、EU06 追加および IA02 変更。 12/13 EIZO グリーン調達基準 RC02-053 Ver.Q. 2016 年 7 月 改訂履歴(つづき) 版 改訂日 Q 2016 年 7 月 1 日 Q 2016 年 8 月 1 日 主な改訂内容 ・環境基本方針の「EIZO 株式会社」を「EIZO グループ」に変更。 ・「環境への取り組み調査書」を廃止。 ・EIZO MIS ファイルのバージョンを 1.2 から 1.3 に変更。 ・【表 1】に POPs および GS マークを追加。 ・含有禁止物質リストへの下記物質追加、及び一部基準値変更。 (39) エンドスルファン又はベンゾエピン (40) ヘキサブロモシクロドデカン(HBCDD) (41) 特定多環芳香族炭化水素(PAH) ・【表 2-1】六価クロムについて、「皮革製品は 3ppm 未満」を追加。 ・【表 2-2】RoHS 指令適用除外項目の詳細リストを削除し、RoHS 指 令参照に変更。 ・【表 2-2】として PAH に関する要求説明追加。 ・【表 3】の内容変更。 「EU RoHS 指令または電池指令または包装材指令」を「法令禁 止物質の非含有対応」に変更。 SVHC の対象物質を 155 物質から 169 物質に変更。 「赤リン」に関する項目を追加。 「25g 以上のプラスチック部品に関する情報」においてプリント基 板を対象から除外。 ・【表 5-1~4】に特定フタル酸エステルの禁止を追加。 ・【表 5-1~5】でヘキサブロモシクロドデカンを削除。 ・【表 5-1 および 2】の難燃剤の要求に GreenScreen の概念を導入 し、リスクフレーズのリンクを変更。 ・【表 5-2】で「リン酸トリ-o-クレジル」を削除。 ・【表 5-4】で PAH 要求を削除。 ・【表 5-6】で「Packaging Ordinance」を「包装材指令」に変更。 ・別紙 1(環境への取り組み調査フォーム見本)および別紙 2(EIZO MIS ツールフォーム見本)削除。 ・6.2 項 AIS ツールバージョン変更。 4.1a ⇒ 4.1b ・6.3 項「含有化学物質分析データ提出」を追加 ・7 項「仕入先様における社内管理について」を追加 ・JAMP AIS ツールのバージョン訂正。 4.1b ⇒ 4.1c 13/13