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主要調査機材リスト その 2

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主要調査機材リスト その 2
沿岸海洋調査(株)
営業資料
主要調査機材リスト
その 2
測深、海底状況、地層探査
マルチファンビーム測深機
サイドスキャンソナー
音波地層探査機
沿岸海洋調査株式会社
沿岸海洋調査(株)
沿岸海洋調査株式会社による地形・地質調査(海底地形調査・海底面
状況調査・海底地質調査等)は、とかく大掛かりになりがちな設備・装
備品を極力排除し、簡素化・迅速に調査を進められる体制を整え、最新
の調査機材と確かな技術により、社会に貢献しております。
調査機材については、調査仕様や目的に適う最適な機材をご用意し、
的確な調査を実施しております。
調査方法や機材でお困りの際はぜひご相談下さい!
連絡・問い合わせ先
〒111-0055 東京都台東区三筋 1-6-2 小林ビル 3F
沿岸海洋調査株式会社 東京事業所 環境調査本部
TEL:03-5829-9081 FAX:03-5829-9082
担当:横山、藤巻、鈴木
問合せフォーム ⇒ http://www.engan.jp/contact/
*上記の者以外でも結構ですので、何なりとお問い合わ
せ下さい。
沿岸海洋調査(株)
掲載機材リスト
1. マルチビーム測深システム
1.1. 機材一覧
 Sonic2024
 SeaBat シリーズ
 EM シリーズ
1.2. システム構成例
1.3. サンプルデータ
2. 音波探査(海底下地層探査)
 SES-2000
 StrataBox
3. サイドスキャンソナー(海底面状況探査)
 System3000
 Centurion
沿岸海洋調査(株)
1.
1.1
マルチビーム測深システム
機材一覧
Sonic2024 : R2 Sonic 社製
型式
Sonic 2024
周波数
200~400kHz
水深分解能
1.25cm
10~160°
スワス幅
水深×11.7(m)(スワス角 160°での理論値)
水深×4~5 程度(m)(浅海域での実用値)
最大レンジ
500m
ビーム数
256 本
ビーム幅
進行方向 0.5°×直行方向 1.0°
400kHz 設定の場合
ソナーヘッド/インターフェイスモジュール
データ収録・コントロール画面
資料 2-1
沿岸海洋調査(株)
SeaBat シリーズ : Reson 社製
型式
9001S
8101
8125
7125
周波数
455kHz
240kHz
455kHz
400kHz
水深分解能
5cm
5cm
6mm
3mm
スワス角
90°
150°
120°
128°
最大レンジ
100m
300m
120m
200m
ビーム数
60 本
101 本
240 本
256 本
ビーム幅(前後)
1.5°
1.5°
1°
1°
ビーム幅(直交)
1.5°
1.5°
0.5°
0.5°
最大更新レート
30Hz
40Hz
40Hz
50Hz
データ取得幅
水深×2.0(m)
水深×3.4(m)
水深×4(m)
水深×7.5(m)
(理論値)
SeaBat9001S
SeaBat 8101
SeaBat 8125
SeaBat 7125
資料 2-2
沿岸海洋調査(株)
EM シリーズ : Kongsberg 社製
EM302
型式
EM302
EM3002
周波数
30kHz
293, 300, 307kHz
水深分解能
-
1cm
スワス幅
150°
130°
最大レンジ
7000m
200m
測深点数/ビーム数
216 点/144 本
254 点/160 本
ビーム幅(前後)
2.0°
1.5°
ビーム幅(直交)
4.0°
1.5°
最大更新レート
>10Hz
40Hz
データ取得幅
水深×7.5(m)
水深×4.2(m)
トランスデューサー(船底艤装)
EM3002 トランスデューサー
EM3002 コントロール部
資料 2-3
沿岸海洋調査(株)
1.2
システム構成例(Sonic2024 の場合)
従来型のシングルビーム測深機は、1本の音波を連続的に発信して測深するのに対し、
マルチビーム測深システムは扇状に音波を発射し海底を面的且つ精密に捉えることができ
ます。
仮に測線間隔を 20m でシングルビーム深浅測量を実施する場合、20m 毎の線的な把握
に限定されるため、測線の間 20m 以内に「根」や「構造物」が存在したとしても捉える
ことができません。一方、マルチビーム深浅測量を実施した場合、面的な数値地形データ
を作成することが可能であり、より詳細な地形の把握が可能となります。
シングルビーム
マルチビーム
シングルビームとマルチビーム測深機の比較
Sonic2024 は更に従来の中浅海域マルチビーム測深機の優れた機能を
踏襲・統合し、スワス角度を自由に変更できることで、形成する 256 本の
ビームを 1 方向に集約して発振することが可能となっています。
Sonic2024 外観
資料 2-4
舷側艤装での調査状況
沿岸海洋調査(株)
Sonic2024
機器名
関連システム機器仕様一覧
形式
性能
周 波 数:200~400kHz
(10kHz 単位で可変可能)
測深システム
R2SONIC 社製
Sonic2024
ス ワ ス 幅:10°~160°
最大レンジ:500m
ビ ー ム 数:256 本
指 向 角 :進行方向 0.5°×直交方向 1.0°
測位システム
収録処理装置
Hemisphere 社製
A100
水 平 精 度:通常 0.5m~1.0m 程度
更新レート:最大 10Hz
HYPACK 社製
・データ収録を制御
HYPACK
・リアルタイム誘導
慣性 GPS
Applanix 社製
ジャイロ
POS-MV WaveMaster
ロール・ピッチ:0.03°
ヒ
ー
ブ :振幅の 5%もしくは 5cm
真
方
位 :0.03°
測 定 レ ン ジ: 1,400m~1,600m/sec
AML 社製
Minos SVP
測 定 精 度 : ±0.03m/sec
測 定 深 度 : 最大 500m
測定レンジ:0m~600m
音速度計
JFE アドバンテック社製
COMPACT-CTD
分解能/精度
深度:0.01m/0.3%FS
水温:0.001℃/±0.02℃
塩分:0.001mS/cm/±0.02 mS/cm
資料 2-5
沿岸海洋調査(株)
1.3 サンプルデータ
直径 1cmのポリプロピレンロープ
水深 8m(Sonic2024)
矢板護岸と海底に横たわるタイヤ 水深 8~10m (Sonic2024)
資料 2-6
沿岸海洋調査(株)
精密海底地形調査(SeaBat8125)
浚渫施工管理(SeaBat7125)
藻場分布調査(SeaBat8125)
資料 2-7
沿岸海洋調査(株)
構造物(災害)調査(SeaBat7125)
構造物(現況)調査
(SeaBat8125)
(左:設計図 右:マルチビーム鳥瞰図)
資料 2-8
沿岸海洋調査(株)
2 音波探査(海底下地層探査)
SES-2000 : Parametric Sub-bottom Profiler : Innomar 社製
SES-2000 システムは 100kHz の一次周波数とわずかに周波数の異なる
大音圧の超音波を同時に発信することにより、超音波が互いに干渉し合うこ
とで二次周波数(4・5・6・8・10・12・15kHz)を発生します。この方法
により、精密測深と浅海域における超高解像度地層探査を同時に実施するこ
とが可能です。また、従来の浅海用音波探査システムがワイドビームである
のに対し、SES-2000 システムは 3.6°の狭ビームにより、トランスデュー
サー直下の探査が可能となります。
調査イメージ
資料 2-9
沿岸海洋調査(株)
SES-2000 システムの機器仕様
ビーム幅
±1.8° (0.22 x 0.22)m2
発信周波数
一次周波数:100 kHz
二次周波数:5, 6, 8, 10, 12, 15 kHz
パルス幅
66μSec ~ 500μSec
更新レート
最大 30 回/sec(水深・探査深度により異なる)
レンジ
5m~200m
探査深度
最大 40m(周波数・底質に依存)
地層分解能
5cm 程度の判別が可能(周波数・底質に依存)
100kHz:0.02m + 0.02% of Depth
精度
10kHz:0.04m + 0.02% of Depth
入力データ
GPS データ(NMEA・ASCII)
SES-2000 外観(左:制御装置
右:トランスデューサー)
SES-2000 で取得した海底下地層構造
資料 2-10
沿岸海洋調査(株)
StrataBox : Syqwest 社製
StrataBox は SES-2000 と 同 様 に 浅 海 用 地 層 探 査 装 置 で す が 、
SES-2000 よりもワイドビームを発振するため、地層探査のほか地中埋設
物などの探査にも有効です。
StrataBox 外観
StrataBox で取得した海底下地層構造
StrataBox システムの機器仕様
ビーム幅
±7°
発信周波数
10kHz
パルス幅
66 µSec~500 µSec
更新レート
最大 10 回/sec(水深・探査深度により異なる)
レンジ
5m~150m
最大探査深度
海底下 40m(周波数・底質に依存)
地層分解能
6cm 程度の判別が可能(周波数・底質に依存)
精度
0.5% of Depth
入力データ
GPS データ(NMEA・ASCII)
資料 2-11
沿岸海洋調査(株)
3
サイドスキャンソナー(海底面状況探査)
「サイドスキャンソナー」は、船尾から曳航するセンサーの両側から音波を
発振し、海底で反射した音波の反射強度を色の濃淡で表現する手法です。その
長所は『探査幅の広さ』です。探査幅が水深に依存するマルチビームと異なり、
浅海域でも片舷数十メートルから片舷 200m メートル程度までの広域の探査
が可能です。ただし、2 次元探査であるため水深値は記録できません。
System3000 : L-3 Klein Associates 社製
System3000 は米国 L-3 KLEIN 社のサイドスキャンソナーです。海底
の状況、落下物確認、底質の違い、藻場繁茂情況などの確認調査に最適です。
また、高解像度・高分解能でありながら、データ収録用の PC・GPS・
ケーブルをつなぐだけで、すぐに測定が可能ですので、調査範囲が広く、か
つ複数に点在する場合などでも効率的に作業を進めることが可能です。
System3000 の機器仕様
周波数
ビーム角
最大レンジ
曳航体
空中重量
132kHz・445kHz(2 周波同時)
水平 1°×垂直 40°(132kHz)
水平 0.2°×垂直 40°(445kHz)
片側 450m(132kHz)
片側 150m(445kHz)
実用精度としては、水深 30m 以浅にて
片側 100-150m、水深 70m 以浅に
て片側 150-200m。
29kg
資料 2-12
沿岸海洋調査(株)
<データ取得例>
収録生データは、曳航体(ソナー)より名前の通り横向きに発信されたビーム
により、
「横軸は音波が反射して帰ってくる時間」で表現されたものになるため、
ソナーに近い直下付近は横方向が縮められたイメージ、ソナーから遠い付近は
横方向が間延びしたイメージで写ります。
資料 2-13
沿岸海洋調査(株)
取得された生データは曳航体(ソナー)の高度を参考に、ソフトウェア上にて
イメージの横軸を補正(斜距離補正)します。複数の測線データに対して、これ
を繰り返し、AutoCAD 等にて GPS データを基にX・Yの 2 次元座標グリッ
ド上に配置してモザイク図を作成します。
モザイク図例
資料 2-14
沿岸海洋調査(株)
Centurion Side Scan Sonar System : Marine Sonic 社製
サイドスキャンソナーCenturion は軽量小型サイドスキャンソナーです。
周波数は 900kHz/1,800kHz で日本国内でも珍しい高周波の機種です。
仕様上、水深 100m までのレンジ性能はありますが、超高解像のサイド
スキャンイメージが得られますので、狭いレンジにて水深 20m よりも浅い
水域での海底探索などの底面確認に優れています。また、空中重量 15kg
の小型設計であるため、スポット的に複数の調査地点を次々と確認したいと
きも曳航体を素早く上げ下ろしができ、少人数での現地調査が可能です。
Centurion 外観
Centurion の機器仕様
周波数
Low:900kHz High:1800kHz
レンジ
5~100m
最大分解能
2cm
空中重量
15kg
資料 2-15
沿岸海洋調査(株)
Centurion 記録サンプル(左:タイヤ
下:砂漣)
地形・地質調査(海底地形調査・海底面状況調査・海底地質調査等)は、
沿岸部から深海部に至る全てのニーズに対応できる体制を整え、最新の調
査機材と確かな技術により、社会に貢献しております。
調査方法や機材でお困りの際はぜひご相談下さい!
連絡・問い合わせ先
〒111-0055 東京都台東区三筋 1-6-2 小林ビル 3F
沿岸海洋調査株式会社 東京事業所 環境調査本部
TEL:03-5829-9081 FAX:03-5829-9082
問合せフォーム⇒ http://www.engan.jp/contact/
資料 2-16
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