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目 次 - 山口県

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目 次 - 山口県
目
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33
34
次
(財)山口県振興財団 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県施設管理財団 ・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県国際交流協会 ・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県ニューメディア推進財団 ・・・・・・・・・・
(財)やまぐち県民活動きらめき財団 ・・・・・・・・・・
(財)山口県文化振興財団 ・・・・・・・・・・・・・・・
(財)やまぐち女性財団 ・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県健康福祉財団 ・・・・・・・・・・・・・・・
(福)山口県社会福祉事業団 ・・・・・・・・・・・・・・
(財)やまぐち角膜・腎臓等複合バンク ・・・・・・・・・
山口県流通センター㈱ ・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)やまぐち産業振興財団 ・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県国際総合センター ・・・・・・・・・・・・・
山口宇部空港ビル㈱ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
山口県信用保証協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県福祉基金協会 ・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県勤労者福祉事業団 ・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県農林開発公社 ・・・・・・・・・・・・・・・
山口県農業信用基金協会 ・・・・・・・・・・・・・・・
(社)山口県青果物生産出荷安定基金協会 ・・・・・・・・
(社)無角和種振興公社 ・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)やまぐち森と緑の公社 ・・・・・・・・・・・・・・
(財)やまぐち森林担い手財団 ・・・・・・・・・・・・・
(社)山口県林業用苗木需給安定基金協会 ・・・・・・・・
山口県漁業信用基金協会 ・・・・・・・・・・・・・・・
(社)山口県栽培漁業公社 ・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県建設技術センター ・・・・・・・・・・・・・
山口県土地開発公社 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
山口県道路公社 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県下水道公社 ・・・・・・・・・・・・・・・・
山口県住宅供給公社 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県教育財団 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県奨学会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財)山口県暴力追放県民会議 ・・・・・・・・・・・・・
1
5
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89
93
97
101
105
109
113
117
121
125
129
133
(財)山口県振興財団の概要
名
称 (財)山口県振興財団
代表者
理事長
二井関成
所 在 地
山口市滝町 1-1
基本財産
24,752,478,500 県出資金 11,025,736,500 県出資比率
所管課
連 絡 先
44.5% 設立年月
財政課
083-933-2170
昭和 49 年 12 月
団体の設立趣旨・目的
山口県が実施する公益的事業に対する資金的協力
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
山口県の振興に関する調査研究
県で中国電力の株を保有してい
たが、増資に対応出来ないため、団
体を設立することとなった。
2
山口県の振興に資する情報及び資料収集
その株の配当を、県の財政に寄附
している。
3
山口県が実施する公益的事業に対する資金的協力
1
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
55.0%
3,183,824
90.9%
2,475,248
6,081,858
3,217,822
5,400,868
2,722,773
2,970,343
2,475,248
6,071,061
4,224,000
362,757
5,395,789
4,284,000
310,678
2,964,764
1,700,000
304,527
-80
24,771,545
10,797
24,760,748
12,010,838
0
12,010,838
12,760,707
24,752,479
-1,366,577
13
0
6
4
1
-5,717
24,766,556
5,080
24,761,476
13,878,184
499
24,767,637
5,579
24,762,058
13,409,111
13,878,184
10,888,372
24,752,479
-1,872,335
13
13,409,111
11,358,526
24,752,479
470,154
13
6
4
1
6
4
1
12,916,359
11,852,390
24,752,479
493,864
13
0
6
4
1
1,700,000
2,524,000
1,700,000
2,584,000
1,700,000
1,700,000
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
54.9%
39.7%
98.0%
3,177,911
1,700,000
306,489
100.0%
109.8%
100.0%
96.6%
336
24,768,749
5,915
24,762,834
12,916,359
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
県事業資金協力(千円)
きらら博資金協力(千円)
主要事業
指標
備 考
2
96.6%
104.3%
100.0%
(財)山口県振興財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
県の財政運営に対する協力活動を推進することを目的とした事業を実施している。
○
県の財政支出はなく、団体独自の運営を行っている。
(課題)
○
経営状況等についての情報公開の促進
2
評価項目の検証から
(現状)
○
累積欠損金がある。
○
理事のうち、県出身者が占める割合が1/3以上
○
公認会計士等を監事としていない。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
累積欠損金の解消に、計画的に取り組む必要がある。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組む必要がある。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
3
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
4
H18 以降 備
H17
考
(財)山口県施設管理財団の概要
名
称
所 在 地
(財)山口県施設管理財団
代表者
理事長
中崎光浩
山口市大字吉敷字北河内3995番1
基本財産
所管課
連 絡 先
12,500 千円 県出資金 10,000千円 県出資比率
80.0% 設立年月
管財課
083-922-2754
平成 11 年 4 月
団体の設立趣旨・目的
山口県セミナーパーク、都市公園及びきらら浜自然観察公園の維持管理に関する事務の受託をはじ
め、広く県民施設を開放して、研修、自然保護、体育、スポーツ、文化活動等の推進、啓発、普及を図
り、県民の健全な心身と豊かな都市環境の形成に寄与し、もって県民福祉の増進に資する。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
第3次行革により、平成 11 年4
月に「セミナーパーク管理財団」と
「公園協会」を統合。
平成 13 年4月から、きらら浜自
然観察公園を県より受託し管理し
ている。
セミナーパーク、都市公園及びきらら浜自然観察公園の
維持管理に関すること。
2
セミナーパーク、都市公園及びきらら浜自然観察公園の
利用促進に関すること。
3
体育、スポーツ文化活動等の推進に関すること。
4
県民開放研修の推進に関すること。
5
都市公園等の普及及び啓発に関すること。
6
都市公園を利用する文化事業に関すること。
7
山口県クライミング場の維持管理及び登はんの講習に関すること。
8
野生生物との触れ合いの機会の提供に関すること。
9
野生動植物の観察の指導に関すること。
参考
参加人員等
(平成14年度実績)
セミナーパーク管理事務所
・県民開放研修事業(山岳講習会ほか12事業)
・施設提供事業
延利用件数
2,856件
参加人数
延利用人員
1,712人
109,865人
維新百年記念公園管理事務所
・体育・スポーツ普及振興事業(テニス教室ほか6教室)75回開催
・体育・スポーツ振興強化事業(柔道、剣道ほか)
参加人数
参加人数
745人
きらら浜自然観察公園管理事務所
・野鳥動植物とのふれあい事業
入館者数
・野鳥動植物の観察指導事業
参加人数
5
16,113人
2,969人(含む79団体)
264人
経 営 状 況
実
主
要
標
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
97.3%
638,072
80.0%
10
97.8%
604,416
受託事業収入
664,128
5
624,662
646,134
4
610,725
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
594,992
593,733
1,259
660,197
657,239
2,958
642,697
639,190
3,507
97.3%
97.3%
118.6%
643,873
639,292
4,581
290
161,036
144,680
16,356
140,205
136,349
3,856
20,831
12,500
290
14
3
8
63
16
9
3,931
171,801
155,604
16,197
147,039
143,342
3,697
24,762
12,500
3,931
14
3
8
63
16
9
3,437
94,783
76,619
18,164
66,583
60,918
5,665
28,200
12,500
3,438
14
3
8
63
16
9
87.4%
55.2%
49.2%
112.1%
45.3%
42.5%
153.2%
113.9%
100.0%
87.5%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
-5,801
94,620
74,899
19,721
72,221
65,000
7,221
22,399
12,500
-5,801
9
2
4
74
16
8
564,816
624,662
610,725
97.8%
604,416
1,590
150,748
1,547
161,259
1,712
109,865
110.7%
68.1%
1,626
88,504
368
780
303
633
264
745
87.1%
117.7%
191
613
22,760
2,978
16,113
2,969
70.8%
99.7%
14,900
4,330
支
収入の部
運用収入
績
595,282
15
564,816
収
財務
指
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
セミナーパーク
県民開放講座(人)
施設提供事業(人)
維新百年記念公園
主要事
普及振興事業(人)
業指標
振興強化事業(人)
きらら浜自然観察公園
ふれあい事業(人)
観察指導事業(人)
備 考
6
(財)山口県施設管理財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
平成11年4月に(財)セミナーパーク管理財団と(財)公園協会が統合、更に平成13年4月にきら
ら浜自然観察公園管理業務も県から受託し、現在、事業内容が異なる3施設(3事務所)を管理して
いる。3施設が委託者と施設毎の業務委託契約を締結しており、そのため財団の運営が縦割り化する
傾向にある。
(課題)
平成11年の統合により、役員6名及び県からの出向職員2名を削減するとともに、課を5課から
3課に整理し、組織のスリム化を図る等一定の効果をあげたが、更に統合効果を上げるためには、事
務事業の見直しや人事・予算・会計等の一元化を進める必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
21世紀の人材育成構想に伴う組織再編により、セミナーパーク管理業務は平成16年から新たな
財団へ移管する予定であり、セミナーパーク管理事務所の事業を新財団に譲渡する予定である。
16年度については、維新百年記念公園管理ときらら浜自然観察公園管理の業務を受託することと
なる。
(課題)
平成16年度以降、当財団の抜本的なあり方を検討する中で、財団の存在意義や事業について再確
認の上、可能な限り早期に目的や方向性が類似する他の団体等との再編をも検討する必要がある。
また、再編に併せ、再編効果が発揮できるよう内部組織や事務事業について検討する必要がある。
3
外部監査結果から
(現状)
平成11年4月に2つの財団が統合し発足したが、組織運営ともに旧法人を併せたものにすぎず、
統合の効果が発揮されていない。
(課題)
平成11年の統合で役員6名及び県からの出向職員2名を削減するとともに、課を5課から3課に
整理し、組織のスリム化を図る等一定の成果をあげたが、更に事務事業の見直しや一元化により統合
効果を発揮する必要がある。
7
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降
統 団体の廃止
廃 団体の統合
○
○
見直しの実施
○(一部)
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
その他(契約の見直し)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
考
見直しの実施
合 団体事務局の共通化
県職員の派遣の見直し
備
H17
○
○
8
(財)山口県国際交流協会の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県国際交流協会
代表者
理事長
田中耕三
山口市吉敷3185−1
709,862 千円 県出資金 450,000千円 県出資比率
所管課
国際課
連 絡 先
083-925-7353
63.4% 設立年月
平成2年1月
団体の設立趣旨・目的
山口県における中核的な民間国際交流組織として、本県の特性を生かした多面的な国際交流活動を通
じて、県民の国際認識と国際理解を増進するとともに、世界に開かれた地域社会づくりと県民生活の向
上に寄与する。
主な事業内容(H14)
1
2
3
4
5
6
設立の経緯
国際交流協会のPR及び寄附・会員募集
平成2年1月に、地域の国際化を
・ 協会PRパンフレットの配布
推進するためには、中核的な民間国
・ 寄附募集、会員募集
際交流組織が必要であるという観
情報収集提供事業
点から、国の指導の下に、各都道府
・ 協会本部「交流ラウンジ」(山口市)及び下関分室
県単位、政令指定都市単位に設立さ
「グローバルサロン」(下関市)における図書・資料整備、
れた。
貸出
・国際交流協会ニュース(「GYN・ジン」
)の発行
・ グローバル山口 親善大使の委嘱
・協会ホームページの運営及び内容充実
民間交流促進事業
・グローバル山口ネットワーク会議の開催
・民間団体助成
・山口県・山東省友好協定締結20周年記念「青少年交流事業」
国際理解推進事業
・ 国際ボランティア活動推進事業
(ホームステイ等、通訳・翻訳、国際化講師・日本語講師の登録及び斡旋)
・ 地球市民教育(国際理解教育)促進事業
(国際理解教材や実践事例集の作成、
「国際理解フォーラム in やまぐち」の開催)
・外国文化講座「国際サロン」の開催
・外国文化講座「YIEA 世界の料理」、
「サンデー・インターナショナル・トーク」の開催
・外国文化講座「世界おもしろ体験」、
「こども土曜国際塾」の開催
(子供達を対象とした講座)
・おしゃべりラウンジの開催
・海外民族衣装等の貸出
外国人支援事業
・ 日本語講座の開催
・ 日本語講師講習会の開催
・ グローバル・山口 パル・バンク(留学生への自転車貸与)
・外国人留学生住宅資金等貸付事業
・「山口地域留学生交流推進会議」や留学生支援ボランティアとの連携
国際協力推進事業
・国際協力支援事業助成
・海外技術研修員・県費留学生受入れ
※ 山口県からの受託事業
・ 青年招へい事業
※ 国際協力事業団からの受託事業
・ 国際協力セミナーの開催
(リーダーの養成講座)
9
経 営 状 況
実
主
要
収
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
支
財務
(千円)
補助金収入
その他収入
計 支出の部
事業費
算
管理費
その他支出
書
当期収支差額
資産の部
貸
流動資産
固定資産
借
負債の部
対
流動負債
固定負債
照
正味財産の部
表
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
ホームページアクセス数
団体助成件数
ボランティア等斡旋人数
主要事
業指標
国際理解教材等貸出件数
日本語教師養成講座受講者数
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
86,573
13,119
36,542
27,549
9,363
87,544
51,142
33,299
3,103
103,281
13,119
41,881
41,280
7,001
102,589
56,234
45,837
518
98,719
16,580
42,257
35,134
4,748
99,968
55,053
40,330
4,585
△971
742,156
5,916
736,240
6,473
2,029
4,444
735,683
709,752
605
22
1
8
4
1
27,549
25,307
692
740,624
6,420
734,204
3,793
1,840
1,952
736,831
709,762
1,148
22
1
1
9
5
1
39,030
27,177
△1,249
741,970
5,472
736,498
4,579
2,141
2,438
737,391
709,862
560
22
1
1
9
5
1
31,034
27,006
600
17
110
8
30
5,335
14
108
15
71
10,288
10
107
18
77
153
リーダー養成講座受講者数
備 考
10
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
95.6%
110,878
126.4%
18,050
100.9%
46,199
85.1%
26,614
67.8%
20,015
97.4%
110,878
97.9%
65,304
88.0%
35,707
885.1%
9,867
100.2%
85.2%
100.3%
120.7%
116.4%
124.9%
100.1%
100.0%
48.8%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
79.5%
99.4%
750,337
5,472
744,865
5,150
2,141
3,009
745,187
717,458
7,796
22
1
192.8%
71.4%
99.1%
120.0%
108.5%
15,873
8
70
68
30
142
9
5
1
20,114
32,256
(財)山口県国際交流協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
本来、協会の事業運営に必要とされる基本財産の運用益が、金利低下により極端に減少し、県民の
国際活動を促進するための中核組織として、新しいニーズに対応した事業展開が極めて困難となって
いる。
(課題)
○ 基金造成等については、県、市町村の拠出休止の中にあっては、民間(法人、個人、各種団体等)
からの基金出捐、賛助会費、事業充当寄付金の獲得に一層努める必要がある。
○ 既存事業の改廃を検討し、情報収集提供機能、ネットワーク機能等を充実、強化するなど、事業
の効率的、効果的な運営に努めるとともに、県及び国際関係中央機関の補助及び委託事業を受ける
ことが緊急の課題である。
2
評価項目の検証から
(現状)
1
公認会計士を監事としていない。
2
県から職員(事務局長1名)の派遣を受けている。
3
ホームページでは、協会事業等のPRを行っているが、財務諸表等の公開は行っていない。
(課題)
○
公認会計士等の外部専門家の活用は必要と考えるが、所要の経費が発生するため方策を検討中。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
11
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
○
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
12
H18 以降 備
H17
考
(財)山口県ニューメディア推進財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県ニューメディア推進財団
代表者
理事長
二井関成
山口市熊野町1−10
所管課
連 絡 先
805,712 千円 県出資金 112,500千円 県出資比率
14.0% 設立年月
情報企画課
083-921-1125
昭和 62 年2月
団体の設立趣旨・目的
高度情報社会の進展に対応して、山口県における電気通信の高度化によるニューメディアの導入を推
進することにより、活力ある地域社会の実現に寄与する。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
昭和62年2月に県全域の情報
化の推進を担う中核組織として設
立された。
平成2年にNPYビルを建設し、
ビルの管理運営も行っている。
ニューメディア推進事業
○ 人材育成事業
・市町村等職員研修(4 町、39 人参加)
・県民研修(14 会場、253 人参加)
○
普及啓発推進事業
・地域情報化支援
「市町村ネットワーク」の機器の管理
・普及啓発推進
市町村、民間企業を対象にマルチメディア講演会を実施(2 回開催)
○
調査研究事業
・ やまぐち情報スーパーネットワーク(YSN)利用推進・相談活動(訪問 397 件、相談 209 件)
・ YSN 推進協議会の開催(毎月開催)
・ YSN 利用説明会、ネットワーク研修会の開催(9 会場、509 人参加)
2
利用施設管理運営事業
○ 多目的シアター、イベントホールの管理運営(シアター108 日利用、イベントホール 73 日利用)
3
電気通信格差是正事業
○ 既設の管理
4
不動産管理委託事業
○ ニューメディアプラザ山口の管理
13
経 営 状 況
実
主
要
収
支
計
算
財務
(千円)
書
貸
借
対
照
表
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
自主事業収入
補助金収入
その他
支出の部
事業費
管理委託費
管理費
その他
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
412,091
1,131
87,930
286,796
32,511
3,723
413,995
202,616
62,864
135,981
12,534
△ 1,904
3,048,271
30,226
3,018,045
1,208,983
20,208
1,188,775
1,839,289
805,712
1,033,577
384,826
1,135
114,542
250,173
13,916
5,060
382,598
188,638
61,809
119,099
13,052
2,228
3,031,992
56,006
2,975,986
1,162,656
50,002
1,112,654
1,869,336
805,712
1,063,624
322,525
914
46,185
259,753
9,309
6,364
302,456
111,986
62,016
110,662
17,792
20,069
3,034,388
58,693
2,975,695
1,163,587
12,485
1,151,102
807,840
805,712
2,128
20
0
0
7
7
1
26,672
0
0
0
99.08%
69.6%
19
0
0
7
7
1
9,993
0
0
0
97.14%
65.0%
19
1
1
6
6
1
9,010
12,570
0
0
97.91%
80.5%
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
入居率
収益事業率
主要事
業指標
役員には監事を含む。
備 考
14
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
83.8%
336,124
80.5%
905
40.3%
50,319
103.8%
266,939
66.9%
10,200
125.8%
7,761
79.1%
238,915
59.4%
85,379
100.3%
50,300
92.9%
103,236
136.3%
0
900.8%
97,209
100.1%
104.8%
100.0%
100.1%
25.0%
103.5%
43.2%
100.0%
0.2%
19
100.0%
85.7%
85.7%
100.0%
90.2%
100.8%
123.9%
1
1
6
6
1
9,155
12,570
0
0
(財)山口県ニューメディア推進財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
これまでも理事定数の見直しや事業の見直しにより業務の効率化、経費の削減に努めており、今後
も努力していく。
NPYビル建設等に係る借入金の償還が平成31年度まで続く。
(課題)
ビル建設から15年が経過しており、近いうちに大規模修繕の必要性が予想されるが、十分な財源
が措置されていない。中期的な修繕計画を策定しておく必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
①
収益事業比率が50%を超えている。
②
県から職員1名の派遣を受けている。
③
公認会計士等を監事としていない。
(課題)
○
NPYビルの管理運営事業を行っているため収益事業比率が高いことはやむを得ない面もある
が、「やまぐち情報スーパーネットワークの利用促進に関する事務の受託」等、公益事業に力を入
れていく必要がある。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
15
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
○
管理委託業務の見直し
○
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
○
○
経 人件費の抑制
○
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(契約の見直し)
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
○
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
16
H18 以降 備
H17
考
(財)やまぐち県民活動きらめき財団の概要
名
称 (財)やまぐち県民活動きらめき財団
所 在 地
基本財産
山口市大手町9−6
代表者
理事長
二井関成
山口県社会福祉会館4階
1,241,519 千円 県出資金 800,000千円 県出資比率
所管課
連 絡 先
64.4% 設立年月
県民生活課
083-924-9090
平成 14 年4月
団体の設立趣旨・目的
広く社会福祉意識及び県民活動意識の高揚を図り、ボランティア活動等の地域福祉をはじめ、自
主的・主体的な県民活動の振興を図ることを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
県民活動団体に対する助成事業
きらら博で培われた県民活動を
(助成団体100件:9,804千円)
幅広く支援していく中核組織とし
① 県民活動団体が行う普及啓発、ネットワーク形成、人
て、平成 14 年4月にボランティア
材養成、活動支援などの事業に対して10万円を限度
振興財団を発展的に改組し、設立
に助成
された。
②
県民活動元気ネットワーク事業
(助成事業4件:3,715千円)
県民活動団体が行う広域ネットワーク活動に必要な拠
点の整備、ネットワークを活用した地域の課題に対する先駆的・実験的取組などの事業に対して 100 万円を限度に助
成
③ 団体助成事業(助成団体2件:4,885千円)
福祉を中心としたボランティア活動の推進を目的とした団体や青少年の健全育成を目的とした団体へ助成
④ ボランティア活動保険掛金補助事業(加入者数42,591人:6,389千円)
ボランティア活動を行う県民が掛けるボランティア活動保険の掛金の一部を補助(保険料 300 円の 1/2)
⑤ NPO 法人融資債務保証料助成事業(助成団体4件:511千円)
山口県が行っている NPO サポート融資を受ける NPO 法人に対して、その債務保証料を全額助成
2
県民活動に対する支援事業
県民活動ワークショップ実践事業(年4回/延べ6日間開催:受講者31名)
県民活動のリーダー等を対象に、ワークショップの進行役としての技法を習得するための研修会
(実践セミナー)を開催
② 出前アドバイザー派遣事業(派遣件数32件)
県民活動団体に対して専門アドバイザーを派遣し、指導・助言を実施
(年3回/延べ5日間開催:受講者13名∼38名)
③ NPO 法人マネージメントセミナー開催事業
NPO 法人に対するマネージメント、財務会計処理、税務等の研修会を実施
④ 融資相談事業(相談件数3件)
NPO 法人サポート融資に関わる専門アドバイザー(財務、会計等)による相談助言を実施
⑤
協働ネットワーク形成事業(県民活動団体・機関への訪問支援:248件)
県民活動団体と県との協働を推進するため、県民活動団体による圏域ごとのネットワークの形成を支援
⑥
ボランティアフェスティバル開催事業(11月17日県立大学で開催 参加者総数790名)
県民活動の普及啓発の一環として、交流・研修のためのフェスティバルの開催
平成14年11月17日(日)山口県立大学で開催 参加者総数790名
⑦
普及啓発事業
県民活動の普及啓発のための情報誌の発行 年4回/各11,000部
⑧ 基金造成事業
ボランティア基金造成のため、チャリティーゴルフ、募金缶、図書カード作成等を行う
①
3
やまぐち県民活動支援センターの管理運営事業
① 支援センター管理業務
支援センターの管理運営の全般に関わる業務
② コーディネーター業務
相談(法人設立・団体運営・協働等)、情報収集・提供等対人サービス業務
③ ネット情報システム整備業務
インターネットを利用した情報の収集・発信・登録・交換を行うためのシステム整備・運営
17
経 営 状 況
実
主
要
収
指
標
収入の部
運用収入
運用財産取り崩し収入
支
計
運用財産収入
受託事業収入
補助金収入
事業収入
寄付金収入
特定預金取崩収入
その他の収入
財務
支出の部
会議費
算
事業費
管理費
(千円)
ボランティア基金繰入額
書
運用財産預金支出
特定預金支出
その他の支出
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
ボランティア活動進振興支援
事業(45件程度)
ボランティア活動保険掛金補
助(H14:42,591
人)
県民活動団体活動支援事業補
助(100件)
主要事
業指標
績
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
1266.7%
91,408
103.8%
29,241
26,427
皆増
8
皆増
23,800
105.3%
4,564
皆増
500
72.0%
6,500
45.4%
367
1
1241.4%
90,988
111.1%
860
397.6%
58,113
142.3%
24,907
72.0%
6,500
皆増
8
203.1%
600
皆増
0
17.1%
420
138.5%
1,700,730
131.7%
7,562
1,693,168
138.5%
137.4%
3,475
172.8%
615
131.2%
2,860
1,697,255
138.5%
100.5%
1,248,019
9305.6% △19,499
114.3%
16
100.0%
1
112.5%
6
125.0%
5
125.0%
4
0
皆増
0
皆増
23,800
0
0
0
0
48,438
32,069
0
0
0
3,690
0
11,353
1,320
6
48,111
724
17,289
18,308
11,353
0
437
0
327
1,233,940
6,215
1,227,725
2,553
341
2,212
1,231,387
1,225,460
11,655
14
1
8
4
4
0
0
0
0
0
45,205
31,454
0
0
0
3,750
0
9,336
663
2
46,012
721
17,054
18,447
9,335
0
455
0
△807
1,242,261
5,423
1,236,838
2,359
356
2,003
1,239,902
1,234,795
8,515
14
1
8
4
4
0
0
0
0
0
572,630
32,653
0
500,007
28,571
3,950
425
6,724
300
0
571,170
801
67,804
26,250
6,723
468,668
924
0
1,460
1,719,996
7,143
1,712,853
3,242
615
2,627
1,716,754
1,241,519
476,852
16
1
9
5
5
0
500,000
28,571
0
0
4,309
3,867
0
廃止
0
3,300
3,300
6,389
皆増
6,750
0
0
9,804 皆増
0
県民活動元気ネットワーク助
成団体(4件)
0
0
3,715 皆増
0
NPO法人融資債務保証料助
成(H14:4件)
0
0
511 皆増
366
県民活動スタートアップ支援
事業(67件)
0
0
0
-
6,620
県民活動パワーアップ助成事
業(4件)
0
0
0
-
3,669
備 考
18
(財)やまぐち県民活動きらめき財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
きらら博の成功を支えたボランティアの活力を県民活動に展開させるため、山口県ボランティア振
興財団を発展的に改組し、平成14年4月に発足した。本財団は、県民活動を支援する中核的な拠点
として、コミュニティ活動、ボランティア活動、NPO活動など幅広い県民活動を支援している。
平成15年度に、中長期にわたる財団の運営基本方針を策定し、10年間を見越した事業展開の見
直しを行う。
(課題)
○
低金利下で、基金の利息収入は減少し、2∼3年以内に危機的な局面となる。
○
県からの5億円の運用財産をどのような方向で活用し、成果をあげていくのか。
○
地方自治法の改正による「指定管理者制度」の導入に伴い、山口県県民活動支援センターの受託
についての検討が必要。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
県から財団が県民活動支援センター管理運営業務を受託。管理及び庶務は財団が行い、支援セン
ターの中心的な機能であるコーディネート業務等は財団からNPO法人県民ネット21に再委託
している。
○
ホームページ上で、財務諸表の公開を行っていない。
(課題)
上記現状と同様
3
外部監査結果から
外部監査未実施
19
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合(旧ボラ振を発展的改組)
(○)
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
○
事業の見直し
事業の再編
○
○
○
○
○
○
○
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
自
立
的
経
営
の
県職員の派遣の見直し
○
○
職員採用の抑制と民間人材の活用
職員の採用を抑制
○
民間の人材の積極的な活用
○
人件費の抑制
常勤職員1名減
○
促
進
県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
○
○
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
その他(評議委員会の設置)
○
その他(契約の見直し)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
ホームページの開設・拡充
○
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
○
20
○
考
(財)山口県文化振興財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県文化振興財団
山口市滝町1−1
代表者
理事長
二井関成
文化振興課内
1,000,100 千円 県出資金 1,000,000千円 県出資比率
所管課
文化振興課
連 絡 先
083-933-2610
99.9% 設立年月
平成5年3月
団体の設立趣旨・目的
地域文化振興事業を行うことにより、山口県の風土や伝統に根ざした地域性豊かな文化の創造をすす
め、もって県民生活の向上と生き生きとした快適な生活が実感できる住みよいふるさとづくりに寄与す
る。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
本部
① 地域文化活動支援事業
県民文化創造のため、行政だけで
地域文化活動の活性化を図るため、他の規範とな
はなく、県民総参加の文化振興活動
り、地域のイメージアップにつながるような民間の
の中核的な組織として、平成5年3
自主的、創造的な地域文化活動に対する支援
月に設立された。
② 国民文化祭連携等推進事業
H8∼シンフォニア岩国の管理
・国民文化祭PR事業
H10∼秋吉台国際芸術村の管理
「星野哲郎文化講演会」の実施
・芸術文化関係表彰者とのネットワークの構築
「ふるさとのアーティストたち」
(県立美術館)
③ ホールボランティア育成事業
公立文化施設が地域の文化活動の拠点として有効に活用されるよう職員や担当者の資質向上
及びボランティアの育成を図るため、研修会を開催
③ 企画運営・舞台技術等強化事業
公立文化施設スタッフ及び利用者の舞台技術(照明技術)の向上を図るため、研修会を開催
④ 普及広報事業
・ Culture やまぐち の発行(年4回)
1
2
山口県民文化ホールいわくに支部
① 自主企画事業
・クラシック音楽を中心とした国内外の一流のアーティスト等による21公演を実施
② 受託事業
・貸館事業(入場者数 約17万人)
利用率:コンサートホール 43.0%
多目的ホール
49.8%
企画展示ホール
69.4%
3
秋吉台国際芸術村支部
① 自主企画事業
・国内外から、延べ118人の講師を招聘し、延べ260日間に渡り、13事業を実施
② 受託事業
・貸館事業
利用件数、利用者数:本館ホール 197件のプログラム発表及びリハーサル
研修室
4,110人
スタジオ
2,350人
宿泊室
4,368人
21
経 営 状 況
実
主
要
収
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
支
補助金収入
その他収入
計 支出の部
事業費
算
管理費
財務
平成12年度 平成13年度 平成14年度
681,352
17,802
345,535
256,762
61,253
680,152
585,578
94,574
669,985
17,802
365,670
239,866
46,647
641,052
551,408
89,644
652,641
17,802
350,436
201,791
82,612
636,050
545,110
90,940
1,200
1,102,108
1,082,083
20,025
83,322
76,305
7,017
1,018,785
1,000,100
2,839
28,933
1,154,100
1,137,242
16,858
109,963
102,532
7,431
1,044,137
1,000,100
25,352
16,591
1,108,988
1,095,892
13,096
50,642
40,839
9,803
1,058,345
1,000,100
14,207
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
97.4%
719,758
100.0%
17,802
95.8%
380,659
84.1%
225,382
177.1%
95,915
99.2%
728,051
98.9%
636,934
101.4%
91,117
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
利用率(シンフォニア岩国)
利用率(秋吉台国際芸術村・本館棟)
利用率(秋吉台国際芸術村・宿泊棟)
主要事
業指標
績
利用者数(シンフォニア岩国)
利用者数(秋吉台国際芸術村)
21
2
30
23
11
231,021
277,550
21
2
29
22
11
220,985
296,507
21
2
32
23
11
186,082
285,454
59.4%
30.6%
17.0%
216,917
37,184
58.8%
36.4%
22.7%
194,687
38,463
54.4%
31.6%
21.5%
167,335
34,175
・計画欄の平成15年度の数字は、予算上の数字である。
備 考
22
57.3%
96.1%
96.4%
77.7%
46.1%
39.8%
131.9%
101.4%
100.0%
56.0%
100.0%
-8,293
100.0%
110.3%
104.5%
100.0%
84.2%
96.3%
17
2
32
23
11
207,447
283,891
92.5%
86.8%
94.7%
86.0%
88.9%
56.0%
35.0%
25.0%
180,000
36,000
-
(財)山口県文化振興財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
・中期経営計画が策定されていない。
・現在の財団の運営は、県からの委託料や補助金収入に大きく依存している。
(課題)
・将来的に安定した財団運営を行うため、中期経営計画を策定する必要がある。
・施設の貸館収入や自主企画事業の入場料収入の増大に努める必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
秋吉台国際芸術村の利用率が低い。
○
公認会計士等を監事としていない。
○
県から職員派遣を受けている。
○
ホームページ上で、財務諸表の公開を行っていない。
(課題)
・事業全般のあり方について見直しを行い、県立文化施設の利用者数や利用率を向上させる必要があ
る。
3
外部監査結果から
(現状)
①
シンフォニア岩国の自主企画事業について、収支バランスの改善を図ること。
②
秋吉台国際芸術村施設をフル活用し、その利用を促進していくこと。
③
秋吉台国際芸術村運営に係る財源について、県以外からの財源確保を積極的に図ること。
(課題)
① シンフォニア岩国の自主企画事業については、集客力のある企画に取り組むとともに、友の会会
員制度を見直して、チケット販売の増加に努めているが、更に努力する必要がある。
②
秋吉台国際芸術村の利用促進については、利用率が依然低率で推移しており、向上に向けた取組
を実施する必要がある。
③
秋吉台国際芸術村の財源については、(財)地域創造や日本芸術文化振興会等から助成金を受けて
きているが、今後も、積極的に財源確保していく必要がある。
23
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H18 以降 備
H13
H14
H15
H16
H17
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
利用促進に対する取組
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
○
○
補助金の見直し
○
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
○
インターネットを活用した情報公開の実施
○
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
24
○
考
(財)やまぐち女性財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財 )や ま ぐ ち 女 性 財 団
山口市滝町1−1
代表者
理事長
相原次男
男女共同参画課内
994,911 千円 県出資金 994,000千円 県出資比率
所管課
連 絡 先
99.9% 設立年月
男女共同参画課
083-933-2643
平成5年 10 月
団体の設立趣旨・目的
女性の主体的・実践的な活動を支援することにより、女性の地位向上と社会参加の促進を図り、もっ
て、男女がともに協力し、ゆとりと豊かさを実践できる「男女共同参画社会」の実現をめざす。
主な事業内容(H15)
1
①
設立の経緯
普及啓発事業
ピュアネット(情報誌)の発行
男女共同参画社会づくりの意識啓発や学習機会の
情報の提供とともに、各種グループの活動等を紹介
する財団情報誌「ピュアネット」を発行する。
平成5年10月に、女性の主体
的、実践的な活動を支援することに
より、「男女共同参画社会」を実現
していくことを目的に設立された。
②
情報収集・提供(図書・ビデオの購入、貸出)
家庭・地域・職場等において、女性問題や男女が
共に参画する社会づくりの意識啓発及び学習機会の
拡大を図るため、啓発図書及びビデオの貸出を行う。
(図書:800册、ビデオ:173本)
③
財団設立10周年記念事業(トーク&トーク、写真・絵てがみコンテスト)
財団を広くPRするとともに、男女共同参画への理解を深め、また、その取組の輪を広げてい
くため、県が行う「男女共同参画ポリフォニックフェスタ」に協賛して、財団の設立10周年を
記念する事業を実施した。
2
活動支援事業
① 女性の社会参加活動への支援(助成事業)
男女が共に参画する社会づくりに向けた主体的・実践的な活動を支援するため、団体・グルー
プの行う創造的・独創的な事業に対して助成する。(24件、450万円)
② 講師派遣
地域において男女共同参画の意識啓発や研修の機会を提供するため、団体・グループ等が主催
する学習会等に、財団に登録した講師58名の中から、希望する講師を派遣する。
(年、50回の派遣を予定)
③ 講座開催
男女共同参画社会づくりに向けた課題について様々な角度から学ぶことができる場を提供し、
女性の社会参画を促進するため、実践的な講座を開催した。
・ 女性のための税・年金セミナー
・ はじめての情報紙作成講座
3
○
○
交流促進事業
独立行政法人 国立女性教育会館(ヌエック)の講座等への参加者の公募、派遣
・ 女性学・ジェンダー研究フォーラム
・ 女性エンパワーメント支援セミナー
近隣施設等で開催される研修会への参加者の公募、派遣
25
経 営 状 況
実
主
要
収
支
財務
(千円)
指
標
収入の部
運用収入
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
99.5%
18,888
99.7%
18,888
28,243
19,008
25,566
19,005
25,443
18,942
8,175
27,758
20,673
6,925
160
6,300
24,481
17,855
6,466
160
0
19,469
12,028
7,277
164
皆減
79.5%
67.4%
112.5%
102.5%
0
27,431
19,531
7,708
192
485
1,006,472
5,502
1,000,970
3,082
2,922
160
1,003,390
1,000,811
485
13
0
1
2
2
0
8,175
1,085
1,006,429
5,299
1,001,130
1,954
1,635
319
1,004,475
1,000,811
1,086
12
0
1
2
2
0
6,000
5,974
1,007,150
11,756
995,394
2,600
2,117
483
1,004,550
994,911
75
12
0
1
2
2
0
0
550.6%
100.1%
221.9%
99.4%
133.1%
129.5%
151.4%
100.0%
99.4%
6.9%
100.0%
-8,543
10,299
7,793
2,581
9,140
7,594
1,121
5,513
5,894
621
60.3%
77.6%
55.4%
9,200
9,426
905
20,673
17,855
12,028
67.4%
19,531
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
引当金
書
当期収支差額
資産の部
貸
流動資産
固定資産
借
負債の部
対
流動負債
固定負債
照
正味財産の部
表
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
普及啓発事業
活動支援事業
交流促進事業
主要事
業指標
事業費計
100.0%
100.0%
100.0%
皆減
※ 現在、中期運営計画を策定中であり、「計画」はこの中期運営計画策定後に公表
備 考
26
12
0
1
2
2
0
0
(財)やまぐち女性財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
当団体は、平成5年10月に設立され、本年度10周年を迎えたが、この間、民間団体等の活動を
支援するため、普及啓発、活動支援、交流促進の様々な事業を展開してきた。こうしたこれまでの積
み重ねにより、財団事業の内容も県内に広く浸透し、現在、活動グループ、団体等から大きな期待が
寄せられている。県内全域を対象とする団体として、非常に重要な役割を果たしていることから、男
女共同参画社会の実現に向けた取組を推進するためにも、当団体の存在は不可欠となっている。
(課題)
財団設立以来、10億円の基本財産を造成してきたが、低金利の時代を迎え、基金の果実は財団運
営に必要とする額を大きく下回っている。このため、平成14年度からの県の補助金打ち切りに伴い、
基本財産の取り崩しによる財団運営を余儀なくされているが、男女共同参画の推進が県政の重要課題
であり、財団の果たす役割が極めて大きいことから、引き続き、各種事業を展開していく必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
基本財産の取り崩しにより財団の運営を行っている。
○
税理士等を監事としていない。
○
ホームページ上で、財務諸表の公開を行っていない。
(課題)
基本財産の一部を取り崩してその運用益の補填を行いながら財団の運営を行っていることから、
より効率的な財団運営、効果的な事業の執行が求められている。
また、税理士等の専門家の監事への登用による監査体制の充実、強化についての検討、財務諸表
のホームページへの掲載による情報公開への積極的な取組が求められている。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
27
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
○
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
○
○
○
○
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
○
補助金の見直し
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
○
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
28
H18 以降 備
H17
考
(財)山口県健康福祉財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県健康福祉財団
代表者
理事長 佐久間勝雄
山口市大字吉敷3325−1
所管課
連 絡 先
1,523,840 千円 県出資金 1,520,000千円 県出資比率
99.7% 設立年月
厚政課
083-925-2404
昭和 46 年5月
団体の設立趣旨・目的
健康づくり及び社会福祉の業務に従事する者の養成・確保及び福祉を増進するために必要な事業を行
い、あわせて県民の介護に関する関心と理解を深めるとともに健康の保持・増進を図り、もって福祉の
向上に寄与する。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
福祉福祉研修事業
複雑・多様化する福祉ニーズに対応する社会福祉人材を
確保・養成するため、社会福祉研修所において研修を実施
昭和 46 年に福祉関係者の退職共
済を扱う「共済財団」を設立。平成
5年の「福祉マンパワー財団」改組
を経て、平成 10 年4月に、現財団
に改組。
している。
2
健康づくり事業
県民の健康づくりを推進するため、健康づくりセンター
において、健康に関する情報の提供や学習の場づくり等を
実施している。
3
福祉マンパワー基金事業
社会福祉職場のイメージアップや社会福祉人材の養成・確保を図るため、各種事業を実施している。
5
①
イメージアップ事業
②
ネットワーク強化事業
③
社会福祉施設従事者の確保・定着化支援事業
④
人材養成事業
福利厚生・退職共済事業
社会福祉施設従事者の福利厚生を充実するため、結婚祝い金の給付事業等を実施するとともに、従
事者の生活の安定を図るため、退職共済事業を実施している。
29
経 営 状 況
実 績
主 要 指 標
財務
(千円)
組織
(人)
県の
財政支出
(千円)
主要事
業指標
備 考
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
費用負担収入
負担金収入
収 雑収入
支 特定資産取崩収入
計
算 繰入金収入
書 支出の部
事業費
管理費
固定資産支出
特定資産支出
繰入金支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
貸
負債の部
借
対 流動負債
照 固定負債
表
正味財産
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
うち県職員
職員数
うち常勤
うち県職員
補助金
委託料
貸付金
その他
福利厚生事業会員数
退職共済事業会員数
平成12年度
平成13年度
計 画
平成14年度
対前年比(%)
平成15年度
1,379,351
1,484,879
1,480,447
99.7%
1,475,903
97,059
103,929
78,676
75.7%
53,121
374,819
366,324
353,191
96.4%
351,654
2,000
3,833
5,017
130.9%
4,989
835,781
880,664
929,160
105.5%
944,643
19,887
12,539
13,579
108.3%
12,980
127
251
439
174.9%
42
50,117
44,032
87.9%
50,000
49,678
67,222
56,353
83.8%
58,474
1,372,498
1,472,678
1,472,558
100.0%
1,480,893
537,108
581,192
630,323
108.5%
728,716
328,711
321,634
307,751
95.7%
323,117
2,423
1,761
975
55.4%
300
454,578
500,870
477,156
95.3%
370,286
49,678
67,221
56,353
83.8%
58,474
6,853
12,201
7,889
64.7%
△ 4,990
6,449,024
6,912,451
7,348,666
106.3%
7,614,497
466,615
384,410
268,080
69.7%
85,889
5,982,409
6,528,041
7,080,586
108.5%
7,528,608
4,499,312
4,941,407
5,357,871
108.4%
5,629,475
46,193
46,767
42,682
91.3%
0
4,453,119
4,894,640
5,315,189
108.6%
5,629,475
1,949,712
1,971,044
1,990,795
101.0%
1,985,022
1,523,840
1,523,840
1,523,840
100.0%
1,523,840
22,055
21,332
19,750
92.6%
1,963
19
19
19
100.0%
18
1
1
1
100.0%
1
0
0
0
30
28
30
107.1%
30
30
28
30
107.1%
30
0
14
14
14
100.0%
14
2,000
3,833
5,017
130.9%
4,989
358,307
351,113
332,204
94.6%
334,746
7,604
7,941
8,416
106.0%
8,825
6,865
7,265
7,717
106.2%
7,845
平成16年度の団体の統合を勘案して算出。職員に県職員の兼務1名を含む。
30
(財)山口県健康福祉財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
県出資金15億円等の運用益で、福祉マンパワー基金事業と社会福祉研修事業の福祉施設職員研修
を実施しているが、厳しい経済情勢の中、資金運用環境が悪化している。
(課題)
研修事業については、受益者負担を検討する必要がある。また、資産運用にあたっては、外国債券
等を含めた運用の多様化に取り組む必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
○ 社会福祉研修所の新財団への移管が行われる。
○ 健康づくりセンターの貸館事業は、減免制度等により広く県民や保健・福祉団体から利用され、
事業収入は増加している。
○ 県から職員派遣を受けている。
○ インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
研修事業は、当財団の主要事業であることから、新財団と連携を図りながら、効果的な事業実施
を図る必要がある。
○
健康指導室、栄養指導室、看護指導室等については、利用者の開拓に努め、利用率の一層の向上
を図る必要がある。
3
外部監査結果から
(現状)
退職共済事業の財政再計算を3年毎に実施しており、平成15年度が該当年度である。長引く不況
により資産運用環境が厳しい。
(課題)
掛金に影響する予定利率や年金支給率の見直しが必要である。
31
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
○(一部)
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
○
県職員の派遣の見直し
○
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
○
○
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
情報公開の促進
その他(契約の見直し)
○
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
32
考
(福)山口県社会福祉事業団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(福)山口県社会福祉事業団
代表者
理事長
藤井
山口市大手町9番6号
寛
所管課
連 絡 先
960,866 千円 県出資金 10,000千円 県出資比率
1.0% 設立年月
厚政課
083-924-1025
昭和 47 年5月
団体の設立趣旨・目的
社会福祉に関する事業を適正かつ能率的に経営し、県民の福祉の向上及び増進に寄与することを目的
とする。
主な事業内容(H14)
1
・
・
・
・
・
・
・
・
2
3
県立施設の受託経営
特別養護老人ホーム
〃
〃
情緒障害児短期治療施設
知的障害者更生施設
肢体不自由児療護施設
身体障害者療護施設
障害者更生センター
設立の経緯
山 口 県 灘 海 園
山口県伊保庄園
山 口 県 は ぎ 園
山口県みほり学園
山口県たちばな園
山口県華の浦学園
山 口 県 華 南 園
鹿野グリーンハイツ
事業団設置施設の経営
・ 児童厚生施設 山口県児童センター
・ デイサービスセンター・オアシスはぎ園
・
・
昭和 46 年に国が、県立施設の受
託経営を目的とした事業団の設立
及び運営についての基準を示し、県
が 1,000 万円を出資し、設立され
た。
山口県社会福祉会館
訪問介護ステーション伊保庄園
受託事業
(児童センター)
やまぐち子育て支援県民運動展開事業
児童センター福祉月間行事
やまぐち子育て県民運動推進事業(情報提供事業)
情報誌(わんぱくプレス)の編集・発行
児童健全育成関係職員研修事業
放課後児童の健全育成等に関係する職員の資質向上のための研修
(みほり学園)
情緒障害児等宿泊訓練事業
合宿訓練を実施し、集団生活とレクリエーション等の体験を通して、児童の情緒の健やかな発
達を促す。
(はぎ園)
萩市在宅介護支援センター管理運営事業
老人福祉法第6条の2に規定する事業、高齢者実態把握事業、介護予防プラン作成事業
ほのぼのデイサービス事業
萩市生きがい活動支援通所事業運営要綱に基づく事業
萩市給食サービス事業
萩市給食サービス事業実施要綱に基づく事業
萩市介護予防事業
萩市介護予防事業実施要綱に基づく事業
(伊保庄園)
柳井市生活支援ホームヘルプサービス事業
ホームヘルパーを配置し、柳井市の指示により派遣決定された家庭を訪問し、柳井市生活支援
ホームヘルパーサービス事業運営要綱第5条に定めるサービスを提供
33
経 営 状 況
実
主
要
指
標
収入の部
収
介護保険収入
受託事業収入
利用料収入
補助金収入
その他収入
支出の部
計
人件費
事務費
事業費
算
減価償却費
支
財務
(千円)
特定積立預金
書
貸
借
対
照
その他支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
国庫特別積立金
表
特定積立預金
当期増加額
組織
(人)
役員数
うち常勤
うち県職員
職員数
うち正規職員
績
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
107.0%
2,585,952
103.6%
1,303,339
97.1%
987,672
89.5%
87,127
100.5%
72,616
226.7%
135,198
101.2%
2,551,982
96.6%
1,717,739
117.5%
218,448
97.1%
482,435
94.4%
59,821
7.6%
70,000
167.7%
3,539
247.8%
33,970
112.8%
1,830,043
94.3%
440,191
120.9%
1,389,852
90.5%
359,054
73.3%
121,423
104.8%
237,631
113.4%
896,454
100.0%
130,066
96.4%
626,814
100.7%
105,604
247.8%
33,970
92.3%
11
50.0%
1
100.0%
1
102.2%
294
96.5%
221
2,678,881
1,228,953
1,101,699
112,965
81,680
153,584
2,587,738
1,748,126
164,698
413,969
58,056
20,000
182,889
91,143
1,678,528
550,507
1,128,021
624,659
401,907
222,752
928,668
130,066
680,325
27,134
91,143
14
3
1
264
244
2,632,588
1,267,030
1,053,739
97,937
73,448
140,434
2,529,591
1,705,170
173,198
455,017
61,442
10,000
124,764
102,997
1,533,720
466,547
1,067,173
364,420
165,652
198,768
952,957
130,066
683,244
36,650
102,997
13
2
1
273
230
2,816,104
1,312,929
1,023,259
87,675
73,818
318,423
2,560,909
1,647,556
203,582
441,759
57,997
755
209,260
255,195
1,729,870
439,992
1,289,878
329,822
121,423
208,399
1,080,709
130,066
658,542
36,906
255,195
12
1
1
279
222
2
18
3
40
3
54
100.0%
135.0%
4
69
81,680
935,616
152,408
269,000
73,448
918,673
116,254
231,000
71,184
927,895
82,477
96.9%
101.0%
70.9%
72,616
961,264
26,076
うち新規事業分
うち県派遣
うち嘱託職員
うち新規事業分
補助金
委託料
県の
財政支出 交付金
(千円) 貸付金
その他
主要事
業指標
・職員数のうち嘱託職員については、平成14年度までは常勤臨時職員数を、平成
備 考 15年度は常勤雇用の特定業務嘱託職員数を計上した。
34
(福)山口県社会福祉事業団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
14年3月に策定した「経営基本方針」に基づき事業団の基盤づくりを進めている。
組織体制においては、理事定数の削減、県職員の役員就任の見直しを行うなどの改善に努め、職員
数についても、特定業務嘱託職員制度の活用などによる職員配置の見直しを行うとともに、監査体制
の充実を図るため、公認会計士を監事に登用した。
また、運営面では、経営収支5カ年計画を策定し、経営健全化に努めるとともに、施設設備5カ年
計画を策定し、快適な生活空間づくりを進めることとしている。
(課題)
①
利用者の立場に立った施設サービスの質の向上
②
生活の場としての快適性に配慮した施設設備の整備
③
給与制度や職員配置の見直し等による人件費の抑制
2
評価項目の検証から
(現状)
○
県立社会福祉施設の受託経営が主な事業目的であり、新しい福祉の時代に対応していくため、利
用者の立場に立った地域とともに歩む施設づくりと経営の基盤づくりを進めることとしている。
○
県から職員派遣を受けている。
○
一部の施設においてしかインターネットを利用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
①
利用者の立場に立った地域とともに歩む施設づくり
②
在宅支援機能の充実
③
給与制度及び職員配置等の見直し
④
意識改革と能力・資質の向上を図るための職員研修の充実
3
外部監査結果から
外部監査未実施
35
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
利用者本位のサービスの実施
○
在宅支援機能の充実
○
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
○
県職員の派遣の見直し
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
○
経 人件費の抑制
営
給与等の見直し
の
職員配置の見直し
○
○
○
○
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
○
委託料の見直し
○
貸付金・出資金の見直し
○
監査体制の充実強化
○
その他(契約の見直し)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
36
考
(財)やまぐち角膜・腎臓等複合バンクの概要
名
称
(財)やまぐち角膜・腎臓等複合バンク
所 在 地
山口市滝町1−1
基本財産
代表者
理事長
所管課
医務課内
連 絡 先
290,589 千円 県出資金 100,000千円 県出資比率
34.4% 設立年月
医務課
083-932-0743
平成5年 10 月
団体の設立趣旨・目的
角膜・腎臓の提供希望者及び移植希望者の登録制度を設け、提供あっせんを行うことにより、視覚障
害及び腎不全患者等の機能回復に資するとともに、骨髄移植等に関する知識並びに眼及び腎臓に関する
保健衛生の知識の普及啓発を図り、もって、県民の健康及び福祉の向上に寄与する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
普及啓発事業
① 普及活動
・やまぐち複合バンクだよりを発行
② 広報活動(主なもの)
・防府福祉まつり
・働く女性の環境を考えるシンポジウム
・日本ロードレース選手権大会
・健康フェスタ
・あやちゃん作品展示会
・臓器提供意志カードの配布協力機関の設置
③ 研修活動
2
募集登録事業
① 提供希望者の募集及び登録
・登録申込書(70,000 部)の配布
(配布先 県医師会、歯科医師会、薬剤師会、ライオンズクラブ、市町村、環境保健所等)
② ドナー登録
角
膜
腎
臓
骨
髄
14年度末
バンク設立後
3
20,853人
5,499人
1,133人
8,288人
3,283人
424人
移植実施状況
角膜(県内献眼者)
バンク設立後
4
平成5年当時、当県は、アイバン
ク、腎バンクが未設置であったた
め、臓器の移植等に関する法律によ
り、設置した。
121件
腎
臓
8件
調査・研究・助成事業
① 助成事業
・山口県腎友会運営費補助
・骨髄バンクを支援する山口の会運営費補助
・山口大学医学部眼科学教室、泌尿器科学教室への助成
② 広域活動
・アイバンク広域活動連絡会議
・全国腎バンク連絡協議会
・中四国アイバンク協議会
37
骨
髄
14件
200千円
100千円
2,360千円
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
95.2%
24,761
99.7%
5,347
23,018
5,250
22,423
5,264
21,349
5,246
12,089
17,530
12,433
4,121
11,206
19,313
12,593
4,287
8,259
21,337
11,498
4,360
73.7%
110.5%
91.3%
101.7%
8,237
24,761
13,609
4,610
5,488
294,712
11,925
282,787
2,285
1,035
1,250
292,426
282,679
6,464
19
3,110
301,078
15,859
285,219
3,110
1,860
1,250
297,969
285,111
5,542
19
12
306,235
14,288
291,947
2,776
1,526
1,250
303,459
290,589
5,490
19
0.4%
101.7%
90.1%
102.4%
89.3%
82.0%
100.0%
101.8%
101.9%
99.1%
100.0%
0
19
1
2
2
1
2
2
1
2
2
100.0%
100.0%
100.0%
1
2
2
12,089
11,206
8,259
73.7%
9
1,169
270
14
768
104
13
664
60
92.9%
86.5%
57.7%
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
角膜提供者数
角膜提供登録者数
腎臓提供登録者数
主要事
業指標
備 考
38
(財)やまぐち角膜・腎臓等複合バンクの現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○ 業務内容:役員管理の適正化(理事定数の削減)を行うなど、目的を十分達成
民間企業等と競合する事業はない
○ 団体のあり方:現状のままで維持
○ 経営の健全化:毎年度赤字がでないよう経営努力し、欠損金も生じていないことから、経営の健
全化は確保
(課題)
① 寄付金等の収入低下傾向に対応した支出経費の削減・合理化
② 臓器提供を促進するため、医療機関との連携を一層強化する。
③ 臓器提供に対する県民の理解促進
2
評価項目の検証から
(現状)
○
公認会計士等を監事としていない。
○
ホームページで、財務諸表の公開を行っていない。
(課題)
○
ホームページ等を通じた財務諸表の公開など、情報公開の一層の推進
3
外部監査結果から
外部監査未実施
39
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
理事長への充て職の廃止
○
○
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
○
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
40
H18 以降 備
H17
考
山口県流通センター㈱の概要
名
称
所 在 地
基本財産
山口県流通センター㈱
代表者
檜垣 仙介
山口市朝田流通センター601−3
所管課
連 絡 先
300,000 千円 県出資金 90,000千円 県出資比率
30.0% 設立年月
商政課
083-921-2100
昭和 58 年4月
団体の設立趣旨・目的
山口県流通センターの管理運営を効率的に営むことによって、流通センターの機能及び役割を円滑に
発揮させ、これの健全な発展を図ることを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
センター内の共益施設の建設及び管理に関する事業
流通センターの施設管理
・団地内道路等の共益施設の維持管理
② 団地内環境美化事業
・団地内、幹線道路沿いの草刈、清掃等の環境保全
①
2
①
②
③
昭和 52 年に中国縦貫道が完成
し、さらに山陽自動車道の建設が進
む中で、新しい高速交通時代に対応
した広域物流センターを整備し、県
経済の発展、県内消費物資の確保・
安定供給を図るため、設立された。
山口県流通センター会館の経営に関する事業
会館貸室の賃貸
会館会議室等施設、備品の貸出
簡易郵便局の運営
3
流通情報の提供に関する事業
① 流通センターニュースの発行
② 団地内企業の組織調査
4
損害保険代理に関する事業
○ 損害保険代理業務の実施
5
山口県流通センター内の警備代行及び清掃に関する事業
○ 警備及び清掃の代行業務の実施
6
その他の事業
○ 団地内企業の福利厚生活動の支援
・親睦ソフトボール大会等の実施
・団地内企業従業員の健康診断、献血活動への協力、実施
41
経 営 状 況
実
主
要
損
益
指
標
営業損益の部
売上高
売上原価
販売費及び一般管理費
績
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
対前年比
(%)
画
平成15年度
39,360
8,031
32,789
40,575
8,619
43,585
35,928
7,663
50,309
88.5%
88.9%
115.4%
40,947
7,500
31,008
4,238
2,426
2,660
109.6%
2,635
2,778
2,778
2,456
-11,886
302,831
57,455
245,376
14,718
4,968
9,750
288,114
300,000
-9,202
-9,202
-9,492
-21,379
291,007
54,395
236,612
12,386
3,686
8,700
278,621
300,000
-19,385
-22,042
-22,332
-43,710
263,273
36,592
226,681
6,984
2,784
4,200
256,290
300,000
210.7%
239.5%
235.3%
204.5%
90.5%
67.3%
95.8%
56.4%
75.5%
48.3%
92.0%
100.0%
5,074
5,074
4,784
-38,927
267,007
49,584
217,423
5,934
2,784
3,150
261,073
300,000
-11,886
-21,379
-43,710
204.5%
-38,927
10
1
2
3
3
10
1
2
4
4
10
1
1
3
1
100.0%
100.0%
50.0%
75.0%
25.0%
10
1
1
2
169
169
169
100.0%
169
9
512.23
84.9
7
414.29
68.7
11
509.62
84.5
157.1%
123.0%
123.0%
12
603.3
100
営業外損益の部
計
営業外収益
営業外費用
算 経常利益
税引前当期利益
財務
書 当期利益
当期未処分利益
(千円)
貸
借
対
照
表
資産合計
流動資産
固定資産
負債合計
流動負債
固定負債
資本合計
資本金
法定準備金
剰余金
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
貸室入居室数
〃 面積(㎡
主要事 〃 率(面積
業指標
備 考
42
山口県流通センター㈱の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
① 単年度収支が赤字である。
② 累積欠損金がある。
③ 運営の民営化が必要である。
(課題)
① 単年度収支の黒字化と累積欠損金の解消
人件費の削減、諸費用の節減及びテナント誘致により収入を確保し、単年度収支の黒字化を図り、
もって累積欠損金の解消を進めることが必要。
② 民間主導の三セクへの転換(県関与の廃止)
民主体の経営体制を構築(県関与の廃止)し、民間主導の三セクへ移行することが必要。
2
評価項目の検証から
(現状)
①
施設建設、立地企業の誘致という主目的は達成。合理的な施設管理体制の整備が必要
②
累積欠損金がある。
③
2年連続して経常利益が赤字
④
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
①
経営体制の見直しを進め、民間主導の三セクへの転換(県関与の廃止)を図ることが必要。
また、団地の合理的な管理を行うために関係団体との連携強化が必要。
②
単年度収支の黒字化を進め、累積欠損金の解消を進めることが必要。
③
ホームページの作成について、今後、その必要性を含めて検討を進めることが必要。
3
外部監査結果から
(現状)
①
会社のあり方(民営化)の検討
②
収支バランスの改善
(課題)
①
経営体制の見直しを進め、民間主導の三セクへの転換(県関与の廃止)を図ることが必要。
②
人件費の削減、テナント誘致の促進等により単年度収支の黒字化を進めることが必要。
43
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
○
等 県関与の廃止
○
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
○
的
民間の人材の積極的な活用
○
経 人件費の抑制
営
常勤職員の解雇
○
の
パート職員の採用
○
促
県OB役員の廃止
○
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
○
44
○
○
○
○
○
考
(財)やまぐち産業振興財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)やまぐち産業振興財団
代表者
理事長
広中平祐
山口市熊野町1−10
3,880,524 千円 県出資金 2,701,020 千円 県出資比率
所管課
新産業振興課
連 絡 先
083-922-3700
69.6% 設立年月
昭和 58 年 10 月
団体の設立趣旨・目的
山口県の産業技術の高度化、中小企業等の振興発展及び新たな産業の創出を総合的に支援し、もって
広く県内産業の振興と魅力ある地域社会の建設に寄与する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
債務保証事業
企業が高度技術の開発を行うために必要とする資金の借入れに係る
債務の保証
昭和 58 年に産学官が共同して県
内企業の技術振興を図ることを目
的として「山口県産業技術開発機
構」を設立し、平成 12 年4月に「山
口県中小企業振興公社」と統合し、
現財団に改組した。
2
研修指導・調査研究事業
高度技術の開発に関し、その取組を促進するための研修又は指導等
3
研究開発助成事業
高度技術の開発を行うに必要な資金の助成
4
地域科学技術振興事業
科学技術に関する調査、開発及び交流の促進
5
地域技術起業化促進事業
中小企業等が、技術革新の進展に即応した技術を製品の開発又は生産等に利用することへの支援
6
情報事業
技術及び経営に関する情報の収集加工、創出、提供
7
情報化支援活動事業
中小企業等の情報化支援
8
メカトロ技術センター事業
高度技術の開発のための研究施設等の貸与
9
ベンチャービジネス支援事業
中小企業に対する投資又は投資を行う企業に対する原資の預託等
10
設備貸与事業
中小企業等の事業の用に供する設備の貸付け等
11
設備資金貸付事業
中小企業等の事業の用に供する設備の取得に充てられる資金の貸付け等
12
下請企業振興事業
下請取引に関するあっせん及び苦情または紛争の処理
13
商業活性化事業
中小商業の活性化の促進に必要な資金の助成
14
新事業創出支援事業
新しい事業の創出を促進するための支援
15
経営支援事業
中小企業等に対する経営の支援
45
経 営 状 況
主
要
収
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
支
財 務
(千円)
組 織
(人)
県の
財政支
出
(千円)
補助金収入
その他収入
計 支出の部
人件費
算
事業費
管理費
書
その他支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
繰延資産
貸
負債の部
借
流動負債
対
固定負債
照 正味財産の部
表
資本金
その他
当期増加額
役員数
うち常勤
うち県職員
職員数
うち常勤
うち県職員
補助金
委託料
貸付金
その他
経営等相談件数(件)
研修受講者数(人)
主要事 助成金交付件数(件)
業指標 設備貸与・設備資金貸付実行件数(件)
施設等利用先数(先)
取引あっせん件数(件)
研究開発等取組件数(件)
実
績
計 画
平成12年度 平成13年度 平成14年度
対前年比
(%)
1,247,154
170,790
72,758
507,828
495,778
1,156,791
254,135
585,551
21,817
295,288
90,363
15,847,322
3,168,709
12,628,992
49,621
11,267,642
1,144,247
10,123,395
4,579,680
580,605
3,908,712
90,363
15
1
1
49
38
9
507,828
6,080
2,434,651
1,219,315
126,903
58,230
570,676
463,505
1,176,140
250,532
633,377
17,714
274,517
43,175
13,121,027
2,177,978
10,907,136
35,913
8,681,770
636,534
8,045,236
4,439,258
590,053
3,806,030
43,175
15
1
1
54
36
9
570,676
10,544
1,183,444
1,394,734
78,696
136,515
784,154
395,369
1,328,985
230,515
922,161
20,383
155,926
65,749
12,860,910
1,764,330
11,078,745
17,836
8,355,903
585,022
7,770,881
4,505,007
590,053
3,849,204
65,749
14
1
1
57
35
9
691,654
25,800
783,761
114.4
62.0
234.4
137.4
85.3
113.0
92.0
145.6
115.1
56.8
152.3
98.0
81.0
101.6
49.7
96.2
91.9
96.6
101.5
100.0
101.1
152.3
93.3
100.0
100.0
105.6
97.2
100.0
121.2
244.7
66.2
1,416
2,047
15
69
1,058
1,308
22
1,566
1,619
13
40
1,135
708
11
2,188
1,555
29
46
1,142
721
14
139.7
96.0
223.1
115.0
100.6
101.8
127.3
備 考
46
平成15年度
1,199,144
70,361
97,764
661,187
369,832
1,197,560
233,628
743,115
21,662
199,155
1,584
13
1
66
32
9
568,687
2,028
1,830,500
(財)やまぐち産業振興財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○ 基金運用収入等の減少等から、プロパー職員の人件費にも苦慮している。
○ 平成12年度の財団統合後、県補助事業等の増加により、年々事業数が増加しており、職員のオ
ーバーワークの部署が増えている。
(課題)
○ 財団の今後の運営のあり方の検討
○ 県派遣職員の増員要請
○ 設備貸与事業等における収支の改善
2
評価項目の検証から
(現状)
○
設備貸与事業等における実績の減少
○
県の産業振興施策と密接に関連する事業の推進に必要な財政支援を県から受けている。
○
監事は公認会計士ではないが、金融機関支店長を任命している。
○
県の産業振興施策と密接に関連する業務等の円滑な推進のため、県職員が派遣されている。
(課題)
○
設備貸与事業等における事業規模の拡大
○
県からの財政支援削減の可能性の検討
○
県派遣職員の削減
3
外部監査結果から
(現状)
○ 財団運営を今後どのように行っていくかの検討が必要である。
○ 他会計からの事業間の資金の繰入は、現行寄附行為の趣旨から望ましい処理とは言えない。
○ 貸倒引当金が妥当な額で計上されていない。
○ 事業区分が細分化され、効率的な資金の投入・使用が行われていないと思われる。
○ メカトロ技術センターの貸研究室以外の部分については、利用率は極めて低く効率的な運用を検
討する必要がある。
(課題)
○ 財団の運営方針、中期経営計画等の策定
○ 経費の適正な配賦
○ 貸倒引当基準の整備
○ 各事業会計の整理統合
○ メカトロ技術センターの活用方法等の検討
47
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
○
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
○
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
○
県職員の派遣の見直し
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
○
○
○
○
的
民間の人材の積極的な活用
○
○
○
○
○
○
○
○
経 人件費の抑制
○
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
○
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
48
○
○
考
(財)山口県国際総合センターの概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県国際総合センター
代表者
理事長
二井関成
下関市豊前田町3−3−1
671,200 千円 県出資金 508,500千円 県出資比率
所管課
観光交流課
連 絡 先
0832-31-5778
75.8% 設立年月
平成7年6月
団体の設立趣旨・目的
海峡メッセ下関の管理及び運営、貿易の促進、海外取引機会の拡大支援を行うことにより、国際産業
交流の推進とコンベンションの振興を図り、国際化の進展と地域産業の執行に寄与する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
公益活動事業(一般会計)
財団が(区分)所有する国際貿易ビル及び山口県貿易ビル
に企業テナントを誘致し、そのテナント料収入により財団
の経営を維持するとともに、財団本来の貿易振興業務を推
進する。
昭和 37 年に貿易ビルの管理のた
め、県貿易センターを設立。平成7
年6月、海峡メッセの開業(国際総
合センターの受託管理及び国際貿
易ビルの管理運営)のため「国際総
合センター」に改組した。
① 国際貿易ビル等の管理運営
・入居テナント(国内・海外企業等)の誘致
・国際貿易ビル(新ビル)及び山口県貿易ビル(旧ビル:下関市大和町 1-2-8)の管理運営
② 貿易の振興・国際経済交流の推進
・海外事務所のビジネス支援
・海外経済交流団の派遣及び受入
③ 貿易に関する情報の収集及び提供
・講演会等の開催、海外経済・貿易情報の収集・提供、機関誌「山口県貿易ニュース」の発行等
④ 貿易等に携わる人材の育成
・貿易記念日講演会、貿易実務セミナー、日中経済セミナーの開催
⑤ 貿易関係機関・団体との連携
・貿易関係機関団体交流サロンの開催
⑥ 海外取引の促進、斡旋
2
コンベンション施設の管理運営(県受託事業・特別会計)
国際総合センターの施設(県有部分)の維持管理や運営業務を受託するとともに、各種コンベンショ
ンやタワー観光客の誘致、施設機能の広報PR等を実施し、施設の利用促進を図る。
① 国際総合センター(県有施設)の管理運営及び利用促進に係る業務の受託
・施設管理
・使用管理
・利用促進(各種イベント誘致、観光客誘致、広報PR:情報誌「S MESSE」の発行等)
②
3
国際交流展示室(グローバルサロン)の運営
・国際交流展示室(グローバルサロン)の運営を(財)山口県国際交流協会に再委託
FAZ受託事業(FAZ会計)
ジェトロFAZ支援センターから施設の管理を受託し維持管理を行う。
49
経 営 状 況
実
主
要
指
標
収入の部
収
基本財産運用収入
会費収入
事業収入
支
手数料等収入
補助金等収入
負担金収入
雑収入
固定資産売却収入
借入金収入
計
財務
(千円)
特定預金取崩収入
支出の部
事業費
管理費
管理運営事業費
算
敷金支出
固定資産取得支出
借入金返済支出
特定預金支出
書
貸
借
対
照
表
予備費
積立金
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
国際貿易ビル入居率
主要事 貿易ビル入居率
業指標 タワー入場者数
施設利用率
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
900,537
117,758
1,920
176,556
10,217
337,755
81,946
6,075
0
130,000
38,311
911,024
95,440
66,994
509,492
5,454
0
160,162
2,482
0
71,000
-10,487
2,843,350
419,845
2,423,504
1,946,225
466,118
1,480,107
897,124
671,200
61,661
12
2
0
22
22
4
18,347
311,912
130,000
911,456
126,382
1,810
188,667
11,353
311,018
81,472
6,330
30
180,000
4,392
917,208
98,248
64,477
473,630
0
46
248,858
2,948
0
29,000
-5,753
2,781,760
285,446
2,496,314
1,792,964
429,472
1,363,492
988,796
671,200
91,672
12
2
0
22
22
3
4,053
305,344
180,000
1,004,129
119,228
1,670
193,716
10,591
359,206
77,766
7,508
0
230,000
4,445
1,009,025
127,739
59,461
517,721
0
0
264,798
2,306
0
37,000
-4,896
2,835,329
408,335
2,426,995
1,779,631
499,255
1,280,375
1,055,698
671,200
66,902
12
2
0
22
22
3
4,005
300,014
230,000
85.8
69.0
154,042
50.9
86.0
67.7
174,700
49.7
79.9
68.5
171,110
54.7
備 考
50
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
110.2%
958,008
94.3%
113,869
92.3%
1,690
102.7%
177,904
93.3%
10,950
115.5%
303,010
95.5%
72,317
118.6%
4,431
−
0
127.8%
270,000
101.2%
3,837
110.0%
958,008
130.0%
575,846
92.2%
62,483
109.3%
0
−
0
−
0
106.4%
314,798
78.2%
2,881
−
2,000
127.6%
0
−
0
101.1%
113.4%
100.0%
99.4%
125.0%
92.9%
106.8%
100.0%
73.0%
100.0%
11
100.0%
2
−
0
100.0%
22
100.0%
22
100.0%
3
98.8%
3,962
98.3%
297,428
127.8%
270,000
92.9%
101.2%
97.9%
110.1%
83.7
66.0
154,000
51.7
(財)山口県国際総合センターの現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○ 財団が区分所有している建物の取得資金の大部分を銀行からの借入金によって調達しているが、
テナント収入に比べ償還額が相対的に過大なことから資金不足が生じ、県からの短期借入金により
収支の均衡を図っている(一般会計)
。
○ 一時、厳しい景況による企業のリストラ、官庁出先機関の統合等による入居テナントの退去が相
次いだが、その後、テナント誘致に努めた結果、最近は入居率は好転している(一般会計)
。
(課題)
○
長期借入金の借り換え
○
中・長期的視点に基づく経営の健全化対策
○
貿易・コンベンション部門の活性化
2
評価項目の検証から
(現状)
○
イベントホール及び国際会議場の利用率が50%未満となっている。
○
テナント入居率が伸び悩み、海峡ゆめタワーの入場者数が低減傾向にある。
○
公認会計士等を監事としていない。
○
ホームページ上で利用案内等は行っているが、決算書類等の公開には至っていない。
(課題)
○
テナント事業、コンベンションの誘致活動の強化
○
ホームページ上での決算書類の公開(情報公開)
3
外部監査結果から
(現状)
○
海峡ゆめタワー入場者数が減少している。
○
テナント入居率が低迷している。
○
301号室が長期間空室となっている。
(課題)
○
施設利用率、テナント利用率の向上
○
301号室の有効活用
51
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
○
○
○
○
○
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
○
○
○
○
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(契約の見直し)
○
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
52
○
考
山口宇部空港ビル㈱の概要
名
称
所 在 地
山口宇部空港ビル㈱
代表者
二井関成
宇部市大字沖宇部625−17
基本財産
所管課
連 絡 先
320,000 千円 県出資金 96,000千円 県出資比率
30.0% 設立年月
交通運輸対策室
0836-31-2200
昭和 40 年7月
団体の設立趣旨・目的
県の空の玄関としてふさわしい総合ビルを建設し、ターミナルステーションとして航空利用者に対し
て、サービスを提供し、併せて一般観光客・商業旅客に航空思想の普及を図り、もって経済文化の発展
向上に寄与する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
昭和40年に宇部空港ビル㈱を
設立し、昭和54年には、旧ビルが、
平成12年には新ビルが建設され、
それぞれ運営、維持管理を行ってい
る。
山口宇部空港ビル(旅客ビル、貨物ビル)の
運営及び維持管理
1
貸室事業
航空各社、レストラン、物販店等への施設の賃貸事業
2
送迎デッキ事業
3
広告事業
空港施設内における宣伝広告スペースの賃貸事業
4
手数料収入
・県証紙売り捌き
・バス・モノレールの切符販売
53
経 営 状 況
実
主
要
損
益
指
標
営業損益の部
売上高
売上原価
販売費及び一般管理費
営業外損益の部
計
営業外収益
営業外費用
算 経常利益
税引前当期利益
財務
書 当期利益
当期未処分利益
(千円)
貸
借
対
照
表
資産合計
流動資産
固定資産
負債合計
流動負債
固定負債
資本合計
資本金
法定準備金
剰余金
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
航空会社数
主要事 便数(東京)
業指標 便数(札幌)
年間利用者数(人)
績
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
-12,297
394,056
60,622
531,148
133,225
590,604
406,353
-37,708
23,790
61,498
470,526
-68,504
932
69,436
457,379
-62,396
540
62,936
-50,005
-94,744
-95,034
168,135
4,291,965
578,135
3,713,830
3,701,909
275,434
3,426,475
590,055
320,000
1,920
268,135
9
3
-7,882
-20,474
-20,764
247,370
4,095,998
474,483
3,621,515
3,526,707
271,319
3,255,388
569,290
320,000
1,920
247,370
9
3
7
7
画
対前年比
平成15年度
(%)
219.8%
175,000
111.2%
635,000
97.2%
−
460,000
-52,000
57.9%
90.6%
52,000
70,829
66,191
65,901
313,272
3,947,434
466,455
3,480,979
3,312,241
270,393
3,041,848
635,192
320,000
1,920
313,272
9
3
−
−
−
126.6%
96.4%
98.3%
96.1%
93.9%
99.7%
93.4%
111.6%
100.0%
100.0%
126.6%
100.0%
100.0%
123,000
123,000
96,000
409,000
3,858,000
508,000
3,350,000
3,128,000
300,000
2,828,000
730,000
320,000
1,000
409,000
9
3
7
7
7
7
100.0%
100.0%
18,297
141,040
141,040
100.0%
141,040
1社
1社
2社
200.0%
2社
毎日5便
週4便
毎日5便
週4便
毎日8便
−
160.0%
毎日8便
706,702
740,114
923,157
124.7%
1,000,000
※組織欄の職員数は( )内数は、契約社員数(12人中5人が契約社員)
備 考
54
12(5)
12(5)
山口宇部空港ビル㈱の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
経営状況、業務状況等について、常に運営システムの改善や業績向上に努めており、収益状況も
中短期計画に沿って順調に推移している。
(課題)
○
長期的な安定経営、さらには増改築等多大な投資に備えるため、付帯事業収入の増収にも積極的
に努める必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
公認会計士等を監事としていない。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○ 「インターネット利用による情報公開」、
「公認会計士等の監事・監査役選任」について、全国空
港ビル協会の動向を注視すると共に、当社役員会の意見を聞くなど、今後の課題として検討する。
3
外部監査結果から
(現状)
○
「監査役は、実際に監査のできる人選をする必要がある。」という意見以外は、すべて処理、改
善済み。
(課題)
○
特になし
55
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降 備
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
管理委託業務の見直し
中期経営計画の策定
○
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
○
56
○
○
○
○
○
考
山口県信用保証協会の概要
名
称
山口県信用保証協会
代表者
会長
湯田克治
所 在 地
山口市中央4−5−16
基本財産
16,730,341 千円 県出資金 4,180,338千円 県出資比率
所管課
連 絡 先
25.0% 設立年月
経営金融課
083-921-3090
昭和 23 年 12 月
団体の設立趣旨・目的
中小企業者等のために信用保証の業務を行い、もってこれらの者に対する金融の円滑化を図る。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
中小企業者等に対する金融の円滑化を図るため、
次に掲げる信用保証の業務を行う。
①
昭和23年に中小企業庁が創設
され、「信用保証制度の活用」が重
要施策の一つとして取り上げらた。
これを契機に、中小企業の金融の円
滑化を図るため、設立された。
中小企業者等が金融機関から資金の貸付、手形の割引又は給付を受けること等により、金融機関に
対して負担する債務の保証
②
中小企業者等が債務を金融機関が保証する場合における当該債務保証の保証
③
金融機関が中小企業金融公庫の委託を受け、又は国民生活金融公庫を代理して中小企業者等に対す
る貸付を行った場合、当該金融機関が中小企業者等の当該借入による債務を保証することとなる場合
におけるその保証をしたこととなる債務の保証
(平成14年度保証実績)
・平成14年度保証承諾額
14,515件
1,306億円
・平成14年度末債務保証残高
41,070件
3,152億円
・保証先数
19,674先
57
経 営 状 況
実
主
要
指
標
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
108.4%
11,398,600
106.8%
11,138,600
12,939,537
12,939,377
12,168,976
12,168,816
13,193,432
12,991,906
160
12,533,548
12,533,548
160
12,126,635
12,126,635
201,526
12,977,142
12,977,142
125953.8%
107.0%
107.0%
260,000
11,291,900
11,291,900
405,989
当期収支差額
資産の部
381,365,565
貸
流動資産
32,915,666
固定資産
348,449,899
借
負債の部
360,699,910
対
流動負債
固定負債
360,699,901
照
正味財産の部
20,665,664
表
基本金
20,665,664
当期増加額
役員数
18
うち常勤
5
42,341
353,547,756
31,029,384
322,518,372
332,763,710
216,290
352,425,049
32,298,339
320,126,710
331,490,708
510.8%
99.7%
104.1%
99.3%
99.6%
106,700
307,974,000
30,286,000
277,688,000
286,940,300
332,763,710
20,784,046
20,784,046
331,490,708
20,934,341
20,934,341
99.6%
100.7%
100.7%
286,940,300
21,033,700
21,033,700
18
5
18
5
100.0%
100.0%
18
5
96
96
97
97
99
99
102.1%
102.1%
99
99
160
160
39,898
24936.3%
181,990
58,254,900
241,876
58,161,700
208,853
56,234,400
198,324
96.7%
95.0%
64,569,200
281,530
21,769
20,501
19,674
96.0%
主要事 保証承諾額(億円)
業指標
1,561
1,132
1,306
115.4%
保証債務残高(億円)
3,444
3,179
3,152
99.2%
収
支
収入の部
運用収入
績
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
(千円)
書
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
保証先数(先)
備 考
58
山口県信用保証協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
不況の長期化により、高水準の倒産が続き、代位弁済額が増加している。
○
不動産処分が低調で、法的整理関連及び無担保保証の代位弁済の増加により、回収が非常に厳し
い状況にある。
(課題)
○ 代位弁済について、今後とも金融機関との連携を密接にし、期中管理を必要とする先の早期把握、
リスク管理システムを活用して要管理先の早期発見により、その抑制に努める必要がある。
○ 回収の促進の対応策として、倒産求償権の分類データを活用して、関係者の実態に即した回収を
実施し、また、回収促進強化のためのキャンペーンを実施するとともに債権回収会社との連携によ
り、効果的な回収が必要である。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
長引く不況により資金需要が低迷し、代位弁済が増加している。
○
公認会計士等を監事としていない。
○
ホームページ上で協会の事業概要等を公開し、透明性の確保に努めているが、財務諸表の公表ま
では至っていない。
(課題)
○
金融機関及び債権回収会社との連携により、保証・回収の促進、代位弁済の縮減が必要である。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
59
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
外部委託の活用
債権回収業務
○
中期経営計画の策定
○
16∼18 年度
○
職員数削減
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
人材派遣活用
○
経 人件費の抑制
営
団体独自の人事・給与制度導入
○
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
保証料補助
○
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
常勤監事
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
60
(財)山口県福祉基金協会の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県福祉基金協会
代表者
理事長
中本惠喜
山口市中央4丁目3−6
所管課
連 絡 先
1,127,961 千円 県出資金 537,723千円 県出資比率
47.7% 設立年月
労政課
083-925-6758
昭和 37 年6月
団体の設立趣旨・目的
勤労者、勤労者団体、中小企業者その他勤労者の福祉に関する事業を行う者並びに社会福祉に関する
事業を行う者に信用力を補強し、もってその福祉活動の健全な発展に資するとともに、勤労者とその家
族の経済的、社会的地位の向上を図る。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
県内の勤労者等が金融機関から円滑な融資を受けられる
ように信用保証事業を実施する。
1
昭和37年に、全国に先駆けて、
労働金庫の福祉資金の保証を目的
に設立。昭和45年には、県に住宅
資金が創設され、この団体を利用
し、その住宅資金の保証をすること
となった。
労働福祉部門
① 勤労者住宅(土地)関係資金
山口県が行う勤労者住宅建設促進資金及び(財)山口
県勤労者福祉事業団が行う被保険者住宅転貸資金の融資に対する債務保証
② 勤労者生活関係資金
県と市町村が金融機関と協調して行う、勤労者に対する生活資金の融資に対する債務保証
2
社会福祉部門
① 山口県特定非営利活動法人サポート融資
県が金融機関と協調して行うNPO法人に対する事業資金の融資に対する債務保証
② 地球にやさしい環境づくり融資資金
県が金融機関と協調して行う県民に対する環境保全整備資金の融資に対する債務保証
(平成14年度債務保証状況)
資 金 の 種 類 期 首 残 高 新規保証額
労 住宅関係資金
37,150
488
働 生活関係資金
340
32
福 労働福祉施設
祉
小 計
37,490
520
社会福祉部門
8
48
合
計
37,498
568
(単位:百万円)
償 還 額 期末残高
5,219
32,419
95
277
61
5,314
4
5,318
32,696
52
32,748
経 営 状 況
実
主
要
指
標
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
95.1%
907,330
66.6%
174,400
103.8%
732,930
収入の部
経常収入
経常外収入
949,830
282,461
667,369
1,138,359
265,646
872,713
1,082,972
176,871
906,101
支出の部
経常支出
経常外支出
算
1,269,914
155,191
1,114,723
1,166,934
170,938
995,996
1,100,652
148,986
951,666
94.3%
87.2%
95.5%
906,377
153,290
753,087
-320,084
44,354,258
1,350,227
43,004,031
43,225,043
539
43,224,504
1,129,216
1,426,799
-297,583
1
1
-28,575
39,660,845
1,221,407
38,439,438
38,537,705
425
38,537,280
1,123,140
1,129,216
-6,076
1
1
-17,680
34,746,069
1,180,940
33,565,129
33,618,108
541
33,617,567
1,127,961
1,123,140
4,821
2
1
61.9%
87.6%
96.7%
87.3%
87.2%
127.3%
87.2%
100.4%
99.5%
-79.3%
200.0%
100.0%
953
4
4
4
4
3
3
75.0%
75.0%
4
3
10,000
309
1,594,050
249,211
56,637
42,141,262
10,000
193
1,066,750
308,237
73,373
37,498,071
10,000
107
567,880
206,867
86,493
32,747,331
100.0%
55.4%
53.2%
67.1%
117.9%
87.3%
10,000
収
支
計
財務
績
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他(出捐金)
新規保証実行件数(件)
新規保証実行額(千円)
代位弁済額(千円)
主要事 求償権回収額(千円)
業指標 債務保証残高(千円)
備 考
62
1
1
(財)山口県福祉基金協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
勤労者福祉施策と連携しつつ、住宅資金や生活資金の債務保証等の事業を行っているが国の動向
によっては、組織の見直しが必要となっている。
○
新規保証料収入の減少、代位弁済の増加等により、経営状況が悪化している。
(課題)
○
国の特殊法人改革に併せた事業・組織の見直し
○
基金運用の見直し
○
保証・回収の促進
○
代位弁済の抑制
2
評価項目の検証から
(現状)
○
保証料収入の減少(1 億 4,114 万円(H9)→3,559 万円(H14)
○
代位弁済の増加等により収支が赤字(▲1,768 万円(H14))
○
公認会計士等を監事としていない。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○ 平成15年4月、県、金融機関、県事業団、基金協会をメンバーにワーキンググループ検討会を
立ち上げ、当面の財政支援、保証債務の譲渡対策、事業の見直し等について協議・検討した。
(検討状況)
○ 保証料収入の増加が見込めないことから経営改善の見込みは少なく、解散・整理を視野に入れた
対策を講じていく必要がある。
○ 平成16年2月、外部監査法人に経営診断を委託予定
3
外部監査結果から
外部監査未実施
63
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
統 団体の廃止
H16
○(見込み)
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
○
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
○
○
経 人件費の抑制
営
理事長の非常勤化
○
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
○
監査体制の充実強化
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
64
H18 以降 備
H17
考
(財)山口県勤労者福祉事業団の概要
名
称
所 在 地
(財)山口県勤労者福祉事業団
代表者
理事長
吉田
敦
山口市中央4丁目3−6
基本財産
所管課
連 絡 先
10,000 千円 県出資金 10,000千円 県出資比率
100.0% 設立年月
労政課
083-925-2299
昭和 48 年 10 月
団体の設立趣旨・目的
勤労者及びその家族の福祉に関する事業を総合的に行い、もって勤労者の福祉の向上に寄与する。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
昭和48年に勤労者福祉の向上
を目的として、設立された。
被保険者住宅資金転貸事業
厚生年金被保険者に対する年金住宅資金の貸付
(平成14年度末現在;3,687件、155億円)
2
年金教育資金貸付事業
厚生年金被保険者に対する年金教育資金の貸付
(平成14年度末現在;21件、2,000万円)
3
共済事業
「まごころ共済」の共済制度の実施
(平成14年度末現在;加入者数305人、給付額129千円)
4
労働福祉施設受託管理事業
雇用能力開発機構が山口県に運営委託している「いこいの村江汐」及び「笠戸島ハイツ」を山口県
から再受託し、この管理・運営を行う。
(なお、
「いこいの村江汐」については、平成14年度末で管
理・運営委託を終了した。
)
(平成14年度の状況)
〈 笠 戸 島 ハ イ ツ 〉利用客数:64,523人、売上高306,054千円
〈いこいの村江汐〉利用者数:59,726人、売上高237,437千円
65
経 営 状 況
実
主
要
収
支
計
算
書
財務
(万円)
貸
借
対
照
表
指
標
収入の部
事業収入
事業外収入
特別収入
支出の部
事業支出
管理費支出
事業外支出
特別支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
繰延資産
負債の部
流動負債
固定負債
引当金
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
主要事
業指標
(万円)
(福祉施設)
利用者数(人)
売上高(万円)
営業損益(万円)
(転貸融資)
貸付実行件数(件)
期末融資件数(件)
期末融資残高(万円)
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
対前年比
平成15年度
(%)
79.9%
332,958
79.5%
87.8%
141.0%
80.3%
332,092
79.5%
88.0%
86.5%
191.3%
−
866
84.9%
126.6%
84.4%
656,675
641,399
12,356
2,920
659,237
644,408
3,773
6,955
4,101
-2,562
2,307,662
22,637
2,285,021
4
2,245,910
5,557
2,236,020
4,333
61,752
1,000
1,234
13
2
0
8
8
0
42,316
548,843
536,343
10,334
2,166
549,107
536,447
3,578
5,734
3,348
-264
1,922,961
22,073
1,900,888
438,333
426,202
9,078
3,053
441,106
426,595
3,148
4,958
6,405
-2,773
1,631,827
27,934
1,603,893
1,858,484
3,861
1,850,283
4,340
64,477
1,000
2,725
13
2
0
7
7
0
42,521
1,567,315
7,864
1,555,369
4,082
64,512
1,000
35
12
1
0
7
7
0
39,719
84.3%
203.7%
84.1%
94.1%
100.1%
100.0%
1.3%
92.3%
50.0%
142,383
59,671
-4,081
129,995
55,199
-769
124,249
54,349
-288
95.6%
98.5%
37.5%
26
4,893
2,231,135
0
4,186
1,844,903
0
3,687
1,550,681
88.1%
84.1%
備 考
66
画
100.0%
100.0%
93.4%
11
1
0
7
7
0
38,486
(財)山口県勤労者福祉事業団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
勤労者向け宿泊施設「笠戸島ハイツ」の管理運営及び年金転貸事業を行っているが、国の動向に
よっては組織の見直しが必要となる。
(課題)
○
国の特殊法人改革に併せた事業・組織の見直し
2
評価項目の検証から
(現状)
○ 労働福祉施設受託管理事業については、厚生労働省、雇用能力開発機構が平成17年度末までの
譲渡若しくは廃止を方針決定。これを受けて、平成 15 年3月、いこいの村江汐の小野田市への譲
渡手続きを完了した。また、笠戸島ハイツについても、平成 16 年3月末に下松市に譲渡される見
込みである。
○ 年金住宅転貸融資事業については、厚生労働省、年金運用基金が平成17年度末をもって新規融
資を廃止する方針を決定。
(新規融資の廃止時期は、さらに1年前倒しになる可能性あり)
○ 公認会計士等を監事としていない。
(課題)
○ 労働福祉施設受託管理事業については、笠戸島ハイツの譲渡について、平成15年度中の下松市
への譲渡に努める。
○
年金住宅転貸融資事業については、厚生労働省、年金運用基金が既存融資債権の処分方針等の具
体的方針を提示していないため、今後提示される方針に従った対応を行う。
3
外部監査結果から
(現状)
○ 労働福祉施設受託管理事業については、平成13年度以降の損益状況によっては、いずれも債務
超過の可能性がある(平成 16 年 3 月末で施設譲渡完了見込み)。
○
年金住宅転貸事業については、申込件数、金額とも減少する傾向にあり、繰上償還の大幅な増加
から、残件数も減少の一途である。改善の見込みはなく、今後の収入減を見込めば、現在の人員で
管理することは問題であり、早急な対応を講じる必要がある。
(課題)
○ 労働福祉施設受託管理事業については、当面は職員一丸となった積極的な営業活動を展開するな
ど、施設利用増加策に取組、健全な独立採算に向けて、経営改善に最大限努力する(下松市と連携
を図りながら、施設職員の再雇用を優先に、施設の円滑な譲渡に努める。)
。
○ 年金住宅転貸事業については、今後、新規申込みの受付停止等も視野に入れながら、業務の見直
しや組織再編等を検討していく。
67
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
H18 以降 備
H17
○(ハイツ)
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
○
中期経営計画の策定
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
○
経 人件費の抑制
営
○
専務理事の不補充
○
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
68
○
考
(財)山口県農林開発公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県農林開発公社
代表者
理事長
岡野幸男
山口市後河原150−1
所管課
連 絡 先
15,000 千円 県出資金 10,000千円 県出資比率
66.7% 設立年月
経営普及課
083-924-0067
昭和 48 年6月
団体の設立趣旨・目的
農地、林地の保有合理化、農業及び林業の近代化など、農林業構造の改善に資するための事業を積極
的に推進し、もって農林業の経済的、社会的地位の向上と、山口県農林業の発展を図ることを目的とす
る。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
農地、林地の保有合理化及び中核農家への集積を推進し、
農林業経営の規模拡大及び経営の安定化を図るため、下記
の事業を実施する。
1
昭和48年に農地法(現在農業経
営基盤強化促進法)の農地保有合理
化法人として、本県の農林業構造の
の改善に資するための事業等を推
進することを目的に設立された。
農地保有合理化事業
買入;56 件、19.3ha
借入;37 件、17.1ha
2
農林業構造の改善に資するための事業
買入;2 件、3.1ha
3
農地保有の合理化に関する事業の実施に必要な資金の供給事業
農作業受委託;7 件、面積 33.9ha
4
農地保有の合理化に関する事業の実施に必要な助成金等の交付事業
18 件、12.2ha
5
前各号に掲げる事業に附帯して行う事業
69
経 営 状 況
実
主
要
収
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
支
事業収入
補助金収入
その他収入
借入金収入
特定預金取崩収入
財務
支出の部
計
事業費
総務管理費
支払利息
補助金等返還金
算
固定資産取得支出
(千円)
借入金償還金
特定預金支出
書
貸
借
対
照
表
その他支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
(基本金)
(当期増加額)
組織
(人)
県の
財政支出
(千円)
主要事
業指標
(ha)
役員数
うち常勤
うち県職員
職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
委託料
貸付金
その他
売買:買入
貸借:借入
農作業受委託
計
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
1,441,844
7,076
1,242
443,476
619,769
168
368,818
1,295
1,441,234
1,022,778
62,472
19,801
908
4,188
329,442
1,645
1,464,881
5,834
731
409,992
817,912
161
227,293
2,958
1,464,057
1,082,137
63,363
16,112
1,465
449
297,523
3,008
610
1,329,134
673,531
655,603
984,991
342,739
642,252
344,143
15,000
4,309
824
1,367,571
694,641
672,930
1,026,200
449,274
576,926
341,371
15,000
228
11
3
3
10
6
2
197,323
621
11
3
3
10
6
2
248,672
366
11
3
3
10
6
2
156,222
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
62.8%
皆減
10
3
3
10
6
2
151,384
1,500
24.6
9.8
124.0
158.4
21.7
16.2
108.0
145.9
22.4
17.1
33.9
73.4
103.2%
105.6%
31.4%
50.3%
41.0
20.0
122.0
183.0
備 考
70
902,797
4,773
計
対前年比
平成15年度
(%)
61.6%
1,150,901
81.8%
3,741
皆減
3,000
74.4%
361,879
53.7%
388,757
222.4%
75
57.9%
390,000
728.8%
3,449
61.4%
1,164,822
48.0%
732,793
101.2%
62,762
85.8%
20,827
260.5%
52
374.2%
670
92.7%
303,303
656.8%
14,414
皆増
30,001
539.4%
-13,921
68.6%
938,486
51.4%
357,122
86.4%
581,364
59.8%
613,658
40.0%
179,861
75.2%
433,797
95.2%
324,828
100.0%
15,000
-7256.1%
228
304,895
439,598
358
131,615
21,558
898,352
519,421
64,126
13,828
3,817
1,680
275,715
19,758
7
4,445
938,486
357,122
581,364
613,658
179,861
433,797
324,828
15,000
-16,544
(財)山口県農林開発公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
農地の保有合理化、農業経営等の近代化など、構造改善に資するための事業を実施している。
○
農地の流動化、担い手育成を同一目的とする団体とのワンフロアー化
○
債権の回収の促進、管理費の削減
(課題)
○
平成16年4月を目途に統廃合の準備を進めている。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
公認会計士等を監事としていないが、執行体制の観点から監事に公認会計士等の就任等を検討。
○
県から職員派遣を受けている。
○
ホームページ上で、財務諸表等の公開を行っていない。
(課題)
○
団体の統合後において、税理士等の監事就任による執行体制の強化やホームページの作成を検討
する。
3
外部監査結果から
(現状)
〈平成12年度外部監査における主な指摘事項〉
○
未収金への消滅時効に配慮した対応が必要
○
特定預金について、取崩基準を定めることが必要
(課題)
所要の改善手続を行い、特記すべき事項は特になし。
71
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
統 団体の廃止
H15
H16
H17
○
廃 団体の統合
○
合 団体事務局の共通化
○
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
○
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
72
H18 以降
備
考
山口県農業信用基金協会の概要
名
称
山 口 県 農業信 用 基 金協会
所 在 地
基本財産
代表者
会長理事 兒嶋綱雄
吉敷郡小郡町大字下郷2139番地
所管課
連 絡 先
2,197,330 千円 県出資金 484,080千円 県出資比率
22.0% 設立年月
経営普及課
083-973-3290
昭和 37 年1月
団体の設立趣旨・目的
農業信用保証保険法に基づき、農業協同組合その他の融資機関の農業者等に対する貸付けについてそ
の債務を保証することにより、農業者等がその経営を近代化するために必要な資金その他農業者等が必
要とする資金の融通を円滑にし、もって農業の生産性の向上を図り、農業経営の改善に資することを目
的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
昭和37年に、農業者等の資本装
備を高度化しその経営を近代化す
る制度融資を円滑に進めるため、
より融資機関に対して負担する債務の保証
県・市町村・各農協連等が主な会員
① 農業近代化資金助成法第2条第3項の農業近代化資金、 となって設立された。
(47 都道府県
設置)
農業改良資金助成法第2条の農業改良資金、青年等の就
1
会員たる農業者等が次に掲げる資金を借り入れることに
農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法第2条第2項の就農支援資金
② ①に掲げるもののほか、農業者等の事業又は生活に必要な資金
2
次の認定を受けた者に対し、当該認定に係る計画を円滑に達成するのに必要な資金の貸付けを行う
融資機関に対する当該貸付けに必要な資金の供給
・農業経営基盤強化促進法第12条第1項の認定
・酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律第2条の5の認定
・果樹農業振興特別措置法第3条第1項の認定
3
前2号に掲げる業務に附帯する業務
(平成14年度の保証状況)
平成14年度
平成14年度末残高
保証件数
保証金額
6,947件
14,442,697千円
54,583件
64,050,478千円
73
経 営 状 況
実
主
要
指
標
績
計
画
1,304,673
1,304,673
0
0
1,303,232
3,769
126,194
1,173,269
1,363,579
1,363,579
0
0
1,363,158
5,313
121,438
1,236,407
対前年比
平成15年度
(%)
1,343,655
98.5%
1,375,500
1,343,655
98.5%
1,375,500
00
00
1,343,655
98.6%
1,375,500
5,051
95.1%
5,820
145,583
119.9%
142,090
1,193,021
96.5%
1,227,590
1,441
5,640,667
5,511,083
129,584
2,887,741
20,422
2,867,319
2,752,926
2,751,485
1,441
14
1
1
12
12
0
0
0
20,000
1,950
421
5,990,814
5,848,734
142,080
3,165,647
22,464
3,143,183
2,825,167
2,824,746
421
15
1
1
12
12
0
0
0
20,000
3,870
0
6,380,754
6,229,335
151,419
3,474,116
18,971
3,455,145
2,906,637
2,906,637
0
13
1
1
12
12
0
0
0
20,000
4,208
債務保証残高(千円)
63,310,578
62,908,112
主要事 求償権残高(千円)
業指標
1,245,854
1,309,603
収
支
財務
(千円)
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
事業外費用
書
当期収支差額
資産の部
貸
流動資産
固定資産
借
負債の部
対
流動負債
固定負債
照
正味財産の部
表
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
平成12年度 平成13年度 平成14年度
備 考
74
-
100.0%
108.7%
0
6,699,790
6,540,800
158,990
3,647,820
19,920
3,627,900
3,051,970
3,051,970
0
15
1
1
13
13
0
0
0
20,000
0
64,050,478
101.8%
66,250,000
1,405,685
107.3%
1,485,685
106.5%
106.5%
106.6%
109.7%
84.5%
109.9%
102.9%
102.9%
86.7%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
-
山口県農業信用基金協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
超低金利のもとでの資産運用利回りの低下、代位弁済の増大等による保証収支の悪化
(課題)
○ 財務基盤の強化と保証収支の改善
2
評価項目の検証から
(現状)
○
公認会計士等を監事としていない。(農業信用保証保険法等の規定により監事は会員等から選任
することとなっている。また、同法の規定に基づき農水省の専門官等による常例検査が実施されて
いる。)
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
インターネットを活用した情報公開に取り組む必要がある。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
75
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
○
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
団体間での人事交流を実施
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
JASTEM 移行
○
○
○
76
(社)山口県青果物生産出荷安定基金協会の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(社)山口県青果物生産出荷安定基金協会
代表者
理事長
田上善治
吉敷郡小郡町大字下郷2139番地
所管課
連 絡 先
254,580 千円 県出資金 116,200千円 県出資比率
45.6% 設立年月
生産流通課
083-973-2577
平成 11 年6月
団体の設立趣旨・目的
野菜類の生産出荷の安定的拡大を図るため、主要な野菜の価格安定対策を始めとした野菜の生産出荷
の安定に関する事業を実施するとともに、果実の安定的な生産出荷の推進、果樹農業の経営安定、果実
の需要の拡大等を図るための事業を実施し、もって青果物の生産地の育成及び生産農家の経営安定に寄
与することを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
【野菜生産出荷安定事業】
1
野菜生産出荷安定交付準備金の造成及び管理
2
野菜生産出荷安定特別基金及び特別交付金の管理
3
野菜生産出荷安定交付金の交付
野菜や果実生産の安定的拡大を
図るため、国の指導により2協会が
それぞれ設立。第3次行革の平成
11 年に、野菜と果実の2協会が統
合した。
① 野菜価格安定事業
認定野菜・・・
9品種、
7,534千円
② 特定野菜等供給産地育成価格差補給事業
特定野菜・・・
6品種、
4,426千円
指定野菜・・・11品種、31,532千円
【果実生産出荷安定事業】
1
計画生産出荷促進事業
うんしゅうみかんの需給調整のため、当該事業を実施した農業協同組合に対して、計画的生産の指
導費として補給金を交付。
(9組織)
2
経営安定対策事業
需給調整を実施してもなお価格が大きく低下した場合に、果樹農業の経営安定を図るため、生果を
対象にした価格補てんを実施。
3
加入組織等・・・
9組織、2,765人
加入契約数量・・
11,410t
加工原料用果実価格安定事業
果汁原料用夏みかんの価格が大きく低下した場合の価格補てんを実施。
契約数量・・・360t
取引実績・・・131t
77
経 営 状 況
実
主
要
指
標
収入の部
運用収入
補助金収入
支
その他
支出の部
計
事業費
管理費
算
予備費
書
当期収支差額
資産の部
貸
流動資産
固定資産
借
負債の部
対
流動負債
固定負債
照
正味財産の部
表
基本金
当期増加額
収
財務
(千円)
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
11,691
8,751
2,940
11,502
8,362
3,140
10,548
7,508
3,040
14,044
14,044
11,759
259
11,500
11,588
80
11,508
98.5%
30.9%
100.1%
14,410
650
13,560
200
-2,353
724,910
470,680
254,230
343,467
15,530
327,937
381,444
254,230
-7,511
16
0
1
4
4
0
15,819
-257
687,703
306,082
381,621
312,038
292,928
19,110
375,665
254,480
-5,779
16
0
1
4
4
0
23,876
-1,040
670,152
272,396
397,756
300,256
259,932
40,324
369,896
254,580
-5,769
16
0
1
4
4
0
34,258
404.7%
97.4%
89.0%
104.2%
96.2%
88.7%
211.0%
98.5%
100.0%
99.8%
100.0%
-4,280
15,694
5,049
25,198
7,110
4,551
27,548
7,534
4,426
31,532
106.0%
97.3%
114.5%
9
13,028
9
11,410
100.0%
87.6%
100.0%
100.0%
100.0%
143.5%
野菜生産出荷安定事業
認定野菜補給金
特定野菜補給金
主要事 指定野菜補給金
業指標
果実生産出荷安定事業
加入組織
加入契約数量(t)
画
対前年比
平成15年度
(%)
91.7%
10,130
89.8%
6,642
96.8%
3,488
※果実生産出荷安定事業については13年度に制度が変更されている。
備 考
78
16
0
1
4
4
0
(社)山口県青果物生産出荷安定基金協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
協会は、青果物の価格が著しく値下がりした場合に、生産農家へ補給金の交付業務を行っており、
農家経営に及ぼす影響緩和や経営安定に重要な役割を果たしている。
補給金については、毎年の積立金で対応しているが、協会の運営費は長引く低金利のため基本財
産の運用益では運営が困難となっている。
(課題)
○ 運営費の財源確保(会費制による運営)
2
評価項目の検証から
(現状)
○
経常収支の赤字については繰越金で補てんしているが、会費収入による安定的な運営が図れるよ
う定款の改正を行った。
○
補給金の交付業務及び国からの補助金の受け皿として本団体は必置である。
(課題)
○
運営費の財源確保
○
経常的経費のさらなる節減
3
外部監査結果から
外部監査未実施
79
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
○
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
経営計画の見直し
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(会費制による運営検討)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
80
H17
H18 以降
備
考
(社)無角和種振興公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(社 )無 角 和 種 振 興 公 社
代表者
理事長 小田德太郎
阿武郡阿武町大字奈古2636番地
159,500 千円 県出資金 50,000千円 県出資比率
所管課
畜産課
連 絡 先
08388-2-3114
31.5% 設立年月
平成6年9月
団体の設立趣旨・目的
重要な地域資源である無角和種を有効に活用し、地域の個性を活かした安全で良質な食肉を安定的に
供給するため、その生産、流通、消費に関する新たな体制づくりを行うとともに、耕畜連携による土地
利用型農業の振興を図り、もって、地域の農業・農村の振興に資することを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
優良繁殖牛の保留
「繁殖センター」の優良雄牛の保留に努め、資質の
向上を図った。
平成14年度末飼養頭数は、149頭
(繁殖牛 62 頭、育成牛7頭、子牛 29 頭、肥育牛 51 頭)
無角和種は県が所有する財産と
して、当時激減していた無角和種の
保存と地域振興を目的に、平成6年
9月に設立された。
2
自給飼料の確保
・ 国営農地再編パイロット事業により造成された15ha 飼料畑の活用により自給飼料の確保に努
めた。
・ 「繁殖センター」の隣地のシバ草地造成を図り、放牧のための周辺整備を実施し、放牧の実証展
示をした。
3
繁殖優良雌子牛・肥育素牛の供給
「無角和種産直拡大協議会」を母体に、雌牛保留に係る支援措置を行う等、無角和種の地域農家へ
の普及を図った。
4
流通・消費対策の推進
・ 「無角和種産直拡大協議会」(3回開催)を母体として評価購買方式による流通システムで、3
4頭の肥牛を出荷した。
・ 阿武町無角和牛まつり(H14.10.13)、周東食肉フェア(H14.11.25)等により、無角和牛肉のPRを
行い、地域特産品としてのブランド化を推進した。
・ 奈古高校によるビーフジャーキーや畜産試験場による低脂肪ソーセージの商品開発を行い、付加
価値をつけ販売力の強化に努めた。
5
低コスト生産技術開発
無角和種の低コスト生産技術開発プロジェクト会議を実施し、無角公社の経営の安定化を図るため
の経営改善計画を策定した。また、技術開発による繁殖・肥育農家への実証展示を進め、無角和種の
飼育技術の啓蒙普及を図った。
81
経 営 状 況
実
主
要
指
標
収入の部
運用収入
補助金収入
支
その他
支出の部
計
事業費
管理費
算
収
財務
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
102.0%
36,400
0.9%
3
89.3%
12,100
112.0%
24,297
104.2%
36,400
104.1%
36,200
178.0%
200
43,674
592
18,361
24,721
37,192
37,088
104
36,809
320
14,663
21,826
35,227
35,186
41
37,541
3
13,088
24,450
36,712
36,639
73
6,482
284,214
39,228
244,986
6,544
6,544
0
277,670
159,500
1,984
1,582
274,330
33,716
240,614
1,718
1,718
0
272,612
159,500
-5,058
829
274,481
35,641
238,840
2,233
2,233
0
272,248
159,500
-364
52.4%
100.1%
105.7%
99.3%
130.0%
130.0%
0
262,153
32,137
230,016
3,000
3,000
99.9%
100.0%
7.2%
259,153
159,500
-13,095
9
0
1
1
0
0
1,534
9
0
1
1
0
0
2,189
9
0
1
1
0
0
1,000
1
45.7%
9
0
1
1
0
0
1,000
153
149
144
96.6%
168
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
飼養頭数
主要事
業指標
備 考
82
1
1
(社)無角和種振興公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
無角和牛のPR不足
○
無角和牛の特徴を生かした良質で安定した肉の開発に努め、経営の安定化を目指すことが必要
○
基本財産の運用方法の改善が必要
(課題)
○ 地方特定品種でありながら、無角和牛のPRが不足している。今後一層の、イベントの開催や新
ブランドの開発等に努める。
○ 良質で安定した肉を供給するため、プロジェクト会議での研究協議や先進地視察を行い、畜産試
験場等の指導を受け、牛肉のレベルアップを図る。
○ 低金利やペイオフ対策として、出資金の運用方法としての地方債等の購入を検討する必要があ
る。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
理事の任期が3年である。
○
公認会計士等を監事としていない。
○
インターネットを利用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
理事の任期については、次期総会で定款改正を行い2年とする。
○
公認会計士等の監事については、経費節減の兼ね合いもあり難しい。
○
インターネットを利用した財務諸表等経営状況の情報公開については、ホームページ上ので情報
公開を検討する。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
83
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(理事任期:3年→2年)
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
開設
インターネットを活用した情報公開の実施
拡充
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
84
H17
H18 以降
備
考
(財)やまぐち森と緑の公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)やまぐち森と緑の公社
代表者
理事長 原田公平
山口市大字後河原150−1
所管課
連 絡 先
60,000 千円 県出資金 55,000千円 県出資比率
91.7% 設立年月
林政課
083-924-5716
昭和 41 年5月
団体の設立趣旨・目的
森林の造成・整備、緑化の推進及び森林の利活用施設の管理運営を行うことにより、森林資源の維持
培養、県土の緑化、保全、水源の涵養及び健康の増進を図ることを目的とする。
主な事業内容(H14)
【森林整備に関する事業】
○ 分収造林事業及び育林事業
新植
142.70ha 保育
作業道開設 1,482m
境界保全
設立の経緯
3,007.58ha
9,880m
第3次行革の平成 11 年、林業公
社、21世紀の森管理財団と緑化推
進財団の3団体の統合により設立。
林業公社は、戦後の林地復旧及び経
済発展に伴う木材需要の急増に対
応する国の造林政策に呼応して、昭
和41年に設立された。
【緑化推進に関する事業】
1 県民総参加のしくみづくり
① 普及啓発事業
・春期、終期県土緑化推進運動を展開し、緑化推進をPR
・緑の募金の推進運動
・緑・体験ゼミナールの開催
・「緑の日」記念事業
・緑の協力員の育成等
② 学校林等活動推進
・学校関係緑化コンクールの開催
・国土緑化・育樹運動ポスターコンクールの開催
・学校林等活動促進
・緑の少年隊育成
③ 地域緑化活動推進
・市町村緑化推進協議会等交付金 ・地域緑化ボランティア活動支援等
・花とみどりのまちづくり支援
・樹のホームステイ21推進
2
みどりとふれあい促進
① 緑化フェスタ等開催(豊かな森林づくり県民の集い等)
・県緑化推進イベントの開催
・都市緑化祭共催
② 市民が支える豊かな森林づくり推進事業
③ 都市と山村のふれあい交流促進
④ 記念の森造成事業
⑤ いきいき松林再生運動
3
みどりのくらしづくりの促進
① 公共・公益施設等への緑化木無償提供等
② ゴルファーの緑化推進協力会受託事業
4
緑化の国際化
友好の森造成推進(海外姉妹都市、学校等の記念植樹の活動支援等)
【21世紀の森施設等の管理運営に関する事業】
1 21世紀の森施設及び21世紀の森に設置された公共的施設の管理運営
○ 世界の森の植栽樹の整枝剪定
○ トリムコース遊具の改修
○ 中国自然遊歩道他の下刈り等の整備
2
青少年等に対する自然活動及び野外活動等の指導
○ 森林学習館の見学者
○ キャンプ場の利用者
○ 主催事業(ちびっ子フェスティバルの開催)
85
経 営 状 況
実
主
要
指
標
平成12年度 平成13年度 平成14年度
収入の部
運用収入
寄附金収入
事業収入
補助金収入
支
収
受託事業収入
計
雑収入
借入金収入
預金取崩収入
支出の部
事業費
算
管理費
借入金返済費
特定預金支出
財務
(千 円 )
書
貸
借
対
照
表
その他支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
基本財産
繰延資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千 円 ) 貸 付 金
その他
借入金収入率
補助金収入率
借入金返済支出率
主要事
業指標
1
績
3,318,142
233
29,018
645,346
30,833
23,499
2,583,686
5,527
3,315,992
1,032,638
671,184
1,605,845
4,685
1,640
2,150
34,669,067
461,041
34,147,258
60,000
768
34,379,418
342,857
34,036,561
289,649
60,000
-562
2,752,450
181
27,543
3,147
693,015
30,422
28,603
1,947,526
22,013
2,753,925
1,083,551
688,748
937,409
16,830
27,387
-1,475
36,112,290
405,921
35,620,363
60,000
26,006
35,822,977
289,213
35,533,764
289,313
60,000
-337
3,738,917
409
28,687
7,474
782,213
30,129
28,347
2,860,056
1,602
3,736,961
1,117,378
666,504
1,927,374
20,633
5,072
1,956
37,739,746
589,867
37,069,228
60,000
20,651
37,449,039
471,203
36,977,836
290,707
60,000
1,394
13
2
1
30
27
11
74,420
25,821
861,775
13
2
1
30
27
11
77,786
27,988
841,517
14
3
1
29
26
11
9,079
26,709
894,853
77.9
19.4
48.4
70.8
25.2
34.0
76.5
20.9
51.6
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
135.8%
3,864,339
226.0%
720
104.2%
37,300
237.5%
9,440
112.9%
783,501
99.0%
29,289
99.1%
38,406
146.9%
2,960,683
7.3%
5,000
135.7%
3,869,462
103.1%
1,257,757
96.8%
656,683
205.6%
1,942,981
122.6%
5,388
18.5%
6,653
-132.6%
-5,123
104.5%
145.3%
104.1%
100.0%
79.4%
104.5%
162.9%
104.1%
100.5%
100.0%
-413.6%
13
107.7%
3
150.0%
1
100.0%
29
96.7%
26
96.3%
1
11.7%
95.4%
106.3%
11
23,218
26,939
850,597
108.1%
82.9%
151.8%
「収支計算書」の「収入」及び「支出」は、「経常収入」及び「経常支出」を示す。
2
当 公 社 は 、 現 在 、農 林 関 係 外 郭 団 体 等 再 編 整 備 検 討 会 に お い て 、平 成 16年 度 4月 の 統 合
に 向 け て 準 備 中 で あ る た め 、 平 成 16年 度 以 降 の 計 画 指 標 は 記 入 し て い な い 。
3
「主 要 事 業 指 標 」は 、 平 成 14年 度 の 「外 郭 団 体 自 己 評 価 調 書 」の 指 標 の 計 算 式 に 基 づ い
て 算 出 し て い る 。
備 考
76.6
20.3
50.2
86
(財)やまぐち森と緑の公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
経常利益(当期収支差額)8億円を超える赤字で推移している。
(公社造林地がまだ育成途上にあることから、伐採収入がないため)
○
財源を補助金及び借入金に依存せざるを得ない。
(課題)
○ 農林業金融公庫借入金の低金利化及び県借入金の無利子化
○
事業コスト等の削減
2
評価項目の検証から
(現状)
○
21世紀の森施設の利用率が減少している。
○
理事のうち、県出身者の占める割合が1/3以上
(H15.12、ホームページを開設した。
)
(課題)
○
必要性の観点から、21世紀の森施設の利用率の向上
○
執行体制の観点から、監事に公認会計士等の就任等を検討
3
外部監査結果から
(現状)
○
木材価格の長期低迷や造林経費の高騰により、採算性が低下し、公社の経営状況が悪化している。
○
昭和41年度から平成12年度までの間に造林された約13,000haの伐採が終了する平
成77年時点で266億円の支出超過が見込まれる。
(課題)
○
公社の性質上、事業資金を借入金に大きく依存しているが、木材価格の低迷により、平成77年
度末時点の長期収支見込み(シミュレーション)で大幅な赤字(266億円)となることから、他
の農林関係団体と統合し経営の効率化を図るとともに、長期収支予測の中で大きな要素となってい
る県貸付金の無利子化等の対策を検討する必要がある。
87
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
○
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
○
施業管理業務の外部委託
中期経営計画の策定
○
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
○
監査体制の充実強化
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
88
H17
H18 以降
備
考
(財)やまぐち森林担い手財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)やまぐち森林担い手財団
代表者
理事長 梅田孝文
山口市駅通り2−4−17
1,320,000 千円 県出資金 1,217,785千円 県出資比率
所管課
林政課
連 絡 先
083-932-5286
92.3% 設立年月
平成5年9月
団体の設立趣旨・目的
林業労働に従事している者の就労条件を改善し、林業労働力の安定的確保をするとともに、若い担い
手の養成及び確保を促進することにより、森林の適正な管理を推進し、林業の安定的な発展に資するこ
とを目的とする。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
財団助成事業
林業従事者の福利厚生、労働安全衛生の充実、技能の
向上等、従事者に直接的に関わる就労条件、就労環境の
改善等で事業主が自ら行うものに係る各種の助成
2
支援センター事業
① 基幹林業技術者養成研修
② 高性能林業機械等作業安全向上研修
③ 新規参入者養成研修
④ 担い手確保対策事業
⑤ 新規就業促進強化対策事業
⑥ 認定林業事業体指導事業
⑦ 高性能林業機械等普及促進事業
⑧ 林業就業促進資金貸付事業
⑨ 雇用対策研修事業
3
林業雇用促進事業
① 相談指導事業
② 職業講習会
③ 研修事業
④ 雇用情報収集提供事業
89
平成5年に基金造成を交付税措
置されることにより、団体を設立。
平成9年には、法に基づく林業労
働力確保支援センターを当財団に
指定している。
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
184.1%
35,905
368.6%
14,026
122.2%
7,651
68.4%
14,228
77.9%
48,470
78.0%
47,610
69.1%
860
60,217
28,283
8,047
23,887
59,607
58,219
1,388
49,285
18,012
5,503
25,770
60,465
59,649
816
90,738
66,389
6,724
17,625
47,097
46,533
564
610
1,388,481
14,341
1,374,140
-11,180
1,376,748
3,133
1,373,615
43,641
1,367,532
46,657
1,320,875
490.3%
99.3%
1489.2%
96.2%
-12,565
1,354,442
34,092
1,320,350
1,372,301
1,372,215
86
11
1
1
2
2
1,360,510
1,372,215
-11,705
11
1
1
2
2
1,310,901
1,320,000
-9,099
11
1
1
2
2
96.4%
96.2%
77.7%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
1,307,435
1,320,000
-12,565
11
1
1
2
2
22,756
1,131
19,086
684
6,000
8,136
1,099
5,400
42.6%
160.7%
90.0%
5,320
1,348
4,860
26,250
23,887
8,082
28,258
25,770
5,621
22,100
17,625
6,807
78.2%
68.4%
121.1%
25,600
14,228
7,782
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
財団助成事業費
支援センタ−事業費
雇用改善促進事業費
主要事
業指標
平成14年度に基本財産の取崩しを行い、平成17年度までの事業費に
備 考 充てることとした。(取崩額:52,215千円)
90
(財)やまぐち森林担い手財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
林業労働者の就労条件を改善し、林業労働力の安定的確保を目的とした事業を実施しているが、
金利の低下により運用益が減少していることから、事業の絞り込みを行った。
(課題)
○ 収入に応じた事業・組織のあり方を検討する必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
2期連続して経常赤字となっている。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
基金の取り崩しによる運営計画を立て実行していることから、連続した経営赤字が続いている
が、経費の削減等に努め、赤字の解消に繋げる必要がある。
○
ホームページへの財務諸表の公開を検討する。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
91
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(理事任期:3年→2年)
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
92
H15
H16
H17
H18 以降
備
考
(社)山口県林業用苗木需給安定基金協会の概要
名
称
所 在 地
(社)山口県林業用苗木需給安定基金協会
代表者
会長 大西倉雄
所管課
山口市駅通り2−4−7
基本財産
森林整備課
連 絡 先
52,400 千円 県出資金 39,000千円 県出資比率
083-922-5108
74.4% 設立年月
昭和 59 年9月
団体の設立趣旨・目的
林業用苗木の計画的な生産の確保と生産調整の円滑な実施を行い、もって計画的な造林の推進に寄与
する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
昭和54年の国の通達により、基
金造成事業を行うこととなったが、
締結された山行苗木の団体取引基本協定について承認する。
。県が実施主体を公益法人として選
択したことにより、昭和 59 年に当
団体が設立された。
(協定事項)
1
山口県樹苗生産農業協同組合と山口県森林組合連合会に
山行苗木の樹種、規格、数量、受渡し等に関する事項(生産割当)
2
山行苗木の出荷調整のため、基本協定に基づく山行苗木を廃棄させた場合に当該生産者に残苗補償
金を交付する。
残苗補償金−補償金の額は生産者価格の1/2以内。
条
件−
①
山行苗木団体取引基本協定に基づくもの
②
規格適合の苗木であること。
3
残苗補償金は、運用益の範囲内とする。
4
基本協定に従い計画的に生産された苗木について出荷調整を図る必要が生じる場合に備え、基金を
造成する。
5
基金の出資者
県
−
39,000千円(内
山口県樹苗生産農業協同組合
−
13,000千円
山口県森林組合連合会
−
400千円
(S59−S62の4年間で造成)
93
国−2/3
26,000 千円)
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
計
平成11年度 平成12年度 平成13年度
画
対前年比
平成14年度
(%)
278.3%
1,200
114.2%
350
2,548
720
1,173
372
3,265
425
2,480
2,143
337
1,109
872
237
3,218
2,996
222
290.2%
343.6%
93.7%
1,150
900
250
68
83,169
68
83,101
0
64
83,500
64
83,436
0
47
81,743
47
81,696
0
73.4%
97.9%
73.4%
97.9%
50
82,096
50
82,046
83,169
52,400
-300
83,500
52,400
331
81,743
52,400
-1,757
82,096
52,400
353
9
0
2
9
9
97.9%
100.0%
−
100.0%
2
2
100.0%
2
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
残苗補償件数(件)
4
0
7
主要事 残苗補償金額(千円)
業指標
877
0
2,155
備 考
94
9
(社)山口県林業用苗木需給安定基金協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
当団体の自己資本比率は100であり、経営は安定しているといえる。
また、負債(借入金等)もないことから、経営は健全である。
(課題)
○ 特になし
2
評価項目の検証から
(現状)
○
当団体の業務は、適切な実施が見込まれる団体へ役割を移行し、将来的には団体の廃止の方向で
検討している。
○
監事への公認会計士等の登用やインターネットを利用した情報公開を行っていない。
(課題)
○
当団体の廃止にあたって、業務を遂行する団体の選定及び出資金の処理方法等について、国や県、
その他の出資者と協議し、整理しておく必要がある。
○
インターネットを利用した情報公開の実施を行う必要がある。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
95
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
統 団体の廃止
検討
廃 団体の統合
検討
H16
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
96
H17
H18 以降
備
考
山口県漁業信用基金協会の概要
名
称
山 口 県 漁業信 用 基 金協会
所 在 地
代表者
理事長 東
邦郎
下関市大和町1−2−8
基本財産
所管課
連 絡 先
1,157,200 千円 県出資金 531,500千円 県出資比率
45.9% 設立年月
水産課
0832-61-1237
昭和 28 年7月
団体の設立趣旨・目的
中小漁業者等の漁業経営等に必要な資金の融通を円滑にするため、金融機関の中小漁業者等に対する
貸付け等についてその債務を保証し、もって中小漁業の振興を図ることを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
昭和28年、漁業者等に対する金
融の円滑化を図ることを目的に、
県・市町村・漁協等を主な会員とし
て設立された。
1
会員たる中小漁業者等が次に掲げる資金の借入れをすることにより金融機関に対して負担する債
務の保証
① 漁業近代化資金
② 中小漁業者等の事業又は生活に必要な資金
2
漁業再建整備特別措置法に基づき構造改善事業を実施する中小漁業者に対し、その経営の近代化に
必要な資金の貸付けを行う金融機関に対する当該貸付けに必要な資金の供給
3
前2号に掲げる業務に附帯する業務
(平成14年度の状況)
・平成14年度保証状況
資金の種類
近代化資金
その他の資金
計
件数
(千円)
保証額
保証残高
67
388,860
3,002,049
244
661,997
1,497,958
311
1,050,857
4,500,007
97
経 営 状 況
実
主
要
指
標
収益の部
損 事業収入
保証料
預金利息
益
計
算
財務
(千円)
書
貸
借
対
照
表
組織
(人)
県の
財政支出
(千円)
主要事
業指標
備 考
有価証券利息
その他
その他収益
費用の部
直接事業費
保険料
その他
事業管理費
人件費
諸税負担金
その他
その他費用
当期利益金
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
資本の部
出資金
交付金
繰入金
準備金
当期利益金
役員数
うち常勤
うち県職員
職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
委託料
貸付金
その他
保証金額
保証残高
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
485,873
81,124
30,095
22,176
27,863
990
404,749
519,464
16,103
14,620
1,483
62,510
44,284
5,480
12,746
440,851
-33,591
15,201,760
15,160,140
41,620
13,371,500
12,916,899
454,601
1,830,260
1,180,350
29,490
406,083
247,928
-33,591
15
1
1
6
6
471,666
61,076
27,148
2,477
30,569
882
410,590
502,059
15,256
14,044
1,212
60,631
44,033
5,272
11,326
426,172
-30,393
13,484,465
13,444,172
40,293
11,688,148
11,291,345
396,803
1,796,317
1,176,800
29,490
406,083
214,337
-30,393
15
1
1
6
6
計
対前年比
(%)
413,126
64,147
23,028
1,286
35,463
4,370
348,979
445,820
12,890
11,903
987
60,848
44,919
5,098
10,831
372,082
-32,694
11,864,536
11,824,873
39,663
10,119,347
9,811,601
307,746
1,745,189
1,157,200
30,656
406,083
183,944
-32,694
16
1
1
6
6
87.6%
105.0%
84.8%
51.9%
116.0%
495.5%
85.0%
88.8%
84.5%
84.8%
81.4%
100.4%
102.0%
96.7%
95.6%
87.3%
107.6%
88.0%
88.0%
98.4%
86.6%
86.9%
77.6%
97.2%
98.3%
104.0%
100.0%
85.8%
107.6%
画
平成15年度
356,501
56,501
24,855
1,000
29,814
832
300,000
386,801
13,579
13,030
549
60,855
44,750
5,030
11,075
312,367
-30,300
12,880,039
12,841,000
39,039
11,162,000
10,867,400
294,600
1,718,039
1,160,350
30,656
406,083
151,250
-30,300
16
1
1
5
5
3,000
1,533,115
5,644,948
1,002,982
5,086,975
1,050,857
4,500,007
県補助金は、漁業運転資金融通円滑化事業(国事業、平成15年度∼)
98
104.8%
88.5%
1,500,000
5,006,000
山口県漁業信用基金協会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
保証残高の落ち込みに伴う保証料収入並びに超低金利を反映した運用収入の減少に起因して、事
業費、保証リスクに見合う収入確保が出来ない状況にある。
(課題)
○ 付保割合向上対策
○ 保証リスクに見合う保証料率の改定(現在認可申請中)
○ 事業管理費の抑制
2
評価項目の検証から
(現状)
○
経営基盤については、自己評価の現状に同じ
○
理事の任期が2年を超えている。
○
公認会計士等を監事としていない。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
理事の任期は漁協系統団体の役員任期と合わせているので、今後の状況に応じて対応を検討する
必要がある。
○
ホームページの開設を検討する必要がある。
3
外部監査結果から
平成15年度、外部監査実施
99
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
H18 以降
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
○
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
職員の抑制
○
○
○
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(理事任期:3年→2年)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
100
備
考
(社)山口県栽培漁業公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(社)山口県栽培漁業公社
代表者
理事長 東
吉敷郡秋穂町東5179番地
邦郎
所管課
連 絡 先
1,000,860 千円 県出資金 293,035千円 県出資比率
29.3% 設立年月
水産課
083-984-2031
昭和 37 年 10 月
団体の設立趣旨・目的
山口県における栽培漁業の定着・発展に寄与するため、①栽培漁業に関する普及啓発等の諸事業の推
進、②沿岸漁場整備開発法に基づく放流効果実証事業の実施、併せて③県からの委託による放流用・養
殖用の種苗生産、配布事業を行って、山口県の漁業の振興を図ることを目的とする。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
種苗生産等受託事業
県からの委託を受けて、放流用種苗(クルマエビ、
ガザミ、マダイ、ヒラメ等11魚種)及び養殖用種苗
(クルマエビ、トラフグ、ヒラメ等9種類)の生産・
配布を行う。
(H14事業費
2
409,911 千円)
昭和37年に(社)山口県漁村振興
協議会として発足し、平成元年に現
名称に変更。
平成5年に、次の3センターの業
務・管理を県から受託し、従来の業
務に加え種苗生産業務等を実施し
ている。
S38 内海Cを秋穂町に設立
S51 外海Cを長門市に設立
H5 外海第 2Cを阿武町に設立
放流効果実証事業
① 広域回遊性種(マダイ、ヒラメ、トラフグ、クロダイ)の中間育成・放流
② 地域栽培漁業推進協議会への指導・援助
(H14事業費
3
43,103 千円)
栽培漁業推進対策事業
① 種苗の中間育成・放流技術に関する研修・指導
② 普及啓発事業
(H14事業費
等
8,292 千円)
101
経 営 状 況
実
主
要
収
支
計
算
財務
(千円)
書
貸
借
対
照
表
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金等収入
負担金等収入
その他収入
支出の部
事業費
管理費
固定資産取得
その他支出
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
委託料
県の
財政支出
(千円) 貸付金
平成12年度 平成13年度 平成14年度
558,616
21,197
164,831
356,142
15,182
1,264
555,335
184,789
350,048
18,954
1,544
3,281
1,160,334
69,646
1,090,688
20,543
13,612
6,931
1,139,791
1,000,860
5,083
備 考
531,472
18,051
472,578
20,476
497,392
15,132
897
530,517
184,069
334,800
8,487
3,161
956
1,148,671
75,387
1,073,284
28,489
18,398
10,091
1,120,182
1,000,860
-19,609
425,147
15,432
11,524
471,626
165,586
282,903
9,991
13,146
952
1,137,646
67,473
1,070,174
21,922
9,531
12,391
1,115,724
1,000,860
-4,457
18
18
18
1
1
1
1
1
1
38
38
37
38
38
37
21
20
19
20,027
9,202
16,301
331,915
487,335
408,846
※1 (327,719)
(254,376)
その他
1、栽培漁業推進
(5,904)
対策事業
※2
主要事 2、放流効果実証 (44,915)
業指標 事業
(千 3、種苗生産等受
331,915
円) 託事業
合 計
績
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
88.9%
466,827
113.4%
17,300
85.5%
102.0%
1284.7%
88.9%
90.0%
84.5%
117.7%
415.9%
99.6%
99.0%
89.5%
99.7%
76.9%
51.8%
122.8%
99.6%
100.0%
22.7%
100.0%
100.0%
100.0%
97.4%
97.4%
95.0%
177.1%
83.9%
77.6%
436,245
12,982
300
470,221
171,499
294,456
4,266
-3,394
1,000,860
18
1
1
36
36
18
10,032
426,213
8,728
8,293
95%
8,425
32,866
43,103
131%
34,883
488,923
409,910
84%
426,413
530,517
461,306
87%
469,872
※1、種苗生産等受託事業は、平成13年度から「実費弁償方式による県からの受託業
務」としたことから、県からの委託金は増加したものの、事業収入を県の歳入とした
ので実質的な県の一般財源は減少している。( )内数字は県歳入額を差し引いた実
質的な一般財源の支出額である。
※2、主要事業指標の平成12年度は名称が異なるため、( )書きとした。
102
(社)山口県栽培漁業公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
当公社は山口県の栽培漁業推進の母体として、県から委託を受けて放流用・養殖用の種苗生産を行
うとともに、栽培漁業の普及啓発や放流効果実証事業等を行う県内唯一の機関である。
種苗の放流効果もヒラメ、トラフグ、マダイを中心に顕著にあらわれており、水産資源を回復する
ための最も有効な手段として高い評価を得ている。
(課題)
漁協・漁業者が厳しい経済環境から経営難であること、又、金利低下により基金の運用益が大幅に
減少していること等から、財源不足が大きな課題となっており、厳しい経営を経営を余儀なくされて
いる。このため、県が策定する第5次栽培漁業基本計画(H17∼21)との整合を図りつつ、種苗生産
魚種や生産体制の見直しを検討することとしている。
2
評価項目の検証から
(現状)
①
2期連続して、経常利益(当期正味財産増減額)が赤字となっている。
②
公認会計士を監事としていない。
③
県職員の派遣を受けている。
(注)平成 15 年 11 月に全国公益法人協会のホームページに登録し、インターネットによる情報公開を開始した。
(課題)
①
経常利益の赤字は、近年の資産取得額が減価償却費を下回っていることにより発生するもの。
②
公認会計士については、今後、必要性等を吟味しつつ検討したい。
③
県職員の派遣については、退職等に伴う補填は実施せず、また、今後は、プロパー職員の資質向
上が図られた段階で順次引き上げることも検討する。
3
外部監査結果から
(現状)
①
栽培漁業センターで生産された種苗を漁業者等に配布し、その販売代金を自己の収入として処理
しているが、県の委託として生産されたこの種苗については、県に帰属すべきである。
②
本来、社団法人の運営は、会員からの会費等により収入を賄う性質のものであることから、定款
の規定に従い会費の徴収を行うことが必要である。
(課題)
①
生産された種苗の所有権については、平成13年度から、予算の仕組み等を改善し、種苗の販売
収入を県の歳入とした。
②
会費の徴収については、会員は先に会費に代えて基金に出捐しており、会費として一律に新たな
負担を求めることは現下の厳しい経済情勢では困難な状況にある。
103
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
○
○
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
職員数の削減
○
○
○
○
○
の
OB職員の活用
○
○
○
○
○
補填等が必要な場合
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
○
委託料の見直し
○
外部監査の指摘による
〃
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
今後検討
その他(理事任期:3年→2年)
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
104
(財)山口県建設技術センターの概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県建設技術センター
代表者
理事長 藤本
山口市春日町8番3号
10,000 千円 県出資金 5,000千円 県出資比率
聡
所管課
監理課
連 絡 先
083-920-1233
50.0% 設立年月
平成7年4月
団体の設立趣旨・目的
建設技術者の資質の向上を図るとともに、県及び市町村が施行する建設事業の円滑で効率的な執行を
支援し、もって良質な社会資本の整備の構築に寄与することを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
県及び市町村土木技術職員に対する専門技術研修及び
平成7年に、国の通知等を受け
派遣研修の支援
て、県の積算体制の整備と市町村に
① 技術研修業務
おける技術者不足を補完・支援する
県及び市町村の土木技術職員を対象とし、職務基礎
体制を整備するため、設立された。
研修、実務能力研修、専門能力研修を計18回実施した。
(受講者:県405名、市町村440名)
②
2
派遣研修支援業務
国土交通大学校、全国建設研修センターの研修受講の
支援を行った。
土木技術に係る調査及び研究業務
県土木行政課題解決支援のため、12テーマについて山口大学と共同研究を行った。
3
建設事業に係る情報提供業務
① 情報誌の発行及び配布
「建設技術センター情報」を年4回発行し、県及び市町村土木技術職員に配布した。また、
CT2(中国建設技術開発推進会議が発行する機関誌)を県及び市町村の土木関係機関へ年2回配布
した。
② ホームページの充実
新たに業務実績、研修案内及び技術相談窓口等を追加するなどリニューアルを行い充実を図っ
た。
4
積算等受託業務
県及び市町村の建設事業に係る調査設計管理業務、設計図書作成業務、工事管理業務を受託し、
建設事業の適正かつ効率的な執行を支援した。
① 調査設計管理業務
60件
② 設計図書作成業務
54件
③ 工 事 管理 業 務
2件
5
土木積算システム運用支援業務
市町村等の設計図書作成業務の迅速かつ効率化を図るため、市町村等に対して土木積算システム
の運用支援を行った。
・ 支 援 先
54市町村10関係機関
・ 支援台数
388台
105
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度
画
対前年比
平成15年度
(%)
121.5%
262,586
80.0%
4
110.6%
175,541
251,010
6
192,869
0
235,932
172,366
63,566
232,507
5
167,775
282,566
4
185,597
235,714
149,973
85,741
272,098
156,947
79,227
115.4%
104.7%
92.4%
262,586
158,711
81,203
15,078
192,279
153,532
38,747
129,547
127,888
1,659
62,732
10,000
12,587
-3,207
191,839
153,647
38,192
129,719
128,918
801
62,120
10,000
-612
10,468
147,630
108,369
39,261
74,436
72,869
1,567
73,194
10,000
11,074
0
148,027
108,000
40,027
148,027
145,694
2,333
0
10,000
0
10
1
4
17
17
10
10
1
4
17
17
10
10
1
4
18
18
10
-326.4%
77.0%
70.5%
102.8%
57.4%
56.5%
195.6%
117.8%
100.0%
-1809.5%
100.0%
100.0%
100.0%
105.9%
105.9%
100.0%
159,750
137,086
162,100
118.2%
149,041
15,000
598
85
331
15,000
573
116
372
14,300
627
116
388
95.3%
109.4%
100.0%
104.3%
15,000
885
127
386
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
技術研修業務受講者数
積算等受託業務受託件数
積算システム運用支援台数
主要事
業指標
備 考
106
10
1
4
18
18
10
(財)山口県建設技術センターの現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
全体的には、概ね順調に経営されているものと考えている。
(課題)
当団体は、県と市町村の共同出資で設立したものであり、県及び市町村の建設事業の円滑で効率的
な推進を図るという設立目的からして、積算等受託業務については、今後市町村からの受託ウエイト
を高めることが大きな課題となっている。
2
評価項目の検証から
(現状)
①
県職員の派遣を受けている。
②
理事の内、県出身者が1/3以上を占めている。
③
中期経営計画を平成14年3月に策定した。
(課題)
①
県からの職員派遣については、業務量に見合った最低限の派遣に限っている。
②
理事のうち、県出身者が1/3以上占めているが、これまで、理事の削減に努めてきた。
また、執行体制については、平成15年度から監事に公認会計士を登用している。
③
中期経営計画の策定については、平成15年度に更に見直しを行うこととしている。
3
外部監査結果から
(現状)
当団体の実施事業のうち、調査設計管理、設計図書作成(積算)及び工事管理業務については、県
からの受託に比べ、市町村からの受託ウエイトが受託額ベースで1割前後と少ない状況が続いてい
る。
(課題)
当団体は、県と市町村の共同出資で設立したものであり、県及び市町村の建設事業の円滑で効率的
な推進を図るという設立目的からしても、今後市町村からの受託ウエイトを高めることが、大きな
課題となっており、このことは、先の外部監査の結果においても示されている。
107
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
市町村からの受託ウエイトの拡大
中期経営計画の策定
○
理事の削減
○
○
○
○
○
○
○
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
108
H15から公認会計士
山口県土地開発公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
山口県土地開発公社
代表者
水摩嘉孝
山口市水の上町1−7
所管課
連 絡 先
30,000 千円 県出資金 30,000千円 県出資比率
100% 設立年月
監理課
083-923-2587
昭和 48 年6月
団体の設立趣旨・目的
山口県の行政施策の遂行上必要な公共用地、公用地等の取得、管理、処分等を行うことにより、地域
の秩序ある整備と調和のとれた開発行政の推進に寄与し、もって県民福祉の増進に資する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
公有地の拡大の推進に関する法律第17条に規定する事業
1
昭和47年公有地拡大に関する
法律の施行により、昭和48年6月
に設立された。
公有地取得事業
道路・公園等の公共施設の用に供する土地の取得、造成、その他の管理及び処分
面 積
金 額
・公有用地取得事業
阿知須干拓地 2,701,126 ㎡
17,601 百万円
山口情報スーパーネットワーク
3,934 ㎡
713 百万円
・代行用地取得事業
県消防学校
28,836 ㎡
350 百万円
県総合交通センター
21,191 ㎡
542 百万円
下関警察署
418 ㎡
245 百万円
きらら浜の取得に至る経緯
きらら浜は、昭和22年に食料増産を目的に国が国営干拓事業として着手し、昭和40
年に事業は完成したが、入植者の応募がなく昭和54年に農地としての利用が断念された。
地元からの要望等を踏まえて、県が国に申請し、昭和63年3月に土地開発公社に払い
下げられた。
2
土地造成事業
内陸工業団地・流通業務団地・住宅用地等の用に供する一団の土地の造成
・ひかりソフトパーク
・下松物流団地
3
94,725 ㎡
32,591 ㎡
あっせん等事業
国、地方公共団体等の委託に基づく土地の取得のあっせん、調査、測量
・山陽自動車道
109
経 営 状 況
実
主
要
損
益
指
標
営業損益の部
売上高
売上原価
販売費及び一般管理費
営業外損益の部
計
営業外収益
営業外費用
算 経常利益
税引前当期利益
財務
書 当期利益
当期未処分利益
(千円)
貸
借
対
照
表
資産合計
流動資産
固定資産
負債合計
流動負債
固定負債
資本合計
資本金
法定準備金
剰余金
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
公共用地取得事業(㎡)
〃(百万円)
代行用地取得事業(㎡)
主要事 〃(百万円)
業指標 土地造成事業(㎡)
〃(百万円)
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
-2021.0%
-15,983
123.1%
3,002,729
115.1%
2,996,912
42.8%
21,800
-174.3%
18,017
12.3%
18,761
646868.6%
744
40,447
15,941,639
15,830,494
70,698
36,618
44,396
7,778
-16,388
3,973,927
3,947,298
43,017
121,581
121,405
24
331,205
4,892,499
4,542,896
18,398
-211,526
14,878
226,404
77,065
76,715
76,715
76,715
33,729,056
33,692,180
36,876
32,209,019
66,755
32,142,264
1,520,037
30,000
104,993
104,982
104,982
104,982
38,458,423
38,422,375
36,048
36,833,404
470,088
36,363,316
1,625,019
30,000
119,679
119,679
119,679
119,679
39,060,982
39,026,250
34,732
37,316,284
117,478
37,198,806
1,744,698
30,000
114.0%
114.0%
114.0%
114.0%
101.6%
101.6%
96.3%
101.3%
25.0%
102.3%
107.4%
100.0%
2,034
2,034
2,034
2,034
43,744,996
43,711,399
33,597
42,014,943
1,490,037
10
3
5
17
15
11
68,949
1,595,019
10
3
5
16
14
10
358,738
1,714,698
9
3
4
12
11
8
162,323
107.5%
90.0%
100.0%
80.0%
75.0%
78.6%
80.0%
45.2%
1,700,053
9
3
4
12
11
8
587.5
1897
38336.1
3593
1184.2
1438
81,896.80
2331
30040
4427
793.3
1858
8
240450.4
3897
0.3%
800.4%
88.0%
1405
75.6%
備 考
110
42,014,943
1,730,053
30,000
5,000
303
42,927
5,879
山口県土地開発公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
特別法に基づき、県の行政施策に必要な公共用地等の取得、管理、処分等を行うことを目的として、
事業を実施している。経営状況については、概ね順調である。
(課題)
長期保有地の阿知須干拓地(きらら浜)の未処分地及び企業団地等に係る未分譲地の早急な処分が
課題となっている。
2
評価項目の検証から
(現状)
①
県職員の派遣を受けている。
②
理事の内、県出身者が1/3以上を占めている。
③
公認会計士等を監事としていない。
④
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
① 県からの職員派遣については、業務量に見合った最低限の派遣に限っている。
② 公認会計士の監事の登用については、実施の方向で検討する。
③ 情報公開については、積極的な情報公開・発信により、長期保有地や企業団地等の未分譲地をP
Rして早期処分を図る。
3
外部監査結果から
(現状)
○
阿知須干拓地(北工区)の開発の推進については、県関係各部で検討中である。
○
造成事業(ひかりソフトパーク外)については、企業の進出があるものの、引き続き早期処分に
むけて企業誘致に努力している。
(課題)
○
近年の日本経済の長期低迷により、企業の工場立地動向は低迷しており、公社の実施する企業団
地等の分譲状況も極めて厳しい状況である。
111
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
新行政改革指針の計画期間
H12以前
H13
H14
H15
H16
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
○
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
市町村からの受託ウエイトの拡大
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
職員数の削減
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(理事任期:3年→2年)
○
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
112
実施予定
山口県道路公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
山 口 県 道 路 公 社
代表者
西本久之輔
山口市水の上町1−7
所管課
連 絡 先
8,726,000 千円 県出資金 8,726,000千円 県出資比率
100% 設立年月
道路整備課
083-923-1021
昭和 46 年 11 月
団体の設立趣旨・目的
県の区域及び周辺地域において、通行又は利用について料金を徴収できる道路の新設、改築、維持、
修繕その他の管理を総合的かつ効率的に行うことにより、この地域の地方的な幹線道路の整備を促進し
て、交通の円滑化を図り、住民の福祉の増進と産業・経済の発展に寄与することを目的とする。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
昭和45年5月の地方道路公社
法の制定により、地方道路公社が、
有料道路事業の事業主体となった
ことから、昭和46年に県が出資し
設立された。
有料道路の管理
① 山口宇部有料道路
山口市と宇部市を連携し、交通混雑の緩和、空港・
新幹線・高速道路IC等交通拠点への円滑なアクセス
を担う主要幹線道路であり、山口市江崎から宇部市西
岐波の14㎞について昭和50年2月から暫定2車線
で供用していた。
このうち、山口市江崎(嘉川IC)∼宇部市東岐波(宇部東IC)間は、平成13年に供用され
た山陽自動車道の接続及び山口南ICのフルインター化に伴い、現行2車線から高規格4車線へ拡
幅し、建設されたものである。
管理区間:山口市大字江崎∼宇部市大字西岐波
延
長:14㎞
料
金:普通車 400円
料金徴収期間:当初 昭和50年2月27日∼平成17年2月26日
変更 昭和62年1月 4日∼平成39年1月3日
総事業費:13,178百万円
② 彦島有料道路
下関市彦島は、関門工業地帯の一角をなす臨海工業地帯であるが、下関市内と彦島地区を結ぶ唯
一の陸上交通路である関彦橋は、幅員狭小であり、交通の渋滞が著しかった。この対策として、下
関彦島から下関市金比羅町を結ぶ区間を、架橋を中心とする有料道路として新設し、交通混雑の緩
和と地域開発の促進を図るために建設したものである。
管理区間:下関市彦島∼下関市金比羅
延
長:4.5㎞
料
金:普通車 310円
料金徴収期間:昭和50年9月30日∼平成17年9月29日
総事業費:7,100百万円
③ 萩有料道路
萩市と山口市を結ぶ路線のうち、旭村明木から萩市椿に至る区間は、阿武川に沿った急峻な山裾
に蛇行して道路が建設されていることから、交通事故や災害等円滑な交通確保の面で隘路になって
いるため、一部区間に有料道路制度を導入して建設したものである。
管理区間:萩市椿∼旭村明木
延
長:1.1㎞
料
金:普通車 150円
料金徴収期間:平成4年3月27日∼平成34年3月26日
総事業費:3,500百万円
113
経 営 状 況
実
主
要
指
標
861,367
168,698
1,448,680
1,279,982
553,768
553,768
553,768
1,136,309
30,162
31,177
1,015
336,099
336,099
336,099
1,198,582
3,682
4,202
520
226,179
226,179
226,179
105.5%
12.2%
13.5%
51.2%
67.3%
67.3%
67.3%
1,039,356
-3,675
2,325
6,000
383,560
383,560
383,560
資産合計
流動資産
固定資産
負債合計
流動負債
固定負債
資本合計
資本金
法定準備金
剰余金
27,020,433
2,979,312
24,041,121
10,710,406
3,326,398
7,384,008
16,310,027
8,726,000
7,363,144
220,883
25,934,264
1,875,406
24,058,858
9,138,311
2,225,325
6,912,986
16,795,953
8,726,000
5,618,422
2,451,531
25,236,692
1,219,608
24,017,084
8,103,583
1,843,853
6,259,730
17,133,109
8,726,000
5,985,237
2,421,872
97.3%
65.0%
99.8%
88.7%
82.9%
90.6%
102.0%
100.0%
106.5%
98.8%
24,840,742
831,708
24,009,034
7,167,428
1,814,875
5,352,553
17,666,314
8,726,000
6,511,442
2,428,872
役員数
うち常勤
うち県職員
職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
委託料
貸付金
その他
日交通量(台)
山口宇部
彦
島
萩
6
4
1
22
13
10
1,171,167
6,825
1,670,625
344,461
6
4
1
22
12
9
0
9,599
1,670,625
64,489
5
3
1
19
10
7
0
8,000
1,670,625
65,531
83.3
75
100
86.4
83.3
77.8
0
83.3
100
101.6
5
3
1
19
10
7
0
8,000
1,670,625
66,252
5,564
5,681
4,805
7,955
5,612
4,836
7,608
5,557
4,577
95.6
99.0
94.6
販売費及び一般管理費
計
営業外収益
営業外費用
算 経常利益
税引前当期利益
書 当期利益
当期未処分利益
(千円)
貸
借
対
照
表
県の
財政支出
(千円)
主要事
業指標
対前年比
平成15年度
(%)
72.7%
387,235
98.5%
1,426,591
222,497
1,421,079
営業外損益の部
組織
(人)
画
305,937
1,442,246
益
財務
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
385,070
1,246,437
損
営業損益の部
売上高
売上原価
績
備 考
114
山口県道路公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
特別法に基づき、地域の幹線道路を整備し、交通の円滑化を図ることを目的に事業を実施している。
(課題)
有料道路事業の経営改善対策及び彦島有料道路の料金徴収期間満了時の未償還金の処理対策が課
題となっている。
2
評価項目の検証から
(現状)
①
県職員の派遣を受けている。
②
理事の内、県出身者が1/3以上を占めている。
③
公認会計士等を監事としていない。
④
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
①
県からの職員派遣については、業務量に見合った最低限の派遣に限っている。
②
公認会計士の監事の登用については、実施の方向で検討する。
③
情報公開については、実施の方向で検討する。
3
外部監査結果から
(現状)
①
山口宇部有料道路について、料金徴収期間の満了時には、100億円以上の支出超過となる可能
性がある。
②
彦島有料道路については、料金徴収期間の満了時には、県の出資金26億円とほぼ同額の支出超
過となる。
(課題)
①
山口宇部有料道路について、100億円以上の返済を実現するには、抜本的な検討が必要である。
②
彦島有料道路について、県出資金26億円の返還財源についての検討が必要である。
115
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
○
H39 料金徴収期間満了
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
○
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
○
○
○
彦島有料道路の処理方策検討
中期経営計画の策定
○
○
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
○
○
計画は毎年後ローリングを実施
○
副知事
○
○
○
○
○
○
○
○
○
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
職員数の削減
○
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
116
○
○
(財)山口県下水道公社の概要
名
称
所 在 地
(財 )山 口 県 下 水 道 公 社
代表者
理事長
綿屋滋二
光市大字浅江字縣山929番地の125
基本財産
12,000 千円 県出資金 6,000千円 県出資比率
所管課
連 絡 先
50.0% 設立年月
都市計画課
0833-72-7096
昭和 61 年5月
団体の設立趣旨・目的
山口県が設置する流域下水道の維持管理業務の受託をはじめ、下水道知識の普及活動及び下水道技術
者の養成等を行い、県民の健康で快適な生活環境の向上と公共用水域の水質保全に寄与する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
山口県から受託する流域下水道施設の維持管理事業
2
県が設置した流域下水道施設
(市町村域を超える流域下水道
① 周南流域下水道浄化センター等の維持管理業務を行う。 は下水道法に基づき県が設置す
る)を県及び関係市町村が共同で
② 田布施川流域下水道浄化センター等の維持管理業務を
運営管理するため、昭和61年5
行う。
月に設立した。
下水道知識の普及及び啓蒙活動
下水道の普及促進のための、パンフレット等、各種資料の作成配布を行うとともに、小学生の社会
見学の受け入れや、地域イベントへの積極的な参加など、下水道事業への理解と下水道知識の普及啓
発を図る。
3
下水道技術者の養成
下水道施設の設計、施工から維持管理まで、下水道技術職員として必要とされる下水道技術全般の
知識の向上を図ることを目的に講習会等を開催する。
117
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
特定預金支出
財務
平成12年度 平成13年度 平成14年度
595,033
192
594,841
0
595,037
594,841
196
0
563,648
81
563,567
0
564,352
563,567
785
0
598,326
10
598,316
0
598,442
598,316
126
0
▲ 4
128,850
116,850
12,000
113,505
113,505
0
15,345
12,000
▲ 4
13
1
3
11
11
1
▲ 704
184,128
172,128
12,000
169,486
169,486
0
14,642
12,000
▲ 704
13
1
3
11
11
1
▲ 116
130,424
118,424
12,000
115,900
115,900
0
14,524
12,000
▲ 116
13
1
3
10
10
1
594,841
563,567
99.97%
6,258,600
486,776
99.99%
6,464,236
573,663
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
106.2%
608,694
12.3%
24
106.2%
608,670
106.0%
609,140
106.2%
607,232
16.1%
470
1,438
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
受託事業収入率
主要事
業指標
績
総流入量(周南)(立米)
総流入量(田布施川)(立米)
備 考
118
16.5%
70.8%
68.8%
100.0%
68.4%
68.4%
99.2%
100.0%
16.5%
100.0%
100.0%
100.0%
90.9%
90.9%
100.0%
▲ 446
133,438
120,000
13,438
119,359
117,921
1,438
14,078
12,000
▲ 446
13
1
3
9
9
1
598,316
106.2%
608,670
100.00%
6,611,726
637,775
100.0%
102.3%
111.2%
100.00%
6,974,408
738,776
-
(財)山口県下水道公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
第3次行革の中で、理事や職員の定数削減等に取組み、十分目的を達成できている。
○
中期経営計画が策定されていない。
(課題)
○
市町村合併に伴う市町の枠組みの変更により、市町職員の派遣が難しくなってきている。
○
流域下水道施設の修繕計画を含んだ維持管理計画を策定し、計画的かつ効率的な維持管理をより
一層行う必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
① 運営費の50%以上を再委託している。
② 県職員の派遣を受けている。
③ 理事の内、県出身者が1/3以上を占めている。
④ 公認会計士等を監事としていない。
⑤ インターネットを利用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
① 運転管理業務の再委託経費の低減や中長期的な安定確保のため、複数年契約等の手法の確立が望
まれる。
② 執行体制について、これまで改善を図ってきており、現状で問題は見られない。
③ 公認会計士等の監事の登用について、検討を行う。
④ 情報公開については、ホームページの作成に取り組む予定である。
3
外部監査結果から
(現状)
①
公社の事業は、設置目的に従って運営されており、出納その他の事務を含め適正に処理がなされ
ており、特に指摘する重要な事項はないとのことであった。
②
重要な事項以外の指摘については、23項目の内1項目を除いて、平成14年度及び平成15年
度に対応済みである。
(課題)
将来施設用地の有効利用方法を考える必要があるのではとの指摘に対し、建設計画との整合、事業
目的及び場内安全管理等に配慮し、有効利用の可能性について検討していく。
119
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
H18 以降
備
考
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
運転管理業務委託の複数年契約の検討
○
中期経営計画の策定
維持管理計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
職員数の削減
○
の
OB職員の採用
○
○
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
その他(契約の見直し)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
120
○
山口県住宅供給公社の概要
名
称
所 在 地
基本財産
山口県住宅供給公社
代表者
宮本義則
所管課
山口市大字後河原150−1
連 絡 先
20,000 千円 県出資金 20,000千円 県出資比率
100% 設立年月
住宅課
083-922-2876
昭和 25 年 11 月
団体の設立趣旨・目的
住宅を必要とする者に対し、居住環境の良好な集団住宅及びその用に供する宅地を供給し、住民の生
活の安定と社会福祉の増進に寄与する。
主な事業内容(H14)
1
設立の経緯
一般事業
① 分譲住宅
公社があらかじめ開発した団地に、住宅を建設し、
これを土地とともに、住宅購入希望者に住宅金融公庫
融資付きで売却するもの。
昭和 25 年キジア台風の罹災者の
ため、(財)県住宅協会を設立。昭和
30 年、名称を県住宅公社に変更し
た後、昭和 40 年の地方住宅供給公
社法の施行に伴い、県住宅供給公社
へと組織変更した。
・積立分譲住宅
自己資金(土地建物の譲渡価格から公庫融資額を差し引いた額)を積立金として、一定期間に
一定の方法で積み立てた後、あらかじめ選定された土地に住宅を建設し、土地付きで譲渡するも
の。
(平成14年度実績 0戸)
・一般分譲住宅
自己資金を住宅引渡しまでに一定の方法で納入した後、土地付き住宅を譲渡するもの。
(平成14年度実績 22戸)
② 分譲宅地
宅地のみを分譲するもので、購入者が3年以内に住宅を建設することが条件となる。
(平成14年度実績 31区画)
③ 賃貸住宅
公社が建設し、一般に賃貸するもので、現管理戸数は234戸
④ 受託事業
・県からの委託による県営住宅の管理事業
・民間事業者からの委託による特定優良賃貸住宅の管理事業
2
愛宕山地域開発事業
岩国基地沖合移設事業の実施を契機として岩国市愛宕山地域から沖合移設に必要となる埋立用土
砂を確保、搬出するとともに、その跡地を住宅地等として開発する大規模開発事業。
本事業は、県及び岩国市の要請を受けて実施することから、事業費(借入金)は、県・市が損失補
償を行うこととしており、会計についても一般業務とは区分して経理している。また、本事業への人
員配置について基本的に県・市の派遣職員で構成している。
なお、本事業は、
「新住宅市街地開発事業」
(都市計画事業)として、平成6年度から平成22年度
までの事業であるが、平成14年度に行った住宅需要調査の結果を踏まえて、現在、事業計画の見直
しを行っている。
121
経 営 状 況
実
主
要
損
益
指
標
営業損益の部
売上高
売上原価
販売費及び一般管理費
営業外損益の部
計
営業外収益
営業外費用
算 経常利益
税引前当期利益
財務
書 当期利益
当期未処分利益
(千円)
貸
借
対
照
表
資産合計
流動資産
固定資産
負債合計
流動負債
固定負債
資本合計
資本金
法定準備金
剰余金
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
自己資本比率
流動比率
積立分譲住宅戸数
主要事 一般分譲住宅戸数
業指標 分譲宅地区画数
公社賃貸住宅管理戸数
県営住宅管理受託戸数
未処分宅地区画数
績
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
対前年比
(%)
画
平成15年度
-13,465
4,909,103
4,922,568
13,513
219,167
205,654
-12,058
2,926,785
2,938,843
12,069
190,429
178,360
-54,105
3,445,060
3,428,768
70,397
-128,106
14,749
142,855
117.7%
116.7%
皆増
7.7%
80.1%
1,000
3,904,000
3,849,000
54,000
-110,000
8,000
118,000
48
48
48
45,838,293
40,644,733
211,255
20,000
33,718
157,537
12
5
2
70
56
13
66,881
3,636
11
11
11
43,667,265
6,839,831
36,827,434
43,395,543
3,823,294
39,572,249
271,722
20,000
33,768
217,954
12
5
3
64
52
12
67,650
2,161
-182,211
839
839
42,930,437
7,558,676
35,371,761
42,851,965
7,903,675
34,948,290
78,472
20,000
46,742
11,730
8
2
2
58
50
12
133,503
766
-109,000
0
0
44,698,000
6,188,000
38,510,000
44,620,000
11,726,000
32,894,000
78,000
20,000
47,000
11,000
11
2
2
73
50
15
13,327
345,674
2,300,000
3,000,000
2,800,000
3,179
0.4%
131.1%
7戸
71戸
10区画
292戸
−
463区画
3,214
0.6%
178.8%
2戸
38戸
0区画
234戸
−
423区画
3,248
0.1%
95.6%
0戸
22戸
31区画
234戸
−
370区画
7627.3%
7627.3%
98.3%
110.5%
96.0%
98.7%
206.7%
88.3%
28.9%
100.0%
138.4%
5.4%
66.7%
40.0%
66.7%
90.6%
96.2%
100.0%
197.3%
35.4%
93.3%
101.1%
皆減
57.9%
皆増
100.0%
−
87.5%
6,536,418
39,301,875
45,627,034
4,982,301
※1 一般会計及び特別会計の合計額を計上。
※2 平成14年度以降は新会計基準による。
備 考
122
2,500,000
3,200
0.2%
52.7%
2戸
48戸
15区画
234戸
4,619戸
−
山口県住宅供給公社の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
一般分譲事業の不振等により経営が悪化
○
政策性の高い事業にシフト
○
愛宕山地域開発事業の事業計画を見直し中
(課題)
○
経営基盤の安定化が必要
○
住民ニーズや社会経済情勢等を踏まえた愛宕山地域開発事業の事業規模等の見直しが必要
2
評価項目の検証から
(現状)
① 積立分譲住宅事業については、ほぼ出資目的を達成
② 分譲住宅等の販売実績が減少
③ 理事のうち、県出身者の割合が1/3以上
④ 県の委託事業等特定の業務に関して県職員を派遣
⑤ ホームページにおいて財務諸表が未公開
(課題)
① 地方住宅供給公社法改正の動向を踏まえて、積立分譲住宅事業の存廃について検討
② 経営改善に向けて、実効性のある事業計画を盛り込んだ中期経営計画の策定が必要
③ 従前から取り組んでいる県出身理事の割合の引き下げについて、今後とも一層の検討が必要
④ 今後とも、県職員の派遣が必要な特定の業務に限って、必要最小限の範囲で行うことが必要
⑤ 財務諸表の掲載などホームページを活用した一層の情報公開が必要
3
外部監査結果から
(現状)
○
事業の運営は設置目的に従い、出納その他の事務もほぼ適正に処理
○
ただし、一部の事項については留意を要する。
・事業損益の明確化を図るため、会計基準の見直しが必要
・帳簿単価と分譲単価が接近している団地について、分譲計画の見直し等が必要
(課題)
○
社会のニーズに応じた住宅・宅地供給のあり方の検討が必要
○
愛宕山地域開発事業における販売価格の低下努力が必要
123
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H18 以降
備
考
H13 H14 H15 H16 H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編 (積立分譲住宅事業の廃止 )
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
事業の実施(採算性確保が条件)
○
○
○
○
事務経費の節減
○
○
○
○
○
○
事務事業の見直し
分譲事業主体から公的賃貸住宅の管理
業務を主体とする方向へ業務転換
(原則として新規団地開発には着手せず)
○
愛宕山地域開発事業計画の見直し
中期経営計画の策定
○
未処分宅地の販売促進に向けた取組強化
公的賃貸住宅管理業務拡充に向け体制整備
市町村等からの要請に基づく政策性の高い
自
立
法改正を踏まえて
的 理事長への充て職の廃止
経 県職員の派遣の見直し
販売促進重点団地を設定
した効率的、重点的な営業
活動の展開 など
H17 から県内全域の県住
管理業務実施予定
再開発事業への参画、人
口定住促進団地整備など
H19 時点で H14 実績の
2/3 水準まで引下げ
○
○
○
営 職員採用の抑制と民間人材の活用
の
プロパー職員の採用を抑制
促 人件費の抑制
進
役職員の減員
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
退職者不補充・勧奨退職
○
○
○
○
昇給延伸など
(人件費約6%節減)
給与の見直し
県の財政支出の見直し
貸付金・出資金の見直し
○
監査体制の充実強化
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
○
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
124
(財)山口県教育財団の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財 )山 口 県 教 育 財 団
代表者
理事長
牛見正彦
山口市大手町2−18
所管課
連 絡 先
1,086,998 千円 県出資金 250,000千円 県出資比率
23.0% 設立年月
教育政策課
083-922-7136
昭和 42 年4月
団体の設立趣旨・目的
教職員・青少年の資質の向上、学校の整備、人材の開発等教育の振興を図り、もって山口県勢の躍進
に寄与する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
教職員の資質の向上
各種研修会、自主的な教育研究・研修活動及び社会体験
研修等を通して、教職員としての豊かな教養の充実と視野
の拡大を目指し、その資質の向上に資する。
・教職員研修
6研修
・助成事業
1事業
維新百年を記念し、①教職員・青
少年の研修、②人材開発、③教育施
設の整備を三本柱として、昭和42
年に設立された。
2
人材の開発
幼児から青少年に至るまでのすこやかな成長を願い、学校・家庭・地域及び教育施設等の教育力を
発揮し、自立と共生及び創造の精神を育むための諸活動に取り組む団体及び体育・芸術文化に関する
諸活動に取り組む団体への支援を行い、次代に即応できる有意な人材の育成に資する。
・助成事業
・教育施設利用事業
2事業(すこやか育成活動支援、体育・芸術文化振興助成)
3事業(夢づくり自然体験活動、青少年等ボランティア活用、ハートピアセ
ミナー2002)
3
生涯学習の啓発・推進
県民の生涯学習の支援・助長、広域的・専門的学習機会の拡充、生涯学習推進方策の調査・研究等
の事業を行い、県民一人一人の生涯にわたる学習活動を支援する。
・生涯学習機会提供事業
・生涯学習推進調査研究
・生涯学習活動支援
(学校教育機能開放講座:16講座)
(生涯学習活動アドバイザー養成、調査・研究)
(生涯学習活動グループ助成、学校と地域の連携推進事業)
4
教育啓発活動支援
豊かな教育風土の創造のために、県下各教育関係団体等への支援及び資料刊行・教育諸調査・講演
会等を実施し、本県教育の振興・充実に資する。
・助成事業
・教育事業調査等
・教育振興充実
(教育啓発活動支援事業)
(講演集刊行、調査研究、講演会)
(県教委関連事業:2事業)
5
教育施設整備事業(償還事業)
・用地取得及び用地調整事業に係る借入金資金の償還
6
青少年教育施設等受託事業
・青少年教育施設、生涯教育施設、体育施設及び埋蔵文化財センターの管理運営等
125
経 営 状 況
実
主
要
指
標
績
計
画
2,094,885
133,273
1,885,156
42,258
2,065,763
542,544
801,662
710,003
11,554
29,122
4,597,585
486,820
4,110,765
2,789,092
437,986
2,351,106
4,597,585
1,086,998
27,404
6
1
1
123
83
60
42,258
1,175,153
0
710,003
2,215,014
112,778
2,061,733
0
2,236,221
546,100
812,991
851,809
25,321
△ 21,207
3,764,510
417,508
3,347,002
1,977,224
389,881
1,587,343
3,764,510
1,086,998
△ 21,207
6
1
1
126
84
60
0
1,160,532
0
851,809
2,147,256
102,951
1,994,153
0
2,151,877
530,585
794,675
824,118
2,499
△ 4,621
2,861,107
311,713
2,549,394
1,077,239
288,707
788,531
2,861,107
1,086,998
△ 4,621
7
2
1
127
84
59
0
1,086,519
0
824,118
対前年比
平成15年度
(%)
96.9%
1,610,601
91.3%
102,951
96.7%
1,472,429
0
96.2%
1,610,601
97.2%
517,660
97.7%
804,940
96.7%
284,525
9.9%
3,476
21.8%
0
76.0%
2,576,528
74.7%
311,711
76.2%
2,264,817
54.5%
792,663
74.1%
288,707
49.7%
503,956
76.0%
2,576,528
100.0%
1,086,998
66.3%
0
116.7%
8
200.0%
3
100.0%
1
100.8%
128
100.0%
84
98.3%
58
0
93.6%
1,041,499
0
96.7%
248,525
7
8
7
7
主要事 (講座種類)
業指標 生涯学習の啓発・促進
3
3
3
4
(講座種類)
4
4
4
5
3
3
3
3
収
支
財務
(千円)
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
借入金返済
書
特定預金支出
当期収支差額
資産の部
貸
流動資産
固定資産
借
負債の部
対
流動負債
固定負債
照
正味財産の部
表
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
平成12年度 平成13年度 平成14年度
教職員の資質向上
(講座種類)
人材の開発
教育啓発活動支援
(講座種類)
備 考
126
(財)山口県教育財団の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
事業計画の策定に当たっては、県教育委員会を補完、連携しながら時代のニーズに応じた教育財
団ならではの事業を構築するものである。
○
事業の企画・運営は、基本的に3年サイクルとして見直しと改善を行っているが、更に「人づく
り」を中心とした自主企画事業の新メニューが必要である。
(課題)
○
財団の自主事業の拡大に向けた更なる財源確保を図る必要がある。
○
社会経済情勢が大きく変化する中で、多様化する研修要望に応えていく必要であることから、幅
広い「人づくり」を視野に入れた財団自主企画事業の更なる効果的展開を検討しなければならない。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
県から管理受託している社会教育施設9施設について、少子高齢化及び平成10年度から高等学
校における集団宿泊訓練が全般的に廃止傾向にあり、施設利用率が50%を割っている。
(H13:38.2%、H14:39.4%)
○
2期連続して経常利益が赤字となっている。
(課題)
○
新しい時代に即応した新自主企画及び施設の特性を生かした事業の更なる展開や施設・設備の老
朽化に対する改修予算等の確保を行うこと等「人づくり」の教育施設である各社会教育施設の研修
受入体制の強化・充実を図る必要がある。
3
外部監査結果から
平成15年度、外部監査実施
127
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
統 団体の廃止
廃 団体の統合
○
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
(内容については別途検討中)
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他(契約の見直し)
○
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
128
H17
H18 以降
備
考
(財)山口県奨学会の概要
名
称
所 在 地
(財 )山 口 県 奨 学 会
代表者
理事長
藤井俊彦
山口市滝町1−1
基本財産
所管課
連 絡 先
13,500 千円 県出資金 500千円 県出資比率
3.7% 設立年月
教職員課
083-933-4770
昭和 25 年8月
団体の設立趣旨・目的
向学心に富み、有能な素質を持つ本県の学生・生徒であって、経済的理由により就学困難な者に対し、
学資の貸与、その他奨学上必要と認める業務を行い、もって将来社会に貢献し得る人材を育成する。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
学資の貸与
2
奨学生の補導、返還についての指導
3
平成14年度の事業内容
《奨学生》
・大
学
817人
・国公立高校
293人
・私 立 高 校 1,093人
・専 修 学 校
40人
合 計
2,243人
(貸与奨学金)
(これまでの貸与総額)
(内訳)
・継 続 者
・新規採用者
・補充採用者
・辞 退 者
昭和25年に設立。日本育英会
は成績基準があったたため、その
育英会を補完し、所得制限のみで
奨学金を支出する事業実施を目
的に、全国に先駆けて設立され
た。
1,535人
866人
22人
180人
839,198千円
17,282,077千円
【貸与月額(平成14年度)】
○
国公立大学
40,000 円
○
私立大学
49,000 円
○
私立短大
48,000 円
○
国公立高校(一般)
〃
(離島)
〃
(遠距離等)
18,000 円(一般)
、
24,000 円(一般)
、
24,000 円
24,000 円(寮、下宿)
29,000 円(寮、下宿)
○
私立高校(一般)
〃
(離島)
〃
(遠距離等)
30,000 円(一般)
、
36,000 円(一般)
、
35,000 円
35,000 円(寮・下宿)
41,000 円(寮・下宿)
○ 専修学校(公立)
〃
(私立)
28,000 円
36,000 円
※ 上記は、いずれも1年生に貸与する月額。貸与月額の改定を学年進行で行っているため、2年生
以上に貸与する月額は、これと異なる。
129
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
平成12年度 平成13年度 平成14年度
計
画
対前年比
平成15年度
(%)
110.0%
1,090,899
101.9%
714,010
948,165
766,457
895,322
751,637
984,983
766,227
特定預金支出(退職給与引当金)
181,708
901,260
862,366
37,263
1,631
143,685
877,357
839,198
36,644
1,515
218,756
992,845
947,317
41,786
3,742
152.2%
113.2%
112.9%
114.0%
247.0%
376,889
1,078,324
1,038,288
38,110
1,926
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
46,905
5,489,473
5,475,973
13,500
25,018
3,197
21,821
5,464,455
5,305,100
159,355
17,965
5,614,266
5,600,766
13,500
30,652
7,846
22,806
5,583,614
5,464,455
119,159
-7,862
5,735,450
5,721,950
13,500
27,971
2,148
25,823
5,707,479
5,583,614
123,865
12,575
5,813,500
5,800,000
13,500
31,897
2,000
29,897
5,781,603
5,707,479
74,124
22
1
2
7
3
0
170,745
0
0
0
465,138
72,500
324,728
22
1
2
7
3
0
132,681
0
0
0
461,869
65,944
311,385
22
1
2
7
3
0
207,753
0
0
0
468,330
58,609
352,826
-43.8%
102.2%
102.2%
100.0%
91.3%
27.4%
113.2%
102.2%
102.2%
103.9%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
書
(千円)
貸
借
対
照
表
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
大学等貸与金(千円)
国公立高校貸与金(千円)
私立高校貸与金(千円)
主要事
業指標
・役員の範囲は登記役員である「理事会」のみとした。
(うち県職員2名は県教育長と総務部次長)
備 考
130
156.6%
101.4%
88.9%
113.3%
22
1
2
7
3
0
365,885
0
0
0
509,772
88,824
439,692
(財)山口県奨学会の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
大学生、高校生に対する奨学事業については、貸与した奨学金の返還金と県からの補助金で執行
しており、県からの支援及び指導が必要である。
(課題)
○
日本育英会の高校奨学事業が移管され、業務量が増大することに伴い、職員の増員が必要である。
○
滞納整理専門員1名を配置し、臨戸訪問による督促等を実施しているが、県下全域を効率的に実
施するには、増員が必要である。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
貸与金の返還促進について、引き続き努力する必要がある。
○
理事のうち、県出身者が1/3以上を占めている。
○
公認会計士等を監事としていない。
○
インターネットを活用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
理事のうち県出身者が50%を占めるなど、執行体制のあり方や、インターネットを利用した情
報公開に取り組んでいない点等については、統廃合の中で検討する必要がある。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
131
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
統 団体の廃止
H15
H16
○
廃 団体の統合
○
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
○
事務事業の見直し
○
中期経営計画の策定
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
(内容については別途検討中)
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
132
H17
H18 以降
備
考
(財)山口県暴力追放県民会議の概要
名
称
所 在 地
基本財産
(財)山口県暴力追放県民会議
代表者
理事長
三浦勇一
山口市大手町2130番地
500,000 千円 県出資金 200,000千円 県出資比率
所管課
警察本部捜査第二課
連 絡 先
083-923-8930
40.0% 設立年月
平成4年5月
団体の設立趣旨・目的
暴力団員による不当な行為の防止及びこれによる被害の救済等に関する事業を行い、暴力のない明る
く住みよい地域社会の実現に寄与することを目的とする。
主な事業内容(H14)
設立の経緯
1
暴力団員による不当な行為の予防に関する知識の普及
及び広報活動
周南市において、県民約 1,600 人の参加を得て「第 11
回山口県暴力追放県民大会」を開催したほか、53 回の会
議等において、独自に作成した広報誌等 51,921 部を配布
平成3年に施行された「暴力団員
による不当な行為の防止等に関す
る法律」に県暴力追放センターを指
定することができると定めてあり、
これに基づいて設立された。
2
暴力団員による不当な行為の予防に関する個人又は法人等の活動助成
暴力団事務所撤去に関連して「萩市民暴力追放決起大会」
「小野田市高千帆校区暴力追放住民大会」
の開催に参画したほか、企業の要請により一般暴排講習会7回を開催するとともに、FAXネットワ
ークを利用して約 350 の企業・団体に対して暴力団排除関係情報を 11 回提供
3
暴力団員による不当な行為に関する相談活動
暴力団員による不当要求行為等の相談 193 件を受理し、対応要領等を指導
4
少年に対する暴力団の影響を排除するための活動
学校関係に選任された不当要求防止責任者との連携を図るとともに暴力団と少年をめぐる問題を
とらえた資料等を提供
5
暴力団から離脱する意志を有する者を助けるための活動
2件2人から暴力団離脱相談を受理し、内1人を企業に就職させ暴力団からの離脱に成功
6
公安委員会の委託を受け、事業所の責任者に対する不当要求の被害防止のための講習実施
40 回の責任者講習を開催し、金融業、不動産業等の受講者 1,159 人に対して暴力団等からの不当
要求行為への対応要領等を指導
7
暴力団員による不当な行為の被害者に対する見舞金の支給、民事訴訟の支援等
暴力団による傷害事件の被害者4人に対して見舞金を支給し、被害の一部を回復
9
少年指導員に対し、少年に対する暴力団の影響を排除するための研修
少年相談員等ボランティア研修会において、暴力団からの加入強要への対応要領等を指導
133
経 営 状 況
実
主
要
収
支
指
標
収入の部
運用収入
受託事業収入
補助金収入
支出の部
計
事業費
管理費
算
財務
績
計
平成12年度 平成13年度 平成14年度 対前年比
(%)
102.9%
100.4%
323.0%
4.7%
97.9%
100.6%
99.3%
27,921
5,049
1,837
4,296
25,884
14,422
10,883
27,119
5,252
1,837
4,296
25,130
13,865
10,685
27,905
5,274
5,933
200
24,597
13,955
10,614
179
508,886
2,363
506,523
2,545
325
2,220
506,341
500,000
△ 1,229
19
1
1
4
4
△ 49
509,013
2,314
506,699
3,125
325
2,800
505,887
500,000
△ 453
19
1
1
4
4
1,319
506,600
3,415
504,950
1,764
107
1,657
506,600
500,000
713
19
1
1
4
4
-2691.8%
99.5%
147.6%
99.7%
56.4%
32.9%
59.2%
100.1%
100.0%
-157.4%
4,096
1,837
4,096
1,837
5,933
323.0%
46970部
167件
32回
996人
4回
223人
41回
2人
43272部
165件
35回
1340人
14回
811人
36回
9人
51921部
193件
40回
1159人
7回
263人
46回
4人
1人
119.98%
116.96%
114.28%
86.49%
50.00%
32.42%
127.77%
44.44%
画
平成15年度
27,894
5,249
5,636
300
27,894
16,310
10,923
書
(千円)
貸
借
対
照
表
当期収支差額
資産の部
流動資産
固定資産
負債の部
流動負債
固定負債
正味財産の部
基本金
当期増加額
役員数
うち常勤
組織
うち県職員
(人) 職員数
うち常勤
うち県派遣
補助金
県の
委託料
財政支出
(千円) 貸付金
その他
広報紙等作成、配付
暴力相談受理
責任者講習実施
主要事
一般暴排講習
業指標
会議出席、資料提供
見舞金支給
離脱支援
備 考
134
△ 3,307
19
1
1
4
4
5,636
38回
1500人
(財)山口県暴力追放県民会議の現状と課題
1
自己評価結果から
(現状)
○
暴力団対策法に基づき、県暴力追放運動推進センターの指定を受け、民間の暴力団排除団体の中
核組織として、広報啓発活動、暴力相談活動や公安委員会から委託を受けて不当要求防止責任者講
習等を実施している。
(課題)
○
県民に対して団体の存在及び活動内容について県民に周知徹底するとともに、より県民が要望す
る活動を行うため、アンケート調査を実施して要望の把握に努めているが、さらに県民の要望の把
握等に努める必要がある。
2
評価項目の検証から
(現状)
○
公認会計士を監事としていない。
○
インターネットを利用した情報公開に取り組んでいない。
(課題)
○
インターネットを利用した情報公開については、早期に実施する。
○
公認会計士を監事に登用することについては、現在、検討中である。
3
外部監査結果から
外部監査未実施
135
具体的な見直しスケジュール
見 直 し 項 目
H12以前
新行政改革指針の計画期間
H13
H14
H15
H16
H17
統 団体の廃止
廃 団体の統合
合 団体事務局の共通化
等 県関与の廃止
事業の見直し
事業の再編
事務事業の見直し
中期経営計画の策定
○
理事長への充て職の廃止
県職員の派遣の見直し
自 職員採用の抑制と民間人材の活用
立
プロパー職員の採用を抑制
的
民間の人材の積極的な活用
経 人件費の抑制
営
(内容については別途検討中)
の
促
進 県の財政支出の見直し
補助金の見直し
委託料の見直し
貸付金・出資金の見直し
監査体制の充実強化
○
その他
情報公開の促進
ホームページの開設・拡充
○
インターネットを活用した情報公開の実施
企業会計に準じた財務諸表の作成
○
○
136
H18 以降
備
考
Fly UP