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統 計 表 - 一般財団法人道路管理センター

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統 計 表 - 一般財団法人道路管理センター
統 計 表
1
2
統計表 第一部 数値編 目次
ページ
1.GIS 使用団体数及び GIS 数統計・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・8~12
(1)GIS の使用団体数(都道府県・市区町村) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・8
(2)統合型 GIS への取組状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・8
①都道府県
②市区町村
(3)個別 GIS への取組状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・9
①都道府県
②市区町村
(4)統合型 GIS の利用業務・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・10
①都道府県
②市区町村
(5)GIS の効率的な整備状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・11
①都道府県
②市区町村
(6)GIS の効果的な利用状況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・12
①都道府県
②市区町村
2.利用基盤統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・13~19
(1)ネットワーク環境
1)インターネット環境(外部接続)
a インターネット回線(INS ネットサービス)数の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
b インターネット接続回線の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①世帯
②企業
c 移動系・固定系通信の契約数の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①携帯電話・PHS・BWA・3.9G(LTE)の契約数の推移
②フィーチャーフォン、スマートフォン契約数の推移
③固定系ブロードバンドサービス契約数の推移
d ブロードバンドの利用環境(推計)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
e 情報通信機器の保有率(世帯)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2)インターネットの普及状況
a インターネット利用率及び利用者数・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
b 年齢階層別のインターネット利用率(個人)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
3
・13
・13
・14
・15
・15
・16
・16
(2)データ整備・入力状況
1)空間データ基盤整備 (データ名称・団体・整備対象・整備率(電子化))
a 測地基準点・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
b 標高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①格子点の標高
②水深
c 河川、海岸線等・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①水涯線
②海岸線
③湖沼
d 建物・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①公共建物及び一般建物
e 位置参照情報・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①地名情報
②行政区画
f 公園等・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①公園
g その他・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①地図画像
・16
・17
・17
・18
・18
・ 19
・ 19
3.適用分野統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・20~24
(1)総務・企画部門
1)機器整備状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
2)利用分野・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
(2)商工・農林・水産部門
1)機器整備状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
2)利用分野・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
(3)民生・労働・衛生部門
1)機器整備状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
4
・ ・20
・ ・20
・ ・21
・ ・22
・ ・22
2)利用分野・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23
①都道府県
②市区町村
(4)土木・建築部門
1)機器整備状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23
①都道府県
②市区町村
2)利用分野・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24
①都道府県
②市区町村
4.技術統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25~29
(1)操作性・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25
1)使いやすさ(パソコン等基盤の整備状況)(都道府県・市区町村)
(2)保守管理
1)保守管理部門の設置
a CIO(情報統括責任者)の任命・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25
①都道府県
②市区町村
b ネットワーク管理者又は CIO 補佐官の任命・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・26
①都道府県
②市区町村
2)PMO(プロジェクト マネジメント オフィス)の設置(都道府県・市区町村)・ ・ ・ ・ ・26
(3)経済性
1)協議会等の設置
a 地方自治体の電子化推進体制・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・27
①都道府県
②市区町村
b 地方自治体内の横断的な推進組織の設置状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・27
①都道府県
②市区町村
2)共同化の取組(都道府県)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・28
(4)汎用性(情報処理関連産業の動向)
1)企業数及び売上高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・28
2)ソフトウェア業務の業務種類別年間売上高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・29
5.情報セキュリテイ統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・30~32
(1)信頼性
1)ネットワーク管理体制
5
a 情報セキュリティポリシの策定状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
b 物理的セキュリティ対策の実施状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
c 人的セキュリティ対策の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
d 主要な情報資産のリスク管理・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2)主な LAN 機能・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
・ ・ ・30
・ ・ ・30
・ ・ ・31
・ ・ ・31
・ ・ ・32
6.属性統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・33~35
(1)公共測量・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
1)公共測量届出件数と測量種別件数の推移
(2)縮尺別デジタルデータの整備状況
1)大縮尺(届出件数)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2)中縮尺・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
3)小縮尺・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
(3)測地系
1)世界測地系への変換状況(基準点)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2)日本測地系としての整備維持状況(基準点)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
(4)座標系
1)UTM 座標系・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2)平面直角座標系 (大縮尺(届出件数) 再掲)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・33
・ ・33
・ ・33
・ ・34
・ ・33
・ ・33
・ ・35
・ ・35
7.GIS エンジン統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・36~38
(1)GIS(ベンダー)の出現回数・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・36
(2)データフォーマットの分類(機能)毎の件数・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・37
(3)標準化率 ISO/TC211 の規格発行数の変化・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・38
8.基本空間データ統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・39~42
(1)空間データ基盤(基盤的な地図データ・位置参照情報)
1)基盤地図情報・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2)各種数値地図データ(国土地理院)
a 数値地図(地図画像)CD-ROM・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
b 数値地図(行政界・海岸線、地名・公共施設、総合)CD-ROM・ ・ ・ ・ ・
c 数値地図(標高メッシュ)CD-ROM・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
d 数値地図(土地条件、土地利用、国勢地図)CD-ROM・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
6
・ ・39
・
・
・
・
・39
・39
・40
・40
(2)基本空間データ(統計・台帳データ)
1)各種ハザードマップデータ整備状況
a インターネット公開数(市区町村)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・40
b 公表数(市区町村)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・41
2)電子化されている台帳・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・41
①都道府県
②市区町村
9.情報公開統計・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・43~47
(1)ホームページによる情報公開
1)ホームページの開設状況
a ホームページの開設団体(都道府県・市区町村)・ ・ ・ ・ ・ ・
b ホームページの公開性(複数回答)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
2)ホームページの機能状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
(2)ホームページ以外の電子的な情報公開・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
(3)電子申請の状況
1)行政手続きのオンライン化動向・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
2)業務別オンライン化状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
①都道府県
②市区町村
10.法令・条例等統計・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ ・ ・43
・ ・ ・43
・ ・ ・44
・ ・ ・45
・ ・ ・46
・
・
・46
・48~49
(1)行政情報化担当職員・経費(都道府県・市区町村)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・48
(2)組織・規定類の整備
1)個人情報保護条例の整備(都道府県・市区町村)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・48
2)個人情報保護の体制・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・48
①都道府県
②市区町村
7
第一部
数値編
1.GIS 使 用 団 体 数 及 び GIS 数 統 計
(1)GIS の使用団体数(都道府県・市区町村)
統合型 GIS
分類
(団体数)
個別 GIS
GIS を既に導入済の団体
都道府県
市区町村
小計
都道府県
市区町村
小計
都道府県
市区町村
小計
2009
19
513
532
47
1,163
1,210
47
1,292
1,339
2010
18
579
597
46
1,182
1,228
46
1,302
1,348
2011
18
651
669
47
1,269
1,316
47
1,388
1,435
2012
19
718
737
47
1,320
1,367
47
1,449
1,496
2013
19
781
800
46
1,359
1,405
47
1,503
1,550
年
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
(2)統合型 GIS への取組状況
①都道府県
分類
団体数
導入済
年
データのみ
整備中
(団体数)
システム
データ・
のみ
システム
整備中
整備中
調査中
導入
検討中
導入予定
なし
(未検討)※
2009
47
19
1
0
2
4
16
5
2010
47
18
2
0
2
2
15
8
2011
47
18
1
0
3
1
14
10
2012
47
19
1
0
2
1
14
10
2013
47
19
0
0
3
1
12
12
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※項 目 名 は 2010 年 以 前 は「未 検 討 」、2011 年 以 降 は「導 入 予 定 なし」。
定 義 掲 載 :50 ページ~
②市区町村
分類
団体数
導入済
年
(団体数)
データのみ
整備中
システム
データ・
のみ
システム
整備中
整備中
調査中
導入
検討中
導入予定
なし
(未検討)※
2009
1,800
513
34
10
60
47
482
654
2010
1,750
579
28
10
52
37
435
609
2011
1,737
651
24
6
41
37
412
566
2012
1,742
718
20
7
41
33
381
542
2013
1,742
781
19
12
28
25
368
509
8
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※項 目 名 は 2010 年 以 前 は「未 検 討 」、2011 年 以 降 は「導 入 予 定 なし」。
定 義 掲 載 :50 ページ~
(3)個別 GIS への取組状況
①都道府県
分類
団体数
導入済
(団体数)
データのみ
整備中
年
システム
データ・
のみ
システム
整備中
整備中
調査中
導入
検討中
導入予定
なし
(未検討)※
2009
47
47
0
0
0
0
0
0
2010
47
46
0
0
0
0
0
1
2011
47
47
0
0
0
0
0
0
2012
47
47
0
0
0
0
0
0
2013
47
46
0
0
0
0
0
1
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※項 目 名 は 2010 年 以 前 は「未 検 討 」、2011 年 以 降 は「導 入 予 定 なし」。
定 義 掲 載 :50 ページ~
②市区町村
(団体数)
分類
団体数
導入済
データのみ
年
整備中
システム
データ・
のみ
システム
整備中
整備中
調査中
導入
検討中
導入予定
なし
(未検討)※
2009
1,800
1,163
6
1
24
11
116
479
2010
1,750
1,182
9
1
28
10
108
412
2011
1,737
1,269
8
1
14
8
99
338
2012
1,742
1,320
6
0
14
5
76
321
2013
1,742
1,359
5
4
7
2
57
308
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※項 目 名 は 2010 年 以 前 は「未 検 討 」、2011 年 以 降 は「導 入 予 定 なし」。
定 義 掲 載 :50 ページ~
9
(4)統合型 GIS の利用業務
①都道府県
分類
(団体数)
管
財
地
籍
消
防
防
災
環
境
医
療
・
福
祉
清
掃
農
林
政
商
工
観
光
19
18
18
19
19
2
2
2
3
4
1
1
1
3
3
17
17
14
14
15
14
14
14
16
17
12
12
12
12
12
0
0
0
1
2
18
18
18
18
18
7
7
9
10
11
教
育
都
市
計
画
建
築
道
路
河
川
上
水
道
下
水
道
警
察
そ
の
他
11
10
12
15
16
12
11
13
14
15
3
4
6
10
11
14
12
12
14
15
9
10
11
13
13
3
3
2
6
6
3
4
5
7
7
7
8
7
7
7
6
6
5
4
5
年
2009
2010
2011
2012
2013
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
・
団
体
数
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
②市区町村
分類
(団体数)
団
体
数
固
定
資
産
税
住
民
登
録
管
財
地
籍
消
防
防
災
環
境
医
療
・
福
祉
清
掃
農
林
政
2009
513
326
74
182
246
248
148
148
103
268
2010
579
370
86
213
274
304
170
185
118
310
2011
651
428
108
247
309
362
211
230
138
361
2012
718
462
118
294
364
418
248
284
165
421
2013
781
496
129
321
387
466
278
313
183
456
商
工
・
観
光
教
育
都
市
計
画
建
築
道
路
河
川
上
水
道
下
水
道
警
察
そ
の
他
2009
116
147
287
164
297
146
203
251
6
68
2010
137
184
331
197
338
163
234
280
9
89
2011
174
204
369
241
400
191
278
334
7
98
2012
196
225
417
277
463
221
310
368
-
103
2013
221
243
451
300
503
237
336
407
-
100
年
分類
年
10
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
(5)GIS の効率的な整備状況
①都道府県
分 類
GIS を既に
導入済の団体
年
(団体数)
周辺自治体との
ASP サービスを
電力、ガスなど地域の
担当職員が
共同整備や
利用して
公益事業者と連携し
簡易にデータ
共同利用を実施
システムを構築
て地図の整備を実施
更新可能
2009
47
13
11
2
28
2010
46
14
15
2
28
2011
47
15
16
1
29
2012
47
15
18
2
32
2013
47
17
19
2
36
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
②市区町村
分 類
(団体数)
GIS を既に
導入済の団体
年
周辺自治体との
ASP サービスを
電力、ガスなど地域の
担当職員が
共同整備や
利用して
公益事業者と連携して
簡易にデータ
共同利用を実施
システムを構築
地図の整備を実施
更新可能
2009
1,292
182
159
20
503
2010
1,302
182
181
21
564
2011
1,388
197
217
27
679
2012
1,449
211
236
25
754
2013
1,503
222
278
27
817
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
11
(6)GIS の効果的な利用状況
①都道府県
(団体数)
分 類
行政手続き
部局を越え
ホームページ
で住民に GIS
を公開
年
業務担当部
作成したマッ
利活用を支
門の GIS 利用
プを住民に
援するための
のサポート体
公開
研修を実施
制を整備
システムで住
の予約等の
入済の団体
に活用
自治体内の
や公共施設
GIS を既に導
た政策判断
基幹系業務
GIS を用いて
所に基づきマ
オンライン申
ップに位置が
請と連携
表示できる
2009
47
19
33
4
37
14
16
―
2010
46
19
34
4
36
17
19
10
2011
47
20
36
4
38
18
19
12
2012
47
22
38
4
40
18
21
13
2013
47
20
39
4
42
21
22
16
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
②市区町村
(団体数)
分 類
行政手続き
部局を越えた
ホームページ
で住民に GIS
を公開
年
業務担当部
作成したマッ
利活用を支
門の GIS 利用
プを住民に公
援するための
のサポート体
開
研修を実施
制を整備
システムで住
の予約等の
入済の団体
活用
自治体内の
や公共施設
GIS を既に導
政策判断に
基幹系業務
GIS を用いて
所に基づきマ
オンライン申
ップに位置が
請と連携
表示できる
2009
1,292
396
228
14
184
152
162
―
2010
1,302
431
250
18
221
181
194
73
2011
1,388
495
285
19
290
238
243
111
2012
1,449
531
296
17
309
253
262
142
2013
1,503
567
305
22
347
290
297
171
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :50 ページ~
12
2.利用基盤統計
(1)ネットワーク環境
1)インターネット環境(外部接続)
a インターネット回線(INS ネットサービス)数の推移
分 類
年
INS64
NTT 東
NTT 西
回線数
回線数
(万回線)
INS1500
合計
NTT 東
NTT 西
回線数
回線数
合計
合計
NTT 東
NTT 西
合計
合計
合計
2009
261.7 243.0
504.7
2.9
1.6
4.5
264.6
244.6
509.2
2010
236.4 186.7
423.1
2.6
1.4
4.0
239.0
188.1
427.1
2011
221.9 199.5
421.4
2.3
1.3
3.6
224.2
200.8
425.0
2012
170.4 169.3
339.7
2.1
1.2
3.3
172.5
170.5
343.0
2013
153.2 154.1
307.3
1.9
1.1
3.0
155.1
155.2
310.3
資 料 の出 所 : NTT東 日 本 及 びNTT西 日 本 HP
定 義 掲 載 :53 ページ~
b インターネット接続回線の推移
①世帯
分 類
ブロードバンド回線
計
光
76.8
77.9
81.9
85.9
97.4
41.1
52.2
52.3
54.8
59.3
年
2009
2010
2011
2012
2013
(%)
ADSL
17.1
11.7
12.9
9.6
9.8
CATV
ナローバンド回線
携帯電話※
固定無線
3.4
2.7
7.2
14.6
50.2
0.7
1.0
0.9
1.5
2.0
18.5
13.7
15.5
17.2
17.9
電 話 回 線 (ダ
計
ISDN
23.3
21.2
22.3
26.2
5.2
11.5
9.4
6.7
7.1
1.6
イヤルアップ)
9.0
7.5
6.7
12.5
2.0
資 料 の出 所 :総 務 省 「通 信 利 用 動 向 調 査 」
※2012 年以 前 は「第 三世 代携 帯 電話 回線」の値を集計 。
※2012 年 は LTE(5.4%)を含 む。
定 義 掲 載 :53 ページ~
②企業
(%)
分 類
年
2009
2010
2011
2012
2013
ブロードバンド回線
計
光
76.9
79.7
84.6
85.9
86.3
72.0
74.2
80.0
82.0
83.2
ADSL
15.7
12.5
10.6
11.0
7.9
CATV
ナローバンド回線
固定無線
2.6
3.5
3.1
3.9
2.8
0.2
0.2
0.7
0.7
0.6
13
電 話 回 線 (ダ
専用線※
計
ISDN
20.6
11.6
12.7
10.0
10.5
16.4
15.4
20.4
20.4
17.2
10.2
10.9
12.5
12.2
10.7
イヤルアップ)
4.4
3.3
7.2
8.2
6.3
資 料 の出 所 :総 務 省 「通 信 利 用 動 向 調 査 」
※主 に電 気 通 信 事 業 者 が提 供 する特 定 顧 客 専 用 の有 線 ・無 線 通 信 回 線 。
定 義 掲 載 :53 ページ~
c 移動系・固定系通信の契約数の推移
①携帯電話・PHS・BWA・3.9G(LTE)の契約数の推移 (万契約)
分類
携帯電話
PHS
BWA※
3.9G
(LTE)
11,218
11,954
12,820
13,604
14,401
411
375
456
509
555
15
81
230
531
746
―
3
230
2,037
4,641
年
2009
2010
2011
2012
2013
資 料 の出 所 :総 務 省 HP
※広 帯 域 移 動 無 線 アクセスシステムのこと 。
定 義 掲 載 :53 ページ~
②フィーチャーフォン※、スマートフォン契約数の推移 (万件・%)
分類
合計
年
2009
2010
2011
2012
2013
10,527
10,912
11,304
11,693
12,202
フィーチャー
フォン
※
10,212
9,957
8,736
7,335
6,468
スマートフォン
315
955
2,568
4,358
5,734
スマートフォン
契約比率
3.0
8.8
22.7
37.3
47.0
資 料 の出 所 :総 務 省 HP、MM 総 研 資 料
※「音声 通話 以外 の機能 がある」携帯 電話 端末 を指 す。
定 義 掲 載 :53 ページ~
③固定系ブロードバンドサービス契約数の推移
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
固定系ブロード
バンド 計
3,286
3,410
3,493
3,530
3,582
FTTH
DSL
1,780
2,022
2,230
2,385
2,532
974
820
670
542
447
(万契約)
CATV インター
ネット
531
567
591
601
602
資 料 の出 所 :総 務 省 HP
定 義 掲 載 :53 ページ~
14
FWA
1.2
1.0
1.0
0.9
0.8
d ブロードバンドの利用環境(推計)
(サービスエリアの世帯カバー率※1)
分類
(%)
超高速ブロードバンド※2
総世帯数(万)
年
ブロードバンド※2
固定系+移動系
固定系のみ
固定系+移動系
固定系のみ
2010
5,336
91.6
―
99.9
99.1
2011
5,355
92.7
―
100.0
99.2
2012
5,417
97.3
96.5
100.0
99.7
2013
5,557
99.4
97.5
100.0
99.8
2014
5,557※3
99.9
98.7
100.0
99.9
資 料 の出 所 :総 務 省 HP
※1 住民基本台帳に基づき、事業者情報等から一定の仮定の下に推計したエリア内の利用可能世帯数を総世帯数で除したもの。
※2 以下のように分類。
・超 高 速 ブロードバンド : FTTH、CATV インターネット、FWA、BWA、LTE
(CATV インターネット、 FWA、BWA は下 り 30Mbps 以 上 のものに限 る)
・ブロードバンド : FTTH、DSL、CATV インターネット、FWA、衛 星 、BWA、LTE、3.5 世 代 携 帯 電 話
※3 2014 年の総世帯数は、2013 年 3 月末の数値。
定 義 掲 載 :53 ページ~
e 情報通信機器の保有率(世帯)
分類
パ
ソ
コ
ン
カ
ー
ナ
ビ
端 タ
末 ブ
レ
ッ
ト
型
91.2 96.3 87.2 57.1 51.4 49.5 48.0 27.3 25.9 23.2
-
-
2010 22,271 85.8 93.2 83.4 43.8 46.9 47.6 43.0 17.0 23.3 26.8
9.7
7.2
8.5
)
車
載
器
年
2009
4,547
電 ワ プ パ
話 ン レ ソ
ー
セ ヤ コ
グ ー ン
接
携
帯
続
対
応
ゲ
ー
ム
機
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
接
続
可
能
TV
ス
マ
ー
ト
フ
ォ
ン
PHS
携
帯
電
話
・
ETC
固
定
電
話
FAX
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
(
n サ
数
ン
プ
ル
数
(%)
2011 16,530 83.8 94.5 77.4 45.0
-
-
-
20.1 24.5 33.6 29.3
2012 20,418 79.3 94.5 75.8 41.5
-
-
-
21.4 29.5
-
49.5 15.3
2013 15,599 79.2 94.8 81.7 46.4
-
-
-
23.8 38.3
-
62.6 21.9
資 料 の出 所 :総 務 省 「通 信 利 用 動 向 調 査 」
定 義 掲 載 :53 ページ~
15
2)インターネットの普及状況
a インターネット利用率及び利用者数
分 類
年
2009
2010
2011
2012
2013
世 帯
個 人
92.7
93.8
86.0
86.2
84.9
78.0
78.2
79.1
79.5
82.8
(%)
企業(従業員
インターネット
100 人以上)
利用者数(万人)
99.5
98.8
98.8
99.9
99.9
9,408
9,462
9,610
9,652
10,044
資 料 の出 所 :統 計 局 HP、総 務 省 「通 信 利 用 動 向 調 査 」
定 義 掲 載 :53 ページ~
b 年齢階層別のインターネット利用率(個人)
分類
(%)
6~12
13 ~
20 ~
30 ~
40 ~
50 ~
60 ~
65 ~
70 ~
80 才
才
19 才
29 才
39 才
49 才
59 才
64 才
69 才
79 才
以上
2009 78.0
68.6
96.3
97.2
96.3
95.4
86.1
71.6
58.0
32.9
18.5
2010 78.2
65.5
95.6
97.4
95.1
94.2
86.6
70.1
57.0
39.2
20.3
2011 79.1
61.6
96.4
97.7
95.8
94.9
86.1
73.9
60.9
42.6
14.3
2012 79.5
69.0
97.2
97.2
95.3
94.9
85.4
71.8
62.7
48.7
25.7
2013 82.8
73.3
97.9
98.5
97.4
96.6
91.4
76.6
68.9
48.9
22.3
年
全体
資 料 の出 所 :総 務 省 「通 信 利 用 動 向 調 査 」
定 義 掲 載 :53 ページ~
(2)データ整備・入力状況
1)空間データ基盤整備(データ名称・団体・整備対象・整備率(電子化))
a 測地基準点
(点・%)
分 類
国家基準点
基本基準点成果 (国土地理院)
整備点数
整備率
2009
127,199
-
2010
128,183
-
2011
128,656
-
2012
127,911
-
2013
129,156
-
2014
129,139
-
年
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :53 ページ~
16
b 標高
①格子点の標高
分類
②水深
数値地図
10mメッシュ
50mメッシュ
火山標高
(標高)
(国土地理院)
(国土地理院)
整備対象
整備対象
年
数値地図 250mメッシュ
数値地図
(標高)、(1km メッシュ
2 万 5 千分 1
(標高)と 1km メッシュ
沿岸海域地形図
(平均標高)を含む
(国土地理院)
(火山数)
(国土地理院)
(国土地理院)
整備率
整備対象
1 万分 1 湖沼図
整備率
整備対象
整備率
整備対象
整備率
(%)
(面)
(%)
(面)
(%)
整備対象
(%)
2009
全国
24
全国
100.0
全国
100.0
77
-
128
-
2010
全国
24
全国
100.0
全国
100.0
77
-
129
-
2011
全国
24
全国
100.0
全国
100.0
77
-
129
-
2012
全国
25
全国
100.0
全国
100.0
77
-
129
-
2013
全国
25
全国
100.0
全国
100.0
77
-
129
-
2014
全国
25
全国
100.0
全国
100.0
77
-
129
-
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :53 ページ~
c 河川、海岸線等
①水涯線(%)
分類
③湖沼(%)
数値地図 25,000
数値地図 2,500
数値地図 25,000
数値地図 2,500
(空間データ基盤)
(空間データ基盤)
(行政界・海岸線)
(空間データ基盤)
(国土地理院)
(国土地理院)
(国土地理院)
(国土地理院)
整備対象
年
②海岸線(%)
(量)
整備率
2009
全国
100.0
2010
全国
100.0
2011
全国
100.0
2012
全国
100.0
2013
全国
100.0
2014
全国
100.0
整備対象
(量)
整備率
整備対象
(量)
整備率
100.0
全国
100.0
100.0
全国
100.0
区域を
100.0
全国
100.0
中心とした
100.0
全国
100.0
都市計画
地域
100.0
全国
100.0
100.0
全国
100.0
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :53 ページ~
17
整備対象
(量)
整備率
1 万分 1 湖沼図
(国土地理院)
整備対象
(量)
整備率
100.0
128
-
100.0
129
-
区域を
100.0
129
-
中心とした
100.0
129
-
100.0
129
-
100.0
129
-
都市計画
地域
d 建物
①公共建物及び一般建物
(%)
数値地図 2,500
分 類
(空間データ基盤)
(国土地理院)
整備対象(量)
年
整備率
2009
100.0
2010
100.0
2011
都市計画区域を
100.0
2012
中心とした地域
100.0
2013
100.0
2014
100.0
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :53 ページ~
e 位置参照情報
①地名情報(%)
分 類
数値地図 25,000
数値地図 2,500
数値地図 25,000
数値地図 2,500
(地名・公共施設)
(空間データ基盤)
(行政界・海岸)
(空間データ基盤)
(国土地理院)
(国土地理院)
(国土地理院)
(国土地理院)
整備対象
年
②行政区画(%)
(量)
整備率
2009
全国
100.0
2010
全国
100.0
2011
全国
100.0
2012
全国
100.0
整備対象
(量)
整備率
整備対象
(量)
整備率
整備対象
(量)
整備率
100.0
全国
100.0
100.0
全国
100.0
区域を
100.0
全国
100.0
区域を
100.0
中心とした
100.0
全国
100.0
中心とした
100.0
都市計画
地域
100.0
都市計画
100.0
地域
2013
全国
100.0
100.0
全国
100.0
100.0
2014
全国
100.0
100.0
全国
100.0
100.0
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :53 ページ~
18
f 公園等
①公園
(%)
数値地図 2,500
分 類
(空間データ基盤)
(国土地理院)
整備対象(量)
年
整備率
2009
100.0
2010
100.0
2011
都市計画区域を
100.0
2012
中心とした地域
100.0
2013
100.0
2014
100.0
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
解 説 掲 載 :53 ページ~
g その他
①地図画像
分 類
数値地図 25,000
数値地図 50,000
数値地図 200,000
(地図画像)
(地図画像)
(地図画像)
(国土地理院)
(国土地理院)
(国土地理院)
整備対象
年
(枚)
(量)
整備率
整備対象
(量)
整備率
整備対象
(量)
整備率
2009
75
100.0
30
100.0
3
100.0
2010
75
100.0
30
100.0
3
100.0
2011
75
100.0
30
100.0
3
100.0
2012
75
100.0
30
100.0
3
100.0
2013
75
100.0
30
100.0
3
100.0
2014
75
100.0
30
100.0
3
100.0
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
解 説 掲 載 :53 ページ~
19
3.適用分野統計
(1)総務・企画部門
1)機器整備状況
①都道府県
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
LGWAN へ
パソコン
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
サーバ
の接続
2009
47
97,510
78,257
4,240
2,074.7
1,665.0
90.2
2010
47
116,378
81,734
5,178
2,476.1
1,739.0
110.2
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 (2011 以 降 データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
LGWAN へ
パソコン
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
サーバ
の接続
2009
1,800
425,768
250,983
12,959
236.5
139.4
7.2
2010
1,750
442,688
264,276
13,736
253.0
151.0
7.8
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
2)利用分野
①都道府県
(団体数)
分類
税 務
管財・財務
個
人
都
道
府
県
民
税
法
人
都
道
府
県
民
税
法
人
事
業
税
地
方
消
費
税
自
動
車
税
軽
油
引
取
税
不
動
産
取
得
税
計
物
品
管
理
起
債
管
理
財
産
管
理
予
算
執
行
予
算
編
成
計
2009 47
43
47
47
39
46
46
46
330
41
42
45
47
46
221
2010 47
43
47
47
40
46
46
46
291
42
45
43
47
46
223
団
体
数
年
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
20
②市区町村
(団体数)
分類
税 務
管財・財務
市
町
村
た
ば
こ
税
固
定
資
産
税
都
市
計
画
税
軽
自
動
車
税
国
民
健
康
保
険
税
料
物
品
管
理
起
債
管
理
財
産
管
理
予
算
執
行
予
算
編
成
計
2009
1,800
1,774
1,512
286
1,747
697
1,764
1,768
9,548
622
1,618
718
1,724
1,717
6,399
2010
1,750
1,724
1,484
291
1,694
698
1,713
1,713
9,317
627
1,594
744
1,681
1,671
6,317
年
( )
法
人
市
区
町
村
民
税
計
体
数
個
人
市
区
町
村
民
税
団
資料の出所:地方自治情報管理概要 (2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
(2)商工・農林・水産部門
1)機器整備状況
①都道府県
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
パソコン
LGWAN へ
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
の接続
サーバ
2009
47
83,358
67,245
2,238
1,773.6
1,430.7
47.6
2010
47
81,457
66,417
2,175
1,733.1
1,413.1
46.3
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
パソコン
LGWAN へ
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
の接続
サーバ
2009
1,800
56,627
39,045
623
31.5
21.7
0.3
2010
1,750
57,417
40,869
647
32.8
23.4
0.4
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
21
2)利用分野
①都道府県
分類
(団体数)
団体数
商工関係事務
農業共済事務
水産関係事務
計
2009
47
37
17
34
88
2010
47
37
17
31
85
年
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
分類
(団体数)
団体数
商工関係事務
農業共済事務
水産関係事務
計
2009
1,800
116
173
35
324
2010
1,750
122
167
30
319
年
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
(3)民生・労働・衛生部門
1)機器整備状況
①都道府県
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
パソコン
LGWAN へ
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
の接続
サーバ
2009
47
62,837
52,390
1,473
1,337.0
1,114.7
31.3
2010
47
61,659
52,255
1,630
1,311.9
1,111.8
67.4
資料の出所:地方自治情報管理概 要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
パソコン
LGWAN へ
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
の接続
サーバ
2009
1,800
279,926
169,639
6,563
155.5
94.2
3.6
2010
1,750
284,965
177,370
6,845
162.8
101.4
3.9
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
22
2)利用分野
①都道府県
分類
(団体数)
児童手当
環境保全
団体数
生活保護
国民年金
介護保険
各種検診
2009
47
44
5
43
19
36
1
38
186
2010
47
42
4
41
19
37
1
35
179
年
事務
清掃業務
計
業務
資料の出所:地方自治情報管理概要 (2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
分類
(団体数)
児童手当
環境保全
団体数
生活保護
国民年金
介護保険
各種検診
2009
1,800
913
1,680
1,733
1,537
1,688
208
234
7,993
2010
1,750
930
1,636
1,687
1,521
1,650
206
247
7,877
年
事務
清掃業務
計
業務
資料の出所:地方自治情報管理概要 (2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
(4)土木・建築部門
1)機器整備状況
①都道府県
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
パソコン
LGWAN へ
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
の接続
サーバ
2009
47
64,284
55,426
3,458
1,367.7
1,179.3
73.6
2010
47
61,446
54,439
3,168
1,307.4
1,158.3
67.4
資料の出所:地方自治情報管理 概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
(台)
分 類
設置台数
団体数
年
パソコン
LGWAN へ
の接続
平均台数
サーバ
パソコン
LGWAN へ
の接続
サーバ
2009
1,800
109,328
77,716
2,154
60.7
43.2
1.2
2010
1,750
107,670
78,934
2,249
61.5
45.1
1.3
資料の出所:地方自治情報管理概要 (2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
23
2)利用分野
①都道府県
分類
年
(団体数)
団体数
公営住宅
関係
道路台帳
建築許認可
工事設計・
進行管理
計
2009
47
46
38
37
47
168
2010
47
47
38
38
46
169
資料の出所:地方自治情報管理概要 (2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
②市区町村
分類
年
団体数
(団体数)
公営住宅
関係
道路台帳
建築許認可
工事設計・
進行管理
計
2009
1,800
1,212
566
276
966
3,020
2010
1,750
1,204
607
292
939
3,042
資料の出所:地方自治情報管理概要 (2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :60 ページ~
24
4.技術統計
(1)操作性
1)使いやすさ(パソコン等基盤の整備状況)(都道府県・市区町村)
分類
都道府県
団体数
年
パソコン
LGWAN への
サーバ
台数
接続台数
台数
団体数
(台)
市区町村
パソコン台数
LGWAN への
接続台数
サーバ台数
2009
47
478,570 354,274
19,728
1,800
1,263,772 759,739
71,231
2010
47
501,312 357,320
21,839
1,750
1,310,184 795,831
75,498
2011
47
522,578 368,341
22,155
1,737
1,354,129 834,298
80,389
2012
47
520,474 376,484
25,441
1,742
1,411,916 847,498
82,568
2013
47
541,940 376,533
24,174
1,742
1,489,316 878,284
85,480
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :63 ページ~
(2)保守管理
1)保守管理部門の設置
a CIO※(情報統括責任者)の任命
①都道府県
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
(団体数・%)
団体数
任命 有
任命 無
合計
任命 有
任命 無
47
47
47
47
47
35
36
35
37
34
12
11
12
10
13
47
47
47
47
47
74.5
76.6
74.5
78.7
72.3
25.5
23.4
25.5
21.3
27.7
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※ CIO とは情報 システム関 係の業 務 を統 括 する最高 情報 責任 者 。
定 義 掲 載 :63 ページ~
②市区町村
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
(団体数・%)
団体数
任命 有
任命 無
合計
任命 有
任命 無
1,800
1,750
1,737
1,742
1,742
1,369
1,343
1,350
1,365
1,384
431
407
387
377
358
1,800
1,750
1,737
1,742
1,742
76.1
76.7
77.7
78.4
79.4
23.9
23.3
22.3
21.6
20.6
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
25
※ CIO とは情報 システム関 係の業 務 を統 括 する最高 情報 責任 者 。
定 義 掲 載 :63 ページ~
b ネットワーク管理者又は CIO 補佐官の任命
①都道府県
分類
(団体数・%)
団体数
任命 有
任命 無
合計
任命 有
任命 無
2009
47
31
16
47
66.0
34.0
2010
47
32
15
47
68.1
31.9
2011
47
30
17
47
63.8
36.2
2012
47
29
18
47
61.7
38.3
2013
47
25
22
47
53.2
46.8
年
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :63 ページ~
②市区町村
分類
(団体数・%)
団体数
任命 有
任命 無
合計
任命 有
任命 無
2009
1,800
1,120
680
1,800
62.2
37.8
2010
1,750
1,092
658
1,750
62.4
37.6
2011
1,737
1,095
642
1,737
63.0
37.0
2012
1,742
1,118
624
1,742
64.2
35.8
2013
1,742
1,120
622
1,742
64.3
35.7
年
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :63 ページ~
2)PMO(プロジェクト マネジメント オフィス)の設置(都道府県・市区町村)
分 類
都道府県
市区町村
団体数
年
専門の組織
電子自治体担
有り
当課(係)が代行
団体数
(団体数)
専門の組織
電子自治体担
有り
当課(係)が代行
2009
47
2
16
1,800
10
577
2010
47
2
17
1,750
16
573
資料の出所:地方自治情報管理概要(2011 年以降データなし)
定 義 掲 載 :63 ページ~
26
(3)経済性
1)協議会等の設置
a 地方自治体の電子化推進体制
①都道府県
専門課(係)が
分 類
団体数
担当
年
(団体数)
専属の担当課
(係)がない
その他
合計
2009
47
45
2
0
47
2010
47
45
2
0
47
2011
47
47
0
0
47
2012
47
47
0
0
47
2013
47
47
0
0
47
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :63 ページ~
②市区町村
分 類
年
(団体数)
団体数
専門課(係)が
専属の担当課
担当
(係)がない
その他
合計
2009
1,800
952
833
15
1,800
2010
1,750
942
796
12
1,750
2011
1,737
1,590
147
0
1,737
2012
1,742
1,538
204
0
1,742
2013
1,742
1,500
242
0
1,742
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :63 ページ~
b 地方自治体内の横断的な推進組織の設置状況
①都道府県
分類
(団体数・%)
団体数
設置 有
設置 無
合計
設置 有
設置 無
2009
47
43
4
47
91.5
8.5
2010
47
43
4
47
91.5
8.5
2011
47
43
4
47
91.5
8.5
2012
47
42
5
47
89.4
10.6
年
資料の出所:地方自治情報管理概要(2013 年以降データなし)
定 義 掲 載 :63 ページ~
27
②市区町村
分類
(団体数・%)
団体数
設置 有
設置 無
合計
設置 有
設置 無
2009
1,800
1,166
634
1,800
64.8
35.2
2010
1,750
1,145
605
1,750
65.4
34.6
2011
1,737
1,162
575
1,737
66.9
33.1
2012
1,742
1,169
573
1,742
67.1
32.9
年
資料の出所:地方自治情報管理概要(2013 年以降データなし)
定 義 掲 載 :63 ページ~
2)共同化の取組(都道府県)
分類
(団体数)
申請・届け出
公共事業電子
物品調達の
手数料徴収
公共施設予約
図書検索・予
内部管理業
基幹業務の
の共同化
入札の共同化
共同化
の共同化
の共同化
約の共同化
務の共同化
共同化
2009
32
23
8
5
17
18
3
1
2010
33
28
9
6
17
21
4
3
2011
35
26
12
9
18
22
-
-
2012
-
23
11
4
16
17
-
-
2013
-
22
11
2
16
11
-
-
年
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :63 ページ~
(4)汎用性(情報処理関連産業の動向)
1)企業数及び売上高
分類
ソフトウェア業
情報処理・提供サービス業
年
企業数
当該業種※
売上高
企業数
当該業種※
売上高
(企業数・億円)
インターネット付随サービス業
企業数
当該業種※
売上高
2009
2,628
92,823
1,428
54,875
665
19,655
2010
2,687
103,627
1,554
56,591
674
17,006
2011
2,849
108,483
1,734
56,941
714
19,969
2012
2,829
116,180
1,704
60,387
723
18,703
2013
2,774
135,056
1,577
44,999
681
22,030
資 料 の出 所 :経 済 産 業 省 「情 報 通 信 業 基 本 調 査 」
※「当 該 業 種 」とはアクティビティに係 る売 上 高 をいう。(例 えばソフトウェア業 の「当 該 業 種 」とは、
会 社 全 体 の売 上 高 のうちソフトウェア業 に係 る売 上 高 をいう。)
定 義 掲 載 :63 ページ~
28
2)ソフトウェア業務の業務種類別年間売上高
分類
受注ソフト
ソフトウェア業務計※
ウェア開発
年
(百万円)
ソフトウェア・プロダクツ
コンピュータ等
業務用パッケージ
ゲームソフト
基本ソフト
2009
11,745,238
10,220,697
1,137,967
244,423
142,152
2010
10,078,413
8,555,656
1,090,662
215,318
216,777
2013
10,729,623
9,270,029
918,469
320,080
221,046
資 料 の出 所 :経 済 産 業 省 「情 報 通 信 業 基 本 調 査 」(2011 年 、2012 年 データなし)
※事 業 従 事 者 5 人 以 上 が対 象 。
定 義 掲 載 :63 ページ~
29
5. 情報セキュリティ統計
(1)信頼性
1)ネットワーク管理体制
a 情報セキュリティポリシの策定状況
分 類
都道府県
団体数
年
2009
47
(団体数)
市区町村
セキュリティ
セキュリティ対策
ポリシ策定
手順の策定
47
42
セキュリティ
セキュリティ対策
ポリシ策定
手順の策定
1,800
(1,748)※
768
※
775
団体数
2010
47
47
44
1,750
(1,699)
2011
47
47
46
1,737
1,694
838
2012
47
47
46
1,742
1,692
849
2013
47
47
46
1,742
1,702
873
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※ 原 典 が 割 合 の み開 示 の ため 逆 算 に よ る 推 計 値 。
定 義 掲 載 :67 ページ~
b 物理的セキュリティ対策の実施状況
①都道府県
分 類
サーバ室等の
団体数
年
入退室管理を
行っている
2009
2010
2011
2012
2013
47
47
47
47
47
(団体数)
サーバ等の停電対
策を実施している
47
47
47
47
47
47
47
47
47
47
CD-R、USB メモリ
重要情報を含む
などの持ち出しを
紙媒体を適切に
制限している
管理している
45
46
46
46
46
44
46
47
47
47
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :67 ページ~
②市区町村
分 類
(団体数)
サーバ室等の
団体数
年
入退室管理を
行っている
サーバ等の停電対
策を実施している
CD-R、USB メモリ
重要情報を含む
などの持ち出しを
紙媒体を適切に
制限している
管理している
2009
1,800
1,727
1,775
1,283
1,527
2010
1,750
1,687
1,729
1,292
1,518
2011
1,737
1,682
1,716
1,347
1,547
2012
1,742
1,690
1,724
1,408
1,581
2013
1,742
1,697
1,723
1,434
1,601
30
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :67 ページ~
c 人的セキュリティ対策の状況
分 類
都道府県
団体数
年
(団体数)
市区町村
情報セキュリティ
緊急時対応訓練
研修の実施
の実施
団体数
情報セキュリティ
緊急時対応訓練
研修の実施
の実施
2009
47
46
20
1,800
1,234
186
2010
47
47
18
1,750
1,228
196
2011
47
47
20
1,737
1,263
237
2012
47
47
21
1,742
1,281
260
2013
47
47
22
1,742
1,302
294
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :67 ページ~
d 主要な情報資産のリスク管理
分 類
都道府県
団体数
年
情報資産の調査
及びリスク分析
(団体数)
市区町村
情報資産の無断持
出し及びメール等
団体数
による送付の禁止
情報資産の調査
及びリスク分析
情報資産の無断持
出し及びメール等
による送付の禁止
2009
47
26
47
1,800
393
1,635
2010
47
26
47
1,750
410
1,604
2011
47
27
47
1,737
467
1,612
2012
47
28
47
1,742
490
1,626
2013
47
28
47
1,742
519
1,639
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :67 ページ~
31
2)主なLAN機能
①都道府県
分 類
(団体数)
団体数
イントラネット
電子掲示板
2009
47
47
46
2010
47
47
2011
47
2012
2013
年
スケジュール
施設等管理
GIS
45
46
34
46
44
46
33
47
47
45
46
32
47
47
47
45
46
33
47
47
47
46
45
32
管理
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :67 ページ~
②市区町村
分 類
(団体数)
団体数
イントラネット
電子掲示板
2009
1,800
1,669
1,621
2010
1,750
1,647
2011
1,737
2012
2013
年
スケジュール
施設等管理
GIS
1,661
1,422
617
1,595
1,629
1,403
673
1,646
1,592
1,629
1,405
759
1,742
1,654
1,605
1,642
1,430
846
1,742
1,657
1,611
1,652
1,440
912
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :67 ページ~
32
管理
6.属性統計
(1)公共測量
1)公共測量届出件数と測量種別件数の推移
実施計画書
分 類
基準点測量
届出件数
年
(件)
地形測量
基準点及び
地形測量
2009
3,592
2,437
1,100
55
2010
2,958
1,882
1,016
60
2011
3,563
2,309
1,164
90
2012
3,264
2,152
972
140
2013
3,673
2,085
1,356
232
2014
3,581
2,110
1,294
177
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :69 ページ~
(2)縮尺別デジタルデータの整備状況
1)大縮尺(届出件数)
(件)
分 類
1,000 レベル
2,500 レベル
年
2009
425
773
2010
486
573
2011
562
791
2012
486
492
2013
539
408
2014
472
481
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :69 ページ~
2)中縮尺
分 類
年
(面)
10,000 レベル
25,000 レベル
50,000 レベル
2009
311
4,342
1,291
2010
311
4,356
1,291
2011
311
4,356
1,291
2012
311
4,372
1,291
2013
311
4,372
1,291
2014
311
4,342
1,291
33
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :69 ページ~
3)小縮尺
分類
(面)
20 万レベル
50 万レベル
100 万レベル
300 万レベル
500 万レベル
2009
130
8
3
1
1
2010
130
8
3
1
1
2011
130
8
3
1
1
2012
130
8
3
1
1
2013
130
8
3
1
1
2014
130
8
3
1
1
年
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :69 ページ~
(3)測地系
1)世界測地系への変換状況(基準点)
分 類
国家基準点
年
(点・%)
率
2009
127,199
100.0
2010
128,183
100.0
2011
128,656
100.0
2012
127,911
100.0
2013
129,156
100.0
2014
129,139
100.0
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :69 ページ~
2)日本測地系としての整備維持状況(基準点)
分 類
国家基準点
率
年
2009
127,199
100.0
2010
128,183
100.0
2011
128,656
100.0
2012
127,911
100.0
2013
129,156
100.0
2014
129,139
100.0
34
(点・%)
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :69 ページ~
(4)座標系
1)UTM 座標系
分 類
(面)
10,000 レベル
25,000 レベル
50,000 レベル
200,000 レベル
2009
311
4,342
1,291
130
2010
311
4,356
1,291
130
2011
311
4,356
1,291
130
2012
311
4,372
1,291
130
2013
311
4,372
1,291
130
2014
311
4,372
1,291
130
年
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :69 ページ~
2)平面直角座標系 (大縮尺(届出件数) 再掲) (件)
分 類
1,000 レベル
2,500 レベル
年
2009
425
773
2010
486
573
2011
562
791
2012
486
492
2013
539
408
2014
472
481
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :69 ページ~
35
7.GIS エンジン統計
(1)GIS(ベンダー)の出現回数
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
地図データ
2009
2010
2011
2012
2013
2014
汎用 GIS
WebGIS
道路
土地・税務
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
12
13
10
10
-
-
82
84
67
76
-
-
31
26
21
20
20
19
56
50
44
34
30
30
21
22
17
15
16
16
27
28
21
19
19
19
12
12
10
11
11
11
17
17
13
16
16
16
10
10
8
8
8
8
15
14
13
13
13
13
埋設物管理
都市・防災
河川
農林
マーケティング
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
12
12
11
11
11
11
24
24
22
20
20
20
10
10
8
10
10
10
15
15
11
15
13
13
1
1
-
-
-
-
1
1
-
-
-
-
3
4
4
4
4
4
3
5
5
5
5
5
6
5
6
5
4
4
13
11
7
11
5
5
ネットサービス
GPS・移動体
環境
地図データ作成
その他
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
ベンダー
製品
12
11
9
7
-
-
25
21
18
16
-
-
5
4
3
2
2
2
8
7
5
3
3
3
6
5
5
3
3
3
9
10
10
8
8
8
5
4
3
2
1
1
6
5
4
3
1
1
15
15
14
12
12
12
23
29
29
30
29
29
分類
年
(回)
合計
ベンダー
製品
161
154
129
120
102
101
324
321
269
269
162
162
資 料 の出 所 :GIS データブック
2013 年 以 降 の資 料 の出 所 :インターネット版 GIS データブック
定 義 掲 載 :73 ページ~
36
(2)データフォーマットの分類(機能)毎の件数
分 類
GIS
CAD
出現回数
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
分 類
2009
2010
2011
2012
2013
2014
25.9
26.3
17.9
19.8
19.0
19.0
GIS 共通
の割合
11.2
10.8
10.9
11.0
12.7
12.7
138
130
131
120
116
116
出現回数
の割合
13.8
13.9
13.2
12.2
13.6
13.6
出現回数
出現回数
110
106
142
93
75
75
出現回数
の割合
11.0
11.3
14.3
9.5
8.8
8.8
出現回数
の割合
115
117
171
186
204
204
11.5
12.5
17.2
18.9
23.9
24.0
出現回数
共通
出現回数
107
91
115
97
64
64
資 料 の出 所 :GIS データブック
出現回数
の割合
10.7
9.7
11.6
9.9
7.5
7.5
89
76
96
93
48
48
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
2013 年 以 降 の資 料 の出 所 :インターネット版 GIS データブック
37
7.2
7.5
5.4
9.3
8.8
8.8
出現回数
の割合
定 義 掲 載 :73 ページ~
の割合
その他
出現回数
1,003
937
995
982
852
852
出現回数
72
70
54
91
75
75
合計
出現回数
2009
2010
2011
2012
2013
2014
出現回数
地図
画像共通
出現回数
112
101
108
108
108
108
分 類
年
の割合
260
246
178
194
162
162
出現回数
年
出現回数
(回・%)
画像
出現回数
の割合
8.9
8.1
9.6
9.5
5.6
5.6
(3)標準化率 ISO/TC211 の規格発行数の変化
分 類
新規発行規格数
(件)
規 格 総 数
累計
IS
TS
累計
IS
TS
TR
2009
6
5
1
46
36
7
3
2010
4
3
1
50
39
8
3
2011
5
5
0
55
44
8
3
2012
8
5
3
63
49
11
3
2013
1
1
0
64
50
11
3
2014
2
0
2
66
50
13
3
年
資 料 の出 所 : ISO/ TC211 国 内 委 員 会 資 料 、日 本 測 量 調 査 技 術 協 会 H P
注 1. ISO/TC211 で標 準 化 された規 格 数 等 については、ISO/TC211 国 内 委 員 会 資 料 による。
注 2. IS(International Standard) とは、ISO の正 式 な国 際 規 格 。
TS(Technical Specification)とは、IS とするには時期 尚早 と判断 される場 合 の技術 報告 書 。
TR(Technical Report)とは、参 考 資 料 としての技 術 報 告 書 。
I S 、 T S 、 TR の 順 に 順 守 の 義 務 は 弱 く な る 。
定 義 掲 載 :73 ページ~
38
8.基本空間データ統計
(1)空間データ基盤(基盤的な地図データ・位置参照情報)
1)基盤地図情報
(万k㎡)
分 類
2,500 レベル
年
(累計)
2009
2.7
2010
4.8
2011
7.0
2012
8.7
2013
9.1
2014
9.6
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院
定 義 掲 載 :75 ページ~
2)各種数値地図データ(国土地理院)
a 数値地図(地図画像) CD-ROM
分 類
(枚)
数値地図 25,000
数値地図 50,000
数値地図 200,000
(地図画像)
(地図画像)
(地図画像)
75
75
75
75
75
75
30
30
30
30
30
30
3
3
3
3
3
3
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :75 ページ~
b 数値地図(行政界・海岸線、地名・公共施設、総合)CD-ROM(枚)
分 類
年
数値地図 25,000
数値地図 500 万
(行政界・海岸線)
(総合)
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2009
2010
2011
2012
2013
2014
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :75 ページ~
39
c 数値地図(標高メッシュ) CD-ROM
分 類
(枚)
数値地図 5mメッシュ
数値地図 50mメッシュ
数値地図 250mメッシュ
数値地図 10mメッシュ
(標高)
(標高)
(標高)、含む 1km メッシュ
(火山標高)
15
15
15
15
15
15
3
3
3
3
3
3
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :75 ページ~
d 数値地図(土地条件、土地利用、国勢地図) CD-ROM
分 類
数値地図 25,000
数値地図 5,000
(土地条件)
(土地利用)
2
2
2
3
3
3
3
3
5
5
5
5
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
(枚)
国勢地図帳
1
1
1
1
1
1
資 料 の出 所 :国 土 地 理 院 HP
定 義 掲 載 :75 ページ~
(2)基本空間データ(統計・台帳データ)
1)各種ハザードマップデータ整備状況
a インターネット公開数(市区町村)
分類
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
(団体)
洪水ハザード
内水ハザード
高潮ハザード
津波ハザード
土砂災害
火山ハザード
マップ
マップ
マップ
マップ
ハザードマップ
マップ
1,800
784
77
54
181
364
37
1,750
1,002
114
76
239
486
52
1,737
1,059
132
82
262
597
54
1,742
1,089
150
82
267
633
54
1,742
1,109
198
86
291
655
55
1,742
1,206
246
91
462
680
56
団体数
資 料 の出 所 :国 土 交 通 省 ハザードマップポータルサイト
注 1.
団 体 数 は、地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 による。
定 義 掲 載 :75 ページ~
40
b 公表数(市区町村)
分類
洪水ハザード
内水ハザード
高潮ハザード
津波ハザード
土砂災害
火山ハザード
マップ
マップ
マップ
マップ
ハザードマップ
マップ
1,800
993
103
76
284
598
76
1,750
1,158
141
97
335
684
78
1,737
1,199
155
103
361
782
78
1,742
1,226
172
104
364
809
78
1,742
1,235
220
107
383
818
79
1,742
1,307
269
113
539
840
80
団体数
年
2009
2010
2011
2012
2013
2014
(団体)
資 料 の出 所 :国 土 交 通 省 ハザードマップポータルサイト
注 1.
団 体 数 は、地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 による。
定 義 掲 載 :75 ページ~
2)電子化されている台帳
①都道府県
分類
年
(団体数)
河川現況
団体数
道路台帳
都市公園
固定資産
公有財産
住居表示
住民基本
上水道
公共下水
台帳
課税台帳
台帳
台帳
台帳
台帳
道台帳
港湾台帳
台帳
2009
47
30
16
16
9
1
26
0
0
7
9
2010
47
26
17
15
13
1
28
0
1
7
10
2011
47
35
21
16
19
-
38
-
-
9
15
2012
47
34
23
18
17
1
38
-
-
11
15
2013
47
34
23
19
19
1
44
-
-
11
16
農道台帳
林道台帳
その他
分類
地すべり
砂防指定
海岸保全
防止区域
年
台帳
区域台帳
台帳
2009
-
-
-
-
-
-
2010
28
22
10
5
7
-
2011
28
22
10
5
7
-
2012
33
29
19
11
10
24
2013
36
32
18
12
10
24
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :75 ページ~
41
②市区町村
分類
年
(団体数)
河川現況
団体数
道路台帳
都市公園
固定資産
公有財産
住居表示
住民基本
上水道
公共下水
台帳
課税台帳
台帳
台帳
台帳
台帳
道台帳
港湾台帳
台帳
2009 1,800
673
65
36
187
1,424
510
184
1,420
857
892
2010 1,750
719
67
32
208
1,362
569
171
1,229
865
925
2011 1,737
807
88
46
240
1,441
696
228
1,737
901
966
2012 1,742
872
95
47
269
1,507
821
242
1,742
951
1,007
2013 1,742
932
108
51
313
1,552
887
276
1,742
987
1,051
分類
年
海岸保全
農道台帳
林道台帳
その他
区域台帳
2009
-
-
-
-
2010
95
61
13
-
2011
95
61
13
-
2012
173
141
28
228
2013
189
149
28
233
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :75 ページ~
42
9.情報公開統計
(1)ホームページによる情報公開
1)ホームページの開設状況
a ホームページの開設団体(都道府県・市区町村)
分類
都道府県数
開設数(率)
市区町村数
年
(団体数・%)
開設数(率)
2009
47
100.0
1,800
100.0
2010
47
100.0
1,750
100.0
2011
47
100.0
1,737
100.0
2012
47
100.0
1,742
100.0
2013
47
100.0
1,742
100.0
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
b ホームページの公開性(複数回答)
①都道府県
分類
(団体数・%)
住民との
都道府県
意見・要望
意見交換
パブコメの
情報公開
政策評価
数
の受付
(電子掲示
実施
請求を受付
結果の公表
年
首長
例規を公表
記者会見
の公表
板等)
住民の交流
ツール(サ
イト)の設置
※
2009
47
100.0
31.9
100.0
87.2
95.7
100.0
100.0
10.6
2010
47
100.0
27.7
100.0
78.7
100.0
100.0
100.0
10.6
2011
47
100.0
19.1
97.9
83.0
100.0
100.0
100.0
12.8
2012
47
100.0
21.3
97.9
83.0
97.9
97.9
100.0
19.1
2013
47
100.0
21.3
100.0
80.9
93.6
95.7
100.0
61.7
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※「住 民 の交 流 サイト(地 域 SNS)」は、2013 年 よりツイッター等 を追 加 。
定 義 掲 載 :78 ページ~
43
②市区町村
(団体数・%)
分類
住民との
市区町村
意見・要望
意見交換
パブコメの
情報公開
政策評価
数
の受付
(電子掲示
実施
請求を受付
結果の公表
年
住民の交流
首長
例規を公表
記者会見
の公表
板等)
ツール(サ
イト)の設置
※
2009
1,800
85.6
14.3
51.1
12.6
28.1
79.3
16.7
5.7
2010
1,750
85.8
12.9
55.2
13.4
32.6
82.5
18.5
6.6
2011
1,737
85.0
11.2
58.6
13.8
35.9
84.5
20.3
6.9
2012
1,742
85.0
10.4
61.1
13.4
38.2
84.9
22.0
7.1
2013
1,742
84.4
7.7
60.6
13.0
40.0
83.8
22.3
26.1
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
※「住民 の交流 サイト(地 域 SNS)」は、2013 年よりツイッター等 を追 加 。
定 義 掲 載 :78 ページ~
2)ホームページの機能状況
①都道府県
分 類
都道府県数
年
(団体数・%)
ダウンロード
情報検索
外国語によ
携帯電話
サービス
システム
る情報提供
対応
RSS 機能
映像の配信
CMS の
採用
2009
47
100.0
100.0
97.9
97.9
70.2
100.0
78.7
2010
47
100.0
100.0
100.0
100.0
72.3
100.0
83.0
2011
47
100.0
100.0
100.0
100.0
83.0
97.9
91.5
2012
47
100.0
100.0
100.0
100.0
85.1
100.0
91.5
2013
47
100.0
97.9
100.0
100.0
89.4
97.9
93.6
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
44
②市区町村
分 類
市区町村数
年
(団体数・%)
ダウンロード
情報検索
外国語によ
携帯電話
サービス
システム
る情報提供
対応
RSS 機能
映像の配信
CMS の
採用
2009
1,800
90.7
73.9
33.2
56.7
19.2
38.2
44.0
2010
1,750
91.9
77.0
35.5
60.2
24.1
42.5
50.6
2011
1,737
93.4
81.1
39.1
65.3
30.3
46.5
59.2
2012
1,742
93.7
83.4
43.0
67.4
36.7
50.3
65.4
2013
1,742
93.7
82.7
45.6
67.3
40.9
51.4
68.7
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
(2)ホームページ以外の電子的な情報公開
①都道府県
分 類
年
団体数
(団体数)
メールマガジンの
電子モニター制度
配信
の運用
2009
47
45
31
2010
47
46
32
2011
47
45
31
2012
47
46
34
2013
47
43
33
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
②市区町村
分 類
年
(団体数)
団体数
メールマガジンの
電子モニター制度
配信
の運用
2009
1,800
339
109
2010
1,750
363
112
2011
1,737
394
118
2012
1,742
442
131
2013
1,742
385
124
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
45
(3)電子申請の状況
1)行政手続きのオンライン化動向
①都道府県
分 類
団体数
年
(団体数)
オンライン化への
申請・届出のオンライ
申請・届出のオンライ
全庁的取組着手
ン化計画の策定
ン化計画の公表
申請・届出のオンライ
申請・届出のオンライ
ン利用促進計画
ン利用促進計画
の策定
の公表
2009
47
39
42
38
33
26
2010
47
42
41
37
32
24
2011
47
-
40
-
33
-
2012
47
-
40
-
33
-
2013
47
-
40
-
34
-
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
②市区町村
(団体数)
分 類
団体数
年
オンライン化への
申請・届出のオンライ
申請・届出のオンライ
全庁的取組着手
ン化計画の策定
ン化計画の公表
申請・届出のオンラ
申請・届出のオンラ
イン利用促進計画
イン利用促進計画
の策定
の公表
2009
1,800
528
479
364
267
201
2010
1,750
531
464
353
274
207
2011
1,737
-
468
-
283
-
2012
1,742
-
476
-
311
-
2013
1,742
-
525
-
353
-
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :78 ページ~
2)業務別オンライン化状況
①都道府県
分類
(団体数)
携帯電話向け
団体数
図書館蔵書
公共事業の
物品調達の
手数料・地方
イベント等の
検索・予約
電子入札
電子入札
税の電子納付
オンライン化
公共施設予約
年
申請サイトの
開設
2009
47
37
47
46
33
26
42
35
2010
47
37
47
47
33
27
44
42
2011
47
36
47
47
32
23
45
-
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 (2012 年 以 降 データなし)
定 義 掲 載 :78 ページ~
46
②市区町村
(団体数)
分類
携帯電話向け
団体数
図書館蔵書
公共事業の
物品調達の
手数料・地方
イベント等の
検索・予約
電子入札
電子入札
税の電子納付
オンライン化
公共施設予約
年
申請サイトの
開設
2009
1,800
632
1,149
392
153
96
478
479
2010
1,750
635
1,171
440
170
154
508
527
2011
1,737
625
1,191
475
170
125
512
-
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 (2012 年 以 降 データなし)
定 義 掲 載 :78 ページ~
47
10.法令・条例等統計
(1)行政情報化担当職員・経費(都道府県・市区町村)
都道府県
市区町村
分類
年
職員数
派遣要員
職員数
派遣要員
2009
2010
2011
2012
2013
1,373
1,306
1,291
1,236
1,202
330
266
221
184
703
13,167
13,233
9,682
9,674
9,725
(人・億円)
1,772
1,505
1,447
1,347
3,586
合計
経費
16,642
16,310
12,641
12,441
15,216
4,042
4,083
4,116
3,916
3,952
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要
定 義 掲 載 :81 ページ~
(2)組織・規定類の整備
1)個人情報保護条例の整備(都道府県・市区町村)
分類
全団体数
制定団体数
都道府県
年
市区町村
(団体数・%)
制定率
都道府県
市区町村
都道府県
市区町村
2009
47
1,800
47
1,800
100.0
100.0
2010
47
1,750
47
1,750
100.0
100.0
2011
47
1,737
47
1,737
100.0
100.0
2012
47
1,742
47
1,742
100.0
100.0
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 (2013 年 データなし)
定 義 掲 載 :81 ページ~
2)個人情報保護の体制
①都道府県
分類
(団体数)
個人情報保護に関する
管理体制
職員に対す
る教育・研
団体を統括する
年
責任者の指定
各部署ごとの
住民等への個人情報保護制度に周知
監査・点検
の実施
修の実施
ホームページ・
説明会等開催
「過剰反応」に
による周知
関する周知
パンフレットによる
責任者の指定
周知
2009
12
25
47
18
46
41
44
2010
12
25
47
17
46
33
40
2011
-
-
-
-
-
-
-
2012
12
25
47
18
43
34
39
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 (2013 年 データなし)
定 義 掲 載 :81 ページ~
48
②市区町村
分類
(団体数)
個人情報保護に関する
管理体制
職員に対す
る教育・研
団体を統括する
年
責任者の指定
各部署ごとの
住民等への個人情報保護制度に周知
監査・点検
の実施
修の実施
ホームページ・
説明会等開催
「過剰反応」に
による周知
関する周知
パンフレットによる
責任者の指定
周知
2009
663
863
936
263
788
91
212
2010
677
880
864
259
802
68
187
2011
-
-
-
-
-
-
-
2012
704
904
905
250
786
77
178
資 料 の出 所 :地 方 自 治 情 報 管 理 概 要 (2013 年 データなし)
定 義 掲 載 :81 ページ~
49
第二部 定義編
1.GIS 使用団体数及び GIS 数統計
定 義 ・出 典
(1)GIS の使用団体数(都道府県・市区町村)
・統合型 GIS 及び個別 GIS の使用団体数。(都道府県計・市町村計)
「統合型地理情報システム(統合型 GIS)」とは、地方公共団体が利用する地図データのうち、複
数の部局が利用するデータ(例えば道路、街区、建物、河川など)を各部局が共用できる形で整
備し、利用していく庁内横断的なシステム。「個別 GIS」とは、主に地方自治体において、道路管
理、上下水道、固定資産管理など特定業務での利用、効率化を目的として構築された仕組み、
あるいはこの仕組みの基盤技術として使われる GIS アプリケーションのことをいう。(総務省の定
義)
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3節
行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 35 図 統合型GIS
への取組状況 と 第 38 図 個別型GISへの取組状況 より。
・前年度以前も同様。
(2)統合型 GIS への取組状況 ①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3節
行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 35 図 統合型GIS
への取組状況 より。
・前年度以前も同様。
(3)個別 GIS への取組状況
①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3節
行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 38 図 個別型GIS
への取組状況 より。
・前年度以前も同様。
(4)統合型 GIS の利用業務
①都道府県 ②市区町村
・①都道府県 「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)
~」 > 第3節 行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 37
-1 図 統合型GISの利用業務(複数回答) より。
・②市区町村 「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)
~」 > 第3節 行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 37
-2 図 統合型GISの利用業務(複数回答) より。
・その他の利用業務には、文化財情報管理、公共施設管理などが含まれている。
50
・前年度以前も同様。
(5)GIS の効率的な整備状況
①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3節
行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 40 図 GISの整備
方法(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
(6)GIS の効果的な利用状況
①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3節
行政サービスの向上・高度化 > 6 地理情報システム(GIS)の整備 > 第 41 図 GISの活用
状況(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
概 要
・2007 年 5 月に、地理空間情報の活用の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するこ
とを目的として、「地理空間情報活用推進基本法」が国会で制定され、2008 年 4 月には「地理空間
情報活用推進基本計画」が閣議決定されるなど、GIS の有用性が認められてきている。
・本項では、地方自治体の GIS に対する取り組み状況を整理した。
(1)GIS の使用団体数(都道府県・市区町村)
・統合型 GIS を既に導入している団体は、2013 年度現在、都道府県では 19 団体(40.4%)、市
区町村では 781 団体(44.8%)であった。
・個別型 GIS を導入している団体は、2013 年度現在、都道府県では全団体、市区町村では
1,359 団体(78.0%)であった。
・統合型 GIS 又は個別型 GIS を整備している団体は、都道府県においては全団体、市区町村に
おいては 1,503 団体(86.3%)であった。
(2)統合型 GIS への取組状況 ①都道府県 ②市区町村
・統合型 GIS を未導入の団体の取組状況は、都道府県にあっては、データ・システムとも整備中
が 3 団体(6.4%)、調査中(システム設計等)1 団体(2.1%)、導入検討中 12 団体(25.5%)、導入予
定なしの団体が 12 団体(25.5%)であった。
・市区町村にあっては、データのみ整備中が 19 団体(1.1%)、システムのみ整備中は 12 団体
(0.7%)、データ・システムとも整備中は 28 団体(1.6%)、調査中(システム設計等)25 団体(1.4%)、
導入検討中 368 団体(21.1%)、導入予定なしの団体が 509 団体(29.2%)であった。
(3)個別型 GIS への取組状況 ①都道府県 ②市区町村
・個別型 GIS を未導入の団体の取組状況は、・都道府県にあっては、導入予定なしが 1 団体
(2.1%)であった。
・市区町村にあっては、システムのみ整備中は 4 団体(0.2%)、データ・システムとも整備中は 7
51
団体(0.4%)、調査中(システム設計等)2 団体(0.1%)、導入検討中 57 団体(3.3%)、導入予定な
しの団体が 308 団体(17.7%)であった。
(4)統合型 GIS の利用業務 ①都道府県 ②市区町村
・統合型 GIS を導入している団体における利用業務は、・都道府県では、「農林政」業務が 18 団
体(94.7%)と最も多く、環境が 17 団体(89.5%)、教育 16 団体(84.2%)と続いている。
・市区町村では、「道路」業務が 503 団体(64.4%)と最も多く、固定資産税 496 団体(63.5%)、消
防防災 466 団体(59.7%)、農林政 456 団体(58.4%)、都市計画 451 団体(57.7%)、下水道 407
団体(52.1%)と続いている。
(5)GIS の効率的な整備状況 ①都道府県 ②市区町村
・GIS をすでに導入済みの団体(統合型 GIS 又は個別型 GIS を整備している団体)のうち、
ASP(Application Service Provider)サービスを利用してシステムを構築している団体は、都道
府県にあって 19 団体(40.4%)、市区町村にあっては 278 団体(16.0%)となっている。
・周辺の自治体との共同整備や共同利用を行っている団体は、都道府県においては 17 団体
(36.2%)、市区町村においては 222 団体(12.7%)となっている。
・電力、ガスなどの地域の公益事業者と連携して地図の整備を実施している団体は、都道府県
においては、2団体(4.3%)、市区町村においては、27 団体(1.5%)にとどまっている。
(6)GIS の効果的な利用状況 ①都道府県 ②市区町村
・GIS をすでに導入済みの団体(統合型 GIS 又は個別型 GIS を整備している団体)のうち、GIS を
部局の垣根を越えて政策判断に活用している団体は、都道府県においては 20 団体(42.6%)、
市区町村においては 567 団体(32.5%)であった。
・ホームページで住民に GIS を公開している団体は、都道府県においては 39 団体(83.0%)、市区
町村においては、305 団体(17.5%)であった。
・GIS を用いて作成したマップを住民に公開している団体は、都道府県においては 42 団体
(89.4%)、市区町村においては 347 団体(19.9%)である。
52
2.利 用 基 盤 統 計
定 義 ・出 典
(1)ネットワーク環境
1)インターネット環境(外部接続)
a インターネット回線(INS ネットサービス)数の推移
・INS とは、NTT 東日本及び NTT 西日本が提供する ISDN(Integrated Services Digital
Network:公衆回線において情報を一貫してデジタルデータとして扱い、音声通話だけでなく
データ通信も可能にする通信規格)による通信サービスのことで、INS ネットは、両社が提供す
るデータ通信サービスの略称である。
・東(西)日本電信電話株式会社ホームページ 「平成25年度期末サービス概況等(平成 26
年 3 月末現在)」の INS ネットサービスより回線数。
b インターネット接続回線の推移 ①世帯 ②企業
・ブロードバンドとは周波数の帯域幅が広い搬送波(電気信号、電波、光信号等)を利用した
高速・大容量な通信回線や通信環境のこと。有線通信では、ADSL、CATV、光ファイバー等
が、無線通信では第 3 世代(3G)携帯電話(LTE を含む)、WiMAX 等がこれにあたる。これ以外
のものがナローバンドである。
・ADSL とは、メタル(銅線)の電話回線で、音声通話で使用しない高周波数領域を利用して、
高速なデジタル通信を行う技術のこと。
・世帯は、 総務省トップページ > 統計調査データ > 通信利用動向調査 > 報道発表資
料 > 平成 25 年調査(平成 26.06.27 公表) > 図表1-13 自宅のパソコン等からのインタ
ーネット接続回線(平成 25 年末)(世帯)(複数回答) より。
・企業は、 総務省トップページ > 統計調査データ > 通信利用動向調査 > 報道発表資
料 > 平成 25 年調査(平成 26.06.27 公表) > 図表1-15 インターネット接続回線の種類
(企業)(複数回答)) より。
・ (出典:総務省「通信利用動向調査」) 同調査は、世帯(全体・構成員)、事業所および企
業を対象とし、1990 年から毎年実施されている。
c 移動系・固定系通信の契約数の推移
①携帯電話・PHS・BWA・3.9G(LTE)の契約数の推移
・PHS とは簡易型携帯電話のこと。
・BWA とは広帯域移動無線アクセスシステムのことで、「WiMAX」が有名。
・3.9G(LTE):第 3 世代携帯の通信規格(3G)を高速化させた規格で第 4 世代(4G)への橋渡
しという意味で「3.9G」(第 3.9 世代)と呼ばれるが、4G に含める場合もある。LTE はその一種。
・総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 電気通信サービスの契約数及びシェアに
関する四半期データの公表(平成 26 年度第 2 四半期(9 月末)) > 別紙 > 携帯電話・PH
S・BWAの契約数の推移 と PHS・BWA・3.9G(LTE)の契約数の推移 より。
53
②フィーチャーフォン、スマートフォン契約数の推移
・フィーチャーフォンとは音声通話以外の機能を有す携帯電話端末を指す。いわゆる「ガラケ
ー」のこと。
・総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 「電気通信事業分野における競争状況の評
価 2013」及び「競争評価データブック 2013」の公表 > 「電気通信事業分野における競争状
況の評価 2013」 > 別紙 1 > 【図表Ⅴ-46 スマートフォン契約数等の推移】 (出所MM総
研資料) より。
③固定系ブロードバンドサービス契約数の推移
・FTTH、DSL、CATV、FWA の各アクセスサービスの合計
・FTTH とは、光ファイバーをユーザまで直接引き込む光通信網の構成方式。(一部集合住宅
内の VDSL(メタル電話回線利用)等を含む。)
・DSL とはとは、一般の銅線を使った電話回線において、音声通話に用いられていない高い周
波数領域を使用することで高速なデジタル通信。
・FWA(固定無線アクセスシステム)は、ユーザと電気通信事業者の交換局や中継系回線と
の間を直接無線接続する高速データ通信システム。
・総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 電気通信サービスの契約数及びシェアに
関する四半期データの公表(平成 26 年度第 2 四半期(9 月末)) > 別紙 > 固定系ブロー
ドバンドサービスの契約数の推移 より。
d ブロードバンドの利用環境(推計)
(サービスエリアの世帯カバー率)
・住民基本台帳等に基づき、事業者情報等から一定の仮定の下に推計したエリア内の利用
可能世帯数を総世帯数で除したもの(小数点以下第二位を四捨五入)。
※2 ブロードバンド基盤の機能に着目して以下のように分類。
・超高速ブロードバンド : FTTH、CATV インターネット、FWA、BWA、LTE(FTTH 及び LTE 以
外は下り 30Mbps 以上のものに限る)。
・ブロードバンド : FTTH、DSL、CATV インターネット、FWA、衛星、 BWA、LTE、3.5 世代携
帯電話。
・総務省トップ > 政策 > 情報通信(ICT 政策) > 電気通信政策の推進 > ブロードバンド基盤
の整備 > ブロードバンド基盤の整備状況(平成 26 年 3 月末現在) > ブロードバンド基盤の
整備状況 より。
e 情報通信機器の保有率(世帯)
・総務省トップ > 情報通信統計データベース > 統計調査データ > 通信利用動向調査 > 平
成 25 年通信利用動向調査の結果(概要) > 図表1-16 主な情報通信機器の普及状況の
推移(世帯) より。
2)インターネットの普及状況
a インターネット利用率及び利用者数
・インターネット普及率の推移(世帯・個人・従業者 100 人以上の企業)
54
・対象年齢は 6 歳以上
・総務省トップ > 情報通信統計データベース > 基本データ > インターネットの普及率の推
移 EXCEL より。
b 年齢階層別のインターネット利用率(個人)
・総務省トップ > 情報通信統計データベース > 統計調査データ > 通信利用動向調査 > 平
成 25 年通信利用動向調査の結果(概要) > 図表1-2 年齢階層別インターネット利用
率の推移(個人) より。
(2)データ整備・入力状況
1)空間データ基盤整備(データ名称・団体・整備対象・整備率(電子化))
a 測地基準点
・国土地理院が設置している基準点の数。三角点(一等~四等)、水準点(基準、一等及び
二等)、電子基準点並びに電子基準点(二等水準点)の合計。
・国土地理院HP 地理空間情報ライブラリー > 基準点設置点数一覧表
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/detail/refpoint.html より。
・各年 4 月 1 日現在。2014 年は 10 月 1 日現在。
b 標高
①格子点の標高
・数値地図10mメッシュ(火山標高) 火山数 は、
国土地理院 > 地理空間情報ライブラリー > 数値地図 10m メッシュ(火山標高)
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/dem10mv/kazan10M.html より。
・数値地図50mメッシュ(標高)整備率 は、
国土地理院 > 地理空間情報ライブラリー > 数値地図50m メッシュ(標高)
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dem50m-index.html より。
・数値地図250mメッシュ(標高)、(1kmメッシュ(標高)と1kmメッシュ(平均標高)を含む)
整備率 は、 国土地理院 > 地理空間情報ライブラリー > 数値地図 250m メッシュ
(標高) http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dem250m-index.html より。
②水深
・2万5千分1沿岸海域地形図 整備面数 は、
地図センターTOP > 商品情報 > 地図・地形図 > 沿岸海域地形図
http://www.jmc.or.jp/map/gsi/enganchikei.html より。
・HP 記載の 74 面は現在刊行されている面数であり、整備数は 77 面となっている。
・1 万分 1 湖沼図(国土地理院) 整備面数は、
国土地理院 > 地理空間情報ライブラリー > 地理空間情報のカタログ > 4.地図等
> 湖沼図 > 整備範囲 http://geolib.gsi.go.jp/catalog より。
55
c 河川、海岸線等
①水涯線 (整備対象・整備率)
・数値地図 25,000(空間データ基盤) 及び数値地図 2,500(空間データ基盤)
・数値地図 25,000 は、http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/25000/t25000.html より。
・数値地図 2,500 は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図 2500(空間データ
基盤)
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm2500sdf/ より。
②海岸線 (整備対象・整備率)
・数値地図 25,000(行政界・海岸線) 及び数値地図 2,500(空間データ基盤)
・数値地図 25,000(行政界・海岸線)は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図
25000(行政界・海岸線) http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm25kacj/ より。
・数値地図 2,500(空間データ基盤)は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図
2500(空間データ基盤) http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm2500sdf/ より。
③湖沼(整備対象・整備率)
・1 万分の1湖沼図(国土地理院)
・国土地理院 > 地理空間情報ライブラリー > 地理空間情報のカタログ > 4.地図等
> 湖沼図 > 整備範囲
http://geolib.gsi.go.jp/catalog より。
d 建物
①公共建物及び一般建物(整備対象・整備率)
・数値地図 2,500(空間データ基盤) (国土地理院)
・数値地図 2,500(空間データ基盤)は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図
2500(空間データ基盤)
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm2500sdf/ より。
・数値地図 25,000(行政界・海岸線)は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図
25000(行政界・海岸線) http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm25kacj/ より。
e 位置参照情報 ①地名情報(整備対象・整備率) ②行政区画(整備対象・整備率)
・数値地図 25,000(地名・公共施設)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/chi25000/chimei.htm より。
・数値地図 2,500(空間データ基盤)は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図
2500(空間データ基盤)
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm2500sdf/ より。
・数値地図 25,000(行政界・海岸線)は、 地理院ホーム > 地図・空中写真 > 数値地図
25000(行政界・海岸線) http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm25kacj/ より。
f 公園等
①公園(整備対象・整備率)
・数値地図 2,500(空間データ基盤) (国土地理院)
・地理院ホーム
> 地 図 ・ 空 中 写 真 > 数 値 地 図 2500 ( 空 間 デ ー タ 基 盤 )
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm2500sdf/ より。
g その他
①地図画像(整備対象・整備率)
・数値地図 2,5000(地図画像)、数値地図 50,000(地図画像)、数値地図 200,000 (地図画
像)
56
・数値地図 2,5000(地図画像)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/25000/t25000.html より。
・数値地図 50,000(地図画像)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/50000/t50000.html より。
・数値地図 200,000 (地図画像)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/mi200k/t200000.html より。
概 要
本項では GIS 情報の利用インフラとなるネットワーク環境及びデータの整備状況について整理する。
(1)ネットワーク環境
1)インターネット環境(外部接続)
a インターネット回線(INS ネットサービス)数の推移
・INS は、身近なインターネットアクセス回線として、今日のインターネット普及を牽引してきたが、
帯域確保がされているとはいえ、通信速度は遅く(最大2ch で 128kbps)、ブロードバンド回線
に比べてコストも高い特徴がある。
・回線契約数は 5 年間で 6 割に減っている。
b インターネット接続回線の推移
①世帯 ②企業
・世帯ではナローバンド回線からブロードバンド回線への移行が進んでおり、直近では携帯電話
回線等の無線系の伸びが著しい。DSL(メタル)から FTTH(光回線)への移行も進んでいる。
・企業はブロードバンド回線の逓増傾向はあるが、世帯に比べてゆるやかである。
c 移動系・固定系通信の契約数の推移
①携帯電話・PHS・BWA・3.9G(LTE)の契約数の推移
・移動系通信の契約数の合計は、2013 年度末で 2 億件を超えている。特に近年の 3.9G
(LTE)の伸びが著しい。
②フィーチャーフォン、スマートフォン契約数の推移
・いわゆる「スマホ」「ケータイ」の契約数の推移であるが、スマートフォンは増加傾向が明らかに
なっている。「フィーチャーフォン」の減少は続いている。
③固定系ブロードバンドサービス契約数の推移
・固定系契約数の合計の伸びは、頭打ちの感があるが、DSL(メタル)から FTTH(光回線)への
移行が進んでいることをうかがわせている。
d ブロードバンドの利用環境(推計)(サービスエリアの世帯カバー率)
・固定系+移動系であればブロードバンドサービスエリアの世帯カバー率は 100%に達している。
57
e 情報通信機器の保有率(世帯)
・情報通信機器の保有率の伸びは、タブレット型端末の伸び(対前年 1.43 倍)が著しい。ほか
に、インターネット対応ゲーム機、スマートフォンがこれに続いている。
2)インターネットの普及状況
a インターネット利用率及び利用者数
・2013 年末にインターネット利用者数は1億人を超え、個人利用率は 82.8%となった。
b 年齢階層別のインターネット利用率(個人)
・全体の利用率は対前年 1.04 倍であるが、50 歳から 69 歳の層の伸びが著しい。(対前年
1.07~1.10 倍)
(2)データ整備・入力状況
・地理空間情報の位置の基準となる基盤地図情報の整備を、国土地理院が地方公共団体等と
連携して進めた結果、2008 年度には全国で 1/25,000 のデータが、2011 年度末にはほぼ全国
の都市計画区域で 1/2,500 のデータが整備され、公開されている。
・国土地理院のデータ整備・公表状況は以下のとおり。
1)空間データ基盤整備(データ名称・団体・整備対象・整備率(電子化))
a 測地基準点
・国土地理院が設置している基準点の数は 2014 年 10 月 1 日現在、三角点 109,879 点、
水準点 17,076 点、二等水準点を含む電子基準点 2,184 点、合計 129,139 点である。
b 標高 ①格子点の標高 ②水深
・標高にあっては、国土数値情報(自然地形メッシュ)、数値地図50mメッシュ、250mメッシ
ュなどが 100%整備され公開されている。
・水深については 1/25,000 沿岸海域地形図、1/10,000 湖沼図が整備されている。
c 河川、海岸線等 ①水涯線 ②海岸線 ③湖沼
・水涯線、海岸線は数値地図(1/25,000)が全国整備されている。都市計画区域を中心とし
た地域では数値地図(1/2,500)が整備されている。
・湖沼は 1/10,000 湖沼図が 129 面整備されている。
d 建物 ①公共建物及び一般建物
・公共建物及び一般建物については、都市計画区域を中心とした地域では数値地図
(1/2,500)が整備されている。
e 位置参照情報 ①地名情報 ②行政区画
・地名情報及び行政区画については、数値地図(1/25,000)が全国で整備されている。都市
計画区域を中心とした地域では数値地図(1/2,500)が整備されている。
58
f 公園等 ①公園
・都市計画区域を中心とした地域で数値地図(1/2,500)が整備されている。
g その他 ①地図画像(整備対象・整備率)
・数値地図(地図画像)として 1/2,500、1/50,000、1/200,000 のスケールで全国で整備さ
れている。
59
3.適 用 分 野 統 計
定 義 ・出 典
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成22年4月1日現在)~」 > 第5節
電子自治体の基盤の整備 > 1 機器構成及び機器の整備 > 第2表 機器等整備状況 より。
・なお、出典の調査方法が変更されたため、2011 年以降のデータがない。
・行政部門の定義は以下のとおり。
(1)総務・企画部門
・人事管理・研修・給与・恩給・年金・共済・貸付・都道府県税(自動車税・個人事業税・法人事
業税・自動車取得税・法人県民税・特別地方消費税・不動産取得税・鉱区税・都道府県民税・道
府県たばこ税・ゴルフ場利用税・狩猟者登録税・法定外普通税等)、市町村税(住民税・固定資産
税・軽自動車税・都市計画税・国民健康保険税・市町村たばこ税・特別土地保有税、法定外普通
税等)住民記録等・外国人登録・印鑑登録証明・財務会計(会計経理・物品管理・起債管理・財
産管理・資金管理・予算配当・予算査定等)・教育事務 (私学・公立学校等に関する教育関係統
計等、教育所管部課における教育事務等・生涯学習) ※都市計画(ただし、所管が土木・建築部
門である団体は土木・建築部門に該当)
・利用分野における「税務」は、上記の都道府県税及び市町村税業務。
(2)商工・農林・水産部門
・「商工」 各種実態調査・各種資金事務・各種商工関係試験事務・中小企業経営診断資料の
作成・技術研究・その他(商工関係統計等)
・ 「農林」 森林計画・工事設計積算・各種資金事務・各種補助金事務・農業共済事務・農業経
営診断資料の作成・県営林計画調整・森林道台帳作成事務・その他(農業関係調査・統計等)
(3) 民生・労働・衛生部門
・生活保護・国民年金・各種福祉資金事務・各種検診・児童手当事務・介護保健関係・その他
(母子家庭、老人健康等各種実態調査)
・利用分野における「民生・労働」は生活保護、国民年金、介護保険、各種検診、児童手当事
務。
(4)土木・建築部門
・利用分野における「土木・建築」は、公営住宅関係、道路台帳、建築許認可、工事設計・進行
管理。
60
概 要
・GIS の適用分野は、多種多様で利用者次第で、どのような分野にでも適用できる可能性がある。
本項では、多種多様な GIS の適用可能分野のうち、行政に大きく影響する、総務・企画、商工農水、
土木建築などの分野について、その分布をパソコンの設置状況、利用分野などを示すことで GIS 適
用分野の統計を示す。
(1)総務・企画部門
1)機器整備状況
①都道府県 ②市区町村
・2010 年度 4 月時点における企画・総務部門の機器整備状況は、都道府県ではパソコンが
116,378 台、うち LGWAN への接続が 81,734 台、サーバは 5,178 台が設置されている。
・同じく市区町村では、パソコンが 442,688 台、うち LGWAN への接続が 264,276 台、サーバは
13,736 台が設置されている。
2)利用分野
①都道府県 ②市区町村
・都道府県の 2010 年度 4 月時点における企画・総務部門では、税務事務で延べ 334 団体、
管財・財務事務で延べ 223 団体で電算処理システムが導入されている。
・同じく市区町村では、税務事務で延べ 9,317 団体、管財・財務事務で延べ 6,317 団体で電
算処理システムが導入されている。
(2)商工・農林・水産部門
1)機器整備状況
①都道府県 ②市区町村
・商工・農林・水産部門の機器整備状況は、都道府県ではパソコンが 81,457 台、うち LGWAN
への接続が 66,417 台、サーバは 2,175 台が設置されている。
・同じく市区町村では、パソコンが 57,417 台、うち LGWAN への接続が 40,869 台、サーバは
647 台が設置されている。
2)利用分野
①都道府県 ②市区町村
・都道府県の 2010 年度 4 月時点における商工・農林・水産部門では、延べ 88 団体で、電算
処理システムが導入されている。企画・総務部門に比べシステム導入が遅れている。
・同じく市町村では、延べ 319 団体で、電算処理システムが導入されており、企画・総務部門に
比べシステム導入が遅れている。
(3)民生・労働・衛生部門
1)機器整備状況
①都道府県 ②市区町村
・民生・労働・衛生部門の機器整備状況は、都道府県ではパソコンが 61,659 台、うち LGWAN
への接続が 52,255 台、サーバは 1,630 台が設置されている。
・同じく市区町村では、パソコンが 284,965 台、うち LGWAN への接続が 177,370 台、サーバは
6,845 台が設置されている。
61
2)利用分野 ①都道府県 ②市区町村
・2010 年度 4 月時点における民生・労働・衛生部門の都道府県では、延べ 144 団体で、電算
処理システムが導入されているが、企画・総務部門に比べシステム導入が遅れている。
・同じく市町村では、延べ 7,630 団体で、電算処理システムが導入されているが、企画・総務部
門に比べシステム導入が遅れている。
(4)土木建築部門
1)機器整備状況
①都道府県
②市区町村
・土木建築部門の機器整備状況は、都道府県ではパソコンが 64,446 台、うち LGWAN への接
続が 54,439 台、サーバは 3,168 台が設置されており、総務・企画部門に比肩する。
・同じく市区町村では、パソコンが 107,670 台、うち LGWAN への接続が 78,934 台、サーバは
2,249 台が設置されている都道府県に比べ整備状況は遅れている。
2)利用分野 ①都道府県 ②市区町村
・2010 年度 4 月時点における土木建築部門の都道府県では、延べ 169 団体で、電算処理シ
ステムが導入されているが、企画・総務部門に比べシステム導入が遅れている。
・同じく市町村では、延べ 3,042 団体で、電算処理システムが導入されているが、企画・総務部
門に比べシステム導入が遅れている。
62
4.技 術 統 計
定 義 ・出 典
(1)操作性
1)使いやすさ(パソコン等基盤の整備状況)(都道府県・市区町村)
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 平成
25 年度資料編 > 総括資料 ZIP > 第2表 パソコンの設置状況 > (1)団体区分別 より。
・前年度以前も同様。
(2)保守管理
1)保守管理部門の設置
a CIO(情報統括責任者)の任命 ①都道府県 ②市区町村
・CIO とは Chief Information Officer の略で、情報システム関係の業務を統括する最高情報責
任者。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第1
節 電子自治体の推進体制等 > 2 CIO(情報化統括責任者)の任命 > 第3図 CIOの任
命の有無 より。
・前年度以前も同様。
b ネットワーク管理者又は CIO 補佐官の任命 ①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第1
節 電子自治体の推進体制等 > 3 CIO補佐官(ネットワーク管理者を含む)の任命 > 第6
図 CIO補佐官の任命の有無 より。
・前年度以前も同様。
2)PMO(プロジェクト マネジメント オフィス)の設置(都道府県・市区町村)
・庁内における情報システムの企画、開発、運用、評価等について、責任をもって、統括・管理
するための PMO としての、専門の組織を設置しているかを示すもの。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成22年4月1日現在)~」 > 第2
章 電子自治体の現況 > 第1節 電子自治体の推進体制の整備 > 4 PMOの設置 >
第 10 図 PMOの設置(複数回答) より。
・2011 年以降データなし。
(3)経済性
1)協議会等の設置
a 地方自治体の電子化推進体制 ①都道府県 ②市区町村
・自治体の電子化にあたり、専門課(係)が担当しているかどうかについて、その状況をまとめたも
の。
63
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成22年4月1日現在)~」 > 第1
節 電子自治体の推進体制等 > 1 電子自治体の推進体制 > 第1図 電子自治体の推
進体制 より。
・前年度以前も同様。
b 地方自治体内の横断的な推進組織の設置状況 ①都道府県 ②市区町村
・自治体の電子化にあたり、庁内に横断的推進組織を設置したかどうかの状況をまとめたもの。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成24年4月1日現在)~」 > 第1
節 電子自治体の推進体制等 > 1 電子自治体の推進体制 > 第3図 庁内横断的な情
報化推進委員会等の設置の有無。
・2013 年以降データなし。
2)共同化の取組(都道府県)
・自治体(都道府県)の電子化に伴う業務システムの共同化の実施状況について、まとめたもの
である。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第4
節 業務・システムの効率化 > 1 複数の地方公共団体による業務システムの共同化(共同
利用) > (2) 各種オンラインシステムの共同利用 > 第 43 図 各種オンラインシステムの
共同利用 より。
・前年度以前も同様。
(4)汎用性(情報処理関連産業の動向)
1)企業数及び売上高
・情報通信業に係る企業数・売上高をまとめたもの。
・資本金額または出資金額 3,000 万円以上の企業が対象。
・「情報通信業基本調査速報 平成26年情報通信業基本調査(平成25年度実績)」 > 第
1章 情報通信業を営む企業の概要 > 第1節 アクティビティベース結果 > 情報通信業に
係る平成 25 年度売上高 より。
・前年度以前も同様。
2)ソフトウェア業務の業務種類別年間売上高
・情報通信業のうち、ソフトウェア業務の業務種類別の年間売上高をまとめたもの。
・ソフトウェア業務の事業従事者 5 人以上で業務種類別の年間売上高。
・経済産業省 > 【業種別の概況】 > Ⅰ ソフトウェア業 > 2.ソフトウェア業務(主業)の動
向 > 第2-2表 ソフトウェア業務の業務種類別年間売上高(うち、事業従事者5人以上 計)
より。
・2011 年、2012 年データなし。
64
概 要
(1)操作性
・パソコン等基盤的資機材の整備状況及び行政手続きのオンライン化の状況から使いやすさの
環境を見る。
1)使いやすさ(パソコン等基盤の整備状況)(都道府県・市区町村)
・2013 年 4 月時点におけるパソコンの設置台数は、都道府県においては 541,940 台である。
・また、総合行政ネットワーク(LGWAN)への接続は 376,533 台が接続されている。
・さらに、サーバは 24,174 台が設置されている。
・市区町村にあっては、パソコン設置台数が、1,489,316 台、LGWAN への接続が 847,284 台、
サーバ設置が 85,480 台を示した。
・これらの内、一人一台以上のパソコン設置状況は、都道府県にあっては、全団体(100%)で、
また、市区町村にあっては、1,670 団体(95.9%)であった。
・いずれの団体にあっても、パソコンの整備環境は、整いつつあることが伺える。
(2)保守管理
・保守管理部門の設置状況等から保守管理体制を見る。
1)保守管理部門の設置
a CIO(情報統括責任者)の任命 ①都道府県 ②市区町村
・CIO(情報統括責任者)については、都道府県にあっては 34 団体(72.3%)が、市区町村におい
ては、1,384 団体(79.4%)が任命している。
b ネットワーク管理者又は CIO 補佐官の任命 ①都道府県 ②市区町村
・ネットワーク管理者又は CIO 補佐官については、都道府県においては、25 団体(53.2%)が、市
区町村にあっては、1,120 団体(64.3%)が任命している。
2)PMO(プロジェクト マネジメント オフィス)の設置(都道府県・市区町村)
・2010 年 4 月時点での庁内における情報システム(業務担当部門所管の情報システムを含
む)の企画、開発、運用、評価等について、責任を持って統括・管理するため、PMO として、専
門の組織を設置しているのは、都道府県で 2 団体(4.3%)、市区町村で 16 団体(0.9%)であり、
電子自治体担当課(係)が PMO の役割を果たしているのは、都道府県で 17 団体(36.2%)、市区
町村で 573 団体(32.7%)であった。
・CIO 補佐官とは情報化統括責任者および情報システム統括部門に対して支援・助言を行う職
として設置・登用されている。
(3)経済性
・自治体の電子化に当たりその効率化を目指す協議会等の設置が行われているか、また、電子
化に伴う業務システムの共同化の状況並びにこれらの GIS 化に係る効果からその経済性を見
る。
65
1)協議会等の設置
a 地方自治体の電子化推進体制
①都道府県 ②市区町村
・電子自治体の推進に当たり、専門課(係)が担当しているのは、都道府県にあっては、47 団体
(100.0%)で、市区町村にあっては 1,500 団体(86.1%)である。
・また、既存の課(係)が担当しているのは、都道府県にあっては 0 で、市区町村にあっては、
242 団体(13.9%)である。
b 地方自治体内の横断的な推進組織の設置状況 ①都道府県 ②市区町村
・2012 年 4 月時点での庁内における横断的な情報化委員会等を設置している団体は、都道
府県においては 42 団体(89.4%)、市区町村にあっては 1,169 団体(67.1%)である。
2)共同化の取組(都道府県)
・公共事業にかかる電子入札の共同化を行っているのは、22 都道府県(46.8%)であった。
・また、都道府県によっては、建築情報システムやデジタル地図の整備運用について共同化が
行われている。
(4)汎用性(情報処理関連産業の動向)
・ソフトウェア業務の年間売上高について、受注(カスタマイズ)ソフトの推移とパッケージソフトの推
移から、今後のソフトウェアの汎用性に係る技術動向を見る。
1)企業数及び売上高
・情報処理関連産業に係る売上高はソフトウェア業が 13 兆 5,056 億円、情報処理・提供サー
ビス業が 4 兆 4,999 億円、インターネット付随サービス業が 2 兆 2,030 億円となっている。
2)ソフトウェア業務の業務種類別年間売上高
・ソフトウェア業務を事業従事者 5 人以上の事業所でみると、「受注ソフトウェア開発」が 9 兆
2,700 億円と全体の 86.4%を占めている。
・「業務用パッケージ」は 1,850 億円(8.6%)に満たない。
66
5. 情 報 セキュリティ統 計
定 義 ・出 典
(1)信頼性
1)ネットワーク管理体制
a 情報セキュリティポリシの策定状況
・情報セキュリティポリシとは、どのような情報資産をどのような脅威から、どのようにして守るか
についての基本的な考え方と、情報セキュリティを確保するための体制、組織及び運用を含め
た規定である。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 平成
25 年度資料編(総括資料(ZIP) > 【Web 公表】H25 第 5 節.xls > 第1表 組織体制・規
程類の整備 > (1)団体区分別 より。
・前年度以前も同様。
b 物理的セキュリティ対策の実施状況 ①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第5
節 情報セキュリティ対策の実施状況 > 3 情報セキュリティ対策の実施 > 第 68 図 物理
的セキュリティ対策の実施(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
c 人的セキュリティ対策の状況
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第5
節 情報セキュリティ対策の実施状況 > 3 情報セキュリティ対策の実施 > 第 69 図 人的
セキュリティ対策の実施(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
d 主要な情報資産のリスク管理
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第5
節 情報セキュリティ対策の実施状況 > 2 情報資産の管理方法 > 第 67 図 情報資産の
分類と管理方法(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
2)主な LAN 機能 ①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第2
節 電子自治体の基盤の整備 > 1 機器構成及び庁内LANの整備 > 第 2 表 庁内LAN
の整備状況 より。
・前年度以前も同様。
67
概 要
・各自治体におけるネットワーク管理体制等から GIS の信頼性を見た。
(1)信頼性
・情報セキュリティポリシあるいは物理的セキュリティ対策、人的セキュリティ対策の状況から見た
ネットワークの管理体制はかなり進展している。
・なお、2006 年 4 月以降個人情報保護条例はすべての自治体で制定されている。
1)ネットワーク管理体制
a 情報セキュリティポリシの策定状況
・情報セキュリティポリシは、2013 年 4 月時点で都道府県では全団体(100.0%)、市区町村で
は 1,702 団体(97.7%)が策定している。
・主要な情報資産についてのセキュリティ対策手順は都道府県では 46 団体(97.9%)、市区
町村では 873 団体(50.1%)が策定している。
b 物理的セキュリティ対策の実施状況
・物理的セキュリティ対策については、都道府県においては「サーバ室等の入退室管理」、「サ
ーバ等の停電対策」、「重要情報を含む紙媒体の適切な管理」を全団体で実施しており、市区
町村においては「サーバ等の停電対策」が 1,723 団体(99.0%)で実施していることが分かる。
c 人的セキュリティ対策の状況
・人的セキュリティ対策については、都道府県においては全団体(100.0%)、市区町村では
1,302 団体(74.7%)が情報セキュリティ研修を職員に対して実施しており、都道府県において
22 団体(46.8%)、市区町村では 294 団体(16.9%)が緊急時対応訓練を実施している。
d 主要な情報資産のリスク管理
・主要な情報資産のリスク管理については、「情報資産の無断持出し及びメール等による送付
の禁止」を都道府県では全団体が実施しており、市区町村では 1,639 団体(94.0%)が実施して
いる。
2)主な LAN 機能 ①都道府県 ②市区町村
・利用されている主な LAN 機能については、イントラネットが都道府県においては全団体
(100.0%)で、市区町村においては 1,657 団体(95.1%)とほとんどの団体に普及している。
・また、LAN 機能として GIS が利用可能な団体数は、都道府県においては 32 団体(61.8%)、市
区町村においては、912 団体(52.4%)となっている。
68
6. 属 性 統 計
定 義 ・出 典
(1)公共測量
・公共測量とは、国及び公共団体が費用を負担し、又は補助して行う測量で、規格の不統一や
測量の重複を排除し、測量の正確さを確保することを目的に実施することとなっている。 (測量
法(昭和 24 年 6 月 3 日法律第 188 号)第 5 条参照。)
1)公共測量届出件数と測量種別件数の推移
・国・地方公共団体等の計画機関が公共測量を実施する場合は、測量法第 14 条に基づき、
国土地理院への届出が必要となる。
・国土地理院提供資料による。
(2)縮尺別デジタルデータの整備状況
・地図の縮尺とは、測量によって作成された地図上の2点間の距離と、現地においてこれに対応
する距離との比のことである。
・縮尺の「大小」は、国土地理院の地図の場合、慣例的に1/500~1/2,500 を大縮尺、1/1 万
~1/5 万を中縮尺、1/10 万より小さい場合を小縮尺という。現在は、地図データが数値化され
ているため、呼称は 500 レベル、2,500 レベル等という。
1)大縮尺(届出件数)
・公共測量の届け出件数が国土地理院から公表されている。
・国土地理院提供資料による。
2)中縮尺
・全国及び政令指定都市を中心に整備状況を取りまとめる。
・10,000 レベル: 国土地理院 > 国土地理院の紹介 > 国土地理院概要 > 提供・公開し
ている主な地理空間情報 >地形図 > 1 万分 1 より。
・25,000 レベル: 国土地理院 > 数値地図 25000(地図画像)について > 4.数値地図
25000(地図画像)の刊行範囲と更新情報 > 図葉数の合計より。
・50,000 レベル: 国土地理院 > 子どものページ > いろいろな地図 > 5万分の1地形図
より。
3)小縮尺
・一般に 1/10 万より小さい縮尺の地図をいう。
・全国を対象に整備状況を取りまとめる。
・国土地理院 > 国土地理院の紹介 > 国土地理院概要 > 提供・公開している主な地理
空間情報 より。
69
(3)測地系
・測地系とは、地球上の位置を経度・緯度・標高の座標で表すときの前提とする条件のことであ
る。
・日本では、「日本測地系」と呼ばれる測地系が明治期以降用いられてきたが、測量技術の進
歩に伴い、日本測地系は日本周辺しか通用しないことが判明たため、2002 年 4 月 1 日から、
ITRF(国際地球基準座標系)に準拠する世界測地系を用いることとなった。
1)世界測地系への変換状況(基準点)
・全国及び政令指定都市を中心に変換状況を取りまとめたもの。
・国土地理院 > 基本測量 > 地球の形をはかる > 日本の測地系 > 9. 基準点設置点
数一覧表 より。
2)日本測地系としての整備維持状況(基準点)
・全国及び政令指定都市を中心に変換状況を取りまとめたもの。
・国土地理院 > 基本測量 > 地球の形をはかる > 日本の測地系 > 9. 基準点設置点
数一覧表 より。
(4)座標系
・UTM 座標系とは、大縮尺の地図の作成に、ガウス・クリューゲル図法を用いる場合の国際的準
則のことで、国土地理院発行の縮尺 1/10,000~1/200,000 の地形図に使用されている。
・平面直角座標系とは日本を 19 のゾーンに分割して横メルカトル図法で投影した、地図投影法
の一種である。狭い範囲を対象とした測量や大縮尺地図に使われ、国土地理院の 1/10,000
地形図、縮尺 1/5,000 以上の国土基本図は、この座標系による。
1)UTM 座標系
・「10,000 レベル」 国土地理院 > 国土地理院の紹介 > 国土地理院概要 > 提供・公
開している主な地理空間情報 > 地形図 > 1 万分 1 より。
・「25,000 レベル」 国土地理院 > 数値地図 25000(地図画像)について > 4.数値地
図 25000(地図画像)の刊行範囲と更新情報 > 図葉数の合計 より。
・「50,000 レベル」 国土地理院 > 子どものページ > いろいろな地図 > 5万分の1地
形図 より。
・「200,000 レベル」 国土地理院 > 国土地理院の紹介 > 国土地理院概要 > 提供・
公開している主な地理空間情報
より。
2)平面直角座標系
・6(2)1)大縮尺(届出件数)を再掲。
70
概 要
(1)公共測量
本項では、測量種別ごとに届出件数を明らかにする。
1)公共測量届出件数と測量種別件数の推移
2014 年度は全国で 3,581 件の届け出があった。
(2)縮尺別デジタルデータの整備状況
・縮尺レベル別のデジタルデータの整備状況を取りまとめる。
1)大縮尺(届出件数)
・2014 年には 1,000 レベルで 472 件、2,500 レベルで 481 件の届け出があった。
2)中縮尺
・2014 年には 10,000 レベルで 311 面、25,000 レベルで 4,342 面が整備されている。
3)小縮尺
・2014 年には 20 万レベルで 130 面、50,000 レベルで 8 面が整備されている。
(3)測地系
・ここでは、国家基準点や政令指定都市の基準点等の世界測地系への変換状況を取りまとめ
る。
1)世界測地系への変換状況(基準点)
・世界測地系への国家基準点の変換状況は、100%となっている。
2)日本測地系としての整備維持状況(基準点)
・日本測地系としての国家基準点の整備維持状況は 100%となっている。
(4)座標系
・ここでは、日本で用いられている中縮尺系統については UTM 座標系で、大縮尺系統について
は平面直角座標系で各種地図データの整備状況についてまとめる。
1)UTM 座標系
・10,000 レベルは、全国主要都市(311 面)において、都市計画図(1:2,500)をもとに編集・作
成。
・25,000 レベルは、統一した規格で全国(4,372 面)をカバーしているもっとも縮尺の大きな国の
基本図。
・50,000 レベルは、2万5千分の1地形図4面分を1面にまとめ、全国を 1,291 面でカバーして
いる。
71
・200,000 レベルは、5万分の1地形図 16 面を貼り合わせて1面にまとめ、全国を 130 面でカ
バーしている。
2)平面直角座標系
・2014 年には 1,000 レベルで 472 件、2,500 レベルで 481 件の届け出があった。
72
7.GIS エンジン統計
定義・出典
・「GIS エンジン(GIS engine)」とは、コンピュータで地図や図形の描画処理を含むデータ処理を実行す
る基本機能の総体のことで、これをベースに特化したメニューや機能を追加 (カスタマイズ)するこ
とで、GIS アプリケーションが作られている。
・(財)日本建設情報センター(以下「JACIC」という。)が 発刊している「GIS データブック」及び「GIS デ
ータブック インターネット版」のデータをもとに、統計データの作成を行った。
(1)GIS(ベンダー)の出現回数
・ベンダー別のシェアは、製品分類(地図データ、汎用 GIS、WebGIS、道路、土地・税体、地図デ
ータ作成、環境、その他)の区分ごとにベンダーと製品の出現回数を取り纏めた。
・JACIC HP > GIS DataBook インターネット版 > GIS ソフトウェア > ソフトウェア種類
より値を抽出。
・2011 年度以前は GIS データブック より値を抽出。
(2)データフォーマットの分類(機能)毎の件数
・GIS 製品毎のシェアは、集計要素となる出荷本数等が資料として存在しないため、GIS 製品にお
いて「フォーマットが対応していること=そのデータのフォーマットシェア」として集計を行う。データ
フォーマットの種類毎に資料中の出現回数をカウントし、分類(機能)、団体(開発元、販売元、整
備主体)毎に集計した。
・フォーマットの分類は、以下のとおりとする。
①GIS:(GIS ベンダーのソフトウエアのファイル形式) ・・・SHAPE
②CAD : AutoCad のみ、(CAD ベンダーのファイル形式) ・・・DXF、CAD、DGN
③地図 : DM、数値地図(公共整備による地図データファイル形式) ・・・数値地図、ZMAP
: メーカー製の地図(民間地図の地図データファイル形式)
④画像 : 画像(画像ソフトベンダーのファイル形式)
⑤GIS 共通:(GIS 標準化団体によるファイル形式) ・・・DM、G-XML、SIMA
⑥画像共通:(画像ファイルの共通ファイル形式) ・・・TIFF
⑦共通 : 標準化団体による電子ファイルの一般的ファイル形式 ・・・BMP
⑧その他 : その他(分類方法不明なファイル形式)
・JACIC HP > GIS DataBook インターネット版 > GIS ソフトウェア > ソフトウェア種類
より値を抽出。
・2011 年度以前は GIS データブック より値を抽出。
(3)標準化率 ISO/TC211 の規格発行数の変化
・地理情報の国際標準化の動きについて、IS0/TC211 国際標準化委員会で検討された規準の
数等推移について、整理取りまとめる。
・日本測量調査技術協会ホーム > 地理情報規格 ISO/TC 211・JIS > 作業項目一覧 >
73
( 発 行 済 み の IS 、 TS 、 TR ( 最 新 の 状 況 は こ ち ら )
> ISO/TC 211 Geographic
information/Geomatics > Total number of published ISO standards related to the TC and its
SCs (number includes updates): より ISO 規格の総数と新規発行規格数。
概 要
(1)GIS(ベンダー)の出現回数
・延べ 101 ベンダー、162 製品が掲げられている。
(2)データフォーマットの分類(機能)毎の件数
・データフォーマット分類については、GIS、CAD、地図、画像、GIS 共通、画像共通、共通、その
他とし、それぞれの出現件数を整理した。
・地図ソフトがトップで 204 件となっている。
・次いで、GIS が 162 件に、CAD が 116 件、GIS 共通が 108 件となっている。
(3)標準化率 ISO/TC211 の規格発行数の変化
・2014 年度は TS の新規発行数が 2、規格総数が 66 となっている。
74
8.基本空間データ統計
定義・出典
・「空間データ」とは、様々なデータの中で地理的位置を表す情報を有するデータをいう。
・「国土空間データ基盤」とは、空間データのうち基盤的なものを指し、以下の大きく 3 つの要素からな
る。①空間データ基盤(空間データのうち、国土全体の地勢や行政界等の基盤的な地図データ)②
基本空間データ(空間データ基盤に結びつけて利用される台帳、統計情報等のうち、公共的観点か
ら基本的なものと考えられるデータ。)③デジタル画像(航空写真や衛星画像等から作成されるも
の。)
(1)空間データ基盤(基盤的な地図データ・位置参照情報)
1)基盤地図情報
・国土地理院提供資料による。
2)各種数値地図データ(国土地理院)
a 数値地図(地図画像) CD-ROM
・数値地図 2,5000(地図画像)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/25000/t25000.html より。
・数値地図 50,000(地図画像)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/50000/t50000.html より。
・数値地図 200,000 (地図画像)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/mi200k/t200000.html より。
b 数値地図(行政界・海岸線、地名・公共施設、総合) CD-ROM
・数値地図 25,000(行政界・海岸線)は、
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dm25kacj/index.html より。
・数値地図 500 万(総合)は、
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/5000000-5000000outline.htm
より。
c 数値地図(標高メッシュ) CD-ROM
・数値地図 5m メッシュ(標高)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/dem5m/index.htm より。
・数値地図 50m メッシュ(標高)は、
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dem50m-index.html より。
・数値地図 250m メッシュ(標高)、含む 1km メッシュは、
http://www.gsi.go.jp/geoinfo/dmap/dem250m-index.html より。
・数値地図 10m メッシュ(火山標高)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/dem10mv/kazan10M.html より。
75
d 数値地図(土地条件、土地利用、国勢地図) CD-ROM
・数値地図 25,000(土地条件)は、
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/lc_cd25000.html より。
・数値地図 5,000(土地利用)は、
http://www1.gsi.go.jp/geowww/LandUse/lum-5k.html より。
・数値地図 5,000(国勢地図帳)は、
http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/atlus/index.html より。
(2)基本空間データ(統計・台帳データ)
1)各種ハザードマップデータ整備状況
a インターネット公開数(市区町村)
・ハザードマップ公表市区町村のうち、インターネット上でハザードマップを公開している市町村
数。
・国土交通省ハザードマップポータルサイト > ハザードマップ公表状況を見る > インターネッ
ト公表数(災害選択ごと) より。
・前年度以前も同様。
b 公表数(市区町村)
・印刷物の配布等によりハザードマップを公表している市区町村の数。
・国土交通省ハザードマップポータルサイト > ハザードマップ公表状況を見る > 公表数(災
害選択ごと) より。
・前年度以前も同様。
2)電子化されている台帳 ①都道府県 ②市区町村
・都道府県・市区町村ごとの各種台帳の電子化の状況。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第2
節 電子自治体の基盤の整備 > 2 台帳の電子化 > 第 12-1 図 電子化されている台帳
より。
・前年度以前も同様。
概 要
(1)空間データ基盤(基盤的な地図データ・位置参照情報)
本項では、この国土空間データ基盤等の整備状況について取りまとめる。
1)基盤地図情報
・基盤地図情報の整備計画及び整備範囲等の概況は以下のとおりである。
・都市計画区域(約 10 万平方キロメートル)については、縮尺レベル2500で、 それ以外の地
域を縮尺レベル25000で、基盤地図情報の初期整備が概ね完了。
・国土地理院の基盤地図情報については、2011(平成 23)年度末に全国概成を果たし、その
76
整備は更新の段階へと移行している。
2)各種数値地図データ(国土地理院)
a 数値地図(地図画像)CD-ROM
・数値地図 25,000(地図画像)、数値地図 50,000(地図画像)、数値地図 200,000(地図画
像)とも 100%整備を完了している。
b 数値地図(行政界・海岸線、地名・公共施設、総合)CD-ROM
・数値地図 25,000、500 万で 100%整備を完了している。
c 数値地図(標高メッシュ)CD-ROM
・数値地図 5m メッシュ(標高)は、15 枚が整備されている。
・数値地図 50m メッシュ(標高)、250mメッシュ(標高)、100%整備を完了している。
・数値地図 10m メッシュ(火山標高)は全国 25 火山を 1 枚で、整備している。
d 数値地図(土地条件、土地利用、国勢地図)CD-ROM
・数値地図 25,000(土地条件)、数値地図 5,000(土地利用)、国勢地図帳とも 100%整備を完
了している。
(2)基本空間データ(統計・台帳データ)
1)各種ハザードマップデータ整備状況
・基本空間データのうち、ハザードマップデータの整備状況については以下のとおりである。
・ハザードマップについては、高潮、洪水などの水害、地震などを想定した整備が進んでいる。
a インターネット公開数(市区町村)
・洪水ハザードマップをインターネット上で公開している市区町村数は 1,206 団体(69.2%)、土砂
災害ハザードマップについては 680 団体(39.0%)であった。
b 公表数(市区町村)
・2014 年度現在、洪水ハザードマップを印刷物の配布等により公表している市区町村数は
1,307 団体(75.0%)、土砂災害ハザードマップについては 840 団体(48.2%)であった。
2)電子化されている台帳 ①都道府県 ②市区町村
・各種台帳の電子化については、都道府県では公有財産台帳が 44 団体(93.6%)、道路台帳
が 34 団体(72.3%)、市区町村では住民基本台帳が 1,742 団体(100%)、固定資産課税台帳
が 1,552 団体(89.1%)で電子化されている。
77
9.情報公開統計
定義・出典
(1)ホームページによる情報公開
・都道府県・市区町村のホームページによる情報公開状況を示す。
1)ホームページの開設状況
a ホームページの開設団体(都道府県・市区町村)
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3
節 行政サービスの向上・高度化 > 1 ホームページの状況 より。
・前年度以前も同様。
b ホームページの公開性 ①都道府県 ②市区町村
・ホームページ等での住民参画や行政の透明性確保のために実施している内容。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3
節 行政サービスの向上・高度化 > 1 ホームページの状況 > 第 17 図 ホームページ等で
の住民参画や行政の透明性確保(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
・「住民の交流ツール(サイト)の設置」の対象は 2012 年以前は「住民の交流サイト(地域 SNS)」、
2013 年以降「ツイータ等」を追加している。
2)ホームページの機能状況 ①都道府県 ②市区町村
・ホームページのサービス内容、機能状況を示す。
・RSS とは、各種のウェブサイトの更新情報をまとめ、配信するための文書フォーマット で、「RSS
リーダー」を利用する事によって、様々なサイトの更新情報を自動的に取得、閲覧でき、複数の
Web サイト(ブログ)の更新情報を一括で管理できる。
・CMS(Contents Management System) とは、ウェブコンテンツを構成するテキストや画像など
を統合・体系的に管理し、配信等の処理を行うシステムの総称。構成要素を分離してそれぞれ
データベースやファイルに保存し、サイト構築をソフトウェアで自動的に行うようにしたもの。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3
節 行政サービスの向上・高度化 > 1 ホームページの状況 > 第 18 図 ホームページの機
能等(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
(2)ホームページ以外の電子的な情報公開 ①都道府県 ②市区町村
・メールマガジンの配信、電子モニター制度の運用の実施状況。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3節
行政サービスの向上・高度化 > 1 ホームページの状況 > 第 17 図 ホームページ等での住
民参画や行政の透明性確保(複数回答) より。
78
・前年度以前も同様。
(3)電子申請の状況
1)行政手続きのオンライン化動向 ①都道府県 ②市区町村
・行政手続きのオンライン化に関する計画の策定状況。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第3
節 行政サービスの向上・高度化 > 5 行政手続のオンライン化の推進状況 > 第 26 図 行
政手続のオンライン化に関する計画の策定状況(複数回答) より。
・前年度以前も同様。
2)業務別オンライン化状況
①都道府県 ②市区町村
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成23年4月1日現在)~ 」 > 第3
節 行政サービスの向上・高度化 > (5) 業務別手続のオンライン化の実施状況 > 第 27 図
業務別手続のオンライン化の実施状況 より。
・2012 年以降データなし。
概 要
(1)ホームページによる情報公開
1)ホームページの開設状況
a ホームページの開設団体(都道府県・市区町村)
・都道府県・市区町村ともに全団体(100%)でホームページを開設している。
b ホームページの公開性 ①都道府県 ②市区町村
・2013 年度現在、都道府県では「ホームページ上で意見・要望を受け付ける」、「ホームページ
によるパブコメの実施」は全団体(100%)、市区町村ではそれぞれ 1,470 団体(84.4%)、1,056
団体(60.6%)となっている。
2)ホームページの機能状況 ①都道府県 ②市区町村
・申請・届出等の様式のダウンロードサービスを行っている団体は、都道府県は全団体(100%)
で、市区町村においては 1,633 団体(93.7%)である。
・情報検索システムを有する団体は、都道府県は 46 団体(97.9%)で、市区町村は 1,440 団
体(82.7%)であった。
(2)ホームページ以外の電子的な情報公開 ①都道府県 ②市区町村
・ホームページ以外の電子的な情報提供として、メールマガジンの配信を行っている団体は、都
道府県は 43 団体(91.5%)、市区町村は 385 団体(22.1%)である。
・電子モニター制度を実施している団体は、都道府県は 33 団体(70.2%)、市区町村は 124 団体
(7.1%)である。
79
(3)電子申請の状況
1)行政手続きのオンライン化動向 ①都道府県 ②市区町村
・申請・届出のオンライン化に係る計画を策定している団体は、都道府県 40 団体(85.1%)、市
区町村は 525 団体(30.1%)である。
・オンライン利用促進に関する計画を策定している団体は、2013 年度現在都道府県において
は 34 団体(72.3%)、市区町村においては 353 団体(20.3%)である。
2)業務別オンライン化状況 ①都道府県 ②市区町村
・業務別手続きのオンライン化については、2011 年度において都道府県、市区町村ともに導
入率が高いのは、公共施設予約、図書館蔵書検索・予約、公共事業に係る電子入札である。
・公共施設予約のオンライン化の導入については、都道府県においては 36 団体(76.6%)、市区
町村においては 625 団体(36.0%)であった。
・図書館蔵書検索・予約の導入については、都道府県においては全団体で、市区町村におい
ては 1,191 団体(68.6%)であった。
・公共事業に係る電子入札の実施状況については、都道府県においては全団体、市区町村に
おいては 475 団体(27.3%)であった。
80
10.法令・条例等統計
定義・出典
(1)行政情報化担当職員・経費(都道府県・市区町村)
・行政情報化(情報主管課)担当職員の職員等数と経費を示す。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成25年4月1日現在)~」 > 第1節
電子自治体の推進体制等 > 6 情報主管課の職員・要員数 > 第 1 表 情報主管課の職
員・要員数 より。
・行政情報化(情報主管課)担当職員:自治体に採用された職員で、行政情報化担当課に所属
する職員。
・派遣要員:自治体が外部委託等により業務を委託し、当該業務を処理するため民間企業等か
ら派遣された者。
・行政情報化推進に関する経費:行政情報化担当課における経費。
(2)組織・規定類の整備
1)個人情報保護条例の整備(都道府県・市区町村)
・個人情報保護条例の制定状況を示す。
・「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成24年4月1日現在)~」(総務省)
> Ⅲ 個人情報保護対策 > 第1節 条例制定の状況
2)個人情報保護の体制
①都道府県 ②市区町村
・個人情報保護に関する体制整備等について示す。
・「団体を統括する責任者の指定」と「各部署ごとの責任者の指定」は、 「地方自治情報管理
概要~電子自治体の推進状況(平成24年4月1日現在)~」(総務省) > Ⅲ 個人情報保護
対策 > 第4節 個人情報保護に関する体制整備等 > 1 個人情報保護に関する管理体
制の整備 > 第133図 個人情報保護に関する管理体制の整備
より。
・「職員に対する教育・研修の実施」は、 「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況
(平成24年4月1日現在)~」(総務省) > Ⅲ 個人情報保護対策 > 第4節 個人情報保
護に関する体制整備等 > 2 職員に対する教育・研修の実施 > 第134図 職員に対する
教育・研修の実施より。
・「監査・点検の実施」は、 「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成24年4
月1日現在)~」(総務省) > Ⅲ 個人情報保護対策 > 第4節 個人情報保護に関する体
制整備等 > 3 監査・点検の実施 > 第135図 監査・点検の実施 より。
・「ホームページ・パンフレットによる周知」と「説明会等開催による周知」は、 「地方自治情報
管理概要~電子自治体の推進状況(平成24年4月1日現在)~」(総務省) > Ⅲ 個人情報
保護対策 > 第4節 個人情報保護に関する体制整備等 > 4 住民への個人情報保護制
度の周知 > 第136図 住民への個人情報保護制度の周知 より。
・「過剰反応に関する周知」は、 「地方自治情報管理概要~電子自治体の推進状況(平成2
4年4月1日現在)~」(総務省) > Ⅲ 個人情報保護対策 > 第4節 個人情報保護に関す
81
る体制整備等 > 5 過剰反応対策 > 第 137 図 過剰反応対策 より。
・2013 年度データなし。
・「過剰反応」とは条例や法律に対する誤解等に起因して必要とされる個人情報の提供が行
われなかったり、各種名簿の作成が中止されたりすること。
概 要
(1)行政情報化(情報主管課)担当職員・経費
1)行政情報化担当職員の数および推進経費
・行政情報化担当職員数は、都道府県 1,202 人、市区町村 9,725 人であった。
・派遣要員数は、都道府県においては 703 人、市区町村においては 3,586 人であった。
・行政情報化推進に関する経費は、都道府県と市区町村との合計で 3,952 億円であった。
(2)組織・規定類の整備
1)個人情報保護条例の整備
・現在、全ての都道府県、市区町村において個人情報の保護に関する条例を制定している。
・2006 年 3 月末にすべての都道府県・市区町村が条例を制定し、制定率は 100%に達してい
る。
2)個人情報保護の体制 ①都道府県②市区町村
・個人情報保護に関する管理体制では、都道府県の団体統括責任者指定が進んでいない(都
道府県 25.5%、市区町村 40.4%)が部署ごとの責任者の指定はともに半数程度(都道府県
53.1%、市区町村 52.0%)になっている。
・すべての都道府県では「職員に対する教育・研修のを実施」を行っているが、市区町村では、
905 団体(52.0%)に止まっている。
・他の項目については都道府県の方が進んでいる。
82
参 考 資 料
(情報の出典)
1.GIS データブック 2008~2012(財)日本建設情報総合センター
2.ITR Market View
GIS 市場 2009(株)アイ・ティ・アール
3.インターネット白書 2009 (財)インターネット協会
4.GIS 市場規模推計 総論 2000.5.9 NSDIPA
5.GIS に関する国の動向
平成 13 年 2 月 24 日 NSDIPA 今井修
6.GIS ソフトウエア市場動向調査 2006( 2006/4 発行 A4 339 ページ)
(株)テクノ・システム・リサーチ
7.「地方自治情報管理概要」 総務省 自治行政局 地域情報政策室
8.「通信利用動向調査」 総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課 情報通信経済室
9.「JACIC GIS データブック(インターネット版)」(財)日本建設情報総合センター
(インターネット検索)
1. 世界における地理情報システム(GIS)市場: 2008- 2011 年
Geographic Information System(GIS) 2008- 2011
2. Yahoo JAPAN インターネットサイト
3. Yahoo!百科辞典
4. Google インターネットサイト
5. フリー百科辞典「ウィキペディア(Wikipedia)」
6. 一般財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)HP
7. 公益財団法人日本測量調査技術協会HP
8. 内閣府HP
9. 総務省HP
10.国土地理院HP
11.国土交通省ハザードマップポータルサイト
12.NTT東日本及びNTT西日本HP
83
84
用 語 集
85
数字順
10 年一括更新
[じゅうねんいっかつこうしん]
公益事業者の道路占用許可期間は最大 10 年と定められているため、継続して占用を行う必要が
ある場合は 10 年ごとに当該事業者に係る全占用物件について一括して更新申請行う。ただし 10 年
の占用期間の自至は、公益事業者あるいは許可単位により異なる。
14(旧 17)条地図 [じゅうよん(きゅうじゅうなな)じょうちず]
旧不動産登記法第 17 条の規定に基づき登記所に備え付けられた地図のこと。国家基準点に結
びついた測量に基づいて作成されるためその精度は高い。
不動産登記法が全面改正(平成 16 年法律第 123 号)で、この規定は第 14 条に移ったため 14 条
地図又は 14 条 1 項地図ともいわれる。
縮尺[しゅくしゃく]地図の場合の縮尺は実際の距離を縮めて表した割合のことで、縮尺が 1/1,000
などのように分母に実際の距離、分子に地図上の距離として一般的に、分子を1とする分数、または
比の形(1:〇〇)で表現する。実際の距離が 1,000mで縮尺が 1/1,000 の場合、地図上の距離 1m
になっていることを示す割合である。
アルファベット順
【A】
AM [えーえむ]
AM(Automated Mapping)自動地図情報処理を目的とした地図の自動入力、現地データ収集・利
用、地図等の図面管理の自動化、測量・設計データを地図等の利用形態に自動・変換、といったも
のを総称して AM という。
API [えーぴーあい]
API(Application Programming Interface)は、あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理
するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定
めた規約のこと。
APORO(Application and Permission On-line system for Road Occupation) [あぽろ]
ROADIS の M 地区のオンライン電子申請システム「Application and Permission On-line system for
Road Occupation」の略称。
APORO-C/CS:直轄国道版オンライン電子申請システム(管理者版/申請者版)
APORO-○/○S:政令市版オンライン電子申請システム(管理者版/申請者版)
○は道路管理者固有の略号
86
APサーバー(Application Server)
[えーぴーさーばー]
アプリケーションサーバとは、専らアプリケーションソフトウェアを実行するコンピュータネットワーク上
のサーバコンピュータのこと、あるいはそのようなサーバコンピュータ上でアプリケーション実行を管理・
補助するミドルウェアのことをいう。
ユーザからの要求を受けて、データベース等の業務システムの処理に橋渡しする機能を果たす。
ASPサービス [えーえすぴーさーびす]
Application Service Provider サービス とはネットワーク経由でアプリケーションソフトの機能をユ
ーザにサービスとして提供すること、あるいはそのような事業モデルのこと。
サービスを提供する事業者ではなく、一般的にローカルにインストールして使用するようなアプリケ
ーションを、サーバーにインストールし、それを WEB 経由で使えるような形でサービスとしてユーザに
提供する事業。
【B】
BCP(事業継続計画) [びーしーぴー(じぎょうけいぞくけいかく)]
BCP(Business continuity planning)は競争的優位性と価値体系の完全性を維持しながら、組織が
内外の脅威にさらされる事態を識別し、効果的防止策と組織の回復策を提供するためハードウェア
資産とソフトウェア資産を総合する計画のこと。
BMP(Bit Map)形式 [びっとまっぷけいしき]
ビットマップ形式とはコンピュータグラフィックスにおける画像の表現形式で、画像を色のついたドット
(ピクセル)と呼ばれる点の羅列・集合として表現するデータ方式のこと。
点の集合という意味で「ラスター」も同義。
ビットマップ形式の規格としては、BMP、GIF、JPEG、PNG、TIFF などがある。
【C】
C/S(Client Server) [しーえす]
情報を蓄積し一元的に管理・提供する「サーバ」とサーバに要求を出して情報を利用、人間が入
力や変更などの操作を直接行う複数の端末(PC)を「クライアント」と呼び、これらで構成されるシステ
ムをクライアント/サーバシステムと呼ぶ。
クライアントにブラウザを利用するシステムをウェブシステムと呼ぶ。
CAB [きゃぶ]
電線類地中化施策の一つとして、キャブシステム研究委員会から提案(1985 年 10 月 21 日)され
た「蓋かけ式U字溝」(キャブ)とこれに接続される枝道横断部並びに一部の支障物を迂回する管路
及び函渠とで構成される一連の電線類収容施設、あるいはこれを用いた地中化整備手法のこと。中
で人が作業できる大きさで、壁面には複数段の棚があり、事業者毎の電線類が設置されている。
87
CAD(Computer Aided Design)
[きゃど]
コンピュータを使用して設計や製図をするシステムのことで、コンピュータ支援設計とも呼ばれる。あ
るいはコンピュータによる設計支援ツールのこと。
JIS では「製品の形状、その他の属性データからなるモデルを、コンピュータの内部に作成し解析・処
理することによって進める設計」B3401-1993 と定義されている。
CALS/EC [きゃるす/いーしー]
Continuous Acquisition and Life-cycle Support / Electronic Commerce の略で、日本の国土交通
省では CALS/EC を「公共事業支援統合情報システム」の略称と定義している。従来は紙で交換され
ていた情報を電子化するとともに、ネットワークを活用して情報の共有・有効活用を図ることにより公共
事業の生産性向上やコスト縮減等を実現するための取り組みである。
CCBOX [しーしーぼっくす]
「Compact Cable box」の略称。
電線共同溝の整備等に関する特別措置法(平成 7 年 3 月 23 日法律第 39 号)に基く、電線類(電
力.通信)を収容する道路付属物をいう。(関連用語:共同溝、CAB、情報 BOX)
CSV [しーえすぶい]
Comma Separated Values の略で、表計算ソフトやデータベースで用いられ、各レコードにおいて各
項目をカンマ(,)で区切る方式のことである。
【D】
DBMS(DataBase Management System) [でーびーえむえす]
データベースを統合的に管理するシステムのことで、個々のデータに対するアクセス要求に応える
ソフトウェアのこと。
DBMS の利用により、データの共有化やデータ保護、データ検索、更新などの処理を簡単に実現で
きる。
DBサーバ(database server) [でーびーさーば]
複数のサーバで構成され、各サーバが機能を分担しているシステムにおいて、データベース管理シ
ステム(DBMS)が稼働しているサーバのこと。データの読み出し(送信)や書き込みを行う。
DEM/DTM [でむ/でーてーえむ]
地形を 3 次元座標でデジタル表現する数値標高モデルのこと。DEM(Digital Elevation Model) は地
表面の地形のデジタル表現であり、数値地形モデル (DTM(Digital Terrain Model)と呼ばれることもあ
る。
TIN(ティン、Triangulated Irregular Network)とは、地理情報システム(GIS)で利用するための、地表
面を三角形の集合で表現するデジタルデータ構造、そのためのソフトウェア。
88
DM
[でーえむ]
デジタルマッピング(Digital Mapping)の略。広義にはコンピュータを用いたデジタル技術によって、デ
ジタルデータの形態をした電子地図を作成することをいう。 空中写真測量等により、地形・地物等に
関わる地図情報をデジタル形式で測定し、電子計算機技術により、体系的に整理された基礎的な数
値地図情報の構築を図ること。
DSM(Degital Surface Model) [でーえすえむ]
DSM(Degital Surface Model)はデジタル写真画像等から自動計測で作成される地形を 3 次元座標
で表現する数値モデルであるが、この高さのデータは地盤高ではなく、写っている地物(ビル等)の標
高値となるため、DTM と区別して DSM と呼ぶ。
DXF (Drawing Interchange Format) [でーえっくすえふ]
DXF は、CAD データ交換の際使用される業界標準的データ形式。もとは、米オートデスク社の CAD
ソフト「AutoCAD」の外部ファイル形式として定められた。 内部仕様が公開されていることから、多くの
製品で扱われている。
【E】
ESRI [えすり]
Environmental Systems Research Institute, Inc.の略。米国のカリフォルニア州レッドランズ市に所在
する企業で、地理情報システム (GIS) のソフトウェア、データ、出版、提供を行なっている。GIS 関連
では世界有数の企業である。国内総販売代理店は ESRI ジャパン株式会社である。
【G】
GALILEO [がりれお]
EU による全地球航法衛星システムの計画で、高度約 24,000km の上空に 30 機の航法衛星を運
用することを予定している。初の民間を主体とした衛星航法システムであり、アメリカ国防総省が運営
する GPS のように、軍事上の理由によるサービスの劣化及び中断を避けられる利点がある。さらに、
測位にかかる時間が短縮され、GPS が数メートルであるのに対し、1 メートルまで精度を向上できる。
GEOPLATS
[じおぷらっつ]
(株)NTT データが開発した GIS エンジンの名称。ROADIS においても、M 地区で使用している。
GeoTIFF(Geo Tagged Image File Format) [じおてぃふ]
GeoTIFF フォーマットは、TIFF(Tagged Image File Format)に地理情報を付加したもので、基本的に
TIFF に準拠している。TIFF はモノクローム 1 画素 1 バイトデータのみならず、1 画素 2 バイトデータも
扱うことができるため、IKONOS 衛星の標準フォーマットとして用いられている。
89
GIF(Graphic Interchange Format)
[じふ]
256 色以下の画像を扱うことができる可逆圧縮形式のビットマップ形式の画像ファイルフォーマットの
一種。
GIS [じーあいえす]
geographic information system の略で、地理情報システム。
一般的には、コンピュータ上に地形情報など、地球に対して空間的に関連付けられるデータを、作
成・保存・利用・管理し、地理情報を参照できるように表示・検索機能をもったシステム。地方自治体
などで、位置をキーとして各種の情報をまとめたシステムについても言う。
GISアクションプログラム 2010
[じーあいえすあくしょんぷろぐらむ 2010]
GIS に関する計画として、国土交通省から 2007 年 3 月 22 日に発表された。地理空間情報高度
活用社会の実現として、行政の効率化・高度化、国民生活の利便性の向上、産業・サービスの発
展・創出、国土の利用・整備及び保全を図ることが目標となっている。
GISエンジン [じーあいえすえんじん]
GIS エンジンとは、コンピュータで実質的にデータ処理を実行するソフトウェア等のこと。文字情報を
地図上に表示するためのツールで、GIS エンジンソフトや GIS ソフトとも呼ばれる。この GIS エンジンをベ
ースに、機能を追加しカスタマイズすることにより専用アプリケーションを作ることができる。
GISパッケージ
[じーあいえすぱっけーじ]
GIS エンジンを用いた地理情報システムをいい、その用途によって計画支援システム、資源管理シ
ステム、環境管理システム、災害情報システム、マーケティングシステム、土地管理システム等があ
る。
GLONASS [ぐろなす]
Global Navigation Satellite System の略。かつてのソビエト連邦が開発し、現在はロシア宇宙軍の
手によってロシア政府のために運用されている衛星測位システムで、アメリカ合衆国の GPS、EU が計
画しているガリレオなどに対応したものである。ロシア経済の崩壊に伴って、システムは急速に能力を
失ったが、2001 年から修復を開始し、その後インド政府を協力者に迎え、2011 年には全世界で実
用可能となった。
GML(Geography Markup Language) [じーえむえる]
地理情報システム(GIS)などで利用する各種のコンテンツ(空間データ、位置情報等)を記述するた
めの XML ベースのマークアップ言語。業界団体である OGC(Open Geospatial Consortium)が仕様を
作成した。
GIS やインターネット上で地理情報を交換する場合のフォーマットとして使用される。 これによって、
地図・地形データなどの空間データと、地理的な属性を持った各種の情報・コンテンツなどを、統一
的な記述法により表記できるようになり、地図データへの情報の重ね合わせや、異なる種類のデータ
を組み合わせた処理が容易に可能となる。
90
GML 3.2.1 は ISO/TC 211 によって ISO 19136 として標準化されており、日本においても JIS X 7136
(地理マーク付け言語)として日本工業規格化が進んでいる。
2012 年度より国土地理院は「地理情報標準プロファイル(JPGIS)」に基づいて整備提供するデータ
の形式については、原則として GML 形式への一本化を図っている。
GNSS(全世界的衛星測位システム)
[じーえぬえすえす(ぜんせかいてきえいせいそくいしすて
む)]
グローバル・ナビゲーション・サテライト・システムの略で、人工衛星を使用し、地上の現在位置の計
測を可能にする、全世界を測位対象とできるシステムのこと。日本では衛星測位及び衛星測位シス
テムと呼ぶことが多い。GPS(アメリカ)だけでなく、GLONASS(ロシア)、GALILEO(ヨーロッパ)などの衛
星からも捕捉し測量できることから総称で GNSS と呼ぶ。
Google map [ぐーぐる まっぷ]
Google 社が、インターネットを通して提供している地図、ローカル検索サービス。広義で「GIS」分野
のソフト・サービスであり、その中の WebGIS にあたる。地図、航空写真、地形の 3 つの表示方式が用
意され、各々で縮尺を調節し全世界を俯瞰することができる。渋滞情報を含む交通状況の表示や経
路検索も可能で、主要都市などでは、道路からの風景を見るストリートビューも提供されている。
Googleアース [ぐーぐるあーす]
Google 社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフトで、2005 年 6 月 28 日から頒布が開始さ
れた。世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することができ、同様のソフト
で先行していたアメリカ航空宇宙局の NASA World Wind と、ほぼ同様の動作をする。
GPS(Global Positioning System) [じーぴーえす]
全地球測位システム。人工衛星からの電波を受けて、地球上の位置を正確に測定する技術。また、
その装置。米国防総省が運営・管理する GPS 衛星(NAVSTAR 衛星)を利用した位置測定システム。
同種のシステムには EU(欧州連合)の Galileo(ガリレオ)、ロシアの GLONASS がある。これらを総称し
て GNSS(Global Navigation Satellite System)と呼ぶ
GPS/IMU(慣性計測装置) [じーぴーえす/あいえむゆー(かんせいけいそくそうち)]
IMU は Inertial Measurement Unit の略で、慣性計測装置をいう。測量の場合、GPS/IMU といって、
GPS と IMU を組み合わせることにより、位置及び姿勢を高精度に求めることができる技術システムであ
る。航空写真撮影や航空レーザー計測を行なう場合に、GPS で航空機の位置を、IMU で航空機の姿
勢傾きを同時に観測して、写真撮影やレーザー計測の効率化を図ることが行なわれるようになってき
ている。
GPS連続観測システム(GEONET) [じーぴーえすれんぞくかんそくしすてむ]
GPS 連続観測システム(GEONET)は、国土地理院が、全国に 1200 点の電子基準点(GPS 連続観
測点)を設置し、GPS の連続観測を運用している。これにより、いつでも、どこでも地殻変動監視が可
能、リアルタイム地殻変動監視の実現が可能に、電子基準点データの提供時間が大幅に短縮、全
91
国で 1cm 程度の精度でのリアルタイム測位が実現となった。
G‐XML(Geospatial XML) [じーえっくすえむえる]
G-XML は、XML を GIS に特化して拡張し、地物情報などの格納を可能にした言語仕様で、地理情
報を統一的記述によって表現できる。
2001 年には JIS X7199 として JIS 化され、現在は JIS X7136 に引き継がれている。
G-XML 対応の市販 GIS ソフトには、SIS((株)インフォマティックス)、ArcGIS(ESLI ジャパン(株))、
GEOPLATS((株)NTT データ)等がある。
【H】
HPGL(/2)フォーマット [えいちぴーじーえるふぉーまっと]
HPGL 又は HP-GL とは、Hewlett-Packard Graphics Language の略称で、ヒューレット・パッカード社
のプロッタで使われていた初期のプリンタ制御言語であるが、後に、業界標準となった。プロッタメーカ
ー独自の拡張仕様も存在する。
HP-GL2 は HP-GL の改良版で、線の位置情報以外に線番号毎の制御機能が追加されている。
GL2 は GL に対して下位互換はない。
HTML (Hyper Text Markup Language) [えいちてぃーえむえる]
ウェブ上の文書を記述するためのマークアップ言語で、文章の中に記述することでさまざまな機能を
記述設定することができる。W3C(World Wide Web Consortium:インターネット技術の標準化を推進
している団体)により標準化されている。記述中には文字のみならず、画像・映像・音声や他サイトへ
のリンクを含むことができ、利用者はクリックのみで様々な情報を取得することが可能となる。
【I】
ICT(情報通信技術)
[あいしーてぃー]
ICT(Information and Communication Technology)と略されている。情報処理や情報通信などの分
野におけるサービスなどの総称である。IT(情報技術)とはほぼ同じだが主に総務省の公共事業などで
は ICT が定着している。この「C」はコミュニケーションを意味し、簡単にネットワークが利用できることで、
人と人、人と物、物と物へのコミュニケーションを重要視している。
ICタグ [あいしーたぐ]
電波を受けて働く小型の電子装置の 1 つである。IC タグリーダーから発射される電波は、微量な電
力を生み出す事ができ、その電力で内蔵の個別番号などの情報処理を行って電波を送信する。リー
ダーは IC タグに接触させる必要はなく、この電波信号を読み取って IC タグの情報を得る。
IDC(Internet Date Center) [あいでぃーしー(いんたーねっとでーとせんたー)]
IDC とは、インターネット接続に特化した包括的な運用、データ管理、データ配信を行うサービスを提
供する事業者及び建物のこと。IDC を活用することにより、WebGIS サイトの構築から情報の管理・更
92
新までを含んだ総合的な運用管理のアウトソーシングを可能にしている。1990 年半ばからサービスが
開始されている。
IGES (Initial Graphics Exchange Specification)
[あいじぇす]
異なる CAD ソフト間でデータを交換する際に使用する中間ファイル・フォーマットの一つ。ANSI が策
定し、自動車産業を中心に多くの分野で使用され、実質的に世界標準となっている。3 次元データを
扱う際によく用いられる。
IKONOS(イコノス) [いこのす]
1999 年に米国の SPACE IMAGING 社が打ち上げた、世界初の商業用高解像度地球観測衛星。偵
察衛星技術を民生用に転用した衛星で、一般的な波長の可視・赤外光マルチスペクトルセンサ、高
解像度撮影用のパンクロマティックセンサを搭載しており、0.82-1m という高い分解能で地上を観測
できる。撮影済の画像データの販売だけでなく、新規撮影も行われている。
INSネットサービス [あいえぬえすねっとさーびす]
INS ネットサービスとは、NTT が提供する ISDN の商用サービスのことで、INS ネット 64 と INS ネット
1500 の 2 種類のサービスが提供されている。前者は主に個人向けインターネット接続用途として、後
者は光ケーブルを使用した事業者向けのデータ通信サービスで、電話 23 回線分に相当する通信を
可能としている。
ISO
[あいえすおー]
(International Organization for Standardization:国際標準化機構)
国際標準化機構は、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための民間の非政府機関で
ある。国際標準化機構で策定された国際規格は、たとえば「ISO9000」のように、規格番号を付して
呼ばれている。電気分野を除くあらゆる分野の標準化を推進し、現在までに 9000 を超える規格を定
めている。
ISO/TC211 [あいえすおー/てーしー211]
国際標準化機構(ISO)の地理情報専門委員会(TC211)とは、地理空間情報の国際標準化を目
的として、1994 年 4 月に国際標準化機構(ISO)において、211 番目に設立された地理情報に関する
専門委員会(Technical Committee:TC)のことである。
ISO 19100 シリーズと呼ばれる国際規格は、ここで策定されたものである。
ISO9000 シリーズ [あいえすおー9000 しりーず]
ISO9000 シリーズあるいは ISO9000 ファミリーとは、ISO(国際標準化機構)が 1987 年 3 月に定め
た品質保証及び品質管理の規格のこと。
同シリーズは、品質保証に関する要求事項の標準として規格化されたもので、この規格に基づいて、
①供給側企業が社内で品質管理システムを自己評価(あるいは自己適合宣言)したり、②顧客が供
給者を直接審査したり、③信用できる第三者(審査登録機関)に依頼して客観的な評価を受け認証
取得(審査登録)を行ったりする。これにより顧客は、求める品質マネジメントシステムを供給者が保
93
持しているかどうかを見極め、信用・信頼できる供給先かどうかを効率的、効果的に判断できるように
なる。「ISO9000 シリーズによる品質システム審査登録制度」がさまざまな産業分野で世界中に広が
っている。
ISO19100 シリーズ [あいえすおー19100 しりーず]
国際標準化機構(ISO)の地理情報に関する専門委員会(TC211)で決定した地理情報に関する技
術要件の国際規格の総称をいう。この規格に準拠したデータを作成することで、異なる GIS において
も様々なデータが相互に利活用できるようになる。
地理情報の標準化を行なうことにより異なるコンピュータ環境間の相互運用性を高めることを目的と
している。
ITRF座標系GRS80 楕円体 [あいてぃーあーるえふざひょうけいじーあーるえす 80 だえんたい]
世界測地系座標のことで ITRF(International Terrestrial Reference Frames)の略。測量法(昭和
24 年法律第 188 号)が 2001 年に改正され、日本の座標は世界測地系を基準として定められた。
GRS80(Geodetic Reference System 1980)は、世界の測地系で使われる地球の重力ポテンシャ
ル・地球楕円体の一つ。
ITS (Intelligent Transport Systems) [あいてーえす]
高度道路交通システム
道路交通の安全性、輸送効率、快適性の向上等を目的に、最先端の情報通信技術等を用いて
人と道路と車両とを一体のシステムとして構築する新しい道路交通システムの総称。
日本では 1996 年 7 月に策定された「ITS 推進に関する全体構想」により、関係省庁(総務省、警察
庁、経済産業省、国土交通省)の動きが一本化され、以降、開発・実用化・普及のロードマップが策
定し、産官学民協力のもとに国家プロジェクトとして推進されている。
【J】
JAVA [じゃば]
JAVA とは、1995 年に Sun Microsystems 社が開発したオブジェクト指向のプログラミング言語であ
り、機種に依存しないプログラムの作成を可能とする。ハードウェアや OS の違いを気にすることなく、す
べての環境で動作可能なプログラムの提供が出来る。ただし、近年ではメーカ独自に機能拡張してい
る場合があり、その機能を活用した場合には機種に依存してしまうため、注意が必要である。
JIS [じす]
Japanese industrial standard の略で、日本工業規格。日本の鉱工業品の品質改善、生産合理化、
生産性向上などを目的として、工業標準化法に基づいて制定された工業規格であり、日本の国家標
準の一つである。日本工業標準調査会の答申を受けて主務大臣が制定にあたっており、情報処理
関係でも多数の JIS が制定されている。
94
JPEG (Joint Photographic Experts Group)
[じぇいぺぐ]
True Color(16,777,216 色)で画像データを保存できる非可逆圧縮形式のビットマップ形式の画像
ファイルフォーマットの一種。
インターネット上のフルカラー画像によく使用されている。
JPGIS [じぇいぴーじーあいえす]
GIS の基盤となる空間データに関する規格の一つで、国際規格、日本工業規格に準拠しつつ、日
本国内で流通する上で必要な項目を抽出し整理した標準規格である。異なるシステム間での互換
性の確保を主目的として、データの設計、品質、記述方法、仕様の書き方等のルールを定めたもの。
地理情報標準を利用しやすくするために、実利用に必要な情報を抜き出して体系化したものである。
JSGI(地理情報標準) [じぇいえすじーあい]
地理情報(GIS)の異なるシステム間での互換性の確保を主な目的とし、地理情報に関してのルー
ルを定めたもの。国際規格に準拠しつつ JIS(日本工業規格)化へと反映されていくものである。
【L】
LAN [らん]
LAN(Local Area Network)は一つの建物内やフロア内といった範囲にあるコンピュータなどを、ケー
ブルや無線などを使い接続しデータをやり取りするネットワークのこと。
LBS(ロケーション・ベースド・サービス) [えるびーえす]
ロケーションベースサービスとは、位置情報の活用を主体とするサービスの総称で、例としては現在
位置表示や経路検索等がある。
LGWAN [えるじーわん]
総合行政ネットワーク Local Government Wide Area Network の略称。地方公共団体の庁内 LAN
を相互に接続し、高度なセキュリティを維持した行政専用のネットワークのこと。
インターネットから切り離された閉域ネットワークで、政府共通ネットワークとも相互接続しているため、
国の機関との情報交換にも利用可能。
【M】
MMS(Mobile Mapping System) [もばいるまっぴんぐしすてむ]
MMS は、車両に①GPS(全地球測位システム)②IMU(慣性姿勢計測装置)③DMI(距離計測器)
④デジタルカメラ⑤レーザースキャナ⑥全方位カメラを搭載した最新鋭の移動体計測システムであ
る。 走行しながら街並みをまるごとスキャンし、位置(軌跡)データ、ステレオ画像データ、三次元レ
ーザーデータ、全方位画像データ(360°視点のシームレス画像)を一括取得することができる。
95
MP
[えむぴー]
Multi Picture の略で、CIPA(カメラ映像機器工業会)の策定した新規格 「MP フォーマット」 に準拠
したファイルデータのこと。デジタルカメラで撮影した静止画に、テレビなどの解像度の高くないモニタ
ー表示用の画像を追加しておいたり、パノラマや 3D、マルチアングルで撮影した画像を一つにまとめ
たりする際に活用する。
MPEG(Moving Picture Experts Group) [えむぺぐ]
MPEG とは映像データの圧縮方式の一つで、公式名称は ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11。
ISO/IEC のワーキンググループの略称でもあり、またはそこで作られた動画等の標準規格の名称とし
て「MPEG」が使われるようになった。
MT交換フォーマット(magnetic tape) [えむてーこうかんふぉーまっと]
道路管理システムの MT 交換フォーマットは、一般財団法人道路管理センターがシステム参加者
(道路管理者及び公益事業者)とのデータ交換を行うために、システム参加者と共同で開発したオリ
ジナルなデータ交換フォーマットである。
道路及び占用物件の管理に特化した同フォーマットの基本的な内容は、道路・地形データ及び公
益事業者ごとのデータ項目の種類・表示内容、データの配列等定めたものである。
MVNO(仮想移動体通信事業者)Mobile Virtual Network Operator
[えむぶいえぬおー(かそうい
どうたいつうしんじぎょうしゃ)]
MVNO とは、携帯電話網等の物理的な施設を自社で保有せず、保有する者から借受けて、通信サ
ービス事業を行う事業者のこと。
総務省の「MVNO に係る電気通信事業法及び電波法の適用関係に関するガイドライン」(2007 年 2
月改正)では、MVNO とは、① MNO の提供する移動通信サービスを利用して、又は MNO と接続して、
移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、② 当該移動通信サービスに係る無線局
を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者と定義されている。
M地区 [えむちく]
ROADIS において、名古屋、京都、大阪、神戸及び広島の各支部が業務を行っている地区をいう。
「M」は同地区で使用している GIS エンジン「GEOPLATS」の前身である「MAP-VISION」の頭文字。
【N】
NCC [えぬしーしー]
New Common Carrier の略称。1985 年の通信自由化(電気通信事業法(昭和 59 年法律第 86 号、
1985 年 4 月 1 日施行)を受けて新規参入した、旧第一種電気通信事業者の総称。新電電(しんで
んでん)のこと。
現 KDDI、ソフトバンクテレコムに加え電力系通信事業者各社を含める場合が多い。
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NSDI(国土空間データ基盤)
[えぬえすでぃーあい]
基礎的なものをインフラとして整備する構想で、基本的な地物・対象物を地理情報としてデータ化
し、国全体で共通利用することで地理情報整備の重複を減らし、地理情報システムを通じたデータの
総合利用を可能にする、さらに、共通データの維持管理やデータ流通の仕組み・制度などを整備す
ることも必要になる。
【O】
OD(オフセット・デプス)チェックプログラム [おふせっと・でぷすちぇっくぷろぐらむ]
占用物件の OD(オフセット・デプス)が作成されているかどうか、チェックを行うプログラムのことであ
る。
OGC [おーじーしー]
(Open GIS (Geodata Interoperability Specification) Consortium)
OGC(オープン GIS 団体)とは、空間データの相互運用を目指し仕様の策定やそれに基づく実験を
実施している非営利団体。GIS 関連企業、大学等様々な団体が加盟していて、OGC 対応を謳う製品
も見受けることができる。
OS [おーえす]
オペレーティングシステムの略称である。データの処理や蓄積などを管理する、コンピュータを動か
すための基本ソフトウェアのこと。パソコンでは Windows や MacOS、スマートフォンでは Android や iOS
などがこれにあたる。入出力や記憶装置や物理メモリの管理など、応用ソフトウェアが共通して使用す
る、基本的な機能の提供を行う。
【P】
PDF (Portable Document Format) [ぴーでぃーえふ]
Portable Document Format(ピーディーエフ)は、米アドビシステムズ社が開発する、電子文書のファ
イルフォーマットのこと。
特定の機種・環境に依存せずほぼ同様の状態で文章や画像等を閲覧できる特性を持っており、
2008 年 7 月に ISO によって標準化された。
同社では PDF 文書の作成ソフトとして Adobe Acrobat を、表示ソフトとして Adobe Reader を提供し
ている。
Plug-IN [ぷらぐいん]
Web ブラウザ等の既存ソフトウェアに、特定の機能を追加するための組み込みプログラムのこと。高
度な音声処理や画像処理を行う際にプラグインソフトウェアとして開発し、ブラウザソフトの機能拡張を
行う場合に活用される。代表的なものは、Adobe 社の Acrobat Reader、WebGIS においては、
Autodesk 社の Map Guide がある。
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【Q】
Quantum GIS [くぁんたむじーあいえす]
Quantum GIS は、シェイプファイルやラスタファイルを扱えるオープンソース(フリーソフト)の地理情
報システムである。フリーソフトなのでライセンスが不要、見た目が ESRI 社の ArcGIS に似ていて、
ArcGIS が使える人は直感的に扱いやすく編集も可能、といった特徴がある。
【R】
RDB(RDBMS) [あーるでーびー]
Relational Data Base の略称。リレーショナル(関係)データモデルにもとづいて設計、開発されるデ
ータベースのことで、現在では、データベースという語がリレーショナルデータベースを指していること
が多い。
これを管理するためのソフトウェアを Relational Data Base Management System (RDBMS) と呼ぶ。
RDBサーバー(relational database server) [あーるでーびーさーばー]
RDB サーバとは、リレーショナルデータベースシステムにおいて、データベース管理システム(DBMS)
が稼動しているサーバのこと。アプリケーションサーバ(AP サーバ)等に要求されたデータを送信したり、
データを書き換えたりする。
リレーショナルデータベースとは、データベースの代表的な形式で、データ及びデータ間の関連を表
形式で表現する。
RGB [あーるじーびー]
光の三原色のことで、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)の頭文字をとって RGB と記述する。この三つの
原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混合の一種で、ブラウン管や液晶ディスプレイ、デジタルカメ
ラなどで画像再現に使われている。各色に 256 の階調を割り当てると、256 の 3 乗色(約 1,678 万
色)を表示することができる(True Color)。
ROADIS [ろーでぃす]
Road Administration Information System の略称。一般財団法人道路管理センターが開発・運用
する、GIS を活用した道路及び道路占用物件等の管理を支援するシステム。東京区部及び全国 11
の政令指定都市の区域等を対象にサービスを提供している。
RTK-GPS [あーるてぃけーじーぴーえす]
リアルタイムキネマティック GPS 測量の略で、既知点からの補正観測情報を携帯電話や無線を利
用して移動局に送信し、移動局の位置をリアルタイムで測定する方法をいう。観測条件等の制限こそ
あるが、リアルタイムで高精度(現在は 2~3cm 程度)に位置決定が可能で、測量作業の効率が高い
というメリットがある。同じリアルタイム計測であるディファレンシャル GPS に比べて精度は良い。
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【S】
SAR(Synthetic Aperture Radar:合成開口レーダー) [さー]
レーダーの一種で、マイクロ波を地上に照射してその反射波から起伏や構造を観測する。レーダー
アンテナの直径は大きくなるほど分解能(2 つの点を見分ける能力)が向上することから、これを航空
機や人工衛星に搭載し移動させることで仮想的に大開口面を実現して動作するレーダーのこと。
SBC(サーバベース)方式(Server-Based Computing)
[えすびーしーほうしき]
従来、端末側に導入していたアプリケーションソフトをサー上で実行し、利用者が使っているネットワ
ーク上の端末(パソコンなど)に画面を転送して利用する方式。
SHAPE [しぇいぷ]
シェープファイル(Shape File)とは、図形情報と属性情報をもった地図データファイルを、集約したも
の。米国の企業である ESRI 社が提唱したもので、ベクタデータの記録形式の一つである。一般に広く
公開されており、GIS 業界の標準フォーマットとも言われ、多くの GIS ソフトウェアで利用が可能となって
いる。
SHPデータ変換 [しぇいぷでーたへんかん]
SHP データ変換とは、シェープファイル(ShapeFile)へデータを変換すること。シェープファイルは、
「GIS 業界の標準フォーマット」とも言われ、多くの GIS ソフトウェアで利用が可能。
SIMA [しーま]
Surveying Instruments Manufacturers' Association の略で、正式名称を「測量データ 共通フォ
ーマット」といい、日本測量機器工業会の英読みから、J を除いた頭文字をつなげたものである。各種
測量アプリケーション・CAD 相互でのデータ交換を目的としたフォーマットで、日本の測量業界でよく用
いられる。
SQL [えすきゅーえる]
structured query language の略。リレーショナルデータベース管理システムにおいて、データの操
作や定義を行うためのデータベース言語である。関係型データベース用の照会言語。IBM 社が開発
したもので、米国規格協会(ANSI)では 1986 年 11 月に RDB のデータ定義/操作言語の標準として、
後に国際標準化機構(ISO)でも規格化されている。
STEP(STandard for the Exchange of Product model data) [すてっぷ]
ISO(国際標準化機構)が標準化を行っている、製品データ交換のための国際標準規格。
CAD、CAE 等のシステムでのデータ交換に使用され、概念設計から詳細設計、試作・テスト、生産、
サポートに至る1つのライフサイクル全体にわたる製品データを表現する。
製品データの種類と構造を、独自言語 EXPRESS を使って記述した「アプリケーションプロトコル
(AP)」を利用分野ごとに用意している。
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SVG
[えすぶいじー]
Scalable Vector Graphics の略称で、XML をベースとした、2 次元ベクターイメージ用の画像記述言
語の 1 つ。
XML で記述する為、ブラウザ上で閲覧、テキストエディタ等で編集することが可能。 ベクター形式の
画像は、拡大縮小しても画質が劣化しない特徴がある。
SXF [えすえっくすえふ]
CAD データ交換標準コンソーシアム(SCADEC)が開発した、異なる CAD 間でデータを使用するた
めの中間ファイル形式のことである。Scadec data Exchange Format の略称。図面電子納品時の標
準ファイル形式として取り扱われる。現在、多くの CAD ソフトで SXF への対応化が進められている。
【T】
TCP/IC [てぃーしーぴー/あいぴー]
インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコル。米国防総省が、核攻撃で部分的に破
壊されても全体が停止することのないコンピュータネットワークを開発する過程で生まれた。UNIX に標
準で実装されたため急速に普及し、現在世界で最も普及している。
TIFF(Tag Image File Format) [てぃふ]
米 Adobe Systems 社が考案したカラーイメージデータの共通ファイル形式で、ほぼ自然な色が得
られる True Color(16,777,216 色)で画像データを保存できる。データの先頭にファイル形式を記述
する情報(タグ)を持ち、ユーザが独自に定義することが可能である、という特徴があり、拡張性のある
画像ファイル形式と言える。
TIN
[てぃん]
GIS で利用するための、地表面を三角形の集合で表現するデジタルデータ構造である。不整三角
形網、不整三角網、不規則三角網とも呼ばれる。DEM に比べて、変化に富んだ点の配列ができるこ
とから、正確な地形を表現する上で重要と思われる場所に点を配置することができる。ソフトにもよる
が、斜面や地形面などといった地形の三次元的形状を表現するのに適している。
TKY2JGD(変換プログラム) [てぃーけいわい・とぅー・じぇいじーでぃー]
TKY2JGD は、日本測地系(「ベッセル楕円体」に準拠した座標値)を、世界測地系(日本測地系
2000(=ITRF94 系):GRS80 楕円体)の座標値に座標変換するソフトウェアである。世界測地系への
スムーズな移行を支援するツールとして、国土地理院が開発、提供している。
T地区 [てぃーちく]
ROADIS において、札幌、千葉、東京、川崎、神奈川地区、北九州及び九州地区の各支部が業務
を行っている地区をいう。「T」は同地区で使用している GIS エンジン「TUMSY」の頭文字。
100
【U】
UML [ゆーえむえる]
UML とは、unified modeling language の略で、統一モデリング言語。ソフトウェア工学におけるオフジ
ェクトモデリングのために標準化した使用記述言語であり、グラフィカルな記述で抽象化した、システ
ムのモデルを生成する汎用モデリング言語である。
UTM座標系(Universal Transverse Mercator) [ゆーてぃーえむざひょうけい]
地図投影法の一種で、ユニバーサル横メルカトル図法による座標系のこと。国土地理院発行の
1/25,000~1/50,000 の地形図に使用されている。地球全域を経度 6 度ごとに 60 の地帯に分け、
その地帯の中央の経線を中央として地球中心から投影して表した座標系である。
【V】
VICS(Vehicle Information & Communication System) [びっくす]
VICS は、FM 多重放送や道路上のビーコン(発信機)から、渋滞情報、事故情報、交通規制情報、
工事情報、旅行時間情報、駐車場情報等の交通情報をリアルタイムで送信し、カーナビゲーションシ
ステムに用意されている地図の上に表示するシステムのこと。高度道路交通システム(ITS)の一環と
して、警察庁、総務省、国土交通省等が共同で推進しており、一般財団法人道路交通情報通信シ
ステムセンターがシステムの開発・運用にあたっている。
VLBI
[ぶいえるびーあい]
Very Long Baseline Interferometry の略で、超長基線電波干渉法。電波天文学における天文干
渉法の一種で、離れたアンテナで観測したデータを、原子時計などで計測したタイミング情報とセット
にして磁気テープなどに保存し、郵送などにより 1 か所に集約して、相関させることで像を得る手法で
ある。
VMS(Virtual Memory System) [ぶいえむえす]
VMS は DEC(現 HP)社のオペレーティングシステムで、道路管理システムでは、T 地区の 3 次更新
システムでデータ管理業務サーバで使用されていた。
4 次更新システムの SO は Windows に統一されたため現在では使用されていない。
VPN [ぶいぴーえぬ]
「Virtual Private Network」の略称。専用通信回線(専用線)の代わりにインターネットや通信事業者
が持つ公衆ネットワークを使って、拠点間を仮想的に接続する技術の総称。
拠点間で、専用の接続方法や暗号化を使用することにより仮想的な接続をつくり上げることで、あた
かも直接接続されたプライベートネットワークにつながっているかのように通信が行える。
また、多数の加入者で帯域共用する閉域網を利用し、LAN 間などを接続する技術もしくは電気通
信事業者のサービスも VPN と呼ぶ。
101
VRS-GPS
[ぶいあーるえすじーぴーえす]
VRS とは、Virtual Reference Station の略で、仮想基準点方式。全国の国土地理院電子基準点デ
ータを、観測点でリアルタイムにデータを受けて観測する方法。最近は、測量会社などで利用される
ケースが増えてきているが、データの送受信に携帯電話を使用するため、使用できる範囲が限定さ
れる場合もある。
【W】
WAN [わん]
電話回線やマイクロウェーブなどの遠隔通信手段を介して、LAN よりもさらに広い地域範囲にサー
ビスを提供する通信網。従来からあるデータ通信ネットワークの総称で、オンラインシステムで使用し
ている通信ネットワークや NTT の公衆通信網などはすべてこの呼称の対象である。ローカルエリアネッ
トワーク、又はメトロポリタンネットワークよりも広域に通信サービスを提供するネットワーク。
WebGIS [うぇぶじーあいえす]
インターネットやイントラネット上で、地理情報システムをウェブブラウザを通じて操作できるようにし
たシステム。公開型 GIS と呼ばれる場合もある。地図等を広く使った情報の公開と、その情報からユ
ーザーのニーズにあわせた情報の加工を行うのに便利である。地方自治体のほか、不動産会社等
民間でも普及が進んできている。
Web方式 [うぇぶほうしき]
Web サーバがデータの保存や処理などを行い、ユーザは Web ブラウザを操作してサーバにアクセス
し、データの入出力等を行う方式のこと。
インターネットなどのネットワーク上の通信を介して動作し、ユーザ側パソコンへのプログラムのインス
トールが必要ない点が一般的なシステムと異なる。
Web ブラウザは一般ユーザに普段から利用されているため、専用のクライアントソフトを導入したり操
作法に習熟する必要がないというメリットがある。
WFS(Web Feature Service) [うぇっぶふぃーちゃーさーびす]
民間の標準化提案団体 OGC(Open Geospatial Consortium)によって提案され ISO で規格化が進
められている地理空間情報の相互運用に関する国際標準仕様。GML でエンコードされた地理データ
をクライアント側から抽出できたり更新できたりするようにするための規格であり、地物レベルの空間デ
ータをウェブへと発行するものである。
Wi-Fi(Wireless Fidelity) [わいふぁい]
無線 LAN 機器が標準規格である IEEE 802.11 シリーズに準拠していることを示すブランド名。また、
無線 LAN 自体のこと。無線 LAN とは、電波を用いて数 m~数十 m 程度の範囲内で高速なデータ通
信を行う通信技術で、「アクセスポイント」と呼ばれる中継機器を中心に、複数のコンピュータや電子
機器を相互に接続して通信ネットワークを形成することができる。
102
WMS(Web Map Service)
[だぶりゅーえむえす]
Web Map Service の略で、GIS データベースからのデータを使うマップサーバによって生成された、
地図イメージを提供するための標準プロトコルである。インターネット経由とクライアントサイド上で、GIS
ソフトウェアによりロードされ、アクセスされる。地図と GIS データのために広くサポートされている形式で
ある。
WWW (World Wide Web) [だぶりゅーだぶりゅーだぶりゅー]
ネットワーク上に散在するさまざまな情報を、誰もがアクセスできる情報として公開するためのメカニ
ズム。インターネット上にクモの巣(Web)を張るように情報のリンクが張り巡らされるため、この名前が
付けられた。情報は HTML と呼ばれるハイパーテキストを用いて構築され、文字だけでなく、音声、画
像、動画などを組み合わせて情報を表現することができる。
【X】
XenApp [ぜんあっぷ]
XenApp とは、Citrix Systems 社のサーバソフトの一つで、Windows アプリケーションソフトをサーバに
仮想化して、端末にリアルタイムに配信する。
XML (Extensible Markup Language) [えっくすむえる]
XML は、文章やデータ等の意味や構造等を記述するためのマークアップ言語のひとつであり、JIS で
は「拡張可能なマーク付け言語」と訳される。
HTML に比べ高機能な記述言語であり、独自のタグを定義することで、データベース的な活用も可
能となる。
【Z】
ZMAP [ぜっとまっぷ]
ゼンリンの住宅地図データ。道路、鉄道といった構造物や建築物をはじめ、行政界や交通規制情
報、さらには一軒一軒の建物名称までがカバーされており、これらの情報は階層(レイヤ)毎にベクトル
形式でデータ化され、様々な検索方法で活用できる。また、戸別の建物名称は基本属性情報を保
有し、住所、名称などが付加されている。
103
あいうえお順
あ行
【あ】
アーカイブ [あーかいぶ]
複数のファイルやデータをひとまとめにして保存している状態や場所のことである。複数のファイル
を圧縮アーカイブに変換するソフトウェア(ファイル圧縮ソフト)は、アーカイバと呼ばれることも多い。関
連するファイルをアーカイブとして保存することによって、ネットワークを通じた送受信の手間を軽減し
たり、ディスクの管理を容易にすることができる。圧縮を施していれば、より少ないデータ量で保存やネ
ットワーク上での受け渡しを行うことができる。
字限図 [あざきりず]
明治時代に作られた地図の一種で、明治政府によって字単位で作成された地図である。別名「字
図(あざず)」もしくは「字絵図(あざえず)」、「分間図(ぶんけんず)」、「改租図(かいそず)」、「公図」、
とも呼ばれる。
アドレスマッチング [あどれすまっちんぐ]
ジオコーデイングあるいはアドレスジオコーデイングとも呼ばれ、GIS で住所等の文字情報を解析して、
緯度経度などの座標へ対応付けを行い、自動的に地図上にポインティングすること。
アナログ地図 [あなろぐちず]
一般には紙やフィルムなどに描かれた地図のことを言うが、これをスキャナ等で取り込んで「電子
化」したラスタ・データ地図のことを、ベクトル・データで作成された電子地図と対比して「アナログ地
図」と呼ぶことがある。
アフィン変換 [あふぃんへんかん]
座標変換方式の一種。画像処理において拡大縮小等の機能を実現するために使われる。
アプリケーション [あぷりけーしょん]
コンピュータ処理の対象になる業務の総称のこと。またはそのような業務を実施する機能を直接的
に有するソフトウェアのこと。
案内図 [あんないず]
道路占用許可申請書の添付図書の一部で、工事場所等を示すための小縮尺(1/ 2,500~1/
10,000)の地図。位置図と同義語。
104
【い】
位相構造/トポロジー
[いそうこうぞう/とぽろじー]
位相構造とは、図形要素間の空間関係、連結性や属性データの関係を表すもので、トポロジー
(topology)とも呼ばれる。また、点(ノード)、線(アーク)、面(ポリゴン)の間の空間関係を明示した地
図データのことをいう場合もある。空間関係には、始点、終点、左側、右側、時計回り、反時計回りな
どがある。
位置図 [いちず]
道路占用許可申請書に係る添付図書の一部で、工事個所を示すための小縮尺( 1/2500.~
10000 程度)の地図。案内図と同義語。位置図上には工事の平面図(1/500)が示す領域を示すこ
とができる。
位置精度 [いちせいど]
実際の位置、あるいは基準に対して、地図上の地物の位置の全体的な信頼性を評価する尺度。
緯度経度 [いどけいど]
地球(および天体)表面上で位置を数値的に表現するための座標である。南北を表す緯度と東西
を表す経度の 2 つの要素から成り立ち、緯度は赤道を 0°とし 南北へ 90°まで表し、経度は旧グリ
ニッジ天文台跡(ロンドン)を通る南北の線(本初子午線)を 0°とし東西へそれぞれ 180°まで表す。
主に地理座標系で用いられる。
インスタンス [いんすたんす]
オブジェクト指向プログラミングの世界では、クラスを基にした実際の値としてのデータのこと。クラス
と対比して用いられることが多く、クラスを「型」、インスタンスを「実体」として説明されることもある。例
えば、「名前」というクラスがあった場合、そのインスタンスとして「田中」「佐藤」「鈴木」などを作ること
ができる。他にも、「国道一号」のように、実際の世界にあるもののうち、特定の性質をもつものを示す
実例を指す。
陰線処理(hidden line elimination) [いんせんしょり]
CAD 等コンピューターの 3 次元ソフトで線画で物体を表示する場合に、見えない位置にあるはずの
部分(線や面)を見せないようにする処理。
あるいは表示から、見えないはずの線(陰線)を消す処理。
インターネットGIS [いんたーねっとじーあいえす]
専用のソフトウェアをインストールせずにインターネット環境が用意されていれば利用可能な GIS のこ
と。利用する際、プラグインが必要となることがあるが、インターネット上で一般的に利用されているも
ので構成できる場合が多い。国、地方公共団体、民間・NPO など、さまざまな団体がこのインターネッ
ト GIS を導入し活用している。
105
インターフェロメトリ(干渉)
[いんたーふぇろめとり(かんしょう)]
軌道上にある衛星に搭載された SAR が極めて近い位置から観測した 2 つの観測データを干渉さ
せて位相情報の差を解析するものであり、 その二つの受信信号の間の位相差から、 三角測量と類
似の原理により対象物の方位や距離を知る方法。なお、干渉させる 2 つの SAR 画像のうち、一方を
「マスタ画像」、もう一方を「スレーブ画像」と呼ぶ。
【う】
ウィルス対策ソフト [うぃるすたいさくそふと]
コンピュータ・ウィルスの侵入を予防し、ウィルスに感染したコンピュータからウィルスを検出して除去
あるいは隔離する機能を持ったソフトウェアをいう。
ウィルス定義ファイル [うぃるすていぎふぁいる]
ウィルス対策ソフトを用いて、ウィルスを検出するために使われるウィルスのパターン及びネットワーク
上で自己複製を繰り返すプログラムの特徴を収録したファイルをいう。パターンファイルとも呼ばれる。
ウエアラブル端末
[うぇあらぶるたんまつ]
ウェアラブル端末とは、腕時計、メガネ等のように身につけて利用する、コンピュータ(ウェアラブルコ
ンピュータ)及び周辺機器のこと。
ウェブブラウザ
[うぇぶぶらうざ]
ウェブサーバ上の情報をクライアント側で閲覧等するためのソフトウェアのこと。インターネットだけで
はなく、プライベートネットワーク内のウェブサーバへの接続にも利用できる。主なウェブブラウザとして、
Internet Explorer、Mozilla Firefox、Google Chrome などがある。
内訳書 [うちわけしょ]
道路占用許可申請書に係る添付図書の一部で、申請書の占用物件欄に記入できない場合の補
足書式。
①占用物件内訳書:工事種別・占用物件名称・占用数量等を表示する。
②掘削内訳書:舗装種別・掘削面積等を表示する。
内訳表
[うちわけひょう]
(M 地区のみ)道路占用許可申請書に添付された内訳書の内容について、「占用料区分」別に占用
数量の集計数値を表示する。
【え】
衛星測位 [えいせいそくい]
衛星測位とは、衛星航法のシステムを指し、複数の航法衛星(人工衛星の一種)から地上の不特
定多数に向けて電波送信(送信)された航法信号を受信器を用いて受信し、その航法信号の遅延の
106
差で地上の座標を測定して自己の位置や進路を知る仕組み・方法を指す。システムは航法衛星群
とそれらを管制する幾つかの地上局から構成されている。
液状化
[えきじょうか]
地震などの振動によって地盤が液体のような状態になること。液状化現象ともいう。これにより比重
の大きい構造物が埋もれ、倒れたり、地中の比重の小さい構造物(下水管等)が浮き上がったりする。
実際は、地表付近の含水状態の砂質土が、地震の震動により固体から液体の性質を示すことにより、
上部の舗装や構造物などが揚圧力を受け破壊、沈み込みを起こすものである。
枝番号 [えだばんごう]
道調業務の工事計画データについて、分割複写された時に付与される道調番号体系の中の「通し
番号」の枝番号をいう。
【お】
オーサリング [おーさりんぐ]
文字や画像、音声、動画など、いろいろな素材を組み合わせて一つのソフトウェアやコンテンツ作
品を作成すること。異なる種類の素材データを組み合わせ、配置や出現順、利用者の操作に対する
反応などを設定していく編集作業を意味するが、プログラミング言語やマークアップ言語などによるコ
ードの記述を極力廃し、マウス操作など直感的な方法で作業を進めるという含意がある。
オーバーレイ
[おーばーれい]
一般に、画像データやビデオ信号を重ね合わせることをオーバーレイ(表示)と呼ぶ。また、画像処
理ソフト等で複数のレイヤーを重ね合わせることをオーバーレイ(表示)と呼ぶ。
●道路用語:既設舗装の上にさらにアスファルト混合物を打設する修繕工事方法。
オープン化 [おーぷんか]
オープン化とは、特定のメーカーの製品のみで構成される既存システムを、様々なメーカーのソフト
ウェアやハードウェアを組み合わせて構築されたオープンシステムに置き換えることを意味することが
多い。
機器やソフトウェア等のオープン化という場合、その仕様や接続方法などを公開して、他のメーカー
が対応製品を製造できるようにしたり、異なるメーカーの製品を組み合わせて利用可能とすることを
意味することもある。
オープンシステム [おーぷんしすてむ]
製品の機能仕様やインターフェース仕様が公開され、標準化が行われているシステムをいう。各メ
ーカーからは同一機能の製品が発表され、ユーザは自由に選択して調達できる。
オープンソースソフトウェア [おーぷんそーすそふとうぇあ]
オープンソースとは、一般には非公開とされているソフトウェアのソースコードを、無償で公開し、誰で
107
もそのソフトウェアの改良、再配布等が行えるようにすること、あるいは当該ソフトウェアのこと。
応用スキーマ [おうようすきーま]
応用スキーマとは、地物の相互的な関連性や継承関係を書いた大きな図式(スキーマ)のこと。道
路の形状が曲線や多角形であるという図形同士の関係を空間スキーマで、道路が供用されてから廃
止に至るまでの時間的な性質を時間スキーマで決められる。これらを組み合わせて作られたものが、
応用スキーマと呼ばれる。
オブジェクト指向 [おぶじぇくとしこう]
オブジェクトとは“もの”という意味であり、データと手続きを一体化して、“もの”として扱おうという思
想である。これによって、コンピュータでの操作が現実の世界に近づき、より自然で直感的な操作性を
実現できるとされている。オブジェクト同士の相互作用として、システムの振る舞いをとらえる考え方で
ある。
オフセット/デプス(offset/depth) [おふせっと/でぷす]
オフセット(offset)とは、基準点からの相対的な位置のこと。データの位置を、基準点からの差(距
離)で表した値のこと。ROADIS の場合、道路縁から道路中心線に向けての水平距離(m)をいう。
デプス(depth)とは深度のこと。ROADIS の場合、道路面から埋設管の中心まで、あるいは埋設管の
頂部までのまでの深さ(m)をいう。
オフライン処理
[おふらいんしょり]
他のコンピューターとは接続されていない(オフライン)状態、単独で動作する状態で前処理を行うこ
と。
あるいは単独状態でデータをあらかじめ前処理し、上位の処理を行うシステムへ一括転送すること
で処理する形態をいう。
親子フラグ [おやこふらぐ]
ひとつの設備を現す図形が図面境にかかる等の理由から、複数の図形に分けて登録される場合が
ある。このような図形の関連を表すフラグ。
オルソ [おるそ]
デジタルオルソは、数値化した空中写真の各要素を正射影(真上から見た)位置に再配置したデジ
タル画像のことである。
オンライン処理 [おんらいんしょり]
コンピュータシステムにおける処理方式の一種で、端末やクライアントが通信回線等を通じてホストコ
ンピュータやサーバに接続されており、処理要求が発生した時点で送信する方式。
このうち、オンラインリアルタイム処理では、受け付けた処理要求を即座に実行し、端末に結果を送
り返すもので、オンラインバッチ処理はオンラインで要求を受け付けるが、処理の実行は定期的にまと
めて(バッチ処理)するもの。
108
オンラインストレージ
[おんらいんすとれーじ]
オンラインストレージとは、インターネット上でファイル保管用のディスクスペースを貸し出すサービス
のことで、ファイル・ホスティング、クラウドストレージともいう。
オンライン電子申請システム [おんらいんでんししんせいしすてむ]
一般に電子申請とは、国等の行政機関において、紙によって行われている各種の申請や届出等の
行政手続を、インターネットを利用して自宅や会社のパソコンを使って可能にするしくみのことである。
ROADIS の場合、セキュリティーを高めるために一般のインターネット回線は使用せず、VPN 回線を
使用している。
か行
【か】
海岸法 [かいがんほう]
1956 年、災害による被害から海岸を防護することを目的に制定された。法律の制定当時における、
海岸のレジャー利用は規模も小さく、頻度も夏場に限られていたが、近年では海岸法の枠で縛ること
ができないものが拡大したため、1999 年、総合的な海岸管理制度を目指して、「海岸環境の整備と
保全」、「公衆の海岸の適正な利用」を追加した大幅な改正が行われた。(昭和 31 年法律第 101
号)
街区 [がいく]
市区町村内の区画のひとつである。日常的には、街路(幅 6m~10mの幹線道路)囲まれた一区
画をいう。街区を細かく区切る道路を細街路という。一般的な住宅設計では、短辺 30~50m、長辺
100m~200m程度が標準といわれている。英語の city block に対応し、「ブロック」ともいう。
街区基準点 [がいくきじゅんてん]
街区基準点とは、都市部における地籍調査を推進するため、2006 年から国土交通省が全国の
DID を対象に実施した「都市再生街区基本調査」により設置された測量の基準点のことで、街区三角
点、街区多角点、街区基準点を補完するための節点、補助点がある。街区基準点は世界測地系の
座標をもった測量用標識であり、この基点から目標物を測定することで地球上における正確な位置を
知ることができる。
街路枡
[がいろます]
歩道等に植樹のための空間を確保しているもの。植樹枡。
拡大図
[かくだいず]
申請書添付図書の中で、平面図等の一部分を拡大し、詳細構造を明らかにした図面をいう。平面
図等の縮尺が 1/500 であれば、一般に拡大図の縮尺は 1/100~1/250。
109
拡張DM
[かくちょうでぃーえむ]
国土交通省公共測量作業規程で規定されている DM データファイルの仕様や分類コードでは、応
用測量の測量成果を電子納品する際に、規定されていない部分があったため、拡張ディジタルマッ
ピング実装規約(案)として 2004 年 5 月国土地理院から公開し、その後、実行上の問題にあわせて
修正を行っている。
重ね図
[かさねず]
一般に複数の占用者のデータが(重ね合わせて)記入されている図面を「重ね図」と呼んでいる。
ROADIS の場合、複数の占用者レイヤーを重ね合わせて作成する道路工事調整会議用の工事位
置図(競合箇所を明らかにした図)のことを「重ね図」と呼んでいる。
河川基盤図 [かせんきばんず]
河川基盤図とは、河川基盤地図ガイドライン外部リンクなどに従って、 河川に関する基本的な地
理情報や河川流域に関する情報を記載した地図である。 河川情報や橋など河川に設置されている
構造物の管理に使用されている。 河川も上下水道と同様に重要なライフラインであると同時に、決
壊・氾濫を起こすと大変な災害になる脅威でもある。
河川GIS [かせんじーあいえす]
河川 GIS とは、河川に関する空間データ及びこれを処理・利用するためのシステムである。施策の
立案や事業効果の分析、事業推進に際しての合意形成システムの改善及び情報の明示、効率的
な事業実施などが強く求められており、業務実施の基幹システムのひとつとして利用を促進すること
により、今後増大する総合化、透明化、効率化などの様々なニーズへの的確な対応に資することを
目指すものである。
河川法
[かせんほう]
相次いで起こる水害防止に重点をおき、1896 年以後の大河川の改修は河川法の下で実施され
た。1964 年には水需要と治水対策が増加し、河川関連法規と適合性を図るための新河川法が制
定。さらに 1997 年、ダムによる河川維持放流の義務、生態系や植生の保護・育成を目的とした河川
管理の改正が行われた。(昭和 39 年法律第 167 号)
仮想化(virtualization) [かそうか]
仮想化とは、リソース(CPU、メモリ、ディスク)を、物理的な構成によらずに、論理的に統合・分割す
る技術のこと。単一のものを複数存在するように見せる(あるいはその逆)技術。
1 台のサーバコンピュータを複数台のコンピュータであるかのように論理分割し、各々別の OS やアプ
リケーションを走らせる「サーバ仮想化」や、複数のディスクを 1 台のディスクであるかのように統合す
る「ストレージ仮想化」などの技術がある。
仮想(基盤)サーバ [かそうさーば]
仮想サーバとは、仮想化技術を利用して(1 台の)物理的なハードウェア上で実行されている(複数
の)論理的サーバのこと。
110
仮想基盤サーバは、仮想サーバを実行する物理的サーバのこと。
紙地図 [かみちず]
紙等に描かれている地図のこと。デジタルデータ化された地図に対比して使用される表現。
→アナログ地図
画面表示区域 [がめんひょうじくいき]
(M 地区)道調業務の道調基本図及び工事位置図データを入出力する単位となっている矩形範囲
をいう。矩形範囲は道路占用物件管理データベースのメッシュ番号により「左下」、「右上」のメッシュ
番号で設定する。
仮置き
[かりおき]
道路データベースのデータは道路台帳図面を入力原稿として入力することとされているが、道路の
形状変更があった場合、工事竣工と同時に道路台帳附図が補正されることはまれなため、相当期
間にわたり道路データベースの更新が行えないことがある。このような場合、道路台帳附図以外の附
図と同等の精度を持つ工事竣工図等を使用してデータベースの更新を行い、後日、道路台帳の補
正に合わせてデータ修正を行うことを ROADIS では、道路データの「仮置き」と呼んでいる。
鑑紙 [かんし(かがみ)]
管轄道路管理者名、工事責任者名、工事期間等の工事全般の情報を記入する帳票。
監督処分と還付請求 [かんとくしょぶんとかんぷせいきゅう]
道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第 71 条第 2 項第 1 号(道路に関する工事のためやむを得
ない必要が生じた場合)と同法第 72 条(監督処分に伴う損失補償等)との関係をいう。道路管理者
は監督処分の結果損失補償の義務を負うが、同号の場合には補償の規定が置かれていない。
ROADIS では、同法第 32 条の占用許可条件として(占用者負担と)明記してある場合は、システム
化対象としていない。一部支部では対応。
官民境界 [かんみんきょうかい]
官民境界とは水路や道路と民有地の境界線である。公有地と隣接する民有地との境界を確定す
る行政処分を、官民境界査定といっていたが、この制度は廃止された。現行は、公有地など公共用
物(公共財産)の管理者と隣接地所有者の立会いによる境界確定協議、または、協議ができない場
合の境界確定決定の手続きが定められている(国有財産法等)。なお、協議が不成立の場合は、境
界確定訴訟等により解決が図られることになる。
官民区分 [かんみんくぶん]
占用物件データの中の電柱等を管理する情報の 1 つで、支線、支柱等が占用物件の場合、電柱
の位置する場所が官地(道路区域内)であるか民地(道路区域外)であるかを識別するための項目を
いう。
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管理者区分
[かんりしゃくぶん]
道路管理者の別、占用物件管理者の別等のこと。
道路工事調整会議の場合は、工事を発表する管理者の別。
完了届
[かんりょうとどけ]
道路占用に係る工事が完了した時に占用事業者が道路管理者に提出する届書をいう。
関連図自動生成 [かんれんずじどうさくせい]
(M 地区用語)道調業務で工事位置図データや道路データ(基準点データ:神戸のみ)から、道調
関連図(掘削規制図等)を作成する処理をいう。
関連図自動付与 [かんれんずじどうふよ]
工事位置図データと道調関連図データとの空間的包括関係から、道調関連図データの属性情報
を工事位置図データの属性情報として設定する処理をいう。
管路 [かんろ]
水道管、下水管、ガス管及び電線類を格納した管の総称をいう。
【き】
起因者工事
[きいんしゃこうじ]
(M 地区用語名古屋のみ。)道調業務で、競合工事(同一地域について複数の路上工事が計画さ
れている状態)となった場合に、その競合工事発生の起因となった工事をいう。
基準点測量 [きじゅんてんそくりょう]
国の地図などを作る場合のような広地域を対象とし、三角点や多角点・水準点などの基準点を求
める測量。最終対象誤差は 100 万分の1程度。測量の種類は三角測量・多角測量・三辺測量・
GNSS 測量(旧 GPS 測量)・水準測量がある。
基盤地図情報 [きばんちずじょうほう]
基盤地図情報とは、「地理空間情報活用推進基本法」(平成 19 年法律第 63 号。)第 2 条第 3
項の規定に基づく「地理空間情報のうち、電子地図上における地理空間情報の位置を定めるための
基準となる(中略)位置情報」のこと。インターネットで無償提供されており、これを全ての関係者が位
置の基準として利用することにより、国内の地理空間情報が同じ位置の基準をもった情報として整備
され、重ね合わせなど高度利用を円滑に実施することが可能となる。
基盤地図情報の項目は国土交通省令(平成 19 年省令第 78 号)で以下の 13 項目が定められて
いる。①測量の基準点②海岸線③公共施設の境界線(道路区域界)④公共施設の境界線(河川区
域界)⑤行政区画の境界線及び代表点⑥道路縁⑦河川堤防の表法肩の法線⑧軌道の中心線⑨
標高点⑩水涯線⑪建築物の外周線⑫市町村の町若しくは字の境界線及び代表点⑬街区の境界線
及び代表点
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基本測量
[きほんそくりょう]
国土交通省国土地理院が、測量法(昭和 24 年法律第 188 号)に基づき実施する測量の中です
べての測量の基礎となる測量である。最も基礎とされている測量であり測量法の適用範囲で定義さ
れた用語。
給水(装置)台帳 [きゅうすい(そうち)だいちょう]
給水装置の新設・修繕工事等の際の竣工図面類のこと。
給配水管路図 [きゅうはいすいかんろず]
水道工事の竣工図及び給水台帳に記載されている施設(管路、弁、栓等)情報を記した縮尺
1/500~1/2,500 の図面で、「配管図」「戸番図」「分岐管図」とも呼ばれる。
配水管とは配水場から、給水区域まで送水する管のことで、配水本管とこれから分岐し給水管を取り
付ける配水支管とからなる。
給水管は配水管から分岐して、各家庭など需要者に水を供給する管のこと。
共架 [きょうが]
電柱類(電話柱、軌道柱等を含む)に設置事業者以外の事業者の電線類が架かっている状態をい
う。
境界確定情報管理システム [きょうかいかくていじょうほうかんりしすてむ]
境界確定情報管理システムとは、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所で運用されている、
直轄国道の境界画定情報(確定線、境界杭等)を道路データベース上で管理するシステム。
同システムの背景図は、道路管理システムの道路・地形データが利用されている。
競合管理データ [きょうごうかんりでーた]
道調業務の工事計画データについて競合状態を管理しているデータをいう。個々の競合番号別に
競合情報及び関連する各工事図属データとリンクするユニークインデックス等から構成されている。
競合番号 [きょうごうばんごう]
道調業務で工事計画データについて競合状態にであると判定された場合に、当該工事計画に付番
される番号。
競合判定入力 [きょうごうはんていにゅうりょく]
道調業務に係る工事計画データの競合状態であるか否かの判定結果を入力する処理をいう。
共通図 [きょうつうず]
平面図と拡大図方位記号、凡例等を一葉に編集した図面。ただし、申請下図編集出力コマンドでは
平面図がない(拡大図のみの)共通図も出力できる。
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共同溝
[きょうどうこう]
共同溝の整備等に関する特別措置法(昭和 38 年 4 月 1 日法律第 81 号)に基づき「二以上の公
益事業者の公益物件を収容するため道路管理者が道路の地下に設ける施設」をいう。共同溝整備
道路の指定があつた場合においては、当該道路の車道の部分の地下の占用に制限がかかる。躯体
の内径は数メートルに及ぶこともある。
業務AP [ぎょうむあぷり]
特定の業務に必要な機能を処理するために作成されたプログラムをいう。
共用空間 [きょうようくうかん]
統合型 GIS の核となるデータで、道路や建物等の地物を地方公共団体の庁内で複数部署により共
用することを前提に、多目的に利用することが可能な共用データをいう。
共用空間データ [きょうようくうかんでーた]
共用空間データとは、主に地方自治体での複数部署間で様々な用途に共用可能な空間データが
集まったもの。統合型 GIS に用いられる。
橋梁添架物(物件) [きょうりょうてんかぶつ(ぶっけん)]
道路橋などに設置されている占用物件等のこと。電力、ガス、水道、通信関係の管類を床板の下
部あるいは側面に添架することが多い。河川等を横断する施設(橋梁)を企業単独で建設することは
割高となることから、道路管理者に建設負担金等を支払い橋梁等に添架することが多い。
許可書 [きょかしょ]
ROADIS の場合、道路占用許可書のこと。道路占用許可申請書に対応し、道路管理者が許可した
ことを示す書面。
近接写真測量 [きんせつしゃしんそくりょう]
近接写真測量とは、市販のデジタルカメラによる写真撮影とコンピュータにより、三次元モデルを生
成する技術である。近接写真測量のメリットには災害現場などの現場に入れない場合も測量が可能、
精度が均一に、オルソ画像・3D モデリングが簡単に、撮影時の状況を忠実に再現、TS・GNSS と融合
したシステムの構築に応用、データの記録・保存・管理が簡単・軽量に、即時処理・現地作業の短縮
化・効率化)などがある。
【く】
空間情報総括監理技術者 [くうかんじょうほうそうかつかんりぎじゅつしゃ]
空間情報総括監理技術者とは、社団法人日本測量協会が 2005 年度から設けた資格である。空
間情報として取り扱う範囲が、測量のみならず業務で運用する情報システムと密接な関係があること
から、空間情報のデータ作成から運用管理・活用にいたるまでのコンサルティング能力を技術者に求
める認定制度である。
114
空間スキーマ
[くうかんすきーま]
空間スキーマは、概念スキーマのひとつで地物のもつ空間的特性を記述する枠組み(スキーマ)で
ある。地物のもつ空間的特性は、地物そのものの位置、次元及び向き、形状などを表す幾何的特性
と地物間の空間的な接続関係を表す位相的特性に分類され、UML のパッケージにより階層化されて
おり、空間スキーマではそれぞれを、幾何パッケージ群と位相パッケージ群に分けて定義している。
空間データ [くうかんでーた]
緯度経度や座標、住所など地球上の位置に直接または間接的に関連付けられたデータのこと。地
図データのほか台帳類、統計資料類や画像データ等も位置の情報を含んでいれば、空間データとな
る。
空間データ基盤 [くうかんでーたきばん]
空間データを地球上の正しい位置に対応付ける仕組を備えたデータのこと。即ち、基本的な地理的
な情報を持つ地図に空間データを空間の正しい位置に対応付けるための仕組(機能)を付加したも
の。
「国土空間データ基盤標準及び整備計画」(1999 年 3 月 30 日 GIS 関係省庁連絡会議)では「空
間データのうち、国土全体の地勢や行政界等の基盤的な地図データを『空間データ基盤』と呼ぶ。」
としている。具体例としては、国土地理院が公開している数値地図 25000(全国の 25000 分の 1 地
形図のうち道路、鉄道、河川、行政界、標高等 10 項目を数値化したもの)及び数値地図 2500(都
市計画地域を中心に 2500 分の 1 地図の精度を持った行政界、街区、道路、鉄道、公共建物等 7
項目を数値化したもの)がある。
空間データマイニング [くうかんでーたまいにんぐ]
データベースから潜在する構造や規則性をコンピュータを利用して半自動的に抽出し、モデル化や
予測を立てたりすることをデータマイニングというが、同様の手法を空間データに対して行うこと。
空中三角測量 [くうちゅうさんかくそくりょう]
空中三角測量は、空中写真を使って地図を作る場合に、空中写真の傾きや位置等を再現させる
必要がある。その際、隣接コースの空中写真及び連続する空中写真で写真間の相対的な位置関係
を定め、空中写真に写っている対空標識などで地上との位置関係を定めて、空中写真の絶対的な
位置関係を定める測量のこと。そのためには空中写真 1 枚ごとの観測と観測結果の計算が必要とな
る。
空中写真 [くうちゅうしゃしん]
飛行中の飛行隊からカメラにより地表表面を撮影した写真のこと。測量・地図の作製などのために
用いられる。航空写真・空撮とも言われる。
躯体 [くたい]
建物等の主要構造体のこと。共同溝や電線共同溝などの占用物件を収容する構造物のほかにも、
マンホール等の大型の構造物に対しても使われる。
115
掘削
[くっさく]
道路工事等のために道路を掘り返すこと。
掘削規制 [くっさくきせい]
道路の掘り返しを伴う工事は、道路交通を妨げ交通渋滞の原因となり、道路を不経済に損傷する
等の問題点が指摘されているため、多くの道路管理者は交通量の多い道路について掘り返しの抑制
措置を行っている。
具体的には国土交通省の通達に基づいて、原則として道路舗装工事が完了した後は一定期間
(車道は 3~5 年間、歩道は 1 年間)当該箇所の掘り返しを規制するとともに、 道路工事と地下埋設
工事の施行時期等の調整をするなどの措置が取られている。
これらの抑制措置を一般に「掘削規制」と呼んでいる。
掘削規制図 [くっさくきせいず]
掘削規制の対象となった道路(区域あるいは区間)を規制の残期間別に色塗りするなど、図面上に
表したものを「掘削規制図」あるいは「掘削禁止図」と呼んでいる。
クライアント/サーバシステム(方式) [くらいあんと/さーばしすてむ(ほうしき)]
(client-server system)CSS。C/S。
ネットワークで接続するクライアント(=ユーザ側コンピュータ)とサーバーとから構成される分散型の
コンピュータシステムの一形式。
クライアント側のコンピューターとサーバーが、相互に処理を分担するため、サーバーへの負荷の集
中を防止することができる。
クライアントマシン [くらいあんとましん]
client machine ネットワークで接続されたシステムにおいて、サーバーが提供するサービスを享受
する(受け手)側のコンピュータのこと。
クラウド/クラウド コンピューティング [くらうど/くらうどこんぴゅーてぃんぐ]
クラウドとは、クラウド・コンピューティングの略称で、クラウドとは、cloud(雲)の意味。
従来はユーザ自身が保有・管理していたようなコンピュータのハード、ソフト、データなどの利用を、イ
ンターネットなどのネットワークを通じて提供されるサービスの形で、必要に応じて利用する方式。
提供されるサービスの内容によって一般的に以下の 3 種類に分類される。
SaaS(Software as a Service):ソフトウェアパッケージの提供。
PaaS(Platform as a Service):アプリケーション実行用のプラットフォームの提供
HaaS/IaaS(Hardware /Infrastructure as a Service):ハードウェアやインフラの提供
クリアリングハウス [くりありんぐはうす]
クリアリングハウスとは、複数の情報システム等を中継し、様々な形式のデータを相互に利用できる
ようにするための仕組みのことである。地理情報システム(GIS)の分野においては、様々な空間デー
タなどの所在とその規格、書式等を検索・交換する場所、あるいはそのサービス。利用者が必要な情
116
報を容易に入手できることになるため、情報の流通が促される。アメリカの連邦地理データ委員会
(FGDC)のものが有名で、キーワード文字列検索のほかに座標、日付、時間などの検索方法でデータ
取得が可能。 日本国内では、国土地理院が運用しているクリアリングハウスがる。
【け】
計画区分 [けいかくくぶん]
道路工事調整会議における路上工事計画発表時の計画種別をいう。長期、年間、四半期、月
間等がある。
警察協議書
[けいさつきょうぎしょ]
道路管理者が道路占用許可処分に際し、道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第 32 条第 5 項の
規定に基づき所轄する交通管理者(警察署長)に対して、交通規制等の工事実施上の制限につい
て協議を行うが、一連の帳票(協議書及び回答書)を警察協議書と呼んでいる。
傾斜量図 [けいしゃりょうず]
傾斜量図とは、傾きが急激に変化する場所は、地形が変化する場所といい、この傾き具合を「傾
斜量」といい、それを地図にあらわしたものが「傾斜量図」である。地図から地形を読み取るときは、標
高や傾き(傾斜)を判断の基準にする。ほとんど平坦な平野や、急な傾斜の続く急峻な山のように、
傾き具合を知ることはとても有用である。
継続数量
[けいぞくすうりょう]
公益事業者の占用物件数量について、年度末から翌年度に継続して占用を続ける占用物件の(ス
トック)数量をいう。(継続数量=前年度末数量+今年度新設数量-今年度撤去数量)
下水道台帳 [げすいどうだいちょう]
下水道台帳とは、マンホール・管渠・桝について図面を作成する作業である。下水道竣工図よりデ
ータを施設平面図に展開して位置・距離などを現地調査、マンホール地盤高を水準測量により値を
求める、現地にてマンホール蓋を開け、土かぶり・管種・管径・人孔内径を観測し、データに基づき、
施設平面図を作成する。 施設平面図より、データ入力・調書作成を行い、下水道台帳施設平面図
や下水道台帳調書を作製する。
下水道台帳図 [げすいどうだいちょうず]
「下水道施設平面図」とも呼ばれている。縮尺 1/500 もしくは 1/1000 の地形図に、工事図書・一
般図に記載された人孔情報や管渠が集約・転記された図面のことである。
建設CALS [けんせつきゃるす]
公共事業支援統合情報システムの略。建設事業のライフサイクルの中でインターネットを利用し情
報交換や共有を行うことで、コスト削減・生産性の向上を図る。データの電子化や形式を標準化する
ことにより、時間短縮・業務効率の向上になる。事業の効率化のため EC=電子商取引を導入し、
117
1996 年から建設 CALS/EC となった。
建築確認申請 [けんちくかくにんしんせい]
都市計画区域内の建築物、特殊建築物、一定規模以上の建築物の建築または大規模な修繕等
で、対象の建築物が建築基準法に適合するものであるかの確認を求めること。建築工事着手前に建
築主が建築主事または指定確認検査機関に提出しなければならない。新築以外にも増築・改築・移
転も含まれ、国内全てで確認が必要。
現地補測及び補測編集 [げんちほそくおよびほそくへんしゅう]
現地補測は、数値図化又は判読が困難な地物等及び写真撮影後に変化が生じた地域について、
編集済データ上又は基準点等で現地との対応が確実な点に基づき、細部測量により行うこと。 補
測編集とは、数値編集で作成された出力図及び編集済データに表現されている重要な事項の確認
を行い、必要部分を現地において補測する測量を行い、これらの結果に基づき編集済データを編集
することにより補測編集済データを作製する作業のこと。
減免 [げんめん]
「道路占用料の減額及び免除」のこと。道路占用料の額については道路法(昭和 27 年法律第 180
号)施行令や条例に規定されているが、本則とは別に一定の条件に該当する占用物件について、占
用料額を一定の割合で減額あるいは免除することができる規程が設けられている。これらの減額及
び免除を行うことを減免と呼んでいる。
減免区分
[げんめんくぶん]
占用料額の減免に際して各占用物件に適用される減額率あるいは免除率の区分のこと。適用され
る減免理由(根拠)によって、区分(率)が異なる。例えば、50%減額、80%減額、全額免除等。
兼用工作物 [けんようこうさくぶつ]
道路と他の工作物(たとえば、堤防、護岸、ダム、橋、踏切等)とが相互に効用を兼ねる場合にこれ
を兼用工作物と呼ぶ。
道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第 20 条では兼用工作物である道路について協議による管理
の制度を規定し、同 55 条ではその費用負担について規定している。
【こ】
公安委員会添架柱 [こうあんいいんかいてんがちゅう]
電柱あるいは電話柱で公安委員会が管理する物件(信号機、規制標識等)を添架したものをいう。
当該電柱、電話柱は占用料減免の対象となる。
公益事業者 [こうえきじぎょうしゃ]
ROADIS では、次の事業者を一般に公益事業者と呼んでいる。
一 電気通信事業法(昭和 59 年法律第 86 号)による認定電気通信事業者
118
二 電気事業法(昭和 39 年法律第 170 号)による一般電気事業者、卸電気事業者又は特定電気
事業者
三 ガス事業法(昭和 29 年法律第 51 号)による一般ガス事業者又は簡易ガス事業者
四 水道法(昭和 32 年法律第 177 号)による水道事業者又は水道用水供給事業者
五 工業用水道事業法(昭和 33 年法律第 84 号)による工業用水道事業者
六 下水道法(昭和 33 年法律第 79 号)による公共下水道管理者、流域下水道管理者又は都市下
水路管理者
高解像度衛星写真 [こうかいぞうどえいせいしゃしん]
衛星写真画像のうち解像度(2 点を区別する能力)の高いものをいう。近年の衛星写真は地上の解
像度が 1m 以下のものも少なくない。これらの衛星から得られる写真画像は、従来の衛星写真と比較
して高い位置精度を持っているため、より大縮尺の地図への利用が可能となる。
世界初の商用高解像度衛星 IKONOS の画像は、解像度 1m、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の
ALOS-2(エイロス)衛星は 1~3m の解像度を実現している。
これらの衛星画像データは一般にも販売されている。
公共下水道台帳図 [こうきょうげすいどうだいちょうず]
下水道法(昭和 33 年 4 月 24 日法律第 79 号)第 23 条で、公共下水道管理者が調製し、保管を
義務づけられている台帳のこと。
その記載事項等は、省令(下水の処理開始の公示事項等に関する省令(昭和 42 年 12 月 19 日
厚生省・建設省令第 1 号)に定められている。
公共下水道台帳の閲覧を求められた場合、公共下水道管理者は、これを拒むことができない。
公共測量作業規程 [こうきょうそくりょうさぎょうきてい]
測量法(昭和 24 年法律第 188 号)33 条に基づき各測量計画機関が定める作業規程のこと。同条
では、「測量計画機関は、公共測量を実施しようとするときは、当該公共測量に関し観測機械の種類、
観測法、計算法その他国土交通省令で定める事項を定めた作業規程を定め、あらかじめ、国土交
通大臣の承認を得なければならない。」と定めており、例えば交通省公共測量作業規程は、国土交
通省が測量計画機関となり実施する公共測量の方法等を定めたもの。なお、公共測量とは、同法第
5条で「基本測量以外の測量で、(中略)政令で定めるものを除く」、「その実施に要する費用の全部
又は一部について国又は公共団体の負担または(中略)助成を受けて行われる事業」等と定義して
いる。
航空写真 [こうくうしゃしん]
飛行中の飛行隊からカメラにより地表表面を撮影した写真のこと。測量・地図の作製などのために
用いられる。空中写真・空撮とも言われる。
航空写真測量 [こうくうしゃしんそくりょう]
航空機から撮影された垂直写真から図化機を通じて地図を作成する方法。最近では図化の段階
で直接ディジタル化するディジタルマッピング作業が主流になっている。
119
航空レーザ測量
[こうくうれーざそくりょう]
レーザを航空機に搭載し地上に向けレーザ光を照射、地上で反射されたレーザ光と時間差から地
上までの距離・地上の標高・地形を求める測量方法。
工事位置図 [こうじいちず]
道調業務で路上工事の工事区域を明示した図面をいう。
公図 [こうず]
1873 年から 1881 年に土地台帳の付属地図として税務署で管理されており、土地の形状や位置
関係を図面にしたもの。1960 年、不動産登記法(平成 16 年法律第 123 号)の改正により登記簿と
土地台帳が一元化し付属地図の意義がなくなるが、1977 年に不動産登記法17条は地図と建物所
在図を登記所に備えることを規定し、登記所の内部資料として「地図に準ずる図面」とし保管されて
いる。法務局や市役所でも閲覧や写しの請求ができる。
高度地区 [こうどちく]
都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)第 9 条により建築物の高さや低さを定める地区のことで
ある。住居専用地域などの環境維持のために建築物の高さを制限された最高限度や高度利用の面
から建築物を一定の高さ以上にする最低限度を定められている。
港湾法 [こうわんほう]
港湾法(昭和 25 年法律第 218 号)第 1 条で「この法律は、交通の発達及び国土の適正な利用と
均衡ある発展に資するため、環境の保全に配慮しつつ、港湾の秩序ある整備と適正な運営を図ると
ともに、航路を開発し、及び保全することを目的とする。」となっている。
国土空間データ基盤 [こくどくうかんでーたきばん]
「国土空間データ基盤標準及び整備計画」(1999 年 3 月 30 日 GIS 関係省庁連絡会議)では、国
土空間データ基盤は、次の 3 つの要素からなり、「これらの整備は、一元的に行われるのではなく、国
が主導し、地方公共団体及び民間と的確に役割分担しながら整備・提供し、社会全体として基盤と
なるデータを共有していくことを目指している。」としている。
1 空間データ基盤 空間データのうち、国土全体の地勢や行政界等の基盤的な地図データをと呼
ぶ。その整備を着実に進めていくため、その項目を空間データ基盤標準として標準化した。
2 基本空間データ 空間データ基盤に結びつけて利用される台帳、統計情報等のうち、公共的観
点から基本的なものと考えられるデータを呼ぶ。
3 航空写真や衛星画像等から作成されるデジタル画像も、国土空間データ基盤と位置付けられて
いる。
国土数値情報 [こくどすうちじょうほう]
国土数値情報とは、国土交通省国土政策局が提供する国土に関する基礎的な空間データセットの
こと。全国総合開発計画、国土利用計画、国土形成計画などの国土計画の策定や推進の支援を目
的に、国土に関する様々な情報を整備、数値化したもので、特に土地に関する情報は時系列的に整
120
備されている。2001 年 4 月よりインターネットによる無償提供を開始、 地理情報標準プロファイル
(JPGIS)に準拠したデータと、これまでのデータ形式(国土数値情報統一フォーマット)で整備された
データの両方について、無償提供を行っている。
国土地理院 [こくどちりいん]
日本国内の「すべての測量の基礎となる測量」を行い、国土交通省の特別の機関とされる。国の
基本図とされる地形図の発行元であり、公共測量を行う国土地理院以外の国の行政機関や公共団
体への指導・助言を行っている。
国土利用計画 [こくどりようけいかく]
全国計画、都道府県計画、市町村計画があり、国土を総合的・長期的な観点でさまざまな条件に
考慮し、計画的に有効利用することを目的としている。全国計画:都道府県知事と国土審議会の意
見聴取を行い案を作成し閣議決定で定める。都道府県計画:全国計画を基本とし、都道府県が市
町村長、各都道府県の審議会の意見聴取を行い、都道府県議会の議決を経て定める。市町村計
画:都道府県計画を基本とし、市町村が住民の意向を反映させ市町村議会の議決を経て定める。
国家基準点 [こっかきじゅんてん]
基準点とは、地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された電子基準点、三角点、水準点等
のことで、地図作成や各種測量の基準となる。その場所を明確にするために、標石、金属標、鋲など
の標識が設置されている。
国家基準点は、国土地理院が基本測量として設置・測量するもので、国の骨格的な測量の基礎と
なる。他に地方公共団体が設置する公共基準点などがる。
五大GIS [ごだいじーあいえす]
自治体における固定資産の管理、道路台帳の管理、上水道管理、下水道管理、都市計画の五
つを通常五大 GIS と呼んでおり、多くの場合、スタンドアロンでそれぞれのシステムが使われている。
コンパイル [こんぱいる]
(Compile)高水準言語(人間が理解しやすいようにつくられたコンピュータへの命令言語)を、機械言
語(コンピュータが認識できる命令言語)に、翻訳する機能を持ったプログラム(コンパイラ)を使って、
翻訳させることをいう。
さ行
【さ】
サーバ機 [さーばき]
server machine ネットワークで接続されたシステムにおいて、クライアントからの要求(リクエスト)に
応じて、サービス(処理)を提供する側のコンピュータのこと。
121
最小2乗コロケーション
[さいしょうじじょうころけーしょん]
離散的なデータから予測や内挿を行うもの、もしくは、その計算処理手法。測地学では、重力分布
を推定するツールとして使われ、現在ではジオイド高の推定にも使われ、日本のジオイド 96 や日本の
ジオイド 2000 でも使われている手法である。
サイバースペース [さいばーすぺーす]
サイバースペースとは、コンピュータやネットワークの上に作られた、多数の利用者が情報を流したり
情報を得たりすることが出来る仮想的な世界のことである。電脳空間などと呼ばれることもある。
作業規程の準則 [さぎょうきていのじゅんそく]
作業規程の準則とは、1951 年に測量法(昭和 24 年法律第 188 号)第 34 条の規定に基づき、
作業規程の準則が制定され、多くの測量計画機関は、モデル的な規程として準用していた。作業規
程を測量目的に応じて作成するための標準的な規準として、同第 34 条の規定に基づき、国土交通
大臣が「作業規程の準則」(平成 20 年国土交通省告示第 413 号)を定めているものである。
座標系 [ざひょうけい]
直線、平面、空間を正確に位置付ける方法を座標系という。座標系は測地座標系と平面直角座
標系に分けられる。測地座標系は地球の形を決め、経緯度原点等から求めた緯度経度で表してい
る。平面直角座標系は測量計算を簡単に行えるよう、平面投影しても誤差が 1/1000 以内に収めら
れるよう東西 130km 以内を適用範囲とした 19 の座標系を設けている。
鞘管 [さやかん]
電線類(ケーブル類)を保護するための防護管類あるいはこれで覆われた構造の管路をいう。一般
に電線類を単独で地下埋設する場合には、鞘管の中に収容する。
三角点 [さんかくてん]
三角点とは、三角測量を行う際に経度・緯度・標高の基準になる点のことで、地表に設置されている。
標高については別途、基準となる水準点がある。
国土地理院が行う三角測量によって設置し、すべての測量の基準となる。
三次元計測 [さんじげんけいそく]
3 次元計測は、立体的なものをデジタルデータ化する計測方法である。3 次元計測によって得られ
たデータは、CAD や web3D 等のソフトで利用でき、計測したい対象物を非接触にて計測できる、高密
度・広範囲のデータを取得できる、1 秒間に数千点のデータを取得出来る、離れた所より計測ができ
る、などの特徴がある。計測によって得られたデータを点群データと呼ぶ。
残置物件管理システム [ざんちぶっけんかんりしすてむ]
道路法では、道路占用期間が満了、あるいは占用を廃止した場合には、占用者は当該占用物件を
自らの費用で除却し、現状復旧しなければならない。(昭和 27 年法律第 180 号)
しかし、現状復旧することが不適当な場合においては、この限りでない(同第 40 条第 1 項)ことから、
122
道路管理者の指示により、占用期間満了後も道路区域内に物件が残される場合がある。これらの物
件は「残置物件」あるいは「撤去猶予物件」と呼ばれている。
これらの残置物件を他の占用物件同様にシステム上管理するソフトのこと。
【し】
シールド [しーるど]
シールド工法のこと。トンネルの特種工法の一つで、円筒あるいは函状の機械(シールド・マシン)で
切羽を掘削しながら逐次壁面を構築する工法。開削工法による埋設工事に比べ、地上交通に与え
る影響が少ない。
ジオイド [じおいど]
地球の重力に対し垂直で、平均海水面で陸地を覆い地球の形の基本となるものである。陸地の凹
凸をなめらかな平均海水面で覆ったと仮想し地球の形を表すものである。
ジオコード [じおこーど]
ジオコードとは、①区域を分割してその区域に一定の規則に従いつけたコード体系をいう。都道府県
や市町村等の行政コード、住居表示街区、選挙区などがある。
②ジオコーディング(geocoding:住所等の各種情報を、地理座標(緯度・経度等)に変換するこ
と。)で付加された地理座標のこと。
直埋ケーブル
[じかまいけーぶる]
地中電線類のうち鞘管等の外部保護構造を持たずに直接地下に埋設されるケーブル類。
時間スキーマ
[じかんすきーま]
時間スキーマは、時間オブジェクトパッケージ(Temporal Objects Package)と時間参照系パッケー
ジ(Temporal Reference System Package)の二つのパッケージに分類され定義されている。現況の
変遷を把握する場合は、空間属性のみでは不十分であり、空間データが時間に関する情報を保持
する必要がある。こうした時間属性を時間スキーマを用いて記述することができる。
自社柱 [じしゃちゅう]
自社が保有する電柱もしくは電話柱のことをいう。地上に電線類だけを占用する場合、「他社柱」に
添架することになる。
支線 [しせん]
電柱または電話柱を支えるためのワイヤーをいう。電柱または電話柱の途中から近くの地面にアン
カーロックされている。なお、電柱本体が官地(道路敷地内)にある場合は当該電柱の一部と看做さ
れるが電柱本体が民地(道路敷地外)にある場合は独立した占用物件として占用料徴収対象とな
る。
123
支線柱
[しせんちゅう]
支線を支える目的で設置される柱類のことで、電柱、電話柱と区別される。支線が障害物を避け迂
回する場合に途中で支線の力を支えるために設置される。
下図 [したず]
道路占用許可申請書に添付する申請図を作成する元図面をいい、道路及び占用物件の現状が
表示されている。道路情報をプロッタ出力し、その上に設計情報(占用情報)が記入できるようにして
いる。
支柱 [しちゅう]
電柱または電話柱を支えるための柱をいい、電柱または電話柱の途中から近くの地面に斜めに設
置される。
写真計測 [しゃしんけいそく]
写真計測とは、写真を用いて対象物の位置や形状を計測する技術である。基礎原理は人間の視
覚と同じで、人間の目の代わりにカメラを用い、脳の代わりにコンピュータで処理をすること。投被写体
から放射または反射された光がレンズにより集光され、フィルム(センサ)上に投影される。数学的に
は、3 次元の対象から 2 次元平面上の像への中心投影ということになる。
縮尺 [しゅくしゃく]
地図の場合の縮尺は実際の距離を縮めて表した割合のことで、縮尺が 1/1,000 などのように分母
に実際の距離、分子に地図上の距離として一般的に、分子を1とする分数、または比の形(1:〇〇)
で表現する。実際の距離が 1,000mで縮尺が 1/1,000 の場合、地図上の距離 1m になっていること
を示す割合である。
出図機能 [しゅつずきのう]
データを図面として出力する機能のこと。プロッタ出力とプリンタ出力とがある。
準拠楕円体 [じゅんきょだえんたい]
ジオイド(平均海水面)に近似した回転楕円体のことで、地球楕円体とも呼ばれる。地球はわずか
に楕円でありジオイドとは大きいずれが生じる。そのため楕円体をずらしジオイドと地球表面体をほぼ
一致にすることで平面位置を定め基準として採用している。準拠楕円体の中心は地球の重心に一致
し、準拠楕円体の短軸は地球の自転軸に一致する。
竣工図 [しゅんこうず]
各種の工事終了後に実際の現地の状況に基づいて作成される図面類のこと。道路工事の場合で
あれば、概略設計(図)→詳細設計(図)→工事→竣工(図)の順で作成され、竣工図を基に道路台
帳附図が調製される。
124
準天頂衛星
[じゅんてんちょうえいせい]
日本の真上を通る軌道の人工衛星。日本の真上の滞在時間は 7~9 時間程度だが、複数の衛星
を時間差で入れ替え常に日本の上空に滞在している。そのため、より正確な位置情報を受信するこ
とができる。
情報セキュリティマネジメント(活動) [じょうほうせきゅりてぃまねじめんと(かつどう)]
情報セキュリティマネジメントとは、企業等の組織における情報セキュリティの確保に組織的・体系的
に取り組むことをという。
真位置データ [しんいちでーた]
数値地形図のデータで、水平位置の転移や等高線、地物等の間断などの処理を行っていない真
位置を重視した地形、地物の位置を示すデータのこと。必要に応じて、転位、間断区分等の補助デ
ータを加えることにより、作図処理を容易にすることが可能な構造になっている。
シンクライアント [しんくらいあんと]
(Thin-Client)(Thin=薄い) サーバ側から画面データ等を受け取って端末は表示するだけとする方
式の端末をいう。クライアント側ではデータ等の処理を行わない。
真形(表示)
[しんけい(ひょうじ)]
道路台帳等の図面上で一定の大きさがある地物をその外形で表記すること。(例:歩道橋、建築物
等)図面上の真形表示が困難な地物はシンボルで表示される。(例:電柱等)
人孔 [じんこう]
→マンホール
人工衛星画像 [じんこうえいせいがぞう]
衛星リモートセンシングによって得られる画像データのこと。近年、電磁波を測定する各種の観測機
器を搭載した人工衛星によって、地上を観測することが容易になっており、データも一般に市販され
ている。光学センサーのほかに、能動的マイクロ波センサー、受動的マイクロ波センサー等があり、い
わゆる写真だけでなく地表の高度、温度、植生等が識別できる。
申請(業務)
[しんせい(ぎょうむ)]
ROADIS の場合、道路占用許可申請業務の略称。このほかに道路工事調整業務(略称:道調業
務)、道路・占用物件管理業務(略称:管理業務)等がある。
申請位置図 [しんせいいちず]
道路工事調整会議において確定された月間計画データを元データとして、道路占用申請事務手続
における申請及び許可の処理状態や工事進捗情報を管理するための DB 及び表示内容をいう。工
事位置図図形とその属性で構成される。
125
申請者
[しんせいしゃ]
ROADIS の場合、道路占用許可申請を行う事業者をいう。道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第
36 条(いわゆる義務占用事業)を行う公益事業者をいう。
シンボル(symbol) [しんぼる]
「符号化したもの」「記号化したもの」等の意味。GIS でデータを表示する場合、ポイントデータ等の真
形表示することが困難なデータはシンボルマークで表示される。
【す】
水涯線
[すいがいせん]
陸部と水部を区画する水ぎわの境をいい、陸水部においては平水時、海部においては満潮時の正
射影で表示。(国土地理院HPより)
水道台帳 [すいどうだいちょう]
水道は、水道法(昭和 32 年法律第 177 号)において、導管及びその他の工作物により、水を人の
飲用に適する水として供給する施設の総体としている。水道台帳は、その管理図として管路や弁栓
類、量水器を示した図面、調書として管種、口径、管延長を示した帳票を作成する。
数値情報 2500(空間データ基盤) [すうちじょうほう 2500(くうかんでーたきばん)]
地理情報システム(GIS)を構築する際において、正しい位置情報を有し最も基本的な項目につい
てデータ化したものである。ベクトル形式で数値化されており行政区域、道路中心線、鉄道線・駅、公
園等の場地、無内水面、基準点、河川、公共建物などがある。
数値情報 25000(空間データ基盤) [すうちじょうほう 25000(くうかんでーたきばん)]
国土地理院が発行している日本地図のデジタルデータで、地理情報システム(GIS)で分析を行う
際の基礎データとなる。2 万 5 千分の 1 地形図に相当する精度を持ち、ベクトル形式で数値化されて
いる。このデータは 10 項目からなり、それらの項目は道路中心線、鉄道中心線、河川中心線、水涯
線、海岸線、行政界、基準点、地名、公共施設、標高である。
数値図化 [すうちずか]
数値図化とは、空中三角測量、空中写真等で得られた成果を使用し、解析図化機、デジタルステ
レオ図化機又は座標読取装置付アナログ図化機(数値図化機)を用いて、ステレオモデル(縮小実
体摸像)を構築し、地物、地形等の座標値を取得し、数値図化データを記録する作業である。数値
図化機とは、2 枚の空中写真の空間的位置関係を再現(標定)して、地上のステレオモデルを作り、
それを測定及び描画する装置である。
数値地形測量
[すうちちけいそくりょう]
数値地形測量とは、地上の地形や地物の変化点をデジタルデータ(コンピュータで扱えるデータ形
式:数値地形データ)により取得及び測定し、数値地形図を作製する作業のこと。公共測量作業規程
126
によると、数値地形測量の作業方法は次の 4 種類に区分される。TS 地形測量、デジタルマッピング、
既成図数値化、数値地形図修正。
数値地形モデル
[すうちちけいもでる]
地形を 3 次元座標でディジタル表現するモデルのこと。Digital Elevation Model(DEM)、あるいは
Digital Terrain Model(DTM)と呼ぶ。
数値地図 [すうちちず]
数値地図(国土基本情報)とは、国土地理院が提供する総合的な地理空間情報のこと。同院が整
備した、基盤地図情報、数値地図シリーズ(空間データ基盤、行政界・海岸線、地名・公共施設)及
び数値標高データ(5m、10m、50m メッシュ)を統合し、各種のデータ項目を追加したもので、地図
情報、地名情報、メッシュ標高情報、付属資料の4種類の情報を提供している。
図化機 [ずかき]
図化機とは、立体視のできる2枚の写真を用いて、道路や等高線、植生、家屋などを描画する機
械である。1960 年代は写真測量が本格的に始められ、機械的に撮影状況を再現するアナログ図化
機であったが、1980 年代にはコンピュータを用いて再現する解析図化機が導入された。現在では、
コンピュータ画面を偏向メガネで立体的に見て描画するデジタル図化機が主流となっている。
図郭 [ずかく]
図郭とは、地図を一定の規則にしたがって分割し区切られた一つ一つの地図の範囲を指す。日本
では緯度・経度に従って分割した「標準地域メッシュ」や平面直角座標系の原点を基準に分割した
「国土基本図図郭」が良く用いられている。
スキャナ [すきゃな]
走査と呼ばれる動作を行い、センサを通して情報をビット単位に読み取る機械装置。コンピュータに
画像情報をデータ化して取り込むイメージスキャナ、人体や物質の断面を走査する CT スキャナ、バ
ーコードを読み取るバーコードスキャナなどがあり、資源探査衛星、気象衛星、惑星探査機にも各種
のスキャナが装備されている。
スキャン [すきゃん]
スキャナーを使用し、光学的に原稿を読み込み、デジタルデータ化すること。FAX のように図面類に
光を当て、その反射光又は透過光をセンサで検出し、受光レベルをデジタルデータ化する。走査。
また、ウィルス対策ソフトにより、コンピュータ内のファイル等を対象に、ウィルス定義ファイルに格納さ
れたパターンを基に、ウィルスに感染していないかどうか検査することをいう。
図形情報(図形データ、幾何情報、幾何データ)
[ずけいじょうほう(ずけいでーた、きかじょうほう、
きかでーた)]
GIS で扱う地図データには、様々な地理情報があるが、一般に「図形情報」と「属性情報」に分けら
127
れる。これらのデータの中で対象物の空間における位置・範囲などの空間構造を表す情報を図形情
報といい、点、線、面、位相関係(トポロジー)などがある。
スケールバー
[すけーるばー]
地図上に縮尺を表すために表示されるものさし(スケール)状の表記のこと。
ステレオマッチング [すてれおまっちんぐ]
ステレオマッチングとは、2 次元の画像データから 3 次元の情報を得ること。2 枚の写真の被写体
の同調ポイントを比較し、視差が生まれ、面積相関の計算式を利用して数値化される。2 枚の写真を
とった時のカメラ位置と視差などの情報を元に、三角測量という測量方法によって奥行きを求める。
現在では自動標高抽出システムや計算機を用いて 3 次元の位置を算出する手法が多く用いられて
いる。
スマートグリッド [すまーとぐりっど]
スマートグリッドとは、電力インフラと通信インフラを融合させた電力供給システムで、電力の需要と
供給のバランスを通信技術を利用した制御によりとる。スマート(洗練された)グリッド(電力網)の意。
【せ】
整圧器(ガバナ) [せいあつき(がばな)]
都市ガスの供給設備の一つで、ガスの消費量の増減にあわせてガスの圧力を自動的にコントロール
する機能を有する。工場(ガスホルダー)から高い圧力で送出された都市ガスを、整圧器で安全な圧
力に変換し需要家へ供給する。
正規化
[せいきか]
スキャナによって計測基図を読み込む場合、原稿の傾きや紙の伸縮によって歪みが発生する。そ
のため、より正確な図面を作成するために、生じてしまった歪みを補正する必要がある。
このような場合に、スキャナで読み込んだイメージデータから必要な部分だけを切り出して、それを指
定されたサイズに調整すること。
正射投影 [せいしゃとうえい]
投影点を無限遠にし、ある平面上にそれと直交する平行線により投影することをいう。これにより空
中写真がもつ標高が原因で、投影の特性である水平位置の歪みを取り除くことが可能である。
静電プロッター [せいでんぷろったー]
プロッタの一方式。静電気で帯電したドラムにトナーを付着させ、それを静電記録紙に転写すること
により印刷する。
製品仕様書 [せいひんしようしょ]
製品仕様書とは、公共測量作業規程に代表されるような、使用する機器、作業工程、検査方法
128
等を規定し、成果品の品質を担保する仕様書ではなく、空間データ(地物)の品質と定義のみを提示
し、作成方法を問わない仕様書のことをいう。成果品の空間データに対しては、提示している品質を
満たしているか品質評価が行われる。
世界測地系 [せかいそくちけい]
世界測地系とは、VLBI や人工衛星から高度に計測され明らかとなった地球の正確な大きさや形
状を基に、世界的な整合性を持たせて構築された経度・緯度の測定の基準で、国際的に定められた
基準となる測地系が世界測地系である。日本国内でも測地系は測量法(昭和 24 年法律第 188 号)
及び水路業務法(昭和 25 年法律第 102 号)の一部を改正する法律の施行により 2002 年 4 月 1
日から世界測地系( JGD2000)へと移行されることになった。
セキュリティポリシー [せきゅりてぃぽりしー]
(情報)セキュリティポリシーとは、情報セキュリティを確保するために、企業や組織において定める
情報セキュリティに関する基本方針や行動指針のこと。社内規定といった組織全体のルールから、
情報セキュリティを確保するための基本的な考え方、体制、運用規定、基本方針、対策基準などを
定めるのが一般的。
セミ・ダイナミック補正 [せみ・だいなみっくほせい]
セミ・ダイナミック補正とは、近年、電子基準点と GPS 測量機を使用によって正確に位置を求める
ことができるようになったが、我が国は複雑な地殻変動が起こっており、測量に利用される基準点もこ
の地殻変動の影響により、実際の地球上の位置と測量成果の示す座標値が時間とともにずれている
ため、位置情報(緯度、経度、標高)の均一な精度を長期的に維持するため、地殻変動による 歪み
の影響を補正すること。
占用
[せんよう]
道路占用の略称。道路法(昭和 27 年 6 月 10 日法律第 180 号)第 32 条に基づき、道路に工作
物、物件又は施設を設け、継続して道路を使用することをいい、占用するにあたり道路管理者の許
可を受けなければいけない。
専用回線 [せんようかいせん]
利用者が通信業者と特別に契約を結び、特定の利用者内でのみ使用可能な回線をいう。「専用
線」(回線を完全占有する)あるいは「VPN」Virtual Private Network(仮想的な専用線。中継網を複
数ユーザーで共有する)という形で提供される。
占用許可期間 [せんようきょかきかん]
道路占用許許可以降、当該占用物件を継続して占用できる期間をいい、道路法(昭和 27 年 6
月 10 日法律第 180 号)第 33 条及び同施行令(昭和 27 年法律第 479 号)第 9 条に基づき、公
益事業物件の場合は「10 年以内」とされている。
129
占用物件
[せんようぶっけん]
道路法(昭和 27 年 6 月 10 日法律第 180 号)第 32 条の規定に基づき、道路管理者の許可を
受けて継続して道路を使用する工作物、物件、施設のことをいう。電柱、電線、水管、下水道管、ガ
ス管、地下街等がある。
占用料 [せんようりょう]
道路法(昭和 27 年 6 月 10 日法律第 180 号)第 39 条に基づき道路管理者が徴収する金員で
ある。占用料の額及び徴収方法は道路管理者である地方公共団体の条例で、指定区間内の国道
にあっては政令(道路法施行令第 19 条)で定められている。
占用料区分
[せんようりょうくぶん]
申請業務及び物件管理業務で使用する、占用物件を占用料単価別に定義した一覧表。占用料
地域区分、減免区分、物件区分の3種類のコードで構成されている。
占用料単価 [せんようりょうたんか]
道路法施行令(昭和 27 年法律第 479 号)別表や占用料徴収に係る条令等の中で、占用料徴収
単位別に定められている占用料の額をいう。
【そ】
属性情報(属性データ)
[ぞくせいじょうほう(ぞくせいでーた)]
一般に対象の性質などを示す付加情報のことを言うが、地理情報システムの場合、空間構造を表
現する位置情報(図形情報)に関連付けられるそれ以外の情報を属性情報あるいは属性データと呼
んでいる。例えば、道路の形状は図形情報であり、その道路の名称は属性情報となる。属性情報は
標準的データベースシステムで管理し、利用に際して図形情報と結合・関連付けされる。
測地系 [そくちけい]
地球上の位置を経緯度(経度・緯度)及び標高を用いる座標を使ってその位置を表す方法があり、
測地系とはその経緯度で表す時の座標面の基準である。
測地成果2011 [そくちせいか2011]
測地成果 2011 は、10 月 31 日に国土地理院が、3.11 東北地方太平洋沖地震に伴う測量成果
停止地域の成果を公開した「測地成果 2011(元期 2011.4)」である。原点数値に基づく基準点測量
成果表には、「世界測地系(測地成果 2011)」と表記するようになった。
測量成果 [そくりょうせいか]
測量法(昭和 24 年法律第 188 号)に規定された基本測量及び公共測量の成果品のことを指す。
国土地理院の測量成果を基本測量成果、自治体の測量成果を公共測量成果という。
130
測量成果電子納品要領(案)
[そくりょうせいかでんしのうひんようりょう(あん)]
測量成果電子納品要領(案)は、国土交通省が発注する測量作業で国土交通省公共測量作業
規程で定められた測量成果等を電子的手段により提出する際の基準を定めたものである。共通仕様
書((案)を含む)及び特記仕様書に規定される成果品に適用することを基本とし、国土交通省公共測
量作業規程に従って作成される測量成果等を電子納品する際の標準的な仕様を定めるものであ
る。
測量法 [そくりょうほう]
1949 年制定。正確かつ円滑に測量を行うことを目的とし、測量業の運営を図るため測量に対する
実施基準や必要な機能を定めた法律である。(昭和 24 年法律第 188 号)
存置 [ぞんち]
占用許可期間満了後あるいは占用を廃止した場合、道路を原状回復せず当該物件を引き続き
埋設等したままの状態で残すことをいう。(残置と同じ。道路法(昭和 27 年 6 月 10 日法律第 180 号)
第 40 条但書で、占用者は当該物件を除却し道路を原状回復する義務を負っているが、現状復旧
が不適当な場合「この限りでない」と規定している。
た行
【た】
ダウンサイジング(Down Sizing) [だうんさいじんぐ]
一般的には「小型化」を意味するが、コンピュータ業界では製造技術や処理方式を含めたシステム
構築全体の流れの中で、大型コンピュータに代わってワークステーションやパソコンへ移行することを
指す場合が多い。
ダウンロード [だうんろーど]
上位コンピュータから下位コンピュータへネットワークを介してデータを転送する形態のことをいう。
通常はサーバや汎用機等からパソコン等へ送るケースが多い。 反対語→アップロード
タブレット [たぶれっと]
キーボードがない画面に触れて操作する方式のコンピュータのこと。
ダミーマンホール [だみーまんほーる]
ROADIS において、図面データの物理管理上の必要性から区切りを明示するために設けられた記
号のことで、「区切り記号」ともいう。
段彩図 [だんさいず]
段彩図とは、等深線や等高線による地形表現を見やすくするために、段彩をつけた地形図のこと。
131
弾性波探査
[だんせいはたんさ]
地震探査とも言われる。火薬による爆破などで人工的に小地震を起こし、地表に設置された測定
器により地層を伝わる状況を観測する。その結果を解析し、表土などの地層の状況を知ることができ
る。
単独測位 [たんどくそくい]
単独測位は、1 つの受信機で同時に 4 個以上の GPS 衛星からの電波を受信し、各衛星からの距
離を算出して測位する方法のこと。距離の算出には C/A コードや P コードを利用する。測位精度は概
ね数 10m程度。C/A コードは 300km のコード長で1msec 周期で繰り返すため、衛星との距離の概略
値が予め分かっていないと多くの解がでてしまうが、地上や航空機では自分の位置の見当がつくので
混乱することはない。
【ち】
地形図 [ちけいず]
測量を元に地図記号などで地形を詳細に示した地図、中縮尺・大縮尺の地図である。地形だけで
なく自然や文化施設を含めた土地の状態をも表示し、物理的な位置情報に重きをおいた一般図で
ある。地形の表現に等高線を用いて起伏を表し、目印になりやすい人工物や集落の名称などを記す
ことで地表物と地形の位置関係を平面図上に表す。
地形測量 [ちけいそくりょう]
地形測量とは、地形図または平面図を作成する測量のことで、測地測量で得た数値データや、写
真を元に地図を作成する。平板測量と写真測量がある。平板測量とは、局地的な地形・地物を測量
する方法である。写真測量とは空中写真などの地形の写真・対象物を撮影した写真を元に地図を作
成するための測量である。
地図情報レベル [ちずじょうほうれべる]
数値地形図などデジタル化された地図でその位置や高さの精度を示す。アナログ地図の縮尺の概
念と同じで、例えば地図情報レベル 2500 とは、アナログ地図で 1/2500 の縮尺の地図の位置と高さ
の精度があることを示している。
地籍図
[ちせきず]
地籍図とは、国土調査法(昭和 26 年法律第 180 号)に基づき、地籍調査を実施し作成される図
面のことで、一筆ごとの土地について境界、所有者、地番、地目、位置、面積等を明らかにした大縮
尺(平地で 500 分の 1 から 1000 分の 1、山地で 2500 分の 1 から 5000 分の 1)の地図である。
市町村に備え置かれるとともに、法務局に写しが送付され、不動産登記法(平成 16 年法律第
123 号)14 条の「地図」として扱われる。いわゆる公図(同条の「地図に準ずる書面」)に比べ精度が
高い。
132
地籍調査
[ちせきちょうさ]
地籍調査とは、主に市町村が主体となり、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界
の位置と面積を測量する調査のことで、国土調査法(昭和 26 年法律第 180 号)に基づく国土調査
の一つとして実施される。
その成果として、簿冊(地籍簿)及び地図(地籍図)が作成され、市町村に備え置かれるとともに、
法務局に送付される。
地中化軽減/地中化減免 [ちちゅうかけいげん/ちちゅうかげんめん]
電線類の地中化施策を促進するため、電線管理者に財政的なインセンティブを与えることを目的
に行われている地中化管路に対して行われている占用料単価の減免措置のこと。
参考通達
「電線類の地中化に伴う占用料の額の取扱いについて」(平成 8 年 1 月 26 日付け建設省道政発
第 4 号道路局長通達)、『「電線類の地中化に伴う占用料の額の取扱いについて」の一部改正につ
いて』(平成 21 年 8 月 7 日付け国道利第 14 号道路局長通知)、「電線類の地中化の推進に伴う
占用料の額の取扱いについて」(平成 23 年 3 月 10 日付け国道利第 8 号道路局路政課長通知)
地番図 [ちばんず]
地方税法(昭和 25 年法律第 226 号)第 380 条(固定資産課税台帳等の備付)において、特に
土地に関わる図面について、慣習上の表現を考慮し地番図と呼称している。
地物(Feature) [ちぶつ]
地物(Feature)とは、天然・人工にかかわらず、地上にあるすべての物の概念のことで、実世界の現
象の抽象概念(河・山・植物・橋・鉄道・建築物・行政界など)を指していて、実世界に存在するものに
与えられる名前である。
地物インスタンス [ちぶついんすたんす]
地物インスタンスとは、オブジェクト指向プログラミングで、クラスを基にした実際の値としてのデータ
のことで、クラスと対比して用いられることが多く、クラスを「型」、インスタンスを「実体」として説明され
ることもある。
地名辞典 [ちめいじてん]
地名辞典とは、住所、建物の名前、市区町村一覧や通り名称などの地物区分ごとに、地理情報の
各地物に対応した情報(地理識別子)の集まりである。いわば、地理情報に含まれる地物の索引のよ
うなもので、住所や建物の名前をキーワードとして地名辞典を検索することにより、地理情報内の対
応する地理識別子を知ることができる。
着手届 [ちゃくしゅとどけ]
公益事業者が道路占用許可を受けた後、当該許可に係る工事に着手した際に道路管理者に届
け出る帳票をいう。
133
中間サーバー
[ちゅうかんさーばー]
サーバネットワークの中で、AP サーバや RDB サーバ等他のサーバの機能を補完するための中間フ
ァイルやソフトを格納するサーバ。
ROADIS の場合、シンクライアントソフト等のクライアントソフトが格納されている。
中心投影 [ちゅうしんとうえい]
透視投影とも呼ばれ、3 次元の物体を平面上に描画する図法である。物体から全ての投射線が視
点の 1 点に集束する方式で、目で見たときと同じような表現ができる。
調書 [ちょうしょ]
一般には調査した内容を記述した文書のことであるが、ROADIS では、ある条件に従い検索・加工し
た情報処理結果をプリンタ出力した紙片・簿冊。cf図面
調整番号 [ちょうせいばんごう]
道路工事調整会議の場で、工事調整を行う競合工事に対して割り付けられる同一の番号。
地理空間情報 [ちりくうかんじょうほう]
地理空間情報とは、地理・空間に関係づけられた情報を指す。地理空間情報活用推進基本法
(平成 19 年法律第 63 号)第 2 条第 1 項では、以下のとおり定義している。
「地理空間情報」とは、第一号の情報又は同号及び第二号の情報からなる情報をいう。
一 空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(当該情報に係る時点に関する情報を含
む。)
二 前号の情報に関連付けられた情報
地理空間情報活用推進基本法 [ちりくうかんじょうほうかつようすいしんきほんほう]
この法律は、地理空間情報の活用の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進することを目
的としている。地理空間情報という言葉が我が国で初めて定義された。(平成 19 年法律第 63 号)
地理情報システム(GIS:Geographic Information System) [ちりじょうほうしすてむ]
位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的な表現を行い、
高度な分析や迅速な判断を可能にする技術のこと。地理空間情報活用基本法(平成 19 年法律第
63 号)第 2 条第 3 項では「地理空間情報の地理的な把握又は分析を可能とするため、電磁的方式
により記録された地理空間情報を電子計算機を使用して電子地図上で一体的に処理する情報シス
テム」と定義されている。
地理情報標準 [ちりじょうほうひょうじゅん]
地理情報標準とは、GIS の基盤となる空間データを、異なるシステム間で相互利用する際の互換
性の確保を目的に、データの設計、品質、記述方法、仕様の書き方などのルールを定めたもので、
政府の GIS 関係省庁連絡会議では政府の標準と位置づけ、率先して使用し、その普及を図ることとし
ている。
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国土地理院と民間企業との官民共同研究により、1999 年 3 月に第1版、2002 年 3 月に第 2 版
を作成し、順次 JIS(日本工業規格)化している。2005 年 1 月には JIS 化された最新の地理情報標
準と国際標準に準拠し、より実用的な「地理情報標準プロファイル(JPGIS)」が作成された。その利用
が進むことで、データの相互利用をしやすい環境の整備が期待できる。
【て】
データセンター [でーたせんたー]
各種のコンピュータやデータ通信装置等を設置・運用することに特化した施設の総称。インターネ
ット接続回線や保守・運用サービス等を提供する施設はインターネットデータセンター(IDC)とも呼ばれ
ている。
ユーザのサーバを預かり回線や保守を提供するコロケーションサービス、ハウジングサービスや自ら
が用意したサーバを顧客に貸し出すホスティングサービスを提供する業者がある。
データフォーマット
[でーたふぉーまっと]
データ形式のこと。
データを表現する際の並び順や関連、長さ(桁数)等を規定したもの。
たとえば、「32 バイト中、最初の 4 バイト分がデータの固有番号、次の 8 バイトがデータ作成日時、そ
の次の 16 バイトは対象地物の位置座標を記録する」等々。
ディスクアレイ [でぃすくあれい]
複数のハードディスクを 1 台のハードディスクのように利用できるようにした装置。順番に書き込むこ
とによって、アクセスの高速化、データ保護能力強化を実現する。RAID(レイド)ともいう。
ディファレンシャルGPS [でぃふぁれんしゃるじーぴーえす]
differential global positioning system の略で、GPS の精度を向上させるための仕組み。移動体と
基準局で同時に位置測定を行い、基準局で生じた誤差を移動体に送信して位置の補正を行う。
デジタイザ(Digitizer) [でじたいざ]
図形情報の入力装置で、画面上の位置を指示するためのマウス型の装置と位置を検出するため
の板状の装置とを組み合わせた構造からなる。デジタイザ板上のカーソル(指示器)位置を電気信号
として読み取り、板上の相対位置を座標データとして取得する。
デジタイズ(Digitize) [でじたいず]
デジタイズとは、画像・信号(通常アナログ信号)をデジタル化すること。電子化も同様の意味で用
いられる。
デジタル測量機器 [でじたるそくりょうきき]
測量を行う機器のうち、測量対象物の位置や形状等の情報ををデジタルデータの形で出力する機
器のこと。
135
デジタルマッピング
[でじたるまっぴんぐ]
広義にはコンピュータを用いたデジタル技術によって、デジタルデータの形態の電子地図をを作成
する作業をいう。
狭義では、公共測量作業規程第 283 条に基づく作業のことで、空中写真測量等により、地形、地
物に関わる地図情報をデジタル形式で測定し、電子計算機技術により、数値地形図を構築する作
業のことをいう。作成された数値地形図のデータファイルは、「DM データファイル」という。
電子海図 [でんしかいず]
海図とは、わが国では、海上保安庁刊行の「航海用海図」、「特殊図」及び「海の基本図」のことを
いう。航海用電子海図(Electronic Navigational Chart:ENC) は、従来の紙による航海用海図に記載
されている情報を電子化したものである。
世界各国の水路機関が公式に発行するものは、共通の仕様で作製されており、我が国の ENC も、
海上保安庁が作製・刊行、国際水路機関(IHO)によって規定された 「IHO デジタル水路データ転送
基準」(S-57 Edition 3.1)に基づいて作製されている。
このデータを利用するシステムとして、従来の紙海図と同等の情報に加え、 位置情報、コース、ス
ピード等の航海安全に必要な情報をディスプレイに表示できる 「電子海図表示システム」が実現され
ている。
電子基準点 [でんしきじゅんてん]
国土地理院は精度の高い測量網、地殻変動を監視するシステムとして GPS 連続観測システム
(GEONET)を構築した。電子基準点は、その観測点(GPS 連続観測点)の1つである。「電子基準点
データ提供サービス」によって観測データが「基準点成果等閲覧サービス」によって成果値が提供さ
れ、国土地理院のサービスによって観測データ・結果を照会できる。
電子国土Webシステム [でんしこくどうぇぶしすてむ]
無償で利用できる地図サービスで、国土地理院が提供している。クライアント側が持つ情報と国土
地理院からの背景地図を重ねて表示したり、作図することもできる。
電子国土基本図 [でんしこくどきほんず]
電子国土基本図(地図情報)とは、道路、建物などの電子地図上の位置の基準である項目(基盤
地図情報の取得項目)と、構造物などの土地の状況を表す項目とを一つにまとめたデータである。電
子国土基本図(地図情報)は、縮尺レベル 25000 の精度に限定することなく、より精度の高いものを
含む日本全域を覆うベクトル形式の基盤データである。
電子認証 (electronic authentication) [でんしにんしょう]
電子認証とは、ネットワーク上の個人、法人が確かに「本人」であること及び通信内容に改ざんがな
いこと証明する仕組みあるいは手続きのことで、ユーザ ID やパスワードなどで確認を行うセキュリティ
対策もこれに含まれる。現在各国で法制・システム整備が進められており、日本では、電子署名及び
認証業務に関する法律(平成 12 年法律 102 号)により、電子署名による電磁気的記録の真正な成
立の推定が認められ、「電子認証局」と呼ばれる証明書を発行する基準に適合する第三者機関によ
136
る認証業務が行われている。
電子納品 [でんしのうひん]
設計書や図面など、業務段階の最終成果を従来は紙資料で納品していましたが、それに替わり電
子文書や電子データで提出すること。2004 年以降、国土交通省は電子納品を求めており、媒体は
主に CD-R を用いている。
電線共同溝 [でんせんきょうどうこう]
電線類を収容するため、道路管理者が道路の地下に設ける施設のこと。「電線共同溝の整備等に
関する特別措置法」(平成 7 年法律第 39 号)に基づき、①道路管理者が電線共同溝を整備すべき
道路(又は道路の部分)を指定し、②占用予定者から建設負担金を徴収して電線共同溝の躯体を
建設、③建設完了後占用予定者に当該電線共同溝の占用を許可④占用予定者が占用を開始⑤
道路管理者は占用者から管理負担金を徴収し電線共同溝の改築、維持、修繕等を行うという制度
である。①の指定がされると原則として当該指定に係る道路の地上の電線及び電柱の占用許可等
は認められない。
電線共同溝システム [でんせんきょうどうこうしすてむ]
ROADIS の電線共同溝システムは、電線共同溝及びそこに収容される占用物件等の情報管理を
行うとともに、関係諸手続きを支援するものである。同システムでは、電線共同溝法(平成 7 年法律
第 39 号)上の電線共同溝だけでなく、これに先立って整備されている CAB、自治体管路、情報ボッ
クスも取り扱い対象としている。
取り扱う情報は、電線共同溝躯体の平面位置情報、収容されている管路情報、申請・許可・敷設
届情報等である。
【と】
トータルステーション測量 [とーたるすてーしょんそくりょう]
トータルステーションとは、光波距離計とセオドライト(測角計)及びコンピュータをを 1 台の機器にま
とめたもので、これを利用して行う測量方法。
この測量方法では距離(斜距離)と角度(水平角・鉛直角)が同時に測れることから、速やかに座
標値が求められるとともに、外部のコンピュータを利用して大量のデータ処理が可能なため、現在の
測量作業の中心となっている。
統合型GIS [とうごうがたじーあいえす]
各部署が利用する地図情報(道路、街区、建物、河川など)を統合・電子化することで、庁内全体
でデータを共用する仕組みのこと。これによりデータの重複整備や矛盾を防ぎ、コストの低減、行政の
効率化や情報交換の迅速化を図る。
胴締め [どうじめ]
複数の管路をコンクリート巻あるいは帯状のもの等で一つに纏めたもの。胴締めされた管路は、占
137
用料の計算に際しては一つの管路とみなされる。
道調関連図 [どうちょうかんれんず]
道路工事調整に関連する図面のことで、掘削規制図、年度末工事抑制対象路線図、遺跡分布
図などがある。
道調背景図 [どうちょうはいけいず]
道調背景図とは、ROADIS の道路工事調整業務において、背景図として使用する図面のことで、道
調基本図(下図)ともいう。
道路地形データベースより必要なデータを抽出して作成する。
洞道 [とうどう]
公益事業者等がそのケーブルや管路などを敷設するため設置する事業者専用の地下道で、中で
人が作業をすることが可能な規模のものをいう。
道路縁 [どうろえん]
道路区域線(管理責任区域)を基本とした道路形状を設定する線形。
道路管理者 [どうろかんりしゃ]
道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第 12 条及び第 13 条に基づき当該道路の管理行為を行う
者をいう。なお、ROADIS(占用業務)の場合、国道の指定区間を管理する各地方整備局、指定区間
外国道及び都道を管理する東京都、指定区間外国道、府県道及び市道を管理する政令市並びに
東京特別区道を管理する 23 区を指す。
道路管理者添架柱 [どうろかんりしゃてんがちゅう]
道路標識等の道路管理者が管理する道路付属物を添架している電柱または電話柱のこと。無償
で添架している場合には占用料は徴収されない。
道路基盤データ [どうろきばんでーた]
道路基盤データは、地理情報標準プロファイルに準拠したデータ形式(JPGIS 対応 XML)を採用し
ており、道路行政で用いる空間データのうち、各種サービスを実現する上で必要となる共用性の高い
データである。工事完成図書の完成平面図の活用が道路基盤データの効率的な整備、リアルタイム
な更新に向けては、有効と考えられる。
道路区域 [どうろくいき]
道路を構成する敷地の幅および長さによって示される平面的区域(立体的区域もある。)で、道路
法(昭和 27 年法律第 180 号)が全面的に適用される土地の部分(範囲)のこと。同第 18 条(第 47
条の 5)に基づいて道路管理者が道路の区域を決定する。
138
道路工事調整(業務)
[どうろこうじちょうせい(ぎょうむ)]
地下埋設工事等による道路交通の障害、道路の不経済な損傷及び事故防止の観点から、国の
通達(事務次官会議申し合わせ)に基づき、各地で道路管理者及び公益事業者等からなる地方連
絡協議会が設置され、「道路工事調整会議」等の場で道路工事や地下埋設工事の施行時期・施行
方法等の調整が行われている。具体的な工事計画段階から実施までの調整作業を道調業務という。
単に「道調(業務)」と略されることが多い。
道路工事調整システム [どうろこうじちょうせいしすてむ]
ROADIS では各地区で行う道路工事調整会議の資料(調書及び図面)を作成している。
関係者の工事個所を一枚に重ねた図面を迅速に作成、競合工事も自動的に認識できる。
道路GIS [どうろじーあいえす]
道路 GIS とは、今後の道路行政における GIS による統合データ環境を運用・構築するため、国土交
通省内の業務の高度化を実現するさせ、情報流通性を向上させると共に、道路管理者等との連携
も視野に入れ、防災システムや ITS 等への情報提供を行う仕組みであり、共通的に利用される基本
的な道路情報の交換を可能とする基盤のことである。
道路占用許可申請業務 [どうろせんようきょかしんせいぎょうむ]
道路管理システムの主たる機能のうちの一つ。道路占用許可申請書(添付書類を含む。)・許可
書・届出書など作成し、相手端末に出力する等、申請・許可・受領の一連の処理を行う。
また、審査進捗状況の管理、占用数量等の集計・統計、占用料の計算等、システム参加者が必
要とする各種の事務処理を行う。
道路台帳 [どうろだいちょう]
道路法(昭和 24 年法律第 188 号)により作成を義務づけられた、道路に関する調書・図面のこと
である。図面は縮尺 1/1000 以上と規定されている。
道路台帳(附)図 [どうろだいちょう(ふ)ず]
道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第 28 条によって、道路管理者が調整し、保管することが義務
づけられている、道路に関する図面類のことで、同施行規則第 4 条の 2 第 1 項の「図面」のことを一
般に道路台帳図あるいは道路台帳附図と呼んでいる。
第 4 条の 2 第 4 項で「縮尺 1/1000 以上の平面図」と規定されており、縮尺 1/500 で作成され
ているものが多い。
道路ネットワークデータ [どうろねっとわーくでーた]
道路ネットワークデータとは道路の幅、規制速度、旅行速度や車線数平日の 12 時間交通量など、
他にもいろいろな情報を属性データとして持っているデータである。これらのデータは、財団法人の日
本デジタル道路地図協会などの機関が作成した情報を、企業が道路地図や道路網に関する数値情
報化の調査、研究をして、カーナビゲーションシステムなどに利用している。
139
道路附属物
[どうろふぞくぶつ]
道路付属物とは、道路法(昭和 27 年法律第 180 号)第 2 条に定義される、「道路の構造の保全、
安全かつ円滑な道路の交通の確保その他道路の管理上必要な施設又は工作物」のことで、道路上
の柵、並木、外灯、道路標識、道路情報管理施設、共同溝、電線共同溝などがごれに該当する。
「道路」のうち道路付属物以外の部分は俗に「道路本体」と呼ばれている。
道路法 [どうろほう]
この法律は道路網の整備を図るため、道路に関して、路線の指定及び認定、管理、構造、保全、
費用の負担区分等に関する事項を定め、もつて交通の発達に寄与し、公共の福祉を増進することを
目的としている。(昭和 27 年法律第 180 号)
道路防災点検 [どうろぼうさいてんけん]
道路防災点検は、落石・崩壊、地すべり、雪崩、土石流、盛土、擁壁、橋梁基礎の洗掘、地吹雪・
凍結等道路機能を低下させるリスクを道路管理を通じて災害の発生を最小限にすること。道路防災
点検は、道路管理者等が点検から管理を統一的かつ的確に行うために、防災カルテを作成し、管理
するシステムを提案している。防災カルテとは災害要因を早期に発見し、災害が起こる前に対応でき
る支援ツールである。
都市基準点 [としきじゅんてん]
都市基準点(公共基準点)とは、地方公共団体が管内全体に統一の精度で、あらかじめ設置する
基準点である。公共測量や一般測量の共通の測量基準点として活用される測量基準点。
都市計画 [としけいかく]
都市内の土地利用、都市施設(道路・公園等)の整備、市街地開発について策定される計画のこ
と。
都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)第 4 条では、「都市の健全な発展と秩序ある整備を図る
ための土地利用、都市施設の整備及び市街地開発事業に関する計画」と規定されている。
都市計画基礎調査 [としけいかくきそちょうさ]
都市における人口、産業、土地利用、交通などの現況及び将来の見通しを定期的に把握するた
め、都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)第 6 条に基づき、おおむね 5 年ごとに都道府県が実施
する基本的な調査で、この調査結果を基に、都市計画区域、市街化区域、用途地域などの設定や
見直しが行われる。単に「基礎調査」、「6 条調査」とも呼ばれる。2013 年 6 月に都市計画基礎調査
実施要領の見直しが行われ、GIS の導入・活用の推進などが盛り込まれた。
都市計画図 [としけいかくず]
地方公共団体が空中写真を判読し、地形図に家屋形状や都市計画道路、用途地域ごとの色分
けなどで都市計画の内容を表した地図のこと。
140
都市計画法
[としけいかくほう]
この法律は、都市計画の内容及びその決定手続、都市計画制限、都市計画事業その他都市計
画に関し必要な事項を定めることにより、都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、もつて国土の均
衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的としている。(昭和 43 年法律第 100 号)
都市再生街区基本調査 [としさいせいがいくきほんちょうさ]
都市再生街区基本調査とは、都市部の地積調査を推進するための基礎的データを、2004 年度か
ら国土交通省が毎年約 100 億円の予算で 3 ヵ年で整備する調査である。この調査は市街地で、公
図と現況測量結果図の重ね合わせ図を作成するもので、街区基準点測量、街区の官民境界等に
関する資料の収集、データベース化、公図の数値化の4作業が行われている。
土砂災害防止法 [どしゃさいがいぼうしほう]
この法律は人家に影響を及ぼすおそれのある土砂災害の発生する可能性のある区域を、土砂災
害防止施設の有無にかかわらず全て明らかにすることを目的としている。この法律に基づき、人家に
影響を及ぼすおそれのある区域の現地調査を行い、行政は土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)を指定することが可能である。(平成 12 年法律第 57 号)
土地家屋現況図 [とちかおくげんきょうず]
土地家屋現況図とは、地籍図上に航空写真等から取得した建物の外形を描いた図面で、地方公
共団体が固定資産課税の土地・家屋評価等にあたって、土地にどのような建物が建っているかの確
認をするための図面である。
市街地ではおおむね 1/500 から 1/1,000 の縮尺で作成されることが多い。
土地利用現況図 [とちりようげんきょうず]
土地利用現況図とは、都市計画法(昭和 43 年法律 100 号)第 6 条に基づき、「都市計画に関す
る基礎調査」として、都道府県が現況等を調査して作成もので、2.5 万分の 1 建物用途別現況図を
基に1万分の1の図面で作成されている。
全国の都道府県において概ね 5 年毎に作成されている。
飛び地 [とびち]
都道府県や市町村等の行政区が、他の区域内に離れて存在している土地のことを飛び地という。
トポロジー(topology) [とぽろじー]
一般には「位相幾何学」のこと。GIS においては「位相構造化」のことで、「図形間の空間的な位置
関係を管理することやその機能」を意味する。具体的には、ベクトル図形を表わす X,Y(,Z)座標(地
理座標)の他に、これらのベクトル図形間の、「接続関係・隣接関係・面認識」を定義したもの。
ドメインサーバ [どめいんさーば]
ドメインサーバとは、ドメイン情報(コンピュータやユーザのログオン認証を行うためのアカウント情報
等)を管理するサーバである。
141
な行
【な】
ナローバンド(narrow band)
[なろーばんど]
おおむね 128kbps以下の「低速な」通信回線。特に、電話回線を使用したインターネットへのダイ
ヤルアップ接続のこと。→対義語「ブロードバンド」
【に】
二次占用 [にじせんよう]
既存の占用(一次占用)物件に対して他者が、当該占用物件を利用して二次的な占用を行うこと
をいう。他社の電柱類に電線を添架する、既設の管路類を設置事業者以外の者が利用する場合な
ど。
日本測地系 [にほんそくちけい]
測量の基準となる測地系を日本独自の基準で設定されたもの、測地基準系が日本測地系である。
しかし、GPS 等による高精度な測位法が世界的に一般化され、地球規模の観測ができるようになると、
日本測地系と世界測地系で差異が生じ、位置情報のやり取りで齟齬をきたすことになる。「測量法及
び水路業務法の一部を改正する法律」(平成 13 年法律第 53 号)の施行により、基本測量や公共測
量は世界測地系に基づき実施されている。
日本測地系 2000 [にほんそくちけい 2000]
測地系とは緯度経度の座標軸を使って、地図画面上の特定の位置を示す際の基準となる前提条
件のことを言う。日本測地系 2000 は日本独特の基準を元に策定された測地系のことである。
認定電気通信事業者 [にんていでんきつうしんじぎょうしゃ]
認定電気通信事業者とは、電気通信事業者のうち、その事業について電気通信事業法(昭和 59
年法律第 86 号)第 117 条により総務大臣の認定を受けた者のことで、その認定に係る電気通信事
業を「認定電気通信事業」という。(同法第 120 条)
認定電気通信事業者が認定電気通信事業の用に供する施設を道路に設置する場合、道路法
(昭和 27 年法律第 180 号)第 36 条の道路占用の特例(いわゆる義務占用)が適用される。
2004 年 4 月 1 日の電気通信事業法改正以前の第一種電気通信事業者は、経過措置(みなし
規定)により、認定事業者に移行している。
【ね】
年度末集約 [ねんどまつしゅうやく]
当該年度内に発生した占用数量の増減について集計を行うことをいう。集計した増減数量を年度
当初の継続占用数量に加えることで、翌年度への継続占用数量が算出される。
142
年度末変更
[ねんどまつへんこう]
年度末集約処理により許可数量の集計を行うが、竣工数量との差分について調整行うことをいう。
【の】
ノード/リンク(node/link) [のーど/りんく]
ネットワークやツリー構造など、複数の要素が結びついて構成される構造体において、個々の要素
のことをノードという。ノードを結びつける線や繋がりをリンク(link)という。
道路ネットワークの場合、線とその交わり・分岐として表現できるが、交点あるいは分岐点及び分岐
線の終点(例:交差点)を「ノード」と呼び、点と点をつないでいる線(例:道路区間)を「リンク」と呼ぶ。
法敷 [のりじき]
道路敷のうち法面の部分。法面とは盛土、切土によって道路端に設けられる傾斜面。
法面 [のりめん]
建設工学用語で、道路建設や宅地造成、ダム・河川の築堤工事等で、切土または盛土によって
作られる土の傾斜面のことで「法地」とも呼ばれる。切り取ってできた新しい斜面を「切土法面」、土を
盛ってできた新しい斜面を「盛土法面」という。
は行
【は】
廃止届 [はいしとどけ]
申請業務で、既に許可された道路占用物件について、当該占用物件の使用を停止する場合に道
路管理者に提出される届書のこと。なお、一部物件が残存する場合は変更申請手続で扱われるの
で、本手続が単独で処理されるケースは少ない。
排水設備台帳 [はいすいせつびだいちょう]
排水設備台帳とは、宅地内や私道の下水道管(排水設備)を記載した図面・調書類のことである。
ハイブリッド地図 [はいぶりっどちず]
異なる縮尺・精度を持つ地図を統合して一つの地図にしたもの、あるいは地図と航空写真等とを統
合して一つの地図にしたもののことである。
ハウジング [はうじんぐ]
回線設備等が整った自社の施設(データセンター)に、顧客の通信機器やサーバなどを、設置する
サービス。サーバ等の機器は顧客が持ち込み、事業者は場所と回線、電源などを提供する。
ハザードマップ [はざーどまっぷ]
ハザードマップとは、災害等による被害を予測し、その発生地点、被害予想範囲、避難経路、避難
143
場所等を地図化したものである。予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さ
らには避難経路、避難場所などの情報が地図上に図示されているもの。
旗上げ(旗揚げ) [はたあげ]
図面作成処理で、図形に係る属性情報の一部を図面上に表示する手法あるいはその注記をいう。
図形上から引き出し線と呼ばれる線分上に注記文字が表示されている形態が、旗を掲げている様子
に似ているために旗上げと呼ばれている。
パターン図 [ぱたーんず]
占用許可申請書に添付する工事図面を、毎回最初から作成するのではなく、あらかじめ典型的な
形(パターン)を登録しておいて利用するもの。
パッケージソフト [ぱっけーじそふと]
特定の業務や業種で汎用的に利用可能な、既製の市販ソフトウェア。業種・規模を問わず多数の
企業・組織で共通する業務や業種内で共通する、多数の企業で汎用的に利用できるよう開発・販売
されるソフトウエア。自組織の業務に合わない場合は、カスタマイズを行ったり、プラグイン方式で機能
追加を行ったりすることができる。
バッチ処理
[ばっちしょり]
コンピュータで情報処理を行う場合に、一定量のデータを集め、一括処理を行う処理方式。リアル
タイム処理と異なり、あらかじめ定めた処理を一度に行うこと。
ハット [はっと]
ケーブルの接続、電気抵抗調整器の設置のためマンホール、ハンドホールに代わって地上に設置
される装置。
発表者 [はっぴょうしゃ]
道路工事調整会議の席上、競合工事の調整結果を発表する者。競合する工事に係る公益事業
者の中から決定され、当該競合工事の調整にあたって幹事役となる。
パブリックコメント(パブコメ) [ぱぶりっくこめんと(ぱぶこめ)]
パブリックコメント(意見公募手続、意見提出制度)。公衆(国民、住民、市民など)に意見・情報・
改善案などを聴取し、意見や情報を集めること。行政はこれらの意見を考慮し、意思決定に対する公
正の確保と透明性の向上を図る。
バルブピット [ばるぶぴっと]
ガスの流出入を調整する装置(弁)を収容する枡(ます)。
ハンドホール [はんどほーる]
バルブ等を収容する施設で、人の手が入る程度の大きさの孔(枡)のこと。人が入れる孔をマンホ
144
ールと呼び、これに対して小規模なものをハンドホールと呼ぶ。
【ひ】
引き込み管
[ひきこみかん]
道路下の本管から需要家施設等に分岐して引き込むための管路。
各戸引込地下埋設管は占用料徴収の対象とならない。
筆/筆界
[ひつ/ひっかい]
筆(ひつ)とは土地の 1 つの区画あるいは単位のことで、筆界(ひっかい、ひつかい、ふでかい)とは、
一筆の土地の範囲を示す界のことである。
不動産登記法(平成 16 年法律第 123 号)第 123 条では、筆界を「表題登記がある一筆の土地
(中略)とこれに隣接する他の土地(表題登記がない土地を含む。以下同じ。)との間において、当該
一筆の土地が登記された時にその境を構成するものとされた二以上の点及びこれらを結ぶ直線をい
う。」と定義している。
ビッグデータ
[びっぐでーた]
一般的なデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群の
こと。明確な定義があるわけではないが、単に量が多いだけでなく、質的側面においても従来のシス
テムとは違いがあると考えられ、様々な種類・形式が含まれる構造化されていないデータであり、
日々膨大に生み出されるようなものを指すことが多い。これらを解析することでこれまでなかったよう
な、知識や新たな仕組みを創造する可能性があるとされている。
標高の自動抽出
[ひょうこうのじどうちゅうしゅつ]
→ステレオマッチング
標準地域メッシュコード
[ひょうじゅんちいきめっしゅこーど]
標準地域メッシュコードとは、標準地域メッシュに割り振られたコード(体系)のことで、わが国では、
昭和 48 年 7 月 12 日行政管理庁告示第 143 号で、統計に用いる標準地域メッシュを 3 種類とし、
各地域メッシュの区分方法とメッシュ・コードの表示方法を規定している。→標準メッシュ
標準メッシュ
[ひょうじゅんめっしゅ]
メッシュとは、地表面を一定の規則(多数の矩形からなる網の目状(mesh)の区域等)により分割し
たものをいい、メッシュを標準化したものを標準メッシュという。
わが国では、緯度・経度に従って分割した「標準地域メッシュ」(20 万分の 1 地勢図の区画の 1 次
メッシュ、それを 8x8 に区分した区画の 2 次メッシュ、更にそれを 10x10 に区分した区画の 3 次メッ
シュなどのメッシュ系が定められている。)や、平面直角座標系の原点を基準に分割した「国土基本
図図郭」が使用されている。
標準メッシュに統計データを用いると、地域の実態をより詳細に、かつ同一の基準で把握すること
が可能となるので、広範な分野で利用されている。
145
費用対効果
[ひようたいこうか]
かけた費用に対して、どのくらい効果があるかを示す。例えば、「このシステムは費用対効果が高
い」といえば、システムの導入費用に対して、導入によって得られる効果(コスト削減や時間短縮など
のメリット)の方が大きいことを意味する。 複数の案を比較する際は、費用対効果の点から検討を行
うことが多い。
【ふ】
ファームウェア [ふぁーむうぇあ]
電子機器に組み込まれたコンピュータシステムを制御するためにハードウェア化したソフトウェア。コ
ンピュータシステムを組み込んだ電子機器本体に所定の動作をさせ、システムの効率をあげるため
のソフトウェアである。ハードウェアに密接に結びついていて、むやみに書き換えることのない ROM や
LSI などに書き込まれる。
ファイリングシステム [ふぁいりんぐしすてむ]
さまざまな文書をデータ化しコンピュータで一括管理するシステムのことを一般に「ファイリングシス
テム」と言う。特に厳密な定義はない。
フィルタリング [ふぃるたりんぐ]
フィルタリングとは、データをふるいにかけて分類し、その中から特定成分を取り除くこと。
幅員 [ふくいん]
道路の幅のこと。道路幅員という場合は路肩、歩道等を含み、法敷は含めない。
ブレークライン [ぶれーくらいん]
ブレークラインとは、作成した計画線を地形に反映する機能のことである。地形サーフェスは TIN と
呼ばれる三角形の集合体で、TIN サーフェスの三角形の作成状態を変更するには、ブレークラインを
使用する。ブレークラインには複数の種類があり、それぞれ異なる方法で三角形を作成する。ブレー
クラインのタイプは「標準」、「近接」、「擁壁」、「地形作成」がある。
プロトコル [ぷろとこる]
手順、手続きなどの意味を持つ英単語。通信におけるプロトコルとは、複数の主体が滞りなく信号
やデータ、情報を相互に伝送できるよう、あらかじめ決められた約束事や手順の集合のこと。
ブロードバンド回線(broadband) [ぶろーどばんどかいせん]
周波数の帯域幅が広い搬送波(電気信号、電波、光信号等)を利用した高速・大容量な通信回
線や通信環境のこと。有線通信では、ADSL(xDSL)、CATV インターネット、光ファイバー等が、無線
通信では第 3 世代(3G)携帯電話(W-CDMA/CDMA2000/HSPA/LTE)、WiMAX 等がこれにあたる。
→対義語は「ナローバンド」
146
プロットアウト
[ぷろっとあうと]
プロッタを用いて図面を出力すること。あるいは、プロッタを用いて出力された図面のこと。
【へ】
平板測量 [へいばんそくりょう]
測量方法の一つで狭い地域の等高線地図を作成するのに使用される。内業を行う必要がないが、
最近はトータルステーションの普及と雨や風に弱いこともあり、使われることがなくなった。近年、測量
士・測量士補試験でも問題から削除されるようになったが、高校等では放射法などの基礎を学習す
るために今でも使われることがある。
平面図 [へいめんず]
投影図法を用い対象を平画面に投影して得られる図あるいは、任意の高さで水平方向に切って
真上から見た断面図。ROADIS では道路平面図のことで、一般的には道路・地形及び道路占用物件
が表示されている。
平面直角座標系 [へいめんちょっかくざひょうけい]
我が国を測量するために策定された平面直交座標系であり、地図投影法の一つである。狭い範囲
を対象とした測量や大縮尺地図に使用される。
ベクタ(ベクトル)
[べくた(べくとる)]
ベクタ(ベクトル)データは長さと方向を持つデータのことで、座標や距離等を数式的に保持してい
る。それぞれの点(ポイント)、線(ライン)、面(ポリゴン)に属性データを関連付けすることができる。
スキャナから読み込まれた画像データは点(ドットあるいはセル)の集合体で表現されており、ラスタ
データと呼ばれる。
ベクターデータはラスタデータに比べデータ量が少なくて済む、拡大縮小も劣化を伴わず自在に行
える等の特徴があり、CAD や GIS の分野で利用されている。
ベストエフォート(best effort)サービス [べすとえふぉーとさーびす]
ベストエフォートサービスとは、サービス提供者が最善努力義務を負い、結果責任を負わないサー
ビスをいう。
通信サービスの場合であれば、サービスの品質(帯域等)の保証がない通信サービスのこと。
品質保証型(ギャランティ型)に比べて安価にサービスの提供が可能。
ヘルマート変換 [へるまーとへんかん]
座標変換方法の一つで、相似変換とも呼ばれる。対象図形を座標系に基づいて関連付けし、変
換する作業である。任意の座標系にある図形を公共座標へ変換したり、形を変えずに移動・回転・拡
大縮小などの変換ができる。
147
【ほ】
ボーリング [ぼーりんぐ]
円筒状の穴を開けることである。またドリルで開けられた穴を広げる過程のことを指す。
ポイント [ぽいんと]
点のこと。GIS で地図を描く場合、対象物を指す長さや幅のない空間定義。地図表示の例としては
山頂点等がある。ROADIS では、枡、道路標識レイヤ等の点のことで、シンボルで表示される。
ホスティングサービス [ほすてぃんぐさーびす]
ホスティングサービスとは、サービス提供者がサーバやネットワーク機器等のインフラを用意し、サ
ーバの一部あるいはサーバ1台を丸ごとユーザーに利用させるサービスのこと。ユーザーは必要な環
境を用意する必要がない。
ポリゴン [ぽりごん]
GIS で地図を描く場合、領域の輪郭を記述する際に使用する多角形を言う。境界線を表わす線の
終点と始点とを一致させて作る、閉領域面などのことで、ROADIS では道路管理者区分、車道、歩道
等がこれにあたる。
ま行
【ま】
埋設位置情報システム [まいせついちじょうほうしすてむ]
埋設位置情報システムとは、九州地区支部で導入されているサブシステムで、通常現場での利用
に止まっている掘削工事および試掘工事で得られる埋設物件の位置情報を、システム処理によって
管理し、その情報と道路管理システムの地図情報との連携を行い、端末表示するシステムである。
埋蔵文化財調査士 [まいぞうぶんかざいちょうさし]
埋蔵文化財調査士とは、地中に埋まっている土器や石器などの埋蔵物の発掘調査から復元・保
存、報告書の作成まで一環して実施すること。埋蔵文化財の発掘は、ただ掘るだけではなく、測量や
非破壊検査の実施、出土品の記録作成など、その仕事は多岐にわたる。また埋蔵物の発見があっ
た場合、地層や遺物の模様などから年代を推測する。
マイラー [まいらー]
マイラーとは、ポリエステルフィルム素材の図面の出力用紙のこと。
紙は湿度変化による収縮性があるが、マイラーフィルムにはそのような収縮がないので、図面の長期
保管に適している。
マッピング [まっぴんぐ]
地図作成、写像、対応付け、等の意味。ある情報を、別の規則に従って「対応付け」たり「割り当
148
て」することを意味し、様々の分野で使われる用語。
地図の作成だけでなく、データの分布や配置等を地図に重ね合わせて図示することをマッピングと
いう。GIS という言葉が普及する以前には、これと同じ意味でも使われていた。
マップディジタイズ [まっぷでぃじたいず]
マップディジタイズ法とは、地図の数値化の一種で、既存の地図、地形補備測量の成果及び図化
機から、デジタイザー等で等高線などの線をたどって数値化する方法をいう。ベクターデータの取得
に優れている。既存の地図を有効に活用できるため、短期間・低コストで作製可能という利点がある
が、元となる地図がアナログ地図であり、作業工程も多いため、位置精度の点ではデジタルマッピング
に劣る。
マンホール [まんほーる]
地下管路の管理のために設けられる作業員が地上から出入りするための縦穴。人孔。
【み】
見える化 [みえるか]
広義では可視化と同義であるが、狭義には可視化されにくい作業の可視化を指す経営上の方法
の事をいう。具体的には映像・グラフ・図表・数値化を行い問題の解決に役立てる。
ミドルウェア [みどるうぇあ]
ミドルウェア(Middleware)はコンピュータの基本的な制御を行うオペレーティングシステム(OS)と、
各作業の処理を行うアプリケーションソフトウェアとの中間に入るソフトウェアのこと。基本的にはオペレ
ーティングシステムの機能の拡張またはアプリケーションソフトウェアの汎用的な機能を集めたもので
ある。
【め】
メタデータ(metadata) [めたでーた]
データそのものではなく、データに関する情報を記したデータのこと。データの要旨・説明情報にあ
たり、GIS の分野においては、空間データの題名、種類、特性、品質、入手方法など情報の属性を詳
細に示した情報を指す。
メッシュ/メッシュデータ [めっしゅ/めっしゅでーた]
メッシュとは、地理情報の一表現手法で、地表面を格子状等(正方形、長方形、三角形、六角形
など)に区切った単位のこと。
メッシュデータとは、そのメッシュ範囲における各種情報(土地利用や標高など)を格納したデータ
のことで、データの代表的なものとして、基盤地図情報や数値地図の標高データ、国土数値基盤情
報の土地利用データ等があり、ROADIS においても同様の形でデータ格納を行っている。
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面式道調(システム)
[めんしきどうちょう(しすてむ)]
面式道調(システム)とは、道路工事調整の実施に際し、管理道路の存する区域全体を面的に出
図し、調整を行う方式あるいはこれに対応したすステムのことである。
【も】
目視検査/論理検査 [もくしけんさ/ろんりけんさ]
入力したデジタル地図データの検査方法には、人間の目によって外観を直接確認する「目視検
査」とコンピュータで機械的にデータの確認を行う論理検査とがある。
前者は入力のもとになった基図と地図として出力した入力データとを、人間の目で照合・チェックす
るもので、時間と労力を要す。後者はデータ相互の関連や座標やコードの範囲のチェック、文字・数
値チェックなどを行うが、基図との照合はできない。通常は両者を組み合わせて実施する。
モデリング [もでりんぐ]
対象となる実世界を、ある目的にしたがって切り取り、モデルを作成する行為である。一般的にモ
デルには 2 種類あると言われている。第 1 のモデルは概念、第 2 のモデルはその概念でくくられる
個々の実例である。
モバイルインターネット [もばいるいんたーねっと]
移動体通信(サービス)を利用してインターネットに接続することをいう。
モバイルコンピューティング [もばいるこんぴゅーてぃんぐ]
移動中、あるいは戸外でコンピュータを利用すること。ノートパソコン、タブレット、スマートホン等のい
わゆるモバイル端末を利用し、必要な情報の授受や作業を行うこと。
や行
【ゆ】
ユーザインターフェース [ゆーざいんたーふぇーす]
インターフェースはコンピュータと周辺機器との接続部分のことであるが、ユーザインターフェースと
は人間とコンピュータ等との間の操作手順・規則の意味で使われる。
ユーティリティプログラム [ゆーてぃりてぃぷろぐらむ]
オペレーティングシステムに標準で付随する、ユーザーが共通して使う基本的機能を有するプログ
ラム。主なものとして、各種記憶入出力媒体間のデータ変換プログラム,テキストの出力プログラムな
どがある。
ユニバーサルデザイン [ゆにばーさるでざいん]
多くの人が利用可能であるようなデザインにすること。バリアフリーとの違いは、障害者・高齢者など
に配慮されて策定。ユニバーサルデザインは、個人差や国籍の違いなど配慮し、全ての人が対象で
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ある。普及の方法も異なり、バリアフリーは法律等で規制し普及させる行政指導型。ユニバーサルデ
ザインは、良いものを推奨する民間主導型である。
ユビキタス [ゆびきたす]
いつでも、どこでも、だれでも恩恵を受けることができるインターフェース、環境、技術のこと。現状、
ユビキタスの厳密な定義は存在していないが、標準化機構が 2006 年、ユビキタスに関するワークシ
ョップを設立。国際基準の規格化を開始した。翌年、2007 年には、日本での活動を開始されてい
る。
ら行
【ら】
ライン [らいん]
GIS で地図を描く場合、長さと方向と有し、少なくとも 2 つの点を接続する 1 次元の対象物。ROADIS
では道路管理者区分、道路中心線、管路等がこれにあたる。
ラスタ(Raster) [らすた]
もともと印刷用語の網目スクリーンの意。点(ドットあるいはセル)の集合体で表現る画像データある
いは同様のデータ構造のこと。
スキャナ等から読み込まれた画像データは、データは格子状(グリッド)に並んだピクセル(画素)の
集合体で構成され、ラスタデータあるいはビットマップデータと呼ばれる。
GIS の世界では位置や形状を等型の要素(普通は矩型)の配列で表す方式をラスタ方式という。
【り】
リモートセンシング [りもーとせんしんぐ]
リモートセンシングとは主に電磁波を使って物体を直接触らずに調べることのできる技術である。人
工衛星や航空機に搭載したセンサーを使って地表や海面の温度を計ったり、地表の高さを計ったり、
雲の状態を計ったりと様々なことに利用される。
リンク [りんく]
→ノード/リンク
【れ】
レーザ計測 [れーざけいそく]
航空レーザ計測は、三次元の点群データ(X、Y、Z)を取得する技術で、数値表層モデルを作成す
る際に用いられる。このデータは多岐にわたる分野で利活用されている。地上型レーザ計測とは、複
雑な対象物にレーザ光を使って高速でスキャンし、3 次元的な計測を高精度ですること(レーザプロフ
ァイラー)。計測現場に近づけない危険な場所や遠方、触れる事のできないもの(遺構、道路の裏
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側)等の計測にも適している。
レイヤ Layer [れいや]
層、階層、等の意味を持つ英単語で、何かの構造や設計などが階層状になっているとき、それを
構成する一つ一つの階層のことをレイヤという。
GIS の世界では、一つの地域に対して建物や道路等データの内容別にファイルを作成する場合が
ある。こうしたテーマ別ファイルをレイヤといい、レイヤにより、データを表現・管理する構造をレイヤ構
造という。
レベル [れべる]
高低測量または水準測量を行う測量機械のこと。もしくは水準測量の機器。水平な視準線から作
業に必要な高さの基準を出すこと。例えば壁面に水平基準をしるすことを、「レベルを出す」「レベルを
見る」という。
【ろ】
ロードヒーティング [ろーどひーてぃんぐ]
道路の融雪及び凍結防止のため、道路の舗装の内部に電熱線類や温水を循環させるパイプを埋
設し、路面を加熱する装置。
路線式道調(システム)
[ろせんしきどうちょう(しすてむ)]
路線式道調(システム)とは、道路工事調整の実施に際し、個別の路線毎に設定された台帳枠単
位で出図等を行い、調整を行う方式あるいはこれに対応したすステムのことである。直轄国道及び都
道で行われている。
路面性状測定車 [ろめんせいじょうそくていしゃ]
路面性状測定車とは、舗装路面性状の三要素(ひび割れ率わだち掘れ量・平たん性・わだち掘れ
量)等を効率的、迅速、安全に測定するものである。舗装路面の経年変化データ(MCl)の収集により、
合理的な維持修繕計画が可能である。用途は維持修繕計画、路面性状測定、構内道路、広域道
路、単線道路、アセットマネジメント(道路構造物の総合的資産管理)等がある。
路面復旧監督費
[ろめんふっきゅうかんとくひ]
占用事業者が道路占用工事に係る道路復旧工事を行う場合に、道路管理者がその監督業務に
対応する費用として徴収する事務費、監督費をいう。 路面復旧監督事務費とも言う。
論議領域 [ろんぎりょういき]
地理情報を作成する場合、最初に対象範囲を決め論議を行い共通理解を得てから道路、建物、
川、土地利用状況、行政区域などを一緒にモデル化し、これらの相互関係を考えてスキーマとして
表現する。この議論の範囲のことを論議領域という。
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論理検査
[ろんりけんさ]
→目視検査/論理検査
わ行
【わ】
ワンストップサービス [わんすとっぷさーびす]
必要とする関連手続きを一回の手続きで全て済ませることができるように設計されたサービス。行
政手続きで行われる「ワンストップ行政サービス」のことを指す場合が多い。民間の場合では、必要と
しているものが一か所で全て買える「ワンストップショップ」や、複数の支払請求を一括で処理できる
「ワンストップビリング」などがある。
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