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題り企業における交通安全教育、 交通安全活動の推進方策
主要議題 ●企業における交通費全教育、交通安全活動の推進方策 議 田 健 大阪府安全運転管理 者連絡協議会 副会長 金 子 千万利 議長補佐 (一 社 )奈 良県安全運転管理者協会 専務理事 福 本 栄 三 指導助言 警祭庁交通局交通企 画課課長補 佐 樋 渡 公 義 国土交通省 自動車局安全政策課首席 自動車安全監査官 勝 亦 政 幸 事長長長長長事長長事長務長事長長長 県 者 束 ク 島 ク ク ク 一 ヌ ク 福 ク 茨 城 県 県 県県 県 ク ク木 ク ク馬 玉 ク ク葉 栃 群埼 千 ク (一 財 )北 海道交通 安全協会 (一 財 )北 海道交通安全協会 (一 社 )釧 路方面交通安全協会 (一 社 )青 森県安全運転管理者協会 八戸地区安全運転管理者協 会 岩手県安全運転管理者 部会連合会 岩手県安全運転管理者部会運合会 (一 社 )宮 城県安全運転管理者協会 (一 社 )宮 城県安全運転管理者協会 大仙地区安全運転管理者協会 (有 )月 合貞工 業 (株 )ユ アテ ック本荘営業所 (一 社 )山 形県 安全運転管理協会 鶴同地区安全運転管理 者協議会 尾花沢地 区安全運転 管理者協議会 会津若松地 区安全運転管理者協会 秋 山ユ アビス建設株式会社 株式会社 ユ アテ ック福 島支社 (一 社 )福 島県安全運転 管理者協会 京 エバ ス東株式会社調布営業所 株式会社 タカム ラ 高杉商事株 式会社 (一 財 )茨 城県交通安全fjJ会 (一 財)茨 城県交通安全協会 (一 社 )茨 城県安全運転管理協会 水戸地区安全運転管理者協議会 (一 社 )栃 木県安全運転管理者協 議会 (一 社 )栃 木県安全運転管理者協議会 (一 社 )栃 木県安全運転管理者協議会 (公 社 )群 馬県安全運転 管理fJJ会 (一 社 )埼 玉県安全運転管理者協会 (一 社 )埼 玉県安全運転管理者協会 (一 社 )埼 玉県安全運転管理者fFJ会 キ ソコーマ ン食品株式会社 夫 三 雄 博 稔 彦 幸 徹 郎 一進 郎 和 郎 一篤 一賢 之 治 雄 修 司 治 浩 治 馨 宏 之 夫 次 利妙吉幸 一 良 賢 義 純 良 美 一一恒 福 敏 款 員 健 政 栄 俊 康 洋 好 雅 俊 信周善 鶴洋 // 山 形 県 (一 社 )北 海道安全運転管理者協会 務 務務務務師務 務 県 県 県 県 ク ク森 ク手 ク城 ク 田 ク 同 岩 宮 秋 圭 // 一 原 木 藤 中 野澤 田藤 股 田地藤 場波 川山 宅 村井平暗谷内原貫原 川田笠前井 棚 制 小湊鈴 安 田上古 勝斎猪 棚菊 谷 大 難星 中 五安 長苗荒 三岡 瀬宮市 大篠伴 渋多 折 川荒 北 海 道 務務 吉 議長補佐 専事総会事事専業講専会専所専会会会 大 阪府安全運転管理者連絡協議会会長 理局酸 局局理課部理 理 長 5/ ク // 新 潟 県 // 県県 山長 梨 野 ク // 静 岡 県 県 山 ク 島 と // 石 // 福 川 県 ク 井 県 岐 阜 県 愛 // 県県 一 二滋 ク ク重 賀 ク 知 県 京 都 府 大 阪 府 兵 庫 県 // 奈 良 県 ク 和歌 山県 // l ) // 鳥 取 県 ク // ク 課局 務務 県 県 岡 広 円巨的 ク ク ク 市 島 根 県 業事 // j8 専 務 理 事 講 習 課 長 (一 社 )千 葉県安全運転管理協会 講 習 係 長 (一 社 )千 葉県安全運転管理協会 講習兼総務係長 (一 社 )千 葉県安全運転管 理協会 (一 社)神 奈川県安全運転管理者会運合会 専 務 理 事 (一 社)神 奈川県安全運転管理者会連合会 常 務 理 事 (一 社)神 奈川県安全運転管理者会運合会 事 務 主 幹 専 務 理 事 (一 社 )新 潟県安全運転管 理者協会 全運転管理者協会 事 務 局 長 (一 社 )新 潟県安 理者協会 講 習 課 長 (一 社 )新 潟県安全運転管 事 務 理 事 全運転管理者協議会 (一 社 )山 梨県安 理者 専 務 理 事 lSJ会 (一 社 )長 野県安全運転管 総 務 課 長 全協会 (一 財)長 野県交通安 務 局 長 事 全運転管理協会 (一 社 )静 岡県安 総 務 係 長 全運転管理協会 (一 社 )静 岡県安 務 局 長 事 山交通安全協会 財 (公 )富 務 局 長 事 全協会 富山西交通安 総 務 係 長 山県交通安全協会 財 )富 (公 業 務 課 長 (一 財 )石 川県交通安全協会 己 言 事 (一 社)石 川県安全運転管理者lJJ議 会連合会 宅 安全環境部長 石黒建設株式会社 長 会 坂井交通安全協会 事 務 理 事 岐阜 自家用 自動車組合 専 務 理 事 岐阜県 自家用 自動車組合 専 務 理 事 (公社 )愛 知県安全運転管理協議会 常 務 理 事 (公 社 )愛 知県安全運転管 理協議会 庶 務 課 長 (公 社 )愛 知県安全運転管理協議会 専 務 理 事 (一 社 )三 重県安全運転管理協議会 事 務 理 事 (一 財 )滋 賀県安全運転管理者協会 長 会 県 (一 財 )滋 賀県安全運転管理者協会 総 務 部 次 長 (一 財 )京 都府交通安全協会 総 務 係 長 (一 財 )京 都府交通安全協会 専 務 理 事 港交通安全協会 専 務 理 事 東住吉交通安全協会 業務第二課長 兵庫県安全運転管理者部会連絡fFJ議 会 業務 第二係 長 兵庫県安全運転管理者部会連絡協議会 総 務 部 長 (一 財 )兵 庫県交通安全協会 長 社 浪華 ゴムエ業l■ 長 会 五保 地区安全運転管理者協会 日鉄住金 ビジネスサ ー ビス和歌 山 (株 ) 警 防 部 長 監事椰l歌 山北支部長 (一 財 )和 歌 山県交通安全協会 総 務 課 長 (一 財 )和 歌 山県交通安全協会 長 会 鳥取県安全運転運行管理者協議会 理 務 事 専 鳥取県安全運転運行管理者協議会 長 理者 会 lあ 議会 人橋地区安全運転運行管 長 締 店 取 役 株式会社 米子 しんまち天満屋 長 社 有限会社 東栄 自動車 長 全運転管理者協会 (一 社 )島 根県安 長 出雲市交通安全協会 長 全協会 課 (一 財 )岡 山県交通安 総括 長 部 取締役 ´ (株 )日 浦組 長 所 工 (株 )中 電 因島営業所 会 理協議会 庄原安全運転管 動人司幸夫茂明美治喜夫雅之夫志正 昭 賃 通 明 俊 造 浩 成 章 満 賃 保 吉 男 嵩 郎 之 之 明 子 一男 美 一美 之 行 正 雄 一生 道 夫 則 男 和 助 弘末伸 裕久睦秀雅照昌博悟光 義精利 英孝 康 徳静 悦和三伸覚栄富照賢清誠正弘淳英和雅俊和行好裕 速 嶋 木 居力 野本 田松 田藤 本 木 池 松 生甚合 藤 貝俣 井 下原森 田下縄 谷 本 下木 本家 逮 越 上瀬谷 野川 川山井 田田 口下島 本 合 坂岡川松平上高山坂友常蛭加秋椿 安菊赤 土舛片武磯古臼山吉藤安松藤森中中竹槻松横安玉井村脇町瀬宮丸藤原川辻松大 県 葉 ク″ 千 神奈川県 (一 社 )千 葉県安全運転管 理協会 課 主 課 防 部局理局 務務務務 県 県 県 大宮 ク分 崎 鹿 児 島県 沖 縄 県 専 専 会 取 事 代 長 会 長 警 任 警 長 業 長 事 事 専 長 事 長 社 事 務 局 長 専務理事兼事務局長 総 務 課 長 事 務 局 長 専務理事兼事務局長 総 務 課 補 佐 防 県 県 長 知 岡 ク ク崎 ″ 向福 一 熊 本 県 (一 社 )山 口県安全運転管理者協議会 海部地区安全運転管理協議会 株式会社 三加茂 自動車教習所 愛媛県安全運転管理者協議会 株式会社 西条 ドライ ビングスクール 土佐清水地区安全運転管 理者協議会 筑紫野大宰府消防組合消防本部 筑紫野太宰府消 防組合消防本部 (一 財 )福 岡県交通安全協会 長崎県安全運転管 理協議会 (一 財 )長 崎県交通安全協会 (一 社)熊 本県安全運転管理者等協議会事務局 熊本不 ニ コンクリー トエ業株式会社 荒尾地区安全運転管理者等協議会 (一 社 )大 分県安全運転管理協議会 (一 財 )宮 崎県交通安全協会 (一 財)宮 崎県交通安全協会高同地区交通安全協会 (一 社 )鹿 児 島県安全運転管理協議会 (公 財 )沖 縄県交通安全fnJ会 連合会 事事長長長役 社局締 て理 理 役 取 務務 締務表 県 県 県 島 口島 ク 広 山徳 愛 媛 県 (一 社 )広 島県安全運転管理協議会 後 度 多 笹 水 中 山 立 石 出 前 青 高 山 徳 佐 三 長 内 赤 藤 悦 也 嶋 正 光 田 久仁男 山 正 彦 木 一 馬 村 忠 :司 暗 正 竹 石 和 行 │1善 章 ナ 田 雄 二 田 直 賃 木 昭 二 潮 健 美 田 純 策 永 利恵子 藤 治 行 宮 弘 行 敬 友 匠 金 利 嶺 友 則 113名 j9 発表者及び課題 3 4 和歌 山県 5 愛 媛 県 福 岡 県 井 木 村 石 2 福 井 県 荒 棚 岡 中 立 1 千 葉 県 洋 幸 キ ッコーマ ン側 の安全運転管理 栄 一 当社 の交通安全対策 弘 司 和歌 山製鐵 所 にお け る交通安全 の取組 忠 司 地域 の交通安全教育 セ ン ター として 和 行 消 防本部 における安全運転 へ の取組 キ ッ コーマ ンl■lの 安全運転 管理 い 荒 井 嵯幸 あら 防洋 千葉県 (キ ッコーマ ン食品株式会社安全運転管理者 ) 当社 では、 道路交通法及 び規則 の要求 に従 い、車両 の運行管理、運転者 の体調確認、運転者 に 対す る交通 安全教育等、必要 な管理 を実施 し、交通事故撲減 に向け て活動 して い る。 交通安全 を推進 す る上 では、 労働安全衛生 で用 い る危険予知、 リス ク管理、再発 防止 の手法が 非常 に役 に立 つ ことか ら、 安全衛 生 委員会 の 中 で、 労働安全術生 と交通安全 の両方 に取 り組 んで い る。 交通安全 の取組 を進 める中で、社 員全員 の交通安全意識 を向上 させ ることが 非常 に効果的 だ と わか って きた。そ こで、今 回は、主 に社員 に対 す る交通安全教育 につい て述 べ る。 社員教 育 を試行錯 誤 す る 中 で、 社 員 自身に交通安全運動 を実践 させ る こ とが 非常 に効果 的で あ った。その 1つ が、(一 社 )千 葉県安全運転管理協会が主催す る「セ ー フテ ィ ドライバ ー ズ ちば」 へ の取組、 もう 1つ が、 同 じく同協会 の「 3,ラ イ ト運動」 へ の取組 で ある。 「セ ー フテ イ ドライバ ー ズ ちば」で は、 毎 回複数 のチ ー ム を結成 し参 加 して い るが、 これ まで 全 チ ー ムでの無事故 ・無違反が達成 で きなか った。そ こで、参加 メ ンバ ー 自ら追反 の 内容 を調査 させ、 自らの達成意識 を向上 させ る取組 を考 えさせ ることによ り、平成 26年 度 には全 チ ー ムが無 事故・無違反 を達成す ることがで きた。今 年度 も これ を継続 で きるよ う指導・教育 を続 けている。 「 3・ ライ ト運動」 も、平成25年 度か ら千 葉県安全運転管理協会が主催 して い る運 動 で あ り、 ① 早めのライ ト点灯 ② 反射材 ・LEDラ イ ト等によるライ トアップ ③ ライ ト (右 )か らの横断者への注意 について取 り組み、夜間の交通事故防止を目的としている。 「 3・ ライ ト運動」は当社の社員教育・交通事故防止に好適であると考え、 まずは、次のことを実施した。 δ0 ① 周知徹底段階 として、運動 の趣 旨説明会 を行 ったの ち、3・ ライ ト運動 の主 旨を標語に して社員に応募 してもらう「 3・ ライ ト標語キャンペー ン」 を実施 した。 続 いて、 ② 実行段階 として、反射材 ・LEDラ イ ト等 により社員 ・家族 でライ トア ップを競 う「ライ 工夫 されたライ トアップ事例 に対 して表彰を行 うた。 トアップ写真 コンテス トJを 開催 し、 今年度 は、以下の ことを実施 してい る。 点灯 を検 ③ 検証段階 として、早 めのライ トフ 証す るために、 帰社時に事業所 の門に立ち、 ライ ト・方向指示器 の点灯、一時停止、左 右確認 を実行 してい るか どうかを検証 して い る。 今後 も野 田警祭署、野 田地区安全運転管理者協 議会 の指導 をい ただ きなが ら、交通事故撲減 に向 けて、具体 的で効果的な交通安全運動 の取組 を続 けてい きた い③ 2 早 めのライ ト点灯 の検証状況 当社 の 交通安全対策 福井県 つき のき いち 棚 木 一 (石 黒建設株式会社 工事本部安全環境部部長) 会社 の概要 当社 は、創業が明治 26年 で、 122年 の歴 史 を持 つ 総合建設業者 です。 現在 は、社員 176人 、社有車 を24台 保有、通勤 時 には社 員 の大半が マ イカー を使用 し、福 井 県 を中心 として北陛三 県 ・東京 ・大阪 。名古屋 にお い て事業展 開を して い ます。 当社 の交通安全 に対す る取組 につい て、 活動 内容 の一 部 を紹介 させて頂 きます。 2 安全運転 に関す る教 育 社員 の交通事故防止 は もちろんであ ります が、作 業所 にお い ては、1あ 力業者 の 自動車、 ダ ン プ トラック、 資材等 の搬入車両等が多 く出入 りして い ますので、定期的 に、作 業所 に応 じた教 育 を協力業者 とともに実施 して い ます。 また、当社 の営業 エ リアには降雪地帯 も含 まれ、除雪作業 も依頼 される ことか ら、乗 車前 の 体調管理 と飲酒検査 を徹底 して い ます③ 3 交通事故防止 に向 けた取組 従来、 グ ンプ トラック等 の工 事用車両 の運行管理 につい ては、 要所要所 に人 員 を配置 し、 日 視での確認を行うか、定期的に追尾して写真等で管理確認を行うかしてきました。 6ュ しか し、 それ で は時 間 と費用 が か か り、交 通事 故等 した。 そ こで、交通安全対策 及 び コス ト的 にも効果 が現れ が発 生 しな い か と不 安 を抱 え て い ま るようにGPSに よる運行管理 システ ム を 採用 しました。 し、イ ンター ネ ッ トか ら運行状況・ 作業所 お いて、運搬車 両 にGPS車 載端末機 を搭載 =行 止の強化 を図 りました。 トをリアルタイムに把握することでヽ運行管理及び交通災害防 効果】 【 ム ・遠隔地から運行状況 をほぼリアルタイムで把握 (3G回 線利用の通信 システ ) ・地点登録機能による搬出先の通過時刻の管理 と運転手に対する注意喚起 ・ 日々の運転 日報 よ り逸 脱 した経路 を走行 して い ない か の確認 (運 行軌跡 図) HIBt 髄 硬 ・見 られ て い る感覚 か ら運転手 自 らが安全 運転 に努力す る方 向へ 転換 また、 ダ ンプ トラ ツクにAED装 置 (自 動体 外式除細 動器 )を 常備 し、運転 中 において、付 近 を通行す る方 々や 一 般車両 な ど、不特定多数 の人 に万 一の事態 が発生 した場合 に、即離 援活 動 に協力 で きる態勢 を整 えま した。 4 運行軌跡図 最後 に 近年、当社 の保有車 両 については、環境 の観 い へ 点 か らも、 ハ イブ リッ ド車 の転換 を行 って ー ます。 また、商 工会議所 を中心 に運転 マ ナ 向 上キ ャ ンペー ンを実施 してお り、本県 ブラ ン ド の恐竜 王国に安 全王国 の フレーズ を合 わせ、広 く安 全運転 マ ナ ーの意識 向上 に努 め、少 しで も て 安 全安心 な職場環境 つ くりを目指そ う と考 え い ます。 62 AED搭 載車両 ルー 3 和歌山製鐵所 における交通安全 の取組 紛岡 和歌 山県 1 ひろ し 弘 司 (日 鉄住金ビジネスサービス和歌山佛警防部部長 ) 会社概要 当社 は、新 日鐵住金「和歌 山製鐵所」 を主た る活動拠点 とす る、 従業員530人 余 の総合 サ ー ビス会社 で、 当部 は、警備業や消 防関連事業 を柱 とした部 門で、250人 が従事 して い ます。 主 な業務 は警備 口消 防業務 で あ りますが、警備 の 中 で も重要 な役割 を担 って い るのが交通 安 全管理です。 関係従業員 の教育 ・訓練活動、広報活動、製鉄所構 内 と周辺地域 における交通指 導や監視業 務等 につい て活動 して い ます。 2 和歌山製鋼所 の交通概況 和歌 山製鐵所 は、和歌 山地 区 ・堺 地 区 ・海南地 区に分かれ、合 わせ て 甲子 園球場 170個 分 の 敷地 で 関係従業員 1万 3,000人 余 りが従事 して い ます。 入構車両数 は、3地 区で 1日 あた り 1万 4,000台 で、更 に「構 内専用車両」が約 1,000台 通行 し、 昼 間 の交通量 はさなが ら市 中の それ と変 わ らな い状況 です。 そんな中で我 々 に課せ られた交通安全管理業務 は、大 別 して 2点 あ ります。 一つ は、 関係従業員 のマ ナ ー ア ップ と事故防止 です。 多 くの「人」と「車」が行 き交 う製鉄所 で、 過去には幾度 とな く交通事故が発生 してい ました。 その後、事故防止に向けた関係者 の地道な活動 により、運転者のルール遵守 とモラルの向上 が図 られ、年間平均 で 1件 ∼ 2件 にまで減少 し、現在 もその状況が保たれてい ます。 もう一つの大 きな課題 は、「地域 に密着 した」交通安全活動 です。 和歌 山製鐵所 は地域 に隣接 した製鉄所であ り、関係する車両の動 きは地域 に大 きな影響 を与 えることにな ります。 今回は、数ある活動 の中で も最 も目新 しく、最 も力点を置 いた活動 であ ります「安全安心パ トロール隊」 と銘打 ったパ ト隊 の導入 など、「地域 ぐるみ」 の交通安全活動について紹介 させ 【 ていただきます。 3 地域に根 ざした交通安全活動 (1)安 全安心パ トロール隊 ア 導入 目的 先 に述べ たとお り当所 に入出構す る車両 は数多 くあ り、構内のみならず周辺道路 におけ る安全確保は企業に課せ られた重大な責務である ことか ら、地域における交通監視 を主た る目的 として、平成18年 10月 に結成 しました。 イ 活動内容 毎 日 2人 が、朝 ・夕 のラッシュ時に周辺 の生活道路において、次 の事項 を重点に、関係 従業員 を対象 とした巡回パ トロール を実施す ることとしました。 ○ 歩行者 (特 に通学時の幼稚園児 と小学生)と 自転車 の保護 鋳 ○ ○ 渋滞 を避 け る 目的 の「生活道路」通 り抜 け 自粛 安全速度 の巌守等 、「人 にや さしい交通 マ ナ ー」 の呼 びか け と観祭 以上 のことを実施 した結果、当初は月に300件 近 くあったマ ナー に問題のある車両台数が、 半年後 には約100件 に、最近では10件 程度にまで減少 してお り、地元 はもとより所 轄警察署 〔 _ か らも高い評価 を得 るに至 りま した。 9年 経過 した この活動 は「無 くてはならない活動」 とな り、今後 も継続 :改 善を図って参 ります。 (2)地 域交通安全関係団体 との街頭広報活動 製鐵所構内安全運転管理者部会 として、所轄警察署 ならびに交通安全協会 と共同で、「交 点において、啓発 ボー 通安全運動」期間中や、毎月 (15日 )近 隣の大型 スーパーや国道交差″ ドの掲出 と広報誌 の配布な ど、当所関係者 のみな らず一般通行車両にも安全運転 を呼びかけ てい ます。 : 地域 に根 ざ した交 通安全 活動 4 まとめ 今 回は、地域 における交通安全活動 につい て、その概要 を 申 し述 べ ま したが、今 回取 り上 げ なか った社員教育 の具体 的な活動 としては、 ○ シー トベ ル ト着用実体験訓練 ○ 大型車 の死角体験 ○ 通勤途 上の危 険予知研修 ○ 遠乗 り計画書 の事前提 出運動 ○ 単車 の実技訓線 ○ 外部講師 による定期交通安全講習会 ○ 飲 (残 )酒 運転防止キャンペー ン ○ 構内乗 り入れ車両 の要件 (対 人 ・対物保険加入 等) などがあ ります。 最後 に、今回 このような場 を与 えて頂 いた栄誉 を励 みに、今後 も、先 を見越 したタイム リー な活動 を企画 し、実施 して参 りたい と思 い ます。 64 4 地域の交通安全教育 センター として ら 斗U む 楽T か中 愛媛県 慧 笥 (株 式会社西条 ドライ ビングスクール設置者) 当校 の紹介 当校 は、愛媛県東部 の西条市 にあ ります。同市 は、西 日本最高峰 の石鎚 山の麓 で、瀬戸 内海 に面 し、 自然豊 かな水 のお い しい所 で あ ります。 この地域 にな くてはな らな い 自動車学校 とし て、皆様 に認めて いただ け るよ うに、人 にや さしく、環境 にや さしい思 い や りの あ る ドライバ ー づ くりを 目指 して い ます。 現在 は、大型 二種 か ら二輪免許 まで、 中型 二種以外 全車種 の教習 を実施 し、教習以外 に も公 安委員会 の委託講習 (高 齢者、取得時、初心運転者 、取消処分者等 )や 企業講習、 また、今年 度か らは国土交通省認定 の運行管理者等指導講習 等 に も取 り組 んで い ます。 2 地域の交通安全教育 センター と しての取組 地域 における交通事故 防止 を図 るため、地域 の方 々、自治体、警祭、学校等 と協力 しなが ら、 毎年、様 々 な活動 を継続 して実施 して い ます。そ の一 例 を次 に示 します。 (1)移 動診断車 による出前運転健康診断 施 地域 の交通安 全 に もっ と関心 を持 って もらい た い と、移 動診断耳 による運転健康診断 を実 して い ます。歩行環境 シ ミュ レー ター や運転適性診 断 「 点灯 くん」、 四輪 シ ミュ レー ター 等 を搭載 した 2台 の移動診断車 、 シー トベ ル ト・エ アバ ック体験装置等 を使 って、各地域 の 公民館 や小 中学校、高等学校等 の文化祭等 、様 々 な行事 に参加 して い ます。 平成 26年 中 は、 14回 実施 し、789人 が体験 され ま した。 (2)西 条市高齢運転者交通安全教室 高齢運転者 を対象 に、路 上 を実際 に走行 した後、2画 面 ドライブ レ コー ダー に記録 された、 運転 して いる 自分 の映像 と、道路状況、ブ レー キや方向指示器等 の操作 とを、同乗 された皆 さん と一緒 に見て話 し合 い、客観 的に 自分 の運転 の習慣 や くせ を理解 ・納得 し、他 の人の 良 い所 は見習 って もらえ るよ うな、記憶 に残 る教室 を実施 して い ます。 平成26年 中は、 6回 実施 し、約120人 が体験 され ました。 (3)教 習所 コース を活用 した安全教室 小 学 生 の歩行者 ・ 自転 車利用者 、 中学 生、 高校 生 の 自転車 自転車 や電動車 いす利用者等 を対 象 とした安全教 室 を開催 し、場 内 コー ス を使 って、 よ り現実 の交通環境 に沿 った効果 的な内容 で実施 して い ます。 平 成26年 中 は、5回 実施 し、約200人 が体 験 され ました。 おわ りに 事故 のな い安全 で安 心 して暮 らせ る街 「西条 教 習所 コー ス を活用 した交 通安全 教 室 6j 市」、人 にや さ し く環境 にや さ しい思 い や りの あ る街 「西条市」 を 目指 して、今後 も地域 の交 通安全教育 セ ンター として貢献 で きるよう努力 して い く所存 です。 5 消 防本 部 にお ける安全運 転 へ の 取組 嵯行 か モ→ 消防本部 の概要 ず日 此石 1 寓一 立 福 岡県 ク タ た ゲダ餌御 (筑 紫野太宰府消防組合消防本部警防課 長) 筑紫野太宰府消 防組合消 防本部 は、福 岡県 の筑紫野市及 び太宰府市 の 2市 により構成 され、 福 岡都市 国 の南部 に位置 して い ます。 職員数 は 148人 、車両保有数は34台 、 うち24台 が緊急 自 動車 です。管 内 にお け る交通 体系 は、 九州 自動車道、福 岡都市高速道路 、国道 3号 線 を有 し、 九州の交通 の要衝地 となって い ます。 特号 色 2 %12″ 浄 消防本部 の安全運転管理 と取組 消 防車や救急車等 の緊急 自動車 は、乗用車 と形状が 異 な り、多 くの死角が存在 し、このため、 緊急走行時 には、運転手だけ ではな く同乗者 の 隊員全員 に よる安全確認 を徹底す る とともに、 常 日頃か ら、安全 呼称 ・指 さし確認 を実践 して い ます。 この他、事故 防止、安全運転 に努め る ため、次の よ うな取組 を行 って い ます。 (1)総 括安全 関係者会議及 び安全 委員会 の 開催 消 防本部 の安全管 理体制等 の確認 、安全意識 の 向上 及 び事故対策等 の検証 を行 って い ます。 (2)安 全運転 ス ローガ ンの掲示及 びアナ ウ ンスの実施 各署 の掲示板 に毎月のス ローガ ンを掲示 して い ます。 また、 職員か らス ローガ ンを募集 し、 毎朝勤務交替時 に、館 内一斉放送 で、ス ローガ ンをアナ ウ ンス して い ます。 (3)ア ル コール検 杢 と運転免許証 の確認 アル コー ルチ ェ ッカー に よる検査 を実施 し、毎朝交替時 に運転免許証 の携帯確認 を行 って い ます。 (4)車 両 の保守管理 の徹底 交替時 に毎 日耳両点検、毎週土曜 日に耳両整備点検 を実施 して い ます。 (5)安 全運転実技訓1練 の実施 各所属 に安全運転責任者及 び指導員 を配置 し、安全運転 に関す る知識及び技 能 に関す る引‖ 練 を行 い、基本 的な運転技術 や安全確認等 を再確認 して い ます。 3 関係 団体 との連携 (1)筑 紫安全運転管理協議会 は、 4市 1町 で構成 され、毎年秋 の交通安全県民運動 の一環 とし て、筑 紫 地 区 の 自動車学校 で「 自動車安 全運転競技大会」が開催 され、検定員 同乗 の もとに 安 全運転 を競 ってお ります が、 2年 連続 で 団体 の部 の優勝 を達成 しました。 (2)福 岡県安全運転管理協議会 では、毎年交通事故 防止 コンクールが 開催 され ます。 この コ ン 66 クール は、 交通安全意識 の高揚 と交通事故 の抑止 を図ることを 目的 として 開催 され、当消 防 本部 は 3年 連続で優 良事業所 として受賞 い た しま した。 4 おわ りに これか らも全 職員が 一 九 とな り、交通事故防止 に努 め、 あ らゆる災 害 に対処 し、市民が安全 で安心 して暮 らせ るまちづ くりを 目指 して、 日夜遇進 して い きた い と思 い ます。 毎 日車両点検 毎 週車両 整備点検 安全 運転 ス 回一 ガ ンの掲示 自動車安全運転競技大会の優勝 卜ロフ ィー等 6/