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仮想ストライビング機能を有するRAID

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仮想ストライビング機能を有するRAID
46巻 3号
生
(1994.3)
産 研
究
│ I I I I I I I I I I I I l l l l究
l l l速
研
特
集
8
報
UDC 681.527.07
仮想 ス トライ ビング機 能 を有す る RAID-5型
デ ィス クア レイ
PerformanceEvaluationof RAID-5 Disk Arrays with Virtual Striping
茂 木
和
彦
* 。
喜連川
**
優
K a z u h i k o M O G I a n d Masaru KITSUREGAWA
l.は
じ
め
に
l
l Data
螂
Parity
外 部記憶装 置 の高性能化 。高信頼化 を 目的 としたデ イス
1)の
クア レイ
研 究 ・開発 が 活発 に行 われ て い る。RAIDの
はデ ー タ と冗 長情報 の記録 方式 か ら 5つ の レベ ル に分類 さ
れ (冗長情報 を記録せ ず にデ ー タのス トライ ピングのみ を
行 った もの を含 め て 6つ の レベ ル に分類 され る こ と もあ
る), ト ラ ンザ クシ ョン処理 や UNIXの フ ァイル システ ム
の よ うに,ア クセ ス され るデ ー タの大 きさは小 さいが ,そ
の 1/0負 荷 が大 きな用 途 に対 して は レベ ル 5(RAID 5
型)が よい とされて い る。
RAID 5型 の構 成 を図 1に 示 す 。 各 デ イス クに配置 され
たデ ー タか らパ リテ ィス トライプ と呼 ばれ るグル ー プ を作
る.デ ー タを格納 す る とともにそれ らか らパ リテ イを計算
し,記 録 す る こ とによ リミラーデ イス クに比 べ て低 記録 コ
ス トで高信頼化 が 図 られて い るが ,パ リテ イの導入 に よ り,
デ ー タの書 き込 み (更新)時 にはパ リテ イの更新 が必 要 と
なる。
従来 の方式 で は,パ リテ ィス トライプは物理 的 に固定 的
に配 置 されて い た。 そ のため,パ リテ イス トライプ中の一
部 のデ ー タを更新 す る時 には以下 の よ うに して新 しいパ リ
テ ィを計算 す る必 要 が あ る。
Ncw Parity=01d Data ① New Data ① 01d Parity
したが って ,デ ー タの更新 時 には,パ リテ イの更新 に必 要
な古 い デ ー タ とパ リテ ィを読 み出 さねばな らず ,そ れ に伴
う性 能 の低 下が大 きな問題 とな って い る。
図 l RAID 5型 ディスクア レイの構成
で はパ リテ イス トライプ を仮想化 す るこ とに よ り,デ ー タ
の含 まれて い るパ リテ イス トライプの動 的組 み替 えを行 う.
この組 み替 えに よ り,書 き込 まれ るデ ー タだ けでパ リテ ィ
の計算が可能 とな り,デ ー タ書 き込 み時 の性 能が向上す る
こ とが期待 され る。仮想 ス トライ ビングで は,仮 想 ス トラ
イプテ ー ブル を用 い る こ とに よって物理 ブ ロ ックア ドレス
と論理ブ ロ ックア ドレスの変換 を行 う。これによ り, ガ ー
ベ ジヨ レクシ ョン時において もデー タの移動は発生せず,
テーブルの組み替えのみの操作 に帰着す る. 以 下, 2 章 で
仮想 ス トライ ピングの機構 について説明す る. 3 章 で ソフ
トウェアシ ミュレーシ ョンによる性能評価 を示す.
2 . 仮 想 ス トライビング
仮想 ス トライ ビングの概念図を図 2 に 示す。パ リテ ィス
トライプは, 従 来 の R A I D 5 型 デ ィス クアレイと異な り,
Stripe
そ こで,こ のデ ー タ更新時の性能低下 を抑 えるため,
2)∼
「
仮想 ス トライ ピング」 のと名付 けたパ リティグルー プ
の再編成 を基本 とする方式 を現在検討 してい る.こ の方式
*東
京大学生産技術研究所 第 3部
**東
京大学生産技術研究所 付 属機能エ レク トロニ クス
研究 セ ンター
図 2 仮 想 ス トライ ビングの概念図
46巻 3号
研
速
究
生
(1994.3)
研
究
報
各 デ イス クの任 意 のブ ロ ックか ら構成 す ることが 出来 る.
以下 , 仮 想 ス トライ ビングの システム構成 につ い て説 明す
る。
――――
―-2H一 ニ
パ リテ ィス トラ イプの仮想化 一 ―
以下 の 2点 が挙 げ られ る。
1.デ ー タの物理 ア ドレス と論理 ア ドレスの分離
リテ イス トライプの仮想化
1.は デ ー タの物理 的 な位置 の変更 を可能 とす るため に必
要 な機構 で あ る.ま た, 2.に よ リデ ー タの物理 ア ドレス
とその属 す るパ リテ イス トライプは動 的 に変更可能 となる.
仮想 ス トライ ピングで は,パ リテ イス トライプの仮想化
のため,そ の組 み合 わせ を管理す るテ ー ブルが必要 になる。
これ を仮想 ス トライプテ ー ブル と呼 び,図 3の よ うな構成
を とる。 この テ ー ブル には,そ れぞれの ス トライプ を区別
す るス トライプ番号 と,そ のス トライプを構成す るデ ー タ
の シ リンダ番号 とブ ロ ック番号 が記録 され る.各 ス トライ
プのパ リテ イデ イス クは,ス トライプ番号 か ら計算 され る.
ガ ーベ ジ ヨ レクシ ョンのため に,各 ス トライプの ダー テ イ
ブ ロ ック (デー タは別 の場所 に移動 したが ,パ リテ ィを計
算 す るため に内容 を保存 してお く必要 が あ るブ ロ ック)の
数 も記録 す る.
2.2 パ リテ ィス トライプの動的割付 け
デ ー タの更新 時 には書 き換 えるデ ー タのみで新 しいパ リ
テ イス トライプ を構成 し,デ イス ク上 の空 きス トライプに
記録 して い くこ と とし, こ れ をパ リテ イス トライプの動 的
割 り付 け と呼 ぶ.
ス トライ プの動 的割 り付 け を実行 し nブ ロ ックか らパ
リテ イが計算 されて い る場合 ,nヶ のデ ー タの書 き込 み に
必 要 なデ イス クヘ の ア クセ ス数 は総 計 n× D tt Pアクセ ス
で 済 む。 (ここで Dは デ ー タデ イス ク,Pは パ リテ イデ イ
ー
ス ク を指 す 。
)一 方,従 来 の 方 式 で は古 い デ タ とパ リ
テ イの読 み 出 しの ため に総 計 n× (2D+2P)ア クセ ス が必
Cylinder#
Block#
要 で あ った。 したが って,パ リテ イス ト ライ プの動 的割 り
付 けを行 うこ とに よ リアクセ ス数が大 き く減少 し,デ ー タ
更新 時 の処理負荷 の軽減が図 れ る.
― ―― 一
仮想 ス トライ ピ ングを用 い た場合 の機構 上の特徴 と して ,
2.パ
産
書 き込み可能な空 きス トライプが存在 しない場合,通 常
の 4ア クセス を必要 とする書 き込みを行 う。ただ し,書 き
込 むデ ー タは最 もダー テイブ ロ ックの多 いス トライプの
―
ダーティブロ ックヘ と書 き込むようにス トライプの変更を
行 う.同 じス トライプヘ の書 き込みが多数あった場合,パ
リテ イアクセスの共有化 を行 うことがで きアクセス数 を減
らす ことがで きる.
2.3 ガ ーベ ジ コレクション
書 き込み時に新 たなパ リテイグル ープを作 り続けてい く
と,空 ス トライプは最終的には消費 しつ くされて しま う.
一方,更 新前 のデ ータはパ リテイの計算 に使用 されてい る
ためダーティブロ ックとなってい る。 したが って,そ のま
までは新 たなデ ー タを書 き込む ことは不可能であ り,ダ ー
テ ィブロ ックをまとめ,新 しく書 き込み可能な空 きス トラ
イプを作 る必要がある。この操作 をガーベ ジヨ レクシヨン
と呼ぶ.
新 しく空 きス トライプを作 るには,そ の元 となるス トラ
イプ (以下ヴ イクテイムス トライプと呼 ぶ)を 決め,そ の
中のアクティブブ ロ ック (デー タが存在す るブロ ック)を
他 のス トライプのダーテイブロ ックと置 き換 える必要があ
る (図 4)。 これに必要な動作 は,置 換 を行 うダーテイブ
ロ ックの内容 を, ヴ ィクテイムス トライプ上 のアクティブ
ブロ ックの内容 に置 き換えることで ある。 したがって,仮
想 ス トライ ビングを用 い ない場合 のデー タ更新 と同様 に,
この実行 にはパ リテイの更新が必要 である.こ の とき,ス
Disk
o
1
2
3
4
5
6
′
Victilll
Stripe′
Partner
Strlpe
Virtual Stripe
GC I
眠I I : 笥 D i s k O ん
ぉk 1 / 。
1
1
6
…
. s k n ■ 時 t y B b c k ∞u 耐
1
0
1
1
1
1
1
2
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1
1
M
*
*
*
Disk
0
4
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1
葺
y
壺葺
ジ
Free Stripe
図 3 仮 想 ス トライプテ ー ブル
0
::::pe
ト
ree
Marity ttACtive 5Dirty.4∵
iテ
図 4 ガ ーベ ジ コ レク シ ョン
lIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
41
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(1994.3)
究
│││ll llll llll llll lllll l 究
l l l l 速l l l l報
lll l l ll研
陶晰
)isk O Disk l Disk 2
Disk n
ACTIVE
DIRTY
□
FREE
図 5 物 理プロック状態テーブル
トライプの仮想化 に よ リパ リテ ィス トライプは論理 的 に組
み替 えが可能であ り,実 際 にデ ー タの移 動 は行 う必要が な
い.
このとき,ヴ ィクティムス トライプ中のダーテイブロ ッ
クの置換 は必要がない。つ まり,ダ ーテ イブロ ックが多 い
ス トライプをヴィクティムス トライプとして選択すること
によ り,空 きス トライプを作成す るために必要なアクセス
数 を減少 させ ることが可能 となる.し たが って,ガ ーベ ジ
ヨ レクシ ョンの負荷 を軽 くするため,ヴ ィクテイムス トラ
イプはダーテ ィブロ ックを多 く含 む ものか ら選択する必要
ガ ーベ ジ ヨ レクシ ョンにお ける 1 ブ ロ ックの置換 には 4
アクセ スが必 要 で あ り, そ の処理 は大 きな負荷 となるこ と
が予想 され る。そ こで, パ リテ ィス トライプはシ リ ンダに
:固定 貰 仮 奄イヒする とセヽ
ま:た,1ク
ゞりII「
う制 孫
町条件 を付Sk三 「
テ ィの配置 はシ リ ンダ単位 で各 デ ィス クを巡 回 させ る.1
回の ガ ーベ ジ ヨ レクシ ョンで ,対 象 とす る 1シ リ ンダ中で
実行 可能 な処 理 をすべ て実行 す る.こ の方式 に よ り,ガ ー
ベ ジ ヨ レクシ ョンの アクセ ス はすべ て 同 じシ リンダヘ の ア
クセ ス とな り,ス ケ ジ ュー リングに よ りそ の コス トを下 げ
ることが可能 となる.
ガ ーベ ジ ヨ レクシ ョン処 理が通常 の負荷 へ 与 える影響 を
減 らす ため,そ の実行 法 につ い て は種 々の変形が可能 で あ
るが ,今 回 はガ ーベ ジ ヨ レクシ ョン処理 の アクセス を一括
してすべ てのデ ィス クヘ と発 行 して フ リース トライプを作
成 した。パ リテ ィス トライプの組合せ はシ リ ンダ内で 固定
されて い るため,一 括処 理 に よ リパ リテ イヘ のアクセス に
関 して ス ケジ ュー リ ングの効果が大 き く出 るこ とが期待 で
を利用 して行 う.
ガーベ ジヨレクシ ョンで置換 を実行す るブロ ックを選択
するため,各 ブロ ックがアクテ ィブ,ダ ーティ,フ リーの
きる。 しか し,一 括処 理 のため,ガ ーベ ジ コ レクシ ョンの
実行 はすべ てのデ ィス クに影響 が及 ぶ.通 常負荷 へ の影響
を最小 限 に押 さえ るため,ガ ーベ ジ ヨ レクシ ョンはで きる
だ け多 くのデ イス クが アイ ドル状態 の時 に実 行す る必 要が
あ る。 そ こで 今 回 は,i台 以下 のデ イス クのみ ビジ ー状 態
の 時 に ガ ー ベ ジ ヨ レク シ ョ ン を実 行 す る こ と と した。
いずれ の状態 にあるか知 る必 要があ る。そのため,各 ブ
ロ ックの状態を物理ブロ ック状態テ ーブルに記録 してお き
(GC-1と 名付 け る。
)
3.2 シ ミュ レー シ ョン環境
(図5),必 要な時にこのテ ーブルか らブ ロ ックの状態 を調
べ ,置 換 を実行するダーテ ィブ ロ ックを選択 す る.
ガーベ ジ ヨ レクションには,LFSに み られ るごと くコ
ピー を主操作 とす るものと,ス レッ ド化す るものが考 えら
デイ ス ク の モ デ ル と し て IBM 0661 Mode1 370
用 い る ( 表 1 ) 。 デ イス ク ア レイのデ ー タ
(Lightning)を
のス トライ ピング は 4 K B を 1 ブ ロ ック と して行 う. デ イ
がある。このダーティブロ ックの多 いス トライプの検索は,
仮想 ス トライプテーブルに記録 されたダーテ ィブ ロ ック数
れるが, ここではガーベ ジ ヨ レクシ ョンコス トの低減 を図
るべ く,後 者 の方式 を採用 してい る.
2.4 フ ローティング/アクセススケジ ュー リング
7)共にこ
フ ローテ ィ ング5),ァ クセ ススケジュー リング
れまでにデ ィス クアクセスの高性能化手法 として考案 され
ている ものである.仮 想 ス トライ ピングでは,仮 想化 を行
う際 にフローテ ィングの考 えを利用するとともにアクセス
スケジュー リングを組み込んでい る。
3.シ ミュレーションによる評価
ソフ トウェアシ ミュレーションによ り,イ反想 ス トライ ビ
ングの効果 とその性能を調べ る.
3.1 シ リンダ固定仮想ス トライビング
仮想 ス トライ ビングの基本機構 については 2章 で述べ た
とお りで あるが,種 々の変形が考 えられる。今回は以下に
述べ るような方式 でシミュレーシ ョンを行 った。
ス ク中の空 きエ リアは初期状態 で は各 シ リ ンダにほほ均 等
表 1
capacity
1
318
cyl inders/disk 1
MB
949
tracks/cy1inder |
14
sectors/track |
s e c t o rs i z e
|
48
512 bytes
r e v o l u t i o nt i m e |
13.Bms
s e e kt i m e
|
2 m s( m i n )
肥
… 耐 l sttl鷺
v「d
track skew
1 2.0 + 0.011:e:[。
│:46
。
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生 産 研
(1994.3)
Ⅵ
湘:‖
1:腰
琳革
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研満 ;‖‖ こ =¨ │
読:る ぢ・
"¨│
あ葛島毛
l
究
(GC-1,i=0, 1, 2)
│
i
デ ー タ/パ リテ ィフロー ト+ア クセススケジュー リン
グを行 った RAID 5型
:
I II ‘
︱︱
一‘ ︱
︱︱
︱= I
︱H
‐アクセススケジ ュ ー lJング を行 った RAID 5型
。RAID 5原 型
―
。RAID O原 型 (デー タデ ィス クのみの構成)
結果 を図 6に 示す .図 の横 軸 は単位 時間あ た りにデ ィス ク
ア レイ に到着 す る平 均 1/0数 を表 し,縦 軸 は平均 レス ポ
ンス タイ ム を表す。
図 6 よ り明らかなように, 仮 想 ス トライビングは通常の
R A I D 5 型に比べて優れた性能を達成 していることがわか
る。
図 6 8 D t t P 構 成時での性能
に分 散 して い る とす る。
読 み 出 し/書 き込 み (更新)の ア クセスの割合 は双 方 と
も50%と し,ア クセス位 置 は一様分布 をなす と仮 定す る。
ア クセ ス のデ ー タサ イ ズ は 4 KB(1ブ ロ ック)の 固定長
4.お
わ
り
に
仮 想 ス トライ ピ ン グ を用 い た デ イス ク ア レイ につ い て そ
の構 成 法 な らび に制御 方 式 を明 らか にす る と と もに,シ ュ
ミ レー シ ョンに よる性 能 評価 結 果 を示 した。今 後 よ り詳 細
な評価 を進 め て ゆ く予 定 で あ る。 (1993年 12月10日受理)
とす る。 デ イス クア レイに到着 す るアクセ ス要 求 の時 間間
隔 は負 の指数分布 と仮 定す る.
デ ィス クア レイの コ ン トロ ー ラにつ いて は次 の よ うな仮
定 を置 く。各 デ ィス クの ス ケ ジ ュー リ ングは独 立 に行 う。
ア レイ コ ン トロ ー ラには十分 なメモ リが 存在 す る と仮 定 し,
そ こでのス ケ ジ ュールのための オ ーバ ーヘ ッ ド時 間 は無視
で きる と仮定す る。
パ リテ ィメ ンテナ ンスの処理 はバ ックグラウ ン ドで行 わ
れて い る とし,デ ー タ更新 時 の レスポ ンス タイ ム は,デ ー
タが デ ィス ク上 に書 き込 まれた時点での時 間 を用 い て計算
す る.
シ ミュ レー シ ョンは,仮 想 ス トライ ビ ング の 場 合 は,
デ ィス クの台 数 が 8D+Pの
構 成 につ いて ,400万 ア クセ
ス 終了後 か ら,そ の他 の場合 は (空き領域 のブ ロ ック数)
× 2ア クセ スの終了後 か ら測定 を開始 し,そ の値 は測定 開
始後 の10万アクセスの平均値 を取 る。
3.3 静 的負荷 に対 す る性 能
8台 の デ ー タデ ィス クに対 して静 的負荷 を与 えた時 の平
均 レスポ ンス タイ ム を調 べ た。デ イス クの使用 率 は80%と
した。性 能 の比 較 のため に以下 に示 す各方式 の性 能 を測定
した.
・仮想 ス トライ ピングを用 い た RAID 5型
参 考 文
献
1)喜 連川優 :最近の二次記憶装置 :デ イス クアレイ,情 報処
理,Vo1 34,No 5,pp 642-651,1993.5.
2)茂 木和彦,喜 連川優, :動 的パ リテ イス トライプの再編成
による RAID 5型 デ ィス クア レイの高性能化手法 (仮想 ス
トライ ピング)に 関す る基 本検討,SWopp'93コ ンピュー
タシステ ム研究会,pp 31 38,電 子情報通信学会,1993.
8.
3)Masaru Kitsuregawa,KazuhikO MOgi Virtual Stripins A
RAID5 Storage WIanagement Scheme with Robustness fOr
the Peak Access Traffic,Proc of the lnt Symp on Next
Generation Database Systems and Their ApplicatiOns,pp
280-287, 1993 9
4)茂 木和彦,喜 連川優 :仮想 ス トライ ピングによる RAID 5
型デ ィスクアレイの性能評価,電 子情報通信学会 デ ー タ
]二
と
う
lTttE`ヽ
, pp 69-75,1993 9
5)J Menon et al,“ MethOds for lmproved Update PerfOrm_
ance of Disk Arrays",Proc Of 25th Hawali lnt Conf on
System Science Vol I,pp 74-83,January 1992
6)D PattersOn et al,“
A Case fOr Redundant Arrays of ln‐
expens市e Disks(RAID)t PrOc of ACM SIGMOD,pp
109-116.」
u ne 1988
7) NI Seltzer et at,``Disk Scheduling Revisited",PrOc Of
Winter 1990 USENIX Technical COnf,January 1990
│││││││││││││││││││││lllllll‖
│││││││││││││‖
││││││││IⅢ
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III‖
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