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第22期 事業のご報告(2013.4.1~2014.3.31)

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第22期 事業のご報告(2013.4.1~2014.3.31)
株主メモ
事業年度
4月1日〜 翌年 3月31日まで
期末配当金受領株主確定日
3月31日
中間配当金受領株主確定日
9月30日
定時株主総会
毎年 6月
株主名簿管理人
特別口座の口座管理機関
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部
同連絡先
〒137-8081 東京都江東区東砂 7-10 -11
TEL 0120-232-711(通話料無料)
上場証券取引所
東京証券取引所
公告の方法
電子公告により行う
クオール株式会社 第22期 事業のご報告
公告掲 載 URL http://www.qol-net.co.jp/
2013.4.1 ∼ 2014.3.31
(ただし、
電子公告によることができない事故、
その他のやむを得ない事由が生じた時には、
日本経済新聞に公告いたします。
)
【株式に関するお手続き用紙のご請求について】
株式に関するお手続き用紙(届出住所等の変更届、配当金の振込指定等)
のご請求につきましては、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)へお問い合わせください。
なお、
特別口座に記録された株式については、
以下のお電話並びにインターネットにより24時間 受け付けておりますので、
ご利用ください。
TEL 0120-244-479(東京)
(通話料無料)
0120-684-479(大阪)
(通話料無料)
インターネットアドレス http://www.tr.mufg.jp/daikou/
(ご注意)
(1)株主さまの住所変更、配当金の振込みのご指定、単元未満株式の買取請求その他各種お手続きにつきましては 、原則 、口座を開設されている口座管理機関(証券
会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問い合わせください。株主名簿管理人
(三菱 UFJ 信託銀行)
ではお取り扱いできません
のでご注意ください。
(2)特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱 UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、
上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ
信託銀行)にお問い合わせください。なお、三菱 UFJ 信託銀行全国各支店にてもお取り次ぎいたします。
(3)未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。
(4)2012年 12月20日付で東京証券取引所市場第一部へ上場しております。
弊社ホームページ上 の IR 情報を是非ご覧ください
http://www.qol-net.co.jp/ir/
I R ニュースメールの 配信も行っています
毎月の 新店情 報 、マンスリーレポートや イベント情 報 などの配信を行っています。
詳しくは上記 ホームページをご 覧ください。
「処方せん送信アプリ」サービスを開始
弊社では、2013 年10月から「処方せん送信アプリ」のサービスを開始
しました。スマートフォンで撮影した処方箋の画像を、利用したいクオール
薬局 へ 送信することで、お薬の待ち時間を短縮することができるサービス
です。
現 在、
「 処 方せん送信アプリ」サービスは首都圏を中心に全国 55店舗で
導 入し 、コンビニエンスストア(以下、CVS ※ )併設型調剤薬局 、ビック
カメラ内の店舗 、駅クオール薬局では全店で対応しています(2014 年 6 月
現在)
。今後も順次拡大し、患者さまの利便性の向上に貢献していきます。
※ CVS:Convenience Store の略
あ な たの、
いちばん 近くにある 安 心
教育システムの拡充
高度先進医療の進展によって、外来での抗がん剤治療なども年々増加
しており、薬局にも高い専門性を持った薬剤師が必要とされています。弊社
では、疾患別のコースで病態から治療まで実践に即して学べる独自の薬剤師
教育制度「QOL(クオール)認定薬剤師制度」を導入し、高い専門性のもとに
医師や看護師と連携できる薬剤師を育成しています。2013 年度から開始
した「がん認定薬剤師」は既に50名が認定を受け、2014年度からは 、
「認知症
認定薬剤師」も新設されました。2014年 3月現在、全認定薬剤師数は2,500名
を超えています。
また、弊社では独自の e-ラーニングシステム「新 Q.O.L.S.(クオールズ)」も
開設しています。社員であれば 誰でも受講でき、医学・薬学など幅広く開設
さ れたコース か ら様々な専門知識を習得できます。今後ますます多様化
する医療ニーズに対応し、専門性の高い薬剤師の育成に注力していきます。
東京・日本橋にグループ会社を集約
2014年 3月 31日、クオールSDホールディングス株式会社傘下のグループ
会社を東京・日本橋に移転しました。最上階には、300名収容の大規模な研
修会場を新設し、主に CSO ※1 事業に携わる CMR ※ 2 の研修や、製薬企業
からの研修依頼にさらに柔軟に対応できるようになりました。拠点集約に
よる効率化とグループ間のシナジー効果により、
グループ全体でさらなる成長
を続けていきます。
※ 1 CSO:Contract Sales Organization : 医薬品販売業務受託機関
※ 2 CMR:Contract Medical Representative の略。CSO 企業に所属しながら、
派遣または請負の形で製薬企業の医薬情報担当者(MR)として就業する者
1
クオール薬局神崎店(兵庫県)
2
株主の皆さまへ
第 22 期(2014 年 3月期 )通期 の決算概 況
中期目標「連結売上高 3,000億円、営業利益 240 億円」
2014年 3 月期の連 結売上高 100,966 百万円(前期比
8 店舗の出店にとどまりました。
CVS併設型調剤薬局では、
弊社では 2019 年 3月期、連結売上高 3,000 億 円、営業
31.5% 増 収 )、営 業 利 益 2,105 百 万 円( 前 期 比 25.2%
売 上高、処方箋応需枚数とも堅調に推移しています。
利益 240億円の中期目標を掲げています。調剤事業で売上
減 益 )、経 常 利 益 2,208 百 万 円( 前 期 比 21.9% 減 益 )、
関連 事 業 は、CSO 事 業 などの 派 遣 需 要 の 増 加 などの
高 2,400 億円、営業利益 120 億円、関連事業で売上高 600
当 期 純 利 益 777 百万円(前期比 42.4% 減益)となりま
結 果 により、中 核となるアポプラスステーション株式会社
億円、営業利益 120 億円の計画です。調剤事業は弊社の主力
(以下、
アポプラスステーション)が寄与し、売上高は 9,652
事業ですが、2年に 1度の薬価改定・調剤 報 酬 改 定 など
調剤事業は 、新規出店と積極的な M & Aなどで計 104
百万円(前期比 97.6%増収)となりました。また、営業利益
の影響を受けてしまいます。そのため、関連事業のなかで
店 舗 を 出 店した 一 方 、閉 店 およ び 事 業 譲 渡 により 2 2
は 82 百万円(前期の営業損失 117 百万円)となりました。
も制 度 改 定 の 影 響を受 けにくく、特 に利 益 率 が 高 いアポ
した。
店 舗減少した 結 果、全 店 舗 数 は 5 2 0店 舗となりました。
プラスステーション(CSO 事業)などに経営資源を投下し、
売 上高は既存店が堅調に推移し、さらに M& A などによって
調剤事業との両輪で事業を展開しています。調剤事業では
91,314 百万円(前期比 27.0% 増収)となりました。一方
引 き 続 き 収 益 性 を 重 視した 出 店 や 積 極 的 な M & A を 行
で 利 益 面では、主に薬 剤の仕 入 れコストおよび 販 管 費の
い な がら 1,000 店舗体制を目標に売上高を伸ばし、収益は
増加によって、営業利益は 3,037 百万円(前期比 22.9%
CSO事業で下支えすることで、中期目標達成に向けてまい進
減益)となりました。
いたします。
調剤事業
売 上 高 2,400 億 円
営 業 利 益 1 20 億 円
(利益率 5%)
関連事業
株式会社ローソン(以下、ローソン)
との連 携では 収 益
を重 視した出 店を推 進した結 果 、CVS 併設型調剤薬局は
売上高 600 億円
2015 年 3月期 見 通し
2015 年 3 月期は調 剤 報 酬の改 定 や、消 費 税の増 税に
見込まれ、2015年度黒字化を目指します。
よって 調剤薬局業界は大変厳しい状況に置かれています。
関連事業につきましては 、中核となるアポプラスステー
しかしながら、弊社では構造改革を推進することによって
ションは CSO事業 、人材サービス事業とも市場環境は明るく、
2015 年 3月期は増収増益を見込んでいます。具体的には、
さらなる拡大が期待できます。特に CSO 事業が、製薬会社
2014 年 3 月 期 は、積 極 的 な M& A や 有 利 子 負 債 削 減 の た め
まず聖域なきコスト削減を実施します。全社的なコスト削減
の BPO ※1 が加速しており、CMR1,000名体制を実現する
新 株式発行による資金調達を行った結果 、株式の希薄化が生じ、
により数億円の販管費圧縮を見込んでいます。新たな取り
ことで収益性が高まり、人材サービス事業と合わせた営業
株主の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしたことを心苦しく思って
組みとしましては 、チェーン薬局等各社が集まり医薬品を
利益率 20% の実現にまい進いたします。 います。2014 年 3月期は増収減益という結果になりましたが、
共同で購入する医薬品調達機構を立ち上げました。医薬品
また、今期は厳しい調剤報酬改定の中でも、薬局に求め
同期から CSO事業が軌道に乗り始めました。今期からは医薬品卸
調達機構は、事前に医薬品卸に対して購入予定価を通知し、
られる機能を果たすため、ジェネリック薬の積極的な推進に
への入札の開始など構造改革に着手し、今期の業績は V 字回復
その価格に対して医薬品卸は一般競争入札を行います。これ
よって後発医薬品調剤体制加算を全店舗の 80%で取得し、
を見込 んでいます。今後も堅実な成長性と配当をお示しすること
によって、医薬品価格の早期妥結を図ることが可能となり、
お薬手帳の持参率を 70% にまで引き上げます。出店につき
で、株主の皆さまのご期待に応えていきますので、変わらぬご支援
医薬品購入の仕入れコストを圧縮させることができます。
ましては、今期は収益重視の出店および積極的な M& A を
を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
これまでの決算は、医薬品卸と医薬品購入に関する交渉の
実施します。M&A の市場環境は、調剤報酬改定の影響など
長期化により、期初に計画した利益の確保が困難な状況でし
によりEBITDA ※ 2 は低下傾向にあり、今後も M&A 案件が増加
たが、今後は入札制度によって安定的な利益確保が可能に
すると思われます。これらの施策により、今期は増収増益を
なります。
目指します。
C VS 併設型調剤薬局は、ドラッグストア機能を追加した
※ 1 B P O : Business Process Outsourcing の略。自社の業務プロセスの一部を
継続的に外部の専門的な企業に委託すること
新しいコンセプトの「ヘルスケア CVS」を出店し、若年層から
シニア層までをターゲットにした小商圏での健康づくりに貢献
営 業 利 益 1 20 億 円
(利益率 20%)
株 主 の 皆 さ ま へ のメッセ ー ジ
代表取締役社長 中村 勝
※ 2 E B I T DA = 営業利益+減価償却費 企業価値算定に用いられる指標の一つ
資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを示す概念
していきます。ヘルスケア C VS 出店により、収益改善が
3
4
店舗情報
新業態
クオールグループの店舗は 、すべての地域・患者さまの「かかりつけ 薬 局」になることを
これまで多くの調剤薬局は病院の門前にあり、
患者さまは病院を選ぶことはあっても 、
目指し、全国に 520店舗(2014 年 3月 31日現在)を出店しています。医療機関との信頼
薬局を選ぶことはほとんどありませんでした。
しかし、
コンシューマーの生活動向の変化に
関係を大切にするマンツーマン薬局の出店を基本としながら、積極的な M&A によって
伴い、通勤途中や自宅の近くなど、利便性の高い薬局を自ら選択する患者さまが増えて
売 上 高を伸ばしてきました。近年ではコンシューマーの利便性を向上させる新業 態
います。弊社では異業種と連携し、業界に先駆けて新業態店舗の開発に注力してきました。
店舗の開発にも積極的に取り組んでいます。
ローソン
2014 年 3 月期は、より収益性を重視した出店戦略を推進した
[ヘルスケア CVS]
結果、CVS併設型調剤薬局は、全国に 37店舗となりました。売
上高は、前期比 88.7% と大幅増収となりました。2015 年 3月期
LAWSON
+
クオ ー ル 薬 局
は、さらなる収益改善のため、新たにドラッグストア機能を追加
した第 3 世代の「ヘルスケア CVS」の出店を計画しています。これ
出店状況
までの「薬局+CVSの融合」のスタイルから転換を図り、小商圏
2014 年 3月期末の店舗数は、計104店を出店した一方、閉店および事業譲渡により22店舗減少した結果、520店舗(うちCVS
で若年層からシニア層も対象にしたヘルスケア CVS へと進化
併設型調剤薬局 37店舗)
となりました。
します。CVS併設型調剤薬局は今後も収益性を重視しながら、
2015 年 3 月期は、収益性を重視し、41店舗(うちCVS併設型調剤薬局10店舗)
の出店を予定しています。積極的にM&Aも実施
コンシューマーの利便性を高める店舗の出店を推進していきます。
調剤
ドラッグ
CVS
し、さらに店舗数を拡大していきます。
5
2014 /3 下半期出店店舗一覧(順不同)
ビックカメラ
株式会社ビックカメラ(以下、ビックカメラ)への出店は現在 [処方箋応需医療機関数]
● 快生薬局(広島県)
● ナチュラルローソン深沢八丁目店(薬局は後日開局)
(東京都)
4店舗(札幌、新宿(ビックロ)
、
有楽町、
名古屋)
を展開しています。
● クオール薬局神崎店(兵庫県)
● ひよこ薬局(広島県)
ビックカメラは都心のターミナル駅の近隣に位置することで来客
● クオール薬局佐世保天神店(長崎県)
● ローソンクオール薬局大分豊饒店(大分県)
● クオール薬局新地町店(福島県)
● ローソン昭和大学江東豊洲病院店(東京都)
● クオール薬局ミスターマックス越谷店(埼玉県)
● ローソンクオール薬局長泉本宿店(静岡県)
● クオール薬局読売新聞東京本社店(東京都)
● 陸上自衛隊下志津駐屯地内 売店(千葉県)
● スマイル薬局(神奈川県)
● 陸上自衛隊木更津駐屯地内 売店(千葉県)
20
55
を行っています。主な処方元医療機関はありませんが、立地上
66
● 株式会社セントフォローカンパニー(本社・茨城県)
※ 33店舗出店(関東地区)
● 高瀬調剤薬局(兵庫県)※フランチャイズ
● デイリーステーション薬局吹田店(大阪府)
● デイリーステーション薬局(大阪府)
2
10 14
75
273
520(50)店舗
うち下半期開局店舗数:50店舗
※ 2014 年 3月31日現在
カッコ内の数字は、当該店舗数に含まれる売店数です。
の強みに加え、患者さまや医療機関との信頼関係を築くことで
現在、累計処方箋応需医療機関数は 4店舗合計で 5,900機関
を超 えました。
※面応需:不特定の医療機関から幅広く処方箋を応需すること
JR 西日本グループ
駅クオール薬局 J R 大阪店は 、
「駅の救急箱」をコンセプトと
B薬局
グループ
的には、この「茨城県構想」を全国エリアに拡大し、地域医療に貢献していきます。
5
JR駅
利便性の高い駅クオール薬局で
薬の受け取り
JR駅
JR駅
JR駅
私鉄各社
などでお薬をお買い求めのお客さまも多く、
一般用医薬 品の
売上も増加しています。
「駅ナカ」
という立地上の優位性を活かし 、
A薬局
グループ
地域中核
薬局 ※
C薬局
グループ
駅クオール薬局が拠点(ハブ)
となり、周囲の「駅」や「クオール
【薬局としてのハブ機能】
患者さまのご都合に合わせて
薬を受け取る薬局を選択
JR駅
クオール薬局
薬局」とネットワークを構築しています。今期中には新大阪駅
「茨城県構想」を実現します。これは、これまで培ったIT戦略・高度専門教育・高機能
薬局のノウハウを、地域中核薬局から他の薬局グループに共有する構想です。将来
【駅としてのハブ機能】
は期初計画の7,000円を上回って推移しています。急な体調不良
2014年 3月、株式会社セントフォローカンパニーの33店舗がグループに加わり
にグループ入り)
と共に地域の中核薬局となり、調剤薬局の新たなビジネスモデル
2013年
2014年
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
向上に伴い処方箋応需医療機関数は拡大しており、処方箋単価
「茨城県構想」が 始動します。
ました。
同じく茨城県を中心に店舗を展開する株式会社アルファーム
(2013年 4月
3,525
さらに認 知度を向上させてきました。この 結 果、2014 年 3 月
して 2 013 年 4 月にJ R 大阪駅構内に 開局しました。認 知 度
News
5,916
数が多く、
ビックカメラ内店舗はその強みを生かした面応需※
への出店を予定しており、
さらに広範なネットワークを確立し、
D薬局
グループ
※アルファーム、
セントフォローカンパニーなど
JR駅
クオール薬局
クオール薬局
コンシューマーの利便性向上に貢献します。
クオール薬局
クオール薬局
6
アポプラスステーション
CSR活 動
アポプラスステーションは CSO事業、人材サービス
[アポプラスステーション業績推移]
事 業を 柱とする関 連 事 業 の 中 核 を担う会 社です。
(百万円)
2014年 3月期の業績は計画を上回って着地し、増収
(百万円)
売上高
営業利益(右軸)
9,000
8,301
6,623
7,000
6,000
グループの利益を下支えしました。
600
500
8,000
増 益となりました。粗利益率は6.3% 向上し、
クオール
医業収益は社会保障費の一部が源泉です。弊社は国民の医療に携わる会社として、
300
5,342
200
4,000
100
3,000
0
2,000
-100
1,000
-200
13/3期
社会的価値も大切にし、様々な活動に参加しています。
400
5,000
0
社会に還元をすることも使命であると考えています。経済的価値の追求だけではなく
14/3期
15/3期
(予想)
-300
エコキャップ 推進活動
各店舗や事務所で「NP O 法人エコキャップ推進協会」の活動に協力してい
ます。ペットボトルキャップを収集し、分別回収することで 、焼却処分の際に
発生するCO2 の削減(キャップ 1kg ≒ 3.1kg の CO2)ができます。また、キャップ
を再資源化することによって得た売却益で、発展途上国の子どもたちにワクチン
CSO事業
(例)
(例)
を贈ることができます。弊社では、これまでに約 500万個のキャップを収集(ワク
C S O 事 業 と は 製 薬 会 社 と の 契 約 に よ り 医 薬 品 の 営 業・
マーケティング活動の受託・代行業務を行う事業です。医薬品
チン換算で約 5,800 名分)し、協会に送ることができました。今後も積極的に
[CMR登録者数の推移]
活動を継続していきます。
(人)
600
市場は 、ジェネリック薬の拡大、新薬不足などで、製薬会社の
コスト構造に変化が現れ、固定費削減が進められています。
その結果、正社員のMR※から派遣のMRへ需要が増加傾向にあり
ます。アポプラスステーションでは、受注増に対応するため
C M R を前倒しで採用し、2 014 年 3 月期 、C MR数は計画に
対して 43.3% 増加しました。さらに増加する受注に対し安定的
に供給するため、C M R1,0 0 0 名体制を目標とし、今後も事業
を拡大していきます。
500
436
453 442 440
500
519 519 508 508
536
400
スチューデント・シティ
300
小学生向け体験型経済教育プログラム「スチューデント・シティ」に定期的に
200
参加しています。会場内の模擬薬局では 、実際の薬局業務を体験することが
できます。薬の大切さや怖さ、薬剤師という職業について理解し、働くことの
100
0
2013年
4月 5月
※ MR:Medical Representative : 医薬情報担当者
468 460
意義や将来について考える機 会を提供しています。日本の未来を担う子ども
6月
7月
8月
2014年
9月 10月 11月 12月 1月 2月
3月
たちの健全な育成のため、これからも参加を続けていきます。
CSO 事業
採用
CMRとして
配属
配属
医薬品
メーカー
医療
関係者
メイク・ア・ウィッシュ
患者さま
受診
難病の子どもたちの夢を叶えることを目的とした「メイク・ア・ウィッシュ
配属先メーカー製品の
医療情報の提供・収集・処方促進
オブ ジャパン」の活動を応援しています。難病と闘う子どもたちの生きる力や
病気と闘う勇気をサポートしたい。そんな想いを胸に、様々なイベントへのボラ
人材サービス事業
人材サービス事業では 、薬剤師・看護師・登録販売者の派
(人)
800
遣を行っています。薬剤師は国家試験の合格率低下、そして看
700
護師は需給がひっ迫していることと介護需要の増加により、
600
慢性的な人材不足です。また、
ドラッグストアの出店拡大により、
500
登録販売者の需要も増加しています。この流れを受けて、医療
従事者の派遣市場は年々拡大基調にあり、アポプラスステー
ションの人材サービス事業は、派遣先数・登録者数とも堅調に
推移しています。
薬剤師
看護師
の設置を行い、支援の輪を広げています。
登録販売者
クオールアシスト
400
クオールアシストは、重度障がい者の雇用を促進・発展させるために設立され、
300
調剤薬局業界で初の特例子会社※に認定されました。社員間の連携体制を確保
200
することで通勤困難のために就業ができないという障壁を乗り越え、
自宅での
100
雇用を可能にしました。重度障がい者の雇用を積極的に推進し、障がいはあっても
0
2013年
4月 5月
7
ンティアとしての参加や、店舗や事務所にてポスターによる啓発活動や募金箱
[派遣登録者数]
6月
7月
8月
2014年
9月 10月 11月 12月 1月 2月
経済的に自立して社会に貢献できる人材の育成に注力しています。
3月
※特例子会社:障がい者雇用を促進する目的で作られた子会社
8
会社概要
IRインフォメーション
会社概要(2014 年 6月 1日現在)
グループ会社
役員(2014 年 6月 25 日現在)
名称
クオール株式会社
代表取締役会長 岩田 明達
取締役 井村 光雄
設立
1992 年 10 月 13 日
琉球クオール株式会社
事業内容:調剤併設型ドラッグストアの経営
代表取締役社長 中村 勝
取締役 恩地 ゆかり
株式会社アルファーム
事業内容:調剤薬局の経営
代表取締役副社長 中村 敬
取締役(社外) 代表取締役専務 髙田 龍三
常勤監査役(社外) 月原 幹夫
株式会社レークメディカル
事業内容:調剤薬局の経営
専務取締役 荒木 進
監査役(社外) 専務取締役 岡村 章二
監査 役 関谷 健治
有限会社快生
事業内容:調剤薬局の経営
常務取締役 福滿 清伸
代表者
代表取締役社長 中村 勝
資本金
28 億 2,855 万円
事業内容
調剤事業および関連事業
正社員 3,301 名 臨時雇用者 1,528 名
従業員(連結)
(2014 年 3 月 31日現在)
本社
東京都港区虎ノ門 4-3-1
城 山トラストタワー 37 階
TEL 03-5405-9011(代 表)
たちばな薬局株式会社
事業内容:調剤薬局の経営
札幌事務所
北海道札幌市中央区北四条西 5-1-48
アスティ45 8階
株式会社セントフォローカンパニー
事業内容:調剤薬局の経営
宮城県仙台市青葉区中央 4-6-1
住友生命仙台中央ビル(SS30)15 階
クオール SDホールディングス株式会社
事業内容:関連グループ会社の経営管理等
仙台事務所
名古屋事務所
愛知県名古屋市中村区名駅 1-1-4
JR セントラルタワーズ オフィス棟 34階
大阪事務所
大阪府大阪市淀川区宮原 3-4-30
ニッセイ新大阪ビル 13階
広島事務所
広島県広島市東区若草町 12 -1
アクティブインターシティ広島 8 階
四国事務所
香川県高松市宮脇町 1-1-23
福岡事務所
福岡県福岡市博多区御供所町 1-1
西鉄祗園ビル 10 階
所有者別株式分布状況(2014年 3月31日現在)
発行可能株式総数※ 48,000,000 株
クオール RD 株式会社
事業内容:医 療用医薬品、OTC、食品、ヘルスケア領
域での治験・臨床事業
クオールアカデミー株式会社
事業内容:医療従事者等に対する研修、教育事業
メディコ株式会社
事業内容:売店の経営等
メディカルクオール株式会社
事業内容:各種医療・医薬情報資材の企画、編集、
制作および出版
株式会社医療総合研究所
事業内容:医療機関を対象とした医療事務の受託
発行済株式の総数 33,148,500 株
株主数 6,409 名
※発行可能株式総数は、6 月 25 日現在で 70,000,000 株
大株主(2014年 3月31日現在)
株主名
株式数(株) 議決権比率(%)
株式会社
メディパルホールディングス
7,582,800
22.98
株式数(株)
項目区分
ビービーエイチ フオー フイデリテイ
ロー プライスド ストツク フアンド
1,974,500
(プリンシパル オール セクター サブポートフオリオ)
金融機関
5.98
中村 敬
1,617,000
4.90
株式会社 ローソン
1,311,800
3.97
第一三共株式会社
1,304,000
3.95
株主数(人)
1,743,800
21
金融商品取引業者
246,558
29
その他法人
16,963,600
50
外国法人等
2,941,900
50
個人・その他
11,098,042
6,258
自己名義株式
154,600
1
(注)議決権比率については表示単位未満切り捨て
クオールアシスト株式会社(特例子会社※)
事業内容:グループ内業務代行
事業領域
※特例子会社:障がい者雇用を促進する目的で作られた子会社
IR カレンダー
調剤事業
2015/3 第1四半期決算発表
2015/3 第2四半期決算発表
2014/3 決算発表
2015/3 第2四半期決算説明会
2014/3 決算説明会
4月
出版関連事業
CSO事業
関連事業
治験事業
2014
売店事業
教育サポート事業
グループ内業務代行事業
障がい者雇用の促進を目的とした特例子会社
9
永峯 孝
株式の状況(2014年 3月31日現在)
アポプラスステーション株式会社
事業内容:医薬品の販売活動に関わる一連のサービスを
提供するCSO事業および医療業界に特化した
人材紹介・人材派遣事業
福島県郡山市八山田 7-107 2階
(クオール薬局郡山店 2 階)
郡山事務所
左近 祐史
クオール株式会社
琉球クオール株式会社
株式会社アルファーム
アポプラスステーション株式会社
メディカルクオール株式会社
クオール RD 株式会社
クオールアシスト株式会社
株式会社レークメディカル
クオールアカデミー株式会社
有限会社快生
メディコ株式会社
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
3月
2015
第22期定時株主総会
期末配当金支払い
2月
2015/3 第3四半期決算発表
中間配当金支払い
たちばな薬局株式会社
株式会社セントフォローカンパニー
(注)7月以降の日程は、昨年度ベースで掲載
10
財務ハイライト
[連結売上高トレンド]
(百万円)
100,966
弊社の連結売上高は毎年 、増収基調で
[営業利益]
[経常利益]
[当期純利益]
(百万円)
(百万円)
(百万円)
推移しています。2014年 3月期は連結売上
主力である調剤事業は 、積極的な新規
出店や M&Aの実施によって売上高を伸ば
76,783
してきました。関連事業については、2013年
2,804
1,017
1,108
事業売上高全体の約 7 割を占 めるほどに
56,305
888
582
329
714
38,002
351
24,827
07/3 期
08/3期
09/3期
10/3 期
11/3 期
12/3 期
[売上高(調剤事業)]
13/3 期
645
276
11/3 期
12/3 期
1,092
13/3 期
14/3 期
1,560
2,208
233
1,137
906
855
719
371
2,829
898
1,098
715
900
1,014
199
853
成長しています。
49,010
2,105
956
はアポプラスステーション
(CSO事業)
が関連
60,915
2,807
2,812
921
3月期 から業 績は向上し、2014年 3月 期
66,201
3,238
3,308
高1,000億円を達成しました。
1,083
415
576
719
361
11/3 期
367
652
285
12/3 期
426
13/3 期
467
709
446
1Q(4-6月)
2Q(7-9月)
1Q(4-6月)
2Q(7-9月)
3Q(10-12月)
4Q(1-3月)
3Q(10-12月)
4Q(1-3月)
777
545
376
239
320
356
325
174
94
14/3 期
1,349
108
183
177
△129
11/3 期
12/3 期
13/3 期
14/3 期
1Q(4-6月)
2Q(7-9月)
3Q(10-12月)
4Q(1-3月)
14/3 期
[売上高(関連事業)]
[総資産 / 純資産]
[1株当たり純資産(BPS)※]
総資産(百万円)
1株当たり純資産額 (BPS)(円)
※]
[1株当たり当期純利益(EPS)
1株当たり当期純利益 (EPS)(百万円)
純資産(百万円)
62.11
521.60
91,314
52.76
511.39
53,904
(百万円)
71,899
40,790
64,200
58,475
32,582
28,624
2,440
11
12/3 期
13/3 期
14/3 期
11/3 期
10,792
11/3 期
2,000
12/3 期
13/3 期
25.11
436.07
17,374
4,884
11/3 期
45.94
488.87
9,652
(百万円)
14/3 期
12,750
12/3 期
13,175
13/3 期
14/3 期
11/3 期
12/3 期
13/3 期
14/3 期
11/3 期
12/3 期
13/3 期
14/3 期
※ 株式分割について
当社は 2011年10月1日を効力発生日として株式 1株につき2株の割合での株式分割及び 2012年 4 月1日を効力発生日として株式 1株につき100株の割合での株式分割を行いましたが、2011年
3 月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、
1株当たり純資産(BPS)
、
1株当たり当期純利益(EPS)を算定しています。
12
主要財務指標
連結財務諸表
DOE(純資産配当率)
ROIC(投下資本利益率)
DOE(純資産配当率)
(%)
ROIC(投下資本利益率)
(%)
連結貸借対照表(要旨)
EBITDA※・EV/ EBITDA
EBITDA(百万円)
EV/EBITDA(%)
10.5
科目
4,663
8.9
4,309
7.3
5.3
3,953
4.0
8.9
7.1
2.0
4.5
13/3期
14/3期
11/3期
12/3期
13/3期
14/3期
11/3 期
12/3 期
流動資産
13/3 期
14/3 期
5,347
5,162
受取手形及び売掛金
8,240
10,940
たな卸資産
3,497
6,150
22,200
29,767
有形固定資産
7,137
8,309
無形固定資産
11,780
17,311
のれん
10,922
16,317
3,282
4,147
13
18
40,790
53,904
資産合計
総資産・ROA
(総資産経常利益率)
負債の部
40,790
13,175
32,582
28,624
13.3
37.9
10.0
10.5
5.2
13/3 期
14/3 期
11/3 期
12/3 期
13/3 期
14/3 期
67,363
90,069
売上総利益
9,420
10,897
販売費及び一般管理費
6,607
8,791
営業利益
2,812
2,105
営業外収益
182
288
営業外費用
165
185
経常利益
2,829
2,208
特別利益
21
210
特別損失
123
425
税金等調整前当期純利益
2,727
1,994
法人税等
1,334
1,204
少数株主損益調整前
当期純利益
1,392
789
43
12
1,349
777
株主資本
13,013
16,987
資本金
1,126
2,828
2014 年 3月期末の資産合計は主に積極的な M&A(66店舗)
資本剰余金
7,161
9,085
を実施したことにより、
のれんが増加し 53,904百万円となり、
37
46
前期末から13,114 百万円増加しました。これらM&Aで取得した
125
339
※ 1 は各社とものれん償却額(年間)
を上回る利益
主要企業(3 社)
純資産合計
13,175
17,374
を確保しています。
負債合計は主に買掛金が 4,362 百万円増加
負債純資産合計
40,790
53,904
し、有利子負債が 3,263 百万円増加したことで 36,529 百万円と
少数株主持分
7.7
12/3 期
売上原価
36,529
負債合計
その他の包括利益累計額
10.6
18.5
11/3 期
100,966
少数株主利益
当期純利益
純資産の部
17,374
11.0
76,783
27,614
固定負債
39.4
売上高
11,078
ROA(%)
12,750
2013.4.1 ~
2014.3.31
9,321
総資産(百万円)
10,792
2012.4.1 ~
2013.3.31
14,704
ROE(%)
71.7
2014年 3月期
連結会計年度
10,341
純資産(百万円)
25,520
2013年 3月期
連結会計年度
25,450
配当性向(%)
26,082
科目
18,292
発行済株式数(自己株式を除く)
(千株)
53,904
(単位:百万円)
流動負債
買掛金
24,748
2014.3.31 現在
現金及び預金
繰延資産
32,658
2013.3.31 現在
24,117
投資その他の資産
※EBITDA=営業利益+減価償却費
発行済株式数(自己株式を除く)
・ 純資産・ROE
配当性向
(自己資本当期純利益率)
2014 年 3月期
連結会計年度
18,575
固定資産
3.3
12/3期
2013年 3月期
連結会計年度
資産の部
3,680
3.9
3.5
11/3期
連結損益計算書(要旨)
(単位:百万円)
4.7
11/3 期
12/3 期
13/3 期
[ポイント解説]
なり、前 期末から 8,915 百万円増加しました。有利子負債の
14/3 期
増加は、
主に積極的な M& Aを推進したことによるものです。また、
ネット D/E レシオ※ 2 は 0.65倍となっています。純資産合計は
配当金と配当利回り※ 1 の推移
15 / 3 期は中間配当 8 円 、期末配当 10 円 を予定しています。
期末(円)
配当利回り
(%)
(単位:百万円)
科目
2.7
2.2
17.25
※ 2 2011年 10 月 1日付で、株式 1 株を 2 株とする株式分割を行いました。
12.00
10.00
※4
※ 3 2012 年 4 月 1日付で、株式 1 株を100 株とする株式分割を行いました。
12/3 期の配当金の金額は遡って算出したものです。
10.00
※ 4 13/3 期の期末配当の内訳は、普通配当 10 円、記念配当 2 円です。
7.25
12/3期 ※2
13
17,374 百万円となりましたが、これは主に公募増資等を行った
連 結キャッシュ・フロー計算書(要旨)
3.6
弊社は 、今後も株主の皆さまへの安定した利益還元に努めていきます。
※ 1 配当利回りは 、各期末の株価で算出しています。
第2四半期末(円)
8.00
13/3期
8.00
※3
14/3期
8.00
15/3期(予想)
2013 年 3月期
連結会計年度
2014年 3月期
連結会計年度
2012.4.1 ~
2013.3.31
2013.4.1 ~
2014.3.31
営業活動によるキャッシュ・フロー
5,327
2,350
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 6,607
△ 8,383
財務活動によるキャッシュ・フロー
3,563
5,722
現金及び現金同等物の増減額
2,283
△ 310
現金及び現金同等物の期首残高
2,984
5,268
現金及び現金同等物の期末残高
5,268
4,957
ことにより、資本金が 1,702 百万円および資本剰余金が 1,923
百万円増加したことによるものです。
※ 1 アルファーム、レークメディカル、セントフォローカンパニー
※ 2 ネット D/E レシオ =(有利子負債 - 現預金)
/自己資本
  企業の財務の安全性を示す指標の一つ
※ △は減少
14
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