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体育が好きになる簡単運動教室
第2回学校・家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業研修会(道央ブロック) 【演習】体育が好きになる簡単運動教室 1 北海道の子どもたちの体力・運動能力の状況 ・体格▲ 体力▼ ・運動をほとんどしない子の割合が高い ・テレビの視聴時間、朝食欠食が全国平均より高い (平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査より 対象:小5) 2 プログラムの企画にあたって (1)それぞれの活動の目的を意識し、意図的・計画的に実施することが大切 目的は? ・体力・運動能力の向上(身につけさせたい力ABCs) A・・・アジリティー(俊敏性・機敏性・・・) B・・・バランス C・・・コーディネーション s・・・スピード ・運動習慣の定着 ※資料 ・仲間づくり (2)関係機関との連携 ・体育指導委員会 ・総合型地域スポーツクラブ 例)スポーツ教室等 (3)これからの季節 例)冬季のニュースポーツ「キックゴルフ」 ※資料 ■ 参加した方の感想 ・いろいろなコースがあって楽しかった。(小学生) ・ボールを蹴る回数が決まっていて、それを目標にがんばるところがよかった。(小学生) ・チームのみんなと協力してスコアをよくするようにがんばったのが楽しかった。(中学生) ・外でできる冬のスポーツで、体力差を気にしなくてもできるので、よかった。(成人) 第2回学校・家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業研修会(道央ブロック) 【演習】体育が好きになる簡単運動教室 運動遊び(例) ■ゲーム・鬼ごっこ系 ○ジグザグ競争 10~15人程度のチームを2チーム以上つくり、1列になって適当な間隔にをあけ て座る。1番後ろの人は立ち、合図で列の人と人の間をぬって前へ走り、1番前につい たら次の人がスタートする。早く全員が走り終わったところが勝ち。 ○ふたりでタッチ おにを2人、にげる人を2人決め、それ以外の人は3人組で座る。合図で2人のおに は手をつなぎ、にげる2人を追いかけてタッチできればおにを交代する。にげる人はタ ッチされる前に、座っている人の横に座ることができれば、その反対の2人がにげる人 となり、立ち上がってにげる。 ※にげる途中、手が離れたらおにと交代する。 ○じゃんけん 5 人組 会場いっぱいに広がり、スタートの合図で相手を見つけてじゃんけんする。負けた人 は勝った人の後ろにまわり、肩に手を置いてつながり、先頭同士が相手をみつけてじゃ んけんする。負けた人だけ外れて、勝った列の後ろにつく。(「かもつれっしゃ」とは 違う)早く 5 人組になった組が勝ち。 ※続けて同じ列とじゃんけんしない。 ○みんなで形づくり チームに分かれて外向きで腕を組み、円、正方形、正三角形など、指示された形をつ くる。完成したら全員で「完成」と言い、長座ですわる。速く美しくつくったチームの 勝ち。 ※声を掛け合うことがポイント ○ボール列車(用具 人数分のボールまたは風船) チームが 1 列になってボール(または風船)を前の人との間にはさむ。先頭の人はボ ールを頭の上に載せる。 スタートの合図で○m先のゴールに向かって歩き出す。ボールが落ちたら先頭の人は 最後尾につく。 ○フープリレー(用具 チーム数分のフラフープ) チーム全員で円になって手をつなぐ。円のどこか 1 ヶ所にフラフープを入れ、スター トの合図でフラフープを隣りへ送っていく。つないだ手を放さずに、最初の場所までフ ラフープを一周させたらゲームは終了。 第2回学校・家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業研修会(道央ブロック) 【演習】体育が好きになる簡単運動教室 運動遊び(例) ■鬼ごっこ系 家の中の羊さん キツネとガチョウ 1 人 数 10人以上 1 人 数 10~20人 2 準 備 なし 2 準 備 なし 3 進め方 3 進め方 ・代表の指示で、家と羊の役の人が動く。 1 2 3人一組で、2人は家となる輪を作り、 ネからガチョウを守る。 1人は羊となり家の中に入る。 1 前に立っている人の両肩を手で持ち、 代表が「オオカミが来たぞー」と言っ 一列で並ぶ。 たら、羊さんは他の家に移る。 キツネ 「家が壊れたぞー」と言ったら、家役 3 ・キツネとガチョウを決め、他の人はキツ 列の先頭の人はキツネと向かい合い、 2 の2人が両手をつないだまま移動。 「嵐が来たぞー」で全員ばらばらに。 4 ○—○—○—ガチョウ ガチョウが食べられないようにガード キツネが一番後ろのガチョウにタッチ 3 すると勝ち しっぽ取り(復活バージョン) 網にかかるな 1 人 数 5人以上 1 人 数 10人以上 2 準 備 すずらんテープ 2 準 備 コーン 3 進め方 3 進め方 ・相手のしっぽをたくさん集める。 または テープ ・コートの端から鬼の陣地を通って、捕ま 1 腰に十分な長さのしっぽをつける。 らずにコートの反対まで行けばOK。 2 しっぽを取られたら、新しいしっぽを 1 つける。 よーいドンで、鬼の陣地の隙間や鬼の 陣地を突っ切り、反対側へ逃げる。 3 時間内にたくさん取った人が勝ち。 4 チーム戦が楽しい。 ○→ 20人以上 2 準 備 コーン 3 進め方 または ○→ テープ ○→ ○→ ・2チームに分かれ、お互いの陣地に相手 をひっぱりこむ。 テープなどで陣地を決める。 2 敵を1人でも多く自分の陣地に引っ張 ってきたチームの勝ち。 ○ ○←● その他 1 増やし鬼 1 ○ ゴ�ル 数 鬼の陣地 人 途中にタッチされたら、アウトまたは 鬼になる。 ひっぱり鬼 1 2 ● ○→●● 最初は鬼が1人でスタート。タッチをさ れたら鬼に代わる。 2 こおり鬼 鬼にタッチをされたら、足を広げて凍っ たポーズになる。凍った人の股をくぐると 生き返る。くぐっている間はタッチできな キック ゴルフ 1 ~用具とルール~ 用具 ○サッカーボール(ラグビーボール、やわらかいバレーボール)を個 人 戦 の場 合 はプレーヤー 数、団体戦の場合は組数分用意する。 ○輪(ホール数分、1ホール2個、3色以上) ○スコアカード 2 場所 屋外(グラウンド等) 3 ゲームの方法 グラウンドなど冬 季の雪 面を利 用してコースを設 定する。雪 面に色 のついた輪 を置 き、輪 の 中 から、サッカーボール等 をキックし、同 じ色 の輪 の中 にボールが入 るまで、継 続 して蹴 りこ む。蹴 った数 をスコアカードに記 入する。輪 と輪 の距 離に応 じて、パー(標 準キック数 )3~ 5打程度を設定し、9ホール程度(場所や人数、体力等に合わせてホール数を設定することも 可能)とする。最終的にキック数の少ないプレーヤー(チーム)が勝ちとなる。 4 ルール等 (1)基本的には、パークゴルフのルールに準ずる。 ①1組4人以内で回る。 ②ボールを蹴る順番はジャンケン等で決め、それ以降は前のホールの少ない打数の人から 蹴る。2打目以降は遠いプレーヤーから蹴る。 ③スコアカードにプレーヤーの名前を書く。 ④空振りは打数に入れない。ボールが少しでも動いたら1打とする。 ⑤競技の妨げになるボールは、一時的に取り除くことができる。この場合同意を必要と とし、原則ボールの後ろにマークをつけてボールを取り除く。 ⑥打 球 が他 のプレーヤーのボールに当 たった場 合 、自 分 のボールはそのままで他 のプレーヤ ーのボールは元に位置に戻す。 ⑦個人戦、団体戦(4人1組)など自由に組み合わせることができる。 ⑧団体戦の場合は一つのボールを4人1組(2人1組)でボールを順番に蹴る。 (2)留意点 ①プレーヤーは常に前後左右に注意を払い、危険のないようにプレーをする。 ②パー(基準キック数)によって輪の色を変え、プレーヤーが判断しやすいように工夫する。