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自己意識が化粧行動と、素顔を見せることに対する抵抗感に

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自己意識が化粧行動と、素顔を見せることに対する抵抗感に
自己意識が化粧行動と、素顔を見せることに対する抵抗感に与える影響
~公的自己意識、他者意識、セルフ・モニタリングの3尺度からみる自己意識~
Effects of Self-Consciousness on Makeup Use and Reluctance to Showing my face with no makeup
長谷川
綾子
キーワード:自己意識、公的自己意識、他者意識、セルフ・モニタリング、化粧度、
Keyword:Self-monitoring scale Other-Consciousness Scale Public self-Consciousness
問題・目的
1-1社会心理学における化粧行動
今や、ほとんどの女子大学生が化粧をして登校している。化粧をすることがさほど社会性の強いもの
とされなくなった現代においても、多くの女性が自ら化粧をすることを選択するには、それに伴う効果
があると考えられる。その効果を、社会心理学における化粧行動の視点からとりあげると、大きく2つ
の機能によって効果を果たしている。1つは、化粧の自己維持機能である。これは化粧をすることによ
って本人に自身に巻き起こる効果であり、余語ら(1990)は、化粧がもたらす明らかな心理的効果は当人
の自信度や満足感であると示しており、対人行動の重要な動機として挙げられる。そして2つ目が化粧
の対人相互作用機能である。社会的な相互作用を行う上で、有効な表現力のうちに外見的魅力があり(大
坊,1998)、化粧の出来や具体的な内容によって異なりはするが、化粧をすることによって身体的魅力は
増すと一般的には期待されている。また化粧の動機は単純ではなく、場面、対人関係、当人のパーソナ
リティーや自己概念などと関連しながら決まるものである。そこで、パーソナリティーや自己概念につ
いて着目すると、化粧の動機だけでなく化粧の使用および、効用感にも大きく影響していることがわか
る。たとえば、他者から見られる自分に対して注意を向ける傾向を公的自己意識というが、ミラーとコ
ックス(Miller&Cox,1982)はこの公的自己意識と化粧品使用との関連を検討している。結果、公的自
己意識の高い女性は公的自己意識の低い女性に比べてメイクアップをよくしていること、そしてメイク
アップによって自分の容姿の魅力が上昇するとみなしていることが示されている。この他にも化粧の使
用とパーソナリティー特性との関連が示されている。ところで、この化粧の使用について、化粧をよく
するか、そうでないかの指標として普段使用しているメイクアップ化粧品の種類数を化粧度として基準
にすることがある。この化粧度が高い人ほど、それだけ化粧も念入りであり、頻度も多く化粧が好きで
あるといえる。この化粧度の高い女性は女性性や物事の結果を自分でコントロールできるという意識(内
的統制)を強く持っている(Cash et al.,1985)。
春木(1993)は女子大学生を対象として、化粧経験の有無によって化粧体験や化粧除去時の自己評価が
どのように異なるのかを検討している。それによると、経験のない学生は化粧をすることによって活動
的、女性的気分が増し、自信の向上を示すとしている。また普段、化粧経験のある学生の化粧を除去す
ると、やや否定的な感情を示すとしている。日常的になっている化粧が自己表現の一部として組み込ま
れているにも関わらず、その操作をしないことによって自分の普段表していない面を呈示することとな
り一種の漏洩的な行為への羞恥、不安が大きいことが考えられる。この結果と、先に前述した公的自己
意識といった「人の目を気にする」意識の高い人は化粧度が高いという結果を加えて考慮すると人の「目
を気にする」意識の高い人はそうでない人に比べて素顔を見せることにより抵抗を感じるのではないか
ということが考えられる。このうち「他者から見られる自分に対して注意を向ける」つまり、「人の目
を気にする」意識に着目した。ミラーとコックス(Miller&Cox,1982)の研究同様、公的自己意識をも
って検討するとともに、「人の目を気にする」性質を示す意識として、他に「他者意識」、「セルフ・モ
ニタリング」を提案する。
1-2「人の目を気にする」意識
1-2(1)公的自己意識とは
他者から見られる自分に対して注意を向ける傾向のある公的自己意識であるが、元来、自分自身のど
の側面にどの程度注意を向けやすいかという自意識特性を測定する尺度の一部である。菅原(1984)によ
ると、この自意識特性は2尺度によって構成されており、ひとつは自分の内面や感情など他者から直接
観察されない自己の側面に注意を向けやすい私的自己意識であり、もう一方は自分の服装や他者に対す
る言動といった他者から直接観察できる自己の側面に注意を向けやすい公的自己意識である。
1-2(2)他者意識
次に、他者意識とは、他者に注意や関心、意識を向けられた状態をいう辻(1993)。また、意識が現前
の他者に向けられているのか、それとも他者の空想的イメージに向けられているのかに大別される。さ
らに前者の現前の他者についての意識はさらに2つに分かれ、他者の感情などに敏感に反応する意識を
「内的他者意識」といい、他者の化粧や服装、体型、スタイルなどの外面に表れる特徴への意識、関心
を「外的他者意識」という。そしてさらに現実と拘束も受けない「空想的他者意識」といわれる他者へ
の空想をめぐらせてイメージに注意を向ける傾向、の3下位尺度によって構成されている。他者のこと
を気にかけたりする他者意識は、また辻(1993)は他者にどう見られているのかを気にする公的自己意識
に吸収される場合もあるが、しかし他者意識は自己が他者に向ける注意や関心であってその対象は「他
者」以外の何者でもない、としている。これに対して、公的自己意識は「他者」に見られ「他者」に反
射された意識であっても、意識の対象はあくまで「自己」であって、同様に「人の目を気にする」性質
の意識であっても、他者意識と公的自己意識との違いについて定義するかぎり明らかにしている。
1-2(3)セルフ・モニタリング
次に「人の目を気にする」意識としてセルフ・モニタリング尺度(岩淵ら,1982)を取り上げる。セ
ルフ・モニタリングとは、社会的状況を手がかりとして、自己呈示や表出行動をコントロールすること
である。自分がどのような場所に置かれていて、相手がどのような人物であるかによって対人行動は変
わってくる。しかし、相手や場所といった社会的状況の手がかりに敏感でいつもその場に適切な行動を
とろうとする人もいれば、状況に左右されず、内的に一貫した行動をとる傾向の強い人もいる。このよ
うな概念の個人差を測るセルフ・モニタリング尺度は元来単一の特性を測定することが目的であったが、
多次元的な構造を持つことが明らかとなり、社会的な事柄への関心が高く社交的な特性を示す、「外向
性」、ある状況で適切な行動をとることの関心の高い「他者志向性」、他者を喜ばせたり、会話が流暢で
ある「演技性」の3因子によって構成されている。
1-3本研究の目的
上記のように、化粧行動、とく化粧度にはパーソナリティーが大きく関わっているといえる。パーソ
ナリティーのうちとりわけ公的自己意識をはじめとする「人の目を気にする」意識が影響しているとい
える。また春木(1993)は前述したように、化粧経験の有無によって化粧体験や化粧除去時の自己評価が
どのように異なるのかを検討しているが、自己評価のみでなく化粧除去時、つまり素顔である時にそれ
を曝け出すことへの抵抗感について着目した。さらにその素顔を曝け出す対象である相手が自分との関
係段階のうちどの程度の位置にあるのかによっても抵抗感は異なるのではないかと考える。つまり、
「人
の目を気にする」自己意識の高い人はそうでない人に比べ、自分との関係が浅い段階から抵抗を感じる
と考えられる。そして、化粧の利用度が高い人は性役割同一性では女性性が強く、性役割に対してはや
やリベラルになっている(Cash et al.,1985)ことから、素顔を曝け出す対象である相手が男性である
か女性であるかによっても抵抗感は異なるものと考えられる。以上より以下の仮説1「人の目を気にす
る自己意識の高い人は低い人に比べて化粧度が高いだろう」仮説2「人の目を気にする自己意識の高い
人は高い人に比べて、化粧をしていない素顔を曝け出すことに抵抗を感じる対象人物の関係段階がより
浅いだろう。」仮説3「人の目を気にする自己意識の高い人は低い人に比べて、対象人物が同姓である
女性より、異性である男性のほうが化粧をしていない素顔を曝け出すことに抵抗を感じるだろう。」の
仮説を検討することを目的とする。
方法
2-1質問項目
2-1(1)化粧行動に関する質問
素顔の自分を曝けることに抵抗を感じる関係段階として、化粧をせずに自宅でいる時、宅配業者、近
隣住民、友人の3種類の訪問者を想定し、各訪問者に対して自分自身が対応しなければならない場合、
化粧をしていない素顔を見せることに対してどの程度抵抗を感じるか、を4件法でたずねた。またそれ
ぞれの訪問者を男性の場合と女性の場合を別にたずねた。次に、化粧度として、使用化粧品目数の個数
と化粧所要時間の分数を自由記述でたずねた。
2-1(2)人の目を気にする意識の測定
「人の目を気にする意識」を測定する尺度として、菅原(1984)の自意識尺日本語版、辻(1993)の他者
意識尺度、岩淵ら(1982)のセルフ・モニタリング尺度の3尺度を用い、5件法で使用した。フェース項
目として、学年、在籍大学形態(男女共学校か女子大学か)をたずねた。
2-2調査の概要
調査方法は質問紙調査で質問紙を授業内で配布したり、友人に配布を依頼したりして実施した。被験
者は女子大学生に限定し、男女共学校在籍者 103 名、女子大学在籍者 103 名の計、206 名である。調査
期間は 2005 年 10 月 13 日~11 月 10 日であった。
結果
3-1
「人の目を気にする」意識の因子分析
セルフ・モニタリング尺度の因子分析では3因子を抽出し、「自己演出性」「他者志向性」、「演技性」
と名づけた。他者意識尺度の因子分析では因子数は1因子とし、公的自己意識尺度の因子分析では因子
数は1因子とする結果であった。
3-2(1)仮説1の検定結果
仮説1を検証するために、公的自己意識尺度、他者意識尺度、セルフ・モニタリング尺度の各尺度を
用い、各尺度の得点の中央値によって高群、低群に分類し、使用化粧品目数と化粧所要時間の各化粧度
との間でt検定を行った。しかし、いずれの自己意識においても使用化粧品目数、化粧所要時間ともに
差はなかった。
3-2(2)仮説2の検定結果
仮説2を検証するために、各自己意識尺度を独立変数、そして想定する、関係段階の異なる3種類の
訪問者(宅配業者・近隣住民・友人)の抵抗感得点を従属変数として分散分析を行った。また、各訪問
者が男性の場合と女性の場合とで分けて分析を行った。結果、すべての自己意識において各訪問者が男
性の場合と女性の場合であっても訪問者の違い要因の主効果が有意であった。その後、多重比較を行っ
たところ、訪問者が宅配業者と近隣住民との間、宅配業者と友人との間の水準間で、1%水準で有意な
差が認められた。男性訪問者が宅配業者より近隣住民のほうが抵抗感得点が高く、同様に、宅配業者よ
り友人のほうが抵抗感得点が高いといえる。しかし交互作用は認められなかった。
3-2(3)仮説3の検定結果
次に、仮説3を検証するために、各自己意識尺度を独立変数、そして素顔を曝け出すことを想定する、
3種類の訪問者(宅配業者・近隣住民・友人)のうち同程度の関係段階の訪問者がそれぞれ男性の場合
と女性の場合での抵抗感得点を従属変数として分散分析を行った。結果、すべての自己意識においてど
の種類の訪問者であっても男女の違い要因の主効果が有意であり訪問者が男性の場合のほうが抵抗感
は高いとわかった。しかし他者意識尺度以外では、交互作用は認められなかった。他者意識尺度では、
訪問者が宅配業者の場合、他者意識尺度得点の低高の要因には有意な差はなかった
(F(1,196)=0.683 ,n.s.)が、訪者の男女差の要因には強い主効果がみられた(F(1,196)=38.565,p<.01)。
また、交互作用は有意であり(F(1,196)=6.593,p<.05)、訪問者が近隣住民の場合、他者意識尺度得点の
低高の要因には有意な差はなかった(F(1,196)=0.683 ,n.s.)が、訪者の男女差の要因には強い主効果が
みられた(F(1,196)=38.565,p<.01)。また、交互作用は有意であった(F(1,196)=6.593,p<.05)。訪問
者が友人の場合、他者意識尺度得点の低高の要因には有意な差はなかった(F(1,194)=2.194 ,n.s.)が、
訪者の男女差の要因には強い主効果がみられた(F(1,194)=138.649,p<.01)。また、交互作用は有意で
あった(F(1,194)=6.010,p<.05)。そしてすべての種類の訪問者の場合で他者意識得点が高い人ほど、訪
問者が男性の場合のほうが女性の場合より、抵抗感が高いといえる。
3-3
在籍大学形態(女子大学・共学校)の違いと化粧度
追加の検定として在籍大学形態(女子大学・共学校)の違いと化粧度について t 検定を行った。在籍
大学形態の違いによる化粧度の差を確かめるために、大学形態を独立変数、使用化粧品目数及び、化粧
所要時間を従属変数として5%水準で両側のt検定を行った。結果、使用化粧品目数では有意差があっ
た(t(184)=2.893,p<.01)。平均値を比較したところ、女子大学在籍者は 7.045 共学校在籍者は 8.423 と共
学校在籍者のほうが有意に使用化粧品目数が多かったといえる。化粧所要時間(t(185)=-1.589,n.s)で
は有意差はなかった。
考察
4-1
仮説の考察
仮説1については公的自己意識尺度、他者意識尺度、セルフ・モニタリング尺度、いずれの尺度を用
いて測定した意識であっても化粧度に差はなく仮説は支持されなかった。この結果から、使用化粧品目
数、化粧所要時間といった化粧度は、身だしなみ、習慣といった、自己意識の影響するところではない
ことが考えられる。また、化粧度の均一化も考えられる。雑誌や TV などからの情報によりある一定の
化粧度が定着しているのではないかということである。その情報を取り入れるか否かもパーソナリティ
ーは影響していると考えられるが、現代の女子大学生が化粧を身だしなみや、習慣とみなしている場合、
自己意識に関わらず、均一化している可能性があるのではないだろうか。
仮説2についてはいずれの自己意識尺度においても、抵抗感に差はなく仮説は支持されなかった。訪
問者が男性の場合でも女性の場合でも、宅配業者と近隣住民との間では近隣住民のほうが、宅配業者と
友人との間では友人のほうが、抵抗感がある、という結果より自己意識に関わらず、もっとも抵抗を感
じないのは宅配業者であり、一度きりしか会わないだろう関係のもっとも浅い宅配業者に関しては、素
顔を見せても何とも感じないのではないかと考えられる。しかし、近隣住民と友人では抵抗感に差がな
いことから、何らかのつながりがある、または、今後つながりが出来る可能性のある近隣住民について
は、友人と同様、宅配業者よりは抵抗を感じるのかもしれない。また、人の目を気にする自己意識の高
い人は低い人に比べて、化粧をしていない素顔を曝け出すことに抵抗を感じる対象人物の関係段階がよ
り浅く、逆に人の目を気にする自己意識の低い人は対象人物の関係段階に関わらず、素顔を見せること
には抵抗を感じないと考えられたが、その自己意識によって抵抗感に差がなかったことから、自分との
関わりの異なる関係段階の設定にも問題があったのではないかと考えられる。
仮説3では人の目を気にする自己意識にうち、他者意識他者意識のほかは、どの関係段階においても
訪問者の男女の違いではいずれの自己意識の低高にかかわらず素顔を見せることへの抵抗感に差はな
く、仮説は一部支持されたのみであった。
男性の訪問者のほうが抵抗を感じるとしている。人の目を気にするという意識にかかわらず、いずれ
の被験者も男性の訪問者のほうが抵抗を感じるとしたのは、「家に訪問してくる」という状況設定を提
示したことにも原因があるのではないかと考えられる。「素顔を見せるということに対する抵抗感」を
問うた質問ではあるが、「家に訪問してくる」という状況を想定すると、直感的に男性の訪問者に抵抗
を感じるという判断につながったのではないだろうか。また、他者意識では仮説のとおり、他者意識の
高い人は低い人に比べて訪問者が男性のほうが女性より抵抗を感じるという結果である。他の自己意識
よりも他者意識についてのみ仮説が検証される結果となったことから、人の目を気にする意識の尺度の
研究もより必要であるといえる。
4-2
在籍大学形態(女子大学・共学校)の違いと化粧度についての考察
この化粧度については仮説1の結果より自己意識でも差はなかったのだが、この在籍大学形態の違い
によってのみ差があった。これはやはり、自己意識といった内面的なものよりも周囲の環境といった外
部からの刺激によってのほうがより触発されやすいということではないだろうか。さらに共学校在籍者
のほうが女子大学在籍者より有意に使用化粧品目数が多かったという結果より、環境として同姓異性が
混同しているほうが同姓のみの場合より化粧度が高まる、つまり、多くの目を気にしているのではない
だろうか。
4-3
総合考察と今後の課題
以上の結果より注目すべき点はやはり関係段階の異なる訪問者の設定である。前述したが、自分との
関係段階の違いは個々人の主観によって異なるものであり厳密に統一することは難しいが、より一般的
に共通しやすいもっとも関係段階の浅い「宅配業者」から始まり、順に深い段階を想定することを目標
としたが、やはり「友人」となると想定する像は各個人で大きく異なったのではないかと思われる。そ
こで、今後の課題としては親和欲求や、親密化過程に関する「段階理論」などを用いて、個人の関係段
階を決定する個人の性質も踏まえて検討しなければないのではないだろうか。
次に注目する点として、「人の目を気にする意識」である。今回は用いた自己意識のうち他者意識の
みで仮説3「人の目を気にする自己意識の高い人は低い人に比べて、対象人物が同姓である女性より異
性の男性のほうが化粧をしていない素顔を曝け出すことに抵抗を感じるだろう。」において支持される
結果となった。先行研究の多くでは公的自己意識によって化粧行動に違いを見出しているが、今回では
その公的自己意識および同様に使用したセルフ・モニタリング尺度では化粧行動、また素顔を見せるこ
とに対する抵抗感では違いはなく他者意識のみで違いが見出された。前述した他者意識だけ「他者」に
のみ意識が向けられる点や、状況設定の特異性が原因として挙げられる。「人の目を気にする」意識に
ついての更なる研究も必要であるが、同様に「素顔を見せる」状況を他のバイアスがかからぬよううま
く問う質問もまた重要であるといえる。
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[転載・引用をご希望の場合は必ず事前に下記までご連絡ください。]
著作責任者: 土田昭司[関西大学]
連絡先: [email protected]
最終更新日: 2006 年 3 月 19 日
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