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株主通信 - 株式会社スカパーJSATホールディングス

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株主通信 - 株式会社スカパーJSATホールディングス
株主通信
2013年3月期
2012年4月1日∼2013年3月31日
確かな未来へ向かって
株 主の皆様 へ
2013年3月期は増収減益
2013年3月期は、前年度に生じた東日本大震災後の衛星利
用の急増が平常時の水準に戻ったことにより宇宙・衛星事業の
営業収益が減少しましたが、有料多チャンネル事業において、
プレミアムサービスにおけるハイビジョン契約への加入者移行
が順調に進んだことから、前年度比2.8%増の1,596億円とな
りました。
一方、
利益面では、
宇宙・衛星事業の減収に加え、
有料多チャ
ンネル事業のハイビジョン契約への移行費用の増加等により、
営業利益は前年度比7.6%減の161億円でした。
2014年3月期は増収増益を目指す
中期経営計画の達成に向けて、
着実に地歩を固めていきます。
営業収益
営業利益
(百万円)
(百万円)
200,000
150,000
15,000
月末の標準画質放送
(MPEG-2方式)
終了を控え、
ハイビジョン
(H.264方式)
契約への加入者移行を実質的に完了させるため
経常利益
(百万円)
20,000
159,609 164,000
141,850 155,242
2014年3月期は、プレミアムサービスにおいて、2014年5
17,486
13,503
20,000
16,153
17,000
16,702
15,698
16,500
15,000
12,394
100,000
10,000
10,000
50,000
5,000
5,000
0
1
2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
計画
0
2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
計画
0
2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
計画
の重要な年となります。同時に、
コスト構造改革を推進し、有料
は、現在進めている施策を着実に進めることにより十分達成可
多チャンネル事業の黒字化を目指します。
能と考えています。利益面においては、ハイビジョン移行にか
宇宙・衛星事業では、企業や官公庁におけるBCP
(事業継続
計画)
向け需要を継続的に開拓し、昨年落札した防衛省のXバ
かる費用がなくなること、放送センターの集約等のコスト削減
も踏まえ、
さらに上のレベルを目指します。
ンド衛星通信システムの整備・運営事業を確実に推進しなが
ら、グローバルビジネスや宇宙ビジネスの分野で事業領域の
株主の皆様への利益配分につきましては、
長期的かつ総合的
拡大を図ります。
こうした取り組みをベースに、
2014年3月期は
な利益還元を重要な指針と位置づけています。配当について
“増収増益”
を目指します。
は、将来の成長投資のための内部留保の充実を図るとともに、
ま た 、中 期 的 な ビ ジョンとして 、次 世 代 の 高 精 細 放 送
安定配当継続も念頭に、
1株あたり中間配当金600円、
期末配当
(4K/8K)
の早期実現やコンテンツの海外展開にもチャレンジ
金6円
(2013年10月1日を効力発生日として1株を100株とす
していきたいと考えています。
る株式分割の予定を考慮した金額)
を継続させていただく予定
です。株主の皆様には、
引き続きご支援を賜りますようお願い申
中期経営計画の目標達成に向けて
し上げます。
2015年度中期経営計画で掲げている数値目標、すなわち
2013年6月
代表取締役社長
連結営業収益2,000億円以上、連結営業利益200億円以上
当期純利益
EBITDA
(百万円)
(百万円)
12,500
50,000
9,682
10,000
10,000
8,569
7,500
5,000
42,448
35,256
30,000
4,421
2,500
0
42,005
40,000
20,000
10,000
2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
計画
0
中期経営計画グループ連結目標
(2015年度)
●
営業収益 2,000億円以上
●
営業利益
200億円以上
(営業利益率10%以上を確保)
2011年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
●
EBITDA
500億円以上
2
事業概況
有料多チャンネル事業
Multichannel Pay TV Business
Broa
2013年3月期は、
これまで伝送路別に展開していた3つの
に統一し、サービス体系をより
サービスブランドを
「スカパー! 」
デジタルテレビで手軽に視聴できる
「スカパー! 」
の加
わかりやすいものに改めました。また、
カスタマーセンターの窓
入件数拡大とともに、日本最大のハイビジョンチャン
口やWebサイト、
会報誌も一元化するなど地デジ化によってス
ネル数を誇る
「スカパー! プレミアムサービス」
におけ
カパー! チューナーが内蔵されたデジタルテレビが一般家庭に
るハイビジョンへの契約移行の実質的な完了を目指
し、総加入件数の規模の拡大を図ります。
普及した視聴環境を最大限に活かし、中長期的に加入者拡大
を推進するための重要な施策を実行しました。
一方では、2014年5月31日をもってMPEG-2方式による標
加入の状況
2012年
3月期
2013年
3月期
新規加入件数
合計
年次解約率
純増数
累計加入件数
3
67.8万件
62.2万件
57.1万件
54.6万件
7.5万件
6.1万件
3.1万件
1.5万件
17.9%
18.6%
8.9万件
1.5万件
381.4万件 382.9万件
adcasting
準画質放送の終了
(一部チャンネル除く)
を決定するとともに、
819百万円の営業損失
(前期は1,636百万円の営業損失)
とな
ハイビジョン
(H.264方式)
契約への加入者移行をさらに加速
りました。
させました。
加入状況につきましては、新規加入件数はデジタルテレビの
その結果、2013年3月期の有料多チャンネル事業の営業収
販売急増や新BSチャンネルの放送開始の影響が大きかった前
のハイビジョン契約件数
益は、
「スカパー! プレミアムサービス」
期と比べ減少したものの、過去2番目の規模となる62.2万件と
の 増 加 を 背 景 に 視 聴 料 収 入 が 増 え 、前 期 比 5 . 4 % 増 の
なりました。
しかしながら、解約数も増加したために、純増数は
114,415百万円となりました。利益面では、番組供給料、BS関
1.5万件にとどまりました。
連費用、ハイビジョン契約への加入者移行費用等が増加し、
営業収益
営業損益
(百万円)
ARPU
(百万円)
SAC
(新規加入者獲得費用)
加入者支払単価*
ARPU*
(円)
108,503
114,415
3,226
127
84
3,200
131
65
1,652
127
35
(百万円)
1,784
131
33
30,223
20,695
2,071
29,931
11,103
11,167
6,948
2,593
2,586
1,068
-1,636
60
362
2012年 2013年
3月期
3月期
21,727
1,251
(円)
7,522
-819
2012年 2013年
3月期
3月期
SAC単価*1
SAC総額
(円)
61
357
2012年 2013年
3月期
3月期
1,203
60
61
362
357
2012年 2013年
3月期
3月期
基本料
レンタル会費
PPV視聴料
自主コンテンツ収入
フラット視聴料
* 従来の
「Gross ARPU」
を
「加入者支払単価」
、
従来の
「Net ARPU」
をARPUとして表示
(3サービスをまとめて算定)
。
基本料、
レンタル会費、
自主コンテンツ収入の加入者支払単価と
ARPUは同額。
3,348
3,309
2,461
2,059
1,953
3,634
3,140
3,797
3,599
5,606
5,784
4,426
4,063
6,533
6,531
2,267
2012年 2013年
3月期
3月期
その他
販売促進費
2012年 2013年
3月期
3月期
ユーザーキャンペーン*2
広告宣伝費
販売インセンティブ
無料コンテンツ費*3
*1 SAC単価は無料コンテンツ費を除いて算定。
*2「アンテナあげます!つけます!キャンペーン」
「
、いまなら割」
等
の各種キャンペーン費用。従来の販売促進費・販売インセン
ティブから独立して表示。
「無料コンテンツ費」
はBSスカパー ! の番組制作費等。
*3 SAC総額の
4
末で
来年5月 終了
質放送
標準画
ハイビジョン
(H.264方式)
契約への移行は順調に推移
「スカパー! プレミアムサービス」
では、MPEG-2方式による標準画質放送を
ハイビジョン化率の推移
58.5%
58
2014年5月31日に終了いたします
(一部チャンネルを除く)
。これに伴い、
よりキ
レイな画質でお楽しみいただけるハイビジョン
(H.264方式)
契約への変更を積極
43.2%
的にご案内し、すでにハイビジョン化率*は58.5%と、プレミアムサービス契約者
32.5%
の半数以上の方にハイビジョン契約へ変更いただいております。来年5月末の放
送終了に向けて、できるだけ多くのお客様にハイビジョン契約へと移行していた
25.2%
19.2%
だき、
実質的には今年度中に移行を完了させる計画です。
* プレミアムサービスのうち、
標準画質サービスを除いた加入件数の占める割合
お手続きはこちら
Myスカパー!
https://my.skyperfectv.co.jp/
2011年
3月
9月
2012年
3月
9月
2013年
3月
力
信が魅
LIVE配
利用者広がるビデオ・オン・デマンド
(VOD)
サービス
マルチデバイス対応の
「スカパー! オンデマンド」
の利用が順調に伸びています。
リー
グ戦全試合LIVEで、
いつでも、
どこでも、
Jリーグを観戦できる
「JリーグLIVE」
は、
ファン、
サポーターに大変好評をいただいています。当社のVODサービスは、
まずは有料放送
加入者様への付加サービスとして提供していますが、
アンテナを設置できないなど、
ス
有料でお楽しみいただけるサービスです。
カパー! の視聴環境が整わない方も、
今後も、Jリーグをはじめとする各種スポーツのLIVE配信を中心にコンテンツの
充実を図り、スマートフォンやタブレット端末での動画視聴等、ライフスタイルの
変化に対応していきます。
5
htt // d k
http://vod.skyperfectv.co.jp/
f t
j /
まずは
2週間
お試し
体験!
今すぐスカパー! の69チャンネルを体験!
「スカパー! 」
ってどんな番組があるの? ほんとに楽しいの? なんだかよくわからないという方、デジタルテレビにチュー
を2週間お試し体験してみませんか? ハイビジョン35チャンネルを含む69チャンネルの
ナーが内蔵されている
「スカパー! 」
中から、
ご加入前にお気に入りを見つけていただけます。
視聴確認方法
お申し込みは今すぐこちら
ナビダイヤル
①
「CS」
ボタンを押す
②
「番組表」
ボタンを押す
「CS161」
を選択
③十字キーで
0570-033-668
「CS161」QVCが映れば
ば
場合は
すぐに楽しめる!
!
映らない
コチラ
スカパ ー !
マメ知識
受付時間 10:00∼20:00
(年中無休)
PHS、
IP電話のお客様は
03-4334-7812
▼「アンテナあげます!つけます!キャンペーン」
http://www.skyperfectv.co.jp/campaign/antenna.html
h
「スカパー! 」
とケーブルテレビの違い、ご存知ですか?
「スカパー! 」
は通信衛星からの電波をご家庭で直接受信してご覧いただ
?
スカパー!
く多チャンネル放送サービスです*。一方ケーブルテレビは、
エリアごとの運
営会社が通信ケーブル
(同軸ケーブルや光ファイバー)
を通じて放送やイン
ターネットを提供しています。
共通のチャンネルも多くありますが、
「スカパー! 」
でしかご覧いただけない
Jリーグ全試合放送などの番組やチャンネルもあります。また、お得な基本
加入者宅
ケーブルテレビ
パックのほか、様々なジャンルごとのセットや1チャンネルからのご契約も可
能で、
日本全国どこでも同じ番組をご覧いただけます。
「スカパー
*
!」
にも一部同軸ケーブルや光ファイバーを通じてお届けしているサービスがあります。
ケーブルテレビ局
加入者宅(マンション等)
6
宇宙・衛星事業
Space & Satellite Business
Comm
2013年3月期は、2012年5月に東経124度で運用中の
J C S A T-4Aの後継衛星「J C S A T-4B」の打ち上げに成功
国内では企業・官公庁のBCP(事業継続計画)向けソ
リューションや移動体衛星通信ビジネスの拡大を推し
進め、海外ではアジア市場を中心にグローバルビジネ
スをさらに伸ばしていきます。
し、7月より運用を開始しました。この衛星は日本国内の「ス
で利用されていますが、
中近東から
カパー! プレミアムサービス」
南西アジア、
東南アジア、
オセアニアもカバーしており、
インドネ
シアのLIPPOグループ向けにもサービスを開始しました。
移動体衛星通信ビジネスでは、
日本郵船
(株)
の海上ブロード
バンドシステム導入プロジェクト
「NYK SATCOMプロジェクト」
で、船舶向けインターネット接続サービス
「OceanBB」
が採用
営業収益
営業損益
(百万円)
(百万円)
57,707
56,645
19,812
17,598
2012年
3月期
7
2013年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
munications
されました。また、
米国Panasonic Avionics社が提供する航空
バンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」
にかかわる長期
機内ネット接続サービス
「eXConnect」
においても当社衛星の
契約を締結しました。
利用が始まりました。さらに、
衛星携帯電話
「IsatPhone Pro」
の
日本国内向けサービスも開始しました。
このように、宇宙・衛星事業では今後の成長の芽を着実に育
成することができました。
しかしながら、東日本大震災の影響で
宇宙ビジネスの分野では、独立行政法人宇宙航空研究開発
前年度に急増した衛星利用が平常時の水準に戻ったことによ
機構
(JAXA)
と超高速インターネット衛星
「きずな
(WINDS)
」
り、2013年3月期の営業収益は前期比1.8%減の56,645百万
について、JAXAが推進する社会化実験の利用促進業務およ
円となりました。また、営業利益は、新たに打ち上げた衛星の減
び運用業務を受託しました。また、新たに設立した特別目的会
価償却費を計上したこと等により、前期比11.2%減の17,598
社
(株)
ディー・エス・エヌにおいては、防衛省とPFI方式での
「X
百万円となりました。
グロー
バル展
開を
加速
アジア向けビジネスの強化を目指し、衛星の軌道位置を変更
アジア市場を中心とした事業領域の拡大と新規事業の強化を目指し、J C S A T-4Aを東経124度から東経82度に、
Superbird-A3を東経158度から東経93度に移動させました。
このように世界の衛星通信の需要に応じ、衛星フリートを柔
軟に対応できるのも、衛星というインフラの特長の一つです。
衛星フリート一覧
N-SAT-110
(110ºE, 予備機 )
JCSAT-6
(JCSAT-4A)
(82ºE)
Superbird-3
(Superbird-A3)
(93ºE)
Superbird-B2
(162ºE)
JCSAT-110R
(110ºE)
JCSAT-85
(85ºE)
JCSAT-4B
(124ºE)
Horizons-1
(127ºW)
JCSAT-2A
(154ºE)
Horizons-2
(85ºE)
JCSAT-RA
(予備機 )
JCSAT-3A
(128ºE)
JCSAT-5A
(132ºE)
N-STAR c
(136ºE)
Superbird-C2
(144ºE)
JCSAT-1B
(150ºE)
主に放送サービスに利用
主に通信サービスに利用
8
特集
スーパーハイビジョン
(4K/8K)放送の実現に向けて
Multichannel Pay TV Business
Broadcasting
オールジャパン体制で、世界に先駆け次世代放送サービスの早期実現に向けて取り組んでいます。
スーパーハイビジョン
(4K/8K)放送の早期実現を目指す
総務省主催の
「放送サービスの高度化に関する検討会」
が策
定するロードマップに沿って、
NHK、
メーカー、
通信会社、
地上波
各局等オールジャパン体制で
「
(社)
次世代放送推進フォーラム」
が2013年5月に設立されました。当社も設立時社員の一社とし
て、
スーパーハイビジョンの普及発展に向けて取り組んでおり、
2014年には当社の衛星を利用して、
4Kの試行的な放送を開始
することが目標となっております。
それに先駆け、
当社では昨年
10月と本年3月の2回にわた
り、
衛星を利用したJリーグ生中
ハイビジョン放送の解像度
の解像度
継の4K映像伝送実験を行いま
2K
約200万画素
した。
この実験では、
サッカー選
現行の
フルハイビジョン
1,920 X 1,080
= 2,073,600
手の俊敏な動きや観客の表情
2013年3月
「FC東京vs柏レイソル」
戦を生中継
までも鮮明に映し出し、
遠景の美しさ、
あふれる臨場感、
立体感を生
4倍
(2K→4K)
約800万画素
4K
3,840 X 2,160
= 8,294,400
む奥行きなど、
4K映像の魅力を確認することができました。
世界中で4K対応関連機器の発売機運も盛り上がってきてお
り、
一日も早い4K放送の実用化が待たれています。諸外国に先
16倍
(2K→8K)
約3,300万画素
8K
7,680 X 4,320
= 33,177,600
駆け次世代放送サービスを早期に実用化することで、
日本の技
術レベルの高さや国際競争力を証明するためにも、各社と連携
して取り組んでいきます。
9
報道の現場で威力を発揮する「Portalink」
Space & Satellite Business
Communications
即時性が求められる報道現場で、機動的にハイビジョン映像の中継ができる
ポータブル衛星IP通信サービス
「Portalink」
のニーズが高まっています。
5分でハイビジョン映像の中継拠点が設置可能
「Portalink」
は、
キャリーバッグで
東日本大震災以降、陸路が寸断された震災現場の中継、台
持ち運びできる小型・軽量端末
風による土砂災害現場の中継など、
テレビ局での緊急報道用と
(20kg以下)
を組み立てれば、
どこか
して、当社のポータブル衛星IP通信サービス
「Portalink」
の
らでもハイビジョン対応のI P映像
ニーズが高まっています。
を伝送できる専用線サービス
(最
報道現場では、
現場からの情報をいかに早く伝送できるかがき
大速度9Mbps)
です。サービスエリ
わめて重要となっています。
こうした即時性を求められる現場で
アは全国をカバーしており、
チャン
「Portalink」
は抜群の威力を発揮しています。
ハイパワーポータリンク
ネル等の設定は当社のセンター局が遠隔で行いますので、
専門的
な知識や資格を持たない人でもアンテナの設置から送信準備まで
「Portalink」
導入事例
を5分で完了させることができます。
このように、
手軽にハイビジョ
ン映像を伝送できる
「Portalink」
が報道現場で活躍しています。
スーパーバードB2号機
●
センター局
●
リアルタイム
映像伝送
連絡回線または
インターネットアクセス
インターネット
取材現場
お客様拠点
10
連結財務諸表
連結損益計算書
(要旨)
(単位:百万円)
2011年3月期
2012年3月期
2013年3月期
営業収益
141,850
155,242
159,609
営業原価
86,028
99,061
106,168
営業総利益
55,822
56,180
53,441
販売費及び一般管理費
42,318
38,694
37,288
営業利益
13,503
17,486
16,153
営業外収益
876
625
637
営業外費用
1,985
1,409
1,092
経常利益
12,394
16,702
15,698
特別利益
325
257
73
特別損失
2,857
1,062
128
税金等調整前当期純利益
9,862
15,897
15,643
法人税等合計
5,457
7,352
5,978
△16
△24
△17
4,421
8,569
9,682
少数株主損失
(△)
当期純利益
連結キャッシュ・フロー計算書
(要旨)
2011年3月期
宇宙・衛星事業の営業収益減少に加
え、通信衛星の減価償却費の増加や
ハイビジョン契約への移行費用の増
加により、
7.6%の減少となりました。
(単位:百万円)
2012年3月期
2013年3月期
営業活動によるキャッシュ・フロー
38,956
39,976
38,372
投資活動によるキャッシュ・フロー
△28,595
1,995
△11,119
財務活動によるキャッシュ・フロー
△17,302
△34,993
△19,401
現金及び現金同等物の期末残高
59,499
66,404
74,472
有利子負債期末残高
91,692
62,506
49,398
純有利子負債期末残高
32,192
△3,898
△25,074
11
震災後に急増した衛星通信需要が平
常時の水準に戻った影響を受けまし
たが、
ハイビジョン契約への移行を背
景に視聴料収入が増加し、2.8%の増
加となりました。
純有利子負債期末残高は、有利子負
債残高が前期末比131億円減少の
494億円となった結果、
現金及び現金
同等物の残高745億円を251億円下
回り、
実質無借金かつ一層強固な財務
体質となりました。
連結貸借対照表
(要旨)
(単位:百万円)
2011年3月期
2012年3月期
2013年3月期
資産の部
流動資産
109,109
99,606
104,431
固定資産
212,969
200,526
186,055
有形固定資産
165,141
154,088
141,758
無形固定資産
15,227
13,647
12,460
投資その他の資産
32,601
32,790
31,835
322,078
300,133
290,486
流動負債
61,675
55,384
51,329
固定負債
80,338
59,696
46,463
142,013
115,080
97,793
株主資本
182,016
186,547
192,191
資本金
10,000
10,000
10,000
158,193
158,193
158,193
17,707
22,237
27,881
△3,883
△3,883
△3,883
△2,122
△1,602
90
62
22
̶
108
84
410
純資産合計
180,065
185,052
192,693
負債純資産合計
322,078
300,133
290,486
資産合計
負債の部
負債合計
純資産の部
資本剰余金
利益剰余金 自己株式
その他の包括利益累計額
新株予約権
少数株主持分
借入金返済および利益剰余金の増加
により、自己資本比率は4.6ポイント
上昇しました。
自己資本比率
(%)
70
66.2
65
61.6
60
55.9
55
2011年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
12
IR 活動へ の 取り組 み
「第6回株主様アンケート」
(ご回答〆切:2013年1月4日)
にご協力いただいた株
主の皆様、
誠にありがとうございました。今回のアンケート調査では、
ホームページ、
株主通信、
投資家向け説明会などIR活動のさらなる充実を求める声が数多く寄せら
第6回株主様アンケート
送付総数
IR活動に期待すること(複数回答可)
回答者数
当社企業
ホームページ内
情報の充実
28.1
16.2
10.6
41.9
株主通信の充実
3,235名
計
3,586名
回答率
8.8%
2013年3月、Webサイトの大
幅な刷新を行いました。有用性の
高いコンテンツへのアクセスが容
易となるようシンプルなレイアウ
トにしたほか、
リアルタイム株価
を表示し、
ユーザーの利便性向上
を図りました。今後も随時コンテ
ンツの充実を図っていきます。
スカパー JSAT ホールディングス
47.0
検 索
12.8
投資家向け
説明会の拡充
国内外で説明会を実施
20.5
当社グループは資本市場と
の対話を重視し、国内での四半
期ごとのアナリスト・機関投資家
向け決算説明会のみならず、個
人投資家様向け説明会も毎年
国内5カ所程度実施しています。
また、
海外においても、
米国、
欧州、
アジアの投資家を訪問し、
当社
への理解を深めていただく活動に力を入れています。
3.7
その他
3.0
0.0
無回答
10.0
Web経由
はがき経由
0
13
はがき経由
ウェブサイトを刷新
48.7
メールマガジンによる
情報発信の充実
351名
Web経由
れました。頂戴したご意見・ご要望は、
今後の経営およびIR活動の参考とさせていた
だき、
株主の皆様の期待に応えていきたいと考えています。
40,950名
10
20
30
40
50(%)
会社 情 報
会社概要(2013年6月21日現在)
会 社 名
株式会社スカパーJSATホールディングス
SKY Perfect JSAT Holdings Inc.
取締役および監査役
西山 茂樹
取締役
(非常勤)
中谷 巌
代表取締役社長
高田 真治
取締役
(非常勤)
森 正勝
取締役
仁藤 雅夫
取締役
(非常勤)
飯島 一暢
取締役
井上 修
取締役
(非常勤)
斎藤 端
田中 晃
取締役
(非常勤)
平田 正之
代表取締役会長
設 立
2007年4月2日
資 本 金
100億円
従業員数
2013年3月31日現在
802名
(連結)
所 在 地
〒107-0052 東京都港区赤坂一丁目14番14号
監査役
平林 良司
電話番号
03-5571-1500
(代表)
監査役
坂本 憲昭
U
http://www.skyperfectjsat.co.jp/
監査役
(非常勤)
勝島 敏明
監査役
(非常勤)
武田 信二
R
L
取締役
株式情報(2013年3月31日現在)
発行済株式の総数
3,446,037株
株主数
37,953名
大株主
株主名
持株数
持株比率*
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 伊藤忠商事口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社
346,572
10.3%
株式会社フジ・メディア・ホールディングス
283,058
8.4%
ソニー株式会社
283,058
8.4%
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
260,570
7.7%
住友商事株式会社
222,584
6.6%
日本テレビ放送網株式会社
208,914
6.2%
株式会社東京放送ホールディングス
184,340
5.5%
伊藤忠商事株式会社
136,058
4.0%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(三井住友信託銀行再信託分・三井物産株式会社退職給付信託口)
134,052
4.0%
84,121
2.5%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
* 持株比率は、
自己株式80,518株を控除して計算しております。
14
株主メモ
決算期日
毎年3月31日
定時株主総会
毎年6月
上記基準日
毎年3月31日
配当の基準日
期末配当3月31日/中間配当9月30日
取引市場
東京証券取引所 市場第1部
証券コード
9412
株主名簿管理人
みずほ信託銀行株式会社
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
単元株制度採用のお知らせ
当社では、2013年5月8日開催の取締役会決議により、2013年10
月1日を効力発生日として当社株式1株を100株に分割するととも
に、単元株制度の採用を行います。
この変更に伴い、東京証券取引所における売買単位も1株から
お問合せ先
お取扱窓口
お問合せ先
証券会社に口座をお持ちの場合、
各お取引の証券会社
等へお問合せください。
証券会社等に口座をお持ちでない場合
(特別口座の場
合)
、下記
「お取扱店」
にてお取次ぎいたします。
〒168-8507 東京都杉並区和泉2-8-4
みずほ信託銀行 証券代行部
フリーダイヤル 0120−288−324
(土・日・祝日を除く9:00∼17:00)
た、配当金のお取扱いにつきましても実質的な変更はありません。
株主各位におかれましては、
これに伴うお手続きは一切必要ありま
せん。
【変更の概要】
基 準 日:2013年 9月30日
効力発生日:2013年10月 1日
みずほ証券
お取扱店
未払配当金の
お支払
本店および全国各支店
プラネットブース
(みずほ銀行内の店舗)
みずほ信託銀行 本店および全国各支店
100株に変更されますが、投資単位の実質的な変更はありません。ま
みずほ信託銀行 本店および全国各支店
みずほ銀行
本店および全国各支店
(みずほ証券では取次ぎのみとなります)
従 来
株式分割・
単元株制度導入後
制度の採用について
配当金受取額について
※ 投資単位に実質的な変更
はありません。
※ 実質的な変更はありません。
1株
600 円×1株 = 600 円
100 株(1 単元)
6 円×100 株
(1 単元 )
= 600 円
(注)
配当金受取額は、
2013年5月8日決算短信に記載の見込額です。
※支払明細の発行については、
上記の
「お問合せ先」
または
「お取扱店」
をご利用ください。
免責事項
本株主通信に掲載されている予想、戦略、経営方針、
目標等のうち、歴史的事実でないものは、将来の見通しに関する記述であり、
これらは、現在入手可能な情報にもとづく経営者の前提、
計画、
期待、
判断などを基礎としています。
これらの将来の見通しに関する記述は、様々なリスクや不確定要因の影響を受けるため、現実の結果が想定から著しく異なる可能性があります。
www.skyperfectjsat.co.jp
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