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第63期第2四半期株主通信
、 ) 第63期第2四半期 株 主 通 信 2008年4月1日 2008年9月30日 日本バイリーンは、1960(昭和35)年の創業以来、 先進の不織布技術を誇るドイツ・フロイデンベルグ社と密接な連繋を保ち、 グローバルな視点に立ってわが国の不織布産業の発展をリードしてまいりました。 現在、当社の不織布は、生活関連からハイテク産業まで 私たちの身の回りのあらゆるところで利用され、 まさに「ソフトな材料革命」の名にふさわしい広がりをみせています。 2006年度から2008年度の3年間を対象期間とした中期経営計画を指しています。 。 Vilene acts for lasting success & evolution の主要文字を組み合わせ、高機能・高付加価値不織布 をコアとする事業展開とグループの企業価値向上をイメージしています。 <表紙の製品写真について> 花粉対策用エアシャワー 当社のエアシャワーは、医療、食品、製 薬等の空気清浄度の高い部屋(クリー ンルーム)の出入口に設置し、主に外 部からのじん埃の侵入を防止します。 一方、マンションやホテル、オフィス用 途には、花粉やほこりの持ち込みを防 止するタイプ(商品名Clean Breeze) があり、清浄空気のジェットエアで衣類 についた花粉などを払い落とします。 <表紙の不織布写真について> 花粉対策用エアシャワーの不織布 Clean Breezeには不織布のプレフィ ルタと高性能なメインフィルタが組み 込まれ、花粉粒子径(35μmレベル) をほぼ100%除去します。中でもメイ ンフィルタはメルトブローン製法の極 細繊維を使用し、繊維の密度が連続的 に多くなる構造のため、圧力損失を効 果的に低減します。 ※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 業績の予想は現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。 1 株主の皆様へ 当第2四半期連結累計期間の経済環境は、米国サブプ 社的な業務効率・費用効率の一層の向上などの施策を重 ライムローン問題を発端とする内外金融市場の混乱、米 点的に推進してまいります。 国経済の低迷および原油や原材料価格の高騰による企 また、当社グループは、戦略事業である自動車用フロア 業収益の悪化など厳しい状況が続き、景気は減速基調で マット事業およびハイブリッド自動車用電池セパレータ事 推移しました。さらに9月には、米国の大手金融機関が破 業などの既存事業の強化、さらに新規技術による高機能 綻するなど全世界的に景気の先行き不透明感が拡大して 不織布の開発および新規事業の創出を通じて、厳しい経 おります。 営環境に耐えうる強固な企業体質の構築ならびに収益力 このような状況下、当社グループは、原材料高騰分の製 向上を実現することを目指してまいります。 品価格への転嫁努力および業務効率・費用効率の向上な 通期の業績見通しといたしましては、連結売上高540 どの施策を重点的に推進しております。 億円(前期比8.5%減)、連結経常利益33億円(前期比 また、当社グループは、国際的な経営環境の変化に対 24.7%減)、連結当期純利益16億円(前期比34.3%減) 応した事業構造と収益体制の強化を目標とする中期経営 を予想しております。 計画「 」の最終年度を迎え、 「 」で掲げた事 業構造の再構築、新規技術による高機能化のさらなる推 中間配当金につきましては、上記のとおり連結四半期 進と用途拡大、生産体制の適正化、経営資源の効率的運 純利益は大幅な減益となり、今後も厳しい経営環境が予 用と企業価値の向上などの諸課題に引き続き積極的に 想されますが、当社剰余金の配当等の決定に関する方針 取り組んでおります。 に基づく安定的な配当を考慮し、 1株当たり6円を維持さ しかし、市場環境の悪化および対米ドル為替レートの大 せていただきます。 幅な円高などにより、当第2四半期連結累計期間の連結 売上高は277億1千2百万円(前年同期比7.0%減)に 株主の皆様におかれましては、何卒今後とも一層のご なり、連結経常利益は19億8千万円(前年同期比22.4 支援、 ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 %減)、連結四半期純利益は9億6千6百万円(前年同期 比33.1%減)になりました。 2008年12月 今後の経済情勢につきましては、全世界的な景気の先 行き不透明感が拡大するなか、さらなる企業収益の低下 が懸念され、 また、為替や原材料価格の動向、競争激化に 伴う販売価格の低下などの不安要因も多く、当社グルー プを取り巻く経営環境は厳しい状況が続くものと思われ ます。 代表取締役社長 このような状況下、当社グループは、当面の難局を乗り 切るため、販売・購買における価格政策の強化および全 2 業績ハイライト (2008年4∼9月) 4∼9月の業績は、原材料価格の高騰による影響、市場環境の悪化による販売不振および為替レートが前年同期 よりも大幅に円高に触れたことにより、売上高、利益ともに対前年同期よりも悪化いたしました。 国内では、衣料・メディカル資材部門、産業資材部門および 自動車資材部門は、市場環境の悪化などにより販売減になり ましたが、空調資材部門では新製品の販売好調が寄与し販 連結売上高 (百万円) 60,000 売増になりました。この結果、売上高は前年同期比3.0%減 の213億2千万円、営業利益は前年同期比20.7%減の8億 4千1百万円になりました。 北米では、バイアム マニファクチュアリングインコーポ レーテッドの自動車用フロアマットの販売が、米国経済の急 激な悪化に伴う自動車販売台数の落ち込みおよび対米ドル 為替レートの大幅な円高の影響などにより減少し、売上高は 64億2千9百万円と前年同期比18.2%減、営業利益は7億 5千2百万円と前年同期比33.0%の大幅な減益となりまし 50,000 カンパニーリミテッドの自動車用フロアマットの販売が順調 に拡大し、売上高は5億7千7百万円と前年同期比23.0% 増、営業利益も2千7百万円と前年同期比11.7%増になり、 増収増益を達成いたしました。 56,313 48,857 59,020 比べ20億8千1百万円減の277億1千2百万円(前年同期 比7.0%減)、連結経常利益は、5億7千3百万円減の19億 8千万円(前年同期比22.4%減)、連結四半期純利益は、4 億7千8百万円減の9億6千6百万円(前年同期比33.1% 減)になりました。 3 54,000 (予想) 51,367 27,712 30,000 20,000 10,000 0 05/3 06/3 07/3 連結当期純利益 (百万円) 3,000 2,500 08/3 通期 09/3 4∼9月 2,906 2,431 2,541 2,434 2,000 以上の結果、4∼9月の業績は、連結売上高が前年同期に 4∼9月 40,000 た。 アジアでは、天津バイアム オートモーティブプロダクツ 通期 1,600 (予想) 1,500 966 1,000 500 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 四半期連結財務諸表(要約) 四半期連結貸借対照表 科 目 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 たな卸資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 ① 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 その他 無形固定資産 投資その他の資産 投資有価証券 その他 貸倒引当金 資産合計 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 未払法人税等 賞与引当金 役員賞与引当金 その他 固定負債 長期借入金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 偶発損失引当金 その他 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 評価・換算差額等 ② 新株予約権 少数株主持分 純資産合計 負債・純資産合計 単位:百万円 2008年3月末 2008年9月末 24,639 2,758 12,917 6,812 2,167 △ 15 31,149 19,782 8,634 5,700 4,136 1,311 443 10,922 5,879 5,083 △ 39 55,788 24,023 3,394 11,483 7,401 1,754 △ 11 30,226 19,199 8,341 5,382 4,104 1,370 400 10,627 5,694 4,972 △ 39 54,249 14,213 5,654 4,494 327 1,025 102 2,609 4,785 753 2,526 65 ー 1,439 18,998 13,703 4,787 5,111 254 901 51 2,597 3,877 26 2,352 66 83 1,349 17,580 36,452 9,816 7,493 19,255 △ 112 14 14 307 36,789 55,788 37,021 9,816 7,493 19,832 △ 121 △ 672 14 305 36,669 54,249 四半期連結損益計算書 科 目 売上高 売上原価 ③、④ 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 ③、⑤ 税金等調整前四半期純利益 法人税等 少数株主利益 四半期純利益 単位:百万円 2007年4∼9月 2008年4∼9月 29,794 23,114 6,680 4,481 2,199 506 151 2,554 3 97 2,460 1,004 10 1,445 27,712 21,676 6,036 4,433 1,602 490 112 1,980 19 432 1,568 589 12 966 ポイント解説 ①2008年4∼9月の設備投資額は1,193百万円となりまし た。また有形固定資産の減価償却費は1,235百万円でした。 ②在外子会社の貸借対照表の換算レートは米ドルが106円 42銭と前期末よりも7円73銭円高に、 また韓国ウォンをは じめとするアジア通貨も円高になったことから評価・換算差 額等に含まれる為替換算調整勘定が3月末よりも780百万 円減少しました。 ③たな卸資産の評価方法の変更により、売上原価が41百万 円増加、特別損失に56百万円計上いたしました。 ④当社の機械装置の耐用年数の見直しにより減価償却費が 63百万円増加いたしました。 ⑤衣料分野の資産を中心に減損損失を250百万円計上して おります。 四半期連結キャッシュ・フロー計算書 科 目 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増(減)額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の四半期末残高 単位:百万円 2007年4∼9月 2008年4∼9月 1,724 △ 1,820 △ 1,443 10 △ 1,528 4,118 2,589 2,110 △ 1,011 △ 455 △7 636 2,739 3,375 記載金額は百万円未満を切り捨てとしています。 4 部門別概況(連結) 部門別売上構成 部門別売上構成の変化 (百万円) 60,000 その他 3.1% 50,000 空調 15.8% 衣料・メディカル 20.1% 売上高 27,712百万円 自動車 42.4% 通期 40,000 30,000 20,000 産業 18.6% 4∼9月 10,000 0 05/3 06/3 衣料・メディカル 07/3 産業 08/3 自動車 空調 09/3 その他 (注)2008年4月1日付で衣料資材部門とメディカル・コンシューマー資材部門は統合し、衣料 ・メディカル資材部門に変更しました。 衣料・メディカル 資材部門 通期 (百万円) 15,000 12,000 4∼9月 12,428 12,122 11,649 11,416 9,000 5,560 6,000 3,000 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 (注)2008年4月1日付で衣料資材部門と メディカル・コンシューマー資材部門は 統合し、衣料・メディカル資材部門に 変更しました。 5 売上高55億6千万円(前年同期比6.9%減) 不織布芯地は、アパレル製品生産拠点の海外移転に伴う副資材の 現地調達化の影響などにより、前年同期を大きく下回りました。織編芯 地は、海外現地調達化および価格競争の影響などにより、前年同期を 大きく下回りました。中綿は、新製品の販売増が寄与し、前年同期を上 回りました。 貼付薬基布は、プラスター用での新製品販売増の寄与が大きく、パ ップ用を含めた全体で前年同期を上回りました。産業用防じんマスク は、市況悪化による需要減および海外競合品の影響などにより、前年 同期を下回りました。 (注)第1四半期連結会計期間より衣料資材部門とメディカル・コン シューマー資材部門を統合し、衣料・メディカル資材部門に変更いたし ました。 主要製品・関連商品 芯地、中綿、 ホビークラフト、服飾資材、貼付薬用基布、化粧品・冷却シート用 基布、病院用マスク・ガウン・ ドレープ、各種マスク、業務用ダストモップ、食品 包装材他 売上高51億6千7百万円(前年同期比6.7%減) 産業資材部門 (百万円) 12,000 通期 4∼9月 10,355 10,265 10,434 10,643 9,000 6,000 5,167 3,000 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 ニッケル水素電池用セパレータは、ハイブリッド自動車用が、環境意識の高まり などにより、引き続き好調に推移し、前年同期を大きく上回りました。しかし、民生 用は、乾電池代替の充電池用途が堅調に推移したものの、北米の住宅建設の減少 により電動工具用途向けの需要が急激に減少し、前年同期を大きく下回りました。 ニカド電池用セパレータは、ニッケル水素電池用同様、北米の住宅建設減少によ る電動工具用途向けの減少などにより、前年同期を大きく下回りました。 複写機用クリーニングロールは、新機種用の受注増により、前年 同期を上回りました。液体ろ過材は、 ビバレッジ用および水処理用な どが好調に推移し前年同期を大きく上回りました。プリント配線基板 材は、一般家電向けおよび自動車向けの低迷により、前年同期を大 きく下回りました。 主要製品・関連商品 複写機用クリーニングロール、音響機器用パッキング材、製鉄用ロール材、耐熱耐炎材、液体ろ過材、 プリ ント配線基板材、二次電池セパレータ (ニカド・ニッケル水素電池用)、電池用電極基材、電気二重層キャ パシタ用基材他 自動車資材部門 通期 (百万円) 30,000 23,898 25,000 20,000 15,000 16,076 4∼9月 26,616 19,072 11,752 10,000 5,000 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 空調資材部門 (百万円) 10,000 通期 8,829 8,581 8,759 4∼9月 8,603 8,000 6,000 4,372 4,000 2,000 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 売上高117億5千2百万円(前年同期比11.0%減) 自動車用天井材は、輸出用自動車生産台数の増加により前年同期を 大きく上回りました。また、自動車用フィルタ材も新規商権の取得など により、前年同期を大きく上回りました。しかし、主力のフロアマットは、 国内および北米における自動車販売台数の減少の影響および対米ドル 為替レートが大幅に円高になったことから、前年同期を下回りました。 主要製品・関連商品 自動車部品(天井・内装材、 エアクリーナー材)、自動車用品(フロアマット、 ワイピングクロス、 オプションパーツ)他 売上高43億7千2百万円(前年同期比4.6%増) 汎用エアフィルタは、再生タイプ、ディスポタイプなどの販売が堅 調に推移したものの、塗装ブース用フィルタの販売が減少し、前年 同期を下回りました。ビル用・産業用中高性能エアフィルタは、環 境配慮型製品を中心に環境施策の徹底による差別化営業の推進 を継続しましたが、 大型オフィスビル建設の減少、 価格競争およびフィ ルタ交換周期延長による影響もあり、前年同期を下回りました。機 器内蔵用フィルタ分野は、海外向け空気清浄機用が健闘したものの、 新規物件の受注不振が影響し、前年同期を下回りました。クリーン ルーム機器は、厳しい価格競争は続いているものの、大型物件の 商権獲得もあり、前年同期を大きく上回りました。自動車用キャビ ンエアフィルタは、新製品販売増の寄与により、前年同期を大きく 上回りました。 主要製品・関連商品 エアフィルタ、中高性能エアフィルタ、 自動巻取り型エアフィルタ、 クリーン ルーム機器、機器内蔵用フィルタ、 キャビンエアフィルタ、集じん機他 6 トピックス タイにエアフィルタ加工新会社設立(2008年1月)。 ASEAN地域で自動車メーカー向けフィルタなど供給開始 フロイデンベルグ社との共同出資によるタイのエアフィルタ加工新 会社、 フロイデンベルグ&バイリーン フィルタ タイランド(略称FVFT 社)は、 タイ政府の認可を得て2008年1月に設立。10月10日には日・ 独・タイの関係者を集めて開所式を行いました。バンコク近郊に本社工 場のあるFVFT社は、 ASEAN地域でのガスタービン用、自動車用、各 開所式 エアフィルタ加工現場 種産業用エアフィルタの加工を目的にしています。 すでに、現地の日系自動車メーカーに塗装ブース用フィルタなどの供 給を開始しており、日本、中国に続くASEAN地域の拠点としてその成 長が期待されます。 拡大するハイブリッド自動車と電池需要 環境意識の高まりなどにより、 ハイブリッド自動車(HV)の需要が拡大 しています。 「2008年1月∼6月の国内HV販売は前年同期比21%増 (7月5日 日本経済新聞)」や、 値上げ前の駆け込み需要とはいえ、 「8月 の新車販売、 プリウス10傑入り (9月5日 同紙)」がそれを示しています。 これに伴い、 HVに搭載される電池需要も拡大しており、その重要な部材 である当社の電池セパレータも拡大を続けています。 感染対策マスクとしてのN95規格適合品 バイリーンマスク 「V−1003N」開発。主に医療機関などに向け販売へ 当社衣料・メディカル資材本部は、新型インフルエンザ感染予防の役 割を担う国産のマスク製品で、 NIOSH(米国労働安全衛生研究所)の N95規格適合品バイリーンマスク「V−1003N」を開発。2008年7 月から、販売会社バイリーンクリエイト株式会社を通じ主に全国の医療 機関向けに販売を開始しました。当品は、新型インフルエンザ流行時に おける感染リスクの高い仕事に従事する人(医療従事者、検疫、税関、 自衛隊、警察、消防などや、電気、 ガス、石油、食料販売など)の感染リス クを低減する個人防護具です。当社は、国内の工場でフィルタからマス ク加工まで一貫して製造しています。 7 セダンやワンボックス、SUVなど、車種が広がるハイブリッド自動車 受 賞 VIAM MFG社、米・日系自動車メーカーから「Excellence Award」受賞(2008年9月) 当社100%出資の米国での自動車用フロアマット生産会社であるバイアム マニファクチュアリ ングインコーポレーテッド(略称VIAM MFG社)は、9月16日、米国の主要日系自動車メーカー から「Excellence Award(サプライヤーオブザイヤー)」を受賞しました。この賞は同社の数 あるサプライヤーの中から1社のみに贈られ、開発・生産・出荷・品質などの総合評価で選考され る名誉あるものです。VIAM MFG社は3回目の受賞です。 自動車メーカーから「優秀開発賞」受賞(2008年7月) 当社自動車資材本部は、国内主要自動車メーカーの2007年度アフターセールス商品優秀企 業表彰に入賞し、7月25日開かれた表彰式で優秀開発賞を受賞しました。受賞アイテムは同社 向けデュアルカーペットマットで、 ラバーマットとカーペットマットの着脱新構造マットが画期的商 品として、その高い機能性・意匠性・純正装着率が評価されました。 自動車部品総合メーカーから「優良感謝賞」受賞(2008年3月) 当社空調資材本部は、自動車用キャビンエアフィルタの納入先である自動車部品総合メーカー から2007年度原価部門サプライヤー優良感謝賞を受賞し、3月21日開かれた取引先懇談会 で表彰されました。 社 会 貢 献 活 動 中国・四川大地震被災地へグループで義捐金 当社社会貢献委員会は、5月12日中国・四川省で発生した四川大地震の被災地支援 を目的に、国内のグループ会社を含めた社員からの義捐金を募り、 日本赤十字社に寄 託しました。また、当社では日本経団連の要請に応じ会社名義での義捐金を拠出しま した。一方、 中国・天津の自動車用フロアマット生産会社、 天津バイアム オートモーティ ブ プロダクツ社は、社員からの義捐金と会社の義捐金を合わせて天津市西青経済開 発区管理委員会を通じて寄付しました。 義捐金の寄付(天津) 8 会社情報/株式情報 ■会社の概要(2008年9月30日現在) ●大株主 商号:日本バイリーン株式会社 JAPAN VILENE COMPANY, LTD.(英文名) 設立:昭和35年6月1日 資本金:9,816百万円 従業員数:903名 連結子会社:13社 持分法適用関連会社:10社 株主名 ■役員(2008年9月30日現在) 代表取締役会長 代表取締役社長 専務取締役 常務取締役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 田中 菅野 田 田中 水谷 吉田 森岡 裕 光雄 和夫 稔 良明 俊雄 茂男 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常勤監査役 常勤監査役 常勤監査役 安保 敬二 伊藤 晴彦 トーマス・ザイデル 中谷 修 木村 俊夫 萩森 昭二 土屋 惇 持株数(千株) 出資比率(%) フロイデンベルグベタイリグングス ゲーエムベーハー 16,347 25.10 DIC株式会社 14,849 22.80 東レ株式会社 7,242 11.12 日本トラスティ・サービス信託銀行 株式会社(信託口) 1,755 2.69 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) 1,506 2.31 ユービーエスエ−ジ−ロンドンアカウントアイピービー セグリゲイテッドクライアントアカウント 1,238 1.90 日本バイリーン取引先持株会 1,166 1.79 日誠不動産株式会社 1,000 1.54 ■株式の状況(2008年9月30日現在) 日本バイリーン従業員持株会 852 1.31 発行可能株式総数:152,713,000 株 発行済株式の総数: 65,140,945 株 株主数:5,504 名 日本トラスティ・サービス信託銀行 株式会社(信託口4G) 798 1.23 ●所有者別持株分布状況 ●株価出来高推移(東証一部:3514) 金融商品取引業者 1.54% 金融機関 11.75% (千株) (円) 8,000 700 7,000 600 800 9,000 6,000 個人その他 19.46% その他法人 38.26% 500 5,000 400 4,000 300 3,000 外国法人等 28.99% 100 1,000 0 9 200 2,000 07 10 11 12 08 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 バイリーングループの活動 ―― ⑦ 感染対策マスクとしてのN95規格適合品 バイリーンマスク「V-1003N」について 鳥インフルエンザや新型インフルエンザなど世界的な流行も懸念されるなか、今回は、新型イン フルエンザ感染対策としてのNIOSH(米国労働安全衛生研究所)のN95規格適合品バイリーンマ スク「V-1003N」をご紹介します。 バイリーンマスク「V-1003N」の特長 ①NIOSHのN95規格に適合。WHO(世界保健機構)が推奨し、 CDC(米疾病対策センター)が定める「医療施設における結核 菌感染対策のためのガイドライン」の「呼吸器感染防止器具」に も対応しています。 <厚生労働省はガイドラインで、飛沫感染予防策としてサージカルマスク、飛沫 核感染(空気感染)予防策としてN95マスクの医療スタッフへの着用を規定し ています。> ②製法の異なる3種類の不織布特殊フィルタを組み合わせた帯電フィルタ構造で、高い粒子捕集 効率(97.0%以上)を実現。合わせて呼吸のしやすさが続くことで利用者の負担を軽減して います。 ③顔の大きさにぴったりフィットするようゴムバンドの長さを調整でき、保形層にネットを組み込 むことでマスク形状の復元性を高めています。 ④環境に配慮して全マスク素材を非金属化。廃棄の際の分解や分別を不要にしています。 品名と性能 品 名 バイリーンマスク「V-1003N」 粒子捕集効率 97.0%以上 吸気抵抗値 50Pa以下(40 /分)、105Pa以下(85 /分) 排気抵抗値 50Pa以下(40 /分)、105Pa以下(85 /分) *N95とは・ ・ ・米国労働安全衛生研究所(NIOSH)が制定した、米国における防じんマスクの規格。 ,●IRに関する情報は、当社のホームページの「IR情報」からもご覧いただけます。http://www.vilene.co.jp/ir/ ●ホームページアドレス http://www.vilene.co.jp/ 10 株主メモ 事業年度 4月1日から翌年の3月31日まで 定時株主総会 6月 基準日 定時株主総会の議決権 3月 31 日 期末配当金 3月 31 日 中間配当金 9月 30 日 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社 同連絡先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂7丁目10番11号 TEL 0120―232―711(通話料無料) 同取次所 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店(下記ご注意ご参照) 【株式に関するお手続き用紙のご請求について】 株式に関するお手続き用紙(届出住所等の変更届、配当金振込指定書、単 元未満株式買取請求書等)のご請求につきましては、以下のお電話ならび にインターネットにより24時間受け付けておりますので、ご利用くださ い。なお、株券電子化実施後は、特別口座に記録された株式についてのお 手続き用紙のみとなりますので、ご留意ください。 TEL 0120−244−479(通話料無料) インターネットアドレス http://www.tr.mufg.jp/daikou/ 公告の方法 電子公告の方法により行います。ただし、やむを得な い事由により電子公告をすることができない場合は、 東京都において発行する日本経済新聞に掲載します。 公告掲載URL (http://www.vilene.co.jp) 上場証券取引所 東京証券取引所(市場第一部) 証券コード 3514 (ご注意) 株主名簿管理人の「取次所」の定めについて 株券電子化後、株主様の各種お手続きは、原則として口座を開設されている証券会社経由 で行っていただくこととなるため、株主名簿管理人の「取次所」は、株券電子化の実施時を もって廃止いたします。なお、未受領の配当金のお支払いにつきましては、引き続き株主 名簿管理人である三菱UFJ信託銀行の本支店でお支払いたします。 お知らせ 貸借対照表、損益計算書は、EDINET(金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示 書類に関する電子開示システム)にて開示しております。 EDINET URL(http://info.edinet-fsa.go.jp/) 【平成21年1月5日施行の株券電子化実施に伴うお知らせ】 1. 特別口座について (1)特別口座への口座残高の記帳 株券保管振替制度をご利用でない株主様につきましては、 ご所有 の株式は三菱UFJ信託銀行に開設される特別口座に記録されま す(平成21年1月26日に記録される予定です)。なお、特別口座 に記録された株式数等のご案内は、平成21年2月中旬頃に、三菱 UFJ信託銀行から、お届けのご住所宛にお送りする予定です。 (2)特別口座に記録された株式に関するお手続き 特別口座に記録された株式に関するお手続き(株主様の口座への振 替請求・単元未満株式買取請求・お届出住所の変更・配当金の振込 指定等)につきましては、株券電子化実施後、口座管理機関(三菱UF J信託銀行)の連絡先にお問合せください。なお、特別口座に記録さ れた株主様のお手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行の全国 本支店でお取次ぎいたします。 (3)特別口座の口座管理機関および連絡先 特別口座の口座管理機関は、当社株主名簿管理人である三菱UFJ 信託銀行となります。 口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 連絡先 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 TEL 0120-232-711(通話料無料) (4)特別口座の口座管理機関でのお手続きの受付の開始時期 特別口座に記録された株式についての、株主様の口座への振替請求、 単元未満株式買取請求等の各種ご請求やお届出につきましては、平 成21年1月26日(月)以降にお手続きが可能となりますので、 ご留 意ください。 2. 株券電子化前後における単元未満株式買取請求について 株券電子化の前後においては、単元未満株式買取請求につきまして、以 下のとおりとなりますので、 ご留意ください。 (1)保管振替制度をご利用でない単元未満株式に関するご請求 平成21年1月5日(月)から平成21年1月25日(日)までは、受付 をいたしません。 また、平成20年12月25日(木)から12月30日(火)までのご請求 受付分につきましては、買取価格はご請求受付日の終値を適用いた しますが、買取代金のお支払いを平成21年1月30日(金)とさせて いただきます。 (2)保管振替制度をご利用の単元未満株式に関するご請求 株券電子化実施の前後において、一定期間お取引の証券会社で取 次ぎを行わないと承っております。 具体的な日程につきましては、証券会社により異なることが考えられ ますので、 お取引の証券会社にお問い合わせください。 3. 株主様のご住所およびお名前のご登録について 株主様のご住所およびお名前の文字に、振替機関(証券保管振替機構) で指定されていない漢字等が含まれている場合には、その全部または一 部を振替機関が指定した文字に置き換えのうえ、株主名簿にご登録いた します。この場合、株主様にお送りする通知物の宛名は、振替機関が指定 した文字となりますのでご了承ください。 <ご参考> 株券電子化に関する詳細につきましては、 証券決済制度改革推進センターのホームページ に掲載されたQ&A(http://www.kessaicenter.com/kaikaku/kabuken10aa.pdf) 等をご参照ください。また、株券電子化に関するご質問・ご相談は、 「株券電子化」なんでも相談窓口(「株券電子化コールセンター(*)」) TEL 0120-77-0915(通話料無料。平日・土曜/9:00∼17:00) までお問い合わせください。 (*)株券電子化コールセンターは、 (株)証券保管振替機構、 日本証券業協会、 (株)東京 証券取引所が共同で運営する株券電子化についての相談窓口です。 〒101-8614 東京都千代田区外神田二丁目14番5号 電話(03)3258-3333 第 株 2