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033(ゼロササ) ~限りなくゼロに近い思考~ 佐々 賢太郎
ゼロササ 1 P 033(ゼロササ) ~限りなくゼロに近い思考~ 佐々 賢太郎 ゼロササ 2 P ■ はじめに ゼロササというのは、あなたの思考や考えがもしなくなっ たとき、いや、それはわずらわしいことなどが一切なくな り、楽しいことも一切なくなったとき、あなたが改めて再 出発をするときに読んでいただきたいものであります。 人生、色々ありますが、ここ最近の僕は常に負けるべく して負けている考えしか身に着けていませんでした。 どんなことも感謝なのですが、一つのことを気にしすぎ て、すぐに落ち込んでしまう。そういう人間でした。 しかし、ある日、ふっと考えてみたのです。 そしてちょっとした実験を行ってみたのです。そしたら今 いる世界がいかに「自分の記憶」で作り出した世界なの かがわかるようになりました。 自分の記憶? 詳しいことは本文にゆずりますが、人生 には必ずといっていいほど、変化と急所があります。ど んな問題にも急所があり、そこを一突きすると、えいっと 状況が大きく変わります。 たとえば、借金まみれで失意の底にあった人が、僕と ゼロササ 3 P お話して、その人の「原点」を見つけて、さらにそこを 伸ばすためのアドバイスをしたら、今ではテレビやラジオ にひっぱりだこで、各地方から講演の依頼が来ていると のことです。 その人は何があったのか? 簡単なことにその人、いや、あなたも持っている「原点」 を掘り起こし、そしてそこを伸ばすためのアドバイスをし てあげただけなのです。原点を見つけるというのはそれ ほど強いことでして、原点を見つけると一気に世界を変え てしまいます。それは今までお金のことばかり考えていた 人が原点を見出すことで、お金より、お金を持っている見 込み客の成長と喜びを第一に考えるようになるようなもの です。 これからお話しすることは、あなたに原点をお伝えしま す。もしかしたら少々わからないところがあるかもしれま せんが、そこは飛ばしてかまいません。ただし、人生に 行き詰まりを感じたときは必ずこのレポートをまたお読み ください。このレポート一つであなたの人生がよい方向 ゼロササ 4 P にいくように書いていますから。 このレポートにおける僕の役割は、あなたを苦しめてい る過去の記憶を出来る限りクリーニングして、あなたに原 点を振り返ってもらうことです。原点が見えたら次は成長 ですが、それは個別アドバイスになりますので、ここでは 控えさせていただきます。なお、個別アドバイスがほし い方は最後をお読みくださいませ。 以下では会話形式となっています。 僕:佐々 賢太郎 あ:愛さん(インタビュアー) という形で会話形式で行っていきます。 後、最後になりますがこのレポートは人生転換において、 とても強力なものになると自負していますので、もしあな たの周りにて困っている人、悩んでいる人がいましたら、 このレポートを保存してその人に薦めていただければ、 とてもありがたいです。それが結果的にあなた自身の問 題にも解決する方向に向かいますので。 佐々 賢太郎 ゼロササ 5 P ■ 今のあなたを受け入れて、同時に疑う あ「佐々さん、今日はお忙しい中お越しいただき 誠に感謝します」 僕「いえいえ、こちらこそこんなところに呼んで頂き 感謝しております」 あ「ところで、早速ですがよろしいでしょうか?」 僕「はい」 あ「私、人生でとても苦しいことがありまして。その、 私、経営をやっているのですが、売り上げがほと んど入ってこなくて、正直、店をたたんで家から 追い出されるところなんですよ。一方では再出発 として喜んでいいものなのかもしれませんが、や はり現状は苦しくてたまらないです」 僕「なるほど、では苦しくなくなる方法をお伝えします。 それは、そういうあなたを受け入れてください」 あ「受け入れるですか。でも、受け入れられないです ね、何しろ人生の汚点なので」 僕「汚点なんてものは自分で決めることです。 最初からそういうものはありませんよ。 それよりも大切なのは【今の自分を受け入れる】 ゼロササ 6 P ことから全ては変わっていくんです。 受け入れるといっても簡単です。 よし、自分はこうなった。それだけでいいんです」 あ「はい、よし、自分は経営にしくじった。ですか」 僕「ええ、そしたら次は疑います」 あ「矛盾していませんか?」 僕「確かにわかりますよ。さっきは受け入れろといった のに、今度は疑えって矛盾していますよね。 でも受け入れないで疑うのと受け入れてから疑うの とでは、自分の心構えに対して大きく違うのです」 あ「へえ、そうなんですか」 僕「はい、それに疑うというのはもちろん……愛さんの 今までの思考そのものです」 あ「そうなりますね」 僕「今の愛さんは自分で選んでいるんですよね。でも、 世の中には別な形もとることがあります。 それを奇跡というのですが、人間思いもしない方 向から助けが来るときもあるんです。 で、ここで次の話に入りますね」 愛「はい」 ゼロササ 7 P ■ 世の中はゼロ、ワンネス 僕「さて、世の中は何で出来ているかといったら 情報です。記憶も情報になり、思い込みも情報 として出来ています」 あ「なんとなくわかります。世の中は情報で出来ている ってのは感じでつかめますね」 僕「ええ、見込み客が商品を買うのも、全ては情報で す。どういう情報を手に入れたくて、求めているの かを見つけ出すこと。商品がほしいのでなく、情報 がほしくて買うのです。商品は情報が形になったも のとして思えばいいだけなんです」 あ「なるほど、商品は情報が形になったものですね」 僕「ええ、それで大切な話がワンネスという考え方 ですが、簡単に言うと僕らの意識はみんなとつな がっているということです」 あ「どういうことですか?」 僕「簡単に言いますが、ライオンっていますよね」 あ「はい」 僕「愛さんからみたら、ライオン一頭ずつ個性があるの ご存知ですか?」 ゼロササ 8 P あ「いえ、みんな同じように見えます」 僕「はい、それがワンネスです。要は人間としてみると 個性があるんですけれど、ライオンからみると 人間はどんな服を着ても、みな同じに見えるんです。 だから、別々でないってことになります」 あ「なるほど、わかったようなわからないような」 僕「で、大切な話、恐ろしい話がここからですけれど ワンネスということは自分の脳みそは他人の脳みそ でもあるということです。もっと言うと……」 あ「ちょっと待ってください。自分の脳みそは他人の 脳みそって、私の脳みそは私だけのものですよ」 僕「確かにそうなりますが、そういう考えだといつまで たっても次のステージに向かうことは出来ません。 愛さんの脳みそは僕の脳みそでもあるんです。 それだけじゃない、愛さんが今、テレビやラジオ 雑誌や本などで知っている【人】の脳みそにも なることが出来るんです」 あ「じゃあ、私は佐々さんのような脳みそになるという ことですか」 僕「はい、そうです、そしてこれが次のステージに向か うための訓練なのですが、いいでしょうか」 あ「はい」 ゼロササ 9 P 僕「愛さんが今、この人はすごいなという人はいます?」 あ「じゃあ、佐々さんで」 僕「では、今から愛さんは僕として考えてみてください。 今、愛さんに起きている問題がありますね」 あ「はい」 僕「ではこれが佐々ならどういう風に考えているだろう と、問題を改めて捉えてみてほしいのです。 ワンネス、世の中はつながっているので自分と 他人の脳みそは共有できるんですよ。 で、愛さんはクライアントだから僕とお話できる。 ということは僕という人間がどういう人か 素直にわかるんですよね」 あ「そうなんですか? 私にはさっぱり」 僕「実際に僕としてならどういうことをするか 僕だったら魂からすごいものを引きずり出した人 のマインドで物事に当たりますので、自分で解決 出来ないときは、周りの脳みそで、改めて自分の 問題を見てみるんです。そのために必要なのが 世の中は情報で出来ているという真実と 自分も他人も意識の上(考えていること)じゃ 区別はつかないってことなんですよ」 あ「深いけれど、難しいです」 ゼロササ 10 P 僕「もっと簡単に言うと、愛さんは貧乏人の脳みそを 入れたら、貧乏人になり、お金持ちの脳みそを 入れたら、お金持ちになるってことです。 もちろん意識の上だけですけれど」 あ「はあ」 僕「とにかく、今から愛さんとして考えるのでなく 僕として問題に突き当たってみてください。 それが愛さんの状況をよくするカギの一つに なりますから」 あ「はい」 僕「さて、次は心とテクニックの話をします」 ゼロササ 11 P ■ 心がテクニックと行動を生む 僕「さて、今度は色々とビジネスにおけるノウハウ の話をさせていただきますが」 あ「はい、そこを重点的にお願いします」 僕「稼ぐテクニックを追い求める人はかなり多いです。 実際テクニックを追い求めている人はこういいます。 マインドもわかるけれど、やはりテクニックが最も 大切じゃないですか。と。でも、テクニック、そし て起業に欠かせない行動は全て【心】から出てく るんです。だから、心と態度によって、お金の入り 方も変わってくるということです」 あ「具体的にはどういうことですか?」 僕「具体的に言うと、まずはどういう心を持って、 ビジネスに望んでいるのか? そして次に 相手に非難指摘されても、その心を持って ビジネスに取り組んでいるのか? 基本的に 批判は気にする必要ないんですよね。 批判するってことは同時に応援する人がいるわけ ですから。で、それだけじゃないんです」 あ「それだけじゃないというのは?」 ゼロササ 12 P 僕「ビジネスにおける最も障害になるもの。 それは過去の自分の記憶です。 それは別名、限界意識っていいます」 あ「限界意識ですか」 僕「ええ、限界意識です。その正体は過去の 記憶、トラウマ、そして恐怖……といったもの です。実際に戦うんですよ、自分の記憶と インスピレーションが」 あ「どういうことでしょうか?」 僕「一人でビジネスをやる危険というのは マインドが不完全なまま何でも取り掛かろうと します、その結果として、せっかくもっと伸びる ところなのに、それを自分で閉じてしまっている。 一方、稼いでいる人から得るものってテクニックよ りも、その人のマインドなんですよね。 稼いでいる人の考え方に共感してやれば、自然と 稼ぐ分類の仲間入りになるんですよ」 あ「なるほど」 僕「僕もひとりでやることに危険に気づくまでかなり 時間をかけました。そして気づいたときは遅かった のですが、でも同時に遅くなかった。 気づかなければもっとドン底を歩んでいただろう ゼロササ 13 P から。ですから、心というのは相当意識して 覚悟しておかないと、恐怖や不安によって 伸びようとしている自分を閉じ込めてしまうんです」 あ「なるほど、そういうところがあるんですね。 そう考えたら思い当たるところはありますね」 僕「はい、それだけです。恐怖と不安は全て 無知からやってきます。無知をどう対処するのか というと、そこで愛さんがみて【この人すごい】と 言う人と連絡を取るのです」 あ「なるほど」 僕「この人すごいというのは、その人と話しをすれば 答えがわかるんです。答えが出てくるから、心が そう述べているから、出てくるんです。 しかし、それを選ぶのは自分です。 選んだらそっちの道に向かいますし、選ばなけれ ば、別の道に向かいます、そこは大概苦しい道 ですけれどね」 あ「なるほど……確かにそうですね」 僕「ですから、この人はすごいという人はすぐに連絡 をとるべきです。そうじゃないと、本当にチャンス を逃してしまいます。限界意識に多くの人、僕も 含めて捉えられています、だから、大切なのは ゼロササ 14 P とにかくすごい人には何とかして連絡を取る という行為をしていただきたいのです」 あ「はい、わかりました」 僕「で、そのすごさが今度は行動を自然と生みます。 それがテクニックとなります。 実際テクニックなんて他人がやっているのを 盗むことができればいいんです。 もちろんその盗む時間が面倒なら、お金を払って そのノウハウ、時間を手に入れます。 でも、心が伴っていないと、どうしようもない」 あ「心って色々とあるんですね」 僕「ええ、心の問題を克服しないと、次に進むこと はできないです。何しろ次に何か新しいことに 取り掛かるときに最も邪魔するのが心、今まで の記憶ですからね。その記憶を乗り越えたときに 次の成長が見込めるんですよ」 あ「なるほど、わかりました」 ゼロササ 15 P ■ 自分をほめて、売り上げを上げる 僕「さて、売り上げをあげる方法として一つ欠かせない ことがあります。それは自分をほめるです」 あ「私自身をほめるですか? どういうことでしょう」 僕「自分をほめるという行為はとても大切で、人間は さっきの愛さんもそうでしたが、ともすれば自分を けなす方向になります、というか慣れています」 あ「はい、だってこんな惨めな自分は本当に嫌いで もうどうしようもないくらい、死にたいですから」 僕「ええ、学校の教育なのかわかりませんが、とにかく 人間はあまりにも自分をけなすことに慣れすぎて いる。もっと成長するための改善とは違いますから ねえ、けなすのは」 あ「でも、どうしたらいいんでしょう。私はもう……」 僕「まずは自分をほめてみることです。愛さん、自分の 手足に感謝していますか?」 あ「え、感謝なんてしていませんよ」 僕「自分の脳みそにも? 目にも? 近くの仕事道具に も感謝はしていないんですか?」 あ「はい、だってなんで感謝しないといけないんです?」 ゼロササ 16 P 僕「感謝するというのは幸せがどういうことかを 身近につかむためです。簡単に言うと、どんな 状態でも感謝できる人は強いんですよ。 それはいやなことにすら感謝できる人はもっと強い。 僕もいやなことがありましたが、そういう状態に 感謝すると、いやなことがますますおきたかと 思ったらそうでもなかった。 感謝って当たり前だと思っていたことが実はものす ごく尊いことだと気づいたときに出来るんですよ」 あ「へえ、そうなんですか」 僕「だから、感謝するんです。そしたら色々な意味で 物事に謙虚になることが出来ます。 この謙虚が意外といい方向に動くんですよね」 あ「なるほど」 僕「大切なのはいやな事にも感謝すること。 いやな状態が出たときに 【ああ、教えてくれてありがとう】 【今、こうして見せてくれてありがとう】 と、ありがとう一つにすると、ありがたいことが これからおこるようになります。 僕の場合は実際にお金が必要なときに入ったり 原稿を書いているときにありがたいと感じることが ゼロササ 17 P どんどんと出てくるようになりましたね。 世の中って自分で考えているように動くとは 限らないんですよ。たとえ明日地震がおきるかも 知れないし、明日宝くじが当たるかもしれない。 世の中は何が起きるかわからないから、どんな ときも冷静にありがとうというんですよね」 愛「へえ」 僕「まあ、身近なもの、特にいやなことにもありがとう といえるようになると、考え方が大きく変わります よ、本当に」 愛「はい、やってみます」 ゼロササ 18 P ■ 苦しいときはどうする? あ「それでも苦しいときがあるんです」 僕「はい、そのときの対処法も今からお伝えします。 というか、ここからがさらに奥の本題なりますので 今からノートとペンを持ってくださいね」 あ「はい」 僕「まず、苦しいことを紙に書き出してください」 あ「はい、書き出しました」 僕「書きましたね? そしたらその苦しみに対して どうなったらいいなあというか、書いてください」 あ「はい……書きました」 僕「それでおしまいです。後はそうなったらいいなあ という方向に自分で向かうだけです」 あ「ちょっとまってください。苦しいのはお金がほしい。 で、解決で宝くじが当たったらいいなあと 書いたのですが、宝くじを買えということですか?」 僕「はい、そうなったらいいなあというのだったら 実際にそれをするのが一番いいでしょう」 あ「はい……」 僕「自分の出したことに納得いってないみたいですね」 ゼロササ 19 P あ「まあ、ありえないと思って書いたので」 僕「世の中は何が起こるかわかりません。 だから、そういうありえないことに頼みごとをする ということ自体がありえないと思いませんか? 解決策の一つとして、最初から気にならないという ことがあげられます。どういうことかというと問題 解決は色々とステップがあって、最初は現状認識、 次は克服、逃避、そしてその次は気にならない、 そしてその上が最初から問題なんてこの世にない。 なぜなら問題は常に自分の内側で起きていることで あって、外側では起きていないから」 あ「なるほど」 僕「だから、大切なのは自分の内側で解決策を 書いたら、その可能性にかけて、宝くじを買う。 そして実際に当たったらどうなります?」 あ「それはうれしいです」 僕「そしたらその後どういう生活を送りますか?」 あ「それは……考えていません」 僕「まあ、とにかく大切なのは普段からどういう生活 で物事に当たっているかを意識することです。 そのために次のステップは最も重要になり、 それが愛さんの人生にもお役に立ちますので ゼロササ 20 P ぜひじっくりとお聞きください」 あ「はい、わかりました」 ゼロササ 21 P ■ 人間は「喜び」【記憶】、世界は「情報」 僕「さて、人間は楽しいときも苦しいときも喜びで 出来ています。すなわち、喜びが世の中の本質 ということ、人間の本質ということになります」 あ「でも、私の生活は」 僕「そしたらそれが皮肉にも喜びなんです。もし喜び でなければ、脳みそを変える以外ありません。 いわゆるマインドセットというものですが、脳みそ を変えていかないと、世界は開けません」 あ「はい」 僕「喜びでないなら、その世界は違うということを 自分の脳みそに伝える、そして他人の脳みそを 借りて、時々でいいからこう思うのです。 【この状態に対して、仮に私が佐々ならどういう 解決策を練っている、そして動いているだろう?】 このように、佐々の脳みそがあると思って、考え ていかないといけないんです」 あ「はい」 僕「世界は情報で出来ています、人間は喜びでできて いて、後もう一つが記憶で出来ています。 ゼロササ 22 P 記憶というのが限界意識というのは先ほど 述べたのでそこは省略させていただきますが とにかく、記憶が邪魔となって喜びの本質をつか まないままでいるんです。 そこで次は喜びの本質をつかむためにある作業を していただきます。それが愛さん、あなたのビジネ スにつながりますので」 あ「はい、お願いします」 僕「後、補足ですが、世の中は情報で成り立っていま すので、情報一つでお金が入る時代になるんです。 というか昔から情報一つでお金を得ているのです。 だから、情報でお金を得ていいんだと思うようにな る覚悟を持てば、お金を得るというのは情報をいか に提供するのかということになりますね」 あ「はい」 僕「で、お金がものすごく集まる情報は実績がある。 でもその実績は自分でなくて、他人の実績があり そして希少価値の高いところ。こういうところに お金というのは入ってくる傾向にあります。 誰でも成功させるというのは大きな間違いに 僕は気づきました。誰でもじゃなく一握りの 人だけにお伝えするからますます成功するんです」 ゼロササ 23 P あ「それってずるいですよね」 僕「いえいえ、ずるくありませんよ。成功する人は お金をかける場所を知っているからますますそちら に向かう。その選択権は自分にあります。 だから愛さんがどっちに向かうかですよ」 あ「なるほど……私ならただでやりますね」 僕「それは実績がないうちならそれをしてかまいません が、実績あるならやめたほうがいいです。 といっても一回限りの無料面談みたいなものだった らそれでいいと思いますがね」 あ「なるほど」 僕「とにかくただというのは【感謝】の心が足りない 状態で行ってしまうので、ダメなんです。 相手の魂に響かないから、本当にただというのは ダメです。でもニーズのないうちはただでやらない と、入ってきませんからね」 あ「そうですね」 僕「自分の価値というのはとても難しいですよね。 というか自分に対する思い込みが自分の価値を ほとんど決めているといっても過言じゃありません。 自分でどれくらいの価値があるか? それを決めないと、次に向かうことは出来ませんよ」 ゼロササ 24 P あ「は、はい……」 僕「あまり難しい気持ちになるのもわかりますが 大切なのは価値はとりあえず自分で決めるという ことになります。で、最も大切な価値について 次にお話をしていきますね」 あ「はい」 ゼロササ 25 P ■ コミットメント 僕「さて、コミットメントというのはいろんな意味があ りますけれど、ここでは宣言とさせていただきます。 愛さん、これからどう生きたいのかを宣言するため に、以下の作業をしていただきます」 あ「はい」 僕「まず、愛さんにとって過去、ほめられたことは 何かありますか?」 あ「ほめられたことですか?」 僕「ええ、ここからの話は愛さんの根本にあるマインド について切り込んでいきます。 愛さんはどういうときにほめられたのか? そのほめられたときのことをありありと書いてくださ い。今すぐ思い出せるものでもいいです」 あ「わかりました」 僕「ここを見出すことがまず大切です。なぜならこれか らすることは喜びしかしないのですから」 あ「それでお金とか大丈夫なのでしょうか」 僕「ええ、世の中というのは面白いことになっていて お金の問題を考えたらお金の問題で死ぬまでずっと ゼロササ 26 P 考えることになります」 あ「はい、たしかに」 僕「で、大切なのは愛さんにとっての大きな喜び というのはどういうものなのか、見つけることです」 あ「はい」 僕「で、この喜べるような事を見つけたら 次に自分はどういうことをしているときが最も ありがたい、幸せだと感じるのか? ということに ついてお伝えしてください」 あ「はい……私の幸せだと感じたことは過去にバイトで たくさんモノをうってほめられた体験ですね」 僕「ほかには」 あ「人と話をしていると、お前の話は面白いと ほめられたことですね」 僕「ほかには」 あ「ほかには……このくらいでしょうか」 僕「ということは、そこに愛さんのこれからにつながる 大きなヒントが隠されています。愛さんがしていた ことは実を言うと愛さんのこれからしたいことになり ます。まあ、まとめると まず、愛さんの話は面白い。 次にたくさんモノを売ってほめられる。 ゼロササ 27 P 色々とありますけれど、まとめると愛さんは 伝えることに喜びを感じているのですね」 愛「そうなんですね」 僕「ということはこの伝えることが大きな富をもたらす ために、そうなるべくしてそうなる戦略を立てて いかないといけないですね」 愛「はい」 僕「その前に一つ宣言をしてください。 私はこれから愛を面白く伝えて生きていきますと」 愛「え、宣言ですか」 僕「ええ、宣言です。宣言というのは別名決意になりま すね。コミットメントというか、自分への約束という か、とにかく、決意です」 愛「決意ですか。決意……。そうですね」 僕「楽しいことだけを見出したら、後は必要なものは 自然と入ってきます。もし入ってこない場合は 自分から引き寄せる必要もありますけれど でも実際は引き寄せるというものよりも 本能がそちらに向かうように出来ています」 愛「本能ですか」 僕「ええ、楽しい事をひたすらこなしていくこと。 僕だったら作家なので、今最も伝えたいことは ゼロササ 28 P 何か? それを見出したら自然と必要な情報は 書いているとやってきますね。 普段の情報はすでに内側にあるんですよね。 だから、本当に必要なときだけ取り入れて 普段はそれを枯渇させるくらいまでアウトプット していただく。で、やはり重要なのは自分を堀下 げて、掘り下げて、その中で本当の求めているも のを見つけていきます」 愛「はい」 僕「とにかく、喜びの自分をこれから生きるということ これがコミットメントになります。 自分に対して宣言してみてください。 私はこういう喜びを提供する人間になるぞって」 愛「は、はい」 ゼロササ 29 P ■ 本物の感じ方 僕「さて、前半のおしまいになりますが、本物について これから述べていきます」 愛「はい」 僕「まず、本物を感じるには自分が本物に近づく必要 があります」 愛「私が本物ですね」 僕「ええ、まあ、ここからは変な話なのですが」 愛「佐々さんはいつも変な話ばかりですから」 僕「そうですね。 さて、運がいい、悪いってお話ありますよね」 愛「はい」 僕「運がいいっていうのは自分の努力ではどうしよう もないことがおきているってことですよね」 愛「はい」 僕「僕も愛さんも運がよくなりたいと思っていますよね」 愛「はい」 僕「で、運のいいと悪いというのは自分の選択の結果 ということになります。要は心が幸せか不幸かを ゼロササ 30 P 決定するということになりますね」 愛「はい、そうなりますね」 僕「たとえば、愛さんがお金で躓いているのは 常にお金で躓いているような判断しかしていない」 愛「たぶん、そうだと思います」 僕「で、運のよさは選択だとすると、常にプラスをとり 入れて生きたいものですが、実はそのプラスがか なり自分の足を引っ張る方向に向かっています」 愛「え、そうなんですか」 僕「自分はすばらしい、大丈夫、なんとかなるといって も、いざ、自分の現状がますます悪くなると そうも言ってられないですよね」 愛「はい」 僕「だから、ありがとうと心をこめなくて言ってもいいの ですが、同時に一度、ありがとうという言葉を疑っ てみないといけないんです。ありがとうという言葉 を疑うことによって、本当にありがとうといえること が、自然とおきてくる」 愛「へえ、それはなんとなくわかるような」 僕「辛い、悲しい、うれしい、楽しいといったものは 全て過去から引きずり出したものなんですよね。 で、それが物事を判断しています」 ゼロササ 31 P 愛「はい」 僕「で、過去から引きずり出したものということは それらを全て捨てたときに出てくるものがあるん です。それが本当の自分、本物の自分です。 それを見つけてしまえば、何を取り入れたらいいの か、何を取り入れたらいけないのかが自然と身に ついてくるようになります」 愛「へえ、そうなんですか」 僕「はい、本物を出す方法は自分の中にある、本当の 自分を引きずり出す必要があって、その一つに どういうことをしているときが喜びなのか? ということに答えていただいたんですよね。 実際に愛さんはそれを通して一生仕事したいです か?」 愛「はい、もちろんです、喜びを与えれば喜ばれる ことが返ってくるといいますし」 僕「ええ、でも本物を見つけるときはそれすらゴミな ので、その気持ちを捨てないといけません」 愛「え、そうなんですか」 僕「それは愛さんの体験からきましたか?」 愛「いえ、ある本を読んでそうだよな~と」 僕「ではそれはゴミです、そして僕の出す情報もゴミ ゼロササ 32 P になりますので、それも捨ててください」 愛「はい」 僕「そういう周りから与えられた情報、それがどんなに すごい人の情報であれ、一度捨ててみるんです。 その中で、どんどんと周りの情報を捨てていき 今度は自分の中にある正直な気持ちを捨てていき ます。たとえば、正直な気持ちとして上げられるの は辛い、苦しいといった言葉ですね」 愛「なるほど、でも、できるでしょうか?」 僕「時間かかりますよ。めちゃくちゃかかりますよ。 でも、できるんですよ。僕の場合は 2 日くらい かかりましたが」 愛「へえ、そうなんですね」 僕「自分の役割を知ったら、その役割で生きていく ことが一番大切になります。で、そのときに必要 な情報は自然と必要なときに仕入れるときになりま す。たとえばここにその情報源があるように」 愛「ははは、そうですね」 僕「で、次に役割を知ったら今度することは死ぬことから 自分を見つめていきます。死ぬときから生きるを見 つめていくということです」 愛「へえ、そうなんですね」 ゼロササ 33 P 僕「でも死ぬって想像できます?」 愛「いえ、できないです」 僕「今、僕は刹那的に生きていますが、もちろんそれを する前に死ぬときから生きるを見つめてきました。 死ぬというのは人生の終わりになります。 で、死ぬ前にどういうことをもっと早くしていれば よかったなあというのは、人間誰しも口にするので 自分の人生はすばらしかったといえるようなことを 決めていく。それが死ぬところから生きるを見つめて 行く方法です」 愛「難しそうですね」 僕「僕としてはこれ、最も価値あることに目を向けて それを観ていってほしいだけなのです」 愛「はあ」 僕「愛さんが今、ある現状。でもそれは今だけみたら かなり苦しいですが、死ぬときから見つめてみると その状態は愛さんにとって大きな転機となっている はずなのです。そうなるには意味があり、それを つかむということにもなる」 愛「はあ」 僕「そしてもう一つ、これは思考なのですが、自分の 思考と相手の思考は違うという状態だと、一生問題 ゼロササ 34 P 解決するのに大きく時間をかけます。 ただし、相手も自分も同じと思うと、すでに解決して いる人の視点で今の問題を見ることができるから、 問題も解決しやすくなります」 愛「先ほどもそれ、述べていましたね」 僕「ええ、そういう風にしていって自分を観ていくと 流れに身をゆだねることが出来るようになります。 その人生がどんなときであれ。ね」 愛「はあ」 僕「で、特に愛さんのような状態はものすごく大きな チャンスなんです。今こそ、最も人生を見つめなお して、死ぬときの自分から観ていく。 おそらく死ぬときの自分から見つめていくと、目先 の生きる仕事か、楽しく喜びとなるための仕事を 選ぶのか、道は決まってくるはずです」 愛「はい、私もできれば楽しく喜びになる仕事を行って いきたいものですから」 僕「僕もそうです、本当の自分、本物を見つけてしまう と、それ以外の選択において、現状がどうであろう とあまりしたくなくなりますよね」 愛「はい」 僕「そしたら現状がどうであろうと、愛さんにとって最も ゼロササ 35 P 喜びとなるものをまずは手がけていきましょう。 たとえば愛さんの場合、人に伝える琴が面白いと 述べていたので、早速原稿用紙を使って文章書いて あるいは、動画をとって面白いことを述べて、それ を多くの人に伝えていきましょう。といってもまずは 身近な人からでいいのです。物を売り込む場合はま ず、周りから売り込むという法則があります。 だから、まずは周りから売り込みにいきます」 愛「へえ、周りから売り込みですね」 僕「ええ、周りから売り込んでいき、その周りの協力 を得ながら、どんどんと拡大していきます。 ここで気をつけないといけないのは自分の力を 過信してしまうこと。成長すればするほどそういう 過信というわなが待っていますので、気をつけて ください、これはありがとうといってもなってしまう 現象ですので」 愛「防ぎようがないんですね」 僕「愛さんが本質をつかんでいれば防げますよ。 まあ、防げなかったときも受け入れることです。 いい勉強になったということですね」 愛「はい」 僕「それでは愛さんの仕事が作家ということ。まあ ゼロササ 36 P 愛さん以外だと、色々と~建築、飲食~など あるんですけれど、それは後半でお話しますね」 愛「はい」 僕「ここからはいよいよテクニックですよ」 後半に続く → https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=36411 ※ 後半はお名前とメールアドレスを記入してください。 そうしましたら案内と特別プレゼントをさせていただ きます ゼロササ 37 P ■ 個別アドバイスについて 実はあなたの問題はあなただけの問題でなく、人類全 体の大きな問題となっています。 実際そう感じなくても、あなたという人間が生まれたの には大きな理由があります。僕はあなたが現状の生活ば かりに目を追われてしまい、真実を見る目を失ってもらい たくないと心から思っています。 そこで、このレポートを読んで ・あなたにとって「最も幸せ」だと感じること これを書いて、ここまでお届けください。 → [email protected] 件名は「0ササの感想」と書いておりますので、それを 送ってください。なお、名前は入れてくださいね。 でないと、あなたに個別でメールを送ることが出来ませ んので、なお、本当に悩んでいるなら送ってきてください。 それ以外でしたら送らなくて十分です。本気で悩んでい ないときはそういうメールすらおくらないですから。 ゼロササ 38 P そういうのは自分の中の思い込みがそうさせているだけ なんですよね。 僕もそうなのですが、自分の変なプライドが邪魔をして しまいます。それをとめるためには「自分」を脱皮するこ とが欠かせません、以上!