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2017年3月期第2四半期決算説明会資料 株式会社 ニッキ

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2017年3月期第2四半期決算説明会資料 株式会社 ニッキ
株式会社 ニッキ
2017年3月期第2四半期 決算説明会資料
〜ガス燃料供給システムで環境へ貢献〜
2016年11月25日
(証券コード6042・東証2部)
Copyright© Nikki Co.,Ltd. All rights reserved
目次
1. 会社概要
2. 2017年3月期第2四半期決算概要
3. 2017年3⽉期⾒通し
4. 参考資料
Copyright© Nikki Co.,Ltd. All rights reserved
1
1. 会社概要
2. 2017年3月期第2四半期決算概要
3. 2017年3⽉期⾒通し
4. 参考資料
Copyright© Nikki Co.,Ltd. All rights reserved
2
会社概要
「ガス燃料供給システムで環境へ貢献」
商号
株式会社ニッキ
所在地
神奈川県厚⽊市上依知3029番地
資本⾦
500百万円
代表者
取締役社⻑
設⽴
1932年2月
従業員数
関係会社
セグメント別売上高構成比
583名(連結ベース、2016年3月末)
事業内容
和田 孝
LPG・CNG・LNG燃料供給システムの設計・開発及び関連機器の製造
船舶・⼩型エンジン⽤気化器及び燃料関連デバイスの設計・開発及び製造
⾃動⾞⽤燃料関連デバイスの設計・開発及び製造
不動産賃貸事業
NIKKI AMERICA FUEL SYSTEMS,LLC、NIKKI AMERICA,INC.
瀋陽日新気化器有限公司
NIKKI INDIA FUEL SYSTEMS PRIVATE LIMITED、
NIKKI KOREA CO.,LTD.、NIKKI(THAILAND) CO.,LTD.
㈱ニッキ ソルテック サービス、ニッキ・テクノ㈱
5.4%
5.7%
6.2%
5.7%
48.1%
44.2%
40.9%
43.9%
15/3
16/3
ガス機器事業
汎用機器事業
⾃動⾞機器事業
不動産賃貸事業
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3
沿革
伝統から革新へ
インジェクタ
LNGレギュレータ
集約型
スロットルボディ
・2014年
・2006年
LNG用1段式
汎用電子制御噴射
・1991年
レギュレータ開発
システムの製造
圧縮天然ガス燃料
・2009年
・1982年
システム開発
V3型
ガス用トップフィード
⾃動⾞⽤電⼦制御気
芝刈機用
LPGペーパライザ
インジェクタ開発
・2015年
U-22型キャブレタ
化器、⾃動⾞⽤ス
熱交換器開発
ロットルボディ開発
・1963年3月
・2010年
・2001年
・1946年
⾃動⾞⽤LPGキャブ
CNG用1段式
LPG電子制御気体
⾃動⾞・農業エンジン
・1985年
レーション装置開発
レギュレータ開発
⽤気化器、燃料ポンプ
船外機用気化器を 噴射システム開発
を開発
・1933年3月
⾃動⾞・航空機エン
ジン用気化器を開発
・1932年2月
創⽴
・1961年7月
本社工場完成
開発
・1967年
厚木工場を建設
・1961年10月
東証2部に上場
熱交換器
ECU
⼤型⾞⽤
CNGレギュレータ
船外機用
キャブレタ
第1号キャブレタ
NV-42
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4
事業部門の構成と製品
事業
セグメント
市場
主要顧客
ガス機器事業
汎用機器事業
⾃動⾞機器事業
東南アジアや東アジアへの輸出が
中心。今後、北⽶、ロシア、イン
ドネシア、中東等を開拓
米国向けが多く、芝刈り機・発電
機用が約7割を占める。発電機需要
の発掘、噴射システムの推進
東南アジア、中東への輸出
GM Korea、いすゞ⾃動⾞、
⽇野⾃動⾞、広⻄⽟柴機器、
ユニキャリア
Briggs & Stratton Corporation、
Kohler Company、
川崎重工、富士重工、
Cummins Power Generation
⽇産⾃動⾞、トヨタ⾃動⾞、
マツダ、江⻄いすゞ
国内外のLPG・CNG⾞・フォー
クリフト向けの燃料供給システ
ム(ECU、インジェクタ、ベー
パライザ、レギュレータ、熱交
換器、フィルタ、ミキサ等)
汎用気化器(農業用、産業用)、
船舶⽤気化器、⼆輪⾞向け噴射
システム等
不動産
賃貸事業
東京都品川区
にオフィスビ
ルを所有
安定収益
国内外のガソリン⾞⽤
のスロットルボディ、
気化器、アクセルワイ
ヤユニット等
製品
日本、中国、タイ
インド、中国、米国、日本
日本
生産拠点
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5
当社の強み(1)
ガス機器の燃料供給システムを構成する主要部品を全て製造可能
⾼出⼒・⾼精度性、燃費向上・排ガスクリーン化を実現する⾼い制御技術
様々な顧客要求にも対応可能な最新鋭の実験設備(開発アウトソーシングニーズへの対応)
系列に属さない独⽴系
ガス燃料供給システム(部品)会社ポジションマップ
当社の強み
⼤量⽣産
A社
B社
C社
生産
ガス燃料に適した専⽤の燃料供給シス
テムを製造
⾃動⾞・トラックメーカーへのOEM
供給、受託開発
世界各国の顧客の幅広いニーズに対応
(後改造用製品も供給可能)
システム
部品
D社
制御技術
実験設備
(機械・ソフト)
(開発・検査・検証)
特注
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6
当社の強み(2)
保有不動産からの安定収益
不動産賃貸事業推移
保有資産の概要
名称
3号館ビル
所在
東京都品川区北品川5-11-3
土地面積
4,959.08㎡(うち62.0%)
売上高
600
522
建物構造
鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造
陸屋根地下2階付8階建
建物延床面積
20,582.71㎡(うち62.0%)
竣⼯年⽉
1996年10月
549
475
500
(百万円)
セグメント利益
549
479
441
552
458
553
452
400
300
200
100
0
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
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7
1. 会社概要
2. 2017年3月期第2四半期決算概要
3. 2017年3⽉期⾒通し
4. 参考資料
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8
2017年3月期第2四半期累計 連結損益の概況
不採算取引の縮⼩や新機種⽴上げ時期のずれ込み等により売上⾼減少
急激な円⾼の進⾏による採算性の悪化や為替差損、認証関連費⽤の先⾏投資負担等により減益
(単位︓百万円、下段は構成⽐)
2016年3月期
第2四半期累計
売上高
売上総利益
販管費
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属
する四半期純利益
2017年3月期第2四半期累計
実績
前年同期⽐
4,515
3,992
(100.0%)
(100.0%)
1,294
947
(28.7%)
(23.7%)
799
769
(17.7%)
(19.3%)
495
177
(11.0%)
(4.4%)
495
92
(11.0%)
(2.3%)
312
77
(6.9%)
(1.9%)
▲11.6%
計画
(5/13公表)
4,300
(100.0%)
計画比
▲7.1%
▲26.9%
-
-
▲3.7%
-
-
▲64.2%
▲81.3%
▲75.3%
280
(6.5%)
290
(6.7%)
200
(4.7%)
▲36.7%
▲68.1%
▲61.4%
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9
2017年3月期第2四半期累計
セグメント別の概況
(単位︓百万円)
ガス機器事業
売上高
汎用機器事業
▲7.9%
売上高
▲24.8%
利益
売上高
3, 000
▲18.7%
売上高
500.00
3, 000
1,894
2, 000
200
1,547
200.00
100.00
1, 500
73
500
(200. 00)
0
(300. 00)
16/3
2Q計
計
17/3
2Q計
計
韓国向け製品の販売が減少
タイは厳しい状況が継続
中国における公共機関向け天
然ガス⾞⽤の燃料供給システ
ムの販売は堅調
生産体制の強化は着実に進捗
米国、欧州企業からの引き合
いは引き続き強い
認証関連費⽤の先⾏投資負担
が減益要因の一つ
16/3
2Q計
計
17/3
2Q計
計
米国での事業が主体であるた
め、急激な円高ドル安の影響
が大きい
主要取引先の新機種の⽴上げ
が、当初16年度予定から17年
度へとずれ込み、当社におけ
る開発費負担等が先⾏
400
300
100
227
▲5
224
1, 500
0
▲ 45
276
0
1, 000
273
-100
500
276
276
-200
0
-300
16/3
2Q計
計
200
100
-100
500
-300
500
200
1, 500
-200
0
3, 000
2, 000
1, 000
▲ 151
利益
2, 500
-100
500
▲1.4%
300
0
1, 000
(100. 00)
利益
400
200
100
0. 00
1, 000
500
2, 000
150
1, 500
3, 000
300
2, 000
▲0.1%
売上高
2, 500
1,904
300.00
売上高
利益
400
2, 500
2,058
赤字
売上高
500
不動産賃貸事業
▲1.0%
利益
利益
400.00
2, 500
売上高
赤字
利益
利益
⾃動⾞機器事業
17/3
2Q計
計
-200
0
-300
16/3
2Q計
計
2月に受注した中国の新規ビジ
ネスは回復に寄与
インドのダイカスト事業の拡
⼤に伴う費⽤が先⾏
17/3
2Q計
計
売上⾼・利益ともに概ね前期
並みの水準
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10
2017年3月期第2四半期末 連結貸借対照表の概況
(単位︓百万円、下段は構成⽐)
2017年3月期第2四半期末
2016年3月期末
前期比増減額
流動資産
固定資産
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
純資産合計
負債・純資産合計
ネット有利⼦負債
6,240
5,912
(47.7%)
(47.8%)
6,845
6,465
(52.3%)
(52.2%)
13,085
12,378
(100.0%)
(100.0%)
4,316
4,121
(33.0%)
(33.3%)
2,460
2,398
(18.8%)
(19.4%)
6,776
6,519
(51.8%)
(52.7%)
6,309
5,859
(48.2%)
(47.3%)
13,085
12,378
(100.0%)
(100.0%)
46
334
(0.4%)
(2.7%)
▲327
▲379
▲707
▲194
▲62
▲257
▲450
主な増減要因
【流動資産】
・現⾦及び預⾦ ▲362
・受取⼿形及び売掛⾦ +50
【固定資産】
・有形固定資産 ▲163
・投資有価証券 ▲190
【流動負債】
・⽀払⼿形及び買掛⾦ ▲458
・電子記録債務 +333
・短期借⼊⾦ ▲166
【固定負債】
・退職給付に係る負債 ▲76
・その他有価証券評価差額⾦
・為替換算調整勘定 ▲272
▲130
▲707
+287
※ネット有利⼦負債=(短期借⼊⾦+⻑期借⼊⾦)-(現⾦及び預⾦)
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11
2017年3月期第2四半期累計
連結キャッシュフローの概況
(単位︓百万円)
2017年3月期第2四半期累計
2016年3月期
第2四半期累計
主な内容
営業キャッシュフロー
714
318
投資キャッシュフロー
▲347
▲418
フリー・キャッシュフロー
366
▲99
▲191
▲237
134
27
2,131
1,967
設備投資額
221
350
減価償却費
401
377
財務キャッシュフロー
換算差額等
現⾦及び現⾦同等物の期末残⾼
・税⾦等調整前四半期純利益 92
・減価償却費 377
・有形固定資産の取得による支出 ▲435
・⻑期借⼊⾦の返済による⽀出 ▲168
・配当⾦の⽀払額 ▲121
・インド子会社の拡張 249
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12
中期経営計画の進捗状況
コスト低減や事業領域の拡⼤が進展
重点方針・施策
(1)
売上規模拡大
① 未開拓市場への参⼊、中国市場での拡販、
後改造市場への参入
② コア商品の拡充、差別化商品・低価格商品
の開発
③ M&Aに向けた積極的な対応
進捗状況・その他
▷
▷
▷
▷
▷
▷
(2)
(3)
コスト低減・収益拡大
① VA/VEの徹底推進による原価低減
② グローバル調達の推進、受入検査体制の整
備・強化、トータルコストの低減化
③ 多品種少量⽣産への対応、設備の共通化、
減価償却費の削減
④ 工程レス化・部品レス化への取り組み
事業領域・個⼈領域の拡⼤
① 開発・実験機能の拡充、上流⼯程への関与
の強化・拡大
② 受託実験業務への対応強化
③ グローバル展開に対応できる人材の育成
売上に関しては、急激な円高ドル安の影響で汎用
機器販売苦戦
インドのダイカスト事業が今後寄与
北⽶⼤⼿システムメーカーへのガス機器参⼊に⼿
ごたえ(評価検討用製品納入し試験中)
廉価版LPG/CNGキット設定によるキットバリ
エーション拡充に目途
中国市場では、8月から大手エンジン製造メー
カーへのLNGレギュレータの納入を開始
M&Aは引き続き積極的に検討
▷
品質を確保した上での海外拠点の現地調達を進め、
世界最適調達を推進
▷
ラインの統廃合や段取り改善への取組みにより、
多品種少量⽣産体制を構築
▷
開発・実験業務がエンジン全体及び⾞両全体へと
領域拡⼤
当初想定以上の受託実験のニーズがあり、その対
応が今後の課題
▷
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13
1. 会社概要
2. 2017年3月期第2四半期決算概要
3. 2017年3⽉期⾒通し
4. 参考資料
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14
2017年3月期 連結損益の⾒通し
新たな市場・顧客の開拓も着実に進展しているが、新機種の⽴上げのずれ込みや為替相場等
の影響を織り込み、当初計画を下方修正
(単位︓百万円)
2016年3月期
実績
2017年3月期
修正計画
(10/28公表)
売上高
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属
する当期純利益
設備投資額
減価償却費
8,936
8,000
(100.0%)
(100.0%)
727
290
(8.1%)
(3.6%)
668
250
(7.5%)
(3.1%)
498
160
(5.6%)
(2.0%)
449
470
(5.0%)
(5.9%)
840
770
(9.4%)
(9.6%)
前期比
▲10.5%
▲60.1%
▲62.6%
▲67.9%
+4.8%
▲8.3%
当初計画
(5/13公表)
9,000
(100.0%)
630
(7.0%)
620
(6.9%)
410
(4.6%)
470
(5.2%)
770
(8.6%)
当初計画比
▲11.1%
▲54.0%
▲59.7%
▲61.0%
0.0%
0.0%
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15
2017年3月期 重点施策
北⽶、ロシア、中央アジア、更にイラン市場への新規参⼊
中国市場でのガス機器の更なる拡販
⇒エンジン製造メーカー大手4社のうち、3社と取引開始
残り1社とも最終調整中
廉価版LPG/CNGキット設定による後改造キット拡販
フォークリフト関連のLPG/CNG後改造対応の推進
受託開発案件への積極的な対応
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16
世界での天然ガス⾃動⾞普及台数
2035年
IEA予測
3,500万台
2,230万台
実用性・環境性能からも
世界の環境対応⾞の中で
主流の位置付け
出所︓天然ガス⾃動⾞の普及に向けて2016、天然ガス⾃動⾞カタログ2016
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17
天然ガス⾃動⾞国別台数
国名
台数
(2015年3月末)
当社製品納入時期
2013
2014
国名
2015
(2015年3月末)
1
イラン
4,000,000
14
バングラデシュ
220,000
2
中国
3,994,350
15
エジプト
207,617
3
パキスタン
3,700,000
16
ペルー
183,786
4
アルゼンチン
2,487,349
17
ウクライナ
170,000
5
インド
1,800,000
18
ドイツ
98,172
6
ブラジル
1,781,102
19
ロシア
90,050
7
イタリア
885,300
20
ベネズエラ
90,000
8
コロンビア
500,000
21
ジョージア
80,600
9
タイ
462,454
22
ブルガリア
61,320
10
ウズベキスタン
450,000
23
マレーシア
55,999
11
ボリビア
300,000
24
スウェーデン
46,715
12
アメリカ
250,000
25
日本
44,676
13
アルメニア
244,000
26
その他
合計
台数は「The Gas Vehicles Report」2015年3月号より
当社製品納入時期
台数
2013
2014
2015
132,283
22,335,773
※数量は、端数をまとめた⼤まかな参考の場合もある
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18
エリア的拡大
現在の状況と今後の⾒通し
参入予定製品
北⽶
ロシア
中央アジア
・中大型トラック・バス用
CNG機器
評価試験を実施中
・小型トラック用 CNG機器
• ⼤⼿⾃動⾞メーカー市場参⼊の為
CNGシステム一式【インジェクタ・レギュレータ・ECU他】
・フォークリフト用
LPG機器
・フォークリフト用
他】
LPG機器
CNG/LPG機器
CNGシステム一式、CNG/LPGインジェクタ
インド
ネシア
・フォークリフト用
CNG/LPG機器
開始
・タクシー、小型トラック、バス用
・小型トラック・バス用 CNG機器
インジェクタ、レギュレータ 他
納入開始
• 現地大手総合部品メーカーへ採用に
向けて交渉を開始
• 現地フォークリフト販売業者向けに
CNG/LPG改造キット一式
CNG改造キット既存版/廉価版
⻄欧
インジェクタ
(燃料噴射)
• 大手フォークリフトメーカー経由で
LPG改造キット一式
・タクシー、小型トラック等
システム開発中。一部販売開始
• 現地部品商社向けの販売に向けて交渉
LPG改造キット一式【インジェクタ・ベーパライザ
イラン
• ⼤⼿⾃動⾞システムメーカーで
インジェクタ、レギュレータ
CNG機器
納入開始
• 現地大手天然ガス販売事業者にCNG改
造キットを納入開始。また【アジア競
技大会2018】向けCNG⾞導入の活動
が現地メディアに紹介される。
CNGレギュレータ
(圧⼒制御)
• 大手ガス部品メーカーへCNG部品の納
入を開始
• ⼤⼿ガス部品メーカーと相互協⼒を
開始。廉価版キット用部品の評価テス
トを実施中。
LNGレギュレータ
(圧⼒制御)
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19
株主還元方針
・安定配当をベースに業績及び経営環境等を総合的に加味した配当の継続を基本方針とし、
2017年3月期は13円を計画
・資本効率の向上を勘案し、⾃⼰株式の取得等についても弾⼒的に検討
・配当性向︓当⾯、連結ベースで30%を目標とする
1株当たり配当⾦推移
(単位︓円)
13
13
16/3
17/3(予)
10
6
12/3
7
13/3
8
14/3
15/3
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20
1. 会社概要
2. 2017年3月期第2四半期決算概要
3. 2017年3⽉期⾒通し
4. 参考資料
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21
新中期経営計画(2015〜2017年度)
「持続的な成⻑の実現」を目指して、増収・増益決算を継続できる
事業基盤・体制の構築を図る
ガス機器
汎用機器
⾃動⾞機器
不動産
営業利益
(単位︓百万円)
40,000
売上高
5000
営業利益
<重点方針・施策>
35,000
31,000
28,594
30,000
4000
25,000
1,652
2,578
23,625
1,545
3,325
3000
20,000
1. 売上規模拡大
2. コスト低減・収益拡大
3. 事業領域・個⼈領域の拡⼤
1,600
1,600
13,800
2,500
11,754
15,000
1,840
9,398
2000
<計数目標(連結)>
3カ年合計
16年度
8,000
売上高
10,000
1000
5, 000
9,358
449
12,610
553
509
14,000
3,946
営業利益
2,500百万円
8,936
3,926
0
16年度
290
31,000百万円
727
0
2009-2011
中計合計
(実績)
2012-2014
中計合計
(実績)
2015-2017
中計合計
(実績・計画)
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22
持続的成⻑に向けた重点施策
Point1
開発・実験機能の拡充を⾏い、上流⼯程への関与拡⼤
ガス機器の北⽶、ロシア、中央アジア、イラン市場への参⼊
Point2
新興国向け後改造用廉価製品の開発推進
Point3
Point4
グローバルな最適生産体制の追求
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23
持続的成⻑に向けた重点施策
(1)
【ガス機器事業】
• 開発・実験機能の拡充を⾏い、上流⼯程への関与を拡⼤
• ガス機器の北⽶、ロシア、中央アジア、イラン市場への参⼊
【ガス機器】技術⼒を⽣かし、より上流⼯程へ関与していく
⾃動⾞・トラックメーカーの開発⼯程
研
究
従
企
画
設
計
試
作
当社関与領域
量
産
【ガス機器】北⽶・ロシア・中央アジア、イランへの参⼊
• 米国子会社NIKKI AMERICA,INC.の機能拡大・
体制強化
• 地域や顧客ニーズに応じた最適なアプローチ
方法を検討
• Act* Expo 2016@Los Angeles,Long Beach)へ
継続出展
来
現
在
当社関与領域
*Act: Advanced Clean Transportation
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24
持続的成⻑に向けた重点施策
(2)
【ガス機器事業】
• 市場の大きい新興国向けCNG⾞⽤廉価製品(後改造供給⽤)の開発を推進
–
低コスト生産体制、購入品の活用、グローバル調達によりコストパフォーマンスの極大化
【ガス機器】後改造供給用製品の品ぞろえ拡充
OEM供給︓
• ⾃動⾞メーカーの⽣産ライン⽤として製品の販売を⾏う
OEM
供給
市
場
規
模
OEM
後改造供給
• 正規ラインナップとして設定
• 低コスト生産体制
• 購入品の活用
• グローバル調達
OEM後改造供給︓
• ⾃動⾞メーカーの監修した改造⾞⽤の製品販売を⾏う
• 正規販売店オプションとして設定
後改造供給︓
後改造供給
• ⼀般修理⼯場(改造専門業者含)向けの改造⾞⽤の
製品販売を⾏う
• ⾞両はユーザーが持込み改造を施す
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25
持続的成⻑に向けた重点施策
•
グローバルな最適生産体制の追求
–
•
(3)
生産拠点の最適化
インド生産拠点のみならず、販売拠点への位置づけを追加
グローバルな最適生産体制
インドビジネスの質の転換(販売拠点としての位置づけを追加)
● 生産拠点の最適化
中国
中国
• 内製化を進めていたインドにおけるダイカスト
事業を更に進展させ、インド国内で現地企業向
けの外販を開始
▼これまで
生産移管
生産移管
米国
▼現在
ガス機器製造工場
へシフト
インド
• コスト⽤件に合致した製造⽅法の確⽴
• 加⼯、組⽴などプロセスベースの最適化
• ガス機器事業進出への布石
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26
連結業績推移
売上高
営業利益
(1)
(百万円)
売上⾼営業利益率(%)
9.6
12.0
8.1
7.7
10.0
5.9
8. 0
5.8
12,000
2000
6. 0
10,300
4. 0
1800
9,709
10,000
2. 0
8,982
8,936
8,584
1600
0. 0
1400
8,000
1200
6,000
862
1000
658
4,000
727
582
800
597
600
400
2,000
200
0
0
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
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27
連結業績推移
総資産(百万円)
(2)
純資産(百万円)
⾃⼰資本⽐率(%)
18,000
55.0
44.8
39.1
47.2
40.7
45.0
13,807
15,000
13,085
12,816
31.0
35.0
11,557
12,000
10,616
25.0
9,000
15.0
6,228
6,309
5.0
5,334
6,000
4,594
3,547
▲ 5.0
3,000
▲ 15.0
0
▲ 25.0
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
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28
連結業績推移
(3)
ROE(⾃⼰資本当期純利益率)
(%)
ROA(総資産経常利益率)
60
50
46.8
40
30
23.3
20
8.3
10
6.8
10.9
11.0
5.0
5.4
14/3
15/3
8.1
5.1
0
12/3
13/3
16/3
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29
セグメント別外部売上⾼、連結営業利益推移
市場拡⼤が⾒込まれるガス機器事業に注⼒、筋⾁質な事業構造へと変化
ガス機器事業
20,000
汎用機器事業
⾃動⾞機器事業
不動産賃貸事業
営業利益
(百万円)
18,000
⽶住宅バブル
ハリケーン
16,000
13,472
14,000
12,000
12,448
11,956
494
509
478
3,848
10,000
3,813
9,783
3,129
817
6, 000
500
4, 000
2, 000
5,386
4,728
3,668
8,584
522
939 862
506
910
515
847
566
658
3,697
3,918
3,609
4,183
8,936
552
585
549
810
549
727
3,602
3,710
418
553
509
727
4,952
597
582
3,946
3,031
3,840
3,744
3,399
0
6,602
4,509
4,302
8,982
8,040
509
1,421
1,857
1, 000
8, 000
8,972
485
10,300
9,709
3,373
3,139
2,912
2,208
4,210
4,164
3,926
0
05/3
05/3
06/3
06/3
07/3
07/3
08/3
08/3
09/3
09/3
10/3
10/3
11/3
11/3
12/3
12/3
13/3
13/3
14/3
14/3
15/3
15/3
16/3
16/3
▲ 152
▲
500
▲ 494
▲
1,000
▲ 979
▲ 1,225
▲
1,500
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30
研究開発費・設備投資額・減価償却費の推移
1,600
研究開発費
設備投資額
(百万円)
減価償却費
1,371
1,400
1,200
1,000
883
840
839
800
662
628
534
600
449
380
312
400
200
86
76
65
93
46
0
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
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31
海外売上高推移
■米国
■韓国
(%)
海外売上⾼⽐率
■その他
10,000
70.0
56.9
60.0
53.5
8,000
48.2
50.4
49.9
50.0
5,521
6,000
5,512
(百万円)
40.0
4,000
4,327
4,326
789
576
1,323
1,283
4,457
946
423
1,270
30.0
934
1,243
20.0
2,000
2,215
969
2,507
2,968
3,597
3,099
0
10.0
0.0
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
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32
グローバルネットワーク
世界6カ所に拠点を設ける。海外売上⾼⽐率は49.9%(2016年3月期)
●
●
営業拠点
生産拠点兼営業拠点
地域売上高構成比
4.7%
10.5%
2016年3月期
連結売上高
8,936百万円
50.1%
34.7%
49.9%
日本
米国
韓国
その他
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33
『ニッキフィロソフィ』
ニッキグループのメンバー全員が、あらゆる⾏動の基本として、⼤事に思い追求し
ていく考え方として、ニッキフィロソフィを定めました。
1. 多様化するエネルギー資源の有効活⽤に役⽴ち、環境保全に寄与する
燃料供給システムの開発・製造を⾏い、社会に貢献する。
2. 品質、性能、価格の基準だけでなく、プラスアルファの付加価値を
増強する。
グローバルなステージでのお客様や市場との率直な対話、コミュニ
ケーションの実践と深化を通じて、商品・サービスに新たな価値を
付与する。
3. 勉強しよう、成⻑しよう。
たゆまぬ挑戦を継続実践し、事業活動を通じて⼀⼈⼀⼈が成⻑し、
共に成果を確かめ合い、充実感を味わおう。
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34
(ご参考)天然ガス⾃動⾞の構造と特徴
天然ガス⾃動⾞(CNG⾞)の構造(トラック)
利点
欠点
CNG/LNG⾞
• 燃料費が割安
• 環境負荷が小さい
• パワーが強い
• LNG⾞はCNG比で
航続距離が⻑い
• 燃料充填施設が限
られる
• ⾞両価格がやや⾼
め
HV/EV⾞
• モーター駆動時は
環境負荷が最も小
さい
• パワーに制限あり
• 充電施設が限られ
る
ディーゼル⾞
• 給油場所は十分に
ある
• パワーが強い
• ⾞両価格が安い
• 窒素酸化物などを
排出
出所︓⽇本ガス協会
CNG(Compressed Natural Gas)⾞︓
天然ガスを気体のまま、高圧(20MPa)でガス容器に貯蔵する⾞両
LNG(Liquefied Natural Gas)⾞︓
天然ガスを液体状態(-162℃)で、超低温容器に貯蔵する⾞両
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35
(ご参考)当社を取り巻く環境
拡⼤する市場に的確に対応し、持続的成⻑を実現する
事業
種類
大型/トラック
バス
特徴
市場は拡大傾向
OEM中心で高価格
技術的要求水準が高く、参入障壁が高い
市場拡大が続くが、国、地域によって価格と種類がまちまち
低価格品が主流
OEMも増えつつある
市場は緩やかに拡大
米国中心のマーケット
中国製品との競争が激化
今後、市場規模の拡⼤が⾒込まれる
ガス機器事業
中小型/乗⽤⾞
キャブレタ
汎用機器事業
燃料噴射装置
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36
(ご参考)日本国内でLNGトラック導入を促す動き
背景
•
地球環境への配慮
— CO2の排出量削減
— 大気汚染の原因物質( NOXや PXなど)の排出削減
•
エネルギーリスクの分散
— エネルギー供給源の多様化(運輸部門の約98%が石油に依存)
— 調達先の分散(複数の国から輸入)
•
シェールガスの⽣産拡⼤による可採年数の拡⼤・価格の安定化
— 2017年より⽶国から輸⼊開始予定
国の政策
•
総合物流施策⼤綱(2013-2017)2013年6月 国交省・経産省
— 「物流分野における主要なCO2排出源であるトラックをはじめ、船舶、鉄道等各輸
送モードの省エネ化、低公害化、天然ガス等へのエネルギー転換を促進する」
•
国土強靭化政策大綱
2013年12月 国土強靭化推進本部(内閣官房国土強靭化推進室)
— 「エネルギーセキュリティの推進(CNG⾞両等の普及)(中略)を図る」
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本資料は株式会社ニッキ(以下、当社)の業績に関する情報の提供を目的とし
たものであり、当社が発⾏する有価証券の投資勧誘を目的としたものではあり
ません。
本資料には当社の業績、戦略、事業計画などに関する将来的予測を⽰す記述お
よび資料が記載されております。これらの将来的予測に関する記述および資料
は過去の事実ではなく、発表時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予
測です。
また、経済動向、他社との競合状況などの潜在的リスクや不確実な要因も含ま
れています。その為、実際の業績、事業展開または財務状況は今後の経済動
向、業界における競争、市場の需要、その他の経済・社会・政治情勢などの
様々な要因により、記述されている将来予測とは⼤きく異なる結果となる可能
性があることをご承知おき下さい。
【本資料及び当社IRに関するお問い合わせ先】
株式会社ニッキ 総務部経理課
TEL︓046-285-0228 / E-mail︓[email protected]
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