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日銀の金融政策の検証を受けた投資戦略
インターネットライブセミナー 日銀の金融政策の検証を受けた投資戦略 ~PERの出遅れ修正・日本株の大幅上昇なら、銀行・リート等に期待。 肩透かしなら電子部品等ニューエコノミーに注目。あるいは逆効果か~ チーフテクニカルアナリスト 兼 シニアストラテジスト 木野内 栄治 1988年に大和証券に入社。平成24年度東洋経済新報社高橋亀吉記念 賞優秀賞受賞。日経ヴェリタス月例コラム執筆担当、ロイター通信日本 語ニュースサイト・コラム執筆、TV東京系列の経済番組ニュースモーニ ングサテライトのレギュラーコメンテーター、景気循環学会の理事なども 務める。 2016年9月21日 木野内栄治 この資料は、ミーティング等における投資情報の提供活動に際し補助的資料として作成したもので、投資勧誘を意図するものではありません。投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。 事前の了承なく複製または転送等を行わないようお願いします。ご利用に際しては、末尾の開示事項の記載もご覧ください。なお、資料中の図表は作成時点の社名が作成者になっていることがありますが、ご了承ください。 大和証券株式会社 〒100-6752 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウ ノースタワー 9/6現在 2 黒田総裁の政策は、どちらにしても市場に大きな影響あり マ 金イ 利ナ ス 22000 円 130 円/ ドル 125 20000 120 18000 115 日経平均 (週足、左軸) 110 16000 105 14000 12000 10000 8000 異 次 元 緩 和 追 加 緩 和 ドル円レート (週次、右軸) 過 激 策 出所:Bloombergデータより大和証券作成列 挙 ? 100 95 金 マ 90 利イ 修 85 ナ 正ス 80 ? 2 3 新総裁就任と共にV字反転するパターン。日銀総裁は強い影響力を持っている証 (円) 日経平均 (月足) 2003年3月 18000 1974年12月 6000 1/24 5359 速水氏→福井氏 9/29 13617 15000 4/26 12163 5/23 11979 4/21 5157 佐々木氏→森永氏 6/1 4787 5000 5/12 4564 12000 4451 11/19 4000 9000 3958 12/18 9420 2/6 7607 4/28 6000 00 01 02 3814 9/29 V字反転型 3355 10/9 3000 03 04 72 05 73 74 1954年12月 650 550 2/4 474 5/4 595 一万田氏→新木氏 76 77 12/29 38915 42000 37000 9/30 450 450 75 19 20 512 5/30 2/10 380 32000 27000 3/18 27146 10/14 26646 350 295 4/1 250 150 52 22000 315 11/13 314 3/22 出所:日本経済新聞社より 大和証券作成 53 54 55 19 56 57 17000 1989年12月 21036 11/11 20221 10/1 15741 6/29 澄田氏→三重野氏 12000 87 88 89 90 91 92 19 3 4 就任後半年も株価下落を放置するパターンの総裁は、特融や金融危機へ (円) 20000 2008年4月 福井氏→白川氏 7/9 18261 4/7 17563 25000 日経平均 (月足) 20000 14218 6/13 5000 4/12 20833 6/16 20681 15000 10000 1998年3月 タイムラグ反転型 松下氏→速水氏 6/26 22666 4/5 11339 2006/3量的緩和解 除「経済全体の需給 ギャップは緩やかな 改善が続いている」 (日銀) 05 06 11787 3/17 15000 08 14664 1/12 8824 8/31 7054 3/10 07 17303 1/10 17337 10/27 10000 09 10 95 96 97 20 9/13 21148 98 99 00 20 19 三重野氏→松下氏 24000 12879 10/9 6/13 21552 6/26 22666 1964年12月 1800 4/5 1634 山際氏→宇佐美氏 4/1 1588 21000 1500 7/3 1369 18000 17303 1/10 16078 11/29 15000 14309 8/18 14485 1994年12月 7/3 12000 92 93 94 95 19 1200 1364 12/5 1216 10/29 1200 12/18 出所:日本経済新聞社より 大和証券作成 1020 7/12 900 96 97 62 63 64 65 66 67 19 4 5 就任前から堅調で、相場の深押しがあると一層積極的な緩和等でバブル色も (円) 40000 1984年12月 日経平均 (月足) 8000 12/28 30159 10/14 26646 30000 前川氏→澄田氏 20000 21036 11/11 15000 15819 10/22 5/4 11190 タイムラグN字型 6000 1/24 5359 宇佐美氏→佐々木氏 26934 9/1 8/20 18936 1969年12月 4000 3000 1989年へ 3958 12/18 4/6 2534 2000 1929 5/27 1963 12/8 2162 8/24 1973年 10000 8000 9703 7/23 84 11000 9500 1000 85 86 19 87 69 88 1979年12月 12/28 9893 70 71 19 72 1600 73 11/14 1321.44 1300 森永氏→前川氏 1100 8/17 8019 900 8000 5/4 700 6956 3/13 6500 6849 10/1 1956年11月 595.46 500 新木氏→山際氏 5500 79 80 81 19 82 1961年へ 83 471.53 12/27 出所:日本経済新聞社より 大和証券作成 350 55 56 57 58 19 59 60 5 6 黒田総裁は相場の深押しを経験するとより積極的に。ただし、手段が限られる 40000 37000 (円) 2013年3月 日経平均 (月足) 32000 27000 6/30 20953 白川氏→黒田氏 22000 5/23 15942 17000 イメージ 11/14 17520 12/30 16320 16901 9/30 12000 7000 13885 4/11 3/27 10255 8349 1/6 8238 6/4 12 出所:日本経済新聞社より大和証券作成 8488 10/15 13 14 20 15 16 17 6 総括検証ではバーナンキ・ブログ同様に過激な金融政策を列挙する可能性もあった 7 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ前議長は、マイナス金利や長短金利の釘付け政策、ヘリコプターマネーを論じたブロ グで、そうした過激な政策ツールを議論すること自体がインフレ期待のアンカリングにつながると述べ、議論することの意義を まず説明している(3~4月のブログ)。 FRB:ジャクソンホール会議のテーマが「将来のための強靭な金融政策の枠組みの構築 (Designing Resilient Monetary Policy Frameworks for the Future)」で、イエレンFRB議長が2年ぶりに出席すると発表した。 ヘリコプターマネー、「場合により検討も」 FRB議長 2016年6月16 日 WSJより抜粋。赤傍線は筆者 米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は15日、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の記者会見で、中央銀行が用い る政策措置において「ヘリコプターマネー」が一定の役割を演じる可能性があると述べた。 講演録「デフレからの脱却に向けて:理論と実践」日本銀行総裁 黒田 東彦氏 2016年6月20日より抜粋。赤傍線は筆者 金融政策の有効性を確保していくためには、民間部門が予想していないショックを与えることではなく、一貫性・予見可能性の 高い政策対応を継続していくことが重要です。こうした政策運営の考え方は、非伝統的な政策の運営においても、基本的に共 通したものと言えます。そのため、平時から、ゼロ金利制約に直面するような極めて大きな外的ショックへの政策対応のオプシ ョンを示しておくことが、金融政策の有効性を高めていくうえで重要と考えられます。 黒田・日銀総裁 サプライズ演出の方針転換も 総括検証は9月会合で公表 産経新聞HP 2016年8月20日より抜粋。赤傍 線は筆者 日銀の黒田東彦総裁はフジサンケイビジネスアイの単独インタビューに応じ、9月の金融政策決定会合でまとめる 「総括的な検証」について、会合の声明文と同時に検証結果を公表する考えを示した。また、総括検証は、今後の金融政策の 「予見可能性に配慮」した意味合いがあるとも説明。“黒田バズーカ”と呼ばれた金融緩和の「サプライズ演出」手法は大きく修 正される可能性がある。 講演録「金融緩和政策の「総括的な検証」─ 考え方とアプローチ ─」日本銀行総裁 黒田 東彦氏 2016年9月5日より抜粋 。赤傍線は筆者 なお、金融政策の運営について、その「限界」が指摘されることがありま すが、私は、そうした考えには距離を置いています。もちろん、例えば国債の引き受けや財政ファイナンスのように、「法律的に できない」あるいは「やるべきではない」という意味での限界は存在します。しかし、先程述べたとおり、例えば、今の枠組みの 中だけで考えても、「量」・「質」・「金利」の各次元での拡大は、まだ十分可能だと考えていますし、それ以外のアイデアも議論 の俎上からはずすべきではありません。 7 8 マイナス金利政策についての議論百出 日銀、マイナス金利軸に、総括検証、緩和強化を視野、国債購入、副作用に配慮。 2016/09/14 日本経済新聞 朝刊より抜粋。赤傍線は筆者 日銀は20~21日に開く金融政策決定会合でまとめる異次元緩和の「総括的な検証」で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利政策の深掘りを 据える方針だ。経済・物価の下振れリスクが依然大きいため、現在は年マイナス0・1%の金利をさらに下げることを検討する。超長期の国債利回 りが大幅に低下するなどの副作用を抑えるため、国債購入では長期と短期の金利差を広げるように促すことも協議する。(解説5面に) 今年1月に導入を決めたマイナス金利政策は収益悪化を警戒する金融機関が強く反発しており、総括検証を機に撤廃を予想する声もあった。 日銀は検証で貸出金利の低下などのマイナス金利政策の効果がこうした副作用を上回っているとの見解をまとめる。日銀政策委員会メンバーの うち、正副総裁の意見は一致しており、審議委員の大半も賛成する見通しだ。 いつマイナス金利を深掘りするかは、円相場や経済情勢を見極めたうえで判断する。9月の会合でも議論するが「無限に深掘りできるわけでは ない」(幹部)との意見があり、慎重に議論する。 マイナス金利政策には副作用もある。長期や超長期の金利の大幅な低下で年金や保険の運用環境が悪化し、消費者の心理にも悪影響を及ぼ し始めている。検証ではこれらの副作用に目配りしていくことも確認する。 具体的には日銀が実施している年80兆円規模の国債の大量購入について期間25年を超す超長期国債の購入を抑えることを議論する。超長 期の金利を引き上げ、資産運用による収益機会を広げる狙いがある。代わりに中短期の国債購入を増やし、80兆円の規模は保つべきだとの意 見がある。 マイナス金利政策を軸に据えるのは、市場に出回る国債が枯渇しつつあり、資金供給量拡大に頼った緩和が難しくなってきたためだ。米国の早 期利上げ観測が後退するなか、円高がさらに進めば追加緩和の検討が避けられない。緩和カードを確保しておく狙いもある。 日銀は物価2%目標を維持する一方で、「2年で達成する」と表明してきた約束は事実上の撤回を検討する。日銀が引き続き金融緩和に積極的 に取り組んでいく姿勢を示すため、緩和の期間を明示する時間軸政策の強化などが検討課題に挙がる可能性もある。 日銀による外国債券の購入については見送る方向だ。日銀が外債を購入すれば、金融政策目的だと位置づけても、米欧の金融当局から外国 為替相場への介入と批判されかねないとの意見が日銀内に多いためだ。 マイナス金利で減益3000億円 日銀に懸念伝達 金融庁、3メガ銀調査 2016/8/13日本経済新聞より抜粋。赤傍線は筆者 金融庁は日銀のマイナス金利政策が、3メガ銀行グループの2017年3月期決算で少なくとも3000億円程度の減益要因になるとの調査結果をま とめた。同庁は収益悪化が銀行の貸し付け余力の低下につながるとみて、日銀に懸念を伝えた。調査結果は日銀が9月に予定するマイナス金利 政策の「総括的な検証」の材料になる見通しだ。 8 9 単純なマイナス金利の深掘りでは株価下落 4000 ユーロ・ストックス50(日次) 4/13 3828 3800 3600 6/5 マイナス金利 政策導入 12/3 マイナス金利 拡大 7/20 3686 9/4 マイナス金利 拡大 11/30 3506 3546 5/5 6/19 3314 3400 9/4 3277 3/10 マイナス金利拡大 12/5 3277 3294 7/7 3200 3000 3006 8/8 2982 12/15 1/22 量的緩和 2874 10/16 2800 3073 8/24 3019 9/24 3/10 量的緩和 拡大発表 出所:Bloombergより大和証券作成 2600 5 6 7 8 9 2014 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 2015 8 9 10 11 12 2680 2/11 1 2 3 4 5 2016 2697 6/27 6 7 8 9 9 10 マイナス金利政策の弊害修正なら、PER上昇余地も 18 倍 マイナス金利 3出 不採用 各国12ヵ月先予想PER ~遅 4れ 0修 0 0正 円余 も地 マイナス金利 16 14 実施 12 米国 英国 日本 ドイツ 10 8 16/1 BOJ マイナス 金利政策 14/6 ECBマイナス金利政策 出所:トムソンロイターより大和証券作成 6 11 12 13 14 15 16 (年) 10 デフレ脱却後は利回り革命。PERはトレンドとして上昇へ 11 11 米国PERはバブル除く上限を突破。雇用重視政策はバリュエーション上昇を示唆 12 12 13 イールドカーブが立つと金融にメリット。借り入れの多い主に装置産業にはデメリット 長短金利差の業種別感応度 8 下位業種 (長短金利差縮小時に株価上昇) 上位業種 (長短金利差拡大時に株価上昇) 6 4 2 0 -2 -4 -6 銀 行 業 鉱 業 そ の 他 金 融 業 卸 売 業 証 券 業 鉄 鋼 金 属 製 品 海 運 業 ガ ラ ス 土 石 食 料 品 陸 運 業 小 売 業 医 薬 品 建 設 業 パ ル プ ・ 紙 電 気 ・ ガ ス 業 情 報 通 信 日経公社債インデックス長期債-短期債の日次変化に対する、東証33業種別指数(TOPIX超過リターン)の感応度。計測 期間2014年~2016年9月13日。出所:QUICKより大和証券 鈴木シニアクオンツアナリスト作成 13 14 イールドカーブが立つと保険株、マイナス金利政策の弊害の修正次第では銀行株も 140 2016/1/29 マイナス金利政策発表 2016/7/29追加緩和も マイナス金利深掘りせず 130 160 120 150 110 140 100 90 2016/1/29 マイナス金利政策発表 130 130 TOPIX(16/1/28=100、左軸) 東証保険業株指数(16/1/28=100、左軸) 東証保険業株指数/TOPIX(16/1/28=100、右軸) 120 80 110 70 100 60 90 50 140 170 80 170 2016/7/29追加緩和も 出所:Bloombergデータより大和証券作成 マイナス金利深掘りせず 40 2015/06 160 2015/08 120 150 110 140 100 2015/10 2015/12 70 2016/02 2016/04 2016/06 2016/08 130 TOPIX(16/1/28=100、左軸) 東証銀行株指数(16/1/28=100、左軸) 東証銀行株指数/TOPIX(16/1/28=100、右軸) 90 120 80 110 70 100 60 90 50 80 出所:Bloombergデータより大和証券作成 40 2015/06 70 2015/08 2015/10 2015/12 2016/02 2016/04 2016/06 2016/08 14 効果的な緩和時の好パフォーマンスセクターと銘柄 15 出所:2016年の暦年展望資料より (当時のリストアップ。銘柄名等が変更されている 可能性もあることに留意) 15 16 効果的な緩和時のアンダーパフォームセクターと銘柄 9/24 107.1 107 コード 1605 1815 1899 2282 2593 2651 2670 2681 2695 2811 3632 3639 3708 3762 4506 4551 4559 4578 4581 4768 4825 4848 5019 5020 5122 5602 5857 10/31 日銀追加緩和策 105.1 9/5 10/16 101.6 102 10/28 101.5 医薬品 小売 97 12/30 95.7 96.9 11/4 96.1 9/8 92 94.2 12/30 94.2 93.412/8 12/4 93.7 9/12 卸売 東証業種別株価指数 対TOPIXレシオケータ (日次、2014/10/30=100) 25営業日 87 9 10 11 12 1 2015 2014 4/4 日銀異次元緩和策 2/5 109.1 108 104.23/7 3/4102.4 103 3/26 101.6 4/5 100.2 5/23 99.7 小売 93 88 東証業種別株価指数 対TOPIXレシオケータ (日次、2013/4/3=100) 93.6 4/23 90.9 5/21 89.9 2/28 89.6 2/7 86.6 5/22 25営業日 銘柄名 (英語) ノーリツ NORITZ CORPORATION 三浦工業 MIURA CO.LTD. 千代建 CHIYODA CORP. (6366) ドウシシャDOSHISHA CO.LTD. ワタミ WATAMI CO.LTD. ゼンショーZENSHO HOLDINGS CO.LTD. ハピネットHAPPINET CORPORATION バンナムHBANDAI NAMCO HOLDINGS INC タカラスタTAKARA STANDARD 極東貿易 KYOKUTO BOEKI KAISHA LTD 三愛石油 SAN-AI OIL モスフードMOS FOOD SERVICES アデランスADERANS COMPANY LIMITED ライフコーLIFE CORPORATION 南都銀行 NANTO BANK 東武鉄道 TOBU RAILWAY 東京急行 TOKYU CORPORATION 京浜急行 KEIKYU CORPORATION サカイ引越SAKAI MOVING SERVICE CO. 南海電鉄 NANKAI ELEC RAILWAY 名鉄 NAGOYA RAILROAD 山 九 SANKYU INC. 日本管財 NIPPON KANZAI CO. TKC TKC CORP. ニトリHDNITORI HOLDINGS CO.LTD. サンドラッSUNDRUG CO.LTD. 卸売 6/27 95.4 95.1 4/12 コード 5943 6005 6366 7483 7522 7550 7552 7832 7981 8093 8097 8153 8170 8194 8367 9001 9005 9006 9039 9044 9048 9065 9728 9746 9843 9989 出所:東証データなどより大和証券作成 対象:東証上場銘柄のうち、直近の平均売買代金が1億円以上の銘柄 2013/4/3(異次元緩和策の前日)、2014/10/30(追加緩和策の前日)から25営業日間の株価騰落率 ランキングにおいて、いずれも下位1/5に入る銘柄 (注)銘柄名については、弊社データベースの制約により、途中までの表示となる銘柄がある 98 97.1 2/7 銘柄名 (英語) 国際帝石 INPEX CORPORATION 鉄建建設 TEKKEN CORPORATION 福田組 FUKUDA CORPORATION 日本ハム NH FOODS LTD. 伊藤園 ITO EN LTD. ローソン LAWSON INC. ABCマーABC-MART INC. ゲオHD GEO HOLDINGS CORPORATION くら KURA CORPORATION LTD. カゴメ KAGOME CO.LTD. グリー GREE INC. ボルテージVOLTAGE INCORPORATION 特種東海 TOKUSHU TOKAI PAPER CO. テクマト TECHMATRIX CORPORATION 大日住薬 SUMITOMO DAINIPPON PHARMA 鳥居薬品 TORII PHARMACEUTICAL ゼリア新薬ZERIA PHARMACEUTICAL CO. 大塚HD OTSUKA HOLDINGS CO.LTD. 大正薬HDTAISHO PHARMACEUTICAL HD 大塚商会 OTSUKA CORPORATION WNIウェWEATHERNEWS INC. フルキャスFULLCAST HOLDINGS CO.LTD. 出光興産 IDEMITSU KOSAN CO.LTD. JX JX HOLDINGS INC. オカモト OKAMOTO INDUSTRIES INC. 栗本鉄工 KURIMOTO IRON アサヒHDASAHI HOLDINGS INC. 6/7 91.5 90.0 6/11 出所:2016年の暦年展望資料より (当時のリストアップ。銘柄名等が変更されている 可能性もあることに留意) 88.0 6/20 医薬品 出所:東証データより大和証券作成 83 2 3 4 2013 5 6 16 17 この100年は清算主義回避。前回は金利の釘付け政策が奏功 18世紀からの コンドラチェフ波動と 米長期金利 米長期債利回り 15 31年 鉄道債(点線)、及び10年国債(実線) 1869 6.717 250 200 150 31年 1920 5.149 1920 5.4 1931 4.736 1969 7.88 29年 2015現在 195 1959 4.69 50 1942 2.49 3.17 1927 1796 17.30 99.7 1986 2.19 2.01 1949 1940 49年 29年 1920 26.69 1864 22.86 31.88 1963 32年 10.07 1791 2 1.634 2012 1 米生産者物価指数 11.34 1932 10.54 1861 10.66 1834 8.89 1843 52年 2014/10 現在 2.14 2.25 2008 63年 1837 13.62 13.62 1808 6 4 3.16 1900 1814 21.56 12 10 8 4.981 1862 100 5 (%) 1981 13.98 8.04 1896 53年 1890年以降は1982年基準、1967年基準、1926年基準、 1890年以前はウォレン=ピアソン推計(1910-14=100)を接続 出所:アメリカの歴史統計、NBER、FRB、BLSより大和証券作成 80 17 90 0 10 20 30 40 50 18 60 70 80 90 0 10 20 30 40 50 19 60 70 80 90 0 10 20 17 18 金利の釘付け政策で株価は安定上昇へ 800 ドル 400 大 恐 29/9慌 300 381 ニ 金 ュ+融 ー 緩 デ 和 ィ ー ル 政 策 200 1 財金 9 政融 3 均緩 7 衡和 年論一 の台巡 過頭 ち 銀長 行期 規停 制滞 緩論 和 41 32/7 28 29 30 31 32 33 34 35 111 40/6 98 38/3 36 37 38 39 58/12 583 56/4 521 419 57/10 53/1 293 46/5 212 255 53/9 163 46/10 85 34/7 27 真金 珠利 湾釘 攻付 撃け 政 策 37/3 194 100 40 太雇 平用 洋法 戦 争 終 了 161 49/6 大恐慌後のNYダウ (四半期足) 92 42/4 出所:米ダウジョーンズ社データより大和証券作成 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 19 18 19 貯蓄過剰・投資不足は、マイナス実質金利の必要性を示唆 19 長期金利の適正水準を議論する日銀論文 20 均衡イールドカーブの概念と計測 2015年6月4日 日本銀行 今久保圭氏、小島治樹氏、中島上智氏 要旨 本稿では、均衡イールドカーブの概念とその計測方法について解説する。均衡イールドカーブとは、単一の年限に限定されていた均衡実質金利の概念を、全ての年限に 拡張したものである。実際の実質イールドカーブが均衡イールドカーブに一致していれば、需給ギャップはゼロに収束していく。わが国のデータを用いた実証分析によると 、過去の緩和局面では、短中期ゾーンを中心にイールドカーブ・ギャップ(実際の実質イールドカーブと均衡イールドカーブとの乖離)が拡大することで、緩和的な金融環境 が実現していた。これに対し、量的・質的金融緩和のもとでは、短中長期全てのゾーンで、イールドカーブ・ギャップが拡大していることが確認された。こうした均衡イールド カーブには、伝統的な金融政策のみならず、イールドカーブ全体に働きかける非伝統的な金融政策においても、政策運営上の指針となることが期待される。(日本銀行H Pより。論文は個人的な見解との位置づけ) 均衡イールドカーブの概念と計測 2015年6月4日 日本銀行 今久保圭氏、小島治樹氏、中島上智氏論文より抜粋 20 21 効果的な緩和で、まずは1.5か月間円安、その後8~9か月間円安も 22000 130 円/ ドル 円 125 20000 120 18000 115 日経平均 (週足、左軸) 110 16000 105 14000 12000 10000 8000 異 次 元 緩 和 追 加 緩 和 ドル円レート (週次、右軸) 100 95 90 85 出所:Bloombergデータより大和証券作成 80 21 22 イエレン議長は3ヵ月平均に言及。利上げをしたいのが本音 350 (万人) (%) 65 米国、非農業部門雇用者増加数 (最新の修正済みデータ) 3カ月MA WTI原油(月末値) 300 60 250 55 物価はOK 個人消費支出コアデフレーター (前年比、右軸) (%) 1.7 50 200 1.6 45 1.5 150 40 1.4 100 2015年12月利上げ決断時のデータ 1.3 35 50 出所:Bloombergより大和証券作成 1.2 30 2015 2016 2017 2015/1 2015/2 2015/3 2015/4 2015/5 2015/6 2015/7 2015/8 2015/9 2015/10 2015/11 2015/12 2016/1 2016/2 2016/3 2016/4 2016/5 2016/6 2016/7 2016/8 2016/9 2016/10 2016/11 2016/12 2017/1 2017/2 2017/3 2017/4 2017/5 2017/6 0 利上げ近し 5/27 NFP激減! 面目丸つぶれ! 利上げ先送り・・・ ジャクソンホールで「3ヵ月平均」 に言及したのは、6月の轍を踏 まないとの覚悟の可能性大 CPI(食品エネル 原油価格 ギー除く)前年比 非農業部門雇用 増加数(3ヵ月MA) 昨年12月利上げ決断時 2.0% 30ドル台 21万8千人 直近 2.2% 40ドル台 23万2333人 22 23 FF金利に為替レートは1年程度遅行。継続的な利上げを確認してからドル高に (円/ドル) 162 4/27 158.90 円/ドルレート (週末値、左軸) 152 米FFレートの引き上げは 1年間継続できて為替に効く 8/14 146.38 142 10 (%) 8 2/8 134.71 132 6/5 125.63 6/22 123.89 6 122 112 4 102 101.87 11/26 102.05 1/14 92 82 72 82.73 4/21 2 米FFレート誘導目標 (1年先行表示・右軸) 出所:ブルームバーグデータより 大和証券作成 75.82 10/28 0 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 23 24 米国利上げ開始でドル反落も、半年が限界。現在はドル底入れの時期に 115 円/$ 6 1/5 113.60 円/ドルレート (日足、左目盛) (右目盛) 5 6/3 105.55 105 3/20 131.33 130 1/4 101.46 4 100.65 4/29 96.60 7/12 122.40 2/12 98.06 1/16 96.12 11/2 3 115 110 9 10 11 1993 12 1 2 3 4 5 6 7 1994 8 9 10 11 12 1 1995 130 110.67 11/15 118 6 115 2/22 111.73 5/11 110.08 5ヵ月 100 2 3 4 5 1 103.20 9/15 6ヵ月 6 7 1999 8 9 10 11 12 1 3 4 2000 5 6 4 5 97 6 7 1997 7/29 112.50 8 9 10 11 12 1 2 3 1998 9/28 111.73 2.5 1/9 108.28 2/10 106.88 107.03 6/24 105.19 2/11 104.20 5/4 103.42 3/31 100 4 2 3 3/8 112.34 106 103.93 6/23 102.07 3/31 101.25 101.3 11/26 12/23 2 3.5 103 出所:Bloombergより大和証券作成 11 12 1996 5/14 114.88 5 108.23 1/11 1 5 10 112 109 110 95 7 110.65 6/11 115 120 105 105 5/20 124.75 3/4 123.75 125 2 5.5 118.70 10/28 10/29 114.92 5ヵ月 8 9/22 122.99 120 95 90 5/1 127.50 2/14 124.83 125 8/8 101.80 101.30 2/14 1/7 134.43 135 米FFレート 100.35 8/17 6 % 110 100 140 1.5 101.84 101.69 12/2 1/17 5ヵ月 6.5ヵ月 1 2 3 4 5 6 7 2004 8 9 10 11 12 1 2 3 4 2005 5 6 0.5 24 FF引き上げから半年で下げ止まり時期。日銀不首尾でも下げ限定的 25 米利上げから6.5ヵ月 25 26 ドル円は大統領選挙の年の値幅達成。ピッチの面からも6月安値を大きく割れまい 130 (円/ドル) 8/12 125.28 12/8 121.85 円/ドル(日足) 11/18 123.76 3/10 122.03 120 6/5 125.86 116.18 8/24 107.63 4/11 5週MA±4%レンジ 110 1/2 105.44 5/22 103.16 9/5 100.11 100 101.19 9/16 110.99 2/11 4/4 104.13 100.76 2/4 105.55 5/3 100.82 5/21 99.02 6/24 40 90 (%) 円/ドルレートの年間値幅(率表示) 35 Max 29.3% 30 2013 出所:Bloombergより大和証券作成 3 4 5 6 7 2014 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 2015 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2016 ((高値-安値)÷安値) 黒棒は米大統領選挙の年 リーマン ショック 大統領選挙の年の 値幅は約15% 6/28 現在 25 20 6/14 3/5 93.29 94.11 出所:日銀データより大和証券作成 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 min 6.5% 15 10 5 0 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 19 20 出所:日銀より大和証券作成。直近は10月まで 26 27 ドルは大統領選に向けやや軟化も 119 (円/$) (円/$) 2008年前後 114 円/ドルレート (日次) 109 104 97 111 84 102.09 12/3 101 72 1984年前後 レーガン(共和2期目) →ブッシュ父 236 238 240.45 11/13 228 128 123 121.10 11/25 118 4 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 クリントン夫(民主1期目) →クリントン夫 12/2 114.57 111 112.58 5/20 106 206 5 4/30 127.10 1996年前後 116 231.55 1/7 206.50 10/14 196 3 121 216 208 10 11 12 1 2 (円/$) 226 レーガン(共和1期目) →レーガン 222.70 4/11 218 123.65 4/14 (円/$) 1980年前後 カーター(民主1期目) →レーガン(共和) 246 133 98 126 248 138 307 4/7 261.40 256 258 143 103 77.49 9/13 (円/$) (円/$) 1988年前後 (円/$) 108 77 103.68 4/1 2/24 111.37 113 82 103 87.24 12/17 4/2 126.80 2000年前後 クリントン夫(民主2期目) →ブッシュ長男(共和) 118 円/ドルレート (日次) 3/14 83.73 87 105 ブッシュ長男(共和2期目) →オバマ(民) 89 (円/$) 128 123 オバマ(民主1期目) →オバマ 92 107 97.33 3/17 94 5/17 103.21 2012年前後 102 109 99 148 3/5 112.04 113 (円/$) 2004年前後 ブッシュ長男(共和1期目) →ブッシュ長男 115 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 101 199.05 1/5 9 10 11 12 1 104.12 2/19 出所:Bloombergより大和証券作成 96 2 3 4 10 11 12 1 2 5 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 1976年前後 267 103 302 245 297 297.44 4/8 292 287 282 277 286.04 9/9 フォード(共和1期目) →カーター(民主) 272 267 138 (円/$) (円/$) 1992年前後 1972年前後 133 345 128 325 123 118 113 108 305 ブッシュ父(共和1期目) →クリントン夫(民) 119.41 10/16 285 265 出所:Bloombergより大和証券作成 103 ニクソン(共和1期目) →ニクソン ニ ク ソ ン シ ョ ッ ク 294.12 6/23 254.45 3/14 245 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 27 28 FFレートが上昇するときは日経平均も上昇する傾向。米利上げは怖くない 12/29 38915 40000 (円) 35000 日経平均 (週末値、左軸) 30000 25000 10 (%) 6/28 22530 8/7 20724 4/14 20434 8 7/13 18238 20000 1/3 16291 6 15000 14820 8/14 14517 6/30 12879 10/9 10000 4 8160 11/25 7699 4/25 米FFレート誘導目標(右軸) 7173 3/6 2 出所:ブルームバーグデータより大和証券作成 5000 0 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 28 40% 20% 10% -10% -20% 1958 1965 1961 1902 2016 ←今年 1964 1948 1912 1952 1941 1942 1905 1954 1944 1909 1949 1968 1918 1985 1935 1900 1943 2006 1947 1969 1899 2005 1926 1993 1967 1904 1996 1995 1980 1976 1924 1951 1955 2004 2012 1977 1983 1978 1989 1913 1962 1972 1959 1920 1922 1906 1956 1979 1950 2014 1963 1936 1975 1960 1994 1908 2003 1925 2009 1953 1938 2008 1992 2013 1916 1940 1991 1923 1901 1910 2001 1957 1915 1937 1927 2010 1911 1988 1981 1946 2000 1999 1931 1945 1986 1987 1970 1971 1973 1997 1921 1919 2007 1939 1934 1984 1930 1966 1917 1903 1898 2002 1929 1928 1907 1897 2015 1933 2011 1896 1998 1990 1982 1974 50% NYダウは8月の値幅が小さい程 その後堅調傾向↑↑ -7.5 1941 -12.9 1941 -7.2 1967 -13.1 1899 1932 8月のNYダウの小さい値幅は記録的。年終盤は堅調となりやすいことを示唆 30% 8月末から年末までの騰落率 29 8月の値幅が示唆するNYダウの年終盤の傾向 8月値幅 (7月終値に 対する比率) 0% 8月末から 10月末までの 騰落率 -30% -40% NYダウは8月の値幅が大きい程 その後軟調傾向↓↓ -50% 出所:Bloombergデータより大和証券作成 損出し売りなどを既に消化している可能性あり、秋の季節性の悪さが示現しにくい 29 30 NYダウはまずは17000ドル台がサポートに。最悪でも16000ドルキープに 22000 8月の値幅が示唆するNYダウの年終盤のレンジとフシ ドル 21000 20000 19000 5/19 18312 11/3 17918 18000 17565 17439 NYダウ(日次) 17000 17140 6/27 16000 15660 8/25 15000 15660 2/11 200日線及び260日線 14000 13000 出所:Bloombergデータより大和証券作成 2017/1 2016/11 2016/9 2016/7 2016/5 2016/3 2016/1 2015/11 2015/9 2015/7 2015/5 2015/3 2015/1 2014/11 2014/9 2014/7 2014/5 2014/3 2014/1 2013/11 2013/9 2013/7 2013/5 2013/3 2013/1 2012/11 2012/9 2012/7 2012/5 2012/3 2012/1 12000 「嵐の前の静けさ」は誤り。年末最悪でも16000ドル 30 31 NYダウの調整は1ヵ月間か3ヵ月間か。足もとボトムか、11月頃ボトムか 19000 NYダウ(日次) ドル 1ヵ月 調整 18500 12/26 18053 3/2 18288 5/19 18312 3ヵ月 調整 1ヵ月 調整 3 ヵ月 調整 11/3 18000 8/15 18636 4/20 18096 17918 1ヵ月 調整 17500 1ヵ月 調整 17000 7/16 17138 1ヵ月 調整 9/19 17279 1ヵ月 経過 18034 9/14 17635 3/11 17435 5/19 17140 6/27 17164 1/30 12/31 16576 16500 16368 8/7 16117 10/16 16000 16001 9/28 15666 8/25 15500 15660 2/11 15372 2/3 15000 14500 14776 10/8 2013 出所:Bloombergより大和証券作成 2014 2015 2016 31 32 6兆円買い入れの株価インパクトは2~3000円の上昇圧力。下支えに 60000 60000 億円 億円 55000 55000 24000 24000 円 円 22000 22000 日経平均 日経平均 (週次、右軸) (週次、右軸) 50000 50000 45000 45000 20000 20000 18000 18000 40000 40000 16000 16000 35000 35000 14000 14000 30000 30000 12000 12000 25000 25000 10000 10000 20000 20000 8000 8000 15000 15000 6000 6000 10000 10000 4000 4000 指数構成ウエイト(%) コード 9983 6857 9766 6305 1721 8628 6976 4704 5707 3105 6762 9613 銘柄名 ファーストリテイリング アドバンテスト コナミホールディングス 日立建機 コムシスホールディングス 松井証券 太陽誘電 トレンドマイクロ 東邦亜鉛 日清紡ホールディングス TDK エヌ・ティ・ティ・データ TOPIX 0.281 0.048 0.091 0.04 0.042 0.022 0.023 0.1 0.01 0.027 0.197 0.159 日経平均 7.914 0.65 0.945 0.399 0.406 0.214 0.22 0.885 0.082 0.227 1.513 1.21 2000 2000 00 2012 2012 2013 2013 2014 2014 2015 2015 2016 2016 2010 2010 2011 2011 2008 2008 2009 2009 2005 2005 2004 2004 2003 出所:東京証券取引所データより大和証券作成 出所:東京証券取引所データより大和証券作成 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1995 00 1996 裁定買残(週次、左軸) 裁定買残(週次、左軸) 2006 2006 2007 2007 5000 5000 需給インパクト JPX 日経400 0.384 0.055 0.058 0.03 0.136 0.269 0.217 日銀買入 れ額想定 (億円) 2496.5 210.2 310.6 132.9 135.6 71.4 72.7 297.9 27.5 75.8 516.5 413.5 売買代金 比(日) 10.542 6.796 6.226 5.492 14.202 8.042 3.278 7.714 4.167 10.940 6.200 10.440 時価総額 比(%) 7.040 7.676 5.425 3.668 5.603 3.045 6.485 5.678 5.824 4.414 6.237 2.885 浮動株 比率 25.0 55.0 50.0 35.0 55.0 30.0 65.0 60.0 65.0 50.0 75.0 35.0 浮動株 ベースの 時価総額 比(%) 28.161 13.956 10.850 10.480 10.187 10.150 9.977 9.464 8.960 8.827 8.316 8.242 (注1)日銀買入れ想定額は、「基本要領」に基づき、日銀が5.7兆円(設備・人材投資関連ETFの買い入れ0.3兆円を除くベース)ETFを買入れた際に生じる各銘柄の買い需要。 (注2)需給インパクトの売買代金比は、日銀買入れ想定額/1日当り売買代金(25日平均)、時価総額比は、日銀買入れ想定額/時価総額。データは全て7/29時点。 (注3)ミツミ電機(6767)が上位に入るが、ミネベア(6479)と経営統合されることが発表されており、2017年3月には上場廃止となる予定であるため表中からは削除している。 (注4)浮動株率は東証算出ベースが取得できるものは東証ベースを使用し、出来ないものはブルームバーグ算出値を使用。 (出所)Astra、Bloombergより大和証券家入ストラテジスト作成 株式年間最大買い越し金額ランキング № 暦年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2013年 2005年 1999年 2003年 2004年 1991年 2006年 2007年 1994年 2008年 最大の買い越し 日経平均 6兆円当たり 主体と金額(兆円) 前年差(円) の上昇幅(円) 外国人 15.1 5896 2340 外国人 10.3 4623 2687 外国人 9.1 5092 3347 外国人 8.2 2098 1532 外国人 7.7 812 637 外国人 5.6 -865 -923 外国人 5.5 1114 1209 外国人 5.4 -1918 -2122 外国人 4.1 2306 3364 金融法人 3.9 -6448 -9811 データベースの都合で1991年以降の二市場(2012年以前は三市場)一・二部等合 計。ETFはほぼ東証一部銘柄で構成されており、ETF購入の比較対象としては上 表データは過大。一方、日銀は別途0.3兆円/年の株式を売却し、実際は5.7兆円 の買い越しに。出所:東京証券取引所、日本経済新聞より大和証券作成。 GPIF+4共済の保有株式38.8兆円が15.5 %上昇すると新たに6兆円の売却余地。 やはり、2500円前後の上昇を示唆。 9月末の日経平均定期銘柄入れ替えは、 日本曹達(4041)→楽天(4755)と価格差は大き くなく、トラッキングエラーは問題になり難い。 日銀によるETF買いに備え、証券会社が裁定残 (在庫)を積み上げる可能性も。 32 33 オフィス供給量は来年減少で2007年と類似。空室率は今後改善で家賃急騰も 08/8 22901 1 % 2 07/11 2.49 空室率 (左軸、逆目盛) 23000 オフィスビル市況 東京ビジネス地区 (都心5区、月次) 330 円/坪 07/2/9 295.78 ブルームバーグ米国REIT指数(週足) 22000 13/5/22 259.72 280 3 平均賃料 (右軸) 16/8 3.90 16/7/13 298.8 15/1/23 287.83 21000 4 230 233.96 16/2/11 20000 5 180 19000 6 7 17526 04/10 16/8 18322 11/9 8.64 17000 80 8.57 03/6 9 10 9.43 12/6 出所:三鬼商事より大和証券作成 2002 万㎡ 2003 2004 2005 2006 154.44 11/10/4 130 18000 8 209.63 13/9/3 16207 13/12 64.33 09/3/6 16000 出所:Bloombergより大和証券作成 30 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 東京23区大規模オフィス供給面積(延床面積1万㎡以上対象、左軸) 2017 07 件数 供給件数(右軸) 08 09 10 3000 11 12 13 14 15 16 07/5 2636 2500 250 15/1 2005 45 2000 16/4 1981 16/8 1823 13/4 1717 40 1500 200 35 30 150 1000 東証REIT指数(月足) 25 805 11/11 683 08/11 20 100 15 10 50 1499 15/9 11/1 1162 出所:Bloombergより大和証券作成 500 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 5 出所:Eは見込み。森ビルデータより大和証券作成 2020E 2019E 2018E 2017E 2016E 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 0 2002 0 33 34 大きな問題が起これば、信用保証制度拡充も。株価には強い好影響 2,800 万円 企業の9割は「従業員数が20名以下」の小規模企業 1400 出所:アットホーム調べデータ、東京証券取引所より大和証券作成 0.3% 2,700 1200 大企業 2,600 2,500 1000 2,400 800 99.7% 日本の 全企業数 中小企業 386万企業 1万社 (うち約3500社が 上場) 385万社 2,300 2,200 600 2,100 400 2,000 日本政策金融公庫 (中小企業事業) 首都圏中古マンション成約価格(月次、左軸) Sep-16 May-16 Jan-16 Sep-15 May-15 Jan-15 Sep-14 May-14 Jan-14 Sep-13 May-13 Jan-13 Sep-12 May-12 Jan-12 Sep-11 May-11 Jan-11 Sep-10 May-10 Jan-10 Sep-09 200 May-09 1,900 公的金融機関を利用している企業は251万社(65%) 東証マザーズ指数(直近は8/12。右軸) 政 策 金 融 日本政策金融公庫 (国民生活事業) 商工組合中央公庫 住宅着工1-6月前年比 合計 5.2%増 持家 2.1%増 借家 8.7%増 分譲住宅 4.0%増 マンション 0.7%減 一戸建て 9.1%増 富裕層の資金繰りと投 資意欲は改善。余剰資 金を得たら投資へ。 4.7万社 93万社 7.3万社 146 万社 信用保証協会 信用保証協会 出所:信用保証協会HPより大和証券作成 未来への投資を実現する経済対策 (兆円。概算) 事業規模 財政措置 Ⅰ.一億総活躍社会の実現の加速 3.5 3.4 Ⅱ.21世紀型のインフラ整備 10.7 6.2 Ⅲ.英国のEU離脱対策、中小企業等支援 10.9 1.3 Ⅳ.熊本地震や東日本大震災等対策 3.0 2.7 合計 28.1 13.5 出所:8月2日閣議決定資料より大和証券作成 ・1998/10特別信用保証制度 20兆円→30兆円 ・2008/10緊急信用保証制度 6兆円→20兆円 ・2016秋?セーフティネット保証拡充? 5兆円?→???株価に強い好影響 34 35 世界的な景気刺激策で鉄スクラップ価格上昇。世界最大の問題に安心感 (円/t) (2012/10/1=100) 250 12/13 230 3/13 210 異 次 元 5/22 緩 和 190 170 40,000 グリーンスパン元FRB議長『もし孤島で、1 種類の経済データしか入手できない状況に 置かれるとしたら、金属くずの価格を選ぶ』 6/24 の異 拡次 大元 緩 和 12/1 35,000 4/22 5/31 12/30 30,000 9/29 6/5 2/12 5/10 25,000 150 130 20,000 110 12/15 日経平均終値(左軸) 90 10/10 東証鉄鋼株指数/TOPIX(左軸) 15,000 1/8 出所:東京製鐵, 岡山工場買取り価格、日本経済新聞社より大和証券作成 2016/07 2016/04 2016/01 2015/10 2015/07 2015/04 2015/01 10,000 2014/10 2014/07 2014/04 2014/01 2013/10 2013/04 2013/01 2012/10 2013/07 鉄スクラップ価格(特級、右軸) 70 ・米国:昨年12月FAST(陸上交通再生)法 3050億ドル(約34兆円)/5年 ・カナダ:今年3月インフラ投資1200億加ドル(GDP比6%、約10兆円)/10年 ・中国:今年5月発表 鉄道高速空港等303事業4.7兆元(約79兆円)/3年 ・日本:今年7月経済対策28.1兆円/2年程度 35 36 海運市況も動意。中国関連に明るさ 13000 12100 10100 11/13 5/20 11039 11793 8100 11/19 6/3 5/26 4661 4291 4209 6100 5615 1/29 4100 4219 2/1 12/12 10/112337 2146 10/14 2173 2100 2163 9/24 11/4 1484 5/8 1165 1700 7/15 8/5 1222 9/8 792 1043 2/4 A 647 2/3 バルチック海運指数(週足) 723 7/22 661 9/12 C 9/15 756 B 509 2/18 D 290 2/10 出所:Bloombergより大和証券作成 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 36 37 中国関連株 ○中国株連動銘柄リスト 2768双日 3105日清紡HD 3116トヨタ紡織 3407旭化成 3436SUMCO 4005住友化 4042東ソー 4047関東電化 4061デンカ 4062イビデン 4091大陽日酸 4188三菱ケミH 4201日本合成 4307NRI 4617中国塗料 4631DIC 4901富士フイル 4902コニカミノ 5201旭硝子 5214日電硝 5301東海カーボ 5333日本碍子 5401新日鉄住 5411JFE 5444大和工業 5480冶金工 5541大平金 5631日本製鋼 5707東邦亜鉛 5711三菱マテリ 5713住友鉱 5714DOWA 5802住友電工 6103オークマ 6113アマダHD 6135牧野フライ 6141DMG森精 6146ディスコ 6201豊田織 6222島精機 6268ナブテスコ 6301小松製作 6302住友重 6305日立建機 6367ダイキン工 6370栗田工業 6440JUKI 6471日本精工 6472NTN 6479ミネベア 6502東 芝 6503三菱電機 6506安川電機 6586マキタ 6588東芝テック 6622ダイヘン 6755富士通ゼ 6758ソニー 6762TDK 6767ミツミ電機 6794フオスタ- 6798SMK 6856堀場製作 6902デンソー 6971京セラ 6976太陽誘電 6981村田製作 6995東海理 6997日ケミコン 7003三井造船 7012川崎重工 7013IHI 7203トヨタ自動 7220武蔵精密 7230日信工業 7259アイシン精 7269スズキ 7272ヤマハ発動 7282豊田合 7517黒田電 7613シークス 7718スター精密 7731ニコン 7762シチズンH 7974任天堂 8001伊藤忠 8002丸 紅 8031三井物産 8053住友商事 8058三菱商事 8316三井住友 8766東京海上 8802三菱地所 8803平和不 8933NTT都市 9104商船三井 9107川崎汽船 9375近鉄エクス 9706日空ビル 出所:東証などより大和証券作成 対象:東証1部、直近の平均売買代金が2億円以上の銘柄 過去15年間の株価の対TOPIXレシオケータ6ヵ月前比と、上海総合指数の6ヵ月前比の相関係数上位銘柄 (注)銘柄名については、弊社データベースの制約により、途中までの表示となる銘柄がある 37 38 一株当たり純資産(BPS)、PBR1倍がサポート 21000 (円) 12/1 20012 20000 19000 18683 18000 11/2 17000 日経平均株価 4/22 17572 5/31 17235 11/11 1.34 1.4 9/16 16519 16000 15000 (倍) 9/6 17082 15715 4/6 14953 2/12 1.28 11/2 1.3 14952 6/24 1.25 9/2 1.19 14000 4/22 1.17 1.35 5/31 1.17 1.2 1.15 9/15 1.14 1.1 1.05 1.04 4/5 0.99 2/12 1.03 6/24 1 日経平均PBR 0.95 出所:Bloombergより大和証券作成 11 12 2015 1 2 3 4 5 6 2016 7 8 9 10 0.9 38 39 5週カイリ▲12%で14000円台半ば、▲8%なら15000円台半ば 22000 6/24 20868 日経平均(日次) 円 20000 バーナンキ ショック 16000 7/18 14808 14008 2/4 13338 8/28 12445 6/13 4/22 5/31 17572 17234 中国人民元 切り下げ ショック 12/30 16291 14000 12000 原油急落 新興国不安 12/8 17935 18000 5/22 15627 12/1 20012 14778 8/8 13910 4/14 16930 9/29 15715 14952 4/6 2/12 14532 10/17 14952 6/24 5週(25日)移動平均カイリ率 10000 15 5/22 10.1 % 10 7/9 8.2 5 11/25 6.6 11/14 10.0 11/9 5.9 2/26 5.0 6/4 4.5 3/7 4.0 7/21 6.1 4/22 5.9 0 -5 -1.0 4/2 -5.2 8/12 -10 -15 -4.7 4/11 -11.9 6/13 2013 -3.7 8/8 -3.8 12/16 -3.0 7/8 -6.3 4/6 -7.8 10/17 -10.0 2/4 出所:日本経済新聞社より大和証券作成 2014 -12.2 8/25 2015 -11.9 2/12 -8.7 6/24 2016 39 40 上向き三角保ち合いや、Wボトムの計測値は大きい。下落すると15400円どころか 21500 円 8/11 20946 12/1 12/18 20012 19869 20500 日経平均(日足) 19500 イメージ 18500 2/1 17905 18562 12/15 17500 17415 9/8 16500 5/31 17251 16017 1/21 14500 150 % 7/21 16938 6/24 16389 16901 9/29 15500 130 4/25 17613 3/14 17291 11/5 140.3 8/17 121.0 15471 4/8 14865 2/12 15975 5/2 14864 6/24 7/22 131.5 3/28 129.5 騰落レシオ(25日) 5/20 116.8 6/9 113.6 2/2 80.6 87.4 4/11 70 64.5 9/24 50 8 9 53.8 1/21 10 2015 11 12 1 57.7 2/12 2 84.8 5/6 81.1 6/16 9/27 109.3 8/16 107.8 110 90 8/12 16943 82.4 7/8 87.9 10/17 78.9 8/26 出所:日本経済新聞社、東証より大和証券作成 値上り:値下り=700:700で シミュレーション 3 8 4 5 2016 6 7 9 10 40 41 バブル時の過剰設備構築が問題も、大天井から9年で一旦底入れ、1年間はリバウンドか 今年前半の諸々の問題の起源は2007年頃のBRICsブーム。中国や世界的な原油の過剰生産能 力。欧州銀のCoCo債に対する不安もリーマンショック前に作られたアセットが原因。シャープ (6753)が1兆円の国内設備投資を決断したのも2007年。設備投資循環は10年で一旦は反発へ。 40000 89/12 38957 (円) 日経平均(月足) 35000 96/6 22750 25000 9年目 4500 00/4 20833 3500 20000 2500 15000 14295 95/7 14194 92/8 10000 5000 400 15/6 上海総合指数(月足) 5178.19 5500 9年目 30000 0 07/10 6124.04 6500 12787 98/10 1500 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 29/9 381 ($) 05 06 4500 NYダウ(月足) 300 08 11 12 13 14 3500 37/3 194 200 10 15 16 ナスダック指数(月足) 9年目 250 09 17 18 19 20 21 00/3 5132.52 5500 350 07 イメージ 1849.65 13/6 1664.93 08/10 500 出所:日本経済新聞社、Bloombergより大和証券作成 87 2638.30 16/1 9年目 07/10 2861.51 2500 150 100 50 41 32/7 0 27 28 29 30 31 32 1500 98 38/3 33 34 35 36 37 38 92 42/4 39 40 41 42 500 43 1265.52 09/3 1108.49 02/10 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 他にも設備投資循環で9年目頃におかしくなることは多い。1966年米株ピーク・1974年ボトム、 1980年モスクワ五輪・1989年ベルリンの壁崩壊、1988年ソウル五輪・1997年アジア危機、2004年 アテネ五輪・2012年ギリシャ危機、2008年北京五輪・2017年? 2012年ロンドン五輪・2021年? 41 研究開発は、自動車、人工知能、ロボット関連が旺盛 中国の自動車購入適齢期人口急増を受け、車載用電池メーカー等は設備投資活発 主要企業の研究開発費ランキング (2015年度計画。連結が基本、▲は減、白抜きは最高額) 順 位 社 名 (前年度実 績) 研究開発費(億円)・(前年度比増減率) 1(1) 2(2) 3(3) 4(4) 5(5) 6(6) 7(8) 8(7) 9(9) 10 (10) 10 (-) トヨタ自動車 1兆500億円 (4.5%) ホンダ 7,200(8.7) 日産自動車 5,300(4.7) ソニー 4,900(5.5) パナソニック 4,700 (2.8) デンソー 4,000 (0.9) 日立製作所 3,550 (6.0) 武田薬品工業 3,300 (▲13.6) キヤノン 3,150 (2.0) NTT 2,300(▲4.2) 大塚ホールディングス 2,300 (-) 重点分野の例 燃料電池、安全運転支援技術 企業名 サムスンSDI LG化学 パナソニック 燃料電池、自動運転技術 BYD オプティマムナノ 電気自動車、自動運転技術 ダイナボルト 半導体 CALB ロボットテクノロジー、住宅関連 テスラモーターズ 省燃費の自動車部品、高度運転 ダイムラー 支援技術 人工知能、セキュリティー、セン サー技術 直近の主なLiB工場の投資案件 内容 15年10月、中国・西安市で新工場が竣工。20年までに6億ドルの追加投資を実施予定 15年10月、中国・南京市で新工場が竣工。20年までに年産20万台以上のEV(PHV70万 台)に対応できる体制を目指す。16年は前年比7割増収の計画 中国企業「大連遼無二電器」と合弁会社を設立。17年の生産開始を目指し中国・大連市 に工場(延べ床面積8万㎡)を設置する 20年竣工を目指し青海省にLiB新工場を計画と中国現地メディアが報道 中国・臨汾市に年産3GWhの新工場を計画。投資額30億元で、生産開始は17年のもよう 中国漳州市で3期に分けて工場に投資を実施。総投資額は30億元。第一期は7.5億元を投 資し、16年内に年産2GWhの設備が稼動予定 15年9月から洛陽工場内で第3棟の建設を開始。また、常州市でも新工場を計画。3期に分 けて建設。投資額125億元、年産12GWhを予定 巨大電池工場「ギガファクトリー」を建設中、16年内の稼動を予定。ドイツ工場も検討と一 部海外紙などで報道 LiBモジュールを製造する子会社に、15年に1億ユーロを投じて工場面積を4倍に拡張。更 に5億ユーロを投入し面積を3倍に拡張し17年夏の生産を目指す 出所:電子デバイス産業新聞、日本経済新聞を参考に大和証券作成 がん、うつ病、消化器系疾患対象 の創薬 セキュリティー、人工知能 材料 正極材 負極材 統合失調症、アルツハイマー病、 がん対象の創薬 セパ レーター ナノテクノロジー、ロボット 42 (2015年度計画。連結が基本、白抜きは最高額)出所:日本経済新聞社より大和証券作成 電解液 LiB主要4材料と主な日本メーカーの動き 銘柄名 コード 増産の動き等 住友鉱 5713 生産能力を2倍に 昭電工 4004 16年末までに能力を8割増へ 住友化 4005 18年までに能力を4倍に 東レ 3402 18年までに能力を7割増へ 旭化成 3407 20年までに能力を倍増へ 三菱化学 4010 効率化のため拠点を集約 住友化 4005 田中化研(4080JQS)を子会社へ JQS:ジャスダックスタンダード。出所:日本経済新聞などより大和証券作成 42 43 医薬品株はITバブルやライブドアショック前と類似。小型株・テーマ物色の時期 3100 2600 15/8/18 3050 07/2/27 2359 東証医薬品株指数 00/7/11 2002 2100 16/8/22 2394 1600 1100 1146 03/4/22 1178 09/3/10 1120 11/11/28 440 390 340 726 92/8/18 600 290 732 95/6/13 240 190 同・対TOPIXレシオケータ 出所:東証データより大和証券作成 (日次、1990/1=100) 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 140 90 43 iPhoneの本格的なモデルチェンジ前後は、 コンサバ消費者とアーリーアダプターの購買欲を連続で喚起 アップル(AAPL)株(週足, 13, 26, 52週線) ※矢印内の日付は新モデル発表日 iPhone6s 9/9 160 44 2015/5/1 2015/7/24 134.48 132.92 140 2015/11/6 123.07 2016/9/15 113.67 120 2012/9/21 100.37 100 2012/4/13 91.43 102.65 2016/9/15 2013/12/6 81.84 95.17 2015/8/28 80 iPhone7 9/7 20 55.43 2013/4/19 90.01 2016/5/13 iPhone6 9/10 40 70.73 2014/1/31 iPhone5s 9/10 58.50 2012/1/6 iPhone5 9/12 60 iPhone8 ? 9/15現在 113.67 iPhoneの更新サイクル、アップル、1年延長。 2016/05/31 日本経済新聞夕刊より抜粋。赤傍線は筆者 出所:Bloombergデータより大和証券作成 0 12 13 14 15 16 17 44 45 半導体製造装置受注額と関連株好調 主な有機EL関連銘柄 銘柄名 コード 市場 事業内容 ダイニック 3551 水分除去シート 保土谷 4112 発光材料 宇部興 4208 フィルム 出光興産 5019 発光材料 報国鉄 5542 JQS 装置用鋼材 アルバック 6728 FDP真空装置 フェローテック 6890 JQS 真空シール ジオマテック 6907 JQS 導電膜の加工 双葉電 6986 乾燥剤 ニコン 7731 露光装置 キヤノン 7751 真空蒸着装置 フルヤ金属 7826 JQS 発光材料 リンテック 7966 フィルム その他の主な半導体関連銘柄 銘柄名 コード 市場 特色 SUMCO 3436 シリコンウエハー 信越化学 4063 シリコンウエハー トリケミカル 4369 JQS 微細化高機能材料 ディスコ 6146 3D-NAND薄化装置 ローツェ 6323 ガラス基板搬送装置 日新電機 6641 イオン注入装置 日立国際 6756 3D-NAND成膜装置 アドバンテスト 6857 半導体製造装置大手 東京精密 7729 精密位置決め技術 HOYA 7741 マスク基盤 東京エレクトロン 8035 3D-NANDエッチング 日立ハイテク 8036 3D-NANDエッチング JQS:ジャスダックスタンダード市場。空欄は東証一部。 出所:日本経済新聞を参考に大和証券作成 米アプライドマテリアルズ、売上高13%増 5~7月 2016/8/19 日本経済新聞より抜粋。赤傍線は筆者 5~7月期の新規受注額は26%増の36億5800万ド ルと過去最高を更新した。8~10月期の売上高は5 ~7月期比で15~19%増を見込む。 45 46 iPhone大幅モデルチェンジ2年⇒3年で、SOXの天井は来年に。1999年と類似 米半導体株(SOX)指数(月足・終値ベース) 1400 1200 2年サイクル ⇒3年に 00/3 1332.73 2年サイクル ⇒3年に 1000 15/6 746.08 800 02/3 637.94 600 95/9 301.65 11/2 12/3 473.22 441.88 10/4 400.81 384.88 06/7 352.06 04/9 549.47 14/10 351.45 326.32 12/7 307.49 11/8 10/8 214.06 02/10 200 189.90 98/10 171.32 08/11 143.80 96/7 80 07/7 546.59 08/5 421.67 354.63 01/10 110.76 94/5 95/2 1.46 06/1 550.91 535.4 00/12 463.49 01/4 97/8 403.64 400 04/1 560.65 14/9 657.37 北米半導体製造装置BBレシオ 後工程、 00/3 1.50 97/2 1.40 02/3 1.43 05/7 1.29 06/4 1.21 03/12 1.27 全体 10/3 1.51 15/12 1.63 12/5 1.40 14/5 1.29 1.8 (倍) 1.5 08/2 1.10 1.2 0.9 0.71 02/9 0.63 96/5 0.52 98/8 出所:Bloombergデータより大和証券作成 94 95 96 97 19 98 99 0.37 01/6 00 01 02 0.75 06/8 0.64 04/9 03 04 0.37 09/2 05 06 07 08 20 09 0.65 10/10 10 11 12 0.6 0.69 14/9 0.53 12/9 13 14 0.3 15 16 46 有機EL、3D-NAND、iPhone関連株チャート 47 47 48 2017年央、米ZEV規制。2018年、本邦燃費試験の国際基準化、 2020年欧州規制はかなり厳しい 85% 実燃費/カタログ燃費 達成率 80% 75% 左:欧州2020年規制95g/km(24.42km/L)達成とは、 下:全てをHVとするか、 ガソリン・ディーゼルと同量のPHVを売ること。 70% 65% 60% CO2排出量(Well to Wheel JC08モード) スバル 三菱 ダイハツ マツダ 日産 スズキ ホンダ トヨタ VW メルセデス アウディ BMW 55% 出所:イード(6038マザーズ)運営サイト「e燃費」データ(5/30取得)より大和証券作成 日本 新 200 147 ガソリン車 132 ディーゼル車 95 ハイブリッド車 各国燃費規制 220 55 PHV(充電) 日本:2020年規制 欧州:70g @2025年(案) 中国:5.0L@2020年(案) 102 PHV(ガソリン給油) 77 EV(電源構成:2012年) 180 1 EV(太陽光発電由来) 160 CO2(g/km) 55 EV(電源構成:2009年) 中国 欧州 79 FCV(オンサイト都市ガス改質) 140 北米 出所:経済産業省資料より大和証券作成 14 FCV(オンサイト太陽光アルカリ水電解) 120 (g-CO2/km) 78 FCV(オフサイト天然ガス改質) 0 20 40 60 80 100 120 140 160 100 これは2030年の世界のプロダクトミックス(次頁)。 欧州は世界が欲しがる品揃えで10年勝ち抜く戦略か 80 出所:経済産業省資料より大和証券作成 60 2005 2010 2015 2020 2025 2030 48 49 2030年はFCV・EV・PHVと内燃車がほぼ同じ割合に。2020年欧州規制と合致 2040年 FCV : 9% EV : 14% PHV : 29% HV : 28% D : 3% G : 12% 環境・エネルギー制約(車種別販売台数(世界)の将来予測) Passenger LDV sales(million) 200 2020年 FCV : 0% EV : 2% PHV : 5% HV : 9% D : 9% G : 73% 150 内 燃 機 関 50 出所:経済産業省資料より 大和証券作成 2005 2010 約 1 6 % 2020 2025 2030 Gasoline hybrid CNG/LPG Diesel 約 7 7 % 約 9 1 % 約 9 8 % 2015 約 5 1 % 内 燃 機 関 Plug-in hybrid diesel Plug-in hybrid gasoline Diesel hybrid 約 8 0 % 内 燃 機 関 2035 FCEV Electricity 電 動 技 術 電 動 技 術 電 動 技 術 100 0 2000 2030年 FCV : 2% EV : 8% PHV : 20% HV : 22% D : 6% G : 38% 2050年 FCV : 18% EV : 23% PHV : 35% HV : 15% D : 1% G : 6% Gasoline 2040 2045 2050 無理と思われていた理想像を追い求める競争に。 米中のパリ協定批准もEV・PHVの必要性を支援。 独VW、2025年にEV比率25%300万台へ (2016/6経営戦略)。2040年を先取り 49 電池関連のリバーサル候補と集中物色候補 出所:東京証券取引所デー タより大和証券作成 50 出所:東京証券取引所データより 大和証券作成 50 51 FinTech株指数とリチウム株指数 51 52 FinTech株指数とリチウム株指数の構成銘柄 The 49 FinTech companies included in the KBW Nasdaq Financial Technology Index (KFTX) Name Ticker Name Ticker ACI Worldwide, Inc. ACIW Green Dot Corp. GDOT Alliance Data Systems Corp. ADS Intercontinental Exchange, Inc. ICE American Express Co. AXP IHS Markit Ltd. INFO Bankrate, Inc. RATE Jack Henry & Associates, Inc. JKHY Black Knight Financial Services, Inc. BKFS LendingClub Corp. LC Blackhawk Network Holdings, Inc. HAWK MarketAxess Holdings, Inc. MKTX BofI Holding, Inc. BOFI MasterCard, Inc. MA Broadridge Financial Solutions, Inc. BR Moody's Corp. MCO Cardtronics, Inc. CATM MSCI, Inc. MSCI CBOE Holdings, Inc. CBOE Nasdaq, Inc. NDAQ CME Group, Inc. CME PayPal Holdings, Inc. PYPL CoreLogic, Inc. CLGX S&P Global, Inc. SPGI Dun & Bradstreet Corp. DNB SEI Investments Co. SEIC Envestnet, Inc. ENV Square, Inc. SQ Equifax, Inc. EFX SS&C Technologies Holdings, Inc. SSNC Euronet Worldwide, Inc. EEFT The Western Union Co. WU EverBank Financial Corp. EVER Thomson Reuters Corp. TRI EVERTEC, Inc. EVTC Total System Services, Inc. TSS FactSet Research Systems Inc. FDS Vantiv, Inc. VNTV Fair Isaac Corp. FICO VeriFone Systems, Inc. PAY Fidelity National Information Services, Inc. FIS Verisk Analytics, Inc. VRSK First Data Corp. FDC Virtu Financial, Inc. VIRT Fiserv, Inc. FISV Visa, Inc. V FleetCor Technologies, Inc. FLT WEX, Inc. WEX 2016/7/16:KFTX発表時の構成銘柄。出所:各種報道より大和証券作成 Global Payments, Inc. GPN Solactive Global Lithium Index 構成銘柄と指数ウェイト (%) ティッカー ウェイト ティッカー ウェイト 銘柄名 FMC FMC UN 19.5 五龍電動車(集団)[FDGエレクトリック・ビー 729 HK 3.6 ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ SQM UN 9.8 パナソニック 6752 JT 3.4 オロコブレ ORE AT 5.7 ギャラクシー・リソーシズ GXY AT 3.3 アルベマール ALB UN 5.6 Advanced Lithium Electrochemistry Co L 5227 TT 2.0 LG化学 [エルジー・ケミカル] 51910 KP 5.0 Vitzrocell Co Ltd 82920 KQ 1.7 テスラ・モーターズ TSLA UW 4.7 Changs Ascending Enterprise Co Ltd 8038 TT 1.7 ジーエス・ユアサ コーポレーション 6674 JT 4.6 リチウムアメリカズ LAC CT 1.6 新普科技 [シンプロ・テクノロジー] 6121 TT 4.5 ブルー・ソリューションズ BLUE FP 1.0 サムスンSDI 6400 KP 4.1 ウルトラライフ ULBI UQ 0.9 比亜迪 [BYD] 1211 HK 4.0 光宇国際集団科技[コスライトテクノロジーイン 1043 HK 0.8 ジョンソンコントロールズ JCI UN 4.0 バカノラ・ミネラルズ BCN LN 0.7 サフトグループ SAFT FP 3.9 チャイナBAKバッテリー CBAK UQ 0.4 出所:ブルームバーグより大和証券作成(ウェイトは4/1現在) Dynapack International Technology Cor 3211 TT 3.6 同指数をターゲットとするETFのティッカーはLIT 銘柄名 52 53 12月にTPPが米国で批准される可能性がかなり高くなった 「TPP、わずかだが米経済に好影響」 米ITC報告書 2016/5/19 日本経済新聞 【ワシントン=川合智之】米国際貿易委員会(ITC)は18日、環太平洋経済連携協定(TP P)の経済的影響についてまとめた報告書を公表した。2032年の実質国内総生産(GDP) は、全体の0.15%にあたる427億ドル(約4兆7千億円)だけ予測より増えると指摘。増加 率はわずかだが好影響があると分析した。 同年の米家計の実質所得は573億ドル(0.23%)、雇用は12万8千人(0.07%)押し上げ られると予測した。輸出は272億ドル(1.0%)、輸入は489億ドル(1.1%)増えるとしている。 農業・食品分野の生産は100億ドル(0.5%)増え、サービス産業は423億ドル(0.1%)増 となる。一方、製造業・資源・エネルギー産業は108億ドル(0.1%)減と予測した。 TPPは知的財産権や関税などにかかる貿易のコストを削減する効果があると強調した。 米政府もTPPで米国産品にかかる1万8千品目近い関税が下がり、米国経済への利益と なるとして、早期承認を米議会に呼びかけている。 米国際貿易委員会(ITC)とは、アメリカの国内産業に対して損害を与えるダンピングや輸 入品の商標、特許および著作権等知的財産権の侵害などを調査分析し、不公正な貿易を 是正することを目的に設立された連邦政府の独立機関。調査結果や決定及び提言は、ア メリカ大統領、アメリカ通商代表部(USTR)へ持ち上げられる。 非常に強力な権限を持つことを利用し、アメリカ国内の企業が海外のメーカーを狙い撃ち にするような提訴することが多く、海外の企業には恐れられてきた。(Wikipediaより抜粋) 53 米レイムダック期間中(大統領選挙~新大統領就任の間)にTPP批准となるか インフラ輸出と農業強化関連株 (ドル) 地域経済統合ブーム NYダウ(月足) マーストリヒト条約(欧州連合): 92/2調印、93/11発効 NAFTA(北米自由貿易協定): 92/12署名、94/1発効 メルコスール(南米南部共同市場): 91/3調印、95/1発足 18000 12000 8000 90/7 2999 87/8 2722 2000 2365 90/10 1738 87/10 1000 595 87/12 89/4 1007 160 07/10 3875 シンガポールST指数 10/11 3313 13/5 14/11 3454 3315 4500 4000 1500 94/11 1138 1456 09/3 1000 11/5 2228 07/10 2064 00/1 1059 02/4 937 566 90/9 459 92/8 韓国総合指数 280 98/6 97/8 00/2 10116 10202 94/10 7183 90/2 12495 100 14/11 1945 07/10 9809 15000 10000 8000 4089 両岸経済協力枠組協議 08/11 09/5合意 傾向線抜けトライ 4000 2000 台湾加権指数 国交が少ない台湾はFTAに取り残された (円) 89/12 38915 94/6 21552 25000 20000 TPP交渉参加表明 2013/3 96/6 22666 00/4 20833 07/7 18261 800 13/5 15627 14/11 17490 15000 10000 東アジアの 奇跡の終了 14309 92/8 87 88 89 90 91 12879 98/10 日経平均 6000 86 14485 95/7 92 93 19 94 95 96 97 7607 03/4 98 99 00 01 02 03 8160 11/11 7054 09/3 04 05 06 07 08 09 127.8 130.2 8/17 11/26 120.8 119.4 12/1 117.5 5/11 2/20 112.8 110.3 8/8 110 10 11 11/5 138.3 1/31 9/10 135.7 6/25 133.9 5/9 129.6 128.0 129.9 128.4 3/25 124.0 12/19 8/16 117.9 122.5 7/24 4/15 9/1 149.410/27 145.9 1/6 141.0 137.4 7/4 161.9 8/9 141.1 11/5 133.9 12/8 134.4 8/3 127.6 3/23 7/6 90 14/11 8982 6000 3446 01/10 3/24 6/13 117.0 115.2 97.1 2/18 2011 2012 銘柄 11/1 9145 04/3 7034 120 400 03/9FTAロードマップ策定 以後自由貿易積極化 5474 99/2 4503 95/8 3135 93/1 2560 90/10 45000 35000 130 7/17 132.4 9/29 153.8 100 1652 11/9 468 515 01/9 03/3 1/17 10/5 130.6 128.3 600 938 08/10 500 12/26 10/29 139.2 137.8 140 2000 1213 03/3 2/15 164.2 150 3000 1060 92/10 855 805 90/10 ASEAN自由貿易地域(AFTN) 98/9 92/1決定、93年発足 東証業種別指数 建設株 対TOPIXレシオケータ (日次、2011/1/4=100) 90/7 1304 87/8 1288 2500 2000 456 1500 86/4 1000 00/1 2582 96/2 2163 170 14/11 17634 6547 09/3 欧米経済の「ブロック化」が NIEsの成長を抑えていた可能性有。 94/1 2137 12/5 13279 10655 11/10 8235 7286 01/9 02/10 6000 4000 07/10 14164 00/1 01/5 1172211337 54 12 13 14 20 出所:各取引所および各種情報源より大和証券作成 2013 コード 2014 出所:東証データより大和証券作成 2015 2016 概要 6310 農機具:農業の大規模化・集約化 井関農機 に伴う機械化需要。農家支援を 6326 強化 クボタ 1376 T2 生産性向上や付加価値向上を目 カネコ種苗 1377 的とする種子や種苗の開発 サカタのタネ 4005 住友化学 イハラケミカル工業 4989 農薬:生産性向上への寄与 4996 クミアイ化学工業 4997 日本農薬 2768 双日 4021 肥料:生産性向上への寄与 日産化学工業 4208 宇部興産 6702 富士通 9437 IT(情報技術)を農業に応用 NTTドコモ 9613 NTTデータ 大林組 1802 伊藤園 2593 企業の農業生産法人への参入・ ローソン 2651 出資も活発に イオン 8267 バローHD 9956 エア・ウォーター 4088 農作業繁忙期の人材仲介 パソナグループ 2168 農業へ意欲のある人材の育成 (出所)各種資料より大和証券金森AN作成 (注)T2=東証2部 54 冬季は欧州の経済不安で立候補少なく、札幌は好機で有力。北方領土返還も? 札幌オリンピック開催による生産誘発効果 地域 産業 百万円 構成比 全国 1,049,667 100.0% 道外 276,013 26.3% 道内 773,654 73.7% 一次産業 15,049 1.4% 鉱工業 91,183 8.7% 建設業 259,494 24.7% 商業 55,654 5.3% 金融保険不動産 57,894 5.5% 情報通信 41,773 4.0% 運輸 36,817 3.5% サービス業 180,202 17.2% その他 35,588 3.4% 出所:札幌市調査報告書より大和証券作成 札幌五輪招致スケジュール 時期 ポイント 2013年9月 上田市長、調査費計上を表明 2015年~ 札幌市が開催計画を策定開始 2015年4月 札幌市長選挙 2016年 JOC、国内候補都市を選定 リオデジャネイロ五輪開催 2017年 札幌帯広で冬季アジア大会 2026年冬季大会、立候補申請 2024年夏季開催都市決定。パリ? 2018年 韓国・平昌冬季大会開催 2026年冬季大会、第一次選考 2019年 同・最終選考 2020年 東京五輪開催 2022年 北京で冬季五輪開催 2024年 夏季五輪開催 2026年 札幌五輪開催? 出所:北海道新聞を参考に大和証券作成 2022年ノルウェー・オスロ辞退 2026年はスイス立候補表明 札幌はラージヒ ルジャンプ台を 備えた都市で 世界最大の人 口を持つ整備 された大都会 札幌ニセコ間に 新幹線早期延 伸なら、鉄道建 設株もメリット 55 主な札幌五輪関連銘柄、北海道関連銘柄 銘柄名 コード 取引所 概要 北弘電社 1734 札証 屋内電設工事 北海道電気工事 1832 札証 北海道電力傘下 土屋HD 1840 東証二部 住宅メーカー 寿スピリッツ 2222 東証一部 小樽洋菓子舗ルタオ販売 雪印メグミルク 2270 東証一部 乳製品 サッポロHD 2501 東証一部 サッポロビール園を運営 北海道コカコーラ 2573 東証二部 飲料 北雄ラッキー 2747 JQS 札幌中心にスーパー展開 サッポロドラッグストアー 2786 東証一部 道内2位 アルペン 3028 東証一部 スポーツ用品 DCM 3050 東証一部 北海道でもホームセンター運営 星野リゾート・リート投資法人 3287 東証 星野リゾートがトマムスキー場を運営 東急不動産HD 3289 東証一部 傘下にニセコヒラフスキー場 ツルハHD 3391 東証一部 ドラッグストアー メディカルシス 4350 東証一部 調剤薬局、薬局向け情報仲介 キムラ 7461 JQS 住宅用資材の卸小売 イオン北海道 7512 東証一部 スーパーマーケット ヒマラヤ 7514 東証一部 スポーツ用品 ナラサキ産業 8085 東証二部 三菱電機代理店 クワザワ 8104 札証 建材・土木資材商社 ほくほくフィナンシャルG 8377 東証一部 傘下に北海道銀と北陸銀行 北洋銀行 8524 東証一部 拓銀道内事業吸収、札幌銀と合併 太平洋興発 8835 東証一部 北海道・首都圏で不動産業 西武HD 9024 東証一部 富良野で、スキー場・ホテル 北海道中央バス 9085 札証 傘下にニセコスキー場。道内ホテルも 北海道電力 9509 東証一部 電力 北海道ガス 9534 東証一部 札幌、小樽、函館地域で営業 アインファーマシーズ 9627 東証一部 調剤薬局 カナモト 9678 東証一部 建機レンタル 共成レンテム 9680 東証二部 建機レンタル 札幌臨床検査センター 9776 JQS 調剤薬局を道内展開 大日本コンサルタント 9797 東証二部 建設コンサルタント。札幌同業と提携 アークス 9948 東証一部 食品スーパー JQSはジャスダックスタンダード、札証は札幌証券取引所銘柄。出所:大和証券作成 55 56 開示事項 【株式レーティング記号について】 株式レーティング記号は、今後12ヶ月程度のパフォーマンスがベンチマークとする株価指数の騰落率と比べ、以下の通り判断した事を示します。(2015年1月以降のレーティング付与或いは更新よ り適用。2014年12月末以前に付与或いは更新されたレーティングについては6ヶ月程度のパフォーマンスとベンチマークとする株価指数の騰落率との比較です) 1(買い)=15%以上上回る 2(アウトパフォーム)=5%~15%上回る 3(中立)=±5%未満 4(アンダーパフォーム)=5%~15%下回る 5(売り)=15%以上下回る 各国におけるベンチマークは以下の通りです。 日本:TOPIX、米国:S&P 500、欧州:STOXX Europe 600、香港:ハンセン指数、シンガポール:ストレイト・タイムズ指数、韓国:韓国総合指数、台湾:加権指数、オーストラリア:S&P ASX200 指数 【利益相反関係の可能性について】 大和証券は、このレポートに記載された会社に対し、投資銀行業務に係るサービスの提供、その他の取引等を行っている、または行う場合があります。そのような場合には、大和証券に利益相反 が生じる可能性があります。 【当社及び大和証券グループについて】 大和証券は、㈱大和証券グループ本社の子会社です。 【保有株式等について】 大和証券は、このレポートに記載された会社が発行する株券等を保有し、売買し、または今後売買することがあります。大和証券グループが、株式等を合計5%超保有しているとして大量保有報告 を行っている会社は以下の通りです。(平成28年8月31日現在) 大末建設(1814) イチケン(1847) 日成ビルド工業(1916) アコーディア・ゴルフ(2131) サムティ(3244) サンセイランディック(3277) ムゲンエステート(3299) 日本ヘルスケア投資法人 (3308) ケー・エフ・シー(3420) 川田テクノロジーズ(3443) ケイアイスター不動産(3465) ビリングシステム(3623) コーエーテクモホールディングス(3635) エニグモ(3665) 神島化学工 業(4026) セプテーニ・ホールディングス(4293) トリケミカル研究所(4369) ラクオリア創薬(4579) ノザワ(5237) 中山製鋼所(5408) 東邦亜鉛(5707) 東京製綱(5981) リンクバル(6046) アライドアーキテクツ(6081) ウィルグループ(6089) 日進工具(6157) 鎌倉新書(6184) 平田機工(6258) タツモ(6266) 三相電機(6518) ダブル・スコープ(6619) ミツミ電機(6767) スミ ダコーポレーション(6817) アドバンテスト(6857) フェローテック(6890) エノモト(6928) 太陽誘電(6976) アストマックス(7162) GMOクリックホールディングス(7177) ノジマ(7419) ブイ・テクノロジー(7717) 大興電子通信(8023) マネーパートナーズグループ(8732) 大和証券オフィス投資法人(8976) 日本賃貸住宅投資法人(8986) セレスポ(9625) 帝国ホテル(9708) パーカーコーポレーション(9845) (銘柄コード順) 【主幹事を担当した会社について】 大和証券は、平成27年9月以降下記の銘柄に関する募集・売出し(普通社債を除く)にあたり主幹事会社を担当しています。 ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884) 鳥貴族(3193) ホットランド(3196) アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279) SIA不動産投資法人(3290) イオンリート投資法人(3292) ヒ ューリックリート投資法人(3295) 日本ヘルスケア投資法人(3308) BEENOS(3328) トーセイ・リート投資法人(3451) ケネディクス商業リート投資法人(3453) サムティ・レジデンシャル投資 法人(3459) ケイアイスター不動産(3465) 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471) 昭栄薬品(3537) 農業総合研究所(3541) コメダホールディングス(3543) デファクトスタンダー ド (3545) 串カツ田中(3547) オプティム(3694) マイネット(3928) ベネフィットジャパン(3934) グローバルウェイ(3936) シルバーエッグ・テクノロジー(3961) 扶桑化学工業(4368) OATアグリオ(4979) インターワークス(6032) ファーストロジック(6037) 日本ビューホテル(6097) リクルートホールディングス(6098) 日本郵政(6178) GMOメディア(6180) ソネット・メ ディア・ネットワークス(6185) アトラエ(6194) イワキ(6237) ツバキ・ナカシマ(6464) リファインバース(6531) ジャパンインベストメントアドバイザー(7172) かんぽ生命保険(7181) ゆうちょ銀行(7182) 富山第一銀行(7184) アトム(7412) イオンフィナンシャルサービス(8570) オリックス不動産投資法人(8954) 平和不動産リート投資法人(8966) 大和証券オフィス投資 法人(8976) ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985) 学究社(9769)(銘柄コード順) 【その他の留意事項】 このレポートは、投資の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を意図するものではありません。投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。レポートに 記載された内容等は作成時点のものであり、正確性、完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。内容に関する一切の権利は大和証券にあります。事前の了 承なく複製または転送等を行わないようお願いします。 56 57 お取引にあたっての手数料等およびリスクについて 手数料等およびリスクについて ● 株式等の売買等にあたっては、「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委託取引を行う場合、約定代金に対して最 大1.24200%(但し、最低2,700円)の委託手数料(税込)が必要となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては、現地諸費用等を別途い ただくことがあります。 ● 株式等の売買等にあたっては、価格等の変動による損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の売買等にあたっては価格変動のほかに為 替相場の変動等による損失が生じるおそれがあります。 ● 信用取引を行うにあたっては、売買代金の30%以上で、かつ30万円以上の委託保証金が事前に必要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の 取引を行うことができることから、損失の額が差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。 ● 債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により売買する場合は、その対価(購入対価・売却対価)のみを受払いいただきます。円貨 建て債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失を生じるおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動 等により損失が生じるおそれがあります。また、債券の発行者または元利金の支払いを保証する者の財務状況等の変化、およびそれらに関する外 部評価の変化等により、損失を生じるおそれがあります。 ● 投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および運用管理費用(信託報酬)等の諸経費、等をご負担いただきます。 また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。 ご投資にあたっての留意点 ● 取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、目論見書、等をよくお読みください。 ● 外国株式、外国債券の銘柄には、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示が行われていないものもあります。 商号等 :大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 57