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家庭における健康・医療・教育サービス に関する実証実験
経済産業省委託事業 平成 13 年度情報化推進基盤整備 情報家電等実証事業 家庭における健康・医療・教育サービス に関する実証実験の企画 平成 14 年3月 財団法人 情報処理相互運用技術協会 第一部 健康・医療サービス 情報家電等実証事業「家庭における健康・医療サービスに関する実証実験の企画」 最終報告書 -サービス・システム編- 2002年 3月 22日 日本アイ・ビー・エム株式会社 ビジネス・イノベーション・サービス S&Sコンサルティング&サービス 目次 1.健康管理サービス … P. 3 2.健康アドバイス・サービス … P. 22 3.健康情報提供サービス … P. 38 4.独居高齢者支援サービス … P. 71 5.ネットワークの考慮点 … P. 98 6.実証実験の評価について … P.105 当最終報告書は、『情報家電等実証事業「家庭における健康・医療サービスに関する実証実験の企画」』の報告書であり、 実証実験の可能性を検討するためのものであり、実証実験の実施及び、実証実験後の成果を保証するものではありません。 健康関連サービスとターゲット層について 健康・医療サービスでは、①健康管理サービス、②健康アドバイス・サービス、③健康情報提供サービス、及び④独居高齢者支援サービスの 4つのサービスを提供する予定でいます。 入院・通院が必要なユーザ層 (在宅医療が必要なユーザ層) 健康管理端末とかかりつけ医師の 組み合わせによる、健康管理サービス 健康管理 データを蓄積、 管理し,相談員に よる相談を希望す るユーザー層 自己による健康管理を基本とし、 相談員による相談も行える、 健康アドバイス・サービス 健康に関する情報 に関心があり、食事に 注意しているユーザー層 Webによる情報提供 健康情報提供サービス 遠隔地の家族が、高齢者の 遠隔地の家族が、高齢者の 状況を把握できるサービス 状況を把握できるサービス 独居高齢者支援サービス 独居高齢者支援サービス 一人暮らし の高齢者 健康に関心の少ないユーザー層 対象外 家族と同居の高齢者 <健康状況、健康に関する関心> <同居の状況> 1.健康管理サービス 1.1 健康管理サービスの概要 サービス概要 ①健康管理端末により、バイタルデータ(健康管理データ)を送信し、サーバー上に蓄積 ②「かかりつけ医」は、バイタルデータの推移を確認しながら、利用者とビデオカメラ、音声による相談(問診)を行うことが出来る ③利用者は、随時自分の健康管理データを参照することも可能 システム概要 ・利用者側端末: 健康管理端末 ・医師側端末:PCを想定 (ビデオカメラ及び関連S/Wは必要) ・サーバー:バイタルデータを蓄積、表示するサーバが必要 ・ネットワーク:インターネットを利用 (ただし、128BIT暗号化が必要) サーバー 健康データの 蓄積・加工・表示 患者 ① (健康管理端末) 体温計、脈拍計、血糖値計の機能 及び遠隔診断の実現 インターネット ③ ターゲットユーザ かかりつけ医による高度在宅医療が必要なユーザ層 ② 医師 選定基準/考慮点 医師と利用者の組あわせで実験対象者を選定する必要がある 対象者の選定は医師が行う 実験対象規模 (要相談) 医師 :5人程度 利用者: 10人 1.1.1 健康管理サービスの流れ(利用者の視点) 患者に対する医療プランは担当医師が作成し、患者は医師の指示に従い測定及び問診等を行います。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ (医師は患者に対する医療方針を決定します) システム機能ではありません 医師があらかじめ決めた薬の服用時間や健康データの測定時間についての予定が確認できます。 また、時間が来ればメッセージとアラーム音で知らせます。 医師より指定された計測機器を使い血圧、脈拍、体温、血糖値、体重、SPO2値などの測定を行います。 計測器での測定が終了した時点で健康管理端末の支持に従い計測値を健康管理端末に送信します。 過去の計測データの数値を1ヶ月または3ヶ月遡りグラフで確認することができます。 医師からの問診内容が表示されます。 医師からの問診に答えます。 医師の指示に従い食事内容や患部の写真を撮影し診断を受けることができます。 医師からのアドバイスが受けられます。 医師とテレビ電話により通話することができます。 <利用者> ② スケジュール確認 ③ 健康データの計測 ・血圧 ・脈拍 ・体温 ・血糖値 ・体重 ・(SPO2値) 問診表示 ・質問 ⑥ 問診入力 ・回答 ⑦ 表示 スケジュール指示 ④ 自動入力 グラフ確認 確認 ⑤ 表示 質問 入力 確認 ⑧ 確認 撮影 ⑨ <医師> (健康管理システム) 表示 アドバイス確認 ⑩ ① 医療方針決定 指示 テレビ電話 撮影 医師 1.1.1 健康管理サービスの流れ(医師の視点) 医師は患者に対する医療プランの作成するとともに、計測データや問診回答に基き患者に対し指示を行います。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ (医師は患者に対する医療方針を決定します) システム機能ではありません 医師は患者に対し決めた薬の服用時間や健康データの測定時間ついてのスケジュールを設定します。 医師が患者毎に測定値の上(下)限値を設定します。 患者が医師の指示に基き測定した健康データの一覧を確認します。 患者の健康データの測定値が医師が設定した値を超えた測定データの一覧を確認します。 患者の健康データの推移をグラフで確認します。 患者に対する問診を作成します。 患者からの問診に対する回答を確認します。(履歴も確認可能) 患者から送られた食事、表情、患部などの画像を確認します。 医師は診断に基き患者に対しアドバイスを行います。 患者についての情報を担当医療関係者で共有をはかります。 連絡事項を確認するために掲示板を参照します。 テレビ電話により患者と直接会話することができます。 <利用者> <医師> (健康管理システム) スケジュール確認 健康データの計測値 医療スケジュール設定 ② アラート設定 ③ 健康データ一覧確認 ④ アラート超過一覧確認 ⑤ ⑥ グラフ確認 問診表示 問診内容入力 ⑦ 回答入力 問診結果確認 問診履歴確認 ⑧ 撮影 ⑨ 静止画像確認 医療方針決定 アドバイス確認 アドバイス・メッセージ入力 患者対応情報共有 撮影 掲示板閲覧 ⑩ テレビ電話 ⑩ ① 1.1.2 健康管理サービス内容一覧 ●患者(利用者)向けサービス No. サービス 1 健康データの計測/入力 2 データの送信 3 問診回答/送信 4 5 アドバイス受信/確認 健康データのグラフ確認 6 スケジュールの確認 7 8 9 10 11 テレビ電話 静止画像の撮影/送信 音声ガイダンス ヘルプ(詳細説明) Web(ホームページ)の閲覧 内容 標準の付属センサー器具を使用して血圧、脈拍、体温の測定値を自動入力する 別売りのセンサー器具を使用して血糖、体重、(SPO2)の測定を行い自動入力する (使用する測定器具は医師が選択) 計測データを医師に自動的に送付する 画面に表示された問診に対する、選択肢による回答、数値による回答を行う (問診項目数:無制限、回答選択肢:最大8) 回答内容は医師に自動的に送付される 測定した健康データや問診の回答に対して医療関係者から発信されるアドバイスを見る 過去1ヶ、3ヶ月間に測定された健康データを折れ線グラフを確認する 医療関係者により設定された測定時刻などのスケジュールを翌日分まで確認する 予定時刻になるとメッセージのポップアップ表示と効果音により報知する 付属のCCDカメラにより、患者と医療関係者の間で動画と音声でリアルタイムの通話する 付属のCCDカメラにより、食事内容や顔の表情、患部などの静止画撮影し送信する 各表示画面で、操作手順の説明や処理状態を音声で確認する 各センサ器具の使用に不慣れな人のために、操作手順をステップ毎に音声と画像で詳細な説明を受ける 病院ホームページなどの医療機関が提供する教育のためのウェブサイトにアクセスし、閲覧する ●医師向けサービス No. 1 2 3 4 5 6 7 8 サービス 健康データの一覧表閲覧 健康データのグラフ確認 静止画像の確認 問診内容の確認 アドバイスメッセージの入力・発信 スケジュールの設定 アラート設定 アラート超過一覧表の閲覧 9 患者対応情報の入力・閲覧 10 11 12 掲示板の閲覧 テレビ電話 患者基本情報の閲覧 内容 選択された患者の計測データの履歴を確認する 選択された患者の計測データの履歴を折れ線グラフで確認する 選択された患者の撮影された食事内容や顔の表情、患部などの静止画を表示する (サムネイル表示可能) 選択された患者の問診回答履歴を一覧で表示する 選択された患者の健康データや問診回答に対してのアドバイスを入力し、発信する (過去のアドバイス履歴の表示も可能) 選択された患者に測定時刻などのスケジュールを設定する (毎日定時刻、指定日毎定時刻、毎曜日などの簡易設定可能) 選択された患者の各健康データの警戒値の設定を行う 担当の全ての患者を対象として、警戒値を超えた測定データの一覧を表示する 選択された患者に対して医療関係者が共有すべき処置、相談、コメントなど複数の情報の入力・閲覧を行う (但し、当該患者の担当として登録された医療関係者のみ利用可能) 医療関係者間の連絡事項を入力・閲覧可能。患者によらず全ての医療関係者が参照できる 医療関係者と患者との間で動画と音声でリアルタイム通話を行う 患者の住所、電話番号、生年月日、健康保険証番号、測定項目、特記事項などの閲覧する 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (1) 血圧測定(利用者向サービス) 健康管理端末に表示されている測定メニューから血圧測定を選択し画面の指示に従い操作することにより、測定データが自動的に健康管 理端末に送信/蓄積されます。測定データは端末終了時に自動的に外部のサーバーに送信されます。 画面の[測定]に触れて選択します データの保存が完了すると、画面に測定 結果が表示されます。 画面の[血圧]に触れて選択します 血圧計の送信部を建国管理端末の受信部に 向けて、送信ボタンを押します。 カフを左上腕に巻いて測定ボタンを押します 使い方がわからないときは[説明]ボタンに 触れ画面と音声に従って操作します ※ 操作画面はイメージであり、変更の可能性もあります。 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (2) 問診(利用者向サービス) 健康管理端末に表示されているメインメニューから問診を選択し画面に表示される問診内容について回答を行います。、操作はタッチパネ ルのみでおこなうことができます。 問診終了後、問診への回答は端末終了時に自動的にサーバーに送信されます。 体温測定の画面に表示され ます。 画面の[問診]に触れて選択します 「問診」の画面になり、画面の上に質問が 表示されます。 回答バターン 1.「はい」、「いいえ」でます 2.回答を1つ選択します 3.当てはまるものを全て答える 4.数値を入力する 回答完了後[次へ]に触れることにより次の質問に移 ります。 すべての回答が全て終了後[OK]に触れる と、「メインメニュー」の画面に戻ります ※ 操作画面はイメージであり、変更の可能性もあります。 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (3) テレビ電話(利用者向サービス) 健康管理端末に表示されているメインメニューからメニューからテレビ電話を選択することにより、担当の医師と直接会話することができます。 テレビ電話使用のタイミングは医師からの指示により決定します。 体温測定の画面に表示され ます。 画面の[テレビ電話]に触れて選択します 医師の画面が表示され健康相談を受けます [取消]に触れるとテレビ電話を終了します ※ 操作画面はイメージであり、変更の可能性もあります。 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (4) 静止画像の撮影/受信(利用者向サービス) 健康管理端末に表示されているメインメニューからメニューからカメラを選択することにより、健康管理管理端末に画像の蓄積を行います。 画像は健康管理端末終了時にサーバーに送信されます。 体温測定の画面に表示され ます。 画面の[カメラ]に触れて選択します 「取り込み」ボタンに触れることにより静 止画像が撮影できます 「記録済みの写真」ボタンに触れると 過去に撮影した写真が表示されます 見たい画像の横のボタンで画像が拡大表示 されます ※ 操作画面はイメージであり、変更の可能性もあります。 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (5) 健康データ一覧表閲覧(医師向けサービス) 選択した患者の1週間分の測定値が一覧表示されます。 (医師向けサービスはテレビ電話機能を除きWeb上で提供されます。) 1. 「年」/「月」選択欄 測定値を表示する「年」「月」をドロップダウンのリストより選択 2. 「最新」/「今日」ボタン 「最新」ボタンをクリックすると、最新測定結果を含む1週間分 の測定データを表示 「今日」ボタンをクリックすると、今週の測定データを表示 3. 測定値一覧 測定値を表示 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (6) 健康データのグラフ確認(医師向けサービス) 各患者毎の測定データのグラフを週単位、月単位で閲覧することができます。 1. グラフ項目 グラフの項目を表示 2. 「年」/「月」選択欄 グラフを表示する「年」「月」をドロップダウンのリストより選択 3. 範囲選択欄 グラフ画面中の表示期間を選択(週または月) 4. 「最新」/「今日」ボタン 「最新」ボタンをクリックすると、最新測定結果を含む1週間分 のグラフを表示 「今日」ボタンをクリックすると、今週または今月のグラフを表示 5. 詳細データ表示欄 折れ線グラフ中の希望の測定点をクリックすると、その測定点 の詳細データを本欄に表示 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (7) アラート超過一覧表の閲覧(医師向けサービス) あらかじめアラート値を設定した患者を対象に、アラート設定値を超える数値が健康モニタ端末で測定された場合、その患者一覧を参照 することが可能です。 1. 総数 アラート超過の総件数の表示 2. 更新ボタン 更新ボタンのクリックにより、最新のアラート超過一覧へ更新 3. 確認内容選択 「5.確認ボタン」によって行う操作内容を選択 4. 超過状況一覧 アラート超過の日付/氏名/測定項目/種別/測定値/ 設定されている上限値・下限値/確認を行った日時/ 確認者を表示。 5. 確認ボタン 「3.確認内容選択」で、「患者メモに追加」を選択の場合、 「確認ボタン」をクリックすると患者メモウィンドウが開き、 患者メモを入力することができる 1.1.3 健康管理サービス操作イメージ (8) 問診内容確認(医師向けサービス) あらかじめ、設定しておいた患者毎の問診への回答結果が1日単位または週単位で表示されます。 1. 「年」/「月」選択欄 問診に対する回答データを表示する「年」「月」を ドロップダウンのリストより選択 2. 「最新」/「今日」ボタン 「最新」ボタンをクリックすると、最新の回答データを含む1週 間分のデータを表示 「今日」ボタンをクリックすると、今週の回答データを表示 3. 回答データ一覧 回答データの一覧を表示 1.2 健康管理サービスのシステム・イメージ 利用者端末機能 ・接続機器からの測定データ蓄積 ・計測値推移グラフ表示 ・スケジュール表示 ・医師からの問診内容の表示・回答入力 ・医療機関からのアドバイス蓄積・表示 ・専用ホームページ閲覧 ・テレビ電話 ・画像送信 健康管理サーバー機能 ・ユーザー管理(利用者、医師、医療機関) ・健康データ蓄積 ・専用ホームページ提供 ・アドバイス情報蓄積 ・スケジュール蓄積 ・情報提供 ・食事情報提供 ・専用メニュー ・Video表示 医師・医療機関用端末機能 (WEBブラウザーで健康管理サーバーを利用) ・テレビ電話 ・画像受信 ・アドバイス作成/送付 ・スケジュール作成 ・カメラ ・カメラ 接続 機器 ・血圧計 ・体重計 ・体温計 ・(SPO2計) 利用者端末 (健康管理端末) アプリケーション 専用ミドルウェア 蓄積データ 医師 Microsoft NetMeeting 画像 Device Driver インターネット インターネット Windows98SE Microsoft NetMeeting Windows98、2000、Me サービス提供業者 DATA 健康データ 蓄積用DB WEBサーバー アプリケーション (加工・表示) Windows2000サーバー 健康管理サーバー (アクティブサーバー) WEBブラウザー 管理者端末 1.2.1 健康管理サービス・システム機能一覧(1) ●健康管理端末 No. 機能 1 スケジュールの確認 2 健康データの収集/蓄積 3 4 健康データのグラフ確認 計測データの送信 5 問診データの送受信 6 7 アドバイス受信/表示 テレビ電話 8 静止画像の撮影/送信 9 10 11 12 13 サーバとの自動通信 音声ガイダンス ヘルプ(詳細説明) Web(ホームページ)の閲覧 遠隔機能設定 内容 サーバーから医師により設定された測定時刻などのスケジュールを受診し、一覧表示する 予定時刻になるとメッセージのポップアップ表示と効果音により報知する 標準の付属センサーからの血圧、脈拍、体温データを収集・蓄積する 別売りのセンサー器具をからの血糖、体重、(SPO2)データを収集・蓄積する (使用する測定器具は医師が選択) 過去1ヶ、3ヶ月間に測定された健康データを折れ線グラフで表示する 蓄積した計測値データをサーバーに送信する サーバーから問診内容を受信し、画面に表示する 問診に対する入力情報をサーバーに送信する 医師から発信されるアドバイスを受信し、表示する 付属のCCDカメラとソフトウェアにより、医師端末間で動画と音声でリアルタイムの通信を行う 付属のCCDカメラにより、食事内容や顔の表情、患部などの静止画撮影しデータを蓄積する 蓄積された画像データを医師端末に送信する 起動時、終了時に自動的にサーバと接続し、データの送受信する 各表示画面で、操作手順の説明や処理状態を音声で知らせる 各センサ器具の操作手順を音声と画像で詳細に説明する ウェブサイトにアクセスし、閲覧できる サーバーからの設定情報を受信し設定変更を行う ●医師端末 No. 8 1 2 9 10 5 機能 スケジュールの設定 健康データの一覧表閲覧 健康データのグラフ確認 アラート設定 アラート超過一覧表の閲覧 問診内容の入力 問診内容の確認 7 アドバイスメッセージの入力・発信 11 患者対応情報の入力・閲覧 12 4 13 14 掲示板の閲覧 静止画像の確認 テレビ電話 患者基本情報の閲覧 内容 患者毎に測定時刻などのスケジュールをブラウザー上から設定を行う (毎日定時刻、指定日毎定時刻、毎曜日などの簡易設定機能あり) サーバーに蓄積された患者の計測データをブラウザーで一覧表示する サーバーに蓄積された患者の計測データをブラウザー上でグラフ表示する 患者の各計測データの警戒値を設定する 担当の全ての患者を対象として、警戒値を超えた計測データの一覧をブラウザー上に表示する 問診内容をサーバーに登録する サーバーに蓄積された患者の問診回答履歴をブラウザー上に一覧で表示する 選択された患者の健康データや問診回答に対してのアドバイスをブラウザー上から入力しサーバーに送信する (過去のアドバイス履歴の表示も可能) 患者に対しての処置、相談、コメントなど複数の医療関係者が共有すべき情報Web上で入力・閲覧する (但し、当該患者の担当として登録された医療関係者のみアクセス可) 全医療関係者間の連絡事項をWeb上の掲示板にて入力・閲覧を行う サーバーに蓄積された患者の食事内容や顔の表情、患部などの静止画を表示する (サムネイル表示可能) CCDカメラとソフトウェアにより、医師と患者との間で動画と音声でリアルタイム通信を行う 患者の住所、電話番号、生年月日、健康保険証番号、測定項目、特記事項などをWebで表示する 1.2.1 健康管理サービス・システム機能一覧(2) ●管理者端末 No. 1 2 3 機能 患者の登録 医療関係者情報の登録 電子健康モニタの設定 内容 患者の氏名、住所、電話番号、生年月日、健康保険証番号、測定項目、特記事項(フリー入力)の登録 医療関係者の氏名、電話番号、メールアドレス、特記事項(フリー入力)の登録 健康管理端末の設定を行う 4 問診の登録 患者毎に問診項目・内容の登録(新規作成、追加、修正) 5 計測値のアラート警戒値設定 計測対象データ毎にアラート警戒値のデフォルト設定を行う 1.2.1 健康管理サービス・システム機能一覧(3) ●アクティブサーバ No. 1 2 3 4 5 6 7 8 機能 スケジュールの送受信 計測データの受信/蓄積 計測データの一覧表閲覧 計測データのグラフ表示 計測値のアラート警戒値設定 アラート設定 アラート超過一覧表の閲覧 問診の登録 9 問診データの送受信 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 問診内容の確認 アドバイス蓄積/送信 静止画像の受信/表示 サーバとの自動通信 患者対応情報の入力・閲覧 掲示板の閲覧 患者基本情報の閲覧 患者の登録 医療関係者情報の登録 システム生成 セキュリティ 端末遠隔診断 時刻合わせ システム情報ダウンロード データバックアップ データリストア 内容 医師により設定された測定時刻などのスケジュールを受信し、健康管理端末に送信する 健康管理端末からの計測値データを受信しデータベースに蓄積する サーバーに蓄積された患者の計測データを医師端末のWeb上に一覧表示する 過去1ヶ、3ヶ月間に測定された健康データを折れ線グラフで医師端末のWeb上に表示する 計測対象データ毎にアラート警戒値のデフォルト設定機能を提供する 患者の各計測データの警戒値を設定する 担当の全ての患者を対象として、警戒値を超えた計測データの一覧を医師端末のWeb上に表示する 患者毎に問診項目・内容の登録(入力、追加、修正) 医師端末からの入力された問診データを蓄積し、健康管理端末に送信する 健康管理端末からの問診への回答を受信し、データベースに蓄積する サーバーに蓄積された患者の問診回答履歴を医師端末のWeb上に一覧で表示する 医師端末で入力されたアドバイスを蓄積し健康管理端末に送信する 健康管理端末から食事内容や顔の表情、患部などの静止画撮影しデータを受信・蓄積し医師端末にWeb表示する 健康管理端末の起動時、終了時にデータの送受信を行う 共有すべき情報をWeb上で入力・閲覧するための掲示板機能を提供する(但し、当該患者の担当として登録された医療関係者のみアクセス可) 全医療関係者間の連絡用の掲示板をWeb上に表示する 患者の住所、電話番号、生年月日、健康保険証番号、測定項目、特記事項などを医師端末のWeb上に表示する 患者の氏名、住所、電話番号、生年月日、健康保険証番号、測定項目、特記事項(フリー入力)の登録機能を管理者端末に提供する 医療関係者の氏名、電話番号、メールアドレス、特記事項(フリー入力)の登録機能を管理端末に提供する ネットワーク経由にて健康管理端末の設定を行う 各種データベースのアクセスはユーザ名、およびパスワード認証によるセキュリティを提供する 健康管理端末のアプリケーションソフトのバージョンチェックを行う 健康管理端末の時刻を設定行う 健康管理端末にソフトウェアのダウンロードを行う サーバに格納されている各種データベースをテープにバックアップを行う テープにバックアップされた各種データベースをサーバに再生する 1.3 仕様とシステム要件 健康管理端末 CPU メモリー ハードディスク OS ブラウザー TV電話ソフト 入力ディバイス 表示ディバイス 画面解像度 カメラ センサー センサーIF 外形寸法 重量 電源 消費電力 ネットワーク 医師端末 MMX Pentium processor 266MHz 64MB以上 20GB以上 Microsoft Windows 98SE Microsoft IE 5.0相当 Microsoft Netmeetingn3.01 抵抗感圧式タッチパネル 10.4インチTFTカラー液晶 SVGA 800×600 33万画素DDCカメラ(USBインターフェース) 標準:体温計、血圧計(脈拍計含む) オプション:血糖計、体重計、心電計、(SPO2計) 光絶縁方式 360(W)×300(D)×180(H)mm 7.8Kg AC100V 65W以下 CATV、ADSL対応 *オプションセンサーの台数は、血糖計10台、体重計10台を想定しております。 CPU メモリー ハードディスク OS ブラウザー TV電話ソフト 表示ディバイス カメラ MMX Pentium processor 266MHz以上 64MB以上 1GB以上 Microsoft Windows 98SEまたはNT 4.0 Microsoft IE 5.5 Microsoft Netmeetingn3.01 画面解像度 SVGA 800×600以上 33万画素DDCカメラ(USBインターフェース) 健康管理サーバー CPU メモリー ハードディスク OS データベース Webサーバー Java実行環境 PentiumⅢ 1GHz以上 1GB以上 20GB以上 Microsoft Windows 2000 Server Microsoft SQL Server7.0 Microsoft IIS 5.0 JRUN 3.1 1.4 セキュリティーと認証 (1) 暗号化 健康管理端末とサーバー間の暗号化 医師端末とサーバーおよび管理端末間の暗号化 −> 128Bit SSL(Secure Socket Layer)を使用 SSLの導入にあたっては必要な証明書(サーバー認証)は商用サービスの利用を検討する必要があります。 医師端末と健康管理端末の間のTV電話機能(NetMeeting)においては暗号化はなされません。 認証 医師端末および管理端末の認証 ユーザーIDとパスワード(英数10文字以内)による認証を行います。 健康管理端末 ユーザーが端末を使用する際にユーザー毎に設定可能なパスワード(英数10文字以内)を入力することにより使用可能となります。 健康管理端末がサーバに接続する際には機器固有のプロトコル(合言葉)と機器固有の機器番号で認証をおこないます。 2.健康アドバイス・サービス 2.1 健康アドバイス・サービスの概要 サービス概要 ①自治体から健診データを健康アドバイスシステムに取り込み、 、健康アドバイスシステムに蓄積する ②PCから健診データを入力し、健康アドバイスシステムに蓄積する ③健康管理端末より、測定データを取込み、健康アドバイスシステムに蓄積する ④取り込んだデータをもとに、疾患の可能性、注意すべき項目を抽出 ⑤関連する情報(冊子含む)を利用者に送付 ⑥利用者の判断で、コールセンターの看護婦、医師に相談 ⑦コールセンターでは、健康アドバイスシステムに蓄積されている情報を参照し、対応する (疾病可能性の説明、病院の紹介など) システム概要 ・利用者ー側端末:①健康管理端末 ②PC ③FOMA ・コールセンター側端末:PC、TV電話を想定 ・サーバー:バイタルデータを蓄積、表示するサーバが必要 ・ネットワーク:インターネットを利用 (ただし、128BIT暗号化が必要) 利用者 ① ・体温計 ・体重計 ・血圧計 ・血糖値計 ・心電計 ・聴診器 ③ サーバー 健康データの 蓄積・加工・表示 ⑤ ⑤ 健康診断情報の入力 ⑥ インターネット ② ⑦ (コールセンター) 自治体 (健康診断情報) ターゲット利用者 かかりつけ医による健康管理は必要としないが、普段から健康管理データを蓄積、 管理している、特に健康に留意しているユーザー層 選定基準/考慮点 利用者の希望により、健康管理を行いたい利用者を募集する 医師、病院、健保、市保健栄養相談などによる紹介 ⑥ 病院、医師 相談員 (連絡/予約) (TELベース) 実験対象規模 健康管理端末利用者: 20人 PC利用者 : 50人程度 2.1.1 健康アドバイス・サービスの流れ(利用者の視点:健康管理端末利用時) 利用者に対する測定プランは担当相談員が作成し、利用者はその指示に従い測定及び問診等を行います。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ (相談員は利用者に対する測定方針を決定します) システム機能ではありません 相談員が計測時間を指定することができ、利用者は時間の確認ができるとともに、その時間になるとアラームで知らます。 相談員より指定された計測機器を使い血圧、脈拍、体温、血糖値、体重、心電図、聴診音などの測定を行います。 計測器での測定が終了した時点で健康管理端末の支持に従い計測値を健康管理端末に送信します。 過去の計測データの数値を1ヶ月または3ヶ月遡りグラフで確認することができます。 相談員からの問診内容が表示されます。 問診に答えます。 相談員の指示に従い食事内容や患部の写真を撮影し診断を受けることができます。 相談員からのアドバイスが受けられます。 相談員と電話やTV電話による相談が行えます。 <利用者> ② スケジュール確認 ③ 健康データの計測 ・血圧 ・脈拍 ・体温 ・血糖値 ・体重 ・心電図 ・聴診音 問診表示 ・質問 ⑥ 問診入力 ・回答 ⑦ 表示 <相談員> スケジュール指示 ④ 自動入力 グラフ確認 確認 ⑤ 表示 質問 入力 確認 ⑧ 確認 撮影 ⑨ (健康アドバイスシステム) 表示 アドバイス確認 ⑩ ① 測定方針決定 指示 電話、テレビ電話 相談員 2.1.1 健康アドバイス・サービスの流れ(利用者の視点:PC利用時) 利用者が、PCより健康診断データを入力することにより、健康アドバイスが受けられます。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 利用者が、WEB画面より、健康診断データを入力します。 健康診断データは、健康アドバイスシステムに蓄積されます。 過去の健診データをグラフで確認することができます。 相談員からの問診内容が表示されます。 問診に答えます。 相談員からのアドバイスが受けられます。 パソコン上でWeb画面を共有しTV電話でアドバイスを受けることができます。(コラボレーション) 相談員と電話やTV電話による相談が行えます。 <利用者> <相談員> (健康アドバイスシステム) ① 健診データの入力 ・血圧 ・脈拍 ・体温 ・血糖値 ・体重 ・血液検査結果 など 問診表示 ・質問 ④ 問診入力 ・回答 ⑤ ② 情報蓄積 確認 グラフ確認 ③ 表示 質問 入力 ⑥ アドバイス確認 確認 表示 指示 ① 測定方針決定 ⑦ コラボレーション ⑧ 電話、テレビ電話 相談員 2.1.1 健康アドバイス・サービスの流れ(利用者の視点:健診データ取込み時) 自治体システムにある、利用者の健康診断データを取込むことにより、健康アドバイスが受けられます。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 利用者の健康診断データが、自治体のシステムから健康アドバイスシステムに取込まれます。 健康診断データは、健康アドバイスシステムに蓄積されます。 利用者は過去の健診データをグラフで確認することができます。 相談員からの問診内容が表示されます。 問診に答えます。 相談員からのアドバイスが受けられます。 パソコン上でWeb画面を共有しTV電話でアドバイスを受けることができます。(コラボレーション) 相談員と電話やTV電話による相談が行えます。 <自治体> ① <利用者> (健康アドバイスシステム) 健診データ ・血圧 ・脈拍 ・体温 ・血糖値 ・体重 ・血液検査結果 など グラフ確認 ③ ② 情報蓄積 <相談員> 確認 問診表示 ・質問 ④ 問診入力 ・回答 ⑤ 表示 質問 ① 入力 ⑥ アドバイス確認 確認 表示 測定方針決定 指示 ⑦ コラボレーション ⑧ 電話、テレビ電話 相談員 2.1.2 健康アドバイス・サービス一覧 ●健康管理端末 No. 1 2 3 4 5 6 機能 健康データの計測/送信 測定情報の自動収集 問診回答/送信 Web(ホームページ)の閲覧 アドバイス受信/表示 健康データのグラフ確認 7 スケジュールの確認 8 9 10 11 12 テレビ電話 静止画像の撮影/送信 サーバとの自動通信 音声ガイダンス 患者の認証 内容 血圧、脈拍、体温、血糖、体重、心電図、聴診音の測定を行う (使用すべき測定機器は利用者が選択) 測定機器との連携により測定情報を自動収集する。 画面に表示された問診に対する、選択肢による回答、数値による回答。問診内容は各利用者毎に設定を行う 病院ホームページなどの医療機関が提供する教育のためのウェブサイトにアクセスし、閲覧を行う 測定した健康データや問診の回答に対して担当者から発信されるアドバイスを受信し表示する 過去1ヶ月間に測定された健康データを折れ線グラフで表示する 担当者により設定された測定時刻などのスケジュールを翌日分まで一覧表示可能。また予定時刻になるとメッセージのポップアップ表示と効果音に よる報知可能。 付属のCCDカメラにより、利用者と担当者の間で動画と音声でリアルタイムの通話を行う 付属のCCDカメラにより、食事内容や顔の表情、患部などの静止画撮影を行う 起動時、終了時に自動的にサーバと接続し、データの送受信を行う 各表示画面で、操作手順の説明や本体内部での処理状態を音声でお知らせる 患者の機器と名前で認証を行う 機能 健康データの入力/送信 健診データの入力 Web画面共有(コラボレーション) アドバイス受信/表示 健康データのグラフ確認 テレビ電話 アンケート 患者の認証 内容 血圧、脈拍、体温、血糖、体重の測定を行い数値の入力をWeb画面で行う 検診の結果をWeb画面に入力する Web画面をカールセンター相談員と共有しアドバイスを受ける 測定した健康データや問診の回答に対して担当者から発信されるアドバイスを受信し表示する 過去1ヶ月間に測定された健康データを折れ線グラフで表示する 付属のCCDカメラにより、利用者と担当者の間で動画と音声でリアルタイムの通話を行う アンケートに対する回答を入力する 暗証番号の入力により、プライバシー保護を行う 機能 テレビ電話 静止画像の撮影/送信 内容 FOMAにより、利用者と担当者の間で動画と音声でリアルタイムの通話を行う FOMAにより、食事内容や顔の表情、患部などの静止画撮影を行う ●既存PC No. 1 2 3 4 5 6 7 8 ●FOMA No. 1 2 2.1.3 健康アドバイス・サービス操作イメージ 健康データおよび健診データ入力/送信 利用者は健康診断の結果に基き書く測定データの入力を行います。 また、あらかじめ用意された問診に対する回答入力や病歴を入 力し登録することができます。 2.1.3 健康アドバイス・サービス操作イメージ 健康データ一覧確認 利用者が健康管理端末やパソコンから入力したデータや、過去の健康診断データの一覧を端末画面で確認することができます。 健康データのグラフ確認 登録された過去の健康診断データや測定データをグラフで確認することができ、健康状態の傾向を把握することができます。 2.1.3 健康アドバイス・サービス操作イメージ コラボレーション機能について 健康アドバイスサービスでは健康アドバイスや健康データ入力などにおいて、利用者とコールセンターが画面を共有し、同時に、テレビ電 話を使うことで、アドバイスや代行入力をスムースに行うことができます。 ① 画面の共有によるアドバイス 相談員が説明したい画面を、利用者と共有し、同時に、 相談員が強調したい部分に書き込みを行いながらアドバイスが行えます。 ② 入力代行 テレビ電話を使いWeb画面上に表示された入力項目をオペレータ側が音声 で読み上げることができます。 また、利用者とコールセンターで共用してい るWeb画面への入力をコールセン ターの担当者が代行して行うことができ ます。 2.2 健康アドバイス・サービスのシステム・イメージ 利用者端末機能 (PC端末) ・健診データの入力 ・計測値推移グラフ表示 ・問診内容の表示・入力回答 ・相談員からのアドバイス受信 ・ホームページ閲覧 ・コラボレーション、TV電話 利用者端末機能 (健康管理端末) ・接続機器からの測定データ蓄積 ・計測値推移グラフ表示 ・予定表示 ・問診内容の表示・入力回答 ・相談員からのアドバイス受信 ・専用ホームページ閲覧 接続 機器 ・体温計 ・体重計 ・血圧計 ・血糖値計 ・心電計 ・聴診器 利用者端末 (健康管理端末) 健康アドバイスサーバー機能 ・健診情報取込み ・ユーザー管理 ・健康データ蓄積 ・専用ホームページ提供 ・アドバイス情報蓄積/発信 ・コラボレーション、TV電話 ・専用メニュー ・専用Web表示 アクティブサーバー WEBサーバー アプリケーション(加工・表示) 健康データ 蓄積用DB Windows2000サーバー アプリケーション 専用ミドルウェア Device Driver 蓄積データ Windows98SE 利用者端末(既存PC) WEBブラウザー ・測定機器 (Off Line) インターネット 自治体 (健康診断情報) インターネット 健康アドバイスサーバー コラボレーション・サーバー WEBサーバー アプリケーション コラボレーションソフト 健康データ (加工・表示) 蓄積用DB Windows2000 Windows2000 相談員 Windows系OS 病院、医師 TV電話 FOMA * 当サービスでは、Webブラウザーを使用することにより、「健康情報提供サービス」も受けることも可能です。 2.2.1 健康アドバイス・サービスのシステム機能 (1) 利用者端末 ●健康管理端末 No. 機能 1 スケジュールの表示 2 健康データの収集/蓄積 3 4 健康データのグラフ表示 計測データの送信 5 問診データの送受信 6 7 アドバイス受信/表示 テレビ電話 8 静止画像の撮影/送信 9 10 11 12 13 サーバとの自動通信 音声ガイダンス ヘルプ(詳細説明) Webブラウザー機能 遠隔機能設定 内容 サーバーから医師により設定された測定時刻などのスケジュールを受診し、一覧表示する 予定時刻になるとメッセージのポップアップ表示と効果音により報知する 標準の付属センサーからの血圧、脈拍、体温データを収集・蓄積する 別売りのセンサー器具をからの血糖、体重、心電図、聴診音データを収集・蓄積する 過去1ヶ、3ヶ月間に測定された健康データを折れ線グラフで表示する 蓄積した計測値データをサーバーに送信する サーバーから問診内容を受信し、画面に表示する 問診に対する入力情報をサーバーに送信する 医師から発信されるアドバイスを受信し、表示する 付属のCCDカメラとソフトウェアにより、医師端末間で動画と音声でリアルタイムの通信を行う 付属のCCDカメラにより、食事内容や顔の表情、患部などの静止画撮影しデータを蓄積する 蓄積された画像データを医師端末に送信する 起動時、終了時に自動的にサーバと接続し、データの送受信する 各表示画面で、操作手順の説明や処理状態を音声で知らせる 各センサ器具の操作手順を音声と画像で詳細に説明する ウェブサイトにアクセスし情報の表示を行う サーバーからの設定情報を受信し設定変更を行う 機能 ブラウザー機能 データ入力機能 テレビ電話 コラボレーション 内容 Webでの健康データ入力画面を表示する Web画面への健康データの入力を行う Video for Windows対応TV゙電話によりコールセンターと双方向の音声、動画通信を行う コールセンターの相談員とのWeb画面の共有にを行う ●既存PC No. 1 2 3 4 ●FOMA No. 1 機能 テレビ電話 内容 コールセンターとの双方向、音声、動画通信を行う 2.2.1 健康アドバイス・サービスのシステム機能(2) コールセンター ●健康アドバイスサーバー No. 機能 内容 1 検診データ登録 Webにより端末から入力されたデータを蓄積する 2 健康データの登録 健康管理端末からアクティブサーバーに送信されたデータを一括して健康アドバイスシステムのデータベースに取り込む 3 健診データの取込み 健康診断結果をFDやネットワークから取り込む 4 アドバイス登録 利用者に対するアドバイス内容を登録する 5 グラフ表示 利用者毎に任意の検査項目についてのグラフを表示する 6 アンケート アンケート結果入力を行う 7 進捗状況管理 検診の受信状況、指導状況の一覧を表示する 8 患者の認証 利用者の認証を行う *健康管理端末からのデータは一旦アクティブサーバに蓄積され、そのデータを健康アドバイスサーバーに取り込みます。 ●Webコラボレーションサーバー No. 機能 内容 1 テレビ電話機能 Video for Windows対応TV゙電話により利用者端末と双方向の音声、動画通信を行う 2 コラボレーション 利用者端末画面とWeb画面を共有し、画面への書込みを行う。 利用者に代行してWeb画面の操作や入力を行う ●テレビ電話 No. 1 機能 テレビ電話機能 内容 FOMAとの双方向、音声、動画通信を行う 2.2.2 テレビ電話機能 FOMA端末を利用し、コールセンターに設置したテレビ電話とのコミュニケーションを行います。 コールセンターとTV電話でコミュニケーションができることで相談員は音声以外の情報からより的確なアドバイスを行うことが可能となり ます。 利用者 コールセンター テレビ電話 FOMA端末 F O M A 網 I S D N 網 相談員 テレビ電話 相談員 2.2.2 コラボレーション機能 健康アドバイスシステムでは利用者にアドバイスを行う際に利用者の理解度を向上させることを目的とし、コラボレーション機能を利用し ます。コラボレーションはWeb画面の共有とTV電話機能により実現します。 コラボレーションシステム概要 コールセンター 健康アドバイスサーバー コラボレーションサーバー <VoIP> 電話と同様に音声通話が可能です。 <Web画面共有> 既存Web画面の豊富なコンテンツを用いてビジュアルなコンサルテーションが可能です。 インターネット/イントラネット <TV電話機能> オペレータの顔が見えることによって安心感・親近感を利用者に与えることができます。 オペレータPC ユーザーPC <フォーム代行入力> Web画面上の入力項目を利用者に代わって、代行入力が可能です。 <画面書込み> Web画面上に書込みを行い、重点ポイントを的確に説明可能です。 利用者 2.3 仕様とシステム要件 健康アドバイスサーバー CPU メモリー Pentium3 800MHz以上 256MB ハードディスク 8GB以上 OS WindowsNT SP4 ミドルウエア SQL server7r 健康アドバイス利用者端末 CPU Pentium3 600MHz以上 メモリー 256GB以上 ハードディスク 100MB以上 OS Windows98SE、Me ミドルウェア IE 5.0相当以上 コラボレーションサーバー CPU Pentium3 (1Ghz∼) メモリー 512GB以上 ハードディスク 10GB OS Windows2000 Server *オプションセンサーの台数は、血糖計5台、体重計20台、心電計5台、聴診器5台を想定しております。 2.4 セキュリティーと認証 暗号化 ・SSL の暗号強度128bitを推奨します。暗号強度128bitは金融決済などに使用されているもので安全性として問題の無いレベルと判 断します。 (今回のサービスでは動画、音声を含むテレビ電話とWeb画面の共有を考えておりシステムパフォーマンス低下によるサービスへ影 響が大きいと判断した場合暗号強度40bitの使用についても検討が必要となります。) ・コラボレーションサーバーを経由したサービスの場合、SSL セッションはクライアント、コラボレーションサーバー間 とコラボレーション サーバー、健康アドバイスサーバー間で張られます。 ・ 音声・画像によるテレビ電話機能ついてはスクランブルによって盗聴が困難となるよう配慮しておりますが、暗号化は行っておりませ ん。 ユーザー認証 ・コラボレーションサーバーのサービスを使用する場合、クライアントはまず最初にコラボレーションサーバーにユーザーIDとパスワード でログインします。 ・健康アドバイスサーバーに接続する場合、健康アドバイスサーバーにログインするためにユーザID/パスワードの入力が再度必要に なります。 3.健康情報提供サービス 3.1 健康情報提供サービスの概要 サービス概要 ①インターネット経由で健康関連情報を提供する ②利用者は、必要に応じ症状に応じた簡易診断を行う ③状況によっては、参加医療機関の診察予約申込を行うことができる ④インターネットを利用し食事配送サービスや ショッピングができる ⑤利用者の端末、必要情報により情報の選択配信を行う システム概要 ・利用者側端末 :通常PC、アクセシビリティー機能対応PC、タブレット型端末、 Web対応携帯電話、L.モード、健康管理端末 ・サーバー :ポータル提供用サーバー、個別コンテンツ配信用サーバーが必要 ・ネットワーク :インターネット利用 ターゲットユーザ 普段から健康に関する情報に関心があり、食事に注意している利用者 選定基準/考慮点 健康に関する意識の高い層を選定する 実験対象規模 新規配布端末利用者100人程度 既存PCユーザーについては全希望者とする サービス利用者 協力機関等 (リンク) 通常PC アクセシビリティー 機能対応PC i-mode、ez-web、 J Sky 個別コンテンツ配信用サーバー ② 端末種別対応 (トランスコーディング) インターネット L.モード 健康管理端末 利用者種別対応 (パーソナライゼーション) ① 健康情報提供 サーバー ③ 病院・医師 医療施設 病院・医師情報 診療予約情報 薬品情報 健康アドバイス 食事サービス情報 ・ ・ 保健所 スポーツ施設等 ⑤ タブレット型端末 物販業者 ④ 配食業者 3.2 健康情報提供サービスについて 健康関連情報提供サービスは「サービスについて」、「利用する端末について」、「情報の選択配信について」の3つの部分に分割し、ここで は健康関連情報提供サービスポータルサーバーで提供する「サービスについて」の説明を行います。 <提供情報について> 提供する情報の観点から「3.2」以降で説明を行います。 <利用する端末について> 利用者端末の観点から「3.4」以降で説明を行います。 <情報の選択配信について> 利用者種別、端末種別に対する配信方法の観点から「3.5」以降で説明を行います。 <利用する端末について> <情報の選択配信について> <提供情報について> サービス利用者 協力機関等 (リンク) 個別コンテンツ配信用サーバー 通常PC 健康情報提供 サーバー アクセシビリティー 機能対応PC 端末種別対応 (トランスコーディング) i-mode、ez-web、 J Sky インターネット L.モード 健康管理端末 タブレット型端末 利用者種別対応 (パーソナライゼーション) 病院・医師情報 診療予約情報 薬品情報 健康アドバイス 食事サービス情報 ・ ・ 病院・医師 医療施設 保健所 スポーツ施設等 物販業者 配食業者 3.2.1 健康情報提供サービス一覧 (提供情報について) 健康情報提供サービスでは、既存の仕組みを有効に活用し、健康関連の各種情報を提供します。同時に、健康関連の物販へのリンク を提供します。 ●健康情報提供サービス No. サービス 1 健康セルフチェック 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ブレインチェック 医療機関情報提供 各種ドック案内 生活習慣病検診支援 歯科自費治療支援 ガン検診受診支援 スポーツクラブ紹介 運動療法施設紹介 介護事業者情報提供 介護事業者紹介 生活習慣プログラム 薬品情報提供 介護情報提供 在宅介護サービス 介護・生活支援 栄養指導 福祉器具販売・レンタル 日用消費財販売 食事配送サービス 月次レポート 医学情報提供 料理レシピ情報提供 生活習慣ライブラリー リンク 内容 利用者が画面の指示に基きその時点の身体症状を選択入力していくことにより想定される疾病の危険度を推測することができる (うつ病/ストレス/慢性疲労症候群/ アルコール問題/睡眠障害/生活習慣/不安神経症/脳血管障害) あらかじめ用意された質問に答えることにより現在の脳の健康状態、痴呆治療必要年齢予測、予防アドバイス、現在の脳障害発症率を確認できる 病院、診療所、歯科医等の医療機関の検索する 人間ドック・脳ドック・ストレスドック実施病院の紹介と申込みを行う 生活習慣病に関する医療サービスを提供する最寄の医療機関の紹介・受付を行う 矯正・審美等自費診療実施医療機関の紹介・受付を行う ガン検診(PET)医療機関の紹介・受付を行う スポーツクラブの紹介・受付を行う 運動療法施設の紹介・受付を行う 介護事業者の検索できる 介護事業者への取次ぎを行う 肥満度の判定から想定される生活習慣病に関する情報を提供し、改善策についてのアドバイスを表示する 薬品毎の効用、副作用についての情報提供を行う 介護保険申請代行、ケアプラン作成、介護状況報告、情報誌送付登録を行う 訪問介護サービス・訪問入浴・デイサービス申し込みを受け付ける (介護サービス提供者要調査) 福祉用具の割引や、住宅改修・緊急通 報など、介護に必要な情報をご提供する 生活習慣病を対象にデジタルカメラで撮影された画像情報を基に食事を分析し、適切な週毎の食事メニューを提供する インターネットを通じ福祉関連製品を注文する 洗剤、おむつなど高齢者がの日常使用する製品の販売を行う 利用者のニーズに応じた食材、食事の配送依頼を行う 毎月健康関連情報の特集を掲載する 家庭で必要な医療情報の提供 健康状態に合わせ、栄養価等の指定条件に合った料理のレシピを提供する 生活習慣病、健康法、身体の悩み、運動、ダイエット、美容・老化、たばこ、酒、ストレスにまつわる情報提供を行う 外部の健康関連ページへのリンクする 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (1) 健康セルフチェック(うつ病) 健康セルフチェック(ストレス) <目的> ・サービス利用時点での、うつ病の危険度を診断する ・必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <目的> ・サービス利用時点での、ストレスの度合いを診断する ・ 必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の精神状況を「はい」、「中くらい」、「いいえ」から選択を行う (質問例:私は自分の生活が無意味なものと感じている。) ・精神状態の選択が完了した時点で判定ボタンを押すことにより、判定に進 む <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の精神状態、身体状況を「はい」、「中くらい」、「いいえ」から 選択を行う (質問例:最近は仕事や試験の期限に追われて、ほかのことに手を着ける 余裕は全くない。 ) ・精神状態、身体状況の選択が完了した時点で判定ボタンを押すことにより、 判定に進む <結果表示> ・利用者の仰うつ傾向についての危険度がパーセンテージで表示される ・利用者の仰うつ傾向の強さが色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・自分でできる解決法についてにアドバイスが表示される ・必要に応じ、専門家の診断を促すアドバイスが表示される ・想定される具体的な精神症状についてはその症状についてのより詳細な 情報が表示される。 (例:眠れない、不安、自殺 等) ・治療方法に関するより詳細な情報が表示される。 (例:睡眠薬、仰うつ剤 等) <結果表示> ・利用者のストレス負荷度がパーセンテージで表示される ・利用者のストレス負荷度が色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・自分でできる解決法についてにアドバイスが表示される ・必要に応じ、専門家の診断を促すアドバイスが表示される ・想定される症状についてはその症状についてのより詳細な情報が表示さ れる。 (例:不安や焦燥感、不眠、暴飲暴食 等) ・対処方法に関するより詳細な情報が表示される。 (例:ストレス解消法、人間関係、生活習慣とアルコール 等 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (2) 健康セルフチェック(慢性疲労症候群) 健康セルフチェック(アルコール問題) <目的> ・サービス利用時点での、慢性疲労症候群の危険度を診断する ・必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <目的> ・サービス利用時点での、アルコール依存の度合いを診断する ・ 必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の日常生活、精神状態、身体状況を「はい」、「中くらい」、 「いいえ」から選択を行う (質問例:疲れてはいるが、やらなければいけない仕事があり、それが気 になっている。 ) ・日常生活、精神状態、身体状況の選択が完了した時点で判定ボタンを押 すことにより、判定に進む <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の日々の行動、飲酒習慣を「はい」、「中くらい」、 「いいえ」 から選択を行う (質問例:酒なしでは、気持ちが平常でいられなくなる。 ) ・日々の行動、飲酒習慣の選択が完了した時点で判定ボタンを押すことによ り、判定に進む <結果表示> ・利用者の慢性疲労症候群についての危険度がパーセンテージで表示され る ・利用者の慢性疲労症候群の強さが色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・自分でできる解決法についてにアドバイスが表示される ・必要に応じ、専門家の診断を促すアドバイスが表示される ・想定される具体的な症状については、より詳細な情報が表示される。 (例:不眠 等) ・治療方法に関するより詳細な情報が表示される。 (例:個人差と感受性、身体疾患、アルコール、過労状態 等) <結果表示> ・利用者のアルコール依存の強さがパーセンテージで表示される ・利用者のアルコール依存度が色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・自分でできる解決法についてにアドバイスが表示される ・必要に応じ、専門家の診断を促すアドバイスが表示される ・想定される症状についてはその症状についてのより詳細な情報が表示さ れる。 (例:依存状態、高血圧、不眠 等) ・対処方法に関するより詳細な情報が表示される。 (例:お酒の量の対策、医師による説得、断酒会 等) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (3) 健康セルフチェック(睡眠障害) 健康セルフチェック(生活習慣) <目的> ・サービス利用時点での、睡眠障害の程度を診断する ・必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <目的> ・サービス利用時点での、生活習慣の健全度を診断する ・ 必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の睡眠に関する状態、生活習慣を「はい」、「中くらい」、 「いいえ」から選択を行う (質問例:空腹時に眠くなることがある。 ) ・日常生活、精神状態、身体状況の選択が完了した時点で判定ボタンを押 すことにより、判定に進む <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の生活習慣を「はい」、「中くらい」、 「いいえ」 から選択を 行う (質問例:悪いところを指摘されると面倒なことになるので、健康診断は受 けたくない。 ) ・生活習慣の選択が完了した時点で判定ボタンを押すことにより、判定に進 む <結果表示> ・利用者の睡眠障害についての危険度がパーセンテージで表示され る ・利用者の睡眠障害の程度が色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・自分でできる解決法についてにアドバイスが表示される ・必要に応じ、専門家の診断を促すアドバイスが表示される ・想定される具体的な症状については、より詳細な情報が表示される。 (例:不眠障害、自殺、高血圧 等) ・治療方法に関するより詳細な情報が表示される。 (例:睡眠薬 等) <結果表示> ・利用者の生活習慣の健全度がパーセンテージで表示される ・利用者の生活習慣の健全度が色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・重要な生活習慣については、より詳細な情報が表示さ れる。 (例:食事、睡眠、飲酒 等) ・対処方法に関するより詳細な情報が表示される。 (例:カウンセラー、医師による相談 等) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (4) 健康セルフチェック(不安神経症) 健康セルフチェック(脳血管障害) <目的> ・サービス利用時点での、不安と不安神経症の程度を診断する ・必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <目的> ・サービス利用時点での、脳血管障害の可能性を診断する ・ 必要に応じて解決方法や治療方法についてのアドバイスを行う <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の精神状態、身体症状を「はい」、「中くらい」、 「いいえ」か ら選択を行う (質問例:悪いことをすると想像するだけで怖くなってしまう。 ) ・精神状態、身体症状の選択が完了した時点で判定ボタンを押すことにより、 判定に進む <診断方法> ・利用者ID、性別、年齢層について入力/選択を行いう ・診断実施時点の身体症状を「はい」、「中くらい」、 「いいえ」 から選択を 行う (質問例:足は動くのだが、歩行はぎこちなく遅くなり、片方に偏ったりす る。 ) ・身体症状の選択が完了した時点で判定ボタンを押すことにより、判定に進 む <結果表示> ・利用者の不安と不安神経症の程度がパーセンテージで表示される ・利用者の不安と不安神経症の程度が色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、日常生活におけるアドバイスが表示される ・自分でできる解決法についてにアドバイスが表示される ・必要に応じ、専門家の診断を促すアドバイスが表示される ・想定される具体的な症状については、より詳細な情報が表示される。 (例:脅迫恐怖症、自殺の危険性、不安 等) ・治療方法に関する情報が表示される。 <結果表示> ・利用者の生活習慣の健全度がパーセンテージで表示される ・利用者の生活習慣の健全度が色で表示される (正常域:青、注意域:黄色、危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・診断結果に基き、医師の診断の必要性の有無についてのアドバイスが表 示される ・脳血管障害についての医学情報が照会できる 3.2.2 健康情報提供サービス内容(サンプル1) 健康セルフチェック画面イメージ(不安神経症) 回答の内容を判断し、症状の程度を表示します。 「ID」、「性別」、「年代」を選択し、画面のチェック項目について「はい」、「中くらい」、「いいえ」を 選択することにより診断を行います。 選択が終われば「判定する!」ボタンを押します。 また、想定される身体状況とその改善策を表示し、関連する医学情報についての紹介を行 います。 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (5) ブレインチェック <目的> ・サービス利用時点での脳の状態を推測する ・現状の生活を続けた場合の痴呆予測年齢を表示する ・ボケないためのアドバイスを表示する ・チェック実施時点での利用者のもう障害の発症率を表示する <診断方法> ・利用者の年齢、性別を入力/選択する ・飲酒習慣について頻度、量、期間を選択する ・高血圧について発症経験、発症期間、血圧、投薬経験、自覚症状につい て入力する ・高脂血症について発症経験、総コレステロール値、発症期間、投薬経験に ついて入力する ・肥満について身長、体重、過去の肥満経験について入力する ・脳外傷について頭部打撲経験、気絶状況、後遺症について入力する ・喫煙習慣について期間と本数を選択する ・その他脳疾患に関係する疾病の経験を選択する (狭心症、心筋梗塞、糖尿病、胃がん、その他の癌、胃かいよう、脳卒中、 胆石、白内障、子宮筋腫、心不全、難聴) ・すべての項目の入力が完了した時点で判定ボタンを押すことにより、 判 定に進む <結果表示> ・診断結果に基き予測される脳の健康状態が色で表示される (正常域:青、ほぼ正常域:水色、要注意域:緑、検査検討域:黄色、 危険域:オレンジ、要治療域:赤) ・現状の生活を続けた場合の加齢に伴う脳の健康状態の推移予測がグラフ で表示される ・診断結果に基くアルコールに関するにアドバイスが表示される ・診断結果に基く高血圧に関するにアドバイスが表示される ・診断結果に基く高脂血症に関するにアドバイスが表示される ・診断結果に基く肥満に関するにアドバイスが表示される ・診断結果に基く22種類の脳障害の予想発生率をグラフ表示する。 (前頭葉萎縮、側頭葉萎縮、皮質脳溝拡大、白質点状障害、 白質微小梗塞、白質粗鬆化、白質辺縁系斑点、白質辺縁系粗鬆化、 脳室周囲白質障害、側脳室拡大、第3脳室拡大、側脳室下角拡大、 基底核点状障害、基底核微小梗塞、基底核粗鬆化、海馬点状障害、 海馬微小梗塞、海馬粗鬆化、海馬萎縮、橋の斑点状所見、 橋の微小梗塞、橋の白質粗鬆化) ・それぞれの脳障害について、その部位の働きについての説明する ・それぞれの脳障害での脳の状態について説明する ・それぞれの脳障害で発生する症状について説明する ・それぞれの脳障害を引き起こす危険因子について説明する ・それぞれの脳障害での脳の状態について説明する ・それぞれの脳障害を防ぐための対策について説明する 3.2.2 健康情報提供サービス内容(サンプル2) ブレインチェック 診断結果として、脳の状態、生活アドバイスが表示されます。 年齢、性別を入力し飲酒習慣、高血圧、高脂血症、肥満、脳外傷、喫煙、その他疾患についての 質問に選択形式で回答を行います。 選択が終われば「判定する!」ボタンを押します。 また、「脳障害の解説」を選択すると各脳障害の発生危険度が表示され、それそ れの症状別の医学情報が表示されます。 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (6) 医療機関情報提供 <目的> ・病院、開業医、歯科医について検索を行う ・地域別、科目別検索および特定の条件での検索を可能にする <検索方法> 〔病院の場合〕 ・都道府県を選択する(必須選択) ・市町村を選択する(必須選択) ・施設名を直接入力できる ・診療科目を選択できる (内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、胃腸科、 循環器科、小児科、心療内科、外科、呼吸器外科、整形外科、形成外科、 美容外科、脳神経外科、小児外科、肛門科、性病科、産科、婦人科、 耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、眼科、麻酔科、アレルギー、 理学診療科、放射線科、リウマチ科、人口透析、リハビリテーション、 血液科、歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科) ・病院分類の選択ができる (総合病院、大学病院、その他) ・高度医療機関の指定ができる (MRI、CT、高速螺旋CT、SPECT、PET、骨塩定量分析装置、 シンチレーションカメラ、超音波診断装置、乳房専用X線、 血管造影診断装置、結石破砕装置、レーザー結石破砕装置、 高圧酸素療法装置、人口心肺、リニアアクセレレーター、 ・部位等の選択ができる (頭、頭髪、脳、顔、目、鼻、口、耳、首、甲状腺、のど、腕、肩、肘、手、 体幹、乳房、肝臓、胆嚢、腎臓、心臓、子宮、卵巣、膀胱、尿路、前立腺、 精巣、脊髄、腰、腹膜、気管、足、股、膝、全身、皮膚、心血管、血液、筋、 神経、骨、出産、新生児/乳児) ・疾患の選択ができる (アレルギーとアトピー、糖尿病、甲状腺、その他内分泌代謝、リウマチ、 その他膠原病、高血圧、心筋梗塞、下肢静脈瘤、その他循環器の病気、 更年期、不妊症、子宮内膜症、その他女性の病気、前立腺、男性不妊、 その他男性の病気、消化器の病気、尿路系の病気、スポーツ障害、 腰痛症、その他骨筋肉の病気、心身症、アルコール依存症、 その他のこころの病気、がん/腫瘍、パーキンソン、てんかん、 その他頭の病気、めまい、難聴、その他耳鼻口の病気、斜視、緑内障、 白内障、その他目の病気、思春期、その他子供の病気、出産、 皮膚の病気、血液の病気、肺の病気、その他) 治療法の選択ができる (減感作療法、レーザー治療、免疫療法、内視鏡、腹腔鏡、漢方、針、 カウンセリング、ペインクリニック、その他治療法/検査等) <結果表示> 〔病院の場合〕 ・検索条件を満たす病院に一覧が表示される ・病院を選択することにより、その病院の情報が表示される (施設名、フリガナ、開設者名、住所、電話番号、FAX番号、最寄駅、 最寄駅からの所要時間、交通手段、病院種別、救急指定の有無、 指定医療の種類、診療科目、高度医療機器、医療設備、 高度先進医療承認の有無、リハビリ施設基準の種類、外来受付時間、 休診日) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (7) 医療機関情報提供 <検索方法> 〔開業医の場合〕 ・都道府県を選択する(必須選択) ・市町村を選択する(必須選択) ・施設名を直接入力できる ・診療科目を選択できる (内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、胃腸科、 循環器科、小児科、心療内科、外科、呼吸器外科、整形外科、形成外科、 美容外科、脳神経外科、小児外科、肛門科、性病科、産科、婦人科、 耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、眼科、麻酔科、アレルギー、 理学診療科、放射線科、リウマチ科、人口透析、リハビリテーション、 血液科、歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科) <結果表示> 〔開業医の場合〕 ・検索条件を満たす医院に一覧が表示される ・医院を選択することにより、その病院の情報が表示される (施設名、住所、診療科目、院長名、所属学会、診療時間、病床数、 休診日、最寄駅、最寄駅からの所要時間、交通手段) <検索方法> 〔歯科医の場合〕 ・都道府県を選択する(必須選択) ・市町村を選択する(必須選択) ・施設名を直接入力できる <結果表示> 〔開業医の場合〕 ・検索条件を満たす病院に一覧が表示される ・医療機関を選択することにより、その医療機関の詳細情報が表示される (施設名、住所、院長名、専門、診療時間、休診日、最寄駅、 最寄駅からの所要時間、交通手段) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (8) 各種ドック案内 歯科自費治療支援 <目的> ・人間ドック、脳ドック、ストレスドック受診可能医療機関の情報提供を行う <目的> ・歯の矯正、審美等の自費治療可能医療機関の情報提供を行う <表示方法> ・都道府県別一覧で表示される ・医療機関の名称が表示される ・特典があれば表示される。 ・ホームページがあればリンクが表示される <表示方法> ・都道府県別一覧で表示される ・医療機関の名称が表示される ・特典があれば表示される。 ・ホームページがあればリンクが表示される <申込方法> ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・ドック利用者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) <申込方法> ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・治療対象者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) 生活習慣病検診支援 ガン検診受診支援 <目的> ・生活習慣病検診受診可能医療機関の情報提供を行う <目的> ・ガン(PET)検診受診可能医療機関の情報提供を行う <申込方法> ・検診の内容と費用が表示される ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・検診受信者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) <申込方法> ・検診の実施医療機関が一覧表示される ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・検診受信者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (9) スポーツクラブ紹介 運動療法施設紹介 <目的> ・スポーツクラブの情報提供を行う <目的> ・運動療法施設の情報提供を行う <表示方法> ・都道府県別一覧で表示される ・スポーツクラブの名称が表示される ・利用料金が表示される <表示方法> ・都道府県別一覧で表示される ・スポーツクラブの名称が表示される ・利用料金が表示される <申込方法> ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・利用者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) <申込方法> ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・利用者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (10) 介護事業者情報提供 <目的> ・介護事業者を条件を指定することにより検索行う ・介護事業者への介護サービスの申込みを行う <検索方法> ・都道府県を選択する ・市町村を選択する ・施設名を直接入力できる ・サービス内容を選択できる (訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、 居宅療養管理指導、デイサービス、デイケア、福祉施設ショートステイ、 医療施設ショートステイ、有料老人ホーム・ケアハウスでの介護サービス、 痴呆性高齢者グループホーム、福祉用具貸与) <結果表示> ・検索条件を満たす介護事業者の一覧が表示される ・事業者を選択することにより、その事業者のサービス内容が表示される <申込方法> ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・利用者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) 介護事業者紹介 <目的> ・介護事業者の紹介を行う <申込方法> ・申込みをクリックすると申し込み用紙が表示される ・依頼者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス) ・利用者の情報を入力する (氏名、年齢、性別、続柄、申込内容) 3.2.2 健康情報提供サービス内容 (11) 生活習慣プログラム <目的> ・全ての生活習慣病に関連が深い肥満度判定を基に生活習慣の改善を図る <肥満度の判定> ・年齢層を選択する ・食生活、運動、体質/生活/遺伝、日常生活/嗜好についての設問で自分に 当てはまる選択する (例:1. いつもお腹いっぱいになるまで食べる。お腹いっぱいまで食べない と満足できない。 ) ・選択が完了すれば、「GO]ボタンを押し判定を行う <結果表示> ・判定結果として肥満度がパーセンテージで表示される ・肥満の状態が「心配なし」、「注意」、「要注意」、「今すぐ病院へ」、「手遅れ」 の5段階で表示される ・高血圧、高脂血症、糖尿病、虚血性疾患についての危険度がグラフで表示 される <改善方法の提示> ・食事、運動による改善策をが提示され、実施する改善策を選択し再チェック を行う ・改善策実施後の判定が再度表示される。 <肥満に関する生活習慣病のについての説明> ・高血圧、高脂血症、糖尿病、虚血性疾患についての説明を行う ・それぞれの事例について概説、メカニズム、運動、食事についての情報を 提供する <設問解説> ・肥満度の判定に使用された個々の設問に対し説明やアドバイスが表示さ れる (設問選択時にも説明を確認つることもできる) (例:昔から「腹八分目まで」という言葉があるじゃないですか。「腹も身のう ち」とかね。お腹いっぱいの感じがするということは、カロリーを取り過ぎ ているということです。 ) <肥満解説> ・肥満が健康に及ぼす影響や肥満の種類についての説明を表示する <予防> ・身長を入力することにより標準体重を算出する ・生活強度を選択することにより、適正体重での1日に必要な適正エネル ギー(cal)を算出する ・1食の適正カロリーについて表示する ・食事内容毎のカロリーの目安を表示する ・主な栄養素の1日あたりの必要量を表示する ・主な栄養素別に含有量の高い食材のリストを表示する ・1週間分のカロリー、体重、血圧、運動量、睡眠時間、排便の有無、 達成度を管理するための表を表示する(印刷して仕様することを想定) 3.2.2 健康情報提供サービス内容(12) 薬品情報提供 <目的> ・病院で処方された薬、薬局で販売している薬、漢方薬についての成分、 働き、副作用に関する情報提供を行う <処方薬検索>(病院で処方された薬) ・薬を調べるにあたり本体コード、包装コード、製品名のどの部分で検索する かを決定する ・選んだ項目についての情報(本体コード・包装コード・製品名)を記入する ・選択、記入が完了すれば検索ボタンを押し検索を行う <処方薬結果表示> ・薬品名、製薬会社名、成分名、薬の形体(錠剤、液体、カプセルなど) が 表示される ・薬の働きについての説明が表示されす。 ・薬が主に使用される疾患についての情報が表示される ・服用時の注意点および副作用が表示される ・他の薬との併用時についての注意点が表示される <大衆薬検索>(薬局で販売している薬) ・薬の種類から、名称を選択することができる (うがい薬、 かぜ薬、 しもやけ・あかぎれ、せき止め、その他、にきび、 アレルギー薬(内服)、オーラルケア、キズの薬、シップ、ビタミン剤、安定剤、 胃腸薬、下痢止め、化膿止めの薬、解熱痛み止め薬、魚の目・たこ・いぼ、 強心薬、口腔咽頭薬、滋養強壮保健薬、痔の薬、湿疹・かぶれ、手あれ、 乗り物酔い、水虫・たむし、整腸薬、虫さされ、 虫下し、発毛剤、鼻、炎症、 便秘薬(浣腸含む)、補助栄養剤、目薬) ・薬の製品名記入し、検索ボタンを押し検索を行う <大衆薬結果表示> ・薬品名、製薬会社名、成分名、が 表示される ・薬の効能についての説明が表示される ・副作用についての情報が表示される <漢方薬検索> ・製品番号、製品名、製薬会社についてのわかる範囲の情報を入力する ・入力が完了すれば検索ボタンを押し検索を行う ・検索で該当する候補の中から漢方薬を選択する <漢方薬結果表示> ・漢方薬の製品名が表示される ・使われる人の体質が表示される (実、虚、陰、陽、中間型、中等度) ・使われる疾患についての情報が表示される ・副作用についての情報が表示される 3.2.2 健康情報提供サービス内容(13) 介護情報提供 <目的> ・介護保険申請代行、ケアプラン作成、介護状況報告、情報誌送付登録を行う <申込方法> ・Web画面上に表示される申込書に依頼内容を記入し申し込みを行う (依頼者:氏名、性別、年齢、住所、依頼内容) (介護対象者:続柄、性別、年齢) 在宅介護サービス <目的> ・訪問介護サービス・訪問入浴・デイサービス申し込みを代行する <申込み方法> ・Web画面上に表示される申込書に依頼内容を記入し申し込みを行う (依頼者:氏名、性別、年齢、住所、依頼内容) (介護対象者:続柄、性別、年齢) 栄養指導 <目的> ・糖尿病、肥満を対象に栄養士が食事のアドバイスを行う <内容> ・利用者が撮影した食事の画像データを基にアドバイスを行う ・利用者の症状に応じ個別メニューを作成する。 介護・生活支援 <目的> ・福祉用具の割引や、住宅改修・緊急通 報など、介護に必要な情報をご提供 する (情報媒体:カタログ、情報誌) <申込み方法> ・Web画面上に表示される申込書に依頼内容を記入し申し込みを行う (依頼者:氏名、性別、年齢、住所、依頼内容) (介護対象者:続柄、性別、年齢) 3.2.2 健康情報提供サービス内容(14) 福祉用具販売・レンタル <目的> ・福祉用具を必要とする福祉関連事業者および個人に対し福祉用具の販売、 レンタルを行う <販売方法> ・Webによる電子カタログにより販売を行う <福祉関連事業者向けサービス> ・福祉対象者のニーズに応じた福祉用具の検索を行う ・商品の写真を確認し用具事業者に発注を行う ・電子受注から顧客管理/納期管理までを電子的に行う ・受注状況を見ながら在庫管理、仕入れ管理をう (レンタル、一般販売) 介護保険請求 個人請求、収納管理(売掛管理) 在庫管理 買掛管理 ・国保連、利用者への請求、収納管理から各種報告/統計管理を行う 問題別福祉関連製品検索イメージ <個人向けサービス> ・福祉対象者のニーズに応じた福祉用具の検索を行う ・商品の写真を確認し用具事業者に発注を行う <検索方法> ・お困りの状況を選択していくことにより対応する商品を表示する (問題別福祉関連製品検索) ・製品のタイプを選択していくことにより対応する商品を表示する (関連商品検索) 関連商品検索イメージ 3.2.2 健康情報提供サービス内容(15) 日用品(消費財)販売 月次レポート <目的> ・日常生活で使用する洗剤、お店要おむつ等の販売をインターネット上で 行い利用者宅まで商品を届ける <目的> ・日常生活で健康に影響を与える要因(タバコ、塩分など)について特集を行 い健康についての知識を広める <販売方法> ・Webによる電子カタログにより販売を行う <内容> ・その要因が身体に及ぼす影響について医学的な検知から解説する ・その要因がもたらす具体的な症状、疾患についての解説を行う ・健康を維持するためのアドバイスが表示される <利用者サービス> ・日常生活シーンを想定したカタログから必要な商品を選択する。 ・商品の写真を確認し販売業者に発注を行う ・電子受注から配送までを電子的に行う 医学情報提供 <目的> ・家庭で必要な病気についての情報提供を行う 食事配送サービス <目的> ・保存料、合成着色料未使用の安全性の高い食事の宅配を行う <販売方法> ・Webによる電子カタログにより販売を行う <利用者サービス> ・インターネット上のメニューから必要な商品を選択する。 ・商品の写真を確認し販売業者に発注を行う ・電子受注から配送までを電子的に行う ・注文はインターネット以外に電話やコンビニ店頭でも受ける ・受け取りは宅配以外にコンビニでの受け取りを可能とする <内容> ・病気の名称から検索し情報を表示する ・特定の部位から検索し情報を表示する ・症状から検索し情報を表示する 料理レシピ情報提供 <目的> ・健康状態に合わせ、栄養価等の指定条件に合った料理のレシピを提供する <内容> ・条件検索によるレシピの表示 (検索項目:素材、和/洋/中、調理時間、季節、特徴、エネルギー、蛋白質量、 脂質量、カルシウム量、ビタミンA含有量、ビタミンC含有量、食物繊維量、 塩分量、鉄分量) ・レシピの詳細情報の表示 3.2.2 健康情報提供サービス内容(16) 生活習慣ライブラリー <目的> ・生活習慣病、健康法、身体の悩み、運動、ダイエット、美容・老化、たばこ、酒、ストレスにまつわる情報提供を行う <情報提供内容> ・生活習慣病 生活習慣病の定義、高血圧 、肥満、高脂血症、糖尿病 、がん、肩凝り・腰痛、虫歯・歯周病、ドライアイ・目の病気 ・健康法 睡眠、炭、温泉、ツボ・指圧 ・身体の悩み 貧血、身体のゆがみ、冷え性、便秘、アレルギー、花粉症、脱毛、水虫、体臭・口臭、夏バテ、風邪、その他の悩み ・運動 体力・運動不足、運動のポイント、体操・ストレッチング、ウォーキング、ランニング、スイミング、その他のレジャー ・減量・ダイエット 減量の基本、食生活の工夫 ・食 食習慣、エネルギー、脂肪、塩分、タンパク、食物繊維、ビタミン、ミネラル、果物、水分、注目の食品、食の安全性、食のミニ知識 ・美容・老化 美容、老化 ・たばこ たばこ一般、たばこの害、禁煙 ・お酒 アルコール一般、お酒の害、お酒の効用、飲酒のポイント、アルコール依存症 ・ストレス ストレス、ストレスと病気、リラックス法 ・健康一般 健康の定義、身体のしくみ、日本の医療、病院・医師、検査、くすり、ケガ・応急手当 3.2.2 健康情報提供サービス内容(17) リンク <目的> ・健康関連、介護関連のサイトへのリンクを行う <主要リンク先> 1.健康グループ ・ヘルスクリック(NTTデータの提供する健康に関する情報ページです) ・YAHOO「医療」(YAHOOの医療関連ページです) 2.介護グループ ・日本在宅サービス事業者協会(全国の在宅サービス事業者の団体のホームページ) ・厚生労働省(介護保険に関する情報ページです) ・ ヤフー「介護保険」(YAHOOの介護保険関連ページです) ・国民健康保険中央会(介護保険のあらましが掲載されています) ・基礎からの介護保険(介護保険をまだあまり知らない方のための情報サイトです) *サービス提供時点ではリンク先の変更が想定されます。 3.3 利用する端末について ここでは高齢者の情報活用を積極的に推進するために利用する端末についての説明を行います。 タブレット型端末 パソコンの特有の複雑な操作に不慣れな方々にお使いいただけるよう、タッチディスプレイ対応のタブレット型端末を利用します。 (利用端末:NEC製 LCDコンピュータ、シャープ製 モバイルコンピュータ、IBM製 WebPad) 「あいうえお」順配列キーボード キーボードJIS配列キーボードに不慣れな方々にもわかりやすい「あいうえお順、ABC順配列キーボード」を利用します。 ( あいうえお順、ABC順配列キーボード搭載パソコンを利用します) 高齢者向けブラウザー 視覚機能や聴覚の低下により通常のパソコン使用が困難となっておられる方々に対する支援を行います。 (拡大表示・音声読上機能付きブラウザーを利用します) <利用する端末について> <情報の選択配信について> <提供情報について> サービス利用者 協力機関等 (リンク) 個別コンテンツ配信用サーバー 通常PC 健康情報提供 サーバー アクセシビリティー 機能対応PC 端末種別対応 (トランスコーディング) i-mode、ez-web、 J Sky インターネット L.モード 健康管理端末 タブレット型端末 利用者種別対応 (パーソナライゼーション) 病院・医師情報 診療予約情報 薬品情報 健康アドバイス 食事サービス情報 ・ ・ 病院・医師 医療施設 保健所 スポーツ施設等 物販業者 配食業者 3.3.1 タブレット型端末(1) LCDコンピュータ(NEC製) インターネットを使ううえで、高齢者にとって操作が困難と考えたれるキーボード、マウスの使用を排除した端末としてモバイルコンピュー タの使用を想定します。 ボタン1つで電源が入り、ブラウザー使用できる状態を実現します。 操作はペンで直接画面をタッチするタッチパネル方式を採用します。 この機器の最大の特徴は防滴、耐衝撃性を備えており屋外での使用に耐える設計となっています。 <概要> ・電源ボタンだけでの起動 ・起動と同時にブラウザーを表示 ・無線LAN機能によるモバイル対応 ・防滴、耐衝撃仕様 <ターゲット> ・インターネット、メール以外での利用を想定しない利用者 ・キーボード、マウス操作に抵抗のある利用者 ・家庭内、屋外での移動時の使用が想定される利用者 <仕様> 3.3.1 タブレット型端末(2) モバイルコンピュータ(シャープ製) 多くの高齢者にとって困難と思われるキーボードの代わりにタッチペンによる日本語文字認識機能を備えたタブレット型端末です。 パソコン特有のダブルクリック操作を排除し、電源スイッチの操作のみで起動・終了が可能です。 <概要> ・電源ボタンだけでの起動 ・起動と同時にブラウザーを表示(設定により可能) ・無線LAN機能によるモバイル対応(無線LANカード追加) ・手書日本語文字入力 <仕様> CPU MIPS系プロセッサ OS Windows(R)CE3.0 ディスプテイ <ターゲット> ・インターネット、メールを主に使用するする利用者 ・キーボード、マウス操作に抵抗のある利用者 ・手書文字入力に違和感の無い利用者 10.0型 SVGA(800×600ドット)DSTNカラー液晶 65,536色 入力 タッチパネル(抵抗膜方式タブレット)、シルクキー メモリ 32MB(RAM) 8MB(フラッシュメモリ) カードスロット PCカード(TypeII)×1 CFカード(TypeII)×1 内蔵モデム 最大通信速度 データ 56kbps(受信) 33.6kbps(送信) LAN 10BASE-T内蔵 周辺接続I/F USB×1、モデム×1、LAN×1 搭載ソフト Webブラウザ(NetFront(R))、電子メール(NetFront(R))、各種設定ユーティリティ、他 使用電源 ACアダプタ 消費電力 最大18W 外形寸法 幅295.5×奥行30×高さ211 (mm)*突起部除く 質量 約1.5kg 3.3.1 タブレット型端末(3) WebPad(IBM製) インターネットを使ううえで、高齢者にとってパソコン特有のダブルクリックによるブラウザーの起動やメールの起動、アプリケーショ ンの終了操作やシャットダウン操作が障害となり利用者数の拡大が困難となっている状況が考えられます。 そこで今回はインター ネット専用機を採用することにより、ボタン1つで電源が入り、ブラウザー使用できる状態を実現します。 また、マウス操作を極力 少なくするためペンで直接画面をタッチする方式を採用します。 <仕様> <概要> ・電源ボタンだけでの起動と遮断 ・起動と同時にブラウザーを表示 ・無線LAN機能によるモバイル対応 ・ソフトウェアメンテナンスの排除 <ターゲット> ・インターネット、メール以外での利用を想定しない利用者 ・マウス操作に抵抗のある利用者 ・家庭内での移動が想定される利用者 Browser & e-mail Touch ディスプレイ CPU BIOS ROM Memory System Storage LAN Audio 10.4“ TFT (800 x 600) タッチモニター NS Geode GX1 300 MHz 256K 64MB SO-DIMM 32Flash memory(Compact Type II) IEEE802.11b (mini PCI) SB Compatible,Built-in mic,Stereo speakers,Mic/Headphone jack Audio volume control by potentiometer IOポート 電源 入力ディバイス USB 2 ポート,1 CF slot (Type II),Headphone/mic jacks AC adapter,リチュームイオンバッテリー Touch Panel OS 暗号化方式 Web browser QNX 6 RTOS SSL (V2/V3) 40,128 bit encryption Opera (HTML 4.0,SSL, CSS 1 & 2,ECMAScript (JavaScript 1.3相当) 3.3.2 あいうえお順配列キーボード あいうえお順配列キーボード搭載パソコン インターネットを使う上で、高齢者にとってキーボード操作が大きな障害となり利用者数の拡大が困難な状況にとなっております。 そこ で馴染みの深い50音配列、ABC順配列キーボードを採用することにより、キー配列を覚えることなく利用いただけるようになります。 また、マウス操作を極力少なくするためボタン操作だけで利用頻度な高いインターネット、メールなどの機能を利用できるようにします。 <概要> ・ワンタッチ操作による文字の拡大・縮小、各種アプリケーションの起動 ・ワンタッチ操作による入力モード(ひらがな、カタカナ、アルファベット)の切り替え ・メール作成中・ホームページ閲覧中に簡単に文字の拡大・縮小が可能 ・Webナビゲーションキーによるメール、インターネット等の簡単起動 <ターゲット> ・JIS配列キーボードの使用に抵抗のある利用者 ・マウス操作に抵抗のある利用者 <仕様> ・ひらがな・カタカナは50音配列 ・アルファベットはABCD....配列 ・ひらがなを大きくKBDに印字 ・メール、インターネットには不要のPF キーの削除 ・KBDを極力日本語化 (Delete->削除、Insert->挿入、Page Up->前ページ、 Page Down->後ページ 等) ・文字拡大、文字縮小、スタンバイをKBDに設定 3.3.3 高齢者向けブラウザー コンピュータ技術の進展によりディスプレイの解像度が高くなったため、画面に表示される文字の大きさは小さくなる傾向にあります。また、 インターネット上のコンテンツは加速度的に蓄積が進んでおり、検索により得られる文字情報は日々増加しています。そのため、視力が一 般的に低下する高齢者にとって、ディスプレイ上での文字の読み取りは、ネット・アクセスにおける大きな問題点になりつつあります。 そこで、障害者向けに開発されてきた支援技術を応用することにより、このような高齢者が抱える問題点を解決するため、「高齢者向けブ ラウザ」の利用を行います。 <特徴> ・高齢者向けウェブ読上げ技術 高齢者がウェブ・コンテンツにアクセスするとき、画面に表示される文字の読み取りを、合成音声で読上げることにより支援する技術です。従来は主 に、文字の拡大表示による方法が中心的に行われてきましたが、その方法のみでは、拡大により文字が画面から溢れ出たり、スクロール操作が必 要になることなど、副次的な問題を発生していました。ここでは、視覚障害者向けに開発されてきたウェブ読上げ技術と画面読上げ技術とを組合わ て使用します。 ・高齢者向け文字拡大表示ブラウザ 高齢者向けに操作をシンプルにしたウェブ・ブラウザです。上記の読上げと文字の拡大表示とを組合せて、シンプルな操作により利用できるブラウザ 機能です。 <想定される効果> ・ホームページを楽に閲覧できる ・機能を絞り込むことで操作が容易にできる ・視聴覚両方へ同時に情報が伝達される ・関心事へのフォーカスが促進される ・健常者にも有効である <ターゲット利用者> ・視力が弱くなった高齢者 ・マウスの利用できる弱視者 <システム要件> ・マイクロソフト・インターネットエクスプローラー V6以上稼動するPC <検討項目> ・フォームなどへの文字入力機能 ・読上げ速度や背景色などを個人に適合させる調節機能 3.3.3 高齢者向けブラウザー 高齢者向けブラウザの機能概要 高齢者に見られる視力の低下を補うために、Webブラウザー画面の一部を拡大し音声で読上げる機能提供します。 読み上げ音声の速度を調節します 読み上げ音声のボリューム調節を行います あらかじめ用意された背景色の変更、 画面デザインの選択を行います。 マウスで拡大/読み上げの箇所を指定 拡大フォントで同時表示 3.3.3 高齢者向けブラウザー 高齢者向けブラウザの要件 ブラウザの対象ユーザ マウスを操作できる視力をお持ちの高齢者の方。 ブラウザの特長 画面構成がシンプルで操作を記憶する必要がほとんどない。 マウスを移動させるだけでホームページの読み上げが自動的に始まる。 読み上げる文字は拡大して見やすく表示される。 読み上げの速さや音量は画面上の操作ボタンにより簡単に調整できる。 背景色や文字フォントの設定ができる。 ブラウザの画面構成(3部分) 操作ボタン部 閲覧画面部 ブラウザの機能を選択・実行する10個程度の操作ボタン。 WebコンテンツのIEによる表示と読み上げ文字を指示する画面。 拡大文字表示部 読み上げ文字を拡大して表示する画面。 初期ページへの移動 ブラウザ起動時のページへ移動する。 直前ページへの移動 直前に表示されていたページへ移動する。 移動取り消し ページの読込みを中止する。 ページ読込み経過音 ページ読込み中と完了時に音で合図する。 音の種類 1種類 音声読み上げ マウスにより指示された位置にある文字を 合成音声により読み上げる。 読み上げ速度 読み上げる声の大きさ 10段階程度 10段階程度 拡大文字表示 読み上げる文字を拡大して表示する。 表示する文字の大きさ 10段階程度 画面の表示設定の切替 背景色、文字色、リンク色、閲覧リンク色、 フォントの種類、フォントのサイズの6種類の 表示設定を一括して切替える。 表示設定の種類 10種類程度 ブラウザの機能 3.4 情報の選択配信について ここでは通常のパソコンだけでなく携帯電話ブラウザー、L.モードなどへの簡易Web画面の提供を行うと同時に、利用者毎に必要な 情報を提供するための「情報の選択配信」について説明します。 説明にあたり、選択配信の仕組みをトランスコーディング機能とパー ソナライゼーション機能に分類します。 <利用する端末について> <情報の選択配信について> <提供情報について> サービス利用者 協力機関等 (リンク) 個別コンテンツ配信用サーバー 通常PC 健康情報提供 サーバー アクセシビリティー 機能対応PC 端末種別対応 (トランスコーディング) i-mode、ez-web、 J Sky インターネット L.モード 健康管理端末 タブレット型端末 利用者種別対応 (パーソナライゼーション) 病院・医師情報 診療予約情報 薬品情報 健康アドバイス 食事サービス情報 ・ ・ 病院・医師 医療施設 保健所 スポーツ施設等 物販業者 配食業者 3.4 情報の選択配信について ここでは個別コンテンツ配信のしくみついて端末種別毎の配信を行うトランスコーディング機能と、利用者種別によりコンテ ンツの選択配信を行うパーソナライゼーションについて説明します <トランスコーディング> 利用者がサービスを利用する時点で利用機器の解析を行い、利用者の端末に応じたサイズやレイアウトでコンテンツを表示します <パーソナライゼーション> 利用者が必要な情報の種類を登録することにより、利用者がのWeb閲覧要求時に利用者種別の認識を行い必要な情報のみを選択配 信を行うための固有の初期画を提供します トランスコーディング機能 パーソナライゼーション機能 通常Webコンテンツ HTML MML MML J Sky L.モード MML L..モード 自動変換 専用ポータル画面 ez-web 選択配信 HDML 利用者情報認識 cHTML i-mode 機種情報認識 簡易Webコンテンツ コンテンツA コンテンツB コンテンツC コンテンツD コンテンツE 3.4.1 トランスコーディング処理のイメージ トランスコーディング処理では通常Web画面の情報を分割し端末用 ブラウザーに合わせた複数ページとして配信します テキストのみを抽出しテキスト のみの画面を作成します イメージ画面へのリンク情報を付 加します 通常のWebコンテンツはテキスト情報とイメージ情報 が混在しています イメージを表示端末に合わせ て縮小した画面を作成します 3.4.1 トランスコーディング機能の概要 トランスコーディングサーバーは利用者端末からのHTTPリクエストをもとに端末種別を解析し端末毎のブラウザーに適した画面を利用者 端末に送付します。 <処理の流れ> ①端末からHTTPリクエストが送られます ②ネットワークの種類と利用者端末を解析します ③端末に合わせた画面をWebサーバーに要求します ④Webサーバーからの情報を端末のブラウザーに合わせたイメージに変換します ⑤端末に画面を送付します ② ネットワーク プリファレンス HTTPリクエスト ① Network (TCP Port) の解析 デバイス プリファレンス HTTPヘッダー (User_Agent) 情報の解析 プリファレンス ・アグリゲーター Transcoder Transcoder Transcoder ③ HTTPリクエスト Webサーバー Request の編集 ⑤ HTTPレスポンス HTML 変換 イメージ 変換 テキスト 変換 Response の編集 ④ HTTPレスポンス 3.4.2 パーソナライゼーション機能イメージ パーソナライゼーション機能を利用することにより、個々の利用者が必要とする情報を各利用者専用のポータル画面で表示し、必要な情 報に直接到達できるようになります。 利用者端末 パーソナライゼーション機能がない場合は一般的なポータル画面に入り数多い情報の中から自分に必要なものを選択する必要があります。 パーソナライゼーション機能 ユーザーIDによる個人の識別 各個人に対応した専用画面の選択 利用者端末 パーソナライゼーション機能を通した場合は各個人専用のポータル画面から必要な情報にすぐにアクセスすることができます 3.4.2 パーソナライゼーション機能の概要 パーソナライゼーションは以下の機能を提供します。 −利用者個人のID、パスワードの登録管理機能 −利用者個人のポータル画面の定義の作成、登録 −利用者個人アクセス時に登録した個人用ポータル画面の表示 パーソナライゼーション機能 PC コンテンツA ★管理機能 ・個人会員ID登録/更新 ・個人別ポータル画面の内容登録 携帯電話 タブレット型 端末 トランスコーディング機能 L−Mode コンテンツB ★認証機能 ・個人ID認証 コンテンツC ★表示機能 ・個人別ポータル画面の作成/表示 コンテンツD コンテンツE 健康管理 端末 (Win98 IE5.0) 3.5 健康情報提供サービスのサーバー構成とシステム要件 サーバーはリバースプロキシーサーバー、トランスコーディングサーバー、パーソナライゼーションサーバーの3つのサーバーから構成さ れます。 リバースプロキシーサーバーを構築することにより、サービスコンテンツを提供するWebサーバー上でトランスコーディング機能やパーソ ナライゼーション機能を構築することなく集約してサービスを提供することができます。 通常Webコンテンツ コンテンツA HTML 代理応答 コンテンツB 専用ポータル画面 選択配信 自動変換 ez-web 利用者情報認識 HDML 機種情報認識 cHTML i-mode コンテンツD MML MML J Sky L.モード MML L..モード リバースプロキシーサーバー トランスコーディングサーバー コンテンツC コンテンツE パーソナライゼーションサーバー CPU Pentium350Hz以上 CPU Pentium350Hz以上 CPU Pentium350Hz以上 メモリー 1GB以上 メモリー 1GB以上 メモリー 1GB以上 ディスク 32GBMB以上 ディスク 32GB以上 ディスク 32GB以上 OS Windows2000 OS Windows2000 OS Windows2000 ミドル ウエア Websphere Edge Server相当 ミドル ウエア Websphe Transcoding Server相当 C−Magic相当 ミドル ウエア Websphere Portal Server相当 3.6 セキュリティーと認証 暗号化 <利用者端末とサービス提供者サーバー間> ・サービス提供者の暗号化機能に依存します。 <利用者端末とトランスコーディングサーバー間> ・トランスコーディングサーバーの機能は端末種別を認識し、オリジナルのコンテンツを変換する機能を提供するものであり、暗号化処理は行いません。 ・サービス提供側でのSSL等の暗号化サービスはコンテンツ変換後も有効です。 <利用者端末とパーソナライゼーションサーバー間> ・サーバーへの接続時はSSLによる暗号化が行われます。 ユーザー認証 <利用者端末とサービス提供者サーバー間> ・サービス提供者の認証機能に依存します。 <利用者端末とトランスコーディングサーバー間> ・トランスコーディングサーバーの機能は端末種別を認識し、オリジナルのコンテンツを変換する機能を提供するものであり、アクセスの認証は行いません。 <利用者端末とパーソナライゼーションサーバー間> ・ユーザー個人を認識するため、ユーザーIDによる認証を行います。 4.独居高齢者支援サービス 4.1 独居高齢者支援サービスの概要 サービス概要 ①利用者の家庭に情報家電を設置し情報発信を行う ②サービスプロバイダーは情報を集計し家族・関係者に配信する ③状況によっては、家族・関係者の判断で警備会社センターに緊急出動依頼を行う ④緊急通報ボタンでの連絡により警備会社センターが直接対応する (緊急通報情報もインターンネット経由で警備会社センターに通報される) ターゲットユーザ 一人住まいの高齢者世帯 選定基準/考慮点 一人暮らしの自立高齢者 実験対象規模 20∼30世帯程度 システム概要 ・利用者側端末 :テレビ、調理器具等の家電、電源アダプターおよび中継器 緊急通報ボタン、ホームセキュリティ装置 ・サービスプロバイダー:情報家電からの情報を家族・関係者に配信する ・コールセンター :通報により緊急出動等の対応を行う ・ネットワーク :家庭内電灯線ネットワーク及びインターネットを利用 <家族・関係者> <対象高齢者住宅> テレビ ① 調理器具 ② インターネット 中継装置 サービス プロバイダー メールまたは WEB 宅内カメラ ③ 出動 緊急通報ボタン ホームセキュリティー装置 ④ 警備会社センター ・緊急通報対応 ・出動依頼対応 出動依頼 4.1.1 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 独居高齢者支援サービスの流れ 対象住宅の独居高齢者は、テレビ、調理器具は日常的に使用します。 高齢者宅の家電使用状況を家族や関係者が定期的にメール又はインターネットで確認します。 家族・関係者がPC又は携帯電話から、高齢者宅の家電の電源制御を行ないます。 室内の状況を画像で家族・関係者が確認を行います。 家族の判断で警備会社に出動要請を行います。 独居高齢者は緊急通報ボタンにより、警備会社に出動要請を行います。 警備会社は独居高齢者やその家族・関係者の要請により出動します。 <対象高齢者住宅> <家族・関係者> (独居高齢者 支援システム) ①日常的な家電の使用 使用状況収集 定期情報提供 電源制御指令 電源制御指令 ・テレビ ・調理器具 ② 家族・関係者 家電使用状況確認 家電電源制御 ③電源制御(ON/OFF) ④ 室内状況確認 宅内カメラ 判断 ⑤ ⑥ 緊急通報ボタン ⑦出動 ⑦ 要請 (警備会社) 4.1.2 独居高齢者支援サービス一覧 ●住宅向けサービス No. 1 サービス 緊急通報 内容 緊急通報ボタンを押すことにより警備会社に対し出動要請を行う ●家族/関係者向けサービス No. 1 2 3 4 サービス 家電使用状況の確認 室内画像確認 宅内見守り通知 出動依頼 内容 監視対象家電の使用状況をメールにて確認を行う 対象高齢者宅の画像情報を携帯電話またはWebにより確認を行う テレビが3日間使用されない場合メールで知らせる 家電使用状況、画像情報を確認し、状況に応じ出動要請をおこなう 4.1.3 独居高齢者支援サービス操作イメージ (1) 家族・関係者PC 家族・関係者の方はパソコンから独居高齢者支援システムに接続することにより、対象住宅での監視対象家電の電源のON/OFF状況 が一覧で表示されます。 ・パソコンでの機器稼動履歴閲覧の操作 画面を示します。利用者は目的の年月日 を選択し、表示ボタンを押下することによ り、目的の日の機器の稼動状態を表示し ます。 安心見守りサービス 2002 年 04 月 05 日 の機器稼動履歴 経済 太郎様宅 表示 表示機器件数:×××件 2002/04/05 00:00 00:15 00:30 00:45 01:00 01:15 01:30 01:45 02:00 02:15 02:30 家電機器A ON ON OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF 家電機器B OFF OFF OFF OFF OFF 判定不能 判定不能 OFF OFF OFF OFF 家電機器C ON ON ON OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF 家電機器D ON OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF 家電機器E ON OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF ・15分内に一度でも電源がONされた場 合、「ON」表示を行ないます。 ・15分内に一度も電源がONされない場 合、「OFF」表示を行ないます。 ・機器アダプタ上においてデータ欠損が発 生した場合、「判定不能」表示を行ないま す。 4.1.3 独居高齢者支援サービス操作イメージ 家族・関係者携帯電話画面推移一覧 (リモコン、モニタリング) 利用者はログイン画面からログインし、「リモコン」操作画面からの家電制御や画像要求を行うことができます。 また、「モニタリング」を選択することにより、モニタリング対象家電のその時点の使用状況や使用履歴を見ることができます。 ■ログイン ■メインメニュー 宅内見守り eユーザー名: パスワード: ログイン クリア ■メール通知(要求不受理時) ■機器選択 ■トップメニュー ■リモコン結果 ■リモコン設定 04/21 17:24 Server@homegway リモコン TV1の稼動状態を ログイン ①リモコン ① ①TV1 ②モニタリング ②カメラ1 ③画像履歴 ④設定 ③照明1 ⑤終了 トップ ①.③ 選択してください。 決定 リモコン要求を 受付ました。 ON TV1の電源を OFF ONにします。 決定 トップ 戻る TVの電源ON要求が受 付けられませんでした。 ご確認ください。 トップ ■メール通知 04/21 17:24 Server@homegway 画像(画像取得要求) ■画像要求結果 画像要求を ② 宅内見守り eURL 受付ました。 http://homegate.ne.jp 2001.11.02 17:20に カメラ1の画像を取得しま した。上記のURLをクリッ クして参照して下さい。 メール到着後 ご確認下さい。 トップ ユーザー名: パスワード: ログイン クリア ■メール通知 ■稼動状態確認 ■モニタリング選択 04/21 17:22 Server@homegway ② ①機器稼動状態 ① ②機器稼動履歴 機器稼動状態取得 機器稼動状態 要求を受付ました。 機器稼動状態を 取得しました。 メール到着後 ご確認ください。 TV1 トップ 照明1 :ON トップ ■稼動履歴確認 ■稼動履歴選択 稼動履歴時刻 ② 04 月 15 機器選択 日 決定 04月15日TV1の機器 稼動履歴を取得しま した。 0時∼1時 TV :ON 決定 トップ 戻る 1時∼2時 *画像履歴確認以降の内容は次ページでご説明します。 *通常Web端末からの利用も可能です。 4.1.3 独居高齢者支援サービス操作イメージ (2) 家族・関係者携帯電話画面推移一覧 (画像確認、設定) 利用者はログイン画面からログインし、「画像履歴」画面からの過去の画像履歴を見ることができます。 また、「設定」メニューを選択することにより、パスワードの設定や宅内見守りモードに開始や停止が可能です。 ■ログイン ■メインメニュー ■上書き確認 宅内見守り eユーザー名: パスワード: ログイン クリア ■保存確認 ■トップメニュー ログイン ①リモコン ②モニタリング ③画像履歴 ④設定 ⑤終了 ③ ①画像履歴一覧 ②保存画像一覧 ① トップ ② ①パスワード設定 ②宅内見守り設定 ① 左 保存 中 右 戻る トッ プ 戻る 左 中 右 削除 トップ 戻る ■変更確認 決定 パスワードを lifeg に変更しました def456 lifeg トップ 決定 クリア 戻る ② ■モード設定変更 宅内見守りモードを 選択して下さい ON ■モード設定確認 決定 宅内見守りモードを ONに変更しました。 OFF 決定 ■サービス終了 ⑤ 宅内見守り サービスのご利用 有り難う ございました。 ログイン画面 トップ 戻る 保存 トップ ■保存画像一覧 8件 1. 01.01.01 12:30 2. 未登録 3. 00.12.29 19:30 4. 00.12.25 16:00 5. 未登録 6. 00.11.15 03:00 ■削除確認 削除 新パスワード トップ 上書き ■画像表示 カメラ1(居間) 01.01.01 12:30 ■保存画像一覧 8件 1. 01.01.01 12:30 2. 未登録 3. 00.12.29 19:30 4. 00.12.25 16:00 5. 未登録 6. 00.11.15 03:00 ■パスワード設定 旧パスワード ■設定選択 ④ ■画像表示 カメラ1(居間) 01.01.01 12:30 ■画像履歴一覧 10件 1.01.01.01 12:30 2.00.12.31 19:30 3.00.12.29 19:30 4.00.12.25 16:00 5.00.12.11 02:00 6.00.11.15 03:00 ■画像履歴選択 カメラ1(居間) 01.01.01 12:30の 画像を削除 しました。 トップ 既にカメラ1(居間) 01.01.01 12:30の画像 が登録されています が上書きしますか? 決定 トップ 戻る ■保存確認 未登録 カメラ1(居間) 01.01.01 12:30の 画像を保存 しました。 トップ 決定 カメラ1(居間) 01.01.01 12:30の 画像を保存 しました。 トップ 4.2 独居高齢者支援サービスのシステム・イメージ 対象住宅設置機器 独居高齢者支援サーバー機能 ・消費電力モニター機能付きプラグ(アダプター) ・対家庭内ネットワーク通信機能 ・ネットワーク対応型監視カメラ ・データ蓄積 ・テレビ、炊飯器 ・画像受信 (常時接続型、使用時通電型機器) ・トランスコーディングサーバーとの連携 ・中継装置 ・Web情報発信機能、メール発信機能 ・ホームセキュリティー装置 家族/関係者端末機能 ・PC用Webブラウザー ・i-mode、ez-web、J Sky対応携帯電話ブラウザー ・メール受信機能(PC及び携帯電話) <対象住宅> <家族・関係者> 独居高齢者支援サーバー アダプター テレビ 宅内カメラ 電灯線ネットワーク 炊飯器 中継装置 対象住宅向 通信システム 情報発信 システム ・データ受信 ・データ蓄積 ・画像受信 ・機器制御 ・情報集計 ・Web情報発信 ・制御画面提供 ・メール発信 管理者端末 インターネット 専用通信ソフト Webサーバー インターネット メール/WEB データベース 出動依頼 通報 緊急通報ボタン 出動 ホームセキュリティー装置 警備会社センター ・緊急通報対応 ・出動依頼対応 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 家庭内ネットワーク概要 ①家庭内ネットワークとして電灯線ネットワークの利用を想定しています。 電灯線ネットワークを利用することにより、家庭内に新しく配線を敷 設する必要がありません。 ②アダプタを使用することにより、既存の家電の電力使用状況をモニターすることが可能となります。 ③緊急通報のための、ホームセキュリティ装置は、LAN経由(ルータ経由)でインターネットに接続されます。 また、今後製品化が予想される情報家電にも電灯線ネットワークの仕組を利用されることが想定されます。従って、将来的にサービスを発展 させることが可能と考えます。 電灯線 <主な機能> (1)利用者情報登録 (2)家電機器の使用履歴の収集/提供 (3)家電機器の稼動状態確認 (4)宅内見守り通知 (5)家電機器の電源制御 (6)宅内映像確認 NF テレビ アダプター NF アダプター 炊飯器 中継装置 ルーター ADSL/CATV モデム ISP インターネット 独居高齢者 支援システム サーバー Erthnet NF 宅内カメラ(アダプター内臓) ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 緊急通報ボタン 宅内 → *1.NF,BFに関しては、「施行上の留意事項」で詳述 *2、基本セットは:ホームゲートウェアイ1台、アダプター2台 監視カメラ1台と各種フィルターとなります 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 (1)利用者情報登録 ・利用者情報登録機能の概要は、以下の通りとなります。 ①中継装置設定内容の登録 (中継装置ID、中継装置パスワード、ネットワーク接続情報、監視対象機器テーブル) *1 ②サーバーへの利用者登録 (利用者名称、利用者ID、利用者パスワード、メールアドレス、中継装置ID、中継装置パスワード、中継装置IPアドレス、監視対象機器テーブル) 電灯線 NF テレビ アダプター 管理者端末 NF アダプター 炊飯器 ルーター 中継装置 ADSL/CATV モデム ISP インターネット 独居高齢者 支援システム サーバー ②利用者情報登録 ①設定内容の登録 NF 宅内カメラ ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 緊急通報ボタン *1:対象家電機器とアダプタIDは、工場出荷時に中継装置上に設定します、 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 (2)家電機器の使用履歴の収集/提供 ①中継装置が常時、アダプターの機器状況を確認し15分単位で情報を集計 ②確認内容は、タイムスタンプとともに中継装置に蓄積 ③1日に1回、確認内容の情報をサーバーに送信します ・送信される情報は暗号化される ④家族・関係者端末からの要求により機器の使用履歴が端末に表示されます。 電灯線 NF テレビ アダプター ①機器状況の確認 NF アダプター 炊飯器 NF ③確認内容をサーバーに送信 ルーター 中継装置 ADSL/CATV モデム ISP 独居高齢者 支援システム サーバー インターネット ②確認内容 を蓄積 ④機器使用履歴を表示 宅内カメラ ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 緊急通報ボタン <家族・関係者> 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 (3)家電機器の稼動状態確認 (要求時点の状況確認) ①家族・関係者端末からサーバーに機器稼動状態の確認要求を出します。 ②サーバーは、中継装置機器稼動状態の確認要求を出します。 ③中継装置は接続されている全ての機器の稼動状態を確認します。 ④全ての機器の稼動状態をサーバーに送信します。 ⑤家族・関係者端末に機器毎の作動状態をメールで通知します。 電灯線 NF テレビ ③稼動状態を取得 アダプター NF アダプター 炊飯器 ④稼動状態をサーバーに送信 ルーター 中継装置 ADSL/CATV モデム ISP インターネット 独居高齢者 支援システム サーバー ②機器稼動状態の確認要求 NF ①機器稼動状態の確認要求 ④稼動状態通知 宅内カメラ ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 緊急通報ボタン <家族・関係者> 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 (4)宅内身守り通知 ①中継装置が常時、アダプターの機器状況を確認し15分単位で情報を集計 ②確認内容は、タイムスタンプとともに中継装置に蓄積 ③1日に1回、確認内容の情報をサーバーに送信します ④各家庭での家電機器が3日以上未使用状態であることを確認時点で家族関係者にメールで知らせる 電灯線 NF テレビ アダプター ①機器状況の確認 NF アダプター 炊飯器 NF ③確認内容をサーバーに送信/蓄積 ルーター 中継装置 ADSL/CATV モデム ISP インターネット ②確認内容 を蓄積 ④未使用状態連絡 宅内カメラ ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 独居高齢者 支援システム サーバー 緊急通報ボタン <家族・関係者> 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 (5)家電機器の電源制御 ①家族・関係者がPC、携帯電話より、家電機器の電源制御を指示する ②サーバーは、電源制御指示を中継装置に送信する ③中継装置は、センターからの指示を受信し、アダプターのON/OFFを制御する ④制御結果をサーバーに送信する ⑤機器異常時に利用者にメールを送信する ⑥携帯では、使用状況確認を行い、ON/OFF状態を確認する 電灯線 NF テレビ 管理者端末 アダプター ③ON/OFFを実施 NF アダプター 炊飯器 ④制御結果を送信 中継装置 ルーター ADSL/CATV モデム ISP インターネット 独居高齢者 支援システム サーバー ②制御情報の送信 NF ①家電の電源制御を指示 ⑥使用状況確認 ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 緊急通報ボタン <家族・関係者> ⑤異常通知 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 (6)宅内映像確認 ①家族・関係者がPC、携帯電話より、宅内撮影を指示する ②サーバーは、中継装置に撮影指示を送信 ③中継装置、サーバーからの指示を受信し、宅内カメラに撮影を指示 ④タイムスタンプとともに画像を中継装置に送信 ⑤中継装置から画像をサーバーに送信 ⑥サーバーから、利用者にメールを送信 (メールには、画像が表示されるURLが添付されており、URLをクリックすることにより、画像を見ることが出来ます) 電灯線 NF テレビ 管理者端末 アダプター NF アダプター 炊飯器 ④画像情報送信 中継装置 ⑤画像情報を送信 ルーター ADSL/CATV モデム ISP インターネット 独居高齢者 支援システム サーバー ②撮影指示情報の送信 NF ③撮影指示 ①撮影指示 宅内カメラ ⑥画像確認 ホームセキュリティー装置 B.F 分電盤 緊急通報ボタン <家族・関係者> 4.2.1 独居高齢者支援サービスのシステム機能 緊急通報の構成と機能概要 ・緊急通報機を、ADSL又は、CATV網経由で、インターンネットに接続します ・家電機器の接続を制御する中継装置と共存させるために、ルーターが必要になります ・緊急通報の信号は、直接警備会社のセンター(ガードセンター)に入り、センターで信号を認識したのち、出動を行ないます -緊急通報の情報は、独居高齢者支援サーバーには行かず、直接警備会社のセンター(ガードセンター)に行きます -警備会社のセンター(ガードセンター)には、インターネット経由での信号を受ける設備が必要になります 10base-T (Ethernet) アダプタ RS232C 無線非常ボタン ルーター ADSL/CATV モデム ISP インターネット インターネット ADSL/CATV網 IP対応緊急通報機 新規開発部分 (試作機はあり) 10base-T (Ethernet) 中継装置 中継装置 家電機器 エコーネット ガードセンタ 宅内 → *一定数以上の出動に関しては、利用者個人の負担が発生します。 4.2.2 独居高齢者支援サービス・システム機能一覧 ●情報家電、センサー等 No. 1 2 3 4 機能 テレビ使用状況発信 調理器具使用状況発信 室内監視 緊急通報 内容 テレビの使用所状況をモニターしサーバーに使用状況の発信を行なう 炊飯器の使用状況をモニターしサーバーに使用状況の発信をおこなう 撮影した画像情報をセンターサーバーに情報発信をおこなう 緊急通報ボタンを押すことにより警備会社に通報する (家電扱いのボタンも要検討) ●家族/関係者端末 No. 1 2 3 機能 内容 監視対象家電の使用状況、画像情報を通常Webブラウザーまたは携帯電話Webブラウザーで確認を行う 3日以上の家電未使用状況が発生時点でメールで受信する 状況に応じ電話で出動要請をおこなう 機能 内容 監視対象住宅の登録、監視機器の登録を行う 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、利用者ID等の登録を行う 機能 内容 家族・関係者の利用者ID、パスワードによる認証を行う 監視対象家電からの情報を収集する 収集データの蓄積を行う 監視カメラからの画像データの受信を行う 蓄積データを集計し加工を行う 集計データをWebで発信を行う 家族・関係者向けにWebでの家電、監視カメラ制御画面を提供する 家族・関係者に対しメールを発信する(障害発生時、長期間テレビ未使用時) サーバに格納されている各種データベースをテープにバックアップを行う ブラウザー機能 メール機能 電話連絡 ●管理者端末 No. 1 2 監視対象住宅の登録 利用者登録 ●コールセンターサーバー No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 セキュリティ 家電情報データ収集 データ蓄積 画像受信 情報集計 Web情報発信 制御画面提供 メール発信 データバックアップ 4.3 仕様とシステム要件 (1) 【カメラ機器アダプタ】 【中継装置仕様】 外形寸法 筐体 防水性能 電源 消費電力 置標高 設置場所 温度範囲 湿度範囲 重量 CPU メモリ I/F OS 257W×182D×58H(mm)(突起部を含まず) 材質:金属製 屋内仕様であり、防水性を保持しない構造 AC100V+−15%、50/60Hz 消費 20VA以下 1,000m以下 屋内専用(雨水等のかからない) 0∼40℃(性能保証) 35∼80%(性能保証) 2Kg PowerPC SDRAM:32MB,FlashMemory:4MB Ethernet10/100Base-T×1,USB×1,電灯線モジュール×1 VxWorks 【機器アダプタ 】 外形寸法 76W×200H×52D 電源 AC100+−15%、50/60Hz 消費電力 消費5VA以下 コンセント定格 AC100+−15%、50/60Hz、15A 重量 0.8kg以下 外形サイズ 伝送速度 送信電力 拡散範囲 通信距離 CCDカメラ画素数 転送画像データ 電源入力 消費電量 重量 110W×155H×106D 9600bps 10mW/10kHz 以下 10kHz∼450kHzの範囲内 50m 640×480ドット 約4kByte JPEG 100V・周波数50Hz・60Hz 通常動作時5W・スリープ時2.5W 550g 【ノイズフィルタ(15A)】 外形寸法 定格 周波数帯域 絶縁抵抗 過負荷電流 重量 56W×110H×56D 単相2線式100V・15A・50・60Hz 135kHz∼400kHz 500VDC・1分 100MΩ以上 22.5A 540g 【ノイズフィルタ(23A)】 外形寸法 定格 周波数帯域 絶縁抵抗 過負荷電流 重量 56W×110H×80D 単相2線式200V・23A・50・60Hz 135kHz∼400kHz 500VDC・1分 100MΩ以上 45A 780g 4.3 仕様とシステム要件 (2) 【ブロッキングフィルタ】 サーバー本体 CPU メモリ HDD その他 モニタ キーボード OS ミドルウェア 無停電電源装 置 その他 UltraSPARCⅡ(2MBcash)400MHz ラックマウントタイプ 1GB 70GB程度 DVD-ROM 12-24GB DDSⅢテープドライブ 17インチ 日本語 solaris8準拠日本語版 OracleDatabase8i なお、搭載OS上にて正常に動作するものとする 容量:1400VA 制御ソフト、専用コネクタ付 管理者用機器付 2重化機能(コールドスタンバイ) 格納ラック含まず 外形寸法 周波数帯域 絶縁抵抗 過負荷電流 重量 75W×130H×76D 135kHz∼400kHz 500VDC・1分 300MΩ以上 市販60A定格ブレーカ 1.1Kg 【インピーダンスアッパ】 外形寸法 定格 周波数帯域 絶縁抵抗 過負荷電流 重量 50W×70D×25H 単相2線式100V・15A・50・60Hz 135∼400kHz 500VDC・1分・100MΩ以上 22.5A 300g *実験のための最低限のシステム構成であり。 実運用のためには、バックアップを考慮した構成を検討する必要があります 4.4 施工上の注意事項 ・エコーネット(電灯線ネットワーク)プロトコル電文を、電灯線搬送経路で伝送するにあたり、電灯線上の妨害電波を除去す るため、伝送 を行う伝送経路上に家電機器が存在する場合、機器とコンセントの間にノイズフィルター(NF)を挿入する 必要があります。(監視対象機器以外の機器にも必要となります。) ・主分電盤の外部にブロッキングフィルターを設置し外部からの妨害電波等を遮断します。 ・NFの設置箇所については、各家庭での電力線敷設状態や、使用している家電機器が異なっていることが想定されるため、全 て現地調査が必要となります。 ・実証実験期間中は、家庭内の家電機器の移動を避ける必要があります。移動が必要な場合は確認作業が必要となります。 非監視対象機器 監視対象機器 アダプター NF 電灯線 監視対象機器 アダプター NF NF ブロッキング 主分電盤 フィルター 4.4 セキュリティーと認証 暗号化 <利用者端末と独居高齢者支援サーバー間> ・暗号強度128bitのSSLサービスを提供します。(携帯電話からの利用は端末の機種により暗号化通信機能に対応していないものもあります) 携帯電話 SSL対応携帯電話 SSL対応非携帯電話 Server HTTPS対応 ホームページ 暗号化 利用不可 HTTPS非対応 ホームページ 非暗号化 非暗号化 <独居高齢者支援サーバーと中継装置間> ・暗号強度128bitのSSLサービスを提供します。 <ホームセキュリティー装置とガードセンター間> ・暗号強度128bitのSSLサービスを提供します。 ユーザー認証 <利用者端末(PCおよび携帯電話)と独居高齢者支援サーバー間> ・利用者ID、パスワードでの認証を行います <独居高齢者支援サーバーと中継装置間> ・ダイジェスト認証を行います (ユーザーIDとパスワードをMD5で暗号化するため盗聴による漏えいを防ぐことが可能 ) <ホームセキュリティー装置とガードセンター間> ・機器間でのスクランブル通信を行います。 5.ネットワークの考慮点 5.1 ブロードバンドネットワークでのDHCP環境についての考慮点 今回の実験でのネットワーク環境は、CATV,ADSLなどのブロードバンド環境を想定しております。 ブロードバンド環境では、 DHCPを使用しているケースが多く、端末側のIPアドレスが、可変となります。 *1 ① サーバーからの接続を前提としたサービスの場合、端末機器のIPアドレスが特定できないためサーバーが 機器を認識できずサービスが開始できない場合がある。*1 ② 端末から他の端末に対して接続を行なうサービス(NetMeetingなどのTV電話)の場合,IPアドレスが特定できないため、 サービスが開始できない場合がある。 <影響が予想される状況> ①サーバーからの接続時 DHCP(可変アドレス) ①独居高齢者支援サービス ・サーバーから接続を行い、中継装置上に 蓄積された情報を収集する場合 ②健康管理サービス ・医師、患者間のTV電話機能使用時の端末間接続を 行う場合 インターネット DHCP(可変アドレス) サーバーは固定の グローバルIP上に存在 ②端末同士の接続時 DHCP(可変アドレス) *1:サーバー側はグローバルIPアドレスを使用するため 固定アドレスになることを前提に考えています 5.1.1 DHCP環境についての解決策 ブロードバンド環境においてサービスを開始するための解決方法として以下の3つの方式が考えられます。 (1)DHCPに代えて固定IPアドレス(グローバルIP)を割り振るサービスを利用する ・通信相手のアドレスを特定できるため、接続を開始することができますが、セキュリティ上の対応が必要となります。 (2)仲介サーバー方式による対応 ・可変アドレスを使用し、アドレスが変更になった時点で、新アドレスを仲介サーバーに登録する ・接続時に、仲介サーバーからアドレスを取得し、当アドレスに接続を行なう (3)IPアドレス通知のために回線を別途準備する ・交換回線でサーバーに接続し、端末側のIPアドレスを通知する ・サーバー側では、交換回線経由で取得したIPアドレスに対して接続を行なう <対応方針> 1.独居高齢者支援サービス:中継装置は、グローバルIPを付与する方向で検討する 2..健康管理サービス ① 医師向けのPCは、グローバルIPを付与し、TV電話は患者からの接続に制限する ② 仲介サーバーを構築し、患者、医師の双方からの接続を可能にする 5.1.2 DHCP環境についての対応方針 <仲介サーバーによる対応> IPアドレス仲介サーバー ① サービスをうける端末を認識できる固有の名前 (ユーザー名や電話番号、メールアドレスなど固有 のもの)とIPアドレスを仲介サーバーに登録する ② 接続を開始する側のサーバー・端末は、仲介サー バーにアクセスし、端末のアドレスを取得する インターネット ③ 仲介サーバーから取得した、アドレスに対し 接続を開始する サーバー・端末 (接続開始側) <交換回線による対応> MODEM MODEM CATV Modem ① 端末はDHCP下の自分のIPアドレスを電話線 経由でサービスをおこなうサーバーに通知する インターネット ② サーバーは通知されたIPアドレスに対して接続 を開始する 5.2 CATVネットワーク利用時の考慮点 ブロードバンド環境のうちCATVの環境では、 さらに以下のような考慮点が存在します。 ① CATVネットワークサービスプロバイダによっては一定時間通信がおこなわれない場合、回線接続を切断するしくみを導入 している場合がある。(30分相当時間 通信がないと回線接続を切断する場合がある) ② CATVネットワークサービスプロバイダによっては、ファイアウォールを導入している関係上CATVネットワーク上の サービス内容に制限がある場合がある。(まれにNetMeetingなどのサービスが通らない場合もある。) <影響が予想される状況> ①独居高齢者支援サービス ・中継装置に蓄積された情報を一日一回 収集するしくみのため、通信が切断される可能性 がある ②健康管理サービス ・医師、患者間のTV電話機能は、NetMeeing などのTV電話を前提とするため影響が生じる 場合がある ① CATV Modem FW ② CATV 局舎 装置 インターネット CATVネットワーク上で一定時間通信が ない場合ネットワーク接続を切断するしくみ が存在する場合がある。 CATVネットワーク上のFWでNetMeetingなどの サービスをブロックしている場合がある。 5.2 CATVネットワーク利用時の対応方針 ① CATVネットワークサービスプロバイダによっては一定時間通信がおこなわれない場合、回線接続を切断するしくみを導入 している場合がある。 <対応方針> 1.接続切断の仕様のないネットワークプロバイダーを選択する 2.サーバーからクライアントに定期的にPingなどのポーリングをかけて接続を維持する (ただしFWにより通過を許可しない場合がある) FW CATV Modem CATV 局舎 装置 Pingなどのポーリング インターネット 5.2 CATVネットワーク利用時の対応方針 ② CATVネットワークサービスプロバイダによっては、ファイアウォールを導入している関係上CATVネットワーク上の ビス内容に制限を設ける場合がある。(まれにNetMeetingなどのサービスが通らない場合もある。) サー 対応方針 サービス制限のないネットワークプロバイダーを選択する サービス制限のないネットワークプロバイダーを選択する サービス 健康管理サービス 健康アドバイスサービス 健康情報提供サービス 独居高齢者支援サービス システム 使用するプロトコル(ポート) 想定サービスプロバイダーでの状況 健康管理端末(IE) 80,8080,443 HTTPS 通過可能 NetMeeting 389 Internet Locator Server 通過可能 522 User Location Server (TCP) 通過可能 1503 T.120 (TCP) 通過可能 1720 H.323 コール セットアップ (TCP) 通過可能 1731 Audio コール制御 (TCP)、 通過可能 医師端末(Webブラウザー) 80,8080,443 HTTPS 通過可能 コラボレーション機能 80,8080,443 HTTPS以外も使用(要調査) 要調査 TV電話(Voice Over IP) 要調査 要調査 利用者端末(Web) 80,8080,443 HTTPS 通過可能 相談員端末(Web) 80,8080,443 HTTPS 通過可能 トランスコーディング 80,8080,443 HTTPS HTTP 通過可能 パーソナライゼーション 80,8080,443 HTTPS HTTP 通過可能 サーバーと機器間での情報送付 80,8080,443 HTTPS HTTP 通過可能 確認時点で変更 6.実証実験の評価方法について 6.1 健康管理サービスでの評価項目(1) 健康管理サービスでは、医師から見た評価と利用者(患者)から見た評価を分けて収集・分析する必要があります。 <概要> 医師からの評価については、医師にとっての有効性を中心に評価します。 利用者(患者)からの評価については、有効性と使い易さを中心に評価する必要があります。 <主な評価項目> 医師からの評価 医師向け機能の評価 評価項目 アクセス数 アクセスが多い画面 アクセスが少ない画面 アクセス時間 アクセス時間帯 アクセスの推移・伸び 往診回数の変化 テレビ電話機能 評価項目 利用回数 利用時間帯 利用理由 医師からのCALL回数 アンケート項目 評価項目 利点 改善点 今後の利用予定 他の医師へ推薦するか 測定機器・項目の評価 セキュリティーの満足度 シス テム面で の評価 評価項目 医師向け画面の応答時間 TV電話の応答時間 TV電話の品質 評価目的・ポイント 医師の利用数を評価 どの画面を主に使用しているか=どの機能を医師が有効と判断しているか どの画面は、あまり利用していないか=利用価値が少ないと判断しているか 1回当たりのアクセス時間と、画面数=医師の利用傾向の把握 いつ頃見ているか=利用傾向の把握 (例)最初は多かったが少なくなった/最初は少なかったが多くなった 当機能を使用することにより往診回数の変化があったか 評価目的・ポイント 利用頻度による有効性の評価 曜日、時間帯の傾向が見られるか テレビ電話利用理由の傾向があるか(アンケートで調査) テレビ電話の利用形態の調査 評価目的・ポイント 医師からのみたメッリット 医師からみた改善項目 (機能面、利用対象など) 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 他の医師への利用を推奨するか。しない場合は,その理由 追加で必要な測定機器、不要な測定機器の評価 医師の観点からみたセキュリティーの満足度 評価目的・ポイント 平均応答時間を測定 画質、音声品質など、医師としての利用する上での評価 6.1 健康管理サービスでの評価項目(2) 利用者(患者)から見た評価項目を以下に記述します。 <主な評価項目> 利用者からの評価 健康管理端末の評価 評価項目 利用数 機能ごとの利用数 利用推移 Web利用数 Web画面ごとのアクセス数 問合せ回数 テレビ電話機能 評価項目 利用回数 利用時間帯 利用理由 患者からのCALL回数 アンケート項目 評価項目 利点 改善点 今後の利用予定 他の利用者へ推薦するか Web情報の満足度 利用料金の評価 セキュリティーの満足度 システム面での評価 評価項目 健康管理端末の応答時間 Web画面の応答時間 TV電話の応答時間 TV電話の品質 評価目的・ポイント どに程度利用しているかを確認 どの機能を主に使用しているか=どの機能が患者にとって有効と判断しているか (例)最初は多かったが少なくなった/最初は少なかったが多くなった Web機能の利用数:Webによる情報を見ているか よく見ている情報は何か 使用が容易か (ヘルプデスクで調査) 評価目的・ポイント 利用頻度による有効性の評価 曜日、時間帯の傾向が見られるか テレビ電話利用理由の傾向があるか(アンケートで調査) テレビ電話の利用形態の調査 評価目的・ポイント 患者からのみたメッリット 患者からみた改善項目 (機能面、使い易さなど) 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 他の利用者へ利用を推奨するか。しない場合は,その理由 情報として利用価値があるか、更に欲しい情報は何か 料金の妥当性についての評価 患者の観点からみたセキュリティーの満足度 評価目的・ポイント 平均応答時間を測定 画質、音声品質など、医師としての利用する上での評価 *:健康管理端末側で収集する情報については、収集の仕組みを検討する必要があります 6.2 健康アドバイス・サービスでの評価項目(1) 健康アドバイスサービスでは、利用者からの評価とコールセンター(相談員)からの評価を分けて実施する必要があります。 <概要> 利用者からの評価については、利用者にとっての有効性を中心に評価します。 コールセンター(相談員)からの評価については、TV電話、コラボレーション機能の有効性を中心に評価する必要があります。 <主な評価項目> 利用者からの評価( 1) We b機能の有効性 評価項目 アクセス数 アクセスが多い画面 アクセスが少ない画面 アクセス時間 アクセス時間帯 アクセス数の推移 テレビ電話機能の有効性 評価項目 利用者の特性 利用回数 利用時間帯 利用理由 利用数の推移 コラボレーション機能の有効性 評価項目 アクセス数 利用者の特性 利用回数 利用時間帯 利用理由 アクセス数の推移 評価目的・ポイント 利用者の利用数を評価 どの画面を主に使用しているか=どの機能を有効か どの画面は、あまり利用していないか=利用価値が少ないか 1回当たりのアクセス時間と、画面数=利用傾向の把握 いつ頃見ているか=利用傾向の把握 (例)最初は多かったが少なくなった/最初は少なかったが多くなった 評価目的・ポイント どのような特性の利用者が主に利用しているか 利用頻度による有効性の評価 曜日、時間帯の傾向が見られるか テレビ電話利用理由の傾向があるか(アンケートで調査) テレビ電話の利用傾向の調査 評価目的・ポイント 利用頻度による有効性の評価 どのような特性の利用者が主に利用しているか 利用頻度による有効性の評価 曜日、時間帯の傾向が見られるか テレビ電話利用理由の傾向があるか(アンケートで調査) コラボレーションの利用傾向の調査 6.2 健康アドバイス・サービスでの評価項目(2) コールセンターからの評価は、主にアンケートによるTV電話、コラボレーション機能の有効性の評価を行ないます。 <主な評価項目> 利用者からの評価( 2) アンケート項目 評価項目 利点 改善点 TV電話の満足度 コラボレーションの満足度 今後の利用予定 他の利用者へ推薦するか 利用料金の評価 セキュリティーの満足度 システム面での評価 評価項目 Web画面の応答時間 TV電話の応答時間 TV電話の品質 コラボレーションの応答時間 コラボレーションの品質 画質、音声品質など、医師としての利用する上での評価 コールセンターからの評価 アンケート項目 評価項目 利点 改善点 TV電話の満足度 コラボレーションの満足度 検診項目の評価 セキュリティーの満足度 評価目的・ポイント コールセンターからのみたメッリット コールセンターからみた改善項目 (機能面、利用対象など) コールセンターからみて、TV電話のメッリトは何か コールセンターからみて、コラボレーションのメッリトは何か 追加・削除が必要な検診項目の有・無 コールセンターからみたセキュリティーの満足度 評価目的・ポイント 利用者からのみたメッリット 利用者からみた改善項目 (機能面、利用対象など) 利用者からみて、TV電話のメッリトは何か 利用者からみて、コラボレーションのメッリトは何か 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 他の利用者への利用を推奨するか。しない場合は,その理由 料金の妥当性についての評価 利用者の観点からみたセキュリティーの満足度 評価目的・ポイント 平均応答時間を測定 画質、音声品質など、医師としての利用する上での評価 6.3 健康情報提供サービスでの評価項目(1) 健康情報提供サービスでは、提供情報(コンテンツ)の評価と高齢者向けの端末、ブラウザーの評価を分けて収集・分析する必要があります。 <概要> 提供情報の評価については、アクセス数、利用者特性ごとのアクセス傾向を中心に評価します。 高齢者向け端末については、利用者からの機能評価と実際の利用状況を評価します。 <主な評価項目> 提供情報の評価 コンテンツの評価 評価項目 評価目的・ポイント アクセス数 利用数を評価 アクセスが多い画面 どの画面を主に使用しているか=どの情報を有効と判断しているか アクセスが少ない画面 どの画面は、あまり利用していないか=利用価値が少ないと判断しているか アクセス時間 1回当たりのアクセス時間と、画面数=利用傾向の把握 アクセス時間帯 いつ頃見ているか=利用傾向の把握 アクセスの推移・伸び (例)最初は多かったが少なくなった/最初は少なかったが多くなった 利用者特性と利用コンテンツの関連性 *1 評価項目 評価目的・ポイント 年齢ごとに利用が多いコンテンツ 年齢ごとに人気のあるコンテンツは何か 性別ごとに利用が多いコンテンツ 性別ごとに人気のあるコンテンツは何か 年齢ごとに利用が少ないコンテンツ 年齢ごとに人気の無いコンテンツは何か 性別ごとに利用が少ないコンテンツ 性別ごとに人気の無いコンテンツは何か アンケート項目 評価項目 評価目的・ポイント 利点 利用者からのメッリット 改善点 利用者からみた改善項目 (追加、削除すべき情報など) 今後の利用予定 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 他者へ利用を推薦するか 他の高齢者への利用を推奨するか。しない場合は,その理由 利用料金の評価 料金の妥当性についての評価 セキュリティーの満足度 利用者からみたセキュリティーの満足度 *1 利用者特性の内容および情報収集方法については、検討が必要です 6.3 健康情報提供サービスでの評価項目(2) 高齢者向け端末については、利用者からタブレットPCの使い勝手に関するを評価をしてもらうとともに、ヘルプデスクとの協力を得て、問い合 わせ内容などにより、タブレットPCの有効性を評価する必要があります。 <主な評価項目> 高齢者向け端末の評価 高齢者端末の利用状況の評価 評価項目 機種別の応募数 利用数 (アクセス数) インターンネット利用時間 利用者特性と利用数 機種と利用数 利用数の多い機種の特性 問合せ回数 良くある問合せ アンケート項目 評価項目 利点 改善点 今後の利用予定 価格の評価 他者へ利用を推薦するか シス テム面で の評価 評価項目 応答時間 故障率 評価目的・ポイント 機種別に応募数を調査=人気度合いの調査 利用数を評価 インターネットの利用総時間を調査 利用者特性ごとに利用数の傾向があるか 特定の機種の利用率は高いか 特定の機種は利用率が高い場合の理由は何か (アンケート) PCに比べ問合せが少ないか=使用が容易か (ヘルプデスクで調査) 高齢者端末での課題の抽出 (ヘルプデスクで調査) 評価目的・ポイント 利用者からのメッリット 利用者からみた改善項目 (追加すべき機能など) 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 価格の妥当性についての評価 他の高齢者への利用を推奨するか。しない場合は,その理由 評価目的・ポイント 具体的な評価項目は検討が必要 機種ごとの故障状況の把握 6.3 健康情報提供サービスでの評価項目(3) 高齢者向けブラウザーについては、利用者から使い勝手に関するを評価行なうとともに、実際の利用頻度が多い機能は何かを評価する必要 があります。 <主な評価項目> 高齢者向けブラウザーの評価 高齢者ブラウザーの利用状況の評価* 1 評価項目 評価目的・ポイント 応募数 応募数を調査=人気度合いの調査 利用数 (アクセス数) 利用数を評価 インターンネット利用時間 インターネットの利用総時間を調査 利用者特性と利用数 利用者特性ごとに利用数の傾向があるか 利用方法 拡大のみか、音声のみか、音声・拡大の両者を利用しているか 問合せ回数 使用が容易か (ヘルプデスクで調査) 良くある問合せ 高齢者端末での課題の抽出 (ヘルプデスクで調査) アンケート項目 評価項目 評価目的・ポイント 利点 利用者からのメッリット 改善点 利用者からみた改善項目 (追加すべき機能など) 今後の利用予定 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 価格の評価 価格の妥当性についての評価 他者へ利用を推薦するか 他の高齢者への利用を推奨するか。しない場合は,その理由 シス テム面で の評価 評価項目 応答時間 安定度 評価目的・ポイント 具体的な評価項目は検討が必要 システムの安定度合いの把握 6.4 独居高齢者支援サービスでの評価項目(1) 独居高齢者支援サービスでは、独居高齢者からの評価、利用者からの評価、さらに緊急通報機器のインターネット接続荷関連する評価を行 なう必要があります。 <概要> 独居高齢者からの評価については、宅内機器の物理的な評価を含めた評価を行ないます。 利用者からの評価については、有効性と使い易さを中心に評価する必要があります。 <主な評価項目> 独居高齢者からの評価 宅内機器の評価 評価項目 宅内工事の反応 機器の故障状況 機器のサイズ・使い易さ 問合せ回数 アンケート項目 評価項目 宅内工事の反応 利点 改善点 今後の利用予定 他の独居高齢者へ推薦するか セキュリティーの満足度 利用料金の評価 システム面での評価 評価項目 中継装置の応答時間 常時接続時の課題 緊急通報機器の評価 システム面での評価 評価項目 通報の遅延 不着通報の割合 実用上の課題 評価目的・ポイント 工事の規模,範囲の評価 機器の故障の頻度 大きさなどと使い勝手の評価 使用が容易か (ヘルプデスクで調査) 評価目的・ポイント 工事の規模,範囲の評価 独居高齢者からみたメッリット 独居高齢者からみた改善点 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 他者へ利用を推奨するか。しない場合は,その理由 独居高齢者からみたセキュリティーの満足度 料金の妥当性についての評価 評価目的・ポイント 平均応答時間を測定 CATV/ADSL等の常時接続に伴う課題の評価 評価目的・ポイント 最大・最小・平均の遅延時間の調査 緊急通報が届かなかった割合 インターネット経由での通報の課題と実用性の評価 *:宅内機器での情報収集の仕組み については検討が必要です 6.4 独居高齢者支援サービスでの評価項目(2) 利用者からの評価は、独居高齢者の状況を把握する上で、どの機能を多く使用し、有効と考えているかの評価を行なう必要があります。 <主な評価項目> 家族・関係者からの評価 家族・関係者機能の評価 評価項目 PC利用のアクセス数 携帯利用のアクセス数 アクセスが多い画面 アクセスが少ない画面 写真撮影の利用回数 利用の多いサービス 利用者特性とサービス 通知機能設定期間の評価 アンケート項目 評価項目 利点 改善点 今後の利用予定 写真撮影の理由 他者へ利用を推薦するか セキュリティーの満足度 利用料金の評価 システム面で の評価 評価項目 携帯利用時の応答時間 PC利用時の応答時間 評価目的・ポイント PCでの利用数を評価 携帯での利用数を評価 どの画面を主に使用しているか=どの機能を有効と判断しているか どの画面は、あまり利用していないか=利用価値が少ないと判断しているか 写真撮影の利用状況 電源制御・電源状況確認などどのサービスの利用が多いか 特定のサービスを利用するユ−ザーの特性があるか 家電が使われない期間の設定の妥当性 評価目的・ポイント 利用者からのメッリット 利用者からみた改善項目 (追加すべき機能など) 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 どのような理由で写真撮影を行なったか、またその効果はあったか 他者への利用を推奨するか。しない場合は,その理由 利用者からみたセキュリティーの満足度 料金の妥当性についての評価 評価目的・ポイント 暗号化の影響も同時に評価 暗号化の影響も同時に評価 6.5 ヘルプデスクの評価項目 各サービスの評価だけではなく、今回の実験のスキームの1つである、ヘルプデスクの評価も同時に行なう必要があります。 <概要> ヘルプデスクの利用状況及びスキルの評価を行なうとともに、ヘルプデスクから先のメーカーとの連携スキームの有効性も評価します。 <主な評価項目> ヘルプデス クの評価 ヘルプデス クの評価 評価項目 応答率 応答時間 サービス受付時間帯 スキル メーカー窓口との連携 当スキームの課題・有効性 利用回数 利用時間帯 利用理由 利用推移 アンケート項目 評価項目 利点 改善点 利用料金の評価 今後の利用予定 評価目的・ポイント 利用者が必要な時点でヘルプデスクがつかまるか 1回あたりの平均回答時間 受付時間帯が適当か、何時から何時とするか スキルが充分か メーカ問合せと窓口との連携の有効性・課題 当スキーム推進する上での課題と有効性 利用数 利用時間帯の傾向分析 主な利用理由の分析 利用傾向による傾向分析 評価目的・ポイント 利用者からみたメッリット 利用者からみた改善項目 料金の妥当性についての評価 実験後も使用したいか、使用したくない場合はその理由 6.6 全体スキームの評価 サービス、機器、機能の利用状況、満足度の評価を行なと共に、実験全体のスキームに関する評価を行い、実験後の実用化に向けた課題を 明確にする事が重要です。 <主な評価項目> 全体スキームの評価 評価項目 ヘルプデスクの有効性 運営組織の評価 サービス提供者の評価 機器提供者の評価 コンソーシアムの構成の評価 実用化に向けた課題の整理 評価目的・ポイント ヘルプデスクの役割・機能の利点、改善点を評価する 運営組織の役割・機能の利点、改善点を評価する サービス提供者としての利点・改善点を評価する 機器提供者の課題、改善点の評価 コンソーシアムの全体構成、役割を評価する (例)最初は多かったが少なくなった/最初は少なかったが多くなった 情報家電等実証事業「家庭における健康・医療サービスに関する実証実験の企画」 最終報告書 −ビジネス・フロー編− 日本アイ・ビー・エム(株) ビジネス・イノベーション・サービス S&Sコンサルティング&サービス 目次 1.実験終了後のビジネス・フロー … P.3 2.実験時のビジネス・フロー … P.59 3.実験時の体制について … P.92 当最終報告書は、『情報家電等実証事業「家庭における健康・医療サービスに関する実証実験の企画」』の報告書であり、 実証実験の可能性を検討するためのものであり、実証実験の実施及び、実証実験後の成果を保証するものではありません。 1.実験終了後のビジネス・フロー ビジネス・フロー検討の考え方 ビジネス・フローに関しては、 実証実験終了後のフローと実証実験実施時のフローの2種類を作成した。 また、サービス毎に関連する関係者が異なるため、サービスごとのフローを作成しました。 実証実験終了後フロー 1。健康管理サービスでのビジネスの流れ ・前提の考え方 ・パターンの説明 ・ケース1: パターン1 ・ケース1: パターン2 ・ケース2: パターン1 ・ケース2: パターン2 2. 健康アドバイスサービスでのビジネスの流れ 3. 健康情報提供・サービスでのビジネスの流れ ・前提/観点 ・観点1 ・観点2 4.独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ 5.参考:健康アドバイスサービスPFI形式 実証実験時のフロー 1.健康管理サービスでのビジネスの流れ 2.健康アドバイスサービスでのビジネスの流れ 3.健康情報提供・サービスでのビジネスの流れ 4.独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ 1-1.健康管理サービス 健康管理サービスでのビジネスの流れ:前提の考え方 考慮すべき項目 健康管理端末、医師用のPC、CCDカメラなどの提供方法 医師と利用者の両者を考慮する必要がある 主な参加者の定義(想定) 利用者 : 健康管理サービスを利用する患者 医師 : 利用者のかかりつけ医であり、PCにCCDカメラ等の機器を追加し、情報の参照、相談(問診)を行う サービス窓口 : 利用者からみた申し込み窓口 サービス提供者 : 当サービスの仕組みを提供する事業者であり 自治体 : サービスを行う地域の自治体 機器供給元 : 当サービスに関連する機器を提供する供給元 (健康管理機器供給元、CCDカメラ関連H/W・S/W供給元,など) 凡例 情報の流れ 機器の流れ <基本的な流れ> (ケース1) 利用者が申し込みを行うケース ・サービス実施者である医師と相談の上、システムの利用の申込みは、利用者が行なうケース ・医師の申込みは、利用者の申込みとは別に実施する必要がある 機器提供 機器提供 サービス 提供者 自 治 体 情報提供 プロモー ション 利 用 者 申込み サービス 窓口 申込み 機器供給元 プロバイダー 医 師 機器提供 依頼 機器提供 健康管理サービスでのビジネスの流れ:前提の考え方 (ケース2) 医師が申し込みを行うケース ・利用者からみると、サービス実施者である医師に申込みを行なう ・医師が、利用者(患者)の分も含め、システムの利用の申込みを行なう ・利用者から見た場合、サービス窓口、サービス提供者はまったく見えない。あくまでも、医師のサービスとしか見えない 機器提供 機器提供 サービス 提供者 自 治 体 医 師 情報提供 プロモー ション 申込み サービス 窓口 凡例 情報の流れ 機器の流れ 申込み 機器提供 依頼 機器供給元 プロバイダー 利 用 者 申込み 機器提供 <確認が必要な項目> <確認が必要な項目> 医師への謝礼・報酬についての考え方 医師への謝礼・報酬についての考え方 ①紹介料 ①紹介料 :利用者(患者)の紹介に対して、謝礼を支払う :利用者(患者)の紹介に対して、謝礼を支払う ②診察料 ②診察料 :通常の診療として実施するため、サービス提供者からの報酬は不要 :通常の診療として実施するため、サービス提供者からの報酬は不要 (要確認) (要確認) 注1:等資料でのフローは、上記の考え方で作成 健康管理サービスでのビジネスの流れ(ケース1):想定しているパターンの説明 詳細なフローを検討するにあたり、以下のパターンを想定した。 ケース1. 患者がサービスを申し込むケースでの流れ <パターン1> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者からの貸与が前提) 医師 : ネットワーク接続可能な、PCを所有している PC接続CCDカメラ及びソフトウェアは入手が必要 (利用者から見た流れ) ① 健康管理端末は、サービス提供者から貸与され、ネットワーク関連の契約は、別途プロバイダーと行なう ② 健康管理端末の使用料の中に、ネットワーク費用も含む (ネットワークの契約はサービス提供者-プロバイダー間で行な) (医師から見た流れ)> ① PC 接続CCDカメラ及びソフトウェアを医師が購入するケース (一般小売店から購入する) ② PC 接続CCDカメラ及びソフトウェアを医師が購入するケース (サービス窓口から購入する) ③ サービス提供者が、 PC 接続CCDカメラ及びソフトウェアを医師に貸与し、サービス利用料に含めるケース <パターン2> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者からのリースが前提) 医師 : PCを所有していない *1 PCの入手及びネットワークへの接続が必要 PC接続CCDカメラ及びソフトウェアの入手も必要 (利用者から見た流れ) パターン1と同一 (医師から見た流れ) ① PC及び関連機器1を、医師が一般小売店等から購入するケース ② PC及び関連機器1を、医師がサービス窓口から購入するケース ③ サービス提供業者が,PC及び関連機器を、医師にリースするケース (ネットワークは医師が個別に契約する) ④ サービス提供業者が,PC及び関連機器とネットワークを、医師にリースするケース (ネットワークの契約はサービス提供者-プロバイダー間で行なう) *1 医師が、ネットワークに未接続のPCを所有している ケースも考えられるが、パターン2にて対応可能 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース1 接続料金 プロバイダー利用契約 ①利用者からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 概要 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 代理店手数料 申込み 利 用 者 サービス 窓口 申込み 申込み 代理店契約 代理店手数料 健康機器使用料 健康機器使用契約 サービス利用料 サービス利用契約 健康管理機器貸与 サービス利用料 (医師向け有料サービス利用時) 医 師 サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 健康管理 機器供給元 販売 サービス利用契約 紹介料(謝礼) CCDカメラH/W・ S/W 小売 店舗 CCDカメラH/W S/W 供給元 ② 医師からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(利用者からみたフロー①) <前提の考え方> 1.利用者は、サービス及び機器のリースは、サービス提供者との契約を行なう 2.ネットワーク関連の契約は、別途プロバイダーと行なうこととする <フロー> ①利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器の使用契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス窓口は、サービス提供者、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥健康管理端末に関しては、利用者は、サービス提供者から貸与される ⑦サービス提供業者は、健康管理端末供給元からリース会社経由で機器を入手する 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ④ 代理店契約 代理店手数料 ⑤ 利 用 者 申込み ① サービス ② 窓口 申込み 申込み ⑤ 代理店契約 代理店手数料 健康機器使用契約 健康機器使用料 サービス利用契約 サービス利用料 ③ サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 リース 健康管理機器貸与 医師への 紹介料 売買契約 販売 ⑦ ⑥ リース会社 健康管理 機器供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(利用者からみたフロー②) <前提の考え方> 1.利用者は、サービス及び機器の使用契約は、サービス提供者との契約で行なう 2.ネットワーク関連の料金は、サービス料に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス提供者・プロバイダー間で行なう。 <フロー> ①利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス窓口は、サービス提供者に対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器の使用契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者がサービス料に含め徴収する ⑤サービス窓口は、サービス提供者から紹介手数料を得る ⑥健康管理端末に関しては、サービス提供者から利用者に貸与される ⑦サービス提供業者は、健康管理端末供給元からリース会社経由で機器を入手する プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店 手数料 代理店契約 プロバイダー 利用契約 ⑤ 利 用 者 ① ④ サービス ② 窓口 申込み 接続 料金 申込み 申込み 代理店契約 ③ 健康機器使用契約 健康機器使用料 サービス利用契約 サービス利用料*1 ⑤ 代理店手数料 サービス 提供者 ⑥ リース契約 リース 健康管理機器貸与 医師への 紹介料 機器代金 リース料 リース会社 売買契約 健康管理 機器供給元 販売 ⑦ *1:サービス料に、ネットワーク関連費用を含むC 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(医師からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ①) <前提の考え方> 1.医師の申込みは、医師からのみて、初めての利用者の申込み時に自動的に行われる事とする 2.上記1の判断は、サービス窓口が行うこととする 3 CCDカメラ関連機器、ソフトを、一般小売店舗から独自に医師が購入する <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービスの契約は、医師とサービス提供業者間で行う ③ネットワーク関連の契約は、既に、医師とキャリア及びプロバイダー間で行われている ④CCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する *1 *1 CCDカメラ関連機器・ソフトはサービス提供者が医師にリースケースは②を参照 CCDカメラH/W・ S/W プロバイダー利用契約 (既存) ③ ④ 小売 店舗 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 医 師 申込み サービス 窓口 ① 申込み 代理店契約 代理店手数料 ② サービス利用契約 サービス利用料 謝礼(紹介料) サービス 提供者 CCDカメラH/W S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(医師からみたフロー ②) <前提の考え方> 1.医師の申込みは、医師からのみて、初めての利用者の申込み時に自動的に行われる事とする 2.上記1の判断は、サービス窓口が行うこととする 3 CCDカメラ関連機器、ソフトは、医師がサービス窓口から購入する <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービスの契約は、医師とサービス提供業者間で行う ③ネットワーク関連の契約は、既に、医師とキャリア及びプロバイダー間で行われている ④CCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス窓口から医師が購入する プロバイダー利用契約 (既存) ③ プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 ① 医 師 申込み CCDカメラH/W・ S/W サービス 窓口 ④ 申込み 代理店契約 代理店手数料 ② サービス利用契約 サービス利用料 謝礼(紹介料) サービス 提供者 CCDカメラH/W S/W 供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(医師からみたフロー ③) <前提の考え方> 1.医師の申込みは、医師からのみて、初めての利用者の申込み時に自動的に行われる事とする 2.上記1の判断は、サービス窓口が行うこととする 3.CCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ③ネットワーク関連の契約は、既に、医師とキャリア及びプロバイダー間で行われている ④CCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する (サービス提供者と医師間のサービス契約に含まれる) ⑤CCDカメラ関連機器だけの場合は、サービス提供者が購入し、医師に貸与する プロバイダー利用契約 (既存) ③ プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 ① 医 師 申込み サービス 窓口 申込み ② 代理店契約 代理店手数料 ⑤ サービス利用契約 謝礼(紹介料) サービス利用料*1 サービス 提供者 機器代金 売買契約 CCDカメラ H/W CCDカメラ S/W 供給元 販売 機器貸与 (CCDカメラH/W・S/W)④ *1:機器使用料金を含む 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2(概要) <概要> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者からのリースが前提) 医師 : PCを所有していない PCの入手及びネットワークへの接続が必要 PC接続CCDカメラ及びソフトウェアの入手も必要 <パターン1との相違点> 医師のPC入手方法及びネットワーク接続のためのフローが追加になる 従って、当資料では、「医師からみたフロー」のみ提示する事とする <パターン2で想定するフロー> ① PC及び関連機器*1を、医師が購入するケース (一般小売店から購入) この場合、ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする ② PC及び関連機器*1を、医師が購入するケース (サービス窓口から購入) この場合、サービス窓口は、PCのセットアップも実施する。 ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする ③ サービス提供業者が,PC及び関連機器*1を、医師に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約は医師とプロバイダーが独自で行うこととする ④サービス提供業者が,PC及び関連機器1とネットワークを、医師に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約はサービス提供者とプロバイダーが行うこととする *1 関連機器:CCDカメラ関連機器及びソフト 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ①) <前提の考え方> PC及び関連機器*1を、医師が一般小売店舗で購入するケース ネットワークの契約は医師とプロバイダーが独自で行うこととする (サービス窓口経由でも可能とする) <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、医師とプロバイダー間で独自に行なう ⑤PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する *1 *1 CCDカメラ関連機器・ソフトはサービス提供者が医師にリースケースは②を参照 PC、CCDカメラH/W・ S/W 申込み CCDカメラH/W S/W 供給元 ⑤ 小売 店舗 ④ プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 代理店契約 ① 医 師 申込み 代理店手数料 申込み サービス 窓口 ② 申込み 代理店契約 代理店手数料 サービス利用料 サービス利用契約 謝礼(紹介料) ③ サービス 提供者 PC供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー ②) <前提の考え方> PC及び関連機器を、医師が購入するケース ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする (サービス窓口経由でも可能とする) サービス窓口が、PC及び関連機器の販売を行なう (同時にPC側に必要なセットアップも行なう) <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、医師とプロバイダー間で独自に行なう ⑤PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、医師がサービス窓口から購入する 申込み ④ プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 代理店契約 代理店手数料 申込み 医 師 申込み サービス 窓口 ① 代理店契約 サービス利用契約 謝礼(紹介料) ③ CCDカメラH/W S/W 供給元 ② 代理店手数料 申込み PC、 CCDカメラH/W・S/W ⑤ 代理店契約 PC供給元 代理店手数料 サービス 提供者 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ③) <前提の考え方> PC及び関連機器を、サービス提供業者が医師に貸与するケース ネットワークの契約は医師とプロバイダーが独自で行うこととする (サービス窓口経由も) <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、医師とプロバイダー間で独自に行なう ⑤PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する (サービス提供者と医師間は機器使用契約を行う) 申込み ④ プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 代理店契約 ① 申込み 医 師 代理店手数料 申込み サービス ② 窓口 申込み 代理店契約 サービス利用契約 代理店手数料 ③ サービス利用料 謝礼 機器使用契約 ⑤ 機器使用料 サービス 提供者 リース契約 リース ⑤ 機器貸与 (PC) (CCDカメラH/W・S/W) 機器代金 リース料 リース会社 売買契約 販売 PC CCDカメラ H/W CCDカメラ S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ④) <前提の考え方> PC及び関連機器を、サービス提供業者が医師に貸与するケース ネットワーク関連の料金は、機器リース料に含に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス提供者・プロバイダー間で行なう。 <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者が機器使用料に含め徴収する ⑤PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する (サービス提供者と医師間は機器使用契約を行う) プロバイダーの見解 プロバイダーの見解 ・契約及び請求先としてサービス提供者とし ・契約及び請求先としてサービス提供者とし 実際のネットワーク利用者を利用者にする 実際のネットワーク利用者を利用者にする ことは何ら問題は無い ことは何ら問題は無い プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店 手数料 代理店契約 プロバイダー 利用契約 ① 申込み 医 師 サービス 窓口 ② ④ 申込み 代理店契約 サービス利用契約 プロバイダーの代理店が、サービス窓口になるの場合 とサービス提供者になる場合の2つのパターンがある 接続 料金 申込み 代理店 手数料 ③ サービス利用料 謝礼 機器使用契約 ⑤ 機器使用料*1 サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 リース リース会社 売買契約 販売 PC CCDカメラ H/W CCDカメラ S/W 供給元 ⑤ 機器貸与 (PC) (CCDカメラH/W・S/W) *1 機器使用料に、ネットワーク料も含む 健康管理サービスでのビジネスの流れ(ケース2):想定しているパターンの説明 ケース2. 医師がサービスを申し込むケースでの流れ <概要> ・利用者からみると、サービス実施者である医師に申込みを行なう ・医師が、利用者(患者)の分も含め、システムの利用の申込みを行なう ・利用者から見た場合、サービス窓口、サービス提供者はまったく見えない。あくまでも、医師のサービスとしか見えない <パターン1> 利用者 : 健康管理端末を使用する 機器は、医師がサービス提供者から貸与されたものを、利用者宅に設置する 利用料の支払いも、医師対して行なう (サービス提供者と利用者間の契約、支払いは存在しない) 医師 : ケース1と同様のパターンが想定される (当資料では重複となるため割愛する事とする) <パターン2> 利用者 : 健康管理端末を使用する 申し込みは医師経由で行なうが、機器の使用料及び利用料の支払いは利用者がサービス提供者と行なう 医師 :ケース1と同様のパターンが想定される (当資料では重複となるため割愛する事とする) 医師会との打合せによる確認が必要 医師会との打合せによる確認が必要 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース2 パターン1 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 概要 <概要> 利用者(患者)からみると、サービスを申込みから実施の全てが、医師に対して行なう事となり、利用者からサービス提供者はまったく見えない形態となる。 医師の負担が大きくなり、非現実的と思われる 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 代理店手数料 申込み サービス 窓口 申込み 申込み 診療報酬 利 用 者 申込み 医 師 代理店契約 代理店手数料 健康機器使用料 健康機器使用契約 サービス利用料 健康管理 機器設置 サービス利用契約 健康管理機器貸与 サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 販売 紹介料(謝礼) CCDカメラH/W・ S/W 小売 店舗 CCDカメラH/W S/W 供給元 健康管理 機器供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース2 パターン2 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 概要 <概要> 利用者(患者)からみると、サービスを申込みは医師に対しておこなうが、ネットワーク、利用環境の整備などは、プロバイダー、サービス提供者と行なう また、サービス料、プロバイダーとの利用契約、費用の支払い等は、利用者が直接行なう 調整 接続料金 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) プロバイダー利用契約 代理店契約 代理店手数料 申込み 申込み 診療報酬 サービス 窓口 申込み 利 用 者 申込み 医 師 代理店契約 代理店手数料 サービス利用料 サービス利用契約 紹介料(謝礼) 健康機器使用料 健康機器使用契約 サービス利用料 サービス利用契約 サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 健康管理 機器供給元 販売 健康管理機器貸与 調整 注1:CCDカメラ関連H/W及び/S/Wの流れは省略 1-2.健康アドバイス・サービス PFIと委託の定義について ・健康アドバイス・サービスのビジネス・フローについては、 PFI形式と委託形式の2種類を検討しました。 基本方針としては、PFI形式を目指しますが、PFI方式の実現可能性に関しては、実験時に検証する必要があります。 ・ビジネス・フローを作成するにあたり、両者の違いを、以下のように定義しました。 ・(実証実験時のビジネス・フローは、委託形式を基本に検討します) 比較項目 委託形式 PFI形式 サービスの位置付け 自治体のサービス 自治体が許可した民営事業 利用者からの申込み先 自治体 *1 PFI業者 利用者からの料金支払い 自治体 *2 PFI業者 サービスの提供者 自治体委託のサービス提供業者 PFI業者 サービス提供者の収入源 自治体からの委託費 利用者からの利用料 1部自治体からの補助の場合もある *1:利用者からの申込み業務を委託することのある *2:実際の支払い行為は,金融機関等に対して行なう形態となる PFIの考え方について 当サービスを、PFI形式で提供するにあたり、下記3パターンのうち、最終形態としては、「独立採算型」を想定します。 従いまして、当資料のビジネス・フローは、 「独立採算型」をベースに作成してあります。 類型 内容 公共の 関与 英国での 事例 サービス購入型 (提供型) 民間が施設の建設/運営を行い。公 共に対してサービスを提供すること 等により、コストは主として公共から の収入により回収する ジョイントベンチャー型 官民双方の資金を用いて施設の整 備を行い、運営は民間が主導する。 権利調整等のプロセスを要するも のに適用されることが多く、他の2 類型よりもリードタイムや投資回収 期間が長い 独立採算型 公共からの事業許可を受けた民間 が施設の整備・運営を行なうという 期限付きの民営化事業。民間がリ スクを全面的に負い、事業コストに ついては利用料金等により回収す る。公共は事業許可を与えるのみ で、事業執行に係わる権利は保留 している。 公共がサービス提供の対価として サービス料を支払う 補助均等の付与を中心とした公的 支援処置 公共の負担は基本的にはない 刑務所、病院、道路、スポーツ施設 情報システム など 再開発、鉄道 等 有料橋 等 出典:「完全網羅 日本版PFI 基礎からプロジェクト実現まで」 西野文雄 監修 (山海堂) 健康アドバイスサービスでのビジネスの流れ:PFI形式概要 特徴 健康管理端末の提供法 コールセンター側の端末は考慮する必要がなく、利用者の申込み、端末提供方法を考慮すればよい 自治体のサービスとして市民に提供する形態をとするが、実際の運営・サービス提供はサービス運営者、サービス提供者外が実施する 提供形態としては、①PFI形式と、②委託方式の2種類を想定している (実験を通してどちらの形態が望ましいか検証する) PFI形式 (概要) ・PFI事業者となる、サービス運営者がサービスを提供する。実際のシステムの仕組の提供及び運営は、サービス提供者が実施する ・自治体は、実施主体として当サービスを推進する ・市民から見た場合、三鷹市が提供するサービスとして認識されるが、運営及びサービス提供は、運営主体及び、サービス提供者が実施する事となる 主な参加者の定義(想定) 利用者 : サービス運営者 : サービス提供者 : 自治体(事業主体): 機器供給元 : 健康アドバイス・サービスを利用する一般の市民 利用者からみた申し込み窓口、利用料金などの支払い先 当サービスの仕組み(システム機能及びコールセンター機能など)を提供する事業者 サービスを行う地域の自治体であり、当サービスを推進する主体であり、市民から見た場合のサービス実施主体とみえる 当サービスに関連する機器を提供する供給元 (健康管理機器供給元など) 凡例 情報の流れ 機器の流れ 機器提供 機器提供 利 用 者 情報提供 プロモー ション 機器提供 サービス 運営者 サービス 提供者 機器提供 依頼 機器供給元 申込み PFI事業契約 事業主体 (自治体) 業務 委託 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式):想定しているパターンの説明 健康アドバイス・サービスでのフローを検討するにあたり、以下のパターンを想定した。 <パターン1> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者または、運営主体からの貸与が前提) (コールセンター側の機器は考慮する必要がない) <パターン2> 利用者 : 健康管理機端末を使用せず、PCに計測機器を接続し使用する PCを所有していない PCの入手及びネットワークへ接続が必要 測定機器の入手が必要 <ケース A> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行う。また、サービス運営者はサービス提供者に対して業務委託を行う <ケース B> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン1- B - ① 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) 健康管理機器は、サービス運営者が利用者にリースする <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者がサービス料に含め徴収する ⑤健康管理端末に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 代理店手数料 申込み 申込み 健康機器リース料 利 用 者 (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) 健康機器リース契約 サービス利用料 サービス利用契約 健康管理機器リース サービス提供 サービス 運営者 (サービス 提供者) PFI契約 リース契約 <PFI事業者> 機器代金 リース料 機器 リース リース会社 売買契約 販売 健康管理 機器供給元 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン1- B - ② 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) 健康管理機器は、サービス運営者が利用者にリースする ネットワーク関連の料金は、サービス利用料に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス運営者・プロバイダー間で行う <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥健康管理端末に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる プロバイダー (ネットワーク・&ISP) プロバイダー 利用契約 接続料金 申込み 申込み 健康機器リース料 利 用 者 (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) 健康機器リース契約 サービス利用料 *1 サービス利用契約 健康管理機器リース サービス提供 サービス 運営者 (サービス 提供者) PFI契約 リース契約 <PFI事業者> 機器代金 リース料 機器 リース リース会社 売買契約 健康管理 機器供給元 販売 *1:サービス料に、ネットワーク関連費用を含む 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2 ケースB <ケース B> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) <概要> 利用者 : 健康管理機端末を使用せず、PCに測定機器を接続し使用する、または、PCより健診データを入力する PCを所有していない PCの入手及びネットワークへの接続が必要 <パターン1との相違点> 利用者のPC及び測定機器の入手のためのフローが追加になる <パターン2で想定するフロー> ① PC及び関連機器*1を、利用者が購入するケース (一般小売店から購入) この場合、ネットワークの契約も利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ② PC及び関連機器*1を、利用者が購入するケース (サービス運営者から購入) この場合、サービス窓口は、PCのセットアップも実施する。 ネットワークの契約も利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ③ サービス提供業者が,PC及び関連機器*1を、利用者に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約は利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ④サービス提供業者が,PC及び関連機器1とネットワークを、利用者に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約はサービス提供者とプロバイダーが行うこととする 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2- B - ① <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) PC機器は利用者が購入する <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥PC機器は利用者が独自で購入する PC H/W・S/W 小売 店舗 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 利 用 者 申込み サービス利用料 サービス利用契約 PC供給元 代理店手数料 申込み サービス 運営者 (サービス 提供者) (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) PFI契約 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2- B - ② <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) PC機器は、利用者がサービス運営者から購入する <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥PC機器は利用者がサービス運営者から購入する 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 利 用 者 申込み サービス利用料 サービス利用契約 PC H/W・S/W 代理店手数料 申込み サービス 運営者 (サービス 提供者) PC供給元 (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) PFI契約 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2- B - ③ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) PC機器は、サービス運営者が利用者にリースする <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、PC機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥PC機器に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる ⑦サービス運営者は、サービス提供業者に対し、サービス業務の依頼契約を行う 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 代理店手数料 申込み 申込み 機器リース料 利 用 者 (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) 機器リース契約 サービス利用料 サービス利用契約 機器リース サービス提供 サービス 運営者 (サービス 提供者) PFI契約 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 販売 PC 供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2- B - ④ 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者とサービス提供者に同一と仮定する (サービス運営者とサービス提供が新たな会社を設立し、サービスの運営と提供を行う場合を想定) PC機器は、サービス運営者が利用者にリースする ネットワーク関連の料金は、サービス利用料に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス運営者・プロバイダー間で行なう <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、PC機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者がサービス料に含め徴収する ⑤PC機器に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる ⑥サービス運営者は、サービス提供業者に対し、業務の委託を行う プロバイダー (ネットワーク・&ISP) プロバイダー 利用契約 接続料金 申込み 申込み 機器リース料 利 用 者 (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) 健器リース契約 サービス利用料 *1 サービス利用契約 機器リース サービス提供 サービス 運営者 (サービス 提供者) PFI契約 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 PC 供給元 販売 *1:サービス料に、ネットワーク関連費用を含む 健康アドバイスサービスでのビジネスの流れ:委託形式概要 委託形式 (概要) ・自治体が、利用者の申し込み、利用料金の徴収を行い、市民から見た場合、三鷹市が提供するサービスとして提供される ・サービスは、サービス提供者が実施し、三鷹市がサービス提供者に業務を委託する 主な参加者の定義(想定) 利用者 : 自治体 : サービス提供者 : 機器供給元 : 健康アドバイス・サービスを利用する一般の市民 利用者からみた申し込み窓口、利用料金などの支払い先であり、サービスの実施主体となる 当サービスの仕組み(システム機能及びコールセンター機能など)を提供する事業者 当サービスに関連する機器を提供する供給元 (健康管理機器供給元など) 機器提供 機器提供 利 用 者 業務 委託 自治体 サービス 提供者 機器提供 依頼 申込み 機器供給元 <想定するフロー> ① 健康管理機器は、自治体が利用者に貸与する (自治体はサービス提供者経由で機器を入手する) ② PC及び関連機器*1を、利用 者が購入するケース (一般小売店から購入) この場合、ネットワークの契約も利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ③自治体が,PC機器を、利用者に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約は利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ④サービス提供業者が,PC及び関連機器1とネットワークを、利用者に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約はサービス提供者とプロバイダーが行うこととする 凡例 情報の流れ 機器の流れ 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(委託形式):① <前提の考え方> サービス提供者は、自治体から業務委託を受け、サービスを提供する。利用者からの申し込は自治体が受ける。 ただし、申込み以降の業務は、自治体がサービス窓口に委託する。(申込み処理はサービス窓口が行なう) サービス及び機器の契約は、利用者とサービス提供者間で行なう <フロー> ①利用者は、自治体に対してサービスの申込みを行う (申込み業務処理はサービス窓口が行なう) ②利用者は、プロバイダーに対してネットワークの申込みを行う ③サービスの契約及び、健康管理端末のリース契約は、利用者とサービス提供者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤機器使用料、サービス利用料の支払いは、サービス窓口に対して行なう ⑥健康管理端末に関しては、サービス提供者から利用者に貸与される ② 申込み プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 プロバイダー利用契約 ④ ① 申込み 利 用 者 自治体 業務委託契約 ⑤ 機器使用料 サービス利用料 サービス窓口 業務委託契約 ③ 健康機器使用契約 サービス利用契約 健康管理端末貸与 ⑥ サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 販売 健康管理 端末供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(委託形式): ② <前提の考え方> サービス提供者は、自治体から業務委託を受け、サービスを提供する。利用者からの申し込は自治体が受ける。 ただし、申込み以降の業務は、自治体がサービス窓口に委託する。(申込み処理はサービス窓口が行なう) サービス及び機器の契約は、利用者とサービス提供者間で行なう PC機器は、利用者が独自で購入する <フロー> ①利用者は、自治体に対してサービスの申込みを行う (申込み業務処理はサービス窓口が行なう) ②利用者は、プロバイダーに対してネットワークの申込みを行う ③サービスの契約は、サービス提供者と利用者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ⑤PC機器は、利用者が独自で購入する ⑥利用料の支払いは、サービス窓口に対して行なう PC H/W・S/W ⑤ 小売 店舗 ② 申込み プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 プロバイダー利用契約 ④ 利 用 者 申込み ① 自治体 業務委託契約 ⑥ サービス利用料 サービス窓口 業務委託契約 ③ サービス利用契約 サービス 提供者 PC供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(委託形式): ③ <前提の考え方> サービス提供者は、自治体から業務委託を受け、サービスを提供する。利用者との窓口は、自治体がおこなう。 PC機器は、サービス提供者が利用者に貸与する <フロー> ①利用者は、自治体に対してサービスの申込みを行う (申込み業務処理はサービス窓口が行なう) ②利用者は、プロバイダーに対してネットワークの申込みを行う ③サービスの契約及び、機器のリース契約は、利用者とサービス提供者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤機器使用料、サービス利用料の支払いは、サービス窓口に対して行なう ⑥ PCに関しては、サービス提供者から利用者に貸与される ② 申込み プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 プロバイダー利用契約 ④ ① 申込み 利 用 者 自治体 業務委託契約 ⑤ 機器使用料 サービス利用料 サービス窓口 業務委託契約 ③ 機器使用契約 サービス利用契約 PC関連機器貸与 ⑥ サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 販売 PC 供給元 1-3.健康情報提供サービス 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:前提の考え方 考慮すべき項目 情報提供サービス自体は会員制サービスを想定しているため、会費の徴収方法に関するビジネス・フローの検討が必要 通常のPC以外の端末の提供方法に関するフローを想定する必要がある また、、健康情報提供サービス提供者が、広告を表示し収入を得る場合*1及び物販サイトへのリンクによる紹介料のフローは参考のために記述する 主な参加者の定義(想定) 利用者 : 健康情報提供サービスを利用する一般の市民 サービス窓口 : タブレット型端末などの端末の申し込み窓口 利用者から見た場合、情報提供サービスの提供者と見える サービス提供者 : 当サービス(情報)を提供する事業者 自治体 : サービスを行う地域の自治体 機器供給元 : 当サービスに関連する機器を提供する供給元 (タブレット型端末、アクセスビリティー関連機器など) *1、自治体、サービス窓口の関わり方によって 広告表示の是非を判断する必要がある 凡例 情報の流れ 機器の流れ <基本的な流れ> 機器提供 機器提供 自 治 体 情報提供 プロモー ション 利 用 者 サービス 窓口 申込み 機器提供 依頼 申込み サービス の利用 サービス 提供者 プロバイダー 関連サイト (物販サイト) アフィリエイト 契約 商品購入・代金支払い 機器供給元 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:想定しているパターンの説明 詳細なフローを検討するにあたり、以下の観点から検討を行なった。 <観点1> 情報提供サービスに関し、情報提供者が、どのように収益を確保するかの観点 収益源は、①会費、②広告収入*1、②関連物販サイトでの売上に伴う紹介料(アフィリエート・プログラム *2) 及び、④有料サービス収入 を想定している ①:基本料(会費)に関する流れ ②:広告収入、連物販サイトでの売上に伴う紹介料に関する流れ ②:有料サービス利用時の契約・支払いに関する流れ <観点2> タブレット型端末、アクセスビリティー関連機器の提供方法の検討 (その他の通常のPC、携帯電話(iモード端末)、Lモード端末に関しては、利用者が準備する事とする 従って、当資料ではフローは記述しないこととする) その①:サービス窓口が機器をリースで提供する その②:プロバイダーが機器をリースで提供する (参考資料:プロバイダーとの確認の結果、当フローは想定しない) その③:利用者が購入する (当ケースは、通常PC等と変わらないため、記述しない) *1 自治体、サービス窓口の関わり方により、広告表示の是非を判断する必要がある *2 アフィリエイ トプログラム 自社のサイトにECサイトの広告(リンク)を貼り、訪問者 がそのリンクをたどってECサイトを訪れ商品を購入すると、 その金額に応じてアフィリエイトサイト(自社のサイト)に報酬が支払われる。 * 実証実験時は実験主体が端末を配布する事を想定している 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点1 (① 基本料(会費)に関する流れ) <前提の考え方> ・会員には、団体会員と個人会員の2種類の会員が存在する ・個人会員に関しては、現時点では、ビジネス的に成り立たないとの想定(サービス提供予定者の見解)の元、団体会員を想定したフローを検討 ・サービス提供者と契約する団体(会費を支払う団体)としては、サービス窓口(TMO)を想定する ・団体会費は、健康日本21の予算を想定 (三鷹市の健康日本21の取り組みとして実施し、TMOに委託する形態とする) ・利用者から見たら、TMOのWebサイトとして提供されるが、実際の情報の更新などシステムの運営、メンテナンスは、サービス提供者にて実施する <フロー> ①市がTMOに健康日本21のサービスとしてサービス窓口に委託する ②サービス窓口が利用者(メンバー)の募集を行い、利用者には、ユーザーID、(パスワード)を連絡する ③利用者に、上記のユーザーID、(パスワード)を使用して情報をアクセスする ④TMOは、市からの委託費用を元に、サービス提供者の対し団体会費を支払う 自治体 業務委託 申込み ② ユーザーID、 (パスワード)通知 ④ 団体会費 ユーザーID、 (パスワード)通知 サービス提供者 利 用 者 ① サービス窓口 ︵ TM0︶ 委託料*1 情報提供 ③ サービス利用 利用者からみると、サービス窓口が提供しているWebサイトとして見える しかし、実際のシステムの運用、情報の更新、メンテナンス等は、サービス提供者が実施する *1:健康日本21プログラムの利用を検討する 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点1(② 広告収入、連物販サイトでの売上に伴う紹介料に関する流れ) <前提の考え方> ・健康情報サービス提供者が、広告収入、及び関連物販サイトでの売上に伴う紹介料をどのように、入手するかの流れを記述 <フロー> ①利用者が健康情報提供サービスにて情報を参照する ②関連物販サイトに入り、商品を購入する ③利用者により商品代金の支払いは、物販サイトに対して直接行なう ④利用者が、商品を購入した場合は、サービス提供者は、物販サイトから紹介料を受け取る ⑤サービス提供者は、広告主の広告を情報提供サイトに掲示し、広告料金を得る ① サービス利用 (Webアクセス) ⑤ 広告料 サービス 窓口 広告契約 広告主 広告情報 利 用 者 ② 物販サービス利用 (lLINK経由) 物販料金 ③ アフィリエイ ト契約 紹介料 ④ 関連物販サイト 購入商品 *アフィリエイト・プログラムの実現手段として、リンクシェアの利用も検討する必要がある 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点1(③ 有料サービス利用時の契約・支払いに関する流れ) <前提の考え方> 情報提供者が、どのように収益を確保するかの観点 ・利用者が、有料サービスを利用るときの流れを記述する <フロー> ①利用者が健康情報提供サービスにて情報を参照する ②有料情報サービスを選択し、申し込みを行なう ③サービス提供者から、利用者に対し、有料サービス向けのID、パスワードが送られてくる ④有料サービスの利用料の支払いは、利用者がサービス提供者に対して直接行なう。 (支払方法は、クレジットカード、銀行振込、ICカードを想定:有料情報サービス提供者が提供している支払い手段に準拠する) ⑤紹介料を有料サービスサイトからサービス窓口に支払う ① サービス利用 (Webアクセス) 利 用 者 サービス 窓口 アフィリエイ ト契約 ② 紹介料 有料サービス申込み ③ ユーザーID、 パスワード通知 有料サービス利用 サービス料金 ④ 有料サービス 提供者 (Webサイト) ④ 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点2 (その①:サービス窓口がリースで提供) <前提の考え方> WebPAD、アクセスビリティー関連機器をサービス窓口がリースで利用者に提供するケース サービス窓口の見解 サービス窓口の見解 ・考え方方としては理解できるが、前例は無い ・考え方方としては理解できるが、前例は無い ・販売代理店として販売する方が現実的 ・販売代理店として販売する方が現実的 <フロー> ①利用者は、サービス窓口に対して機器及びネットワークの申込みを行う ②サービス窓口は、プロバイダーに対し、ネットワークの申込み依頼を行う ③機器のリース契約は、利用者とサービス窓口間で行う ④ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス窓口は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥機器に関しては、サービス提供者から利用者にリースされる ⑦サービス窓口は、機器給元からリース会社経由で機器を入手する 実証実験後に関しては、機器の提供元の販売方針とも絡むため、 実証実験中に、当機器の利用者の反応、供給もとの販売方針を含め検討する 実証実験時の提供方法を中心に考えることとする ④ 接続料金 プロバイダー利用契約 利 用 者 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 申込み ① 機器リース料 申込み ③ 機器リース契約 機器リース ⑥ 代理店手数料 サービス 窓口 ⑤ ② 機器代金 リース料 リース会社 リース契約 機器 リース 売買契約 販売 ⑦ 機器供給元 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点2 (参考資料:プロパイダーがリースで提供) <前提の考え方> タブレット型端末、アクセスビリティー関連機器をプロバイダーがリースで利用者に提供するケース サービス提供者との契約関係は存在しないため、 <フロー> ①利用者は、サービス窓口に対して機器及びネットワークの申込みを行う ②サービス窓口は、プロバイダーに対し、機器及びネットワーク申込み依頼を行う ③機器のリース契約及びネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ④サービス窓口は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑤機器に関しては、プロバイダーから利用者にリースされる ⑥プロバイダーは、機器給元からリース会社経由で機器を入手する プロバイダーとの確認結果、当フローは想定しない プロバイダーとの確認結果、当フローは想定しない ・理由:基本的にはプロバイダーは、自社の事業範囲を、ネットワークに ・理由:基本的にはプロバイダーは、自社の事業範囲を、ネットワークに 限定する方針であるため 限定する方針であるため 接続料金 プロバイダー利用契約 機器リース料 ③ 機器リース契約 機器リース 利 用 者 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 機器 リース 代理店手数料 申込み 申込み ① リース契約 ⑤ 代理店契約 サービス 窓口 ② 機器代金 リース料 ④ リース会社 売買契約 販売 ⑥ 機器供給元 1-4.独居高齢者向けサービス 独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ:前提の考え方 特徴 家電に接続するアダプター等の機器は、サービス提供者が利用者にリ-スする 利用契約は, 及びサービス料金の支払いは、利用者とサービス提供者との間で行う。 関係者、家族との契約は特に発生しない (利用者との契約時に、関係者、家族を指定することとなる) 回線は、当サービスに伴い、ADSL、またはCATV(常時接続回線)を必要とする (CATV又は、ルーター式ADSLであれば既存の回線との共有は可能) 主な参加者の定義(想定) 利用者 : 獨協高齢者支援サービスを利用する一般の市民 サービス窓口 : 利用者からみた申し込み窓口 サービス提供者 : 当サービスの仕組みを提供する事業者であり 自治体 : サービスを行う地域の自治体 機器供給元 : 当サービスに関連する機器を提供する供給元(アダプター等の機器) *家電自体(テレビなど)は、利用者が準備 (既存のテレビも利用可能) サービス提供者に確認が必要 サービス提供者に確認が必要 <基本フロー> 凡例 情報の流れ 機器の流れ (1) 利用者が申し込みを行うケース (概要) 機器提供 機器提供 サービス 提供者 自 治 体 情報提供 プロモー ション 利 用 者 申込み サービス 窓口 機器提供 依頼 申込み 機器供給元 プロバイダー 機器提供 <パターン1>:基本的には、以下の1つのイパターンしか想定しない。 利用者 : アダプター、中継装置などは、サービス提供者からリースを受ける 関係者、家族:既存のPC、携帯電話などを想定 (新規に入手する場合は、個人で準備する事とする) 独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ:パターン1 (その 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ①) <前提の考え方> 利用者は、アダプター類をサービス提供者からのリースにて入手する ネットワーク契約は、利用者とプロバイダー間で個別に行う場合 サービス提供者に確認が必要 サービス提供者に確認が必要 <フロー> ①利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、アダプター類のリース契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス窓口は、サービス提供者、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥アダプター類は、サービス提供者から利用者にリースされる ⑦サービス提供業者は、アダプター関連機器を供給元からリース会社経由で機器を入手する 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ④ 代理店契約 代理店手数料 ⑤ 申込み ① 利 用 者 サービス 窓口 ② 申込み 申込み 代理店契約 ⑤ 代理店手数料 関連機器リース料 関連機器リース契約 ③ サービス利用料 サービス利用契約 関連機器リース ⑥ サービス 提供者 機器代金 リース料 リース会社 リース契約 機器 リース 売買契約 販売 ⑦ アダプター 機器供給元 独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ:パターン1 (その 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ②) <前提の考え方> 利用者は、アダプター類をサービス提供者からのリースにて入手する ネットワーク関連の料金は、サービス料に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス提供者・プロバイダー間で行なう。 <フロー> ①利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、アダプター類のリース契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者が サービス利用料又は、リース料に含め徴収する ⑤サービス窓口は、サービス提供者、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥アダプター類は、サービス提供者から利用者にリースされる ⑦サービス提供業者は、アダプター関連機器を供給元からリース会社経由で機器を入手する サービス提供者に確認が必要 サービス提供者に確認が必要 プロバイダーの見解 プロバイダーの見解 ・契約及び請求先としてサービス提供者とし ・契約及び請求先としてサービス提供者とし 実際のネットワーク利用者を利用者にする 実際のネットワーク利用者を利用者にする ことは何ら問題は無い ことは何ら問題は無い プロバイダーの代理店が、サービス窓口になるの場合 とサービス提供者になる場合の2つのパターンがある プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店 手数料 代理店契約 申込み ① 利 用 者 ④ サービス ② 窓口 申込み 申込み 代理店契約 プロバイダー 利用契約 ⑤ 申込み 代理店 手数料 接続 料金 ⑤ 関連機器リース 関連機器リース契約 サービス利用料 ③ サービス利用契約 関連機器リース ⑥ サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース リース会社 売買契約 販売 ⑦ アダプター 機器供給元 1-5.参考資料:健康アドバイス・サービス(PFI形式) PFI事業者とサービス提供者が異なる場合のフロー 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン1−A−① <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行う。また、サービス運営者はサービス提供者に対して業務委託を行う 健康管理機器は、サービス運営者が利用者にリースする <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥健康管理端末に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる ⑦サービス運営者は、サービス提供業者に対し、業務の委託を行う 接続料金 ④ プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ⑤ 代理店契約 ① 代理店手数料 (サービス 利用料補助) 申込み 申込み 健康機器リース料 利 用 者 事業主体 (自治体) ② 健康機器リース契約 サービス利用料 サービス 運営者 ③ サービス利用契約 健康管理端末リース <PFI事業者> ⑦ 業務委託 契約 サービス 提供者 機器代金 リース料 リース契約 機器 リース ⑥ サービス提供 PFI契約 リース会社 売買契約 販売 健康管理 機器供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン1−A−② 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者は、サービス提供者に対して業務委託を行う 健康管理機器は、サービス運営者が利用者にリースする ネットワーク関連の料金は、サービス利用料に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス運営者・プロバイダー間で行う <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者がサービス料に含め徴収する ⑤健康管理端末に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる ⑥サービス運営者は、サービス提供業者に対し、業務の委託を行う プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ① プロバイダー 利用契約 ④ 接続料金 申込み 健康機器リース料 利 用 者 ③ (サービス 利用料補助) 申込み 事業主体 (自治体) ② 健康機器リース契約 サービス利用料*1 サービス 運営者 PFI契約 健康管理端末リース <PFI事業者> ⑥ サービス提供 リース契約 機器 リース ⑤ 機器代金 リース料 サービス利用契約 リース会社 売買契約 健康管理 機器供給元 販売 業務委託 契約 サービス 提供者 *1:サービス料に、ネットワーク関連費用を含む 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2 ケースA <ケース A> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行う。また、サービス運営者はサービス提供者に対して業務委託を行う <概要> 利用者 : 健康管理機端末を使用せず、PCより健診データを入力する PCを所有していない PCの入手及びネットワークへの接続が必要 <パターン1との相違点> 利用者のPC及び測定機器の入手のためのフローが追加になる <パターン2で想定するフロー> ① PCを、利用者が購入するケース (一般小売店から購入) この場合、ネットワークの契約も利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ② PCを、利用者が購入するケース (サービス運営者から購入) この場合、サービス窓口は、PCのセットアップも実施する。 ネットワークの契約も利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ③ サービス提供業者が,PCを、利用者に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約は利用者とプロバイダーが独自で行うこととする ④サービス提供業者が,PCとネットワークを、利用者に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約はサービス提供者とプロバイダーが行うこととする 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2−A−① <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者は、サービス提供者に対して業務委託を行う PC機器は利用者が購入する <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥PC機器は利用者が独自で購入する ⑦サービス運営者は、サービス提供業者に対し、サービス業務の依頼契約を行う ⑥ PC H/W・S/W 接続料金 プロバイダー利用契約 小売 店舗 PC供給元 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ④ 代理店契約 利 用 者 ① 申込み サービス利用料 代理店手数料 申込み ② サービス利用契約 サービス 運営者 ③ <PFI事業者> ⑦ サービス提供 業務委託 契約 サービス 提供者 ⑤ (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) PFI契約 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2−A−② <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者は、サービス提供者に対して業務委託を行う PC機器は利用者が、サービス運営者から購入する <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、PC機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥PC機器は利用者がサービス運営者から購入する ⑦サービス運営者は、サービス提供業者に対し、サービス業務の依頼契約を行う 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ④ ⑤ 代理店契約 利 用 者 ① 申込み 代理店手数料 申込み PC供給元 ② サービス利用料 ③ サービス利用契約 ⑥ PC H/W・S/W サービス 運営者 <PFI事業者> (サービス 利用料補助) 事業主体 (自治体) PFI契約 ⑦ サービス提供 業務委託 契約 サービス 提供者 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2−A−③ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者は、サービス提供者に対して業務委託を行う PC機器は、サービス運営者が利用者にリースする <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、PC機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ⑤サービス運営者は、プロバイダーから紹介手数料を得る ⑥PC機器に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる ⑦サービス運営者は、サービス提供業者に対し、サービス業務の依頼契約を行う 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ④ 代理店契約 ① ⑤ 代理店手数料 (サービス 利用料補助) 申込み 申込み ② 事業主体 (自治体) 機器リース料 利 用 者 ③ 機器リース契約 サービス利用料 サービス 運営者 PFI契約 リース契約 PC機器リース ⑥ 機器 リース ⑦ サービス提供 業務委託 契約 サービス 提供者 機器代金 リース料 サービス利用契約 リース会社 売買契約 販売 PC 供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(PFI形式) :パターン2−A−④ 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ <前提の考え方> サービス運営者が、自治体とPFI契約を行い、サービス運営者は、サービス提供者に対して業務委託を行う PC機器は、サービス運営者が利用者にリースする ネットワーク関連の料金は、サービス利用料に含まれる。ネットワーク関連契約は、サービス運営者・プロバイダー間で行う <フロー> ①利用者は、サービス運営者に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ②サービス運営者は、回線関係の申込みに関しては、プロバイダーに対し、申込み依頼を行う ③サービスの契約及び、PC機器のリース契約は、利用者とサービス運営者間で行う ④ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、サービス提供者がサービス料に含め徴収する ⑤PC機器に関しては、利用者は、サービス運営者からリースされる ⑥サービス運営者は、サービス提供業者に対し、業務の委託を行う プロバイダー (ネットワーク・&ISP) プロバイダー 利用契約 ④ ① 接続料金 (サービス 利用料補助) 申込み 申込み 機器リース料 利 用 者 事業主体 (自治体) ② ③ 機器リース契約 サービス利用料*1 サービス 運営者 PFI契約 ⑤ リース契約 機器リース 機器 リース ⑥ サービス提供 機器代金 リース料 サービス利用契約 リース会社 売買契約 PC 供給元 販売 業務委託 契約 サービス 提供者 *1:サービス料に、ネットワーク関連費用を含む 2.実験時のビジネス・フロー 実験時のビジネス・フローの考え方 実験時のビジネス・フローに関しては、最終的には、必要経費と予算規模の観点から検討を行なう必要がある。 これらの検討は、実験実施体制の構築と同時に行なう必要がある。 当資料では、各サービスごとのフローにあわせ、実験主体の関わり方と実験主体がカバーする可能性のある項目を記述します。 実証実験終了後フロー 1。健康管理サービスでのビジネスの流れ ・前提の考え方 ・パターンの説明 ・ケース1: パターン1 ・ケース1: パターン2 ・ケース2: パターン1 ・ケース2: パターン2 2. 健康アドバイスサービスでのビジネスの流れ 3. 健康情報提供・サービスでのビジネスの流れ ・前提/観点 ・観点1 ・観点2 4.独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ 5.参考:健康アドバイスサービスPFI形式 実証実験時のフロー 1.健康管理サービスでのビジネスの流れ 2.健康アドバイスサービスでのビジネスの流れ 3.健康情報提供・サービスでのビジネスの流れ 4.独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ 実験体制を検討する上での基本的な考え方 実験時の体制の検討項目は、準備段階、実施段階、実験修了後の各フェーズごとに、検討すべき項目が異なります。 実験の段階と主要項目 実験準備段階 実験実施段階 実験終了後 情報システムの構築 新規H/Wの開発、製造 ビジネス体制の準備 ・業務プロセスの整備、 ・アライアンスなど モニターの募集 事業者に関連する項目 ・企業間の手数料 ・システムの運営 ・サービスの実施 利用者(モニター)に関連する項目 ・機器の入手 ・ネットワーク ・サービスの申込み、料金の支払い 支援体制 ・問合せ対応 検討方針/対応方針 構築準備段階で検討が必要となる 当プロジェクトでは、開発が必要な機能と、開発実施予定者を定義する 基本的には、事業者の責任で策定する 当プロジェクトでは、各事業者の役割分担案を策定する 当プロジェクトでは、募集主体の考え方(役割分担を含む)を策定する 実験後を考慮し、各事業者が責任を持って実施することとする 実験主体及び各事業者の関わり方を策定する 実験主体及び各事業者の関わり方を策定する (役割分担、実験主体の支援範囲、方法を策定する) (役割分担、実験主体の支援範囲、方法を策定する) 実験実施時のビジネスフロー(当資料)でカバー 実験実施時のビジネスフロー(当資料)でカバー 実施と同様の項目=ビジネス・フロー 各事業者の関わり方を策定する実験主体がどのように係わるかを検討する 各事業者の関わり方を策定する実験主体がどのように係わるかを検討する 「実験実施後のビジネスフロー」でカバー 「実験実施後のビジネスフロー」でカバー 実験主体の解散に伴う方針 ・機器、システムの移管 ・補填の廃止に伴う考慮事項、考え方 実験修了方法の考え方の検討が必要 実験修了方法の考え方の検討が必要 (終了時に無理がでる方法での支援は行なわない) (終了時に無理がでる方法での支援は行なわない) 2-1.健康管理サービス 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース1で想定しているパターンの説明 詳細なフローを検討するにあたり、以下のパターンを想定した。 ケース1. 患者がサービスを申し込むケースでの流れ <パターン1> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者からの貸与が前提) 医師 : ネットワーク接続可能な、PCを所有している PC接続CCDカメラ及びソフトウェアは入手が必要 (利用者から見た流れ) ① 健康管理端末は、サービス提供者から貸与され、ネットワーク関連の契約は、別途プロバイダーと行なう ② 健康管理欄末の使用料に、ネットワーク費用も含み (ネットワークの契約はサービス提供者-プロバイダー間で行な) (医師から見た流れ)> ① PC 接続CCDカメラ及びソフトウェアを医師が購入するケース (一般小売店から購入する) ② PC 接続CCDカメラ及びソフトウェアを医師が購入するケース (サービス窓口から購入する) ② サービス提供者が、 PC 接続CCDカメラ及びソフトウェアを医師に貸与するケース <パターン2> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者からのリースが前提) 医師 : PCを所有していない *1 PCの入手及びネットワークへの接続が必要 PC接続CCDカメラ及びソフトウェアの入手も必要 (利用者から見た流れ) パターン1と同一 (医師から見た流れ) ① PC及び関連機器1を、医師が一般小売店等から購入するケース ② PC及び関連機器1を、医師がサービス窓口から購入するケース ③ サービス提供業者が,PC及び関連機器を、医師にリースするケース (ネットワークは医師が個別に契約する) ④ サービス提供業者が,PC及び関連機器とネットワークを、医師にリースするケース (ネットワークの契約はサービス提供者-プロバイダー間で行なう) *1 医師が、ネットワークに未接続のPCを所有している ケースも考えられるが、パターン2にて対応可能 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース1 接続料金 プロバイダー利用契約 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 概要 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク費用補助 ①利用者からみたフロー 代理店契約 代理店手数料 申込み 利 用 者 サービス 窓口 申込み 機器代金 申込みサービス料補助 代理店契約 実験主体 売買契約 販売 代理店手数料 健康機器使用料 健康機器費用契約 サービス利用料 サービス利用契約 健康管理機器貸与 サービス 提供者 サービス利用料 リース会社 健康管理 機器供給元 機器貸与 (医師向け有料サービス利用時) 医 師 サービス利用契約 紹介料(謝礼) CCDカメラ H/W・S/W 小売 店舗 CCDカメラH/W S/W 供給元 ② 医師からみたフロー 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 1 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(利用者からみたフロー①) <前提の考え方> 1.利用者は、サービス及び機器の使用契約は、サービス提供者との契約を行なう 2.ネットワーク関連の契約は、別途プロバイダーと行なうこととする <実験時の考え方> ①健康管理機器を調達し、サービス提供者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の機器使用料が無料化される <フロー> ・利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービスの契約及び、健康管理機器の使用契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ・サービス窓口は、サービス提供者、プロバイダーから紹介手数料を得る ・健康管理端末に関しては、利用者は、サービス提供者から貸与される ・サービス提供業者は、健康管理端末供給元からリース会社経由で機器を入手する ②利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 (③利用者のネットワーク初期費用を補助) ・プロバイダーに対して補助を行い、利用者の負担を軽減 (④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助) ・・プロバイダーに対して補助を行い、利用者の負担を軽減 接続料金 プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク費用補助 ③、④ 代理店契約 利 用 者 代理店手数料 申込み 申込み サービス 窓口 サービス料補助 申込み 代理店契約 サービス利用料 機器代金 売買契約 販売 ② 代理店手数料 ① ① 健康機器使用契約 健康機器使用料 サービス利用契約 実験主体 サービス 提供者 リース会社 機器貸与 健康管理機器貸与 医師への 紹介料 健康管理 機器供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(利用者からみたフロー②) <前提の考え方> 1.利用者は、サービス及び機器の使用契約は、サービス提供者との契約を行なう 2.ネットワーク関連の料金は、サービス料に含まれる。 ネットワーク関連契約は、サービス提供者・プロバイダー間で行なう。 <フロー> ・利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ・サービス窓口は、サービス提供者に対し、申込み依頼を行う ・サービスの契約及び、健康管理機器の使用契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。 ネットワーク料は、サービス提供者が利用者から徴収する ・サービス窓口は、サービス提供者から紹介手数料を得る ・健康管理端末に関しては、利用者は、サービス提供者から貸与される ・サービス提供業者は、健康管理端末供給元からリース会社経由で機器を入手する <実験時の考え方> ①健康管理機器を調達し、サービス提供者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の機器使用料が無料化される ②利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又は、サービス提供者に対して補助を行う ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダー又は、サービス提供者に対して補助を行う プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店 手数料 代理店契約 利 用 者 申込み サービス 窓口 ネットワーク費用補助 ③、④ プロバイダー 利用契約 接続 サービス料補助 料金 申込み 申込み 健康機器使用契約 サービス利用料*1 売買契約 販売 ② 代理店契約 健康機器使用料 サービス利用契約 機器代金 実験主体 ① 代理店手数料 ① サービス 提供者 リース会社 健康管理 機器供給元 機器貸与 健康管理機器貸与 医師への 紹介料 *1:サービス料に、ネットワーク関連費用を含まれている 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(医師からみたフロー <前提の考え方> 1.医師の申込みは、医師からのみて、初めての利用者の申込み時に自動的に行われる事とする 2.上記1の判断は、サービス窓口が行うこととする 3 CCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する *1 CCDカメラ関連機器・ソフトはサービス提供者が医師にリースケースは②を参照 プロバイダー利用契約 (既存) ① <実験時の考え方> ①CCDカメラH/W・S/Wを調達し、医師に貸与 (実験終了後は、サービス提供者に売却) → 医師の初期費用の軽減 <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービスの契約は、医師とサービス提供業者間で行う ③ネットワーク関連の契約は、既に、医師とキャリア及びプロバイダー間で行われている ④CCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する *1 CCDH/W・S/W貸与 ①) ③医師のサービス利用料の補助 機器代金 実験 主体 売買契約 CCDカメラ H/W S/W 供給元 販売 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 医 師 申込み サービス 窓口 謝礼補助 申込み ② 代理店契約 代理店手数料 サービス利用契約 サービス利用料 謝礼(紹介料) サービス 提供者 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ サービス利用料補助 ③ 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(医師からみたフロー <前提の考え方> 1.医師の申込みは、医師からのみて、初めての利用者の申込み時に自動的に行われる事とする 2.上記1の判断は、サービス窓口が行うこととする 3 CCDカメラ関連機器、ソフトは、医師がサービス窓口から購入する ②) 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ <実験時の考え方> ①CCDカメラ H/W・S/Wを調達し、医師に貸与 (実験終了後は、サービス提供者に売却) → 医師の初期費用の軽減 <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービスの契約は、医師とサービス提供業者間で行う ③ネットワーク関連の契約は、既に、医師とキャリア及びプロバイダー間で行われている ④CCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する ③医師のサービス利用料を補助 プロバイダー利用契約 (既存) プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 ① CCDカメラH/W・S/W貸与 医 師 機器代金 実験 主体 売買契約 販売 申込み サービス 窓口 申込み 代理店契約 代理店手数料 ③ サービス利用契約 サービス利用料 謝礼(紹介料) サービス 提供者 謝礼補助 ② CCDカメラ H/W S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン1(医師からみたフロー <前提の考え方> 1.医師の申込みは、医師からのみて、初めての利用者の申込み時に自動的に行われる事とする 2.上記1の判断は、サービス窓口が行うこととする 3.CCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する <フロー> ①サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ②サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ③ネットワーク関連の契約は、既に、医師とキャリア及びプロバイダー間で行われている ④CCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する (サービス提供者と医師間はサービス利用契約でカバーする) プロバイダー利用契約 (既存) 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ③) <実験時の考え方> ①CCDカメラH/W・S/Wを調達し、サービス提供者にに貸与 (実験終了後は、サービス提供者に売却) → 医師の利用料の軽減/無料化 ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 接続料金 医 師 申込み 機器代金 サービス 窓口 医師謝礼補助 申込み 代理店契約 実験主体 ② 売買契約 販売 代理店手数料 サービス利用契約 謝礼(紹介料) サービス利用料 *1 サービス 提供者 ① リース会社 機器貸与 機器貸与 (CCDカメラ H/W・ S/W) *1:機器使用料を含む CCDカメラ H/W・S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2(概要) <概要> 利用者 : 健康管理端末を使用する (サービス提供者からのリースが前提) 医師 : PCを所有していない PCの入手及びネットワークへの接続が必要 PC接続CCDカメラ及びソフトウェアの入手も必要 <パターン1との相違点> 医師のPC入手方法及びネットワーク接続のためのフローが追加になる 従って、当資料では、「医師からみたフロー」のみ提示する事とする <パターン2で想定するフロー> ① PC及び関連機器*1を、医師が購入するケース (一般小売店から購入) この場合、ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする ② PC及び関連機器*1を、医師が購入するケース (一般小売店から購入) この場合、ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする ③ サービス提供業者が,PC及び関連機器*1を、医師に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約は医師とプロバイダーが独自で行うこととする ④サービス提供業者が,PC及び関連機器*1とネットワークを、医師に貸与するケース この場合、ネットワーク関連の契約はサービス提供者とプロバイダーが行うこととする *1 関連機器:CCDカメラ関連機器及びソフト 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー <前提の考え方> PC及び関連機器*1を、医師が購入するケース ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする (サービス窓口経由でも可能とする) <実験時の考え方> ①PC、CCDカメラH/W・S/Wを調達し、医師にに貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 医師の負担軽減 <フロー> ・サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、医師とプロバイダー間で独自に行なう ・PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する *1 ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、医師の負担を軽減 ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、医師の負担を軽減 申込み プロバイダー利用契約 ①) プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク費用補助 ③、④ 接続料金 代理店契約 代理店手数料 申込み 申込み サービス 窓口 申込み 医 師 代理店手数料 代理店契約 ② サービス利用料 サービス利用契約 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 医師謝礼補助 サービス 提供者 謝礼(紹介料) CCDカメラH/W・S/W貸与 ① 実験 主体 機器代金 売買契約 販売 CCD H/W・S/W PC 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー <前提の考え方> PC及び関連機器を、医師が購入するケース ネットワークの契約も医師とプロバイダーが独自で行うこととする (サービス窓口経由でも可能とする) サービス窓口が、PC及び関連機器の販売を行なう (同時にPC側に必要なセットアップも行なう) <フロー> ・サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、医師とプロバイダー間で独自に行なう ・PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、医師が購入する プロバイダー (ネットワーク・&ISP) <実験時の考え方> ①PC、CCDカメラ H/W・S/Wを調達し、サービス窓口に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 医師の負担軽減 ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、医師の負担を軽減 ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、医師の負担を軽減 申込み プロバイダー利用契約 ②) ネットワーク費用補助 ③、④ 接続料金 代理店契約 代理店手数料 申込み 医 師 申込み CCDカメラ H/W・S/W貸与 サービス 窓口 申込み CCDカメラH/W・S/W貸 与 代理店契約 実験 主体 ① 謝礼(紹介料) サービス 提供者 機器代金 売買契約 販売 代理店手数料 サービス利用料 サービス利用契約 医師謝礼補助 ② 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ CCD H/W・S/W PC 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー <前提の考え方> PC及び関連機器を、サービス提供業者が医師に貸与するケース ネットワークの契約は医師とプロバイダーが独自で行うこととする (サービス窓口経由でも可能とする) <実験時の考え方> ①PC、CCDカメラH/W・S/Wを調達し、サービス提供者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 医師の機器使用料の軽減/無料化 <フロー> ・サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、医師とプロバイダー間で独自に行なう ・PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師にリースする (サービス提供者と医師間は機器使用契約を行う) ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、医師の負担を軽減 ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、医師の負担を軽減 申込み プロバイダー利用契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク費用補助 接続料金 代理店契約 申込み 医 師 ③) ⑤ 医師のサービス料を補助 ③、④ 代理店手数料 申込み サービス 窓口 代理店契約 申込み 医師謝礼補助 サービス料補助 代理店手数料 サービス利用契約 実験主体 実験主体 機器代金 売買契約 販売 ② ⑤ ① サービス料 謝礼 機器使用契約 機器使用料 機器貸与 (PC) (CCDカメラH/W・S/W) 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ サービス 提供者 リース会社 機器貸与 ① PC CCDカメラ H/W・S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:パターン2 (医師からみたフロー <前提の考え方> PC及び関連機器を、サービス提供業者が医師に貸与するケース ネットワーク関連の料金は、機器リース料に含に含まれる。 (ネットワーク関連契約は、サービス提供者・プロバイダー間で行なう。) <実験時の考え方> ①PC、CCDカメラH/W・S/Wを調達し、サービス提供者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 医師の機器使用料の軽減/無料化 ・サービス提供者への申込みは、最初の利用者の申込み時に自動的に行なわれる ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービス契約は、医師とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。 ネットワーク料は、サービス提供者が使用料に含め徴収する ・PC及びCCDカメラ関連機器、ソフトは、サービス提供者が医師に貸与する (サービス提供者と医師間は機器使用契約を行う) プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 申込み 医 師 代理店 手数料 サービス 窓口 代理店契約 申込み 代理店 手数料 サービス利用契約 機器使用契約 機器使用料 機器貸与 (PC) (CCDカメラH/W・S/W) ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う ネットワーク費用補助 ③、④ ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う ⑤ 医師の利用料を補助 機器代金 医師謝礼補助 サービス料補助 実験主体 売買契約 販売 ② ⑤ ① ① サービス料 謝礼 ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する プロバイダー 利用契約 接続 料金 申込み ④) 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ サービス 提供者 リース会社 機器貸与 PC CCD カメラ H/W・ S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース2で想定しているパターンの説明 ケース2. 医師がサービスを申し込むケースでの流れ <概要> ・利用者からみると、サービス実施者である医師に申込みを行なう ・医師が、利用者(患者)の分も含め、システムの利用の申込みを行なう ・利用者から見た場合、サービス窓口、サービス提供者はまったく見えない。あくまでも、医師のサービスとしか見えない <パターン1> 利用者 : 健康管理端末を使用する 機器は、医師がサービス提供者から貸与されたものを、利用者宅に設置する 利用料の支払いも、医師対して行なう (サービス提供者と利用者間の契約、支払いは存在しない) 医師 : ケース1と同様のパターンが想定される (当資料では重複となるため割愛する事とする) <パターン2> 利用者 : 健康管理端末を使用する 申し込みは医師経由で行なうが、機器の使用料及び利用料の支払いは利用者がサービス提供者と行なう 医師 :ケース1と同様のパターンが想定される (当資料では重複となるため割愛する事とする) 医師会との打合せによる確認が必要 医師会との打合せによる確認が必要 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース2 パターン1 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 概要 <概要> 利用者(患者)からみると、サービスを申込みから実施の全てが、医師に対して行なう事となり、 利用者からサービス提供者はまったく見えない形態となる。 医師の負担が大きくなり、非現実的と思われる <実験時の考え方> ①健康管理機器、PC、CCDカメラH/W・S/Wを調達し、サービス提供者 に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 医師の使用料の軽減/無料化 ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する ③ 利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 接続料金 プロバイダー利用契約 ④利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク費用補助 ④,⑤ 代理店契約 代理店手数料 ⑤ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う 申込み 診療報酬 利 用 者 申込み 医 師 申込み 機器代金 サービス 窓口 実験主体 医師謝礼補助 申込み 代理店契約 売買契約 販売 ② 代理店手数料 ① 機器使用料 健康管理 機器設置 機器使用契約 サービス利用料 サービス利用契約 健康管理機器貸与 紹介料(謝礼) サービス 提供者 リース会社 サービス 料補助 ③ 機器貸与 ① 健康管理 機器供給元 CCDカメラH/W S/W 供給元 健康管理サービスでのビジネスの流れ:ケース2 パターン2 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 概要 <実験時の考え方> <概要> 利用者(患者)からみると、サービスを申込みは医師に対しておこなうが、ネットワーク、 利用環境の整備などは、プロバイダー、サービス提供者と行なう また、サービス料、プロバイダーとの利用契約、費用の支払い等は、利用者が直接行なう ①健康管理機器を調達し、サービス提供者 に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の使用料の軽減/無料化 ②医師に対する謝礼を補助 ・サービス提供者に補助する ③ 利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 接続料金 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) プロバイダー利用契約 代理店契約 ネットワーク 費用補助 ⑤ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う ④,⑤ 代理店手数料 ④利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う 申込み 申込み 診療報酬 利 用 者 申込み 機器代金 サービス 窓口 実験主体 医師謝礼補助 申込み 医 師 代理店契約 売買契約 販売 ② 代理店手数料 ① サービス利用料 サービス利用契約 紹介料(謝礼) 健康機器使用料 健康機器使用契約 サービス利用料 サービス利用契約 健康管理機器貸与 サービス 提供者 機器貸与 ① リース会社 健康管理 機器供給元 サービス 料補助 ③ 注1:CCDカメラ関連H/W及び/S/Wの流れは省略 2-2.健康アドバイス・サービス 実験時のビジネス・フローは委託形式を前提に作成しております。 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(委託形式):① <前提の考え方> <実験時の考え方> サービス提供者は、自治体から業務委託を受け、サービスを提供する。利用者からの申し込は自治体が受ける。 ただし、申込み以降の業務は、自治体がサービス窓口に委託する。(申込み処理はサービス窓口が行なう) ①健康管理機器を調達し、サービス提供者 サービス及び機器の契約は、利用者とサービス提供者間で行なう に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) <フロー> → 利用者の使用料の軽減/無料化 ・利用者は、自治体に対してサービスの申込みを行う (申込み業務処理はサービス窓口が行なう) ・利用者は、プロバイダーに対してネットワークの申込みを行う ② 利用者が支払うサービス料を補助 ・サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス提供者間で行う ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 ・ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ・機器使用料、サービス利用料の支払いは、サービス窓口に対して行なう ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・ 健康管理端末に関しては、サービス提供者から利用者に貸与される ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う 申込み 接続料金 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク 費用補助 プロバイダー利用契約 申込み ③,④ 自治体 機器代金 利 用 者 実験主体 業務委託契約 健康機器使用料 サービス利用料 売買契約 販売 サービス窓口 ① 業務委託契約 健康機器使用契約 サービス利用契約 サービス 提供者 機器貸与 リース会社 ① 健康管理機器貸与 サービス 料補助 ② 健康管理 機器供給元 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(委託形式): ② <前提の考え方> サービス提供者は、自治体から業務委託を受け、サービスを提供する。利用者からの申し込は自治体が受ける。 ただし、申込み以降の業務は、自治体がサービス窓口に委託する。(申込み処理はサービス窓口が行なう) サービス及び機器の契約は、利用者とサービス提供者間で行なう PC機器は、利用者が独自で購入する <フロー> ・利用者は、自治体に対してサービスの申込みを行う (申込み業務処理はサービス窓口が行なう) ・利用者は、プロバイダーに対してネットワークの申込みを行う ・サービスの契約は、サービス提供者と利用者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ・PC機器は、利用者が独自で購入する ・利用料の支払いは、サービス窓口に対して行なう ① PC貸与 機器代金 実験 主体 売買契約 販売 申込み 接続料金 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) プロバイダー利用契約 <実験時の考え方> ネットワーク 費用補助 ①PC機器を調達し、利用者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の使用料の軽減/無料化 ③,④ 利 用 者 申込み 自治体 ② 利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 業務委託契約 サービス利用料 ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う サービス窓口 業務委託契約 サービス利用契約 PC供給元 サービス 提供者 ③ サービス 料補助 ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ 健康アドバイス・サービスでのビジネスの流れ(委託形式): ③ <前提の考え方> サービス提供者は、自治体から業務委託を受け、サービスを提供する。利用者との窓口は、 自治体がおこなう。 PC機器は、サービス提供者が利用者に貸与する <フロー> ・利用者は、自治体に対してサービスの申込みを行う (申込み業務処理はサービス窓口が行なう) ・利用者は、プロバイダーに対してネットワークの申込みを行う ・サービスの契約及び、健康管理機器のリース契約は、利用者とサービス提供者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ・機器使用料、サービス利用料の支払いは、サービス窓口に対して行なう ・ PCに関しては、サービス提供者から利用者に貸与される ①PC機器を調達し、サービス提供者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の使用料の軽減/無料化 ② 利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う 申込み 接続料金 <実験時の考え方> プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク 費用補助 プロバイダー利用契約 ③,④ 申込み 自治体 機器代金 利 用 者 実験主体 業務委託契約 健康機器使用料 サービス利用料 売買契約 販売 サービス窓口 ① 業務委託契約 健康機器使用契約 サービス利用契約 PC関連機器貸与 サービス 提供者 機器貸与 リース会社 ① サービス 料補助 ② PC 供給元 2-3.健康関連情報提供サービス 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:想定しているパターンの説明 詳細なフローを検討するにあたり、以下の観点から検討を行なった。 <観点1> 情報提供サービスに関し、情報提供者が、どのように収益を確保するかの観点 収益源は、①会費、②広告収入*1、②関連物販サイトでの売上に伴う紹介料(アフィリエート・プログラム *2) 及び、④有料サービス収入 を想定している ①:基本料(会費)に関する流れ ②:広告収入、連物販サイトでの売上に伴う紹介料に関する流れ ②:有料サービス利用時の契約・支払いに関する流れ <観点2> WebPAD、アクセスビリティー関連機器の提供方法の検討 (その他の通常のPC、携帯電話(iモード端末)、Lモード端末に関しては、利用者が準備する事とする 従って、当資料ではフローは記述しないこととする) その①:サービス窓口が機器をリースで提供する その②:プロバイダーが機器をリースで提供する (参考資料:プロバイダーとの確認の結果、当フローは想定しない) その③:利用者が購入する (当ケースは、通常PC等と変わらないため、記述しない) *1 自治体、サービス窓口の関わり方により、広告表示の是非を判断する必要がある *2 アフィリエイ トプログラム 自社のサイトにECサイトの広告(リンク)を貼り、訪問者 がそのリンクをたどってECサイトを訪れ商品を購入すると、 その金額に応じてアフィリエイトサイト(自社のサイト)に報酬が支払われる。 * 実証実験時は実験主体が端末を配布する事を想定している 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点1 (① 基本料(会費)に関する流れ) <前提の考え方> ・会員には、団体会員と個人会員の2種類の会員が存在する ・個人会員に関しては、現時点では、ビジネス的に成り立たないとの想定 (サービス提供予定者の見解)の元、団体会員を想定したフローを検討 ・サービス提供者と契約する団体(会費を支払う団体)としては、 サービス窓口(TMO)を想定する ・団体会費は、健康日本21の予算を想定 (三鷹市の健康日本21の取り組みとして実施し、TMOに委託する形態とする) ・利用者から見たら、TMOのWebサイトとして提供されるが、実際の情報の更新など システムの運営、メンテナンスは、サービス提供者にて実施する <実験時の考え方> ①団体会費を補助する →サービス提供者又はサービス窓口のどちらかに対し補助する <フロー> ①市がTMOに健康日本21のサービスとして委託する ②TMOが利用者(メンバー)の募集を行い、利用者には、ユーザーID、(パスワード)を連絡する ③利用者に、上記のユーザーID、(パスワード)を使用して情報をアクセスする ④TMOは、市からの委託費用を元に、サービス提供者の対し団体会費を支払う 自治体 業務委託 申込み ユーザーID、 (パスワード)通知 実験主体 団体会費補助 ① 団体会費 ユーザーID、 (パスワード)通知 サービス提供者 利 用 者 サービス窓口 ︵ TM0︶ 委託料*1 医師謝礼補助 団体会費補助 ① 情報提供 サービス利用 利用者からみると、サービス窓口が提供しているWebサイトとして見える しかし、実際のシステムの運用、情報の更新、メンテナンス等は、サービス提供者が実施する *1:健康日本21プログラムの利用を検討する 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点1(② 広告収入、連物販サイトでの売上に伴う紹介料に関する流れ) <前提の考え方> ・健康情報サービス提供者が、広告収入、及び関連物販サイトでの売上に伴う紹介料をどのように、入手するかの流れを記述 <フロー> ①利用者が健康情報提供サービスにて情報を参照する ②関連物販サイトに入り、商品を購入する ③利用者により商品代金の支払いは、物販サイトに対して直接行なう ④サービス提供者は、物販サイトから紹介料を受け取る ⑤サービス提供者は、広告主の広告を情報提供サイトに掲示し、広告料金を得る サービス利用 (Webアクセス) ① <実験時の考え方> 基本的には、民間サービスとて実施する 従って補助等の支援は行なわないこととする ⑤ 広告料 サービス 提供者 広告契約 広告主 広告情報 利 用 者 ② 物販サービス利用 (lLINK経由) 物販料金 ③ アフィリエイト 契約 ④ 紹介料 関連物販サイト 購入商品 *アフィリエイト・プログラムの実現手段として、リンクシェアの利用も検討する必要がある 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点1(③ 有料サービス利用時の契約・支払いに関する流れ) <前提の考え方> 情報提供者が、どのように収益を確保するかの観点 ・利用者が、有料サービスを利用るときの流れを記述する <実験時の考え方> 基本的には、民間サービスとて実施する <フロー> 従って補助等の支援は行なわないこととする ①利用者が健康情報提供サービスにて情報を参照する ②有料情報サービスを選択し、申し込みを行なう ③サービス提供者から、利用者に対し、有料サービス向けのID、パスワードが送られてくる ④利用力人の支払いは、利用者がサービス提供者に対して直接行なう。 (支払方法は、クレジットカード、銀行振込、ICカードを想定:有料情報サービス提供者が提供している支払い手段に準拠する) ① 会員サービス利用 (Webアクセス) ② 有料サービス申込み 利 用 者 ③ ユーザーID、 パスワード通知 有料サービス利用 サービス料金 ④ サービス 提供者 (WEBサイ ト) 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点2 (その①:サービス窓口がリースで提供) <実験時の考え方> <前提の考え方> WebPAD、アクセスビリティー関連機器をサービス窓口がリースで利用者に提供するケース <フロー> ・利用者は、サービス窓口に対して機器及びネットワークの申込みを行う ・サービス窓口は、プロバイダーに対し、ネットワークの申込み依頼を行う ・機器のリース契約は、利用者とサービス窓口間で行う ・ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ・サービス窓口は、プロバイダーから紹介手数料を得る ・機器に関しては、サービス提供者から利用者にリースされる ・サービス窓口は、機器給元からリース会社経由で機器を入手する ① タブレット型端末などの機器を調達し、サービス窓口に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の機器リース料の軽減/無料化 ②利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダー又はサービス提供者に対して補助を行う ③利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーサービス提供者に対して補助を行う ネットワーク費用補助 ②、③ 接続料金 プロバイダー利用契約 利 用 者 機器リース料 機器リース契約 機器リース 機器代金 売買契約 販売 代理店契約 申込み 実験主体 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ① 代理店手数料 申込み サービス 窓口 機器代金 リース会社 機器貸与 ① 売買契約 販売 機器供給元 健康情報提供サービスでのビジネスの流れ:観点2 (参考資料:プロパイダーがリースで提供) <前提の考え方> タブレット型端末、アクセスビリティー関連機器をプロバイダーがリースで利用者に提供するケース (サービス提供者との契約関係は存在しない) プロバイダーとの確認結果、当フローは想定しない プロバイダーとの確認結果、当フローは想定しない ・理由:基本的にはプロバイダーは、自社の責任範囲を、ネットワークに ・理由:基本的にはプロバイダーは、自社の責任範囲を、ネットワークに 限定する方針であるため 限定する方針であるため <フロー> ・利用者は、サービス窓口に対して機器及びネットワークの申込みを行う ・サービス窓口は、プロバイダーに対し、機器及びネットワーク申込み依頼を行う ・機器のリース契約及びネットワーク関連の契約は、利用者とプロバイダー間で行う ・サービス窓口は、プロバイダーから紹介手数料を得る ・機器に関しては、利用者は、プロバイダーからリースされる ・プロバイダーは、機器給元からリース会社経由で機器を入手する 接続料金 プロバイダー利用契約 機器リース料 機器リース契約 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 利 用 者 代理店契約 代理店手数料 申込み 申込み リース契約 機器 リース 機器リース サービス 窓口 機器代金 リース料 リース会社 売買契約 販売 機器供給元 2-4.独居高齢者向けサービス 独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ:パターン1 (その <前提の考え方> 利用者は、アダプター類をサービス提供者からのリースにて入手する ネットワーク契約は、利用者とプロバイダー間で個別に行う場合 プロバイダー利用契約 ①) <実験時の考え方> <フロー> ・利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービスの契約及び、アダプター類のリース契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、、利用者とプロバイダー間で行う ・サービス窓口は、サービス提供者、プロバイダーから紹介手数料を得る ・アダプター類は、サービス提供者から利用者にリースされる ・サービス提供業者は、アダプター関連機器を供給元からリース会社経由で機器を入手する 接続料金 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ ①アダプター等の機器を調達し、サービス提供者に貸与 サービス提供者に確認が必要 (実験終了後は、リース会社に売却) サービス提供者に確認が必要 → 利用者の機器リース料が無料化される ②利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、利用者の負担を軽減 ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、利用者の負担を軽減 プロバイダー (ネットワーク・&ISP) ネットワーク費用補助 ③、④ 代理店手数料 代理店契約 申込み 利 用 者 サービス 窓口 申込み 機器代金 サービス料補助 申込み 実験主体 販売 ② 代理店契約 売買契約 ① 代理店手数料 関連機器リース 関連機器リース契約 サービス利用料 サービス利用契約 関連機器リース サービス 提供者 リース会社 機器貸与 ① アダプター 機器供給元 独居高齢者支援サービスでのビジネスの流れ:パターン1 (その <前提の考え方> 利用者は、アダプター類をサービス提供者からのリースにて入手する ネットワーク関連の料金は、サービス料に含まれる。ネットワーク関連契約は、 サービス提供者・プロバイダー間で行なう。 ②) <実験時の考え方> ①アダプター等の機器を調達し、サービス提供者に貸与 (実験終了後は、リース会社に売却) → 利用者の機器リース料が無料化される <フロー> ・利用者は、サービス窓口に対してサービス及びネットワークの申込みを行う ・サービス窓口は、サービス提供者及びプロバイダーに対し、申込み依頼を行う ・サービスの契約及び、アダプター類のリース契約は、利用者とサービス提供業者間で行う ・ネットワーク関連の契約は、サービス提供者とプロバイダー間で行ない。ネットワーク料は、 サービス提供者がサービス利用料又は、リース料に含め徴収する ・サービス窓口は、サービス提供者、プロバイダーから紹介手数料を得る ・アダプター類は、サービス提供者から利用者にリースされる ・サービス提供業者は、アダプター関連機器を供給元からリース会社経由で機器を入手する プロバイダー (ネットワーク・&ISP) 代理店契約 代理店 手数料 接続 料金 申込み 申込み 代理店契約 ③利用者のネットワーク初期費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、利用者の負担を軽減 ④ 利用者の月額のネットワーク費用を補助 ・プロバイダーに対して補助を行い、利用者の負担を軽減 ネットワーク費用補助 ③、④ 機器代金 サービス 窓口 申込み ②利用者が支払うサービス料を補助 ・サービス提供者に補助し、利用者による、サービス料を無料化 プロバイダー 利用契約 申込み 利 用 者 凡例 お金の流れ 機器の流れ 契約関係 情報の流れ サービス料補助 実験主体 売買契約 販売 ② 代理店 手数料 ① 関連機器リース 関連機器リース契約 サービス利用料 サービス利用契約 関連機器リース サービス 提供者 リース会社 機器貸与 ① アダプター 機器供給元 3.実験時の体制について 構築フェーズの体制について (1) 実験時の体制を検討するにあたり、構築フェーズの体制と、実験実施フェーズに分けて検討を行ないました。 概要 ・プロジェクト管理のための専任組織を準備する ・システム準備チームは、実験に使用する、システム構築を行なう ・サービス準備チームは、ビジネス形態、関係者間の契約準備など、ビジネス面での準備を行ないます ・運営準備チームは、モニター募集、申込みなどを行ないます ・評価準備チームを立ち上げ、実験実施時の評価の準備を行なう ・ステアリング・コミッティーは、進捗のチェック及びメンバー間の調整行ないます 体制の考え方と役割について プロジェクト全体管理者 ステアリング・コミッティー ・進捗のチェック ・チーム間の調整 ・コンソーシアム メンバー間の調整 評価準備チーム ・評価計画の検討 ・情報収集方法の検討 ・情報収集の仕組み作成 学識経験者 システム準備チーム ・実験システムの構築 ・プロジェクトの全体管理 ・進捗管理 ・コンソーシアムメンバー間の調整 ・実験実施手順の確立 サービス準備チーム ・ビジネス形態の構築 ・サービスの準備 ・関係者間の契約準備など 運営準備チーム ・モニターの募集 ・申し込み準備 申込み書の作成など ・ヘルプデスク準備 構築フェーズの体制について (2) 体制図と想定されるメンバーについて コンソーシアム幹事会社 プロジェクト全体管理者 経済産業省・自治体 ステアリング・コミッティー ・進捗のチェック ・チーム間の調整 ・コンソーシアム メンバー間の調整 評価準備チーム ・評価計画の検討 ・情報収集方法の検討 ・情報収集の仕組み作成 リサーチ会社など システム準備チーム ・実験システムの構築 ・プロジェクトの全体管理 ・進捗管理 ・コンソーシアムメンバー間の調整 ・チーム間の調整 ・実験実施手順の確立 サービス準備チーム ・ビジネス形態の構築 ・サービスの準備 ・関係者間の契約準備など サービスを提供するコンソーシアム・メンバー 運営準備チーム ・モニターの募集 ・申し込み準備 申込み書の作成など ・ヘルプデスク準備 サ-ビス窓口(TMO) 実験実施フェーズの体制について (1) 概要 ・プロジェクト全体管理のための専任組織を構築する ・サービス提供チームは、サービス及びシステム機能を提供します、主にコンソーシアムメンバーが行います ・サービス窓口として申込みなどを行なう組織を準備する ・ヘルプ・デスクチームは、利用者からの問合せの対応を行ないます ・実験評価のためチームを立ち上げ、実験実施時の評価を行ないます ・ステアリング・コミッティーは、進捗のチェック及びメンバー間の調整行ないます 体制図と役割概要について プロジェクト全体管理者 ・プロジェクトの全体管理・調整 ・進捗管理 ・コンソーシアムメンバー間の調整 ステアリング・コミッティー ・進捗のチェック ・チーム間の調整 ・コンソーシアム メンバー間の調整 実験評価チーム ・評価計画の検討 ・情報の収集及び分析 ・実験報告書の作成 学識経験者 サービス提供チーム ・各サービスの提供 ・システムの運用 ・個別問合せ対応 サービス窓口チーム ヘルプデスク・チーム ・モニターの募集 ・サービス申し込み ・サービス変更、脱退 ・問合せ窓口 ・オンサイト支援 ・機器設置、導入支援 実験実施フェーズの体制について (2) 体制図と想定されるメンバーについて コンソーシアム幹事会社 プロジェクト全体管理者 経済産業省・自治体 ・プロジェクトの全体管理・調整 ・進捗管理 ・コンソーシアムメンバー間の調整 ステアリング・コミッティー ・進捗のチェック ・チーム間の調整 ・コンソーシアム間の調整 *1 実験評価チーム ・評価計画の検討 ・情報の収集及び分析 ・実験報告書の作成 リサーチ会社など サービス提供チーム ・各サービスの提供 ・システムの運用 ・個別問合せ対応 サービスを提供する コンソーシアム・メンバー サービス窓口チーム ヘルプデスク・チーム ・モニターの募集 ・サービス申し込み ・サービス変更、脱退 ・問合せ窓口 ・オンサイト支援 ・機器設置、導入支援 サ-ビス窓口(TMO) *1:ヘルプ・デスクに付いては、別資料参照 対応 支援体制について (導入支援) 支援体制を検討するにあたり、「導入支援」と導入後の「問合せ対応」の両者を検討する必要があります。 導入支援に関しては、導入内容により、「問合せ対応」を行なうヘルプ・デスクが出張サービスとして行なう場合と、各メーカ又はサービス提供者 が行なう場合があります。 なお、ヘルプ・デスクが出張サービスとして行なう機器に関しては、利用者個人が導入することも可能です。 導入支援 <基本的な考え方> ①PC、WebPadの導入、インターネットへの接続は、ヘルプデスクが出張サービスとして実施します ②ネットワーク工事、開通確認は、ネットワーク業者が行ないます ③独居高齢者宅内のホームG/W、アダプター等の設置は、松下のサービス窓口が実施します ④独居高齢者宅内の緊急通報機器(S-761)の導入/設定は、SOKが実施します ヘルプ・デスク ・PC、WebPADの導入/設定/使用方法研修 (Internetの利用を確認) ・健康管理端末の導入/設定/使用方法研修 (健康管理サービスの利用を確認) ・その他、高齢者対応機器の導入/設定/使用方法研修 利用者 ネットワーク業者 ・ネットワーク工事/開通確認/使用方法研修 宅内機器提供会社 サービス窓口 <独居高齢者サービス> ・ホームG/W、アダプター、フィルター等の導入/設定/サーバーとの接続確認 ・使用方法の研修 緊急通報機器提供会社 サービス窓口 <独居高齢者サービス> ・緊急通報機器の導入/設定/ガードセンターとの接続確認 ・使用方法の研修 支援体制について (問合せ対応−1) 問合せの機能を考える場合、ヘルプデスクで対応できる項目と、バックのサポート部門、協力会社に対応を依頼する項目を明確にする 必要があります。 <問合せ対応:ヘルプ・デスクの役割について> ・ヘルプデスクの機能は、利用者からの受付窓口機能(フォーカル・ポイント)と、問題に対応する担当者に分かれます。 利用者からは、 ①受付窓口に連絡を入れます。 ②受付窓口は、利用者の住所、問題内容により担当者をアサインります。 ③アサインされた担当者は、利用者と連絡をとり、問題の対応を行ないます。 (また、ヘルプ・デスク(受付窓口、担当者)は、メーカ、サービス提供者からの技術支援を受けます。:次ページ参照) ヘルプデスク *1 ① ヘルプデスク 窓口 ・利用者からの問合せ窓口 ・問題の1次切り分け・対応 ・担当者のアサインと連絡 利用者 メーカ サービス提供者 ② ③ ヘルプデスク 担当者 ・利用者への連絡 ・問題の対応 (オンサイト支援を含む) 技術支援 *1:ヘルプデスクとしては、TMO及びSOHOを想定しています 支援体制について (問合せ対応−2:健康管理サービスでの問合せ対応) 利用者からの問合せ ・診療内容に関しては、医師にと行ないます ・健康管理端末の操作に関すると問合せは、ヘルプデスクに行ないます、ヘルプデスクは、メーカのサービス窓口より支援を受けます ・健康管理端末の故障に関して、利用者が直接メーカのサービス窓口に連絡します。(ただし、通常はヘルプデスク経由となると思われる) 医師からの問合せ ・PCの操作に関すると問合せは、ヘルプデスクに行ないます ・医師向け機能に関しては、サービス提供者の問合せ窓口に連絡します。 ・サービス提供者の問合せ窓口は、サーバ側機能開発メーカ、健康管理端末メーカの技術窓口と連絡がつけられる体制を構築する必要があります PC末操作に関する 問合せ (1次窓口) 医師向け機能 の問い合わせ 健康管理端末 問合せ オンサイト支援 健康管理端末故障時の問合せ 健康管理端末 問合せ 健康管理端末メーカ サービス窓口 ヘルプ・デスク 利用者 健康管理端末操作に関す る問合せ (1次窓口) サーバー機能 (医師向け機能) 技術支援 サーバー機能技術支 援窓口 医師向け機能の問い合わせ サービス提供者 問合せ窓口 医師 診療内容に関 する問合せ *ネットワークに関連する問合せは、利用者、ヘルプデスク、医師のそれぞれから、ネットワーク提供者に行なうことなります 支援体制について (問合せ対応−3:健康アドバイス・サービスでの問合せ対応) 利用者からの問合せ ・サービス内容に関しては、サービス提供者の問合せ窓口に連絡します。 ・健康管理端末又は、PCの操作に関する問合せは、ヘルプデスクに行ないます。 (ヘルプデスクは、健康管理機器メーカのサービス窓口より支援を受けます) (サービス内容に関する問合せに関しては、ヘルプデスクか、サービス提供者の問合せ窓口に転送します) ・健康管理端末の故障に関して、利用者が直接メーカのサービス窓口に連絡します。 (ただし、ヘルプデスク経由も可能とします:問題判別はヘルプデスクが実施する場合を想定) ・PCの故障に関しては、利用者からPCメーカへ連絡します。 サービス提供者 問合せ窓口 サービス内容に関する問合せ 健康管理端末 問合せ 健康管理端末 問合せ PCメーカ サービス窓口 健康管理端末故障時の問合せ サービス内容 の問い合わせ 健康管理端末 メーカサービス 窓口 PC末操作に関する 問合せ (1次窓口) ヘルプ・デスク 利用者 健康管理端末操作に関す る問合せ (1次窓口) PC故障時の問合せ *ネットワークに関連する問合せは、利用者、ヘルプデスク、医師のそれぞれから、ネットワーク提供者に行なうことなります 支援体制について (問合せ対応−4:健康情報提供サービスでの問合せ対応) 利用者からの問合せ ・サービス内容に関しては、サービス提供者の問合せ窓口に連絡します。 (リンク先のサ-ビス内容の問合せに関しては、問合せ先を紹介します) ・高齢者端末又は、PCの操作に関する問合せは、ヘルプデスクに行ないます。 (ヘルプデスクは、高齢者向け端末メーカのサービス窓口より支援を受けます) (サービス内容に関する問合せに関しては、ヘルプデスクから、サービス提供者の問合せ窓口に転送します) ・高齢者端末の故障に関して、利用者が直接メーカのサービス窓口に連絡します。 (ただし、ヘルプデスク経由も可能とします:問題判別はヘルプデスクが実施する場合を想定) ・PCの故障に関しては、利用者からPCメーカへ連絡します。 サービス内容に関する問合せ 高齢者端末 問合せ 高齢者端末 問合せ PCメーカ サービス窓口 高齢者端末故障時の問合せ サービス内容 の問い合わせ 高齢者端末 メーカサービス 窓口 PC末操作に関する 問合せ (1次窓口) ヘルプ・デスク 利用者 高齢者端末操作に関する 問合せ (1次窓口) 転送 関連サービス提供者 問合せ窓口 サービス提供者 問合せ窓口 関連サービス内容に関する問合せ PC故障時の問合せ *ネットワークに関連する問合せは、利用者、ヘルプデスク、医師のそれぞれから、ネットワーク提供者に行なうことなります 支援体制について (問合せ対応−5:独居高齢者支援サービスでの問合せ対応) 独居高齢者からの問合せ ・サービス内容に関しては、サービス提供者の問合せ窓口に連絡します。 ・宅内機器の操作に関する問合せは、ヘルプデスクに行ないます。 (ヘルプデスクは、宅内機器メーカのサービス窓口より支援を受けます) (サービス内容に関する問合せに関しては、ヘルプデスクから、サービス提供者の問合せ窓口に転送します) ・宅内機器の故障にに関して、利用者が直接メーカのサービス窓口に連絡します。 (ただし、ヘルプデスク経由も可能とします:問題判別はヘルプデスクが実施する場合を想定) 家族・関係者からの問合せ ・サービス内容に関しては、サービス提供者の問合せ窓口に連絡します。高齢者端末の故障 ・PC、携帯電話緒の故障に関しては、利用者からPCメーカ、携帯電話会社へ連絡します。 家族・ 関係者 宅内機器故障時の問合せ PCメーカ・ 携 帯電話会社 サービス窓口 宅内機器末 問合せ サーバー機能 技術支援 宅内機器 問合せ 宅内機器メーカ サービス窓口 ヘルプ・デスク 独居高齢者 宅内機器の操作に関する 問合せ (1次窓口) サービス内容 の問い合わせ サービス内容に関する問合せ サーバー機能 技術支援窓口 サービス内容に関する問合せ サービス提供者 問合せ窓口 緊急通報機器の操作/故障に関する問合せ PC・携帯電話 故障時の問合せ *ネットワークに関連する問合せは、利用者、ヘルプデスク、医師のそれぞれから、ネットワーク提供者に行なうことなります サービス提供体制の考え方について 今回の実験にて実施するサービスの関係者を整理すると以下の様になります。 なお、下記概念図には、申込み窓口、問合せなどの支援体制は含んでおりません。 健康管理サービス アドバイスサービス 自治体 サービス提供 サービス機能提供 医師 健康サービス提供会社 健康サービス提供会社 健康サービス提供会社 健康情報提供 サービス窓口 (TMO) 健康サービス提供会社 関連コンテンツ提供会社 サーバー機能提供 健康関連機能提供会社 健康サービス提供会社 健康サービス提供会社 関連コンテンツ提供会社 端末提供 ネットワーク提供 健康管理端末提供会社 健康管理端末提供会社 PC提供会社 PC・高齢者端末 提供会社 ネットワーク提供会社 独居高齢者支援 独居高齢者 サービス提供会社 独居高齢者 サービス提供会社 宅内システム提供会社 緊急通報システム提供会社 宅内機器提供会社 緊急通報機器提供会社 補足資料(各社提案) 経済産業省殿 『IT from the Home』 ご提案資料 富 平成14年2月25日 士 通 株 式 会 社 株式会社アルファ・オメガソフト All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2002 1. アルファ・オメガソフトによるシステム構成 DVrSには、カメラ構成としてWebCamProが接続されます。将来的には、SPDも接続を予定しています。 WebCamPro WCP-1 ×15台 400,000円 管理センター インターネット *HDD増設 DVrS *地方センターetc *パソコン(DVrSマネージャ用) SPD SPD-1 ×5台 800,000円 DVrS画面 ・・ ・ ネットワーク対応により 遠隔地からモニタリング が可能。 同軸ケーブル LANケーブル All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2002 2. アルファ・オメガソフトによるシステム構成 DVrSには、カメラ構成としてWebCamPro・ SPDが接続されます。 管理センター WebCamPro WCP-1 ×30台 400,000円 *サーバの2重化 ( ★DVrSのサーバ部分のみを二重化) ストレージ DVrSの構成 メインServer サプServer SAN スイッチ インターネット 予備Server DVrS ・・ ・ SPD SPD-1 ×10台 800,000円 内蔵HD Hot Stand-By DVrS ダウン ↓ メインサーバの電源OFF ↓ 予備サーバの電源ONして システムを復旧します。 DVrSマネージャ用PC *地方センターetc ネットワーク対応により 遠隔地からモニタリング が可能。 DVrS画面 同軸ケーブル LANケーブル All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2002 カラーテルックカメラ WV-CP110 ×45台 本体希望小売価格88,000円(税別) 〈レンズ別売〉〈取付金具付〉 3. 既設システム+アルファ・オメガソフト A案 マトリックススイッチャー WJ-SX550B 本体希望小売価格 830,000円(税別) テルックカメラ4台用 カメラ駆動ユニット WV-PS154 ×4台 本体希望小売価格80,000円(税別) <リアルタイム監視用> 21型カラーモニター WV-CM2080 本体希望小売価格185,000円(税別) Total 50本 (カメラ50台分) マトリックススイッチャーに接続 多画面フレームスイッチャー WJ-FS416 本体希望小売価格 250,000円(税別) システムコントローラ WV-CU550A 本体希望小売価格 160,000円(税別) <録画及びリアルタイム監視用> 21型カラーモニター WV-CM2080 ×4台 本体希望小売価格185,000円(税別) ドーム型カメラ WV-CS850 ×5台 本体希望小売価格480,000円(税別) DVrS 15,000,000円 <遠隔モニタリング> 同軸ケーブル LANケーブル All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2002 4. 既設システム+アルファ・オメガソフト B案 カラーテルックカメラ WV-CP110 ×45台 本体希望小売価格88,000円(税別) 〈レンズ別売〉〈取付金具付〉 管理センター テルックカメラ4台用 カメラ駆動ユニット WV-PS154 ×4台 本体希望小売価格80,000円(税別) インターネット *HDD増設 DVrS DVrSに 接続 *地方センターetc SPD SPD-1 ×5 800,000円 DVrSに 接続 *パソコン(DVrSマネージャ用) DVrS画面 ・・ ・ 同軸ケーブル LANケーブル All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2002 5. ネットワークカメラの製品群の機能比較 WebCamFamilyは、ネットワークカメラとして他社製品比較の結果、 サーバの安定性、画像の高圧縮性の部分において優れています。 比較内容 圧縮方式 AXIS2120 JPEG Victor/VN-C4 JPEG αΩsoft/WebCam E10 Wavelet 画像をブロック単位に分割す 画像をブロック単位に分割す るためブロックの歪みが出る るためブロックの歪みが出る 画像処理 ーー ーー カメラ 1/3インチCCD 30fps 1/3インチCCD 15fps 740×480 352×240 640×480 320×240 160×120 10 10 フレーム数 解像度 同時アクセス数 圧縮率はJPEGの3倍 帯域圧迫の縮小 ※Linuxデバイスドライバを基盤と して処理され、高速のハードウェ アイベント処理が行われている ため、高圧縮・高解像度であ りながらネットワーク安 性 定 群 1/4インチCCD 30fps 実質フレーム数高 720×486 720×243 360×243 180×121 90×60 100 多数アクセスの際 サーバー安定性高 ※詳細は、別紙参照 All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2002 緊急通報システムを活用した 患者サービスについて サービスを提供する目的 1.かかりつけ医機能の強化を目指し、医療機関の患者サー ビスの強化を支援すること。 2.在宅患者の緊急時の対応を強化し、情報連携による医療 サービスの向上を図る事。 3.コールセンターを医療機関向け共通インフラとし、かかりつ け医が不在時の患者サービスを構築する事。 緊急通報サービスを活用したネットワーク構築 緊急通報サービスを活用した再審請求及びネットワーク構築について ⑥緊急時に出動要請の連携 SOK コールセンター ②電話相談 サービスご利用者 ①緊急通報サービスの配布 医療機関 ④患者情報の 共有化 ⑤主治医不在時に連携 サービス契約関係 ⑦緊急通報 ⑧緊急時出動 ③不在時に転送 LifeCP コールセンター 提携医療機関 ⑨指定医療機 関へ搬送 サービス提供スキームについて サービス提供フレーム ①前提条件として、利用者ではなく、医療機関若しくは介護事業者と総合警備保障株式会社(以下SOK)が、サービス 契約を締結する。 ②事業者が、利用者へ機械(ハード)をを配布する。 ③利用者は、医療機関へ電話相談が可能な体制を構築する。 ④ドクター等が不在時の場合は、コールセンターへ転送される仕組みとする。 ⑤状態の変化がある場合は、事前に診療所と連携している病院へ連絡し、受診を促す。 ⑥受診する場合は、契約医療機関へコールセンターへ連絡する。 ⑦緊急時は、SOKコールセンターと連携し、緊急出動の依頼が可能。 ⑧場合によっては、救急車の出動要請をする。 ⑨搬送病院は、かかりつけ医の契約医療機関を指定する。 ⑩コールセンターから、契約医療機関へ連絡をし、たらい回しとならないようにする。 ⑪患者を搬送した場合は、後にかかりつけ医と情報連携をする。 医療機関のメリット ①診療所の休診日に患者緊急時のサービスに貢献できます。 ②電話再審請求は、診療報酬の対象です。よって、診療所の収入となります。 ③地域病院と連携することにより、診療報酬の対象になります。 ④患者が緊急時に搬送された場合でも、契約病院に搬送支持を出す事で、かかりつけ医にとり患者とのつながりが強 固になります。 ⑤病院と情報連携していることで、搬送された病院も対応し易く、患者にとっても安心感を与えることが可能となります。 診療所の収支構造について 診療所が収入と出来る再審請求の金額とハード利用料の概算を計算し、メリットを検討してください。 電話再診請求の経費について ハード設置費用 工事費 利用料金 15,000 4,000 収入 診療報酬 1回当り 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 780 780 1,560 2,340 3,120 3,900 4,680 5,460 6,240 7,020 7,800 支出 *1回78点の診療報酬 -3,220 -2,440 -1,660 -880 -100 680 1,460 2,240 3,020 3,800 単純計産であるが、1 人が月間5回電話相談 に応じた場合は収支が 成り立つ サービス導入に関する留意点 ハード設置について ハードの設置は、事業者である診療所若しくは事業者から使用者へご案内をする。 ハードは取り付け作業と取り外し作業が発生します。 ハードの設置に別途費用が発生します。 緊急通報のハードは、電回線を利用するため、電話として活用できます。 短縮番号を5箇所まで設定できます。 長期入院した場合は、一旦解約とします。その場合に、取り外し作業の費用が発生します。 サービス提供について 診療所から契約病院の情報提供を受け、弊社コールセンターとSOKコールセンターは共有します。 病院名・担当医師 診療所と病院間における情報連携は、弊社及びSOKは共有しない情報とします。 患者カルテ情報 契約関係とサービス料金の授受 原則事業者とSOK間で契約を締結します。 設置工事料金のご負担は、事業者が設定する事とします。 1 独居高齢者向けサービス実証実験 ご提案 −IT from the Home 高齢者生活支援 実証実験プロジェクト− 平成14年2月25日 シャープ株式会社 電化商品開発センター 2 1. 提案の特長 「リアルタイム・センシングシステム」 高齢者の生活活動度を常時無拘束・非侵襲でセンシングを行い、固有のリズムやパターンの時系列データを解析/評価し、本人及び家族・関係者に配信するシステム ① 個別のセンシングデータを視覚的に理解しやすし「生活リズム表」等に変換して知らせる ② 体調の変調や疾病の兆候を検出して知らせる 体調に変化の兆しかあります 情報サービスセンタ 情報サービスセンタ おじいちゃん に連絡して みないと。 外出 テレビ 食事 睡眠 データの1次加工 0 6 12 18 24 メールまたは WEB 遠隔地家族 24時間データ収集・送信 ① ホームGW ② データ解析 データの2次加工 体調の変化、 疾病の兆候等 を評価 おじいちゃん 今日も、いつも通り の生活しているね 安心、安心。 外出 テレビ 食事 睡眠 0 6 12 18 24 人感センサ 外出 テレビ 冷蔵庫、TV等 食事 睡眠 独居高齢者宅 0 6 12 18 24 生活リズム(帯表) 遠隔地家族 3 2. サービスの概要 サービス概要 ①利用者の家庭に情報家電/センサーを設置し情報発信を行う ②情報サービスセンタは情報を集計/解析/評価し家族・関係者に配信する ③状況によっては、家族・関係者の判断で警備会社センタに緊急出動依頼を行う ④緊急通報ボタンでの連絡により警備会社センタが直接対応する システム概要 ・利用者側端末 ・情報サービスセンタ ・警備会社センタ ・ネットワーク :テレビ、冷蔵庫、電子レンジ等の家電、センサアダプターおよびホームGW :情報家電からの情報を集計/解析/評価し家族・関係者に配信する :通報により緊急出動等の対応を行う :エコーネット-家庭内ネットワーク及びインターネットを利用 検討項目 ・ユーザー選定・同意/管理/サポート等 ・利用端末の選定/供給方法/インターネット接続環境 (監視カメラについてはプライバシーの観点で再検討) ・情報サービスセンタの構築 (自治体等との連携/データ管理/セキュリティ等) ・独居高齢者向けサービス+セーフティーサービスの 提供が可能−体制等の検討必要 ・警備会社センタ業務の委託先選定 <対象高齢者住宅> 電子レンジ 情報サービスセンタ 情報サービスセンタ テレビ 冷蔵庫 ADLデータ 蓄積サーバー ホームGW エアコン <家族・関係者> 認証/課金 ② インターネット ADLデータ 解析・評価サ ーバー ① ユーザ管理 メールまたは WEB (エコーネット) 情報加工(フォー マット変換)発信 サーバー 洗濯機 センサー 監視カメラ ③ (USB等) 出動 緊急通報ボタン 緊急 ④ 警備会社センタ ・緊急通報対応 ・出動依頼対応 出動依頼 4 3. サービス一覧 ●住宅向けサービス No. サービス 内容 1 緊急通報 緊急通報ボタンを押すことにより警備会社に対し出動要請を行う (オプション) 2 ホームセーフティーサービス センサーの作動状況により機器制御を行う*照明等のON/OFF 3 生活リズムの確認 監視対象家電の使用状況から得られた生活リズム表を宅内コントローラで確認を行う ※本人に生活リズムを知らせることで自己管理を促す。 (オプション*対応時期検討必要) (オプション*対応時期検討必要) ●家族/関係者向けサービス サービス No. 内容 生活リズムの確認 監視対象家電の使用状況から得られた生活リズム表、体調等の評価結果をWebまたはメールにて確認を 行う 2 出動依頼 生活リズム表、体調等の評価結果、画像情報等を確認し、状況に応じ出動要請をおこなう 3 室内画像確認 対象高齢者宅の画像情報をWebにより確認を行う (オプション*対応時期検討必要) 4 ホームセーフティーサービス センサーの作動状況をWebまたはメールにて確認を行う (オプション*対応時期検討必要) 1 ※基本的に独居高齢者向けサービスを目的としているが、同一システムでホームセーフティーサービスが可能であり、独居高齢者にとってもセーフティーサービスは 望んでいるサービスの一つと考えるため実証実験のサービス項目として追加提案 又、ほぼ同一システムにおいて下記ホームコントロール/リモートコントロールが可能であり、将来的には機能拡張を検討する ●住宅向けサービス No. サービス 内容 宅内ホームコントローラから家電機器のモニター/制御を行う *ON/OFF、動作時間帯制御、省エネ制御等 1 ホームコントロール (将来的に機能拡張を検討) ●家族/関係者向けサービス 1 リモートコントロール 外出先の携帯電話から家電機器のモニター/制御を行う *ON/OFF等 (将来的に機能拡張を検討) 5 4. 実証実験 −センサ及び家電機器設置イメージ <人感センサ、家電機器アダヌ゚タの機能 > 冷蔵庫 トイレ 流し台(ガス・水道) 洗面/脱衣所 風呂 人感ユニット 洗濯機 緊急 通報 ボタン 人感ユニット 寝室 ※冷蔵庫各扉の開閉を近 接SWを用いて検知(OR)し 一つのON/OFF信号として 、ホームGWへ送信 冷蔵庫 人感ユニット 電子レンジ 台所 テレビ エアコン リモコン テレビ 緊急 洗濯機 人感ユニット 出入口 ユニット 電子レンジ 玄関 居間 監視カメラ 実証実験対象高齢者の生活(常時使用している機器は何か?家の間取り等)を考慮して、 設置する家電機器(アダプタ)、人感センサの選定を行う • 現在使用している家電機器をそのまま使用し、アダプタ(後付リードSWによるドア開閉検知、 リモコン信号、電流検知等)によって動作状況をホームGWに伝送を行うシステムとする • 現時点ではセキュリティ的なニーズに対応するために監視カメラをシステムに組み込んだ 構成としたが、モニターのプライバシーの問題があり実証実験においては再度検討を要 する(家族であっても直接か画像で見られたくないとの感情が強い) ※リモコン信号をモニタして、信 号有無を検知し ON信号 として、ホームGWへ送信 ※洗濯機、電子レンジ等の 動作電流を検知しON/OFF 信号として、ホームGWへ 送信 各部屋に人感センサユニット(キッチン、 高齢者居室、寝室)を設置して検 知信号をホームGWへ送信 出入口に人感センサユニット(方向検 知)を設置して在宅/外出を検知 しホームGWへ送信 ガスレンジ/流し台-水道に使用 状況検知センサユニットを設置して検 知信号をホームGWへ送信 6 5. 実証実験全体システム概要 対象住宅設置機器 ・テレビ、冷蔵庫、電子レンジ等常時使用の家電機器 ・アダプター(SW入力/電流検知/リモコン信号等) ・人感センサー ・ネットワーク対応型監視カメラ ・ホームゲートウェー、宅内コントローラー ・緊急通報ボタン 情報サービスセンタ機能 ・対家庭内ネットワーク通信機能 ・データ蓄積 ・データ解析・評価システム ・画像受信 ・Web情報発信機能、メール発信機能 家族/関係者端末機能 ・PC用Webブラウザー ・i-mode、ez-web、J Sky対応携帯電話ブラウザー ・メール受信機能(PC及び携帯電話) <対象高齢者住宅> サーバー ︵ エコーネットRF︶ 人感センサー アダプター 冷蔵庫 アダプター テレビ 情報サービスセンタ 情報サービスセンタ データ解析・評価システム *情報加工(フォーマット変換)等 インターネット ホーム ゲートウェー アダプター 電子レンジ アダプター 洗濯機 <家族・関係者> 管理者端末 対象住宅向 通信システム 情報発信 システム ・データ受信 ・データ蓄積 ・画像受信 ・機器制御 ・情報集計 ・Web情報発信 ・制御画面提供 ・メール発信 メールまたは WEB インターネット 今日のお料理のレシピ ・・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ アダプター エアコン 専用通信ソフト 宅内 コントローラ Webサーバー データベース アダプター 照明 監視カメラ 出動依頼 (USB等) 出動 緊急通報ボタン 緊急 警備会社センタ ・緊急通報対応 ・出動依頼対応 7 6. 実証実験の評価方法 6-1.高齢者生活支援サービスの有効性の検証 提案者は、既に、過去の実証実験で、家電を用いた生活活動度の計測によって、プライバシーを確保し、かつ最も自然な形で測定できる、無拘束・非侵襲セ ンシングシステムを開発したが、特にその成果の中で、実際にサービスを提供する内容として有効と考えられたものが、対象高齢者の生活状況を示す生活リ ズム帯表である。これは、家電の使用状況等から、食事や外出、睡眠の時間帯を推定するものであり、家電を使うことによって初めて、推定が可能となる。こ れらの推定は、過去の実験でモニター毎に設定することにより9割以上の確定率をもつアルゴリズムを開発しているが、汎用性に欠けるという欠点があった。 そこで、今回の実証実験では、50軒の実験を通じて、アルゴリズムの汎用性を確立する。この汎用性の度合いもって、実用に耐えうるサービスの有効性を検 証する。また、季節変動による影響についても検討するため、夏から冬の季節を通して実証実験を実施し、アルゴリズムの柔軟性についても検討・評価する。 6-2.システムの受容性 高齢者生活支援サービスの実用化には、下記の点が重要である。 1)無拘束・非侵襲システムであること 2)導入・設置工事が簡便で低価格であること 3)毎月のサービス料金が低価格であること 4)サービスの内容が、本人にとっても魅力的であること 5)セキュリティが十分であること 提案者は、過去の実証実験を通じて、サービス料は、家族ではなく、高齢者当人が自分で支払う傾向をつかんでおり、したがって、このようなサービスは安否 を気遣う家族だけでなく、本人にも情報がフィードバックされる必要がある。そこで、今回の実証実験では、本人へのフィードバック情報の内容、報告の形式を 検討することによって、高齢者本人のサービスそのものの受容性を検証する。 6-3.心身疾患との相関 提案者は既に、家電の使い方と体調(特に睡眠、食欲)の相関を見出しているが、さらに、身体活動(行動)パターンの個人差にまで踏み込んで、心身との関係 を検討する。具体的には、50名の1人暮し(主に独居高齢者)および、心身の不調を訴える1人暮しを対象に、既に実証実験で実績のある冷蔵庫・テレビ等の 家庭電化製品の使用状況をモニタシステムを導入し、同時に、携帯情報端末(腕時計型あるいはPDA)を用いて、1日に5∼6回、気分・疲労度等の質問調査 を行い、結果を記録する。この手法は“EcologicalMomentary Assessment (EMA)”と呼ばれ、従来の質問紙調査法に比べて、忘却・事後的内観操作などによる をバイアスを低減できるとの利点を有する。しかしながらこれまで、EMAは主として禁煙などの行動変容プログラムの評価に用いられてきたにとどまり、心身 症・精神障害の臨床で用いられることはほとんどなかった。本提案では、上記の独立した手法を、心身の変調に伴う行動・情動の変化を定量的に捉えようとす るものである(なお、本手法を用いた心身の変調に関する実証は、既に中高年を対象とした疾患について、提案者のグループで実績を蓄積しつつある)。これ らのシステムよりより得られたデータをもとに、身体活動(行動)パターン、気分変動、睡眠−覚醒リズム、情動ストレス等を解析するアルゴリズムを開発し、定 量化された「心身の状態」について、従来の(事後的)質問調査、臨床所見と対比させることによって、行動と心身の関連を評価する。 8 7. ターゲットユーザー 一人住まいの高齢者世帯 8. ・選定基準/考慮点( 65歳以上の自立高齢者) ・実験対象規模 (要相談)‥ 50世帯程度 期待される成果 高齢者の日常の生活活動状態や、心身の状態を、プライバシーを確保し、かつ最も自然な形で測定できる、無拘束・非侵襲センシングシステムであり、高齢者の 身体的な健康状態と、こころの状態を定量化することを目指している。さらに、生活活動状態の計測システムから、家の状況を正確に判断し、セーフティ(防犯、防 災)サービスを提供する。 本システム技術は、高齢者の生活、健康、危急状態を評価、支援する基盤技術となり、もって健康増進や健康管理、介護・看護支援サービスの提供、さらには、 疾病の早期発見・早期治療などに応用展開を可能とする技術である。 本システムを用いた独居高齢者サービス、セーフティーサービスを、ある程度の規模で実際の家庭環境において検証・評価を行うことにより、高齢者の身体的な 健康・こころ(うつ状態、食欲等)の状態についての解析・評価の汎用化が図れると共に、事業化が可能となるサービスモデルが成立するかについての検証が行え る。特に、他のホームネットワークサービスといっしょになったとき何が重要で、何が省略できるかを、この実証実験によりビジネスモデルが明確になる。 <優位性> 提案者は、既に、高齢者を対象とした生活支援サービスの実証実験を数回にわけて実施しており、これらの実証実験を通じて、独居高齢者向けサービスに関す るノウハウを蓄積している。また、このサービスを提供する手段として、家電のホームネットワークを利用しているが、この家電ネットワークについても、家電制御の 業界標準規格であるエコーネットでの開発を行っており、システム構築の技術蓄積および開発体制が整っている。 ‘IT from the Home’高齢者生活支援 実証実験プロジェクト サービス&システム概要 へのSOKからのご提案 2002年2月25日 綜合警備保障株式会社 前提条件 本プロジェクトに関してSOKが参加する分野には、情報家電が生命・身体の異常を感知し、必要に応じ警備員を派遣 するセキュリティをメインとしたサービスが考えられます。しかし、まずはSOKのビジネスとして成立することを考慮しな ければなりません。 現在の警備業法では、インターネット上で警備信号を送信することは明確に認められていません。 (理由) 機械警備業務実施においては、定められた時間(30分、東京都23区内では25分)以内に現場に到着しなければなりま せん。しかしネット上で警備信号を送信した場合、信号受信が遅延する可能性があるため条件を満たせない可能性が あります。 そのため本プロジェクトでは、 ①インターネット上で、遅延のない警備信号の送受信が可能かという実証実験をおこなう必要があります。 ②警報の自動受信ではなく、お客様からの要請を受けてから警備員が出動する形の対応の必要があります。 という2つの条件が必要となります。 条件を満たすためには、下記のようなモデルが考えられます。 1 SOK-HS(IP対応S-761)を使用する場合 2 るすメイトを使用する場合 3 SOKは運用だけを行う場合 以上の3点につきまして検討いたします。 All Rights Reserved,Copyright(C)綜合警備保障株式会社 2002 1 1 独居高齢者向けサービス[SOK-HS(IP対応S-761)を使用する場合] 対象住宅 ※本プロジェクト4.1へのご提案です。 救急 非常 (オプション) IP対応S-761 無線非常ボタン 救急ペンダント 連絡(非常・救急) SOKが現在販売中のSOK-HS、そのIP対応バージョンを開 発いたしました。本機を利用して、連絡ボタン機能の実証 実験を行いたいと思います。 なお、IP網を利用して警備信号が遅延なく受信できるか の実験であるため、ユーザーの料金負担は考えておりま せん。また、機器設置の費用や出動料金等については 別途調整したいと思います。 アダプタ テレビ 電子レンジ ホーム ホーム ゲートウェー ゲートウェー インターネット インターネット 情報データ サービス プロバイダ 関係者 コントローラ 照明 電灯線ネットワーク アダプタ 緊急連絡 監視カメラ 炊飯器 All Rights Reserved,Copyright(C)綜合警備保障株式会社 2002 SS隊員出動 SOKガードセンタ 2 2 ホームセーフティーサービス[るすメイト(LAN対応)を使用する場合] 対象住宅 ※本プロジェクト5.1へのご提案です。 るすメイトのフラッシュ 撮影を照明と連動 電灯線ネットワーク ホーム ホーム ゲートウェー ゲートウェー SOKが本年2月14日に発売いたしました「るすメイト」を利 用した実証実験です。本機は防犯センサー、カメラとフ ラッシュ機能を内蔵しており、画像情報配信が行えます。 但し、アナログ公衆回線用のため実証実験に必要な機能 を有している本機のLAN対応バージョンを開発し、電灯線 ネットワークを用いて照明と連動させる実証実験も検討し たいと思います。 インターネット インターネット 情報データ サービス プロバイダ インターネット インターネット メールまたはWEB るすメイト(LAN対応) ※実証実験の際は新たな開発が必要 All Rights Reserved,Copyright(C)綜合警備保障株式会社 2002 携帯電話 関係者 出動依頼 SS隊員出動 SOKガードセンタ 3 3 SOKは運用だけを行う場合 対象住宅 アダプタ コントローラ 電灯線ネットワーク ※本プロジェクト4.1、5.1へのご提案ですが、当社としては実証実験に参加するメリット がありません。 松下電器産業様の情報家電システムを用い、信号の監視と 現場確認などの運用だけをSOKが行う場合です。 出動料金等の費用については別途調整したいと思います。 テレビ 照明 電子レンジ 監視カメラ 炊飯器 連絡 ホーム ホーム ゲートウェー ゲートウェー インターネット インターネット 情報データ サービス プロバイダ インターネット インターネット 携帯電話 関係者 メールまたはWEB 連絡ボタン SS隊員出動 出動依頼 緊急 緊急通報ボタン All Rights Reserved,Copyright(C)綜合警備保障株式会社 2002 SOKガードセンタ 4 費用について 本プロジェクトに係る費用としまして 1 モニタ宅に設置する機器費 2 機器の取付工事費 3 機器の撤去および原状復帰費 4 隊員出動費 5 S-761用ゲートウェイ開発費 6 るすメイト改造費 以上が必要になりますので、別途調整が必要と考えます。 5の内容 実験システム全体の内容確認が必要ですが、IP対応アダプタ(10BASE-T)を試作しており、その範囲 内で実験可能と考えます。 現状では、監視センタまで信号を流す仕組みにしていないため、信号を中継するサーバ(実験用)開発 が必要となります。 6の内容 (1)通信インターフェイスがアナログ回線のため、10BASE-T等へ変更します。 (2)オールインワンタイプで入出力インターフェイスが無いため、外部入出力インターフェイスを追加しま す。 (3)照明機器制御用アダプタの開発が必要となります。 All Rights Reserved,Copyright(C)綜合警備保障株式会社 2002 5 ‘IT from the Home’ 追加御提案 2002年2月25日 株式会社日立製作所 All Rights Reserved, Copyright©2002, Hitachi,Ltd. 1.‘IT from the Home’ の追加項目とその必要性 追加項目とその必要性 利用者側端末機能の拡充 ① 携帯電話(i-mode,ez-web等)の活用 →携帯電話で個人ごとの健康データの入力及び参照を行えるようにする。 ② 携帯電話への計測データの入力 →個人で持つ携帯電話を健康管理端末として使える。 →携帯電話はパソコンを起動する際の煩わしさが無い。 →利用者が使い慣れている。 サーバ機能の強化 ③ 患者の状態に応じた動的な問診内容の自動生成 → 血圧の値や自覚症状の有無等により、最適な問診が可能。 All Rights Reserved, Copyright©2002, Hitachi,Ltd. 2-1. ① 携帯電話(i-mode,ez-web等)の活用 携帯電話を健康管理端末として使用し、サーバへ健康データの送信及び参照を行う。 (患者/利用者) (サービス提供者) 適用サービス ・健康管理サービス ・健康アドバイス・サービス ・健康関連情報提供サービス 健康データの入力 JA V A 携帯電話 健康管理 端末 PC等 グラフ参照 健康データ蓄積用 データベース データセンタ (医師/相談員) PC等 All Rights Reserved, Copyright©2002, Hitachi,Ltd. 2-2. ② 携帯電話への計測データの入力 歩数計により測定した健康データを携帯電話へ自動入力する。 (患者/利用者) (サービス提供者) 適用サービス ・健康管理サービス ・健康アドバイス・サービス ・健康関連情報提供サービス 無線等 歩数計 携帯電話 健康データ蓄積用 データベース 健康管理 端末 データセンタ PC等 (医師/相談員) PC等 ※血圧計、血糖測定装置、心電図等の測定装置については検討 All Rights Reserved, Copyright©2002, Hitachi,Ltd. 2-3. ③ 患者の状態に応じた動的な問診内容の自動生成 血圧の値や自覚症状の有無等により、質問内容を変え、患者の状態に応じて 最適な問診を自動生成する。 (サービス提供者) (患者/利用者) 質問 表示 WWWサーバ 問診表示 回答入力 入力 (医師/相談員) 問診内容の 事前入力 問診DB 確認 結果 適用サービス ・健康管理サービス ・健康アドバイス・サービス All Rights Reserved, Copyright©2002, Hitachi,Ltd. 「健康・医療等」ワーキンググループの実証実験に関するご提案 2002 年 2 月 25 日 日本電気株式会社 大山 裕 弊社からの当WGへ以下の通り提案させていただきます。 独居高齢者向けサービスとしての、パソコンによるTV視聴状態確認機能 「4.2 独居高齢者向けサービスのシステム・イメージ」として、テレビにアダプター をつけて視聴状態(電源のON−OFF状態)を知ることで独居高齢者の生活状況を確認 する機能が定義されています。弊社は、今回の実証実験の対象ユーザとしてパソコン利用 者を想定し、TV受信機能つきパソコンに、視聴状態監視機能とログ出力機能等を実装す ることで、パソコンによるテレビ視聴状況をホームゲートウェーに送出する機能を提供す ることで、実証実験に貢献したいと考えています。 一般に独居高齢者というと、パソコンの扱いを得意としない人が大勢であると考えられ がちですが、実際には、パソコンなどの情報機器を使用することのできる利用者も少なく ありません。これらの利用者に対して、テレビ受信機能付きパソコンを提供することで、 単に電源使用状態に留まらず、チャンネル切り替えや録画予約状況、字幕視聴状況など、 実生活の中でのより詳細な状況をホームゲートウェーに伝えることができます。 実験用ソフトウェアとしては、既存の製品で実現されているものベースに下記の機能強 化を行います(ホームサーバー側機能については、相談の上決定します)。 ◎ 視聴状態ログ取得機能追加 ◎ ログ管理機能追加 ◎ ホームゲートウェーとの情報交換機能の実現(インタフェース&プロトコル) また、将来に向けて、以下の機能もチャンスがあれば実現したいと考えています。 ◎ 外部からの視聴予約設定機能(見せたい番組を家庭外から指定してあげる) ◎ ブロードバンドサービスの利用状況確認機能 必要なハードウェアとしては、ホームゲートウェーとのインタフェースを有するテレビ 受信機能つきパソコンであり、これが利用希望者世帯について必要となります。 以上 高齢者生活支援プロジェクト SMS配食サービス提案書 (株)セブン−イレブン・ジャパン (株)ニチイ学館 (株)セブンミール・サービス 目次 Ⅰ.配食サービスビジネス概要 1.セブンミール・サービス会社概要 2.事業目的 3.SMSのターゲットユーザー 4.サービスイメージ Ⅱ.配食サービスの事業イメージ Ⅲ.配食サービス事業における提携の意義 Ⅳ.今後の方向性 P2 P3 P4 P5 P6 P7 P8 セブン・ミールサービス ビジネス概要 1.会社概要 ■商号 株式会社 セブン・ミールサービス ■所在地 東京都港区芝公園4丁目1番4号 ■設立 平成12年8月7日(営業開始平成12年9月4日) ■代表者 代表取締役社長 池 田 勝 彦 (株セブンイレブンジャパン専務取締役商品、物流管理本部長) ■資本金 3億円(平成13年3月現在) ■出資者 (株)セブン‐イレブン・ジャパン 60%、 (株)ニチイ学館 30%、 三井物産(株)5%、 日本電気(株)5% ■会社の沿革 2000年 2月 配食・介護周辺サービスの取組みをプレス発表、 配食事業プロジェクトを開設 2000年 7月 埼玉県浦和市、川口市居住の100名を対象に「配食サービス」のプレテスト実施 2000年 9月 埼玉県浦和市、川口市より「配食サービス」開始 2001年 11月 首都圏の1都3県に拡大(神奈川・千葉県の一部地区除く全域) 2002年 4月 グループ会員制度スタート予定 「買物代行サービス」、「保健事務処理代行サービス」は開始に向け準備 セブン・ミールサービス ビジネス概要 2.事業目的 (1) 美味しく安心して食べていただける食事の提供 高齢健常者や食事に時間を掛けられない人、健康指向の強い人等の増加により、毎日の食事を確実に美味しく安心して食べたいと希望する 方が増加している。 SEJの得意とする高品質で味の良い食事を開発し、お客様のご希望に応じた受渡し(宅配、店渡し)により提供する。 (2) 潜在客層の顕在化(出向いて利便を提供する) SEJの理念である「地域住民の消費生活の利便、向上に寄与する」の元に、セブン−イレブン店に来て直接お買い物が出来ない事情のある お客様(高齢者等)に対し、宅配により利便を提供する (※健康に関心、高齢、身体機能等により来店できないお客様にもう少しの快適さを提供する)。 (3)高齢者生活支援、地域密着型サービスの展開を通して社会的貢献に寄与する。 ※会員を募り、会員に提供する各種サービス(取引き)を情報ネットワークに乗せ、対応・処理し、最も迅速かつ経済性の高いサービス事業を行う。 (広く一般会員を募集すると共に、要介護者の介護をされている家族を含む介護支援者も会員として募集する) ニチイ学館 介護支援者 (介護事業者、介護者家族) 高齢健常者 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 20 00 年 20 01 年 20 02 年 20 03 年 20 04 年 20 05 年 20 06 年 20 07 年 20 08 年 20 09 年 事業所客、施設職員、自治体 総人口 潜在客層 (時間がない、事情がある) 25.0 128000 127800 127600 127400 127200 127000 126800 126600 126400 西暦(年) 全人口 高齢者の構成比 高齢者(65歳以上)人口 世の中の変化(高齢化) ターゲットする客層 セブン・ミールサービス ビジネス概要 3.SMSのターゲットユーザ 単身生活者(若年) ●必要な時に食べたい ●食事へのこだわりが少ない 高齢者所帯(独居者含) 1.6名 ●栄養バランス、健康に良い食事をしたい ●気力体力の衰えで買物に行き難い ●食の楽しみを求めている(健常者) ●計画的に食事な食生活をしたい ●介護で自宅を離れ難い ● 00年624万所帯(25年間に6倍増加) 一般所帯(主婦) 3.7名 ●出来る時だけ手作りをする(55%の主婦) ●仕事や育児が忙しく食事に時間を掛けれない ●中食や食材宅配を上手に利用したい ●毎日のメニューを考えるのが辛い ●安全で栄養バランスの良い食事をしたい ●上手に買物をして家計をおさえたい デリバリーの利用(1人前不可) 公的配食サービス(4日/週) ストーク社(2800円/セット) タイヘイ・ヨシケイ(食材宅配) シュガーレディー(冷凍食品、無添加) 生協(食材宅配・買物代行) SEJのお食事配達サービス ●1000円以上又はお食事セット1セットより宅配が利用できる (店受取りは最低注文金額の制限無し) ●調理済・食材・弁当・パン・牛乳・米穀・お刺身まで毎日170アイテムを自由に選べる ●利用制限(曜日、日数、回数)が無い ●注文方法が選択できる(店・電話・FAX・インターネット) ●会員でなくても店でお試し注文が出来る ●お届け日の前日午後6時迄注文出来る(惣菜・弁当) ●保存料・合成着色料未使用、徹底した温度(品質)管理で手渡しされる為安心・安全 課題 ■当日10時迄注文出来る(食事セット) ■宅配受取時間帯(1時間)が指定できる ■急な外出の時は宅配より店受取に変更できる セブン・ミールサービス ビジネス概要 4.サービスイメージ 入会:7‐11店又はWebで登録 で登録料1000円支払 (1000円割引券進呈) ご注文 セブン−イレブンのお店や サービスセンターへの電話・FAX、 インターネットで注文できます。 お店 :POSレジでご注文の場合 商品受け渡し お支払い セブンーイレブンのお店、 または入会時に登録したご住所の いずれかで受け取りが出来ます。 ご注文方法やお受取り場所によって お支払方法が変わります。 ご注文時にご指定下さい。 惣菜・弁当・食材セット・デイリー商品 お届け日の前日午前9時30分迄 ご注文締切日時 サービスセンター:電話・FAXでご注文の場合 食材セット・デイリー食材 お届け日の前日午前9時30分迄 惣菜・弁当 お届け日の前日午後5時30分迄 電話でお問合せ・注文:0120−736−014 FAXで注文 :03−5321−5677 :インターネットでご注文の場合 食材セット・デイリー食材 入会時に登録したご住所に 配達員が「お届け」します。 お店でのお渡し 昼便:遅くとも午前11時30分迄にお渡し 夕便:遅くとも午後6時迄にお渡し 最低注文条件:条件無し ※店により、お渡し可能な時間が異なります 詳い時間はご注文頂いた店にお問合せ下さい 宅配でのお届け お届け日の前日午前10時迄 惣菜・弁当 お届け日の前日午後6時迄 ∼SMSサイト アドレス∼ http://www.7meal.com 昼便:午前9時∼12時迄にお届けします 夕便:午後3時∼7時迄にお届けします 最低注文条件:1回の注文で1000円以上 ※お届先の市町村別に1時間の時間帯で お届け目安時間をご案内致します ●商品代金に消費税(5%)が加算されます。 ●宅配の場合には1回のお届けにつき 宅配料100円(消費税別)がかかります。 1回のお届けにつき2000円以上(消費税別) お買い上げの場合は宅配料無料 二人分のご注文例 Web 注文された セブンーイレブンの お店で「お渡し」します。 店で注文・宅配渡し ・・・・・・・・・・・前払い 店で注文・店渡し ・・・・・・・商品引換え 店以外(電話・FAX・NET)注文 店渡し ・・・・・商品引換え 店以外(電話・FAX・NET)注文 宅配渡し 自動引落・収納代行票 さばの味噌煮セット・・・・2人前1,230円 ほうれん草のごま和え・2人前 440円 豚汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・2人前 640円 白飯・・・・・・・・・・・・・・・・・・2人前 320円 小計 宅配料(100円×1回) 2.630円 合計 消費税(5%) 2,630円 131円 お支払金額 2,761円 無料 配食サービス事業イメージ 納品(宅配) お客様 (健常高齢者) 発注 ・電話/FAX ・7-11店舗 ・インターネット 三井物産 店頭受渡し ①キットメニュー ②セットメニュー 納品(宅配) 納品 (店受渡し) 会員登録 加盟店 共配センター セブン-イレブン・ジャパン本部 ニチイ学館 センター納品 製造指示 セブン・ミールサービス デイリーメーカー工場 ①社会的要求とニーズ ②マーケットとして捉える(継続性) ③ストアロイヤリティーの確立 ④既存インフラの活用 ⑤会員情報のグループ企業内活用 ①会員組織化 ②メニュー(商品仕様) ③情報収集と改善 配食サービス事業における提携の意義 目 的 ・美味しく安心して食べて頂ける食事を提供する。 ・潜在客層を顕在化(出向いて利便を提供)する。 ・地域密着型サービスの展開を通して社会的貢献に寄与する。 情報ネットワーク 会 員 潜在的なお客様 ニチイ学館のお客様 要支援老人 要介護老人 高齢者:2200万人 220万人(10%) 健常老人 事情で来店 できない人 1980万人(90%) 仕事で忙しい 外出できない ニチイ学館 <メリット> 1.SEJ情報ネットサービスの活用。 2.介護用品調達ルートの確立。 3.情報発信基地の獲得。 健康に留意し 食事制限をしている 顧客A 高齢者 健常老人 1980万人 配食サービス 顧客C 来店 <役割> 1.お客様の近くに店がある。 2.味が良くて安全な商品の提供。 3.情報システムによる事業の取り纏め。 <メリット> 1.新規ビジネス領域の拡大。 2.潜在客層の顕在化。 3.高齢者マーケティングの強化(IYグループ)。 4.高齢者マーケットの獲得(会員の囲い込み)。 5.製造ノウハウの蓄積。 6.ECビジネス(宅配)への連動。 三井物産 <役割> 1.ディストリビューティング・プランニング。 2.総合商社としての情報収集と調査分析。 顧客B いつもご来店頂いているお客様 セブン-イレブン・ジャパン 提携 <役割> 1.健康な高齢者の組織化(会員制)。 2.組織化した高齢者より活きたマーケティング 情報の収集。 3.高齢者(健常者・要介護者)を顧客化。 健康指向 の強い人 現在のお客様 <メリット> 1.新規ビジネス領域の拡大。 2.EC物流(宅配、留置き)への連動。 今後の方向性 目標 各社の役割分担 第1ステップ 将来的構想 セブンイレブン・ ジャパン 戦略的提携 1.新規事業の拡大。 2.地域社会への貢献。 3.潜在客層の顕在化。 ①お客様の近くに店がある。 ②味が良くて安全な商品が 提供できる。 ③高品質な商品を開発し、 調達できる。 ④高度な情報システムを有し 事業の取り纏めができる。 ・配食サービス EC全体への連動 会員・予約制で提供する ・お買い物代行サービス ニチイ学館の 在宅介護事業の 支援より開始する Ⅰ.配食サービス ニチイ学館 1.介護用品調達ルートの確保。 2.知名度、信用度の向上。 ①ホームヘルパーの派遣 (在宅介護) ②福祉、医療、介護に精通す るトップ企業 ③潜在客層との接点 (健康老人の組織化) ④介護食、特別食の配食サー ビスを実施している。 ・セットメニュー、キットメニュー販売 ・地域を限定して開始する ・7−11店で受渡し(店渡し) ・お客様宅で受渡し(宅配) Ⅱ.お買い物代行サービス ・セットメニュー、キットメニュー提供 ・サービス地域の拡大(全国) ・7−11店で受渡し ・お客様宅で受渡し(宅配) Ⅱ.お買い物代行サービス Ⅲ.事業所周辺商品宅配サービス Ⅳ.システムによる事業組織化 3.情報発信基地の獲得。 ニチイ独自の事業 ・要介護者への配食サービス Ⅰ.配食サービス Ⅲ.システムによる事業組織化 Ⅴ.ECビジネスとの連動 三井物産 1.新規事業の拡大。 2.知名度、信用度の向上。 ①原材料、包材の開発と調達 ②ディストリビューティング・ プランニング ③総合商社としての情報収集 力と調査分析力 ・仕入ルート確立 ・製造・宅配ノウハウ確立 モバイル利用のご提案 平成14年2月25日 株式会社NTTドコモ Copyright © 2001 NTT DoCoMo,Inc. 1.‘IT from the Home’におけるモバイルの利用 ①健康情報の閲覧 データセンター 利用者 iモードサイト FOMA網 ISDN網 ③TV電話による 健康相談 ②薬の服用時間、 健康データの 測定時間知らせ 健康 管理 情報 コールセンター … FOMA … … ①健康情報の閲覧:HPなどで展開されている健康関連情報をiモードサイトを利用して携帯電話から閲覧する。 ②薬の服用時間・健康データの測定時間知らせ:携帯電話へ薬の服用時間や健康データの測定時間を知らせるメールを プッシュ配信します。薬の適切な服用などにつながります。 ③TV電話による健康相談:TV電話を利用してよりユーザフレンドリーな健康相談が可能となります。 Copyright © 2001 NTT DoCoMo,Inc. 1−1.パーソナライズ情報提供メールシステム 適切な内容の情報を、適切な時間に、どこにいても提供できる情報提供システムです。利用者情報を蓄積した データベースと連動させて情報のプッシュ配信が必要な利用者に対して、ドコモの特定接続サービスを利用して 携帯電話へタイムリーなメール配信をします。メールで送られたURLにアクセスすると利用者にパーソナライズ された情報が閲覧できます。FOMA端末を利用すれば動画像のマルチメディアコンテンツで提供が可能です。 利用者 データセンター ①情報メール配信 iモードネットワーク メール サーバ FOMA網などの モバイルネットワーク ②DB連携 配信管理サーバ ③パーソナライズ 情報閲覧 利用者 管理 情報 インターネット FOMA端末など iモードサイト コンテンツサーバ ①iモード特定接続サービス: 遅延することなくiモードメールを利用したサービスが提供できるドコモのネットワークサービスです。 ②DB連動メール配信サーバソフトウェア: 利用者情報データベースと連携させてメール配信をおこないます。 ③パーソナライズiモードサイト: 利用者にパーソナライズされた情報をiモードサイトから提供します。利用者はメールで配信され たサイトURLで静止画を交えた詳細な情報を閲覧できます。またFOMA端末を利用すれば動画像や音声を利用したマルチ メディアコンテンツでの提供が可能です。 *「健康管理サービス」や「健康関連情報サービス」で利用可能 Copyright © 2001 NTT DoCoMo,Inc. 1−2.TV電話アドバイスシステム(コールセンター) パーソナライズされたiモードサイトの情報から直接コールセンターにアクセスしたり、サイトスティックを利用してコールセンターに アクセスします。コールセンターでは携帯電話の発信番号から適切な情報をアドバイザーに適切な健康情報を提示します。更に FOMA端末を利用すればTV電話でのコミュニケーションが可能となります。 データセンター 利用者 健康 管理 情報 FOMA端末 インターネット サイトスティック iモードサイト F O M A 網 サイトスティック AV TO機能 コールセンター I S D N 網 ①AV TO機能、PHONE TO機能: サービスをガイドするiモードサイトからボタン一つでコールセンターへテレビ電話(電話)がかけられます。 ②CTI: 利用者の発信番号と利用者の健康情報をリンクさせてアドバイザーに適切な情報を提示します。 ③TV電話: コールセンターとTV電話でコミュニケーションができることでアドバイザーは音声以外の情報からより的確なアドバイスがおこな えます。 *「健康アドバイス・サービス」で利用可能 Copyright © 2001 NTT DoCoMo,Inc. 2.画像認識コントロールモニターシステム 携帯電話のカメラを動かすと、データセンターの画像認識サーバがその動きを認識します。住居内の監視カメラの 首振りやズームが可能となり、簡単な操作で的確な状況把握がおこなえます。 別居家族や外出先 住居 FOMA端末 インターネット インターネット F O M A 網 監視カメラ データセンター 画像認識サーバ *「独居高齢者向けサービス」や「ホームセーフティーサービス」で利用可能 Copyright © 2001 NTT DoCoMo,Inc. IT from the Home 高齢者生活支援 実証実験プロジェクト へのご提案 2002年2月26日 ビットワレット株式会社 電子マネーサービス“Edy”の特徴 1、操作性が良く、簡単、便利、便利、清潔感がある 2、誰でも持つことができる(与信、審査が不要) 3、非接触ICカードを採用している 4、リアル、サイバーの両方で利用可能 ご提案の概要: 弊社は、Edyサービスの特徴を生かした決済サービスの をご提案いたします。 特に、健康関連情報提供サービスのうち物販を伴うサービスの 代金支払、及びリアルの店舗における代金支払について、 Edyのサービスインフラ、及び各種端末をご提供いたします。 サービスの構成 協力機関など サービス利用者 データセンタ インターネット 販売サービス 電子マネーのチャージ(入金) 電子マネーでの支払 物販サービス ビットワレット リアルでの利用も可能 店舗端末 カードはリアルにおけるEdy取扱い 店舗にても、利用することが可能であり、 更なる利便性が広がる “Edy”セン ター サービスのイメージ 支払 残高確認 サービス選択 チャージ(入金) 入金指示 入金画面 配送サービス ○○×× 販売サービス △△○× 支払画面 残高確認 必要な端末類、及び開発項目 1.利用者配布用カード (1000円/枚) 2.PC接続用リーダ・ライタ (3000円/台) 3.ネットサービス提供者とEdyセンターとの接続部分の開発 1000万円(開発費) 4.『リアル展開時』 リアル店舗用の店舗端末 (25万円/台) ※Edyシステムと実証実験システムとの接続の方法によっては 金額などが変動することがあります。 第二部 教育サービス 情報家電等実証事業 「家庭における教育サービスに関する 実証実験の企画」 実証実験計画書 平成14年3月 富士通株式会社 −目次− 1. 実証実験の目的 ............................................................................................................ 5 1.1 背景 ......................................................................................................................................................... 5 1.2 目的 ......................................................................................................................................................... 6 2. 実証実験規模と根拠 ..................................................................................................... 7 2.1 実証実験の規模 ....................................................................................................................................... 7 2.2 実証実験の根拠 ....................................................................................................................................... 9 3. 実験環境..................................................................................................................... 11 3.1 作業指針.................................................................................................................................................11 3.2 実験環境に提供するサービス機能 ........................................................................................................ 12 3.3 実験環境のシステム構成 ...................................................................................................................... 16 4. 実験環境構築.............................................................................................................. 19 4.1 ネットワーク環境構築作業................................................................................................................... 19 4.2 サーバ環境構築作業.............................................................................................................................. 20 4.3 データベース環境構築作業................................................................................................................... 21 4.4 クライアント環境構築作業................................................................................................................... 22 4.5 運用方法................................................................................................................................................ 23 5. 実証実験の概要 .......................................................................................................... 25 5.1 実証実験作業の概要.............................................................................................................................. 26 5.2 実験項目の構成 ..................................................................................................................................... 32 5.3 実証実験項目と評価項目の関連............................................................................................................ 37 6. 実証実験作業.............................................................................................................. 39 6.1 作業指針................................................................................................................................................ 39 6.2 『先生は、授業準備作業の能率を上げることができる。 』ことの実証(検証) ................................. 40 6.2.1 『先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成が簡単にできる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 43 6.2.2 『先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことができる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 44 6.3 『先生は、子ども一人一人にアドバイスができ、適切な指導ができる。』の実証(検証) ............... 46 6.3.1 『先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するアドバイスができる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 48 6.3.2 『先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するアドバイスができる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 50 6.4 『子どもは、学校・家庭を通した適切な指導を受けることで、意欲的に生活・学習できる。』 ことの実証(検証)............................................................................................................................... 52 6.4.1 『子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受けることができる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 54 6.4.2 『子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問をするようになる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 56 6.4.3 『子どもは、学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに学習できる。』 ことの実証(検 証) ........................................................................................................... 58 6.4.4 『子どもは、自分に合った教材の選択や、興味・関心のある学習分野を追求できる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 60 6.5 『保護者は、子どもの学校生活全般を把握し、子どもに対する理解を深めることができる。』 ことの実証(検証)............................................................................................................................... 62 6.5.1 『保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把握できる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 64 6.5.2 『保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を確認できる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 66 6.6 『保護者は、子どもと積極的に関わり、子どもの学習支援者になることができる。 』 ことの実証(検証)............................................................................................................................ 68 6.6.1 『保護者は、先生と連携し、効果的な子どもへのアドバイス・指導ができる。』 ことの実証(検証)...................................................................................................................... 70 6.6.2 『保護者は、子どもに合った教材を選択し、発展的な学習の場を与えることができる。』こ との実証(検証).......................................................................................................................... 72 付録[実証実験地域訪問記録]....................................................................................... 75 付録 1 三鷹市訪問記録............................................................................................................................... 75 付録 2 日本IBM株式会社訪問記録 ......................................................................................................... 79 付録 3 三鷹市立第三小学校訪問記録 ......................................................................................................... 81 付録 4 セコムラインズ株式会社訪問記録.................................................................................................. 83 付録 5 武蔵野ケーブルテレビ株式会社訪問記録....................................................................................... 85 1. 実証実験の目的 1.1 背景 e-Japan 計画により国内の全学校には高速のインターネットが導入され、さらに Broadband 時代の到来による家庭への高速回線の普及率も急激に伸長するものと思わ れる。また、数多くの電子教材が公共機関や教育産業から提供されはじめ、それを学校 や家庭からより有効に活用することが、学校教育や生涯教育において重要である。 学校教育においては、指導要領の3割削減や学校の週5日制実施による学習内容の精 選、また個の伸長を重視する指針から、学校ではより個に応じた教育及び学習活動の重 要性が叫ばれている。それを実現するためには、学校と家庭の役割を明確にした上で、 家庭には学習の補充・発展の場としての役割が期待される。 現在、一部の学校や家庭において、インターネットを利用した学校の教育情報の公開 や先生と保護者のコミュニケーションなどが、先進的な取組みとして始まっているが、 学習に直接結びつくものには至っていない。子供のいる家庭の学校への関心は大変高い が、その中でも学習そのものに関する内容こそが一番の関心事であることは言うまでも ない。 また、e-Japan 重点計画では、高度情報通信ネットワーク社会の実現のために特に重 点的に施策を講ずべき5分野のひとつとして、「教育及び学習の振興並びに人材の育 成」があげられている。ここでは、2005年には国民すべてがインターネットを使い こなせるようになる中で、学校のIT化、あらゆる人へのIT学習機会の付与などによ る施策の推進がうたわれている。 このような状況の中、教育分野において家庭がITのメリットを真に感じつつ、通常 的に活用するものとして、学校と家庭の「学びの連続」によるITの活用をテーマに実 証実験を行うことは大変意義があるものである。学校に通う子ども達だけでなく、保護 者のIT活用の機会も増加し、それがあらゆる人への学習機会の付与にも繋がっていく。 文部科学省が行った平成12年度の学習費調査(平成 6 年度から隔年実施)によると、 家庭が子どもにかける年間教育費の総額は、平成10年度と比較して、小学校では3. 9%減、中学校では1.3%増であり、調査開始からほぼ横ばいか減少傾向が続いてい る。しかし、ITの家庭への浸透によるe−learning分野においては、新たな 教育ビジネスも期待され、本プロジェクトのコンセプトである「学校と家庭の学びの連 続」は、ビジネスモデルとして検討するに値するものと考える。 さらに、学校と家庭の関係を、教育産業のカルチャーセンターや企業内教育に熱心な 企業と家庭と見立てれば、生涯教育や企業人の人材育成にも発展することのできると思 われる。 5 1.2 目的 本プロジェクトでは、国民のリテラシー向上、生活における豊かさの向上を図る教育 サービスを提供するシステムを構築し、国民に実際に使ってもらうことによりその有効 性を検証し、国民のニーズに応えられるサービスモデルを提示することを目的とする。 あらゆる教育シーンに対応する『 学びの連続性 』を実現する1モデルとして「学校家庭の学びの連続」を調査するとともに、家庭連携を強く意識し、家庭人(父・母・子 ども・企業人等々)全般を対象とした『教育(学び)』も念頭におく。 本プロジェクトは、実ビジネスを本格的に展開することを前提に、利用者の真のニー ズを探り、サービス内容、サービス提供事業がビジネスモデルとして成立するか、サー ビス提供システムに必要な技術がすべて整えられているか、等を市民と自治体と企業が 連携して実証実験により検証するものである。本年度の企画段階においては、次年度の 本格的な実証実験に向けて、提供サービスの詳細化による実験内容の検討、実証実験環 境の構築に関する検討と準備、効果の評価方法の検討などを行い、その結果を企画書に まとめて、次年度より実験を速やかに開始できるように準備を整える。 実証実験の計画では、利用者である先生、子ども、保護者にとって、それぞれ以下の メリットがあることを検証し、ビジネス化の可能性を探ることをねらいとする。 ・ 先生にとって、とにかく便利であり、生徒の家庭での様子がよくわかるととも に生徒と触れ合う時間が増え、指導者から支援者へとなれる。 ・ 子どもにとって、とにかく楽しく自己学習ができ、励みのある学習となる。 ・ 保護者にとって、学校や子どもの学習の様子がよくわかり、安心することがで きる。 6 2. 実証実験規模と根拠 本実証実験は、次項に示すとおりの規模、根拠で実施するものである。 2.1 実証実験の規模 (1) 実験場所 実験場所は、次のとおりである。 学校:東京都三鷹地区の公立小学校2校、中学校1校。 家庭:東京都三鷹地区の公立小学校2校、中学校1校に通学する児童・生徒の家庭 60世帯。 (2) 参加被験者内訳 実験に参加する被験者内訳は、次のとおりである。 先生:東京都三鷹地区の公立小学校2校、中学校1校に勤務する教員10名程度。 生徒:東京都三鷹地区の公立小学校2校に通学する第4学年以上の児童、中学校1 校に通学する第一学年∼第三学年の生徒60名程度。 家庭:東京都三鷹地区の公立小学校2校、中学校1校に通学する児童・生徒の家庭 60世帯の保護者60名 (3) 実験期間 平成14年度9月∼12月の約3ヶ月間の第2学期期間。 (4) 実験前提条件 本実証実験の前提条件は、次のとおりである。 (a) 三鷹市教育委員会は、実験開始前に、本開発システムを利用する上で必要な、利 用者自身をあらわすユーザ ID・パスワード等の配布を済ませておこくと。 (b) 三鷹市教育委員会は、実験開始前に、本開発システムを利用する上で必要な、利 用者の学校情報、クラス情報等のテーブル登録処理を済ませておくこと。 (c) 富士通は、検証データとして収集するアンケート用紙などを用意しておくこと。アンケ ート用紙等は、被験者に対して過剰な負担をかけない配慮を施したものにすること。 7 (5) 実験方法 実験方法は、次のとおりである。 (a) 授業用・家庭学習用教材の作成・選択する実験を行う(先生・子ども・保護者)。 (b) 授業・家庭学習を含めた自己学習する実験を行う(子ども)。 (c) 子どもの学習サポートする実験を行う(先生・保護者)。 (d) 子どもの授業、家庭学習の進捗状態の確認する実験を行う(先生・保護者)。 (e) 子どもに対し適切な家庭学習教材の選択する実験を行う(保護者)。 (f) 子ども・先生・保護者の学習情報、生活情報交換する実験を行う(先生・子ども・保護 者)。 (6) 検証方法 本実証実験の検証方法は、次のとおりである。 実験方法の(a)∼(f)までの実験において、『Broad Band e−Learning サー ビス』より蓄積される各種データ、被験者の内的変化を計測する5段階評価等によ るアンケート、ヒアリングを検証データとして収集する。検証データは、 「有意差 検定」などを用いて、実験開始時と終了時の比較検証をする。 8 2.2 実証実験の根拠 本実証実験は、検証データとして被験者を客観的に判断できる『Broad Band e −Learning サービス』より蓄積される各種データ、被験者を主観的に判断できる アンケート、ヒアリングデータを収集し、検証データとしての信憑性を高める。ま た、収集されたデータは、「有意差検定」等を用いて、正確に分析、実験結果を検 証するものである。 9 3. 実験環境 3.1 作業指針 学校と家庭での「学びの連続」を実現するために、ITFH教育サービスシステムを 各学校に展開していくうえで、現行のシステムとの連携を考慮することは不可欠である。 1999年から推進されてきた学校インターネット事業などを通して、国内の多くの 小中学校がインターネットに接続できるネットワーク環境を構築してきている。またグ ループウェアなどを導入して、インターネットのみではなく、学校内あるいは地域内の イントラネットの有効活用を模索している学校も多い。こうした試みは、いずれも情報 共有とメールを中心として、コミュニケーションの円滑化を主な目的としている。 一方、ADSLの普及も牽引役となり、家庭におけるインターネット利用も急増する とともに、その回線環境も劇的に改善されてきている。こうした動きをふまえて、教育 用コンテンツベンダーや塾なども、インターネット技術を利用した教材配信や遠隔事業 などの新しいビジネスを本格的に展開し始めている。しかし、これらは家庭におけるイ ンターネットを利用した学習とは全く別次元のもので、学校における授業との連続性を 意識したものではない。 今回のITFH教育サービスシステムは、「教育用コンテンツ」を学校からのみならず、 家庭からも同様に利用できるようにし、「先生」、「生徒」、「保護者」を有機的に結びつ けるという点で、今までにない新しい試みである。 しかし、学校や家庭にこれだけ普及しているインターネット環境を全く無視すること は現実的ではないため、既存のネットワークインフラやグループウェアなどと、可能な 限り共存させることが不可欠である。こうした状況を踏まえて、システムの実験環境を 構築するにあたっては、以下の2点を作業指針とする。 ・学校や家庭で利用している、ネットワーク環境を有効に活用する。 ・学校や家庭で利用している、現行のハードウェア、ソフトウェアを有効に活用する。 これらに最大限留意しながら構築作業を進める。 11 3.2 実験環境に提供するサービス機能 実験環境では、以下のサービス機能を提供する。 ユーザ関連管理 ユーザ属性管理 グループ情報管理 年度更新 全ての機能と関係する 総合ポータル e−Learning 認証 ホームページ作成 コミュニティ シングルサイ ンオン メール 掲示板 教材作成 チャット テレビ会議 家庭学習 モバイル連携 電子学習帳 パーソナル GUI チューター 教材関連管理 教材属性管理 教材配信 利用履歴管理 セキュリティ 著作権保護 課金/決済 利用履歴採取 利用課金管理 利用履歴参照 ユーザ課金管理 システム保全 ユーザ情報保全 図 3-1 サービス機能関連図 12 決済管理 各機能の概要は、次の通りである。 表 3-1 サービス機能一覧 大項目 総合ポータル 中項目 ユーザ認証 シングルサインオン パーソナル GUI ユーザ関連管理 ユーザ属性管理 グループ情報管理 年度更新 教材関連管理 教材属性管理 教材配信 著作権保護 利用履歴管理 利用履歴採取 利用履歴参照 概要 各ユーザ属性に応じた、サービスの認証 を行う機能である。 ユーザが 1 回のログインで、複数のシス テムにアクセスできるようにする機能であ る。認証機能をもった信頼できるシステム のユーザが、当システムを認証なしに利用 できる、あるいは当システムの認証を行っ たユーザが、他のシステムを認証なしに利 用できるようにする機能である。 ログインしたユーザの認証結果と、その ユーザの個人設定情報から、ユーザ固有の GUI を表示する機能である。 本システムを利用する全てのユーザの属 性情報を管理する機能である。属性情報と は、ユーザ自身を表す情報(ユーザ ID、名 前、ユーザ種別、等)である。 ユーザをグルーピングし、グループの情 報を管理する機能である。 年度切り替わり時などに、生徒のクラス 編成等のユーザ情報を一括して変更する機 能である。 教材の属性情報を管理する機能である。 属性情報とは、教材自身を表す情報(教材 ID、教材名、教材種別、等) 、教材のファイ ルを表す情報(ファイル名、格納先パス名、 ファイルサイズ、等) 、教材の運用を表す情 報(公開日、公開先、課金の有無、等)で ある。 教材を利用者に配信(提供)する機能で ある。配信方法には、ファイルダウンロー ド(Pull 配信、Push 配信)、ストリーミング 配信、等がある。 教材が不正利用されないために著作権を 保護する機能である。 サービスの利用履歴を採取し、データベ ースに蓄積する機能である。 サービスの利用履歴情報を参照する機能 である。参照は、利用者、教材等を検索の キーとする。 13 e-Learning ホームページ作成 教材作成 家庭学習 電子学習帳 チューター コミュニティ メール 掲示板 チャット テレビ会議 モバイル連携 課金/決済 利用課金管理 ユーザ課金管理 決済管理 セキュリティ システム保全 ユーザ情報保全 先生が提供される教材や URL のリンク により簡単に学習用のHPを作成できる機 能。テンプレート形式で簡単に作成できる。 先生が自分で作った素材や提供される教 材を利用してオリジナルの教材を作成する 機能。ドリル作成や説明画面作成等、作成 できるものは規定あり。 先生が生徒に課題を出すための機能。テ キストや音声によるコメントや、学習する 教材を指定することができる。利用者は宿 題の学習結果の提出やわからないことを質 問する。それに対する回答も得られる。 学習者の電子ノートとして、メモを書き 留めたり、学習した教材やURL、お気に 入りのURL記録ができる機能。 特定の教材の学習時に、チュータから直 接指導が受けられる機能。画面共有、画像・ 音声によるやりとりが行える。 利用者間で情報をやり取りするためのメ ール機能。本システム内でのメール送受信 を容易に行えるようにする。 利用者間で情報を共有するための掲示板 機能。 先生と生徒、先生と保護者等が会話する ためのチャット機能。 オンラインにより授業等を行うためのテ レビ会議機能。 お知らせの掲示板や先生からのメール 等、モバイル機器で利用するための機能。 利用情報の有効性を確認した後にサービ ス利用者に対して利用結果を通知し、利用 情報を元にした売上情報を通知する機能で ある。 会員のカード情報を定期的に通知する機 能である。 取引処理/キャンセル処理/取引情報の 検索/決済結果確認を行う機能である。 システム、データ、ネットワークへの不 正アクセスを防止するための機能である。 ネットワーク上に流れる個人情報の盗 聴、漏洩を防止する事を目的とする機能で ある。 14 上記サービス機能のうち、コミュニティ機能関連は、既に何らかのかたちで導入をす すめている学校、地域が数多くある。 このうち、メールおよび掲示板のサービスは、家庭学習における課題の出題や提出、 教育コンテンツのダウンロードなど、ITFH教育サービスシステムの他のe−Lea rning機能と有機的に連携することにより、その効果を最も発揮する。従って、現 行のシステムがある場合でも、ユーザーIDやパスワード情報を引継ぐかたちで移行を 行うと、システムとして最も効果的なサービス提供が期待できる。 しかし、現行システム(とくに掲示板など)に今まで蓄積してきた資産が大量にある 場合には、必ずしもこれらを移行することは得策ではない。こうした場合には、シング ルサインオン機能を活用して、可能な限りシームレスに2つのシステムを利用できるよ うにしてサービスを実現することが望ましい。 15 3.3 実験環境のシステム構成 実験環境のシステムは、図3−2に示す通りである。但し、ここで示す構成は既存の ネットワークインフラが全く存在しなかった場合の構成である。実際には何らかのかた ちで現行のネットワーク設備が存在する場合が多いと予想される。 多くのケースでは、非武装セグメント(DMZ)に本システム用の WWW サーバと認 証サーバ(兼用可能)、そしてイントラネット内にアプリケーションサーバとデータベ ースサーバ(兼用可能)、そして運用管理サーバを設置することになる。 ファイアウォールやDNSサーバ、メールサーバに関しては、既に運用しているもの があればそれを利用するのが効率的である。しかし、メールサーバについては、本シス テムと密に連携をすることで、より効果的なサービス提供が可能であるため、本システ ム用のものを構築することが望ましい。 16 家庭 利用者 学校 コンテンツベンダー ブラウザ ブラウザ ブラウザ InterNet Bel センター ファイアーウォールサーバ 決済センター ルータ 決済サーバ スィッチングハブ アクセスサーバ WWW サーバ 決済連携サーバ 対外 DNS サーバ 対外メールサーバ 公開ゾーン(DMZ) 認証サーバ スィッチングハブ ファイアーウォールサーバ 運用管理サーバ 対内メールサーバ 対内 DNS サーバ アプリケーションサーバ データベースサーバ 非公開ゾーン(イントラネット) 図 3-2 システム構成 17 クレジット会社 4. 実験環境構築 4.1 ネットワーク環境構築作業 ネットワークの構築の際には、以下の3つの異なる場所でのネットワーク構築を検討 する。 (1) センター側ネットワークの構築 学校イントラネットなどの外にセンターを構築する場合には、新たにドメインを取得 し、またインターネットにアクセスするための回線を確保する必要がある。実証実験に おいては、ネットワークサービス会社のホスティングサービスを利用するのが、経済的 にも最も適切な形態の一つであると考えられる。 この場合、利用するサービスの形態にもよるが、前章でも述べたDNSサーバを独自 に構築、運用する必要がないなどのメリットがあげられる。 学校や地域のイントラネット内にセンターを構築する場合には、そのローカルネット ワーク内でのドメインを取得して、内部のDNSサーバに登録を行なうだけで良い。但 し、外部へのアクセスに関しては、そのローカルネットの運営ポリシーに従う必要があ る。このため、課金サービスなどを行なう際などに、一部制限を受ける可能性があるた め、事前に充分な確認が必要である。 (2) 学校側ネットワークの構築 学校側ネットワークは、基本的にはインターネットへアクセスできる環境があれば良 い。この実証実験では、一部動画など比較的データ量が多い教育コンテンツも扱うため、 ADSLまたはケーブルテレビなどのブロードバンドのネットワーク環境を前提とし ている。 学校などでURLフィルタリングをかけている場合には、そのフィルタリングでセン ターに対してアクセスができないようなことがないことを事前に確認する必要がある。 (3) 家庭のネットワーク構築 家庭のネットワークも、基本的な考え方は学校側のネットワーク環境と同じで、ブロ ードバンド環境を前提としている。センターが学校イントラネット外に設置された場合 には、接続条件は一般のインターネットと全く同一になる。 センターが学校または地域のイントラネットの内部にある場合には、接続条件はその イントラネットの条件に準ずることになる。イントラネットに接続するために、VPN などを利用しているのであれば、そのための設定が必要である。 19 4.2 サーバ環境構築作業 前章のシステム構成で示した通り、システムは複数のサーバから構成される。それぞ れのサーバ構築作業で、留意する必要がある点は以下の通りである。 (1) WWWサーバ、認証サーバ WWWサーバと認証サーバは、同一マシンで兼用することも可能である。WWWサー バは、後述のアプリケーションサーバと連携をするための設定が必要になる。 WWWサーバの負荷が高くなることが予想される場合には、2台構成としてアクセス サーバ(ロードバランサ)の導入を行う。 (2) 決済連携サーバ 決済連携サーバは、課金に関する情報を外部のクレジット会社と通信する必要がある。 センターをイントラネット内に構築する場合には、決済のための通信が利用するプロト コルを、システム全体のセキュリティ上も問題なく通すことができることを充分に確認 することが重要である。 (3) メールサーバ、DNSサーバ メールサーバやDNSサーバは、ネットワークインフラに既存のものを利用すること も可能である。メールサーバについては、本システムと密な連携を取るため、現行のシ ステム(ツール)と共存することができるかどうか、事前に充分な検討をする必要があ る。その結果によっては、既存のメールサーバとは別にメールサーバを立ち上げる必要 がある場合もある。 (4) アプリケーションサーバ、データベースサーバ WWWサーバからの要求に応じて動作するアプリケーションサーバと、そのアプリケ ーションサーバと連動するデータベースサーバは、アクセス数がかなり限定される実証 実験においては兼用させることも可能である。 アプリケーションサーバとWWWサーバは、ファイアウォール越しに通信を行うため、 セキュリティ強度を充分に保った上で通信が行えるよう、ファイアウォール側の設定も 重要である。 (5) 運用管理サーバ センターのイントラネット(非公開ゾーン)にあるサーバの運用状況を監視する。実 証実験時においては、システムを構成するサーバの数が少ないため、それほど重要性は 高くないが、将来的な本運用を見据えて運用管理サーバがある環境を構築することが望 ましい。 20 4.3 データベース環境構築作業 実証実験時に必要となる主なデータの一つは、学校側からご提供頂く、授業時間割や 給食献立、先生や生徒に関する情報である。これらの情報については、実証実験開始前 に、どのようなデータ形態での入手が可能かを充分に協議して、遅くとも実験開始の1 ヶ月前に指定の形式で入手する必要がある。 これらの情報は、表計算ソフトの出力ファイルのようなデジタルデータで入手するこ とが望ましい。もし何らかの事情でデジタルデータを入手できない場合には、全て手作 業で情報を入力する必要が生じる。事前の協議の段階で、入手可能なデータの形式を確 認することは重要である。 もう一つの主要データは、コンテンツベンダーが提供する一般教材に関するものであ る。こちらについては、指定する共通フォーマットで、教材タイトルや提供条件などの データ提供を事前に依頼しておく。 上記のどちらのデータについても言えることであるが、特に学校関係の生徒個人のデ ータについては、その情報管理に充分留意する必要がある。 情報漏洩などに対して、システム的にセキュリティ対策が施されていることはもちろ ん、データのバックアップメディアを誰でもアクセス可能な場所に放置しないなど、セ ンター運用者の、システム管理者としての基本動作の再確認も重要である。センターの サーバルームに入退室可能な人を、セキュリティカードのようなもので限定するなどの 配慮も大切である。 21 4.4 クライアント環境構築作業 クライアントの環境構築については、学校側クライアントと家庭側クライアントで、 予想される作業が大きく異なる。 (1) 学校側クライアント 学校側クライアントは、PC教室などで利用するパソコンについては、通常インター ネット接続環境が整っているため、特に新規に設定する必要はない。但し、ネットワー ク環境の項でも述べたが、センターへの接続の際に学校側のネットワーク接続ポリシー に従って運用しているフィルタリング機能などによって、アクセスを拒否されることが ないかを、この段階で再度確認をする必要がある。 コンテンツベンダーが提供する一部の教材については、ブラウザにプラグインを必要 とするものもあることが予想される。主要な教材については、必要となるプラグインの 有無を調査しておき、事前に設定をしておくことが望ましい。 (2) 家庭側クライアント 家庭側クライアントは、各家庭のパソコンの設置状況や、家庭における主たる管理者 のパソコンおよびネットワークに関する知識レベルによって、発生する構築作業量が大 きく異なってくると予想される。基本的に家庭におけるクライアントPCの設定作業は、 各家庭の責任で行うことを原則とするが、発生する可能性がある典型的なトラブルと、 そのQ&Aを事前に用意しておく必要がある。 特に、今回の実証実験でパソコンを配布する予定の家庭の場合、パソコンの設置、配 線から、ネットワークへの接続までの作業が発生する。このため、実験対象家庭で、今 まで家庭にパソコンを全く導入していなかった家庭をモデルとして、その家庭での導入 作業に立会い、その過程で発生する典型的なトラブルを事前に把握しておくことが望ま しい。 このようにしてQ&A表やトラブル事例を用意して、実験対象家庭に対して、パソコ ンの設定方法の説明を含む、事前説明会を開催する。教材を閲覧する際に必要となるブ ラウザのプラグインがあれば、この説明会時に、CD−Rなどで事前に配布をしておく と、教材閲覧時などのQ&A対応負荷を軽減できると予想される。 新規に配布するPCについては、その配布時期を意識的にずらすことにより、Q&A の発生の集中をふせぐことも可能である。 事前の調査で、今回新たにパソコンを配布する家庭の主たる管理者の、パソコンおよ びネットワークに対する知識が著しく不足すると思われる場合には、事前にクライアン ト設定を済ませたパソコンを用意しておくことも検討する。その場合には、設定した内 22 容を簡単には変更できないようにしておくことも合せて検討する。 クライアント設定の段階で、各家庭に何度も足を運ぶ必要が生じる事態を避けること を最優先にして、最も効率的なクライアント設定方法を決定していく。 4.5 運用方法 センター自体は、ネットワークサービス会社のホスティングサービスを利用して設置 する形態が予想され、その運用は基本的にリモートから行なう。システム構成の中に、 運用管理サーバを導入していれば、深夜などに何らかのサーバートラブルが発生した場 合にも自動通報機能により対応措置をとることも可能である。しかし、今回の実証実験 時の教育サービスシステムは、そこまでの対応を要する基幹システムではないため、毎 日の定時アクセスによる動作確認で充分であると思われる。 実証実験家庭および学校に対して、何らかのかたちでQ&A窓口を設置する必要があ る。サポート用の電話窓口を設置することも導入当初は必要になると思われるが、学校 および各家庭の電子メールが安定稼動した段階で、なるべく早期に電子メールによるQ &Aに窓口を一本化する。 但し、予想される質問は多岐に渡り、今回のITFH教育サービスシステムとは本来 関係のないOSの操作に関する基本的な質問なども混在すると思われる。このため、Q &A用のフォーマットを指定して、その記入を通して自己解決を促すと同時に、原因の 切り分けを行うのに必要十分な情報を、一回で確実に家庭から吸上げていく。 23 5. 実証実験の概要 本実証実験は、 『学校と家庭の学びの連続を実現する』ことを目的に、『Broad Band e −Learning サービス』を開発し、学校と家庭が協力し、子どもの学習支援をする実験 である。上述の学習支援をとおし、本実証実験の被験者である先生、子ども、保護者の 3者に対し、次のような効果がもたらすものと考え、実証実験を設計するものである。 (a) 先生は、従来、煩雑であった学校業務の全般の作業が簡素化され、質が向上するこ と。 (b) 子どもは、楽しく快適に学習ができるようになること。 (c) 保護者は、学習はもとより、学校生活を含めた子どもの状態を把握し、子どもに適し た生活環境を提供することができること。 25 5.1 実証実験作業の概要 本実証実験は、平成14年9月から12月までの第2学期期間の約3ヶ月間に渡り、 学校・家庭の2環境において実施するものである。本実験被験者は、子ども・先生・保 護者の総勢130名程度とする(実証実験の条件については表5−2を参照)。実験は、 学校、家庭の2環境で実施される。学校における実験では、先生の『Broad Band e− Learning サービス』の教材コンテンツ、e−Learning を利用した、授業・家庭学習用 教材の作成・選定や、授業での教材コンテンツ利用などの作業があげられる。家庭にお ける実験では、子どもの家庭学習、保護者の学習状況の確認などの作業があげられる。 また、学校・家庭間の2環境を結んだコミュニケーション実験としては、先生・子ども・ 保護者による学習情報、生活情報の交換や、先生・保護者による学習に関するアドバイ スなどの作業があげられる。これら作業を『Broad Band e−Learning サービス』の利 用により、先生・子ども・保護者の3被験者に実施すると、以下に示す通りの効果がも たらされるものと推測する。 (1) 先生は、授業準備作業の能率を上げることができる。 (2) 先生は、子ども一人一人にアドバイスができ、適切な指導ができる。 (3) 子どもは、学校・家庭を通した適切な指導を受けることで、意欲的に生活・学習 できる。 (4) 保護者は、子どもの学校生活全般を把握し、子どもに対する理解を深めることが できる。 (5) 保護者は、子どもと積極的に関わり、子どもの学習支援者になることができる。 本実証実験では、上記(1)∼(5)を実験の大項目として、実証実験を行うもので ある。 本実験では、検証データとして、子ども・先生・保護者の3被験者の『Broad Band e −Learning サービス』の蓄積データやアンケート、ヒアリングデータを収集する(3 被験者の作業及び、実験項目、使用するソフトウェア、検証データ等に関しては、表5 −1に記す)。 蓄積データやヒアリング、アンケートといった検証データは、「有意差検定」等を用い て、実験開始時と終了時に比較検討し、分析・評価するものである。 その結果、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、『学校と家庭の学び の連続を実現する』ことを実証するものである。 26 「有意差検定」 統計的(統計調査)により得られた2つの統計結果に有意な差があるかを求める統計 手法である。一般的に、分布にはそれぞれ滅多に入ることのない範囲が存在する。普 通、5%や1%を危険率と呼び、この範囲内に入ることは確率的には非常に低いとい うことができる。しかし、そのことが起きた場合、2つの分布状態は、大きく離れて いると考えられる。そのとき、『有意水準5%、あるいは1%で有意である』または『有 意差がある』と呼んでいる。この有意差を求める統計的手法を「有意差検定」と呼ぶ。 27 表5-1実証実験作業の概要 実験項目(大項目) 被験者 ・ 先生は、授業準備作 業の能率を上げるこ とができる。 ・ ・ 先生 ・ ・ ・ ・ ・ 子ども ・ ・ 保護者 ・ ・ 先生は、子ども一人 一人にアドバイスが でき、適切な指導が できる ・ 先生 ・ ・ ・ 子ども ・ ・ 保護者 ・ 実験作業 先生は、授業で利用する教 材を教材コンテンツより 選択し、登録する。 先生は、授業で利用する教 材を作成し、教材コンテン ツに登録する。 先生は、教材コンテンツを アレンジし、登録する。 先生は、子どもの学習履歴 を確認する。 先生は、子どもと学習に関 する質疑応答をする。 先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答を する。 先生は、実験開始時と終了 時点での授業終了後に、2 回アンケートに記入する。 子どもは、先生と学習に関 する質疑応答をする。 子どもは、実験開始時と終 了時での授業終了後に、2 回アンケートに記入する。 保護者は、先生と学習に関 する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終 了時での授業終了後に、2 回アンケートに記入する。 先生は、子どもの生活・学 習履歴を確認する。 先生は、子どもと生活・学 習に関する質疑応答をす る。 先生は、保護者と子どもの 生活・学習に関する質疑応 答する。 先生は、実験開始時と終了 後に、アンケートに記入す る。 子どもは、先生と生活・学 習に関する質疑応答をす る。 子どもは、実験開始時と終 了後に、アンケートに記入 する。 保護者は、先生と子どもの 学習・生活に関する質疑応 答をする。 保護者は、実験開始時と終 了後に、アンケートに記入 する。 28 利用する機能 検証データ収集方法 教材作成機能、家庭 学習、電子学習帳機 能、掲示板・メール 機能、テレビ会議・ チャット機能等 蓄積データ アンケート ヒアリング 家庭学習、電子学習 帳機能、掲示板・メ ール機能、テレビ会 議・チャット機能等 蓄積データ アンケート ヒアリング 実験項目(大項目) 被験者 ・ 子どもは、学校・家 庭を通した適切な指 導を受けることで、 意欲的に生活・学習 できる。 先生 ・ ・ ・ ・ 子ども ・ ・ ・ 保護者 ・ ・ 保護者は、子どもの 学校生活全般を把握 し、子どもに対する 理解を深めることが できる。 ・ 先生 ・ ・ 子ども ・ ・ ・ ・ ・ 保護者 ・ ・ ・ 実験作業 先生は、子どもと生活・学 習に関する質疑応答をす る。 先生は、実験開始時と終了 後に、アンケートに記入す る。 子どもは、学校・家庭で教 材・学習履歴を閲覧し、学 習する。 子どもは、自分に合った教 材を選択し、ダウンロード する。 子どもは、先生と生活・学 習に関する質疑応答をす る。 子どもは、保護者と生活・ 学習に関する質疑応答を する。 子どもは、実験開始時と終 了後に、アンケートに記入 する。 保護者は、子どもと生活・ 学習に関する質疑応答を する。 保護者は、実験開始時と終 了後に、アンケートに記入 する。 先生は、学校行事等の情報 を発信する。 先生は、保護者と子どもの 学校での様子についてを 質疑応答する。 先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答を する。 先生は、実験開始時と終了 後に、アンケートに記入す る。 子どもは、保護者と学習に 関する質疑応答をする。 保護者は、学校行事等の情 報を確認する。 保護者は、子どもの学習履 歴を確認する。 保護者は、子どもの教材を 確認する。 保護者は、先生と子どもの 学校での様子について質 疑応答する。 保護者は、先生と子どもの 学習に関する質疑応答を する。 保護者は、子どもと学習に 関する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終 了後にアンケートに記入 する。 29 利用する機能 検証データ収集方法 家庭学習・電子学習 帳機能、掲示板・メ ール機能等 蓄積データ アンケート ヒアリング 家庭学習・電子学習 帳機能、掲示板・メ ール機能等 蓄積データ アンケート ヒアリング 実験項目(大項目) 被験者 ・ 保護者は、子どもと 積極的に関わり、子 どもの学習支援者に なることができる。 先生 実験作業 先生は、保護者と子ども の 学 習に関する質疑応 答をする。 ・ 子ども 保護者 子どもは、保護者と学習 に 関 する質疑応答をす る。 ・ 子どもは、実験開始時と 終了後に、アンケートに 記入する。 ・ 保護者は、子どもの学習 履歴を確認する。 ・ 保護者は、子どもの教材 を確認する。 ・ 保護者は、先生と子ども の 学 習に関する質疑応 答をする。 ・ 保護者は、子どもと学習 に 関 する質疑応答をす る。 ・ 保護者は、実験開始時と 終 了 後にアンケートに 記入する。 ・ 保護者は、子どもに合っ た 教 材をダウンロード する。 30 利用する機能 家庭学習、電子学習帳 機能、掲示板・メール 機能、テレビ会議・チ ャット機能等 検証データ収集方法 蓄積データ アンケート ヒアリング 表5-2実証実験の条件 対象者(被験 者)・その他 子ども 先生 保護者 その他 条件概要 小学校第4学年以上中学校第3学年までの児童・生徒 被験者である子どもは、コンピュータ及びインターネット操作等が 可能であること。また、コンピュータ及びインターネット操作に関 わる熟練度が同一レベルであること。 被験者である子どもは、学校においてコンピュータを使い、 『Broad Band e−Learning サービス』で学習する環境があること。 被験者である子どもは、家庭においてコンピュータを使い、 『Broad Band e−Learning サービス』で学習する環境があること。 実証実験サンプリング数は、合計60名程度とする。 被験者である先生は、コンピュータ及びインターネットの操作が可 能であること。また、コンピュータ及びインターネット操作に関わ る熟練度が同一レベルであること。 被験者である先生は、学校において『Broad Band e−Learning サ ービス』が利用可能な環境であること。 実証実験サンプリング数は、合計10名程度とする。 被験者である保護者は、コンピュータ及びインターネットの操作が 可能であること。また、コンピュータ及びインターネット操作に関 わる熟練度が同一レベルであること。 被験者である保護者は、家庭において『Broad Band e−Learning サービス』が利用可能な環境であること。 被験者である保護者サンプリング数は、合計60名程度とする。 実証実験会場は、三鷹地区公立小学校2校、公立中学校1校とする。 31 5.2 実験項目の構成 『学校と家庭の学びの連続を実現する』ことを実証するために、表5−3のような実 験項目を設定し、実証実験を行う。 表5-3実験項目の構成 被験者 大項目 中項目 ①-1 先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成 が簡単にできる。 ①先生は、授業準備作業の能率を上げることができる。 ①-2 先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことが できる。 先生 ②-1 先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するア ②先生は、子ども一人一人にアドバイスができ、適切な指 ドバイスができる。 導ができる。 ②-2 先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するア ドバイスができる。 ③-1 子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受 けることができる。 ③-2 子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問 ③子どもは、学校・家庭を通した適切な指導を受けること をするようになる。 子ども で、意欲的に生活・学習できる。 ③-3 子どもは、学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに 学習できる。 ③-4 子どもは、自分に合った教材の選択や、興味・関心の ある学習分野を追求できる。 ④-1 保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把 ④保護者は、子どもの学校生活全般を把握し、子どもに対 握できる。 する理解を深めることができる。 ④-2 保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を確認 できる。 保護者 ⑤-1 保護者は、先生と連携し、効果的な子どもへのアドバ ⑤保護者は、子どもと積極的に関わり、子どもの学習支援 イス・指導ができる。 者になることができる。 ⑤-2 保護者は、子どもに合った教材を選択し、発展的な学 習の場を与えることができる。 32 表5−3の実験項目構成の実験項目大項目、中項目の目的・概要は、以下に記すとお りである。 ①先生は、授業準備作業の能率を上げることができる。 目的: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生の授業及び自己学習教材の 作成に費やされる労力を軽減し、授業・家庭学習指導に充分な時間をかけるこ と。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生が子どもの学習状況を確 認しながら、教材作成、登録をする実験を行う。 ①−1先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成が簡単にできる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生は教材作成時間を短 縮し、より質の高い教材を提供すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生が教材作成、登録の 実験を行う。 ①−2先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことができる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生は、子どもの学習状 況に適した授業の組み立てをすること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生、子ども、保護者間 で学習の情報交換を踏まえて、授業計画を立てる実験を行う。 ②先生は、子ども一人一人にアドバイスができ、適切な指導ができる。 目的: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生は、子どもの生活・学習状 態を捉え、子どもの個性を伸ばすこと。 概要: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生、子ども、保護者間で学習、 及び学習以外の情報交換をする実験を行う。 ②−1先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するアドバイスができる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生は子ども一人一人の 学習上の得意、不得意分野を把握すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生、子ども、保護者間 で学習情報交換をする実験を行う。 33 ②−2先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するアドバイスができる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い先生は子ども一人一人の家 庭における習慣、問題点を把握すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生、子ども、保護者間 で学習以外の情報交換をする実験を行う。 ③子どもは、学校・家庭を通した適切な指導を受けることで、意欲的に生活・学習で きる。 目的: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは学校を含めた生活全般 に向上心を持ち、より良い生活や学習ができるように努力すること。 概要: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生、子ども、保護者間で生活、 学習の情報交換をする実験を行う。 ③−1子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受けることができる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは自分の学習上の 得意分野を伸ばし、不得意分野を克服し、また生活習慣上の良い点を引 き続き向上させ、指摘により悪い点を改善すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、先生、子ども、保護者間 で生活、学習の情報交換をする実験を行う。 ③−2子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問をするようになる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは、主体的に学習 し、学習理解度が深まること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは、学校・家庭で 授業・宿題・自己学習用教材を学習し、学習上の質疑応答を子ども、先 生、保護者間で実施する実験を行う。 ③−3子どもは、学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに学習できる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは異環境でも集中 力を欠くことなく、また他者の指示がなくても、自分の意思で学習する こと。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは、学校・家庭で 授業・宿題・自己学習用教材を学習し、学習上の質疑応答を子ども、先 生、保護者間で実施する実験を行う。 34 ③−4子どもは、自分に合った教材の選択や、興味・関心のある学習分野を追 求できる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは学習する楽しさ を知る。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、子どもは、学校・家庭で 授業・宿題・自己学習用教材を学習し、また自らの判断で自己学習教材 を選択する。更に、学習上の質疑応答を子ども、先生、保護者間で実施 する実験を行う。 ④保護者は、子どもの学校生活全般を把握し、子どもに対する理解を深めることがで きる。 目的: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は、子の学校生活を把握 すること。 概要: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は、子どもの学校での学 習、及び学習以外の情報を把握し、先生、子ども、保護者で学習、学習以外の 情報交換をする実験を行う。 ④−1保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把握できる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い保護者は子どもの学校での 学習以外の生活における習慣、問題点を把握すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者が、子どもの学校 生活に関する情報を得る実験を行う。 ④−2保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を確認できる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は子の学習上の得 意、不得意分野を把握すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は、子どもの学校 での学習以外の状況を確認し、先生、子ども、保護者間で学習以外の情 報交換をする実験を行う。 ⑤保護者は、子どもと積極的に関わり、子どもの学習支援者になることができる。 目的: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は子どもの学習状況の把 握で、子どもの学習活動を容易にするために、力を貸すこと。 概要: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は、子どもの学習状況を 把握し、子どもに適した教材の選択、また先生、子ども、保護者間で学習、学 習以外の情報交換をする実験を行う。 35 ⑤−1保護者は、先生と連携し、効果的な子どもへのアドバイス・指導ができ る。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は子どもの学校で の学習、生活上の良い点、悪い点を把握すること。 概要:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者・子どもは、家庭 で授業・宿題・自己学習用教材を確認し、先生、子ども、保護者間で学 習、学習以外の情報交換をする実験を行う。 ⑤−2保護者は、子どもに合った教材を選択し、発展的な学習の場を与えるこ とができる。 目的:『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者は子どもに合った 学習環境を提供し、家庭における学習分野を拡充すること。 概要: 『Broad Band e−Learning サービス』を使い、保護者・子どもは、家庭 で授業・宿題・自己学習用教材を確認し、また子に合った自己学習教材 を選択する。更に、学習上の質疑応答を子ども、先生、保護者間で実施 する実験を行う。 36 5.3 実証実験項目と評価項目の関連 本実証実験の検証項目として、表5−4に示す26項目を設定する。 表5-4評価項目と検証データ収集方法と実験項目の関係 № 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 評価項目 【先生】 教材選択・登録数 【先生】 教材作成・登録数 【先生】 教材アレンジ・登録数 【先生・子ども・保護者】 学習に関する質疑応答回数 【先生・子ども・保護者】 学習に関する質疑応答内容 【先生】 子どもの教材利用頻度の確認 【先生】 教材準備作業に関する内的変化 【子ども・保護者】 教材に関する内的変化 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答数 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答内容 【先生・子ども・保護者】 指導の妥当性 【先生・保護者】 子どもの生活・学習状況の確認 【子ども】 教材使用による学習数 【子ども・保護者】 教材ダウンロード数 【先生・子ども・保護者】 子どもの生活・学習への関心の高まり 【先生・子ども・保護者】 子どもの生活・学習に関するアドバイスの妥当性 【先生・子ども・保護者】 子どもの学習内容の理解度 【保護者】 発信情報の理解度 【先生】 発信情報数 【保護者】 学習状況の確認 【保護者】 教材内容の確認 【保護者】 子どもの生活・学習状況の把握 【先生】 保護者とのコミュニケーション 【保護者】 学習の進捗状況、問題点の把握 【保護者】 教材内容の把握 【保護者】 子どもの学校における学習、生活状況に関するアドバイスの妥当性 実験項目大項目 ② ③ ④ 検証データ 収集方法 蓄積データ ① ● 蓄積データ ● 蓄積データ ● 蓄積データ ● ● 蓄積データ アンケート・ヒアリング ● ● ● ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング 蓄積データ ● ● ● ● 蓄積データ アンケート・ヒアリング ● ● ● ● ● ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング 蓄積データ ● ● 蓄積データ ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● ● アンケート・ヒアリング 蓄積データ ● ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● アンケート・ヒアリング ● 表内の実験項目大項目の丸付き数字は、表4.4の大項目より引用したものである。 37 ⑤ 6. 実証実験作業 『Broad Band e−Learning サービス』を使用した『学校と家庭の学びの連続を実現する』 ことを実証する実験は、次項に示すとおり、実施するものである。 6.1 作業指針 実証実験作業は、以下の指針で作業する。 (1) 実証実験期間中は、マシン動作確認、サーバへの接続確認、アンケート用紙の準 備などの確認を行うチェックシートを作成し、実験開始前に確認を行う。 (2) 本実証実験の検証データである面談によるヒアリングは、全被験者に実施するも のではない。母集団より抽出したサンプリング被験者に対してのみ実施するもの である。よって、次項以降の実験方法には、面談によるヒアリングは省略する。 但し、検証データとしては、収集するため検証データ収集方法には、明記するも のである。 (3) 実証実験が円滑に行えるよう、実証実験担当者及び、被験者間で連絡会などを行 い、随時情報交換を行う。 39 6.2 『先生は、授業準備作業の能率を上げることができる。』ことの実証(検証) 本実験項目は、先生の授業及び自己学習教材の作成にあたり、費やされる労力を 『Broad Band e−Learning サービス』の利用により軽減され、先生の授業・家庭学習 指導に充分な時間をかけられうようになること目的にしたものである。 実験は、先生・子ども・保護者の3被験者を対象に、平成14年9月から12月まで の第2学期期間の約3ヶ月間実施する。本実験を実施する上での前提条件は、表5−2 の実証実験の条件のとおりである。実験方法は、以下のとおりである。 (a) (b) (c) (d) (e) (f) (g) (h) (i) (j) (k) 先生は、授業で利用する教材を教材コンテンツより選択し、登録する。 先生は、授業で利用する教材を作成し、教材コンテンツに登録する。 先生は、教材コンテンツをアレンジし、登録する。 先生は、子どもの学習履歴を確認する。 先生は、子どもと学習に関する質疑応答をする。 先生は、保護者と子どもの学習に関する質疑応答をする。 先生は、実験開始時と終了時点での授業終了後に、2回アンケートに記入する。 子どもは、先生と学習に関する質疑応答をする。 子どもは、実験開始時と終了時点での授業終了後に、2回アンケートに記入する。 保護者は、先生と学習に関する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終了時点での授業終了後に、2回アンケートに記入する。 40 前記実験実施時に収集する『Broad Band e−Learning サービス』に蓄積される各種 データと、被験者記入のアンケート・面談によるヒアリングを分析し、実験開始時と終 了時のデータを「有意差検定」等を用いて、比較検証する。 その結果、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、『先生は、授業準備 作業の能率を上げることができる。 』ことを実証するものである。 実験方法と検証データ収集方法は、表6−1に、評価項目と検証データ収集方法の関 係は、表6−2に示す。 表6-1実験項目と検証データ収集方法 実験方法 (a)先生は、授業で利用する教材を教 材コンテンツより選択し、登録す る。 (b)先生は、授業で利用する教材を作 成し、教材コンテンツに登録する。 (c)先生は、教材コンテンツをアレン ジし、登録する。 (d)先生は、子どもの学習履歴を確認 する。 (e)先生は、子どもと学習に関する質 疑応答をする。 (f)先生は、保護者と子どもの学習に 関する質疑応答する。 (g)先生は、実験開始時と終了時点で の授業終了後に、2回アンケートに 記入する。 (h)子どもは、先生と学習に関する質 疑応答をする。 (i)子どもは、実験開始時と終了時点 での授業終了後に、2回アンケート に記入する。 (j)保護者は、先生と学習に関する質 疑応答をする。 (k)保護者は、実験開始時と終了時点 での授業終了後に、2回アンケート に記入する。 被験者 蓄積データ 先生 ● 先生 ● 先生 ● 先生 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング ● ● 先生 ● ● ● 先生 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 先生 子ども ● 子ども 保護者 ● 保護者 41 表6-2評価項目と検証データ収集方法の関係 実験方法 (a) (b) (c) (e)(f)(h)(i) (e)(f)(g)(h) (i)(j)(k) (d)(g) (g) (i)(k) 評価項目 蓄積データ ● 【先生】 教材選択・登録数 【先生】 教材作成・登録数 【先生】 教材アレンジ・登録数 【先生・子ども・保護者】 学習に関する質疑応答回数 【先生・子ども・保護者】 学習に関する質疑応答内容 【先生】 子どもの教材利用頻度の確認 【先生】 教材準備作業に関する内的変化 【子ども・保護者】 教材に関する内的変化 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 本実験項目は、『先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成が簡単にでき る』と『先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことができる。』の2実験項目 中項目により、構成されるものである。 42 6.2.1 『先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成が簡単にできる。』こと の実証(検証) 検証事項 :先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成が簡単にでき るかどうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-3実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (a)先生は、授業で利用する教 材を教材コンテンツより選 択し、登録する。 検証データ収集方法 蓄積データ数 (b)先生は、授業で利用する教 材を作成し、教材コンテンツ に登録する。 蓄積データ数 (c)先生は、教材コンテンツを アレンジし、登録する。 蓄積データ数 (g)先生は、実験開始時と終了 時点での授業終了後に、2回 アンケートに記入する。 アンケート/ヒアリング 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で教材登録数が増えた かどうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で教材登録数が増えた かどうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で教材登録数が増えた かどうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、授業準備作業が簡単 になったかどうかの内的変 化を検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『先生は、授業で利用する教材の選択・アレンジ・作成が簡単にできる。 』 かどうかを検証する。 43 6.2.2 『先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことができる。』ことの実証(検 証) 検証事項 :先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことができるかどう かを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-4実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (d)先生は、子どもの学習履歴 を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (e)先生は、子どもと学習に関 する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (f)先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (g)先生は、実験開始時と終了 時点での授業終了後に、2回 アンケートに記入する。 アンケート/ヒアリング (h)子どもは、先生と学習に関 する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 44 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、学習履歴確 認作業が増えたかどうかを 検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』実験開始時と終了 時で、先生・子ども間の質疑 応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生が学習状況を把 握し、授業準備に生かせたか どうかの内的変化を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 (i)子どもは、実験開始時と終 了時点での授業終了後に、2 回アンケートに記入する。 アンケート/ヒアリング (j)保護者は、先生と学習に関 する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (k)保護者は、実験開始時と終 了時点での授業終了後に、2 回アンケートに記入する。 アンケート/ヒアリング 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生が学習状況を把 握し、授業準備に生かせたか どうかの内的変化を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生が学習状況を把 握し、授業準備に生かせたか どうかの内的変化を検証す る。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『先生は、学習状況を把握し、授業準備に生かすことができる。』かどうか を検証する。 45 6.3 『先生は、子ども一人一人にアドバイスができ、適切な指導ができる。』の実証(検 証) 本実験項目は、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、先生は子どもの 生活を含めた全ての状態をとらえて、子どもの個性を伸ばすことを目的にしたものであ る。 実験は、先生・子ども・保護者の3被験者を対象に、平成14年9月から12月まで の第2学期期間の約3ヶ月間実施する。本実験を実施する上での前提条件は、表5−2 の実証実験の条件のとおりである。実験作業は、以下のとおりである。 (a) (b) (c) (d) (e) (f) (g) (h) 先生は、子どもの生活・学習履歴を確認する。 先生は、子どもと生活・学習に関する質疑応答をする。 先生は、保護者と子どもの生活・学習に関する質疑応答する。 先生は、実験開始時と終了後に、アンケートに記入する。 子どもは、先生と生活・学習に関する質疑応答をする。 子どもは、実験開始時と終了後に、アンケートに記入する。 保護者は、先生と子どもの学習・生活に関する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終了後に、アンケートに記入する。 上記実験実施時に収集する『Broad Band e−Learning サービス』に蓄積される各種 データと、被験者記入のアンケート・面談によるヒアリングを分析し、実験開始時と終 了時のデータを「有意差検定」等を用いて、比較検証する。 その結果、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、『先生は、子ども一 人一人にアドバイスができ、適切な指導ができる。 』ことを実証するものである。 実験項目と検証データ収集方法は、表6−5 に、評価項目と検証データ収集方法の関 係は、表6−6に示す。 46 表6-5実験項目と検証データ収集方法 実験方法 被験者 (a)先生は、子どもの生活・学習履 歴を確認する。 (b)先生は、子どもと生活・学習関 する質疑応答をする。 (c)先生は、保護者と子どもの生 活・学習に関する質疑応答をす る。 (d)先生は、実験開始時と終了後 に、アンケートに記入する。 (e)子どもは、先生と生活・学習に 関する質疑応答をする。 (f)子どもは、実験開始時と終了後 に、アンケートに記入する。 (g)保護者は、先生と子どもの生 活・学習に関する質疑応答をす る。 (h)保護者は、実験開始時と終了後 に、アンケートに記入する。 蓄積データ 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング 先生 ● ● 先生 ● ● ● 先生 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 先生 子ども ● 子ども 保護者 ● 保護者 表6-6評価項目と検証データ収集方法の関係 実験方法 (b)(c)(e)(g) (b)(c)(d)(e) (f)(g)(h) (d)(f)(h) (a) (h) 評価項目 蓄積データ ● 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答数 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答内容 【先生・子ども・保護者】 指導の妥当性 【先生・保護者】 子どもの生活・学習状況の確認 ● 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング ● ● ● ● ● ● 本実験項目は、『先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するアドバイスができる。』 と『先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するアドバイスができる。 』の2実験項 目中項目により、構成されるものである。 47 6.3.1 『先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するアドバイスができる。』こ との実証(検証) 検証事項 :先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するアドバイスがで きるかどうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-7実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (a)先生は、子どもの学習履歴 を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (b)先生は、子どもと学習に関 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング する質疑応答をする。 (c)先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答する。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (d)先生は、実験開始時と終了 アンケート/ヒアリング 後に、アンケートに記入す る。 (e)子どもは、先生と学習に関 する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 48 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、学習履歴確 認作業が増えたかどうかを 検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容をを検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、子どもの学 習状況を把握し、学習に関す るアドバイスができるよう になったかどうかの内的変 化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 (f)子どもは、実験開始時と終 アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 (g)保護者は、先生と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 (h)保護者は、実験開始時と終 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、子どもの学 習状況を把握し、学習に関す るアドバイスができるよう になったかどうかの内的変 化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、子どもの学 習状況を把握し、学習に関す るアドバイスができるよう になったかどうかの内的変 化を検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『先生は、子どもの学習状況を把握し、学習に関するアドバイスができる。 』 かどうかを検証する。 49 6.3.2 『先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するアドバイスができる。』こ との実証(検証) 検証事項 :先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するアドバイスがで きるかどうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-8実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (a)先生は、子どもの学習以外 に関する履歴を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (b)先生は、子どもと生活に関 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング する質疑応答をする。 (c)先生は、保護者と子どもの 生活に関する質疑応答する。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (d)先生は、実験開始時と終了 アンケート/ヒアリング 後に、アンケートに記入す る。 (e)子どもは、先生と生活に関 する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 50 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、学習以外の 履歴確認作業が増えたかど うかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、子どもの生 活状況を把握し、生活に関す るアドバイスができるよう になったかどうかの内的変 化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 (f)子どもは、実験開始時と終 アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 (g)保護者は、先生と子どもの 生活に関する質疑応答をす る。 (h)保護者は、実験開始時と終 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生が、子どもの生 活状況を把握し、生活に関す るアドバイスができるよう になったかどうかの内的変 化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生が、子どもの生 活状況を把握し、生活に関す るアドバイスができるよう になったかどうかの内的変 化を検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『先生は、子どもの生活状況を把握し、生活に関するアドバイスできる。 』 かどうかを検証する。 51 6.4 『子どもは、学校・家庭を通した適切な指導を受けることで、意欲的に生活・学習 できる。』ことの実証(検証) 本実験項目は、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、子どもは子ども の学校を含めた生活全般に対し向上心を持ち、より良い生活や学習ができるように努力 することを目的にしたものである。 実験は、先生・子ども・保護者の3被験者を対象に、平成14年9月から12月まで の第2学期期間の約3ヶ月間実施する。本実験を実施する上での前提条件は、表5−2 の実証実験の条件のとおりである。実験作業は、以下のとおりである。 (a) 子どもは、学校・家庭で教材・学習履歴を閲覧し、学習する。 (b) 子どもは、自分に合った教材を選択し、ダウンロードする。 (c) 子どもは、先生と生活・学習に関する質疑応答をする。 (d) (e) (f) (g) (h) (i) 子どもは、保護者と生活・学習に関する質疑応答をする。 子どもは、実験開始時と終了後に、アンケートに記入する。 先生は、子どもと生活・学習に関する質疑応答をする。 先生は、実験開始時と終了後に、アンケートに記入する。 保護者は、子どもと生活・学習に関する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終了後に、アンケートに記入する。 上記実験実施時に収集する『Broad Band e−Learning サービス』に蓄積される各種 データと、被験者記入のアンケート・面談によるヒアリングを分析し、実験開始時と終 了時のデータを「有意差検定」等を用いて、比較検証する。 その結果、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、『子どもは、学校・ 家庭を通した適切な指導を受けることで、意欲的に生活・学習できる。』ことを実証す るものである。 実験項目と検証データ収集方法は、表6−9に、評価項目と検証データ収集方法の関 係は、表6−10に示す。 52 表6-9実験項目と検証データ収集方法 実験方法 被験者 (a)子どもは、学校・家庭で教材・学 習履歴を閲覧し、学習する。 (b)子どもは、自分に合った教材を選 択し、ダウンロードする。 (c)子どもは、先生と生活・学習に関 する質疑応答をする。 (d)子どもは、保護者と生活・学習に 関する質疑応答をする。 (e)子どもは、実験開始時と終了後 に、アンケートに記入する。 (f)先生は、子どもと生活・学習に関 する質疑応答をする。 (g)先生は、実験開始時と終了後に、 アンケートに記入する。 (h)保護者は、子どもと学習・生活に 関する質疑応答をする。 (i)保護者は、実験開始時と終了後 に、アンケートに記入する。 蓄積データ 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング 子ども ● 子ども ● 子ども ● ● ● 子ども ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 子ども 先生 ● 先生 保護者 ● 保護者 表6-10評価項目と検証データ収集方法の関係 評価項目 (a) (b) (c)(d)(f)(h) (c)(d)(e)(f) (g)(h)(i) (e)(g)(i) (e)(g)(i) (e)(g)(i) 評価項目 【子ども】 教材使用による学習数 【子ども】 教材ダウンロード数 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答数 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答内容 【先生・子ども・保護者】 子どもの生活・学習への関心の高まり 【先生・子ども・保護者】 子どもの生活・学習に関するアドバイスの 妥当性 【先生・子ども・保護者】 子どもの学習内容の理解度 蓄積データ ● 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 本実験項目は、『子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受けることができる。』 と『子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問をするようになる。』『子どもは、 学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに学習できる。』『子どもは、自分に合った教材の 選択や、興味・関心のある学習分野を追求できる。』の4実験項目中項目により、構成され るものである。 53 6.4.1 『子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受けることができる。』こ との実証(検証) 検証事項 :子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受けることがで きるかどうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-11実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (c)子どもは、先生と生活・学 習に関する質疑応答をする。 検証データ収集方法 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (d)子どもは、保護者と生活・ 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 学習に関する質疑応答をす る。 (e)子どもは、実験開始時と終 アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 (f)先生は、子どもと生活・学 習に関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 54 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また、質疑応答の内容を検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、生活・学 習に関するアドバイスを個 別に受けることができるよ うになったかどうかの内的 変化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 (g)先生は、実験開始時と終了 アンケート/ヒアリング 後に、アンケートに記入す る。 (h)保護者は、子どもと生活・ 学習に関する質疑応答をす る。 (i)保護者は、実験開始時と終 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもが、生活・学 習に関するアドバイスを個 別に受けることができるよ うになったかどうかの内的 変化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また、質疑応答の内容を検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもが、生活・学 習に関するアドバイスを個 別に受けることができるよ うになったかどうかの内的 変化を検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『子どもは、生活・学習に関するアドバイスを個別に受けることができる。』 かどうかを検証する。 55 6.4.2 『子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問をするようになる。』こ との実証(検証) 検証事項 :子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問をするように なるかどうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-12実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (c)子どもは、先生と学習に関 する質疑応答をする。 検証データ収集方法 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (d)子どもは、保護者と学習に 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 関する質疑応答をする。 (e)子どもは、実験開始時と終 アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 (f)先生は、子どもと学習に関 する質疑応答をする。 (g)先生は、実験開始時と終了 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 後に、アンケートに記入す る。 56 検証方法 『Broad Band e−Learning システム』の実験開始時と終 了時で、先生・保子ども間の 質疑応答が増えたかどうか、 また、質疑応答の内容を検証 する。 『Broad Band e−Learning システム』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また、質疑応答の内容を検証 する。 『Broad Band e−Learning システム』の実験開始時と終 了時で、質疑応答が増えたか どうか、また、質疑応答の内 容を検証する。 『Broad Band e−Learning システム』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、学習内容 の深化及び疑問解決のため の質問をするようになった かどうかの内的変化を検証 する。 (h)保護者は、子どもと学習・ 生活に関する質疑応答をす る。 (i)保護者は、実験開始時と終 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 『Broad Band e−Learning システム』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また、質疑応答の内容を検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、学習内容 の深化及び疑問解決のため の質問をするようになった かどうかの内的変化を検証 する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『子どもは、学習内容の深化及び疑問解決のための質問をするようにな る。』かどうかを検証する。 57 6.4.3 『子どもは、学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに学習できる。』ことの実 証(検証) 検証事項 :子どもは、学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに学習できるか どうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-13実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (a)子どもは、学校・家庭で教 材・学習履歴を閲覧し、学習 する。 検証データ収集方法 蓄積データ数 (c)子どもは、先生と学習に関 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング する質疑応答をする。 (d)子どもは、保護者と学習に 関する質疑応答をする。 (e)子どもは、実験開始時と終 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 58 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、学校・家 庭で教材閲覧や学習の回数 が増えたかどうかを検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・子ども間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』実験開始時と終了 時で、子ども・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』実験開始時と終了 時で、子どもは、学校・家庭 の異なる環境でも、スムーズ に学習ができるようになっ たかどうかの内的変化を検 証する。 (f)先生は、子どもと学習に関 する質疑応答をする。 (g)先生は、実験開始時と終了 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 後に、アンケートに記入す る。 (h)保護者は、子どもと学習に 関する質疑応答をする。 (i)保護者は、実験開始時と終 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 『Broad Band e−Learning サービス』実験開始時と終了 時で、先生・子ども間の質疑 応答が増えたかどうか、ま た、質疑応答の内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもが、学校・家 庭の異なる環境でも、スムー ズに学習ができるようにな ったかどうかの内的変化を 検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者・子ども間の 質疑応答が増えたかどうか、 また、質疑応答の内容を検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもが、学校・家 庭の異なる環境でも、スムー ズに学習ができるようにな ったかどうかの内的変化を 検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『子どもは、学校・家庭の異なる環境でも、スムーズに学習できる。 』かど うかを検証する。 59 6.4.4 『子どもは、自分に合った教材の選択や、興味・関心のある学習分野を追求でき る。』ことの実証(検証) 検証事項 :子どもは、自分に合った教材の選択や、興味・関心のある学習分野 を追求できるかどうかを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-14実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (a)子どもは、学校・家庭で教 材・学習履歴を閲覧し、学習 する。 検証データ収集方法 蓄積データ数 (b)子どもは、自分に合った教 蓄積データ数 材を選択し、ダウンロードす る。 (e)子どもは、実験開始時と終 アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 (g)先生は、実験開始時と終了 アンケート/ヒアリング 後に、アンケートに記入す る。 60 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、学校・家 庭で教材閲覧や学習の回数 が増えたかどうかを検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、自分に合 った教材の選択したかや、教 材のダウンロード回数が増 えたかどうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもは、自分に合 った教材の選択や、興味・関 心のある学習分野を追求で きるようになったかどうか の内的変化を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもが、自分に合 った教材の選択や、興味・関 心のある学習分野を追求で きるようになったかどうか の内的変化を検証する。 (i)保護者は、実験開始時と終 アンケート/ヒアリング 了後に、アンケートに記入す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子どもが、自分に合 った教材の選択や、興味・関 心のある学習分野を追求で きるようになったかどうか の内的変化を検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『子どもは、自分に合った教材の選択や、興味・関心のある学習分野を追 求できる。』かどうかを検証する。 61 6.5 『保護者は、子どもの学校生活全般を把握し、子どもに対する理解を深めることが できる。』ことの実証(検証) 本実験項目は、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、保護者は学校と 密接なコミュニケーションを持つことで、子どもに最適な学習を含めた生活環境を提供 することを目的にしたものである。 実験は、先生・子ども・保護者の3被験者を対象に、平成14年9月から12月まで の第2学期期間の約3ヶ月間実施する。本実験を実施する上での前提条件は、表5−2 の実証実験の条件のとおりである。実験作業は、以下のとおりである。 (a) 保護者は、学校行事等の情報を確認する。 (b) 保護者は、子どもの学習履歴を確認する。 (c) 保護者は、子どもの教材を確認する。 (d) (e) (f) (g) (h) (i) (j) (k) (l) 保護者は、先生と子どもの学校での様子について質疑応答する。 保護者は、先生と子どもの学習に関する質疑応答をする。 保護者は、子どもと学習に関する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終了後にアンケートに記入する。 先生は、学校行事等の情報を発信する。 先生は、保護者と子どもの学校での様子について質疑応答をする。 先生は、保護者と子どもの学習に関する質疑応答をする。 先生は、実験開始時と終了後にアンケートに記入する。 子どもは、保護者と学習に関する質疑応答をする。 上記実験実施時に収集する『Broad Band e−Learning サービス』に蓄積される各種 データと、被験者記入のアンケート・面談によるヒアリングを分析し、実験開始時と終 了時のデータを「有意差検定」等を用いて、比較検証する。 その結果、 『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、『保護者は、子ども の学校生活全般を把握し、子どもに対する理解を深めることができる。』ことを実証す るものである。 実験項目と検証データ収集方法は、表6−15に、評価項目と検証データ収集方法の 関係は、表6−16に示す。 62 表6-15実験項目と検証データ収集方法 実験方法 被験者 (a)保護者は、学校行事等の情報を確 認する。 (b)保護者は、子どもの学習履歴を確 認する。 (c)保護者は、子どもの教材を確認す る。 (d)保護者は、先生と子どもの学校で の様子について質疑応答する。 (e)保護者は、先生と子どもの学習に 関する質疑応答をする。 (f)保護者は、子どもと学習に関する質 疑応答をする。 (g)保護者は、実験開始時と終了後に アンケートに記入する。 (h)先生は、学校行事等の情報を発信 する。 (i)先生は、保護者と子どもの学校での 様子について質疑応答をする。 (j)先生は、保護者と子どもの学習に関 する質疑応答をする。 (k)先生は、実験開始時と終了後に、 アンケートに記入する。 (l)子どもは、保護者と学習に関する質 疑応答をする。 蓄積データ 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング 保護者 ● ● 保護者 ● ● 保護者 ● ● 保護者 ● ● ● 保護者 ● ● ● 保護者 ● ● ● ● ● 保護者 先生 ● 先生 ● ● ● 先生 ● ● ● ● ● ● ● 先生 子ども ● 表6-16評価項目と検証データ収集方法の関係 実験方法 (a) (h) (b) (c) (d)(e)(f)(i) (j)(k) (d)(e)(f)(g) (i)(j)(k)(l) (g) (k) 評価項目 蓄積データ 【保護者】 発信情報の理解度 【先生】 発信情報数 【保護者】 学習状況の確認 【保護者】 教材内容の確認 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答回数 【先生・子ども・保護者】 生活・学習に関する質疑応答内容 【保護者】 子どもの生活・学習状況の把握 【先生】 保護者とのコミュニケーション 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 本実験項目は、『保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把握できる。』と 『保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を確認できる。』の2実験項目中項目 により、構成されるものである。 63 6.5.1 『保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把握できる。』ことの実証 (検証) 検証事項 :保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把握できること を検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-17実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係 実験方法 (a)保護者は、学校行事等の情 報を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (d)保護者は、先生と子どもの 学校での様子について質疑 応答する。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (g)保護者は、実験開始時と終 了後にアンケートに記入す る。 アンケート/ヒアリング (h)先生は、学校行事等の情報 を発信する。 蓄積データ数 (i)先生は、保護者と子どもの 学校での様子について質疑 応答する。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 64 検証方法 保護者は、子どもの学校行事 等の情報取得に関する理解 について、従来のプリント物 の場合と『Broad Band e− Learning サービス』を利用 した場合で比較検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、先生と連 携し、子どもの学校での様子 を把握できるようになった かどうかの内的変化を検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生は、学校行事等 の情報発信数が増えたかど うかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 (k)先生は、実験開始時と終了 後にアンケートに記入する。 アンケート/ヒアリング 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、先生と連 携し、子どもの学校での様子 を把握できるようになった かどうかの内的変化を検証 する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『保護者は、先生と連携し、子どもの学校での様子を把握できる。 』かどう かを検証する 65 6.5.2 『保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を確認できる。』ことの実証(検 証) 検証事項 :保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を確認できることを 検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-18実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係表 実験方法 (b)保護者は、子どもの学習履 歴を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (c)保護者は、子どもの教材を 確認する。 アンケート/ヒアリング (f)保護者は、子どもと学習に 関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (e)保護者は、先生と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (g)保護者は、実験開始時と終 了後にアンケートに記入す る。 アンケート/ヒアリング 66 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもの 学習履歴の確認作業が増え たかどうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもの 教材の確認作業が増えたか どうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また質疑応答内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもの 授業・家庭学習の進捗状況を 確認できるようになったか どうかの内的変化を検証す る。 (j)先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (l)子どもは、保護者と学習に 関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また質疑応答内容を検証す る。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『保護者は、子どもの授業・家庭学習の進捗状況を把握できる。 』かどうか を検証する 67 6.6 『保護者は、子どもと積極的に関わり、子どもの学習支援者になることができる。 』 ことの実証(検証) 本実験項目は、『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、保護者は子ども の学習状況の把握で、子どもの学習活動を用意にするために力を貸すことを目的にした ものである。 実験は、先生・子ども・保護者の3被験者を対象に、平成14年9月から12月まで の第2学期期間の約3ヶ月間実施する。本実験を実施する上での前提条件は、表5−2 の実証実験の条件のとおりである。実験作業は、以下のとおりである。 (a) 保護者は、子どもの学習履歴を確認する。 (b) 保護者は、子どもの教材を確認する。 (c) 保護者は、先生と子どもの学習に関する質疑応答をする。 (d) (e) (f) (g) (h) (i) 保護者は、子どもと学習に関する質疑応答をする。 保護者は、実験開始時と終了後にアンケートに記入する。 保護者は、子どもに合った教材をダウンロードする。 先生は、保護者と子どもの学習に関する質疑応答をする。 子どもは、保護者と学習に関する質疑応答をする。 子どもは、実験開始時と終了後にアンケートに記入する。 上記実験実施時に収集する『Broad Band e−Learning サービス』に蓄積される各種 データと、被験者記入のアンケート・面談によるヒアリングを分析し、実験開始時と終 了時のデータを「有意差検定」等を用いて、比較検証する。 その結果、 『Broad Band e−Learning サービス』の利用により、『保護者は、学校と 密に連絡し、子どもの学校での様子を把握できる。 』ことを実証するものである。 実験項目と検証データ収集方法は、表6−19に、評価項目と検証データ収集方法の 関係は、表6−20に示す。 68 表6-19実験項目と検証データ収集方法 実験方法 被験者 (a)保護者は、子どもの学習履歴を確認 する。 (b)保護者は、子どもの教材を確認す る。 (c)保護者は、子どもの教材をダウンロ ードする。 (d)保護者は、先生と子どもの学習に関 する質疑応答をする。 (e)保護者は、子どもと学習に関する質 疑応答をする。 (f)保護者は、実験開始時と終了後にア ンケートに記入する。 (g)先生は、保護者と子どもの学習に関 する質疑応答をする。 (h)子どもは、保護者と学習に関する質 疑応答をする。 (i) 子どもは、実験開始時と終了後に アンケートに記入する。 蓄積データ 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング 保護者 ● ● 保護者 ● ● 保護者 ● 保護者 ● ● ● 保護者 ● ● ● ● ● 保護者 先生 ● ● ● 子ども ● ● ● ● ● 子ども 表6-20評価項目と検証データ収集方法の関係 実験方法 (a) (b) (c) (d)(e)(g) (h) (d)(e)(f) (g)(h)(i) (f) 評価項目 蓄積データ 【保護者】 学習の進捗状況、問題点の把握 【保護者】 教材内容の把握 【保護者】 教材ダウンロード回数 【先生・子ども・保護者】 学習に関する質疑応答回数 【先生・子ども・保護者】 学習に関する質疑応答内容 【保護者】 子どもの学校における学習、生活状況に 関するアドバイスの妥当性 検証データ収集方法 アンケート ヒアリング ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 本実験項目は、『保護者は、先生と連携し、効果的な子どもへのアドバイス・指導がで きる。』と『保護者は、子どもに合った教材を選択し、発展的な学習の場を与えること ができる。』の2実験項目中項目により、構成されるものである。 69 6.6.1 『保護者は、先生と連携し、効果的な子どもへのアドバイス・指導ができる。』 ことの実証(検証) 検証事項 :保護者は、先生と連携し、効果的な子どもへのアドバイス・指導が できることを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-21実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係表 実験方法 (a)保護者は、子どもの学習履 歴を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (d)保護者は、先生と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (e)保護者は、子どもと学習に 関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (f)保護者は、実験開始時と終 了後にアンケートに記入す る。 アンケート/ヒアリング (g)先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 70 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもの 学習の進捗状況・問題点を把 握できたかどうかを検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また質疑応答内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、先生と連 携し、効果的なアドバイスや 指導ができるようになった かどうかの内的変化を検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 (h)子どもは、保護者と学習に 関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また質疑応答内容を検証す る。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、『保護者は、先生と連携し、効果的なアドバイス・指導ができる。 』かどう かを検証する。 71 6.6.2 『保護者は、子どもに合った教材を選択し、発展的な学習の場を与えることがで きる。』ことの実証(検証) 検証事項 :保護者は、子どもに合った教材を選択し、発展的な学習の場を与え ることができることを検証する実験を行う。 実験の対象 :先生・子ども・保護者 実験の前提条件:表5−2実証実験の条件を参照のこと。 表6-22実験方法・検証データ収集方法・検証方法の関係表 実験方法 (a)保護者は、子どもの学習履 歴を確認する。 検証データ収集方法 アンケート/ヒアリング (b)保護者は、子どもの教材を 確認する。 アンケート/ヒアリング (c)保護者は、子どもに合った 教材をダウンロードする。 蓄積データ数 (e)保護者は、子どもと学習に 関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (f)保護者は、実験開始時と終 了後にアンケートに記入す る。 アンケート/ヒアリング 72 検証方法 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもの 学習履歴の確認作業が増え たかどうかを検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもの 教材内容を確認する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、教材のダウンロード 回数が増えたかどうか検証 する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また質疑応答内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、保護者は、子どもに 合った教材を選択し、発展的 な学習の場を与えることが できたかどうかの内的変化 を検証する。 (g)先生は、保護者と子どもの 学習に関する質疑応答をす る。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (h)子どもは、保護者と学習に 関する質疑応答をする。 蓄積データ数/アンケート /ヒアリング (i)子どもは、実験開始時と終 了後にアンケートに記入す る。 アンケート/ヒアリング 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、先生・保護者間の質 疑応答が増えたかどうか、ま た質疑応答内容を検証する。 『Broad Band e−Learning サービス』の実験開始時と終 了時で、子ども・保護者間の 質疑応答が増えたかどうか、 また質疑応答内容を検証す る。 『Broad Band e−Learning サービス』実験開始時と終了 時で、保護者は、子どもに合 った教材を選択し、発展的な 学習の場を与えることがで きたかどうかの内的変化を 検証する。 以上の実証実験データを分析し、実験開始時と終了時のデータを比較検証する。その 結果として、保護者は、子どもに合った教材を選択しや、発展的な学習の場を与えるか どうかを検証する。 73 付録 1−(1) 作成日 訪問先 訪問日時 ご対応者 訪問者 内容 実証実験地域訪問記録 平成 14 年 2 月 11 日 作成者 富士通)教文ソリ)村松 三鷹市教育委員会 平成 14 年 2 月 7 日(木)10:00∼12:00 三鷹市)教育委員会)大島指導主事 富士通)e-Japan ソリューション事業部)山中部長、村松、堀井、青木、淡路 文教第三営業部)北村部長、中川 多摩支店)大野 富士通ラーニングメディア)皆藤、佐藤 <訪問目的> ・ 大島先生から三鷹市の状況についてヒアリング ・行は大島先生のコメント −行は富士通からの質問等 <三鷹市の状況について> ・ 学校で利用している家庭との連携のシステムは、IBMの Lotus-Notes を大幅にカスタマイズしたもの。 ・ 掲示板を使ったコミュニケーションを行っている。 ・ 動画による学校の様子も流している。 ・ セキュアリモートによるソフト的な VPN を家庭と学校間で構築してお り、現在4校で家庭連携を実施している。4月からは全校に広げ、ハー ド的な VPN 装置によりシステムを構築する予定。既にハードは購入済。 ・ 三鷹武蔵野ケーブルテレビと連携し、保護者専用のIPアドレスをふり、 イントラ内へのアクセスを可能にする。 <実験で提供する学習コンテンツについて> ・ 現在、セコムラインズのドリル教材の家庭での利用を既に計画中。同じ ようなドリル教材をふたつは使わせられない。 ・ 子どもは楽しくないとやらない。編集工学研究所のゲーム型ドリルも使 う予定である。 ・ 小学校の英会話とかはいい。現在三鷹市では、ICUの学生による英語 の授業のサポートをしている。その学生とはじめはオフラインで直接会 って話し、その後オンラインで学習するなどが考えられる。それなら、 小学校の先生も授業に取り入れるだろう。 ・ 図書館の盲人用テープを電子本におこし、家庭に配信するのはどうか。 −著作権処理等が大変である。 ・ 著作権がすでになくなっているものも数多くある。生涯学習にも向いて いる。 75 <実験で提供するシステムについて等> −学校の先生が、授業で利用する教材を簡単に選択したり、あるいは作成し たりするような機能を考えているが。 ・ 学校の先生は忙しいからあまり使われないであろう。 ・ 机上で考えるとそういうことが便利だと思われるが、実際はそうはいか ない。IBMのシステムも、学校で使えるように、相当カスタマイズを している。 −各教室で教材提示ができるような環境はあるのか。 ・ 学校内は無線LANでノートブックを持ち歩いている。プロジェクター は各教室にはないが、軽いものを持っていく。 <ストリーミング配信について> ・現在、Realを使用したストリーミングシステムを利用している。 ライセンスなどのことも考えて、是非ともWindowsMedia Playerを使用したストリーミングシステムを開発してもらいたい。 <今後のすすめ方等> ・ システム、コンテンツともに、現在三鷹市でやっていることのすきまを みつけて提案して欲しい。いろいろあるはずである。 ・ 現在運用中のシステムの詳細は、IBMに直接聞いてもらってよい。 ・ セコムラインズの教材についても、直接聞いて欲しい。 以 上 76 付録 1−(2) 作成日 訪問先 訪問日時 ご対応者 訪問者 内容 実証実験地域訪問記録 平成 14 年 2 月 22 日 作成者 富士通)教文ソリ)村松 三鷹市教育委員会 平成 14 年 2 月 21 日(木)10:15∼12:00 三鷹市)教育委員会)大島指導主事 富士通)e-Japan ソリューション事業部)山中部長、村松 東京書籍)浦井部長、黒木 <訪問目的> ・ 東京書籍株式会社から実験で利用するコンテンツの提案 ・行は大島先生のコメント −行は富士通または東京書籍からの質問等 ・ 三鷹のケーブルテレビから、東進教材からの教科書を解説しているビデ オの話があった。これは東京書籍が作成したのものではないのか。 -多分違うと思うが、一応確認する。 ・ 受験用の教材が家庭での利用はいいと思うが、そういうコンテンツの提 供を検討して欲しい。 ・ 小学校の英語で、NOVAとオフライン、オンライン交えた実証実験も 計画している。 ・ 三鷹武蔵野ケーブルテレビとの連携による実験システムを検討して欲し い。CATVのネットワーク網を使い、その局社にデジタルコンテンツ をおき、加入家庭への付加価値とする。学校はすべてケーブルテレビに 加入しているので、そのコンテンツは利用できる。 ・ 実験を実験で終わらせず、継続していくための方策が必要である。その ためには、教育委員会が一部民間に委託し、教材の流通やシステムの運 用をしていくことも考えられる。例えば、ケーブルテレビが学校でも家 庭でも利用できるコンテンツの提供を行い、それを宣伝していけば、継 続性があるのではないか。 ・ 三鷹武蔵野ケーブルテレビの放送制作部の担当者と直接話してみたらど うか。 (担当者を紹介してもらった) ・ 地域イントラネットは、現在4校だが、それを9校にまず広げる。第二 中学校区の学校からイントラネットへの加入の申し込みがきているの で、その学区の学校(第二中学校、第二小学校、井口小学校)を実験校 にしたらいいのではないか。各学校が近く、やりやすいと思う。学校の やる気や校長先生の取り組み姿勢が実験には大きく影響する。 ・ 第二中学校と第二小学校は、校内は無線LANが整備されている。井口 小学校はまだ。 以 上 77 付録2 作成日 訪問先 訪問日時 ご対応者 訪問者 実証実験地域訪問記録 2002年2月20日(水) 作成者 富士通株式会社 日本IBM株式会社 2002年2月15日(金) 16:00∼18:00 公共システム事業部 文教事業部 宇土(営業担当部長) 富士通株式会社 中山(担当部長) 、村松、淡路、青木 三鷹市立小学校および中学校にいて、現在サービスを行っている地域連携事 業の概要についてヒアリングを行った。内容は以下の通り。 1.配置図および環境 三鷹市立第一小学校を例に、校舎内の配置図(回線経路図)についてヒ アリングを行った。 アクセスポイントはコンピュータルーム、多目的室、職員室の3台。そ れぞれ光ケーブルで結線。外部用アンテナは屋上に2個所。敷地内で無 線LANを実現。ワイヤレスPCを用いた理科授業および課外授業等に 活用している。 2.PC教室 マルチキャスト送受信研究用装置として、テレビ会議用PCとクライア ントPC併せて20台設置。他、プリンター、プロキシサーバ、ルータ、 ケーブルモデム、スイッチングHUBを設置。 内容 3.地域連携プロジェクト概要 参加小学校は、第一、第二、第三、東台の4小学校であり、これら学校 と教育委員会、家庭の3者をイントラネットで結んでいる。中核はe− ラーニングサーバである「LearningSpace」 。このほかに Video配信サーバがある。 ・学校:学校間の連携、情報交換、遠隔授業、教材の共同開発。 ・教育委員会:各種通達、ガイド、情報提供。 ・家庭:学校行事受信、ネットによる授業参観および生活風景、面談。 4.LearningSpaceの概要 [特徴] Webベースである。学校管理機能と学習ツールを統合。オープンプラ ットフォーム。自己学習、掲示板(非同期) 、セッション(同期)など の学習携帯に対応。 [システム構成] LearningSpaceサーバ×1台 データベースサーバ×1台 クライアント×数台 79 5.LearningSpaceの学習形態の概要 [非同期自習型] 学習教材にアクセスし、自分のペースで学習を行う。進捗状況は自分と 先生(指導者含む)から確認が可能。教材によって学び方の順序を決定 できる。 [非同期セッション]−掲示板− 意見のとりまとめ、アドバイス等を受けながら参加者どうしでコミュニ ケーションが行える。テーマごとに複数立ち上げができ、公開型と特定 の参加者のみの限定型の両方が可能。 [同期セッション]−仮想教室− 同一の時間帯に複数の受講者がネットワークに接続して受講すること が可能。随時質疑応答が行える。不参加者には、別途受講生のやりとり を再生して補完できる。 6.コンテンツの概要 プロジェクト参加者にはIDとパスワードを与える(1家庭1ID) 。 全て専用ページで行う。 「家庭の悩み相談」 「学校での授業風景」 「掲示 板」 「学校行事」 「予定」 「学校だより」等を実現。 内容 80 付録3 作成日 訪問先 訪問日時 ご対応者 訪問者 実証実験地域訪問記録 2002年2月20日(水) 作成者 富士通株式会社 三鷹市立第三小学校 2002年2月20日(水) 16:00∼18:00 倉沢校長、大中教頭、海東教諭 富士通株式会社 加賀(担当課長) 、村松、淡路、青木 三鷹市立第三小学校における地域連携事業の概要についてヒアリングを行 った。内容は以下の通り。 1.サービスおよびコンテンツの概要 ・見てみよう[ホームページホームページによる情報発信] →小学校だより、学級だより。 →自然教室写真 →校内行事ライブ中継(Realビデオ形式) ・みんなで作ろう[掲示板] ・みんなの広場[掲示板] ・こまったな[掲示板]→1対1の相談 内容 2.対象学年と参加者 3年∼6年の生徒および保護者を対象としている。地域の協力者数名あ り。地域協力者に20台のPCを配布。メーリングリスト参加者は 60 名(保護者 50 名+地域の方 10 名) 3.生徒用閲覧環境およびコンテンツ制作環境 ・ブラウザ →ひらがなナビィ(低中学年) →IE(高学年) ・ホームページ制作 →ホームページビルダV6(6年生利用) 4.先生用コンテンツ制作の概要 一太郎もしくはワードによりホームページの原型を制作。制作およびH TML変換は各先生が行う。その後、管理者教諭がサーバーにアップロ ードを行う。 5.現状の問題点と今後の期待 管理者は1名であり、その管理者に運用付加が集中する。各教諭にPC を配り、各自責任のもと各種データをアップロードできる仕組みとした い。 81 82 付録4 作成日 訪問先 訪問日時 ご対応者 訪問者 実証実験地域訪問記録 2002年2月19日(火) 作成者 富士通株式会社 セコムラインズ株式会社 2002年2月15日(金) 13:30∼14:30 取締役 広井 営業グループ 稲垣 開発・運用グループ 池上 富士通株式会社 北村(部長) 、村松、淡路 1.ITFHの説明 ITFHプロジェクトの概要を、セコムラインズ殿に対してご説明。 2.セコムラインズ殿の教育コンテンツについて セコムラインズ殿が、三鷹市に納入予定のシステム/コンテンツと、これ からITFHのプロジェクトで開発しようとしているものが重複するこ とを避けるため、 セコムラインズ殿の実施中のプロジェクト概要をお聞き する。 → 納品するものは、学習履歴がとれる教育システムおよびコンテンツの 一式である。 (セコムラインズ殿) → 三鷹市側は、既存のイントラネットで使用しているシステムとユーザ ーIDなどを共通化することを希望されていると思うが。 (富士通) → 今のところそうした要望はない。ユーザー管理などはシステム独自で 行なうため、今のものでいけば、その辺りの連携はない。 (セコムライ ンズ殿) → 教材コンテンツを管理するハードウェアも含めて納品されるのか。 (富士通) → ハードウェアも含めてシステムとして納品する。 (セコムラインズ殿) → 運用にあたって、ユーザー管理などはどのように行なう予定なのか。 (富士通) → 我々は、必要であると言われたものを用意して納めるだけなので、三 鷹市として全体をどのようにしようとしているのかといった情報は、 全く持ち合わせていない。 (セコムラインズ殿) → 必要な場合には情報交換をさせて頂きたいので、今後ともよろしくお 願いしたい。 (富士通) −以上 83 付録5 作成日 訪問先 訪問日時 ご対応者 訪問者 実証実験地域訪問記録 2002年2月28日(木) 作成者 富士通株式会社 武蔵野三鷹ケーブルテレビ株式会社 2002年2月26日(火) 14:00∼15:30 取締役 島野 山本(技術部長) 富士通株式会社 山中(担当部長) 、村松、淡路 1.ITFHの説明 ITFHプロジェクトの概要を、武蔵野三鷹ケーブルテレビ殿(以下、三 鷹ケーブル)に対してご説明。 2.三鷹市の今後のネットワーク整備について 三鷹市のネットワーク環境の現状と、今後の整備予定をお伺いして、実証 実験時にどのような環境を想定するのがよいかを協議する。 → 現在の三鷹の学校イントラネットはどのような環境になっているの か。 (富士通) → ケーブルテレビの回線を帯域分けして使用しているため、非常に恵ま れた回線環境を各校とも利用している。 (三鷹ケーブル) → 今後のネットワーク整備計画はどのようになっているのか。 (富士通) → 色々な話は聞いているが、どこまで具体的に進むかは定かではない。 平成15年度中に、 全小中学校をCATV化する予定である。 (三鷹ケ ーブル) → 現在、実験的に家庭から、三鷹市の教育用イントラネットを利用でき るようにしていると思うが、それは今後どのようになるのか。 (富士 通) → この実験のときには、特別なADSLモデムを利用したが、設定が難 しく、色々と問題があった。今後は、全てケーブルテレビ化する予定 である。 (三鷹ケーブル) → ITFHのプロジェクトで、三鷹ケーブル殿にもご協力を頂ければと 思っている。教育用の映像コンテンツなどに興味はあるか。 (富士通) → そうした映像コンテンツの売込みはいくつかある。各家庭に魅力ある コンテンツであれば、我々にも魅力である。どのようなビジネスモデ ルで取組むかを明確にする必要がある。 (三鷹ケーブル) → ITFHのシステムを置かせて頂くようなことは可能か。 (富士通) → 現在も三鷹市のシステムの一部を内部で管理している。 (三鷹ケーブ ル) → 方向性が明確になった段階でまたご相談をさせて頂きたい。 (富士通) −以上 85