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「筑波大学附属病院 取手地域臨床教育ステーション」を開設

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「筑波大学附属病院 取手地域臨床教育ステーション」を開設
No.432
平成26年7月31日
筑波大学病院総務部総務課発行
「筑波大学附属病院 取手地域臨床教育ステーション」を開設
病院総務部総務課
7月 16 日(水)15 時から,取手北相馬保健医療センター医師会病院会議室で「筑波大学附属病院 取手
地域臨床教育ステーション」の開設式を開催しました。
本ステーションは,本院が取り組む地域医療再生プランに基づき,本年2月に全国で初めて筑波大学と
社団法人取手市医師会とが寄附講座「県南地域医療教育学」の協定を締結したことにより設置されたもの
です。茨城県最南端の取手・竜ヶ崎医療圏に位置する取手北相馬保健医療センター医師会病院内にステー
ションを開設することにより,県南地域における教育拠点病院と位置付け,医療機能の充実を図り地域完
結型医療を構築する環境を整備しました。
開設式では,眞壁文敏取手市医師会長及び松村明筑波大学附属病院長の挨拶の後、来賓の小松満茨城県
医師会長,小川一成茨城県議会議員,貫名功二取手市副市長及び茂手木甲壽夫竜ヶ崎保健所長から祝辞が
ありました。
また,開設式後には眞壁文敏取手市医師会長,松村明筑波大学附属病院長,鈴木武樹取手医師会病院長
及び原筑波大学附属病院副病院長が、正面玄関前に設置したステーション看板の除幕を行いました。本ス
テーションの今後の発展が期待されます。
ステーション開設式の様子
挨拶される松村附属病院長
看板除幕の様子
左から鈴木病院長,真壁医師会長,
松村附属病院長及び原副病院長
平成26年7月
1
筑波大学附属病院 地域医療連携懇談会が開催されました
病院総務部総務課
平成 26 年 7 月 16 日(水)
,オークラフロンティアホテルつくばにおいて,筑波大学附属病院「地域医療
連携懇談会」が開催されました。
本会は,地域医療に携わる医療機関や行政と face to
face での懇談の場を設け,様々な事柄について
意見交換をすることで,相互に有する医療機能等をより発揮しつつ質の高い医療環境を確保し,地域住民
や患者さんに適切な医療を提供するため,これまで以上の緊密な医療連携を図ることを目的としたもので
す。
はじめに,原尚人副病院長の司会のもと講演会が行われ,五十嵐徹也茨城県病院事業管理者より「地域
医療連携の実現」について,西山博之腎泌尿器外科診療グループ長より「ダヴィンチサージカルシステム
について」
,櫻井英幸陽子線医学利用研究センター長より「がんの放射線治療における地域連携について」
,
大原信医療情報部長より「地域医療情報連携システム」について,それぞれ講演がありました。
続いて実施された懇親会では,水谷太郎副病院長の司会のもと,永田恭介学長,松村明附属病院長,市
原健一つくば市長よりそれぞれ挨拶があり,本院の診療グループ紹介や医療連携患者相談センターからの
報告も行われました。
本会には,院内関係者をはじめ,連携協定を締結している医療機関のほか,つくば医療圏や隣接する医
療圏の中で関わり深い病院・診療所・クリニックやつくば市・保健所・消防などの行政の関係者等,約 160
名が参加し,盛況のうちに終了しました。
本会でいただいた意見等を活かし,今後より一層の緊密な医療連携を図ってまいります。
講演される五十嵐徹也茨城県病院事業管理者
講演会の様子
挨拶される市原つくば市長
挨拶される永田学長
平成26年7月
2
懇親会の様子
挨拶される松村附属病院長
稲田朋美 行政改革担当大臣
「いばらき中性子医療研究センター」を視察
病院総務部総務課
6月 25 日(水), 稲田朋美行政改革担当大臣がつくば国際戦略総合特区の先導的プロジェクトの一つで
ある次世代がん治療(BNCT)の研究拠点「いばらき中性子医療研究センター」を視察されました。
はじめに,松村明筑波大学附属病院長から視察に際し出席者の紹介がありました。出席したのは,本学
から三明康郎理事・副学長(研究担当),熊田博明陽子線医学利用研究センター中性子医学研究開発室長,
及び加速器科学の第一人者であり本装置の開発主任である吉岡正和高エネルギー加速器研究機構名誉教授,
また先導的な役割を担った独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から倉田健児副理
事長,経済産業省から牧野剛産業技術環境局技術振興課長です。また,同センターの設立の経緯及び同装
置の世界的な評価等について説明がありました。
稲田朋美行政改革担当大臣からご挨拶いただいた後,倉田 NEDO 副理事長から「がん細胞選択的な低侵襲
治療機器の基盤技術開発」について, 続いて,熊田室長から「次世代がん治療(BNCT)の開発実用化への
取り組み」について説明がありました。
その後, 同センターの照射室及び BNCT 専用に新開発した直線型加速器を視察され,稲田大臣からは実際
の装置を目の当たりにされ,多くの質問をいただきました。本視察により,
BNCT プロジェクトへの理解が
深まり, 実用化に向けたさらなる研究開発の推進が期待されるところです。
概要を説明される松村明附属病院長
平成26年7月
説明を受けられる稲田行政改革担当大臣
3
ロシア・スコルボ財団が筑波大学附属病院を来訪
附属病院国際連携推進室
平成 26 年7月3日(木)
,ロシアよりスコルコボ財団のエフゲニー・トカチェンコ氏,国立研究医科大
学副学長のイリヤ・ロジンスキー氏,先進医療技術センター長のアレクセイ・イワノフ氏,公益財団法人
日露医学医療交流財団より代表理事の中山太郎氏(元外務大臣)
,常務理事の酒井章氏(元外務省医務官)
及び他2名,在日ロシア通商代表部1名の計8名が,学術交流と今後の医学交流を推進するためのミーテ
ィングを実施するために来訪されました。
はじめに,けやきプラザにて秋山稔国際連携推進室長より挨拶があり,陽子線医学利用研究センターを
見学後,ザボロノク・アレクサンドル病院講師よりロシア語で陽子線治療の説明がありました。また,基
礎医学系の金保安則教授・大根田修教授・桝正幸教授・加藤光保教授よりそれぞれの専門分野のプレゼン
テーションも行われました。
その後,松村明附属病院長からも説明があり,熱心な質疑が交わされ,今後の双方の交流に大きな期待
がもてる来訪となりました。
記念撮影の様子
ロシア・スコルコボ財団一行
中山太郎元外務大臣を案内される松村附属病院長
来訪したロシア・スコルコボ財団一行と本院出席
者
外務省主催「日本センター事業」OJT 研修団が
陽子線医学利用研究センターに来院
ロシア医療関係者が筑波大学先進医療の現場を視察
陽子線医学利用研究センター
7月4日(金)
,外務省主催「日本センター事業」を通じたOJT研修団に対し,日本の先進医療として
ロシアでも注目の集まる陽子線治療の現場をご案内しました。
日本センターのOJT研修事業とは,ロシア大統領府プログラムである「企業経営者育成計画」をはじ
めとする,ロシアにおける改革の促進に対する技術支援の一環として日本政府(外務省)により実施され
平成26年7月
4
るものです。本年度はロシア政府が進める経済近代化の優先分野のひとつである医療をテーマに日本の医
療機器や医療機関等の視察を通じて積極的な意見交換を行うことを目的に展開されました。
当該研修は,
「予防医療」,
「先進医療・医療機器・医薬品」,
「リハビリテーション医療」をテーマに6日
間にわたって行われ,筑波大学は日本で早い段階から陽子線治療の臨床研究を行っている研究機関として
数多くの実績を有することが評価され,研修の「先進医療」の対象視察先として選定されました。また本
研修はモスクワ周辺の欧露部とウラジオストク周辺の極東部を対象に2度に分けて開催され,7月4日
(金)は欧露部の研修生を対象に開催されました。
本年度は当院でも積極的にロシアからの患者様の受入を行う予定で,本プログラムを契機とした同国と
の活発な医療交流が期待されます。
照射室の説明を受ける様子
回転ガントリーを熱心に見学する研修団の様子
9
櫻井英幸陽子線医学利用研究センター長に
感謝の意を伝える研修生
平成 26 年度 筑波大学附属病院 前期防災訓練を実施
病院総務部総務課,経営管理課
7月 22 日(火)14 時から平成 26 年度前期防災訓練を実施しました。
今回の訓練では,平日・昼間の時間帯につくば市に震度6強の直下型の大規模地震が発生したと想定し
て,自衛消防組織・地区隊及び本部隊による初期対応訓練,通報訓練及び災害対策本部設置訓練を行いまし
た。
初期対応訓練は,災害発生時に想定される事態に迅速かつ適切に行動するために患者さんに対応する組
織を 48 の地区隊に細分化し,新たに作成した地区隊独自のアクションカードに基づいて実施しました。ま
た,本部隊による災害対策本部設置訓練においては,災害発生時から 15 分以内にけやきプラザに参集し,
机,椅子,看板等の什器類の設営及び電話(災害時優先電話及び衛星携帯電話等),FAX,パソコン,TV
モニター等の通信機器の回線接続を行い,外部機関にも協力を仰ぎ,大学本部,つくば市及び茨城県庁等
へ被災状況報告書を FAX 送信するなどの通報訓練を行いました。
続いて屋外に場所を移し,つくば市消防本部職員の指導を受けつつ,消火器訓練も実施しました。
訓練終了後,つくば市消防本部より講評をいただき,管理権原者の松村明附属病院長及び救急・災害医
療担当の水谷太郎副病院長から訓練をとおしての今後の課題等について話がありました。今回の訓練を通
じて,参加者の多くが防災意識を高めることが出来ました。
平成26年7月
5
地区隊 35 によるアクションカードに基づく初期対応訓練の様子
災害対策本部構成員
左から保科豊次総務部長,松村明病院長,水谷太
郎副病院長及び本間真人薬剤部長
地区隊からの被害状況報告を受ける電話対応班
災害対策本部の様子
48 地区隊の被害状況が TV モニターに更新される様子
「七夕コンサート」を開催
病院総務部総務課
7月8日(火)16 時から,けやき棟1階エントランスホールにおいて七夕コンサートが開催されました。
コンサートでは,医学フィルハーモニー(本学学生)と関係教職員による弦楽器の多彩な演奏が披露され
ました。エントランスホールは多くの患者さんで賑わい,1 曲演奏されるごとに盛んな拍手が送られました。
最後には全員で七夕さまを歌い,夏の夕べのひと時を楽しく過ごされていました。
平成26年7月
6
七夕コンサートの様子
「七夕星まつり」を開催しました
病院総務部総務課
7月2日(水)15:30 から,けやき棟 12 階展望ラウンジにおいて,患者さん等を対象とした七夕星まつり
が開催されました。
本イベントは,UNICO(筑波大学宇宙×芸術×医療ボランティア団体)が企画したもので,当日は「七夕
にちなんだ星の話」,「宇宙の写真展」,「七夕飾り作りワークショップ」などが行われました。
参加者は銀河系や織姫と彦星の話に熱心に耳を傾けたり,ワークショップで七夕の飾りを作ったり,願い
事を書いたりと,楽しいひと時を過ごされていました。プラネタリウムや銀河系,惑星の写真も多数展示
され,七夕にふさわしいイベントとなりました。
エントランスホール三面ディスプレイに紹介された
七夕星まつりの案内
「七夕にちなんだ星の話」をする UNICO の学生
七夕飾りを作る参加者
宇宙の写真展
平成26年7月
7
「やどかり音頭・太鼓隊演奏」が開催され,筑波大学宿舎祭実行委員会を表
彰しました
病院総務部医事課
平成 26 年5月 25 日(日)けやき棟正面玄関前において,入院患者さんを対象とした筑波大学宿舎祭実行
委員会による「やどかり音頭・太鼓隊演奏」が開催されました。この催しは,第 40 回筑波大学宿舎祭実行
委員会からの申し出に基づき,患者サービスの一環として行われたものです。
長年のこの活動を讃え,7月 11 日(金)第一会議室において,表彰式が執り行われ,白川看護部長(看護・
患者サービス担当副病院長)から筑波大学宿舎祭実行委員会へ感謝状が授与されました。実行委員会のメ
ンバーからは本活動を行う中での苦労話や嬉しかったことなどの話があり,白川看護部長は熱心に耳を傾
け,今後もこのような活動が継続的に実施されることを願っている旨を伝えました。
「やどかり音頭・太鼓隊演奏」の様子
白川看護部長と筑波大学宿舎祭実行委員会メンバーの
歓談の様子
記念撮影の様子
表彰式の様子
看護の日 Caring ~私たち,“こんなこと”頑張ってます!!~
附属病院看護部
5月 27 日(火)から6月 20 日(金)までの期間,看護の日(5/21)にちなみ,当院の職員がそれぞれ
大事にしていることを各病棟や部署ごとに様々な工夫を凝らしてポスターにまとめ,エントランスホール
に展示しました。
通りがかった皆さんは,微笑ましそうに楽しげな写真やコメントで彩られたポスターを眺め,普段知るこ
とのできない病院の様子に,大きな興味を持たれているようでした。
今後も,このような意義あるイベントを継続していきたいと考えています。
平成26年7月
8
エントランスホールに展示されたポスター
ポスター展示の様子
健康管理講演会を開催
病院総務部総務課
7月 30 日(水)けやきプラザにおいて,附属病院で働いている方を対象に,健康管理講演会を開催
しました。
これは,過重労働による健康障害,特に心の健康問題の防止対策の一環として,附属病院事業場担
当産業医である宇佐見和哉助教(医学医療系)及び外部カウンセラー(心理相談員)の古俣正治先生
をお招きして開催したものです。
当日は,原安全衛生委員会委員長から挨拶があった後,宇佐見産業医から「附属病院のメンタルヘ
ルス」
,古俣心理相談員から「ストレスと上手につきあうには?」というテーマでそれぞれご講演いた
だき,最後に松村病院長から講評がありました。
出席した 128 名の職員等は,講演に熱心に耳を傾け,健康管理についての意識を高めました。
宇佐見産業医による講演
古俣心理相談員による講演
熱心に耳を傾ける参加者の様子
平成26年7月
9
平成 26 年度筑波大学附属病院ボランティア総会を開催
病院総務部医事課
7月8日(火)に特別第三会議室において,平成 26 年度筑波大学附属病院ボランティア総会が開催され
ました。本総会は,ボランティア相互の親睦と情報交換を目的に毎年開催されているものです。
はじめに,白川看護部長(看護・患者サービス担当副病院長)及び岩堀ボランティア代表から挨拶があ
り,平成 25 年度活動報告及び会計報告,平成 26 年度筑波大学附属病院ボランティアの会役員改選,活動計画
案等についての討議や,ボランティアと本院職員との意見交換が行われました。読み聞かせを担当するボ
ランティアよりビックブック(大人数を対象とする読み聞かせのために作られた大型絵本)の紹介がある
など,会は始終和やかな雰囲気で進みました。
引き続き,医学群棟4A303 室において,自動体外式除細動器(AED)の講習会が行われ,AED の取り扱い方
法や使用時の注意点などについて説明があり,人形を用い実際に AED を使用して救命の手順を学びました。
ボランティア,医事課の意見交換会の様子
ビッグブックを紹介している様子
の様子
AED 講習会の様子
平成26年7月
10
◎
診療グループ構成員の異動
区分
異動日
採用
26.7.1
循環器(内)
関口 幸夫
セキグチ
採用
26.7.1
皮膚
沖山 奈緒子
オキヤマ
採用
26.7.1
総合
吉本 尚
ヨシモト
採用
26.7.1
循環器(外)
松原 宗明
マツバラ
採用
26.7.16 整形
篠田 雄一
シノダ
◎
氏名
フリガナ
6月紹介患者月別調査表
(A)
(B)
(C)
紹 介 患 者 逆紹介患 救急自動車による
数(人) 者数(人) 搬入患者数(人)
6月
◎
診療グループ等
1,513
ユキオ
所属
医学医療系
准教授
ナオコ
医学医療系
講師
ヒサシ
医学医療系
講師
附属病院
病院講師
医学医療系
准教授
ムネアキ
ユウイチ
(D)
初診患者数(人)
医療法上
の紹介率
(上記のうち休日等6
(A+B+C’)
(上記のうち初診患者数
歳未満患者数を D’と
÷(B+D)
を C’とし、
内数で表す)
し、内数で表す)
(%)
1,075
179
1,834
86.9
6月院外処方せん発行枚数等
診療
発行処方せん
日数
総枚数(枚)
(日)
6月
21
うち
院外発行処方
せん枚数(枚)
15,749
院外処方せん
発行率(%)
13,996
88.87
1日平均
処方せん
枚数(枚)
1日平均院外
処方せん枚数
(枚)
750.0
666.5
◎ 6月曜日別外来患者数
曜日
6月
月
火
水
木
金
平均
1,591 人
1,524 人
1,620 人
1,731 人
1,416 人
最高
1,693 人
1,650 人
1,713 人
1,817 人
1,491 人
最低
1,465 人
1,391 人
1,483 人
1,681 人
1,332 人
入
院
◎ 6月患者数
延
6月
数
(人)
21,419
1日平均数
(人)
714.0
外
病床稼働率
(%)
延
89.2
平成26年7月
数
(人)
33,338
11
職名
来
1日平均数
(人)
1,587.5
Fly UP