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見る/開く - 佐賀大学機関リポジトリ

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見る/開く - 佐賀大学機関リポジトリ
各学部の取り組み
-教育構造の明示を柱とする“実践研究開編一
目
次
1
0
1
. 教育
………一一一一一一 .
1
1
造 ザ
ー
ザ
ー
一
一
一
}
f
ヲEテ ー ?
2
. 6
(
1
) 生活単元学習「秋の取り入れJ
8
5
(
2
) 個人事例 A
9
3
1
5
個人事例 B 一一一
3
. 研究テー?についてー
1
5
7 残された課題一一一一一一一
4
. 研究
1
7
……………ーョ
室
士
一
一
一
(
1
) lîJf 究内~~ . ………ゐー
一
一
一
一
今 1
7
ョ
ー
(
2
) 研究方法
1
7
5 研究報告…ーも
(
1
)
(
2
)
ーーー……令
r
できることの 1
0
0J
r
個別課題及び指導プログラム j
(
1
)
(
2
) 教育内容の設定……一一一…
2
1
(
3
) クラス
i1元学習「みんなでベんきょう J
(
2
) 生活 l
4
8
.
.
.
5
5
.
5
7
造一…‘
1
. 教
2
. 研究テー?
一一一一一一...…
3 研究テー?について
5
8
……一一一一 6
2
‘…………
ヨ
4
. 研究の方針ゐ
匂
ー6
2
6
3
.6
3
(
1
) 研究内容
(
2
) 研究の機恕……一
一一一一ー… 6
4
5
. 研究報
6
7
一
一
一
令
部
ザ
(
1
) はじめに
6
7
(
2
) 本校中学部における「生活単元学習 J
の基本的考え方
一一一一一一一
φ…...6
8
7
1
φ
7
3
(
5
) 単元の展開ー一一一一
6
.
践事例一一……
一一一一一一一一……
1
0
5
7
5
司8
5
1
0
5
ー
一
一
一
一
1
0
6
(
4
) 指導形態及び指導のあり方一
2 E
汗究テー 7
1
0
6
命
1
0
7
1
0
7
b
(
1
) はじめに
1
0
7
(
2
) テー?設定の理由
1
0
8
(
3
) 研究の歩みー
.
.
1
0
8
(
4
) 6
2年度
1
0
9
(
5
) 6
3年度の実践
1
1
0
(
6
) 終 jつりζ
l
4
.
1
1
1
研究方針令~. .~--一一一一一…ー
ー
… .
.
.
1
1
2
(
1) 研 究 内 容 一
1
1
2
(
2
) 研究の進め方一
白
5
. 研究報
.
1
1
3
(
2
) 作業学習について
一一一…
(
3
) 冬作業別の実銭
木工
1
1
2
1
1
3
(
1
) 生徒の実態一
.
.
1
1
8
1
2
0
‘
・
・
.
.
.
・
司
.
-
1
2
0
-~.婚件併酔駒・. -~.晶司'・w ・‘
骨
_
.
.
.
_
唱
開
.
.
.
曹
司
._
.
1
2
8
>
・
・・
』
噌
晶・
』
・
・
・
・・
・
仲
.
.
・
・
.
.
1
3
5
~--・
縫工
(
3
) 生活単元学習における状況設定と
(
4
) 単元の設定
自校;の設定。
3
. 研究テー?について
3
0
中学部教育構造図
1
0
5
造一
1
8
しる
7
. 妓された課題
.1
0
4
(
1
)
.3
0
r
自分のことができるカ j
……一一一一一 1
0
2
等部数育権滋凶
予
言
ー
1
. 教
9
7
一一一一一
1
8
(
3
) 生活J:
t
l元学対「みんなでべんきょう J一
一
一 2
7
J
I.
.
6
. 実践事{7
I
均
一
一
W
4
a
作業学習と校外実習との館連
1
4
4
合同作業
1
4
8
1
5
0
小学部教育構造
3年度)
(昭和 6
教 育 目 標
指導の場およびそれに伴う諸条件
教育内~
f
できる ζ との 100J
児童の現夜並びに将来における生
活を充実させるために、
(
1
) 自分の ζ とができる力、
(
2
) 暮らしの絡調を拡げていく力、
(
3
)
r
おてつだい JI
と取り組む力、
てる。
(
1
) 自分の ζ とができる
ζ
と
-食事をする
・便所ζ
l行き子誌をたす
.寝起きする
・衣服の脱者をする
.身体を清潔にする
・けがをしたり身体が異常なときに
告げる
・登下校をする
〈指導体制
{指導の場》
レーニング
わかれてべんきょう
(養(教科)
おしごと
(生
みんなでべんきょう
(生
i
l
i
)
(
2
) 暮らしの範閉そ拡げることができ
るζ と
・応対をする
.遊ぶ
・学校や地域の行事 ζ
l参加する
・くらしの中にあるものを利用する
.いろいろなできごとに対処する
(問題解決〉
(
3
)
r
おてつだしづをすること
〔衣・食・伎に関する手伝い〕
.食事の首長備や片付けをする
.衣服や小物の洗?援をする
・掃除をする
・その他
〈指導過程》
唾
ノ
実
個3
〔計
or
できる乙との
100Jからの
指導課題抽出
↓
単位行動表の作成
↓
t
f
長
男J
I
指導プログラム
。 S-M社会生活能力検査(新版)
。実態分析
。事例研
oljJ.位行動表による評価
。
〔生産的なことに関する手伝い〕
-育てる (農耕〉
•f
r
:る (木工)
(斎藤D
・飼う
・変える (土木)
。単元反省
。30
分研
。単元だより(こけこつこー)
-10-
【小学部〕
1.教習構造
(1)教育問主主
8年度までの研究において、より実践に結びつくように意図しながら、教育
本校小学部では、 5
課程の繕造化をはかり、
小学部教育諜程構造関」
「小学部教育課程構造鴎 j を作成した。乙の f
0年度は集団学習「みんなでベんきょう Jの実
の実践研究、 6
ζ
l基づいて、 5
9年度
おけるねらいと条件 J及び、すべての子どもの館別指導を可能
践研究をすすめ、
にしていくために、
「恭礎グノレープ j、 「一学級体制」、
「チームティーチングj、「ケース会議 j
を、呂本の柱とする指導体制を明確にした。併せて、教育課程燐造f;)(]を改訂し、教育構造鴎を作
成した。
Jを整え教育構造への改訂をしていくうちに、
ζ れらの「指導の場 j 、
をねらって指導をしていくのか。
Jという教育自様がはっきりしていない ζ とに気づいた。(1)織
2
)社会生活、 (
3
)家庭生活という呂襟では、ただ淡然としすぎ
業生活、 (
に欠けていて子ど
もがみえない。
「こんな子どもにしたい。 Jという子ども像がほしいという願し、から、 6
1年度には資料 1の教
育目標を生みだす ζ とができた。
(
1
) 基本的生活習慣を確かにする乙と
(
2
) 子どもらしい生活を楽しむ乙とができる
ζ
と
r
おてつだしづができるようにすること
(
3
)
この三つの自擦は、兇主主の現?i並びに将来における生活を充実させるために必要不可欠なもの
である O 子ども逮が、毎日「今日は、何々をがんばるぞ。」と、めあてを持って主主校し、生き生
きとした学校生活を実感し、自分もできるのだという自信を実現させるための目標である。さら
1年度、 6
2年度と教育内容の怒理をすすめる過程で、乙
に
、 6
目標は子どもの{郊にたって、
より具体的で実践的な表現となるように工夫した。
児童の現在並びに将来における生活を充実させるために、
(
1) 自分のことができるカ
(
2
) 暮らし
(
3
)
を拡げていく力
r
おてつだい Jζ
I取り組むカ
を脊てる。
子ども遼が、がんばっている姿、課題にたち向かっている姿を大切にしたいという子ども観、
すなわち、
「私たちが期待する子ども像 j が、乙の三つの r~ する力 J I
乙ζ
められている。
(
2
) 教育内容
6
0年震に集団学習
f
みんなでベんきょう j の実践研究を深めているヰiで
、
1
1
「生活 l
i
i元学習」で
どんな
ζ
と
させたらよいのか、その具体像がつかめないという反省がでた。もっと「子ど
も遣の生活 Jをほりおこし、実際の生活の中味を検討する必要性がでてきた。
6
1年 度 i
Cr
できることの 1
0
0Jの 原 形 と な る も の を 考 え た 。 さ ら に 、 6
2年度はその内容につ
いて、可能な限りしぼり
0
0J
ことの 1
ζ みながら、子ども遠の生き生きとした生活の姿を描きつつ、
を作成した。私達の生活は、
の楽し
内容としてしぼり乙んだものであ
みのくり返しである。このくり返しの生活ぞ営むために
る
。
f
できる
r
一つの ζ とができるという ζ とは、他の二つ、三つ、四つもの乙とができるようになる。 J
という仮設のもと K、最低限必裂な指導要素 (M.E) ぞ探りだしたいという翻いを持って研究を
J
Wめているが、まだ、そ
fできる
ζ
きないでいる。
との 1
0
0Jを、その手がかりとして、今後も乙のお1
・
Eの抽出を目ざした研究を進め
ていきたむ、。
、
、主手段
6
1
摂
児童の現在並びに将来における
教!生活を充実させるために、
I
(
1) 基本的生活習慣を確かにする
育
と
iζ
回 1
(
2
) 子どもらしい生活を楽しむ ζ
! とができるようにする ζ と
3
) r
おてつだい」ができるよう
際 (
にすること
I
(
1H
c
f
認する
ζ
と
食事、排灘、 i
摩眠、衣服
身だしなみ、縫!亥安全、
(
2
)
(
ζ 関する ζ と
教
二
奇
遊び、告然、行事、公共
社会のできごと、日常生活土の
約束、集
(
3)
1ζ 慢する ζ
内
容
と
衣・食・伎に i
到する手伝い
洗浪、食事、禄除、買い物、
留守番、その他
② 生産的な ζ とに関する手伝
①
農耕、 ;
;
t
と
こ
仁
、 道援、
などの手伝い
6
2
おける生
活を充実させるために、
(
1) 自分のことができる力、
(
2
) 暮らしの範闘を拡げていく力、
(
3
)
おてつだい Jζ
I 取り組む力、
を育てる O
r
6
3
6
2i
手疫に向じ
「できる乙との 1
00J (18P参照)
(
1
) 自分のことができる ζ と
・食事をする
・便所に行き用をたす
.寝起きする
・衣服の着脱をする
.身体を清潔にする
・けがをしたり身体が異常なとき
に会げる
・登下校をする
(
2
) 暮らしの範翻を拡げることがで
きること
・応対をする
.遊ぶ
・学校や地域の行事に参加する
・くらしの中にあるものを利用す
る
・いろいろなできごとに対処する
(問題解決〉
(
3
)
おてつだしリをすること
r
1
2
6
2年 度ζ
i 開じ
i 関する手伝い〕
〔衣・食・住 ζ
.食事の準備や片付けをする
.衣服や小物の洗潔をする
・掃除をする
・その{也
〔生産的なことに践する手伝しサ
.苦手てる
・ 作 る (木工)
・ 飼 う (斎産)
.変える (土木)
↓
↓
(M'Eの抽出)
(M'Eの始出)
(
3
) 指導
①
(M'Eの抽
よびそれに伴う
指導の場
指導の場については、 6
0年度からひきつがれ、指導のねらいや条件は基本的にはほとんど変
わっていない。
「あそぼう j (クラブ)は、
「子ども逮が自主的にそ
とし
2年震から位霞づけている。
て
、 6
週時穏は、すっかり子ども遠の一週間の生活リズムをつくり、安定した生活を営む基盤とな
っている O
く指導の場〉
トレーニング
応用
毎日くり返すランニング・サーキット運動等を過して、
調整力・持久力・筋力・柔軟性の基礎的運動能力を培う。
拐の運動
(体育)
にっせい
一日の活動の中で、仲時意識を育て、約束を守って行動
(臼生)
するカ及び身辺処理能力を高める O
み
ん
な
わかれて
/
ベんきょう¥
グループごとに分かれ、子どもの実態に合わせて、
教科及び養 w
l
lの内容与を取りあっかう。
で
こ
J¥
自分遠の環境を作り変える動的活動をくり返して、体力・
リズム感覚・民側・弁労J
I
カ・協力・頑張り等の力を培う。
おしごと
(生単)
つくろう
簡単な調理的活動をくり返して、手指の細かな動きを中
(生単)
心とした技能及び作業態度を主主う。
ん
き
よ
つ
でかけよう(生単〉
校外学習を通して、移動能力を高め、社会事象への
を育てる。
あそほう (クラブ)
自分の好きな ζ とができる時間として設定し、自由な雰
囲気の中での 8発的な活動を促す。
-13…
②
小学部選時程表
j:
際日
日
n
指導体制
一学級体制、基礎グループ、 チームテ
ィーチンクーについては、 6
0年度の研究発
守I
表会の時ζ
l論議の柱となったと
8
:3
0
ζ
ろであ
るが、小学部におけるとりくみとしては、
8・45
暫1
E
霊
の
すっかり定着してきた。
E
諸
〈籾の会)
9
:30
つくろう
10:00
わかれて
ベんきょう
I
ア
1
0
:5
0ト一一一一一一叶
レ
C
みんなで
ベんきょう
I
みんなで
‘
1
3
:00ト一一一一一一
綴りの会
は 7替 え
「おしごと j 、
給食準備
なでべんきょう j 等、各指導の場の内容
はみがき
l
"
f鱈 え
図に表記されたのは、 6
2年度からである。
fつくろう J、 fでかけよう j 、 「みん
1
給 食
l
まみがき
5
8年度からおいていたのであるが、構造
この指導体制によって、
べんきょう
t合会務長寄
口
11 5
ω
0
1
1----1給
余
?
準
撃
長
綴
講 i
絵
食
「指導の場の扱当制 j 留は、実擦には
1
3
:20ト よ ふ 二
リ議りの会
1
3
:50
1
4
:3
0
15:00
ド 校
50
1
1・
1
3
:50
各指導の場におけるねらいのもとに、年間計極}
の提案、偲別課題と内容の関連づけ、指導案の作
成等において、基礎グソレープからの情報をまとめ
たり、整理したりして、各担当の役割がより明確
になると共に、
にも効率化をはかる乙とに
なり、内容的にもより
③
もたらす結果となってきた。
指導過程
指導過程とは、教育呂擦をどのようにおさえて、教育内容のなにを、 どの指導の場でおさえ
るか、授業の中でどう展賠するかの「計画 j をたて、
f
実銭」へうっし、子どもにとって何を
サ
もたらしたか、授業の組立てはどうであったかの「評価 Jをするまでの一連の過程であり、
イクノレである O 言し、かえれば、一人の子どもが生き生きとした姿で生活をし、主体的ζ
l授業ζ
i
参加し、楽しく勉強し、充実感を持つような指導法を追究していく過程である。
{毘別指導においては、
「できる
ζ
との 100Jからの指導課題の抽出、単位行動表の作成、侭
一
冗
また、集屈指導についてはチームティーチングと指導の場の担当制を生かし
単
別指導プログラムによる指導実践、 そして事例研を中心にした評価をつみ重ねてきている。
計画の作成、 それに基づく指導笑づくり、授業研 (
3
0分研)、 単元だより等の実銭研究をすす
めてきた。まだまだ十分だとは言えない段階で、小学部の実践をより篠かなものにするために
今後も検討を震ねていかなければならないと考えている。
1
4…
2
. 研究テーマ
子ども遠の生き生きとした生活を求めて
一
「できることの 100Jと
プログラム一一
3
. 研究テーマについて
(l)小学部が求める子ども像
二子ども達一人ひとりが、そのうこらしく、
「今日もがんばったぞ」と実感しながら、学校で、家
庭で毎日を送ってほしい。なおかつ、その生活が社会的な要求にも答えてくれるものであってほ
しい。子ども達自身が考え、行動し、喜びながらなにかを獲得した時、周りの大人(両親や教
も、共ζ
;考え、行動し、喜ひ'を分かつ乙とができるであろう。子ども達が、今、
ζ
乙で、そ
して将来にわたって、生き生きとした姿で、充実した生活をするためには fどんな力が必要か J
そして、それは「なにを J
r
どのような方法 j で教育すればよいかを探りあてたいと思う。
(
2
) 児Z
さの実態
本校では
rS-M社会生活能力検査(新版) Jを用いて、子どもの発達の様相を知る手がかり
としている。資料 2は、小学部の児童 1
3名の結果を示したものである。年度末に、一人ひとりの
子どもについて、全部の指導者で ζ れをチェソクし、年度当初、この結果や生育綬、その他残さ
れた諸記録及び、行動観察から、子ども一人ひとりの実態を蕊礎クーループ担当者 が分析している。
A
実態分析は文章記録によっているが、資料 3はその記入の一例である。乙の実態分析を的確にす
る中で、その年度の、その子どもの指導方針が生まれ、長期段様としての「他人諜題 Jが明らか
になる。子どもの実態に応じた適切な
2
学
主
ド
児議名
生活
年齢
るでだてと、その指導法を追究したいと思う。
S M社会生活能力検査一覧表
昭和 6
3五f度
領域別社会生活年齢
身辺
自立
移動
;窓志
交換
作
築関
参加
白日
統制
社会
生活
年齢
0 1・1
0 o
0 2-4 o1
0 O 1
1
0 1 8 1-4
T'K 5 1
9
3
T
.
Y
5
4
7 ・ 1 4 -0
l
2-0 2 ・ 7 5 -0 3 -7
働
鴫
同
21 N • H
7 3 1-2 2・ 4
21 M . K
7 8 3“ 3
3 1• T
8 7 7・ 8 2 1
1
幽
帽
o-10
O 1
0
o1
0
社会
生活
指数
実施年月日
20
6
3
. 5
.26
50
//
1-2
16
6
3
. 3
. 18
1
1-1
1 3“ 3 2-5 2・ 7 4-3 2 1
38
λr
1
3-4 2-2 5-0 4 1
57
〆
ノ
0 5 9
5-1
0 6-8 6 8 7 ・1
78
〆/
45
〆/
41 K . K
8 1
0 5 ・ 6 2-4 6 7 3-4 2-2 2 ・ 2 4 ・ O
9 欄 1 4 -0 2 1
1 4 -5 2-0 1 5 2 2 2-1
1
32
ノ
ノ
510.T
1 2・ 4
1
1-1 5・1
帽
網
開
幽
岨
3 却 .E 8・ 8 7 ・ 8 6 ・ 5
31 K' N
幽
鴫
百欄
8
幽
幽
働
幽
帽
幽
幽
0 3 9 2-7 3-6 4 2
5 1
38
6
3
. 5
.26
0 2-0 3-1 5 “ O 3-4
0 4 8 3 1
10-11 3・1
30
6
3
. 3
. 18
1・ 8 2-2 3・ 6 2 -7
23
//
1
1-4 7-0 5 ・ 7 7 4 4 “ 9 7 ・ 3 7-4 6 ・ 4
55
//
61 0 • S 1
1・ 9 5-5 9 欄 3 8 9 5 8 7-3 6-1
0 6 -9
57
6
3
. 5
.26
幽
61 K' H
1 3 3
5 S.y 1
1-0 3・ O 1・1
情
幽
61 T ' K
幽
幽
幽
附
幽
岨
一日一
3
実態分析例
.S M検査から
- SA(1・4), SQ (20)一
お互いの欲求・要求のぶつかり合いである人関係が成長の基盤であると考えるならば、身辺
処理 (1-10) 移動 (
2柵4)などに対し、意思交換(0 8未満) ということに
ざるを f
早ない。
以下、自己・人・物路{系の観点に立ち、現段階 (5/26 )でできている ζ との特徴的な例を
あげながらその解釈を試みる。
幽
-自己関係(欲求・要求)
飲み物」
ガラガラ等音がするもの j
「ぶらんこ、すべり合等の遊具 j
-物関係
「かぱんやハンガー掛け j
fストロ…さし J
「蛇口ひねり
-人関係
けんちゃん、おいで、ちょうだしリ
「ぼうし、とってーいや、遂行 J
「シーシーいってーいや、遂行」
ζ
まだ、生物学的感覚的欲求の域を出ず、その欲求 l
迎合して,
J
1
i
H沼の人や物が学習されている段階である。
しかし、現段階までは積極的な欲求・要求はほとんど
見られない。
人や環境ζ
i 対する I
J
Jl'i応伎はあり、気分的にも安定し
ているといえるが、逆に、それを受容していることが
欲求・姿求を生み出させるきっかけを妨げているとも
言える。
多くの:l~jjljj で指示を必要とする。
f r.司を、ど ζlζ 、
どうする j という受動的過程の初期的段階にある。
物を掛ける、差し込む、入れる等の物と物との関係
や小さな物をつまむなどの力は日常生活のいろいろな
場面で見る ζ とができるが、指示を受けながらの域は
出ていない。
欲求・要求の表出とともに注意の方向、立さが弱く、
生活場面をとらえてみても、物の認知よりも操作が未
熟である。
指示を受け止める構えはできつつあるが、言語の塑
ζ 必姿
解が未熟であり、指差しゃ身振りサインが問時 l
である。
相手への働きかけはほとんど見られないが、最近、
ζ 対する f
いや J、しっこにし、かないの「い
強い指導 l
や J等指示に対する“ NO"の表現や、おうちで、
ζ 母親の手を引いたりするなどちょっとした変化
池時 l
が晃られる。
においても、欲求・要求の表出とともに注意
の方向、広さ、長さが弱く、 「働きかける・働きかけ
に応じる j 両者の力が全体的に米熟である。
“なすがまま、なされるがまま"の感があり、人・物関係において、注意の方向が現実と遊
離した生活状態である。
できる ζ とが脊っているにも拘らず、それが欲求・要求と結び付ーいていないために能動的状
1:.どまっている。
態とはならずに受動的状態の域に 1
線本的な原器は欲求・姿求の未熟さであると考える。まずは、身近な人との人関係づくりに
指導の力点を霞き、欲求・要求を主浮き出しながら、注意の方向が現実的になるように考えたし、。
-16-
(
3
) 学部研究の経過と
(P1
0
) に蕊づいての実践と検誌をすすめていく中で、本校の第三期の
i
研 究発表 (
6
0年度〉までに、基礎グループと一学級体制およびチームティーチング体制による
の確立をはかった。また、各指導の場の「ねらい j や「条件 Jおよび f
指導内容 J
を具体化し、各指導の場の相互の関連を明らかにしてきた。 4年 目 を 迎 え た こ れ ら の 「 指 導 体
i
おむと「指導の場Jは年ごとに安定し、充実してきた。
ζ れらの実践にもとづいて、私達に諜されていることは「小学部
5年間のこの時期に、これだ
けはぜひできてほしい j という教育内容の精選を行うこと、そして、どのような子どもに出会っ
ても、とまどわずに指導できる指導法を克つけだす ζ とである。
以上のけ )(2)(3)のような考え方を基本にしながら、より「くりかえし、くりかえし、わかるよう
に、できるようになるまで j が必要である子どもの特性に合わせて、数脊目標の呉体化、教育内
容の実践的な f
I
}整理、そして指導法の開発とその蓄積をすすめたい。
“生活づくり"I
ζ じっくりと腰をすえながら、そこに“生き生きとした姿"を実現できればと
思う。
4
. 研究方針
(
1) 研 究 内 容
①
教育問擦の具体化 ζ
i 慈づいた教育内容の整理
②
の指導過程の確立
(
ア
) 個別指導における指導過程および指導法の追究
(
イ
) 築関指導における指導過程および指導法の追究
研究方法
(
2
)
①
子どもの生活を考え「できることの 100Jを慈狸する。
@
{
ア
)
r
できる ζ との 100Jから、個別の長期医擦を設定し、単位行動表の作成および個別指導
プログラムによる指導過程を確立し、事例研究を通して指導法を探究する。
(
イ
) 生活単元学習
fみんなでべんきょう Jの授業研を通して「築関指導における伺を生かす授
の組み立て方 Jお よ び 指 導 計 画 一 実 践 一 評 価 ま で の 指 導 過 程 を 探 究 す る O
-17-
5
. 研究報告
(
1
) r
二できることの 100
.
.
1(
試案〉
1
. 自分の ζ とができること
・食をする……………...I
欲求準備量偏食飲食食器・食品の扱い?ナ-
l
│手 洗 い あ い さ つ 後 片 付 け お や つ 獄 立 等
・便所に行き用をたす…・一〔欲求排尿排便生母
トイレの使用
1
手洗い
等
]
・ 寝 起 き す る … … … 一 … … 「 欲 求 寝 具 の 務 理 就 寝 の 淘 憤 あ い さ つ 際 線 状 態 起 床1
1
│清 潔 等
脱ぐ履く
衣服の整理ふさわしい服装清潔等]
-けがをしたり身体が異常な l
f
すに告げる……〔理解訴え
・登下校をする……………〔歩行交通機関
2
. 暮らしの範賠を拡げる
ζ
とができる
ζ
〕
手当て薬等
〕
自転車交通ノレール雨兵等
と
返事
応答
等
・応対をする…………-…・・〔あいさつ
21111J
i等
寸
うがい
汗
はみがき
爪
-身体を清潔にする………「手洗い洗顔入浴
髪
・衣服の者脱をする……一〔義る
g
-遊ぶ……・………………一〔遊具友達約束等
-学校や地域の行事ζ
l参加する……〔参加1 役 割 迎 解 計 i
珂等
らしの中にあるもの
を利用する………………
「お金時計
]
j
替 天 気 交 通 手 紙 自 記 定 話 本 や 雑 誌1
l新 聞 電 気 ・ ガ ス 器 具
ラジオ
テレビカセット
i
l
等
-いろいろなできごとに対処する……〔問題解決
3
.
公共の
〕
r
おてつだい j をする ζ と
(衣・食・伎に関する手伝い)
・食事の準備ゃあと片付けをする・-…「食主主ふき
1調 理 等
配膳
食器洗い
食器ふき
あと片付け 1
i
f洗 濯 千 す 取 り 込 む た た む 整 理 アイロンか 1
iけ 縫 い 等
i
-掃除をする...・ ・..…………………「ふく 掃く 磨く 掃除機 ど み す て 整 理 整 額 1
I草取り 等
i
-衣服や小物の洗濯をする…………
H
-おつかいや貿い物をしてくる
.小動物や草花の世話をする
・その他……..,・ ・ . . … … … … … … … 〔 留 守 番 弟 妹 の 世 話 風 呂 戸 締 ま り 窓 の 開 閉 等 ]
H
l 関する手伝い)
(生産的な事ζ
てる(農耕)
・作る(木工)
・飼う(蜜産)
・変える(土木)
18-
「できる
ζ
との 1
00Jとは
!U
1,)たって !
tき 1
1
:
:きとした
そして、
るかについて追究しつづけている。
ために、{可を、 どのよう
化とともに、一一人ひとりを大切にした
た
子ども逮が、
る
問主主の具体
は
、
:と取り組んできたへ
内海の実践が]1;よ河
では、 知 っ て お か な け れ ば な ら な い こ と 、 で き な け れ ば な ら な い こ と が 数 え
きれないほどたくさんある。 そ の iわから、チども
わ か る よ う に 、 で き る よ う に な る ま で Jを
0) 1
00
年
ふ
に、小学部 5
であるつ
「できることの 1
00Jは、
3
:
:
>
00の
自にまとめ、 さ ら に 、 約 1
まとめた。そ
これ f
三け;ま
Hこj@l
i
J
]
によって、 ど の よ う な 子 ど も に も 、 的 刀 I
乙
ザ
1
蕗をしたいというねらい
と評1
し、的確な
fくりかえし、くりかえし、
。
〉
こ
H
!
Iし た も の が 「 で き る
!付存としてもi
し、以問1I1~必!裂な
ぜひできてほしいということ
こと
〆し、
きるのではないだろうかコ
内容を2
2の法本となるよ兵
間際?と!絞ら
なことを、
で内容を表わしている。
として、
の9
G
I
主
にもあまりこだわら必ずに、
~(~!f i
ヨして訟題を選ぶことができること、どんな
子ども
作っていくことができること、また、
くこと、 などがあげられる。
わたっているため、
内容
3
プ ロ グ ラ ム Jの 作
間々の子どもの実態に応じて、
そ
成を行ったが、
きる t~' け、
き内'点"そのもの
どのね度:までできるようにしたいのか、
0
:
1
当たる者が 1
て
、
に
f
できることの 1
00Jから
出し、 そ の 記 述
「なにを J 「どこで
「 だ れ と (~と)
ζ
;ずよる、 とし、う J
P;にそっ
ずるようにした。
~から、
J
ー
「どのように Jで き る よ う
i'I:ること
f
みんなでもベんきょう
1'1ミり、他人カー iヘ記入~';で「できることの 100
になってきたの
1
)、
についても、
J号
の1/1
ついて研究を深めることができたっ
で
、
A
も、じ
ζ
;わ 7
こり、京1
1
1さされアこ P
l
'
r
」
のうちに
00 !こJt({らし
らいを「できることの 1
て主
o>
て
ド
;~、
わせてチェックし、
している。
して、
。
'
)
H
J
00Jは
「できること 0) 1
、
jλri~ の j治イ\JJi,
i
f
n
}り 、 給 関 心 大 小 、 形
dicとUfされていくであろうが、あわせて、ヲミ
式の不ぞろい等、部分的には、
践をくり返し、内
の f~j
f
1
l
,
;々
、表現在したり、段階に分けたりしていないので、 l
していく
な 指 導 幻 " 孔1
.E
から、
ミニ?ム・ヱ
ッセンシャノレズ)の抽出ができること任務長っていお
②
00Jが で き る ま で
「できることの 1
の洗い/1'
1し を 行 っ た 。 そ
してきたのか、小学部
のこつに絞った。そ
ヲて
「できることの 1
00Jを作るにあたり、 まず、
自分
り
i
付与
々の子こどもに何をねらっ
としては、
6'Hi完のこ
ぞれ
l
と
、 これだけはぜひできてほしいもの
養護
として、
19-
j
支
検
I
'
l
'
j を伎って作業を進めた。また、
f
できる
ま
口
る7
こ
き
さl
と
、
ら、数討にわたって
4)
El伎の 3項 目 を 大 枠 と し な が
ポムねた。
:こ、これだけは、ぜひ、できてほしいものは向か Jの 開 に 答 え う
ア
乞日
るものを干名し、手iijj豆長行った
入り
7
こ
。
にアンケート
ども
i
j
;
S6
r
との 1
00Jの 3
. おてつだいをするこ
にこの年代の子ども i
主が家庭での手伝いとしてどんなことをしてるかを
と j については、
り
ζ
ポ仇
rS-M
表
rI尚一I!t{¥'匁j忠.i1iれの子ども
裂
;
j
;
y
.
似1で 使 用 し て い る
も容
ど内
子
縦一 j、
ぎるもの大きすぎるものが
となることばの:;Jg~ が、
i
l
iじ っ た と な 「 だ と は い え 、 P1
8の よ う と 2
2の基本となる.r
f
jE
l (・食事をする・便所
{
ζ 行き月
i
をたす…ー…)、ill.iÂ'~ ([欲求
M
: l
I
i
i
i
t
ミ 滋 ; 食 食3
2
マナー
)のように簡潔なj
引と終えることができた。
。
)
;
,
j
;
:
,
j
:
交i
:
4
2
5
5
i
お研究資料のー認で三うるが、
「できることの 1
00Jのr:
J
Iで
{的内な j広広疋-釘到動~ に
¥
ζ
i
邸
立
刃i
する"、?引;
る i
上
一
で3
多
5く〉
の
θ ζ と
を乃示ミ 唆
i 変してくれるのでは T
なよいかと考考7
える
、アンケート
5{ ! ' 女 子 児 t
j
'
,
'
1
9名
5
.
し
、 i
'
J
く
の
P
O.
る
7
.
など
8
. 勝手に持ち場合はなれない
(
3
)靴ならべ
1)靴洗し、
1)草花だな ωせいり
(
4
)
]))ミ心主I
やり
1
)j
/
i
iのしつけ
(
1)誌の立i
lやり
(
1
) j/iiの}ill~品入れ
(
1
)
おっかい
(
2
) 靴ならべ
(
1)宇佐あらい
(
1)
(
1)~:忠良り
(
2
) 花の水やり
(
2
) 動物の I
J
k
話
(
1)犬のlIt話
1
)
(
2
) X~v
(1)おつかい
(
1
)
(
1
)j
j
f
[
本
の;
J
(
やり
(
2
) 花 ωぷやり
アンケート対
(
2
) Jé~V 、物
1~ 6
ま で の 児 童 215名と
20-
9
.
O
1
1
1
2
.
1
3
.
1
4
.
1
5
.
仕事のやり方が耳j
i解 さ れ て い る
追及や器具安正しく扱う
ていねいな{jゴょをする
安全に気与をつけてをする
仕事の能率がよい
手先の器用さがある
{
:
I
:
L
l
Ti
C必 要 な 体 力 が あ る
係)
1
6
. あいさつや返事をきちんとする
1
7
. ていねいな言葉づかいをする
1
8
. 協力して仕事委することができ
る
と楽しくすごす
215名
フ。ロクボラム
(
2
)
「個別課題 j のとらえ方と
①
は6
1年度まで
し
、 これを 1年 間
と
け
初H
ζ
6のような
として{史ってきた。
S-Mt
J:会生活能力
の倣域ごとの
させながら、 fJ~J或出に
とおろしていった。
しかし、この方法で
児Z
立の記長@を設定する
と
、 それぞれ
各修道与の磁"乏"ずる具依釣な"'''
i
ζ
E
撃
E
議
鶴
1~ 2の課題をおいて
鰻り白金
も、一人の子どもの諜
ベん毒
4
う
!選は 1
0以上もの数とな
I
J、 さらに
( -)
つ〈ろう
(CA
は
、 もっと
ζ
) (SA - )
) (SQ
と
t
t
なり、あれもこれもと
いう
i
題
とになりやすか
っf
こ
。
l出
雲
ζ 0)
「
臨
…
も
自主主は、
i
てはそ
一ー家庭からの懇望司家庭への繁寝
て
呼
にとっても、
されたり、
やすい。 その子どもが、
されたりすること
すぎ、混乱してしまい
している故火の問題はなにか。その子どもの発達ぞ阻害してい
る最大のネックはがJ
かに注目し、課題を設定したいと考えた。
したがって、児童
ての発達だけでなく、
ができて、判ができないか Jの点とし
となり、
なせ、できないのか j 「今できていることは、 なぜできるのか
される。そ ζ から一人の子ども
とし、う
せまった
うちだせることになった。
さて、
日襟である。 払逮は、課題設定にあたり、 j
¥
:
)C
:
一人の子どもの課題を 5~6 に限定した。い
。
J
V
υ
る
あ
で
た
る
ζ
け j
避と
が高くなると、 2の
ふも・ヲ。
白目
分
1の
存
﹂
ま必要な
れ・き
ζ ・で
も・が
れ・と
あ
・ ζ
の
あげた「できることの 100 の内容に!t
(
iらして、
多く設定し、
、子どもや
の子どもの
くなったり、
レ<<;1/
らしの範屈を拡げることができる」や、 3の「おてつだいをする ζ と
-21-
にj
潔.iiliした課題へ比廷が増していく
このように、
「できることの 1
00Jと
ら課題をおこすという
も
O
とであり、どのよう
るとし、う
の子どもにとっての課題
また、
ζ
ていくということは、二子ど
させ
ζ
チ ア
治、て
とはなし、。
によっているが、これも荘、達にとっては
1与
をふ、
った。というのは、これまで諸々
な1
3
:味をも
に照らして課題をおこす滋合、その;文言を参
照してきたが、いま少しニュアンスがちがったり、イメージが合わなかったり、ちょうどびっ
向日以
たりするスケ… jレに出会わなかったりすることが少くなかった。
記述することによって、それらが乗り越えられると考えた。
なにを J
ζ
ことばで
fだれと
J
r
どこで J r
どんな n
寺に J r
どのように j できるようになるかを、滋とさないよう
と
;I
L
、
カ
:
l
I
tt
こ
「できることの 1
00Jの1.
r
臼分のことができ
;と行き用安足す J(
ζ若i
駁する O そして、その子ども
に誌なら
たとえば、 T.K
るζ と
して、
の
に課題がある
を設定する。
はけくのような
T.K児の個別課題
ことば又は身振りで伝えて、ひとりで刊引:すl
iシッコに行きたい ζ とを、身近かな人に
j
ζ とができる。
I
s
.y兇ち排尿((æ!~惑があるIl寺「便所 ;ζ 行き F誌を足す J
(
と
治
二i
援するところまでは向じだが、
s
.
Y児の実態に照らして、担当は次のような個別課題号設定することになる。
S.Y 児の{向日J
I
課題
[
ゐ の郎だけで、ひとりで肝足してくることができる。
j
以上のように、在、達は、しぼりこんだ内等「できることの 1
00Jから、さらにその子どもに j
必
切な
r
1!~lJ;IJ 諜題 j
3
i
む
設定へと、しぼり ζ んだ指導を試みた c
の作成
u
とはう とあげた「倒日J
I
談W
i
1J
うにするか。つまり、
にどのような手/ピてをして、できるよ
のメスをど ζ にあてるかを !
i
j
J係にするためのものである。一子どもの
がうまくいかないということは、いったし吋i立がまずいのかをおさえ
たい。そのために排尿ピ関述ある行動を、 }
I
u
'l序よく、もれなくあげてみる。そして、その行動
の一つ一つをチェソクしていくことにより、その子どもが乗り越えられないでいる行動がはっ
きりする σ 資料 7は
、 T.K児の排尿指導に j
到する l
j
j
.i
立行動表である。こ
問から
その子ども
そして、こ
}
浜悉に
たらよいか、上から I
るのか、あるいは逆から指導すべきか等を、
から担当者は決定する。
は、そのまま「評{怒りとしても{交えるものでな
22-
ならないっ
私達は、いくつかの
のうちから、その子
>
-
ペド
作成している。もちろん、すべての│俗別課題」につい
て作成することが望ましいであろうが、時間的 ζ、労力
l
的ζ
l限定されたヰiでは、いろいろな国難が予怨される。
しかし、
「単位行動表 Jを一つにしぼりこむことは、
の手抜きとは考えない。ということは、故も
さ
;
ま
単位行動表 Jを作成する
について f
る中で、私達は、この子どもとのつき合い
方をしっかりとつかむ ζ とができ、子どもの持っている
問題が、はっきり見えてくる
ζ
とが確信できるのである。
この子とのつき合い方とこの子が党えてくるは、他の個
るi
時にも適用することが多い ζ とに
いたのである O
こ ζ で、さらに私達は、しぼりこんだ指導法を仮説と
し、検証をつみ重ねている。
@
r
個別指導プログラム Jのたて方
を fどこか
r
るンとる
てj
せ
えるせト
j
伝きさン一するさ
ででけトシろげけ
りがする向くを一ド上る向く
援と出すを館前シをそるうるすを開
身 ζし 近 窓 を の ﹁ つ ツ ツ す す ま 民 近 窓 を
K妓 注 話
立ンンを出し
はす後援注話ンは5
又足をににのボ又れるにパるパいをそ析ににの
ばを人人人人ズ、ーにけ前とすすとろうチくチ場人人
と 周 な な な な ( くJ レ 関 の る ン を 流 ン く 洗 カ 拭 カ の
ζで 近 近 近 近 箇 た う イ を 器 え ボ ぞ ボ づ を ン を ン
に り 身 身 身 身 A口た♂一一一口ト一戸使燐ズ水ズ身手ハ手ハ
人と
なひ L z a 4 5
どもに最も章一望な~題について、この
る
r
らJ どのような順番で J (,、つ頃 Jまで指導するかと
いう指導者の指導計画をあらわすものである。また、子どもと担当との人関係や、その子ども
がもっ基本的な人格や性絡や習癖等の自己関係、物への関わり方がどうであるかという物関係
等ζ
;
場の設定をいかにすべきかという指
はらって、指導者ーの位置、教材、
もステップ化にあたっては考慮する必要がある。
ζ とをおさえ、
その jこどもの「できる J
「どのようにできたら J次のステップへ進むかのみ
きわめもプログラム設定においては定要である o 下記 l
とその一例として、 T.K 児排尿につい
ての、
プログラム Jをあげる O
6~19 の一述の行動ができる
Step1
U~5 、
20~22 については、間 11寺に、いろいろな
とらえて強化し
ていく
Step2
定時排波) 20~ 2
2ができる
※ 6~19 が、ほほ定着した頃を見計らってステップ 21C 移る
Step3
(定時排池の解除) 1~ 6ができる
以上、
ログラムを使った指導方法について述べ
単位行動表の作成、
J
である。また、次の資料容は、 j
足
量U3名全員の本年度の
てきたが、資料 8は、その-f7!
課題」一覧表である。
-23-
プログラム(昭和 6
3年度)
8
4 実態分 l
f
r
1・T
君
主 3学 年 審
若
手054年 8f
l2
0日生
児認氏名
担当
運劾 i
揺 … .F
肢の筋力はやや弱いが、身体的には特に r
"
1惑はない。
嘉応性等花関する運動童話
敏捷段、柔軟性、バランス、 i
力に劣る。 経験の少なさも関係していると思われる。
中島
1
. S-Mfl会 生 活 能 力 検 究 結 果 (S
.6
3
.3
.1
8~建鐙〉
内
移
動…
f
下
桑 … …E
室長設などの大きな動き、カ仕事も手先 0)綴かい作講堂も
C興味をもって殺り絡み、生活年最古以上の飽 J
J
'
を発
共I
伺I
している。
初めての滋動には、ややほ抗があるが食えるのもや4
)
。
。t
唱
︿
5
内
0・
1・
a
u
i
鶴一れ.
e-
川
年
一1 ・
;i
活
一0 ・
-1
生一9・
役
一7 1
O
金
一8
移 劾
Locomotion
m
6・
S
e
l
f-Help
L
z
o
-
S狂
法
一5 ・
綴
一4 ・
竣
身辺自立
-2・
1-
首i
身辺悠政……ほほ自立 a 毎自している ζ とは、指示されなくても紫
卒〈行動でき、まちがいもほとんどない。
.<・・・・・・・・・・・・ 1
(
2時l!)
作 業
".. . • • . • .1(9-6)
Occ
叩a
tlOn
C ~.(J. 志交換
C
ommunication
m間:
参 J
f
i
日ι
.:~ '
'
"
,
:
V'
^
'
/. ..........
1(3-4)
滋銘を歩くとき、興味あるも自にひかれやすい。
f
雷号、祭器警など理解していない。
ま怠交俊一… cのま草分が特 I
C落ち ζ んでいる。 YES. N Oは表示
2
空間のオオム返しが多い。強いき霊求 i
ま二議
できるが、 f
文でいえる。
/
1
(2-2)
S
o
c
i
a
J
i
z
a
t
i
o
n
l• .
(
.
. . • • • • • .• • • • • I
1
皇国塁塁 j
用・・… j
昼間の中で寄託滋約児童h
くことは少ない。綴にま雪いてい
i5 0)
I (
るが言言葉を翠解して問〈 ζ とはま重しい。設われた ζ と
はまじめに11<り緩むがそれ以上の乙とはしない。
1
'
1 e総 指 j
¥
SD~.':: ,;:::'~了.~ 1 ¥
i
r
e
c
t
i
o
n
l.・・・¥
S
e
l
f‘D
司
B
<CA 8-7>く SQ 57><SA 4-11>
自己統制・
2
. S - M以外に実施した倹翠
まがいく告かわか勺ている。わがまま
・・“がまん"の窓q
は少ないが凝り性である。短長選な!萄執性はない。
全体的に情絡も安定し、身体而での帯j
鼠もないので、ほとんど自
活動をさせる ζ とができる。一度学宵した ζ とはま主裂しやすい。興
味やIl!l心田範閉が狭〈、経験も喜寄りがちであるので、経験をより多
く“できる ζ と"を増やし“できる ζ と"は、より溺lJf. (議案民主再
<)にさせる必要がある。
また、作業的なものや鈎の操作のみでなく、生活 i
ζ 必皇室なぎ認を
翠認なども恕毒事し、活用できるよう
使う ζ と、数量主、金銭、待問、 f
になることも大切である。
。
3 特,e
守1
J
j
'
j
潔室理性であり、入の物を鴎いるのをいやがる。
、、
、、
F
F
5 指導方針
7 単位行動姿
( 受 校 下 校 〉
今年度は、登 F校の指導を中心応、生活経験を拡大し、認しかけ、
mいかけを多くしながら、人との関係を向上させたい。
L 登校奇書綴をする
l
!l導にあた勺ては、適度の緊張感と好奇心を利用して学翌の滋議
づけをし、iEしい方法をきちんとおさえ舗できる ζ と"をひとつず
つ榊やしていきたい。
6
. f
謁別 1
1
1
部
fできる己との 100J
1
. 自分自 E とができ
るζ と
会 jJl…ーマナー
設
F校・$行
,
交通 Jレール
i
j
良
課 題
g
t
事
①
食事の雲寺、姿勢 I
C気をつけて食べる ζ
とができる。
③ 毎日ひとりで、歩いて受 F校する ζ と
ができる。
とができる。 11 . さ よ う な ら j と後拶をす
る
2
. 1
ま校雲寺詣j
を鐙かめる。
2 下校時 *
'
1を篠かめる。
. i
l
l絡を安全に歩く。
3
. い勺てきますjと渋拶をする。 3
4 退絡を安全 I C:~長〈。
4 雪~IC 著いたら、 「お母さん
ただいま j と挨拶をし、学校
-歩道、滋路の右はし
I
C官室認をする。
・醍I
り1
号
、 4
露間?の E
窒認
.率や自伝王革法二窓
・迷惑、不快、寄り滋 t
主
主
家
.あいさつ
*偶発的な事態への対処
5
. 学校I
C習いたら「おはようど
ざいます j と挨拶をする。
ζ
r
8
. 滋別指導プログラム
2
. n:らしの筋関を鉱
げる ζ とができる ι
と
苫で主 2
00円以内のおやつをJt
認もしの中にあるも ③ 近 く のl
う ζ とができる。
のをや1
mする…お金
Stepl お母さんとー絡に登 F校 通学路の縫Z
君、危険綴孫の倍長室
す る 。 (4月 具 体 的 な 笑 地 指 導
Step2 途中まで見送もれて受 F 安全な歩行についての指導
~ま F校実態の抱緩
校 す る 。 (5月 :
s
(~陰童で見守る。 F詩天E寺は‘応対指導(あいさつ、応答〉
送迎) (6-7月 ) 傘 、 主 主 段 、 レインコートの利用
ーの仕方
おてつだい Jを
する ζ と
3
.
綴除……ふく
綴〈
認除軽量
@
ほうきや綴険機、ぞうきんを使勺て綴
徐をするととができる。
Step4 ひとりで笠下校する。
自立
24-
。学校名、住所、電I~苦番号をままえ
ω
させる。
待針と電話の利用
宮
i
i
脳名料 I
~~
1
生
出I
J SQ
前
IIT.K
労 │(20〉
i
型
題
1 ・身近な人と一緒ζ
i食事をしながら、お差しやちょうだいの動作で、おかわりを妥求する ζ
とができる
i行きたい乙とを身近な人に、乙とば又は身長室りで伝えて、ひとりでJflを ;
Eすこと
@シッコ ζ
ができる
.M:紛の;告示だけで、校内科ニのお 話が、ひとりでできる
n
2. ・学校で、主!~以外の人から名前を呼ばれて、長返り向いたり挙手をしたりする ζ とができる
.[怒った 1寺、身近な人の手を 5
1,( 、たりして、援助を求める ζ とができる
3
.・指示を i
員i
き分けて、衣食伎に闘する f
l
i
i
i
詳な手伝いができる
(例えば、
f
l
l
l
lを主主び、片付けて、もどる J)
mAHU
,
n 、,ノ
用力
"に u
.
e
、
qur--
1
n
/
“
Y
T
1.・生活の t
lJtl'!として、洗顔や爪切り、排便の始米毒事治潔磁の乙とができる
・けがをしたり、体が主主滋'な 1寺ζ
l、身近な人 i
乙ζ とばで伝え、がまんをしながら手当てをし
てもらう ζ とができる
2
.
@身近な人と話しをしながら、 f
だれが、なにを、どうした Jの日記を後くことができる
'
}
.
u
.
主と協力し(;-って、いろいろなできどとに対処する ζ とができる
3 ・指示された 1年、わかれてベんきょうの郊径のお;除が、ひとりでできる
・メモを凡で、 1
000内札で払う、スーパー?ーケットでの潔い物のおつかいができる
1.・身近な人と食事をする持、指廷しなどの!liIJf
'
Iで食べたいものを教えたり、自分でスプー
ンを鐙って ζiましでもよむ、から食べようとする ζ とができる。
@指導者ーの指示、声かけを受けて遊醤えをする乙とができる
2 11-2
2 ・指導者以外の指示〈起立、議席、おいで、ちょうだい、乙己、援いて〉を迎終し、行動ζ
l
3 1N.H1:
:1
男 I
(16)
移す ζ とができる
・やすみ時間、いろいろな遊具を使って遊ぶ ζ とができる
3 ・身近な人とー絡に、ぞうきんを絞って、合や をふくことができる
w
1
.
@
.
l
t
H
J
Jの 1
5
"
〆J
三を受けて、拶1
・がりのお主主えの-.i!l!の活動を泌して、ひとりでできる
・スプーン、はしを使い分け、嫌いな物でも 01ζ し、姿勢や?ナーに気をつけて、みんなと
ー絡に食事をする ζ とができる
212-11
4 IM.K
2
.・自分の欲求を近くにいる人託、 ζ とばで(二語文l'ilJi
u 伝える乙とができる
5
号 1(38)
f
おはようどざいます J f
さようなら J f
お綴いします J f
ありがとう J f
(,、ただきますJ
「どちそうさま j を合図ζ
i従ってー絡に言うことができる
3
.・ぞうきんをしっかりしぼって、おぱいの姿絡で床をふく ζ とができる
l・食事の 1寺、姿勢ζ
l気をつけて食べる ζ とができる
314-111 @毎日ひとりで、歩いて登下校する ζ とができる
5 1I
.T 1: I
:
_
_
'
,
i
男 1(5
7)12 ・i
尽くの 1
.
5
で
、 2
00円以内のおやつを潔う ζ とができる
3
.・ほうきや締除機、ぞうきんを佼って綴除をすることができる
1.@大伎の失敗をしないように、いつも、自分で気をつける ζ とができる
・毎日、ひとりで、パスを佼って受下校する乙とができる(家からパス俸は言誌の人と一事長)
316-912 ・近所のj
苫で、 100 円~ 500f
T
]
の'
f
iい物をして、 IOOJ
1
H.と 1
0内去を使って支払うことがで
6I
M.E
女 1 (78)1
きる
3 ・ほうきを使ってどみをはき集め、ちりとりで取る ζ とができる
耳目、友主主と一緒 i
ζ 、にわとりの長l
f
f
lり、お i
せ訴をすることができる
・4
1
..給食の 1寺、敏いな物でも食べる
'
i
替えー i
i
l
l!
l
i
l
J
d
t
l
f
l
i、給食ーはみがきートイレ -.{i縫えと、-.i!l!の!liI
J
きがスムーズ
・後校-:if
にできる
3 14-0
12
. 刊、つもあいさつや返事ができる
7 IK.N 1: 1:
'
_
:
1
女 1(
45)1 @紛の会や織りの会で、先生や友主主が f
i
Iをしているのか、よく見たり、請を i
おいたりする ζ
とができる
3 ・掃除の時、ぞうきんをかたくしぼってふく ζ とができる
.dt液ものをたたむ乙とができる
-25
名
怒号 児立Z
f
戸l
o SA
f
生
日J
I SQ
f
ぷ
足
塁
1.・行持えをすませてから、脱いだ!J~をきちんとたたんで、かたづける ζ とができる(パンツ
のままでうろうろしない)
@はしを{交ってきちんと食べる乙とができる
4 2-11
B K.K
i伝える乙とができる
2 ・臼分の要求を身長えりや ζ とば(ー詩文)で、身近な人ζ
2)
5
号 (3
(おはよう、さようなら) (お綴いします ありがとうございました) (1,、ただきます、
ごちそうさま〉をみんなとー絡に言う ζ とができる
3 ・日常生活の中で、指示を I
l
l
Jき分けて、楽しい手伝いができる
1.@学校給食を、 j
j,JJ1l:せず、はしぞ使用しながら、マナーに気をつけて食べる ζ とができる
2 ・その日活動した内終についての質問ζ
i対して、使った物の名前をいって答える乙とができ
号
O.T
5 4-2
女
(38)
る
.[
.
]
分o
)Hきな滋ぴを、指導者と一絡に関わりながら楽しむととができる
3 ・ fつくろう j や家庭での総更1の準備の際、自分の与えられた仕事にすみやかに取りかかる
ζ とができる
H
ζ 、一人で、 i
待問内 I
C食べる乙とができるよう ζ
iな
1
..好きな食べ物、食べたい食べ物からIlj'
る
1
0 K.H
6 3-4
女
(30)
@割t
を五5
右P
u
1
i
金えずに履く
-移jと帰りの務終えが一巡の行重iJとして一人でできる
2
.・「はも、 j とれ、いえ j で答える ζ とができる
3
.・高ぱいの姿勢で床をふく ζ とができる
1.@乙とばかけによって、会ヰ毛ζ
iでたものを行儀よく全部 f
こべる ζとができる
'1l1iを脱ぐ時!c、去になるように丁雪還に脱ぐ乙とができる
-緩和jの指示だけで、一人で周を足しにいく ζ とができる
6 2 7
2
..友遂とー絡にかかわって遊ぶ
I
I S
.Y
女 (23)
3
..ζ とばかけによって、教采の i
友を 1
1後ふく ζ とができる
• I
Cわとりゃうさぎに僚をやったり、 1
tだんの 71<かけを友主蓄についていって、一絡ζ
iするこ
とカtできる
1
2 ぐ
r.K
8 6
(55)
5
号
l.@学校で、使窓を感じたら、自分からトイレ K行き、大伎をする ζ とができる
-自分の口 y カーに入れておくものを、収納しやすくたたみ、いつも番号恕して入れておく乙
とカf
できる
2 ・学校で休験した ζ とを、簡単な絵や写真を見ながら、簡単な白記文を滋く ζ とができる
3. ・メモ ICf普かれている 2~3 の物を、行き慣れたお 1苫で、おつりをもらう支払いができる
1.@給食のメニューで、液状の物以外をはしを佼って 7 ナーに気を況りながら食べる ζとがで
1
3
きる
-自分の口ッカー、かど、パックの中をいつもきれいに怒捜しておく乙とができる
.・その臼の活動を臼分で思い出しながら、三つ以上の I
1
H
ζ ついて、文:
1
ζ
i
f
Fくζ とができる
(5
7) 2
3
.・掃除の時間や額まれた時 I
C、 8分でぞうきんをあらい、 i
R
iぱ い の 姿 勢 で 、 力 の 入 っ た 床
6-9
O.S 6
女
ふきができる
r
諜是IiJの1.2
.3
.は
、
.
ることができる ζ と 3
宅
4 若~'+'
翠
?
「できる乙との 100J
の
、 l 自分の乙とができる
r
おてつだ L、j をする乙との若手長きである。
@向jについては、単位行動炎を作成している。
-26-
ζ
と
2
.
t
!fらしの箱矧を拡げ
f
みんなでべんきょう j
(
3
)
の中で、
r
r
「おしごと J でかけよう J つくろう j をトレ…ニング、
「みんなで
べんきょう Jを応用として位翠づけ、 6
0年震に報合した n さらに実践検討を加える中で、今期は
f
みんなでベんきょう j を“生活作りをめざした活動実践の 1
1
寺!間"としてとらえ、
「集団指導ζ
l
おける個を生かす授業の組み立て方」について研究を深めようとするものである。
①
今年度の「みんなでべんきょう J
O
l
l
iは、右の表の巡りである。この年間単元計 i
留の単
は、滋去 4:4ミ罰変史していないが、授業の内
容は大きく変わってきている。単元名を変えてい
j
;
5月 i
ド
二
郊のおしごと
(峰松)
プール
(内凶)
運動会
(内田)
ない理由は、
ド
-過去の経験を生かせる j
易ができる O
-くりかえし、くりかえし学習する
ζ
6月!こ
との持つ
中
る
。
7月 上
からである。
I8月 下
.$.元名は変わらないが、授業の内容が変わって
きた大きな@霞は、
f
l
、途数舗が数脊自主去をできる
だけ具体化していき、めざす子ども像をしっかり
ととらえ直すことができた点にある。そのきっか
けはあとで述べる 3
0分研である。また、同じ J
j
i元
名であっても、子どもが毎年、毎時間変化してお
り、それにつれてその子の諜題も変化しているの
で、活動内容が変化するのも当然の ζ とであろう。
要は、その主主題ζ
l迫るために、どのような方法、
9月 j二
1
:
1
L
1
0月一t
ド
仁
秋の:加のおしどと
し、ねかり
ド
1
1月 上
中
ド
1
2月 上
おi
E)
j
1月 中
節分
(
内I
I
I
)
2月 上
c
t
学:
i
f発表会
(小森)
るかが問題であり、子どもとともに生
活をどう作り上げていくかである。
②
ぬ); -~エ,
,
τ
=
次に私達がとっている単元計画の立て方、手1
1
J
j
:
i
について説明する。(資料 1
0参照〉
荘、逮は、常に「評伝f
i
J
r
計煩 J r
実践」の指導過程をどの l
易面にも使っている。この単元計
砲の流れの中で、本年度、特に大事 iとしているのは「目標設定 J と ri卸~IJ-m 元計画 j である。
目標設定 j は、発想、会議とも呼んでいる。これは、今までの
に問題点を分析し、全員で単元について、
.
m元反省や個人カードをもと
「こんな単元にしたいね。 j を話し合うが、乙のと
き、各担当はめざす子ども像を考えながら自由に発言していく。
このようにして全員で単元活動の方向を決めた後、
成し全員で修正検討を加えて単元計額}を完成させる O
-27-
クツレープで具体的な単元計 i
別案を1'
:
1
までは、乙の段階までであったが、今年度より、さらに俗別単元計鐙!として「綴人カ
を作成する
ζ
とにした。これは、
ζ
の1
1
1元の中で、各児童ζ
l伺を課題として学習を進め
1
者間の指導案(平 i
話国)のゆに盛
させるかを、各担当がカードき、1jJ元tH3が集約して各1
り込む。いうなれば、
@
1Altのlj3元計Jl!ljJとでもいうべきものができ上がるのである
O
1
3
0分研 Jについて
ζ
こまでが
m元計州の中での MIの生かし方であるが、まだ
ド
い
μs
ならない。そこで在、遠は、
のままでは本当に倒が生きる授
r
業とはなりえな L、
o *~当に 1!司が生きているかどうかは、
ζ
ていかなければ
1
3
0分研 j という授業研究会を設定した。これは、授業のあった日
1
寺!拐に今日の授業について話し合うのである。
の放以後、ホッとした1
ζ
のなにげない 3
0分間が、
私達の研究の財沌で、ある。
3
0分研という授業研究会では、
「詳儲 J 1
計画 j について話し合われる。そのとき、
と似ノ¥カードをもe.って、児設の様子について話し合うことが多い。
とても生き生きとしていた。それはなぜか。 J
れはなぜだろう。
1
今日は A君が
IBちゃんは活動にうまく入れないでいた。そ
i
i
i閣を追究し、どう対処していったらよいのか話し合う。そうすれば、
その j
自然と授業
も仔われるし、次の授業の組み立て方も見えてくる。
った評価をする
ζ
とで、どのよう
I
n
l
i
j
Jf
C
すればよいのか子どもが教えてくれるので
0分研の中で、次のようなことが浮かび上がってきた。
ある。そしてこれまでの 3
・子どもの反応と数 m
f
iの関わり方
(T,Tとしての各役割を存機認する必要がある)
f
Lて方の変化
の組み '
・俗人カードの利用の仕方
窃
了後、各担当は他人カート]
ζ より評価を
r
rない、
t
l
1元担当 ζ
l提出する。その後全体会
j
J
f
Jいて n
t元反省をするが、その時の資料としては個人カード、 30分研のまとめ、 1
j
.
j
乙計断
議を F
ちてきた
を用い行なう。このときに i
なるし、米年の同 1
1
.
元ζ
i 生かされていく
を 探 っ た も の が 次 の 元ζ
i生かされるように
c
-28-
r
みんなでベんきょう」の J
伝説(過程
資料 1
0
ム
エ
ノ
吋
力ノ
後口
反プ
L
ふい汁w
'
コ
H
1
.
2
.
3からの資料
…・
H
附十指
H
一側・び
1
料計一則及
(全体会議
r
どのようなことがその異体策となるか。」
r
よし、これでい ζ う
。 J.
.
.
.
.
.
.
・ ・
.
.
.
…
.
.
.
.
.
.
・
[新しくでき上がった資料]
1
.2からの資料
・・ ・
H
資一冗叫引開組
る単一冗認
す簡単別
問川村伊各側
5 会的I
の提示
H
伎ののの
{度度皮
年年年
4 解 決 ま'
l股 ク3レープ会議
J.
.
.
.
.
.
・
叫則的⋮前⋮
それには、まず何そ解決するか。
fis与111J
r
こんな一年にしたいね。
﹁lIl--'k
AM
ζJ
シ﹂。
。
J
i 、,
ヵ
i
点邸
時組隊
閥均
のと
(全体会議
煩
ζ
一役な
3
. 鼠絞殺定
単よ
間の
(全体会議)
一光司つ
2
. 1
濁足立{巴媛
FPReps-
(
ク3
レープ会議)
何十ど
直2
う
1
. 問題設定
、
年閥単:le計画
年間取元計 l
闘終
議年間添えま'
l
街i(
3
1P委
主
!
!
(
t
)
・
- ・ 今年度の年間1ll.5ë ~j 闘祭
若手閥単元計磁 ζ
l怒っ'く各議 j
e;の実践
H
一
一
ムカカ
ラ人人
グ傾倒
口・
H
H
H
H
14J
つ
乙
ル
﹂
け
,
め乙
めまこ
士ぷド灼〆
との﹁
〆BFS﹃Illl1flBK
磁の一よ
計研カだ
元分人一元
凶十お阿閥単
、2tir--J
ttJ
乙
oAHN
Jo
ζ
か弱
る原
あが
にと
い白川よ
どな
はう
(全体会議〉
reaefta
2
. 問題 J
記長選
プ中自省
H
題の
間ど
(会{本会滋)
・・・ 1 .2からの資料
H
r
どのようなことがその具体策となるか。 J……... 1
.2
.
3からの資料
r
よし、 ζ れでい ζ う
。 J.
.
・ ・
.
.
… .
.
・ ・・ ・
1
単元計闘然
ζ
r のそFにはこれそ TR点的にさせよう。 j ……・・…単元計J
耐と初段えまでの1
1
混入カード
鍛え計闘に怒づく各授換の災銭
1.問滋設定
指⋮兆一兆
当
び間十単
6 倒別 t
詳えき「煩j(各 担
議反反
(全体会議
及・
5
. 金i
測の縫糸
附岨川四郎
(クうレープ会議
総計外叫
4
. 解決計額
別元一応
側約十単
( 全 体 会 議 こ ん な 単 元l
こしたいね。
それには、まず何を鱗決するか。 j ……
ののの
皮皮元
3
. 隠問:設定
年年制ヤ
今前部
!itpltBJ
(グヲレープ会議)
AM
2 鰐滋抱燦
ζ
(クヲレープ会議)
ri-ーーに
、
“。
t!
か問削
。
る悶胤
あが
にん﹂
こ
どな
はう
点よ
rpsftB
題の
筒ど
Nhvll
1
. 問題設定
身1
)
己
音t
l
例案
滋単免許 i
語
(49P参!被)
滋他人カード (52P参照)
滋添え反省
各単元計翻
指導案ζ
l主主づく授淡の実践
単元計五建
前日寺までの指導策(S
J
Z
t
師低J)
指l
t
H
程(平協関)
3
0分 m
3
0分研のまとめ
6
. 実践事例
(
1
)
r
自分のことができる力 j を育てる指導事例
ダウン症児の摂食動作と蟻食の改善をめざした食事指導
ことばかけによって、食卓にでたものを、行犠よく
全部食べることができる一一一四
はじめに
入学以来、本児の食事の状況を見たfI寺、
作はほぼ自立していながらも、偏食がかなり強か
った ζ とが大きな特徴である。小 1の時から指導が継続されてきているが、ほぼ自立から自立への
のり
ζ えが困難で、
8弓流の食べ方を脱することができない。偏食においても学年末にはいくらか
改善されても、学年を越すとまた食べなくなってしまうということをくり返してきている。
ζのζ
とは臼常生活の絞々な場面にみられ、いったん学習したパターンを容易にくずそうとしない態度は
本児のパーソナリティーを形成する上での大きな特徴である。偏食の跨題もJ;ti!ζ格好によるものだ
けでなく、乙の「学習したノ fターンをくずそうとしない。 Jという態度の問題とのかかわりが大き
いと思われる。
①
対象兇について
S.Y
(
小 6) 女
昭和 5
2年 3月 7日生
1
2才
ア〉生育歴と本児をとりまく
2)、本!尼の 5人である。ぬ
家族は、父(自営)、母(家事〉、兄(中 3)、妹
に「楽しく豊かに脊てたい Jという養育方針で、家庭生活は本児そ中心に営まれ、やや過保
護である。入学前半年間、私立の幼稚簡に述調している。特筆すべき時肢はないが f口内炎
にかかりやすかった J乙とが、摂食機能の発達ζ
l影響したかもしれない。また肥満の傾向に
あるが、これも本児の食生活と鹿{系深いと思われる。
イ)諸検査
'S M社会生活能力検査結果
領
域
SH 身 辺 自 立
S
e
l
f-Help
L
移 動
Locomotion
O
作 業
Occupation
S62.
3S
6
3
.
3 •
(…) (
領域別社会生活年齢
1 2 3 4 5 6 7 8 91
01
11
21
31
41
5
2-10 3 0
1-11 1-11
- ・
f
r
l
i
S
域 S
62.9 63.9
移
動 1-9 3-0
手の運動 2-0 2 O
吋
C
・・.・・・・・・・・・
意志父換
C
o
m
m
u
n
i
c
a
t
i
o
n
S
-
集団参加
S
o
c
i
a
l
i
z
a
t
i
o
n
3-3 3-3
法本的
3 4 3ω8
生活習慣
1-3 1-8
対人関係 2 O 2-0
吋
t
‘
ー..
.. ・ ・ ー ・ ・ ・
も
1 1
0 2-2
発
2-2 3-6
言語理解 1-6 1-9
但
圭
ロ
五
口
0-10 0-10
も
SD 自 己 統 治j
S
e
l
f
-訪 問 c
t
i
o
n ・・‘・ - ・ ・ ・ ・ ・
CA 1
0 0 1
1 0
SA 2-4 2 7
-30-
SQ 2
3
2
3
ウ)
臼常生活の慈本動作
排池については、尿怠使志:は身振りサインで知らせるが一人でトイレへ行 ζ うとしない。
については、脱ぐ時に哀がえしに脱ぐ以外の動作はできるにも拘らずいちいち指導者
の指示が必姿である O
ζ
のように、排濯、者脱、食ご戸等の基本塁J
I作は一通りできている。
l指示をしたり、直接身体接触による大人の働きかけがないと行動を開始し
しかし、館別ζ
ようとせず、
-J
さの行動として成立しにく
L
。
、
感覚・
歩行、ランニング、階段昇降等の全身運動が未発達で集団の動きから
I激の受容の仕方に偏りがあり、視力、総力共にその Z
程度がつかみに
てしまう。京J
掬が時いて前かがみの姿勢になり、物を見る i
待、極端に近づいて見
くい。腰かけた時、再 j
たり、自を細めたりする。物を確かめる時、手で触ったり、なでたり、口元で触れたりす
る触覚レベルでの認知がしばしばある。紙テープやひもを指でもてあそぶ ζ とが好きであ
る
。
社会主主活
コミュニケーションに関しでは、排 j
没サイン、ちょうだいサイン、手をひっぱる姿求サ
イン、手の甲を出して正誤を磁かめようとする承認サイン等いくつかの身ぶりサインによ
る発信ができる。また、楠語様の発 F
与を伴う独特の手の動き(かざす、たたく)があり、
特に喜んでいる時や怒っている特に多く、食事の場面でもよくみられる。
r
あーちゃん」
r
「おはよう J さようなら j 等の ζ とばを発するが、年に数間続度で表出語としては定着
していない。両親や担当等ごく限られた人関係から、担当以外の教 s
r
l
iや友達とも関わりを
もとうとしはじめている。
エ)
自
食事の煽りは、味覚だけでなく、
、。また、食べないと決めてしま
とも
し出してしまう。噛む、
った食物は受けつけようとせず、どんなに
飲みこむ、吸う等も未熟なレベルにとどまったままで、粉砕、終下できずに、臼いっぱい
溜めこむ ζ とが潔憤化している O 食物への欲求は強く、人の物 ζ
l手を出したり、
「し、ただ、
きます Jまで待てないことが多い。家庭での食事は本児の好きな物に偏り易い。姿勢は前
l顔をつつ込んだようにして押し込む。
かがみで、食器の中 ζ
物関係
スプーンや箸は左利きの逆手握りで手首のスナップを使い器用そうに食べる。スプーン
に食物をのせる時、右手で食物を触って補助として使う。
人関係
叱責、注意、矯立をうけると、怒ってスプーンで頭をたたいたり、テーフツレを手でたた
いたり、泣いたりして食事動作がストップする。
31-
ζ れまで常に大人を屈服させてきたため、
のi
射性が S
3
:gく、自分の行動パターンをくずそうとしない態度を助長させている。
@
(
6
2年 度 小 5)
とい i
つれる
ダウ
の場合
さj が
、
からきているように思われる O 特ζ
; ラポートが十分成立していない新しし
きかけは頑として受けつけず、行動をストップずる
ζ
者からのそれら
とで、本児の「頑悶さ
J~C 周りが路
線し、本児の j
忍いどおりにさせてしまう乙とになる G 幼少の時から家庭で褒めそやされる
ζ
と
で自己の意志や欲求を過してきた歴史や詞殺の養資態宣も考慮したい。従って、 6
2年度は
しい人(担当)のポ認、:ぉ:讃ζ
l より行動意欲が高まり新しい行動を獲得する j という本児の行
動特徴ζ
l者娘し、
が強い
「がんばれ」の励ましを学習の中心におきたも、。また、食物への関心、欲求
「食べる Jことが「褒められる j ζ との条件学留により偏食を改妥し
とを生かして、
ζ
7
こ
し
、
。
(
6
3ft
ミ 度 小 6)
の
E
l
て
ん
、小 1の時から重要な課題であり
として、改善がみられるにも拘らず、
てきた。一年間
し
がなされ
者が変わった一学 j
T
H
ζ
渇じ状態への逆もどりをくり返している。ノト 5、小 6と担当者ーが変わらない状況
とj
は
、
ストップさせ、人関係、の深化をばかりながら、指示や注意や叱責への耐性
で、逆もどり
l褒められるためだけにとどめな
を培っていきたい。ぷ児の「がんばろう Jという意欲を、人ζ
いで、自己の成就感としての喜びに
ていけたらと思う。
-T
1・日ムM
む一言
j-き
由一と
んここ
こ一の
・
﹁
﹄ -1
る一分と
き一白 ζ
で一る
。
6
3年度〉
ア〉個別課題 (
イ)食事に践する
議
喜
重
①
行滋よ
去になるようにていねいに総ぐこ
一人で溺を1E.しに行くことが
@
:
!
i
i
塗と→告にかかわ勺て選ふ
③
ζ とばかけによって、教妥の広を往復ふく
できる。
ζ とが
③ にわとりゃうさぎに簡をやった号、花援の本討す
を友遂についてい勺て、→告にする ζ とができる。
ウ)個別指導プログラム
S
t叩 1 パ ン を 食 べ る (1
(
6
伴 度 小 5)
I
St
eパ 海 藻 、 野 菜 、 支 持 議 維 の あ る 物 を ゆ っ く り か ん で 食 べ る (2
Step3 ご は ん を 食 べ る (3学期)
-32-
Step4 交互食べをする
ζ
と に よ り 嫌 い な 物 も 食 べ る (1学 WJ
)
Step5 スプーンや箸の握り方を矯正する(2学期前半)
(
6
3年度小 6)
IStep6
ζ
とばかけによって姿勢を正す(2学期後半)
Step7 乙とばかけによって食卓にでたものを行儀よく全部食べる
き る (3学期〉
③
ζ
とがで
指導の実際
EE
士パンを食べる;
/
J
¥
1の持の記録によると、 4月当初「パンが好物で人の物にも手をおす j とあり、 1
2月には
「パンを食べなくなる Jと
されている O 従ってパンは稽好の問題だけでなく f
パンを食べ
るJと「叱られる Jという誤学認の結果もあるのではないかと判断し「パン安食べる j
ら取りくんだ。初めは好きな食物と交換するという条件設定でスタートした。コロッケや揚げ
物と交換する
ζ
とで食べ始め、 5月末には自分でパンにおかずをはさんだり、スプーンにおか
ずと一絡にのせたりして食べた。牛乳にひたしたり、ソースをつけたりといろいろな食べ方を
したが f
パンを食べた Jことで示認した。
ある食物在ゆっくり磯んで食べる
と口容の開花溜め込んでのみ ζ めなかった。
ζ
れまで「シーチキンエ
といわれてきたように fゴックン Jとか「のみ ζ んで Jと言って、!照下動作を教えようと
したが無理であった。そこで「のみこむ j とは逆に口の中に溜まったら、
しっかり噛んだ後
「吐き出させる」ことにした。最初の頃は大きな塊を 4~5 国も吐き出していたが、しだいに
r
塊は小さくなり回数も少なくなっ式こ。「ゆっくり J かんでかんで j の戸かけで、時簡をかけて、
U体を起こして、あどに手をあて磁むようになった。夏休みに
ζ
とが土達した。野菜も魚も
が終った後、
自霞む
f
r
吐き出してもいい J安心感から食べるようになったせいか「お
手J
I口ね j の ζ とばかけで食べるようになり、 1
1月頃には、家庭でもこれまで口にしなかった煮
魚や野菜を食べるようになった。
i
Step3
ごはんを食べる│
カレーライスの時は抵抗なく食べるのに、井物やまぜどはんは具のみを選り分けて食べるほ
&初はスプーンにおかずとごはんを一絡にのせて食べさせたが舌でおか
どごはんを嫌がった。 1
ずのみを i
怒り分けてしまった。一粒でも:OIとつぶが口 ζ
l入ると大げさに褒めた。二粒、三粒のど
はんをスプーンにのせてもがんばるようになり、スプーンに 1~ 2杯まで食べるようになった。
l
S
t叩
4
交互食べをすることはり、嫌いな物も食べる(
パン、ごはん、野菜等嫌いな食物は、指導者の手助けや ζ とばかけで食事の最後に食べてい
たので、交互食べを条件付けることで、好き嫌いを意識させないようにしたいと考えた。
fこ
っちょ j と指示した食物を抵抗なく食べたのは、これまで交互に食べるという学習の経験がな
く、好きな物だけ、好きな般に食べる
ζ
とが習韻化していたにすぎないのであろう。交互食べ
によってごはんへの抵抗をするチャンスがなくなり、汁物の i
時 など告発的ζ
l交互食べをするよ
うになった。家庭でも茶わんをさし出し、ごはんを要求するようになった。
…
33-
I
s
tp
e
5
スプーンや箸の揺り方を矯正する[
スプーンも箸も上方から掌全体で握って親指が上方になる未熟な撮り方であった。手首のス
ナップで大変器用そうに食べていたので、矯正する乙とをためらってきたが、ヌド児の絞大のネ
ックとなっている姿勢の前傾を正すためには、乙の握り方を変えることが前提となると判断し
た。これまでにも何度となく指導に取りくまれたにも拘らず、自己流の握り方から脱し得ない
でいたので、かなりの抵抗を予想していたが、さほど抵抗なく指示を受け入れた。当初は食事
中 5~8 屈も握り直しを必要としたが、
I~tep 6
9 月下旬には 1 ~
乙とばかけはって姿勢を正す
l
3自で十分となった。
ステ‘ソプ 2の指導での「ゆっくり絡んで j で、噛む l
待はことばをかけたり、背中にさわったり
またステップ 5でスプーンを正しく怒るようになった時、
すると上体をおこすようになっていた。
名手に茶わんを持ったり、食器にそえたりするようになりと体が起きるととがふえてきた。し
かし、洋食器や汁物の時は、スプーンを口元へ運ばないで、顔を食器のゅにつつ乙むような姿
勢になりやすい。また、指膝が開きやすく前{援になりやすいし、物を見る時に、ぐっと近づい
て見る乙と等も影響し、食事中継続して上体を起乙している乙とは困難である。
④
指導を通して
パンや綴維質の食物を拒否してきた ζ れまでの経過をみると、本児の行動は、罰を受けると
それを拒否する
ζ
と、即ち行動をストップする乙とと結びついてきたのではないかと考えられ
る
。
ヌド児とのラポートが十分成立しない l学期には、賞と罰が指導者が期待するように
いったん獲得したはずの行動まで拒苦してしまう逆もどり現象まで生みだしたのであろう。こ
れまでの長い期間に渡って、本児の行動は「人に褒められる j ζ とを期待する
ζ
とで成り立っ
てきた。常に殺しい人からの指示を受けてそれに応えるという形をとってきた。自分で動作と
してはできるのに、いつも励ましゃ承認がないと行動を開始できず、自立を阻んできた。食事
場面でもそれが見られ、食べ始める時 ζ
i、直接指導者が働きかけをしないとだめで、 6
3年度の
4~5 月頃 lとは一口ごとに要求するようになってしまった。しかし、夏休みに入る前煩から指導
者の指示待ちが少なくなった。そのきっかけは、朝の運動のサーキットとプーノレでの水泳にある
と考えられる。超大運動が苦手な本児は、サーキットやプールでは拒否的な態度が強く、行動
が止まりやすかった。 6月のある朝、はしご渡りが一歩できた時、
「ゃれた j と い う 乙 と を
「自分のカでのり乙えた j と実感したのではなかろうか。乙れまで「褒められる j ために「が
んばる」にすぎなかった行動ノ fターンが、
f
成しとげたぞ。ヤッター Jという自己への満足感、
自己への綴待へと変わったと考えられる。食事場面でも、いちいち指示をしないでも食べるよ
うになった。摂食動作、偏食共に改善されてきた。
しかし、姿勢の問題、汁物がうまく吸えない、最後までカスが残って終下できない等の陪題を
まだ残している。ステップ?の
fことばかけ K よって食卓にでたものを行儀よく全部食べる ζ と
ができる Jという自主要達成の行儀よくの部分をどのように分析し、ど ζ まで、どのようにでき
ることをねらうかが今後の指導のポイントになると恩われる。
-34-
関する単位行動表と評俗
S
.
6
2
S.63
j1
5月 l
O
J
l 1
2
月 3月 5J
l 7J
1月
単 位 行 動
勢
×
×
×
。
食 物ζ
iさわらない
x
×
×
タオノレを l
i
lす
ム
ム
ム
幸
生
×
×
×
i
M手 を 合 わ せ る
×
、
x
、
,
mす
×
事
う
スプ
ンやミまを
ぶしく似る
1
予
変
O
O
O
食 物ζ
i立証そくっつけていたが、必を JJfて f
!
jつようにな
った。
×
x
×
×
H物の紛があると、二Fでさわってみる。
ム
ム
ム
ム
O
。。
が、友だちへの指示をIl
lい て
O
食物からIlt!をはなしてできるようになった。
ム
ム
ム
ム
ム
総出 l
)
(
t
1なおノj
-,(ま必皇!としなくなったが、あっというまに
終えてしまう o
×
×
×
×
×
×
×
×
ム
ム
ム
ム
ム
自分で五:<I:>
J
して時々、上体をお ζす
。
×
×
×
×
X
×
ム
長長りなおす f
員数が少なくなってきた。
つ
ム
ム
ゐ
ム
ム
ム
ム
;
{
i手 t
旨で食物をおさえる。
」
ミ
X
×
×
ム
ム
ム
t
ユ
食器i
Iζ仁}をよせて押し乙んでいたが、スプーンを 1
1へも
っていくようになってきた。
パンをちぎる
×
x
×
ム
O
O
スプー Yで i
切 って、スプーンにのせていたが、 '
fで ち ぎ
ったり、かみついて良べるようになった。
I
j
( 食訟をていねいに数う
×
×
×
X
X
x
×
スプーンでカチャカチャいわせたり、らんほうに結とし
たよう ζ
iおく G
×
×
×
×
ム
ム
ム
〉
く
×
、
x
×
x
x
おぼんやテ プルι
iこぼしたものは IIK入れていたが、
1分でひろうよう ζ
lなった。
日誌に主主すようになった。 (
×
ム
ム
O
。
。 。
ム
リンゴ、ピーナツ、双子、おかきも食べるようになった。
×
×
ム
ム
ム
正
弘
ム
食ベカスが少なくなってきた。
f
与
つ
I~
姿
姿
t
多
を
宅
す
る
乙とばを
姿
す
く
之
、
る
臼
、
、
遜i
J
mすことがある叶
一一一
食
J
本人へ f タヰノレをだして j と íl~i 援の鈴ぷが必必だったの
。
(
食
必j
f
ド
ど
ラ l
i
l
ζ 食べる
ζlました物のしまっ
〉
時i
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や
く
時
窓
fこっち jの{告示 I
Lよってできる。
殴
欽
×
×
X
ム
ム
ム
O
途中でコ y プ に う っ し て い た が 、 さ い ど ま で ス ト 口 ー を
{士うようになった。
ノ
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ン
×
ム
O
O
O
O
O
食パンは好まないが、{取のパンは i
すんで食べる。
主
:
×
ム
O
ム
O
レタス i
乙乙だわりがみられる。
煮炊きした野菜
×
×
ム
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X
ム
O
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ん
×
ム
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×
×
言
語
×
×
〈
、
'
t
望f
食
後
煮魚、
O
ム
O
カスは伐るが、 ζだわらずに食べる。
ム
ム
大きく切ってある 1
1
与は ζだわる。
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ム
ム
ム
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x
×
ム
ム
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ζfごわり }j が ~hl まった。
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る
(
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ζ
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ん
ブ ロ y コザ一、
カリフラワー
ご7
l
ま
「乙れも綴 fさんのよ Jの ζとばで食べる。
{J;!されないでも食べるようになった。
会
)
t
毎
l
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切
怒1
〈
。
35-
一一一一品一一一一一
ごはんに的りをまいて食べることができた。
「がんばれ jω 街不で食べる。
集中力に欠りる子棋の衣服の藷脱の指導
一一最初の指示を受けて、朝
o
;需りの着がえが、ひとりでできる一一一
はじめに
とのであいは、
l年生の 3学 W
Jからである。とても人なつっこくて明るい性絡で指導者をか
注 意を受けても
らかうことも多かった。どんなことにも興味・関心を示すが、先走りして失敗し、 i
その場かぎりで持続性がなし、。家庭でも次から次へといろいろな ζ とをしてまわり、 i
立毅から 2とら
れているようだ。“見て 00
をする"という
がしている
ζ
とになかな
ζ
とが苦手で‘、また、気が散りやすいため、今、自分
できない。いろいろな
秘めているのだが、
ζ
れがネックに
なっているようだ。
①
対象児について
M.K
ア)
小 2)
l
t脊}僚と
昭和 5
5年 7月 4日生
男
8才
とりまく
である。 2
作を起こした。 4
の会摘出
のバイパス手術を受けている。
も月 1[ほの定期検診(佐賀医大〕そ受け、毎食
後、抗けし、
している。
J
.
tノ
(j
¥
、f
l
]
:
家族は、父
4)、本!尽の 4人である。
!畿ではよくかわいがるが、
まかせの ζ とが多い。
っており、何かと協力的である。兄
とは仲が良く、一絡に遊んでもらっているが、
イ)
と過どす ζ とが多い。
,
m検 査
.S-M社会生活能力検査結果 (S6
3
.3 実施)
SH 身 辺 信 立
S
e
l
f寸 I
e
l
p
L
O
C
移 動
・
業
Occupation
意志父換
C
o
m
m
u
n
i
c
a
t
i
o
n
S
12 3 4 5 6 7 8 91
01
11
21
31
41
5
Locomotion
作
S63.3
領域別社会生活年齢
域
官
民
- ・・
・・
・・・・・・・
・・
・・
・・・・・・・・
集団参加
S
o
c
i
a
l
i
z
a
t
i
o
n
(3- 3)
(1-11)
(3- 3)
(2- 5)
(2-7)
SD 自 己 統 制
S
e
l
f
-D
irection
(4- 3)
く CA 7 8 >く SQ38><SA 2 1
1
:
>
司
-36-
ウ)行動の特徴
入学当初は落ち若きがなく、所かまわずつばをはいていた。学校生活に慣れるに従って、朝
•1
語りの会の持など席ζ
l着いて少しずつ話し手に注目できるようになった。また、言語 I
l
l
iでは
一語文程変だったものが、
ζ
とばの数がだんだんに増え、発音もずいぶんと良くなり、今では
こ語文ほどになっている。運動!屈では歩くことがやっとの状態であったが、朝の運動への参加
でグランド走が安定し、サーキット
はいろいろな課題に意欲的に取りくみ、できる
ζ
と
が増えてきた。しかし、まだまだ足元、腰が不安定でバランスを崩しやすく、少しの出凸にで
もつまづいて転倒することがある。行動は全般的に緩慢で集団の動きから遅れがちである o そ
のf
支出、自分がしたい ζ とぞ見つけると気ぜわしく動きまわる O
日常生活においては、食事は偏食、食事マナーなどの課題はあるが、本!尼の努力でずいぶん
と改善されてきている。排波についても、たまに使の失敗がある程度で排援の方は自立してい
とずいぶんと左おされてい
る。衣服の着脱については手先の器用さはもちろんであるが、気分 l
と関心が向きやすく、友達の葱jきが気 i
となり出すと全く手元を見ようとせず、
る。周期 l
かりの動きになったり、できることまでできなくなったりする。また、前にやった ζ とにいつ
までも
ζ
だわったり、先の ζ とばかりに気を取られたりして、今、自分がしている
ζ
とに集中
i 必姿な体の安定・立居ふるまいは粗大運動の向上で安定してきたが、
できなくなる O 者脱動作ζ
形の認知と上肢の操作(つまむ、っかむ、ひっぱる等)は問題を残している。
@
指導方針
S M検査のプロフィーノレを見ると、桜端なばらつきはないが、
-集団参加が
他の 3領域と比較すると羨がある O これらの領域の指導は、生活全般におい
集団の中で j
弓りからの刺激で堵われる面が多いと思われる。ヱド j
尽が社会生活を i
去っていく上では、
身辺自立の館域“自分の ζ とができる乙と"のひとつひとつの事項をできるようにし、また、確
としていくことが最も大切であると考える O 本児の場合、食事・排 j
肢ともいくつかの課題を銭
実l
してはいるものの一応の自立をみている。しかし、衣服の着脱は前述した通りたくさんの課題を
残している。これが 8立すれば基本的生活習震の確立ぞみる
ζ
とができ、本児にとっても大きな
自信となるだろう O また、衣服のたたみ方、かたづけ方を指導する
100Jの中の家庭でのお手伝いへと拡げていく
ζ
ζ
とにより、
「できる
のi
時
“わかれてベんきょう"
閣においても、手先の器用さ、回と手の協応動作、%の認知を高めるための教材・
ζ
との
ともできる。
衣服の着脱の指導は、日常あらゆる場面で行うが、
考えていく。指導にあたっては、
ζ
の利用を
とばによる賞讃を十分行い、また、本児の指導者の ζ とばを
l適切な方法で確実にくり返して指導を行う O また、意
反復し模倣するカを加味しながら、ヌド児ζ
欲を持たせるために、本兇が喜ぶ乙とや楽しみにしている
与えられるように用意しておきたい。
ζ
とを見つけ出し、
も ζ の l年で者がえが自立する
から、家庭と連絡を取りながら、無理のないように指導していきたい。
-37-
ζ
ヒ手にできた時に
とを願っていること
ア〉個日J
I課 題
イ)衣服の着脱に関する単位行動
f
できることの 100J
諜
題
p
l 自分の ζ とがで
きること
①故初の指示を受けて、斡・帰りの着替え
1
Rの着脱
衣J
…着る、脱ぐ
がひとりでできる。
はく、
衣服の整理
① スプーン、はしを使い分け、嫌いな物で
食事…{溺食、飲食
食器食品の扱
も臼にし、姿勢やマナーに気をつけて、み
い ?ナー
んなと一緒に食事をすることができる。
表〈資料 1
2参照)
ウ)指導プログラム
• Step1 着替えの準儀・かた
づけができる
(4月
〉
• Step2 体操級を脱ぐ
応対…あいさつ
返事
応答
@
自分の欲求を近くにいる人に、 ζ とばで
(二語文程度)伝える ζ とができる。
「おはようございますJ
iさようなら j
「お願いしますJi
ありがとう Ji
いただ
ごちそうさま jを合留に従って
きますJi
一絡に言う ζ とができる。
@
• Step3
る ζ とがで
きる
(1
学期後三~)
・Step4 体操販をたたむ乙と
が で き る (2学期)
• Step5 最初の指示を受けて、
3
. 「おてつだし、」
をすること
掃除・・ふく
とが
できる(1
2
. 暮らしの範囲を
拡げることができ
ること
ζ
l
⑤ぞう戸川りゅで、高ばいの
姿勢で床をふくことができる
朝・帰りの者蓄えが
ひとりでできる
O
(3学期〉
@
指導の実際
i
Step1
替がえの準備・かたづけができる│
1年生の i
時は者がえがすべて終ってからパックを取りに行っていたが、者がえの部屋で
を少なくするために、最初からかどの中に入れてテーブルへ移動するようにした。今までの
のせいか、パックの入れ忠れがめだち、芦かけをする必要があったが、 5月下旬には定着してき
た。夏休み後、再び入れ忘れがめだった。また、着がえの途中でパックを取りに行った時、あと
の行動がスムーズにいかない乙ともあった。そ乙で、拐の着がえのかたづけの時、今までパック
をロッカーの収っ手にかけていたものを、かごの中に入れたままにするようにした。
i w 体操叫ぐ
ζ
e
.fl
,
T
:d6
I
服を脱ぐ様子は、シューズをはいたままでズ ;
f
fンを脱ぐ、裏返しになろうとおかまいなしとい
う状態だった。形の認知、手先の器用さ等から考えると、表返しの指導をするよりも最初から
返しにならないように脱いだ方がいいと考えた。体操殺、短ノ fンの脱ぎ方は、予想よりも早く定
し7
こ
。
報の着がえで、ワイシャツを脱ぐ 1寺、手を後ろに閉して袖を引っ;ぎると乙ろは見えないところ
での動作のため、手鵠取っていた。乙の領、着がえに対する怠欲づけのため、
ら、ブランコをしていいよ Jと言うと、
「はやく着がえた
fブランコ Jと言いながら着がえの部屋へ小走りで行く
ようになった。昼休みがとれない時は、大好きなかめの世話を頼むことにした。
は、本児の着がえにとてもプラスになったようだ。
-38-
ζ
の二つの約束
十
Ste両
面語込者ることがでさるイ
る
も向様)は、シャツの後ろをとにしてテーフソレに広げてやっても、頭を出すまで
に日授をまわしてしまい、Jj授の前後そまちがえていた。そこで、服の前後を沼!解させるために、{本
のマーク、下着には接着テープζ
; 「けんじ Jと記入したものを左胸につけて E
H
/
1
操服では
にした。?ークの指さしは、すぐにできるようになった。
f7ーク J f
返して j と指導者の指示
のことばを復唱しながら者るようになり、 6月下 f
i
]ζ
!は定程した。ドー;
{
{
1
-の場合、 j
院を通す!待 i
と服
をたぐりょせながら服をまわしてしまい、出口が分からなくなることがあったが、体操服は生地
王手くできるようになった。
がしっかりしているせいか、
ワイシ+ツを着る
ボタンかけはすぐに尽
で
、
かけ忘れがあった。 4月
7
こO
ドから j
瞬々に指示しでも、かないと、たがい途いにかけたり、
ひとりでできるようになっていたが、 6月頃より崩れ始めてき
ぐ→着る j まで
駁序も分かり技術的なこともほぼできるようになって
は
、 j
いたが、ボタンかけでつまづき出した。以前より、
るというように、自分のしている
ζ
「つぎは、
ζ
い
(ζ
れ) Jと言って指導者の
とに承認を求めていた。ボタンかけ κ入ると、技;立を
受けていた姿勢(背中をひどく丸める)をとって指導者の様子をうかがい、手元をまったく見ょ
おかけだけをすると、あと
うとしなかった。指導者を意識しすぎるようなので、者がえの絞り]の F
ボタンかけに入ると
;
悲
し
作っていたら、
ζ
ろまで様子を見ることにした。ボタンかけになってわざと
f
f¥寺中を伸ばしてするよ Jと言って背中をなでたり、ひとつできたら
もうできた Jとほめてやるとスムーズにいくようになった。
ズボンをはく
ワイシャツのすその始末は、 6月下旬になると「きれい、きれしリと言って、両手でズボンを
持ちかえながら、うまくすそを入れる
ζ
とができるようになった。ベルトは l年生の時より使っ
ていたものが壊れたこともあって、 5月より 3つ穴のベルトにかえ、
E
わうよとの穴 l
ζ
[
l
Jをつけた。以
前の物より扱いやすかったこともあるが、ベルトを挺る力、引っぱる力がついてきて、 5月
には印もよく分かり、ひとりでベルトをしめることができるようになった。
シューズをはく
印を合わせてから履くということは、すぐに分かつてくれた。しかし、ワイシャツのボタンか
けが崩れだした頃、
ζ
れも惑い状態になった。印を合わせたままじっと感り、指導者の方を兄て
戸かけをするまで次の動作に移ろうとしなかった。
1Step4
体操服をたたむこと主主~
ステップ 3が意外と早くできるようになったので、 6月頃より少しずつ指導を始めていった。
脱いだ服をきちんとテーブルのとに広げさせるために、まず、日授を持つ佼立まから指導した。 7
月頃には、
「かたせん J f
あおせん J fしろせん j と言いながらするようになり、たたむ順序も
分かつてきた。テーブルに広げたあと形を整える時、
「きれい、きれい Jと言いながらも自
元を見ず、両手で般をたたくような状態だった。端と端を合わせる 1寺も、あと少しという時に自
-39
が離れることが多し、。たたむ )I~i 序は定義してきたが、端と端を合わせることは 9 月になっても指
さしゃ戸かけをしなければならなかった。この乙とをどのくらい理解しているのか調べてみると、
W
防長、体操服はえり口と側線を揺さす ζ とができた。そこで、
ズボンは白い i
と戸かけすることで、
@
され、端と端という乙と
fど ζ までたたむ」
して合わせるようになった。
指導を通して
J
z
;
J
悶ζ
l 気をとられやすいことから、他の子よりも平めに者がえることで、一対ーの
的なことをじっくりと指導することができ、本児も気持ちを集中して行うことができたようだ。
ステップ 1~3 が i七絞的早くできるようになったのは、次の二つの ζ とが考えられる。見通し
を持って楽しみに待つことができる本児が、昼休みのブランコ、かめの世話を約束されたことで
立欲的 i(~~f がえに取りくんだこと。日常会話はこ語文程度であるが、行動の視点となる指示のこ
とばを 1
:
1分のものにして、それを何度も復唱しながら行動に移していくことができた
できるようになっていたことが、
1
mれだした ζ とがあった。
ζ
ζ
とである。
の1寺、できることに対
して自信を持って取りくませるために、指導者の位誼というものを考えさせられた。
悦は紡.1~i} りのぞt がえばかりでなく、発汗後の始末、排 it立の失敗、保健窓における
者j
ど、いろいろな
ら iCL る。 ~tf ;おまえの部 j
袋
、
のE
I分の!活での者脱は、局聞の環
ロッカ一、用具の記援)が一定しているため、また、ここでは務がえを上手にしなけれ
ばいけないという
ζ
とが意識されているため、うまくいっている O しかし、たまにしか利用しな
いつもしている
む
、
とができなくなってしまうようだ。
l
析すると、もとの軌道に乗りにくいのは知恵、遅れの子の特徴である。
何らかの条件で
本児の場合も、
ζ
J
J
Rをたたんでいる特にパッグを忘れていることに気づき取りに行くまではよかっ
たが、その後、たたみかけの服をそのまま入れようとした。こ
にいたの
ζ
の ζ とは、
しでもま翌解できず
きっかけになった。
ステップ 4については、;長そでシャツ・長ズボン
しているが、一番のポイントであ
)
阪は半そでシャツ・半ズボン
る、そでのたたみプJとズボンを合わせる乙とができれば、あとの手1
の場合と向じなので!問題はないだろう。ただいつも
ζ
の指導で考えさせられたのが、どの状態ま
でたためたら“よし"とするかである。本児の場合、今の時点では手先の器用さ、形の認知力等
から、どうしても誰が見てもというとやや問題がある。
j
尋問 ζ
l 気が散りやすく、気持ちばかりはやる本リとではあるが、着がえの官官践での集中のしかた
には自を見張るものがあった。体操j
J
誌を員のたたみ方の指導ぞ始めると、家庭でも洗たく物のたた
みを付親と一絡にするようになった。送迎の際、母親ζ
;表脱の様子を見てもらったり、
にi1!絡をとる
ζ
とで、家庭でのあり方を協力してもらうこともできた。これまでも、ステソ
プ 5を必定して、ひとりでできる
ζ
とについては、時々、離れて様子を見ていた。指導を始めた
悼と比べると、手元そしっかり見て者がえるようになった。あとは、
t
l
l
c惑わされずにひとりでできるか、また、
いなくても本児が府間の袋 I
をひとりでさせるかが問題として残っている。
40-
から最後まで指導者が
自身も、いつ本児
資料 12
1
1
1
キi
と評価
衣級の着目廷に関する
L 指針えの準 ~N を
する
位
1
. パ
I
3
年f
j
生 5/30
卓
i
J
f
T
ζ
i入 れ る
y グをかごの中
2 かごを持って移鋭j
する
守
O
L 機元をつかみ磁を出す
2
. -}jの制1
0を'II
っ振ってE
惑をぬく
3 反対似の長l
i
[
1を 引 っ 張 っ て も う 一 方 の 綴 を ぬ く
j
民
3 シューズを l
ぬぐ
4 ズ ボ ン をj
民ぐ
ぐ
1 ひざドまじおろす
2
. 董る
3 すそを 1
]
1っ張って起をぬく
4 反 対s
l
I
Jの す そ を 引 っ 張 っ て も う 一 方 の J
Eをぬく
5 かごの1
''
1ζ
入れる
1
. シャ Yの i
i
Jを上ζ
lしてテープノレζ
i広げる
2 月i
を終認する
5 下おをどIる
3 シャツを後ろ向きに返す
1
'
1
8 ワイシャツをお
る
4
. j巴を幸さえる
5 イ
ィ
ヲ1
で す そ を 持 っ て2
手
続i
をi
邑す
6 左手ですそを持って耳目総を泌す
7
. i
J,i手ですそそ持ち磁を i
並す
8 すそをひきおろす
1 えりの同1
を霊童認する
2
. ;
{
i手 で 襟 元 を 持 っ て 友 綴 を 泌 す
3
. 手,-']"0で JJ~ を引っ張って布総を i誼す
4
. j菩ををさえる(様、すそ)
7
. ズボンをはく
5 ドからば1Iιボタンをかける
1
. 立 っ た ま ま ズ ボ y を持って尽を江主す
3 ズボン O
Y
!iI(シャツのすそを入れる
4
. ズボンのかぎをかける
6 ベルト火I
(かぎを入れる
? ベノレトをベルト滋しに i
i
l
l1
"
1
. 1:設元の肉l
を民主認する
2 イi
'
fで 然 泊 を f
l
fっ て 左 後 を 過 す
3
. .fi手てH誌をfJI っ絞ってLé手でJJ~を持ち長生え布院を泌す
百
シュズをはく
泌をたたむ
1
0
. 体 保i
4
. J
J
Uを桜える
5 トか合 1
1
1
1
ζ ボタンをかける
1
. r
f
:
J
を合わせる
2 シュ ズをはく
1
. hiωtJ い事誌を J与ち、縦くふって J~ そ主催える
2 シャツのI
I
Iiそ上にしてテーブル I
L広 げ る
3
. J~ を縫える
f
こ
た
1
1 ズボンをたたむ
(
'
1
'
.ズ ボ ン )
4 制l
をたたむ
5
. i
,
J
I手 で す そ を 持 っ て 半 分 に た た む
6
. I
;
'
Jきそ:支えて !
!
!
I
ζ半分にたたむ
7
. パ y グ0
)
1
1
"
(入れる
1
. j
i
奮のt.
l
J
D
閣の E
I総 を l
i
fつ
2 ズ ボ ン の 前 そ 上ζ
i し て テ ー ブ ルζ
i広 げ る
3
.
む
J~ を縫える
4
. 1
;
'
1きを変えて自主主の部分を持って半分 I
Lた た む
5
. I
;
'
Jきを変えてYilor分 に た た む
6
. パ y グの "
1
1
ζ 入れる
かT
こは あ と か た づ け を
づけ
議
O
O
O
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
O
O
O
O
I ハ y ガーをかたづける
O
O
O
O
O
O
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O
O
O
O
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O
O
O
O
O
O
O
O
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×
×
O
×
×
×
×
X
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
X
O
×
×
×
X
O
O
O
×
×
x
×
×
x
×
O
O
O
O
O
O
O
O
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×
O
O
O
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O
O
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O
O
義
経O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
×
9
/
2
2
O
2
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010
O
O
O
5
. 7ァスナーをしめる
8 上l
tを7i:る
O
×
2 ズボンをそJ
I,き上げる
る
O
O
O
溺O
立
ゐ
7月 9/14 1
0
/
1
41
1
/
1
8
ム
議
。 。。
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。。。
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議
ム
議
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ム ム
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議
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ム
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ム
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日
一 ム
ム
ム
ム
ム
。
ム 。。。
O
3 ハンガーを取ってくる
2 体操!肢をl
ぬぐ
自/
2
7
ム
O
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O
O
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O
O
O
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O
討
:
:
O
A
O
A
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O
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O
O
2 かごをかたづける
する
O
1
1については、ぷズボンの駁合 ICI ま 2~4 をぷ:のようにする。
2 白線を合わせてJf~を終える
3 テ ー プ Jレ0) , :{cið~ く
4 ズボンの一 1
:
1
ζ イI
手 を'
1
せき/i.手ですそをもって半分にたたむ
-41-
便意がわかりにくい子どもの排濯の指導
一一一大使の失敗をしないように いつも 自分で気をつりることができる一一一
はじめに
自分のことが 8分でできるという
ζ
とは、生活していく
tで、重要なことである。陣容を持って
いても、できるだけ小さいうちから、自分でできる限りの ζ とをする
ζ
とは、たいへん大事であり
“できる"ことが、本人の幸福に結びつくと考える。そのために「今、この子に
何を
どのよう
にj 指導すればよいのか、常 i
と模索している。本児は、ニ分脊椎症を合わせ持ち、本校に入学以来
臼立のための指導を受けてきている。担当して 2年自であるが、 6
2年 度 (2年生)から 6
3年 度
(3年生〉までの排便指導の取り組みについて述べてみたい。
①
対象児について
M.E
(
小 3)
昭和 5
4年 7月2
6尽生
女
9才
ア)生育燈と本児をとりまく環境
l 歳 3 ヶ月で心路手術を受け、以後 1 ~ 2年 i
ζl回 の 定
本児は、総腕吉~,脈環流異常のため、
1
V
J検診を受けている
O
の 障 害 (6級 ) の た め 、 年 1自
また、二分脊推定による雨
の定期検診そ受け、日常生活では腰部のプロテクター装着を必婆としている。始歩は 4歳 4ヶ
月で、現夜は、母親の希望で、就学前より続いている機能部線を受けに、隔週火曜臼の午後、
県総合福祉センターへ通っている。
家族は、父、母、姉 (
q
J3)、 兄 ( 小 5)、本児の 5人である O 母親は、本児の養育を何より
も優先し、本児をかわいがる反面、干渉も多い。兄は、現在、県立の精薄児施設に入所してい
るため、本児との関わりが比較的少ない。本児は、家庭では、中心的な存在で、姉より優位に
立 つ ζ とが多い。おつかい、食事の用意、せんたく物片づけなどの手伝いもできるようになり、
白常的な会話もほとんど不自由ないため、近所の子と遊んだり、母毅や姉といっしょに地域活
動に参加することも多い。
イ)諸検査
S-M社 会 生 活 能 力 検 査
官
r
J
域
SH 身 辺 自 立
Self-Help
L
移 動
Locomotion
O
作 業
Occupation
飯域別社会生活年齢
1 2 3 4 5 6 7 8 91
01
11
21
31
41
5
- ・ ・ ・ ,・ ・ ・
‘
.
1
1 •
(
S
6
2
.
3実施…)
(S6
3
.
3実路一)
SH
7-8
CA7-8
・・・・・
O"
e
L
3-9
O
4-5
C
S
意志父換
Communication
集団参加
Sociali
z
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i
o
n
SD 自 己 統 制
S
e
l
f
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ct
i
o
r
5-10
SA4 7
e
句
、
.
.
、
・・・・・
;
F
X
・・・
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・
C
4 3
S
5-5
e
・・
↑
SA6-9
6-8
司
6-8
SQ 6
0
SD
I
CA8-8
6-6
I
SQ78
7-10
ウ)行動の特徴
6
1年 度 (1年 生 )
言葉や数の学習、着がえや食事など意欲的に取り紐むが、気が散りやすく、手元をよく見て
-42-
作業する
ζ
を走る時、
とが苦手である O 拐の運動がずいぶん苦になるらしく、j:.f校をぐずったり、
「おしつこ」と言って逃避する
のがやっとで、つまづいて倒れる
ζ
ζ
とがたびたびあった。
ゆっくり 2周走る
とも多かった。得意な ζ とはするが、苦手なことやきらい
な ζ とは「いや」と言ってしようとしなかったり、泣いて母親ζ
i助けを求める
ζ
とがあった。
l 気を配っておく必要があり、報の運動後と冬 J
T
H
ζ は特に失敗が多く、最も
排波の ζ とは、常 ζ
多かった。排便のリズム、排便のしかた、失便の処理が指導諜題であった。
6
2年 度 (2年生当
母親または指導者と共にトイレへ行き排便をするという状態である。失使やふきとりの不完
全が続く中で、時折、良い状態が見られる。また、排便の周期や時間も定まりかけているよう
にも思える。うまくトイレで排使できても使のふき取りが不完全で常に確認と、手を取っての
指導が必要である。母親にとっても本児にとっても“使"の ζ とが一番の気がかりで、絶えず、
パンツの中 Jζ
1注意を払っておかなければならなかった。生活全般に積極性あ
「おしり Jと f
り
、
も力をつけているが、
ともに不安定で、多くの指導主主題を持って
む
、
る
。
6
3年 度 (3年生当初)
l 不安が少なくなり、忠信ある仔勤がとれてきている。排便の失敗は、多い n
寺で月 lζ1
生活ζ
~2 毘程度。それも、お腹の調子の怒い n寺なので、 ìillゐ動と自分の健康状態に気を配る乙とが必
姿になってきた。朝の排便が1
I
質調ζ
i行き、失使の心配もあまりないので、一人でノイスで登下校
することを本格的に開始する。
@
6
2年 度 (2年生)
ト
ノ 2の段階で社会生活年齢 4歳 7ヶ月というのは、いちおうの社会生活ができうる可能性を持
H
と生活のひとつひとつを縫実に“できる"ようにしていくとともに、まず、
っと考え、この時1V
*!尽の発達のつまづきである排便の i習慣を確立させる必要があると 78- えた。)正本的生活 ~~fl留の Iや
でも排 1
訟の指導は、食事や衣服の着脱のように時間や回数が規則的なものではないので、
態と突発的な事態を考えて、技能面と感党閣を中心とした指導内容を考え、
F~I三身の不安定な本
児に適切で兵体的な方法を、確実に、くり返して指導を行わなければならなし、。また、失便に対
する不安から、自信、窓欲、~[争力が欠ける ζ とのないよう、失敗した時の 11::しい処践のしかた
についても機会をとらえて指導し、徐々に待i
l
l
j
Jを少なくしていって、自立に近づけ、いつでも、
どんな時でも自分でできるんだという安心感を持たせたい。
6
3年度c3年生)
l
生活の中で、できるようになった ζ とが培え、社会生活年齢は、 6歳 9ヶ月となった。排便 ζ
る異体的な技能についても、いちおうの習得をみた。それをさらに強化しながら、本児が言
語を持ち、理解力もあることから、食事、運動などの規則正しい生活を薬殺に、パス通学、当若手
活動、遊び、手伝いなど、本児の喜びゃ楽しみ、気持ちの張りを利用して、
「大使の失敗をしな
い!という意識づけを行い、排便の自立を~りたし、。失敗しないという自信は、できる ζ とを土台
-43
やし、生活をより充実させ、楽しくし、さらに正げていくであろうと忠われる。
ア)個別課題
で き る こ と の 100
~
J
1
:
百
ヲhV
f
し
み
さ
乞ム﹂
けで
つが
気
ζ
でる
分す
自校
も子
いパ﹂広
つ登と
いて人
、つの
に使家
うをは
よスで
Y
三
九 、正干
JJ
しでス
一本土
を。りパ
d¥'-
、ム﹂
とこ世
玉るお
丹市以
川川でり
むり作
てり館
しちの
を、り
物。めと
民るむユわ
のきけに
円で
i
u
0ド ト ト
印むを
乞
Jf
、
JU
ζ
︿一
こみしる一
円うとっき一
ぬ払ていで一
日てっとが一
でつ使。達と一
活伎をるぷこ一
のをきき、る一
所五うで門叫す一
一心円ほが毎を一
ぬと話一
舎一
応
W@
こ一こ一
る一るわ一
げ対一すせ一
m│
と HW
をと・一 J
物⋮
間 ζ銭 一 い く き 一
範る金一だは生一
の会﹂⋮一つ一
しで⋮一て⋮い一
らが物一お除
誌と民一
リ
L
L
んl
ひ一をつ一
;
!J
ζ ノf μ c
Jノ 2
欲るとら
失きひか
ので、山家
使が日(
こる
①②
ん﹂一
斗ざ六八
・
こル
る通
ζ
で・
が使ス
と排パル
の一一校
分ド
日夜
円
L
q
イ)
参照
(A.
B.汚れたときのしまつのしかた)
ウ)例別指導プログラム
-62年 度 (2年牛)
W
Step 1
使 が 出 た こ と 、 出 そ う な ζ とを知らせる……………………...・ ・..…(1学 J
)
Step 2
トイレの使い方…・………・・……………………………・…・-… (2~ 3学期)
H
J
]をする)
(指導者がついて行き、部分的に補lJ
Step 3
汚れたときのしまつのしかた………………………ー・…………… (2~ 3
(指導者がついて行き、部分的ζ
l
る)
•6
3
{
1
ミ度c3年生)
Step4
ふきとり方-…ー…一…・…・…・・……・……・…..……-……....…-……(1学期〉
(指導者がついて行き、部分的に補助をする〉
Step 5
ひ と り で 排 便 、 し ま つ を す る … … … … … … … … … … … … … … … (2~ 3
け、点検・綴認をする〉
Step 6
失敗をしない
くりと排便の自立……...・ ・.....…一-…… (2~ 3学期)
H
③
使がl
ちたこと、出そうなことを知らせる
及び、入学前のくすのみ闘でも指導がなされ、おおむねできていたが、
の安定、
しく
してきた 6
2年 度 に お い て は 、 排 便 の 感 覚 を つ か ん で 指 導 者 に
伝えることが少しずつ縦突になってきた。しかし、
そのままにしておく
「
Step 2
ζ
下校
とがあった。
トイレの使い方!
-44-
が定まらず、失敗しでも気づかず、
びと自党のためか、 2年生当初の失数少ない。っきそって、特に、姿勢、便器の使い
、ペーパーの使い方について指導する O 登校臨後の失敗が多いため、
r
lすわっていなさい。
ように J 便が出るまでトイレζ
「使が出てから去を校する
Jと言ったが、ほとんど効果がない o :
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]
け
J
、洗いおけを準備してもらう O 後始末のため、朝の会や運動などに参加できなかったが、
ん、洗i'fi
久しぶりにみんなと活動できた臼は、はりきり、いい顔をしていた。特に、 Z司会や ~i妥 iζ 当たる
日は失致が少なかった。食事は、よくかんでゆっくり食べること、プロテクターをきちんとつけ
ることを指導する。失敗が減ると、生活ζ
i活気と自信があふれ、排泌以外でも、いろいろなこと
200~800 m ぐらい歩いて登校する臼がでて
ができるようになった。母殺の自転車からおりで、
般の失敗も見られたので配慮を要する。
きた。'll:い物の運搬、水泳のIl寺の腰部の冷えなどによる排j
「
Step 3
汚れたときのしわのしかた
i
夏休み中、友達の家などで失敗が何度か続き、ひどく気にしていた。母子とも、失敗を気にし
な い よ う 伝 え 、 ス テ ッ プ 3の指導を始める。失敗したら知らせて始末をし、報告するまでの一
(
2
8項尽)について、具体的な方法と手I
J
肢をきちんと指導する。手I
J
阪と方法につい
ては何とか覚えたが、使で汚れたパンツをうまく脱ぐ ζ と、パンツについたたくさんの伎を務と
すこと、シャワーを使うIl寺のおしりの汚れの確認などは本児だけでは無理であった。失敗をあま
待!習が少し変わって給食後にも出るようになった乙と、やわらかい使
り気にしなくなった乙と、 i
i指につく
が多めに出ると、ふきとる時ζ
ζ
となどが自についた。失敗しなかった時は、大いにほめた。
l、設と質、ふきとりの状態を確認する
使を流す前ζ
i
Step 4
ふきとり方
l
失使とは加に、ふきとりが恐くてパンツが汚れる
ζ
とも重要なことであった。
ζ
ともあった。ペーパーの持ち方と指の力の
入れ方を特に指導する。使めの使の時はうまくいく。知らないうちにトイレへ行き
r2側 出 た
よ」と報告し、自分でトイレに行く乙とが、いくらか習慣化されてきた。母親といっしょにパス
での受校を始めた。学校につくまで使をがまんすることもできるようになってきた。
i
Step 5
ひとりで排便、しまつをする
i
かぜが続き、体調は今ひとつだが、使は絞めである。登校後と給食後は自分でトイレへ行くが、
運動後は促される乙とが多い。
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xです J r
パンツがぬれた J r
おしっ ζ する(実際は大使が出
r
J まだ出る Jなどと自分で感覚をつかんできている。母親といっしょのパス登校が定義して、
る)
歩く ζ とや、ランニング(校舎のまわり 3~4 周)も上手になった。排便の時間も受校直後から
給食後、そして、次第に、登校前、家でうまくすませてくるようになった。寒くなってもあまり
くずれず、感覚的にも敏感になってきたが、軟便の時はまにあわない。生活全般に溶ち義き、が
んばる
ζ
とが多くなった。司会の日や当番の日は、特に意識して排便もうまくいく乙とが多い。
i
Step 6
失敗をしない習慣づくりと排巡の自立│
3年生になって、 4月は全く失敗なく毎日ひとりでトイレへ行き、すませてくる。便意に任せ
l定期券を買い本格的にひとりでパスの受
た:lr;.で、ほとんど気にしないで生活できている。 5月ζ
下校を始め、何事も自信をもって行動するようになった。
と母親がうれしそうに話す。体調が惑い時には、
r
やっと、おまるを片づけました。
「牛乳持ち帰ります。 Jと伝言したり、平自に
-45-
向田もトイレへ行き、失敗をしないように気をつけているのがわかる O プロテクターをつけてい
ると排便しにくいので、はずしていく
ζ
とも、自分で気がついた。指導者は、促したり、ついて
確認する必要がなくなり、排便後の報合を受けるだけですむようになった O 拐の運動ゃにわとり
の世話など体を動かすことをいやがらなくなり、ほめられることが多くなった。学校での充実し
l 行くなどお手
た生活のあと、下校後も毎日、近所の子ども逮と 5時まで遊び、近くの詰へ買物 ζ
伝む、も縫えて行動が広がりつつある O 夏休み中の失使もなく、 6
3年度の失便部数は、
3回(少量訪
である O
@
指導を通して
時間を予想してトイレ l
乙行かせ、時間が定まる乙と
本児の排便の指導においては、使の i
寺まで・すわらせても、 1
0時 ま で が ん ば っ て も 出 な い も の は 出 な い 生 理 的 で 倒
した。しかし、 9n
人差のある排便ということを、わくにはめ ζ む ζ との方が無玉虫な要求で、本!尼にとってもトイレ
に行く乙とが?まになってしまうだろうと考え直し、時間については自然に任せることにした。便
意を感じたらトイレに行くという方法は、区内部の感覚の鈍し、本児にとって、失敗の可能性が強
く不安であったが、幸い、
翠動
ド腹部痛は感じる乙とができるので、登校後、若がえの後、紛の i
i 、おJ
I
友のようすそ
後、朝の会の後、そして、給食後の 5回 だ け 乙 と ば に よ る 促 し を し 、 本 児ζ
確認させて、
f出ない Jということであれば、そのままにしていた。お腹の調子がよければ、使
ご校や朝の運動な
の硬さも適当で使;訟を感じてもしばらくはがまんできるようになってきた。受 i
l より、足腰がしっかりして筋力や感覚前も発達してきたものと考えられる。
どζ
ステップ 1が完全に確立しないまま、ステップ 2fζ 進み、
2~4 は重なり合いながら行きつも
どりつの指導であった。×の数や洗濯の回数はそう変わりない時でも、失使の最や本児の自覚、
お簡に変化が見られた。具体的でくり返しの技能指導と共に、ヌド児の
時間の定着の面では、緩い j
場合は、自信と意欲 l
とよって排便の 8立が可能になってきたと考えられる。生活の Eわから、使に
践する非難や叱支が減り、本児ものびのびと生活を楽しみ自信を耳元りもどしてきた。また、当番
で司会のできる日や、
r
l は、排便がスムーズにいくことからも
「でかけよう J つくろう j の臼 ζ
意識づけが効泉的であることが伺えた。体調不調の時期が何回もあり、寒い!時I
U
Jとも重なったカえ
心自己したような下構便の失敗がほとんどなかったのは、食事指導によるものかどうかはっきりし
ない。健康管理については、母親やかかりつけの医師によく気を配ってもらっている O
本児は、排便に関する学習の過程で、食事、衣服の着脱や洗濯、運動、パスの乗り降り、階段
の昇降、安全な歩行、信号、当番や係の仕事、報告や伝言など、いろいろな ζ とを積極的に学び
取ってきた。何よりうれしい ζ とは、パスで学校へ行き、友達と共に勉強し、 F校後は、近所の
友達の家へ行き失使の心配なく 5時まで遊んだり、宿題をしたりできるようになった乙とだろう。
排池の自立により行動の制浪がなくなり生活に広がりが出てきたが、
ζ
れをさらに、いつでも、
どこでも緩立させるために、次の 5点の指導ポイントをゆ心に、今後も実践を続けていきたい。
・食事指導(よくかんで食べる。食べすぎない。硬いもの、繊維のあるものも食べる。)
・下肢、
下腹部の感覚運動iiJl/綴(片足立ち、重心の移動、腹筋、ランニング、つま先立ち)
・排訟の正しい知識と技能の育成
・自信と意欲づけ
-46
・情絡の安定
の指導に関する
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!述べたみんなでべんきょう
これから報告する
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添った授業実践報告である。
日、単元の J~J 間から逆算し、
7 月 14
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J
i.元計幽・単元反省、をもとにして怠晃の交換を行った。
としては、前年の l
そ乙で出された邦題としては、
•
子えられた内容の治化だけで終わってしまっている
1
、
.4
].I~五の学部簡の交流の場が少なくなった
j
.ノ
・全校の運動会ζ
l 関する食断の提示がおそい
などがあげられた。
その後、グループ会議で出てきた問題点を含めて『今回の運動会をどんな J
f!fとしていくか J
自l
J
Iな発必を出してもらう会議を行った。(自
火のようなことであった。
そこで出された窓見は、 i
・子どもがやらされるものでなく、子どもが見
通しを持ってやれるもの
・子どもを燃やそうとすれば、まず、われわれ
が燃えること
・朝から続まで真っ黒けにするには
-応援も
キャーキャーいえたらいいね
・次の日
る、次の日を楽しみにする、
「今日も運動会だぞと
・拐の会からまっすぐ運動会にする
・一日がかりで伺かを作る取り組みも考えられ
る
・禄尽の枠にとらわれない取り組み
・テーマソングはとてもよい→燃える
n一
.完
茶
ミ
りの 1をのように地域の人にいっ
ばい配ったらどうか
の?スコソトを作ったらどうか→かかし、
はりぼて(キヨンシー)
・学部簡の交流→小学部穣包の中 ζ
l中学部を入れる
.赤白の対抗意識
反りかかったほうがいい
りは早く i
乙の会議で出された意見をもとに、再度グループ会議を重ね単元計画案を作成し、全体会議へ
会i
閣の提示を行む
が完成した
-48-
運動会単元計闘
「運動会 J 単元計画
9 / 1 (木) ~1O/ 5 (水)
1
. 単元について
熱気あふれるふれあい運動会
一ーまわりと一体となって力いっぱい一一一
運動会は、全校で取り組む行事であり、練習時間や当践の糧自の E
設については全校の計闘
にそった形で毎年計画されてきている。(指導時間としては、夏休み後一ヶ月程度)活動と
しては、 ìill 動会で必要なものを準備する乙と(万簡族・大きな絵・応援かかし〉、~校練習
に参加すること(穣尽・応援・行進・ラジオ体操)、学部で練習する
ζ
と(穏自〉が行われ
てきている。
の活動では、家庭・地域・校内(他学部)とふれあう活動を盛り込むことで雰囲気
を高める O
また、運動会までの期間中、子ども遠の気持ちが~り上がり続けるように穫悶や
活動内容に工夫をし、一日の生活のなかで、紅白を意識した活動場泌を多く取り扱っていき
ナ
こ
し
、
。
迷動会の種闘のなかには、相手と競争するものと集団の一員として協力しあうものとが考
えられる。本単元では、競いあう活動の楽しさを味わえる種目や活動を準備したし、。必姿な
ものの準備に関しては、それが運動会当日どんなふうに活用されるかが、より明確になるも
H
ζ 参加する楽しさだけでなく、応援をする楽しさ
のを選び製作活動を進めたい。また、穣t.=
が感じとれるように、議りとがる応援の形を考え、
の柱に加えていきたい。
本 ~1 元の j切開中は、長期休みの後であり、また、外での活動が続くので子ども
には十分配慮しながら進めたい。
2 自
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Q
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おもしろかった J、
「ゃった -J という成就感を味わいながら学校行事に参加できる。
・8分の組や仲間、演技、競技の種協や内務 f
いつ、何をする Jがわかる。
・古都、あう競技で相手を意識しながら、自分の能力を発揮することができる 0
・応援する楽しさ、応援される喜びを感じることができる。
-他学部の生徒や保護者・兄弟姉妹と一絡の穏 E
I!
e参加することができる O
と
-製作活動 i
・服装、
に参加する。
汗ふき、汚れ、つめ切りなど縫燦・安全に気を配る。
3
‘
8程と活動内容
9/ 1 木
始業式
2金掃除
3土
プールへの道の片付け
5月
テレビの部屋 (VTRと写真〉
1
9月
全体練習/学部練習
2
0火
全体練習/製作活動
(?スコット人 J~)
→ポスターづくり
-49
2
1水
全体練習/
2
2木
全体綴習/学部線苦手
6火
おしどと
7 水
製作活動(ポスタ
8 木
2
3金
秋分の臼
2
4土
全体練習
でかけよう(ポスター配り)
2
6月
全体練習(マスコット人形〉
9 金
製作活動(万国旗
2
7火
全体練習 (7スコット人形)
1
0土
つくろう
2
8水
全体練習 (7スコット人形)
1
2月
全体練習/製作活動(万国旗②)
2
9木
全体練習(マスコット人形)
1
3火
全体練習/製作活動
3
0金
全体練潔
10/1 土
全体準備
づくり〉
①)
(マスコット人形〉
1
4水
全体練習/学部線復
2 臼
第1
1回運動会
1
5木
敬老の日
4 火
後片付け
1
6金
全体綴習/学部練習
5 水
テレどの部屋
1
7土
全体練習 (7スコット人形)
6 木
でかけよう
主
祭
l 全校の練習計闘が出された時点で、より詳しい計画を立てる。
※
2 表彰台づくりは、去を校後の時間を利用して先生とー絡に少しつやっ作っていく。
※
3 案内状と記念メダノレは、
「わかれて… Jの時聞を使って製作する。
4
. 各担当へのお願い
にっせい
朝の会や帰りの会などの特設さ
および、一日の流れのなかで次のようなことに
取り組む。
長期休みのあとで、しかも、外での活動時間が長くなるので、生活習慣のリズムがくず
れないよう健康面に配慮した指導をする。
i 関わるお話や歌「うんどうかしづ・テーマソング『キヨンシー音頭 J
朝の会で、運動会ζ
や手遊びをしながら単元の雰閉気づくりや継続指導をしていく。
l 関わる乙とを加える。
帰りの会での「がんばりシーノレ Jでも、話のポイント K 単 元 ζ
手元で製作した作品や、学認の成果を発表してし、く。
掲示板 10
わかれて
必要に応じて、本主幹元ζ
i 関わりを持たせた学苦手を計闘し、その成果は、作品を展示した
り帰りの会で発表する。(案内状/記念メダル)
日程の都合によって、単元の学習に振り替える。
戟の遂動
把援している運動能力を運動会の穣居内容を決める時 ζ
l 生かす。
単元の学習に振り替える。
臼程の都合によって、 j
おしどと
臼程の都合によって、単元の学習に振り替える。
-50-
あそぼう
日程の都合によって、単元の学習に振り替
える。
でかけよう
9/8花、ポスターを記りに行く。
-本庄公民館
-佐賀大学
・交悉
・くすのみ鴎
-ヤク jレ
ト
・愛の泉幼栓関
・栄玉
-農協
よって、単元の学視に後り替
日
える O
つくろう
B程の都合によって、-$.元の学習に振り替
える。
るもの
5
.
(強いひもにテープで止める /30メートル x4)
ポスター
マ ス コ ッ ト 人 形 ()
1ヤカーにセットできるような人形をはりぼてで作る。
はテーマソ
ンクーに合わせる)
表彰台(先生の作業をあいている時間に手伝う)
6
. 学部種目/全校種目
徒歩(
メートノレ
[
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障害定
[,
[
t
渡
]
いすとりゲーム(中と
)芸誌表彩合を{支って表彰
最
良
ら赤白の代表選手を数名入れて凝り上げる/他学
部との交流)
[o
鳥白]
キヨンシー音頭(ドラムマーチの代わり/テー?ソングに合わせて、生徒一
親
日経松]
兄弟…先生が一絡になって踊れるものを)
応援(全校で取り総む応援合戦への参加/プログラムにそって学部独自の応
援を考える)
[内問〕
リレー(練習の間数を増やし
[
内
玉入れ
[
内
整列/行進/体操
一日一
る)
@
個人カード
が学部全体へ提示された後ζ
l、その内容に合わせて、各児童の担当
i
X
:した。
を作 r
となる
目標
は
、 1
3人分の似人カードか
ら自擦のキーワードを抜きおしたものである。
5
資料 1
f
i
.¥l}¥カードから
カード
のキーワード
学年
きかけたい。
3
I
.T
氏名
との付き合い
.1:1=:き生きとし
楽しむ姿
ザーダ…の自覚
き掛け
-拐の運動
.走力アップ
・{本力
-楽しい雰囲気を味わう
・所属、仲間に気付く
-手洗い
・汗ふき
.みんな
はたにどる)
作活動]
・周閲
f
l
1
1
やかけ声ζ
l合わせて、政を絞ったり、踊ったりすることができる。
!惨敗が分かる。
評価(運動会を終えて)
・友達とー絡に動く
・子どもペアで動ける
-友達との喜々とした罷
わり合い
-話したりいたりする
.いろいろな経験
の楽しさ
-がんばった
l
と
・好きな友達との関わり
-友達と)].を合わせて
.競争心
まで頑張る
・協力のしかた
窃
3
0分研
各J
受業は、 3
0分研を {
f
i:ねながら、製作活動ζ
l関する授業と穣包
3
0分研では、その E
I
(主 F-rí[j ~I) を参考資料にしながら、
たか、チーム・ティーチングのやり
の授業が遂行して行った。
の組み立て万はどうだっ
あったか、子どもの反応はどうだったかに絞っ
て、立見交換を行った。出てきた問題点の中で次の活動で解決へつなげられるものは、方法を
し、次回の授業へ生かされた。(資料17)
52-
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資料 1
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活動の流れ
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問題点
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ビニールシート
まだ不完全な人形であるが、子ど
も述はもう完会なものとして受け
入れている。
3
. 給食 lζf
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誌に移る。
④
単元反省
l 関する個人による評価を行
.$.元の授業がすべて終了した時点で、各組当者によって本単元ζ
った。(資料 1
5
) その後、 3
0分研のまとめ・他人カード・単元計画を資料にして、学部全体で
l生かされていくものとして残した。(資料 1
8
)
単元反省を行い、次回の単元、次年度の運動会単元ζ
元反省
今i
元反省(運動会)
1
. 単元計画について継続したい ζ と
・スローガンを設定することによって、指導者側
が統一された。
-スローガンが生かされた活動を計画することができた。
はじめの計阪ではいくつかあった製作内容から、マスコットのキヨンシ一人形っく
りに絞ったことで、まとまりのある活動になった。
・前年より長かったが、比較的疲れが少なかった。
・応援の練習から入った乙とで、自然な形で引き込まれていった 0
.導入を工夫する乙と。
解決すべき問題点
・全校の実施計闘が卒く出されないと、学部の計幽が成立しにくい。
2
. 各授業について継続したい ζ と
・運動会の期元では、常にみんなが主体性をもって動かざるをえないのでより一体化し
た活動が展開する
ζ
とができた。
-応援に関する取り組みを時間を設定し繰り返し指導することで、El療に近づくことが
できた。
・単元に添った偲人目標が出され、他人を生かした授業を計画することができた。
個人カードは、評価の観点として使える。
・個人カードの評価の項目は、次の単元.(欠年度の単元計幽作りに生かせる。
赤組・白組の集団で活動することが多かったので、倒人を日とらずによかった。
・指導案の中で、各時間ごとにねらいと留意点を記入する
ζ
とにしたので、指導案が作り
やすくなった。また、展開中の L1 ・L2の動き方が分かりやすくなった。
その日の子ども透の評価を、先生が銭げた赤色の旗の数で決めたが、子ども遠の気持
ちが集中し盛り上がった。時間を設定しての取り扱いができたから。
解決すべき問題点
・単元中にできた、友達関係・対人関係の広がりや高まりを普段の生活場面にどう生か
していくか。
・単元中に高まったワーダー意識・仲間窓識を次の単元へどう生かしていったらいいか。
-54-
戟登校したら、先生に言われなくても「これをしよかんば j という場がある。来る
から見通した場がある。乙の事は大事にしたい。
• 3
0分研で話す視点が慈裂されたが、それをどうまとめ、どう怒現して次へ生かして
し
、
く
ヵ
、
。
7
. 残された課題
の研究発表後の 6
1年度、 6
2年震、 6
3年度の 3年間で、より具体的で実際の指導に郎
r
0 小学部の教育構造Jを作成した。
生かせる教育目標、教育内容、教育:過程の探究を行い、 P1
ζ
の熔造留は、我々が臼々実践していることを箆潔にしかも具体的に網羅しているものである。今後
も修正が加えられ改善される余地はト分残されてはいるものの、小学部の教育はこ
ては語れないものと確信している O
さて、今簡の研究発表を機ζ
l、教育構造の全体像と子どもとの筏点が見えてきた。
した子ども"の姿を全員で確かめて胞を熱くしたり、
“生活づくり"を語っ
“生き生きと
忘れてしまう
も何度となくした。しかし、まだまだ「“生活づくり"とは ?J に答えを出すには、いくつも
の課題が残されている。
(
1
)
r
指導の場 Jの検討
P14 の適時程表にそって子ども途は生活の )
1ズムをつくり、安心して学校生活を送っている
ように見える。火続日の「おしどと J、
日の「でかけよう j 、そして土縫臼の「つくろう j
は、それぞれに楽しみと見通しを持たせている。しかし、我々が本年度「みんなでべんきょう J
を実践する中で、時間の枠ζ
l限定されていては、子どもも大人も“まつくろけ"になりそ ζ ね
、
不消化現象をきたすのではないか、
およそ人の生活において判で押したような生活からは感動
は起こしえないのではないか、という疑問が投げかけられた。
づくり"をめざした活動に佼霞づけようとするならば、
r
みんなでべんきょう Jを“生活
l対する応用というだけで
トレーニングζ
みんなでベんきょう」乙そ、指導の場の核として佼誼づけられるものかもしれない。
なく、この f
そのためには現在の指導時詞数や週時程の中での時鵠のとり方では十分とはいえないであろう。
r
しかし、他の指導の場、特に「毅の運動 J わかれてべんきょう j など、継続が必要なものやマ
ンツ - 7ンや小集部で基本的におさえておく必要があるもの等、他の指導の場との全体的なバラ
ンスの中で検討していきたいと思う。
(
2
)
r
できる ζ との 100Jの整理
研究報告の中でも述べたように、
f
できる乙との 100Jの中味は、まだ十分実践に裏付けされ
たものではな b、。特に、課題設定には利用しても、それを評価に直接つなぐ
ζ
とができていない
という弱点をもっている。教育内容として十分生かしていくためには、乙の「できる ζ との 100
K 評価となる基準を設定して、今年度の指導が次年度の指導ζ
i継続できるようなものにしていく
必要がある。また、もっと内容をしぼり
ζ
んで、
“すべての子どもにとって基本的につけておき
たい力'¥時間や空間やその他の条件をすべてのりこえて“生きる力"となる最小限必要な指導
要索 (M. E) を探し出さねばならない。
(
3
)
r
指導の場 Jの担当告せについて
の一つの柱に「指導の場Jの担当棋をおくことによって、我々教師にとっては、より
専門的な意識にたちながら指導内容や方法を採り出す機会をもっ乙とになった。子どもにとって
も「おしごとの先生は M先生 Jと意識できることによって、一人の先生を指導の場と結ひ、つけて
1 'y トがある O 特ζ
l、 6
2年度、 6
3年度と小学部の陣容が変わらずに継
人関係をつくりだせるメ )
続して担当できたことによって、担当が来たすべき役割が明確になり、指導の内容や方法も自に
みえて充実してきた。
Iが、担当
しかし、指導者側の指導や活動内容のマンネリ化を防ぐためにも、指導の場の担当街J
詞定になる
者の i
(
4
)
ζ
とは避けねばならない。
r
指導過程 j の実践と
私達は、
00Jからの課題設定→単位行動表→個別指導プログラムの一連の指
「できることの 1
J
I
指導の方法として追究している。そして、
導過程を、伺5.l
ζ れは内容のしぼり ζ み、方法のしぼ
りこみの仮説のもとにすすめているが、まだまだ実銭の期開も短く、しぼり
ζ
む乙とが適切かど
3名の子ども一人ひとりの館別課題がきち
うかについてー沫の不安をかくせないでいる。今後、 1
んと指導できたか、子どもがどう変容したか、の評価をだしていかねばならない。
また、生活単元学習「みんなでべんきょう j の実践をすすめる中で、どのような手棋をふめば、
→実践→評価の指導過程が、より効率的でダイナミックであり得るかを追究してき
意味、読し合いの仕方、まとめ方、
た。一応の形は整えてきたものの、それぞ、れの話し合いが持つ J
次の話し合いへのつなぎ方等、もっと習熟していかねばならないと思っている。
参考文献
-特殊教脊諸学校学習指導要領解説一養護学校(精神薄弱教育)編
・生活単元学習指導の手引
・作業学習指導の手引
(文部省)
(文部省)
・日常生活の指導の手引
(文部省〉
・知恵遅れの子どもの家庭指導の実際
'S-M社会生活能力検査
(新版〉
• 5
6年 度 本 校 研 究 指 導 内 容 要 素 表
(上悶一世箸)
(文部省)
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