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画面ビスタを作ります

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画面ビスタを作ります
第 10 回パソコン教室用資料
初めての表計算ソフト エクセル
(この資料は厚木市マルチメディアボランティアが作成したテキストに基づいて作りました)
はじめて表計算ソフトを勉強する方向けの簡単な資料です。以下の項目について勉強しましょう。
1.エクセルとは
・はじめに
・エクセルの簡単な説明
・エクセルデータの呼び方
・エクセルの画面 ・マウスポインタの変化
2.表を作ってみよう ・文字や数字を入力する
・文字や数字を変更する
3.エクセルの便利な使い方
・セルの選択方法
・オートフィル
4.計算をしましょう ・四則演算
・関数
5.並べ替えと作表(枠付け) ・並べ替え ・枠付け ・文字の色の変更 ・位置の変更
6.グラフを作りましょう
エクセルとは
表計算ソフトのひとつで、データを入力していろいろな計算をしたりグラフを描いたりできます。データは数
字だけではなく文字も入力できます。ワードの代わりに使う人さえいます。
計算や並べ替え、グラフ作成、検索などが得意で、難しい計算も瞬時にやってくれます。
エクセルではたとえば次のようなものを作ることができます。
・家計簿 ・住所録 ・予定表 ・出勤簿 ・カレンダー ・ローン計算書 ・経理明細書
エクセルデータの呼び方
・ブック : ファイルのことをエクセルではブックと呼びます。
・シート : 一枚の表をシート(ワークシート)と呼びます。
・セル
: データを入力する1つの枠をセルと呼びます。
セルがたくさん集まって1枚のシート(表)ができます。シートが何枚も集まってブックができます。
エクセルの画面
XPの Office2003 の画面では次のようになっています。
図 1.
VISTAの Office2007 では上部が変更されています。
図2.
1
以下の説明では Office 2003 の画面を使います。VISTA の方は、メニューバーの「活用しよう!エクセル」
の中にある「旧メニュー対応表」を開けると VISTA では何処にあるかを教えてくれます。
マウスポインタの変化
次のように変わります。実際に何か入力して、画面で遊びながら試してみましょう。
表を作ってみよう
早速データを入力してみましょう。次の図の様になるよう入力してみて下さい。入力モードに注意。
図3.
セルに文字や数字を入力する方法
1. セルをクリック。
2. 文字や数字を入力。日本語入力のときは、文字確定のため Enter キーを押す。
3. TAB キーを押すとセルの内容が確定され、ひとつ右のセルが選択される。
4. TAB の代わりに Enter キーを押すとセルの内容が確定され、ひとつ下のセルが選択される。
セルの文字や数字を変更する方法
1. 修正したいセルをダブルクリックするとカーソルが表示される。
セルを選んでファンクションキーの F2 を押してもよい。
2. ←→キーを押して、文字や数字を入力したい位置にカーソルを移動する。
3. 文字や数字を入力。日本語入力のときは文字確定のために Enter キーを押す。削除するときは
Backspace キーまたは Delete キーを押す。
4. Enter キーを押してセルの内容を確定する。
エクセルの便利な使い方
セルの選択方法
・連続したセルをドラッグするとその範囲が選択される。
・行番号(左橋の数字)をクリックすると、行全体が選択される。
・列番号(アルファベット)をクリックすると、列全体が選択される。
・行番号 1 の上(列番号Aの左)をクリックすると、シート全体が選択される。
2
オートフィル
「オートフィル」とは、数字の入った文字を、数字を増やしながらコピーする機能のことです。
例: 「1月」と入っているセルがあると、セル枠の右下の小さい■を摘まんで隣(右・下)のセルに順次
ドラッグすると、2月、3月・・と連続してコピーできる。同様に左・上のセルにドラッグすると降
順にコピーできる。
図4.
⇒
ドラッグで
計算しましょう
四則演算
パソコン上での演算記号は半角で、=, +, -,は同じですが掛算の×は*, 割算の÷は/ を使います。
計算結果を表示したいセルをクリックし、=から始まる計算式を半角で入力します。
例
2頁で作った表を使って実際に計算式を使って合計と平均を求めてみましょう。
・安部さんの3科目の合計点を計算して、E2 セルに結果を表示させたい場合は:
⇒ E2 セルをクリックし、 =(B2+C2+D2) と入力し Enter キーを押すと 248 と出ます。
・安部さんの3科目の平均点を計算して、F2 セルに結果を表示させたい場合は:
⇒ F2 セルをクリックし、=(B2+C2+D2) /3 と入力し Enter キーを押すと 82.66667 と出ます。
上の合計および平均を求めるのに計算式を使いましたが、使用頻度の多い演算式は「関数」として用
意されています。一番身近なものでは合計、平均、数字の個数、最大、最小等です。その他計算結果の
切り上げ・切り捨て・四捨五入、数学/三角関数、統計関数、日付/時刻関数や論理関数など 300 前後
もあるそうです。
では、関数を使って合計と平均を求めてみましょう。
・加藤さんの3科目の合計点を E3 セルに表示させたい場合は:
⇒ E3 セルをクリック→∑(シグマ)をクリック→計算範囲の B3 から D3 をドラッグ→
Enter キーを押すと 253 と出ます。
なお、E3 セルには計算式として =SUM(B3:D3) が入っています。
・加藤さんの3科目の平均点を F3 セルに表示させたい場合は:
⇒ F2 セルをクリック→∑(シグマ)の横の▼をクリック→平均をクリック→計算範囲の B3 か
ら D3 をドラッグ→Enter キーを押すと 84.33333 と出ます。
なお、F3 セルには計算式として =AVERAGE(B3:D3) が入っています。
ここに出てきた =SUM(セル 1:セル 2)、=AVERAGE(セル 1:セル 2)が関数というものです。
なお、平均値の場合に少数第何位まで求めるかを指定する場合は、セル 2 の次にコンマと少数位を
入れて指定できます。
3
それでは、実際に次の図と同じになるように合計・平均を自分で計算式を入れて完成して下さい。
図5.
計算式のコピー
実は、上図を完成させるときに、合計については安部さんの合計を求める式を他の4人の合計欄にコピー
することができます。平均については、国語の平均を求める式を他の2つの科目の平均値の欄にコピーする
ことができます。コピーを使うことによって、同じ計算手順を使う場合(列や行が変わるだけで相対的には
同じ計算式の場合)には非常に簡単に計算結果が得られます。
並べ替え
並べ替えをする前に、今の状態で一度保存しておくことをお勧めします。
図5.において、3科目の合計点数の多い順に並べ替えてみまっしょう。
(1) 並べ替え範囲を指定する。2行目から6行目までドラッグします。
図6.
(2) メニューバーの「データ」→「並べ替え」をクリックします。
(3) 範囲の先頭行を「データ」に、
「最優先されるキー」の欄を「列 E」にし、「降順」にします。
(4) OK をクリックすれば、図8.の通り田中・佐藤・加藤・安部・中村の順になりました。
図8.
図7.
最優先させるキーをいろいろ変えて、並べ替えに
慣れましょう。
また、表に罫線で囲ってみましょう。ツール・バーの
「罫線」→「田」をクリックします。以降は省略します
ので、自習してみてください。
4
グラフを作りましょう
図8.の表からグラフウィザードを使って、簡単にグラフを作ることができます。
1. A1 セルから D6 セルまでドラッグします。
2. メニューバーの「挿入」→「グラフ」をクリックします。グラフウィザードが表示されます。
3. グラフの種類を「縦棒」に、形式を「3-D 縦棒グラフ」を選択し「次へ」をクリックします。
4. 系列を「列」を選択して、
「次へ」をクリックします。→↑
5. 「次へ」をクリックします。
5. グラフの場所を「オブジェクト」を選択して、
「完了」をクリックします。↑
すると、グラフが表示されました。
以上
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