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こころざし ブランド通信
問 こころざし ブランド通信 本庁 企画政策課 ブランド推進室 ℡:474-1111(内線 254) Shibushi Brands News 志布志市が取り組む「ブランドづくり」をご紹介します! 【こころざしコラム 第6回】 本物の『おもてなし』のまち 志布志 今 年 の 9 月 7 日( 日 本 時 間 8 日 )、 国際オリンピック委員会IOC総会に より2020年の夏季五輪の開催都市 を東京とすることが全世界に正式に発 表されました。その決め手となったの が、日本独自の「おもてなし」を前面 にアピールしたプレゼンテーションだ と言われています。 思います。そしてこの感性は、人間に 限らず、鉱物・植物・動物あらゆる存 在森羅万象に生命が宿っていると捉え ていた日本古来の価値観に深く組み込 まれているもののように思います。 本 誌 8 月 号 に 掲 載 し た「 地 球『 志 』 民運動のひな形志布志」では、私たち が東日本大震災を経て拠点を東京から 志布志へ移した経緯、今なお県外国外 へも、ここ大隅半島志布志を生活の軸 足とさせていただきながら活動してい る思いを述べさせていただきました。 志布志というまちの持つ底力、資源 リサイクル日本一運動やゾーン 亀ん 子ロードの名前の由来であるウミガメ 保 護 運 動 も、 土 台 と な っ て い る の は、 やはり、世代や人間、動物、自然の垣 根を超えて他の存在に思いを馳せる 『おもてなし』の心であると思います。 道端ですれ違えば自然と声を掛け合 う日常、古き良き生活習慣が脈々と受 け継がれる大隅半島志布志は全世界 が「安心・安全・あたたかいまち」へ 30 「 私 ど も は 皆 様 を、 私 た ち で し か で き ないお迎え方をいたします。それを日 本語ではたった一言で表現できます。 それは訪れる人を心から慈しみお迎え 『お もてなし』 するという深い意味があります。先祖 代々受け継がれてまいりました…」と はじまるスピーチ。IOC委員の心を 動かした聴衆の「情感」に訴える素晴 らしい演出、今やプレゼンテーション の成功事例として語り草となるほど広 く知られている内容ですが、 一方で 「現 の未来の希望を見た『おもてなしの国 わる。東京大学卒業。 か い り てブランドづくりに携 代の日本の状況と乖離している」 、 「繰 推進アドバイザーとし 日本』のひな形となるべきまちだとあ 役。志布志市ブランド り 返 し 強 調 さ れ て い る『 安 心・ 安 全 』 やま学校』の代表取締 らためて感じます。 神 奈 川 県 出 身。 『ふじ は幻想だ」など、プレゼンテーション 坂本貴弘 そのものの評価とは別に、発表中に見 られる古き良き日本の行動様式が失わ れている現代の日本の実情に対して厳 しい意見も見られます。 『 お も て な し 』 の 本 質 は、 他 者 を 自 らと同じように思える心にあるように コラムニスト ふじやま学校 代表取締役 ブランド推進物語④ 通山地区にゾーン30が出現! ~ 高齢者や子どもたちを事故から守る ~ 一般的に、自動車の走行速度が時速 30km を超える 望に基づき、道路管理 と、時速 30km 以下と比較したとき、車が止まるまで 者である市が警察と協 に必要な時間と距離がたいへん長くなります。そのた 議し、学校や地域の医 め、歩行者等との接触事故の発生率が格段に高くなり、 療機関の理解を得なが 接触事故にあった歩行者の危険度も高くなることが知 ら、海亀が産卵する海 られています。 岸で知られる通山地区 ヨーロッパなどではそのような接触事故が起こる恐 に設置され、実現に至りました。 れがあるエリアをゾーン 30 と設定し、時速 30km の 11 月 20 日、旧南部消防署跡地近くで行われたゾー 速度制限を行い、高齢者や子どもたちを事故から守っ ン 30 の運用開始式では、30 キロ制限を表す標識の除 ています。 幕が行われ、標識の中に描かれたオリジナルデザイン 日本においても、これまでも小学校や商店街、居住 の「亀」が初お目見え。同式には、今回オリジナルデ 区などでは場所の特性を考慮し、行政ごとに独自の速 ザインを提供してくださった山本航暉氏もサプライズ 度制限を行ってきました。そしてさらに海外の成功事 ゲストとして会場まで駆けつけてくださり、さらに通 例を見習い、警察庁ではゾーン 30 を全国約 3,000 箇 山小学校へ「亀」の原画をプレゼントされる特典付き 所について、整備す に、児童も感激した様 ることを目標としま 子でした。最後は、通 した。 山小学校児童代表によ 志布志市初となる る交通安全宣言がなさ ゾ ー ン 30 は、 地 域 れ、関係者一同で無事 住民の方々の強い要 故を願いました。 か ず き 「亀」のニックネーム(愛称)を募集します ゾーン 30 の標識に使われているオリジナルデザインの「亀」のニックネーム(愛 春まきの夏そばを作付けしてくださる個人の方を大募集! 称)を募集します。この「亀」のデザインについては、 週刊少年マガジン(講談社) の「ゴッドハンド輝」 「タカラの膳」で有名な山本航暉氏が直筆でデザインし、無 志布志市役所ブランド推進室では、 来年の春に作付けする春まき型のそば「春 償で提供してくださったものです。 (デジタルデザイン:安福充晴) のいぶき」を作付けしてくださる個人の方を募集します。 ◆募集内容:オリジナルデザインの「亀」のニックネーム 募集面積は約5ヘクタール、募集期間は、12 月 27 日までです。 ◆募集期間:平成 25 年 11 月 21 日~ 12 月 27 日まで ◆応募できる方:志布志市を好きでいてくださる方ならどなたでも そばの種子代、刈り取り代については、市が負担する予定です。ただし、梅 雨前の限定された期間に収穫することか こころざし経営 よろず相談室発! ら、大型機械での収穫が困難な場所、収穫 なんと全国少年誌を代表する売れっ子 作業に時間を要する場所等は、対象から外 漫画家が直筆デザイン! れる場合があります。また収穫されたそば ◆応募方法:応募用紙に、ニックネームのほか、お名前、ご住所、電話番号等を記載の上、 Eメール、郵送(12 月 27 日消印有効)、直接持参のいずれかの方法によりご応募ください。 ◆Eメール送付先:[email protected] ■問い合わせ先:志布志市役所 企画政策課 ブランド推進室 ℡:474-1111(内線 254) は、原則、全量買い取らせていただきます。買取単価は、玄そば1kg あたり 300 円の予定です。 詳細につきましては、下記までお問い合わせください! ■問い合わせ先: 志布志市役所 企画政策課 ブランド推進室 ℡:474-1111(内線 254) 19 市報しぶし■ 2013.12 経営者・事業者の皆様、朗報です! 詳しくは市の HP まで → 右の QR コードからアクセス! 「こころざし経営よろず相談室」を開設しています。事業運営上の様々な課題に向けて、各エキスパートが 専門分野をもとに分析、問題点を特定して具体的な解決策をご提案させていただきます。 2013.12 ■市報しぶし 18