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MITSUBISHI 三菱PCサーバ apricot シリーズ
MITSUBISHI 三菱PCサ サーバ apricot シリーズ ソフトウェアご使用の手引 プログラム名 プログラム番号 版名 作成年月日 著作権者 : : : : : FT1200サーバ環境キット ∼モデル63xx用∼ A7CP2063 A10版 1998年7月 三菱電機株式会社 Intel Corporation. Adaptec Inc. Sony Corporation. 内容物チェックリスト 内 容 1 FT1200サーバ 環境キットFDDシート 2 ソフトウェアご使用の手引(本書) 数量 1枚 1冊 はじめに 本書は、FT1200サーバ 環境キットに含まれるソフトウェアの内容および、 Novell® IntranetWare, NetWare3.12J/3.2J または、Microsoft® Windows NT® Server Version4.0JをFT1200サーバに導入する際 の補足説明、使用上の注意事項を記載しています。 システム管理者の方は、 FT1200サーバに各NOSをインストールする前に、本説明書をよくお読み の上、正しくお使い下さい。 注意: FT1200に外付ディスクアレイ装置 [AXRR-G8403SD-TM]を接続してご使用の場合 使用時の注意事項が、外付ディスクアレイ装置付属の使用の手引に記述されています ので、必ずお読みください。 備考: FT1200のWindows NT 4.0プリインストールモデル固有の記述に関しては、Windows NT 起動後、「スタート」メニューの「必ずお読みください」をお読みください。 【対象読者】 本書は、FT1200サーバに上記NOSを導入、運用および管理を行うシステム管理者を対象にして います。 また、本書の内容はNOSのインストールや操作に関する知識を持っていることを前提として書 かれています。NOSのインストール方法や操作方法の詳細に関しては、各NOS付属の説明書を ご覧ください。 【関連説明書】 n Windows NT 4.0Jご使用の場合 ・ファーストステップガイド n IntranetWare ご使用の場合 ・ コンセプト ・ NetWareディレクトリサービスの概要 ・リリースノート ・インストール ・スーパバイザガイド n NetWare 3.12J/3.2J ご使用の場合 ・コンセプト ・リリースノート ・インストール ・システムアドミニストレーション ・NetWare 3.2Jインストールガイド(NetWare 3.2Jのみ) MS®, MS-DOS®, Microsoft®, Windows®, Windows NT®は米国マイクロソフト社の登録商標です。 Novell, NetWare, IntranetWareは、米国Novell,Inc.の米国における登録商標です。 Intel、EtherExpressは、米国Intel社の登録商標です。 Adaptec, AHA, SCSISelect は、Adaptec社の商標または登録商標です。 その他、会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。 1 目次 1. 概要 ........................................................................................................................................ 1.1 サポートOS ............................................................................................................................ 1.2 内容物一覧 ............................................................................................................................. 1.3 OSインストールの流れ ..................................................................................................... 1.3.1 Windows NTインストールの流れ ....................................................................... 1.3.2 NetWare/IntranetWareインストールの流れ ........................................................ 3 3 3 4 4 4 2. Windows NT編 ......................................................................................................................... 2.1 CD-ROMブートについて .................................................................................................... 2.2 Windows NTのインストール ............................................................................................... 2.2.1 大容量記憶装置(SCSIアダプタ等)のインストール ......................................... 2.2.2 外付ディスクアレイ装置使用時のNTインストール先ドライブについて . 2.2.3 Windows NTで扱えるパーティションサイズについて.................................... 2.2.4 ネットワークドライバのインストール............................................................... 2.2.5 ディスプレイドライバのインストール............................................................... 2.3 Windows NTインストール後のドライバの追加.............................................................. 2.3.1 NTインストール後にネットワークドライバのインストールを行う......... 2.3.2 NTインストール後にSCSIドライバのインストールを行う........................... 2.4 テープドライバのインストール......................................................................................... 2.5 UPSソフトウェアのインストール..................................................................................... 2.6 三菱ページプリンタをご使用になる場合....................................................................... 2.7 プロセッサの増設について................................................................................................ 2.8 注意事項.................................................................................................................................... 2.8.1 サービスパックインストール時の注意事項(重要)......................................... 2.8.2 外付ディスクアレイ装置使用時の注意事項..................................................... 5 5 6 6 8 8 8 8 9 9 9 10 10 10 12 13 13 14 3. NetWare/IntranetWare編........................................................................................................... 3.1 Novell DOS (DR DOS)のインストール............................................................................... 3.2 ミラーリング/デュプレキシングの準備........................................................................... 3.3 DOS用CD-ROMドライバのインストール........................................................................ 3.4 NetWare/IntranetWareのインストール................................................................................ 3.4.1 NetWare 3.12J/3.2J...................................................................................................... 3.4.2 IntranetWare................................................................................................................. 3.5 ミラーリング/デュプレキシングの設定........................................................................... 3.6 インストール終了後の作業................................................................................................. 15 15 18 22 24 24 32 44 47 2 1. 概要 1.1. サポートOS FT1200サーバでは、以下のオペレーティングシステムをサポートしています。 また、 Windows NT® Server Version4.0および、IntranetWareをご使用の場合は、オプション製 品である「プロセッサ・アップグレード」を追加することにより、FT1200サーバをデュア ルプロセッサ構成でご使用になることが可能です。 n Microsoft® Windows NT® Server Version4.0 日本語版 n Novell® IntranetWare n Novell® NetWare 3.12J/3.2J 1.2. 内容物一覧 FT1200サーバ環境キットには、FT1200サーバに上記NOSをインストールする上で必要な以 下のソフトウェアが含まれています。 ディレクトリ 内容 ¥PRN40 三菱ページプリンタ用プリンタドライバ for NT4.0 Adaptec 7800 Family Manager Set for Windows NT Novell DOS(DR DOS) installation BAT file NetWare patch(312PTAJ2,DSKDR1JA) installation BAT file Sony ATAPI CD driver for DOS Adaptec AIC78xx driver for NetWare 3.x Adaptec AIC78xx driver for NetWare 4.x Adaptec AHA1510 driver for NetWare 3.x Intel EtherExpress Pro/100B driver for NW/INW ¥WINNT ¥DOSINST ¥PTINST ¥ATAPI_CD¥DOS ¥AIC78xx¥NW¥V3_1X ¥AIC78xx¥NW¥V411 ¥AHA1510¥NW¥V3_1X ¥EPRO100B¥NW¥SPEC33 3 バージョン V2.11 V2.23a/V1.7 V3.03 V4.03 V1.70/V1.1 V1.57/V2.51 1.3. OSインストールの流れ 本節では、FT1200サーバにMicrosoft® Windows NT® Server Version4.0または、Novell® IntranetWare, NetWare3.12J/3.2Jをインストールする際の大まかな流れについて記します。 各操作についての詳細は、該当するご使用の手引きをお読みください。 1.3.1. WindowsNTイ WindowsNTインストールの流れ ハードウェアのセットアップ ↓ BIOS Setup Utilityでの設定 ↓ SCSI Select Utilityでの設定 ↓ Windows NTのインストール → FT1200サーバ本体ご使用の → 手引きをお読みください。 → → 本書第2章をお読みくださ い。 1.3.2. NetWare/IntranetWareイ NetWare/IntranetWareインストールの流れ ハードウェアのセットアップ ↓ BIOS Setup Utilityでの設定 ↓ SCSI Select Utilityでの設定 ↓ Novell DOSのインストール ↓ ミラーリング/デュプレキシングの準備 ↓ DOS用CD-ROMドライバのインストール ↓ NetWare/IntranetWareのインストール ↓ ミラーリング/デュプレキシングの設定 ↓ インストール終了後の作業 4 → FT1200サーバ本体ご使用の → 手引きをお読みください。 → → → → 本書第3章をお読みくださ い。 → → → 2. WindowsNT編 WindowsNT編 本章では、Microsoft® Windows NT® Server Version4.0をFT1200サーバに導入する際の補足説明、使 用上の注意事項を記述しています。 システム管理者の方は、FT1200サーバにWindows NT®をインストールする前に、本章をよくお読 みの上、正しくお使い下さい。 尚、 Windows NT® Server Version4.0のインストールに関しては、Windows NT®付属の説明書に記 述がありますので、そちらも必ずお読み下さい。 2.1. CD-ROMブ CD-ROMブートについて NT4.0のセットアップCD-ROMは、ブート可能なCD-ROMとして作成されています。 このため、CD-ROMからNT4.0のセットアッププログラムを起動することが可能です。しか し、FT1200で では、NT4.0の のセットアップCD-ROMか から起動してのNTイ インストールは、サ ポートしておりません。 NTの のインストールは、必ずセットアップブートディスク(フ フロ ッピーディスク)か から起動して実施してください。 備考: FT1200の出荷時設定では、CD-ROMからブートできるのは、フロッピーディス クおよび、ハードディスクからブートできない時のみとなっています。よっ て、NTのインストールを行う際は、セットアップブートディスクをAドライ ブにセットしてからFT1200の電源を入れ、セットアップブートディスクから 起動するようにしてください。 ブートする優先順位の設定は、BIOSのセットアップユーティリティで変更で きます。セットアップユーティリティについての詳細は、「FT1200使用の手 引き」をご覧ください。 5 2.2. Windows NTの NTのインストール 2.2.1. 大容量記憶装置(SCSIア (SCSIアダプタ等)のインストール 本サーバに搭載されているSCSIアダプタ用のドライバは、 Windows NT® Version4.0には標 準で含まれていません。このためNTインストール時は、以下の手順で、本サーバ環境キッ トで提供するSCSIドライバをインストールする必要があります。 1. 下図のように大容量記憶装置の検出画面が表示されたら、S キーを押して大容量記憶装 置の検出を省略します。 Windows NT Server セットアップ ======================= セットアップは、フロッピー ディスク コントローラと標準の ESDI/IDE ハード ディスクを自動的に検出します。しかし、一部のコンピュータでは、SCSI アダプ タや CD-ROM ドライブなどの大容量記憶装置の検出を行うと、一時的に反応しなく なったり、誤動作するものもあります。 このため、大容量記憶装置の検出を省略して、SCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、 および特殊なディスク コントローラ (ドライブ アレイなど) を手動で選択して インストールすることもできます。 ・ 続行するには、Enter キーを押してください。コンピュータの大容量記憶 装置の検出を試みます。 ・ 大容量記憶装置の検出を省略するには、S キーを押してください。SCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、および特殊なディスク コントローラを手動 で選択してインストールできます。 F3=終了 Enter=続行 S=検出のスキップ 2. 以下の画面が表示されますので、ここでもう一度 S キーを押します。 Windows NT Server セットアップ ======================= セットアップは、コンピュータに次の大容量記憶装置を検出しました: <なし> ・Windows NT で使用するSCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、または特殊な ディスク コントローラを追加して指定する場合は、S キーを押してくださ い。大容量記憶装置のメーカーのデバイス サポート ディスクで指定する場 合も、S キーを押してください。 ・メーカーのデバイス サポート ディスクがない場合、またはWindows NTで 使用する大容量記憶装置を追加して指定しない場合は、Enter キーを押し てください。 S=追加デバイスの指定 Enter=続行 F3=終了 3. ドライバの一覧が表示されますので、一覧の中から以下の項目を選択して、Enterキーを 押します。 IDE CD-ROM (ATAPI 1.2)/PCI IDE Controller 6 4. 再び S キーを押して、ドライバの追加を行います。 5. ドライバの一覧が表示されたら、今度は、一覧の中から一番下の以下の項目を選択し て、Enterキーを押します。 「その他(ハードウェア メーカ提供のディスクが必要)」 6. ハードウェア メーカ提供のサポート ディスクを挿入するよう催促されますので、 FT1200サーバ環境キットディスクをAドライブにセットして、Enterキーを押します。 7. ドライバリストが表示されたら、「Adaptec AHA290x/291x/294x/394x/4944 or AIC-78xx PCI SCSI Controller (NT 4.0)」を選択し、Enterキーを押します。 補足: テープ装置を増設している場合は、再度、Sキーを押して、ドライバの一覧か ら、テープ装置接続用SCSI制御装置のドライバのインストールも行ってくだ さい。 ドライバ名: Adaptec AHA-151X/AHA-152X/AIC-6X60 SCSI Adapter 8. 下図のように、表示されるのを確認してEnterキーを押します。 Windows NT Server セットアップ ======================== セットアップは、コンピュータに次の大容量記憶装置を検出しました: IDE CD-ROM (ATAPI 1.2) / PCI IDE Controller Adaptec AHA290x/291x/294x/394x/4944 or AIC-78xx PCI SCSI Controller (NT 4.0) ・ Windows NT で使用する SCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、または特殊な ディスク コントローラを追加して指定する場合は、S キーを押してくださ い。大容量記憶装置のメーカーのデバイス サポート ディスクで指定する場 合も、S キーを押してください。 ・ メーカーのデバイス サポート ディスクがない場合、または追加で指定した いWindows NT を使用する大容量記憶装置がない場合は、Enter キーを押し てください。 S=追加デバイスの指定 Enter=続行 F3=終了 9. 以後メッセージに従いインストールを続けると、以下のようにドライバディスクを挿入 するようメッセージが表示されますので、先程使用したFT1200サーバ環境キットディス クをAドライブにセットして、Enterキーを押します。 Windows NT Server セットアップ ======================== 次のラベルの付いたディスクを、ドライブA: に挿入してください。 Adaptec 7800 Family Manager Set v2.11 for Windows NT 4.0 ・ 準備ができたらEnterキーを押してください。 F3=終了 Enter=続行 7 2.2.2. 外付ディスクアレイ装置使用時のNTイ NTインストール先ドライブについて 外付ディスクアレイ装置を接続している場合、NT上では、常に内蔵ハードディスクより、 外付ディスクアレイ装置の方が上に表示されます。(下図参照) しかし、システムの起動は、常に内蔵ハードディスクから行われるため、外付ディスクア レイ装置を接続したFT1200にNTをインストールする際は、必ず2台目の内蔵起動ディスク にNTのインストールを行ってください。 Windows NT Server セットアップ ======================== Windows NTをインストールするパーティションを選択してください。既存のパー ティションと、新規パーティションの作成に使用できる領域は以下のとおりです。 次の一覧から上向き方向キー下向き方向キーを使って、パーティションを選択し てください。 ・選択したパーティションまたは魅しようの領域にWindows NTをインストー ルするには、Enterキーを押してください。 ・未使用の領域にパーティションを作成するには、Cキーを押してください。 ・選択したパーティションを削除するには、Dキーを押してください。 =============================================================== 32160 MB ディスク 0 Id 0 (バス 0 aic78xx上) 未使用の領域 4134 MB ディスク 0 Id 0 (バス 0 aic78xx上) 未使用の領域 =============================================================== Enter=インストール C=パーティションの作成 F1=ヘルプ F3=終了 2.2.3. Windows NTで NTで扱えるパーティションサイズについて Windows NT® Version4.0で扱えるディスクパーティションのサイズには以下のような制約 があります。NTインストール時、およびNTインストール後にパーティションを作成する場 合は、以下に示す最大サイズを超えない大きさでパーティションを作成する必要がありま す。 パーティションの種類 ファイルシステム 最大サイズ 4GB (4095MB) ブートパーティション (通常Cドライブ) FAT、NTFS共通 FAT 4GB (4095MB) ブートパーティション以外 NTFS 224TB (264B) 2.2.4. ネットワークドライバのインストール Windows NT® Version4.0は、インストール時に接続されているネットワークアダプタを自動 検出し、以下の適切なドライバをインストールします。特別な操作は必要ありません。 l Intel 82557-based 10/100 Ethernet PCI Adapter 2.2.5. ディスプレイドライバのインストール Windows NT® Version4.0は、インストール時に接続されているディスプレイアダプタを自動 検出し、以下の適切なドライバをインストールします。特別な操作は必要ありません。 l ati互換ディスプレイ アダプタ 8 2.3. Windows NTイ NTインストール後のドライバの追加 Windows NT®は、インストール時に接続されているデバイス(SCSI制御装置、LANアダプ タ、etc.)に関しては自動検出を行い、対応したドライバを自動的に組み込みますが、Windows NT®インストール後に増設したデバイスに関しては、手動でドライバを組み込む必要があ ります。各ドライバの組み込み方法に関しては、以下をお読みください。 2.3.1. NTイ NTインストール後にネットワークドライバのインストールを行う Windows NT®は、インストール後に増設されたネットワークアダプタに関しては、自動的 にドライバのインストールを行いません。以下の手順に従ってネットワークドライバのイ ンストールを行ってください。 ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。 [コントロールパネル]−[ネットワーク]を起動します。 [ネットワーク]ウィンドウ上で、[アダプタ]ページを選択します。 [追加]ボタンを選択します。 ネットワークアダプタの一覧が表示されますので、下表を参考にして増設したネットワ ークアダプタに対応したドライバを選択します。 CD-ROM装置にWindows NT® セット アップCD-ROMをセットして、[OK]ボタンを選択します。 増設ネットワークアダプタ 選択するドライバ名 ntel 82557-based 10/100 Ethernet PCI Adapter イーサネット・アダプタ AC-I8465B/AC-ET-P100] 6. インストール元のパスを聞いてきますので、Windows NT® セットアップCD-ROMのi386 ディレクトリを指定して[続行]ボタンを選択します。 ※CD-ROMのドライブ文字がXの場合----“X:¥i386¥”と指定します。 7. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いWindows NT®を再起動し てください。 1. 2. 3. 4. 5. 2.3.2. NTイ NTインストール後にSCSIド SCSIドライバのインストールを行う Windows NT®は、インストール後に増設されたSCSI制御装置に関しては、自動的にドライ バのインストールを行いません。以下の手順に従ってSCSIドライバのインストールを行う 必要があります。 既にドライバがインストールされているSCSI制御装置と同じ装置を増設した 備考: 場合、Windows NT®は同一のドライバで、双方を制御することができます。 よって、同じ種類のSCSI制御装置を増設した場合は、新たにドライバをイン ストールする必要はありません。 尚、以下のSCSI制御装置は、FT1200標準のSCSI制御装置と同一のドライバを使用するため、 新たにドライバを追加する必要はありません。 増設SCSIアダプタ 選択するドライバ名 外部SCSI制御装置 FT1200サーバ環境キットで提供される以下のドライバ [B8213-1/ACS-2944-23] Adaptec AHA-290x/291x/294x/394x/4944 or AIC-78xx PCI SCSI Controller(NT 4.0) ※FT1200標準のSCSI制御装置と同一のドライバを使用 するため、ドライバの追加は必要ありません。 1. ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。 2. [コントロールパネル]−[SCSIアダプタ]を起動します。 3. [SCSIアダプタ]ウィンドウ上で、[ドライバ]ページを選択します。 9 4. [追加]ボタンを選択します。 5. SCSIアダプタの一覧が表示されますので、下表を参考にして増設したSCSIアダプタに対 応したドライバを選択します。CD-ROM装置にWindows NT® セットアップCD-ROMをセ ットして、[OK]ボタンを選択します。 増 設SCSIアダ プタ 選択するドライバ名 Adaptec AHA-1510 SCSI Host Adapter 増 設SCSI制御 装 置 [B8210-18/ACS-1510-N] 6. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いWindows NT®を再起動し てください。 2.4. テープドライバのインストール Windows NT® Version4.0標準のバックアップツールを使用して、テープ装置を使用する場合 は、事前に[コントロールパネル]−[テープデバイス]を起動して対応したテープドライバを インストールする必要があります。 備考: テープ装置が正しく接続されており、かつSCSIドライバが正しくインストー ルされている場合、 [コントロールパネル]−[テープデバイス]を起動すること により、Windows NT® Version4.0は、自動的に対応したテープドライバのイン ストールを行います。 備考: テープドライバのインストールが正常に行われない場合は、テープ装置が接続 されているSCSI制御装置用ドライバがインストールされていることを確認し てください。 SCSIドライバの確認は、[コントロールパネル]−[SCSIアダプタ]の[ドライバ] ページを見ることにより確認できます。ここに「 Adaptec AHA-1510 SCSI Host Adapter 」が表示されていることを確認してください。表示されていない場合 は、「2.3.2 NTインストール後にSCSIドライバのインストールを行う」に従っ てインストールを行ってください。 2.5. UPSソ UPSソフトウェアのインストール FT1200サーバのオプション製品である外付けUPSは、 Windows NT®標準のUPSソフトウェ ア([コントロールパネル]−[無停電電源(UPS)])では、ご使用になれません。UPS装置付属の ソフトウェアを使用してください。UPSソフトウェアに関する詳細は、UPS本体付属の説明 書をお読みください。 2.6. 三菱ページプリンタをご使用になる場合 Windows NT® Version4.0で、三菱ページプリンタ(M6251-1、M6252-1、M6257-1)を使用す る場合は、以下の手順に従って、事前に本サーバ環境キットで提供するプリンタドライバ をインストールする必要があります。 ※三菱シリアルプリンタへの印刷は、NT 4.0に標準添付のEPSON VP-1000ドライバをご使用 ください。 1. ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。 10 2. [マイコンピュータ]−[プリンタ]を起動します。 3. [プリンタの追加]アイコンをダブルクリックします。プリンタの追加ウィザードが起動 されます。 4. メッセージに従ってウィザードを進めると、プリンタモデルの選択画面が表示されます ので、[ディスク使用]ボタンをクリックします。 5. FT1200サーバ環境キットディスクをAドライブにセットして、配布ファイルのコピー元 として、”A: ¥PRN40”を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 6. [ドライバの選択]ウィンドウのプリンタドライバ一覧から、使用するプリンタを選択 し、[次へ]ボタンをクリックします。 7. メッセージに従い、ウィザードを進めると、以下のようにNTのセットアップCD-ROMを 要求するメッセージが表示されますので、[OK]を選択してください。 8. 以下のダイアログが表示されますので、CD-ROM装置にWindows NT® セットアップ CD-ROMをセットし、コピー元として、 Windows NT® セットアップCD-ROMのi386ディ レクトリを指定して、[OK]ボタンを選択します。 9. 選択したドライバによっては、ファイルのコピー中に、[ファイルの挿入]ダイアログが 表示されます。その場合は、 AドライブにFT1200サーバ環境キットディスクがセットさ れていることを確認して、パスとして”A:¥PRN40”と入力し、[OK]ボタンをクリックしま す。 10. 以上で、三菱ページプリンタ用プリンタドライバのインストールは終了です。 【留意事項】 · 三菱プリンタM6257-1については、M6252-1と同じ機能のみをサポートします。M6257-1固 有の機能は使用できません。 · 三菱プリンタドライバには、デバイスフォント(プリンタフォント)の使用に関して以下 の制限事項があります。 ・デバイスフォントを選択した場合、外字は印字できません。 ・デバイスフォントを選択した場合、縦書き印字はできません。 ※デバイスフォント(プリンタフォント)とは、プリンタ固有のフォントです。三菱プ リンタ(M6251-1、M6252-1、M6257-1)は、明朝7、明朝10、明朝14、明朝20という4つ のデバイスフォントを持っています。フォントカートリッジを追加している場合、他に 明朝12、明朝24というデバイスフォントも使用できます。 11 2.7. プロセッサの増設について 本サーバでは、プロセッサ・アップグレードオプションを追加することにより、 Windows NT®をデュアルプロセッサ構成でご使用になることが可能です。 シングルプロセッサ構成でWindows NT®をインストール後、デュアルプロセッサ構成に変 更する場合は、基本的には、 Windows NT®の再インストールが必要です。 注意: Windows NT®の再インストールを行うと、以前のWindows NT®の設定、構成 内容は失われます。 ただし、以下の方法によりWindows NT®の再インストールを行わずに、Windows NT®をデ ュアルプロセッサ構成に変更することが可能です。 以下に紹介するいづれの方法も操作ミスによりWindowsNTシステムを破壊す 注意: る可能性があります。作業は、NTに精通したシステム管理者が実施してくだ さい。 また、作業実施前には、必ずWindowsNTシステムを含むデータのバックアッ プと、システム修復ディスクの作成を行ってください。 1. リソースキットで提供されるuptompユーティリティを使用する WindowsNT4.0リソースキット(別売り)で提供されるuptompユーティリティを使用する ことにより、Windows NT®の再インストールを行わずに、NTをシングルプロセッサ構 成からマルチプロセッサ構成に変更することが可能です。 uptompユーティリティで指定するマルチプロセッサHALタイプは、[MPS Multiprocessor PC]です。 注意: 2. 現版のWindowsNT4.0リソースキットで提供されるuptompユーティリティ には、問題が判明しております。問題の詳細及び、対処法に関しては、 Microsoft社のKnowledge Base(※2)[ID:142660]をご覧ください。 マルチプロセッサに必要なモジュールを手動で入れ換える Windows NT®をマルチプロセッサ構成にするために必要なモジュールを手動で入れ換 えることにより、 Windows NT®をマルチプロセッサ構成に変更します。 手順については、Microsoft社のKnowledge Base(※注2)[ID:156358]をご覧ください。 (※注2):Knowledge Baseは、Microsoft社のホームページ(www.microsoft.com)や、Microsoft社 が販売しているTechNet CD-ROMでご覧になることができます。 12 2.8. 注意事項 2.8.1. サービスパックインストール時の注意事項 (重 (重要!!) 備考: ここに記述されているサービスパックに関する内容は、現時点でリリースされて いるサービスパック2とサービスパック3を対象にしています。今後リリースさ れるサービスパックに関しての対応は、その都度、別途ご連絡いたします。 1. SCSIドライバの上書きについて (重要) サービスパックインストール時に下図のようにAIC78XX.SYSド ドライバを置き換えるか 聞いてきたら、必ず「いいえ」を選択して、ドライバの上書きを行わないようにしてく ださい。 注意: AIC78XX.SYSドライバをサービスパックのもので上書きしてしまうと、以後NT が起動できなくなります。必ず上書きしない(「いいえ」)を選択してください。 2. ネットワークドライバの上書きについて サービスパックインストール時に下図のようにE100B.SYSドライバを置き換えるか聞いて きたら、「はい」を選択して、ドライバの上書きを行ってください。 13 2.8.2. 外付ディスクアレイ装置使用時の注意事項 (1) FT1200サーバに、外付ディスクアレイ装置を接続している場合、NT上では常に内蔵ハー ドディスクより外付ディスクアレイ装置の方が上に表示されますのでご注意ください。 これにより、内蔵の起動ディスクは、2台目に表示されることになります。 (2) Windows NT Serverは、標準でディスクのフォールトトレランス機能(ディスクのミラー および、パリティ付きストライプセット)を装備していますが、外付ディスクアレイ装置 と、内蔵ディスクの間で、このフォールトトレランス機能は使用しないでください。 14 3 NetWare/IntranetWare 編 本章では、FT1200 を NetWare/IntranetWare で使用する際の環境設定の方法について記述 しています。OS のご使用にあたっては、本書と NetWare/IntranetWare に同梱の説明書を ご覧ください。 3.1 Novell DOS DOS(DRDOS DOS)のインストール 注意: 本章で説明する Novell DOS(DR DOS)は、NetWare/IntranetWare に付随して いるサブセット版であり、DOS の全ての機能を提供する訳ではありません。 ① 以下のシートを A:ドライブに挿入し、リブートしてください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J SYSTEM_1 License/Install ② Novell DOS(DR DOS)がブートされます。日付と時間を入力してください。 ③ 以下のディレクトリから、「FDISK」を起動し、DOS のパーティション(DOS Primary Partition)を作成します。 NetWare 3.12J/ IntranetWare「License/Install」 12J/3.2J「 2J「SYSTEM_1」 ll」 A:\DOS A:\ DOSTOOL OOLS ④ FDISK を起動すると、以下の画面が表示されることがありますが、[Y]を入力してくださ い。 1st hard disk sector zero has no boot sector id initialize disk [Y/N] Y ⑤ 以下のメニューが表示されますので、「1) Create DOS partition」を選択してください。 Select options: 1) Create DOS partition 2) Delete DOS partition 3) Select bootable partition 4) Select alternate fixed disk Enter desired option: (ESC = exit) [1] 注意: ⑥ プライマリブート以外のディスクに DOS パーティションを作成する場合 は、「4) Select alternate fixed disk」を選択し、対象となるディスクに変更し てください。 続けて、「1) Create DOS primary partition」を選択してください。 Select options: 1) Create DOS primary partition 2) Create DOS secondary partition 3) Create logical drive in extended partition Enter desired option: (ESC = exit) [1] 15 ⑦ DOS パーティションを最大限に作成するか尋ねられますが、[N]を入力してください。 Use cylinders 0 - 262 for DOS (2047.3 Mb) (Y/N)? N ⑧ DOS パーティションのサイズを指定します。 注意: DOS 用のパーティションは、各 NOS において以下の容量が必要です。 メモリダンプの保存領域を確保するため、下記容量+実装メモリサイズを推 奨いたします。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J 20M 30M 20MB 30MB 【NetWare 3.12J/ 12J/3.2J】 2J】 開始シリンダ番号(starting cylinder)には「0」を、終了シリンダ番号(ending cylinder)には、 下式より算出した数値を入力してください。 総シリンダ数*希望ディスク容量[MB] 終了シリンダ番号(シリンダ数) = ――――――――――――――――― 総ディスク容量[MB] Enter starting cylinder: 0 Enter ending cylinder (9-262): 12 注意: DR-DOS 6.0 の場合、2047MB を超える終了シリンダ数(260 以上)の入力が 可能ですが、これを行うとハングアップしますので、260 以下の数値を入力し てください。 【IntranetWare】 MB 単位で、希望ディスク容量を入力してください。 Enter disk size in whole Megabytes: 100 自動的にシリンダ数に変換されますので、[Y]を入力してください。 Use cylinders 0 - 12 for DOS (101.9 Mb) (Y/N)? Y ⑨ ブロックテスト終了後、ディスクラベルを入力してください。(入力しなくても構いま せん) Total blocks: 52087 Testing block: 52086 Enter disk label (11 characters): __________ ⑩ 以下の画面が表示されます。 C:ドライブが希望ディスク容量で作成されており、A(Active)のステータスになっている ことを確認してください。 Partitions on 1st hard disk (2063.0 Mb, 263 cylinders): No Drive Start End MB Status Type 1 C: 0 12 101.9 A PRI DOS(DOS 3.31) ⑪ 「SYSTEM_1」または、「License/Install」シートが A:ドライブに挿入されていることを確 認し、[ESC]キーを2回入力して、リブートしてください。 16 ⑫ DOS ブート後、以下のようにハードディスクのフォーマットを実行してください。 【NetWare 3.12J/ 12J/3.2J】 2J】 A>CD DOSTOOLS A>FORMAT C: /s/x WARNING All existing data on non-removable disk C: will be destroyed! -- Continue (Y/N)? Y 【IntranetWare】 A:\>FORMAT C: /s/x WARNING All existing data on non-removable disk C: will be destroyed! -- Continue (Y/N)? Y ⑬ フォーマット終了後、ボリュームラベルを入力してください。(入力しなくても構いま せん) Quick formatting disk. Enter volume label (Max. 11 characters, ENTER for NONE) NOVELL-DOS DOS のシステムファイル、および NetWare 用ドライバモジュールをコピーします。 FT1200 サーバ環境キットを A:ドライブに挿入し、各バッチファイルを起動してくださ い。 【NetWare 3.12J/ 12J/3.2J】 2J】 A>CD DOSINST A>DOSINST6 C:\SERVER.312[NetWare PATH] ⑭ 【IntranetWare】 A:\>CD DOSINST A:\DOSINST>DOSINST7 C:\NWSERVER[NetWare PATH] ⑮ 以下のシートを要求するメッセージが表示されますので、メッセージに従って交換して ください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J SYSTEM_1, DR DRIVER License/Install ⑯ 以下のメッセージが表示されたら、DOS のインストールは終了です。 サーバをリブートしてください。 File Copy Complete ! Please reboot the FT1200. ⑰ ミラーリング/デュプレキシングを行う場合は、「3.2 ミラーリング/デュプレキシン グの準備」を参照して、セカンダリブートディスクをセットアップしてください。 17 3.2 ミラーリング/デュプレキシングの準備 (1) SCSI BIOS とブートデバイス、DOS の関連性 本節では、SCSI BIOS,ブートデバイス、DOS との関連性について説明します。 この内容は、ミラーリング/デュプレキシングにおいて、正しく DOS をインストールする ために必要な予備知識となります。 SCSI BIOS(以下 BIOS と省略)は、OS をディスクからブートしたり、DOS がディスクを アクセスするために必要なプログラムであり、ROM として SCSI アダプタ(以下アダプタ と省略)上に実装されています。DOS 以外の OS(NetWare/IntranetWare,Windows NT 等) では、専用のデバイスドライバによってアダプタを直接制御するため、一度 OS がブートさ れた後では、BIOS を使用しません。 【ブートデバイスの条件】 ① BIOS が[Enabled]に設定されているアダプタの中で、最も優先順位の高いアダプタ上 の SCSI ID が 0 に設定されているデバイス(アダプタの仕様によっては、ID の変更可 能) 注意: n ブートデバイスとは、マシンの電源投入後、一番最初に OS(Loader)が起 動されるデバイスを指します。 【DOS DOS と SCSI デバイスとの関連性】 ① DOS が認識可能なデバイスは、BIOS が[Enabled]に設定されているアダプタ上のデバ イス。認識される順序(1st→2nd )は、アダプタと ID(番号の若い順)の優先度に従う。 ② DOS が使用可能なデバイスは、認識可能なデバイス中の 2 台(アダプタの仕様によっ ては、2 台以上のデバイスをサポート可能) ③ DOS がブートできる条件は、ブートデバイス上に Active な DOS パーティションが存 在し、そのパーティション上に DOS のシステムが存在していること。 18 以下の構成において、BIOS 設定を変更した場合の、ブートデバイスと DOS 上での認識の され方を表にしました。DOS(FDISK)上で、「1st hard disk」と認識されるデバイスが、OS が起動されるブートデバイスとなります。 内蔵 AIC-7895 Channel A ID:0 ID:1 内蔵 AIC-7895 Channel B ID:0 ID:1 SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK AIC-7895 (Channel.A) A First 0 1 s t nd 1 hard di 2 hard disk disk SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK AIC-7895 (Channel.A) 0 Nothing 1 Nothing SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK AIC-7895 (Channel.A) A First 0 1 1st hard di 2nd hard disk disk SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK AIC-7895 (Channel.A) 注意: 0 3rd hard disk 1 4th hard disk AIC-7895 (Channel.B) 0 Nothing 1 Nothing AIC-7895 (Channel.B) B First 0 1 s t nd 1 hard di 2 hard disk disk AIC-7895 (Channel.B) 0 3rd hard disk 1 4th hard disk AIC-7895 (Channel.B) B First 0 1 1st hard di 2nd hard disk disk SCSI BIOS のブートデバイスを設定する場合は、SCSI Select ユーティリティ 上で、Additional Options の Boot Device Options を選択し、Boot Channel の項目を変更してください。 なお、設定方法の詳細については、ハードウェアのご使用の手引きを参照して ください。 19 (2) ミラーリング SCSI アダプタ DOS 内蔵 AIC-7895 ID:0 NetWare ミラー DOS NetWare ID:1 プライマリブート セカンダリブート ① FDISK を起動し、セカンダリブート(2nd hard disk)を選択して DOS パーティションを 作成します。プライマリ側と同一サイズの DOS パーティションを作成してください。 上記構成の場合、FDISK 上では以下のように SCSI ID の若い順に認識されます。 SCSI ID 0 1 st nd FDISK 1 hard disk 2 hard disk 注意: プライマリブート以外のドライブに DOS パーティションを作成する場合 は、FDISK の起動画面上で、「4) Select alternate fixed disk」を選択し、 対象となるディスクに変更してください。 ② FDISK を終了し、リブートします。 ③ 再起動すると、セカンダリブートディスクの DOS パーティションが D:ドライブ゙とし て認識されます。 ④ セカンダリブートディスク上の DOS パーティションをフォーマットし、システムを転 送します。 C:\>FORMAT D: /s/x ⑤ NetWare/IntranetWare をインストールします。 (DOS 上のファイルは、NetWare/IntranetWare インストール後にコピーします。) 20 (3) デュプレキシング プライマリ側 SCSI アダプタ DOS 内蔵 AIC-7895 Channel A ID:0 NetWare ID:1 プライマリブート プライマリ 2 ミラー ミラー セカンダリ側 SCSI アダプタ DOS 内蔵 AIC-7895 NetWare Channel B ID:0 NetWare NetWare ID:1 セカンダリブート セカンダリ 2 ① FDISK を起動し、セカンダリブート(2nd hard disk)を選択して DOS パーティションを 作成します。プライマリ側と同一サイズの DOS パーティションを作成してください。 上記構成の場合、FDISK 上では以下のように SCSI ID の若い順に認識されます。 SCSI ID 0 1 0 1 st nd rd th FDISK 1 hard disk 2 hard disk 3 hard disk 4 hard disk ② FDISK を終了し、リブートします。 ③ 再起動すると、セカンダリブートディスクの DOS パーティションが D:ドライブ゙とし て認識されます。 ④ セカンダリブートディスク上の DOS パーティションをフォーマットし、システムを転 送します。 C:\>FORMAT D: /s/x ⑤ NetWare/IntranetWare をインストールします。 (DOS 上のファイルは、NetWare/IntranetWare インストール後にコピーします。) 21 3.3 DOS DOS 用 CD-ROM ドライバのインストール CD-ROM から NetWare/IntranetWare をインストールするためには、DOS 用 CD-ROM ドライバをインストールする必要があります。以下の手順に従って、インストールを行っ てください。 FDD から NetWare をインストールする場合は、「3.4.1 NetWare 3.12J/3.2J」に進んで ください。 注意: NetWare 3.12J/3.2J for DOS/V に付随する Novell DOS には、 DOS 用 CD-ROM ドライバの一部(NWCDEX.EXE)が含まれていないため、CD-ROM を使用して インストールすることができません。 DOS 用 CD-ROM ドライバ(MSCDEX.EXE,NWCDEX.EXE 等)が含まれている DOS/V を購入し、インストールを行ってください。 な お 、 NetWare 3.12J/3.2J for apricot(MITSUBISHI OEM 版 ) お よ び IntranetWare では、(NWCDEX.EXE)が含まれているため、問題ありません。 ① CD-ROM ドライバをインストールします。 本体バンドルの「FT1200 サーバ環境キット」シートを A:ドライブに挿入し、インスト ーラを起動してください。 C:\>A: A:\>CD ATAPI_CD\DOS A:\ATAPI_CD\DOS>INSTALL ② モジュールのコピー終了後、DOS システムファイルの自動変更を尋ねますので、[Y]を入 力してください。 CD-ROM Driver Installation. Ver. 1.00(a) [I.K. Sep. 12, 1994] Copyright (c) Sony Corp. 1994, All rights reserved. Modify CONFIG.SYS and AUTOEXEC.BAT (Y/N)? Y ③ DOS システムファイルの編集が行われると、以下の警告メッセージが表示されますが、 問題はありません。 WARNING! MSCDEX.EXE does not exist in C:\DOS. Contact your operating system supplier. 注意: ④ Novell DOS(DR DOS)には、「MSCDEX.EXE」は存在しませんが、 「NWCDEX.EXE」によって、同一の機能を提供しています。 CONFIG.SYS ファイルを編集します。 EDIT などのエディタを使い、CONFIG.SYS ファイルに下線部の行が追加されているこ とを確認してください。また、メモリマネージャ関連のドライバは、全て無効(REM)に してください。 CONFIG.S G.SYS FILES=20 SHELL=C:\COMMAND.COM /E:512 /P:AUTOEXEC.BAT DEVI EVICE= CE=C:\DEV\ATAPI_CD.S D.SYS /D:M /D:MSCD000 /I:0 22 ⑤ AUTOEXEC.BAT ファイルを編集します。 EDIT などのエディタを使い、AUTOEXEC.BAT ファイル下線部の「MSCDEX.EXE」を 「NWCDEX.EXE」に変更してください。 AUTOEXEC. EC.BAT BAT C:\DOS DOS\NWCDEX.EXE /D:M /D:MSCD000 /M:12 /V @ECHO OFF PROMPT $p$g PATH C:\;C:\DOS; SET TEMP=C:\TEMP ⑥ CD-ROM ドライバのインストールは完了しました。システムを再起動してください。 23 3.4 NetWare/IntranetWare のインストール 3.4.1 NetWare 3.12J/ 12J/3.2J (1) インストールの準備 注意: 本章では、サーバ環境キットに含まれる NetWare 3.12J/3.2J 用パッチモジュー ル『312PTAJ2』、『DSKDR1JA』のインストールと、スタティックパッチ適 用済みの SERVER.EXE を含む『SYSTEM_1』シートを作成します。 新しい『SYSTEM_1』シートを作成するための、1.44MB の空き FDD を 1 枚 用意してください。 ① パッチモジュール『312PTAJ2』、『DSKDR1JA』をインストールします。 FT1200 サーバ環境キットを A:ドライブに挿入し、 バッチファイルを起動してください。 A>CD PTINST A>PTINST3X C:\SERVER.312[NetWare PATH] ② 以下の FDD シートを要求するメッセージが表示されますので、メッセージに従って交 換してください。 メッセージ 挿入する FDD シート Please insert SYSTEM_1 Diskette NetWare 3.12J/3.2J 「SYSTEM_1」 Please insert BLANK Diskette 1.44MB 空き FDD ③ 以下のメッセージが表示されたら、パッチモジュールのインストールは終了です。 「(2)NetWare のインストール」へ進んでください。 312PTAJ Installation Complete ! 24 (2) NetWare のインストール ① 各インストールメディア「NetWare 3.12J」CD,「INSTALL」FDD を挿入し、インストー ラを起動してください。 CD-ROM 版 FDD 版 D:\>CD NW312J\NIHONGO A:\>INSTALL D:\NW312J\NIHONGO>INSTALL ② 以下の画面が表示されたら、"2. English"を選択してください。 ************************************************************************* . . Select language type: 1. Japanese (default) 2. English . ************************************************************************* ③ 以下の画面が表示されたら、任意のキーを入力してください。 ************************************************************* * ETHERNET USERS PLEASE NOTE: * * NetWare 3.12J sets the default Ethernet frame type * * to 802.2. The default Ethernet frame type for older * * versions of NetWare is 802.3. * * If you are installing NetWare 3.12J in an existing * * NetWare environment that is currently using Ethernet * * 802.3 frame types, you may wish to load both frame * * types or change the default Ethernet frame type to * * 802.3. * * Machines running Ethernet frame type 802.2 will not * * see machines running Ethernet frame type 802.3. * * Please refer to the NetWare 3.12J manuals for more * * information. * ************************************************************* Press any key to continue . . . ④ 以下の画面が表示されたら、"4. English DOS (106 keyboard)"を選択します。 ************************************************************************* . . Please select the number of the server type from the list below: . . 1. DOS/V . 2. DOS/V (106 keyboard) . 3. English DOS . 4. English DOS (106 keyboard) . 5. NEC PC98 . 6. FUJITSU FMR . 7. AX . ************************************************************************* 25 ⑤ 続けて以下の様に表示されますので、任意のキーを押してください。 . 4. English DOS (106 kyeboard) installation Press any key to continue . . . ⑥ 以下のメニュー画面より、「Install new NetWare v3.12J」を選択してください。 Select an Installation Option Install new NetWare v3.12J Upgrade NetWare v3.11J Display Information (README) File ⑦ 以下の画面にてサーバ名を入力し、[Enter]キーを入力してください。 Enter the Server Name. Server name: FT1200 注意: ⑧ IPX 内部ネットワーク番号を入力し、[Enter]キーを入力してください。 IPX Internal Network Number Internal network number:31F82AF8 注意: ⑨ サーバ名は、英数字、ハイフン(−)、アンダーバー(_)を組み合せて、 2∼48文字で設定してください。また、ネットワーク上の他のサーバと 同じ名前を設定してはいけません。漢字は使用できません。 デフォルトで設定されている値は、乱数により設定されています。この値 には、1∼8桁の16進数で設定してください。また、ネットワーク上の 他のサーバと同じ番号を設定してはいけません。 以下の画面上で、「Source path: D:\NW312J\NIHONGO\INSTALL」, 「Destination path: C:\SERVER.312」 になっていることを確認し、[Enter]キーを押 してください。 Source path: D:\NW312J\NIHONGO\INSTALL Destination path: C:\SERVER.312 ⑩ 以下の画面で、「Source path: A:\」,「Destination path: C:\SERVER.312」になってい ることを確認後、A:ドライブに新たに作成した「SYSTEM_1」ディスクを入れ、[Enter] キーを押してください。 Insert the diskette labeld "System_1" in drive A, or press <F2> to specify a different path. Press <Enter> to continue. Source path: A:\ Destination path: C:\SERVER.312 26 ⑪ 以下の画面が表示されます。「Yes」を選択し、SET パラメータやディスクドライバの ロードコマンドを追加してください。 Do you want to specify any special startup set commands? No Yes ⑫ コマンド記述後は、[F10]キーを押して保存してください。 Specially Required Startup Set Commands SET Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 SET Display Lost Interrupt Alerts = OFF LOAD AIC7870 内蔵 SCSI (AIC-7895 Channel A,B 共用) 注意: n n 上記設定は、インストール時に限り有効です。インストール終了後に 再度 STARTUP.NCF を編集してください。 AIC7870.DSK v3.03 は、1 回のロードで AIC7895 の A,B2チャネル が使用できます。 ⑬ 以下の画面が表示されます。NetWare を自動立ち上げにする場合には「Yes」を選択 してください。この場合、DOS の AUTOEXEC.BAT に SERVER 起動のコマンドが 追加され、再起動時に NetWare が起動されます。 Do you want AUTOEXEC.BAT to load SERVER.EXE? No Yes ⑭ SERVER.EXE が実行され、インストール画面が表示されます。 NetWare モジュールをコピーする前に、INSTALL 画面で以下の作業を行ってくださ い。 u NetWare のパーティションを作成する。 u パーティションのミラーリングを行う。(ミラーリング/デュプレキシング時) 【3.5 ミラーリング/デュプレキシング】参照 u SYS ボリュームを作成し、マウントする。 注意: SYS ボリュームのサイズは、以下の容量を基準とし、オプション製品/サー バアプリケーションの使用する容量を考慮して決定してください。 SYS:最低容量 SYS:基本推奨容量 オンラインマニュアルの容量 45M 45MB 100∼ 30M 100∼200M 200MB 30MB(SYS 以外でも可) ⑮ NetWare のシステムファイルをコピーします。 システムオプションの 「システムおよびパブリックファイルのコピー」 を選択しま す。 メディアが CD の場合は、[F6]キーを押してドライブを以下のように変更してください。 >D:¥NW312J¥NIHONGO ⑯ NCF ファイルを編集します。 以下の例を参考にして、INSTALL 画面で NCF ファイルの編集を行ってください。 27 START ARTUP.NCF SET Reserved Buffe ffers Below 16 Meg = 200 SET Display Lost Interru rrupt Alerts = OFF LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART LOAD VGADISP LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD NBI31X LOAD AIC7870 内蔵 SCSI (AIC-7895 Channel A,B 共用) LOAD AHA1510 PORT=340 INT=B 増設 SCSI (AHA-1510B ISA[B8210-18]) LOAD TAPEDAI 汎用テープドライバ 注意: n 下線部のパラメータは、必ず記述してください。 n 『PMLOAD』コマンドは、312PTxJ に含まれるダイナミックパッチ モジュールを一括ロードします。また、コマンド実行時に、以下のエ ラーが表示されますが、特に問題ありません。 Invalid startup command: DISK ドライバをロードする前に『NBI31X.NLM』をロードしてく ださい。これを行わないと NetWare 4.x 用『NBI.NLM』がオートロ ードされてしまい、以下のエラーメッセージを出力します。この場合 でも、『NBI31X.NLM』はオートロードされますので、実害はあり ません。 Loader cannot find public symbol: AIC7870.DSK v3.03 は、1 回のロードで AIC7895 の A,B2チャネル が使用できます。 ストリーミングテープ装置接続時には、「LOAD TAPEDAI」行を追 加してください。 n n n 28 AUTOEXEC. EC.NCF file server name FT1200 ipx internal net 123456 SET Maximum Concurrent Disk Cache Writes = 200 SET Maximum Concurrent Directory Cache Writes = 20 C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥AUTOPT. PT.NCF mount all LOAD C:MSM31X LOAD C:E100B SLOT=xxxx Frame=Ethernet_802.2 Name=E100B_E82 BIND IPX to E100B_E82 NET=700 LOAD MONITOR 注意: n n n 下線部の『AUTOPT.NCF』ファイルは、312PTxJ に含まれるダイナミ ックパッチモジュールを一括ロードします。 LAN ドライバをロードする前に『MSM31X.NLM』をロードしてくださ い。これを行わないと NetWare 4.x 用『MSM.NLM』がオートロードさ れてしまい、以下のエラーメッセージを出力します。この場合でも、 『MSM31X.NLM』はオートロードされますので、実害はありません。 Loader cannot find public symbol: LAN ドライバ(E100B.LAN) をロードするためには、アダプタが使用し ているスロット番号の入力が必要です。 E100B.LAN のスロット番号は、以下のようにつけられます。 内蔵 LAN のスロット番号は、PCI SLOT の使用状況により、変更される 場合があります。そのため、PCI カードの脱着時には、スロット番号が変 更されていないか、マニュアルでドライバをロードし、確認してくださ い。 PCI SLOT SLOT= PCI SLOT SLOT= On Board 1 2 重要: n 1000x 1 2 3 4 3 4 下線部の SET コマンドは、デフォルト以上の値を必ず設定してくださ い。設定しない場合、高負荷運転を続けると、サーバがハングアップする ことがあります。 Maximum Concurrent Disk Cache Writes: (デフォルト 50) ダーティディスクキャッシュバッファの並行書き込みの最大数 (10∼ 1000) Maximum Concurrent Directory Cache Writes: (デフォルト 10) ディレクトリキャッシュバッファの並行書き込みの最大数(5∼50) なお、本設定をデフォルト値から増やしたことにより、ディスク I/O 処理 が優先されるようになりますので、他の動作が遅くなるなどの問題が発生 する場合は、設定値を調節してください。 ⑰ 以上で NetWare のインストールは終了しました。 【(3) ATAPI CD-ROM の環境設定】、および【3.3 インストール終了後の作業】に進 んでください。 29 (3) ATAPI CD-ROM の環境設定 NetWare 3.12J 上で、ATAPI CD-ROM を使用するためには、ドライバのインストール が必要です。以下の手順に従って、インストールを行ってください。 ① C:¥SERVER.312 にある以下のファイルを SYS:SYSTEM ディレクトリにコピーして ください。 NWPALOAD NLM 3159 97-09-25 → SYS:SYSTEM NWPA NLM 89717 97-01-06 → SYS:SYSTEM ② NetWare3.12J for apricot に含まれる「DRIVER」シートから、ATAPI CD-ROM 用ド ライバを以下のディレクトリにコピーしてください。 \CDROM\SYSTEM AFTER311 NLM 14952 95-10-31 → SYS:SYSTEM A3112 NLM 16446 95-10-31 → SYS:SYSTEM CDROM NLM 113269 94-11-15 → SYS:SYSTEM \CDROM\SYSTEM\NLS\4 CDROM MSG 10035 94-10-17 → SYS:SYSTEM\NLS\4 \CDROM\SYSTEM\NLS\9 CDROM MSG 9674 95-03-02 → SYS:SYSTEM\NLS\9 注意: これらのモジュールは、ノベル株式会社が提供している「CDUPJ2」と同等 です。 これらのモジュールで ATAPI CD-ROM を使用できますが、さらにアップ デートを行いたい方は、ノベル株式会社が提供しているアップデートモジ ュール「CDUPJx」を適用してください。 30 ② 各モジュールの起動手順は、以下のようになります。 START ARTUP.NCF Set Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 SET Display Lost Interrupt Alerts = OFF LOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START LOAD VGADISP LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD NBI31X LOAD AIC7870 内蔵 SCSI(AIC-7895 Channel A,B 共用) LOAD IDEAT EATA PORT=170 INT=F CD-ROM 接続用内蔵 IDE LOAD AHA1510 PORT=340 INT=B 増設 SCSI(AHA-1510B ISA[B8210-18]) LOAD TAPEDAI 汎用テープドライバ 注意: n n IDEATA.HAM を ロ ー ド ゙ す る 前 に 必 ず PM312.NLM と NPAPATCH.NLM をロード゙してください。 (PMLOAD コマンドに よって、ロードしています。)NPAPATCH.NLM がロードされてい ない状態で操作を行うと、サーバが ABEND します。 IDECD.CDM をロードすると、以下の警告が表示されますが、これ はデバイスが新しく、ドライバに登録されていないために発生しま す。 評価の結果、特に問題はありません。 「IDECD.CDM-001:WARNING! This driver has not been tested with the SONY CD-ROM CDUxxx FW:xx device. If you experience problems with his device, contact its manufacturer for an updated driver. AUTOEXEC. EC.NCF file server name FT1200 ipx internal net 123456 SET Maximum Concurrent Disk Cache Writes = 200 SET Maximum Concurrent Directory Cache Writes = 20 C:¥SERVER.312¥PATCHES¥AUTOPT.NCF mount all LOAD C:MSM31X LOAD C:E100B SLOT=xxxx Frame=Ethernet_802.2 Name=E100B_E82 BIND IPX to E100B_E82 NET=700 LOAD MONITOR LOAD AFTER FTER311 ER311 LOAD A3112 LOAD CDROM 31 3.4.2 IntranetWare 本節では、IntranetWare のインストールにおける、PC サーバ固有の情報について説明し ます。 その他の一般的なインストール情報については、IntranetWare「インストール」マニュアル を参照してください。 (1) インストールプログラムの実行 ① IntranetWare の CD(Operating System)を CD-ROM ドライブに挿入し、カレントド ライブを CD-ROM に変更してください。 C:\>D: ② 「License/Install」 FDD を A:ドライブに挿入し、 インストールプログラムを起動してく ださい。 D:\>A:INSTALL ENGLISH ③ IntranetWare for apricot(MITSUBISHI OEM 製品)をご使用の場合は、⑤へ進んでく ださい。以下の画面が表示されたら、’1’ IBM PC/AT compatibles を入力してください。 ************************************************************************** . . Select computer system type: . . 1. IBM PC/AT compatibles . 2. NEC PC9800 series . . 0. Exit . . Please type the number (but NO "Enter" key) . ************************************************************************** ④ 続けて以下の様に表示されますので、任意のキーを押してください。 . 1. Installation using IBM PC/AT compatibles. Press any key to continue ... 32 ⑤ 続けて以下の様に表示されますので、任意のキーを押してください。 For IBM PC/AT users: ==================== This is Global Readme to notify users of general information about IBM PC/AT compatible server installation. - If you are doing the installation under the following circumstances * Install via network or VLM is loaded * DOS code page is set to 932 * "Short Machine Type" is set to "DOSV" then some characters will be displayed incorrectly. However, the installation itself can be done without any problems. - To install in Japanese, enter SWITCH at the DOS prompt to reboot your system in Japanese mode. But after the installation, you MUST enter SWITCH command and boot DOS in English mode again. Press any key to continue ... ⑥ 以下のメニュー画面より、"NetWare 4.11" を選択してください。 NetWare 4.11 NetWare 4.11 SFT III Display Information(README) file ⑦ 以下のメニュー画面より、"Custom installation of NetWare 4.11" を選択してくださ い。 Simple installation of NetWare 4.11 Custom installation of NetWare 4.11 Upgrade NetWare 3.1x or 4.x 注意: ⑧ 次の作業に進む前に、以下のメッセージが表示される場合があります。 “The size of the active DOS partition is x.xMB. It should be at least 15MB to continue with the installation. Press <F1> for more information.” この場合、Proceed in spite of this condition?”にて”Yes”を選択してくださ い。 サーバ名を入力し、[Enter]キーを入力してください。 Server name: FT1200 注意: サーバ名は、英数字、ハイフン(−)、アンダーバー(_)を組み合せて、 2∼48文字で設定してください。また、ネットワーク上の他のサーバと 同じ名前を設定してはいけません。漢字は使用できません。 33 ⑨ IPX 内部番号を入力し、[Enter]キーを入力してください。 Internal network number: 3270103C 注意: ⑩ デフォルトで設定されている値は、乱数により設定されています。この値 には、1∼8桁の16進数で設定してください。また、ネットワーク上の 他のサーバと同じ番号を設定してはいけません。 以下の画面で、 "Source path: D: \ PRODUCTS \ NW411 \ INSTALL \ IBM \ DOSV \ XXX \ ENGLISH", "Destination path: C:\ NWSERVER" になっていることを確認し、 [Enter]キーを押してください。 Source path: D:\PRODUCTS\NW411\INSTALL\IBM\DOSV\XXX\ENGLISH Destination path: C:\NWSERVER 注意: ⑪ ソースパスのドライブ名は、CD-ROM のドライブ名を指定してください。 上記の例では、CD-ROM は、D ドライブに割り当てられています。 ブートファイルのコピー終了後、サーバのローカル環境設定の選択画面が表示されます。 カントリコード、コードページ、キーボード配列を以下のように変更し、最下行で [Enter]キーを押してください。 Country Code: 081 (Japan) Code Page: 932 (Japanese) Keyboard Mapping: Japan Press <Enter> here to continue 注意: 次の作業に進む前に、以下のメッセージが表示される場合がありますが、 問題はありませんので、「Proceed in spite of this condition?」のメッセージ に対し、「Yes」を選択して続行してください。 There is no active DOS partition on the disk. If you want to use an existing partition for the installation, you must designate one of your DOS partition as active using the FDISK utility, Press <F1> for help Press <ENTER> to continue. ⑫ 以下の警告が表示されますが、動作上問題はありませんので、[Enter]キーを押して続 行してください。 After finishing with the installation you should "DOWN" the server and reconfigure DOS with the new code page. This will assure that NetWare and DOS use the same code page. Press <Enter> to continue. ⑬ 以下の画面が表示されます。"Yes" を選択すると「STARTUP.NCF」編集画面になり ます。 特に記述する必要はありませんので、 "No" を選択して続行してください。 Do you want to modify, add, or delete any special startup set commands? No Yes 34 ⑭ 以下の画面が表示されます。IntranetWare を自動立ち上げにする場合には「Yes」を 選択してください。この場合、DOS の AUTOEXEC.BAT に SERVER 起動のコマン ドが追加され、再起動時に IntranetWare が起動されます。 Add commands to AUTOEXEC.BAT to load SERVER.EXE? No Yes 35 (2) SMP のインストール FT1200 に「B4951-9 プロセッサアップグレード」を追加していると、IntranetWare に SMP をインストールすることが可能です。 しかし、イ インストール途中では、SMP のインストールは行わないでください。 SMP のインストールは必ず、下記の手順で行ってください。 ① 通常の Intranetware をインストールします。 FT1200 に「B4951-9 プロセッサアップグレード」を追加していると、以下が表示され ますが、ここでは必ず「N No」を選択してください。 SMP をインストールしますか? No Yes 注意: ここで「Yes」を選択してしまうと、以下の警告が発生し、インストールが 途中で停止してしまいます。 WARNING: xxxx spurious hardware interrupt(s) detected on INT20 ② 通常の IntranetWare インストールが完了したら、サーバを再起動し、(5)その他のイン ストール作業 ◆SMP のインストール にしたがって SMP をインストールしてください。 36 (3) デバイスドライバのインストール 「SERVER.EXE」が自動的に実行され、デバイスドライバの自動検出が行われます。 しかし、ディスクドライバに関しては、正常に検出されない場合もあるため、修正を行い ます。 Product ID 製品名 デバイス名称 適用ドライバ FT1200 内蔵 SCSI コントローラ B8210-18 ISA SCSI アダプタ FT1200 内蔵 IDE コントローラ FT1200 内蔵 LAN コントローラ I8465B イーサネットアダプタ AIC-7895 AHA-1510B 440FX 82557 EPRO100B PCI.9004.7895 PnPISA.ADP.151 PCI.8086.7111 PCI.8086.1229 PCI.8086.1229 AIC7870.DSK AHA1510.DSK IDEATA.HAM E100B.LAN ↑(同上) u SCSI アダプタ(コントローラ)および内蔵 IDE コントローラの検出 ① PCI SCSI アダプタ(PCI.9004.7895)を検出すると、以下の画面が表示されますの で、[ENTER]キーを押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが,対応するドライバが 見つかりませんでした: PCI ディスクコントローラ 9004.7895.9004.7895.03 PCI ディスクコントローラ 9004.7895.9004.7895.03 PCI ディスクコントローラ 8086.7111.0000.0000.01 ドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押 してください. 続行するには、 <F3> を押してください 注意: 検出デバイスにより、表示される Product ID は異なります。 ② 本体バンドルの「FT1200 サーバ環境キット」シートを A:ドライブに挿入してくださ い。 ③ [Install]キーにてリストにないドライバのインストールを選択し、[F3]キーで以下の パスを指定します。 A:¥AIC78XX¥NW¥V411 注意: AIC7870.DSK ドライバは「FT1200 サーバ環境キット」シートにあるモジュ ールの方が最新です。こちらのモジュールをインストールしてください。 ④ リストから、"AIC7870.DSK Adaptec AIC-7870 ASPI & SCSI Module" を選択しま す。 AIC7870.DSK Adaptec AIC-7870 ASPI & SCSI Module ASPITRAN.DSK Adaptec NetWare ASPI Transport Layer ⑤ 既存のファイルを保存するかどうか確認メッセージが表示されますが、”Yes”、”No” どちらかを選択します。(いずれでも構いません。) 37 ⑥ ”追加のディスクドライバを選択しますか?”で”No”を選択してください。 なお、 “PCI ディスクコントローラ 9004.7895.9004.7895.03”が自動検出されない場合は、(4) デバイスドライバの追加/削除/変更でドライバを追加してください。 u 内蔵 LAN コントローラ、増設 LAN アダプタの検出 ① 増設 LAN アダプタを検出すると、以下の画面が表示されますので、[ENTER]キーを 押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが, このハードウェアをサポートするドライバが複数見つかりました: PCI.8086.1229.0000.0000.01 選択するドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押し てください. 続行するには、 <F3> を押してください ② リストから、"E100B.LAN Intel 82557-based PCI Ethernet LAN Adapter " を選択 します。 E100B.LAN CONTEC C-NET(PI)-100TX LAN Driver E100B.LAN Intel 82557-based PCI Ethernet LAN Adapter E100B.LAN Intel EtherExpress™ Pro/10+ PCI LAN Adapter E100B.LAN HP 10/100TX PCI Ethernet Adapter E100B.LAN IBM 100/10 PCI Ethernet Adapter ③ 内蔵 LAN コントローラを検出すると、以下の画面が表示されますので、[ENTER] キーを押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが, このハードウェアをサポートするドライバが複数見つかりました: PCI.8086.1229.8086.0005.02 ドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押 してください. 続行するには、 <F3> を押してください ④ リストから、"E100B.LAN Intel 82557-based PCI Ethernet LAN Adapter " を選択 します。 E100B.LAN CONTEC C-NET(PI)-100TX LAN Driver E100B.LAN Intel 82557-based PCI Ethernet LAN Adapter E100B.LAN Intel EtherExpress™ Pro/10+ PCI LAN Adapter E100B.LAN HP 10/100TX PCI Ethernet Adapter E100B.LAN IBM 100/10 PCI Ethernet Adapter 38 ⑤ 内蔵 LAN コントローラのスロット番号を入力し、「パラメータを保存して続行」を選 択してください。 注意: ドライバ(E100B.LAN) をロードするためには、アダプタが使用している スロット番号の入力が必要です。スロット番号は、内蔵 LAN が 1000x に、 増設 LAN が 1∼4 に割り当てられます。 内蔵 LAN のスロット番号は、PCI の使用状況により、変更される場合が ありますので、インストール時や PCI アダプタの脱着時には、マニュアル でドライバをロードし(LOAD E100B[ENTER])、スロット番号を確認 してください。 (4) デバイスドライバの追加/削除/変更 ① 自動検出が終了すると、以下の画面が表示されます。 “選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変更”を選択し、“ディスクおよび CD-ROM ドライバ:”にカーソルを移動後、[Enter]を押してください。 サーバドライバの選択 : 概要 ディスクおよび CD-ROM ドライバ: ドライバ名 AHA1510,IDEATA,... ネットワーク(LAN)ドライバ: E100B ドライバ に対する操作 選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変 更 インストールを続行 ② 自動検出されたドライバのリストが表示されます。 サーバドライバ: ディスクドライバの選択 選択されたディスクドライバ AHA1510 IDEATA AIC7870 (現在は未ロード) (現在は未ロード) (現在は未ロード) 追加ドライバ に対する操作 追加ドライバの選択 選択したドライバの選択解除 選択したドライバのパラメータの変更/表示 インストールを続行 39 ③ 次のデバイスドライバに対して、以下の修正/確認を行ってください。 u IDEATA.HAM IDEATA は、チャネル 1 が検出される場合がありますが、実際にデバイスが接続され ているのはチャネル 2 であるため、以下の値になっていない場合は、割り込み番号、ポ ート値を下記の値に修正してください。 選択されたディスクドライバ AHA1510 (現在は未ロード) IDEAT EATA (現在は未ロード) AIC7870 (現在は未ロード) 注意: 割り込み番号、ポート値 F,170 FT1200 では、IDE インターフェースを2チャネル装備していますが、チャ ネル 2 に CD-ROM デバイスが接続されているため、ドライバの設定を変更 します。 また、ここでは設定を変更せず、インストール終了後に STARTUP.NCF を 変更しても構いません。 u AHA1510.DSK 修正は必要ありません。以下の設定を確認してください。 選択されたディスクドライバ AHA1510 (現在は未ロード) IDEATA (現在は未ロード) AIC7870 (現在は未ロード) 割り込み番号、ポート値 B,340 (5) その他のインストール作業 IntranetWare「インストール」マニュアルに従って、以下の作業を実施してください。 u プロトコルの選択 u NetWare ディスクパーティションの作成 u ディスクパーティションのミラーリングとデュプレクシング(オプション) 【3.2 ミラーリング/デュプレキシング】参照 u NetWare ボリュームの管理 注意: SYS ボリュームのサイズは、以下の容量を基準とし、オプション製品/サー バアプリケーションの使用容量を考慮して決定してください。 Novell Internet SYS:最低容量 SYS:基本 オンラインマニ A cce e ss S e r v e r 4 cc 推奨容量 ュアルの容量 140M 400M 75M 140 MB 200∼ 400 MB 75 MB 200∼300M 300MB u u u u u u ボリュームの保存/マウント NetWare/IP のインストール(オプション) サーバ間セッションの確立 NetWare ファイルのコピー(予備コピー) NetWare ディレクトリサービスのインストール サーバライセンスのインストール 40 u STARTUP.NCF ファイルの変更 サーバライセンスのインストールが完了すると、「STARTUP.NCF」ファイルの編 集画面が表示されます。編集終了後、[F10]キーを押して保存してください。 ART STAR TUP.NCF Set Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 LOAD VGADISP LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD AIC7870 内蔵 SCSI (AIC-7895 Channel A,B 共用) LOAD IDEATA.HAM INT=F PORT=170 CD-ROM 接続用内蔵 IDE LOAD AHA1510.DSK PORT=340 INT=B 増設 SCSI(AHA-1510B ISA[B8210-18]) LOAD TAPEDAI.DSK 汎用 TAPE ドライバ 注意: n n IDECD.CDM をロードすると、以下の警告が表示されますが、これはデバ イスが新しく、ドライバに登録されていないために発生します。 評価の結果、特に問題はありません。 「IDECD.CDM-001:WARNING! This driver has not been tested with the SONY CD-ROM CDUxxx FW::xx device. If you experience problems with this device, contact its manufacturer for an updated driver」 ストリーミングテープ装置接続時には、「LOAD TAPEDAI.DSK」行を追加 してください。 AIC7870.DSK v4.03 は、1 回のロードで AIC7895 の A,B2チャネルが使用 できます。 41 u AUTOEXEC.NCF ファイルの変更 「AUTOEXEC.NCF」ファイルの編集画面が表示されます。編集終了後、[F10]キー を押して保存してください。 EC..NCF AUTOEXEC set Time Zone = JST-9 set Daylight Savings Time Offset = 1:00:00 set Start Of Daylight Savings Time = INVALID FORMAT set End Of Daylight Savings Time = INVALID FORMAT set Default Time Server Type = SINGLE # 注意:上記の時間帯情報は # サーバ名の前でなければなりません set Bindery Context = OU=xxx.O=xxx file server name FT1200 ipx internal net 30B3D442 SET Maximum Concurre rrent Disk Cache Writes = 200 SET Maximum Concurre rrent Directory Cache Writes = 20 LOAD IPXRTR routing=NLSP LOAD E100B SLOT=10003 Frame=Ethernet_802.2 Name=E100B_E82 BIND IPX to E100B_E82 NET=700 mount all LOAD MONITOR 重要: n 下線部の SET コマンドは、デフォルト以上の値を必ず設定してくだ さい。設定しない場合、高負荷運転を続けると、サーバがハングアッ プすることがあります。 Maximum Concurrent Disk Cache Writes: (デフォルト 50) ダーティディスクキャッシュバッファの並行書き込みの最大数 (10 ∼4000) Maximum Concurrent Directory Cache Writes:(デフォルト 10) ディレクトリキャッシュバッファの並行書き込みの最大数(5∼500) なお、本設定をデフォルト値から増やしたことにより、ディスク I/O 処理が優先されるようになりますので、他の動作が遅くなるなどの問 題が発生する場合は、設定値を調節してください。 u NetWare ファイルのコピー(メインコピー) u 他のインストールオプション 『DSKDR1JA』のパッチモジュールをインストールします。 ① 「リストにはないプロダクトのインストール」を選択します。 ② <F3>キーを押して、以下のパス名を入力してください。 C:¥NWSERVER¥PATCHES¥DSKDR1JA ③ 以下が表示されていることを確認し、<F10>キーを押してください。 インストールしたいファイルグループを選択: [X] NetWare 4.1J DISK ドライバアップデートキット:DSKDR1J 42 注意: u 『IWSPxJ』を適用する場合には、『DSKDR1JA』のインストールは不 要です。 SMP のインストール FT1200 に「B4951-9 プロセッサアップグレード」を追加していると、IntranetWare に SMP をインストールすることが可能です。 SMP をインストールする場合には、インストール終了後、サーバを再起動します。 ① インストールユーティリティ(INSTALL.NLM)から、[インストールオプション]-マル チ CPU オプション,[SMP インストールオプション]-プラットフォームサポートモジ ュールの選択を実行してください。 ② 以下のリストが表示されます。 “MPS14.PSM Intel MPS 準拠システム用プラットフォームサポートモジュール”を選 択してください。 CBUS_II.PSM Platform Support Module for C-bus II CPQSMP.PSM Compaq SMP Platform Support Module for NetWare 4.11J MPS14.PSM Intel MPS 準拠システム用プラットフォームサポートモジュール NFPSM.PSM Platform Support Module for NetFRAME MPS TRI_SMP.PSM Tricode Systems Platform Support Module ③ STARTUP.NCF に MPS 用モジュールが追加されます。 START ARTUP.NCF Set Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 LOAD VGADISP LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD MPS14. 14.PSM LOAD SMP.NLM LOAD MPDRIVER ALL ALL LOAD AIC7870 内蔵 SCSI (AIC-7895 Channel A,B 共用) LOAD IDEATA.HAM INT=F PORT=170 CD-ROM 接続用内蔵 IDE LOAD AHA1510.DSK PORT=340 INT=B 増設 SCSI(AHA-1510B ISA[B8210-18]) LOAD TAPEDAI.DSK 汎用 TAPE ドライバ IntranetWare のインストールは終了です。 【3.3 インストール終了後の作業】に進んでください。 43 3.5 ミラーリング/デュプレキシングの設定 (1) デバイスナンバリング NetWare がデバイスを識別するのに使用する番号には、主に以下の2つの番号が使用さ れます。デバイス管理に必ず使用しますので、考え方をよく理解してください。 論理デバイス番号 各 SCSI 系統順で、ID の若い順に 0(3.x) /1(4.x)から番号がつく ドライバメーカ ID,ドライバロード番号、LUN(通常 00)、SCSI ID(00∼15) デバイスコード u 5D000000 ミラーリング SCSI アダプタ 内蔵 AIC-7895 ID:0 DOS ミラー NetWare 5D000001 DOS NetWare ID:1 プライマリブート セカンダリブート SCSI ID: SCSI ID: ID:0 D:0 ID:1 D:1 論理デバイス番号 デバイス 1(0) デバイス 2(1) 5D000000 5D000001 デバイスコード u デュプレキシング プライマリ側 SCSI アダプタ 内蔵 AIC-7895 Channel A ID:0 DOS 5D000000 5D000001 NetWare NetWare ID:1 プライマリブート プライマリ 2 セカンダリ側 SCSI アダプタ 内蔵 AIC-7895 Channel B ID:0 DOS NetWare 5D010000 5D010001 NetWare ID:1 セカンダリブート セカンダリ 2 プライマリ側 SCSI ID ID ID:0 ID:1 D:0 D:1 論理デバイス番号 デバイス 1(0) デバイス 2(1) 5D000000 5D000001 デバイスコード 44 セカンダリ側 SCSI ID ID ID:0 ID:1 D:0 D:1 デバイス 3(2) デバイス 4(3) 5D010000 5D010001 (2) ミラーリング/デュプレキシングの設定 ① ミラーリング/デュプレキシングを行う場合は、各ハードディスク上でパーティション の作成後、下表に従ってメニューを選択してください。 なお、NetWare のインストール完了後にミラーリング/デュプレキシングを設定する 場合には、インストールユーティリティ(INSTALL.NLM)から、下表に従ってメニュー を選択してください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J インストール時 [インストレーションオプション] [ディスクパーティションおよびミラーリングオプショ -ディスクオプション ン] [利用可能なディスクオプション] -ディスクパーティションセットのミラーリングおよび -ミラーリング ミラーリング解除 インストール後 [インストレーションオプション] [インストールオプション] -ディスクオプション -ディスクオプション [利用可能なディスクオプション] [利用可能なディスクオプション] -ミラーリング -ディスクパーティションをミラーリング/ミラーリング 解除 注意: ② ミラーリング/デュプレキシング共にソフトウェア的な違いはなく、設定 方法は変わりません。NetWare/IntranetWare 上では、ミラーリング/デ ュプレキシングをまとめて、ミラーリングと表記しています。 また、NetWare/IntranetWare のバージョンにより、若干画面表示が異な ります。 プライマリとなるディスクを選択して、[Enter]キーを押してください。 ディスクパーティションのミラーリングステータス ミラーリングなし: ミラーリングなし: ミラーリングなし: ミラーリングなし: ③ デバイス デバイス デバイス デバイス 1 2 3 4 選択したディスクのステータスが表示されます。[Ins]キーを押してください。 ミラーリングされたディスクパーティション(論理パーティション # 2 ) 同期 - デバイス # 1 IBM DORS-32160W ④ WA6A (5D000000) ミラーリング可能なデバイス一覧が表示されます。ミラーするデバイスを選択して [Enter]キーを押してください。 利用可能なディスクパーティション デバイス # 2 IBM DORS-32160W デバイス # 3 IBM DORS-32160W デバイス # 4 IBM DORS-32160W 45 WA6A (5D000001) WA6A (5D010000) WA6A (5D010001) ⑤ 以下の画面が表示されます。まだパーティション上にデータが存在しないため、瞬時に パーティションの同期が完了します。[Esc]キーまたは、[F10]キーを押してください。 ミラーリングされたディスクパーティション(論理パーティション # 2 ) 同期 - デバイス # 1 IBM DORS-32160W 同期 - デバイス # 3 IBM DORS-32160W ⑥ WA6A (5D000000) WA6A (5D010000) 以下の画面が表示されます。ミラー操作を終了する場合は、[Esc]キーまたは、[F10] キーを押してください。 ディスクパーティションのミラーリングステータス ミラーリング済み: ミラーリングなし: ミラーリングなし: デバイス 1,3 デバイス 2 デバイス 4 46 3.6 インストール終了後の作業 (1) DOS システムファイルの編集 インストール終了後は、「CONFIG.SYS, AUTOEXEC.BAT」内の CD-ROM ドライバ を無効(REM)にしてください。 CONFIG.S G.SYS FILES=20 SHELL=C:\COMMAND.COM /E:512 /P:AUTOEXEC.BAT REM REM DEVI EVICE= CE=C:\DEV\ATAPI_CD.S D.SYS /D:M /D:MSCD000 /I:0 AUTOEXEC. EC.BAT BAT REM REM C:\DOS DOS\NWCDEX.EXE /D:M /D:MSCD000 /M:12 /V @ECHO OFF PROMPT $p$g PATH C:\;C:\DOS; SET TEMP=C:\TEMP (2) セカンダリブートディスクの設定 ミラーリング/デュプレキシングを行っている場合は、以下の手順に従って、プライマリ DOS パーティションのファイルをセカンダリ DOS パーティションにコピーしてくださ い。 プライマリ DOS パーティションは、C:ドライブ、セカンダリ DOS パーティションは、 D:ドライブとして認識されています。 ① DOS のシステムファイル、および NetWare のモジュールをコピーします。 FT1200 サーバ環境キットを A:ドライブに挿入し、 バッチファイルを起動してください。 A>CD DOSINST A>MIRDOS SERVER.312(NWSERVER) [NetWare DIR] 注意: ② バッチファイルは、以下のディレクトリ内容のみをコピーします。 他のディレクトリを作成してある場合は、MD,COPY コマンドを使用して コピーしてください。 ¥,¥DOS,¥DEV,¥TEMP,¥NetWare DIR(指定 NetWare ディレクトリ) 以下のメッセージが表示されたら、DOS パーティションのファイルコピーは終了です。 DOS Partition Copy Complete ! 以上で NetWare/IntranetWare のインストールは終了しました。 サーバを再起動してください。 47 (3) パッチ/アップデートモジュールの適用 NetWare/IntranetWare を安全に運用するためには、ノベル株式会社が提供している最 新のカーネルパッチおよび、アップデートモジュールの適用が必要です。 これらのモジュールは、カーネル(OS 本体)のバグ修正および、NLM ユーティリティ のバグ修正/機能拡張を行います。 (3.1) モジュールの入手経路 モジュールは、以下のインターネット URL から入手することが可能です。定期的に参照 して、最新のモジュールを入手/適用するようにしてください。なお、適用方法について は、モジュールに含まれるドキュメントを参照してください。 URL W.W.W 名称 インターネット 注意: Novell Japan World Wide Web http://supportj.novell.co.jp/misc/patlst.htm 本サーバ環境キットを使用して、NetWare 3.12J をインストールした場合、 『312PTAJ2』, 『LANDR9J』, 『DSKDR1JA』が、IntranetWare をイン ストールした場合、『DSKDR1JA』が適用されますが、更に新しいモジュー ルが公開された場合は、それらを適用してください。 (3.2) NetWare 3.2J Enhancement Pack の補足事項 NetWare 3.2J をご購入の場合、『NetWare 3.2J Enhancement Pack』CD が、添付 されております。NetWare 3.12J インストール後に「NetWare 3.2J インストールガイ ド−NetWare 3.2J のインストール」を参照して、必ず適用してください。 なお、適用するにあたり、以下の補足事項がありますので、注意してください。 ① 本 サ ー バ 環 境 キ ッ ト を 使 用 し て 『 312PTAJ2 』 適 用 後 に NetWare 3.2J Enhancement Pack をインストールすると、C:¥SERVER.312¥STARTUP.NCF 上の「PMLOAD」行が二重になります。 最新の『312PTxJ』がインストールされているディレクトリのダイナミックパッチ をロードするように、「PMLOAD」のパスを変更してください。 『312PTAJ2』適用後に NetWare 3.2J Enhancement Pack をインストールした場 合は、 NetWare 3.2J Enhancement Pack に含まれるパッチ『312PTCJ』の方が 新しいので、そちらの「PMLOAD」行のみを有効にします。(古い PMLOAD 行を リマークします。) START ARTUP.NCF REM REM THE FOLLO LLOWING LINES WERE ADD ADDE DDED BY THE 3.2 ENHANCEM CEMENT PACK ACK INSTATLLA TLLATION LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥CPUCHECK ECK LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥START ART REM REM END MODI ODIFICAT CATIONS MADE BY BY THE 3.2 ENHANCEM CEMENT PAC PACK ACK INSTALLA LLATION Set Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 SET Display Lost Interrupt Alerts = OFF REM REM LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART¥PM312 REM REM PMLOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART LOAD VGADISP ・ 48 (3.3) カーネルパッチアップデート時の補足事項 カーネルパッチを最新のモジュールにアップデートする場合、以下の補足事項があり ますので、注意してください。 【NetWare 3.xJ-312PTxJ】 ・ パッチモジュールは、同一ディレクトリに上書きしてください。別ディレクトリに インストールした場合、C:¥SERVER.312¥STARTUP.NCF の PMLOAD 行のパス を変更する必要があります。 ・ ¥NATIVE¥AUTO ディレクトリに含まれるパッチモジュールは、STARTUP.NCF からロードしたり、PMLOAD コマンドを使用してロードすることはできません。本 サーバ環境キットをインストールすると、C:¥SERVER.312¥PATCHES ¥AUTOPT.NCF ファイルを使用して、一括ロードできるようになります。 しかし、別ディレクトリにインストールした場合や、パッチモジュールが増えた場合 には、AUTOPT.NCF ファイルを編集する必要があります。 ・ 最新のパッチモジュール 312PTxJ を上書きしても、SERVER.EXE を修正するス タティックパッチ(JLOADER.EXE)のアップデートは行われませんので、以下の 方法に従ってアップデートしてください。 ① 最新パッチモジュールをインストールしたディレクトリ上の LSWAP ユーティリ ティを、DOS 上で起動してください。 C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥LOADER>LSWAP C:JLOADER.EXE C:¥SERVER.312¥SERVER.EXE 注意: 以下のメッセージが出力された場合は、既に SERVER.EXE に最新のスタテ ィックパッチが適用されていますので、「N」で中止してください。 WARNING!!:The Server File contains a loader that is same or newer than the loader File you are attempting to swap in! Do you want to continue anyway ? (Y/N)? N 【IntranetWare-IWSPxJ】 IWSP4JC 含まれるスタティックパッチ(LOADER.EXE)は、IWSP4JB に含ま れる LOADER.EXE より古いファイルです。そのため、IWSP4JB 適用後に IWSP4JC を適用しても、インストールユーティリティによるスタティックパッチ (LOADER.EXE)の変更(ダウングレード)が行われませんので、以下の方法に 従ってダウングレードしてください。 ① IWSP4JC に含まれるスタティックパッチ(LOADER.EXE)を C:¥NWSERVER にコピーしてください。 COPY Drive:¥COMMON¥PK411¥DOSV¥LOADER.EXE C:¥NWSERVER ② DOS 上で、最新パッチモジュールをインストールしたディレクトリ上の LSWAP ユーティリティを起動してください。 C:¥NWSERVER>LSWAP C:LOADER.EXE C:SERVER.EXE 注意: ダウングレードのため、以下のメッセージが出力されますが、「Y」で続行し ます。 WARNING!!:The Server File contains a loader that is same or newer than the loader File you are attempting to swap in! Do you want to continue anyway ? (Y/N)? Y 49 (3.4) 弊社評価環境 なお、弊社(三菱電機株式会社)では、以下のパッチ/アップデートモジュールを使 用して、本製品の評価を実施致しました。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J カーネルパッチ 312PTDJ IWSP4JC アップデート 3.2J Enhancement Pack IntranetWare Support Pack モジュール v4.0J (IWSP4JC) 312PTCJ.EXE DSKDR1JA 312JNUP1.LZH 312JVUP1.LZH 312Y2K2J.EXE AFP11J.EXE AIO312J1.EXE ASYNCUP1.EXE CDUP4JA.EXE COMCHECK.LZH DSKDR1JA.EXE IDEJ1.EXE IPXDOCJ.EXE IPXRTRJ1.EXE LANDR9J.EXE LCON31UP.EXE LIB312J.EXE NAM312J2.EXE PRNTDVJ1.EXE PSERVJ4.EXE SBACK6J.EXE STRTL5J.EXE TCP188J.EXE TCPN04AJ.EXE UPSJ1.EXE 50